俳優の山田裕貴、お笑い芸人のZAZYが出演する、カプコン「モンスターハンター」シリーズ最新作『モンスターハンターライズ:サンブレイク』(6月30日発売)の新CM「早く狩りたい山田裕貴編」「みんなでサンブレイク山田裕貴編」が16日より放送される。同シリーズを毎回発売前に予約するなど、筋金入りの「モンハン」好きとして知られる山田。特設サイトでは『モンスターハンターライズ:サンブレイク』開発現場への潜入取材を通して、同作の魅力を伝えている。新CMでは、そんな山田が「モンハン」のモンスターになりきる姿や、ゲームをプレイする姿を披露。おなじみの翼を身に着けたZAZYが新モンスター「メル・ゼナ」に見えてしまい、腰を抜かしながら「メル・ゼナァァァァ!」と絶叫するシーンにも注目だ。○■山田裕貴インタビュー――CM撮影の感想を教えて下さい。僕、いつか「モンハン」のCMをやらせてもらったときはハンターかモンスターになりたいって思っていました。これは本当にうそじゃなく本当にそう思っていて、夢がかなって、今日、モンスターになれたので、これは全力でやらないといけないと思って、全力でやらせていただきました。――カメラテストからモンスターの演技がすばらしかったですね。普段から家などで動きとかをまねしちゃうんです。友達とプレイしていてテンションが上がると「ブンブーン」とかやったり、モンスターのまねとかもよくやっていたので、遊んでいる時のその練習が活きました。練習というか、普段の僕の感じが。あそこまで激しくないですが(笑)。でも、海外に行ったら海外のアクターズスクールの皆さんは、「今から動物になってください」ということもあると思うので、海外にも負けない俳優になるために……。説得力があれですよね、ないなー。でも、ちゃんとそのように見えるというか、「そんなの全然ガランゴルムじゃないよ」とか、「ルナガロンじゃないよ」と言われてしまったら、「モンハン愛」が伝わらないまま終わるのは嫌なので、全力でやらせてもらいました。――今回のTVCM出演を聞いたときの気持ちを教えて下さい。めちゃくちゃうれしかったです。ずっとやってきたゲームなので。『モンスターハンターポータブル 2nd』からずっとやってきているので。発売される前に予約して絶対やってきていたから、自分の中ではこのようにお仕事として関わるというよりかは、身近に自分の日常の中でプレイするものとしてあったものだったので。だから、まさか、関わらせてもらえるというのは本当にありがたいという思いでいっぱいです。――初めて「モンハン」をプレイしたときのことは覚えてますか?愛知の名古屋市出身で、東京と名古屋で離れていても、高校の時、一緒にやっていた友達と今でも、「モンハンが発売されたらやろうぜ」と言ってやっているので、地元の友達ともずっとつながれる作品でもあります。ネット社会になって、例えば、実家に帰らなくても、「モンハンやろうぜ」と言ったら友達と簡単に気軽にできるというのが今はすごくありがたいですし、それは楽しみの一つです。「絶対買えよ」とか言いながら毎度毎度それが恒例というか、その友達とは僕、絶対的な約束みたいになっているので、今回も発売されたらその友達と絶対やるでしょうし。だから、びっくりすると思います。(僕は)「ヤマ」と呼ばれていたんですけれども、ヤマが「モンハン」のCMに出て、たぶん、僕の友達は泣くんじゃないですかね(笑)。――「モンスターハンターライズ:サンブレイク」を一足先にプレイした感想を教えて下さい。毎度楽しみになるのは新モンスターで、どういう攻撃をしてくるのかとか、どういう能力を持っているのかとか、 今回でもルナガロンと、復活モンスターのセルレギオスをやらせてもらって、復活モンスターだったら懐かしさもあるし。新しいモンスターになると、どうやって狩ろうみたいなそういう楽しみとか、わくわくとか。新たな「疾替え」という技もあって、技を切り替えて狩れたりとかもするし、新たなマップも新たな世界観も全部が楽しみな要素なので、早くやりたいです。やらせてもらったぶん、よりやりたさが。武器とかも早くどんな武器が出るのかを見たいし、本当に新しくなっていくごとに見た目も変えられるようになってきて、装備の能力は残したままファッションとしても遊べる防具の切り替えとか、ガルクもいるし、オトモアイルーもいるし、すごくより幅が広がっています。ストーリーも面白いですし、「モンハン」の考察の動画とかを観ちゃうんです。このフィールドのここにラオシャン ロンの骨が隠されるんじゃないかとか、ダラ・アマデュラの骨がこうなっているんじゃないかとか、いろいろそういう考察動画とかを見ても面白いので、ストーリーとしてもちゃんと設定がしっかりしているじゃないですか。モンスター、確かに全部出しちゃったら、ちょっともったいなさすぎますけれども、あのモンスターが来てほしいとか、このモンスターが来てほしいとか、もちろん、新たなモンスターもですけれども、本当に楽しみ、僕が楽しみです、本当に(笑)。『モンスターハンターライズ』でいうと和の雰囲気がすごくあった世界観から、『サンブレイク』になったら今度はかなり洋風な雰囲気がすごくある拠点があったり、そういうモンスターが出てきたり、それも本当に楽しみです。――「モンハン」が大好きな山田さんですが「モンハン愛」が伝わる思い出を教えて下さい。これは何度も言わせてもらっているんですけれども、僕、双剣が大好きで、小さいころから刀を2つ持つことに憧れていたんです。それを自分の分身として狩猟できたりするって本当にすごい……。(背後で物音がしたことに対して)メル・ゼナですか、大丈夫ですか? 本当にそれで狩れたりするのがすごく楽しみです。ギルドカードといって自分の紹介カードみたいなのがメニューを開くとあるんですけれども、そこの武器の使用回数が双剣以外、全部、0がいいくらい、1もつけたくないくらい双剣しか使わなくて。だから、よく友達とかに「もっと他の武器を使って臨機応変に狩ってくれ」と言われるんですけれども、僕は地元・名古屋にいた時からデュアルソードマスターと呼ばれていたから、その友達と勝手に2人だけで呼んでたんですけれども。「俺はデュアルソードマスターだから」と言って本当に双剣しか使わずここまで来たので、もっといろいろな武器を使ってほしいと思われるかもしれないですけれども、これからも双剣で狩っていきたいと思います。――「モンハン」は今までどのくらいプレイされたんですか?累計だと普通に 2,000、3,000(時間)は超えていると思うんです。十何作品はやっていると思うので。あと、双剣の武器を全派生つくらないと気が済まないんです。どれだけ使わない武器があったとしても他の全武器は、装備品が並んでいるところに双剣のアイコンがダーっと並んでいるのがすごい気持ちよくて、全派生つくるんです。それにすごく「モンハン」の中の通貨のお金と時間がかかっちゃうという。スキルを組み合わせるのも楽しいです。もう話さないほうがいいですか? 長いですか? 大丈夫ですか?――「モンハン」といえば「狩り」ですが最近手に入れたものを教えて下さい。僕は家を映画館みたいにするのが夢だったんですけれども、サウンドバーとか、リアスピーカーとかやっとそろえました。それで「モンハン」をやると、そこからウーっと咆哮(ほうこう)の叫びが聞こえてきて、すごい大迫力の中でプレイできるんです。自分がそこにいるくらいの感覚で入り込みたいので。――ZAZYさんと撮影で初めてお会いしてみての感想を教えて下さい。CGでメル・ゼナに変わらなくてもいいんじゃないかというくらいメル・ゼナに見えてきて。このままでもいいんじ ゃないかというくらい(笑)。これくらいのヒールの高さをしていました。長めのマドラーくらいある、ヒールのこんな棒を見たことがないです。――ZAZYさんに聞きたいことはありますか?「おうちではどういう格好をされてるんですか」。絶対に勝負のとき、仕事のときに出るお衣装だと思うので。家であの羽を着けて生活しているわけではないだろうと思うので。どうなんですかね、普通にジャージにスウェットとかだったら親近感が湧くなという……。
2022年06月16日俳優の山田裕貴が「山田裕貴語録/569」オリジナルTシャツを販売することを発表。Tシャツ第1弾のデザインが6日に公開された。「山田裕貴語録/569」とは、山田が普段の会話の中で自然に出た言葉をマネージャーなどが投稿するTwitterアカウント。突発的に発する擬音から俳優人生を振り返って語る言葉まで、多岐にわたる名言、迷言がファンの間で話題となってきたが、このたびそれらの語録を表現する「569ブランド」としてアイテム制作が決定した。言葉の選定、デザインは山田自身が約1年かけてプロデュース。ブランドロゴが1日にSNSで投稿され新たな展開に期待が集まっていた。Tシャツ第1弾は「ねぇ聞いた? すずむしたちのオーケストラ。」をツイート画面風にデザイン。以降、7日に第2弾、8日に第3弾のデザインが公開され、9日(17:00)にセブンネットショッピング内「ワタナベ商店」にて販売ページがオープン、10日(12:00)に受注販売がスタートする。■山田裕貴 コメント最近ありがたいことにお仕事のご報告を沢山させていただけている反面、ファンの皆様にお返しできるような機会を作る事ができず何かできないかと周りの人達と考えた結果Tシャツを販売することになりました。普段、僕が発した言葉をいつも応援してくださっている皆様に身近に感じていただくことで「これからもよろしくお願いします」というメッセージを込め、楽しんで着ていただけるものを考えました。デザインなども自分でかなりアイデアを出し素敵なものができたと思います。是非、ご家族、友人、恋人と着て皆さんの過ごすひと時が面白いものになりますように。
2022年06月06日映画『大河への道』(5月20日公開)の公開初日舞台挨拶が20日に都内で行われ、中井貴一、松山ケンイチ、北川景子、岸井ゆきの、和田正人、田中美央、中西健二監督が登場した。同作は立川志の輔の新作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。プロデューサーとしても同作に関わっている中井は「昨日はちょっと緊張もしました。今日こうやって皆さんのお顔をここで拝見することができて、今はホッとしております」としみじみ。松山も「今回貴一さんが企画された作品ですけれども、貴一さんの人柄がよく出ているような、優しい映画になってます」と太鼓判を押す。中井はさらに観客に「僕たちにとってこうやってお客様がこの映画館に足を運んでくださることが何よりの喜びであり、この仕事をやっててよかったなあと思える瞬間でもあります。いろんな状況がありましたけれど、本当にすべての映画館の皆さんや劇場の皆さんは、皆様がこちらにお越しいただいても絶対に安全にお帰りいただけるような工夫をし、苦労しておりますので、どうぞこの先も……いや、この映画を何回も見ろって言ってるわけじゃないんですけど、この先もいろんな映画をご覧になることを怖がらずに、映画館や劇場に足を運んでいただけたら嬉しいなあという風に思います」と語りかけた。最後にはヒットを願って鏡開きを行ったが、写真を撮っている途中で誰かが蓋を叩いてしまい、割れてしまうというハプニングも。スタッフがやってきて直す姿について、和田が「撮らないで!」と叫び、会場の笑いを誘っていた。
