2019年1月6日に開催されるゴールデングローブ賞授賞式のアンバサダーに、イドリス・エルバの長女イサン・エルバ(16)が選ばれた。イサンはイドリスが最初の結婚でデンマーク人の元妻キムさんとの間にもうけた子ども。授賞式を主催している「ハリウッド外国人映画記者協会」(以下、「HFPA」)が発表した。昨年、「ミス・ゴールデングローブ」から「ゴールデングローブ・アンバサダー」という名称に変更されたこの役には、授賞式で受賞者を舞台にエスコートすることや、トロフィーを渡す手伝いが任される。過去にシモーン・ガルシア・ジョンソン(父:ドウェイン・ジョンソン)、スタローン3姉妹、フランチェスカ・イーストウッド、ダコタ・ジョンソンなど、セレブの子ども(主に娘)が務めてきた。イサンはアンバサダーに任命されたことに「とても光栄」と喜び、「人々に『HFPA』の活動だけでなく、私が気にかけていることについても伝えられる」と意気込んでいる。彼女はメンタルヘルスに関心があり、心の病と闘う友人たちのことも目の当たりにしたという。そのため、特にアフリカ系アメリカ人や仲間に「助けを求めることを恐れてはならない」と声を大にして言いたいそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年11月16日大竹しのぶ、稲垣吾郎、ともさかりえ、段田安則が出演する舞台『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』が、2019年4月に再演されることが4日、明らかになった。同作は、アメリカ現代演劇の巨匠エドワード ・オルビーの傑作を、2006年にケラリーノ・サンドロヴィッチ演出で上演。結婚23年目を迎え、刺激を求めていた大学教授夫妻ジョージ(段田)とマーサ(大竹)が、パーティで知り合ったばかりの新任の助教授夫妻ニック(稲垣)とハネー(ともさか)を自宅に招き入れたために、2組の夫婦の秘密や衝突が明らかになる一夜が始まる。先日紫綬褒章受賞が発表されたケラリーノ・サンドロヴィッチの演出と、大竹・稲垣・ともさか・段田の激突、ヴィヴィッドな台詞術が際立った翻訳、そして芸術的なデザインワークでオルビー戯曲の強烈な世界観を表現し、2007年には第14回読売演劇大賞で「最優秀作品賞」に輝いた同作。ジョージ役を演じた段田は同賞で大賞・最優秀男優賞を受賞し、第6回朝日舞台芸術賞にも輝いた。さらに主催のシス・カンパニーや、スタッフ陣も数々の賞を受賞した伝説の舞台が、この度再演されることとなる。13年ぶりの再演となるが、主催のシス・カンパニーは「過去の実績を懐かしむための上演ではありません! 13年の歳月で、それぞれが過ごした充実の時間、積み重ねられてきた経験など、カンパニー全員がそのすべての力を、再びこの作品に結集させ、私たちはまた、新たな発見の旅へとスタートを切ろうとしています」とコメント。同社でもなかなかない再演に、再びのカンパニーで挑む。公演は Bunkamuraシアターコクーンで2019年4月、東京公演のみを予定している。
2018年11月04日女優の大竹しのぶが3日、梅沢昌代、彩輝なおとともに、日比谷シアタークリエで行われる舞台『ピアフ』の公開ゲネプロの前に、取材に応じた。同作は仏歌手エディット・ピアフの人生を、パム・ジェムスが戯曲化し、2011年に栗山民也演出の元、大竹により日本で初演を迎えた。2016年にはNHK紅白歌合戦で大竹が「愛の讃歌」を歌ったことも話題となり、今回の30公演18,000席も即日完売。発売中のアルバム『SHINOBU avec PIAF』も好調で、2019年1月には、大竹初のピアフコンサートも行われる。大竹は「4回目で、プレッシャー的にはどんどん大きくなってきてるかなって。初めて観る方もいるけど、4回目を楽しみにしてる方もいる、ということは前よりも絶対いいものを出さなくてはいけない」と心境を吐露。「前はあの時のベストであって、今は今がベストなんだと思えるようにしたいなとは思います」と意気込んだ。ピアフコンサートは追加公演も決定したが、大竹は「頑張ります。でも今から始まるゲネプロのことで頭がいっぱいで、1日1日だね」と苦笑。「命をかけるまではできないけど、命を削るくらいのことは、毎日やってる感じ」と語る。梅沢、彩輝とは初演からの共演で、大竹は「女3人で、男どもを『しっかりしろや〜』みたいな感じでやってます」と笑顔に。梅沢は大竹について「毎日ライブ感のある方なので、楽しいです」と語り、「命がけですよ、いつも。悩むし、疲れるし、でも、『まあいいか』じゃなくて『頑張る』と言ってます」と魅力を表す。彩輝も「おこがましいかもしれないですけど、とてもチャーミングで、魅力に引き込まれる。魂から演じられてることと、普段からのかわいらしさがある」と大竹の魅力を語った。3人でご飯を食べに行くことも多いというが、大竹は「結構、男どもも一緒に連れてってあげました。最初は女3人が怖いみたいで、近寄れない感じが。怖くないから、いらっしゃいと言って、今はもう大丈夫になりました」と明かした。公演は日比谷シアタークリエにて、11月4日〜12月1日。
2018年11月04日名曲の数々とともに、恋人の死や自身のモルヒネ中毒といったドラマティックな生涯でも知られる“シャンソンの女王”、エディット・ピアフ。その壮絶な生き様を大竹しのぶが体当たりで演じ、「ピアフが、大竹しのぶに舞い降りた」と大称賛されてきた音楽劇『ピアフ』が本日11月4日(日)、シアタークリエで開幕する。2011年の初演以来、2~3年おきに再演が重ねられ、今回で早くも4演目となる名作舞台だ。最大の見どころは、やはり大竹しのぶその人。どこを切り取ってもドラマティックなピアフの生涯を、本作の作者パム・ジェムスはあえてどこかに焦点を絞ることなく、短い場面の連続によって万遍なく描いている。そのためピアフ役には、舞台全体を通してキャラクターを表現するというより、場面場面でピアフの感情を追体験するような演じ方が求められるわけだが、その点において大竹に勝る女優はいないだろう。目の前で本当に愛し、本当に苦しみ、そしてピアフそのものとして歌う大竹の姿は必見だ。とはいえもちろん、名作舞台は主演女優ひとりの力では成立しない。重厚で丁寧な栗山民也演出のもと、初演以来同じ役を務め続け、本作に不可欠な存在となっている梅沢昌代、彩輝なお、辻萬長。一方で、ピアフの恋人などに扮する6つの“若手男優枠”では再演ごとに入れ替わりが行われ、初参加のメンバーがもたらす化学反応は毎度、大竹ピアフと並ぶ大きな見どころとなっている。演劇界に有望な若手男優がいる限り、大竹版『ピアフ』の魅力は、何度観ても色褪せることはないだろう。シアタークリエで11月11日(日)まで上演された後、広島、香川、大阪で公演を行う。文: 町田麻子
2018年11月04日お笑いコンビ・さまぁ~ずの大竹一樹と三村マサカズが29日、都内で動画配信サービス「GyaO!」の番組『劇団さまぁ~ず』(全12回 10月31日0時より毎週水曜日更新 無料配信)の収録に臨んだ。同番組は、さまぁ~ず独自の審査方法による劇団員の採用面談にはじまり、合格者発表、旗揚げ公演に向けた稽古といった本番までの道のりを見せるというもの。この日の収録では、劇団員の応募者の面接などが行われた。収録後に記者会見を行った大竹と三村。大竹が「『劇団さまぁ~ず』という名前で番組をやってくれと急に言われてとっ散らかっています。本当に何も決まってないんですよ。我々の知らないところで決まっているのかもしれませんが」と不安をのぞかせ、三村も「打ち合わせも何もなく、急に始まりました。出演者も決まってないので、『桃太郎』になるかも(笑)」と笑いを誘う場面も。この日行った劇団員の面接では全員不合格という結果に終わり、三村は採用条件を、「当日バックレない人や舞台が面白そうだから参加したいなという人で、人間的にいい人がいいですね」とあげた。会見中に大竹の妻でもある中村仁美の名前を挙げて「夫婦共演か?」と大竹をいじっていた三村。それに対して「ないない! それはない! 共演はNGですから」と全否定の大竹に報道陣が「(夫婦間の)仲悪いんですか?」と投げ掛けると「仲いいですから! 奥さんの話はいいよ。今日ここにいることも知らないと思うから。それもどうかと思うけど」と嫌がった。また、会見の最後に1カ月間禁煙して体調の変化を問われた三村は「全部敏感になりました。でもこの話、お前の夫婦の話よりリアルに面白くない」と最後まで大竹をいじって笑いを誘っていた。
