公益社団法人土木学会(会長 上田 多門)は、地盤の抱える特異性、問題点を再整理しつつ、あらためてその魅力や発展可能性をとりまとめた「地盤の課題と可能性に関する声明」を、2022年9月20日に公表いたしました。戦後復興から高度経済成長、そして成熟期と、我が国では他に例のないスピードでインフラ整備と土木・建設技術が発展を遂げ、世界に誇る大深度・大土被り・長距離トンネルや巨大人工島などが建設されてきました。しかし、最近、トンネル陥没事故や盛土崩壊など地盤関係のトラブルが、技術的に高難度工事の増大や、設計・施工の合理化やコストダウンの追求、あるいは豪雨頻度の増加に代表される環境変化の結果として、少なくない頻度で生じています。そうした地盤や地下が抱える問題には本質的に未知の要素や、予め知ることが困難な不確実な要素が多く、裏返せばそれら未知の要素は土木の将来発展と知的魅力の原動力にもなっています。そこで土木学会は、地盤の問題と可能性について俯瞰的に意見交換する場として、地盤関係者のみならず地下水や地質の関係者、都市開発や法理論などの有識者など幅広な立場の人が参画する「地盤の課題と可能性に関する総合検討会(委員長:土木学会長)」を設置しました。活動のマイルストーンとして、土木学会として将来に向けたメッセージを発信することを掲げ、2021年1月から本格的な活動を始め、2か月に一度の頻度で地盤や地質、および関連分野に見識が深い方々による話題提供と議論を重ね、地盤の抱える特異性、問題点を再整理しつつ、あらためてその魅力や発展可能性を見出すに至りました。本声明は、その要点を土木技術者や学生、ならびに地盤問題に興味を持つ一般の方々向けの「声明」として取りまとめたものです。声明の構成本声明は、以下の内容で構成されています。1. はじめに2. 地盤に関する現状認識と課題3. 地盤分野に求められる基本的姿勢4. 地盤を取り巻く課題に対する処方箋―将来に向けた対応策―4.1研究・技術開発4.2教育・資格4.3入札・契約4.4調査・施工マネジメント4.5地盤データの整備・活用4.6法律など制度の確立5. おわりに声明の全文はこちら声明の全文は以下PDFをご参照ください。地盤検討会声明.pdf : 土木学会公式noteでも掲載しております地盤の課題と可能性に関する声明|公益社団法人土木学会|note : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月20日熊本地震から6年、「構造王」と「地盤災害ドクター」が徹底解説業界初の個人向け不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人”株式会社さくら事務所(東京都渋谷区/社長:大西倫加)が運営するシンクタンク「だいち災害リスク研究所」は、熊本地震から6年を迎えるにあたって、熊本地震の教訓と今後に活かすべき方策について、木造住宅の構造計算、構造設計を普及促進している「構造塾」M’s構造設計「構造王」佐藤実塾長とのコラボ企画として、リレー形式の動画と、動画をもとにした特別コラムを、2022年4月14日(木)に公開致しました。熊本地震の被害の様子熊本地震の教訓は、木造住宅の耐震性の問題と、住宅の建つ地盤によって被害が大きく異なること熊本地震は、2016年4月14日、4月16日と、28時間ほどの間に2回の震度7の揺れを立て続けに観測した地震です。2回の震度7を記録した熊本県益城町中心部では木造住宅の倒壊が多数発生、住宅の「耐震性」に課題が大きいことが浮き彫りになりました。また、熊本地震では「通り1本挟んで被害が全く異なる」といった特徴的な住宅被害が発生し、建物の建つ地盤の特徴によって、住宅被害が大きく異なるということが浮き彫りとなった地震被害ということができます。住宅は構造計算による耐震性を、地盤は揺れやすさを調査した家づくりが地震被害を大きく減らす地震にまつわる俗説的な話題として、二階建て住宅より平屋建て住宅のほうが安心、瓦屋根の住宅は倒壊しやすい、などの話が飛び交うことがあります。傾向として平屋建てより2階部分の重量がある二階建て住宅は不利で、瓦屋根も重量物がある分不利ですが、2階建て、3階建てや瓦屋根の家でも構造計算を行うことなどで耐震性を高めることはできます。同様に、耐震性を高めるより制震ダンパーを入れた方がいいという話もありますが、あくまで耐震性あっての制振ダンパーで、耐震性が十分あることで制振装置もより効果を発揮するようなことがあります。