中村倫也が私立探偵・明智五郎を演じ、類まれなグルメの知識を使って殺人事件を解決しながら、殺人鬼へと変貌する主婦と対決する「美食探偵 明智五郎」。この度、本作に志田未来が出演することが決定した。『#ハンド全力』やアニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』が待機作として公開を控える志田さんが今作で演じるのは、連続殺人鬼・自称マグダラのマリア(小池栄子)に初めて殺人を依頼するりんご農家の娘・古川茜(林檎)。大学進学で上京した彼氏の浮気に悩み、インターネットで相談したところ、マグダラのマリアに目を付けられ浮気相手の殺人を依頼することに…。「原作を読ませていただいたときに、林檎の容姿がどことなく自分に似ていると感じ、是非やらせて頂きたい!と思いました」と本作への参加を喜んだ志田さんは、「りんご農家の素朴で真っ直ぐな茜が、どうして殺人に手を染めてしまうのか。マリアファミリーとしてどう活躍していくのか。楽しみにしていただけると嬉しいです」と視聴者へ呼びかけている。新日曜ドラマ「美食探偵 明智五郎」は4月12日放送スタート(レギュラー放送枠毎週日曜日22時30分~)。(cinemacafe.net)
2020年03月10日映画『さんかく窓の外側は夜』が、2020年10月30日(金)に全国公開される。岡田将生×志尊淳がW主演。「さんかく窓の外側は夜」実写映画化、“除霊”謎解きミステリーコミックス100万部を超え圧倒的ファンを抱えるヤマシタトモコによる漫画「さんかく窓の外側は夜」を実写映画化。霊を祓うことができる男=冷川(ひやかわ)と、霊を視ることができる男=三角(みかど)のふたりが、“除霊”を使って謎や事件を解決していくミステリー・エンターテイメント作品だ。霊が「視える男」と「祓える男」の心霊探偵バディ、そして呪い屋の女子高生。3人が出合い、運命が動き出す。連続殺人事件と呪いの謎に隠された、驚きの真実とは――?ストーリー書店で働く三角康介は、一見普通の青年だが、幼い頃から幽霊が見える特異体質に悩まされていた。ある日、書店に除霊師・冷川理人がやってくる。「私といれば怖くなくなりますよ」の一言で、三角は冷川と除霊作業の仕事を共にすることになる。そんな中、ふたりは刑事・半澤より一年前に起きた連続殺人事件の話を持ち掛けられる。調査をはじめたふたりは、やがて遺体を発見するが、その遺体には呪いがかけられていたのだ。真相を探るふたりに度々聴こえてくる死んだ殺人犯の声。そしてふたりはある言葉にたどりつく―――。「ヒウラエリカに....だまされた....」。それはふたりがこれまでの除霊作業で度々耳にしてきた名前だった。彼女は何者なのか?彼女の目的は?ふたりはこの事件を解明できるのか…?岡田将生、志尊淳が心霊探偵バディに冷川理人役:岡田将生霊を怖れる三角を“霊祓い”の仕事に勧誘するスゴ腕の除霊師・冷川理人役を演じるのは岡田将生。『銀魂』シリーズや映画『家族のはなし』、舞台『ハムレット』にも出演してきた岡田は本作出演に際し、「脚本、原作を読ませていただいた時に映像化したら面白くなるなと思いました。リアルとアンリアルの狭間でどう作っていくか今からとてもわくわくしています」とコメントしている。三角康介役:志尊淳突然目の前に現れた冷川と除霊バディを組まされることになる、霊が視える書店員の三角康介役は、映画『HiGH&LOW THE WORST』や『フォルトゥナの瞳』、『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』など話題作への出演が続く志尊淳。昔から霊が視えてしまう体質ながら霊が怖くて仕方がない男を演じる志尊は、「三角が抱いてる様々な葛藤を、成長していく瞬間を、全力で伝えていきたいと思います。凄いものになりそうです。お楽しみに」と意気込みを語っている。平手友梨奈が“呪い屋”女子高生ヒウラエリカ役:平手友梨奈ストーリーの鍵を握るヒロイン・ヒウラエリカ役は、『響 –HIBIKI-』から2年ぶりの映画出演となる平手友梨奈。『さんかく窓の外側は夜』が、欅坂46を脱退し個人としての活動第1弾となる。一見普通に見えるが心に闇を持ち“呪いを操る”女子高生・ヒウラエリカをどう演じていくのか、期待が高まる。平手は、出演にあたり次のようにコメント。「ヒウラエリカ役のオファーを頂いたとき、最初は本当に自分で大丈夫なのか、という不安が大きかったです。でも、ヒウラエリカが抱える”想い”と、純粋にこの素敵な作品を届けたいと思いました。自分にとっても新しい挑戦ですし、監督と初めてお会いした時に、監督も新しい挑戦とおっしゃっていたことも、私の背中を押してくれたような気がします。登場する様々なキャラクターがどう交わっていくかを楽しみにして頂けたら幸いです」。脇を固める豪華俳優陣豪華俳優陣が演じる事件のカギを握る重要人物にも注目だ。半澤日路輝役(滝藤賢一):冷川・三角へ協力を仰ぎながら共に事件の謎を追う刑事。石黒哲哉役(筒井道隆):ある宗教団体の代表で、エリカを“呪い屋”へと導く、謎めいた人物。非浦松男役(マキタスポーツ):石黒の宗教団体に所属するエリカの父。エリカの力を利用し、石黒に取り入ろうとする。逆木一臣役(新納慎也):エリカのボディガードで、呪い屋として暗躍するエリカの身を守ることが任務。半澤冴子役(桜井ユキ):半澤の妻。半澤が唯一信頼し心の拠り所にしている存在。三角則子役(和久井映見):三角康介の母。息子が“霊が視える”特異体質であることはまったく知らない。監督は森ガキ侑大、脚本は相沢友子監督は、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』やドラマ「時効警察はじめました」なども手掛けた森ガキ侑大が務め、脚本は『重力ピエロ』『プリンセストヨトミ』『本能寺ホテル』といった映画作品も手掛けてきた相沢友子が担当する。【詳細】映画『さんかく窓の外側は夜』公開日:2020年10月30日(金)出演:岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一、筒井道隆、マキタスポーツ、新納慎也、桜井ユキ、和久井映見監督:森ガキ侑大脚本:相沢友子原作:ヤマシタトモコ「さんかく窓の外側は夜」(リブレ刊)配給:松竹
2020年03月07日岡田将生と志尊淳がW主演し、“除霊”を使って謎や事件を解決していくミステリー映画『さんかく窓の外側は夜』。この度、元「欅坂46」平手友梨奈が“呪いを操る”女子高生という、ストーリーの鍵を握るヒロインを演じることが分かった。原作はヤマシタトモコによる同名漫画。岡田さんが<霊を祓うことができる男>冷川、志尊さんが<霊を視ることができる男>三角を演じ、この心霊探偵バディがある謎に迫るミステリー・エンターテインメント。そんな本作に出演することが決定したのは、主演作『響-HIBIKI-』から2年ぶり2度目の映画出演となる平手さん。今回演じるのは、一見普通の女子高生だが、実は強力な“呪いの力”の持ち主であるヒウラエリカ。冷川と三角が事件を追う中、ある事件現場で「ヒウラエリカに…だまされた…」という声が聞こえてくる。果たして、ヒウラエリカと数々の事件は関係しているのか、彼女は敵なのか、ミステリアスな人物だ。原作を読んだという平手さんは「ヒウラエリカ役のオファーを頂いたとき、最初は本当に自分で大丈夫なのか、という不安が大きかったです。でも、ヒウラエリカが抱える”想い”と、純粋にこの素敵な作品を届けたいと思いました」とふり返り、「自分にとっても新しい挑戦ですし、監督と初めてお会いした時に、監督も新しい挑戦とおっしゃっていたことも、私の背中を押してくれたような気がします。登場する様々なキャラクターがどう交わっていくかを楽しみにして頂けたら幸いです」と呼びかける。また「ヒウラエリカという人物像を脚本打ち合わせしている時から、自然と平手さんとして作りあげていた自分がいました。もはや、平手さんしか考えられなかったです」とキャスティングを明かすのは、本作の監督森ガキ侑大。「平手さんがこの役をひきうけてくれた時の胸の高鳴りはいまでも身体が覚えています」と話し、「岡田さん、志尊さん、平手さんの孤独の共存は素晴らしいものがありました」とコメントしている。さらに3月4日(水)4時より、本作のムビチケ前売券オンラインが先行発売スタート。購入特典は、抽選で本作の完成披露試写会の前方席に招待というスペシャルな内容となっている。『さんかく窓の外側は夜』は10月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:さんかく窓の外側は夜 2020年10月30日より全国にて公開©2020「さんかく窓の外側は夜」製作委員会©Tomoko Yamashita/libre
2020年03月04日3月の紀伊國屋ホールでは、12日(木)以降半月をかけ、中屋敷法仁演出の「改竄・熱海殺人事件」が上演される。「熱海殺人事件」の作者は、つかこうへい。つか自らが台本・演出に手を加えた1991年の「ザ・ロンゲストスプリング」版と、1993年の「モンテカルロ・イリュージョン」版がこの度、各回替わりでお目見えする。中屋敷は何故タイトルに改竄と付けたのか。また「ロンゲスト」に荒井敦史を、「モンテカルロ」に多和田任益を、それぞれ木村伝兵衛役に据えたのか。3人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「熱海殺人事件」は他にも「売春捜査官」や「平壌から来た女刑事」など、様々なバージョンがある。それにしても中屋敷は何故「ロンゲスト」と「モンテカルロ」を選んだのだろうか。「『熱海』の中でも、この2つはかなり際をいく作品だと思います。しかもつかさんが、俳優さんに合わせてオーダーメイドしているセリフと演出が多い。まさに『熱海殺人事件』の作品自体が『熱海』を脱却しようとしている時期に書かれたもので、本当はつかさん自身が一番改竄したがっていたんじゃないかと」木村伝兵衛役はハッタリを利かせるかのように、立て板に水のごとく放つ長ゼリフが有名だ。役者の体力や瞬発力がモノをいうため、出来る俳優は限られる。中屋敷に荒井と多和田を選んだ理由を聞くと、「昨年2月に行われた『戯曲探訪「つかこうへいを読む 2019春」』の『俳優たちを交えての朗読による発表会』がきっかけだった」と語る。これは中屋敷が好きな俳優に、「熱海」の「ロンゲスト」「モンテカルロ」「売春捜査官」をリミックスした形で、気に入った箇所のみを朗読してもらうもの。荒井に言わせれば「別々の『熱海』をつなぎ合わせて、全く違う『熱海』を作る」感覚だったという。朗読会の時は、本公演が決定していなかった。中屋敷は朗読で「熱海」作品のクセを確認していたらしいが、2人は「もしも朗読会だけで、本公演に呼ばれなかったら……」と気が気でなかったらしい。実際に本作の話が来た時の心境を聞くと、2人とも派手なガッツポーズを見せる。多和田に言わせると「せっかくつかさんのセリフで達成感を得たのに、おあずけ状態にならなくて良かった」と。これが正直なところだ。最後に中屋敷はこう語る。「演出家の私も改竄しますけど、多和田は多和田で、荒井は荒井で、元の作品のどこをトレースして、どこを改竄するのか。きちんと稽古場に来る前に考えてくると思うので、とても楽しみです」。「改竄・熱海殺人事件」は、3月12日(木)~30日(月)に東京・紀伊國屋ホールにて。チケットは発売中。なお4月には、大阪・福岡公演も行われる。取材・文:横山由希路
