“泊まれる醤油蔵”古民家ホテル「NIPPONIA 田原本 マルト醤油」が、奈良・田原本町に2020年8月29日(土)オープン。奈良最古の醤油蔵に泊まる「NIPPONIA 田原本 マルト醤油」奈良最古の醤油蔵を再構築した宿泊施設「NIPPONIA 田原本 マルト醤油」が誕生。70年前に一度閉業したマルト醬油が、築130~140年の蔵の一部を改修し、古民家ホテルとしてオープンする。屋敷全体は、奈良固有の大和棟造りの名残を残す佇まい。客室には、醤油蔵元の使われ方に着想を得た家具や装飾を施しており、かつてこの蔵に住み込みで働いていた蔵人たちの生活をいたるところで感じられる。部屋名にも、醤油づくりや蔵の歴史にちなんだ「糀」「府庫」などユニークな名前を採用した。丁寧に手入れされた庭には、七福神の飾り瓦や春日灯篭などを飾って“和”の雰囲気で来客をもてなしてくれる。食事をする奥の間からは美しい景色を眺めることができ、緑あふれる空間で朝食を味わうことができる。醤油づくりに新たに挑戦古民家ホテル「NIPPONIA 田原本 マルト醤油」のオープンにあわせて、伝統の古文書を読み解き、醤油づくりに新たに挑戦。地元原材料と天然醸造製法にこだわったマルト醤油は、約2年かけてじっくりと熟成させ、2022年よりマルト醤油を使った食事メニューが提供される予定だ。遺跡、神社仏閣を巡る街歩きも「NIPPONIA 田原本 マルト醤油」の周辺は、重要文化財や遺跡、神社仏閣が多く存在するエリア。日本最古とされる⼤神神社の別宮・村屋神社や、国史跡唐古・鍵遺跡など観光スポットが揃っているので、宿泊時には足を延ばして、ぜひ周辺エリアの街歩きも楽しんで欲しい。【詳細】「NIPPONIA 田原本 マルト醤油」オープン日:2020年8月29日(土)住所:奈良県磯城郡田原本町大字伊与戸170標準的な部屋設備:ヒノキ風呂・レインシャワー、温水洗浄トイレ、冷暖房完備(全室床暖房有)インターネット:無料Wi-Fi【予約・問い合わせ先】TEL:0744-32-2064
2020年08月28日奈良の果実園「堀内果実園(ほりうちかじつえん)」直営カフェでは、夏季限定の新メニュー「果実園のかき氷」を、奈良店・グランフロント大阪店にて提供されます。堀内果実園は、明治36年創業の果実園。 直営店では、“くだものを楽しむお店”として、肉厚カットの果物を使用したメニューを提供しています。その新作「果実園のかき氷」では、旬のメロン、ゴールドパインやゴールドキウイをふんだんに飾り付けた、果実感をしっかりと感じられるかき氷2種を用意。「果実園のかき氷 丸ごとメロン」は、メロン丸ごとを器にして、丸くくりぬいたメロン果肉をふんだんにトッピングした1品です。メロンのジューシーな甘さのなかにも、爽やかな梅の風味をきかせて、クセになる味わいに仕上げています。一方「果実園のかき氷 ゴールデンゴールデン」は、イエローの色合いが鮮やかなゴールドパインとゴールドキウイを存分に楽しめるかき氷。ゴロゴロとした果実感たっぷりに仕上げ、夏らしく爽やかな味わいとなっています。【詳細】果実園のかき氷発売時期:2020年7月~9月初旬提供店舗:堀内果実園 カフェ&ショップ 奈良三条店・グランフロント大阪店価格:果実園のかき氷 丸ごとメロン 1,480円+税、果実園のかき氷 ゴールデンゴールデン 1,280円+税■店舗情報・奈良三条店住所:奈良県奈良市角振町23営業時間:10:00〜19:00(L.O. 18:30)TEL:0742-93-8393・グランフロント大阪店住所:大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 南館B1営業時間:10:00〜22:00(L.O. 21:30)TEL:06-6467-8553
2020年08月08日奈良の果実園「堀内果実園(ほりうちかじつえん)」直営カフェでは、夏季限定の新メニュー「果実園のかき氷」を、奈良店・グランフロント大阪店にて提供する。堀内果実園は、明治36年創業の果実園。 直営店では、“くだものを楽しむお店”として、肉厚カットの果物を使用したメニューを提供している。その新作「果実園のかき氷」では、旬のメロン、ゴールドパインやゴールドキウイをふんだんに飾り付けた、果実感をしっかりと感じられるかき氷2種を用意。「果実園のかき氷 丸ごとメロン」は、メロン丸ごとを器にして、丸くくりぬいたメロン果肉をふんだんにトッピングした1品だ。メロンのジューシーな甘さのなかにも、爽やかな梅の風味をきかせて、クセになる味わいに仕上げた。一方「果実園のかき氷 ゴールデンゴールデン」は、イエローの色合いが鮮やかなゴールドパインとゴールドキウイを存分に楽しめるかき氷。ゴロゴロとした果実感たっぷりに仕上げ、夏らしく爽やかな味わいとなっている。【詳細】果実園のかき氷発売時期:2020年7月~9月初旬提供店舗:堀内果実園 カフェ&ショップ 奈良三条店・グランフロント大阪店価格:果実園のかき氷 丸ごとメロン 1,480円+税、果実園のかき氷 ゴールデンゴールデン 1,280円+税■店舗情報・奈良三条店住所:奈良県奈良市角振町23営業時間:10:00〜19:00(L.O. 18:30)TEL:0742-93-8393・グランフロント大阪店住所:大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 南館B1営業時間:10:00〜22:00(L.O. 21:30)TEL:06-6467-8553
2020年07月24日「奈良 蔦屋書店」が、2020年4月4日(土)、奈良市・三条大路の新施設「奈良県コンベンションセンター」にオープン。奈良に誕生するくつろぎスポット「奈良 蔦屋書店」奈良市の中心部に開業する「奈良 蔦屋書店」は、奈良県最大の会議場・観光交流拠点として開業する「奈良県コンベンションセンター」の一部としてオープン。“文化に囲まれ、好奇心の扉を開く場”をコンセプトに、奈良県の観光や地元の名産品をはじめ、悠久の都・奈良ならではの新しい知識の発見がある本や雑貨を提案しています。また、近隣住民はもちろんのこと、国内外から訪れる観光客が寛げる空間になるよう、地域最大級の座席数となる「ブック & カフェ( BOOK & CAFE )」を設置。店内には、中川政七商店(Nakagawa Masashichi Shoten)が、初の書店一体型店舗を展開しています。さらに、国内初進出となる「JWマリオット・ホテル奈良」がオープンするほか、NHK奈良放送会館の移転も行われています。本・暮らしの道具・コーヒーを楽しめる「中川政七商店 奈良 蔦屋書店」「中川政七商店 奈良 蔦屋書店」は、中川政七商店にとって、創業の地・奈良県内で4店舗目の直営店となります。店内は、“ブック & カフェ”である蔦屋書店とのコラボレーションによる、本、暮らしの道具、コーヒーをじっくりと楽しめる空間です。2つの売り場では、日本の工芸をベースにした約2,800点のアイテムや、奈良らしいギフト約1,000点を取り揃えています。また、購入前の本や雑誌をコーヒーとともに楽しめる蔦屋書店と連動し、コーヒーとともに味わえる限定スイーツを提供。鹿の丸い背中をモチーフにした「奈良シトロン」は、ほうじ茶を練りこんだ生地に、チョコレートとカシューナッツをトッピングした1品です。ほかにも、店内で購入したハンカチや靴下に、その場で鹿などのモチーフを刺繍できるサービスも展開しています。奈良県初、インターナショナルブランドのラグジュアリーホテル「JWマリオット・ホテル奈良」は、奈良県で初となるインターナショナルブランドのラグジュアリーホテル。モダンな設備と便利さを備えた16室のスイートを含む158室の客室を備えています。また、マルチコンセプト・オープンキッチンダイニング、寿司、鉄板焼、会席からなるスペシャルティレストラン「校倉(あぜくら)」などの飲食施設を備えています。ラウンジ・バー「フライングスタッグ」では、デイタイムは本格的なアフタヌーンティー、バータイムはカクテルやおすすめのウイスキーなどを楽しむことができます。館内には、フィットネスセンター、屋内スイミングプール、マッサージやフェイシャルトリートメントが体験できるスパも併設しています。スポット情報スポット名:奈良蔦屋書店住所:奈良県奈良市三条大路1丁目奈良県コンベンションセンター内
2020年04月10日中川政七商店(Nakagawa Masashichi Shoten)が、初となる書店一体型店舗「中川政七商店 奈良 蔦屋書店」を、2020年4月4日(土)、「奈良県コンベンションセンター」内の「奈良 蔦屋書店」にオープンする。奈良県内で4店舗目の直営店となる「中川政七商店 奈良 蔦屋書店」は、“ブック & カフェ”である蔦屋書店とのコラボレーションによる、本、暮らしの道具、コーヒーをじっくりと楽しめる店舗だ。2つの売り場では、日本の工芸をベースにした約2,800点のアイテムや、奈良らしいギフト約1,000点を取り揃える。店内は、調理道具売り場に鍋の手入れや料理に関する書籍を展開するなど、中川政七商店が展開する暮らしの道具と蔦屋書店の選書が連動したレイアウトに。本と雑貨から、工芸の新たな魅力にふれられる。また、購入前の本や雑誌をコーヒーとともに楽しめる蔦屋書店と連動し、コーヒーとともに味わえる限定スイーツを提供。鹿の丸い背中をモチーフにした「奈良シトロン」は、ほうじ茶を練りこんだ生地に、チョコレートとカシューナッツをトッピングした1品だ。ほかにも、店内で購入したハンカチや靴下に、その場で鹿などのモチーフを刺繍できるサービスも展開する。【詳細】中川政七商店 奈良 蔦屋書店オープン日:2020年4月4日(土)住所:奈良県奈良市三条大路1丁目691-1 奈良県コンベンションセンター 1FTEL:0742-35-3211営業時間:10:00〜20:00定休日:館に準ずる限定アイテム例:・奈良シトロン 1個 250円+税 / 5個入 1,250円+税・手織り麻の文庫本カバー 1,500円+税・刺繍サービス 300円+税〜
2020年03月09日4月4日(土)、奈良・EVANS CASTLE HALLで開催される音楽イベント『THE 奈良』に、湘南乃風やTHE野党でも活動するSHOCK EYEの出演が決定した。「THE奈良 presented by BANSO」チケット情報「THEシリーズ」は、大阪を新感覚のエンタテインメントで盛り上げようという趣旨の元、2018年2月より音楽とお笑いのコラボイベントとして大阪で始まった。2019年8月まで通算7回開催され、数々の人気アーティストやお笑い芸人が出演。昨年10月には「音楽で地方を盛り上げたい」という趣旨の元、秋田県秋田市にて『THE AKITA』を開催。地元のクラブチーム「ブラウブリッツ秋田」とのコラボが実施されるなど大盛況のうちに終わった。今回の開催地は奈良。すでに発表されているDOZAN11、寿君、大阪☆春夏秋冬 with 黒髪のリリー、RED SPIDER、APOLLO、RAYと共に、奈良を大いに盛り上げる。チケットは発売中。
