米倉涼子「私、失敗しないので」のセリフでおなじみの『ドクターX~外科医・大門未知子~』のイメージが強い米倉涼子。ニューヨークではミュージカル『シカゴ』の主演スターとしても知られている。もともと米倉はバレリーナとしても一流。妖艶な網タイツ姿は、バレリーナとして鍛え上げられた、世界レベルの美しさ。女優として唯一無二の存在を示す米倉だが、脳脊髄液減少症の持病があり、病と闘っていることを告白している。これは頭痛・めまい・首の痛み・耳鳴り・視力低下・全身倦怠感などのさまざまな症状が現れる病気。この病に侵されつつも、このスタイルをキープしているのは努力のたまものともいえよう。実はスゴい「ラジオ体操」そんな米倉が『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、美しさを保つ秘訣として「絶対に裏切らないのはラジオ体操です」と明かしている。「ドラマが始まったりすると、トレーニングにも行けないし、なかなか動く時間がないので、忙しいときほどラジオ体操しています」小学校で習うラジオ体操を、やっているというのだ!「スタジオの裏で、ラジオ体操をしている米倉さんを見かけました。ヨガとかじゃないんだな、と思いました」と制作会社のADからの情報も。ラジオ体操ブームの火付け役で、ラジオ体操の本も多く出している中村格子先生(DR.KAKUKOスポーツクリニック院長)は「ラジオ体操って、子どもや高齢者がやる体操というイメージがあるけれど、米倉さんのようなきれいでスタイルのいい方がやっていると聞くと、うれしいですね」と喜ぶ。「ラジオ体操は、まず姿勢がよくなります。立ち姿、歩く姿がきれいだと、若くも見えるし、第一印象が変わりますよ」(中村先生、以下同)ラジオ体操は第1と第2があり、それぞれ約3分。第1は老若男女が対象で、「姿勢不良」や「ひざの曲がり」を改善するストレッチが中心。「女性の身体への配慮もされていて、関節の柔軟や血流アップなど疲労回復や美容に効果があるように構成されています。一方、第2は高度な運動で構成され、筋肉を鍛え疲れにくい身体づくりを目標としています」誰にでもできるラジオ体操だが「だらだらとやらない。どこの筋肉を動かしているのかを意識しながらテキパキとやりましょう」と中村先生。米倉もラジオ体操をやるなら第1から第2まで、と断言。「やる際は、真剣にやってくださいね。内転筋もハムストリングスとか、背中にも、全身に効きますから」とも語っている。第1と第2を続けてやっても、わずか6分。けれど、身体の歪みがとれ、老化を防ぎ、内臓の働きを活性化させる、とその効果は大きい。「毎日続けている人は、血管年齢も若く、骨密度も高いというデータもあります。短時間でも、毎日続けてみてくださいね」室内でもできるので、YouTubeやラジオ体操の無料アプリを利用して、わずか6分、スキマ時間にやってみよう。同世代の誰よりも若い身体を手に入れることができるかもしれない。取材・文/水口陽子
2022年02月21日「ドクターX~外科医・大門未知子~」第7シリーズが12月16日の放送でフィナーレを迎えた。視聴者からは蜂須賀の「パートニャー」“告白”に「好感度爆上がり」などの声が続出。“すれ違いラスト”にも様々な反応が寄せられている。100年に1度のパンデミックのなか、日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」では感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、代わってメスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭。内科部長が病院を牛耳るなか、未知子が舞い戻る…というストーリーが展開してきた本作。「いたしません」「私、失敗しないので」といった名セリフでおなじみ、フリーランスの外科医の大門未知子を米倉涼子が演じるほか、ケミカルサージェリーを推進、感染研究センターの設立に注力してきた矢先、がんが発覚。さらに新型ウイルスにまで感染する蜂須賀隆太郎に野村萬斎。未知子と同じく「神原名医紹介所」に所属するフリーランスの麻酔科医・城之内博美に内田有紀。東帝大学病院の外科リーダーを務める加地秀樹に勝村政信。中国から帰ってきて東帝大学病院に復帰した原守に鈴木浩介。元外科部長・海老名敬に遠藤憲一。看護師の大間正子に今田美桜。広報室長の三国蝶子に杉田かおる。海外ではホワイトジャックと呼ばれ、東帝大学病院にやってきた興梠広に要潤。未知子が「師匠」と慕う神原名医紹介所所長の神原晶に岸部一徳。今シリーズでは院長代理として分院に追いやられた蛭間重勝に西田敏行といったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。自らのがんの手術を未知子に依頼する蜂須賀。執刀を頼まれた未知子は100%の成功を誓うが、その矢先、感染研究センターが蜂須賀自身の手で封鎖される。センターを見学した海外の感染症研究所所長が帰国直後、新型ウイルスに感染。病院内からも日本国内初の感染者が一人出た可能性が浮上し、蜂須賀は院内の人間に避難を促し自らを隔離する。そんななかでも未知子は蜂須賀のオペを翌日に実施しようとするが、蜂須賀は自分が感染していることを明かし手術を拒む…限界を迎え倒れた蜂須賀を未知子は手術室に運び、城之内や加地、原、海老名、さらに興梠も加わって蜂須賀の手術が行われる…というのが今回のストーリー。レギュラーメンバーに興梠も加わっての手術シーンに「蜂須賀先生の手術のシーンは鳥肌たった」「今までで一番すごい手術…大門未知子先生の100%のオペ感動しました」「ワンマンじゃなく仲間で手術したのが熱かった」といった反応が寄せられる。そして回復した蜂須賀は再びアフリカに旅立つことを決めるのだが、その際「一緒に…いかがですか」と未知子に対し、ともにアフリカに来て欲しいと伝える。緊張のためか普段のクールな蜂須賀とは思えないほどたどたどしい口ぶりで「感染バカと手術バカは最高の“パートニャー”になるんじゃないかなと…」と、未知子に“告白”する蜂須賀に「パートニャー発言にはキュンときたな」「パートニャーってかみかみの蜂須賀本部長可愛い」「蜂須賀先生の告白めちゃくちゃ可愛くて好感度爆上がり」などの声が続出。しかし空港で待つ蜂須賀のもとに未知子は現れず、彼は1人アフリカに旅立つ。その頃未知子は寿司屋で蜂須賀を待っていた…。蜂須賀の“アフリカで未知子とタコが食べたい”という誘いを、未知子は行きつけの寿司屋でいつものようにタコが食べたいという意味だと勘違い。2人が“すれ違い”で終わったラストだったが、これにも「最後ハッチがひとりで空港で待ってるの切なかった・・」「続編SPとかで二人でタコ食べてほしい」「次はぜひ最高のパートニャーかタコENDをお願いします!」といった感想が寄せられている。(笠緒)
2021年12月17日12月16日(木)今夜、最終回が放送される米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。この度、フリーランスの天才外科医・大門未知子役の米倉さんのクランクアップ写真が到着した。シリーズ誕生から10年目となる今年、待望の第7シリーズが放送中。2年ぶりの新作は、100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた、日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、未知子の新たな戦いを描いていく。今夜の最終回の放送に先立ち、12月某日、撮影も無事終了したことが明らかに。撮影最終日、いつもと変わらぬ明るい笑顔で、現場を盛り上げていた米倉さん。同じシーンの撮影がなかったものの、「神原名医紹介所」所長・神原晶役の岸部一徳が、米倉さんをねぎらうため、突如「未知子~!」と呼びかけながら登場。粋なサプライズに米倉さんは感動し、岸部さんと熱いハグを交わしながら、思わず涙があふれ出てしまったそう。また、今シリーズの撮影中、改めて仲間の絆の深さを感じていたという米倉さん。クランクアップ直後のインタビューでは、「『ドクターX』ファミリーのみんなが徐々にクランクアップしていく中、改めてみんなの話を聞き、『本当に愛情にあふれた素敵な場所だなぁ。仲間って大切だな!』と、心の底から感じました」としみじみ。さらに今回は「これまで以上に『人は生きていく過程で、時として思わぬ壁にぶち当たり、自分が思うようにいかなくなることも多々あるんだな』と実感するようになったシリーズでもありました」と回顧。「さまざまな病気と闘ってらっしゃる方々、日々支えてらっしゃる身内の方々、そして医療に関わっている方々への尊敬の念が一層ふくらみましたし、この気持ちをこれからも大切にしていきたいです」と愛に満ちた表情を浮かべる。そして、「作品に関わるみんなが愛を込めて作っている『ドクターX』は、私の中で“不滅のドラマ”です!」と力強く作品愛を明かした。先週の第9話では、今シリーズ最強の敵・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が重度のがんを患っていることが判明。さらに、東帝大学病院で国内初の新型ウイルス感染者が確認されるという緊急事態まで発生。最終回では、忍び寄る第ニのパンデミック、蜂須賀に襲いかかる命の危機に、未知子が立ち向かっていく。「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終回は12月16日(木)21時~テレビ朝日にて放送。※10分拡大(cinemacafe.net)
