モデルでタレントの中村アンと俳優の上川隆也が、ディズニー/ピクサー映画『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)で日本語吹き替え声優を務めることが18日、明らかになった。中村は声優初挑戦、上川はディズニー作品の声優初挑戦となる。日本でのディズニー/ピクサー歴代興収1位を記録した『ファインディング・ニモ』の冒険から1年後の世界を描く本作の主人公は、カクレクマノミのニモとマーリン親子の親友で忘れんぼうのナンヨウハギのドリー。ドリー役は室井滋、ニモの父マーリン役は木梨憲武がそれぞれ日本語吹き替えキャストを続投することがすでに発表されていたが、このたびジンベエザメのデスティニー役に中村、タコのハンク役に上川が決定した。中村は、声優の初挑戦について「ものすごくうれしかったです」と喜び、「『ファインディング・ニモ』はもちろん、ピクサーの映画は大好きで全部見ているので、本当に感動しました!」と感激。上川も、実は大のアニメーションだそうで、「思ってもいなかったオファーをいただき、ただただうれしかったです」と話している。中村が声を演じるデスティニーは、ドリーの家族探しのカギを握るジンベエザメの女の子。ドリーと同じくクジラ語を話すことができるが、サメなのに泳ぐのが苦手というかわいくてお茶目なキャラクターだ。中村はデスティニーについて「身体は大きいけれど、おっちょこちょいで明るくて、ドリーを助けようとする優しいサメ。みんながドリーを助ける姿から、思いやりが伝わったらいいなと思います」と語り、「クジラ語を話すシーンがとにかく難しかったです」と明かした。上川が声を演じるハンクは、ドリーと一緒に人間の世界で大冒険を繰り広げるキャラクター。ハンクは足が7本しかないタコで、ドリーの冒険に手を貸すがその目的は謎に包まれているというミステリアス一面も。上川は「ハンクは忍者のように擬態や変身もする面白いキャラクターで、きっと皆さんにも愛していただけると思います」とアピールし、「ハンクはしゃべっていても口が見えないので、そこが吹き替えの大きなハードルでした」とタコ役ならではの難しさも語った。(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年05月19日SMAPの稲垣吾郎が、23日(22:00~22:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『「SMAP×SMAP」プレゼンツ「やっぱり猫が好きすぎて…」~芸能人ねこ自慢グランプリ~』のMCを担当することが16日、明らかになった。この番組は、"自分の猫が世界一"と思って疑わない芸能人たちが、愛猫のベストショットVTRを撮影し、そこから「芸能人キングオブザキャット」を決めていくというもの。稲垣は20歳くらいから15年ほど猫を飼っていたという猫好きで、「(この番組の放送後)他の(SMAPの)メンバーのリアクションが怖いですね」と言いながら、猫への思いを大いに語っていく。スタジオに登場する猫好きゲストは、大杉漣、指原莉乃、佐藤健、大地真央、つるの剛士、室井滋。7匹も飼っているという大地は、それぞれの個性的な名前を紹介するほか、佐藤は自身が生まれてから実家を出るまで、ずっと飼っていたことを告白。元犬派だったという大杉はある映画での猫との運命の出会いを明かし、昨秋から飼い始めたばかりの指原も猫愛を語る。5匹飼っている室井は自分を起こしてくれる様子を撮影し、つるのも自身が撮影した映像で「芸能人キングオブザキャット」に参戦。ほかにも清水ミチコがものまねをすると寄ってくる猫を紹介し、MCの田中裕二や指原がかわいさに太鼓判を押すダレノガレ明美の猫も登場するなど、女優、俳優、芸人、アイドル各ジャンルからエントリーされる。また、スタジオには、CMで人気の「春馬くん」、映画で大ブレークした「あなごちゃん」といったタレント猫も登場。稲垣チームと田中チームに分かれ、カリスマ猫カメラマン・岩合光昭氏の指導のもと、写真撮影大会が行われる。
2016年05月16日ディズニー/ピクサーの傑作『ファインディング・ニモ』のその後を描く新作映画『ファインディング・ドリー』の予告編映像が公開になった。冒頭には、日本語版キャストを務める木梨憲武と室井滋が作品について語る映像も収録されている。予告編映像『ファインディング・ニモ』は、海を舞台に、カクレクマノミの父マーリンが、行方不明になってしまった息子ニモを探して大冒険を繰り広げる姿を描いた作品で、日本でも110億円もの興行収入をあげるほどのヒットを記録した。新作の『…ドリー』はタイトルの通り、ニモの親友で忘れんぼうのドリーが主人公で、彼女の家族を探すためにマーリンやニモたちが協力し、再び大冒険に出る。映像の冒頭には、日本語版でマーリンの声を演じる木梨と、ドリーの声を演じる室井が登場。ふたりが映画で声を演じるのは13年ぶりだが木梨は「いつかいつかとこの日が来るのを待っていました!」と語り、本作でついに“主役”になった室井は「夢みたい!前作よりもスケールアップしています!」と笑顔でコメントしている。室井のコメントの通り、続く予告編では、前作から遥かにスケールアップした映像を楽しむことができる。新作の舞台は、『…ニモ』の1年後。忘れんぼうのドリーは、マーリンやニモたちと仲良く暮らしていたが、ある日、突然に自分の家族のことを思い出して、自分の親を探すべく旅に出る。映像にはウミガメのクラッシュ親子などおなじみのキャラクターも登場。海の生き物たちの映像、海面をゆらめく光の表現もこれまで以上に繊細に描かれており、思わず息をのむ美しい映像になっている。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年03月09日『ファインディング・ニモ』の続編となるディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)の日本語吹き替え版の予告編が9日、公開された。ピクサー映画の中で、国内興行収入1位となる110億円を記録した『ファインディング・ニモ』から13年。前作のその後を描いた『ファインディング・ドリー』は、ニモとマーリン親子の親友で忘れんぼうのナンヨウハギ、ドリーが主人公となる。公開された予告編は、ニモの父・マーリン役の声優・木梨憲武と、本作の主役・ドリー役の室井滋の声が収録された映像。あわせて2人からのメッセージ映像も到着し、室井は「今回はドリーが主役で夢みたい! 前作よりもスケールアップしています!」と喜びを爆発させ、木梨憲武は「いつかいつかとこの日が来るのを待っていました! パート3は『ファインディング・マーリン』かもしれません!」とメッセージを寄せている。映像は、マーリンがドリーと共に、息子ニモを人間の世界から救出した冒険の旅から1年後、ニモとマーリンが眠っているシーンからスタート。「あー! そうだったー!」と家族の思い出を思い出したドリーは、「ねぇねぇ! 私のパパとママってどこに居るんだろう!」と大はしゃぎし、その謎を求めてドリーとニモとマーリンの冒険が始まる。さらに、前作でドリーとマーリンの助けとなったウミガメのクラッシュの親子も登場。東京ディズニーシーのアトラクション「タートルトーク」でも人気を博している彼に、「準備はいいかい?」と促されたマーリンは「ちょと待ったぁーー!」と絶叫する。同時に公開されたポスターでは、ドリーに寄り添うニモ、ドリーを心配そうに見つめるマーリン、そして、全然違う方を見ているドリーと、3匹のキャラクターを表現している。また、"ドリーの秘密は、人間の世界に隠されていた"というコピーと共に、向かって左上には、予告編にも登場した新たな仲間になるというジンベイザメのキャラクターも描かれている。(C)2016 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2016年03月09日社会現象にもなったディズニー/ピクサーの傑作『ファインディング・ニモ』のその後の物語を描く『ファインディング・ドリー』。この度、前作に続き声を担当した木梨憲武と室井滋のメッセージ入り日本語吹き替え版予告編が解禁された。舞台はカクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子・ニモを、人間の世界から救出した冒険の旅から1年後の世界。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」。ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら、再び大海原へと旅立つ。この夏、世界一有名な魚たちの奇跡の大冒険が幕を開ける――。日本での興行収入はピクサー史上No.1の110億円を記録した『ファインディング・ニモ』の続編を描く本作。13年の時を経て本作に挑んだのは、前作に引き続き、2度のアカデミー賞を受賞した鬼才アンドリュー・スタントン監督。スケールアップした驚くべき冒険と、家族や友情の大切さを描いた感動のストーリーを描いている。日本語吹き替え版には、前作に引き続きニモのお父さんマーリン役に木梨さん、本作の主役でニモとマーリンの親友で忘れんぼうのドリー役に室井さんが続投している。今回解禁された予告編は、この2人の声が収録され、さらにメッセージも寄せられた日本語吹き替え版の予告映像。室井さんは 「今回はドリーが主役で夢みたい!前作よりもスケールアップしています!」