2020年03月02日奈良県の奈良公園内に、新しいスモールラグジュアリーリゾート「ふふ 奈良」が、2020年6月5日(金)に開業する。隈研吾が建築デザイン、“奈良の魅力”を閉じ込めた新ラグジュアリーリゾート「熱海 ふふ」「ふふ 河口湖」など、高級温泉旅館「ふふ」シリーズの新施設が、世界遺産溢れる街・奈良にオープン。その土地として選ばれたのは、正倉院や東大寺といった歴史的建造物をはじめ、自然溢れる広大な敷地を構える奈良公園内だ。建築デザインは、“その土地の文化に溶け込む建築”を目指す世界的建築家・隈研吾が担当。ホテルには古都奈良の景観を継承する大和張り、奈良格子、連子格子を設えたほか、奈良を代表するブランド“吉野杉”をふんだんに使用。その建築物の随所から、奈良の魅力を感じ取ることができる。客室に広がる日本の“おもてなし”客室に入ってからは、隈研吾の考える日本ならではの“おもてなし”が待ち構える。広々としたリビングには、かつて“集いの場”としていた縁側の過ごし方を現代に再解釈。掘り込みのリビングの部屋の段差は、快適なソファや昼寝の布団、はたまた座卓としても楽しむことが可能だ。また古来から床に座る、日本の伝統的なスタイルで過ごすのも良し。懐かしさと新しさをミックスした、居心地の良い空間に仕上がっている。全室に客室露天風呂さらに全室には、疲れた体をじんわりと癒してくれるプライべートの客室露天風呂を用意。庭園の自然豊かな空気を味わいながら、薬草を使用したこだわりの湯につかることができる。贅沢なスパもそのほか館内には、フランスの高級スキンケア・シスレー(SISLEY)のスパを用意。敷地内には、「滴翠」と号した茶道家・山口吉郎兵衛の茶室も復元される。詳細「ふふ 奈良」オープンオープン日:2020年6月5日(金)予約開始:2019年12月1日(日)~住所:奈良県奈良市高畑町1184-1TEL:0557-52-6606客室数:30室(内、VIPルームは2室)部屋タイプ:5タイプ付帯施設:レストラン、 SPA、 BAR、 スーベニール料金:1泊2食1室2名 77,000円~(税サ込・入湯税別)
2020年01月23日アイドルグループ・恵比寿マスカッツの奈良歩実が、最新イメージDVD『本当の彼女は』(4,180円税込 発売元:ギルド)をリリースした。2017年から2年間はレースクイーンとして活躍し、一昨年はTBS系『水曜日のダウンタウン』のワンコーナー「MONSTER HOUSE」に出演して話題を集めた奈良歩実。現在は恵比寿マスカッツのメンバーとして活動している。初のイメージDVDとなる本作では、エキゾチックな美形フェイスに上からB88・W64・H89という抜群のスタイルを披露している。社内や温泉旅館では自ら男性を誘って悩殺ポーズをとるなど、全編を通してセクシーなシーンが展開。特に温泉旅館での一室では、開脚の姿勢で自ら腰を振るなど、初めてのDVDとは思えないシーンに挑戦している。なお、同DVDの発売を記念したイベントが1月13日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA1号店 サブカル・モバイル館6F(12:00~)で開催される。
2020年01月09日アクの強いキャラクターをはじめ、近年では爽やかな好青年まで幅広い役柄を演じている間宮祥太朗さん。デビューから11年。着実に役者としての存在感を増しつつあるいま、目指す俳優像とは?熱狂して大騒ぎしているのも嫌いじゃないです(笑)。――野球経験者の間宮さんですが、7月の甲子園の阪神-DeNA戦の始球式の芸能界最速記録、時速139kmが話題になりました。間宮:…(急に照れて)よくわかんないんで、あれはもうスルーしてくださって大丈夫です…(笑)。――でも、野球をやめてからも投げ込みしていたんだな、と。間宮:そんな…全然してないんです。練習する時間も場所も、相手もいないんで。ただあの時は、甲子園のマウンドだったんで、そこに立てていることに感慨深いものはありました。でも、立ったと思ったら、一球投げて帰ってくるだけの一瞬でしたから、喜びを噛み締めている余裕はなかったです。――でも、盛り上がりましたよね。間宮:そうですね。どよめきみたいなものは起こりました。――間宮さん、阪神ファンなんですよね。しかも金本知憲元選手のファン…。でも、ご出身は神奈川、しかも横浜出身です。間宮:実は僕の祖父が熱烈な巨人ファンだったんです。当時の巨人軍ってスター選手だらけで、まさに最強軍団って感じだったんで、それに対するカウンターの気持ちもあったんだと思います。――阪神ファンって熱狂するイメージがありますが…。間宮:嫌いじゃないです(笑)。ヤジが飛び交う雰囲気とかも嫌じゃないですし。――かつての映画好きな野球少年が、俳優になってたくさんの映画に出演して、その上、始球式で憧れの球団の試合でマウンドに立つことができています。夢を叶えたことに対する感慨はありますか。間宮:まあ…あります。でも、映画に出ることがすごいわけではないと思っているんですよ。バジェットの大小とか、役柄とかにこだわらなければ、本気で映画に出たいと思えば、それを叶えることは可能だと思うんです。それよりも大事なのは、“何をそこに残せるか”な気がしています。自分が映画を観る側だった時すごいと思ったのは、スクリーンのこちら側にいる観客に、後の人生に影響するような何か…置き土産のようなものを落としていってくれる作品だったり監督だったり俳優だったり、スタッフだったりしたんですよね。もちろん、自分が最初にスクリーンに映った時は、おお~っと思ったし、初めての主演映画は嬉しかったですけれど、出ているということで満足してはいないかな。――‘08年のデビューから、少しずつその演技に注目が集まるようになって、今の活躍ぶりがあると思います。何か変化を感じることはありますか?間宮:もともと「出られて嬉しい」っていうタイプではなかったんで、それこそさっきお話ししたように、クラスメイトのひとりという役でも出るからには何かを残したい、っていう気持ちが強かったんですよね。それはいまも変わらないんですけれど、当時に比べて作品における比重が大きくなっているので、その重さは感じています。出番が1シーンか2シーンだった時は、そこでいかに自分が作品に影響するかを考えていました。でも、ありがたいことに主演をやらせていただくようになって思うのは、自分が作品とか役に影響されていかなきゃいけないんだっていうこと。なんと言うか…以前は自分が先にありましたけれど、いまは役が自分よりも先にくるというか。そこの意識は変わりましたね。海外ドラマを見ている時によく思うんですけれど、あまり知らない俳優が演じているほうが、役に素直に感情移入できることが結構あるんです。それがたとえばジョージ・クルーニーがやっていたりすると、その存在感が強すぎて、ジョージ・クルーニーがやっている誰々として観てしまったりする。いま、観ていただく機会が増えていますけど、増えるほど提示するお芝居が既に観たようなものにならないようにしなくちゃいけないと思うし、物語に集中してもらうためにも、自分の名前が作品の中に邪念として入らないようにと考えています。間宮祥太朗がやっている誰々じゃなく、作品を観た人には役名だけが残ってほしい。そういうことを意識するようになったのは、変化といえば変化かもしれません。つねに自分についた作品や役のイメージを塗り替えていかないといけない。まだ自分は逃れられていないレベルなので。――たとえば、どなたか理想とする方はいらっしゃいますか?間宮:どなたかひとりというより、年上の俳優さんで活躍されている方はみなさん、すでにそこから解放されているように思います。どんな役をやっても信頼感があるし、その役に見える。ご一緒させていただいても、やっぱりとても魅力的だし、キャリアを積めば積むほどその魅力が増しているのがすごいなとは思います。いま話しながらなんとなく頭に思い浮かべたのは、30代後半あたりの先輩方なんですけれど、僕の年齢くらいの頃には同じように葛藤して、いろんなことを乗り越えてきていると思うんです。でもいま、流行り廃りに左右されるんじゃなく、新しいやり方で、自分の面白いと思うことを選択してやっている。その姿を見ていてとても感動するし、刺激を受けています。間宮さんが桜井日奈子さんとW主演した映画『殺さない彼と死なない彼女』は、11月15日に公開。退屈な高校生活を送る小坂れい(間宮)は「殺す」が口癖の青年。そんな彼がある日、リストカット常習者の“死にたがり”鹿野なな(桜井)に出会う。いつしかふたりは心を通わせ合うが…。漫画家・世紀末による同名漫画が原作。監督は小林啓一。まみや・しょうたろう1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。2008年にドラマ『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』で俳優デビュー。初主演映画『お前はまだグンマを知らない』のほか、映画『帝一の國』やドラマ『半分、青い。』などで存在感を発揮。近作にドラマ『べしゃり暮らし』、映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』。ジャケット¥58,000パンツ¥28,000(共にヨーク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)Tシャツ¥20,000(リヴォラ/スタジオ ファブワーク)シューズ¥58,000(フット・ザ・コーチャー/ギャラリー・オブ・オーセンティック TEL:03・5808・7515)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2019年11月20日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・三宅 茜インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年11月13日これまで演じた役柄からか、テンション高めの人物像をイメージしていたけれど…。実際の間宮祥太朗さんは、たぎるような熱を秘めた、冷静でスマートな人でした。仲のいい女の子を雑に扱っちゃうの、身に覚えがあります。アクの強いキャラクターをはじめ、近年では爽やかな好青年まで幅広い役柄を演じている間宮祥太朗さん。デビューから11年。