日本橋三越本店は5月21日、本館屋上にビアガーデン「日本橋」をオープンした。9月19日まで。同ビアガーデンは今年で開設10年目。都内のデパートでは最大級の700席を用意する。同ビアガーデンでは、料理30種類以上、ドリンク20種類以上をそろえる。食べ放題バイキングの料金は、成人男性3,901円(飲み放題付き)、成人女性3,401円(飲み放題付き)。高校生3,401円、中学生以下1,601円。乳児無料。三越ビアガーデン担当者は「今年は和食メニューを強化し、売り上げ前年比105%を目指す」と意気込む。担当者によれば、同ビアガーデンの利用客は日本橋のオフィスワーカーが多く、胃にやさしいヘルシーな料理、家庭の味を求める声が多いという。同ビアガーデンはこのような需要に応えるため、今年は「和食」をメインにメニューを開発。初登場の和食メニューとして、ひじきと野菜の彩煮、大根なます、高菜ごはん、五穀米入りひじきご飯、炭火焼とりつくね、蒸し鶏のワサビソース、わらびもち、抹茶プリン、生どらやきなどを用意した。また、今年初めて「ケーキ持ち込みサービス」を導入する。これは同店食品売り場でケーキを購入後、ビアガーデン受け付けでこれを預け、指定した時間にスタッフが席まで持参するというもの。この他に「ビアガーデンで祝うアニバーサリー」と題し、誕生日会や記念パーティー場としてビアガーデンを利用する提案を行う。今年3月には商業施設「コレド(COREDO)室町2・3」が同店向かいに開業し、客層の幅が広がってきているという。担当者は「初めて日本橋を訪れた方にも気軽に、当ビアガーデンを利用していただきたい」と語る。営業時間は17時半から21時半まで。
2014年05月21日日本橋三越本店では、5月11日の母の日を前に全館キャンペーンを展開し、様々なギフトの提案をしている。会期は11日まで。母の日の定番ギフト「花」では、同店本館5階インテリア雑貨コーナーにあるプリザーブドフラワーショップ「ベル・フルール」の大輪のバラをあしらったオールラウンドアレンジ(5,400円)を紹介。同コーナーでは3日と5日、フラワーデザイナー今野亮平によるフラワーアレンジワークショップを開催し、自分で作ったアレンジメントを贈る提案を行った。近年、花に代わるギフトとして注目が集まる「スイーツ」では、ピンクのストロベリークリームで仕上げ、ありがとうの気持ちを込めたマーガレットと苺を飾り付けた紅茶が香る「フォーナム・アンド・メイソン」の母の日限定ロールケーキ(1,200円)、透き通った錦玉羹に羊羹を合わせ、カーネーションを表現した「両口屋是清」の「贈る花」(700円)など、お花をモチーフにした可愛らしいスイーツを取りそろえる。また、母の日を親子でゆったりと過ごせるよう「東京会館」では、お重の中に料理を彩りよく盛り付け、刺身や蕎麦椀、鮑の陶板焼き、芋羊羹がセットになったお弁当「母の日御膳」(各日15食限定/5,400円)を期間中限定で用意。三越伊勢丹グループは、昨年から「母の日は家族写真記念日。」と題して母の日キャンペーンを展開。今年3月にオープンした「はじまりのカフェ(Hajimarino cafe)」では母親を中心とした家族写真を撮影し、オリジナルタブロイド判フォトブックを作成するサービス(1冊6万2,000円、3冊11万2,000円)を提供している。また、「エヌティティドコモ(NTT docomo)」とコラボレーションして「イエ・ラブ・ゾク写真展」も開催している。
2014年05月07日銀座三越は、ゴールデンウィークを迎えるにあたり、帰省客や国内外の観光客に向けた銀座のみやげ物を紹介している。5月6日まで。銀座は国内外の有名ブランド店を始め、老舗和洋菓子店や劇場などが立ち並び、ゴールデンウィーク期間中は帰省客や国内外からの観光客が多数訪れる。銀座三越担当者によれば、2014年4月の外国人観光客の買い上げは前年比180%の伸びがあり、外国人顧客へのみやげ需要も見込まれるという。同店ではこのような顧客に対するみやげ需要を見込み、同店限定の和洋菓子、雑貨などを取りそろえる。赤坂柿山の歌舞伎柄ぽちおかき(24枚入り2,500円)は、歌舞伎にちなんだ和紙のぽち袋に入った赤坂柿山のおかき。東銀座駅前に位置する歌舞伎座は、再開場1周年を迎える。銀座ふるやの団八詰合せ(1,200円)は、求肥をどら焼きの皮で包み、羊羹(ようかん)でコーディングした銀座三越オリジナル商品。しょうが、ごま、季節の味の3種類の詰め合わせ。もちっとした求肥の食感と羊羹がハーモニーをなす。デセール・テ ケーク カヌレ(1,100円)は、熊本県産の米粉を使用し、しっとりと焼きあげたカヌレ型のケークは、女性客に人気だという。デセール・テは、紅茶に合わせて楽しめるオリジナルスイーツを展開する銀座三越オリジナルスイーツブランド。フードだけでなく、銀座ならではのアイテムもある。ルサックアダム ハンドバッグ(1万8,000円)は、歌舞伎の定式幕(黒・柿・萌黄)をモチーフにしたハンドバッグ。和装にも合うボックス型のシルエット。現代美術家・山口晃作の「新東都 名所東海道中 日本橋 改」(1点限り25万円)は、日本橋を描いた「現代の浮世絵」。首都高速に太鼓橋の日本橋が架かり、江戸時代に魚河岸として栄えた同所を思わせる魚売りの姿もビルの間に見える。同店8階ギャラリーでは29日まで「Japanese Avant-grande NEO-UKIYOE展」を開催している。
2014年04月28日三越は4月1日、今年日本初の「デパートメントストア宣言」から110年を迎えるのを機に、57年ぶりにショッピングバッグを一新し、日本橋三越本店本館1階ライオン口正面入り口にてお披露目記念セレモニーを行なった。「デパートメント宣言から110年。そして、次の100年をスタートするにあたり、ショッピングバッグリニューアルを決めた。友禅をデザインに採用することでショッピングバッグ自体がアート作品となり、世界一のショッピングバッグであると自負している。単なる紙袋としてではなくアート作品として眺めて欲しい」と中陽次・三越日本橋本店長。セレモニーでは、これからの新しい未来への門出を祝い、江戸消防記念会第一区の団員達が木遣りを歌いながら登場。ショッピングバッグお披露目を祝う木遣りの他に、纏ふり、江戸時代からの伝統を受け継ぐ、はしご乗りの演技を披露。ポスターにも採用された「腹亀」のポーズをはじめ、八艘・腕だめ・月流しなどの演技を次々と行ない、演技が決まる度に観衆から感嘆の声が上がり、拍手が送られた。ショッピングバッグのデザインを手掛けたのは友禅作家で人間国宝の森口邦彦。森口が着物のためにデザインした「白地位相割付文 実り(しろじいそうわりつけもん みのり)」を元に、立体的な構造を考慮した上でデザインの配置を再設計した。バッグの4面に描かれた幾何学模様の黒い部分が少しずつ変化し柄が動いているような、躍動感のある表情を見せる。森口氏は「40年以上一点ものの着物を作り続け、その一点を好きになってくれる人のためを思って着物を作ってきた私にとって、何千万人という人が持ち歩くものを作るというのは新しい挑戦だった。依頼をいただいた時、正直戸惑いはあったが、伝統文化を身近に感じてもらえるまたとない機会だと思い引き受けた。日本橋を始め、三越のある町がこのショッピングバッグで埋め尽くされることを想像すると緊張と喜びの気持ちでいっぱい」と語る。
