『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』などを監督したヨアヒム・ローニングが、ストライキをしている全米脚本家組合(WGA)、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)、彼らの労働条件交渉相手である全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)に対し、『話し合いをスピードアップして。合意が出るまでテーブルを立たないで』と、インスタグラムを通じて懇願した。彼の次回作『Tron: Ares』は今週撮影開始の予定だったが、ストライキのために中止されたとのこと。そのせいで150人以上の人々がレイオフされたとローニングは述べる。WGAは5月2日から、SAG-AFTRAは7月14日にストライキを開始。だが、先週末からWGAはAMPTPとの話し合いを再開し、多少の希望が見えてきている。文=猿渡由紀
2023年08月16日ミンディ・カリング(『オーシャンズ8』)とデヴ・パテル(『ホテル・ムンバイ』)が、インドのドキュメンタリー映画『To Kill a Tiger(原題)』の製作総指揮を務めていることが分かった。同作の舞台はインド。集団レイプにあった13歳の娘のために、正義を求める父親の姿を描いている。ミンディはアメリカ生まれでデヴはイギリス生まれだが、共に両親が共にインド系。監督のニーシャ・パフジャは、「インドにおけるジェンダーの平等と正義は、ここ10年にわたって私の仕事の中心になっていました。私は勇気、正直さ、立ち直る力を見せてくれた家族の物語と出会い、どうしても『To Kill a Tiger』で語るべきだと思いました。ミンディとデヴがこの作品と作品が与える変化のきっかけとなる力を信じ、多くのアクティビストや団体の活動に基づいて物事を進めてくれたことに感謝しています」と語っている。また、デヴは『To Kill a Tiger』を「ダビデとゴリアテの物語」「インド現代史における最も重要な作品の一つ」と評している。『To Kill a Tiger』はすでに今年のパームスプリング国際映画祭など複数の映画祭でドキュメンタリー賞を受賞。10月20日からニューヨークのフィルム・フォーラムで公開後、北米で拡大上映する。(賀来比呂美)
2023年08月15日『エルヴィス』でアカデミー主演男優賞にノミネートされるほどの熱演を見せたオースティン・バトラーが、同作の共演者トム・ハンクスから受けたアドバイスを「サンデー・タイムズ」紙に明かした。エルヴィス・プレスリーを演じるにあたって、役作りに2年を費やしたというオースティン。『エルヴィス』出演後は、休むことなくトムが製作総指揮を務める「Masters of the Air(原題)」に出演したのだが、これは「エルヴィス役にどっぷりと浸かりすぎているから、メンタルヘルスのためにはすぐに別のことに取り組んだ方がいいよ」というトムの助言に従ったからだという。「ただ単に役から抜けようとすれば感情のむち打ちがやってくるかもしれない。それでね、いま私はあるドラマを製作中で…」と「Masters of the Air」への出演オファーをもらったというのだ。同作はトムとスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮として手掛けてきた「バンド・オブ・ブラザース」「ザ・パシフィック」に続く戦争ドラマ。オースティンは同作のほかにも『デューン 砂の惑星 PART2』、トム・ハーディ、ノーマン・リーダスら共演の『The Bikeriders(原題)』などの公開待機作を控えている。(賀来比呂美)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2023年08月14日5月2日からストライキをしている全米脚本家組合(WGA)が、金曜日に全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)と話し合いのテーブルに着くことがわかった。AMPTPから申し出があったもの。ストライキに入る前に交渉が膠着して以来、両者は一度も話し合いをしてこなかった。ストライキが3か月目に入った今、ようやく少し希望が見えてきた形だ。ただし、両者の間には、配信のレジデュアル(再使用料または印税)、AIの件などで大きな開きがある。また、脚本家は、ひとつの作品に最低何人の脚本家を最低どれだけの期間雇わねばならないというルールを確立したがっているが、AMPTPはこの件にまるで取り合っていない。建設的な話し合いがなされるか注目される。文=猿渡由紀
2023年08月03日ブラッドリー・クーパーが、今月末に開催されるヴェネツィア映画祭を欠席すると決めたようだ。全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキをしていることを受けてのもの。クーパーが監督と主演を兼任する『Maestro』はNetflixで配信が決まっている。俳優としてではなく、監督として出席することは可能ではあったが、ストライキをする同僚へ結託する姿勢を示したものだ。オープニング作品だったルカ・グァダニーノ監督の『Challengers』が上映を取り消すなど、今年のヴェネツィア映画祭への影響はほかにも出ている。映画祭はアワードシーズンにおいて重要な位置付けで、ストライキが長引けばオスカーへの影響も心配される。文=猿渡由紀
2023年08月01日全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)と全米脚本家組合(WGA)がストライキを実施していることを受け、9月18日に開催予定だった第75回エミー賞授賞式が延期となるようだ。関係者が「Variety」に明かした。新たな日程は未定だが、両組合と全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)との交渉が合意に至るまでとのこと。主催のテレビ・アカデミーは今年11月、生中継を行うFOXは来年1月に希望している模様。テレビ・アカデミー会員による第2期投票は当初の予定通りに進められており、8月17日より候補者・候補作品への投票が行われる。今回のエミー賞のノミネーションは7月12日、SAG-AFTRAがストライキに入る直前に発表された。最多27ノミネートを獲得したのは「メディア王~華麗なる一族~(Succession)」。続いて「THE LAST OF US 」が24、「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」が23ノミネートと、HBOの作品がトップ3を独占。グラミー賞、オスカー、トニー賞の受賞歴があり、「バラエティ・スペシャル(ライブ)」部門の候補に挙がっているエルトン・ジョンにも注目が集まる。受賞すれば史上19人目のEGOTを達成する。エミー賞が延期されるのは、2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件以来。同年は開催日が9月16日から11月4日にされた。(賀来比呂美)
2023年07月31日8月30日から9月9日まで開催される第80回ヴェネチア国際映画祭のラインアップが発表された。ハリウッドで全米脚本家組合と全米映画俳優組合が63年ぶりに異例の「ダブル・ストライキ」を行っている現在。同映画祭のアートディレクターのアルベルト・バルベラは「幸いにも俳優のストライキによる(映画祭への)影響は、ルカ・グァダニーノ監督の『Challengers』を失いましたが最小限でした」とコメントした。『Challengers』はオープニング作品に選出されていたが、ストライキによって上映が取り下げられ、エドアルド・デ・アンジェリス監督の『Comandante』が代わりに選ばれた。「もちろん、大きなスタジオやストリーミング配信サービスの作品に出演しているSAGメンバーの俳優は参加できないと思いますが、インディペンデント系の作品に出演している俳優たちはヴェネチアに来てくれるといいなぁと期待しているんです」とも。コンペティション部門のラインアップは以下の通り。