2020年02月28日1974年、つかこうへいが史上最年少で岸田戯曲賞を受賞した「熱海殺人事件」は、その後つか自らの手で様々なバージョンが上演された。1991年には池田成志を主演に据えた「ザ・ロンゲストスプリング」版が、1993年には阿部寛主演の「モンテカルロ・イリュージョン」版が発表される。今春、この2作品を各回替わりで、敢えて「改竄」バージョンとして上演するという。何故、今「改竄」をするのか。その意図を演出家の中屋敷法仁、「ザ・ロンゲストスプリング」で木村伝兵衛を演じる荒井敦史、「モンテカルロ・イリュージョン」で同じく木村に扮する多和田任益に話を聞いた。【チケット情報はこちら】中屋敷は「信用できないことの多い世の中だからこそ、全てのものは改竄されていると思ってモノを見たほうがいい」と話す。「『熱海殺人事件』の上演当時から時間が経っていますから、きっと観客の皆さんも俳優も、この作品を自分なりに改竄して解釈していると思うんですね。だから本作と真剣に向き合おうとすればするほど、“ニューオールド”や“クラシカル”などの冠がうまく当てはまらない。いっそのこと“改竄”と言ったほうがしっくりくるんじゃないかと思います」さらに中屋敷は昨今、省庁に情報公開請求をすると一部黒塗りとなって資料が公開されることから、現代では都合の悪いつかのセリフを敢えて黒で塗りつぶしてみたら、作品全体から毒が抜けてしまったという。「炭酸の抜けたサイダーみたいに、ごくごく普通の話になってしまったんです。危険なセリフこそが、つかさんの個性。つかさんが元々持っている言葉の魔力をどう伝えるか。今回は改竄版なので私が都合よくセリフを書き換えるのですが、現代だと居心地の悪い元のセリフとどう向き合っていくかがカギですね」それにしても「ロンゲスト」や「モンテカルロ」で描かれた社会問題は、現在も未解決のまま積み残されている。オカマはゲイと呼び名を変え、平成初頭で差別された職業が別のものに取って代わられる。荒井はこの状況を「別の言葉で言い換えられてしまっていることがすごい。社会が昔と変わっていない」と話す。また同性愛者の木村伝兵衛役を演じる多和田は、意気込みを興奮気味に語った。「“僕はバイセクシャル”とハッキリ言うセリフがあるんです。こういうセリフを堂々と言えるんだと。『モンテカルロ』の中でも象徴的なセリフなので、自分の中で爆発させて演じたいですね」「改竄・熱海殺人事件」は、3月12日(木)~30日(月)に東京・紀伊國屋ホールで上演。チケットは発売中。4月には、大阪・福岡公演も行われる。なお本インタビューは後編に続く。取材・文:横山由希路
2020年02月28日ラーメン大好きな謎の女子高生「小泉さん」が、ラーメンをひたすら食べて食べて食べまくる大人気漫画をドラマ化した「ラーメン大好き小泉さん」が、キャストを一新して1年ぶりにスペシャルドラマで登場。二代目「小泉さん」を、桜田ひよりが演じることになった。累計発行部数200万部(既刊8巻)を誇る大人気漫画を原作にした、前代未聞のラーメンドラマとなる本作。2015年の連続ドラマ(全4回)で23時台の放送ながら8.2%の高視聴率を獲得(※ビデオリサーチ調べ・第2話関東地区世帯平均)。その後、2016年に2回、2019年に1回、計3回のスペシャル放送を経て、1年ぶりの最新作で帰ってくる。これまで主演を務めていた早見あかりをはじめ全キャストが前作をもって卒業し、番組タイトルを「ラーメン大好き小泉さん 二代目」と改め、ラーメンにまつわる新たな物語を紡いでいく。二代目「小泉さん」には、今作でフジテレビドラマ初主演となる桜田ひより。幼少期から活動を始め、様々な作品でキャリアを積み、2014年にドラマ「明日、ママがいない」に出演。児童養護施設に暮らす子どもたちの1人を演じ、この作品が出世作となる。2017年にドラマ「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」で初主演を果たし、その後同作の映画版でも主演をつとめた。最近では、映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』でも存在感を発揮し、ドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」でのフグ田ヒトデ役や、1月期ドラマ「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」への出演が記憶に新しい。着実に成長を続ける若き演技派である桜田さんが、名前と「ラーメンが好き」ということ以外全てが謎に包まれている「小泉さん」をどう演じるのか?そして、最大の見せ場であるラーメンの実食シーンで、どんなラーメンの啜(すす)りっぷりを見せるのか?また、前作まで「小泉さん」を演じていた早見さんも、これまでとは違う形で今作に出演予定。新旧「小泉さん」の“バトンタッチ”も見逃せない。もちろん最新作でもこれまで同様、話題の人気ラーメン店が続々登場。普段なかなかテレビ取材を受けない名店も特別に登場する予定という。「あの小泉さんを私が?!原作を元々読んでいたので、お話を聞いた時の驚きと喜びは、言葉では伝えきれません」と桜田さん。「ラーメンを愛する小泉さんの思いを私なりに感じとりながら、観てくださる方々に、ラーメン屋に足を運ばせる思いで、演じていきたいと思います。同世代のキャストの方々との掛け合いも楽しみにしていてください」と喜びいっぱいにアピールした。「ラーメン大好き小泉さん 二代目」3月27日(金)23時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年02月28日3月7日(土)放送スタートのWOWOW『連続ドラマW パレートの誤算 〜ケースワーカー殺人事件』の完成報告会が、2月27日、東京・品川のTHE GRAND HALLで行われ、主演の橋本愛(牧野聡美役)、共演の増田貴久(小野寺淳一役)、北村有起哉(若林永一郎役)、松本まりか(安西佳子役)、那須雄登(金田良太役)、原作者・柚月裕子、そして小林聖太郎監督が出席。映画『孤狼の血』などで知られる人気小説家・柚月による小説を原作に、殺されたケースワーカーの素顔と不正受給の実態、社会保障の闇と、新たなる希望を描き出すヒューマンミステリーだ。高校時代から「組織では全体の約2割の人間が大部分の利益をもたらしている」と提唱した経済学者ヴィルフレド・パレートによる“パレートの法則”を無意識に感じていたという橋本は「企画書にその数字が書かれていて衝撃を受けました。もうこれはやらなければいけないし、運命的な何かがあると感じて、内容を確認せずに飛び込んだのが最初の入り口」と明かし「その後になって『内容がつまらなかったらどうしよう……』と不安になったけれど、大正解でした。原作も面白いし、最高のスタッフさんとご一緒できたのも超幸せ。それぞれの味が粒だっている作品に仕上がりました。これはラッキーなお仕事でした」と思い入れたっぷりな様子。WOWOW連続ドラマW初出演の増田は「内容を見る前にやりますと言わせてもらった」と即答だったようで「そこから原作を読んで自分の知らない世界があり、この現実を知らなければいけないと感じたので、作品に関わらせてもらったことは幸せでした。凄く嬉しい」と出演意義を実感していた模様。撮影中に某バラエティ番組のレギュラー出演も決まったが「撮影現場に差し入れをしていたら、途中からスタッフの方が『ゴチになります』と書いてくれたりして……。嬉しかったです」と笑顔を浮かべた。北村は「社会の片隅でしがみついて生きている人の姿が克明に描かれており、話を増すごとにショックも増してくる。ラストに向かって一体何がどうなるのか?ハラハラドキドキする展開もあり、社会問題をテーマにしているので現実とリンクしている見応えのある作品です」と太鼓判。ちなみに撮影中に第二子が誕生した北村は「その日は撮影がなかったので良かった!これから死ぬまで働きますよ!」とユーモア交じりに宣言していた。松本は「現実に私たちが知らなければいけない、スポットライトの当たらない社会があり、ドラマを通して知ることができて本当に良かった。正体不明の女という役柄ですが、それでなければ生きていくことができない人がいるということをぜひ皆さんに知ってもらいたいです」と熱弁。ドラマ初出演の那須は「初めてのドラマのお仕事で、しかも不良役。金髪に染めるということもあって、一生忘れられない作品になりました」と初々しく語る。所属する“美 少年”のメンバーには「出演することはすぐに伝えました。『ちゃんと台本を読んで覚えていくんだよ』とアドバイスももらえて嬉しかった」と喜んでいた。事務所の先輩である増田は那須に対し、「初めてのドラマなので緊張しているかな?と思って、『どうだった?』とメールをしたら、その日には連絡が来なかった」とポツリ。それに那須は大慌てで「あまりスマホを見ないんです!……あの時はありがとうございました!」と最敬礼。橋本は撮影の雰囲気を振り返り「皆さんと向き合うシーンは毎回面白味が違って、人によってこんなに違うんだと驚いて、それはまるで異種格闘技戦のよう。主役という立場だからこそ色々な共演者の方々と演技というコミュニケーションを取ることができて楽しかった」と充実した表情で報告した。それに小林監督は「決まり切ったことはやりたくなくて、活き活きとその場の生の感覚を撮りたかった。それについていけない人もいたり、僕自身がついていけなかったり、それを楽しみながら常に探って作っていった実感があります」と手法を解説していた。原作者の柚月は「重いテーマなのでドラマ化は難しいのではないかと思っていたので、大変驚くとともに、どんなドラマになるのか楽しみでした。キャストのみなさんがどのように私が書いた登場人物たちを演じているのか、放送が楽しみです」と期待を込めていた。最後に主演の橋本は「この作品には『みんな共に生きている』という、当たり前だけれど見落としがちな大切なことが詰まっています。私たちには作品を作って世界を変えることしかできないけれど、その想いを最後まで信じて作り続けました。ひとりでもいいので、届くべき人に届けばいいと願っています」とアピールしていた。WOWOWプライム『連続ドラマW パレートの誤算 〜ケースワーカー殺人事件』3月7日(土)夜10:00スタート(全5話)第1話無料放送【関連リンク】 番組公式サイト( )
2020年02月28日ファティ・アキン監督が1970年代のドイツに実在した連続殺人鬼の物語を描いた『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』。この度、特殊メイクにてその殺人鬼に扮した新星ヨナス・ダスラーのオフィシャルインタビューが公開された。ドイツに実在し、4人の娼婦を殺害、北ドイツの港町ハンブルクを騒然とさせた殺人鬼フリッツ・ホンカ。この悍ましき殺人鬼・ホンカを演じたヨナスは、『僕たちは希望という名の列車に乗った』でバイエルン映画賞新人賞を受賞したドイツの新星。本作ではメイクを施し、外見は全く本人だと分からない程に変身。狂気に満ちた約20歳も年上のホンカの熱演で、ヴァラエティ誌の「2019年の注目すべきヨーロッパの若手映画人10人」に選出、 先日発表されたヨーロッパで注目の新星たちに与えられる「ヨーロ ピアン・シューティングスター」にも選出され、いまヨーロッパで最もアップカミングな俳優のひとりだ。毎日約3時間かけて仕上げていたという“ホンカ・メイク”。この容姿に変身し、演じることについてヨナスは「大きな挑戦だったけど、監督のファティを信頼して引き受けたんだ。でも、単なる漫画的な風刺にはしたくなかった。ホンカという人物の根底にある、社会のアンダークラスの存在を描きたかった。俳優としてこれほどの役を演じる機会をもらえたのは幸運だったとも感じている」と思いを明かす。また「ハインツ・ストランクの原作には、彼の背中はまがり背むしであったと記されていた。身体的な障害があったことは明らかだ。僕は思ったんだ。彼のその体こそ、彼の人生であり歴史を語っているとね。過去を記録しているのが彼の体だと。育った環境が彼をあのようにしたのだと。彼はそこから逃れようとしていた。ホンカがシェルのオフィスで夜勤の警備員として勤務していたのは事実で、そこでは制服を着ていた。その制服は彼にとって誇りであり、自分が重要な何者かであるという事の象徴だった。それによって彼の体の姿勢も変わった。その辺が実に興味をそそられた点なんだ。彼の中にある内的な動機を追及しようと思ったんだよ」と体の特徴を述べる。そして本作はただのホラー映画ではなく、敗戦国としてのドイツの冷たい歴史を投影させている。ヨナスも「ファティはハンブルクだけではなく、ドイツを描くことに長けた監督だと思う。本作にしても、第二次世界大戦後のドイツの歴史に強く裏つけられた内容だから」と説明。舞台となるハンブルクには、撮影前に行ったというヨナス。「リハーサルをハンブルクでやったんだ。2か月ハンブルクに住んでね。あそこは特別な町だよ。世界中から多くの外国人船員がやってくる港町で、酒場も多く、売春宿も多い。現在もそこは盛り場で、不思議なサーカスのような雰囲気があるんだよ」と訪れた印象を話した。また、“これは不思議なラブ・ストーリーだとも思いますか?”という質問には、「イエス」と答えたヨナス。「ホンカは愛を探している。誰かをみつけようとする。その誰かがいれば、自分は何者かになれると感じているんだよ。妻がいれば自分は人間として認められる存在になれるというような考えなんだと思う。妻、職業、住居、それが自分の人生だという。ただその夢は実現しなかった、悲劇だね」とコメント。そんなホンカを理解できたか聞くと、「真のホンカを理解するのは不可能だった」と答え、「僕は分析することよりも、ホンカの動機を探ろうとした。多分彼は普通の人間になりたいと望んだんだと思う。自分を拘束している世界から自分を解放したいと望んだんじゃないかな」と自身の考えを示した。最後に、世代によって映画におけるバイオレンスを捉える姿勢が異なると思うか、という問いには「現代の映画の世界にはバイオレンスが溢れている。この映画が特別なのは、例えば首を切断するシーンなどは出てこない。最もバイオレントな部分は観る人の想像力に任せているんだ。他の部分は観れても。その点がとても重要だと思う。人を殺すというのは冗談ではない。この映画には銃によって一瞬にして人が死ぬシーンはない。死にいたるまでに、とても長い時間がかかるんだ」とポイントを挙げる。「ただ僕は強制的にこの映画を見てもらいたいとは思わないよ。見たいと思う人に見てもらい、理解してもらいたいと思う。この映画に出てくるようなリアルな死というのは、ほとんどの映画に出てくる死とは異なる。映画にたびたび登場する死は英雄的だから。それは漫画のようでもある。でも誰かを殺した死というのは、漫画的ではありえないんだ。罪悪だよ。それをこの映画で伝えることができたらと思うんだ」と思いを口にした。『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』は2月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ 2020年2月14日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2018bomberoint._WarnerBros.Ent. photo by Gordon Timpen