2018年10月30日TBSラジオを大特集した『別冊TV Bros. TBSラジオ全力特集 Vol.2』(東京ニュース通信社)が11日に発売されることが決定した。4月に発売された『別冊TV Bros. TBSラジオ全力特集』は、発売直後に増刷されるなど大きな反響となった。今回はその第2弾となる。表紙は、爆笑問題とアルコ&ピース。同局で『JUNK爆笑問題カーボーイ』と『アルコ&ピース D.C.GARAGE』のパーソナリティを務める両者の、対談が収録される。その他、10月から新番組『土曜朝6時 木梨の会。』がスタートするとんねるず・木梨憲武のインタビューや、『アフター6ジャンクション』のパートナー、宇垣美里アナ・宇内梨沙アナ・日比麻音子アナのグラビアを含む番組大特集などが収録されるとのことだ。
2018年10月01日大竹しのぶが4度目の主演を務める舞台「ピアフ」。その11月の開幕に先がけ、エディット・ピアフの命日である10月10日(水)に東京・シアタークリエでトークショー「音故知新 ピアフ~恋に生き、歌に生き」が開催される。舞台とトークショー、そして歌について、大竹に話を聞いた。【チケット情報はこちら】歌と恋に生きたシャンソン歌手エディット・ピアフの激動の人生を、数多くの名曲とともに綴る舞台「ピアフ」は、2011年の初演から今回が4度目の再演。今年はピアフの没後55周年を記念するプロジェクト<SHINOBU avec PIAF 2018-2019>として、舞台に加え、大竹がピアフの楽曲を歌うアルバム『SHINOBU avec PIAF』(10月10日(水)発売)のリリースや、コンサートツアーも実施される。「またピアフの生き方に会えるんだなと思うと、嬉しいような怖いような感じです」と明かす大竹。これまで3度ピアフを演じてきたが「何回も演じられるのは、役者としてはすごく大きな喜びです。でもそれは、この作品自体にちゃんとしたメッセージがあるから。(だからこそ)何回も何回も演じ続けないといけない世界だと思うし、それが私たちの仕事だと思います」と向き合う。ただ、これからもピアフを演じ続けるのかという問いには、「全くわからない。それを今望んでいるかと言うと望んでもいないです。今のことしか考えられません。この11月の公演を最後までやりとげること」と語った。舞台上で歌ってきたピアフの楽曲に感じるのは「強さ」。「ピアフが“しあわせですか?”と聞かれたときの“1日に10分位はしあわせ。それで十分じゃない?”という言葉や“もう一度人生をやり直すとしたら?”に“同じよ”と答えるその潔さ、それが彼女の歌の強さになるんだろうなと思います。めちゃくちゃな人生でも、彼女自身が歌に支えられていて、だから全部捧げるっていう。1回ごと(の歌唱)に全部」。自身がそんなピアフの楽曲を歌うことは、「私が何回もピアフの人生を(舞台上で)生きて、そこで教えてもらったもの。それを歌を通して伝えたいという思いがあります。彼女の想いを伝えたい。そしたら彼女の歌を聴けばいいじゃんということでもありますが、でも私の身体を通して、私の解釈のピアフのことを伝えたい」その大竹がピアフの魅力を語りつくすピアフの命日・10月10日(水)のトークショーでは、音楽評論家・安倍寧を進行役に迎えたトークのほか、ファンのリクエストに応えピアフの曲の生歌唱も披露されるそう!「もちろんお芝居や歌で伝えることもできるけど、私自身の言葉で、私自身の考えを伝えられたらうれしい。なにを話すかはまだ何も考えてないですけど(笑)」。11月4日(日)の舞台「ピアフ」開幕を前に、ぜひその想いを生で聞いて。取材・文:中川美穂
2018年09月27日文化放送系のWEBラジオ局「超!A&G+」で放送されている、構成作家・伊福部崇がパーソナリティを務める『伊福部崇のラジオのラジオ』(毎週月曜 27:00~27:30 ※リピート放送は火曜15:30~16:00)。番組の公式本となる『別冊声優ラジオの時間 伊福部崇のラジオのラジオ』(綜合図書)が13日、発売された。この本は『声優ラジオの時間』シリーズの初となる別冊。「ラジオの構成作家である伊福部崇がゲストを迎えて、ラジオについて様々な視点で語り尽くすラジオオタクに向けた」同番組を文章化したものだ。さらに番組の書き起こしではなく、全編を新規取材。鈴村健一や宮野真守、田村ゆかりといった声優たちとの1万字超え対談にて、伊福部がより深く声優たちとラジオについて語っていく。その他にも、元ニッポン放送アナウンサー・五戸美樹らによるゲストコラムや、アシスタント座談会、番組スタッフ座談会なども収録されている。
2018年09月13日東京都内の閑静な住宅街にある一軒家。延べ床面積約500平方メートルの豪邸だ。女優・大竹しのぶ(61)の母・江すてるさんが、娘や孫の二千翔さん(33)やIMALU(28)と最後の日々を過ごした場所となった。《母・江すてるが、9月1日に永眠致しました。’96年の幸せな生涯でした。(中略)8月になると飲み込むことも難しく、私たちにとっても辛く厳しい日々が続きました。苦しい、苦しいと身体の訴えが多くなる中でも、最後まで感謝の言葉を言う母でした》9月7日には、大竹の追悼コメントが個人事務所のHPに掲載された。「大竹が小学校2年生のときに、父が結核に倒れ、一家は生活保護も受けなくてはならなくなりました。江すてるさんは教会で下働きなどをして家計を支えたそうです」(大竹を知る舞台関係者)大竹にとって母・江すてるさんは、ずっと尊敬する女性であり、感謝の対象でもあった。彼女は本誌のインタビューで次のように語っている。《父は、私が二十歳のときに亡くなりましたけど、母はずっと私のそばにいてくれて。結婚してからは家事や子育ての面で協力してくれました。私が母から学んだことは「強さ」ですね。病身の夫と5人の子供を抱えて母はたいへんだったと思います。でも、どんなつらいときにでも動じることはなかった。精神的にとても強い人で》(本誌’10年9月7日号)冒頭の豪邸に移り住んだのは、江すてるさんが87歳、大竹が52歳のとき。来るべき“老老介護”に備えてのことだったが、実際に介護が始まったのは4年前だった。「大竹は3年前に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、お母さんが転倒して肩を骨折したことをきっかけに、介護生活がスタートしたことを明かしています。人一倍働き者だったお母さんは、入浴時に手を借りたりすることで気持ちが萎えてしまい、『迷惑かけちゃってごめんなさい』という言葉を繰り返すようになり、一時期は医師から『老年期うつ』と、診断されたそうです」(テレビ局関係者)多忙にも関わらず、自宅介護を続けてきた大竹を支えていたのは、自分を守り続けてくれた母への感謝の念だっただろう。今夏の猛暑の影響もあったのか、7月ごろから江すてるさんの体調は急速に悪化していたという。大竹が朝日新聞に定期的に連載しているエッセイ『まあいいか』でも、介護に関する記述が増えていた。介護ジャーナリストでオールアバウトガイドの小山朝子さんは言う。「高齢者の在宅介護というと、肉体的精神的負担などのマイナス面がクローズアップされがちです。しかし実際にやりきった方たちは、後悔していない方も少なくありません。自分が大切に思っていた人に、最後まで尽くすことができたと実感することができるからだと思います」江すてるさんが天国に旅立ったのは9月1日。この日も大竹は、昼と夜、2度の舞台に出演している。大竹しのぶが事務所HPに掲載したコメントには、次のような1文もあった。《母の丈夫な肉体と、強靭な精神力を受け継いでいるのだから頑張ろうねと、母の部屋で子供たち2人と誓い合いました》最後まで感謝の言葉を忘れなかったという江すてるさん。ついに自宅で看取るまでの介護生活の4年間は、大竹にとっても母に感謝を捧げる日々にほかならなかった。