と興奮気味で話し、 木梨さんも「いつかいつかとこの日が来るのを待っていました!パート3は『ファインディング・マーリン』かもしれません!」 とメッセージを寄せている。今回の予告編では、マーリンがドリーと共に、愛する息子ニモを“人間の世界”から救出した冒険の旅から1年後、ニモとマーリンが眠っているシーンからスタート。「あー!そうだったー!」 と“家族の思い出”を思い出したドリーは、あの懐かしい声で 「ねぇねぇ!私のパパとママってどこに居るんだろう!」と大はしゃぎ。そんな“家族の思い出”の謎を求めてドリー、ニモ、マーリンの感動の大冒険が始まる。さらに、前作でドリーとマーリンの助けとなったウミガメのクラッシュの親子も登場。「準備はいいかい?」 と促されたマーリンは 「ちょっと待ったぁー!」と大絶叫。ドリーの家族を探す3匹にどんな大冒険が待っているのか?忘れんぼうのドリーにはどんな秘密があるのか?懐かしい声にワクワクする映像となっている。さらに予告編と併せてwebにて解禁されたポスターは、ドリー寄り添うニモと、ドリーを心配そうに見つめるマーリン、そして全然違う方を見ているドリーの3匹のキャラクターが写し出されている。また 「ドリーの秘密は、《人間の世界》に隠されていた」というコピーと共に、左上に描かれているのは、予告編にも登場したジンベイザメのキャラクター。親しげな表情で描かれるジンベイザメも新たな仲間となるようで、個性的で魅力あふれるキャラクターたちにも注目だ。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年03月09日日本でも社会現象を巻き起こした『ファインディング・ニモ』の続編で、先日、日本語版声優に木梨憲武、室井滋というコンビの再タッグが発表され、早くも話題を呼んでいる『ファインディング・ドリー』。このほど、本作から初めてとなる、大きな海のあの小さな魚たちの最新映像が解禁。相変わらず“忘れんぼう”のドリーと、ニモ&マーリン親子の様子が明らかになった。舞台は、カクレクマノミのマーリンがナンヨウハギのドリーと共に、愛する息子ニモを“人間の世界”から救出した冒険の旅から1年後。固い絆で結ばれた3匹は、平穏な日々を過ごしていたが、ある夜ドリーは夢で“家族の思い出”を思い出す――。本作の主役となるのは、ニモとマーリン親子の親友で、昔のことはもちろん、ついさっき起きたこともすぐに忘れてしまうドリー。初めて解禁となった映像では、今回の3匹の冒険のきっかけになる、忘れんぼうのドリーが“家族の思い出”を思い出すコミカルなシーンを切り取ったものだ。映像では、「ママ、泣かないで…大丈夫…」と寝言を言うドリー。その声に気がついたニモは心配そうにドリーを探しに行くが、すでに姿はない。寝ぼけたドリーは目をつぶりながらサンゴに向かって泳ぎ続けており、目を覚ましたマーリンは「ドリー、真夜中だぞ!寝言までおしゃべりなのか」と面倒そうに彼女を寝床まで連れ戻す。そんな2匹の姿を見ながらも、心配するニモの表情はとってもキュート。やがて、この夢をきっかけに、忘れんぼうのドリーは“家族の思い出”を突然取り戻すことに。でもそれは、断片的であまりにも曖昧な記憶。それでもドリーは忘れてしまったはずだった家族を探すことを決意。エイ先生はじめ、一緒に暮らしてきた海の仲間にもこう宣言する。「思い出した!とても大事なことよ。頭の中の景色に見覚えがあったの、見覚えがあるってことは、つまり……思い出したのよ!……何の話だっけ?」。前作と『ウォーリー』で2度のアカデミー賞を受賞した鬼才アンドリュー・スタントン監督が引き続き再度メガホンを取り、あのファンタジックな海の世界を舞台に、スケールアップした3匹の冒険と、家族や友情の大切さを紡ぎ出す本作。「今度は、僕がドリーを助けてあげる」。ドリーの“忘れていた”秘密を求め、ドリーとニモ、そして、心配性のマーリンも渋々ながら再び大海原へと旅立つ物語を楽しみにしていて。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年02月11日ディズニー/ピクサーの傑作『ファインディング・ニモ』のその後を描く新作映画『ファインディング・ドリー』の公開日が7月16日(土)に決定し、『…ニモ』に引き続き、木梨憲武と室井滋が日本語版のキャストを務めることが発表になった。その他の写真『ファインディング・ニモ』は、海を舞台に、。カクレクマノミの父マーリンが、行方不明になってしまった息子ニモを探して大冒険を繰り広げる姿を描いた作品で、日本でも110億円もの興行収入をあげるほどのヒットを記録した。新作の『…ドリー』はタイトルの通り、ニモの親友で忘れんぼうのドリーが主人公で、彼女の家族を探すためにマーリンやニモたちが協力し、再び大冒険に出る。前作を手がけたアンドリュー・スタントンが再び監督を務めるが、日本語版のキャストも続投する。マーリンの声を演じる木梨は、「13年ぶりの第2弾はドリーの物語。どんな作品になるのか楽しみです。1作目は1週間アフレコで叫んでいた事を思い出します。今回も声優として叫び続けます」と言い、“主役”になったドリーを演じる室井は「私、大らかで忘れんぼうのドリーが好き。再びあのドリーに会えるなんて夢みたいです。しかも今回は『ファインディング・ドリー』だって言うじゃありませんか。もう嬉しくって宝クジ当たったみたいに、お正月からずっと笑ってます。ユニークなクジラ語も一層磨いて、心を込めて日本のドリーになりたいと思います」と語っている。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年02月02日『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など、傑作ぞろいのピクサー映画の中でも、日本で興行収入110億円を記録する大ヒットとなった『ファインディング・ニモ』。その続編となる新たな大冒険『ファインディング・ドリー』の公開が、7月16日(土)についに決定。併せて、前作でも声優を務めた木梨憲武と室井滋のゴールデン・コンビの続投が決定した。『ファインディング・ニモ』の1年後を描く本作の主人公は、“忘れんぼう”のドリー。宝石のような美しさに満ちた“海の世界”を舞台に、ドリーの家族を探すため、親友のニモとマーリン父子をはじめ、お馴染みの仲間が再結集、再び大海原に飛び出していく。個性的で魅力あふれる新キャラクターたちも加わり、ドリーの幼少期の秘密を解く鍵を求めて、人間世界でもかつてない大冒険が繰り広げられることに!水族館でカクレクマノミを見た子どもたちが「ニモだ!」と歓声を上げ、東京ディズニーシーでのアトラクションやぬいぐるみなどの商品が大人気となった『ファインディング・ニモ』。本作は、日本中に“ニモ現象”を巻き起こした同作の13年ぶりの続編となる。前作に引き続き、ニモのパパ・マーリン役の声を演じるのは、木梨さん。くしくも、3月12日(土)より公開の同じディズニー/ピクサー作品『アーロと少年』では、主人公アーロの母親役の声を妻・安田成美が演じており、夫婦そろってのピクサー作品の声優参加に「光栄です!作品は違いますが、声優のお仕事、成美さんに負けないようにがんばります」とコメント。また、室井さんは「再びあのドリーに会えるなんて夢みたい」と喜びのコメントを寄せている。監督のアンドリュー・スタントンからは、「前作に続いて、本作でも、室井さんと木梨さんにドリーとマーリンの声優を担当してもらうことに感激しているよ!今回は、忘れんぼうのドリーを中心とした物語で、彼女の過去に隠された真実を解き明かす冒険を描いている。ふたりはユーモアと感動を完璧なバランスで織り込んで、ドリーとマーリンを演じてくれている。室井さんと木梨さん、そしてほかの日本人キャストたちが命を吹き込んだキャラクターたちをきっと気に入ると思うよ。この夏、『ファインディング・ドリー』を皆さんにお届けできるのが楽しみだよ」と、期待高まるコメントも到着。スタジオ設立から30周年となるピクサーでは、前作と『ウォーリー』でアカデミー賞を2度受賞したスタントン監督のもと、生え抜きのスタッフが再結集。本作がメモリアル・イヤーを飾る渾身の1作となるほか、本作と『アーロと少年』と、1年に2作品が日本公開されるのもピクサー史上初。2016年は“ピクサー・イヤー”となりそうだ。■木梨憲武コメント13年ぶりの第2弾はドリーの物語。どんな作品になるのか楽しみです。1作目は1週間アフレコで叫んでいたことを思い出します。今回も声優として叫び続けます。■室井滋コメント私、大らかで忘れん坊のドリーが好き。再びあのドリーに会えるなんて夢みたいです。しかも今回は『ファインディング・ドリー』だって言うじゃありませんか。もう嬉しくって宝クジ当たったみたいに、お正月からずっと笑ってます。ユニークなクジラ語も一層磨いて、心を込めて日本のドリーになりたいと思います。『ファインディング・ドリー』は7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファインディング・ドリー(原題)