2020年02月12日「なにもない」が決め手に2019年に上京されたamanojackさん。リノベーション物件に住んでみたいとWEBサイトで探していた時に見つけたのがこの部屋。25㎡のワンルーム、床も、壁も、天井も、もともとあった内装を全て取り払った、むきだしのコンクリートの状態でした。「ここまでなにもない部屋はおもしろい!」と、「なにもない」ことが決め手になりました。たしかに、ここまで究極にミニマムなお部屋は、他にはなかなかないかもしれません。 置かれている家具も、部屋に合わせて必要最小限。ベッドと、「WOODPRO」で作ってもらった古材の足場板のダイニングテーブルに、ヴィンテージの椅子を合わせていらっしゃいます。 壁紙を剥いであらわれた、コンクリートの表面。ざっくりとした質感の壁に、蚤の市や骨董市で買ってきた雑貨や小さな家具が、よく映えます。 時計は、古い文字盤を買ってきて自分で時計キットと組み合わせたもの。 印象的なウォールランプは、福岡のアンティーク家具店、krank marcelloで購入。 こちらは大江戸骨董市で購入したハギレのパックを壁に貼り付けたもの。 さまざまな来歴のものを絶妙なバランスで組み合わせて飾ります。 amanojackさんの部屋にあるたくさんの素敵なものは、好きなギャラリーや蚤の市をまわったり、旅行先で手に入れたりとさまざま。アースカラーのもの、ガラスや真鍮、木の素材でできているものなど、自分の好きなものが自然と集まりました。コンクリート打ちっ放しの部屋って、新しい家具を合わせるとなんとなく殺風景に見えてしまうこともありますが、こんな風に時を重ねたものが集まっていると、しっくりとまとまるのだな、と発見です。壁紙を剥がした跡がそのまま残る壁も、「時の流れ」を感じさせ、良いものに思えてきます。 使いづらい部分には、手を加えると言っても、あまりにもなにもなく、そのままでは使いづらかった部分には、DIYで手を加えていらっしゃいます。 なにもなかった壁には布で目隠しをつけて、クローゼットのコーナーに。洋服や、細々としたものはここに仕舞われています。 ワンルームで悩むことの多い3点ユニットバスですが、こんな風に手前に「1部屋」自分で作ってしまう、なんていう手があるとは驚きでした。もし手前のスペースに余裕があればチャレンジしてみたいところ。 シンプルなステンレスキッチンの周りには、自分で木の板を使って作った作業台などを合わせています。 冷蔵庫の横にあったこの箱は、古い茶箱を活用しているそう。雰囲気があってかっこいい。 むき出しのダクトには、マグネットがつく…!好きなコーヒーの道具を飾って。 今は、冬の寒さ対策として床を自分で敷いてみようかと考えているそう。コンクリートむき出しの床、たしかに冬はちょっと寒そうでしたが、床材を何にしようか、あるいは好きな柄のカーペットにしようか、など考えを巡らせるのは楽しそう。マイナスのポイントもそうやって楽しみに変えられるなら、悪くないかもしれません。 部屋の中で一番気に入っているコーナーは、こちらの飾り棚。 飾るものは1箇所にまとめて、「密」と「疎」の対比を作るのがポイント、とのこと。 無機質で、クールな印象があったコンクリート打ちっ放しの部屋。amanojackさんの、まるでギャラリーのように彩られた部屋を拝見していたら、コンクリートの壁が、白い壁よりも味わい深いキャンバスのように思えてきたのでした。 amanojackさんのinstagramアカウントはこちら出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2020年02月08日キム・ユンソクとチュ・ジフン主演で贈る、“連続殺人犯”対“刑事”の息詰まる攻防を描き韓国NO.1ヒット&賞レースを席巻した、実際の事件に基づくサスペンス『暗数殺人』から、ポスタービジュアルと予告編映像が解禁となった。韓国全土に衝撃を与えた実際の事件を基に、ミステリアスな殺人犯と未解決事件を追う刑事の息詰まる攻防を描く本作。新鋭キム・テギュンと『友へ チング』のクァク・キョンテク、名匠2人が手掛けた緻密な脚本と緊迫感漂う演出は観客・批評家双方から熱い支持を受け公開2週目にして興行収入ランキングNO.1を獲得。さらには青龍映画賞や百想映画大賞の脚本賞を受賞したほか、その年の賞レースを席巻し大きな話題を呼んだ。今回解禁された予告編は「暗数」という言葉の解説テロップ、そしてチュ・ジフン演じるテオがキム・ユンソク演じる刑事ヒョンミンに連続殺人を告白する場面から始まる。映像からは、周囲の反対を押し切り捜査に没頭するヒョンミンと、謎めいた殺人犯テオの息詰まる心理戦が緊迫感たっぷりに描かれていることが伺える。情報も証拠もない闇に葬られた事件がどのように展開していくのか、好奇心を掻き立てられる予告編に仕上がっている。予告編と同時にポスタービジュアルも解禁。「-本当は、何人殺した?」というコピーとともに、どこか目線の定まらないミステリアスなジフンと、真剣な眼差しでこちらを見据えるユンソクの対象的なキャラクターが印象的に写し出されている。『暗数殺人』は4月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:暗数殺人 2020年4月3日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 SHOWBOX AND FILM295 / BLOSSOM PICTURES ALL RIGHTS RESERVED. 公式
2020年02月06日『女は二度決断する』『50年後のボクたちは』などで知られるファティ・アキン監督の最新作『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』。本作の“殺人鬼”の正体は、22歳のドイツの新星俳優が特殊メイクで大変身した姿であることが分かった。今回解禁となるのは、70年代ドイツに実在した屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカを演じるヨナス・ダスラーと、フリッツへと大変身する驚愕の特殊メイクを施す過程を捉えたメイキング映像。『僕たちは希望という名の列車に乗った』で日本でも注目を集めるヨナス・ダスラーは1996年3月生まれ、ドイツ・レムシャイト出身の俳優。2014年にエルンスト・ブッシュ演劇大学に進学。初主演作『Lomo - The Language of Many Others』(’17/英題)と『僕たちは希望という名の列車に乗った』(’19)での演技が評価され、第39回バイエルン映画賞新人賞男優賞を受賞。舞台でも活躍し、ベルリンのマクシム・ゴーリキー劇場のアンサンブルメンバーとして数々の舞台作品に出演。本作での活躍により、ヴァラエティ誌の「2019年の注目すべきヨーロッパの若手映画人10人」にも選出されている。また、先日発表された、ヨーロッパで注目の新星たちに与えられる「ヨーロピアン・シューティングスター」にも選出され、いま最もアップカミングな俳優10人のひとりなのだ。ドイツ語に加え、英語とフランス語も話せるマルチリンガルでもある。昨年日本で劇場公開された『僕たちは希望という名の列車に乗った』では、主人公テオらの同級生エリック役を演じ、その端正な顔立ちと純真な役柄に胸を揺さぶられた人も少なくないだろう。しかし、本作での体当たり演技に、「あのヨナスが…」と絶句して試写室を後にする女性ライターや映画評論家が後を絶たないという。40歳の殺人鬼役に22歳の彼が抜擢された理由とは?実は、そんなヨナスがフリッツ役に抜擢された理由は、バイエルン映画賞の授賞式に出席したヨナスを見かけたファティ・アキン監督の妻が、「彼があなたのフリッツ・ホンカよ」と監督にアドバイスをしたことがきっかけ。当時40歳の殺人鬼役に22歳の若手俳優を起用するとは思いもよらなかったという監督だが、「ヨナスの“若さ”が、むしろ、フリッツ・ホンカというキャラクターの脆弱さと複雑さを繊細に表現し、作品に深みをもたらしてくれた」と語っている。強烈な大変身が生み出されたきっかけは、アカデミー賞受賞のあの特殊メイク!22歳の美青年が、特徴的な容姿のフリッツ・ホンカへと変貌を遂げるには、高度な技術を要する特殊メイクが欠かせなかった。アキン監督がヨナスの起用に踏み切ったのは、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で、ゲイリー・オールドマンをチャーチルに大変身させ、その卓越した特殊メイクでアカデミー賞を受賞したカズ・ヒロ(辻一弘)の偉業をスクリーンで目にしたことが理由の一つだと言う。監督自ら特殊メイクアップアーティストに掛け合い、綿密な打ち合わせを重ねてプロジェクトが進行。毎日3時間かけ、折れ曲がった鼻、特徴的な斜視、極度な猫背を生々しく再現させることに成功した。『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』は2月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ 2020年2月14日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2018bomberoint._WarnerBros.Ent. photo by Gordon Timpen