2014年04月02日三越のシンボル・ライオン像が設置されてから100年を迎える2014年。日本橋三越本店は、「三越ライオン像 100歳の誕生日」を祝う企画として、ライオンにちなんだ商品の販売やイベント、展示などを開催する。会期は、4月1日から8日までの一週間。メイン会場となる本館1階中央ホールには、同じく100周年を迎えた「森永ミルクキャラメル」とのコラボレーションカフェが期間限定でオープン。お菓子作りのワークショップやデジタル・サイネージ(電子展示)による三越ライオン像100年の歴史紹介ビデオ上映なども行う。各食品ブランドからは、ライオンにちなんだ和菓子や洋菓子、弁当の数々。クッキーやマカロンにキャンディ、上生菓子、どら焼きと、ライオンの顔をモチーフにした可愛らしい商品が特別販売。デザインやパッケージにも凝った、こだわりの商品だ。期間中に食品フロアに登場するライオンモチーフのアイテムは総数3,000頭以上となり正に“ライオンづくし”の祭典となる。食品以外のフロアでも、ライオンをモチーフにしたアイテムを多数用意。「トリンプ」による「ライオン像ブラジャー」を始め、180万円相当の純金製のライオン親子や、「リチャード・ジノリ」の陶器といったインテリア雑貨、子供を対象としたライオンを探すスタンプラリーや、屋上ではライオン姿に扮した飼い犬と参加できるショー形式のイベントなど、館内全体が”ライオン一色”となる。期間中、同店の地下倉庫で保管されている5体のライオン像が、銀座線口や中央ホールなどに一斉にお目見え。熊本「お菓子の香梅」製作によるチョコレート製の等身大ライオン像や、森永ミルクキャラメルのパッケージで作られたピクセルアートのライオンオブジェ、金箔のライオン像も登場する。三越伊勢丹常務執行役員の日本橋三越・中陽次本店長は、「日本橋はいまや海外でも観光スポットとして注目され、日本のカルチャーをしっかりと発信していく場所となっている。『コレド(COREDO) 』のリニューアルもあり、街全体で楽しめる要素が増える。4月の増税対策も含めた“ライオンづくし”の催しで、当初は企画イベントで十分だと思ったが、従業員の気持ちが一つになったことで予想を遥かに上回る大規模な祭典になった。縁起の良いライオンの100周年をぜひ皆さんで祝って楽しんで頂きたい」と述べた。青銅製の2体のライオン像が同店に設置されたのは、1914年(大正3年)。本館完成に合わせて、当時経営トップだった日比翁助が「勇気と気品、度量の象徴」として設置。関東大震災や、太平洋戦争も乗り越えてきたライオン像は、三越の守り神として現在も愛され続けている。
2014年03月18日日本橋三越本店は、石川県の能登・金沢・加賀の名店約50社が出店するイベント「いしかわ百万石物語展」を3月5日から10日まで、同店本館7階催物会場にて開催する。創業天保元年、代々加賀藩の御膳所でお料理方として仕え、伝統ある加賀料理を今に伝える老舗料亭「大友楼」。鶏肉と金沢名物の「すだれ麩」や椎茸を煮込んだ加賀料理を代表する治部煮を始め、おめでたい席には欠かせない伝統料理「鯛の唐蒸し」が楽しめる会席御前をイートインで提供する。また、きんつばで有名な「中田屋」を始め、加賀藩御用達の老舗和菓子店「森八」、藩政から親しまれている生姜が効いた煎餅で人気の「柴舟小出」など、有名和菓子店が実演を行う他、高級魚のどぐろの旨さを引き出した「舟楽」の棒鮨や、名物の甘海老やウニ、鮪がどんぶりになった「金澤玉寿司」の百万石こぼれ寿司など、日本海の新鮮な海の幸を堪能できる。その他、北陸のご馳走を一層引き立てる石川県の地酒を特集。「車多酒造」の天狗舞や「福光屋」加賀鷲といった希少性が高い地酒を始め、「小堀酒造店」の萬歳樂 加賀梅酒17年熟成が同店先行で販売される。また、加賀友禅や輪島塗、九谷焼など、工芸の名店も多数出品。ブルゴーニュ用のワイングラスに、九谷焼伝統の絵付技法「青粒(あおちぶ)」の第一人者、仲田錦玉の加飾による壮麗なステム(脚)が付けられた「九谷ワイングラス」など、伝統とモダンが融合した逸品がそろう。
2014年03月05日日本橋三越本店は、「スープと主食」をテーマに4人の料理家が考案した曜日別レシピと共に、朝食の時間と空間を彩る器や道具をクローズアップしたイベント「朝食は王様のように 7DAY'S RECIPES」を3月5日から18日まで、同店本館5階キッチン雑貨コーナーにて開催する。本イベントは、アメリカの栄養学者、エイデル・デヴィスによる格言「朝食は王様のように、昼食は王子のように、夕食は貧者のように」という言葉のとおり、一日の始まりとして重要なエネルギー源である朝食を豊かに楽しんでほしい、という思いから企画されたもの。今回のために、20名の作家がスープ用のボウルをオリジナルで製作。三浦愛子や池田優子、シモヤユミコなど、現在、注目を集める人気作家の作品が一堂にそろう(各10点限定)。ボウルは、春の朝食をイメージしたデザインで、1人前のスープの量(=約200ml)が美しく収まるサイズになっている。更に、ワンプレートでコンパクトに朝食を楽しめるようデザインされた、スープと主食を乗せるディッシュトレイを用意。料理を美しく見せるために、仏像の顔や建築、生け花など、日本古来より用いられている美の指標「大和比(1:1.4)」と、料理と器の余白として最適と言われる「7:3」の比率を基に算出されたサイズ(=25×35cm)のトレイを、高塚和則ら4名の作家が特別に製作している(50点限定)。また、スープなどスロークッキングに最適な調理器具も紹介。「ストウブ」「ルクルーゼ」「シャスール」の鋳物ホーロー鍋やフライパンを展開する他、先月、数年ぶりにスペックが改良されたハンディ・フードプロセッサー「バーミックス」の新商品が登場する。レシピを考案したのは、坂田阿希子、フルタヨウコ、渡辺有子、なかしましほの4名。ファッション誌や広告など、第一線で活躍する料理家達が、旬の春野菜を使用して、曜日別の気分に合わせたオリジナルレシピを提案する。会期中、「朝食とすてきな暮らし」をテーマにクッキングトークショーも開催。3月8日/坂田、9日/フルタ、15日/渡辺、16日/なかしまによるデモンストレーションと試食が楽しめる。時間は各日13時から14時まで。
