純真無垢だからこその意表をつく言葉や、思春期ならではの尖った表現など、「一生忘れられない子どもの衝撃発言」をリサーチしました。出るわ出るわ、子どもって奥深いですね!子どもの「忘れられない衝撃発言」3選子どもの衝撃的なセリフを集めました。大人からしたら奇想天外な言葉の数々、ぜひご覧ください!中学生の甥っ子の友人が…「おうち時間が増えたことで、運動不足解消にハウス系のダンスを習い始めた40代の姉。彼女の息子である、中学生になる甥っ子が突然、神妙な面持ちで『お母さん、モテたいの?』と聞いてきたそうです。というのも、甥っ子がお友達とTikTokを見ていた時のこと。急上昇で上がっていたダンスのステップ動画を見て『あ、うちのお母さんが練習してるやつだ!』と言ったところ、お友達が『へぇ~、お前のお母さん、そっち系なんだ。モテたいんだね!』と返してきたのだとか。全員がそうじゃないですけど、ダンス=モテ、と思い込んでる男子中学生もいるのだと、笑ってしまいました。すべてを斜めから見ていそうな、思春期特有の発言ですよね。そんな子こそ高校生になれば意外とダンスにハマったりして…なんてことも思いました」(35歳・会社員)「そっち系」にもツッコミたいところですけど、このセリフを面白いと思う反面、いったい大人をどんなふうに見ているのかと、ちょっとドキドキしてしまうようなエピソードでした。成長著しいこの時期の発言は、かなりユニークですね。友達とくるくる回っていた小学生男子が…「友人と待ち合わせをしていた場所がちょうど通学路で、下校中の小学生がどんどん歩いてきていました。そのなかの、ひとりの男の子が近くの一方通行の標識のポール(柱)を握りながら、ポールの周りをぐるぐる回り始めたんです。そしたら、あとから来た男の子のお友達も3人、同じようにポールを握りながら回り出したんですね。小さなメリーゴーラウンドみたいに。正直、どこがおもしろいんだろう、と思いながら眺めていたんですけど、最初に始めた男の子が回りながら『抜かしてやるぅ~!』って言ったんですよ。みんなポールを握って回ってるのに。どう考えても絶対に抜かせないじゃないですか。なぜそんなことを言う?と思って吹き出してしまいました。小学生って、超かわいいです(笑)」(28歳・IT系)ぐるぐる回りたがりますよね、子どもって。目が回っている状態がおもしろおかしいんでしょうけど、見ているこっちはハラハラもんです。そのセリフは、構造のことなんか何も考えずに出た本心なのでしょう。彼は全力で抜かしたいと思ったに違いありません。その後もひとしきり回って、笑いすぎてひとりずつ脱落していったそう。小学生の生態、観察していたいですね。小学校入学直前の息子が校長先生に…「私が住んでいる地域では、公立小学校に通う場合は、入学前のまだ年長の頃にその小学校へ行き、健康診断みたいなものを受けます。息子は早生まれなもので5歳の時にそれがありました。順調にいくつかの検診をして、最後に校長先生と親子面接があったんですね。といっても、顔合わせ程度の簡単なもので、コミュニケーションの一環として、校長先生が息子に『今日は誰と来ましたか?』と聞いたんです。そしたら、息子はすごくもじもじしていて。普段は大人との会話はしっかりできるのに、見た目でわかるくらいにうつむきながら体を左右に揺らして黙っているんです。私が『いいんだよ、普通に思ったことを答えて』と言ったら、それでももじもじしています。校長先生は動じず、また同じことを聞きました。そうしたら…。『あ、あいざわきょうこさん(私のフルネーム!※)と、あ、あいざわかずきさん(息子の弟のフルネーム!※)とで来ました』と言ったんです。言葉を発してから、ママやお母さんとしか私を呼んでこなかった息子の口から、まさか私のフルネームが出るとは予想もできず!ぶっちゃけ、私の名前を知っていたんだ!そして、さん付けまでするんだ!と驚きつつ、きっと脳をフル回転させながら、この場合はお母さんとは言ってはいけないんだろうな、と子どもながらに思ったのかも、と推測し、つい笑ってしまいました。でも、校長先生は笑うどころか、まじめな顔をして『そうですか。今度の4月からよろしくね。楽しみに待っていますよ』と言ってくれたんですよね。私は5歳の子が何を言うって思っちゃったんですけど、校長先生は一人前の扱いをしてくれたんです。教育者は違うな、と思いました」(35歳・事務)あとで、「ちゃんと答えられてすごいと思ったけど、お母さんと言ってもよかったんだよ」と伝えたら、「なんだ、そうなの!」と驚いていたそうです。息子さん、よほど緊張していたのでしょうね。以上、子どもの「忘れられない衝撃発言」3選でした。大人になってずいぶんと経った私たちにとって、子どもの考えることは宇宙レベルで未知の世界かもしれません。みなさんのお子さんや、周りにいるお子さんの発言を改めて注目してみるのもおもしろそうです。※お名前は仮名です。©ZEPHYR/Gettyimages©Mint Images/Gettyimages文・田中亜子
2021年05月23日大人の予想がつかない言動をするのが子どもの子どもたるゆえんでありますが、時にハッとさせられる大人びた発言をすることもありますよね。そんな衝撃的な子どものセリフを集めました。子どもが放った「忘れられない衝撃セリフ」ドキッとさせられる大人な発言や的を得た言葉、おませなセリフなど、一生忘れられない「子どもの衝撃的な言動」をご紹介します!友人の娘がダメージデニムを履いた私に…「ダメージデニムが好きで何十本もコレクションしていた私。子どもを出産しても、それを履き続けていました。近所のママ友のお宅に子連れで遊びに行ったときのこと。この日も、両膝にダメージ加工を施したデニムを履いていました。リビングに座った途端、5歳になるママ友の子が、目をまん丸にして駆け寄って来たんです。『これ、ど、どうしたん?』『けがしたん?大丈夫なの?』『なんでこんなことになったん!?』。私の膝を見て、驚きを通り越してとても心配したようです。『おしゃれだよ~、おしゃれ(笑)』と言っても、彼女にはおしゃれの概念がわかりません。ものすごく心配をかけてしまった…私は反省しまして、その日から一切ダメージジーンズを履くのをやめました。めちゃめちゃまっとうな意見だったと思います。ハッとさせられましたね」(30歳・販売員)ダメージデニムが悪いということではなく、これを見てショックを受ける子どももいるということがわかった出来事でした。子どもってピュアなぶん、教えられることも多いですよね。筆者は、8歳の女の子から、「女の子はなんでスカートを履くと思う?」と聞かれて、答えに戸惑ったことがあります。正解は、「かわいいから!」でした。なーんだ、ですけど、妙に納得もできました。物事や悩みの答えは、シンプルに考えたほうが見えてきそうです。10歳の息子が仲間同士で…「小4の息子が夕飯時に、友達数人と公園で遊んだことを話しだしました。息子『いつも小さな声のともやがさ、最近、声が大きいんだよ。今日もそうでさ、俺らこう言い合ったんだ」私『なんて?』息子『自分に自信がついたんだなって。なんかわからないけど、あいつ前と変わったんだよ』私『ほーっ!よかったよね』息子『うん、よかったよ』自分に自信がついた、まさか息子からそんな言葉が出るとは思いもしませんでしたし、他のお友だちもそう感じたなんて、10歳って想像以上に大人なのかも、と思いました。まだまだ鬼ごっこやドッヂボールが大好きだけど、確実に成長しているんですね」(34歳・会社員)大人びた部分と幼い部分、成長とは一気に前者が10になるのではなく、その割合が徐々に変わっていくもの。でも、その変化の度合いが大きいと大人はびっくりしてしまいますね。5歳の娘が相談員に…「当時5歳だった娘が検診で発達の遅れを指摘されました。そこで、簡単な知能検査みたいなのをやることになったんですね。日常生活の常識を問うようなこんな質問が出ました。『お天気の良い日、モモちゃんはバッグと傘を持って出かけました。さて、なにかおかしい部分はあるかな?』。相談員さんも私も、ドキドキしながら回答を待ちましたが、娘はじーっと黙ったまま。相談員さんが優しく『晴れているのに、モモちゃんは何を持っていくんだろう?』と超ヒントを出してくれても黙っています。張りつめた空気のなか数十秒……何とも思わないのかなと不安な気持ちがむくむくと湧き上がってきた頃、突然、娘がフッと笑って『何言ってんの、傘なんか持っていくわけないでしょうが!』と言ったんです、いえ、言い放ったんです!それは、ウケる~、そんなの聞くまでもないでしょ、と言わんばかりの言い方で、相談員さんも思わず『ごめんごめん、そうだよねぇ、持っていかないよねぇ』と謝るほどでした。ちょっとおませな彼女の態度にとても安心したのを覚えています」(33歳・開発職)彼女にしたら「ナメんなよ」レベルの出来事だったのかもしれません。緊張から一転、胸をなでおろしたママと相談員さんの様子が目に浮かびます。特に、女の子は男の子よりも心身の成長がはやいですから、ドキッとさせられる発言が今後も多そうですね。以上、子どもが放った「忘れられない衝撃セリフ」でした。ご自分や知り合いのお子さん、甥っ子&姪っ子ちゃんが子どもでいる時期は今しかありません。彼らのユニークな言葉をメモしておくのもいいかもしれませんね。©Elizabethsalleebauer/Gettyimages©MoMo Productions/Gettyimages文・田中亜子
