A・A・ミルンの小説「くまのプーさん」が実写映画化。『プーと大人になった僕』として2018年9月14日(金)より全国ロードショー。本作では、プーさんに並んでシリーズに登場するもう1人の主人公・少年クリストファー・ロビンが、大人になった時代を描く。「くまのプーさん」40周年の記念すべき年に実写化へ言わずと知れたディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」は、100エーカーの森に住んでいるくまのぬいぐるみ。親友のクリストファー・ロビンをはじめ、ピグレット、ティガー、ラビットたちと大好きなはちみつを手に入れるため旅に出たり、ランピーやモモンガを探しに行ったり、楽しい日常を過ごしている。そんな心温まる物語がスクリーンに登場したのは、今から40年前のこと。2018年は長編映画『くまのプーさん』が誕生してから40周年を迎える記念すべき年に、実写映画化が決まった。くまのプーさんと親友であるクリストファー・ロビンが再会、新たな冒険の旅へ100エーカーの森でプーさんや仲間たちとたくさんの冒険をした若い少年が、今では娘をもつ立派な大人に。映画『プーと大人になった僕』は、『くまのプーさん』でクリストファー・ロビンが「僕のことを忘れないって約束して」と約束を交わした感動の別れの後、大人になりロンドンで暮らすクリストファー・ロビンとプーさんの奇跡の再会からスタートする。プーさんが100エーカーの森以外のところへ飛び出すのは本作が初だ。予告では、クリストファーが娘との週末の約束を守れず、頭を抱えるシーンが映し出されている。そして、そこにやってくるのが、幼馴染の友人友人“ウィニー・プー”だ。彼の中に眠っていた子供の頃の記憶がよみがえり、人生の喜びを見つける新たな旅に再出発することとなる。クリストファー・ロビンを演じるのはユアン・マクレガー主人公となるクリストファーは、映画では家族を持つ大人に成長。子供の頃はあんなに楽しかったのに…やや疲れた大人に…。そんな彼が子供の頃の親友プーさんに出会う。クリストファー・ロビンを演じるのはユアン・マクレガー。『トレインスポッティング』、スター・ウォーズシリーズ、『ビッグ・フィッシュ』『ムーラン・ルージュ』と作品をあげたらきりがない人気俳優だ。堺雅人がクリストファー・ロビンの吹替声優にまた、クリストファー・ロビンの吹替声優は、俳優・堺雅人が担当。『DESTINY 鎌倉ものがたり』など数々の映画作品で主演を務め、NHK大河ドラマ「真田丸」でも主演を果たすなど活躍を見せる堺雅人は、実写映画の吹替を担当するのは今回が初となる。その他、プーさんや100エーカーの森の仲間たちとして、プーさん役をかぬか光明、ティガー役を玄田哲章、イーヨー役を石塚勇、ピグレット役を小形満が、日本語吹替を担当している。プーさんの声はアニメと同じプーさんに声を吹き込むのはジム・カミングス。ディズニー制作のアニメシリーズでも声を吹き込んでる声優だ。妻エヴリン役にヘイリー・アトウェルクリストファー・ロビンの妻エヴリンを演じるのは「キャプテン・アメリカ」シリーズでヒロインを演じたヘイリー・アトウェル。ディズニーの『シンデレラ』では主人公エラの母を演じていた。監督に『ネバーランド』のマーク・フォースター監督は、ドイツ出身のマーク・フォースター。ジョニー・デップ主演『ネバーランド』では作家ジェームス・マシュー・バリーが物語を完成させるまでを描き高く評価された。その他、代表作は『チョコレート』『007 慰めの報酬』『ワールド・ウォーZ』などで、ドラマからアクションまで定評がある。ここ最近はアクション映画が目立ったがおそらくプーさんの実写化では、しっかりとしたドラマを描いてくれるだろう。ストーリー100エーカーの森を飛び出したプーと仲間たちは、大人になった親友のクリストファー・ロビンと奇跡の再会を果たすのだが・・・。ロンドンを舞台に、忘れてしまった「大切なモノ」を思い出させてくれる感動の物語。3種のポストカード付きムビチケカード発売7月13日(金)より発売となるムビチケカードには、特製ポストカードが3枚1セットで付属する。そこには、ピグレットやティガー、イーヨーらプーさんの物語に登場する森の仲間たちも登場。US版ポスターと、青空広がるビーチで彼らが寛ぐオフショットのようなビジュアル、そしてクリストファー・ロビンの帽子をすっぽりかぶったプーさんを映した計3種を用意する。作品詳細『プーと大人になった僕』公開日:2018年9月14日(金)原題:『Christopher Robin』監督:マーク・フォスター(『チョコレート』『ネバーランド』)出演:ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェル 他配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン©2018 Disney Enterprises, Inc.■ムビチケカード詳細・『プーと大人になった僕』特製ポストカード3枚セット付ムビチケカード 一般券1,400円(税込)発売日:7月13日(金)※前売り特典は無くなり次第終了。※ムビチケカード1枚につき特典が1つ付属。
2018年03月17日人気ブロガーで漫画家・小説家としても活躍する歌川たいじが自身の母親との関係を描き、多くの感動と反響を呼んだコミックエッセイ「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(KADOKAWA刊)がこのほど映画化されることが決定。主人公を太賀、その母親役で吉田羊が出演することも明らかになった。原作は2013年に発売され、歌川氏自身が実際に経験した母子間の問題を乗り越え、母の愛を取り戻していく物語。コピーライターの糸井重里は「心臓が、なんどもぎゅうっとなった」と絶賛コメントを寄せるなど、心掴まれる読者が続出した。そんな瞬く間に話題となった本作を実写化するのは、『すーちゃんまいちゃんさわ子さん』『泣き虫ピエロの結婚式』の御法川修監督。社会人として働くタイジが、友人との出会いをきっかけに自身の壮絶な過去をふり返りながら、何年ものあいだ関係を断っていた母と向き合い、母への愛を一心に伝え、その愛を取り戻そうとする親子の愛を描いていく。タイジを演じるのは、『淵に立つ』でヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞し一躍注目を浴び、『ポンチョに夜明けの風はらませて』『南瓜とマヨネーズ』「ゆとりですがなにか」などに出演する太賀。本作への出演に関しては、「歌川さんの実人生を追体験するのは勇気がいることでした」と明かし、「心の底から嬉しかったことや、心の底から悲しかったこと、主人公が感じてきたことが何一つとして溢れ落ちないよう、全力で演じました」とふり返っている。またタイジの母親・光子を、「コールドケース~真実の扉~」「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」『嫌な女』などに出演し、5月には初の単独主演映画『ラブ×ドック』の公開が控える吉田羊。脚本・原作を読んでも“母さん”に共感できなかったと言う吉田さんだが、「気付けばボロボロ泣いていました」と語り、「子の躰の底から湧いて尽きない母への愛の叫びが、太賀さんの苦しいほどに繊細なお芝居と私演じる未熟な母を通して皆様の心に届いたら幸いです。『母親像』は人それぞれ。いろんな感想があるでしょうが、観終わったあと『母さんがどんなに僕を嫌いでも』の後に続くのは、愛の言葉だといいな」と話している。さらに、主人公を支える友人・キミツ役に、スティーブン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』へ出演を果たしたダンスボーカルユニット「PrizmaX」のメンバー・森崎ウィン。大将役に「仮面ライダーウィザード」「グッドモーニング・コール」『東京喰種トーキョーグール』の白石隼也、カナ役に『ガールズ・ステップ』「もっと熱いぞ!猫ヶ谷!!」の秋月三佳。そのほか、幼少期のタイジ役を人気子役・小山春朋、父親役を斉藤陽一郎、婆ちゃん役を木野花が演じる。また今回の映画化に関して歌川氏は、「まだ無名な私の本を『ぜひ映画化したい』と仰ってくださったプロデューサー、御法川監督をはじめスタッフ・キャストの皆様には感謝しかありません」と語り、すでに試写を観たそうで「自分の過去が、大勢の人の力で翼を広げ、映画になって自分のもとから飛び立ったのだと感じました。『飛び立ったのならば、できるだけ遠くまで飛んでいってほしい。そして、届くべきところにちゃんと届いてほしい』そんな気持ちで、いまはいっぱいです」とコメントを寄せている。『母さんがどんなに僕を嫌いでも』は2018年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月12日こんにちは、恋愛プランナーのTETUYAです。もし、あなたが好きになった彼に彼女がいたとしたら、あきらめますか?僕ならあきらめずに略奪愛に挑戦しますね(笑)。なぜなら?素敵な異性には、彼氏彼女がいて当然だと思うからです。好きな気持ちを我慢して他に異性を探すのは、後々自分が後悔するような気がしますし、仮に他に見つかったとしても比べてしまってその恋も上手くいきません。だから皆さんにも、当たって砕けろ精神にぶつかってひとつのケジメをつけるほうをオススメします。今回の僕のコラムを読んで少しは勇気が沸くかもしれません。今好きな人に彼女がいる人は、とくに参考にしてください。■1.アタック25の法則僕が考えた「アタックの25の法則」というものがあります。この法則は、仮に好きになった人に彼女がいたとしても100%満足してる男なんていないということから生まれました。何かしらの不満をもっているはずという前提です。そこを2人でお酒の飲みながら自然と聞きだして、あなたが彼女に変わって埋めてあげれば略奪できる法則。「クイズ!アタック25」の25マスのパネルを彼の心の中のパネルに置き換えてみましょう。25マスをひとつひとつ埋めるという発想より、わずか角の4マスの彼女の不満をあなたが埋めれば、ドンドン彼の気持ちのマスはひっくり返ってあなたの勝ちだということを伝えたいんです。とりあえず彼女の不満を自然と聞きだすこと。お酒も入ると日頃おさえていた彼の不満も爆発するはずです(笑)。■2.ただ彼女の悪口は言わないことアタック25の法則で現彼女の不満を聞くということをオススメしましたが、ここでも大事なのはその不満に一緒になって「それひどいね!」なんて同調してはいけない、ということ。男も彼女の不満を言っているわりには、好きな感情や情があるからこそ付き合っているわけですから、あまりに同調されると一瞬我にもどり、眼の前にいるあなたに対し、「性格悪い子じゃないか・・・?」という感情がフツフツ沸いてくる場合があります。ここは黙って彼の話を聞くほうが無難です。自分に置き換えてみても、やっぱり自分の彼氏の悪口は言われたくないですよね?■3.正直に言うもしあなたに彼氏がいた場合は、「彼氏いるけど気になるよ」と伝えるべきです。そっちのほうが男としても、この子を落としたいという感情がでてきます。だから正直にいいましょうね。もしあなたに彼がいなくても、ここは嘘も方便。いなくてもいる設定で臨むのもアリです(笑)。ただ伝えて方としては「微妙な彼みたいな人いるけど、○○君気になる!」と言えばOK。男の狩猟本能に火をつけましょう。■4.略奪するまでは・・・完全に略奪するまでは体の関係はもたないこと。これはいけると思って彼が彼女と別れてないのに体の関係をもってしまうと、「遊びの女」止まりなってしまうことが多々あります。もし良い感じになったら、お互いいつまでに別れるか期限を決めて、それまでは健全なおつきあいをする方が賢いです。■おわりに略奪できる可能性が大な男は、交際期間が長くてマンネリ化しているタイプや遠距離恋愛をしているタイプです。好きになったタイプがいまの2つじゃなくても、今回のコラムを参考にまずは略奪できるかチャレンジしてみるべき。ダメだったらそれはそれであきらめるしかないです。チャレンジもせずにあきらめるよりはずっとマシです。(TETUYA/ライター)(ハウコレ編集部)
2018年03月06日クイーンは僕の大好きなバンドである。今回、アンケートを作成するにあたって、たっぷりと聞き返してみた。「とてもよい……」そう呟いてしまった。僕を70年代に連れて行ってくれた。ついつい活動前半に偏ってしまうが、僕の選定した20曲の順位をみていこう。○恒例の同級生捜し! ブライアン・メイとロン・ウッドは意外!?クイーンは言わずと知れた4人組のロックバンドである。英国のバンドだが通常のブリティッシュロックに収まりきらない音楽性が当時の他のバンドからも一線を画していた。さて、メンバーの生年月日を見ていこう。フレディ・マーキュリー1946年9月5日生1991年11月24日没享年45(若い、若過ぎる)ブライアン・メイ1947年7月19日現在70歳ロジャー・テイラー1949年7月26日現在68歳ジョン・ディーコン1951年8月19日現在66歳フレディーと同年生まれは、ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズ1946年1月3日昨年亡くなったJ・ガイルズ1946年2月20日生2017年4月11日没享年71ブライアン・メイと同年生まれは、デヴィッド・ボウイ1947年1月8日生2016年1月10日没享年69ロン・ウッド1947年6月1日ロジャー・テイラーと同い年は、ジーン・シモンズ1949年8月25日ブルース・スプリングスティーン1949年9月23日ジョン・ディーコンと同い年は、フィル・コリンズ1951年1月30日トム・ハミルトン1951年12月31日と錚々たる顔ぶれのロックスターと同時代を駆け抜けた。○デビュー当初はグラムロック扱いのクイーン僕が初めてクイーンを知ったのは1975年頃のミュージックライフの特集だ。メンバーの好きなアーティストにベーシスト(ジョン・ディーコン)以外、3人ともジミ・ヘンドリックス(1942年11月27日~1970年9月18日)を挙げていたので印象に残ったのだ。当時は頻繁にFMラジオでクイーン特集が組まれていた。実際にそのサウンドを聴いたのは「炎のロックン・ロール~Keep yourself alive」だった。一発で取り憑かれた。「なんというカッコよさ」。