マンションを売りたいとき、実際に売り出してから買い手がつくまでどのくらいの期間を要するのかが分からないと、その後の予定が立てにくいうえに不安も大きいでしょう。ここでは、マンションを売り出してから引き渡すまで、おおまかにどのくらいの期間が必要になるかについて見ていきましょう。マンション売却にはどのくらいの期間がかかるのか?一般的に、マンション売却までかかる期間は「平均3か月」と言われています。実際に売却をおこなう際にはほとんどの方が不動産会社と媒介契約を取り交わしますが、多くの場合はその契約期間も3か月が上限になっています。しかし、買いたいという人が現れない限りマンションは売れません。中古マンションに対する需要が低い地域であったり、間取りや広さが需要になかなかマッチしなかったりすれば、3か月以上どころか半年、1年と売れないこともあります。マンションの売却についてはケースバイケースであるため、一概に「○日で必ず売れます」とは言えません。したがって実際に売却をする際には平均期間などにあまりとらわれることなく、早く売るためご自分ができることは何か考えることが大切でしょう。マンションを売却する際、まず頼りにするのは仲介してくれる不動産会社です。より早く適正な価格で売却するためには、よりよいパートナーとなってくれる不動産会社を選ぶことが非常に重要になります。頼りになる不動産会社は買い手が決まるまでの間、的確な時期に的確な対策を講じて売却を成功させてくれます。不動産会社を選ぶ際には、広告活動の仕方や価格設定が適正であるか、営業力はしっかりしているかなどを見極めて「ここならお任せできる」と思える不動産会社を選択しましょう。マンションの価格を無料査定してみるマンションが平均期間を過ぎても売れなければ、値下げも検討すべき?マンションが売れる平均的な期間と言われる3か月を過ぎても売れなかった場合は、どのような対策を講じれば良いのでしょうか。マンションがなかなか売れない理由としては、以下のようなことが考えられます。【1.内覧希望が少ない】売り出したのに、内覧の希望が少ないということは、反響が少ないということになります。この理由には、価格が相場よりも高すぎることや広告不足、あるいは地域の需要が少なすぎるなどの要因があるようです。特に売り出し価格が高すぎる場合には、インターネットなどで同じ地域のマンションの売り出し価格を調べ、ご自分の物件の売り出し価格と比較してみることが必要です。場合によっては、価格を下げることも検討しなければなりません。広告が不足している場合には、不動産会社に依頼して複数のマンション販売サイトに情報を載せてもらったり、新聞に折り込みチラシを入れてもらったりする必要があるでしょう。この場合、売主が広告費用を負担することもあります。また、広告に効果がない場合はホームページやチラシに載せた写真があまり魅力的でない可能性もあります。プロのカメラマンなどに写真を撮り直してもらい、画像を差し替えてもらうことも検討しましょう。また、時期によってマンションの需要も変化します。1月から3月の間は新年度に合わせて新居を探す人が多くなり、全体的な需要が高まる傾向にあります。こうした時期まで待つということも必要かもしれません。【2.内覧があっても購入に至らない】内覧に来てもらえるということは価格と立地、築年数、広さなどの条件が整った物件だと考えられます。しかし、購入に結び付かない場合は部屋自体に問題があるケースも少なくありません。「図面では良い印象だったのに、実物を見たら買う気がなくなった」と言われてしまった際に一番考えられるのは、見に来た人が「室内が汚れている」「散らかっている」と感じるケースです。自分ではきれいに掃除をして使っているつもりでも、他人も同じように感じるとは限りません。特に居住中のマンションを売りに出す場合は、部屋に家具や物が置かれたままの状態をお見せすることになります。不要な物はできるだけ処分し、部屋をスッキリ見せる工夫が必要です。また、喫煙者が居住している場合は部屋にたばこの臭いが染みついていたり、壁紙がヤニで黄ばんでいたりするなどで購入意欲が失われてしまうことが多くあります。こうした場合は壁紙を張り替えるとともに、換気や消臭につとめましょう。マンションを確実に売るには、早く動くことが肝心マンションを確実に売却に結び付けるためには、何よりもまず適正な価格を設定することです。そのうえで、必要に応じてタイミングを見極めて値下げをおこないましょう。値下げには様々なコツがあると言われていますので、不動産会社と相談しながら時期や価格の下げ幅を決めましょう。マンションを売却するときは、不動産会社に仲介を依頼することが一般的ですが、直接不動産会社に買ってもらうという手段もあります。この方法なら確実に早く売却することができますが、仲介に比べて売却価格が下がってしまうことが多くなります。マンションの広さや築年数などの条件によって仲介向きか買取り向きかがありますので、不動産会社による買取りを検討する際には、仲介・買取り両方の場合でそれぞれ査定をおこない、比較検討してみると良いでしょう。まとめ売り出したマンションがなかなか売却できないと不安が大きくなるものです。しかし、そういうときでも焦らず仲介している不動産会社と相談をしながら、売れない理由をしっかりと分析して適切なときに適切な対策をとりましょう。臨機応変に対応して、確実な売却成功に結び付けていきたいものですね。マンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日もし所有しているマンションを売却しようと考えたとき、その準備から売却成立まではどのような流れになっているのでしょう。「どこに相談したら良いのか」「どのような手続きが必要なのか」など、何から手を付けたらいいのか分からないという方も多いかもしれません。ここでは、マンション売却成功までの一連の流れと、知っておきたいポイントをご説明します。マンション売却の流れを把握しておいたほうが良い理由マンションを売却しようと思った経緯には、さまざまな理由があるでしょう。「子供が成長して大きくなったので、一戸建てに住み替えたい」、「転勤でほかのエリアに住む」、「定年退職したので田舎に帰る」など、一般的にはライフスタイル・家族構成の変化や環境や経済状況の変化に応じて住まいを売却することが多いかもしれません。また、ご親族が所有していたマンションを相続したことを機に売却を考えるという方も少なくないでしょう。両親と遠く離れて住んでいた場合や兄弟など複数人で相続した場合など、相続したマンションにそのまま住むということが現実的に難しいことも多いためです。さらには住宅ローンの返済が厳しくなったため、マンションを売却せざるを得なくなってしまうというケースもあるでしょう。以上のようにマンションの売却にはさまざまな理由があると思いますが、理由によって売却時の注意事項や手続きの手順が異なってきます。たとえば、住み替えによる売却の場合は次の住居が決まり、入居できるようになるまで現在のマンションに住まなくてはなりません。そのため、売却から引き渡しまで時間がかかることがあります。こうした場合は、引き渡しまで待つことのできる買い手を探す必要が出てくるのです。このように、マンション売却までの経緯によっては必要な手続きや対応の種類・手順が異なる場合があります。そのため売却の流れをおおまかに把握しておき、詳細な部分に変化が生じても慌てず対応できるようにしておけばスムーズに売却処理を進められるでしょう。マンションの売却までの流れマンションの売却までには一連の流れがあります。ここでは、それらの手順について詳しくご紹介しましょう。【1.査定】マンションを売却するときには、初めに査定をしてもらいます。このとき、マンションを購入した際に仲介してくれた業者と大手の不動産会社、そして地元の不動産会社の最低3か所には必ず査定を依頼するようにしましょう。【2.媒介契約】仲介をお願いする不動産会社を決めたら、媒介契約を結びます。これで不動産会社に対して正式に売却を依頼することになります。媒介契約には複数の不動産業者へ同時に売却を依頼できる「一般媒介」、1つの会社のみに任せる「専任媒介」、そして専任媒介をさらに強化した「専属専任媒介」と3種類の契約形態があります。【3.売り出し開始】売り出しが開始されると、不動産共有データベースであるレインズや各種の不動産関連のウェブページへの掲載をはじめ、新聞折り込み広告やチラシへの掲載などがおこなわれます。それらの情報から物件の所在地や価格、広さ、築年数などを購入希望者が確認できるようになります。【4.内覧】購入希望者が、希望物件を実際に見る「内覧」をおこないます。売り出しが始まったら売主はいつ購入希望者が内覧に訪れても良いように、室内の整理や荷物をまとめておくなどの準備をしておく必要があります。玄関やキッチン・お風呂などの水回り、リビング、バルコニーなどは、特にチェックされやすいのできれいにしておきましょう。【5.購入申込】内覧に来た人が物件を気に入って購入を希望した場合、購入希望額が記載された「購入申込書(買付証明書)」を受け取ることになります。このタイミングから値引きの交渉などもおこなわれます。【6.売買契約】価格等の条件交渉がまとまると、いよいよ売買契約をします。売主・買主・仲介業者が売買契約書を作成し、このときに手付金が発生します。残りの売買代金については、部屋を引き渡す日に受領することになります。【7.決済と引き渡し】購入者へマンションを引き渡します。売主はこのタイミングまでに自分の引っ越しなどを済ませ、必要に応じてハウスクリーニング等をおこなって部屋を引き渡せる状態にしておきます。最終的な決済については多くの場合において、売主・買主・不動産業者・司法書士などによって銀行でおこなわれます。最後に部屋の鍵を買主に渡し、売却が完了します。【8.確定申告】売却の翌年には、売却益や売却損について確定申告をおこないます。マンションの価格を無料査定してみるマンション売却の際に注意したいことマンションをできるだけ早く、高い価格で売却するには、信頼できる良い不動産会社に仲介を依頼することが大切です。売主は仲介してもらう不動産会社を探す段階で、査定金額が妥当な会社を選択するようにしましょう。築年数や階数、部屋からの眺望などによって同じ地域にあるマンションでも条件が異なってきます。価格を設定する際には、自分の物件の特徴や価格の相場などを確認し、マンションの価値に見合った価格を付けることも大切です。また、エアコンや給湯器、ガスコンロなど室内設備の状況についても、故障や不具合がないか確認をしておきます。売買契約をする際に「瑕疵(かし)担保責任」が売主に課せられ、通常では気づかない欠陥や不具合が見つかった場合には売却後であっても売主が補修費用を負担する必要が出てくるからです。さらに、売却を始める際には、管理体制や近所との関係、駅からの距離、学校や病院までの距離などの周辺環境など、自分のマンションのアピールポイントを仲介業者に伝えておくようにしましょう。査定の金額を上げて契約を早くまとめるためには、お持ちの物件の良さをできるだけ伝えておくことも大切です。まとめ今回は、マンション売却の際の流れと注意点についてご紹介しました。マンション売却は一般の方なら一生に何度も経験するわけではありませんし、大きなお金が動く取引ですから不安に感じる方も多いでしょう。しかし、あらかじめ全体の流れを把握しておけば、慌てず手続きを進めていけるのではないでしょうか。ぜひ仲介業者さんや買主さんとスムーズにコミュニケーションを図って、満足度の高いマンション売却を成功させましょう。マンションの価格を無料査定してみる