2016年02月02日11月30日、93歳でこの世を去った漫画家・水木しげる。この度、フジテレビにて水木さん追悼特別番組として、ウエンツ瑛士が主人公を務めた実写映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』が12月4日(金)21時より放送されることが決定した。「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ「河童の三平」「悪魔くん」など日本漫画界への多大なる功績を残してきた水木さん。中でも「ゲゲゲの鬼太郎」は1968年にアニメ化されてから度々アニメ版が制作され、さらにテレビドラマや映画など様々な形で幅広く愛されてきた。今回放送されるのは、「ゲゲゲの鬼太郎」をウエンツさんを主人公に迎えた2008年公開の実写映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』。物語は、小雨の降る夜に“かごめの歌”を聴いてしまった若い女性が失踪する怪事件が連続して発生するところから始まる。その事件に巻き込まれてしまった一人、女子高生の楓(北乃きい)とともに謎の解明に乗り出す鬼太郎(ウエンツ瑛士)。千年の時を経て蘇った悪霊の呪いが原因であることを突き止める。その呪いを封印するための儀式には古の楽器が必要なことから、鬼太郎と仲間たちは古地図に記された場所、“天”“地”“海”へと手分けして向かう。楓にかけられた呪いの期限が迫る中、呪いに秘められた驚くべき真実が次第に明らかとなっていくが…。実写映画シリーズ2作目となった本作には、前作から引き続き、鬼太郎役のウエンツさんや、猫娘役に田中麗奈、ねずみ男役に大泉洋、砂かけ婆役に室井滋、子なき爺役に間寛平、一反木綿の声に柳沢慎吾、ぬり壁の声に伊集院光、目玉おやじの声に1968年のTVアニメシリーズから同役を担当してきた田の中勇らが集結。さらに、物語のカギを握るヒロインを北乃きいが、ぬらりひょん役を緒形拳が演じており、緒形さんにとっては本作が遺作となる。また、本来放送が予定されていた桐谷美玲主演「アンダーウェア」は関東地区では12月5日(土)15時5分より放送予定。金曜プレミアム「水木しげるさん追悼特別番組映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』」は12月4日(金)21時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月04日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の最新映像と初来日を果たした新型ドロイドBB-8の登場でも湧いたディズニーファンの究極のイベント「D23(=D23 Expo Japan 2015)」にて6日(金)、アニメーションから実写までディズニー映画の最新情報が続々と明かされた。今回の「D23」のプログラムで、ディズニーファンに贈る特別なショー&プレゼンテーションの一種類である「ウォルト・ディズニー・スタジオ新作映画ラインナップ」では、今後世に出ていくディズニー映画のアニメーションと実写の最新情報を順番に紹介。その紹介の前には「今『トイ・ストーリー4』を制作中で、今回の来日が叶わなかった」と残念がるジョン・ラセターのビデオメッセージが流され、ディズニー映画ファンの期待を煽った。アニメーション紹介の時間では『アーロと少年』『ズートピア』『ファインディング・ドリー』『モアナ(原題)』の最新情報が続々と明かされ、『ファインディング・ニモ』(03)の続編である『ファインディング・ドリー』紹介の際は、ドリー役の室井滋が特別ゲストで登場。ビデオで登場したニモのお父さんマーリンの声の木梨憲武と楽しいかけあいを披露して、約2,000人の観客も大興奮状態に。また、11月18日(水)発売予定の『インサイド・ヘッド』MovieNEXに収録するオリジナル短編『ライリーの初デート』が「D23」のためだけに特別に上映され、主人公ライリーたちの元気な姿を観て、会場では歓声が上がっていた。続く実写プレゼンのパートでは、『ジャングル・ブック』、『アリス/スルー・ザ・ルッキング・グラス(原題)』『ピートとドラゴン(仮題)』『美女と野獣(仮題)』などの最新情報が続々と紹介され、マーベル編では『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『ドクター・ストレンジ(原題)』の最新映像も初披露。ここでも『美女と野獣(仮題)』のヒロインベル役のエマ・ワトソンや、『ドクター・ストレンジ(原題)』のタイトルロールを演じるベネディクト・カンバーバッチによる「D23」のためだけに収録したビデオメッセージが流れ、またとない貴重な映像の数々を目の当たりにしたファンは、惜しみない拍手を贈っていた。(text:cinemacafe.net)
2015年11月09日千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートで6~8日の3日間、ディズニーファンイベント「D23 Expo Japan 2015」が開催され、「ウォルト・ディズニー・スタジオ新作映画ラインナップ」プレゼンテーションでは、アニメーションから実写まで最新映画情報が紹介された。各作品の紹介は、ウォルト・ディズニー・スタジオの映画配給部門エグゼクティブ・バイスプレジデントのデイヴ・ホリスが担当。『アナと雪の女王』『シンデレラ』などの日本でのヒットに関して「ありがとう!」と感謝の気持ちを伝えた後、ラインアップ紹介へと移った。アニメーション作品では、弱虫でひとりぼっちの恐竜アーロと少年スポットの冒険を描く『アーロと少年』(2016年3月12日公開)、動物たちの楽園を描く『ズートピア』(2016年4月23日公開)、『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』(2016年7月公開)、神秘の島を舞台とする海のヒロインの物語『モアナ(原題)』(2017年3月公開)が、特別映像を交えて紹介された。『アーロと少年』の紹介では、恐竜アーロと少年スポットが涙を流す感動的なシーンの映像を上映し、『ズートピア』では、ハイテクな文明社会で動物たちが平和に共存する大都会"ズートピア"、そして、夢だった警官となった主人公のウサギ、ジュディと、詐欺師のキツネ、ニックの関係性が伝わる映像を公開。また、『モアナ(原題)』では、ヒロインのモアナと海との出会いのシーンがお披露目された。『ファインディング・ドリー』の紹介では、『ファインディング・ニモ』でドリーの吹き替えを担当した室井滋が、ドリーをイメージした衣装でドリーになりきって登場。ニモの父マーリンの声を担当した木梨憲武も映像で参加し、木梨が「ドリーが主役の映画ができたって聞きまして」と言うと、室井は「すごい! すごい!」とはしゃぎ、忘れん坊のドリーらしいやりとりで会場を沸かせた。一方、実写は、アイアンマンとキャプテン・アメリカの対立描く『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年4月公開)、ウォルト・ディズニー最後のアニメーションを実写映画化した『ジャングル・ブック』(2016年8月公開)、少年とドラゴンの物語を再映画化した『ピートとドラゴン(仮題)』(2016年12月公開)、ベネディクト・カンバーバッチ主演『ドクター・ストレンジ(原題)』(2017年1月公開)、ジョニー・デップをはじめとする豪華キャストが再結集する『アリス/スルー・ザ・ルッキング・グラス(原題)』(2016年7月公開)、エマ・ワトソンがヒロインのベルを演じる『美女と野獣(仮題)』(2017年4月公開)が紹介された。最後に、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)のプレゼンテーションが行われ、同作のプロデューサーでルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが登場。新型ドロイド・BB-8が日本初お披露目され、球体のボディを回転させながらステージに現れると歓声が上がり、さらに、日本のファンのために製作された新予告も世界に先駆けサプライズ上映されると、拍手が沸き起こった。プレゼンテーションの中で、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジョン・ラセターからの映像も上映。「皆さんにお会いしたかったですが、『トイ・ストーリー4』の製作中なんです。興奮しています!」と近況を語ったジョン・ラセターは、「日本が大好きです」とメッセージを送り、日本でのディズニー映画のヒットを感謝した。
2015年11月09日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、「代官山蔦屋書店」(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■『暮らしのおへそ vol.20』女優・俳優といった著名人から普通の主婦まで、様々な人たちの「おへそ=習慣」を軸に、暮らしの哲学を紹介する『暮らしのおへそ』最新号は、10周年記念の特別号。巻頭は、女優・室井滋のインタビューを掲載。その他、写真家・上田義彦、ヤエカ(YAECA)のデザイナー・井出恭子、スタイリスト・伊藤まさこ、鎌倉の「カフェ・ディモンシュ」店主・堀内隆志などが登場する。今回創刊10周年を記念し、9月11日に蔦屋書店1号館2階イベントスペースにて、vol.2から3回にわたって登場している伊藤まさこと、10年間編集ディレクターを務めた一田憲子を招き、それぞれの「おへそ」の話、そしてそこから見えた10年間のエピソードを語るイベントが行われる。イベントには、本書を代官山蔦屋書店で購入するともらえる参加券で参加が可能。現在、店頭・電話・オンラインストアで申し込みを受付中。(※定員60名に達し次第受付終了)【書籍情報】『暮らしのおへそ vol.20』出版社:主婦と生活社87ページ/A4変形版発刊:2015年8月29日言語:日本語価格:1,200円【イベント情報】伊藤まさこさんと一田憲子さんが語る、『暮らしのおへそ』とこの10年会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース住所:東京都渋谷区猿楽町16-15会期:9月11日時間:19:00~20:30(イベント開始15分前から入場可)
