国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉が作品輸送費等を支出し、東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館の4つの国立博物館が収蔵品を貸し出す「国立博物館収蔵品貸与促進事業」において、2024年度事業の実施対象館が決定いたしました。これにより国立博物館が所蔵する各地域ゆかりの文化財86件が、鹿児島、岐阜、福井、愛知、栃木、茨城の6つの施設で順次公開される予定です。■2024年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 実施対象館(会期順)対象館 :鹿児島市立美術館(鹿児島県)展覧会名 :鹿児島市立美術館開館70周年記念「没後100年 黒田清輝とその時代」会期 :2024年7月24日(水)~2024年9月1日(日)貸与予定件数:43件対象館 :岐阜県美術館(岐阜県)展覧会名 :「清流の国ぎふ」文化祭2024 PARALLEL MODE:山本芳翠展会期 :2024年9月27日(金)~2024年12月8日(日)貸与予定件数:6件対象館 :福井市立郷土歴史博物館(福井県)展覧会名 :鉄(くろがね)の名工 越前明珍(えちぜんみょうちん)会期 :2024年10月19日(土)~2024年12月1日(日)貸与予定件数:6件対象館 :豊橋市美術博物館(愛知県)展覧会名 :銅鐸の国 -伊奈銅鐸出土100年-会期 :2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)貸与予定件数:14件対象館 :佐野市立吉澤記念美術館(栃木県)展覧会名 :佐野市合併20周年記念特別企画展「丸山瓦全と佐野の文化財保護~天明鋳物を護り、エラスムス像を見つけた~」(仮称)会期 :2025年1月25日(土)~2025年3月9日(日)貸与予定件数:9件対象館 :茨城県立歴史館(茨城県)展覧会名 :開館50周年記念 春の特別展「雪村 -常陸に生まれし遊歴の画僧-」会期 :2025年2月15日(土)~2025年4月6日(日)貸与予定件数:8件■2024年度 国立博物館収蔵品貸与促進事業 展覧会概要(会期順)<鹿児島市立美術館>鹿児島市立美術館開館70周年記念「没後100年 黒田清輝とその時代」貸与予定件数: 43件会期 : 2024年7月24日(水)~2024年9月1日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 重要文化財 湖畔 黒田清輝筆 明治30年(1897) カンバス・油彩 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:2024年に開館70周年を迎える鹿児島市立美術館では、没後100年となる日本近代を代表する郷土作家・黒田清輝(1866~1924)の足跡を多角的に紹介する展覧会を開催します。鹿児島で生まれた黒田は、法律の修学を志して留学したフランスで絵画の道へ転向しました。帰国後、清新な画風で日本の洋画を開拓し、生涯にわたって日本の美術振興に力を注いだその存在は、鹿児島において藤島武二(1867~1943)や和田英作(1874~1959)をはじめとした作家たちの輩出にも影響を及ぼしました。本展では、黒田清輝筆「湖畔」(重要文化財)をはじめ、東京国立博物館が所蔵する黒田、そして同時代に活躍した画家の作品をあわせ43件を貸し出す予定です。<岐阜県美術館>「清流の国ぎふ」文化祭2024 PARALLEL MODE:山本芳翠展貸与予定件数: 6件会期 : 2024年9月27日(金)~2024年12月8日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 花化粧 山本芳翠筆 明治時代・19世紀 カンバス・油彩 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:日本洋画の素地を築いた山本芳翠(1850~1906)は、美濃国恵那郡野志村(岐阜県恵那郡明智町)生まれの近代洋画家です。五姓田芳柳(1827~1892)に学び、のちフランスで本格的な油彩画技法を身に着けました。帰国後の活動は、明治美術会や白馬会などの美術団体結成、日清・日露戦争への従軍画家としての参加、演劇等他の芸術分野との交流など多彩なものでした。 本展では、山本芳翠や黒田清輝(1866~1924)らの作品を通して彼らがフランスから日本へもたらした明治洋画が、今日までどのように受け止められてきたのか考察します。東京国立博物館から、山本芳翠筆「月夜虎」ほか、黒田清輝作品とあわせて6件の作品を貸し出す予定です。<福井市立郷土歴史博物館>鉄(くろがね)の名工 越前明珍(えちぜんみょうちん)貸与予定件数: 6件会期 : 2024年10月19日(土)~2024年12月1日(日)URL : X(旧Twitter): Facebook : 自在鷹置物 明珍清春作 江戸時代・18~19世紀 鉄製 鍛造 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ: 福井藩主越前松平家のお抱え甲冑師「越前明珍」は代々小左衛門吉久を名乗り、甲冑・自在置物・鉄鐔など、鍛鉄とその加工技術を巧みに用いた名作を遺しています。 本展では、明珍を中心とする越前の鍛冶の作品の数々、全国の明珍派はじめ名工が手がけた「自在置物」などを一堂に集め、江戸時代の金属加工技術の粋と、その中で確かな位置を占める越前明珍の軌跡を追います。東京国立博物館から「自在鷹置物」、「甲冑金物」など6件を貸し出す予定です。<豊橋市美術博物館>銅鐸の国 -伊奈銅鐸出土100年-貸与予定件数: 14件会期 : 2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : Facebook : 突線鈕3式銅鐸 弥生時代(後期)・1~3世紀 愛知県豊川市小坂井町伊奈松間出土 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:大正13年(1924)12月27日に、宝飯郡小坂井村伊奈字松間の麦畑(現・豊橋市立前芝中学校校庭)から3口の三遠式銅鐸が出土し、その後、東京帝室博物館に収蔵されました。本展は、出土から100年を記念し、国内有数の銅鐸集中地帯として知られる三河・遠江地方から出土した銅鐸を一堂に会し、銅鐸の果たした意義と弥生時代の社会を考える展覧会です。東京国立博物館から13件、奈良国立博物館から1件の銅鐸を貸し出す予定です。<佐野市立吉澤記念美術館>佐野市合併20周年記念特別企画展「丸山瓦全と佐野の文化財保護~天明鋳物を護り、エラスムス像を見つけた~」(仮称)貸与予定件数: 9件会期 : 2025年1月25日(土)~2025年3月9日(日)URL : Instagram : 重要文化財 銅梅竹透釣燈籠 室町時代・天文19年(1550) 千葉市中央区千葉寺町千葉寺址出土 銅製 鋳造 畑野勇治郎氏寄贈 東京国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:佐野市立吉澤記念美術館では佐野市合併20周年を記念し、足利の考古学者・丸山瓦全(1874~1951)を取り上げた展覧会を開催します。丸山瓦全は、少年期を母の実家である葛生(佐野市)の吉澤家で過ごしました。同家は江戸時代後期以来書画に親しんだことから、瓦全も幅広い文物に深い関心を持ちました。龍江院(佐野市)にあったリーフデ号船尾像の発見・調査と旧国宝指定、天明鋳物研究と戦時下における梵鐘保護活動など、栃木県の文化財保護に大きな功績を残しました。 本展では「銅梅竹透釣燈籠」(重要文化財)をはじめ、東京国立博物館から9件を貸し出す予定です。<茨城県立歴史館>開館50周年記念 春の特別展「雪村 -常陸に生まれし遊歴の画僧-」貸与予定件数: 8件会期 : 2025年2月15日(土) ~ 2025年4月6日(日)URL : X(旧Twitter): Instagram : 雪景山水図 雪村周継筆 室町時代・16世紀 紙本墨画 谷口豊三郎氏寄贈 京都国立博物館蔵(※貸与予定作品)みどころ:茨城県立歴史館は開館50周年を記念し、常陸の国の部垂(現在の茨城県常陸大宮市)を出生地とする戦国時代の画僧・雪村周継の名品を紹介する展覧会を開催します。雪村は常陸北部を領した佐竹一族として生まれ、幼くして出家すると正宗寺などで画業の修練を重ねます。のちには会津や小田原、鎌倉などを訪れて画才を磨き、晩年は会津や三春(現在の福島県田村郡三春町)を往来しながら多くの傑作を生み出しました。本展では、雪村の作品とともに雪村を育んだ時代や地域に関連する資料を紹介し、茨城県および周辺地域の歴史と文化の奥深さや交流の様子などにも触れていきます。東京国立博物館からは「鷹山水図屏風」(重要美術品)を含む4件、京都国立博物館からは「雪景山水図」など4件、あわせて8件を貸し出す予定です。■2025年度「国立文化財機構所蔵品貸与促進事業」募集予定2025年度から事業名称が「国立文化財機構所蔵品貸与促進事業」となり、従来の4つの国立博物館に加えて東京・奈良の2つの文化財研究所の所蔵品も貸出対象となります。2024年4月1日(月)から、2025年度国立文化財機構所蔵品貸与促進事業実施対象館の申請受付を開始します。申請受付期間:2024年4月1日(月)~6月28日(金) [17時必着]貸与促進事業の申請、展覧会情報に関する詳細は、以下の〈ぶんかつ〉公式ウェブサイトでご確認いただけます。URL: 全国の美術館・博物館からのご応募をお待ちしています。2025年度国立文化財機構所蔵品貸与促進事業 募集チラシ■文化財活用センター 2018年に設置された、文化財活用のためのナショナルセンターです。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしています。■ぶんかつSNSぶんかつ公式サイト X(旧Twitter) @cpcp_nich ぶんかつ Instagram @cpcp_nich ぶんかつ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月25日国立文化財機構 文化財活用センター〈ぶんかつ〉は、東京国立博物館・NHK(日本放送協会)との共同研究「みんなの8K文化財プロジェクト」の一環として開発したコンテンツ「8Kで楽しむ国宝屏風『洛中洛外 京めぐり』」を東京国立博物館にて公開します(実証実験期間:2024年3月19日(火)~4月7日(日)、会場:東京国立博物館 平成館1階 ガイダンスルーム)。本コンテンツは、2022年に同館で公開した8K映像コンテンツ「時間をこえた出会い―洛中洛外 400年前の京都へ」(東京国立博物館創立150年記念 特別企画「未来の博物館」内で公開)をインクルーシブな視点で改修したもの。共同研究プロジェクトにより制作した国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の8K3DCGを用いており、6人のナビゲーターが、屏風に描かれた400年前の京都の街並みを読み解き案内します。今回の改修では、国内外を問わず現代の博物館が求められている、誰もが楽しめる「インクルーシブ」なサービスを目指し、日本語・英語のバイリンガル字幕、そしてNHKグループが取り組むデジタルヒューマン「KIKI」による「手話」サービスを追加しました。利用者は、自身のスマートフォンなどを使って、このサービスを手軽に利用できます。これにより、外国人来館者や聴覚障がいのある方々も、8Kクオリティの映像と、ユニークで興味深いナビゲーターのトークを同時にお楽しみいただけます。会場内には〈ぶんかつ〉がキヤノン株式会社との共同研究で制作した、高精細複製品「洛中洛外図屏風(舟木本)」も展示します。70インチの画面に映る8Kクオリティの美しい映像と、間近で実寸大の屏風の中の街並みや人びとの暮らしの細かな描写とを見比べながら、国宝屏風の魅力をご堪能いただける絶好の機会です。普段の展示室ではかなわない、新たな鑑賞体験をお楽しみください。(会場内は写真・動画の撮影も可能です。)「8Kで楽しむ国宝屏風『洛中洛外 京めぐり』」キービジュアル■8Kクオリティの映像で国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」のディテールを楽しもう!国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」は、江戸時代に活躍した絵師・岩佐又兵衛が、約400年前の京都の街並みを俯瞰するかのように描いた大パノラマの絵画です。6曲1双の屏風に、武士や商人のみならず、かぶき者や酔っ払いまで、じつに老若男女2500人を超える人びとが遊び、暮らすさまが生き生きと描きだされています。70インチの画面に映る8K映像では、肉眼では見るのが難しい細部までじっくりと鑑賞することが可能です。このコンテンツでは、洛中洛外図屏風の世界を「食と享楽」「美と芸能」「歴史と文化」という3つのテーマで、土井善晴さん〔料理研究家〕、伊集院光さん〔タレント〕、IKKOさん〔美容家〕、林家正蔵さん〔落語家〕、磯田道史さん〔歴史学者〕、山崎怜奈さん〔タレント〕ら6人のナビゲーターがご案内します。江戸時代にタイムトリップし、活気あふれる京の都を歩いているかのような体験をお楽しみください。国宝 「洛中洛外図屏風(舟木本)」(左隻) 岩佐又兵衛筆 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵国宝 「洛中洛外図屏風(舟木本)」(右隻) 岩佐又兵衛筆 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の詳細情報はこちら ※原本の展示はありません。※会場に展示される国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の高精細複製品は、〈ぶんかつ〉とキヤノン株式会社による共同プロジェクト「高精細複製品を用いた日本の文化財活用のための共同研究」の一環として活用しています。■ここに注目!新たに追加されたインクルーシブなサービス・手元のスマートフォン画面で、トークを目で見て楽しめる!多言語字幕サービス利用者自身のスマートフォン・タブレットなどの携帯端末で、映像で登場する6人のナビゲーターのトーク内容を、日本語・英語の字幕で楽しむことが可能です。※今回の実証実験では、日本語と英語のみ。今後、中国語・韓国語のサービスも追加予定。多言語サービスの画面イメージ(日本語)多言語サービスの画面イメージ(英語)手元のスマートフォンで、ナビゲーターの会話を日本語・英語の字幕で楽しむことができる操作画面操作画面操作は簡単。どなたでも手元のスマートフォンやタブレットなどで、ボタン一つで英語の字幕や音声、手話CGのサービスを手軽に利用できる【アプリケーション制作:株式会社アフタイメージ】■デジタル・ヒューマン「KIKI」による手話CG!