2021年05月05日前回 からのあらすじ(全3回)憧れのタワマンに夫とかわいい息子と暮らす私、「人生バラ色」と思っていたけれど、料理のことで私の育ちを見下される発言をされ…、だんだんと夫の本性が見えてきたのです。このことがきっかけで、夫が人のことを見下す人間なのだとようやく気付きました。私だけでなく、私の家族まで見下す夫を見て、私はある覚悟を決めたのです。\「モラハラ夫図鑑」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪▼「夫はモラハラかも?」と思ったら… 「離婚できない妻のモラハラ対処法」 連載Vol.1 【専門家監修】あなたの夫はモラハラ体質?その特徴や原因とは ▼ 「モラハラ夫図鑑」 過去連載記事優しかった夫…怒りスイッチは突然に/まさしの場合①人前で私にダメ出しする夫…横暴な態度に呆然/けいすけの場合①※この漫画は実話をべースにしたフィクションです。イラスト・ 久野砂糖
2020年05月01日ママ同士の会話では、友達なら気にならないような発言が気に障ったりします。子どもを前提とした付き合いであるママ友は、本音で語り合うことが難しいから会話に違和感が残ります。そこで、ママ友に思わずツッコミを入れたくなったエピソードを紹介しましょう。文・東城ゆず保育園に通っているから…「子どもが保育園に通っていたころなのですが、“みんな働いてるもんね”と話しているママがいました。私はそのとき働いていなかったので、正直とても気になりました。私が働いていないことを知らないんだろうけど、“働いていない人は暇でいいよね”とみんなが兼業主婦の悪口を話す様子に、当時は傷つきました」(Hさん・41歳女性)ママ友は相手の家庭事情が分かっているようで、心底までは分からない関係です。個人の価値観や思い込みで話すことがないようにしたいですね。根掘り葉掘り予定を…「あまり好きじゃないママに誘われ続けて、“その日は予定がある”とか“まだ予定が分からなくて”とはぐらかしていたのに、“じゃ、いつなら来れる?”と怯まない様子にすごいガッツだなと感心してしまいました」(Aさん・31歳女性)社交辞令で「また今度ね」と言ったことを本気にされてしまうこと、よくありますよね。それとなく距離をおきたいのに、相手が気がつかずに何度も顔を合わせると困ってしまいます。「××ちゃんのママが怖いから」と叱る「ママ友の子どもが電車の椅子をトランポリンみたいにして跳ねて遊んでいたんです。一緒にいるので注意しないわけにもいかず、“~~ちゃん、電車では我慢しようね”と注意したんです。ママ友は見ていたスマホをさっとしまい“××ちゃんママが怖いし、やめようね”と注意しました。……はあ? いくらなんでもその叱り方はないんじゃないですかね」(Wさん・38歳女性)同じ子育て中という立場であればなおさら、叱り方に違和感を覚えることもありますよね。しかも、他人を引き合いに出して子どもをしつけるとは……。信じられませんね。受け止め方がネガティブ「何かと受け止め方がネガティブなママがいます。自分の子の食べ物の好き嫌いを話した上で、“どうやって食べるようにした?”と質問をしてきたので、自分の家のやり方を話したんです。すると、“食べるようにならないのは、私の育て方が悪いのね”と話をまとめられました」(Kさん・32歳女性)ただでさえ気を遣うママ友関係なのに、そんなにネガティブな受け止め方をされると、余計に疲れてしまいますよね。悪口を散々言ったあとにフォロー「自分の言いたいことを散々話した上で、“いろいろ愚痴っちゃったけど、××ママもいいところがあるしね! みんなで仲良くしないと”とフォローしているママ友。自分の保身を図っている感じがして嫌ですね。」(Aさん・32歳女性)悪口を話したあと、自分の立場だけを守る発言をするママ友もいます。あなたも裏で何か言われているかもしれません。くれぐれもお気を付けて。余計なひと言「いつもひと言多いママがいて不愉快です。他のママに子どもを褒められたときのこと。自分の子どもなので、遠慮して“まあ、勉強は好きだからね。でもスポーツは……”と言ったときです。“そうそう。運動音痴だよね”と言われて、腹が立ちましたよ」(Nさん・29歳女性)相手の気持ちを考えない発言をする人は、ママ友同士でも当たり前に距離を置かれますよね。もう我慢できない… ママ友の「信じられないマウンティング」6選以上、ママ友にツッコミを入れようと思った発言6選でした。誤解を生まないように、日頃からトラブルを生まない距離感を意識できるといいですね。ストレスがたまる関係なら、一度見直してみることも必要です。©Henglein and Steets/gettyimages©SDI Productions/gettyimages
2020年03月29日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。今回は、息子の成長で驚いたことをお届けします♪息子のイヤイヤ期が絶賛継続中! 普段からゆびきりげんまんで「お約束」をすると、言うことをちゃんと聞いてくれます。その際「これを食べたらお風呂に入ろうね」とか「この本を読んだらおやすみしようね」とか、こちらから条件を提示することはあったのですが、まさか息子から条件をつけてくるとは……。 息子の成長に驚きつつ、奥さんと二人で爆笑してしまいました。 著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。Twitter:@yudai9cInstagram:@jyo_taro_san
2020年03月27日ベビーカレンダー編集部がおすすめの「妊娠・出産・育児マンガ」をご紹介♪ 今回はInstagramのフォロワー5万人超のユウコトリトリ(@yuko_toritori)さん。小学生と保育園児の3きょうだいを育てるワーママさんです。 今回は、小学生の長男くんの「最近の発言集」のお話です。 とりあえず134歳まで生きなくては……。 長生き出来るように頑張ります。 長男くんの純粋無垢な発言に、心が洗われるようです……! 「ぼくが100歳になってもだっこしてね」と言われたら、ジーンとしちゃいますよね。 ユウコトリトリさんの育児エピソードは、Instagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る ユウコトリトリ(@yuko_toritori)がシェアした投稿 - 2019年10月月27日午前7時04分PDT 著者:イラストレーター ユウコトリトリ2007年、2011年、2015年生まれの騒がしい三姉弟を子育て中のワーママ。Instagram(@yuko_toritori)にて、育児あるあるや日常の小ネタをカエル漫画でゆるっと更新中!Instagram:ユウコトリトリ@yuko_toritoriblog:「ユウコトリトリのカエルだったりヒトだったり」