着実に役者としての存在感を増しつつあるいま、目指す俳優像とは?――最新作の映画『殺さない彼と死なない彼女』で間宮さんが演じた小坂は、周りの人間に興味が持てず、厭世的に生きる高校生です。なかなか屈折した一筋縄ではいかないキャラクターでしたが…。間宮:そうですか?自分のなかでは小坂はわりと一筋縄でいく…というか、共感できるキャラクターだったんです。まあ、口癖が「殺す」っていうのはどうかと思いますが、自分もどちらかというと口が悪いほうだし、仲のいい女の子に対して雑に扱っちゃうというのも身に覚えのあることで…。ただ、面白いなと思うのは、色のない毎日にうんざりしていた小坂が、同級生の鹿野の姿を見て思い立って話しかける。彼にとっては、このタイミングでそれがあったことが必要だったのかなって思うんです。――映画で小坂は、ハチの死骸を拾う鹿野を目撃して彼女に声をかけますが、鹿野の何が小坂を動かしたんだと思われますか。間宮:映画のなかで他のクラスメイトたちがそんなに描かれているわけではないんで、僕の印象ではあるんですけれど、同調圧力ってあったりするじゃないですか。クラス内で何人かが「あれが面白い」ってなると、それほど面白いと思っていない人もそこにのっかっていって、いつしか全員が「面白い」って言わないといけなくなる、みたいな。小坂はそういう同調圧力に囚われている同級生たちを見ていて、それでいいのって、思ってたんだと思います。僕もそうだし。だから、鹿野に心を開いたというより鹿野以外の人に心を開く必要性を感じなかったのかな、と。――間宮さんも学生時代、小坂のようなところがあった、とか。間宮:ありましたね。一時期。――いつ頃?間宮:14歳くらいの時に野球をやめたんですけれど、それまでは、通っていた男子校のなかで一番ヤンチャなメンバーが集まるなかにいたんです。でも部活をやめてからは、学食行っては内容のない会話をしているのが徐々に意味なく感じるようになって、映画の小坂みたいな時期がありました。たぶん、最初はちょっとスカしてる部分もあったと思うんです。でも、だんだんクラス全体を客観的に見るようになってくると、いっつも教室で誰ともツルまずに何かを読んでる奴がいるな、って気になり始めて、そいつと話すようになったり。だから、小坂のことがちょっとわかるというか。――そういう時期が、どれくらい続いたんですか?間宮:1年くらいですね。――わりと精神的に大人びたところがあったんですね。間宮:僕、小学校の頃から先輩と仲が良くて、中学の時も2つ上の先輩と遊びに行っていたんです。2年の差って大きくて、同級生たちとのギャップがあるのを感じていました。――中学生の時に芸能界に入ったのも影響していたんでしょうか。間宮:そこはあまり関係ないかもしれません。最初の仕事で、セリフがほとんどないようなクラスメイトのひとりをやったんですが、周りの子たちを普通に子供っぽいなって思っていましたし。――先輩と仲が良かったのは、なんでなんですか?間宮:昔から見た目がこんなんなんで、僕が先輩の目に付きやすかったんだと思うんです。それで、生意気そうだと思われたのか、向こうから話しかけられて仲良くなるみたいな。しかも僕も、先輩たちを相手に、必要以上に後輩を演じるようなこともなかったんで、面白がられていたのかもしれません。――では、いわゆる男子高校生的なワイワイしたノリみたいなものは、あまりなかったんですか?間宮:それもありましたよ。同級生とは同級生同士のノリも楽しんで、授業中にふざけたりもしてました。――当時の間宮さんが面白いと思っていたことってどんなこと?間宮:映画は好きでしたね。いまもそれは変わらないですけれど。あとは…音楽。それも変わらず(笑)。間宮さんが桜井日奈子さんとW主演した映画『殺さない彼と死なない彼女』は、11月15日に公開。退屈な高校生活を送る小坂れい(間宮)は「殺す」が口癖の青年。そんな彼がある日、リストカット常習者の“死にたがり”鹿野なな(桜井)に出会う。いつしかふたりは心を通わせ合うが…。漫画家・世紀末による同名漫画が原作。監督は小林啓一。まみや・しょうたろう1993年6月11日生まれ、神奈川県出身。2008年にドラマ『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』で俳優デビュー。初主演映画『お前はまだグンマを知らない』のほか、映画『帝一の國』やドラマ『半分、青い。』などで存在感を発揮。近作にドラマ『べしゃり暮らし』、映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』。ジャケット¥58,000パンツ¥28,000(共にヨーク/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)Tシャツ¥20,000(リヴォラ/スタジオ ファブワーク)シューズ¥58,000(フット・ザ・コーチャー/ギャラリー・オブ・オーセンティック TEL:03・5808・7515)ソックスはスタイリスト私物※『anan』2019年11月20日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・三宅 茜インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年11月13日編集さんからの「『貧窮問答歌』を描いてください」というむちゃ振りに端を発し、資料との格闘の果てに生まれた奈良時代の異文化交流コメディ『あをによし、それもよし』。その著者が石川ローズさん。「編集さんから送ってもらった資料に、当時の一般庶民の生活のイメージ図があったんです。家の中での生活の様子が“ミニマリストの家にそっくりだ!”と思ったのが、欲のない山上(やまがみ)誕生のきっかけですね」現代の物にあふれた暮らしに辟易している山上が、奈良時代にタイムスリップ。下級役人の小野老(おののおゆ)の家で居候しながら、当時なら当たり前のシンプルライフを堪能するというのが物語のベース。衣食住のギャップも面白いが、そこは奈良時代!歌と出世の関わりが興味深い。2巻では、大伴旅人(おおとものたびと)、藤原不比等(ふじわらのふひと)など実在の有名な貴族歌人も多数登場。意外な歌の才能を発揮していた山上は、ちょっとした誤解から山上憶良になって出世していったり、「小野妹子(おののいもこ)はおれのおじいちゃん」という老のつぶやきに驚いたり。異文化交流モノとしてだけでなく、人間関係ドラマとしての面白さも加速してきた。「歴史が苦手な人にも読んでいただきたいので、歴史上の出来事ではなく、人間を軸にストーリーを作っています。実際に日本の基礎が出来上がろうとしているカオティックな時代だと思っていますので、人間関係もかなりカオスになる予定です」それにしても、資料の読み込みや時代考証、建築物や衣装などを描く難しさ、さらに文脈にのっとったギャグも織り交ぜて…と、読む方は楽しくても、描くのはハードルが高そうな本作。「1話当たり平均3冊くらい新しい資料を読みます。なので書きたいネタが多すぎて、でもページ数的に使えないので泣く泣く捨てるはめになっています。しかし、私はミニマリスト。泣かずに捨てます。いや、むしろ喜んで捨てています。逆に!」そう、石川さんご自身も、ミニマルな生活を実践中なのだとか。「断捨離が趣味で財布に入っていたポイントカードをすべて捨てたこともあります。モノが減るほど、自分の時間が増えるのを実感しました。とはいえ山上ほどは極められないので、山上のセリフは自分の理想と願望の叫びですね(笑)」3巻では名前だけ有名な長屋王(ながやおう)との交流が深まる!?続きも楽しみ!『あをによし、それもよし』2ミニマルな生活を愛するあまり面倒くさい理屈をこねる山上。成り行きから、歌人・山上憶良になってしまう第2巻。増刊『グランドジャンプむちゃ』で連載中。集英社600円©石川ローズ/集英社いしかわ・ろーずマンガ家。長崎県出身。大学では美術史専攻。2012年、Web「やわらかスピリッツ」にて、「やわらかロック」でデビュー。世界史検定2級に落ちるほどの歴史好き。※『anan』2019年10月2日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年09月26日俳優の柄本佑と間宮祥太朗が、夏帆主演の映画『Red』に出演することが分かった。公開日も2020年2月21日(金)に決定した。今回新たに発表された柄本さんが演じるのは、夏帆さん演じる主人公・塔子に好意を抱く職場の同僚・小鷹淳。塔子に惹かれながらも、塔子と鞍田(妻夫木聡)の関係に唯一気づく重要な人物だ。昨年、第73回毎日映画コンクール男優主演賞や第92回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞に輝き、『居眠り磐音』『火口のふたり』などに出演とますます勢いが止まらない柄本さん。本作について「とても刺激的な恋愛映画であり、実際に起こったら大変」と言いつつ、「なぜこういう映画が生まれるか。どこかでみんなちょっとだけ憧れてしまうところがあるのか。だけど、それを現実ではやってはいけない。そんな映画を2時間、疑似体験して、その恋愛を楽しんで頂きたいなと」とコメントしている。そしてもうひとり、間宮さんが演じるのは、塔子の夫・村主真。家族想いで、悪気はないものの“価値観のずれ”ゆえに、無自覚に塔子を追い詰めてしまう難しい役どころに挑戦する。連続テレビ小説「半分、青い。」、『食べる女』、『翔んで埼玉』と話題作に出演し、デビュー10周年を迎えさらなる活躍に注目が集まる間宮さんは、撮影をふり返り「三島監督と夏帆さんとじっくり撮影した日々が懐かしいです」と語り、「どうなろうとも女性が女性であるという事を忘れるべからず。私はまだ結婚した事も子供を持った事もありませんが、いつかのその時の為にその事を覚えていなければと思いました。思ったと言うよりも痛感したと言った方が近いかもしれません。自分が演じた真と同じ轍を踏まない様に」と本作から得たものは大きかったようだ。また2人について、三島有紀子監督は「塔子をとりまく3人の男は、それぞれベクトルは違うものの自分の尺度がはっきりしていて、全員に絶対的な色気と圧倒的な芝居力で夏帆さんの魅力を多面的に引き出してもらう必要がありました」と語り、「3人のみなさまには、いままで観たことのない芝居をしていただけた」と絶賛している。『Red』は2020年2月21日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年09月25日「奈良 蔦屋書店」が、2020年4月4日(土)、奈良市・三条大路の新施設「奈良県コンベンションセンター」にオープンする。