地盤の地震に対する特徴も、「微動探査」という手法でピンポイントの土地ごとに計測したうえで家づくりができるようになりました(さくら事務所では「地震トータルアドバイス」として提供)。今後は、地盤だけでなく住宅でも「微動探査」を行って、建物の耐震性能を評価できるようになることが見込まれます。熊本地震から6年を迎えた次のステップとして、地盤の地震に対する揺れやすさや揺れ方の特徴を知ったうえで住宅の設計、耐震性向上に活かしていくことや、住宅の耐震性能や地盤とのマッチングを踏まえた住宅づくりや地震対策により、住宅の被害が少なくなることを目指します。特別コラム:熊本地震から6年何が変わったのか? : 【さくら事務所×だいち災害リスク研究所×構造塾コラボ動画】熊本地震から6年、地震に強い住宅を考える【建物×地盤】地震対策トータルアドバイス(微動探査)【建物×地盤】地震対策トータルアドバイス(微動探査) - さくら事務所 : ■不動産の達人株式会社さくら事務所■東京都渋谷区/代表取締役社長:大西倫加 株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け総合不動産コンサルティング企業です。1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立。第三者性を堅持した立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)やマンション管理組合向けコンサルティング、不動産購入に関する様々なアドバイスを行う「不動産の達人サービス」を提供、2022年3月末日現在で56,000組を超える実績を誇る。本件に関するお問い合わせは、お気軽に下記までご連絡ください。株式会社さくら事務所東京都渋谷区桜丘町29-24桜丘リージェンシー101広報室:石原・堤 TEL:03-6455-0726FAX:03-6455-0022Email: press@sakurajimusyo.com 熊本地震_リリース2.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月14日地盤調査・地盤改良事業など住宅・建材に関わる業務を行う兼松サステック株式会社(所在地:東京都中央区、取締役社長:小泉 浩一、東証一部 証券コード7961)が「環境省第9回グッドライフアワード環境大臣賞(企業部門)」を受賞しました。環境省グッドライフアワードは、環境に優しい社会の実現を目指し、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取組みを募集して紹介・表彰し、活動や社会を活性化するための情報交換などを支援していくプロジェクトです。◆環境省グッドライフアワードホームページ 当社は、国産材の利用促進に繋がると共に、国内の林業の活性化、日本の森林の保全にも寄与している企業として表彰されました。これは、兼松サステックの自社工法である「環境パイル工法」が、持続可能な社会の実現の為の取組みとして評価されたものです。環境パイル工法とは、高品質な防腐・防蟻処理による高耐久性を確保した木材を使用した地盤補強工法です。間伐材を含む国産材を使用しており、「環境パイル工法」として第三者認証も取得しています。最近では環境パイルの耐久性について、公益社団法人日本材料学会の「地盤改良に関わる技術認証制度」に評価申請を行い、技術評価されております。2019年9月に「環境パイル工法」を通じて「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に向け、積極的に取り組むことを宣言しています。これまでに環境パイル(S)工法協会を通じて、累計棟数36,608棟、使用材積数は184,419立方メートルを達成しています(2021年11月末時点)。環境省グッドライフアワード 表彰式の様子■会社概要商号 : 兼松サステック株式会社代表者 : 取締役社長 小泉 浩一所在地 : 〒103-0007東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町6F設立 : 1934年3月事業内容: ジオテック事業(地盤改良工事、各種地盤調査、沈下修正工事等の施工・販売)木材・住建事業(木材保存処理加工・販売、木材保存処理装置および薬剤の販売等)CCTVシステム事業(各種セキュリティ機器の販売、設置工事の施工・販売)資本金 : 33億2,560万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月21日「家の傾きが気になるけれど、直す場合の費用はどれくらいかかるの?」