ルーカスフィルムが、映画「スター・ウォーズ」の新シリーズ製作決定を発表。最新作は、人気テレビドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のクリエイターコンビ、デヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスによって製作される。2017年に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を公開したことも記憶に新しい「スター・ウォーズ」シリーズ。今後も続々と新作公開が決まっており、2018年にはスピンオフ『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』、2019年には『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』の公開を控えている。また、公開時期は未定だが、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の監督・脚本を務めたライアン・ジョンソンによる新たな3部作の製作も2017年12月に決まったばかり。そこに続くのが、今回発表されたデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスによる最新作だ。なお、制作決定にあたり、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は「2人は、現代における最高のストーリーテラーです。複雑なキャラクター、深い物語、神話の豊かさをもって『スター・ウォーズ』の新しい境地を開いてくれるでしょう。」と話している。
2018年02月11日21日夜(現地時間)、第24回全米映画俳優組合賞の授賞式(SAG賞)が開催された。今年のSAG賞では現在ハリウッドで騒動となっているセクハラ問題が色濃く影響し、さまざまな伝統を打ち破る変化がみられた。まずは、いままで司会者を立ててこなかった同賞でクリスティン・ベルが初の司会を務めた。受賞者を発表するプレゼンターたちもそれまでは男性と女性がペアで行うのが慣習だったが、今回はすべてのプレゼンターたちが女性のペアに。そして、この夜最初に賞を獲得したのは、女性がメガホンをとり、主役が女性のスーパーヒーローである『ワンダーウーマン』(スタント・アンサンブル賞)。例年より女性にスポットライトが当たった授賞式であった。受賞リストは以下の通り。【映画部門】キャスト賞『スリー・ビルボード』主演男優賞ゲイリー・オールドマン 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』主演女優賞フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』助演男優賞サム・ロックウェル 『スリー・ビルボード』助演女優賞アリソン・ジャネイ 『I, Tonya』(原題)スタント・アンサンブル賞『ワンダーウーマン』【テレビ部門】男優賞(テレビ映画・リミテッドシリーズ部門)アレクサンダー・スカルスガルド 「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」女優賞(テレビ映画・リミテッドシリーズ部門)ニコール・キッドマン 「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」アンサンブル賞(ドラマ部門)「THIS IS US 36歳、これから」男優賞(ドラマ部門)スターリング・K・ブラウン 「THIS IS US 36歳、これから」女優賞(ドラマ部門)クレア・フォイ 「ザ・クラウン」アンサンブル賞(コメディ部門)「Veep/ヴィープ」男優賞(コメディ部門)ウィリアム・H・メイシー 「シェイムレス 俺たちに恥はない」女優賞(コメディ部門)ジュリア・ルイス=ドレイファス 「Veep/ヴィープ」スタント・アンサンブル賞「ゲーム・オブ・スローンズ」(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2018年01月22日第29回全米製作者組合(PGA)賞が20日(現地時間)に発表され、劇場公開映画が対象のダリル・F・ザナック賞を『シェイプ・オブ・ウォーター』が受賞した。受賞したのは同作の監督も兼ねたギレルモ・デル・トロと製作のJ・マイルズ・デイル。デル・トロ監督はメキシコの自宅で父親に付き添うために式には出席せず、代理で出演者のリチャード・ジェンキンスが登壇。監督からの手紙を代読した。「出席できなくて、すみません。今夜、私はメキシコのホームタウンで父のベッドサイドにいます。この栄誉を、父と母に捧げることをお許しください。2人には尽きることなく感謝します。そして、父として私の子どもたちにも。彼らが夢とファンタジーを追い続けられるように、そして私の命が尽きようとしているとき、そばにいてくれるように」。1990年に始まったPGA賞の第1回受賞作は『ドライビング・ミス・デイジー』。同作は同年のアカデミー賞で作品賞を受賞、その後も19回、PGA受賞作がアカデミー賞で作品賞に輝いていることから、オスカー作品賞の行方を占う賞として注目されているが、2016年のPGA受賞作『マネー・ショート華麗なる大逆転』と昨年の受賞作『ラ・ラ・ランド』はアカデミー賞受賞を逃している(アカデミー賞作品賞は、2016年は『スポットライト世紀のスクープ』。2017年は『ムーンライト』)。そして、社会問題への関心を高めたとして、『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督がスタンリー・クレイマー賞を受賞。クレイマー監督は1967年に、婚約者の白人女性と彼女の両親を訪ねる黒人男性が主役の『招かれざる客』を手がけている。ピール監督はスピーチで「『招かれざる客』がなければ、『ゲット・アウト』は生まれませんでした」と述べたうえで、「『ゲット・アウト』に着手したとき、何が本当に恐ろしいのかを自問自答しました。皆さんが何を思い浮かべてるかはわかりますが、それは白人ではありませんよ。それは沈黙です。『ゲット・アウト』は沈黙に対する私なりの抗議です」と語った。劇場公開アニメ映画部門では『リメンバー・ミー』のダーラ・K・アンダーソン、劇場公開ドキュメンタリー部門はイギリスの人類学者、ジェーン・グドールについての『Jane』(原題)が受賞。テレビ部門では、連続ドラマ賞に当たるノーマン・フェルトン賞を「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」が、連続コメディ賞に当たるダニー・トーマス賞を「マーベラス・ミセス・メイゼル」が、ロングフォーム・ドラマ部門に当たるデヴィッド・L・ウォルパー賞を「ブラックミラー」(シーズン4)が受賞した。(text:Yuki Tominaga)
2018年01月21日全米監督協会賞(DGA)のノミネーションが発表された。1948年以来、DGAの長編映画監督賞とアカデミー賞の監督賞は7人を除いて一致していることから、DGAの結果は見逃せないものとなっている。昨年アカデミー賞で監督賞を獲得した『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼルもDGA監督賞の受賞者であった。今年長編映画監督賞にノミネートされたのは、ギレルモ・デル・トロ(『シェイプ・オブ・ウォーター』)、グレタ・ガーウィグ(『レディ・バード』)、マーティン・マクドナー(『スリー・ビルボード』)、クリストファー・ノーラン(『ダンケルク』)、ジョーダン・ピール(『ゲット・アウト』)の5人。ノーラン監督がDGAにノミネートされるのは『メメント』、『ダークナイト』、『インセプション』以来4回目。また、5人の中で唯一の女性のガーウィグ監督は、DGA史上長編映画監督賞にノミネートされた8人目の女性監督だ。過去、DGAにノミネートされた監督たちの80パーセントはアカデミー賞でもノミネートされている。アカデミー賞のノミネーションは1月23日(現地時間)に発表、DGA授賞式は2月3日、そしてアカデミー賞授賞式は3月4日に開催される。(Hiromi Kaku)■関連作品:ダンケルク 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
