生理は毎月きちんと来る方もいれば、生理不順で来たり来なかったりという方もいます。どの程度で婦人科で受診したらいいのか悩んでしまいますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Dさんの場合……元々、生理不順だったので、あまり深く考えていなかったのですが、20代後半の頃に出血がダラダラと1ケ月以上続いていました。仕事が忙しかったこともあり、ずっと放置していたのですが、妊活のため婦人科で受診した際に、医師から「子宮内膜ポリープが見つかった」と衝撃のひと言を言われました。どんな治療を受けましたか?最初の産婦人科では薬で出血を止めて、排卵誘発剤で排卵させる妊活だったのですが、上手くいかなかったので妊活に力を入れている婦人科に転院しました。そこで、ポリープが見つかり子宮内膜ポリープ摘出手術を行いました。出血の原因を探してくださらなかったら、ポリープは見つからなかったかもしれないし、このポリープが不妊の原因の1つであったこともわからなかったかもしれません。世の女性陣へ伝えたいことは?学生の頃は婦人科に行くことが恥ずかしかったり、仕事を始めたら忙しくて後まわしにしてしまったりすることもありますが、少しでもおかしいと思ったら受診してください!そして合わないなと感じたら転院も考えてみてください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。「いつもと違う」と思ったら早めに婦人科へ1ヶ月ダラダラと続いた出血は、子宮内ポリープが原因だったというDさん。Dさんは妊活をきっかけに婦人科で受診して疾患が見つかりましたが、忙しい日々の中でも体と向き合う時間を作れるといいですね。「いつもと違う」と感じたときは、無理をせずに早めに婦人科で受診をしてみましょう。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月08日生理痛や貧血に悩まされている方もいるでしょう。生理の重さは人それぞれ違うので不安になることもありますよね。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。「しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」Sさんの場合……私の場合は子宮筋腫でした。元々、出血量が多い方でしたが、更年期も相まってさらに増えていきました。出血が多いので貧血もあり、ひどいときには夜用のナプキンさえも1時間もたず、生理痛も痛くて寝込むほどでした。さすがにおかしいと思い婦人科へ行き、子宮筋腫と診断されました。どんな治療を受けましたか?治療はありませんでした。筋腫が3つほどありましたが、更年期であったため「閉経したら筋腫も小さくなるから」と医師から言われました。また、その産婦人科では不妊治療専門だったため子宮筋腫と更年期障害の治療は専門外だったのです。病院選びを間違えていたのです。検査費用とか、初診料とかもったいないことをしたと後悔しました。世の女性陣へ伝えたいことは?専門の医師なのか予約の前に、病院に直接問い合わせてみるといいと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。「いつもと違う」と感じたら早めに婦人科へ出血量が多いのは、子宮筋腫が原因だったというSさん。生理の重さは人と比べることもできず、どの程度の症状で婦人科に行けばいいのか判断が難しいですよね。少しでも違和感を覚えたときは、早めに婦人科で受診してみましょう。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月07日レイラさんに卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)が見つかったのは、2021年のこと。会社の健康診断で婦人科検診を受けた際でした。改めてMRI検査を受けた結果、卵巣嚢腫は卵巣の横にできていると判明。レイラさんは手術のため入院することとなりました。 入院日に伝えられていた衝撃のことは茎捻転(けいねんてん)を起こすことなく、入院日を迎えたレイラさん。 そしていよいよ手術当日となりましたが、レイラさんには心配していたことがあって……。 入院時に、手術を担当してくれる医師が変わったことを知ったレイラさん。その執刀医とは手術当日まで顔を合わせることができず、不安もあったようです。ただ、手術当日に診察を受けた際、同年代くらいの女性の医師だったこともあって気楽に会話をすることができたとも。婦人科系の病気などは特に、女性が相手だと気兼ねなく話ができるということはありますよね。 そして、入院時もさほど「手術をする実感が湧かなかった」と気持ちをつづっていたレイラさんですが、手術を待つタイミングになるとさすがに緊張感が出てきたよう。呼ばれるまでは、気を紛らわせるためにK-POPの動画を見ていたそうですよ。 ずっとソワソワしているのも気疲れてしまいますし、レイラさんのように気を紛らわせるアイテムがあるとよいのかもしれませんね。知っておくだけでも、今後の参考になります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 レイラさんは自身のイラストをInstagramなどにアップされています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター レイラ
2023年06月06日生理のときに生理痛がひどかったり、体調が悪くなったりしてしまう方もいるでしょう。もしかしたら、婦人科系の疾患が隠れている可能性があるかもしれませんよね。そこで今回のMOREDOORは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。「しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」Hさんの場合……就職して半年くらい経ってから忙しく不規則な生活になり、体調不良になり微熱が1ヶ月くらい続きました。怠さと腹痛があり、生理痛もひどく起きていられないほどだったので婦人科で受診しました。その結果、卵管炎でした。どんな治療を受けましたか?婦人科で受診すると即入院となりました。手術になるかもしれないと言われたものの、点滴でよくなったため2週間ほどで退院。少しでもおかしいと思ったらすぐに受診したほうがいいと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?定期的に婦人科で検診をしたほうがいいと思います。年齢は関係ありません。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。定期的に婦人科で検診を体調不良が1ヶ月ほど続き、生理痛もひどくなってしまい婦人科で受診したHさん。卵管炎と診断され、即入院になったものの無事に退院できたようです。皆さんも体調不良が続くときは、無理せず早めの受診を心がけてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月06日婦人科系の疾患の中には、自覚症状のないまま疾患が進行していってしまうこともあります。自覚症状がないと婦人科に行く機会がないという方もいるでしょう。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。「しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」Jさんの場合……結婚前にブライダルチェックのつもりで産婦人科で検査を受けた際に、多発性子宮筋腫が見つかりました。生理のときに出血がひどいということはなく、まったく気がつきませんでした。筋腫が大きくなるにつれ、徐々にお腹が圧迫されていると感じるように……。どんな治療を受けましたか?筋腫を取り除くため、手術をして10日ほど入院しました。術式が腹腔鏡手術か開腹手術のどちらかで、傷跡があまり残らない腹腔鏡手術ができる病院を選択しました。また、手術件数の実績が多い病院を選択しました。世の女性陣へ伝えたいことは?我慢せず早めに病院で受診し、必要な際は早めに手術を受けて下さい。定期的に婦人科で受診してみて結婚前のブライダルチェックのつもりで受けた検査で、多発性子宮筋腫が見つかったJさん。