2020年02月19日子どもにとってもっとも身近にいる親は、子どもにとっての最強の応援団です。しかし、なかには子どもの夢を阻んでしまう最凶の「ドリームキラー」になっている親もいる――。そう指摘するのは、「励ましの言葉」である「ペップトーク」の第一人者である、日本ペップトーク普及協会代表理事・岩﨑由純さん。親が子どものドリームキラーにならないために、どんなことに注意すればいいのでしょうか。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)子どもの努力とは無関係のことで、子どもの夢を断ち切らない子どもにとって「ドリームキラー」になってしまう親には、親の尺度による思い込みがあります。「宇宙飛行士になりたい」といった大きな夢を持っている子どもに対して、自分は勉強が苦手だったからと「無理に決まっている」などという親がいるのです。たしかに、遺伝の影響は小さくありません。でも、祖先から受け継がれながらも両親には現れていない素質が子どもには発現するということもあります。しかも、父親と母親の遺伝子の掛け合わせにより、子どもは両親とはまったくの別人になるもの。それこそ、「鳶が鷹を生む」ということは、まったく珍しいことではありません。それなのに、親が、環境や自分の遺伝子、ほんの数十年の人生のなかで培ってきた自分のものさしで子どもの可能性を奪ってしまう――つまりドリームキラーになってしまうということがよくあるのです。しかも、「わたしの子なんだから、無理に決まっている」というような遺伝のこと、あるいは「うちにはお金がないから」といった経済的なことは、子どもにはどうしようもないことです。自分の努力とは無関係な理由で夢を断ち切られるのは、子どもにとって本当につらいことなのです。夢に向かって頑張ることが他の可能性も広げる親が子どものドリームキラーにならないためには、子どもは自分とはまったく異なる別人であること、そして、子どもの努力ではどうにもならないことを理由に子どもの夢を断ち切ってはいけないことを親が認識することが大切です。その認識をしっかりすることで、子どもへの対応は自然に変わってきます。たしかに、子どもの夢によっては、経済的な問題が立ちはだかることもあるでしょう。それでも、子どものために最善を尽くしたり、親子で妥協点を探ったりすることはできるはずです。子どもが「宇宙飛行士になりたい」といった大きな夢を持っている場合にも、親の尺度で「絶対、無理!」なんていわず、心から応援することです。その応援を背に受けた子どもは、夢に向かって必死に頑張ることができる。そうやって、子どもの可能性というものは広がっていくのです。たしかに、宇宙飛行士になるという夢を叶えるのは本当に難しいでしょう。NASA(アメリカ航空宇宙局)の場合、その合格率は0.04〜0.08%ともいわれます。でも、その夢に向かって必死に勉強を続けられたとしたらどうでしょうか?たとえ宇宙飛行士にはなれなくとも、その勉強の成果として、それこそNASAやJAXA(宇宙航空研究開発機構)に就職できるかもしれない。あるいは、「プロ野球選手になりたい」という夢を持っている子どもの場合なら、その前に目指すのは甲子園出場でしょう。もちろん、その目標を叶えるのも簡単ではない。ほとんどの野球少年は、甲子園出場を果たすことなく野球をやめていきます。でも、大事なことは、甲子園に出場できたかどうかではありません。夢や目標に向かって頑張ったことこそが大事であって、その「頑張り方」を生かして、勉強や仕事、子育て、後の人生を頑張って生きられればいいのです。子どもが失敗したときこそ大きな成長のチャンスいずれにせよ、みなさんには、「夢に向かって努力するプロセスが大事」だと認識してほしい。もちろん、そのプロセスでは、子どもが失敗することもあれば壁にぶつかることもあるでしょう。そのときこそ親は「チャンスだ」と思ってほしいのです。子どもが打ち込んでいるスポーツの試合で勝てた、勉強の成果が出たというときには、一緒にただよろこんであげればいい。一方、試合に負けたりテストで大きなミスをしたりして子どもが落ち込んでいるようなときは、それこそ子どもにとって成長のチャンスです。そういうときは、間違っても、「なに負けてるの!」なんて責めるような言葉をかけるのはご法度です。子どもは悔しくて泣いているかもしれない。そのうえで親からそんな言葉をかけられては、子どもは努力をやめてしまい、打たれ弱い人間になってしまうはずです。子どもにとってのドリームキラーにならないために親がやるべきことは、なにより子どもを支えてあげることです。まずは、「悔しかったよね」と、子どもに寄り添ってあげる。加えて、本番までにもっとやるべきことがあったのだろうか、準備したことが間違っていたのだろうか、なにか足りないものがあったのだろうか、と子どもに考えさせるのです。「いま、本気で考えるチャンスだよ」と、次への努力へとつながる道を示してあげてください。『相手の結果を100%引き出す 実践!ペップトーク』岩﨑由純 監修・浦上大輔 著/フォレスト出版(2019)■ 日本ペップトーク普及協会代表理事・岩﨑由純さん インタビュー記事一覧第1回:子どもの成功も失敗も、親の言葉がけ次第!「ペップトーク」が持つすごい力とは第2回:子どもの夢を断ち切っているのは親かもしれない。注意すべき「ドリームキラー」発言第3回:「わたしの子=わたしのもの」と思ってはダメ。“傾聴力”で子育てはもっとうまくいく!(※近日公開)第4回:本番に強いか弱いかは価値観で決まる。「緊張を味方につける方法」の教え方(※近日公開)【プロフィール】岩﨑由純(いわさき・よしずみ)1959年10月10日生まれ、山口県出身。一般社団法人日本ペップトーク普及協会代表理事。NECレッドロケッツ・コンディショニングアドバイザー。日本体育大学体育学部体育学科卒業後に渡米し、米シラキューズ大学大学院体育学専攻科修士課程修了。日本初の「アスレチックトレーナー」として数々のスポーツ現場で活躍。アメリカ留学中に、ペップトークの迫力・思い・魅力を体感し、現在はスポーツの他、教育・ビジネスの世界にペップトークを普及するため精力的に講演活動を行っている。主な著書に『子どもの心に響く励ましの言葉がけ「ペップトーク」』(学事出版)、『想いが伝わるペップトーク』(いまじにあ出版)、『やる気をなくす悪魔の言葉VSやる気を起こす魔法の言葉』(中央経済社)、『心に響くコミュニケーション ペップトーク』(中央経済社)、『子どものココロを育てるコミュニケーション術』(東邦出版)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年01月27日パパイラストレーターのYUDAI9℃(ユウダイクド)と申します。今回は、2歳になる子どもの寝かしつけに苦労するパパの様子をお届けします。2歳児の寝かしつけは大変ですね。体力が有り余っているのか、布団の上を行ったり来たり。毎晩、格闘しています。 あまりにも寝付かないため、寝たふりを決め込み「パパはもう寝たよ〜」アピールをしているのですが、子どもの突拍子もない発言に思わず吹きだしてしまい、これまでの努力が水の泡……なんてことも少なくありません。毎晩、寝かしつけは子どもとの戦いですね。でも、そんなやりとりをしている間に僕のほうが先に寝てしまうことも多いです。無念! ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡著者:イラストレーター YUDAI9℃2017年6月4日生まれの男の子を子育て中のパパイラストレーター。奥さんと子どもにどうにかして好かれたい一心で、毎日生きている。普段はこぶたのキャラクター「ポトフスキー」を描いている。Twitter:@yudai9cInstagram:@jyo_taro_san
