首都圏の有名私立小学校・幼稚園受験指導を中心に幼児教室を運営するジャック幼児教育研究所はこのほど、「2013年度 合格特集」を公開した。同サイトは、今秋実施された私立小学校入試の総括として解説されたWebページ。今年の受験の傾向を分析し、「なぜその問題が出題されたのか」「学校が子どもや家庭を見ているポイントは何か」を解説する。また学校別の入試概要、合格した保護者のインタビューなどさまざまな角度から、今年の私立小学校の受験傾向を分析するという。詳細は「2013年度合格特集合格するには理由がある―」で閲覧できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月29日東京都私学財団はこのほど、2013年4月入学分を対象とした「私立高等学校等入学支度金」の貸付事業を実施すると発表した。同事業は、2013年4月に都内の私立高等学校等に入学する生徒の保護者負担を軽減するため、学校が保護者に入学支度金を無利息で貸すというもの。貸付条件は、2013年4月に入学支度金制度のある都内の「私立高等学校」「私立中等教育学校後期課程」「私立特別支援学校の高等部」「私立高等専門学校」「私立専修学校高等課程(3年制)」のいずれかに入学すること、保護者が都内に居住していることとなる。入学金など入学時に学校に支払うすべての費用が対象となるが、その費用が20万円以上であることが求められる。貸付額は1人当たり一律20万円(無利息)。申込は、合格決定後、入学時に必要な費用を支払う前に入学する学校に直接行う。貸付金は、在学期間中に月賦あるいは半年賦など、学校が指定する方法にて返還する。問い合わせは、入学希望の学校、同財団または東京都生活文化局私学部私学振興課まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日帝国データバンクは19日、全国の私立大学482校に関する経営実態調査の結果を発表した。同調査は、全国の私立大学605校のうち、同社企業概要データベース「COSMOS2」から抽出された学校法人の私立大学482校(短期大学を除く)について分析したもの。それによると、2011年度の収入高(452校)について規模別に見た場合、「10億~50億未満」が最も多く207校(45.8%)。次いで、「50億~100億円未満」が106校(23.5%)、「100億~500億円未満」が95校(21.0%校)、「500~1,000億円未満」が19校(4.2%)となった。また、「1,000億円」を超えたのは6校(1.3%)で、内訳は創立「50~100年未満」が3校、「100年以上」が3校だった。創立別に見ると、創立「100年以上」は141校(31.2%)で3割以上。一方、「10年未満」の大学は6校(1.3%)にとどまった。また、創立10年未満で収入高「10億~50億円未満」の大学が1校存在したのに対し、創立100年以上で「10億円未満」となった大学も2校あった。2009年度~2011年度の増収・減収を比較したところ、「2009年度~2010年度」には減収の大学が215校(47.6%)だったのに対し、「2010年度~2011年度」には227校(50.2%)に増加。半数の大学が減収となったことが分かった。損益が判明している359校について見ると、2011年度の黒字大学は213校(59.3%)、赤字大学は146校(40.7%)となった。2009年度~2011年度の3期間に関しては、赤字大学146校のうち、「3期連続赤字」は6割弱の86校(58.9%)、「2期連続赤字」は15校(10.3%)、2011年度に「赤字転落」となったのは45校(12.5%)だった。また、「創立100年以上」の大学でも17校が「3期連続赤字」を計上したことが判明した。地域別の大学数について調べたところ、最も多かったのは「関東」で187校(38.8%)。以下、「近畿」が97校(20.1%)、「中部」が61校(12.7%)、「九州」が45校(9.3%)、「東北」が25校(5.2%)、「中国」が23校(4.8%)、「北陸」が20校(4.1%)、「北海道」が18校(3.7%)、「四国」が6校(1.2%)と続いた。この結果から、関東、近畿、中部地域の大学が345校(71.6%)となり、全体の7割強を占めること分かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日親にとって気になるのが子どもの教育費です。学校教育費(授業料、給食費等)にかかるお金は、幼稚園から高校まですべて公立の場合は223万円、すべて私立では1,150万円と言われています。