Jさんは手術により無事に筋腫は取り除かれましたが、早期に治療したことで貧血などの辛い症状は免れたようです。何か違和感を覚えたときは、早めに婦人科で受診すると早期発見につながるでしょう。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月04日生理痛や経血量には個人差があるもの。中には、生理のたびに酷い貧血と生理痛に悩まされていた方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Nさんの場合……中学生の頃から生理中の酷い貧血と経血量の多さに悩まされていました。病院に通っていたこともあって、貧血の症状は高校卒業前に改善されましたが、今度は生理痛が悪化。年々経血量が増えて痛みも強くなってきたため、就職する前に婦人科で受診することに。検査の結果、子宮内膜症だったことがわかりました。どんな治療を受けましたか?癒着が酷かったのですぐに入院。癒着部分をレーザーで焼いて剥がす手術をしました。家から近い病院の方が通院が楽だと思い、地元の大きな病院を選びました。通院することを考えて病院を選ぶとよいと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?20代の頃に子宮内膜症と診断されましたが、上手く付き合っていけばそこまで大変ではないので、大丈夫ですよ。婦人科には抵抗がありますが、恥ずかしくても検査をすることが大事!気になる症状があったときは、我慢せずに病院で受診することをおすすめします。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。異変を感じたら婦人科へ酷い貧血と経血量の多さは子宮内膜症が原因だったというNさん。適切な治療を受け、その後も上手に疾患と付き合っているようです。婦人科に抵抗がある方も多いとは思いますが、異変を感じたときは早めに受診すると安心かもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月03日皆さんは婦人科系のがん検診を定期的に受けていますか?疾患が見つかったことにより、定期検診の大切さに気づかされた方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Sさんの場合……子宮腺筋症でした。生理痛やPMSを緩和させるための低用量ピルを処方してもらおうと婦人科で受診。エコーをした結果、子宮が肥大していることがわかり、疾患が判明しました。診断されるまでまったく気がつきませんでしたが、思い返してみたら生理痛の腰痛が重くなっていたような気がしました。どんな治療を受けましたか?低用量ピルの服用して定期的に通院しながら、経過観察しています。受診した婦人科の医師は無知な私にもわかるように丁寧に説明してくれました。経過観察で問題ない状態でしたが、症状や現状を細かく説明してくれたことで、とても安心できました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が重い人や異変を感じた人は、すぐに婦人科で受診することをおすすめします。また、子宮頸がん検診などの婦人科の検診を定期的に受けておくと安心かと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。大きな自覚症状がなくても……低用量ピルを処方してもらうために受けた検査で子宮腺筋症が見つかったというSさん。大きな自覚症状がなくても疾患が隠れていることがあるようです。中には、生理痛がひどすぎて救急車で運ばれた人も早期発見のためにも、定期的に検診を受けておくと安心かもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月02日周囲の人に相談しづらい婦人科系の悩み。婦人科で受診するのにも、抵抗がある方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Kさんの場合……子宮内膜症と診断されました。25歳の頃に陰部がナプキンでかぶれてしまい、薬をもらいに数年ぶりに婦人科で受診。しばらく子宮がん検診を受けておらず、医師から勧められたこともあり、子宮がん検査と、超音波検査を受けたところ、子宮内膜症が見つかりました。ここ数年で生理痛が重くなり性交痛の自覚症状があったので、原因がわかり安心しました。どんな治療を受けましたか?手術する必要はなく経過観察でよいと言われているので、現在も半年に一度のペースで通院しています。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が重い方や性交痛がある方は一度受診してみるとよいと思います。診断を受けたときはとてもショックで「手術になったらどうしよう」と怖かったのですが、今は見つかってよかったと思っています。「若いから大丈夫!」と思わず、自分自身の健康を守るためにも不安を感じていることがあれば、勇気を出して受診してみてほしいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのもよいので、検討してみてください。症状があったと気づかなかった子宮がん検診で内膜症が見つかったというKさん。診断されて初めて症状があったことに気づくこともあるようです。中には、生理痛がひどすぎて救急車で運ばれた人も自覚症状がある方は、我慢せずに一度婦人科で受診してみると安心かもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月02日同じ婦人科疾患を患ったとしても、症状には個人差があります。なかには、一見婦人科疾患とは関係のない症状が出てくる場合も。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。46歳/団体職員Eさんの場合……卵巣嚢腫を、左右1回ずつ患いました。1度目は10代の終わりの頃です。右の下腹が腫れてきたので何だろうと思い、病院を受診した結果、茎捻転を起こして即手術となりました。2回目は30代始めの頃で、職場の健康診断で判明しました。どんな治療を受けましたか?2度とも総合病院で開腹手術を受けました。卵巣を残し、腫瘍のみの摘出です。とくに1度目は症状が腰痛だったので、まさか卵巣だとは思いもしませんでした。定期的な検診と、少しの違和感も見過ごさないことが大切だと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?定期的な検診を受け、疑問に思ったら検査してもらうことがとても大切です。定期的に検診を受けよう腰痛の原因は、卵巣嚢腫だと判明したEさん。腰痛は直接婦人科疾患とつながりにくいかもしれませんが、定期的な検診を行い、違和感があれば早めに病院を受診することが大切なのかもしれません。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月01日婦人科疾患の症状は個人差がありますが、生理痛や出血多量などが挙げられます。一方、全く関係ない症状だと思っていても、実は婦人科疾患が原因である場合も。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。42歳/主婦Dさんの場合……「両側付属器膿瘍・腹膜炎・両側子宮内膜症性嚢胞・感染」を患いました。「子宮内膜に菌が入ることで感染症を起こし、高熱が続いている。また、卵巣や卵管も腫れて膿が溜まっている」状態です。11月下旬に38度以上の高熱が出てしまい、近くのクリニックを受診しました。薬をもらって1週間安静にしていましたが、咳や下痢の症状も出てきてしまい、体調は悪くなる一方でした。同じクリニックを再度受診し採血したところ、通常は0.3程度である炎症反応の数値が33あり、近くの大きな総合病院に紹介状を書いてもらうことに。即日入院し、抗生物質の投与など適切な治療をしていただいたのですが、熱も炎症反応の数値も下がらず、原因が分かりませんでした。PET-CT検査でようやく子宮内膜に原因があることが判明し、婦人科がある大きな病院に転院して病名が確定しました。どんな治療を受けましたか?点滴による抗生物質の投与と開腹手術をおこないました。手術は転院の翌々日に実施。