自然と妊娠して家族が増えるものだと思っていたものの、なかなか授かることができない…。産婦人科へ相談に行くと、あっというまに不妊治療が始まり、しかも、その道のりは決して簡単なものではありませんでした…。そんな、不妊治療の苦労と葛藤の日々を男性目線で綴ったトンさん。まだまだ男性側の不妊治療体験談は少なく、トンさんの体験談は、大きな反響を集めました! ■自然と妊娠できると思っていた…結婚当初から子どもが欲しいと思っていた僕たち夫婦、当然自然に妊娠できると思っていました。不妊の特集番組がやっていると、気になって観てはいたけれど、どこかで自分たちは平気だという思いの方が強かったと思います。…しかし妊活を続けるもなかなか妊娠には至らず…。これは僕たち夫婦が体験した不妊治療のお話です。何気なく病院に相談に行ったつもりが、あっという間に本格的な治療が始まっていきました。■徐々に突き付けられる現実…検査結果に過敏になったものの、タイミング療法もはじまったばかり…。「何だかんだ近いうちに妊娠できるさ」と楽観していました。これから長い道のりを辿るとも知らずに…。ゴールが見えないから余計に不安が大きくなる…妻がため息をつく姿を見るたびに、僕も事の重大さに気付き始めるのでした。こちらは12月5日よりウーマンエキサイトで公開されたトンさんの体験漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■男性の体験談が少ない! もっと広めて欲しい! との声が… 女性側の不妊治療体験談は数多く見かけますが、男性側はまだまだ珍しいようです。トンさんの記事が多くの目に触れ、理解が進むことを望む声が多く寄せられました。・子持ちの人に対する嫉妬や劣等感は男性でもあるんだなと意外でした。・こういう体験談ってリアルではなかなか話さない&聞く事があまりないですし、男性からの目線だと見方が違ってそういう風に感じるんだなって気づけてよかったです。・男性からの目線がとても面白いです。 夫も、治療にとても協力的なのですが、こんな気持ちだったのかなぁ、と思いながら、楽しませていただきました。・不妊治療について、旦那さんがこんなに積極的に協力してくれて、素晴らしい旦那さんです。 他人事にせず自分が出来ることは実践する、もう旦那の鏡です!・不妊治療を行ってる方は周りに相談する事も少なく、体験談や情報を知るきっかけになるので助かります。・まさに主人も自分が不妊治療の検査を受けるなんて…と思っていた人間ですので気持ちはすごく分かります。検査が恥ずかしいのは男女ともに一緒だということも分かってほしい。男は何歳でも子作りが出来ると思っている方や、世の中の不妊に対して無関係だと思ってる人、非協力的で奥さんにだけ治療を押し付けてるような男性にぜひ読んでもらいたいなと思いました。また、読者自身のさまざまな不妊治療経験談も数多く投稿されました。・夫の励ましは大きかったです。 「きっと妊娠できるよ、諦めないで2人で頑張ろう」というスタンスを持ち続けてくれたことで支えられました。・不妊治療は、精神的・肉体的にも疲労しました。女性側は通院で仕事を休むことも多く、職場に言わないといけないのもつらかったです。夫も協力的でしたが、わが家は不妊治療をお休み中です。夫とふたりで歩む人生となるかもしれませんが、不妊治療をふたりでがんばったことが、ふたりの関係にプラスになればいいと思ってます。(今はまだそんな気になれませんが))・結婚当初半年経っても授からずもし原因が私にあったら…と不安になり主人に内緒で有名な不妊治療専門のクリニックに行きました。不信感は抱きましたが一度主人の検査もしたほうが良いと言われ通院から3ヶ月後主人に伝えた所「俺は20代の頃に彼女を妊娠させたから俺に原因はない」と。義母からも「うちの子に限って不妊なんてある訳ない。原因はあなた」と言われました。その後渋々検査に応じてくれた主人でしたが1回目の検査では精子が1匹も見当たりませんでした。原因は私だと決めつけていた主人家族にとっては信じられない結果だったようで、それ以降主人も自ら検査を受けてくれるようになりました。不妊治療は夫婦で協力しないと難しい。だからこそ、互いに理解を深め、足並みを揃えることが、何よりも大切なのかもしれませんね。▼漫画「僕が不妊治療で検査した話」
2022年05月10日@エトラちゃんは見た!さんの『義母のせいで結婚式を中止にした話』第13話を紹介します。他人のペットを連れてきたりと、昔から異常だった義母。この後、アカネはどうするのでしょうか…?アカネの話を聞いて…出典:lamireもし離婚するなら…?出典:lamire義母に捕まらないように…!!出典:lamireその後アカネとヒイラギは…出典:lamireそして、義母は…!?出典:lamireアカネは離婚をすることにしたんですね…!どこまでも追いかけてきそうな義母が恐ろしいです…!!(lamile編集部)(イラスト/@エトラちゃんは見た!)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年05月06日自分のペースで、スクールカウンセリングをイチから学べる!日本公認心理師ネットワークでは、スクールカウンセリングを基礎から学びたい方向けのオンラインコースを開講しました。第1回の講師は、長年に渡りスクールカウンセラーとして活躍され、現在は株式会社CBTメンタルサポート代表取締役である岡村優希先生です!先生の実体験を踏まえながら、「スクールカウンセリングをはじめるにあたって」というテーマでお話いただきました。都心部、地方部での対応の違い、予約方法や、1ケースの時間設定、先生との関わり方や、認知行動療法(CBT)のケースへの生かし方など、初学者が悩むであろう内容を本講座では解説しています。初めての人も、これからの人も安心!具体的なエピソードを交えた内容です「初めて勤務校に行ったとき、どうするの?」「SC便りってどんなことを書いたら効果的?」「どうすれば、相談してくれる生徒や保護者、先生が増えるの?」「地域のリソースってどうやって把握するの?」…そんな、教科書には載っていない、実践的な内容を解説しています。初任者でなくても、役立つ内容となっています!動画とクイズで、理解しながら進められるオンラインコースの構成当コースは、全5回の動画を閲覧し、理解度を確認するクイズを解きながら学習を進める内容となっています。1回の動画の長さは約20分~30分程度で、確認クイズで正答すると、次の動画を見ることができるシステムです。勉強時間の確保が難しい方でも、週末に纏めて進めることや、毎日30分ずつなど、自分に合ったペースで学習を進めることが可能な内容となっています。全ての確認試験に合格すると、修了証が発行されます。視聴期限なしなので安心です気が付いたら視聴期限が来ていた…ということがないので、安心して自分のペースで学べます。3,000円(税込)の買い切り型オンラインコースです。ご購入はこちらからスクールカウンセリングをはじめるにあたって~岡村優希先生~ | Instructor: 岡村優希 : Twitter投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月30日不妊治療保険適用前の実態調査公開2022年4月1日より不妊治療への保険適用が拡大されました。妊活専門フリーマガジ「Jineko」を発行する株式会社ジネコ(本社:東京都港区)は、不妊治療当事者の方が保険適用をどのように捉えているか実態を把握するため、インターネットによるアンケート調査を実施しました。調査概要■調査対象:不妊治療経験者■サンプル数:1018(女性1005男性13)■調査地域:全国■調査実施期間:2022年3月4日~3月31日■調査方法:インターネット調査治療段階によって、理解度に大きな差が保険適用の詳細は、直前まで不明瞭な部分が多く、その内容を周知する十分な期間がありませんでした。そこで、保険適用の内容についてどこまで理解しているかを調査すると、「助成金が終了する」「すべての治療が保険適用になるわけではない」ことを理解している人は多かったものの、「先進医療は保険診療と併用できる」ことを知っている人は半数を下回るという結果でした。また、一般不妊治療の方とART治療の方で見ると、ART治療の方のほうがすべての内容についての理解度が高い傾向にあり、特に「混合診療が禁止されている」を知っている人は、一般不妊治療の方とART治療の方とでは大きな差が見られました。適用条件、混合診療禁止に対する不満・不安が多数不妊治療の保険適用は、「金銭的な負担を軽減してくれる制度になる」と、大きな期待を寄せられました。しかし、年齢制限や回数制限、混合診療が禁止されていることへの不満・不安、疑問点が多く、実際に「嬉しい」と思っている方が3割程度に対し、「どちらとも言えない」と答えた方は半数という結果でした。フリーコメントでも特に多かったのは「助成金の方がよかった」「費用負担が増えるのではないか」という声。また、染色体異常の有無を調べるPGT-A(着床前診断)と、流産を繰り返す習慣性流産の原因を調べる不育症検査はどちらも流産のリスクを下げる検査であることから、多くの方が「保険適用、もしくは先進医療にしてほしい」と強く望んでいることがわかりました。(*1:ALICE検査、*2:EMMA検査が先進医療になりました)アンケート結果をふまえて多くの関心と期待が寄せられた不妊治療の保険適用ですが、「嬉しい」よりも不安や疑問に思っている人が多いというのが現状、ということがアンケートで明らかになりました。この結果をふまえ、ジネコでは今後も引き続き、不妊治療の保険適用の実態を調査いたします。保険適用前実態調査全レポート(PDF)はこちらからダウンロードできます。▼ご希望の方はこちらから : ジネコのサービス▶Q&Aサービス婦人科、生殖医療、産科それぞれの専門医に個別で無料相談できます。生理の悩み、妊活、不妊治療、妊娠・出産、子育て、更年期障害、女性の健康の悩みを解決します。▶無料オンライン質問会皆さんの妊活・不妊治療におけるお悩みや疑問などを専門医がオンラインでお応えします。▶お願い!ジネコ毎月15日に皆さんの願いが叶うように、ジネコスタッフが全国の神社仏閣にお参りに行っています。皆さんの願い事をお寄せください。▶ドクター厳選健康商品販売300人以上の婦人科専門ドクターと考え、開発した健康で楽しい生活を送るための商品販売。不妊治療サプリを始めとして、ドクターと共同開発や企画したサプリ、製品を販売しています。公式サイト情報Corporate : Web :無料ではじめる妊活生活 あなたに、正しい不妊治療情報を 動画で学ぶ不妊治療 Instagram : Twitter : Facebook : 【会社概要】会社名 :株式会社ジネコ代表 :代表取締役 杉山隆太本社 :107-0052 東京都港区赤坂6-6-17 PARK HABIO赤坂氷川町702資本金:10,000,000円事業内容:ポータルサイト企画・運営、関連広告サービス、マーケティング・リサーチ、セミナー企画・運営■プレスリリースに関するお問合せ:長友/芦田 happyjineko@jineko.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月18日2022年4月1日より、不妊治療への保険適用が始まりました。妊活専門フリーマガジン「Jineko」を発行する株式会社ジネコ(本社:東京都港区)は、不妊治療の保険適用にあたり、患者さんに分かりやすく理解してもらうため、保険適用の解説動画をアップいたしました。ジネコでは、公開した動画コンテンツを、一般の方へはPDF、医療従事者の方へは動画にて無料配布しております。ご希望の方は、下記よりお申し込みください。尚、医療従事者の方は患者様へのサービスとして無料でご利用いただくことも可能です。▼ご希望の方はこちらから動画で解説!不妊治療の保険適用 : ジネコのサービス▶Q&Aサービス婦人科、生殖医療、産科それぞれの専門医に個別で無料相談できます。生理の悩み、妊活、不妊治療、妊娠・出産、子育て、更年期障害、女性の健康の悩みを解決します。▶無料オンライン質問会皆さんの妊活・不妊治療におけるお悩みや疑問などを専門医がオンラインでお応えします。▶お願い!ジネコ毎月15日に皆さんの願いが叶うように、ジネコスタッフが全国の神社仏閣にお参りに行っています。皆さんの願い事をお寄せください。▶ドクター厳選健康商品販売300人以上の婦人科専門ドクターと考え、開発した健康で楽しい生活を送るための商品販売。不妊治療サプリを始めとして、ドクターと共同開発や企画したサプリ、製品を販売しています。公式サイト情報Corporate : Web :無料ではじめる妊活生活 あなたに、正しい不妊治療情報を 動画で学ぶ不妊治療 Instagram : Twitter : Facebook : 【会社概要】会社名 :株式会社ジネコ代表 :代表取締役 杉山隆太本社 :107-0052 東京都港区赤坂6-6-17 PARK HABIO赤坂氷川町702資本金:10,000,000円事業内容:ポータルサイト企画・運営、関連広告サービス、マーケティング・リサーチ、セミナー企画・運営■プレスリリースに関するお問合せ:長友/芦田 happyjineko@jineko.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月07日私はもともと生理が軽く、鎮痛剤を飲んだことがありませんでした。しかし、不妊治療による投薬でつらい生理痛に悩まされるように。そんなとき、外出中に動けなくなるほどの生理痛に襲われて……。 生理は軽く、鎮痛剤とは無縁だった私自然派志向な家庭で育ったため、小さいころからあまり薬を飲んだことがなかった私。幸い生理は比較的軽く、おなかに違和感がある程度。そのため、鎮痛剤を飲むことはありませんでした。 周囲の人たちが生理痛で鎮痛剤を飲んでいるところを見て、「薬を飲むほど痛いのか……大変だな……」とどこか自分には関係のないことのように感じていたのです。 不妊治療による投薬で生理に変化が結婚したあと、なかなか子どもが授からず、不妊治療を開始しました。そのときに始まったのが女性ホルモンを増やす薬の服用です。 医者から投薬を続けることで薬の効果は高まるけれど、生理が重くなる可能性も高くなるとの説明をうけました。そして、実際に3カ月ほど経つと生理は重くなり、生理痛に悩まされるように。おなかや腰が重くて痺れるように痛く、冷や汗が止まらなくなるときもありました。 仕事中は立つことも困難になり、早退したことも。それでも鎮痛剤の服用は体によくない気がして、頑なに薬を飲まず、何とかやり過ごしていたのです。 外出中、つらい生理痛に襲われてそんななか、友人と会う日に突然生理になってしまいました。そして、友人の元へ向かう途中の電車の中で、ひどい生理痛に襲われたのです。急激な腹痛と頭痛で冷や汗がどんどん出て、立っているのもつらくなりました。何度も電車を降りて休んでを繰り返し、途中で動けなくなってしまった私の元に友人が助けにきてくれました。 「薬飲んでないのね? とりあえず薬を買いにいこう。こんな真っ青な顔で相当つらいだろうから、そういうときは飲むべきだよ。このままじゃ帰るのも大変だよ」と言ってくれました。 それから薬局に行き、薬剤師さんと友人に助けてもらいながら薬を購入。服用して30分ほど休むと、さっきまでの痛みが嘘のようによくなりました。友人とゆっくり過ごして、帰るころには何となく違和感がある程度までラクになり、無事に帰宅することができました。 