グラムロックとも、サイケデリックロックとも紹介されていたのを覚えている。○たとえば、この4人と同じ大学のクラスにいたとしよう。また、このバンド、ルックス的に非常に面白かったですね。4人のファッションや顔つきがバラバラなんですよね。たとえば、この4人と同じ大学のクラスにいたとしよう。およそこの4人が仲良しとは想像すらできないでしょ? だってロジャーは顔がよすぎるし、ジョン・ディーコンは大人しすぎて目立たない感じだし、ブライアン・メイは普通そうだけど気むずかしそう……。その上、フレディに至っては「なんか、ワケわかんないヒトがいるよ」という印象である。うーん、僕なら無難なジョン・ディーコンに話しかけるかな?まあ、そういう与太話は置いておき、みなさんの、投票順位をご覧ください。○20位~16位、僕の大好きなロジャーの曲が2曲ともこんな順位に!!20位さまよい~Drowse(テイラー)当時、専用のミュージックビデオは作られていなかったのだろう、あとづけ感満載のこのPV。しかし、ブライアンの深めのディストーションスライド、3拍子のビート、気怠いコード進行、擦れたハイトーンヴォーカル。もうロジャー作曲の真骨頂全開の曲です。1:58あたりからのロジャーの本気のシャウト、この曲のピークだよね。3:22からは、クリント・イーストウッドやらジミ・ヘンドリックスまで引っ張り出す茶目っ気がいい。19位’39(メイ)こちらも専用ビデオは作られていない模様。シングルカット曲ではないからしかたないよね。でも、このフォークロア風のメロディ、ブライアンの作風の幅広さを象徴する名曲だと思う。だって、後に出てくる炎のロックン・ロール~Keep yourself alive(デビューアルバムび収録)もブライアンなんだぜ? 1:40あたりから始まる強烈な高音のファルセット、ロジャーの声なのはみんな知ってるよね?18位ブレイク・フリー(自由への旅立ち) ~ I Want to Break Free(ディーコン)全員女装である。本当に自由へ旅立ってしまったよ、このヒトたちは。イイ感じの悪ノリ感満載だし、曲もクイーンらしくないほど超ポップだし、「No Synth」なんて堅いことも言わなくなった、オトナのロックだ。作曲はジョン・ディーコン。17位アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー ~ I’m in Love With My Car(テイラー)みなさん、気づきました? この曲も3拍子なんですよね。ロジャーの曲の2大名曲がどちらも3拍子って面白いね。サビのシャウトしたハイトーン、気が遠くなるほどいいよね。0:37あたりのロジャー、まるで銀幕のスターのようなカッコよさじゃありませんか!? 今は太っちゃったけど、ロック界のドラマーでは最高の美男子だと思います。16位懐かしのラヴァー・ボーイ~Good Old Fashioned Lover Boy(マーキュリー)とても、優しい曲ですよね。タイトル通り、メロディがちょっと古めかしい雰囲気を纏っていてとても好きです。ギターがフルートのような音なのもいいね。このビデオ、スタジオテイクとちがって所々、おっヘンだな、と感じました。○15位~11位、輝ける7つの海がこんなところいるなんて……15位ロング・アウェイ ~ Long Away(メイ)こちらもオリジナルビデオは制作されていないようです。でも、ブライアン・メイの歌声がとても素敵な曲だと思わない? イントロのアルペジオの音も、「こんな軽い音もレッド・スペシャルって出せるんだなぁ」と感動したものです。14位ユー・アンド・アイ ~ You and I(ディーコン)元気をもらえる曲でしょ? ジョン・ディーコン、控えめなヒトらしいけど、いい曲作るよね。曲の途中まで一切、ギターが入っていない珍しい曲でした。でも、一旦入り出すと堰を切って、ブライアン・メイの縦横無尽のフレーズがカッコイイ。13位アンダー・プレッシャー ~ Under Pressure(クイーン&デヴィッド・ボウイ)デヴィッド・ボウイが作曲に入っているためか、少しクイーンの普段のイメージとはちがっている。デヴィッド・ボウイはブライアン・メイと同い年だったが、デビューが早かったせいか、年もずいぶん上と思ってましたよ。12位ライアー ~ Liar(マーキュリー)デビューアルバム収録曲。なんという、グラムロックっぽさ、曲もそうなのですが、みんなの衣装がスゴ過ぎる。1973年ってこんな感じだったんだ~。デヴィッド・ボウイや、マーク・ボランと変わらないね。でも、ロックギターのお手本のような構成だったり、後の大ブレイクするクイーンの形に既になっているところがスゴイ曲です。11位輝ける7つの海~Seven Seas of Rhye(マーキュリー)ピアノのイントロが、一度聞いたら忘れられないソリッドなロック。セカンドアルバム収録曲で荒っぽいけどそこが魅力の一曲だ。最後の合唱風はビートルズのバンガロー・ビルを彷彿とさせます。スミマセン、ここまで書いていて完全に力尽きました。10位から1位は次回のお楽しみにさせていただきます。1週間以内に後編が掲載できればいいなぁ。がんばります……。***お詫びにみなさんの10文字コメントを載せておきます。「初来日公演見たなー」P.N.弁天小僧(東京都56歳男性)おお、1975年の武道館ですね! うらやましいっ、「オレ」も見たかったぁ。オレが見たのは85年の代々木競技場でした……。「楽しいです。」P.N.代ゼミ(東京都29歳女性)同様意見11名楽しいですよね、でもお若いのにペンネームが面白すぎて……。「フレディ生きてたらな」P.N.すずめ(千葉県57歳女性)同様意見21名そうですね、きっと今でもクイーンで歌ってたし、何度も来日してくれたんじゃないかな?調査時期: 2018年1月17日~1月19日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 1,991名(男性1,284名 女性707名)有効回答数:697調査方法: インターネットログイン式アンケート
2018年03月05日原作・板羽皆、集英社『月刊YOU』に連載されて人気の漫画「トラさん」が実写化。映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』として2019年2月15日(金)に全国で公開される。『トラさん~僕が猫になったワケ~』あらすじ売れないマンガ家の高畑寿々男は、妻・奈津子がパートで稼いだお金をギャンブルに使い、お気楽な生活を送っていたが、ある日突然、交通事故であっけなく死んでしまう。そんな寿々男のダメ夫っぷりに“あの世の関所”が下した判決は、「執行猶予1ヶ月、過去の愚かな人生を挽回せよ。但し、猫の姿でー」トラ猫の姿で奈津子と娘・実優のもとに戻った寿々男は、「トラさん」と名付けられて高畑家で飼われることに。愛する家族のために何かしたいと思うトラさん=寿々男だが、猫だから言葉さえ通じない。寿々男は、家族に何ができるのか。どうやって人生を挽回するのかー。みどころ普段は大切な人がそばにいる有難さ、生きていることの軌跡をなかなか感じないもの。そんな当たり前のことを、『トラさん~僕が猫になったワケ~』では描いていく。家族への想いをつなぎ、愛のカタチ。涙あり、笑いありの家族のストーリーだ。原作では、猫の表情がとても豊かに描かれているのでネコ好きにはたまらない映画になりそう。主演はKis-My-Ft2の北山宏光トラさんこと高畑寿々男を演じるのはKis-My-Ft2(キスマイフットツー)の北山宏光。映画の出演自体が初めて&さらに主演デビューを飾る。そして初の猫役に挑戦。北山は次のように話す。「撮影初日からいきなり“猫"でした。実際に猫を演じてみると、寿々男であり猫であることの気持ちや感覚がリアルになってきて、もっとこんなこともできるのかな…と毎日色々と発見もあります。猫を演じて、人を演じて、というのはなかなかないことなので(笑)、普段ではできないことをいっぱい詰め込めるので、この役にすごくやりがいを感じています。猫だから、猫なのに心は人だからこそできることがある。カットがかかって監督がくすりと笑ってくれると、密かに手ごたえを感じています。」個性溢れるキャラクター役に実力派キャスト集結寿々男の“家族役”に多部未華子&平澤 宏々路寿々男の妻である奈津子役に多部未華子。『つばさ』では連続テレビ小説の主演を務め、その後も以降、映画や舞台で活躍。娘・実優には、子役で活躍中の平澤宏々路が演じる。これまで『貞子3D2』などに出演。10歳にして"存在感のある演技力"と言われている。“カリスマ的存在”浦上栄剛役に要潤寿々男と同期の売れっ子漫画家・浦上栄剛役には、要潤が抜擢。日々適当な生活を送るダメ男の寿々男とは対照的に、空手やチェンバロでも多彩な才能を発揮する浦上は、漫画界のカリスマ的存在として知られる人物だ。ライバル関係に当たる2人が、どんな掛け合いを見せてくれるのか注目してほしい。なお要潤は、『トラさん~僕が猫になったワケ~』手掛ける筧昌也監督と今回で3回目の共演を迎える。「脚本を読んだ際に今度はオレ何をやらされるのだろうと思った」と不安を覚えたという要だが、劇中の瓦割シーンも一発OKで収録を終えたほど、終始スムーズに演技をこなしたようだ。白猫・ホワイテスト役に飯豊まりえお嬢様猫・ホワイテスト役を演じるのは、飯豊まりえ。真っ白な毛並みがご自慢のホワイテストは、猫のトラさんになった寿々男の良き理解者でもある。トラさんとの軽快な掛け合いが繰り広げられる中、到着した新カットには、切なげな表情を浮かべるホワイティストの姿も。ストーリーに隠された切ない物語とは如何に。“あの世の関所”の裁判官にバカリズムまた寿々男が向かった"あの世の関所"の裁判長役は、バカリズムが担当。表情を一切変えずに判決を下すというシュールなキャラクターを、リアルな演技で再現した。また寿々男の担当編集者・桜木亜子役は、富山えり子が演じる。主題歌はKis-My-Ft2の「君を大好きだ」主題歌は、主演の北山が所属するKis-My-Ft2の「君を大好きだ」。作詞に藤井フミヤ、編曲に亀田誠治を迎えて書き下ろしたロックバラードとなっており、映画の世界観に寄り添う、ハートフルなラブソングに仕上がっているという。作品情報映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』公開日:2019年2月15日(金)原作:板羽 皆「トラさん」(集英社マーガレットコミックス刊)監督:筧昌也出演:北山宏光 、多部未華子、平澤宏々路、飯豊まりえ、富山えり子、要 潤、バカリズム主題歌:「君を大好きだ」Kis-My-Ft2配給:ショウゲート
2018年02月26日2.5次元の舞台やミュージカルをはじめ、映画やドラマでも活躍中の俳優・黒羽麻璃央による「ニコニコ生放送」の月1レギュラー番組「黒羽麻璃央の僕ん家おいでよ」。その第2回放送では、俳優・佐伯大地をゲストに迎える。「黒羽麻璃央の僕ん家おいでよ」は、“麻璃央の家”をコンセプトに、黒羽さんがお笑いタレントの星野卓也や俳優友達の麻璃央’s matesと共にアットホームな雰囲気で繰り広げるトークバラエティー番組。初回放送では、季節にちなんだ料理企画として「恵方巻」作りに挑戦。ユーザーアンケートで決まった“付き合いたてのバカップル風”というシチュエーションで、視聴者とコメントを通して盛り上がっていた。第2回目の放送では、ミュージカル「刀剣乱舞」でも共演している佐伯さんをゲストに、さまざまなチャレンジ企画をお届け。麻璃央’s matesには阿部快征、加藤将を迎える。その放送に向けて、黒羽さんからはニコ生にてメッセージ動画が公開中。「恵方巻たのしかったよん♪」「楽しみにしてます」といった声とともに「(その)部屋に行きたい」といったコメントも寄せられている。「黒羽麻璃央の僕ん家おいでよ #2」は3月3日(土)21時~ニコニコ生放送にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年02月24日80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の生涯忘れられない初恋の痛みと喜びを描いた『君の名前で僕を呼んで』(原題:Call Me By Your Name)。第90回アカデミー賞にて4部門にノミネートされている本作から、日本版ポスタービジュアルと“絵画のように美しい”場面写真が新たに到着した。昨年11月24日に全米公開され、男女・世代を問わずに支持を集めた本作。オスカー前哨戦の賞レースに彗星のごとく現れると、多数の賞をさらって話題を集め、先日発表されたアカデミー賞ノミネーションでは、作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞の4部門にノミネートされている。主人公の17歳の少年エリオを演じるのは、すでに主演男優賞やブレイクスルー賞を軒並み受賞し、いまや初主演にしてアカデミー賞“最年少”主演男優賞も期待される新星ティモシー・シャラメ。彼が恋する24歳の大学院生オリヴァーには、整った容姿も魅力的な『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマーが出演。また、同・脚色賞にノミネートされているのは、『眺めのいい部屋』や『モーリス』『日の名残り』といった名作を生み出してきた現在89歳の名匠ジェームズ・アイヴォリー。もし受賞すれば最年長受賞となる。監督を務めたのは、『ミラノ、愛に生きる』『胸騒ぎのシチリア』のイタリア出身のルカ・グァダニーノ。海外版そのままの色鮮やかなブルーの素晴らしさを生かした日本版ポスタービジュアルには、「何ひとつ忘れない」とのキャッチコピーが。2人の恋の切実さが伝わってくるようなこの言葉は、実は劇中のある登場人物の台詞だというから気になるところ。合わせて到着した場面写真も、2人が二度と訪れない時間の中で経験する、ひと夏の恋の痛みと喜びを感じさせるショットばかり。まるで絵画のように美しい北イタリアの雰囲気も印象的で、「息をのむ程の美」(オブザーバー紙)と絶賛されるのも納得の場面写真となっている。『君の名前で僕を呼んで』は4月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月05日マーク・ウェブ監督映画『さよなら、僕のマンハッタン』が、2018年4月14日(土)より全国の劇場で公開される。