近くのクリニックで無痛分娩を予定していた私。出産予定日の1週間前に夫が新型コロナウイルスに感染してしまい、クリニックから遠い県外の実家に避難することもできず、隔離生活をすることに。その後、夫の隔離解除の日の夜中に破水し、病院に行ったところ、私も新型コロナ陽性になっていました。 どうしよう…破水の2日前に鼻詰まりで病院に行ったときは、新型コロナとインフルエンザの検査をしてもらい、陰性でほっとしていましたが「新型コロナ陽性だとクリニックでは出産できず、大学病院に転院」と言われ、クリニックで探してもらい、大学病院に行くことに。 しかし、そこでは無痛分娩ができないため、緊急帝王切開をすることになりました。予想外の出来事に心が追いつかなかったのですが、赤ちゃんの安全を第1に考え、緊急帝王切開をしました。ただ私が新型コロナウイルス感染症だったので、赤ちゃんの生まれた声しか聞けず、顔も見れずに10日。毎日泣いて過ごしました。隔離中、やさしい看護師さんや、助産師さんが赤ちゃんの様子を教えてくれたり、私のスマホに写真や動画を撮ってきてくださったり、会えない分、寄り添ってくれました。10日後赤ちゃんに会えたとき、涙が止まらなかったです。大学病院の方に感謝の気持ちでいっぱいです。(女性/40代/会社員) 作画/加藤みちか 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月29日先日、第2子となる女の子を出産しました。意気込みはどこへ?先日、第2子となる女の子を出産しました。 第1子・第2子共に自然分娩。 前回は夫に腰を押してもらって陣痛を乗り切ったという経験を踏まえ、今回も立ち合い出産を選択しました。「一緒に戦いたい!」と夫は意気込み十分。 さて当日。破水したので私は先に入院しました。暫くして陣痛が始まった私は、事前に勉強した陣痛中の過ごし方を実践。すると、子宮口9cmまで喋ったり笑ったりできるという驚きの結果に! 呼び出された夫もびっくり。 流石に子宮口全開大になると痛みでつらくなってきたのですが、ここで夫の様子にも異変が。 「具合が悪くなってきたので休んできてもいいですか……」と分娩室から退室、今度は私がびっくり! 結局、夫は生まれる数秒前に助産師さんに呼ばれ、なんとか誕生の瞬間には立ち会えたようです。 「なんの役にも立たず逆に迷惑をかけた。情けない」と夫はへこんでいましたが、娘が大きくなったら笑い話として伝えたいと思います。 ◇◇◇ 助産師さん曰く、自然経過で子宮口9cmまで痛みがなく、余裕があると言うことは珍しいようです。陣痛の痛みを和らげるのには、一般的に、呼吸法・リラックス法・ツボ押しなどをすると良いと言われています。実はベビーカレンダー編集部の私も同じく子宮口ほぼ全開大まで会話ができていました。余裕かと思っていたのですが、その後、出血が止まらなくなり大変でした。出産は本当に人それぞれ、何が起こるかわからないですね。 監修/助産師 松田玲子作画/いずのすずみ著者:清水玲奈20代、0歳の女の子と3歳の男の子の母。趣味は片付け。
2024年03月09日私と夫は、いわゆる“カラダの相性”も良いほうで、出産前は「自分たちはセックスレスとは無縁なんじゃないか?」とさえ考えていました。しかし、帝王切開による出産を終え生活も落ち着いたころ、夫との会話の中で性行為についての話題になりましたが、私は気が進まず……。というよりも、「帝王切開によって感覚が変わったのではないか?」という不安が恐怖となって、なかなか一歩が踏み出せずにいるのです……。長い付き合いの中でも飽きない性行為私と夫は学生時代に出会い、交際期間は10年以上。その間、性行為については悩みやマンネリなどはなく過ごしていました。性行為をすればピロートークで感想を言い合い、してほしいこと、チャレンジしてみたいことなどを真面目に話し合うほど。 長く交際しているとマンネリ化してセックスレスに悩むカップルや夫婦もいるようですが、私たち夫婦はそうしたことには縁はなさそうだなと、出産前は考えていました。 産後の体調は問題なし…だけど疑問が!帝王切開から数カ月が経過し、現在は日常生活に影響する痛みなどはありません。しかし、手術の影響なのか、傷口の感覚があまりない状態が続いているので、性行為をするときどうなのだろうかと疑問を抱いていました。 そしてあるとき、近所に住むママ友と夫婦生活の話になり、ママ友が「自然分娩で産後に1〜2回ほど性行為をしたけど、産前と感覚が大きく変わっていてとても驚いた」と話していたのです。 変化した性行為への気持ちどのように変わったのか詳しく聞くと、産前より快感が得られなくなっていたようで、それ以降は性行為をせずにいるそうです。 もし、私も感じなくなっていたら? むしろ不快感が出てきたら? こうした不安から、私は夫との性行為に臨むことができなくなりました。一度、性行為をすることで答え合わせができますが、それも怖くて勇気が出ないままです。 もともと、夫は子どもを2人以上希望しているため、その希望を叶えるなら答え合わせをしなければなりません。幸いなことに、性行為への私の心境を話すと、夫は理解を示してくれました。しばらく我慢してくれている夫のためにも、勇気を出して性行為をしてみようと思いますが、それはまだ先になりそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:たなか かな
2024年03月08日皆さんは、義家族の言動にうんざりした経験はありますか? 今回は「兄夫婦の家に里帰り出産する義妹」にまつわる物語とその感想を紹介します。里帰り出産をしたい義妹臨月前の義妹から「里帰り出産するから迎えに来て」と言われ、困惑した主人公。話を聞くと、義妹は主人公夫婦の家で里帰り出産をすると言います。勝手に話を進める義妹に、主人公は「無理」と拒否。夫にも相談し、夫からも断ってもらったのでした。ところが1ヶ月後、義妹から「明日の昼ごろ迎えにきてくれる?」と予想外のメッセージが届きます。まったく話を聞いていない義妹に愕然として、主人公は再び拒否します。すると義妹は「じゃあ私はどうすればいいの?」と言い出して…。なんとかしてと言われ…出典:Youtube「スカッとドラマ」わがまますぎる義妹を「知らないよ。どうしようもできない」と突き放した主人公。すると義妹は「迎えに来てくれないなら1人で行って玄関の前で泣きわめく」と主人公を脅したのでした。読者の感想主人公の了承を得ていないのに里帰り出産をしようとするなんて、自分勝手な義妹ですね。断ると脅してきて、あまりにも身勝手な態度にうんざりしました。(20代/女性)義妹はなぜ、兄夫婦である主人公の家に里帰り出産をしようと思ったのか不思議です…。主人公からも夫からも断りの連絡をしているのにもかかわらず、迎えに来てと当たり前に言う義妹には呆れました。(30代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年02月29日■前回のあらすじ病院に到着してわずか15分で次女が誕生。次女の出産は陣痛の痛さに耐える時間は約15分ほどで短かったですが、その痛さは長女の出産時をはるかに上回る激痛でした。こんにちは、宝あり子です。■出産後、放心状態に…あまりの激痛だったので出産しても生まれた次女に会えた喜びをすぐに感じることができず、しばらく放心状態でした。のちに乳がんで全摘手術を経験しますが、術後の痛みも「次女の出産時の痛みに比べればこのくらいの痛みなら全然耐えられる!」と思うくらい次女の出産は激痛でした(個人差があります)。