2015年09月04日富山県を舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。この度、本編の一部を使用した30秒の特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。近年では「点と線」「刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~」など、幾多の名作を世に送り出し、常に時代のテーマを問うてきた石橋冠監督が、“第二のふるさと”として愛してやまない新湊を舞台に、長年の映画製作への想いを結実させた本作。かつての親友と共に起業し、IT関連企業CEOを務め、根っからの仕事人間で会社の拡大にしか興味がない主人公・中原祐馬を竹野内さん、祐馬のかつての親友である塩谷航平の義兄であり、四十物町の曳山総代を務める渡辺鉄也を江口さんが演じる。その他、西田敏行、ビートたけし、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明ら日本を代表する豪華俳優陣が集結した。本編初の映像解禁となる特報では、富山県の美しき立山連峰のもと、初共演となる竹野内さんと江口さんとの怒号飛び交うシーンをはじめ、ビートたけしさんや西田さんら名優たちの共演シーンが散りばめられている。本来、「新湊曳山祭り」は毎年10月1日に行われているのだが、今年のゴールデン・ウィークには本作撮影のために、述べ1,400人に及ぶスタッフ・エキストラにより祭りを完全再現していた。西田さん、ビートたけしさんは石橋監督の名前を聞いただけで台本も読まずに出演を快諾したという本作。まずはこちらの特報から巨匠・石橋冠が贈る圧巻の映像美をご堪能あれ。『人生の約束』は2016年1月9日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月29日第14回全日本国民的美少女コンテストでグランプリに輝いた高橋ひかるが、竹野内豊主演の映画『人生の約束』(2016年公開)で銀幕デビューすることが1日、明らかになった。女優の米倉涼子、上戸彩、武井咲らを輩出した同コンテスト。第14回のグランプリに選ばれた高橋は、代々木ゼミナールのテレビCMに出演中で、制服姿で体全体を使った振り付けと歌を披露し、SNS上では「かわいすぎる!」「ついつい見てしまう」などと話題になっている。映画は富山県が舞台に、新興IT関連企業のCEOとして、企業買収によって会社の拡大を図る中原祐馬(竹野内)が、元共同経営者である親友からの電話をきっかけに新湊を訪れ、曳山の譲渡をめぐる騒動に身を投じるうちに、人生において大切なものに気づいていくというストーリー。『池中玄太80キロ』や『点と線』『刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~』など、数々のテレビドラマを手がけた石橋冠監督が、メガホンをとる。今回高橋が演じるのは、祐馬のかつての親友の忘れ形見である一人娘・渡辺瞳役。祐馬を曳山まつりへと結びつけていく重要な役どころとなる。制作サイドは、「洗練されたスタイルとともに、かわいらしさと美しさ、明るさの中にそれだけではない何かを感じさせる魅力的な表情、そして何より未来への希望を感じさせる存在感が、まさに観客にとって『気になる』存在になりえるだろうと確信しました」と起用理由を説明。石橋監督も、「会った時、大女優になる予感があった。何よりも、根性があると見た」と太鼓判を押す。共演には江口洋介、西田敏行、ビートたけし、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明ら、日本を代表する豪華俳優陣が名を連ねる。(C)2016「人生の約束」製作委員会
2015年04月01日富山の美しい街並みを舞台に、竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、ビートたけしら超豪華キャストで贈る映画『人生の約束』。「池中玄太80キロ」や「点と線」など名作テレビドラマを手がけてきた石橋冠が長年の思いを実現させた初の劇場映画に、第14回国民的美少女コンテストで「グランプリ」を受賞し、「代々木ゼミナール」のCMでも話題の美少女、高橋ひかるが出演することが決定。映画初出演となる本作で巨匠・石橋監督に師事することが分かった。舞台は、“曳山まつり”で有名な富山の港町。主人公となるのは、IT関連企業のCEOを務める中原祐馬(竹野内豊)。ここ数日、3年前に決別した元共同経営者でかつての親友・塩谷航平からの何度も着信があった。しかたなく応答すると、無言のまま電話は途切れてしまう。胸騒ぎがした祐馬は、航平の故郷・新湊へと向かうことに。祐馬が新湊に着くと、航平はすでに亡くなっていた。余命わずかの航平は、3か月前、十数年ぶりに “曳山まつり”を支える13の町のひとつ、四十物町に帰郷。資金と人手が不足し、曳山の維持が困難になった町で、最後にもう一度曳山を曳きたいと奔走していたという。やがて、祐馬も全てを失ったとき、亡き友への想いやまつりに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく――。石橋監督は、“第二のふるさと”として愛してやまない新湊の曳山まつりを背景に、オリジナルストーリーを映画化。そんな石橋監督のもとに、主人公の祐馬を演じる竹野内さんほか、祐馬の親友の義兄で曳山総代の漁師・渡辺鉄也役に江口さん、町内会長の西村玄太郎に西田敏行、富山県警の刑事役にたけしさん、さらに松坂さん、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明といった実力派俳優陣たちが集結。その中で、祐馬のかつての親友の忘れ形見で伯父の鉄也のもとに身を寄せる、渡辺瞳役に抜擢されたのが高橋さんだ。瞳は、事情を何も知らなかった祐馬に、「四十物町の曳山を取り返してくれますか?」と頼む重要な役どころ。石橋監督は、「会ったとき、大女優になる予感があった。何よりも、根性があると見た」と、ひと目で高橋さんの天賦の才能に魅せられた様子だ。また、佐藤貴博プロデューサーも、「竹野内さん演じる主人公と同じく新湊には馴染んでいない、どこか浮遊している存在として登場します。しかし、主人公が彼女を気に掛けてしまうように、観客にとっても『気になる』『彼女を追いかけてしまう』存在にならなければいけない役柄です」と説明。そこで、「田舎には馴染まない洗練さと、悲しみや切なさも併せ持ち、さらに主人公や観客にどこか懐かしさも感じさせるような複雑で重層的な女優」を探していたところ、国民的美少女グランプリを獲得した高橋さんに出会ったという。「石橋監督の厳しい演出にもしっかりとくらいついていく根性も見せてくれています」と、映画デビューとは思えない“女優”ぶりを早くも見せている高橋さん。竹野内さん、江口さんを始めとする名優たちの中でどんな演技を見せてくれるのか、期待が高まる。『人生の約束』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月01日作家の室井佑月が19日、東京・六本木のTSUTAYA TOKYO ROPPONGIで開催された映画『あの日の声を探して』(4月24日公開)のミシェル・アザナヴィシウス監督とのトークイベントに登場し、テレビのニュース番組について「戦争やさまざまな事件などがきちんと伝わっていない」とジレンマを語った。1999年のチェチェン紛争下、両親を殺された失意で声を失った少年が再生していく姿を描く同作。イスラム国による日本人人質事件や、チュニジアで起こった襲撃事件など、テロとの戦いが報道で伝えられているものの、テレビ番組でコメンテーターを務める室井は「チュニジアのテロも30秒しか映像は流れない。テレビのニュースの中では、戦争やさまざまな事件などがきちんと伝わっていないと思うし、そういったことに対して、真に想像力を働かせるのは難しいと思う」と、ジレンマを抱えていることを明かした。それだけに、惨状だけでなく、人間の強さも含めて戦争下をリアルに描いた作品である同作を、室井は「若い人は特に見ることが大事なのではないか」と絶賛。「うちの中2になる息子にもみせます!」と高らかに宣言した。これを受けて、ミシェル監督も「ニュース番組で映る悲惨な状況に陥っている人たちの姿は虚像のようで無力さを感じる。だから映画でそれに実像を与えたかった」と作品の意図を説明。その上で「無関心でいることはいくらでもできる。しかし、戦争を引き起こす引き金は無関心でもあると思う。だからまずは関心をもつことが世の中と意識を変える第一歩なのではないか」と、呼びかけた。主人公の9歳の少年・ハジを演じたのは、実際にチェチェンに暮らす素人の男の子。ミシェル監督は「彼自身も父親を亡くし、ハジと同じ悲しい経験し、同様に心に暗闇を抱えている。しかし一方で、ハジと同様に成長していっている」と、撮影の裏話を明かした。これに対して室井は、自身の息子に対して「きちんと想像力のある人間に育ってほしい」と思いを吐露し、「今は一人の世界を楽しむ人が増えてきていますが、みんなで意見を交換し、考えることが想像力を身につけられる方法なんだと思います」と、希望を語った。同作は、2011年に現代の白黒無声映画『アーティスト』でアカデミー賞作品賞、監督賞など全5部門を受賞したミシェル監督が、ナチスによって母親と生き別れとなり、恐怖のあまり失語症になった少年を描いたフレッド・ジンネマン監督の『山河遥かなり』(1947年)から着想を得て製作。全編手持ちカメラで撮影し、徹底したリアリティを追求した映像が、戦争が遠い国だけで起こっている出来事とは思わせない緊迫感を与える。(C) La Petite Reine / La Classe Americaine / Roger Arpajou