『Comandante』エドアルド・デ・アンジェリス(イタリア)※オープニング作品『The Promised Land』ニコライ・アーセル(デンマーク、ドイツ、スウェーデン)『Dogman』リュック・ベッソン(フランス)『Le Bête』ベルトラン・ボネロ(フランス、カナダ)『Hors-Saison』ステファヌ・ブリゼ(フランス)『Enea』ピエトロ・カステリット(イタリア)『Maestro』ブラッドリー・クーパー(アメリカ)『Priscilla』ソフィア・コッポラ(アメリカ、イタリア)『Finally Dawn』サヴェリオ・コスタンツォ(イタリア)『Lubo』ジョルジョ・ディリッティ(イタリア)『Origin』エイヴァ・デュヴァーネイ(アメリカ)『The Killer』デヴィッド・フィンチャー(アメリカ)『Memory』ミシェル・フランコ(メキシコ、アメリカ)『Io Capitano』マッテオ・ガローネ(イタリア、ベルギー)『悪は存在しない』濱口竜介(日本)『The Green Border』アグニェシュカ・ホランド(チェコ、ポーランド、ベルギー)『The Theory of Everything』ティム・クローガー(ドイツ、オーストリア、スイス)『Poor Things』ヨルゴス・ランティモス(イギリス)『El Conde』パブロ・ラライン(チリ)『Ferrari』マイケル・マン(アメリカ)『Adagio』ステファノ・ソリマ(イタリア)『Woman Of』マウゴジャータ・シュモフスカ、ミハウ・エングレルト(ポーランド・スウェーデン)『Holly』フィン・トーチ(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、フランス)(賀来比呂美)
2023年07月26日全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)が全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)に対して最低賃金の引き上げや労働条件の改善、AI利用の規制などを求めた交渉が決裂し、14日より43年ぶりにストライキに入った。これによって俳優たちは映画製作、出演、作品のプロモーション活動などが禁じられ、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の宣伝で来日するはずだったトム・クルーズも中止を余儀なくされるといった影響が出ている。そんななか、SAGはAMPTPと関連のないインディペンデント系の39作品に対し、ストライキ中の製作を承認した。「当社はAMPTPには加盟していません」と広報担当者が語っている「A24」は、アン・ハサウェイ&ミカエラ・コール主演『Mother Mary(原題)』、ポール・ラッド&ジェナ・オルテガ主演『Death of a Unicorn(原題)』の2本の製作が許可された。ほかの作品ではマシュー・マコノヒー主演『The Rivals of Amziah King(原題)』、マーク・ウォールバーグ主演×メル・ギブソン監督『Flight Risk(原題)』、マッツ・ミケルセン&シガニー・ウィーバー主演『Dust Bunny(原題)』の製作が開始または続行となる。ハリウッドでは5月から全米脚本家組合がストライキ入りしており、SAG-AFTRAとの同時ストライキは実に63年ぶり。(賀来比呂美)
2023年07月19日リビングなどの床に敷くカーペット。フローリングと比べて歩いた時の感触が優しく、足音や転倒時の衝撃も吸収してくれます。便利なため多くの家庭で愛用されていますが、カーペットの選び方や手入れの方法など、あまり知らずに使っているかもしれません。カーペット選びの参考に!カーペットの需要の振興などに取り組む『日本カーペット工業組合』は、ウェブサイト上でよくある質問と回答を紹介しています。カーペットの色がむらになる?カーペットの毛足には、毛先がループ状になった『ループパイル』のほかに、カットして整えた『カットパイル』があります。ふわふわとした柔らかな手触りが人気ですが、カーペットをなでるなどした際、色むらのような不思議な模様ができてしまうことも。※写真はイメージこの件について、同組合は次のように説明しています。色むら(※業界用語=くも)のように見えることがありますが、大丈夫ですか?カットパイルは、使用中にパイルの方向が部分的に異なり、雲状の色むらのように見えることがあります。この現象はカットパイルの性質であり、これは品質上の欠陥ではありません。日本カーペット工業組合ーより引用『カットパイル』の毛先が一部、別の方向を向いている時に、色むらに見えるとのこと。実際に色むらがあるわけではなく、品質に問題がなければ安心ですね!ほつれの解決方法同組合は、カーペットがほつれた時の整え方も紹介しています。犬や猫などのペットと暮らしていると、爪がカーペットの毛足に引っ掛かってしまうことがありますよね。そんな時、元通りにするのは難しいですが、このような手入れをすれば大丈夫だそうです。ほつれたときは、どうしたらいいですか?パイルがほつれた場合、ほつれの伝線を防ぐためにすぐにはさみでカットしてください。日本カーペット工業組合ーより引用「毛先をカットしたら、もっとあちこちほつれないかな?」と思っていた人もいるかもしれませんが、心配ご無用!カーペットの毛足が引っ張られ、飛び出ていたら、周囲の毛と同じ高さにカットしておけば大丈夫とのこと。カーペットを使っている時のもやもやが解消されると、今まで以上にリラックスして、座ったり横になったりできそうです。[文・構成/grape編集部]
2023年07月07日ストライキが目前に迫った全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)と全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)が、話し合い期間を来月7日まで延長することで合意した。現行の契約が今月30日いっぱいで失効するため、それまでに新たな契約について合意がなされなければ、SAGはストライキに入るかまえでいた。両者は話し合いを続けてきたが、良い感じで進んでいる部分もあれば、そうでない部分もあるといい、1週間のうちに解決するのかは不透明だ。5月2日からストライキをしている全米脚本家組合(WGA)とAMPTPの間では開きがありすぎ、話し合いは今もストップした状態にある。一方で、全米監督組合(DGA)は、組合員にストライキの是非を問うこともなく、スムーズにAMPTPと新しい契約を取り付けた。文=猿渡由紀
2023年06月30日ガイ・リッチーが、2019年の監督作『ジェントルメン』に想を得たドラマシリーズを製作することになった。8話構成で、Netflixが製作配信する。出演はセオ・ジェームズ、マックス・ビースリー、ジャンカルロ・エスポジート、ヴィニー・ジョーンズ、カヤ・スコデラーリオら。リッチーは最初の2話を自ら監督する。2019年の映画『ジェントルメン』には、マシュー・マコノヒー、ヒュー・グラント、コリン・ファレル、ミシェル・ドッカリー、チャーリー・ハナムらが出演した。リッチーの最近作は、4月に北米された戦争スリラー『The Covenant』。主演はジェイク・ギレンホール。文=猿渡由紀
2023年06月27日アカデミー賞の資格を得るためのルールが、一部変更になった。アカデミー賞は劇場で上映される映画のためのものだということがより強調された形だ。現状では、年内に最低7日間、アメリカ国内の6つの指定都市のうちひとつの街で劇場公開されれば、資格がもらえる。これは「資格を得るための上映」と呼ばれる。だが、2024年以後の公開作品は、「資格を得るための上映」の後、45日以内にアメリカの10都市で最低1週間上映しなければならなくなる。本格公開が年明けの場合、配給会社はアカデミーに公開計画を提出する必要がある。この変更の影響を受けるのは、主に配信作品と小規模のインディーズ映画。1週間だけ公開して資格を得れば、あとは配信という方法は、オスカーを狙う以上、来年からは通じなくなる。文=猿渡由紀