そして、助産師さんからは、「病院到着してから15分での出産は私が担当した中では1位だよ!」と言われました。今までは病院到着から20分での出産が1位だったそうです。あまりの急展開でもっと病院到着から出産まで長かったような気がしましたが、まさか15分とは驚きでした。また、あまりの急展開で先生は出産に間に合わず、出産後に先生がやってきました。先生がいなかったため会陰切開は行われず、残念ながら会陰は裂けてしまっていました。ということで裂けてしまった会陰を先生が縫ってくれました。縫合はそれなりに痛かったのですが、それ以上に痛かったのが…。後陣痛でした。■激痛だった後陣痛後陣痛は出産直前の陣痛の痛みと同じくらい痛くて、出産したのにまだ陣痛が続いているような感じでした。実はおなかの中にもうひとりいて、まだ陣痛が続いているのかと思うくらいでした。看護師さんいわく、後陣痛は初産婦より経産婦の方が痛いケースが多いそうです。特に私はお産の進みが急激だったため、その反動で後陣痛がかなり強く起こっていたようです。後陣痛は痛み止めを飲んでも治まらず、結局、3日間ほど痛みに耐えることになりました…。 ■立ち合い出産をしたパパの役割長女の出産時は、私が陣痛に耐え、意識がもうろうとして苦しんでいた間、ずっと横でスマホをいじり続け、さらに食事に出かけるなど自由気ままに過ごして、私の一生の恨みを買った主人は今回…。と、準備をしていました。しかし、スピード出産でテニスボールもペットボトルで飲み物を飲む暇もありませんでした。今回、出番なしかと思われましたが…。後陣痛のあまりの痛さに何かにしがみつきたかったので、日ごろの恨みも込めて腕を力いっぱい握ってやりました(笑)。※この体験記に記載された症状は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明するものではありません。
2024年02月28日初めての出産のときのこと。出産予定日を過ぎても出てくる気配のない長男。医師がエコーでおなかを診たところ……。 予定日を過ぎても生まれず…長男を出産したときのこと。出産予定日から数日経っても生まれてくる気配がありません。そんな矢先、おなかの中で逆子に……。 帝王切開の可能性を考えておこうと先生からお話がありました。その後も出てくる気配はなく、逆子は戻らず。帝王切開をする日を決めました。手術前日、手続きを済ませて入院。病室で長男にいろいろ話しかけ、当日を迎えました。 手術前、少し怖い気持ちもありましたが、覚悟はできていました。お昼になり、「頑張ろうね」とおなかの長男に話しかけて手術室へ。先生が「よーし頑張ろう、最後に超音波ね」と言い、私のおなかをエコーで診察。すると先生は少し黙り、そして「切りません!」と断言しました。なんと息子が頭位に戻ろうと動いていたそうです。 その数時間後、通常分娩で元気な赤ちゃんを出産しました。本当にびっくりしてしまい、妊娠・出産は神秘だなと心から思いました。 ◇ ◇ ◇ 逆子の帝王切開では、手術前に赤ちゃんが動いて頭を下にすることが時々あるようです。生まれるまでは不安や緊張を感じるママが多いと思いますが、赤ちゃんの産声が聞こえると安心しますよね。赤ちゃんのご誕生、おめでとうございます! 監修/助産師 松田玲子作画/しおん著者:匿名希望ママ
2024年02月23日皆さんは、義家族関係の悩みはありますか? 今回は「義母の暴言に対抗してくれた助産師さん」にまつわる物語とその感想を紹介します。イラスト:エトラちゃんは見た!娘を出産第一子である娘を出産したばかりの主人公。ある日、入院している病院に義母がやってきました。出産前から「男の子を産め」と要求していた義母は、娘の姿を見て怒りだして…。義母のひどい言葉出典:エトラちゃんは見た!「女なんて使えない」とひどい言葉を浴びせる義母。その声に驚いた娘は泣き出してしまいました。するとそこへやってきた助産師が「お姑さん、かわいそうに…」と切り出します。そして「女だからいらないって言われて育ったんですか」と義母に同情したのです。助産師に哀れみの目を向けられた義母は顔を真っ赤にして部屋を出ていきました。助産師の言葉に励まされて「これからは強い気持ちで過ごそう」と決意する主人公なのでした。読者の感想性別にかかわらず、産まれてきた赤ちゃんはみんなかわいくて尊い存在だと思います。義母を黙らせた助産師さんの言葉にスカッとしました。(30代/女性)性別で子どものことも主人公のこともひどく言う義母にとても腹が立ちました。助産師さんの切り返しに、言葉を返せなかった義母を見て図星だったのだなと感じます。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年01月07日2人目の子を出産したときの話です。私はこれが最後の出産になるからと、バス・トイレ付きの個室がある産院を選びました。逆子が直らず予定帝王切開だったため、入院は1週間。赤ちゃんとの優雅な産院生活を送るつもりだったのですが……。2度目でも産後は大変…産後は赤ちゃんのケアに追われる毎日でした。帝王切開の痛みは徐々に軽くなるものの、ベッドから起き上がるのもひと苦労。 ほとんど人と会わない個室ということもあり、空き時間はシャワーもせずにただ横になっていました。 シャワーなしで1週間経過体を動かせるようになってからも、全然眠ってくれない赤ちゃんを夜通し抱っこする日が続き、常に寝不足状態。赤ちゃんが眠った隙を見て、私もばたっとベッドに倒れていました。 そんなふうに過ごしているうちに、結局1回もシャワーを浴びずに退院日を迎えたのです。バス・トイレ付きの部屋だったにもかかわらず! しかし、このことは誰に知られるわけでもありません。「もう帰るんだし、いっか」とのんきに構えていました。 退院前の内診で大慌て!退院当日は診察がありました。診察といっても切開した傷口を診られるだけかと思っていたら、大誤算。子宮の収縮度合いを確認する内診もあったのです。 「子宮もですか!?」。私はとっさに声が出ました。入院中1回もシャワーをせず、悪露まみれでひどい悪臭を放つアソコをお披露目しなくてはいけません。 慌てる私に看護師さんは心配そうな顔。私は平静を装って内診台に座り、もしかしたら運良く担当医師の鼻が詰まっているかもしれないという、少ない可能性を信じました。そして内診は問題なく終わり、医師と看護師さんに笑顔で見送られながら、私はそそくさと部屋に戻ったのです。 産後は体を動かすのが難しく、赤ちゃんのお世話をしながら隙を見て仮眠をとる生活。シャワーを浴びる気力が湧かないまま退院日を迎え、退院前検査で冷や汗をかいてしまいました。助産師さんいわく、産後に不衛生な状態が続くと創部や子宮内で感染の恐れがあるとのこと。助産師さんに相談すれば清拭などをしてくださるようです。今になってみれば、シャワーを浴びるのがしんどいということを助産師さんに伝えたらよかったなと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:原 かすみ
