2018年6月16日 10:00
西銘駿、『仮面ライダーゴースト』とファンの涙に救われて
●悲願の「男劇団 青山表参道X」
2014年、第27回JUNONスーパーボーイコンテストで1万3520人の中からグランプリを受賞し、芸能界デビューを果たした西銘駿(20)。翌年には、『仮面ライダーゴースト』の主役に抜てきされ、以降もドラマ・映画・舞台など第一線の俳優としてキャリアを積んでいる。
「芸能人になる」の一心で、中学卒業後に上京することを決断。オーディションに応募するまでの1年間を準備期間にあてるなど、西銘の経歴からは揺るぎのない志が見えてくる。その思いは『仮面ライダーゴースト』を経て、どのように変容していったのか。今年5月、「男劇団 青山表参道X」旗揚げ公演を目前に控えた西銘に、デビューからこれまでを振り返ってもらった。
○オスカープロモーションに託した思い
――オスカープロモーション所属の俳優30人で結成された「男劇団 青山表参道X」。30人という大所帯ですね。
驚きはしましたが……僕はオスカーに入る時、女性のイメージが強いオスカーの中で取り上げられると男性イメージもアピールできる、そういう思いでやってきたので、集団としてようやく形になってうれしいです。
――あえて女性のイメージが強い事務所をなぜ選んだのでしょうか?
その中で売れれば必ず重宝されるのではないかと予感していたのと、すごく待遇も良いからこそ、頑張れば頑張った分だけ結果もついてくるんじゃないかという期待もありました。