(画像はプレスリリースより)働く女性は平日14時間もメイクをしている?ナチュラピュリファイ研究所は、フルタイム勤務をしている20代から30代の女性1,000人を対象に「メイクと肌の負担に関する意識調査」を実施しました。まずは、平日と休日に分けてメイクをしている時間については、平日の平均値は「14時間」とのこと。99%以上の女性が「10時間以上」と回答しました。寝ている時間が7から8時間だとすると、起きている時間はほとんどメイクをしているという実態も。また、「長時間メイクをすると肌トラブルが起きやすい」と回答しているのが76.6%、「長時間のメイクは肌が心配」と回答しているのが88.0%と、メイクはしなければならないけれど、メイクによる肌への影響を心配している人が多数であることがわかります。天然・自然由来のコスメを支持その心配からか、コスメについて「肌の負担が少ないものを選びたい」と答えた人は88.2%、「コスメの成分はできるだけ天然・自然のものがよい」と答えた人は80.3%と、8割以上がコスメの成分を気にしているようです。オーガニックや自然由来成分のコスメやスキンケアが増えている昨今、働く女性にも支持を得ているようです。【参考リンク】▼ナチュラピュリファイ研究所 プレスリリース/@Press
2014年03月26日客室乗務員とは違い、その姿を見かけることが少ないパイロット。操縦室にいる彼らの姿を、機内放送の声で想像することもあるかもしれないが、もちろん勤務は空の上ばかりではない。そこで今回、地上ではどんな仕事をしているのか、日本航空(以下、JAL)のパイロットに聞いてみた!あまり知られていないのだが、パイロットの一部は、上空での安全を支える業務を兼任している。JALのパイロットは地上勤務に当たる際、約10の部署に分かれて業務に当たっている。実際に地上ではどのような仕事をしているのか、その一例を5名の現役パイロットに伺った。737機長の芝端秀浩さん(乗務歴23年)は運航技術部に所属。新造機の領収業務やテストフライト、運航関連規定の検証や改定を担当している。「部品のちょっとした取り付け具合の違いで操縦しにくくなるので、細かいチェックが必要です」と語る。塚本裕司さん(777機長、乗務歴16年)は運航訓練審査企画部に所属し、運航乗務員や訓練生の教育体系の作成や企画・運営に携わっている。教材を作るのも仕事のひとつなのだ。同じく運航訓練審査企画部の松野伸一郎さん(787機長、乗務歴17年)は、運航訓練部787訓練室の飛行訓練教官を兼務。フライトシミュレーターを使ったパイロットの定期訓練や、機種移行訓練・審査の際に教官を務めている。767機長の本郷猛さん(乗務歴17年)は運航安全推進部で、飛行データを分析することによって不安全要素を抽出し、その対策を検討。また、エラーを未然に防ぐための教育の企画・運営と情報発信を行っている。737機長の赤地秀夫さん(乗務歴16年)は顧客戦略部お客さまサポート室で、乗客からメールについて、質問には調査を行って返信し、意見などは運航現場にフィードバックしている。その他、パイロットが地上勤務する部署は路線計画部、意識改革・人づくり推進部などがある。パイロットもデスクワークをしていると思うと、親しみを感じるというビジネスマンもいるのではないだろうか。パイロットの技術としてイメージするものは、安全運航への姿勢・知識・操縦技術などだろう。しかし、状況を認識した上で判断し、コミュニケーションを構築して危機を回避する能力も求められている。こうした技術は、地上で養われているのだ。中でもJALでは昨年度より、独自の訓練として言語技術教育を導入している。パイロットがなぜ言語教育?と思うかもしれないが、これは事象に対する認知・情報分析・考える・表現する力を向上させ、運航中の的確な情報伝達に役立てられているのだ。具体的には、5W1Hを使用した質問への返答、国旗のイメージを言葉だけで伝える、絵画の分析など。私たちが飛行機に乗っている際、操縦室ではこうした訓練を経て鍛えられた言葉が行き交っていると思うと、ちょっと興味深い気がしてくる。また、社内の設備を使用して運航知識の向上も行っている。「CBTルーム」では、映像などの視聴覚教材を使って知識学習を実施。紙パネル製の模擬コクピットが設置された「SPTルーム」は、運航技術の維持や向上のために活用されている。より大規模な訓練施設としては、フライトシミュレーターを使用。JALでは9台保有している。各機長は年4回、ここでトレーニングを行うのだが、どんな状況でも的確に対処できるように、様々なシチュエーションが設定されている。例えば、悪天候時でもスムーズな離着陸を行う訓練。実際の航路を模して、その間に遭遇する出来事に操縦かんを握る2人でコミュニケーションをとりながら対処し、無事到着させる訓練。また、実際の運航で起こり得る様々な事象に対処する訓練も行っている。もっと日常的なことでいうと、パイロットたちは自己のウエイトコントロールも必須となっている。