2018年09月13日お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武がパーソナリティを務める新ラジオ番組が、10月6日からTBSラジオでスタートすることが明らかになった。番組タイトルは『土曜朝6時 木梨の会。』(毎週土曜 6:00~7:00)。新ラジオ番組スタートについては、9日に同局で放送された木梨とカンニング竹山の特別番組『のりたけやま』にて、発表された。「50代になって自身もすっかり朝型生活になった」という木梨が、"いろんな人の話を聞きながら"休みを充実させる手伝いをする。リスナーからは「この1週間どうだったか」という報告メールを募集し、木梨はリスナーと交流していく。また『のりたけやま』では、「ハワイに行った時に、どんな番組にしようかハワイの芝生の上でも書いていた」と明かしており、すでにいくつかの企画を構想しているようだ。
2018年09月09日大竹しのぶ(61)の母・江すてるさんが9月1日に亡くなっていたと各紙が報じた。96歳だった。江すてるさんの死をうけ、大竹は所属事務所・エスターのホームページでコメントを発表。江すてるさんについて「誰かの為に生きること、それが母の喜びでした。楽になることを望まず、最後まで役に立ちたいと願い、生きようと闘っていました」と明かし、「苦しかったとは思いますが悲しくはなかったと思います。96年のあっぱれな人生でした」と讃えた。江すてるさんは91歳の頃に転倒し、左肩を骨折。それを機に自宅での介護生活が始まった。「大竹さんが介護を始めたころ、ちょうど舞台で共演していた宮沢りえさん(45)のお母さんが亡くなられたばかりでした。傷心のりえさんを気遣い大竹さんは明るく場を取り持っていました。そんな大竹さんに、りえさんも感謝しきりだったそうです」(舞台関係者)当初は気丈に振る舞っていた大竹。しかし次第に弱っていく江すてるさんの姿に胸を痛めていたという。「もともと働き者だった江すてるさんですから、体が不自由な生活はよほど辛かったようです。身体は動かない、好きなものは食べれない……。日に日に気持ちも塞がっていき、弱音も増えていきました。そんな様子を見て大竹さんも元気づけるいっぽう、その最期を覚悟するようになっていったといいます」(大竹の知人)そしてこの夏の猛暑が重なった――。「食べれるものが限られている上、連日の暑さで江すてるさんの食欲はさらに低下。それでも大竹さんは『ここが頑張りどきなんだ』と献身的に支え続けていました。仕事以外は外出を控えていたほどですからね……。最後まで娘としての役目を果たしたかったのでしょう」(前出・舞台関係者)娘の献身ぶりに、天国の母は感謝していることだろう――。
2018年09月07日お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明と矢作兼が、7日深夜に放送されたラジオ番組『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ/毎週木曜25:00~27:00)で、同番組のリスナーでもある俳優・東出昌大について語った。東出は2日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『おしゃれイズム』に出演し、『メガネびいき』をよく聴いていることを明かしていた。この放送について話題が及ぶと、矢作は「すごいね。愛を感じたね」と振り返った。小木は「ありがたいね。愛を感じた」と感謝しつつも、「本当に好きなんだと思うけど、東出君的にはそんなに得はしない気がするけどね(笑)。ラジオ聴いてるって。なんか浅い人間に見えちゃうよね(笑)。『メガネびいき』聴いてるって、他のラジオだったらもっと良く見えるかもしれないけど、よりによってこれがくだらないラジオじゃない」と自虐した。しかし小木は「本当うれしいよ」と語り、さらに『おしゃれイズム』のロケで東出が、番組グッズである"KSM(クソメン)キャップ"をかぶっていたことに言及。「あれも"クソメンキャップ"かぶってる人たちからしたら、うれしいよね」と小木が語ると、矢作も「そうだよ。自分と同じのを東出君がかぶってるんだから。だからさ、また2018年バージョンも出す予定だから」と明かし、2人は今後も毎年新しいグッズを出していこうと盛り上がっていた。
2018年09月07日大竹しのぶ・多部未華子・段田安則が出演する、シス・カンパニー公演『出口なし』東京公演が25日から開幕した。同作はジャン=ポール・サルトルによる戯曲を、小川絵梨子が上演台本・演出を務め上演。とある一室に、案内された初対面のガルサン、イネス、エステルの男女3人が、互いの素性や過去を語り出す。出口のない密室でお互いを苦しめ合うことでしか、自分の存在を確認する術もない中で、何らかの救いを見出せるのか。約1カ月の稽古を重ねてきた3人。演出の小川と大竹は今回が初顔合わせとなり、同じく初の小川演出となる多部が"演劇モンスター"大竹&段田に挑む姿も注目となっている。東京公演は新国立劇場 小劇場にて25日〜9月24日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて9月27日〜9月30日。○大竹しのぶ コメントいつもは台本で読んでいるときよりも、立ち稽古に入ってからのほうがわかってくるものなのですが、今回の作品は立ってから、稽古が進めば進むほど考えることが多かったですね。「お〜い、サルトル!」とか言いながら、稽古場で皆で笑っていました。演じる側にとっては、とても課題が大きい作品なのですが、皆で集中してしっかりと稽古を重ねてきました。お客様には、『何が起こるの?』というワクワクした気持ちでご覧いただけたら嬉しいですね。○多部未華子コメントやってみたかった少人数の濃密なお芝居で、しかも、大竹さん、段田さんとご一緒! そして、初めての小川絵梨子さん演出という、私にとっては初めて経験することが一杯詰まった作品です。実は、稽古でここまで追い詰められた気分になったのも初めてです。それでも、その余裕のなさや苦しさを前向きに味わって楽しんでいる自分がいます。小川さんの鋭利な視点、大先輩のお二人の芝居への真摯な姿勢など、刺激的で得難い感覚を毎日味わっているところです。○段田安則コメント実は、サルトルが戯曲を書いていたことも知らず、小川さんの演出で、大竹さん、多部さんと芝居ができることが楽しみで出演を決めました。お芝居好きの皆さんにとっても、「観たい!面白そう!」と思っていただける組み合わせだと思うんです。僕も含まれていると嬉しいですが(笑)。初めてのサルトル戯曲は、とても手ごわいものだったのですが、劇中で起こることを自分でも楽しみ、それをお客様と分かち合えれば、、、、と思っているところです。是非、ご覧ください。撮影:宮川舞子
