MIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 館長:熊倉功夫)は2023年(令和 5 年)7月15日(土)から 8月20日(日)までの期間、夏季特別展「蒔絵百花繚乱―江戸時代の名工とその系譜」を開催いたします。開催主旨日本の伝統工芸「蒔絵」。その伝統をさかのぼって行くと、こんなにも多彩で個性的な蒔絵の世界が広がっていました。そこには流行の最先端でいきいきと活動する蒔絵師の姿が見えてきます。17世紀の後期、それまで一般には名を知られない存在であった蒔絵師たちは、京都の観光案内書『京羽二重』など出版物に住所と共に紹介され、やがて自らの名を作品に記し始めました。それまで、名を残さない工人であった蒔絵師たちが歴史の表舞台に登場したのです。町衆が台頭する18世紀以降、蒔絵を受容する層が増し、それに比例して蒔絵師の数も増えてゆきました。そして流行は競争を生み、技術面でも大きく底上げされ、多くの蒔絵師が名を上げる百花繚乱の時代を迎えたのです。本展はこうした蒔絵師達の作品を、のちに各地の伝統へと繋がる彼らの系譜と共に紹介し、みなさんに伝統のバックボーンを知っていただくと共に、美しい蒔絵を求めた当時の日本人の心を、展示作品の中に感じていたければ幸いです。開催概要展覧会名:2023年夏季特別展「蒔絵百花繚乱―江戸時代の名工とその系譜」英語タイトル:Summer Special Exhibition The Maki-e Masters: Their Edo-period Flowering会 期: 2023年7月15日(土)~ 8月20日(日)会 場: MIHO MUSEUM〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300TEL.0748-82-3411 URL: 開館時間:午前10時~午後5時 【入館は午後4時まで】休館日: 月曜日、7月18日(火) ※7月17日(月)は開館入館料: 一般1300円、高・大生1000円、中学生以下 無料【20名以上の団体は各200円割引】交 通: JR琵琶湖線「石山駅」より帝産バスMIHO MUSEUM行50分、お車で新名神「信楽IC」より約15分主 催: MIHO MUSEUM、京都新聞後 援: 滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、エフエム京都、帝産湖南交通担当学芸員:桑原 康郎(MIHO MUSEUM学芸員)展示総数: 182点 うち初公開 30点(予定)※ 会期中、一部展示替えがあります。展示構成:第1章 蒔絵師の系譜 ―山本春正を例に第2章 御用蒔絵師 ―蒔絵師たちの源流第3章 蒔絵百花繚乱 ―京都・江戸における流行第4章 松平不昧公の蒔絵師第5章 明治維新 ―系譜は伝統へイベント&プログラムギャラリートーク:担当 桑原 康郎(本展担当学芸員)日程 7月22日(土)、29日(土)、8月5日(土)、12日(土)、19日(土)時間 13:30~14:30定員 20名参加費 無料(入館料要)場所 美術館棟エントランスホール集合講演会:演題 「蒔絵鑑賞と蒔絵師研究の愉しみ」講師 高尾 曜(たかお よう)独立行政法人日本芸術文化振興会 国立能楽堂事業推進課主任専門員 兼 調査資料係長日程 7月23日(日)時間 13:30~15:00定員 100名 ※当日、美術館棟受付にて整理券配布参加費 無料(入館料要)場所 美術館棟南館レクチャーホール代表作品花鳥蒔絵正月揃 原羊遊斎作 酒井抱一下絵 江戸時代 19世紀MIHO MUSEUM蔵芦鶴蒔絵硯箱 伝後水尾天皇所用 江戸時代 17世紀 泉湧寺蔵梨花精衛蒔絵印籠 飯塚桃葉作 江戸時代 18世紀 個人蔵MIHO MUSEUMについて■ 自然・建築・美術品が調和した桃源郷MIHO MUSEUMは1997年11月に琵琶湖の南、信楽の山中に誕生しました。建築設計は、パリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッドを設計したことで知られるI.M.ペイ。枝垂れ桜のプロムナードを通り、銀色に輝くトンネルをくぐると、吊り橋の向こうに美術館棟が現れる設計は、中国詩に描かれた桃の花に導かれ洞窟を抜けた先に現れる楽園「桃源郷」をテーマにしています。