全国5大都市で開催された俳優・佐藤健の写真展「佐藤健写真展2019」が、11月10・11日にアメリカ・ロサンゼルスにて開催されることが8日、わかった。佐藤の写真展としては、初めての海外進出となる。今年、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』、TBS系ドラマ『義母と娘のブルース』に出演、10月19日に主演映画『億男』が公開、11月23日には出演映画『ハード・コア』の公開が控えるなど、ドラマ・映画で幅広い活躍を続ける佐藤。そんな佐藤の20代最後を、3名の新進気鋭の若手カメラマンが撮りおろした「佐藤健 2019年カレンダー」と「佐藤健 in 半分、青い。」PHOTO BOOKの発売を記念して、東京・渋谷、名古屋、仙台、大阪、福岡の全国5大都市で「佐藤健写真展2019」が開催された。このたび、佐藤の魅力あふれる展示をそのままに、アメリカ・ロサンゼルスにて開催することが決定。さまざまな顔を見せた日本展と同じく、カレンダーに収まりきらなかった貴重なカットを含め約40点を展示、会場内には特大パネルも設置される予定となっている。「佐藤健写真展2019 in Los Angeles」は、さまざまな日本の魅力を紹介する総合イベント「JAPAN PARKLOS ANGELES」のメインコンテンツとして、2日間限定で開催される。なお、同写真展は、アメリカのみならず、今後アジアでの開催も視野に入れているという。
2018年11月08日山下健二郎さん、佐藤大樹さんとともに「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』で主演を務める佐藤寛太さんが語る、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”とは?僕が演じるテッツという役は、思ったことをすぐに口走っちゃう真っすぐな性格。特に、愛情からくる言葉をすぐに口に出しちゃうヤツなんです。今回、いちばん印象に残っているシーンは、「働くって、こういうことだよな」ということを話す場面。テッツとしても、佐藤寛太としてもすごく腑に落ちることが多かった大事なセリフだったと思っています。僕ら、この役をもう4年近くやってきているんですが、毎回、健二郎さんが僕らが居やすい雰囲気をつくってくれて、僕らのことを大切にしてくれるんです。健二郎さんのそういうところをすごく尊敬していて、もし自分に後輩ができたら、先輩としてこんなふうに接してあげたいな、と思っています。今まで、勇気を出して一歩を踏み出した経験といったら、なんといっても劇団EXILEに入るきっかけとなったオーディション。自分でやりたいと思ってやった初めてのことでした。今はどんな役をやりたい、というよりもまず自分を磨きたいです。さとう・かんた1996年6月16日生まれ、福岡県出身。「劇団EXILE」メンバー。今後公開の出演映画に『走れ!T校バスケット部』『jam』『家族のはなし』『今日も嫌がらせ弁当』が控えている。シャツ¥96,000カットソー¥18,000スニーカー¥55,000(以上YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)サスペンダーパンツ¥38,000(nude:masahiko maruyama/NUDE)ネックレス¥48,000(nobu Ikeguchi TEL:03・6438・9036)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・鵜飼雄輔(TRON)取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月24日「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ最新作『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』にて、山下健二郎さん、佐藤寛太さんとともに主演を務める佐藤大樹さんに、映画の魅力と“一歩踏み出した経験”についてお聞きしました。今回のHiGH&LOWは、今までと違って、一人一人のキャラクターにスポットが当たる映画になっているんです。だから、3人それぞれの人となりを知ってもらって、かわいい部分とか、憎めない部分をたくさん見つけてもらえるんじゃないかな、と思っています。たとえば、僕が演じるチハルは、今回、旅先で出会った若女将のマリさんに本気で恋をしてしまう。マリさんが抱えている悩みを応援する側にまわろうと決めて、最終的に彼女を幸せにするためにはどうしたらよいかというのを考え、必死に力を振り絞って助けてあげるという役柄です。僕自身が今まで力を振り絞って一歩を踏み出したことといえば、オーディションかな。EXILEを見てダンスを始めたので、HIROさんに目に留めてもらえるチャンスがあるならヘタこいてもいいから受けてみようと思いましたね。今の目標は、ドラマなどで主演を張ること。自分しかできないようなクセのある役をやってみたいと思っています。さとう・たいき1995年1月25日生まれ、埼玉県出身。「EXILE」パフォーマー。2017年1月より「FANTASTICS」としても活動を開始。おもな映画出演作に『ママレード・ボーイ』『センセイ君主』などがある。ニット¥50,000(YOHJI YAMAMOTO/ヨウジヤマモト プレスルーム)シャツ¥21,000(bajra./バジュラ TEL:03・3464・4701)パンツ¥30,000(elephant TRIBAL fabrics TEL:03・5329・0705)ブーツ¥26,000(Dr.Martens/ドクターマーチン・エアウエア ジャパン TEL:03・5428・4981)ウォレットチェーン¥85,000(JAM HOME MADE/JAM HOME MADE 東京店 TEL:03・3478・7113)『DTC‐湯けむり純情篇‐from HiGH&LOW』シリーズNo.1の愛されトリオ、D=ダン(山下健二郎)、T=テッツ(佐藤寛太)、C=チハル(佐藤大樹)の3人がバイクで旅へ。スカッと笑えてホロッと泣ける純情ムービー。9月28日(金)より、3週間限定公開!※『anan』2018年9月26日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・中瀬拓外ヘア&メイク・大木利保取材、文・菅野綾子古屋美枝(by anan編集部)
2018年09月23日8月17日今夜の「金曜ロードShow!」(日本テレビ系)で、宮崎駿監督(77)の映画「となりのトトロ」が放送される。88年に公開されて以降、幾度もテレビで放映されている同作。根強い人気を誇るだけにTwitterでは《今日はトトロやから早く帰らないと》《今日トトロ観ながら泣く予定なんだけどだれか一緒に観ようよ》《何度見てるかわかんないけど楽しみだなー》といった声が上がっている。「今年4月に亡くなった高畑勲さん(享年82)と宮崎監督はもともと先輩後輩関係で、良き仲間でした。宮崎監督を育てたのは高畑さんですが、映画をそれぞれが作るようになるとライバル同士に。ですから高畑さんが宮崎監督を褒めることは滅多になかったそうです。しかし一番好きな宮崎映画について訊ねられた際、『トトロ』と即答。理由については明かしていませんが、有無を言わさぬものがあったといいます」(映画関係者)また高畑さんにとって「トトロ」は別格だったとするエピソードが。ジブリの代表取締役である鈴木敏夫(69)は「女性自身」13年12月17日号で、こう明かしている。「『となりのトトロ』のときは高畑さんに『僕らが目指してきたものの頂点ですね』と言われて、宮崎駿は小躍りして喜んでました。そういうとき高畑さんは大人のふりして立派なことをいうんですよ。アハハ」続けて鈴木は「なんというか、高畑勲は宮崎駿にとってお兄ちゃんなんですよね」と語っている。高畑さんを偲び、今夜見られるのはどうだろうか?