2023年12月21日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。助産師さんがまさかの知り合いで、少しだけ緊張がほぐれた雛田さん。 術後に備え、ベッドの周りを整理整頓し、ついに手術着にお着換え。11時を過ぎたころにエコー検査をして点滴を打ちます。 あと2時間後におなかの子に対面できると思うと、待ち遠しい気持ちでいっぱいになりました。手術を待っていると、雛田さんの両親がやってきて……。 「そんなに緊張しなくても…」妊婦より心配そうなのは? 手術室に移動する前に10分ほど両親と対面すると、雛田さんよりも父親のほうが緊張した様子。 帝王切開が決まってからの数週間は「おなかを切られるのが怖い」と思っていましたが、当日は恐怖心を感じることもなくあっという間に予定時刻に。 手術室まで歩いて行くことに驚きつつ、ついにベッドに横になります。「手術着はいつ脱ぐの? 下半身の毛は剃らないの?」など疑問が頭によぎっているうちに、サッと手術着が取り除かれハダカに! 「配慮がすごい!」と感動し、いよいよ手術がスタートするのでした。 出産前に家族の顔を見るとホッとしますよね。家族の温かいサポートはママの力になります。もうすぐ赤ちゃんに会えると思うと、とってもワクワクしますね。雛田さんと赤ちゃんの無事を祈るばかりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月06日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。「体は元気なのに、入院してるなんて不思議な気分」と思うほど、体調に問題はありません。暇ではあるのものの、検査や巡回で看護師さんや助産師さんが来るため、落ち着きません。 「おなかを切るのが怖い!」という思いと「明日の今頃には子どもが生まれているのか」とワクワクした気持ちが交互に押し寄せてくるのでした。 出産当日、朝の巡回に助産師さんがやってきました。すると、「あゆこ先輩!?」と声をかけられ……。 「先輩!?」声をかけてきたのは? ※トランスデューサーについて実際は直接肌にトランスデューサーを装着する。(服の上にベルトはしない) ※胎内音(誤)→胎児心音(正) 助産師さんから「あゆこ先輩!?」と下の名前を呼ばれてびっくり! 小学校から高校まで一緒だった後輩のQちゃんでした。「何かあったら遠慮なく声をかけてくださいね」と頼もしい言葉を聞いて、安心した雛田さん。 術後に備え、ベッドの周りを整理整頓し、ついに手術着にお着換え。11時を過ぎたころにエコー検査をして点滴を打ちます。なかなか点滴の針が入らず、看護師さんが苦戦していましたが、緊張のあまり痛みを感じにくくなっていた雛田さん。 あと2時間後におなかの子に対面できると思うと、待ち遠しい気持ちでいっぱいになりました。 点滴の痛みを感じにくくなるほど、緊張していた雛田さん。おなかを切ることや術後の痛み、傷跡など不安に感じる妊婦さんも多いかもしれません。医師や助産師さんに相談したり、家族に支えてもらったり、リラックスした気持ちで出産に挑みたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※NSTノンストレステストの略で、胎児心拍数モニタリングと言われる検査の1つ。お母さんやおなかの中の赤ちゃんに負荷をかけることなく、赤ちゃんの状態やおなかの張り有無を診断できます。NSTは「異常とは言えない」、「異常がある」で評価します。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月05日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。手術や施設の説明が一通り終わり、病室に戻った雛田さん。 用意されていた昼食を平らげた後、手術後は買い出しに行けなくなると思い、水やお菓子などを買い足し、出産に備えるのでした。 「明日にはわが子に会える!」でも不安 「体は元気なのに、入院しているなんて不思議な気分」と思うほど、体調に問題はありません。暇ではあるのものの、検査や巡回で看護師さんや助産師さんが来るため、落ち着きません。 当日に手術を立ち会ってくれる助産師さんと話し、帝王切開も仕方ないと思えてきましたが、ふとしたときに「明日、おなかを切るのが怖い!」という気持ちが再燃。また、「明日の今頃には子どもが生まれているのか」とワクワクした気持ちになり、いろいろな感情が押し寄せてくるのでした。 いよいよ、出産が近づいてきました。手術は不安ですが、かわいいおなかの子にやっと会えると思うと、頑張れそうですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※NSTノンストレステストの略で、胎児心拍数モニタリングと言われる検査の1つ。お母さんやおなかの中の赤ちゃんに負荷をかけることなく、赤ちゃんの状態やおなかの張り有無を診断できます。NSTは「異常とは言えない」、「異常がある」で評価します。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月04日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。里帰り先の病院を受診した雛田さん。バースプランを書き、病院へ提出しますが「無理ですね」とバッサリ。 逆子を直すために体操(※)を試しましたが、直る気配がありません。 病院で帝王切開について説明を受け、予定日より早く子どもに会えるうれしさと手術への恐怖が交互にやってきて……。 おなかを切るってどんな感覚? ※(誤)限度額認定証→(正)限度額適用認定証 結局、逆子が直らず帝王切開が決定。予定通り、手術の前日に入院し、同意書にサインをしていきます。 執刀医から切り方の説明を受けて、横切りを選択。陣痛が起きたときは、緊急帝王切開になると言われ少しドキッとします。しかし、医師の「不安を解消するための説明時間なので、なんでも言ってください」という心強い言葉のおかけで、ホッとしました。 「おなかを縫われる感覚が怖いのから、全身麻酔にしてほしい!」と思う雛田さんでしが、下半身の麻酔のみ。恐怖心がぬぐえないんか、母に「遠慮しがちだから、何かあったらすぐに言うのよ」と言われるのでした。 帝王切開に「痛そう」「怖そう」「ラクそう」と、さまざまなイメージを持っている方がいるのではないでしょうか? 経腟分娩といろいろと異なりますが、ママと赤ちゃんは頑張っています。周囲の人は全力でサポートしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※逆子体操について近年は無理な姿勢によるデメリットも指摘されているため、逆子体操は推奨されていません。 おなかが張る可能性があるので切迫早産と診断された場合や、医師から許可が出ていない場合は控えましょう。また、体操したからといって、絶対に治る可能性はありません。赤ちゃんはママのおなかの中でグルグルと動いています。そのため、妊娠中期までは頭の位置は変わりやすいですが、妊娠後期になっても逆子のままの人も一定数います。 ※帝王切開の切り方についておなかの切り方は、おへその下を垂直に切る「縦切開」、水平に切る「横切開」の2種類があります。素早く取り出してあげないといけない場合は「縦切開」、下着や水着になったときに傷跡が見えにくいのは「横切開」だと言われています。医師の意向や産院の方針などもあるので、担当医師への相談をおすすめします。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月02日里帰り出産の前に健診へ行くと、逆子であることが判明しました。帝王切開に恐怖感があったものの、医師からの説明を受けて帝王切開を決断! 出産前の医師の説明や入院当日、出産、産後までリアルなレポートをお届けします。 帝王切開が怖い ※選択的帝王切開の時期は39週以降が望ましく、週数が正確であれば38週も妥当とされている。 ※病院によっては手術が可能な曜日や時間帯が決まっており、その中から選択できる病院もあります。