2018年01月12日2018年1月21日(現地時間)に開催される第24回全米映画俳優組合賞のノミネーションが発表された。テレビ部門で目を引くのは、候補者5人が2つの作品に集中しているテレビ女優賞(テレビ映画/ミニシリーズ部門)。また、昨年わずか12歳で女優賞(ドラマ部門)にノミネートされた「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンが今年もノミネートを果たし、13歳で受賞となるかにも要注目だ。【テレビ部門】男優賞(テレビ映画/ミニシリーズ部門)ベネディクト・カンバーバッチ「シャーロック」ジェフ・ダニエルズ「ゴッドレス -神の消えた町-」ロバート・デ・ニーロ「The Wizard of Lies」ジェフリー・ラッシュ「ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン」アレクサンダー・スカルスガルド「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」女優賞(テレビ映画/ミニシリーズ部門)ローラ・ダーン「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」ニコール・キッドマン「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」ジェシカ・ラング「Feud: Bette & Joan」スーザン・サランドン「Feud: Bette & Joan」リース・ウィザースプーン「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」男優賞(ドラマ部門)ジェイソン・ベイトマン「オザークへようこそ」スターリング・K・ブラウン「THIS IS US 36歳、これから」ピーター・ディンクレイジ「ゲーム・オブ・スローンズ」デヴィッド・ハーバー「ストレンジャー・シングス」ボブ・オデンカーク「ベター・コール・ソウル」女優賞(ドラマ部門)ミリー・ボビー・ブラウン「ストレンジャー・シングス」クレア・フォイ「ザ・クラウン」ローラ・リニー 「オザークへようこそ」エリザベス・モス「The Handmaid’s Tale」ロビン・ライト「ハウス・オブ・カード 野望の階段」男優賞(コメディ部門)アンソニー・アンダーソン「Black-ish」アジズ・アンサリ 「マスター・オブ・ゼロ」ラリー・デヴィッド「ラリーのミッドライフ★クライシス」ショーン・ヘイズ「ふたりは友達? ウィル&グレイス」ウィリアム・H・メイシー「シェイムレス 俺たちに恥はない」マーク・マロン 「GLOW:ゴージャス・レディ・ オブ・レスリング」男優賞(コメディ部門)ウゾ・アドゥバ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」アリソン・ブリー「GLOW:ゴージャス・レディ・ オブ・レスリング」ジェーン・フォンダ「グレイス&フランキー」ジュリア・ルイス=ドレイファス「Veep/ヴィープ」リリー・トムリン「グレイス&フランキー」アンサンブル賞(ドラマ部門)「ザ・クラウン」「ゲーム・オブ・スローンズ」「The Handmaid’s Tale」「ストレンジャー・シングス」「THIS IS US 36歳、これから」アンサンブル賞(コメディ部門)「Black-ish」「ラリーのミッドライフ★クライシス」「GLOW:ゴージャス・レディ・ オブ・レスリング」「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」「Veep/ヴィープ」スタント・アンサンブル賞「ゲーム・オブ・スローンズ」「GLOW:ゴージャス・レディ・ オブ・レスリング」「Homeland/ホームランド」「ストレンジャー・シングス」「ウォーキング・デッド」(Hiromi Kaku)
2017年12月14日12月13日朝(現地時間)、女優のオリヴィア・マンとニーシー・ナッシュがウェストハリウッドのパシフィック・デザイン・センターより第24回全米映画俳優組合賞(SAG)のノミネーションを発表した。授賞式は2018年1月21日に開催。同授賞式は24回目にして初めて司会者を起用することとなり、その大役をクリスティン・ベルが務める。アカデミー賞を予想する上で最も重要だと位置づけされているSAGの映画部門のノミネーションはこちら。■主演男優賞ティモシー・シャラメ (『Call Me by Your Name』)ジェームズ・フランコ (『The Disaster Artist』)ダニエル・カルーヤ(『ゲット・アウト』)ゲイリー・オールドマン(『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』)デンゼル・ワシントン(『Roman J. Israel, Esq.』)■主演女優賞ジュディ・デンチ(『Victoria & Abdul』)サリー・ホーキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』)フランシス・マクドーマンド(『スリー・ビルボード』)マーゴット・ロビー(『I, Tonya』)シアーシャ・ローナン(『Lady Bird』)助演男優賞スティーヴ・カレル (『Battle of the Sexes』)ウィレム・デフォー(『The Florida Project』)ウディ・ハレルソン(『スリー・ビルボード』)リチャード・ジェンキンス (『シェイプ・オブ・ウォーター』)サム・ロックウェル (『スリー・ビルボード』)助演女優賞メアリー・J・ブライジ (『マッドバウンド 哀しき友情』)ホン・チャウ(『ダウンサイズ』)ホリー・ハンター(『ビッグ・シック』)アリソン・ジャニー(『I, Tonya』)ローリー・メトカーフ(『Lady Bird』)キャスト賞『ビッグ・シック』『ゲット・アウト』『Lady Bird』『マッドバウンド 哀しき友情』『スリー・ビルボード』(Hiromi Kaku)
2017年12月14日スーパーヒーローが集結する、今世紀最大規模の超大型アクション・エンターテインメント『ジャスティス・リーグ』が、11月17日に全米で公開。19日までの3日間で96,000,000ドル(約107億円)を上げ、全米初登場1位を飾ったことが分かった。全米に先駆けて公開されたアジアとラテンアメリカの地域では、『ワンダーウーマン』『マイティ・ソー バトルロイヤル』を超える数字をあげる記録的大ヒットを記録。ブラジルは初日歴代オープニング最高成績を記録(3,700,000ドル/約4.16億円)し、韓国では半日だけの興行で『ワンダーウーマン』と並んだ(1,100,000ドル/約1.2億円)。また、フランスは1,100,000ドル(約1.2億円)、インドネシアでは歴代5位のオープニング成績を記録(890,000ドル/約1億円)している。そして今回、全米でも初登場1位を飾り、世界62の国と地域で初登場No.1となった(Box Office Mojo 調べ)。そして、世界最大級の映画レビューサイト「ロッテントマト」のオーディエンススコアは“85%!”と高い推移を見せ、いち早く本作を観賞した日本の映画評論家・映画ライターからは、「凛々しく美しいワンダーウーマン、セクシー過剰なワイルド男アクアマン、ズレたオタの笑いを振りまくフラッシュが、『スーパーマン vs バットマン』に決定的に欠けていたものをいい具合に補ってなかなかの出来。重量級アクションと大人の雰囲気とチーム感で、『アベンジャーズ』とは違う魅力が」(渥美志保/ライター)、「DC最強ヒーローが奏でる、美しくも激しい“正義”のハーモニー!その研ぎ澄まされた戦闘力は、悪への“制裁”を超越し、人々の歓び、さらに大きな奇蹟をも生む!」(くれい響/映画評論家)などの声が上がっている。すでに世界中で『ジャスティス・リーグ』旋風が巻き起こる中、いよいよ今週、日本でも公開。バットマンやワンダーウーマンなど、DCが誇る最強の超人たちが地球の危機を救うために集結する本作『ジャスティス・リーグ』は、11月23日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジャスティス・リーグ (原題) 2009年、全国にて公開
2017年11月20日ハリウッドスターも魅了した名店が海外初上陸!厳選食材を使用した「PATINASTELLA」のメニューは、見た目にもカラダにも美味しいものばかりです。野菜の魅力が躍り出す料理の数々を生み出すのは、野菜料理の世界大会受賞経験もある杉浦仁志シェフ。その変幻自在の野菜料理は、本場仕込みのモダンアメリカ料理と日本食材のマリアージュ。洗練された味わいを体感しましょう。グリーンがあしらわれた店内は、席間も広く、ゆったりと食事を楽しむことができます。ウエディング会場としても選ばれる極上のおもてなしは、お誕生日などのサプライズにもぴったり。彩り豊かなお料理を囲んで、とびっきりの時間を過ごしてみませんか。お野菜とフルーツがお皿の上で紡ぎだす、カラフルな品々「鱒のマリネ」は、富士宮の清流で獲れた鱒を主役に、緑が映えるワカモレとキヌアのラビゴットソースを添えた冷製の前菜です。ねっとりと肉厚の鱒は、爽やかなワカモレと相性抜群! その瑞々しい味わいをそのままお皿に表現したような、美しい盛り付けにも心を奪われます。「ビーツトルテッリ」は、赤ワインソースの芳醇な香りに期待が高まる一品。もっちり食べ応えのある手打ちパスタ(トルテッリ)は、練りこまれたビーツの赤が美しく、まるでお花のようです。中には、牛頬肉とフォンデュータが詰められています。ワインに引き立つお肉の旨味とチーズの深い味わいが、ビーツの優しい甘さと相まって、あとを引くおいしさです。おすすめデザートは「白餡のフィナンシェ」。みっちり密度の高いフィナンシェには白餡が使用され、脂っぽくないのにしっとりとした味わいに仕上がっています。クリームチーズのアイスクリームも驚くほど濃厚です。柿のパリパリチップは、べっこう細工のように透けて美しく、秋の落ち葉のようでもあります。深まる秋を感じながら味わいましょう。文/井上 燁子スポット情報スポット名:PATINASTELLA住所:東京都渋谷区神山町11-15 神山フォレストビル 1F電話番号:03-5738-7031