炎症部分に溜まった膿などをきれいに洗い流し、左右の卵管全てと卵巣の一部を切除しました。その後は無事回復し、2週間ほどで退院できました。退院後は抗生物質を1ヶ月ほど服用し、4回ほど通院して問題なしとの診察を受けたので、治療終了となりました。世の女性陣へ伝えたいことは?私の場合、不妊治療の一環で膣剤(膣に固形の薬を自ら入れて使用するもの)を使っていたのですが、その挿入時にバイ菌が入ってしまった可能性が高いです。衛生にはかなり気を付けていたつもりでしたが、不十分なところがあったのだと思います。なお、子宮内膜や卵巣・卵管に菌が入って炎症を起こした場合、チョコレート嚢胞がある方の方が重症化しやすいそうです。私のケースは珍しいと思いますが、チョコレート嚢胞がある方はどうかご注意ください。気になる症状があれば病院に相談を高熱の原因は、両側付属器膿瘍・腹膜炎・両側子宮内膜症性嚢胞・感染だと判明したDさん。Dさんは開腹手術など適切な治療を受けたようですが、子宮周りの痛みなどでなくても高熱などが婦人科系疾患に関係している場合もあるかもしれません。もし体調がおかしいと感じたら、まずは近くの病院を受診してみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月01日3児のママ小児科医で、高円寺こどもクリニック院長の保田典子先生に、「子どもの注射」についてお話をお聞きしました。こんにちは。小児科医の保田典子です。先日、「注射を脅しに使う」件で世間的に話題になりました。私のクリニックでも、「いい子にしてないと注射するよ!」と子どもに言う親御さんがたまにいらっしゃいます。 でも、お子さんには注射に恐怖心を持ってほしくありません。今回は、私が思うことをお伝えしたいと思います。 子どもの脅しに「注射」は使わないでください私は、「良い子にしていないと注射する」には2つの意味があると思います。① 良い子にしていないと「痛い注射」という罰則がある② 良い子にしていないと「いい子にしてもらう注射」で良くなってもらいたいという気持ちおそらく、親御さんとしては②の要素も強いのかもしれませんが、子どもは100%近く①の意味でその言葉を捉えるでしょう。そうすると、注射に恐怖心を感じやすくなったり、怖がるようになる可能性があります。 ワクチンの注射は病気を予防してくれて、点滴の注射は病気を治してくれる、いずれもお子さんにとって「良いもの」です。少し痛みはありますが、医師が考えてメリットがあるものを提供してくれているので、痛みよりも「良いこと」があると考えられるのです。 それを恐怖の対象にしてしまうのはもったいないですよね。なるべく多くのお子さんに「これをすると良いことがあるから頑張ろう」という気持ちになってもらいたいと思います。 注射の前には「プレパレーション」をしてみよう!プリパレーションは、準備、予習、心構えを意味する言葉です。小児医療のなかでは、「子どもの不安や恐怖を最小限にし、子どもの対処能力を引き出すために、その子どもに適した方法で心の準備やケアを行い、環境を整えること」と定義されます。 たとえば、これから入院するお子さんに対して、なぜ入院するのか、入院中にどんなことをするのか事前にしっかり伝えます。このプリパレーションを通して、子どもたちはこれから起こる出来事を正しく理解することで、不安や恐怖心を和らげることができるのです。具体的には、「病院に行くとこんな手続きをして(受付をして診察室に入る、診察をされる)、それから注射をこのあたり(場所をだいたい教える)にします。この注射には病気になりにくくするお薬が入っていて、あなたが病気にならなくなったり、病気がすごく軽くなったりします」と説明します。 保育園・幼稚園生より前のお子さんの場合は、病院ごっこの遊びを通して「注射したら元気になったねー」という遊びを取りいれるのも良いでしょう。 注射の前に心がけたいことお子さんの性格によるので一概には言えませんが、注射を打つ予定があることは一般的に、小学生では1週間前くらい、保育園・幼稚園生では2~3日前くらい、それ未満の子では当日の病院に行く前に予告をすると良いと言われています。 できれば、ワクチン接種の意義を説明してあげると良いでしょう。例えば、インフルエンザはワクチン接種しないで罹患すると本当につらい症状が出るうえ、子どもは重症化しやすいと言われています。重症化するとインフルエンザ脳症になったり、後遺症が残るおそれもある病気です。 予防接種は少し痛いですが、十分接種するメリットがあると考えられます。未就学児のお子さんでも理解できる子はいますので、お子さんの成長や理解度に合わせて、注射を打つ意味をやさしい言葉で伝えてあげてください。今は小児がんなどの重い病気であっても、お子さんにもしっかりする時代です。子ども自身にはつらいことも、なるべく本人にしっかり説明して、できる限り同意を得られるといいと思います。監修者・著者:医師 高円寺こどもクリニック院長 保田典子 先生
2023年05月31日およそひと月に一度訪れる生理。酷い生理痛に悩まされている方も多いのではないでしょうか……?そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Iさんの場合……毎月生理がくるたびに激しい腹痛と貧血に襲われ、悩んでいました。生理痛を緩和する鎮痛薬を飲んでいましたが、20歳の頃、症状が緩和されにくくなりました。さらに、毎日欠かさず鉄分のサプリメントを飲んでいましたが、生理になると貧血になるため婦人科を受診。そこで超音波検査を行いました。幸い、子宮も卵巣も正常で、明らかな子宮内膜症や子宮筋腫はありませんでした。そのため月経困難症と診断されました。どんな治療を受けましたか?今は3週間ピルを飲み続け、1週間お休みする生活を続けています。ピルを飲み始めてからは、経血量が減ったからか貧血も改善されました。生理痛もほとんどなくなり、鎮痛薬を服用する機会も減りました。母が私を出産した婦人科を選びましたが、先生も優しいので安心して通えています。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛に悩んでいる方は、すぐに病院を受診してほしいです。「今まで悩みは何だったんだ!」と思うくらい生理痛が緩和されるので、心身の負担も減りますよ。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。生理痛に悩んでいる方は病院へ重い生理痛に悩まされていたというIさん。婦人科を受診した結果、月経困難症と診断され、適切な治療を受けることで症状が緩和されたようです。重い生理痛に悩んでいる方は、婦人科を受診することを検討してみても良いかもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月31日30代前半のもちなべさんは妊活をするもののなかなか授かれず、ある日婦人科を受診。検査中に医師が何かを見つけたようで「あれっ?」とうろたえ始めます。果たして医師は何を見つけたのでしょうか……? 妊活を始めて半年後、人生初の婦人科受診 ここ半年ほど、生理管理アプリで月経周期や基礎体温を記録し、真面目にコツコツと妊活に励んでいるもちなべさん。しかし、なかなか努力が結果に結び付かず、思わず「ふう」とため息をついてしまいます。 ーー年齢も年齢だし、そろそろ一度くらいは産婦人科で診てもらうか。 ネットで情報を調べたもちなべさんは、今後の通院のしやすさなども考慮し、近所の口コミ評価の良い産婦人科に足を運ぶことに。実はもちなべさん、今回が人生初の婦人科受診なのだとか。 すると、医師から「基礎体温を毎日つけるのなんてストレスだよね?」と予想外の言葉が。毎日コツコツと基礎体温をつけているもちなべさんからすると、これまでの努力を否定された気がして「えっ」と思ってしまいますよね。医師は「もし基礎体温を毎日つけるのが大きいストレスになっているのなら、無理して頑張る必要はない」と言いたかったのかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