聴覚障がい者向けサービス6つのトークのうち、「歴史」を案内する磯田道史さんのトークでは、NHKグループが取り組むデジタル・ヒューマン「KIKI」による「手話CG」のサービスも利用できます。まるで人間のような自然な表情や手の動きで、聴覚障がいがある利用者の皆さまにもわかりやすく、この国宝屏風の見どころを紹介します。手話CG 画面イメージ■「KIKI」とは?インクルーシブ社会の実現を目的に開発された、手話が得意なデジタルヒューマン。聴力を失った兄のために手話を学ぶ。兄と参加したフェスで、ラップミュージックを見事に表現した手話通訳者と出会う。その情熱的なパフォーマンスに感銘を受け、いまは自分のスタイルを大切に、手話通訳者として活躍中。今回のコンテンツに搭載している手話CGは、インクルーシブ社会の実現に向けて、NHKグループが筑波技術大学の大杉豊教授の監修のもと開発し、提供しているサービスです。デジタルヒューマンの動きは、手話ネイティブの動きをモーションキャプチャにより収録し反映しており、今回のサービスにおいても、大杉教授が単語ひとつひとつを確認し、指導にあたり完成いたしました。「手話CG」公式サイト デジタルヒューマン「KIKI」(C)NEP/GMS70インチモニターで見た「洛中洛外図屏風(舟木本)」の細部新たな手話CGサービスを利用した体験の様子■「8K文化財プロジェクト」とは?東京国立博物館とNHKが2020年から取り組んできた共同研究プロジェクト。最先端のスキャナーやフォトグラメトリ技術を使って、文化財を撮影し、超高精細な3DCG=「8K文化財」を制作。これまでに、重要文化財「遮光器土偶」、国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」、重要文化財「樫鳥糸肩赤威胴丸」、重要文化財「能面 伝山姥」、「小面 天下一河内焼印」など東京国立博物館の所蔵品や、国宝「百済観音像」、国宝「救世観音像」(いずれも法隆寺蔵)、中尊寺金色堂(中尊寺蔵)などの文化財を撮影し、3DCG=「8K文化財」を制作、東京国立博物館における展示、NHKの番組やイベント等で公開してきました。2022年秋に共同研究の集大成として開催した展示「未来の博物館」では、「洛中洛外図屏風(舟木本)」、「救世観音像」の3DCGを使った体験型展示を制作・公開。9万人をこえる来場者に新たな鑑賞体験を提供し、好評を得ています。2023年からは〈ぶんかつ〉もプロジェクトに加わり、制作した「8K文化財」の活用と展開に取り組んでいます。NHKの「みんなの8K文化財プロジェクト」公式サイト 「8K文化財プロジェクト」ロゴ「未来の博物館」会場内での同コンテンツ上映の様子 (2022年、東京国立博物館)■実施概要8Kで楽しむ国宝屏風『洛中洛外 京めぐり』会場 :東京国立博物館 平成館1階 ガイダンスルーム(東京都台東区上野公園13-9)主催 :東京国立博物館、文化財活用センター、NHK期間 :2024年3月19日(火)~4月7日(日)休館日:4月1日(月) (注)3月25日(月)は開館料金 :無料 *ただし、総合文化展観覧料もしくは開催中の特別展観覧料[観覧当日に限る]が必要です。■本サービスの推奨動作環境Android版:Android OS 11.0以上/iOS版:iPhone XS以降の端末、iOS 16.0以上※本サービスは本展会場内においてのみ利用可能です。※全ての端末での動作を保証するものではありません。※ご利用端末の特別な設定、空き容量や通信状況・通信速度などが起因し、正常に動作しない場合があります。※言語:【音声】日本語・英語、【字幕】日本語・英語、【手話CG】日本語本リリースで紹介している原品の情報は、ColBase(コルベース/国立文化財機構所蔵品統合検索システム)でご確認いただけます。ColBaseは、国立文化財機構の4つの国立博物館(東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館)と奈良文化財研究所の所蔵品および皇居三の丸尚蔵館の収蔵品を、横断的に検索できるサービスです。ColBaseに掲載されている画像は、申請不要で商用利用にもお使いいただけます。(ただし出典を明記していただく必要があります。詳しくは「利用規約」をお読みください。) <文化財活用センター>2018年に国立文化財機構に設置された、文化財活用のためのナショナルセンターです。「文化財を1000年先、2000年先の未来に伝えるために、すべての人びとが、考え、参加する社会をつくる」というビジョンを掲げ、「ひとりでも多くの人が文化財に親しむ機会をつくる」ことをミッションとして、さまざまな活動をしています。文化財活用センター〈ぶんかつ〉WEBサイト X(Twitter) @cpcp_nichぶんかつ【文化財活用センター】 YouTube @cpcpnichぶんかつ【文化財活用センター】 Instagram @cpcp_nichぶんかつ【文化財活用センター】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月19日初代国立劇場閉場後初の舞踊公演『Discover NIHONBUYO ―日本舞踊へのいざない―』が、3月24日(日) に国立能楽堂で開催されることが決定した。国立劇場では2015年から『Discover ~』と題し、外国語対応したプログラムの無料配布や字幕表示がある、外国人にも楽しめる歌舞伎や文楽などの日本の伝統芸能公演を定期的に開催。分かりやすい解説とコンパクトな上演時間で伝統芸能に初めて触れる日本人にもおすすめの公演となっている。今回の『Discover』で取り上げるのは、豊かな表現力をもつ踊りが唄や三味線、囃子の響きと一体となって、日本の四季折々の情景や様々な物語・伝説などを表現する「日本舞踊」。実演を交えた解説の後、名作の鑑賞を通して日本舞踊の魅力を紹介する。<公演情報>未来へつなぐ国立劇場プロジェクト 令和6年3月舞踊公演『Discover NIHONBUYO ―日本舞踊へのいざない―』『Discover NIHONBUYO ―日本舞踊へのいざない―』ビジュアル3月24日(日) 14:00 開演(16:00時終演予定)会場:国立能楽堂解説 日本舞踊の魅力 西川箕乃助一中節 都若衆万歳 藤間恵都子地唄 浪花十二月 山村友五郎 吉村古ゆう長唄 連獅子 西川箕乃助 西川佳【チケット料金】(税込)正面席:6,000円(学生4,200円)脇正面席:5,500円(学生3,900円)中正面席:5,500円(学生3,900円)※障がい者の方と介護者1名は2割引です。(他の割引との併用不可)※車椅子用スペースがございます。※インターネットでも学生料金、障害者割引による申し込みが可能です。チケット情報:()
2024年03月12日東京国立博物館(台東区上野公園)は、「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を、2024年3月12日(火)~4月7日(日)に実施します。本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きもの、工芸など、桜をモチーフにした日本美術の名品をご覧いただけます。また、本館北側に広がる庭園では、開花時期の異なる約10種類の桜を堪能いただけます。その他にもさまざまなイベントも開催します。展示室で美術品、庭で本物の桜の両方を楽しめる当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。東博で楽しむ特別なお花見■本館で桜めぐり主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「犬追物図屏風」など春の風景を描いた絵画や、「金龍山桜花見」など花見を楽しむ人々を描く浮世絵、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。【主な展示作品】※作品はすべて東京国立博物館蔵1. 桜蒔絵十種香箱(さくらまきえじっしゅこうばこ)江戸時代・19世紀吉田富子氏寄贈3月12日(火)~6月2日(日)本館12室にて展示香道の遊びに使う道具を二段重ねの箱に収めています。全体は黒漆塗で、桜の花と花弁の文様を金・銀・朱の蒔絵に金貝(かなかい)を交えて描き、様々な花の形と豊富な色使いであでやかです。2. 犬追物図屏風(いぬおうものずびょうぶ)筆者不詳江戸時代・17世紀2月20日(火)~4月7日(日)本館7室にて展示犬追物とは弓術の作法をみがく伝統競技です。見物をしている老若男女が桜の下で思い思いに楽しんでおり、たいへんな賑わいを見せています。3. 金龍山桜花見(きんりゅうざんさくらはなみ)鳥文斎栄之筆江戸時代・18世紀3月12日(火)~4月14日(日)本館10室にて展示桜の名所である浅草で、花見をする女性たちを描いた浮世絵です。遠景には浅草寺の本堂と五重塔がみえます。ほか■桜イベント*すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトークボランティアによるガイドツアーは、「博物館でお花見を」の期間中、桜に関するお話を加えたスペシャルバージョンになります。構内の樹木をご紹介する「樹木ツアー」では、桜や桜にまつわるエピソードを、桜を見ながらお話しします。当館の建築を見る「たてもの散歩ツアー」、建物や展示室の概要を英語でご紹介する「英語ガイド」、法隆寺献納宝物の魅力をお伝えする「法隆寺宝物館ガイド」でも、構内の桜についてお話しします。スライドトークでは、ボランティアがスライドを使って作品の魅力をお伝えします。「博物館でお花見を」の期間中、一部のスライドトークでは、桜や花に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん桜ぬりえ」桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。日時:3月22日(金)、23日(土)、24日(日)11:00~15:00(受付終了14:30)会場:本館19室*会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了◆お花見ヨガ in 法隆寺宝物館どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施予定です。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。■庭園散策について庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。開放時間:9:30~17:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。■「博物館でお花見を」来館案内会期: 2024年3月12日(火)~4月7日(日)会場: 東京国立博物館〒110-8712東京都台東区上野公園13-9開館時間: 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は19時まで※入館は閉館の30分前まで休館日: 月曜日※ただし、3月25日(月)は開館観覧料: 一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※有料イベント等は別途料金が必要です。交通: JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月21日東京国立博物館(台東区上野公園)は、「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を、2024年3月12日(火)~4月7日(日)に実施します。本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きもの、工芸など、桜をモチーフにした日本美術の名品をご覧いただけます。また、本館北側に広がる庭園では、開花時期の異なる約10種類の桜を堪能いただけます。その他にもさまざまなイベントも開催します。展示室で美術品、庭で本物の桜の両方を楽しめる当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。メインビジュアル■本館で桜めぐり主に日本美術を展示する本館の各展示室では、「犬追物図屏風」など春の風景を描いた絵画や、「金龍山桜花見」など花見を楽しむ人々を描く浮世絵、また桜をモチーフにした陶磁器や染織など、さまざまな工芸作品をご覧いただけます。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。【主な展示作品】 ※作品はすべて東京国立博物館蔵1. 桜蒔絵十種香箱(さくらまきえじっしゅこうばこ)江戸時代・19世紀 吉田富子氏寄贈3月12日(火)~6月2日(日) 本館12室にて展示香道の遊びに使う道具を二段重ねの箱に収めています。全体は黒漆塗で、桜の花と花弁の文様を金・銀・朱の蒔絵に金貝(かなかい)を交えて描き、様々な花の形と豊富な色使いであでやかです。桜蒔絵十種香箱2. 犬追物図屏風(いぬおうものずびょうぶ)筆者不詳 江戸時代・17世紀2月20日(火)~4月7日(日) 本館7室にて展示犬追物とは弓術の作法をみがく伝統競技です。見物をしている老若男女が桜の下で思い思いに楽しんでおり、たいへんな賑わいを見せています。犬追物図屏風(右隻)3. 金龍山桜花見(きんりゅうざんさくらはなみ)鳥文斎栄之筆 江戸時代・18世紀3月12日(火)~4月14日(日) 本館10室にて展示桜の名所である浅草で、花見をする女性たちを描いた浮世絵です。遠景には浅草寺の本堂と五重塔がみえます。金龍山桜花見4. 振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様(ふりそで そめわけちりめんじしだれざくらきくたんざくもよう)江戸時代・18世紀3月5日(火)~4月21日(日) 本館10室にて展示枝垂桜が肩にかかる模様を友禅染で表します。上下にわけるスタイルは江戸時代中期に流行しました。振袖 染分縮緬地枝垂桜菊短冊模様5. 桜下婦女図(おうかふじょず)川又常行(かわまたつねゆき)筆 江戸時代・18世紀3月12日(火)~4月14日(日) 本館10室にて展示ひらひらと舞い散る桜の花びらをながめる女性。肉筆画を専門とした浮世絵師・川又常行らしい繊細な一図です。桜下婦女図6. 色絵枝垂桜図皿(いろえしだれざくらずさら)鍋島 江戸時代・18世紀 米田實氏・千惠子氏寄贈3月12日(火)~6月2日(日) 本館13室にて展示枝垂桜を描いた鍋島焼の組皿で夜桜が表現されています。高度で洗練されたデザインが追究された盛期鍋島の優品です。色絵枝垂桜図皿7. 袱紗 紫地鶏桜火焔太鼓模様綴織(ふくさ むらさきじにわとりさくらかえんだいこもようつづれおり)江戸時代・19世紀3月5日(火)~4月21日(日) 本館10室にて展示江戸時代、長寿のお祝いや結婚、出産といったおめでたい日に、贈答の品に覆い被せて贈られました。