2021年12月16日米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」の9話が12月9日放送。蛭間の妻・華子に放った大門の言葉に「名言過ぎ」といった感想が送られるとともに、野村萬斎演じる蜂須賀の“真の姿”に「愛おしい」など“蜂須賀推し”の視聴者も急増している様子だ。100年に1度のパンデミックによって感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針となった日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、未知子が“失敗しない”オペで患者を救っていく…というストーリーが展開してきた本シーズン。「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみの未知子を米倉さんが演じるほか、未知子と同じく「神原名医紹介所」所属の城之内博美に内田有紀。未知子が師匠と慕う「神原名医紹介所所長」の神原晶に岸部一徳。東帝大学病院内科リーダーの鍬形忠に小籔千豊。一旦は解雇されたがフリーランスとして戻ってきた原守に鈴木浩介。外科副部長をしている加地秀樹に勝村政信。蛭間に服従する元外科部長の海老名敬に遠藤憲一。分院に押しやられ今は院長代理をしている蛭間重勝に西田敏行。蜂須賀が招へいした興梠広に要潤。広報室長の三国蝶子に杉田かおる。看護師の大間正子に今田美桜。ケミカルサージェリーを推進し、感染研究センター設立を急ぐ蜂須賀隆太郎に野村萬斎といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。念願だった感染研究センターの完成を目前に控える蜂須賀だが、大門と寿司に行くも手をつけず、背中に痛みを感じるようなそぶりも見せる。そんな蜂須賀は組織の腐敗を防ぐためとして、病院長以外の役員の任期を1期1年に制限すると決定する。必死に反撃しようとする蛭間は、具合が悪いと言って来院した妻・蛭間華子(藤真利子)のことも「気のせいだろ」とぞんざいに扱う。だが大門は華子の体調悪化を見逃さなかった。検査の結果華子はすい臓がんであることが判明、困難が予想される手術だが、いつもなら反対するはずの蜂須賀がGOサインを出す…というのが9話の展開。検査を受けるにあたって「もし悪い病気だったとしても主人には言わないで」と話す華子に、「妻の病気より大変なことってこの世にある?」と答える大門。このセリフに「未知子の「妻の病気より大変な事ってこの世にある?」が名言過ぎて」「未知子、良いこというよね~」「こういうやり取りがさらっと出てくるのがかっこいい」などの感想が。そんな蜂須賀もまたすい臓がんを患っていることが判明。大門に「できることなら、あなたに切って欲しい」と頼み込む蜂須賀。患部の3D画像を見ながら厳しい表情を浮かべるも「私、失敗しないので」と答える大門に「今夜の失敗しないのではメチャかっこいい」「大門未知子しか勝たん!かっけ~!」といった声が続出。徹夜で資料を読みあさり蜂須賀の術式を研究する姿にも「大門先生めっちゃ頑張ってる」「大門先生は影でちゃんと努力してるしただの天才じゃなくて努力の人だなあ…」「前日までこうしてどう治すか考えてるの見てるとやっぱ未知子はすごいわ…」と感心する投稿も多数。一方、新型コロナウイルスのパンデミック以前どころかSARS、MARSが流行る以前から海外にマスクを送り、寿司屋の大将(小堺一機)からも「出世にも名誉にも興味がない」と言われるほど感染対策に尽力してきた蜂須賀。今まで見えてこなかった彼の“真の姿”に「根っこが大門先生と蜂須賀先生は似てるんだ」「蜂須賀先生はミチコと同類だった…?」といった声とともに「蜂須賀先生、なんか段々愛おしいキャラになってきた」「蜂須賀良い奴すぎ」など、蜂須賀“推し”となった視聴者も急増中の模様だ。(笠緒)
2021年12月09日ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系にて木曜21時~放送中)が帰ってきた!米倉涼子(46)の抜群のスタイルを生かした派手ファッションは今回もさすが。そんな、大門未知子の「ON/OFF」ファッションをドラマ通スタイリストがポイントを解説します!■「ON」強さ際立つ鮮やかコーデ「鮮やかな色使いや露出度の高さは、『セックス・アンド・ザ・シティ』のような海外ドラマをほうふつとさせるコーデです。仕事ができて高収入で、スタイルもいい女だからこそ着こなせる上質でボディコンシャスなデザイン。未知子の強さをアピールしていますね」【単色ワンピ&ビビッドカラーバッグ】「シンプルな単色ワンピには、ビビッドカラーのバッグを合わせてオシャレコーデが完成。ヒョウ柄やファーのバッグもおすすめ!」【高身長に映えるプリント柄】「米倉さんのように身長があって手足が長い人だから着こなせるプリント柄のワンピ。柄に目がいくのでアクセサリーなしでもOK」【仕事モードの未知子はエレガント】「ブルーの大柄プリントのスカートに白を合わせた爽やかコーデ。仕事モードの未知子はエレガントで女性らしいコーデが多い印象です」【上級者向け丈感バランス】「ロング丈のアウターと膝丈のスカートの組み合わせはバランスがとても難しい。スタイルのいい米倉さんだからカッコよく見せられるコーデですね」■「OFF」ゆるコーデにも非凡さが「ONコーデと差をつけた、オーバーサイズのゆるかわコーデが特徴的です。自由人の未知子らしい凡人離れしたデザインや配色が特徴で、ビンテージテイストは昭和っぽさもあり、名医紹介所の麻雀シーンにピッタリ。まねするなら、個性的なアイテムはワンポイント使いがいいかも」【ニットカーディガンがポイント】「英字のレタリングが入ったニットカーディガンがポイントですね。これからの季節はデニムやジャージをはいてもかわいい」【オーバーオールとニットのオールインワン】「黒ニットがついたオールインワン。外では凜としたイメージの未知子も家ではリラックスできる服がお好みのよう」【配色もテクスチャーも◎】「刺繍のようなカットレースが貼られた古着テイストなオーバーシャツですね。配色も異素材を合わせたテクスチャーも面白いです」【家でも上下ハイブランド】「非凡な性格の未知子だから着られる、個性がバチバチぶつかり合ったコーデ。昭和っぽい柄のスカートもハイブランドのものです」大門未知子のファッションは「ON/OFF」の切り替えも失敗しません!
2021年12月04日米倉涼子が“失敗しない”スーパードクターを演じる「ドクターX~外科医・大門未知子~」の8話が12月2日放送。米倉さん、内田有紀、ゲスト出演した瀬戸朝香の共演と、高畑淳子の“復活”に、SNSには視聴者からの喜びのコメントが続々と投稿されている。「いたしません」「私、失敗しないので」などの名セリフでおなじみ大門未知子を米倉さんが演じる本シリーズ。第7シーズンとなる本作では、100年に1度のパンデミックのなかで日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」が感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針となったことから、かつて花形だった外科が別棟の分院へ追いやられ、代わってメスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭。内科部長が病院を牛耳るなか、未知子が舞い戻ってくる…というストーリーが展開してきた。キャストは米倉さんのほか、未知子と同じくフリーランスの麻酔科医・城之内博美には内田有紀。「ケミカルサージェリー」で内科主導へと組織変革を進め、感染研究センターの設立に注力する蜂須賀隆太郎に野村萬斎。蜂須賀の右腕として行動する広報室長の三国蝶子に杉田かおる。「ケミカルサージェリー」を進める東帝大学病院の内科リーダー・鍬形忠に小籔千豊。東帝大学病院に復帰した原守に鈴木浩介。秋田に飛ばされてしまった海老名敬に遠藤憲一。分院へと押しやられた「東帝大学病院」院長代理の蛭間重勝に西田敏行。また看護師の大間正子に今田美桜。外科副部長・加地秀樹に勝村政信。神原名医紹介所所長・神原晶に岸部一徳といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。8話では蜂須賀は感染研究センター設立のため、厚生労働事務次官・神部八尋(宮川一朗太)と裏で手を組むことに。科研費の助成継続を含め全面的バックアップの約束を取り付ける。一方、外科を率いる蛭間は蜂須賀を潰しにかかろうと暗躍する。そんな蛭間に蝶子が接近する。実は神戸はがんを患っており、蝶子は神部をケミカルサージェリーではなく、外科手術で完治させてほしいと頼み込む。そんななか、城之内の高校時代の同級生、八神さつき(瀬戸朝香)が東帝大学病院に入院。他の病院で手術適応外と言われるほど進行したがんで、最先端のケミカルサージェリーに望みをかけた一人息子・八神祐希(元之介)からの頼みで入院することになった…という展開。今回は瀬戸さんがゲスト出演。「神回だった!米倉涼子、内田有紀、瀬戸朝香とは!」「ドクターXで内田有紀さんと瀬戸朝香さんが共演してて感激した!」など米倉さん、内田さんとの共演に感動する声が上がったが、その後亡くなってしまうという展開に「今回のストーリーはメッチャ涙が出っぱなし」「まさかの展開に今回は凄くショックでした…」と悲しみも声が。また高畑淳子演じる白木淳子が第3シーズン以来に再登場。大間がかつて働いていたガールズバーの店員として登場、ナースの仕事が忘れられなかったと話す白木の“復活”に「ドクターXこんなところで高畑淳子さん再登場」「ナース服着てナースができればどこでもいいんかい!」「高畑淳子婦長のインパクト強すぎ。今夜寝られない」など、タイムラインも大きく盛り上がっている。(笠緒)
2021年12月03日米倉涼子主演の「ドクターX~外科医・大門未知子~」7話が11月25日放送。田中圭演じる森本光が復活。インフルエンサーとなった森本にSNSが盛り上がるとともに、「ずっと出演してほしい」「スピンオフ待ってる」といった声も次々投稿されている。「いたしません」「私、失敗しないので」でおなじみフリーランス外科医・大門未知子が活躍する本作。今シーズンでは100年に1度のパンデミックで日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」がメスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進。内科が最優先され不急の外科手術は延期する方針となり、花形だった外科は別棟の分院へ追いやられる事態に…というストーリーが展開してきた。大門未知子役の米倉さんをはじめ、「ケミカルサージェリー」で内科主導へと組織変革を進める蜂須賀隆太郎に野村萬斎。「ケミカルサージェリー」推進によって分院へと押しやられた「東帝大学病院」院長代理の蛭間重勝に西田敏行。未知子と同じくフリーランスの麻酔科医・城之内博美には内田有紀。神原名医紹介所所長の神原晶に岸部一徳。「東帝大学病院」外科リーダーの加地秀樹に勝村政信。フリーランスの外科医として東帝大学病院に返り咲く原守に鈴木浩介。蜂須賀の右腕として、ケミカルサージェリーを進めるため奔走する東帝大学病院の広報室長の三国蝶子に杉田かおる。「東帝大学病院」の元外科部長・海老名敬に遠藤憲一。東帝大学病院の内科リーダー・鍬形忠に小籔千豊。海外ではホワイトジャックと呼ばれている興梠広に要潤。東帝大学病院の内科医・寒蝉勇次に永野宗典。蛭間の秘書・朝蜘優衣に結城モエ。「東帝大学病院」の看護師・大間正子に今田美桜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は蜂須賀が東帝大学病院のブランディングを強化するためサポート役として、以前働いていた外科医・森本光(田中さん)を呼び寄せる。医療系インフルエンサーとして大きな影響力を持つ森本は、早速自分のチャンネルに蜂須賀を出演させ、病院のチャンネル立ち上げを発表させる。一方未知子は、森本のファンだという定食屋の店主・七宮安江(根岸季衣)の胃がんの手術を進めようとするが、蛭間が榎本環境大臣(徳重聡)を緊急入院させ、手術室を横取りしてしまう…という展開。森本の再登場に「おかえりなさい!森本先生」「森本先生がまさかこんな帰還をするとはw」などの声が上がるなか、巨大プリンを作ったり、モーニングルーティンを紹介したりと、医療とは関係ない動画も配信する森本に「まってかわいすぎる、、元気モリモリチャンネルぅ~!モーニングルーティーン最後まで見せてくれー!!」「元気モリモリチャンネル続けてほしーーーい!!」「モーニングルーティン、フルで見たいです!」などの声も。榎本が副鼻腔炎だという情報が漏れ、サミットからの逃亡だとマスコミが騒ぐ中、蜂須賀は榎本が胃がんだと発表したうえで、七宮を榎本の“替え玉”としてオペするという作戦を提案。しかも七宮が森本を執刀医に指名。森本はど緊張のなか手術を開始する…。途中で未知子が助けに入り、手術は無事終了。森本は配信を辞め実家の病院に戻る…というラストだったが「森本先生、ずっと出演してほしいよ~」「森本先生いつでも戻ってきていいよ」「森本先生のスピンオフ待ってる」など、森本の再登場やスピンオフを求める声が続々投稿されている。(笠緒)