手術室の確保はもちろん、万全の体制で妊婦さんと赤ちゃんをサポートするために、医師、助産師、看護師などスタッフを確保することが必要です。そのため、手術日が限られていることがあります。 里帰り先の病院を受診した雛田さん。バースプランを書き、病院へ提出しますが「無理ですね」とバッサリ。 逆子を直すために体操(※)を試しましたが、直る気配がありません。病院で帝王切開について説明を受け、予定日より早く子どもに会えるうれしさと手術への恐怖が交互にやってくるのでした。 初めての出産に加えて、逆子で帝王切開となると不安になってしまいますよね。医師や助産師など、信頼できる人に相談して、リラックスした気持ちで出産当日を迎えたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※逆子体操について近年は無理な姿勢によるデメリットも指摘されているため、逆子体操は推奨されていません。 おなかが張る可能性があるので切迫早産と診断された場合や、医師から許可が出ていない場合は控えましょう。また、体操したからといって、絶対に治る可能性はありません。赤ちゃんはママのおなかの中でグルグルと動いています。そのため、妊娠中期までは頭の位置は変わりやすいですが、妊娠後期になっても逆子のままの人も一定数います。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター ひぃちゃん
2023年12月01日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。前回の話に引き続き、出産を控えている女性のエピソードを紹介します。出産予定日の2週間前に、休みを取ってくれた夫ですが…。夫は家事をせずに、毎日ダラダラとした生活を送っていました。ある日、夫は飲み会に行こうとしていたのです。出産予定日が近いのに…夫が逆ギレ!?妻の話を聞かず…朝帰りをした夫喧嘩が増えて…出産予定日の1週間前に、飲み会へ行ってしまった夫。主人公が飲み会をとめましたが、朝帰りをしてきた夫と喧嘩する事態に…。妻への気遣いを忘れず、出産に向けた準備をしていきたいですね。作画:正行原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年10月20日私は43歳で出産。主人は会社の管理職に就いているため、毎日忙しい日々を過ごしていました。出産前は3カ月の管理入院をし、苦労の末にかわいい娘と出会うことができました。しかし、なかなか体力や体調が回復しませんでした。毎日調子が悪いことで友人から「更年期かもよ」と言われ……。体調をごまかす毎日43歳という年齢で出産した私はいわゆる高齢出産、高齢育児です。加えて主人は仕事に忙しく、ワンオペ育児の日々……。誰かに頼ることもゆっくり休むこともできませんでした。当たり前ですが、休まなければ体調は回復しないので、体調はずっとイマイチなまま。それをなんとかごまかして生活していました。イライラが娘に向いてしまい…私は妊活時、子宮筋腫の手術が必要な状態にありました。そのとき癒着がひどく、手術後もまた筋腫がいくつもできてしまいました。やっとの思いで妊娠しても、頸管長を測るのに子宮の形がいびつになっていたり、MRI検査をしても子宮口がわからないという状態。結果的には開腹し、そのときの状態を見てから子宮を摘出するかどうか決めることになりました。そのため私は子宮を全摘出し、すでに生理が来ない状態です。どこから調子が悪くなっていたのかはもうよくわかりませんが、45歳ごろから常に生理前のようなイライラが増えるようになりました。そのイライラは娘に向いてしまい、当たりが強くなってしまうこともしばしばありました。朝は起きられず、夜はなかなか寝付けず眠りが浅い。夕方になると動けず、夕飯の支度をしようと思うのに時間だけが過ぎていってしまう。時には動悸がしてくることもありました。周囲の人が気付いてくれたことすっきりしない体調が続く中で、私に助言してくれた友人がいました。私がこんなことがあって悩んでいると言うと、「更年期かもよ」とひと言。その言葉にショックだったというよりかは、むしろホッとした気持ちになりました。体調が悪い中での育児に不安もありましたし、原因がわかって対処できれば少しは体も気持ちもラクになりますからね。私は血圧が高いと180〜200近くになることがあり、動悸やふわふわとした感覚のせいで動けなくなることもありました。かかりつけの病院で降圧剤を処方してもらっているのですが、そこの医師にも「一度、婦人科を受けてみてもいいかもね」と言われました。娘は3歳。少し自分の時間を持てるようになったので、今後婦人科を受診する予定です。自分の体調の悪さは一体何が原因なのかを探していきたいと思います。まとめ朝から元気よく動ける! 夜はよく眠れる! そんな毎日がいかにありがたいことなのか、身に染みて感じています。調子が悪いと娘と遊んでもあげられません。イライラすると当たってしまうし、横になっていると何にもしてあげられず……。家族の笑顔のためには健康でいることが何よりも大切だと実感しています。少しでも自分が休める時間を作ったり、誰かに甘えたりすることも大事だなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。文/原山嘉子監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年10月15日妊娠や出産は女性の心身に大きな影響があります。もし出産前に、痔が悪化してしまったら……?今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんの体験をコミカルに描いた人気漫画『痔獄の出産レポート』をお届けします!出産間近の浣腸で……病院で受けた浣腸が原因で、痔から大出血してしまったはちこさん。出産予定日の数日後に破水しその病院へ向かうが……。その後もさまざまなトラブルに見舞われますがそれらを乗り越え、ついにわが子を出産し……?看護師の言葉とは?看護師さんからは「お股縫いますね」と言われ……無事に健康な赤ちゃんを出産し、ようやく痛みから開放されると思った矢先、看護師さんから早速お股の処置を宣告されたはちこさん。その後彼女は一連の経験から『2人目を出産するときは無痛分娩にする!』と心に誓うのでした……!読者の感想……『私も初めて出産した時思いました!え?産んだあとまだなんかするの?って(笑)ハイになってて産まれる過程とか産まれた後の話とかは母親学級で教えていただいたはずなのに忘れてました(笑)』『出産は命がけと言いますが、まさにその通りだと思います。ホッとしたのも束の間、まだまだ気は抜けないし、主人公頑張れと声をかけたいです。』『股を縫うというのは初めて聞きました。産婦さんは産むまでだけでなく、産んだ後も大変なんだなと思いました。』など経験者の方からの声や同情や応援の声がたくさん寄せられました。痛みが続く……やっと陣痛や出産の痛みから開放されると思った瞬間に、新たなる痛みが待っていることを伝えられたら、イラッときてしまう気持ちも分かりますよね……。その後のお話ではちこさんは、2人目を出産するときは無痛分娩にすると強く決心します。次から次へとくる痛みとの戦い……あなただったら、どう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年10月08日今回は、出産を控えている女性のエピソードを紹介します。1年前の春に結婚し、夫との子どもを授かった主人公。