表地には、諫鼓鳥(かんこどり)が織り表されています。袱紗 紫地鶏桜火焔太鼓模様綴織8. 瓢形酒入(ひさごがたさけいれ)船田一琴作 江戸時代・天保14年(1843)2月6日(火)~4月21日(日) 本館8室にて展示素銅(すあか)と銀・銅の合金を継ぎ合わせてつくられたお酒の容器です。上部には雲間にのぞく月を銀象嵌(ぎんぞうがん)し、下部に鍍金の桜花が嵌めこまれています。瓢形酒入■桜イベント *すべて事前申込不要、参加無料(ただし、当日の入館料が必要)◆ボランティアによるガイドツアー・スライドトークボランティアによるガイドツアーは、「博物館でお花見を」の期間中、桜に関するお話を加えたスペシャルバージョンになります。構内の樹木をご紹介する「樹木ツアー」では、桜や桜にまつわるエピソードを、桜を見ながらお話しします。当館の建築を見る「たてもの散歩ツアー」、建物や展示室の概要を英語でご紹介する「英語ガイド」、法隆寺献納宝物の魅力をお伝えする「法隆寺宝物館ガイド」でも、構内の桜についてお話しします。スライドトークでは、ボランティアがスライドを使って作品の魅力をお伝えします。「博物館でお花見を」の期間中、一部のスライドトークでは、桜や花に関わる作品も紹介する予定です。ボランティアによるガイドツアーやスライドトークなどの日時、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。*天候等により、内容は変更になることがあります。◆「春らんまん 桜ぬりえ」桜をテーマにした当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいや表現にも注目してみてください。日時:3月22日(金)、23日(土)、24日(日) 11:00~15:00(受付終了14:30)会場:本館19室 *会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了◆お花見ヨガ in 法隆寺宝物館どなたでもお気軽にご参加いただける「お花見ヨガ」を実施予定です。詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。◆東博句会「花見で一句」「博物館でお花見を」の期間中、桜をテーマにした俳句を募集します。桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?応募方法等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。■庭園散策について庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類の桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむこともできます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。開放時間:9:30~17:00※天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。※茶室内には入れません。庭園風景■「博物館でお花見を」 来館案内会期 : 2024年3月12日(火)~4月7日(日)会場 : 東京国立博物館〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9開館時間 : 9時30分~17時 ※金曜・土曜日は19時まで※入館は閉館の30分前まで休館日 : 月曜日 ※ただし、3月25日(月)は開館観覧料 : 一般1,000円、大学生500円※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。※有料イベント等は別途料金が必要です。交通 : JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分お問合せ : 050-5541-8600(ハローダイヤル)ウェブサイト: ※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間、開催内容等については、今後の諸事情により変更する場合があります。詳しくは、当館ウェブサイト等でご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月15日熊本県環境生活部環境局自然保護課は、雲仙天草国立公園(天草地域)内の4つのエリアで9つの観光商品を企画し、株式会社 KASSE JAPAN(熊本市中央区)が運営する専用Webページ「くまもっと旅行社。」において販売受付を開始しております。つばきの森「西平椿公園」アコウの巨木本県は、雲仙天草国立公園(天草地域)の豊かで美しい自然景観やキリシタン文化などを満喫いただくため、国立公園満喫プロジェクトの一環として、令和4年(2022年)3月に取組方針を策定し、本国立公園の自然・文化資源を活用した体験プログラムの造成やガイド育成を実施しました。今年度においては、これまでに造成した体験プログラムの常態的な販売、及び磨き上げ、並びに魅力発信を並行して実施することで、利用者数及び滞在時間の増加につながるよう取り組んでいます。各コンテンツの魅力を国内外に向けて広く発信していくためのプロモーション動画は、YouTubeをはじめとしたSNSを中心に配信しています。また、株式会社河内研究所(熊本市東区)が運営する熊本のローカル情報サイト「肥後ジャーナル」にて、各コンテンツの体験取材を通じたWeb記事を全国へオンライン配信中です。【天草市天草町】PV: 肥後ジャーナル記事: 1.「海を育むつばきの森でプチリトリート 原生林散策と椿油の生搾り体験」/5,500円天草西海岸サンセットラインにほど近い西平集落にある「つばきの森」。地元の人たちがこよなく愛す原生林を、ガイドと一緒に歩きます。日本の夕陽百選に認定され、天草灘の荒波に削られた岩礁群である「大ヶ瀬」・「小ヶ瀬」や、気候の良い日は野母崎半島(長崎県)や甑島列島(鹿児島県)を見渡す景勝地です。東シナ海の断崖絶壁に広がる7ヘクタールの斜面には、約2万本のヤブツバキが自生しており、花が見頃を迎える12~3月には野鳥たちのさえずりも。そして巨石を抱くアコウの木は“ラピュタの木”と呼ばれ話題を呼んでいます。散策の後は搾油場の見学や椿油の生搾り体験をお楽しみください。ティータイム付のプチリトリートです。西平椿公園(プチリトリート体験)【天草郡苓北町】PV: 肥後ジャーナル記事: 2.「天草陶石と富岡城が織りなす白亜の景観を巡る苓北まちあるき」/2,000円苓北町は世界有数の陶石産地です。天草西海岸を北上する沿海流によって、砂や礫(れき)が1万年もの時をかけて堆積し形成された富岡の砂嘴を富岡城跡から一望しながらガイドがご案内します。天草陶石の岩で埋め尽くされた白亜の海岸線と紺碧の天草灘が織り成す幻想的な景観を望む白岩崎海岸を見ることができます。白岩崎海岸3.「天草陶石の町苓北での手びねり陶芸体験 雲舟窯の器プレゼント付き」/3,400円世界有数の陶石産地である苓北町でしか体験できない、白い陶石を含ませた「白い粘土」での手びねりによる作陶を地元の窯元「雲舟窯」で体験します。【天草市御所浦町】PV: 肥後ジャーナル記事: 4.「御所浦の島はいくつある?島めぐりチャータークルージング」/40,000円御所浦港から海上タクシーに乗船。御所浦の島の歴史や自然のガイドを受けながら、島々を巡ります。航路中での上陸は2島。多くのえびす像が祀られる横浦島のご案内と無人島の黒島へ上陸してティータイムもあります。5.「恐竜の島 化石採集チャータークルージング」/33,000円ジュラ紀、白亜紀といった中生代の地層から数多くの化石が採取され、「恐竜の島」として知られる御所浦島近海をガイドに案内されながら海上タクシーでクルージングします。通常は行くことができない、むき出しとなったダイナミックな地層を目の当たりにできる「白亜紀の壁」を見上げながら化石採掘場へ上陸し発掘体験。採った化石はお土産として持ち帰りが可能です。紺碧の不知火海に浮かぶ大小18の島々からなる御所浦島近海の多島海風景はさながらエーゲ海を想わせる美しさです。御所浦島の化石発掘体験6.「伝馬船櫓漕ぎ体験」/2,000~3,000円一昔前には御所浦のどこでも見ることのできた小さな櫓こぎの舟「伝馬船(てんません)」。伝馬船は島の生活にはなくてはならない船であり、子どもたちの遊び道具でもありました。その伝馬船に乗り、櫓漕ぎ体験をしながら静かな入江を遊覧します。※島で採れた食材で作る田舎料理弁当が付いたプランもあります。【天草市倉岳町】PV: 肥後ジャーナル記事: 7.「『石垣の町 倉岳棚底』ゆっくりまち歩きと『メイドサロン』野草料理のランチ」/4,000円昔ながらの郷土文化が色濃く残る倉岳町棚底地区を地元ガイドと共に散策します!お昼は「メイドサロン」にて郷土料理づくり体験と野草ランチ。メイドサロンとは…メイドイン天草の食材(野草料理)で、冥土のみやげつくり(楽しい思い出作り、伝承の場)。冥土に近いものがおもてなしをいたします。8.「天草最高連峰『倉岳&矢筈岳』いいとこどりライトトレッキング」/3,500円天草最高峰(標高682m)の倉岳と峰続きの矢筈岳の2峰を地元の山を知り尽くしたガイドが案内します。それぞれの山頂には倉岳神社と金毘羅宮が鎮座し、北の島原半島から南の御所浦諸島まで360度のパノラマで絶景の天草諸島が見渡せます。矢筈岳まではゆるやかな九州自然歩道を散策します。トレッキングは倉岳中腹まで車で移動してからのショートコースですので、初心者や年配の方も安心して参加することができます。倉岳山頂の倉岳神社から望む八代海と御所浦の島々9.「『石垣の町 倉岳棚底』フットパス」/2,500円昔ながらの郷土文化が色濃く残る倉岳町棚底地区でフットパス!冬場の北風を防ぐために作られた手積みの石垣群と、農水路として石で組まれたトンネル「コグリ」が編み出す国内でも珍しい景観を地元ガイドと共に歩きます。Aコースでは棚底城跡がある山側、Bコースでは海岸に沿って海を眺めながら歩きます。天草市倉岳町棚底地区の石垣群 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月06日新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』が、4月13日(土) から7月15日(月・祝) に東京・新国立劇場 小劇場で上演される。このたび、演出を務める新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子によるコメントが到着した。ポーランドの名匠クシシュトフ・キェシロフスキが発表した『デカローグ』。旧約聖書の十戒をモチーフに1980年代のポーランド、ワルシャワのとある団地を舞台にした、そこに住む人々の普遍的な愛と人間の弱さを描いた、十篇の連作集だ。本公演は全10話を大きく3つのタームに分け、4月から5月は『デカローグ1~4』を、5月から6月は『デカローグ5~6』を、そして6月から7月は『デカローグ7~10』を上演。総勢40名以上のキャストが出演する。小川は本作について「登場人物たちは皆、どこにでも存在し得る隣人として描かれており、日常を生きる中で一つ一つの選択に悩み、葛藤し、時には失敗をしたり後悔もします。また、どの選択が正しかったのか振り返った時にも分からず、曖昧で孤独な不安の中に取り残される事もあります。各エピソードは十戒をモチーフにしていますが、決して人間を裁き断罪する物語ではなく、寧ろ、人間を不完全な存在として認め、その迷いや弱さも含めて向き合うことを描いた物語となっています。そこには正解もハッピーエンドもないかもしれませんが、人間をそのままに見つめ寄り添う視点の奥底には、人への根源的な肯定と愛が流れているように感じます」とコメント。また「世界各地で戦争は続き、日々の生きづらさや、人生を生きることへの不安が簡単に消えることはありませんが、人間という存在への深い愛情と希望、そしてたとえ到達出来なくとも、人がより良い世界に向けて葛藤し続けることの必然と大切さを、この十篇の物語を通して少しでも描く事が出来たら幸いです」と思いを語っている。■小川絵梨子 コメント全文『デカローグ』は人生と愛についての連作集です。十篇がそれぞれ独立した作品でありつつ、登場人物はみな同じ団地の住人であることから互いに繋がってもおり、十篇が壮大な一つの物語ともなっています。 登場人物たちは皆、どこにでも存在し得る隣人として描かれており、日常を生きる中で一つ一つの選択に悩み、葛藤し、時には失敗をしたり後悔もします。また、どの選択が正しかったのか振り返った時にも分からず、曖昧で孤独な不安の中に取り残される事もあります。各エピソードは十戒をモチーフにしていますが、決して人間を裁き断罪する物語ではなく、寧ろ、人間を不完全な存在として認め、その迷いや弱さも含めて向き合うことを描いた物語となっています。そこには正解もハッピーエンドもないかもしれませんが、人間をそのままに見つめ寄り添う視点の奥底には、人への根源的な肯定と愛が流れているように感じます。世界各地で戦争は続き、日々の生きづらさや、人生を生きることへの不安が簡単に消えることはありませんが、人間という存在への深い愛情と希望、そしてたとえ到達出来なくとも、人がより良い世界に向けて葛藤し続けることの必然と大切さを、この十篇の物語を通して少しでも描く事が出来たら幸いです。<公演情報>新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』2024年4月13日(土)~7月15日(月・祝) 東京・新国立劇場 小劇場原作:クシシュトフ・キェシロフスキ/クシシュトフ・ピェシェヴィチ翻訳:久山宏一上演台本:須貝英演出:小川絵梨子/上村聡史デカローグ1~4(プログラムA&B 交互上演)公演日程:2024年4月13日(土)~5月6日(月・休)●プログラムA(デカローグ1、デカローグ3)デカローグ1:ある運命に関する物語演出:小川絵梨子出演:ノゾエ征爾 高橋惠子チョウヨンホ 森川由樹 鈴木勝大 浅野令子亀田佳明デカローグ3:あるクリスマス・イヴに関する物語演出:小川絵梨子出演:千葉哲也 小島聖ノゾエ征爾 浅野令子 鈴木勝大 チョウヨンホ 森川由樹亀田佳明●プログラムB(デカローグ2、デカローグ4)デカローグ2:ある選択に関する物語演出:上村聡史出演:前田亜季 益岡徹坂本慶介 近藤隼 松田佳央理亀田佳明デカローグ4:ある父と娘に関する物語演出:上村聡史出演:近藤芳正 夏子益岡徹 松田佳央理 坂本慶介 近藤隼亀田佳明デカローグ5~6(プログラムC)公演日程:2024年5月18日(土)~6月2日(日)●プログラムC(デカローグ5、デカローグ6)デカローグ5:ある殺人に関する物語演出:小川絵梨子出演:福崎那由他 渋谷謙人 寺十吾斉藤直樹 内田健介 名越志保 田中亨亀田佳明デカローグ6:ある愛に関する物語演出:上村聡史出演:仙名彩世 田中亨寺十吾 名越志保 斉藤直樹 内田健介亀田佳明デカローグ7~10(プログラムD&E 交互上演)公演日程:2024年6月22日(土)~7月15日(月・祝)●プログラムD(デカローグ7、デカローグ8)デカローグ7:ある告白に関する物語演出:上村聡史出演:吉田美月喜 章平 津田真澄大滝寛 田中穂先 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗亀田佳明デカローグ8:ある過去に関する物語演出:上村聡史出演:高田聖子 岡本玲 大滝寛田中穂先 章平 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗亀田佳明●プログラムE(デカローグ9、デカローグ10)デカローグ9:ある孤独に関する物語演出:小川絵梨子出演:伊達暁 万里紗 宮崎秋人笠井日向 鈴木将一朗 松本亮 石母田史朗亀田佳明デカローグ10:ある希望に関する物語演出:小川絵梨子出演:竪山隼太 石母田史朗鈴木将一朗 松本亮 伊達暁 宮崎秋人 笠井日向亀田佳明チケット情報:()公式サイト:
2024年02月01日「府中の森公園~もり公園にじいろ広場であそビンゴ!~」『だれでも、みんなで遊べる』府中の森公園の遊具広場(もり公園にじいろ広場)では、ビンゴ形式のコンテンツを2024年2月1日(木)にリリースします。ひとりひとりの”やりたい”と”たのしい”をかなえるコンテンツとなれるよう、遊具広場でお待ちしています。休憩場所やトイレ、売店、駐車場の位置が分かる便利な「こうえんマップ」機能付き!1.配信日2024年2月1日(木)~2.コンテンツについてフォントや配色など、視認性に配慮したデザイン便利な「こうえんマップ」機能3.参加方法①東京都公園協会公式アプリ「TOKYO PARKS PLAY」をダウンロード※アプリストアで「東京都公園協会」、「TOKYO PARKS PLAY」、「パープレ」のいずれかで検索。【Android Google Play】 【App Store】 ②「府中の森公園~もり公園にじいろ広場であそビンゴ!~」のバナーをタップしよう!③遊びをクリアして、3つの「にじーな」が縦・横・斜めのどこか1列に揃ったらビンゴ!1列ビンゴになったら、サービスセンターで画面を見せて、オリジナルグッズをもらおう!!!※無くなり次第、配布終了です。4.もり公園にじいろ広場(遊具広場)についてもり公園にじいろ広場は、『だれでも、みんなで遊べる広場』として2021年10月にオープンしました。子どもはだれでも、遊んで育つ。もり公園にじいろ広場が目指すのは、子どもひとりひとりの”やりたい”と”たのしい”をかなえる場になることです。※フェンス内(西エリア)利用時間:【4/1~8/31】9:00~17:00【9/1~3/31】9:00~16:00【ユニバーサルデザイン遊具のある都立公園】 5.アプリについて《アプリ名》「TOKYO PARKS PLAY」(東京パークスプレイ略称:パープレ)《提供元》公益財団法人東京都公園協会《対応OS》・iOS12以降のiPhone、iPadおよびiPod touchに対応(iPadおよびiPod touchの専用画面の設定はありません)・Android6以降《利用料金》無料(通信料が別途発生します)《主な機能》・公園で行うイベントの通知機能・公園の施設や園内の紹介・「遊び」や「ガイド」などのセルフガイドコンテンツ対象公園府中の森公園公式HP: 公式X(旧Twitter): 府中の森公園 公式HP : 府中の森公園 公式X(旧Twitter) : お問い合わせ先●府中の森公園についてのお問合せ府中の森公園サービスセンター(042-364-8021)受付時間:8時30分~17時30分●TOKYO PARKS PLAYについてのお問合せ公益財団法人 東京都公園協会公園事業部 事業開発課(03-3232-3028/担当:井上)受付時間:平日9時00分~17時00分 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月25日新国立劇場バレエ団 2023/2024シーズン『くるみ割り人形』が、12月22日(金) に東京・新国立劇場 オペラパレスで初日を迎えた。新国立劇場バレエ団では、少女クララがクリスマスに見た夢と冒険を通して成長する姿を描くイーグリング版を2017年より上演。まさに夢の中の浮遊感を表すような複雑なリフトが多く用いられ、主役から群舞まで高度なパートナリングや多彩なステップで魅せる新国立劇場バレエ団ならではの舞台で、新国立劇場の冬の風物詩として多くの人に愛されている。公演期間は2024年1月8日(月・祝) までで、全17公演が予定されている。<公演情報>新国立劇場バレエ団 2023/2024シーズン『くるみ割り人形』振付:ウエイン・イーグリング音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー指揮:冨田実里 ほか管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団合唱:東京少年少女合唱隊出演:新国立劇場バレエ団公演日程:2023年12月22日(金)~2024年1月8日(月・祝) 東京・新国立劇場 オペラパレスチケット情報:()公式サイト:
2023年12月25日イルミネーションイベント「ネイキッド スターイルミネーション2023」が、愛知・名古屋にある「中部電力 ミライタワー(MIRAI TOWER)」にて、2023年12月17日(木)から2024年2月18日(日)までの期間で開催する。ゴールドに煌めく「ネイキッド スターイルミネーション2023」「ネイキッド スターイルミネーション2023」は、中部電力とネイキッド(NAKED, INC.)がタッグを組み、名古屋のミライタワーを華やかにライトアップする期間限定のイルミネーションイベントだ。地上90mに位置する展望台「スカイデッキ」では、マッピングショーを開催。窓一面に映し出したプロジェクションマッピングにより、星座や流れ星などが出現し、名古屋の夜景をきらびやかに彩る。ミライタワーのライトアップもさらに期間中は、ミライタワー自体を“シャンパンゴールド”にライトアップ。ほかにも、1階スローブや展望台バルコニーなど、タワーのあちらこちらが光り輝く特別な空間へとチェンジする。ストリートピアノ×光 「体験型イルミネーション」また、12月18日(月)から12月25日(月)までの8日間限定では、音と光を融合させた新感覚イルミネーションを実施する。ミライタワーの1階広場に現れるのは、光のアーチに囲まれたストリートピアノ。ピアノに触れたとたん、光のアートがはじまる幻想的な仕組みとなっており、演奏に合わせて華麗なプロジェクションマッピングが床面に広がる。詳細ネイキッド スターイルミネーション 2023期間:2023年12月7日(木)~2024年2月18日(日)※ストリートピアノ連動アートは、2023年12月18日(月)~25日(月)場所:中部電力 MIRAI TOWER (旧 名古屋テレビ塔)、90m屋内展望台「スカイデッキ」、1階広場料金:大人(高校生以上)1,800円、小人(小・中学生) 800円、小学生未満 無料チケット販売場所:中部電力 ミライタワー 1階チケットカウンター※点灯時間、演奏可能時間は公式ホームページを確認※ストリートピアノ連動アートは体験料、鑑賞料ともに無料
2023年12月03日新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』の公演詳細が発表された。ポーランドの名匠クシシュトフ・キェシロフスキが発表した『デカローグ』。旧約聖書の十戒をモチーフに1980年代のポーランド、ワルシャワのとある団地を舞台にした、そこに住む人々の普遍的な愛と人間の弱さを描いた、十篇の連作集だ。本公演は全10話を大きく3つのタームに分け、4月から5月は『デカローグ1~4』を、5月から6月は『デカローグ5~6』を、そして6月から7月は『デカローグ7~10』を上演。総勢40名以上のキャストが出演する。上演台本は、ロイヤルコート劇場との共同プロジェクト、劇作家ワークショップ発の作品『私の一ケ月』(2022年)の作家、須貝英が担当。演出は、新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子、そして上演時間計7時間半の『エンジェルス・イン・アメリカ』二部作(2023年)の演出を手がけたことも記憶に新しい上村聡史のふたりが務める。<公演情報>新国立劇場 2023 / 2024シーズン『デカローグ 1~10』2024年4月13日(土)~7月15日(月・祝) 新国立劇場 小劇場デカローグ1~4(プログラムA&B 交互上演)公演日程:2024年4月13日(土)~5月6日(月・祝)●プログラムA(デカローグ1、デカローグ3)デカローグ1:ある運命に関する物語演出:小川絵梨子出演:ノゾエ征爾 高橋惠子チョウヨンホ 森川由樹 鈴木勝大 浅野令子亀田佳明デカローグ3:あるクリスマス・イヴに関する物語演出:小川絵梨子出演:千葉哲也 小島聖浅野令子 鈴木勝大 チョウヨンホ 森川由樹亀田佳明●プログラムB(デカローグ2、デカローグ4)デカローグ2:ある選択に関する物語演出:上村聡史出演:前田亜季 益岡徹坂本慶介 近藤隼 松田佳央理亀田佳明デカローグ4:ある父と娘に関する物語演出:上村聡史出演:近藤芳正 夏子松田佳央理 坂本慶介 近藤隼亀田佳明デカローグ5~6(プログラムC)公演日程:2024年5月18日(土)~6月2日(日)●プログラムC(デカローグ5、デカローグ6)デカローグ5:ある殺人に関する物語演出:小川絵梨子出演:福崎那由他 渋谷謙人 寺十吾斉藤直樹 内田健介 名越志保 田中亨亀田佳明デカローグ6:ある愛に関する物語演出:上村聡史出演:仙名彩世 田中亨寺十吾 名越志保 斉藤直樹 内田健介亀田佳明デカローグ7~10(プログラムD&E 交互上演)公演日程:2024年6月22日(土)~7月15日(月・祝)●プログラムD(デカローグ7、デカローグ8)デカローグ7:ある告白に関する物語演出:上村聡史出演:吉田美月喜 章平 津田真澄大滝寛 田中穂先 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗亀田佳明デカローグ8:ある過去に関する物語演出:上村聡史出演:高田聖子 岡本玲 大滝寛田中穂先 章平 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗亀田佳明●プログラムE(デカローグ9、デカローグ10)デカローグ9:ある孤独に関する物語演出:小川絵梨子出演:伊達暁 万里紗 宮崎秋人笠井日向 鈴木将一朗 松本亮 石母田史朗亀田佳明デカローグ10:ある希望に関する物語演出:小川絵梨子出演:竪山隼太 石母田史朗鈴木将一朗 松本亮 伊達暁 宮崎秋人 笠井日向亀田佳明公式サイト:
2023年12月01日提供:国立劇場撮影:二階堂健国立劇場、国立演芸場が2023年10月末日をもって、建て替えのため閉場となった。10月29日には閉場式が開催され、関係者やファンが57年の歴史を刻んだ建物との別れを惜しんだ。初代国立劇場は、明治期からの設立構想を経て1966年11月に開場。歌舞伎、文楽をはじめ、舞踊、邦楽、民俗芸能、声明、雅楽等を上演する劇場として長年親しまれてきた。その後、落語、講談等の大衆芸能のための国立演芸場が1979年3月に開場、ともに日本の伝統芸能の拠点として機能し、同時に伝統芸能の保存と振興の役割を担ってきたが、このたび老朽化に伴い閉場となる。中央)独立行政法人日本芸術文化振興会理事長 長谷川眞理子左から)文化庁長官・都倉俊一、文部科学大臣・盛山正仁、松竹株式会社代表取締役会長・迫本淳一、公益社団法人日本俳優協会理事長/一般社団法人伝統歌舞伎保存会 会長・尾上菊五郎(代読:中村時蔵)、公益財団法人文楽協会理事長・鳥井信吾(代理:業務執行理事・八瀬弘範)、公益社団法人日本舞踊協会会長・近藤誠一、一般社団法人日本演芸家連合会長・三笑亭夢太朗提供:国立劇場撮影:二階堂健劇場を運営する日本芸術文化振興会の長谷川眞理子理事長は「年々進む老朽化にいよいよ対応しきれなくなってきた。この半世紀あまりの社会状況の変化も大きく、車椅子のお客様への対応や女性トイレの不足などの基本的な問題をはじめ、その見直しや新たな機能の強化も求められている。そのため、国立劇場、国立演芸場、伝統芸能情報館を一旦閉場し、建て替えることとなりました」と説明。しかしながら「現時点では、昨今の資材の高騰や人手不足などにより、入札手続きに時間がかかっておりますが、一つひとつ解決を図ってまいります」と新劇場の開場目途が立っていないことにも触れつつも、「新たな国立劇場では、社会と伝統芸能との距離をさらに近づけるべく、最新の技術を活用しながら、さまざまな試みに取り組みたい」と話した。中央)文部科学大臣・盛山正仁提供:国立劇場撮影:二階堂健式典では各界からの挨拶も。盛山正仁文部科学大臣は「国立劇場、国立演芸場が送り出してきた研修生たちは、今ではそれぞれの分野で伝統芸能を支える存在として重要な役割を担っています。日本芸術文化振興会には、伝統芸能の伝承と創造の中核的拠点としての機能を強化する新しい国立劇場の整備を進めていただきます。文部科学省としても、伝統芸能の未来、新しい国立劇場の開業について、しっかりと取り組んでまいります」と約束をした。尾上菊五郎の代読として登壇した中村時蔵提供:国立劇場撮影:二階堂健伝統歌舞伎保存会会長である歌舞伎俳優の尾上菊五郎(代読:中村時蔵)は、「今から57年前、この国立劇場が初めて開場したときの驚きと感動は、今も鮮明に記憶しております。昭和41年11月、国立劇場が初めて開場し、2ヶ月かけて『菅原伝授手習鑑』が通し上演されました。最初に出演俳優と竹本、長唄、お囃子の人たちが目にしたのは、まず劇場の威容であり、稽古場の広さ、最先端の舞台、そして楽屋の広さでした。また大劇場の広々とした正面ロビーの中央に、私の祖父・六代目尾上菊五郎の鏡獅子の木彫が据えられているのを見て、身の引き締まる思いとともに、改めて歌舞伎の芸への敬意を抱きました」と懐かしみ、「歌舞伎の台本と演出を改めて見直すという国立劇場の基本方針は、我々出演者側にとって、戸惑いとともに、新たな創造の意欲を抱かせるものでした。以後、この国立劇場で復活上演され、歌舞伎の大切な財産になった作品がいくつも生み出されてきたことは、高く評価されていいと思います。六代目尾上菊五郎をモデルにした「鏡獅子」彫刻(平櫛田中作)また昭和45年から開始された歌舞伎俳優養成研修の終了生は、今では歌舞伎俳優の3分の1を占めるまでに至っています。歌舞伎音楽の竹本、鳴り物、長唄の演奏家養成も、大きな成果をあげています」と国立劇場が果たした役割にも触れ、「この国立劇場としばらくお別れをするのは本当に寂しい思いでいっぱいです。この舞台で演じてきた数々の役が走馬灯のように浮かんでまいります。しかしまた、いずれ立派な劇場として再開場する日を楽しみに待ちたいと存じます」とメッセージを寄せた。再開へ思いを託して。