皆さんは浮気をされた経験はありますか…?何度言っても直らず、しまいには別れてしまう方も…。今回は実際に募集した浮気トラブル体験談「単身赴任から戻ると…」を漫画にしてご紹介します!「単身赴任から戻ると…」出典:lamireところが…出典:lamireそして3年が経ち…出典:lamire妻から予想外の申し入れが!?出典:lamireいったいどうして…!?出典:lamire妻を説得したものの…出典:lamireしかし…出典:lamireまさかの連絡が…出典:lamire驚いたものの…出典:lamireしかし、知人から話を聞いたところ…出典:lamire2年前から裏切られていた…!?出典:lamireまさか2年も前から裏切られていたなんて…何も知らないまま離婚してしまったことに少し悔しさを感じてしまいますね。以上、浮気エピソードでした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/ちーず)"
2022年07月29日皆さんは浮気をされた経験はありますか…?何度言っても直らず、しまいには別れてしまう方も…。 今回は実際に募集した浮気トラブル体験談「私の単身赴任中に…」をご紹介します!「私の単身赴任中に…」出典:lamire家に帰っても夫がいなくて…出典:lamire部屋の様子がおかしい…出典:lamire夫のメールを見てみると…!?出典:lamire夫に電話すると…出典:lamire浮気を認めた夫…しかも半同棲状態!?出典:lamire離婚へ…出典:lamire今では笑い話に…出典:lamire仕事を頑張る投稿者さんを最悪な形で裏切っていた旦那さん…。今は立ち直っているそうでよかったです…!以上、トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/たなご。)"
2022年07月19日息子がちょうど1歳のときに、夫の海外転勤が決まりました。夫が先に日本を出国し、私と息子は数カ月間夫と離れて暮らすことに。数カ月後、夫と再会したときには強烈なパパ見知りになっていた息子。夫は息子の態度に耐えられず、息子とのお風呂を拒否するようになったのですが……。 パパ見知りになってしまった息子本来なら私と息子も夫のあとを追ってすぐにでも日本を出国したかったのですが、コロナ禍の影響で入国手続きがうまく進まず、夫と離れてから数カ月が過ぎました。やっと夫に再開できたときには、ハイハイをしていた息子も歩けるようになり、自分の意思をしっかり伝えられるまでに成長していました。 夫は息子を溺愛しているため、久しぶりに会えたことに感激して抱っこをしたがっていましたが、息子は全力で拒否。のけぞりながらしばらく大泣きして物を投げる、私の顔を叩くなど夫との距離感に困惑していました。 ギャン泣きされた夫の心が折れるもともと息子はパパ大好きっ子。日本で生活していたころは、キャッキャッと楽しそうに夫と一緒にお風呂に入っていました。夫が仕事から帰宅すると高速ハイハイでお出迎えするなど、2人は相思相愛だったのです。 夫と離れて暮らしていた期間、息子がパパのことを忘れないようにとビデオ通話をよくしていました。しかし、効果はあまりなかったようで、息子はしばらく夫と目を合わせることも嫌がりました。特に夫と2人きりの空間になるお風呂を息子は全力で拒否。 夫と話し合い、息子が慣れるまでは私がお風呂を担当することにしました。そして、家族一緒に暮らすようになって2カ月後には、息子のパパ見知りはすっかり直ったのでした。 嫌がる夫を説得「〇〇くん(息子)もすっかりパパに慣れてきたし、そろそろ一緒にお風呂に入ったら?」と夫に聞くと、「泣くから嫌だ。対処方法がわからない」と今度は夫が息子とのお風呂を拒否。そして夫は泣かれるのがトラウマになり、息子を避けるようになってしまったのです。息子にギャン泣きされてしまった夫を気の毒にも思いましたが、育児に協力してくれなくなったことに私はイライラ。何度言っても夫は息子とお風呂に入ろうとしないので、夫婦喧嘩になることも。 家族みんなで暮らせるようになったのに、夫と息子の距離が開いたままではいけないと強く感じ、「このまま拒否していると、〇〇くんはもうパパとお風呂だけじゃなく一緒に何もしてくれなくなるよ。手遅れになる前にもっと関わろうとして」と夫を説得。すると夫は「それは嫌だ……」と深刻そうに呟き、息子とのお風呂を決意。すると息子は意外にもすんなりパパとお風呂に入ってくれて楽しそうでした。 夫は息子と一緒にお風呂に入れるようになってから、仕事が休みの日は必ず息子とお風呂に入り、男2人でのコミュニケーションを大事にしています。息子にギャン泣きされる歯磨きもお願いするとしてくれるようになりました。あの日を境に少しずつですが、夫は息子のパパとして頑張ってくれています。 作画/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2022年06月29日俳優でモデルの庄司浩平が1日、自身のSNSを通じて、単身でミラノに旅立ちミラノコレクションのオーディションに挑戦することを発表した。2020年、テレビ朝日系『魔進戦隊キラメイジャー』のキラメイシルバー/クリスタリア宝路役で俳優デビューを飾った庄司。また、俳優として活動しながら、今年日本で開催された「Yohji Yamamoto POUR HOMME 22-23AW COLLECTION」では、見事オーディションに合格し、ランウェイデビューも果たした。そんななか、庄司は1日に自身のSNSを更新。成田空港にて自撮りで撮影した動画をアップし、単身でイタリア・ミラノへ渡り、ミラノコレクションのオーディションに挑戦することを発表した。事前オファーなどはない状態で、現地のオーディションに臨むという。今回の挑戦について、庄司は「元々大学一年生から留学を目標にして勉強をしていたこともあり、常に海外への意識がありました。在学中『キラメイジャー』のオーディションに受かり留学は断念しましたが、モデル、俳優等の仕事のジャンルに問わず、どこか早い段階で海外で仕事をすることを考えていました」と告白。そして「僕の身長は、正直言って日本だと“大きい”ではなく“大きすぎる”と言われるサイズです。でも、海外のショーには可能性があると感じました。僕の意思や現状を踏まえたうえでマネージャーの方をはじめとした、協力して下さる多くの方々がヨーロッパでのチャレンジを模索してくださいました。結果的にミラノでサポートして下さる事務所も見つかり、実現に至りました」と経緯を説明し、「今回は単身、自費で飛び込み、もちろん何かオファーがあるわけでもない。けれど、誰にでも与えられるチャンスではありません。挑戦する機会があるのなら、行かない手はないと思いました」と、決断に至った思いを打ち明けた。また、オーディション挑戦のため、「色々な話などを聞いた上で、僕の体型で最も良い状態を決めてそれに合わせています。肩幅などは1cm単位で見られるので、トレーニングもそうですが、食事なども徹底して管理しています。去年の秋ごろは体重を73キロまで増やしていました。筋トレや多く食事をとって意識的に増量していましたが、モデルとしての可能性を探っている中で、やはり減らすことにしました。今は65〜6キロを保っています」という庄司。さらに「知り合いのカメラマンさん、衣装さん、メイクさんなどに協力していただいて作品撮りを定期的にするようにもしています。私はミラノに行ったことがないので、実際にミラノで仕事をされていた方から話も聞いて、より実践的に取り組みました。被写体になる機会を増やすことは、“モデルという仕事” に対する一番の学びの方法だと思っています」と、入念な準備を行なってきたことを明かした。現在、庄司はオーディション挑戦の過程を自身のSNSを通じて報告しているが、「今回の僕の挑戦がどうなっていくのか、僕にもまだ分かりませんが、今回の挑戦は皆さんに見届けていただきたいので、現地から色々なことを発信していけたらと思っています。是非チェックして頂いてコメントもしていただけると励みになります。皆さん応援よろしくお願いします!」とメッセージを送った。
2022年06月08日皆さんは浮気性の方と付き合った経験はありますか…?何度言っても直らず、しまいには別れてしまう方も…。今回は実際に募集した恋愛トラブル体験談エピソード「サプライズ帰宅」を漫画にしてご紹介します!「サプライズ帰宅」出典:lamire単身赴任をしていて…出典:lamireある日突然、本社に行くことに出典:lamire家族に内緒で帰宅しようとしたら…出典:lamire部屋の奥から聞こえてきたのは…!?出典:lamireショック…!出典:lamire驚かせようとこっそり帰宅したのに、とんでもない事実を知ってしまった様子。予想外の出来事に、ショックを隠せませんね…。以上、浮気トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/ちーず)"
2022年05月30日3月に沖縄から九州に単身赴任したお父さん。GWに帰ってくることになりました~。お父さんは転勤の際に車を持って行ったので、私たちは車なし生活中。なので、みんな車でのお出かけを楽しみにしていました。車でしか行けない距離のお店ってあるもんね。沖縄に着いたらレンタカーで車を借りる予定だったのですが…。コロナの関係で、ここ数年はレンタカー会社が少なくなっていたのですが、今年は移動規制がなかったために、観光客はかなり増えたようです。そのせいでレンタカー屋さんは大人気の様子。それでも初日は交通機関と徒歩でお出かけはしましたが、沖縄は梅雨入り…。雨の中出かけるのは、正直めんどくさいと思ってたら…お父さんがまさかの発熱!急に熱が出たので、「まさかコロナ?」と思ったのですが、検査結果は陰性でした。結局3日間、寝込んだお父さん。単身赴任の疲れが出たのかな~?熱が下がった翌日にレンタカーも借りられ、1日だけはお出かけができました!なにもかも予定通りに行かないGWでしたが、夏休みこそはリベンジしたいと思います。