2023年06月22日『スパイダーマン:スパイダーバース』のフィル・ロード&クリストファー・ミラーがプロデュースを手がけ、全米でバズりまくったワイルド・パニック・アドベンチャー『コカイン・ベア』が日本公開決定。特報&ティザービジュアル解禁された。1985年、アメリカ。墜落した麻薬輸送機から失踪したコカインをクマが食べてしまうという事件が発生ーー。そんなウソのようなホントの話に着想を得た、前代未聞の問題作が誕生した。突如としてスクリーンに“出没”した<コカイン・ベア>=コカインを食べて狂暴化したクマは、“コーキー”という愛称でソーシャルメディアを中心に話題沸騰。予告編の総再生数は6,600万回超え、今年2月の全米公開では初登場第2位を記録し、ついにはアカデミー賞授賞式にも登場した。本作のプロデュースを務めたのは、第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した『スパイダーマン:スパイダーバース』をはじめ数々のヒット作を手がけてきたフィル・ロード&クリストファー・ミラーの名コンビ。監督には俳優としても活躍するエリザベス・バンクス。監督はエリザベス・バンクス『猿の惑星:新世紀』のケリー・ラッセル、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のオシェア・ジャクソン・Jr、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のオールデン・エアエンライク、2022年に惜しくも亡くなった『グッドフェローズ』のレイ・リオッタら実力派俳優たちが、コカイン・ベアに翻弄される人々を軽快に演じ、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』が印象的だった子役ブルックリン・プリンスらも出演。オールデン・エアエンライク特報映像では、お馴染み「森のくまさん」の一節とともに子どもたちが森林公園を散策する様子から始まる。「ある日、森のなか、クマさんが…」とこれまた聞き覚えのあるナレーションが続く中、そこで登場するのはコカインを食べて口のまわりを粉だらけにした“コカイン・ベア”。まさかのハイになったクマさんに絶叫する子どもたち。その後も、コカイン・ベアは看板をぶち破って爆走したり、猛スピードで木を駆け上ったり、走る救急車に向かって大ジャンプしたりと森の中を駆け回って大暴れ。あわせて解禁されたティザービジュアルはコカイン・ベアが猛々しく咆える姿を捉えながら、「このクマ、最高にキマってる。」というクマの暴れぶりを想起させるインパクト抜群のビジュアルとなった。また6月23日(金)より発売となるムビチケカード(1,500円/税込)には購入特典として、休息時間にピッタリな(?)森の香りのオリジナル入浴料をプレゼントする。『コカイン・ベア』は9月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。※この映画は薬物使用を推奨するものではありません。(シネマカフェ編集部)
2023年06月22日DCの超速タイムループ・アドベンチャー超大作『ザ・フラッシュ』が、6月16日(金)より全米ほか世界78の国と地域で公開を迎え、興行収入全米No.1を記録。全世界でも1億3,000万ドル(約184億円)を超える大ヒットスタートとなった。「世界をこの映画が変える――」という壮大なコピーをひっさげ、大きな衝撃とサプライズをもたらしている本作。地上最速ヒーローのフラッシュが、亡き母と無実の罪を着せられた父を救うため過去を改変するが、その行動が現在に歪みをもたらし、世界が破滅の危機にさらされる…。全米では初日3日間で約5,500万ドル(約78億円※)を突破し、全米No.1を獲得。さらに全世界でも1億3,000万ドル(約184億円※)を超え、全世界興行収入No.1の大ヒットスタートとなった(6月16日-6月18日の3日間/1ドル約141.77円 6月19日時点)。また、日本でも初日3日間で動員13万8000人、興収2億1000万円のスマッシュヒットとなっている。公開初日には、公開を待ち望んでいたファンをはじめ多くの観客が劇場に押し寄せ、SNS上にも早速、「こんなにもイカしたヒーロー体験は初めて!」「マジで最高に最強に面白かった。ユニバース物として最高のストーリー」「サプライズと胸熱の連続と感動で泣けるしとにかく最高!」「サプライズ多くて思わず声出た…特に最後のサプライズはすごかった!」と、ストーリーやサプライズの数々に歓喜の声が続々。「タイムスリップコメディで笑わせつつキートン版バットマンの復活と大活躍、爆イケなスーパーガールの登場などマルチバースならではの展開も楽しい。盛りだくさん展開で最高!!」と、時空を超えてDCヒーローたちが交錯する超速タイムループ・アドベンチャーに大興奮する鑑賞者が続出した。現在、全国の劇場では入場者特典第1弾としてフラッシュのスペシャルステッカーを数量限定で配布中。さらに6月23日(金)からは、第2弾としてバットマンのスペシャルステッカーの配布が予定されている。『ザ・フラッシュ』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ザ・フラッシュ 2023年6月16日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved © & TM DC
2023年06月20日公益財団法人稲盛財団(理事長:金澤 しのぶ)は、第38回(2023)京都賞の受賞者を以下の3名に決定しました。京都賞は、科学や文明の発展、また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した方々を讃える国際賞です。2019年以来4年ぶりの開催となる授賞式は11月10日、国立京都国際会館で行われ、受賞者にはそれぞれディプロマ、京都賞メダル、賞金1億円が贈られます。第38回(2023)京都賞受賞者の3名■先端技術部門 授賞対象分野:バイオテクノロジー及びメディカルテクノロジー柳町 隆造/生殖生物学者ハワイ大学 名誉教授【受精メカニズムの解明と顕微授精技術確立への貢献】哺乳動物において、体外受精の方法を確立して受精現象の詳細な解析を進め、さらに精子を卵細胞質に直接顕微注入する卵細胞質内精子注入法の開発と技術革新を行って顕微授精技術を確立し、現代社会において重要な生殖補助技術の展開に基礎研究と技術開発の両面で大きく貢献した。■基礎科学部門 授賞対象分野:数理科学(純粋数学を含む)エリオット・H・リーブ/数学者・物理学者プリンストン大学 名誉教授【多体系の物理学をベースにした、物理学・化学・量子情報科学における先駆的な数学的研究】量子物理学を中心とした数多くの業績を通して、物理学、化学、量子情報科学など広範な分野における数理的な研究の基盤を確立し、さらに、数学の解析学の分野でも大きな貢献をした。現代の数理科学における巨人の一人である。■思想・芸術部門 授賞対象分野:美術(絵画・彫刻・工芸・建築・写真・デザイン等)ナリニ・マラニ/美術家【揺れ動く歴史を生きる経験に基づき、声なき者の声を届ける表現を開拓し、美術の「脱中心化」に非欧米圏から貢献した美術家】親しみやすい形式と多様な媒体を用いた夢幻的な空間を創出し、抑圧に苦しむ「声なき者の声」を多くの人々に届ける表現を開拓してきた。非欧米圏の美術家として、世界的に活動し続け、欧米を中心に作られた従来の美術観を見直す潮流に大きく貢献した。■稲盛財団・京都賞公式ウェブサイトおよびSNSアカウント稲盛財団公式サイト : 京都賞公式サイト : 京都賞公式Facebook : 京都賞公式Twitter : 京都賞公式Instagram: @kyoto.prize 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月16日ライアン・レイノルズがストリーミングサービスFuboで、ベッドタイムストーリーを読み聞かせするオリジナル番組を製作したことが分かった。ライアンの製作会社マキシマム・エフォートは、20日(現地時間)、Fuboにマキシマム・エフォート・チャンネルを立ち上げることを発表。そのFuboとの初コラボ作品として今作「Bedtime Stories with Ryan(原題)」を製作したという。全15話で、番組の趣旨は「ライアンがあなたの心と魂(そして彼自身の)を癒すことを目的として、新旧のベッドタイムストーリーを読みます」とのこと。ライアンは「人々を寝かしつけるという、はっきりとした目的のある番組を作ることができてとてもうれしいです。実はずいぶん前からこのような番組にあこがれていたんです。読み聞かせの時間は、夜、うちでは欠かせないものですし、物語を伝えることの力を日々思い出させてくれるものですから」とコメントしている。また、ツイッターではパジャマ姿の自身が出演しているCMも投稿。「みんなが眠れるように作られたこの番組のアイディアは、(私の)4人目の子どもと同じ日に生まれました」とも報告している。「ライアン、おめでとう。楽しみだよ」「待って。あなたの声ってすごく癒される」など、ファンから番組への期待の声が寄せられている。(賀来比呂美)