2014年03月04日銀座三越は2月25日、フレグランスコーナーを地下1階へ移設しリニューアルオープンした。同店では、百貨店での取り扱いが少ないヨーロッパの香水専門業者や調香師が手掛けたメゾンフレグランスを10ブランド200種類以上そろえる。また、7.5から15mlの”バッグインサイズ”(小さなバッグにも入りやすいサイズ)のフレグランスコーナーも新設された。昨秋日本に初上陸した「アトリエ・コロン(Atelier Cologne)」の「コロン・アブソリュスプレイ」(全3種、各7.5ml/3,150円)や、世界で初めてイチジクをテーマに香りを創造するなど独創的な香りで顧客を魅了する老舗メゾン「ラルチザン パフューム(L’Artisan Parfumeur)」のベストセラー「ミュール エ ムスク」と「プルミエ フィグエ」のオードトワレ(15ml/4,200円)のバッグインサイズを数量限定発売。英国王室御用達ブランド「ペンハリガン(PENHALIGON’S)」からは、本物のオールドイングリッシュローズを贅沢に使用した「エリザベッサン ローズ」と、オリエンタルかつフレッシュな香りが印象的な「エンディミリオン」がバッグインサイズになって数量限定発売。リニューアルオープンを記念して、限定キットが7種、購入者向けプレゼントが3種用意されている。また、3月5日からは、フランスのナチュラルコスメブランド「シゲタ(SHIGETA)」から同店のために特別にブレンドしたパフュームオイル「ギンザ ストーリー(Ginza Story)」(10ml/6,495円)も登場。ビターなシトラス系とジャスミンのフローラルな香りがミックスしたエレガントな香りで、持ち運びに便利なロールオンタイプ。銀座の街を歩く大人の女性をイメージして作られたという。同ブランド主宰チコ シゲタ(Chico Shigeta)がパフュームオイルをプロデュースしたのは初となる。同店の担当者によると、香りはファッションの最後に纏うものという印象だったが、最近はメイクに合わせて香りを選ぶという顧客も増えてきたため、買いまわりしやすいように化粧品と同じフロアへの移設することになったという。国内外、メゾンフレグランス、ファッションフレグランスを含めて250を超えるフレグランスが並び、香りのスペシャリスト、パルファム ソムリエールがお客様の好みやライフスタイルに合わせた香りを提案する。「以前から同店ではアトマイザーを同時購入するお客様が多かった。お客様はフレグランスを持ち運ぶ習慣があると感じ、そのニーズに応えるために、メゾンブランドを中心にバッグインサイズを特別製作した。メゾンブランドの香水でバッグインサイズは少なかったが、香水がドラッグストアでも購入できる時代だからこそ百貨店ならでは品ぞろえにこだわった。感度の高い客層に向けて香水を身につける文化を広めて行きたい」と三越伊勢丹婦人雑貨統括部化粧品の入月雅子バイヤー。
2014年02月28日フランスの高級レザーブランド「カミーユ・フォルネ(Camille Fournet)」のパターンオーダー会が、2月26日から3月4日まで、伊勢丹新宿店メンズ館1階バッグプロモーションで開催されている。オーダー会では、カーフ4種、リザード、パイソン、オーストリッチに加え、今回、新たにアリゲーターが登場。アイテムは、最も人気が高いラウンドファスナー長札入れを始め、カードケース、小銭入れ、パスケース、ビジネスバッグや女性用のトートバッグを展開。カラーは全部で約60種用意されており、レギュラーのアイテムでは展開されていないカラーも本イベントではオーダーが可能となる。会期は、3月12日から18日まで銀座三越、3月26日から31日まで日本橋三越本店でも順次開催される。同ブランドは、1945年、馬具職人だったカミーユ・フォルネによってパリ・ピカデリー地方で創設。以来、「カルティエ」「パテック・フィリップ」「ショパール」を始めとする世界の高級ブランドの革ベルトを製作している。クロコダイルやオーストリッチ、リザードなど、エキゾチックレザーは最も良い部分のみを使用。職人による一貫した手仕事により、丈夫でステッチを活かした美しいフォルムを実現。その高い品質と技術により、現在も多くの一流時計ブランドがカミーユ・フォルネの時計ベルトを採用している。1980年代に入ると、世界で初めて時計ベルトにカラーを採用。時計ベルトをファッションアイテムとして提案した初のブランドとして知られており、現在は時計ベルトだけでなく、バッグやスモールレザーグッズなど展開アイテムを拡大している。
2014年02月27日日本橋三越本店は、本館1階中央ホールで写真家山村善太郎の写真展「暮らしの中の ー御神木ー 日本人のこころ」を2月5日から11日まで開催する。入場無料 。日本全国にある御神木の写真を展示。写真家の山村が北は北海道、南は沖縄までの15都道府県を約2年半の歳月を掛けて撮りためた貴重な写真がそろう。樹齢数100年以上とも言われ、威厳と風格を持ち神のようにあがめられている巨木「御神木」。古来より日本人は四季折々の自然に対して畏敬の念を抱き、そこに神様を信仰するようになったと言われている。本来なら神社の境内や参道に存在している御神木だが、ここ100年の文明発展、都市化が進むに連れ元々あった神社境内などが脅かされ、神社は無くなったが御神木だけが残っている場所もあるという。そのような一風変わった御神木も含め、約100点の写真を披露する。
2014年02月04日山田洋次監督の最新作『小さいおうち』の公開を記念して8日から、東京・日本橋三越本店本館にて映画の世界観をイメージした「昭和モダンカフェ」が期間限定オープンした(1月28日(火)まで)。割烹着姿の店員が出迎える店内では、懐かしの昭和スイーツや飲み物が味わえるほか、撮影で使用された小道具や着物、赤い屋根の“小さいおうち”オブジェが展示されている。その他の画像オープンを記念して、山田監督と本作に出演する女優の黒木華が来場。「少年時代、三越に行くのは年に1、2度の大きなイベントで大変うれしかったことを覚えている。こうした場所を設けてもらい、とてもありがたい」(山田監督)、「私も来てみたい」(黒木)と喜んでいた。中島京子氏の直木賞受賞小説を原作に、昭和初期、東京郊外に建つ赤い三角屋根の“小さいおうち”に暮らす若奥様・時子の秘められた恋愛模様が、女中のタキ(黒木)の視点から描かれる本作。主人公・時子を『隠し剣 鬼の爪』以来9年ぶりに山田監督作品に出演した松たか子が演じている。山田監督は「小説には昭和10年代の生活が『そうそう、そうだった』と思えるほど生き生きと描かれていた。僕もぜひ、こんな映画が作りたいなと思った」と本作への熱い思いをコメント。「当時は、今の人たちが思う以上に皆がおしゃれだった。背景には戦争が近づいている暗い世相もあるんだけど、どこか平和で穏やか。暮らしの文化というものが確かにあった」としみじみ語っていた。黒木は“山田組”に初参加し、「最初はすごく緊張しました」。それでも「監督がとても優しくしてくださって、安心しました。現場に通うのが楽しみになりました」と振り返った。