美術館棟は、建築容積の80%以上を地中に埋設し、建物の上にも自然を復元しています。フランス語版のミシュランガイドで「必ず訪れるべき場所」として三ツ星を獲得しており、2017年には世界的ブランドのファッションショーの舞台ともなりました。美術館棟へ続くトンネルに、枝垂れ桜のピンクが映り込み輝く様子は絶景です。新緑が反射する緑のトンネル、春分・秋分頃に夕日に染まる黄金のトンネルなど、季節ごとに多くのファンが訪れます。美術館棟エントランス新緑に染まるトンネル■ コレクション・常設展示・特別展所蔵品は、エジプト、ギリシア・ローマ、西アジア、中央アジア、南アジア、中国、朝鮮、古代アメリカなどの古代美術と、仏教美術、茶道美術をはじめ、絵画、漆工、陶磁器などの日本古美術をあわせて約3,000件からなります。北館では、季節により国内外からの出陳を加えて、開館ごとにテーマ性を持った特別展を開催しています。南館では、エジプト、西アジア、南アジア、中国・西域の4つのギャラリーで古代美術の名宝を展示しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月12日株式会社トムス・エンタテインメント(本社:東京都中野区 代表取締役社長:竹崎忠)は、ルパン三世・次元大介・石川五ェ門・峰不二子 全4種の「ルパン三世 輪島塗 本蒔絵」を2023年3月17日(金)正午よりトムスショップにて受注販売を開始いたします。輪島塗 本蒔絵(全種)【ルパン・次元・五ェ門・不二子を伝統の輪島塗で再現】ルパン一味を本蒔絵で表現しました。伝統の技法で細部まで手描きで再現し、ルパンは桜、次元は紅葉・五ェ門は朝顔、不二子は梅とキャラクターごとに四季の花をデザインとしてあしらいました。一枚一枚熟練の職人による手描きで丁寧に仕上げます。スタンド入りの特製の箱に入れてお届けします。輪島塗アップ作業輪島塗 本蒔絵 次元大介 詳細輪島塗 本蒔絵 峰不二子 制作工程輪島塗 本蒔絵 峰不二子 詳細輪島塗 本蒔絵 箱■ルパン三世 輪島塗 本蒔絵(全4種 ルパン三世・次元大介・石川五ェ門・峰不二子)特製箱入り スタンド付き価格 :¥550,000(税込)パネルサイズ:273×210×9mm【販売概要】受注開始日: 2023年3月17日(金)12:00~※ご注文月の翌月以降のお届けになります。販売サイト: トムスショップ (C)モンキー・パンチ/TMS・NTV<商品に関するお問い合わせ>トムスショップE-mail: tms-shop@tms-e.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月17日平安時代から現代まで、国宝を含め各時代を代表する蒔絵の名品を惜しみなく紹介する展覧会『大蒔絵展―漆と金の千年物語』が三井記念美術館で開催されている。静岡県熱海市のMOA美術館、愛知県名古屋市の徳川美術館の3館による共同企画だ。蒔絵とは、漆で絵を描き、金粉や銀粉などを蒔きつけて文様を表したもの。蒔絵が生まれた平安時代より現代に至るまで、1000年以上の間、人々に愛され作り続けられてきた。同展は三井記念美術館と、先に開催したMOA美術館、来年の開催を予定している徳川美術館の3館が共同で開催するもの。3つの会場で国宝が25件、重要文化財51件を含む合計188件を展示し、蒔絵の全貌に迫っていく。また、各会場ごとに展示内容が異なっているのも特徴だ。三井記念美術館では国宝7件、重文32件を含む計127件が展示される(途中、展示替えあり)。展示風景より同展は年代順に8章で構成されている。第1章「源氏物語絵巻と王朝の美」では、貴族文化が爛熟し日本独自の美の規範が生まれた平安時代の蒔絵、特に日本独自の蒔絵調度が完成を見せた平安後期の文化をひもとく。国宝《源氏物語絵巻》には蒔絵の調度類が登場しており、また重要美術品《石山切》のように、金銀を用いた美麗な料紙装飾には、蒔絵の意匠との共通点を見出すことができる。国宝《源氏物語絵巻宿木一》平安時代(12世紀)徳川美術館蔵※展示終了10月25〜30日に国宝《源氏物語絵巻柏木一》を公開重要美術品《石山切》藤原定信筆 平安時代(12世紀)MOA美術館蔵※全期間展示現在まで伝わる豪華な蒔絵の調度品には、神社の創建や、天皇即位、特別な祈願などの際に奉納されたものも少なくない。