2017年11月11日*画像はイメージです:今年3月、大阪市城東区の分譲マンションに住む男性が、購入した部屋の近くに設置された生ごみ処理機(ディスポーザー)の臭気がひどく住み続けられないとして、不動産会社に約5,800万円の損害賠償請求を起こす事案がありました。購入時、不動産会社から臭気について説明がなく、入居後間もなくひどい臭いと騒音がするようになり、住めないほどになったそう。原告は不動産会社の過失を主張しています。しかし、被告側は「売買締結時には臭気がなく、管理の問題」として請求棄却を求めているようです。このようなことはレアケースですが、分譲・賃貸にかかわらず、物件に住んだあと、知らされていなかった事態が出てくることも稀にあります。そのようなとき、部屋を買った・借りた人間は不動産会社に損害賠償請求することはできないのでしょうか?銀座ウィザード法律事務所の小野智彦弁護士にお聞きしました。 ■損害賠償を受け取ることができる?「大阪のケースのように、部屋の近くにディスポーザーの排気口があり、臭くて日常生活を送れないというのであれば、正当な家賃を払って住んでいる意味がありませんね。賃貸借契約における貸主の義務は、借主に貸した家屋を支障なく使ってもらう義務がありますし、借主はその義務の履行に対しての対価として家賃を支払うわけです。部屋の近くにディスポーザーの排気口があって、臭くて支障をきたすというのであれば、それをなんとかしてもらう権利が借主に発生し、家主はそれに従う義務があります。家主は、その義務を行わない限り、債務不履行ということになり、家賃の値引きに応じる、あるいは、借主からの解約に応じなければならなくなります。解約の場合には、敷金礼金、引っ越し代などの損害賠償請求をされる可能性が高いものと思います。仲介会社については、あらかじめそのような事情を知っていたながら、借主に説明しなかったということになりますと、やはり支障をきたす物件を仲介したということになりますので、仲介手数料や引っ越しにかかる費用など、損害賠償請求される可能性が高いものと思います。またこれは分譲についても同様です」(小野弁護士) 不動産会社がその事実を知りながら、借主や購入者に説明をしなかった場合は、損害賠償請求される可能性が高いのですね。 *取材協力弁護士:弁護士 小野智彦(銀座ウィザード法律事務所。浜松市出身。エンターテイメント法、離婚、相続、交通事故、少年事件を得意とする。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*kuro / PIXTA(ピクスタ)
2017年07月02日マンションを購入すると、毎月ローンの支払いとは別に「マンション管理費」を支払う必要があります。「毎月かかる費用なら少しでも安い方が」と考えがちですが、住み心地のよい環境を長く維持するためにはとても大切な費用なため、安易に管理費が安いマンションを選んでしまうと後悔することも…。今回はマンション管理費の相場や知っておきたいマンション管理費事情について、分かりやすく解説していきます。■マンション管理費とは戸建てと異なり、マンションにはエレベーターやエントランスホールなど、いくつかの共用部分があります。この共用部分の管理にあてられる費用がマンション管理費です。例えばエレベーターの定期的な点検や日々のメンテナンス、階段やエントランスなどの清掃にかかるお金は、住人から毎月集めるマンション管理費から賄われます。また管理人が常駐していればその人件費、セキュリティ強化のために警備会社と提携していればその契約費も、マンション管理費から支払われます。さらにマンションにジムや病院、公園などが併設されている場合は、その運営費用も含まれます。【修繕積立金との違いは?】修繕積立金もマンション管理費と同じく、マンションに住む人が毎月支払う必要がある費用です。しかしマンション管理費が日々のメンテナンスに使われる費用であるのに対し、修繕積立金は、建物を住めるように保つための長期的なメンテナンスに使われる費用になります。例えば補修工事や防水工事、外壁の塗装工事などにあてられます。マンションが古くなれば古くなるほど修繕が必要な個所が増えたり、修繕の程度が大きくなったりするため、修繕積立金は多くの場合、入居当初よりも段階的に高くなっていきます。また大規模な修繕が必要になった場合、それまでの積立金で費用が賄えなければ、一時金として毎月の費用とは別に徴収されることもあります。【マンション管理費や修繕積立金はローンや資産価値にも関わる!】マンション管理費や修繕積立金は、住人の住みやすさや住み心地、安全性などを左右する、重要な費用です。しかし毎月出て行くお金でもあるため、ローンを組む場合は単純にマンションの購入価格だけでなく、マンション管理費や修繕積立金についても事前に考えておく必要があるでしょう。ただし「毎月の出費はできるだけ抑えたい」と、マンション管理費や修繕積立金が安いという理由だけで安易に物件を決めるのは、おすすめできません。毎日のメンテナンスや建物の修繕がきちんと行われているかどうかは、マンションの資産価値にも関わってくることです。マンション管理費や修繕積立金が安い代わりに管理が行き届いていないマンションであれば、いざ売却しようと思ったときに、評価が下がる可能性があります。マンションを購入する際は、マンション管理費や修繕積立金のこともよく調べ、長期的な視点で考えることがポイントです。■管理費が高い理由とは?マンション管理費の相場を知ろう!首都圏にあるマンション管理費の平均は、1平方メートルあたり206円です。分譲マンションの平均的な広さは70平方メートル前後だといわれているため、首都圏のマンション管理費の平均はだいたい月14,420円となります。しかしマンション管理費の相場といっても、どの管理会社が請け負っているか、共用施設が充実しているか、物件そのものの価値がどれほどか、といったことにより、マンションごとに金額には大きく差が出ます。そこで管理費が高くなるマンションのポイントを以下にまとめてみました。【ポイント1】ワンルームは管理費が高いワンルームタイプのマンション管理費は、比較的高い傾向にあります。マンルームの広さを10~20平方メートルだとすると、毎月の管理費は約4,360~8,720円です。この数字だけを見ると「相場よりも安い!」と考えがちですが、1平方メートルあたりの単価を考えると、ワンルームの場合は約436円です。相場より2倍ほども高くなっているのですね。マンションの規模が小さくなればそれだけ、目も行き届きやすく管理の手間もかからないように考えられるため、ワンルームだと単価が高くなる、というのはちょっと不思議な気がしますね。ちなみに1平方メートルあたりの単価がもっとも低いのは、60~80平方メートルほどのファミリータイプになります。【ポイント2】マンション単価が高いと管理費も高い一般的に1平方メートルあたりのマンション単価が高いほど、管理費も高くなる傾向にあります。つまり同じ広さのマンションでも、物件価格が30,000,000円のマンションと50,000,000円のマンションでは、50,000,000円のマンションの方が管理費も高くなるということです。これは単価が高いマンションの方が、共用スペースが整えられていたり、併設される施設が充実していたり、セキュリティがしっかりしていたりと、管理の手間がかかるためだと考えられます。【ポイント3】マンションの戸数が多いor少ないと管理費も高いマンションの戸数が多いと共用部分も増えるため、管理の手間がかかります。そのため、戸数が多いマンションは管理費も高い傾向があります。しかし実は戸数が少ないマンションでも管理費は高くなります。マンションの管理費は、各居住者から徴収する形で賄っています。戸数が少ないとはつまり、マンション全体の管理費を負担してくれる頭数が少ないということです。戸数が少なくてもマンションの規模が大きければ管理費はそれだけ多く必要ですし、エレベーターなどは戸数にかかわらず、なければ不便なため、必要設備のメンテナンスも必要です。マンションの管理に必要な全体の費用はそれほど変わらないのに、負担してくれる人が少なくなるため、一戸あたりの負担額が増えてしまうというわけです。ちなみにもっともマンション管理費が低くなるのは、100~200戸未満のマンションだといわれています。【ポイント4】高層マンションは管理費が高い高層マンションになればなるほど管理費も高くなる、という傾向もあります。一般的なマンションは5~20階建てが多く、このくらいのマンション管理費の単価は200円前後。一方で、20~40階建てのマンションになると約240~250円、40階建て以上になると、約280円になります。■管理組合からの抗議で安くなることも?マンション管理費を下げる方法マンション管理費は、居住環境を整えるため、また住んでいるマンションの安全を守るために必要なお金です。とはいえ、それほど管理に費用がかかっていないにもかかわらず、住人から不当に高額なお金を徴収している場合もあります。「マンション管理費が高すぎない?」と思ったとき、管理費を引き下げる手立てはあるのでしょうか?方法としてもっとも有効なのは、管理会社を変えることです。現在のマンションの管理業務は、ほとんどが管理会社に委託されています。マンションの住人から集められた管理費の多くは、この管理業者に支払われます。そのため、より管理費が安い管理会社に変更すれば、一戸あたりの負担額が減ります。ただしほかの住人にも関わることのため、自分の意思だけで管理会社を変えることはできません。必要なのは、以下3つのステップです。【ステップ1】自治会に積極的に入会し、協力者を集める同じマンションに住んでいる人の中に管理費を下げてほしいと思っている人がいないかリサーチし、協力者を募りましょう。このために、住んでいるマンションの自治会に入会することをおすすめします。自治会とは、マンションの居住者同士が友好を深めるためのコミュニティのことで、各地域にある町内会と同じような役割を果たします。活動が盛んな自治会では季節ごとにさまざまなイベントを開催しているところもあり、普段顔を合わせない人ともコミュニケーションを図るチャンスです。【ステップ2】総会や理事会に議題として上げる管理会社を変更するには、総会や理事会の決定が必要です。「管理費を下げるために管理会社を変更したい」という内容を議題として上げましょう。このとき、できるだけ多くの協力者がいた方が、話がスムーズに進みます。住人の中に建築関係に詳しい人や交渉が上手な人などがいれば、そういった人たちに相談してみるのもよいでしょう。ちなみに総会とは、管理組合の組合員が集まって、マンションの維持や管理について話し合う場です。一方理事会には、その中から選ばれた役員だけが参加します。マンションで住民が快適に暮らすため、どのマンションにもそこに住む人たちで構成される「管理組合」が存在します。マンションを購入すると、その時点で誰もが管理組合の組合員になります。【ステップ3】複数社の管理会社に見積もりを依頼する総会や理事会で住人の合意が取れたら、さまざまな管理会社から見積もりを取り、その中から条件に合った管理会社を選びます。管理会社を変更することを「リプレイス」といいますが、最近ではリプレイスのコンサルタント業者も増えており、専門業者に依頼することも可能です。また現在の管理会社がマンション管理費を引き下げてくれればわざわざ管理会社を変える必要はないため、現在の管理会社と値下げ交渉をする方法もあります。この場合も、管理組合でしっかりと話し合って意見をまとめておくことが、交渉を有利に進めるポイントです。またほかの管理会社から取った見積もりは、交渉時にも有効な材料になります。■管理費を滞納すると、最終的には差し押さえ処分も!マンションに住むことは、1棟の建物をみんなで所有していることと同じです。そのためマンション管理費は、自分を含めたそこに住む人たちが、心地よく生活できるために必ず必要になる、大切なものだといえます。しかし中には「共用スペースなんてほとんど使わないし…」などと考えて、管理費を支払わない人もいます。管理費を滞納したままでいると、期間に応じて以下のような対策が取れられます。【1ヶ月の滞納】1ヶ月程度の滞納であれば、見過ごされることもほとんどです。翌月に2ヶ月分をまとめて支払えば、問題になることはありません。【2~3ヶ月の滞納】マンション管理費の管理者から滞納の理由を問われます。口頭の場合もあれば、文書が届く場合もあります。【4~10ヶ月の滞納】管理者から返済の予定を記した「返済計画書」の提示を求められます。4~10ヶ月が経ってもなお管理費が支払われない場合は、期限を設けてその日までに未払い分の支払いを求める「督促状」が届きます。さらにこれにも応じなかった場合、最終的には「差し押さえ仮処分申請」という法的な措置が取れられます。差し押さえ仮処分申請とは、支払われなかったマンション管理費の回収を目的として、管理者から裁判所へ、財産の差し押さえの許可を求めるものです。