2022年05月20日『大河への道』は、立川志の輔の落語に感動した中井貴一が自ら映画化を企画し、主演した意欲作。日本地図を作った男、伊能忠敬をモチーフとした物語には、志の輔ならではの発想があり、それが見事に映画に結実している。ふたりに聞いた。――今回、中井さんは志の輔師匠の落語を映画にするために尽力されました。映画にしたら面白いと思われた点はどこでしたか。中井この数年、時代劇は作られていますが、圧倒的に本数が少なくなりました。コロナ禍でエンタテインメントに廻るお金もどんどん少なくなっています。そんな中で時代劇を遺すのは至難の業。現代と時代ものが重なるものはタイムスリップものが多いと思いますが、師匠の落語を拝聴したら、タイムスリップを使わず、過去と現代を重ね合わせて描くことができる。こういう形でも時代劇は遺していけるのではないか、と思いました。また、僕が喜劇の台本をいただいたときにまず探すのが、悲劇性。どこに悲劇性があるかによって喜劇として成立する。悲劇の台本をいただいたときには、どこに喜劇性があるか。その落差を作っていくことによって、悲劇はより悲劇に、喜劇はより喜劇になる。今回で言えば、現代劇はコメディとして、時代劇はシリアスとして作ることができる。そこが強く惹かれたところです。中井貴一――師匠の落語はこれまでも映画化されていますね。師匠の落語は映画と相性がいいと今回も思いました。志の輔伊能忠敬という人の存在に感動して書き始めましたが、結局、伊能忠敬を登場させることはできませんでした。なぜかと言えば、伊能忠敬が自分のことを“私”と言っているか、“わし”と言っているか、“俺”と言っているか、一人称でなんと言っていたか、言葉が浮かばないんですよ。伊能忠敬の最初の台詞が書けない。それで作っては壊し、作っては壊しをしているうちに、伊能忠敬を大河ドラマにしたかったけど結局できなかった人たちの熱い想いだけが残る、でもその想いは間違ってはいない、物語になんかできないくらいに凄い人なんだというところに着地しました。73歳までに4万キロ、地球1周分歩いた人ですよ。人間だったかどうかも分からない。いまだに(存在自体)嘘なんじゃないかと思うくらい不思議な感覚がある。「伊能忠敬は凄いな」と、中井さんをはじめとする映画の人たちにも思ってもらえたのかなと。落語のいい加減なところも含めてなんとか映画にしようと思ってくださったのは、僕の根底にある「伊能は凄い」があったからなのだと思います。立川志の輔――主語が浮かばなかった、というのは重要ですね。志の輔偉業を成した人は講談と相性がいいんですよ。落語は“凄い人”とは合わない(笑)。凄い夢を持った人を支えた人たちなら落語になるなと。偉業は偉い人ひとりでやったんじゃなくて、いろんな人が助けた結果なんだと。――“落語は江戸の風を感じること”という言葉があります。この映画を観ていると、かつて人が生きていた時代の風を感じますし、その時代の生命を感じます。志の輔なんでみなさん落語を安心して聴いてくれるのか。落語は必ず目の前の人間と話をしているんですね。必ず相手とちゃんと話をしている。顔を見て、目を見て。馬鹿なことも。自分が言うつもりじゃなかったことも。なにもかも全部。江戸時代では目の前にいる人間としか話はできないんです。長屋であろうが、江戸城であろうが。今はネットなどで、目の前にいない人間とコミュニケートできる時代でしょう?時代劇も目の前にいる人としか話をしていない。(師匠の立川)談志は「(落語には)江戸の風が吹いてないといけない」と言った。つまり相手の気持ち、了見を分かりながら話をしていく。己をさらけ出して話をしていく。その江戸っ子の潔さが気持ち良く、お客の腹におさまるような落語じゃないといけないと師匠には言われました。この映画も物語が江戸時代になると、なぜか落ち着く。特別、映像が変わっているわけではないのに安心する。パソコンやスマホや電話だけの新作落語にもチャレンジしましたが、なかなか上手くいかなかった。人の目を見て、顔色も見て、気持ちも慮って。特に日本人はそういう生き物だと思います。――確かに、落語も時代劇も、コミュニケーションが至近距離なのだと思います。中井さん扮する主人公は、役所内の部下である松山ケンイチさんや北川景子さんを相手になんとか至近距離のコミュニケーションを取ろうとしてますよね。なるべく“圧”にならない形で。中井ここ数年、パワハラやモラハラの問題がありますよね。特にこれは市役所が舞台。そこはいろいろ考えました。10年前ならありえたコミュニケーションも、今はありえない。スキンシップによって、互いの距離が近づいたりするわけですが、それは描写しづらい時代。表現の幅がどんどん狭くなっている。そんな中で現代劇における上司と部下の関係性を出すことの難しさを感じました。それだけに、僕自身も時代劇はどこか安心していたかもしれませんね。取材・文:相田冬二撮影:川野結李歌ヘアメイク:藤井俊二(中井)、池田真希(立川)『大河への道』5月20日(金)より公開
2022年05月19日5月20日(金)に公開される映画『大河への道』から、特別版予告映像が公開された。この予告映像には、本作で企画も務めた主演・中井貴一の熱いメッセージも収録されている。原作は立川志の輔の新作落語『大河への道―伊能忠敬物語―』。その画期的な“伊能忠敬が出てこない伊能忠敬物語”は、2011年の初演以来、「落語を超えた究極の話芸」と評され再演を繰り返している。中井がこの落語を観劇し、感動のあまり自ら立川志の輔に映画化の直談判をしたことが、本作の始まりとなった。千葉県香取市では地元を盛り上げるために、郷土の偉人「伊能忠敬」を主役にした大河ドラマの開発が進むが、驚くべき新事実が発見される。それは1821年に史上初の日本地図を完成させたのは彼ではなかった、ということだ。では一体、初の日本地図は誰が、どのように作ったのか。そこには歴史に埋もれた、涙なしには語れない秘密の物語が隠されていた。前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの2つのドラマが描かれる本作は、主演の中井のほか、共演の松山ケンイチ、北川景子、橋爪功といった日本映画界のトップランナーである俳優陣が一人二役で出演している。このたび、公開された特別版予告映像には、ついに完成した日本地図の壮大な姿が映し出されている。さらに、中井が思いの丈を語っている様子も。「エンターテイメントの世界はずいぶん苦しめられたが、そんな中救いとなったのもエンターテイメントだったように思う」とコロナ禍を振り返る中井だが、「でもそれを支えてくださったのは、お客様しかいません!」と映画館へ足を運んでくれた全ての観客に感謝の気持ちを伝える。そして、「(コロナ禍でも劇場で)笑ったり泣いたりしてくれる観客の勇気が映画・演劇産業が続いていく力になります」と語り、「映画館にくることを恐れないで足を向けていただきたい」と、本作だけではなく、エンターテイメントへの並々ならぬ想いを熱く語っている。『大河への道』5月20日(金)公開
2022年05月16日『潜入捜査官エウレカの願い』発売を記念して毎週月曜に全6回配信決定!株式会社 SCRAP(所在地:東京都渋谷区、代表者:加藤隆生)は、人気声優 梶裕貴氏とともに制作した、オンラインで遊べる新作リアル脱出ゲーム『潜入捜査官エウレカの願い』の発売を記念して、Spotify独占配信にてオリジナルポッドキャスト番組「梶裕貴×SCRAP 梶裕貴の耳が幸せになる謎」を2022年4月11日(月)より毎週月曜に全6回配信することを発表いたします。■番組配信URL: 「梶裕貴×SCRAP 梶裕貴の耳が幸せになる謎」カバーアート『潜入捜査官エウレカの願い』は、専用キットに同封されるアクセス用紙からWEBサイトにアクセスし、ドラマを聞きながら謎を解く、オンラインで遊べるリアル脱出ゲームです。「分析官」として警察に協力することになったあなたのパートナーとなるのは、梶裕貴氏演じる捜査官エウレカ・ミッケ。変装と演技を得意とし、あらゆる場所や組織に潜入し、捜査を行う彼から届く“現場の音声”を聞きながら謎解きを進めます。本作品が4月26日(火)に発売されるのを記念して、梶裕貴氏が番組ホストを務めるSpotify独占配信でお届けするのがオリジナルポッドキャスト番組「梶裕貴×SCRAP 梶裕貴の耳が幸せになる謎」。彼が愛する謎解きやリアル脱出ゲームについて熱く語るほか、『潜入捜査官エウレカの願い』の制作秘話はもちろん、作中に登場する謎やドラマの先だし、そして梶裕貴氏自身が謎づくりに挑戦したり、リスナーの方に向けて毎週謎を出したりと、聞きごたえたっぷりの内容となっております。4月11日(月)より毎週月曜正午頃に配信される本番組とともに、ドラマを“聞いて”謎を解く没入感たっぷりのリアル脱出ゲーム『潜入捜査官エウレカの願い』を、この機会にぜひ、心ゆくまでお楽しみください。「梶裕貴×SCRAP 梶裕貴の耳が幸せになる謎」番組概要「梶裕貴×SCRAP 梶裕貴の耳が幸せになる謎」は、声優梶裕貴がSCRAPと共同制作し、主演を務めるリアル脱出ゲーム『潜入捜査官エウレカの願い』(2022年4月26日発売)と連動した、Spotify独占配信のポッドキャスト番組です。梶が愛する謎解きやリアル脱出ゲームについて熱く語るほか、発売予定のリアル脱出ゲームに登場する謎や音声ドラマの先だしや、梶がオリジナル謎をSCRAP代表の加藤と一緒に作る、といったチャレンジ企画も…!※本番組はSpotifyの「クリエイターサポートプログラム」の支援を受けてスタートします。■番組ホスト梶裕貴(声優)■配信日時2022年4月11日(月)より毎週月曜正午頃(全6回)■番組配信URL ※0話公開中リアル脱出ゲーム『潜入捜査官エウレカの願い』公演概要リアル脱出ゲーム『潜入捜査官エウレカの願い』ビジュアル■ストーリーあなたは私立探偵。腕試しで警察のネットワークに侵入したことをきっかけに、その閃きやセンス、そして謎を解き明かす力を買われ、「分析官」として警察に協力することになる。あなたのパートナーとなるのは、捜査官エウレカ・ミッケ。変装と演技を得意とし、あらゆる場所や組織に潜入し、捜査を行う。その現場の音声を聞きながら、謎解きを進めるのがあなたの役目だ。待ち構えているのは、強盗、詐欺師、武器商人などクセモノ揃いの犯罪者たち。はたしてあなたはエウレカとタッグを組み、7つの事件を解決することができるだろうか?■プレイ形式・プレイ人数:1人〜何人でも・想定所要時間:7~8時間・場所:オンライン■店頭販売/ゲームスタート日程2022年4月26日(火)~※予約受付中■価格3,300円(税込)■店舗別早期購入特典(数量限定)●SCRAP ECサイト/リアル脱出ゲーム各店舗/東京ミステリーサーカス└SCRAP限定特典エウレカボイス【新人への挑戦編】付きイラストカード(謎付き)※ご予約いただいた方へは2022年4月22日(金)より順次発送いたします。※ご予約はSCRAP ECサイトのみのお取り扱いとなります。●SCRAP ECサイト【少年探偵SCRAP団(FC)限定】└①SCRAP限定特典エウレカボイス【新人への挑戦編】付きイラストカード/②オリジナルステッカー※2022年2月28日(月)~4月25日(月)までの取り扱いとなります。※ご予約いただいた方へは2022年4月22日(金)より順次発送いたします。●Amazon└Amazon限定特典エウレカボイス【エウレカの日常編】付きイラストカード●アニメイト└①梶裕貴考案の謎付きイラストカード/②アニメイト版限定特典エウレカボイス【シャンパンコール編】※アニメイト版限定特典エウレカボイスのご視聴には「ポケットドラマCD」専用アプリが必要になります。■必須環境インターネットに接続できる端末が必要です。詳細はイベント特設サイトにてご確認ください。