2018年08月17日女優の篠原涼子が主演を務める映画『今日も嫌がらせ弁当』(2019年初夏公開)に佐藤隆太、松井玲奈、佐藤寛太が出演することが8日、明らかになった。同作は、反抗期のと母のバトルを綴った実話エッセイ『今日も嫌がらせ弁当』を映画化。映画オリジナルの物語で脚色されたストーリーとなる。八丈島に住むシングルマザー・かおり(篠原)が、反抗期が来た高校生の娘・双葉(芳根京子)に、キャラ弁を仕掛けていく。塚本連平が脚本・監督を務めた。佐藤隆太が演じるのは、東京に住むシングルファーザーの岡野信介。妻に先立たれ幼稚園になる息子を男手ひとつで育てる信介は、かおりのお弁当ブログの読者という役どころだ。松井は、かおりの娘で双葉の姉・若葉を演じ、母と妹の壮絶バトルの間で2人の橋渡しをしていく。佐藤寛太は双葉の幼馴染で八丈太鼓が大好きな天然ボーイ・山下達雄を演じ、双葉との恋の行方も見所となる。○佐藤隆太コメント母娘のやりとりがとにかく可愛らしくて、可笑しくて……そのなんとも言えない愛らしさに、最後はウルっときてしまいました。そしてやはり、自分が学生の頃に母が毎日朝早くから作ってくれていたお弁当を思い 出しました。今では自分も父親になり、どちらかと言うと作る立場なので、ちょっと不思議な感覚もあって。渡す側の愛情と、受け取る側のちょっとした照れ、そしてワンテンポ遅れて伝わる感謝の気持ち。そんなお弁当を使ったキャッチボールの、どちら側の立場の方にも……それが現在進行形の方も、懐かしい思い出となっている方も共感して楽しんで頂ける作品になると思います!!○松井玲奈コメント私は春先に八丈島でクランクインしました。私が演じた若葉は、母と妹がやりあう中、一種のムードメーカーとして明るく楽しく演じさせていただきました。篠原さんの娘役ということで、撮影前はどんな親子関係を作れるだろうかと少し不安もありましたが、一緒にお弁当を食べるシーンでご飯粒やのりを付けながら笑いあっていたら、いつのまにか本当の親子のような気持ちになれていたような気がします。妹である芳根京子ちゃんとのシーンでは、監督から「姉妹に見えた」と言ってもらえて、ホッと安心もしました。物語が自分と重なるところもあり、多くの人に共感してもらえる作品になっていると思います。○佐藤寛太コメント今作で、山下達雄役を務めさせていただきました佐藤寛太です。僕のシーンの撮影は全編八丈島で行わせていただきました。春の島風に吹かれ、天候にも恵まれ達雄というどこまでも真っ直ぐなキャラクターを演じさせていただくにあたり、これ以上無いという環境で塚本監督のもとノビノビとやらせていただきま した。劇中で叩いている八丈太鼓は地元の太鼓チーム’よされ会’に撮影期間中毎日通い直接ご指導していただき、太鼓を通じて地元の方と繋がることができたのもとても思い出深いです。是非劇場でご覧ください!(C)映画「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会
2018年07月08日●悲願の「男劇団 青山表参道X」2014年、第27回JUNONスーパーボーイコンテストで1万3520人の中からグランプリを受賞し、芸能界デビューを果たした西銘駿(20)。翌年には、『仮面ライダーゴースト』の主役に抜てきされ、以降もドラマ・映画・舞台など第一線の俳優としてキャリアを積んでいる。「芸能人になる」の一心で、中学卒業後に上京することを決断。オーディションに応募するまでの1年間を準備期間にあてるなど、西銘の経歴からは揺るぎのない志が見えてくる。その思いは『仮面ライダーゴースト』を経て、どのように変容していったのか。今年5月、「男劇団 青山表参道X」旗揚げ公演を目前に控えた西銘に、デビューからこれまでを振り返ってもらった。○オスカープロモーションに託した思い――オスカープロモーション所属の俳優30人で結成された「男劇団 青山表参道X」。30人という大所帯ですね。驚きはしましたが……僕はオスカーに入る時、女性のイメージが強いオスカーの中で取り上げられると男性イメージもアピールできる、そういう思いでやってきたので、集団としてようやく形になってうれしいです。――あえて女性のイメージが強い事務所をなぜ選んだのでしょうか?その中で売れれば必ず重宝されるのではないかと予感していたのと、すごく待遇も良いからこそ、頑張れば頑張った分だけ結果もついてくるんじゃないかという期待もありました。そして、僕だけじゃなくて、魅力的な男性がたくさん所属しているというのもアピールできます。さすがに30人は多いなぁと思いましたけど(笑)。――学校の1クラスぐらい(笑)。そうなんです。だから、最初は「うわっ! 多いな!」が正直な感想かもしれません(笑)。――30人の中で面識があった人はどのくらいいたんですか?稽古やレッスンで20人ぐらいは知っていましたが、ほとんど面識もないままいきなり集められてお披露目イベントが行われました。それから各メンバーとお仕事する機会も増えてたので、結成されてからの方が距離は近くなりました。――栗山航さんがリーダー、塩野瑛久さんが副リーダーを務めていますが、西銘さんは組織内でどのようなポジションなんですか?盛り上げ担当です。どのグループでもムードメーカーと言われることが多いのですが、みんなが笑っている空間が好きで、いつもみんなを笑わせたいと思っています。――そういえば、ポジティブであることを公言されていますよね。悩む時は悩むんですけど、寝たら忘れてしまうタイプです(笑)。○旗揚げ公演『SHIRO TORA』秘話――そして、14日からいよいよ旗揚げ公演『SHIRO TORA~beyond the time~』が上演されます。稽古もにぎやかでしょうね(取材は5月)。出演者28人が稽古をするって、通常の舞台ではなかなかないことですよね。僕が演じるのは白虎隊のメンバーの一人で、現実世界では演劇部の3人だけが見える幽霊です。殺陣や所作も様になるように、しっかりと練習したいと思います。――どのような役作りをしているんですか?白虎隊は悲しい運命をたどった方々です。ただ、今回の台本を読んで、そこをあまり取り入れないほうがいいんじゃないかと思って。悲運な背景があるからこそ、感動を誘われるのかもしれません。