いつの時代もファッションに活気を与えるのは新たな才能の出現だろう。今回はFASHION HEADLINEで注目する海外を舞台に大きく進展のあった3ブランド、東京を拠点にしている「東京ニューエイジ」たち5ブランドのデザイナーに加え、欧州最大のファッションコンペITSのジュエリー部門で日本人初のグランプリを受賞するなど話題のデザイナー中里周子を紹介する。今後の動向が楽しみなニューカマーリストとしても要チェック!■パリコレで魅せた“体から自由に作る”未来のオートクチュール--YUIMA NAKAZATO 中里唯馬17年秋冬オートクチュールコレクションのトップバッターでショーを開催し、日本人としては森英恵以来12年ぶりにオートクチュールコレクションに参加したYUIMA NAKAZATOのデザイナー・中里唯馬。アイスランドの自然からインスピレーションを受け、テクノロジーを駆使して作り上げられた彼のクリエイティビティーの源泉に迫る。■ミラノで喝采を浴びる唯一の日本人デザイナー「ファッションは伝統と現代、異文化と人々を繋げる手段」 --ATSUSHI NAKASHIMAデザイナー中島篤パリやロンドンといった都市と比べ、日本人デザイナーの活躍が珍しいミラノでコレクションを発表し、脚光を浴びた中島篤(ATSUSHI NAKASHIMA)。「ファッションは私にとって伝統と現代を結合させる手段。それは異なる文化と人々を繋げるもの」と語る彼が、デザイナーを目指したきっかけと、実力をつけチャンスを掴むまでのエピソードをお届けする。■弱冠27歳の超新星。パリを拠点に世界へ挑む若手デザイナー松重健太パリで活躍する若手デザイナーの中で、名実ともに注目を集めているのが松重健太によるKenta Matsushige。弱冠27歳ながらジバンシィやディオールなど名だたるメゾンで経験を積み、シャネル傘下の工房協力のもと15春夏コレクションで華々しいデビューを飾った彼に、デザイナーになった経緯やパリをベースに活動する理由、見据える未来について聞く。■【ファッションの“未来”たちに聞く】瞬く間にTwitterで2,000RTのルックが生まれた理由--デザイナー吉田圭佑--16春夏シーズンの東京コレクションで発表した「ゲーマー風」ルックがTwitterで2,000リツイート越え、パリのコレットのバイヤーも熱い視線を注いでいる、ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)のデザイナー吉田圭佑。ファッションデザイナーを目指したきっかけは「イケてるやつになりたいから」と語る彼の、創作の源泉に迫るインタビュー。■【ファッションの“未来”たちに聞く】服を選ぶのは、皆に平等に与えられる試練だと思う。デザイナー横澤琴葉-- きまぐれで、不安定だけど、レディな美しさも垣間見えるガーリールックの提案で、着実にファンを増やし続けているコトハヨコザワ(kotohayokozawa)。デザイナーである横澤琴葉は、祖母が洋裁店を営み、家にはミシンをはじめとする洋裁に必要な道具がそろう環境で育ったと語る。山縣良和、坂部三樹郎らとの出会いから、ブランド立ち上げの経緯を聞く。■【ファッションの“未来”たちに聞く】オンナノコらしさとクールが混じりあう温度感--デザイナー青木明子-- 「オンナノコらしさ」にこだわり、シーズンのテーマにもそれが色濃く反映されているファッションブランド、アキコアオキ(AKIKO AOKI)。「清く正しく美しく」が校訓のミッション系スクールで過ごした学生時代、ロンドンのセントマーチンズ校でデザインを学び、帰国後にブランドを立ち上げるまでのエピソードから、彼女の考える「オンナノコ」像に迫る。■【ファッションの“未来”たちに聞く】ルーツを辿って行き着いた“オカン”と二人三脚で作るファッション--デザイナー村上亮太-- 欧州最大のファッションコンテスト「ITS」にノミネートされて注目を集め、でんぱ組.incへの衣装提供を行うなど、多岐に渡って活躍中の気鋭のデザイナー、リョウタ ムラカミ(RYOTA MURAKAMI)の村上亮太。幼い頃、画家である母親が作った服を着ていたことからファッションに目覚めたと語る彼の、デザインと“オカン”の深い関係を探る。■【ファッションの“未来”たちに聞く】ニッポンのサラリーマンを“モードの文脈”でみせる--大月壮士-- 文化服装学院在学中に「ここのがっこう」に通い、2015年に自身の名を冠した「ソウシオオツキ」をスタート、ファッションコンテスト「LVMHプライズ」に日本人最年少でノミネーとされ、注目を集める大月壮士。日本的な色彩を用い、水引きや菊の花など和を感じさせるモチーフをテーラードに落とし込んだコレクションを展開する彼の“モード”観に迫る。■中里周子×寺澤真理「ファッション×デジタルを考えたら、宇宙に行き着いた」14年に欧州最大のファッションコンペティション「ITS」のジュエリー部門で日本人初のグランプリを受賞し、現在は東京藝術大学美術学部芸術学科博士課程に在籍中のファッションデザイナー中里周子。3016年の百貨店の姿を提案したポップアップショップを伊勢丹新宿店でオープンするにあたり、バイヤーの寺澤氏と行ったトークセッションをお送りする。
2017年01月03日吉田羊主演ドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」が、12月6日(火)今夜放送の第9話から、いよいよ最終章へ突入。吉田さん演じる主人公の“闇”に迫る展開になるという。本作は、吉田さん演じる天才外科医・橘志帆を中心に、吉田羊、相武紗季、吉岡里帆、白鳥久美子(たんぽぽ)、滝沢沙織、笛木優子、伊藤蘭といった解析診断部の女医7人によるメディカルチーム“レディ・ダ・ヴィンチ”が原因不明の病に立ち向かう、爽快な医療ミステリードラマ。いよいよ次回の最終回に向けて最終章に突入するのだが、そんな第9話は、天才ピアノ少女の藤原ひかり(根岸姫奈)が、コンクールの直後に意識を失い、痙攣を起こして運ばれてくる。ひかりと対面した志帆は彼女と以前に会ったことがあるような気がするが、思い出せない。翌日、突然胸を押さえて苦しみ出したひかりを処置していた志帆は、背中に見覚えのある傷痕を発見。目の前にいる少女が背負った運命に気付き、呆然とする。心臓を詳しく調べた結果、ひかりは狭心症を発症していることが判明。意識消失とけいれんもモヤモヤ病によるものだと分かる。狭心症は投薬治療で改善するものの、モヤモヤ病は脳外科手術が必要だった。そのとき、「私がやる」と名乗りをあげたのは志帆。「どうしても私の手でひかりちゃんを助けたい」という言葉に葉子(伊藤蘭)は執刀を許可するが、雪野(相武紗季)はいつもと違う志帆の様子が気になる。その真意を尋ねる雪野に、志帆は2年前に起きた爆発事件の現場に、自分たち親子とひかりがいたと話し出し…という展開に。相武さん演じる雪野の問いかけに、「幻覚だってわかってる。でも、誰かに迷惑かけてるわけじゃないでしょ?私には真央が必要なの。幻覚とかそんなの関係ない」と志帆が衝撃の告白をした前回。今回は、志帆が抱える“闇”が明らかになり、「もうメスは握らない」と決めていた彼女が、ついに再びメスを握ることを決断するのだ。志帆の言葉に隠された真意とは、天才外科医がメスを置いた本当の理由とは一体…。「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月06日吉田圭佑が手掛けるケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)の17SSウィメンズコレクションが10月22日、Amazon Fashion Week TOKYO(アマゾン ファッション ウィーク東京)のFASHION PORT NEW EASTで発表された。東京のストリートを象徴するかのごとく、会場のみやしたこうえんに響くグラムロックの音楽と山手線のノイズ。4シーズン目を迎えた今回のコレクションは「Reborn」をテーマに、これまでのイメージを刷新する新しいアプローチに挑戦した。ウィメンズのみを発表した今シーズンは、ケイスケヨシダの特徴でもある“制服”の要素を取り入れたルックが印象的であったが、その中に鮮やかなやレッドやベージュといった女性らしい色彩も投入した。オーバーサイズのシャツやスリットが膝まで入ったワイドパンツ、ロゴ入りのボタンをたっぷり並べたようなボーイズ的な遊びを随所に散りばめつつ、全体を通してはフリルやプリーツ、ラッフルを使い服の曲線美を強調する。シルエットはユニセックスな雰囲気だが、デザイン自体はリベラルにファッションを楽しむ現代女性が着るにふさわしいルックに仕上がっている。プルオーバーに白タイツ、大胆なフリルのロングドレスに白スニーカーやキャップをスタイリングするなど、リアルクローズを追及する姿勢も揺ぎない。ストリートシックなジャージースタイルにインパクトを与えたグラフィックプリントは、若手写真家の草野庸子によるもの。デザイナーの吉田によれば、女性クリエイターとのコラボレーションも今回取り入れた新しい試み。ジュエリーは苅澤さりかによるWhitelilly、刺繍とプリントで表現されたイラストはくらちなつきとコラボレーションを行った。ギミックに頼らず東京のポップカルチャーをリアルに具現化していく彼の今後の作品に注目したい。