2023年05月29日皆さんは、健康診断や婦人科の検診を定期的に受けていますか?中には、子宮頸がん検診で再検査となった方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Eさんの場合……会社の健康診断で子宮頸がん検査を受けたところ、再検査となりました。別の婦人科を受診して再検査と同時に超音波検査を行いました。そこで子宮内膜ポリープの疑いがあり、子宮鏡の検査を行いました。そこで子宮内膜ポリープの診断されました。同時に行った子宮体癌の検査でも正常。元々、生理痛も重かったので、今思えばそれが予兆だったのかもしれません。どんな治療を受けましたか?3ヶ月に一度のペースで通院して、経過観察しています。ポリープの大きさにあまり変化がないので、特別な治療はしていません。ただ、お医者さんからは「妊娠を考えるなら手術をしないといけない」と言われています。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科の疾患は何かあってからでは取り返しがつかなくなることも。少しでも不安なことがあれば、すぐ病院を受診することをおすすめします。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。不安があれば婦人科へ……会社の健康診断で受けた子宮頸がん検診で、再検査になったというEさん。再検査の結果、子宮内ポリープが見つかり、3ヶ月に一度の経過観察を続けているようです。早期発見のためにも、定期的に婦人科の検診を受けておくと安心かもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月28日お子さんを授かるために「妊活」している方もいるでしょう。「なかなか妊娠しない……」と悩んだ経験がある方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Nさんの場合……「多嚢胞性卵巣症候群」と「卵管閉塞」だと診断されました。毎月きちんと生理がきていましたが、なかなか子どもができず。結婚して1年半が経った頃から、基礎体温を記録することにしました。しかし、基礎体温グラフが明らかに正常なグラフとは異なっていたため、婦人科を受診。エコーや血液検査をした結果「多嚢胞性卵巣症候群」と診断されました。その後、何度か「タイミング法」を実践しましたが、妊娠には至らず……。卵管造影検査を行って、右の「卵管閉塞」で妊娠しにくくなっていたことがわかりました。どんな治療を受けましたか?私はすぐにでも子どもが欲しかったので、排卵誘発剤を使って卵を大きくして、排卵の時期を診てもらう「タイミング法」を試しました。「卵管閉塞」と診断されてからは体外受精を試みて、ようやく子どもを授かりました。かかりつけの婦人科が男性医師でも恥ずかしがらず、わからないことは何でも聞くことが大切だと思いました。世の女性陣へ伝えたいことは?婦人科の疾患は不妊の原因にもなり得るので、子どもを望む方にとってはとても辛いことだと思います。周りの妊娠報告に耳を塞ぎたくなることもあるでしょう。ご夫婦でたくさん話しをして、支え合って乗り越えて欲しいです!異変を感じたときはすぐに婦人科へなかなか妊娠しなかったのは「多嚢胞性卵巣症候群」「卵管閉塞」が原因だったというNさん。体外受精を試みた結果、望んでいたお子さんを授かることができたようですね。皆さんも異変を感じたときは、早めの受診を心がけると良いかもしれません。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月28日2022年10月7日にミレーナを装着した「天パちゃん」さん。彼女は3姉妹の母なのですが、以前から産後の避妊方法や生理不順、生理痛に悩んでいて、3人目の出産を終えたときにミレーナを入れようと決意したそうです。そんな天パちゃんさんの実体験を今回、ムーンカレンダーがマンガ化! ミレーナに興味がある方や天パちゃんさんと同じようなお悩みを持つ方は、ぜひ参考にしてくださいね。 第3子出産後、いざ婦人科へ! しかし… 小学6年生で初潮を迎えたときから、ずっと生理不順に悩まされていた天パちゃんさん。彼女には現在3人のお子さんがいるのですが、子どもを産むたびになぜか生理痛が重くなっていったそうです。そこで、第3子の妊娠が判明した際に「もう次の予定はないからこの子を産んだらミレーナを入れよう」と決心したのだとか。 夫が「いいんじゃない?」とすんなり賛成したのは、ミレーナを入れることで第3子を出産したあとの避妊方法にもなるし、妻の悩みが少しでも軽くなるなら……と考えたようです。しかし、いざ婦人科を受診したときに問題が浮上。天パちゃんさんは初診時にミレーナを入れられるか調べるための検査を受けたのですが、2回目の受診時に医師から「前回おこなった検査で引っかかってしまいました」と言われてしまったのです。 検査で引っかかってしまったのなら、すぐにミレーナを装着するのは難しそうですよね。もうしばらく生理痛や生理不順には悩むことになりそうです。どんな項目に引っかかったかにもよりますが、医師の判断に従って何かしらの対処が必要になるため、ミレーナを入れるのはもう少し先になりそうです。 原案/天パちゃんさん作画/ちゃこ監修/助産師 松田玲子 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 天パちゃんさんのミレーナ体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2023年05月27日周囲の人には相談しづらい婦人科系のトラブルや悩み。信頼できる先生に相談し、安心して治療を受けられた方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。Yさんの場合……膣カンジダになりました。陰部が異常なほど痒くなり、ポロポロとしたおりものが出るようになって異変に気づきました。ちょうどその頃に健康診断で婦人科系の検査を受けていたので、健康診断の結果と一緒に知らされました。どんな治療を受けましたか?ピルを処方してもらうために通っていた婦人科に行き、先生に事情を説明。そこで治療のための薬を処方していただきました。通い慣れた婦人科だったため、打ち明けやすかったのを覚えています。信頼できるかかりつけ医がいる方は、症状や要望を伝えやすいため、同じところに通うのが良いと感じました。世の女性陣へ伝えたいことは?デリケートな部位に関するトラブルは、自己判断せず婦人科で診てもらうことをおすすめします。個人的な感想としては、女性の先生の方が親身になってくれると思いました。異変があれば早めに病院へポロポロとしたおりものと陰部の痒みがあり、婦人科を受診したというYさん。「膣カンジダ」が原因だったことがわかり、適切な治療を受けられたようです。デリケートな部位に何らかの異変を感じた場合は、なるべく早く婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:新見正則医院院長、新見正則※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月22日皆さんには、かかりつけの婦人科がありますか?婦人科系のトラブルが起きたとき、頼れる医師がいるだけで安心できることも……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Kさんの場合……生理周期が不規則で経血量の多さが気になったため、かかりつけの婦人科を受診。医師から「大きな病院で診てもらった方が良い」と言われ、近隣の大学病院を受診したところ「子宮内膜増殖症」との診断を受けました。どんな治療を受けましたか?1泊入院して、子宮内膜の全面掻爬術を受けました。検査結果は「異形なし」だったので、一安心。紹介状を書いてくださったかかりつけ医も紹介先の医師も、どちらも信頼できる方だったので良かったと思っています。世の女性陣へ伝えたいことは?痛みなどがない生理不順は放置してしまいがちですが、子宮内膜増殖症で「異型血あり」の場合、がんになる確率が高くなるそうです。気になる症状があれば早めに受診してください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。気になることがあれば婦人科へ生理不順や経血量の多さは「子宮内膜増殖症」が原因だったというKさん。信頼できる医師のもとで適切な治療を受けられて、一安心でしたね。生理不順や経血量の多さが気になったときは、早めに婦人科を受診するように心掛けておくと良いかもしれません。