「そもそも見積もり自体にもお金はかかる?」と、家の不具合に気づくとその過ごしづらさや災害時に対する不安だけでなく、修正工事の費用についても頭を悩まされますよね。今回はそんな家の傾き修正工事費用の相場についてご紹介!業者選びのポイントにも注目です。家の傾きに気付いた…まずはどうすればいい?「ドアの締まりが悪くなって、開いてきてしまう」「ドアや窓からすきま風が流れてくる」「床を歩くとギシギシときしむ音がする」「鍵がスムーズにかけられず、コツがいる」家の中でこうした悩みを感じるときは、その家が傾いてきている可能性があります。家の傾きに気づいたら、不安を抱えたまま過ごすのではなく、まずは専門業者に相談してみるのが◎。生活する上で問題ない程度の傾きと分かれば安心できるし、工事をした方がいいことが分かれば、見積もりをとってどのように対処するか検討することが大切です。ただし、工事業者をいきなり1社にしぼってしまうのはオススメできません。大事な家のことだから、納得して工事をするために複数の業者へ相談してから依頼を決めるのが安心です。▽業者を選ぶポイントはこちらきちんと見積もりをとるためには、実際に現地調査を行なって家の様子を確認してからでないと、最終的な金額は出せません。焦って失敗しないためにも、まずは工事費用の相場を確認してみましょう!気になる修正工事の相場はこちら!家の傾き修正工事の費用を左右するポイントはいくつかあります。・どの程度傾いているか家全体が傾いているのか、1部屋のみが傾いているのかで金額は変わってきます。工事の範囲が狭ければ、それに比例して費用は安くなるのです。・家の大きさ、重さ大きい家や鉄筋コンクリート造などの重い家は費用が高くなる傾向にあり、500万円を超えてしまう場合も。逆に木造住宅の狭い範囲の修正であれば、100万円台が相場となります。各工事の相場はいくら?地盤の状況によって、工事の方法も変わってきます。正しく状況を調査することで、その家にあった有効な工法が浮かび上がってきますよ。各工法の相場は以下のようにいわれています。・耐圧板工法(耐圧盤工法):200万円~400万円・土台上げ工法:200万円~400万円・薬液注入工法:250万円~400万円・アンダーピニング工法(鋼管杭):400万円~600万円・アンダーピニング工法(コンクリート杭):250万円~350万円複数の業者に見積もりを依頼し、その平均値を出せば今の家の状況に合う適切な工事費用の相場が見えてきます。とはいえ「高いから安心」「安いもので十分」と、値段だけで決めてしまうのは後悔の元。ていねいな調査で適切に診断してくれる、安心して任せられる業者を見極めていきましょう。▽より具体的な金額を知るには?家の状態を知るために傾き診断しよう!上記で紹介した金額は、あくまで相場。実際に自分の家ではどのような工事を行うべきで、費用がどのくらいかかるのか見積もりをとるためには、診断が必要です。レフトハウジングの場合、診断にかかる費用はすべて無料。見積もりをとる際もお金のかかる業者が多い中、無料で診断できるとあればハードルはかなり低くなりますよね。もちろん、無料だからといって診断方法は簡易なものではありません。・圧倒的な測量ポイントを設け、最新レーザーで精緻に診断。・診断後、結果を最短2日でお渡し。施工計画書と見積もりがすぐに手に入る。最新の機械で細かく診断すれば、より正確な工法と見積もりを知ることが可能になります。複数の業者で検討するには見積もりの費用もかさむので、当社のように無料で診断できる業者は、調査を依頼する際にぜひ候補に入れておくべき業者であるといえます。▽もっとレフトハウジングのことを知る!レフトハウジングへ依頼して安心の住まいに♪家の傾きを直す工事となると、どこの業者を選んだとしても決して安いと言える費用でできるものではありません。しかし大事な財産である家や家族の健康を守るためにも、地盤の状況を調査し、安心して暮らせる住まいを取り戻すのは非常に大切なことです。「家の傾きが不安」という状況は、精神的にもストレスがたまります。そんな不安を解消するためにも、確かな技術力を持ち、スピーディーに対応ができるレフトハウジングに、ぜひ一度ご相談ください!▽レフトハウジングに依頼してみる!