2016年11月01日女優の吉田羊が10月12日、都内で行われた主演ドラマ『連続ドラマWコールドケース ~真実の扉~』の完成披露試写会に出席した。アメリカで2010年まで放送されていた人気ドラマ『コールドケース』の日本版。吉田にとって初の連続ドラマ主演となり、「日本が世界に誇れるドラマが仕上がった」と強い自信を示した。その他の写真オリジナル版ではフィラデルフィアが舞台だったが、本作では舞台を神奈川に移し、吉田演じる神奈川県警捜査一課の女性刑事・石川百合をはじめとした未解決の殺人事件=通称“コールドケース”を扱う捜査チームの奮闘を描く。WOWOW開局25周年記念作として、全編4K・HDR(ハイダイナミックレンジ)で制作された。「オリジナル版は全体的にとてもドライで、(日本人として)違和感もあったので、日本人らしい人情味を私たちで出せたらなと思った」と振り返る吉田は、「現場が志をひとつにし、同じゴールを目指す贅沢さを痛感した。とても居心地が良く、俳優陣が互いにリスペクトし合える関係性を築くことができた」と役柄を超えたチームの“結束”を語った。完成披露試写会には吉田をはじめ、永山絢斗(高木信次郎役)、滝藤賢一(立川大輔役)、光石研(金子徹役)、三浦友和(本木秀俊役)、波多野貴文監督が出席。実力派キャストに囲まれ、若手の永山は「ガチガチでした」と緊張を告白し、滝藤は「この作品で女性ファンが増えれば」と思わずニンマリ。一方、光石は約3か月半に及んだ撮影を終え「本当にさみしくて、コールドケース“ロス”になりました」としみじみ。三浦はオリジナル版のキャストを引き合いに「きっと僕より年下なんでしょうけど、ものすごく風格で(笑)。とにかくそれに負けないように頑張った」と話した。WOWOW開局25周年記念『連続ドラマW コールドケース~真実の扉~』10月22日(土)22:00第1話無料放送/全10話取材・文・写真:内田 涼
2016年10月12日吉田羊が主演を務めるドラマWの新作『コールドケース~真実の扉~』と神奈川県警が先ごろ、タイアップポスターを発表したが、吉田が14日に一日警察署長を務めた。その他の写真本作は、神奈川県警捜査一課に所属する主人公・石川百合(吉田)らが未解決事件に隠された真相を見つけ出していくもので、主演の吉田は14日に、加賀町警察署長の吉田忠之署長から“一日署長”として委嘱された。彼女が訴えるのは“振り込め詐欺撲滅”で、友人の家族が被害あったことを紹介し「“お金を取られたことも悔しいけれど、自分を守りたいと思った親心を利用されたことが腹立たしかった”と友人が語っておりました」と語って、注意を呼びかけた。その後、加賀町警察署を出た吉田は、中華街などをパレードしながら“詐欺撲滅”を訴え、集まった人々に「家族の絆を悪用する振り込め詐欺は絶対に許すことができません。ひとりひとりが警戒心を強め、日頃から家族と密に連絡を取り合うことが、撲滅への第一歩になると思います。みなさま、ご協力をお願いします」と語りかけた。WOWOW開局25周年記念『連続ドラマW コールドケース~真実の扉~』10月22日(土)22:00第1話無料放送/全10話
2016年09月15日東京を拠点に活躍するクリエイターをピックアップし、彼らクリエーションやそのルーツを掘り下げる連載「ファッションの“未来”たちに聞く」。第1回目となる今回は、5月25日から伊勢丹新宿店本館2階のコンセンプトショップ「TOKYO解放区」にてポップアップを行っている「ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」のデザイナー吉田圭佑を取り上げる。1/2はこちらから。ーーそれは既存のハイブランドに対する反骨精神の現れ?いや、それは違いますね。僕自身ハイブランドは大好きで、それこそエディ・スリマンやラフ・シモンズに憧れて、デザイナーになったと言える部分もあるんです。でも、ディオール オムがすごく流行っていたときに、僕は恥ずかしくて着ることができなかった。僕にはかっこよすぎて…。エディが作るカッコイイ服を、カッコイイモデルたちが着て、その世界には入り込めない自分がいて。ランウェイ上での完璧な世界との距離をすごく感じていました。そこを埋めるためにも僕のブランドでは彼らのようなモデルを使う必要があったし、単に“カッコイイ”だけではない、初めてランウェイに出る瞬間の“恥じらい”のようなものも含めて提示したかったんです。ーー”さらけ出す”って勇気がいることですよね。昔だと斜に構えた態度の裏返しだったりするんですが、今はストレートに正直に”さらけ出す”ってことがカッコイイというか、それを時代が求めているようにも感じます。僕はいじめられっこにもイケてる部分があると思っているんです。なんでいじめられるかっていうとどこか人と違うから。どこか極端だから。裏を返せば唯一無二な存在ですよね、それってどこか”最強”なのかもしれないなって思っています。ケイスケ ヨシダというブランドにもしかしたら影響を与えているかもしれない中学の同級生の子がいるんですけど、いわゆるガリ勉って感じの子で、全くイケてなかったんですよ。でも、中三くらいの時に、彼が突然金髪にして登校してきたんですよ。お洒落したいけど怒られるのが怖いという、僕らみたいなほんのり茶髪にしていた勢からするとそれは、なんかカッコよくて。その日、学年中の生徒が彼を見に来るんですよ。結局、彼は先生から怒られて、次の日は黒髪に戻るんですけど、その一日の彼はめちゃくちゃ注目を浴びていました。それって、すごくファッションで人が変わった瞬間みたいなものを見た気がしたんですよね。人がカッコよくなる瞬間って、感情の迷いを振り切って越えた瞬間にあるのかもしれませんね。3月に発表した16-17FWは、そんな彼が金髪にした瞬間みたいな感覚も入っていました。来シーズンはもっと踏み込んで、ここ2シーズンのテーマだった「背伸び」をすることによって隠してきた、心の中の柔らかい部分に向き合っていきたいですね。ブランドのステップとしては、客層を広げたいなと思っています。着る服としての共感(共有)の幅を広げることで、もっと多くのひとに見てもらいたいし着てもらいたい。一着一着のアイテムの精度の向上も意識していきたいです。いまはスタイリングでの表現の印象が強いですが、一着一着のアイテムに感情を落とし込んでいきたいです。KEISUKE YOSHIDA 16SS コレクションーー5月25日から開催中の伊勢丹新宿店のTOKYO解放区でのポップアップは”制服”がテーマになっていますが、“制服”にはどんな考えを持っていますか?これは哲学者の鷲田清一さんもおっしゃっていることなのですが、制服って「ファッションと出会うきっかけ」であると思っています。制服を着崩すということが、お洒落に出会う瞬間というか。制服の規則の中で、ネクタイの結び目を太くしたり、シャツのボタンを2個開けて着てみたり。僕は中高一貫だったので、中学生のときに買ってもらったジャケットを高校3年まで着ました。身長は30cmくらい伸びてる訳です。途中で買い替えればよかったんでしょうけど、丈も短くなって前も留まらなくなって、でも当時だと「やべぇ、これディオール オムじゃん」みたいな(笑)。制服には、大人の装いにはない、独特の若さがあると感じています。だからこそ僕は“制服”に魅せられてしまうんでしょうね。ーープレッシャーはありますか?またどのようなポップアップになりそうでしょうか。プレッシャーというよりも、もともとがメンズブランドなので、どうしようかなっていうのはありました。今回は、別注で新しくカプセルコレクションを作ったような感覚があります。そこに16SSの中から制服をイメージしたアイテムを混ぜて展開しています。自分の中で“夏休み”というテーマも設けました。