2017年10月23日今年の夏は全米ボックスオフィスが低迷して映画スタジオ泣かせのシーズンだったが、季節の変わり目に登場したスティーヴン・キング原作のホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が全米を席巻。デビュー週に1億2,340万ドル、ザックリと日本円にして139億円(!!)という巨額な興行収入を叩き出し、9月にデビューした映画史上ナンバーワンの興行成績、そしてホラー映画史上でも最高デビュー興行成績という驚異の記録を達成している。日本でも11月公開予定の本作、その人気のシークレットに迫ってみた。■ブランド名の強さ本作は、作家スティーヴン・キングの人気小説が原作。キングといえばモダンホラー小説の代名詞にもなっており、いわばブランドと化している。なんといっても、“スティーヴン・キング”という言葉が「広辞苑」にも載っているほどだから凄い。キングの短編小説なども含め、映画・TV化された作品は延べ数にして70作以上にのぼる。『シャイニング』、『ショーシャンクの空に』、『スタンド・バイ・ミー』などはその一部だが、必ずと言っていいほどヒットするところがまた凄く、本作も例に漏れずといったところ。■ストーリーのヒントになっている恐ろしい実話の知名度1972年から1978年の間に米国イリノイ州で33人の少年たちから命を奪い、世界中をショックに陥れた連続殺人鬼ジョン・ウェイン・ゲイシー。この男がピエロの格好をして子どもたちのパーティーや福祉施設を訪れていたこと、獄中でも四六時中ピエロの絵を描いていたことから、この連続殺人事件をきっかけにピエロが不気味の代名詞となった。キングが描いた悪魔ピエロのペニーワイズは、この連続殺人鬼ゲイシーをモデルにしたキャラクターであることがよく知られており、実話の存在がペニーワイズの不気味さを増幅している。また、この事件を知らない若い世代や幼い子どもたちにしても、大人のリアクションやホラー映画の影響からか、往往にしてピエロは「気味が悪い」という意識があり、ピエロ自体が恐怖映画にはもってこいのキャラとなっている。■ヒット番組の現代版リメイク本作は1990年全米放映され大ヒットしたTVミニシリーズのリメイク。ミニシリーズは、子ども時代と大人になってからの前後編から構成され(劇場版もこれにならう予定)、当時TVシットコムで大人気だった俳優、故ジョン・リッターや、映画『スーパーマン3』でスーパーマンの恋人を演じて当時人気の女優アネット・オトゥール、そしてペニーワイズには『ロッキー・ホラー・ショー』でお馴染みのティム・カリーと、当時有名なスターが顔を揃えたことでも話題となった。本作劇場版では、ペニーワイズの不気味さを新世代に伝え往年のファンたちにも懐かしい不気味さを味わってもらおうと、27年ぶりにリメイクしたものだが、タイミング的にも大当たりだったようだ。■新ペニーワイズの恐怖悪魔そのものといった感じのペニーワイズを新たに演ずるのは、日本でも人気上昇中の若手俳優ビル・スカルスガルド。お父さんが有名俳優ステラン・スカルスガルドというサラブレッドのビルは、さすがに演技力も只者ではなくペニーワイズの気味の悪さは半端ではない。1990年のTV版でティム・カリーの演じたペニーワイズも気持ち悪かったが、ビル・スカルスガルド演じる新バージョンのペニーワイズは凄いスペシャルメイクも手伝って、ひと目見ただけであとで悪夢にうなされそうなほど怖く、これにビルの鬼気迫る演技が加わると大画面では見ていられないほどの恐怖心を掻き立てられる。だいたいこんなものが下水溝から顔を覗かせていたら、トラウマで下水溝恐怖症に陥ること請け合いである。映画の中の少年は、こんなものと言葉など交わすから誘拐されてしまうのである。■黄色いレインコートと赤い風船の恐怖本作のポスターは、黄色いレインコートを着て赤い風船を持った男の子がこちらには背を向け真っ黒な闇に向かってただ立っているというもの。ペニーワイズの影は見当たらないものの、少年と暗闇のコンビネーションが十分に気味悪い。「純粋」さと「不気味」さがジワジワと伝わってくるインパクトのあるポスターで通りがかりの人たちの興味を引く。赤い風船と言えばペンシルバニア州のとある小さな街で、映画公開2週間ほど前にちょっとしたパニックが起こった。9月5日の朝、住人たちが住宅街の一角にある下水溝のマンホールから糸のついた赤い風船がフワフワ浮いているのを見つけたのである。「気味が悪いからどうにかして!」という怯えた住人からの電話が地元警察に殺到。普通ならただの妙なイタズラとして済ませられるだろうが、『IT~』を知っている人たちにとっては、下水溝に赤い風船とくれば子どもをさらって行く例の恐ろしいピエロが頭にチラつくわけで心穏やかでない。この一件には警察が出動してあたりの無事を確認するとともに、警察署のツイッターから「ただのイタズラとは思いますが、気味が悪いので止めるよう通告します」というお達しが配信された。このニュースは瞬く間にオンラインは元よりネットワークのニュースでも取り上げられ、結局犯人は分からなかったものの、映画の話題がヒートアップする結果となった。とにかく全米でセンセーションともいえる話題を巻き起こしたこのホラー映画。みなさんもぜひその目で怖さを確かめてきてほしい。(text:Akemi K. Tosto)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2017年10月10日ミス・ワールドに輝いたいま大注目の女優プリヤンカー・チョープラーが主演をつとめ、全米で大旋風を巻き起こしているクライム・サスペンス「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」のシーズン1が、10月4日(水)よりDVDとデジタル配信でリリースとなる。舞台となるのは、バージニア州のクワンティコに実在するFBIアカデミー。卒業したばかりの新人捜査官・アレックスがニューヨークの爆破テロ事件の容疑者となる。物語は、アカデミーでお互いに切磋琢磨しながら成長していく「現在」、彼らの生い立ちや秘密が明かされていく「過去」、事件の真相を突き止めるために奔走する「未来」、3つの異なる時間軸が交錯し、事件の真相が少しずつ明らかになっていく。果たして、驚愕の結末とは――!?●彗星のごとく登場した唯一無二の超絶美女本作の主役であるアレックス・パリッシュ役を演じるのは、インド出身の美人女優プリヤンカー・チョープラーだ。なんといっても目を奪われるのは、パーフェクトな美貌。もともと美人女優の多いインド映画界ではあるが、その中でもチョープラーの美貌は群を抜いている。それもそのはず、実は彼女はミス・ワールドに輝いている。しかも、インド版アカデミー賞とも呼ぶべきナショナル・フィルム・アワードの主演女優賞にも輝いた演技力の持ち主。まさに天から二物を与えられた女性である。インドといえば、年間で1,000本以上の映画が製作される世界最大級の映画大国。『ムトゥ 踊るマハラジャ』や『きっと、うまくいく』など、世界的ヒットを飛ばした作品も少なくない。そのインド映画界を代表する国民的スーパースターのチョープラーにとって、待望のハリウッド初進出作となったのが本作なのである。本作のアレックス役では全米の視聴者をも魅了し、オンラインの一般投票で選ばれる「ピープルズ・チョイス・ワード2017」*の“大好きなテレビドラマ女優”賞を獲得。この人気をハリウッド映画界が放っておくはずもなく、ドウェイン・ジョンソンと共演した『ベイ ウォッチ』やクレア・デインズ共演の『A Kid Like Jake』(原題)など、アメリカでの映画出演も相次いでいる。いまハリウッドで最も注目されているスターのひとりなのだ。*1975年から実施しているテレビ・音楽・映画の賞。一般からのインターネットの投票で決定される。People’s Choice Awards:●あの「NCIS」や「クリミナル・マインド」超え! 全米大ヒットのクライム・サスペンス2015年9月より全米での放送がスタートした本作。全米での初回視聴率において「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」や「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪」を凌駕する大ヒットを記録したほか、カナダやオーストラリアでは2015年度のドラマ視聴者数1位を獲得。ビジネスインサイダーの統計による2016年度「世界で最も人気のあるテレビ番組20」では、「GOTHAM/ゴッサム」や「ヴァンパイア・ダイアリーズ」を抑えて堂々の12位にランクされている。クリエイターを務めるのは「ゴシップ・ガール」や「SMASH/スマッシュ」などの人気ドラマの脚本を手掛けたジョシュア・サフラン。「クリミナル・マインド」や「グレイズ・アナトミー」に携わるプロデューサー、マーク・ゴードンも製作総指揮に名を連ねている。その最大の面白さは、「過去」「現在」「未来」の3つの時間軸が交錯する巧妙なストーリー展開である。ニューヨークで起きたテロ事件で容疑者になったアレックスが真相究明に奔走する「未来」、バージニア州クワンティコのFBIアカデミーでアレックスら訓練生が猛特訓を受ける9か月前の「現在」、そして彼らの抱える複雑な事情や秘密が明かされていく「過去」。それぞれの物語が巧みに絡み合い、やがて点と点が線でつながっていくことにより、驚愕の真実と意外な黒幕の正体が暴かれることとなるのだ。一刻一秒を争うスピーディで緊張感溢れる「未来」の逃亡劇および追跡劇のスリルもさることながら、実在するFBIアカデミーを舞台にした「現在」の物語も大きな見どころ。潜入捜査やサイバー犯罪捜査など、FBIの任務に関わる様々な課目が毎回登場し、我々も訓練生たちと同じ目線で捜査の基本的な仕組みやテクニックを学ぶことが出来る。普段は見ることの出来ない世界だけに、なおさら興味を惹かれる。●FBIアカデミーでの成長ドラマも魅力的! 個性あふれるキャラクターたちに注目さらに、肉体的にも精神的にも過酷なFBIアカデミーの訓練過程で、お互いにライバルとして火花を散らせながら育まれていく生徒たちの友情ドラマも見どころだ。それぞれに複雑な生い立ちや過去を抱える彼らが、様々な困難を乗り越えることで捜査官としても人間としても大きく成長していく姿に誰もが共感を覚えるはず。