『(500)日のサマー』マーク・ウェブ監督最新作『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのほか、家族の素晴らしさを描いた感動作『gifted/ギフテッド』を世に送り出してきたマーク・ウェブ。『さよなら、僕のマンハッタン』は、彼が長編デビューする前に脚本と出会い、映画化を熱望してきた青春ドラマだ。およそ10年の時を経て今回待望の映画化となった。なおハイセンスな音楽使いで知られる彼は、今作の劇中曲としてサイモン&ガーファンクルの楽曲を取り入れた。NYを舞台にした、男女の物語主人公は、大学卒業を機に親元からニューヨークのロウアー・イーストサイドに引っ越したトーマス。同じアパートに住む小説家の男と出会い、彼から人生のアドバイスを受けることに。ある日、想いを寄せる女の子と出かけるが、行った店で偶然父とその愛人の密会を目撃してしまい、事態は思わぬ展開へ発展していく。主演は英新鋭俳優のカラム・ターナー主人公トーマスを演じるのは『グリーンルーム』『アサシン クリード』、そして2018年冬に公開が控えている大ヒットファンタジー大作の続編『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に主人公の兄役で出演が決定したイギリス人の新鋭俳優、カラム・ターナーだ。彼に起用に関してウェブ監督は「大人と少年の狭間にいる俳優を探す必要がありました。カラムはこの役柄をとてもよく理解していましたし、大人と少年の両面の存在感を持っていて完璧だと思いました。」とコメントしている。このほか、出版社を経営する父親に『007』シリーズのピアース・ブロスナン、母親に『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズのシンシア・ニクソン、主人公の隣人の小説家に『キングスマン:ゴールデン・サークル』のジェフ・ブリッジスなど、豪華キャスト陣が集結している。オスカー受賞歴を持つアン・ロスが衣装を担当なお、衣装を担当したのは『イングリッシュ・ペイシェント』でオスカー受賞歴を持つアン・ロス。『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』や『ヤング・アダルト・ニューヨーク』など、ニューヨークに暮らす登場人物たちの衣装を手掛けてきた。今回の作品ではエイチ&エム(H&M)からオートクチュールまで幅広い衣装を用意し、ニューヨークで生きるキャラクター象をリアルに表現した。ストーリー大学卒業を機に親元を離れたトーマスは、風変わりな隣人W.F.ジェラルドと出会い、人生のアドバイスを受けることに。ある日、想いを寄せるミミと行ったナイトクラブで、父と愛人ジョハンナの密会を目撃してしまう。W.Fの助言を受けながらジョハンナを父から引き離そうと躍起になるうちに、彼女の 底知れない魅力に溺れていく。退屈な日々に舞い降りた二つの出会いが彼を予想もしていなかった自身と家族の物語に直面させることになる・・・。作品詳細『さよなら、僕のマンハッタン』公開日:2018年4月14日(土)監督:マーク・ウェブ脚本:アラン・ローブ出演:カラム・ターナー、ケイト・ベッキンセール、ピアース・ブロスナン、シンシア・ニクソン、ジェフ・ブリッジス、カーシー・クレモンズ原題:The Only Living Boy in New York© 2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC
2018年01月21日17歳と24歳の青年の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いた『君の名前で僕を呼んで』(原題:Call Me By Your Name)。先日のゴールデン・グローブ賞をはじめ、オスカー前哨戦の賞レースを席巻し、日本でも「1日でも早く映画が観たい」「4月まで待てない」という熱い声が続出している本作から、日本語字幕入り“海外版オリジナル予告編”が緊急公開されることになった。すでに『それでも夜は明ける』(15)、『ムーンライト』(16)などの昨今のアカデミー賞作品賞受賞作の興行成績を上回る(初週末スクリーンアベレージ比較)大ヒットを記録している本作。1月11日現在、映画賞レースでは49部門受賞、トータル185部門にノミネート、アカデミー賞最有力の話題作として世界中から注目を集めている。中でも、本作が初主演となるティモシー・シャラメは、ニューヨーク、ロサンゼルスをはじめ、全米各地の映画批評家協会賞で数多くの主演男優賞や新人賞を受賞。昨年はトム・ホランドが受賞した英国アカデミー賞ライジング・スター賞にもノミネートされた。アカデミー賞でも主演男優賞ノミネートは確実とされ、受賞すれば史上最年少での受賞。いまやレオナルド・ディカプリオ以来の、実力と人気を兼ね備えた新しいスターの誕生と、一大センセーションを巻き起こしている。また、相手役を務めるのは、長身の整った容姿も魅力的な『コードネーム U.N.C.L.E.』『ジャコメッティ最後の肖像』のアーミー・ハマー。今回は、知的で繊細な内面を感じさせる演技で観客を魅了する。日本語字幕の付いた今回の海外オリジナル予告編では、80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳のエリオと24歳の大学院生・オリヴァーの出会いから、次第に惹かれあっていく姿が描かれていく。エリオとオリヴァーの間には、まるで不思議な磁石があるかように引きつけあったり、反発したりする感情の揺らめきが映し出され、思わず胸がドキドキ。2人を取り巻く、絵画のように美しい情景にも心奪われる。また、いま最も注目を浴びるシンガー・ソングライターの1人、スフィアン・スティーヴンスが本作のために書き下ろした楽曲「ミステリー・オブ・ラブ」が、観る者を一層映画の世界へと引き込んでいく。全てのショット、全てのシーンを記憶したいと願わずにはいられない、本作の魅力がたっぷり詰まった映像となっている。『君の名前で僕を呼んで』は4月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月12日もう一度君に会いたい――。最愛の飼い主にまた会いたくて、50年間に3度も生まれ変わりを果たした犬を主人公に贈る『僕のワンダフル・ライフ』のブルーレイ&DVDが、3月7日(水)にリリース、同時レンタルスタートすることが決定。あわせて予告編も到着した。原作は、W・ブルース・キャメロンが愛犬を亡くした恋人のために書いたベストセラー小説。それを『ギルバート・グレイプ』『サイダーハウス・ルール』『HACHI 約束の犬』の名匠ラッセ・ハルストレム、『スタンド・バイ・ミー』編集のロバート・レイトンらが集結し、『E.T.』以来数多くの名作を送り出したアンブリン・エンターテイメント製作のもと映画化。観客に高い満足を与え、口コミ人気で劇場大ヒット。同ジャンルの映画としては異例の興収約10億円を記録した。全く異なる4つの“犬生”を生きる主人公・ベイリーの声を、『アナと雪の女王』オラフ役などを演じたジョシュ・ギャッド。ベイリーの“最愛の人”、自分の命を救ってくれた少年イーサンを新人のK・Jアパ、成人したイーサンをデニス・クエイドが演じているほか、イーサンの初恋の人・ハンナをブリット・ロバートソン、大人になったハンナをペギー・リプトンが好演。さらに本作の日本語吹き替え版では、ベイリーを高木渉、大人のイーサンを大塚明夫、10代のイーサンを梅原裕一郎、10代のハンナを花澤香菜と、ベテランから若手まで人気の声優陣が担当した。今回リリースが決定したブルーレイ+DVDセットには、本編のほか映像特典も収録。未公開シーンやNGシーン集などが収められている。『僕のワンダフル・ライフ』ブルーレイ&DVDは2018年3月7日(水)リリース、同日レンタル開始。(cinemacafe.net)
2017年12月21日映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』が、2018年8月3日(金)より全国ロードショー。『僕のヒーローアカデミア』初の劇場版映画原作は、2014年7月より週刊少年ジャンプにて連載中で、2016年4月からTVアニメ放送がスタートした人気漫画作品『僕のヒーローアカデミア』。既刊16巻のコミックスはシリーズ累計1200万部を突破、2018年4月からTVアニメ第3期の放送も決定している絶好調の「ヒロアカ」が、ついに初の完全オリジナル劇場版長編アニメーションとして登場する。あらすじ物語の舞台は、総人口の約8割が何らかの超常能力「個性」を持って生まれる世界。事故や災害、そして「個性」を悪用する犯罪者・敵「ヴィラン」から人々と社会を守る職業・ヒーローになることを多くの若者が夢見る中で、“無個性”で生まれてしまった主人公・緑谷出久(みどりや いずく/通称:デク)が、ヒーロー輩出の名門校である雄英高校に入学し、一人前のヒーローを目指して成長していくストーリーが描かれる。キーワードは「友情・努力・勝利」。「ドラゴンボール」「ONE PIECEワンピース」「NARUTO-ナルト-」と人気作が紡いできたジャンプ新世代王道のストーリーを、個性豊かなキャラクターたちによって表現される。劇場公開に向けて発表されたビジュアルでは、デク、爆豪、お茶子、飯田、轟といった馴染みのA組メンバー。しかし、これまでと異なり「ヒロアカ」の世界では描かれることののなかった海外が舞台になっている。彼らは、海外に浮かぶ人工島<I・アイランド>を足並みをそろえて歩いている。キャスト声優陣には、緑谷 出久(みどりや いずく)役の山下 大輝、オールマイト役の三宅 健太、爆豪 勝己役の岡本 信彦、麗日 お茶子役の佐倉 綾音、飯田 天哉役の石川 界人、轟 焦凍役の梶 裕貴と、アニメ版のキャストが集結。主人公の緑谷 出久を演じる山下 大輝は、「一期、二期と、皆さんと一緒に熱くなった『僕のヒーローアカデミア』、ついに劇場版が公開される事が決定しました!!本当に嬉しくて、とてもびっくりで、聞いたときは今日はエイプリルフールかと疑うくらい信じられませんでした。いや、でも疑うのは失礼ですね!こんなにも沢山の人が愛してくれてるんだって証ですもん!本当にありがとうございます!劇場版がどんな内容になるのか、まだ分かりませんが絶対に熱く、皆さんの心にスマッシュ!するくらいのパワーがあるものになると思います!これまで積み重ねてきた想いを、力を合わせて、全力で頑張ります!よろしくお願いします!劇場版でも、さらに向こうへ!プルスウルトラァァァァァ!!」と喜びのコメント。また物語の鍵を握る、劇場版のオリジナルキャラクターにも注目だ。主人公・デクと同じく生まれつき無個性の悩みを抱えるメリッサは、女優業のみならず『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』などで、声優としても活躍する志田未来が担当。メリッサの父親であり、かつて若かりし頃のオールマイトと行動を共にしていたデヴィットには、『ミックス。』に出演した俳優・生瀬勝久が起用された。また、人気漫才コンビの千鳥の2人も、本人役で声優に挑戦。原作者・堀越耕平が“ゴジラ”をモチーフに描きおろした怪獣ヒーロー「ゴジロ」との共演を果たす。主題歌は菅田将暉の新曲「ロングホープ・フィリア」主題歌は、菅田将暉の新曲「ロングホープ・フィリア」。2017年放送の“ヒロアカ”TVアニメ第2期のオープニングテーマを担当したロックバンド・amazarashiの秋田ひろむが作詞・作曲を手掛け、映画のために書き下ろした楽曲だ。2018年7月14日(土)より先行配信され、8月1日(水)よりニューシングルとして発売される。原作者・堀越耕平も喜びの声原作の堀越耕平は、「映画やるかもと伺った時は正直全く信じてなかったのですが、本当にやるとわかってからは嬉しくて堪らないです!デクたちの活躍はもちろん、漫画でまだ描かれてないあのキャラの過去や、映画ならではの派手なアクション等盛りだくさんな内容になると思いますので、どうぞお楽しみに!」と、初の劇場版映画に向けた期待の声を寄せている。作品情報映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』公開日:2018年8月3日(金)声の出演:山下大輝、三宅健太、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、志田未来、生瀬勝久原作・総監修・キャラクター原案:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)監督:長崎健司脚本:黒田洋介キャラクターデザイン:馬越嘉彦音楽:林ゆうきアニメーション制作/ボンズ<あらすじ>白熱の期末試験が終わり、夏休みの林間合宿を控えた雄英高校メンバー。デクとオールマイトは、ある人物からの招待を受け、海外に浮かぶ巨大人口移動都市<I・アイランド>を訪れていた。世界中の科学研究者たちの英知が集まったまさにサイエンスハリウッドのような島で個性やヒーローアイテムの研究成果を展示した<I・エキスポ>が開催される中デクは“無個性”の少女・メリッサと出会う。メリッサに、かつて同じ“無個性”だった自分を重ね合わせるデク。その時、突如鉄壁のセキュリティを誇るアイランドの警備システムが敵(ヴィラン)にハッキングされ、島内全ての人間が人質に獲られてします!いま、ヒーロー社会の構造を揺るがしかねない【ある計画】が発動する-!その鍵を握るのは、平和(ナンバー)の(ワン)象徴(ヒーロー)・オールマイト。©2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社<TVアニメ>『僕のヒーローアカデミア』新シリーズ第3期放映開始日:2018年4月7日(土)毎週土曜夕方5:30(※一部地域を除く)読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット1期 放送時期:2016年4月~6月 / 放送局:MBS・TBS系毎週日曜 17:00~2期 放送時期:2017年4月~9月 / 放送局:読売テレビ・日本テレビ系 毎週土曜17:30~・FUNimationによる北米での配信:2017年4月期、7月期で再生数No.1を獲得