出産を控え、現在は里帰り中です。1年前の春に結婚出産を控えて里帰り中休みの日に会いにきてくれる夫昔の夢が叶った夫も同じ気持ちのはず…大好きな人と結婚し、出産を控えて幸せいっぱいの主人公。里帰り中も、夫は会いにきてくれていたようですが…。夫から、なにやら不穏なメッセージが届いたようです。一体、何があったのでしょうか。作画:わかまつまい子原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月24日今回は、出産を控えている女性のエピソードを紹介します。出産予定日が近づいている主人公。夫も、出産予定日の2週間前に休めるように仕事を調節してくれたようです。出産に向けて…家事をやらない夫休み中はダラダラ…なにを言っているの!?父親になれるの!?出産に向けて、休みを取ってくれた夫ですが…。ダラダラと過ごす夫に、不満を募らせる主人公。子どもが産まれてからのことを考えると、不安になってしまうでしょう。果たして、2人はどうなってしまうのでしょうか。作画:正行原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月18日妊娠や出産は女性の心身に大きな影響があります。もし出産前に、痔が悪化してしまったら……?今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんの体験をコミカルに描いた人気漫画『痔獄の出産レポート』をお届けします!出産間近の浣腸で……病院で受けた浣腸が原因で、痔から大出血してしまったはちこさん。出産予定日の数日後に破水しその病院へ向かうが……。その後もさまざまなトラブルに見舞われますがそれらを乗り越え、ついにわが子を出産し……?看護師の言葉とは?看護師さんからは「お股縫いますね」と言われ……無事に健康な赤ちゃんを出産し、ようやく痛みから開放されると思った矢先、看護師さんから早速お股の処置を宣告されたはちこさん。その後彼女は一連の経験から『2人目を出産するときは無痛分娩にする!』と心に誓うのでした……!読者の感想……『出産前の衝撃的な事件からよく頑張ったと思います。おめでとうございます。本当出産ってどこまでもしんどいんだなって思い知らされますよね。』『仕方がないことだとはいえ一度解放された痛みとまた向き合わないといけないのは精神的に辛いものがある気がしました。』『陣痛だけでも壮絶なのに、お産中に痔で出血した人を聞いたことがないので、想像できないくらいのこわさです。私は股を縫ったのは痛くなかったのですが、人によると痛いらしいです。2人目の産後の痛みがひどくて、3日間痛み止めの坐薬を入れてようやく楽になりました。2人目の後産が酷いこと知らなかったのであまりの痛さにどこか悪いのかと不安でした。』など主人公が出産した状況に同情する声やお祝いの声がたくさん寄せられました。次から次へと痛みが……やっと陣痛や出産の痛みから開放されると思った瞬間に、新たなる痛みが待っていることを伝えられたら、苛立ってしまうのも無理ありませんよね……。その後のお話ではちこさんは、2人目を出産するときは無痛分娩にすると強く決心します。あなただったら、出産に伴う痛みにどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月29日皆さんは義家族に関するお悩みはありますか? 多くの方が気を遣う義家族との関係。 今回は、そんな義家族とのお付き合いに思わず衝撃を受けたエピソードを紹介します。フォローしてくれる義母出産予定日1週間前から泊まりで家の手伝いに来てくれていたお義母さん。慣れない土地、初めての家で勝手もわからないまま、私たち家族のためにできる範囲でたくさんのフォローを入れてくださいました。お義母さんが激怒!そんなお義母さんの気持ちをよそに、旦那はお義母さんになにかと当たり強く、母親の前だからか私にも素っ気なく強気な態度…。子どもも私も、もう勘弁してくれーと思っていた矢先、お義母さんがとうとう旦那に激怒したのです!きっかけは分からないですが、お義母さんが「あんたなんかの面倒は見れません、帰ります!!」と、旦那に怒鳴っていました。すると旦那も「おぉ、いらないよ帰れ!」と。私がその光景を呆然とみているとお義母さんが一言、「◯◯ちゃんも子どもたちもよく頑張っているよ!こんなろくでなしの父親とよく一緒にいるね、ごめんねありがとうね!私も帰りたいけど帰ったら息子と同じになるから、一緒に乗り越えよう!」と。マタニティブルーと生活リズムの乱れと旦那への怒りが、お義母さんの一言ですっと軽くなりました。旦那もそれからは良い子にしてくれています。母の一言は偉大なんだなと思いました。(30代/会社員)ありがたい関係義両親ともなると、さまざまなことに気を遣ったりトラブルになることも多いですが、今回のように良好な仲でいられるのは素晴らしいことです。新しい命が増える今後も、いい関係でいたいものですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月08日回復スポットを探さなきゃ〜!子連れでのお出かけ時のお店選びは難しい出産前、子どものいる友達から「子ども歓迎のお店、子どもにやさしい人がいるお店があると即ファンになってしまう!ついついヘビロテしちゃうんだよ〜」と言われたことがあって、「かわいい我が子を歓迎してくれるお店は嬉しいんだろうなあ」とぼんやり思っていました。しかし産後、私は子連れでのお出かけ時の「お店選びの難しさ」に直面してびっくり!まず、子連れは圧倒的に荷物が多い!使うかどうかわからないけど、現地調達が難しい赤ちゃん用品はすべて持ち歩くしかありません。それらが入った大きなバッグ、かさばる抱っこ紐、ベビーカーが標準装備。それらを置けるお店を探すのは意外と大変です。大荷物なだけでも大変なのに、突然、そして何度も襲ってくる「子どものご機嫌斜めイベント」中は、他の方のご迷惑になるので、あまりにも静かなお店や人が多いお店では外に移動せざるを得ません。もちろん、泣き叫ぶようならどんな店でも外に出たりはしていたのですが、少しぐずっても気になる感じの店にはそもそも入りづらいのです。さらに、おむつを替えたり、授乳したりする必要もあるので、おむつ替えシートや育児用ミルクを作れる場所なども必要ですが、なかなか見つからなくて、街をさまよい歩いたこともあります。というわけで、どこかに腰をおろして荷物の整理をしたい……ちょっと休憩したい…子どものおむつを替えてあげたい……育児用ミルクや離乳食、おやつを落ち着いて食べさせてあげたい……そう思って落ち着けるお店を探すのですが、とにかく制約が多いので見つからないこともあるわけです。そんな時、「キッズメニューあります!」「ベビーチェアあります!」「お子様連れ大歓迎!」「子連れOK!」などと大きく掲げているお店を見かけると、冗談抜きで「砂漠にオアシス~~!!」とばかりにホッとします。そんな経験を何度かするうちに、友達が言っていた言葉の真意が「かわいい我が子を歓迎してくれるから好きになる」だけではなかったことに気づいたんです。投稿募集子連れのお出かけでピンチに陥ったエピソードを教えてください。我が家は初めて行った場所で、おむつを替える場所が見つからず、大ピンチ!駅の入場券を購入し、だれでもトイレを使ったことがあります。駅の多くは、だれでもトイレが標準装備なのでとてもありがたいです。#子連れお出かけのピンチ#ふうふう子育て※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。======================================次回更新は、5/7(日)の予定です。どうぞお楽しみに!<<『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む>>======================================青鹿ユウ 漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。Twitter:@burubanblog:(編集協力:大西まお)