2023年06月16日ダラス国際映画祭2021にて観客賞を受賞するなど全米各地の映画祭を席巻した、愛猫と9人の男たちを描くドキュメンタリー『猫と、とうさん』(原題:CAT DADDIES)が7月28日(金)より公開決定。日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。俳優兼インフルエンサーのネイサン、ベイエリアの技術者のジェフ、N.Y.の路上で暮らすデヴィッド、消防士のジョーダン…。一見何のつながりもない彼らに共通するのは、共に暮らす猫をこよなく愛していることだった――。本作は、誰にとっても未曽有の試練となった2020年を、愛猫とともに乗り越える9人の男たちを描いた全米ヒットドキュメンタリー。メガホンを取るのは、夫が猫を愛するようになり、内面に深くポジティブな変化があったと感じたマイ・ホン監督。「彼はより柔らかく、より忍耐強く、何より思いやりのある人間に成長したようです。同じような変化を遂げた男性を探し、そのストーリーを記録したいと思うようになりました。人々が希望や救済、仲間を切実に求めていた1年のポートレートであると同時に、猫を大切しながら今を生きる男性の姿を見て、前向きな変化のきっかけになることを願っています」と語る。ポスタービジュアルでは、猫のラッキーを慈しむようなデヴィッドの姿がフィーチャーされた。予告編では、猫と男性の組み合わせが変わったものと思われていた時代から幾星霜。猫たちと幸せに暮らすキャット・ダッドたちの様子が紹介される。それぞれSNSで絶大な人気を集めるキーズとトーラ、消防署に住み着いたフレイム、N.Y.をさまようフラット・ブッシュの猫たち、そしてデヴィッドの生きる希望となったラッキー。猫と「とうさん」たちの格別な絆をとらえた予告編となった。『猫と、とうさん』は7月28日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年06月09日2023年度の「武満徹作曲賞」の本選演奏会が先月28日に東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルで開催され、受賞者が決定した。「武満徹作曲賞」は、東京オペラシティ文化財団が世界の次代を担う若い世代に新しい音楽作品の創造を呼びかけるもの。ひとりの作曲家が審査員を務める方式で、受賞者の多くが世界で活躍している。今年の審査員は近藤譲で、世界31カ国 (出身国・地域) 107作品から2022年11月の譜面審査(作曲者名等の情報は伏せ、作品タイトルのみ記載されたスコアを使用)で4作品が選ばれ、本選演奏会で受賞者が決定した。総評で近藤は「こうしたコンクールというのは若い作曲家にとっては自分の大きなオーケストラ曲が音になる非常に稀な機会のひとつ、稀な機会であるのは残念なのですけれども、しかしこういう機会があるということによって若い世代の作曲家が学ぶことができて、しかも育っていくことができるということで、その意味でこうしたコンクールをですね、たとえパンデミックのなかでも続けてくださったということは、本当にありがたいと思っております」とコメント。各作曲家の作品について短く講評を述べた後、「音楽は競争でも競技でもないので、順位をつけるということは、私には非常に不本意なのですけれども、こういう場なので、しょうがないので順位をつけます」と語った上で順位を発表した。結果、第1位はイギリスのマイケル・タプリンに、第2位はスペインのギジェルモ・コボ・ガルシアと日本の山邊光二に、第3位は中国のユーヘン・チェンに決まった。本選演奏会の模様はNHK-FMにより収録されており、7月16日(日)と23日(日)朝8時10分からの「現代の音楽」で放送される予定。なお、2024年度の審査員はイギリスのマーク=アンソニー・ターネジが務める。2024年度武満徹作曲賞作品および応募に関する詳細年度武満徹作曲賞本選演奏会2024年5月26日(日) 15 時開演東京オペラシティ コンサートホール
2023年06月06日優れた脚本作家に贈られる「向田邦子賞」の第41回贈賞式が、昨日5月23日、帝国ホテルにて行われた。今回の受賞者は4月4日に行われた選考会で、三谷幸喜に決定。受賞作は、2022年に放送された大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。式では、三谷さんが「選考委員の方々と一緒に僕が並んでいると、誰が受賞者かわからないような雰囲気で申し訳ないというか、フレッシュな感じが一切ないこの雰囲気…。本当にすみません。本当にうれしいです。ありがとうございます。向田邦子さんは、僕にとって憧れであり目標です。毎回本を書くときは、必ず向田さんのシナリオを読み返して、どうすれば向田さんに近づくことができるのかということを考えながらいつも書いてます」と受賞の喜びを語った。さらに、選考経過の説明や、大石静選考委員より賞状の授与などが行われた。そして、「鎌倉殿の13人」で主演を務めた小栗旬がお祝いのスピーチを行った。「とにかく毎週新しい台本が上がってくるのが楽しみで、どんなお話になっていくんだろう、僕が演じる義時という役はどんな行動をとらせてもらえるんだろうと、本当に楽しみにできる約1年4ヶ月の撮影期間でした」とふり返った小栗さんは、「役者としてこんなに役者冥利に尽きる現場はないなと思いましたし、それも本当に一人でひたすら折れることなくここまで書き続けてくださった三谷さんのお仕事というのは、素晴らしいものだなと思っております。そんなすてきな『鎌倉殿の13人』を作っていただきまして、どうもありがとうございました。そして本日は受賞おめでとうございます」と締めくくった。また、出演者の新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、生田斗真、佐藤浩市、大泉洋ら豪華ドラマキャスト陣が集結。「三谷さんの描く世界に関わることができて、本当にうれしく思います。このたびはおめでとうございます」(新垣さん)、「また、呼んでもらえるように頑張ります。本当におめでとうございます」(菅田さん)、「三谷さん、このたびは本当におめでとうございます。三谷さんのおかげで1年半、とても楽しい時間を過ごせました」(小池さん)、「三谷さんおめでとうございます。源仲章というとてもイヤミな役をいただきました。おかげさまで、日本国中で『うっとうしかったです』『イライラしました』という声をたくさんいただきました。これほど冥利に尽きることはございません」(生田さん)、「やっぱり三谷さんの物の見方、感じ方、大河でこれをやりたいと思ったということ、すごいなと思いました。本当におめでとうございます」(佐藤さん)、「三谷さんと一緒にお仕事できると思っていなかったので、今、何本も仕事させてもらえるようになって、夢のような出来事ではあります」(大泉さん)と受賞を称えた。贈賞式にはほかにも、坂口健太郎、瀬戸康史、梶原善、菊地凛子、山本耕史、中川大志、佐藤B作、草笛光子が登壇した。(cinemacafe.net)
2023年05月24日米CW局で進められていた実写ドラマ版「パワーパフガールズ」の製作が中止になったことが分かった。CW局は、1998年から2005年までカートゥーン・ネットワークで6シーズンに渡って放送されたアニメ「パワーパフガールズ」を実写化しようとしていた。アニメはある科学者の実験のミスによって誕生した、スーパーパワーを持つ3人の幼稚園児ブロッサム、バブルス、バターカップが主役だった。実写ドラマはその3人を20代の女性とし、それぞれをクロエ・ベネット、ダヴ・キャメロン、ヤーナ・ペローが演じることも決定。2021年にパイロット版が作られたが、当時のCEOは仕上がりに不満を示し、全面的に見直すことと撮り直しを行うことを明らかにしていた。それから2年。「パワーパフガールズ」の実写ドラマ化は実現せずに終了となった。ドラマ企画が進んでいると発表されていたDCドラマの「Justice U」、女性版「ゾロ」、「Jake Chang」も「パワーパフガールズ」と同様、製作が中止に。現在のCW局エンタメ部門の社長ブラッド・シュワルツは、「私たちはすでにスタジオ側にそれ(企画か映像化権と思われる)を返却したので、彼らは自由に開発したり売ったりできます」と「TVLine」に話したという。(賀来比呂美)