アレックスと惹かれあいながらも重大な秘密を隠す青年ライアン、両親をアメリカ同時多発テロで亡くした令嬢シェルビー、実は双子でありながら一人の人物を装っているイスラム教徒の姉妹ニマとレイナ、FBI高官である両親の期待を背負った若者ケイレブなど、それぞれのキャラクターも実に個性的で興味深い。そんな彼らが、9か月後の「未来」でアレックスの捜査にどう関わっていくのか。彼らの中に裏切り者やスパイがいる可能性を含め、一筋縄ではいかない人間模様は要注目だ。もちろん、演じる役者たちの魅力も注目ポイントだ。中でも、ライアン役のジェイク・マクラフリンは、『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督が手掛けたテレビドラマ「BELIEVE/ビリーブ」の主演に抜擢された注目株。ちょっと危険な香りの漂うワイルドなイケメンだ。また、シェルビー役のブロンド美女ジョアンナ・ブラッディも、映画『呪怨ザ・グラッジ3』やNetflixの人気シリーズ「ビデオゲーム・ハイスクール」で主演を務めている。ケイレブ役のクールなイケメン、グレアム・ロジャースも、ビーチボーイズのメンバーを演じた『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』などで活躍中。この中から次世代のトップスターが生まれるかもしれない。「クワンティコ/FBIアカデミーの真実シーズン1」は、10月4日(水)よりDVDレンタル&発売。全話一挙デジタル配信開始。(text:なかざわひでゆき)
2017年09月29日史上最も呪われた“実在する”人形・アナベル誕生の秘密に迫るホラー『アナベル 死霊人形の誕生』。全米初登場1位でスタートを切り、大ヒットを記録している本作から、製作のジェームズ・ワンや監督のデイビッド・F・サンドバーグ、注目の若手女優タリタ・ベイトマンらが登場するスペシャル映像が解禁。彼らのインタビューやメイキング風景、そして身の毛もよだつ劇中シーンがふんだんに盛り込まれた映像となっている。『死霊館』シリーズとして、計4作で全世界興行収入11億ドル超えを達成し、名実ともに世界が認める“最恐”シリーズにして現代ホラーの新定番の1本となった本作。いよいよ10月“13日の金曜日”に日本公開を迎える本作では、世界を恐怖に陥れた“アナベル”の起源がついに明らかにされる。本映像によれば、製作陣を映画化へと駆り立てたのは、何よりも“彼女”の底知れぬ魅力にあったようだ。大ヒット作『死霊館』『ソウ』の監督でホラーマスターとして支持され、本作では製作を務めるワンは、“アナベル”には『死霊館』の時点で「もっと色々な恐ろしいストーリーがあると感じていた」と“彼女”のポテンシャルの高さに言及。『死霊館』シリーズを数多く手がけるプロデューサーのピーター・サフランもまた、「一度でも見たら頭から離れなくなる」とその魅力を語り、初登場時から騒がれてきた「アナベルは何者で、どこから来たか」を描くことは、とても自然な流れだったと語っている。満を持して製作された本作には、ほかにもワンに見出され『ライト/オフ』(’16)で長編デビューした注目株サンドバーグが監督、『アナベル 死霊館の人形』(’14)も担当したゲイリー・ドーベルマンが脚本を担当。そして、全米大ヒット中『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(11月3日(金・祝)公開)の作曲も手がけたベンジャミン・ウォルフィッシュが音楽を担当し、現代ホラーの名手と呼ぶべきプロフェッショナルたちが大集結。シリーズファンも納得する最強チームで、待望の“アナベル”誕生の物語を創り上げている。また、キャスト陣にも実力派が勢ぞろい。中でも、“アナベル”の封印を解いてしまう少女ジャニスを演じたのは、クロエ・グレース・モレッツ主演『フィフス・ウェイブ』や2018年1月19日(金)公開のディザスター大作の『ジオストーム』に出演するタリタ・ベイトマン。タリタは、「一見かわいい人形なのに、実はとても邪悪な力がある」として“彼女”の恐ろしさを誰よりも実感。ホラー映画初出演ながら、“アナベル”に狙われ追い詰められていく役を熱演しており、特別映像中でも衝撃シーンの一部を確認することができる。本編ではさらに、“アナベル”が異常現象と共に予期せぬ形で絶え間なく出現し、シスターや少女たちの恐怖はピークに!恐怖シーンもドラマ性も格段にアップし、『死霊館』シリーズ最高傑作との呼び声も高い本作を、期待して待っていて。『アナベル 死霊人形の誕生』は10月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月22日『グレムリン』の公開から33年。『グレムリン』シリーズ3作目製作への動きが活発化している。1990年製作の2作目『グレムリン2 新・種・誕・生』の脚本には関わらなかったが、1984年の1作目の脚本を手掛けたクリス・コロンバスが3作目の脚本を書き終えたと「Slashfilm」とのインタビューで明かしたのだ。「誇りに思えるような脚本になった。すごくひねりがきいていてダークな話なんだ。さて、どうなるかな。撮影するとなるといつも問題になるのは予算のことだね。僕は1作目みたいにすごくひねりのきいた感覚を大切にしたかったんだ。あの頃に立ち返り、また脚本を書いてみるっていうのは簡単なことだったよ。早く映画を観られればいいなぁ」と近況を語った。『グレムリン』のファンは、最新作でパペット(人形)ではなくCGIを多用するのではと心配しているが、クリスは「CGIの使用は確実に最小限!」と安心させた。1作目のグレムリンがバーで暴れまわるシーンでは、カウンターの裏に18人から20人がすし詰め状態でパペットを動かしていたという過酷さ。CGIの使用により、「パペットのワイヤーを消し、パペットつかいのスタッフの動きを少し簡単にする」ことができるそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月17日「ウォーキング・デッド」、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」で製作総指揮を務めたグレッグ・ニコテロが、アメリカのテレビ局AMCで新たなホラー/SFドラマを手掛けるという。「Digital Spy」によると、すでにドラマのタイトルは「Shock Theater」(原題)に決定しているとのこと。「Shock Theater」とは、1948年以前に撮影されたユニバーサル・ピクチャーズ製作のクラシックホラー映画の『魔人ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』、『透明人間』などの52本を、1950年代にテレビ向けに放送した番組名。これらの映画は限られた製作期間、低予算、上映時間の制限という厳しい条件の中で製作したものの、現在までホラー映画ファンを引き付けて止まない。グレッグ版「Shock Theater」にも、こういったクラシックホラーのスタイルが取り入れられるそうだ。各エピソードは一話完結。ホラー作品を得意とする「サウス・オブ・ヘル~女エクソシスト」のマット・ランバート(製作総指揮、脚本)、「バフィ~恋する十字架」、「エンジェル」のゲイル・バーマン(プロデューサー)も製作総指揮に名を連ねている。(Hiromi Kaku)
2017年07月31日『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』『パージ』『スプリット』などで知られるジェイソン・ブラムが製作を手がけ、全米初登場No.1を獲得、8週にわたってベストテン圏内にとどまる大ヒットとなった『GET OUT』(原題)が、邦題『ゲット・アウト』として日本公開決定。さらに、9月17日(日)に浅草公会堂で行なわれる「第10回したまちコメディ映画祭in台東」の名物企画「映画秘宝」presents映画秘宝まつりにて、日本最速上映されることになった。ニューヨークに暮らす、アフリカ系アメリカ人の写真家クリス(ダニエル・カルーヤ)は、ある週末に白人の彼女ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招待される。若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦を目撃し、動揺するクリス。翌日も、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかりでクリスは気が滅入ってしまう。そんななか、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影すると、フラッシュが焚かれた瞬間、彼は鼻から血を流しながら急に豹変、「出ていけ!」と襲い掛かってくる。“何かがおかしい”、そう感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが…。人種差別を題材にした、異色の衝撃スリラーとなる本作。製作を手がけたのは、近年、数々のヒットホラー作品を生み出しているジェイソン・ブラム。また、監督・脚本を務めたのは、アメリカのお笑いコンビ「キー&ピール」のジョーダン・ピール。世界的ヒットメーカーと大人気コメディアンがタッグを組み、じわじわ来る“恐怖”と、あっと驚く“結末”が待ち受ける、これまで誰も観たことないオリジナリティあふれる作品を生み出した。低予算ながらも全米初登場でNO.1の大ヒットを記録し、監督デビュー作にも関わらず、全米映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では99%の好評価と大絶賛を受けた本作。ついに日本に上陸する、映画の常識を覆すサプライズ・スリラーを見逃さないで。