2017年12月14日2014年7月より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載され、TVアニメ化もされた堀越耕平の大人気作品「僕のヒーローアカデミア」が来年夏、初の完全オリジナル劇場版長編アニメーション『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE』として公開されることが決定。なお、総監修・キャラクター原案は、原作者の堀越氏が担当する。原作「僕のヒーローアカデミア」は、コミックスシリーズ累計発行部数1200万部を突破する人気作で、日本国内はもちろん、フランスのJapan Expo Award MANGA部門1位、アメリカの2017年コミック売上総合トップ4位にランクインするなど、海外でも圧倒的な人気を誇っている。物語の舞台は、総人口の約8割が何らかの超常能力「個性」を持って生まれる世界。事故や災害、そして「個性」を悪用する犯罪者・敵<ヴィラン>から人々と社会を守る職業・ヒーローになることを多くの若者が夢見る中で“無個性”で生まれてしまった主人公・緑谷出久(通称:デク)が、ヒーロー輩出の名門校である雄英高校に入学し、一人前のヒーローを目指して成長していくというストーリーだ。2016年にスタートしたTVアニメは、今年4月に第2期が放送、そして来年4月からはTVアニメ第3期の放送がすでに決定。今回の劇場版でもTVアニメ版と同様、山下大輝、三宅健太、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴が参加するという。今回初劇場版ということで、原作者であり劇場版でも総監修・キャラクター原案を担当する堀越氏は、「映画やるかもと伺ったときは正直全く信じてなかったのですが、本当にやるとわかってからは嬉しくて堪らないです!」と喜び、「A組の活躍はもちろん、漫画でまだ描かれてないあのキャラの過去や、映画ならではの派手なアクション等盛りだくさんな内容になると思いますので、どうぞお楽しみに!」とファンの期待煽るコメントを寄せている。さらに、堀越氏より限定イラストも到着した。そしてキャストたちからもコメントが到着!デク役の山下大輝は「本当に嬉しくて、とてもびっくりで、聞いたときは今日はエイプリルフールかと疑うくらい信じられませんでした」と心境を明かし、「劇場版がどんな内容になるのか、まだ分かりませんが絶対に熱く、皆さんの心にスマッシュ!するくらいのパワーがあるものになると思います!これまで積み重ねてきた想いを、力を合わせて、全力で頑張ります!」と意気込みを語っている。■キャストのコメント到着■三宅健太/オールマイト役私がぁぁっ!劇場版ヒロアカに出るぅ!!…てなわけで、三宅です(笑)。もはや、テレビ画面だけでは暴れ足りない!みんなの個性をフルカウルで爆発させるためには、劇場版しかない!正に、合理的判断!どんな作品に仕上がるのか、とても楽しみです。有精卵ども!待っててくれよな!■岡本信彦/爆豪勝己役セリフがほしいです!どんな話かわかりませんが出してほしいです!劇場版化はとても嬉しいです!■佐倉綾音/麗日お茶子役個性豊かで暴れ盛りなヒーローたちに、きっと大きなスクリーンは似合うはずです。いったいどんなストーリーが展開するのか、どんな大きな壁が立ちはだかるのか、今からアフレコをとても楽しみにしています。スクリーンを飛び回るヒーローたちを、是非劇場でお楽しみください!プルスウルトラ!■石川界人/飯田天哉役飯田天哉役の石川界人です。今回の劇場版製作決定を聞いて飛び上がるほど喜びました。テレビシリーズで追加で描かれているオリジナルシーンを見たときに、オリジナルシナリオの書きやすい作品なのかもしれないと思っていましたが、まさか劇場版でオリジナルシナリオを見られることになろうとは思いもしませんでした。ヒーローとヴィラン、そして個性。これらがオリジナルで描かれたときにどれだけのドラマが生まれるのか本当に楽しみです。演者としても、視聴者としてもワクワクしながら夏を待っています。絶対に熱い作品になると思いますので期待してお待ちください!■梶裕貴/轟焦凍役皆様の応援のおかげで…ついに劇場版です!しかも、オリジナルストーリー!本当にありがとうございます!僕自身も大好きなヒロアカを、大きな画面と迫力ある音響設備で楽しめる機会をとても嬉しく思います!真夏のヒロアカで、心と体が熱くなってもご安心ください!フリージングディザスター!『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE』は2018年夏、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年12月11日「僕がこの作品で初めて主演したのは54歳の時でした。日本での初演を森繁久弥さんが演じられたのも54歳。14年後、3カ月ものロングランを実現されたのが、今の僕の年齢と同じ68歳だったんですよ。そういう縁があるの」 こう語るのは俳優の市村正親(68)。耳になじむミュージカルの名曲。『屋根の上のヴァイオリン弾き』のどこか寂しげな『サンライズ・サンセット』はあまりにも有名だ。日本での初演から50周年を迎える今年、市村が4年ぶりに父親・テヴィエを演じる(12月5〜29日/東京・日生劇場)。 「この作品が長く愛される理由は親子や夫婦、家族というテーマが普遍的だからでしょうね。見る人それぞれが自分と重ね合わせることができる。考えてみたら僕だって、おやじやおふくろは役者にしたかったかどうかはわからない。僕も息子たちには、親が押し付けるのではなくて、自分で本当に好きなものを見つけてほしい。食べていくためじゃなくね。好きなことなら頑張れると思うから。うちでは今のところ、いろんなことを体験させて、たいていは褒めてますけど」 そう話し、父親の顔になる市村。子どもを持ってよかった? 「そりゃよかったに決まってますよ、すべてにおいて。苦労も楽しみでしょ。うちはね、ママのほうが厳しくて、僕は逃げ場って感じかな。とにかく生きていくのは楽しいということを教えられたらいいね」 森繁が本作を演じる14年間に年を重ねたことから、『屋根の上のヴァイオリン弾き』といえば、おじいさんの物語という印象が強い。 「僕も今度は白髪を増やしてみようか。でも、ほどほどにしておかないと、『スクルージ』のおじいさん役とかぶってします。今はお父さん役だから。来年は『ラ・カージュ?』でおばさんになるし(笑)。いろいろなるものが多いね」 彼が演じる役は実に幅広い。’18年は『ラ・カージュ・オ・フォール』での鹿賀丈史の女房役、『モーツァルト!』では神童モーツァルトの父親役が控えている。
2017年12月04日映画『君の名前で僕を呼んで』が、2018年4月27日(金)にTOHOシネマズシャンテほか全国の劇場で公開される。君の名前で僕を呼んで - 対照的な青年2人が経験する、眩しき一夏の恋何ひとつ忘れない1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、海で泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。眩しすぎる太陽の中で、激しく恋に落ちるふたりだが、夏の終わりとともにオリヴァーの去る日が近づいてくる。アンドレ・アシマンの小説を原案に『君の名前で僕を呼んで』の原案は、アンドレ・アシマンによる同名の小説。これをジェームズ・アイヴォリーとルカ・グァダニーノが脚色したものが脚本として採用された。小説には多数の性描写があるが、映画の中では露骨な性描写は省かれている。これについて監督のルカ・グァダニーノは、米ウェブサイト「THE Hollywood REPORTER」のインタビューにおいて「原案の性描写は、僕が映画の中に求める雰囲気と異なっていた」と同時に「感情の流れに身を任せ、“初恋の甘酸っぱさ”を感じて欲しいのです」と、その理由を語っている。新星ティモシー・シャラメ&アーミー・ハマーが主演エリオ役を務めるのは、映画『インターステラー』でケイシー・アフレック演じるトム・クーパーの幼少期を演じたアメリカの新星、ティモシー・シャラメ。『君の名前で僕を呼んで』で映画初主演となるティモシー・シャラメは、ニューヨーク、ロサンゼルスを始め、全米各地の映画批評家協会賞で数多くの主演男優賞や新人賞を受賞。さらにアカデミー主演男優賞にノミネートされた。そして年上のオリヴァー役を、映画『ソーシャル・ネットワーク』などで知られるアーミー・ハマーが演じる。ジェームズ・アイヴォリーがアカデミー賞脚色賞を受賞ロサンゼルス映画批評家協会賞にて作品賞・監督賞・主演男優賞(ティモシー・シャラメ)と3冠を受賞。そのほか、ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードでも作品賞、ブレイクスルー俳優賞(ティモシー・シャラメ)を受賞するなど賞レースを席捲。現在のところ、217部門ノミネートされ、71部門で受賞を果たしている。アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞(ティモシー・シャラメ)、脚色賞(ジェームズ・アイヴォリー)、歌曲賞(「ミステリー・オブ・ラブ」-作詞・作曲スフィアン・スティーヴンス)にノミネートされ脚色賞を受賞した。脚色賞を受賞したジェームズ・アイヴォリーは『眺めのいい部屋』やカズオ・イシグロ原作を映画化した『日の名残り』などを監督したことで知られる監督&脚本家。『モーリス』ではヴェネツィア映画祭の監督賞を受賞した巨匠だ。彼は現在89歳。アカデミー史上最年長受賞記録を更新した。11月24日に北米公開を迎えると、2017年のアカデミー賞で作品賞を受賞した『ムーンライト』の同期間の興行成績を抜き去ったほか、『スポットライト』『それでも夜は明ける』など、歴代アカデミー賞作品賞を受賞した近年の作品の興行成績も上回るなど、記録的なヒットを記録。日本語吹き替え版に、入野自由&津田健次郎日本語吹き替え版の上映を要望する声が高まったことを受け、当初予定になかった吹き替え版上映が決定。ティモシー・シャラメ演じる主人公・エリオを担当するのは、人気アニメ「おそ松さん」や映画『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで活躍する入野自由。17歳のエリオを瑞々しく演じながら、繊細な心の揺れや痛みを切なく切り取る。また、アーミー・ハマー演じる24歳の大学院生オリヴァー役には、『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レンをはじめ、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ブラックパンサー』などで注目を集める津田健次郎が起用された。作品情報『君の名前で僕を呼んで』公開日:2018年4月27日(金) TOHO シネマズシャンテ 他 全国ロードショー監督:ルカ・グァダニーノ脚色:ジェームズ・アイヴォリー出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサールほか原題:Call Me By Your Name配給:ファントム・フィルム
2017年12月02日「僕、テレビでは“ゴリラ”とか言いますけど、アッコさんの優しさが本当に好きで。タレント同士の付き合いではなく、一人の女性としての温かさに触れるたび“好き”の濃度が増しました」 こう、今年10月25日にデビュー50年を迎えた和田アキ子(67)について語るのは、タレントの勝俣州和(52)。’68年、“和製リズム&ブルースの女王”と呼ばれ、『星空の孤独』でデビュー。その後、“不良番長”などの異名をつけられた和田アキ子。そんな、和田アキ子デビュー50年を記念したコンサートツアー「LEGEND OF SOUL」も開催中だ。今回、勝俣が和田アキ子の素顔を明かしてくれた。 「うちの家族全員が同じようにアッコさんが大好きで、13歳になる娘にとっては、親戚のおばちゃんのような存在。親には言えないようなことも打ち明けられる“アッコ姉やん”なんです。そして、そんな関係性を築いてくれたのもアッコさんですね。昔、娘がまだ2歳くらいのときに僕の家族を自宅に招待して手料理をふるまってくれて。日本中から最高級の食材を取り寄せて、娘の好物をたくさん用意してくださった。肉じゃがの肉が、A5ランクの牛肉だったんじゃないかな(笑)」 一緒に飲むと、勝俣におにぎりを握ってくれることもあるという。 「それもおいしいんですよ。『明日の朝食べな。そしたら、女房の仕事がひとつ減るだろう』と言って。“芸能界のおふくろの味”ですね」 そして、最後に勝俣はこんなエピソードを教えてくれた。 「アッコさんって、照れ屋だし、あまり人前で涙を見せない。ところが、出川哲朗さんら『アッコにおまかせ!』メンバーでやったアッコさんをもてなす会で、号泣したことがあるんです。みんなで『あの鐘を鳴らすのはあなた』を合唱して、一人ずつ感謝の言葉を述べるというサプライズをしたら、もう大泣きで。思わず、僕らももらい泣きしちゃいました。あの瞬間、和田アキ子という人との出会いに感謝しましたし、タレントとしてだけでなく、人間としても、いつか恩返しをしなければならないという思いが強くなりました。これからもずっとアッコさんと一緒にいて、悪さをしていたいですね(笑)」
2017年11月26日ロックバンド・彼女 IN THE DISPLAYの楽曲「アカネ」が、Netflixオリジナルドラマ『僕だけがいない街』のエンディングテーマに採用されることが20日、発表された。同曲は、10月18日に発売したミニアルバム『GOLD EXPERIENCE REQUIEM』に収録された楽曲。ドラマに提供するにあたり、「アカネ -ドラマver.-」としてエンディング用にアレンジした。本作は、三部けい氏の同名漫画を原作に、俳優・古川雄輝が主演。12月15日から、世界190カ国で配信される。○下山天監督コメントメジャー・インディーズ問わず沢山の候補の中から今作品と共に全世界に発信出来るアーティストを探し求め、福岡在住の<彼女 IN THE DISPLAY>と奇跡的な出逢いをさせて頂きました。そして彼らのデモ曲「アカネ」を聴いた瞬間、湧き上がる感動と共に思わず涙が零れ落ちて、その完成版は歌詞・メロディー・アレンジの全てが「僕街」の持つ多様な世界観と見事にマッチした珠玉の名曲だと確信しました。彼らの「福岡から世界へ」の願いが「僕街」と共に全世界に配信された時、皆さんにとって素晴らしい奇跡が起きることを信じています。○RYOSUKE(Vo.)コメントバンドしても思い入れのある曲である「アカネ」がこういった形で抜擢して頂けた事をとても光栄で嬉しく思います。メンバーも原作から好きな作品のドラマ化にご一緒でき、今作は世界で配信されるということで僕達もワクワクしています。僕達の楽曲がこの作品を彩ることができて、多くの皆さんに届きますように。