2023年05月19日SiMが、初の全米ツアー『THE JACKPOT JUICER US TOUR』をアメリカの人気ロックバンド・Dance Gavin Danceと開催することが決定した。Dance Gavin Danceは、アメリカ・カリフォルニア州サクラメント出身の5人組ロックバンド。本ツアーはSiMがDance Gavin Danceのメインサポートを務める形で、現地時間8月24日(木) のアリゾナ州テンピ・The Marquee Theatre公演を皮切りに、10月1日(日) のペンシルベニア州フィラデルフィア・Mann Center公演まで全米27都市を回る。全公演の総キャパシティは7万人を超え、SiMにとって初の全米ツアーながら非常に大きな規模でライブを繰り広げる。また、ツアー途中の9月22日(金) にはアメリカ・ルイビルで2014年から開催されている大型音楽フェス『Louder Than Life Festival』、10月1日(日) には『SwanFest』へ出演する予定だ。併せて、オーストラリアから世界規模でアーティストを輩出する人気レーベルUNFD(ユニファイド)とSiMが契約を締結したことが発表された。<ツアー情報>『THE JACKPOT JUICER US TOUR』『THE JACKPOT JUICER US TOUR』告知画像8月24日(木) アリゾナ州テンピThe Marquee Theatre8月25日(金) ネバダ州ラスベガスBrooklyn Bowl8月26日(土) カリフォルニア州ロサンゼルスThe Shrine8月29日(火) ワシントン州シアトルThe Showbox SoDo8月30日(水) オレゴン州ポートランドRoseland Theater9月1日(金) アイダホ州ボイジーRevolution Music Hall9月2日(土) ユタ州ソルト・レーク・シティUnion Event Center9月3日(日) コロラド州デンバーMission Ballroom9月5日(火) テキサス州オースティンACL at Moody Theater9月6日(水) オクラホマ州オクラホマ・シティThe Criterion9月8日(金) テキサス州ヒューストンWhite Oak Music Hall9月9日(土) テキサス州ダラスThe Factory In Deep Ellum9月10日(日) アラバマ州バーミングハムIron City9月12日(火) フロリダ州フォート・ローダデールRevolution9月13日(水) フロリダ州オーランドHard Rock Live9月15日(金) テネシー州ナッシュビルWildhorse Saloon9月16日(土) ジョージア州アトランタCoca Cola Roxy9月18日(月) ノース・カロライナ州ローリーThe Ritz9月19日(火) メリーランド州シルバー・スプリングThe Fillmore9月21日(木) イリノイ州シカゴRadius9月23日(土) ウィスコンシン州ミルウォーキーThe Rave II9月25日(月) オハイオ州クリーブランドAgora Ballroom9月26日(火) ニューヨーク州バッファローElectric City9月27日(水) マサチューセッツ州ボストンMGM at Fenway9月29日(金) ニューヨーク州ニューヨークThe Rooftop at Pier 179月30日(土) ニュージャージー州アズベリー・パークStone Pony Summer Stage10月1日(日) ペンシルベニア州フィラデルフィアMann Center出演:DANCE GAVIN DANCE / SiM / RAIN CITY DRIVE / Within Destruction詳細はこちら:<ライブ情報>『Louder Than Life Festival』9月22日(金) ケンタッキー州ルイビルHighland Festival Ground『SwanFest』10月1日(日) ペンシルベニア州フィラデルフィアMann Center出演:DANCE GAVIN DANCE / SiM / Set It Off / Body Thief / Dwellings / RAIN CITY DRIVE / Stolas / Within Destruction<イベント情報>DEAD POP FESTiVAL 2023 - 解 -6月24日(土)・25日(日) 神奈川・東扇島東公園特設会場OPEN9:00 / START11:30【出演者】■両日:SiM■6月24日(土):04 Limited Sazabys / Fear, and Loathing in Las Vegas / GOOD4NOTHING / ハルカミライ / HEY-SMITH / HOTSQUALL / KUZIRA / ROTTENGRAFFTY / SHANK / SPARK!! SOUND!! SHOW!! / STOMPIN’ BIRD / 山嵐■6月25日(日):10-FEET / The BONEZ / coldrain / Crossfaith / Crystal Lake / Dragon Ash / EGG BRAIN / THE FOREVER YOUNG / おとぼけビ〜バ〜 / THE ORAL CIGARETTES / SUPER BEAVER / tricot【チケット情報】1日券:前売8,900円(税込)2日通し券:前売17,000円(税込)2日通し券セーフティーゾーン:前売18,500円(税込)※電子チケットのみ※小学生以上有料、未就学児は保護者同伴の場合無料※枚数制限:お一人様4枚まで※購入時に購入者様の個人情報の入力が必要です■プレイガイド先行受付:5月17日(水) 23:59まで特設サイト: オフィシャルサイト:
2023年05月17日2023年木耐協オンラインセミナー①参加者アンケート木耐協(正式名称:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合/事務局:東京都千代田区/理事長:小野秀男/組合員:全国約1,000社)は、いつか起きる地震への備えを広く多くの方に進めていただきたいとの想いから、2021年11月からオンラインセミナーを開催しています。2023年の第1回を、4月22日(土)に「地震による火災 & 住まいとお金の話住まいと生活を安全・安心に木耐協オンラインセミナー①」と題して開催いたしました。今回は約100名の方にご参加いただき、そのうち42名の方からアンケートの回答をいただきました。その中で、住宅に関する制度やサービスの認知度についてまとめました。【住宅に関する制度の認知度】今回は、以下の6つの制度やサービスについて、『聞いたことがある』『内容も知っている』『知らない』の3つから回答を選択していただきました。制度・サービス名認知度(知らない以外)【住宅リフォーム事業者団体登録制度】32%【リフォーム瑕疵保険】45%【長期優良住宅】53%【安心R住宅】26%【リバースモーゲージ】52%【リースバック】51%【認知度の向上には、消費者の目に留まる広告宣伝が必要】今回のアンケートはセミナー参加者が対象のため、住まい・耐震に興味をお持ちの方が回答されています。そのような中でもこれらの6つの制度等については、最も知られているもので53%、認知度が低いものは1/4の方しかご存じないという結果でした。リバースモーゲージやリースバックは、少し前からテレビCMなども行われているため認知度が上がっているとも考えられます。住宅やリフォームに関する制度や補助、保険・金融サービスは様々なものがあります。消費者が自身で調べる、事業者がお客様に案内する以外に、全体として広告宣伝が重要であると考えられます。【木耐協は「住宅リフォーム事業者団体登録制度」の登録団体です】「どこにリフォームを依頼したらよいか分からない」という悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃいます。そのような状況を改善するために、住宅リフォーム事業の健全な発達と、消費者が安心してリフォームを行うことができる環境の整備を目的として、2014年に国土交通省が本制度を創設しました。木耐協は2015年から登録団体となり、健全なリフォーム市場の整備に努めています。住宅リフォーム事業者団体登録制度ホームページ : 木耐協組合概要木耐協は、全国約1,000社の工務店・リフォーム会社・設計事務所などから構成される団体です。【地震災害から国民の生命と財産を守るため、「安全で安心できる家づくり・まちづくり」に取り組み、耐震社会の実現を目指す】ことを基本理念とし、地震災害の備えに対する啓発活動や木造住宅の耐震性能向上のための活動を行っています。団体名:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)本部所在地:〒102-0083東京都千代田区麹町2-12-1グランアクス麹町7階TEL:03-6261-2040URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月28日仏ブランドの「サンローラン(Saint Laurent)」が、映画製作会社「Saint Laurent Productions」を立ち上げた。同社を率いるのは、同ブランドのクリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロ。「Saint Laurent Productions」が製作する映画は、ヴァカレロがデザインを担当するという。初めて製作に携わったペドロ・アルモドバル監督の短編映画『Strange Way of Life』(原題)が、今年のカンヌ国際映画祭で上映予定だ。イーサン・ホークとペドロ・パスカルが主演を務めている。さらにデヴィッド・クローネンバーグ監督(『コズモポリス』)、パオロ・ソレンティーノ監督(『Hand of God -神の手が触れた日-』)との作品も製作中とのこと。ヴァカレロは「これらの監督たちは、いつも私の心を開かせてくれました。彼らが映画にもたらす、ある意味非凡で過激なビジョンが今日の私を作ってきたのです」とすでに手を組んで仕事をした監督たちを称賛している。また、「私は長年にわたって私にインスピレーションを与えてくれた映画界の偉大な才能を持つ人たちと共に働き、働ける場所を提供したいです」とコメントしている。(賀来比呂美)