女中という役どころに「着物や割烹着での生活は、なかなか機会がないもの。女中さんの仕事を毎日やっているように見せるのが難しかったです。とても勉強になりました」と話していた。『小さいおうち』1月25日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年01月08日三越伊勢丹のチャリティーキャンペーン「メリー グリーン クリスマス」が12月4日より三越伊勢丹グループ・協力店計37店舗で開催される。2006年より始まった同キャンペーンは今回で8年目を迎え、昨年度までに1億6,500万円あまりがグリーンサンタ基金を通じて、子供達への国産木材製品の寄贈や森作りなどの活動に寄付されている。今年もチャリティーアイテム「ベアサンタBE@RBRICKストラップ」(各300円・内100円がチャリティー金)を販売。生き物達が集う緑の森を意識させるフォレストグリーン、ストロベリー、ミントグリーンなどのカラーバリエーションで3種類のアイテムを展開する予定。スマートフォン対応のイヤホンジャックピン付き。また伊勢丹のクリスマスキャンペーンのイラストレーションを手掛けるフィンランドのアーティスト、クラウス・ハーパニエミのイラストと物語をおさめた「ワンダークリスマスチャリティブック」(各300円・内100円がチャリティー金、一部店舗を除く)の販売も始まっている。
2013年11月28日三越伊勢丹と三井不動産は21日、再開発が進む日本橋にて三井不動産が手掛ける高級賃貸レジデンス「パークアクシスプレミア日本橋室町」において、両社が連携した初めてのサービスをスタートさせると発表した。「パークアクシスプレミア日本橋室町」は、低層部に「COREDO室町2」「TOHOシネマズ日本橋」がオープンする複合ビル、「室町古河三井ビルディング」の最上階4フロア(18~21階)を占める54戸のラグジュアリー賃貸住宅。最上階4フロア(18F~21F)屋上庭園やロビーラウンジ、最高3.0mの住戸内天井高、エネルギーマネジメントのスマート化など、「パークアクシス」の中でも最高水準の居住性能を誇る。居住者向けの新サービスは三越日本橋本店によって提供される。住宅専属コンシェルジュと三越との連携により、買物の相談やお手伝いをはじめ様々な要望にきめ細かく答える「日本橋三越御用聞きサービス」がその中心。家事代行・お食事宅配・オーダーメイド旅行企画など上質な暮らしに便利なコンテンツを取り揃えた有料サービスメニュー、カルチャーサロン入会優待や三越劇場優先予約等のサービスなども提供される。
2013年11月23日三越伊勢丹の基幹3店(伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越)で、「三越伊勢丹デザインウィーク2013(ISETAN MITSUKOSHI DESIGN WEEK 2013)」が23日よりスタートした。注目は、伊勢丹新宿店のメイン企画で、「マルニ木工」と「ミナ ペルホネン(mina perhonen)」の初コラボレーションとなる「ふしとカケラ」(本館1階ザ・ステージ)。深澤直人がデザインしたマルニ木工のアームチェア「HIROSHIMA」に、ミネ ペルホネンの余り布でパッチワークした生地や、使い込む内に擦れたところから別の色が現れ経年変化が楽しめる新作ファブリックを使用したオリジナルチェアが登場。100脚限定生産とレアな逸品を目掛けて開店前より行列ができていた。イベントでは「HIROSHIMA」の座面の形をしたミナ ペルホネンの限定バッグも3種用意。会期は29日まで。本館5階リビングフロアでは、「マリメッコ(Marimekko)」の限定品や廃盤になったファブリック、食器、ステーショナリーなどがそろうマーケット「マリカウッパ(MARIKAUPPA)」がオープン。新作「ウエザー・ダイアリー(Weather Diary)」の食器を始め、人気のプケッティ柄を使用した伊勢丹限定カラーアイテムが数量限定で登場。会期前より問い合わせが殺到しているという。その他、北欧デンマーク家具の代名詞ともいえる「フリッツ・ハンセン(Fritz Hansen)」のセブンチェアに英国ファブリックブランド「デザイナーズギルド(DESIGNERS GUILD)」の生地を張ったコラボチェアや、家具デザイナー・尾方新一の「ビーン・スツール(BEAN STOOL)」、陶芸家ルーシー・リーに影響を受けた若手陶芸家(青木良太、田村一、竹村良訓、田中信彦)をフィーチャーした「ライフ・イズ・アート(LIFE is ART)」、漫画『へうげもの』とコラボし茶道具を集めた「Chanoyu Oribe-tique」など多彩なイベントが開催されている。また、日本橋三越本店では、絵本作家・いちかわともこが手書きで描いた限定のマトリョーシカが29日まで展開。銀座三越ではifs未来研究所所長・川島蓉子による空想デパート「川島屋未来百貨店」がオープンしている。三越伊勢丹では「HAND MADE BY/FOR ME(私による私のためのハンドメイド)」をテーマに、11月5日までの会期中、全30を超えるイベントが予定されている。
2013年10月23日今年で7回目となる「TOKYO KIMONO WEEK 2013―きもの・和・日本橋―」が10月17日にスタートした。同日にオープニングセレモニーが開催され、TOKYO KIMONO WEEK実行委員長の桟敷正一朗氏、三井不動産日本橋街づくり推進部長の新原昇平氏に加え、初の連携企画を実施する三越日本橋本店長の中陽次氏と高島屋日本橋店店長の亀岡恒方氏が登壇した。「TOKYO KIMONO WEEK 2013」は、日本橋地区の約90店舗が参加する。歌舞伎俳優の市川海老蔵や中村獅童によるトークショーや恒例の日本橋での「きもの大集合写真」など多数の企画が29日まで予定されている。三越日本橋本店と高島屋日本橋店はイベントに合わせ同時期に着物催事「三越のきものフェスタ」と「高島屋きものウイークス~伝統と美の継承~」を開催し、両店連携のスタンプラリーも実施。三越では仕立て上がりの着物を中心とした次世代着物ショップ「華むすび」を10月23日にオープン。高島屋では23日から29日まで日本伝統の織物文化を紹介する「川島織物展」を予定している。初めて羽織袴に袖を通したという三越日本橋本店の中店長は、「三越は日本橋本町1丁目に第一号店を開いてから340年間呉服屋をやってきた。日本橋の両百貨店は今でも日本一の規模と情熱で呉服売り場を作っている。着物文化はもっと進化させ、成長させるべきもの。この秋も新しい着物の可能性を狙って売り場に手を入れ、着物を着る場を創造していきたい」と語った。高島屋日本橋店の亀岡店長は、「(着物文化の)イノベーションのためには、守って育てて継承していくことを決め、それ以外を変えていくべき。日本橋という土地、呉服、着物に携わるすべての方々の気持ちを大切にして、新しい店や会社を作っていきたい」と話し、スタンプラリーの景品として三越と共同でデザインした手ぬぐいを披露した。