2022年05月14日皆さんは浮気性の方と付き合った経験はありますか…?何度言っても直らず、しまいには別れてしまう方も…。今回は実際に募集した浮気トラブル体験談をご紹介します!「海外赴任が多い彼」私が28歳のとき、友人の紹介で10歳年上の男性とお付き合いすることになりました。頻繁に海外赴任になる職種の男性で、紹介されたときも、たまたま日本に帰国している時期だと聞かされていました。今思えば付き合う前によく考えればよかったのですが、10歳年上の男性に熱が上がってしまい言われるままにお付き合いをスタート。付き合って3ヶ月、彼が海外赴任に付き合って3ヶ月ほど経ったある日「また海外赴任になった」と報告がありました。「今がいちばん楽しい時期なのに…」と、悲しみでいっぱいになりましたが…。「帰国したらお互いの両親に挨拶して結婚しよう」と言われ…彼の帰国を待つことに。帰国した彼は頻繁に飲み歩くように…約1年半の海外赴任を経て、彼がようやく帰国しました。約束通りお互いの実家に挨拶しに行きましたが、その傍らで彼は飲み会など頻繁に出歩くように…。「久しぶりの日本なんだから、羽を伸ばしたいのだ」と思い、平日の飲み会は黙認していました。ある日の週末、彼がタバコを買いに出掛けているとき、部屋に忘れていったスマホにLINEが来ました。画面には、女性からのメッセージ。どうやら昨日会っていたようで、うっかり見てしまったことを後悔しました…。逆ギレしてくる彼に冷めた…帰ってきた彼を解いただすと、スマホを見たことに逆ギレ。そして「久しぶりの日本で飲み会や合コンに参加することのどこが悪いんだ」と言い出す始末…。40歳間近の男性の発言とは思えず、その日のうちに私からお別れしました。(女性/会社員)経験豊富、という言葉の裏にはだらしない一面が隠れていたんですね…。こういった人とはサッパリお別れして、誠実な人を見つけた方が正解かもしれません。以上、浮気トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年04月21日大学時代から付き合っていた彼と結婚し、安定した夫婦生活を送っていた結衣さん(当時30歳)。ある時、夫の健吾さんの海外駐在が決まり、彼はフィリピンに単身赴任することに。ところが駐在先で浮気をしていたことが発覚。夫を問い詰めると、なんと「浮気相手の女性を本気で好きになってしまった」と打ち明けられたのです。不倫相手はまさかの女子大生「浮気相手はどんな女性なの!?と問いただすと、信じられない答えが返ってきました。なんとその女性は、まだ20歳になったばかりの学生。3か月の短期語学留学でフィリピンに来ている日本人だそうです。彼女はもうすぐ留学を終えて日本に帰国するけれど、彼女との将来を本気で考えていると言われました」結衣さんは信じられませんでした。もともと女好きで浮気性の男性ならともかく、健吾さんは周囲からも「絶対浮気なんてしなそうなタイプだよね」と言われ続けてきました。一途で誠実な夫が、まさか他の女性に心移りするなんて、考えてみたこともなかったのです。しかも相手は10歳も若い女子大生だというのが、さらに衝撃的でした。「一時の気の迷いに違いないから考え直すようにと、何度も夫を説得しました。私と健吾は、大学時代から一緒にいるんです。10年におよぶ絆が、たった3か月しか知らない相手に劣るなんてありえません。でも、そう彼に伝えると、さらに酷いことを言われたんです…」夫から「女としては見られない」と言われて…結衣さんが夫から言われたのは、「10年以上一緒にいて、結衣のことは家族としては好きだけど、女としてはもう見られない」という言葉でした。「『女として見られない』と言われて、本当にショックでした。しまいには、『心から申し訳ないと思っているし、慰謝料だったらいくらでも払うから、どうか別れてくれ』と頭を下げられたんです。プライドがズタズタになりました。その後、数か月は別居という形で様子を見ていましたが、彼から言われたことがどうしても許せなくて、結局離婚を受け入れました」こうして二人は離婚をすることになりました。協議離婚でしたが、結衣さんは慰謝料として、相場の数倍高い金額を受け取る形で合意しました。「ずいぶん多くのお金を手にすることはできましたが、いくらお金を積まれても心の傷は癒えないし、本当に辛かったです。10年以上一緒にいて、心から信頼もしていたし、愛していました。それなのにたった3か月一緒にいただけの女子大生に奪われてしまうなんて…。当時はメンタルのダメージがとにかく大きかったです」それでも結衣さんは、前向きに生きようと努力しました。心にぽっかりと空いた穴を埋めるように、必死で仕事に打ち込んだのです。元夫は浮気相手からあっさり捨てられて……そうして3年が経ったころ。取引先の相手と付き合うことになり、現在結衣さんは婚約中だそうです。「今の彼とは、仕事がきっかけで距離が縮まりました。とにかく仕事に必死だった時期に、チーム内での信頼を得ることができたためか、上司が抱えていた大型案件を引き継ぐことになりました。その案件で、取引先の担当だった彼と出会いました。すごく優しくて、外見もイケメンだと言われます」ちなみに、元夫の健吾さんは現在どうなったのかというと……。「大学が同じだったので、同級生からたまに健吾の近況を聞くんですが…。なんと例の女子学生とは、とっくに別れたそうです。彼女はそもそも健吾と結婚する気なんて最初からなかったようで、そこそこお金のある年上男性を狙っていただけ。健吾は彼女に高級品を大量に貢いだあげく、最後はあっさり捨てられたらしいです。そんな薄っぺらい関係のせいで私が苦しんだのかと思うと、複雑な気持ちにはなりますが…でもあの時離婚して仕事に打ち込んでいなければ、今の彼とも出会っていなかったかもしれません。今は、健吾と別れてよかったと心から思えますね」男女が長い期間一緒にいれば、いつかは必ずときめきや新鮮さは失われるもの。結婚して夫婦になると恋愛からは遠ざかり、新しい出会いや刺激が恋しくなってしまう人もいるかもしれません。しかし、今回のケースのように一時の感情に流されてしまうと、本当に大切なものを全て失ってしまうことがあるようです。©ajari/Gettyimages©Tetra Images/Gettyimages©Five/Gettyimages取材・文 小泉 幸
2022年03月26日単身赴任先で、妻の監視がないのをいいことについ羽を伸ばしてしまう男性は多いですが、中には浮気では済まず、本気の恋に発展してしまうケースもあるようです。今回は、海外駐在中の夫に不倫され、裏切られた女性のエピソードを聞いてきました。夫の海外駐在を機に、遠距離夫婦生活がスタート結衣さん(当時30歳)は、外資系企業の営業職。夫の健吾さんとは、大学時代から付き合っており、5年前に結婚しました。結衣さんも仕事をバリバリこなし、社内でもチームリーダーを任されるようになった矢先のこと。大手メーカーで働く夫のフィリピンへの海外駐在が決まったのです。「夫の駐在についていくかどうか、本気で悩みました。でもフィリピンに行くとなると、私は会社を辞めなくてはなりません。仕事にはやりがいを感じていて楽しかったし、健吾と話し合って、とりあえず私は日本に残り、彼は単身赴任で行くことになりました。夫婦が離れ離れになるとうまくいかないという人もいますが、私たちは固い絆で結ばれているから大丈夫だと信じていました」こうして夫は駐在先へ旅立ち、遠距離の夫婦生活がスタート。最初の頃はどんなに仕事が忙しくても、毎日LINEは欠かさず、数日に一度は電話で話していました。「でも赴任して半年ほど経過すると、健吾の様子が少しずつ変わっていったんです。LINEの返信がない日も増えて、電話しようとすると『疲れているからまた今度』と断られてしまいます。連絡頻度が一気に減って、様子もなんだかおかしいので、もしかして海外での生活がキツイのかな…?と心配になりました。その時点では、浮気は少しも疑っていませんでした。健吾は昔から一途で、誠実なタイプ。女遊びができるような人ではないと思っていました」バスルームの奥で妻が発見したもの結衣さんは有給を使って休暇を取り、フィリピンに駆けつけました。ところが、彼が暮らすコンドミニアムで信じられないものを見つけてしまったのです。「バスルームの棚の奥に、女性ものの美容液のボトルがありました。健吾が自分のために買った可能性もありますが、普通の化粧水や乳液などではなく、導入美容液だったんです。スキンケアにさほどこだわりがない夫が買ったとは思えず、『あ、他に女がいるんだ』と気づいてしまいました。LINEの返信や電話が減っていたのも、そのせいだったのでしょう」それでも結衣さんは、すぐに夫を問いただすようなことはしませんでした。夫だけではなく自分にも原因があると思ったからです。「見知らぬ土地で、仕事をこなしながらたった一人で生活するのは辛いと思います。健吾はもともと寂しがりやなので、余計そうだったかもしれません。だから私は、自分の仕事を優先させて、駐在に一緒に来てあげなかったことを後悔したんですよね。私にとって仕事はもちろん大切だけれど、それ以上に夫の存在の方がかけがえのないものだと気づいて…」夫は、本来浮気をするタイプの男性ではなく、寂しさゆえに一時の気の迷いが生まれただけ。一度や二度の過ちであれば、目を瞑ろうと思ったのです。夫から言われた信じられない一言結衣さんは思い切って会社をやめ、フィリピンで一緒に暮らすことを決めました。しかしその決意を健吾さんに話すと、予想外の反応が…。「浮気には気づいていないフリをして、『フィリピンで一緒に暮らそう』と提案すると、夫は明らかに動揺していました。『今のままでもうまくいっているんだし、会社を辞めるのももったいない。そんなに慌てて決める必要はないから、このまま遠距離で頑張ろう』と言い張るんです。これは間違いなく、私にフィリピンに来てほしくないから。浮気相手が原因なのだとしたらさすがに許せなくて、ついに『浮気してるんでしょ!?』と、責めてしまいました。すると夫は、なんと浮気を認めたんです。信じられないことに、『今付き合っている女性がいて、彼女のことを本気で愛している』と言われました……」どんなに固い絆で結ばれている二人でも、夫婦というのは何が起こるかわからないもの。また、「うちの夫は浮気するタイプではないから大丈夫」と思っていても、誠実で一途なタイプだからこそ、“浮気が本気になってしまう”という恐ろしいパターンもあるのかもしれません。©AaronAmat/Gettyimages©Jonathan Knowles/Gettyimages©Yue_/Gettyimages取材・文 小泉 幸