今思えば、生理痛がひどくなってきたときに病院の先生に相談すればよかったのですが、「生理痛が重くなる可能性がある」と聞いていたので言えずにいた私。その後は先生にも相談し、鎮痛剤を出してもらいました。 生理が軽い私には鎮痛剤は不要だと思っていましたが、この経験をきっかけに生理痛のつらさを知り、抵抗のあった鎮痛剤を服用することができるように。きちんと用法用量を守れば、生理中の痛みを和らげ、普段と変わらない生活を送ることができると実感。必要であれば薬に頼って、無理せずじょうずに付き合っていくべきだと学びました。 著者/佐藤ひかる作画/ちゃこ監修/助産師 REIKO イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2022年03月21日つのだデンタルケアクリニック(所在地:福岡県福岡市、院長:角田 智之)は、口の中の粘膜に原因不明の痛みを感じる「舌痛症」(ぜっつうしょう)を、カウンセリングを通じて改善する専門治療を行なっていることをご報告いたします。2月より3回のカウンセリングを1クールとし、患者様には効果を実感いただいております。対面はもちろん、オンラインでの診療も対応可能であり、福岡県以外にお住まいの方の診療も随時受け付けています。舌痛症「舌痛症」(ぜっつうしょう)とは、口の中に炎症などの病変が見られないのに、痛みや痺れなどを感じる疾患です。患者の多くを占めるのは40~60歳代の女性。心理的要因の影響が大きいとされるこの症状の治療手法として選んだのが、カウンセリングです。全国各地の患者を診られるよう、オンライン診療も行っています。▼つのだデンタルケアクリニック監修「舌痛症サイト」: ■40~60歳代の女性に多い、炎症などが起きていないのに痛みが続く「舌痛症」「舌痛症」とは、口腔内に炎症などの病変が見られないのにもかかわらず、痛みや痺れなどを感じる疾患のこと。「バーニングマウス症候群」と呼ばれることもありますが、特に舌に発症するケースが多いことから、「舌痛症」という名前で知られています。患者の多くを占めるのが、40~60歳代の女性です。なぜ発症するのかについてはまだ解明に至っていませんが、要因の1つとして考えられているのが、心理的な側面。そのため、コロナ禍で長期にわたりストレスにさらされている昨今は、症状を訴える人が増加傾向にあります。■薬剤を使うことなく心理的要因に直接アプローチする治療を、全国の患者に届けたい。口の中に痛みを感じた場合に患者を悩ませるのが、どこの病院に行けばよいのかという点です。耳鼻咽喉科や内科などで「舌痛症」と診断された場合は、心療内科を紹介されることが少なくありません。しかし心療内科では、抗うつ薬や抗不安薬を処方されることが一般的。そのため、納得のいかない薬剤の内服をためらい、症状が改善しないまま我慢してしまうというケースも散見されます。そこで、つのだデンタルケアクリニックでは、心理的要因による影響の大きさを考慮し、薬剤を使わない治療を提案。カウンセリングを重視した心理療法を用いて、直接アプローチするという方針を採用しています。「舌痛症」は悪化すると、焼けるような痛みを感じるようになるなど、日常生活に支障を来しかねません。しかし、見た目からはその苦しみがわからないことから、家族や友人はおろか、診察した医師にすら理解してもらえないという声も耳にします。つのだデンタルケアクリニックは、遠方の方にも広く利用してもらいたいと、オンライン診療もスタート。「舌痛症」を専門的に診察している数少ない医療機関として、肉体的にも精神的にも苦しんでいる患者を1人でも多く救えるよう、情報発信を強化してまいります。【つのだデンタルケアクリニックについて】所在地 : 〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅南4丁目2-10 南近代ビル2F代表者 : 院長 角田 智之電話番号: 092-400-0080URL : 診療科目: 一般歯科・小児歯科・口腔外科【一般の方向けのお問い合わせ先】企業名 : つのだデンタルケアクリニック担当者名: 角田 智之TEL : 092-400-0080URL : Email : tsunoda-dentoral@nifty.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月01日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか?大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。今回は実際に募集した義実家トラブルエピソード「不妊治療」をご紹介します!「不妊治療」結婚して5年たっても子どもに恵まれず、不妊治療をはじめました。それから4年、タイミングや人工授精でも子どもはできず、病院から“体外受精”をすすめられることに…。体外受精をするためのお金がなかったことから、夫と話し合って義実家にお金を借りることにしました。義実家に頼みに行くと…電話では話しにくいので、義実家に夫と2人でお金を貸してもらうことをお願いすることに。はじめは不妊治療してまで子どもを作らなくてもいいと反対していた義母ですが、私たちの想いを理解してくれたのか、お金を貸してくれることになりました。お金は振り込むと言ってくれたのですが、帰りの新幹線の中で突然義母から「本当に不妊治療に使うのか、どこの病院に通っているのか教えなさい。」とメールが…。全く信じてもらえなかったことに、とても悲しい気持ちになりました。結局治療には反対…!?不妊治療に通っている病院を教えたのですが、それからは私にメールが来るように。その病院はとても有名で不妊治療専門病院なのに、「医療ミスで人が亡くなった」などニュースで得た悪い情報ばかりを私に突き付けてきます。挙句の果てには「まだ子どもがいないんだから離婚してちょうだい!」という始末…。さすがにこの言葉には、何も返すことができませんでした。夫は味方してくれたけど…仕事から帰ってきた夫に「義母に離婚を要求された」と話すと、夫は大激怒。母親に電話して、親子の縁を切ると断言してくれました。その言葉を聞いた義母は、私に平謝り…。夫に許してほしいとお願いしてきたのです。それからは、私に対しても何も言わなくなりました。姑さんの頭の中では不妊治療はあまりよくない物と捉えていたのかもしれませんね。今後もそんな誤解が解ければいいのですが…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「義実家トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年02月17日「不妊治療」と聞くと、心身だけでなく金銭的にも負担が大きいイメージがあると思います。そして、実際に経験しなければわからない苦労や悩みが多いため、当事者になるまでは「他人事」と感じてしまう方も多いはず。今回は、実際に不妊治療を行った私・編集部のA子が体験した治療のこと、感じたことを赤裸々にレポートします! 不妊治療を始めるべきかどうかと悩んでいる方の一助となれば幸いです。また、後半では不妊治療を専門とする「桜十字渋谷バースクリニック」の井上院長にも、さらに詳しいお話を伺いました。※体験談で登場する治療方針は、あくまでも筆者個人の場合となります。ご自身の体調やクリニック、医師の判断によって治療方針が異なることを予めご了承ください。<目 次>【編集部 A子(32歳)の不妊治療ストーリー】 ・不妊治療を始めたきっかけ・不妊治療でやったこと&その時の気持ち・治療にかかった費用、仕事との両立は?・病院選びのポイントはこれ!【教えて! 井上先生 もっと知りたい「不妊治療」のこと】Q. 不妊治療を始めるタイミングはいつ?Q. コロナ禍の妊活は控えるべき? ワクチンのリスクは?Q. 通院回数はどのくらい?Q. ずばり「妊娠への近道」は?編集部 A子(32歳)の不妊治療ストーリー私が不妊治療を始めたきっかけ私が妊活を始めたのは32歳。結婚して1年、子育てをする友人が増えていく中で「子どもを持つことは、ごく自然なこと」だと当時は感じていました。しかし、いざ妊活を始めると…「排卵日がまったく予想できない!」。排卵検査薬もなかなか反応しないという日々が3ヶ月間ほど続きました。もともと生理不順気味だったため「たまたまズレただけ」と、さほど気には留めていなかったのですが、あるとき生理周期が60日に…。これはさすがにマズい! と思い、近所の婦人科を受診。すると「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)※」であり、不妊症の可能性を告げられました。※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS):1)月経が不順である、2)卵巣に小さな嚢胞(卵胞)がたくさんある、3)男性ホルモンが高くなるなどホルモン値のアンバランスがみられる、の3つが揃うと診断。妊娠が可能な年代の女性の約5~8%に発症。はっきりした原因は不明。(参考:日本内分泌学会)…ショックでした。妊娠する上で32歳という年齢が決して若くはないことは知っていたので、年齢を重ねてさらに確率が下がってしまう前に動き出さなくては! と不妊治療専門クリニックへの通院を決意したのです。私が不妊治療でやったこと&その時の気持ち私(と夫)が実際に行った、おもな治療や検査は以下のとおり。・血液検査 2回妊娠が成立する時期(黄体期)に十分な女性ホルモンが分泌されているかどうかを調べておく必要もあるため、一般的には月経周期にあわせて2回の検査を行います。・精液検査(初診・人工授精・体外受精のときに)採取した精液を検査し、精子の数や運動率などを調べます。不妊症を診ている産婦人科や泌尿器科で検査できます。・タイミング法 1回排卵の2日前ごろ、最も妊娠しやすいと言われている時期に性交を持つようにする方法です。卵胞の大きさや尿中のホルモンを測定し、排卵日を推定します。・フーナーテスト 1回排卵直前の最も妊娠しやすい日に性交を行い、翌日、女性の子宮頸管粘液を採取し、その中に運動精子を認めるかどうかを調べます。・人工授精 4回採取した精液から良好な精子を取り出して、最も妊娠しやすい時期に子宮内に注入する方法です。・体外受精 1回膣の方から細い針を穿刺して卵巣から卵子を取り出し、体外で精子と受精させ、数日後に子宮内に受精卵(胚)を戻す方法です。※参考: 日本産科婦人科学会 それ以外にも、「卵管通水検査」といって生理食塩水を子宮の入り口から注入し、卵管の通りを確認する検査や、排卵日を特定するために「卵子が育っているか」を確認するだけの通院なども必要で、1年ちょっとで50回弱通院しました。治療中、一番苦労したのは「自分の心との向き合い方」でした。注射・採血の多さ、排卵誘発剤の副作用による頭痛などで一気に生活が変わり、気持ちが追いつかなかったのです。SNSや街なかで子どもや赤ちゃんを見かけるたびに羨ましく感じ、精神的にも不安定に。夫に「もっと私を労って欲しい!」と当たり散らしてしまったことも…。しかし、次第にそんな生活にも慣れていきます。「子どもが欲しいと思う気持ちは変わらないので、先生と相談しながらひとつひとつステップを踏んでいくのみ!」私がこんな風に前向きになれたのは、「不妊を意識しすぎない」と決めて、毎日を過ごせるようになったことが影響しているかもしれません。夫としっかり話し合い「後悔しないためにやれるところまでやって、それでもダメだったら大好きな犬を飼って、一緒に楽しく過ごそうね」と二人で決めました。あとは、ゴルフを始めたり韓国ドラマに没頭したりと、日々の暮らしのなかで趣味もちゃんと楽しみ、心にゆとりを持つようにしたのです。 4度目の人工授精でも授からなかったときは、さすがにガクッと落ち込みましたが、次は体外受精にステップアップすることを決めていました。体外受精の採卵は噂に聞いていたよりも痛くはなく(私の場合)、モニターに映る自分の卵子が取り出される様子を、「どうか無事に育って〜!」と祈るような気持ちで見届けました。採取した卵子と精子はクリニックで受精・培養してもらい、無事に発育した受精卵は子宮内に戻しました(胚移植)。そして、不妊治療クリニックに通い続けて1年半、1回目の体外受精で妊娠判定が出たのです。治療にかかった費用は? 仕事との両立は?私がクリニックに通い始めて妊娠するまでにかかった費用は、総額約90万円ほど。東京都の場合は、不妊検査等助成事業(各種検査・人工授精など)で5万円まで特定不妊治療費助成(体外受精・顕微授精など)で1回につき30万円まで※2021年12月現在…が助成されます。(詳しくは各自治体のHPをご参照ください)助成金はとてもありがたいのですが、それでもやはり治療費には到底足りず、家計には大きな痛手です…。「この先、いくらかかるのかわからない」という不安と常に隣り合わせでしたが、「お金が許す限りはがんばろう」と考えていました。「治療と仕事の両立」については、私は幸いなことに恵まれていました。時間をどんなに工面していても、急な通院で半日休暇などを取らざるを得ず、迷惑をかけてしまうこともあったため、不妊治療中であることをきちんと伝えました。まわりに理解してもらえたという環境は、本当にありがたかったです。ストレスが多い仕事や、休暇が取りづらい環境で働く方たちからは「治療との両立が本当に難しい」という声をよく耳にします。社会や組織における不妊治療への理解がもっと広まり、安心して妊活ができる柔軟な世の中になって欲しいと切に願うばかりです。私が考える「病院選び」のポイントはこれ!私の場合は、仕事との両立を考えて「通勤経路内」「自宅から30分以内」「駅近」であることを優先して選びました。月に3~6回ほどの通院が約1年ほど続いたたため、やはり “通いやすさ” は重要だったと感じています。不妊治療は病院の産婦人科でも受けることができますが、私は不妊治療専門のクリニックを選びました。最初は不安な気持ちでいっぱいでしたが、専門クリニックの先生に診ていただけたことは、やはりとても心強かったです。院内でお腹の大きな妊婦さんや子連れママさんに遭遇する確率も低いため、通院時の精神状態も安定していたように感じます。体外受精の実績を、公式サイトで公表しているクリニックもあるので、そういった観点でチェックしてみるのもひとつの方法です。また、清潔な空間で、少しでも心が安らぐよう工夫されていて、待ち時間も心地よく過ごせるようなクリニックもおすすめ。公式サイトなどで確認できるので、事前に病院の雰囲気を調べておくとよいですね。仕事をしながら治療する方なら、・WEBで簡単に予約が取りやすいかどうか・勤務時間帯の前後、土曜日にも対応しているかどうか…なども重要な判断基準になると思います。教えて! 井上先生もっと知りたい「不妊治療」のことここまでは、私の体験した不妊治療のお話。不妊治療のきっかけや、たどるステップは人によってさまざまです。とくに「コロナ禍での妊活」も気になるところ…。そこで、不妊治療について多くの方が気になるであろうさらなる疑問を、桜十字渋谷バースクリニックの井上院長に伺ってみました!桜十字渋谷バースクリニック院長 井上治先生医学博士。2005年、福岡大学医学部卒業後、慶應義塾大学病院産婦人科医局入局。東京歯科大学市川総合病院をへて、2018年、桜十字渋谷バースクリニック院長に就任。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本生殖医学会認定生殖医療専門医、母体保護法指定医。 >>桜十字渋谷バースクリニック 公式サイト Q. 不妊治療を始めるタイミングは、いつがよいのでしょうか?A. まず妊娠・出産においてゴールは元気な赤ちゃんを産むこととすると、年齢は妊娠においても出産においても重要となります。“産科領域における安全対策に関する研究“より初期妊娠リスク自己評価表というものがあります。【初期妊娠リスク自己評価表】※4点以上がハイリスク妊娠に対応可能な病院での妊婦健診・出産を推奨・年齢35−39歳:1点40歳以上:5点・その他未経産:1点排卵誘発剤の注射を受けた:1点体外受精:2点当院で体外受精を行なっている方のほとんどが4点以上になります。女性の年齢が上がれば妊娠しにくくなり、流産率も上昇することは知られてきていますが、妊娠後の合併症も増加します。また女性だけでなく、男性も高齢化すると流産率が上昇します。20代の男性と比較すると、35歳以上の男性のパートナーから出産した児の先天異常は上昇すること、また精子のDNA損傷率の増加や精神疾患の児が上昇するということもいわれています。そのため妊娠を試みるのは男女共に早めに越したことはありません。ただ、そんなことを言ってもライフプランニングもあり、なかなか思い通りにはいかないと思います。いつの時期でも出産できるような社会ではない、制度の問題だと思われます。不妊治療については、35歳以下なら6ヶ月~1年、35歳以上なら6ヶ月妊娠しなければ、そして38歳以上ならすぐにでも、クリニック受診を推奨します。ただし、年齢を問わず「月経不順の方」はとくに早めの受診をおすすめします。Q. コロナ禍での妊活は控えるべきでしょうか? ワクチンのリスクは?A. 2021年12月現在は、かなり新規感染者数も少ないため、妊娠を試みるのを控えなくてもよいのではないでしょうか。ただ、感染予防は徹底してください。また、厚生労働省が推奨するように妊娠を希望している女性だけでなく、男性やまわりのご家族も、家庭内感染を防ぐためにワクチン接種をおすすめします。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によるとCOVID-19ワクチン接種は、妊娠中、授乳中、現在妊娠しようとしている人、または将来妊娠する可能性のある人を含む、12歳以上のすべての人に推奨されます。ワクチンで胎児の奇形や発育障害などを引き起こす報告はありません。また、不妊のリスクが増えるということも報告されていません。Q. 通院回数はどのくらいになるのでしょうか?A. 当院の場合は土曜診療もあり、WEB予約ができるため予定を立てやすく、JR渋谷駅から徒歩5分という好立地であることからも、9割以上の患者さまは働きながら通院されています。どうしても通う回数が多くなる体外受精周期の通院イメージは、以下当院のスタッフブログをご参照ください。 ・体外受精(IVF)の通院スケジュール・通院回数 ・体外受精周期の通院の流れについて(YouTube) Q. ずばり「妊娠への近道」を教えてください!A. まずは生活習慣を整えることから始めていただきたいです。タバコは卵子にも精子にも悪影響しかありません。不飽和脂肪酸が多く、抗酸化作用のある食物を摂取する「地中海式食事」が妊娠率を上昇させるという報告(※)もありました。(※参考:Karayiannis D et al., Adherence to the Mediterranean diet and IVF success rate among non-obese women attempting fertility. Hum Reprod. 2018; doi: 10.1093/humrep/dey003)精子は温度の上昇に弱いため、長風呂やサウナ、自転車通勤、膝の上でのパソコン操作などは避けた方がよいでしょう。男性の精液検査の代わりにアプリなどで精子をみることもできます。病院で行うよりも正確ではありませんが、ある程度参考にはなります。ただ、月経が不順な方や年齢が35歳以上の方で、6ヶ月間妊娠することがなければ病院を受診した方がよいでしょう。特に女性の年齢が40歳以上で妊娠を希望される方は、できるだけ早く病院を受診してください。また、一人で悩まずに各都道府県にある不妊相談センターやクリニックに相談してみてもよいかもしれません。 桜十字渋谷バースクリニック公式サイト 子どもが欲しいと思ったら…早めの検査を!(編集部 A子より)私はハイペースで治療を進めたほうなのですが、それでもやはり1年半かかりました。「不妊治療をすぐに開始したい」と思っても事前の検査なども必要となり、すぐに始められるとも限りません。「子どもを授かりたい」という夢のために努力することは、とても素晴らしいことだと私は思います。治療には様々なハードルがありますが、不妊治療に「早すぎる」ということはありません。なかなか授からない…という方は、まずはクリニックでご夫婦ふたりで検査を受けてみてほしいですね。井上先生が院長を務める 桜十字渋谷バースクリニック のご紹介JR渋谷駅より徒歩約5分、渋谷PARCO隣の好立地に、2018年開業した渋谷エリア唯一(※)の不妊治療専門クリニック。日本生殖医学会認定生殖医療専門医である井上治院長をはじめ、体外受精を数多く手掛けるクリニックで経験を積んだ培養室長など高い技術を持った医師・スタッフがそろい、胚(受精卵)へのストレスを最小限にした最新型培養器「タイムラプス」や培養液の工夫、卵子凍結技術の向上など、ソフトとハード両面で患者さまを支えています。※2021年12月現在【住所】東京都渋谷区宇田川町3-7 ヒューリック渋谷公園通りビル4階( Google Map )※JR山手線 渋谷駅 ハチ公口 徒歩5分/東京メトロ 渋谷駅 6番出口 徒歩4分【診療日】月~土 ※水土午後・日祝休診( 詳細はこちら )【TEL】03-5728-6626 桜十字渋谷バースクリニック公式サイト [PR] 医療法人社団 東京桜十字※体験談で紹介した治療方針は、あくまでも筆者個人3場合となります。ご自身の体調やクリニック、医師の判断によって治療方針が異なることを予めご了承ください。
2021年12月27日自宅で気軽にカウンセリングオイルイン美容のパイオニアブランド「Lala Vie(ララヴィ)」が、2021年12月16日(木)よりオンラインでの個別カウンセリングサービスを開始する。「Lala Vie」では全国4箇所の直営店とオンラインストアにて販売をおこなっているが、同サービスの導入により近くに店舗がない人でも、自宅から気軽に商品や肌悩みについて相談できるようになる。オイルイン美容とは「Lala Vie」は「ボタニカル美容オイル」と「高機能美容成分」を融合させた、ハイブリッドスキンケアブランド。「乾燥小じわ」「くすみ」「毛穴」「エイジング」など、悩みに合わせて厳選した植物オイルが肌にアプローチし、強くしなやかな素肌へ導いてくれる。カウンセリングの概要カウンセリングは完全予約制。時間は1回30分だ。専用アプリのダウンロードは不要で、パソコン、スマホ、タブレットのいずれかがあれば利用できる。「気になるアイテムがあるけど、近くに店舗がない」「自分の肌に合ったお手入れを知りたい」「最近肌の悩みが増えてきた」など、さまざまな声に対応。「Lala Vie」を知り尽くしたスタッフによるマンツーマンカウンセリングで、じっくり相談に乗ってもらえる。「Lala Vie」をまだ使ったことがない人はもちろん、愛用者のお手入れの見直しにも最適だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※「Lama Vie」公式サイト
2021年12月21日■前回のあらすじ溜まり続けた不満が爆発したことをきっかけに、夫婦喧嘩が絶えなくなってしまいました。そこで夫婦でカウンセリングに通うことになり…。■カウンセラーの見解は…■夫婦関係を悪化させている原因はカウンセラーの方に言われた言葉をそのまま描いています。描きながら漫画っぽいセリフだなぁと思いましたが、本当にこう言われたのです。ちなみに、ストレス値が高い=うつ病や育児ノイローゼの診断ということではなく、私の場合、ただちに受診を勧めるということではなかったようです。次回に続く「パパの育児力アップを目指して」(全13話)は17時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年12月18日■前回までのあらすじ不妊治療を始めて4年。ついに赤ちゃんの胎嚢を確認することができました!こうして4年間続けていた不妊治療から、無事に卒業することができました。※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月29日■前回までのあらすじ治療を始めて3年半…。なかなか前に進めない焦りと不安で辛い日々を過ごしていました。そんなとき、あるメッセージが届いたのです。このメッセージをきっかけに、「転院」について考え始めるようになりました。※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月20日palplat株式会社(本社:千葉県浦安市)がサービス開発・運営する日本初のビューティーカウンセリング専門サイト「blush」が、2021年11月13日(土)よりオンラインカウンセリングのサービスを開始いたしました!post COVID-19時代を見据え、化粧品・美容業界において今までにはなかった新たな顧客体験ができるソリューションがついに誕生しました。※「blush」のサービス自体は、2021年10月29日(金)にリリースしております。ビューティーカウンセリング専門サイトblush(ブラッシュ)とは、メイクアップからスキンケア、ヘアスタイリング、ヘアケア、ボディメイク、ファッションまで様々なビューティー(美容)に特化した化粧品・美容業界におけるオンラインカウンセリングのCtoCデジタルプラットフォームです。(サービスURL: )どなたでも気軽にビューティーに関するお悩みを相談でき、ご自身の魅力的なメイクアップやスタイリング手法を見つけ、それを実現することができる場所です。またカウンセラーとして、働き方の多様性を確保しながらご自身のワークライフバランスに合わせて、フリーランスや副業という形でご活躍いただける場所でもあります。■このサービスでできること【for ユーザー】魅力的なプロのカウンセラーからすぐに、パーソナライズされたオンラインカウンセリングを受け、メイクアップの仕方やお肌・ケアのお悩みなど何でもお気軽にご相談いただいて解決することができます。新たなコスメ/化粧品アイテムの最新情報にも、すぐにアクセスすることが可能です。<利用手順>Step1:1分で簡単な無料のアカウント登録をするだけで、プロのカウンセラーとマッチング。メイクアップからスキンケア、ヘアメイク、ヘアケア、ボディメイク、ファッションまで、あらゆるビューティーに関するお悩みを相談することができるカウンセラーに出逢えます!Step2:お悩み/好きな日時/好きなブランド/好きなスタイリングなど様々なジャンルからニーズに応じて、カウンセラーを検索することができます。カウンセラーが決まったら、気軽にチャットでお悩みを相談し、カウンセリング日時を決めましょう!Step3:予約時間になったら専用ルームへ入室して、オンラインカウンセリングをスタート!blush独自の便利なビデオ通話機能で、いつでも、どこでも、上質なサービスを受けることができます。【for カウンセラー】メイクアップやスタイリングに関する、ビューティー知識・スキルを活かして、どなたでもカウンセラーとしてサービス価値のご提供ができます。働きたい時に、働きたいだけ、ワークライフバランスに合わせて働くことができます。<利用手順>Step1:1分で簡単な無料のアカウント登録をするだけで、お悩みを抱えているお客様とマッチング。得意なビューティーに関する知識・スキルの情報をプロフィールに載せることで、より多くのお客様にアピールができます!Step:空きスケジュールを登録すると、すぐにカウンセリングを受けたいお客様からアプローチが届きます。お悩みをチャットでヒアリングし、カウンセリングプランを立てましょう!Step3:予約時間になったら専用ルームへ入室して、オンラインカウンセリングをスタート!blush独自の便利なビデオ通話機能で、いつでも、どこでも、上質なサービスを届けることができます。【for 化粧品メーカー/ブランド】プロモーションコストをかけずに、魅力的な貴社ブランドの化粧品アイテムをご紹介いただけます。また登録カウンセラーとのタイアップやコラボレーション企画など様々なPR活動ができます。※化粧品アイテムの購入などができるマーケットプレイス(EC)サービスは、2022年6月以降にサービスリリース予定ですので、今しばらくお待ちください。■私たちの想い皆様のメイクアップやスタイリングに関するノウハウを日本中に!世界に!<実現したいこと>・お客様が自分に合うメイクアップやスキンケアのお悩みを手軽に相談/解決できる場所づくり・美容部員/メイクアップアーティストなどの方々がライフスタイルに合わせ、自由な働き方ができる環境づくり皆様とともに、化粧品・美容業界の新たなエコシステムを創っていきたいと思っておりますので、これからどうぞよろしくお願い申し上げます。▼▼▼詳細はこちら▼▼▼ ※ユーザーまたはカウンセラーとしてご登録していただく際に、費用は一切かかりませんのでご安心ください。■palplat株式会社についてpalplat株式会社は、C向けビジネスにおけるプラットフォーム事業として、最先端テクノロジーを活用し既存ビジネスのDX推進を図るとともに、人とテクノロジーとの関わり方を再定義して新たな体験価値の提供を目的に活動している会社です。その最初のプラットフォーム事業として、化粧品・美容業界におけるビューティーカウンセリングのCtoCデジタルプラットフォームを構築いたしました。ビジネスアジリティを確保しながら、既存ビジネスへ人工知能(AI)や拡張現実(AR)、ブロックチェーンなどの破壊的テクノロジーの導入をすることによる競争優位性を確保しつつ、Living Business&Systemの実現及び新たなエコシステムの創出を目指していきます。【会社概要】会社名 :palplat株式会社所在地 :〒279-0026 千葉県浦安市弁天1丁目23番1-519号エアーズガーデン新浦安代表 :代表取締役/CEO 松田 拓也設立 :2021年6月1日資本金 :3,000,000円URL : ※この報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月16日■前回までのあらすじ検査当日、準備ができなかった夫。「寄り添って一緒に頑張らなきゃ」と、夫に歩み寄ることに。<夫SideSTORY>不妊治療をすることになった夫側のホンネとは…?不妊治療は、どちらかだけが頑張っていてもダメ。夫は夫で大変だったと思います。こうしてようやく人工授精をスタートさせた私たちに、待ち受けていた試練とは…!?※この物語は、2014年~2018年までの筆者の身内の不妊治療記録を基に一部編集しています。※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の身内の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師や専門家に相談いただき、ご自身の判断によって適切なご対応をお願いいたします。次回に続く(全24話)毎日10時更新!