■イベント特設サイト プレイイメージ1プレイイメージ2プレイイメージ3補足情報リアル脱出ゲームについて2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマットをそのままに現実 世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本木ヒルズなど、様々な場所で開催されています。07年に初開催して以降、現在までで820万人以上を動員。日本のみならず上海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大注目の体験型エンターテインメントです。※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。☆リアル脱出ゲームTwitterアカウント:@realdgameリアル脱出ゲーム公式サイト : 過去のリアル脱出ゲームの様子1過去のリアル脱出ゲームの様子2過去のリアル脱出ゲームの様子3梶裕貴について9月3日生まれ。東京都出身。2004年に声優デビュー。「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役をはじめ、「僕のヒーローアカデミア」の轟焦凍役、「ワールドトリガー」の三雲修、「王様ランキング」ダイダ役、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」ヒュンケル役、「機界戦隊ゼンカイジャー」ガオーン/ゼンカイガオーン役など、話題作のキャラクターを数多く演じる。みずほフィナンシャルグループ「Jump!STORIES」など数多くのナレーションや、みずほ公式キャラクター「あおまる」の声、「アイリスオーヤマ」のサウンドロゴの声なども担当している。2013年度には史上初の2年連続で声優アワード主演男優賞を受賞。2018年に著書『いつかすべてが君の力になる』を出版し、累計7万部のヒットを記録。TVドラマでの主演をはじめ、ミュージカルや朗読劇、さまざまなプロデュース業など活躍の場を広げている。その声に、人間の脳と心に癒しの効果を与えるという「1/fゆらぎ」の響きを持つ。梶裕貴 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月31日声優の梶裕貴が、4月11日から始まるSpotifyオリジナルPodcast番組『梶裕貴×SCRAP 梶裕貴の耳が幸せになる謎』(全6回 毎週月曜12:00頃配信)でパーソナリティを務める。同番組は、捜査官エウレカ役を梶が演じるオンライン脱出ゲーム『潜入捜査官エウレカの願い』が4月26日に発売されることを記念し、Spotifyでの独占配信が決定。番組内では同ゲームの制作秘話や、梶が愛してやまない謎解き・リアル脱出ゲームについて熱く語るほか、梶自身が謎づくりにも挑戦する。また、4月11日の初回配信に先駆け、31日(12:00~)に第0話が配信される。
2022年03月31日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子ら豪華共演の『大河への道』より、玉置浩二書き下ろし主題歌入り本予告と本ポスターが解禁された。本作は、市役所に勤める池本保治(中井貴一)が伊能忠敬を主人公とする大河ドラマを実現させようとするも、意外な史実が明らかになるという〈歴史発見〉エンターテインメント。大河ドラマ実現を描く現代パートと、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代劇パートの2つのドラマで構成され、主要キャストはそれぞれの時代のキャラクターを一人二役で演じている。今回解禁となった本予告映像は、舞台を令和から江戸へと移し、亡くなった伊能忠敬を囲む測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)たちを前に天文学者・高橋景保(中井貴一)の「今しばらく伊能先生には、生きていていただきましょうか」という一言から、驚愕の隠密作戦が実行されていく様子が描かれている。測量隊の面々、高橋の助手・又吉(松山ケンイチ)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、伊能のかつての妻・エイ(北川景子)らは亡くなってしまった伊能の志を引き継ぎ、地図の完成に向けて尽力する。【初の日本地図完成の裏側】では一体何が起きていたのか?そして、映像の最後に映された景保の涙の理由とは…。初の日本地図完成への壮大なドラマを感じさせる予告映像となっている。本予告で解禁となった書き下ろし主題歌「星路」(みち)を手掛けた玉置浩二は「コメント等はあまり得意ではないので、 上手く言えませんが、微力ながら、僕の歌が映画『大河への道』を少しでも照らすことが出来たなら、嬉しく思います。映画の御成功、心からお祈りしています」と語っている。「星路」(みち)は日本地図の完成目前で亡くなった伊能忠敬の志を引き継いだ者たちの物語に寄り添い、明るく照らし出すような楽曲となっている。また、今回の本予告映像解禁と併せて解禁となった本ポスタービジュアルでは、伊能忠敬の志を継いだ面々が唇に指を当て何かを隠すしぐさをしながら、大河ドラマ開発プロジェクト成功に向け奔走する池本の周りを取り囲んでいる。伊能忠敬が完成させたと思われている初の日本地図の裏側に隠された驚くべき秘密とは?物語の全貌が気になるデザインとなっている。『大河への道』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2022年03月11日ふぉ~ゆ~の越岡裕貴が映画『まくをおろすな!』の主演を務めることが29日、明らかになった。同作は演劇ユニット30-DELUXによる舞台『のべつまくなし』(2019年)、『のべつまくなし・改』(2020年)をアレンジした映画版。江戸の街を舞台に、歌やダンス、殺陣、大胆アクション、そして涙あり笑いありのミュージカル時代活劇が繰り広げられる。越岡は初主演、演劇ユニット30-DELUXの清水順二は初監督を務める。室龍太、高田翔、寺西拓人、原嘉孝といった舞台を中心に活躍する越岡の後輩4名もそろって出演が決定し、2月のクランクインを予定している。○越岡裕貴 コメント『まくをおろすな!』で主演を務めさせて頂きますふぉ〜ゆ〜の越岡裕貴です…で合ってますか?笑映画の出演の経験もなく、さらに主演と聞いて、いまだにドッキリなんじゃないかと思っている状況の中コメントしております。映画未経験なので、周りの素敵な共演者の皆様から色々吸収して、一人でも多くの方に楽しんで貰えるような、そして勇気付けられるような作品になるよう全力で励みたいと思います。皆様、楽しみにしていて下さい。僕も今からわくわくしております。一つ質問なんですが、本当にこのコメント載ってますか?笑○室龍太 コメントこんにちは、室龍太です。この度、映画『まくをおろすな!』に出演することになりました。久しぶりに映画に出演出来ることを心から嬉しく思います。僕は犬屋敷郎府という役を務めさせていただきます。犬屋敷郎府という人物は物語の中で重要な役回りで、精一杯演じますのでお時間ありましたら劇場まで足をお運びください。大変な世の中ではありますが、皆様に作品をお届け出来るよう、キャスト、スタッフさん皆で協力し感染予防対策をしっかりと行い、楽しく無事に撮影に臨みたいと思います。○高田 翔 コメント高田翔です。寒いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 今回、『まくをおろすな!』に出演させていただきます!映画です!まず映画に出れる。これは本当に嬉しい事です。そして、主演が越岡くん。いや、越岡さん。共演者にも、寺西くん、原くん、室くんと心知れた方々と共演できる事、大変嬉しく思います。作品もなかなかパワフルでエネルギッシュ。これは楽しみしかない!皆さんに観てもらえますよう作品を大事に、役を大事に挑んで参りたいと思います!寺西拓人 コメント映画『まくをおろすな!』に、ヤスベーこと、堀部安兵衛役で出演させていただきます、寺西拓人です。錚々たるキャストさんスタッフさんと、共にお仕事ができることを嬉しく思います。とにかくアクション! そして、その中に垣間見える人間ドラマも、ぜひスクリーンで楽しんでいただきたいと思います。個人的には、信頼する事務所の先輩や仲間も一緒に出演するので楽しみです。なかなか思うようにいかないことも多く、辛い日々が続いていますが、この作品を見て、少しでも心が「スカッッッ」としていただけたら嬉しいです。劇場でお待ちしております。○原嘉孝 コメントこの度『まくをおろすな!』への出演が決定しました!映画への出演は今作が初めてになります。2018年にお芝居に出会ってから、短い期間ですが、様々な舞台に立たせていただきました。これからドラマや映画にも出演していきたいと強く思っていたところだったので出演の話を聞いた時は純粋に嬉しかったです!普段舞台で演じるものとは、また違った魅力に出逢えること、今から楽しみにしています。現場でたくさんのことを吸収できるよう、そして観に来てくれるお客様に楽しんでもらえるようベストを尽くしたいと思います!劇場でお待ちしてます。○福田悠太(ふぉ~ゆ~ リーダー) 応援コメントついにふぉ〜ゆ〜のメンバーから映画主演者が出てしまいました。どうしましょう?パニックです。ふぉ〜ゆ〜のリーダーの僕としましてはこの映画を沢山の人に観て頂いて、コッシーこと越岡君を良いと思ってもらい、ふぉ〜ゆ〜を気になってくれる方が増えるであろう事が嬉しくてよだれものであるというのが本音であります。今はとにかくでっかいスクリーンでふぉ〜ゆ〜のメンバーであるコッシーを見た時に、よだれではなく涙を拭く為のハンカチを買いに行ってきます。
2022年01月29日NGT48の中井りかが、プロデュースするアパレルブランド『Recandy(リーキャンディ)』のアイテムが31日(12:00~)から発売される。同ブランドは、昨年2月に中井が自腹の100万円で立ち上げたソロプロジェクト。「富山から上京してきた当時の自分のように、東京のかわいいお洋服屋さんに行けない人たちにも、アイドルの子たちが着ているようなかわいい洋服を届けたい」という思いで、知識やデザイン技術、お金や人に至るまですべてゼロの状態からスタートして1年をかけ、満を持して発売されることとなった。ブランド名の『Recandy』は、女の子の気分を上げる魔法のアイテム”キャンディ”のように、「身にまとった女の子のかわいさを引き出す、そんなブランドにしたい」という思いで命名。アイドルとしてだけではない“一人の女子としての中井りか”が凝縮された、唯一無二の世界観が広がる。本人コメントは以下の通り。■NGT48中井りかコメント今回初めて自分の頭の中にあるものが形になるので、とても変な感じがしています。時間はかかってしまったけどその分良いものが作れたので、ファンの方々やお洋服が好きな女の子、もちろん男性の方にも、まずは私がちゃんとデザインしたものを見てなにか感じて頂けたらと思います。着る人やシチュエーションをたくさん考えながら幸せな気持ちで作ってきました! 好きなことをしている幸せを、今回買ってくださる方にお裾分けする気持ちで届けたいと思います。“女の子はだれでもお姫様になれる”っていうわたしの理想をたくさん詰め込んだお洋服たちです! 好きな時に好きな服を着て好きな人に会って好きな場所にいく、人それぞれの人生の1ページにわたしの作ったお洋服が登場したら嬉しいです!
