Googleは4月1日、Google 日本語入力をデバイス化した「Google 日本語入力ピロピロバージョン」を発表した。ピロピロバージョンは、手を使わなくても文字が入力できる画期的なデバイス。吐いた息の量をピロピロの長さに変換し、可視化。長さを赤外線センサーで読み取り、Bluetoothで送信することで文字入力を可能にした。主な仕様は26×56×400mm(ピロピロ笛展開時)で、重量は40g(電池含まず)。Bluetoothは最新の4.0ではなく、2.1 Class2を採用しているため、電池持ちが気になるところだが、動作時間は約20時間(連続使用時)としている。BluetoothプロファイルはSPPでファームウェアバージョンアップによりHIDにも対応する。電波最大到達距離は20m。使用可能な乾電池は単4アルカリ電池か単4マンガン電池、単4ニッケル水素2次電池1本。ピロピロ笛であるため、稼動音は最大で35dbとなる。センサーはCMOS測距センサーのみとなる。ピロピロは、多様化するライフスタイルに合わせるため、様々なデザインを用意。発表資料からはうさぎ型やペン型を確認できる。発売日や価格は市場調査の結果次第としているが、これまで丸1年をかけて開発してきたという。基板の回路や3Dプリンタのデータをオープンソースライセンスとして提供するため、自作も可能。入力はひらがなと英数字、絵文字の3種類。漢字入力は現在、研究中としており、担当者が体を鍛えているようだ。なお、Googleでは手元にピロピロ笛のないあなたのために、体験サイトを開設している。毎年恒例のGoogle日本語入力エイプリルフールネタということで、このニュースはエイプリルフール企画の紹介記事です。昨年はマジックハンドでした。エイプリルフール関連記事今年もやります! エイプリルフール 2015まとめ - 続々更新!!Google、パンダアップデートを超えた「Google Panda」Google、パックマン機能を採用した「Googleパックマップ」NTTドコモ、国産羊毛を採用したリアルしつじくんを呼び出せる「d-Watch」KDDIが三太郎CMシリーズをハリウッド映画化、2041年に公開へ
2015年04月01日カシオ計算機は3月26日、録音済み音声の聞きたい部分を文字入力で検索できる「キーワード頭出し ボイスレコーダー」と、顔写真からキャラクター画像を自動生成できる「撮ってキャラスタジオ」のスマートフォン向けアプリ2種類を公開した。○キーワード頭出し ボイスレコーダーキーワード頭出し ボイスレコーダーは、独自の音声キーワード検索技術によって、聞きたい部分をキーワード入力から探せるiOS向けアプリ。App Storeにて販売し、価格は税込500円(2015年4月30日までは特別価格の300円)。対応OSはiOS 7.1以上、対応端末はPhone 6 Plus、iPhone 6、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5、iPhone 4S、iPod touch(第5世代)。キーワード頭出し ボイスレコーダーは、検索したい言葉をかな入力すると、アプリの内部で音声へ変換し、録音データ内の類似部分を教えてくれる。検索結果を聞き終えた後は、必要な部分のみを残しておくこともできる。そのほか、音声のない部分を飛ばして再生時間を短縮する「無音スキップ」、2倍速や3倍速で再生できる「倍速再生」、雑音を低減する「ノイズキャンセル」、指定した秒数を飛ばして再生する「指定秒数スキップ」、録音・再生時にマークやメモを貼り付けられる「タグ付け」など、聞き直しの効率化に役立つ多彩な機能を備える。○撮ってキャラスタジオ撮ってキャラスタジオは、顔写真をキャラクターに変換し、様々なポーズやセリフを合成して21パターンの画像を自動作成してくれるスマートフォン用アプリ。Android版を3月26日にGoogle playで、iOS版を4月にApp Storeで提供開始する。いずれもダウンロードは無料だ。対応OSはAndroid 4.0以上、iOS 7.0以上。iOS版の対応端末はiPhone 6 Plus、iPhone 6、iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone 5。1枚の顔写真から輪郭や目、鼻などのパーツを抽出し、大きさや位置、バランスを認識してキャラクターを自動で作る。キャラクター画像は、様々な表情やポーズのキャラクターに「ごめんね」「ワクワク」といったセリフを合成したものを21パターン作成。そのうちの3パターン(2015年4月30日までは6パターン)は無料で保存でき、アプリ内で108円(iOS版は100円)を支払うと21パターンすべてを保存できる。画像の保存データ形式はPNG。キャラクター画像は、15種類の髪型や12種類のメガネ、40種類のセリフを用いてがアレンジ可能だ。また、カシオ計算機のオリジナルスタンプメーカー「pomrie(ポムリエ)」と連携してスタンプも作れる。また、カシオ計算機は同日、カシオ公式アプリのポータルサイトを開設した。
2015年03月26日フェンリルは25日、Android向けブラウザアプリ「Sleipnir Mobile for Android」の最新版3.4を公開した。Google Playから無料でダウンロードできる。対応OSはAndroid 4.0.3以降。バージョン3.4では、フォームの自動入力機能を追加。ページ内のフォームに何を入力するか予め設定しておくことで、ページを開いた後フォームに自動入力できるようになった。ページのURLにはワイルドカードが使えるため、1つの設定で複数のページに対応できるほか、チェックボックスのオンオフも自動入力に対応する。
2015年03月25日ソースネクストは19日、各種申請書や履歴書など、申請書類の記入欄に文字を入力して印刷できる書類印刷用ソフトウェア「さよなら手書き2」のダウンロード版を発表した。同日より税別3,990円で、直販サイトにて販売開始する。同製品は、各種申請書や履歴書など申請書類の記入欄にぴったり文字を入力できる「さよなら手書き」の最新版。「さよなら手書き」は主に役所への申請資料作成などに使用され、2013年12月の発売以降、2015年3月時点で累計52,000本以上を売り上げたソフトウェア。書類をスキャンすることで、独自仕様の申請書類にも対応する。「さよなら手書き2」では、ドラッグしてエリアを指定すると記入欄を自動認識する新機能を搭載。金額や郵便番号、フリガナなど、マス目になっている記入欄への記入への対応や、縦横のマスの数を指定するだけで1文字ずつマス目に合わせて記入できる機能も備えた。また、1つの申請書フォーマットで日付や宛名だけ違う複数の書類を作りたい時に役立つ、差し込み印刷機能などを新搭載した。このほか、オリジナルハンコの作成機能、背景の傾き補正機能、日付入力フォームなども新たに用意している。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。