2021年11月13日ファイナンシャルプランナーの大野先生が、2022年4月から始まる不妊治療の保険適用について教えてくれました。特定不妊治療に対しても保険適用となり、不妊治療の自己負担額が軽減されることになりました。 2022年4月から何が変わる?2021年9月時点では、不妊治療の保険適用(健康保険の対象)は一般不妊治療(タイミング指導、卵巣刺激法、人工授精等)に限定され、特定不妊治療(体外受精、顕微授精)は助成制度があるのもの、保険適用ではありません。しかし、2022年4月から特定不妊治療も保険適用となる予定です。今回は、2021年9月時点で決まっている2022年4月からはじまる特定不妊治療の保険適用の概要と民間の医療保険についてお伝えします。 2022年4月から保険適用される内容は?2021年9月時点では、特定不妊治療(体外受精・顕微授精)は健康保険の適用とはならず、原則全額が自己負担となります。厚生労働省の調査(日本産科婦人科学会に不妊治療実施機関として登録されている医療機関622施設・2021年10月~11月)によると、体外受精の1回あたりの費用の中央値は37万円~58万円でした。 2021年1月からの支援制度では、妻の年齢が43歳未満で6回までの特定不妊治療では、1回あたり30万円の助成が出ますが、費用が高額になった場合にはこの助成があったとしても、自己負担額は決して少ない額ではありません。そのため、2020年9月の閣議決定により、2022年4月から特定不妊治療に対しても、保険適用となり3割負担または高額療養費の範囲内の負担とされ、不妊治療の自己負担額が軽減されることになりました。詳細は、今後発表される予定ですが、衆議院選挙の結果等によっては内容が変わる可能性もありますので、特定不妊治療を保険適用後に受けたい場合には、厚生労働省や健康保険組合等のサイトを確認するといいでしょう。 なお、独自の不妊治療の助成制度を設けている自治体もあり、金額の増額や対象年齢の拡大、諸費用の負担など全国一律の助成にプラスして助成金を受け取れることもありますので、お住まいの自治体に独自の不妊治療の助成制度がないかも確認するといいでしょう。 保険会社の医療保険で不妊治療の費用が出るものも上記では、2021年9月時点では自己負担である特定不妊治療が、2022年4月からは保険適用になり自己負担額が減る可能性がある内容についてお伝えしましたが、ご自身で備える場合については、保険会社の医療保険等で対応できるものもあります。不妊治療を始める前に加入して、保険会社指定の期間を経過する必要がありますが、不妊治療に対応している医療保険について、主なものを簡単にご紹介します。 なお、保険商品については、筆者やベビーカレンダーが推奨するものではありませんので、詳細は各保険会社・保険代理店等にお問い合わせください。 日本生命(ニッセイ 出産サポート給付金付3大疾病保障保険 ChouChou!)三大疾病・死亡・出産・特定不妊治療の際に保険金が支給される保険です。特定不妊治療は加入後2年を過ぎると支給対象となり、採卵または胚移植1回につき1回目~6回目は1回あたり5万円、7回目~12回目は1回あたり10万円支給されます。また、満期を迎えると満期一時金が受け取れます。 三井住友海上あいおい生命(女性サポート給付金付ガン診断給付特約)医療保険の特約(オプション)です。ガン・出産・特定不妊治療の際に保険金が支給される保険です。特定不妊治療は加入後2年を過ぎると対象となり、採卵または胚移植1回につき1回目~6回目は1回あたり2.5万円、7回目~12回目は1回あたり5万円支給されます。また、満期を迎えると満期一時金が受け取れます。 その他、アクサ生命の医療保険(スマート・ケア)やはなさく生命の医療保険(はなさく医療・女性医療特約)では、1回限りですが、採卵・胚移植等を対象に保険金が支給されます。いずれも現在不妊治療している人ではなく、今後の不妊治療に備えて加入・活用するものとお考え下さい。これらの保険が気になる方は情報収集をしたうえで、保険会社や保険代理店に確認しましょう。 少子化を踏まえ、保育料の無償化や子ども医療費の負担軽減など、十分ではないかもしれませんが、様々な子育ての政策・助成制度があり、今回の不妊治療の保険適用もその一環です。不妊治療を希望する人は、全国一律の制度と都道府県・市区町村独自の制度を確認しながら、最大限助成が受けられるように情報収集をすることをおすすめします。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2021年09月19日株式会社ココドコロ(本社:東京都中野区、代表取締役:遠山 慎一)が運営する、オンラインカウンセリング「うららか相談室」は、クレジットカード・銀行振込でのお申し込みに加え、コンビニ支払いでもカウンセリングのお申し込みが可能となりました。 うららか相談室 サービスイメージ■うららか相談室についてうららか相談室は、悩みや不安・ストレスを抱える人が、ビデオ・電話・メッセージなどの方法で、臨床心理士や公認心理師などの160名以上のカウンセラーにオンラインで気軽に相談できるカウンセリングサービスです。利用された方の93%が「継続的に利用したい」と回答しており、多くの方にご満足いただいております。(2021年2月利用者アンケート結果)・公式サイト ・iOSアプリ ・Androidアプリ ■クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行振込に対応この度、クレジットカード・銀行振込でのお申し込みに加え、コンビニ支払いでもカウンセリングのお申し込みが可能となりました。コンビニ・銀行振込でお申し込みいただく場合、まずは以下のページよりポイントを購入していただき、付与されたポイントを利用して、カウンセリングのお申し込みを行なっていただく流れとなります。・ポイント購入画面 ※コンビニ・銀行振込でのポイント購入は、アプリからは行えません。公式サイトより購入を行なってください。■うららか相談室で受けられる4つのカウンセリング方法うららか相談室では、相談したい方のスタイルに合わせて、4種類の形式でカウンセリングを受けることが可能です。・ビデオカウンセリング(5,280円税込/50分)PCやスマホを利用して、自宅などの好きな場所からオンラインで受けることができるカウンセリング方法です。カウンセリングにはZoomのアプリを利用し、初めての方でも簡単に受けることが可能です。 ・電話カウンセリング(5,280円税込/50分)カウンセラーが相談者のお電話におかけしてお話しするカウンセリング方法です。顔を合わせる必要がなく、人目を気にせず受けられます。 ・メッセージカウンセリング(3,960円税込~)カウンセラーと、専用ページを使って文字でやり取りする方式です。まとまった時間が取れない方や、口頭でうまく伝えられるか不安な方におすすめです。 ・対面カウンセリング(5,500円税込~/50分)お近くの地域のカウンセラーに、対面での本格的なカウンセリングを受けられます。他のオンラインカウンセリングとの併用もでき、継続して相談しやすい仕組みです。 ※うららか相談室のすべてのカウンセラーは、臨床心理士もしくは国家資格を有する専門家です。また、カウンセラーの登録にあたっては、かならず厳正な経歴・資格証明書の確認、面談を実施した上で登録を許可しています。■うららか相談室のビジョンカウンセリングというと、日本では、うつ病などの精神疾患のある方やこころの弱い人が行くところであり、少しの悩みで行くところではないという認識を持っている方がまだまだ多いと感じています。しかしアメリカなどでは、カウンセリングは日常的なものとして受け入れられており、美容院に行ったりマッサージを受けに行ったりすることと同じくらい自然なこととして認識・活用されています。私たちはうららか相談室を通して、日本のカウンセリングに対する意識を変え、日常的にカウンセリングを受ける文化を作りたいと考えています。今回、コンビニ決済に対応し、より多くの方にご利用いただけるようになりました。今後も、カウンセリングをもっと身近なものにできるよう、サービスづくりを行なってまいります。【会社概要】名称 :株式会社ココドコロ代表者:代表取締役 遠山 慎一所在地:東京都中野区中野4-10-1設立 :2018年10月 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月17日2人目を妊活中に受けた検査でさまざまな体の不調が重なり、わが家の長い2人目不妊治療が始まりました。時間やお金など多方面で不安を抱えながら2人目不妊を乗り越え、私が学んだことをお話しします。 まさか!私の体が不妊の原因?結婚4年目で長男を自然妊娠し、1歳を過ぎたころから「そろそろきょうだいが欲しいね」と夫婦で話し合い妊活を始めました。自分自身もフルタイムの仕事に早く復帰したい気持ちもあったため、できるだけ早く2人目が欲しかったのです。しかし妊活開始半年後、パート先の健診で甲状腺機能低下症(橋本病)であると診断されました。 自覚症状はなかったので正直驚きました。しかも不調はそれだけにはとどまらず、その後も子宮頚管にポリープが発見され切除し、さらには子宮内膜症も発症するなど次々と不調が重なったのです。体の不調が発見されては落ち込み、2人目も簡単にできると思っていた私は考えが甘かったことを痛感することになるのでした。 通院によるお金と時間の問題甲状腺の内服治療に加え、婦人科にも同時進行で受診する生活でした。特に妊活の治療方法は着々とステップアップし体外受精まで進んでいました。パートの仕事の合間に婦人科に頻回に通い、時には長男を連れて病院へ通うこともありました。診察までの待ち時間が長引けば、夫に長男の保育園のお迎えにいってもらうことも度々ありました。 食事を作る時間がなくなったときはお弁当やお惣菜を買ってきてもらう日も、洗濯などの家事も協力してもらわなければ家事がこなせない日もありました。そのうえ受診時にはもちろん治療費が必要なためお金がかかります。特に体外受精へステップアップしてからは金額も大きく、家計を圧迫していたのは間違いありません。 頑張りの先にはうれしい知らせ治療を始めて4年半が経過しましたが、体外受精で2人目を妊娠することができました。長男とは5歳差になりましたが、やっと授かった命を夫も長男も大喜びしてくれました。 おなかにいる小さな命のことを考えると、長男との年齢差はいくつでも問題にならないと考えを改めました。お金や仕事、家事育児と生活すべてに負担となってしまう妊活でしたが、夫と長男の助けがあってこそ授かった命だと感じています。 妊活を始めた当初は自分の体の不調から気持ちもふさぎがちになっていましたが、振り返ってみると一つひとつの不調が育児や仕事で忙しくしていた体からSOSの信号だったのではないかと思います。今回の妊活は体を気づかってくれる家族のやさしさと、定期的に健診を受けることの大切さを痛感したできごとでもありました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:利根なくる4歳男児のママ。現在、体外受精で2人目を妊娠中。休憩中の看護師。家族でキャンプが趣味で、子育てやキャンプなどの体験を綴るブログを運営中。
2021年09月02日「赤ちゃんを産みたい」と思える情報を届けたい。ベビーカレンダーは「べビカレ特集」として、妊娠、出産、子育てなどママたちを取り巻く現状やさまざまな課題を問題提起し、取り上げています。今回は「不妊治療」について。仕事と不妊治療の両立が難しい現代の「不妊治療への理解」について考えます。 「不妊」という問題を、夫婦どちらかが過剰に背負うのではなく、「夫婦2人の問題」ととらえ、不安や痛み、悲しみや希望を分かち合い、二人三脚で不妊治療を乗り越えた夫婦の物語、霧野志保さん(31・仮名)の場合、第2話です。手術は成功、人工授精にステップアップ手術は無事に成功した。日帰り手術だったが、ぐったりと疲れた様子だった。麻酔が切れるとひどく痛むようで、痛みに強いはずの夫が、珍しく顔をしかめていた。術後は1カ月ほど痛みが残った。その回復加減を見ながら、排卵誘発剤を使い、いよいよタイミング療法が始まった。 しかし、そう簡単に成果は出ない。医師のアドバイスに従い、早々に人工授精にステップアップすることになった。 「ステップアップすることにためらいはありませんでした。『やれるだけのことはやろう』って2人で決めていましたから。不妊治療を始める当初から、体外受精や顕微授精は金銭的なハードルが高くて難しいけれど、人工授精まではチャレンジするつもりでした」※体外受精、顕微授精には公的補助があります。2021年1月から体外受精には、1回最大30万円に増額された補助金がでます。2021年から、補助金に対して年収制限は廃止になりました。入籍または事実婚が必須条件です。補助金回数は、女性40歳未満は6回まで、40〜43歳未満は3回までとなり、43歳以上は対象外です。不妊治療への理解が得られない職場のストレスを抱えて人工授精への挑戦が始まる頃、志保さんは職場で大きなストレスを抱えていた。不妊治療への職場の理解が得られない、または言えないことに悩む人は多い。 そもそも不妊治療と仕事の両立は、日本の社会ではまだまだ難しい。ベビーカレンダーが行ったアンケート調査でも、75%の人が職場の理解が「ない」「どちらとも言えない」と答えている。 さらに、仕事と不妊治療を「両立できなかった」という人は約20%いた。この数字からも、不妊治療を理解し、サポートしてくれる社会づくりがこれからの重要な課題であることが見て取れる。 中高一貫校の先生として働いていた志保さん。