アサヒビールは12月7日、ラグビー・五郎丸歩選手とのパートナーシップ契約を締結。同日、五郎丸選手が記者発表会に登場した。「実は日頃からアサヒスーパードライを飲んでいるので、この話をいただいたとき非常にうれしかったです」と五郎丸選手。来年2月から世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」のレッズ(オーストラリア)でプレーすることに対し、「自身初めての海外での挑戦となりますのでいろんな不安もありますが、みなさんの期待に応えられるようにしっかりと結果を残して帰ってきたい」と語った。また来年の目標として、海外に初挑戦することで今まで得てきた自信をゼロに戻して初心に帰るという思いを込めた「初」の字を掲げた。また、スポーツの良さを「見返りを求めないこと」と語り、W杯以降注目が集まる中で目立ってうれしいかという記者の質問にも「まったくないですね」とさわやかに返答した。パートナーシップ契約は12月からで、すでに2016年発売予定の大型新商品の広告出演が決定している。さらに、ラグビー振興、スポーツ振興を目的として、少年少女を対象としたラグビー教室や講演会などの取り組みを行っていくという。
2015年12月07日元離宮二条城で開催中の「琳派400年記念祭アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」では11月17日に、特別イベント「ブルーシーフード・ナイト」を開催する。同イベントは、海洋自然保護活動を行うNPO団体、セイラーズフォーザシーが推奨する「ブルーシーフード」という概念の認知促進を目的として開催されるもの。「ブルーシーフード」とは現在個体数が比較的豊富なシーフードを意味しており、同イベントでは普段の食生活の中でブルーシーフードを選ぶようにすることで数量減少の著しい魚介類を保護し、サスティナブルな海洋環境の実現を目指していく。当日は、このブルーシーフードを使った数種類のおでんと、100年以上続く京都の老舗酒蔵・増田徳兵衛商店や佐々木酒造による日本酒を数量限定で無料提供する。アートアクアリウム城の水戯の舞台で行われる式典では、アートアクアリウムアーティストでありアートアクアリウム城総合プロデューサーの木村英智とセイラーズフォーザシーを設立したデイビット・ロックフェラーJr.が登場し、「ブルーシーフード」について紹介するトークショーを開催。また、京都市長を始めとしたゲストを迎え、日本酒の樽を鏡開きを行う予定だ。なお、「琳派400年記念祭アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」は、琳派400年を記念し、通常は入場できない夜の時間に二条城の中の一般非公開となる場所で開催されるもの。作品展示、特別公演、夜祭うたげで構成され、琳派の進化系となる「アートアクアリウム流 琳派」を発信していく。【イベント情報】「琳派400年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~ ブルーシーフード・ナイト」会場:元離宮二条城(アートアクアリウム城内の水戯の舞台、夜祭りうたげエリア)住所:京都府京都市中京区二条城町541会期:11月17日時間:17:00~20:00(式典は17:50~18:10)「琳派400年記念祭 アートアクアリウム城から京都・金魚の舞~」会場:元離宮二条城内の二の丸御殿中庭、台所前庭、台所住所:京都府京都市中京区二条城町541会期:10月23日~12月14日時間:17:00~22:00(最終入場21:30)
2015年11月16日イギリス人演出家デヴィッド・ルヴォーが近松門左衛門の「心中天網島」を現代劇として企画、演出。谷賢一がルヴォーの原案をもとに脚本を手掛ける。『ETERNAL CHIKAMATSU―近松門左衛門「心中天網島」より―』が、深津絵里と中村七之助のW主演で上演される。『ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より-』チケット情報物語は小春と治兵衛による心中を核として、現代と江戸時代をパラレルに行き来しつつ展開してゆく。今回、中島歩が近松の世界観を担う重要な役どころに挑む。「心中物というと遠い話の気がするけれど、恋愛と社会が折り合わないのは今もよくある話です。プロットを読んだら現代社会からの逆風がリアルで、身近に起こり得る話だなと感じました。僕の好きなノンフィクションに、『ドナウよ、静かに流れよ』という、ドナウ川に身を投げた日本人留学生男女の話があり、一途な恋心も心中物の魅力のひとつかと」中島は舞台『黒蜥蜴』で2013年俳優デビュー、NHKの朝ドラ『花子とアン』で注目を集めた、期待の新星である。「ルヴォーさんの演出は初めてで全く想像がつかない分、楽しみです。深津さんとも七之助さんとも初共演。おふたりが役にどのように取り組まれるのか、気になりますね。何より歌舞伎俳優さんは所作もきれいでしょうし、盗めるものはできる限り盗みたい」もし、中島が好きな女の子に「一緒に心中して」と言われたらどうするのか?「『嫌だ。ダサくない?もっと違う方法を考えよう』って言います。死ぬか生きるかでいったら、死ぬより生きて、きっと先に楽しいことがあると思う方を選択したい。僕、すごく楽天的で、嫌なことはすぐ忘れるタイプなんです」大学時代はモデルをしながら、立川藤志楼(高田文夫)、立川志らく、春風亭一之輔を輩出した名門落語サークルに所属していた変わり種でもある。「元々、役者になりたかったので、モデルをすれば芝居に出られるようになると素人考えで始めたのですが、そんなチャンスは皆無でしたね。それより落語のほうが楽しかった。亭号は大家主水(だいやもんど)。ダサいでしょう?先輩がつけるので、どうにもならないんですよ。古典落語が中心で、『千早振る』『火焔太鼓』をよくやりました。何が楽しいって、受けた時の気持ち良さ!あれを知ったら、抜けられません。落語は究極のひとり芝居。全部俺の力でやってるぜ!という快感は格別で、その幸せな原体験が今の舞台で役立っています。落語で学んだ江戸時代の感覚は『ETERNAL CHIKAMATSU』にも活かせるはず」公演は2016年2月29日(月)から3月6日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、3月10日(木)から27日(日)まで東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演。チケットは東京・大阪共、12月12日(土)より一般発売開始。なお、一般発売に先がけ、先行抽選プレリザーブを実施。受付は11月13日(金)11:00から11月18日(水)11:00まで。取材・文:三浦真紀
2015年11月12日全国各地の城へ足を運び、その雰囲気を味わうことを趣味にする人が急増中。同じ趣味の人同士で城巡りをして、周辺の歴史を学びワイワイ旅する「城ガール」も登場しています。そんな城好きはもちろん、これまでお城になんの感情も抱いてこなかった人にも読んでほしい本が、『城巡りが10倍楽しくなるおもしろ探訪日本の城』(今泉慎一著、扶桑社)。お城にまつわる雑学や知られざるエピソードが満載の一冊です。今回は、著者で古城探訪家の今泉慎一さんに、「石垣がスゴイお城トップ5」を伺いました。なにをもって「スゴイ」のかと伺うと、「例外もありますが、石垣はもともと、西日本の城の特徴。瀬戸内海のように石の名産地があったのと、当時もっとも築城技術が発達していたのが近畿だった、ということが大きいです。防御力でいうと『高さ』がいちばん重要ですが、それだけではなく『見た目にも美しい』石垣がたくさんあるのです」と今泉さん。マニアックな視点から観察したランキングを、さっそく紹介していきましょう。■5位:高取城(奈良県)奈良県高市郡高取町にある高取城は、日本三大山城のひとつで、ふもとと本丸の高低差は約400mで日本一となっています。山奥に突如現れるのは、昔の面影を残した雰囲気のある石垣。今泉さんは「城下町から歩くと約2時間。とんでもない山の中に、あれだけの石垣が組まれていることに驚きます。木立に囲まれた、天守台の石垣の美しさには目を見張り、苔むす感じがまた、廃城風情を感じさせてくれるのです」と熱く語ります。高取城は「日本のアンコール・ワット」だと、作家の司馬遼太郎さんも例えています。ちなみにいまは、山頂まで車道があるのでご安心を。■4位:岩村城(岐阜県)岐阜県の小高い山の上にあり、霧の湧きやすい気象までもが城造りに活かされ、別名「霧ケ城」とも呼ばれています。六段壁といわれる、立体的に組まれた石垣群と、複雑に折れ曲がる登城道が特徴。「攻め手の気分で登ると、その工夫が実感できます。また、夫を亡くした夫人が女城主となったものの合戦となり、最後はなんと、攻め手の総大将から『城を明け渡し、ワシの嫁になれ』とのラブレター(?)を受け入れ、城を明け渡したとのエピソードも。そして2人は後に信長軍に攻められ、最期は磔(はりつけ)の刑にされてしまうのです」と、今泉さんは女城主の悲哀にも注目。■3位:丸亀城(香川県)うどんで有名な香川県丸亀市にそびえ立つ丸亀城の石垣は60m!日本一の高さです。内堀から天守へ向け4層に重ねられている曲線は「扇の勾配」と呼ばれ、緩やかな組まれた石垣がやがてまっすぐ天へと反り返るように美しく、まさに石の芸術品。「段々になった石垣と、それを彩る緑の調和が美しい。小さいが品格のある現存天守も必見」とのこと。これは実際に行って見てみたくなりますね。■2位:竹田城(兵庫県)兵庫県朝来市にある竹田城は「日本のマチュピチュ」といわれ、雲海のなかに浮かぶ天空の城として、近年、大ブームになっています。2005年度に約1万2,000人だった観光客が13年度には50万人に急増!幻想的な景色が見られるとあって、平成24年に「恋人の聖地」として認定されたので、登山デートにもおススメ。ちなみに、雲海に浮かぶ城の全景が見られるのは、竹田城と町を挟んで向かい側の「立雲峡」という斜面です。