2020年08月01日「ドアが閉まりにくい」「丸いものが転がる」……それって家が傾いているのかも!見て見ぬ振りをして過ごしていると、建物に不具合を生じさせるだけでなく、私たちの体にまで影響を与えてしまうことがあるんです。今回はそんな悩みや不安を解消する、プロの地盤沈下診断方法とその調査費用についてご紹介していきます。不安がある場合は調査し、安心して過ごせる住まいに整えましょう!家が傾いているかも……調査してもらえる?「ドアが勝手に開いたり閉じたりする」「床のきしむ音が気になる」「クロスや外壁にひび割れがある」おうちの中で過ごしているとき、こんなことが気になったことはありませんか?その原因、もしかすると家が傾いているからかもしれません!家が傾いていると上記のような現象だけでなく、めまいや吐き気、頭痛などの健康障害を引き起こすことも。また、建物の断熱性や気密性が失われ、すきま風や雨漏りが起きたり、エアコンの効きめが悪くなってしまうこともあるんです。傾きに気がついたら、不安を解消するためにも専門の業者に調査依頼をするのがオススメ。ここでは、家の傾き修正工事の専門業者で、累計工事数700棟を突破する『レフトハウジング』が行なっている調査についてご紹介していきます。どのような調査を行うのか、費用はどのくらいかかるかを確認してみましょう!家の傾き修正はレフトハウジングにお任せ!専門業者の調査内容とは?工事後、再び家が傾くことがないようにするには、ミリ単位の精密な診断が欠かせません。また工事の精度やコストは、最初の測量と診断から作成される施工計画によって左右されます。そのため家の傾き調査を個人で行うのは難しく、専門業者の対応が必要不可欠です。レフトハウジングの調査方法は、家の中で行う最新のレーザー診断とレーザー測量。お部屋の隅々、中間点と、圧倒的な数のポイントを測量することで正確な診断を行っているんです。測量にかかる時間は、およそ30分ほど。家具や荷物を移動させる必要はほとんどなく、間取り図がなくても大丈夫。必ずすべての部屋を測らずとも見積もりは作成できるため、入って欲しくない部屋がある場合もご相談ください。うちも傾いているかも!?調査費用はどのくらいかかる?一般的な調査費用は、150平方メートル未満で約5万円~約7万円、150平方メートル以上で約10万円が相場。傾きがあるかどうか調べるだけでもこんなにお金がかかるのかと思うと、家の不具合が気になっていても調査するかどうか迷ってしまいますよね……。でもご安心ください。レフトハウジングであれば、なんとレーザー診断もレーザー測量も無料。診断結果はわずか2日で提出するため、気になる結果をスピーディーに知ることができます。また、見積もりとして出した金額に追加料金が発生することもないので、安心しておまかせください。毎日過ごしていく家だと、ちょっとした傾きも気になるもの。家の不具合の原因がどこにあるのか、倒壊することはないのか診断して不安を解消していければ、これからも安心して暮らしていけますよね。家の傾き調査を依頼してみる!気になったらまずは問い合わせを!レフトハウジングなら、調査が無料なだけでなく、適切な診断や独自技術の研究や開発により、低コストで高い質の工事を提供することが可能。さらに、作業の品質は10年もの間無料で保証されているので、万が一のことがあっても安心です。家の傾きに慣れてしまっていても、知らず知らずのうちに体にダメージは溜まってしまいます。倒壊の恐れがあるのか確認し安心して暮らしていくためにも、気になることがあれば、まずはお気軽に問い合わせてみてくださいね!レフトハウジングのホームページはこちら
2020年05月01日いきなりですが、家の『地盤』を気にした事はありますか?大切な家が災害に耐えられるかという点でも見逃せないポイントです。そこで今回は、住宅購入前にできる地盤調査や、今の住まいの傾きに問題がないかのチェック法などをご紹介します。家の傾きを予防して、ずっと安心して暮らせる住まいを手に入れましょう♪住宅購入前にできること①地盤を調べるそもそも地盤沈下とは、地層が圧縮して地盤が沈んでいく現象。その要因は、家の重みからくる経年圧密、大きな地震や家の近くの大きな道路や線路からの振動、工事の影響などさまざまなのです。地盤が弱いかどうかを知っておくと、その後の対応に困らなくて済みます。まずは、自宅購入前の段階でできることからチェックしていきましょう!住宅購入前、地盤について確認したい点は、埋立地や盛り土ではないか。