不妊治療中の職場の人間関係は、「最悪だった」という。男性の同僚からのパワハラ、そのことを相談した女性管理職からのパワハラ。 そんな環境では不妊治療について理解を得られるはずもないと考え、治療による早退や欠勤のたびに「歯医者なので」などと嘘をついてやり過ごしたが、精神的な負担はどんどん積み重なっていった。 初めて陽性反応も初期流産でお空へ。職場ストレスを悔やむ日々そんな日が続いたある夏の日。そろそろ生理が来ると思いながらも予兆がなかったので検査薬を使ってみた。陽性を示す線がじわじわと浮かび上がってくるのに合わせて、じわじわと涙がこみあげた。夫は泊まりがけの出張で不在。喜びと驚きでいっぱいになり、メールで写真を送信した。 「今回、うまくいったみたい!」 しかし、喜びも束の間、流産という悲しみに包まれることになる。ちょうど陽性が確認できた頃、志保さんは職場であらぬ濡れ衣を着せられ、上司から密室で叱責を受けた。そのことがきっかけで気持ちがひどく塞ぎこみ、体調を崩し、吐き気と過呼吸で心療内科に通うように。そして出張先で腹痛と吐き気がひどくなり、ついに出血。 いつもと違う出血の状況だった。嫌な予感がした。急いでかかりつけ医に駆け込んだが、授かった命はもうそこにはいなかった。 「初期の流産ですね」 なじみの中年女性医師は静かに言った。 「このタイミングでの流産は、医学的に何もできないの。次に備えて薬を飲んでね。初期の流産はお母さんのせいじゃないから」 医師の言葉は、頭の中をすべるように通り過ぎていった。 「人間ってショックを受けた時は、何も考えられなくなるもんなんだなって思いました。何も考えられないまま、何日間か呆然と過ごしました。食事も喉を通らず、とにかく涙に暮れてばかりでした」 呆然としながらも、妊娠初期に受けたパワハラへの悔しさが込み上げてきた。「あの時受けた精神的ストレスが流産の原因になったのでは」と考えたからだ。「守ってあげられなくてごめんね」と自分を責めた。 「初期の流産はお母さんのせいじゃない」この医師の言葉が、闇に吸い込まれそうな心を支えてくれた。 夫は一緒に涙を流してくれた。「いつか生まれてくるわが子に、お兄ちゃんかお姉ちゃんがいたってことを話そうね」と泣きながら話す夫。かけがえのない存在であることを再確認した。こうして初めて宿った命は、検査薬の陽性のラインだけをくっきり残し、風とともに夏の空に吸い込まれた。 待望のわが子を流産してしまった霧野さん。夫婦で涙を流し、悲しみを共有します。そして、次回不妊治療をステップアップすることに。 【調査概要】出産のタイミング・不妊治療に関するアンケート調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月28日(木)-2月3日(水) 調査件数:2,868名監修者:医師 杉山産婦人科 理事長 杉山 力一先生 著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2021年07月30日「不妊治療をしています」「していました」ということをなかなか周りの人たちに言いづらかったのですが、勇気を出してカミングアウトすることで、職場で配慮を受けられたり、仲間が見つかったりすることがありました。「不妊治療をしている(いた)ことを周りに伝えてよかったな」と感じた私の体験談をお伝えします。 不妊治療のため、勤務時間を調整してもらえた 不妊治療を始める前は、フルタイムのパートとして週5日、1日8時間働いていました。でも、不妊治療を始めると、治療のために休みがちになってしまいます。しかも病院からは「生理1〜3日目までに来てください」とか「次は明後日来てください」と言われるので、前もって通院の予定が立てられません。 はじめは「不妊治療するなら、仕事を辞めるしかないのかなぁ」と思ったのですが、ダメ元で上司に「不妊治療を始めたいので、勤務時間を短くしてほしい」とかけあってみることにしました。上司は驚きつつも快く承諾してくれて、短時間勤務だけど健康保険もそのまま加入し続けられるように配慮してくれました。 短時間勤務になったあとは、可能な限り勤務後の時間に通院の予約を入れるようにして、できるだけ仕事を休まないように調整し働き続けることができました。もちろんどうしても休まないといけないこともありましたが、上司も事情をわかってくれているので、後ろめたい思いをすることもなかったです。仕事を辞めなかったことで、妊娠後も働き続けることができ、産休・育休もとらせてもらって育休給付金を受給できたので、経済的にも助かりました。職場には感謝していますし、勇気を出して伝えてよかったなと思っています。 SNSで同じ悩みを持つ人と繋がった不妊治療は夫婦で取り組むものですが、一般的に通院回数などは女性のほうが多く、精神的にも肉体的にも女性にかかる負担の方が大きくなりがちだと思います。 私は不妊治療中、夫がつらさをあまり理解してくれていない気がして、気が滅入ってしまうことが多くありました。 例えば、年賀状を見ているとき。夫が「俺たちよりあとから結婚した友だちのところに子どもが生まれたんだって、早いよね」と言ってくるのです。夫に悪気はないのですが、「なんでわざわざ神経を逆撫でするようなこと言うの?」と苛立ってしまいました。 そんなときに逃げ込んだのがSNS。不妊治療中の見ず知らずの人たちと繋がり、夫への愚痴ツイートや、「つらい、しんどい」というツイートにコメントしあうことで心が晴れて、「また治療頑張ろう」という気になれました。私はSNS上では本名を公開していなかったので匿名ではありますが、治療内容や思いをオープンにすることで、心のバランスを保っていた気がします。 ママ友との絆が深まった体外受精をして第1子を授かって2年、再度体外受精にチャレンジして第2子を妊娠することができました。 そのころ公園で仲良くなったママ友と話していると、そのママ友が「うちも2人目が欲しいけど、なかなかできないからうらやましい」と打ち明けてくれました。 私が「実はうちは2人とも不妊治療で、体外受精でね……」と伝えると、ママ友は驚きつつ「いや実はうちも今クリニックに通い始めて人工授精から始めていて……ねぇねぇ、最終的にいくらかかった? 体外受精の体への負担ってどうだった?」と、 かなり会話が弾み、自分の経験をママ友に伝えることができました。悩みを共有するもの同士、絆が深くなった気がしますし、そのママ友とは引越して離れたあとも連絡を取り合う仲です。 不妊治療中はいろいろなことをひとりで抱え込んで悩んで孤独になりがちでしたが、会社にも理解ある人がいたり、周りの友だちにも不妊治療中の人がいたので、勇気を出してカミングアウトしてよかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/しおみなおこ 著者:矢野あい子2歳の女の子、0歳の男の子の母。子どもは2人とも体外受精で授かる。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しおみ なおこフリーランスイラストレーター。女性向け媒体をメインに、「大人かわいい」テイストのガールズイラストを描いています。夏とワインが好き。
2021年07月27日私は不妊治療をこなすだけでもメンタル的、肉体的、経済的にもつらい日々が続いていました。不妊治療もなかなかうまくいかず、不妊治療を始めてから4年目、4軒目の病院で妊娠することができましたが、喜んでいたのも束の間、流産がわかります。その後も、私は流産を繰り返して不育症の治療をおこなうことに。結果、不妊症と不育症を乗り越えて元気な赤ちゃんを授かることができました。困難を乗り越えて出産した経験をお伝えしたいと思います。 4度目の流産で不育症の可能性を意識するように長い不妊治療を経て、私はやっとのことで妊娠することができたのですが、赤ちゃんの心拍確認後に流産したことがわかりました。言葉では表すことのできないショックが私を襲い、不妊治療をやめることにしました。 けれども、私は自分の妊娠をあきらめることができない気持ちに気づき、2年後に不妊治療の再開を決意。しかし、待っていたのは3度目・4度目の流産でした。「もしかして、妊娠しても出産できない?」。そのとき、初めて不育症の可能性を意識するようになり、私はパニックを起こしてしまいました。 不妊治療と不育症の治療を開始私はパニック状態から抜け出すことは難しく、時間もかかりましたが、自分の目的を考えると耐えて進むほかに道はないのだと気づきました。そんななか、5回目の妊娠を確認。私は不妊治療でお世話になっている病院の先生にアドバイスをいただいて病院を選び、不育症の治療も始めることに。 原因不明の不育症と経過観察不育症の治療は、初回の診察で不育症の治療のために、問診とは別にアンケートと採血をおこないました。私は不育症の検査結果に問題がなかったため、安心した反面、原因が見つからないことに不安も感じました。不育症の原因が特に見当たらない場合は、経過観察をすることを聞き、不妊治療(妊娠を継続させるための投薬)と不育症の経過観察をおこなうことになりました。 私は不妊治療の病院へ指定された日時に通院しながら、不育症の病院へも指定された日時に通うことに。不妊治療は妊娠7週目まで通い、不育症の病院へは妊娠8週(妊娠3カ月)まで通院。その後、私は不妊治療と不育症治療とは別の出産病院へ転院し、無事に出産することができたのです。 不妊治療と不育症の治療を経て、無事に健康な赤ちゃんを出産できたことをとてもうれしく思っています。生まれた瞬間、赤ちゃんを愛おしく思う感情は、今でも忘れることができません。けれど、私の場合は結果がついてきたからこそある幸せなのだと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラストレーター/みいの 著者:仲本まゆこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年06月29日結婚後、1年経過しても妊娠しなかったので、不妊治療専門の病院に通いました。実際に通ってみてつらかったこと、でも治療してよかったなと思うことをお伝えします。 まずは検査を受けることに結婚して1年。夫婦で妊娠を待ち望んでいましたが、なかなか妊娠できないので、不妊治療専門の病院へ。まずは夫婦ともに、不妊の原因になりうる感染症や体質的に妊娠しやすいかどうか、各種検査を受けました。 その中でも特につらかったのが、卵管造影検査。「生理痛がひどい場合はちょっと痛いかも」と主治医に言われ、実際、生理痛がひどい私には激痛でした。 次に各種検査の結果を聞きにいき、私はとある感染症にかかっていることが、そして夫は精子の運動率が低いことが判明。お互いに自覚がなく、なんだかとてもショックを受けたことを覚えています。 タイミング療法と人工授精にトライ各種検査の結果がわかり、主治医と治療方針を立てることに。まずは3回、タイミング療法にトライしましたが、うまくいかず。早めの妊娠を希望し、人工授精に切り替えました。しかし、2回人工授精をおこなっても、妊娠しませんでした。 当時はフルタイムで働いており、職場の上司には不妊治療中であることを伝え、理解を得ていました。しかし、私が通った病院は、院長がひとりで治療方針を立てるところだったため、予約しても待ち時間が長い! 仕事を休んだり、時間休を取りつつ、長いときは受付から会計まで6時間……という状況。 また、人工授精の実費負担もあり、大変な割に妊娠しない……。次のステップに進めば体外受精で、さらに実費負担がかさむな……と、うまくいかないことがつらく、先々の不安が重なって、ついに通うことを中断してしまいました。 なんと自然妊娠!ところが中断してすぐ、念のためタイミングだけ取っていたのですが、なんと自然妊娠! 主治医にも驚かれました。思えば、検査結果がわかってから、夫は主治医に相談して、すすめられたサプリメントを摂取し、私は感染症の治療をしたことや、行き詰まったときに思いきって治療を中断したことが気分転換になり、よかったように思います。 不妊治療は、精神的・経済的な負担が大きく、今思い出しても、とにかくつらく大変でした。ただ、不妊の原因がちゃんとわかり、現実的に必要な治療ができたことは、本当によかったなと思っています。 それから、あまりにつらいと感じたときは治療を中断し、気持ちをラクにすることも必要なことだったのだと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 作画/しおみなおこ監修/助産師REIKO 著者:野田 理恵もうすぐ2歳になる女の子の母。福祉関係の仕事に従事するかたわら、記事執筆をおこなう。
2021年06月29日私が31歳、不妊治療をしていたときのことです。私は普段、生理は7日で終わるのですが、そのときは8日目にまた出血がありました。生理痛のように下腹部もだんだん痛くなり、ついには冷や汗や吐き気まで……。激痛でのたうち回り、気づけば病院に救急搬送されたのです。不妊治療にはこんなリスクもあるんだと知った出来事です。 不妊治療は、精神的にも肉体的にもしんどいものです。そして、まさか自分にもこのような副作用が起きるとは思っていませんでした。 ちなみに、そのときに飲んでいた排卵誘発剤は服用をやめて、別の薬を処方してもらうことになりました。そして、今では第一子を妊娠中です。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO--------原案/たなかまさぽんさん作画/コジママユコイラスト制作者:イラストレーター コジママユコマンガ作家、イラストレーター。北海道出身、現在は関東で夫と二人暮らし。WEBを中心に、自身の経験を元にしたマンガを発表しています。女性向けメディアでイラストレーターとしても活動中。