今泉さんは「あんな山の上までどうやって、あれだけの量の石を運んだのか。想像を膨らませると、絶景の感動がより深まるはず」とアドバイス。標高354mの古城山の山頂にある城跡は戦国時代の遺跡。討ちにくいように工夫がなされ、わざとジグザグの地形になっているなど凝っている山城です。■1位:熊本城(熊本県)熊本城の石垣は、加藤清正が率いてきた石工集団によってつくられました。「宇土櫓と、その裾に伸びる高石垣。徐々にカーブがきつくなる『武者返し』は惚れ惚れするほど美しいです」それが、今泉さんが1位とする理由。地面に近い位置の傾斜は30度程度ですが、上の方はほぼ垂直に近い絶壁になっているので、お城への侵入者を追い返す意味合いがあったのでしょう。西南戦争で西郷軍を撃退し、不落の名城として真価を発揮しました。また、軟弱な地盤に建っていることも考慮され、末広がりの形には石垣の崩壊を防ぐ役割もあったようです。今泉さんは「ここの石垣はどこよりも金と手間をかけてつくっている」と絶賛。*お城の数だけ、そこに伝わる不思議な歴史や逸話が残されているもの。本を読んでみて気になるお城を自分の足で確かめに行けば、お城が築かれた当時にタイムスリップしたような気分になれるかもしれませんよ。(文/中田蜜柑)【取材協力】※今泉慎一・・・古城探訪家。1975年広島生まれ。編集プロダクション・風来堂代表。旅、歴史、サブカルチャーなどを中心に、取材、編集、執筆、撮影などをこなす。好きな城は松本城(長野県松本市)、杣山城(福井県越前町)、八上城(兵庫県篠山市)など。【参考】※今泉慎一(2015)『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』扶桑社※歴史魂編集部(2013)『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』アスキーメディアワークス『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』を、5名様にプレゼントします。応募は、imada@furaido.netまでどうぞ。メールの件名は「『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』プレゼント応募」で、本文には必ず、名前・書籍送付先の郵便番号・住所を明記してください。〆切は、2015年11月30日までです。なお、ご応募いただいた方の個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。
2015年11月09日お城とは本来、敵に攻められたときの防御の拠点となる建築物。全国に3~4万あるともいわれていますが、実戦の舞台になったのはその数パーセント。「居城の落城=その家の滅亡」なので、籠城側にしてみれば大ピンチです。そんな状況下、攻めてもなかなか落ちなかった難攻不落のお城はどこだったのでしょうか?その謎を明らかにするため、今回は古城探訪家の今泉慎一さんにお話を伺ってきました。一発逆転で危機を回避した「難攻不落のお城トップ5」を教えていただきましたので、ご紹介したいと思います。■5位:吉田郡山城(広島県)安芸国の戦国大名毛利氏の居城だった吉田郡山城。のちに中国地方一の大名となる毛利家も、当時は一弱小勢力でした。10倍近い尼子軍に攻めこまれ、 風前の灯になっていたのです。毛利家は数的不利をカバーするため、城に篭りつつ、攻めては引き返す、ヒット・アンド・アウェイ式で戦いました。尼子家は大軍にも関わらず、城内にまったく攻め込めません。そのうちに毛利に味方する大内家の援軍が現れ、万事休すとなりました。「地元」の優位性と、中国地方屈指の堅城を最大限利用した、策士・毛利元就らしい見事な戦いぶりでした。城下に放火するなどの挑発にも応じなかったのも、「ここに篭っていれば大丈夫」という堅城への信頼感あってこそ。兵士たちを精神的にも支えていたと言えます。「百万一心(皆で力を合わせれば、何事も成し得ることの意)」の元就らしさをよく表していました。■4位:唐沢山城(栃木県)北関東の弱小勢力にも関わらず佐野家が、北条家・上杉家といった戦国有数の大勢力を何度も撃退できたのは、「関東一の山城」と称されたこの城のおかげです。関東平野を見晴らす急峻な岩山ながら、水の手が豊富にあり、石垣しっかりも巡らされていました。■3位:七尾城(石川県)戦上手の上杉謙信をして、一念をかけても攻め落とせなかったお城です。最後は家臣の内部分裂によって敗れましたが、それさえなければ持ちこたえていたはずです。後年、この地を支配した前田家は、別の場所に居城を持ったため、七尾城は戦国時代の遺構が見事にそのまま残っています。特に石垣群は必見。(ただし広大なので、訪れる際は時間に余裕を持って行きましょう)■2位:千早城(大阪府)日本初の本格的攻城戦の舞台になったお城です。「わずか1000人で100万人の寄せ手を撃退した」といわれる話はさすがに盛りすぎですが、少なくとも10倍の兵力差はあったようです。それを地形的な優位性(分かりやすくいえば高低差)を生かし、石を落としたり、熱湯や糞尿をばらまいたりして、完膚なきまでに撃退したのです。後の武士たちに、城の重要性を知らしめた意味は計り知れなかったでしょう。■1位:熊本城(熊本県)戦国の二大城造り名人のひとり、加藤清正が築城(ちなみにもうひとりは、藤堂高虎という人物)。完成したのは江戸時代初期だったため、もはや戦火にまみれることはないと思われたのですが、なんと250年以上経った明治初期、西南戦争の舞台になりました。西郷隆盛が3倍の兵力で攻めるも落とせなかった熊本城。西郷に「官軍に負けたのではなく、清正(せいしょう)公に負けた」 と言わしめました。*合戦の舞台となるも、一発逆転で危機を回避できたお城……多くの人が興味を引かれるのではないでしょうか。現在の城跡を歩いてみれば、そのすごさがわかり、感慨もひとしお。今回お話を伺った今泉慎一さんの著者、『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』では、お城のさまざまな雑学を知ることができます。お城が好きで城巡りを考えている人は、一度手にとって見てみるといいかもしれませんね。(文/齊藤カオリ)【取材協力】※今泉慎一・・・古城探訪家。1975年広島生まれ。編集プロダクション・風来堂代表。旅、歴史、サブカルチャーなどを中心に、取材、編集、執筆、撮影などをこなす。好きな城は松本城(長野県松本市)、杣山城(福井県越前町)、八上城(兵庫県篠山市)など。【参考】※今泉慎一(2015)『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』扶桑社※歴史魂編集部(2013)『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』アスキーメディアワークス『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』を、5名様にプレゼントします。応募は、imada@furaido.netまでどうぞ。メールの件名は「『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』プレゼント応募」で、本文には必ず、名前・書籍送付先の郵便番号・住所を明記してください。〆切は、2015年11月30日までです。なお、ご応募いただいた方の個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。
2015年11月05日メガネスーパーは11月14日、「秘密結社 鷹の爪」のキャラクターを展開するディー・エル・イーと松江市が主催する城攻めリアル体験イベント「鷹の爪団のSHIROZEME(城攻め)」にスポンサー参加する。同イベントは、島根県松江市の松江城を中心として開催されるもの。チャンバラ合戦や弓打ち、石落としなどが体験できる。同社はイベント当日にアイケア体験ブースを展開。10月20日からは「秘密結社 鷹の爪」のキャラクターを登場させたムービーも同イベントの公式サイト上で公開し、正しいアイケアの仕方などを紹介している。同社はこれまでも「秘密結社 鷹の爪」とのコラボレーションにより、プロモーション活動を行っていて、「より多くの方に『眼の健康』へ興味・関心を持っていただくことで、眼の健康寿命の重要性に関する理解促進を図るとともに、最適な『アイケア』『アイウエア』提供をしていまいります」とコメントしている。同イベントの開催時間は9時45分~17時で、参加料は中学生以上が5,000円(税込)、小学生以下が3,500円(税込)となっている。