申請が認められれば、管理者は裁判所の権限を用いて、管理費を滞納した人から給与・年金や不動産を取り立てることが可能になります。【マンション管理費を滞納してしまったときの対処法】マンション管理費を滞納してしまったとき、もっともしてはいけないことは、文書や問い合わせの電話などを無視することです。例え文書が届いたときや電話がかかってきたときには支払えない事情があったとしても、その事実を管理者に伝えなければ、悪質な住居者とみなされてしまいます。反対に事情をきちんと説明すれば、2~3ヶ月程度であれば支払いを待ってくれるケースも多くあるのです。また滞納を放置し続け問い合わせにも応じず、とうとう督促状がきてしまった、という場合は、期日までの支払いが難しくても、速やかに管理者へ連絡を取れってください。そのうえで、支払えるだけの金額だけでも期日までに納めるようにします。とにかくいくらかだけでも支払っておけば、管理者が未払い分の分割支払いなどの交渉に応じてくれる可能性が高くなるためです。法的手続きへと移行されてしまえば、財産の差し押さえを受け入れるか、未払い分のマンション管理費を一括で支払うかの手立てしかなくなってしまいます。どのような事情があるにせよ、管理費を滞納してしまったら、なるだけ早く管理者へ連絡するようにしましょう。■まとめいかがでしたか?前述のとおり、マンション管理費の相場はおよそ15,000円。これに修繕積立金とローンが加わると考えれば、毎月の出費はマンションにかかる費用だけでかなりの額になります。とはいえ、マンション管理費を支払わなければほかの住人にも迷惑をかけることになるため、滞納はもちろんNG。マンション購入後に生活費の資金繰りが厳しくなるといったことがないように、購入時にマンション管理費も考慮に入れてローンを組むことが大切です。
2017年05月12日マンションの購入を考えるとき、迷いがちなのが「新築か中古か」。本当は新築マンションがいいけれど、予算の都合上中古マンションも視野に入れて検討中…というケースが多いでしょう。しかし新築と中古の違いは「価格」だけではありません。設備環境や保証・制度など、さまざまな面において相違点があります。そこで今回は、新築と中古の違いを徹底的に比較してみました。それぞれの長所や短所を把握して、自分のスタイルにマッチする住まいの形を見極めましょう。■まず気になるのは費用!新築と中古でどう違う?マンション選びの際、やはり最終的な判断材料ともいるのが「費用」。マンションは物件そのものの価格がメインになりますが、購入時の諸費用の違いも事前に調べておきましょう。【違い1】物件価格の違い一般的に新築の方が中古よりも価格が高くなることはご存知でしょう。具体的な数字を挙げると、中古マンションは新築マンションの4割から5割程度の価格で売り出されています。もちろん一口に「中古」といっても築年数によってさまざま。物件の状態によって価格に開きがありますが、中古の方が新築に比べると費用を抑えられることは確かです。またエリアによっても新築と中古の物件価格に違いがあります。都市部の人気エリアでは新築と中古にさほど差はありませんが、郊外部では価格の開きが大きいです。新築にしても中古にしても郊外部の方が購入時のお得感はありますが、逆に売りに出す際は売却価格を低く設定する必要があります。現時点での価格だけに注目するのではなく、将来性も踏まえて総合的に判断するとよいでしょう。【違い2】諸費用の違いマンションを購入する際には、不動産の登録料や住宅ローン手数料など、物件に対してかかるお金以外にもさまざまな「諸費用」がかかります。そのうち新築にのみかかる費用、中古のみにかかる費用をそれぞれピックアップしてみました。まずは新築マンションに必要な諸費用です。・修繕積立金基金これは新築マンション特有の費用で、毎月支払う修繕積立金の負担を軽減するためのものです。住むエリアや物件の内容によって異なりますが、一般的には200,000~400,000円程度が相場となっています。・オプション費用新築マンションによっては、部屋のグレードをアップできたり、インテリアや設備を追加できたりする場合があります。モデルルームの内装や設備はこういったオプションを使った仕様になっていることがほとんどです。このオプション、つい金銭感覚が狂ってしまって、気がついたら数百万円プラスに…というケースも珍しくありません。高品質でデザイン性の高い内容に魅了されてしまいがちですが、予算と十分照らし合わせながら検討する必要があるでしょう。次に中古マンションに必要な諸費用を見てみましょう。・仲介手数料中古マンションの場合は、売り手(マンション所有者)と買い手の間に立って物件紹介やさまざまな手続きを行う仲介業者がいることが多いです。仲介業者を介してマンションを購入すると、仲介手数料が必要です。仲介手数料は「(物件価格×3%+60,000円)×1.08(消費税)」が相場で、例えば30,000,000円の中古マンションにかかる仲介手数料は1,036,800円です。不動産会社が売り主の場合は仲介手数料が発生しませんが、一般的にはこの程度かかると認識しておきましょう。・リフォーム費用リフォームをしていない中古マンションの場合は、リフォームを行ってから入居するスタイルが一般的です。かかる費用はリフォームの種類やグレードなどによって大きく異なります。例えばトイレの便器交換は50,000円~100,000円程度、浴室リフォームは800,000~2,000,000円程度、間取り変更や全設備交換など大がかりなリフォームになると3,000,000円程度が相場で、細部にもこだわる場合は10,000,000円以上になることも珍しくありません。金額の幅が大きくそれなりに予算もかかりますが、自分好みの設備や仕様に変更できるよさがあります。フルリフォームやフルリノベーションをしても、かかる費用は新築物件価格の3分の2程度で済むでしょう。こうして諸費用だけで比較してみると、新築マンションに比べて中古マンションは費用がかかることがわかります。物件価格だけを見て「中古の方が安い」と決めつけるのではなく、プラスされる諸費用のことも考慮するとよいでしょう。■新築マンションのメリット&デメリットこれまで費用面における違いを見てきましたが、費用面以外にもさまざまな違いがあり、新築・中古それぞれに良し悪しがあります。まずは新築マンションの長所と短所を見極めましょう。【メリット1】見た目が綺麗新築マンションの醍醐味といえば、何といっても見た目が綺麗なこと。誰も使っていないピカピカの内装や設備は、誰もが憧れます。建物内部だけでなく、外から見たときに見栄えがいいのも新築ならではのよさです。新しさを重視し、初めから中古マンションを視野に入れずに探す人も多いようです。【メリット2】最新設備を搭載している新築マンションには最新の設備が備わっており、住み心地は抜群です。個人の専有部分はもちろん、共用部分の設備も充実しているケースが多く、総合的に見て住宅の質が高いといえるでしょう。セキュリティシステムも中古マンションに比べてしっかりしているため、安全性が高い点も大きな魅力。特に小さい子供がいる家庭の場合は、安心して暮らせるかどうかを重視して新築を選びやすい傾向にあります。【メリット3】コミュニティに溶け込みやすい新築マンションの場合は、契約者全員がほぼ同時に入居を開始します。「顔見知りがいない」という同じ条件の下でスタートを切るため、コミュニティに参加しやすいといったメリットがあります。すでに形成されたコミュニティに入るときにありがちな、気後れやストレスを感じることがありません。コミュニティ自体に一体感が生まれやすいといわれます。【メリット4】税制面においてさまざまな優遇措置を受けられる新築マンションを購入すると住宅ローン控除や登録免許税、不動産取得税などの軽減措置を受けられます。中古マンションでは条件が多く、対象外になる制度もあります。税制面では新築の方が何かとお得と考えてよいでしょう。【メリット5】長期保証が付いている新築マンションの場合は、建物の構造部において最低でも10年間の保証を受けることができます。設備面においてもメーカー保証付きで、アフターサービス面も優遇されます。保証やアフターメンテナンスの満足度の高さで選ぶなら、断然新築マンションでしょう。【デメリット1】モデルルームとのギャップすでに完成している新築マンションなら実物を見学できますが、多くの場合は未完成でいわゆる「青田買い」となり、モデルルームを見学して検討することになります。この際注意しなければならないのが、実際の物件とモデルルームとのギャップです。展示されているモデルルームの間取りはグレードの高い住戸のものであるケースが多く、実際の予算に見合う住戸はもっと狭かったり、使いにくい間取りだったりすることがあります。またモデルルームの設備や仕様はオプションでグレードアップしているケースがほとんど。「モデルルームの内容が標準装備されている」と勘違いしてしまうことがないように注意しましょう。【デメリット2】立地条件のよいところを見つけにくい新築マンションは数が少なく、希望のエリアにない場合もあります。また駅近など利便性の高い立地にはすでにマンションが建っているため、中古に比べて立地条件が悪くなってしまうのは否めません。【デメリット3】資産価値の減り幅が大きい新築マンションの資産価値は、通常5年で大幅にダウンし、その後は緩やかに下降していきます。特に注目したいのが、購入してすぐに20~30%程度下落してしまうこと。実は新築マンションの物件価格には広告費や販売会社の利益が上乗せされているため、それを差し引いた額が本来の資産価値になるからです。一般的にいわれているのが、築15年以降は価格下落のペースが安定するということ。資産価値の急激な低下を懸念するのであれば、初めから築15年以降の中古マンションに限定して探すことをおすすめします。新築マンションは「新しくて綺麗なマンションに住みたい」「設備やサービスが充実しているところがよい」など、見た目や機能性のよさを求める方に適しています。また「長期保証が付いていてほしい」「税金の優遇措置はできるだけ利用したい」など、安心・安全を重視する場合にもおすすめです。■中古マンションのメリット・デメリットでは次に中古マンションのよい点と悪い点をご紹介します。前述した新築マンションと比べながら見ていくと、自分に適したマンションのスタイルが見えてきます。【メリット1】物件数が多く、選択肢が豊富中古マンションは豊富な物件が揃っています。そのため「なるべく一定のエリアで物件を探したい」という場合に最適です。たくさんの選択肢の中から探すことができるため、好みや条件に合った物件を見つけやすいこともメリットでしょう。また中古マンションは好立地に建っている傾向があり、駅近だったり周辺環境がよかったりと利便性の高さが魅力。新築でそういった物件を探してもなかなか見つからず、仮にあったとしても予算を大きくオーバーする可能性があります。限られた予算内で好立地な物件を探すなら、中古マンションが最適でしょう。【メリット2】実際の物件を見学できる中古マンションは必ず実物を確認できることが大きなメリットです。希望する物件に足を踏み入れて、間取りや広さはもちろん天井の高さ、窓の配置などを確認できます。また収納の大きさ、通風や採光、眺望などもはっきりとわかるため、住んだときのイメージを具体的に思い描くことができます。新築マンションの場合はモデルルームとのギャップが懸念されますが、中古マンションならそういった心配はありません。またそのマンションにどんな世帯が住んでいるのかを確認することもできます。「20~30代のファミリーが多い」「年配層が多い」などが事前にわかるため、住んでいる住民の層によって自分たちが馴染めそうかを判断できるでしょう。【メリット3】自分好みの空間が作れる新築の場合はすでに新しい設備や内装が備わっており、基本的には「万人に便利」な作りになっています。決められている内容は変更できないため、中には自分好みではないインテリアや壁紙が使われていたり、使わない設備が入っていたりすることも。それに対して中古マンションの場合は、自分に快適な空間作りが可能です。必要な箇所のみ自分好みにリフォームできますし、予算が許せば住まい全体を自分仕様に変更することもできます。