2015年03月19日シャープは2月24日、電子黒板用途などに適した新しい手書き入力を実現できるタッチパネルシステムを開発したと発表した。今回開発したタッチパネルでは、ボタンなどで複数のペン機能を利用できるアクティブ方式のスタイラスを同時利用でも認識できるようになった。具体的には、2012年12月に、多点入力を一括して検知・処理できるシャープ独自の並列駆動方式のタッチパネルを発展させたもので、タッチパネルを制御するコントローラICのソフトウェアを改良し、スタイラスにこのICと連携する回路を内蔵したことで個々のスタイラス識別や、指とパッシブペンとの同時認識を可能にした。アクティブ方式のスタイラスは、現在も様々な製品が市場に投入されているが、有線による接続でなければ遅延なく同時認識できない制約がある。無線によるスタイラスを実現していたとしても、タッチ信号処理とペン信号処理を時分割していたため、タッチとペンを同時に利用するとタッチ性能が劣化するケースが多かったという。一方で、今回のアクティブスタイラスを統合した静電容量方式タッチアーキテクチャは、タッチ信号処理とペン信号処理をCDMAによってマルチプレクスした。Drive Chに割り振るコードと同様に各アクティブペンにコードを割り当て、タッチコントローラはアクティブペンをDrive Chの1つとして信号復調を行い、ペン位置を特定している。現時点で、アクティブペンの同時認識は2本となっており、4本~10本程度は大きなシステムの改修なしで対応できるという。これは、各アクティブペンに割り当てる符号をどれだけ長くできるかにかかっており、長い符号を割り当てられれば、それだけ多くのアクティブペンを利用できることになるという。ただ、100本単位になると、コントローラICの並列読み出しに負荷がかかってしまうので、現在のICでは難しいようだ。アクティブペンの電池は、開発レベルの素子にFPGAを利用していることもあって消費電力が大きく、単4電池となっているが、商品化する際にはIC化を図り、単6電池で1000時間の設計仕様を目指すという。これは、1日2時間の利用を想定した場合、2年間もつ計算で、十分実用に耐えうるレベルだろう。ICの回路設計はほぼ完了しており、製品化は遠くないタイミングで実現できるとしていた。現在はパッシブペンであっても、ホバー操作が可能なディスプレイがスマートフォン向けに投入されているが、タブレット端末やさらなる大画面では実現が難しい。アクティブペンは、ペン先から信号を出しているため位置検知が可能だが、今回のタッチパネルでもホバー操作を実現している。試作ディスプレイでは、2cm程度離しても利用可能で、商品化時でも1cm程度離しても位置を特定できるようにするようだ。アクティブペンは、ペンに付いているボタンとホバー操作を含めて多様な操作を実現できるため、プロ用途としても潜在的な需要が大きい。今回の発表では、「電子黒板に適した手書き入力」としているが、記者向けに行われた説明会では、タブレット端末への導入も視野に入れているとした。ただ、シャープのタッチパネルディスプレイはTVなどの大型製品であっても静電容量方式タッチパネルの性能が高いため、アーケードゲーム機などのエンタテインメント活用や、情操教育といった電子黒板以外の教育用途の利用も面白いかもしれない。なお、米国・サンフランシスコで22日~26日に行われている半導体技術の国際学会「ISSCC 2015」で、この新タッチパネルシステムの論文が採択されている。
2015年02月24日東日本旅客鉄道(JR東日本)は30日、「東京駅開業100周年記念Suica」再販売事前予約の申し込みフォームを開設した。インターネットの申込フォームから予約する場合は、「氏名」「住所(送付先)」「電話番号」「購入枚数(一人3枚まで)」「メールアドレス」などの必要事項を記入して申し込む。申し込み期間は2015年1月30日から2月9日まで。その後、2月下旬に事務局から専用払込票が送付され、3月9日までにコンビニエンスストアで代金を支払うと、事務局での入金確認後に順次商品が発送される。なお、東京駅開業100周年記念Suicaの事前申し込みは郵送でも行える。
2015年01月30日日付や時刻を入力するとき、ソフトウェアキーボードを日本語から英語に切り替えているユーザは少なくないはず。アルファベットを入力することが多いユーザにとって「1/16」や「11:30」といった文字列は、入力確定する必要がないぶん英語キーボードのほうが効率的に作業できるからだ。しかし、iOS 8のソフトウェアキーボードは、日付・時刻に関しては日本語/ローマ字(または日本語/テンキー)のままのほうがいい。3~4桁の数字を入力すれば、変換候補に日付・時刻のフォーマットを表示してくれるからだ。時や分といった単位の入力は不用、「420」と入力すれば「4:20」と「4時20分」、「4/20」と「4月20日」が候補に現れる。コロンやスラッシュを考慮すれば英語キーボードより効率がいい。西暦/和暦を入力する場合は、そのような自動整形は行われないが、代わりに「相対指定」がサポートされる。「ことし」を変換すると現在(2015年)を基準にして「2015年」と「平成27年」が、「らいねん」を変換すると「2016年」と「平成28年」が候補に現れるのだ。ほかにも「きょねん」と「さらいねん」、「おととし」に「さきおととし」も利用できる。「きょう」と「きのう」、「あした」と「あさって」、「おととい」と「しあさって」もこの方法で入力できる。「らいげつ」や「せんげつ」のように月を単位とすると、「12月」や「1月」など月しか候補に現れないが、代わりに「師走」や「睦月」といった陰暦の月が現れる。ちょっとしたTIPSとして覚えておきたい。