2021年11月25日ドラマの舞台として欠かすことのできない、医療の現場。10月から始まった秋ドラマにも、シリーズ7作目となる『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)、『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)と、医療ドラマが名を連ねる。しかも、この2作のようにシリーズ化されるケースは少なくない。視聴者の心に、どれだけ医療ドラマの医師の姿が入り込んでいるのか?そこで今回、全国40歳以上の女性1000人を対象に「実際に診察してもらいたいと思う、医療ドラマに登場する医師は誰ですか?」というアンケートを実施。どの医師の人気が高いのかをランキングにしてみた。(※30位までのランキングは記事の最後にあります)“本当にあの医師がいたら……”という視聴者の妄想。そして、ドラマウォッチャー&コラムニストの吉田潮さんの解説で人気医療ドラマを振り返ると、医師に求める資質が見えてきた!?あなたが選ぶMVD(Most Valuable Doctor)は一体、誰?女性1000人が選んだ医師は?解説:吉田潮(よしだ・うしお)◎コラムニスト。医療、健康、下ネタ、テレビ、社会全般など幅広く執筆し、『週刊フジテレビ批評』のコメンテーターも務める。著書に『親の介護をしないとダメですか?』などがある。■失敗しない人は無敵!? 誰もが納得の1位栄えある第1位は、「私、失敗しないので」の名フレーズでおなじみ『ドクターX』で米倉涼子演じる大門未知子。「大門さんににっこり笑いかけられて“大丈夫です。この調子でいきましょう”と言われたい」(兵庫県・68歳主婦)「“必ず治します。失敗はしません”。未知子さんに言われたら誰に言われるよりも信用できると思います」(岡山県・64歳主婦)「やっぱり、“私、失敗しないので”を生で聞きたいです」(千葉県・53歳パート)といった声が寄せられるように、手塚治虫の漫画、ブラック・ジャックを彷彿(ほうふつ)とさせる、孤高、反骨の天才外科医に診てもらいたい人は多いもよう。“フリーの外科医”という設定だが、アンケート全体の約4割の人が大門未知子を挙げている。前出の吉田潮さんは、「やっぱり医師である以上、手術症例数が大切」と1位の選出に納得の表情。「同じ話題作でも『ブラックジャックによろしく』の妻夫木聡のような医者の卵となると、心細くて票が伸びづらいのでしょう。経験値がものをいう世界ですから、毎週のように手術をしている“手術オタク”大門未知子が人気、信頼を集めるのは納得。ドラマといえども、信頼できるかは大きなポイント」(吉田さん)■どんな状況でも命を救う!! というかイケメンだから??その意味では、第2位にランクインした『コード・ブルー』の藍沢耕作(山下智久)も同じだろう。『ドクターX』にも言えることだが、医療従事者が「ありえない!」と口をそろえるような状況での緊急オペしかり、“どんな状況でも命を救う”天才的な姿勢に票が集まった。一方、山Pが演じるだけあって、こんな声が多いのも事実。「藍沢に目を見つめられながら“任せろ”と言われてみたい」(福島県・44歳OL)「“自分が必ず治す”なんて藍沢さんに言われたら……、それで昇天しちゃいそう(笑)」(埼玉県・52歳パート)「駆けつけてきた藍沢さんに“もう大丈夫だから”とまっすぐに目を見て言われたい」(大阪府・37歳塾講師)誰だってイケメンに診てもらいたい!ただ、吉田さんは「野暮なことは言いたくないけど」と前置きしたうえで、“メス”を入れる。「『コード・ブルー』のテーマは緊急救命なので、おそらく山Pが駆けつけたときには意識がないと思うし、意識が戻ったときには総合病院のベッドの上でしょうから、違う先生のお世話になっているはず(笑)」(吉田さん)もしも冥途(めいど)の土産になるなら、「山Pに!」という人もいるかもしれない。■技術よりも人格重視! もっとも万能な医者かも第3位は、『Dr.コトー診療所』の五島健助がランクイン。「“最大限まで頑張って、あとは運に任せよう”。これ以上は運しかない、というところまで診てくれるという感じがする」(大阪府・40歳会社員)「五島先生の丁寧でわかりやすく、優しい口調で語りかけてほしい」(北海道・64歳無職)吉岡秀隆が扮(ふん)する五島健助が無医村で奮闘する同ドラマ。先の2作とは違い、技術ではなく人柄が重視され、多くの支持を集めた。「風邪も診断してくれるし、盲腸なども診てくれる。さらには、おじいちゃんやおばあちゃんの世間話にも付き合ってくれる。オールラウンダーという意味では、五島健助のような医師が一家に1台ならぬ、一村に1人いてくれたらありがたい。全医療ドラマの中で、もっとも万能な医者かもしれない」(吉田さん)さらに、「丁寧でわかりやすい」という視聴者の意見に対しても吉田さんは、「3分診療という言葉が叫ばれているように、機械的な説明が多い中で、患者と同じ目線で説明できる医師の存在は貴重」と同意する。スペシャリストではないかもしれないが、人格者という意味では、天才医師とは違う「信頼」がある。実際、医療ドラマの名作との呼び声高い『白い巨塔』が、ランキングでは旗色が悪い点は見逃せない。これまで、田宮二郎、唐沢寿明、岡田准一というように二枚目が演じてきた外科医・財前五郎だが、どれだけ顔と腕がよくても権威主義者であれば、視聴者の信用は得られないのだろう。国立浪速大学病院では政治力を発揮し、教授へと上りつめたが、全国の女性1000人が選ぶアンケートでは下位に沈んでしまった……。■優しくされたいけど、顔が……!?続く第4位は、産婦人科を舞台とした『コウノドリ』の鴻鳥サクラ(綾野剛)。合理的でクールな四宮春樹(星野源)とともに命の尊さを描く。「言葉でなく、1日中そばでピアノを弾いて癒してほしい」(神奈川県・45歳会社員)「鴻鳥先生に優しくされたいけど、顔が綾野剛……。妊娠についていろいろなことを話すのが、恥ずかしくなるかも」(大阪府・46歳主婦)吉田さんは、「過去のトラウマ体験によって現実的なことしか言わない星野源の役どころは、とても共感できた」と話す。「産婦人科は不妊治療など、精神的にデリケートな領域を扱う。必要以上に温かい言葉を投げかけられるよりも、現実的なアドバイスをくれるほうが重くならないと、女性である私自身思います。また、産科医療のシビアな現実を、きちんと患者に伝えようとする描写も好感が持てた」(吉田さん)実際の医療現場では、「絶対」、「完治する」といった言葉は使われない。万が一の際、言質を取られないためだ。裏を返せば、ドラマだからこそ「100%」、「絶対に」といった言葉が飛び交うわけだが、「それでもそういった言葉を使わない『コウノドリ』のリアルな世界が支持を集めたのではないか」と吉田さんは分析する。■可もなく不可もなくでもいい? 求ム! 未来人の医者TOP5、その最後に滑り込んだのは、医療ドラマと言っていいか迷うところではあるが、『JIN―仁―』の南方仁(大沢たかお)。「南方に“僕が支えますから”なんて優しく言われたい」(兵庫県・75歳主婦)「南方さんに“僕も全力で闘いますから。あなたも全力で”なんて言われたら……。キュンキュンしちゃいます」(愛知県・40歳主婦)ドラマの中では坂本龍馬ですら心酔してしまうのだから、読者が魅(み)せられてしまうのも仕方がない。限られた資材や情報だけで応用してしまうアイデア力は目を見張る反面、吉田さんが「江戸時代では名医かもしれないけど、現代では普通レベルの医者かもしれない」というように、実はどの程度の実力の持ち主なのかは不明だったりする。おまけに、原因不明の頭痛持ちでもあるため、診察中あるいは手術中に突然、「ウウゥゥ!」などと倒れ込まれたら厄介だ。人柄は申し分なしだが、瑕疵(かし)がないとは言い切れない。だが、「南方仁のような未来人の医者がいたらなぁ」と吉田さんは妄想を働かす。「例えば、今から200年後の世界から医者がタイムスリップしたとします。可もなく不可もなくの腕前でも、新型コロナウイルスに何が効くかは知っているだろうし、がんの治癒法も知っているかもしれない。そういう意味では、南方仁のような医者がいたら……」(吉田さん)たしかに、未来人ならこのコロナ禍を鎮められるはず!■なぜ女医が少ない? もっと評価されてほしい作品は?6位以下でも、医師に対するアツい思いをぶつける視聴者も多い。『医龍』の朝田龍太郎(坂口憲二)には、「“焦らず、ゆっくり治していきましょう”と朝田龍太郎に言われたら、ずっと病院にいてもいい」(大阪府・50歳パート)『救命病棟24時』の進藤一生(江口洋介)には、「進藤さんに“あんちゃんがついているから”と言われたい」(東京都・49歳主婦)という具合に、みなさん思い思いに妄想を爆発させる。BSテレ東で放送されていた『神酒クリニックで乾杯を』、MAKIDAIが主演を務めた『町医者ジャンボ!!』などなど、マイナーな(失礼!)作品に思いをはせる人も少なくない。また、先のクールで話題をさらった『TOKYOMER~走る緊急救命室~』がすでに高支持を集めているように、6位にランクインした鈴木亮平演じる喜多見幸太も注目のひとりだろう。こうして人気を集めている作品(とその主人公)を見てみると、そのほとんどがシリーズ化されているものだとわかる。視聴者が感情移入できるような人格者、あるいは魅せられるようなスーパードクター、こういった医師が人気を集め、視聴率とも結びつくといえそうだ。その反面、女医が少ないのは気になるところ。女性だけにアンケートを募ったこともあるが、吉田さんは、「女性のドクターを主人公に置く作品は、医療の世界だけではなくヒューマンドラマに寄ったり、ケアの部分に寄ったりする傾向が強い。そういう意味では、大門未知子は異質(笑)」と話し、女性の名医が登場するドラマもたくさんあると続ける。「私個人は、天海祐希を信用しているので、『トップナイフ─天才脳外科医の条件─』はもっと票を伸ばしていいと思ったし、ランキングの中には入っていないものの、松下奈緒と木村佳乃が出演した『アライブ がん専門医のカルテ』はもっと評価されてほしかった。もし、私ががんになったら、この2人に診てほしいと思えるドラマでした。災害時は、鈴木亮平にお願いしたいし、産科は星野源のお世話になりたい。TPOに応じて各ドラマの先生に診てほしい(笑)」(吉田さん)◇これだけ医療ドラマが人気を集め、個性豊かな医師がいるのであれば、いつかマーベル作品の主人公格が集結する『アベンジャーズ』のようなオールスター医療ドラマが見てみたい……そんな妄想すらしてしまうほど、やっぱり医療ドラマは面白い!(取材・文/我妻アヅ子)初出:週刊女性2021年11月30日・12月7日合併号/Web版は「fumufumu news」に掲載