2019年11月08日授業中、積極的に手を挙げて発言する子どもがいる一方で、やる気がないのか、それとも恥ずかしがっているだけなのか、ほとんど手を挙げない子どももいます。自分の子どもが後者の場合、「どうして手を挙げないのだろうか……」と心配になってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。今回は、子どもが授業で手を挙げない理由や、改善策についてご紹介しましょう。子どもが「手を挙げない」ことに悩む親は多い「授業参観に行ったら、子どもがまったく手を挙げない」「家では解けていた問題が出されたのに、手を挙げない」「担任の先生に『授業ではほとんど手を挙げないんです』と言われてしまった」など、子どもが手を挙げないことについて悩む親は多いものです。答えがわからないから手を挙げないのならまだしも、答えがわかっているはずなのに手を挙げないとなると、つい「どうして手を挙げないの!」「もっと積極的に授業に参加しないとダメでしょ!」と頭ごなしに怒ってしまうこともあるかもしれません。しかし、まずは、なぜ子どもが手を挙げないのか考えてみてはいかがでしょう。なぜ手を挙げないの?子どもが手を挙げない理由には、以下のケースが考えられます。●恥ずかしがり屋である手を挙げて指名され、自分の考えや答えを発表することを「恥ずかしい」と思っているケースです。教育評論家の親野智可等氏は、こうした恥ずかしがり屋でおとなしい、引っ込み思案な性格の子どもは、ひとつのクラスに何割か必ずいると言います。親野氏いわく、そのような性格の子どもにとって、授業中に手を挙げて発表するというのは、大人が思っている以上に大変なことなのだそう。それを親や先生に強制されたとしたら、子どもにとってかなりの苦痛になってしまいます。●内弁慶な性格である「家ではうるさいくらいにしゃべっているのに、授業や集団活動になると借りてきた猫のようにおとなしくなる」といった内弁慶な性格であることから、手を挙げることができないケースです。白梅学園大学子ども学部や鎌倉女子大学児童学部等で非常勤講師を勤め、発達心理学・保育学が専門の塚崎京子氏によると、内弁慶な子どもは、自分が人前に立ったときに相手がどう思うかを非常に気にする傾向があるため、手を挙げることを避けてしまうのだそう。●周囲との関係に不安がある友だちや家族とケンカしてしまった、うまくいっていないなど、周囲との人間関係に不安を抱えていることから、手を挙げることができなくなっているケースです。公益財団法人・愛知県教育振興会によると、子どもは自分が周囲の人々に「受け入れられている」と感じたとき、心を開いて自分を外へ出すことができるそうです。授業中、クラスメートの前で「手を挙げる」という活動も、その表れであるとのこと。そのため、何らかの事情によって「自分は受け入れられていない」と感じている子どもは、積極的に手を挙げることができない場合もあるのです。手を挙げられるようになるためのポイント子どもが手を挙げられるようになるため、親は以下のポイントを意識してみましょう。●子どもが得意なことを褒めて伸ばすスポーツや歌、お絵かきなど何でもいいので、子どもが好きなこと・得意なことを伸ばしてあげましょう。保育士として15年以上保育業務に関わっている市川由美子氏によると、好きなことに没頭して親に「よくできたね!」などと褒められた子どもは、好きなことをきっかけに行動範囲を広げられるようになり、恥ずかしがらずに堂々と振る舞うことができるようになるそう。そこから、自信を持っておしゃべりができるようになり、手を挙げるなどの能動的な行動にも抵抗がなくなっていくのです。また、恥ずかしがり屋の子どもは、大勢の前で緊張してしまう傾向にあるため、はじめは少人数のグループで得意なことをして遊ぶ経験を積み、自分らしさを発揮できる場所を作ることで、自信が持てるようになるそうです。●「手を挙げたくない」という気持ちを受け止める子どもがなぜ手を挙げたくないのかという理由を聞き、その気持ちを受け止めることも大切です。例えば、子どもが「答えはわかっていたけど、手を挙げるのが恥ずかしかったんだよ」と言ったら、「そうだったんだね。みんなのお母さんやお父さんも来ていたし、緊張しちゃうよね」と共感しつつ受け止めてあげましょう。私立小・中学校に23年間勤務後、作家・教育評論家として活動している中井俊已氏によると、そうして子どもの気持ちを受け止めたうえで「ノートにはきちんと答えが書けていたね」「正しい姿勢で授業が聞けていたね」などと、違う視点から子どもを褒めると、子どもは自信がつき「もっと頑張って授業を受けよう」と思えるそう。自信がつくことで、やがて手を挙げて発言できるようにもなっていきます。●失敗や間違いを責めない前出の中井氏は、学校の授業について次のように述べています。教員は、授業中、みんなで協力し合い、よいところを伸ばし合う雰囲気をつくろうと努力しています。誰かが間違ったことは、クラス内で共有して、みんなで理解できればよいのです。(引用元:ベネッセ教育情報サイト|学校と子どものことがよくわかる!授業参観のチェックポイント【後編】)授業では、みんなで協力して正解までたどりつくことが大切であり、発言が正解である必要はありません。失敗や不正解を恐れると、子どもはますます発言できなくなってしまいます。子どもが何か失敗したり、間違ったりしたときは、責めることなく「自分の考えを言えてえらかったね」「正解に辿り着くためにはどうすればいいと思う?」などと、ポジティブな言葉をかけることを心がけましょう。また、「○○ちゃんは何度も手を挙げていたのに、どうして手を挙げなかったの?」などと、人と比較することもNGだと中井氏は言います。人と比較する言葉をかけていると、子どもは順位ばかりを気にするようになったり、1番以外はダメだという思考になったりしてしまうのだそう。「去年よりもノートのとり方がわかりやすいね」「教室内の掲示物、すごく上手に作れていたね」のように、誰かと比べることなく、子ども自身の成長を見つけて褒めてあげましょう。***積極的に手を挙げるのは良いことですが、だからといって「手を挙げない=出来が悪い、やる気がない」というわけではありません。手を挙げるように強いるのではなく、それ以外の子どもの長所に目を向け、伸ばしてあげることも大切なのです。文/田口 るい(参考)ベネッセ教育情報サイト|恥ずかしがりやで授業中に手をあげるなど積極性がありません[教えて!親野先生]ベネッセ教育情報サイト|恥ずかしがり屋の子どもへのNG対処法とOK対処法ベネッセ教育情報サイト|学校と子どものことがよくわかる!授業参観のチェックポイント【前編】ベネッセ教育情報サイト|学校と子どものことがよくわかる!授業参観のチェックポイント【後編】東洋経済オンライン|4月授業参観に「行くだけの親」が見落とす本質公益財団法人 愛知県教育振興会|授業中、挙手をしないZ会さぽナビ|子どものココロジー 引っ込み思案な子
2019年08月23日初めておしゃべりした言葉は「どじょー」でだった娘ですが、それから数年、今ではペラペラと大人顔負けのしゃべりっぷり。そんな娘から、最近言われたショックな言葉を思い出しました。しばらく服脱ぐ度に「ぺったんこか…」と鏡で尻を眺めたアラフォー。子どもって素直だから直球で感想言ってきますよね。それは自分の子だけに限らず、他所の子も同じのようで、幼稚園のお迎えバスを待っていた時の事…子どもってよく見てるなーと面白くて笑っちゃったんですが(実際滅茶苦茶ヘビロテしてたズボンだった)、言った子のママはさぞヒヤっとした事でしょう(笑)子どものショックな言葉は自分に向かって言われる方が、まだマシかもしれないと思った出来事でした。
2019年06月11日ウーマンエキサイトで人気連載中のモチコさんの記事 「『あの子、嫌い』という子どもの発言…親はどこまで口出していいの?」 には、ある日突然、娘ちゃんが幼稚園のお友だちのことを「嫌い」と言い出してしまったエピソードについて書かれていました。保育園や幼稚園は集団生活の始まりの場所です。小さな子ども同士だから、けんかやトラブルが起きることは当然だと思います。だけど、いきなり「嫌い」という強い言葉が出てくると大人はびっくりしてしまいますよね。そこで今回のアンケートでは、子どもの発言に悩んだことがあるかどうか。また、子どもの発言に関するエピソードについて聞いてみました。■子どもの発言に悩んだことあるが、約8割!子どもの発言に悩んだことがあるかアンケートを実施したところ、一番多い回答が「とてもある」48%、そして「たまにある」33%と続きました。上位の回答を合わせると、約8割の人が悩みを抱えているという結果に。「少しだけある」も合わせると、今回のアンケートでは87%もの人が、子どもの発言を気にしていることがわかります。Q1.子どもの発言にどう答えるか悩んだことはありますか?