2017年11月20日古川雄輝が主演を務めるNetflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」から、待望の予告編が完成し、エンディングテーマと場面写真とともに解禁。さらに、原作コミックが日本漫画としては初めてフランスで「歴史改変SF大賞」に選出されたことが分かった。2016年にTVアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化となる三部けい原作のコミック。このたび、フランスのSF専門出版社「ActuSF」が選ぶ「歴史改変SF大賞」(The Prix de l’Uchronie)にて「グラフィック賞」に選出されたことが発表された。これは、日本の漫画としては初となる快挙だ。また、このたび完成した予告編は、古川さん演じる藤沼悟の母・佐知子(黒谷友香)が殺されたことを機に、悟にだけ起きる【リバイバル】現象が発生、心はそのままで18年前に遡り、原因を探る…という本作のメインストーリーがついに描かれていく。小学5年生となった悟(内川蓮生)は、この時代に起きた連続児童殺人事件の被害者である、悟の同級生・加代(柿原りんか)が事件に巻き込まれるのを必死に食い止めようとするが…。また、街全体が一気に昼から夜へと様変わりする函館の景色や、煙突から煙が立ち上る工場風景など、北海道ロケによって実現した印象的なシーンが随所に散りばめられているところも見どころ。あわせて、初公開された場面写真は、小学5年生の悟と加代がお互いに寄り添うように手をつないで学校に向かうシーンや、18年前の事件と母親の殺害というサスペンスな部分を彷彿とさせる、緊迫した表情を見せる悟の姿など、注目のカットとなっている。さらに、今回のエンディングテーマに起用されたのは、5人組ロックバンド「彼女 IN THE DISPLAY」による楽曲「アカネ」。「かけがえのない日々が 無限にあるように感じて」「繰り返した遠回りも」と、ストーリーにぴたりとはまる歌詞もあり、まさに本作が目指した“原作の世界観の完璧な再現”を彩っていく。「未来は白紙だ」力強く宣言した悟は、大切な人たちを救うことができるのか、ますます期待高まる予告編ができ上がった。Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は12月15日(金)よりNetflixにて世界190か国以上で配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年11月20日現在、日本テレビ系で放送中の『先に生まれただけの僕』。櫻井翔ふんする教育現場のことなどなにひとつ知らない若きビジネスマンが旧態依然とした学校に風穴をあけていく奮闘劇です。ただし、その大筋だけで見てしまうのはちょっともったいない。学園が舞台なのでティーン向けに思われがちですが、このドラマは違います。むしろ子どものいる親ほど意義深い内容になっているからです。■社会の理不尽や格差を伝えることの意義とは5話までの個人的な見解ですが、もっとも考えさせられたのが、「社会の本音と建て前」をどこまで子どもに伝えるべきかということ。本音と建て前は、「社会のいいところ、悪いところひっくるめてのリアル」と言い換えていい。もっといえば、はたして自分はいまの現実社会の“明と暗”を子どもにきちんと伝えることができているかということです。本ドラマの主人公で新米校長の鳴海涼介は、社会に“理不尽や格差”があることを生徒たちに隠しません。ちょっと前のめりの性格もあってか自分が良かれと思ったら、ネガティブなことも生徒にズバズバ伝えていきます。●デジタル万引の愚かさと罪ある生徒がコンビニエンスストアで漫画の全ページをスマホで写真に撮るデジタル万引をしでかしたとき。担当教師は、メールをみていただけとしらを切る生徒を、注意にとどめて一度見過ごす選択をします。本音のところでは追求しなくてはならないと思っているが、ここは穏便に済ます建て前を選択するのです。対して、鳴海はどうか? 生徒を責めることはないが、「デジタル万引の愚かさと罪」を徹底的に説明。漫画家の著作権のこと、お店が被害をこうむること、価値あるものには対価が必ず生じることなど安易な隠ぺいには走らずに、きちんと説明することで反省を促していきます。●企業の有名大学採用の現実あるときは大学進学を前にした3年生に、学歴が及ぼす就職の現実を話します。「うちの学校の学力でいける大学は、たかがしれている。そういう大学に入っても、残念ながら就職に有利になるとはいえません。企業は採用する際、優秀な大学の生徒をポイントに置いている現実がある。ですから、みなさんは人間力で勝負しなければならない」と。●奨学金が借金である覚悟家庭の事情で大学進学をあきらめかけた生徒に対して、担任は奨学金制度があることを報せ、大学進学を進めます。でも、鳴海は奨学金はじつは借金で、大学卒業したらすぐに返済が始まること、それで苦しむ学生が多い現実を伝えます。それでこう問います。「その覚悟があるか」と。■理想論だけでは子どもは不安を増すだけなのか?たしかにいずれも厳しい言葉です。夢も希望もない(笑)。その言葉を受けた登場人物たちもはじめは戸惑いを隠せません。ただし、ドラマ上ではありますが、いずれも生徒たちは現実をきちんと受け止め、自分という人間について考えをめぐらせます。先行きが不透明な時代。世界情勢をみてもけっして楽観視はできない。いま、社会に厳然とある現実は、それがたとえひどいことであっても変に包み隠さず、子どもには伝えるべきではないのだろうかということ。むしろへんな理想論や絵空事だけ伝えていると、結果として子どもたちにわからないことの不安感を与え、かえって将来像を描きづらくさせているのではないだろうかという心配です。厳しい現実であっても情報を与えないことによって、きちんと物事を考える機会を奪ってしまっているのではないだろうか。親としてどう行動すべきなのか、突き付けられている気がします。■危険を遠ざけてしまう親の立場を見直すべき?ふり返ってみると、社会人になったとき、“これは学生時代に知っておきたかった”“子どものころに教えてほしかった”といった仕事や社会の常識があります。逆に“夢が壊れるので知りたくなかった”という経験をした人もいるかと思いますが…。いざ自身が親の立場になってみると、すっかり抜け落ちて子どもに伝えていない。わが子かわいさか、どうしても起きそうな危険や危惧されることをいち早く察知して、そこから子どもを遠ざけようとしがちです。それでいて子どもになんでダメなのか聞かれると、“悪いことは悪いんだ”“これはいいことなんだからやっておきなさい”と、具体性に欠ける説明ですましがちです。私自身も思い返すと、そんな対応をした記憶がちらほら…。ただ、そこは子ども。もし現実を伝えるならば、実例をあげてしっかり説明してあげなければならない。あいまいな説明では、大人ならなんとなく察しますが、子どもは納得できない。もちろん、時と場合をしっかり考えることが必要になるでしょう。鳴海はいい意味で、子どもを子ども扱いしません。人として向き合う。人生の先輩として社会のリアルを伝えていく。それがいま必要ではないか? このドラマからはそんなメッセージが聞こえてくるようです。もちろんこれが正解かはわかりません。ただ、やはり、現実の厳しさはいずれ体験するもの。いましきりに“説明責任”という言葉が報じられますが、われわれは大人として、子どもに説明責任を果たしているのか? 現実を見せないままでいいのか? そんな問いがなげかけられているように思います。今後、どんな展開を見せるかわかりません。でも、本ドラマは大人が子どもに伝えるべき社会の現実のひとつの目安、ひとつの指針を与えてくれるような気がします。
2017年11月17日2016年にTVアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化となるNetflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」。このたび、Netflixでの配信日が12月15日(金)に決定、併せて主演の古川雄輝をメインにしたキーアートがお披露目された。主人公・藤沼悟は、時が巻き戻る【リバイバル】(=「悪いこと」の原因が取り除かれるまで、そのきっかけとなった場面まで過去に戻る現象)により、母親を殺害した犯人を突き止めるために18年前までさかのぼる。自身が小学5年のときに起きた連続児童殺人事件に母親が殺された原因があると確信した悟は、事件の謎を追っていく、というサスペンスストーリー。累計部数429万部を突破し、TVアニメ化や実写映画化も話題を呼んだ大人気コミック「僕だけがいない街」が、原作完結後、初めてドラマ化される本作。原作は続きが気になる極上のサスペンスとして評価されたが、今回は新たな解釈の試みが注目を集めている。主演を務めるのは、イケメンで帰国子女というルックス&経歴ともに“ハイスペック”な俳優として、日本のみならずアジアで絶大な人気を誇る古川さん。ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」シリーズでブレイクし、映画『脳内ポイズンベリー』や『ライチ☆光クラブ』など話題作に続けて出演、2016年度下半期のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で演じたインテリ好青年役で一気に知名度を上げた。さらに、主演作にして日韓合作の映画『風の色』、福士蒼汰主演の話題作『曇天に笑う』が待機中で、2018年も飛躍が期待されている。そのほか、優希美青、白洲迅、内川蓮生、柿原りんか、矢野聖人、江口のりこ、眞島秀和、戸次重幸、黒谷友香といった実力派のキャストが勢揃いする。このたび到着したキーアートは、古川さん演じる藤沼悟が、両手で頭を押さえる姿が印象的なビジュアル。中央には、小学生時代の悟(内川蓮生)と18年前の連続児童誘拐殺人事件の被害者となった悟の同級生・雛月加代(柿原りんか)がフラッシュバックのように浮かび上がっている。加代が被害者になるのを食い止めるべく奔走する悟が、彼女を心配そうに見つめる表情も目を引く。さらに、背景には苫小牧の工場風景が広がり、真っ白な雪原の中央には赤のランドセルがぽつんと残され…。ポスター全体にはプリズム反射による光線がかかり、まさに、いまにも【リバイバル】に巻き込まれそうな、過去と現在が交わる様が鮮烈なビジュアルとなっている。Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は12月15日(金)より世界190か国以上で配信。(text:cinemacafe.net)
2017年10月30日『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)第2話が10月21日に放送された。ビジネスと教育の違いに戸惑う35歳の新校長・鳴海涼介(櫻井翔)が、今回ぶち当たったのは “スクールカースト”というあらたな壁。これは生徒間に存在する上下関係のことで、ここからいじめに発展することもあるという。不祥事を恐れる鳴海は、思いも寄らない方法で生徒を指導。新校長の逆襲にはスカッとしたが、一体ママたちは子どものスクールカーストとどう向き合うべきなのだろうか?■理不尽なスクールカースト…教師たちは楽観視!?2年1組の小山は、腹痛を訴え保健室に通う日々を送っていた。そんな小山について保健教師の綾野(井川遥)は、メンタルの問題ではないかと鳴海に告げる。校長としてもサラリーマンとしても不祥事を避けたい鳴海は小山を呼び出し、その理由が“スクールカースト”にあると知る。この“スクールカースト”こそが今回のメインテーマ。これはルックスや運動神経が良かったり、恋人がいたりする子が上、そうではない子が下という生徒間で起こる階級のこと。小山は、自身の彼女である横井と友人の磯山が、もともと仲が良かったはずの上野をバカにしている様子に耐えられず、学校に来るのがつらいと言うのだ。鳴海は、この問題について職員たちに意見を乞うが「大人が介入すると逆によくない」などと楽観的。そんな教師たちに“予備校の先生は「講師」だが、学校の先生は「教師」だ”と語り、勉強だけでなく生きる上で大切なことや社会の現実も生徒たちに教えてほしいと伝えるのだった。■櫻井翔が喝!「僕に言わせりゃ、くだらないよ」唯一の味方になりつつある真柴(蒼井優)とともに、横井と磯山に話を聞くことにした鳴海。真柴のオブラートに包んだ問いかけに対して、「(私たちが)いじめてるって言うんですか?」と返す2人。それに対して鳴海は「そうだよ」と即答。そして、大人の世界でも派閥やいじめはよくあると話し、学校という小さな世界で上だの下だの言うのは「僕に言わせりゃ、くだらないよ」と言い放つ。そして、小山にフラれたという横井は「くだらないですよ、そんなのわかってます。ごめんなさい、もう(上野)美咲をいじめたりしません!」「私はもう…3軍だから」と言い残して去って行く。真柴は、大人の尺度で物を言うのは良くないと忠告するが、鳴海は自分にはああいう言い方しかできず、何も言わなければ自分が校長をやっている意味がないと声を荒らげるのだった。社会に出ても必ず上下関係はあり、学生時代に存在したスクールカーストで上位だったからといって、社会で上位になれるとは限らない。だからこそ、鳴海の「くらだない」というセリフには「ほんとに、そうだよね」と思わずつぶやいてしまった。けれども学生時代の自分を思い起こせば、学校が社会のすべてだという真柴の意見にもうなづける。毎日楽しく学校に通ってはいたが、その裏では友達にどう思われるか、どう思われたいか、そんなことを考えながら学生生活を送っていたことは否めない。そういった意味で、学生時代に感じていたストレスは相当なものだった。