2015年01月22日LINEは2014年12月16日に、アメリカ、ロシア、韓国などの国に公開されているLINEアプリにおいて、相手がテキストを入力している際「…」という吹き出しが表示される機能を追加した。日本版での対応については未定だが、こうした新機能を実装して欲しいと思うか、LINEユーザーのマイナビニュース会員500人を対象にアンケート調査を行った。○LINEユーザーの半数以上が「新機能必要なし」まずは、新機能を日本版のLINEにも搭載して欲しいと思うか聞いてみた。結果は、「いいえ」(必要ない)と回答した人の方が多く、500人中58.6%となる293人が回答した。半数以上が欲しくないと回答したが、その理由について聞いてみると、最も多かったのが、「今の状態に満足している」という意見。リリース以来様々な機能を追加してきたLINEだが、ユーザーは現在の状態に満足しているようだ。また、「拘束感が強まる」、「ずっとLINEを起動しているわけではないので、必要性を感じない」、「余計に気になってLINEから目が離せなくなりそう」、「書いてる途中で他のことをすることもあるから」など、LINEに縛られることを懸念する意見も多かった。そのほか、「相手を焦らせてしまいそう」、「返信に悩んでいるときに、ずっと見られていたら、申し訳ないし変な感じがして嫌だ」、「待たせていたらと考えるとプレッシャーに感じる」、「リアルタイムの状況を完全に把握されるのは嫌だ」など、相手の状況がわかることのメリットよりも、現在の自分の状況がわかることに抵抗を感じる意見もあった。一方で「はい」(搭載して欲しい)と回答したのは500人中41.4%となる207人。多かったのは、「便利そう」、「他のメッセージアプリで搭載されていて便利だから」、といった意見だった。また、「連投しなくてすむ」、「会話がダブらないようになる」、「既読だけでは本当にきちんと読んでくれたのか不安に思うときがあるから」、「スムーズな会話ができる」など、短時間で連続したメッセージのやり取りを行う際に便利だという意見も多かった。そのほか、「相手の返事を待って返信できる」、「急用の際など新機能があれば、すぐに返信が来るなとわかって、電話したりしなくてすむから」、「時間をかけて本文を作成している時に、既読スルーと思われなくてすむから」などの意見もあった。ただし、「相手が入力中にこちらが先に入力してしまって、話がかみ合わなくなることが防げる。でもグループトークの場合に…だらけの表示になるとしたら不便かも」、「急用の場合は便利だけど、いちいち出なくてもいい」など「時と場合による」という意見も多く見受けられた。現代人のコミュニケーションになくてはならない存在となっている「LINE」。今後どのような機能が追加され、ユーザーはどのような反応をするのか注目していたい。調査時期:2015年1月9日~2015年1月13日調査対象:LINEユーザーのマイナビニュース会員調査数:500件調査方法:インターネットログイン式アンケート(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月14日富士通研究所は1月13日、手書き入力機能とNFCタグリーダーを備えた指輪型ウェアラブルデバイスを開発したと発表した。近年、工場やビルのメンテナンスなどの作業現場で、手を止めることなくICTを活用するためにヘッドマウントディスプレイ(HMD)などのウェアラブルデバイスが注目されているが、HMDでは表示された情報の選択や、数値・文字入力が容易ではないという課題があった。これに対し、今回開発されたデバイスでは、搭載したモーションセンサーの情報から、空中で手書きをする指先の動きを抽出し、手書き文字を入力・認識することができる。空中で文字を書く際に、文字の書き出しと移動とを区別する必要があるが、これをボタン操作するのは煩雑なため、同デバイスでは一筆書きで文字を入力する形式を採用した。また、NFCタグリーダーを内蔵することで、タグをタッチした際に作業対象物を特定し、作業内容を提示することができる。さらに、現場でより身軽な作業スタイルを可能とするために、重量は10g以下に抑えられたほか、省電力化によりボタン型バッテリーを採用することで、小型化にも成功した。さまざまな体勢で行う車両メンテナンスや、高所での作業時の使用を想定しており、HMDのカメラを指輪型ウェアラブルデバイスで操作し、コメントを直接付与することもできるほか、作業漏れがあった場合にアラームを発して作業者に知らせるなどの使い方が考えられるという。富士通研究所は今後、現場での検証を行い2015年度中の実用化を目指していくとしている。
2015年01月13日富士通研究所は13日、手書き入力機能とNFCタグリーダーを搭載した指輪型デバイスを開発したと発表した。2015年度中の実用化を目指していくという。富士通研究所が開発した指輪型デバイスは、工場やビルのメンテナンスなどの作業現場で作業の手を止めることなくICTを活用するために開発されたもの。親指で本体のボタンを押すことで空中での文字入力が可能。デバイスに内蔵されたセンサーの情報から、空中で手書きをする指先の運動成分を抽出し、その軌跡を利用して手書き文字を入力認識する。現場作業で多く使われる数字入力に関しては、入力するための訓練をすることなく約95%の認識率を達成している。また、空中で文字を書く場合、文字を構成する線と書き出しまでの移動とを区別する必要があるため、一筆書きで文字を入力する方式を採用した。今回開発された技術では、一筆書きの軌跡から文字として不要な連結部分を自動的に認識して、軌跡データを補正することが可能となっている。そのほか、指先でのタッチを検出するNFCタグリーダーや、モーションセンサー(加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー)を搭載。各構成部品を最適に配置し、さらなる省電力化によりボタン型バッテリーを採用することで小型化を実現した。今後、同研究所では、実際の現場で操作性などの検証を行い、2015年度中の実用化を目指していく。
2015年01月13日富士通研究所は1月13日、手書き入力機能を備えた指輪型ウェアラブルデバイスを発表した。モーションセンサーによって空中に手書きした文字を解析する。2015年中の実用化を目指す。このたび発表された指輪型ウェアラブルデバイスは、加速度センサーとジャイロセンサー、磁気センサーを搭載している。これらモーションセンサーによって、空中で手書きする指先の運動を抽出し、手書き文字を認識・入力する仕組みだ。数字入力では約95%の認識率を達成した。空中で書いた文字を認識するためには、文字を構成する線と、線以外の指の動きを区別する必要がある。区別のために煩雑なボタン操作を行わなくてもいいように、富士通研究所は一筆書きの軌跡から不要な部分を自動で判別して、軌跡を補正する技術を開発した。この技術により、文字の視認性やテキスト変換の認識率を向上できるとする。また、ユーザーは文字の入力開始時のみ、親指で入力操作ボタンを押せばよい。インタフェースはBluetooth Low Energyで、指輪サイズながらNFCタグリーダも搭載する。重量は10g以下。