2013年10月18日三越伊勢丹ホールディングスは、三菱地所・サイモン株式会社が運営する「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡県御殿場市深沢1312)に8月16日より「イセタンアウトレットストア」出店する。営業面積は約246平方メートル。婦人服と婦人雑貨のみを取り扱い、値下げ率は定価の50%程度。御殿場アウトレットへは2011年に期間限定出店しており、今回は常設店として、佐野(栃木県)、酒々井店 (千葉県)、阿見(茨城県)に次ぐ4号店となる。同社は、生活行動圏や百貨店空白エリアなどの新たな販売チャネルで、その地域特性に応じた規模や商品構成を行う中小型店舗を積極的に開発。その一貫として、アウトレット出店を始め、コスメ編集ショップのイセタンミラーや、空港内の羽田ストア、海老名サービスエリアのポップアップショップなどを展開。今後も多店舗化を検討していくという。
2013年08月14日日本橋三越本店 の本館・新館食品フロアで、5月15日(水)~21日(火)の1週間、TOMATOウイークが開催される。カゴメと三越伊勢丹の共同企画商品“スウィートルビー”今、栄養学の世界で注目されている、植物中の色素や苦味などの成分「フィトケミカル」。この夏、日本橋三越では5大栄養素、食物繊維に次ぐ【第7の栄養素】とも呼ばれるフィトケミカルの中から、赤の色素に注目。食材として多くの可能性を秘めているトマトをピックアップし、フレッシュトマトから惣菜、スウィーツまで多彩な美味しさをご紹介。5/29から始まる三越のお中元でも展開する”スウィートルビー”、貴重な完熟トマトだけで作ったジュースが、一足早く地下1階フードコレクションにお目見えします。■貴重な完熟トマトだけで作った“スウィートルビー”※上記写真ポルトガルで育ったフルーツのように甘い高糖酸比トマトを使い、独自の製法で仕上げたカゴメと三越伊勢丹共同企画された、デザートワインのようにディナー後に飲みたいトマトジュース。<カゴメ×三越>スウィートルビー…1,050円(500ml)※本館地下1階フードコレクション■新定番にしたいトマトの和・洋菓子<菓匠花見>トマト大福…189円(1個)島根<彩雲堂>野菜羹とまと…840円(1本)<マドモアゼルC>TOMATO BLOSSOM…630円(1個)※上記3点は本館地下1階和・洋菓子コーナーにて■家庭で楽しむトマトを使った銘店の味a.北海道<田中青果>ミニトマトのピクルス…630円(100g)b.静岡<岸商店>グリーントマトのカレーピクルス…350円(140g)c.鹿児島<fruits foresta果の菓>ドライフルーツトマト…389円(100g)日本人の味覚に合わせた甘酢ベースのピクルスと、熟す前の緑のトマトで作った風味爽やかなピクルス。ドライトマトはリコピンを多く摂れる、食べやすい人気商品。※本館地下1階 味匠庵・グロサリー<三條屋>甘酒トマト越乃寒梅粕仕込み…368円(270g)越乃寒梅の酒粕と完熟トマトのジュースを合わせた、冷やしていただく甘酒。(アルコール06%含む)※本館地下1階 三條屋■トマトの新しい美味しさコレクション高知<カフェ・デュ・グラス>トマトソフトクリーム…481円(1個)高知の特産フルーツトマトで作った無添加ソースでいただく、自家製ソフトクリーム。※本館地下1階フードコレクション神奈川<イスコ>トマトリコピン入りオリーブオイルスラット…1,890円(125ml)トマトの香味が楽しめるオリーブオイル。お刺身や肉料理、パンやフルーツにも。※本館地下1階フードコレクション新しいトマトの味との出会いに、是非足を運んでみて。 ・日本橋三越本店webサイト
2013年05月13日三越伊勢丹は、銀座三越8階ギャラリー(東京都中央区銀座4-6-16)で、江戸時代後期から幕末にかけて活躍した浮世絵師・歌川広重の傑作復刻版画、ならびに現代美術家・山口晃氏の新・浮世絵版画を展示する「浮世絵に見る江戸東京今昔 広重 名所江戸百景 傑作復刻版画展」を開催している。同展では、歌川広重の代表作「名所江戸百景」の復刻版画と、山口晃氏の日本橋をテーマにした伝統的木版作品を展示。歌川広重が描いた、江戸時代の日本橋ならびに江戸の風景と、山口晃氏が描いた、現代の日本橋や移り行く東京の風景を紹介することで、その対比を楽しめる内容となっている。展示作品は、歌川広重「日本橋雪晴」、山口晃「新東都名所 東海道中 日本橋 改(にほんばし あらため)」など。開場時間は10時から20時(最終日のみ16時まで)、展示期間は12月31日までとなっている。詳細は、同店ホームページを参照のこと。写真:歌川広重「日本橋雪晴」(アダチ版木版画 約340mm×215mm)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日12月27日より「生誕90周年記念 山下清展」が日本橋三越にて開催される。最後の大作「東海道五十三次」、本展が一般初公開となる「ソニコンロケット」、特別出展「菊(油彩)」など代表的な貼絵を中心に一般初公開の作品を含め約150点を展示。山下清作品管理事務局代表で清の甥である山下浩氏のギャラリートークも行われ、山下清の真の姿が浮き彫りとなる。1922年浅草に誕生した山下清は、軽い言語障害により入園した八幡学園で出合った「千切り絵」を彼独自の技法による貼絵へと昇華させた。1940年に突然学園から姿を消し、いくつかの職業を転々としながら千葉県内そして全国を放浪。時折帰宅すると旅先での風景を貼絵にした。清の作品を見て驚愕したアメリカのグラフ誌『ライフ』に行方を捜索され、放浪が終わった後はヨーロッパ他9か国を訪問した。その49年間の生涯は映画やテレビドラマにもなり、美術ファンのみならず幅広い層から支持されている。【イベント情報】生誕90周年記念山下清展場所:日本橋三越本店 新館7階ギャラリー住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1会期:2012年12月27日から2013年1月14日まで時間:10:00から19:00(12月31日は18:00、最終日は17:30閉場。ただし入館は閉場の30分前まで)料金:一般・大学生800円/高校・中学生600円/小学生以下無料休館日:2013年1月1日山下浩氏ギャラリートーク:2012年12月29日13:00/15:00(要入場)