2022年01月24日昨年、ドラマ・映画・舞台と大活躍した俳優の山田裕貴が、1月11日(火)深夜放送の「オールナイトニッポン」のパーソナリティに初挑戦することが分かった。「海賊戦隊ゴーカイジャー」で俳優デビューし、近年では、不良組織の副総長ドラケンを演じた『東京リベンジャーズ』、刑事役で登場した「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」、志村けん役を好演した「志村けんとドリフの大爆笑物語」が話題になった山田さん。昨年12月放送の「菅田将暉のオールナイトニッポン」にゲストとして出演した山田さんが、今回はパーソナリティとして「オールナイトニッポン」に再登場。「一夜限りのパーソナリティですが、なかなかない機会、喋り倒したいと思います」と生放送へ意気込み、「聴いてくださる皆様もどうか温かく見守って頂けると助かります」とメッセージを寄せた。なお、コーナーほか詳細は、追って番組公式Twitterにて発表される予定だ。「山田裕貴のオールナイトニッポン」は1月11日(火)25時~ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで生放送。(cinemacafe.net)
2022年01月05日俳優の中井貴一が主演を務める映画『大河への道』(2022年5月20日)の特報映像が20日、公開された。同作は立川志の輔の創作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を作ったのは、あの伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。特報映像では、江戸時代の秘密を知った市役所のメンバーたちと、伊能忠敬の弟子たちのコミカルな姿が収められた。千葉県香取市では、総務課主任・池本(中井貴一)が、ひょんなことから観光課の課長・小林(北川景子)によって大河ドラマ開発担当に任命される。池本はお調子者の部下・木下(松山ケンイチ)と共に、今は引退したという噂の大物脚本家・加藤(橋爪功)をなんとか口説いて脚本の執筆を依頼するが、日本地図を完成させたのは、伊能忠敬ではないという発見を伝えられる。舞台は200年前に飛び、江戸下町の伊能忠敬邸では、天文学者の高橋景保(中井)と助手の又吉(松山)、日本地図完成を目指す忠敬の測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、そして伊能のかつての妻・エイ(北川)によって、驚くべき隠密作戦が決行されようとしていた。200年前の江戸時代に何が起こるのか、タイトル『大河への道』と共に現れる、大人数がひれ伏す大広間のシーンが意味するものなど、気になる特報映像となっている。中井と松山は2012年に放送された大河ドラマ『平清盛』(松山が主人公である平清盛、中井が清盛の父である平忠盛を演じた)以来の共演となる。映画『大河への道』では市役所総務課の上司と部下の関係で、松山は中井との共演について「投げた球を全部キャッチしてくださる方で、ものすごく信頼をしています。緊張しないで、自分の地続きで、地に足がついたままで演技ができるのは中井貴一さんしかいないです」と信頼を語っている。(C)2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2021年12月20日中井貴一、松山ケンイチ、北川景子が、一人二役を演じる、歴史発見エンタテインメント映画『大河への道』。この度、本作の特報映像が初お披露目となった。立川志の輔の創作落語を映画化した本作。市役所職員たちと大物脚本家が「伊能忠敬の大河ドラマ」実現を目指して四苦八苦する様をコミカルに観せる〈令和の現代劇〉、伊能忠敬の日本地図完成に隠された驚くべき感動秘話を描く〈江戸の時代劇〉と、2つの時代を映し出す。今回到着した特報映像では、市役所の観光事業として、初めて日本地図を作った郷土の偉人・伊能忠敬を描く大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がるも、日本地図を完成させたのは、伊能忠敬ではないということが明らかになる。そして、舞台は200年前へ。伊能忠敬邸では、天文学者の高橋景保(中井さん)と助手の又吉(松山さん)、日本地図完成を目指す忠敬の測量隊(和田正人、田中美央、溝口琢矢、平田満)、下女のトヨ(岸井ゆきの)、そして伊能のかつての妻・エイ(北川さん)によって、驚くべき隠密作戦が決行されようとしていた…。中井さんと松山さんは、大河ドラマ「平清盛」以来の共演となった今回。本作では、市役所総務課の上司と部下を演じている。松山さんは、中井さんとの共演について「投げた球を全部キャッチしてくださる方で、ものすごく信頼をしています。緊張しないで、自分の地続きで、地に足がついたままで演技ができるのは中井貴一さんしかいないです」と語っており、2人の演技の掛け合いを存分に楽しめる本作の一部分が、今回の映像ラストで垣間見ることができる。『大河への道』特報映像『大河への道』は2022年5月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:大河への道 2022年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開©2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2021年12月20日“殺さず、犯さず、貧しきものからは奪わず”のおきてを守り、悪どい大金持ちから、鮮やかな手口で大金を奪う希代の大盗賊――。中井貴一(60)主演の人気時代劇『雲霧仁左衛門』シリーズ(NHK BSプレミアム)は、“時代劇離れ”が叫ばれて久しい昨今でも根強い人気を誇っている。2013年にスタートしたこのシリーズは、昨年8月に5作目が放送されるはずだった。「撮影は、2020年2月から京都で始まり、全8話中5話まで撮り終えていました。しかしコロナ禍で、同年4月に緊急事態宣言が全国に発出されて、『雲霧5』の撮影は中断となってしまいました。当初、中井さんサイドは撮影をなんとか続けられないかという意向を示していましたが、ほかの主演ドラマの撮影などが控えていたこともあって、再開のめどが立たなかったのです。しかし、今年10月から第6話の撮影を始めることになりました」(ドラマ関係者)だがこの間に、時代劇には欠かせない“かつら”を巡ってある騒動が起きていたのだ。同ドラマに関わる芸能プロ関係者は、一連の経緯についてこう振り返る。「今年8月、『雲霧』の制作会社である松竹さんから、『これまで使っていたかつらが使えなくなったから、作り直したい』という連絡があったんです。9月上旬に、中井さんほか出演者が、東京の松竹の施設に集まって、そこで採寸しました。なぜ第6話からかつらを作り直すのかと不思議に思っていたのですが、かつら会社と松竹が、お互いを訴える裁判に発展していたのです」今年の7月26日に、第1回口頭弁論が開かれた裁判の経緯について、地元紙記者はこう解説する。「2020年春ごろから、松竹側とかつら会社の間で、人件費や秋以降のかつら製作の体制などを巡って意見が対立し始めたのです。かつら会社は、京都の松竹撮影所内に、メーク室などを借りて、およそ3千800点ものかつらを保管し、そこで役者に装着もしてきましたが、その年の9月に賃借契約が終了することになり、かつらを引き揚げようとしました。すると松竹側は、『双方に所有権・使用権がある』などと主張し、かつらの所有権・使用権を巡り争う状態になってしまったのです」かつら会社は、京都市にある「八木かつら」という、1927年創業の老舗メーカーだ。「映画『武士の一分』や『たそがれ清兵衛』のほか、数多くのテレビ時代劇などのかつらを手がける松竹の“お抱え”業者でした。中井貴一さんだけではなく、堤真一さん、阿部寛さん、佐藤浩市さん、堺雅人さん、大泉洋さんといった俳優の特注のかつらを作ってきました」(映画関係者)■“沈黙”に秘めた中井の時代劇への危機感撮影の途中で、訴訟問題のせいでかぶっていたかつらが”消失”――。しかし中井は、淡々と事態を受け止めたという。「長年愛用してきた特注のかつらは、けっして一朝一夕にできるものではなく、新しいかつらは、すぐになじむものじゃありません。でも中井さんは文句のひとつもこぼさず、作り直しに協力していました」(前出・芸能プロ関係者)出演者たちを巻き込みながら、なぜお互い一歩も引かずに、かつらの所有権を主張するのか――。本誌が松竹撮影所に取材を申し入れると、こう回答があった。「対象のかつらは、八木側がもともと自作して常備・保管していたかつらではなく、当社での撮影のためにかつらの製作費と修理費をすべて当社が負担して製作され、かつらを撮影所ですべて保管し、当社が使用したいときに撮影に使用してきたものです」一方、八木かつら側の主張は異なる。同社はこう話す。「かつらは、当社が自らの費用で製作し、管理し、他の会社の業務にも使用してきたものです。所有権を松竹撮影所に移すという合意はありません。当社の所有物として火災保険もかけていました。業界では、『かつらはリース品』ということは常識です」コロナ禍で冷え込んだ業界事情もあるが、中井が“沈黙”した理由には、「このままでは時代劇がダメになる」という危機感があるからだという。《原形をとどめない時代劇を、お手本とした場合、ちゃんとした時代劇を作ることが出来る人がいなくなる…そこを危惧しています。もういっぺん、振りだしに戻って所作、籠、かさの1つ、1つをきっちり再現して「これがベースなんだ」というものを提示しないと、もっと、もっと時代劇が衰退していく。時代劇のお手本、見て勉強しようというものを作っておかないといけない時期に来ていると思うんですよ》(『日刊スポーツ』2017年6月4日)長い俳優生活のなかで、数多くの時代劇に出演してきた中井だからこそ、強い自負がある。「よく中井さんは、『俳優の仕事は基本的に伝承される芸能ではないが、時代劇は別だ』とおっしゃっています。コスプレまがいの時代劇作品が増えることに危機感を覚えていて、“本物”へのこだわりは人一倍強い。中井さんは、『雲霧』シリーズを代表作として力を入れてきました。だからこそ、作品が訴訟問題に巻き込まれても、動じることなく撮影に臨んだのでしょう」(前出・ドラマ関係者)中井の強い決意がにじむ『雲霧5』は来年1月14日にスタートする。渾身の芝居に期待したい――。
2021年12月01日寺山修司が「天井棧敷」結成前の1963年に書き下ろした『海王星』を、新生PARCO劇場にて初上演。主演の灰上猛夫を演じる山田裕貴に話を訊いた。舞台は嵐で立ち往生中の船上ホテル。亡くなった父・彌平の婚約者・魔子と恋に落ちた猛夫だが、そこに彌平が生きていたという知らせが入り……。脚本を読んだ感想を、山田はこう語る。「物語の描かれ方としては、人間の感情が入り乱れた愛憎劇、というかたちにはなっていると思います。でも僕が脚本を読んだ時にストレートに入ってきたのは、“愛ってなんだろう?”という感情。この世にはこんなにも愛情があふれていて、人を好きになるということは誰もが経験しているけれど、結局“愛ってなに?”と。なんか悩んでしまいましたね」さまざまな“愛”を寺山の美しい言葉の数々で紡ぎ出す本作。中でも山田に響いたというのがこのセリフだ。「魔子さんの『あなたを作ったのは、お父さんなんかじゃない。あなた自身なんだから』というのは、僕自身の人生でも感じたことがあります。父と子の関係というところで、小さいころからコンプレックスというか、普通ではない感覚があって。そこは猛夫とシンクロする部分ですし、この役を生きていくうえでプラスになるかなと。言葉には表せない細かな感情や発する声に滲み出るもの、振り向く時のスピードに至るまで、すべてに影響していくと思います」役が乗り移ったかのような、リアリティのある演技が魅力的な山田。猛夫という役に対する、現段階でのアプローチ方法を訊ねると……。「まず常に思っているのは、“魂まで変われ!”ということです。いつも“俺消えろ!”と思っていて、今回だったら灰上猛夫のことを徹底的に考えたり、彼の気持ちを知ろうとすることが、役づくりではないかなと。やっぱり役者って、人の気持ちがわからないと出来ない仕事なんです」ちなみに本作は音楽劇。ドレスコーズの志磨遼平が音楽を手がける。「今は一切行けていないですが、僕、とにかくカラオケが大好きなんです!だから歌えることへの喜びはとても大きいです。志磨さんの楽曲は、儚く、悲しい感じで、これを舞台上で歌ったらどんな世界になるんだろう?とすごく考えさせられるものばかり。次にこの音がくるんだ!?ここで間が入るんだ!?みたいな面白さもあって。猛夫としてこれをどのように表現していけばいいのか。日々研究していきたいと思います」公演は12月6日(月)開幕のPARCO劇場での東京公演を皮切りに、大阪、富山、宮城、青森、名古屋と各地を巡る。取材・文:野上瑠美子