2022年03月26日皆さんは恋愛で苦い経験をした事はありますか?どうせ恋愛するならいい恋愛がしたい…そう上手くいかない方もいるみたいです…。今回は実際に募集した恋愛トラブル体験談エピソード「単身赴任中に」「付き合って一か月で」をご紹介します!「単身赴任中に」ある日、単身赴任を1週間早く切り上げ家に帰ると、カギが掛かっていた。チャイムを鳴らすと「どちらさん?」と下着だけ身に付けた男が出て来て…。私が「お前こそ、誰だよ?」と言うと向こうは焦った表情に…。よく聞いてみると、下着だけ身に付けた男は妻の浮気相手!私が単身赴任で留守のときは、妻の浮気相手が家にずっと居たらしいです…。(40歳/営業職)「付き合って一か月で」高校生のとき、同級生でとても優しい彼氏が出来ました。ところが、一か月ほど経つと彼に異変が…。今までしてた電話もLINEもしてくれなかったのです…。色々と問い詰めると浮気をしていたことがわかりました。しかも、付き合ってたった1か月で…。浮気を知った私は、もう素直に言って正直に振ってやろうと思い、別れようと伝えると「別れたくない」の一点張り。結局SNS全てブロックし、関係を切りました。(20歳/児童指導員)いかがでしたか?浮気性の方とお付き合いしている人はなかなか苦労しているみたいですね…。今後注意しても直らないようならお別れして誠実な人を見つけた方がいいのかもしれません。以上、恋愛トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年03月23日このお話は作者が体験した恐怖体験です。怖いのが苦手な人はお控えください。こんにちは!大盛のぞみです。これは今から5年前、私と夫に起こった恐怖体験です。この時、夫・バブは呑気に海外にて単身赴任中。私はバブの実家にて、子どもを連れて同居中。バブは年に3〜4回くらい私たちの住む岡山に帰ってきている、という状態でした。久しぶりに子どもを連れて外出するというのに、神社て!!!しかも、選ばれし者しか到着できない神社!?(ちょっと前までスマホのマップとか、車のナビに出てなかったのが到着できない理由だったらしい)色々ヤバそうかも、と思いつつも「まあ、趣味に付き合ってやってもいいか…。帰りにホルモンうどんとか食べに行けばいいよね」と、気分を変えて翌日出掛けることにしたのでした。駐車場からまあまあ遠くに奥の宮というバブ夫の目指す神社がありました。ハアハア言いながら娘を背負って到着。私は神社とか詳しくないけど、「これは素晴らしい感じがする!神社ってイイ!!!」と思ったのであります。ところが、その帰り道。思わぬ恐怖体験をすることになりました…!次回に続く「私と旦那に起きた不思議な話」(全16話)は18時更新!
2022年01月14日結婚12年目、私が43歳のときに夫が初めての単身赴任をすることになりました。その約1年後には最初の緊急事態宣言が出され、単身赴任の上にコロナ禍で思うように会えないという事態に。そんななかで、私たち夫婦のコミュニケーションの取り方も大きく変わり、夫との何げないやり取りが自分にとってはなくてはならないものなのだと改めて気が付きました。離れている私たち夫婦のコミュニケーションで大切なのは何かを考え、実践してきた2年半の体験談です。夫の初めての単身赴任生活でわかったことは単身赴任で夫のかけがえのなさを痛感!転勤が多い夫と結婚してからの12年間は、ずっと1~3年ごとに転居する転勤族でした。しかし、私と夫が42歳で家を購入したときに、次の転勤からは単身赴任をすると決めました。そして、ついに2年半前に夫が転勤となり、初めての単身赴任をすることに。覚悟はしていたものの、家族の団らんが減り寂しい思いをすることにならないかと心配ばかり。そんななか、単身赴任生活がスタートしました。手探りで日々を過ごしていくうちに、親友であり家飲み友だちでもある夫の不在を寂しく感じるように。そして、今まで当たり前だった夫とのコミュニケーションは、自分にとってかけがえのないものなのだとひしひしと感じました。同い年の夫とは、21歳のときから一緒にいる長年の付き合い。「白髪が増えてきたね」と笑い合い、20代から40代になるまでをともに過ごしてきたからこそ、全幅の信頼関係がありました。いつも当たり前のようにそばにいてくれた夫の存在は、自分で思っていたよりも大きく、大切なものだったのだと気が付きました。夫の不在で最初は何をしたら良いのか戸惑いましたが、寂しさを吹き飛ばそう! と、ひとり時間を充実させる努力をしました。緊急事態宣言がもたらした夫婦の新たな試練単身赴任が始まり1年がたとうとしていたころ、新型コロナウイルスの感染が拡大。夫の赴任先は感染者が多い地域だったので、2019年2月から帰宅を自粛することに。3月から子どもの小学校が一斉休校になり、4月には最初の緊急事態宣言が発令されました。離れて暮らす夫の感染を心配する一方で、子どもや自分の感染への不安が募っていきました。5月の連休は、家族間での感染と他県からの帰宅への風評が立つことを懸念し、宣言解除までは帰宅しないと決断しました。最初は5月に帰るつもりだった夫を説得するのには時間がかかりましたが、夫婦として12年間ともに歩んできた私たちは、相手の嫌がることはしないという信念があり、最後は受け入れてくれました。そこで、長い休みをひとりで過ごす夫を応援するべく、家族団らんのリモート化に力を入れました。ビデオ通話で顔を見て話すことで、お互いの寂しさが紛れていきました。また、簡単なレシピを夫に教えたり、映像配信サービスで同じ作品を観たりして楽しんでいます。6月に宣言解除が発表され、約4カ月ぶりに夫の帰宅が実現。会えない時間を乗り越えた達成感と安堵感で目頭が熱くなりました。夫婦のコミュニケーションについて学んだこと2カ月前、夫婦のあり方を改めて考えさせられる大きなできごとがありました。闘病していた実父が亡くなったのです。私の両親はずっと不仲で、夫婦のコミュニケーションをうまく取る方法を知りませんでした。そのまま年を重ねて、わだかまりがあるままのお別れになりました。両親がコミュニケーションを取って仲良く過ごせていたら、また違った夫婦のあり方があったのではと思いました。そのことによって、46歳になった私は夫婦と呼び合える時間には限りがあることを感じて、その時間を大切にしていきたいと心から思いました。そして、お互いの意見が合わないときや誤解が生じたときはなるべく早く解決して、大切な時間を無駄にしない努力をしていこうと思いました。また、なかなか会えなくなった分、頻繁にメッセージをやり取りするようになりました。その際には、なるべくやさしい表現を使うこと、積極的に近況報告をし合うことを心がけています。そのおかげで、離れていてもお互いのことがよくわかるようになりました。夫の単身赴任を通して、どんな状況下でもお互いに歩み寄り、気持ちに寄り添うことが大事なのだと学びました。まとめ最初はマイナスなことしかないと思っていた単身赴任も、プラスに考えると貴重な経験ができていると思えるから不思議です。夫が帰宅すると、私の作った料理をしみじみと味わって食べてくれています。また、夫がこだわって作った梅酒は格別のおいしさでした。今では習慣になった週末のビデオ通話で、画面を通して子どもの顔をうれしそうに見ている夫の姿を見て、私も癒やされています。夫の単身赴任生活を経験し、私たち夫婦は何を重んじれば良いのかを再認識しました。当たり前のことを当たり前と思わないで接することの大切さを知ることができました。離れていても、お互いの気持ちに丁寧に寄り添うことを忘れないでいようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/しおみなおこ★関連記事:「今やってくれ!」スマホにパソコンすべてを丸投げしてくる夫に不満と不安【体験談】★関連記事:結婚25年。「価値観が違う!理解不能!」と思っていた夫のひと言に救われたこと【体験談】★関連記事:「今まで気付かずにいた…」夫婦円満のために大切なこととは【体験談】著者/あめあがりのにじ (46歳)映画と音楽をこよなく愛する小学生女児の母。娘とお互いの推しを応援することが楽しみ。 心と体のアンチエイジングをゆるりと実践中。座右の銘は「雨垂れ石を穿つ」。