2018年08月27日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ラジオ」です。先週ちらっとお話ししましたが、僕は地元の「α-STATION」(エフエム京都)でレギュラー番組『Okazaki Radio Channel』を持っています。もう2年以上かな。おかげさまで大変好評で当初は30分番組だったのに、1年くらいで1時間に拡大させてもらってやっています。僕が出ているメディアの中でもっとも素の僕がわかるのが、このラジオなんじゃないかなと思います。ラジオってすごく古くからあるメディアですし、「Video Killed the Radio Star(ラジオ・スターの悲劇)」じゃないですけど、今やテレビですらYouTubeに殺されかけている時代。ラジオの存在意義とは?と思っていたんですが、番組を持ってその認識は変わりました。まず第一に、ファンの方とのコミュニケーションがめちゃくちゃとれる。僕の番組にもさまざまな疑問・質問が届きますが、それに何分もかけてきちんと答えられるし、リスナーと対等に会話できます。また、ファンの方が自分の声をアーティストに届けられるという意味でも、応援しているアーティストのラジオ番組はとても大事な場所なんだと思いました。いまどき、SNSの生配信もあるしそこでも十分ダイレクトに会話できると思っていましたが、ネットってやっぱり消費されるスピードも早いんですよね。一つ一つのコメントもサーッと流れていってしまう。ラジオはなんかそこの質量が違う感じ。会話の深さまで追求できる感じがします。もう一ついいところは、好きな曲を流せるということ。僕の番組ではもちろん僕が何を流すかを決めています。自分の曲や友達のバンドの曲、海外のアーティストでいま気に入っている曲なんかをかけています。そうすると、意外な曲にいい反応があったりする。知らなかったけど気になってCD買いましたとか言ってもらえると、とてもうれしいです。やっぱりラジオって、そのアーティストだとか音楽ジャンルが好きな同士が集まるから楽しいっていうのもあると思いました。なんか、遊び場とか秘密基地のような雰囲気。部屋でひとりで聴いてるだけかもしれないけど、でも特別なたまり場に繋がっているような感じ。そこで新しい曲や知らなかったバンドを教えてもらって、みんなで共有して意見交換して。…でも、僕が流した友達のバンドの曲をすごく気に入ったからといって、僕から別のバンドに乗り換えられてしまうのはちょっと切ないです。おかざき・たいいくJINRO presents 岡崎体育ホールワンマンツアー「エキスパート」開催決定!11/17(土)埼玉・三郷市文化会館から、’19年1月25日(金)東京・NHKホールまで、全国7か所にて。※『anan』2018年8月15・22日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年08月20日大竹しのぶが8月15日、東京都内で行われたフランス人シャンソン歌手、エディット・ピアフの没後55年プロジェクトの会見に登壇した。舞台『ピアフ』チケット情報数々の賞を受賞してきた、大竹しのぶの舞台『ピアフ』の4度目の再演が2018年11月に行われる。それに先駆け10月10日(水)には、エディット・ピアフの楽曲11曲を大竹しのぶが歌うCD『SHINOBU acev PIAF』が発売される。また2019年1月にはソロコンサートが開催される。記者会見では、楽曲2曲が披露され、舞台共演者らが感想を述べた。世界中で今なお愛されるシャンソン歌手、エディット・ピアフ。大竹が歌うピアフの舞台は絶賛され、2016年のNHK『紅白歌合戦』ではそのうちの一曲『愛の讃歌』が披露され話題となった。この日歌ったのはピアフの代表曲である『愛の讃歌』と『群集』。会見が始まるなり、すっと壇上に上がった大竹。音楽が流れると、一瞬で緊張が集中に切り替わる。低くゆったりと、空間をすくい上げるように歌った。続く『群集』は一転して軽快な楽曲。南米・アルゼンチンの作曲家による情熱と哀愁漂う一曲だ。歌い終えると会見会場に拍手が響いた。大竹はCD化について「舞台を観た人から「CDいつ?」と声をいただくことも多かったので、実現して嬉しいです」とコメント。「舞台は芝居の流れの中で“ピアフ”が歌っていますが、CDはピアフの歌を“私”が歌っています」と違いについて述べた。CDの収録はすでに終えており「勢いに乗り、その時生まれた気持ちで歌えたので良かったです」。ソロコンサートも同じく、大竹しのぶがピアフの歌をまっすぐに歌うこととなりそうだ。初演から出演している辻萬長は、大竹の歌の魅力を「(舞台では)歌手じゃなくて俳優として歌う」と語る。ピアフの最後の恋人役を演じる最年少の上遠野太洸は「なるほど、と思いました。上手だな、綺麗だな、だけではなく言葉が飛んできて、そこに感情が乗っているようです」と頷いた。ピアフのマネージャー役の川久保拓司は「聞くというより、全身で感じる。風景が見える」と本番が楽しみなようだ。ピアフの最愛の恋人を演じる駿河太郎も「この小さな体のどこからこんなエネルギーが出るんだろう」と驚いた。舞台に向けて大竹は「4回も(再演)できる幸せ。でも4回目ということは意識せず、初演と同じ気持ちです。1回1回今日を頑張るので、何ステージあるかもわかっていないんです」。ただピアフを生きる。「がむしゃらに突き進んだエネルギーが届くように、がむしゃらさを失わずにやりたい」と心境を述べた。舞台は11月4日(日)から12月1日(土)まで東京・日比谷のシアタークリエにて。撮影・取材・文:河野桃子
2018年08月20日タレントのホラン千秋が、19日にTBSラジオで放送される『夏フェスで語る平成音楽史』(20:00~21:00)でパーソナリティを務めることが明らかになった。ホランがTBSラジオに出演するのは今回が初となる。『夏フェスで語る平成音楽史』は、『ラジオワールド』(毎週日曜 20:00~)で行われているシリーズ企画「ターニングポイント~平成30年の証言~」のひとつとして放送される。音楽業界にスポットを当て、今や夏の風物詩として定着した音楽イベント「夏フェス」を通して平成の中でどんな音楽やミュージシャンが注目され、どのような潮流が生まれたのかを語り合い、「平成の音楽」の総括を目指す。ゲストとして、お笑いコンビ・ハライチの澤部佑、映画監督・映像ディレクターの大根仁、『ROCKIN’ON』『ROCKIN’ON JAPAN』 総編集長の山崎洋一郎が出演する。仕事やプライベートでたびたび夏フェスを訪れてきたというホランは、「『このために一年頑張った!』それ程の情熱をかける音楽好きが集う夏フェス。その熱を、リスナーの皆さんにお届けして、夏フェスの楽しさをシェアできるような番組にできればと思います。楽しみにしています!」と意気込みを語っている。
2018年08月07日「完全無欠のラジオ宣言!!」 と題してラジオを全力特集した『TVBros. 2018年9月号』(東京ニュース通信社)が、24日に発売される。「テレビブロス」という"テレビ"を冠した雑誌ではあるものの、「良いものは良い、 ということで、 聴いておきたい、 聴かなきゃ損なラジオをご紹介します」とのこと。ラジオ特集で取り上げられるのは、漫才のような掛け合いが魅力の赤江珠緒と山里亮太の『火曜たまむすび』(TBSラジオ)をはじめとした番組の数々。『火曜たまむすび』の他、『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)、『土屋礼央レオなるど』(ニッポン放送)、『神田松之丞問わず語りの松之丞』(TBSラジオ)、『高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと』(ニッポン放送)、『東京ポッド許可局』(TBSラジオ)、『前野健太のラジオ100年後』(ラジオ日本)、『夏休み子ども科学電話相談』(NHKラジオ第1)、『純次と直樹』(文化放送)などが取り上げられる。編集部がセレクトする全国おすすめ番組や、「思い出の青春ラジオ」のコラム、ブロス連載陣の出演ラジオ番組リストも掲載される。また『TVBros. 2018年9月号』では、「『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』徹底解剖」と題した特集の他、TBS日曜劇場『この世界の片隅に』の主演・松本穂香のインタビューも収録されている。