2021年11月12日中井貴一主演、松山ケンイチと北川景子の豪華共演で贈る映画『大河への道』の公開が決定した。千葉県香取市役所では、観光促進として地元を盛り上げるために、大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がる。主人公は伊能忠敬。しかし、その脚本作りの最中、伊能忠敬は地図完成の3年前に亡くなっていた、という事実を発見してしまう。舞台は江戸の下町へ。弟子たちに見守られ、伊能忠敬は日本地図の完成を見ることなく亡くなった。そんな中、ある人物が意を決し発言する。「では、今しばらく先生には、生きていていただきましょうか…」。忠敬の志を継いで地図を完成させるために、弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出す。そこには、歴史に埋もれた感動のドラマがあった――。本作は、前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの2つのドラマで構成。その2つの時代の登場人物は、中井さん、松山さん、北川さんの一人二役によって演じられる。中井さんは「この数年、数少なくなった時代劇を、日本の文化、伝統として残したいと思って参りました。容易ではないことは百も承知。交通の発達により、海外が近くなり、より海外の影響を受けやすくなった今だからこそ、日本の真の美しさ、日本人としての心の在り方を、もう一度考え直したい。そんな思いでいた時、出会ったのが志の輔さんの落語でした」と思いを述べ、「気楽に観れる、時代劇。でも、その中には、我々が教科書で習わなかった、驚くべき真実が…。必死で生きる人間たちの、大いなるロマン。是非、お楽しみになさってください」とメッセージ。松山さんは「貴一さんとは久しぶりにご一緒させて頂きましたが、前の現場でも待ち時間に話をさせて頂いてる間いつも笑っていたのを覚えていました。今回はその普段笑いながら話していた雰囲気のまま出来たような気がします。景子さんも久しぶりでしたが、貴一さんの演技で笑いを堪えている表情を見ていて幸せな現場だなと思いました。僕自身楽しんで遊びつくしたような現場でした」と撮影をふり返っている。また、中井さんとは今回が初共演となる北川さんは「撮影では中井貴一さんと松山ケンイチさんの掛け合いを見ているだけで何度も吹き出してしまいました!中井さんとは初めて共演させて頂きましたが、中井さんの懐の広さや温かさを間近で感じ、言葉の選び方や人との接し方、現場での佇まいなど、人間として多くのことを学ばせて頂きました」と話し、「時代劇だからとあまり敷居の高さを感じず、是非お気軽に楽しんで頂ければ幸いです」とコメントを寄せている。公開された3種類のティザービジュアルでは、秘密を知ってしまった現代の登場人物と、その秘密を隠そうとする江戸時代の登場人物との関係性が表現されている。原作は、立川志の輔の創作落語「伊能忠敬物語―大河への道―」。“伊能忠敬が出てこない伊能忠敬物語”は、2011年の初演以来、「落語を超えた究極の話芸」と評され再演を繰り返す、最もチケットが取れない演目のひとつ。中井さんが、原作となる落語を観劇し、感動のあまり自ら志の輔さんに映画化の直談判をしたことから、本作が始まったという。当時をふり返り、志の輔さんは「中井貴一さんから『この落語、映画化したら面白いと思うんです。是非やらせてもらえませんか』とずいぶん熱いお電話を頂いて、『いやそんな、落語だから適当にやってますけど、映画だったら本当にいろんな事が厳密になって大変ですよ!』と言ったら、『勿論、適当過ぎるところは、埋めて参ります!(笑) 別に私が主演という事でなくても、プロデューサーでもスタッフでもいいから作りたい!というくらいの気持ちでおります』とおっしゃっていただいて。どんな形であれ中井さんが関わってくださるなんて最高の喜びです」と思いを明かしている。なお監督は、『青い鳥』『花のあと』の中西健二が務めた。『大河への道』は2022年5月20日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年11月09日俳優の中井貴一が、映画『大河への道』(2022年5月20日)の主演を務めることが9日、明らかになった。同作は立川志の輔の創作落語『伊能忠敬物語―大河への道―』の映画化作。観光促進として伊能忠敬を主人公とした大河ドラマの開発プロジェクトを立ち上げた千葉県香取市役所のメンバーが、1821年に史上初の日本地図を作ったのは、あの伊能忠敬ではなかったという驚くべき新事実を発見してしまう。一方200年前の江戸時代では、忠敬の志を継いで地図を完成させるために、涙なしには語れない弟子たちによる一世一代の隠密作戦が動き出していた。画期的な“伊能忠敬が出てこない伊能忠敬物語”は、2011年の初演以来「落語を超えた究極の話芸」と評され再演を繰り返す、最もチケットが取れない演目の一つだという。主演をつとめる中井が原作となる落語を観劇し、感動のあまり自ら立川志の輔に直談判をしたことから、映画化が始まった。前途多難な大河ドラマ実現を描く現代の喜劇と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描く時代ミステリーの2つのドラマが描かれ、2つの時代の登場人物は中井、松山ケンイチ、北川景子といった俳優陣の一人二役によって演じられる。今回発表された3種類のティザー・ビジュアルでは、秘密を知ってしまった現代の登場人物と、その秘密を隠そうとする江戸時代の登場人物との関係性が、一人二役を演じる俳優たちによって表現されている。中井と松山は大河ドラマ『平清盛』以来の共演、北川は初共演となる。○中井貴一 コメントこの数年、数少なくなった時代劇を、日本の文化、伝統として残したいと思って参りました。容易ではないことは百も承知。交通の発達により、海外が近くなり、より海外の影響を受けやすくなった今だからこそ、日本の真の美しさ、日本人としての心の在り方を、もう一度考え直したい。そんな思いでいた時、出会ったのが志の輔さんの落語でした。肩肘張った時代劇を作っても、見て頂ける可能性は低い。でも、この落語を映像化したなら、現代も過去も、喜劇も、悲劇も無理なく、観易く描くことができる。そんな思いから、志の輔さんにご無理を申し上げたのでした。気楽に観れる、時代劇。でも、その中には、我々が教科書で習わなかった、驚くべき真実が…。必死で生きる人間たちの、大いなるロマン。是非、お楽しみになさってください。○松山ケンイチ コメント貴一さんとは久しぶりにご一緒させて頂きましたが、前の現場でも待ち時間に話をさせて頂いてる間いつも笑っていたのを覚えていました。今回はその普段笑いながら話していた雰囲気のまま出来たような気がします。景子さんも久しぶりでしたが、貴一さんの演技で笑いを堪えている表情を見ていて幸せな現場だなと思いました。僕自身楽しんで遊びつくしたような現場でした。○北川景子 コメント中井貴一さん主演の時代劇コメディとお聞きして、絶対に面白い作品になると確信しました。時代劇がどんどん減ってしまっている現在、京都で映画を作れるということはどれほど贅沢なことか。この作品に参加できとても光栄です。撮影では中井貴一さんと松山ケンイチさんの掛け合いを見ているだけで何度も吹き出してしまいました!中井さんとは初めて共演させて頂きましたが、中井さんの懐の広さや温かさを間近で感じ、言葉の選び方や人との接し方、現場での佇まいなど、人間として多くのことを学ばせて頂きました。この映画では「ピラミッド」と同じくらい、どうやったら人間にこんなに凄いことができるのか、という驚きの物語が隠されています。私も一人二役を、振り切って楽しくやらせていただきました。時代劇だからとあまり敷居の高さを感じず、是非お気軽に楽しんで頂ければ幸いです。○原作:立川志の輔 コメント伊能忠敬記念館で見たあまりにも正確な伊能忠敬の日本地図に感動し、これをなんとか落語に、と思い拵えたのがPARCO劇場で上演した「伊能忠敬物語−大河への道−」でした。落語を映画にするのは大変なことだと思いますが、脚本家の方が何度もチャレンジをして、ここまで世界を広げるのかと驚きました。俳優の方々が一人二役で現代と江戸時代を行き来する不思議な設定や斬新な映像表現など、ひょっとすると今までになかったような映画になるかもしれません。世界中が驚くべき伊能忠敬の偉業を、映画を通して感じて頂ければと思います。(C)2022「大河への道」フィルムパートナーズ
2021年11月09日俳優の山田裕貴が、雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)が選ぶ「今年の顔」に選出され3日、都内で行われた「2021年ヒット商品ベスト30」「2022年ヒット予測30」先行発表会に出席した。山田は今年、映画『東京リベンジャーズ』や『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』などが公開、ドラマ『ここは今から倫理です。』(NHK)に主演、『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ)、『特捜9』(テレビ朝日)、『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ)などの話題作に出演し、大活躍を見せた。山田は「今年で10周年で、こういった場に呼んでもらえることが、いろんな思いがあふれてくるのと同時に本当にありがたく思います」としみじみ。「今年の顔」と聞いたときは、「ウソでしょ!」と驚いたという。「『もっと活躍している人いるよ。本当に僕ですか!?』って大笑いしてしまって、何で僕が今年の顔なんだろうって。本当に不思議で仕方がないくらい自分で自覚がなくて、ただ目の前にある作品を一個一個やってきただけなので、本当に俺でいいのかな、みたいな思いでいっぱいでしたね」と心境を明かした。そして、「今年の顔に選ばれることによって期待値やハードルも上がるので、人間としても俳優としても、もっともっと気を引き締めて生きていかなければならないなという思いになりました」と語った。「今年の顔」には、女優の有村架純も選出され、「来年の顔」には、俳優の眞栄田郷敦が選ばれ、2人も発表会に出席。山田は、「このお二人も何回も共演経験がありますし、こういった仲間とまた作品を作って、一番ヒットしてほしいのは…心にヒットしてほしいんですけど、ヒットする映画・ドラマ・舞台を作っていくこと、お芝居に対して必死に向かっていくことが来年もやっていきたいことかなと思っています」と来年の抱負を語った。
2021年11月03日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は俳優の中井友望さんです。苦手だった感情の表現を演技や読書を通じて克服中!俳優志望で芸能界へ。「感情や思っていることを口に出すのが苦手。でも、『ヒミズ』という映画で役者さんの感情そのままの演技を観て、俳優になりたいと思いました。今は以前より感情表現できるようになったかな」。本は大事な相棒。「色んな思想や考え方を学べるので、表現力にも繋がっていて。自分と違う価値観を面白いと思えるようになりました」。間もなく公開の映画では高校生役を熱演。「制服は違和感なく着られて、撮影の合間は本当の学校みたいに和気あいあいと話して楽しかったです!」本は並べるのも楽しい。陳列フェチです。宮本輝さん、西加奈子さんが特に好き。実写ドラマや映画に出たいな。人懐っこいレイくんに早く会いたい。実家にいて会えていないので、祖母から写真を送ってもらっています。だし巻きたまごを極めました!水、だし、油のバランスが重要で、ふわふわに作れます。ビールと合う!なかい・とも2000年生まれ。ミスiD2019でグランプリを受賞し芸能界入り。映画『かそけきサンカヨウ』が公開中、『シノノメ色の週末』が11月5日公開。※『anan』2021年11月3日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2021年11月02日俳優の中井貴一と女優の瀧本美織が出演する、三基商事・ミキプルーンの新CM「実をむすぶ」編が、21日より放送される。新CMでは、4作目の共演となる中井と瀧本がプルーンの木の前で、苦しいことがあっても前を向いていれば毎年必ず実をむすぶプルーンのように「必ず晴れる日が来て、いつか実をむすぶ」、そして「明日のあなたは、つくることができる」というメッセージを伝える。またCMソングには、平原綾香が同CMのために書き下ろした楽曲「キミへ」を使用。その歌詞も相まって、明日を信じること、明日への希望といったメッセージがより一層伝わるCMとなっている。■中井貴一&瀧本美織インタビュー――今年のCMの見どころは?中井:平原綾香さんが歌を書き下ろしてくださり、そこに今僕たちが感じているメッセージを載せてお送りするCMになっているので是非歌にも注目してご覧いただきたいです。瀧本:撮影前から今回書き下ろしの楽曲を何度も聴かせて頂き、ほんとに心にしみる歌詞になっていて、昨今の難しい状況だからこそシンプルな言葉が皆さんに響く内容になっていると思います。また、CMを見ている皆さんにすごく前向きになってもらえる内容に仕上がっています。――「いつか必ず実をむすぶ」と信じて続けていることは?中井:この仕事ですかね。俳優という仕事は終わりのない職業で、ある意味でずっと手探りの中、自分たちの感性を使って「これで良し!」のような正解がない、実をむすんでいることも自分ではわからないので、いつかやってきて良かったと思える瞬間を迎えることが実をむすぶことにつながると考えて必死にやっている感じですね。瀧本:私もこの仕事ですかね。中学生くらいの頃は漠然と思っていた、人を感動させたい、喜ばせたいということを自分の表現したことで「元気が出た」「感動した」という人が一人でもいて下さることが少しでも実をむすんでいるのかなって思います。――中井さんは、今年でデビュー40周年を迎えられました。今後のビジョンなどありますか?