物件価格が安い分、浮いた予算をリフォーム費用に回せることが魅力です。【メリット4】資産としての価値が下がりにくい前述したように、新築マンションの物件価格には広告宣伝費や不動産会社の利益が上乗せされているため、物件価格がそのまま資産の価値になるわけではありません。そのため仮に購入後すぐに売却したとしても、購入時の価格で売れることはほとんどなく、資産価値の下落も激しいです。しかし中古マンションの場合は売り手の希望と相場によって物件価格が決まるため、物件価格と資産価値がほぼ同じ。購入後の資産価値が下がりにくいため、購入後に大幅な値下げがされることもありません。【デメリット1】保証期間が短い中古マンションにおける主要構造部の保証期間は、売り主が個人の場合は2~3ヶ月程度。新築の保証期間10年に比べると、かなり短く設定されています。中には保証なしのケースもあるため、注意が必要です。購入後にこのままでは住めないような欠陥が見つかることのないように、事前にホームインスペクション(住宅診断)を利用するとよいでしょう。また「住宅瑕疵担保責任保険」や大手不動産会社の保証サービスを利用すれば、万が一のケース時に安心です。【デメリット2】共用部分を変えることができない個人の所有する「専有部分」であればリフォームやリノベーションを行うことができますが、エントランス・共用廊下・階段など他の住民と共同で利用する場所に関しては、個人で手を加えることができません。また専有部分と勘違いしてしまいがちなベランダ・窓のサッシ・玄関ドアも実は共用部分。勝手にデザインや仕様を変えることができないため、注意しましょう。【デメリット3】新築に比べて耐震性が低い築年数が浅めの中古マンションは耐震性に問題ないケースが多いですが、築年数が古い物件は要注意です。特に昭和56年(1981年)6月1日以前に建てられた物件は要注意です。こうしたマンションには新しい耐震基準に合っていないため、耐震面に不安があります。築年数を確認し、耐震性に不安がないかどうかをしっかり見極めましょう。また手入れがきちんと行われている中古マンションは、管理組合によってその都度補修・改修がされている証拠です。見た目から受ける印象や仲介業者からの情報をもとに、安全なマンションかどうかチェックすることが大切です。気になる場合は、耐震診断を依頼するとよいでしょう。中古マンションは「特定のエリア内で探したい」「とにかく立地条件のよいところがいい」など、エリアが限定されている場合や利便性を重視したい場合に適しているといえるでしょう。また住居のデザインや設備、仕様にこだわりが強い方にもおすすめです。■おわりにいかがでしたか?新築マンションと中古マンションはどちらにもよい点と悪い点があり、一概にどちらがベストとは言い切れません。選ぶ際に大切なのは「求める条件にマッチしているのはどちらか」ということです。住まいに何を求めるのかを明確にすれば、おのずと答えが見えてくるでしょう。
2017年05月12日こんにちは、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきです。男子のほうが浮気が原因でトラブルに!というイメージがありますが、女子だって魔が差して浮気をしてしまった・・・。という人は少なくありません。そして浮気がバレてしまったら、どうするか悩むもの。「本命は彼だから浮気を許してもらってやり直したい」「浮気相手への気持ちの方が大きくなっているから彼とは別れよう」など、様々な気持ちが起こるはず。そこで今回は、ハウコレが行ったアンケート『彼氏に浮気がバレたことある?』の回答を元に、浮気がバレたあとのカップルの結末についてまとめてみました。■自分から別れを切り出した「喧嘩した後、『正直落とそうかと思った』って言われて『何を?』って聞いたら、私をマンションから突き落とそうとしてた。恐怖しか感じなかった。そして別れました」(20才/専門学校生)「彼氏に全部話したら、それからはどこで何してるか常に報告するようになった。報告するのが面倒だったり喧嘩したりして結局別れた」(18才/大学生)とりあえずその場では別れなくても、一度溝が入った関係は修復が難しく、その関係を面倒に感じて自分から別れを切り出す人も。「もう1度頑張ってみよう」とした結果ダメだったのなら、もう修復は難しいよう。お互いにスッキリ別れてしまったほうが良いのかもしれません。■フラれて後悔・・・「穏やかな性格の彼は、私にいつも可愛いとか好きだよとか言ってくれるし、私のワガママをいつも笑顔で聞いてくれていました。でも私はもう少し刺激が欲しくて、彼とは違うタイプの人と浮気。それがバレて、彼には『大好きだったし信じていたのに』と振られてしまいました。いつも笑顔だった彼の怖い顔が忘れられないし、自分が思っている以上に私は彼のことを愛していたんだなあと実感して今でも後悔しています」(18才/高校生)刺激が足りなくて他の男子に目がいって浮気した場合でも、「なんだかんだいって、彼氏が落ち着く」ことってありますよね。本命の彼にフラれたあとで後悔しても遅いので、まずは本当に大切なのは誰かをしっかり認識!マンネリ化が原因なら、彼との付き合い方でまた新鮮さを取り戻せるかもしれません。その上で、どうしても刺激がほしいのなら・・・絶対にバレないように浮気しましょう(笑)■許してもらえた!「怒られてなんでこんな事をしたのか聞かれ、理由を全部話したら俺のところに戻ってこいと泣きながら言われたので 相当反省しこれからもう絶対しないという約束で戻りました」(20才/専門学校生)「俺も悪かったから!と言って許してくれた」(33才/医療・福祉)「寂しさを埋めたくて」浮気したなどの理由だと、理由を聞いて彼が許してくれるケースも多いみたい。不満があるなら浮気する前に口で伝えた方が良いですが、それでも浮気バレがキッカケで前よりも仲良くなれたのなら結果オーライなのかもしれません。■浮気はバレなかったけど乗り換えた「バレる前に別れて浮気相手と付き合いました(笑)未だに元彼も乗り換えた彼も気づいてないと思います。その浮気相手とも数ヶ月で別れました」(18才/高校生)「元彼の話。そろそろ別れたいなってときに期間かぶった。結局、そのままどちらとも別れた」(23才/アパレル)浮気がバレる前に浮気相手に乗り換えたという人もたくさんいました。ただ、乗り換えたあとに浮気相手ともすぐ破局パターンがとても多かったです。浮気中は気持ちが高ぶっていても、浮気相手というスリルがなくなると、熱が冷めてしまうよう。後悔しなければ良いですが、しっかり自分の気持ちを見極めたいですね。■おわりに本命の彼を失ってから後悔しても遅いので、まずはどうして他の男性に心が揺らぐのか考えてみると良さそう。そして、してしまった浮気は仕方ありませんが、彼にバレたら「自分はどうしたいのか」「本当に大切なのは誰なのか」をしっかり考えて後悔のないように行動してくださいね!(下村さき/ライター)ハウコレ「女子の本音」彼氏に浮気がバレたことある?2017年3月16日~3月29日回答数201人(ハウコレ編集部)
2017年04月12日近隣トラブルには様々なものがありますが、その代表格がマンションなどでの生活音のダダ漏れ。「夜にもかかわらず年中ドタドタと足を踏み鳴らす」「真夜中に大音量で音楽をかける」など、多種多様なケースを見聞します。ご存知の通り「音がうるさい」ということを発端としたトラブルが殺人事件を引き起こしたこともあります。賃貸マンションなら最悪引越しも考えられますが、分譲マンションの場合は、なかなかそうもいきません。このようなとき、法律的に加害者を強制退去させることはできないのでしょうか?和田金法律事務所の渡邊寛弁護士に見解を伺いました。 Q.分譲マンションに住む隣人の騒音が激しい場合、被害者側から強制退去させることはできる?*画像はイメージです:生活騒音の場合は、退去を求めることまではできません。「マンションの他の入居者の騒音被害が改善されない場合、損害賠償請求や差止請求が考えられます。裁判では、騒音の態様や程度(音の種類、大きさ、時間帯、頻度、継続性など)、騒音防止の措置の有無や内容、マンションの遮音性能などの事情を総合的に考慮して、一般人を基準に、騒音が社会生活上の受忍限度を超えるものであるかどうかによって判断されます。過去の裁判で慰謝料請求が認められたものとして、階上の住戸の子どもの騒音の事案で原告1人当たり30万円の慰謝料を認めた裁判例(東京地裁平成24年3月15日判決、東京地裁平成19年10月3日判決)、階上の住戸のフローリング床への変更による生活騒音の事案で原告1人当たり75万円の慰謝料を認めた裁判例(東京地裁八王子支部平成8年7月30日判決)があります。差止請求の対象は、部屋の使用ではなく、騒音の発生ですが、損害賠償請求よりもハードルは高いです。分譲マンションについては、建物区分所有法という法律があり、所有者の“共同の利益に反する行為”があったときは、管理組合が同法に基づいて使用禁止や競売を請求できることがあります。もっとも、他の方法で効果が望めないときの請求であり、一般的な生活騒音の場合は“共同の利益に反する”とまでは言い難いため、まず認められないと考えられます。騒音被害で競売請求が認められた裁判例もありますが(東京地裁平成17年9月13日判決)、昼夜を問わず騒音・振動・叫び声等を発生させるなどの著しい迷惑行為があった極端な事案です」(渡邊弁護士)損害賠償を請求することはできますが、退去を求めることはほぼ不可能であるようです。筆者もマンションの騒音問題で悩んだ経験があるのですが、問題解消の糸口がなかなか見つからず、ノイローゼ気味になりました。引越しというわけにもいかないという方は、弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。 *取材協力弁護士: 渡邊寛 (和田金法律事務所代表。2004年弁護士登録。東京築地を拠点に、M&A等の企業法務のほか、個人一般民事事件、刑事事件も扱う。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*kojikoji / PIXTA(ピクスタ)
2017年03月06日社会人10年目くらいになると、今後の資産構築のために、思い切ってマンションの購入を考える人も多いと思います。マンション探しは、未来の自分の生活を思い描きながら夢と希望に溢れる時間を過ごすことができる、とても楽しいもの。とくに新築マンションを購入する場合は、マンションギャラリーの最上級な演出とおもてなしが、購入者の購買意欲を高めます。ホテルのようなお部屋と、その部屋にマッチしたオシャレな家具を見てしまえば、欲しくなりますよね。しかし、「この物件ほしいな~」と思っても、本当に自分が買えるのかどうか、今後ローンを支払っていけるのかどうか、は現実問題として、避けても避けることができない壁でもあります。では、仮に買えると判断でき、新築や中古のマンションを買おうと思った場合、同じような金額で、同じような築年数、同じような間取り、同じような利便性だったら、何を基準に選びますか?そんなとき、選択基準のひとつとしてあがるのがマンションの規模。規模による生活への影響はどんなものなのでしょうか?不動産会社に10年勤務している私が、実体験をもとにご説明をします。■まずはマンションの総戸数を気にすべし!総戸数を気にしたことがありますか?総戸数とは、マンション全体の世帯数のことです。総戸数15戸と言えば、15家族が住んでいるということですし、総戸数300戸と言えば、300家族が住んでいることになります。この総戸数は世帯数を表わすのと同時に、物件の規模を表わす指標になっていますが、気にしたことがありますか?立地もよくオシャレで間取も最適で、築年数もそんなに古くなければ、総戸数なんてどうでもいいと思っていらっしゃるかもしれませんが、実はこの総戸数は今後のライフスタイルや支出を考えた上で、気にするべき数字なのです。例えば、総戸数を15戸と300戸で、どんな違いが出るのでしょうか。まずは、ライフスタイルから見ていきたいと思います。総戸数15戸はいわば、小規模マンションであると言えます。小規模ですから世帯数が少なく、建物も小型でコンパクトに作られていますから、共用部(マンション住人の全てが共同利用するスペース)は充実していません。