『ゲット・アウト』は10月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月19日ディズニー/ピクサーの最高傑作のひとつ、『カーズ』シリーズの最新作『カーズ/クロスロード』が、7月15日(土)の日本公開に先駆け、全米では6月16日に公開。この度、本作の18日までの3日間の暫定の数字で、約59億4,371万7,000円(53,547,000ドル)を記録する大ヒットスタートを切ったことが判明(Box Office Mojo調べ)。2位以下を引き離すぶっちぎり1位となった。最新作である本作で描かれるのは、いままで華々しく活躍してきた天才レーサー“マックィーン”が、最新テクノロジーを追求した新たなレーサー“ストーム”ら新たな世代が登場するところからスタート。厳しさを増すレースの中、マックィーンは勝ち続けるために無謀な走りを続け人生を揺るがす衝撃的な大クラッシュをしてしまい、天才レーサーだった彼は「夢の続きを求めて走り続けるのか、それとも新たな道を歩むのか?」という“人生の岐路”(クロスロード)に立たされる…というストーリー。これまで、本作を含めて18本の作品を世に送り出してきたピクサー。今回本作が16作目の“全米1位スタート”作品として仲間入りを果たし、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『トイ・ストーリー3』らと肩を並べる“大人が泣ける感動ドラマ”が新たに誕生。各全米メディアからは、「本作のテーマはより切実で、共感でき、驚きがあって、映像も素晴らしい。大人も共感できるストーリーで、シリーズ最高傑作だ」(FORBES)、「大人向けのカーズ!ライトニング・マックィーンの決断に感動!」(Inside the Magic)、「本作のストーリーには、年を重ねるということ、輝いている日々を追い続けること、人生において最後にどういう決断をするかということが描かれており、深く共感できる」(ROLLING STONE)、「まさに原点回帰だ。どうして私たちがこのシリーズを愛したのかを思い出させてくれる。この映画で描かれる師弟関係が魅力になっており、マックィーンとドック・ハドソンの深い関係が描かれている」(JET MAGAZINE)など、“大人こそ観るべきドラマ”だと絶賛されている。またこの全米大ヒットスタートをお祝いするように、ピクサーの本社では社員たちが自慢の愛車を披露する恒例の自動車イベント“モトラマ”が開催。シリーズ生みの親であり本作の製作総指揮ジョン・ラセターは、「本作は特に大人の心を掴みました。車のキャラクターから人間性を見出すことに成功し、それぞれのキャラクターに深くてエモーショナルなストーリーを植えつけました」と自信を見せる。さらに「迫力ある車のレースシーンやリアルなドラマは、より一層作品に引き込ませます。そして何より、子どもだけでなく大人も魅了したのはマックィーンが選んだ選択に、皆様が共感できたからだと思います」と本作の魅力についてもコメントしている。『カーズ/クロスロード』は7月15日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月19日現在、アメリカでファイナルシーズンを放送中の「プリティ・リトル・ライアーズ」(「PLL」)の製作総指揮者I・マーレーン・キングが、スピンオフ番組の製作について言及した。「確実に実現するとは言い切れないけど、そういうアイデアはあるわ」とキングは「ATXテレビジョン・フェスティバル」でカメラを前に語った。「みんなが知っているように、私は『PLL』の世界もキャラクターも大好き。だから、何人かのキャラクターの人生を前進させてみるのも楽しそうよね」。しかし、「PLL」のスピンオフ企画はこれが初めてではない。2013年から2014年にケイレブ役のタイラー・ブラックバーンが主演した「Ravenswood」(原題)が「PLL」の初スピンオフドラマとなったが、早々と打ち切られてしまった。2作目となる「PLL」のスピンオフドラマでは、誰にフォーカスしたいかと問われたキングは「まだ誰がいいとは言えないわ」と答えたが、観客から、全シーズンを通して個性的で強烈なインパクトを放ったモナ(ジャネル・パリッシュ)を主役にしてはどうかと提案されると「それはおもしろそうね!」と同意した。ただし、「PLL」の撮影を終えているキングは、すでにベラ・ソーン主演の新作ドラマ「Famous In Love」(原題)を手掛け、4月からシーズン1の配信がスタートしている。このドラマのシーズン2の更新が決定すると、「PLL」のスピンオフ製作は少し遠のきそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年06月14日インターネットの一般投票で決定する「ピープルズ・チョイス・アワード」で“最も好きなクライム・ドラマ”賞を4年連続で獲得し、全米はもちろん、日本でも数多くの熱狂的ファンに支持されている大人気ミステリー・ドラマ「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」。このたび、発売されたばかりのシーズン7のDVDコレクターズBOX Part2に収録されているボーナス映像から、息の合ったNGシーン集の一部が解禁された。長年の紆余曲折を経て、ついに結婚を決意したキャッスルとベケット。しかし、結婚式直前にキャッスルの乗った車が何者かに追跡され、彼は音信不通に。警察からの連絡を受け、式場から駆けつけたベケットが目にしたのは、道路から転落して炎上していたキャッスルの車だった…。事故現場で激しく燃え盛る車の中にキャッスルの姿はなく、消息を絶った彼の行方を捜すことになったベケットと仲間たち。しかし、1つ手がかりを見つけるたびに、さらに不可解な謎が渦巻いていき…。いったい、キャッスル失踪の裏にはどんな秘密が隠されているのか?何もかも分かり合えていたはずの名コンビ、キャッスルとベケットの未来はいかに…!?2009年の放送開始以来、常に全米視聴者数ランキングの上位圏内をキープしている本作。軟派な性格で子どもっぽいが、キレモノの売れっ子ミステリー作家キャッスル(ネイサン・フィリオン)と、硬派な熱血型のキレイすぎる凄腕女性刑事ベケット(スタナ・カティック)のコンビが繰り広げる、華麗な謎解きと恋愛ロマンスの面白さはもちろんのこと、個性豊かで親しみやすい家族や仲間たちの織り成す人間模様でも人気だ。このたび解禁となったNGシーン集には、和気あいあいとした撮影の様子が収められている。セリフを言い間違えて、思わず叫びながら元の立ち位置に戻っていくキャッスル役のネイサンと、その後ろをおどけながらついていくベケット役スタナ。現場でも息の合った名コンビぶりを発揮していることが伺えるワンシーンだ。また、ネイサンがキャッスルの「娘」役のモリー・C・クインに対して、「息子」とまさかの言い間違いをし、現場が大爆笑に包まれる様子や、撮影の合間にカメラの前で超絶な変顔を披露し「(DVDの)特典用よ」とおどけるスタナの姿など、本編では決して見ることができないキャストたちの素の姿が盛りだくさん。7シーズンに渡って撮影を共にしてきた共演者同士の固い信頼関係も感じられる、ファン必見の仕上がりとなっている。だが、待望の新シーズンは、ベケットとの結婚式へ向かう途中でキャッスルが忽然と姿を消す、という衝撃の展開で幕を開ける。その失踪事件の真相究明に加え、宿敵である連続殺人鬼「3XK」が再び姿を現し、キャッスルとベケットの運命を翻弄していくことになるという。“最終章”シーズン8に向け、ますます加速する波乱に満ちたストーリー展開から目が離せない。「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿シーズン7」はDVDレンタル&発売中、全話デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年06月11日トム・クルーズがオーストラリアのテレビ番組「Sunrise」に出演し、1986年に主演した『トップガン』の続編製作について明かした。番組で司会者に「『トップガン』の続編製作がうわさされているが…」と尋ねられたトムは、「それは本当のことだよ。撮影が始まるのは、多分来年になると思う」と白い歯を輝かせ、満面の笑みであっさり認めた。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のプロモーションで番組に出演していたトムが、思いがけず『トップガン』の続編製作を明らかにしたので、司会者たちもびっくり。「僕がこのニュースを伝えたのはきみたちが初めてだ。僕がこの番組に出演して、きみたちが(『トップガン』について)質問してきたから、『本当に製作するよ』って答えたんだ」。『トップガン』続編を製作するにあたり、トムはキャストや公開予定時期などの詳細を語ることは避けたが、昨年1月にジェリー・ブラッカイマー監督がトムと「『トップガン』の続編について話し合っている」とツイート。4日前にはインスタグラムにトムとのツーショットを掲載し、『トップガン』の公開31周年記念に言及していることから、ブラッカイマー監督が関わる可能性が高いとみられる。(Hiromi Kaku)