開場記念公演で第一声を発した仁左衛門の『お祭り』で締めくくり日本舞踊協会の近藤誠一会長は「新しい国立劇場も、最新のテクノロジーを使いつつも、心と心のつながりの場であるということをしっかりと認識の上、引き続き新しい時代における日本の伝統芸能の発展に、そして後世への継承に、世界への発信にご尽力いただくことを期待したい」と話し、日本演芸家連合の三笑亭夢太朗会長は「この大劇場の裏に演芸場がございます。演芸場の方では『裏に大劇場がある』と我々は言っておりますが……」と落語家らしく笑いをまぶしつつ、「寄席では特に、お囃子さんや太神楽といった曲芸さんの研修をしていただきました。今、寄席で一生懸命お三味線を弾いていらっしゃる方々は、皆さんこの研修生出身です。この研修がなかったら、寄席は三味線ナシでやっていたかも」と研修制度の重要性に触れつつ、「我々の演芸家連合は、東西併せて14の協会から成っている。毎年5月に振興会の後押しで演芸家連合の『大演芸まつり』というものをやっていた。来年からどうなるかわからないが、再開の折りにはぜひまた皆さまにお運びをいただきたく存じます」と思いのたけを語っていた。その後、式典では記念上演が行われ、日本舞踊『菊』(井上八千代演奏:富山清琴、藤舎名生ほか)、文楽『万才』(豊竹呂太夫、鶴澤清治、吉田和生、桐竹勘十郎ほか)、講談『扇の的』(神田松鯉)、そして最後に歌舞伎『お祭り』(片岡仁左衛門、清元延寿太夫、田中傳左衛門ほか)が披露された。井上八千代による日本舞踊『菊』提供:国立劇場撮影:二階堂健文楽『万才』より、左から)太夫:吉田和生、才蔵:桐竹勘十郎提供:国立劇場撮影:二階堂健神田松鯉による講談『扇の的』提供:国立劇場撮影:二階堂健歌舞伎『お祭り』より、中央) 片岡仁左衛門提供:国立劇場撮影:二階堂健仁左衛門は片岡孝夫時代の1966年、開場記念公演『菅原伝授手習鑑』に出演。大劇場における歌舞伎俳優の第一声を発したことも司会者より紹介された。その仁左衛門は『お祭り』でいなせな鳶頭として舞を披露。最後、花道での引っ込みでは客席に礼をしたのち、本舞台を振り返り、劇場に謝意を伝えるがごとく深々と一礼した姿も印象的だった。1966年の国立劇場開場記念公演『菅原伝授手習鑑』ポスター長谷川理事長によると「劇場が再開場するまでの間は、外部の劇場の施設において主催公演や養成研修事業を実施してまいります」とのことで、すでにシアター1010(東京・北千住)、新国立劇場(東京・初台)等での公演が発表になっているが、新生国立劇場再開場の情報も待たれるところだ。閉場記念式典当日の大劇場ロビー大劇場小劇場舞台国立演芸場舞台隣接する伝統芸能情報館も10月末をもって閉館取材・文・撮影(式典写真を除く劇場内・周辺写真):平野祥恵<今後の公演予定>■令和5年12月文楽公演『源平布引滝 (げんぺいぬのびきのたき)』竹生島遊覧の段・九郎助住家の段2023年12月4日(月)~2023年12月14日(木)■令和5年12月文楽鑑賞教室 / 社会人のための文楽鑑賞教室・『団子売(だんごうり)』・解説文楽の魅力・『傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく)』新口村の段2023年12月5日(火)~2023年12月14日(木)※12月8日(金)「Discover BUNRAKU - 外国人のための文楽鑑賞教室 -」開催会場:東京・シアター1010(足立区文化芸術劇場)■令和6年1月邦楽公演『源氏物語音楽絵巻』―演奏と朗読でたどる光源氏の生涯―2024年1月27日(土)会場:東京・新国立劇場 小劇場■令和6年1月歌舞伎公演2024年1月5日(金)~1月27日(土)会場:東京・新国立劇場中劇場■令和6年2月文楽公演2024年2月5日(月)~2月13日(火)会場:東京・日本青年館ホール■令和6年3月舞踊公演2024年3月24日(日)会場:東京・国立能楽堂※最新の公演情報は、「未来へつなぐ国立劇場プロジェクト」公式サイトにてご確認ください。「未来へつなぐ国立劇場プロジェクト」
2023年11月02日秋の光が丘公園で楽しもう!光が丘公園では2023年11月4日(土)5日(日)の2日間、「光が丘公園フェスタ」を開催いたします。光が丘公園は23区内屈指の大きな公園です。ここで「どんぐり工作」や「ふれあい動物園」、「ペットグッズワークショップ」、「働く車大集合」、「木登り体験(要電話予約)」など、楽しい催しがいっぱい!!是非ご参加ください。1.実施期間2023年11月4日(土)、5日(日)2.ブース紹介〇どんぐり祭り!・どんぐり工作※材料がなくなり次第終了どんぐりや秋の木の実を使って、工作してみよう!(午前の部前10時~12時、午後の部午後2時~4時)・どんぐりの木植樹~秋の実観察会未来の光が丘公園を育てるプロジェクト。どんぐりがなる木、コナラの苗を植樹します。その後、いろいろな秋の実を調べる観察会にご参加ください。(各日午後1時~先着10組)・秋の実ビンゴいろんな秋の実をさがして、ビンゴに挑戦!(自由参加)〇ペットと一緒に!by 株式会社カインズ・ペット撮影会写真撮影用に特別セット設置!・ペットと備える防災もしもの時どうする?パネルで紹介!・ペットの里親募集保護動物のパネル展示、里親募集。※募集動物の来場はありません。・ペットグッズワークショップペットと楽しい時間を過ごすための暮らしDIYを体験〇ふれあい動物園アルパカ、ポニー、ヤギ、ウサギ、ハムスター、フクロウなどかわいい小動物たちとふれあうことができます。いやしのひと時をお過ごしください。(予定)〇働く車大集合!・公園で働く車たちパワーカート、草刈機、ロボット草刈機の実演・パトカー、消防車、スケルトン清掃車など乗車体験、ミニ防火着試着3.ステージ地元を中心に活動するパフォーマーらによるビックリ、ドッキリの魅力あふれるステージをお届け!※詳細プログラムは当日お知らせします。4.イベントチラシイベントチラシイベントチラシ光が丘公園について所在地練馬区光が丘二・四丁目、旭町二丁目、板橋区赤塚新町三丁目開園日常時開園※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。入園料無料(一部有料施設あり)交通都営地下鉄大江戸線「光が丘」(E38)下車徒歩8分、東武東上線「成増」・東京メトロ副都心線「地下鉄成増」(F02)・東京メトロ有楽町線「地下鉄成増」(Y02)下車徒歩15分東武東上線「成増」(南口)から西武バスにて光が丘駅・練馬高野台駅・南田中車庫ゆき「光が丘公園北」下車駐車場(有料)地図 : 光が丘公園公式HP : 光が丘公園公式X(旧Twitter) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月25日富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(運営:立山黒部貫光株式会社、本社:富山県富山市)の人気スポットである「黒部ダム」周辺の紅葉が見ごろを迎えます。そこで紅葉と冬の始まりの両方の魅力を満喫できるこの時期にあわせ、運賃がお得になる特別なきっぷを10月27日(金)から「立山黒部アルペンルートWEBきっぷ」において販売開始いたします。【10月下旬以降のおすすめ紅葉スポット】例年9月頃から「立山室堂」では本州一早く紅葉が始まり、その後11月上旬まで様々なスポットで紅葉を楽しむことができる立山黒部アルペンルート。現在は「黒部ダム」周辺や、美女平~室堂間の立山高原道路沿いの紅葉が見ごろとなっています。黒部ダムの紅葉立山高原バス道路沿いの紅葉(イメージ)【運賃がお得になる、立山黒部アルペンルートWEBきっぷ「感謝キャンペーン」について】2023年10月27日(金)16時から、深秋期限定のお得なきっぷ2種をWEB限定で販売します。・第一弾・感謝キャンペーン(富山県側立山駅発)対象期間 10月30日(月)~11月3日(金)利用区間 立山駅~黒部平往復 ※電鉄富山~黒部平往復の区間も特別価格にて販売販売価格 大人:13,000円、小児:6,500円(税込)・第二弾・感謝キャンペーン(長野県側扇沢発)対象期間 11月4日(土)~11月30日(木)利用区間 扇沢~室堂往復販売価格 大人:9,800円、小児:4,900円(税込)■立山黒部アルペンルートWEBきっぷ公式サイト 【「立山室堂」や「黒部平」では新雪の美しさも】「黒部ダム」の紅葉が見られるだけでなく、標高の高い「立山室堂」などでは新雪の美しさも同時期に楽しめるのが、標高差1,975mある立山黒部アルペンルートの魅力のひとつです。新雪を楽しむ際は防寒対策はもちろんのこと、晴れると日光が雪面で反射するためサングラスも必要になります。また、散策後に食べる「心も体も温まるグルメ」がより一層おいしく感じられるのもこの時期ならでは。室堂ターミナル「ティーラウンジりんどう」の人気メニューである、黒部ダムをイメージした「黒部ダムシフォン」とコーヒーのセットや、黒部平駅構内「黒部そば」の「黒部源流そば」がおすすめです。黒部ダムシフォン黒部源流そば※各食事施設の営業期間はホテル立山公式サイトをご確認ください。■ホテル立山公式サイト: 【立山黒部アルペンルートとは?】富山県と長野県を結ぶ中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート。日本で唯一のトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」や、「立山ロープウェイ」などユニークな乗り物を乗り継ぎながら雲上の絶景を気軽に楽しむことができます。2023年度 営業期間:2023年4月15日(土) ~ 11月30日(木)立山黒部アルペンルート 紅葉見頃マップ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月23日新国立劇場の2023/24シーズンが、プッチーニ《修道女アンジェリカ》とラヴェル《子どもと魔法》のダブルビル(2本立て上演)で幕を開けた[10月1日(日)新国立劇場オペラパレス]。新国立劇場オペラ「修道女アンジェリカ」「子どもと魔法」のチケット情報はこちら正攻法の修道院のセットで演じられた《修道女アンジェリカ》。やはり何と言っても題名役のキアーラ・イゾットン(ソプラノ)が圧巻だ。伯母の公爵夫人によって息子の死が告げられた後の20分ほどは(合唱はあるものの)アンジェリカの一人芝居。会えないままに死んだわが子を思う悲痛なアリア〈母もなしに〉。毒をあおって自死を選ぶ罪と、それによって天国で子どもに会えないかもしれないことを悔い怖れる叫び。深い響きの力強い声で客席を唸らせた。事前開催のトークイベントで、ラストシーンの「奇跡」の描き方が見どころと語っていた演出の粟國淳。彼がアンジェリカに用意したのは、亡き子が聖母に導かれて現れるショーアップされた奇跡ではなく、黒い十字架の下の、孤独で静かな死だった。納得。休憩を挟んで後半はラヴェル。粟國は、ダブルビル上演でよくあるように舞台美術を共有するのでなく、2作品を独立した作品として扱う。アニメ映像が生の舞台へ変わっていくカラフルなファンタジー。子どもたちが観てもきっと楽しい、ワクワクする《子どもと魔法》を描き出した。主役の「子ども」を演じるクロエ・ブリオ(ソプラノ)を別にカウントすると、上映時間45分の短い作品の中に9人の歌手たちが入れ替わり立ち替わり登場して20の役を歌う。物語の構成上も、そして音楽的にも、そうした短いエピソードの集積でできているので、見どころ・聴きどころが満載だ。コロラトゥーラの名人芸からダンス音楽まで、さまざまなジャンルの音楽が玉手箱のように詰まっている。一人だけ、最初から最後まで出ずっぱりなのが子ども役のブリオ。フランスの若手だが、この役をすでに200回(!)歌っているそう。やんちゃな少年ぶりで、いわば狂言まわし的に各場面を巧みに結ぶ。ラヴェルっぽい4度下行の「ママ!」がメジャー7の和音とともにふっと消えるラストの、幻想的で不思議な余韻。指揮の沼尻竜典が東京フィルから音のニュアンスや色彩の変化を鮮やかに引き出すのを目の当たりにして、彼の作曲の師が、ラヴェルをことさらに愛した三善晃だったことをあらためて思い出した。公演は10月9日(月・祝)まで残り3公演。(宮本明)
2023年10月03日秋の夜長は、花と光で彩られた都立公園で過ごしませんか?都立公園では、新たな魅力ある大規模花壇を創出し 、四季を通じた花と光の演出によって公園の新しい楽しみ方をお届けする「花と光のムーブメント」を実施しています。2023年度の第二弾 は、1 0 月6日(金) から 武蔵野の緑香る 府中の森公園で 、また10 月19 日 (木) からは この日に開園150周年を迎える芝公園で開催いたします 。府中の森公園では、鮮やかな サンパチェンス の水中花壇と虹をテーマにした七色のライトアップを、芝公園ではドレスのような立体花壇や東京タワーを背景にした幻想的なライトアップ を楽しむことができ ます。また、それぞれの公園には期間限定のフォトスポットを設置する予定です。 この機会にぜひ、両公園にご来園ください!府中の森公園サンパチェンス水中花壇(昨年の様子)芝公園ライトアップ(イメージ)府中の森公園ライトアップ(イメージ)1.開催期間府中の森公園:令和5年10月6日(金)~11月5日(日)芝公園:令和5年10月19日(木)~11月19日(日)2.内容府中の森公園×サンパチェンス(1)大規模花壇の演出花の広場のモニュメント噴水及び石垣壁泉に、赤と白を基調としたサンパチェンスの水中花壇を配し、園内を特別な雰囲気に演出します。また、石垣壁泉とモニュメント噴水をつなぐ花のプロムナードの両脇には、5色のフォーチュンベゴニア花壇を設置します。噴水周辺のカラフルな花々をお楽しみください。モニュメント噴水水中花壇(昨年の様子)石垣壁泉水中花壇(昨年の様子)(2)ライトアップ (各日17時30分~21時)ユニバーサルデザイン遊具がある「もり公園にじいろ広場」の名称にちなみ、夜間は虹色(7色)のライトアップを実施します。また、石垣壁泉とモニュメント噴水のサンパチェンスの水中花壇では、昨年に引き続き、ソネングラスで温もりのあるライティングを行い、モニュメントのライトアップとともに秋の夜長の園内を優しく灯します。モニュメント噴水のライトアップ(昨年の様子)花のプロムナードの虹色ライトアップ(イメージ)(3)軽飲食の販売※荒天中止開催期間中は、園内の売店「パークス府中の森」にて花と光のムーブメントコラボ商品を販売するほか、12:00~19:00(予定)まで花のプロムナード付近にキッチンカーを出店し、軽飲食の販売を実施します。ぜひ、ライトアップされた園内をドリンクやフードとともにお楽しみください。※売店の営業時間は、9:00~17:00です。※キッチンカーは出店の無い日もございます。※キッチンカーの出店内容は日によって異なります。※出店日等の詳細については、府中の森公園特設HPでご確認ください。売店で販売するコラボ商品(4)「ちはやふる」コラボのフォトスポット花のプロムナードには、講談社の人気マンガ作品「ちはやふる」作者の末次由紀先生が当イベントのために特別に描き下ろしてくださったイラストを使用した、オリジナルフォトフレームを設置します。