オリックス銀行はこのたび、家計管理の実態に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、7月23日から7月25日に、全国の20歳以上の既婚男女計1661名(男性740名、女性921名)を対象に、インターネットで実施した。○家計管理は「夫の管理」が2年連続上昇家計管理の実態については、昨年と同様に「妻が管理」している家庭が56.2%と最も多いものの、2年連続で下降している。一方、「夫が管理」している家庭は、前年度比1.7ポイント増加の29.3%となり、2年連続で上昇した。○小遣い額平均は夫が3万855円、妻は2万1325円小遣い制の夫は55.0%、妻は39.6%で昨年に比べるとともにやや減少している。小遣い平均は、夫が3万855円、妻は2万1325円。妻の金額は2年連続して増加しており、夫との差は年々縮まっている。小遣いが足りないとき、夫は妻に頼り、妻はへそくりに頼るか我慢するという結果となった。
2014年11月12日これであなたも貯め体質! 人気FPが教える超簡単「一行家計簿」家計管理にはやはり記録をつけるのが一番。でも家計簿をつける時間もないし、そもそも面倒くさい…。そんなあなたのために、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに聞いた、とっても簡単な家計管理法を紹介します。●「なんのために家計簿をつけるのか」を考えれば、無駄な作業を削れる――「つけたほうがいいとはわかっていても、やっぱり家計簿って面倒くさくて…」という方に良い方法ありますか?「そういう方には、天野伴さん(注)提唱の『一行家計簿』がオススメです」(風呂内さん・以下同)――それはどんなものですか?「気になるカテゴリーの金額だけを集計して、費用を把握する方法です。たとえば、カフェでついお金を使っちゃうOLさんは多いですよね。その場合は、カフェに関する費用だけを手帳にメモするんです」――それだけでいいんですか?「これを行うと、月単位での増減はわかりますし、OLさんなら収入は皆さん把握していますから、全体に対する割合もつかめますよね。それで、ああ今月は多かったから来月はカフェに行くのは少し減らそう、といった形で生活費のコントロールにつながるんです。洋服を衝動買いするクセのある方は服飾関係の出費だけ、食費が多いと思ったらコンビニやスーパーで使った金額だけをチェックする。そして数カ月分を比較する。これだけでいいんです」●家計簿は本来、無駄な出費を把握するためのもの「そもそも家計簿をつけるのはなんのためかというと、貯蓄をしたいとか、生活を楽にしたい、といった自分の生活を向上させるためですよね。ですから極端な話、数字をざっくり把握して、無駄なところと必要なところを見極められればそれで十分なんです。そうして削れるところを見つけて貯蓄に回せれば目的達成、ですよね。カフェ代をコントロールできるようになったら、次は被服費を記録するという形で、数カ月おきにチェックする費目を変えるのもいいですね」――パーフェクトな家計簿を目指す必要はないんですね。「そうです。ほかにも簡単なやり方はあります。たとえば、透明なトレーを複数用意して、お店のジャンルごとにレシートを分類して入れていく。その量をざっと見るだけで月ごとの増減がざっくり把握できます。特に食費関係、スーパーやコンビニでの支払いの増減を見るのに有効ですね」●数字を見なくても支出の増減は把握できる「また、月末に通帳を眺めるだけでも効果はあります。先月より増えていれば黒字、減っていれば赤字ですから。そういう形で、大枠でいいから支出の増減を意識する、というところから始めるだけでもお金に関する意識や習慣が変わってお金を大事にするようになり、それがいい循環を呼びます。無駄使いがなくなったり、貯蓄に回せるお金が増えたり、とうれしい結果がきっと出てきますよ」――難しく考えず、とにかく始めるのが大事なんですね。「そうなんです。家計簿をきっちりつけることにこだわらず、あくまで生活習慣から出てしまう不要な出費などを見つけるための手段と割り切って、できるところ、気になるところから始めるのが◎です」これなら数字が苦手な人、忙しい人も家計管理が楽にできそうな気がしませんか?毎月なぜかギリギリになってしまうという方は、紹介した方法を活用して、ぜひ“楽しい貯金生活”に変えるきっかけにしてみてくださいね。(注)天野伴氏:「天野伴 税理士事務所」代表。業務の仕組み化や家計簿アドバイスに定評のある税理士として、「日経マネー」「日経新聞」「日経アソシエ」等で活躍中。<プロフィール>風呂内 亜矢(ふろうち あや)/ファイナンシャルプランナー・CFP®認定者・宅地建物取引主任者。OLだった26歳のときに貯金80万円でマンションを衝動買い。物件価格以外にも費用がかかることを知ったのをきっかけに、お金の勉強をスタート。マンションの販売会社に転職すると、自身がマンションを購入したときの体験を交えた営業が顧客の共感を集め、年間売上1位を獲得。現在はテレビ、ラジオ、雑誌、新聞などで「お金に関する情報」を精力的に発信中。<取材・文/関谷知生取材協力/ファイナンシャルプランナー風呂内亜矢>
2014年09月30日夏まっさかり、海だ山だと夏休みを楽しんでいるうちに、気づけばお財布は空っぽ、なんていう人はいませんか。そんな人のために、上手な家計管理の方法を、ファイナンシャルプランナーの山口京子先生に教えてもらいました。山口先生が総務省の家計調査の結果を調べたところ、レジャー費の一年のピークは8月なのだそう。「秋から引き締めていかないとまずいぞっていう感じですよね」という山口先生の言葉に大きくうなづいてしまいますよね。ただ、「引き締めるだけではつらくなって続かないんです」ということだから要注意。ただ節約しよう! と頑張るだけでは上手くいかないのですね。では、どうしたらいいのでしょう?そこで、山口先生がオススメしているのがVisaデビットカード。これは銀行口座から即時に引き落としするサービスで、コンビニやデパート、スーパーなど、Visa加盟店のほとんどのお店で使える、とても便利なカードです。山口先生がVisaデビットカードのメリットとして挙げるのは、「クレジットカードは口座にお金がなくても利用できてしまいますが、Visaデビットカードは私の口座からお金をおろして使うので、使い過ぎの心配がありません。また、多くのVisaデビットは使用してすぐ携帯やスマートフォンにメールがとどくので、引き落としまでのタイムラグが苦手な人にも便利ですし、万が一不正利用の被害にあってもすぐに気づくことができます。Visa加盟店であればほとんど使えるというのも嬉しいですね。」ということ。確かにこれなら、クレジットカードに苦手意識を持っていた人にもとてもよさそうです。このVisaデビットカードを家計管理に活用するために、山口先生は、『三菱東京UFJ-VISAデビット』の機能を紹介してくれました。「その日、その月に使える上限金額を設定できるんですよ。ということは、絶対無駄遣いができないんです」使うたびに、その月にあといくら使えるか残高を確認することができるわけです。それがお金を貯めるためにとても大切なのだそう。「今週の使いすぎは来週、来週の使いすぎは再来週にリカバリーするんですね」と山口先生が言うとおり、使いすぎがすぐにわかればリカバリーを意識することもできそうです。さらに、三菱東京UFJ-VISAデビットの大きなメリットがキャッシュバックだそう。クレジットカードはポイントがつくものが多いですが、三菱東京UFJ-VISAデビットなら、利用金額に応じて最大0.5%のキャッシュバックが毎月自動で行われます。今ならキャッシュバック率が0.6%※だから、今すぐ始めるチャンスです。※キャンペーン期間:平成26年7月1日(火)~平成27年3月31日(火)ほかにも、買った品物を60日間補償してくれるショッピング保険があったり、レジで小銭を出すのに手間どることなくスマートに支払えたりと、いいことづくめ。また、ATMでお金をおろすために並ぶ時間や、ATMの時間外手数料ももう不要です。山口先生いわく、「お金をためるのに一番難しいことは始めること」。始めれば半分も貯まったも同然だそうなので、今すぐ始めるのがとにかくオススメ。「比較検討することは大切ですが、お金のことに関しては、夏休み中とか8月中とか期限を決めて、後回しにしないほうがいいです」とのこと。今すぐ申し込んで、秋からしっかり家計管理を始めては? このタイミングで始めてよかったと思うときがきっとくるはず。・三菱東京UFJ-VISAデビット 公式サイト
2014年08月19日連載コラム『あなたの家計簿見せて! "給料減少時代"の家計診断』では、相談者のプロフィールと実際の家計簿をもとに、5人のFPが順番に、相談者の家計に関する悩みについての解決策をアドバイスします。【相談内容】9月から夫が静岡へ転勤することになりました。上の息子が中学3年生で高校受験なので、転勤には付いていかず、夫には単身赴任をしてもらおうと思っています。夫の仕事が転勤が伴う転勤族なので、なかなか家も買えません。転勤先に特に社宅などがあるわけでもなく、会社からの家賃補助はあるにしろ、別々に生活するとなると家賃が2つ分かかってしまいます。今後子どもたちの教育費もかかってきますし、これから先の家計をどのようにやりくりしていったらいいか、アドバイスお願いします。【プロからの回答です】5年毎の転勤、せっかく慣れたと思ったら新天地へ。引っ越しもうんざり。あちこち移動する生活ではなく、腰を落ち着けて、家を買ってしまいたいと、同じ転勤族の友人が話していたことがあります。そんな引っ越しも多い中、堅実に貯蓄も貯められていて立派ですね。支出も旅行やレジャーなどしっかり押さえつつ、堅実に生活されていると思います。二重になる生活費、増えていく学費……、見通しが立たないときは、お金の流れを時系列に見ていくと、頭の中が整理されてきますのでおすすめです。(※詳細は以下をご覧ください)○出費の増加たとえば、ご主人は60歳まで単身赴任するとして、家賃3万円、食費3万円、水光熱費1万円増加したとします。その間、残った家族の生活費は全体で1万円安くなると仮定します。60歳以降は収入が4割下がるものの65歳まで継続雇用。車は60歳までの間に2回中古の軽自動車を諸経費込み100万円で購入し、単身赴任終了時に手放します。メインの車は3回目の車検時に250万円で購入し、70歳過ぎたら買い替えせず、77歳で手放します。お子さんたちは高校までは公立、私立の4年制大学に自宅から通学……と現状から将来を推測して、イメージをどんどん金額に落とし込んでいきます。以上の前提でお金の流れを見ていくと、心配されている通り、"二重生活"と教育費の増加が響いて、65歳の退職時から赤字の生活に突入、ご主人が74歳になると貯蓄も底をついてしまいます。退職金が300万円以上出れば、貯蓄が底を尽きることはなくなりますので、どんな制度になっているのか、いくら出る計算になるのか確認してみましょう。退職金がなければ、老後用の貯蓄を始める必要があります。○赤字の解消法赤字を解消するには、支出を抑える、貯蓄を運用して増やす、収入を増やす、のどれかしかありません。支出はこれ以上増えることがあっても減らすのは厳しいでしょうから、現状維持を頑張りましょう。貯蓄の運用には、食品や飲みものなどの優待品が来る「家計に助かる優待品があるところ」や、化粧品やレジャー施設など「プチ贅沢できる優待品がもらえるところ」という観点から運用先を検討してみるのもおすすめです。株式投資もされているようですのでわかっていることとは思いますが、「気に入った優待品をもらえる会社」の中からご自身の投資基準に合った会社を探すのが前提です。また運用ではありませんが、最近はやりの「ふるさと納税」も面白いかもしれません。ふるさと納税とは、ざっくりいうと自分で住んでいる地域外の自治体に税金を寄付することで、所得税や住民税が安くなる制度です。確定申告が必要ですが、その地域の特産品がもらえる自治体に寄付する人が増えてブームになっています。加熱しすぎとの批判も出てきていますが、株式と同じく、応援したい地域に寄付をする視点で利用するは悪くない考えだと思います。退職金が(思ったより)ない場合、収入を上げるには理恵子さんが働く必要が出てきます。長男が大学へ通う間、月6万円の収入を4年間続けるだけで、将来的にも普段の生活にも余裕が出てきます。○どこに住むか? 住みたいか?また、家を購入したいとのことでしたが、教育費準備のため400万円、万が一の生活防衛のため300万円(生活費の6カ月分)とっておくことを考えると、購入に使えるお金は残り500万円。諸経費に200万円かかると仮定すると頭金に充てられるのは300万円になります。現在の住居費が収入の25%程度ですので、それ以上返済額を増やすのは得策とは言えません。月々9万円を返済額として、75歳までローンを組んだとしたら、借りられるお金は2400万円程度になります。マンションを買う予定なら、修繕積立金や管理費などもかかってきますので、返済金額をもう少し下げる必要があります。ちなみに月7万円の返済だとすると、上記の前提で借りられる金額は2000万円程度になります。実家から援助をもらえたり、理恵子さんが働くのであれば、その分家の予算も上げていくことができますが、上記の予算で希望の物件があるか確認してみましょう。ご主人のご実家は義兄さんが住んでいて、ご両親との同居はないのであれば、理恵子さんの実家のそばだとか、転勤してきた知識を生かして、子どもの手が離れた後、住みやすかった地域に、夫婦だけで住む家を検討するとか、お金を貯めておいて「現金で購入する」という手もあります。現在の生活を続けながら「現金で買う」には理恵子さんが働いて、その分を丸々住宅購入用として貯めていく必要があります。お金があれば家を買うにしても賃貸を続けるにしても選ぶことができますので、焦らず堅実にお金を貯めていきましょう。○万が一の備え入院時の保障は入られているようですが、「死亡」した場合の保障は備えられていますか? 会社の団体保険で加入しているとか、ご両親が備えてくれていたりしているなら良いのですが、太一さんが万が一事故などでなくなってしまった場合、保障が全くないのは心配です。年間200万円くらいの収入が入るような保険をご主人が70歳になる年までかけておきましょう。それこそ家をお持ちではないので、家を購入できる金額分の死亡保障か家賃分の保障も必要です。(※画像は本文とは関係ありません)<著者プロフィール>(株)プラチナ・コンシェルジュ ファイナンシャルプランナー 内田まどか「万が一」のためだけではない、生きていくための保険の入り方から、住宅取得、転職、早期退職など、夢や希望を叶えるためのライフプランニングなど、シミュレーションを活用してアドバイス。個人相談を中心に活動している。
2014年08月06日消費税率が上がってから数ヶ月が経過し、8%の計算にもなんとなく慣れてきた方も多いのではないでしょうか。とはいえ、今後また10%にあがればじわじわと家計への影響が…。そんな消費税について、改めて整理してみましょう。■なぜ税率が上がったの?ずばり「少子高齢化」が原因です。現在の年金や医療、介護を支える制度は社会保険料に支えられています。それを納める現役世代が減っていて給付を受ける高齢者が増えているため、このままだと制度を維持できなくなってしまいます。そこで、足りない分を「国債」という借金でまかなっています。家庭に例えると月収30万円なのに、借金が5,143万円あって、さらに毎月23万円借り入れをし続けている(実際にはそんなに借金があったらもう借りられません!)状態です。親への仕送り(社会保障)は止められず、自分の返しきれない借金を子供たちに残したくない。そのためには収入を増やさなくては、ということで景気に関係なく安定している税収といわれる消費税の税率が上げられることになったわけです。(図は政府広報オンラインより)■消費税が上がった分は何に使われるの?いままで消費税は高齢者への保障に使われていましたが、増収分は「社会保障4経費」といってより広い範囲、特に子育ての充実にあてると約束されています。ママとしては嬉しいのですが、今までの子育て政策は「子ども手当」のようにころころ変わってきたことも事実。増税分の予算がきちんと意味のある使われ方をしているかをしっかりチェックしたいものです。■もっとあがる可能性があるの?平成27年10月から10%に上げることが法律で定められていますが、それでも国の収支はマイナスです。今後の税率も経済状況をふまえ検討をおこなうことが決まっています。つまり買い控えによる景気悪化や更なる少子化で、税率は更にあがる可能性もあるのです!■では、私たちにできることは?私が、子育て中の方に実践して欲しいと願っていることは2つ。まずは、「不必要なものを見極め、でも必要なものをしっかり手に入れる力」。節約だけでは消費が落ち込み、景気が悪化してしまいます。かといって使いすぎては意味がありません。具体的にどのように浪費を防ぐかを、このサイトでどんどん発信したいと思います。そしてもう1つは「主体的な子どもを育てること」。一見お金とは関係ないことに思われるかもしれません。ですが、それなりに厳しい将来を担う子供たちには、自ら考え行動する力が必要とされるはず。勉強を強いるだけではなく、その子の強み、適正を見極めて道を指し示すことも親の役割ではないでしょうか。私たちが消費税アップを憂うだけではなく、さらに賢い家計管理と子育てを意識し実践したときに、日本の未来はもっと良くなるはず!