2020年01月17日本場イタリアでも愛される生パスタ。現地仕込みのモチモチの生パスタを味わいたいですよね。東京には生パスタにこだわった絶品イタリアンがたくさんあります。その中でも特にもちもちでおいしい生パスタの名店を厳選しました。ぜひチェックしてみてくださいね。イタリアンバル トスカーナ【新宿】東京・代々木「イタリアンバル トスカーナ」は、階段を上ると入り口があります。全席禁煙で、席数は35席。6~10名で利用できる洞窟風の個室もあるので、女子会などにもおすすめ。オープンキッチンからは、調理する料理の香ばしい匂いや、トントンとリズムよく材料を切る音が聞こえてきます。気取らずに美味しいイタリアンが楽しめる、大衆イタリアンバルです。イタリアンだからと肩肘を張らずに、気軽に立ち寄れる「イタリアンバル トスカーナ」。パスタ専門店で修業したオーナーシェフが作る生パスタは、モチモチした食感が魅力です。年に1回はイタリアを訪れ、現地の料理を学んでいるので、どの料理も本格的で絶品。無化学調味料にこだわり、イタリアのソースや日本の出汁を使うことで、料理の旨みや奥行きを引き出しています。「イタリアンバル トスカーナ」を訪れたらぜひ注文してほしいのが「日本一おいしいミートソース」です。運ばれてきた料理を見てまず思うのが、「ミートソースはどこ? 」。シェフ自慢の生パスタを楽しんでもらいたいという想いから、麺とソースが逆に盛り付けられています。小麦の香りと美味しさを堪能できる「のっけ麺」は、「イタリアンバル トスカーナ」の名物料理です。鹿肉、松坂ポーク、熟成牛をスペインの海塩でじっくり焼き上げた「3種のお肉の食べくらべ盛り合わせ」。それぞれのお肉の味、食感、風味の違いを楽しめるおすすめの一品です。円形にきれいに盛り付けられた一皿をみんなでシェアすれば、会話も弾みます。ワインだけでなく、自家製の南イタリアリキュールを使ったフルーツのお酒「リモンチェッロサワー」や、イタリア老舗の「クラフトビール BALADIN」は料理との相性が抜群です。30代から40代の人がよく訪れるイタリアンバル。ランチ営業もしているので、お昼休憩には、サラリーマンやOLの姿が多く見られます。気軽に通える雰囲気と、季節に合わせた料理で、心も体も満たされること間違いありません。夜には、イタリアのリキュールやビールを片手に、日本の出汁を生かしたイタリアンを堪能できます。JR代々木駅北口から徒歩2分と、アクセスの良さも魅力の一つです。イタリア料理以外にも、イタリアのお酒も楽しめるイタリアンバルです。生パスタが魅力の「イタリアンバル トスカーナ」で、気軽にイタリアンを楽しみましょう。スポット情報スポット名:イタリアンバル トスカーナ住所:東京都渋谷区代々木1-53-4 田尻ビル 2F電話番号:03-3372-3400Bistro Tarto【日本橋】東京・日本橋、鮮やかなオレンジ色が目を引くおしゃれな外観の「Bistro Tarto(ビストロタルト)」は、おひとり様でも利用しやすいカウンター席と、ゆったりくつろげる4人用・2人用のテーブル席が用意されています。全席で20席というコンパクトな店内はすぐに満席になっていまい、ワイワイと大勢の人が賑わう人気のお店。秘密はコストパフォーマンスにこだわった料理の質にあります。高級黒毛和牛や旬の食材を使ったワインに合う料理が、リーズナブルに楽しめるのがお店の魅力です。ドリンクの品揃えはワインをメインに展開し、季節料理とワインを楽しむことをコンセプトに、厳選されたものが常に100種類は用意されています。乾杯ワインで女性に人気な「樽生スパークリングワイン」をはじめ、他ではお目にかかれないようなおもしろいワインが飲めるのもこの店ならでは。気軽においしい料理とワインが楽しめるようにという心配りから、ワインにはキャッシュバック制度もあります。飲みきれないという心配をせずに、ソムリエ厳選のワインをボトルで楽しめるのが嬉しいです。素材にこだわるビストロタルトのおすすめメニューは、パスタソースのミンチに極上肉を使用した「赤ワインでじっくり煮込んだA5黒毛和牛のラグーソース」。上質なお肉の旨味が存分に引き出されたソースを、もっちもちの生パスタにからめて、贅沢にいただくことのできる一品です。ボリュームたっぷりの絶品パスタに舌がうなります。この店の名物料理ふわトロ「キッシュタルト」は、サクッとしたパイ生地に外はふわっと中はトロっとした感激の食感。濃厚でクリーミーな味わいが人気の、ワンホールまるごと食べたくなる絶品キッシュです。「前菜10種盛り」の中にもキッシュタルトが入っているので、まずはワインとボリューム満点の前菜盛りを試してみてはいかがでしょうか。お腹いっぱいになるイタリアンと品揃え豊富なワインで、来る人を笑顔にさせてくれる「ビストロタルト」。紹介した他にも「アクアパッツア」や「ハムの盛り合わせ」などワインと相性抜群のメニューもたくさんあります。店内のおすすめボードには、メニューに載っていない日替わりのものもあり、リピーターを飽きさせません。コストパフォーマンスの非常に高い人気店のため、ディナータイムは予約が必須ですが、ランチは気軽に利用できますので、何度でも足を運びたくなるお店です。場所は東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」またはJR総武線快速「新日本橋駅」から徒歩3分のところにあり、駅から近いのも魅力。デートでも友達同士でもおひとり様でも、大満足の料理を体験してみてください。スポット情報スポット名:ビストロタルト住所:東京都中央区日本橋本町4-12-17ヨネヅビル1階電話番号:03-5614-0405CAFFÉ BLU【江古田】「CAFFÉ BLU(カフェ ブル)」は、東京・江古田にあるイタリアンのお店。ぶらりと気軽に立ち寄れるように、カフェという名前がついていますが、提供される料理は本格的なイタリアンです。ダークブラウンを基調としたウッディなインテリアですが、白壁のため明るい雰囲気。大きな窓から光が差し込んで、開放的な空間です。2013年にオープンして以来、提供される料理はひとつひとつ手作りにこだわっています。コンセプトは、気軽に美味しい料理とワインを楽しめるお店。デートや記念日のお祝い、女子会などで多く利用されています。訪れる人は比較的女性が多いですが、30~60代と幅広く愛されています。お店を貸し切って、アットホームなパーティーを開くことも可能です。「イタリア産フレッシュポルチーニ茸のタリアテッレ」は、手打ちの生パスタにソースをしっかりからめた一品です。生のポルチーニ茸は歯ごたえのよい食感になるようソテーし、ブロードで煮込んだソースに合わせています。仕上げにパルミジャーノチーズをふんだんにふりかけて完成。食欲をそそられるおすすめメニューです。「ほたてのソテー カリフラワーのクレーマ」は、ほたてのだしを活用してカリフラワーを煮込んだ一品。仕上げに手作りのパセリソースを彩りよくかけて完成です。ほたてとホワイト系の野菜を組み合わせて、見た目も美しい一皿です。しっかりと焼き目がついたほたては香ばしく、歯ごたえもバッチリ。素材にあった味付けを実感できる料理です。何度も利用してお店のスタッフと顔なじみになると、好みに沿った料理を作ってもらえるのも魅力的なポイントです。「CAFFÉ BLU」ではイタリアンを愛する通のお客さんも多く、長年修業を積んできたシェフだからこそ提供できる料理も豊富。味へのこだわりを強く持っているお店です。場所は、西武池袋線「江古田駅」北口から歩いて1分のところにあります。お店は建物の2Fにあるため、1Fに見えるイタリア国旗を目印に訪れてみてください。本格的なイタリアンを味わいにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:CAFFÉ BLU住所:東京都練馬区栄町32-2江古田ビル2F電話番号:03-6763-0908イタリアン食堂ヴァベーネ 【吉祥寺】「イタリアン食堂ヴァベーネ(Va bene)」は、吉祥寺で気軽にイタリアンが楽しめるお店です。肉料理を中心としたワインにピッタリのメニューが揃い、肉バルや居酒屋、パスタのお店としても利用されています。店内は、木の温もりを感じるカジュアルで入りやすい雰囲気。カウンター席やテーブル席、集まりに最適なロフト席など座席も充実しています。大きな炭火焼き台に生樽クラフトビールが5タップと、本場の空気感も味わってください。「生ハムとパルミジャーノ ガッツリ盛りサラダ」は、フレッシュなサラダを濃厚な生ハムと香り豊かなパルミジャーノで飾り付けた一品。ローストした玉ねぎの甘みと、香ばしい香りのドレッシングが一体感を生む、野菜が主役の料理です。野菜は信頼する契約農家から直接仕入れたものだけ使っているので、新鮮そのもの。ボリュームたっぷりなので、シェアして食べるメニューとしてもおすすめ。シナモンとグローブの香りが食欲をそそる「あか牛のラグーソースのタリアテッレ」。あか牛の旨みとパルミジャーノのコクが平打ちパスタに絡み、口の中で広がる一品です。乾麺には出せない、自家製の手打ちパスタのしっとりモチモチの食感がおいしさのポイント。ボロネーゼソースとの相性も良く、食べ応えのある麺に奥深い味わいのソースがよく絡みます。希少部位のイチボを使った、「熊本産あか牛イチボの炭火焼き」も人気のメニューです。余分な脂肪が入っていない、さっぱりした美味しさが特徴の熊本産あか牛。噛む必要がないほど柔らかく、甘みとコクが味わえます。赤身ながら血生臭さはまったく感じません。炭火でサッと香ばしく炙っただけのシンプルな調理法だからこそ、お肉本来の美味しさが際立ちます。レアのあか牛と赤ワインの組み合わせは、まさに最強タッグ。満足間違いなしのメインディッシュです。客層は30~40代がメイン。女子会やデート、家族との食事や記念日での利用が多く、地元のお客さんにも親しまれるお店です。カウンター越しにキッチンがあり、調理の様子を見ながらお酒と料理を楽しむこともできます。来店の狙い目は、平日の夜とランチタイム。世代を問わず誰でも気軽に入れて、お好きなスタイルで楽しめます。美味しい肉料理が食べたいとき、本格的なクラフトビールが飲みたいときにもぜひ立ち寄ってみましょう。お店までは、JR中央線、京王井の頭線「吉祥寺駅」公園口(南口)を出て徒歩5分ほど。OIOIの右側の道を井の頭公園方面にまっすぐ歩くと左手に見えてきます。温かい雰囲気で、何度でも訪れたくなるイタリアン。笑顔と活気であふれる「イタリアン食堂ヴァベーネ」に行ってみませんか?スポット情報スポット名:イタリアン食堂ヴァベーネ (Va bene)住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-9電話番号:0422-26-7235ラルテ【三軒茶屋】三軒茶屋にある「L’ARTE(ラルテ)」は、ミシュランで「ビブグルマン」に認定されている人気のお店。まるで地中海の諸外国へ旅行に来たかと錯覚するような白い外壁と、鮮やかな緑色の観葉植物がずらりと並んでいるのが目印です。白く可愛らしい扉を引いて店内に入ると、白い壁とテーブル席の空間が明るく広がります。レモンのオブジェやカラフルな模様のお皿がディスプレイされた店内は、南イタリアの食堂のような雰囲気を醸し出しており、全体的に可愛らしい印象を受けます。ナポリピッツァと、ナポリを中心とする南イタリアのお料理を提供するお店としてオープンした「ラルテ」。厨房の中に、白くスタイリッシュな薪窯があるのが特徴です。東日本大震災直後にオープンしており、大変な時を乗り越え現在に至ります。なんとミシュランガイドにおいて、ビブグルマンの認定を受けており、その味はお墨付き。地元の方だけでなく、遠方からもその味を求めてお客さんが訪れます。「PIZZA マルゲルータ&フォルマッジ」は、お店のイチオシメニュー。生地はイタリアから取り寄せた粉を配合して作っており、お店のこだわりが光ります。上に乗った水牛のモッツァレラチーズ、トマト、バジリコは、シンプルながら豊かな味わい。ゴルゴンゾーラや、プロヴォラ、モッツァレラに、パルミジャーノと、4種類のチーズの風味が豊かなピッツァ。薪窯で焼き上げられた熱々のピッツァを口に運ぶと、チーズの香りが口に広がり、そのとろける食感がたまりません。ハーフ&ハーフサイズの用意があるのは、女性に嬉しいポイントです。「生ウニのスパゲッティ」も、お店がおすすめする人気メニューです。ウニのソースは北海道産のものを贅沢に使用しており、パスタにしっかり絡みます。パスタは太めのものをチョイスしており、そのモチモチとした食感がたまりません。口に運ぶと、クリーミーな口当たりのウニのソースの旨味が広がり、パスタと一緒につるんと喉をすべり落ちてゆきます。気がつくとあっという間に食べてしまう、そんな絶品パスタは必食です。「より多くの方に当店のことを知って欲しい。そして、三軒茶屋のイタリアンといえば、ラルテと言われるようなお店にしていきたい。」と店主は語ります。そんなこちらのお店でいただけるお料理はどれもこだわりのお味。魚介類をふんだんに使用し、濃厚な旨みの「ペスカトーレ」や、手切りしたゴロゴロのお肉が詰まった、薪窯で焼いて仕上げる「自家製ソーセージ」など、食べれば満足することでしょう。三軒茶屋にいながら、南イタリア旅行気分が堪能できるお店です。東急田園都市線「三軒茶屋駅」から、徒歩2分ほどの距離です。南口を出て、メゾンデスタチュの角を左折し、しばらく直進すると、通り沿いにお店が見えてきます。ミシュランに認定された絶品イタリアンを一度味わってみませんか?スポット情報スポット名:L'ARTE住所:東京都世田谷区三軒茶屋1-35-17 1F電話番号:03-3424-3003La ZAPPA【北千住】北千住にある路地を入ったところにある「La ZAPPA(ラザッパ)」は、こぢんまりとした隠れ家風イタリアンのお店。