2015年01月13日サテライトオフィスは1月7日、ワークフローの入力フォームをGUIで作成できる入力フォーム作成ビルダーを開発し、無償提供すると発表した。同社はGoogle AppsのGoogleサイト上で動作するワークフロー機能(サテライトオフィス・ワークフロー for Google Apps )を、 Google App Engine上で開発し、Google Apps Marketplaceから無償/有償提供している。すでに、導入社数も、1700社/24万アカウントを突破したという。同社は、Google Apps導入支援の中で、Google Appsで利用可能なシングルサインオン機能、AD連携機能、掲示板/回覧板機能、組織カレンダー機能、組織アドレス帳機能、ドキュメント管理機能を無償/有償提供している。ワークフロー機能を利用する場合、管理者は入力フォームの作成が必要になるが、同社はワークフロー入力フォームを画面上で作成できる入力フォーム作成ビルダーを新たに開発し、提供する。また、テンプレートから簡単に入力フォーム作成ビルダーでカスタマイズが可能。テンプレートは、パソコン設置依頼書、報告書、物品購入申請、仮払い申請、交通費精算、稟議書など、60個以上が用意されている。
2015年01月07日米Appleのモバイル向け最新OS「iOS 8」からは、サードパーティ製キーボードアプリの利用が可能になり、iPhoneやiPadでも好みの日本語入力アプリを選べるようになった。早くもさまざまな日本語入力アプリが登場しいているが、なかでも独特の操作感が特徴なのが、手書き日本語入力アプリの「mazec」だ。本稿では、iPhoneの標準キーボードの入力で戸惑ったり、使いづらいと感じるシーンを取り上げながら、mazecの手書き入力の快適さや利便性について考えてみたい。○手書き入力ならタイプミスの心配は無用iPhoneでとくに文字入力する機会が多いのが、メールやLINE、TwitterやFacebookといったSNSなどのコミュニケーションに関連するアプリだろう。これらのアプリで文字入力する際に、ついやってしまいがちなのがタイプミスだ。iPhoneの標準キーボードの場合、テンキーでのフリック入力やパソコン風のQWERTYキーボードを選べるが、隣のキーをタッチしてしまい、タイプミスとなることも少なくない。変換時などにタイプミスに気づくことも多いが、入力したテキストを消して、再度入力し直すのは面倒だ。一方、mazecでは、手書きで文字を入力するため、基本的にタイプミスというものは存在しない。ただ、"入力したい文字と違うものが入力される"という点では、手書きした文字が違う文字に認識される場合が、キーボードのタイプミスに相当するかもしれない。しかし、mazecでは、手書きした各文字の認識候補を一覧して、簡単に文字を訂正することが可能だ。テキストの最初から手書きをやり直すことなく、1字ずつ直接訂正できるのは、mazecならではのメリットと言えるだろう。○読めない地名・人名も手書きで一発変換iPhoneで目的地への行き方を調べる際に、経路検索や乗換検索などで地名を入力することも多いだろう。しかし、日本全国の地名には、「寒河江(さがえ)」「太秦(うずまさ)」など、変わった読み方をしたり、難しい漢字が使われているものなど、標準キーボードでの入力に手間取る地名も多く存在する。また、最近では、「昊空(そら)」「惺梛(せな)」など、子供に凝った名前を命名する人も多い。そのため、親戚や友達の子供の名前を入力する際に、読み方がわからなかったり、読み方がわかっていても直接変換できず、入力に骨が折れることもあるかもしれない。読み方がわからない地名・人名などを標準キーボードで入力する場合、漢字を1字ずつ変換し、候補一覧から入力したい漢字を探すことになるがかなり大変だ。すばやく経路検索したいときなどは、とくに不便に感じるかもしれない。一方、mazecであれば、読み方がわからない漢字でも、見たままを手書きしてすばやく入力することが可能だ。多数の漢字が並んだ候補一覧から探す手間もなく、難しい地名・人名なども快適に入力できるだろう。難しい人名の入力にかかる時間を、mazecの手書き入力と標準キーボードの入力で比較した動画を撮影したので紹介しよう。標準キーボードで1文字を入力する前に、手書きでは人名の入力が完了してしまったことが確認できる。○直感的にメモでき、文字種の切り替えも不要アイデアなどをメモするときには、とにかくすばやく直感的に文字入力できるかどうかがポイントになる。しかし、フリック入力やQWERTYキーボードでの入力に慣れていない人の場合、入力に時間がかかり、文字を打っている間に考えていたことを忘れてしまった、ということもあるのではないだろうか。また、日本語だけでなく英数字も含む文章をキーボードで入力するのは、なかなか大変だ。標準キーボードの場合、地球儀アイコンをタップして、日本語キーボードと英語キーボードなどを切り替えられるが、直感的にメモしたいときには、この文字種の切り替えの手間は大きな時間のロスと言える。mazecでは、日本語と英数字の交ぜ書きができるため、文字種をわざわざ切り替えたりする手間なく、一気に手書きして入力することが可能だ。また、漢字とひらがなの交ぜ書きも可能で、画数の多い漢字などをひらがなで手書きして漢字に変換できるため、さらにスピードアップして直感的にメモなどを入力できるだろう。日本語と英数字が混ざった文章の入力にかかる時間を、mazecの手書き入力と標準キーボードの入力で比較した動画も撮影したので紹介したい。こちらは、文字入力が完了するまでの時間が手書きと標準キーボードでほぼ同時となったが、iPhoneのキーボード入力に慣れていない人であれば、手書きのほうがかなりすばやく入力できるのではないだろうか。***iPhoneの標準キーボードでの入力と、mazecの手書き入力を動画を交えながら比較してきた。とりわけ、フリック入力などのiPhoneの標準キーボードでの入力が苦手という人にとっては、手書きで直感的に入力できるmazecはおすすめであり、タイプミスしたり、英数字の入力に手間取ることなく、快適に文字入力できるだろう。また読み方の難しい地名や人名なども簡単に入力できるため、それらをキーボードで入力する際に不便を感じていた人にとっても、mazecは最適な日本語入力アプリと言える。
2014年12月22日ディラックは8日、台湾SilverStone製の電源ユニットとして、SFX-Lフォームファクタを採用した500Wモデル「SST-SX500-LG」を発表した。12月19日より発売する。店頭予想価格(税別)は14,000円前後。「SST-ST60F-PB」は、SFX-Lフォームファクタ準拠の80PLUS GOLD電源。最大出力は500Wで、奥行きを130mmにすることで120mm冷却ファンの搭載を可能とした。一定温度以下ではファンが回転しない準ファンレス方式で、静音かつ高い冷却能力を提供する。フルプラグイン方式を採用し、ケーブルはフラットケーブル仕様。ATXへの変換プレートも付属する。保護機能は、アクティブPFC / OVP / UVP / SCP / OPP。各DC出力は+3.3Vが20A、+5Vが20A、+12V1が40A、-12Vが0.3A、+5Vsbが2.5A。コネクタ数は、20+4ピンメイン電源コネクタ×1、4+4ピンATX電源コネクタ×1、6+2ピンPCI-E電源コネクタ×2、SATA電源コネクタ×3、ペリフェラルコネクタ×2、FDDコネクタ×1。本体サイズはW125×D130×H63.5mm、重量は約1.4kg。