2014年07月31日家計簿をつけている人のほうが、つけていない人よりも平均貯蓄額が71万円多いというデータがあります。家計簿で支出の中の無駄を把握することは節約につながっているのでしょう。でも、家計簿をつけなければ「家計を管理」できないのでしょうか?私がファイナンシャル・プランナーとしてご相談を受ける中で、家計簿を完璧につけている方でも家計を管理できているとは限らないと感じています。毎月の集計までしていても、年単位での収入・支出・貯蓄ペースを聞くと、即答できなかったりします。また、これからの家族のライフイベントに「いつ、いくら」かかるのかを把握している方は実はごくわずかです。■そもそも家計の管理とは?家族にとって本当に必要なことにお金を使えるよう、計画的に準備することです。会社と違ってつぶれることの出来ない家計にこそ、管理するという考え方が必要です。家計簿をじっくり見たところで、未来の支出やそのための準備がどれくらい出来ているかはわかりません。では、どうしたらそれを把握できるのでしょうか? 実際のファイナンシャル・プランニングとは異なりますが、まずは自分で簡単にできる方法をお伝えしたいと思います。STEP 1:貯蓄残高とペースを把握するまずはメモでもかまいません。名義や口座ごとに預金残高を書き出します。そして、毎年どんなペースで増えているか(あるいは減っているか)を把握します。STEP 2:ライフイベントを書き出す住宅購入やリフォーム、子どもの教育費、レジャーや起業など、今後のライフイベントを起こる(であろう)時期の順番に書き出しましょう。私のFP相談では老後の費用も考慮し90歳まで(!)のイベントをお伺いしますが、自分で書くなら支出がイメージしやすい時期まででかまいません。(子どもの教育が終わるタイミングやリタイアまでなど)そして、その間にかかる費用もざっくりで良いので書き出してください。教育費は このサイト で簡単シミュレーションが出来ます。住宅はローンを組む場合、頭金(物件の2割以上が理想!)で計算します。STEP 3:貯蓄目標を立てるライフイベントにかかる費用と今の貯蓄残高、毎年の貯蓄の増え方を照らし合わせてみましょう。今のペースだと高校卒業まではいいけど、大学の時期が…とか、あれれ? 2年後の住宅購入に向けてこのペースではまずいな、とか色々見えてきませんか?そのギャップを知った上で貯蓄の目標額を設定しましょう。STEP 4:予算を立てる手取り収入から貯蓄目標額を引いた額を月々の予算に振り分けます。実際はボーナスがある方、収入が毎月変動する方など個別の状況があると思いますが、上手に工夫して月の予算を立ててみてくださいね。現状の支出の見直しが必要な場合、すでに家計簿をつけていれば項目を見つけやすいでしょう。でも家計簿をつけていなくても、まずはここをおさえられそう、というところにアタリをつけてやってみる→うまくいかなければまた違う手を考える、という手順は一緒です。まずは家計簿よりもこのステップを優先してください。かなりざっくりではありますが、これを実行し、最低年に1回見直していただくと将来の支出への準備が出来てきている実感がわくと思います。そう、それが「家計の管理」です。どうしても自分で上手く出来ないという場合はプロのFPに相談するのもおすすめですが、上記を行っておくと相談の際もスムーズになるので、ぜひお試しください。
2014年07月30日“夫婦のお財布”どうしてる?みんなの家計管理の実態を調査!「家計のやりくり、みんなはどうしているんだろう」と、ふと気になるときってありますよね。「生活費は折半でいいの?」「貯金はどうやってする?」「旅行代はどこから出す?」などなど、気楽な独身生活に比べて複雑で、悩みがつきない結婚後の家計管理。そこで今回は、読者の家計管理についてアンケートを実施!その結果を発表しちゃいます。●昔も今も、家計管理は妻の役目?今回の読者アンケートには、短期間にもかかわらず100人を超える方から回答が寄せられました。やはり「家計管理」というのは、それだけ大切なことであり、多くの方が興味を持っている話題のようです。まず、「夫・妻どちらが、家計のやりくりをしていますか?」という質問では、・妻……71.8%・夫婦2人……22.2%・夫……6.0%と、「家計管理は妻の役目」という家庭が7割以上と圧倒的。20代から50代まで幅広く回答をいただきましたが、どの年代でも「やりくりは妻」という回答が7割近くに上りました。意外にも(?)昔から変わらぬスタイルを選んでいる人が多いようです。続いて、「今の夫婦間の家計管理に満足していますか?」という質問では、・はい……68.4%・いいえ……31.6%と、3分の2以上の方が「満足している」との答え。さらに分析してみると、いちばん満足度が高かったのは「夫婦2人で」やりくりしている家庭で75%。次が「夫」で71.4%、「妻」は66.3%という結果になりました。夫婦で家計管理をしている家庭の満足度が高いのは、2人で話し合いながら決めているからでしょうか。一方、満足度がいちばん低かったのが、「妻が家計管理をしている」という家庭。自分が家計を握っているのに、不満を感じる人が多いのは、なぜなのでしょう。分析は続きます。●「夫の暴走をどう抑えるか」が家計管理のカギ!?コメントを見てみると、「妻が家計を管理する」という昔ながらのスタイルはやはり安定感があるようで、満足している人も多いようす。「私がすべて管理しているので家計が透明(はなちゃん/38歳/結婚3~4年目)」「2人で話し合ってお互いにとっていい方法を決めたので(あさじ/33歳/結婚1年未満)」「貯金ができているので、安心感がある(きち/32歳/結婚3~4年目)」…など、生活費と支出とのバランスをしっかり妻側で管理できるメリットがうかがえます。ただ、このスタイルは「夫の小遣い」という部分が時に波乱の原因となることも。「お小遣いが足りないのか、ガソリン給油時に割引率が高いので使って、と渡したクレジットカードでガソリン以外を勝手に買い物してくる(かれん/39歳/結婚10年以上)」「旦那が無駄使いをするためキャッシュカードとクレジットカードを取り上げた。すると口座振込みでネットショッピングしていることが発覚!もちろんあとから大喧嘩!(tomatogate/37歳/結婚2~3年)」おいおい…とツッコミたくなりますが、これはまだまだカワイイほう。「私が実家に帰省している間に夫が保険の積み立て部分を引き出してしまった。あとで通知が来てビックリ(ここあうさぎ/46歳/結婚10年以上)」「夫の会社に給料振込の第2口座があるのを最近知った。もちろん喧嘩になったが、俺のへそくりだと開き直られた(健康母/39歳/結婚10年以上)」このように、あの手この手で妻の目をかいくぐろうとする夫もいるようです。このあたりが、「妻が家計管理をする家庭」での不満の原因になっているのかもしれません。家計のためには、夫への監視の目はゆるめないほうが、あとで大喧嘩にならずに済みそうですね。●「夫婦共有のお財布」を用意している家庭はほぼ半数結婚生活では、生活費をどのように分担するかが難しい問題の1つ。仕事をしているのがどちらか一方ならシンプルですが、共働き夫婦の場合はよく相談して決める必要がありますよね。2人の収入をすべてまとめて管理するのか、食費や光熱費などの費目別に分担するのか、それともそれぞれ一定額を出し合って「共有のお財布」をつくるのか…?「夫婦共有のお財布はありますか?」という質問では、「はい」が54.7%、「いいえ」が45.3%と、ほぼ半々の結果になりました。その割合を結婚してからの年数別に見てみると、「結婚1年未満」では52.6%、「2~5年目」では57.5%と、半数以上が「共有のお財布」を用意していました。ところが、5~10年目」では一転して34.6%、「10年以上」39.4%と激減。結婚して間もない夫婦は共有のお財布を用意していますが、結婚5年目あたりからその率が下降しているようです。ある程度お互いの支出パターンがつかめてきたために共有の財布をやめるといったパターンや、子供ができて余裕がなくなったなど、いろいろな状況が考えられます。理想の家計管理方法は、夫婦によって、またその時々の事情によって変わっていくのでしょう。ただ、今回のアンケートでわかったのは、現状の家計管理に満足している人は、やはり2人で話し合っている傾向があるということ。お金のことは夫婦であっても話しにくいものですが、きちんと向き合うことが“理想の家計管理”に近づく第一歩なのかもしれません。※アンケート実施期間:2014/6/11~6/25、有効回答数:121、シティリビングWeb調べ<文:関谷知生>
2014年07月30日社会での女性の活躍が叫ばれていますが、自分自身の働き方についてはどんな風に考えていますか。管理職になってバリバリ働きたい人もいる一方、あまり興味がないという人もいるかも。ただ、実際に管理職として働いている人とそうでない人では何か違いがあるのか、気になるところですよね。求人情報サイト、 リクナビNEXT が、女性ビジネスパーソンに対する調査の結果を見ると、30代と20代でのビジネスに関わる時間と費用の想像以上に顕著な変化がわかります。まず、勤務時間や残業時間に関しては、20代から30代にかけて増加する人が多かったものの、30代管理職と30代非管理職で差はないという結果が出ました。けれども、勤務時間以外で「社内の人との付き合いにかける時間」と「社外の人との付き合いにかける時間」においては、大きな差が見られました。「社内の人との付き合いにかける時間」は、30代管理職が週に2.88時間であるのに対し、30代非管理職は1.25時間、20代は1.73時間と1時間以上の違いが。「社外の人との付き合いにかける時間」も、倍近い差がつきました。社内外での人間関係は仕事をするうえで重要なことを感じている人もいるかも。そこに時間をかけて人脈を築けるかどうかが、30代からのキャリアアップに大きな影響を及ぼすのですね。次に、現在ビジネスに関わることでかけている費用をたずねたところ、ビジネススクールへの参加やビジネス書籍購入、社内の人との付き合いにかける費用、社外の人との付き合いにかける費用、いずれにおいても、30代管理職は、20代、30代非管理職を大きく引き離す結果となりました。特に、ビジネススクールへの参加費用については、30代管理職の9,900円に対し、30代非管理職は700円と約14倍の差がついており、20代非管理職も1,200円と、大きな差が生じています。もし20代に戻れるとしたら、今の自分のために最も時間をかけたいことをたずねたところ、30代管理職の24.0%が、「ビジネススキルをあげるためにビジネススクールへ参加する」と回答。他にも「社内の人との付き合いを深める」「ビジネススキルを上げるためにビジネス書を読む」「もっと仕事量を増やす」などの項目で30代非管理職より3ポイント以上の差がつきました。30代で管理職になった人は、20代からスキルアップをしておけばよかったと感じる人が多いようですね。今回のアンケートに回答した30代管理職のうち、52.0%が「仕事が楽しい」と答えているのに対し、「仕事が楽しい」と答えた30代非管理職は28.7%と管理職の約半分。仕事を楽しく続けたいなら、スキルアップをして、管理職をめざすのもひとつの方法なのかも。20代の頃は、なかなか30代のことはなかなか想像しにくいですよね。けれども、30代になって後悔しないように、そして可能性をより大きなものにしておくためにも、自分自身の働き方について改めて考えてみるのもよさそうです。・リクナビNEXT 公式サイト
2014年07月17日連載コラム『あなたの家計簿見せて! "給料減少時代"の家計診断』では、相談者のプロフィールと実際の家計簿をもとに、5人のFPが順番に、相談者の家計に関する悩みについての解決策をアドバイスします。【相談内容】子どもが年子で只今育ち盛りです。今年長男が高校受験で、塾代もかかります。できれば公立にいってほしいのですが、私立に行くとなると次に来年次男も高校受験を控えているので家計が厳しくなりそうです。これから高校、大学ともっともっと教育費がかかるかと思うのですが、下の子が大学卒業までの約10年間どのようにやりくりしていけばいいでしょうか?【プロからの回答です】年子のお子様2人が高校、大学に進むこれからの10年間は、厳しい家計になることが予想されます。お子様が私立高校に進学する場合も見据えて、今のうちに家計を見直し、対策を立てて乗り切りましょう。(※詳細は以下をご覧ください)○高校受験塾にかかるお金育ちざかりの年子のお子様が2人いらっしゃるものの、現在は公立中学に通い教育費の負担は比較的少なく済んでいますね。ただ、高校受験の進学塾に通うことになると急に出費が増えます。現在通っている英語塾を辞めて予定している月謝が2万5千円の進学塾に通う場合の費用ですが、9月から2月までの月謝合計15万円、他に入塾費、教材費、冬期講習、模試代など半年間で別途10万円ほど見込んでおきましょう。そうすると、長男の方の塾にかかるお金は、現在の英語塾代5か月分と進学塾代の合計で年間約29万円になります。文部科学省の「子どもの学習費調査」(平成24年度)によると、公立中学校3年生の学校外活動費は年間約36万5千円ですから、他の受験を控えた中学3年生を持つ家庭でもこの程度の塾代を負担していると考えられます。○公立高校と私立高校はどのくらいかかるお金が違うのかこれから進学する高校が公立か私立かによって、かかるお金はどの程度違うのでしょう。前出の「子どもの学習費調査」によると、授業料などの学校教育費と、塾などの学校外活動費を合わせて、公立高校は3年間で約116万円、私立高校は約290万円という結果が出ています。私立に進学すると教育費は公立の2.5倍もかかることになりますね。また、大学に進学すると、国公立でも約250万円、私立大学でしたら学部にもよりますが450万円以上(どちらも4年間合計金額)の入学金、授業料等が必要になり、年子という滝澤様のご家庭には苦しい状況です。