2023年04月30日妊娠や出産は、女性の心身に大きな影響を与えるものです。もし出産直前に、お尻を負傷してしまったら……?今回は、はちこ(@ahaha_ha_ch)さんの体験をコミカルに描いた人気漫画『痔獄の出産レポート』から、その後の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!出産前に浣腸を……出産予定日の数日後に破水し、病院へ向かったはちこさん。そこで出産準備として浣腸を受けた結果、お尻から大出血してしまい……?ここでクイズです!この後はちこさんは、お尻の痛みに耐えられる“唯一の体勢”について語ります。それは一体どんな体勢でしょうか?ヒントは体勢が制限されます……。お尻が痛くない体勢は……?正解は「横向き」その後は陣痛がなかなか来ず、病院で一夜を明かしたはちこさん。そして翌日、陣痛促進剤を投与され、陣痛の痛みと痔の痛みの両方に苦しむこととなるのでした……。こんなときどうする?出産直前というタイミングで、大出血するほど痔が悪化したら、パニックになってしまいますよね……。その後のお話ではちこさんは、“痔”獄の出産を経験することになります。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ahaha_ha_ch)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月21日1人目の妊娠の際、里帰り出産をした私。切迫早産で出産予定日2カ月前に、1週間ほど出産予定の産院に一時入院したのですが、そのとき病室で意外な人物に再会しました。その再会によって出産前後に必要以上にドキドキしてしまった出来事をお伝えします。 病室で声をかけてきた人はまさかの…私が切迫早産で入院した初日、様子を見に来た助産師さんに突然「○○ちゃん?」と下の名前を呼ばれ、人違いではないかと思いつつ、その人をよく見ると見覚えのある顔でした。制服の胸に付けている名札を見て、彼女が高校時代の同級生であることを察知した私。 その助産師のAさんとは高校時代に出席番号が前後で、とりわけ仲良しだったわけではありませんが、普通に会話をする仲でした。そのときは10年ぶりの再会にお互いうれしさと懐かしさが込み上げ、楽しく昔話などをしたのですが……。 何かとお世話になる助産師さん私が入院した産院は助産師さんが固定担当制ではなかったので、毎日いろいろな人が検温に来たり、食事の準備をしてくれたりと、身の回りのお世話や入院中のサポートをしてくれます。もちろん診察のサポートも助産師さんのお仕事の1つで、入院3日目の内診の際の補助担当が、初日の問診以来のAさんでした。 産科の内診といえばショーツを脱いで内診台に上がりますが、助産師さんはその傍らで一部始終を見ています。私は普段から内診台に上がることに若干の抵抗がありました。しかし、相手は医師で、仕事なのだし、知り合いではないのだから……という思いでこなしていました。ところが突如、高校時代の同級生にその場に立ち会われるというシチュエーションになり、妙にそのことを意識してしまったのです。 入院中に気が重かったこと恥ずかしいなと思いつつ診察を終えると、最後に助産師であるAさんが股間を拭いてくれる運びに。同級生に股間を拭かれているのだと思うと恥ずかしさが込み上げましたが、相手は仕事なのだからと思い、必死にこらえました。 その後の入院生活もさまざまな場面でAさんのお世話になり、何食わぬ顔をして過ごしましたが、内心では再び内診の補助担当が彼女にならないこと、さらには来たる出産の際も、担当がAさんにならないことを切に願っていました。そこにいる人が知り合いか、知り合いでないかで何が違うのか……とも思いますが、私は出産という行為は、知り合いではない人の中でするほうが気楽だったのです。 出産は幸い別の助産師さんが担当で、大きな叫び声とともに無事に終えましたが、振り返ってみると、あの必死すぎる現場の担当がAさんではなくて本当によかったと思いました。ささいことを気にしてしまった里帰り出産でしたが、Aさんがいたことで初出産の励みになったことも事実です。今となっては、彼女と再会できたことも、初出産の良い思い出となっています。 監修/助産師 松田玲子著者:澤崎 凪1男1女の母。4歳差の姉弟の子育てに奮闘しながら、自身の体験をもとにした子育て関係記事を執筆するママライター。その他、アパレル、地域情報関連記事も執筆中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年04月18日順調に進んでいた妊婦生活。しかし、出産予定日の1カ月前に夫が新型コロナウイルスに感染し大騒ぎ。でも、私は陰性でひと安心。夫婦で出産に向けて過ごしていたけど……。私の波瀾万丈な出産の思い出をご紹介します。 「こんなときになぜ?」出産間近に新型コロナに感染もともと帝王切開での出産を予定していたため、手術日が決まっていました。 そんな中、夫が出産予定日の1カ月前に新型コロナウイルスに感染。幸い、私は感染していなかったのでひと安心していましたが、なんと出産予定日の3日前に夫が2度目の新型コロナウイルスに感染。「いつも健康で滅多に体調を崩さないのに、なんでこんなときに……!?」と怒りがおさまりませんでした。 しかも、2回目は私も感染してしまい、高熱が出て、鼻水と咳が止まりません。もちろん予定していた帝王切開の手術日は延期になり、隔離期間後に再度予定を組み直すことに。おなかをさすりながら赤ちゃんに、「隔離期間中は陣痛が起こりませんように。もう少し出てくるの待っててね」と話しかけ、なんとか隔離期間最終日を迎えました。 おなかのわが子よ、ありがとう!そして、隔離期間を終えたその夜、ついに陣痛が来たのです! 隔離期間が終わっていたため、通院していた病院で緊急対応してもらえました。鼻水と咳がひどく、つらい状況でしたが帝王切開で無事赤ちゃんが誕生。元気で無事に生まれてきてくれたわが子に「ギリギリまでおなかの中で待っててくれてありがとう!」と思いました。 元気な夫が2回もダウンしたのはなぜ?滅多に体調を崩さない夫が「2回も新型コロナウイルスに感染するなんて……」と思いましたが、睡眠不足が原因だったのかもしれません。というのも、サッカーワールドカップを観戦するために、連日夜更かしが続いていたからです。 臨月での高熱は、赤ちゃんもつらかったと思います。隔離期間中、じっとおなかで待っていてくれて、その後元気に誕生してくれたことにありがとうと言いたいです。また、病院関係者にはご迷惑をおかけしましたが、メンタルがボロボロだった私を励ましてくれたことに心から感謝しています。 監修/助産師 松田玲子0歳の母。初めての育児に毎日奮闘中。