冒頭のシーンで僕ら白虎隊が亡くなるシーンがあって、そこから時代が現代へと移る。廃部寸前の演劇部が文化祭で「白虎賞」に表彰されるようにバックアップします。最初は何もかも分からない。なぜ人が戦ってないのか、なぜ平和なのか。現代の学生たちとの交流を深める中で、一番最初に現代になじんでいく役どころです。最終的にはゲームとかYouTubeが大好きになります(笑)。ただ、そんな夢中になっている姿も切なさにつながってくるんだと思います。同じ年齢でも、生まれる時代が違えば全く状況が異なります。そこを直接訴えかけるのではなくて、現代のものに触れる喜びを通して伝えることができればなと思います。○高校から上京した理由――西銘さんは中学卒業後に上京。どんな青春時代を過ごされたのでしょうか。中学のときは家族が近くにいて、卒業後は芸能をするために上京したので、高校時代は僕にとってすべてが新鮮な日々でした。――ご自身の決断だったそうですね。そうですね。――なぜ、まず東京に行くことを決断されたんですか?何よりもいち早く動きたくて。1年間は東京になじんで、方言が抜けることを心掛けて、高校2年生のときに応募しました。●仮面ライダーで学んだこと、学べなかったこと――上京する前から、「芸能デビュー」が目標として明確にあったと。そうですね。中学の同級生に、沖縄ですごく有名なCMに出ている子がいて、周りで評判だったんです。それまで、芸能はすごく遠い存在、手の届かないお仕事だと思っていたんですが、身近にそういう子がいたので考えが変わって、自分もその世界に飛び込んでみたいと思うようになりました。――家族も説得して。お父さんの妹のおばさんが東京にいたので少しは安心だったと思うんですけど、高校から親元を離れるのは家族にとってもすごく寂しかったと思います。でも、自分で「やる」と決めたことだったので、おばさんに連絡したり、高校の手続きを進めたりして、そういう熱意が伝わって「頑張るんだったらいいよ」と認めてくれました。――憧れを抱きながら上京し、夢破れて故郷に戻る人もいると思います。オーディションを通過するまで、なぜ耐えられたんですか?耐えたというか、自分にとっては新鮮なものが多くて、「やめたい」とか「さびしい」とか思うよりも東京という未知の世界への戸惑いの方が大きくて。電車の乗り方も分からなかったですし、とにかくがむしゃらで、最初の1年はそういった環境に慣れる期間でした。○「初心者であること」が心の支えだった――そして、第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで1万3520人の中からグランプリを見事に受賞します。あんなにカッコいい人たちが集まる場所は初めてでした。2次審査でも、どこを見てもカッコいい人だらけ。東京ってやっぱりすごいと思いました。こんなの受かるはずがない。おばさんにすぐに相談したら、「ウケを狙うしかない」と言われて(笑)。自己紹介でとにかく細かい情報を入れることにして、審査員の方もクスクス笑ってくれました。――デビューして間もなく『仮面ライダーゴースト』の主役に抜てき。そこで演技についても徹底的に鍛え上げられたそうですが、時にはつらいこともあったと思います。それでも切り抜けられたのは、さきほどもおっしゃっていたポジティブな一面があったから?ライダーの現場は厳しいことを結構言われるので落ち込むことも多くて、いくらポジティブでもつらい日もありました。ただ、後半は自分への落ち込みです。「ここまでやってきたのに、なぜこれができないんだろう」という悔しさ。むしろ最初は、自分が初心者であることが心の支えになっていて、10話、20話と撮影を重ねていくとそうも言ってられなくなる。だから、自分に対して腹立たしくなることが後半はありました。――解決方法はとにかく考えること?そうですね。教わるのは10話ぐらいまでで、あとは自分で考えて行動するしかない。できない自分に悩みながら、何とか乗り切ることができました。――それ以降、舞台・ドラマ・映画など数々の作品を経て、そのような悔しさや悩みは変化するものですか?ライダーの現場は若い人が多いので、間違ってもやり直すチャンスをくれます。でも他の現場では、番手が低いと何をやってもOKになってしまう。そういう状況で100%の実力を発揮できない時にイラッとしたり、あとは大御所の方々が多い時は圧倒されて自分の力を出せない時に「メンタル弱いなぁ……」と感じます。――演技は正解がない上に、そういう環境や自身のメンタルにも左右されるんですね。そうですね。自信があれば何でもできる。自信がなければすぐにダメになる。それはライダーの時には学べなかったことでした。他の現場を経験して、大御所の方はしっかりと安定したお芝居をやられていて、やっぱり自信を持つことはとても大切なことだと感じました。お芝居に答えはないですが、それに近づくことはできる。そういう方々は、ご自身の中で「答えに近いもの」を持っていらっしゃるんだと思います。それが刺激にもなりますが、やっぱり圧倒されちゃいますね(笑)。○“俳優・西銘駿”にとってのファンとは――最後の質問になるのですが、西銘さんの取材記事を読むと「ファン」という言葉がたくさん出てくるような気がします。過去に「ファンがいないと芸能の仕事は成り立たない」とおっしゃっていたこともあると思いますが、ファンの存在を意識するきっかけが何かあったのでしょうか?イベントでファンの方々と触れ合うと常に感じます。トークショーで優しい眼差しで見守ってくれたり、僕の名前を書いたグッズを持って来てくださったり、そういう光景を目の当たりにすると「自分がやってきたことはゼロじゃなかった」と思えるというか。舞台はお客さんの反応を感じられるのですが、ライダーは大変な撮影を乗り越えてからイベントなどでのファンの方々の反応を見てようやく「無駄じゃなかった」と感じることができました。やっぱり、ファンの方々は僕にとって大切な存在です。――特に印象に残っているファンの言葉はありますか?「1話ごとに成長していく姿を見て親目線になって、最終話で涙が止まりませんでした」と言われた時は、本当にやってきてよかったと思いました。自分なりにやりつつできないことも多くて、本当に素人だったので。1話と最終話を見比べると、自分でも別人のように変わったと思います。それをファンの方も感じ取ってくださっていると知って、すごくうれしくて感動しました。僕の気持ち、分かってくれてるんだなって。■プロフィール西銘駿(にしめ・しゅん)1998年2月20日生まれ。沖縄出身。身長173センチ。2014年、第27回JUNONスーパーボーイコンテストでグランプリを受賞。2015年に『仮面ライダーゴースト』の主役に抜擢され、以降は舞台・ドラマ・映画で活躍。2017年、オスカープロモーションの俳優で結成された「男劇団 青山表参道X」のメンバーとなった。2018年は『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)に出演したほか、11月3日には出演映画『走れ!T校バスケット部』が公開される。主演舞台『ダンガンロンパ3』が7月20日から上演。