ただ、現在の貯蓄が1千万円ありますし、学資保険でも教育費の準備をされていますので、私立医歯薬学系など特別にお金のかかる大学でなければ、現在の貯蓄で賄えます。高校は公立に進学してほしいという親の希望はあるものの、お子様がどうしても私立に行きたいと希望することも考えられます。もしお子様が2人とも私立高校に進学されたとすると、在学期間が重なる2年間の年間収支は最大20万円程度の赤字になる計算です。大学進学資金は貯蓄で補わなければ仕方無い部分もありますが、高校までは毎月の家計の中でやりくりしていけるよう、今から対策を立てておきましょう。○子供の成長とともに減らせる出費もある家計データを拝見しますと、食べ盛り、育ち盛りのお子様が2人いらっしゃる割には、しっかりやりくりをされていると思います。毎月の食費や光熱費を減らすことも大切ですがお子様の年齢を考えると難しい部分もあるでしょう。安い食材をまとめ買いする、買い物の回数を減らすなどの工夫で食費を減らせないか検討してみましょう。通信費はお子様が成長して家族全員スマホとなると通信費が今後3万円以上に膨れ上がることも考えられます。最近は端末代と利用料を合わせても月3,000円以下で使える格安スマホも登場しています。プランの見直しも併せて検討し、これ以上通信費を増やさないようにしましょう。また、保険料などの固定費を月払いにしているなら、年払いに変更することで支払う金額を減らすことができます。普通預金に計500万円も預けていらっしゃいますが、お子様名義のものなど、すぐに使わないお金は少しでも金利の良い定期預金に預け替えましょう。お子様が成長すると支出が増えるばかりではありません。削減可能な支出もあります。例えば、お子様が受験期に入るとレジャー・旅行に出かける機会も減少すると考えられますので、その費用を自然に減らせるのではないでしょうか。それに伴い、これから車を買い替える場合は、燃費の良い小型車を選ぶことでガソリン代や車の税金、保険代等の維持費を減らすことも可能です。また、お子様が大学生になったら自分が使うスマホの通信費やお小遣いはアルバイトをして負担してもらう方法もあります。年子で教育費の負担が一度に来るのは大変ですが、見方を変えれば、苦しい時期が短く済み、その後の老後資金を貯めやすいとも言えます。お子様の教育費に目途が付いたら住宅ローンの繰り上げ返済を行うことでその後の家計状況も改善されます。気を緩めずに頑張ってください。(※画像は本文とは関係ありません)<著者プロフィール>(株)プラチナ・コンシェルジュ ファイナンシャルプランナー 福島佳奈美金融系SE(システムエンジニア)からファイナンシャルプランナーに転身。Webサイト中心にマネーコラム執筆を行うほか、教育費やライフプランニング、保険、家計見直しなどのセミナー講師、個人相談などの活動を行っている。
2014年07月04日育児休業を取得するにあたって、育児休業給付金が支給されることは既報の通り。しかし、実際に受け取れるまでには出産してから4~5カ月もかかり、それまで家計のやりくりをどうすべきかを考える必要がある。今回は、ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太さんに、産休・育休前に貯めておきたい目標貯蓄額を教えていただいた。○のしかかる住民税の支払い旦那さんの収入だけで十分生活ができ、旦那さんが育休を取得されないのであれば、特に家計のやりくりを考えなくともなんとかなるといえます。ただし、その際にも注意しなければいけないのは、奥さんにかかってくる住民税ではないでしょうか。住民税は、前年の収入に対してかかるものなので、出産や産休・育休にかかわらず、どうしても支払いを行う必要がでてきます。そうなると、「毎月数万円の出費、困った」と思われるかもしれません。しかしながら、特例があり、育児休業期間中1年以内に限り、住民税の徴収が猶予される仕組みがあります。これは、育休を取得する本人が居住する各市町村にて申請、適用されれば、職場復帰してからの支払いで済むようになります(ただし、職場復帰後に延滞金とともに納税することになります)。その他、健康保険や厚生年金保険に関しては、事業主が申し出ることによって育休中は支払いが免除になりますので、特に考える必要はありません。このように見ていくと、旦那さんの収入のみで十分な場合には、特に生活に困ることはないでしょう。一方、2人で育休を取得する場合。男性は奥さんの出産日当日より育休取得が可能であるため、この場合には奥さんよりも2カ月早く給付金を受け取ることが可能となります。そうなると、最初の2~3カ月間をどう乗り切るかがやはり重要となってきます。一般に、育児休業の時のみならず、何かあった場合にそなえて貯蓄をしておきたい金額は、毎月の給料の手取り金額×6カ月分になります。これは失業や万一に備えた金額ともいえますが、手取り金額の6カ月分あれば育休中も乗り切ることは可能といえます。2人で休む場合にはそれぞれの金額を算出し、貯蓄しておくべきでしょう。ただし、自営業や専業主婦で国民健康保険に加入している場合は、育児休業給付金は支給されません。旦那さんの収入ではカバーが難しい場合に備えて、さらに多い金額、できれば毎月のおおよその手取り金額×1年分は貯蓄をしておくべきといえます。
2014年06月11日誰だって、人に言えないモノのひとつや2つ持っていると思います。今回は、男子が女子の部屋で発見してドン引きしたすごいモノについて、何人かの男子に教えていただきました。さっそく見ていきましょう。■1.バイブ「彼女がお風呂に入っている隙に彼女の部屋のクローゼットをそっと覗いたら、白い布に包まれた棒状のモノがありました。まさかと思って、布を開くとそこにはバイブが!」(24歳/大学生)バイブや電マ、ローターはよくあるパターンですよね。電マは、それとわからない形状がウケてヒットしたとも言われていますし、女子向けのオトナのおもちゃは、一見してそれとわからない作りになっていますが、バイブだけは、時代が変わってもバイブとわかりますよね。そのうち懐中電灯をクルクルと回したら中からバイブが!という逸品でもできればいいですが。■2.高額な電気代の請求書「彼女の家のテーブルに何気なく置かれていた電気の請求書に35,000円と書かれていました。アラブの富豪とでも結婚して欲しいです」(24歳/コンサル)男はこういう細かいところに目が行く生き物です。ひとり暮らしで電気代が35,000円であれば、アラブの富豪はスルーするでしょうし、堅実な彼氏は泡を吹いて倒れると思います。■3.ヤンキー的な元彼とおぼしきプリクラ「彼女の部屋に写真をいっぱいピンで貼っているボードがあって、そこにヤンキー的な元彼とおぼしきプリクラがありました。ぼくはおとなしく大きくなったので、ヤンキー風の人が怖いですし、そういう人と交際してほしくないです」(20歳/大学生)見た目で判断してはいけない、とはいうものの、おとなしい彼としてはヤンキー風の人は怖い人たちという判断がされているのでしょう。見た目にかかわらず元彼に関するモノは、見せないというのが賢い生き方かもしれませんね。■4.くしゃくしゃになってベッドの脇に落ちているブラジャー「彼女の部屋が汚いのは以前から知っていたのですが、先日、くしゃくしゃになってベッドの脇に落ちているブラジャーを発見してドン引きしました。どういう生活をしていたらそこにブラが落ちるのか、意味不明です」(25歳/飲食)ベッドに寝たままブラを外して投げ捨てたら、「そこ」にブラが落ちることになるのだろうと思いますが、男子は「かわいい女子って、きちんとした生活をしている」という幻想を持っていることもあるので、彼氏が来るときくらいは掃除しておくといいと思います。■5.半畳くらいあるアイドルのポスター「彼女の部屋に入ったら、目の前の壁に半畳くらいあるアイドルのポスターが貼ってありました。彼女の趣味がなんであっても彼女の自由かと思いますが、あまりのデカさにドン引きですよね」(24歳/製造)男女ともに、アイドル好きであることって、なぜちょっと隠そうかな?と思うのでしょうか?最初に出会ったときに「あたし、アイドルの**君が好きで」とか「オレ、アイドルの**ちゃんが好きで」という話をしておくといいと思うのですが・・・・・・。■おわりにいかがでしたか?世の中、「ホンネで語り合うのはいいことだ」という風潮がありますが、ホンネ的なもの・・・・・・バイブとかアイドルのポスターとか・・・・・・を見たらどドン引きするのが男子ということです。男子は女子に比べてナイーブで女々しい生き物であると言えます。「取り扱い注意」のシールを男子に貼りつつ、恋を楽しんでみてはいかがでしょうか?すると彼はあなたに「水濡れ厳禁」のシールを貼ってくれて、大事に扱ってくれることでしょう。(ひとみしょう/ハウコレ)
2014年04月05日アネモイはこのほど、「ワーキングカップル(共働き夫婦)の家事分担事情」に関するアンケート調査の結果を発表した。対象は20代~40代の共働き夫婦437名、調査期間は2013年11月22日~12月31日。○料理は? 洗濯は? ゴミ・掃除は?家事全体での役割分担に関しては、「夫が主に行う」「妻が主に行う」「二人で行う」の3つがほぼ均等という結果になった。各家事内容の役割分担に関しては、「料理」分野で「妻が主に行う」割合が高く、特にその中の"調理"に関しては8割近くが妻中心という結果に。「洗濯」「育児関連」分野に関しても「妻が主に行う」割合がやや高かったものの、「二人で行う」割合も3割を超えていた。「家電関連」分野では、7割以上と「夫が主に行う」割合が非常に高く、「金銭関連」分野では、「二人で行う」割合が比較的高かった。各分野の詳細をみると、妻が主に行う割合が多いものトップ3は、「料理(調理)」「渉外関連(PTAの出席)」「育児関連(食事準備)」「育児関連(寝かしつけ)」。夫が主に行う割合が多いものトップ3は、「家電関連(故障した機器の修理)」「家電関連(家電組み立て・設置)」「レジャー関連(車の運転)」。
2014年02月05日毎月のお給料日前にはお財布の中がピンチ! なんてことになっている人はいませんか? 家計簿をつけてきっちり家計を管理して、少しは貯金もしたいと思っている人は多いはず。でも、毎日いちいち家計簿をつけるのはやっぱり面倒ですよね。そこでとっても便利なのが、家計簿アプリ「ReceReco(レシレコ)」。これはレシートを撮影するだけで、日付やお店はもちろん、品目から値段まで全てをデータ化して記録してくれるというもの。家計簿をつけるのが面倒になるのは、レシートを見ていちいち支出の内容を記録していくところだから、それが一回のシャッターで済んでしまうのだから画期的。これなら簡単に続けられそうですよね。品目は、食費や日用品費、被服費、交際費、美容健康費といった費目で細かく分類できるうえ、それをグラフにしてくれるので、何にお金を使っているかが一目瞭然。これで無駄使いが防げそう!?また品目には写真も入れられるので、カフェに行ったときなどはスイーツの写真を入れてみるのも楽しそう。ただの家計簿ではなく、お買い物の思い出を記録するツールとしても便利です。他にも、CSVファイルに出力することができるので、EXCELで編集できたり、Evernoteにも出力可能。Web家計簿&資産管理サービス「マネーフォワード」、「MoneyLook®」とも連携しています。そして何よりも簡単で、カメラで撮って記録するという点が楽しめるので、飽きずに続けられるのかも。既にiPhoneで120万ダウンロードを記録し、家計簿アプリで初めて国内App Storeの無料総合ランキング1位を獲得したというのもうなずけます。そのアプリのAndroid版がいよいよスタート。Android版では、Woman.exciteでプロの料理家が考案した料理レシピを提供する「E・レシピ」や、あなたの街のチラシが検索、閲覧できるデジタルチラシのポータルサイト「Shufoo!」との連携も始まります。「E・レシピ」が提供する料理のプロが栄養バランスを考えた主食からデザートまでの4品からなる献立を毎日提供してくれるから、「ReceReco」のレシピコーナーからレシピを見ながら「Shufoo!」を参考にお買い物をして、そのお買い物の内容を「ReceReco」に記録するという、とってもスムーズな流れを実現。他にも、キャンペーン応募機能などとの連携も加わったほか、利用頻度の高いグラフ機能では、月別の推移が一目で分かる全体グラフ、大費目グラフのタップによる小費目表示など、大幅にバージョンアップ。これらのAndroid版に先行導入した新機能は、来年2月にiOS版でもスタート予定。今すぐ「ReceReco」をダウンロードして、今日のお買い物からレシートは必ずもらうようにしましょう。あとはそれを撮影するだけ。それだけで、賢いお買い物女子に変身! もう毎月貯金するのも夢じゃない!?【アプリ概要】アプリ名:ReceReco価格:無料ダウンロードはこちら (Android版) (iOS版)