2014年12月09日ジャストシステムは、日本語入力アプリ「ATOK for iOS」の最新版となるバージョン1.2.0の提供を開始した。最新版では、入力中の文字をカーソル位置に直接表示できる機能のほか、幅寄せ機能のオン/オフ設定、iPhone 6での幅寄せ機能の対応などを行った。最新版では、入力中の文字をカーソル位置に直接表示できるようになり、同機能をオンにした場合は、未確定の文字でも入力スペースに表示可能になった。ただし、入力中の文字の背景が青にならない、一部アプリでは動作しないなどの仕様上の制限がある。また、幅寄せ機能のオン/オフ設定が可能になり、iPhone 6 Plusのみ対応していた同機能がiPhone 6でも利用可能となった。このほか、キーボードのATOKキーを長押しすることで、アプリの設定を呼び出せる「ATOKメニュー」を追加、英語QWERTYキーボードで「確定」キーを押したときに、自動的に空白を挿入しないように改善を図った。
2014年12月09日MetaMoJiは8日、iOS 8用手書き日本語変換入力アプリ「mazec for iOS」のアップデート版の提供を開始した。最新版のバージョン1.2では、絵文字入力の認識、任意の入力字形への短文登録といった通常の文字以外の入力機能を強化した。最新版では、ハート、顔などの絵文字入力の認識、読みからの入力での絵文字変換に対応する。字形を登録して文字列に変換できる短文登録機能にも対応する。短文登録機能を使うことで、たとえば、家の形から住所への変換が可能。50文字までの短文を最大100件登録できる。このほか、mazec入力画面にカーソルキーも追加した。
2014年12月08日アシストは12月3日、タブレット端末向け電子フォーム・システム「e.Form」(開発元:韓国I-ON Communications Co,Ltd.)の新バージョンを12月17日より提供すると発表した。「e.Form」は、既存の申請用紙などをそのまま背景画像とし、入力フィールドを準備するだけで簡単に電子フォーム化を実現する。同システムは、電子フォームを作成して配信、保存する「e.Formサーバ」と、電子フォームを表示してデータ入力や写真の添付を可能にするタブレット端末上の「e.Form クライアント」で構成されている。新バージョンでは「e.Formサーバ」「e.Form クライアント」ともに、ユーザ・インタフェースの全面刷新を行い、使いやすさと利便性を追求した機能拡張が行われている。また、新機能の追加にあわせてメニュータブを追加すると共に既存のメニューについても構成を見直し。メニュー体系が整理され、より使いやすくなった。また、1セットのe.Formサーバで複数のワークスペースを管理できるマルチテナント機能やカタログ管理、お知らせ管理、PCブラウザからのフォーム入力、ユーザ情報のインポート、更新などに対応している。クライアント側も、iOS 8のフラットデザインをe.Formアプリにも採用。iOS版とAndroid版のユーザ・インタフェース統一を図っている。
2014年12月04日パイプドビッツと同社グループのアズベイスは、パイプドビッツの情報資産プラットフォーム「スパイラル」とアズベイスのコンタクトセンタープラットフォーム「BizBase」を連携し、新ソリューション「オムニチャネルコンタクトサービス」の提供を11月14日より開始すると発表した。オムニチャネルコンタクトサービスは、スマートフォンによるWeb入力画面を共有しオペレーターによるサポートを実現するもの。入力中の離脱によるビジネスの機会損失を抑えるとともに、顧客やオペレーターの利便性を向上させる。同サービスでは、「スパイラル」のWebフォーム機能で作成されたスマートフォン向けWebフォームに、コールセンターへ「電話をかける」ボタンが設置されており、ユーザーは、入力中に不明な点がある場合や入力が困難な場合にコールセンターにスムーズに問い合わることが可能。一方、コールセンターのオペレーターは、電話をかけてきたユーザーの電話番号が登録されている場合はユーザー情報が表示されるので、ユーザーの名称や問い合わせ履歴を確認できる。入力途中の画面がリアルタイムに連携されているため、すでに選択・入力した項目や入力中のテキストも表示される。これにより、ユーザーが「どこで困っているのか」を推測しやすく、スムーズな案内を実現するほか、GPS機能と連携すれば「今どこにいるのか」も把握できるという。オペレーター側からフォームへの入力を代行することも可能で、スマートフォンでの入力に不慣れなユーザーにも対応する。両社は今後、スマートフォンカメラのデータ連動を通じた、障害受け付けや機器故障や事故サポートなどのサポート機能も追加する予定だ。
2014年11月13日Analog Devices(ADI)は11月11日、電源電圧から32V離れた入力過電圧に対する入力保護と、1GHzを超える電磁干渉(EMI)に対する70dBの除去機能を搭載した高精度オペアンプ「ADA4177-2」を発表した。同製品は、デュアルチャネルの高精度、低ノイズ、低入力バイアスのオペアンプで、プロセスコントロールの最重要部分、防衛・航空宇宙用途、モータコントロールアプリケーションやマルチチャネルの計測器へ利用される、精度、直線性、環境耐性を備えたセンサインタフェースアンプへの要求に応える製品となっている。さらに、アンプの入力が過電圧やEMIに曝されることから、主にシグナルチェーンの精度や保護の強化が必要となる設計での利用に適しているという。そして、入力過電圧保護やEMIフィルタを集積しており、システムの精度や直線性を保ちながら、シグナルチェーンを保護するとしている。しかし、これまでのシグナルチェーンの前段に保護機能のないオペアンプが用いられる通常の設計では、高エネルギーの電圧や電磁現象の影響を受けてしまい、しばしば外付けのクランプ回路やフィルタを用いることになっていた。また、これらの外付け部品は、効果が限定されており、温度やコモンモード電圧の変化に対してシステム精度や確度を妥協する必要に迫られていた。これに対し、「ADA4177-2」をシグナルチェーンの前段に用いると、EMIはオペアンプの入力部でフィルタ除去されるか、あるいは過電圧事象による突入電流が安全なレベルに制御され、これらの影響を最小限にする。そのため、外付け部品による保護やフィルタリングのための部品を節減でき、システムの確度と精度の改善、BOMコストや回路基板面積の削減、さらに市場投入までの時間短縮を実現する。加えて、レールtoレール出力なので、さらなるダイナミックレンジを必要としている場合にも対応できる。この他、帯域幅が3.5MHz(ティピカル値)、電圧ノイズが1kHzで8nV/√Hzとなっている一方で、消費電力は通常の±15Vdc電源の場合、25℃環境下で500µAとなっている。動作温度範囲は-40℃~125℃である。なお、パッケージはSOIC-8およびMSOP-8。価格は1000個受注時で1.53ドル。すでに量産出荷を開始している。