2018年07月24日3月に編集者・ライターの村上謙三久氏が発売した著書『深夜のラジオっ子 ――リスナー・ハガキ職人・構成作家』(筑摩書房)。この本は藤井青銅や石川昭人など、深夜ラジオの構成作家のインタビューをもとに、裏側を語り尽くすという内容だ。『深夜のラジオっ子』発売以降、ラジオリスナーを中心に反響を呼び、増刷に。深夜ラジオといえば、お笑い芸人やアーティストが中心というイメージがあるが、声優とも関わりが深く、この度、本書を呼んだ声優から感想が寄せられている。『ラブライブ!』の矢澤にこ役などで知られる徳井青空は「ハガキ職人が番組に出演したり、構成作家なったり、深夜ラジオの裏側に「へぇ~!!(ニヤニヤ)」がとまらない!」とコメントしている。また自身もインターネットラジオ番組『鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト』(超!A&G+・ニコニコ生放送で配信)に出演している青木佑磨は、「深夜ラジオの歴史書であり、ラジオに人生を曲げられた先輩たちの物語。読んだ自分の人生もまた少し曲がりそうです」と話した。黎明期の深夜ラジオをけん引していたのが『野沢那智・白石冬美のパックインミュージック』(TBSラジオ・67年~82年)であり、その後も日高のり子、神谷明、冨永みーななどといった声優が深夜の生放送を担当してきた。90年代後半以降は、声優ブームに乗って声優のラジオは急増。今や声優ラジオの専門局が多数生まれ、全体で年間300~400番組も展開されている。現在、ブームをけん引しているのは文化放送であり、深夜ラジオのパーソナリティに声優を定期的に起用している。15年からは月~木曜日すべてを男性声優が担当する深夜ラジオ番組『ユニゾン!』がスタート。今年4月からは『ユニゾン!~ジェネレーション~』にリニューアルし、若手男性声優が担当中だ。また、『深夜のラジオっ子』には、伊福部崇、大村綾人、長田宏といった声優のラジオに深く関わる構成作家が登場し、様々なエピソードを披露している。
2018年06月26日浄瑠璃・歌舞伎作家の近松門左衛門と竹本義太夫、江戸時代の世を沸かせたふたりの演劇人の交流を、ふたりが世に送り出した作品を絡めて紡ぐ『うつろのまこと-近松浄瑠璃久遠道行』が博品館劇場で開幕した。【チケット情報はこちら】物語は1685年、近松33歳、義太夫35歳。義太夫が近松に本の書き下ろしを依頼するところから始まる。老獪な近松に“青二才”と罵られ、全く相手にされない義太夫。しかし、あるひと言をきっかけに近松が筆を執る……そうして生まれたのが『出世景清』(【出世之章】)。続いて、世話物として確立させた『曽根崎心中』、心中物の代表作『心中天綱島』、それぞれを【名残之章】【生瓢之章】と題す、3つの章からなる本公演。30代から60代後半までの近松を演じるのは伊藤裕一。口跡のよい台詞回しと常に纏った陰のオーラで佇まいの枯れ感に相反し、消えることのない世の中への反骨心、歳を重ねるごとに凄みを増す“書くことに対する執念”を余すところなく表現。近松の作品に宿る言霊の力にいち早く気づいた高潔で実直な義太夫と、その後継の政太夫を全身全霊で演じるのは今拓哉。義太夫の語りを台詞と歌で表現する今の広いレンジの歌声と表現の豊かさに唸る。近松と義太夫のやり取りから、いつしか人形浄瑠璃の劇世界へと移ろう、その“誘い人”は本作の音楽を担当するかみむら周平。かみむら自身によるアナログシンセサイザーの生演奏が、幻想的でありながら、生々しい劇世界を作りあげる。また、時折現れる人形振りも、人形浄瑠璃特有の人形に宿る魂を可視化させる。振付は広崎うらん。そんな劇世界を生きるのは久保田秀敏、戸谷公人、松井勇歩、大月さゆ、中村龍介ら、男と女の情・義理・誇りに翻弄される人間たちを演じる顔ぶれも実に多彩!作・演出は歌舞伎をはじめとする古典作品への造詣が深く、人間を描くことに定評のある西森英行。近松が生み出す言霊、近松の創作魂に火をつける義太夫の言葉、物語の根幹をなすものは言葉。そこに劇作家としての真髄を感じる。そして、いつの世も変わらぬ愚かながら愛おしい人間たちの姿に心打たれ、魂を削るようにして作品を生み出すふたりの壮絶さに打ち震える。舞台という虚構に宿る実(まこと)、これは偉大な先人へのリスペクトであり、今に継承される演劇人の精神なのだろう。本公演は、【出世の章】を発端に、日替わりで【名残】か【生瓢】を上演する2章上演、もしくは3章連続上演というユニークな上演形式をもつ。それぞれが独立した話でありながら、【名残】で見せる義太夫の凄み、すべてが明かされる【生瓢】と、やはりすべてを観たくなるというのが人情。近松の、義太夫の、ふたりの劇世界を生きた人々の血が“たぎる”舞台をお見逃しなく。コンプリートチケットや3章連続上演(Cパターン)の追加公演あり。6月10日(日)まで、東京・博品館劇場にて上演。取材・文:功刀千曉
2018年06月06日元NHKアナウンサーの有働由美子が、15日放送の文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(毎週月曜~金曜13:00~15:30)に生出演することが明らかになった。有働が民放ラジオに出演するのは、NHK退局後初めてとなる。有働由美子有働が出演するのは、「大竹メインディッシュ」(14:20~14:50)。このコーナーでは、番組パーソナリティの大竹まことと、金曜日パートナーの作家・室井佑月がゲストにじっくり話を聞いていく。5月31日の同コーナーには、お笑いコンビ・和牛が出演するなど、様々なゲストが登場している。大竹と室井はいずれも有働と親交が深く、有働が司会を務めていたNHK朝の情報番組『あさイチ』(毎週月~金曜 8:15~)にゲスト出演したこともある。番組では、有働がフリーになってから2カ月が経った現在の心境、今後の活動について明かす予定だ。
2018年06月01日お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、23日に放送された文化放送のラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(毎週月曜~金曜13:00~15:30)にゲスト出演。番組パーソナリティでお笑いタレントの大竹まこと、番組パートナーでタレントの壇蜜と共に、子供の頃の話などを語り合った。4月20日に、6年ぶりの語りおろし本『違和感』(扶桑社)を発売した太田。その中に書かれていた、サプライズで誕生日を祝われることへの苦手意識について大竹から問われた太田は「あれはハラスメントだと思ってるんですよ」と語った。喜ばなければ悪い人のように見られる雰囲気が嫌だとして、「2歳のときからもう不機嫌でしたね」と明かす。その話に関連して壇蜜、「どうだ! すごいだろ! 驚け! 不思議がれ」とこれ見よがしに見せつけてくるのが苦手との理由で「手品ハラスメント」を感じていると告白。大竹から「待て待て待て、お前ら気を付けて喋れよ!(笑)」と突っ込まれていた。また、大竹から「どんな子供だったのか」と問われた太田は、「女の子に間違えられるような美少年」であり、「フィンガー5に憧れて髪の毛伸ばしてた」とも話す。さらに「父親から受け継いでいるものは?」と話を振られた際には、父親が小説家の太宰治に自作の小説を持ち込んだほどの文学少年だったという、本好きで知られる太田のルーツを感じさせるエピソードを披露した。