もともとが沼地や田んぼであったり、埋め立て地だったりする場合は、地盤が軟弱になっている可能性が高いのです!軟弱な地盤は、小さな地震などの揺れでも亀裂が生じる場合があるため、しっかりした土地かどうかを調べることが大切。地盤がもろいと家が倒壊する恐れや、傾きによりめまいなどの健康被害が出ることもあります。住宅購入前に、土地の状態にも目を向けてみましょう!住宅購入前にできること②プロに地盤診断を依頼する災害に対して家は大丈夫だろうかと不安を感じたり、地盤の状態が気になったらプロに地盤診断をしてもらいましょう。また、中古物件を購入する際に注目したいのが、インスペクションという調査。メンテナンスをするべき箇所や家の状態など、きちんとした情報が欲しいときはプロに頼んでみるのも安心できておすすめです。インスペクションってなに?インスペクションとは、建築士などの住宅設計に詳しい専門家が、住宅の劣化状況や欠陥があるかどうかをチェックしてくれること。今までどんな補修がされてきたのかは築年数だけでは判断できないため、それをうのみにするのは危険です。プロの目で、基礎部分の耐力性や天井の雨漏れポイント、排水管などに劣化はあるかなどを診断し、修繕箇所や費用などをアドバイスしてくれますよ。調査を依頼する!購入した家が心配なときは?「今住んでる家はどうなってるんだろう?」と、購入した家の状態が心配なときは、実際に傾きチェックをしてみましょう。ゴルフボールが勝手に転がるくらいの傾きがあり、体調に何かしらの影響を与えるほどなら、地盤改良の工事を行うという選択肢もあります。今回、地盤工事の方法でご紹介したいのが、グランドコンパクション工法。基本的におうちの庭から工事を行うため、一時的な引っ越しなどは必要なく、電気や水道も問題なく使えるのがポイント!グランドコンパクション工法ってなに?グランドコンパクション工法とは、弱い地盤の最下層から薬液を注入して地盤を固める工事です。地盤内部の性質を調べ、弱っている部分をピンポイントで固められるため、家の傾きを直すだけでなく、強固な地盤として改良できるのです。レフトハウジングなら、万一に備え、工事後10年間は無償保証制度付き。まずは、家の傾きに問題がないかのチェックをしてみましょう!もっとグランドコンパクション工法を知りたい!見積もりをしてみる!地盤の弱さはあらゆる問題に。しっかり見直そう!地盤は、将来長く安心して暮らせるための要素のひとつです。住宅購入前にできること、今住んでいる家の傾きは心配ないかなど、できる範囲から住まいを見直してみましょう。公式サイトでは、この他にも地盤沈下についてのお悩みや、家の傾きの修正事例もご紹介しているので、そちらもぜひのぞいてみてくださいね。傾きの不安はレフトハウジングで解消!
2020年03月01日地盤沈下によって建物が傾くのは戸建てだけではなくマンションやアパートでも同じです。安心して暮らしていくために、地盤沈下に気づいた場合は早めに工事を行い、対処しましょう。今回は、マンションで地盤沈下が起こった場合の対処方法についてお伝えします。地盤沈下はマンション・アパートでも起こり得ます地震や軟弱地盤によって起こる恐ろしい地盤沈下。多くは戸建ての住まいで起こるイメージがあるかもしれませんが、実はマンションやアパートなどの集合住宅でも起こり得ます。地盤沈下が起こると建物の耐久性に問題が出てしまうだけではなく、傾きによる頭痛やめまいなど、健康被害にもつながり兼ねないため早急に対応しなければなりません。この地盤沈下、マンションで起こった場合は基本的にはその修繕費用は住民持ちになります。そのため、これからマンションを購入予定の人は地盤の良い場所に建っているマンションの購入をおすすめします。それではすでにマンションに住んでいる人で、今後地盤沈下が起こった場合はどのような対処をすればいいのでしょうか。地盤沈下の修正には工事が必要!地盤沈下した場合は傾き修正工事をしなければなりません。放っておいて改善することはありませんので、早めに工事業者を決定しましょう。工事の順序としては、まずはレーザ―で調査を行い、その状況を見てどのような工事を行うかを決定します。地盤沈下の修正工事の種類は、「耐圧板工法」「土台上げ工法」「薬液注入工法」「アンダーピニング工法」が基本です。それぞれどのような工事を行うのか見ていきましょう。耐圧板工法まずは家の傾きを直す工事の中で特に一般的な「耐圧板工法(耐圧盤工法)」を紹介します。