2014年11月12日iOSのソフトウェアキーボードには、「音声入力キー」が配置されている。4段目のスペースキーとキーボード切り替えボタンの間にあるマイクの形をしたキーがそれで、タップすると内蔵マイクで音声を聞き取り、クラウド上にある音声変換エンジンに送信、かな漢字変換したうえでiPhoneへと送り返し、それをアプリのカーソル位置に挿入する。音声変換エンジンは「Siri」に利用されているものと同じで変換精度は高く、長めの文章を作成する用途にもじゅうぶん対応可能といえる。もっとも、すべてのユーザが音声入力の機能を必要としているわけではない。ときどき利用するにしても、スペースキーとキーボード切り替えボタンの間にあるだけに誤タップしてしまうことも多く、操作を取り消す手間を考えればふだんはタップできない仕様のほうがありがたい。しかし、iOS 8までは音声入力を無効化するオプションは用意されておらず、誤タップしないようユーザ自身が注意するしか対策はなかった。10月に配布開始されたiOS 8.1では、その音声入力を無効化するオプションがついに追加された。無効化の手順はかんたん、『設定』を起動して「一般」→「キーボード」の順に画面を開き、「音声入力」スイッチをオフ(緑→白)に変更すればいい。以降ソフトウェアキーボードに「音声入力キー」は表示されなくなるうえ、表示スペースが必要なくなるぶんスペースキーの幅が広がるため、入力作業がラクになるはずだ。
2014年11月11日グループストアは10月29日、SLEEple スリープルマットレスシリーズ「SLEEple EX17 Double Layer」の予約を開始した。○低反発フォームと高反発フォームをハイブリッド同商品は、楽天ランキング受賞実績を持つSLEEple スリープルシリーズの、低反発フォームと高反発フォームをハイブリッドした新しいマットレス。包まれるような低反発フォームと、しっかりと下支えする高反発フォームが新たな寝心地を生み出している。厚さは17㎝と、スプリングベッドマットレスにも匹敵する厚みを実現。1万3,800円(税込)~という価格設定も魅力となる。色はアイボリー、ブラウン。サイズは、シングル:約97×195×17cm、セミダブル:約120×195×17cm、ダブル:約140×195×17cm。
2014年11月05日米Googleがイベント作成機能を強化したAndroid用「カレンダー」アプリの提供を開始した。スマートなイベント作成アシスト機能によって、入力の手間が大幅に軽減される。新機能は3つ。1つは「Gmailからの日程自動入力」。新しいカレンダーアプリはイベントの情報をGmailの受信トレイから収集する。航空券、コンサートのチケット、ホテルの予約といった日付や時間、イベントに関する情報を含むメールがGmailに届いたら、メールから自動的にイベントを作成できる。カレンダーアプリが入力した情報に関して変更のメールが届くと自動的に反映され、航空機の到着の遅れなどはネットの情報からリアルタイムに変更がアップデートされる。2つめは「イベント向けに強化された入力アシスト機能」。タイトル、人、場所などに幅広く対応し、「Birthday dinner with Sara at Cafe Select」というように文章を書くように入力しながら、効率的にイベントの各項目(タイトル、ゲスト、場所)に情報を入力できる。カレンダーアプリが複数の情報ソースからスマートに入力候補を表示するので、すべてをタイプする必要はない。例えば、「Birth…」とタイプし始めると、「Birthday」や「Birthday dinner」といった候補がイベント名の入力候補として現れ、「with Sara」と続けると、Saraが名前に含まれるコンタクトが候補としてリストされるので、マニュアルのイベント入力も素早く完了できる。カレンダーはユーザーのイベント作成を学習し、例えば毎週同じ友達と公園でジョギングしているなら、「run…」と入力し始めるだけでジョギング、友人の名前、公園を入力候補に提案する。3つめは「予定リスト表示のデザイン改良」。文字だけで予定をリストするのではなく、イベントの種類や場所、参加する人などをユーザーがひと目で把握できるように、イベントを表す写真やイラスト、コンタクトのプロフィール写真などで予定を表現する。新しいカレンダーアプリの動作環境はAndroid 4.1以上。3日にNexus 6やNexus 9などAndroid 5.0 Lollipop搭載デバイスへの提供がスタートし、今週中にGoogle Playでの配信が始まる。
2014年11月04日NTTデータは10月15日、メガネ型コンピュータであるスマートグラスを業務で活用するために、キーボードを用いず、スマートグラスのみで文字入力が実現するAR(Augmented Reality:拡張現実)入力技術を開発したと発表した。ウェアラブルデバイスを業務で活用するにあたり、業務の効率化・高度化を実現するためには、既存の各種業務システムとの連携が必要となってくる。既存の業務システムでは、キーボードやタッチパネルなどの入力機器が前提とされているため、例えば作業で目視確認した数値を入力する場合やユーザーを認証する場合では、ID/パスワードなどの入力が必須となる。同技術では、利用者の指の動きをスマートグラスが備える前面のカメラで補足し、その動きを検知することでID/パスワードなどの文字入力が可能になる。具体的には、スマートグラスの眼前のディスプレイの中に表示されるソフトウェアキーボードの必要なキーを現実の指でなぞることにより、当該キーを入力することができる。これにより、入力している利用者本人だけが入力しているパスワードや暗証番号などの秘密情報を把握でき、他者から覗き見をされる心配もない。また、既存の入力機器を利用した文字入力を前提とする業務システムをウェアラブルデバイスから連携し、利用することが可能になるとしている。同社では、今後、同技術を含むウェアラブルデバイスを活用した実証実験を進め、2015年度早期のソリューションの提供開始を目指すという。また、ウェアラブルデバイスを活用したシステムの提供により、3年間で50億円の売り上げを目標としている。