奈良に誕生するくつろぎスポット「奈良 蔦屋書店」奈良市の中心部に開業する「奈良 蔦屋書店」は、奈良県最大の会議場・観光交流拠点として開業する「奈良県コンベンションセンター」の一部としてオープンするもの。“文化に囲まれ、好奇心の扉を開く場”をコンセプトに、奈良県の観光や地元の名産品をはじめ、悠久の都・奈良ならではの新しい知識の発見がある本や雑貨を提案していく。また、近隣住民はもちろんのこと、国内外から訪れる観光客が寛げる空間になるよう、地域最大級の座席数となる「ブック & カフェ(BOOK & CAFE)」を設置。店内には、中川政七商店(Nakagawa Masashichi Shoten)が、初の書店一体型店舗を展開する。さらに、国内初進出となる「JWマリオット・ホテル奈良」がオープンするほか、NHK奈良放送会館の移転も行われる。本・暮らしの道具・コーヒーを楽しめる「中川政七商店 奈良 蔦屋書店」「中川政七商店 奈良 蔦屋書店」は、中川政七商店にとって、創業の地・奈良県内で4店舗目の直営店となる。店内は、“ブック & カフェ”である蔦屋書店とのコラボレーションによる、本、暮らしの道具、コーヒーをじっくりと楽しめる空間だ。2つの売り場では、日本の工芸をベースにした約2,800点のアイテムや、奈良らしいギフト約1,000点を取り揃える。また、購入前の本や雑誌をコーヒーとともに楽しめる蔦屋書店と連動し、コーヒーとともに味わえる限定スイーツを提供。鹿の丸い背中をモチーフにした「奈良シトロン」は、ほうじ茶を練りこんだ生地に、チョコレートとカシューナッツをトッピングした1品だ。ほかにも、店内で購入したハンカチや靴下に、その場で鹿などのモチーフを刺繍できるサービスも展開する。奈良県初、インターナショナルブランドのラグジュアリーホテル「JWマリオット・ホテル奈良」は、奈良県で初となるインターナショナルブランドのラグジュアリーホテル。モダンな設備と便利さを備えた16室のスイートを含む158室の客室を擁する。また、マルチコンセプト・オープンキッチンダイニング、寿司、鉄板焼、会席からなるスペシャルティレストラン「校倉(あぜくら)」などの飲食施設を備えている。ラウンジ・バー「フライングスタッグ」では、デイタイムは本格的なアフタヌーンティー、バータイムはカクテルやおすすめのウイスキーなどをお楽しむことができる。館内には、フィットネスセンター、屋内スイミングプール、マッサージやフェイシャルトリートメントが体験できるスパも併設する。【詳細】奈良 蔦屋書店オープン日:2020年4月4日(土)場所:奈良県コンベンションセンター内住所:奈良県奈良市三条大路1丁目■中川政七商店 奈良 蔦屋書店住所:奈良県奈良市三条大路1丁目691-1 奈良県コンベンションセンター 1FTEL:0742-35-3211営業時間:10:00〜20:00定休日:館に準ずる限定アイテム例:・奈良シトロン 1個 250円+税 / 5個入 1,250円+税・手織り麻の文庫本カバー 1,500円+税・刺繍サービス 300円+税〜
2019年09月13日間宮祥太朗さんと渡辺大知さんの初共演作となるドラマ『べしゃり暮らし』。おふたりに制作の裏側について伺いました。笑いをとるためなら、命懸けで何でもやる主人公の上妻圭右の前に現れたのは、元高校生芸人で転校生の辻本潤。辻本にライバル心を抱く圭右、そして圭右に興味を持つ辻本。やがて二人は漫才コンビを組むことに。人気漫画『べしゃり暮らし』が待望のドラマ化となり、圭右役には間宮祥太朗さん、辻本役には渡辺大知さんが抜擢!初の共演です。――ただでさえ難しそうな漫才コンビを演じるうえで、相方役の名前を聞いた時、どう思いましたか?間宮:共演は初めてですが、バンド・黒猫チェルシーの渡辺大知くんとして知っていたので、原作を見て辻本のビジュアルにぴったりだと思いました。撮影が始まると鋭いツッコミの半面、物腰がやわらかいところも似ているなぁ、と。渡辺:圭右はクラスの人気者でみんなの太陽みたいな存在だけど、落ち込む時はしっかり落ち込んで、悔しい時は本当に悔しがって人間くさい部分を持つ人。そんな強いエネルギーを持っているあたり、間宮くんと合うんじゃないかと思いました。――演出の劇団ひとりさんからは、どんなアドバイスがありましたか?間宮:ひとりさんは実際のプレイヤーでもあるからか、ちゃんと僕らの目線に立って指導してくださるんです。だから、僕らが「あれ?」って思っているところを「ここのセリフって言いづらくないですか?」ってピンポイントで突いてきてやりやすく変えてくれるんで、めちゃくちゃ助かってますね。渡辺:だから悩まずに済むんだよね。間宮:最初のころ、僕ら台本持って二人で座って練習してたんだけど、全然感じがつかめなくて。渡辺:そうしたらひとりさんから「覚えてなくてもいいよ。台本置いて、二人で適当にやってみてください」って言われてね。――すごい、潔い演出ですね。間宮:それで好き勝手にやったら「その感じがいいから練習しなくていい」って言われて(笑)。僕らもめちゃくちゃ楽しくて、これが僕と大知くんの形かな、と思いました。渡辺:間宮くんがまた、アドリブがすごいし上手いんだよね。間宮:まあ好き勝手にやる役だから。渡辺:一応漫才の大筋を覚えて二人で立つんだけど、それをどんどん壊してくるから横にいるだけで楽しいし、ワクワクするんです。それこそ音楽やってるみたいに、言葉を交わさずともお互いに調子を合わせるみたいな。それを熱量高くやっていると、エモーショナルを感じます。間宮:確かに音楽のセッションぽいかも!僕がアドリブやる時は、大知くんを笑わせようとしているんだよね。まあ“テンポ”とか“間”とかはもうほぼ崩壊しているんで、あとはアクセル踏むしかないから(笑)。渡辺:あははは(笑)。技術的なことを言えば全然やれてないのかもしれないけど、でも初めて間宮くんと合わせた時から楽しかった。知らない世界が開けた感じがして、いつも漫才シーンの時は興奮してます。間宮:ちなみに僕は高校時代ブレザーだったんだけど、学ランのYシャツのこの腕まくり、死ぬほどダサいって大知くんから言われました。渡辺:ヤンキーの隣でイキってる、やばいヤツのスタイルだから(笑)。間宮:でもこれが圭右だから、しょうがない(笑)。ドラマ『べしゃり暮らし』原作は森田まさのりの漫画『べしゃり暮らし』(集英社)、演出は劇団ひとり。高校一面白いと自負する上妻圭右の前に現れた転校生、辻本潤。二人は漫才コンビを結成することに…。毎週土曜23:15~テレビ朝日系にて放送中。まみや・しょうたろう1993年6月11日生まれ。2008年に俳優デビュー。初主演映画は、‘17年公開の『お前はまだグンマを知らない』。連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK)ほか、映画やドラマに多数出演。わたなべ・だいち1990年8月8日生まれ。ミュージシャン、俳優。バンド・黒猫チェルシー(活動休止中)を結成しボーカルを担当。映画『色即ぜねれいしょん』で俳優の道へ。以降、映画『勝手にふるえてろ』等に出演。※『anan』2019年8月7日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2019年08月01日日本テレビ系「アナザースカイII」の6月21日(金)放送回は、最新作『ホットギミック ガールミーツボーイ』の公開を控える俳優の間宮祥太朗が登場。今回間宮さんは祖父との夢を叶えるため南アフリカを訪れる。「スクラップ・ティーチャー~教師再生」で俳優デビューすると、「3年B組金八先生ファイナル」や「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」などに出演。2012年からは舞台「銀河英雄伝説」シリーズにおよそ3年にわたり出演を続ける一方で、「水球ヤンキース」などの出演で着実に実績を重ねていった間宮さん。2016年に入ると『ライチ☆光クラブ』『高台家の人々』など立て続けに出演作が公開。同時に「ニーチェ先生」などのドラマでも注目を集め、翌2017年には主演作『お前はまだグンマを知らない』『全員死刑』の2作で主演を務めたほか『トリガール!』も大ヒット。「僕たちがやりました」は大きな話題となるなど一躍ブレイクを果たす。昨年は連続テレビ小説「半分、青い。」への出演で国民的知名度を獲得し、先日公開された『翔んで埼玉』も大ヒットを記録するなど順調な活躍を続けている。今回間宮さんは祖父との夢を叶えるため南アフリカを訪れ、世界三大渓谷で海外の醍醐味を味わい、ライオンやゾウなど“野生動物ビッグ5”を探す。俳優として成長を続ける間宮さんの最新作となるのが映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』。同作は主演に「乃木坂46」堀未央奈を迎え、堀さん演じる自分に自信が持てない高校生・成田初が、平凡な日々を送るなかで突如始まった“3つの初恋”に戸惑いながら、誰が本当の初恋なのか、自分とは一体何者なのか…と悩み成長していく姿を描く。間宮さんは多くのアルバイトを掛け持ちし、忙しい日々を過ごしながらも初を気にかける優しい初の兄・凌を演じ、堀さん、間宮さんのほか『パラレルワールド・ラブストーリー』などの清水尋也、『響 -HIBIKI-』などの板垣瑞生に加え、反町隆史、吉岡里帆らも出演する。『ホットギミック ガールミーツボーイ』は6月28日(金)より全国にて公開。「アナザースカイII」は6月21日(金)23時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月21日平凡な女子高生に訪れた“3つの初恋”を描く『ホットギミック ガールミーツボーイ』から、主演・堀未央奈演じる成田初と間宮祥太朗演じる成田凌のキャラクター映像が到着した。初キャラ映像堀さん演じる成田初は、自分に自信が持てない高校生。平凡な日々を送る中、突如始まった恋に戸惑いながら、誰が本当の初恋なのか、自分とは一体何者なのか…と悩み成長していく。映像では初の空虚な生活、不器用ながらも純粋な想いを寄せる亮輝(清水尋也)、憧れの存在・梓(板垣瑞生)、優しく見守り寄り添う凌(間宮祥太朗)との恋の模様が映し出されている。また、「なんで私なの?」と戸惑いと苛立ちが入り混じった小さな心の叫びなど、初の成長過程が感じられる。凌キャラ映像3つの初恋のうちのひとつ。間宮さん演じる成田凌は、多くのアルバイトを掛け持ちし、忙しい日々を過ごしながらも初を気にかける優しい兄。幼い頃からいつも初を守ってくれる存在だ。頭ポンポンからはじまる映像では、亮輝や梓に心惹かれ、変わりゆく初に寂しさともどかしさを垣間見せる凌。その愛情とまなざしは、どこか家族以上のものを感じさせ、“秘められた恋”という文字も刻まれている。さらに、2つのキャラクター映像と併せて、WEB6秒スポットも到着した。『ホットギミック ガールミーツボーイ』は6月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ホットギミック ガールミーツボーイ 2019年6月28日より全国にて公開Ⓒ 相原実貴・小学館/2019「ホットギミック」製作委員会