中井:あんまり、何周年とかそういうのを気にしないんですよね、というか、あまり過去に興味がないと言ったらいいのでしょうか?瀧本:カッコイイ!中井:忘れてるわけではないんですが、常に過去のものでは飯は食べていけないと思っていますし、過去のものは置いてきたものだと僕は思っているので次へ次へという風に考えていたら40年やってこれた感じだった。この先は決めずに一歩一歩やっていって、自分がここまでって思うときが来るまで続けていきたいって思いますけど、俳優さんって定年がないってよく言うんですけど、僕は人間としての引き際があると思うんですよね、なのでそれまではやっていこうかなと思っています。――ミキプルーンが発売50年目を迎えますが、25年間CMに出演し続けた感想は?中井:やっぱり、何事も継続するってことはとっても大切なことだと思うし、継続したから生まれてくるものもたくさんあると思うので、その意味では長くやらせていただいていることによって、ほんとに僕が代理店みたいになってる所もあるんですよ(笑)。皆さんから舞台の時なんかに差し入れをしていただいて僕がこういう人はこれを飲んでみて下さいっていう風に仕分けをして置いておくとほんとにものすごい勢いでなくなるんですよ。ほんとに! だから、一つの舞台で3回くらい差し入れしていただかないと足りないくらいに無くなるので。そういう意味では、健康というか、精神的にみんなが明日に向かえる何か力みたいなものをミキの商品を通じて皆さんや仲間に伝えることができるのは、とてもありがたいと思っています。■平原綾香コメント誰かの力になりたい、応援したい、という気持ちは尊く、何にも代えられない輝きを持っている、と思っています。人は自分の中に夢をもっていたとしたら、蕾のようなものがあって、その花が咲くのをみたくて、実をむすぶことができるのか、不安ながらもお水をあげたり、雨に打たれたりして、その花が咲くのを待っている、と思うのですけれど、今回は自分の花ではなくて誰かの花が咲くのを応援している人の歌です。それは、家族だったり、好きな人だったり、もう会えない人だったり。たとえ、応援している人の目に自分が映らなくても「僕はキミの味方だ」って胸をはって言えるということが自分自身も強くしてくれるし、その思いというのは必ず届くと信じています。CMで中井さんが「きっとうまくいく」と語っているのが凄く嬉しくて。何も話していなかったのですが、私にとって昨年から今年にかけて大事にしている言葉は、実は「きっとうまくいく」だったんです。中井さん、瀧本さんの語り、そして私のこの曲に込めた「僕はキミの味方だ」という思いが届いたら嬉しいです。
2021年10月21日俳優の中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演を務める映画『嘘八百 京町ロワイヤル』(20)が、dTVで配信スタートした。映画『百円の恋』(14)やNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』の武正晴監督がメガホンをとった『嘘八百』(18)シリーズの第2弾となる同作。古美術商の則夫(中井)と陶芸家の佐輔(佐々木)は、ひょんなことから京都で再会を果たす。そこで出会った京美人、志野(広末涼子)のとりこになった二人は、彼女がだまし取られたという幻の茶器を取り戻すため、京都の街を奔走する。しかし、その茶器の背後には巨大な陰謀が渦巻いていた――。同作には、京都の老舗古美術店「嵐山堂」二代目役の加藤雅也、その下で働く人気若手陶芸家・牧野慶太役の山田裕貴が出演。さらに、則夫の娘役の森川葵、佐輔の妻役の友近をはじめ、前作で活躍した贋作仲間の木下ほうか・坂田利夫・宇野祥平ら、レギュラーキャストも大集結している。なおdTVでは、前作『嘘八百』も配信中。(C)2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会
2021年10月14日映画『東京リベンジャーズ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が17日に都内で行われ、吉沢亮、山田裕貴が登場した。同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタを助けるために、ヒナタの弟・ナオトとともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。山田裕貴、今田美桜、杉野遥亮、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。東京卍曾の副総長・ドラケンを演じた山田は、髪の毛を剃った独特の髪型に。山田は「この作品って、『このキャラはこういうビジュアル』というのがすごく重要だから、もしドラケンのここ(側頭部)に髪の毛があってドラゴンのタトゥーが入ってなくて、『こんなのドラケンじゃない』じゃないと言われてしまったら、作品を見たくないと思われてしまう。外見を寄せてからがスタートだなと思ってました」と心境を吐露。ドラケンのヘアスタイルになるまでの動画も公開され、「本当に僕の髪の毛がなくなっていって色も変わっていく一連を撮っててくれて、スタッフさん達の愛を感じました」と感謝する。山田の断髪動画をしっかり見ていた吉沢は「ちょいちょい前髪を自分で試してちゃんと見ているのが、なんかかわいい」と感想を述べ、山田は「ドラケンはここに髪が垂れてるから、これを垂らしたらどうなるんだろうというのを自分で確認してた」と照れていた。イベントでは山田がドロップキックを決めるシーンの練習動画も流され、山田は「マイキーとドラケンって(実際の吉沢と山田より)もう少し身長差があるはずじゃないですか。だから15センチぐらいのインソールをブーツの中に入れて飛び蹴りもやっていたんです」と告白。「ブーツが重くて、本当はドロップキックしてから回転しようと思ったんですけど、本番はもうそのまま突っ込んでちゃった」と、さらに大技を披露しようとしていたことを明かす。山田は「もう1回やっていいですか? と言おうと思ったんだけど、多分これ何回やっても回転できないと思って、普通のドロップキックにさせてもらった」と、少し悔しがりながらも抜群の身体能力がわかるエピソードとなった。
2021年07月17日映画『東京リベンジャーズ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が17日に都内で行われ、吉沢亮、山田裕貴が登場した。同作は和久井健による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写化作。どん底人生真っ只中のダメフリーター・花垣武道(北村)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・橘ヒナタを助けるために、ヒナタの弟・ナオトとともに過去と未来を行き来しながら関東最凶不良軍団・東京卍曾に挑んでいく。山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。プライベートでも仲の良い2人だが、初対面の時の印象を聞かれると、山田は「僕は戦隊もの出身で、(吉沢は)ライダーの出身だったんですよ。いつも覚えてないと言われるんですけど、舞台挨拶かなんかが一緒で、メイク部屋で隣になって初めてしゃべりかけたのが『すっごいイケメンですね』」と振り返る。覚えてないという吉沢は「言われすぎてて」とにやりとしていた。一方、吉沢が覚えている山田との初対面は「映画で共演シーンはなかったんですけど、軽く打ち上げで飲んだ時に、ほぼ初対面の状態で、けっこうディープなキスをした」と衝撃の発言で、会場の時も止まる。「ちょっとお酒も入ってて、なんでかわかんないけどキスする流れで、いろんなところで男と男がキスしているのが勃発してるんです。ほぼ初めましてでディープな接吻を」と明かす吉沢に、山田も「別の作品で本当にキスシーンがあったんですよ。その現場で『僕たち、初めてじゃないんです』と言ったら、スタッフさん達が『え? え? え?』となるという」とエピソードを披露した。今回共演して、改めて変化を感じたか聞かれると、吉沢は「お芝居に対する熱量や人への愛情みたいなものがすごく深い人だなというのは、キスしたときからわかってたんですよ」とドヤ顔で、山田は「それ(キス)、掘り下げんでいいだろ」とツッコミ。吉沢は「緊急事態宣言で撮影が止まって2カ月間、本当に急にぽんと空いて、どうしたらいいのかわからなくて、芝居もいつ続きを撮れるかわからない中でモチベーションをどう繋いでいけばいいのか、リモート飲みで相談したときに(山田が)『いいんだよ、1回全部忘れちゃえば』と。『今まで走り抜けてきたし、いつ始まるかもわからないこの状況で、わからないものに対して不安を持ち付けるより、1回全部忘れて自分の好きなことやって、やれるって決まってから本気出せばいいんだよ』みたいなことを」とアドバイスをもらったことを告白。山田は自分でも「めっちゃイケメンやん、俺そんな深いこと言ってたんだ」と驚いていた。逆に山田は吉沢について「変わらずですね。あんまり表には出さないけど熱い男なので。お芝居に妥協したくないと考えてる人。ルックスでイケメンだと言われますけど、そこだけじゃないんです」と絶賛する。「僕は彼のお芝居が好きだし、それも相まって好きだなと思う。自分でこうしたい、こう作っていきたいんだというのがしっかり明確にある部分は昔から変わってないので、変わらず、大きくなってってるって感じですね。尊敬してます。すげーなって思う」と互いに尊敬を表した。また「山田くん」「亮」と呼び合ってる2人だが、吉沢は「最初から山田くんだったので、今更変えるのはちょっと気持ち悪い。1回『裕貴』になったんですけど、次の日には山田くんに戻った」という。その場で呼び捨てにしてみることになり、「……裕貴」と呼んだ吉沢は照れ笑い。山田は「何もう、俺も恥ずかしい!」と互いに照れ合っていた。
2021年07月17日北村匠海を筆頭に豪華キャストが共演する『東京リベンジャーズ』。この度、山田裕貴が話題の“ドラケン”になっていく様子をとらえた断髪式動画が解禁となった。7月9日(金)~7月11日(日)までの3日間で観客動員50万人を超え、興行収入は約7億円、2021年に公開された実写映画の土日2日間の週末オープニングの観客動員&興行収入No.1を獲得している本作。劇中で人気キャラクターが多数所属する、仲間想いで情熱を持った不良集団“東京卍會”(トーマン)。その熱き副総長ドラケンといえば、側頭部を剃り上げた特徴的なビジュアルが印象的。今回の動画では、ドラケンを演じる山田さんがクランクイン前にその髪形になるまでの様子が収められている。映画の主題歌であるSUPER BEAVERの「名前を呼ぶよ」をBGMに、山田さんが徐々にドラケンへと変わっていく様子は必見。また、本作はコロナウイルス感染拡大による撮影中断があったため、山田さんは実に1年間もこの髪形を維持していたとのことで、熱き副総長の名の通り、山田さんの作品への熱き想いを伺い知ることできる。ビジュアルの完全再現はもちろん、タケミチ(北村さん)、マイキー(吉沢亮)ら各キャラクターとの掛け合いやアクションなど、あらゆる要素が“ドラケンそのもの”の山田さんは必見だ。『東京リベンジャーズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:東京リベンジャーズ 2021年7月9日より全国にて公開予定©和久井健/講談社 ©2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
2021年07月16日人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写映画化作品『東京リベンジャーズ』が公開中だ。この度、主要登場人物のひとりドラケンを演じる山田裕貴が、クランクイン前に断髪式を敢行する映像が公開された。劇中で人気キャラクターが多数所属する、仲間想いで情熱を持った不良集団“東京卍會(トーマン)”。その副総長ドラケンといえば、側頭部を剃り上げた髪型が印象的だ。この度公開された映像は、山田がその髪形になるまでの“断髪式”の模様が収められている。映画の主題歌であるSUPER BEAVERの「名前を呼ぶよ」が流れる中、カット、剃り込み、染髪などを通して、次第に山田がドラケンの姿へと変わっていく様子は圧巻だ。また、本作はコロナによる撮影中断があったため、山田は1年間もこの髪形を維持していたという。タケミチ(北村匠海)、マイキー(吉沢亮)ら同様、キャラクターの再現に加えて、ドラケン独特の掛け合いやアクションなどにも注目したい。『東京リベンジャーズ』上映中