2021年12月22日1歳差の年子で1歳・2歳・3歳の子どもたちを育てる日々。夫は仕事がとても忙しく、ほぼワンオペ育児状態でしたが、追い打ちをかけるように夫の単身赴任が決まり……。それでも子どもたちに向き合うために私が心がけたことをご紹介します。元々ほぼワンオペ育児状態のわが家わが家は元々ほぼワンオペ状態でしたが、子どもたちがパパを好きでいてくれるように毎日写真や動画を見せて、とにかくパパを褒めていました。おかげで子どもたちはなかなか会えなくてもパパ大好き! 特に末っ子の1歳の娘はパパがいるとニコニコ笑顔でした。ほぼワンオペ状態とはいえ、そんなパパ大好きな子どもたちのため、毎日の育児に奮闘していました。 パパ大好きな子どもたちのケアパパが単身赴任になったことを、2歳と3歳の上2人は何となく理解している様子でした。しかし問題はパパ大好きな1歳の末っ子。パパが使っていたコップなどを見ては泣いたりしていました。それと同時に以前は朝までぐっすり眠っていたのに夜泣きが始まったり、体調を崩したり……。心身ともに不安定な状態でした。 週末にパパが帰宅し、また出発した日は抱っこしていないとずっと泣き通すほど寂しい様子。私自身も社会復帰後に完全ワンオペ育児でてんてこ舞いだったこともあり、どのように接していいのかわからなくなってしまいました。 完全ワンオペ育児だから「1日1ハグ」育児・家事・仕事と心身ともにヘトヘトでした。気がつけば余裕がなく怒ってばかりの日々。触れ合う時間さえ忘れていました。これではダメだと考えて、思いついたことが「1日1ハグ」。どんなに忙しくても1日1回以上は3人それぞれを抱きしめることにしました。それまで離れると泣いていた1歳の末っ子もひとり遊びを再開してくれ、2歳と3歳も笑顔で過ごせる時間が少しずつ増えていったように思います。 今でも完全ワンオペ育児は続いていますが、3人でお手伝いをしたがるようになってくれたり、「ママ大丈夫? 」と聞いてくれたりするように。どんなに忙しくても触れ合うことって大切なことなんだなと感じられ、子どもたちと過ごす時間を今まで以上に大切にできるようになりました。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
2021年10月16日結婚10年目のことです。夫の転勤が決まり、いろいろな事情から別居をすることにした私たち夫婦。しかし、そこには想像もしていなかった2人の心の変化を実感しました。そんな私の単身赴任別居に対する持論です。 お互いの大切さに気付くはずが…「単身赴任別居によってお互いの大切さを見直すことができる」と、どこかの結婚カウンセラーが言っていたのを聞いたことがあります。私も実際に夫の単身赴任による別居を経験をしなければ、「なるほど、そういうものかもしれないな」と思っていたかもしれません。でも実際に別居を経験してみると、私たちの場合はそうではなかったのです。 どんどん心が離れていく…私たち2人は、個性がまったく違う夫婦ですが、長い結婚生活のなかで、お互いが相手に合わせようとしながら円満に生活をしてきました。そんななか始まった単身赴任別居。最初のうちは、別居をしている夫が1カ月に一度帰ってくると、新鮮さを感じていました。しかし、別居をしたことで、それぞれの個性はどんどん強まるばかり。お互いに相手の考え方や思いを受け入れようという気持ちが徐々に薄れていったのです。つまり、別居でお互いの大切さを見直すどころか、2人の距離がどんどん離れていくという、想像もしなかった状態に陥りました。 私たちに別居は向いていなかった一緒に生活していたときは、それぞれ自分の個性を主張し過ぎず、お互い相手の個性を受け入れながら関係性を作り上げてきたのに、別居にすることによって、長い期間かけて積み上げてきた夫婦関係も、あっという間にもろく崩れさってしまう恐れを感じ始めました。そんなとき、夫の単身赴任が2年で終了。おかげで、2人の気持ちが離れすぎる前に別居を解消し、再び一緒に暮らし始めたことで、私たち夫婦は関係を修復。大事には至りませんでした。そしてその後、私たち夫婦の場合は、単身赴任などの別居はできるだけ避けた方がいいと思うようになりました。 単身赴任別居を実際に経験したことから、私たち夫婦にとって、別居は「夫婦関係をあっという間に壊してしまう威力がある」と実感。今後また転勤など単身赴任を考えることになったとしても、できるだけついて行くか、2人の関係を密にする工夫をしなければならないと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者/SAKURA
2021年09月18日■前回のあらすじ母の思わぬ告白に冷静に対応していた父は、その裏で多大なる仕事のストレスを抱えていたようで…。ついには父の態度も変わっていきました。■母の体調は悪化する一方■ついに限界を越えた…母は精神的に限界が来てしまい突然過呼吸に襲われます。苦しいし辛いしどうすればいいのかわからず、坂田のおばちゃんに電話をかけ、助けを求めました。その後、ある出来事をきっかけに母は恐ろしい姿に豹変してしまうのです。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全54話)「母とうつと私」連載は21時更新!
2021年07月18日■前回のあらすじ母の不調は薬で緩和されたものの、副作用で寝込むように…。ご飯を作ることさえもままならなくなり、子どもたちの暮らしも激変します。■週1回訪れる楽しい時間!■夫婦問題が心を病むきっかけにこのあたりに関しては母に対して共感する人もいれば、理解出来ない人もいると思います。こういうパターンもあるんだな…ということでご理解いただけたら幸いです。ただ、母の性格上こうなってしまったのは仕方無かったのかな…と。専業主婦といえども、ワンオペ育児が大変なのは事実ですからね。私と弟は年子だったので、余計に手を焼いたと思います…。さらにその後も母と父はますますすれ違っていくのでした。※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。次回に続く(全54話)「母とうつと私」連載は21時更新!
2021年07月15日■前回のあらすじ転勤から帰って来て、初めて家族3人暮らしをし始めた幸樹は、言うこと聞かない娘にイライラし、妻の藍子のせいで娘がワガママに育ったと暴言をはいてしまった…。 >>1話目を見る <夫 SIDE STORY>単身赴任から4年が過ぎ、やっと自宅に戻って家族と暮らすことができるようになった僕。しかし、家事のこと、娘の行動など思い通りに行かないことが多く、イライラしていた。そんなある日…。それだけでなく、鈴の育児に関しても気になることが出てきて…。藍子の機嫌は良くないし、僕自身も家ではイライラしてばかりの日々を過ごしていた。そこで休日、何か気分転換でもしようと思って思い出したのがジム! 転勤先で日課になっていたジム通いを再開しようと、僕は休日に朝から料理、掃除をしていた。そして、朝起きてきた鈴と朝食を済まし、藍子が起きたのと同時にジムに行ける!と意気込んでいました。しかし、準備万端でジムに行こうとすると…。夕食の準備は朝カレーを作って冷蔵庫に入れてあるし、掃除だってもうした。朝ゆっくり寝ている藍子を起こさないであげたのに、なぜ自分の唯一の楽しみであるジムも制限されなければならないのか? 転勤先では好きな時に好きな場所に行けたのに…。僕は家族で暮らすことに大きなストレスを感じ始めていた。次回に続く(全8話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 鈴木し乃
2021年06月21日■前回のあらすじ夫の幸樹が単身赴任中に子どもを産み、ワンオペで頑張っていた藍子。幸樹が単身赴任を終え帰ってきて楽になるかと思っていたら…。 >>1話目を見る <妻 SIDE STORY>食が細い娘の鈴が洋食なら比較的食べられるので、いつの間にか和食の頻度が減っていましたが、娘の好みや苦手なものが覚えられない夫は、その理由がわからず不満気に。それ以外にも就寝時間が遅くなることも注意されてしまい…。私としても和洋バランスよく出したいし、早く寝かせたい。でもずっとワンオペで家事育児をしてきた私にとって、いかに効率よく回し、そして自分がヘトヘトで寝落ちしてしまう前に終わらせてしまいたいという気持ちがありました。そんな試行錯誤してたどり着いたやり方を、その背景にあるものを想像しようともせず、理由をたずねるわけでもない夫に、私は不満がさらに募っていきました。そしてある休日の午後、どうしたらいいのかわからなくなる出来事が起き…。たしかに単身赴任で別居していた時よりは手が足りているし、夫にやってもらっているからそれ以上は言えない。送り迎えをお願いしている間にスーパーへ買い物に行きたかったのだけど…、あきらめよう。 でも…。本当にこれでいいのだろうか? 家事をすれば土日に好きなことをしていいなら、私だってしたい。でも、それは私のワガママ? 私はどうすべきなのか、夫の気持ちも想像して考えようとしたけれど、なかなかうまくいかず頭を抱えるのでした…。次回に続く(全8話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 鈴木し乃