2014年10月17日NTTデータは10月15日、スマートグラスの企業活用で必要となる、キーボードを使わずにスマートグラスで文字入力を実現するAR(Augmented Reality:拡張現実)入力技術を開発したと発表した。今回開発された技術は、スマートグラスのディスプレイに表示された情報を、利用者のジェスチャーによって選択してカメラで取り込むことで暗証番号などの文字を入力可能とするもの。具体的には、スマートグラスの眼前のディスプレイの中に表示されるソフトウエアキーボードの必要なキーを現実の指でなぞることにより当該キーを入力とすることが可能になる。キーボードやタッチパネルによる入力とは異なり、物理的な入力の痕跡を残さず、他者からの覗き見を防止できるため、従来よりも安全性を確保した入力を実現するという。また、同技術により、既存の入力機器を利用した文字入力を前提とする業務システムをウェアラブルデバイスから連携し、利用することが可能になる。同社は今後、同技術を含むウェアラブルデバイスを活用した実証実験を進め、2015年度早期のソリューション提供を目指す。
2014年10月16日●文字入力に難アリなiPhone 6 PlusiPhone 6 Plusに、ちょっといいたいことがある。それは"運用スタイル"の部分についてだ。iPhone 6と違って、「画面サイズがデカい=幅が広い」ので、片手操作がつらい。とにかく文字入力が大変なのだ。大人のしかも男の手でそうなのだから、女性なら言わずもがな。割り切って両手で操作すればいいじゃないか! という意見もあるだろうが、従来の「iPhoneシリーズ」の延長で買ったユーザーには酷な話だろう。なんだかんだいって"iPhone"のイメージで購入したわけだ。だからといって救いはないのか、というのが今回のテーマだ。○手首に負担がかかるiPhone 6 Plus小生の場合、iPhone 5sを使っている時(縦持ち)は、右手(右利きだから)で端末をホールドしたまま親指で全ての文字キーを操作する。そのスタイルをそのままiPhone 6 Plusで再現すると、外側のキー(主に「あ」「た」「ま」「^_^」)に届きはするものの、かなりフリックしづらい。「あ」キーでいえばフリックで「い」が入力ができないレベル。できたとしても、かなり手首に負担をかけている感じだ。iPhone 6、iPhone 6 PlusはどちらもiOS 8が搭載されているけれど、"同じ文字入力システム"だからといって、その評価は"同じなわけがない"って話になる。「英語」キーボード(いわゆるQWERTYキーレイアウト)なら、両手打ちしていたユーザーも多いだろうから、画面がデカくなったからといってそんなに違和感はないだろうけど、こと"片手操作"という話なら、違和感ありまくりだ。ちなみに、iPhone 5sで右側面から「あ」キーの中央までの距離を調べてみたら、約3.9cm。iPhone 6 Plusでは約5.2cmだった。この1.3cmの差は数値以上に厄介だ。もっというと、キー幅もiPhone 5sが約1cmなのに対しiPhone 6 Plusは約1.4cmと大きくなっている。というわけで、小生的にはこの辺の不満を解消したいわけだ。幸いにも、iPhone 6 Plusが初期採用しているのは最新版のiOS 8。サードパーティ製の文字入力システム(アプリ)が利用できるので、その辺を突破口にしたい。んで、さすがにiOS 8の公開、あるいはiPhone 6、iPhone 6 Plusの発売から一カ月も経つと、いろんな文字入力システムが配信されている。中でも注目したいのが、文字入力システムの雄「ATOK for iOS」(1,500円)だ。●ATOK for iOSで文字入力環境は?「ATOK for iOS」のポイントは、まさに、iPhone 6 Plusのための機能であるところの"幅寄せ"だ。キーレイアウトを"小さく"かつ"左右に寄せる"ことで、片手持ち(操作)ユーザーによって最適な環境を実現できるかもしれないという。なんともステキな文字入力システムなのである。実際の幅寄せ具合はどんな感じかというと、iPhone 6 Plusの右側面から「あ」キーの中央までの距離を調べたら約4cmだった。おっと、これはiPhone 5sとほぼ同等の距離だ。ホールド感にこそボディサイズが影響しているが、これならiPhone 6 PlusをiPhone 5sの標準文字入力システムと同じ感じで使えるわけだ。ちなみにキー幅は約1cmとこれまた同等だ。これで安心してiPhone 6 Plusを利用できるというもの。幅寄せ機能だけでも「iPhone 6 Plus」ユーザーには買いといえるんじゃないか? ちなみに小生的には大満足。入力しやすくなった分、ウェブ検索もメールもストレスなく利用できるようになった。ただし、Android端末に「ATOK for Android」を導入している"ATOK派"の小生にとっては不満もある。例えば、パソコン用「ATOK」と登録単語の共有が行える「ATOK Sync アドバンス」に対応していない(開発していく予定だとのこと)ことや、「英語」キーボード(QWERTYキーレイアウト)を搭載していない(キーボードの種類を増やしていく予定)ことなどだ。ともあれ、バージョンアップによって使いやすくなるハズなので、ちょっと期待もしている。現状では、iPhone 6 Plusの最適解的な文字入力システムは数が少なく、ATOKがその最右翼であることは間違いないと思う。これが手書き入力ユーザーなら「mazec for iOS」(900円)という手もある。また、有料/無料の文字入力システム(アプリ)は思った以上に増えている印象。そのうち"iPhone 6 Plus専用"なんていうものも出てくるかもしれない。ともあれ、「ATOK for iOS」は有料アプリなだけに、ちょっと手が出しにくいという人もいるだろう。が、もし家族にiPhoneユーザーがいるのであれば「ファミリー共有」を使うことでアプリを共有し合えるため、割高感は多少なりとも減らせるはず。ユーザーが居なくても、十分満足できると思う。小生的にiPhone 6 Plusに「ATOK for iOS」の組み合わせは鉄板だと思うのだが、いかがだろうか?●ATOK for iOSの設定方法と幅寄せのやり方最後にiOS 8からサードパーティ製のキーボードの利用が可能になったが、そのキーボードを使用するための設定方法にも触れておこう。