2021年07月16日もともと公私ともに親交のあった吉沢亮さん、山田裕貴さんが、満を持して映画『東京リベンジャーズ』で親友役として共演。のびのびと、付かず離れずなおふたりの関係は、ある種兄弟のようで…?初共演は’17年のドラマ『トモダチゲーム』。しかしそれ以前から互いに親近感を抱いていたというふたり。映画『東京リベンジャーズ』では圧倒的なカリスマ性で不良高校生たちを統率するマイキーを吉沢亮さんが、そしてその片腕であり親友でもあるドラケンを山田裕貴さんが演じている。山田裕貴:『トモダチゲーム』の共演1日目で、亮がマネージャーさんに「山田くんでよかった」と言ってくれてたと風の噂で聞いたんだけど…。それを知る前から、僕も「相手が吉沢くんで、とてもやりやすかった」って話してたんだ。吉沢亮:それ、聞いた気がする。山田:クランクインして初日に物語の肝になるシーンを撮影して、テンション感とかがすごく合うな~っと思って。吉沢:その前から人間性がいいのは知ってたんだけど、実際に一緒に芝居してすごい安心できたし、いい役者さん見つけたなって嬉しかった。山田:それで今回、マイキーとドラケンをやれるのは嬉しいよね。じつは今回の原作漫画、映画化を知る前に亮にお薦めされたんだけど。吉沢:そうだった?山田:映画化することを知っていたのかもしれないけど、読んでてマイキーは亮だなと思ってた。もし自分がやるならと考えたとき、やれるかわかんないけど好きなのはドラケンかなと。吉沢:僕は映画の話をいただいてから読んだんだけど、最初、マイキーは自分じゃないほうがいい気がして受けるか迷っていたんだよね。そのときにドラケン役は山田くんで考えているというのを聞いて、もしそれが実現するならやりたいなって思って、こっちからちょっとアプローチを(笑)。山田:ということは、僕が出られているのは亮のおかげだ。吉沢:いやいや。僕じゃなくてもオファーは行ってたよ。山田:現場ではお互いに「めっちゃマイキーじゃん」「めっちゃドラケンだよ」って励まし合ってたよね。タケミっち(北村匠海)も含めて、実写化でプレッシャーがとくに大きい役だったと思うから。吉沢:そうそう(笑)。でも、山田くんが予想以上にドラケンだった。僕の役が結構暴れん坊で、肩にかけてる学ランを落としたりするんだけど、何も言わずにドラケンが拾ってくれたりして。山田:ドラケンとしてそこにいると、自然とマイキーのだから拾わなきゃってなるんだよね。きっとアイツは拾わねぇだろうしな、って。吉沢:お互いそういう話をしていたわけじゃないし、拾ってくれとも思ってなかったけど。どこかでドラケンなら拾ってくれるんだろうなっていうのはあった気がする。山田:僕らだけじゃなく、タケミっちもアッくん(磯村勇人)もほかのキャストも、みんながいい作品にするために自分の役割を果たそうとする人たちばっかりの現場だったな。そのバランスがとても心地よかったし、いいセッションができたと思う。でもたぶん、もうちょっと若いときにこの作品でこの役を任されてたら、こんなふうにはできなかっただろうなとも思うんだよね。みんなすごくいい俳優でいい芝居するじゃん。それを観たらたぶん変に意識して、空回りしちゃってたかもって思っちゃう。吉沢:確かにそれ、あるかも。いまでこそ同世代の俳優の活躍を素直にすごいって見られるけど、20歳前後の頃はめちゃくちゃジェラってたから。山田:俺も本当にそうだった。いまは完全にリスペクトの気持ちで見られるけど…。吉沢:横でドラケンにいい芝居されて焦ってただろうな~。山田:それこそ亮のことは、戦隊とライダーをやってた時期が一緒だったのもあったから。当時から知ってたし観てたし。僕が映画で『ストロボ・エッジ』やった頃に亮の映画『アオハライド』があって、めっちゃ意識してた。この人、いい芝居するなって。吉沢:あったね。俺は逆に、『ストロボ~』を観て、クソッいい芝居すんなって思ってたけどね(笑)。山田:そのとき、同世代の俳優みんなに嫉妬してたのが、亮の芝居を観たとき、素直にいいなと思っちゃった。吉沢:その後、『トモダチ~』で共演するより前に、一回一緒に飲んでるんだよね。山田:俳優何人かと監督がいる場に僕が後から呼ばれて…。吉沢:なぜかその場のノリで、僕らがキスする流れが(笑)。山田:『トモダチ~』の作中でもあったけど、じつはあれが初めてじゃないです。吉沢:(笑)。でも『トモダチ~』で共演したときから今も山田くんの印象は変わらないな。芝居に対して熱量があって優しくて。でもどっか冷めてるところがあるんだよ。山田:そう。亮は唯一僕のそういう冷めているところを見抜いた人なんだよね。吉沢:ギャップもあるんだと思う。イメージ的に熱い人っていうのがあるから、そこを期待していると、案外踏み込んできてくれなくて。山田:もともとは陰の人なので、俺がそこまで踏み込んでいいのかなってことを気にしちゃうの。だからじつは、僕が誘うより亮が僕を誘う回数のほうが多かったりする。吉沢:そうなんだよ。山田:(笑)。「ふたりの関係性に名前をつけるなら?」ってことなんだけど…?吉沢:ん~なんだろう。山田:一回、感動の再会をしている生き別れていた兄弟、という感じかな。お互いを思い合ってるし、わかり合ってもいるけれど、それぞれがそれぞれの道を行ってる。吉沢:いいね、それ。『東京リベンジャーズ』『週刊少年マガジン』で連載中の人気マンガが原作。負け犬人生を送る主人公・タケミチ(北村匠海)が、タイムリープにより自らの過去にリベンジしていく。監督は英勉。現在公開中。よしざわ・りょう(写真・右)1994年2月1日生まれ、東京都出身。NHK 大河ドラマ『青天を衝け』主演。映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールドヒーローズ ミッション』に声の出演。やまだ・ゆうき(写真・左)1990年9月18日生まれ、愛知県出身。放送中のドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子』(日テレ系)に出演。待機作に映画『燃えよ剣』『ハザードランプ』など。吉沢さん・シャツ¥40,700(LITTLEBIG TEL:03・6427・6875)その他はスタイリスト私物山田さん・コート¥86,900シャツ¥42,900パンツ¥53,900(以上クラス/ウィリー)シューズ¥40,700(コントレ アリー TEL:050・5218・3859)ブレスレット¥28,600リング、小指¥8,800中指¥16,500(以上トゥエンティー エイティー/ヘムト PR TEL:03・6721・0882)ネックレスはスタイリスト私物※『anan』2021年7月21日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE)スタイリスト・荒木大輔(吉沢さん)森田晃嘉(山田さん)ヘア&メイク・小林正憲(SHIMA/吉沢さん)小林純子(山田さん)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年07月15日ご本人は佇まいも語り口もノーブルでダンディ。なのにコメディ作品で拝見する中井貴一さんは、なんだか妙にユーモラスでクスッとしてしまう。「物事をユーモアで掬い上げたい」と話す中井さんの、柔も剛も自在な多面的なその魅力の秘密とは。――「日常をユーモアで捉える」と伺って、ナレーションを担当されている『サラメシ』が浮かびました。あれは一般の方の日常の食事にクローズアップしながら、中井さんのユーモラスなナレーションで楽しく拝見できます。そう思っていただけると嬉しいです。番組が始まって10年になるんですが、あの番組は、あくまで取材させていただいている方が主役。たとえ自分自身に向けて作る食事でも、誰かのために作るものであっても、そこに気持ちのやり取りがあるってことを大切に考えています。お弁当の良さって、豪華さや美しさだけじゃない。僕は、日の丸弁当など心から良いと思ってしまいます(笑)。ここまで長く続いてきたということは、そういう僕らの想いが、ご覧になる方に少しは伝わっているのかなと。――今回再演となる舞台『日本の歴史』も含め、つねに守りに入ることなく新しい姿を見せてくださっている印象ですが、意識されていることはありますか?そうですね…偉くなりたくてこの仕事をやっているわけじゃない、という気持ちはずっとあります。偉くなろうと思えば企業に入って出世するとか起業する道もあったと思いますが、何かの縁で表現をする仕事に就いた。表現する仕事とは、自分たちが作り上げたものをお客様に観ていただくという姿勢が正解で、偉さは必要ない。今回の舞台で天使の格好をする場面があるんですが、前回、周りから「40年もやってきてるのに、なんで断らなかったの?」と結構言われたんです。でも僕の場合、いつまでもそういうことをやれる自分でいたいという気持ちがどこかにあるんです。長い間仕事をしてくると、いいお部屋を用意してくださったり、グリーン車で移動したりもしますが、控室もなかった時代がついこの間みたいな感じがして、当時の感覚が抜けないんです。ベテランの雰囲気が出せないというか(笑)。舞台ではお客様の存在に教えられることがある。――こういうご時世でなくとも、生の舞台は俳優にとってリスクのある現場だと思います。それでも舞台に立たれるのはなぜですか。春に出演するはずだった舞台『月とシネマ』が全公演中止になったんです。あれも丸々1か月稽古して東京公演の中止が決まって、その後も大阪公演の可能性を信じてセットを組んだ舞台で稽古を続けてきたんです。いつ幕が開いてもいい完璧な状態まで作って、結果的に大阪公演もできずに全公演中止になってしまった。そのとき、舞台…演劇において一番必要なのはお客様なんだってことを改めて実感しました。客席にお客様が入ることで芝居の空気も間合いも変わっていって、そこで教えてもらうことがどれだけ大きいかということを、まざまざと突きつけられたんですよね。観てくれる人がいないと、舞台って永遠に完成しないんだなって、とてもよくわかりました。お客様がいて、その存在に教えられることがあって、しかも毎日違って…。そういうお客様とコラボレーションしている感覚がワクワクするんです。もともとすごい緊張しいなんですけど、その楽しみのために舞台を続けています。――緊張しいとは意外です。学生時代は、授業中に指されただけで赤面してしまうぐらいでした。だからいま自分がこの世界にいること自体が不思議なくらいで。それでも、すっごい変な言い方ですけれど、カチンコが鳴って始まって終わるまでが一番自分が自分でいられる時間のようにも感じます。その瞬間の感情は全部台本のはずなのに。いつもはどこか自分を押し隠そうとしている部分があるんだと思います。でも演じている瞬間は心が開いて、一番感情が解放されているのかもしれません。――中井さんのなかに、仕事を選ぶ…というか出演を決める基準のようなものはありますか?僕はすごくあるほうだと思います(笑)。うるさいよって思われるくらいホンに対してはこだわりがあって、説明されても理解できない部分があると「僕じゃないほうがいいんじゃないでしょうか」と申し上げる。自分に合わせてほしいわけじゃなく、いろんな価値観があるなかで自分が理解できる範囲のものがいいなと思っていて、それは脚本のなかに、すべてが入っている気がするんです。――神は細部に宿るといいます。さっきの『サラメシ』の話ですが、約30分の短いナレーション番組だからこそ、制作側そして自分自身も、手を抜かないで取り組む必要があると思っています。些細なこだわりの積み重ねが作品の質を上げるのだと信じていますし、そうあってほしいと願っています。なかい・きいち1961年9月18日生まれ、東京都出身。’81年、大学在学中に映画『連合艦隊』でデビューし、同作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ドラマ『ふぞろいの林檎たち』や大河ドラマ『武田信玄』など数々の作品に主演。近作に、ドラマ『共演NG』『華麗なる一族』、映画『記憶にございません!』『嘘八百 京町ロワイヤル』など。中井さん出演のミュージカル『日本の歴史』は、7月18日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、7月23日(金)~30日(金)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。三谷幸喜さんが作・演出し、荻野清子さんが作曲を手がけ、’18年に初演。中井さんを含め7人の俳優たちがさまざまな役に扮し、人間の因果を描いていく。シス・カンパニー TEL:03・5423・5906※『anan』2021年7月14日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・望月リサ撮影協力・AWABEES(by anan編集部)