とてもある 48%たまにある 33%少しだけある 6%ほとんどない 7%その他 6%集団生活はお友だちと遊んだり、家庭ではできないことを経験できたりなど、たくさんのメリットがあります。しかし、家庭という小さな集団で生活してきた子どもにとっては、個人差はあるといえストレスを感じることもあるでしょう。お友だちとのけんかだったり、自分の思うようにできないことへの憤りだったり…。それらが子どものなかで積もることによって、大人がドキッとするような発言につながっていることもあるかもしれません。では、保護者の方は、子どものどんな発言に悩んでいるのでしょうか? 具体的なエピソードを見てみましょう。■「あの子、嫌い!」友だちへの拒絶に悩む親たち集団生活が始まると子どもにも人間関係ができ、そうなると「合う」「合わない」といった相性の問題からも避けては通れないのだと思います。大人であれば、「必要以上に関わらないようにする」などといった対策を自分で取ることができます。また、「嫌い」などの強い言葉を本人に言うこともないでしょう。でも、子どもはまだ発達の途中ということもあり、お友だちとの距離感を見誤ってしまうこともしばしばあるようで…。「3歳の息子の話です。遊ぶ女の子とはケンカが絶えず、会うと必ず揉めます。家でたまに『●●ちゃん嫌い!』とか『●●ちゃんにはコレ貸さないよ〜』と言うので、何とも言えずどうしたものかと思います。女の子に拒否されてしまう息子を見ると親としても悲しくなるので、息子がそう言うのもわからんでもない。ただ、仲良く遊べるときもあるのですが…」「年少のときから仲の良い双子の友だちがいるのですが、その子たちが、娘とケンカすると『キライ!』『もう遊ばない!』『嫌な子!』と言われることが。うちの娘は悲しそうな顔で何も言わず、泣くことを我慢していました。ケンカの原因はうちの娘にも悪い部分もあるので、『次から気をつけようね』という言葉がけしかできませんでした」「このあいだまで、『○○ちゃん大好き!』って言っていたのに、最近は『○○ちゃんはもう飽きた!』って言うんです。嫌い怖いもそうですが『飽きた!』はさすがに良くないし、お友だちに直接言わないように言いましたが、伝わってない様子…」仲良く遊んでいたのにちょっとしたことでタイミングが合わなくなったり、相手の拒否が強すぎてもめたり…。そんなとき、まだそんなに語彙の多くない子どもは「嫌い」という言葉で自分の感情をなんとか表そうとしているのかもしれません。「うちは小学4年生になりますが、同じように、『●●ちゃん嫌い!』と言ったり、芸能人も『この人嫌い』」とハッキリ言っちゃうので、わざわざ嫌いな人言わんでエエよと伝えてます。あまり聞きたくないですよねぇ。でも翌日に遊んで、『やっぱそんな嫌いじゃないわ』なんてケロッと言ってて、同じだなぁと思いました!」汚い言葉や気持ちよくない言葉を子どもが使ったときに、その言葉が相手を傷つけることは伝えていきたいところです。でもモチコさんのエピソードと同じように「嫌い」と言っていても、すぐまた一緒に遊んでいたというコメントも寄せられました。あまり深刻にならなくてもいいのかもしれませんが、でも、もしかしたら、なにか困りごとのサインという場合もあるかもしれない…。考え出すと止まりません!そして、本当にお友だち同士で問題が起こっている場合であっても、どこまで親が口を出していいのかも悩ましいところです。■子どもがだれかと比較するのは親が原因!?大人が不安に感じる子どもの発言は「嫌い」という言葉以外にもあります。たとえば、できる子とできない子を比べたり、友だちを「悪い子」だと断定したり…。小学生くらいのお子さんになってくると、あえて相手を傷つけるような言葉を使うこともあるようで、みなさん悩まれている様子…。どのように子どもの発言と向き合っていくのがいいのでしょうか。「幼稚園のとき『●●ちゃんはあれができなかった』『●●くんが怒られた』というマイナスな発言を聞くようになりました。きっとそこまでには何か理由があると思うけど、何だかモヤモヤ。でも考えたら親である私が『このあいだはこれできたのに、何でできなかったの?』など、他人や過去のことと比べる言葉をたくさん使っていたからだと気付きました。それからはなるべく褒めることを優先するようにしています。『いろんな子に優しくできると、すてきだよね!』など、なるべく具体的に」「わが家の息子は甘えん坊。できることも『ママ~お願い』とかわいく頼んで来ることもしばしば…。そこでまわりの大人が『4歳でしょ? できないの?』など言ってたら、ある日『●●くん、5歳なのにおしゃべりできないんだよ?』と…。成長のスピードはそれぞれだと言うことをわかりやすく伝えましたが、ドキッとさせられた発言でした」ご紹介したエピソードは、子どもの発言から、叱り方など親の側の普段の発言について考えさせられたというパターンです。子どもを注意するとき、ついつい「あの子はこんなこともうできているよ」とできる子を引き合いに出してしまったり、「昨日はちゃんとできたでしょ!」と過去と比較してしまったり…。子どもは良いことも悪いことも、どんどん吸収していきます。それこそ、小さい子どもは善悪の判断もあいまいで、覚えた言葉をただ使いたいだけという側面すらあるかもしれません。だから大人のほうこそ、普段の言い方を気をつけなければ…とあらためて感じました。「ある日、息子が『●●君な、悪い子やねん』と、その子のことを家で話し始めました。『だってな、みんなが座ってるときに立ってるし、並ばなアカンときに並んでないねん』と。少し返答に迷いましたが『じゃあ、息子はなにもかも全部カンペキにできる? 先生に注意されたりしない?』と聞くと、『あ、ホンマや、僕と一緒や!』と妙に納得した顔をしていました。このときは『みんな同じなんだよ』と教えてみました」「できることとできないことがあるのはみんな同じ」であり、「得意不得意は人それぞれ」…。大人になった今だからそう思えますが、成長途中の子どもにとっては、いろいろ経験して学ぶことのひとつなのだと思います。■子どもにとっての味方でいるために。親ができることは?ただ、家庭内で思ったことをなんでも言えるのは、子どもにとって悪いことではないような気がします。小学生、中学生と成長をしていって、もっと困ったことに直面したとき、相談をしてもらえないほうが親はつらいのではないでしょうか。ただ、「嫌い」という言葉はあまり聞いていて気持ちがよくない言葉。だから「どうにかしたい」と思うのもわかります。親はそのとき、どんな対応ができるのでしょうか?▼子どもなりの思いを聞く。嫌いは苦手野菜と一緒?「子どもには子どもなりの思いがあっての発言だと思うので、母親としては一旦は受け止めたいとおもいます。家の中でだけは、本音で話させてあげたいので」「うちも『嫌い』って言うときありました! とりあえず子どもの気持ちを肯定してあげます。そのあと話の前後の繋がりで相手目線からのお話をし、その子のいいところを聞いてます。嫌いじゃなくて苦手って言えるように誘導したり…小さいころは、苦手野菜と同じような感覚かなと」「まずは親の主観を挟まず、しっかり聞いてあげるように心がけてます。同じトラブルが数回あったとき、はじめて、対処方法を一緒に考えたり、先生に相談したりするようにしてます。子どもは、幼いうちは気まぐれで大人が思うほど、深刻な問題は少ないように思います。8年育児をしてきて、いまだからこそ、そう思います。幼少期は、小さなことで、いちいち振り回されてました」苦手野菜と同じような感覚の「嫌い」。これは、少し気がラクになりますね! まずは、子どもの主張に耳をかたむけることが、基本であって一番大切なことなのかも。▼子どもの言葉に親ができる具体策はある?子どもの発言に対しての具体的な対応案もいろいろと寄せられました。「いろんなところから仕入れてくる言葉のなかでも、相手に対して攻撃的な言葉は、やはりドキッとします。年長になった娘に、きちんと意味が説明できるように、私が昔に使っていた分厚い辞書を手元に置くようにしました。本が好きな娘には良かったようです。なぜなぜにも答えられ、親も助かっています。きちんと意味をわかって言葉を使える、相手にどんな風に届くのかを想像できるような大人に育って欲しいです」「習いごと先に苦手な子がいたようです。行きたがらないので『●●くんが苦手なの?』って聞いたら、『うん』と言ったので、曜日を変更しました。