第2章「神々と仏の荘厳」では、熊野速玉大社に伝わる国宝《桐蒔絵手箱》や高野山金剛峯寺の国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》など、寺社に伝わる蒔絵の名品を紹介していく。さまざまな国宝、重要文化財が一堂に会する展示室1と2は圧巻の光景だ。そして平安時代に発展した蒔絵の技術は、鎌倉時代に蒔絵粉を作る技術の向上により、基本的な三技法「研出蒔絵」、「平蒔絵」、「高蒔絵」が完成することとなる。続く第3章「鎌倉の手箱」では、鎌倉時代に制作された手箱を紹介、続く第4章「東山文化―蒔絵と文学意匠」では、前時代の技法を発展させ、室町時代の蒔絵を紹介する。国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》平安時代(12世紀)高野山金剛峯寺蔵 ※全期間展示国宝《片輪車蒔絵螺鈿手箱》平安時代(12世紀)東京国立博物館蔵※展示期間10月1日〜23日長い戦国時代が終わり、豊臣秀吉の治世となると、全国各地で復興建築ラッシュが到来。建築装飾や調度品を装飾するため、大量の蒔絵の求められるようになる。そのため、蒔絵制作の複雑な工程を簡略化した高台寺蒔絵が流行を見せる。第5章「桃山期の蒔絵-黄金と南蛮」では、復興ニーズによって新しく生まれた蒔絵や、西洋の顧客のために作られた南蛮漆器と呼ばれる祭礼具などを展示する。重要文化財《秋草蒔絵歌書簞笥》桃山時代(16世紀)高台寺※10月1日〜23日展示重要文化財《IHS葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱》は、聖餅式に用いるパン(聖体)をおさめる箱。イエズス会の紋章であるIHSの三文字と花クルス、三本の釘を円光で囲んだイエズス会の紋章が蓋に配されており、側面はぶどうの文様が描かれている。重要文化財《IHS葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱》桃山時代(16世紀)東慶寺蔵※全期間展示江戸時代になると、蒔絵の意匠や技法はさらに集約され、多様な表現が試みられるようになった。幸阿弥家や、古満家や梶川家、《秋野蒔絵硯箱》を制作した五十嵐家などの御用蒔絵師たちが将軍家や大名家に使える一方、《八橋蒔絵螺鈿硯箱》の尾形光琳、本阿弥光悦や小川破笠などの個性的な活動をする作家も増えていった。また、人々の暮らしも豊かになり、都市で暮らす町人たちも、蒔絵が施された印籠や櫛、盃などを使用するようになっていった。第6章「江戸蒔絵の諸相」では、多様化する蒔絵を紹介していく。伝五十嵐道甫重要文化財《秋野蒔絵硯箱》江戸時代(17世紀)個人蔵※展示期間 10月1日〜10月23日尾形光琳国宝《八橋蒔絵螺鈿硯箱》 江戸時代(17〜18世紀世紀)東京国立博物館蔵※展示期間 10月1日〜10月23日原遊羊斎 酒井抱一下絵《四季草花蒔絵茶箱》江戸時代 19世紀※全期間展示蒔絵を取り巻く状況は明治維新以降大きく変化し、蒔絵師たちは時代に合わせた技法や意匠を次々に生み出していく。第7章「近代の蒔絵―伝統様式」では、帝室技芸員としても活躍した柴田是真らを、第8章「現代の蒔絵―人間国宝」では、松田権六ら、「重要無形文化財(人間国宝)」に指定された作家作品を紹介する。柴田是真《五節句蒔絵手箱》江戸〜明治時代(19世紀)サントリー美術館蔵※展示期間 10月1日〜10月23日松田権六《赤とんぼ蒔絵箱》昭和44年(1969年)京都国立近代美術館蔵12世紀の平安時代から、現代に至るまでの長い蒔絵の歴史を諦観できる、豪華絢爛な展覧会、展示替えされる作品も多いので、お目当ての作品がある場合は、Webサイトをチェックして展示スケジュールをしっかりと確認しておこう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『大蒔絵展―漆と金の千年物語』2022年10月1日(土)~11月13日(日)、三井記念美術館にて開催※会期中展示替えあり