中学生の頃の男子生徒を思い出して欲しいのですが、中一の頃はスラックスにナイキのスニーカーを合わせたり、バッグのショルダーを長くしてみたりして着崩すんですけど、高学年になると足元はローファーで、ボタンもネクタイもきっちりして真面目に着るようになるじゃないですか。今回はレディースなんですがそんな、かっちり着るような清楚な制服の着こなしのイメージ。でもどこかに夏の開放感を意識しながらデザインしています。レースやシルクを使ったワンピースなども並ぶ予定で、僕なりにいつものケイスケヨシダより少し大人な女性像を意識して作りました。今時点のケイスケヨシダの支持層より、もう少し上の世代の方にも手に取っていただけるように工夫したつもりです。ーー最後に5年後、10年後、この先のヴィジョンは?今は僕自身の手の届く範囲だけでのクリエーションなんです。つまり、僕自身が売場や展示会でお客さんと話すことによってメッセージやファッションが届くイメージです。今後は、それにプラスで僕のまったく手の届かない売場でも広がっていくようなデザインに発展させていきたいです。それに、今の僕のコレクションはいわゆる“モード”を前振りにした表現ですが、次は“モード”の中に落とし込んでいきたいなって。純粋なモードがやりたいなって思っています。僕が高校生の頃に憧れていた“モードの世界”に、改めて向き合ってみたいですね。人は装うことで自身の隙や弱さを覆い隠しているが、吉田はそこに揺さぶりを掛ける。それはあたかも本当に心を通わせた恋人だけにさらけ出せるような内面や感情のダイレクトな露出であり、私たちはそれを共有/共感してもらえた時に心から安らぎ、満たされたような心地になる。その心地を“纏うこと”で体験できるのが、吉田のコレクションであり、それは間違いなく今の”エモーショナルな時代”を映す鏡である。5月25日からはじまった伊勢丹新宿店TOKYO解放区でのポップアップ「The drama~TOKYO制服~」は、解き放たれたファッションというよりも、ファッションこそがあなたの本当の美しさを解放する、そんな服たちで彩られるはずだ。【イベント情報】The drama~TOKYO制服~<第1弾>会期:5月25日から6月7日会場:伊勢丹新宿店 本館2F=センターパーク/TOKYO解放区※5月28日14時~17時で「ミスiDによるThe dramaが始まる」を開催。講談社主催のオーディション『ミスiD』より、水野しず、門米ゆうか、弓ライカ、来夢が生けるマネキンとしてTOKYO解放区に登場<第2弾>会期:6月15日から21日会場:ジェイアール京都伊勢丹5F 特設会場<第3弾>会場:7月27日から8月2日会場:銀座三越3F ル プレイス プロモーションスペース
2016年05月27日ファッションの未来について考えるーー。捉えどころのない大きな命題だが、若き作り手こそが、その“未来”の一つであることに、疑いの余地はないだろう。この連載では、東京を拠点に活躍するクリエイターをピックアップし、彼らクリエーションやそのルーツを掘り下げたい。第1回目となる今回は、5月25日から伊勢丹新宿店本館2階のコンセンプトショップ「TOKYO解放区」にてポップアップを行っている「ケイスケ ヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)」のデザイナー吉田圭佑を取り上げる。昨年の10月に行われた東京コレクションの公式スケジュール「東京ニューエイジ」にて発表された16SSコレクション(「ゲーマー風」ファーストルックがTwitterにて2000リツイート越え)が大いに反響を呼び、ダイアン・ペルネやパリの有名セレクトショップ「コレット」のバイヤーも吉田の手腕を高く評価する。現在25歳、日本のファッション界を担うであろう才能の一人だ。彼の母校である立教大学のキャンパス内で、話を聞いた。KEISUKE YOSHIDA 16SSコレクション ファーストルックーー四年制大学を出ていながら、ファッションに進んだのはなぜ?実は、小学校から立教なんです。立教生のなかではいわゆる立小上がりってやつで、内部生特有の劣等感のようなものもありました。高校生の時は、大学へ上がる内部試験をパスできるかどうかのギリギリのところで。ファッションには元々興味はあったんですけど、「あいつ大学あがれなくてファッション始めたんだ」と思われたらむかつくのもあって、頑張って勉強してなんとか進学しました。今思えば大学は行ってよかったですね。もし専門学校に通っていたら、学校ではどっぷりファッションという感じだと思うんですけど、普通の四大に行って、ファッションをがっつりできない“もやもや”みたいのがあったんですよね。そんな時に山縣良和さん(後述の中里周子らを輩出した「ここのがっこう」主宰。リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)デザイナー)に出会ったり、同じ大学に通っていた中里周子(ノリコナカザト(NORIKONAKAZATO)デザイナー。昨年末から今年の頭に掛けてTOKYO解放区にてポップアップを開催)さんたちと仲良くなって、いろいろと刺激をもらうことができました。ーー最初にファッションに興味を持ったのはいつ頃?中学生くらいですね。イケてるやつになりたくて(笑)。僕は男子校だったので、モテたいというよりもイケてるグループに入りたいっていうのがあって。ちょうど15歳くらいのときにオダギリジョーがファッションアイコンで、エディ・スリマンのディオール オムがあって、日本にはナンバーナインがあって、みたいな時代です。僕はオダギリジョーに憧れて、当時の彼の髪型である半分ロンゲ、半分坊主みたいにしたんですよ。そしたら、学校では変な目で見られるし、2chの学校の掲示板で叩かれたり、、、でも、実はその時の「イケてるやつになりたい」みたいな気持ちが、今のコレクションの根幹であり本質的な部分になっていると思います。ーーつまりコンプレックスがそのまま創作へのエネルギーとなっているということですか?ケイスケヨシダのデビューしてからの3シーズンは、それこそ「コンプレックスへの共感」がテーマでした。僕自身コンプレックス自体は、決してカッコ悪いものではないと思っているんですね。コンプレックスって、一般的には恥ずかしくてあまり触れて欲しくない部分だったりするんですけど、その中心にはピュアで柔らかい純情みたいなものがあって。それって、実はみんなが持っている感情で普遍的なものだと思うんです。ーー16SSのファーストルックはまさに「イケてるやつになりたい」って気持ちを強く感じました(笑)2シーズン目である16SSは、共感のもう一つ上のステップを狙っていました。実際に身につけてもらうことで、感情を共有してもらう。普通の男の子が「カッコよくなりたい、イケてるやつになりたい」って思う瞬間の、その気持ちとか態度自体がカッコいいんだよって言えるようなコレクションを考えました。Twitterで”炎上”したファーストルックに対して、ダサいって揶揄することは、やっぱり“イケてなかったときの自分”を知ってるからだと思うんです。だって、自分が中学生の時にはじめて自分で選んで買ったような服を思い出していただけると納得してもらえると思うんですけど、今の価値観では決してカッコいいものではなかったでしょう。でも、ファッションに無知な子が、その時にそれを、めちゃくちゃかっこいいと思った。そこにある本質的な部分はまったく“ダサい”わけではなくて、もしかしたら純粋にかっこいいものかもしれないし、むしろ人間的で普遍的な部分なのかもしれないと思います。ーーコレクションの“見せ方”についてはどのようにお考えですか?ここ2シーズン、ランウェイ形式で発表しているのですが、ランウェイで見せるという行為を意識しているところもあって。いわゆるコレクションウィークにおけるランウェイって、背が高くてルックスも整っている海外モデルが次々と出てくるっていうのが当たり前というイメージがありますよね。だけど、そのようなコンテクストの中で突然、謎の中学生のようなモデルがつかつか歩いてくるとやっぱり新鮮というか。カッコイイやつが出てきて当たり前のところに、普通の人たちが堂々と出ていっても大丈夫なんだ、っていうかそれもカッコよさの一つなんだって言いたかったんです。後編に続く。
2016年05月27日俳優の吉田鋼太郎が、12日に亡くなった演出家の蜷川幸雄さんに対して、所属事務所を通じて追悼のコメントを発表した。吉田は「偉大な演出家であり、最大の恩師であった蜷川さんの訃報に言葉が見つかりません。今はまだこの現実を受け止められておりません」と悲しみを綴った。吉田はシェイクスピア劇、ギリシア悲劇など広く舞台俳優として活動しており、近年はNHK連続テレビ小説『花子とアン』(2014年)、テレビ東京系ドラマ『東京センチメンタル』(2016年)など、映像での活躍も注目されている。蜷川作品においても常連であり、『タイタス・アンドロニカス』(2004年、2006年)、『オセロー』(2007年)、『アントニーとクレオパトラ』(2011年)、『ヘンリー四世』(2013年)などの作品で主演を務めていた。