2013年12月20日勉強、運動、ダイエットは、続けたいけど続けられない三大習慣ですが、家計簿に関してもそう思っている人は多いのではないでしょうか。家計簿を続けられなかったり、記帳しているけど効果がなかったりするスマホユーザーにオススメなのが、「家計簿アプリ」です。家計簿は本来、毎日付けて支出をコントロールすることや、自分のお金の使い道を知ることが目的ですが、そのツールとして家計簿アプリを活用するのです。あなたの浪費のクセを知り、それに基づいた予算を立てることで、日々のお金の使い方が変わります。今回は、家計簿アプリを使ったカンタン家計管理術をお話しします。レシートを集めて、レシートのない支出だけを入力するこれからお伝えするスマホを使った家計管理のルールは、次の5つです。 家計簿アプリ「おカネレコ」(無料)をダウンロードする※レシートの自動認識機能があるものであれば他のアプリでもOKです。ただ、私が試した中でもっとも使い勝手が良かったのはこのアプリです。レシートをとっておき、封筒に入れるレシートのない支出は手入力する空いている時間にレシートの写真を撮る3ヵ月続けるたったこれだけです。レシートの出る買い物をしていれば、手入力する必要はありません。レシートの出ない買い物をするほうが少ないと思うので、大半はレシートを集める作業と思ってください。意識してレシートをとっておくと、お財布がレシートでいっぱいになってしまうので、家に帰ったらお財布からレシートを取り出す習慣を付けておくといいですね。レシートいっぱいのお財布は、お金が逃げていってしまいますよ~(笑)。スイカ等の電子マネーに関しては、チャージの領収書をとっておいてください。使った分を手入力する必要はありません。クレジットカードで払ったときはお店からレシートがもらえるので、問題ないですよね。とっておいたレシートは空いた時間にアプリを立ち上げて、スマホで写真を撮ります。すでに設定されているカテゴリーの1つを選んでレシートを撮影するだけで、自動認識機能で「いつ」「どんな商品を」「いくら使ったか」がアプリに入力される仕組みです。たまに誤認がありますが、手入力で修正することは可能です。友達と行った居酒屋のレシート等、レシートが長い場合は手入力に切り替えたほうが簡単です。お金の使い方は人それぞれ。それを知ることが大切家計簿アプリを使ったこの作業の目的は、「あなたのお金の使い方を、あなた自身が理解する」こと。お金が貯まらない人の大半は、贅沢はしていないのになぜかお金が消えていく、というもの。数多くの家計診断を行いましたが、8~9割のお客さまがこのタイプです。一見無駄なことはしていないように見えるご家庭も、お金の流れを整理していくことで問題点が透けて見えるようになります。よくあるケースが、「こんなに食費がかかっていたっけ?」というものです。共働き夫婦に多いのは、「自炊しようと食材を買い置きしていたけど、疲れちゃって外食しちゃった」というケース。このために、食費が10万円以上かかっている家庭もあるかと思います。なんとなく続けていることが、家計を圧迫しているのです。こういった「家計のクセ」をあぶり出して、適切な予算設定に修正し、家計管理の習慣を立て直すことが今回の目的なのです。ちなみに、私が仕事で行っている個人コンサルティングは、「1,本人申告(家計簿等を付けている場合)」「2,通帳と給与明細」「3,家計簿アプリ(相談申し込み後に行っていただいています)」のいずれかのデータをもとに“家計の見える化”を行っています。あなたが改善したい「浪費のクセ」を見つけよう3ヵ月間この作業を続けたら、集計を出します。そうすると、自分の感覚とズレている部分があるはずです。それが家計改善の糸口。「こんなに使いたくない」という部分を、使わないで済むような仕組みを考えていきます。たとえば、日用品費や食費が多いという家庭に話を聞くと、チラシをくまなくチェックして、毎日買い物に行っている、という話をよく聞きます。このような場合は、チラシを見ないで、必要な分を必要なだけ買う生活をアドバイスしています。お店には、訪問者に1つでも多くの商品を手に取り、買ってもらうための創意工夫が溢れています。そんな魅惑的な場所に行く回数を減らすというのも、効果的だったりします。自分がたくさんお金を落としているところはどこかを知り、それが必要なものかを考えてください。必要なものであったら、それ以外の支出を減らす工夫をすればいい。もっと支出を減らしたいと思ったら、浪費につながる習慣を断ち切り、お金を大事に使える仕組みを取り入れればいいのです。これで、「なぜか貯まらない」は解消していきます。まずは3ヵ月。レシートを集めることから始めましょう。コラム監修者プロフィール 柳澤 美由紀(やなぎさわ みゆき)CFP(R)/1級ファイナンシャルプランニング技能士関西大学社会学部卒。大学時代に心理学を学び、リクルートグループに入社。求人広告制作業務に携わった後、1997年ファイナンシャルプランナー(FP)に転身する。相談件数は800件以上。家計の見直し、保険相談、資産づくり(お金を増やす仕組みづくり)が得意で、ライフプランシミュレーションや実行支援も行っている。家計アイデア工房 代表※この記載内容は、当社とは直接関係のない独立したファイナンシャルプランナーの見解です。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2013年11月28日家計簿はつけ始めたものの、「このお金、どう記帳しよう?」と、迷うコトはないだろうか。それを放置していると家計簿をつけるのは、ジ・エンドとなってしまう。これが、“家計簿が3日坊主”の王道だと考える。私自身、家計簿をつける上で迷うことは多々ある。 「3日坊主にならない家計簿術その1」 に続き、実際の記帳をする際、どう考え対処したか、について今回はご紹介したい。■費目で迷ったら「日用品」に記帳「これ、何費につけたらいいんだろう?」と迷うのが、家計簿つけの最初の壁。そこで止まってしまっては、家計簿は続かない。私は「費目で迷ったら、日用品に記帳しよう」と決めた。理由は、そう決めておけば、家計簿つけがストップしないと思ったから。しばらくそれで続けてみたら、自分がどんな費目つけに迷うかが見えてきた。我が家の場合は、子供関係のお金が迷いどころだった。文房具や衣類、月謝、医療費、子供関係のお付き合い…。これらの費目分けして記帳するのが面倒になったので、すべて一括して書き込める「こども費」という項目を新設することで対処した。■家計簿は、現金出納帳だと割り切る水光熱費や新聞代といった銀行口座から引き落としされるお金を、私は家計簿に記帳しない。最初はカード明細や銀行の通帳から転記していたが、ある時「これをリファーすればいいじゃん」と思った。以後、引き落とし分は、半年毎にカードの明細表や通帳から数字を拾い、エクセルで管理している。「家計簿は現金出納帳だ」と割り切ることで、日々の記帳はかなり簡略化される。引き落としされるお金は、専用口座を作り、月に一回一定額を入金する。最初は目安がわからないかもしれないので、我が家の水光熱費の年平均を紹介しておく。「電気1万3千円、ガス7,000円、水道5,000円」。■水光熱費は節約しないちなみに水光熱費というと、節約するものの代名詞のようだが、私は節約を気にしていない。金額を見て欲しい。電気代は洋服を1着、ガスや水道代は外食を1回我慢する程度のお金だ。それでのびのびと、たっぷりした気持ちで1ヶ月家族過ごせるのなら、金銭的な意味での節約は不要と考えている。(エコ的視点でエネルギーは大切にすべきだとは思っているけれど)■修繕積立金を積み立てる「大きな買い物」。これも家計簿つけのペースを狂わす大きな要因だ。そもそも。「金額いくらからが、大きな買い物なのか?」という話から始めなければならない。我が家の場合は、1週間2万5千円の現金で暮らすことにしているので、3千円以上は、「大きな買い物」として日常の生活費とは別処理をしている。別処理とは何か? それは「修繕積立金」という積立を毎月1万円して、そこから支払うのである。貯蓄と違うのは、このお金は使うことを前提に貯めている点。このお金を上回って「大きな買い物」をしてしまった場合は、貯蓄から補填する。貯蓄から補填した分は、次のボーナス時には補填するよう心がけている。文章/楢戸ひかる
2013年10月29日連載コラム『あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断』では、相談者のプロフィールと実際の家計簿をもとに、5人のFPが順番に、相談者の家計に関する悩みについての解決策をアドバイスします。【相談内容】長男が再来年小学校に入学します。中学受験が大変だという話を聞き、小学受験をさせて、小学校から私立に行かせたいと考えていますが、小学校から私立に行く場合と、中学校から私立に行く場合とお金的にはどちらが親の負担が少ないのか教えてもらいたいです。【プロからの回答です】お子様の進学に関しては、親であればどなたも悩むことかと思います。なるべく苦労をかけずに大学まで行かせたいのが親心でしょう。しかし、エスカレーター式ですべて私立の学校に行けばお金がかかります。反対にすべて公立の学校であればお金はかかりませんが受験という苦労が待ち構えています。教育に関して、早くから考えることは非常に大切なことですので、詳しくみていきましょう。(※詳細は以下をご覧ください)幼稚園から高等学校までにかかる教育費(出展:文科省「子どもの学習費調査平成22年度」)大学入学から卒業までにかかる費用の目安(出展:朝日新聞デジタル版)教育費総額の公立と私立の差については、最も差が大きいのが小学校で私立が公立の4.8倍、次いで中学校の2.8倍となっています。幼稚園3歳から高等学校3年生までの15年間においてすべて公立に通った場合では、約504万円、すべて私立に通った場合では、1,702万円となり、約3.4倍の差があります。もし、お子様が2人とも高校まですべて私立の学校を選択すると、3,404万円もかかります。さらに私立大学(お子様が男子なので理系と仮定)の費用も加算すると、なんと4,386万円にもなります。首都圏のマイホーム1軒分と同じですね。特に村田様の場合考えて欲しいのは、ご主人の病気や事業がうまくいかなくなった時に収入がすぐに途絶えてしまうことです。そうなると、せっかく私立に入ったのに途中で公立に変わらなければいけなくなり、お子様に心の負担をかけることになるかもしれません。あらかじめ4,000万円くらい貯金をしてそれを取り崩していくのであれば問題ありませんが、そんな貯金は若い時にはあるはずもありません。また、お子様の教育費でお金を使ってしまい、老後の資金がないということもよく聞く話です。初めにも書きましたが、私立と公立の費用の差が一番大きいのが小学校です。私立小学校では、月々約10万円の費用がかかります。これが2人ですと月々20万円。果たしてこの費用を賄うことが可能でしょうか? 今の家計から考えるとお子様が2人とも私立の小学校に通った場合、報酬の半分が消えてしまいます。これでは、本来重要な生活費が不安です。どこにも行けず、おしゃれもできず、家でじっとしている生活が浮かんできます。そこで、お子様を私立の学校へと考えるのであれば、中学校からがベストかと思います。奥様もフルタイムで働けますので、家計への負担が少ないのです。確かに小学校受験と中学校受験を比較した場合、中学校の方が難しいのは事実です。しかし、勉強をするのはお子様です。お子様が、○○中学へ入学する強い意志を持っていれば合格するでしょうし、公立でもいいと考えていれば無理かもしれません。中学校受験であれば勉強をする本人の意思を尊重すべきでしょう。自営業の場合サラリーマンと異なり、毎月決まった給与がなく、いつ収入がダウンするかわかりません。また、個人の自営業であれば厚生年金もなく老後が不安ということも考えられます。自営には自営のメリットがありますが、重要なことは何が起きてもいいようにある程度貯金をすること。その意味では毎月7万円を貯金していることはいいことですのでこれを今後も続けて下さい。また、お子様の教育費として一人毎月1万円ずつ貯金をしているとのことですが、1万円×12ヶ月×18年=216万円(低金利なので、利息分は考えていません)。この金額では、大学入学時の2年分にしかなりません。できればお子様が中学生になるまでは、もう少しこの金額を増やしてみてはいかがでしょうか。奥様がパートで働けば十分可能かと思います。学校に関しては、大きな負担となる小学校ではなく、中学校から私立の学校がいいかと思います。無理をして小学校から私立に入学させれば、収入が安定していない自営業であれば今後お金のやりくりで大変なことが増えていくかと思われます。それよりも近くの公立の小学校で近所の友達と遊ばせ、その間に貯金に励み、中学校から本人に意志を確認して私立に通わせてはいかがでしょうか。案外、しっかりしたお子様に育ち、ずっと公立に行きたいとなるかもしれません。そうなれば、老後は悠々自適でのんびり過ごせことになるでしょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月29日連載コラム『あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断』では、相談者のプロフィールと実際の家計簿をもとに、5人のFPが順番に、相談者の家計に関する悩みについての解決策をアドバイスします。【相談内容】今年の春就職したばかりの社会人1年目ですが、仕事で就任早々、配属先が名古屋で東京から名古屋に転勤になってしまいました。一人暮らしも初めてで家計管理もまだうまくできていません。また、彼女とは遠距離恋愛のため、通信費と交通費がかさみ、お金がなかなか貯まりません。どのようにやりくりしていけば、貯蓄ができる家計になっていくでしょうか?【プロからの回答です】慣れない場所で社会人生活を送ることになり大変でしょうが、きちんと家計管理をしていけば遠距離恋愛の彼女との結婚資金も貯めることができます。「先取り貯蓄」や「我慢いらずの節約」で、貯蓄ができる家計を目指しましょう。(※詳細は以下をご覧ください)まだ就職したばかりなのに転勤になってしまい戸惑っていらっしゃるようですが、スムーズに新生活を始められたのは、学生時代の貯金が一役買ったのではないでしょうか? 山下様は、すでに貯蓄できる力をお持ちのようですので、これからしっかり家計管理をすれば、結婚資金もうまく貯められそうです。当面は、一人暮らしをしながら結婚資金をどうやって貯めるかが課題ですね。「ゼクシィ結婚トレンド調査2012」によると、結婚にかかるお金の総額は444万円(※1)。その内訳は結納・婚約、結婚式、新婚旅行などです。その他、新生活の準備金として、住居を借りるための敷金や礼金、家具や電化製品をそろえるためのお金も必要です。