2022年10月18日金粉や銀粉を蒔きつけて文様を表わす工芸の技法「蒔絵」。この蒔絵の名品を紹介する『大蒔絵展』が、10月1日(土)より、三井記念美術館で開催される。出品数は、国宝7件、重文32件を含む計127件。3代将軍徳川家光の長女・千代姫の婚礼道具としてしつらえられた国宝《初音の調度》(徳川美術館蔵)をはじめ、平安時代の和様意匠の完成を示す国宝《澤千鳥螺鈿蒔絵小唐櫃》(高野山金剛峯寺蔵)ほか、豪華絢爛な蒔絵の世界が繰り広げられる。蒔絵の源流は、奈良時代にまで遡ることができると言われるが、純日本的な蒔絵調度として完成を見せたのは平安時代のことである。イントロダクションとなる第一章「源氏物語絵巻と王朝の美」では、まず今回特別公開される国宝《源氏物語絵巻》などで、蒔絵が生まれた貴族たちの生活空間や、雅な王朝文化の雰囲気を紹介。第2章「神々と仏の荘厳」では、公家や武家の人々が特別な神事や祈願のために神社に奉納し、貴重な経典や仏具を収めるために作らせた、贅を尽くした蒔絵の名品を展示する。その後も、和歌や漢詩などの文学意匠を表現した鎌倉~室町時代、大胆なデザインの「高台寺蒔絵」や西洋人好みの「南蛮漆器」が生まれた桃山時代、将軍家から町人まであらゆる人々の生活を蒔絵が彩った江戸時代、そして新たな伝統の創出と継承を目指して蒔絵師たちが切磋琢磨してきた近現代と、サブタイトル通りに、漆と金の千年の物語が繰り広げられる。各時代に生まれた蒔絵の技法や名人たちの名前を追いつつ、その超絶技巧を見ていくこともまた、新鮮な体験となるに違いない。なお特別公開の《源氏物語絵巻》の展示期間は、「宿木一」が10月1日(土)~9日(日)、《柏木一》が10月25日(火)~30日(日)。その他の作品も前・後期で展示替えが行われるので、目当ての作品がある方は、美術館ホームページで出品目録を確認してから訪れたい。国宝《源氏物語絵巻》宿木一(絵) 平安時代・12世紀 徳川美術館展示期間:10月1日~9日国宝《初音蒔絵硯箱》幸阿弥長重作江戸時代・寛永16年 (1639) 徳川美術館展示期間:前期(10月1日~23日)国宝《初音蒔絵文台》幸阿弥長重作江戸時代・寛永16年 (1639) 徳川美術館展示期間:前期(10月1日~23日)重要文化財《蔓梅擬目白蒔絵軸盆》原羊遊斎作/酒井抱一下絵江戸時代・文政4年(1821)東京都江戸東京博物館(10月25日~11月13日展示)《五節句蒔絵手箱》柴田是真作江戸~明治時代・19世紀サントリー美術館(10月1日~23日展示)【開催概要】『大蒔絵展―漆と金の千年物語』会期:10月1日(土)〜11月13日(日)※会期中展示替えあり会場:三井記念美術館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)休館日:10月24日(月)料金:一般1,300円、大高800円公式サイト:
2022年09月28日日本と東洋の古美術の充実したコレクションを誇る東京・南青山の根津美術館で、9月10日(金)から10月16日まで、「蒔絵(まきえ)」に焦点をあてた企画展が開催される。漆で描いた文様に、金や銀の金属粉を蒔(ま)きつけて装飾した華麗な蒔絵作品が約70件並ぶ、豪華な展覧会だ。1941年に開館した根津美術館の礎を築いた実業家・根津嘉一郎がコレクターとして一躍脚光を浴びるきっかけになったのは、1906年、室町幕府8代将軍・足利義政が愛用したと伝わる蒔絵の名品《花白河蒔絵硯箱(はなのしらかわまきえ すずりばこ)》の売立に際し、破格の高値で落札して世間を驚かせたこと。その後も蒐集を続け、特に晩年には、同館の蒔絵コレクションを代表する優品の数々を手中におさめた。『蔵出し蒔絵コレクション』と題する同展は、嘉一郎が蒐集した蒔絵作品の粋をまとめて紹介する初めての機会。重要文化財4件を含む約70件には、蒔絵史において重要な作品も数多く含まれ、また今回が初公開の作品もある。同展の魅力のひとつは、文房具や仏具、香道具、飲食器、装身具など、バラエティに富む作品が堪能できること。また、足利義政遺愛の品である重要文化財《春日山蒔絵硯箱(かすがやままきえ すずりばこ)》や、徳島藩主・蜂須賀家伝来の《百草蒔絵薬箪笥(ひゃくそうまきえ くすりたんす)》をはじめ、由緒ある旧蔵者の存在も興味深い。表されたモチーフの様々な意味を読み解くのも楽しいが、複雑な工程を要する多彩な蒔絵技術にふれられるのも大きな見どころだ。丁寧な解説により、技法の豆知識も豊富に提供されている。そして何より見逃せないのは、繊細かつ精緻な表現を生み出す超絶技巧だ。お持ちであれば、単眼鏡を持参されると、その数々の技巧をよりつぶさに堪能できることだろう。また、「陶片から学ぶ-日本陶磁編-」と、季節の茶道具を取り合わせた「清秋の一服」のテーマ展が同時開催されている。秋が訪れた涼やかな庭園の散策と合わせて、様々な日本の美に親しみたい。