苦手な子がいるからといって、習い事まで嫌になるのは私もどうなのかなぁと思ったので」子どもの性格や普段の親子関係から、家庭にあった対応ができるのは理想的だなと思いました。習いごとなど、時間や曜日を変更することが可能な場合は、一度離れてみるという手もありますよね。子どもはたくさんの言葉をテレビやお友だちからインプットして、使ってみようとしますよね。だから、家庭ではできるだけ気持ちいいポジティブな言葉を使ってみると、子どももどんどん使ってみるような気がします。逆に、自身が子どものころ頭ごなしに「そういうことは言っちゃダメ」と注意され、傷ついたというエピソードもありました。「私が幼稚園のころ、母に『(私が)イヤって言ってることやるから、●●ちゃん嫌い』と話をしました。しかし母は私に『そういうこと言っちゃダメ!』とひと言。私は『そうなの? そうしたら先生にお話してみたらどうかな? でもお友だちに嫌いなんて言ったら悲しむよ』などの言葉が返ってくると思っていたのですが、まさかの返し。母は私の味方ではないのかとトラウマになってしまいました。自分の子どもには、同じ思いをさせないようにしたいと心から思いました」自分が子どものころに親から受けた対応って、けっこう覚えているものなんですよね…。それに納得がいっていなければなおさらです。家族に弱いところを見せられたり、愚痴が言えたりするのは、きっと家庭が安全地帯になっている証拠の気がします。まずは自分の気持ちを吐露できる場を作れていたことで親としての第一関門は突破できたと思えると、少し気持ちも落ち着きそう。子どもの意見にはしっかり耳を傾けつつ、必要なときにはアドバイスをし、基本的には見守ってあげられる…。こんな親を目指したいところだけれど、でもこれらは、大人同士のつきあいだって簡単なことじゃないですよね。「あの子、嫌い」は、子どもが家庭から外に踏み出していくなかで出会うチャレンジの1つかもしれません。人付き合いは一生続いていく課題でもあり、力にもなる。だから親子で一緒に、成長していかれるといいですね。Q1. 子どもの発言にどう答えるか悩んだことはありますか?回答数:206Q2. 子どもの発言についてエピソードやご意見を教えてください回答数:46アンケート集計期間:2019/3/21~4/18
2019年06月03日ウーマンエキサイトの読者のみなさま、こんにちはちょっ子です。私は手帳に日々のスケジュールだけではなく息子・きゃん太の様子などもちょこちょこ記録しています。小学生となった今では口が達者でボキャブラリーも豊富なきゃん太ですが先日、ふと彼の2~3歳頃の記録を読み返してみるとそれは言葉がまだまだ拙いゆえのシュール&キュートさであふれていたのです…。今回はそんな幼かったきゃん太の言動から、いくつかご紹介します。 「両親と自分の名前、言えるかな?」彼にももちろん、両親と自分の名前を正しく言えない時期があったんです。自身の名においては、ミドルネームや父の名を入れるなど独自のアレンジを展開。不覚にもカッコイイ…と思ってしまいました。 「パパとママのどこが好き?」メガネごと(私は普段メガネをかけています)、オナラまでも愛してるってことだよね…って思いたい。 「将来の夢は?」なぜ食べたことすらないビビンバになりたいと言い出したのかはいまだ深い謎に包まれています。もう今は聞くことのできない、こんなシュールな受け答え。思い出しては懐かしさとオモシロさで胸がキュンとしてしまいます。
2019年02月15日もうすぐクリスマスですね! どこに行ってもクリスマスムード一色で、私も子どもたちもワクワクしています。今回はクリスマスのイルミネーションを見た、わが家の子どもたちの面白発言を紹介します。去年は赤ちゃんだった次男はともかく、長男はクリスマスのこと分かっていると思ってたのですが「派手な装飾=誕生日」だと認識したようです。そこら中で目にする「Merry Christmas」も「Happy Birthday」も子どもにとっては同じように見えますよね。分かる、分かる。この後キリストさんの誕生日について説明してみましたが、私の知識がなさすぎて断念しました。長男が大きくなったら自分でググって欲しいです。それでは皆さま、楽しいクリスマスをお過ごしください♪
2017年12月20日子ども同士のケンカの原因はさまざまですが、親のふとした発言がきっかけになることもありえます。子ども同士のけんかに発達したり、さらに意図せずしていじめっこにしないためにも、気をつけたいフレーズを実例とともに紹介します。■教材費タダでうらやましい「子どもとスーパーへ行ったとき、たまたまママ友Cさんに会いました。野菜が高くて大変よね、という話から家計が厳しいなど、よくある世間話に。そのときに『母子家庭は教材費とかタダでうらやましいわ~』なんて不用意な発言をしてしまって…。それを子どもが聞いていて、Cさんの子に『お金がかからなくていいね』と言っちゃったらしいんです。先生から聞いて、相手の家へ謝りに行きました」(31歳・小学1年生のママ)子どもは言葉の意味もわからずに、ただ聞いたことをストレートに伝えてしまうことがあります。しかし、それで誰かを傷つけてしまうのは避けたいですよね。さらにママ自身もその言葉に悪気がなかったとしても、相手を不快にさせ、さらに偏見を持っていると、とらえられるかもしれません。さいわい、このことはいじめには発展しなかったそうです。でも、私の友だちのシングルマザーも同様の経験をしたことがあるそう。そのときは子どもがからかわれてしまい、「つらい思いをさせてしまった」と悲しげに話してくれました。■あのマンション、お金持ちばかりでしょ「近所に大きな新築マンションができたとき、ママ友とも話題になりました。チラシによれば設備も最新で、高収入じゃないと住めないような価格。お茶会でも『あのマンション、かなり高級だからお金持ちばかりでしょ』なんて、うらやましがっていました。それを聞いた息子が、学校で『Aくんはお金持ちなんだよ!』と言いふらしたそうです。そのひと言でクラスの中でちょっとした騒ぎに。息子のクラスに、そのマンションへ引っ越してきた子がいたなんて知りませんでした」(32歳・小学4年生のママ)今回のケースでは、「お金持ちなのに、普通の鉛筆なんか使ってる~」とからかわれたり、「こんな遊びはお金持ちにはつまらないでしょ」と避けられたりしたそうです。テレビや雑誌などで豪邸を見れば「あんな家に住みたい」、セレブの生活を見て「お金があってうらやましい」と思う…。それは不思議なことではないのですが、お金持ちといわれることをよろこばない人もいます。また、子どもにとってはからかうネタにもなりやすいので気をつけましょう。■寂しいだろうから、うちに来るようにいったら?「息子の友だちFくんのママは看護師さん。夜勤のときは、パパが帰るまでひとりで過ごすこともあるそうです。とてもいい子だし、ひとりはかわいそうだと思って、『ママが働いているとFくんは寂しいだろうからうちに来るようにいったら?』といいました。私は専業主婦で家にいるし、息子の遊び相手にもなるからいいかな、と思って。でも、息子はその子のことを『寂しい子=暗い』と勘違いしてしまったんです。しばらくその子がうちに来ないので聞いてみたら、『暗い子と一緒に遊ぶのはつまらない』と言い出して…。余計なことを言わなければよかったと後悔しました」(36歳・小学3年生のママ)小さな子がひとりで留守番していると聞けば、同じママとして「できることをしてあげたい」と思うかもしれません。一見、親切そうにみえるけれど、子どもに変な先入観を植え付けることになりかねません。ましてや相手方にも事情があること。本当に助けになりたいと思うときには、相手から依頼されたときに親同士だけで話し合うほうがいいでしょう。どれも悪気もなく発しられたフレーズかもしれません。でも、子どもには意図しない形で伝わってしまうこともあります。またママの心の中にある、ねたみ、マウンティングといったブラックな感情を子どもが敏感に察することも。親の会話を子どもは意外と聞いているものです。ママ自身が持つ偏見は、子どもに連鎖しているかもしれません。自分の子どもをいじめっこにしないために、子ども同士の友情を壊してしまわないために、十分注意しましょう。そして同時に、自分の心の中にあるブラックな感情の正体をつきとめて、できれば退治してあげてくださいね。