結婚費用の大部分を占めるのは挙式・披露宴・披露パーティーの費用ですが、友人からのご祝儀で賄える部分も大きいものです。同調査によると挙式・披露宴・披露パーティーにかかる費用は約344万円(※1)、ご祝儀の総額は約226万円(※1)ですが、どのようなスタイルで行うのかによって費用も大きく異なります。彼女や両家のご両親の意向はどうなのか時期がきたら相談し、早く結婚したいならあまりお金をかけない方法を考えても良いでしょう。当面は、結婚資金として300万程度を目標に貯蓄していきましょう。余ったお金は、そのまま新生活の予備資金に回します。結婚資金として5年後に300万円を目標に貯蓄するならば、毎月いくらずつ貯蓄すればよいでしょうか? まだ、ボーナスがまだ支給されていませんし、いくら支給されるかもわかりませんので、毎月の給料だけで計算すると月に5万円の貯蓄が必要になります。どんな場合でも、貯蓄目標を達成するには「先取り貯蓄」が有効です。「余ったら貯金する」というスタイルですと、ついつい使いすぎてしまいます。給料から天引きできる財形貯蓄制度があればぜひ利用しましょう。なければ、銀行から自動で引き落としされる積立貯金を利用するとよいでしょう。給料が振り込まれる口座とは別の口座に貯蓄していくことで使い込みを防ぎ、お金をうまく管理できます。貯蓄をしたあとの給料でうまく家計をやりくりするには、先に予算別にお金を振り分けるのがコツ。光熱費や通信費は口座引き落としにし、彼女とのデートで使う交通費やレジャー費も別にしておきます。手元で管理するお金は、食費や被服費、日用品費などの生活費だけにし、さらに、5等分して1週間に使える金額を決めます。最後の週は日数が少ないのでお金が余る計算ですが、お金が足りなくなった時の予備資金とし、家計をうまくコントロールしましょう。現在は35,000円の貯蓄ができていますので、あと15,000円を捻出すれば目標の貯蓄額を達成できます。家計データを拝見しますとやはり交通費と通信費がかさんでいますね。新幹線のチケットはJR東海の会員制ネット予約サービス「エクスプレス予約」がお得です。東京~名古屋間の普通車指定席がEX-ICサービスなら片道9,820円、3日前までの予約等の条件付きのIC早得なら片道9,500円になります。エクスプレスカードの年会費1,050円が必要ですが、月に一度の利用で2,000円~3,000円を節約できますので利用を検討してみてはいかがでしょうか。また、格安チケットショップの回数券を購入することでも少し安くできます。次に通信費ですが、最近はスマートフォンの方が通話アプリを利用したり、定額料金を払って特定の相手と無制限で話せるプランを付けたりすることで携帯電話より料金を安くできる場合があります。現在、携帯電話を利用しているならスマートフォンへの変更を検討してみましょう。以上のような見直しで交通費、通信費は、8,000円程度節約できると思います。このように、毎月決まって出ていくお金を安くすることはできないか最新の情報をチェックすることで、あまり「我慢」することなく支出を減らすことができますのでうまく利用していきましょう。残りの7,000円程度は、食費や雑費などを少しずつ節約することで捻出します。こちらは、自炊したり、安い物を探したりといった手間がかかりますが、「結婚資金を貯める」という目標を達成するために頑張りましょう。一人暮らしに慣れてくるうちに、必要なものを買い足すことも少なくなり、支出も落ち着いてくると思われます。ボーナスが支給されたら、なるべく貯蓄に回すようにすれば、それだけ早く目標金額に到達できます。結婚後も、子どもができたりマイホームを取得したりといったライフイベントごとにお金のかかることが続きます。今のうちにうまく家計管理できる力をつけ、結婚後の生活につなげていけるように頑張りましょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月26日あなたの家で、家計を管理しているのは誰ですか? 「財布の紐を握るのは妻」「夫はお小遣い制」「夫婦別々に管理している」等々あるかと思いますが、海外ではどうなのでしょうか。外国人20人に聞いてみました。・同一会計が一般的です (エジプト/男性/40代後半)・決まりはないが、同一家計でそれぞれの小遣いだけ別なのが多い (イギリス/男性/20代前半)・同じであることが一般的です (中国/女性/30代後半)・お財布は同じです。銀行アカウントを2つ持っていても、お互いの銀行のことを良く知っています (スウェーデン/男性/30代後半)まずは「同一会計」派から。同一会計なら互いの収入・支出をきちんと把握することができるので、お金の管理がしやすいというメリットがあるようです。・同じ財布で奥さんが管理するのが普通 (韓国/女性/30代後半)こちらは妻が財布の紐を握る派です。夫の小遣いが月いくらなのか気になりますね。・別々が普通でしょう (イタリア/男性/30代前半)・別々のお財布の方が多いかもしれません (イラン/女性/20代後半)イタリアやイランからは、このような意見が寄せられています。夫婦といえど独立した個人、相手の稼ぎに頼らない、自分のお金は自分で自由に使いたい、という考えなのかもしれません。日本では共働きのカップルに、この「別会計」派が多いようですね。・同一家計が一般的であるが、別家計の家族もある (ウズベキスタン/女性/20代後半)・昔は同一家計はほとんどだったが、最近はどちらとも言えない (ポーランド/女性/20代後半)・別々の場合もあれば、一緒の場合もある。結婚の契約による場合がある (フランス/女性/20代後半)家庭によって異なる、これは日本も同じですね。海外でも、お財布の管理方法は夫婦によってそれぞれ異なることが分かりました。夫婦の形態もいろいろですから、お金の管理も2人に一番合った方法を選ぶことが大切ですよね。お金のことでもめないように、こうした点は結婚前にしっかり話し合っておきたいものです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月29日節約が苦手で家計簿も続かない。家計ベタの上大岡トメ・47歳がようやくお金に向き合った・・・!『ずさんな家計を整えました。~ずぼらさんのためのお金安心塾~』は、著者の上大岡トメさんが「家計簿も節約も大の苦手」と言い切るファイナンシャルプランナー・畠中雅子さんに出会い、一念発起してずさん過ぎる家計の立て直しをスタート!思わず「わかる、わかる!」とうなずいてしまうようなトメさんのお金の悩みを、ポイントごとにすっぱりと解決してくれる畠中さんとの掛け合いが楽しいコミックエッセイ。 >>「おうちスタイル」マネーコラムでの特集記事はこちら! これを読めば、誰でもずぼらさんを脱出できるはず!トメさんと同じく悩める家計ベタさんへ、おうちスタイル編集部もおススメの一冊です。■ずさんな家計を整えました ずぼらさんのためのお金安心塾・著者:上大岡トメ・監修:ファイナンシャルプランナー 畠中雅子・定価:950円(税別)・発行:メディアファクトリー【応募要項】 ・応募期間:2013年5月28日~2013年6月18日・当選発表:商品の発送をもって、当選のご連絡とさせていただきます。 >>応募はこちらから
2013年05月28日前回から始まった連載コラム『あなたの家計簿見せて! ”給料減少時代”の家計診断』。相談者のプロフィールと実際の家計簿をもとに、5人のFPが順番に、相談者の家計に関する悩みについての解決策をアドバイスします。【相談内容】昨年第2子が生まれたので、自分の生命保険を見直したいと思っています。生命保険は友達のお母さんに加入を勧められ、言われるがままに入ってしまったので、実際のところ自分がどんな内容の保険に入っているのか、把握しきれていません。自分に何かあった場合、家族は大丈夫でしょうか?【プロからの回答です】保険を見直す際は、現在どのような保障内容になっているか把握した上で、必要な保障額がどれくらいなのかを知ることが大切です。一家の大黒柱である健太郎さんにもしものことがあった場合、実際どれくらいの死亡保障が必要なのでしょうか。計算の結果、中田家の「夫死亡後の収入」は約10,600万円、「夫死亡後の支出」は約13,050万円となり、必要保障額は2,450万円となりました。現在の健太郎さんの死亡保障は総額3,595万円で、必要な保障額よりも大きい保障となっています。その分高い保険料を支払っているともいえます。年金部分はそのままにして、一時金で受け取れる保険金額を減らすなど検討してみてもいいでしょう。(※詳細は以下をご覧ください)健太郎さんと尚子さんの加入されている保険はアカウント型といわれ、支払った積立金で必要な保障を組み立てて買っていく仕組みとなっています。現在の健太郎さんの主な保障内容は、以下のようになっています。死亡・高度障害状態の時、一時金1,795万円、年金120万円が15年間(総額1,800万円)けがや病気で2日以上継続入院の時、日額5,000円、手術の際一時金50万円災害や病気で通院の時、日額3,000円、災害での特定損傷の時5万円がんと診断の時、一時金25万円、入院した時日額5,000円7つの生活習慣病で入院したとき、日額1万円(120日まで)要介護2以上になった時、一時金200万円、年金120万円(終身)では、一家の大黒柱である健太郎さんにもしものことがあった場合、実際どれくらいの死亡保障が必要なのでしょうか。必要な死亡保障額は、「夫死亡後の支出-夫死亡後の収入」で算出することが出来ます。「夫死亡後の支出」は、残された家族の生活資金・子どもの教育資金・子どもの結婚資金・死亡時整理金・その他予備費などを合計したものです。「夫死亡後の収入」は遺族年金・老齢年金・死亡退職金・妻の収入・その他収入(学資保険や養老保険など)・現在の貯蓄の合計です。中田様の家計データをもとに、以下の前提で必要な保障額を算出してみましょう。夫死亡後の主な収入遺族年金:尚子さん38歳時から65歳まで総額約5,200万円(38歳から53歳:年間約176万円、53歳から55歳:年間153万円、55歳以降111万円)老齢基礎年金:尚子さん65歳から87歳まで総額約1,700万円夫死亡後の主な支出生活費:生活費は{現在の月間支出-(住居費+教育費+夫保険料)}×12月+旅行代+車両保険代=年間約290万円 妻・末子(22歳まで)21年間は×7割・妻のみ28年間は×5割で計算すると総額8,350万円教育費:保育園(月3万円)、小学校から高校までは公立、大学は私立文系とすると総額約2,300万円(※その他の収入・支出の前提は文末に記載してあります)計算の結果、中田家の「夫死亡後の収入」は約10,600万円、「夫死亡後の支出」は約13,050万円となり、必要保障額は2,450万円となりました。現在の健太郎さんの死亡保障は総額3,595万円で、必要な保障額よりも大きい保障となっています。その分高い保険料を支払っているともいえます。年金部分はそのままにして、一時金で受け取れる保険金額を減らすなど検討してみてもいいでしょう。また現在の保険は48歳の時に更新となりますが、同じ保障額の場合、年齢が上がるため保険料も上がると考えられます。必要保障額はお子様の成長とともに減っていくため、更新の時には、保障額を減額して見直しをしてください。別の保険を考える場合の見直し例も一つ挙げてみます。必要保障額より少し多めになりますが、500万円分を定期保険で、残りを収入保障保険で補うと考えた場合、41歳・男性では以下のようになります。A社定期保険500万円(10年) : 月額保険料1,910円B社収入保障保険(年金月額10万円・60歳まで・受取総額2,280万円) : 月額保険料3,180円保障総額は2,780万円で、月額保険料A・B社合計5,090円となります。現在支払っている月額保険料8,748円(定期保険と長期生活保障保険の合計)と比べ、大幅に保険料を減らすことが出来ます。次に尚子さんの死亡保障も確認していきましょう。死亡保障に関しては、尚子さんにもしものことが起こった場合は一時金として500万円が支払われます。月保険料が障害特約を付けて1,540円で、60歳時更新ですので、このままお持ちになってはいかがでしょうか。60歳時には下のお子様も大学を卒業する年になっているので、その後は更新の必要はありません。医療保障に関しては、健太郎さんは現在、月6,104円の保険料を支払っておられますが、入院日額を同条件とした場合、七大生活習慣病120日入院、先進医療、がん診断治療給付金が付いて、41歳・男性・終身払いで月保険料2,500円程度というものもあります。医療保障に関しては健太郎さんだけでなく尚子さんも一度見直してみてはいかがでしょうか。ライフステージが変われば必要保障額や保障内容も変わっていきますので、その時々に合った保険を選ぶことが大切となります。(※必要保障額算出の前提)38歳時の女性の平均余命48.78歳(23年度簡易生命表より)より87歳まで生きることとし、49年間分として計算遺族厚生年金額は平均標準報酬額:40万円、平成24年度価格にて算出死亡退職金:500万円とする尚子さんは38歳から60歳まで年100万円で働くこととする(総額2,200万円)その他収入:学資保険約200万円、現在の貯蓄800万円住居費:固定資産税年間20万円、管理費年間10万円とすると総額約1,500万円(ローンは支払う必要がなくなるため計上しない)結婚援助金2人分200万円、死亡時整理金200万円、一時金(リフォーム代・予備費など)500万円とする【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日みなさんの家にある一番長く持っているモノ、使っているモノってなんですか?著者の場合は知らずの内に幼稚園から愛用しているタオルケット。振り返ると私的なエピソードが詰まっていて、いつも心をほっこりさせてくれます。