飯塚桃葉(初代)作《百草蒔絵薬箪笥》日本・江戸時代明和8年(1771)根津美術館蔵《雪華蒔絵箱》日本・江戸時代19世紀根津美術館蔵原羊遊斎作・酒井抱一下絵《雪月花三社蒔絵朱盃》日本・江戸時代19世紀根津美術館蔵銘 梶川作《御簾葵蒔絵印籠》日本・江戸時代19世紀根津美術館蔵【開催概要】『蔵出し蒔絵コレクション』会場:根津美術館会期:2022年9月10日(土)~10月16日(日)休館日:月曜(9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)料金:一般1300円、大学1000円※オンライン日時指定予約公式サイト:
2022年08月31日執事眼鏡eyemirrorの通販部門を運営する株式会社DUO RINGは、「Fate/Grand Order」に登場する「アサシン/刑部姫」をイメージしたコラボレーション眼鏡を2022年7月16日(土)より販売開始いたします。商品URL: FGO × 眼鏡 イメージ本商品は、ゲームブランド TYPE-MOONがおくる大人気スマートフォン向けRPG「Fate/Grand Order」に登場する人気キャラクター「アサシン/刑部姫」をイメージした眼鏡フレームです。本格的な視力矯正眼鏡フレームとして作成しています。■アサシン/刑部姫 モデル刑部姫が、かけている眼鏡のフロントをモデルとしたアンダーリム。ダークトーンの深い赤色は男女問わずかけられる色味です。テンプルは、一枚の金属板を折り曲げ、二重構造の珍しいデザイン。蝙蝠の型抜き、十二単をイメージした赤と緑の透明七宝を施しました。先セルは白と黒の生地を貼り合わせ、内側には折り紙の蝙蝠をワンポイントに添えました。価格 :15,400円(税込)サイズ :53□18-145 ※単位はmm素材 :ステンレス、アセテート生産国 :日本セット内容:フレーム、オリジナルケース、オリジナルメガネ拭き機能 :度付き対応可能(レンズ代別途)男女兼用【販売情報】<店頭販売>2022年7月16日(土) 11:30(開店時間)より販売開始いたします。執事眼鏡eyemirror執事眼鏡eyemirror -OSAKA- アニメコラボメガネ専門店-Animegane- <オンラインショップ>2022年7月16日(土) 12:00より販売開始いたします。執事眼鏡eyemirror オンラインショップ 【レンズ交換について】・実店舗では視力測定、フィッティングが可能です。・オンラインショップでも、購入時に度付きレンズやPCレンズへの変更(有償)も可能です。▼「Fate/Grand Order」公式サイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月15日加賀山中塗の製造卸、有限会社大辻漆器(所在地:石川県加賀市、代表取締役:大辻 むつみ)は、手書きしたくなる蒔絵のノートカバー「絆世TSUNAGUYO」を、2021年11月18日に発売しました。同商品はMakuakeのプロジェクトにて565%を達成いたしました。Makuakeストア上、当社ECサイト上で販売しております。ECサイト : Makuakeストア: 絆世TSUNAGUYO■開発背景蒔絵は日本の伝統工芸の技法のひとつです。茶道界では知られていますが、日常生活ではあまり聞き慣れません。原因は制作に時間がかかり、量産できないために高価になるからです。そこで蒔絵を知っていただくために、職人による手作業で、純国産品の高品質でありながらお手頃価格が実現するシルクスクリーン蒔絵を用い、モダンな柄で身近なノートカバーに蒔絵を施しました。■商品の特徴*表紙に蒔絵が施してあります京都の型絵染「伊砂文様」と「加賀山中塗」の蒔絵師がコラボレーションをして作成しました。日本の伝統を次世代に絆ぎたい想いで、伝統工芸の粋を集めて作りました。見る角度で色が変化し盛り上がった表情も持つ蒔絵の美しさがわかります。*表紙の文様には意味があります古くから伝わる和柄をモダンにアレンジした「伊砂文様」。先人たちはすべてのことに意味を持たせて行動し、その時々に合わせた「文様」に願いや想いを込めたと言われています。成就や厄除けの願いをこめて文様を選び心の安らぎが得られます。*モダンでおしゃれな空間でも違和感のないデザイン性の高さ男性でも女性でも使え、また飾ればおしゃれなインテリアとしても使用できます。