「ちはやふる」©末次由紀/講談社 コラボフォトフレーム(イメージ)(5)会場下記の図のエリアで実施いたします。芝公園×150th anniversary(1)花のタワーなど花装飾で開園150周年を祝福イベント初日に開園150周年を迎える芝公園では、御成門付近の公園入口でガーベラを中心とした高さ3mの花のタワー(立体花壇)が皆さまをお出迎え。芝公園150周年の文字が入ったフラワーキャンバスとともにアニバーサリーイヤーを盛り上げます。またフラワーキャンバスの裏側にはミラー装飾が施されており、鏡に映し出された東京タワーと一緒に記念撮影が可能です。他にも花で装飾した直径1.1mの水たまりに東京タワーを映し込んで写真が撮れる水鏡や、ハロウィン期間限定(10月19日~10月31日)で設置されるおばけカボチャを使ったフォトスポットなど、ここでしか楽しめないスポットが満載です!会場の4号地プロムナードガーベライメージ(2)ライトアップ (各日17時30分~21時)夜間は、東京タワーとカラーを合わせた、芝公園ならではの夜の景色が楽しめるライトアップを行います。芝公園ライトアップ(イメージ)芝公園ライトアップ(イメージ)(3)軽飲食の販売※荒天中止キッチンカーにて、ここでしか購入できないオリジナルメニューを販売いたします。●期間:10月19日(木)、20日(金)(17:30~21:00予定)10月21日(土)、22日(日)、11月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)(13:00~21:00予定)●場所:4号地多目的運動広場※キッチンカーの出店の無い日もございます。※キッチンカーの出店内容は日によって異なります。※出店日等の詳細については、芝公園特設HPでご確認ください。(4)かぼちゃの絵付け体験※雨天中止ハロウィンシーズンに合わせて、直径10㎝程度の小ぶりのカボチャにマジックで絵をかいていただき、作品は完成後にお持ち帰りいただけます。●日時:10月22日(日)10:00~12:00●場所:4号地多目的運動広場●定員:30人(先着順)●申込方法:当日、9:30~開催場所付にて先着順で受付けさせていただきます。●参加費:無料●その他:1人1個とさせていただきます。中止の場合は、芝公園X(旧Twitter)にて告知させていただきます。芝公園 X(旧Twitter) : (5)会場下記の図のエリアで実施いたします。3.「花と光の百人一首」X(旧Twitter)投稿キャンペーン府中の森公園(2023年秋)、芝公園(2023年秋)、日比谷公園(2023年冬)、浮間公園(2024年春)の開催では、TVアニメ・実写映画でも話題を呼んだ人気マンガ作品「ちはやふる」(末次由紀著・講談社刊/単行本累計販売部数2,800万部)とコラボレーションし、公園ごとに設定するテーマを入れた短歌を募集する「花と光の百人一首」キャンペーンを実施いたします!応募作品の中から各公園20首、計100首を選び、花と光のムーブメントオリジナル百人一首を作成。入選者にはすてきなオリジナル商品をプレゼントいたします。キャンペーン詳細X(旧Twitter)投稿キャンペーン(全5公園)(対象公園:葛西臨海公園(終了)、府中の森公園、芝公園、日比谷公園、浮間公園)■第二弾府中の森公園<テーマ:にじ(虹)>キャンペーン実施期間:2023年10月6日~11月5日■第三弾芝公園<テーマ:祝>キャンペーン実施期間:2023年10月19日~11月19日指定のハッシュタグをつけて、公園ごとに設定するテーマを入れた短歌(五・七・五・七・七)をX(旧Twitter)で投稿してください。各公園20首(全5公園100首)を選出し、「花と光のムーブメント」オリジナル百人一首を作成します。選出者には、「ちはやふる」オリジナルポストカード(5枚セット)をプレゼント!また入選した短歌は、「花と光のムーブメント」の特設ページや、公式X(旧Twitter)で紹介させていただきます。<応募方法>下記3つの条件を満たすと応募完了となります。1.東京都公園協会広報公式X(旧Twitter)アカウント「@TokyoParks」をフォロー。2.応募する公園の公式X(旧Twitter)アカウント(「@ParksFucyunomo」または「@ParksSiba」)をフォロー。3. 「#花と光の百人一首」、「#府中の森公園」または「#芝公園」、「#花と光のムーブメント」の3つのハッシュタグを付けて、公園ごとのテーマ「虹」(府中の森公園)または「祝」(芝公園)を入れた短歌(五・七・五・七・七)を投稿。※投稿時、写真の有無は問いません。※応募される際は、必ず下記HPに記載の応募規約をご確認ください。東京都公園協会広報 公式X(旧Twitter) : 府中の森公園 公式X(旧Twitter) : 芝公園 公式X(旧Twitter) : <入選通知>選考の上、入選者には応募時に使用されたX(旧Twitter)アカウントへDM(ダイレクトメッセージ)にてご連絡いたします。また、キャンペーンサイト上でも、入選された短歌と入選者のX(旧Twitter)アカウント名を発表いたします。※詳しくは、「花と光のムーブメント」府中の森公園、芝公園それぞれの特設ページをご確認ください。府中の森公園、芝公園「花と光のムーブメント」特設ページ花と光のムーブメント|府中の森公園 x サンパチェス : 花と光のムーブメント|芝公園 x 150th anniversary : 4.今後の予定「花と光のムーブメント」は今後も以下の公園で実施予定です。令和5年度秋:駒沢オリンピック公園冬:葛西臨海公園、日比谷公園春:小金井公園、浮間公園、舎人公園5.注意事項・気象災害や電力需給のひっ迫状況等により、イベントや一部サービスを中止・休止・変更することがあります。ご来園前に公式ホームページ・公式X(旧Twitter)にて最新情報をご確認ください。・本行事は、皆様の安全に配慮しながら、節電して実施する予定です。電力を「へらす」「つくる」「ためる」HTTに、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。花と光のムーブメントについて「花と光のムーブメント」特設HP花と光のムーブメント : (府中の森公園、芝公園の特設ページは9月28日にオープン予定)府中の森公園・芝公園について府中の森公園都立府中の森公園は、府中基地跡地の一部を整備して作られた総合公園です。地域における総合文化・レクリエーションの拠点となっています。また、災害時の避難場所や大規模救出救助拠点候補地として、防災上の重要な役割を担っています。園内には、300mの桜並木「花のプロムナード」をはじめ、ジョギングコース、野球、テニス、サッカーなどの充実したスポーツ施設や、遊具広場や水辺の広場などがあります。また、著名作家による彫刻が11体配置されているほか、園内の府中市美術館、近隣に府中の森芸術劇場があり、いこいの場所としてだけでなく、スポーツ、文化施設を楽しむことができます。[所在地]府中市浅間町一丁目、緑町二丁目、天神町二丁目[交通案内]・京王線「東府中」下車徒歩10分・JR中央線「武蔵小金井」から京王バス(一本木経由)府中駅行き「天神町二丁目」下車[問い合わせ先]府中の森公園サービスセンター〒183-0001府中市浅間町1-3-1TEL 042-364-8021(開所時間8:30~17:30)府中の森公園 大きな広場府中の森公園 公式HP : 府中の森公園 公式X(旧Twitter) : 芝公園都立芝公園は、日本で最も古い公園の一つで、2023年10月19日で開園150周年を迎えます。明治6年の太政官布達によって、上野、浅草、深川、飛鳥山と共に芝の5カ所が、日本で最初の公園として指定され、以後の公園造 成のさきがけとなりました。当初は増上寺の境内を含む広い公園でしたが、戦後の政教分離によって境内の部分が除かれ、環状の公園になりました。園内には、歴史の古い公園らしく、クスノキ、ケヤキ、イチョウなどの大木がところどころにあります。また、現在、スポーツ施設として、野球場とテニスコートがありますが、芝公園は、明治35年に運動器具が備えられ、東京の公園における運動施設の始まりという歴史を持っています。[所在地]港区芝公園一・二・三・四丁目[交通案内]・JR「浜松町」下車徒歩12分・都営地下鉄三田線「芝公園」(I05)下車徒歩2分、「御成門」(I06)下車徒歩2分、・都営地下鉄浅草線・大江戸線「大門」(A09・E20)下車徒歩5分、・都営地下鉄大江戸線「赤羽橋」(E21)下車徒歩2分[問い合わせ先]芝公園サービスセンター〒105-0011港区芝公園4-10-17TEL 03-3431-4359(開所時間8:30~17:30)芝公園 4号地プロムナード芝公園 公式HP : 芝公園 公式X(旧Twitter) : 都市公園制度制定150周年について明治6(1873)年1月15日の太政官布達第十六号により、日本における都市公園制度がスタートし、最初の都立公園となる上野公園と芝公園が開園しました。令和5(2023)年は、この太政官布達により都立公園が開園して150年を迎える記念の年となります。これまでの都立公園の歴史や果たしてきた役割を振り返りつつ、公園の魅力を発信し、更なる発展を図る機会となるよう、「東京都都市公園制度制定150周年記念事業」を国や関係団体と連携しながら進めていきます。東京都都市公園制度制定150周年特設サイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月28日皆さんは、日常生活でゾッとしたことはありますか?今回は、娘と公園に訪れた女性のエピソードを紹介します。イラスト:たまなべ公園で娘を遊ばせていると…不審な行動を繰り返す男性後日、ママ友との会話で…やっぱり不審人物だった!公園で見かけた男性の行動に、不安を覚えていた主人公。ママ友から聞いた話には、ゾッとしてしまいますね…。少しでも怪しいと思ったときは、周囲と協力して対処したいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年09月26日“スラブ最高のオーケストラ”とも称されるウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団が4年ぶりに来日し、12月に日本各地で公演を行う。ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団は、1995年にキーウに本拠を置く国立フィルハーモニー協会の専属オーケストラとして創設。古くはミルシテイン、オイストラフ、ホロヴィッツ、リヒテルなどの大巨匠を生み出してきたウクライナの伝統を受け継ぎ、主に拠点キーウで年間50回以上の定期公演を行うほか、ヨーロッパ全土から客演に招かれ活動している。しかし、2022年2月にウクライナへの侵攻が始まり、楽団の活動も中止。団員の中には軍に志願した人もいるが、戦火に苦しむ市民から「心の癒しがほしい」という声を受け同年9月に定期演奏会を再開した。現在もリハーサルや公演が空襲警報で中断する日々が続くが、ウクライナの人々から愛され、公演は満席が続いているという。今回が9度目の来日で、“家路”のメロディーでおなじみのドヴォルザーク『新世界より』や、ベートーヴェンが残した偉大なる人間賛歌『第九』を含む多彩なプログラムを披露する予定。東京公演ではチケット代金のうち 1000円が人道支援の義援金として在日本ウクライナ大使館に寄付されるほか、音楽を通して支援の輪を広げる取り組みが予定されている。ミコラ・ジャジューラ (C)三浦興一ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団 日本ツアー■チケット情報ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団 新世界&第九12月22日(金) 19:00開演東京芸術劇場 コンサートホールほか、以下の日程で開催12月7日 青森12月9日 盛岡12月10日 山形12月13日 札幌12月15日 山梨12月16日 沼津12月17日 新潟12月19日 立川12月20日 市川12月21日 武蔵野12月23日 福島12月24日 塩尻12月25日 岩国12月26日 熊本12月27日 福岡12月29日 山口12月31日 大阪2024年1月1日 大阪出演:ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団ミコラ・ジャジューラ(指揮)アントニー・ケドロヴスキー(指揮/12月24日、29日)テチアナ・ガニーナ(ソプラノ)アンジェリーナ・シュヴァツカ(アルト)ドミトロ・クズミン(テノール)セルギィ・マゲラ(バス)フジコ・ヘミング(ピアノ/12月7日、20日)村田夏帆(ヴァイオリン/12月10日、25日)荒川太一(ヴァイオリン/12月16日)野田枝里(フルート/12月16日)
2023年09月21日富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(運営:立山黒部貫光株式会社、本社:富山県富山市)は秋の紅葉時期に合わせ、写真のイベント「フォトグラファー・イナガキヤストさんと巡る、立山フォトスポット」を2023年9月から10月にかけて全6回開催します。【イナガキヤストさんについて】富山県在住のフォトグラファーで、富山県内を中心とした様々な風景や人物の写真をSNSで発表し話題となっています。2023年からは「立山黒部アルペンルートアンバサダー」として活躍中です。(NHK『イナガキヤストの本気旅』、KNB『眺めのいい時間』、富山県警察フォトアンバサダー、射水市公式フォトアンバサダー、Xperiaアンバサダー)■イナガキヤストさん 公式Twitter(X) 立山室堂・みくりが池(イナガキヤストさん撮影)イベントロゴマークイナガキヤストさん【「フォトグラファー・イナガキヤストさんと巡る、立山フォトスポット」について】好評につき第3回目の開催となる今回は、紅葉シーズンを迎える3つのスポットを舞台にイベントを開催します。イナガキヤストさんと一緒に、散策コースを歩きながら撮影を楽しめるだけでなく、カメラやスマートフォンの撮影に関するレクチャーやアドバイスを受けることができます。※事前予約制。定員に空きがあれば当日参加可能。■名称 フォトグラファー・イナガキヤストさんと巡る、立山フォトスポット■日程 立山室堂平コース 9月22日(金)、9月24日(日)大観峰・黒部平コース 10月7日(土)、10月8日(日)黒部ダムコース 10月13日(金)、10月14日(土)■料金 おひとり様1,000円(消費税込、おとな・こども共)■参加申し込みページ これまでに開催したイベントの様子(黒部ダム)これまでに開催したイベントの様子(立山室堂平)【立山黒部アルペンルートとは?】富山県と長野県を結ぶ中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート。乗り物に乗るだけで雲上の絶景を気軽に楽しむことができます。お越しの際は、乗車予約ができて安心便利、きっぷ売り場に並ばずラクラクきっぷを受け取れる「WEBきっぷ」をぜひご利用ください。早めのご予約でお得なWEBきっぷ「秋の早割10」も好評販売中です。2023年度 営業期間:2023年4月15日(土)~11月30日(木)立山黒部アルペンルート紅葉見頃マップ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月07日米ユタ州のアーチーズ国立公園で、父親の遺灰を撒きにやって来た男性が遺体で発見された。死因は熱中症と見られているという。San Antonio Express-Newsによると、遺体の身元はテキサス州オースティンのジェームズ・バーナード・ヘンドリックスさん(66)と特定された。ヘンドリックスさんは先月末、Facebookで「父との最後の旅」と題し、火葬した父親の遺骨を撒く旅に出ていることを明かしていた。7月29日の投稿では、「アーチーズ国立公園へは入場予約をしていないので、交通規制がかからない早朝に入るつもりだ。早朝の方が光量があって写真にも適している」と綴っており、これが最後の更新となった。8月1日の朝、パークレンジャーがヘンドリックスさんの車を登山口の駐車場で発見。間もなく遊歩道から外れた場所でヘンドリックスさんの遺体が見つかった。持っていた水筒は空になっていたという。ヘンドリックスさんの妹ルースさんは、「暑さと脱水、そして高地という悪条件が重なり、意識を失ってしまったのではないでしょうか。そうでなければ遊歩道から離れるはずがありません。ジミーは自然を敬い、知的で、経験豊富な探検家でした」とFacebookに投稿。アーチーズ国立公園は標高の高い砂漠地帯に位置し、天然の砂岩でできた無数のアーチで知られている。ヘンドリックスさんが行方不明となる前日は、気温が32度を超えていたとDaily Mailは伝えている。