2018年05月24日ラジオの魅力について考えるABCラジオ設立記念特別番組『ラジオは愛だ!?』(19:00~21:00)が、27日に生放送される。パーソナリティにお笑いコンビ・メッセンジャーのあいはら雅一とABCの喜多ゆかりアナウンサーを迎え、一線で活躍するパーソナリティのインタビューを聞きながらラジオの魅力や面白さを改めて考えていく。インタビューには、『たまむすび』(TBSラジオ/毎週月曜~金曜 13:00~)の赤江珠緒や『JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ/毎週水曜 25:00~)の南海キャンディーズ・山里亮太など、他局でパーソナリティとして活躍する人物も登場し、ラジオについて思うことを本音で語る。また「面白いラジオって、どういうラジオだと思いますか?」などの質問にも答える。番組へのお便りなどの詳細は番組公式サイトへ。お便りを送ったリスナーの中から抽選で、番組に出演するパーソナリティのサイン色紙がプレゼントされる。
2018年05月21日5月13日、TOKIOの松岡昌宏(41)がパーソナリティを務めるラジオ番組「TOKIO WALKER」(NACK5)がスタート。同ラジオの前身番組は元TOKIOの山口達也(46)がパーソナリティを務めており、山口の不祥事を受けて終了となった。 松岡は番組冒頭にて「毎週この時間を担当していた山口達也がみなさまに多大なご迷惑、ご心配をおかけして大変申し訳ございません」と謝罪。「本来ならば、本人から謝罪すべきところでございますが、ただいま山口達也本人はその状態にございません」と説明した。 パーソナリティへの抜擢については「急きょということもあり、僕が“代わりに”というのはおこがましいところもある」と語り、「いろんなご意見もおありになるでしょうし、みなさまのお気持ちもあると思いますが、自分も勉強させてもらいたい」と決意を新たにした。 番組では、寺尾聰(70)の『ルビーの指環』などを選曲。最後は、松岡が主演を務めるドラマ『家政夫のミタゾノ』の主題歌である島茂子(47)の『戯言』で番組を締めくくった。 同ドラマの裏話として松岡が女装メークのために右目用と左目用で2種類のビューラーを使用していることや、「塩分を控えると目がむくまないので、マスカラのノリが良い」といった話も。これにはリスナーからTwitterで《女子力高い》といった声が上がった。 冒頭の謝罪については《番組冒頭の謝罪?挨拶?しっかりしてるなぁ~》と感心する声や、《松岡くん、硬いな》という声も。それでも中盤からは《松岡君はっちゃけとるなー》という感想も見られた。 また、リスナーからは松岡への応援メッセージが上がっている。 《松岡さんこれからがんばってください》《ファンではないが、応援したい。パーソナリティが自然体で聴きやすい》 なお、NACK5は埼玉県を対象としたFM放送。前身番組にあたる「山口達也 TOKIO WALKER」では埼玉県出身の山口がパーソナリティを務めていた。山口の強制わいせつ容疑が4月25日に報じられたのを受け、4月29日と5月6日は放送を休止。5月2日に終了が発表された。
2018年05月13日ロックバンドのチャットモンチーが、J-WAVEのラジオ番組『SPARK』(毎週月曜~木曜 24:00~25:00)に5月マンスリーナビゲーターとして登場し、約2年ぶりの番組復活を果たすことが分かった。初回放送は5月2日で、9日・16日・23日・30日の全5回を予定している。チャットモンチーの『SPARK』は、2014年の10月から2016年3月までの約1年半にわたって、計77回放送されていた。最終回では「またどこかでお耳にかかることもあるかも」と語っており、その言葉通りに今回、再登場することとなった。7月に最後のワンマンライブとなる日本武道館公演『CHATMONCHY LAST ONEMAN LIVE ~I Love CHATMONCHY~』、 そして地元徳島で開催する『チャットモンチーの徳島こなそんそんフェス2018 ~みな、 おいでなしてよ!~』をもって"完結"(解散)するチャットモンチー。今回の番組復活では、かつての名物コーナーの他、約13年にも及ぶメジャーシーンでの活動に終止符を打つ彼女たちのリアルな心境が語られる予定だ。
2018年04月25日4月18日とんねるずの木梨憲武(56)が、TBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』にゲスト出演。ラジオリスナーから寄せられた悩み相談に対し、驚きの解決策を提案し話題になっている。 同番組の悩み相談コーナーで22歳の男性リスナーから「自分の才能や、合う仕事がわからない」という相談内容を受けた木梨。 男性は大学を卒業するも就職活動はせず、バスケの選手や映画関係の仕事に就くという漠然とした目標のみで現在はフリーター。父親からどんな仕事でもいいから一度就職してみろと言われたものの、自分にはこれといった才能がなくどうしてよいか分からないという。 木梨は、映画関係やスポーツの場合はスキルが必要な場合があるとした上で「現場に行って、そちらの先輩たちといい感じの出会いがあれば、これはそっちが好きになってくるんですよね」と告白。やりたいことや才能ではなく、環境で仕事が好きになっていく可能性があると説明した。 さらに突然「もう俺、彼の就職先を決めてます」と言い出し、木梨が現在映画『いぬやしき』で関わっているフジテレビの映画部、東宝、そして『いぬやしき』を作ったプロデューサーに会わせると断言。 「そこから社員なのかアルバイトか。センスがあるのか、本当に好きなのかは会ってからでしょう?こういうきっかけがあれば、会った方がいいの、絶対に。で『お前、いいねえ!』とか『じゃあこっち側がいいね』っていうのはその3人が決めますから」と説明。「20日に舞台あいさつがあるから、そこにまず来させます」と宣言した。 これに対しファンは「すごい!かっこいい」「ノリさんさすが…。とんねるずってこうだったよね。」「この展開は読めなかったさすがだなぁ」「ちょっとこれノリさんの懐が深すぎて良すぎ。人と人の架け橋になれるって目標にしたい」と称賛のコメントが相次いでいる。
2018年04月19日お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武が、18日に放送された文化放送のラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(毎週月~金 13:00~15:30)に生出演し、お笑いオーディション番組『お笑いスター誕生!!』の裏話を語った。番組パーソナリティの大竹まことらのコントユニット・シティボーイズととんねるずは、30年来の付き合いがあるという。かつて日本テレビ系で放送されていた『お笑いスター誕生!!』を振り返り、大竹は「1週ずつ勝ち抜いて行くんだけど、二組とも10週目で落とされたんだよね」と、とんねるずとの関わりを語る。シティボーイズととんねるずの関係は深いようで、木梨は「出だしの頃、とんねるずはどこも稽古する場所がなく、シティボーイズさんは稽古場を方南町にもっていて、『ないんだったらお前ら来い、一緒にやろうぜ』って言ってくれて」と明かした。また、シティボーイズの一員であるきたろうがとんねるずのネタに対して厳しかったことも木梨は告白し、「俺らが『意味ないっす』って言ったら、『意味考えろ!』『いや考えないっす!』なんつって」と振り返る。しかし大竹によると、後に大阪の漫才師も意味のないことで笑いを起こすのを発見し、「その時はじめて『あ、とんねるずの方が正しかったんだ!』って(笑)」と気づいたそうだ。