2017年04月19日保護者会や子ども会など、ママになってからも人前で発言する機会は多々ありますが、自分の「伝えたいこと」がうまく伝わらないと、もどかしく、悲しいものです。今回は、自分の言いたいことを上手に伝えるための、ちょっとした発言のコツを紹介します。■話の「肝」は最初に!「わかりやすく説明しなくちゃ!」と思うと、どうしても前置きが長くなりがちです。しかしそれでは、話の要点がわかりにくくなってしまいます。「アレがこうしたから、コレがこうなって…。それから○○したので、結局ソレは××になりました」こうして先に理由やプロセスの述べるのではなく、まずは話の「肝」である「ソレは××になりました」を先に伝えると、本当に大切な部分を、聞き手にしっかり伝えることができます。ドラマチックに話したい、話にオチをつけて笑わせたい…といったケースは別として、とにかく「伝えたいこと」を正しく伝えたい場面では、原因や経過はあとまわし。先に結果や結論を言うように意識してみましょう。「○○は××です!」と話の要点を最初に伝えたものの、それから理由・経過の説明をうまく続けられない…。そんなときは、「なぜなら」「たとえば」「もし」「だから」の4つのフレーズを意識すると、話をスムーズに進めることができます。理由を伝えたいなら「なぜなら~だからです」、仮定の話をして結論を補足したいなら「もし~なら…」とつないでいけば、自然と話をわかりやすく組み立てられます。 ■曖昧な発言を避ける「たぶん」や「~と思う」といった曖昧な言い方は、話の内容を伝わりにくくしてしまいます。こういった曖昧フレーズの連発は自信がなさそうな印象にもつながりますので、発言するときは曖昧フレーズを避け、言い切るように心がけましょう。また、曖昧な情報を話に盛り込むと、それに伴って曖昧フレーズが増えてしまいます。そのため、自信を持って断言できる内容を選んで話すことも大切です。「伝えたいこと」をほかの人に正しく伝えるためには、自分自身が「伝えたいことは何か?」をきちんと確認する必要があります。■しっかり相手を見る!話し手の視線が宙をさまよっていると、聞き手は集中して話を聞いてくれません。できればしっかりと相手の目を見るのが理想ですが、目を見るのが苦手なら、相手の顔のあたりに視線を注ぐだけでもOK。相手の反応も把握しながら話すように意識しましょう。私自身、あまり話が得意な方ではないため、「それで?」「だから、何が言いたいの?」なんて言われて、悔しい思いをしたことも多々あります。そして恥ずかしながら、以前は「もっとちゃんと聞いてよ!」と、伝わらないことを聞き手のせいにしていました。しかし、今回紹介したコツを意識しはじめてからは、周囲の反応が少し変わったように感じています。「わかりやすく伝えよう」と工夫すれば、相手も「しっかり聞こう」と努力してくれるのかもしれません。
2016年09月05日『子ども用ハーネスは奴隷制度を思い出させる』。かつて、ワイドショーの司会者がこう発言したことが話題になったのをご存じですか?子ども用ハーネスとは、歩き始めの幼児などに取り付ける迷子ヒモのことです。子どもが思わぬ方向に急に走り出しても、ハーネスをつけていれば大丈夫。最近ではリュックタイプのものや天使の羽をあしらったものなど、機能性・デザイン性もバッチリの商品が出ており、やんちゃなお子さんの育児に奮闘するママたちに重宝されています。しかしその一方で、その使用については販売開始当初からかなりの賛否両論が繰り広げられてきました。冒頭の奴隷制度発言のように、子どもの養育にとって適切とはいえないのではないかという意見も後をたちません。今回は、育児中のパパ・ママたちに「子ども用ハーネスについてズバリどう思う?」と直撃インタビューしてみました。●賛成派は「子どもの命を守れるのは親だけ」「育児には絶対必要」実際によく動くお子さんを育てたことがあるママ・パパたちからは、賛成の声が多く上がりました。『子ども用ハーネス、使いたいと思ってます。2歳の息子がいるのですが、駐車場とかで急に消えてしまうことがしょっちゅうあるんです。ハーネスがあれば目の届かない場所には絶対に行けないわけですから、危険はなくなりますよね』(20代女性/事務職)『これに反対してる人って育児経験ないとしか思えませんよ。赤ちゃんを抱っこしながら2歳児をつれて、さらに両手に荷物を持って車から降りるときとかあるんですよ?子どもの命を第一に考えるなら、ハーネスは絶対必要な道具です 』(30代女性/薬局勤務)また、実際に使っていたという人からはこんな声も。『妻が出産するまでは自分も大反対でした。でも生まれてみたらまさかの双子。2人が同時にバラバラの方向に走って行ったりするんですよ。ひとりを追いかけているうちにもう片方が車道に出ていたことがあり、ハーネスを購入しました。知らない人から「かわいそう」とか、「犬みたい、虐待じゃないの」って言われたこともありますが、そういう人が子どもの命を守ってくれるわけじゃないですからね。腹がたちましたけど、ずっと使い続けていました』(40代男性/広告業)確かに、複数の子どもたちを同時に見なければならないような場合には重宝しそうですね。●反対派は『ペットみたいでかわいそう』『昔はこんなものなかった』『昔はこんなものなかった。ヒモでつながれている姿を見るとペットみたいでとても不快です 。そういう親に限ってスマホを見ていたりおしゃべりに夢中だったりと子どもをちゃんと見ていない。子どもをヒモでつなぐ前に、自分の手と目を離さない努力をすべきです』(40代男性/自営業)『買ったけれど、いざ装着してみるとやっぱりかわいそうで結局使いませんでした。そもそも、あちらこちらを探求して回って子どもは成長するもの。その成長の芽を摘み取っていることにほかならないのでは?』(20代女性/介護職員)反対派の意見の多くは「見た目がひどい」「かわいそう」というものでした。やはり、ヒモでつながれている姿からはあまりいいイメージが抱かれないようです。幼児教育のプロはこのようなコメントをしました。『ハーネスで繋いでいれば確かに安全ですよね。でもそのことによって、子どもにきちんと危機管理を教える機会がなくなります 。「車道に出たら危ないんだよ」「歩くときはママの手をしっかり握らないとダメだよ」ということをお子さんに伝えないまま、漫然とハーネスを繋いで安心しているママたちには大きな疑問を持ちます』(30代女性/幼稚園教諭)園で散歩に行く際も、日常的にハーネスを使っている家庭の子どもたちは先生と手を繋ぎたがらないことが多いとか。ハーネスに頼り過ぎると、どうして手を繋がなければいけないのかを理解できなくなってしまうのかもしれませんね。●ハーネスは「手を繋いだまま」「ヒモを短く持つ」がルール!ハーネス反対派の意見には「犬の散歩のように見える」という物が非常に多かったのですが、これは間違った使用法が蔓延しているから。ここで、子ども用ハーネスの正しい使い方をおさらいしておきましょう。子ども用ハーネスは、子供と手をつないだまま使うものです。ヒモは短め、地面に垂れ下がらないくらいの長さに調節しましょう。犬のハーネスのようにリードを長くのばして、子どもをずっと先に歩かせるという使い方はNG。伸ばしたヒモの間に別の子どもが引っかかって転んでしまうこともあります。また、使うシーンもあくまで人混みや道路を歩くときだけ。広場や公園など、子どもが自由に走り回ってもいい場所では外してあげるのが原則です。遊具にヒモが引っかかると窒息などの原因となることがあります。便利な道具でも、使用方法をを間違えると思わぬ事故につながります。もしも使うなら、正しい使い方をしっかり覚えておきましょう。----------いかがでしたか?賛成派も反対派も、子どもの命を第一に考えていることには変わりありません。時と場所、状況によっては、子ども用ハーネスで命を守ることも“アリ”の選択肢なのではないでしょうか。●文/パピマミ編集部