2017年05月24日(写真:Photofest/アフロ) トム・クルーズが戦闘機パイロットを演じた出世作『トップガン』(1986)の続編製作プロジェクトがついに始動したようだ。 主演作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のPRの一環として出演したオーストラリアのテレビ番組「サンライズ」で、クルーズ自身が「本当だよ」と認めた。 「おそらく、来年には撮影を始めると思う。(続編を)作るよ。本当にね」と控えめな声で打ち明け、続編の話題に水を向けた司会者に対し「僕がこのことを話したのはあなたが初めだよ」と付け加えた。 昨年、クルーズはジェリー・ブラッカイマーとの間で『トップガン』の続編を製作することについて検討しているとを明かしていた。 ちなみに、作中で恋人のチャーリー役を務めたケリー・マクギリスは現在60歳。『トップガン』以降、大作とは縁遠い印象だが、映画だけではなく、テレビドラマにもコンスタントに出演し続け、精力的に女優活動に邁進している。2009年に同性愛者であることをカミングアウトした。
2017年05月24日セレブやモデルに人気の「クロスフィット」中村アンさんのボディメイキングの秘密として、一躍話題となったリーボック「クロスフィット」。不健康な細さではなく、しなやかな筋肉のついた鍛えられた体を目指すのに女性から熱狂的な支持を得て話題となっています。どれだけキツイのかと、ちょっと緊張してしまいますが、個人の体力レベル、年齢、フィットネス経歴に合わせて、認定インストラクターがプログラムを調整して目配りしてくれるから、初心者でも安心。少人数の男女が一緒にレベルを問わずに楽しくトレーニングできます。クロスフィットコーデも人気リーボックがイチオシする今シーズンのクロスフィット専用ウェアは、カラフルなデザインが体にぴったりフィットして気持ちをUPさせると大人気。クロスフィットの動きをサポートし、トレーニング時のパフォーマンスを高め、機能性も抜群。専用シューズはしっかり足をホールドするのでトレーニングに最適。Tシャツ5,990円、タンクトップ3,990円、タイツ5,990円。(全て税抜)レンタルしている専用シューズはしっかり足をホールドするのでトレーニングに最適です。チームトレーニングで一体感同じトレーニングメニューでも、認定インストラクターが参加者全員にしっかり目配りして、レベルに合わせて微調整してくれるから、ビギナーからベテランまでが一緒に楽しくトレーニングできます。もちろん個人ベースでOKですが、みんなが一緒だから脱落しづらいのも嬉しいポイント。最後はカリフォルニアっぽく、ハイタッチで終了!鉄棒や吊り輪、フリーウェイトなどの器具を使いながら短時間で体幹を鍛えるトレーニングは、めげそうになりながらも、乗り越えた先には言い知れぬ達成感が!最初は大変なものの、次第に体がやみつきになりそうな予感を覚えます。スポット情報スポット名:リーボッククロスフィット住所:東京都港区西麻布3丁目13-3 カスタリア広尾B1F電話番号:03-5785-2365
2017年03月17日ミュージカル『レ・ミゼラブル』の製作発表記者会見が28日、東京・帝国劇場で行われ、73名の出演者たちが出席した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から公演数は3,006回を数える。19世紀初頭のフランスを舞台に、社会情勢や民衆の生活を描いていく。この日は、1万人の応募の中から選ばれた800人のオーディエンスに向けて、「宿屋の主人の歌」(橋本じゅん&鈴木ほのか)、「夢やぶれて」(二宮愛)、「レッド&ブラック」「民衆の歌」(相葉裕樹&男女アンサンブル)、「プリュメ街」(生田絵梨花)、「心は愛にあふれて」(生田&内藤大希&唯月ふうか)、「オン・マイ・オウン」(松原凜子)、「ワン・デイ・モア」(オールキャスト ※橋本じゅんは仕事のため退席)が披露された。○『レ・ミゼラブル』の魅力と意気込みジャン・バルジャンとジャベールの2役を演じる吉原光夫は、「自分が本当にこの劇場が大嫌いなんです」と帝国劇場について語り、周囲をざわめかせた。初めて出演した際に「『(Endless) SHOCK』のセットの前で記者会見をして、心臓が飛び出て転がってどっかいっちゃうんじゃないかというくらい緊張」したと振り返った吉原。「目の前を観れば宇宙みたいに広がる帝国劇場が怖くて仕方ありません」と語り、「また戦いが始まると思うと、気合いを入れて行こうと思います」と意気込んだ。また同作の魅力について、ジャン・バルジャン役の福井晶一は「それぞれが信念を持って生きて、お客様が自分に置き換えて、いろんな役を実感として感じられる作品」と説明。同じくジャン・バルジャン役のヤン・ジュンモは、同役の最後の場面で歌う「神様のお傍にいることだ」という一節が印象的なフレーズだと引用する。ヤンは、「『誰かを愛することは神様のお傍にいることだ』というのは全てのキャラクターに通じること」で、「魅力が込められていると思います」と持論を展開した。2016年に、同じく帝国劇場で行われたミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』に出演していたアンジョルラス役の上原理生は、「同じフランスのパリで別の革命をしてまして、そのときは勝ちました」と報告。『1789』では「生き延びてバスティーユを陥落」したものの、「今回また戦って破れて天に召される季節がやってきた」と苦笑し、「フランスの別の革命をやった後、果たしてこのレミゼラブルが自分の目にどう映るのか、楽しみにしています」と意気込みを述べた。また、マリウス役の内藤大希は「ここに立っている姿を両親に見せたかったんですが、抽選に外れまして……」と告白。「本番をたくさん見てもらって、それまでは元気に生きていてもらいたい」と希望を語った。会見には、初演時にエポニーヌ役を演じて以来、同役を代表するキャストとなった島田歌穂がゲストとして登場した。島田は「30年経ってしまったというのが信じられない」と振り返り、同作は「生涯の宝物」だとしみじみと語った。さらに、初演時にコゼットを演じた鈴木ほのか(マダム・テナルディエ役)とは「楽屋が一緒だったんです。二人部屋でした」と明かし、周囲を驚かせていた。会見にはプリンシパルとして、福井晶一&ヤン・ジュンモ&吉原光夫(ジャン・バルジャン役)、川口竜也&岸祐二(ジャベール役)、知念里奈&和音美桜&二宮愛(ファンテーヌ役)、昆夏美&唯月ふうか&松原凜子(エポニーヌ役)、海宝直人&内藤大希&田村良太(マリウス役)、生田絵梨花&清水彩花&小南満佑子(コゼット役)、上原理生&上山竜治&相葉裕樹(アンジョルラス役)、駒田一&橋本じゅん&KENTARO(テナルディエ役)、森公美子&鈴木ほのか(マダム・テナルディエ役)、さらにアンサンブル・キャスト陣が出席。本番では今回の欠席者を合わせて、84名が出演する。東京公演は帝国劇場にて2017年5月25日~7月17日。8月に福岡公演(博多座)、9月に大阪公演(フェスティバルホール)、9~10月に名古屋公演(中日劇場)を予定している。
2017年02月28日全米監督組合(DGA)賞が5日(現地時間)に発表され、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が長編映画部門で受賞した。32歳のチャゼル監督は初ノミネートで初受賞を果たした。過去のDGA賞受賞者は同じ年のアカデミー賞監督賞も受賞することが多く、26日発表の第89回アカデミー賞にノミネートされているチャゼル監督の受賞の可能性はさらに高まったと言えそうだ。新人監督に贈られる長編映画第一作監督賞は、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のガース・デイヴィスが受賞した。アカデミー賞では13部門14ノミネートという最多タイ記録の『ラ・ラ・ランド』だが、1月のノミネーション発表時に主演のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンは、スマートフォンのビデオ電話「フェイスタイム」で祝ったという。当日、ロサンゼルスにいたライアンは発表後にチャゼル監督の訪問を受けたという。彼らは同じホテルに宿泊中だった。「かなり遅い時間に、デイミアンがドアを騒がしくノックしてきた。シャンパンを飲んでいた彼はなぜか携帯電話を10個持っていて、いろいろな人とフェイスタイムをしていたんだ」とライアンは「E!News」に語った。監督が話していた相手の1人が、中国に滞在中だったエマだ。監督の恋人で『ラ・ラ・ランド』にも出演している女優のオリヴィア・ハミルトンから、「いまからライアンのところに行くの」とフェイスタイムで知らされたという。ドアを開けたライアンは電話を手渡され、エマも一緒に喜びを分かち合うことができた。エマは「とっても2017年っぽい祝い方だったわ」とふり返っている。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月06日29日(現地時間)行われた全米俳優組合賞(以下SAG賞)授賞式で、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが主演女優賞を獲得した。エマのほかに主演女優賞にノミネートされていたのは、『Arrival』(原題)のエイミー・アダムス、『ガール・オン・ザ・トレイン』のエミリー・ブラント、『ジャッキー/ファースト・レディ 最後の使命』のナタリー・ポートマン、『マダム・フローレンス!夢見るふたり』のメリル・ストリープと強敵揃い。SAG賞の主演女優賞を獲得した女優は、ジェニファー・ローレンス、ケイト・ブランシェツト、ジュリアン・ムーア、そして昨年のブリー・ラーソンと、過去4年間、アカデミー賞の主演女優賞に輝いていることから、エマがオスカーを手にする可能性はかなり濃厚と見られる。受賞スピーチのために登壇したエマは、興奮のためか、ややパニック状態でスピーチを始めた。しかし、『ラ・ラ・ランド』のデミアン・チャゼル監督に感謝の気持ちを述べた後、「ライアン、あなたは最高よ!それは紛れもない事実だわ!