2023年04月12日妻の気持ちを思いやることができず、身勝手な行動をとる旦那さんっていますよね…。 ときには反撃に出ることが必要かも!?そこで今回は「出産間際に旦那に家出された話」を紹介します。『出産間際に旦那に家出された話』主人公・アンは、出産予定日まであと2ヶ月。おなかもどんどん大きくなって、子どもが産まれるのを心待ちにしていました。そんな将来への期待に胸を膨らませていたアンでしたが、夫からまさかの発言が…!?本当に産むの?出典:Instagram「スカッとドラマ」さらにこの後、アンに相談せずに手紙を置いて家出してしまった夫。このことをアンが勤めていた会社の先輩だった女性に相談すると、女性は大激怒!アンに協力すると言い、一緒にアンの夫への制裁方法を考えるのでした。夫の自分勝手な行動に驚愕妊娠中の妻を残して家出する夫の行動に驚愕でした。アンに心強い先輩がいてよかったです。(lamire編集部)(イラスト/スカッとドラマ@sukatto_drama)スカッとドラマ@sukatto_drama※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。
2023年03月14日イチくん、ニコちゃん、ミミちゃんの3きょうだいを育てるオニハハ。さん。このお話は、末っ子ミミちゃんを出産したときの体験談です。出産予定日1カ月前から産休に入ったオニハハ。さん。しかし、予定日を過ぎても生まれそうな予兆がありません……。「3人目だから早く生まれる」と思っていたオニハハ。さんですが、毎日ウォーキングしても赤ちゃんはなかなか下がってきません。大きなおなかで2人の子どもたちのお世話をしながら、出産の時をハラハラしながら待っていたのですが……? 最後の出産に立ち会ってほしい妻、しかし夫は… ※妊娠中は、基本的に妊娠経過が順調であれば全期間を通して自動車の運転をしてもかまいませんが、妊娠中は反射神経が鈍ることもあるので、必要なとき以外は控えましょう。 経産婦で3人目の出産。早く生まれてくると思っていたのに、出産予定日を過ぎても出産の予兆がないオニハハ。さん。車を運転するときも、大きいおなかが邪魔になり、さらに車の振動でおなかが張ってつらい日々を過ごしていました。 「運動して」と言われてるし、これ以上大きくなりすぎたら痛そうだし……。生まれてきそうな気配がなく、焦るオニハハ。さん。そんなとき、帰宅したオニチチ。さんがおなかの赤ちゃんの調子を聞いてきました。 オニチチ。さんに出産の立ち会いをお願いすると、「俺がいても何も役に立たねぇし、邪魔なだけだろ」と断られてしまいました。 翌朝、仕事へ行こうとするオニチチ。さんにおなかの痛みが規則的に続いていることを報告。正直に不安な気持ちを打ち明け、仕事を休めるか相談することに。しかし即座に却下されてしまいます。出産への不安から、オニハハ。さんは少しでも痛みを和らげる方法を調べ始めました。この行動が、これからやってくる激痛から救ってくれたと振り返ります。 パパの立ち会いを希望しない人もいると思いますが、何人目だろうと出産するときは不安を感じるもの。パパに立ち会ってもらえたら心強いという人も多いですよね。焦りすぎや心配しすぎるのもよくありませんが、特に経産婦さんの場合はお産が早まる場合もあるので、気をつけて心構えをしておきたいですね。 ※前駆陣痛とは、妊娠後期に起こる不規則な子宮収縮で、お産の始まりに先駆けて起こる陣痛のこと。痛みの強さ、長さ、間隔が不規則で、痛みの感じ方には個人差があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
2023年03月06日病院に向かう車中で第3子を出産した優花さん。病院到着前に救急隊員によってへその緒が切られたことで出生証明書を発行してもらえない事態に。「親子ではない」と突きつけらたような気がして落ち込む優花さんでしたが、退院早々に手続きのため動き出したときのお話。これだけでは終わらない…? 出生届に必要な出生証明書を手に入れるべく、役所に訪れた優花さん。手続きに関する説明をひと通り受け、提出を求められる書類の内容と量に驚きます。妊娠初期から出産当日の流れまで、それも時系列にそって事細かに記載すること、親子関係を証明するための写真の提出が必要であることを告げられます。 出産直後の優花さんにとっては大きな負担となる作業ですが、それに加え、消防署に訪れて救急車の出動証明書を発行してもらう必要があるとのこと。 退院直後から、生まれたばかりの赤ちゃんの授乳の合間を縫って手続きのために奔走する優花さん。まだまだ一筋縄ではいかなそうですが、「わが子のためになんとかしたい」という強い気持ちが優花さんを奮い立たせているようですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2022年12月18日子育てをしていると、出産前とはかなり違った感情の振れ幅があり、自分でも驚くことがあります。単純に涙腺が弱くなったということもありますが、それだけではない、今まで感じたことのない感情がわき出てくることもあります。ニュースを見ていても、凄惨な事件や事故などは見ていられなくなってしまいました。出産前も心が暗くなったり憤りを感じたりすることはありましたが、テレビを消してしまうまでの感情はありませんでした。しかし子育てをしている今は、子どもに関係しているニュースはもちろん、それ以外でも心が苦しくなるようなニュースは見たくないという気持ちが強くなって、チャンネルを変えたりテレビを消すことが増えました。また、ドラマやアニメの見方も変わってきました。ニュースやドキュメンタリーではなく、作り物だとわかっていても、子どもが事件や事故に巻き込まれるというストーリーのものは観たくないという気持ちが強くなりました。ドラマの内容に関して無意味に怒りの感情が溢れてしまうことも……。子育てをしていると、今まで以上に平和を望んでしまいますし、周りの人たちへの感情も変わってきました。嫌味なことを言ってくる人やマウントをとってくる人に対して、出産前は「うわー…あまり関わりたくないなぁ…」という感情でしたが、子育てをしていると「この人も寝返りしたりトイトレをしてここまで嫌味が言えるくらい成長したんだなぁ」という感情に変わり、人の成長の凄さを感じて心が勝手に広くなってしまいました。後輩は勿論、先輩やかなり年上の方まで、子どものように微笑ましく思える気持ちもとても大きく、最近は知らないおじさんに対して母性を感じることも。先日コンビニから出てくるなりペットボトルの飲み物をゴクゴク飲んでいるおじさんを見掛けたのですが、その方に対しても母のような気持ちで見ていたことに気付きました。自分の母性は一体どこまで広がっていってしまうのか…少々不安を感じるここ最近です。