2023年04月17日『新聞記者』『余命10年』の藤井道人監督が、「第17回 日藝賞」を受賞した。同賞は、全ての日藝(日本大学芸術学部)出身者を対象に、その年に最も活躍した人物へ贈られるもの。社会に貢献する功績を残し、芸術を志す学生に夢を与える人物を日藝在学生、教職員が選考。藤井監督は、日本大学芸術学部映画学科を卒業している。数々の映画賞にてノミネート・受賞した話題作を生み出してきた藤井監督。昨年は、興行的にも大ヒットを記録した『余命10年』を手掛け、今年1月には「100万円の女たち」、「新聞記者」といった藤井監督作を配信してきた「Netflix」と、藤井監督が所属するBABEL LABELとのパートナーシップを発表した。さらに、日藝と共同で、令和5年度後期に映画学科・松島哲也教授がプログラムマネージャーを務める「芸術総合講座X 映像ビジネス」を9月から全15回実施することも決定。本講座では、日藝在校生に向けて映像業界の課題や将来像について考える機会の提供を目指していく。各回にはBABEL LABELに所属するクリエイターをはじめ、ゆかりのあるゲストも登壇予定だ。<藤井道人コメント>この度は、本当にありがとうございます。18年前、日本大学芸術学部に入学した僕は、映画のことを何も知らない少年でした。『二科目で入学できて、映画学科って何か楽そう!』そんな軽い気持ちで入学した僕でしたが、入学してすぐに映画の虜になりました。出会った先生方、仲間たちのお陰で、今も映画を作る喜びを感じることが出来ている毎日です。これからは、自分が誰かのためになれるように、卒業生として母校の発展に尽力したいと思っています。(cinemacafe.net)
2023年04月12日A24製作のヒューマンドラマ『ザ・ホエール』で第95回アカデミー賞主演男優賞を初受賞したブレンダン・フレイザーが4月6日、都内で来日記者会見を行い、受賞の喜びや本作に込めた思い、主演女優賞に輝いたミシェル・ヨーとの“再会”秘話などを語った。フレイザーが演じたのは、恋人を亡くしたショックから逃れるため、過食を繰り返してきた結果、体重が272キロになってしまったチャーリー。病状の悪化で自身の死期が近いと悟った彼は、離婚して以来音信不通だった娘との絆を取り戻そうとする。巨体のチャーリーを演じるにあたり、フレイザーは自身の体重増量に加え、特殊メイクとファットスーツを着用し、人気アクションスターだったかつての面影も一変。プライベートでの不幸が重なり、ハリウッドの表舞台から長らく遠ざかっていたフレイザーが、“生涯最高の演技”と称される熱演で、初ノミネートにして、オスカーを手にした。苦難の末、オスカーを手にし「今も驚いているし、興奮した気持ちを抑えられない」と語るフレイザーは、「まさか自分が、偉大な功績を収めた人々が集うアカデミー賞という場に招かれるとは想像していなかったし、とても光栄なこと」と感無量の面持ち。「すばらしい演技をした俳優ばかり。皆さんとオスカー像を分かち合ったような気持ちだった」とノミネートされた俳優陣への敬意を示した。役どころについては「彼にとっては手に入れるのが困難な愛と希望、共感を求めて、暗い場所から、光へと向かって進む人物。娘との関係を修復することが、唯一の贖罪なんだ。勇気がある人物だと思ってもらえば」とコメント。「僕にも3人の息子がいるから、気持ちはよく分かる。それにサミュエル・D・ハンターによる脚本は、実体験がもとになっていて、そこに真実があるから、脚本以上に何かを深堀りする必要もなかった。僕自身、チャーリーは大好きだから、彼に見合った演技ができればと思っていた」と共感に基づく役作りをふり返った。「ここまで自分のもろさを露わにした経験は初めて。『ザ・ホエール』のような正直に、誠実に、リアルな人間関係を見つめる思慮深い作品は非常に重要だと思うし、いまふり返ると、コロナ禍で製作された映画とは、どれも特別なものだと言える。大胆でリスクもある題材だから、不安もあったが、だからこそ成長できるし、それこそがアートなんだと思う」フレイザーの来日は、『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』のプロモーション以来15年ぶりで、当時一緒に来日したのが共演者のミシェル・ヨーだった。ご存知の通り、ミシェル・ヨーは第95回アカデミー賞において、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で主演女優賞を受賞している。「意義深い形で久しぶりに再会できて、うれしかった。『女性だから』とカテゴライズしたがる業界に対し、立ち向かい、甘んじるべきではないと宣言できる勇気の持ち主だ。努力と才能で、道を切り開くことが、いかに偉大なことか。僕も独創的でクリエイティブな“エブエブ”が大好きだよ。キー・ホイ・クァンとも30年ぶりの再会だ。『僕ら、まだここにいるね』って称え合ったよ」。フレイザーとキー・ホイ・クァンは、1992年に製作された『原始のマン』で共演している。『ザ・ホエール』は4月7日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ホエール 2023年が4月7日、 TOHO シネマズ シャンテほか全国公開© 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.
2023年04月06日3月24日より全米公開となった『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が、前週までの興行ランキング1位の『シャザム!~神々の怒り~』を抑えて全米初登場1位を記録、シリーズオープニング成績を大幅更新する大ヒットスタート。場面写真も一挙に解禁となった。全米オープニング興収は7,381万7,950ドルを記録し、シリーズ最高成績を記録していた前作『ジョン・ウィック:パラベラム』を大幅に上回る超特大ヒットスタート。また、全世界の71地域で同時公開されており、全ての地域でNo.1を獲得。北米とあわせて全世界興収1億3780万ドルを叩き出した(※オープニング3日間3月24-26日、Box Office Mojo調べ)。レビューでは「見逃し厳禁」「見せ場満載」「シリーズ最高傑作」と絶賛評が集まり期待値の高かった本作。鑑賞後のSNSにも「映画に必要なものがすべて揃っている」「面白く、それでいて叙事詩的で悲しみもある」「キアヌに夢中。脱帽」と4年ぶりとなるシリーズ最新作に心を撃ち抜かれた“JWファン”が続出中。キアヌ・リーブスのアクションをはじめ、ドニー・イェンや真田広之の活躍にも称賛の声が集まっている。今回解禁された新場面写真では、ヌンチャクを手に敵と対峙するジョン・ウィック(キアヌ)をはじめ、右手にハンドガン、左手の杖で周囲を警戒する盲目の達人ケイン(ドニー)、大阪コンチネンタルを統べるシマヅ(真田さん)とその娘アキラ(リナ・サワヤマ)が並び立つ1枚など、9点が一挙に解禁。愛犬と最強タッグを組む賞金稼ぎ・トラッカー(シャミア・アンダーソン)が警戒心をあらわにし、ニューヨークコンチネンタル支配人ウィンストン(イアン・マクシェーン)は主席連合高官グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)と不穏な空気が漂うなかで対峙。そしてジョン、ウィンストン、バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン)とお馴染みの3人が地下鉄ホームで並び立つ姿なども確認でき、期待が膨らむカットばかりとなっている。