2021年11月25日NHK連続テレビ小説『花子とアン』、大河ドラマ『西郷どん』、そして大ヒットシリーズ『Doctor-X 外科医・大門未知子』。誰もが知る人気作を次から次へと生み出す脚本家・中園ミホさんは、いまや日本のドラマ界で不動の地位を築いています。けれど、その成功の裏には「占い」があったそう。実は占い師としてのキャリアも持つ中園さんが、独自の開運哲学をまとめた『相性で運命が変わる 福寿縁うらない』を上梓しました。それを記念し、日常生活にいますぐ取り入れられる開運のコツを訊きます。“悪い時期”は誰にだって訪れるもの――中園さんは脚本家として有名ですが、実は占い師として活動されていた時期もあるんですよね。中園そう、14歳から占いの勉強を始めたんです。私は幼稚園の頃から4月、5月がすごく憂鬱で。桜が咲いてすごく楽しい時期のはずなのに、ゴールデンウイーク明けくらいまでは気持ちが晴れなくて、小学生の頃なんて一時期不登校になっていたくらいなんです。その後、占いの勉強をしてみたら、私にとっては4月、5月が“空亡期”(苦手なことに取り組むことになる、試練の時期)であることがわかったんです。そのとき、「人の運気には流れがある」ことを知りました。1年周期でもあるし、12年周期、120年周期の流れもあるんです。――それを知って、見える景色が変わりましたか?中園私みたいな気の弱い人間は、前もって知っておくことが大事なんです。悪い時期がやって来ることがわかっていれば、「これが過ぎれば必ず元気になれる」と耐えられるじゃないですか。ただ、占いによっては「悪い時期にはなにもしないほうがよい」と語るものがありますよね。私はそう思わないんです。悪い時期というのは、「苦手なことを克服する時期」でもあって。神さまから宿題を出されるので、コツコツ頑張らなければいけない時期とも言えます。この悪い時期、私の占いでは空亡期と呼んでいますが、これまでの人生で5回くらい過ごしてきました。その時期を振り返ってみると、やっぱり苦手な宿題が出る時期だったんです。私は勤勉に生きるのが苦手で、本当はぼんやり過ごすことが好きなんですよ。でもなぜか、空亡期になると忙しくなってしまう。そんなときは「ここで頑張ればステップアップできるはず」と自分に言い聞かせているんです。――中園さんの大ヒット作『やまとなでしこ』も空亡期に書かれたものと知って驚きました。中園『やまとなでしこ』もですし、その次のヒット作『花子とアン』も空亡期に書いた作品です。『やまとなでしこ』を書いているときなんて、本当に苦しかった。トラブルも多かったし、プロデューサーからの要求も高くなっていたし、絶対に妥協できなくなっていて。でも、ちょっと厳し目のことが起きる状況で作ったもののほうが、ヒットするんです。現場のスタッフやキャストを含め、みんなの化学反応によって大勢の人の心を動かす作品ができあがる。だから私にとって、空亡期はすごく大切な時期になっています。どんな人と出会うかで、その後の人生が変わる――空亡期の過ごし方以外に、本書で印象的だったのが「人との出会い」です。生きていると本当に大勢の人と出会いますが、その中に人生を左右するような出会いがあるんですよね。中園さんにとってのそれは、やはり林真理子さんでしょうか。中園林さんはただただ楽に過ごせるような関係ではなくて、ちょっと厳しい先輩のような存在なんです。まだ出会ったばかりの頃、ぐーたらお酒を飲んでいたら電話をいただいて、「中園さん、常に高みを目指さなきゃだめよ」とお叱りを受けて酔いが覚めちゃうことがありました。でも、そんなことを言ってくれる人なんていなかったですし、すごくうれしかった。その後、大河ドラマ『西郷どん』を書けたのも、林さんが私を引っ張り上げてくれたから。「大河、一緒にやろうよ!」と言われたとき、「この人、なに言ってるんだろう…」と思いましたけどね(笑)。林さん自身が常に高みを目指している人なので、側にいると「私ももうちょっと頑張らなきゃ」と思えます。もしも林さんと出会っていなかったら、もっと楽なほうに流されて、書ける作品の幅は広がっていなかったでしょうし、ひょっとしたら脚本家を辞めていたかもしれません。――そういう存在はすごく貴重です。ただ、どうすればそんな出会いに恵まれるかわからない、と思っている人もいるかもしれません。中園憧れの人を見つけたら、その人に近づいてみましょう。とはいえ、無理に親しくなる必要はないですし、そもそも物理的に近づけない存在もいますよね。たとえば好きなアイドルや尊敬する作家なんかとは、親しくなろうと思ってもなれるものじゃないですし。でも、そういう存在を見つけたら、ライブに行ったり講演を聞いたりするだけでも良い運気をもらえるんです。逆に身近な存在だとしたら、挨拶するだけでも良い。素敵だなと思う人に挨拶をするだけでも、良い運気をシャワーのように浴びることができます。――憧れが“嫉妬”に変わってしまうこともあると思うんです。そういうときはどうしたらいいでしょうか?中園もちろん、他人のことが羨ましくて仕方ないこともありますし、ときには悪口を言いたくなることもありますよね。でも、他人を妬むことは自分の運気を下げることにつながってしまう。だから、まずはそこから自分を救い出してあげてほしい。妬むのではなくて、「あの人はどうしてみんなに好かれるんだろう?どうしてあんなに素敵なんだろう?」と前向きの探究心を持って、近づいてみること。そして挨拶をしてみる。それだけで運気が巡ってくるし、気持ちも晴れるはずです。相性の悪い相手こそ、自分が成長するチャンス――人間関係の話でいうと、本書で「苦手な相手はまず占ってみる」ことを勧められていますね。中園そうそう。やっぱり人間関係のストレスって本当にきついじゃないですか。だから人間関係で悩むことがあったら、まずは相手を知るという意味で占ってみることを勧めているんです。その人の生まれ年だけでも聞き出して、どんな人なのかを占う。そうやって占いというフィルターを一枚入れることで、客観的にもなれます。そもそも四柱推命という占いは、戦いのためにできたものなんです。占いで敵のことを知り、それを活かして戦略を立てていたらしくて。現代を生きる私たちに戦はないけれど、人間関係でつらいことがあったとしたら、占いを活用して戦略を立てるために活用してもらいたいんです。――なるほど!それと「金運はお金持ちからもらう」というのも面白い考え方だと思いました。中園これはまた林さんの話になりますけど、私は彼女からお財布を3ついただいています。「財布をください」なんて普通はおねだりできないと思いますけど、林さんは気さくな方なので試しにお願いしてみたんです。そうしたら翌月からガラッと変わって。その頃、マンションを購入したばかりでカーテンを買うお金もなかったんです。でも林さんにお財布をいただいたら収入が途端に増えました。もしも身近にお金持ちの方がいるなら、きちんとお礼をする前提でお財布をねだってみても良いと思います。――つまり「物を介して運気を分けてもらう」ということだと思うんですが、財布以外でも意味はありますか?中園もちろんです。それにもらうことが難しい場合は、その人の持ち物を真似するだけでも良いですよ。私は脚本家の向田邦子さんのファンなんです。でも彼女みたいになれないことはわかっていて。それでも近づくために、向田さんが使っていた鉛筆や鉛筆削りを全部真似して揃えたことがあります。するとやっぱり気分が違いますし、幸せになれますよね。――それならすぐにでも実践できそうです。あと、「マイナス×マイナスの相性はプラスに変える」という発想も面白くて。相性が悪い相手からは離れがちじゃないですか?中園マイナス同士だと傷つけ合って終わると思われがちですけど、決してそんなことはないんです。たしかにちょっとした緊張感は漂うと思います。でも、自分と相性が悪いからといって、その人を敵だと捉えてほしくない。むしろ、そういう人と付き合うことで自分が成長することにもつながりますから。実は『Doctor-X 外科医・大門未知子』の女性プロデューサーと私の相性がマイナス×マイナスなんです。でも、彼女と作ったシリーズはもう10年目を迎えました。もちろん毎回プレッシャーはありますし、ここまで来たら絶対にコケさせられないとも感じています。ただ、彼女がいたからこれだけのヒット作になった。ダラダラしていると叱られちゃいますけど、彼女のことはとても大切に思っていますね。――中園さんの占いに説得力があるのは、誰よりも中園さん自身が身を持って「運気の流れ」というものを体現されているからなんだと思いました。中園実体験からくるお話もたくさん書きましたからね。もしも占いを知らなかったら、私はきっと不満ばかりこぼしていたと思います。気弱だし、ぐーたらだし(笑)。でも、占いの力を借りれば、私みたいに運気が弱い人でも幸せになれる。だからみなさんにも、そんな風に占いを活用してもらいたいんです。【まとめ】自分の人生と重ね合わせながら、占いの力について語る中園さん。でも最後に、「占いに溺れないで」と釘を差します。中園さん曰く、「占いは幸せになるためのもので、盲信して振り回されてはいけない」とのこと。たしかに、占い結果に一喜一憂し、身動きが取れなくなることがあります。でも、人生の舵を取るのは自分自身。占いは羅針盤のように活用しつつ、最終的には自分で決断していくしかないのでしょう。そんなポジティブな生き方を、中園さんは教えてくれました。Information『相性で運命が変わる 福寿縁うらない』(中園ミホ/マガジンハウス)¥1,450私の運気を押し上げてくれたのは、才能でも努力でもなく、「出逢い」と「縁」、それに尽きるのです――。そう語る中園さんが、自身の開運哲学を詰め込んだ一冊。人気脚本家がどのように上り詰めていったのかを知りながら、占いについて学べる。気になる相手との相性を紹介しているページも必読!写真・中島慶子 文・五十嵐 大
2021年11月23日米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6話が11月18日放送。9歳の少年を執刀する未知子がつぶやく優しい「失敗しないので」に感動の声が続出。鈴木浩介演じる原も含めた手術シーンに「初期メンバーでの手術エモすぎる」といった声も上がっている。米倉さん主演で10年にわたり続いてきた人気シリーズの最新シーズンとなる本作は、100年に1度のパンデミックで日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」では感染治療と内科を最優先、不要不急の外科手術は延期する方針に。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭する。そこに未知子が舞い戻る…という展開の本作。「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみ大門未知子を米倉さんが演じ、フリーランスの麻酔科医・城之内博美には内田有紀。神原名医紹介所所長の神原晶に岸部一徳。内科主導の体制を築こうとしている東帝大学病院内科部長・蜂須賀隆太郎に野村萬斎。名医のはずが手術で失敗が続く興梠広に要潤。外科副部長の加地秀樹に勝村政信。広報室長の三国蝶子に杉田かおる。興梠のせいでクビにされそうになった大間正子に今田美桜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。中国一のITグループ、その会長の御曹司で9歳の王弥六(吉田隼)が小児肝腫瘍の手術を受けるため来日、「東帝大学病院」に入院する。未知子と加地は執刀医に立候補するが蛭間は却下し、すでに決まっているという執刀医を紹介する。その人物は未知子も加地もよく知る元「東帝大学病院」の外科医・原守(鈴木さん)だった。しかも未知子が所属する「神原名医紹介所」の所長・晶が弥六と原をセットで「東帝大学病院」に斡旋したといい、原は「東帝大学病院」をクビになった後、フリーランスに転向、ここ1年ほど中国の病院で働いていたが晶にスカウトされ「名医紹介所」に所属することになったと話す。実は原、弥六に自分が名医だと嘘をついていて、父である会長からも信頼されたことで後に引けなくなり、未知子を頼って日本に戻ってきていた。その後弥六が急変。原が加地と手術を担当するが非常に困難な事例で…というのが6話の展開。そこに未知子が現れ華麗な手さばきで弥六を救う。その際加地から“プレッシャーはないのか”と問われた未知子は「プレッシャーのないオペなんてないから」と答えると、弥六に向け優しく「私、失敗しないので」とつぶやく…。この“優しい「失敗しないので」”に「優しい「失敗しないので」いただきました」「世界一優しい「私、失敗しないので。」「あの大門未知子からめちゃくちゃ優しい「私失敗しないので」出てきて泣いちゃう」などの声が続出。また未知子、加地、鈴木さん演じる原による手術シーンに「初期メンバーでの手術エモすぎるって」「やっぱりレギュラーメンバーいいよな。安心感凄い」といった声も寄せられている。(笠緒)