2015年10月29日山ガールや釣りガールに次いで、いまアツいのが「城ガール」。お城巡りを楽しむ女性たちです。近著『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』のある古城探訪家・今泉慎一さんによると、日本全国で築かれた城は、すでに失われたものも含めて約3~4万。日本ほどの密度で城が存在する国は、世界的に見てもまずないのだそうです。今回は今泉さんにお話をうかがい、数字にまつわるお城の雑学をご紹介します。■1:地方都市なのに熊本城が入場者数2位に入っている主要な城の入場者数ランキング(平成24年度のデータ)によると、1位は首里城(沖縄県)の175.3万人、2位が熊本城(熊本県)の157.9万人。ですが、今泉さんは「熊本城こそが本当の人気No.1」と考えます。「首里城のある沖縄県はもともと、国内観光地としてもトップクラス。ほかにも入場者数100万人以上の城があるのは、いずれも人気観光地や人口の多い地域です。一地方都市にある熊本城が2位に食い込んでいるのは、城自体の魅力が多くの人を呼んでいるからといっていいでしょう」この熊本城、日本三大名城の一つでありながら、7~8年前まで観光客数は70~90万人台だったそう。数年で倍近い入場者数を獲得するようになったのには、ある秘策があるといいます。それが一口城主制度(現在も募集中)。一口1万円で、城の復元費用を寄付してもらうというもの。寄付した人には「城主証」や、熊本市内の観光施設が無料になる「城主手形」が贈られ、天守の一角に名前が記されます。「歴史好きなら誰もが一度は、一国一城の主になりたいと思ったことがあるはず。その気分をちょっとだけ味わえる、歴史マニアの心をくすぐる制度です」(今泉さん)■2:北海道の松前城は江戸時代1日で落城されている本来、戦の砦となるはずのお城ですが、江戸時代に入ると、築城術は次第に実践に基づかない机上の軍学に。そのことを象徴するお城が松前城(北海道)です。松前城は戊辰戦争時、新選組・土方歳三に攻められわずか数時間で落城してしまったとか。じつは、完ぺきな構えだったのは正面側のみで、裏側に回るとまったく無防備な「頭隠して尻隠さず」な城だったというのです。「当時最新の軍学知識をベースに築城したのですが、それが西洋式だったこと、江戸時代には大きな合戦がなく、実戦的な側面からの知識に乏しかったことが、設計上の不備を生んだ原因かと思います。城に籠っていた守備兵たちは、『えー、マジかよ!』と思ったのでは? 『設計したの誰だよ!』と(笑)。でも、あっさり落城した方が命は助かるし、いい面もあるんですけどね」(今泉さん)■3:豊臣秀吉はたった1日で石垣山城を築城している奇策が得意だった豊臣秀吉。たった1日で城を築城したという逸話を聞いたことがある方もいると思いますが、その一夜城が2つあったことをご存じでしたか?ひとつは1566年に築かれた墨俣城(岐阜県)で、もうひとつはその20数年後、1590年の小田原征伐の際に造られた石垣山城(神奈川県)です。短時間で築城したといわれるこの2つの城ですが、築城術は異なります。墨俣城は、ある程度組み立てた部品を、近くを流れる木曽川に流して一気に運び込み、現在のプレハブのような工法で造られたとされ、石垣山城は、数万人の人夫を動員して本格的な城郭を造り上げ、完成したところで木立を一気に伐採したと考えられています。そして、2つの逸話は、その信ぴょう性も大きく異なっているよう。墨俣一夜城について今泉さんは、「おそらく、話を盛っています」とバッサリ。「木曽川の上流は当時、敵方の支配地域。上流から木材を流したというこの話には無理があります。ただ、秀吉軍は機動力で有名ですから、敵方の予想以上に素早く墨俣に陣取り、敵の度肝を抜いたのは事実だと思います」一方、石垣山城のエピソードに「こちらは真実でしょう」と今泉さん。「城が完成してから周囲の木立を伐採した、というのは納得のゆく話だし、秀吉は天下人一歩手前だったので、人員も財力も潤沢だったはず。小田原城は固い城で、攻め落とすのが大変。そこで、心理的にダメージを与える作戦に出たのでは?攻城戦の名手としての秀吉らしさがうかがえる話です」2つの一夜城、その成り立ちを知るとまったく異なるイメージが浮かび上がります。*『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』をには、ほかにもお城巡りの楽しさが倍増する雑学が詰まっています。本書を片手に、近場のお城の魅力を探ってみては?(文/よりみちこ)【取材協力】※今泉慎一・・・古城探訪家。1975年広島生まれ。編集プロダクション・風来堂代表。旅、歴史、サブカルチャーなどを中心に、取材、編集、執筆、撮影などをこなす。好きな城は松本城(長野県松本市)、杣山城(福井県越前町)、八上城(兵庫県篠山市)など。【参考】※今泉慎一(2015)『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』扶桑社※歴史魂編集部(2013)『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』アスキーメディアワークス『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』と『城ガール―1泊2日で大充実のお城めぐり』を、5名様にプレゼントします。応募は、imada@furaido.netまでどうぞ。メールの件名は「『城巡りが10倍楽しくなる おもしろ探訪 日本の城』プレゼント応募」で、本文には必ず、名前・書籍送付先の郵便番号・住所を明記してください。〆切は、2015年10月31日までです。なお、ご応募いただいた方の個人情報は、賞品の発送にのみ使用いたします。
2015年10月27日コスプレショップ・ACOS(アコス)より、TVアニメ『ハイキュー!! セカンドシーズン』から待望の梟谷学園高校のアイテムとして、イメージパーカー&ジャージが登場。コスプレはもちろん、普段着としてもオススメのラインナップとなっている。■梟谷学園高校バレーボール部イメージパーカーユニフォームをイメージしたモノトーンにゴールドラインが映えるパーカー。胸元はちょこんと留まったフクロウ&後ろにはロゴプリント入りで、さらっとした生地のとても着心地のよい1枚となっている。発売は2016年2月11日(木)ごろの予定で、価格は7,500円(税別)。■梟谷学園高校バレーボール部ジャージついに梟谷学園高校バレーボール部ジャージの上下セットがリリース。モノトーンにゴールドが映えるカラーリングとなっており、さらっとした生地なので、動きやすさ&着心地も抜群だ。発売は2016年4月ごろの予定で、価格は8,800円(税別)。各アイテムの詳細は、ACOSの特設ページをチェックしてほしい。(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!セカンドシーズン」製作委員会・MBS
2015年10月26日京都の元離宮二条城で「琳派400周年記念祭 アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」が行われる。期間は10月23日から12月14日まで。全国で550万人以上を動員したアートアクアリウム展で唯一の野外展示となる「アートアクアリウム城」。初開催となった昨年は52日間で約30万人が来場した。アートアクアリウムアーティストの木村英智がプロデュースを務め、400年以上の歴史を持つ二条城にて、通常は入場できない夜の時間に一般非公開の場所で開催される。作品展示、特別講演、夜祭うたげからなる同展で今年は、「REAL JAPANの再興と発信」というテーマの下、琳派400周年を記念し琳派の進化系となる「アートアクアリウム流 琳派」を発信する。二の丸御殿中庭では元離宮二条城の歴史に合致した作品を展示。世界初のインタラクティブアート技術を用い、たらし込みや連続性といった琳派の技法を取り入れた「琳派リウム」を含む、琳派の流れを汲む5大作品が史上初めてひとつの会場に集結する。さらに、二の丸御殿中庭の特設舞台「水戯の舞台」では、特別公演「金魚の舞」が上演される。木村英智が照明、音楽、着物に至るまでプロデュースしたもので、花形の荒城蘭太郎が舞を披露する。10月23日から29日、11月12日から12月14日の毎晩18時10分、19時10分、20時10分の時間帯で「二十四節気七十二候の舞」を上演。21時10分からは「花魁の舞」を公演する。10月30日から11月11日は芸妓の佳つ智が京舞を披露。公演時間は19時10分、20時10分、21時10分の1晩3回。また台所には、古くから京都に伝わる手法に忠実にのっとり制作した着物約30着を展示。二十四節気における様々な季節をイメージしたデザインに金魚を織り込ませた着物が展示されるさまは、まるで日本の四季折々のなかを金魚が優雅に泳ぐ幻想的な空間となっている。そのほか江戸城でいうところの大奥にあたる場所、白書院には巨大金魚鉢シリーズ「大奥」を、京都で初めて展示する。このほか、台所前庭では京都の夜を体感できる「夜祭うたげ」を開催。「夜祭BAR」では、京都の蔵元「齊藤酒造」「佐々木酒造」「丹山酒造」「増田徳兵衛商店」の地酒を用意。毎晩異なる蔵元の日本酒が楽しめる「酒造ナイト」を開催する。このほか、京つけもの「大安」の季節のつけものをはじめ、老舗のお茶ブランド「老松」の生菓子、「亀末廣」の干菓子、「福寿園」の金粉入り宇治抹茶「金雲」などが提供される。【イベント情報】「琳派400年記念祭アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~」会期:10月23日~12月14日会場:元離宮二条城(二の丸御殿中庭、台所前庭、台所)住所:京都府京都市中京区二条城町541時間:17:00~22:00(最終入場 21:30)※開催初日は19:00より一般入場を開始料金:一般(中学生以上)1,600円、子供(小学生以下)1,000円、3歳以下無料
2015年10月08日伊豆山建設は9月25日、一戸建て住宅「独身貴族の家 男の城・女の城」を同社が運営するイズヤマリゾートで販売開始した。対象は、「独身暮らしを、思いっきり謳歌したいと考えている独身男女」。同社は、「独身者が家を買うことに対して世の中の偏見がある」「独身者が家を買おうとすると"どうみられるか"との不安に駆られてしまい購入を躊躇してしまう」とし、"独身男性・独身女性が楽しめる"一戸建て住宅を販売するに至ったという。「男の城」は、シアタールーム、トレーニングルーム、露天風呂形式のお風呂、裸のまま外のウッドデッキでビールを飲める設計、趣味の車やバイクをリビングから眺められるインナーガレージスタイルなど、趣味を生かせる設計や間取りになっているという。「女の城」は、"平屋なのに3階建て!?"がコンセプト。使いやすい平屋でありながら、外部からの視線や防犯面を強化するため、床が高くなっている。また、その高くなっている床を利用して床下にシェルターを設置し、地震やハリケーンから身を守れる構造となっているとのこと。そのほか、衣裳部屋やロフトもある。