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月20日周囲の人に相談しづらい婦人科系の悩み。婦人科を受診するのにも、抵抗がある方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。Nさんの場合……20代の頃、生理の出血量が多く、タンポンを使わなければならないほどでした。たまたま読んだ雑誌に生理の特集があり「出血が多いときは婦人科を受診して」と、具体的な受診の目安が書かれていました。私の症状が該当していたため、婦人科を受診。その結果、チョコレート嚢胞であることがわかりました。どんな治療を受けましたか?まずは血液検査をして腫瘍の有無を確認してから、内診しました。初めての内診だったので、怖かったのを覚えています。生理の出血量を減らすためにピルを服用して治療していましたが、通院が大変でした。さらに、治療中に引越したため新しい病院を探さなければならず、口コミがない中で探すのにとても苦労しました。世の女性陣へ伝えたいことは?今は婦人科系の疾患について、情報が集めやすい時代です。少しでも異変を感じることがあれば、婦人科を受診することをおすすめします。若い女性はとくに婦人科に抵抗があるかもしれませんが、婦人科には若い女性から年配の女性までさまざまな年齢層の方が来ているので、構えずに受診してみてください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。早めの受診を心掛けるタンポンを使わなければならないほど、経血量が多かったというNさん。チョコレート嚢胞と診断され、適切な治療を受けられたようですね。皆さんも何か異変を感じたときは、早めの受診を心掛けてみてください。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:新見正則医院院長、新見正則※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月20日周囲の人に相談しづらい婦人科系の悩み。婦人科を受診するのにも、抵抗がある方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Tさんの場合……元々生理不順があって経血量も多く、生理前に怒りっぽくなるPMSのような症状もありましたが「こんなものだろう」と我慢していました。しかし、今年に入ってから生理1週間前から捻れるような酷い断続的な痛みがあり、生理痛も悪化。さらに、生理前の精神状態も乱れているように思えたので、不安を解消しておきたくて婦人科を受診しました。血液検査の結果、ヘモグロビンの数値が低いことと、フェリチンの数値が1桁であることが判明し「鉄欠乏性貧血」と診断されました。さらに、MRI検査によって子宮と腸が癒着して曲がっていることがわかり「子宮内膜症」との診断も。悩んでいた不調の原因がわかってホッとしました。どんな治療を受けましたか?鉄剤とピルを処方されました。鉄剤は過剰摂取や副作用が心配でしたが、処方してもらった薬はリンの吸収を阻害して鉄の吸収を上げるタイプだったので、現在2ヶ月ほど服用していますが、ほぼ副作用はありません。ピルもジェネリックで続けやすいものを処方してもらい、注意書きと丁寧な説明があって安心でした。私はネットで近隣の病院を探しましたが、婦人科系の病気は通院が必要なものも多いので、“通いやすさ”は大事だと思います。こちらから要望しなくても血液検査をしてくれたり、副作用の少ないお薬を選んでくれたりする医師にあたって、運が良かったと思います。病院や医師が合わないようであれば、迷わずセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。世の女性陣へ伝えたいことは?「日本人の女性はあまり婦人科行かないよね」とアメリカ人の友人が言っていました。婦人科は何となくハードルが高く、正直、私も抵抗がありました。しかし、受診してみると他の病院と変わらず、身構えることはありませんでした。生理に関するトラブルは日常生活にも大きな影響を与えます。病気を早期発見することも大切なので、我慢せず、少しでも気になることがあれば婦人科を受診して欲しいです。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。痛みを我慢せずに病院へ……生理前と生理中の心身の不調は「鉄欠乏性貧血」と「子宮内膜症」が原因だったというTさん。我慢せずに病院を受診して、適切な治療が受けられたようです。婦人科に抵抗がある方も多いと思いますが、不調がある方は受診してみると安心かもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月19日周囲の人には相談しにくい婦人科系の悩みやトラブル。酷い生理痛に悩まされている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Mさんの場合……20代後半に子宮腺筋症と診断されました。生理痛がとても酷く、生理のたびに市販の鎮痛剤を服用していました。生理痛には個人差がありますが「年齢と共に体質も変わるはず……」と思って、あまり深刻に考えていませんでした。しかし、性交時にたびたび下腹部に激痛が走るようになり、もがくような痛みが5分ほど続くこともあったため、不安になって婦人科を受診。そこで子宮腺筋症だと判明しました。どんな治療を受けましたか?進行を遅らせる薬を毎日服用しました。担当医から「妊娠を希望しているのであれば、子宮腺筋症や子宮内膜症は妊娠すると治る」と言われ、ちょうど妊娠を希望していたため妊活を始めました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛が重い方は「ただの生理痛」と決めつけず、一度婦人科を受診することを心からおすすめします。婦人科は敬遠しがちですが、女医さんのみの婦人科もあるため安心です。私は男性医師に抵抗があったため、スタッフも医師も全員女性の婦人科を探しました。また、昨今は“婦人科”ではなく“レディースクリニック”という名前の病院も多くなってきているので、個人的にはハードルが低くなったように感じます。「子宮腺筋症を患っていると、妊娠しにくい」と担当医に言われて落ち込みましたが、それから無事に妊娠することができました。あのとき受診していて本当に良かったと思っています。手遅れになる前に婦人科へ……酷い生理痛と性交痛に不安を感じて婦人科を受診したというMさん。子宮腺筋症と診断されましたが、希望していたお子さんを授かることができたようですね。婦人科系のトラブルは不妊症の原因にもなり得るため、異変を感じたときは早めに婦人科を受診すると良いかもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月19日皆さんはご自身の生理周期や生理期間を把握していますか?中には、生理が1ヶ月続いて婦人科を受診した方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Jさんの場合……もともと生理不順だったのですが、ある月に生理が1ヶ月ほど続いたことがあります。他の月でも1週間以上続くときがあったので、とくに気にしていませんでした。しかし、日に日に生理痛が酷くなり「さすがに1ヶ月は長いかも……」と不安に。職場の先輩に軽い気持ちで相談したところ、すぐに婦人科に行くように言われました。次の日に休みを取り婦人科で診察を受けたところ、子宮内膜症だったことがわかりました。どんな治療を受けましたか?低用量ピルを処方していただきました。小さなクリニックに行き、そこの先生が親身になってくれました。世の女性陣へ伝えたいことは?初潮を迎えたときから生理不順だったこともあり、慣れてしまっていて事の重大さに気づいていませんでした。生理不順の人はできるだけ早く診てもらった方が良いと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。生理不順にも原因が……生理不順と生理が長引いていたのは、子宮内膜症が原因だったというJさん。生理不順が常態化していたため、気づくのが遅くなってしまったというケースもあるようです。