*替えノート仕様表紙は長く使えるように替えノート仕様に工夫しました。付属ノートが終わった後は、弊社ECサイトでの購入または市販のツバメノートB6で交換可能です。菊KIKU■商品概要商品名 : 手書きしたくなる蒔絵のノートカバー「絆世TSUNAGUYO」発売日 : 2021年11月18日(木)種類 : 結YUI(縁)、菊KIKU(無病息災)、新芽SHINME(門出)、瑞雲ZUIUN(幸先良し)、桜SAKURA(幸運)価格 : 4,400円(税込)内容 : 1個(ノートカバー1、ノート1)(化粧箱入、説明書入)サイズ : 約 縦181mm×横130mm×厚15m素材 : ABS樹脂、ウレタン塗装、紙販売場所: 当社ECサイト Makuakeストア ※店頭での販売は調整中■会社概要商号 : 有限会社大辻漆器代表者 : 代表取締役 大辻 むつみ所在地 : 〒922-0274 石川県加賀市別所町漆器団地13-5設立 : 1976年1月事業内容: 漆芸創作漆器製造販売資本金 : 300万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】有限会社大辻漆器TEL : 0761-76-0612お問い合せフォーム: otuji612@circus.ocn.ne.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月07日神木隆之介の出演が明らかになり、さらに注目を集める映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』。この度新たに、大沢たかお演じる狸の大妖怪・隠神刑部の登場シーンが公開された。突如出現した妖怪獣によって、未曽有の危機が訪れる中、世界を救う勇者に選ばれた少年ケイ(寺田心)と妖怪たちの大冒険を描く本作。豪華キャスト陣が本格的すぎる特殊メイクで妖怪を熱演し話題となっている本作だが、今回到着した映像は、中でもひときわ孤高の存在、隠神刑部の登場場面。敵でも味方でもない独特の立ち位置で、ケイの前に立ちはだかる存在だ。808匹の狸を引き連れ、炎を纏ったバイクを飛ばし、ケイたちのもとへド派手に登場する隠神刑部。あまりの豪傑っぷりにケイも唖然…。また雪女(大島優子)が隠神刑部への恋心から思わず頬を赤らめる場面も。そして、隠神刑部は人間嫌いなため、妖怪獣を食い止めようとするケイや日本妖怪たちのリーダー・ぬらりひょん(大森南朋)と真っ向から対立。ケイに近づき忠告するシーンでは、その迫力に圧倒されてしまう。隠神刑部の圧倒的なスケール感が伝わってくる映像となっている。そんな隠神刑部について、三池崇史監督は「人間が支配しているように見える地球のその先を見据えて、その視点から人間と対峙している存在」と言い、「スケールのでかい孤高の野獣、男なので、やっぱり大沢さんが一番ふさわしいと思った」と起用理由を明かしている。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は8月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪大戦争 ガーディアンズ 2021年8月13日より全国にて公開©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年07月20日8月13日(金)より公開となる『妖怪大戦争 ガーディアンズ』より、本作より大沢たかお演じる狸の大妖怪・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)の登場シーンが公開となった。1968年からの3部作、2005年には平成版が興行収入20億円の大ヒットを記録した映画『妖怪大戦争』が、令和の新たな時代と共にスケールアップした内容でスクリーンに復活。数奇な運命に導かれ世界の存亡をかけた戦いに挑む主人公・渡辺ケイ(寺田心)の姿を描く。監督は2005年版に引き続き、日本が誇る映画界の鬼才・三池崇史。脚本は『20世紀少年』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『ドラゴンボールZ 神と神』、『MONSTERZ モンスターズ』、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の渡辺雄介。