2018年06月16日ライザップの3か月ダイエットに挑戦し、美しく痩せたと話題の佐藤仁美さん。12.2kgの減量に成功したプロセスから、佐藤さんの人柄に合わせたプログラム内容、厳しいダイエット中のモチベーションのあり方まで、その舞台裏を伺いました。「痩せただけで、こんなに反響があるなんてびっくり。中身は全然変わってないんですけどね(笑)」10代からドラマや映画で活躍する実力派女優でありながら、お酒とオカマバーが大好きと公言するなどオープンなキャラで愛される佐藤仁美さん。昨年放送の朝ドラ『ひよっこ』では、ふくよかな姿で親しみあふれる“高ちゃん”を好演していただけに、美しく痩せた姿で登場した時には驚いた。「25歳頃から太りはじめ、30代でお腹まわりの脂肪が増加。衣装のウエストはゴムになり、体重は過去最大の61.6kgに。ダイエットを決めたのはそんな時。週2~3回の筋トレや有酸素運動と低糖質の食事を3か月続けました」運動経験ゼロだった佐藤さん、苦労したのは意外にも食事面だ。「低糖質の食事をと言われても、最初は食べちゃダメなものがわからなくて。まさか根菜や、みりん、料理酒の調味料もダメだとは。お米はあまり好きじゃなかったから助かったけど、大好きなパンが食べられないのは辛かったですね」大好物のお酒を断つのも、さぞ大変だったろうと思いきや…。「食事制限に加えてお酒もダメだなんて耐えられなくて、実はこっそり飲んでたんです(笑)。でも体重が停滞してきて、カミングアウトしました。そうしたら、私の場合はストレスが一番痩せにくいというトレーナーの意見で、週2~3回ならお酒を飲んでいいことに。糖質の少ないハイボールとウォッカでストレス発散していました」1か月半後には自然と早寝早起きや散歩をするようになるなど、意識の変化も生まれてきた。「1回は逃げてもいいと思ってたけど、結局最後までくじけなかったですね。トレーナーが親身になって、私に適した指導をしてくれたおかげでもあります。結果、体重も49.4kgまで落とせました。今は、この痩せた私にどんな役がもらえるのか、楽しみなんです」さとう・ひとみ1979年10月10日生まれ。’95年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、同年女優デビュー。スリムになり現在ドラマ、バラエティ、舞台で注目を集めている。ブラレット¥6,800(CALVIN KLEIN UNDERWEAR/カルバン・クライン カスタマーサービス TEL:0120・657・889)スカートはスタイリスト私物※『anan』2018年6月13日号より。写真・中村和孝(まきうらオフィス)スタイリスト・西脇智代ヘア&メイク・藤田響子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2018年06月06日俳優・佐藤健による書籍「るろうにほん 熊本へ」の発売記念会見が4月16日(日)に行われ、佐藤さんが記者陣に熊本の“うまかもん”名物だご汁をふるまった。佐藤さんは、熊本への特別な思いを語った後、「映画の撮影で訪れて、そこで初めてくまモンと出会って。それからマブダチなんですけど(笑)」と、無類のくまもん好きであることを告白し、大きな笑みを広げていた。佐藤さんにとって、熊本県は映画の撮影で度々訪れている縁の深い土地。撮影地であり、自身の代表作でもある映画『るろうに剣心』と、「日本」を掛け合わせたオリジナルの言葉がタイトルになった書籍「るろうにほん 熊本へ」は、熊本地震の復興を願って佐藤さん自らが企画した1冊。売上の一部を熊本の地元自治体へ寄付することも発表されている。この日、はじめに1分間の黙とうをささげた佐藤さんは、出版までの道のりについて、震災後、自分にできることがないかを考えていたという。「復興支援本とでも言うんでしょうか。以前、熊本に炊き出しに行ったとき、観光客が減っていることがすごく困っていると聞きました。熊本の素敵な場所や景色、食べ物を改めて紹介することで、足を運ぶきっかけになったらいいという思いで、出しました」と、佐藤さんなりの復興支援の気持ちから生まれたことを明かした。本の撮影は、トータルで4日かかったそうで、地元の人も知らないような、とっておきの穴場なども収められている。佐藤さんは、「僕は、熊本以外の方に作りました。ガイドブックはたくさんあるけど、そういうのには載っていないところが載っています。山の中にある水源とか牧場とか、自然の景色がすごく印象に残っています」と熱弁した。ちなみに、佐藤さんが好きな熊本グルメは、「馬刺しを食べるのは決まり事で儀式みたいなもの。新しく出会ったもので言うと、あか牛のステーキをいただいて。全然肉の質が違うんです!いつもは150gくらいだけど250gくらいいける」と、目を輝かせ饒舌になっていた。「るろうにほん 熊本へ」は現在発売中。(cinamacafe.net)