ご自身の生理周期や生理期間が正常かどうか、皆さんもチェックしてみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月18日婦人科系のトラブルに悩んでいる方も多いのでは?婦人科で適切な治療を受けることで、トラブルが改善されることも……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Fさんの場合……元々、生理痛が重く、経血量が多いことに悩んでいました。あるとき、職場の3階までの階段の上り下りだけで、息が切れるように……。病院を受診したところ、極度の貧血だということが判明。さらに、そこで「粘膜下筋腫」という子宮筋腫と診断されました。どんな治療を受けましたか?腟内から器具を入れ、剥がし取る手術を行いました。2〜3泊の入院で済むと言われており、私は2泊で退院できました。世の女性陣へ伝えたいことは?生理痛や経血量の多さに悩んでいましたが、それには原因があることを知りました。診てもらうのに抵抗はありましたが「筋腫は誰にでもできる。筋腫を取ったら子どももできると思いますよ」と言われ、手術から1年後、本当に子どもを授かりました。私がこの手術を受けたのは20年も前のことで、それから医学も進歩しているでしょうから、現在ではもっと簡単で負担の少ない治療があるのではと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。身体の不調には原因が……体調不良と月経に関する悩みは「子宮筋腫」と「極度の貧血」が原因だったというFさん。適切な治療を受けたことによって、お子さんを授かることもできたようです。皆さんも身体に不調を感じた場合は、なるべく早く病院を受診してみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月17日通常およそひと月に1回訪れる生理。皆さんは、ご自身の経血量や経血の状態をチェックしていますか?そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Sさんの場合……21歳の頃に子宮内膜症になりました。生理の経血量が多く、レバー状の塊が出ることも。さらに、性交痛もあったので婦人科を受診し、そこで子宮内膜症と診断されました。どんな治療を受けましたか?検査では内診と超音波検査がありました。軽い子宮内膜症とのことで、ピルを処方されました。私は話しやすい女医さんがいる病院を選びました。初めて行く病院は、事前に口コミなどを調べることも必要かと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?子宮内膜症は、経血量が多かったりレバー状の塊が出たりします。もし「何かおかしいな?」と感じることがあれば、口コミなどを見て相談しやすそうな婦人科を探し、受診してみることをおすすめします。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。異変を感じたら婦人科へ……経血量の多さやレバー状の塊が出ることが気になり、婦人科を受診したというSさん。軽い子宮内膜症との診断が出て、適切な治療を受けることができたようですね。皆さんも経血量や経血の状態に異変を感じた場合は、なるべく早く婦人科を受診してみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月16日皆さんは婦人科の検診を定期的に受けていますか?中には、子宮頸がん検診を受けて、疾患が見つかった方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Sさんの場合……10代から20代の頃に酷い生理痛があったのですが、当時の私はそれが当たり前だと思っていました。さらに、30代になって生理痛が軽減したことで、婦人系の病気に対してより無関心に。しかし、そんなときに不正出血が!年齢的にも受けておいた方が良いと思い、子宮頸がん検診を受けることにしました。その検診で医師から「大きな子宮筋腫が見つかった」と言われ、すぐに大きな病院を紹介してもらって手術。今思えば気づくチャンスはたくさんあったのですが「自分は大丈夫!」と過信して病院から遠退いていました。「もっと早く行けば良かった……」と後悔しています。どんな治療を受けましたか?半年間、筋腫を小さくするための薬を服用。半年しか継続できない薬だったため、ギリギリまで服用してから手術を受けました。女性の医師だったので、寄り添ってくれてとても安心感がありました。口コミが良い病院を選びましたが、改めて他の方の声は大事だと実感しました。世の女性陣へ伝えたいことは?少しでも気になる症状があれば婦人科を受診してください。何かあっても早い方が良いですし、何もなければ安心を得られます。受診に対して抵抗感の強い人が多いかと思いますが、経験者としては不安を抱えたまま生活するよりも、安心を得られる方が良いと思います。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。気になる症状を放置せずに病院へ10代の頃から気になる症状があったものの、放置してしまったというSさん。30代で受けた子宮頸がん検診により、不正出血の原因が「子宮筋腫」によるものだったことが判明したようです。婦人科はどうしても敬遠してしまいがちですが、気になる症状がある方は早めに受診すると安心かもしれませんね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月15日重い生理痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?同じように重い生理痛に悩み、婦人科を受診した方もいるようで……。そこで今回は、読者の方から寄せられた「婦人科系の疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。Tさんの場合……私は元々生理痛が重い方でした。「運動不足が原因なのでは?」と思って運動してみましたが、改善されるどころか少しずつ悪化。生理痛の薬も効果を感じられなくなり、あまりの痛みに仕事中に動けなくなってしまったので「さすがにおかしい」と思い、婦人科を受診しました。そこで「子宮内膜症」との診断を受けました。どんな治療を受けましたか?評判の良い大きな病院に行きました。血液検査・超音波検査(断層撮影法)・子宮頸管粘液採取・細胞診などの検査をしましたが30分ほどで済みました。先生の説明が丁寧で薬の種類や副作用などのことも詳しく話してくださり、デリケートな検査ですが安心して臨むことができました。世の女性陣へ伝えたいことは?市販薬が効かなくなった方や、生理痛が酷くて悩んでいる方は「子宮内膜症」の疑いがあるかもしれません。放っておくと症状が悪くなる病気なので、勇気を出して婦人科を受診してみてください。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医をもつのも良いので、検討してみてください。 異変を感じたら婦人科を受診動けなくなるほどの生理痛は、子宮内膜症が原因だったというTさん。市販薬を飲んで生理痛が緩和されている場合でも、酷い生理痛を引き起こす原因が隠れているのかもしれません。皆さんも自分の身体と向き合って、違和感を放置せず、早めの受診を心掛けてみてくださいね。今回は「婦人科の疾患に気づいたきっかけの話」をご紹介しました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月13日生理の悩みは、人によって種類も程度も千差万別です。もしあなたが突然、生理中に倒れてしまったら……?今回は、ぴおっぷ(@pioppu_tegakipop_manga)さんの体験談を描いた人気漫画『ピルユーザーになった話』から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!※この記事は実話を元に作成されていますが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。生理中に倒れて……酷いPMSと生理痛に悩まされていたある日、生理中の“激しい腹痛”で倒れてしまったぴおっぷさん。自分の症状が『月経困難症』に当てはまると知った彼女は、ピルの服用を検討し始め……?母に相談すると……ここでクイズです!