2021年11月18日左から米倉涼子、沢口靖子、江口のりこ木曜放送のドラマ『科捜研の女』『ドクターX』『SUPER RICH』。強気で、地位や権力に揺らぐこともなく、我が道を行く…似てるようで微妙に被らないヒロイン3人を、コラムニスト・吉田潮さんが深掘り。木曜日の夜がなんだか心地いい。なんだかんだいっても男性ファーストが根深い日本において、3人の女傑が活躍しているからだ。20時の『科捜研の女』(テレビ朝日系)で沢口靖子演じる榊マリコ、21時の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)で米倉涼子演じる大門未知子、そして22時の『SUPER RICH』(フジテレビ系)で江口のりこ演じる氷河衛である。三者三様の心地よさを味わっているのだが、もう少し掘り下げてみよう。マリコ・未知子・衛は、社会人として、友人として、女としてどうよ?■共通項は「地位や権力、〇〇に興味なし」まずは共通点。とにかく権力や出世、多数派に興味がなく、一切なびかない。京都府警科捜研勤務のマリコは20年以上も勤務しながら役職につくこともなく、一研究員として年齢不詳のまま在籍。京都府警本部長(西田健)や刑事部長(金田明夫)にたてつくこともあれば、科捜研所長(斉藤暁)を顎で使うこともしばしば。権力や地位になびかず、信じるのは科学と自分と土門薫刑事(内藤剛志)のみ。未知子はフリーランスの外科医で、医療以外の行為は一切しないと断言。病院内の不毛な権力闘争や無意味な教授回診には参加せず、上意下達の組織をガン無視。傍若無人に見えるが、患者ファーストは徹底している。もちろん男にも1ミリたりともなびかない。このふたりはもはや国民的キャラだが、新キャラの衛はどうか。自ら立ち上げた電子書籍出版社のCEOで、筋金入りのセレブ。生まれながらの富裕層だが、会社と仲間を守るためには莫大な資産をなげうつ豪胆さもある。アイデアが枯渇した大御所漫画家に対しても「おもんないです。おもんないとこ一晩語れます」と正直に言える。新規事業のプレゼンに勝つために、権力者にすりよる柔軟性はあるものの、魂は決して売らず。人に上下優劣をつけず、フラットな女たち。ついでに言えば、この3人、料理もしない。マリコは捜査のために料理教室へ行っても、腕を振るうどころか成分の蘊蓄(うんちく)をとうとうと語る。未知子は完全に外食派で肉食系。手術後はガムシロップをごきゅごきゅ飲み干すくらいの糖質過多も気にしない。体力使ったら甘いもの、料理なんぞする暇があったら手術をしたいタイプ。衛も幼少期からお手伝いさんが作ってくれたため、そうめんすらゆでたことがない。高級なデパ地下総菜orデリバリーで済ませてきた。3人とも潔く料理と無縁なのだ。女に料理上手を求めるような時代は終わったしね。料理上手は西島秀俊や高杉真宙に任せておけばいいと思うのよ。■同じ職場にいてほしいのは…ダントツでお断りしたいのはマリコだ。あまりのワーカホリックぶりに、科捜研はブラックな職場と化している。いや、人としては尊敬できるし、信頼できる。でも、膨大な押収品や証拠品の中から指紋や血痕、もっと微細な証拠を見つけるまで容赦なく残業や徹夜作業を強いるし、現場直行も強制される。所長の斉藤暁なんて、一度は過労でぶっ倒れたしね。でも、あのアルカイックスマイル&目力でじっと見つめられたら、誰が断れようか。刑事の蒲原君(石井一彰)までもが手足のようにこき使われとるし。では未知子はどうか。自分が医療従事者だったら、的確な診断力と絶対に失敗しない腕前の医師がいてくれたらどんだけ助かることか。ただし、協調性はゼロ、雑用も残業も飲み会も一切しない。握手すらしない。口は悪いし、人の顔と名前を覚えず、無礼なふるまいも多々。それでも弱い立場の人を守る「仁」はある。医師(要潤)の失敗をなすり付けられ、首を切られそうになった看護師(今田美桜)を守ってあげたし。もっとも共に働きたいと思うのは、衛だ。誰が見てもクズで才覚のない共同経営者(戸次重幸)に長いことほだされていたのは汚点だが、基本的に社員の意見を聞くし、「ありがとう」や「ごめんなさい」を素直に口にできる社長だから。社員の危機(メンタル)を救いに来る頼もしさもあり、富裕層のわりにくだけていて偉ぶらないからね。■友達として一緒に飲みたいのは…外食をともにするなら「よく食べてよく飲む女」がいい。そういう意味では、未知子が一番気持ちいい。鯛焼きも嬉しそうに食べるし、肉ももりもり食べそうだし。派手で高そうな服を着てピンヒールでカツカツ歩き、クラブでがんがん踊りまくる未知子と同じ空気を楽しめるとは思えないが、銭湯で大開脚したり、卓球のお供ならばできそうだ。衛に関しては、随所に垣間見える育った環境の格差が気になる。どんなに性格がよくても、関西弁の返しが絶妙でも、ズレは大きいだろうなと思ってしまう。衛が悪意なしに発した何気ない言葉に、「住む世界が違う」と引け目を感じるかもしれず。「あんた、今のはめっちゃ感じ悪いよ!金持ちの暴言だよ!」と言える関係を築けるかどうか。で、もっとも読めないのがマリコである。何が読めないって、時間である。四六時中、事件と鑑定が最優先のマリコは、たとえ約束していてもドタキャンどころか連絡すらよこさない感じがする。LINEもやってなさそうだし、やっていたとしても既読がつかないまま数日間もざらではないかと。ドラマや映画、ゴシップネタも一切通じなさそうなので、話が弾むとは思えず。でも、酒や漬物の酵母やら花粉やらグルタミン酸やらについて、熱く語るマリコを傍らで眺めていたい気もする。そういえば、案外コスプレ好きな一面もあるので、イベントやパーティーにはくじけずに誘ってみようと思う。逆に、我が家で家飲みに呼ぶなら誰がいいか。衛は高級なお土産を持ってきてくれそうだな。未知子は宴会そっちのけで猫と遊んでそうだし、マリコは「これは……鮮明、拡大化!」とかいって、部屋の埃や毛や汚れを凝視しそう。ルヴァンを用意しておこう。■女としてうらやましいのは……未知子にはほぼ男の影がなく、性欲も結婚願望もストレスもなさそうだ。手術欲が異様に強いので、何か違う形で欲望を満たしているのだと思われる。家も男も家族もペットももたず、気ままに海外と日本を行ったり来たりで、かなりの自由人。神原名医紹介所(の岸部一徳)にどれくらいピンハネされているのかは気になるが、年収数千万円は稼いでいるに違いない。束縛されない生活、好きなことで大金を稼げるスキルに、世界中どこででも生きていけるたくましさ。実はこれが一番うらやましい。別の意味でうらやましいのは、なんつっても年下の男性部下から好意を寄せられるという、モテモテの衛だろう。絶世の美丈夫・町田啓太に可愛げ炸裂超ド級の赤楚衛二だよ!? もう盆暮れ正月にクリスマスとハロウィーンも同時到来みたいな、浮かれっぱなしの精神状況にならんのか?社員たちからも信頼されているし、親友の中村ゆりからもうっすら恋愛感情に近い好意を寄せられている。人という宝に恵まれている衛は、経営難に陥ってはいるものの、女としても人としてもかなりうらやましい。最後はマリコ。土門との関係は「プラトニックな恋愛」であり、全国に多数いるどもマリファンは屋上や川っぺりのラストシーンが大好物。かつては熱血剛腕刑事だった土門と、おきゃん(死語)な研究員だったマリコも、十数年の時を経て、成熟し達観した大人の付き合いになっている。お互いに慕い合いながらも、決して触れ合うことはない。婉曲表現の言葉だけで愛を育んでいるのだ。もうここまでプラトニックだとうらやましくもなくて、歯がゆい。いけず。さすがは京都。今シーズンでは、第一話でマリコの元夫(渡辺いっけい)が警察庁からやってきて、マリコに異動話をもちかけてきた。東京で刑事相手に講義する指導官に推薦したいという。マリコは科捜研、京都、そして土門に別れを告げるのか!?土門はうっすら嫉妬と不安を覚え……なんつって盛り上がったわけよ。結果的にマリコが警察の不祥事を暴いちゃったがために、異動話はなくなったけどね。マリコと土門は地方公務員同士、年金も多そうなので老後も安泰。そこはうらやましい。定年退職してからぜひ濃密な愛を交わしてください。木曜夜の3人の女たち、実は友達が少ないというのも共通項だ。全員人格者ではあるが、友達はかなり選んでいる、または不要という考えなのかもしれない。こっちが友達になりたくても友達認定してもらえないんだろうなと思いつつ、妄想をふくらませてみた。マリコ、未知子、衛――あなたは誰と仲よくなりたい?つうか誰になりたい?吉田 潮(よしだ・うしお)1972年生まれ、千葉県船橋市出身。医療、健康、下ネタ、テレビ、社会全般など幅広く執筆。『週刊フジテレビ批評』(フジテレビ)のコメンテーターもたまに務める。また、雑誌や新聞など連載を担当し、著書に『幸せな離婚』(生活文化出版)、『くさらないイケメン図鑑』(河出書房新社)、『産まないことは「逃げ」ですか?』『親の介護をしないとダメですか』(KKベストセラーズ)などがある。