エントランスがあり、エレベーターホールがあり、必要最低限の駐輪場やバイクスペース、ゴミ置場があるくらいでしょうか。小規模は、無駄のない設計になっています。それに比べ、総戸数300戸の大規模マンションは、小規模マンションにある設備はもちろん、集会スペースがあり、エレベーターも2~4基あり、敷地内に公園があり、場合によってはプールやフィットネスジムなどがあったりします。この設備の違いは、単なる敷地面積だけの違いではなく、住む人が多ければそれなりの共用部が必要になりますから、大規模マンションは充実した設備になります。■購入前には今後の支出も視野に入れるべし次に、総戸数を15戸と300戸で、どんな違いが出るかについて、支出の面を見ていきましょう。マンションを保有した時の支出と言えば、管理費と修繕積立金。まず管理費については、小規模も大規模もあまり大差はありません。大規模マンションは充実設備を維持する為の維持費が掛りますから、管理費も高いのではないかと思われがちですが、世帯数が多い分お金も集まり、一世帯あたりの管理費も比較的抑えられます。そして修繕積立金ですが、ここに大きな差が出てきます。では、10年~15年に1度行われる大規模修繕工事を例にしてみますが、・小規模マンション不足金:1,000万円1,000万円/15世帯=約67万円・大規模マンション不足金:5,000万円3,000万円/300世帯=約16万円これくらいの差が出てしまいます。■結局15戸と300戸ならどっちが正解か以上のことから、充実した設備に恵まれ、修繕積立金の負担額も低い大規模マンションに住んだ方が得ではないか、と思ったでしょう。しかし実は、大規模は大規模で問題もあります。一番大きな問題としては、人数が多いため管理組合の総会などで話がまとまらないということです。人数がいればそれと同じ数だけの意見や思考がありますから、例えばたったひとつの修繕工事についてもなかなかまとまらず、苦労がつきまといます。そして、将来的に老朽化によって建て替えをしたいと思っても、法律上、全戸数の4分の3以上の賛成が得られなければ実現しませんから、意見をまとめるのは大変です。小規模でも共用設備の無駄を省き、住人の同意を得ながら小規模修繕をまめに実施し、臨時支出を抑えることもできますから、一概に大規模が良いとは言えません。どちらが良いかということについては賛否両論ですが、一番大切なことはマンションに何を求めるかではないでしょうか?どちらが得かという判断も、住む人の価値観によりますから一概に言えないのです。(文/根本愛)
2016年10月31日今住んでいるお部屋にあと何年いるのかな……マンション購入したほうがいいのかな……なんてこと、考えたことありますか?今回は30代独身女性の「住まい」事情をリサーチし、持ち家と賃貸のメリット、デメリットについて探ってみました。安らぎを与えてくれ、自分を解放してくれる未来の我が家について、ちょっと真剣に考えてみませんか?各世代別、独身女性の持ち家事情ってどうなってる?30代ともなると、ソロライフのためにマンションを購入しようかどうか、頭をよぎることもありますよね。そこで世代別に住宅事情の割合を見て、どのあたりから実際にマンション購入に踏み切るのか調べてみました。[リンクハウス東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、愛知県、大阪府、福岡県に在住の25~65歳の独身女性2,000人。インターネット2014年調べ]Photo by リンクハウスPhoto by リンクハウスご覧のような結果に。30代の女性で持ち家に住んでいる人は10%程度。20代とさほど変化はなく、40代に入って20%超えと、倍増していく様子が見てとれます。また、実家暮らしが一番多いのは30代独身女性の特徴のよう。キャリアアップや仕事の節目ときでもあり、家族に支えてもらう必要がある時期とも考えられますよね。購入のメリット、デメリットってなに?持ち家に住んでいる女性がこれだけ少ないのには、住宅ローンをはじめとする不安が大きく影響しているからと、なんとなく考えちゃいませんか。そこで、きちんとプラスの面とマイナスの面を洗い出し、マンション購入をもう少し現実的なものに近づけてみましょう。住宅購入のメリット・住宅ローンの返済後は資産になる・ローン返済後は、貸し出せば不動産収入になる・好みのリフォームができる住宅購入のデメリット・多額の住宅ローンを組むことが不安・転職やリストラ、収入が減少した状態でローンを払い続けられない可能性がある・賃貸に比べて、気軽に引っ越ししにくい賃貸のメリット・好きな場所を選んで住める・嫌な場所であっても引っ越すこができ、気持ちを切り替えられる・収入に応じて住まいのレベルを変えられる賃貸のデメリット・自分の資産にはならない・マンションの場合は議決権がないので、住人の中でも立場が弱い・家賃を捨てているようで、お金がもったいないと感じる購入するって決めたらどうすればいい?物件購入は金銭的に得といいます。なぜなら、例えば月8万の家賃を10年支払い続ければ1,000万円近くになり、中古マンションを購入することだって可能だからです。ただ、どうしても大きなお買いもの。老後に実家をリフォームしたり、ケアハウスや、住宅型の老人ホーム、シニア向けのマンションで暮らすことをシミレーションしているのであれば、無理に考えることはないかもしれませんね。悩んだ末、物件購入を選択したならば、1)大きな夢は持ち過ぎず、身の丈に合った物件を選ぶ2)将来、賃貸に出せるよう利便性のよい物件を選ぶ3)ローンの返済を窮屈にさせないために頭金は最低でも2割は用意する4)月々の返済額は現在の家賃より同等以下にして20年以内の返済計画を立てるといったことを留めておくことがとても大切なようです。持ち家であろうと、賃貸であろうと、実家であろうと、マイホームは癒しの空間になり得る場所です。自分が自分らしく人生を豊かにするために、さまざまな住まいの在り方をこれから熟知していき、もっともっとステキな暮らしを彩れるよう、最高で最良の住まい探しを30代の今から、少しずつ想像してみてください。きっと、納得できるお家があなたを待っていますよ。参考:リンクハウス
2016年10月28日首都圏に19棟650戸のシェアハウスを手掛けるシェア・デザインが、シェアハウス初のリゾートマンション『リゾートパレス三浦海岸』をオープンしました。『リゾートパレス三浦海岸』の特徴神奈川県三浦市にあるこの物件は、京浜急行 久里浜線「三浦海岸」駅から徒歩12分。海の目の前に位置しており、気軽にマリンアクティビティなどを楽しむことができます。また、一部の部屋からはオーシャンビューが楽しめます。天井が高く開放的なラウンジではラグジュアリーなひとときを体感できる他、プールサイドにはレストランを併設いているためホテルライクな生活ができます。休日は波の音をBGMに読書など一人の時間を楽しむもよし、入居者同士で交流を深めるもよし、家にいながらリゾート気分を満喫することができる別荘のようなシェアハウスです。好環境の立地でありながら都心へのアクセスも良好。京急線で横浜まで45分。品川へは乗り換え無しの約1時間ですので通勤も便利です。そのほかの特徴お部屋にはベッド・机・イス・エアコン・カーテンがあり、気軽にシェアハウス生活をスタートすることができます。2名入居可能な、トイレ・シャワー・キッチン・洗面所付きのお部屋もあります。ライフスタイルにあわせて選ぶことが出来ます。また、大浴場もあり、1日の疲れを癒やしてのんびりゆったりとくつろげます。『リゾートパレス三浦海岸』概要所在地:神奈川県三浦市南下浦町菊名48番地交通:京浜急行 久里浜線「三浦海岸」駅から徒歩12分構造: 鉄筋コンクリート造地上3階建戸数: 18戸賃料: 39,800円~64,800円/月共益費: 管理費:6,900円/月※インターネット接続料込光熱費:7,900円/月※電気・ガス・水道込専有設備: ベッド・机・イス・カーテン※選択応相談共有設備: キッチン・トイレ・大浴場・シャワールーム・洗濯機・レンタルボード・TV・他『リゾートパレス三浦海岸』掲載サイト「sharedesign.co.jp」
2016年10月24日「独身女性はマンションを買ったら終わりだ」なんて、時々聞かれますよね。結婚を諦めたサインだととらえられ、お嫁さん候補からはずされてしまうからです。マンションを買うと結婚できない説、果たしてそれは本当なのでしょうか。「マンション=一生独身」という時代はもう古い!今年6月に「女性のための快適住まいづくり研究会」が発表した調査によると、すでにマンションを買った女性503人のうち、半数以上が、39歳以下でマンションを購入しているという結果になりました。購入理由のTOP3は「家賃や更新料がもったいない」「快適で安全に暮らせる家を求めて」「資産として残せる」でした。そのうち独身女性の65%以上が将来結婚を希望しているそうです。今や、結婚を諦めたからマンションを買う時代ではありません!「マンション=一生独身」という考えはもう古いのです。亭主関白タイプの男性は敬遠しがち?一方で、マンションを買う独身女性について男性はどう思っているのでしょうか?調べてみると、受け入れられる男性とそうでない男性がいるようです。まずは、受け入れられない派のご意見。「自立して、勝気なイメージ。気が強そうなのでお嫁さんにするのはちょっと……」(35歳・銀行)「マンションを買った女性には、引け目を感じてしまう。男としてのプライドが傷つくかも」(31歳・メーカー)女性をリードしていきたい亭主関白タイプは、マンション持ちの女性は敬遠傾向にあるようです。持ち家の女性は自分よりしっかりしているイメージがあり、ちょっと気が引けてしまうみたいですね。昔ながらの考えを持つ男性とは、あまり相性がよくないのかもしれません。年上好きの甘ちゃん男性はウェルカム!?逆に、持ち家ウェルカムな男性はどう思ってるのでしょうか?「特に問題ないですね。独身のうちから将来を考えている自立した女性は好印象。結婚も考えられます」(29歳・デザイナー)「しっかりしているイメージ。僕はそういう女性のほうが好きです」(28歳・飲食)マンションを持っていることは「自立した女性」であるイメージを強く植え付けます。相性がいいのは、女性に自立を求める男性。年上好きの男性や、女性に甘えたい願望のある男性にとっては好印象でした。ただし、ローンは自分で払いきるべし!マンションを買ったからと言って、結婚できないというわけではなさそうです。むしろ好印象だと受け取る男性もいます。ただし、男性から共通して言われたのが「結婚後にローンを旦那が負担するのはよろしくない」とのこと。買ってもいいけど、最後まで自分で払ってほしいと思うようです。結婚後も働き続けて、ローンを払いきるのか。それとも、運用して家賃収入で支払いにあてるのか。これから購入を考える人はしっかり考えることが必要ですね。
2016年09月25日分譲マンションの火災保険の契約方法分譲マンションなどの区分所有建物は、入居者(各区分所有者)の単独所有となる「専有部分」とエレベータや階段、廊下、エントランスのような区分所有者の全員の共有となる「共用部分」から構成されています。このように、分譲マンションには、専有部分と共用部分があることから、火災保険の契約方法としては以下の方法が考えられます。専有部分については…入居者(区分所有者)が個々に建物と家財の両方に対して保険契約をする。共用部分については…マンション管理組合が契約者となり、共用部分の財物全体に対して一括保険契約をする。マンション管理組合が共用部分の火災保険を契約しない場合などは、自身の専有部分とともに「共用部分の持分割合」についても保険の対象として契約する。一般的には、入居者(区分所有者)は専有部分のみを火災保険の対象として契約し、共用部分についてはマンション管理組合が一括で契約している場合が多いです。以下では、入居者(区分所有者)が個々に契約する専有部分の火災保険についてみていきます。分譲マンションでの保険選択の注意点マンション管理組合が建物の共用部分の財物全体に保険を掛けていても、入居者の単独所有となる専有部分の壁や、室内ドアなどが壊れた時には補償されませんので、入居者は専有部分について建物と家財の両方に保険を掛ける必要があります。注意しておきましょう。保険会社が用意している補償プラン保険会社により補償プランの内容が異なります。おおまかに特徴を整理してみましょう。基本補償を「火災、落雷、破裂・爆発」に限定し、「水災」、「水ぬれ」、「盗難」などをオプションで選択できるようにしているプラン。「火災、落雷、破裂・爆発」、「風災、雹(ひょう)災、雪災」を基本補償として、水災や水ぬれ、盗難、破損・汚損などの補償は、いくつかのプランから選択できるようにしているプラン。水災の補償を外し、マンション等共同住宅向けとして販売しているプラン。などがあります。マンションの築年数や、住んでいる階などを考慮して、必要な補償プランを選択しましょう。地震保険について近年、タワー型マンションなどの増加により、マンションの高層階に住んでいる方が増えていると考えられます。高層階では、地震が起きた時、低層階より大きく揺れる場合があります。地震の揺れによる家具や電化製品などの破損や汚損に備えるため、地震保険への加入も併せて検討しておきましょう。※掲載されている情報は、最新の商品・法律・税制等とは異なる場合がありますのでご注意ください。