2016年05月13日NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の高幡アリサ役などで知られる元子役で女優の吉田里琴が、学業に専念するため芸能界を引退することを発表した。現在16歳の吉田さんは4月1日(金)、芸能活動を終了するとブログで発表した。「みなさんのおかげで、3歳から子役としてたくさんのお仕事をさせていただきとても幸せな日々を送ってきましたが、学業がどうしてもおろそかになってしまい、このままではいけないと思いました」として、今後は学業に専念すると伝えている。また当該ブログエントリーでは、所属事務所のスタッフによる報告も掲出されており、「大変残念な事ではありますが、吉田里琴の人生もこれから先がずっと長く、芸能以外の世界を知ることは彼女にとっても良い事なのではないかと考えます」と理解を求めている。吉田さんは子役として「リーガル・ハイ」や「坂の上の雲」など多数のドラマに出演してきた。また<a href="" target="_blank">『映画 ひみつのアッコちゃん』</a>で俳優・岡田将生と共演した際、岡田さんに現場で「一緒に住まない?」と誘われたというエピソードから、“岡田将生がプロポーズした美少女”とバラエティ番組などで話題を呼んだ。(花)■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開(C) 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2016年04月01日内村光良を中心に個性的なメンバーたちが毎週オムニバスコントを届ける「LIFE!~人生に捧げるコント~」に、新メンバーとして女優の吉田羊が加わることが発表された。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は内村さんが田中直樹(ココリコ)、塚地武雅(ドランクドラゴン)といった芸人たちや、星野源、ムロツヨシらいま旬の顔を率いてコントを行う人気番組で、4月で4年目を迎える。そこに、大河ドラマ「真田丸」に出演予定で、いまや映画・ドラマ・舞台などで活躍中の吉田さんが仲間入り!スタジオコントは初挑戦とのことだが、すでに収録では内村さんらとの息のあった演技を披露したという。吉田さんは「『面白いな』と思って見ていた世界に自分が入ることになり、私でいいのかなという思いと、入ったからには面白いことしたいなという思いと、半分半分でした」と、コントというものへの導入には多少の戸惑いはありながらも、「実際入ってみると、みなさんがさらりと仲間として受け入れてくださったので、安心してお芝居できましたし、またスタッフのみなさんも含めて、面白い瞬間を切り取ろうと緻密に計算して準備してくださっていたので、全力で楽しませていただきました」と、楽しんで収録を行った様子。「番組ファンのみなさんに、新メンバーとして受け入れていただけるよう、精一杯頑張りたいと思います」と抱負を語った。吉田さん登場回は7日(木)だが、2日(土)には「LIFE!4月7日スタートSP」として、過去の名場面のふり返りとともに、新しいセットや衣装の披露、そして吉田さんの初収録にムロさんが潜入リポートを敢行する。「LIFE!」シリーズの永久保存版とも言える放送となりそうだ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は毎週木曜22時25分~、「LIFE!4月7日スタートSP」は4月2日(土)20時15分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月01日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、「今年もトライしたいことがたくさん。変化は恐れず、楽しみます!」というモデルの吉田沙世さん。雑誌や広告で引っ張りだこの吉田さん。一度は地元で就職するも、ファッションに関わる仕事をしたいという思いから、モデルに転身したそう。「小中高とダンスをやっていて、表現するのが好きだったということもあって。あと、母が若い頃モデルをしていたんですよ。今思うと、その影響も大きかったんでしょうね」。自らを“常に変化を楽しみたいタイプ”と分析。「新しいことをやるのに物怖じはしない方。ラジオや演技にも興味があります。走るのが趣味なので、フルマラソンにトライしたい!」◇よしだ・さよ1990年生まれ。『SEDA』の専属モデルとしてデビューし、小誌や『VoCE』など数々の雑誌で活躍。プライベートが覗けるインスタグラム(@sayobaby)も人気。◇「エアプランツやサボテンが好き。このプラントハンガーもお気に入り」◇「言葉に触れると表現の幅が広がると思うので、毎日何かしら読みます」◇「姉御タイプのシーと甘えん坊のミー。毎日くっついて寝ています♪」※『anan』2016年1月27日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年01月24日数々の女性の生き様を演じてきた女優・吉田羊。「演じることが何より好き」と語る女優・吉田羊の周りには、凛とした気配が漂う。とはいえ、周囲へ心を配り、相手の目を見て語りかける優しい声からは、人としての味わい深さも感じられる。そんな彼女が憧れる女性とは?そして、来年の目標とは?ー昨年、ドラマ『HERO』に出演するまでは事務所に借金があったと伺いました。そのような苦労がありながらも女優の仕事を続けられたのはなぜでしょう?なにより演じることが好きだったというのが一番ですね。そして、ある程度、舞台やドラマなどに出演できるようになってきてからは、「楽しみにしてるよ」というファンの方からのメッセージが支えになりました。たまには、自分が「ああ今回はダメだったな」と思う時もあったのですが、ファンの方が「羊さんのこんなところがよかったよ」と声をかけて下さったり、そのみなさんの言葉に支えられて生きてきましたね。ー今年公開された作品でも、映画『ビリギャル』での母親役、ドラマ『コウノドリ』での助産婦役など、沢山の女性を演じられましたね。様々な人生を送る女性たちを演じる時、どのように役作りをされていくのですか?一つ、ファッションというキーワードもありますね。やはり、衣装を着た時にぐっと気持ちが入ります。衣装とヘアメイクでその役は8割完成すると思っているので、普段と違う格好をすることでその役が降りてくるイメージです。特に、私の場合は、憑依型で演じるタイプなので、緻密に計算していくというよりも、衣装とメイクで大枠を捉えたら、あとは現場で五感を研ぎすまして感情を作っていきます。お芝居は生ものだと思っているので、相手役の方やセットなど、視覚や聴覚をフルに使って役をふくらませていきます。だから、私自身で役作りを完成させてから現場に入っていく感覚ではないかもしれないですね。周りのみなさまに沢山のものを頂いて、演じさせて頂いている感覚です。ー多くの女性の憧れでもある羊さんですが、羊さんご自身が憧れる女性像とは?石田ゆり子さんが大好きで敬愛しています。ゆり子さんは、いつも穏やかで、言葉豊かで、自分の哲学を持ちながらも、相手の立場を慮ることが出来る女性です。まさに、私の理想の女性像ですね。ゆり子さんにお会いするたびに、自分が浄化されていく感覚。いつお会いしても、その時の私に必要な言葉を、確実にかけて下さいます。きっと、相手の心をちゃんと見てお話されているのだと思います。私もそういう女性でありたいと思っています。ー2016年は、どんな一年にしたいですか?今年は、沢山お仕事を頂いたのはありがたかったのですが、書物を読む時間がなかなか取れなかったんです。来年は本を読んで、視野を広げて物事を深く理解できるようにしたいなと思っています。女優のお仕事では、年明けに難役を一つ演じることが決まっていますし、頂いている役柄はどれも初挑戦の役ばかりなので、その一つひとつをしっかりと演じていきたいですね。また新しい自分と出会える年になるのではと楽しみにしています。