『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は9月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年03月28日~全国から集まった217編の中から大賞・佳作・中野区賞に加えて篠原哲雄監督特別賞が授与~2023年3月19日(日)東京中野物語2022文学賞(主催:一般社団法人 中野区観光協会/東京中野物語プロジェクト実行委員会)の授賞式が中野セントラルパークカンファレンスで開催され、約200名の参加者が見守る中、大賞1名、佳作2名、中野区賞1名、篠原哲雄監督特別賞1名と計5名の受賞者が発表、表彰されました。東京中野物語2022文学賞は2020年頃から中野区の町づくりや文化活動にかかわる有志により計画され、日本の各地から上京した多くの若い世代が青春の一時代を過ごす町として知られる中野区から、新たな才能を発掘するきっかけとなればと2022年に実行委員会が発足。「中野を基地として広く作品を募集し、文学のみならず、映像、演劇、アニメにも発展していく題材を見出し、若者の夢を育む町・中野から世界に向けて新たな物語を発信すること」を目的として新設されました。2022年4月30日~9月15日の期間、年齢やジャンルを問わず、作品テーマも設けず幅広く作品を募集。11歳から96歳まで全国各地から、青春小説、社会派小説、歴史小説など多岐にわたるジャンルの217編の応募があり、その内83編が中野に関係する作品でした。一次選考で64編、二次選考で8編に絞られた中から最終選考が行われました。また実行委員の選考により、一次選考を通過した中野区賞候補36編から中野区賞を選出しました。大賞は作家の中島京子さん、佳作は歌手・タレントの中川翔子さん、作家のエージェント会社代表・小説家の鬼塚忠さん、中野区賞は酒井直人中野区長から授与されました。また、当初予定されていなかったものの、最終選考でどうしても「もう1編」と篠原哲雄監督が推した作品に篠原哲雄監督特別賞が授与されました。同文学賞は今後、隔年での開催を予定。また、今回の受賞作を含む最終選考に残った8編と、中野区賞の最終選考における受賞作と次点の2編を合わせた10編については、電子書籍化と、期間限定での無料配信を予定しています。詳細は公式サイト、公式SNSでのお知らせを予定しています。東京中野物語実行委員・最終選考委員・受賞者の方々■受賞作品/受賞者プロフィール/賞概要/受賞の言葉中島京子さんと大賞受賞者《大賞》『悔いの華 (くいのはな)』原 浩一郎(はら こういちろう)さん(賞金30万円+副賞)1955年鹿児島県川内市生まれ。立命館大卒。家庭裁判所調査官として勤務したのち、さまざまな職を経て、公立中学校、就労困難者支援団体、刑務所等に勤務。第11回・第13回銀華文学賞(『文芸思潮』アジア文化社)最優秀賞を受賞。2020年「魂の文学・生きる武器としての文学」を掲げ季刊投稿誌『文芸エム』を刊行している。「読む人の魂を突き動かすような物語を、これからも書いていけるように精進したい」鬼塚忠さんと佳作受賞者《佳作》『鬼祓い桃園神社 (おにばらいももぞのじんじゃ)』菊一 馬絽(きくいち まろ)さん(賞金5万円+副賞)中野区在住、会社員。「生まれ育った中野の街、いっしょに遊んだ友人との思い出が書かせてくれた」中川翔子さんと佳作受賞者《佳作》『にゅうらいふ』大塚 雅美(おおつか まさみ)さん(賞金5万円+副賞)1999年生まれ。高校生の頃、万年筆でノートに日記を書くことから文章を書きはじめる。それ以来、書くことによって自分の体験や心情を言葉にすることが生きがいになっている。文章を書くときの身体感覚、人が語っている時に漏れ出す言葉など、言葉にまつわる身体性をテーマに小説や散文を書いている。「ノートに綴っていた物語がこのような賞を頂けて嬉しいです」酒井直人中野区長と中野区賞受賞者《中野区賞》『始発電車は午前五時(しはつでんしゃはごぜんごじ)』北森 春土(きたもり はると)さん(賞金10万円+副賞)1955年父母の出身地鹿児島県大島郡にて出生。早稲田大学法学部在学中から学習塾講師。いったん帰郷して量販店、輸入雑貨店に勤務。再度上京後、予備校講師、家庭教師。主に大学受験英語を担当して現在に至る。「中野で育んできた青春時代だった。今回の受賞は10代の頃から一緒に過ごしてきた仲間たちのおかげ」篠原哲雄さんと篠原哲雄監督特別賞受賞者《篠原哲雄監督特別賞》『ささやかな音を聴く(ささやかなおとをきく)』高城つかさ(たき つかさ)さん1998年神奈川県出身、東京育ち。2018年より執筆業をはじめ、2021年より小説を書き始める。「小説を書き始めてまだ間もないのに、このような賞を頂けて本当に嬉しい」■中島京子さんによる総評初めてできた文学賞で、告知期間も短い中、217編もの応募があったことはとても喜ばしいことでした。最終選考に残った8作品それぞれに魅力があり、選考に時間がかかりました。結果として、当初予定していなかった篠原哲雄監督特別賞を設け、4作品を選定しました(受賞作のうち中野区賞は実行委員会による選定)。最終選考に残ったものは奇しくも20代と60代の作者の作品でした。一次選考・二次選考に関わった方々によると、やはり「中野」の名前を冠した文学賞なので、中野の町に関する小説が多く、なかでも中野ブロードウェイに題材を取ったり、中野を舞台にした青春グラフィティが多かったとのことです。大賞を受賞した『悔いの華』は刑務官の主人公や、細部の描写が丁寧でリアリティがあり、選考会でも最初から高評価が揺るぎませんでした。タイトルはもう少しキャッチーでも良かったのではと個人的には思っています。佳作の『鬼祓い桃園神社』はプロの作品と思われるような完成度の高さでしたが、キャラクター設定や物語に既視感を抱くところもあり、最終話が少し弱いように感じました。佳作の『にゅうらいふ』は人間ならざる者、AIの恋愛を描きながら人の持つ原初的な喜びが感じられる作品でした。性描写が巧みでしたが少し冗長なところも感じられました。篠原哲雄監督特別賞の『ささやかな音を聴く』は文章がとても良かったのですが、小説としては少々粗が多く、偶然に頼る筋運びが気になりましたが、篠原監督の推しもあり、受賞となりました。■シンポジウム「文学賞により中野の活性化を」が同時開催授賞式後には、最終選考委員の中島京子さん (小説家)、篠原哲雄さん (映画監督)、中川翔子さん (歌手・タレント)、鬼塚 忠 (小説家・作家エージェント)に加え、実行委員長の佐々木洋文さんがパネリストとして加わり、「文学賞により中野の活性化を」をテーマとしたシンポジウムが開催されました。コーディネーターを務めた副実行委員長西田聖志郎さんの司会ものもと、文化活性が町おこし、町づくりにつながっていくのではないかという議論がなされました。本イベントは公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】 の対象となっています。中川翔子さんは、「コロナ禍で閉店してしまったお店や、少子化による統廃合で無くなった学校など、町は変化してしまうけれど、物語などの作品になることで記憶に残る。なくなっていくものの寂しさはありつつも、文章で心の旅ができる。この文学賞をきっかけに中野を描きたいという人が沢山出てきてくれればいいなと思う」と、祖母の代から3代中野に住む中野への愛あふれるコメントをしていました。実行委員長の佐々木洋文さんは「中野サンプラザの解体、新設など中野の駅前再開発が進む中、建物が新しくなってもそこに文化がないと町としては魅力に欠けるのではないか、という視点から始まった文学賞創設。人々の心に残る作品に登場する町には行きたくなるもの。この文学賞から書籍化、映像化作品が生まれて中野の町の魅力が伝わればいいなと思います」と、文学賞による町おこしへの想いを述べていました。篠原哲雄さんは、映画化には費用も時間もかかるが、この文学賞をきっかけとして、心の葛藤をリアルに描くような作品が中野から世界に向けて発信できたらと期待を込めて話していました。■最終選考委員プロフィール【中島 京子さん】東京都出身。2003年に小説『FUTON』でデビュー。以後『イトウの恋』『ツアー1989』『冠・婚・葬・祭』など次々に作品を発表し、2010年に『小さいおうち』で直木賞を受賞。2014年に『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学賞、2015年に『かたづの! 