2017年04月16日佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら“2.5次元”系舞台で活躍する若手俳優たちが、“孤独”を抱える若者たちをリアルに演じる映画『Please Please Please』。この度、本作から予告編が到着した。ある地方都市。兄弟のシンジ(佐藤流司)とナオ(佐藤永典)は変わらぬ日常をやり過ごしていた。兄のシンジはデート詐欺で若い女を騙し、弟のナオは3人の仲間たちと架空請求詐欺をしていた。以前、2人は共に居たが、ある事が原因で仲違いし、今は別々に行動していた。シンジは若い女性に甘い言葉を囁き、廃墟で待ち受ける詐欺仲間・アオイ(赤澤燈)のもとへ誘う。シンジの言動に騙された女性は、アオイから貴金属を買わせられる。ナオはアジトである潰れた映画館で、詐欺の実行犯をさせるため、弱みを握った教師を取り囲んでいた。そんな中、仲間の一人である、ダイの裏切りが発覚する。誰にも打ち明けず、ミュージシャンを目指していたシンジは、音楽スタジオの男にデビューの話を持ちかけられる。そのためには、ある程度の金が必要だと。そんなとき、ナオは先輩から不思議な機械を売り捌けと命令される。金が必要となったシンジ、不思議な機械を売れと命じられたナオは、偶然にもある老婆の家で再会する。詐欺に陥れようとしていた兄弟に老婆は親切にし、大金を2人に渡す。そんなとき、以前シンジに騙されたアミが兄弟や彼らの仲間のことを調べまわっていた。大金を手にした兄弟はお互いの夢を叶えるべく動き出す。そして、老婆の優しさに触れ、兄弟に僅かな良心が芽生えていた。が、それは全ての終わりへの始まりであった…。遊びのように詐欺を働く若者たち、騙される女たちや大人たちが複雑に絡み合いながら、次第に皆が、少女の妄想の世界へと迷いこむ。「どうして彼らはあんな事をするのか?どうして私は彼が好きなのか」。『反抗』『私の悲しみ』『縁(えにし)The Bride of Izumo』の堀内博志が監督・脚本を務めた本作。堀内監督が温めていたという青春映画の本企画には、ミュージカル「刀剣乱舞」やライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」など人気作品に多数出演する佐藤流司や、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優の佐藤永典と赤澤燈ら3人がメインキャストに配役。そのほか野川大地、栗原卓也、黒羽麻璃央、小笠原健、上田悠介ら若手俳優陣が共演する。今後の活躍に大きな期待が持たれる彼らが、時にリアルに、時にファンタジックに物語を演じる本作の予告編が公開された。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日2.5次元系舞台で女性ファンを中心に絶大な人気を誇る佐藤流司、佐藤永典、赤澤燈ら若手俳優たちが主演の映画『Please Please Please』が、2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほかにて公開されることが決定した。地方都市でデート詐欺や架空請求詐欺などをして、日々を空虚に過ごす兄弟を中心に、彼らの仲間たちや騙された女性たち、また彼らから搾取し、翻弄される大人たちを、リアルに、時にファンタジックに描いた本作。監督・脚本を務めるのは、『私の悲しみ』でTAMANEW WAVEグランプリ&女優賞の2冠の偉業を達成し、佐々木希主演『縁(えにし)The Bride of Izumo』がハワイ国際映画祭、上海国際映画祭に正式招待された堀内博志。堀内監督が温めていた青春映画の企画に、旬のイケメン若手俳優が集結。デート詐欺で若い女を騙す兄・シンジ役に、ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの加州清光役や、ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」うちはサスケ役など、人気作品に多数出演し、2.5次元舞台を代表する俳優のひとりとまで呼ばれる佐藤流司。仲間たちと架空請求詐欺を企む弟・ナオ役に、ミュージカル「テニスの王子様」でデビューすると数々の舞台・映画に登場し、2017年1月期ドラマ&舞台の「男水!」に出演する実力派俳優、佐藤永典。2人が数奇な運命に翻弄される兄弟を熱演。そして、シンジの詐欺仲間・アオイ役には、「Messiah メサイア」シリーズをはじめ「美男高校地球防衛部LOVE!活劇!」箱根有基役、歌劇「明治東亰恋伽」泉鏡花役、そして「男水!」にも出演する赤澤燈が配役。2.5次元を中心に女性ファンを魅力する若手俳優の彼らが、3人の等身大の若者をいかに演じるか、期待が高まる。映画『Please Please Please』は2017年1月14日(土)よりシネマート新宿、イオンシネマ板橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日『仮面ライダーゴースト』の主演で知られる俳優の西銘駿が、10月19日スタートのTBSドラマ『コック警部の晩餐会』(毎週水曜24:10~24:40)に出演することが26日、明らかになった。この作品は、連続ドラマ初主演の柄本佑が演じる料理の腕前がプロ級の名刑事、"コック警部"こと古久星三(こっく・ほしみつ)が、容疑者たちを晩餐会に招き、犯人をあぶり出すグルメミステリードラマ。コック警部とコンビを組む新人刑事・七瀬あずみ役には小島瑠璃子、そして、えなりかずき、藤真利子の出演がすでに発表されていたが、このたびTBSドラマ初出演となる西銘の出演が新たに決定した。第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、その数カ月後に『仮面ライダーゴースト』の主役を射止めた西銘が演じるのは、コック警部行きつけの創作料理店のシェフ・田部歩。うるさいコック警部に毎度おいしい食事を提供する役どころで、時に事件解決へのヒントとなる料理やうんちくを披露するため、気難しいコック警部が唯一気に入っている。西銘は「シェフという、自分にとって全く新しいキャラクターに挑戦することがとても楽しみです。1年間仮面ライダーの現場を経験できて、特撮以外の現場は今回が初めてなので、正直不安もありますが、いい作品になるよう全力で撮影に臨みたいと思います」と意気込んでいる。(C)TBS