2015年12月28日アンリアレイジ(ANREALAGE)と、アートディレクターの吉田ユニとのコラボレーションによる「STAR WARS COLLECTION」が12月1日、そごう・西武限定で販売を開始した。同コレクションは、映画『スター・ウォーズ』のオープニングロールをイメージして製作されたもの。これまでの物語が文字で語られ、文字が宇宙に放たれていくかのように画面奥に流れて行く同作の象徴的なオープニングシーンを、シルエットやテキスタイル柄を変形させることでファッションに変換した。ラインアップは、遠近感のある独特な形と柄が印象的なTシャツ(2万2,000円)やスカート(4万8,000円)、シャツ(6万円)から、ネックレス(4万5,000円)など。平面の洋服に立体的なスケール感を与えることで、斬新かつ新しいファッションを作り上げた。取り扱いは西武 池袋本店、西武 渋谷店、そごう 横浜店となっている。
2015年12月01日「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)などのブランドでおなじみの吉田カバンは、その機能性とデザイン性の高さからビジネスパーソンにもすっかりおなじみ。国内の協力業者の職人さんによる「メイドインジャパン」が特徴であり、年間180万本のカバンを生産しているそうです。そんな吉田カバンのビジネススタイルを明かしているのが、その名も『吉田基準 価値を高め続ける吉田カバンの仕事術』(吉田輝幸著、日本実業出版社)。現在も増収増益を続けているという、同社の成功の秘密が明かされているのです。■基本的に「値引き」をしない理由ところで吉田カバンは、原則として値引きをしないことで知られています。もし、小売店舗が承諾を得ずに値引きをしていた場合は、「商品引き上げ」という措置をとることもあるというのですから徹底しています。しかし、なぜそこまで値引きを拒むのでしょうか?著者によれば、そこにはいくつかの理由があるそうです。まず第一は、あとから値引きしたとしたら、定価で買ってくださったお客さまに対して失礼にあたるため。また値引きをするとブランドイメージも崩れ、当然のことながら利駅も減ってしまいます。もともと吉田カバンの商品は、手間ひまをかけて制作する職人さんの工賃と、材料費や運送費などの諸経費、そして一定の利益を乗せて「販売価格」を設定したもの。余分な上乗せは一切していないのだそうです。つまり値引きをしたとしたら、つくり手側は誰も幸せになれないというわけです。■百貨店との取引を減らした理由かつて、吉田カバンの主要販路は百貨店だったそうですが、2000年代に入ってから、百貨店との取引を徐々に減らしていったことがあったのだといいます。普通に考えれば、百貨店はきわめて重要な顧客であるはず。なのになぜ、そんなことをしたのでしょうか?著者によればその理由は、売り場の方との「考え方の違い」だったのだとか。というのも、いつのころからか百貨店からの要求がどんどん強くなっていったそうなのです。「吉田カバンの販売担当をする店員を2人雇ってくれ」といわれるときもあれば、「売り場のディスプレーは全部負担してほしい」「小品を置くための什器は持ち込んでくれ」というように、吉田カバン側の負担が大きくなっていったということ。そして、値引きをしない吉田カバンの商品はそれまで「セール除外品」となっていたのに、クリアランスセールの時期になると例外が許されなくなり、「今後、バーゲンを行うから必ず商品を何本か出してほしい」といわれるようになっていったのだとか。立場的に断ることができなかったため、やむなく対応した時期もあったとはいいます。しかしそれが何度も続いたので、「とてもこれ以上はおつきあいできない」との判断を下し、結果的に取引を減らしていったのだということ。メーカーと店舗との間で、ありそうな話ではあります。しかし近年は、取引を再開するケースが増えているのだそうです。吉田カバンのそうしたスタンスを理解してもらえるようになり、ブランドイメージが崩れないよう、「セレクトショップ的な商品構成の売り場で扱いたい」といったような依頼が多くなってきたから。方向性や考え方が認知されたということになりますから、時間がかかったとはいえ、これは理想的な展開だといえるのではないでしょうか?■あまり商品の値上げもしない理由ちなみに吉田カバンでは、値引きをしないかわりに、頻繁な値上げも行わないのだそうです。同社のカバンの主要顧客層は社会人男性。だからこそ多くのカバンは、1万円台から4万円台の価格帯に抑えるようにしているということ。いわば、「手の届く範囲での高品質」を目指すことが、吉田カバンのモノづくりの基本姿勢だというわけです。*他にも「広告を打たない理由」「バーコードを使わない理由」、果ては修理に対する考え方など、吉田カバンならではの考え方がぎっしりと詰まっています。なお余談になりますが、タイトルにもなっている「吉田基準」の語源についてもご説明しておきましょう。これは、決して妥協しない社員の姿勢に対して、職人さんや取引先の人々の間で使われはじめた言葉。だとすればそれは、本書に書かれている戦略があったからこそ生まれたといえるのではないでしょうか。(文/書評家・印南敦史)【参考】※吉田輝幸(2015)『吉田基準 価値を高め続ける吉田カバンの仕事術』日本実業出版社
2015年11月29日吉田羊がクールからキュートに!11月20日、花王は、化粧品ブランド「オーブ クチュール」の新CMに吉田羊を起用したと発表した。話題のドラマや舞台に出演し、男女を問わず人気のある彼女。人生初の化粧品CMということで、普段のクールな雰囲気を一新し、キュートな表情をみせている。“ぽんぽんチーク”を絶賛気になるCM内容は、11月24日から新発売する“ぽんぽんチーク”を楽しんでいる様子が撮られており、「自分で言うのもなんですがとっても綺麗でした」とメイクの仕上がりを絶賛した。簡単でなじみがいい!透明感もアップ多く女性が頭を抱えていたチークの入れ方。どの位置につけたらいいのかわからない、適量を取るのが難しい、ナチュラルにぼかせない、などの悩みに真剣に向き合い、開発されたのが同新商品だ。使い方は、本体から取りはずした「チークナビ」を、小鼻の横に“ぽんぽん”するだけ!簡単なのにふんわりなじんで、思わず笑みがこぼれてしまう。また、血色がよくみえることで透明感もアップし、理想の肌へと近づく。カラーは、柔らかな色合いのピンク、ピーチ、オレンジに加え、華やかなローズとレッドをあわせた5色を用意。彼女のようにイメージチェンジをして、可愛らしい女性を演出してみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・花王 プレスリリース(PR TIMES)
2015年11月21日トレンダーズは11月4日、吉田正樹事務所と動画事業における業務提携に至ったことを発表した。これにより同社は、動画マーケティングの事業領域を拡大したい考えだ。吉田正樹事務所とは、フジテレビ「夢で逢えたら」「笑う犬の生活 - YARANEVA!」など、数々のヒット番組を企画制作してきた吉田正樹氏が2009年1月に設立。TVも分かるクリエイティブカンパニーとして、Webを中心としたプロデュースや映像制作、インバウンドに強いYouTuberやタレントマネジメントを手がける。トレンダーズによると、企業のプロモーション・PRにおける動画の活用が注目を集め、動画制作ニーズが高まる一方で、制作した動画の視聴回数が伸び悩み、想定していた効果が得られないという課題を抱える企業も増加したほか、スマートデバイスとSNSの急激な普及により、動画を活用したプロモーションはSNS拡散が成否を決めるといっても過言ではいという。このような現状を踏まえ、同社は、企業のプロモーション動画の企画・制作において豊富な実績を誇る吉田正樹事務所と業務提携することで、SNSでより効果的に拡散される動画の企画・制作からPRまでをワンストップで請け負うことが可能に。今後、ユーザーアクションに加え、ユーザーインサイトの分析をさらに強化し、吉田正樹事務所の企画力を掛け合わせ、ターゲットユーザーへのリーチや拡散、共感を呼ぶ動画の制作を目指す。