マイナビニュース会員にアンケートしたところ、いろんな品々とともに興味深いエピソードが寄せられたので紹介します。調査期間:2012/10/30~2012/11/4アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■「十数年たった今でも現役で動いているガスファンヒーター。酔ってビールをこぼして壊れかけたけど、次の日また普通に復活していた」(男性/40歳)壊れずにがんばってくれる家電って、つい愛着を持ってしまいますよね。でも故障には十分に気をつけてください!■「もう使っていないケンウッドのCD・MDコンポジットプレイヤー。バイトの初給料で買ったものだから捨てることに踏ん切りがつかない」(男性/33歳)苦労して手に入れたモノほど、簡単には手放せないです。■「捨てるのがもったいなくて乗り続けている自転車。あまりにもボロイので、盗難にもあわなくなった」(28歳/男性)最強の防犯方法、ここにあり。■「小学生から着ているシャツ。その服を着て写った卒業アルバムを友人に見せて『まだ着ているよ』とネタにしている」(女性/26歳)証拠写真を見せられたときの衝撃、量りしれません。■「履くタイミングを逃した、30年前未使用のアディダス・スニーカー。20年前のスニーカーブームのときに3万円の値が付いていたので、軽々しく履けなくなった」(男性/49歳)ということは今の値段は……よし、鑑定団へ持っていきましょう!■「iPod(初代)。イヤホンが片方からしか聞こえないが、パソコンが壊れて新しい機器を使えないためやむなく使い続けている。頼むからこれ以上壊れないで」(男性/29歳)片耳だけしか聞こえなくても、音楽好きにとってはiPodがなくなるのはつらいもの。よくわかります!■「リビングにある頑丈なテーブル。阪神淡路大震災でもびくともしなかったため、『安心テーブル』として使い続けている」(女性/22歳)これからも一家の守り神として一緒にいてほしいですね。■「大学生の時に手に入れて以来、20年くらい大事に使っているファミコン。時々『アイスクライマー』というアクションゲームをやりたくなる」(男性/39歳)ピコピコ少年だった筆者には大きな共感が。ゲームに熱狂していると、ハマっていたあのころにいつでも戻れるのです。■「ずっと壊れない扇風機。小さいころから毎年この前で『あ゛ー』と言い続けている」(女性/25歳)なんでしょう、このノスタルジックな気持ちは……筆者も「あ゛ー」したくなってきました。■「小学生のころから一緒に寝ている犬のぬいぐるみ。中学受験の合格発表で落ちてしまったとき、帰りの車に乗せていたぬいぐるみを抱きしめ号泣」(女性/29歳)悲しいときもうれしいときも、ただ何も言わずそばにいてくれる存在。モノではなく友達なんですよね。まだまだ紹介したくなるモノとエピソードがたくさんありました。みなさんも自分の家にあるモノと重ねて、いろんなエピソードを思い返して楽しんでいただけたら幸いです。すてきな思い出を提供してくれたみなさん、ありがとうございました。(黒木貴啓+プレスラボ)
2012年12月17日オリックス銀行はインターネットを通じて、夫婦間における家計管理に関する意識の違いについて調査を実施した。調査は7月4日・5日の2日間、全国の20歳以上の既婚男女計2,115名(男性961名、女性1,154名)を対象に行った。最初に、夫婦間のプレゼント費用について尋ねたところ、妻の44.3%が夫へのプレゼントは家計の預貯金から捻出していると回答。一方、夫の66.3%は自分の小遣いやへそくりから、妻へのプレゼント費用を出していることが分かった。また、「夫・妻へのプレゼントにお金を費やしますか?」という質問では、年代によってプレゼント代が異なる結果が出た。20代夫の9割近くは妻へのプレゼントにお金をかけているが、60代になると5割程度まで減少している。妻も同様で、年齢を重ねるごとにプレゼント代は減っているようだ。次にプレゼントの金額について調査したところ、プレゼントに費やす金額は夫の方が高いという結果が出た。夫が家計管理している場合、さらにその金額は増えるようだ。夫と妻が共同で家計管理している場合は特にその差が大きく、夫からのプレゼント代が5万8,442円なのに対し、妻からのプレゼントは1万5,275円にとどまった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第17回では、オンライン口座管理サービス『みんなの口座管理』を取り上げます。「みんなの口座管理」は、銀行や証券会社といった複数の金融機関の口座情報などを、インターネット上の1つの画面で確認することができる口座管理サービスです。1つのIDとパスワードのみで、登録している金融機関すべてのサイトへログインすることが可能です。また、金融機関以外にポイントやマイル、公共料金、インターネットショッピングといったサイトも登録することにできます。登録サイト数は、銀行が25社、証券会社が18社、FX会社が14社、クレジットカード会社が18社、ポイントやインターネットショッピングなどの「その他」が31社の合計106社(2012年9月30日現在)。NTTドコモの「My docomo」や楽天市場の「my Rakuten」、確定拠出年金インターネットサービスの「JIS&T」なども登録が行えるようになっており、家計簿代わりに使用することも可能です。それでは、早速使用方法を見ていきましょう。「みんなの口座管理」は、セブン銀行が運営していますが、同行の口座を持っていない人でも無料で利用することができます。まず、新規ユーザー登録ページにて必要情報を入力して仮登録した後、メールによる認証を経て本登録を行います。本登録が終わると、「金融機関の追加」画面にて、使用中の「銀行」「証券」「FX」「クレジットカード」「その他」の情報(口座番号やパスワードなど)を登録します。登録した金融機関の情報は、「資産一覧」ページにて一覧で表示されるようになります。このページでは、それぞれの金融機関情報のほかに、すべての資産の合計概算を示す「資産合計概算(銀行・証券・FX-カード)」や、電子マネー情報を示す「資産合計概算(その他)」などをチェックすることができます。また、ページ上部には「みんなの口座管理」からの通知も表示されるようになっています。もちろん、登録内容の詳細を確認することも可能です。「資産明細」画面では、金融機関の口座残高やカード利用明細といった詳細情報の確認が行えます。このうち、証券やFXの「資産明細」画面では、「時価単価」など登録した金融資産の時価を一括で確認することができるので、非常に便利です。「銀行等の入出金明細一覧」画面では、登録した銀行や証券、FX、その他(電子マネー)の入出金明細をまとめて表示。表示項目は、「日付」「金融機関名」「店名(口座番号)」「取引種別」「引出金額」「預入金額」「取引内容」「備考」の8項目となっています。「証券等の売買履歴一覧」画面では、登録した証券およびFXの売買履歴の一覧をチェックすることができます。表示項目は、「約定日」「受渡日」「金融機関名」「店名」「取引種別」「銘柄名」「数量」「単価」「清算」「金額」「備考」の12項目です。「クレジットカード利用明細一覧」では、登録したクレジットカードの利用履歴を閲覧することが可能です。表示項目は、「利用日」「カード名」「名義人」「支払月」「取引種別」「利用店名」「利用金額」「支払回数」「備考」の10項目となります。いくつかの表示項目に関しては、表示順序を昇順、降順に並び替えることができます。また、登録した金融機関情報を更新したい場合は、各金融機関の「更新」ボタンをクリック、すべての金融機関の情報を最新にしたい時は、「全てを更新」ボタンをクリックすると、情報が更新されるようになっています。なお、それぞれの明細・履歴の表示期間は最大3カ月ですが、サイトによりそれ以下の場合があるので注意して下さい。「オートログイン」機能を使うと、「みんなの口座管理」に登録したログイン情報を使用して、対象の金融機関に自動的にログインすることができます。ただし、オートログインに対応していないサイトについては、「ログイン」ボタンをクリックすると金融機関のログイン画面が表示されるようになっており、そこで各金融機関のログイン情報を入力してログインする必要があります。さて、みなさんの中には、口座情報などの重要情報を登録することについて不安を感じる人もいるかもしれません。しかし、「みんなの口座管理」では万全のセキュリティ対策を講じて、利用者の情報を守っています。登録の際には、SSLによる暗号化通信で個人情報を保護すると同時に、登録した情報は、複数のファイアーウォール(ハッカーからの不正アクセスを防止するための装置)によりガード。さらに、情報を格納するデータベースシステムは、セキュリティの堅牢なデータセンターに置かれ24時間365日監視されているため、安全に利用することができます。複数の金融機関情報をまとめて管理できる「みんなの口座管理」で、わずらわしいパスワード管理から解放されてみませんか? 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日「どうしてこんなのが入っているの?」。友人知人、彼氏彼女のカバンの中から不思議なモノが出てきたことはありませんか。驚いたモノ、そのエピソードについて、マイナビニュース読者の皆さんにアンケートで聞きました。調査期間:2012/7/17~2012/7/24アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■リモコン、フライパン、食パン一斤一番多かったのは、「リモコン」(31歳/男性ほか)で20人(2.0%)。その理由を本人に尋ねた人によると、「携帯電話と間違えて持ってきたそうです」(25歳/女性)、「焦っていて、入れてしまったとのこと」(23歳/女性)と、形が全然違うようにも思うのですが、うっかり間違い?自宅で使うはずのモノを持ち歩く人も多数いるようで、「電話の子機。携帯電話と同様に外でつながると思っていたらしい」(27歳/女性)という勘違い(?)から、「小型掃除機」(29歳/女性)「バススポンジが入っていた」(31歳/女性)「フライパン」(29歳/女性)など、確かに驚きです。「(フライパンがなぜ入っているのか)怖くて聞けなかった」(29歳/女性)という声には、思わずうなずけます。「赤ん坊の猫。鳴かないので心配したけど、寝ているだけだった。あまりに小さいポーチから出てきたのでびっくりしました。ひとり暮らしで、ミルクをあげないといけないから、と、通勤バッグに入れて会社に連れて行っていた。『放っておくと死んでしまいそうだから』と涙目でした」(29歳/女性)「犬。ぬいぐるみのようにおとなしく顔だけ出していました」(40歳/女性)ポーチの中から動物……、予想外です。また、「食べ物」も多く、中でも、「バナナ」(38歳/男性ほか)を挙げた人が7人という結果に。「おやつに持ち歩く」(同上男性)というのが主な理由のようです。ほかに、「味のり」(28歳/女性)、「リンゴ」(25歳/女性)、「食パン一斤」(26歳/女性)、「焼き芋」(26歳/男性)など、多彩な間食がカバンから出てきたとか。「練乳」(29歳/女性)「ウスターソース」(27歳/女性)「焼肉のたれ」(31歳/男性)「お酢の小瓶」(26歳/女性)と、調味料を持ち歩く人もいて、「料理がしつこい味のとき、お酢をかけるとおいしくなるそう」(同上女性)と、当人にとっては理由があるわけです。■リコーダー。小学校からの習慣まだまだ不思議な持ち物は続きます。「孫の手。背中がかゆくなったとき、自分の手ではかけないから」(54歳/男性)「アイスノン。暑いときに首に巻くため」(29歳/女性)「将棋の駒。対戦相手をみつけたら、いつでもできるように」(53歳/男性)「ロウソク。生き残るためには必要だ」(58歳/男性)と、妙に納得してしまう答えの例から、「リコーダー。小学校からの習慣とのことです」(27歳/男性)「入社4年目の彼のカバンには、『面倒だから。特に整理する必要性を感じない』と、入社してから今までのすべての書類が入っている。絶対使わないのに、処分すべきと思う」(22歳/女性)「ダンベル。軽いのが嫌で重みが欲しかったらしい」(30歳/男性)「MacBook Air (アップル社のノートパソコン)とiPhoneとiPadと、それにつける外付けのキーボードとスピーカーまで出てきた。通勤時にいつも持っているとか。そんなに持ってどうするのかと聞くと、『安心するから』という返事。使わないらしいけど。何が安心するのかは謎」(29歳/女性)「水のペットボトルの飲みかけが3本。電車で移動中に飲みたくなったら不安だから!と力説された」(24歳/女性)どうしてどれも飲みかけ?理由を聞いても、なかなか不思議なモノがわんさかです。ひょっとして自分の持ち物も他人から見るとオカシイのでは……?整理しているはずのカバンの中、実は面白グッズにあふれているのかもしれません。(岩田なつき/ユンブル)