2021年04月26日13年間2人目不妊だった私。10年ほど日本で不妊治療を受けましたが、授かることができませんでした。人工授精までしか受けたことがなかったのですが、移住先のドイツで高度不妊治療を受け、双子を授かることができるまでの体験談です。 ドイツの文化に従う私たち夫婦は日本で何度も不妊の検査を受けましたが、異常が見当たらない原因不明の2人目不妊でした。原因不明なままで高度不妊治療に踏み切るのは、お金の問題もあり難しいだろうと抵抗がありました。その後、移住先であるドイツのクリニックで、私が35歳を過ぎたので最後のチャンスと、人工授精を受ける目的で診てもらったのです。初めてクリニックを受診したときに、「なぜ今まで欲しいと思っていたのに人工授精止まりだったのか」「子どもを授かりたいという意思はあるか」ということを聞かれました。 ドイツ人は意見をはっきり伝えることが一番大事という考えが基本にあります。初診で担当医の思わぬ質問に戸惑いましたが、夫婦で授かりたい思いはあったのでその旨を伝えました。 ドイツ不妊治療の助成金ドイツで不妊治療をする場合、40歳までの女性に対して不妊治療3回まで約半分を公的保険でカバーしてもらえます。ドイツの保険会社は多くあり、加入している保険会社によってさまざまですが、たいていの会社は女性が40歳までであればそのような補助を受けることができます。 不妊治療を受ける際に必要な薬代も若干の補助は出ますが、多くはありません。日本よりも不妊治療を受けやすい環境(※1)ではありますが、お金の面はそこまで手厚く補助してもらえるものではありませんでした。 (※1)現在、日本における不妊治療への助成は拡充されています。 検査から治療まで大急ぎ!検査で時間を取っていてはもったいないということで、治療を決めたその日から検査を開始。担当医は私たち夫婦がとても長い期間、検査や治療を受けているにもかかわらず結果につながっていない現状を見て、顕微授精が適切な治療だと示しました。 顕微授精は日本では最も高額で、受けることが難しい治療だと思っていた私は驚きました。人工授精を何度か受けてから考え直そうかなどさまざまな思いがありましたが、治療や薬の指示など、医師や看護師さんが淡々とすべき役目をこなしているという印象を受け、今回の治療に希望をかけてみようと決断。 最初は戸惑いましたが、これもドイツ文化です。やることをやっていれば成果に近づけるという医師の助言・ドイツシステムのもと治療をすすめました。 3回目の顕微授精で授かれた1回目は授精卵が着床したものの妊娠9週で育たなくなり、稽留流産、掻爬手術を受けました。2回目では着床せず。保険補助が最後となる3回目。これで治療はやめる予定で顕微授精をおこないました。2個の受精卵を戻し、無事着床。そして、その後双子を出産しました。顕微授精を受ける際、体を多くの薬でコントロールし、心が折れそうになるようなこともありました。また流産したときも、治療を続けるべきなのかと夫婦で何度も話し合いました。双子を授かることができたことは奇跡だったと思います。不妊治療を受けることはどのくらいの期間、いくらかかるのかなど不明点が多いことが私たち夫婦にとって不安材料でした。 ドイツの不妊治療は、お金のサポートは多くはありませんが制度として整っていますし、明確な治療指示によってスムーズに治療を受けることができました。日本でもクリニックによっては明確な治療指示を受けられたのかもしれませんが、10年以上悩んでいた2人目不妊が1年半のドイツ不妊治療によって双子の命を授かることができたので、私たち夫婦は満足しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:久保田恵美双子を含む3児の母。第4子を妊娠中。幼稚園、小学校教諭の免許を取得。現在はドイツに住み、子育てをしながら育児や教育に関する体験談を中心に執筆している。
2021年04月17日28歳のときに不妊治療で第一子を授かり、出産した私。第一子である娘が1歳を過ぎたころから第二子の不妊治療を始めたのですが、治療を受けるなかで失敗したと思うことがいくつかあります。今回はその失敗体験を紹介します。 不妊治療の記録をすべて捨てた待望の第一子は、タイミング法を3回したあとの人工授精3回目で授かりました。おなかの赤ちゃんは順調に育ってめでたく出産となったのですが、産後2カ月が経ったあとに急きょ夫の転勤で引越しをすることに。 引越し後は見知らぬ土地で子育てをしながら片付けにハマり、勢い余って第一子の不妊治療に関する書類をすべて捨ててしまったのです。第二子の治療は引越し先の病院で受けたため、過去の資料が一切なくて困ったのを覚えています。 領収書の管理がいいかげん第一子の不妊治療では人工授精3回目で娘を授かることができたので、治療にかかる費用はそこまで高額にならず、助成金の申請はおこないませんでした。 けれど、第二子の不妊治療では10回を超える人工授精をおこなっても子どもを授かることができませんでした。治療費も高額になったため助成金申請をしようとしたところ、領収書がいろいろな場所に保管してあったり日付通りでなかったりして大変な手間が。領収書の管理はきちんとしておく必要があると痛感しました。 妊娠に対する考えが甘かった不妊治療当初から「自然妊娠をする確率はほぼゼロで体外受精でも難しい」 と先生から言われていましたが、娘を3回目の人工授精で授かったので次も思っているよりも簡単に妊娠すると考えていました。 ところが、人工授精12回、体外受精を1回おこなったものの、未だに妊娠に至っていません。私も夫も年齢はどんどん高くなり、体も衰えていくなかでどこまで治療を続けるのかまだ決めていません。出費は増え続ける一方なので、子どもが授からなかった場合にいつ諦めるのかを考えなくてはならないなと思っています。 不妊治療をしていると、まだ見ぬ未来の赤ちゃんと会える日を楽しみに気持ちが前向きになる一方で、現実的に考えなくてはならないことがたくさんあり、気持ちが後ろ向きになることもあります。それでも、後悔のないように納得のいくまで治療に取り組んでいきたいです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKOイラスト/manami.koiso 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2021年04月07日5.5組に1組――。不妊に悩む夫婦の割合です。晩婚化が進み、現実にはさらに高い割合とも言われています。いまや、赤ちゃんが授からない悩みは、特別なことではなくなっています。 世界保健機関(WHO)によると、不妊に悩むカップルの半数は男性側に原因があるといいます(※1)。とはいえ、心も体も女性の負担が大きい不妊治療。でも、医療技術は日々進歩しています。ベビーカレンダーの独自調査とともに、不妊治療を乗り越えた女性の物語をお届けします。 ▲ベビーカレンダー独自の調査によると、子どもをもつ2,868名の女性のうち、不妊治療をしたことがある割合は約35%(990名)。3名に1名は不妊治療を経験していた。 夫の一言に落胆、互いにたまるストレス「え。今日何もしてへんの?」 帰宅した夫が、開口一番言い放った言葉に、安藤かなさん(33・仮名)は落胆した。この日は仕事を休んで不妊治療の処置を受けた。治療内容は顕微受精のための採卵。何週間かホルモン注射を打って育ててきた卵子を、卵巣に針を刺して採取する。麻酔もしたので、帰宅後は何も手に付かず横になっていた。 「きつい一言でした。私が今日どんだけ大変な思いをしたか、わかってるはずだよねって。でも今思えば、夫もストレスがたまっていたんだと思います」 かなさんは現在、0歳と4歳の育児に奮闘する。1人目は不妊治療の末に授かり、2人目は自然妊娠で授かった。命が宿るということは、医療の手が介入しようとしまいと、奇跡の連続だと実感する日々だ。 どうして自分だけ……まぶしく映った「産休育休」23歳で結婚。子どもはすぐにでも授かりたいと思っていた。ところが結婚の翌年の夏、突然の出血で子宮外妊娠(受精卵が子宮内膜以外の場所で着床すること)が発覚。緊急の腹腔鏡手術(お腹に数か所の小さな穴をあけ、カメラや手術器具を使って手術を行う方法)を受けた。 奇跡的に卵管摘出には至らなかったが、小さな傷口が4〜5カ所お腹に残った。約1カ月間入院した大学病院の産婦人科病棟は、お腹の大きい妊婦ばかり。元気な赤ちゃんの声も聞こえてきた。早く妊娠しなければという焦りが込み上げると同時に、「どうして自分だけ」と卑屈な感情が湧いた。 「あの時のみじめな思いがきっかけで、どうしても自分の子どもが欲しいってこだわり始めました。職場の先輩たちが『産休』『育休』をとる姿が、まぶしく見えるようになりました」 その後、2年間自然妊娠を待ったがかなわず、不妊治療を開始した。 タイミング法で結果出ず、自己嫌悪に日本産科婦人科学会は、子どもを望む夫婦が夫婦生活を1年続けても妊娠しないことを「不妊」と定義する。年齢や病気などで妊娠しにくい場合は、すぐに治療を開始することも。かなさんは年齢的な余裕はあったものの、2年が経過したので不妊治療に踏み切った。ゴールの見えない2人旅の始まりだった。 初めは近くの産婦人科クリニックの門を叩いた。卵子が20代から劣化するというグラフを見せられ、ショックを受けた。「まずは基礎体温を付け、タイミング法でやってみましょう」という医師の助言に従った。 毎月何本も妊娠検査薬を使い、ちょっとした変化があるたび、インターネットで情報をかき集めた。しかし半年経っても毎月生理はやって来る。妊婦で混み合うクリニックの待合室。人の幸せが喜べない……。穏やかなオルゴールBGMを聴きながら、かなさんはこぶしを握った。 「私はなんてひどい人間なんだろうって自己嫌悪に陥りました。その状況が耐え難くて、専門のクリニックに移ることにしたんです」 専門クリニックで治療開始夫が原因で「妊娠の可能性1%」 不妊の原因はさまざまだ。病気や体質、精神的ストレスのほか、原因が見つからない場合もある。男性、女性、または両方が問題を抱えていることもある。原因の半数は男性側にある。(※1) 紹介された不妊治療専門のクリニックでは、夫婦2人の血液や卵巣、精巣など、生殖に関する器官の検査から始まった。 検査結果を聞きに行くと医師は告げた。 「旦那さんのこのデータから見ると、妊娠の可能性は1%です」 夫の精子は数が少なく、動きも活発ではなかった。かなさんにもホルモンの出方などに問題があった。「つまり、毎月ベストタイミングで子作りをしても8年後にできるかできないかといったところですね」と医師は続けた。0%じゃないんだね、と励まし合った。すぐに治療に取り組もうと、二人で決意した。 「実現するかどうかわからない自然妊娠を待つのではなく、2人ともサラリーマンである今、経済的に余裕のあるうちに積極的に治療に取り組んでみようって決めました」 データから成功を願うもかなわなかった人工授精不妊治療は、タイミング法、人工授精、体外受精・顕微受精の順にステップアップする。かかる費用も段階を追うごとに高額になる。夫婦が次に選んだ治療は、人工授精だった。 「データ的には人工授精でも厳しいとは言われていたんですが、授かったらそれはそれでラッキーだね、ということになりました」 だが3回試したものの、成功はしなかった。 どうして自分だけーーー。 再びこの言葉が襲いかかってきた。治療前にクリニックで見せてもらったデータが頭をかすめる。20代の人工授精の妊娠率を示したあのグラフ。「あぁ、私はまたグラフの“成功”の割合から外れるんだなぁって。ひどく落ち込みました」 高額な顕微受精へ精神的に追い詰められ医師に促され、すぐに顕微授精に切り替えた。顕微受精とは、顕微鏡下で卵子に直接精子を注入し、体外受精する方法のこと。かなさんは人工授精の時からホルモン注射は打っていたが、顕微授精となると何個も卵子を育てる必要があるため、注射の量も期間も種類も増えた。この頃、かなさんは“妊娠=成功”という考えで凝り固まっていた。 「当時は本も読めなくなっていましたし、休みの日も妊娠のことばかり考えていました。うつの一歩手前だったかもしれません」と振り返る。どんどんのめり込む妻を、夫は何度もたしなめた。 「もうやめようよ」「そんなに急がなくてもいい」「二人でも楽しいことはたくさんある」「仕事の環境を変えてみたら?」「養子っていう方法もあるよね」「子どもが欲しいからじゃなくて、俺と一緒になりたいから結婚したんだよね?」 しかしどの言葉も耳をすり抜けていった。 初めての顕微受精。結果、いくつか状態の良い受精卵ができ、より良い受精卵を選んで体内に戻した。かなさんの場合、顕微受精に向けた事前の検査やホルモン治療、薬代もひっくるめると、1回の顕微受精で約100万円かかった。あとは順調な経過を待つだけだった。 私のせいで……電車で涙が止まらなかった初期流産 その日から次の受診日まで、意味がないとわかっていても過剰に安静を心掛けた。「通勤の電車が揺れすぎじゃないか」と無駄に精神をすり減らした。 受診日、妊娠が確認できたものの「少し成長が遅いかな?まだ安心はできません」と、翌週の受診まで判断は待つことに。結果は、心拍確認できず初期流産だった。帰りの電車で一人、涙が止まらなくなった。 「自分がとてもかわいそうに思えてきて。子宮外妊娠したときのことも思い出して、なんで自分ばっかりって……。冷静に考えると流産なんて普通にあることなんですが、最新の医療でも私はだめなの?って落ち込みました。ただただ本能的に、子どもが育てられないのかという悲しみでした」 日本産科婦人科学会によると、年齢により流産率は大きく異なる。