ここでは、有機野菜や化学農薬を使用していないオーガニック野菜をメインに使った、身体に優しいイタリアン料理を提供しています。木のぬくもりが感じられる店内にある席数は30席。広々としているため落ち着いて食事ができるのも魅力です。「La ZAPPA風バーニャカウダ」は、旬の野菜の味をシンプルに楽しめる一品です。土に見立てたオリーブパン粉は、香ばしさがアクセントになっています。また、特製のバーニャカウダソースとの相性も抜群。お店の一番人気で、大小のサイズがあるため、大勢でシェアするのにもおすすめで、見栄えも華やかなメニューです千葉にある赤座農場の純国産鶏卵を使用したパスタで作る「ボローニャ風ミートソース 焦がしトレビスのアクセント 手打ちフィットチーネ」。手作りの麺はもちもちで生パスタならではの小麦の甘味も感じられます。手作りのミートソースはお肉がごろごろと入っており、フィットチーネの太い麺に負けないうま味がたっぷりです。香ばしさのポイントは、焦がしたトレビス。この香ばしさがクセになると、虜になるお客さんもいます。「丸ごと玉ねぎのロースト ラクレットチーズソースがけ」は、丸ごとオーブンで焼き上げた、東京柳川フォームのJAS有機の玉ねぎに、こだわりのチーズソースがかかっています。やわらかく甘い玉ねぎと濃厚なラクレットチーズがマッチした一品。ソースにはスイスのラクレットチーズを使用。生クリームと白ワインを加えてトロトロの仕上がりになった特製ソースが濃厚で絶品です。使用するオーガニック野菜など食材の情報を、できるだけ明示しているので、安心しておいしい料理を堪能できるのも魅力のひとつ。ラストオーダーが23時までなので、仕事帰りにおいしいイタリアンで心も体も癒せるお店です。JR常磐線・東京メトロ千代田線・日比谷線「北千住駅」西口をでて、マルイの横の道を北方面に徒歩4分というアクセスの良さ。体に優しい旬の有機野菜をふんだんに使った、本格イタリアンが楽しめるお店。一品一品こだわりをもち、特徴あるイタリア料理を堪能してみてください。スポット情報スポット名:La ZAPPA住所:東京都足立区千住3丁目58番地 毎日通り飲食店街電話番号:03‐5284‐8823もちもちの生パスタを味わって乾燥パスタでは味わえない、手打ちの生パスタのもちもち食感。紹介したお店ではそれぞれの生パスタに合わせた絶品ソースが独特な食感を引き立てます。ぜひ食べ比べてみて、生パスタの奥深さにのめりこんでみてください。
2020年01月11日国民的スーパースターと普通の女子高生のラブストーリーを描いた現在公開中の映画『午前0時、キスしに来てよ』。この度、そんな2人を演じる片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)と橋本環奈のデートシーンの舞台裏を映した映像が公開された。今回到着した映像は、観客からも人気が高い「遊園地貸し切りデート」、「楓が日奈々を車でお迎え」、「楓の部屋でお家デート」と、それぞれの貴重な舞台裏をまとめたスペシャルな映像。先日、第4回「アジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワード」を日本人男性として初受賞し話題となった片寄さんが演じるのは、国民的スーパースター・綾瀬楓。ティーン女子から絶大な支持を得る橋本さんが、普通の女子高生・日奈々を演じる本作。映像では、「遊園地貸し切りデート」から楓が日奈々のソフトクリームをいたずらっぽく食べる場面のメイキングが収録。カットがかかった後もソフトクリームを頬張る橋本さんを見て、思わず「サービスカットいただきました」と片寄さん。アットホームな撮影現場の様子が覗ける。この遊園地のシーンが撮影されたのは、撮影初日だそう。また2人は初共演。にもかかわらず、息の合ったコンビネーションを見せている。続けて、変装した楓が日奈々を迎えに来て、行き先を尋ねる日奈々に「俺の部屋」と答えるドキドキのシーンや、楓の部屋で日奈々が楓の髪を乾かすシーンの舞台裏も。共演の眞栄田郷敦や岡崎紗絵もお気に入りシーンに挙げているこの髪を乾かすシーンでは、撮影中にちょうど日付が変わって令和になる瞬間を迎えたそう。片寄さんと橋本さんにとって印象深いシーンのひとつになったという。『午前0時、キスしに来てよ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:午前0時、キスしに来てよ 2019年12月6日より全国にて公開Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会
2019年12月14日1970年代ドイツに実在した連続殺人鬼の物語を描いた、ファティ・アキン監督最新作『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』から、予告編とビジュアルが解禁となった。今回解禁された予告編は、ヨナス・ダスラー演じるフリッツ・ホンカが「ドン、ドン」と鈍い音を響かせながら、何か“物体”を運ぶシーンから始まる。場面は変わって、夜な夜な寂しい男と女が集まるバー“ゴールデン・グローブ”。フリッツはカウンターに座る女たちに声をかけても、「不細工すぎて勘弁」と相手にしてもらえない。心を開いてくれた女には空回りな行動をしてしまう。そんな一見“無害”そうに見える彼だが、“ゴールデン・グローブ”にやってくる娼婦を次々と家に招き入れては“ある行為”をしていた。部屋の異臭に戸惑う女が屋根裏で目にしたものは…。そして、街中で見かけた金髪の美少女に心を奪われるフリッツ。生肉を食いちぎり、切り刻む美少女…フリッツの妄想が膨らんでいく。フリッツが血だらけの物体を運ぶ衝撃的な映像に、バックで流れる70年代ドイツを彩るヒット曲の陽気なテンポが不気味な雰囲気を助長する。最後はフリッツがカメラ目線で「こんばんは、マダム」と観客に語りかける場面で締めくくられ、知性溢れる天才犯罪者でも何かに取り憑かれた狂人でもない「ごく普通の殺人鬼」という、かつて味わったことのない“すぐ隣にいるかもしれない恐怖”に誰もが戦慄する。今回解禁されたポスタービジュアルには、曲がった鼻、ボロボロの歯、見開いた瞳でこちらを見つめるフリッツ・ホンカの顔がでかでかと写されている。「挑戦的で、生々しく、リアルで、残忍。ホンカは本物だ。これこそが本当の恐怖だ。」という海外評が添えられ、センセーショナルで新しい“殺人鬼映画”への期待が膨らむビジュアルに仕上がっている。『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』は2月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ 2020年2月14日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2018bomberoint._WarnerBros.Ent. photo by Gordon Timpen
2019年12月11日主演の神木隆之介が探偵に振り回される探偵助手(ワトソン)、浜辺美波と中村倫也が2人の探偵(ホームズ)を演じ、前代未聞の連続殺人事件の謎に挑む『屍人荘の殺人』。この度、豪華キャスト競演も話題の本作から、最新場面スチールが解禁された。今回解禁となったのは、ミステリ作家・綾辻行人に「剣崎比留子を演じる浜辺美波の、何と可愛くもオモシロイことか。すっかり私、やられてしまいました」と言わしめた浜辺さんの可愛さが溢れ出るシーンを含めた、最新場面スチール7点。神妙な面持ちで鉄パイプを持つ神木さん演じる葉村の姿に、さらには古川雄輝と何やら不穏な雰囲気のカットも。葉村(神木さん)、明智(中村さん)、比留子(浜辺さん)の大学内の出会い、謎を解くカットまで、映画の重要なカギを握る(!?)シーンばかりとなっている。なお、「屍人荘の殺人」の原作者・今村昌弘が、12月11日(水)発売の「ミステリーズ!98号」にてシリーズ新作短編となる「屍人荘の殺人」エピソード0「明智恭介最初でも最後でもない事件」を発表することも決定している。『屍人荘の殺人』は12月13日(金)より全国東宝系にてにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:屍人荘の殺人 2019年12月13日より全国東宝系にて公開©2019『屍人荘の殺人』製作委員会
2019年12月03日片寄涼太と橋本環奈のW主演で、国民的スーパースターと一般女子高生のヒミツの恋を描く『午前0時、キスしに来てよ』。片寄さん演じる役柄がスーパースター「綾瀬楓」であることから、実在の企業やメディアとタイアップを行い、雑誌や街頭広告もプロ仕様で撮影されている。今回、実在の企業も登場する劇中広告などを含む、新写真が到着。劇中に登場する楓の衣装はおよそ70着におよび、フォーマルなタキシードからカジュアルな私服まで、あらゆる衣装を着用しているが、その中にはなんと片寄さん自身の私服も含まれているそう。普段からファッションに関心を寄せる片寄さんだけに、登場する衣装にも積極的にアイディアを出し、自身の私服も持ちこんだという。例えば、日奈々(橋本さん)との遊園地でのデートシーンでは、Tシャツにチェックのコートが用意されていたそうだが、片寄さん自身のアイディアで私物のデニムシャツをレイヤードしたのだとか。また、映画の冒頭では楓が出演するコカ・コーラのCM映像が流れ、その後スマホで興奮気味に鑑賞する女子高生たちの姿が映し出されるが、このCMは本作用に特別に撮影されたもの。国民的スーパースターの綾瀬楓とまさに恋をしている気持ちになれるドラマティックなCMは、“スタートの恋”をイメージさせつつ、これから始まる楓と日奈々の奇跡のラブロマンスを予感させる作りになっている。そのほか、楓が主演を勤める映画のポスターやDVDのパッケージ、雑誌の表紙、渋谷や新宿の街頭広告、大型ビジョンの映像、元恋人の女優・内田柊(八木アリサ)とのドラマなど、時間をかけ個別に撮影されながら、劇中ではほんの一瞬映るだけのものも。ぜひ本編でチェックしてみてほしい。『午前0時、キスしに来てよ』は12月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:午前0時、キスしに来てよ 2019年12月6日より全国にて公開Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会
2019年11月30日ウェブ発信の漫画「女子高生の無駄づかい」がテレビ朝日系で来年1月にドラマ化されると発表された。本作、通称「女子無駄」は、女子校に通う強烈な個性を持つ女子高生たちが“女子高生活を無駄に浪費する”、いわゆる青春とは程遠い日常を送るというコメディ作品。実写ドラマ化が発表直後にSNSでトレンド入りするなど話題をさらったが、ファンが注目したのは一癖あるキャラたちを演じるキャスト陣だ。主人公の女子高生、バカというニックネームがついている田中望役にはお笑いコンビますだおかだ・岡田圭右(51)の娘でモデルの岡田結実(19)が抜擢された。また、“バカ”ら個性豊かな女子高生たちの担任教師ワセダ役には劇団EXILE所属の町田啓太(29)がキャスティングされている。そんな様々な奇行を起こす女子高生たちや、女子大生が好きだと公言する担任教師をキャスト陣がどう演じるのかが大きな注目を集めている。《ワセダが町田啓太!?ワセダにしては顔が良すぎる気がする……けど全力で振り切って叫びも演じてほしい》《前衛的なキャラばかりだけど岡田結実ちゃんなら期待できる》《あの女子無駄がドラマ化までこぎつけたのか。なんというか感慨深いな》勢いのあるネタの数々が好評を得て、ウェブオリジナル作品から商業コミックス化された同作品。近年、様々なドラマで主演を務めた岡田結実やファースト写真集が発売されたばかりの町田啓太らの魅力も加わり、今までにないギャグドラマになりそうだ。
2019年11月28日グラビアアイドルの芦屋芽依が、最新イメージDVD『Be with you』(4,180円税込 発売元:スパイスビジュアル)をリリースした。今年7月にリリースした1stDVD『ピュア・スマイル』でグラビアデビューを飾った芦屋芽依。清楚フェイスながらも上からB94・W60・H88という日本人離れしたプロポーションにGカップバストというダイナマイトボディーを披露して一躍グラドルファンから注目を集めた。そんな彼女が早くも2ndDVDをリリース。破壊力抜群のGカップバストとダイナマイトボディーを披露しながら、セクシーなシーンにも果敢にチャレンジしている。女子高生に扮した芦屋が男子生徒とラブラブなひとときを過ごすという設定の今作では、制服のボタンを外すと、大人顔負けの凹凸ボディーが露わになり、三角ビキニやマイクロビキニ、眼帯ビキニといったセクシーすぎる水着でアピール。また、バストを揉まれるマッサージのシーンや大人びた黒の下着調水着を着用するなど、大胆で過激なシーンにもチャレンジしている。なお、同DVDの発売を記念したイベントが11月24日に東京・秋葉原のソフマップAKIBA1号店 サブカル・モバイル館7F(17:00~)で開催される。