2012年09月30日家計管理といえば、「家計簿」をつければよいと考えがち。でも、クレジットカードの利用や株式や投資信託への投資、住宅ローンや教育ローンを組む場合、現金収支を基本としている単式簿記の家計簿で実態をつかむのは難しいのが現状です。こんなときに役に立つのが、複式簿記を活用した「バランスシート(BS、貸借対照表)」と「損益計算書」(PL)。本来は企業の財政状況やその年の経営成績を明らかにするためのツールですが、家計に応用して使うと、大きな買い物をするときや借り入れをするとき、投資体力を測るときなどに役に立ちます。バランスシートと損益計算書は、企業が作成を義務付けられている財務諸表の1つです。期末時点の資産・負債・資本の額はどうなっているのか(バランスシート)、1年間でどれだけ儲けたか、損したか(損益計算書)を把握し、株主や融資先などの利害関係者に報告するために作成する報告書なのです。2つの財務諸表を照らし合わせることで、経営効率や支払能力などを確認することができるようになっています。<図表1>をご覧ください。家計向きにアレンジしたバランスシート(家計バランスシート)は左側に資産(1~4)、右側に負債(5~7)を書き込み、資産から負債を差し引いたのが「正味財産」となります。目指すは正味資産のプラスです。正味資産はあなたが持つすべての資産・負債を清算した時に残るもの。これがマイナスであればあるほど、アクシデントに弱い家計を意味します。地震などの自然災害が起きた時、会社の業績不振などで手取り収入が減ったり、リストラにあったりした時、不況で株式投資で時価が大幅に目減りした時etc…、私たちの周りには自分の力ではコントロールできない出来事があります。そんなときに心の平静を保ちながら、好機が巡ってくるまで暮らしていけるかどうか。それを図る指標の1つとして、家計バランスシートはあります。<家計バランスシートの費目>(1)現金…手持ちの現金(2)金融資産…預金、有価証券、保険の解約返戻金などの時価(3)不動産…土地、建物の時価(4)その他資産…車、絵画、骨董品、ピアノ、宝飾品、敷金、会員権などの時価(5)クレジットカード…未払い残高(6)住宅ローン…未払い残高(元本)(7)その他ローン…無担保ローン、マイカーローン、教育ローン等の未払い残高作成のコツは細かいことを気にしないこと。時価はざっくりとした金額で構いません。それよりも表を早く仕上げることに力を注ぐことが重要です。これらが役に立つのは、家や車の購入のためにローンを組んだり、投資額を増やすなどの決断をする時に、「本当にこれをやって問題ない?」を調べるためのものです。表を作ることが目的ではなく、適切な判断ができる材料づくりとして取り組んでください。マイホームを建てる、車を買う、株や投資信託に投資するなどの場合、単なる支出ではなく、購入したものは資産となります。家計バランスシート上では金融資産などが他の資産に変化した扱いになります。支出にはならないので、家計の損益計算書の「生活費」には計上しません。また、ローンを組んで購入した場合、借入金の元金部分はバランスシート上の「負債」に、利息部分に関してのみ家計の損益計算書上の「生活費」に計上します。ちなみに、クレジットカードの場合は先に消費が行われ、お金の支払いは後になります。購入代金がどこに計上されるかは買ったものが資産かどうかによって違います。口座引き落とし前の元金は家計バランスシート上の(5)に記載してください。リボ払いを利用している場合は未払い残金を書き込みます。あといくら残っているかがわからないときは、カード会社に電話をすれば教えてもらえます。同様に、家計の損益計算書もざっくりと算出します(<図表2>)。1年間の「(8)収入」から「(9)税金・社会保険料」と「(10)生活費」を差し引き、「年間消費損益」を算出すればOKです。投資に向かない家計とは正味財産がマイナスの家計です。借金がなければ生活できない状態というわけですから、まずはそれを改善した上で投資にチャレンジすること。マイナスではないが、プラスの額が少ない場合も同様です。資産の内訳にもよりますが、不動産などの換金に時間がかかる資産が大半を占めている場合は生活防衛資金(不測の事態に備えた預貯金)として生活費の1~2年分を用意するか、時価変動の影響の少ない積立投資から始めましょう。年間消費損益がマイナスになった場合、その理由がなんであるかが重要です。車の買い替えやリフォーム費用など、大きな買い物を行った年のマイナスでそれがなければプラスになるというのであればよいのですが、普通に暮らしている状態でマイナスというのは早急に改善する必要があります。お金の使い方(予算配分や管理方法)を見直したり、収入を増やす工夫をすることが大切です。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第12回では、オンライン家計簿『たまる家計簿』を取り上げます。「たまる家計簿」は、完全無料で、いつでもどこでも手軽に利用することができるオンライン家計簿です。家計簿機能だけでなく、ブログ機能やSNS機能など楽しい機能も充実。三日坊主の人でも飽きることなく続けられるようになっています。また、Yahoo! JAPANをはじめ、mixiやGoogle、はてな、NTT IDなど、各種OpenIDに対応しており、各サイトのユーザーは、会員登録を行わなくても「たまる家計簿」を始めることができます。IDとパスワードを新規に作成する必要がなく、入会の手間も省けるのでとても便利です。使い方は簡単。まず会員登録を行うか、自分が利用しているOpenIDでログインします。会員登録(ログイン)した段階で基本的な初期設定は自動作成されるため、すぐに利用することが可能です。さらに、「パソコンからの入力」「携帯電話・スマートフォンからの入力」「メールを送信して登録」に対応しているのが特徴で、自宅だけでなく買い物したその場で家計簿をつけることができます。家計簿の基本的な入力は「明細」から行います。入力方法は、「毎日の明細入力」「明細入力(まとめて入力)」「レシート入力」の3つ。最初に説明する「毎日の明細入力」は、日付から家計簿をつける機能です。この「毎日の明細入力」ページにて「新しい明細を追加する」をクリックすると、入力画面が表示されます。ここで「金額」や「支出の種類」「支出先」といった項目を1件ずつ入力していきましょう。各項目は、デフォルトでは一般的に使用される費目が登録された状態ですが、もっと細かく管理したい場合やおおまかでいい場合などには、「my費目」ページにて費目の追加・削除が行えます。また、「支出先」項目については、「支出先設定」ページにてよく利用する店舗や会社などを登録することができるので、特定の支出先で無駄遣いをしていないかチェックすることも可能です。1件ずつ入力するのは面倒という人には、「明細入力(まとめて入力)」機能がお勧め。この機能では1ページ当たり10件の収支情報をまとめて入力することが可能です。財布の中にレシートが貯まっているというような人なら、「レシート入力」機能を使えばいいでしょう。これはレシートをそのまま入力する機能で、溜まったレシートを処分して財布の中をすっきりさせることができますよ。「メールを送信して登録」する場合には、明細と一緒に写真を登録する「シャ明細」機能 の利用が可能です。この機能は、旅行や買い物の記念に商品を撮影して家計簿と一緒に保管したり、レシートや領収書を撮影して保管するといった用途に利用できるというもの。登録された写真は会員で共有され、コミュニケーションツールや節約の参考として使うことができます。さて、最近はカードで毎日の買い物を済ませる人も多くなっているようですが、そんな人にうってつけの機能が「カード管理」機能です。クレジットカードを登録すると、自動的にカードの引き落し明細が作成され、その後、引き落し明細を見ながら、実際に送付されてきた引き落し予定と合わせて、実際に引き落とされた明細を「引き落し登録」を行うようになっています。カードは複数枚の登録が可能です。登録情報はグラフ化され、一目でチェックすることができるのも便利。グラフの種類は、「毎月の支出内訳」「毎月の収入内訳」「資産の推移」「支出の推移」などで、パソコンだけでなく携帯電話から見ることもできます。また、「家計簿明細」や「カード明細」などの情報をCSVデータとして出力することも可能です。ところで、皆さんは買い物をする時の特売情報をどこで入手していますか? 「たまる家計簿」では、「価格情報共有サービス」といって、スーパーなどの買い物情報をユーザー同士で共有するサービスを提供しています。店舗情報は携帯電話の位置情報から登録でき、商品金額の入力も簡単に行えます。登録した情報は地図上に表示されると同時に、携帯電話から今いる場所の近くのお得情報も確認できるため、時間が空いた時にいつでも買い物情報をチェックすることが可能です。「節約したい」と思っていても、具体的な目標がなければなかなか実現できないものですよね。そんな時に是非使ってもらいたいのが「目標」機能。期間と目標金額を設定すると、トップ画面に進捗具合が常に表示されるようになります。加えて、一度立てた目標は会員に公開されるため、より意識的に節約に励むことができるようになっています。このほかにも、入力した支出明細をTwitterでつぶやく「つぶやき家計簿」や、コミュニティやメッセージなどのSNS機能、日記、スケジュール管理機能と様々な機能を利用することができます。節約に役立つ機能が満載の「たまる家計簿」なら、無駄遣いが減ってお金が”どんどん”たまるかもしれませんね!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月31日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第9回では、マネー情報の総合サイト、MSNマネーのオンラインサービス『My Money』を取り上げます。「My Money」は、銀行・証券・クレジットカードの残高を一覧できる残高照会サービスや、株価・投資信託・為替などを登録するポートフォリオ管理機能を利用できるオンラインサービスです。料金は無料ですが、一部機能を利用する場合は「Windows Live ID」の登録が必要となります。まずは、主な機能の1つ「残高照会(MoneyLook)」ツールについて見ていきましょう。同ツールは、複数の口座の情報一元管理(アカウント アグリゲーション)を行うサービスです。同ツールを利用することで、ユーザーが持っている銀行やクレジットカード会社、証券会社の口座残高や取引明細など、複数の口座情報をインターネット上で一括表示することができます。これにより、複数サイトのIDやパスワード管理が簡単に行えるようになるほか、登録した口座に自動でログインすることも可能になるという大変便利なツールなのです。対応金融機関およびサービスサイトは、業界トップクラスの700以上。もちろん公共料金の管理もできます。資産や負債の状況を一括管理することも可能です。例えば、複数の銀行口座を持っている場合、現在の収支を正確に把握するのは難しいものですよね。でも同ツールを使うと、収支をグラフ化して一目で確認が行えるようになるのです。また、まとめて管理することで、家計管理に費やす時間を減らすこともできます。さて、読者の皆さんの中には「口座情報を登録するのは心配…」と不安に感じている人もいるかと思いますが、同ツールはセキュリティ面にもしっかり配慮。金融機関のIDやパスワードといったログイン情報を、利用者自身のパソコンに暗号化して保存する方式を採用し、安全に利用することができます。なお、この暗号化し保存する役割を「ログイン管理マネージャー」という専用アプリケーションが果たしており、利用時にあらかじめパソコンにインストールする必要があります。次に、株式や為替などの管理を行う「ポートフォリオ」管理機能について紹介しましょう。同機能を利用すると、株式、為替、外貨、投資信託といった資産をまとめて管理することが可能になります。日本国内だけでなく、世界の株式、投資信託も網羅。通貨に関しては、日本円をはじめ、ユーロやスイスフランなど7種類に対応しています。また、同サイトのポートフォリオ管理機能は口座別に管理が行えるのが特徴。どの口座でどの金融商品を購入したか忘れてしまっても、すぐに確認することが可能です。さらに、登録時に購入日時を入力することで、今までの値動きをチェックすることもできます。使い方は、最初に「Windows Live ID」を登録します。登録後、ポートフォリオページ左上の「取引の追加」ボタンをクリックすると、ポップアップ画面が表示されます。ここで株式などのコード、購入した日付、取引方法、数量などを入力します。なお、株式コードは「株式検索」からワンクリックで追加することもできます。こちらは後で説明します。口座情報は「口座の追加」ボタンから入力します。また、「設定の変更」ボタンからはポートフォリオの合計を計算する項目について設定が行えます。自分が所有していない金融商品の動きもチェックしたいという人には「ウォッチリスト」機能がお勧め。購入を考えている2つ以上の金融商品を並べて、実際の動きを見ながら検討することが可能です。また、ポートフォリオと並べて見ることもできるので、現在所有している資産に追加した際のシミュレーションも行えます。なお、こちらの機能も「Windows Live ID」の登録が必要となります。最後に「株価検索」について説明します。同機能では、世界12カ国の株価や企業情報を検索、閲覧することが可能です。使い方は、検索する株式またはファンド名を入力し、国と銘柄の種類を選択します。銘柄名を完全に入力する必要はなく、一部を入力するだけでも検索が行えます。検索ボタンをクリックすると、結果ページにジャンプし、このページから、「ポートフォリオ」「ウォッチリスト」への追加もできます。このほか「MSNマネー」では、経済ニュースやお金に関するコラム、ユーザーアンケートなど様々な情報を提供。パーソナルファイナンスに役立つ情報を収集することができるようになっています。資産を一括管理できる上、家計管理に費やす時間を節約できるMSNマネーの「My Money」は、まさにインターネット時代の資産管理に適したツールといえるでしょう。皆さんも「My Money」で資産を有効活用してみませんか? 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第8回では、無料オンライン家計簿『@家計簿』を取り上げます。これまで紹介してきたオンライン家計簿には、ブログや健康管理などさまざまな機能が付加されているタイプが多かったですよね。このようなタイプは利用していて確かに楽しいのですが「余分な機能は要らない」と感じることはありませんか? 