2015年11月05日女優の吉田羊と木村佳乃が、黒木瞳の映画初監督作『嫌な女』(2016年公開)で、W主演を務めることが17日、明らかになった。吉田の映画主演は、本作が初となる。本作は、作家・桂望実氏の同名小説(光文社)を原作に、来年のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』を担当する西田征史氏が脚本を務める作品。人と打ち解けられないことから友だちができず孤独で真面目一徹な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じる。境遇や立場が正反対の2人を通して、女性の強さや友情をコミカルで感動的な人間ドラマとして描き出す。昨年7月期に放送されたドラマ『HERO』(フジテレビ系)で一気に知名度を上げた吉田。以来、ドラマや映画のオファーが殺到しているが、本作は「共演すらまだない大先輩黒木瞳さんの初監督作品、しかも主演でというお話を頂いた時は自分の耳を疑いました」と本人にとっても予想外の抜てきだった。「かつてない大役の重責に武者震いする一方で、瞳監督のこの作品に掛ける並々ならぬ情熱に身体を底から突き上げられ、女優が女優を撮る面白さをぜひ見たいとも思いました。脚本と登場人物がうなるほど魅力的で、これは何としても最高の作品にしたいという思いです」と気合をみなぎらせ、「共演者・スタッフの皆さまの胸を借りながら、丸裸で、瞳監督の情熱にぶつかっていきたいと思います」と意気込む。一方の木村も、「黒木瞳さんが映画の監督をされると聞いて、大変驚きました」と心境を伝え、「内容を知らない内から、ぜひやらせていただきたいと心躍っていました」と撮影を心待ちにしていた様子。「台本を頂いた後瞳さんにお会いして、監督のこの作品への強い想いを感じました。これから 大先輩の前で丸裸になるのかと思うと身が引き締まる思いと共に、いまだかつてない緊張を感じております。とてもとても熱い夏になりそうです」と女優としての喜びを噛みしめている。2人の魅力について、黒木監督は「自分の殻にとどまらず、何かをみつけたい、何かを試したい、何かを成し遂げたいというエネルギーに満ちあふれた女優だと思っています」と説明。その印象は撮影がスタートしてからも「徹子を演じる羊ちゃんからは、忍耐力と理性とふところの深さを感じます」「夏子を演じる佳乃ちゃんからは、順応性と探究心、そして自由自在の瞬発力を感じます」と変わらなかったが、「お二人は、同じ画面の中に存在していても、まったく違う色の光を発します。そのふたつの光が交わったときは圧倒されます。私の言葉に耳を傾け芝居に入る徹子と夏子、スクリーンの中で、この夏の太陽より輝いている吉田羊さんと木村佳乃さんの『嫌な女』を、ご期待ください」と撮影前の予感は手応え、そして確信へと変わった。東映東京撮影所のほか、関東近郊でロケ。8月末にクランクアップ予定で、今秋の初号を予定している。
2015年08月18日女優の黒木瞳が監督に初挑戦し、桂望実のベストセラー小説を実写映画化する『嫌な女』。この度、女優の吉田羊、木村佳乃がW主演を務めることが決定。吉田さんにおいては本作が映画初主演作となることが分かった。石田徹子はストレートで司法試験を合格し、弁護士となった才媛。28歳で結婚をし、人も羨む幸せな人生…の筈が、仕事も結婚生活も上手くいかず、心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという女性が徹子の元に訪れる。女性の名は小谷夏子。徹子の同い年の従妹だった。夏子は初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入ってしまい、男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。徹子は子どものころから自分と正反対の夏子が大嫌いだった。しばらくぶりで再会した二人だったが、この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回され、トラブルが起こるたびに解決に引っ張りだされることになり…。原作は、境遇も立場も違う対照的な2人の女性の人生を鮮やかに描き出し、豊かな感動を呼ぶ傑作としてベストセラーとなった桂望実の「嫌な女」(光文社文庫刊)。日本を代表する女優の黒木さんが初めて映画監督を務め、女性の強さと友情をコミカルに、高らかに謳いあげた感動の人間ドラマを作り出した。主演には、実力派女優2人がキャスティング。人と打ち解けられず友達もいないまじめ一徹の弁護士・石田徹子役には、『ビリギャル』『HERO』と大ヒット作に立て続けて出演し、『心が叫びたがってるんだ。』ではアニメ声優初挑戦するなど活躍の幅を広げている吉田さん。派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役は、『ホットロード』で主人公の母親を熱演、『星ガ丘ワンダーランド』でも母親役での出演を控える木村佳乃が演じる。主演の2人と黒木監督からコメントが届いた。■吉田羊共演すらまだない大先輩黒木瞳さんの初監督作品、しかも主演でというお話を頂いたときは自分の耳を疑いました。かつてない大役の重責に武者震いする一方で、瞳監督のこの作品に掛ける並々ならぬ情熱に身体を底から突き上げられ、女優が女優を撮る面白さを是非見たいとも思いました。脚本と登場人物が唸るほど魅力的で、これは何としても最高の作品にしたいという思いです。共演者・スタッフの皆様の胸を借りながら、丸裸で、瞳監督の情熱にぶつかっていきたいと思います。■木村佳乃黒木瞳さんが映画の監督をされると聞いて、大変驚きました。内容を知らない内から、是非やらせていただきたいと心踊っていました。台本を頂いた後瞳さんにお会いして、監督のこの作品への強い想いを感じました。これから 大先輩の前で丸裸になるのかと思うと身が引き締まる思いと共に、未だかつてない緊張を感じております。とてもとても熱い夏になりそうです。■監督・黒木瞳吉田羊さんと木村佳乃さんは、自分の殻にとどまらず、何かをみつけたい、何かを試したい、何かを成し遂げたいというエネルギーに満ち溢れた女優だと思っています。お二人からは、「なんか、面白そう」という感想とともにふたつ返事でご出演を快諾していただきました。この、なんか面白そう、という大胆なお気持ちが、私はすごいなと思いました。いま、撮影が始まり、お二人まったく違うキャラを演じていただいています。徹子を演じる羊ちゃんからは、忍耐力と理性とふところの深さを感じます。これは、徹子を演じる上でも不可欠ではありますが、役柄なのかご本人なのか、私でさえ見間違うほど、虚実皮膜の間を自由に行き来する才能に惚れ惚れしてしまいます。夏子を演じる佳乃ちゃんからは、順応性と探究心、そして自由自在の瞬発力を感じます。画面の中から飛び出してくるんじゃないかという演技力には、ドキッとしてしまいます。ハンパない感受性に、私は、ついニタニタしてしまいます。お二人は、同じ画面の中に存在していても、まったく違う色の光を発します。そのふたつの光が交わったときは圧倒されます。私の言葉に耳を傾け芝居に入る徹子と夏子、スクリーンの中で、この夏の太陽より輝いている吉田羊さんと木村佳乃さんの「嫌な女」を、ご期待ください。『嫌な女』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日朝日新聞出版は8月20日、テニスプレーヤーの錦織圭選手の言葉とその背景に迫った書籍『ダウン・ザ・ライン 錦織 圭』を発売する。錦織圭選手は昨年の全米オープンで準優勝し、8月に発表された最新世界ランキングでは、自己最高タイの4位にランクインした。同書は、2008年のウィンブルドンから取材を行ってきた朝日新聞スポーツ部・稲垣康介記者が書き下ろした。8年間にわたる膨大な取材資料とともに、新たに錦織選手本人や、活躍を支える両親・スタッフなどに対して行った取材内容も含まれている。同書では、「恥ずかしくない生き方はしてきたつもりです」「この命 どう使う」といった、錦織選手がこれまで発してきた言葉の本当の意味と背景について解説している。中には、試合後の記者会見で注目を浴びた「勝てない相手も、もういない」、今年の全仏オープンでの「(ベスト8に)慣れました」など、マスコミをにぎわせた発言も入っている。そのほか、コーチ、スタッフとの信頼関係から生まれた言葉や、テニスを愛するゆえに発せられた言葉まで、錦織選手の言葉33の本当の意味と背景を収録。錦織選手の独占ロングインタビュー20ページ分も掲載した。全55点の貴重な写真も収めているため、写真集としても楽しめるとのこと。価格は1,500円(税別)。