2015年03月20日俳優の竹野内豊が2016年公開の映画『人生の約束』で主演を務め、ビートたけし、江口洋介らが出演することが18日、明らかになった。本作の舞台は、14日の北陸新幹線開業も記憶に新しい富山県が舞台。竹野内が今回演じるのは、新興IT関連企業のCEOとして、企業買収によって会社の拡大を図る中原祐馬。元共同経営者である親友からの電話をきっかけに新湊を訪れ、曳山の譲渡をめぐる騒動に身を投じるうちに、人生において大切なものに気づいていく。メガホンをとるのは、『池中玄太80キロ』や『点と線』『刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~』など、数々のテレビドラマを手がけた石橋冠監督。共演には江口洋介、西田敏行、ビートたけし、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明ら、日本を代表する豪華俳優陣が名を連ね、ビートたけしは祐馬の会社にかけられた金融取引法違反の嫌疑を捜査する刑事役、江口は祐馬のかつての親友である塩谷航平の義兄を演じる。竹野内は、「石橋監督が長年温めてきたこの作品への熱い思いを、全スタッフ・キャストの皆さまで共有させていただき、最強の一枚岩で取り組んで行く所存です」と語り、「この作品を御覧になってくださる皆さま方の心と深く結び付ける事ができるよう、私も心を込めて精いっぱい演じさせていただきたいと思っております。どうぞご期待ください」と意気込む。新湊を"第二のふるさと"と愛し、映画の舞台に選んだ石橋監督は「かねてから、一本だけ映画を撮りたいという夢を持っていましたが、傲慢にもその場合は、自分が発想した物語を、自分が愛する風景の中で撮らなければならないと、かたくなに思い込んでいました」と、長年の思いが結実したことを喜ぶ。「もとより、ドラマが面白いことが第一です。そして、観客の心を大きな感動で満たさなければなりません。それが私の信条です」とこだわりにふれ、「この映画は、『絆』とか『再生』という言葉を声高には使いませんが、いまの日本に必要なメッセージを伝えることになると思います」と自信をのぞかせた。(C)2016「人生の約束」製作委員会
2015年03月18日テレビドラマ界の巨匠・石橋冠が富山の美しい街並みを舞台に描く『人生の約束』で俳優・竹野内豊が主演を演じることが決定。あわせてキャストが発表され、江口洋介、松坂桃李、ビートたけし、西田敏行ら超豪華俳優陣が集結していることが明らかになった。曳山祭りで有名な富山の港町。その町は歴史上初めてという「曳山の譲渡」でゆれていた。そこに東京から一人の男がやってくる。かつての親友は、最後にもう一度「曳山につながる」事を願って死んでいった。全てを失ったとき、亡き友への想い、曳山祭りに高揚する人々の情熱、純粋無垢な一人の少女の想いに触れ、抱え込んだ葛藤と後悔を浄化していく…。かつての親友と共に起業し、IT関連企業CEOを務め、根っからの仕事人間で会社の拡大にしか興味がない主人公・中原祐馬を演じるのは、『ニシノユキヒコの恋と冒険』に出演し、多くの女性を虜にした竹野内豊。祐馬のかつての親友である塩谷航平の義兄であり、四十物町の曳山総代を務める渡辺鉄也役に“原発テロ”を描く『天空の蜂』で主演を務めることで話題の江口洋介。さらに、四十物町の町内会長を務める西村玄太郎には西田敏行。祐馬の会社にかけられた金融取引法違反の嫌疑を捜査する富山県警の刑事役にはビートたけし。そのほか、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、立川志の輔、室井滋、柄本明という日本を代表する俳優陣が集結した。主演の竹野内さんは「石橋監督が長年温めてきたこの作品への熱い想いを、全スタッフ・キャストの皆様で共有させていただき、最強の一枚岩で取り組んで行く所存です。そして、この作品を御覧になってくださる皆様方の心と深く結び付ける事が出来るよう、私も心を込めて精一杯演じさせていただきたいと思っております。どうぞご期待ください」とコメントを寄せている。「池中玄太80キロ」や「点と線」など名作を世に送り出し、常に時代のテーマを問うてきた石橋監督は、本作を撮ることについて「映画を撮りたいという強い衝動に駆られました。かねてから、一本だけ映画を撮りたいという夢を持っていましたが、傲慢にもその場合は、自分が発想した物語を、自分が愛する風景の中で撮らなければならないと、頑なに思い込んでいました。いまやっと、自信を持って撮れる素材につきあたったのが、この衝動になりました。もとより、ドラマが面白いことが第一です。そして、観客の心を大きな感動で満たさなければなりません。それが私の信条です。この映画は、“絆”とか“再生”という言葉を声高には使いませんが、いまの日本に必要なメッセージを伝えることになると思います」と語った。『人生の約束』は2016年全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月18日ビートたけしの家族を描いた人気舞台『菊次郎とさき』が、1月3日に開幕。9日からは、東京・EX THEATER ROPPONGに会場を移し、上演をスタートした。舞台『菊次郎とさき』チケット情報同作は、ビートたけしが自身の少年時代を背景に両親を主人公にして描いた同名小説。2001年に放送されたドラマが人気となり、3度にわたり連続ドラマでシリーズ化。そして2012年、ペンキ職人の父・北野菊次郎(陣内孝則)、母・さき(室井滋)、隣に住む大工の谷口小五郎(梨本謙次郎)、その妻・かつゑ(濱田マリ)のドラマと同じキャストにより舞台で復活。今回が舞台版の第2弾となる。今回は、ビートたけしが新たに提供したという、北野一家を巻き込んだ“東京オリンピック騒動”がベースとなった物語。時は東京オリンピックの開催が決まった5年前の昭和34年。日本中がオリンピック・フィーバーで盛り上がる中、北野一家が暮らす下町・足立区梅島にもその波が押し寄せる。道路の拡張工事の計画が持ち上がり、莫大な立ち退き料が入ることに。これで貧乏暮しから抜け出せると喜ぶが…。口が悪くて意地っ張り、酒を飲んでは大暴れする、家族の中で浮いた存在である菊次郎と、そんな亭主に泣かされながらも、悪態をつき4人の子どもたちをしっかり育てるさき。10年以上にわたり夫婦役を務める陣内と室井の息はぴったり。子どもたちと祖母(音無美紀子)をも巻き込んだ歯に衣着せぬユーモアたっぷりの小気味良いやりとりが、会場を笑いの渦に。そんなドタバタ劇から一変、普段口には出さないが家族への愛情と絆が見える菊次郎とさきの情に満ちたシーンが、観る者をホロリとさせる。また、全キャストによる歌やダンスも物語の中に散りばめられ、ミュージカルのような賑やかな演出も。さらに、ツービートの漫才さながらの客いじりや、世間を騒がせている時事ネタも盛り込んで、どこまでが台本なのかわからないようなやりとりも満載。陣内は、ここが見せ場とばかりモノマネメドレーも披露し、会場を沸かせた。貧乏ながらも元気いっぱいにたくましく生きていた当時の日本の姿がここにある。2020年の東京オリンピック開催まで5年という同じ状況の中で、日本がなくしてしまった大切なものを北野一家が気づかせてくれる。東京・EX THEATER ROPPONGは1月18日(日)まで。その後、兵庫、名古屋、福岡、岩手など、全国15都市で開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2015年01月13日吉高由里子が主演を務める、来春スタートのNHK連続ドラマ小説「花子とアン」。11月21日(木)、山梨県・甲府にて初のロケが行われ、吉高さんは晴れやかな表情を見せた。朝ドラ第90作目となる本作は、「赤毛のアン」などの翻訳家として活躍した甲府市出身の村岡花子(安東はな)の明治・大正・昭和にわたる、波乱万丈の半生を描いたもの。物語の軸となるのは、吉高さん演じる花子と仲間由紀恵扮する生涯の友・葉山蓮子の友情だ。この日は、東京から5年ぶりに帰郷した女学生時代の花子が、家族の期待を背負い再び東京へと戻っていくシーンを撮影。吉高さんを始め、室井滋(花子の母・安東ふじ)、石橋蓮司(花子の祖父・安東周造)、賀来賢人(花子の兄・安東吉太郎)、黒木華(花子の妹・安東かよ)、窪田正孝(花子の幼なじみ・木場朝市)らが、汚しメイクを施しロケに臨んだ。吉高さんは、「私はクランクインして2日目になります。1日目は53歳の頃の花子からクランクインしました。初めてみなさんと同じところに立って始まっているので、すごく緊張していてまだ実感が湧かないなぁっていうのが本音です」とマイペースな口調で語る。そんな一方で、“母”室井さんは10月にクランクインしていたそうで、「今日はいらっしゃいませんけど、夫役の伊原(剛志)さんと先月のまだブドウが残っている辺りにクランクインさせて頂きました。その頃は私たちは恥ずかしながら20代の回想シーンを演じまして、ここから先80代までやらせて頂きます。今日初めて娘(吉高さん)に会いまして、“頑張れ”と見送るところを撮影したんですけど、何かドナドナが売られて行ったみたいな(笑)そういう雰囲気で撮ってます」と“娘”との対面を喜んだ。“妹”黒木華は、最低気温がすでに2度ともなる甲府での撮影中の“寒さ”との戦いに一抹の不安があるようで…。「何人かお話ししてたんですけど、さらに寒くなるっていう話しで、ちょっと大変だなぁ…と思うんですけど、みんなで温め合って頑張っていけたらと思います」と“家族一丸”となって撮影に臨むと語っていた。NHK連続ドラマ小説「花子とアン」は2014年3月31日~9月27日、全156回放送予定。(text:cinemacafe.net)
