“ネットとリアルの融合”を実現した、新しい形のエンタテインメントスポット・ニコファーレで、千原兄弟の千原ジュニアが、ライブベント 「千原ジュニアの企画ジュニア」を9月28日(水)に開催する。「ニコファーレネットチケット/リアルチケット」特設ページニコニコ動画として初となったお笑いライブを行った8月5日の公演につづき、千原のライブは2回目となる。本公演は、360度全壁面に設置されたLEDモニターに映し出されるコメントやハイクオリティな映像、さらにネットライブに特化したヴァーチャルな演出が可能な最新鋭のライブハウス「ニコファーレ」で、よしもとイチの切れ者、千原ジュニアがネットとリアルを融合させた、“次世代のお笑い”に挑む。会場で体感できるリアルチケットはすでに完売しているが、「ニコニコ生放送」で生中継を視聴できるネットチケットが9月17日(土) 10:00より発売される。
2011年09月16日話術巧者芸人、千原ジュニアと吉本随一の天然芸人、野性爆弾のロッシーが、ある賭けに挑んだ異色SFファンタジー『無知との遭遇』がまもなく公開される。ミステリーサークルを追うTV番組のロケで謎めいた村を訪れた2人が、宇宙人の攻撃に遭遇。実はジュニアさんら周囲の全員が仕掛け人となり、ロッシーが驚愕の“使命”を受けて戦う羽目になる、壮大なドッキリSF編だ。――今回、ロッシーさんのキャラクターがあってこそ成立した作品だった?ジュニア「ロッシー以外は『はい、バレました』になるはずなんですが、(その心配を)軽く乗り越えて、信じているワケで。そうなってくると、村人に(宇宙人の存在を)明かされたときに『分かりました!』と答えて立ち向かう正義感とかが出てくる。この映画を観た人は、みんなロッシーのこと好きになりますね。天然ぶりだけじゃなくて素直さとか正義感とか」。ロッシー「何か月か前にこの番組収録の話を聞いて、『楽しみにしています!』って言うていて、ウキウキして行ったらエライ目に遭ったんですよね。演じていたところはないです。みんなに言われるんですよ、『(ドッキリだと)気付くポイントたくさんあったのに、何故気付かへんのや?』って。でも気付かないのですよ。ジュニアさんが一緒におってくれるっていうのも一番の信頼やったから。そのジュニアさんが『えらいことになってる』って言うてはるし。絶対そうなんや、あかんあかん、何とかしよう、って」。ジュニア「僕らが笑ったら終わり、NGを絶対に出すことが許されない映画なので、すっごいしんどかったです。笑いをこらえるのがこんなにしんどいことは、ない。ほかの映画なら笑ってしもうたって『カット!』をかければいい。でもこれは笑ってもうたら全部、全てが終わりですから。でも、途中でバレるやろなーって思いはあった。バレたらバレたで監督が出ていって説明して、『ここからは演技でやって、って言うしかない』みたいなことは話はしていたんですけど、意外といけてるぞ、あれ?あれ?あれ?みたいな」。――ドッキリが順調に進行する中、ロッシーさんはジュニアさんとの別れの場面にも遭遇してどう感じた?ロッシー「あそこの場面で言ったことは全部ホンネ。ジュニアさんが『(地球を出て)行くわ、これからお前、お笑いを頼んだぞ』って言うから、『行かんとってください、兄さんいなかったら嫌です、楽しくないです』って涙目になってました」。ジュニア「こっちは笑いをこらえるのに必死でした」。ロッシー「ひどいですよ、ジュニアさんも監督もスタッフも…でもみんな演者ですね」。――ドッキリにはめられやすい人についてどう思う?ジュニア「製作者側のヤツ、モノを作るヤツはかかりづらいですよね、制作者側のヤツ。そういう意味では僕はドッキリにかけられたことはほとんどないですね」。ロッシー「利口ですわ、ホンマ」。ジュニア「利口というか…人間としてはかけられる人の方が温かみがあったりするかんな?と」。――ジュニアさんにドッキリで仕返ししたい気持ちは?ロッシー「難しいですね、いたずらとかだったらできるんですけどね、『これ熱いですよ』と言って冷たいもの渡すくらいだったら(笑)」。――ところでプライベートで映画との接し方は?ロッシー「ホンマ、普段から本も読まないし映画もそんな観ない。映画っていったら小さい頃に観た『ドラえもん』とか、最近で言うたら『THIS IS IT』。それも(友人)みんなで『観に行こう〜』って行った。その前に遡ると『ハウルの動く城』とか。あと学生のときに『ゴースト』とかですね」。ジュニア「映画館へは、まあ人並みに行く、ぐらいの感じ。