2019年06月18日展覧会特別企画「奈良大和四寺のみほとけ」が、2019年6月18日(火)から9月23日(月・祝)までの期間、東京国立博物館本館11室にて開催される。日本の仏教文化を伝える仏像などが奈良の四寺から集結奈良県北東部は、ヤマト政権が都をおいた土地と伝承され、飛鳥時代の政治の中心地「国中」と呼ばれた場所として由緒ある寺が点在している。特別企画「奈良大和四寺のみほとけ」では、そんな古代日本の歴史が詰まった場所に位置する岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文珠院の4つの寺の貴重な仏像などを展示。日本の仏教文化を伝えるみほとけから、卓越した造形美や当時の信仰の厚みを感じることができる。岡寺飛鳥時代後期から奈良時代にかけて活躍した高僧「義淵僧正」が開いた場所として伝えられる岡寺。国宝「義淵僧正坐像」は、「義淵僧正」の像として伝えられるもの。深く刻まれた皺に深い精神性を感じさせる日本古代高僧像の名作だ。長谷寺「こもりくの初瀬」と呼ばれる場所に位置する長谷寺。神々がすまう土地と考えられてきたこの地域には、仏教伝来以降、仏像が安置されるようになっていく。重要文化財「十一面観音菩薩立像」もその中の一つ。奈良時代8世紀初頭につくられた後、消失、再興を繰り返してきた鎌倉時代の長谷寺式十一面觀音菩薩像の優品である。室生寺急峻な山の斜面にたたずむ室生寺。上流部分の渓谷には多くの洞窟が点在し、その中には龍神が棲むと信じられていた。龍神信仰をもとに開かれた寺には、多くの層が訪れ、独自の仏教文化が育まれていく。寺に伝えられる国宝「十一面観音菩薩立像」や「釈迦如来坐像」からは、室生寺の深く豊かな歴史を感じることができる。安倍文殊院645年、左大臣安倍倉梯麻呂が安倍氏の氏寺として建てた安倍文殊院。現在の本尊である文殊菩薩騎獅像は、日本三大文殊の一つ。像内から発見された国宝「文殊菩薩像像内納入品 仏頂尊勝陀羅尼・文殊真言等」には、平安時代末鎌倉時代前期の僧、明遍が、1220年に書写したことが巻末に記されている。【詳細】特別企画「奈良大和四寺のみほとけ」期間:2019年6月18日(火)~9月23日(月・祝)会場:東京国立博物館 本館1階11室(彫刻展示室)住所:東京都台東区上野公園13-9開館時間:9:30~17:00※金・土は21:00まで※9月20日(金)、21日(土)は22:00まで(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日※7月15日(月・祝)、8月12日(月・休)、9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)は開館。※7月16日(火)、9月17日(火)は休館。入館料:大人620円(520円)、大学生410円(310円)、高校生以下および満18歳未満と満70歳以上無料、9月16日(月・祝)敬老の日は無料。※総合文化展観覧料、および開催中の特別展観覧券(観覧当日に限る)で観覧可能。※( )内は20名以上の団体料金。※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した人(子ども1名につき同伴者2名まで)は、団体料金で総合文化展を観覧可能。※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などを提示。※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の人は無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、健康保険証、運転免許証など)を提示。【問い合わせ先】03-5777-8600(ハローダイヤル)
2019年06月09日舞台『BACK BEAT』のフォトコールが東京芸術劇場 プレイハウスで25日に行われ、戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、JUON(FUZZY CONTROL)、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオ、石丸さち子(翻訳・演出)が取材に応じた。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。戸塚はビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフを演じ、加藤はジョン・レノン、JUONはポール・マッカートニー、辰巳はジョージ・ハリスン、上口はピート・ベストを演じる。初日を前に戸塚は「準備万端です。バッチリです」と自信を見せ、「僕たち、スタッフさんから『ビートルズのみなさん』って呼ばれるんですよ。すごい気分が良くてなりきらせていただいています」と語る。辰巳も「令和のビートルズです」と新たなキャッチコピーを作っていた。「最初は絶望からスタートしていたといっても過言ではない」(戸塚)、「学生バンドかなみたいな」(加藤)というバンド演奏だが、今は戸塚も「不思議な感覚があったかもしれないですけど、今はこのスタイルに完全にフィットしている」という。上口が「初めての会話が音だった」と振り返ると、戸塚も「詩人だわ」と感心していた。「全国を回ってみなさんにみていただきたい」とライブツアーも希望した辰巳だが、「ほぼ弾けない状態から始まって。本当に最初に石丸さんの前で披露した時に『お前、まじか』という。目の奥が『本当に、ジョージ・ハリスンをやるのか』って」と苦笑。全員不安を抱えていたものの、できなさで言えば「トップ」と石丸に言われた辰巳は、「トップです!!」と訴える。しかし努力を重ねバンドとして成長したメンバーに、石丸は「すっごい努力でした。バンド同士でグルーヴを産んでからが、早かったですね。観客にビートルズを伝える架け橋なので、架け橋は立派に務めている」と太鼓判を押した。加藤は「毎回がライブで、20曲くらい生演奏なので、何が起こるかわからない。弦が切れたり演奏を間違ったり、ご愛嬌で許してもらって、このステージでしか味わえないので、体感してもらいたい」とメッセージ。戸塚も「とにかくロックに始まり、一時も速度を落とさずに最後の最後まで駆け抜けていきたいと思います」と意気込んだ。
2019年05月25日大和茶を使用した抹茶大福の専門店「GRAN CHA」が、2019年4月28日(日)に近鉄奈良駅近くにオープンする。奈良・平安時代に唐への留学僧がお茶の種子を持ち帰ったのが始まりといわれる、日本の茶文化。その中でも日本茶のルーツとされ、1,200年以上の歴史を持つ「大和茶」は、標高300m以上の高冷地で育てられていたことから、香りが高く、渋みの中に旨みが残る味わいが特徴だ。今回オープンする「GRAN CHA」は、そんな「大和茶」の香り高さを引き出すために開発された抹茶大福「口・福・餅」の専門店。3種類の「大和茶」を使用し、抹茶クリーム、塩餡、抹茶餅、抹茶パウダーの4種構造が特徴の「口・福・餅」は、徐々に濃度が高くなっていく1〜5番の5種類を展開。最高濃度の5番は、日本で最も濃いという、濃厚な抹茶の旨味が楽しめる一品となっている。また、店内には和の雰囲気が感じられるカフェも併設。ぜんざいと濃度4の抹茶大福を合わせた「口福餅ぜんざい」や、抹茶大福をトッピングした「ふわふわ大和煎茶のミルクかき氷」などのカフェメニューが楽しめる。【店舗情報】「GRAN CHA」オープン日:2019年4月28日(日)住所:奈良県奈良市東向中町22※近鉄奈良駅から徒歩3分営業時間:10:00~17:00TEL:0742-26-4834販売商品:・口・福・餅 1個 250円・串大福(2個) 450円・口・福・餅 3個 850円・口・福・餅 6個 1,600円<カフェメニュー>・わらびもち 900円・口福餅ぜんざい 600円・口福餅と大和抹茶のセット 900円・ふわふわ大和煎茶のミルクかき氷 1,000円・ふわふわ大和ほうじ茶のミルクかき氷 1,000円・ふわふわ黒豆きな粉のミルクかき氷 1,000円・はちみつ和紅茶 600円
2019年04月28日舞台『BACK BEAT』の製作発表が東京・新宿LOFTで15日に行われ、戸塚祥太(A.B.C-Z)、加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、JUON(FUZZY CONTROL)、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオ、石丸さち子(翻訳・演出)が登場した。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。戸塚はビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフを演じ、加藤はジョン・レノン、JUONはポール・マッカートニー、辰巳はジョージ・ハリスン、上口はピート・ベストを演じる。暗転したステージに現れた5人は、まずジョン・レノン役の加藤がボーカルをとった「ロックン・ロール・ミュージック」、そして戸塚がボーカルを務め「ラブミー・テンダー」を披露。この演奏に、ビートルズの初来日武道館公演に出演した尾藤も「武道館でビートルズが一番最初にやった曲」と喜び、「これがかっこいいんですよ、グーです!」と絶賛した。戸塚も「バンドのマジックを初体験してしまった。自分の中に新しい命が生まれたみたいな。すっごい楽しかったです」と振り返り、加藤は「出る前もずっと一緒にバンドをやってきたかのような空気感で、みんなで気合い入れして歌って、俺たちバンドなんだなと思いました。稽古も重ねてきているにも関わらず、初めて一つになった瞬間だなと思いました。ここからさらにバンドのグルーヴを高めていきたいと思いました」と充実した気持ちを表した。劇中では20曲を披露するため、初心者の辰巳は現在1日8時間練習しているという。同じくドラムを始めたばかりの上口に加え、ふだんギターを弾いている戸塚がベースに、右利きのJUONが左手でピックを持ってギターに、など挑戦することばかり。今回の演奏では弦が切れるハプニングもあったJUONは「家でやったりして不安だなと思ってても、一緒に練習してると、さっきまで弾けてなかったのに弾けるようになっちゃう」と仲間と一緒に演奏することの喜びを表した。また上口は「ドラムの席って最高の特等席だなって改めて思いました。お客さんの反応も見れて、メンバーのテンションも見れて。いつもより走ってんぞ、とかわかりつつ」と笑顔に。グループでの仕事にベースを持ち込んでいいのか迷っているという戸塚は、A.B.C-Zでもバンドをやっては……という提案に、「塚ちゃん、楽器弾けるかなあ? 新しい一面をグループでも見せられたらいいですね」と新たな可能性を示した。このメンバーでのライブの可能性について聞かれると、辰巳は「やりたいですね」と意欲十分。加藤のライブに乱入したい、という希望には加藤が「そんなサプライズはウェルカムですけど、いいんですか? 逆に」と戸惑う。さらにCD化もどうか、というレポーターの提案に、辰巳は「僕、まだ個人的にCDも出してない。ふぉ〜ゆ〜っていうんですけど。ここが先か! メンバーごめんね!」と謝っていた。