この後ぴおっぷさんは、婦人科に行くことを“ある理由”から嫌だと考えます。その理由とは、一体どんな内容でしょうか?ヒントは、婦人科で“されること”が嫌なようです……。婦人科が嫌な理由とは……?正解は「内診が嫌だった」婦人科受診へのハードルの高さに悩むも「生理痛が改善されるなら」と考え、婦人科へ行く決断をしたぴおっぷさん。その後彼女は病院でピルを処方され、ピルを服用する生活が始まったのでした……!こんなときどうする?婦人科を受診することに対して、ぴおっぷさんのように「嫌だな」と感じてしまう人も多いはず……。その後のお話でぴおっぷさんは、自分の体のために婦人科へ足を運び、ピルの服用を始める選択をしました。現在はオンラインクリニックでのピル処方も進んでいます。あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@pioppu_tegakipop_manga)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月04日40代後半で急にシミが増えだしたころ、以前、皮膚科医から言われたことを思い出しました。私はメラニンの働きが普通の人よりも活発だそうです。これは皮膚のことだけを考えると保護機能が優秀で良いことなのですが、「何も対策しないでいると、更年期のころには体中シミだらけになる」と言われて……。これはシミ対策を本気でしないとマズイ!と、50歳を目前に決意しました。★関連記事:「やりがちだけどNG!」シミ、シワ、体調不良の原因ともなる「紫外線対策」とは【医師監修】更年期のシミの原因は?出産後の30代後半、シミができ始めました。若いころから粉白粉と頬紅、口紅ぐらいのメイクしかせず、ファンデーションを塗ることは年に数回程度。しかし、40代半ばを過ぎるとシミが目立ち、ファンデーションが必須になりました。そしてついには、ファンデーションを塗ってもシミを隠せなくなってしまったのです。シミをなんとかするため、まずは以前通っていた皮膚科に行きました。医師によると、私のシミはメラニンの働きが活発なことに加え、貧血による鉄分不足で活性酸素をやっつけてくれるカタラーゼという酵素が少ないのが原因とのこと。紫外線を浴びてシミの素となる活性酸素が発生しても、活性酸素をやっつけてくれるカタラーゼが作られるのですが、私の場合はカタラーゼが少ないのでシミができやすいようです。食事やサプリで体の中からシミ対策まずは、食事内容の見直しとシミ予防薬の服用を始めました。食事内容の見直しとしてシミ予防に良いと聞くビタミンや鉄分も積極的にとるように。ビタミンAと鉄分補給にはレバーの煮つけ、ビタミンCはピーマンやキウイなど、ビタミンEはナッツ類を少量でも毎日食べるようにしました。シミ予防のサプリメントや薬は薬局で1度購入したのですが、毎月1万円弱もするので値段的にキツイというのが正直なところでした。そこで皮膚科に相談して、同じ成分の薬を処方してもらえることになりました。処方薬なので効果も期待できるし、保険適用なので家計の負担も少なく継続して飲み続けられるのもよかったです。まずは紫外線対策。日焼け止めを毎日塗るように次にできるシミ対策は紫外線を予防することだと思い、今まで子どもとプールに行くときしか塗ってなかった日焼け止めを毎日塗るようにしました。雨や曇りの日、冬も、また出かけない日も、本当に365日、毎日塗りました。屋外だと直に日光が当たるので、紫外線を浴びている!と実感するのですが、晴れていない日でも紫外線は降り注いでいるんですよね。わが家のリビングはとても日当たりがいいので、日差しが強いときは部屋にいるときもカーテンを閉めることがありました。紫外線を意識し始めると、リビングで日なたぼっこをしていても紫外線を浴びている!と気になるので、日焼け止めを欠かさないようになりました。まとめ若いころは体が元気だから紫外線対策を何もせず、食事は偏ったものでも不調を感じなかったのですが、この年齢になるとちゃんと考えないといけないということを自覚しました。更年期はさまざまな体調の変化や不調を感じるようになりますが、シミを作りたくない!という思いから始めた紫外線対策と食事の見直し。始めて1週間ぐらいで、肌の調子が良いなぁと感じ、半年ぐらい継続していると効果を実感できるようになりました。シミは薄化粧でも目立たなくなり、くすみも消えたよう。頬のあたりはツヤが出てきました。これ以上シミを増やさないための紫外線対策と、今あるシミを薄くしていく体の中からのケアの両方が大切だと実感しました。この2つの習慣をこれからも続けて、肌の健康を保とうと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/川口まみこ(52歳)中高生2児の母。バブル真っ最中に社会人になり、仕事もプライベートも充実。肌と体のケアには無頓着で不規則な生活送る。そのツケが今になって現れ、美容と健康を取り戻そうと頑張るアラフィフ。猫になりたい。
2023年05月03日スキンケアに欠かせない成分「ビタミンC」について、スキンケアオタクを名乗る、私立恵比寿中学メンバー・安本彩花さんが調査!シロノクリニック美容皮膚科医・山田麻友先生に話を聞きました。【ビタミンC】毛穴、美白、ハリ、キメ…。マルチに効果を発揮。ビタミンC「肌に対するマルチな働きから長年愛され続けるスター成分。メラニンの生成や皮脂分泌の抑制、コラーゲン生成の促進、抗酸化作用などに期待ができます。ビタミンCにも種類があり、ピュアビタミンC、それを安定化した水溶性・脂溶性・両親媒性のビタミンC誘導体など、それぞれ作用が異なります」(山田先生)美肌キープに欠かせない永遠のスター成分。安本:ビタミンCはかなり信頼している成分です!今回お試しした中にもある、オバジの美容液は普段から愛用していて、毛穴が引き締まって目立たなくなってきた実感があります。山田:ビタミンCには、コラーゲン生成を促進する効果があるので、ハリを高め、毛穴の引き締めにとても効果的です。他にも、メラニン生成を抑制し、シミ・くすみを改善する効果や、皮脂分泌を抑制する効果、抗酸化作用もあるので、紫外線などでダメージを受けた肌のリカバリーにも重宝します。安本:よく聞く、ピュアビタミンCとビタミンC誘導体は何が違うのですか?山田:どちらもビタミンCとして総称されることもありますが、ピュアビタミンCはビタミンCそのもののことで、一般的に、即効性は高いものの、還元作用があるため、酸化しやすいという弱点も。そんな弱点をカバーするために、ピュアビタミンCを元に化学的に修飾した物質がビタミンC誘導体です。この修飾によって、安定性や浸透性、効果の強弱を変化させることが可能になります。また、ビタミンC誘導体にもいくつか種類があり、水溶性、脂溶性、両親媒性などがあげられます。安本:それぞれどんな作用があるのですか?山田:水溶性は、肌へすっと浸透し、即効性があります。また、皮脂分泌抑制作用が強いので、ニキビ予防にも効果的。ただし、濃度が高いと刺激や乾燥を感じる場合も。脂溶性は、水溶性に比べ、ゆっくりと浸透するので、即効性には期待できませんが、肌の奥まで作用することが可能。また、刺激が少ないため、乾燥肌や敏感肌でも使いやすいのが特徴です。両親媒性=APPSは、水溶性と脂溶性それぞれの性質を併せ持つバランスのいい成分です。その分、高価なことも。このように性質が異なるので、複数のビタミンCをミックスして配合している化粧品も多いと思います。安本:確かに。ここにあるビタミンC化粧品の説明書をチェックしてみても、2種類以上配合しているものも多いですね。どれも保湿力が高く、季節を問わず使えそうなものばかり。山田:商品を試していてちょっと気になったのがクオリティファーストのジェルクリーム。配合濃度は分かりませんが、4種類のビタミンCにナイアシンアミドなども入り、この価格とは!安本:コスパ最強ですね。メモメモ。フラルネの美白化粧水も気になりました。さっぱりしていて、パシャパシャ使えるのに、後肌はもっちり潤うので、日焼けが気になるこれからの季節にぴったり!日焼けといえば…。またもや噂でビタミンCは日焼けしやすくなるから、朝は使用しない方がよいという情報を見たのですが、これも間違ってますか…?山田:はい。違います。むしろ、ビタミンCには抗酸化作用があり、紫外線によるダメージを防いでくれるので、朝使用しても基本的に問題はありません。