耐圧板工法は、簡単にご説明すると油圧ジャッキを取り付け、基礎ごと家屋を持ち上げて水平に戻す工法です。この工法は、家の傾きが進行していない場合に行います。じわじわと家が傾いている状態が継続している場合は、根本的な解決ができないためおすすめできません。耐圧板工法をもっと詳しく知りたい!土台上げ工法土台上げ工法も地盤沈下がある程度ストップしている状態で行う工法です。また、軟弱な地盤ではなく土台の強度がある場合に用います。工事内容は、基礎と土台をつなげている金具を取り外し、建物の基礎が傾いたままの状態で、土台・柱・壁をジャッキアップ。土台が水平になったら、基礎との間にできるスキマに鉄板などを差し込み、モルタルで仕上げていきます。土台上げ工法をもっと詳しく知りたい!薬液注入工法薬液注入工法は、グランドコンパクション工法とも呼ばれます。ジャッキアップとは違いセメントミルクと硬化剤を混ぜた液体を基礎の下の地盤内に注入。徐々に地盤を固め、さらに注入時の圧縮によって地盤ごと家を持ち上げ、傾きを修正します。軟弱地盤に建っている建物で、ベタ基礎の場合に用いられる工法です。修正工事とともに地盤改良もできるので再沈下の心配も少なく済みます。薬液注入工法をもっと詳しく知りたい!アンダーピニング工法アンダーピニング工法は、軟弱地盤でも工事でき、再沈下の可能性の低い工法です。重量のあるコンクリート造住宅に適しています。順序としては、基礎の下を手で掘り、切断した鋼管杭(もしくはコンクリート杭)を縦に設置。基礎と杭の間にジャッキを設置し、家の重みを利用して杭を地中にめりこませていき、建物の傾きを修正していきます。アンダーピニング工法をもっと詳しく知りたい!工事は〔レフトハウジング〕にお任せを地盤沈下修正工事を行う場合は、特定の業者一社に頼るのではなくまずは相見積もりを行いましょう。しっかりと相談に乗ってくれるか、実績はあるか、適正な値段での見積もりかどうか等、慎重な判断が必要です。〔レフトハウジング〕の場合はマンションの傾き修正工事事例も豊富で、最新レーザーによる診断を無料で対応しています。金額も契約後から変更することは無く、安心の10年保証。工事にお伺いする技術者も経験を積んでおりますので、安心してお任せください。〔レフトハウジング〕が選ばれる理由とは?地盤沈下を直し、安心して暮らせるマンションに地盤沈下は戸建てであってもマンション・アパートであってもいつ起こるかはわかりません。いざというときの為に正しい地盤沈下の知識を持ち、ぜひ今後の暮らしに役立ててください。また、これからも安心して今の家で暮らしていくために、地盤沈下に気づいた場合はすぐに対処を行いましょう。手遅れになる前にお気軽に〔レフトハウジング〕に問い合わせしてみてください。〔レフトハウジング〕に工事を依頼したい!
2020年01月06日家づくりのスタートともいえるのが、土地選び。立地や眺望、商業施設からの距離など、気になるポイントはたくさんありますが、見落としがちなのが、その土地の「地盤」。丈夫な家づくりのためには、地盤のチェックが実は一番といってもいいほど重要なポイントなのをご存じでしょうか。今回は、見落としがちな「地盤」をテーマに、重要である理由や、要注意な土地の特徴、見極めポイントについてご紹介します。■ 「地盤チェック」が重要な理由とは?よっちゃん必撮仕事人 / PIXTA(ピクスタ)家を建てるとなると、その外観や内部のつくりに目が向きがちですが、家自体もとても重量のある工作物。延べ床面積が40坪ほどの住宅の場合、家財や車を含めれば、その重さはおよそ70トンにもなるといわれています。そんな重量のあるものが建つのですから、その下の土地がしっかりと強固なものでなければ、地震や台風ですぐに傾いてしまうのです。上物の家の構造をいくら立派にしても、土地が豆腐のような軟弱地盤だったら、すぐに倒壊してしまいますよね。そこで、土地選びの際には、必ず地盤の確認が必要となります。ABC / PIXTA(ピクスタ)■ 要注意な4種類の土地の特徴1.埋立地にあるケンケン / PIXTA(ピクスタ)海沿いのエリアなど、埋立地にある土地は、土地の底にごみや瓦礫が埋められている可能性があります。その場合、ちょっとした揺れや、雨水の流れによって、だんだんとごみや瓦礫が偏り、地盤が傾いていく可能性があります。2.造成地にあるtantan / PIXTA(ピクスタ)丘陵において、家が建てられるよう開発された宅地造成地の場合、土を盛り上げて平らにする「盛り土」がされています。