2016年09月27日『劇場版仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』の大ヒット御礼舞台挨拶が8月27日(土)、東京・新宿バルト9で行われた。舞台挨拶には西銘駿(天空寺タケル/仮面ライダーゴースト)、大沢ひかる(月村アカリ)、山本涼介(深海マコト/仮面ライダースペクター)、磯村勇斗(アラン/仮面ライダーネクロム)、柳喬之(大天空寺の住職代理・御成)が勢ぞろい。ファンの歓声を浴びて、キャスト陣も感無量の面持ちだった。主人公が第1話で死んでしまうという衝撃的な展開で、話題をさらった平成仮面ライダーシリーズ第17作目「仮面ライダーゴースト」の劇場版。西銘さんは「ゴースト単独では初めての映画。プレッシャーや不安もありましたが、映画を見た皆さんから感動したと言ってもらえて幸せです」と安どの表情を浮かべた。放送中のテレビシリーズも、すでにクランクアップを迎えており「(クランクアップの瞬間)泣かないと思っていたら、自然と泣けてしまった。18年生きてきて、一番濃くて大きな1年。タケルには成長したねと言いたいし、僕自身も成長できた。いまはタケルに感謝ですね」と強い達成感を示した。そんな西銘さんに向けて、共演者がサプライズで手紙を朗読。「いろんな課題を乗り越えて、顔つきも姿勢も立派な役者になれたね」(大沢さん)、「この1年でとてもたくましくなったと思います。役者として、ライバルとして、友人として切磋琢磨して頑張っていこう」(山本さん)、「一度も弱音を見せなかった。タケルが西銘駿で本当に良かった」(磯村さん)、「駿がいるだけで、現場の雰囲気が明るくなり、とても励まされた」(柳さん)と思いを読み上げると、西銘さんは「帰って号泣します」とヒーローらしく、涙をグッとこらえていた。『劇場版仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』は公開中。『劇場版動物戦隊ジュウオウジャードキドキサーカスパニック!』が同時上映される。(text:cinemacafe.net)
2016年08月27日2014年の「第27回ジュノンスーパーボーイコンテスト」グランプリを受賞した俳優の西銘駿が、2015年10月4日よりテレビ朝日系で放送がスタートする特撮TVドラマ『仮面ライダーゴースト』(朝8:00~8:30)の主演を務めることが明らかになった。西銘は、オスカープロモーション所属の17歳で、沖縄県出身。「第27回ジュノンスーパーボーイコンテスト」で1万3,520名の中から頂点に輝いた。「仮面ライダー」シリーズとしては、これまでに『仮面ライダー555』の半田健人、『仮面ライダーオーズ/OOO』の渡部秀、『仮面ライダーウィザード』の白石隼也、『仮面ライダー鎧武/ガイム』の佐野岳などが同コンテントから主演に選ばれてきたが、西銘は最速の抜てきとなり、ドラマ初出演。18日に都内で行われた制作会見に登壇した西銘は、「仮面ライダーが決まった時はものすごくうれしかった反面、演技の経験がない僕が主演が務めるのかと不安でしたが、キャストの皆さん、スタッフの皆さんの支えがあり、今は緊張もなく撮影に挑んでいます」とフレッシュな表情で意気込みを語っていた。西銘が演じる主人公・天空寺タケルは、10年前にゴーストハンターだった父・龍を亡くした大天空寺の跡取りで、明るく呑気で無鉄砲だが、自分が信じたことは曲げない真っ直ぐな青年。突如現れた眼魔(怪人)に立ち向かうが命を落としてしまい、仙人の不思議な力により「仮面ライダーゴースト」になる力を授けられて現世に蘇る。しかし、この世にとどまれるのは99日で、本当に生き返るためには99日以内に15個の眼魂(アイコン)を集めなければならず、自らの運命と立ち向かうため、父・龍と同じゴーストハンターの道を選ぶことになる。決め台詞は「命燃やすぜ」。「仮面ライダーゴースト」のモチーフは"お化け"だが、決して怖くはない不思議でファンタジー溢れるヒーロー。戦うたびに自分が喪失する不安、背負った大きな使命と残された時間の間で葛藤するヒーローの姿が描かれ、ライダー史上初の切ない想いを胸に戦う彼の姿は、ファンタジックでありながらもゴーストであるがゆえの感動物語となり、子供はもちろん大人も楽しめるという。注目の変身ベルトは、その名も「ゴーストドライバー」。英雄・偉人の魂が込められ、様々な能力を発動する目玉型アイテム「眼魂(アイコン)」を装填し"瞬きアクション"で変身。宮本武蔵やアイザック・ニュートンなど英雄の想いにシンクロし、その英雄・偉人の「眼魂」を手に入れることでゴーストチェンジし、それぞれの特徴を生かした戦いを繰り広げる。会見では、宮本武蔵の「眼魂」でフォームチェンジした二刀流の「仮面ライダーゴースト」の姿もお披露目されている。また、敵の眼魔は、目のような紋章が扉となって開かれ、現世に現れる異界の者。眼魔自体、特殊な能力は持たないが、物に宿る強い思念を取り込み、その能力を具現化し身にまとう。ゴースト同様、英雄・偉人の眼魂を集めているようだが、その目的は不明。会見には、西銘のほか、ヒロイン・月村アカリ役の大沢ひかる、御成役の柳喬之、仙人役の竹中直人、アラン役の磯村勇斗、そして深海マコト/仮面ライダースペクターの山本涼介が出席。特に山本は「事務所の先輩でヒーロー出身の、福士蒼汰くん(『仮面ライダーフォーゼ』如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ役)、竜星涼くん(『獣電戦隊キョウリュウジャー』桐生ダイゴ/キョウリュウレッド役)、永瀬匡くん(『仮面ライダーウィザード』仁藤攻介/仮面ライダービースト役)には、ライダーのオーディションを受けていることを報告していたんですが、今日この会見が終わるまで受かったことは誰にも言ってはいけなかったので、早く報告したくてウズウズしています」と喜びを滲ませていた。深海マコト/仮面ライダースペクターは合理的な考えの持ち主で、タケルとは正反対の一匹狼のクールな役。放送から約1カ月後に早くも登場するという。『仮面ライダーゴースト』は、2015年10月4日朝8:00よりテレビ朝日系で放送開始。(C)2015 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年08月18日「もののけ姫」以来、何度も引退を口にしている宮崎駿監督、「風立ちぬ」製作後にも長編からの引退を口にしていた。