』で河合隼雄物語賞、柴田錬三郎賞、歴史時代作家クラブ賞作品賞、および『長いお別れ』で中央公論文芸賞、2020年に『夢見る帝国図書館』で紫式部文学賞、2022年に『ムーンライト・イン』『やさしい猫』で芸術選奨文部科学大臣賞、『やさしい猫』で吉川英治文学賞を受賞。その他に『平成大家族』『エルニーニョ』『東京観光』『眺望絶佳』など著書多数。『小さいおうち』は2014年に山田洋次監督によって映画化されている。初めての一人暮らしの町は中野区。【篠原 哲雄さん】東京都出身。中野区在住。助監督として森田芳光、金子修介監督作品などに携わる傍ら、自主制作も開始。1989年に8ミリ『RUNNING HIGH』がPFF‘89にて特別賞受賞。1993年に16ミリ『草の上の仕事』が神戸国際インディペンデント映画祭にてグランプリ受賞、劇場公開となる。1996年、山崎まさよしが主演した初長編『月とキャベツ』以降30本以上の映画を撮り続ける。2018年、『花戦さ』で日本アカデミー賞優秀監督賞受賞。近作は2021年公開の『犬部!』。2022年は町の本屋を舞台にした『本を贈る』を初の配信ドラマとして発表し評判を呼ぶ。【中川 翔子さん】東京都中野区出身。2002年に芸能界デビュー。歌手・タレント・声優・女優・イラストレーターとして活動。文化人活動としては書籍『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』発売や、2025年に開催される大阪・関西万博キャラクターデザイン選考委員を務める。【鬼塚 忠さん】1965年、鹿児島県出身。1997年、海外作家のエージェントである英系資本のイングリッシュエージェンシー・ジャパンに入社。数々の海外作家の日本語書籍の出版に携わる。2001年、自ら作るコンテンツで勝負したいからと日本人作家のエージェント会社であるアップルシード・エージェンシーを設立。多くの作家を発掘・プロデュースし、ベストセラー作家を育てる。自身も9作の小説を書き、『Little DJ』、『カルテット』、『花戦さ』など7作が映画化されている。東京中野物語2022文学賞 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月24日エミー賞3部門(助演女優賞/脚本賞/キャスティング賞)、ゴールデン・グローブ賞3部門など、これまでに多くの賞を受賞してきた全米話題沸騰中のコメディドラマ「アボット エレメンタリー」のシーズン2が4月19日(水)より配信決定。キービジュアルが解禁となった。本シリーズは、フィラデルフィアの公立小学校を舞台に、献身的で熱心な教師たちや、ちょっと無神経な校長の姿を描くコメディドラマシリーズ。テレビ界の各賞で称賛を集め、米批評サイトのRotten Tomatoesではシーズン1が99%、シーズン2は100%という驚異の好評を獲得し、全米を席捲している。教育予算の少なさを嘆きながらも、生徒たちが素晴らしい人生を送れるように良い教育を提供しようとする教員たちだが、相変わらず苦労は絶えない…。シーズン1の終わりでは、若手教師で情熱はあるものの、空回り気味の主人公ジャニーン(キンタ・ブランソン)はこの小学校に身を捧げることを決意。学校を立て直し、地元のチャータースクールと同じように良い学校にしようと決意するが…。解禁となったキービジュアルには、ジャニーンを中心にアボット小学校の個性豊かな教師たちが映るもの。シーズン2でも、子どもたちのためによりよい学校づくりに奮闘する教師たちはもちろん、自分至上主義な強烈キャラの校長先生を含め、そのやり取りや人間関係にも注目だ。主演と企画、制作の1人3役の大活躍をするのは、本作でエミー賞脚本賞&ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(コメディ・ミュージカル部門)を獲得し、TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれているキンタ・ブランソン。共演には、本作でゴールデン・グローブ賞助演男優賞を受賞したタイラー・ジェームズ・ウィリアムズ、本作でエミー賞&ゴールデン・グローブ賞助演女優賞ノミネートのジャネール・ジェームズ、本作でエミー賞助演女優賞受賞のシェリル・リー・ラルフらが集結。1話約20分という凝縮された構成も魅力となっている。「アボット エレメンタリー」はディズニープラスにてシーズン1配信中、シーズン2は4月19日(水)より配信。(text:cinemacafe.net)
2023年03月23日『シックス・センス』『オールド』のM.ナイト・シャマラン監督最新作『ノック 終末の訪問者』よりコメントが到着。監督流の演出方法についてスタッフらが語っている。予想もできない展開と恐怖・笑い・感動を一度に巻き起こすその唯一無二の作風で、新作が出る度に話題となり世界中の映画ファンを魅了し続けるスリラー映画の名手M.ナイト・シャマラン。そんなシャマランが今回挑むテーマは、ズバリ“究極の選択”。人里離れた山小屋でのんびりとした休暇を過ごしていた家族アンドリュー(ベン・オルドリッジ)、エリック(ジョナサン・グロフ)、養女のウェンの元に、突如武器を持った謎の4人の男女が訪問してくる…というストーリー。身の危険を感じ恐怖で怯える一家に対し、リーダー格の大男レナード(デイヴ・バウティスタ)からは、家族の誰かをひとり選んで殺せ、さもなければ全人類が滅ぶという衝撃の言葉が繰り出される。あまりにも理不尽で突拍子もないその要求に状況が飲み込めない家族たち。愛する家族か世界の終焉かという究極の選択を迫られた3人は果たしてどうなる?本作に登場するのはゲイカップルとその養女の3人家族だが、もともとシャマランの映像作品の中心には、いつも家族がいた。過去にシャマランの手掛ける作品5本に関わったプロデューサーのマーク・ビエンストックが「ナイトの映画は一貫して家族を軸に語られていて、その作品ごとに観客は、登場人物たちと一緒に心の旅路を歩んでいく」と言うように、コロナ禍で初めての撮影となった前作『オールド』(21)に続き、本作も家族を軸に語られる作品となっている。また、常に挑戦を好むシャマランが本作で挑んだのは、映画一本をほぼ丸ごと密室劇にするという高いハードルだった。「僕は一箇所に閉じこもっている状態を描いた物語や、壮大なストーリーを小さな窓を通して伝えることに凄く惹かれるんだ。物語の大きさとその語り方を並べた時のあの抑制、あのバランス、そういうのが僕にはたまらないんだ」とシャマランは語る。本作ではほぼワンシチュエーションの中、登場人物の葛藤や恐怖、そして緊迫感を見事に描き出している。さらに、今回は創作上の新たな可能性にも踏み込んでいるようで、製作総指揮のスティーヴン・シュナイダーは「ナイトはこの作品で、サスペンスという手法にとことん集中している。特に彼はヒッチコック監督が大好きだ。今回は存分にヒッチコック流に攻めていて、ショットの組み立て方や、あらゆる映画的要素を駆使してハラハラドキドキを盛り上げている。演技から照明から編集からブロッキングまで、さまざまなところにそれが活かされている」と話す。スリラー・サスペンス映画の第一人者でもあるヒッチコックへのリスペクトが詰まった作品にもなっているという。伝説的メガヒット作『シックス・センス』(99)を筆頭に、ハリウッドの常識を塗り替える名作、奇作を生み出してきたシャマラン監督。本作でも観客の期待に答えてくれる作品になっているに違いない。『ノック 終末の訪問者』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ノック 終末の訪問者 2023年4月7日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年03月21日ナンシー・マイヤーズの次回作『Paris Paramount』に、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが興味を示しているようだ。この映画はNetflixが製作配信することになっていたが、マイヤーズが求める予算が1億5,000万ドルと高すぎることから、最終的に拒否したもの。スカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルス、マイケル・ファスベンダー、オーウェン・ウィルソンなどが出演交渉をしており、豪華な顔ぶれのロマンチックコメディになりそうだ。ただし、ワーナーはまだ検討段階ということである。『ホリデイ』『恋するベーカーリー』などロマンチックコメディで知られるマイヤーズの最近作は、2015年の『マイ・インターン』。8年ぶりの新作の実現を祈りたいところだ。文=猿渡由紀
2023年03月17日