異論のある人はいないでしょ」と言って劇中のパートナーを褒めたたえ、会場を沸かせた。同作で共演したライアン・ゴズリングも主演男優賞にノミネートされていたが、残念ながら賞は『Fences』(原題)のデンゼル・ワシントンの手に。オスカー俳優のデンゼルだが、意外にもSAG主演男優賞は初めての受賞であった。(Hiromi Kaku)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月30日機能性コーヒーブランド「コーヒーブレンダーズ」コーヒーを中心としたビバレッジ事業を手掛けているNuZeeJAPAN株式会社は、全米で話題となっている機能性コーヒーブランド「コーヒーブレンダーズ(Coffee Blenders)」製品の日本国内における販売を、2017年1月より開始した。「コーヒーブレンダーズ」は、米国法人であるNuZee, Inc.が、“機能的で栄養にも優れた飲料ブランドを創造する”という理念のもと、2014年に開発されたコーヒーブランド。臨床的にサポートされている機能性天然成分をコーヒー原料に添加しており、米国において美味しさだけでなく機能面でも評価されている。ダイエット・集中・リラックスの3種類販売されるコーヒーブレンダーズは、それぞれ「ダイエット」「集中」「リラックス」の効果が期待できる3種類。『コーヒーブレンダーズ LEAN(リーン)』は、脂肪燃焼効果のある「クロロゲン酸」を含み、ダイエット効果が期待できる。甘いバニラの香りが深いコーヒーの味を包み込み、コーヒー好きのダイエッターにおすすめだ。『コーヒーブレンダーズ THINK(シンク)』は、細胞の活性をアップする「アメリカ・ジンセン(西洋人参)抽出成分」を含み、集中力を高める効果が期待できる。仕事中や勉強中などにおすすめだ。『コーヒーブレンダーズ RELAX(リラックス)』は、茶葉の含有成分「テアニン」を含み、リラックス効果が期待できる。イライラしている時や不安定な気持ちの時におすすめだ。販売価格は1袋当たり150円(税抜)。シーンに合わせて選ぶことができ、毎日忙しい生活を送る現代人にぴったりの、美味しくて健康的なコーヒーだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※NuZeeJAPAN株式会社プレスリリース(DreamNews)
2017年01月11日SNSで話題のツイクシーが選出tweexy-JAPANは、「tweexy(ツイクシー)」が今年の『全米XmasギフトBEST20』に選出されたことを発表した。ツイクシーは2016年の発売以来、雑誌やSNSで話題となり、大ヒットを続けているネイルボトルホルダー。その特徴は、指輪のようなデザイン。見た目もオシャレながら、指にはめて使えるため、ネイルに費やす時間を短縮できる、忙しい女性に嬉しいアイテムなのだ。中でも高い人気を誇っているのが、新色のピンクフロースティング。11月にアメリカのTVショッピングで紹介されたのをきっかけに、わずか1週間で2万個を売り上げた人気商品だ。キュートな形が人気の秘密ツイクシーの特徴でもある、まるで指輪のような形は、時短だけではなく、女心をくすぐるデザイン性も兼ね揃えている。身につけたくなるネイルとも言うべき、女性の中に眠っている少女のトキメキを刺激する、魅力的な商品なのだ。忙しい日々の息抜きに、頑張った自分へのご褒美にと、プレゼントだけでなく自分用にも重宝されているのが愛される秘訣だろう。今年のクリスマスは、大切な人へのプレゼントに、または自分へのご褒美に、ツイクシーを贈ってみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※tweexy-JAPANのプレスリリース※ツイクシー公式サイト
2016年12月09日ホラー映画の金字塔『死霊のはらわた』(‘13)チームが仕掛ける、全米大ヒットのショッキング・スリラー『ドント・ブリーズ』。このほど、戦慄の予告編映像が解禁となった。親と決別し街を出るため逃走資金が必要だったロッキー(ジェーン・レヴィ)は、恋人のマニーと友人のアレックスと共に、大金を隠し持つとうわさされる盲目の老人宅に強盗に入る。だが、目は見えなくとも超人的な聴覚を持つ老人は、どんな“音”も聴き逃さない。真っ暗闇の家の中で存在に気づかれ、追い詰められた若者たちは、怪しげな地下室にたどり着く。そこで目にした衝撃的な光景に、ロッキーの悲鳴が鳴り響く。彼らはここから無傷で“脱出”できるのか――。古い屋敷に住む盲目の老人宅に強盗に入った3人の男女が体験する恐怖と脱出劇を、緊張感たっぷりの映像で描き、『スーサイド・スクワッド』などの大作を抑えて全米で2週連続NO.1に輝いた本作。サム・ライミ監督の名作ホラー『死霊のはらわた』のリメイク作で長編デビューを果たしたフェデ・アルバレス監督がメガホンをとり、ライミは製作に回っている。今回解禁された予告編では、本作のタイトル「Don’t Breathe=息をするな!」の意味が明らかにされている。目は見えないが、聴覚が非常に優れている老人は、どんな“音”も聞き逃さない。そう、誰かが息をする音さえも…。若者たちは大金を奪って簡単に逃げられるはずだったのに、出口を閉ざされ、電気も消された彼らは、形成逆転!暗闇の家の中では盲目の老人の方が圧倒的に強く、彼らはどこまでもどこまでも追いかけられる。生きてここから出るには、息すらもできない?果たして、彼らの運命は!?脱出ゲームのようなスリリングな展開もさることながら、悪霊もゾンビも出ない、スプラッターでもないのに、本国では「20年に1本の恐怖の作品!」と絶賛されるほど。さすが、『死霊のはらわた』のサム・ライミとフェデ・アルバレスのコンビだけある。何より真の恐怖は、悪霊やゾンビよりも恐ろしい、まるで超人のようなおじいちゃんの圧倒的な存在感。演じたのは、『アバター』で超体育会系の軍人を演じていたステファン・ラング。そんな彼だからこそ(?)、その老人が強いのは当たり前。しかも、老人は想像を絶する“異常者”でもあった。さらなる恐怖が待ち受けているという地下室には、いったい何があるのか。思わず震え上がる本作を、まずはこちらから“息を止めて”ご覧あれ。『ドント・ブリーズ』は12月16日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月13日俳優のトム・クルーズが主演を務める『ミッション・インポッシブル』シリーズの第6弾が、2018年7月27日に全米公開されることがこのほど、明らかになった。パラマウント・ピクチャーズが発表した。これまで発表されてきた『ミッション・インポッシブル』シリーズは全て異なった監督がメガホンを取ってきたものの、第6弾は前作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の監督を務めたクリストファー・マッカリーが再び帰ってくる。トムがIMFエージェントのイーサン・ハントを続投することはもちろん、ウィリアム・ブラント役のジェレミー・レナー、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、イルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソン、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスらも再出演が見込まれている。同人気シリーズはこれまでに世界興行収入28億ドル(約2,893億円)を挙げてきたドル箱シリーズとなっている。(C)BANG Media International
2016年11月10日総製作費150億円をかけた日中共同製作映画『空海 -KU-KAI-』の製作報告会見が10月28日(金)、開催中の東京国際映画祭において行われ、出演者の松坂慶子、原作者の夢枕獏らが出席した。夢枕獏さんの「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を原作に、染谷将太が主演として若き日の空海、中国映画界のスター・黄軒(ホアン・シュアン)が詩人の白楽天を演じ、『さらば、わが愛/覇王別姫』などで知られる世界的な名監督・チェン・カイコーがメガホンをとる本作。遣唐使で唐の国に送られた若き日の空海が、詩人の白楽天と共にある事件、そして“楊貴妃の謎”に挑むという物語となっている。会見には、製作を務める株式会社KADOKAWAの角川歴彦会長、配給の東宝株式会社・島谷能成社長、程永華駐日大使、萩生田光一内閣官房副長官も出席。この大作の映画界にとっての意義はもちろん、映画による日中両国の友好についても期待を寄せた。現在、中国湖北省の襄陽にて撮影は佳境に入っており、チェン・カイコー監督、染谷さん、黄軒さんは会見には欠席となったが、作品にかける思いを語ったビデオメッセージが上映された。ちなみに、この襄陽の街には、映画の舞台となる大唐時代の長安の街の巨大なロケセットが建設されており、撮影に参加した松坂さんも、現場を見学に訪れた夢枕氏もその規模と美しさに驚愕したという。角川会長は「そっくり“再現”するのではなく、監督の美意識によって作られていて、例えば石垣が反り返っているなど、当時、世界の美の最高峰を誇る街だったことを分かった上で、それを現代に映しています。最初、監督は大唐時代の物語は映画やドラマが何十回もやっており、もう嫌だと言ってたんですが、お城を自分のイメージで作れと聞いて、“再現”ではなく最高の美を自分で作れると確信し、がらりと態度が変わりました(笑)」と明かす。夢枕さんは、最初に空海を題材にした小説を描こうと思ったのは40年も前だったと明かし、自ら長安(現在の西安市)を訪れ、取材した日々を懐かしそうに思い返し「その作品がこんなふうに(映画に)なるとは夢にも思わなかった」としみじみ。