監督で観るとかジャンルで観るっていうのはないし、嫌いなものはない、まあ恋愛映画は観ないですけど。最近やと『アウトレイジ』がよかった」。――デートで映画館に行ったりは?ジュニア「ウーン、久しく行ってないですね」――所属する吉本興業が沖縄国際映画祭を立ち上げるなど映画産業に力を入れる環境下で、思うこと、やりたいことは?ジュニア「みんなでモノを作るっていう感覚は、笑いも映画も一緒。でも映画に出るって意味では違う。振りがあって笑いがある訳で、演技はその振りの部分をやってオチがない、最後の一言がない感じ。面白い作品があって出てくれってオファーがあったら、やらせてもらいたいな〜と。監督はやりたいとは思わないですね、大変そうやから」。ロッシー「いつかはちゃんと演じてみたいし胸張ってレッドカーペット歩きたい。撮ってみるのも楽しそうやし。何やったら僕、監督やってジュニアさん撮るみたいなことやってもいいかな…と、夢が膨らむ訳です。吉本…というか芸人やっていたら、いろんなことができるんで嬉しいです」。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:無知との遭遇 CLOSE ENCOUNTERS OF THE STUPID 2010年8月1日よりヨシモト∞ホール、神保町花月、ヨシモト∞ホールOSAKAにて、10月9日より新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほかにて順次公開© TBSテレビ/吉本興業
2010年07月30日4月某日、CSチャンネルNECOの番組「千原ジュニアの映画製作委員会」で、千原ジュニアがとある作品の宣伝会議に参加し、その場で洋画に邦題をつけるという企画が収録された。今回、題材となったのは、アメリカ軍の超能力特殊部隊を描いたハリウッド映画『The Men Who Stare at Goats』(原題)。ジョージ・クルーニーを筆頭に、今年のオスカー主演男優賞に輝いたジェフ・ブリッジス、ユアン・マクレガー、そしてケヴィン・スペイシーと超豪華スターがキャストに名を連ねている。ジョージが“ジェダイ”を自称するエスパー兵士、ケヴィンは超能力戦士、そしてジェフが超能力マスターを演じるという設定を聞いただけでも思わず笑ってしまうところだが…。「邦題こそがヒットの鍵を握る」とのプレッシャーを背に宣伝会議に臨んだ千原さん。そこで挙げたタイトルは「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」、「優しい戦場」、「山羊と見つめる男たち」、「山羊は地球を救う」、「瞳に映る男たち」、「クルーニー・ジョージのすべらない戦場」、「山羊と男と男と壁と」などなど…。その後、会議の中で、映画のキーワードと言える“ヤギ”とインパクト感から「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」と「山羊と男と男と壁と」のふたつが候補に絞られた。最終的に、軽いテイストの「ヤギ!ヤギ!ヤギ!」よりもアート系の公開劇場(シネセゾン渋谷)に合っていて、いままでにない映画だとお客さんに感じてもらえるタイトルということで、“山羊”をカタカナにした『ヤギと男と男と壁と』に満場一致で決定した。劇場、宣伝、買い付け担当者全員が良いタイトルがつけられたと納得し、さすが千原ジュニアと唸ったとのこと。決定したタイトルは、映画を見終わってすぐに考えついたそうで、ジュニアさんは「洋画に邦題つけるなんて、もちろん初めての経験ですごく疲れました。街を歩いていて、自分でも目にするわけだから納得いくものにしたかった。それに、残るものだから責任重大ですね。僕がタイトルをつけたからには授業参観の親の気分で、たくさんの人に観てほしいと思いますね!」と、名付け親となった映画に対する思い入れを語ると共に、メッセージを送った。ヤギがどのように物語に関わってくるのかも気になるところ。『ヤギと男と男と壁と』は8月14日(土)よりシネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国にて順次公開。■関連作品:ヤギと男と男と壁と 2010年8月14日よりシネセゾン渋谷、シネリーブル池袋ほか全国にて順次公開© Westgate Film Services, LLC. All Rights Reserved.
2010年05月20日