だがこの7月10日、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが講演の中で、宮崎監督が新作の短編「毛虫のボロ」を製作中だと発言した。このニュースは瞬く間に中国にも伝わり、多くの宮崎アニメのファンたちを喜ばせている。○「何度でも最後の一作を作ってよ」中国にも宮崎アニメのファンは非常に多い。今回のニュースが伝わると、中国でも多くの喜びの声が上がった。中国版ツイッター「ウェイボー」ではこんな書き込みがされている。「ついに復活! もう、毎回最後の一作って言葉に驚かされてるんだから! 」「やっぱりアニメからは離れられないんだな、大好きだから」「もう何度目の引退? でもやっぱり戻ってきてくれてうれしい」「永遠に引退しないでほしい」「ははは、何度でも最後の一作を作ってよ」「もう宮崎駿のことなんて信じないんだから、でも大好き」中国では宮崎監督は、「老爺子(おじいちゃん)」「宮崎爺爺」「宮爺爺」などの愛称で呼ばれており、親しみが持たれていることが感じられる。○「毛虫のボロ」は"毛虫のパイナップル"!?新作「毛虫のボロ」は中国語で「毛毛虫波羅」と訳されている。「波羅」は「ボロ」という音をそのまま訳したものだが、その意味は「パイナップル」だ。ちょっと違うような気がするが、「名前がかわいい、すっごく期待しちゃう」と喜ばれているようだ。○「私の子ども、子どもの子どもも宮崎アニメと一緒に育ってほしい」「『となりのトトロ』に『天空の城ラピュタ』、『千と千尋の神隠し』、『風立ちぬ』、どれもすごく感動した。今回の作品にも期待」「携帯の中の画像はみんな宮崎アニメのもの。時々じっくり見てるの。宮崎アニメは私たちにとってはただのアニメじゃなくて、思い出みたいなもの」「もののけ姫を始めて見て以来、ずっと宮崎アニメを見て育ってきた。もっとたくさん作品を作ってほしい。私の子ども、子どもの子どもも宮崎アニメと一緒に育ってほしい」「宮崎アニメを見るとよくない気持ちが幸せな気持ちに変わる。これからも子どもたちに幸せを届けてほしい」自分の大切な子どもにも見せたいという気持ちは、宮崎アニメへの評価として最高のものではないだろうか。完成はまだまだ先だというが、新作「毛虫のボロ」に期待したい。※写真はイメージで本文とは関係ありません
2015年07月15日映画界に多大な貢献を果たした映画人を称えるアカデミー賞名誉賞の受賞式が8日(現地時間)にロサンゼルスで開催され、宮崎駿監督が表彰された。日本人としては、1990年に受賞した黒澤明監督以来24年ぶりとなる。『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した際も、『ハウルの動く城』『風立ちぬ』が候補になったときも渡米しなかった宮崎監督が出席するとあって、授与式には世界の注目が集まった。宮崎監督のプレゼンターを務めたのは、1987年から親交のあるジョン・ラセター監督。妻のナンシーさんと出会った翌日に『ルパン三世カリオストロの城』の抜粋映像を見せたことがきっかけで結婚に至ったエピソードを語り、作品には「アドベンチャーとハート、アクションとユーモアがあった。洗練された独自のスタイルと、人間の行動に対する素晴らしい観察眼があった」と絶賛。「宮崎作品を観るたびに、映画作りについて新たに学んでいる」と語った。オスカー像を受け取った宮崎監督は「私の家内が、お前は幸運だとよく言います。一つは、紙と鉛筆とフィルムの最後の時代の50年に、私がつきあえたことだと思います。それから、私の50年間に、私たちの国は一度も戦争しませんでした。戦争でもうけたりはしましたけれど、でも戦争をしなかった。そのおかげが、僕らの仕事にとっては、とても力になったと思います」と語った。そして、一緒に名誉賞を受賞した94歳の女優、モーリン・オハラに会えたことについて、「これはすごいことです。こんな幸運はありません」と顔をほころばせた。実は73歳の宮崎監督は今回の受賞者の中で最年少。アイルランド出身で94歳のモーリン・オハラのほか、『昼顔』などルイス・ブニュエル作品や大島渚監督の『マックス、モン・アムール』などを手がけたフランスの脚本家で83歳のジャン・クロード・カリエール、人道的活動で知られる映画人を称える「ジーン・ハーショルト人道賞」は87歳のハリー・ベラフォンテが受賞した。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月11日スタジオジブリに1年間密着した『夢と狂気の王国』の砂田麻美監督が取材に応じ、昨年、引退を表明した宮崎駿監督について「世界的な巨匠といわれる人でありながら、毎日規則正しい生活のなかで『いつか才能が枯渇してしまうのではないか』という恐怖と向き合いながら、常に最高のコンディションを維持しようとしていた。努力にもさまざまな“質”がありますが、最も質の高い努力を見せてもらった気がします」と語った。『エンディングノート』で一躍注目を集めた砂田監督が、宮崎監督の最後の長編アニメ『風立ちぬ』の製作過程を軸に、スタジオジブリの日常と、作品づくりに関わる人々の苦楽と葛藤を紡ぎだす。公開時の宣伝コピーである「ジブリにしのび込んだマミちゃんの冒険。」が示す通り、単なるドキュメンタリーの枠組みを超えた、ジブリという王国をめぐる冒険譚に仕上がった。「ジブリはとても自主性を試される場所。撮影に入る前は、すごく細かいルールがあると思ったんですが、実際には真逆でカメラを持った私は“放し飼い”状態でした。鈴木さん(鈴木敏夫プロデューサー)に、宮崎監督の部屋に行くタイミングを尋ねても『なんで俺に聞くの?』って」(砂田監督)。ただ、制約がほとんどない状況だからこそ「本当に撮るべき瞬間を逃したくないので、逆になるべくカメラは回さないようにした」といい、「たくさん(素材を)撮ればいいかといえば、そんなことは全然ないので…。もちろん、宮崎監督に密着できる機会はとても貴重なので、撮りたいという気持ちとの戦いは常にありました」と葛藤を明かす。宮崎監督の引退表明を機に、スタジオジブリは大きな転換期を迎えている。「でもこの作品を2012~2013年という時期に撮った意味や価値がわかるのは、もっともっと後のことだと思います。私はもちろん、宮崎監督もジブリの皆さんも最後だなんて考えずに、ただ一生懸命に自分の仕事をこなしていましたから。私自身は今の時代の人だけではなく、自分がいなくなった後の人たちがジブリを、そしてこの時代をどう観るのかなという点をすごく意識して、作品を完成させたつもりです」。『夢と狂気の王国』発売中発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンレーベル:ジブリがいっぱいCOLLECTION スペシャル取材・文・写真:内田 涼