2022年10月20日現在0歳娘の育児に奮闘中のママです。初産でしたが、自分でもびっくりするくらい脅威のスピード出産でした! 出産2日前の健診で、先生から「もう子宮口が3・4cm開いてるから、案外スルッと生まれてきちゃうかもね〜!」と言われてはいましたが、まだ出産予定日より10日以上前だったので、まさか2日後にスルッと生まれてくるとは……!? 私の驚きの出産体験談を紹介します。 これは便意だよね…?妊娠38週3日目の夕方ごろからなんとなく便意を感じ、夜にかけて何度かトイレで踏ん張りましたが、まったく便が出ないか、出てもほんの少しでした。普段から便秘のことがよくあり、この日も 「今日も出ないなぁ」くらいに思っていました。 でも、間隔があいてはいるものの、何度も便意らしきものが続くので、「これはもしかして便意ではなく軽めの陣痛なのでは?」と疑問に思い、夜ごはんを食べたあたりで病院に念のため電話しました。 「定期的に便意のような軽い痛みがあるんですけど、これって陣痛なんでしょうか……?」と連絡したところ、「もし痛みの間隔が狭まってきて定期的に来るようだったらまた連絡してください」と言われ、電話を切りました。 病院に連絡した際に「その痛みは陣痛ですよ!」とは言われなかったのと、出産予定日まで10日以上あったので、その日はそこまで気にせず、テレビを見たり普段通りの生活をしていました。 そんなこんなで夜中0時を過ぎてしまったため、お風呂に入るのが面倒くさくなり「明日の朝に入ろうかなぁ」とも思いましたが、夫に「一応今日入っておいたほうがいいんじゃない?」と言われ、「そうだね〜」なんて言いながらシャワーを浴びました。 シャワーを浴びて寝る準備も終え、夜更かしは良くないと思いつつもリビングでくつろいでいると、またあの便意らしきものがやってきました。夕方よりも少し痛みが増してきているような……? まだ陣痛ではなく便意だと思っている私は、またトイレへ直行。踏ん張ってみるものの、やっぱり出ません。あきらめてリビングに戻ると、またあの痛み! 「便意がこんなにあるのになんで出ないのー!」と思っている間に、気づけば間隔もだいぶ狭まり痛みも増してきました。 え? もう産むの!?ここにきてやっと、「便意じゃなくてこれはやっぱり陣痛かも」という気持ちが強くなり、寝室に行って夫を起こしました。起こしたあと、まだ少しあきらめきれない私はもう1回トイレへ。すると下着が少し濡れていたため、「破水した!?」と急いで病院へ電話。このとき午前2時半ごろでした。 登録していた陣痛タクシーを呼び、待っている間にだんだんと痛みが。でもこのときはまだ耐えられる程度の痛みでした。タクシーで病院へ向かう途中、車中で 「これが陣痛か」と確信できるような痛みに初めて襲われました。 病院に着き、痛みに耐えながら分娩台へ。助産師さんが子宮口を確認し、そして「はい、じゃあもう産むよ〜!」とのこと。「え? もう?」と思っている間にも着々と分娩の準備は進み、もうすぐあの「ひっひっふぅーーーう」が始まろうとしている中……。夫が呑気に「書類どこー?」と、病院から提出するよう言われた書類が見つけられなかったようで、私のバッグを持って現れました。 陣痛に耐えながら、「これ!」と書類が入ったファイルを少しイラッとしながら渡す私。書類を無事に提出した夫がこちらへ戻ってきました。事前の説明でも、コロナ禍のため分娩時以外の付き添い不可、「病院に来てもなかなかすぐ分娩にはならないのでいったんご主人には帰ってもらうことが多いですね」と聞いていたので、夫もまさかもう産む体勢に入っているとは思っておらず、「え? もう?」と言いながら立ち会い着を着ていました。 陣痛と便意は似ているのかも!?そして順調に「ひっひっふぅーーーう」を頑張り、子宮口が全開大になって必死にいきんでいると何かが出そうな感覚が。それを言わずにはいられなかった私は、いきみながら「便が出そうですー!」と自己申告しましたが、助産師さんは「いいのいいの、赤ちゃんもうちょっとだよー!」と何も気にすることなく分娩は続きました。 そして、出産予定日より10日早く、少し小さめではありましたが、娘が無事に生まれてきてくれました。元気な泣き声が聞こえたときは本当にうれしかったです。 このときなんと午前3時半前! 病院に着いていったい何分で生まれたんだろうという脅威のスピード出産体験でした。ちなみに、分娩中に便が出たかどうか特に確認しなかったので、本当のところはわかりません。 あの日、夜シャワーを浴びておいてよかったし、私が必死で陣痛に耐えているときの「書類どこー?」は今となっては笑い話。何より危うく自宅トイレで出産することになったかもしれないと思うと、無事に病院で出産できて本当によかったです。スピード出産ではありましたが、陣痛の痛みには心が折れそうだったので、早く出てきてくれた娘を褒めてあげたいです。 出産は人それぞれとは聞いていましたが、「なんで事前に誰も陣痛と便意が似てるって教えてくれなかったの?」と思いました。経産婦さんは1人目より分娩時間が短いと聞くので、先のことはわかりませんが、もし2人目ができたときにはいったいどんなスピード出産になるのだろうと、今からドキドキです。 監修/助産師 REIKO 著者:yurimama0歳の一児の母。初めての育児に毎日奮闘中。世の中のママさんたちのすごさをあらためて実感しているところです。どこにでもいる普通の会社員で、現在は育児休業中。
2022年08月29日2020年、私はコロナ禍で第1子を出産することになりました。大学病院を選んだため、コロナ対策で立ち会いはおろか、面会も一切禁止。ずっと前から夫婦で立ち会い出産を夢見ていたのでショックでしたが、あきらめざるをえませんでした。結局、他の産院に移ることもなく、そのまま大学病院で出産することに。しかし、何かいい方法はないかと病院と相談。今回私が体験した、コロナ禍だからこそできたにぎやかな出産についてお伝えします。立ち会い不可! 面会も不可!妊娠3カ月のとき、夫の仕事の都合で実家がある関西から北陸地方へ引っ越すことになり、右も左もわからない土地での出産となりました。いろいろな産院を調べたところ、コロナ禍でも立ち会いや面会が可能なところもありましたが、私の場合は体外受精での妊娠、また高齢出産ということもあって、リスクケアを重視し大学病院を選びました。 地域の中核病院となる大学病院では本来は1人まで出産に立会うことができていましたが、コロナ禍で立ち会いはおろか面会も一切禁止に。見知らぬ土地ということで会話のテンポが違うことや方言が理解できずとても孤独でした。そして誰も会いにこられないなかで初めての出産をすることになりました。 リモート立ち会いなんとか出産の瞬間を家族と共有することはできないか助産師さんに相談し、LINEのビデオ通話での中継を思いつきました。しかもLINEならグループでテレビ電話をすることもできます。お医者さんや助産師さんも携帯電話の操作や設置を協力してくれるとのこと。 まずは、事前に夫や関西にいる家族の総勢5名でLINEグループを作成。参加者にはビデオ通話がかかってきたら出てもらうようにあらかじめ打ち合わせしておきました。 LINEが可能にしたにぎやかな出産分娩室に移動する直前、とてつもない痛みに襲われながらも、なんとかグループLINEのビデオ通話ボタンを押すことに成功! 携帯電話スタンドを持ち込んでいたので顔だけが映る角度に病院の方々に設置してもらい、いざ出産! 分娩室に移動してから約1時間後、携帯電話からみんなが送ってくれる声援に励まされながら、無事長男を出産することができました。病院の方に協力していただき、ぐったりする私の横でみんなのうれしそうな声が聞こえてきました。 リモート立ち会いの良さコロナ禍以前、大学病院のルールでは1人まで出産に立会うことができていました。しかし今回リモート立ち会い出産によって、本来なら立ち会うことができない人数や、遠方の家族とも誕生の瞬間を共有することができました。生まれたばかりの元気に産声をあげる長男の様子を病院の方がグループLINEに映してくださり、家族全員見ることができました。 振り返ると、とてもにぎやかな出産だったなと、いい思い出です。いつか長男が大きくなったら「あなたが生まれたときはコロナ禍で大変だったけど、たくさんの人に見守られてとてもにぎやかな出産だったのよ」と話してあげようと思います。1つ改善点をあげるなら、陣痛中に通話ボタンを押すのは大変だったので、余裕のあるときにつないでいればよかったと思います。 監修/助産師REIKO著者:竹内 かなこ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年08月13日