2021年11月18日米倉涼子主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」の5話が11月11日放送。フリー看護師役でゲスト出演した松下奈緒に“レギュラー入り”を希望する声が送られるとともに、要潤との共演に朝ドラ「まんぷく」を思い出す視聴者も続出している。シリーズ10年目を迎えた人気シリーズ最新シーズンとなる本作は、不要不急の外科手術は延期する方針となった日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」で、米倉さん演じる“失敗しない”フリーランス外科医・大門未知子が疲弊しきった医療現場でも怯むことなく、確実に目の前の命を救うべくまい進する姿を描いていく。米倉さんのほか、こちらもフリーランスの麻酔科医・城之内博美に内田有紀。未知子が師匠と慕う神原名医紹介所所長・神原晶に岸部一徳。「ケミカルサージェリー」を推進する東帝大学病院内科部長・蜂須賀隆太郎に野村萬斎。海外では「ホワイトジャック」と呼ばれている興梠広に要潤。外科副部長をしている加地秀樹に勝村政信。未知子に命を救われた広報室長の三国蝶子に杉田かおる。看護師の大間正子に今田美桜といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は松下さん演じるフリーランス看護師・那須田灯が東帝大学病院にやってくる。病院では蜂須賀が内科と外科を統一した「メディカルソリューション本部」を立ち上げ、外科手術は興梠を中心に行うと宣言したところだった。そんななか五木和男(井上肇)の直腸がん手術が行われる。灯がオペ看を担当、興梠の指示を待つことなく、次々と的確な器械を差し出すのだが、そんな灯に興梠は憤慨。灯をオペ看から交代させ、正子が引き継ぐ。ところが翌日、五木は激しい腹痛を訴え再手術が必要な状態となる。未知子はオペに問題があると考え調べようとするが、興梠はミスを隠蔽、正子に責任を負わせクビにしてしまう。城之内と灯がオペ看となり再手術が行われる。傲慢な態度で手術を続ける興梠に灯が「執刀医、交代!」と口にすると未知子が現れる。…というストーリー展開。未知子、城之内、灯、正子らによるオペシーンに「今日のドクターX良~強い女ばっか出てくる」「ドクターXこの手術室強い女しかいなくて何もかもが強い」など絶賛の声が。特に灯を演じた松下さんには「クッソ無愛想でクールでドがつくほど有能な松下奈緒さんナース今回1回きりなんてヤダーーーッ!!!」「松下奈緒がめちゃカッコいい。1回だけのゲスト出演なんて勿体ない。紹介所のメンバーとしてレギュラー化して欲しい」といった反応が続々と投稿される。一方、興梠役の要さんにも「コオロギ先生がめちゃくちゃ嫌なやつにみえるのは要潤さんの演技がクソうまいから」「要潤の負け犬感ある演技もうますぎる」などの感想が。また要さんと松下さんの共演に「NHK朝ドラ「まんぷく」で、二人は夫婦だったような…」「既視感あるなと思ったら「まんぷく」だった」など、朝ドラ「まんぷく」を思い出す視聴者からの声も寄せられている。(笠緒)
2021年11月11日米倉涼子「私、失敗しないので!」決めゼリフとともに、どんな難しい手術もこなす米倉涼子演じる、女医が活躍する人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が絶好調だ!「2012年の初回放送からシリーズ化されて、7作目となります。今回も、西田敏行さんや岸部一徳さんらおなじみのメンバーがそろっています。平均視聴率は15%を超え、今期のドラマで断トツの数字ですよ」(スポーツ紙記者)米倉は毎回、『叙々苑』の焼き肉弁当など、豪華な差し入れをすることでも有名だ。今回は、新型コロナウイルス対策も考慮している。「有名店の高級かりんとうを差し入れてます。袋で小分けされてますし、配るときはフェイスシールドと手袋、アルコール消毒をして抜かりありません」(テレビ朝日関係者)細かい気遣いも欠かさない米倉だが、最近ある“悩み”を抱えていて─。「周囲に、“さすがにもうヒールを履くのはキツくなってきた……”って冗談交じりにこぼしているんです。毎回、ハイヒールで颯爽と歩くシーンがありますが、長時間履き続けていますからね……」(同・テレビ朝日関係者)いつしか“女の武器”であるハイヒールによって、身体が悲鳴をあげるように。「腰や首が痛くなってしまうことも多いみたいです。彼女が履いているものは特にかかとが高いので、腰の負担になっているのではないでしょうか」(同・テレビ朝日関係者)■40代は腰痛や肩こりになりやすい米倉のように、ハイヒールを履くことで首や腰を痛める人は多いのだろうか。久我山整形外科ペインクリニックの佐々木政幸院長は、もともとハイヒールは身体に負担がかかりやすいと指摘する。「ヒールの高さにもよりますが、履くとかかとが高くなり、重心が崩れてしまうんです。かかとが高くなれば、ひざを曲げたり、腰を反るなど、どこかでひずみが出る。そんなふうにバランスを保つために力を入れ続ければ、腰痛や肩こりにつながります。特に、(米倉と同じ40代は)10〜20代に比べると、そうした痛みを感じやすくなります」ただ、いまやハイヒールは大門未知子の代名詞になりつつあるので、履かないわけにもいかない。何か対策はないのだろうか。「筋肉は同じ作業をすると疲労が蓄積するので、撮影の合間に腰を動かしたり、屈伸をしたり、靴を脱いで足首を動かすのがいいです。ハイヒールは、足にもストレスがかかるので、それをリフレッシュする動きを取り入れるのが大切です」(佐々木院長)実は、このことを知ってか知らずか、すでに撮影現場では実践しているようだ。「ときどき、休憩中に壁に手をついて、足を開いてストレッチしていますよ。いま思えば、腰痛対策だったのかも」(前出・テレビ朝日関係者)痛みを感じるといち早く対応する─。やっぱり米倉は“失敗しない”!?
2021年11月11日米倉涼子が“失敗しない”スーパードクターを演じる「ドクターX~外科医・大門未知子~」の4話が11月4日放送。ミュージカル女優役で出演した凰稀かなめの歌声にSNSでは感動の声が溢れている。「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみ大門未知子の活躍を描く本作。今シーズンでは100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた「東帝大学病院」で感染治療と内科を最優先することになり、不要不急の外科手術は延期され、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が躍進する一方、外科は別棟の分院へ追いやられるという事態に。そこに未知子が舞い戻る…というという展開になっている。未知子を米倉さんが演じるほか、未知子と同じくフリーランスの麻酔科医・城之内博美に内田有紀。未知子が師匠と慕う「神原名医紹介所」の所長・神原晶には岸部一徳。未知子に積年の恨みを抱く、東帝大学病院外科分院長の蛭間重勝には西田敏行。蛭間に服従する東帝大学病院外科部長の海老名敬に遠藤さん。外科副部長の加地秀樹には勝村政信。「ケミカルサージェリー」を推し進め内科主導の組織変革を目論む蜂須賀隆太郎に野村萬斎。前回たこつぼ心筋症を患った広報室長の三国蝶子には杉田かおる。蜂須賀隆太郎の腰巾着である内科副部長の鍬形忠に小籔千豊。幼い弟たちを養うため実家に仕送りしている看護師の大間正子には今田美桜といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話は、パンデミックの影響で出演舞台がすべてキャンセルになるという苦境の1年を経て、世界的大舞台で主演を務めることになった人気ミュージカル女優・四季唯花(凰稀さん)が、公演を目前に重度の甲状腺がんを患い東帝大学病院に極秘入院してくる。首に傷をつけたくない唯花を、「ケミカルサージェリー」で治療することを決定する蜂須賀だが、海老名は早急に外科手術すべきと主張。さらに内科にケンカを売るような発言をして蜂須賀を激怒させてしまい、手術で治せなかった場合、海老名は病院を辞めなければいけなくなる。唯花のBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)が始まると、なぜかそこには未知子の姿も。一日も早い復帰を目指す唯花だが、BNCTを照射しても一向に退院のめどはたたず、さらにライバル女優・早水楓(鷲見玲奈)が代役に立つという話が持ち上がる…という展開。結局未知子のオペで唯花のガンは切除され、舞台にも復帰できるのだが、海老名は地方に異動となる。この事態に「海老名がまさかの秋田に左遷」「お笑いと癒し枠の最高の人だったのに、海老名先生・・・海老名ロス。」「海老名部長もう出ないんかなぁ。遠藤憲一さん好きなんやけどなぁ」など落胆の声が上がる。また唯花が病院内で「翼をください」を歌うシーンにも「かなめ様の歌声素敵だったし泣いてるのみてもらい泣きしてしまった」「かなめさんのピュアで素直な歌声に心洗われる」「歌も何度か歌ってくださってて、うれしかった。凛としていてお美しい」などの反応が寄せられている。(笠緒)
2021年11月05日米倉涼子主演の「ドクターX~外科医・大門未知子~」第7シリーズの2話が10月21日オンエア。要潤演じる興梠に怒りの声が上がるとともに、米倉さん演じる未知子がみせた“飛沫防止御意ポーズ”にも多くの視聴者の注目が集まっている模様だ。100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」では感染治療と内科を最優先、不要不急の外科手術は延期する方針となっており、かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭の兆しを見せていた。そこに舞い戻った未知子が疲弊しきった医療現場でも怯むことなく、目の前の命を救うべく邁進するのだが、彼女の前にまた “新たな敵”が立ちはだかる…というという展開の本作。米倉さんのほか、城之内博美に内田有紀、神原晶に岸部一徳、海老名敬に遠藤憲一、加地秀樹に勝村政信、原守に鈴木浩介、大間正子に今田美桜、蜂須賀隆太郎に野村萬斎、蛭間重勝に西田敏行といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。前回ラッサ熱に感染しなんとか一命を取り留めた未知子は、外科医に復帰すべくリハビリを続けていたが、一向に手術を担当させてもらえないでいた。そんななか蜂須賀がアメリカからスーパー脳外科医・興梠広(要潤)を「東帝大学病院」に招聘する。未知子のことを知っている様子の興梠だが、未知子は記憶になく…。一方、分院に追いやられ肩身の狭い思いをしている蛭間は、気晴らしのために加地と海老名を連れ銀座のクラブへ。しかし昔馴染みのママ・二木麻也子(夏川結衣)が不意によろけ、長年懇意にしてきた彼女のため病院の特別室を空けさせ、検査入院の手配を整える。検査をしようとする未知子だが、そこに蜂須賀が現れ興梠を担当医に任命。興梠の検査結果分析を聞いた未知子は、もっと詳しく検査すべきと主張するが相手にされず、興梠は麻也子の手術を開始する。しかし途中で麻也子の血圧が急低下、興梠は麻也子の心臓にあった腫瘍を見逃していた。…というのが2話の展開。しかも未知子は興梠がNYでコロナ対策に当たっていた際、逃げ出すように帰国していたことを思い出す…そんな興梠に「興梠先生、逃げちゃダメだ…」「何ロックダウン中の街から逃げてスーパードクターだよ」「現場から逃げたのかそりゃみちこ激怒だわな」などの声が上がる。興梠から手術を引き継ぎ見事に成功させる未知子を見た蜂須賀は、彼女に自分の懐刀として働くよう告げるが、未知子はコロナ仕様の飛沫防止御意ポーズを見せるも、その後「それはいたしません」ときっぱりそれを拒む…。「未知子もヘンテコ御意した」「未知子が新しい御意のポーズをした」「まさかの未知子の、無言御意ポーズ」「未知子の御意ポーズは可愛いからイライラしないわぁ」など未知子の“飛沫防止御意ポーズ”にも多くの視聴者の注目が集まった様子だ。(笠緒)