学校以外でも学ぶ機会を与えたいと塾に通わせれば、さらなる出費を覚悟しなければなりません。■学校教育費以外にかかる学習費平成22年度、文部科学省が行った「子どもの学習費調査」によると、塾や家庭教師、参考書代など、学校教育費以外にかかったお金(補助学習費)は、公立小学校1年生で83,881円、2年生で42,974円、3年生で51,102円、4年生で84,005円、5年生で87,566円、6年生で161,123円でした。中学に進学するとその負担はさらに大きくなり、公立中学校のケースでは1年生で162,725円、2年生で206,211円、3年生で320,740円。年齢とともに増加していく傾向が伺われました。■年収によって差が生じる「学習塾・家庭教師費」学校以外にかかる補助学習費の中でも、「学習塾・家庭教師費」にかけられるお金は世帯収入によって差が大きく生じています。たとえば公立小学校のケースでは、「世帯年収400万円未満」の場合、学習塾・家庭教師費を支出している世帯は全体の44%、支出者の平均額は年間7万3千円。一方「世帯年収1000万円以上」になると、学習塾・家庭教師費を支出している率は78%、支出者の平均額は年間21万9千円にも上ります。同様に公立中学校のケースでは世帯年収400万円未満の場合、支出率が76%、平均額が20万1千円であるのに対し、1000万円以上の世帯では支出率91%、平均額は31万2千円となっています。収入によって学習塾や家庭教師費を支出する割合が変動するだけでなく、その額にも差が生じているようです。■受験をする場合はどれぐらいかかるのしかしあくまでもこれらは平均値。単なる補習塾でなく受験目的の進学塾に通えば、この平均値をはるかに上回るほどの費用がかかります。例えば中学受験対策を行う大手進学塾でかかる費用の目安は、月謝、テスト代、春・夏・冬の特別講習費を含めると、小学4年生で約40万円~50万円、小学5年生で約60万円~70万円、小学6年生で約90万円~100万円ほど。また高校受験の対策を行う進学塾では、中学1年生で約40万円~50万円、中学2年生で50万円~60万円、中学3年生で70万円~100万円ほど。中には月謝は低めでテスト代が高かったり、月謝が高めでも特別講習費が安かったりするケースはありますが、総額はだいたいこの辺りに落ち着いてくるようです。一般的に、進学実績のあるところほど塾代は高い傾向にあります。世の中、デフレ時代ではありますが、教育分野とりわけ受験塾においては「低価格」の波はまだ押し寄せていないよう。塾に通った先に見えるもの、学校を卒業した先にあるもの……。費用を投じる前に親子で十分話し合うことが必要なのかもしれません。■執筆者 プロフィール森眞奈美(もりまなみ)サンダーバード国際経営大学院にて国際経営学修士号取得後、米国系再保険会社に入社。退社後ライター業をしながら、AFPを取得。現在は「保険」、「クレジットカード・電子マネー」、「ライフプランニング」などマネーに関するコラムを雑誌やWebで執筆中。
2012年07月28日ベネッセコーポレーションの通信講座「進研ゼミ」では、私立中学受験を志望する小学生とその保護者を対象に、5月27日(日)に東京国際フォーラムB2F展示ホールにて進学フェア「Benesse進学フェア」を実施する。開場時間は10:00~16:30、参加はベネッセ進学フェアサイトより申し込みが必要。当日会場受付あり、講演会の予約申し込みの締め切りは4月25日(水)。「パンフレットなど学校の情報を一気に多数入手できる」、「時期が早い」、「学校別ブースで各校関係者から生の情報を聞ける」という魅力から、例年多くの集客がある。当日は私立中高一貫校160校関係者と、小学生&保護者1万名が一堂に集結する見込みだ。リーマンショック以降の私立中学志願者減の傾向に加え、午前・午後入試により受験生は学校を選びやすい環境になりつつある。加えて昨年の震災の影響で、偏差値以外に自宅から通いやすい近場であることが重視されることも増えた。「無理なく、かつ行きたい学校」という視点での受験校選びの傾向となり、こうした多数の私立中学校が集まる進学フェアへの関心がさらに高まると予測される。なお、会場では先着3,000組に来場者無料プレゼントが贈呈される。内容は2012年度版私立中学校・高等学校「受験年鑑東京圏版」、在校生の本音満載「“学校自慢”冊子」、学校見学での携帯用「学校選び手帳2012」。また、今年度の進学フェアの試みとして元宇宙飛行士の山崎直子氏など、大人たちの進路職業選択の体験談なども提供。子どもの学びのモチベーションを刺激するプログラムが用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日