2019年11月21日TBS系ドラマ『4分間のマリーゴールド』(毎週金曜22:00~)の女子高生役でも話題のモデル・鈴木ゆうかが、20日発売のコンパクト版ファッション誌『non-no』1月号(集英社)で初の表紙を飾った。鈴木は2014年から同誌の専属モデルを務め、憧れを抱き続けていたカバーモデル。誌面では、2020年に向けて意気込みを語る初のロングインタビューも掲載されている。鈴木は、「“non-noの表紙が決まったよ!”とマネージャーさんに言われた時は全然聞き取れませんでした。驚きすぎて理解できなかったのだと思います。笑」と歓喜の瞬間を回顧。「憧れだったnon-noの表紙を飾らせていただけるというのは、正直モデルのお仕事を始めて一番嬉しい出来事です!!!」とあらためて喜びを伝えた。また、「表紙の撮影は普段の撮影よりも緊張してしまいました。でもいつもお世話になっているスタッフさんとの撮影だったのですぐに慣れて、素敵な表紙になったと思います!」と手応えも感じたようで、「たくさんの方々に届きますように」と呼びかけている。1996年10月1日生まれ、東京都出身。医療脱毛・レジーナクリニックのCMで見せたダンスや、AbemaTV『オオカミちゃんには騙されない』がネット上で話題に。『4分間のマリーゴールド』では、横浜流星演じる花巻藍に思いを寄せる女子高生を好演している。
2019年11月20日麻見和史の人気小説を映像化したクライムサスペンスシリーズ『殺人分析班』の第3弾『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』の完成披露試写会が11月14日、都内で行われ、シリーズ第1弾『石の繭』、第2弾『水晶の鼓動』に続いて主演を務める女優の木村文乃、共演する青木崇高と内片輝監督が舞台挨拶に立った。遺体の首に青い花が活けられる連続猟奇殺人事件が発生。警視庁捜査一課十一係・殺人分析班の如月塔子(木村)は、頼れる相棒の先輩刑事・鷹野(青木)の異動が数日後に迫る中、難解な事件の捜査に行き詰まる。約3年ぶりのシリーズ新章に、木村は「まさか帰ってこられるとは。このワクワクがご覧になる皆さんにも伝わればいいなと思う。待っていてくださったファンの皆さんのおかげで、ここに立つことができました」と感謝の意。シリーズを重ねる中で、演じる塔子がエース的な存在に成長しており「変わらない塔子と、少しシャンとしている塔子のメリハリを大切にした」と役作りを語り、「まるで実家に帰ってきたような感覚。共演する皆さんや監督とも、空気というかアイコンタクトでお芝居を作っていけるチーム感がある」。それだけに、クランクアップした心境を「ロスでした」と明かした。一方、青木は「エースの座を奪われた(笑)」と塔子の成長に目を細め、「俺だって、(十一係を)離れなくない」と本音も。役柄については「こんなカッコいい役、やったことない。男としてもほれぼれします。犯罪を許せないという、事件解決に向けた執念とプライドがカッコいいんです」と魅力を熱弁した。また、ドラマWならではの「グロテスクさも魅力」だといい、「現実にはあってはいけないことですが、目を背けたくなるほど、スタッフさんが緻密に作ってくださった」と話していた。スピンオフを合わせると、『殺人分析班』を4作手がける内片監督は「『水晶の鼓動』からは3年が経っていますから、僕らもファンの皆さんも、今まで通りでは納得しないという気持ちだったと思う」と語り、「もっと面白いものにしようという現場の気持ちを、キャストの頑張りがパワーアップしてくれた」と木村と青木に感謝を示した。取材・文・写真:内田 涼『連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班』11月17日(日)よりスタート(全6話/第1話無料放送)毎週日曜夜10時よりWOWOWプライムにて放送
2019年11月14日ディーン・フジオカ主演でシャーロック・ホームズを現代の東京に蘇らせた月9「シャーロック」の第6話が11月11日放送。事件のキーとなる女子高生を演じた吉川愛の演技に「すごい」という声が上がるなか、再び登場した“守谷”の名に反応した視聴者も続出している。名探偵シャーロック・ホームズの物語を、現代の東京を舞台に置き換え、ディーンさん演じる犯罪捜査専門コンサルタントの誉獅子雄と、岩田さん演じる精神科医、若宮潤一の2人がメインとなって数々の難事件を解決していくストーリーとしてドラマ化。警視庁刑事部捜査一課の警部・江藤礼二役で佐々木蔵之介、江藤の部下・小暮クミコ役で山田真歩も出演する。ある家族が17歳になった娘の誕生日を祝っていると、娘がいきなり生まれる前の殺人の記憶を語り出した。その記憶通りに遺体が発見されるが、その遺体は死後20年以上が経過。“前世殺人”として話題になり、事件の解決を手助けしてもらおうと江藤が獅子雄の元を訪れる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前世殺人の記憶があるとされる高遠綾香(吉川さん)は以前、塾帰りに男に襲われそうになりPTSDを発症。不眠症になり大学病院でカウンセリングを受けていた。担当していたPTSDの権威・平田教授は数か月前、突然退官しており、准教授の宇井宗司(和田正人)が患者を引き継いでいた…というのが今回のストーリー。実は20年前、平田教授はカウンセリングしていた患者の1人から殺人の告白を受ける。ある人物に命じられ殺人を犯したというその患者とのやりとりはビデオに録画され、宇井はそれを引き継いでいた。記憶操作の研究のため宇井は綾香にその映像を見せ、綾香は偽の記憶を植え付けられた“ふり”をしていただけだった。映像での患者の口ぶりから獅子雄は何かを感じ、宇井から患者に殺害を命じた人物の名前を聞き出す。それは以前、地面師詐欺事件でも名前が上がった“守谷壬三”だった――というラストで締めくくられた。今回、物語のキーとなる女子高生・綾香役で出演した吉川さんは「初めて恋をした日に読む話」や『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ「緊急取調室」「ボイス 110緊急指令室」に大河ドラマ「いだてん」などで、その演技力が注目される若手女優。今回はロングヘアの女子高生役ということで「役によって別人になれるのすごいなぁ。エトミカだよね!?最初わからなかった」「緊急取調室の時とはまるで感じが違う」「いつも化けるなあ。すごい」などの声が続々。また岩田さんと共演した「崖っぷちホテル!」を思い出し「崖ホテぶりの吉川愛ちゃんと剛典ちゃん」という声も。そして思わぬ形で“宿敵”モリアーティ=守谷の名前が再び登場したラストにも「裏で糸を引いてる守谷の名前が再び出てきたからそろそろ姿もくるかな」と守谷の登場に期待する声や「守谷の名前が出てきて折り返しなんだなぁと実感」と、物語が佳境に突入したと感じる視聴者からの反応なども寄せられている。(笠緒)
2019年11月11日読むと一緒に街歩きをしている気分になれる。お散歩マンガ『ぐるぐるてくてく』の著者・帯屋ミドリさんに話を聞きました。散歩部の女子高生ふたりがぐるぐる街歩き。それだけでなぜか面白い。豊島南高校散歩部の主たる部員は2年生の相生葵(あいおい・あおい)と1年生の小路歩(こみち・あゆむ)のふたりだけ。学校がある池袋周辺の名所やユニークな建物などを、紙の地図を片手に訪ね歩くふたりを目で追えば、まるで一緒に街歩きしているような気分!そんな楽しいお散歩マンガ『ぐるぐるてくてく』の著者が、帯屋ミドリさん。「上京してきて初めて住んだのが雑司が谷。学生時代から池袋や目白など周辺を僕自身もぐるぐるしていました。穴場も含めて東京の中でいちばんよく知っているエリアだし、思い入れもあるので、葵と歩にまずはそこを歩いてもらおうと」ふたりが訪ねるのは、東京・豊島区南池袋に位置する日本初のマンション一体型本庁舎「としまエコミューゼタウン」や池泉回遊式の日本庭園「目白庭園」といった一種のランドマークから、日本のガウディと呼ばれる建築家・梵寿綱(ぼん・じゅこう)氏デザインのビルなど隠れた名所まで、いろいろ。「マンガなので、説明的にしたくないですね。なるべくふたりの普通の会話の中で、その場所の魅力を伝えていけたら…と思うんです」なんといっても目を瞠るのは、驚異のリアリティとレトロな温かみが共存する絵のタッチ。「だいたいのストーリーが決まったら、その散歩ルートに沿って写真を撮りに行くなど資料を集めます。それを参考に、細かい線などもみなフリーハンドで描いています。凝ったディテールが続く建物とかはやはり大変。アイデアを練っている段階では『絶対この建物を描こう』と燃えているんですけれど、実際描く段になると『なんでこれを選んじゃったのかな』と後悔半分(笑)」2巻に入り、葵と歩の友人たちが、飛び入りで散歩に交じるように。「新しいメンバーが加わると、同じ場所に行っても、違う感想が出てきたりするもの。人それぞれの散歩道というか楽しみが広がれば、読者にも喜んでもらえるかなと」このマンガを描いている間にも、再開発などが進み、すでに変わってしまった場所もあるらしい。「だからこそ、なくなる前にマンガで残しておきたいという気持ちもありますね。なので『読んでここがステキだったので行ってきました』とツイッターとかでリプをもらうと、最高に嬉しいです」帯屋ミドリ『ぐるぐるてくてく』2巻では、池袋中心からお散歩エリアを少し拡げて、埼玉県の彩湖周辺や、東京・巣鴨地蔵通り商店街なども探訪。本作は、LINEマンガで連載中。LINE Digital Frontier 580円。©Midori Obiya/LINEおびや・みどりマンガ家。愛媛県出身。2012年、ちばてつや賞ヤング部門準大賞を受賞。著書に『放課後ミンコフスキー』、『サヨナラさんかく』など。※『anan』2019年11月6日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年11月05日女子高出身であることが、時には恋愛をする上でリスクになってしまうこともあります。女子高出身者がモテをつかむためのコツをご紹介しましょう。ガサツな態度は厳禁!女子高にいると男子の視線を感じずに過ごすことが多いため、どうしても会話や行動がガサツになりがちです。特に、粗暴な言葉遣いや身だしなみの悪さは男性をドン引きさせる大きな要因になってしまいます。気になっている相手に「こんなに可愛いのになぜ?」と疑問を抱かせてしまうのは悲しいですよね。優しい言葉遣いや女性らしいふるまいは男性の理想なので、意識して実行するようにしましょう。男性との距離感をしっかり見極めよう女子高出身の女子は恋愛経験が少ないがゆえにさまざまな点で勘違いをしてしまいがちです。ちょっとした男性の行動から自分に気があると舞い上がったり、逆に強すぎる警戒心を抱いてしまったりするような過剰反応をとらないように気をつけましょう。男性からの気遣いを感じたからといって、すぐに恋愛モードに走るのは危険ですし「全ての男性はカラダ目的」などと決めつけてしまうのも失礼です。まずは自意識過剰に走らず男性との距離感を冷静に見極めてみましょう。恋愛以外でも、身近な男性と仲間意識を持つことや男性の友達をつくることはとても素敵なことですね。そこから恋愛関係に発展することも多いですよ。時には隙を見せることも必要恋愛小説や少女漫画には、女子へのアプローチが上手な壁ドン男子?が多く登場しますね。でも、実際の世の中にはアプローチ下手の男子の方が圧倒的に多いといえるでしょう。「相手からの好意を確認できない限り、自分から告白なんて無理!」という男性がほとんどではないでしょうか。恥をかきたくないという思いは性別にかかわらず同じですね。「だったら自分から告白!」と考えるのは間違いです。恋愛のスタートは、男性側に主導権を持たせてあげることが重要になるからです。告白に向けて上手に相手を誘導してあげるには、自分自身の隙を見せることから始めましょう。ちょっとした相談を持ちかけてみる、ピンチの時に甘えてみるなどをして相手の反応を確かめましょう。女子高出身の良さをアピールしよう「女子高出身者にはこんなにもリスクが!」と不安に思う方もいるかもしれません。でも、メリットも多いので安心してくださいね!女子高というのは男性にとって憧れでもありますし、恋愛慣れしていない部分に可愛らしさを感じることも多いものです。男性への免疫を徐々に付けながら女子高出身の良さも発揮して素敵な恋愛にチャレンジしましょう。