2014年05月21日現在大ヒット公開中の映画『風立ちぬ』を最後に引退表明した宮崎駿監督が6日、都内で記者会見を行い、引退について説明した。過去にも引退をにおわす発言があった宮崎監督だが「何度も言って騒ぎを起こしてきた人間なので、『まただろう』と思われているけれど、今回は本気です」とキッパリ。理由としては高齢を挙げて「年々机に向かっている時間が減っていくことは確実で、加齢による物理的なことにイラ立っても仕方がないけれど、長編アニメは無理だと判断した」と明かし「僕の長編アニメーションの時代は終った」と自らで終止符を打った。気になるのは今後のスタジオジブリの行く末だが、宮崎監督は「上の重しがなくなるんだから、『こういうものをやらせろよ』という声が挙がる事を期待しています。それがないとダメでしょうね。僕らは30代のときも40代のときも、やっていいんだったらなんでもやる、という気持ちで企画を抱えてきました。それを持っているかどうかでしょう」と若手たちに発破をかけた。なお今後ジブリ作品に宮崎監督がタッチすることはないという。1984年の映画『風の谷のナウシカ』では熱狂的ファンを生み出し、創立に参加したスタジオジブリで『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』などの名作を生み出してきた宮崎監督。「そもそも僕は児童文学に影響を受けてこの世界に入った人間。基本的には、子供たちに対して『この世は生きるに値するんだ』という思いが根幹になければいけないと思ってやってきました。それは今でも変わりません」と諸作品にかけた思いを語った。これまでの監督人生を振り返って「監督になって良かったと思ったことはないですね。アニメーターになって良かったと思うことはありました。監督は(劇場公開という)最後の判決を待たなければならないので、胃によくない」と苦笑い。続けて「監督をやっている間も、アニメーターとしてやっていましたね。トンチンカンなことを言ったり、テレビや最近の映画のことも知らない僕を、鈴木プロデューサーが補佐してくれたお陰でやり切れた。孤高を保っている監督ではまったくありませんでした」と支えてくれたスタッフたちに感謝していた。今後については「やりたいことはアニメーションではない」といい「ジブリ美術館の展示物が色あせたり、描き直さなければいけないものもある。自分の筆やペンで描かなければいけないものなので、時間ができたらボランティアでやっていきたい。自分が展示物になりそうだけれど」とニヤリ。最後は「長い間色々とお世話になりました。もう2度とこういうマネはしないと思います」と笑顔で会場を後にした。宮崎監督は1941年1月5日、東京出身で現在72歳。東映動画でアニメーターとして活躍した後、映画『ルパン三世 カリオストロの城』で長編映画監督デビューを飾る。原作・脚本・監督を兼ねた1984年の映画『風の谷のナウシカ』で熱狂的ファンを生み出し、創立に参加したスタジオジブリで『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『もののけ姫』などの名作を生み出す。2001年の『千と千尋の神隠し』では、アカデミー賞長編アニメ賞やベルリン国際映画祭金熊賞など世界的な賞を受賞した。現在公開中の『風立ちぬ』は、零戦設計者として知られる堀越二郎の半生と同時代の作家・堀辰雄による小説をモチーフに、戦中を生きる2人の男女の姿を描いたドラマで、今週末の映画観客動員ランキングでは7週連続でNo.1。これまでの興行収入は約88億円を記録している。この日の会見にはテレビ70台、200媒体、外国メディアは13カ国、総勢605人のマスコミが集まった。会見は約1時間30分ほど行なわれた。
2013年09月06日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが13日に名古屋で行なわれ、佐藤と大友啓史監督が登壇した。その他の写真『るろうに剣心』は、1994年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。子どもの頃、リアルタイムでテレビアニメの放送を見ていたという佐藤は「ハードルは高かったです。僕自身がこのアニメを好きだったし、誰もが知っているマンガっていうのがわかっていたので、剣心を演じるっていうのがどれだけ高いハードルかっていうのは、最初から意識していました。でも、このハードルを超えられないならやらない方が良いと思った」と役への想いを告白。大友監督は「彼は自分から高いハードルを設定していた。そこに時間や場所を用意してあげれば、どんどん吸収していっていた」と称賛した。本作には本格的なアクションシーンが多く登場するが、大友監督は「今回は、時代劇の“殺陣”ではなく、“ソード(刀)アクション”と呼んでいます。“斬り合い”というのは人間とのぶつかり合いなので、そこにはドラマがある。今回はアクション俳優ではなく、健くんはじめ、素晴らしい役者たちが練習して演じた、CGに頼らない、汗を感じる生身のアクションになっています」と語った。また司会者から、この日を心待ちにしていたファンが開場の11時間前から列を作っていたことを聞くと佐藤は「マジっすか!? 暑いなか…。お水飲んでくださいね(笑)」と声をかけ、「この映画を楽しみにしていただいていたと思いますが、みなさんに見ていただけるのが本当にうれしいです」と笑顔を見せた。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月14日