見事なまでに井の中の蛙であり、学校というものが人生そのものだったように思うのだ。■子どもを待ち受けるスクールカースト、ママはどう向き合う?スクールカーストはおもに小学校から起こりはじめ、中高生でもっとも顕著になると言われている。そこから必ずしもいじめに発展するわけではなく、そのなかでも同じ価値観を持った友達と過ごすことができれば問題ない。とはいえ、幼い子どもを持つママたちは、これから子どもたちがそんなカーストに分類されていくのかと思うと恐ろしくも感じるだろう。だが、残念ながらこれは親が解決できる問題ではなく、子ども自身が乗り越えていかなくてはいけない壁なのかもしれない。SNSの普及などから、ママ世代の学生時代とは友だちとの付き合い方も変化。子どもにかかるストレスも想像以上という可能性も十分にある。鳴海の「くだらない」というド直球には納得するばかりだが、親だけは「くだらない」ですませずに、子どもの置かれている状況を把握することが大切だとも感じた。わが子がスクールカーストに悩んだとき、一体なんと声をかければいいのか。おそらくそこに答えはないが「だれでも経験すること」と決めつけず、わが子の心に寄り添うことを忘れずにいたい。■“先に生まれただけ”の鳴海校長に一言もの申す高校生を子ども扱いすることなく、あくまで対等にスクールカースト・いじめについて説いた鳴海のやり方は大胆だったが、結果として横井、磯山、上野の関係性は修復。第1話で奨学金の現実を突きつけられたことで思い悩み、不登校になっていた加瀬も、奨学金を借りて大学に行く決意を固めて再び登校しはじめた。教育はこういうものだと決めつけている教師たちのなかで、なんの知識もない鳴海が“先に生まれただけ”の先輩として生徒たちを導き始めた第2話。小山の保健室通いを知りながら何も手を打たずにいた及川(木下ほうか)に辞任の道を用意するなど、なかなかの手荒さも見せたが、教師の意識改革に向けて突き進む鳴海の表情は明るく、この状況を楽しんでいるようにも見えた。そんなサラリーマン校長の逆襲は爽快そのもの。ただひとつ注文を付けるなら、彼女と5年も付き合っておいて「結婚は考えられない」はちょっとヒドいよ、鳴海先生…。生徒の幸せと同じように、愛する人の幸せも考えていただければ!10月28日放送の第3話では、退職した及川の代わりに鳴海が数学教師として教壇に立つことに。一体どんな授業を進めるのか、楽しみだ。
2017年10月27日櫻井翔主演ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)第1話が放送された。タイトルは“未来を生きる子供たちのために教師は何を教えるべきか?”。コメディタッチで笑いもありながら、メインテーマとなった“奨学金問題”を含め、子どもを抱えるママにとっていろいろと考えさせられる、なんとも深い内容だった。■サラリーマンと教師にある感覚差とは総合商社・樫松物産に務める鳴海涼介(櫻井翔)は、相手の懐に飛び込む持ち前の営業力で、業績不振だった青森支社を黒字に導いた。だが、慕っていた上司の失脚により、赤字経営の京明館高校を立て直すべく校長として出向することになる。いわゆる左遷というヤツだ。35歳という若さとルックスの良さ、短すぎる校長あいさつで生徒たちの心をわしづかみにした鳴海は、高校を黒字にするためには生徒を増やす必要があると考える。そこで特進クラスの担任教師・真柴ちひろ(蒼井優)を連れて学習塾へ営業に回るが「優秀な子が、京明館さんを選ぶ理由がありません」などと返され、あえなく撃沈。だが、それが現実だろう。人気校にするには生徒を変える必要がある。そのためにはまず先生の意識を変えなくてはならないのだが、経営難に陥っているにもかかわらず「教材費をケチるのか」「またお金の話?」と文句ばかり言う教師たち。鳴海は培った営業ノウハウを生かして「学校はビジネスだ」と力説するも、教師たちとの間にある感覚のズレに絶句するのだった。■奨学金は大きな借金。この現実を伝えることは正しいのか?今回、おもに描かれたのは奨学金問題。父親がくも膜下出血で倒れた男子生徒の進路について、真柴が「大学は奨学金をもらって行けば良い」と話したことが始まりだった。じつは鳴海自身、中学時代に父親が他界したため奨学金を借りて大学に通い、毎年3万円の奨学金を払い続けていた。そして、その支払は10年先まで続くという。鳴海は男子生徒に「奨学金は大きな借金だ」と言い、何が起るかわからない世の中で「『君の代わりがいない』と言われるような、人に必要とされるような力を身に付けていかなきゃならないんだ。いまの君にその覚悟があるなら、奨学金もらって大学に行け」と説く。一瞬、感動しているかのように見えた生徒だったが、「聞きたくなかった」「無理だよ~」と逃げるように去ってしまう。現実を伝えることが正しいと信じて疑わなかった鳴海が、教育の難しさに打ちのめされる瞬間だった。■ママ世代も考えたい「奨学金問題」のリアルママ向けの家計相談コラムなどを読んでいても、“月3万円の奨学金の返済が家計に重くのしかかっている”といった悩みをよく見かける。新入社員の給料は安く、非正規社員であればなおのこと。結婚して家庭を持てば、生活費はもちろん、子育てにお金もかかる。そこに奨学金ときたら、厳しい現実は容易に想像できる。ドラマで描かれたように、給付型以外の奨学金は借金であり、それを返していくには覚悟がいる。そんな現実を「聞きたくなかった」というのは高校生の本音なのかもしれない。それに対して「甘い」という人もいるだろうし、「高校生のうちから、借金の重さなんて認識できない」と反論する人もいるはずだ。実際、ドラマ終了後にはSNS上で、奨学金を返済しているという当事者らを中心に、三者三様の意見があがっていた。ママ友と話していると「大学に行くなら、奨学金で行ってもらう」と話す人もいる。それぞれ家庭の教育方針や事情があるし、わが家の子どもも奨学金を借りることになるかもしれない。ドラマでは奨学金について教師がどう伝えるかということが課題とされていたが、個人的には奨学金を借りた場合に起こりうる現実を、親が子どもにどう教えていくかも重要ではないかと感じた。奨学金問題は、社会全体が解決に向けて注力するべき課題である。でも、毎日を過ごすことに手一杯になりがちなママたちは、いずれ訪れる子どもの未来でありながら、この問題についてどれほど真剣に考えているだろうか。鳴海の話にショックを受けた高校生もいるだろうが、同じようにショックを受けたママ世代もいるはず。実際、筆者もそのひとりだ。「なんとかなる」と目をそらさずに、莫大(ばくだい)な教育費をどう工面するのか…物語はそんな現実についても、あらためて考えさせてくれた気がする。■櫻井翔の代表作!? 2つの魅力をばっちり堪能できる社会問題に切り込んでいながら、随所にちりばめられたコメディ要素のおかげで、重さと軽さがのバランスが絶妙だった『先僕』。スーツ姿が様になる櫻井の緩急ある演技も見どころで、頭が切れてカッコイイ&ちょっぴりオトボケという櫻井の良さが一度に堪能できるぜいたくさもありがたい。鳴海校長が、商社マンとしてもっともらしいことを熱く語れば、「ここは学校だ」と一蹴されてしまう。櫻井の鳩が豆鉄砲を食ったような顔には思わず笑ってしまったが、このまま経営難が続いてよいはずもない。これからどんな風に鳴海校長が、先生たちの意識改革を行っていくのかワクワクする。さすがは『ガリレオ』『HERO』(ともにフジテレビ系)の福田靖脚本だと納得するとともに、これは櫻井翔の代表作になるのではと期待大!10月21日に放送される第2話のテーマは“スクールカースト”。次回も、教育の現場で起きているさまざまな問題について、私たちに考えるキッカケを与えてくれそうだ。
2017年10月19日アイドル、キャスター、司会者といったさまざまな顔を見せる嵐の櫻井翔。そんな彼が10月14日スタートの『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)で4年半ぶりに連ドラ主演を果たす。今回挑むのは、なんと35歳の校長先生。気になる放送を前に、役者としての櫻井翔をふり返り&“先僕”の見どころをチェックしたい。■初主演は保育士役! 役者が楽しいと思ったキッカケは?役者・櫻井翔として、まず印象的だったのは2002年に放送された『木更津キャッツアイ』(TBS系)で演じた呉服屋の息子・バンビ(中込フトシ)役である。野球チーム“木更津キャッツ”では花形ピッチャー、そして非合法な活動をする“木更津キャッツアイ”では頭脳派としてミッションを成功に導いた。見た目はちょっぴり派手だが、地頭が良くて根は真面目、モー子(酒井若菜)をいちずに愛する…そんな彼は、当時の櫻井にとって適役だった。実際、昨年放送された『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に、同作で主演を務めた岡田准一がゲスト出演した際、櫻井は「『木更津』は、この仕事楽しいなぁって思えるキッカケだった」と話しており、役者として大きな転機となったことは間違いない。そして、翌2003年にはドラマ『よい子の味方 ~新米保育士物語~』(日本テレビ系)で連ドラ初主演。櫻井が演じたのは、新人保育士・鈴木太陽。新人ならではのミスを繰り返しつつ、周囲の人たちに支えられて成長していくというストーリーだ。当時の櫻井は、21歳。まさに短大や専門学校卒業1年目の年齢にあたり、初々しさとパワフルさを持った新米保育士を等身大の役どころであった。■『家族ゲーム』の家庭教師役で役者として大躍進その後、2007年に二宮和也と共演した『山田太郎ものがたり』(TBS系)ではクールなお坊ちゃま、2009年『ザ・クイズショウ』(日本テレビ系)では記憶を失った謎多きクイズ番組MC、2010年『特上カバチ!!』(TBS系)では行政書士を目指す熱血漢、そして2011年『謎解きはディナーのあとで』(フジテレビ系)では、新人刑事であるお嬢様に代わり、聞いた話だけで事件を推理・解決する執事をユーモラスに演じた。もちろんほかにも多数のドラマ、映画に出演してきたが、櫻井が役者としてもっとも高く評価されたのは2013年に放送された『家族ゲーム』(フジテレビ)ではないだろうか。櫻井が演じたのは、狂気的でミステリアスな家庭教師。どこまでが真実でどこからがうそなのか…そんなつかみどころのない複雑な役柄を、目つき、表情、多彩な声色、所作などでみごとに表現した。櫻井に限らず、どんな役者でも好評の裏には悪評がつきものだが、アイドルやキャスターとして活躍すればするほど、世間には「櫻井翔」としてのイメージが定着する。これを覆すのは並大抵ではない。だが彼は、同作で「櫻井翔=櫻井翔」の殻を打ち破り、役者として大きく飛躍を遂げたように思う。■35歳の新校長が、経営不振の私立高校再建を目指す!そんな櫻井が『家族ゲーム』以来、4年半ぶりに連ドラ主演を務める『先に生まれただけの僕』。櫻井演じる商社マンの鳴海涼介が校長となり、経営難の私立京明館高校の立て直しをはかるべく奮闘する物語だ。さっそく始業式で校長挨拶をすると、35歳といういままでにない校長像ということもあり生徒からの評判は上々。だが、その反面、型破りなやり方に教師たちから反感をかってしまう。それでも「生徒はクライアントであり商品だ」と、教師たちの意識改革からスタート。高校を舞台にしながらも、物語の中心は生徒ではなくあくまで教師。そんな新たな学園ドラマの始まりである。今作で櫻井の恋人を演じるのは、多部未華子。櫻井は10年ぶりに高校を舞台にした作品への出演となるが、その10年前の作品(『山田太郎ものがたり』)でヒロインを務めたのが多部というのも興味深い。ともに高校生役だった彼らが、時を経てどのような掛け合いを見せてくれるのか楽しみだ。■適任だからこそ難役…? 新たな“役者・櫻井翔”に期待!どちらかと言えば、コメディよりもシリアスな作品で演技力を発揮するかのように思える櫻井。だが『先僕』は“社会派エンターテインメントドラマ”と称しており、ひょっとすると彼にとって得意とは言えない分野なのかもしれない。しかし“商社マンが校長になる”という型破りな設定を耳にして、頭の回転が速く、堅実な印象のある櫻井が主役というのは適任だと感じるのは筆者だけではないはず。自身のイメージに近いからこそ演じるのは難しいようにも思えるが、彼はどんな手法で私たちを楽しませてくれるのか。そして、『HERO』『ガリレオ』などのヒット作を生み出してきた福田靖脚本のもと、役者としてさらなる大躍進となるのか。物語の行方とともに、櫻井の演技にもおおいに期待したい。
2017年10月12日3歳の息子は少し前までは僕や妻よりも早く起きてすぐに僕をたたき起こしていたのに、最近はめっきり朝が弱くなった。遅く起きてきて保育園に行く支度もせず朝ご飯も食べずにブロックに夢中になってしまう。何度か呼びかけてようやく朝食を食べ始めると、今度は途中で立ち上がってブロックの手直しを始める。一分一秒を惜しんで遊び続けるのだった。そうこうしているとあっという間に出発の時間になってドタバタと着替えて飛び出すことになるのだが、遊び足りない息子はのろのろと面倒くさそうな動きで「まだお家で遊びたい〜」と嘆くのだった。ところが、保育園に着くと息子の態度は一変する。教室に入って一緒に着替えやタオルの準備を済ませるや否や「もう遊んでいい?」と今度は保育園で遊ぶことで頭がいっぱいになっているらしい。僕が「いいよ…」と言い終わる前にダッシュで立ち去ってしまった。バイバイすら無い…。夕方、お迎えに行くと息子はなかなか教室から出てこない。お茶を飲んで一服したり、今日作ったブロックを次々に披露。そしてそのブロックを一個一個パーツごとに分解してゆっくりと片付けを始めるのだった。「外が暗くなっちゃうから早く帰ろ〜」と懇願すると息子はようやく重い腰を上げる。やれやれと下駄箱で靴を履かせて外に出ようとした瞬間、息子は「オシッコ!」と叫んで履いたばかりの靴を脱ぎ捨て、トイレに駆け込んだ。また振り出しに戻ってしまったと落ち込んでいたら、トイレからは息子の陽気な鼻歌が聞こえてきた。<下請けパパ日記は毎週火曜日更新中!ぜひ来週もご覧ください!>