2015年09月25日トリップアドバイザーはこのほど、「行ってよかった! 日本の城ランキング2015」を発表した。同ランキングは、同サイト上で過去1年間に投稿された全ての口コミを元に算出された。同ランキングでは、現存天守12城がすべてベスト20にランクインする結果となった。1位となったのは、3年連続で「熊本城」(熊本県熊本市)。城好きの人から推薦コメントが多く寄せられており、「石垣の曲線は、ある意味芸術品と感じた」「熊本市街の中心にドーンとたたずむ姿にかっこよさを感じた」「歴史を知るとさらに格好良く見える」などの声があった。2位には「松本城」(長野県松本市)がランクインした。口コミでは、「春夏秋冬さまざまな姿を見せてくれる。冬にはお城の黒と雪の白が映えて見える」「夜に見られるライトアップした姿もロマンチック」などの声が寄せられている。3位は、「平成の大修理」を終え今年3月末にグランドオープンした「姫路城」(兵庫県姫路市)。真っ白にリニューアルした白鷺城の白さについての口コミが多く寄せられた。漆喰(しっくい)は時間とともに黒く変色するため「この状態を見られるのは今だけ!」「見られる環境にある人は見に行ってほしい」というコメントもあった。4位には小島の浮かぶ海が見渡せるなど景観が楽しめるとして「松山城」(愛媛県松山市)、5位には"登りがいのある山の上の城"として「備中松山城」(岡山県高梁市)がランクインした。なお、詳細なランキングは公式サイトにて発表されている。
2015年09月04日城好きのみなさん、お待たせいたしました!8月4日から、両国の江戸東京博物館で『徳川の城~天守と御殿~』が開催中です。関ヶ原合戦で勝利をおさめた徳川家康は、諸国の大名を動員して天下普請を開始。江戸城をはじめ、名古屋城、駿府城、二条城、彦根城など、日本各地に城を築き上げました。本展では、巨大な城絵図や城郭図、屏風や工芸品など、各地の城に関する貴重な資料が多数展示されます。特に注目したいのは、城と町の景色を華やかに描いた図屏風の数々。例えば、《江戸図屏風》では、江戸城と町の景観が詳しく描かれています。江戸城の天守は3度も建てられているのですが、この屏風に描かれている天守は、1657年にあった「明暦の大火」で焼失しました。以来、天守は再建されていないため、《江戸図屏風》は貴重な資料にもなっています。また、大河ドラマでも人気だった幕末のヒロイン、天璋院篤姫や和宮のゴージャスな調度品も見どころのひとつ。華麗な江戸城御殿の世界を堪能できます。さらに、会場では高精細CGで復元された江戸城御殿の映像を上映。忠臣蔵で有名な「松の廊下」や大奥の様子を迫力の画面で見ることができます。本展にあわせて、学芸員や大学の先生による城についての関連講座も企画されています。城好きや歴女必見の展覧会は9月27日まで。どうぞお見逃しなく!イベントデータ:特別展『徳川の城~天守と御殿~』会期:2015年8月4日(火)~9月27日(日)(会期中、展示替えを行います)※休館日は月曜日。ただし8月10日(月)、9月14日(月)・21日(月)は開館時間:9:30~17:30(金曜日は21時まで土曜日は19:30まで)※入館は閉館の30分前まで会場:江戸東京博物館料金:一般 1,350円/大学・専門学校生 1,080円/高校・中学・小学生・65歳以上 680円
2015年08月12日「徳川の城」広報事務局は、東京都・両国の江戸東京博物館 1階特別展示室で開催される特別展「徳川の城~天守と御殿~」において、同館では初の試みとなる駿府城模型のARマッピングを使った「駿府城の四季」を特別上映すると発表した。会期は8月4日~9月27日。開館時間は9時30分~17時30分(金曜日は21時まで、土曜日は19時30分まで入館は閉館の30分前まで)。観覧料は一般 1,350円、大学生・専門学校生 1,080円、高校生以下・65歳以上 680円(以上、特別展専用券)。今回の試みは、会場で展示される作品のひとつである「駿府城天守模型」にAR(拡張現実)技術を用いて、タブレット上で「駿府城の四季」を再現するという試み。駿府城模型の前に設置されたタブレット端末を、模型の下の「認識用マーカー」にかざすと画面上で3D映像がスタートし、そのままタブレットをかざし続けることで約1分間の映像を楽しむことができる。製作はKDDIとユーフォニックが行い、ARの再生はKDDI提供のアプリ「SATCH VIEWER」が用いられる。なお、特別展「徳川の城~天守と御殿~」では、前述したARのほかにも、屏風や絵地図、工芸品など貴重な資料を展示し、家康たちが築き上げた「徳川の城」 を紹介する。同館史上最多となる約50点もの「城絵図」や「城郭図」が展示されるほか、狩野益信画「朝鮮通信使図屏風」や幕末のヒロインとしても有名な天璋院篤姫、和宮の調度品などが展示される。さらに、NHKエンタープライズ制作による高精細CGで復元された江戸城御殿の復元映像が上映され、将軍が政治を執り行った「大広間」や忠臣蔵のシーンでも有名な「松の廊下」、大奥を迫力ある画面で鑑賞できるということだ。入館料は、「特別展専用券」が一般 1,350円、大学生・専門学校生 1,080円、高校生以下・65歳以上 680円。「特別展・常設展共通券」が一般 1,560円、大学生・専門学校生 1,240円、中学生(都外)・高校生・65歳以上 780円。「特別展前売券」が一般 1,140円、大学生・専門学校生 870円、高校生以下・65歳以上 470円となっている。なお、「特別展・常設展共通券」は江戸東京博物館でのみ販売。「前売券」は8月3日まで販売(江戸東京博物館では8月2日まで)。
2015年07月28日東京都墨田区の江戸東京博物館・1階特別展示室で8月4日~9月27日、徳川時代の城をテーマにした展覧会「徳川の城~天守と御殿~」が開催される。○城好きにはたまらない企画が多数同展では屏風や絵地図、工芸品などの資料を展示するほか、現代の最新技術によって生み出された映像や模型などを駆使し、家康たちが築き上げた「徳川の城」の魅力に迫る。縦3.72m×横4.65mの巨大絵図「江戸城御本丸惣地絵図」や「駿府鳥瞰図」、「大坂市街・淀川堤図屏風」など、約50点におよぶ各地の絵図や城郭図、政治の中心的役割としての「城」を表した「朝鮮通信使図屏風」を展示する。また、幕末のヒロインとしても知られる天璋院篤姫や、和宮の調度品なども並ぶという。さらに、高精細CGで復元された江戸城御殿の映像を上映する。将軍が政治を執り行った「大広間」や、忠臣蔵のシーンでも有名な「松の廊下」、「大奥」などを大きな画面で見ることができるなどの企画が多数用意されている。開館時間は9時30分から17時30分、金曜日は21時、土曜日は19時30分まで、入館は閉館の30分前となる。特別展専用券の前売り券は、一般1,140円、大学生・専門学校生870円、小学生・中学生・高校生・65歳以上470円、当日券は一般1,350円、大学生・専門学校生1,080円、小学生・中学生・高校生・65歳以上680円となる。
2015年07月28日Dragon AshのKjこと降谷建志が、初のソロアルバム『Everything Becomes The Music』をリリース。12の収録曲は全て彼の作詞作曲であり、さらに楽器演奏も彼一人だけという完璧な“ソロ作品”だ。「去年、Dragon Ashとして『THE FACES』という、バンドにとって最高のアルバムを作り、ツアーを含めた活動で味わったことのない達成感を得たので、それがソロの後押しになったと思う。まぁ中毒といえるほど曲を作り続けているから、バンドには属さない曲も溜まっていくので、それをソロとしてまとめてもいいんじゃないかと。やっとそういう気持ちになれた」ソロワークに彼が掲げたスローガンが、アルバム名の“すべては音楽になる”。Dragon Ashでは聴けない彼の日常生活を想像させる曲や、自分を正直に見つめた“降谷建志”自身の物語を読ませる曲もあり、驚きつつドキドキしてしまう。「ブログと同じかな。ブログって身の回りの些細な出来事を、自分の中で終わらせたくない、みんなに聞いてほしいという心情で書くよね。表現方法は違うけど、全く同じだと思う。何を歌っているかは聴く人には他愛のないことだろうけど、オレにとっては大事なこと。普段歌わないことを歌うとか、楽器を全部自分で弾いているとか、それをこのアルバムでできたことが良かったと思う」とはいえ、一人で音を探しながら楽器を持ち替え、トラックを完成させるのは並大抵の苦労ではないはず。「自分の腕ではここまでしかできない、という失望の部分もある。でもいいところばっかり見せようとはしてないんだよね。楽器を弾けなくても音楽を作れたり、絵が描けなくてもデザイナーになれたり、どんどんインスタントなものが増えているこんな時代に、あえて面倒くさいことを、プライドを持ってやっている。これがミュージシャンなんだ、っていう気概だね」◇ふるや・けんじDragon Ashのフロントマンとしてロックシーンの最前線で活躍。7/20「Dances With Wolves」などライブイベントや夏フェスにオリジナルバンドと共に出演予定。◇『Everything Becomes The Music』【初回限定盤CD+DVD】¥3,400DVDには先行シングル「Swallow Dive」と「Stairway」のミュージックビデオ(監督・神山健治)を収録。【通常盤CD】¥2,800(Victor Entertainment)※『anan』2015年7月1日号より。写真・佐山順丸文・北條尚子