2019年04月15日日本最古の“監獄”であり、国の重要文化財に指定されている「旧奈良監獄」が、星野リゾート運営のラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」として生まれ変わる。2026年春にオープン予定だ。五大監獄のひとつ「旧奈良監獄」が「星のや」に生まれ変わる「旧奈良監獄」は、明治政府が監獄の国際標準化を目指して計画し、明治41年に完成し、2017年まで少年刑務所として使われていた五大監獄のひとつ。歴史を感じさせる赤れんが造の建物は、監獄とは思えぬほど美しい佇まいで、歴史的価値が高く意匠的にも優れた近代建築であるとして、国の重要文化財にも指定されている。ジョン・ハビランドが手掛けた「ハビランド・システム」という近代監獄の象徴的な建築構造が取り入れられており、看守のいる監視所を中心に据え、複数の収容棟が放射状に伸びている。ラグジュアリーな“監獄ホテル”の誕生へ高級旅館などを展開することで知られる星野リゾートは、今回この歴史深い施設に着目し、赤れんが建造物の魅力を最大限に活かした上質な宿泊施設を実現すべく、ホテル仕様の改修を実施。「星のや奈良監獄」のホテル運営だけでなく、日帰り利用可能な旧奈良監獄の歴史や施設を知ることのできるミュージアム施設も計画している。なお、星野リゾートが手掛ける「星のや」は、圧倒的な非日常を提供するホテルブランドとして、国内外各地で展開されている。その土地の風土や歴史、文化などを知る喜びを織り込んだ宿泊提案は、唯一無二のラグジュアリー空間を創出している。施設情報星のや奈良監獄開業時期:2026年春(予定)住所:奈良県奈良市般若寺町18建築面積:星のや奈良監獄:6,226平方メートル/ミュージアム(仮名称):1,762平方メートル延床面積:星のや奈良監獄:10,343平方メートル/ミュージアム(仮名称):2,168平方メートル敷地面積:100,478.80平方メートル (付帯のミュージアムを含む)客室数:48室付帯施設:レストラン、ラウンジ、ミュージアム(ミュージアムは、日帰り利用可能)ホテル計画:東環境・建築研究所ランドスケープデザイン:オンサイト計画設計事務所
2019年04月05日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太と、俳優の加藤和樹が出演する、舞台『BACKBEAT』のメインビジュアルが7日、公開された。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。戸塚はビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフを演じ、加藤はジョン・レノンを演じる。ビジュアルでは、戸塚、加藤、辰巳雄大、JUON、上口耕平による“5人のビートルズ”の姿が初公開。5人の姿を、ハンブルクでスチュアートと出会い恋人となる写真家・アストリッド(夏子)が撮影するビジュアルとなっている。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて5月25日~6月9日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて6月12日~6月16日、愛知公演は刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールにて6月19日、神奈川公演はやまと芸術文化ホール メインホールにて6月22日。
2019年03月07日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太と、俳優の加藤和樹が、舞台『BACKBEAT』に出演することが30日、明らかになった。同作は20世紀を代表する伝説のロックバンド・ビートルズが、もともと5人編成のバンドだったという、同バンド創成期のハンブルク時代を描いた、1994年公開の伝記映画『BACKBEAT』をイアン・ソフトリー監督自身が舞台化した作品。ビートルズ結成時のベーシストで、画家としても才能を発揮しながらメジャーデビュー目前の1962年に21歳で夭折したスチュアート・サトクリフ(戸塚)にスポットを当て、学生時代からの親友であり彼を敬愛していたジョン・レノン(加藤)、ポール・マッカートニー(JUON)、ジョージ・ハリスン(辰巳雄大)、ピート・ベスト(上口耕平)、そしてハンブルクでの運命的な出会いにより恋人となる写真家のアストリッド・キルヒヘル(夏子)ら、若者たちの揺れ動く心をストレートプレイで、初期ビートルズのサウンドに乗せて描き出す。翻訳・演出はオリジナルミュージカルの作・演出などにも高い評価を得ている石丸さち子が手掛ける。音楽は、自身のアーティスト活動と並行して様々なアーティストへの楽曲提供を行い、また石丸によるオリジナルミュージカル『ボクが死んだ日はハレ』の音楽を担い好評を博した森大輔が手掛ける。さらに鍛治直人、田村良太、西川大貴、工藤広夢、鈴木壮麻、そして1966年にビートルズが初来日公演を行った際に前座を務め、彼らの生の演奏を体感している尾藤イサオと、確かな実力と個性豊かなキャストが集結。東京公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて5月25日~6月9日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて6月12日~6月16日、愛知公演は刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールにて6月19日、神奈川公演はやまと芸術文化ホール メインホールにて6月22日。○戸塚祥太 コメントジョン・レノンの親友であり、ジョンが認めた男、サトクリフを演じることができると知った時は嬉しすぎて、「やった! やったぞ!」と何度も心の中で叫びました。The Beatles関連の作品ということで、沢山の方の大切な記憶や体験、愛おしい楽曲群を汚すことなく、自分に与えられた役割を全うしたいと思います。改めてThe Beatlesの音楽に触れると、中学1年生の時に兄が持っていたベストアルバム「1」を、CDがボロボロになるまで聴いたことをふと思い出しました。訳もなく眠れない夜に寄り添ってくれた音楽を、今度は自分が演奏する番になり、不思議な縁を感じていますが、彼らの音楽をしっかり学んで演奏したいです。僕が演じるサトクリフは、みなさんが知っている世界最高のバンド、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴのゴールデンメンバーに、「もともと居た」人間です。訳あってThe Beatlesからは離脱しますが、芸術の才能がズバ抜けていて、バンドではベースを担当。演じるにあたり、かなりハードルは高いですが、ROCK and ROLLで今までの自分を壊して、新しい自分、仲間、作品に出会い、それを1人でも多くの方と共有したいです。最高のBACKBEATを奏でるので是非劇場に遊びに来てください。もしよろしければ、Twist and Shoutしちゃってください!○加藤和樹 コメント世界的なバンドで、存在を知らない人はいないThe Beatles。彼らの結成初期の物語である今作に出演するということは音楽に携わる身として、役者として大変光栄なことでもあり、プレッシャーでもあります。しかし、信頼する石丸さち子さん演出の元、個性的で素敵なメンバーたちと唯一無二の作品にできるよう、持てる全てをかけて臨みたいと思います。今のこの時代に、彼らの音楽が、生き様が我々に伝えてくれるものを皆さまに届けられるよう頑張ります。○石丸さち子(翻訳・演出) コメント自分に似た者など、理解できる者など、どこにもいない! と感じる青春の孤独。だからこそ、選ばれた者たちがひとたび出会うと、友情はほとばしるように生まれます。スチュアートは魂の叫びを絵筆に託し、複雑な生い立ちのジョンはロックに夢中になっていました。この二人が運命的に出会い、芸術とロックと愛と友情に揺れて荒ぶる時代を、ライブ演奏とともに描きます。本作は、未来を渇望する若者の繊細な心理を炙り出すストレートプレイですが、音楽は止まることがありません、だってBeatlesの物語ですから。