2017年10月10日最愛の飼い主にまた会いたくて、50年間に3度も生まれ変わりを果たした犬を主人公に贈る『僕のワンダフル・ライフ』。主人公・犬のベイリーの声を務めたのは、『アナと雪の女王』のオラフ役や実写版『美女と野獣』のル・フウ役で知られるジョシュ・ギャッド。彼は自身の声を入れる前に、本作を観て大号泣していたことが分かった。映画公開前から「予告映像だけで泣けた」との感涙コメントが続出している本作。さらに、吹き替え版声優には高木渉をはじめ、梅原裕一郎、花澤香菜、大塚明夫ら、人気と実力を誇る豪華声優たちの起用が決定。この秋一番の感動作として注目を集めている。吹き替え版では高木さんが声を務めている主人公のベイリーだが、オリジナル版で声を務めているのがジョシュ・ギャッド。ユーモラスで感情豊かな声は、まるでメロディのようで、その比類なき才能にラッセ・ハルストレム監督は“彼なら完璧にベイリーを演じてくれるはず”と確信したという。「いざ始めてみると、彼の声と犬の映像が見事なまでにマッチして、彼がこのキャラクターに入り込んでいる様子に胸を打たれたよ」と監督。さらに、「彼のことはとても好きさ。完璧な声だね。『アナと雪の女王』のオラフの声を聞いて、犬たちのビジュアルにぴったりだと思ったんだ。あの犬たちの声だと信じられる。犬たちの映像とつながってるんだ。とても多才な役者で、面白いし、この作品に多大な貢献をしてくれている。いい役者に求める全てのものをもたらしてくれた」と大絶賛を贈っている。一方のギャッドは、ベイリーたちの“心の声”をモノローグで語っていくが、当初、喋る犬の“吹き替え”をすると思っていたそうで、「ずっとラッセの大ファンで、いつか一緒に仕事をしたいと望んでいた。だから、僕にやってもらいたい役があると言われて、めちゃくちゃ興奮した!」と語り、「でも、撮影はもう終わっているって言うんだ。意味がわからなかったよ(笑)」と明かす。待望のハルストレム監督作であるとはいえ、ギャッドは喋る動物の役にはやや抵抗があったそうで、すぐにはオファーを受けられなかったとか。そこで、キャスティング・ディレクターのレスリー・フェルドマンから、「映画を観てから決めてくれ」と言われたという。「試写に行くと、彼から『これ、必要になるから』ってティッシュの箱を渡されたんだ」とギャッドはふり返る。「もちろん、泣きじゃくったよ(笑)すごく感動して、絶対参加したいと思った。『アナと雪の女王』以来、こんな気持ちになった作品はなかったよ!」。そんなギャッドのユーモラスで感情豊かな声が乗った犬たちのいたずらっ子ぶりには思わず吹き出し、けなげでかわいい姿にはメロメロになること間違いなし!ハルストレム監督に“完璧”と言わしめる、彼の声の演技に注目していて。『僕のワンダフル・ライフ』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月27日モデル・栗原類さん15万部突破の自叙伝が、コミック版となって12月8日(金)発売決定!テレビの情報番組で、ご自身が発達障害のADD(注意欠如障害)であることを公表したモデル・俳優の栗原類さん。生い立ちから現在まで「発達障害」に向き合って来た道のりを語った自叙伝『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』は反響を呼び、「発達障害」が広く世間に知られるきっかけとなりました。書籍は、当事者や発達障害の子を持つ親御さんを中心に多くの方に支持され15万部を突破。このたび、子どもたちや活字が苦手という方にも手に取りやすいコミック版としての発売が決定しました!『マンガでわかる発達障害の僕が羽ばたけた理由』概要2016年10月に出版し、15万部突破となったエッセイ「発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由」(KADOKAWA)をコミック化。8歳のときNYで発達障害と診断され、生い立ちから現在までどう歩んできたか、ストーリーマンガ形式で、当時どのような気持ちで、どう壁を乗り越えたのかがよくわかり、ポイント解説で、羽ばたくことのできた理由を、わかりやすく知ることができる。文字だけの本が苦手な方やお子様にも。母、主治医のコメントも収録。スマホの活用方法や、現在の発達障害の支援環境についてなど、参考になる情報も加筆。『マンガでわかる発達障害の僕が羽ばたけた理由』著:栗原類画:酒井だんごむしKADOKAWA /2017/12/8発売予定/1200円(税別)著者: 栗原類(くりはらるい)1994年東京生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。8歳のときニューヨークで発達障害と診断される。11歳のときコメディ俳優になりたいという夢が芽生える。同年日本に帰国。中学時代にメンズノンノなどのファッション誌のモデルを経て、17歳の時にバラエティ番組で「ネガティブタレント」としてブレイクする。19歳でパリコレのモデルデビュー。22歳の現在は、モデル・タレント・役者としてテレビ・ラジオ・舞台・映画などで活躍中。楽天ブックス: 『マンガでわかる 発達障害の僕が 羽ばたけた理由』 著: 栗原類昨年、『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を栗原さんが出版された際も、LITAICO発達ナビでは、編集長によるインタビューや、発達ナビライターによる感想コラムなどを通して書籍の見どころや栗原さんのお人柄を紹介してきました。以下は、栗原類さんを特集した発達ナビコラムのリンクになります。コミック版の新著発売を待つ間、これまでのコラムをお楽しみいただければ幸いです。
2017年09月26日「たぶん、“声をあてる”ということに関しては、同じはずなんですよね。ただ、僕もなにかが違う気はしていて、それがなんなのか…まだ掴みきれてはいないんです」──アニメと吹き替えの違いを尋ねると、少し困ったように笑いながら、声優・梅原裕一郎はそう答えた。■ 快活な主人公の“影”にリアルを感じた飼い主・イーサンに会いたい一心で何度も生まれ変わる犬・ベイリーを主人公に描いた、ラッセ・ハルストレム監督の最新作『僕のワンダフル・ライフ』。日本語吹き替え版において、K・J・アパ演じる“10代”のイーサンの声を担当した梅原さんだが、実はこれまで、動物とのふれあいを描いた映画を観たことがなかったという。「僕が観た映画で、動物が出てくるものって…『アナコンダ』とか『ジョーズ』とかのパニック系になっちゃうんです(笑)。だから、“感動する動物のお話”ということでいえば、今回この『僕のワンダフル・ライフ』を観たのが初めてですね。以前は“動物が喋る”ことにも違和感がありましたが、今作に携わらせていただいたなかで、そういった違和感は全くなかったので、『純粋に感動するものだったんだなあ』と思ったんですよね。だから、いままでこういった作品を観てこなかったのって、損していたんじゃないかな?って思いました」。梅原さんが演じる“10代”のイーサンは、高校のアメフト部で将来有望な選手として活躍し、かわいらしいガールフレンドもいる、明るく優しい青年だ。そんな、表向きには完璧に見えるイーサンだが、家庭では両親の不和に悩み心を痛める様子がベイリーの視点を通して描かれる。「イーサンはスポーツもできるし、友だちも多いし、ペットは大事にするし、本当に完璧なんですが…お父さんとの確執みたいなものがたぶん彼の弱点であり、いちばん触れてほしくないところなんだろうなあと思いました。そういった…表面上は明るいけれど、若干の影があるっていうのがすごいリアルで、共感できましたね」。梅原さんの言うイーサンの“影”の部分は、物語を通して徐々に色濃くなっていき、それでも変わらず愛を注ぎ続けるベイリーとのやり取りが本作の見どころのひとつとなるのだが、そういった感情のグラデーションを梅原さんはどのように表現していったのだろうか。「最初のアフレコのときに僕はその“影”の部分を考えすぎてしまったようで、『ちょっと暗い』とディレクションをいただいたんですね。最初は明るくてスポーツ万能な青年を演じてほしいということで、暗さを隠して…お父さんとの会話のシーンになったら少しだけ出して。その後、怪我をして殻に閉じこもってしまったところから、イーサンの暗い部分を爆発させるように意識しました」。■ 役者になって画面に入ったつもりで声の芝居をするそもそも、“洋画に日本語のセリフを吹き替える”というのは、なかなか無理のある作業のように思える。たとえば今回の場合、26歳で日本人の梅原さんが、10代のリアルなアメリカ人の“声だけ”を担当している。一体その作業を、声優たちはどのように構築していくのだろうか?「吹き替えの世界が不思議で仕方ない」と梅原さんに伝えると、「僕もいまだに不思議です」と笑い、丁寧に説明してくれた。「わかりやすいところで言えば、声のトーンですよね。年齢にあわせて変えていかないといけませんが、声のトーンだけじゃダメで…呼吸感だったり、若いからこその勢いみたいなものを意識しています。イーサンを演じるときも、外からの反応に対して落ち着かなかったり、10代特有の冷静じゃない部分を出せたらいいなと思いました。ハンナとの会話も、最初はぎこちなさや初々しさを出すように…そういったことが、イーサンの若さに繋がるんじゃないかなと思います。英語の口パクに日本語をあてることについては…あんまり意識してないかな?台本の時点でもう、翻訳家さんが口に合わせて翻訳してくださっているので、それを信じて演じるだけですね」。これまでもいくつかの吹き替え作品に出演してきた梅原さんだが、今回改めて、「映像を見る」ことの重要性を再認識したという。「アニメ以上に、吹き替えは映像を見なきゃいけないんだなって再確認しました。表情を見て…セリフはもちろんですが、セリフ以外のところでも、この人はいまどんな表情をしているんだろうとか、目の動きはどうだろうとか。イーサンだったら、お父さんと接するときは表情がこわばっていたり、目が泳いだりしていたので、『こういうとき、人間ってどんな喋り方になるんだろう?』って…そういったヒントをセリフ以外のところから拾えるのが吹き替えかなあって思います」。そこで冒頭の言葉に戻る。普段アニメのキャラクターに声をあてる機会の多い梅原さんが思う、アニメと吹き替えの違いとは?という質問に、「まだ掴みきれてはいないんですが…」と前置きしてから言葉を続けた。「なんていうのかな…“生きてる感”というか、生身の人間がそこで動いて喋っていることを、より意識するのが吹き替えなんじゃないかなって思います。たとえば…遠くにいる相手に話す場合、アニメだとボソボソ喋ったとしても演出次第で成立するんですよね。でも吹き替えは実際に役者さんがその距離で演じているので、役者さんの動きを忠実に再現して、声で表現しないといけない…細かさが求められるなあと感じました。尺もすごい難しかったですね。アニメだと後から調整することも多いので、少しこぼしても大丈夫なんですが、吹き替えは画ができていて、口がパクパクしている状態にあてるので、こぼれちゃうとおかしなことになってしまう…かなり苦労しましたね」。そういった細かい技巧のうえに、先述したような感情のグラデーションを乗せていかなければならない。しかも驚くことに、それらは声のみの表現としてアウトプットされるのだ。「難しかったですねえ。役者さんの心の動きにうまく合わせていかないといけないので、自分だけが先走ってもダメだし、役者さんに引っ張られすぎても声が遅れるので…アフレコではありますが、イーサン役の役者さんになって画面に入ったつもりでやらなきゃ、どんどんズレてきちゃうんだなあって思いました。だから、違和感なく演じられている先輩方のお芝居を見ると…もう、すごいとしか言いようがなくて。『役者さんが喋っているようにしか聴こえないんだけど、どうやったらこんなお芝居ができるんだろう?』って思いますね」。■ ベイリーを通して、人と人との巡り合わせを感じてほしい声優という職業を知る前から、洋画を吹き替え版で観ることが多かったという梅原さん。吹き替え版の魅力について尋ねると、それまで淡々と語っていた彼の声がわずかに大きくなった。「吹き替え版を観た後に字幕で観ると…『あれ?こんな声なんだ』って思うことが多かったんです。もちろん、字幕で観るとまた違った魅力があって楽しいんですが、吹き替え版って…顔が整った海外の役者さんに、すごい整った声が乗っかることで…なんかもう、ものっすごいものになってるんですよね(笑)。顔も良ければ芝居も良くて、声もいいっていう。観ていて迫力がありますよね」。「たしかに、トム・クルーズに森川(智之)さんの声とお芝居が乗ったら最強ですよね」と言うと、「いやほんと、そうなんですよ!(笑)」と、この日いちばんの笑顔を見せた梅原さん。「僕は吹き替えの経験があまりないので、今後も吹き替えのお仕事を増やしていけるように勉強していきたい」と語った。そんな、吹き替えの魅力と難しさを再確認することになった『僕のワンダフル・ライフ』。最後に見どころを教えてもらった。「ベイリー役のワンちゃんのお芝居がすごい良くて、本当にベイリーという犬がそこに生きているかのように、リアルな感情を覚えるんですよね。特に…ベイリーは生まれ変わっていろんな人と出会いますが、人と人との巡り合わせみたいなものを感じていただけるんじゃないかなあと思います。僕もこの映画を見て、『周りの人って本当に大切なんだな』って気付けたので、ぜひ観てくださる方にも感じていただければと思います。いちおしは…農業学校へ行くために車で家を出たイーサンを、ベイリーが追いかけてくるシーンが僕はいちばん好きですね。感動のシーンなので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」。ベイリーのお芝居を思い出したのか、嬉しそうに笑う梅原さん。これまであまり犬と触れ合う機会がなかったとのことだが、この日撮影に協力してくれたゴールデンレトリバーのゼウスくんとの息もピッタリ。優しく声をかけ、頭を撫でる様子はまるでイーサンとベイリーそのものだった。「犬と触れ合った機会があまりなかった僕でも感情移入できて…感情移入を超えて、『犬飼いたいな』って思っちゃうぐらいの(笑)、魅力が詰まった作品だと思います。これまで僕は、『確実に自分より早く亡くなってしまう存在に対して、きちんと向き合えるのかな?』って思って、ペットを飼うことを躊躇していましたが、この作品を通して…亡くなったペットも転生して、自分のところに会いに来てくれたりするんじゃないかって、希望みたいなものが感じられて、ペットって…いいなあって思いました」。この秋は、健気でかわいい犬が人間たちと織りなす感動の物語『僕のワンダフル・ライフ』で、心をホッコリ温めてはいかがだろうか。(text:とみた まい/photo:You Ishii.)