2021年06月19日<妻 SIDE STORY>私は藍子。銀行員として働いていて、家族は夫と4歳の娘鈴の3人です。しかし、夫は4年前から単身赴任で、一緒には暮らしていません。6年前に結婚した幸樹と私は、たくさんの人に祝福してもらい、お互い仕事は忙しいけれど、仲の良い新婚生活を送っていました。メーカー勤務の営業職だった夫が、いつか転勤になることは予想していたこと。でも新しい土地で初めての出産は不安だったし、元の職場に戻りたい気持ちが強かったので、悩みに悩んで家に残ることに。こうして夫の単身赴任生活がスタート。出産後は実母や子育て支援サービスに頼りながら育児をした私は、1年後に復職。娘の鈴を保育園に預け、実母の手を借りながらもめまぐるしい日々を過ごしてきました。毎日「どうしたら効率の良い生活ができるの?」と試行錯誤を繰り返し、ようやく物事がうまく回り出したときに、夫が本社に戻ってくることに…。私は"やっと夫と一緒に鈴を育てられる"とホッとしたのです。しかし…。「幸樹ってこんな人だっけ?」と思うほど小言が多い夫にイライラする日々。でも、子どもと一緒に生活してこなかった幸樹が、自分のペースで進んでいくのは仕方ないのかも…。そう思った私は、やんわりと希望を伝えると…。幼い子どもとの生活はいつ何が起きるかわからない。気分によっては何をするのでも「イヤ」という日もあって、思い通りにならないことばかりです。でも幸樹はそれを身近で見てこなかったから理解できないのかも…。夫自身は単身赴任生活のおかげで、料理や掃除、家事も一通りできるので、渋々ながらも了承。それから掃除や週末の食事作り、掃除を少しずつ自分からやってくれるようになりました。しかし、これによって私はさらに苦しむことになったのです…。次回に続く(全8話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 鈴木し乃
2021年06月18日ナンタケット島のように外で過ごしたい。ともにお仕事が忙しく、奥様は長期間アメリカで単身赴任されていたというご夫婦。日本に戻られてからのある日、海までの散歩道で「そろそろ家を探そうか」「このあたりだったらいいね」と話していたところ、数日後にその場所の中古マンションが売りに出たため、すぐに購入を決められました。日当たりも良く、海も山も近い気持ちのいいお部屋で、こだわりがいっぱいのフルリノベーションを実施。お部屋が新しく生まれ変わったので、「眺めもいいから、せっかくならバルコニーも休日にのんびりできる空間に変えたいな」と考えていたそうです。リノベーションしたマンションで、 週末に気持ちをリセットするバルコニー提供:積水化学工業株式会社落ち着きのあるセピア色のタイルで 重厚感のあるバルコニーに。当初はウッドデッキを作りたいと思っていたという奥様。しかし「格好いいかもしれないけど、作るのもお手入れするのも大変そうだし。マンションだと大規模修繕もあるので撤去をしないといけないので…」となかなか設置に踏み切れなかったそうです。「ウッドデッキはお掃除が大変そうだから、タイルの床にすればお掃除もラクかなと思ってネットで調べていたら、偶然セキスイのクレガーレのサイトを発見して。素敵な写真が載っていて、見ているうちにバルコニー熱が再燃しちゃったんです」。提供:積水化学工業株式会社ご夫婦で話し合われた結果、クレガーレのヴェルクラッセを設置することに。カラーはプライムセピア色を選ばれました。「以前よりも重厚感のある空間になりました。お部屋の中からバルコニーを見たときも落ち着いた雰囲気ですごく素敵。あと裸足で歩くとタイルのザラザラした足触りが思いのほか気持ちよくて、敷いた当初は2人で裸足で遊んでいましたよ」と奥様。ご主人は「タイルを敷く前の状態では、素敵なイスやテーブルセットも似合わないけれど、今はコーディネートを楽しめるような場所になりましたね」とご満足の様子です。提供:積水化学工業株式会社バルコニー活用例をチェックマリンテイストを意識して。 ポイントは東海岸に並ぶ白いチェア。提供:積水化学工業株式会社新しくなったバルコニーで一際目を引くのが大きな白いデッキチェア。「アメリカの東海岸によく並んでいて、後ろから見た姿がすごい好きなんですけど、日本では探すのに苦労しました」。ご主人は「何が大変って、あのチェアはもともと木の色だったんですけど、外に置きっぱなしだと傷むから色を塗ったんです。形が複雑で大変だったんですが、頑張って二度塗りして白色にしたら、かわいくなったのでよかったです」と笑われます。休日にはこの白いチェアに座り、ビールを飲んでのんびり過ごしているそう。提供:積水化学工業株式会社さらにバルコニーの一角には、これもご主人が手作りされたというブルーの花台が。奥様が希望されたマリンテイストの空間に合わせた色鮮やかなブルーは、ビーチが美しいナンタケット島をイメージしたバルコニーにぴったり。「洗濯物を干すだけだったバルコニーが、タイル敷いたことで生活が広がった気がします。グリーンや家具が映えるから緑も喜んでいるようで並べがいがあるし、コーディネートをどうしようかな?って考える楽しみが増えましたね」。提供:積水化学工業株式会社こだわりのバルコニーをもっと見てみる!食事や読書、趣味も楽しむ。 週末はバルコニーで気持ちをリセット。提供:積水化学工業株式会社「週末にお天気のいい日は、バルコニーで音楽をかけながらブランチしています。家の中と外で食べるのでは気分が全然違いますね」と奥様。ご主人も「まだ夜にバルコニーを活用したことがないので、夏になったら花火を見ながらバルコニーでビールを飲みたいです。冬は寒いけれど、日当たりが良いので日向ぼっこしながら本を読んだりできるかなって」。またのんびり過ごすだけでなく趣味の時間に使える空間としてもバルコニーを活用したいそう。「アメリカのフライフィッシングの写真集を見ていると、バルコニーで毛針を巻いている姿がかっこよくて。せっかくテーブルも買ったので、天気が良くて風のない日にバルコニーで優雅にフライタイイングしたいなと思っています」とおっしゃいます。提供:積水化学工業株式会社平日はお仕事で忙しいご夫婦にとって、週末のバルコニーで過ごすひとときはリフレッシュのための大切な時間。「週末はロケーションを楽しみながらのんびりするために、早起きになりました」と言うご主人に、「そうそう!天気がいいから、外でご飯食べよう!って」と楽しそうに話される奥様。バルコニーにクレガーレを敷いたことで、景色だけではなく、日々の疲れをリセットできる空間が住まいに生まれました。▶クレガーレやRIENAを施工したご家庭の「実例紹介」はこちら▶バルコニータイルのサンプルやお見積りをご希望の方はこちらから
2021年06月12日1歳差の年子で1歳・2歳・3歳の子どもたちを育てる日々。夫は仕事がとても忙しく、ほぼワンオペ育児状態でしたが、追い打ちをかけるように夫の単身赴任が決まり……。それでも子どもたちに向き合うために私が心がけたことをご紹介します。元々ほぼワンオペ育児状態のわが家わが家は元々ほぼワンオペ状態でしたが、子どもたちがパパを好きでいてくれるように毎日写真や動画を見せて、とにかくパパを褒めていました。おかげで子どもたちはなかなか会えなくてもパパ大好き! 特に末っ子の1歳の娘はパパがいるとニコニコ笑顔でした。ほぼワンオペ状態とはいえ、そんなパパ大好きな子どもたちのため、毎日の育児に奮闘していました。 パパ大好きな子どもたちのケアパパが単身赴任になったことを、2歳と3歳の上2人は何となく理解している様子でした。しかし問題はパパ大好きな1歳の末っ子。パパが使っていたコップなどを見ては泣いたりしていました。それと同時に以前は朝までぐっすり眠っていたのに夜泣きが始まったり、体調を崩したり……。心身ともに不安定な状態でした。 週末にパパが帰宅し、また出発した日は抱っこしていないとずっと泣き通すほど寂しい様子。私自身も社会復帰後に完全ワンオペ育児でてんてこ舞いだったこともあり、どのように接していいのかわからなくなってしまいました。 完全ワンオペ育児だから「1日1ハグ」育児・家事・仕事と心身ともにヘトヘトでした。気がつけば余裕がなく怒ってばかりの日々。触れ合う時間さえ忘れていました。これではダメだと考えて、思いついたことが「1日1ハグ」。どんなに忙しくても1日1回以上は3人それぞれを抱きしめることにしました。それまで離れると泣いていた1歳の末っ子もひとり遊びを再開してくれ、2歳と3歳も笑顔で過ごせる時間が少しずつ増えていったように思います。 今でも完全ワンオペ育児は続いていますが、3人でお手伝いをしたがるようになってくれたり、「ママ大丈夫? 」と聞いてくれたりするように。どんなに忙しくても触れ合うことって大切なことなんだなと感じられ、子どもたちと過ごす時間を今まで以上に大切にできるようになりました。 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
2020年11月24日前回 からのあらすじ(全3回)妻の不倫相手は…娘が通う幼稚園の保護者とのことだった…僕が慰謝料を払う義務がないのはよかったそういえば…妻の不倫相手に、僕が慰謝料を請求したらどうなるのだろう僕とさとみは、離婚に向かっている悩みつつ、僕は赴任先の東京で生活している。さとみと顔を合わせなくて済むのは少し気が楽なのだが…そもそも単身赴任しなければよかったのか…? と考えても仕方がないことを考えてしまう今はまだ感情がぐちゃぐちゃだが、少し時間をかけて、ほのかのことを考えてベストな決断をしていきたいと思う。僕とさとみの関係は壊れてしまったけど…ほのかの母と父であることは、変わらないのだから。※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】伊藤 真樹子(いとう・まきこ)弁護士2008年に弁護士登録後、離婚や相続などの家事事件、債権回収などの民事事件を500件以上取り扱う。「何かあったらすぐに相談に行ける、身近な法律事務所」をモットーに法律事務所を運営離婚・男女トラブルのお悩みをオンラインで相談・解決!弁護士ドットコムの法律相談サービス 「みんなの法律相談」 原案: 「慰謝料、僕が払うの?」専業主婦がW不倫、夫は「二重の理不尽」を味わうのか (弁護士ドットコム)脚本・ウーマンエキサイト編集部イラスト・ ちゃんこ