2012年12月26日こどもが主役の街「キッザニア(KidZania)」と、アパレルメーカーのWORLD(ワールド)、三越伊勢丹は、初のコラボ企画として『キッザニア東京 ファッションデザインコンテスト』を、2013年1月12日(土)より実施する。このコンテストは、キッザニア東京の出展企業のワールドと三越伊勢丹が、“ファッション”をキーワードに連携し、より多くのこども達の夢を叶える為に、30デザインを製品化するというもの。製作面では、文化服装学院との産学連携により、こども達に広い視点で仕事の幅と理解を深めてもらうことを目指す。キッザニア東京のワールドのパビリオンでは、ファッションデザイナーの仕事を体験しデザイン画を応募、三越伊勢丹のパビリオンではこどもがバイヤーとしてデザイン画を買い付け、最終審査を経た30デザインは、文化服装学院との産学連携により実際の洋服に仕立てられる。応募方法は、ワールドの「ファッションブティック」パビリオンで、デザイナーの仕事を体験したこどもから、“パーティーに着て行きたい服”をテーマに、2013年1月12日(土)~2月8日(金)の期間中に募集をかける。1次審査として、こども達による投票が2月23日(土)~3月1日(金)に開催され、三越伊勢丹の「デパート」パビリオン特別アクティビティとして、こども達がバイヤーとなり、応募されたデザイン画から、実際に商品にしたいデザイン画を選ぶ。その後、プロのデザイナー・バイヤーによる投票が3月中に行われ、最終30デザインに選考を絞る。学生による衣装製作は4月から開始される予定で、入賞した30のデザイン画から文化服装学院の学生が洋服を製作する。ワールドのデザイナーパタンナーも指導するほか、入賞した30名のこども達を学校に招き、製作過程の見学も実施される予定だ。2013年夏休みには、入賞者30名の表彰式と製作された衣装をファッションショー・展示などで発表される。元の記事を読む
2012年12月11日百貨店業界の雄・三越伊勢丹が、12月5日(水)、ファッション情報サイト「FASHION HEADLINE」をオープン。この「FASHION HEADLINE」は、「百貨店のWebメディアへの積極的な対応を目的とした総合サービス」を目指し、株式会社三越伊勢丹ホールディングスが株式会社イードと共同で展開することを目的として、新合弁会社によって運営される。今回の共同運営には、三越伊勢丹の「上質で新しいライフスタイルの提案」というコンセプトの下、三越伊勢丹の情報はもちろん、時代の流行や売れ筋ランキングなどの最先端のファッション情報から、美容やライフスタイル、さらにはアートや映画まで、続々と最新の情報が配信されるようだ。新たなファッション情報サイトの出現に、女子たちの目は釘づけとなりそうだ。「FASHION HEADLINE」:
2012年12月05日日本橋三越本店では、10月24日(水)から11月6日(火)まで「DESIGNTIDE TOKYO2012」(デザインタイドトーキョー)に、エクステンション会場として参画。今年は「ロイヤルクリエーション」をテーマに、女子心をくすぐる上質でラグジュアリー、時代の感性を取り入れたデザインプロダクトやクリエーションを紹介する。まず注目したいのは、ロンドンを拠点に活動するブランド、「ANZU」の版画展「ANZU LONDON ロイヤルジュエルコレクション」(本館5階)だ。デザイナー、エレン・マクグラスの、鮮やかな色使いと繊細なタッチ、ロマンティックでキュートなイラストは国内外で愛され、トップブランドのイメージデザインにも採用されているほど。非日常の世界へと誘ってくれる。今回は、英国の百貨店、ハロッズやリバティでも人気の高いジュエリーコレクションから「Queen‘s Jewels(女王の宝石)」を発表。マリー・アントワネットのブレスレットに、ダイアナ元英国王妃愛用のケンッブリッジノットティアラなどをモチーフに、スワロスキークリスタルをふんだんに使った作品は、なんともゴージャスで美しい。【ANZU LONDON ロイヤルジュエルコレクション】会期:10月24日~11月6日会場:日本橋三越本店 本館5階 趣味雑貨倶楽部オーダー実演や体験教室も!ワクワクの“玉手箱”「My Sweet Decolife ~鏡の中のお姫様~」 >>本館5階インテリアステージを舞台にした「My Sweet Decolife ~鏡の中のお姫様~」も、女子垂涎の企画展。「お姫様の秘密の箱」と称し、若手作家がこの企画のためだけに“玉手箱”を制作。漆器もあれば、磁器もあるなど和洋折衷、ハンドメイドの技術を駆使し、作家のクリエーションを発揮した玉手箱はスペシャル感いっぱい。中に何をいれようか、ワクワクと心浮き立つこと請け合い!会期中はデコアーティストによるオーダー実演や体験教室を開催。この機会にぜひにオリジナルのキラキラアイテムを手に入れてみては。【My Sweet Decolife ~鏡の中のお姫様~】会期:10月24日~11月6日会場:日本橋三越本店 本館5階 インテリアステージ1点1点ハンドメイド!世界でにひとつだけ「恋する姫のワイングラス」 >>本館5階リミックススタイルで展開される「恋する姫のワイングラス」。若手ガラス作家20名が「ロイヤル」をテーマに、思い思いのワイングラスを作成。1点1点ハンドメイドで、世界にふたつとない逸品ばかりが100脚以上並んださまは圧巻!繊細で可憐なグラスもあれば、凛とした強さをもつ作品も。お気に入りの1脚が見つかれば、ワインがもっとおいしくなりそう。【恋する姫のワイングラス】会期:10月24日~11月6日会場:日本橋三越本店 本館5階 リミックススタイル人気作家のお姫様bag!「~気分はプリンセス~私を飾るbag展」 >>また、10月31日(水)から開催される「~気分はプリンセス~私を飾るbag展」(本館5階)も、うっとり度大!8組のクリエーターが、素材やデザインにこだわり”お姫様bag”を特別制作。ハンドメイドという希少価値の高さに加え、夢とロマンあふれ、乙女心をくすぐるbagは手にするだけで幸せな気分に。会場構成を手がけたクリエーター、RARI YOSHIO氏によるロイヤルな白いお城をコンセプトにしたインスタレーションも楽しみのひとつ。【~気分はプリンセス~私を飾るbag展】会期:10月31日~11月6日会場:日本橋三越本店 本館5階 リビングステージ女子の中に眠るお姫様願望を刺激し、うっとりとドキドキを与えてくれる企画展ばかりだ。女子度UPを目指し、足を運んでみては?お問い合わせ:日本橋三越本店TEL:03-3241-3311(大代表)営業時間:10:00~19:00(本館・新館の地階から3階は20:00まで。新館9・10階レストランは11:00~22:00) 取材/村上早苗