2016年07月21日セクハラ発言って基本的にどれもすごく不快だし、内容によっては、しばらく立ち直れないぐらい傷つく場合もありますよね。東京都議会での、女性議員に対するセクハラ野次騒動も記憶に新しいところ。野次を飛ばしておきながら、自分ではないとトボけていた人物にも、一緒になって笑った人たちにもムカついた!という女性は少なくないのでは?でも、一口にセクハラといっても、中には「本当どうしようもないな」とため息は出るものの、バカバカしすぎて怒る気にもなれない発言をする男性もいますよね。5歳児が汚いことを言い続けるみたいに、口を開くとつい下ネタが出ちゃう人とか。今回はそういう「子どもなの?おバカなの?」と言いたくなるようなセクハラ発言に唖然とした、女性の体験談を集めてみました。暑気払いを兼ねて、面倒なオジサンたちの寒~い下ネタを笑い飛ばしてはいかがでしょうか?◆どういう耳をしてるの?職場の先輩が『アナと雪の女王』を見たと話してたので、「3Dですか?」と言ったら「ED?」と聞き返されました。「いえ、3D…」と繰り返したら、にやにやして「びっくりした。何の話かと思った」とのこと。こっちのほうがびっくりしたんですけど。(31歳・営業)――何だ、その聞き間違い。そう聞こえちゃうってことは、それ系の問題によっぽど興味があるってことなんでしょうか…?と聞いたら、逆セクハラって言われちゃうかも!?◆結ぶのは初めて取引先に行ったとき、袖口にリボンがついた服を着てたら、顔見知りのオジサンが「ほどけてるよ。結んであげる」と言って直してくれた。そこまではいいけど「女の子の服のヒモをほどいたことはあるけど、結ぶのは初めてだ」って。「ああ…」と笑う以外、何もできなかった。(28歳・マスコミ)――オジサンって、何かこの手のことを言わなきゃいけないという義務感みたいなものを持っているんでしょうか?不快でも、他にコミュニケーションの取り方を知らないんだろうなと思うと、なぜか許せちゃったりするんですよね。甘やかすのも良くないですが。◆居酒屋の親父さん居酒屋で友達と飲んでるとき、1人が「朝の3時まで飲んでたから、まだ酒が抜けてない」と言ったら、料理を運んできた親父さんが「俺は4時までセックスしてたよ。嘘ぴょん」と一言。みんなが呆気に取られてるのを見て、笑顔で去って行った。(30歳・販売業)――かなりアレな発言ですが、あまりにアッケラカンと言われると、それが普通かと思っちゃうかも。でも、個人的にはお客さんに向かってこういうことを言うのも、オジサンが「嘘ぴょん」と言うのもアウトです。◆かぶせ気味に言わなくても…学生の頃、伯父に「何の勉強をしてるの?」と聞かれた。「地方のお祭りとか風俗とか」と言いかけたら、かぶせ気味に「風俗?風俗の勉強?」と言われた。(29歳・WEBディレクター)――何か勘違いしちゃったんでしょうね。きっと頭の中はそっちの妄想でいっぱいなんだろうなぁ。かわいそうに。◆ランクとサイズ新入社員の頃、歓迎会で上司が、私(痩せ型)に「君はA」、もう1人の新人(ぽっちゃり)には「君はCだね」。「何ですか?」と聞いたら、「顔のランクと胸のサイズ」とのこと。ムカついたけど、顔はほめてくれたんだと思ったら怒れませんでした。もう1人の子はノリが良くて「Dカップですけど」と言ってました。(26歳・事務職)――これは話だけ聞くとあり得ない!って感じですが、すごくシャイな上司で、お酒が入ったときだけ頑張って下ネタを言うタイプなので、ちょっとかわいかったそうです。顔をランク付けするのはあんまりだと思うけど…。◆関西ノリはNG学生の頃、関西出身の男の子が大声で「おはよー乳首!」と言いながら部室に入ってきた。女子はみんな呆然とし、男子たちが「バカ、早く謝れ」と怒ると彼は素直に謝って、その後しばらくショボンとしていた。彼の高校では、そういう感じのことを言うと女子がツッコミを入れてくれてたらしい。(34歳・営業職)――文化の違いってやつなのでしょうか?気の毒ですが、これは怒られても仕方がない。オジサンではないけど、オジサンたちに負けずとも劣らないエピソードなので入れてみました。いかがでしたか?笑えねーよ、どれも普通にセクハラだよって感じだったらすみません。でもまあ、本人には悪気はなくて、聞き間違いだったり、頭の中が下ネタで満杯だったり、不器用で他のことを言えなかったり…というのは往々にしてあるんだなーと。それを許していいとは思いませんが、時と場合によっては「かわいそうなオジサン」だと冷やかに笑って、受け流す心の広さを持ったほうが楽なのかなという気もします。でも、もちろん、本気で傷つくようなことを言われたら、抱え込まないで職場の相談窓口や労働局、法律家などに相談してくださいね。(文=Kawauso)もしあの人に○○といったら?言葉の力を診断【無料占い】
2014年08月13日非常識な発言や子どもっぽいことを彼から言われると、正直、ドン引きしちゃいませんか?それこそ、人前でありえない発言をされたら、一緒にいる自分まで恥をかいてしまうハメになってしまいます。しかし、そんなタイプの男性に限って、何を言っても聞く耳を持とうともしません。だからこそ、正しい対処法が必要なのです。彼をうまくまるめこむには、どうすればいいのか?その対処法をご紹介していきます。1.「俺はいくら払えばいい?」何をするにも損得勘定がはたらく彼氏がいると、彼女である自分まで恥ずかしい思いをするはめになりますよね。そんな男には、同じように恥をかいてわからせるべき!友だちなど、大勢がいる前で、彼女である自分がふたり分の支払いを済ませて、友だちには、「いつものことなの」と一言。反対に、人前にいるときだけ気前がいい彼氏には、「どうしたの?珍しいじゃん!」と笑顔で毒づいてみる。こういう男って、セコいくせに、プライドだけは無駄に高いのですよね。2.「(店員に向かって)早くしてくれない?」店員に対して偉そうな人って多いですよね。ただでさえ、見ているだけでも嫌な気分になるのに、それが彼氏となれば、なおさら気分が悪くなります。そんな彼氏には、小さい男だなということを行動で見せつけてあげましょう。偉そうにタメ口で喋る隣で、ゆっくりと丁寧な敬語で店員さんに話しかける。それでも彼氏が偉そうに喋り続けるようであれば、店員さんに「ごめんなさい、口のきき方がなっていないみたいで・・・」と、代わりに自分が謝ってみる。偉そうに喋っても男らしくない!むしろ、人として小さいよ!ということをわからせてあげるのです。3.「お前って本当にデブだよな」自分のことは棚に上げて、彼女の欠点ばかりついてくる。でも、そこでショックを受けた素振りを見せても仕方ありません。相手に対する思いやりがない男を前に、傷ついたアピールをしても無駄なのです。ここは、あえてあっけらかんとした態度をとっておきましょう。そのうえで、「〇〇くんは、それが私らしいって言ってくれるけどね?」と他の男性の名前を出してみるのも効果的かもしれません。4.「俺はもっとでかいことをしたいんだ」夢と口だけは大きく一人前の男って、自分に甘い人間です。しかし、ほとんどの場合が、口だけで行動が伴っていません。だからこそ、夢だけを語っちゃう男には、現実を見せてあげましょう。「じゃあ、それなりに貯金もしてるんだね?」「実現したら保険や税金の管理が大変そうだけどどうする予定なの?」と、逃げたくなるような現実問題をチクチク突き付けるのです。きっと、さっきまで大口叩いていた彼の口数が徐々に減っていくはずです。5.「俺は他のヤツと違うからさ」一般常識と違うことをするのが格好いいと思っている中二病的思考の彼氏に対して、変わってるねと言っても場合によっては褒め言葉としてとらえてしまいます。それほど、ポジティブなタイプなのです。なので、「何がすごいの?」「それって普通じゃない?」と、冷めたように言い放ちましょう。このような男性って、人と一緒にされるのをとても嫌がります。だからこそ、普通という言葉が1番心理的ダメージを受けやすいのです。6.「どっちでもいいから決めて」何もひとりでは決められない優柔不断な彼氏。どっちでもいいとか言っておきながら、彼女が選んだものに文句やケチをつけてくる。だからこそ、彼氏の「どっちでもいい」発言には徹底的に無反応でいましょう。きちんと自分で選んで決める癖をつけさせるためにも、徹底して無反応を貫きとおすのです。おわりに長い間、一緒にいればいるほど、引いてしまったり、イラッとしてしまう部分がでたりするのは、当たり前です。しかし、今後も彼とずっと長く一緒にいたいと思うのであれば、さまざまな対処法を駆使して、彼氏をしっかりとした男性に育てなおしてあげませんか?(LISA/ハウコレ)
2013年03月21日