2020年10月10日前回 からのあらすじ(全3回)妻からの突然の電話は、W不倫がバレたというものだった…妻の不倫相手はなんと…本当になんでこんなことになったのか、僕には理解できなかった僕は誰かに話を聞いてもらいたかった次回は「慰謝料についての法的見解」と結末が…!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】伊藤 真樹子(いとう・まきこ)弁護士2008年に弁護士登録後、離婚や相続などの家事事件、債権回収などの民事事件を500件以上取り扱う。「何かあったらすぐに相談に行ける、身近な法律事務所」をモットーに法律事務所を運営原案: 「慰謝料、僕が払うの?」専業主婦がW不倫、夫は「二重の理不尽」を味わうのか (弁護士ドットコム)脚本・ウーマンエキサイト編集部イラスト・ ちゃんこ
2020年10月09日僕はタケル。単身赴任も…もう2年目になる…6歳になる ほのかという娘がいる。ちょっと会わない間にどんどん成長していて、帰って一緒に遊ぶのが楽しみだ妻からの突然の電話で…全てが変わってしまった……なんでこんなことになったのか、これからどうするべきなのか、頭の中がぐちゃぐちゃだったが、とにかく「会って話をしよう」と僕は家に帰ることにした家に帰ると、妻のさとみが青ざめた顔で出てきて…何も知らない ほのかの寝顔が可愛くて…辛かった。…次回は、さとみとの話し合いがはじまります※この漫画は実話をべースにしたフィクションです【監修弁護士】伊藤 真樹子(いとう・まきこ)弁護士2008年に弁護士登録後、離婚や相続などの家事事件、債権回収などの民事事件を500件以上取り扱う。「何かあったらすぐに相談に行ける、身近な法律事務所」をモットーに法律事務所を運営原案: 「慰謝料、僕が払うの?」専業主婦がW不倫、夫は「二重の理不尽」を味わうのか (弁護士ドットコム)脚本・ウーマンエキサイト編集部イラスト・ ちゃんこ
2020年10月08日義父母と同居して約10年が経ちます。正直同居がいいと思ったことは一度もありませんが、あまり干渉しないタイプの義父母なので、自由にさせてもらってありがたいなとも思っていましたし、慣れもあり同居が不快とそこまで感じてはいませんでした。家のリフォームの予定がありますが、完全に分けていいものかと迷うくらい、私自身義父母に心を開きかけてはいたのです。ある時期までは……。義母が定年退職して状況が変化夫が単身赴任になっても、時には助けてくれる義父母への感謝とともに夫がいなくてもできると、自分に自信もついてきたころのことでした。4人きょうだいの育児を経験している義母が、フルタイムで働いていた職を定年退職して家にいるようになったのです。 義母は今までしてこなかった家の掃除や片付けをし始めました。家がきれいになるのはよかったのですが、だんだんと私や子どもたちが散らかすのも気になるようになったのか、今まで指摘されなかったことまで義母はあれこれ干渉してくるようになりました。 子どものしつけにまで干渉してくるように父親不在なので、父親代わりになるべきだと勝手に思ったらしい義父が、子どもに説教することは以前から気になることではありましたが、今度は義母までもが参戦してきたのです。 義母は子どもに説教をし、そして私にも「育て方が甘い」など、事あるごとに「昔のお父さんはもっと厳しかった」などと言うように。反論できない私は黙りこむしかありませんでした。 子どもへの影響と自信喪失もちろん、義父母がいることでいろいろな価値観が学べていいとは思います。しかしながら今の義父母を見ていると、上からの押しつけにすぎない気がします。私はもっとのびのびと安心して子どもに育ってほしいのに、私が義父母の顔色をうかがっているせいか長男も少しビクビクしていることがあり、少し心配になります。 私は思うように育児ができず、やっぱりここは自分の家ではないと思う気持ちが強くなったり、そんなことを考えてしまう自分に嫌悪感を抱いたりしてしまいました。 義父母とは適度な距離感が大切だと改めて感じた体験でした。だからといって今すぐ別に住むこともできません。甘えすぎないように気をつけながら、なるべく家の中でも距離を保つ工夫をしていきたいと思います。また、子どもにとっては大事な祖父母だということは忘れないようにしなければと、自分に言い聞かせています。 監修/助産師REIKO作画/はたこ著者:岡本花自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年09月24日2020年1月から世界中で感染拡大し、多くの人の生活に影響を与えている新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。コロナウイルスとの共存を目的として政府は新しい生活様式を提案し、日常生活での感染対策を呼びかけています。これまで通りに一人ひとりが手洗いやうがいを心がけるだけでなく、社会全体が時代に合わせて変わる必要があるのです。感染拡大を受けての、カルビーの『働き方改革』に称賛の声同年6月25日、『ポテトチップス』や『じゃがりこ』などのスナック菓子などを製造・販売している株式会社カルビーが、新しい働き方について発表。コロナウイルス感染症の影響を踏まえた新たな働き方『Calbee New Workstyle』を、同年7月1日からオフィス勤務者約800人を対象に適用することを明かしました。『Calbee New Workstyle』による変更点は、以下の3つです。【モバイルワークの標準化とフルフレックス導入】オフィス勤務者は出社勤務ではなく、モバイルワークを原則に。オフィスへは創造性や効率性の向上、直接の意思疎通が必要な場合に出社。またフレックス勤務のコアタイムを廃止し、より柔軟な働き方を推進。結果的に30%前後の出社率を目安とする。【単身赴任の解除】モバイルワークを基本とすることで、業務支障がない旨を所属部門が認めた場合は、単身赴任を解除。【通勤定期券代の支給停止と、モバイルワーク手当の支給】通勤定期券代に替わり、オフィスへの出社日数に応じた交通費を実費で支給。また、モバイルワーク手当(一時金)を新設し、モバイルワークの環境整備に必要な費用を一部補助。政府は新しい生活様式の1つとして、テレワーク(在宅勤務)を推奨しています。カルビー社内からは多くの従業員から「働き方を変えてほしい」という声が上がっていたのだとか。カルビーは従業員を守るためにも、働き方改革に踏み切ったのでしょう。ネットで『Calbee New Workstyle』はまたたく間に話題になり、中でも単身赴任の解除を称賛する声が相次ぎました。・会社は交通費や単身赴任の家賃等を削減でき、従業員は健康的に働ける。まさに『Win-Win』ですね!・よく考えてみたら、仕事のせいで家族と暮らせないって本末転倒ですよね。英断です。・素晴らしい判断だと思う!単身赴任という古い働き方はどんどん見直していってほしい。これまで単身赴任はごく普通の働き方とされてきましたが、インターネットの進化によって遠方にいても気軽に連絡をとったり、会議に参加したりできるようになりました。遠方で離れて暮らさなくてはならない単身赴任が減ることで、家族と過ごすかけがえのない時間が増えることでしょう。カルビーの発表に対し、ネットでは「こういった企業がどんどん増えてほしい」という声も。時代の変化に合わせて、今後もいろいろな企業が後に続くといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月26日海外で暮らす日本人は約135万人。企業の駐在員や留学による長期滞在者はそ64%の86万人いるとのこと。わが家のようにいきなり海外赴任になることはもちろん、まわりに海外赴任や留学をされているお知り合いがいる方も少なくないでしょう。羨ましがられることも多いけれど、子連れで海外赴任になった人にしかわからない苦労、そして自分のまわりの人には言えない本音もあるのです。赴任前からワンオペ育児とワンオペ海外引っ越し準備わが家は、2019年の9月から夫の赴任でオーストラリアで暮らしています。海外への辞令を受けた後、赴任する本人は、研修、引継ぎ、送別会…と国内外を飛び回って、自宅にはほとんどいないというのはよくあること。実際、わが家の夫も赴任前からほとんど家にいませんでした。家族そろって赴任地へ赴く場合もあるようですが、会社の規約や引き継ぎの事情で、夫だけが先に現地入りし、「家族は後から」という場合も多いのです。そうなると、「国内でのワンオペ育児」からの、ほぼ「ワンオペの海外引っ越し」となります。まさにわが家もそうでした。わが家は国内での転勤を何度も経験してきましたが、今回実感しているのは、海外の引っ越しは、国内の引っ越しの3倍は大変だということ。まず海外への輸送の都合で、荷物の仕分けが厳しく、船便で持っていくもの、航空便で送るもの、手荷物にするもの、廃棄や実家や倉庫に預けるものと分けなければいけません。手続きも、銀行から保険、運転免許、カードの整理から郵便物の受け取り先まで、国内の引っ越しでは簡単に済むものも、プラスひと手間ずつかかり、ビザにかかる申請一式や無犯罪証明書の取得、車の処分と無事故証明書の申請、国際免許の取得、さらには、予防接種や渡航健診、学校に成績証明を依頼したり、事前に渡航先の学校とのやり取りをしたり、合間には語学レッスンを入れてと多岐にわたりました。夫不在のため、それらの手続きは、すべて私一人で進めました。パスポートをはじめ、子どもの予防接種や渡航健診も含めて、子どもを連れて手続きに回る日々が続いたのです。異国でのワンオペ手探り育児一方、海外に来てからゆっくりできるかと言えばそうでもありませんでした。住宅や最低限のインフラは、夫が協力してそろえてくれていましたが、慣れない海外の学校に通う子どもの世話をしつつ、まったく何がどこに売っているかさえ見当もつかない海外で、生活基盤を整えなければなりませんでした。