2015年08月11日GAORAが運営するCSチャンネル「GAORA SPORTS」は9月、テニス・錦織圭選手がライバルについて語る特別番組「錦織圭 ライバル達を超え頂点へ」を放送する。同番組では、世界ランキング5位まで上り詰め、頂点を狙う錦織圭選手の単独インタビューを放送する。インタビューでは、圧倒的な強さの「N.ジョコビッチ」、憧れからライバルとなった「R.フェデラー」、堅実なテニスで攻める「A.マレー」、勝利まであと一歩のところまで追いつめた「R.ナダル」といった、頂点に登るために避けられない存在「BIG4」について錦織選手が語っている。さらに「D.フェレール」や「M.ラオニッチ」といったライバルについても話は及ぶ。インタビュアーは、GAORA SPORTSテニス解説者の佐藤武文氏。放送は、9月27日の22:00~23:00。9月28日の18:00~19:00、9月29日の23:00~深夜0:00(再放送)。
2015年07月29日3D昆虫ドキュメンタリー映画『アリのままでいたい』が7月11日(土)に公開を迎え、ナレーション、ボイスキャストを務めたDAIGOと吉田羊、撮影監督の栗林慧、鴨下潔監督が舞台挨拶に登壇した。この日、客席には多くの子供たちの姿も見られたが、初日に劇場に足を運んだ観客の中から100名に、昆虫好きで知られる哀川翔から、生きているカブトムシのつがいがプレゼントされるというスペシャルサービスを実施!これは哀川さん自身が飼育したカブトムシで、こうした映画のイベントで観客に生物がプレゼントされるのは初めてのこととなる。舞台挨拶では、吉田さんが開口一番「“YSDY”吉田羊です」とDAIGOさんのお株を奪う“DAI語”を炸裂させる。負けじとDAIGOさんも、今回のオファーが届いた時の心境について「わかりやすく言うと“TK”って感じでしたね」と語るが、これを司会者は「そうですか。次に吉田さんは…」と華麗にスルー!DAIGOさんは慌てて「そこスルーされちゃうと…!」と抗議し、改めて「TK」について「ついに来たかってことです」と説明するが、この微妙なやりとりに吉田さんが「喋りづらいなぁ…」とポツリと漏らし、会場は爆笑に包まれた。撮影監督の栗林さんは本作の撮影の苦労について「世界初の昆虫3Dということで、(適した)カメラがなかった。風景や人物を撮る3Dカメラはあっても、小さな昆虫を撮れるものがなく、世界中を探して医療用の内視鏡の3Dレンズに行き着きました。レンズが固定されているのでピントを合わせることができず、大変でした。カマキリなどの大きな昆虫を撮るには、苦心してカメラそのものを作りました」と明かした。鴨下監督も「昆虫には演出できないので、ワンチャンスを撮り逃さないようにした」と苦労に満ちた撮影を振り返っていた。最後の写真撮影は、DAIGOさんも吉田さんも、哀川さんに贈られた本物のカブトムシを手に行われた。「小学生の頃、桜の木に毛虫が大量発生し、30センチ四方の箱に毛虫を詰めて母にプレゼントしてこっぴどく叱られた」という“武勇伝”を持つ吉田さんも、一切、怖がることなくカブトムシを触っていたが、DAIGOさんのカブトムシが突然、飛び立つというハプニングが!さらに吉田さんのカブトムシも飛んで壁に張り付いてしまい、思わぬ事態に会場は笑いや子供たちの歓声に包まれた。『アリのままでいたい』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月11日エアウィーヴはこのほど、錦織圭選手が出演する新TV‐CM「錦織圭選手 IMGアカデミー」篇(15秒・30秒)のオンエアを開始した。IMGアカデミーとは、米フロリダ州にあるトップアスリートを養成する世界最大級のアカデミー。錦織選手も、13歳の時に同アカデミーに入校した。科学的プログラムで選手育成に取り組んでおり、これまでに錦織選手のほか、数々の世界的な選手を輩出している。同社が販売している「エアウィーヴ」は、素材の90%以上が空気という独自の構造を実現したマットレス。2011年2月にアカデミー学生寮の一部で、2013年9月からは学生寮の全室で導入が開始され、睡眠がパフォーマンスに及ぼす影響など、スポーツ科学の視点から睡眠研究を行っている。今回のCMでは、同アカデミーにおけるスタンフォード大学医学部 睡眠・生体リズム研究所が実施する、エアウィーヴを使用した睡眠研究の様子を錦織選手が紹介している。同アカデミーでのCM撮影は、日本企業では初めてのことであるという。CMは「ここは僕、錦織圭が育ったIMGアカデミー」と語る錦織選手の映像から始まる。実際に学生寮のベッドに設置されているエアウィーヴや、アカデミーで学ぶアスリートたちの映像が流れ、「エアウィーヴはスタンフォード大学と目覚めた直後の運動能力を研究しています」と研究の紹介をしている。CMには、白いハチマキを締め、同アカデミーのコートの上でラリーをする錦織選手の映像も盛り込んだ。撮影はマイアミオープンの直後の日程となったが、錦織選手は疲れを見せず終始笑顔であったという。ウオーミングアップのラリーの球筋や音は鋭く、CMでは一流の妙技を間近で体感できるような仕上がりとなっている。
2015年06月15日DFSグループはこのほど、公式ウェブサイト「DFS.com」にて、プロテニスプレーヤー・錦織圭選手の独占インタビュー「Tジャーナル」を公開した。DFS グループは、1960年に香港で創業したトラベルリテーラー。旅行者に世界中から選び抜いた700以上の一流ブランドを提供している。ネットワークは現在、3大陸・420カ所にわたり、18の主要国際空港、14の路面店であるギャラリア、および各提携先やリゾート地域にて店舗を展開している。同グループの公式ウェブサイトでは、旅をテーマに世界で活躍する著名人にインタビューする「Tジャーナル」を公開している。過去には歌手のBENIさん、中国人アーティストのイー・ゾーさん、音楽プロデューサーのキャロリーヌ・ドゥ・メグレさんがなどが登場し、旅に対する思いや発見などを語った。今回、同コンテンツに錦織選手が登場。「最近訪れた場所」「旅の必須アイテム」「ツアー中の旅の秘訣」などを語っている。旅行中のファッションやフライト中の過ごし方、初めての都市や国を訪れたときの行動など、プロテニスプレーヤーとして活躍する姿とは違う一面を知ることができる。
2015年06月05日東京都・渋谷のパルコミュージアムにて、亜洲中西屋(ASHU)が企画製作を行い、ファッションデザイナーの山縣良和氏(writtenafterwards)と坂部三樹郎氏(mikio sakabe)がプロデュースする展覧会「絶・絶命展~ファッションとの遭遇」が開催される。開催日程は3月19日~3月30日、開館時間は10:00 ~ 21:00(入場は閉場の30分前まで/最終日は18:00閉場)。入場料は一般500円、学生400円、小学生以下無料。同展は、第32回毎日ファッション大賞特別賞を受賞した企画展「絶命展~ファッションの秘境」の続編となるもの。プロデュースを行う山縣氏の「リトゥンアフターワーズ」および坂部氏の「ミキオサカベ」のほか、ジェニーファックス(ブランド)、中里周子氏、村上亮太氏、山下琴菜氏、青木明子氏、横澤琴葉氏、吉田圭佑氏、大月壮士氏、ダニエル・サンワルド氏(フォトグラファー)などが参加する。また、プロデューサーを務める山懸氏と坂部氏は、同展の開催に際し、「ファッションは生きものです。そして絶命することにより新たな生命となり次の時代の希望となります。その希望の光を創り出すヒントとなった絶命展を「絶する(=断ち切る)」ことで、僕たちはより大きな、より純粋な光を見てみたいと思いました。絶・絶命展はファッションの生命エネルギーそのものを体感する展覧会です」とのコメントを寄せている。なお、2013年10月に開催された「絶命展」は、多くの若手ファッションデザイナーが参加し、生身のモデルによる「生の日」、マネキンによる「死の日」の演出など、ほとんど毎日変化し続ける展示内容が話題となった。
2015年01月29日東京・渋谷のパルコミュージアムで「絶・絶命展―ファッションとの遭遇」が開催される。期間は3月19日から30日まで。この展覧会は13年に開催された「絶命展―ファッションと秘境」の続編に当たるもの。同展では生身のモデルによる“生の日”、マネキンによる“死の日”など、毎日変化する展示が話題となり、会場には連日多くの観客が詰めかけた。毎日ファッション大賞特別賞を受賞するなど、業界でも高い評価を受けている。「絶・絶命展―ファッションとの遭遇」は、「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」の山縣良和と、「ミキオサカベ」の坂部三樹郎がプロデュースを担当。更に、青木朋子、大月壮士、中里周子、村上亮太、山下琴菜、横澤琴葉、吉田圭佑、ダニエル・サンワルドなどの新鋭デザイナー、及びアーティストが参加を表明している。展覧会の開催にあたり、山縣良和は「ファッションは生きものです。そして絶命することにより新たな生命となり次の時代の希望となります。その希望の光を作り出すヒントとなった絶命展を『絶する(=断ち切る)』ことで、僕達はより大きな、より純粋な光を見てみたいと思いました。絶・絶命展はファッションの生命エネルギーそのものを体感する展覧会です」とコメントしている。【イベント情報】絶・絶命展―ファッションとの遭遇会場:パルコミュージアム住所:東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷パルコパート1 3階会期:3月19日から30日時間:10:00から21:00(最終日は18:00まで。入館は閉館の30分前まで)料金:一般500円学生400円休館日:月曜日(4月28日と5月5日は開館)、5月7日