2016年07月06日スタイルアクトは2月4日、「マンション購入検討者の定例意識調査」の結果を発表した。期間は2016年1月5日~8日。対象は全国のマンション購入検討者116名。○「今はマンションの売り時だと思う」は7割マンションが「買い時かどうか」を聞くと、50.8%が「買い時ではない」(「買い時ではない」10.3%+「あまり買い時ではない」40.5%)と回答した。次いで、26.7%が「どちらとも」、22.5%が「買い時」(「買い時」7.8%+「やや買い時」14.7%)となった。「買い時だと思う」と「買い時だと思わない」の差は、-28.4ptとなり、前年調査から21.7pt減少した。「現在の物件の購入価格(分譲価格・金利・税制含む)についてどのように感じているか」を聞いたところ、65.6%が「高い」(「購入を諦めるほど高い」14.7%+「購入をためらうほど高い」50.9%)。以降、33.6%が「どちらでもない」、0.9%が「購入を後押ししそうなほど安い」と続いた。「売り時かどうか」を質問すると、70.7%が「売り時」(「売り時」36.2%+「やや売り時」34.5%)。次いで、24.1%が「どちらでもない」、28.4%が「売り時ではない」(「あまり売り時ではない」24.1%+「売り時ではない」4.3%)と答えた。
2016年02月05日中古マンション仲介サービス等を運営するハウスマートは12日、月額1万円で仲介手数料が無料にて中古マンションを購入することのできる月額制中古マンション売買サービス「カウル」を2016年1月14日から開始すると発表した。「カウル」では、マンション購入額に加えて一般的に数百万円近く支払う必要のあった仲介手数料が無料となるという。月額1万円を支払うことで、サイトでの物件探し及び、カウルが物件探しのサポートを行う。物件探しや内見の予約・購入申し込みなどもすべてオンライン上で行うことができ、さらに成功報酬型でないため、「自分のペースで納得できる新居探しをすることが可能となる」(ハウスマート)。また、売却については手数料および月会費がすべて無料で利用することができるという。全国展開を視野に、まずは東京(23区)・神奈川(横浜市・川崎市)などの関東圏からサービスの提供を開始する。また、サービス開始に伴い、BEENEXT PTE.LTD(Founder & Managing Partner:佐藤輝英氏)より2015年8月19日に三者割当増資による資金調達を実施した。今回の資金調達により更なるサービスの開発、人材の採用、マーケティングの強化等を図って行く予定としている。
2016年01月12日フォトシンスは3日、マンションなどの自動ドアに対応したスマートロック「Akerun Entrance」を発表した。マンション管理者向けの提供価格は初期費用が税別95,000円からで、月額費用は36,000円から。「Akerun Entrance」は、同社が提供するスマートロックサービス「Akerun」における、マンションやビルなど向けの新製品。これまで、「Akerun」はマンションやビル内居室の玄関に取り付けていても、エントランスにオートロックの自動ドアがある場合、結果的にエントランスの鍵の持ち歩きやドアホンでの来訪者の応対が必要だった。「Akerun Entrance」であれば、専用モジュールをオートロックの自動ドアに設置することで、エントランスから玄関ドアまで「Akerun」アプリをインストールしたスマートフォンのみで鍵の開閉が可能となる。専用モジュールの主な仕様は次の通り。動作距離は10m。接続先は自動ドアコントローラ外部入出力端子。対応自動ドアコントローラは、ナブコ製もしくは寺岡オートドア製のもの。サイズは幅約70mm×高さ約30mm×厚さ約50mm程度。「Akerun」は、専用のスマートフォンアプリを介し、鍵を解錠・施錠するサービス。ドアのサムターン上に取り付けた「Akerun」本体にスマートフォンを近づけることでBluetooth認証し、鍵を解錠・施錠する。設置したドアを閉めたあと、自動的に施錠する機能も備えている。
2015年12月03日スタイルアクトはこのほど、「第31回 マンション購入に対する意識調査」の結果を発表した。それによると、マンション価格が「高い」と回答した人は約7割となり、買い時感が減少した。○マンション価格、7割が「高い」と回答現在の物件の購入価格をどのように感じているかと尋ねたところ、全体では68.5%が「高い」と答え、前回調査時(2015年7月)より5ポイント増えた。また東京23区購入希望者は72.4%が「高い」と回答した。価格を理由に購入をあきらめた人に再検討する価格を聞くと、「15%以上下がったら」が95.1%と前回より17.1ポイント増加した。同社は「購入検討者の値頃感とマンション価格水準との乖離が進んでいる」と分析している。マンション買い時DIは、全体ではマイナス6.7ポイント、東京23区購入希望者ではマイナス10.3ポイントに落ち込んだ。1年後の価格変化については、全体では75.2%が「上がる」と予想し、特に東京23区購入希望者では「上がる」が81.0%を占めた。ただし、「横ばい」や「下がる」の割合は前回より増加したほか、今を「売り時」と判断する人は69.5%に上った。同社は「マンション価格の頭打ち感が出始めており、今後は『横ばい』や『下がる』と予想する人が増えていくと考えられる」と分析している。調査期間は2015年10月6~9日、回収サンプル数は105件。
2015年10月31日マンションと一軒家では、リフォームなどの自由度が異なるほか、セキュリティや近所付き合いなど、それぞれに良い部分と悪い部分がある。マンションの良さと一軒家の良さでは、どちらを支持する人が多いのだろうか。今回は、マイナビニュース会員の男女300名に「マンション、一軒家どちらが良いと思いますか?」と質問し、それぞれを選んだ理由を尋ねてみた。Q.マンション、一軒家どちらが良いと思いますか?一軒家 64.7%マンション 32.7%その他 2.7%Q.選んだ理由を教えてください■一軒家を選択 : 自由にできる・「住宅に関する自由度が大きい」(47歳男性/情報・IT/技術職)・「どんどん手を加えて一生ものになるから」(31歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「改築やDIYを気兼ねなくできるところ」(33歳女性/医療・福祉/専門職)■一軒家を選択 : 近所付き合いの問題・「マンションだと周りの住民によって快適さが変わりそうなので」(24歳女性/学校・教育関連/技術職)・「マンションは近隣トラブルが激しいから」(22歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「上階や下階を気にする必要がないので」(28歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)■一軒家を選択 : その他の理由・「庭でペットを飼いたいから」(28歳女性/金融・証券/営業職)・「自分の土地がほしい」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「一人前になった感じがしそうだから」(38歳男性/通信/技術職)・「地面にどっしり根を下ろして暮らしたい」(28歳男性/その他/その他)■マンションを選択 : セキュリティを理由に・「防犯の面で安心」(21歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「防犯上の理由」(29歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)・「セキュリティがしっかりしているから」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■マンションを選択 : 管理が楽だから・「自分で管理をしなくて良い分、色々な面で気楽だと思うから」(43歳男性/機械・精密機器/技術職)・「管理費と修繕積立金を払えば、自分ですべて管理しなくていいからです」(31歳男性/その他/その他)・「(雪国に住んでいるので)マンションは雪かきの心配がないから」(30歳女性/小売店/事務系専門職)■マンションを選択 : その他の理由・「田舎暮らしだったのでマンションは都会の象徴で、幼い頃からの憧れだったので」(33歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「集合住宅だからこそできる設備等もあるから」(22歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「マンションの方が住み替えしやすいからです」(28歳女性/機械・精密機器/専門職)・「一軒家は町内会とか大変そうだから」(31歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)■総評今回のアンケートでは、一軒家が良いと考える人は6割強、マンションが良いと考える人は3割強という結果となった。一軒家を選んだ人の理由としては、「リフォームの自由度が高い」「マンションと違って周囲の部屋の住人に気を使う必要がない」という2つが意見が多く、次に「庭があるから」と答えている人が目立っていた。一方、マンションを選んだ人では、「セキュリティがしっかりしているから」「管理が楽だから」との理由が多く、セキュリティや管理の心配をしたくない人がマンションを好んでいるようだ。近頃大きな被害が出ている地震や水害などの災害を理由にしている人は一軒家とマンションの両方におり、一軒家の場合は「災害があった時に困ることが多そう」「マンションは震災の時に不便だときいたことがあります、というかエレベーターが使えなくなった被害者でした」という意見、マンションでは「災害が起きたとき、一軒家だと修理などが大変そう」との意見が見られた。想定する災害の種類や住んでいる地域によって考え方は様々だと思うが、今後はこうした災害に対しても考えておく必要がありそうだ。調査時期: 2015年7月22日~7月24日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性141名 女性159名合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年09月28日「ペットウェルカム物件」のポータルサイトであるしっぽ不動産は、猫付きマンションを紹介している。○猫付きマンションとは保護されている猫たちを、保護猫カフェから預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。○2路線3駅利用可能今回、案内する「猫付きシェアハウス」は、東急多摩川線「矢口渡駅」から歩いて5分、「武蔵新田駅」から歩いて7分の場所にある。東急池上線「蓮沼駅」にも歩いて12分なので、アクセスが良い。13畳の広々としたリビングは、2面採光でエアコン設置済み。床はフローリングなので、ペットがそそうをしても拭き取りやすい。メゾネット形式で、階段を登った約7畳の洋室は、猫の遊び場にも持ってこいの空間。クローゼットも大きく、猫のおもちゃなど小さなものもたっぷり収納できる。○物件詳細最寄り駅:東急多摩川線「矢口渡駅」徒歩5分、「武蔵新田駅」から徒歩7分、東急多摩川線「蓮沼駅」徒歩12分場所:東京都大田区矢口2丁目礼金:1カ月 敷金:1カ月(ペット飼育時敷金2カ月解約時償却1カ月)賃料:153,000円 管理費:5,000円物件詳細は、しっぽ不動産で案内している。○レポート記事実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都・目黒区のマンション、東京都・中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。