小学生の子どもは送迎が必要ですし、留守番は基本NGです。渡航したばかりで銀行やカードも私の分はすぐに作れませんでした。ガスや電気の請求は当然夫名義ですが、本人でないと問い合わせも受けつけてもらえません。そして、宅配物は、日本のように時間指定ではないどころか、届かないなどのトラブルが相次ぎました。また、学校への書類や、住宅の契約、現地の免許への切り替えや車検、インターネットの接続に携帯電話の契約なども、日本でもやや面倒なのに、言葉が通じない分、余計に負担は倍増でした。夫に頼もうにも、夫だって新しい土地での仕事に必死で忙しい日々。日本の時間に合わせて仕事をし、かといって日本の休みが休みというわけではなかったのです。海外のワンオペが続き、海外で家出をしたという話もシンガポール、香港を経て、オーストラリアに赴任してきたママは、同じような海外のワンオペが続き、海外で家出をしたのよと話をしてくれました。この話を聞いた時、私だけじゃなかった!と逆にホッとしたのを覚えています。土地勘もなく、言葉だって不自由な上の海外で家出って、相当の度胸と覚悟です。「今思うとウツになっていたのね」と話していましたが、鬼気迫るものがあるほどに追い詰められる心理状態は私も体験しました。「夫が忙しすぎて、赴任前に前任の方に話を聞きたかったのに、取り次いでさえもらえなかった」という私が感じていたのと同じ文句を、ほかの駐在ママさんも言っていたことで、この大変さは一般的なんだなぁと感じました。そして、「そうか、この思いがいつかただのグチになるんだ」となんとか乗り切れたという部分もあります。頼る身内もまったくいない海外って本当にサバイバルです。海外赴任というと優雅なイメージだけれど…私も海外赴任の話が来るまでは、「海外に赴任なんて高給取りで優雅な生活なんだろうな~」という勝手なイメージを持っていました。けれど、準備に始まり、赴任時も帰国してからも出費がかなりの額になることに驚きました。電化製品は電圧の関係で海外で使えず、けれど数年も倉庫に入れておくと使えなくなることが多いため、すべて捨てて買い直さなければなりません。また、荷物の量なども制限があるので、家具一式、生活用品、学用品、それぞれ海外に行くときに買い替え、帰国する時にまた買い直す必要があるものが意外と多いです。ちなみに、オーストラリアは物価が2.2倍以上と言われます。スーパーの鮭1切れも1パック12個入りの卵も、日本円にして800円以上です。駐在の手当で給与が倍にはなったわが家ですが、物価からいうとあまりお得に感じません。それにもまして、渡航前から生活がかなり壮絶です。その渡航準備にかかる労力に対しては、当然ながらなんの補助もありません。準備に明け暮れた数か月、妻である私の無償労働の上にわが家の赴任準備は成り立っていました。赴任の手当は「日本国内と海外での妻の労働に対してだ!」と夫に豪語したくらい、今回の子ども連れの海外赴任は妻であり母である私にとって負担の大きい体験でした。<文・写真:ライター結生>
2020年03月17日夫は単身赴任先にテレビを持っていかなかったのに……。スマホを持っているという理由で、受信料を取られてしまった。そんな未来がもうすぐくるかも――。「NHKは、国民すべてから受信料を取る方向に大きく舵を切ったと言っても過言ではありません」そう語るのは元NHK職員でアゴラ研究所代表の池田信夫さん。《自家用車のカーナビでも、NHK受信料の契約義務が生じる》そんな驚きの判決が、東京地裁で下ったのは、5月15日のことだ。テレビは持っていないが、テレビ放送が視聴できるワンセグ機能付きのカーナビを所有する女性が、契約義務がないことの確認をNHKに求めたこの裁判。女性は「カーナビは交通案内のため」と主張したが、東京地裁は「放送を受信する目的がないとは認められない」として、女性の訴えを退けた。今年3月には、ワンセグ付き携帯電話にも、受信料の契約義務があるという判決が最高裁で確定している。「まったく別の目的で購入した電化製品でも、ワンセグ機能が付いている限り、NHKと受信料契約を結ばないといけない。そんな判決が相次いでいます」(池田さん)さらに、今までNHKが制限されていた、テレビ放送と同時のインターネット配信を可能にする放送法の改正案が、5月29日に現国会で成立した。これは、近い将来、スマホやパソコンで、ネットを通じたNHKのライブ視聴が可能になることを意味するのだが……。「ネットに接続されているスマホやパソコンを持っていると、“NHKを受信できる”と見なされてしまうようになる。 NHKが受信料の支払いを求める根拠になってしまうでしょう」(池田さん)世帯ごとに払わないといけないため、単身赴任中の夫や、進学のために下宿中の子どもがいる人は、今回の法改正で大きな影響を受けるかもしれない。現在、地上放送のみ見られる契約だと月額1,310円、衛星放送も加えた契約だと月額2,280円(いずれも振り込みで月払い)となっている受信料。NHKの収入の9割強が、この受信料によるもので、現在の“支払い率”は82%。契約の対象のうち、8割が受信料を支払っているが、NHKはこれを限りなく100%に近づけようとしているのだ。じつはNHKが法的な措置をしてまで、受信料を徴収するようになったのは、この10年ほどのことだという。きっかけは’04年に発覚したNHKプロデューサーによる巨額の制作費着服事件だ。多くの国民の怒りを買ったこの事件から、全国的に受信料の支払いを拒否する人が相次ぐ。事件前まで、78%前後を推移していた支払い率は、事件が発覚した翌年の’05年には、69%台まで落ち込んだ。支払い率の激減に危機感を抱いたNHKは、受信料の支払い拒否者に対して督促状を送るように。さらに、受信料を払わない人を訴える例も出てきた。裁判を辞さないNHKの方針に支払い率は急増。’18年度の受信料収入は、前年度より209億円も増え、7,122億円と過去最高を記録した。しかし、NHKの方針に違和感を持つ国民は少なくない。NHKは’20年の東京五輪後から、総額1,700億円をかけて、新社屋の建設を開始する予定。また、役員の高額報酬や1,000億円を超す巨額な繰越金など、厳しく受信料を徴収しながら、放漫経営をしていると考える人も多い。「4月の統一地方選挙で、『NHKをぶっ壊す』ことを“公約”に掲げた『NHKから国民を守る党』が大躍進し26人が当選しました。その根底には、NHKに向けられた国民の視線の厳しさを物語っているのです」(池田さん)かといって、“未払い”を放置すれば、真面目に受信料を支払っている人に、不公平感だけが残るだろう。池田さんは、抜本的な解決として、こう提言する。「明快なのは、NHKの番組をすべてスクランブル化することです。『WOWOW』のように料金を支払った人だけしか視聴できないシステムにして、大規模災害のときだけスクランブルを解除すればいい。でも、NHKは視聴者離れを危惧して、このような改革はしないでしょう」(池田さん)一方、ITジャーナリストの本田雅一さんはこう提案をする。「イギリスには、NHKと同じような公共サービスを提供するBBCがあり、テレビを設置・使用する場合『テレビライセンス』という通信許可料(年額約2万2,000円)を支払います。視聴者がライセンス料を支払わなかったり不正な受信を続けたりした場合には刑事罰となり、最高2,000ポンド(約27万円)の罰金が科せられます。イギリスでは、この制度により93~94%(’16年度)の高い徴収率を維持しています。公共放送を運営、維持していくためにもNHKでも同様のシステムを取り入れる時期が来ていると思います」受信料“義務化”について、元テレビディレクターで上智大学の水島宏明教授に聞いた。「NHKが公共メディアとして経営基盤をたしかなものにしていかなければいけないことは理解できます。しかし、受信料制度が法的な義務だという傾向が進んでいくなか、NHKの職員に国民の声をきちんと聞こうというスタンスがなくなった気がします。かつて不祥事があり受信料の支払い率が下がったときには、現場ディレクターや記者たちは、NHKの視聴者センターの電話に張り付いて、視聴者の声に耳を傾けていました。先月には、安倍政権に太いパイプを持つとされる板野裕爾氏が専務理事に返り咲いたのも不可解な人事です。政権への“忖度”の強いニュース報道も気になります。本来なら、そんな役員人事やニュース報道の判断基準などを公にして、透明性を確保していくべき。そうして、国民が納得して受信料を支払うシステムに近づいていくはずなのに、どんどん国民とかけ離れていっている気がします」受信料を集めることに執心しているNHKは、国民との信頼関係の大切さを忘れないでほしい。