今回紹介する「@家計簿」は、そんな「家計簿機能だけを利用したい」と考えている人に最適な、家計簿機能に特化したオンライン家計簿となっています。「@家計簿」のコンセプトは「簡単!」&「続けられる!」で、入力方法も非常にシンプル。ログインすると、まず「基本画面(今日の家計簿)」ページが表示されます。初期設定では、「現在の現金資産残高」の欄に、手元にある現金と普通預金口座にある現金の合計額を入力し、「残高調整」のボタンをクリックして、「現金資産残高」の設定を行うようになっています。ただ手元の現金を管理するだけなら、「現金資産残高」のみを設定しておけばいいのですが、金融口座やクレジットカードなどを利用する場合などは、それぞれの項目をあらかじめ設定しておくと使い勝手がよくなります。例えば、定期預金や投資信託、株式などの金融資産を管理する場合は、「金融資産口座管理」機能から行います。初期設定は、「金融資産口座」ページから、現在所有している金融資産の「取引内容」「商品名」などを入力するだけ。取引日付は、家計簿開始日以前であればいつでも構いません。最後に残高調整を行って完了となります。なお、給与振込口座、クレジットカード引き落とし口座・証券会社のMRFといった決済性のある口座については、現金資産として管理するため、口座登録の必要はありません。カードローンや口座貸付など現金の借入残高がある人は、「キャッシュローン管理」機能を利用すればいいでしょう。初期設定は、「キャッシュローン管理」ページにて、「新規借入」として現在の借入項目を入力して行います。日付設定および残高調整の入力は、「金融資産口座管理」と同様です。家のローンや給料など、毎月決まった日に支出・収入がある費目については、「固定入力項目設定」機能を使って、前もって登録しておくと便利です。この機能を利用すれば、登録日になると基本画面に入力項目が自動的に表示され、クリックするだけで入力が行えるようになります。金額が決まっていない費目も、日付と費目名だけでも登録しておけば、当日は金額を入力するだけで済みますよ。毎日の収支は、「基本画面」から行います。入力フォームにて「内容」「費目」「金額」「メモ」を登録すると、ページ下段に当日入力した項目と当月の収支、および現金資産残高が表示されます。また、消費税の「自動計上機能」を利用すると、レシートからの入力も簡単に行うことができます。もちろん携帯電話にも対応。i-modeおよびJ-skyからの利用が可能で、買い物したその場で入力することができます(入力機能のみ使用可能)。買い物の際にクレジットカードを利用した時は、入力フォームのカード利用欄にチェックを入れて記帳します。返済内容の入力方法を説明すると、「クレジットカード管理」ページを開いて、日付を確認。その後、全額返済の場合は「全額支払い」欄にチェックを入れる、また、分割払いの場合は「支払い金額指定」欄に今回支払う金額を入力して設定します。きっちりと予算管理を行いたい人は、「今月の予算と実績」ページで月ごとの予算を設定しておくことをお勧めします。予算設定は、「予算」欄に費目別の予算金額を入力し、一番下の欄で予算を設定する年月を選択して、「予算として登録」ボタンをクリックして入力します。予算と実績の差額も現時点のものが表示されるので、当月の残り予算を一目で確認することも可能です。また、「今月の予算と実績」ページは「家計診断システム」と連動しており、家計簿上から直接家計診断を受けることもできます。家計診断では、支出グラフと家計の健全度に関するアドバイスが表示されます。ところで皆さんは、家計簿をつけていて残高が合わなくなった経験はありませんか? 「@家計簿」では、どうしても残高が合わない場合、「現在の現金資産残高」欄を書き換えて帳尻を合わすことが可能です。簡単に修正できるので、めんどくさがりの人にも向いている機能だと思いますよ。余分な機能を省いた「@家計簿」は、初心者でも簡単に使うことができるオンライン家計簿です。これまで家計簿をつけた経験が無い人も今日から始めてみませんか?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第6回では、銀行口座などとの連携機能を備えたクラウド型のネット家計簿サービス『OCN家計簿』を取り上げます。「OCN家計簿」は、銀行やクレジットカード会社、ネット通販会社などがインターネット上で提供する明細情報を自動的に取り込んで、家計簿化することができるネット家計簿サービスです。OCN会員はもちろん、会員以外でも無料で利用することが可能で、提携するコンテンツパートナー会社は、みずほ銀行やJCBカードなど約140社に上ります。利用する際は、OCN会員の場合は「OCN ID」とパスワードの登録が必須となり、それ以外の場合は新規登録を行う必要があります。登録が終わると、まず「口座情報選択」画面が表示されます。ここでは、家計簿に登録したい銀行やクレジットカード会社などのコンテンツサイト(連携先)を、検索窓を使って検索するか、「カテゴリから選ぶ」の中から選択しましょう。次の画面では、さきほど選んだコンテンツサイトにログインするための「ID」「パスワード」、「表示させたい情報」などを登録します。もしかすると、セキュリティ面で不安に感じる人もいるかもしれませんが、FISC安全対策基準に基づいた管理、暗号化などにより保護されているとのことです。登録が終わると、各コンテンツサイトの入出金情報が自動的に取り込まれ、家計簿データとして表示されます。なお、コンテンツサイトから自動取得できないデータは、自分で入力することが可能です。また、登録したコンテンツサイトへは、「OCN家計簿」サイトからオートログインも行えるようになっています(一部不可のサイトあり)。近年、携帯料金など様々な料金をクレジットカードで支払う人が増えていますよね。確かにクレジットカードでの支払いは便利ですが、”いつ・何に・どれくらい”お金を使ったか忘れてしまうことはありませんか? かといって明細をチェックするには、クレジットカード会社のサイトにアクセスして、いちいち確認しなければいけません。これがなかなか面倒なんですよね。その上、クレジットカードを複数枚利用している場合は、各社のサイトを巡回しなければならないため、尚更手間が掛かります。でも「OCN家計簿」なら、そんな面倒なことをしなくても、各クレジットカード会社明細を、一覧画面に表示することができるのです。これはかなりポイントが高い! カード払いが多い人ほど、そのメリットが実感できると思いますよ。ただ、この連携機能には一点注意が必要となります。それは、クレジットカードと銀行口座の連携を同時に行った場合、両方のデータを取得するため、二重引き落としされているように見えるのです。これを修正するには、銀行の引き落としがあった時点で、該当する銀行引き落としの項目を集計対象外にする必要があります。修正方法は、ホームである家計簿リストの左側にある「○」マークをクリックして「-」に変えるだけ。それだけで正しい支出の値になります。日々の入出金、財布からの支出などについては、家計簿リストの「家計簿入力ボタン」もしくは「カレンダー」の各日付にある「+」をクリックすると、データの入力が行えます。ざっくりした家計簿でいい人は、連携機能を利用するだけでいいと思いますが、節約を目指す人なら、やはり費目を入力して支出をしっかり管理していきたいですね。また、各証券会社とも連携しており、サイト内で資産管理を行うことも可能です。登録した証券口座などの資産や負債を自動で一覧表にして表示する機能や、年度ごとの推移を確認する機能が利用できます。さらに、家計簿アプリ「Zaim」を使用すると、買い物したその場で家計簿をつけることができるようになります。同アプリは、単独で利用することも可能ですが、「OCN家計簿」と連携すれば、家に帰ってからパソコンを開くことなく、どこからでもデータの入力が行えるようになります。もちろん料金は無料。対応機種は、iPhoneおよびAndroidとなっています。このほかにも、家計のムダを把握する機能など、節約に役立つさまざまな機能が用意されています。例えば、「支払内訳」画面では、その月の支出情報がグラフ化され、一目で確認できるほか、「明細集計」画面では、「ATM手数料」「引落(利用会社別)」など同じ明細をまとめて表示し、何にどれ位お金を使っているのか知ることが可能です。また、支出全体や各費目の目標金額を決めると、「目標達成状況」画面にてチェックが行えるようになります。そして、2012年3月からは電子マネー「モバイルSuica」(トライアル版)「WAON」に対応。ますます便利になっています。家計簿の作成・管理を自動で行う「OCN家計簿」は、子育てや仕事で忙しい人に使ってもらいたいサービスです。この機会に是非試してみてはいかがでしょうか!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日ネットで使える資金管理ツールをご紹介する連載コラム「上手に活用して”快適”マネーライフ! 『お金の管理』便利ツール」。第4回では、家計簿を中心とした無料ポータルサイト「その日暮らし」を取り上げます。家計簿をつける場合、一番面倒な作業といえばレシート管理ですよね。これが面倒で家計簿が続かないという人も多いのではないでしょうか? しかし、今回紹介する「その日暮らし」は、一般的な家計簿のようにレシート入力を行うのではなく、毎日の入力を省くことにポイントを置いた家計簿となっています。ユーザーは、事前に登録した固定費を元に、現在の残金を入力するだけで、必要経費を差し引いた自由に使えるお金(ゆとり)を確認することができるのです。もっと具体的に見ていきましょう。通常の家計簿ではお金を使った後に記入しますよね。しかし、『その日暮らし』では発想を逆転させて、「使ったお金=過去の管理」ではなく、これから先に使う「使用予定」の部分を管理するのです。例えば、現在の食費を1日1,000円までと設定した場合、入力内容を項目名「食費」、金額「1,000円」、清算日時「日毎」と登録します。そうすると、システムが今月必要な食費を自動的に計算した上で、現在の残高から差し引いた金額を”ゆとり”として表示します。仮に残高が4万円、次の給料日までの日数が7日だとすると、この先必要な食費は「1,000円×7日=7,000円」となり、残高の4万円からこの金額を差し引いた3万3,000円が、次の給料日までに自由に使える”ゆとり”となるのです。”ゆとり”が一目で分かる。これはかなり使えます。また、普段このような計算を自分でやる場合、面倒な上、間違えたりしますよね。その点、『その日暮らし』では全てシステムが自動で計算してくれるので、計算ミスもなく、出た数字を確認するだけで済みます。では、登録方法を説明しましょう。まず初期セットアップ項目の入力を行います。大まかな項目は、給与や年金などの「収入項目」、家賃や光熱費などの「支出項目」の2つ。これらの項目は後から追加することが可能です(最大50件まで)。初期セットアップ項目を入力した後は、現在の残高を入力します。これが一番基本的で重要なポイント。なぜなら、残高を入力しなければ現在使える正確な”ゆとり”が分からないからです。その後も、ログインする度に残高の更新を行っていきます。その次に項目の詳細を設定します。設定内容は、「タイプ」「項目名」「金額」「清算先」「清算日時」「状態」の6つ。このうち「タイプ」では、収入項目と支出項目のどちらかの設定を行います。「項目名」については、できる限り細かく入力することをお勧めします。携帯、新聞、書籍、美容室、医療費など、分かる範囲の1カ月の必要経費を事前に入力しておきましょう。「清算先」は「現金財布」「口座1・2・3」の4つから選択でき、「清算日時」では時間まで細かく設定することが可能です。「状態」は、清算日の現状を確定・不確定要素の2つから選ぶようになっており、不確定要素は一覧中、「内不確定収入/支出分」として計算され、項目名称が緑色で表示されます。金額設定に関しては、実際より少し多めに設定すればいいと思います。そうすれば、赤字になる心配もありません。前述のように「1日の食費は1,000円」に設定して700円で済んだ場合、余った金額300円は”ゆとり”に加算されていきます。この差額は単純に臨時収入となるので、なんとなく得した気分になるかも知れませんね。反対に、いつもより低めに設定して、その金額を目標にすることもできます。常に必要経費を把握することで節約意識が生まれるため、無駄遣いを抑えることができるのではないでしょうか。入力したデータについては、後から変更することが可能です。また、「翌月へコピー」機能を使用すると、実行月の項目データを複製して翌月に再利用することができるので、毎月の入力作業を大幅に減らすことができます。なお、新しい月に項目を追加する場合は、まず「空データ作成」を行う必要があります。利用開始直後は新規登録時の「初期セットアップ項目」により、当月分は自動生成されていますが、それ以降の月に項目を追加(修正)する場合は、先に「空データ作成」を行わなければいけません。ただし、事前に「翌月へコピー」機能を行っている場合は、この作業を行う必要はなくなります。また、入力したデータは、複数の月データを1つにまとめた「ノート」という単位で管理されます。ノートは3つまで作成することが可能となっており、「マイ家計簿」「サークル運営費」といったように、目的に応じた使い分けが行えます。もちろん、携帯からも利用することもできます。マルチキャリア対応(i-mode/EZweb/Vodafone対応、一部au機など未対応)なので、外出先でも家計簿をつけられますよ。レシート入力の必要がなく、残高を入力するだけでリアルタイムな”ゆとり”が把握できる『その日暮らし』。みなさんも『その日暮らし』で財布をしっかり管理して、節約生活を始めてみませんか?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日