2015年06月30日青森県弘前市は、弘前城の石垣修理工事本格化に伴って、内濠(うちぼり)の一般開放や曳屋体験などの「弘前城本丸石垣修理PR事業」を実施する。弘前城(青森県弘前市)には本丸の石垣に崩落の恐れがあり、同市は2013年から石垣修理工事を実施している。2015年の夏から秋にかけて天守を本丸内側へおよそ70m曳屋(ひきや)し、石垣の解体工事をしていく予定だという。天守の曳屋を伴う石垣修理工事は、1915年に完了した工事以来、約100年ぶりとなるとのこと。修理工事全体は約10年を要し、天守が元の位置に戻るまでは5年以上かかる見込みだという。現在は工事のために弘前城本丸の内濠は埋め立てられているが、同城がある弘前公園にて行われるイベント「弘前さくらまつり」の開催期間中(4月23日~5月6日)に限り、埋め立てられた内濠を観覧できるように一般開放する。開放時間は各日7:00~21:00(4月23日のみ「弘前さくらまつり」開会式終了後~)となる。2015年9月には、一般客に向けた曳屋体験を実施する。弘前城天守を曳屋する期間中、曳屋体験用のロープが設置され、参加者は実際に天守を引くことができるという。1回の曳屋体験は100名程度で、予約制。誰でも体験できるとのこと。時間や実施回数などは未定となっている。また、弘前城天守が曳屋される映像をタイムラプスやスマートフォン用アプリに活用し、曳屋の記録をイベント化・エンターテインメント化する「天守映像化事業」も行う。同映像は、弘前市を訪れた人限定で閲覧可能となる予定。ほかにも、普段は弘前城の天守に住んでいる同市のマスコットキャラクター「たか丸くん」も、普段かぶっている兜(かぶと)をヘルメットにかぶりなおし、さまざまな場面で石垣修理事業を手伝うとのこと。
2015年04月03日全国各地の城の来城者はここ数年右肩上がりに伸びており、3月27日にせまった"白すぎ城"と噂の姫路城のグランドオープンも注目を集めている。しかし、日本には何百、何千と城があり、なかなか全国の城をまわるのは難しいもの。そこで、「旅や出張のついでに城が見たい! 」というわがままな旅行者のために、東海道新幹線に乗りながら楽しめる城を紹介しよう。車窓から眺める名城めぐりなんてなかなかツウな旅路! とは言え、一瞬で通り過ぎる城も少なくないので、相応の集中力をもって挑んでいただきたい。なお、城によっては見える方向が違うので、往路はA席・復路はE席などと方向を変えて楽しむといいだろう。まずは東京駅~浜松駅までの間に楽しめる城から。○発車数秒後に現われる「江戸城」旅の醍醐味である駅弁やビールを買って、東京駅から東海道新幹線に乗車。席について、「さあ駅弁を食べよう! 」なんて余裕は車窓からの城旅にはない。発車してわずか数十秒で、「江戸城」が見えるからだ。江戸時代の徳川将軍家の居城であり、現在は天皇家が住まう皇居なので、知らない人はいないだろう。見える側は東京駅→新大阪駅の進行方向に向かって右側(E席側)。城跡の前には片側3車線の大通りが現れ、その通りの先に白い櫓がそびえている。これは伏見櫓と呼ばれる皇居宮殿の入り口に建つ建物で、分かりにくいがその手前には、江戸城一の撮影スポットである二重橋も見える。発車して間もなくなのでそれほどスピードも出ておらず、注意していれば見逃すことはないだろう。○「小田原城」は3回チャンスあり!品川駅を過ぎ、新横浜駅を過ぎ、ちょうど駅弁も食べ終わる頃(東京駅から30分程度)に出現するのが「小田原城」。天下統一を目前にした豊臣秀吉による小田原城攻めは、歴史の時間に習ったはず。江戸時代、徳川家康の家臣によって小田原城は大改修され、石垣や天守のある城に生まれ変わった。現在建つ天守閣は、この江戸時代の天守を模したである。城は大阪駅への進行方向に向かって左側(A席側)、先ほどの江戸城とは反対側だ。小田原駅は新幹線「こだま」しか止まらないが、この小田原駅を通過する前後に城が見える。小田原駅に入る前にはビルの谷間から天守閣が見え、小田原駅通過直後にはトンネルに入る数秒の間に大きく全体像が出現する。さらに、トンネル通過後には左後方に確認することができるので、前述2カ所で見逃した人は窓ガラスにかぶりつこう。○立派な"ウソ城"「熱海城」小田原駅の次の熱海駅を過ぎた直後には、左側(A席側)の丘陵上に立派な天守閣が現れる。こちらは「熱海城」なのだが、実はこの城は真っ赤なウソ城。「北条氏が水軍の本拠地として築城を計画したものの、ついに完成しなかった」という都市伝説のような伝承をもとに戦後築かれたそう。どっしりと構えるその姿はなかなか凛々(りり)しいものがあるのだが……。東京駅を出発してここまで3城紹介したが、集中して車窓からの景色を眺めていると、わずか3城だけでも結構疲労が出てくるはず。疲れた人はしばしブレイク。進行方向の右側(E席側)には静岡名物の茶畑、そして日本人の心の故郷・富士山が登場し、旅路にはやる想いを慰撫(いぶ)してくれる。○仲間由紀恵ゆかりの「掛川城」静岡駅を過ぎたら、次の城に備えよう。静岡駅を過ぎて約15分程度で掛川駅を通過するが、その掛川駅の前後、右側(E席側)に見えるのが「掛川城」だ。掛川城は織田信長や秀吉の家臣であった山内一豊が関ヶ原の戦い前に居城とした城。そう言われてピンとこない人も、NHK大河ドラマ『功名が辻』で仲間由紀恵さんが演じた千代の夫と言えば、思い出す方もいるのではないだろうか(ちなみに山内一豊役は上川隆也氏)。千代は一武将にすぎなかった一豊を献身的に支え、内助の功で夫を大名へと出世させる。そんな一豊の居城だったことから、掛川城は"出世城"の異名を持っている。小高い丘の上に建つ掛川城の天守は、新幹線からでもはっきり見える。周りに遮るような高い建物は多くないので、意識していれば見逃すことはないだろう。この天守は1994年に再建された、日本初の木造復元天守である。○一瞬見える"出世城"「浜松城」「こだま」では掛川駅の次の停車駅は浜松駅である。この浜松駅を通過した直後に見えるのが「浜松城」だ。浜松城は江戸城に移る前に長く家康の居城だった城。さらに江戸時代に入ると、天保の改革を実行した老中・水野忠邦など、浜松城主から幕府の重役に出世した例が数多くあり、掛川城と同じく"出世城"として当時から貴ばれてきた。サラリーマンであればぜひとも拝んでおきたい城だが、この浜松城の復元天守が見えるのはほんの一瞬、わずかに現れるだけなのだ。見えるのは掛川城と同じく右側(E席側)。浜松駅を過ぎたら凝視して、マンションの狭間に見える緑の丘陵を探そう。天守が見えている間に3回願いごとを言えたら、その願いがかなうとかかなわないとか……。続いては名古屋駅~新大阪駅。この区間では、名古屋城や彦根城などが拝める。引き続き、城をお見逃しなく!(文・かみゆ歴史編集部 滝沢弘康)○筆者プロフィール: かみゆ歴史編集部歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『日本の山城100名城』(洋泉社)、『これが皇居です』(宝島社)、『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ、『国分寺を歩く』(ともにイカロス出版)、『日本の銅像完全名鑑』(廣済堂出版)、『新版 大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。「かみゆ」「城フェス」
2015年03月19日ハウステンボスは12月20日、九州の食文化にふれることができるスポット「九州の城」を同園内にオープンした。「九州の城」は、明太子・麺類・肉・酒など九州の名産品を販売する店舗。店内では、参加費100円(税込)で麺類やご飯にのせた明太子、ハムや餃子といった肉料理などを試食できる。明太子は、日によっては全7社・7種類以上をそろえ、ご飯にも米の食味ランキングで特A評価を獲得した銘柄「森のくまさん」(熊本産)などを用意している。また、希少価値の高い数量限定の九州産焼酎なども購入できるとのこと。12月23日までは、長崎和牛と宮崎和牛の食べ比べ実演や、「福岡ラーメン総選挙」で第1位となった「らーめん二男坊」のとんこつラーメン食べ比べ会などのイベントをオープニング記念として開催している。
2014年12月22日伊藤靖朗が主宰する「舞台芸術集団 地下空港」の新作公演『ダキニ城の虜』が、12月16日、東京・恵比寿エコー劇場で開幕した。地下空港『ダキニ城の虜』チケット情報地方都市郊外にできた巨大ショッピングモール「ダキニー」が舞台。生鮮フロアの精肉コーナーで働く青年シデハラは休憩時間に上層フロアで、とある事件に遭遇。片思いの案内嬢や同僚とともに巨大ショッピングモールが抱える謎に触れ、その陰謀に巻き込まれていく。舞台上で繰り広げられるテンポの良いやりとりのなかには、現代社会への問題提起もこめられており、政治や社会について考える機会の多い現在に是非観ていただきたい作品とも言える。シデハラ役に客演の若手俳優、鈴木勝大。初日の公開稽古後の会見で「稽古場の時より、いいグルーヴ感が出せていると思う」と手応えを話した。鈴木は今回が舞台初主演。「本番中は毎回、同じクオリティを保てるよう頑張りたい」と静かな闘志をみなぎらせていた。公演は12月22日(月)まで。なお、12月19日(金)14:00 開演の回では、アフタートークを開催。チケット発売中。
2014年12月18日昨年来場者数60万人を動員し人気を博した「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」が、今年も12月13日よりスタートした。12月11日に同イベントの開幕に先駆けてプレスプレビューが開かれ、会場の西の丸庭園に集まった人々を興奮させた。「大坂の陣400年」関連イベント3Dマッピングとは、建物などをスクリーンに見立て、CGの立体映像を投影するもの。昨今日本全国のイルミネーションイベントでこの技術を組み合わせる動きが出てきており、同イベントは西日本でも最大規模のイルミネーションを展開しているハウステンボスが大阪観光局とタッグを組み行われる。日本最大のイルミネーションショーと銘打って行われる同イベントは「大阪城3Dマッピング」の他、海面の波のように青色のLEDが流れる「光のビッグブルー」。高さ23メートルのピラミッド型オブジェの2面に3Dマッピングが投影される「西日本最大級のピラミッドツリー」。バロック式庭園をモチーフにしたイルミネーションがクラシック音楽にあわせて輝くエンタテインメントショー「ジュエルイルミネーションショー」などが西の丸庭園全体を光で埋め尽くす。中でも大阪のシンボルとも言える大阪城に3Dマッピングを仕掛ける「大阪城3Dマッピング」は最大の見所。巨大な城が変幻自在に歪み、踊りだし、火を吐き、崩壊し、煌きながら再構築される。中でも黄金の鳳凰と龍が乱れ飛ぶ様は昨年を上回る迫力で圧巻だ。期間中は30分に一度放映されるが、何度も見たくなるスケールの大きさだ。「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」は2015年3月1日(日)まで、大阪城 西の丸庭園にて。また大阪城では12月31日(水)まで、「大坂の陣400年天下一祭」が開催されており、その一環として「侍ミュージアム・武将ホール」も期間限定で開館。どちらもチケットは発売中。