2015年08月14日「ペットウェルカム物件」のポータルサイトであるしっぽ不動産は、猫付きマンションを紹介している。○猫付きマンションとは保護猫カフェから猫を預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。○収納スペースもたっぷり今回、紹介するのは、東京都杉並区の猫付きマンション。JR中央線「荻窪駅」、JR総武線「荻窪駅」、丸ノ内線「荻窪駅」の3路線を利用できる。間取りは1LDK。広い窓があり日当たりもいい。洋室にはたっぷり収納できるスペースが付いている。キッチンは広々とした7帖。2口ガスなので調理もしやすい。専用庭もあるので、ガーデニングなども楽しめる。○物件詳細最寄り駅:JR中央線「荻窪駅」徒歩15分、JR総武線「荻窪駅」徒歩15分、丸ノ内線「荻窪駅」徒歩15分場所:東京都杉並区桃井1丁目礼金:1カ月 敷金:1カ月(ペット飼育時は1.5ヶ月)賃料:68,000円 管理費:5,000円詳細はしっぽ不動産のウェブサイトまで。○レポート記事実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都目黒区のマンション、東京都中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。
2015年07月14日不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストはこのほど、「2015年上半期HOME’S新築分譲マンション人気物件ランキング」を発表した。同調査は1月~6月を対象に、同サイトに掲載の新築分譲マンションおよび一棟リノベーションマンション、のべ1,962物件から、ページビューや資料請求数等をもとに同社が独自に集計したもの。○1位は「Brillia Tower 目黒」1位は東京都品川区「Brillia Tower 目黒」が獲得。2014年の年間ランキングでも1位を獲得した、総戸数940戸の大規模物件で、立地とスケールが話題となっている。2位は東京都中央区の「ザ・パークハウス 晴海タワーズ ティアロレジデンス」。晴海に建つ49階の免震構造タワーマンションで、土地区画整理事業によって計画的に整備された街並みも人気の一因だという。3位は神奈川県川崎市の「パークシティ武蔵小杉ザガーデンタワーズイースト」。大規模開発により成長し続ける街・武蔵小杉で、駅徒歩5分の利便性と、徒歩圏内にある多摩川緑地の自然を両立した生活環境が評価された。今回の調査では、全国ランキングの上位5物件がすべて500戸以上と、大規模マンションの人気が顕著な結果となった。全国1~3位は40階以上のタワーマンションが占めた。また、東京都の湾岸エリアや目黒、二子玉川といった再開発エリアの物件も多くランクインし、マンションそのものだけでなく街の将来性・資産性も期待できる物件に注目が集まる傾向がうかがえた。4位以下は「プラウドシティ阿佐ヶ谷」(東京都杉並区)、「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」(東京都中央区)、「クレストプライムレジデンス」(神奈川県川崎市)、「エステムプラザ芝公園」(東京都港区)、「パークナード目黒カレン」(東京都目黒区)、「ザ・パークハウス 二子玉川ガーデン」(東京都世田谷区)、「プレミスト佃二丁目」(東京都中央区)がランクインした。なお同サイトでは、北海道から九州・沖縄まで、各エリア別のランキングも発表している。
2015年07月14日クリーク・アンド・リバーのアーキテクト・エージェンシーはこのほど、茨城県古河市にて、高齢者向け賃貸マンションを「ゴルファーズ・マンション(仮称)」にリノベーションする、と発表した。○マンション内でもゴルフを楽しめる同物件は、全国賃貸管理ビジネス協会と提携した、「建築士と創る賃貸物件:3+(ミタス)・プロジェクト」企画案件の受注第1号。プロジェクトでは、複数の建築士によるコンペを実施し、企画プランを決定。同様に施工会社もコンペ形式で選定することでコストの最適化を図れることが特徴となる。また、建築士が設計監理を行うことで、競争力・収益力に優れたより品質の高い賃貸物件を実現するという。今回同社がプロデュースする「ゴルファーズ・マンション」は、3つの設計プランの中から選ばれた、国内でも例の少ないゴルフ好きのためのマンション。茨城県古河市の高齢者向け賃貸マンションをリノベーションする。同エリアは、車で1時間圏内に25カ所以上のゴルフ場がひしめき合い、周辺にはゴルフショップや練習場なども多く点在するゴルファーにとってのメッカだ。同物件には、ゴルファーのための設備をふんだんに設置。マンション内でもゴルフを存分に楽しむことができる。約2,200平米の土地に建つ2階建ての建物には21戸の部屋があり、「パターラウンジ」「バンカー練習場」「ゴルフシミュレーター」などの共用練習設備を設置予定。1階南側の部屋の庭には、住人専用の「鳥かご練習場」、ラウンジには「大型スクリーン」のあるコミュニティスペースも設け、腕を磨きながら、新しいゴルフ仲間を作ることもできるマンションとして生まれ変わる。設計は、スタジオ・エイチ・プラスが行い、2015年9月の完成を予定している。
2015年06月08日ADインベストメント・マネジメントはこのほど、「マンション入居者に対するアンケート調査」の結果を公表した。調査は、賃貸マンション入居者約1万4,500名を対象に、WEBと紙冊子により2014年4月28日~7月15日に実施。ウェブ406件、紙冊子2,700件の合計3,106件から有効回答を得た。○都市の賃貸マンション、その理想型とは?「入居を決めるまでの内覧件数」は、「2~5件」までの割合が最も高く、全体の60%以上を占めていることがわかった。また、賃料10万円以下の物件では、「内覧せず」に決めたという回答が16%にのぼった。一方、「6件以上」内覧したという回答では、賃料高額帯の入居者の割合が高くなるという傾向がみられた。複数回答で聞いた「設置して欲しい住居設備」でトップは、「インターネット無料」で48.58%だった。以下、「ウォークインクローゼット」(45.88%)、「温水洗浄付便座」(36.38%)、「床暖房」(31.07%)が続いた。「管理・フロントサービスに期待すること、あれば利用したいサービス」を複数回答で聞いた。その結果、「不用品回収・リサイクル」が35.35%で最も多かった。他、「衣類クリーニング保管」(17.29%)、「常駐管理宅配クリーニング」(10.59%)といったクリーニング関連の要望が多かった。
2015年05月18日中央住宅はこのほど、埼玉県越谷市にて、新築分譲住宅「カーサ・デコラ越谷蒲生」の販売を開始した。○間仕切り壁の設置で3~5LDKとして使用可能同物件は、東武スカイツリーライン「蒲生」駅より徒歩10分の立地となる分譲住宅。家の中の利便性も高める様々なアイデアが盛り込まれた家をつくりたいとの発想から、「デコラティブ(装飾的)な箱の家」をテーマとした。機能的な設備およびインテリアにより、何気ない日常が特別な時間となるようデコレートするという。外観はモダンなデザインの中に暖かさを感じるものとし、デザイン門柱、シンボルツリーなど敷地を活かし自然までデザイン。室内設備には利便性を高める各種アイデアを盛り込んだ。1Fには、玄関エントランスから靴のままでアクセスできるウォークインクローゼットを設置。コートやカバンなど玄関近くに収納スペースがあることで、リビングがすっきりと片付くという。2Fはフレキシブルな2ドアルーム仕様。2部屋に間仕切り壁を追加すれば3部屋、4部屋として使用でき、家族の成長に応じて臨機応変に対応可能とした。室内のフローリングには天然木の良さが味わえる無垢材挽き板化粧フロアを採用。機能性と美しさを兼ね備えたキッチン・バスルーム、樹脂複合サッシ、ガス温水式床暖房を搭載し、一年中快適な住まいを目指した。武スカイツリーライン「蒲生」駅より徒歩10分、「新越谷」駅より徒歩19分、JR武蔵野線「南越谷」駅より徒歩19分という駅近の立地でありながら、40坪以上の敷地を確保し、カースペースは2台分を用意した。所在地は埼玉県越谷市蒲生旭町2337番6(地番)他。土地面積は139.86m2、建物面積は107.5m。総戸数3戸(販売1戸)。販売価格帯は4,680万円。間取りは3(4・5)LDK+パントリー+2ウォークインクロゼット。
2015年05月03日東京建物および一般財団法人首都圏不燃建築公社は4日、東京都目黒区の「目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」における分譲マンション「Brillia Towers 目黒」のゲストサロン(モデルルーム)をオープンした。○東京の街を一望できるタワーレジデンス同事業は、都営バス営業所跡地及び隣接地を含めた法定再開発事業(第一種市街地再開発事業)であり、JR山手線・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線「目黒」駅徒歩1分の、総開発面積約2.3haにおよぶ大規模再開発。敷地規模を活かし目黒駅前に緑豊かな憩いの空間として「森の広場」を整備するとともに、良質な住宅と充実した生活支援機能及びビジネス拠点として住・商・業を複合的に整備し、駅前の新たなランドマークとなる3棟の超高層建築物が誕生するという。「Brillia Towers 目黒」は、同事業のうち、住宅部分にあたる2棟(一部を除く)の名称であり、総戸数940戸のうち661戸の分譲を計画する免震ツインタワーレジデンス。標高約27m~29mとなる南傾斜の丘の上に建設され、東京を見晴らす眺望が特徴だという。所在地は東京都品川区上大崎三丁目1番、2番(地番)。間取りはSTUDIO~3LDK。予定価格は5,000万円台(※1,000万円単位)~4億円台(※1億円単位)。なお、1億円台以上が中心となる。建物竣工予定日は平成29年12月上旬、入居開始予定日はノースレジデンスが平成30年1月下旬、サウスレジデンスが平成29年12月下旬(いずれも予定)。販売開始予定は平成27年6月上旬(第一期)。ゲストサロン見学は完全予約制となる。
2015年04月07日読売広告社都市生活研究所はこのほど、「マンション契約者600人調査2015」を実施、結果を公表した。同研究所では、住生活分野における各種調査研究活動を継続的に実施。同調査はマンションのマーケティング・販売促進活動の基礎データとして活用するものとなる。調査対象者は、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)での2013年4月~2014年12月に新築分譲マンションを契約した、30代以上の「契約者本人」もしくは「その配偶者」。調査期間は、2014年12月29日~2015年1月16日。有効回収標本数は、600サンプル(男300/女300)だった。○湾岸エリアの「買い増し購入」が、前回11.9%から19.0%に大幅増マンション購入者に「新規購入」か「買い替え購入」か「買い増し購入か」を聞いた。「買い増し」とは、既に住居を保有している場合にその住居を売却せずに追加で住居を購入することを指す。「湾岸エリア」の購入者で「買い増し購入」が前回調査の11.9%から19.0%に大幅に増えており、同研究所では、東京オリンピックの決定を契機に湾岸エリアの新築マンションの資産性への注目度が高まっているものと推察される、としている。