2018年04月19日元SMAPの稲垣吾郎が、17日に放送された文化放送のラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(毎週月~金曜13:00~15:30)に出演し、「本当に今楽しいですね」と現在の活動について語った。稲垣吾郎パーソナリティーの大竹まことから「色んな意味で良かった面と悪かった面あるだろうけど、僕から見たらその方が良いんじゃないかなって思うんですけど。ご自分は気分的にはいかがですか?」と聞かれ、稲垣は「本当に楽しくやらせてもらってます」と返答。「色んな思いもあり、ファンの方からも『本当に楽しいですか?』『大丈夫ですか?』とか心配してくださる声も届くんですけど、もう楽しいです!」と語った。続けて、「どう捉えられるかわかんないですけど、まぁでもすごく楽しく順調にやらせてもらって、『新しい地図』というものも始まって。生放送のテレビがあったり、インターネットテレビで72時間やらせていただいたり。…(中略)…新しいことばっかりで、今までできなかったこと本当多いので、今回の映画もそうですし、本当に今楽しいですね」と、公開中の映画『クソ野郎と美しき世界』にも触れながら語った。また、SNSについて「僕がブログをやらせていただいてて、香取君はインスタグラム、草彅君はYouTube。ツイッターは3人ともやっています」と説明。「リアルタイムで応援してくださる方とつながって。早いじゃないですか、やっぱり。コメントとかのやり取りが。情報発信もできますし。リアルに僕らの気持ちを僕らの言葉で伝えられるというのが、今までなかったことなので、それはすごく喜んでくださっていると思ってるので、それにも助けられてますしね」とファンとのコミューニケーションを楽しんでいるようだ。さらに、パラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」をチャリティとしてリリースしたことについて「少しでもお力になれればと思って」と思いを告白。3月4日に駒沢オリンピック公園陸上競技場で行われた「パラ駅伝 in TOKYO 2018」にて初披露したが、「実際にパラ駅伝とかのイベントにも参加させていただいて、それもすごい楽しかったですね。先日も駒沢オリンピック公園で、久々に皆さんの前で歌うことができて。すごい久々だったんで。ちょっとちっちゃくなっちゃいましたけど(笑)。まぁでも楽しかったですね」と振り返った。
2018年04月17日●「伊集院光に魂売ってたまるか」3月に編集者・ライターの村上謙三久氏が発売した著書『深夜のラジオっ子』(筑摩書房)。この本は藤井青銅や石川昭人など、深夜ラジオの構成作家のインタビューをもとに、裏側を語り尽くすという内容だ。自身もかなりのラジオ好きであり、これまでラジオ関連書籍にも多く携わっている著者の村上氏に、書籍発売までの経緯や、思い出深いラジオ番組などを聞いた。○印象に残った「超面白い番組を作りたい」村上謙三久1978年東京都生まれ。編集者・ライター。『お笑いラジオの時間』『声優ラジオの時間』シリーズ(綜合図書)の編集長を務める。ラジオ関連の執筆・編集の他に、プロレス記者としても活動中。――まずは今回、構成作家さんをテーマに執筆しようと考えた理由をお教えください。僕は12年の『声優ラジオの時間』(綜合図書)からラジオのムック本を作り始め、『お笑いラジオの時間』シリーズ(13年から4冊発売・綜合図書)などでも編集長を務めてきました。そうした過程で、パーソナリティの方を取材するのが楽しいのはもちろんですが、構成作家さんの話が毎回興味深くて。やっぱりラジオ好きとしては気になる存在じゃないですか。編集者やライターに仕事がちょっと似ている点があると思うし、裏方の仕事としても興味があり、それでテーマに設定しました。――この本を拝読すると、藤井青銅さんのような大御所の方から作家4年目の辻村明日香さん、チェ・ひろしさんに至るまで、幅広い人選ですよね。どういった基準で選んでいったのですか?初めは30人くらいリストアップしていて、これ以上に幅広くしようと思っていたんです。『ビートたけしのオールナイトニッポン』(81年スタート・ニッポン放送)の高田文夫さんをはじめ、各年代を総ざらいしようと思っていました。ただそうすると、全体の文量が膨大になってしまうし、1つ1つの記事が短くなってしまう。なので、自分が取材したことのある方を中心に、できるだけ深く掘り下げて話を聞いていった感じですね。――お話を聞いた構成作家さんの発言で印象深いものはありますか?皆さんに思い入れがあるんですが、冒頭に掲載した藤井青銅さんが特に印象深いです。2年前にお客さんを50人ぐらい集めて、公開インタビューという形で取材したんですよ。これが最初の取材で、それまで漠然としていた本の道筋がこの時に決まったので、言い過ぎかもしれないですが、青銅さんの本と言ってもいいぐらい。青銅さんの言葉が1つの根幹になっています。それと、最後に登場するチェ・ひろしさんの「超面白い番組を作りたい」「たくさんの人を笑わせたいです」という発言も印象に残っていますね。聞いた瞬間、ちょっと感動しました。こういう初期衝動は、どんな仕事でも長く続けていく中で元の形を保つのが難しいと思うんですけど、そういうシンプルな言葉を聞けて嬉しかったのを覚えています。○伊集院光を敵対視していた理由――ラジオに関する本を数多く世に出している村上さんですが、そもそもラジオ番組にハマったきっかけはなんだったのですか?『深夜のラジオっ子』のあとがきにも書いたのですが、小学6年生のとき当時好きだったLINDBERGのヴォーカル・渡瀬マキさんがオールナイトニッポン2部のパーソナリティをやっていると兄から教えてもらって、試しに聞いてみたのがキッカケです。ただ、深夜3時からの番組だったので、生放送を聞くのは無理があったし、録音しようにも兄弟兼用のラジカセしかなかったので、失敗することもしょっちゅうでした。そのため番組が終わったことに気がつかず、久々に聞いたら福山雅治さんのラジオが始まっていたなんてこともありました(笑)。その後、中学1年生のときに出会った『岸谷五朗の東京RADIO CLUB』(90年スタート・TBSラジオ)は毎日のように聞いてましたね。ラジオの魅力を教えてくれたのはこの番組です。裏番組は伊集院光さんの『伊集院光のOh!デカナイト』(91年スタート・ニッポン放送)だったんです。当時は裏の放送を聞ける環境が整っていなかったですし、最初に感じた思い入れが強かったから、「伊集院光に魂売ってたまるか」なんて勝手に敵対視してました(笑)。ただ、伊集院さんがTBSに移られてからはそんな気持ちがあっさりなくなって、番組にのめり込むようになりました。だから、今回取材した伊福部崇さんや大村綾人さんの投稿をリアルタイムで聞いてたんですよ。●番組内で結構イジられたラジオ番組とは○『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』は全編バカ話――これまでに聞いていたラジオ番組のなかで、一番好きな番組をお教えください。1つに絞るのは難しいんですけど……『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』(05年スタート・ニッポン放送)ですかね。初回から最終回まで録音してあって、すでに5周くらいは聞いてます(笑)。全編バカ話で、真面目なところが一切ないのが良いんですよ。あとは有田(哲平)さんと上田(晋也)さんの関係性ですよね。