盛り土は他所からもってきた土を既存の土地にくっつけて一体化する方法なので、この盛り土が十分に固められていないと、地盤が緩み、土砂災害などの危険性があります。3.川や池、沼の近くにあるsorakara / PIXTA(ピクスタ)川や池、沼の近くにある土地は、水分を多く含む、粘土質の柔らかい土地になっています。豆腐の例でいうと、乾燥した高野豆腐よりも、水気を含んだ普通の豆腐の方が、もろく崩れやすいように、やはり、水気が地盤にとって大敵になってきます。4.田んぼだった場所にあるG-item / PIXTA(ピクスタ)地方などで田んぼだった土地を一斉開発して宅地にしているところが多くありますが、土壌をしっかり整えていないと、水気を含んだ軟弱な地盤が底にあるので、少しの力で崩れやすくなってしまいます。また、固い地盤と柔らかい地盤にまたがっているエリアなどは、雨水などの吸収率や抵抗力が異なるため、バランスが悪い場所といえます。■ 参考にしたい見極めポイントEKAKI / PIXTA(ピクスタ)できるだけ、地盤に関するリスクを避けるためには、地図を見て、川や沼の位置を確認してみたり、現地に行った際に、周辺の家にひび割れや傾きなどの傷みがないか、チェックしてみるのが有効です。また、昔からの地名がヒントになることも。沼、沢、溝、橋、窪などの漢字が入っている地名は、水田や湿地の近くだったと考えられます。国土交通省HPのハザードマップでは、自然災害の予測図だけでなく、土地条件図なども載っており、正確に測定されたデータに基づく情報が閲覧できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。■ 事前の地盤チェックを怠らずに!YNS / PIXTA(ピクスタ)土地探しで見落としがちな地盤チェックですが、希望の家を建てる上でベースとなる、とても重要なポイントです。土地選びも家づくりも、人生に何回とない大きな買い物ですので、後悔がないよう、事前確認を入念に行いましょうね。
2019年04月13日住宅不動産資産価値保全保証協会とハイアス・アンド・カンパニー環境事業グループはこのほど、20歳以上の男女1,059名を対象に実施した「住宅地盤に関する意識調査」の結果を発表した。まず、マイホーム建築前の人を対象に、「マイホーム検討の際、事前に建築予定地の地盤の強さを知りたいと思うか」と質問。その結果、92.9%が「思う」と回答し、地盤に関する関心の強さを示す消費者の心境が浮き彫りとなった。マイホームを建築済・建築中の人に対して、マイホーム検討時に住宅会社から「地盤調査・調査結果」「地盤改良工事」「地盤改良工法による施工不良のリスク」に関する説明があったのかを質問。地盤調査・調査結果について詳細な説明が「なかった」人は半数以上の55.8%、地盤改良工事に関する説明が「なかった」人は6割を超える61.3%、地盤改良工法による施工不良のリスクについて説明が「なかった」人が8割近い76.5%という結果となった。「地盤調査・調査結果」と「地盤改良工法による施工不良のリスク」に関しては、「なかった」「その他」と回答した人を対象に、住宅会社からどのような対応をしてほしかったのかを聞いた。「地盤調査・調査結果」では、「自身の土地の地盤調査結果についてはしっかり説明してほしい」(39.1%)と「できれば説明はしてほしい」(33.3%)を合わせた7割以上が説明を希望。また、「地盤改良工法による施工不良のリスク」でも、「しっかり説明してほしい」(36.8%)と「できれば説明はしてほしい」(37.8%)を合わせた7割以上が希望している。最後に、マイホームを建てる際に地盤改良が必要な場合に優先したい項目について質問。その結果、「品質」が他を大きく引き離して62.8%となり、重視されていることが分かった。同調査は、10月24日~11月4日の期間に同社が運営するWebサイトにて、選択式アンケートによって回答を得たもの。調査対象は、20歳以上のマイホーム建築前後、および建築中のインターネットユーザーで、有効回答数は1,059名(男性 712名、女性 347名)。内訳は、20代が121名、30代が197名、40代が245名、50代が247名、60代以上が249名、「建築済もしくは建築中である」が695名、「建築前である」が364名となっている。
2015年12月07日