2019年05月30日「夫に転勤辞令が出た!」。その時、妻は家族で引越し?単身赴任?どちらを選ぶのでしょうか?今回は東急住宅リースが転勤経験のある働く既婚男性500名と、夫の転勤に伴い一緒に引越しをした経験のある既婚女性500名の計1,000名を対象に実施した「ビジネスパーソンの転勤事情に関する調査」の結果から、夫の転勤を経験した妻の本音をご紹介します。■ 夫の転勤は単身赴任がなんと7割も!夫の転勤が決定してまず決めなければならないのは、夫が単身赴任するか、それとも家族で引越すか。転勤を経験した人々は、いったいどのようにしたのでしょうか?Mills / PIXTA(ピクスタ)「直近の転勤では、家族も一緒に引越しをしたか、単身赴任だったか」と尋ねると、「家族一緒に引越し」と答えたのはたったの32.8%!一方「単身赴任」と答えたのは67.2%で、7割近くの夫たちが単身赴任していることが判明しました。cba / PIXTA(ピクスタ)その中で、単身赴任率が最も高かったのは未就学児がいる家庭でなんと77.8%。一番低かったのは中学生の58.0%でした。両親や義父母が一緒、または近くに住んでいる場合は、未就学児を抱えていると会いにくくなることから、引越しがしづらいのかもしれません。■ 命令口調はご法度! 何と言えば妻は転勤先についてきてくれる?家族はできれば一緒に暮らすのが一番良いとはいえ、夫の転勤が何度かあると「もう一緒に行きたくない!」と思うこともあるかもしれません。そんな時、夫が何を言えば妻は「ついていこう」と思うのでしょうか?まずは男性に「転勤をする際に、これを言えば妻がついてきてくれると思うセリフ」を聞くと、kou / PIXTA(ピクスタ)1位……「ついてきてほしい」(54人)2位……「一緒に行こう」(31人)3位……「良いところだよ・○○があるよ」(15人)4位……「一緒にいたい」(13人)5位……「ついてこい!」(12人)5位……「転勤が決まったよ」(12人)という結果に。一方、妻の方は、shimi / PIXTA(ピクスタ)1位……「ついてきてほしい」(95人)2位……「一緒に行こう」(30人)3位……「一緒にいたい」(24人)4位……「家族一緒に暮らしたい」(21人)5位……「一緒に頑張ろう」(14人)という結果でした。夫と妻の回答は1位と2位こそ一緒ですが、夫3位の「良いところだよ・○○があるよ」は妻10位、また夫5位の「ついてこい!」「転勤が決まったよ」にいたっては妻の場合欄外!ふじよ / PIXTA(ピクスタ)夫が「ついてこい!」と言っても、「なんで命令口調なのよ!」と妻に反発されるだけなのかもしれません……!■ 転勤先で「ママ友作り」に苦労した妻が半数も!では、なぜ世の妻たちは夫の転勤についていくことに躊躇するのでしょうか?一つには、妻自体の仕事の問題があります。夫の転勤の度に引越ししていたら、自分自身の仕事も辞めなければならず、キャリアが中断してしまううえに収入も減る結果に。Tony-Studio / PIXTA(ピクスタ)実際、夫の転勤によって「辞める可能性があると正社員として働きづらい」と感じると答えた妻は全体の52.3%と半数以上。「夫が転勤族だと正社員として採用されづらい」と答えた妻も42.9%に上りました。また、現在住んでいる土地で友人関係ができあがっている場合、新しい土地に引っ越したらまた一から人間関係を作り上げなければなりません。特に、子どもがいる場合「新しいママ友」を作るのに苦労する場合も多いかも。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)子どもがいる妻387人に「転勤先のママ友作りで苦労したことがあるか」と尋ねてみると、「ある」と答えたのは49.4%、「ない」は50.6%という結果でした。しかし、未就学児を持つのママさんの「ある」が最も多く63.8%もありました。Sunrising / PIXTA(ピクスタ)ちなみに最も少ないのは、すでにママ友を作る必要もないと思われる子どもが社会人の場合で40.6%という結果でした。子どもが幼い場合は特にママ友と知り合う機会も少ないうえ、転勤先で言葉が分からなかったり、地域の文化に溶け込めない……などの文化的な問題が生じる可能性もあります。Mills / PIXTA(ピクスタ)転勤事情に関する調査結果をお伝えしましたが、いかがでしょうか。結婚後の転勤は様々な難しい状況が伴うことも多いようです。メリット・デメリットをよく考えて、夫の転勤に家族でついていくか、単身赴任にするか決定したいものですね。【参考】※東急住宅リースビジネスパーソンの転勤事情に関する調査2019
2019年02月23日「この春から、夫の転勤が決まった…」。夫の転勤について行くにしても、行かずに単身赴任となるにしても、家族にとって大きな環境の変化となることは間違いありません。今回は、夫の転勤についていく場合、逆に妻子は残って単身赴任となる場合、それぞれのメリット・デメリットを考えていきましょう。 ■夫の転勤「ついて行く? それとも単身赴任?」夫から「転勤が決まった」と告げられたとき、心の中にはさまざまな不安や疑問がわきあがってくると思います。「家はどうするの?」「ついて行くなら、子どもの学校は?」「私の仕事はどうなる?」「ついていった赴任先で、私ができる仕事はあるの?」といった疑問から、「今の環境や状況が、変わってしまうのかも…」「今と同じ生活を送ることはできない?」というような不安ではないでしょうか。安定している今の状態を変えたくはない。思いもしない変化に、自分は対応できるのだろうか…。そうした変化への不安は誰しもあるものです。また、転勤期間がはっきり決まっていない、そもそも戻って来られるかどうかもわからないこともありますよね。現在の生活をどこまで残していくのか? といった問題に頭を悩ませることも少なくないでしょう。■転勤夫についていく場合の「メリット・デメリット」では、夫が転勤する場合、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。まずは、家族全員が転勤先へついていく場合のメリット、デメリットを考えてみましょう。赴任先についていく場合のメリットは「家族の絆が強くなること」です。ほとんど知らない土地に住み始めるとなると、最初、頼れる存在は家族だけになりますよね。そうなると、何か問題や心配事が起きたときは家族一丸となって問題に対処せざるを得なくなります。「自分たちだけで乗り切るしかない!」という思いが強まり、家族一人ひとりが考え、行動していく機会が増えます。その結果、団結力が深まっていくわけです。家族以外の人に頼るという選択肢がなくなるデメリットによって、家族の絆が強まるメリットが大きくなるのでしょう。また、夫目線で考えると、仕事をする場所は変わりますが、家に帰れば今までと同じ家族の空間があるので安心できます。リラックスできる場所があると、仕事にも不安なく打ち込むことができるでしょう。一方、デメリットとしては「ほとんどの場合、妻は仕事をやめなければいけない」「赴任先で就ける仕事があるかどうかわからない」などがあげられます。また、夫とは違い、妻はご近所づきあいや地域と関わる機会がこれまで以上に増えることも…。子どもが園や学校に通うとなればなおさらです。そうなると、土地の人となじめるかどうかといった不安も妻は抱えることになるでしょう。■夫が単身赴任する「メリット・デメリット」では夫1人で単身赴任し、夫以外の家族は今まで通りの生活をすることを選んだ場合、どんなメリット・デメリットが考えられるのでしょうか。大きなメリットは「妻自身が仕事を続けられること」と「子どもが転園・転校しなくてすむこと」ではないでしょうか。妻は今まで通りキャリアを築き続けることができますし、子どもに環境の変化を強制せずにすむので「新しい園や学校でやっていけるかな」「友だちができるかな」というような心配や悩みが生まれることもありません。また、妻にとって一番大きなメリットといえるのが「夫の世話がなくなる」こと。夫が家にいないということは、単純に大人1人分の食事の用意、洗濯などの家事がなくなるだけではありません。例えば、夫の帰りが遅くなったら夜食やお風呂の準備をして待ったり、スーツやシャツをクリーニングに出したり、出張の時は荷作りしたりと、通常の家事のほかに夫の世話は意外とあります。それがなくなればずいぶんと楽になる、と感じる人は多いのではないでしょうか。反対に、夫が単身赴任するデメリットとしてあげられるのは「夫の健康や生活の管理ができない」こと。食生活や運動習慣などを把握してコントロールできないため、「揚げ物やお肉ばかり食べていないかな」「汚部屋になっているかも」「ちゃんと洗濯しているのかな」と心配になってしまうでしょう。また、夫が不在であることに妻が慣れすぎ、たまに夫が帰って来たときのお世話を面倒に感じてしまうというデメリットも。夫が家にいないことが日常になってしまい、夫への関心、愛情が薄れてしまうことは夫婦関係に大きなダメージを与えます。コミュニケーションをとることの大切さを忘れないようにしてほしいですね。■夫の転勤=ワンオペ育児となる「リスク」夫の転勤について行く、あるいはついて行かない。そのどちらを選んでも共通しているのは「ワンオペ育児になるリスクがある」ということです。転勤について行ったら、夫は仕事、周囲は知らない人ばかり。一方、ついて行かないとしても、一番子どものことを相談したりお世話をお願いできる夫は遠方で頼れない…。自分ひとりしかいない状況とは、どんな状況なのか。少し想像しておくだけで、いざとなったとき、パニックに陥ることなく落ち着いた対処が可能になるでしょう。しかし、「これからは自分がしっかりしないと!」と気負いすぎるのは禁物です。ひとりで育児をすることになっても母親役、父親役、どちらもこなそうとがんばらなくて良いんです。できることには限界があると、最初から良い意味で開き直りましょう。困ったときは「さあ、どうしようか?」「この方法でやってみようかな?」と、スルリとすりぬけていくような感覚で向き合えると気持ちも楽になると思います。「去る者日々に疎し」。この言葉は「親しかった人も遠く離れてしまうと、次第に親しみが薄れる」という意味です。もし、転勤について行かないと決めたなら、離ればなれになっても夫婦関係に亀裂が生じないよう、上記の言葉をぜひ思い浮かべてみてください。例え夫であっても、今ここにいないというだけで、次第に存在感が薄まってしまう。夫の単身赴任はある意味、夫婦の絆が試されているときといえるかもしれません。夫の単身赴任後は、今以上に直接コミュニケーションをとり、夫不在が当たり前にならないようにする「努力」が欠かせません。夫婦でいることの意味を見失わないように、そして子育ては「なるようになる」と気負いすぎない。こうした心構えが大切でしょう。
2019年02月03日