2019年10月30日村上春樹の長編『ねじまき鳥クロニクル』が、イスラエル出身のインバル・ピントと藤田貴大の演出により舞台化。そこで女子高生の笠原メイを演じる、門脇麦に話を聞いた。【チケット情報はこちら】年に1本ペースで舞台出演を重ね、名立たる演出家からの信頼も厚い門脇。彼女自身は舞台に立つ魅力を、どんな点に感じているのだろうか。「1か月くらい稽古期間があるっていうのが、映像との一番の違いですよね。その分、いろんなことを試行錯誤出来るのが舞台の面白さであり、同時に自分の実力の無さとも向き合わなければいけない。だから“楽し苦しい”って感じですね(笑)」これまで門脇は、インバルの日本での上演作品はほぼ観てきたという。「いつか参加してみたいと思っていたので、純粋に嬉しかったです。ただ今回は村上さんの原作がとても難解ですし、筋書きがすべての話ではない。でもあの行間にある思想的な部分を、言葉ではなく、インバルさんがつくる世界観みたいなもので伝えることが出来たら…。とても面白いものになると思いますし、エンターテインメントとして楽しんでいただけるものになるんじゃないかと思います」演じる笠原メイは、主人公の岡田トオルを導いていく存在。「自分の世界観がある利発的な女子高生の役ですが、自分で殻をつくって、そこから世の中を俯瞰しているようなキャラクター。その奥の部分が見えてくると、作品にとってなにかいいスパイスになれるんじゃないかなと。この難解な物語を理詰めにするのではなく、音楽、踊り、そういった肉体的な部分から膨らませていければいいなとは思っていて。そうすることで今までにない新しくて、面白いものが生まれそうな気がしています」岡田トオルを演じるのは、ともに共演経験のある成河と渡辺大知。「成河さんはあれだけたくさんの舞台をやってらっしゃるのに、真心と熱量が人一倍どころじゃないぐらいある方。またご一緒出来るのはすごく楽しみですし、気が引き締まる想いです。大知くんは立っているだけでチャーミングな方。そこをインバルさんがどうピックして、演出されていくのか。これもまた楽しみですね」さらに音楽には大友良英と、今をときめく才能が一堂に会する。「すごいものが出来ないとまずい、みたいな空気がムンムンしているので(笑)、楽しみでもありプレッシャーでもあります。もちろん精一杯頑張りますので、ぜひ期待していてください」取材・文:野上瑠美子
2019年10月25日杉野遥亮と福原遥のW主演で贈る『羊とオオカミの恋と殺人』から、福原さん演じるカワイイ殺人鬼に“色んな意味で”ドキドキが止まらないラブリー予告編「大好き・宮市さん編」が解禁となった。自殺志願のニート、黒須越郎を『キセキ ーあの日のソビトー』「花にけだもの」『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』など、ドラマや映画、CMで活躍中の杉野遥亮が映画初主演。殺人鬼の美少女・宮市莉央を、『4月の君、スピカ。』や「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」で話題を呼んだ福原さんがW主演として強烈なキャラクターを見事に演じる。今回解禁された本ビジュアルは、神妙な顔をした杉野さんと少し微笑みを浮かべた福原さんに、キャッチコピー「信じられないでしょうが、これはラブコメです。」との文字が躍る。というのも、杉野さんの首元で福原さんが手に持つのは血に染まったカッターナイフ!ちょっと怖い!?けれど、クセになる青春“猟奇的”ラブストーリーを物語っている。また、ラブリー予告編「大好き・宮市さん編」は、自殺願望を持つ引きこもりのニート・黒須越郎が、カワイイ殺人鬼・宮市莉央とアパートのお隣同士として出会い、恋に落ちてしまったがために、「好きだけど、殺人鬼」「殺人鬼だけど、好き」のループに陥り、色々な意味でドキドキな毎日を過ごす黒須の日々を時に怖く、時に可笑しく描いたカットダウン動画に仕上がっている。今後は、「二人はラブラブ編」「バッサバッサと斬りまくる編」「奇跡のカップル爆誕!編」が順次公開される予定という。『羊とオオカミの恋と殺人』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:羊とオオカミの恋と殺人 2019年11月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2019「羊とオオカミの恋と殺人」製作委員会©裸村/講談社
2019年10月09日アガサ・クリスティーのミステリー小説を実写化した、映画『ナイル殺人事件』が、2022年2月25日(金)に劇場公開。監督・主演は、ケネス・ブラナー。2017年公開映画『オリエント急行殺人事件』シリーズの2作目となる。ナイル川に浮かぶ豪華客船を舞台にしたミステリー傑作“ミステリーの女王”の異名をもつアガサ・クリスティが、生涯を通して書き続けた“名探偵ポアロ”シリーズ。時代を超え、世界の人々に愛されるこのシリーズの中でも、1937年に発表された「ナイルに死す」は、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称している。アガサ・クリスティ生誕130周年、そして名探偵ポアロシリーズ出版100周年という記念すべき年、映画『ナイル殺人事件』として“最高傑作”が映像化される。愛と嫉妬、欲望が絡み合う禁断のミステリー・クルーズ物語の舞台は、エジプトの神秘ナイル川をめぐる豪華客船。大富豪の美しい娘が被害者となり、その容疑者は、彼女の結婚を祝うために集まった“クルーズ船の乗客全員”。なぜ彼女は殺されなければならなかったのか…。ポアロは、ナイル川に浮かぶ船内という完全なる密室で起こった殺人事件の真相へと迫っていく。そして、その事件の裏にあるのは、人を愛しすぎることで生まれた激しい嫉妬と欲望だった――。今回の事件は、これまで多くの難事件を解決してきたポアロの人生をも大きく揺らがす。映画『ナイル殺人事件』あらすじ全世界で20 億冊以上を売上げる「世界一売れている作家」アガサ・クリスティ原作。“世界一の名探偵”ポアロが挑む、エジプトの神秘ナイル川をめぐる極上の《ミステリー・クルーズ》。大富豪の美しき娘の新婚旅行中に、クルーズ船内で起きた連続殺人事件。容疑者は、結婚を祝うために集まった乗客全員…。豪華客船という密室で、誰が何のために殺したのか?そして、ポアロの人生を大きく変えた≪衝撃の真相≫とは? 愛と嫉妬と欲望が複雑に絡み合う、禁断のトライアングル・ミステリーの幕が開く。監督・主演にケネス・ブラナー物語のキーを握る名探偵エルキュール・ポアロを演じるのは、『オリエント急行殺人事件』のケネス・ブラナー。アカデミー賞に5度ノミネートされた経験を持つ実力派俳優が、巧妙な推理をもとに事件の真相へと迫る名探偵に扮する。また、主演のケネス・ブラナーは監督も務めることとなる。・主人公・“世界一の名探偵”ポアロ(ケネス・ブラナー)独特な口ヒゲがトレードマーク。明晰な頭脳と鋭い洞察力を持ち、数々の難事件を解決してきたが、ポアロ自身が今回の難事件について「多くの事件を解決してきたが、これは私の人生を変えた」と語っている通り、本作の事件が彼の今後に大きな影響を与えそうだ。演じるのは監督と兼任するケネス・ブラナー。・リネット(ガル・ガドット)莫大な資産を相続した大富豪の娘である“美しき花嫁”。夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れる。その美貌と巨万の富から、多くの意味で人目を惹く存在であったリネットは、ある晩何者かに殺されてしまい、第一の殺人事件の被害者となる。殺人事件のキーアイテムとなるティファニー(Tiffany & Co.)のイエローダイヤモンドを着用。『ワンダーウーマン』のガル・ガドットが担当する。・サイモン(アーミー・ハマー)リネットの夫で、ジャクリーンの元婚約者。・ジャクリーン(エマ・マッキー)リネットの親友でサイモンの元婚約者である“謎めいた恋人”。親友に婚約者を奪われた彼女からは、嫉妬とも妬みともとれる複雑な表情がみてとれる。真っ先に犯人と疑われてもおかしくないはずだが、彼女には決定的なアリバイがあった…。・アンドリュー(アリ・ファザル)リネットのいとこで財産管理人。いかにも腹黒そう。・ロザリー(レティーシャ・ライト)リネットの同級生で唯一の友人。サロメの姪で敏腕マネージャーでもある。『ブラック・パンサー』のレティーシャ・ライトが演じる。・サロメ・オッタボーン(ソフィー・オコネドー)結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガー。姪のロザリーがマネージャー。・ルイーズ(ローズ・レスリー)リネットのメイドで自身も上流階級の仲間入りをしたいと強く願う。・ドクター・ウィンドルシャム(ラッセル・ブランド)リネットの友人として結婚式に出席する医師。リネットにプロポーズをしたが、マスコミ発表の直前に他の男に奪われてしまった。・スカイラー(ジェニファー・ソーンダース)リネットの名付け親であり後見人であるが、富を軽蔑している。・バワーズ(ドーン・フレンチ)スカイラーの看護師。株の大暴落で資産を失った過去を持つからこそお金には目がない。・ブーク(トム・ベイトマン)ポアロの盟友で『オリエント急行殺人事件』に続き登場する情報通。・ユーフェミア(アネット・ベニング)名高き画家でありブークの“過保護な母親”。演じるのは、『キャプテン・マーベル』のアネット・ベニング。リドリー・スコットやサイモン・キンバーグら豪華制作陣『オリエント急行殺人事件』と同様に、豪華制作陣にも注目。『エイリアン』『ブレードランナー』などを手掛ける巨匠、リドリー・スコットをはじめ、「X-MEN」シリーズのサイモン・キンバーグらが参加。脚本は、マイケル・グリーンが手掛ける。美しい衣装にも注目衣装を担当するのは、映画『レ・ミゼラブル』『リリーのすべて』でアカデミー賞衣装デザイン賞を2度も受賞している衣装デザイナーのパコ・デルガド。リネットには薄いピンク色のドレスを着せ彼女の冷静さを表現し、ジャクリーンには真っ赤なドレスを着せて嫉妬や執着心を表すなど、キャラクターの特徴を捉えたデザインを採用している。【詳細】映画『ナイル殺人事件』公開時期:2022年2月25日(金)※2021年公開予定だったが延期となった。監督:ケネス・ブラナー脚本:マイケル・グリーン製作:リドリー・スコット、マーク・ゴードン、サイモン・キンバーグ、ケネス・ブラナー、ジュディ・ホフランド製作総指揮:マシュー・ジェンキンス、ジェームズ・プリチャード出演:ケネス・ブラナー、ガル・ガドット、アーミー・ハマー、エマ・マッキー、トム・ベイトマン、アネット・ベニング、レティーシャ・ライト、アリ・ファザル、ローズ・レスリー、ラッセル・ブランド、ジェニファー・ソーンダース、ドーン・フレンチ配給: ウォルト・ディズニー・ジャパン