2021年10月22日米倉涼子が演じる「ドクターX~外科医・大門未知子~」第7シリーズが10月14日から放送開始。非常に危険な“ラッサ熱”の登場に「初回の緊迫感ヤバい」「未知子大丈夫なのか!?」などの声が続出。“ラッサ熱”がトレンド入りを果たす事態になっている。その妥協を許さない外科医としての強い信念と技量で、病院という組織のなかで数々の騒動を巻き起こしながらも己の道を突き進む大門未知子の姿を描く医療ドラマとなる本作。今回の第7シリーズでは100年に1度のパンデミックによって感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針となった日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、未知子の前に “新たな敵”が立ちはだかる…というストーリーが展開する。キャストは米倉さん演じる未知子をはじめ、内田有紀演じる城之内博美に岸部一徳演じる神原晶。遠藤憲一演じる海老名敬、勝村政信演じる加地秀樹、鈴木浩介演じる原守、今田美桜演じる大間正子、西田敏行演じる蛭間重勝らが続投。今シーズンからの新キャストとして、未知子と出会い人生の転機を迎える呼吸器外科医・一木蛍役で岡田将生。「東帝大学病院」の院長代理も兼任する、元外科医で内科部長の蜂須賀隆太郎役で野村萬斎が出演。また1話のゲストには冨永愛を迎える。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話ではニュージーランドの副首相をオペすることになった未知子が、第一助手の一木と出会い日本に帰国。参議院議員・一橋由華(冨永さん)主催のパーティーに招かれるのだが、実は由華、一木の勧めで胆石症のオペを未知子に頼もうとしていた。そんな由華がパーティー会場内で急性胆のう炎を発症して倒れる。未知子は一木と共に由華に付き添い搬送先の「東帝大学病院」へ。一刻を争うと判断し緊急オペを断行しようとする未知子だが、そこに蜂須賀が現れる。未知子が何者か知らない蜂須賀はその腕前に懐疑心を抱きながらも、由華の意向を汲んでオペを許可するのだが、その後由華が主催したパーティーでクラスターが発生してしまう。さらに一木の体調が悪化、新型コロナ変異種かと思われたが、彼はアフリカで非常に危険なラッサウイルスに感染。ラストでは一木を手術した未知子まで倒れてしまう…というストーリーが展開。「今回のドクターX、コロナの存在する世界なの!?」など、コロナ禍をストーリーに取り入れたことに驚きの声が上がるとともに、コロナ仕様となった“御意”ポーズに「飛沫が飛ばない御意のポーズで笑い死んだwww」「内科陣営の御意ポーズジワる、割とすき」「内科の御意ポーズ流行るといいなww」といった反応も。また自主隔離中に激しい頭痛とともに倒れてしまった未知子に「未知子……!初回の緊迫感ヤバい」「ドクターX観たけど未知子おおおお(;_;)ってなってる」「初回からとんでもない展開だった未知子大丈夫なのか!?」など不安の声が続出。また一木が感染したラッサ熱がトレンド入りを果たすなど大きな注目を集めている模様で、「みんなラッサ熱調べるから、厚生労働省のホムペが重いんじゃあ」「ラッサ熱とはなんぞやと思って厚労省のページ開こうと思ったら鯖落ちしてるのか開けない」などの投稿も寄せられている。(笠緒)
2021年10月14日Ado(アド)の新曲「阿修羅ちゃん」が、2021年10月28日(木)に配信リリース。米倉涼子主演ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』新シリーズの主題歌となる。Ado初のゴールデンタイムドラマ主題歌「阿修羅ちゃん」デビュー曲「うっせぇわ」のミュージックビデオ&ストリーミング累計再生回数が合わせて4億回を突破した、歌い手Ado。「踊」「夜のピエロ」「会いたくて」といった楽曲もヒットを飛ばしている。新曲「阿修羅ちゃん」はAdoにとって7曲目となるオリジナル楽曲で、詞曲・編曲はボカロP・Neruが担当。米倉涼子が主演を務めるドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』新シリーズの主題歌に起用される。Adoがゴールデンタイムのドラマ主題歌を務めるのは、今回が初めてのことだ。米倉涼子主演ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』新シリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』は、米倉涼子扮する大門未知子が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるために突き進む医療ドラマ。人気シリーズが2年ぶりに復活し、第7シリーズ・10年目に突入する。大門未知子×Adoのコラボビジュアルも『ドクターX~外科医・大門未知子~』新シリーズの主題歌決定にあたり、Adoのアーティスト写真などを手掛けるイメージディレクター・ORIHARAが描き下ろした大門未知子×Adoのコラボレーションビジュアルも公開された。新曲「阿修羅ちゃん」MVを公開新曲「阿修羅ちゃん」のミュージックビデオは、イラストレーターの寺田てら、映像クリエイターのMONO-Devoidが担当。ジャケットにも登場する“アシュラちゃん”と赤鬼、青鬼の自由奔放な生き様がアニメーションで描かれている。<Adoコメント>主題歌に選んでいただきありがとうございます。まさか自分がドクターXの主題歌を歌わせていただけるなんて光栄な限りです...特に親がドクターXが大好きなのでとても喜んでいることかと思います。是非ドラマと主題歌、楽しみにしていただけますと幸いです。「阿修羅ちゃん」はボカロPのNeruさんに詞曲・編曲をお願いして、とてもリズミカルでポップな楽曲を阿修羅とかき合わせた棘がある歌詞に注目していただきたいです。【詳細】Ado 新曲「阿修羅ちゃん」配信日:2021年10月28日(木)詞曲・編曲:Neru※Ado 1st アルバム『狂言』にも収録。※『ドクターX~外科医・大門未知子~』主題歌。■木曜ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第7シリーズ放送日:2021年10月14日(木)スタート(毎週木曜21:00~21:54放送)※初回は21:00~22:09放送放送局:テレビ朝日系
2021年10月14日岡田将生が、米倉涼子主演の大ヒットドラマ第7シリーズとなる「ドクターX~外科医・大門未知子~」第1話(10月14日放送)にゲスト出演。ひょんなことから未知子と出会い、人生の転機を迎えることになる呼吸器外科医・一木蛍を演じ、10代の頃にゲスト出演した「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(2008年1月期放送)以来、約14年ぶりに米倉さんと共演する。最新作となる今シリーズでは、内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が舵を取り、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭。フリーランス外科医・大門未知子(米倉さん)、そして別棟の分院へ追いやられた外科と、真っ向から対立していく。そんな「ドクターX」のスタッフには、米倉さんをはじめ、10代の岡田さんを知る人が多数。それゆえに「少しでも成長して大人になった姿を見せられたらと思いながら、撮影に挑んだ」と明かす。そんな中、真摯に役を演じながら、学びのアンテナも張り巡らせていた岡田さんは「米倉さんの、現場で生まれるものをちゃんとすくい取り、役に落とし込んでいる姿、そして何より主役として先頭に立って引っ張っていってくださる姿の重みを目の当たりして、『やっぱり凄い!尊敬できる方だな』と思いました」と目を輝かせてコメント。謙虚でありつつ、なおかつ成熟味を増した岡田さんと再会した米倉さんは、「『交渉人』のときはみんなが『まーくん』と呼んでいて、かわいいイメージが強かったんです。でも久々にお会いしたら、すごく大人になっていて…!爽やかでチャラチャラしていなくて、カッコよくて…何よりも素敵なお芝居をされる!一緒のシーンを撮影していても、すごく楽しいです。本当に素敵な大人の役者さんになったなぁ、とうれしくなりました」と大絶賛を贈った。また、岡田さんが演じる一木は、つい先日までアフリカの貧困地域を回って医療活動に従事していた呼吸器外科医。アフリカ滞在時、そして帰国後も猛威を振るう感染症を前に、己の無力さを痛感し、医師として働くことに迷いを感じ始めている。「今回は、パンデミックで降りかかってきた不安や葛藤が少しあふれてしまう役どころです。一木の心境には共感も覚えたので、わりと等身大で演じています」と岡田さん。外科医役についても2012年放送の主演ドラマ「聖なる怪物たち」で経験済みだが、「若い頃に外科医を演じたときよりも白衣の重みを感じています」と打ち明ける一方、「一木の悩み、彼と大門先生の交流、そこから生まれる変化にはすごく心に迫るものがありますし、皆さんにも共感していただけると思いますので、ぜひご覧ください」とアピールした。第1話(10月14日放送)あらすじニュージーランドにやって来たフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉さん)は、執刀医を務める同国副首相のオペが始まる数時間前、AEDも設置されていないのどかな牧場へ。慌てて迎えに来た副首相オペの第一助手・一木蛍(岡田さん)の前で、不意に感電して瀕死の状態に陥った羊飼いの命を救う。その後、未知子は副首相のオペも成功させ、日本へ帰国。参議院議員・一橋由華(冨永愛)が主催する「次世代のSDGsパーティー」に招かれる。実は由華は、主治医の勧めで、胆石症のオペを未知子に頼もうとしていたのだ。その主治医とは、ほかでもない一木だった!由華は医師とは思えないほど派手な未知子を見て不安を抱くが、ニュージーランドで未知子の見事なオペを目撃していた一木は、その腕前を完全保証。一方、由華のCT画像を見た未知子は、ある一点に目が止まり…!?その矢先、パーティー会場内で由華が急性胆のう炎を発症して倒れる!未知子は一木と共に、由華に付き添い、搬送先の「東帝大学病院」へ。一刻を争うと判断し、緊急オペを断行しようとする未知子。そこへ、100年に1度のパンデミックによって院内で発言力を増し、院長代理として内科主導の組織改革を推し進める内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が出現。未知子が何者か知らない蜂須賀は、その腕前に懐疑心を抱きながらも、由華の意向を汲んでオペを許可するのだが…。やがて、とんでもない事実が判明。なんと由華が主催したパーティーで、クラスターが発生してしまったのだ――!「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月14日より毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年09月28日満島真之介が、「ドクターX~外科医・大門未知子~」にて勝村政信演じる外科医・加地秀樹を主人公にしたドラマスペシャル「ドクターY~外科医・加地秀樹~」の最新作に出演することが分かった。最新作では、老いが本格化してしまった加地が、まさかの手術ミス&失恋でどん底のロケットスタートを切る…。