2018年1月22日 13:00
『スリー・ビルボード』最多3冠!女性にスポット当たった第24回全米映画俳優組合賞授賞式
21日夜(現地時間)、第24回全米映画俳優組合賞の授賞式(SAG賞)が開催された。今年のSAG賞では現在ハリウッドで騒動となっているセクハラ問題が色濃く影響し、さまざまな伝統を打ち破る変化がみられた。
まずは、いままで司会者を立ててこなかった同賞でクリスティン・ベルが初の司会を務めた。受賞者を発表するプレゼンターたちもそれまでは男性と女性がペアで行うのが慣習だったが、今回はすべてのプレゼンターたちが女性のペアに。
そして、この夜最初に賞を獲得したのは、女性がメガホンをとり、主役が女性のスーパーヒーローである『ワンダーウーマン』(スタント・アンサンブル賞)。例年より女性にスポットライトが当たった授賞式であった。
受賞リストは以下の通り。
【映画部門】
キャスト賞
『スリー・ビルボード』
主演男優賞
ゲイリー・オールドマン 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
主演女優賞
フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード』
助演男優賞
サム・ロックウェル 『スリー・ビルボード』
助演女優賞
アリソン・ジャネイ 『I, Tonya』(原題)
スタント・アンサンブル賞
『ワンダーウーマン』
【テレビ部門】
男優賞(テレビ映画・リミテッドシリーズ部門)