2014年12月15日夜景観光コンベンションビューローはこのほど、日本を代表する夜の城郭として「大阪城」「高知城」「高田城」の三施設を「日本三大夜城」に認定したことを発表した。○約4,300名の「夜景鑑賞士」が決定同団体によると、これまで国内において「三大夜景」「三大夜桜」などは見られたが、夜の城を取り上げた「三大夜城」はなかったという。そこで高い夜景情報とネットワークを有する同団体が、昼間の姿とは異なる魅力を放つ夜の城をテーマに「日本三大夜城」を認定した。まず、全国約4,300名の「夜景鑑賞士」から夜城の人気投票を実施。その結果を踏まえて現地調査を行い、「オリジナリティある演出」「特徴を活かした夜間照明の活用」「夜景観光地としての魅力を発揮していること」といった6つの認定検証項目に基づき、審査を実施した。その審査の結果、「大阪城」「高知城」「高田城」の三施設が「日本三大夜城」に決定した。「大阪城」(大阪府大阪市)は、大阪城公園中心部に位置する大阪のランドマーク。1997年から行われている現行の照明デザインは、日没直後の一部点灯からフル点灯、そして夜が更(ふ)けるのにあわせて天守閣の窓明かりを残しつつ段階的に消灯していくといった、時間ごとに変化する演出が特徴だという。「高知城」(高知県高知市)は城のライトアップはもちろん、四季を通じた積極的な夜間イベントの実施が評価された。春は桜のライトアップ、夏には風鈴とカラーキャンドルのコラボレーション、秋はろうそくの灯り、冬は本丸や二ノ丸に対して様々なイルミネーションを行っている。「高田城」(新潟県上越市)は、城のライトアップと夜桜との景観美が魅力。「高田城百万人観桜会」では、約3,000個のぼんぼりが灯される。ぼんぼりの灯りが堀の水面に映え、その美しい光景を求めて全国から多くの人が訪れる。桜並木のトンネルをライトアップした 「さくらロード」も人気名所のひとつだという。
2014年11月17日「天空の城」「日本のマチュピチュ」の呼び名で数多くのメディアに紹介され、雲海に浮かんだ幻想的な絶景が見られることで注目を集めている竹田城(兵庫県朝来市)。2006年に日本城郭協会が選定した「日本100名城」に選ばれたことや、2012年公開の高倉健さん主演の映画『あなたへ』のロケ地になったことが話題を呼び、昨年度には年間入城者数が50万人を超えた。全国でも指折りの絶景が見られる城として、城ファンのみならず多くの観光客が足を運ぶ人気スポットとなっている。だが、実はこうした絶景が見られるのは竹田城だけではない。全国各地には知られざる天空の城が他にもあるのだ!○雲海に浮かぶ唯一の現存天守・備中松山城城を天空の城たらしめる重要な要素が雲海だ。雲海は秋から冬にかけてのよく晴れた早朝、寒暖の差が激しい日に発生することが多い。あたり一面が雲海に包まれることで、雲の上に浮かんでいるかのような幻想的な城が姿を現す。雲海を事前に予測することは難しいため、見られるかどうかは運によるところも大きいという。そのため、天空の城を見るために何度も城に足を運ぶ人もいる。必ず見られるわけではないことも、人々が天空の城に魅せられる理由のようだ。岡山県高梁市にある備中松山城も、そんな雲海に浮かんだ絶景が見られる城のひとつ。日本に12棟しかない現存天守を持ち、さらにその中でも唯一の山城という点で、非常に貴重な存在である。備中松山城には1683年(天和3)に、備中松山藩の藩主・水谷勝宗(みずのやかつむね)が3年がかりで修築した天守が当時の姿のまま残っている。石垣のみが残り、どこか無国籍な情緒を漂わせているのが竹田城の魅力だとすると、備中松山城の魅力はこの現存天守にある。雲海に浮かんだ現存天守は、この備中松山城でしか見ることができない。幻想的な雲海を眺めながら、連綿と続く日本の歴史に思いを馳(は)せてはいかがだろうか。雲海に浮かぶ備中松山城は、山中にある大松山展望台から見ることができる。展望台へは車でのアクセスとなるが、積雪により道路が閉鎖されることもあるので気をつけよう。○滅多に見られない「幻の天空の城」・越前大野城福井県大野市にある越前大野城も、天空の城として近年注目を集めている城のひとつだ。JR越前大野駅から徒歩約30分という、市街地からほど近い場所に位置するにも関わらず、条件さえ整えば美しい天空の城が姿を現す。越前大野城は1576年(天正4)、金森長近が4年の歳月をかけて築城した城。資料館となっている現在の天守は戦後に作られた模擬天守だが、石垣や堀の一部が当時のまま残っている。竹田城や備中松山城で雲海の城が見られるのは月に10日ほどだが、越前大野城では年に10日ほどしか観測されない。しかし、滅多にお目にかかれないぶん、観測できたときの喜びはひとしおだ。越前大野城で雲海がもっともよく観測されるのは11月。「幻の天空の城」を見に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。越前大野城の撮影スポットへは、現在3つのコースが用意されている。犬山城址を越えていく、起伏が多くもっとも難易度の高いみくら清水コース、犬山城址と飯降山を繋ぐ山道を通る中級者向けのほたるの里コース、そして新設されたもっとも登りやすい洪泉寺コースだ。だが、洪泉寺コースでも山道なので決して簡単とは言えない。野生動物に遭遇したり崖から落ちる危険もあるので、万全の準備をしてのぞもう。○壮大な風伝おろしとの共演・赤木城跡三重県熊野市にある赤木城跡も、天空の城として脚光を浴びつつある城だ。赤木城跡は竹田城や備中松山城のように雲海に浮かぶ城ではないが、朝霧に包まれた姿はまさに天空の城と呼びたくなるような趣がある。築城の名手・藤堂高虎が一揆を鎮圧するために築いた赤木城は、中世山城の要素と近世城郭の要素の両方を持ち、築城当時の遺構がよく残っていることから、1989年に国の史跡に登録されている。昔から、この地域では秋から冬にかけて峠から霧が滝のように流れ落ちる「風伝おろし」と呼ばれる現象が地元の人々に親しまれていた。真っ白で分厚い霧が流れ落ちる様子は写真愛好家からも人気が高く、この時期になると毎年大勢の人が詰めかける。赤木城跡があるのは、風伝おろしが見られる隣町の御浜町尾呂志地区から少し離れた場所。比較的高度の低い場所に位置し、秋シーズンは月に10日程度、理想的な朝霧が発生する。霧に包まれた赤木城跡は県道熊野矢ノ川線の沿道から見ることができる。一番綺麗に観測できるスポットは県道から少し高所にあるが、それでも軽乗用車で気軽にたどり着ける場所だ。朝霧に包まれた赤木城跡の姿は、竹田城に勝るとも劣らないほど。霧が散らない風のない朝を狙って、風伝おろしとともに楽しみたい。(文・かみゆ歴史編集部 小沼理)○筆者プロフィール : かみゆ歴史編集部歴史関連の書籍や雑誌、デジタル媒体の編集制作を行う。ジャンルは日本史全般、世界史、美術・アート、日本文化、宗教・神話、観光ガイドなど。おもな編集制作物に『一度は行きたい日本の美城』(学研パブリッシング)、『日本史1000城』(世界文化社)、『廃城をゆく』シリーズ(イカロス 出版)、『日本の寺完全名鑑』(廣済堂出版)、『大江戸今昔マップ』(KADOKAWA)など多数。また、トークショーや城ツアーを行うお城プロジェクト「城フェス」を共催。「かみゆ」「城フェス」
2014年11月10日デザイナー・尾花はインスタグラムやLINEを最近始めたという。インスタグラムにはブランドの宣伝というよりも彼の日常がつづられている。裏面には服をデザインするだけでなくブランドを運営するマネジメント力の高さが垣間見られる。話は尾花の意外な一面へと進展した。T:尾花さんって保守的なイメージがあったんで意外でした。ひょっとしたらまだiPhoneじゃないんじゃないかって思ってたくらい(笑)。O:それがその通りでさ。実際、今年の頭までブラックベリーをSIMフリーなんてわざわざ買ってまで使ってたのよ。でもいよいよマーケット的に日本語対応しなくなったわけよ。でも(携帯を変えた)一番大きなきっかけは、ニューヨークで電話掛けてたら数日で電話代が10数万円になったことなんだよね。やばいかなって思って、「ねえ、LINEってどうなの?」って周囲に訊いたら全員「ぜひLINE導入してください」と。で、実際導入したらすごいスピード感で知り合いがつながっていって、そうこうしてるうちに今度はインスタグラム。いつかやればいいんでしょ?って感じだったんだけど、「やった方がいいかな?」って言ったらまたもや全員が、「はい。お願いします」それで、じゃあやるけど、いわゆる商売じみた投稿はやらないよ、って答えて、できる範囲のことから始めたのね。それで、ネットサーフィンとかに近いことをして、“この人はこういうの好きなんだ”と思ったらフォローするってことをやってるうちに、世の中の種明かしまで分かっちゃって。あれにはびっくりしたね。あまりの情報の速さで。T:今後ウェブで仕掛けたいこととかあるんですか?O:新しいことを仕掛けたいというよりは、やっぱり第1に考えるのは、デジタルを駆使してる人とそうでない人との差を埋めることだよね。ウェブに関することを決める会議では、俺はいつも、最もウェブに精通していない消費者としての立場から意見を言うようにしてる。インスタとか使ってない人もいるんだから、そういうツールを全く利用していない人の視線で会話して盲点を探すことがすごく大事。「便利なのは使えるあなた達にとって便利なだけで、使えない人からしたらこれ全然便利じゃないよ」ってね。そういう考えがある中で通販を解禁したのは、お取り引き様に対して、解禁することによって自由にできることの幅を広げてもらいたかったんだよね。T:すごくシステマチックに考えてますね。うちは意外と人海戦術を使ってるところがあるんで参考になります。