2017年09月25日窪田正孝、永野芽郁、新田真剣佑ら若手人気キャストを揃え人気コミックをドラマ化した「僕たちがやりました」の最終回が9月19日オンエア。窪田さんの迫真の演技とオリジナル展開で迎えた“原作と違う”ラストシーンに対し多くの声がネットを飛び交った。■「僕たちがやりました」って?本作は窪田正孝演じる高校生のトビオたちが、イタズラ心で仕掛けた不良への復讐計画が思わぬ爆発事件に発展したことで、初めて生きることに必死になり右往左往しながらも成長していく様を、ハラハラドキドキの展開で描いた“青春逃亡サスペンス”。窪田さんが凡下高校2年のトビオ役で主演。トビオの幼なじみの蓮子に永野芽郁、トビオの友人たちの伊佐美に間宮祥太朗、マルに葉山奨之、凡下高校OBの裕福なニート・パイセンに今野浩喜。トビオたちが恐れる矢波高校の不良のトップ・市橋に新田真剣佑、伊佐美の彼女・今宵に川栄李奈といった若手俳優のほか、クールな刑事・飯室に三浦翔平、トビオの担任・菜摘役で水川あさみ、裏社会の弁護士・西塚に板尾創路、裏社会のドン・輪島に古田新太といったキャストも参加。■最終回を迎え様々な声が…第1話放送直後には「原作どおりで嬉しい」「キャストが原作に激似」など原作のイメージに忠実なドラマ化に対し賞賛の声が相次いだ。最終回では自分たちが爆破事件の真犯人だと主張するトビオたちの声を輪島がもみ消し、殺されそうになったパイセンは逆に玲夢を刺殺。飯室によって逮捕されてしまう。どうしても納得がいかないトビオは凡下高校に残った爆弾を仕掛け、屋上で自らの罪と想いを叫び連行される。そして10年後、伊佐美、マル、パイセンらが事件を乗り越え新たな人生を歩もうとするなか、自殺した市橋のことが頭から離れず苦しみ続けながらも「生きなきゃ」と決意するトビオの姿で締めくくられた。オリジナル展開に突入した最終回に「原作通りの様で原作通りじゃない」「え!!!!オリジナル!」など驚きのツイートが投稿されるなか、冒頭から続くハードな展開に「マジ今のとこしんどい」という声も。自らの罪がもみ消されそうになるなかでトビオが学校の屋上で「俺が犯人だ」と改めて宣言する場面では「窪田くんの狂った笑いの演技ってなんかすっごく心にくる」「窪田正孝の演技がすごい」「これを演じるのは本当に凄いさすが」と窪田さんの演技力を絶賛する声がタイムラインを埋め尽くす事態に。さらにラストシーンは事件から10年を経てもなお罪の意識に苦しめられるトビオが、妊娠し母になろうとしている蓮子と再会。その後市橋の幻影にナイフをわたされ自分も自殺しようとするも我に返り「生きなきゃ」とつぶやきどこかに歩き出すという衝撃的なもの。原作と違うもう1つのオリジナルラストには「最後ヤバいな。」「最後のシーンがこれかぁぁ」「甘さのかけらもない現実的なラスト」など衝撃を受けたという声が上がる一方で、「“よかった、生きてて”“頑張ったね”はトビオが10年間ずっと言って欲しかった言葉だったんだろうな」「蓮子の“生きてて良かった、頑張ったね”が救いだ」とラストに希望を見出したという投稿も。また「実写化した意味があるドラマ」「しっかりと爪痕を残したドラマ」と作品を讃えるツイートも多数。「しばらくトビオロスに陥ると思います」と“ロス”を嘆く声と同時に「トビオが、その後どーなったのか知りた過ぎる」と“続編希望”ともいえるコメントも寄せられていた。(笠緒)
2017年09月20日7月から放送され、ハラハラドキドキの展開で描く青春逃亡サスペンスが人気を博した“僕やり”こと「僕たちがやりました」。今夜9月19日(火)21時、ついに最終回を迎えるにあたり、主演を演じた窪田正孝が本作のこれまでをふり返り思いの丈を語ったロングインタビューが到着した。先週放送した第9話は、市橋(新田真剣佑)の思いもよらぬ死や、刑事・飯室(三浦翔平)の言葉で自責の念にかられたトビオらは自首を決意。付き合っている蓮子(永野芽郁)にも理由は言わず、トビオは一方的に別れを告げた。翌朝、トビオたちは自首をするため、あるコンサート会場に向かい、大勢の観客の前で声高らかに「僕たちがやりました!」と宣言。そこへ突然マスクをした男4人が会場に乱入してきて、トビオたちは拉致されてしまう。ドラマ版では、原作と異なる展開でラストへと向かう。米田孝プロデューサーは、15通りほどの案を用意したそうで「トビオたちの犯した罪は許されませんが、自らの過ちにどう向き合い、どう行動するか?“生きる”ことをテーマにし、原作とは違う、一歩進んだ罪との向き合い方をします。その先をどう生きていくのかを感じられるようなラストで、原作の金城(宗幸)先生にも太鼓判をいただけました!」と、自信をのぞかせる。さらに窪田さん自身も「僕からもアイディアを出させてもらいました」と明かす。そんな結末について窪田さんは「トビオとして、悔いはないラスト。原作を読んでいても違和感もなく、気持ちはスッキリしました」と語った。5月に始まった撮影をふり返った窪田さんは「駆け抜けた4か月。撮影が終わることは正直寂しいですけれど、一個一個のシーンが濃かったです。ビルとビルの隙間で、パンツ一丁でドーナツにかぶりつき、逃亡劇をしていたときは、自分自身も追いつめられていったし、(第6話の)ボウリング場でパイセンに声をかけられ、4人で再会できたときは本当に嬉しかった。大人になり切れず、もがいているトビオを演じることはすごくやりがいがありました」。「衣装合わせで制服を着たときは“無理でしょ”と思っていたのですが、始まってしまえば一張羅のようになって、自分に馴染んでいきました。あの制服のおかげで高校生に戻れた気がします」と率直な感想を語った。また作品の本質について窪田さんは「器用ではないので、どうしても役の影響を受けてしまうことはあります。ずっとモヤモヤが消えないというか、作品のテーマでもある“罪との向き合い方”をずっと考えながらやっていました。殺意をもって殺したわけではないので、余計に他人事のように感じてしまう部分もあったりしたのですが、市橋が亡くなってしまったときに、罪の重さが形を変えてのしかかってきました。ある種の恐怖でした」と、トビオの疑似体験をしていたという。またヒロイン・蓮子については「蓮子に(第9話で)“別れよう、一生会いたくない”と言ったときは、トビオの決意を感じました。それと第9話の水族館のシーンでかかったナレーション“無言のままでもいい。そんな関係を愛っていうのかな”というセリフはグッときましたね。世の中、好きだけど出来ないことはたくさんあるし、トビオと蓮子がそれを体現していた」と、SNSでも“切ない”と話題になったシーンについても語った。さらに伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセン(今野浩喜)とのシーンについては、「4人でいるときはどんどん自由になっていきました。流れのままにやってみようとする部分は、台本にとらわれない作品の強さでもあるなと」と、4人のチームワークや場の空気感は良かったという。そして「若い方が大人になって、“中、高校生のときに何のドラマを見ていた?”という話題になったときにこの作品が出てきたら、本当にこの作品をやった意味があるなと思います。見てくださった方に何か心に刺さるものがあれば幸せです!」と、締めくくった。人は間違える生き物、間違えた時にどうするのか――。自首するまでに成長した4人に待ち受ける結末とは?原作を超える衝撃の展開を見逃さないで。「僕たちがやりました」最終回は9月19日(火)21時よりカンテレ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月19日グラビアアイドル・都丸紗也華(20)が、クラウドファンディングの「都丸紗也華が『僕の彼女』になる写真集プロジェクト」で、自身2作目となる写真集(タイトル未定)を来年1月25日に発売することが15日、分かった。写真集はB5判ソフトカバーの128ページ、価格は1,800円(税別)を予定。「写真集はファンのみなさんのためにあるもの。だからこそファンのみなさんの『声』を聞かせてほしい。写真集作りをファンのみなさんとのコミュニケーションの場にしたい」という都丸の思いを受け、幻冬舎と写真家・曽根将樹氏率いるクリエイティブチーム・PEACE MONKEYが、クラウドファンディングサービスを運営するMakuakeで写真集制作プロジェクトを立ち上げた。「都丸がもしも自分の彼女だったら……」というファンの妄想を写真集で再現する。目標金額は350万円で、支援プランは2980円から10万8,000円まで10コースが設けられている。プロジェクト実施期間は9月15日から12月15日まで。支援者が「制作チームの一員」となるファン参加型の写真集作りを目指す。それぞれのコースに応じて、「巻末クレジット掲載」「私物を撮影小道具に使用」「カメラマン指導のもとの撮影」などさまざまなリターンが用意されている。○都丸紗也華のコメントこんにちは。都丸紗也華です! 今回、ファンのみなさんと一緒に写真集を作りたくて、クラウドファンディングに挑戦することにしました。グラビアの撮影は私自身を表現できるものであり、みなさんに知っていただくきっかけになったものでもあるので、私にとってすごく大切な場所です。だからこそ、『写真集の出版』というのはとても特別なことで、常に目標にしていることのひとつです。そんな写真集をいつも応援してくださるみなさんと一緒に作りたい!そう思って、この場を借りて写真集を制作することにしました。みなさんの「声」をたくさん聞かせてください。この写真集作りをみなさんとのコミュニケーションの場にしたいです。最高の写真集を私と一緒に作ってください!15歳でデビューして、早いもので今年で21歳になるんです。今までの写真集と違って、少し大人っぽく成長したところを見ていただけるといいなぁと思っています。そこで考えた写真集のテーマは『都丸紗也華が、僕の彼女だったら…』(笑)。ファンのみなさんからも、いろんな“カレシとカノジョ”のラブラブなシーンやほっこりシーンなどなどこんなシーンが見たいと思うものを教えてもらいたいです。そういうシチュエーションだと、今までより自然に“素の自分”が出せそうな気もするんです。まだ見せたことのない都丸紗也華を、みなさんに引き出してもらいたいです!
2017年09月15日窪田正孝が高校生役で出演し、新田真剣佑、間宮祥太朗、葉山奨之、川栄李奈らいま注目の若手俳優たちが共演するドラマ「僕たちがやりました」。この度、本作で窪田さん演じるトビオの恋人・蓮子役の永野芽郁から、9月12日(火)今夜放送される第9話をふり返り、“トビオと蓮子の関係”についてのコメントが到着した。本作は、高校生のトビオたちがイタズラ心で仕掛けた不良への復讐計画が思わぬ爆発事件に発展し、右往左往しながらも成長していく様を、ハラハラドキドキの展開で描く“青春逃亡サスペンス”。先週放送された第8話では、トビオとの友情を築いていた市橋(新田さん)の思いもよらぬ死で締めくくられるという衝撃の展開を迎えた。今夜放送の第9話では、刑事・飯室(三浦翔平)からの執拗なまでの追及に、精神的に追い込まれていくトビオは、伊佐美(間宮さん)、マル(葉山さん)、パイセン(今野浩喜)と再会し、パイセンの全財産をつぎ込んだ“最高の自首”をする決意を固める。それぞれの逃亡生活を送ってきた4人が、再び心を一つに。そこでトビオが思いついた作戦とは…?また、市橋への罪悪感があふれ出したトビオは、「俺が殺した」と錯乱状態になるのだが、その姿にトビオがただならぬ秘密を抱えていることを察する蓮子。永野さんはこの第9話について「トビオと蓮子の関係の深さが出ている回」と説明。「お互いのことを考えるからこそ、言い出せないこともある。なので、やっぱり蓮子ってトビオのことを本気で好きなんだな。本心をあまり語らないトビオを優しく受け止める姿に、蓮子って本当に強いなと思いました」と話し、「根本的には、芯の強さを忘れずに演じたかった。原作には寄せたいとは思いましたが、原作に寄せただけではリアルな蓮子にはならないなと思ったのと、窪田さん演じるトビオの反応をリアルに返せる蓮子でいたいなと思って演じた」と明かしている。また撮影をふり返り、一番楽しかったシーンについては「全部」と言いつつ、中でも「一番は第9話の水族館デートですね。トビオとデートをする最初で最後感が強かった。楽しかったけれど、トビオの背中を見て“離れてどっか行っちゃうのかな”と感じたところは切なかった」とコメント。永野さん自身は何かに向き合うことに抵抗はない方だそうだが、「改めて向き合うことには責任が伴い、恐くて勇気がいることだなと思いました」と語ったように、作品を構成するテーマのひとつでもある“人は間違える生き物、間違えたときにどうするのか”という点を鋭く見抜き、真摯に向き合っていたようだ。「僕たちがやりました」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月12日