2013年11月22日ちひろ美術館・東京(東京都練馬区)では10月30日~2014年1月31日まで、「ちひろと初山滋 - 永遠のコドモ - 」を開催する。初山滋氏(1897年7月10日-1973年2月12日)は、大正時代から第二次世界大戦後にかけて活躍した童画作家。後続の画家たちに多大な影響を与え、いわさきちひろ氏も同氏を敬愛し続けたという。同展は、初山滋氏の没後40年を機に開催。絵雑誌や絵本、アンデルセンの童話集、教科書など、共通する仕事も多かった両氏の作品を共に展示する。作品の中には、いわさきちひろ氏が子供時代に憧れた初山滋氏の「コドモノクニ」の原画も含まれる。両氏の作品は教科書などにもよく用いられており、初山氏が描いた絵が表紙となった「小学新国語4年上」や、「小学国語5年上」に掲載されたいわさきちひろ氏の「白いぼうし」(共に光村図書出版)も展示する。また、両氏は「アンデルセン童話」の絵も多く手がけており、「にんぎょひめ」は同じ年に絵本を出版している。同展では、1967年に出版した両氏の「にんぎょひめ」の絵も公開する。また、同時展示として童画とはまた異なる世界を楽しめる「初山滋氏の木版画」展も行う。会期中、赤い帽子又は赤い手袋を着用した来館者には、次回利用できる招待券をプレゼント。また、いわさきちひろ氏の誕生日である12月15日は無料感謝デーとして、無料で入館できる。その他、トークショーやミニライブ、わらべうたあそび、ワークショップなどのイベントも数多く予定している。同展は2013年10月30日~2014年1月31日の10時~17時(入館は閉館の30分前まで)に開催。休館日は月曜日(11月4日、12月23日・1月13日は開館。11月5日・12月24日・1月14日は休館。12月28日~1月1日は休館。1月2日から開館)。入館料は800円、高校生以下無料。同展の詳細は、ちひろ美術館・東京まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年09月17日2003年より連続テレビドラマとして3度シリーズ化された、ビートたけし原作の『菊次郎とさき』。この作品の舞台化が決定し、2月15日、制作発表が行われた。会見は、物語の舞台となった東京・足立区にあるシアター1010で行われ、出演の陣内孝則、室井滋と演出の石橋冠が登壇した。『菊次郎とさき』チケット情報ビートたけしが自身の幼少期を描いた『菊次郎とさき』は、足立区・梅島の長屋に夜逃げ同然で引っ越してきた北野一家が、貧乏ながら愛とユーモアで激動の昭和をたくましく生き抜く物語。破天荒な父、菊次郎と子どもの教育にひたすら熱中する母さき、その母のいいつけを素直に守る兄姉、そして反抗ばかりの武。そんな北野家が過ごす懐かしい時代の暮らしには、今では忘れ去られた家族や兄弟、隣人との深い絆がつなぐ「笑いあり涙あり」の人情喜劇が綴られている。さらに今作では、菊次郎とさきの出会いなど、テレビドラマにはなかったストーリーが描かれているのも見どころのひとつ。菊次郎役の陣内孝則とさき役の室井滋は、テレビドラマより引き続き同役を演じる。久しぶりの菊次郎役に陣内は「テレビシリーズが終わって何年も経つが、菊次郎役は関係者から『もうやらないの?』と、言われ続けてきた愛着のある役」とコメント。俳優仲間の竹野内豊からも「またやって欲しい」と言われ、「二枚目俳優に言われたらやらない訳にはいけない」と陣内らしいリップサービスも。室井は「私もまたさき役をやれることになって嬉しいです。今回は10代のさきも演じるので、街中で(少女のように)走れるかダッシュしていたら、周りに奇行が目立つと言われました(笑)」と愉快なエピソードを披露した。また、テレビドラマと同じく舞台の演出も務める石橋は「この作品の初舞台化に、再度演出として携われて嬉しい。舞台化にあたって菊次郎さんとさきさんへのオマージュになるならなんでもやるつもり。基本テレビドラマでやった事はやらない。もっとパワーアップした作品に仕上げていく」と意気込みを語った。公演は、3月24日(土)・25日(日)に北千住シアター1010にて開催。その後、大阪、福岡、富山、愛知と各地を回り、5月19日(土)から27日(日)まで東京・ル テアトル銀座にて上演する。チケットは一部の除き発売中。なお、銀座公演のチケットは3月24日(土)より一般発売。取材・文:藤田正恵
2012年02月16日TBSの金曜ドラマ「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~」のヒット祈願イベントが1月16日(月)、恋愛成就のパワースポットとして名高い東京・飯田橋の東京大神宮で開催され、主演の仲間由紀恵を始め、佐々木蔵之介、市川実日子、永山絢斗、室井滋、田中裕二(爆笑問題)、りょうが出席した。恋の仕方をすっかり忘れてしまった“恋愛ニート”の大人たちが悪戦苦闘しながらも自らの内に芽生えた恋心に気づき、成長していくさまをコミカルに描き出す本作。仲間さんは亡くなった両親に代わり弟と妹を養う、出版社に勤めるキャリアウーマンの凛を演じているが「完全に、恋を忘れた恋愛ニートです」と説明する一方で、「不器用な人で、そこは共感できます」とも。「どう変わって、成長していくのかを頑張って演じたい」と意気込みを明かした。佐々木さんが演じる直哉は歯科医で、決して恋のチャンスがないわけではないが、他人を背負いたくないというタイプの恋愛ニート。「直哉は一見、モテそうで欠けてるところがあってチャーミング。見ていて『何でそこで行かないの?』『何で言わないの?』という気持ちになると思います」と語る。佐々木さんと田中さんと永山さんが演じる男子3人は甘党で毎回、スイーツを食べながら話すシーンが登場するが、佐々木さんは「プリンが好きというところは似てますね」とニッコリ。恋に関しても甘党?という司会者からのツッコミに「甘党です!スウィーティ―な感じが好きです」と笑顔で返した。現在、第二子を妊娠中(約6か月)のりょうさんは明日が39歳の誕生日ということで、サプライズで用意された花束とケーキに「10代のときみたい!」と満面の笑み。自身が演じる菜々子を「イタい人」と表現しつつ「恋も仕事も楽しんでいる人なので、私も楽しんで演じたいです」と力強く語った。役柄と自身がかけ離れていると語るのは、市川さんと永山さん。女性の幸せは結婚だと信じ、条件のみで男を選ぶという美帆役について「いままでやってきた役にも私自身にも全くない要素で、“何で私に?”と思いました」と明かす。永山さんが演じるのは「いろんなところに出没してひどいセリフを吐く、行動力のある」(永山さん)恋愛ニートのフリーター・駿平。「やったことのない役で楽しい」とこれまでにない一面を見せてくれそうだ。室井さんは凛の勤める出版社の社長で何かと世話を焼く博美を演じるが、仲間さんとの共演シーンが多いということで「そのうち役にのめり込んで、仲間さんの(プライベートの)ことが気になるようになるかも(笑)。私生活に立ち入るようになって嫌がられるようになりそう」と楽しそうに明かす。そして、田中さんが演じる耕太は、恋に奥手で臆病で、スイーツ好きで猫を飼っているということで、田中さんそのもの!田中さんは「最初に読んだとき『俺じゃん』と思った」と語り、りょうさんも「この作品は田中さんのドキュメンタリー(笑)」と語るほど。ちなみに、田中さんが出演するドラマに関して、相方の太田さんは毎回、録画して見て、厳しくダメ出ししてくるのだとか。「すでに宣伝で流れてる映像を見て『うわっ!キモい』とか言うのが始まってる。それが嫌ですね」と苦笑交じりに語った。ドラマ「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~」は1月20日(金)22:00より放送開始。■関連作品:劇場版テンペスト3D 2012年1月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版テンペスト3D」製作委員会■関連記事:仲間由紀恵、「強い信念を持つ人がみんなを引っ張っていく」と若者にエール谷原章介、共演した仲間由紀恵に「好き」とマジ告白?