O:システマチックにやっていくと、各部署の責任持ってる人は成長していくけど、システムに乗っかってない人は成長しなくなっていくから、ある程度の人海戦術は必要だよね。例えば、やったことない人に100% 丸投げでやらせると、完成度はどうあれ、やる気のある人なら一定の結果は出してくれるしね。T:やって失敗したとしても、それが成長につながりますからね。成長しないやつってなかなか失敗もしないんで、失敗ができる環境って必要だなって思うんですよ。会社7年やっていろんな人見てきて思うことなんですけど、大きな仕事を成し遂げている人は、年齢関係なく、今より若い時に無茶ぶりされてきた人達であることが多いですね。O:うん。だから、無茶ぶりに応えてくれた後も、更に無茶ぶりし続けたほうがいいよね(笑)。システマチックに関して言うと、うちは最初の頃は、“個人の個性をいかしましょう”っことで、各自が持ってるアイテムを、俺が発表してるコレクションアイテムに組み合わせて着てもらってたの。そうすると、ショーのとは全然違うかっこいい着方するやつが出てきたりなんかして。最初の頃のほうがアクの強いやつが集まってくるしね。でもそのうち、ただ着たいの着てるだけのやつが出てきて、「うちのブランドはこういうふうに着ましょう」って説明しないといけないようになって。で、最終的にはショップでコーディネート決めまですることになったんだよね。そういうのまでもシステマチックにやらないといけないのかって思ったけど、スタッフが考えてやってくれたことだからうれしかったってのもあったね。雑誌に掲載されて反響が出ることが事前に分かってるがゆえに、「このタイミングでこう見せていきましょう」ってことだからね。T:うちは最近、新しく入ってきた子達が、口では日本ブランドがどうたらって言いながらインポートの洋服着て出社したんで、「店に立つときは、うちで売ってるものじゃなくてもいいから日本のものを着てくださいね」ってルール設けました。プライベートで着る分にはもちろん構わないんですけどね。来年には海外に進出しようと思ってるんですけど、その過程で海外のいいものを取り入れるようなことはあったとしても、「日本のブランドを世界に発信していく」っていうコンセプトだけは変わらず大事にしたいですね。1/2「エヌハリ尾花大輔×STUDIOUS谷正人が語るファッションデジタルマネジメント」に戻る。【尾花大輔プロフィール】1974年1月28日生まれ。神奈川県出身。古着ショップ「ゴーゲッター」立ち上げにかかわり、2000年「N.ハリウッド」設立。2002年東京コレクションデビュー、現在はニューヨークに発表の舞台を移している。直営店は東京都渋谷区神宮前4-13-16。コレクションラインとは別にスーツなどの「コンパイル」、アンダーウエアの「アンダーサミットウェア」を展開。【谷正人プロフィール】1983年10月12日生まれ。 静岡県出身。中央大学商学部卒業後、2006年4月デイトナインターナショナル入社。セレクトショップ・ステュディオス事業を立ち上げ、09年2月にMBOにより独立。同年3月株式会社ステュディオスを設立する。「日本発を世界へ」をコンセプトにドメスティックブランドを扱う。原宿の路面店の他、横浜、名古屋、大阪など大都市圏のルミネやパルコなどファッションビルに出店。15年11月には発九州進出となる福岡店がオープンする。16年には海外進出、新業態ローンチを予定。
2014年10月31日京都市とアートアクアリウム城実行委員会は10月24日~12月14日、京都府京都市の元離宮二条城にて、「アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」を開催する。○高さ2.4mの巨大金魚鉢で金魚1,000匹が乱舞同イベントは、巨大な金魚鉢や水槽の中をキレイな金魚が泳ぎ回る水中世界(アクアリウム)に、LEDライティングやプロジェクションマッピングなど最新の演出技術(アート)を施し、見るものを幻想的な世界に誘う水中アート展覧会。400年以上の歴史を持つ二条城で開催されるアート展覧会としては初めて、一般非公開の二の丸御殿中庭を中心に繰り広げる、水を使った屋外展覧会となる。会場では、「REAL JAPAN の再興と発信」をテーマに、アートアクアリウムアーティストである木村英智がプロデューサーを務め、日本文化を代表する金魚や鯉を中心とした「和の世界のアートアクアリウム」と、着物をはじめとした京都が誇る日本の伝統産業を現代アートとして甦らせた「江戸桜ルネッサンス」を融合させた展示を展開。世界最大の巨大金魚鉢作品「花魁」や、京友禅を埋め込んだ「キモノリウム」をはじめとした数々の作品に加え、着物や江戸切子を使った新作を展示する。金魚や錦鯉たちが優雅に泳ぐ様は、日本女性が艶やかに美しく舞い踊る姿を連想させ、日本の美の骨頂であり繊細な技術が光る工芸品や着物たちが、荘厳な二条城に華を添える展覧会になるという。また、台所前庭スペースには、提灯明かりで艶やかに設えた「夜祭BAR」や「お茶席」が登場。「夜祭BAR」では京都の地酒や漬物、「お茶席」では京都のお茶と老舗の和菓子などを提供する。会場内の特設ステージでは、京都の伝統工芸品、着物や帯などの作品や伝統芸能も披露される。開催期間は24日~12月14日。時間は17時~22時(初日24日のみ19時~22時。全日最終入場21時30分)。会場は京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541元離宮二条城(二の丸御殿中庭、台所前庭、台所)。入場料金は当日券一般1,500円(税込)、子供(小学生以下)1,000円(税込)、3歳以下無料。
2014年10月21日作家・演出家・翻訳家の谷賢一が立ち上げたユニット「テアトル・ド・アナール」は、これまで、第1回公演で“脳科学”を、第2回公演で“哲学”を素材にしてきた。第3回公演の『トーキョー・スラム・エンジェルス』で、谷が俎上にするのは、“資本主義経済”。南果歩を主演に迎え、そのテーマはどんな演劇に立ち上がっていくのだろうか。テアトル・ド・アナール チケット情報第3回公演で“資本主義経済”を選び、南果歩を迎えることになった経緯を、谷賢一はまずこう語る。「世界のほとんどの国が資本主義をベストな形態だと思って動いてきたけれども、ここ5年ぐらい、そのひずみが見えてきた。日本でもたとえば格差が広がってますよね。じゃあ、自分は何のために働き、その経済活動はどういう意味を持っているんだろうと、経済に興味が湧いてきて。そのときに、“女の金儲け”という言葉が浮かんできたんですが(笑)、女性から見たお金という価値観が入ると、お話が膨らむなと思ったんです」。それに対し、証券会社で成功を手に入れた女性を演じることになる南もこう応える。「女性には男性よりも、家庭のこととか、仕事以外に自分を引っ張るものがある。だから、証券会社で“女の金儲け”をしてたとしても(笑)、男性とは違うお金との関係が描かれるんじゃないかなと、楽しみにしているんです」。物語の舞台となるのは、2020年の東京オリンピック景気も過ぎ去った、少し未来の日本。スラム化が始まりつつある東京の一角に住む低所得者層と、南演じる高所得者層の異なる世界が描かれる。「オリンピックが決まってから、みんな2020年を目標に生きているところがあるなか、その先を見ようとしている谷さんはやっぱりおかしい(笑)」と笑う南だが、その谷の視点と、「演者に1対1で対峙して情熱を注ぐ濃い稽古」に信頼を置いているそうだ。谷にとっても南は、「自分から何でもやろうとし、役作りも自分で研究して、きちんと演劇をやろうとしている頼りになる人」である。この取材でも、谷の話をしきりにメモしていた南の姿があった。その誠実さは、経済というテーマを実像に落とし込む困難な作業にあたっても、力となるだろう。「経済というと堅苦しく思えますが、青山円形劇場という客席とステージが近い場所で演じることで、それが人間の営みであり、人の喜怒哀楽や愛情や失望に結びついているということが、息遣いで伝わるんじゃないかなと思ってるんです」と谷。その目論みの成就が早くも浮かぶ。公演は11月14日(金)から24日(月・祝)まで東京・青山円形劇場にて。チケットの一般発売は10月4日(土)午前10時より。なおチケットぴあではインターネット先行抽選を実施中、10月2日(木)午前11時まで受付。取材・文:大内弓子
2014年09月29日友達関係から恋人関係に進めたい時、付き合い出したけど何の進展もなくて一歩進めたい時、そんな時、どうしていますか?今日は、女性に「一歩進めたい時に使っている方法」についてインタビューした結果、導き出された5つのステップについてご紹介したいと思います。■1.薄暗くて隣り合って座れるお店を選ぶ「私は暗めで、隣り合って座れるバーを使います。飲食店ならカウンターとか。向き合っているとつい相手の視線を気にしてしまうので苦手なんです。食べ方とか動きとか全部丸見えな気がして。でも隣り合って座っていれば、彼の視線を気にしすぎることなく、言いたいことが言えてイイです。」(24歳/美容)明るい場所だと理性や常識と言った正論が勝ってしまうので、初めの一歩を進めるのには向いていません。向き合って座るお店だと、緊張して本音が言いづらくなってしまう可能性も高いようです。それに対して、隣り合って座れるお店なら、相手の視線を意識しすぎることもなく、さらに薄暗い環境であれば甘い気持ちが湧いてくることにより、良い雰囲気が作れるようです。■2.「男の人と来るのは初めて」をアピール「一度行って、雰囲気がイイなと思ったお店はメモしておいて、男性を誘います。でも、例え男の人と来たことがあったとしても、『前、友達と来て雰囲気が良かったから、気になる男の人ができたら一緒に来てみたかったの』と言うようにしています。」(25歳/イベント)雰囲気の良いお店や穴場なお店こそ、誘われた男性は「なんでこんなお店知ってるの?」と勘ぐってしまうそう。だからこそ、友達と来て良かったと言う点をさりげなく伝えておくことで、二人の時間を変な勘ぐりに邪魔されなくて済むようです。