2021年07月10日稽古終わりのラフな雰囲気で、中井貴一さんはふらりと現れた。日本を代表する名優であり、放送中のドラマ『華麗なる一族』では日本を牛耳る巨大財閥の総帥を演じている。しかしこちらの緊張は、その気さくな笑顔にするりと解かれていく。――いま三谷幸喜さん作・演出のミュージカル『日本の歴史』の稽古中です。’18年に初演されたとき、中井さんがミュージカル!?ということが驚きでした。私自身、最初に話をいただいたときはどうしたものかと思いました。でも50代後半になって、長年やってきた経験やプライドみたいなものが邪魔をして、恥をかくことや新しくトライすることを億劫に感じる年齢になってきたと感じていました。だからこそ逆に、恥をかけるものに挑戦したほうがいいんじゃないかと考えたんです。ただ、最初の頃は稽古場に行くのが嫌で仕方なかったです。当初はミュージカルをやったことがない人たちでって話だったはずが、蓋を開けてみたら、僕以外の全員が経験者…どころか、主戦場にされている方ばかり。そこで交わされる専門用語もわからないなかにいたので…みんなには言えませんでしたが、登校拒否になるくらいのプレッシャーがありましたね(笑)。――プレッシャーを感じる現場って、これまでもありました?中国で映画を撮ったときの、セリフをすべて中国語で言わなきゃいけないプレッシャーに似ていました。でもあのときは他国だったのもあり、笑われてもいいやという気持ちになれましたけど、このときは、自分がみんなの足を引っ張るんじゃないかというのが重圧になっていたのは事実ですね。――それでも今回、再演のオファーをお受けになられたわけです。稽古の中盤を過ぎて、なんとなく作品の行き着く先が見え始めたくらいから、自分がちゃんと参加できている気持ちになれたんですよね。いま思い出し稽古をしながら、こんな大変なことをやっていたんだと再びプレッシャーを感じたりしています(笑)。三谷さんのホンってどれも素晴らしいですが、じつはこの作品はちょっと毛色が違う感じがしています。日本の千何百年にわたる歴史とアメリカ人一家の歴史とをクロスさせて描いているんですが、すべての伏線の引き方が見事で、きっと初見ではその凄さの全部は理解できない。あらゆるエピソードが、輪廻転生というか因果が巡るというところに繋がっていて、僕たちも幕が開いてから気づく部分があったほど。本当にゾッとするほどよくできたホンなんです。だから、なるべく多くの方に観ていただきたいし、そのためにも再演すべきだという気持ちが強かったんです。――これまでさまざまな三谷作品に出演されていますが、ご自身は三谷作品に出演することをどう捉えていらっしゃるのでしょうか。コメディはシリアスなものより気を遣わなきゃいけない部分が多く難しいと感じています。だからこそ、監督や脚本家と演者のコメディの価値観が一緒かどうかがすごく大事になってくる。そういう意味で、三谷さんの思っている悪ふざけ感っていうのがとてもよくわかるし、こっちが面白いと言われたら「確かにそっちのほうが面白いですね」って、すぐに体現できるのかなと思います。喜劇をやり始めると、シリアスもわかってくる。――もともと笑いやコメディがお好きだったんですか?自分が“立っているだけで絵になる”みたいな俳優だったら、もしかしたらコメディに興味を持たなかったのかもしれません。僕の父がいわゆる“二枚目俳優”といわれていた人で、自分は子供の頃からそういう人間ではないと思ってきたんです。縁あってこの仕事を始めましたが、続けるにあたって、自分は“立って絵になる”じゃない“何か”でお客様を喜ばせなければという思いがどこかにあった気がします。『ふぞろいの林檎たち』というドラマで山田太一さんの優れたホンに出合って、街で「仲手川良雄(中井さんが演じた役名)もっとがんばれよ」って声をかけられるようになって、自分は憧れられる俳優というより、お客様から気軽に肩を叩かれるような俳優なんだなと自覚しました。その頃からずっと、お客様が笑ってくれることがこの仕事をやっている意味なのかなって。ただ、これが本当に難しいんです。シリアスなドラマなら、セリフとセリフの行間が1秒でも2秒でも成立できるけれど、コメディの場合、0.1秒違うだけで笑えなかったりするんです。たとえば、相手のセリフの語尾を喰うとして、「~ました」の“し”なのか“た”で喰うのかでも面白さが変わってくるし、右を向くときに一瞬左を見てから向くだけでお客様のリアクションも違ってくる。だから芝居中はつねに臨戦態勢。そういう姿勢で臨んでいると、これまで以上に相手のセリフを聞くことに集中するようになる。面白いことに、喜劇をやり始めると、シリアスもわかってくるんですよ。僕の場合ですけど、台本をもらったとき、シリアスな台本ならそのなかにある喜劇を、喜劇だったらシリアスな部分を探して、そこにポイントを置く。真逆にポイントを置くことで、喜劇はより喜劇になるし、悲劇はより悲劇になっていく感じがするんです。――中井さんのベースにある笑いって何かあったりしますか?人生ってユーモアだって思っているところがあるんです。物事を、ユーモアで掬い上げたいというか。いまのような状況もですが、何か事態が起こったときに叫ばれる絆とか感謝といった耳馴染みの言葉より、もっと人間の本質的な部分を日常のなかからユーモアと余裕をもって捉えていくほうが心に響いたりするような気がしています。なかい・きいち1961年9月18日生まれ、東京都出身。’81年、大学在学中に映画『連合艦隊』でデビューし、同作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ドラマ『ふぞろいの林檎たち』や大河ドラマ『武田信玄』など数々の作品に主演。近作に、ドラマ『共演NG』『華麗なる一族』、映画『記憶にございません!』『嘘八百 京町ロワイヤル』など。中井さん出演のミュージカル『日本の歴史』は、7月18日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、7月23日(金)~30日(金)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。三谷幸喜さんが作・演出し、荻野清子さんが作曲を手がけ、’18年に初演。中井さんを含め7人の俳優たちがさまざまな役に扮し、人間の因果を描いていく。シス・カンパニー TEL:03・5423・5906※『anan』2021年7月14日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年07月09日俳優の安田顕と山田裕貴が、映画『ハザードランプ』(2022年春)で主演を務めることが6日、明らかになった。同作は『アリーキャット』の榊英雄監督×脚本家・清水匡コンビによるオリジナル作。地方都市で代行ドライバーとして働く須貝(安田顕)は、ある満月の夜に、新人ドライバー刈谷(山田裕貴)とタッグを組むことに。「――満月の夜には何かが起こる。実際に、女子中学生が誘拐されたのも、満月の夜だった!」そんな同僚の言葉を背に仕事に向かう2人だったが、様々な酔客の相手をするうちに、思いもよらず過去が交錯していく。安田は主人公・須貝、山田は代行ドライバーの相棒として一夜を共にする刈谷役を山田裕貴が演じ、数時間のうちに変化していく男たちの物語に深みを与えている。オール福井ロケを敢行し、ほか、松本若菜、中村中、阿部純子、山野海、佐々木春香、ミスターちん、辻凪子、溝口琢矢、永島聖羅、遠藤雄弥、真魚、丸本凛、森岡豊、長岩健人、大和田伸也、津田寛治、六平直政、金田明夫、石倉三郎が出演する。ティザーポスターは初めて出会った2人が初めてタッグを組み、これから“初仕事に出かけようとするシーンを切り取ったもの。まだぎこちない距離感を感じさせる2人だが、「満月が、人をひきつける」と添えられたキャッチコピーがこれから始まる“奇妙な一夜”を予感させるものとなっている。同時に解禁された映像は、榊監督から演技指導を受ける安田と山田の様子を切り取ったもの。身体や視線の動きに至るまで細かな演技指導に真剣に聞き入る2人の様子を捉えた。(C)2022「ハザードランプ」製作委員会
2021年07月06日●卒業後も衣装でグループに携わりたい毒舌キャラとしてバラエティでも存在感を放ち、NGT48の中心メンバーとしてグループを牽引する中井りか。今年2月にはアパレルブランド設立を目指すソロプロジェクトを始動させ、挑戦の過程をYouTubeチャンネルで発信している。また、23日発売の6thシングル「Awesome(オーサム)」にあわせて新ユニット・CloudyCloudy(クラウディクラウディ)をプロデュース。カップリングに同ユニットの楽曲「はっきり言って欲しい」が収録されている。活躍の幅を広げている中井だが、アパレルブランド設立の先に「メンバーの衣装を作る」という夢がある。CloudyCloudyも、自身が手がけた衣装を着せたいという思いからプロデュースしたという。そんな中井の夢に、同じ1期生の本間日陽は「りかちゃんが作った衣装をバリバリ着たい!」と期待。「Awesome」で新センターに抜てきされ、CloudyCloudyのメンバーでもある小越春花も「絶対かわいい!」と楽しみにしている。――アパレルブランド設立を目指している過程をYouTubeで公開されていますが、数カ月やってきていかがでしょうか?中井:まだブランドを立ち上げるところまでは進んでおらず、試作段階のものをサンプルとして紹介している状態ですが、本当に私が布から全部選んでやっていて、デザインも自分で書いているので、まずは本気で頑張っている姿をYouTubeで伝えていけたらいいなと思っています。私は衣装やお洋服関係でグループに携わっていきたいです。卒業したとしても、そういう風に携わっていきたいと思っています。――衣装でグループに携わりたいと思うようになったのはいつ頃からですか?中井:去年のコロナ自粛期間中に確信に変わりました。かわいい衣装を着て踊りたいというのはアイドルになる子は絶対持っている夢だと思いますが、私はメンバーのことをわかっているし、プレイヤーとしてもやっているので、動きやすくてかわいい服を作ってあげたいなという気持ちが出てきました。コロナであまり活動ができなくなった去年の自粛中に、NGT48のために何ができるんだろうと考えたときに、その気持ちが明確になりました。――ブランド立ち上げはいつ頃を目指しているのでしょうか。中井:今年から来年にかけて立ち上げられたらいいなと思っています。――最初はグループの衣装ではなく、普通のファッションブランドとして?中井:そうです。まずは基盤を作ってからグループ衣装を手がける予定です。いろいろと工場さんと話し合わないといけないこともありますし。――工場とのやりとりもご自身で。中井:業者みたいなことをやっています(笑)。最終的にメンバーに着てもらいたい、メンバーに喜んでもらいたいという気持ちでやっています。――中井さんがNGT48在籍中にメンバーの衣装を手がける可能性もあるのでしょうか。中井:できればいいなと思っています。――中井さんがメンバーの衣装を手がけるというのは、本間さんと小越さんとしてはいかがですか?本間:りかちゃんのプロデュースは絶対かわいくて最高だと思います。りかちゃんは加入当時から自分の中にあるアイドル像がしっかり確立していて、だからこそデビューシングルでセンターを務めたり、これまでの活躍があると思うので、りかちゃんが作ったお洋服を着てステージに立てることがあれば、バリバリ着たい!中井:本当に!?本間:もちろん! “プロデュース by 中井りか”も見たいし、“アイドル・中井りかちゃん”も見たいし、私もそのお洋服を着てアイドル活動したいです。――小越さんはいかがですか?小越:私はりかさんプロデュースのCloudyCloudyのメンバーでもありますが、カップリング曲のミュージックビデオ(MV)撮影でもりかさんのすごさを感じています。衣装もめちゃめちゃ可愛いし、メイクもめちゃめちゃ可愛いし、世界観が大好きなので、りかさんがメンバーの衣装を作りたいと言ってくださって、すごく楽しみです。私はりかさんのことが大好きなので、その人の作った衣装を着ることができるなんて。絶対かわいい衣装になるので、着たらずっと脱がないと思います(笑)本間:最高だよね!●新ユニット・CloudyCloudyを設立――CloudyCloudyは、中井さん、小越さん、小熊倫実さん、對馬優菜子さんの4人組ユニットで、「Awesome」の通常盤タイプAと新潟盤にユニット楽曲「はっきり言って欲しい」が収録されていますが、魅力を教えてください。中井:すごくかわいくてキャッチーな曲になっています。メンバーの可愛さを引き出せるように頑張ったので、楽しんでいただけたらうれしいです。――CloudyCloudyというユニット名は、ふわふわした雲をイメージして名付けたそうですが、「はっきり言って欲しい」のMVも雲が印象的です。中井:雲の上から人間界をのぞいていた天使ちゃん4人が、暗いオーラを放っている人間を見て、ダンスと歌で救おうというストーリーで、それを抽象的に描いています。美少女戦士のような、アニメっぽさのある世界観も気に入っています。――中井さんの中で、こういうユニットを作りたいというイメージがあったのでしょうか?中井:そうですね。こういう衣装が着たい、こういうメイクがしたいというイメージがあり、4人それぞれに合わせた衣装を私が考えています。――CloudyCloudyはこの1曲だけでなく、今後も活動されていくのでしょうか。中井:はい。私はメンバーの衣装を作るという夢があり、CloudyCloudyは、メンバーに自分が手がけた衣装を着せることを目標に作ったユニットです。今回は私のイメージを衣装さんに伝えて用意していただきましたが、いずれ私が全部選んで作った衣装を着てほしいなと。NGT48全体の衣装を手がけるのが夢ですが、まずは“くらくら”(CloudyCloudy)に着せたいです。――ちなみにメンバーの起用のポイントは?中井:“女の子に好かれる女の子”というのをコンセプトにしていて、女の子が憧れるような女の子らしさがあって、私もこうなりたいと思ってもらえるような女の子を選びました。――小越さんはメンバーに選ばれていかがですか?小越:もともとりかさんにすごく憧れていたので、りかさんの世界観に入れることがすごく幸せです。メイクや衣装も普段とは違うもので、撮影がすごく楽しかったです。――中井さんは、バラエティなどでは毒舌キャラというイメージがありますが、普段はどういう方なのでしょうか。小越:すごく優しいです。マシュマロから出てきたみたいな!中井&本間:マシュマロから出てきた!?小越:りかさんは後輩にもチャンスを、と考えてくださっていて、すごく優しい方です。でも、私は怒っているりかさんも好きで、りかさんの言葉一つ一つをすごく尊敬していて、りかさんについていけば間違いないなと。本当に尊敬している頼れる先輩です!中井:マシュマロの表現はよくわからなかったけど、そう言ってもらえてうれしいです(笑)
2021年06月27日