製作総指揮に角川歴彦と荒俣宏が名を連ねる。20XX年、列島を南北に縦断する断層・大地溝帯=フォッサマグナから現れた「妖怪獣」により、妖怪界と世界に未曽有の危機が到来。妖怪たちは「妖怪獣」に対抗する力として、伝説の武神を復活させる手立てを講じる。しかし、その復活には古代に妖怪ハンターであった渡辺綱の血を継ぐ者の力が必要だった。そこで選ばれた宿命の兄弟が、思いもよらない大冒険に身を投じていく。解禁された映像は、808匹の狸を引き連れて炎を纏ったバイクを飛ばし、ケイ(寺田心)たちのもとへド派手に参上する隠神刑部の衝撃シーンからスタート。あまりの豪傑っぷりに唖然とするケイ、隠神刑部への恋心から思わず頬を赤らめる(!?)雪女(大島優子)など、その登場に誰もが心穏やかでない様子が映し出されている。人間嫌いの隠神刑部は「妖怪獣」を食い止めようとするケイや、日本妖怪たちのリーダー・ぬらりひょん(大森南朋)と真っ向から対立。不敵な笑みを浮かべながらケイに近づき、「余計なことはするな」と忠告する。その迫力に気圧されてしまうケイに対し、さらに「何もしなければ死なずに済む。わかったら返事だ!!」と声を荒げ追い打ちをかける隠神刑部。これにはケイも硬直しながら「は、はい…」と答えざるを得ない…という、隠神刑部の圧倒的なスケール感が伝わってくるシーンとなっている。ほかにも、ケイと隠神刑部のやりとりを心配そうに見守る姑獲鳥(安藤サクラ)、天狗(三浦貴大)、猩猩(しょうじょう / 大倉孝二)や、走ってバイクを追いかけてきたためヘトヘトになってしまう狸たちのコミカルな姿など、細部まで見どころ満載だ。本作でメガホンを取った三池監督は隠神刑部について「人間が支配しているように見える地球のその先を見据えて、その視点から人間と対峙している存在。スケールのでかい孤高の野獣、男なので、やっぱり大沢さんが一番ふさわしいと思った」と抜擢した理由を明かす。あらゆる妖怪や鬼・世界各地のモンスターまで勢ぞろいする本作において、ひときわ孤高の存在なのが隠神刑部。敵でも味方でもない独特の立ち位置で、ケイの前に立ちはだかる彼の目的とは。引き続き公開に期待したい。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』8月13日(金)公開
2021年07月20日滋賀県にあるMIHO MUSEUM(ミホ・ミュージアム)にて、2021年7月17日(土)から8月22日(日)まで、夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」が開催される。MIHO MUSEUM、精巧な金粉装飾"蒔絵"を歴史と共に展示蒔絵とは、金粉を用いて漆器を装飾する伝統的な装飾技法。平安時代頃から上流階級で愛玩され、安土桃山時代から近世にかけてより広い範囲で親しまれた。蒔絵が近世に隆盛を極めた背景には、戦国武将の存在があった。特に、豊臣秀吉に縁の深い高台寺蒔絵が一世を風靡し、伝統的な蒔絵師だけでなく、新興の蒔絵屋も活躍するようになった。夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」では、蒔絵が大きく展開した近世初頭から江戸時代前半の作品を中心に、伝統的蒔絵師と蒔絵屋の流れに繋がる名工を紹介。"蒔絵の時代"を、現代にいながら感じることができる。高台寺蒔絵から茶器、二大流派の重要文化財まで見どころは、銘文のある高台寺蒔絵の「沢瀉水葵蒔絵食籠」や、茶道をたしなむ町衆が使用したと思われる嵯峨棗「柳枝垂桜蒔絵面中次」など。また、二大流派である幸阿弥派・五十嵐派は大名にも重宝された名工で、「秋野蒔絵硯箱」「綾杉地獅子牡丹三葉葵紋婚礼調度」などの展示品は、重要文化財に指定されている。近世新興の蒔絵屋にはじめて注目近世初頭にのみ現れた蒔絵屋に注目した展覧会は、夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」が初めて。蒔絵屋に名工が誕生し、蒔絵師の家系となり受け継がれる、蒔絵の表現の多様な魅力も感じることができる。【詳細】夏季特別展「蒔絵の時代―高台寺蒔絵と名工の誕生―」開催期間:2021年7月17日(土)~8月22日(日)会場:MIHO MUSEUM住所:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷 300入館料:一般1,300円、高・大生1,000円、中学生以下 無料※オンラインによる事前予約が必要。※各種提携割引の不可。※無料入館の場合も、事前予約による日時指定券が必要。※予約受付は、来館日の前週の火曜日午前10:00から開館時間:10:00~16:00※入館は15:00まで休館日:月曜日、8月10日(火)※8月9日(月)は開館【問い合わせ先】MIHO MUSEUMTEL:0748-82-3411