「また使いたいな」と思ったお店の場合は、男性と一緒に行ったことをSNSなどにアップしないように注意しておきましょう。■3.早い段階で酔ったふりをする「本当は全然酔っていなくても、一杯目を半分くらい飲んだところで、早めに酔った演技を始めます。酔っていることを口実に、しらふだと言えないことを言ってみたり、やってみたりできるので、お酒の力は偉大です。」(23歳/学生)しらふだと出来ないことでも、酔いのせいにしてしまえば、スキンシップやドキッとするような台詞を使うなど、恥ずかしがることなくできることが増えます。本当に酔ってしまうと頭が回らなくなってしまう可能性があるので、ポイントは酔ったふりをするという点にあるようです。■4.酔った後のお酒を注文する時が勝負「酔ったふりをしてから、次のお酒を頼もうとした時、『帰れなくなっちゃうかも』と上目遣いに言ってみます。『辞めとけば?』と言われてしまったら脈がなさそうなので、『一緒にいると楽しくてつい飲み過ぎちゃった』と言って切り上げるようにしています。」(25歳/広告)実際に酔っているかどうかは別にして、酔った後、「もうちょっと飲もうかな」と言いながらちらっと彼の方を見た時、「帰れなくなるからもう辞めておけば?」と言われれば、その日は下心はないようなので諦めてささっと帰るのが無難だそう。逆に「もう一杯飲む?」と言われるようであれば、その日は、酔っても大丈夫という合図な可能性が高いようです。■おわりに関係を一歩進めたいという時にはとにかく雰囲気作りが大切であり、ポイントは、お店選びとお酒の力を借りる点にあるようです。これらを参考に、いつもの自分とは違うちょっとエッチな大人っぽい女性を演じられるよう作戦を練ってみてください!(栢原陽子/ハウコレ)
2014年09月04日藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が映画初主演を飾った『劇場版仮面ティーチャー』の完成披露プレミア上映会が22日に東京・新宿バルト9で行われ、藤ヶ谷をはじめ、共演する斎藤工と遠藤憲一が登壇。ヒットを祈願し、鏡割りならぬ“仮面割り”が行われ、本作完成の喜びをファンと分かち合った。その他の画像昨年7月から放送された同名ドラマの劇場版。荒廃した近未来の教育現場を舞台に、生徒を更正するためなら体罰も許された特別教師・仮面ティーチャーこと主人公の荒木剛太(藤ヶ谷)が、生徒たちと“心”でぶつかり合う姿を描いた学園アクションだ。藤ヶ谷にとって、ファンを前にした映画の舞台あいさつは「初めての経験」だといい、「それが『仮面ティーチャー』で良かった。熱い作品がみなさんに届き、全力で受け取ってもらえるとうれしい」と思い入れたっぷり。さらにファンに「みなさん“宣伝部”として、しっかり仕事をこなしてください」と呼びかけると、場内は割れんばかりの歓声に包まれた。そんな歓声を目の当たりにし、「やっぱりすごいっすね、ジャニーズさんは」(斎藤)、「この声援はヤバイな。これだけ熱いのは初めて」(遠藤)と共演陣はすっかり圧倒された様子。斎藤が演じるエリート官僚は、ドラマ版で剛太と敵対していたが、今回の劇場版ではある共通の敵を相手に、タッグを組んでおり「藤ヶ谷君と一緒だと頼もしい」と手応え十分。自身にも「仮面願望がある」と明かし、「俳優は役という仮面をつけて、強くなれる面がある」と持論を展開した。一方、遠藤は剛太と敵対する高校時代の恩師を演じ「ファンのみなさんには憎まれそうだね」と苦笑い。「積極的に話しかけてくれて、先輩の僕が暖かく包まれた」と藤ヶ谷の人柄を語っていた。『劇場版仮面ティーチャー』2月22日(土) 全国ロードショー
2014年01月23日ジブリの名作「天空の城ラピュタ」。テレビで放送されるたびにSNS上を「バルス!」が埋め尽くし、サーバーが落ちることもあるほどの影響力を誇ります。普段はこの滅びの呪文やムスカの名台詞にばかり注目されがちですが、本作品ヒロインのシータに「イイ女」の条件が隠されていたことはご存知でしょうか。今日は、「初恋の人はシータ、今も理想はシータ」という男性への取材を交えながら、可愛いだけじゃない「イイ女」の条件を学んでいきましょう。■1.ミステリアス「ワンピースでみつあみっていう典型的可愛い系の女の子が空から降ってきて、しかも実はラピュタ王家の末裔とか。そういう意外性がシータの元の可愛さとか素直さとかを引き立たせてる」(22歳/大学院生)なるほど。様々な「意外性」がギャップとなって可愛さを引き立たせるんですね。知って欲しいからといってあまりべらべらと自分の話をすると、男性は疲れてしまったり、飽きを感じてしまうので、あまり話しすぎないように。ミステリアスな部分は男性の「もっと知りたい」という興味を引き出します。■2.料理上手「シータは海賊船に乗り込んで間もないし、あの台所にも慣れてないはずなのにあれだけの人数分の料理を作れるってすごい。あれは絶対普段から料理してる人。たぶん他の家事もできると思う」(25歳/販売)シータへの愛情が伝わってくるコメントです。確かに、揺れると思われる飛行船の中で料理をするというのはなかなか慣れていないと難しそうですね。最近は料理を嗜む男性も増えていますが、やはり家庭的な女性を好む男性は多く存在します。手の込んだ料理が作れるのも確かにすごいですが、有り合わせでぱぱっと作れると「普段からよく料理している」というこなれ感が出て、リアリティが増します。■3.誰に対しても朗らか「シータってすごく元気でアクティブ!って感じの子じゃないけど、誰に対しても朗らかでいい子なんですよ。あんなにむさくるしい海賊に対しても丁寧だし。育ちの良さとか、性格の良さがにじみでてる」(26歳/医療)何気ない普段の言動にこそ、その人の性格が現れます。気を抜かない方がよさそうですね。一般的に、女性は好きな人にだけ優しくしたり、イケメンにだけ料理を取り分けたりしがちです。でも好きな人に特別優しくするのは、「二人だけの秘密」に出来る時に限った方が効果的かもしれません。■4.度胸がある「夜、パズーが見張りをしてるとき、シータが「私、こわくてたまらないの」と告白するシーンで恋に落ちた。でも、その後ドーラに「シータは女の子だから戻ってこい」って言われた時には「おばさまも女よ。それに私、山育ちで目はいいの」ってパズーと一緒に敵の追跡にでちゃうんですよ。あの行動力!もう、目が離せない」(27歳/自衛官)可愛いだけでなく、出るときは出る!という姿勢が大事なのだそう。守られるだけのヒロインではダメなんですね。「男は度胸、女は愛嬌」という言葉がありますが、実際は愛嬌も度胸も兼ね備えてこそイイ女。自ら行動する「自立した女性」という印象を与えつつも、その根底にはか弱さもある。そんなアンバランスさが女性らしい魅力になります。■おわりにいかがでしたか?ムスカが「3分間待ってやる」といって拳銃に弾をこめているあいだに、シータはどうやって滅びの呪文をパズーに教えたのか。そんな最大の謎を残したままにしている「天空の城ラピュタ」。この作品が長く愛されるのは、シータがただの可愛いだけの女の子ではなく、「イイ女」だからなのかもしれません。皆さんも、次の放送では新たな視点で見てみると、何か参考にできるポイントが見つかるかもしれませんよ。(Sakura/ハウコレ)
2013年08月01日福岡県北九州市・小倉城では8月18日まで、夏期イベント「小倉城冒険王」を開催している。同イベントは、小倉城天守閣前広場、小倉城庭園にて開催される夏期イベント。今回は、「2013を小倉城で楽しまナイト!!」をテーマに、北九州市制50周年を記念しての開催となる。メインとなる施設は、今年で3回目となる「お化け屋敷~小倉城悲恋物語~」(イベント開催期間中)。小倉城に住む美しい姫君の霊を慰めるため、姫君を祀ったお堂まで歩き進み、思いを込めたお札を貼ってくる、というもの。昨年はそのあまりの怖さが評判となり、約5,000人の入場者があったという。料金500円で、入場は5歳以上から。その他、会期中は「小倉城夜市」(8月3日、4日、17日)、「小倉城ライブ」(8月3日、4日、17日)、「似顔絵体験」(8月4日、17日)、「お城deフリマ」(8月11日)、「小文字焼き」(8月13日)、「小倉城盆踊り」(8月17日)など、様々なイベントを実施する。開催期間は、7月20日、21日、26日~28日、8月2日~4日、9日~11日、13日~18日。時間は11時~20時(7月20日、21日、8月3日、4日は21時頃まで、8月13日~15日、18日は18時頃まで)。会場は、小倉城天守閣前広場、小倉城庭園。その他、詳細は小倉城Webサイトにて確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月25日一般公募で選ばれたカップルが、栃木県塩原温泉の塩原ダム湖に架かる「もみじ谷大吊橋」を会場に、結婚式を挙げるイベント「もみじ谷グリーンウエディング」が6月9日に開催。現在、愛を誓い合いたいカップル5組を募集している。毎年6月に開催し、これまで70組のカップルが誕生してきた。今年はこのイベントも15回目を迎え、これを機に名称を「塩原フラワーウエディング」から「もみじ谷グリーンウエディング」に変更。6月9日に塩原の新緑の自然の中、もみじ谷大吊橋をバージンロードに見たて、結婚式が行われる。参加資格は、これから二人で新しい人生を歩み始めるカップルから、すでに結婚していてもまだ式を挙げていないカップルまで年齢不問。挙式費用、結婚衣装一式は無料で、挙式前日は塩原温泉に無料宿泊招待もあり、記念品・記念写真がプレゼントされる。申し込み方法は、二人のなれそめ、募集の動機などを400字以内にまとめたもの、二人の写っている写真、住所・氏名・生年月日・職業・連絡先(電話・FAX)を、塩原温泉観光協会内「もみじ谷グリーンウエディング・カップル募集」係へ持参または郵送する。申し込み締め切りは3月31日必着。当選者は、主催者による書類選考の上、抽選にて当選者を決定し、4月中旬までに応募者全員に通知するとのこと。詳細は、塩原温泉郷公式ホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月17日