2015年01月27日日清食品はこのほど、世界で活躍するテニス・錦織圭選手が今季使用するNEWモデルラケット100本をプレゼントするキャンペーンを開始した。錦織圭選手が2015年シーズンに使用するラケットは、"WILSON BURN95"。2月下旬発売予定となっているが、現在予約が殺到しているという。現在、同社ではこのラケットを100本プレゼントするキャンペーンを実施中。プレゼントする100本のうち、30本には錦織圭選手の直筆サインが入っている。今回、同キャンペーンのために、「ひよこちゃん」「どん兵衛くん」など、同社の公式キャラクター10体が、100本のラケットの試し打ちを実施した。その様子はキャンペーンページで動画として公開されている。その100本の試し打ち動画を見て、1~100番の中から欲しいラケットの番号を決める。使用しているラケットがサイン入りのものかどうかは、動画をよく見ないと分からない仕掛けになっているという。応募には対象商品のフタ止めシールが12枚必要。ハガキにフタ止めシールを貼り、欲しいラケットの番号を書いて応募すると、抽選で100名にラケットをプレゼントする。対象商品は、カップヌードルレギュラー群、カップヌードルビッグ群、カップヌードルキング群、カップヌードルライト群。キャンペーンは2月28日まで実施している(当日消印有効)。
2015年01月24日集英社は1月26日、女子レスリングで活躍する吉田沙保里選手の初エッセイ「明日へのタックル!」を発売する。吉田沙保里選手はアテネ、北京、ロンドンのオリンピック3大会で金メダルを獲得したほか、現在も世界選手権を含めた世界大会15連覇の記録を更新し続けている。今回発売する「明日へのタックル!」では、世界トップレベルのアスリートとして、また30代の1人の女性としての考えや、レスリングを始めた子供時代の思い出をはじめとするこれまでの歩みがつづられている。その他、連勝記録が途絶えて初めてわかったことや、3つの金メダルの裏にあった苦悩、急逝した最愛の父への思いについても語られている。価格は1,200円(税別)。
2015年01月23日既報のとおり、1月1日付けで日本HPの新社長に吉田仁志氏が就任したが、日本HPは1月8日、同氏の就任会見を都内のホテルで開催した。吉田氏は、2014年12月まで米SAS Institute副社長 兼 SAS Institute Japan 代表取締役社長を務めていた。この会見の中で、米HP シニアバイスプレジデント エンタープライズグループ&マネージングディレクター アジアパシフック&ジャパン担当 ジム・メリット(Jim Merritt)氏は、吉田氏を新たな社長に指名した理由を、「吉田さんとは長いこと知り合いだが、すばらしい実績があり、ソフト、サービス、ハードでも経験がある。これは非常に重要だ。また、リーダーとしてあらゆる資質をもっている。面接を通じて、吉田さんであれば、日本HPを任せられると確信した」と説明した。日本HP 代表取締役 社長執行役員 エンタープライズグループ 事業統括 吉田仁志氏は、日本HPを新たな職場として選択した理由を次のように述べた。「私も年をとるにつれ、日本を元気にし、いい状態で次の世代に渡していかなければならないという気持ちがずっとあった。HPはITのトップ企業だ。また、顧客志向の高い会社で社会に貢献していくというすばらしい企業文化をもっている、非常にまじめな会社だ。HPを元気にすれば、日本に、さらには世界に貢献できると思い日本HPに入社した。現在はビジネスモデルを変えざるを得ない状況になっており、これからITの果たす役割は大きい。HPは業界の中でも一番影響力のある会社で、ありとあらゆるものがある。それにより、包括的的なサービスを提供できる。そういったサービスを提供できる会社は数えるほどしかなく、さらに、グローバルで貢献できるのはHPしかない。HPの果たす役割は大きく、業界の先頭を切って貢献できる。私は8年4カ月SASにいたが、記録的な成長を続けてきた。今回、縁があってHPに来ることになったが、わくわくしている」(吉田氏)また、今年の3月までの活動については、「日本HPについては勉強中だ。3月まではお客様、パートナー、社員の話を聞いていきたい。そして、さらなる顧客志向を目指し、企業の業績に貢献するにはどうすればいいのかという点に取り組んでいきたい。ただ、HPだけではできないので、お客様やパートナーとチームになって取り組んでいきたい」と語った。日本HPの課題について同氏は、「社内にはまじめですばらしい人がいるが、まじめすぎることろがある。もっと高い視点で、価値の高い提案をしていってほしい。また、もっと積極的にアピールしてもいいと思っている」と述べた。なお、日本HPが分社化したあと、吉田氏が「Hewlett-Packard Enterprise」の社長に就任するのかという質問に対して、ジム・メリット氏は明言を避けた。
2015年01月09日吉田拓郎が12月3日に発売した最新ライブBlu-ray『吉田拓郎 LIVE 2014』。同作が今週12月15日付オリコン週間総合Blu-ray Discランキングで初登場9位を記録し、同チャートにおける最年長TOP10入り記録を更新した。同作で、これまで小田和正が2012年に発売した『小田和正コンサート“どーもどーも”その日が来るまでin東京ドーム』で達成した“65歳2か月”を3年6か月上回る“68歳8か月”を記録し、同記録歴代1位となった。吉田は2013年1月にリリースしたDVD『吉田拓郎 LIVE 2012』で、週間総合DVDランキングにおける歌手最年長TOP10入り記録を樹立しており、今回の偉業達成によって、同記録におけるDVD&BDランキング1位の2冠を手にする事になった。現在avexのオフィシャルYouTubeでは同作のダイジェスト動画が公開されているので、気になる方はご確認を。■『吉田拓郎 LIVE 2014』【DVD&2CD】8,640円(税込)【Blu-ray&2CD】9,180円(税込)【DVD】6,480円(税込)【Blu-ray】7,020円(税込)
2014年12月18日(画像は保田圭オフィシャルブログ「保田系」より)首にコルセットで痛々しい姿に今年の1月にハワイで挙式をした保田圭さん。元モーニング娘。のメンバーからの祝福を受けて、幸せいっぱいの新婚生活……のはずが、その首にはコルセットが巻かれる事態に。2月下旬から首の痛みを訴えていた彼女ですが、2月25日付けの彼女のブログによると、病院で診断を受けた結果、肩凝りからくる頸椎の捻挫であることが判明。コルセット姿は痛々しそうですが、安静にしていれば治るそうで、痛みも楽になってきていると報告しています。朝食作り復活!3月1日のブログでは、首もだいぶ復活してきてお料理もできるようになってきたと、豪華な朝食作りに挑戦しています。元々料理は得意な保田さんは、今までもブログで朝食メニューをたくさん公開してきました。久々のキッチンで作ったのは、ぶりの塩焼きや大根とさつま揚げの煮物、胡瓜ともずくの酢の物などの和食。どれも見事なできばえで、新婚さんらしく身体を気遣ったヘルシーメニューになっています。テーブルコーディネイトも注目美容や健康に良い和食ですが、色彩が乏しく、食卓が地味になってしまうのが難点。しかし、彼女は和食でも明るいテーブルコーディネイトを完成させています。利用したのは、色とりどりの洋食器。ルクルーゼの真っ赤なハートの器には煮物が、イッタラのカラフルなエッグボウルには納豆が入り、テーブルがポップに大変身です。新婚さんらしい食卓は見ているだけでハッピーな気分になります。あなたも朝食メニューで悩んだら、保田圭さんのブログをのぞいてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】▼保田圭オフィシャルブログ「保田系」
2014年03月03日