ランニングやウォーキングなどで運動不足を補い、また、十分な睡眠やストレスをためないようにするなど、心身の健康管理に気を配っている。パイロットの業務と言えば、世界の空をまたに駆けて……と想像してしまうが、その華やかな業務の裏には、こうしたきめ細やかなトレーニングや仲間の航路サポートなども行われているのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月01日労働政策研究・研修機構(JILPT)は5日、全国の20床以上の病院に勤務する24歳以上の医師(医院・クリニックの院長は除外)を対象に実施した「勤務医の就労実態と意識に関する調査」の結果を発表した。同調査は、2011年12月1日~9日の期間にインターネット上で行われ、3,467名から有効回答を得た。それによると、職場の医師の不足感について、68.6%が「感じる」(「非常に感じる」27.8%、「まあ感じる」40.8%)と回答。一方、「感じない」(「ほとんど感じない」11.5%、「あまり感じない」2.7%)は14.2%だった。診療科別に見てみると、「感じる」の割合が最も多かったのは「麻酔科」で81.7%。以下、「救急科」77.8%、「小児科」70.7%、「整形外科」70.6%と続いた。また、過疎地域かどうかの別で見た場合、過疎地域に所在する病院に勤めている医師の方が「感じる」と答えた割合が高く、78.5%を占めた。主たる勤務先での1週間当たりの実際の労働時間は、平均46.6時間。詳細は、「60時間以上」が27.4%(「60~70時間未満」15.5%、「70~80時間未満」6.6%、「80時間以上」5.3%)、「40~50時間未満」が26.6%、「50~60時間未満」が23.5%、「60~70時間未満」が15.5%となっている。他の勤務先を含めた1週間当たりの全労働時間の平均は53.2時間で、「60時間以上」の割合は40.0%(「60~70時間未満」20.0%、「70~80時間未満」10.0%、「80時間以上」10.0%)に上った。このほか、「50~60時間未満」が24.4%、「40~50時間未満」が21.8%、「60~70時間未満」が20.0%となった。昨年1年間に実際に取得した年次有給休暇の取得日数は、「4~6日」が25.8%でトップ。次いで、「1~3日」が24.9%、「0日」が22.3%となり、約半数の47.2%が「3日以下」(「0日」22.3%、「1~3日」24.9%)と回答した。医師のうち、60.3%が「疲労感」を、45.5%が「睡眠不足感」を、49.2%が「健康不安」を感じていることが判明。さらに、医療事故につながりかねないような「ひやり」あるいは「はっと」した体験「ヒヤリ・ハット体験」があるか尋ねると、68.0%が「ときどきそうである」、8.9%が「ほとんどそうである」と回答し、合わせて76.9%が「何らかのヒヤリ・ハット体験がある」と答えたことが分かった。睡眠不足感に対する認識別にみても、睡眠不足を感じている医師ほど「ほとんどそうである」の割合が高く、15.2%に上った。勤務医の勤務環境を改善するための方策について聞いたところ、最多は「医師数の増加(非常勤・研修医を含む)」で55.4%。以下、「当直明けの休み・休憩時間の確保」53.4%、「他職種(看護師、薬剤師等)との役割分担の促進」50.8%、「診療以外の業務の負担軽減」45.9%と続いた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月06日医師コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピア株式会社は、4月18日~24日にかけて会員医師に対し「勤務時間外の看取」についてのポスティング調査を実施した。2,634の有効サンプルが寄せられた。まず、「入院患者が勤務時間外に亡くなった際、看取りや見送りを誰が行っていますか?」という質問に対して、「主に主治医」と回答した医師は40%だった。その理由として「よほどの事がない限り主治医が呼ばれる」「初期対応は当直医がするが、必ず主治医が最後には行く」「家族の心情など考えるとやはり主治医」といったコメントが寄せられた。「見送りまで行うので、呼び出されてから帰宅するまで2時間かかる」など、主治医の負担についてコメントする医師もあった。一方、「主に当直医」という回答は37%。理由は「(主治医の)自宅が遠いので駆けつけるのに時間がかかる」「看取り前の家族とのコミュニケーションが十分ならば、主治医が看取らなくてもうまくいく」というものが挙げられた。また、当直医との連携も必要で、「死亡診断書をあらかじめ用意しておく」といった例もあるようだ。「いちいち主治医を呼ぶことは、医師の疲弊につながり、医療が崩壊する」という意見もあった。また、「看取りは当直医で見送りが主治医や看護師」は13.6%、「看取りは主治医で見送りが当直医や看護師」はごくわずかで1.6%だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日