2015年03月12日「ペットウェルカム物件」のポータルサイトであるしっぽ不動産は、猫付きマンションを紹介している。保護猫カフェから猫を預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。○物件詳細最寄り駅:東急多摩川線「沼部駅」徒歩8分・「多摩川駅」徒歩10分場所:東京都大田区田園調布1丁目賃料:78,000円(管理費:2,000円)礼金:1カ月(ペット飼育時+1カ月)敷金:1カ月(ペット飼育時+1カ月)詳細はしっぽ不動産のウェブサイトにて。○レポート記事実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都・目黒区のマンション、東京都・中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。
2014年12月26日ハイネスコーポレーションは1月中旬より、宝塚市で初めてとなる高齢者向け分譲マンション「マスターズマンション宝塚中山 中楽坊(ちゅうらくぼう)」を販売開始する。○ささやかな楽しみがあふれるマンション同社はこれまで、6棟約1,200棟戸の高齢者向け分譲マンションに携わっており、本物件は7棟目。なお、関西エリアで高齢者向けの分譲マンションが新規供給されるのは、実に約4年ぶりとなる。共用部には、家庭菜園、年中無休のレストラン、大浴場、娯楽室に加え、病院や介護事業者との提携による医療・介護サービスも整備。また、介護系の資格を有する管理員や、日常の細かなお手伝いを担うコンシェルジュを配置する。様々な講座や年中行事、イベントなど住民同士の自然で豊かな交流を演出する「わくわく倶楽部」も導入予定。専有部は、高齢者にとって安全で使いやすい設備・仕様となっており、緊急コールボタンを取り付け、すぐに管理員らが対応することが可能。場所はJR「中山寺」駅から徒歩15分、総戸数は147戸。間取りは1LDK(47.14平方メートル)~2LDK(81.31平方メートル)、販売価格は2,580万円~5,730万円。
2014年12月18日ペット可物件を紹介するポータルサイト「しっぽ不動産」では、東京都練馬区の「猫付きマンション」を案内している。○猫付きマンションとは「しっぽ不動産」は、飼い主のいない猫の保護や飼育希望者への譲渡などの活動を行う「東京キャットガーディアン」がプロデュースする、ペット可物件を紹介するポータルサイト。同サイトでは、通常のペット可の物件のほか、「猫付きマンション」も案内している。保護されている猫たちを、保護猫カフェから預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。○おしゃれな造りのデザイナーズマンション今回、案内する猫付きマンションは、西武新宿線「武蔵関駅」から歩いて5分。緑の多い閑静な住宅街に位置している。玄関を入ると、猫の遊び道具も充分に置ける、広々とした12畳のリビングが広がる。デザイナーズマンションのため、全体的におしゃれな造り。メゾネットタイプで、もう一部屋は階段を上った先にある。キッチンは火を使わないIHコンロ。2口コンロシステムキッチンなので、調理もしやすい。賃料は月額9万6,000円、管理費は3,000円。礼金はなし、敷金は猫飼育時は2カ月。ペットの頭数は相談できる。猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。物件詳細は、「しっぽ不動産」で案内している。○レポート記事実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都・目黒区のマンション、東京都・中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。
2014年11月29日●「森」を中心にしたコミュニティの作り方マンションの可能性や未来のマンションについて考える「ミライ×マンション×ミーティング」が26日、日本橋三井ホールで開催された。主催の三井不動産レジデンシャルは、未来のマンションやコミュニティをテーマに、2つのトークセッションと参加型ワークショップを実施。本レポートでは、コミュニティの形成と変遷などについて語られた各セッションの様子をお伝えする。○「都会の森に暮らす」 - サンシティのコミュニティ形成とは?SESSION 1の出演者は三井不動産レジデンシャル 代表取締役社長 藤林清隆氏、三井不動産レジデンシャルサービス 代表取締役社長 岩田龍郎氏、藤村龍至建築設計事務所代表 藤村龍至氏の3名。「未来の都市をマンションから考える」をテーマに、東京都板橋区のマンション「サンシティ」のコミュニティ形成例が紹介された。サンシティは、三井不動産レジデンシャルが1970年台に手がけたマンションで、森を囲むように建物が配置された物件だ。同社はここを「経年優化」のモデルケースと位置づけているという。藤林氏「サンシティのコンセプトは『東京人の新しいふるさとをつくる』です。故郷といえば『緑』というアイディアが出て、それならば『森』を作ろうということになりました。また、皆が集える共有施設や語り合いをする場所も故郷には必要だろうと考えた結果、森を中心に皆が自然と集まる『囲み型』の配置となったのです」住民が自然に交流する場所を作ることがスタート地点であったサンシティ。独特の形状は「ふるさと」を模したものであった。もう一つの特徴は、約40年が経過した現在まで続く活発なコミュニティ。住人同士の交流が活性化するきっかけは「植樹祭」だという。岩田氏「全体完工の際に一人一人が木を植える『植樹祭』を行いました。それにより『サンシティの森は私達の森で、私達自身が育てていくのだ』という意識が芽生えたと考えられます。これがコミュニティ醸成の大きなきっかけとなったのではないでしょうか?」植樹された木の数は約5万本、緑地は敷地の約4割にのぼる。自主的に管理を行うグリーンボランティア活動も継続的に行われ、森を中心としたコミュニティは着実に成長してきた。共有施設で実施されるクラブ活動には、周辺住人も参加。森、マンションを中心とした地域のコミュニティが形成されるまでになったのだ。○課題は主体性を生み出す「仕掛け」をどれだけ埋め込めるか藤村氏が「記念碑的なプロジェクト」と評価したサンシティは、自発的なコミュニティ活動が積み重なり現在に至る。まさしく「経年優化」という基本理念をそのまま体現した物件だ。最後に未来のマンションをつくるための「次なる課題」について説明がされた。藤林氏「住人の主体性を引き出すことが1番のポイントとなります。我々は主体性が生み出される『仕掛け』をどれだけ埋め込んでいけるかが勝負となります」岩田氏「『住まい』というハード面だけでなく、『暮らし』というソフト面も取り組む必要があります。住まいに対する愛着の積み重ねが『暮らし』につながるのです。また、どこで何が起こっているかという『コミュニティの見える化』の徹底も課題です。参加してもらうためには、まず住人の方に知ってもらわなくてはなりません」コミュニティがしっかりできているマンションは、地震など有事の際も安心感がある。その環境を作り上げるには、住人のコンセンサスも鍵となるとして、第1部は締めくくられた。●孤立化する子育て、マンションが救世主に?○マンション住まいの経験を元に、台本なしトーク!SESSION 2は「マンションの新しい捉え方」を台本なしで語り合うゆるめのトークセッション。発言者はena AMICE代表 蛯原英里さん、チームラボ代表 猪子寿之さん、issue+design代表 筧雄輔さんだ。まずはコミュニティの入り方について。3カ月の娘がいるという蛯原さんは「娘が成長したらマンション内のママ友コミュニティなどにに入りたいけど、どのタイミングで入ればいいかわからない。マンションでは皆さん知り合いと言うわけではないし…」と心配なのだという。悩みに対し、筧さんは「お隣さんと良い関係性を作って、そこから広げるのはどうでしょうか?」とアドバイス。お隣さんとコミュニケーションがとれるドアノブ掛けメモシートを紹介した。○孤立化する子育て、支援の鍵は「集合化」続いて話は子育ての孤立化に。本来、子育ては地縁型コミュニティに依存するものであったが、個人で行うべきという意識に変化しているという。猪子さん「人間は元々、集団で子育てを行う生き物です。それなのに今は1人で育てないといけないという風潮になっています。親個人の責任範囲が広くなっているんです」筧さん「子育てはいきなり始まります。お母さんは子供ができた瞬間、これまで所属していたコミュニティと分断されてしまう。移動が簡単にできないので、コミュニティ弱者になってしまうんです」子育ての孤立化対策について、猪子さんは同じ価値観を共有する人が集合することが1つの解決策になるのでは? と提案した。猪子さん「本当はもうちょっと子供を集団で育てられるような環境がいいんですよね。孤立化を解決するには、子供が生まれた人が集まるコミュニティを作ってしまうのも一案です。子育てはコミュニティを必要とするものですから。もしそういう場所ができたら、極論24時間放置できるんですよね」子育て世代だけでなくシニア層など、同じ意識を共有する人が集団となって子育てをする。マンションはそれを実現するための「ハード」となりうるのではないかと訳だ。蛯原さん「田舎では世代間交流がたくさんあったのですが、都市部のマンションに住んでいると少ないんです。同じマンションのシニアの方と、ほとんど接触がなかったりとか…。私は祖父母にいろいろと教えてもらったので、娘にも同じ体験をさせてあげたいですね。せっかく近くに住んでいるので、温かい交流があるとうれしいです」セッションは他にもお下がりや感情の共有、人類の歴史まで話が及び、45分間はあっという間に過ぎ去った。○理事会委員として「理想のマンション」を考えるSESSION 3は参加型ワークショップの「ミライ・マンション・ミーティング」。参加者はマンションの理事会委として、「未来のマンション」について語り合った。都心に住む人の約5割はマンション住まいという現代。マンションが変わると、人々の暮らしにも大きな変化が起こるに違いない。東日本大震災以降、多くの人が意識するようになった「人と人とのつながり」「コミュニティ」は、変革のキーワードだ。同イベントは未来のマンションの可能性を提示したものだったと言えるだろう。
2014年11月28日ペット可物件を紹介するポータルサイト「しっぽ不動産」では、東京都新宿区の「猫付きマンション」を案内している。○猫付きマンションとは「しっぽ不動産」は、飼い主のいない猫の保護や飼育希望者への譲渡などの活動を行う「東京キャットガーディアン」がプロデュースする、ペット可物件を紹介するポータルサイト。同サイトでは、通常のペット可の物件のほか、「猫付きマンション」も案内している。保護されている猫たちを、保護猫カフェから預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。○双方向から日差しが入る今回、案内する猫付きマンションは、JR山手線「高田馬場駅」から歩いて15分。徒歩7分で総武緩行線「東中野駅」も利用できる。バルコニーからは、新宿副都心が一望できる。リビングとベッドルームが分かれた使いやすい間取り。角部屋で双方向から日が当たるので、部屋の中はとても明るい。日当たりもよく、猫ものんびりとひなたぼっこが楽しめそうだ。このほど、マンションの水がおいしい水に変わった。使用する洗剤の量が半分でよく、カルキの臭いも感じないという。賃料は月額11万4,000円、管理費は6,000円。猫飼育時は礼金・敷金ともに1.5カ月。猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。物件詳細は、「しっぽ不動産」で案内している。○レポート記事実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都・目黒区のマンション、東京都・中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。
2014年11月27日