2012年01月16日光源氏役に人気絶頂の生田斗真を迎えて描き出す歴史絵巻『源氏物語』の共演陣が新たに発表され、真木よう子、田中麗奈、多部未華子、芦名星、蓮佛美沙子、室井滋が出演することが明らかになった。作家・高山由紀子の「源氏物語 悲しみの皇子」を原作に、紫式部が「源氏物語」を執筆する現世と、光源氏の生きる物語の中という2つの世界を往き来する形で物語は展開。これまでに生田さんのほか、紫式部を中谷美紀、藤原道長を東山紀之、そして安倍晴明を窪塚洋介が演じることが発表されていた。今回新たに出演が明らかになったのは6人の女優陣。NHK大河ドラマ「龍馬伝」に龍馬の妻・お龍役で出演中の真木さんは、源氏の亡き母・桐壺と彼女に瓜二つで光源氏の義理の母となる藤壺を演じる。田中さんは、源氏に恋焦がれるあまり生霊の姿に身を変えてしまう六条御息所、多部さんは源氏の正妻・葵の上を演じる。源氏の想い人である夕顔の君に芦名さん、帝の正妻で桐壺を目の敵にする弘徽殿役に室井さんが演じ、現実世界で紫式部の語り相手で道長の娘である中宮彰子に蓮佛さんが扮する。生田さんからは「絢爛たる女優陣を相手に現代ならではの源氏物語を創っていきたいと思っています。ひとつの作品でこれだけ多くの女優さんと共演が出来ることは稀有な経験で、かなり緊張もしておりますが、いまから楽しみにしています」とのコメントが到着した。また、製作総指揮を務める角川歴彦氏は「光源氏をとりまく女たちには著者・紫式部の心の底に蠢く様々な思いが投影されています。だから“生田源氏”をとりまく女優たちには紫式部が振りつけた個性を光らせる“それぞれの艶”を演じきる力が必須でした。そこで魅力と可能性を併せもつ日本映画界屈指の華麗な演技派に白羽の矢を立てたわけです。母性と色香で光源氏を虜にする藤壺には真木よう子の放つ、なまめかしい大人の艶がその魅力を引き立たせると思います。光源氏への深い愛が嫉妬へと変貌し、生霊と化す六条御息所には妖艶さとある種の気迫を演じ切れるであろう田中麗奈に期待をかけました。光源氏の后・葵の上は、儚さと気品が絶対条件、さらに華もなければならない。表情に幼さを覗かせる多部未華子は適役でしょう。優しさと慎ましやかな佇まいで自然に光源氏に受け入れられてゆく夕顔には、可愛らしさを繊細にかもし出すことが出来るであろうクールビューティの芦名星を選びました。そして光源氏とは直接絡みませんが、清楚さと矜持を表現せねばならない道長の娘・彰子役は蓮佛美沙子に託しました。そして、この物語の主要な舞台となる平安宮廷の大奥を支配する弘徽殿は『人間失格』でも素晴らしい存在感で若手を圧倒した室井滋に委ねます。彼女なら“鬼気迫る”という言葉がまさにぴったりの、物語を大きくうねらせる演技をしてくれるに違いないと思っております」とひとりひとりの配役の理由を説明すると共に、期待を寄せる。彼女たちが源氏とどのように絡み合い、どのように愛憎を表現するのか?撮影は9月20日より始まり、岩手や京都を中心に行われ年内にはクランクアップの予定。『源氏物語』は2011年、全国東宝系にて公開。■関連作品:源氏物語 2011年完成予定■関連記事:生田斗真主演『源氏物語』に中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之が出演!
2010年10月11日俳優、生田斗真の初主演映画『人間失格』の完成披露試写会が1月27日(水)、東京国際フォーラムで行われ、石原さとみら豪華女優陣が生田さんとの絡みについて思い思いに語った。美しい容姿と独特の感性を備え持つ資産家の息子・葉蔵(生田さん)が女性遍歴を重ねつつ、遊び人の先輩らの影響を受け堕ちていく姿を描く人間ドラマ。2009年の文豪・太宰治の生誕100年を記念して太宰の代表作から製作された。映画初出演にして初主演を果たした生田さんは「胸を張って自信作と言える作品になりました。みなさまに観ていただけることを心待ちにしていたので感無量です」と清々しい表情を浮かべた。葉蔵と次々に関係を持つ女性たちを演じた、石原さとみから三田佳子まで豪華女優陣がズラリと並び、生田さんとの共演の感想を順に報告。葉蔵に想いを寄せる下宿屋の娘・礼子を演じた坂井真紀は「撮影中は斗真くんしか見ないようにしていました」とテレ気味。葉蔵が堕ちていくきっかけとなる薬屋の女主人・寿を演じた室井滋は「目を覆いたくなるシーンが…まさか私もそんなことになるとは知らずに撮影現場に行ったものですから…暑い夏でございました」と苦笑い。葉蔵の最後の女・鉄役の三田さんも「斗真くんと大変なことになるシーンがありまして、オッホッホ」と楽しげにふり返り「室井さんもおっしゃっていましたが、私もそうなるとは思いませんで、ごめんなさいね。ショックを受けるかもしれない」と生田ファンに謝罪しつつ「私がおばあさん女優になって、男盛りの斗真くんとまたお仕事できたら」と妖艶な笑み。生田さん、共演の伊勢谷友介ら男性キャストを爆笑させた。一方、遊び人の先輩・堀木役の伊勢谷さんは、演技で心がけたことを司会を務めたフリーアナウンサーの深澤里奈から聞かれ「僕のキャラクターはやたらしゃべる役だったんですけど、僕、滑舌が悪いので…」。深澤さんから「では今回は、滑舌に気をつけたということで」と確認され、会場の笑いを誘った。また原作にない天才詩人・中原中也を演じた人気グループ、V6の森田剛も「後輩の生田くんと絡めたのはすごく楽しかったです」と“絡めた”の言葉で笑いを誘発。メガホンを取った荒戸源次郎監督も「美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに撮りました。堪能してください」と呼びかけ、キャスト陣を苦笑いさせていた。『人間失格』は2月20日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:人間失格 2010年2月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開■関連記事:松たか子×浅野忠信『ヴィヨンの妻』がモントリオール出品で、太宰イヤーを飾る!