2021年05月13日劇場版第1弾が上映され、さらに劇場版第2弾となる『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza』の10月3日公開も発表されるなど、さらなる盛り上がるをみせる『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』。その関連商品2種がグルーヴガレージより発表された。まずはデフォルメされた刑部蒔絵がヨタロウの上に乗った【きゃらいど】刑部蒔絵onヨタロウフィギュアストラップ。これまでほとんど立体化されていない刑部蒔絵と大人気のヨタロウとの組み合わせに注目の本アイテムは、グルーヴガレージ製品のイラストを多く手がけるまどか零六氏がデザインを担当している。価格は2,800円(税別)で、発売は2015年8月の予定。イオナ、タカオ、ハルナの【きゃらいど】フィギュアストラップも現在予約受付中となっているのであわせてチェックしておきたい。続くアイテムは「イ401防水手帳」。炭酸カルシウムを80%配合した「Keeplus」という水や裂けに対して非常に強い耐久性があるストーンペーパーを使用した「防水」仕様の手帳で、ボールペンとの相性も高く、パルプにある繊維の方向性が無いため書き心地がとても滑らか。パルプを一切使用せず、鉱物の中でも豊富な石灰石を使用することで環境保護にも効果があるという。表面には「Blue Steel」のマーク、裏面には艦載している武器の一覧が描かれている。また中紙にもブルースチールのマークと上下にデータ環がデザインされており表紙のスケールと合わせるとあたかも艦内表示映像のように見えるというマニアックでかつ実用的なグッズに仕上がっている。価格は1,000円(税別)で、発売は2015年5月の予定。(C)Ark Performance/少年画報社・アルペジオパートナーズ
2015年03月24日プラチナ万年筆は18日、近代蒔絵で装飾した軸に、静電容量式対応タッチペンとボールペン、シャープペンを内蔵した4機能筆記具「近代蒔絵ダブルアクション+タッチペン」を発表した。発売日は21日で、価格はオープン。店頭予想価格は税別4,500円前後。近代蒔絵とは、シルク下地絵柄に金粉を手作業で蒔く技法のこと。同社によると、和柄を施した筆記具は外国人旅行客に人気があり、高価格帯でも売れ行きが良好という。外国人旅行客にとってスマートフォンやタブレットは必需品と判断し、今後のタッチペン需要を見込み、同社タッチペンシリーズに近代蒔絵モデルをラインナップする。ペン先は、黒/赤の0.7mm油性ボールペンに加え、0.5mmシャープペンを内蔵。後部には静電容量対応のタッチペン用パーツを備え、2個入り1,000円(税別)の交換用パーツも別売する。デザインは、チョウ、ウサギ、タンポポ、キクの4種類。本体サイズは、長さが135.5mmで最大径が9.6mm。重量は19.5g。
2015年02月19日セーラー万年筆は、優美蒔絵(ゆうびまきえ)と不二家ペコちゃんとのコラボレーション商品「ペコちゃん優美蒔絵複合ペン(2色ボールペン・シャープペンシル)」を、11月12日に発売した。価格は3,465円。優美蒔絵は、日本の伝統工芸である蒔絵の美しい模様を現代技術で表現したもので、独特の色彩とあでやかさが魅力となっている。このほど発売した同商品は、ふた部分と胴部分に振り袖を着たペコちゃんを優美蒔絵で表現した複合ペン。愛らしいペコちゃんと日本の伝統技術が調和した、新しい美が楽しめる。ペンはブラック・レッドの2色ボールペンと、回転ノック式のシャープペンシルの複合タイプ。本体カラーはブラックとレッドの2色。箔(はく)をあしらった特製オリジナルケース付き。不二家ネットショップ「ファミリータウン」で販売している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月13日