2012年10月25日12月、「坂東玉三郎特別公演」として、泉鏡花作『日本橋』が上演される。日本橋の花柳界を舞台に、お孝と清葉のふたりの芸者、医学士・葛木、お孝の馴染みの男・伝吾それぞれの姿を描いた名作だ。今回、玉三郎は斎藤雅文と共同で演出を手がけ、また、1987年の新派公演以来25年ぶりにお孝を演じる。玉三郎に本作への思いを訊いた。坂東玉三郎特別公演「日本橋」 チケット情報「『日本橋』は、ずっと上演したいと思いながら、なかなかできずにいました。というのもこの作品は、お孝、清葉、葛木、伝吾を演じる俳優が4人、きちんと揃わないと出来ないと思うのです。今回は経験のある方々が集まってくださいました」と玉三郎。奔放で艶やかなお孝と対照的に奥ゆかしく誠実な清葉を演じるのは、高橋惠子。また、清葉に思いを寄せながらもかなわず、やがてお孝と恋仲になる葛木役に、松田悟志。身を持ち崩しながらお孝に執着し続け、最後はお孝に殺される伝吾役には、永島敏行が扮する。「鏡花にとって、理想的な女性である清葉と、全てを持ち合わせた女性であるお孝は、ふたりでひとりの女性なのだと思います。醜いドロドロとした感情が制御されているのが清葉、全ての感情を持ち合わせているのがお孝。同じように、葛木と伝吾も、ふたりでひとりの男性です。鏡花はそうやって、別々のキャラクターとして表現しながら、結局はひとつの魂の境地を書いています」。独自の美学に貫かれた『日本橋』の世界。「花柳物であるとか男女の物語であるといったことより何より、その魂の在り方を観ていただきたいのです」との言葉に、作品への深い思いがうかがえる。「鏡花は芸術家と医者を尊敬していました。清葉は笛の達人ですから芸術家、葛木は医学士です。彼らは純粋な魂を持っていますが、お孝は人間の煩悩に翻弄されます。葛木も一瞬、お孝によって煩悩の世界へ引き入れられるけれども、出家することで断ち切って行くわけです。そして葛木と清葉は生き残ります。一方、お孝は、伝吾を殺し、自分自身をも殺すことで、伝吾と自分の煩悩を退治して魂を浄化して行きます。そして、清葉の笛の音、つまり芸術の手引きによって、あの世へと旅立つのです」。こうした鏡花ならではの境地が今回、日生劇場という空間で新たに表現されるのも見どころだ。「一石橋での朧月や、雪の情景など、非常に陰影の深いものになると思います。美術には、淡彩を基調とする、ある意味で抽象的な美術も考えています。幻想的な世界を、ぜひ皆さんに楽しんでいただきたいですね」。公演は12月3日(月)から26日(水)まで東京・日生劇場にて上演される。チケットは9月20日(木)より一般発売開始。 なおチケットぴあでは観劇とディナーがセットになった「ぴあ12月年忘れスペシャルディナーセット」のチケットをWEB限定で発売する。取材・文:高橋彩子
2012年09月18日宇治商工会議所は22日~27日、日本橋三越本店(東京・日本橋)に今年4月新設された「フードコレクション」の特集として「新発見 京都・宇治特集」を開催する。同特集では、京都の伝統ある技術・文化・素材を用いつつ、普段行うことのない実演や、今回のために開発した商品を取り入れるなど、”伝統+新しい京都の発見”を伝統と今の両面をもつ「京都宇治」「日本橋三越本店」から発信するという。実演されるのは、「京都・東山茶寮」の「冷やし抹茶ぜんざい アイスクリーム添え」、精進料理「阿じろ」の「胡抹茶 -胡麻甘味-」。冷やし抹茶ぜんざい アイスクリーム添えは、室町時代に足利将軍が認め定めた「宇治七茗園」のうち、唯一現存する生業茶園を守る老舗茶舗「堀井七茗園」の石臼挽き宇治抹茶を使用。扱いが非常に繊細な宇治抹茶を使うため、催事の実演で見かけることがまずないという。イートインで提供される。胡抹茶 -胡麻甘味は、大本山妙心寺御用達の精進料理の老舗阿じろの職人が、抹茶を合わせてスイーツに仕立てた逸品。今回が初公開、限定の商品としては、京銘茶 茶游堂「抹茶チーズフロマージュ」「抹茶チョコレートケーキ」、京の加悦寿司「丹後のばらずし(黒豆入り)」、京都初代亀蔵「グレープピクルス」「七色のピクルス」などがある。出展生産者は、「京銘茶 茶游堂」(宇治抹茶スイーツ)、「京都・東山茶寮」(宇治抹茶和菓子)、「坂ノ途中」(有機京野菜)、「精進料理 阿じろ」(精進料理)、「京昆布舗田なか」(手漉き昆布)、「京都初代亀蔵」(創作京漬物)、「おばんざい おのうえ」(京のおばんざい)、「井津美屋」(京菓子)、「きたやま南山」(和牛焼肉弁当)、「京の加悦寿司」(ばら寿し)、「サリィズキッチン マーガ」(野菜スイーツ)、「古都香」(みたらし団子)、「ゆば庄」(京ゆば)、「祇園やよい」(おじゃこ)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日宇治商工会議所は22日~27日、日本橋三越本店(東京・日本橋)に今年4月新設された「フードコレクション」の特集として「新発見 京都・宇治特集」を開催する。同特集では、京都の伝統ある技術・文化・素材を用いつつ、普段行うことのない実演や、今回のために開発した商品を取り入れるなど、”伝統+新しい京都の発見”を伝統と今の両面をもつ「京都宇治」「日本橋三越本店」から発信するという。実演されるのは、「京都・東山茶寮」の「冷やし抹茶ぜんざい アイスクリーム添え」、精進料理「阿じろ」の「胡抹茶 -胡麻甘味-」。冷やし抹茶ぜんざい アイスクリーム添えは、室町時代に足利将軍が認め定めた「宇治七茗園」のうち、唯一現存する生業茶園を守る老舗茶舗「堀井七茗園」の石臼挽き宇治抹茶を使用。扱いが非常に繊細な宇治抹茶を使うため、催事の実演で見かけることがまずないという。イートインで提供される。胡抹茶 -胡麻甘味は、大本山妙心寺御用達の精進料理の老舗阿じろの職人が、抹茶を合わせてスイーツに仕立てた逸品。今回が初公開、限定の商品としては、京銘茶 茶游堂「抹茶チーズフロマージュ」「抹茶チョコレートケーキ」、京の加悦寿司「丹後のばらずし(黒豆入り)」、京都初代亀蔵「グレープピクルス」「七色のピクルス」などがある。出展生産者は、「京銘茶 茶游堂」(宇治抹茶スイーツ)、「京都・東山茶寮」(宇治抹茶和菓子)、「坂ノ途中」(有機京野菜)、「精進料理 阿じろ」(精進料理)、「京昆布舗田なか」(手漉き昆布)、「京都初代亀蔵」(創作京漬物)、「おばんざい おのうえ」(京のおばんざい)、「井津美屋」(京菓子)、「きたやま南山」(和牛焼肉弁当)、「京の加悦寿司」(ばら寿し)、「サリィズキッチン マーガ」(野菜スイーツ)、「古都香」(みたらし団子)、「ゆば庄」(京ゆば)、「祇園やよい」(おじゃこ)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日8月17日(金)から9月24日(日)の期間、日本橋三井ホールにて「ダイナースクラブ アートアクアリム展2012」が開催される。“アクアリウム”と“アート”を融合させた“アートアクアリウム”の分野を確立したアートアクアリスト・木村英智の手により、江戸時代から日本人に親しまれてきた「金魚」を現代アートへと昇華させ、日本橋の夏の涼を彩る。“和”をモチーフに、光や映像など様々なアートとコラボレーションした水中空間を艶やかに優美に舞うのは、珍しい品種も含めた約5,000匹の金魚。涼しさと華やかさ、そして、繊細さと迫力が共存する本展覧会には、今年新たな作品も登場予定。