2010年01月27日第33回日本アカデミー賞の優秀賞ならびに新人俳優賞がこのたび発表され、『ゼロの焦点』、『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』、『沈まぬ太陽』が1位タイの12部門で優秀賞を受賞した。優秀作品賞に選出されたのは、『沈まぬ太陽』に『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』、『ゼロの焦点』、『劔岳点の記』、そして『ディア・ドクター』の5本。『沈まぬ太陽』は先日発表された報知映画賞でも作品賞(邦画部門)を獲得したが、これに続き日本アカデミー賞でも最優秀作品賞受賞なるか?一方、本年度モントリオール世界映画祭で見事、監督賞(根岸吉太郎監督)を受賞した『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』は国内の賞レースも制するか?監督賞を始め、放蕩夫とそれを支えるしっかり者の妻という夫婦役で息の合った演技を見せた浅野忠信&松たか子はそれぞれ主演男優賞と主演女優賞に選ばれた。浅野さんは大ヒットを博した『劔岳点の記』でも同賞受賞と、ダブル受賞を果たしている。多様な作品ジャンルからの選出が目を引くのは、主演女優賞の顔ぶれ。先述の松さんほか、綾瀬はるか(『おっぱいバレー』)、宮崎あおい(『少年メリケンサック』)とコメディエンヌとしての才覚を見せた二人に、『ゼロの焦点』で中谷美紀×木村多江と女優魂をぶつけ合った広末涼子が受賞。さらに、韓国からも、是枝裕和監督からのラブコールで“空気人形”を演じ各方面で高い評価を受けたペ・ドゥナ(『空気人形』)が名を連ねている。外国作品賞には、『スラムドッグ$ミリオネア』、『チェンジリング』、『レスラー』と2009年度アカデミー賞を賑わせた名作が並ぶほか、クリント・イーストウッドが俳優引退を宣言した『グラン・トリノ』、さらに昨年公開した前編に続き大ヒットを記録した『レッドクリフ PartII−未来への最終決戦−』が選出された。そして、今年最も活躍した若手俳優たちに贈られる新人俳優賞には、映画・TVドラマへの出演が途切れることなく続く岡田将生(『ホノカアボーイ』・『僕の初恋をキミに捧ぐ』・『重力ピエロ』)、水嶋ヒロ(『ドロップ』)、溝端淳平(『赤い糸』)に加え、音楽界から彗星のごとく俳優デビューした渡辺大知(『色即ぜねれいしょん』)。女性陣では、榮倉奈々(『余命1ヶ月の花嫁』)、志田未来(『誰も守ってくれない』)、平愛梨(『20世紀少年』)が受賞を果たした。各賞の最優秀賞は来年3月5日(金)にて発表される。主要各賞の受賞作、受賞者は以下の通り。【優秀作品賞】『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』『沈まぬ太陽』『ゼロの焦点』『劔岳点の記』『ディア・ドクター』【優秀監督賞】犬童一心(『ゼロの焦点』)木村大作(『劔岳点の記』)根岸吉太郎(『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』)西川美和(『ディア・ドクター』)若松節朗(『沈まぬ太陽』)【優秀主演男優賞】浅野忠信(『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』)浅野忠信(『劔岳点の記』)大森南朋(『ハゲタカ』)笑福亭鶴瓶(『ディア・ドクター』)渡辺謙(『沈まぬ太陽』)【優秀主演女優賞】綾瀬はるか(『おっぱいバレー』)広末涼子(『ゼロの焦点』)ペ・ドゥナ(『空気人形』)松たか子(『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』)宮崎あおい(『少年メリケンサック』)【優秀助演男優賞】瑛太(『ディア・ドクター』)香川照之(『劔岳点の記』)堺雅人(『ジェネラル・ルージュの凱旋』)玉山鉄二(『ハゲタカ』)三浦友和(『沈まぬ太陽』)【優秀助演女優賞】木村多江(『ゼロの焦点』)鈴木京香(『沈まぬ太陽』)中谷美紀(『ゼロの焦点』)室井滋(『劔岳点の記』)余貴美子(『ディア・ドクター』)【優秀アニメーション作品賞】『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』『サマーウォーズ』『映画ドラえもん新・のび太の宇宙開拓史』『ホッタラケの島〜遥と魔法の鏡〜』『名探偵コナン漆黒の追跡者(チェイサー)』【優秀外国作品賞】『グラン・トリノ』『スラムドッグ$ミリオネア』『チェンジリング』『レスラー』『レッドクリフ PartII−未来への最終決戦−』【新人俳優賞】岡田将生(『ホノカアボーイ』・『僕の初恋をキミに捧ぐ』・『重力ピエロ』)水嶋ヒロ(『ドロップ』)溝端淳平(『赤い糸』)渡辺大知(『色即ぜねれいしょん』)榮倉奈々(『余命1ヶ月の花嫁』志田未来(『誰も守ってくれない』)平愛梨(『20世紀少年<第2章> 最後の希望』・『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』)■関連作品:沈まぬ太陽 2009年10月24日より全国東宝系にて公開© 2009 「沈まぬ太陽」製作委員会ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョンパパドゥ新潮社日本衛星放送ゼロの焦点 2009年11月14日より全国東宝系にて公開© 2009「ゼロの焦点」製作委員会劔岳点の記 2009年6月20日より全国にて公開© 2009『劔岳点の記』製作委員会ディア・ドクター 2009年6月27日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009『Dear Doctor』製作委員会ハゲタカ 2009年6月6日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ハゲタカ」製作委員会おっぱいバレー 2009年4月18日より全国にて公開© 2009「おっぱいバレー」製作委員会空気人形 2009年9月26日よりシネマライズ、新宿バルト9ほか全国にて順次公開© 2009業田良家/小学館/『空気人形』製作委員会少年メリケンサック 2009年2月14日より全国にて公開© 2009「少年メリケンサック」製作委員会ジェネラル・ルージュの凱旋 2009年3月7日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会■関連記事:助演男優賞の瑛太に阿部サダヲ「いいな」、鶴瓶「この辱めを…」報知映画賞授賞式報知映画賞『沈まぬ太陽』に栄冠!渡辺謙、瑛太、松たか子、岡田将生ら受賞明日開幕東京フィルメックス「ツイてる」西川美和監督トークイベント満員木村大作監督、浅野忠信からワガママのお墨付きもらい、トークショーでも木村節炸裂“地球滅亡”予告、やっぱり気になる?『2012』北米初登場1位!
2009年12月25日映画『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』の初日舞台あいさつが10月10日(土)、東京・TOHOシネマズ シャンテで行われ、主演の松たか子、浅野忠信が夫婦愛について語った。今年生誕100年を迎えた文豪・太宰治の同名短編小説をベースに太宰の他作品の要素も盛り込んだオリジナルストーリーで、借金を重ね、愛人と心中未遂を起こすなど破滅志向のある小説家・大谷(浅野さん)と、彼を逞しく支え続ける妻・佐知(松さん)の夫婦愛を描く。第33回モントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞している本作。夫の浮気に耐える佐知の生き方について、司会のフジテレビ軽部真一アナウンサーから感想を求められた松さんは「特にお薦めはしません。人それぞれの人生があり幸せがあると思いますし、みなさんが嫌な思いをしなくてもいい。無理に押し付ける気はさらさらないです」と苦笑い。観客の笑いを誘いつつ「当たり前のことですが、自分なりの幸せを考えるきっかけになれば」と上手にまとめた。隣で肩を揺らして笑っていた浅野さんは、大谷の生き方について「さらさらお薦めできないです」と観客を盛り上げながら、「男としてこういうことをしてみたくなることはある、と共感できましたが、こんなに大っぴらにできるのかな?と思うことが多々ありました。こっちかこっちと、どちらか選ばないといけない状況に立たされたとき、大谷は大体危ない方を選ぶんです。それをあるときはやってみるべきなのかな?と思いました」と浮気願望(?)を口にした。一方、大谷の愛人・秋子を演じた広末涼子は劇中で見せる自身の丸メガネ姿に「丸メガネが色っぽいと言われたんですけど全然理解できなくて…。堤(真一)さんがそう言ったんですが…」と首を傾げ、堤さんに問いかけ。観客、共演陣らが爆笑する中で堤さんは「深い意味はなかったんですよ、役の雰囲気がよく出ていて素敵だなーって」と釈明し、「日常から女性に丸メガネをかけさせているということではない?」という軽部アナのツッコミに「そういう趣味ではないです」と汗を拭う一幕も。ほかに、佐知に好意を寄せる青年・岡田役の妻夫木聡は「本当にピュアな青年で、そこをどう出したらいいかと考えて、子犬のようなイメージで演じました。キャンキャン鳴く感じですね」。佐知が働く飲み屋の女将・巳代役の室井滋は「根岸(吉太郎)監督から『東北の出身という設定なのでなまってもらいたい』と言われ、なまったら『なまり過ぎです』と言われました」。巳代の夫・吉蔵役の伊武雅刀は「根岸監督と二十何年ぶりに2本目の仕事をしましたが、この監督は粘る!」と、それぞれに撮影をふり返った。最近、太宰の墓参りをしたという根岸監督は「墓の中から、おれをダシに賞が獲れてよかったなという声が聞こえたので、すみませんと謝ってきました」と朗らかに語っていた。『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョンパパドゥ新潮社日本衛星放送■関連記事:【どちらを観る?】太宰のイメージを裏切る二作『ヴィヨンの妻』&『パンドラの匣』変わりやすい?女心と秋の空vol.1『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』松たか子、夫婦像について意味深な感想「常識で線を引かずに自由でいいかも」『ヴィヨンの妻』モントリオール監督賞受賞で浅野忠信、松たか子からも喜びの声が到着根岸吉太郎監督『ヴィヨンの妻』がモントリオール映画祭で監督賞受賞!
2009年10月10日