2014年10月14日●住所を素早く入力する方法これまでiPhoneでは、住所などを入力する際、都道府県からひとつずつ入力する必要があったが、新OS「iOS 8」では標準のキーボードでも、住所などがより簡単に入力できるようになっている。本稿では、「iOS 8」で新たな入力方法が追加された“住所”や“日付け・時間”について紹介する。なお、以下ではiPhone 5sを使用している。○住所を素早く入力する方法iOS 8では、郵便番号を数字で入力すると、素早く簡単に住所を入力できるようになっている。その際に、QWERTY方式のキーボードではなく、数字版のテンキーキーボードを使って入力する。日本語のテンキーから、「ABC」をタップ。その後「☆123」をタップすると、数字版のテンキーキーボードで入力できる。なお、数字版のテンキーの場合、連続した数字(000、111など)を入力する際、連続でタップしてしまうと、記号などに変換されてしまうので少し待ってから入力するようにしよう。数字版のテンキーキーボードで7桁の郵便番号を、ハイフンで区切ることなく入力すると、変換候補に住所が表示される。また、例としてメモアプリを使用しているが、どのアプリからも使用できる。ただし、番地などは表示されないため、別に入力する必要がある。●日付け・時間を素早く入力するには○日付け・時間を素早く入力する方法次に日付けや時間を素早く入力する方法を紹介しよう。日付けは、単純に「きょう」と入力すればよいだけ。変換候補に年号入りの日付けや、西暦入りの日付け、曜日入りの日付けなどがまとめて表示される。同様に、「きのう」、「あした」、「おととい」、「あさって」、「しあさって」もその日にあった日付けが表示される。さらに、「らいねん」、「さらいねん」、「きょねん(さくねん)」、「おととし」と入力すると、その年にあった年号、西暦が変換候補に表示される。次に時間。これは単純に4桁の数字を入力すれば良いだけ。「1234」と入力すれば、「12時34分」などの変換候補が表示される。なお、こちらも住所の入力のときと同様、数字版のテンキーキーボードを使用する。以上のテクニックを使えば、これまで以上に素早く簡単に文字入力ができるのではないだろうか。便利な機能だと思うので、ぜひ試してみて欲しい。
2014年10月07日米SanDiskは9月30日(現地時間)、2.5インチ7mm厚、M.2 2280、mSATAフォームファクタのSSDとして、「SanDisk X300 SSD」を発表した。ラインナップは、128GB / 256GB / 512GB / 1TB(2.5インチのみ)の4モデル。SanDisk X300 SSDは、基本的に企業向けPCのOEM用途を想定した製品。AES 256ビット暗号化やTCG Opal 2.0といったセキュリティ機能、Windows 8 / 8.1のInstantGo互換、デバイススリープ(DEVSLP)の低消費電力モードなどに対応する。搭載するNANDフラッシュメモリは、SanDiskの1Y nm世代X3フラッシュ技術を採用したもの。SLCブロックとX3/TLCブロックを組み合わせた階層型キャッシュ技術、「nCache 2.0」が組み込まれている。インタフェースはSATA3.2(6Gbps)で、本体サイズ/重量は2.5インチがW100.5×D69.85×H7mm/55.8g、M.2 2280がW80×D22×H2.23mm/7.15g、mSATAがW50.8×D29.85×H3.6mm/7.4g。耐久性(TBW)は、128GBモデルが最大72GB、256GBモデルと512GBモデル、および1TBモデルが最大80GBとなっている。最大リード/ライト速度は下表の通り。
2014年10月03日サンワダイレクトは9月30日、完全手動式のHDMI切替器「HDMIセレクター 400-SW018」を販売開始した。3台のHDMI機器の入力映像を、1台のテレビなどに出力可能。直販サイト「サンワダイレクト」での限定販売で、価格は税込2,296円となっている。400-SW018は、接続されたHDMI機器の入力を手動で切り替えるHDMIセレクター。最大3台までのHDMI機器を接続可能だ。テレビやプロジェクターに出力するHDMI機器は完全手動で切り替えるため、意図せず画面が切り替わってしまうことを防げる。対応解像度は、最大1080p(1,920×1,080ドット)、WUXGA(1,920×1,200ドット)。36bitまでのDeep Color入出力、DTS Digital、Dolby Digital(DTS-HD、Dolby True HD)、3D映像、HDCPなどにも対応する。入力インタフェースはHDMI×3、出力インタフェースはHDMI×1、データレートは最大2.5Gbps/ch(7.5Gbps)。ポートには信号劣化を防ぐ金メッキ加工が施されている。本体サイズはW106×D60×H18mm。PlayStation 3 / 4にも対応する。
2014年10月01日サンワダイレクトは30日、完全手動式のHDMI切替器「HDMIセレクター(3入力1出力・PS4対応・3D対応・自動切替なし・手動切替・HDCP対応) 400-SW018」を発売した。同社の直販サイト「サンワダイレクト」での価格は2,296円(税別)。接続したHDMI機器を手動で切り替えるHDMIセレクター。3台のHDMI機器の入力映像を、1台のTVやプロジェクターなどに出力できる。自動切り替え機能を搭載しないため、不意に画面が切り替わってしまうことがない。対応解像度は、最大1080p(1,920×1,080ドット)、WUXGA(1,920×1,200ドット)。そのほかにも、36bitまでのDeep Color入出力、DTS Digital、Dolby Digital(DTS-HD、Dolby True HD)、3D映像、HDCPなどに対応する。映像入力インタフェースはHDMI×3、映像出力インタフェースはHDMI×1、データレートは最大2.5Gbps/ch(7.5Gbps)。ポートは金メッキ加工済み。本体サイズはW106×D60×H18mm。PlayStation 3 / 4にも対応。
2014年10月01日AHSは27日、テキストで入力した文章や言葉をキャラクターの声で読み上げや保存が行える、個人向け高性能音声合成ソフトウェア「VOICEROID+ 琴葉 茜・葵(ボイスロイドプラス コトノハ アカネ・アオイ)」を、4月25日に発売すると発表した。同ソフトは、声優・榊原ゆいさんの声を元に制作された入力文字読み上げソフトで、キャラクターのイラストは吉田ヨシツギさんが担当。双子VOICEROIDとして「関西弁(琴葉 茜)」と「標準語(琴葉 葵)」の2種類を収録し、初めて関西弁の読み上げにも対応している。機能面では、従来の機能を踏襲しつつ、読み上げるフレーズ内の一句ごとに声の音量、話速、高さ、抑揚を細かく調整ことも可能。これにより、文章の読み上げを感情的にしたり、特定のキーワードを強調するなど、よりこだわった読み上げ方ができるようになっている。価格は、パッケージ版が1万2,800円(税別)、ダウンロード版が8,980円(税別)、ビデオ編集ソフト「Movie Pro MX」がセットになったナレーションパックが2万1,000円(税別)。動作環境は、OSがWindows Vista / 7 / 8 / 8.1(32bit / 64bit対応)、CPUがIntel Pentium 4またはAMD Athlon 64以上のプロセッサ(Core 2 Duo 2.66GHz以上を推奨)、RAMメモリが1GB(32bit)または2GB(64bit)以上、などとなっている。
2014年03月27日