医療機関で確認された妊娠のうち、流産が起こる確率は20代で15%前後だが、40歳以上で50%以上と、決して少なくない。原因のほとんどが染色体異常だ。 かなさんの場合、流産が偶然だったのか母体に原因があったのかを調べるため、手術で組織を取り出し検査した。結果、受精卵の染色体には問題はないと判明した。妊娠を継続しにくい「不育症」の可能性をいくつか指摘された。 「悪気はないとわかってはいましたが、そのときに先生が『男の子だったんだね』とおっしゃって。私の体がポンコツなせいで、この男の子は育つことができなかったんだ!と考えてしまって、さらにつらくなりました」 注射と食事制限で体質を改善心拍確認、出産へ不育症への対策が始まったが、負担は想像以上だった。糖尿病予備軍とされ、注射を12時間おきに毎日打つこと、1日1食は炭水化物ゼロ、さらにほかの2食については、食後に血糖値を下げる薬を飲むことが課せられた。 食事制限で目に見えてやせたため、会社の人たちにも不妊治療のことを伝え、毎日の注射は更衣室で打たせてもらった。体質が改善してきたところで、2個目の受精卵を体に戻した。 2回目の移植では、心拍が確認できた。しかし安堵と不安がマーブル状に入り組んだ。 「心拍が確認できても、また流産の悲しみが待っているのではという気持ちがずっとありました。生まれるまで心からの安心はできませんでした」。妊娠8カ月まで、血糖値の薬は飲み続けた。 妊娠の経過は良好だった。不妊治療からおよそ3年経った28歳の春、元気な男の子を出産した。 やっと会えた……。 立ち会った夫の目は、うるんでいた。治療を通して夫とぎくしゃくしたこともあったが、負の感情もぶつけ合い、より深く互いを知ることができた。2人は、ただただ純粋な喜びに包まれた。 タイミング法、人工授精、顕微受精に費やした治療費は200万円を超えた。 「今は『あの子は高級な子やからな〜』って夫婦で冗談を言うこともあります。まさかこんな幸せな日が来るなんて。医療に感謝です。医療の進歩があったから、この子に会えたんだと思います」 ▲不妊治療をしたことがある人のなかで、赤ちゃんを授かるまでにかかった金額は「50万円以下」が半数以上。一方、200万円以上かかった人は全体の約18%と多額の不妊治療費を負担している実態が見える。 2人目の夢を吹っ切れた直後の奇跡 母になって2年が経ち、かなさんはいろいろ吹っ切れるようになっていった。2人目は欲しかったが、夫は1人で十分だと言った。夫と息子の家族3人で生きて行こうと決めた。 年間5万円かけ凍結保存してきた受精卵。愛おしかったが、サヨナラする決断をした。仕事を辞め、友だちと飲みに行くようにもなった。すると半年後、体調に異変が。2人目の命が自然妊娠で宿ったのだ。 「これまで何十本使ったかわからない検査薬で、初めて陽性が出たんです。お世話になった先生たちは『奇跡だ!』っておっしゃいました」 ▲第一子出産後も受精卵(胚)の凍結保存を更新した時の領収書「凍結保存した受精卵にも愛着がありました」 浅田レディースクリニックの浅田義正院長はこう言う。 「体外受精後の自然妊娠は数百人に1人というデータがあり、安藤さんは特殊な事例です。不妊治療にはいろいろな方法があります。不妊の原因も、施設も、医師も、成績もいろいろ。不妊治療にスタンダードも、ガイドラインもまったくありません。 中にはつらい思いを続けて、努力しても妊娠できずに自分を責める人もいますが、本来、医療である不妊治療は痛い、つらいものであってはいけないと思っています。しかし、妊娠は努力すれば必ず100%妊娠できるというものでもありません。 結果が悪くても決して自分を責めないでくださいね。そして少しでも痛みや苦しみを感じず治療できる環境を選んでください」 安藤さんは昨年、無事女の子を出産した。きょうだい並んで眠る姿、妹の手に愛おしそうに触れる息子を見て思う。あのまま2人目や仕事を吹っ切れずにストレスを抱えて生きていたら……。きっと目の前にある光景は見られなかっただろう、と。 もしも当時の自分に会えるとしたら、掛けてあげたい言葉がある。「あんまり自分を精神的に追い込んじゃだめだよ。パートナーのことも大切にしてあげて。治療の痛みに耐えた先には、幸せな未来が待ってるんだから」 (※1)厚生労働省 不妊治療と仕事の両立サポートハンドブック※不妊治療費は病院や患者の状態によって異なります【調査概要】出産のタイミング・不妊治療に関するアンケート調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月28日(木)〜2月3日(水)調査件数:2,868名 取材・文/大楽真衣子 監修者:医師 浅田レディース品川クリニック院長 浅田義正先生名古屋大学医学部卒業。名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として「不妊外来」および、「健康外来(更年期障害・ホルモン補充療法)」の専門外来を担当後、米国初の体外受精施設に留学。主に顕微授精(卵細胞質内精子注入法:ICSI)の基礎的研究に従事。95年に名古屋大学医学部附属病院分院にてICSIによる治療開始。顕微授精症例の全症例を担当し、同年5月、精巣精子を用いたICSIによる日本初の妊娠例を報告。98年ナカジマクリニック不妊センター開設。2004年浅田レディースクリニック(現・浅田レディース勝川クリニック)開院。10年に浅田レディース名古屋駅前クリニック、18年には浅田レディース品川クリニックを開院。多くの不妊に悩む女性と日々向き合っている。『不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」』(ブルーバックス、講談社)など著書も多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2021年03月05日食欲がない、疲れがとれない、眠れない、心のもやもやがとれないといった症状が出ていたとしても、風邪などのいわゆる病気と言えるような症状がないため、体に無理がきていることに気づかずに、うつ状態になってしまう人はたくさんいます。 うつになることを避けるために、早めに専門家に診てもらうのがおすすめです。しかし、病状がはっきりしないため、どこで診てもらったらよいかわからない方も多いかと思います。 心療内科・精神科・カウンセリングの違いとは?「心の病ではないか?」と疑ったときに思い浮かぶのが、心療内科・精神科・カウンセリングではないでしょうか。まず心療内科と精神科の大きな違いは、体に症状が現れているかいないかが判断材料となります。 心療内科動悸がする、食欲がない、眠れないなどの症状があり内科のお医者さんに行って診てもらったにも関わらず、異常がみられないと診断されるような場合が対象となります。 精神科うつ病、双極性障害、統合失調症などの精神疾患が表れている場合が対象となります。 いずれも、国家資格である医師の資格をもっている先生に診てもらうことになり、医師は治療薬を処方する薬物治療が可能です。一方、カンセリングをおこなうカウンセラーは医者ではないため、薬の処方はおこなえません。 カウンセリングとは?患者様がカウンセラーや医師との面談や対話を通じて心理的な問題を解消していく治療法です。心療内科や精神科の治療のひとつとしておこなわれます。カウンセラーが独立してカウンセリングのみをおこなっている場合も多くあります。 カウンセリングは、カウンセラーや医師が問題に対して回答を出すものではなく、あくまで心理学に基づいて、どうすればよいかの回答を患者様自身で導き出すための手助けをするのが目的です。患者様が出そうとする回答に対し、基本的に、カウンセラーや医師は否定や提案をしないことになっています。 どんなときに行けばいいの?風邪などの内科的な診断では異常がないにも関わらず、心が晴れない、眠れない、疲れがとれない、吐き気などが収まらないなどの症状が続き、つらいと感じているのであれば診てもらうことをおすすめします。 心療内科・精神科・カウンセリングのどこに行けばよいか迷うのであれば、まずは心療内科に行ってみてください。心療内科でカウンセリングや薬物療法を受けたほうがいいのか、精神科で診てもらったほうがいいのか診断してくれるはずです。 いきなり病院へ行くということにハードルを感じてしまったり、話を聞いてもらうことで少しでも落ち着きそうであればカウンセラーを訪ねてみましょう。うつは一度なってしまうと、治りにくい場合が多く、最悪、命を落とすことにもつながります。つらいと少しでも感じたら、心療内科やカウンセリングに行ってみてください。 著者:ライター メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。また、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。
2021年03月04日日本は世界で最も体外受精の実施件数が多いのに、1回の採卵あたりの出産率は世界最下位―2016年に国際生殖補助医療監視委員会〈ICMART〉が世界60ヵ国を調査したレポートからわかったのは、衝撃的な現実でした。そうしたなか、2020年の菅内閣誕生で不妊治療の保険適用が動き出すなど、不妊治療への世間の注目はますます高まっています。 しかしショッキングな現実が明らかになったものの、決して日本の不妊治療の技術すべてが劣っているわけではありません。赤ちゃんを望む人が赤ちゃんと出会える世の中になるために、日本の不妊治療の仕組みは、一人ひとりの意識はどうすべきなのか? 日本における顕微授精の草分け的存在の浅田レディースクリニック理事長・浅田医師にお話を伺いました。 出産率6.2%、日本の不妊治療の実態日本の体外受精の出産率は世界最下位―その裏付けとなるのは、ICMARTが発表した下記のレポートです。 ※ICMARTが2016年に発表したレポートより、2010年の60ヵ国・地域のデータから抜粋して作成。顕微授精、体外受精を合わせた数値。参考:『不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」』(講談社ブルーバックス 著:浅田 義正、河合 蘭) 浅田医師(以下、カギカッコはすべて浅田医師の発言):「日本の体外受精からの出産率は、世界でダントツの最下位なんです。採卵件数に対しての出産率が非常に低く、1回の採卵あたりでは出産率6.2%。これは、世界平均20.1%の3分の1にも満たない数値です」 なぜ、日本の不妊治療はこんなにも成績が悪いのでしょうか。その理由は2つ考えられると、浅田医師は語ります。 「まずはそもそも晩婚化が進み、不妊治療を始めるタイミングが遅く、卵子の老化が進んでしまっているからです。もうひとつ、世界では推奨されていない『自然周期採卵』を推奨する風潮も原因だと考えられます」 自然周期採卵とは、体外受精において排卵誘発剤を使わずに採卵する方法。日本ではこの自然周期採卵を“体にやさしい”として推奨するクリニックも多いのです。 しかし浅田医師は「体外受精で自然周期採卵を推奨するのは日本だけ」だと語ります。 「イギリスの不妊治療に関するガイドラインでは、自然周期採卵を患者に勧めてはいけない、とはっきり書いてあるんです。統計的に排卵誘発剤を使って複数の卵子を採卵したほうが妊娠しやすいことは明らかな一方、自然に排卵する卵子はたった1個しかないんですから」 こうした現状を招いてしまうのも、「クリニックごとにバラバラな治療実態」が問題だと浅田医師は指摘。「医師としては、クオリティや品質が統一された生殖医療システムを作っていかなければならない」と語ります。 菅内閣が打ち出す不妊治療の保険適用の課題とは世界と比べ不妊治療の成績が芳しくない現状があるなか、2020年には菅内閣が誕生し「不妊治療の保険適用」が表明された日本。このことについて浅田医師はどう考えているのでしょうか。 「患者さんの費用負担が減ることについては、私は大賛成です」としながらも、課題は多いと語ります。 「まずは不妊治療で現状使用している薬剤や機械を保険適用にするために、治験や手続きのための莫大な時間と費用がかかる点です。 保険適用にするためには使用する薬剤の承認を得ることが必要で、たとえ『明日から体外受精を保険適用にします』ということになっても、保険適用で使用できる薬剤がほとんどなく、事実上治療ができない非常事態になってしまうんです」 さらに、現状の薬が無事に保険適用の承認を得られても、「今後新しい薬が出るたびに承認を得なければならず、不妊治療の技術の進歩に保険が追いつかなくなる可能性もある」と指摘します。 しかし課題がある一方、先ほど問題点として挙げられた「クリニックごとのバラバラな治療実態」については改善が期待されると言います。 「保険適用の過程で、クリニックごとの成績開示の必要性が生じれば、施設のレベル統一につながる可能性もあります。アメリカではクリニックごとの妊娠率・出産率はすべて公開されていますが、日本では日本産婦人科学会に登録して成績を全部出しているクリニックもあれば、登録すらしていないクリニックもある。 今まではこうした現状を議論する場もなかったので、実態が明らかになったのは一歩前進だと思います」 家族を考える、すべての人に伝えたいこと体外受精の成功率が世界最下位というショッキングな現状がありつつも、不妊治療の保険適用をきっかけに制度が見直されつつある日本。枠組みが変わろうとするなか、個人としてはどのような意識を持てばよいのでしょうか。 実際に不妊治療をおこなうカップルはもちろん、不妊治療についてあまり知らない方も含め、将来的に赤ちゃんを迎えたいと願うすべての人に対し、浅田医師からこのようなメッセージがありました。 