2023年08月09日小企画展「美術館の悪ものたち」が、東京・上野の国立西洋美術館にて、2023年9月3日(日)まで開催される。国立西洋美術館に潜む「悪ものたち」に着目国立西洋美術館が所蔵する作品には、多くの「悪ものたち」が登場する。お金に目がくらむ若者、若い女性にうつつを抜かし、あるいは嫉妬する老人、盗人たち。ひいては悪魔や魔女といった悪を象徴する存在やその手下たち、死の象徴でもある憎々しい骸骨などがその例である。小企画展「美術館の悪ものたち」は、国立西洋美術館が所蔵する作品に見られる「悪ものたち」に着目した展覧会。15世紀から20世紀初頭にかけての所蔵版画作品を中心に紹介する。画面の中に描かれた個性的で、時にコミカルな姿で表される悪ものたちの姿を通じて、芸術家の豊かな空想力を感じることができる。会場では、「罪深い人々」「悪魔と魔女」「魔物」「死」「近代都市の悪ものたち」に分けて版画数十点、絵画数点を展示。特にマルカントニオ・ライモンディやアルブレヒト・デューラーが描いた各ジャンルの「悪ものたち」の作品を鑑賞できる。悪に対するかつての西洋の価値観を垣間見るはるか昔に描かれた「悪」や「正しくないこと」は、現代の価値観とマッチするものもあれば、理解に苦しむものもある。たとえば殺人や嫉妬は「悪」であり「正しくないこと」であるのに対し、大食いが罪とされるのには違和感を覚えるように、善悪の線引きは、古来より変わらないものもあれば、時代や地域、社会によって異なるのである。18世紀末期以降に脱宗教化・世俗化が進むと、「悪」を客観的に捉え社会批判を含んだ絵画なども多く描かれるようになる。「近代都市の悪ものたち」の章では、フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテスやオノレ・ドーミエらによる作品も展示される。本展は、「悪」に対する西洋の価値観の一端にも触れることができる展覧会となっている。展覧会概要小企画展「美術館の悪ものたち」会期:2023年6月27日(火)~9月3日(日)会場:国立西洋美術館 新館2階 版画素描展示室住所:東京都台東区上野公園7-7開館時間:9:30~17:30(金・土曜日は9:30~20:00)※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日※ただし8月14日(月)は開館観覧料:一般 500円(400円)、大学生 250円(200円)※( )内は20名以上の団体料金(オンラインにて要事前予約)※高校生以下および18歳未満、65歳以上は無料(入館時に学生証または年齢の確認できるものを提示)※心身障害者および付添者1名は無料(入館時に障害者手帳を提示)※7月9日(日)、8月13日(日)、9月3日(日)(Kawasaki Free Sunday)は本展および常設展は観覧無料※8月26日(土)(にぎやかサタデー)は本展、常設展および企画展は観覧無料※本展は常設展の観覧券または企画展「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」(7月4日(火)~9月3日(日))観覧当日に限り、同展観覧券で観覧可【問い合わせ先】TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2023年07月24日せんとぴゅあⅡにて、清水氏紹介展示「山岳史家 清水敏一 ~わが山の人生~」も同時開催北海道東川町は、大雪山文化を伝えるために設立された「大雪山アーカイブス」の専門員であった清水敏一氏の追悼講演会を、8月5日(土)にせんとぴゅあⅠ 講堂にて開催いたします。清水氏は、山歩きを趣味とし、登山家として活躍しながら、貴重な山岳資料の収集・研究を行ってきました 。平成28年に東川町移住とともに、収集した大雪山に関する膨大な文献や資料を東川町に寄贈いただき 、その学術的価値が高く貴重な文献や資料は 、大雪山文化を伝える東川町の大切な文化資源の一つとして 、せんとぴゅあに「大雪山アーカイブス 」を開設するきっかけ となりました。晩年は、大雪山アーカイブス専門員として、大雪山の調査、研究を続けながら、自らの持つ人脈を通じて大雪山文化を紹介する講演会など様々な事業の企画実施を通じて、多くの人々に大雪山の魅力を紹介するだけでなく、環境保全の重要性についても広く伝えました。本企画は、今年清水氏が逝去された追悼として実施する企画です。清水氏が晩年情熱を掲げた大雪山アーカイブスでは清水氏を偲び、これまで氏と交流があり、山岳文化に精通した3名の方にその功績や人となりについてお話いただく講演会を行います。また、せんとぴゅあⅡの大雪山アーカイブスコーナーでは「山岳史家 清水敏一 ~わが山の人生~」と題しまして、氏の登山歴や著作等について紹介する展示も開催しています。【講演会概要】【演題】山岳史家清水敏一氏の足跡をたどる【講師】旭川文学資料友の会理事黒田忠氏山樂舎BEAR代表佐久間弘山岳随筆家滝本幸夫【日時】令和5年8月5日(土)13:30~15:00(13時開場)【場所】東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠ講堂【入場】無料【申込】予約制東川町文化交流課☎0166-82-2111内線・738(9:00~17:00)清水敏一氏略歴昭和 8 年(1933年)京都市に生まれる昭和39 年(1964年)北海道岩見沢市に転住登山家として活躍しながら、山岳史家として編著書を記す小泉秀雄や大町桂月を研究し、大雪山に関る先人の功績に光を当てる平成28年(2016年)北海道東川町に転住大雪山アーカイブス専門員として企画・運営に携わる山岳・登山文化や大雪山文化を広く世に、また後世に伝える令和4年(2022年)東川町特別功労賞受賞令和5年(2023年)逝去(享年90歳)大雪山アーカイブスとは東川町複合交流施設せんとぴゅあⅡの「大雪山アーカイブス」は、東川町が大雪山国立公園の主峰 旭岳の麓にあることから、「大雪山文化」を広く世界に発信することを目的に、大雪山に関する書籍・資料を広く蒐集している他、国内・海外の山や自然に関する資料も多く所蔵しています。所蔵の中には、大雪山の山名を整えたことで「大雪山の父」と言われる小泉秀雄の直筆資料など稀少なものも多数あり、 400 点以上を東川町指定文化財として登録し公開しています。また、山や自然に関する展示や講演会も開催しています。東川デジタルアーカイブ - 大雪山アーカイブス : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月18日愛知・名古屋の中部電力 ミライタワー(MIRAI TOWER)で、ネイキッド(NAKED, INC.)による「NAKED夏まつり2023 中部電力 MIRAI TOWER」が開催。期間は、2023年7月1日(土)から8月31日(木)まで。“夜景×プロジェクションマッピング花火”の夏イベントこれまでにも共同でデジタルアートプロジェクトを展開してきた中部電力 ミライタワーとネイキッド。初夏イベント「NAKED FLOWER TOWER EARLY SUMMER」に続く今回、夏イベント「NAKED夏まつり2023 中部電力 MIRAI TOWER」を開催する。メインとなるのは、夜景とプロジェクションマッピングを融合させた花火ショー。“万華鏡”をイメージして制作されたデジタル花火演出「NAKED FIREWORKS」によって、名古屋の夜空を華やかに彩る。会場となる地上90mの展望台「スカイデッキ」には、“金魚”や“うちわ”などモチーフにしたフラワーテーブルを設置。また、タワーの麓には縁日屋台が出現し、「NAKEDディスタンス提灯」を片手に縁日屋台を見て回るなど、タワー周辺一帯でお祭り気分を味わうことができる。【詳細】「NAKED夏まつり2023 中部電力 MIRAI TOWER」開催期間:2023年7月1日(土)〜8月31日(木)時間:〇7月1日(土)~8月6日(日)・平日・日曜日 19:30~21:00(最終入場 20:40)・土曜日 19:30~21:40(最終入場 21:20)〇8月7日(月)~8月31日(木)・平日・日曜日 19:00~21:00(最終入場 20:40)・土曜日 19:00~21:40(最終入場 21:20)場所:中部電力 ミライタワー 90m屋内展望台「スカイデッキ」住所:愛知県名古屋市中区錦3-6-15先料金:大人(高校生以上) 1,500円/小人(小・中学生) 600円/小学生未満 無料※縁日屋台マルシェの実施予定日は、7月20日(木)、7月21日(金)、7月22日(土)、7月23日(日)、7月28日(金)、7月29日(土)、7月30日(日)、8月11日(金)、8月12日(土)、8月13日(日)、8月18日(金)、8月19日(土)、8月20日(日)、8月25日(金)、8月26日(土)、8月27日(日)。
2023年07月06日公益財団法人名古屋産業科学研究所・中部TLO(以下 中部TLO)と、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(GV)は、ディープテック領域で自然科学研究から生まれる技術シーズを活用し、脱化石燃料依存や循環型経済といった社会課題の解決を目指すスタートアップ支援を強化するために協力します。ディープテック領域の支援強化に向けた連携ディープテックは、科学的な発見に基づく革新的な技術であり、多くはアカデミアによる研究の累積から生まれます。一般的にディープテックでは、更なる基礎研究が必要とされ、その社会的な活用までには長期間にわたる研究開発と大量の資金を必要とします。ディープテックの潜在力はそのような膨大な投資に見合うものです。具体的には、既存の技術では解決が難しい課題、例えば、脱化石燃料依存の実現や循環型経済の推進など、社会に対して大きなインパクトを与えうる課題への対応が可能となります。これらの課題解決は、我が国の産業競争力を持続的に発展させるためには不可欠であることから、今後、ディープテック領域への早期投資と支援がますます重要になると考えられます。一方、ディープテックは、高度な専門性と広範な事業関連性から、技術シーズを創出するアカデミア、資金を提供するベンチャーキャピタル、関連事業を展開する企業といった多様な利害関係者の相互協力が求められますが、多様な利害関係者の間で技術シーズに対する理解や期待値は異なり、協力関係(エコシステム)の構築は容易ではありません。そのような状況下で、アカデミアと産業界の橋渡しを担う支援機関であるTLO(Technology Licensing Organization)は、多様な関係者から構成されるディープテック領域のエコシステム形成をサポートするハブとしての役割を果たすことが求められています。中部TLOは、産・学・官の連携による日本の産業の発展に貢献することを目的とし、中部・東海地域の大学や公的研究機関が生み出す研究成果を特許取得や技術移転だけに留まらず、社会実装という観点からの技術育成を支援しており、SDGs (Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)に資する技術シーズの発掘・育成にも注力しています。一方、GVは、すべての人がその恩恵を享受できるテクノロジー、そしてそれらを生み出すスタートアップを支援することで、より豊かな社会の実現を目指すことを理念に掲げています。今回の中部TLOとGVの協力は、互いの強みを補完し、ディープテック領域での技術シーズをもとに事業を創出することで豊かな未来社会を創造する新産業の創出力を強化するものです。■公益財団法人 名古屋産業科学研究所 中部TLO中部TLOは、長年の特許を中心とした技術移転事業や幅広い産学連携支援で培った経験を活かし、新たな技術育成を目指す活動を進めています。より社会実装に近い公募事業のサポートや大学を含む公的機関からの委託業務を通して、大学や公的研究機関で研究開発された成果を企業の新しいビジネスにつなげる支援をおこなっています。加えて、新産業創出・社会貢献に向け高い価値がある課題については、公的資金だけではなく民間資金の活用などこれまでにない取組みで産学連携を活性化することにチャレンジしています。 ■株式会社ジェネシア・ベンチャーズジェネシア・ベンチャーズは、日本および東南アジアで創業間もないシード期のスタートアップに対する投資と事業支援を行っています。2023年3月には、総額150億円となるGenesia Venture Fund 3号投資事業有限責任組合(3号ファンド)の組成を完了し、同ファンドから大学発を含むディープテック領域のスタートアップにも投資を行っています。特に、大きな社会的インパクトが期待される脱炭素や資源循環などのテーマに注力しており、これら社会課題のブレークスルーに繋がる大学等の研究および技術シーズの積極的な発掘と投資活動を推進していきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月03日すみだ北斎美術館は2023年6月20日(火)から8月27日(日)まで企画展「北斎大いなる山岳」を開催しています。浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)や門人が描いた山の作品を前期・後期あわせて約100点を展示し、北斎による多彩な山の表現とその魅力に迫る展覧会です。本展会期中、「北斎の富士に登ろう!ARで飛び出すフォトスポット」が登場します。お手持ちのスマートフォンで会場に設置されたQRコード※1 を読み取り、「冨嶽三十六景諸人登山」のフォトスポットにかざすと、富士山下山道の砂走り(すなばしり)を滑り降りる人物が現れます。展覧会鑑賞とあわせ、北斎が描いた富士山登頂記念に撮影をお楽しみください。※1:「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。北斎が描いた富士山の“登頂記念撮影”が楽しめる・期間2023年6月20日(火)~8月27日(日)※休館日を除く・会場すみだ北斎美術館3階ホワイエ・料金無料(ただし、企画展観覧券か前売券、または年間パスポートが必要です)*AR体験のインターネット通信料はお客さまのご負担となります。・フォトスポットにデザインされた作品について、担当学芸員によるヒトコト解説が流れるARもあります。■企画展「北斎大いなる山岳」概要期間: 2023年6月20日(火)~8月27日(日)休館日: 毎週月曜日※7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館会場: すみだ北斎美術館3階企画展示室アクセス: ・都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分・JR総武線「両国駅」東口より徒歩9分・JR総武線「錦糸町駅」北口より墨田区内循環バスで5分料金: <前売券>一般800円、高校生・大学生・65歳以上560円、中学生・障がい者240円、小学生以下無料<企画展観覧券>一般1,000円、高校生・大学生・65歳以上700円、: 中学生・障がい者300円、小学生以下無料(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年06月22日すみだ北斎美術館(東京・墨田区)は2023年6月20日(火)から8月27日(日)まで企画展「北斎 大いなる山岳」を開催しています。浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)や門人が描いた山の作品を前期・後期あわせて約100点を展示し、北斎による多彩な山の表現とその魅力に迫る展覧会です。本展会期中、「北斎の富士に登ろう!ARで飛び出すフォトスポット」が登場します。お手持ちのスマートフォンで会場に設置されたQRコード※1 を読み取り、「冨嶽三十六景 諸人登山」のフォトスポットにかざすと、富士山下山道の砂走り(すなばしり)を滑り降りる人物が現れます。展覧会鑑賞とあわせ、北斎が描いた富士山登頂記念に撮影をお楽しみください。※1:「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。企画展公式ページ : フォトスポット詳細ページ: 北斎の富士に登ろう!ARで飛び出すフォトスポット(イメージ)・期間 2023年6月20日(火)~8月27日(日) ※休館日を除く・会場 すみだ北斎美術館 3階ホワイエ・料金 無料(ただし、企画展観覧券か前売券、または年間パスポートが必要です)*AR体験のインターネット通信料はお客さまのご負担となります。・フォトスポットにデザインされた作品について、担当学芸員によるヒトコト解説が流れるARもあります。■企画展「北斎 大いなる山岳」概要期間 : 2023年6月20日(火)~8月27日(日)休館日 : 毎週月曜日 ※7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館会場 : すみだ北斎美術館 3階企画展示室アクセス: ・都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分・JR総武線「両国駅」東口より徒歩9分・JR総武線「錦糸町駅」北口より墨田区内循環バスで5分料金 : <前売券>一般800円、高校生・大学生・65歳以上560円、中学生・障がい者240円、小学生以下無料<企画展観覧券>一般1,000円、高校生・大学生・65歳以上700円、: 中学生・障がい者300円、小学生以下無料URL : ■施設概要名称 : すみだ北斎美術館所在地 : 〒130-0014 東京都墨田区亀沢2-7-2開館時間 : 9:30~17:30(入館は17:00まで)休館日 : 毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日)常設展観覧料: 一般400円、高校生・大学生300円、65歳以上300円、障がい者300円、中学生以下無料(※企画展は展覧会ごとに異なる)URL : お問い合わせ: 03-6658-8936(9:30~17:30 ※休館日を除く) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月20日ル・コルビュジエ建築の世界遺産「国立西洋美術館」の知られざる舞台裏を描くドキュメンタリー映画『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』より、井浦新がナレーションを担当した予告編が公開された。上野にある「国立西洋美術館」は、東アジア最大級の西洋美術コレクションを誇り、日本を代表する美術館として知られる。本作では、2020年に創建当時の姿に近づける整備のために休館した美術館の内部にカメラが入り、1年半の長期にわたり密着。所蔵作品のお引越しの全貌を記録したほか、絵画や彫刻の保存修復作業、コレクションの調査研究や国内・海外の美術館への巡回展、特別展の企画開催など、知られざる舞台裏に迫った。今回公開された映像は、数々の美術番組に出演、ガイドブックや展覧会グッズの制作にも関わるなど、美術愛の深さで知られる井浦さんが、知られざる美術館の舞台裏の世界へと誘いこむ。所蔵作品が展示される美術館のシーンから始まり、休館し観客がいなくなった場面へと移り変わる。前庭リニューアル工事の模様をはじめ、普段は決して見られない収蔵庫の内部、展覧会の打ち合わせ風景や購入作品決定の会議など、貴重なシーンが登場。関係者のインタビューでは、美術館の目前に迫る危機的状況が明かされる。ナレーションを終え、井浦さんは「美術館で働く人々のことは、お客さんは知らなくても良いかもしれない。だけど、知ってから美術館に行って美術を見ると、もっと楽しくなる」と言い、「この映画を見て、国立西洋美術館に行ったら、見る前とは国立西洋美術館の見方や過ごし方がきっと変わる。映画を見てから美術館に行くのもいいし、行ってから映画を見ても、どっちも楽しい。無機質に感じるかもしれない美術館も、実は生き物なんです」とコメントを寄せている。なお、井浦さんが担当したのは、予告編のナレーション。本編にはナレーションは入っていない。『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』は7月15日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:わたしたちの国立西洋美術館 ~奇跡のコレクションの舞台裏~ 2023年7月15日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開©大墻敦
2023年06月19日公益財団法人 名古屋産業科学研究所・中部TLO(以下 中部TLO)と株式会社 双日イノベーション・テクノロジー研究所(略称:SIIT)は、大学や公的研究機関などアカデミアの研究成果を活用した新産業創出を支援するため、連携協定を締結しました。アカデミア研究成果を活用した新産業創出に向けた連携TLO(Technology Licensing Organization)は、アカデミアの研究者の研究成果を特許化し、それを企業へ技術移転する役割を果たす組織です。アカデミアが生み出す新産業創出のための研究成果への期待が日増しに高まる中、TLOは、大学発の新産業を生み出し、そこから得られた収益の一部を研究者に還元することで研究資金を増やす仕組みを有していることから、大学の研究活動を一層活性化させる「知的創造サイクル」の中心として機能しています。さらに、TLOには、アカデミア、企業、ベンチャーキャピタルとの連携を強化しながらアカデミアの研究成果を事業化していくプラットフォームとしての役割も求められるようになっています。そのため、補助金獲得、事業化資金の確保、起業家教育プログラムの実施、インキュベーション施設の確保など、既存のインフラに効率的にアクセスできるハブとしての機能を提供することによって、アカデミア関連ベンチャーの創出・育成に向けた支援事業を強化している側面もあります。こうした背景の下、中部TLOは、中部・東海地域の大学や公的研究機関が生み出す研究成果における特許取得や技術移転だけに留まらず、社会実装の観点からもサポートする活動を展開しています。一方、SIITは、初期段階の新技術の評価・検証を行い、社会実装へと繋げる取り組みを推進しています。今回、これら二つの機関が互いのノウハウを補完し合うことで、アカデミアの研究シーズの事業化、事業後の支援を通じて、新産業の創出力を強化する取り組みを行っていくべく合意したものです。中部TLOとSIITは、地域を超えたアカデミア発ベンチャーの創出とその迅速な成長に向けて、積極的に取り組んでまいります。■公益財団法人 名古屋産業科学研究所 中部TLO中部TLOは、長年の特許を中心とした技術移転事業や幅広い産学連携支援で培った経験を活かし、新たな技術育成を目指す活動を進めています。より社会実装に近い公募事業のサポートや大学を含む公的機関からの委託業務を通して、大学や公的研究機関で研究開発された成果を企業の新しいビジネスにつなげる支援をおこなっています。加えて、新産業創出・社会貢献に向け高い価値がある課題については、公的資金だけではなく民間資金の活用などこれまでにない取り組みで産学連携を活性化することにチャレンジしています。 ■株式会社 双日イノベーション・テクノロジー研究所SIITは商社を母体とし理系博士の研究員(社員)を中心に構成する技術研究所です。SIITでは、大学等のシーズ段階にある内外の新技術を、社会実装につなげるべく双日や関係パートナーとともに育成してゆきます。具体的には、将来有望な新技術を探索し、技術的のみならず商業的な分析・検証を実施、さらに知財の確認および手当てを行い、事業化まで支援します。その際に、内外の多様な顧客基盤を持つ双日および同社のグループ会社各社と連携し、ビジネスを知り尽くした商社の視点で、ニーズに根差した事業、もしくは隠れたニーズを顕在化させるような革新的な事業を目指します。現在注力している分野は、脱炭素、サーキュラー・エコノミー関連ですが、今後はこれにとどまらず広げてまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月15日新国立劇場2022/2023シーズン演劇『楽園』が、6月8日(木) に新国立劇場 小劇場で初日を迎えた。『楽園』は、日本の劇作家の新作を届けるシリーズ【未来につなぐもの】の第3弾で、□字ック主宰、演出家、映画監督など幅広く活動する山田佳奈の新作。日本のどこかの島を舞台に繰り広げられる女たちの物語で、伝統継承と変化に揺れる地方都市の姿を通して、現代の日本が抱える問題を描く。出演者は、豊原江理佳、土居志央梨、西尾まり、清水直子、深谷美歩、中原三千代、増子倭文江の7人。演出は、劇団俳優座に所属し、劇団外でも幅広く活躍する眞鍋卓嗣が務める。山田は「俳優7名と演出家の眞鍋さんが紡いでくださった今作は、どこか遠い島の出来事のようでもありますが、我々が直面している多くのことを内在しています。それらが客席の皆さんにどのような形で伝わり、観劇後にどのような読後感となるのか。劇作家として、この瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います」とコメント。また、眞鍋は「昨今、世の中は物ごとの隔たりが極端になり、いったいどこに向かうのか不安な気持ちになります。お客様には気軽に楽しんで頂きながら、少しでもそのような私たちの現在地とその先について考えを巡らせてもらえたら嬉しいです」と呼びかけた。左から)中原三千代、清水直子、豊原江理佳、増子倭文江、西尾まり、深谷美歩、土居志央梨(撮影:田中亜紀)『楽園』は6月25日(日) まで同所で上演される。■作・山田佳奈 コメント実際に取材を重ねてきたものが、既視感のある景色としてではなく、新たな物語として舞台上に立ち上がりました。俳優7名と演出家の眞鍋さんが紡いでくださった今作は、どこか遠い島の出来事のようでもありますが、我々が直面している多くのことを内在しています。それらが客席の皆さんにどのような形で伝わり、観劇後にどのような読後感となるのか。劇作家として、この瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います。「未来につなぐもの」というテーマで描いてきたシリーズ第三弾として、多くの人に手渡せるバトンとなっていれば幸いです。■演出・眞鍋卓嗣 コメントいよいよスタートしました。出演者、スタッフ、全ての方が、この作品にとても前向きに関わってくださったことに心から感謝いたします。昨今、世の中は物ごとの隔たりが極端になり、いったいどこに向かうのか不安な気持ちになります。お客様には気軽に楽しんで頂きながら、少しでもそのような私たちの現在地とその先について考えを巡らせてもらえたら嬉しいです。<公演情報>シリーズ【未来につなぐもの】第3弾『楽園』6月8日(木)~25日(日) 新国立劇場小劇場作:山田佳奈演出:眞鍋卓嗣出演:豊原江理佳、土居志央梨、西尾まり、清水直子、深谷美歩、中原三千代、増子倭文江公式HP:
2023年06月09日万博記念公園にて、「万博記念公園 あじさい祭」が開催される。期間は、2023年6月3日(土)から25日(日)まで。約30品種・約4,000株のあじさい「万博記念公園 あじさい祭」は、約30品種・約4,000株のあじさいを楽しめるイベント。ガクアジサイやホンアジサイを筆頭に、青や紫、ピンク、白など、色鮮やかなあじさいが咲き誇る。また、あじさいを季題とした俳句の募集も行っているので、そちらも合わせて楽しみたい。詳細「万博記念公園 あじさい祭」開催期間:2023年6月3日(土)~25日(日) ※水曜日定休時間:9:30~17:00(最終入園 16:30)場所:万博記念公園 自然文化園 あじさいの森住所:大阪府吹田市千里万博公園入園料:大人260円、小中学生80円(自然文化園・日本庭園共通)■あじさいの俳句募集募集期間:2023年6月3日(土)~6月11日(日)【問い合わせ先】万博記念公園コールセンターTEL:0120-1970-89 / 06-6877-7387(9:30~17:00)
2023年06月07日