2019年10月05日ケネス・ブラナーが監督と主演を務めるミステリー映画『ナイル殺人事件』(仮題/原題Death of the Nile)の撮影が、英国ロンドン郊外のロングクロス・スタジオおよびエジプトの名所で開始したことが分かった。ケネスが本作で演じるのは、『オリエント急行殺人事件』と同様、名探偵エルキュール・ポアロだ。イギリスの女流作家アガサ・クリスティが1937年に発表した推理小説「ナイルに死す」は、1978年に『ナイル殺人事件』として公開もされ、いまも愛されている作品。今回、『オリエント急行殺人事件』(’17)に続き、ケネス演じる名探偵ポアロが、豪華客船での密室殺人の謎に挑む!古代の神秘に溢れるエジプトのナイル川を航行する豪華客船で、巨額の遺産の相続人となった新婚のアメリカ人美女が殺害された事件を解き明かすのだ。ケネスは「アガサ・クリスティは心奪われるようなエモーショナルな物語と強烈な犯罪を描き、マイケル・グリーンは再び実を結ぶ脚本を書いた。アーティスティックなコラボレーション、豪華キャストの名演技によりディズニー、フォックスとアガサ・クリスティが結びつき、ミステリーの金字塔を大スクリーンに甦らせる。65mmフィルムを使い、全く新しいエンターテイメントに生まれ変わらせる」と本作へ自信を覗かせている。そんなケネスも語る共演者“豪華キャスト”には、『ソーシャル・ネットワーク』『君の名前で僕を呼んで』のアーミー・ハマーや『ブラックパンサー』のレティーシャ・ライト、『ワイルド・スピード』シリーズや『ワンダーウーマン』ガル・ガドットといま注目の人物がずらり。そんなキャストたちも次々に自身のSNSでコメントと共にビジュアルをアップしている。さらに、『オリエント急行殺人事件』にも出演したトム・ベイトマン、『キッズ・オールライト』のアネット・ベニング、「ゲーム・オブ・スローンズ」のローズ・レスリー。ラッセル・ブランド、アリ・ファザル、ドーン・フレンチ、ジェニファー・サンダース、エマ・マッキーらが集結。脚本は『オリエント急行殺人事件』に続いてマイケル・グリーン。製作にはリドリー・スコット、マーク・ゴードン、サイモン・キンバーグ、ケネス、ジュディ・ホフランド。製作総指揮にはマシュー・ジェンキンス、ジェームズ・プリチャードが名を連ねている。『ナイル殺人事件』(仮題)は2020年秋、公開予定。※全米:2020年10月9日(金)公開予定(cinemacafe.net)
2019年10月02日東野圭吾の初期の傑作ミステリ「仮面山荘殺人事件」が成井豊の演出、平野綾、木戸邑弥、元乃木坂46の伊藤万理華、辰巳琢郎らをキャストに迎えて舞台化。9月28日に東京・サンシャイン劇場で開幕した。【チケット情報はこちら】成井にとっては「容疑者Xの献身」、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に続き、3作目の東野作品の舞台化となる本作。舞台は製薬会社社長の森崎伸彦(辰巳)が所有する山荘。数か月前に事故で亡くなった娘・朋美(平野)を偲ぶため、朋美の婚約者だった高之(木戸)や従妹の雪絵(伊藤)、親友だった作家の桂子(星乃あんり)ら、朋美を知る8名が山荘に集まるが、そこに逃亡中の銀行強盗犯2人組が侵入する。やがて一人が死体で発見されるが、状況から見て犯人は強盗犯ではないことが判明し…。時折、高之と朋美の出会いや婚約に至る経緯、そして突然の悲報といった過去の回想が差し込まれる以外は、ほとんどの場面が山荘の広間で展開するため一見すると演劇向きにも思える。演出はシンプルで、前半はゆったりとしたテンポで進むが、殺人事件が起きてからは一気にギアチェンジ!山荘での殺人に加え、朋美の死の真相をめぐる謎とき、犯人の判明、そこからの驚きの行動、そしてまさかの大どんでん返しとジェットコースターのような驚くべきアップダウンが繰り広げられる。東野作品がこれほど絶大な人気を得ている要素のひとつが、ミステリ、推理小説としてのクオリティの高さ、謎解きの面白さだけにとどまらない、人間ドラマのパートがもたらす感動だが、本作でもそれはいかんなく発揮されている。本作でこの部分を大きく担っているのが、平野が演じるいまは亡きヒロイン・朋美の存在である。事故で夢を絶たれた絶望、高之との出会いをきっかけに明るさを取り戻していくさまが、決して多いとは言えない出演シーンの中で感情豊かに表現されているのに加え、そんな彼女を心から大切に思っている周囲の人々(とそう思わない人間)によって、彼女の人間性、そしてこの事件の真相が浮かび上がってくる。山荘での殺人事件は誰が何のために起こしたのか? 朋美の死は本当に事故なのか? それとも他殺なのか? 登場人物のひとりが途中でこう漏らす。「死体よりも生きている人間の方が怖い」――。登場人物たちの仮面が1枚ずつはがされ、その素顔が露わになっていくが、全てが明らかになったとき、観客は東野が紡ぎ出し、成井が組み立てたこの芝居の構造そのものにあっと驚かされる。「仮面山荘殺人事件」は、10月6日(日)までサンシャイン劇場、10月11日(金)から13日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、10月19日(土)に新潟市民芸術文化会館・劇場にて上演。取材・文:黒豆直樹
2019年09月30日素材の経年変化を楽しむ表参道のヘアサロンのオーナー藩 賢毅さんの住まいは、鉄、木、コンクリートと、建材のマテリアルが生きる家。髪質が生きるようにカットする”ノンブローカット”を生み出した藩さんらしいお宅だ。「鉄板が錆びたり、石に苔が生えたり、木材が飴色に変わっていったりと、朽ちて行く姿が美しい、経年変化が楽しめるマテリアルで家を作りました」設計は、海建築家工房の海野健三さん。「設計士を探していた時、インテリア雑誌の編集者に海野さんをご紹介いただきました。きっと気が合うわよ、と(笑)」果たしてその読みは大正解だったそう。「既成概念にとらわれず、あっと驚くような柔軟な発想で設計してくださり、想像以上の理想の家ができました。いわゆる豪邸みたいにはしたくないという僕の希望も汲んでくださいました」藩 賢毅さん、弓恵さん夫妻。お子さんは柚葉さん、勘太くん、凰太くんの3人。ダイニングテーブルはイサム・ノグチ。チェアはチャールズ・イームズ。壁の時計はジョージ・ネルソン、その下に柳宗理のバタフライチェア。ミッドセンチュリーのものを始め、家具は以前の家で使っていたものがほとんどだとか。そして大きなアイランドキッチン。収納もたっぷり。「海野さんの設計の素晴らしさは、竣工時が完成ではなく、自分たちの手で育てる部分をふんだんに残していただいているところだと思います」鉄を錆びさせ、モルタルを塗装し、植栽も楽しむ。天井に渡してあるグレーチングの網目を使い、照明の位置も好きに変えられる。「家を作る順序としては、外壁を作ってから内装にとりかかるのが一般的だと思うのですが、うちの階段は屋根を作る前にとりつけました。階段が雨ざらしになる期間をあえて作ることで、いい感じに階段の鉄板に錆が出ています」ギャラリーのような設えの階段。「階段下の右の鉄板はサンポールで錆びさせました。いい感じに錆びたところで錆止めを塗りました」これは弓恵さんのDIYだそう。「妻はこの家に住んでからDIYをするようになりました」「2ndリビングと呼んでる場所です。長男は遊びに来た友だちとここで遊んでいることが多いですね。もう一部屋子供部屋を作りたいとなった時に、このスペースに作ることも可能です」ダイニングと2ndリビング、そして3階からも眺められるテラス。「夏はここでプール遊びをします」緩やかな傾斜の階段。最後の段を床面から浮かせている。左側に子供部屋が2部屋並んでいる。「あえて子供部屋はベッドと学習机だけの小さな空間にしました。遊ぶ時は部屋の外で遊んでいますし、巣ごもり感もあって楽しいようです」家に拡張の余地を残す「RC造にすることも考えましたが、建築費を抑えるために鉄骨造にしました。現しになっている鉄骨や天井の構造が気に入っています」鉄骨造の3階建て。2階をターミナルにしたいと考えていたそう。「家から帰ってきて手を洗い、着替えも2階で済ませます」頭を悩ませたのが1階の使い方。「海野さんに1階は貸駐車場にしましょうという割り切った提案をしていただきました。この場所はハザードマップに大雨のときの浸水予想が1〜3mとあったので、居住スペースにせずにピロティにしたほうがよいと考えたそうです。スペースを貸し出せばローンの足しになりますし、将来、駐車場のスペースを改装してここで髪を切ることもできるかな、という思いもあります」エントランスの鉄板はわざと錆びさせ、いい感じの錆び具合になった時に藩さんが錆止めを塗り、錆の進行を止めた。植栽も自分たちで。ガラス張りの、開放感が気持ちいいエントランス。外壁はステンレスのメッシュの中に軽石が入る海野さんオリジナルの『Uウォール』。屋根に降った雨が石の層に落ちるようになっている。軽石の遮熱効果も高い。「そのうち自然にコケが生えてくると思います。どこからか飛んできた草が根を下ろし始めました」一階は一部を貸駐車場にしている。「一般的なコンクリートの壁はコンパネで平らに作りますが、この有機的な壁は麻袋にコンクリートを流し入れて作る海野さんオリジナルの『URC』です。コンパネを使うより安価で、造形がおもしろく、強度も高いです」脱衣所を広々とした畳敷きに藩さんのお宅は、余裕のある広々としたスペースと、必要にして充分なコンパクトなスペースの緩急が見事だ。なんと、脱衣所は広い畳敷き。トイレもひとつの部屋のような広々とした設えだ。対して、子供部屋はベッドと机だけの、秘密基地のような作りになっている。そして、快適に住まう機能はしっかりと確保されている。「きちんと断熱されているので、夏涼しく冬暖かい家になりました。冬の暖房は、2階の床暖房をごく弱くつけるだけで暖かいです」収納スペースもたっぷりと。「壁面はほぼ収納になっています。布団とかも仕舞える奥行きのある収納スペースも作りました」海野さんはカラダが住まいに合ってくるとおっしゃっていたそう。「たとえばバタンと大きな音を立てて閉まるドアを、音を立てないように仕様変更する必要はなくて、自然と音を立てない所作が身についてくると。ほんとうにその通りで、今では意識しなくても後ろ手にドアを押さえながら閉めるようになりました。人が家に馴染むものなのだなと感慨深いです」家は作って終わりではない。竣工時がピークな建物はつまらない。藩さん一家がこの家にかかわって育て、育てられることで、唯一無二の素晴らしい住まいに成長していく。広々とした開放感のあるバスルーム。脱衣所は広々とした防水の畳敷き! 旅館でゆっくり過ごしているような気分を味わえる。「長女はここでストレッチを楽しんでいるようです」トイレには扉がない。必要に応じてカーテンを使う。「僕はトイレで考え事がはかどるので、トイレもひとつの部屋のように作りました。"気"が他の空間と繋がるように完全に仕切らず、風通しの良い空間にしています」2階のトイレも部屋仕様。リビングと壁の間のスリットを通して繋がっている。「来客が使うことを考えて、2階にはちゃんと扉があります」(建築家クレジット)藩邸設計海野健三/海建築家工房所在地東京都渋谷区構造鉄骨造規模地上3階延床面積199.57㎡
2019年09月30日そのトリックの斬新さと予想を裏切る展開で、東野圭吾作品“初期の名作”と名高い小説『仮面山荘殺人事件』。本作の初舞台化作品が本日9月28日、東京・サンシャイン劇場で幕を開ける。東野圭吾作品といえば、映画やドラマ、舞台化などのメディアミックス作品も数多いのは御存知の通り。しかしこの『仮面山荘殺人事件』は、これまで映像化も舞台化もされてこなかった。1990年刊行の作品ということもあり、ミステリ好きの間では知られているものの、一般の東野作品ファンでも「読んだことがなかった」という人が多いのではないだろうか?そんな今作の演出を手がけるのは、演劇集団キャラメルボックスの成井豊。東野作品では『容疑者Xの献身』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の舞台化を手がけ、高い評価を得ているだけに、今作にかける意気込みは大きい。そもそも、今回の舞台化は成井自身の「この作品を舞台化したい」という強い要望から実現したものなのだ。物語の舞台となるのは、製薬会社社長が所有する山荘。交通事故で亡くなった社長の娘を偲ぶため、娘の婚約者や従姉妹など、8人の男女が集まってくる。ところがその山荘へ逃亡中の銀行強盗が侵入、何度も脱出を試みる8人だが、そこで殺人事件が発生し……というストーリー。この緊張感溢れる密室劇を具現化するため、キャストも実力派が顔を揃えた。主演は声優としてのキャリアはもちろん、近年はミュージカル界で活躍がめざましい平野綾と、2.5次元作品から本格ミュージカルまで幅広い活躍を見せる木戸邑弥。山荘の所有者である製薬会社社長役に辰巳琢郎、従姉妹役には乃木坂46卒業後初の舞台出演となる伊藤万理華らが名前を連ねる。また、5月に活動休止を発表したキャラメルボックスから畑中智行、坂口理恵、筒井俊作、原田樹里らも出演。成井作品の世界観を体現する存在として、しっかりとしたチームワークを見せてくれることだろう。トリックに騙される快楽はもちろん、事件の根底にある人と人との「思い」が判明したときのカタルシス、これこそが東野作品の真骨頂。舞台ならではの熱量で、ぜひその感動を味わおう。舞台『仮面山荘殺人事件』は、10月6日(日)までサンシャイン劇場で公演の後、10月11日(金)から13日(日)までサンケイホールブリーゼ、10月19日(土)には新潟市民芸術文化会館 劇場に上演される。文:川口有紀
2019年09月28日