撮影現場の長安の街並みを見て「ドキドキしました」と語り「つくづく思ったのは、今回の映画は遣唐使そのものであるということ。遣唐使は日本が唐の国からいろんなものを吸収するために送った船ですが、今回は、相互通行の船だと思います。この映画が昔の遣唐使と同じ役割を果たすことを心から願っています」と期待を口にした。着物で出席した松坂さんは「長年の憧れだったチェン・カイコー監督の演出を受けられて夢のようです」と出演の喜びを語る。9月に中国に渡り、撮影に参加したが、松坂さんが演じるのは、日本から唐に渡った女性で、空海が追い求める謎の秘密を知る重要人物・白玲だが「監督から『日本の女性は控えめな美しさ持っていますね。白玲は伝統的な日本の美が備わっている女性です』と言われました」と明かす。主演の染谷さんとの共演については「お若いのに落ち着いていて、映画を愛し、志も深く、天才と言われた空海をの若き時代にぴったりだと思いました。撮影中も『スタートはこういう言葉が掛かります』などと細やかにアドバイスを下さり、頼りがいがありました」と絶賛。松坂さん自身、黄軒さんとのシーンで中国語のセリフがあるが「難しかったですが中国語は抑揚がキレイで、私も普段から抑揚のあるしゃべり方をしているようで『中国語に向いている』と言われました。現場でもなるべく中国語で話すようにしてて、(帰国時の)空港の税関で『謝謝』と言ってしまいまして(笑)」と明かしていた。『空海 -KU-KAI-』は2018年公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年10月28日全米で高視聴率を記録する痛快犯罪捜査ドラマ「SCORPION/スコーピオン シーズン2」が、現在、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて独占日本放送中。本作の日本語吹き替えには杉田智和、小林沙苗ら人気声優らが起用され話題を呼ぶが、この度、ゲスト声優として潘めぐみ、羽多野渉が出演することが分かった。本作は、ハッキングだけに留まらない、IQ197のコンピューターの天才ウォルターをはじめ、天才行動心理学者のトビー、メカの天才ハッピー、人間計算機的な知能を持つ天才数学者シルヴェスターの「トータルIQ700」の天才4人組と、シングル・マザーのペイジとその息子で天才児のラルフ、そして堅物ながら男気では誰にも負けない国土安全保障省の捜査官ガロ…彼らチーム“スコーピオン”が、政府や民間からの依頼を受けて、盗難や誘拐事件から、墜落した軍用機からソフトウェアを回収、テロや諸外国の戦争阻止まで、様々な難事件の解決に挑む痛快犯罪捜査エンターテイメントドラマ。個性的なチーム“スコーピオン”の面々の日本語吹き替え版キャストには、「銀魂」坂田銀時役などで知られる人気声優・杉田さんや、ペイジ役を海外ドラマや映画で吹き替えで活躍する小林さんほか演技派声優が集結。シーズン1のゲストには草尾毅、中村悠一、森川智之ら超豪華声優陣も登場し、注目を集める。そしてこの度、シーズン2のゲスト出演声優が決定。10月11日(火)放送予定の第12話にドリー役の吹き替えで出演するのは、アニメ「HUNTER×HUNTER」の主人公・ゴン=フリークスの3代目で声優デビューを果たし、その後「ハピネスチャージプリキュア!」白雪ひめ/キュアプリンセス役や、アニメ「俺物語!!」大和凛子役などで人気を博す潘さん。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ミュータント・タートルズ』『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』など、数々の洋画吹き替えでも活躍しているが、「収録は諸先輩方の中で緊張していたのですが、その緊張感を現場でのやりとりやセリフの掛け合いの中で解いて下さって、とても有難かったです」と今回の出演をふり返る。さらに、「スコーピオンの面々のドラマチックな展開にもご注目ください。ドキリとする瞬間や、ハッとさせられる出来事、思わず声を出して驚きたくなる展開が、事件の中だけでなく、ロマンスの中にも沢山詰まっています」と出演エピソードの見どころを語った。そして、10月25日(火)放送予定の14話にて、とある極秘任務中に危機に陥り、チーム・スコーピオンに助けを求める特殊部隊を率いる大尉コーディ・デッカー役の吹き替えで出演するのは、「黒子のバスケ」実渕玲央役、「ダイヤのA」増子透役ほか数々のアニメ作品に出演し、アーティスト活動も精力的に行う羽多野さん。「『SCORPION/スコーピオン』はタイトルは知っていましたが、今回出演させて頂いて初めて内容に触れました。ゲスト出演させて頂きまして光栄に思います!」と出演を喜んだ。また、本作で主人公を演じる杉田さんとは共演作も多いが「吹き替えの現場で初めてお会いできたのも嬉しかったです!」とコメントを寄せた。「SCORPION/スコーピオン シーズン2」は海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて毎週火曜22時より独占日本初放送中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月10日世界的ミュージシャンで企業家、投資家として知られ、映画『Spy/スパイ』『サウスポー』などにも出演するカーティス・“50セント”・ジャクソンが製作総指揮を務めるクライム・サスペンス・ドラマ「POWER/パワー」が、9月30日(金)よりHuluにて独占配信されることが決定。自身も俳優として参加する50セントから、コメントも到着した。ニューヨーク、マンハッタンで毎晩行列ができるナイトクラブ「TRUTH」。そのクラブのオーナーのジェームズ・セイント・パトリック(オマリ・ハードウィック)は、元来持ち合わせているカリスマ性と誰に対しても礼儀正しい態度でスタッフからの信頼も厚い。しかし、彼の本当の姿はニューヨークでも指折りのドラッグディーラー。その残忍な性格は闇の世界で恐れられていた。彼は仲間から通称“ゴースト”と呼ばれているが、名前の通り、“ゴースト”の存在を知る者は少ない。彼の右腕は高校時代からの親友トミー(ジョセフ・シコラ)。トミーはジェームズが住んでいた貧民街で唯一の白人で、2人はドラッグ売買のネットワークを築いてきた。その取引の収益を洗浄する場所が「TRUTH」なのだ。やがて、セレブたちが集まるこのクラブの盛況ぶりを見て、企業家としての自信を持ち始めるジェームズ。若いころと違い、いまの自分には愛する家族、ペントハウスでの暮らし、社会的地位と守るべきものがあり、もはやこれらを失うリスクは冒せないと考え、真っ当な人生を送りたいと思い始めていた。そんな矢先、ジェームズはかつての恋人アンジェラ(リラ・ローレン)と「TRUTH」で偶然再会する。月日は経ったものの、お互いの心には当時の淡い想い出が瞬く間に甦り、再び恋に落ちるのに時間はかからなかった。いまのアンジェラは弁護士資格を取り、政府関係の仕事をしていると言葉を濁すが、実際は麻薬取引を追う検事で、“ゴースト”と呼ばれる謎の人物を追っていた――。これまでHuluでは、冒険小説「宝島」の20年前を描いたマイケル・ベイ製作総指揮の「Black Sails/ブラック・セイルズ」や、伝説的映画の続編「死霊のはらわたリターンズ」と、米国大手プレミアムチャンネル「Starz」のオリジナルドラマを配信してきたが、今回の「POWER/パワー」はシーズンを増すごとに視聴者数が増え続け、Starzオリジナルドラマの中で歴代視聴者数を毎回更新し続けている大人気作。魅惑的なニューヨークのクラブシーンと残忍な麻薬取引という2つの別世界を舞台にしたクライム・サスペンス・ドラマで、スタイリッシュな音楽、誰もが憧れるハイブランドのファッションが散りばめられ、スリルあふれるストーリーが話題を呼んでいる。エミー賞常連の大ヒットドラマ「グッド・ワイフ」のコートニー・ケンプ・アグボウが企画と脚本を手掛けた。シーズン1では、TV、オンデマンド、そしてオンラインでの視聴者数を含むと毎エピソードごとに平均470万人を獲得(ニールセン、レントラックそしてインターナショナル・ブロードバンド・データより算出)。この7月から全米で放送開始されたシーズン3でさらに歴代記録を更新し、この快挙によりシーズン4とシーズン5の制作が決定するという異例の同時発表がされた。シーズン5までの制作されるドラマは、Starzオリジナル作品として初めて。愛憎うず巻くニューヨークを舞台にした秀逸ドラマに、期待が高まる。■製作総指揮 50セントコメント(LA JUNKET5月12日実施)このシリーズはエキサイティングだよ。視聴者は釘付けになるだろう。視聴者がストーリーの世界に浸れるように、キャラクターの土台作りをしっかりとやったよ。この番組に登場する人物は、僕が子どもの時に周囲にいた人たちの考え方や振る舞いを参考にした。メインの脚本家であるコートニー・ケンプ・アグボウはそれぞれのキャラクターの情報を観ている人に伝える、とても素晴らしい仕事をしたよ。視聴者に必要なものを与えながら物語は進んでいく。そして、なぜキャラクターたちが怒ったり、そういった振る舞いをするかを視聴者は知ることになる。ナイトクラブシーンの作り方については、僕らは幾つかの実在するニューヨークのナイトスポットを見に行ったんだ。実際のクラブにあるリアルなものを参考にしてデザインしていったんだ。「POWER/パワー」シーズン1は9月30日(金)より、毎週金曜日に1話ずつ配信予定(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2016年09月04日