安本:そ、そうですよね。SNSなどでも手軽に色んな情報をキャッチできる時代だからこそ、その情報の信憑性を見抜く力も身につけないとですね。山田:肌悩みはもちろんですが、成分について迷うことがあれば、クリニックで相談してみるのもオススメですよ。安本:今回いろいろ教えていただいて、もっと勉強したくなりました!ありがとうございました。1、【オバジ】オバジC25セラム NEOビタミンC美容液の代表格。ピュアビタミンCを高濃度・高浸透・超安定にこだわり配合。毛穴、くすみ、ハリ、キメ、乾燥小ジワの5大悩みにアプローチ。「以前から愛用中の美容液。毛穴が引き締まります」(安本さん)。12ml¥11,000(オバジコール 大阪 TEL:06・6753・2422、東京 TEL:03・5442・6098)2、【フラルネ】ブライトスカッシュ透明感たっぷりの肌へ。有効成分ビタミンC誘導体配合の美白化粧水。清涼感のある使用感で肌を引き締めつつ潤し、乾燥によるくすみまで晴れやかに。「引き締め感も保湿も同時に叶います。これからの季節にもってこい」(山田先生)。[医薬部外品]200ml¥5,500(アルビオン TEL:0120・114・225)3、【クラランス】ブライトプラス フレッシュ インテンシブエッセンス明るく澄んだ肌をサポート。ダブルのビタミンCを配合した7日間の集中美容液。ピュアCパウダーとセラムを開封時にブレンドして使用。「肌にすっと浸透し、保湿力も。紫外線を浴びてしまった後のリカバリーケアにもよさそう!」(安本さん)。8ml¥4,180(クラランス TEL:050・3198・9361)4、【DAMDAM】ビタミンC+ ヒアルロニックセラムヒアルロン酸で乾燥対策も。2種類のビタミンC誘導体とヒアルロン酸をキー成分として配合し、保湿とともにハリや透明感アップを実現。愛媛県産甘夏の爽やかな香りも魅力。「グリチルリチン酸2K配合なので、ニキビ痕のケアにも」(山田先生)。30ml¥7,920(SEVENDAYS TEL:03・6452・6358)5、【クオリティファースト】ダーマレーザー スーパーVC100ジェルクリーム全方位で美肌を底上げ。APPSをはじめ4種のビタミンC、ナイアシンアミド、セラミド、CICA成分などを独自の黄金比率で配合。毛穴をケアしつつ、肌荒れも抑制。「話題の成分がたっぷり入っているのにプチプラで嬉しい」(安本さん)。80g¥2,200(クオリティファースト TEL:03・6717・6449)6、【シンピュルテ】ディープダイビング VCセラム紫外線ダメージやシミに着目。プロビタミンCを30%と高濃度で配合した自然由来成分93.7%の美容液。ビタミンCを高濃度で配合しつつも、きしみや乾燥を感じない使用感。「さらっとしているのに肌がふっくら潤う高い保湿力が魅力的」(山田先生)。18ml¥4,200(JIMOS TEL:0120・465・952)7、【SISI】ハイジャンプ30優しくもパワフルにケア。ビタミンC誘導体と植物由来のグリセリンを結合させた、優しい使用感の新保湿型ビタミンC誘導体を30%配合。ビタミンCと相性の良いナイアシンアミドも配合。「ビタミンCが高濃度でもベタつかず、負担感のない使い心地」(安本さん)。10ml¥4,378(SISI TEL:03・6555・4575)8、【ミシャ】ビタシープラス 化粧水リポソーム型ビタミンC配合。ビタミンCとビタミンC誘導体をバランスよく配合し、肌への負担を考慮した日本オリジナル処方を採用。α‐アルブチンなども配合で、引き締まったみずみずしい肌へ。「肌への浸透が良く、透明感もアップ」(山田先生)。200ml¥1,980(ミシャジャパン TEL:0120・348・154)安本彩花さん1998年6月27日生まれ。私立恵比寿中学メンバー。自他ともに認めるスキンケアオタクで美容成分についても日々勉強中。「今は細かいシミやニキビ痕の赤みが気になります」カーディガン¥28,600(プレインピープル/プレインピープル青山 TEL:03・6419・0978)その他はスタイリスト私物山田麻友先生美容皮膚科医。シロノクリニック医師。パーソナルな悩みに寄り添った丁寧なカウンセリングで最適な治療法を提案。「個人的にはレチノールに注目しています」※『anan』2023年4月26日号より。写真・魵澤和之(人物)河野 望(商品)スタイリスト・武政取材、文・松原 彩(by anan編集部)
2023年04月22日スキンケアの注目成分「ナイアシンアミド」について、スキンケアオタクを名乗る、私立恵比寿中学メンバー・安本彩花さんが調査!シロノクリニック美容皮膚科医・山田麻友先生に話を聞きました。【ナイアシンアミド】美白&シワ改善の有効成分として一躍メジャーに。ナイアシンアミド「近年、数多くの化粧品に配合されている成分で、ニコチン酸アミドとも呼ばれるビタミンB群の一種です。角層の水分を維持するセラミドを増やす働きや、皮脂分泌抑制、メラニン生成抑制、コラーゲン産生、血流改善効果などが期待できます。肌へ穏やかに作用するため敏感肌でも使いやすい成分です」(山田先生)幅広い肌悩み・肌質に対応した万能な成分。安本:手持ちのコスメを改めて見たら、ナイアシンアミドが配合されているものも多く、最近とてもよく耳にする成分です。山田:昔からある成分ではあるものの、美白や肌荒れを防ぐ効果に加え、数年前にシワ改善においても医薬部外品の有効成分として認められたことでさらに注目度が高まり、今では数多くの化粧品に配合されています。安本:美白やシワ改善効果があることは何となく知っていたのですが、ニキビにも効果はありますか?山田:ナイアシンアミドはビタミンB群の一種で、肌の水分量アップやバリア機能の改善、皮脂の分泌を抑制する作用もあるので、ニキビ対策としても効果的です。他にもコラーゲン生成を促進する作用や、血流の改善にも期待ができるので、ハリ不足や目元の青グマに悩む人にもオススメですよ。安本:本当に万能な成分ですね!山田:まさに。万能な上、肌がゆらぎがちな時にも優しく使えるので、ベーシックケアにぴったりです。安本:今まで無意識にナイアシンアミドを取り入れていましたが、私の肌悩みに対して相性が良さそうなのでさらに強化します。1、【カナデル】プレミアリフト人気オールインワンが進化。薬用有効成分ナイアシンアミドやエラスチンバランスに着目した成分を配合。シワ、たるみ、乾燥にアプローチ。「エイジングケアに必要な成分が豊富で頼もしい」(山田先生)。[医薬部外品]58g¥4,180(プレミアアンチエイジング TEL:0120・557・020)2、【MTメタトロン】MT コントアB クリーム濃密な潤いを肌にチャージ。ナイアシンアミドやパンテノールに加え、ウマスフィンゴ脂質を配合。潤いを生み出す力をサポートし、乾燥や肌荒れを防ぐ高保湿クリーム。「肌が敏感な時も優しく使える心地よい使用感」(安本さん)。50g¥9,900(MT コスメティクス TEL:0120・52・8877)3、【ファミュ】エッセンシャル モイスチャーローション高保湿でも軽やかな使用感。ナルシスを中心に、カメリアやナイアシンアミド、アデノシンを集結させ、多角的なエイジングケアを実現。高い保湿力が魅力。「この潤い感はヤミツキに。香りも最高です」(安本さん)。110ml¥4,950(アリエルトレーディング TEL:0120・201・790)4、【UZU】アイクリーム 00目元の悩みをトータルケア。ナイアシンアミドなど、ビタミンB群を中心に厳選した16種の美容成分を配合。「ナイアシンアミドが高配合されていて、青グマ改善にも期待できそう」(山田先生)。20g¥2,750※公式オンラインストア限定(ウズ バイ フローフシ TEL:0120・963・277)安本彩花さん1998年6月27日生まれ。私立恵比寿中学メンバー。自他ともに認めるスキンケアオタクで美容成分についても日々勉強中。「今は細かいシミやニキビ痕の赤みが気になります」カーディガン¥28,600(プレインピープル/プレインピープル青山 TEL:03・6419・0978)その他はスタイリスト私物山田麻友先生美容皮膚科医。シロノクリニック医師。パーソナルな悩みに寄り添った丁寧なカウンセリングで最適な治療法を提案。「個人的にはレチノールに注目しています」※『anan』2023年4月26日号より。写真・魵澤和之(人物)河野 望(商品)スタイリスト・武政取材、文・松原 彩(by anan編集部)
2023年04月20日