2019年01月30日奈良市にある「工場跡事務室」は、その名の通り大正末から昭和50年代半ばまで稼働していた工場跡をリノベーションしてできた隠れ家的なカフェ。東大寺という観光名所の裏手にありながら、静かな時間が流れる落ち着いた空間でのんびりと寛ぎのひとときを。奈良散策のひと休みにぴったりなカフェをご紹介します。ノスタルジックな雰囲気のカフェ「工場跡事務室」東大寺戒壇院の裏手に佇む「工場跡事務室」は、大正から昭和にかけて稼働していた「奈良食品工学研究所」の工場跡地をリノベーションしてできたカフェ。“工場跡”というと無機質な雰囲気をイメージしますが、工場操業時の面影を残した外観や店内はノスタルジックで温かみのある空間。まるで大正時代にタイムスリップしたような気分を楽しめます。当時の備品をあしらった寛ぎの空間店内に一歩踏み入れると、工場に残された当時の備品やインテリアをさり気なくあしらったレトロでおしゃれな空間が広がっています。カフェスペースは、事務をしていた部屋(畳席)と荷造りをしていた部屋(椅子席)を利用。畳の座敷は靴をぬいでゆっくり寛げます。“時を超えて大切にしておきたい何か”を感じられる場所「奈良食品工学研究所」は、大正14年(1925年)に奈良の宮大工・大木吉太郎によって建てられた木造建築で、昭和55年(1980年)まで、乳酸菌飲料「フトルミン」の製造や、食用菌類の研究が行われていました。30年の休息を経て、曽祖父の代から使われていた工場をひ孫である現オーナーが、大阪にある工務店の助けを借り、元の姿を大切にしながら丁寧にリノベーション。カフェとして2009年にオープンしました。コンセプトは“「時を超えて大切にしておきたい何か」を感じられる場所”。さり気なく飾られた「フトルミン」の瓶や当時の宣伝ポスターなど、工場操業時の面影を探してみるのも楽しいですよ。「工場跡事務室」おすすめメニューツナと卵のサンドイッチ850円タルタル状の卵と野菜、マッシュポテトに生ハムとツナを挟んだ贅沢なサンドイッチ。ボリューム満点でお腹もしっかり満たされます。厚切り発酵バタートースト650円もっちり、ふんわりとした厚切りの天然酵母パンに、発酵バターがふわっと香る一品。自家製のはっさくマーマレードと一緒にどうぞ。ホット珈琲550円コーヒーは奈良の豆屋「香豆舎(こうずしゃ)」が焙煎した「工場跡事務室」オリジナルブレンド。後味すっきりのこだわりコーヒーで一息つきませんか。梅ジュースのソーダ割り650円和歌山・紀の川市の青梅(古城)を漬けた自家製の梅シロップで作る炭酸ジュースはさっぱりした味わい。シロップ漬けの梅の実もぜひ味わって。柿の葉茶と白玉団子のセット700円お店の雰囲気にマッチする和のスイーツセットは人気メニューのひとつ。あんこの上品な甘さと深掘りの柿の葉茶のハーモニーにほっこり癒やされます。散策の間に立ち寄ってみては?「工場跡事務室」は、毎週金曜と土日祝のみ営業しています。東大寺のほど近くにあるので、観光のひと休みに立ち寄るのにぴったり。喧騒から離れたノスタルジックなカフェで、次の散策コースを練りながらのんびりとしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:工場跡事務室住所:奈良県奈良市芝辻町543電話番号:0742-22-2215
2018年10月18日筆者が奈良を訪れたのは、人生で2回。初回は中学時代の修学旅行で、京都・奈良をベタに廻る旅程で、JR奈良駅に降り立った。本当に、鹿がいた。しかも沢山。想像以上の大規模な群れで、「こんなにもワイルドルッキングな生き物がこんな至近距離で生活する世界が、まだこの現代日本にあったのか」と衝撃を受けたものだった。 逆に言えば、「鹿」。そう、鹿の群れしかいなかったとも言える。奈良駅の周囲は、山々が見渡せるほど低層の建物がぽつぽつとあるだけで(一応もう平成だった気がするが)、周囲には人の数よりも多い、鹿……。ティッシュを出そうものなら、エサだと思い手に鼻を近づけてきた。鹿リテラシー激低の筆者たちはうろたえ、最後は(なんだか鹿に悪い気がしながらも)ガチで怖がり全力で声をあげて逃げまどう始末だった。しかし、なんでまたこんなに鹿がタウンに溢れているのか気になって、修学旅行の課題論文テーマには奈良の鹿の生態を題材に選んだ。(内容は忘れた)人生で二度目の奈良は、30歳になったかならないかのとき、当時付き合っていた遠距離恋愛の彼氏に会うために訪れた。筆者の当時の彼氏は、奈良県で内装工事の事業を営む家業を継いだ2代目社長で、遠距離恋愛の末、お酒のうえでの口論で別れを迎えた。そんな彼との恋愛中に、彼に会うために関西を訪れ、彼の地元である奈良駅に再び降り立った。宵闇の奈良駅……。鹿はチラホラと道に寝そべっていたが、明らかにかつて私たちを襲った大群より少なく、数が減っていたのを寂しく思った。島田紳助が経営しているという焼肉屋の内装を手掛けたというので、奈良県にあるその店に行って焼肉を食べた。しかし、それ以外に奈良という土地で何かをした記憶はなく。なぜか大阪で「社会勉強だ」と言って連れまわされた飛田新地(置屋街)の印象の方が強い。飛び飛びに建つ置屋の座敷に佇む、造花に囲まれ置屋のおかみに売り出されている“一億総浜崎あゆみ”のようなお嬢さんたちのことしか思い出せない。 ■何が言いたいかというと、奈良って…「奈良って、そういえば鹿以外の印象がないな」ってことです。冷静に考えると、「三輪そうめん」「柿の葉寿司」などの名物も聞いたことがありますが……。ですが「大阪、京都、神戸に比して、やはりメジャーなものはない」ということに異論がある方も、そう多くはないでしょう。そんな状況を奈良県民の皆様もご認識されているとよく聞きますが、奈良名物を作るべく立ち上がった1人の名物カフェのマスターが産み出したのがこの『奈良鹿ないカレー』なのです。 ルーをお皿によそった第一印象は、「肉がデカい!リッチ~!っていうか、えっ、コレ、鹿なんだっけ??えっ、えっ、ジビエ的な?」と焦ってパッケージを確認するに、どうやら「鹿は入っていない」ようで、奈良県産豚トロ肉使用、とあります。食べた感触は、重さのあるカレールーというよりは、ハヤシルーのようにサラサラとしたスープ感のほうが強く、とはいえ、ハヤシっぽいトマト感ありありというよりは、カレー感がある。生クリームとかふわっと載せて、ホテルカレー風に楽しみたいお味です。開発者の意向としても、高級ホテルのカレーを目指したということ。 このカレーの生みの親は、奈良県大和郡山市にあるショットバー『Bar Sally』オーナー・新田さん。土日限定のランチメニューとして、2016年2月にスタートしたそう。「こってりした味の濃いものが苦手」と、カレー嫌いを公言する新田さんが試行錯誤の末に生み出した、カレー好きもカレー嫌いもおいしく食べられる『サリーズ・カレー』は、5年ほど前から店の隠れた名物となり、県内のカレーコンテスト『奈良カレー1グランプリ2015』でも優勝を飾りました。バーのお客さんでもあった食品卸売会社『泉屋』さんの「レトルトにしてみたら?」のアドバイスをきっかけに、クラウドファンディングを実施。あっさりと目標金額を達成し、開発・販売に漕ぎ着けたという実力派です。サリーズ・カレーの特徴は、ふんだんに使用した県産食材のバランスのよさ。かたまりで入っているのは、ほろほろと口の中で崩れるほど柔らかい県産の豚トロ。赤ワインで煮込まれたトマトとたっぷりのタマネギをベースに、すり下ろしたリンゴなどのフルーツが甘みを引き出しています。商品名の由来は奈良の代名詞でもある鹿と、ご当地カレーの意味をかけて『奈良鹿ないカレー』と名付けたそうで、シリーズ化も着々と進行中の模様です。 ■総評カレーの味★★★★★辛さ★★☆☆☆本格度★★★★☆パッケージのキャラクター『ぶ~しか』は、おそらく、豚と鹿の掛け合わせでしょうか?「鹿・シカ・ない奈良県」に、「奈良・鹿・ないカレー」というネーミングもキュート☆なんだか「スキトキメトキス♪」(アニメ『さすがの猿飛』テーマソングで、1982年に発売された伊藤さやかの作品。昭和っ子なら誰でも知っている歌詞)な気分になるこのネーミングも幻想的だ。「スキトキメトキス♪」とか口ずさむと、不思議とわけもなく飛田新地の残影がシンクロする。……。ご当地カレーにシンクロする残影すら奈良じゃない奈良鹿ないカレー……。応援しています。【筆者略歴】Makolovesyou♡
2018年09月09日ショップハーバー奈良店がオープン株式会社ハーバー研究所は、2018年9月7日より『ショップハーバー近鉄百貨店 奈良店』をオープンする。オープン記念として、9月7日から9月17日までの期間限定で、ハーバー商品を実際に試せるオープニングフェアも開催。この機会に、ハーバー商品を見て、触って、確かめてみてはいかがだろうか。ハーバー商品を体験期間限定で開催されるオープニングフェアでは、ハーバーの基本スキンケアを実際に試すことができるセットとして「スクワラン美容トライアルセット」来店者にプレゼントすると共に、「オープン記念限定セット」も発売する。セット内容は美容液である「薬用ホワイトレディ」、好みの化粧水(全3タイプ)、「北のプラセンタ濃密石けん」、唇の美容液である「濃密リップセラム」、「ローズプラセンタマスク」の5点。化粧水は3タイプから選べる上、唇美容液や洗顔、体用に使える石けん、美容液マスクなどといった豪華なセット内容。期間限定の商品のため、お得にハーバー商品を手にしたい人はチェックしてみるとよいだろう。購入者にはプレゼントもさらに、オープニングフェア期間中に税込2,160円以上購入すると、「スクワクレンジング(メイク落とし)」のプレゼントも。数量限定だが、好きな商品を購入してプレゼントまでもらえる、お得なフェアとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ハーバー研究所のプレスリリース
2018年08月24日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『days 2014-2018: Sixteen springs and sixteen summers gone―Take your time, it won’t be long now』奈良美智作品としての発表を前提とせず、見過ごされてしまうような風景や生命の価値を心に留めるように写真に収めることは、奈良にとって自身の感性を記録し鍛錬する行為であり続けた。それら記録と記憶の集積は、制作における深い内省と対話に寄り添うように、巡る季節の中に点在する無数の瞬間を捉えていく。様々な風土、音楽、生命、歴史、風景、人々を撮影した写真群には、作家が走り続けてきた軌跡とその視線が無垢なイメージとして表出する。フィルムからデジタル、そしてiPhoneへ、折々の自身にとって最も身近なカメラで直感的に撮影された被写体は、各々が常に等価に扱われ、無意識のうちに繋がり合い、独特の世界観を提示する。そこに通底する、戻ろうとしても戻れない時間の後ろに広がる記憶としての原風景、幼年期特有の自我の在り方や個人的な世界への憧憬は、培われた感性を通じ、やがて新たな故郷を探す旅へと繋がっていく。奈良の眼差しは、個人の経験が時を、場所を遡り、世界のより根源的な在り方へと個を円環させてゆく様を見つめているようだ。本書は、奈良美智が2014年から約5年間にわたり撮影した写真の個展の展覧会カタログ。展覧会は8月10日まで、タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムにて開催中。【書籍情報】『days 2014-2018: Sixteen springs and sixteen summers gone―Take your time, it won’t be long now』作品:奈良美智出版社:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム言語:日本語、英語ソフトカバー/204ページ/190×190mm発刊:2018年価格:5,000円■Shelfオフィシャルサイトで『days 2014-2018: Sixteen springs and sixteen summers gone―Take your time, it won’t be long now』を購入する【イベント情報】奈良美智 「Sixteen springs and sixteen summers gone—Take your time, it won’t be long now」会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル2階会期:7月7日~8月10日