「まずは正しい知識を持ってほしいですね。妊娠するための女性の体の仕組みや、卵子の老化について。また、今回お話した世界と比較した日本の体外受精の成績や、自然周期採卵を推奨しているのは日本だけ、といったことを知っていれば、どういった方針を持つクリニックに行くべきなのかも判断でき、誤った情報にもまどわされないと思います」 不妊治療というものが日本でも制度から見直され始め、大きな一歩を歩み始めた今。 この時代のうねりのなかで、不妊治療に関する正しい知識を男女問わず世の中の人が当たり前に持ち、制度と意識の両方が変われば日本の不妊治療の成功率も大きく変わるはず。そして赤ちゃんを望む人が赤ちゃんと出会える、そんな世の中になっていけると願っています。 監修者:医師 浅田レディース品川クリニック院長 浅田義正先生名古屋大学医学部卒業。名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として「不妊外来」および、「健康外来(更年期障害・ホルモン補充療法)」の専門外来を担当後、米国初の体外受精施設に留学。主に顕微授精(卵細胞質内精子注入法:ICSI)の基礎的研究に従事。95年に名古屋大学医学部附属病院分院にてICSIによる治療開始。顕微授精症例の全症例を担当し、同年5月、精巣精子を用いたICSIによる日本初の妊娠例を報告。98年ナカジマクリニック不妊センター開設。2004年浅田レディースクリニック(現・浅田レディース勝川クリニック)開院。10年に浅田レディース名古屋駅前クリニック、18年には浅田レディース品川クリニックを開院。多くの不妊に悩む女性と日々向き合っている。『不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」』(ブルーバックス、講談社)など著書も多数。著者:ライター 平 理沙子Webライター。ITスタートアップ企業での広報なども経験あり。東京大学卒業後、新卒で娘を出産した一児の母。フェムテックやジェンダー、現在在住するシンガポール情報などを中心に執筆活動をしている。
2021年03月01日大山加奈さんは元バレーボール選手です。2001年の高校在学中には、オリンピック・世界選手権・ワールドカップと三大大会と言われるすべての試合に出場。日本を代表するプレーヤーとして「パワフルカナ」の相性で親しまれ、活躍しました。現在では、全国での講演活動やバレーボール教室、メディアの出演など活動の幅を広げるなど、さまざまな分野で活躍しています。また、2021年2月19日に双子の女の子産を出産し、念願だったママになりました。不妊治療を開始したものの、思うように結果が出なかったという大山さん。そこで、思い切って体外受精に踏み込むことを決意します。今回はそのときの大山さんの心情の変化を中心にお話を伺いました。また、周囲の言動でつらかったことや、働き盛りの時期に仕事を休むということへの後ろめたさ、子どもができないことに対して考え方が変わるキッカケとなった愛犬との出会いについても話してくれました。 経済面・精神面で負担が大きいとされる人工授精に挑戦ー具体的にはどのような内容の不妊治療をされていたのでしょうか? 大山さん:最初は、自然な形で授かりたいという想いが強かったんです。なので、タイミング療法(※1)を試していた時期も長かったですね。ただ、先生からは「早く人工授精(※2)にステップアップしたほうが良い」とアドバイスをしていただいていました。でも、なかなか妊娠することができず、年齢を重ねてきてしまっただけでなく母親にガンが見つかり、早く子どもの顔を見せたいという気持ちが溢れ、体外授精(※3)にステップアップすることを決意しました。 (※1)タイミング療法:正確な排卵日を予測し、医師が性行為をおこなうタイミングを指導することで、妊娠へと導く療法。 (※2)人工授精:細い管を使い、事前に採取しておいた精子を子宮腔内に注入する治療法。タイミング療法で妊娠しなかったという人の次のステップとされている。 (※3)体外受精:卵子と精子を採取し、培養液内で受精させ体内に戻す方法。タイミング療法や人工授精と比べると金額が高く、体への負担も大きいとされている。 ー体外授精にステップアップすると決意するのは、簡単なことではないですよね。 大山さん:はい。まず引っ掛かったのは経済面のことでした。体外受精だと1回の治療は何十万とかなりの高額なので、そのことを考えると気軽に出せる金額ではないです。また、その金額を出したからって子どもを授かれる保証があるわけでもないですからね。さらに、体への負担も大きいと聞いていたので、“仕事をしながら体外受精にステップアップすることは可能なのか”ということはすごく気になっていました。大事な仕事のときに、ちゃんと仕事と向き合えなかったらそれこそ大変ですからね。 ー実際にお仕事と治療の両立をされてみていかがでしたか? 大山さん:私の仕事が1番少ない年度初めの4月に合わせて、初めての体外受精に臨みました。その当時は、精神面の浮き沈みが激しかったですね……。また、仕事と両立するために通院回数を減らそうと、排卵を促すための排卵誘発剤を自分で打つ「自己注射」というものを取り入れたのですが、昔から注射が苦手だった私は、“なんでこんなことをしなくちゃいけないんだろう”と思いながら、ときには涙を流しながら注射を打つこともありました。そこでメンタルはかなり削られました。 ー旦那様は不妊治療についてあまり賛成ではなかったと伺いましたが、どのように2人で話し合って治療を進めていったのでしょうか? 大山さん:不妊治療の話し合いもしっかりとおこなう感じではなく、「やりたいようにやれば良い」という感じだったので、私から「こうしたいと思う」ということを伝えていくことが多かったです。 ー実際に体外受精に挑戦したのはどのくらいだったのでしょうか? 大山さん:そのときは1度だけですね。でも、採れた卵がほぼ使えない卵だったんです。かろうじて1個だけ、他のクリニックなら廃棄してしまうようなものがあって、それを受精させて戻したんですけど、やっぱりダメで……。きっと、また採卵をしても同じ結果になるんじゃないかと思ったのと同時に、もう疲れちゃったんです。そこで一度、治療を終わりにする決意をしました。ちょうど仕事も忙しくなってきたころだったので、仕事を取ったというのもありますね。 周りの何気ない発言に傷ついてきたことも…ー不妊治療中につらかったことなどはありましたか? 大山さん:仕事では子どもと関わることも多くて、質問コーナーでストレートに「子どもはいますか?」って聞かれることがあったんです。ほかにも、「きっと加奈ちゃんならいいお母さんになれると思う」と言われたことも……。その質問や発言には悪気がないのは分かっていましたが、ちょうど治療がうまくいかなかったり、気持ちも落ちていたときだったので余計につらかったです。また、ある食事会では、子どもができないことを冗談交じりに茶化されたことがありました。そのときは思わず涙が出てしまい、とても傷つきました。 ーすごく難しい問題ですよね。 大山さん:そうですね。やっぱり、当事者じゃないとその言葉がどれだけ鋭いものかって難しいと思うんです。それは不妊だけではなく、どんな場所でも同じなので、発言は軽々しくしてはいけないなと改めて感じました。 愛犬との出会いにより、気持ちと体に変化が…出典:大山加奈さんのInstagramより(左側は飼い始めたころ(2018年5月)のだいずくん)、右側は2020年12月のだいずくん) ー不妊治療を休んだ当時は、どんな心境でしたか? 大山さん:不妊治療を休むことになってから、愛犬である“だいず”を飼い始めたんです。それからは、治療のことや子どものことをあまり考えなくなったんです。それよりも、このだいずを育てていくことに幸せを感じて、次第に“この子がいればいいや”と思うようになりました。すごく心がラクになりましたし、純粋に毎日が楽しく感じられるようになったんです。それまでは、生理が来るたびに苦しい気持ちになっていたので、久しぶりに幸せだと思えた期間でした。 ーだいずくんが心を癒してくれたんですね。 大山さん:はい。だいずが来てから、精神的にも落ち着きましたし、健康になった気がします。もともとストレスを抱えてしまうタイプで、不眠症も患っていたのですが、それも治ったんですよ。毎日だいずのお散歩に行かなくちゃいけないので、朝寝坊も夜更かしもしなくなりました。そのおかげで心身ともに健康になりました。だいずには、心から感謝をしています。 そのころのことを思い出したのか、だいずくんの話をし始めた途端、大山さんの表情もやわらかく、その場の空気も温かいものへと変わっていくのを感じました。さて、大山加奈さん独占インタビューの最終回は、不妊治療の再スタートについてやコロナ禍での妊娠・出産について答えてもらいます。ぜひ最後までお付き合いください。 <第3回に続く> ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。また、病院や治療方法などにより、金額が異なる場合があります。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 PROFILE:大山加奈さん1984年6月19日生まれ。小学2年生からバレーボールを始め、小中高すべての年代で全国制覇を経験。高校卒業後は東レ・アローズ女子バレーボール部に入部。高校在学中の2001年に日本代表として初選出され、オリンピック・世界選手権・ワールドカップに出場し、小中高全ての年代で全国制覇を経験。高校卒業後は東レ・アローズ女子バレーボール部に入部した。日本代表には高校在学中の2001年に初選出され、オリンピック・世界選手権・ワールドカップと三大大会すべての試合に出場。2010年6月に現役を引退し、現在は全国での講演活動やバレーボール教室、解説、メディア出演など多方面で活躍中。著者:ライター 吉田可奈
2021年02月27日不妊治療を始めて3年過ぎたあたりから、子どもを授かりたいと思う願望が義務のように変化していき、妊娠に対する感覚が徐々に麻痺し始めていました。ついに、私たちは精神的な余裕が完全になくなってしまいました。そして、治療へ真剣に向き合うことが怖くなり、できなくなってしまいました。 治療法を変えても、結果は出ず一度転院して新たに通い始めた病院で3年近く人工授精を続け、不妊治療期間が約5年過ぎていました。しかし、毎月決まった時期に儀式のように病院へ行き、医師から妊娠していない事実を聞くと、妻だけでなく自分の努力が無駄に感じてしまい、夫婦共々どんどん落ち込んでいきました。 さらに、医師のすすめで体外受精・顕微受精を数回試しましたが、1回につき約40万円の出費になるため、長期的に継続して治療することは断念せざるを得ませんでした。そして、医師と会話することすら嫌気がさしてしまって、また転院することにしました。 2度目の転院にして、最後の病院次の病院でできなかったらあきらめよう、と夫婦で決めていました。年齢と負担だけが増えていって、本来の目標を失いかけていたからです。 次に決めた病院では、お金も精神的負担もかけたくなかったので、タイミング療法のみで治療を再開しました。ここの診療方針は、上の子どもが一緒に行くことも自由、なんとなく決められた日程での診察というのんびりとした環境で、私たちはそのおかげである程度平常心を取り戻していきました。 しかし同時に、妊娠することへのこだわりも徐々に薄れていきました。もうここが私たちの不妊治療の限界だと感じていたからです。 ストレスが減り、そして…最後の病院は、負担を感じることがほとんどなく、通院することができました。電車でひと駅の距離にあることや、繁華街にあるため、寄り道して気を紛らわすこともできたことなども要因だったと思います。 あまりストレスを感じずに治療を続けた結果、最後の病院へ通院して半年、不妊治療開始から約6年目でようやく妊娠することができました。正直、喜びよりも驚きのほうが大きかったです。 今思えば私も妻も、経済的な不安も含む精神的な不安が赤ちゃんを授かることができなかった1番の原因だったように思います。自分が頑張りすぎると、妻にとって負担になります。逆の場合も同じです。妻のため、夫のためと思ってしている行動が、かえって相手を苦しめていたのかもしれません。 改めて感じること次女が無事生まれ、今、冷静に振り返って考えると、私たちは不妊治療を体験できて本当によかったと思います。 真剣に家族揃って同じ目標に向かって取り組み、家族の結束が一層深まりました。さらに、不妊治療に予想外に時間がかかったおかげで8歳差の姉妹になりましたが、長女が本当によくかわいがってくれており、楽しんで子育てに参加してくれています。 妻はもちろんですが長女も頑張って協力してくれたおかげで、子どもを授かることができたのだと私は感じています。 ゴールが見えないまま、どこまで続ければいいのか不安を感じながら治療を続けることが、ここまでつらいとは正直思っていませんでした。ただ、子どもを授かることができ、さらに家族で苦難を乗り越えることができたという充実感も得ることができました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。検査の内容などは病院によって異なります。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/(c)chicchimama 著者:ライター 吉田直樹二児の父。原因不明の続発性不妊症のため、夫婦揃って不妊治療を数年おこない授かる。グラフィック・Webデザイン事務所を経て、現在グラフィックデザイン・Webデザインのフリーランスとして活動中。
2021年02月14日