「金魚を鑑賞して涼む」、この江戸の文化を、当時から賑わいの中心だった日本橋で現代風に楽しめる。期間中は毎日19時から、同会場で「ナイトアクアリウム」を開催。音楽と照明を転換し、ドリンクを飲みながらゆったりとアート作品を鑑賞できる大人の空間を演出する。さらに、週末は豪華アーティスト・DJを迎え、様々なエンターテインメントも実施予定(※スケジュールはHPで順次発表)。また、今回の開催を記念したレセプションパーティーが16日に行われる。イタリアのヴェネツィアンガラスアートの最高峰である、VENINIとのコラボレート作品の発表や、野宮真貴さん(元ピチカートファイブ)のスーパーライブ、日本橋芳町の芸者による舞いに日本酒「獺祭(だっさい)」や金魚をモチーフにしたフードの提供、と忘れられない1日となりそうな豪華パーティだ。こちらのチケットをなんとウーマンエキサイトがプレゼント!募集は8日までなので、急いで応募してみて。 レセプションパーティーのチケットはこちらから お問合せ:アートアクアリウム tel.03-5569-8179 公式サイト 「アートアクアリウム展」11:00-19:00、「ナイトアクアリウム」19:00-23:00※最終入場は終了の30分前(金・土・祝前日の20:00以降はDJと生ライブ)「日本橋三井ホール」コレド室町5F当日料金 大人1,000円、子供(中学生以下)600円、3歳以下無料※1ドリンク500円~、入場料金変動なし、入替なし
2012年08月04日ハワイに本店を構えるパワーストーンブランド「マルラニハワイ」の期間限定サロン&ショップが、銀座三越百貨店にオープン。「マルラニハワイ」は、ハワイに完全予約制サロン&ショップ&六本木に完全予約制サロンを構える、天然石アクセサリーブランド。1番の売れ筋商品は、生年月日から割り出した第一守護石・第二守護石に、願い事や希望に沿った意味合いのある天然石をアレンジして作る、世界にたったひとつのオーダーブレスレット。大切な方へのプレゼントや贈り物にも最適だ。日程:5月2日(水)~5月13日(日)会場:3階 銀座スタイル ルプレイス プロモーションスペースお問い合わせ: 「マルラニハワイ」銀座三越店詳細ページ
2012年04月20日「ヨックモック」といえば、上質なバターの香りとサクサクとした歯ごたえ、軽い口溶けのラングドシャー(薄焼きクッキー)を思い浮かべる人も少なくないはず。43年以上のロングセラー商品「シガール」の美味しさを生み出している同社の、昔ながらの職人技を思わせる新商品が三越伊勢丹限定(期間限定)で3月20(火)まで発売中だ。花びら型に1枚1枚を手焼きでつくりあげた「フルール・フルール」は、厳選した国産小麦を使用して丁寧に焼き上げたラングドシャー。花模様の青い缶を開けると、ふんわりバターの香りがやさしく漂い、中には小麦色のクッキーがまるで花畑のように敷き詰められている。パッケージを開けると、ところどころにお花畑を思わせるお花の砂糖菓子があしらってある。そのサクサクとした食感と独特の焼きの香ばしさは1969年の誕生以降、変わらず愛されつづけている「ヨックモック」を代表する味。バター、卵白、砂糖、小麦粉、それぞれの黄金比率を研究し尽くして生み出された「シガール」の絶妙な風合い・風味を、新しいかたちで楽しめる季節の贈りものやおもたせによろこばれそうなアイテムだ。繊細な薄焼きのラングドシャーは1枚1枚丁寧に手焼きされている。「フルール・フルール」の販売は、伊勢丹本店・支店(提携店)、三越本店・銀座店のみでの限定販売。3月20日以降は伊勢丹本店(新宿店)のみで継続販売される予定。20枚入りで1,365円とちょっとした手みやげにもぴったりなプライスも嬉しい。動物や自然のモチーフが可愛い青い缶のパッケージは贈りものにも喜ばれそう。お問い合わせ先:ヨックモックお客様相談窓口フリーダイヤル 0120-033-340 月~金 10:00~18:00取材/松浦明
2012年03月12日3月14日(水)ホワイトデーまでの期間、東京・日本橋の商業施設「コレド日本橋」の地下1階アトリウムでは、「ハッピー ホワイトデー」フェアが開催されている。出店しているのは、ハードタイプのシュー皮と濃厚なカスタードクリームとの相性が絶妙な本格シュークリームの専門店「Boon’s CREAM PUFF」と、フランスを代表する世界有数のパン職人「ドミニク・サブロン」の美味しいパンから作った美味しいラスクが揃う「Love &Rusk」の2店舗。▼Boon’s CREAM PUFFの「クリームパフ」ハードタイプのシュー皮に濃厚なカスタードクリームがたっぷり。添加物は一切使用せず、十勝産の牛乳や生クリーム、発酵バター、マダカスカル産のバニラビーンズなど、原材料にもこだわった、本格シュークリームとなっている。▼Love &Ruskの「フレーズ」甘酸っぱいフリーズ・ドライの苺をチョコレートの中にたっぷり混ぜてコーティング。この他にも、国産リンゴの甘酸っぱい果汁をギュッとラスクに閉じ込めた「ポム(りんご)」や、ベルギー産チョコレートクリームをたっぷりコーティングした「ラスク・ド・ショコラ・ブラン」など、魅力的なラスクがたくさん。ギフトとしても最適なスイーツ、ありがとうの気持ちを込めておひとついかが?お問い合わせ: コレド日本橋ホームページ
2012年03月06日西麻布に「ダノイ」が誕生したのが1991年のこと。あたたかな雰囲気とイタリアのトラッドの家庭料理の数々で多くのファンを作ったが、今年の夏惜しまれつつ幕を下ろした。そして、満を持してのリスタートを切ったのは、日本橋。20周年という節目の年の新しい年にふさわしい、華やかな再開だ。新しいお店は日本橋という落ち着いたビジネス街にあり、シックな雰囲気。80席と大きめの店舗になるが、個室を含むいくつかの空間に区切られているので家庭的な雰囲気はやはり健在だ。なによりもファンにうれしいのは、西麻布のお店からやってきたパステル調の絵画が壁に飾られていることかもしれない。レンガの壁とこの愛らしい絵によって、まったく違う空間に、西麻布の空気が吹き込まれているようだ。小野清彦シェフは3店舗となった「ダノイ」の総料理長、現場を取り仕切るのはエグゼクティブシェフの大竹英二氏となる。「ダノイ高輪」の料理長を務めており、「ダノイ」の伝統をしっかりと受け継いでいる。「ダノイ」の名を全国に知らしめることとなった名作パスタ「スパゲッティーニ キャベツとアンチョビのアーリオ・オーリオ」や「地鶏とじゃがいものロースト ローズマリー風味」といった、素朴なのにじっくりとおいしい料理はこちらでもちゃんと味わえるということ。「ダノイ」のコンセプトは、“親しい友人の家に招かれたような雰囲気と最高の料理”。お店は新しくなっても、小野シェフの気持ちは変わらない。いつ行っても安心感のあるあたたかでおいしいリストランテの誕生だ。お問い合わせ: ダノイ 公式サイト 取材/北條芽以
2011年12月15日