2018年07月21日奈良の夏の風物詩「なら燈花会」が、春日野園地や浮雲園地をはじめ、東大寺など奈良の各エリアで2018年8月5日(日)から14日(火)まで開催される。「なら燈花会」は、1300年前に都として栄えた奈良の地に集う人々の祈りを、ろうそくの灯りをともすことで幻想的に照らし出す、1990年に誕生したイベント。“燈花”とは灯心の先にできる花の形のかたまりを指し示し、期間中、灯りをともすろうそくは1万を超え、神秘的で優しい光が奈良を包み込む。浮見堂では、鷺池を縁取るようにろうそくの灯りがともり、水面に映し出された光とともに、色鮮やかで情緒に満ちた風景を楽しめる。興福寺では、北参道にろうそくが並べられ、凛とした空気の中で灯りが漂う。参道の先に浮かび上がる、東金堂や五重塔の厳かな雰囲気もより一層引き立てられる。【詳細】なら燈花会会期:2018年8月5日(日)~8月14日(火)場所:奈良各エリア(春日野園地、浮雲園地、浅茅ヶ原、浮見堂、猿沢池・五十二段、甍 -Iraka-、興福寺、奈良国立博物館前、東大寺、春日大社)※東大寺は8月13日(月)、14日(火)のみの点灯、春日大社は8月14日(火)のみの点灯。
2018年06月15日アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が9日、主演ミュージカル『恋する・ヴァンパイア』(・はハート)の公開ゲネプロに登場し、共演の京本大我(SixTONES/ジャニーズJr.)、樋口日奈(乃木坂46)とともに取材に応じた。同作は2015年に上映された同名映画の連動展開として、ストーリーを刷新。ヴァンパイアの哲(戸塚)、人間の女の子・キイラ(樋口)との恋心を描く。戸塚によるギターの弾き語りや、男性陣のヴァンパイア対決も行われる。制作発表では体重を落としたと発言していた戸塚だが、稽古を進めるにつれ「(体重を)戻しました。落としてたらやっぱり違うなと思って。7〜8kg落として、7〜8kg戻りました」と告白。「ロバート・デ・ニーロです!」と自称した。ヴァンパイアはものを食べないと思ったが、「ヴァンパイアも血を吸わなきゃダメだと思ったので、栄養を摂ろうと思って」と意図を明かした。一方、筋肉を増やしたいと言っていた京本は「筋肉は落ちました。稽古もハードだったり、ライブもあったり、思ったような体にはならなかったんですけど、役作りをしているうちにいつもの京本大我に比べたらカッコつけられるようになりました」と自信を見せる。「いつもへなちょこなんですけど」と明かすと、戸塚は「そうなの!?」と驚いていた。ミュージカル経験の豊富な京本について、「ミュージカル界のスターだなと思って。勉強させてもらった」という戸塚に、「いやいや! 今からできないです、もう!」と恐縮する京本。戸塚が「『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングだと思い込ませてもらって。僕はライアン・ゴズリングです!」と宣言すると、先ほどはロバート・デ・ニーロを自称していたために、京本と樋口から「いろんな方が出てくる」とつっこまれた。少年隊の錦織一清もイメージし、「仕上がりは2000%です」という戸塚。しかし、京本がウィンクを披露すると少し笑いが起こっていたため、「マジかよ! 2000%じゃないじゃん!」と焦った様子を見せる。京本も「嘘でしょ!? 笑う!? キャーってなって欲しいんですけど!」と驚いていた。
2018年03月09日「変な役がたくさんやれた1年でした(笑)」――。間宮祥太朗は2017年をそんな言葉でふり返った。金髪のハーフという役柄で、ふんどしを締めて太鼓を打ち鳴らした『帝一の國』の公開に始まり、周囲の“グンマ愛”に困惑し、翻弄される童貞高校生を演じた『お前はまだグンマを知らない』に、鳥人間コンテストに青春を燃やすも、実はプレッシャーに弱いカナヅチの強面パイロットを演じた『トリガール!』。そして“家族愛”を合言葉に殺人を繰り返していく殺人犯役で主演を飾った『全員死刑』。見る者を困惑させるほど、作品ごとに全く異なる人間になり切り、スクリーンの中をところせましと暴れ回った。2008年、15歳でデビューして、ちょうど10年になる。飛躍の2017年を経て、20代の折り返し地点を迎える勝負の1年が幕を開けた。先日、放送が始まった連続ドラマ「BG~身辺警護人~」に続き、映画では人気漫画を原作とした異色のスリラー・エンターテインメント『不能犯』が公開。間宮さんが演じたのは、原作にはない映画オリジナルキャラクター。昨年、演じた個性的な役柄と比べて地味に見える?いやいや、奇抜な設定に頼ることのない俳優・間宮祥太朗の本当の魅力、実力を存分に味わえるはずだ。“不能犯”とは、犯罪を意図していたとしても、常識的に考えて実現不可能な行為のことで、たとえ相手が死んでも、罪に問われることはない。本作の主人公・宇相吹正(うそぶき・ただし/松坂桃李)は、マインドコントロールによりターゲットに幻覚を見せることで、死へと追いやってゆく。この宇相吹というダークヒーローに、殺人を依頼する者、そのターゲットとなる者たちが人生を翻弄されていく様を描いた本作。間宮さんは「すごく好きなテイストの作品でした」と明かす。「ひとつひとつの事件、登場人物たちの思惑が見事に微妙にずれて行ったり、すれ違ったりして、一筋縄ではいかないところが面白いと思いましたね。もともと、人間の感情の行き違いであったり、精神の暗い部分がすごく好きなんです(笑)。善と悪のライン、正義というものが曖昧さをまとっているところに面白さがあると感じました」。近隣に住む夫妻の妻に嫌がらせを繰り返す町内会の会長、両親の離婚が原因で全く異なる人生を歩むことになった姉妹など、様々な思惑や怒り、復讐の念を抱えた人々の皮肉な運命が描き出される本作。愛する人、大切な人のことを自分はどこまで信じることができるのか?その信頼の深さが試されると言える。「疑うよりも信じるって、やはり難しい。すごくきついことだと思う。宇相吹はそこにある種のあきらめを持っているのかもしれない」と語る間宮さん。彼自身の他人への“信頼”に対する考えもまた、独特で興味深い。「僕は、相手を信じる気持ちは強いと思います。例えば誰かに対して『こいつはいいヤツだ』と思ったら、その自分の感覚を信じます。ただ、それが裏切られたとき、『こんなに信じていたのに!』という気持ちにはならないですね。『信じる』という気持ちも『信じてたのに裏切られた!』という気持ちもどちらもこちらサイドのものですよね。僕は、裏切りやウソって、どこにでもありうるものだと思うんです」。決して他人や人間関係を醒めた目で見ているわけではない。むしろ、他人への愛情は深い方だと自覚しているという。それでも、相手が同じ愛情や信頼を自分に向けてくれていると盲目的に信じることもないし、何があっても不思議はないと想像している。「自分のことをすごくよく言ってくれている人間が、実は知らないところで僕の悪口を言っているとか、もちろん、信じたくないけど…あるかもしれないなぁって(笑)」。それは無意識に、自分の中で最悪の事態を想定し、そうした事態に遭遇した場合のショックを和らげようとする“防衛本能”と言えるのかもしれない。「そういう部分はあると思います。自分に飛んできた矢をよけようという発想なのかもしれません。かといって、他人にあまり深い愛情や信頼を持たないようにと考えているわけでもないんですけど。これは信頼や愛情だけでなく、事故や病気も同じなんですけど、どんなこともありうるんですよね。ニュースを見て、いろんなことが起きてて、それがどうして自分には起こらないって思えるんだろう?って考えますね」。そんな男のことだから、当然、ここ数年の話題作への出演が続く状況にも全く浮かれるところはない。「自分の体感は別として、客観的に見て、ドラマや映画で主演をやらせていただいたり、より重要な役を任せていただけるようになってきたのは事実ですが、実感としては何も変わってないというか、“いつも通り”なんですよね」。まごうことなき“イケメン俳優”ではあるが、正統派の主人公や端正な顔立ちを活かした“王子様”のような役よりも、先述のように個性的な役柄を任されることが多い。ひとつのポジションを確立したとも言えそうだが…。「最近も、ドラマの現場でスタッフさんに『間宮くんは普通の役はやらないの?』って聞かれました。全然、普通の役もやりたいですけど…(笑)。ただ、“変”と言われる役をいただけるのを僕自身も楽しんではいますね」。そもそも、仕事のオファーに対し、自分で選ぶこともなければ、この先を見据えて「こういう役をやりたい」といった思いを周囲に伝えることもないという。「あえてそうしているというより、15歳でこの世界に入って、そのままずっとそうやっているという感じです。あまり『これからこうなりたいから、こんな作品に』とか考えることもないですし…。『いま、これが楽しい』という思いでずっとやってきて、それが当たり前になってるんですよね」。『帝一の國』で共演した菅田将暉や竹内涼真など、いわゆる“ブレイク”を果たした俳優が同世代にも存在する。彼らに負けたくないという気持ちがないわけでは決してないだろう。だが、先ほどの、他人への信頼の話ではないが、決して醒めているわけでも、距離を置いているわけでもなく、人気や熱狂、世間というものを冷静に見つめている。「人気とかブレイクって、それを維持することがすごく難しいんだろうなと。それは、何となくわかります。僕自身、普段から流行りやブームで何かを好きになることが少ないし、一度、好きになったらずっと好きということの方が多いんです。ただやはり、世の中には流行りや“今年の顔”みたいなものがある。でも、例えば同じお菓子を毎日食べ続ければ飽きちゃうのと同じで、俳優であれ音楽であれ、芸人さんのネタであれ、同じものをずっと見せ続けられたら消費され尽くして、飽きちゃうのは事実ですよね。だからこそ、何かを長く続ける、その状態を維持するっていうのはすごいことで、大変なことなんだなって感じてます」。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2018年02月05日