学生時代の思い出話がたくさん出てきて、その仲の良さが放送からも伝わってきますから。――現在放送中のラジオ番組でお好きな番組はなんですか?『オードリーのオールナイトニッポン』(09年スタート・ニッポン放送)です。実は僕、若林さんと生年月日がまったく一緒なんですよ。なので、有名になる前から密かに注目していたんですが、お二人が僕と「同世代」というのが大きいと思うんです。ラジオ聞き始めたころはパーソナリティがみんな年上で、兄貴的な意識が強かったんですけど、自分がアラフォーになって、「世代」をすごい意識するようになりまして。同世代の方のラジオだと、触れてきたテレビ番組や聞いてきた音楽が同じだから、例え話がすぐ理解できるし、いま考えていることや感じていることも近くて、話に共感できるんです。そういう「世代」の感覚は今回、本を作る過程でもすごく感じたことした。――その他に思い出深いラジオ番組はありますか?本書内でも少し触れましたが、『ラブレターズのオールナイトニッポン0』(14年スタート・ニッポン放送)ですね。当時『お笑いラジオの時間』でインタビューした後に、番組内で結構イジられたので(笑)。原稿や写真選びの修正を放送中に公開で指摘されたりとか。「取材を受けました」と番組で触れてもらうことはよくあるんですけど、そんな風に名指してイジられたのは初めてだったので、ゾクゾクしました。当時はビビってたところもあるんですけど、良い思い出ですし、放送の内容も含めて思い入れがある番組です。『深夜のラジオっ子』ラジオの構成作家の証言をもとに、80年代、90年代を中心に深夜ラジオの裏側を語り尽くす。ラジオがもっと好きになる1冊。○オススメの声優ラジオとは――『深夜のラジオっ子』ではお笑い芸人さんによるラジオ番組のほかにも、声優さんのラジオに携わっている伊福部崇さんや長田宏さんなどにも取材されています。村上さん自身も声優さんのラジオを聞かれるとのことですが、お笑いラジオにない魅力をお教えください。声優さんのラジオはファン向けの要素が強いので、ハードルが高く感じるかもしれませんが、面白い番組も多いですよ。「声」という部分での聞きやすさもありますし。あと、皆さんラジオのキャリアも豊富だし、ラジオ愛も強いんです。この3月で終了してしまいましたが、鈴村健一さんの『ユニゾン!』(15年スタート・文化放送)は『オードリーのオールナイトニッポン』と並んで好きな番組でした。昔の深夜ラジオのノリといいますか、馬鹿と真面目、両方の要素があって、バランスが良かったんですよ。オススメを挙げるなら、田村ゆかりさんの『田村ゆかりの乙女心症候群』(17年スタート・文化放送)は面白いです。田村さん自身もリスナー経験が豊富で、『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』をポッドキャストで聞かれてた方なんです。さいたまスーパーアリーナや日本武道館でライブをやる人気声優なのに、ラジオではそういう活動にほとんど触れなくて。話すのは冷蔵庫の中身とか自分から半径3mぐらいの話題ばかり。それを面白おかしくちょっと自虐的に話されているので、オススメです。――それでは最後に、4月からスタートするラジオ番組で期待しているものがあればお聞かせください。『深夜のラジオっ子』なんて本を作っていることからもわかるように、やっぱり深夜帯のラジオが僕の中心なんですよね。『ユニゾン!』が『ユニゾン!〜ジェネレーション〜』へとリニューアルして、全曜日パーソナリティが変わるんですよ。皆さん若い声優さんで、正直、顔と名前が一致しないぐらい前知識がないので、どんな放送になるか楽しみです。『オールナイトニッポン0』の新パーソナリティもほとんど知らない名前なので、そういった方々がどんな放送をするのか今からワクワクしています。
2018年04月12日女優の大竹しのぶが7日、東京・日生劇場で行われたミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』の公開ゲネプロ前に登場し、共演の風間杜夫、蓮佛美沙子、ウエンツ瑛士、安蘭けい、栗原英雄とともに取材に応じた。同作はイングマール・ベイマン監督の『夏の夜は三度微笑む』に着想を得たミュージカル・ラブ・コメディで、19世紀末のスウェーデンを舞台に、求めあいながら滑稽にすれ違う様々な男女の愛の行方を描く。初演以来トニー賞7部門、グラミー賞2部門の栄冠に輝いた名作。3日に行われた映画『のみとり侍』のイベントで、足を捻挫したことが明らかになった大竹だが、もうすっかり回復したという。大竹は「大学生並みの回復力。異常に早い治り」と明かした。怪我の原因については、「犬の散歩で転んだだけ」と苦笑し、風間も「無様な転び方だったらしいんですよ。両膝ついてべちゃーって」と笑いながら解説する。ウエンツも「巷では仮病じゃないかって言われてました。本番ではビシッと決めるのはわかってるので、注目を集めたがってるんじゃないかというくらい」と冗談を飛ばすほど、稽古場でも元気な姿を見せていたという。風間が改めて「全治3週間と言われてたんです。それを5日くらいで治しちゃって」と語ると、大竹は「女優だから」と言い放ち、周囲も感心していた。また、ミュージカル初挑戦となる蓮佛は、ウエンツについて「最近、教えてくれる。今日も相談して、同じシーンで『ゲネまでにこういうふうにできたらいいね』とか、最近真面目です」と様子を明かす。「切羽詰まってきた」というウエンツだが、ミュージカル界の先輩として、初挑戦の風間と蓮佛にアドバイスすることに。ウエンツが「まあ今日はゲネだけど、お客さんも入っているわけじゃないし、そんな緊張しないでいい、まずは。自分のやることを1個ずつ確認して、明日に向けて備えよう。頑張れよ」とありがたいお言葉を告げると、風間は「頑張ります!」と頭をさげる。ウエンツは「(同じくミュージカル初挑戦の)木野にも言っときます!」と先輩風を吹かせる芸で、周囲を笑わせていた。東京公演は日生劇場にて、8日〜30日。
2018年04月07日タレントの壇蜜が、文化放送のラジオ番組『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(毎週月~金 13:00~15:30)の水曜日パートナーを務めることが、4日に同番組内に本人が出演する形で発表された。壇蜜 -文化放送提供番組はあえて壇蜜を登場させずにスタート。まもなくパーソナリティの大竹まことから「『こんにちは』って名乗らないで言ってみて」と振られ、名前を明かさない状態で壇蜜が一言だけ発すると、特徴的な声のためか、Twitter上ではリスナーから正解のツイートが続出した。放送中に「小学生の頃に読んだ『ゴルゴ13』をきっかけに性的な事柄に興味を持ち始めた」ことが話題になった際には、「(裸でジーパンだけ履いた)女性が、張りつけになって身体の上に蜘蛛を這わせられてたんですよ。それで私の7割が大体形成されちゃって」と衝撃告白し、「すごい女来ちゃったなぁ」と大竹も思わず笑っていた。大竹から「昼の1時からラジオに出るような奴じゃないよな(笑)。夜感、強いよね」とも言われた壇蜜であったが、13年から同局で放送中の『壇蜜の耳蜜』(毎週月曜 19:30~20:00)でパーソナリティを務めるなど、アナウンス技術には定評がある。Twitter上でも「ほぼ噛まないからすごく聴きやすい」「提供スポンサーのアナウンスも申し分ない」など絶賛のコメントが見られた。またエンディングで感想を聞かれると、「やっぱり生放送の忙しさっていうのは、しっかりピリピリと感じます。皆さんがガイダンスをちゃんとやってくださるので、驚くほどにスムーズに…。ただ原稿を読み間違えないようにっていうのは永遠の課題ですね」と話し、「“昼壇”、お願いします」と締めくくった。
2018年04月05日