腹腔鏡の魔術師・加地に、戦力外通告の危機が到来か…!?加地秀樹のここ一番の苦闘の物語を描く。腹腔鏡オペでもミスを連発し、離島にある分院の病院長ポスト打診を受けてしまう加地の前に現れるのが、満島さん演じる莫大な資産を持つ余命6か月の起業家・六車航平。最期までやり残したことをまっとうすべく入院を拒否し、なぜか加地を付き添いの主治医に指名するキーパーソンだ。「ドクターX」第2シリーズでは、研修医・鮎川司として出演した満島さん。今回の出演に「勝村(政信)さんとここまで2人でお芝居をできるのが本当にうれしかったんです!」「僕の成長した姿を見せたいという気持ちはもちろん、そろそろ老いてきている勝村さんにちょっとエネルギーを注ぎたいな、と(笑)。実際の撮影現場では、ずっと2人でいろんな話をして、たくさんのことを吸収できました。お互いにおしゃべり好きですし、僕の父親と勝村さんが同じ誕生日だったりもするし、実は最高のコンビなんじゃないかなって思ってます(笑)」と勝村さんについて語る。一方勝村さんは「満島くんは僕と顔も似てるし、同じおばちゃん体質なので、息子みたいに思っている存在なんですよ。しかしまぁ、8年前に舞台で初めて共演しましたが、あのときと比べて大人になりましたね。8年って、0歳の子が小学生になる年月ですから。そう考えると、ものすごい時間ですし、何と言っても若い子たちの伸びしろはスゴい!彼らは彼らで、先輩たちが積み重ねてきた歴史や発する一言の重さ、顔の表情やシワの一つ一つを見て、何かしら影響を受けていると思うんです。でも、年齢と共に緩やかに落ちてきている僕らからすると(笑)、もう若い人たちのエネルギーの強さに当てられっぱなし!今回も、満島くんから刺激をたくさんもらいましたし、スゴい化学反応が起きていると思います」と自信を見せた。ほかにも、舞台となる帝都医科大学付属横浜分院の病院長秘書で加地の彼女だが、さっさと見切りをつけ、六車に乗り換える江頭早苗を武田玲奈。帝都医科大学付属横浜分院の病院長・植地正人を手塚とおる。かつて六車に会社を潰され、恨みを募らせる成瀬秀成を小林隆。成瀬の妻であり、謎の女性・鮎子を風吹ジュンが演じることも決定。武田さんは「台本からして面白いんですけど、現場では台本にプラスしてさらに面白くなるんです。勝村さんをはじめ、皆さんがいろんな要素をプラスαで足されていくので、『こうやって面白いシーンが作られていくんだな!』って思いました」と撮影現場の印象を明かし、「最終的にどう編集されるのか、私自身も楽しみですし、視聴者の皆さんにもぜひ見てただきたいです」とメッセージを寄せた。ドラマスペシャル「ドクターY~外科医・加地秀樹~」は10月7日(木)20時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2021年09月07日病院前に救急車が到着するシーン、そこには大門未知子にしたキリッと引き締まった表情の米倉涼子(46)がいた。10月スタートのドラマ『ドクターX外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)のシーズン7が8月22日にクランクイン。大ヒット作の初日とあってか、40人超の関係者が見守る中、主演の米倉は待ち時間にストレッチしてみたりと気合を入れてロケに臨んでいた。今回の敵役は、野村萬斎(55)。「この日、いきなり対立シーンがあり、米倉さんに『私、失敗しないので!』と未知子の決めゼリフを言われた萬斎さんは収録後に『来たー!あれだ!!』と喜んでいましたね」(ドラマ関係者)米倉と萬斎は今回が初共演。東帝大学病院・院長代理役の萬斎が超完璧主義者として、未知子に立ちはだかる“最強の敵”を演じる。過去全6シリーズの平均世帯視聴率が21・1%という国民的ドラマとなった『ドクターX』。今年で10年目を迎えるが、テレビ朝日関係者は声を潜めてこう明かす。「米倉さんにとって、いまや代表作といえる位置づけですが、本人は“大門のイメージがつきまとう”ことに抵抗があり、ずっと続けることには消極的なんです。しかし、局の上層部としては、シリーズ10までは絶対に続けたいと考えています。さらに『相棒』のように劇場版も進めたい。来年10月もテレ朝で米倉さん主演連ドラが内定していますが、『ドクターX』をやるかはまだ決まっていません。そのため制作サイドは『ドクターX』続行を目指し、ご本人の嫌がる“マンネリ”防止策に迫られている状態なのです」■シーズン10まで続行狙うテレ朝が用意した“秘策”米倉が納得してシリーズ10まで出てもらえるよう、局側は“秘策”を考えたという。「今回のキャスティングの目玉は、悪役のイメージがあまりない野村萬斎さんでした。ただ、萬斎さんは東京五輪に携わっていたので、なかなか撮影スケジュールが決まらなかったと聞いています。米倉さんのテンションを保つためにも、シリーズ8以降も刺激的でぶつかりがいのある萬斎さんクラスの大物“敵役”のキャスティングは不可欠でしょう。そこまでやらないと米倉さんの続投は難しくなるかもしれません」(前出・テレビ朝日関係者)今回の萬斎との初共演に米倉は、《狂言の世界で極められている国宝級の体の動きなど、私が持っていないものを、何かひとつでも萬斎さんから学べたらいいな》とコメントしている。米倉をつなぎとめるため、テレ朝はあと3人の“好敵手”探しに奔走することになりそうだ。
2021年09月03日米倉涼子がフリーランスの外科医・大門未知子を演じる人気シリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」。この度、10月からスタートする第7シリーズに、狂言師・野村萬斎が出演することが分かった。2年ぶりとなる最新作では、100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、未知子が新たな戦いへと身を投じていく。そんな本作で萬斎さんが演じるのは、未知子の“最強の敵”となる新キャラクター、院長代理も兼任する元外科医で内科部長の蜂須賀隆太郎だ。世界中で医療崩壊が起こる中、「東帝大」は感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針を採用。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭し、病院を牛耳ろうとしていた――。この舵を取っているのが、蜂須賀。「薬治療」と「ケミカルサージェリー」を軸にした内科主導の組織変革を目論む蜂須賀は、未知子のオペを目の当たりにし、内科の実験的先進医療の道具として利用しようとする。この蜂須賀役について萬斎さんは「敵でありながら、内科医としては常に真剣です。“蜂”須賀だけに刺すように嫌なヤツなのかもしれませんが、その半面、医道というものに対してまっすぐな信念を持っている人なので、いつものボス・キャラとはまた違う人物像になるのではないかと」と話し、「撮影初日にいきなり大門未知子と対立するシーンを撮影したおかげで、さらに蜂須賀という人間を理解することができました」と役柄をつかんだ様子。また、米倉さんとは今回が初共演だそうで「現場も米倉さんや監督を中心にチームワークが取れていて、撮影もテキパキと進む!僕は民放の連ドラに出演するのが初めてですし、これだけ出来上がっているチームに途中から入ることに、最初は戸惑いも感じていたのですが、実際に撮影に参加して『売れている作品のチームワークはやはり素晴らしいな!』と心が躍り、今後の撮影が楽しみになりました」とコメントしている。一方の米倉さんは「クランクインの前日はそわそわしていたのですが、撮影初日から未知子の決めゼリフ『私、失敗しないので』を言えて気持ちよかったですし、『ついに帰ってきたな!』という実感が湧きました」と撮影に入った感想を語り、萬斎さんについては「とっても穏やかで、素敵な方です。狂言の世界で極められている国宝級の体の動きなど、私が持っていないものを、何かひとつでも萬斎さんから学べたらいいな、と思います」と話している。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年08月24日ゆったりとくつろげる、カジュアルな雰囲気のビストロ旬の食材とブランド豚を堪能できるフレンチ料理フランス産ワインを約60種類ご用意ゆったりとくつろげる、カジュアルな雰囲気のビストロお店の前には、チャーミングな黄色いテーブルクロスのテラス席大門駅より徒歩1分、ビジネス街に溶け込むように佇むビストロ【Aux delices de dodine】は、店頭の可愛いテラス席が目印。2人掛けのテーブル席が並ぶ店内はカジュアルな雰囲気で居心地がよく、カウンター席も5席あり1人の来店でも気兼ねすることなく食事を楽しめます。パリに旅したような、やわらかい灯りに包まれた空間店内はおもてなしが行き届く、ほどよいスペースで、フレンチビストロのオシャレな雰囲気と肩ひじを張らずに過ごせる居心地のよさが魅力です。ボリュームたっぷりの料理をシェアしながら楽しむスタイルは、女子会や気の置けない仲間同士の飲み会にピッタリです。旬の食材とブランド豚を堪能できるフレンチ料理「値段以上のコストパフォーマンスを心掛けたい」という店主の言葉通り、メニューはどれもリーズナブルでボリュームたっぷり。こだわりのブランド豚と旬の食材を使った本格的なビストロ料理はどれもおいしく、シェアサイズの料理を取り分けながら楽しく食べるスタイルが好評です。その中でも、お店オススメのメニューを3つご紹介します!『茨城県産いも豚のロティorグリエ』1切350~400gとボリュームたっぷり。旨みを閉じ込めて香ばしく焼き上げられています店主の地元である茨城県産のブランド豚「瑞穂のいも豚」を使用。豚肉特有のにおいがなく、みずみずしいさっぱりとした肉質で甘味と旨みが強いのが特長です。低温のオーブンでじっくりローストし、最後は直火で調理。中はジューシーで外はカリッと香ばしく焼き上がっています。『トレビスとストラッチャテッラ、イチジクのサラダ』素材の相乗効果を考えてバランスよく合わせた赤いサラダ。異国を感じる味わいですブッラータチーズの一番おいしいトロトロの部分だけを贅沢に集めたストラッチャテッラに、シェリービネガーでマリネしたビーツや愛知県産のイチジクなど、赤い色のものを盛り付けたシンプルなサラダです。目に鮮やかな華麗な色遣いが、食欲を刺激します。『新玉ねぎの冷製ポタージュ~オマール海老のジュレ~』滋味深い味わいに癒されます慈味深い味わいに癒されます新玉ねぎをじっくりと煮込んで甘味を引き出し、オマール海老の風味が香るコンソメと合わせたスープです。オマール海老はもちろんのこと、ウニやキャビア、カニなど、多彩な味の変化を感じながらも調和のとれた贅沢な逸品に仕上がっていて、肉料理との相性も抜群です。フランス産ワインを約60種類ご用意店内の棚には、フランス産を中心にソムリエが厳選したワインが並びますワインはフランス産にこだわり、ソムリエが料理とのマリアージュを考えて厳選。約60種類に及ぶ豊富な品揃えが自慢です。また「値段以上のコストパフォーマンスを心掛けたい」というお店のコンセプト通り、ワインの価格帯もリーズナブルなものが中心になっています。豚肉料理をメインに、旬の食材を使った本格的なビストロ料理が味わえる店【Aux delices de dodine】。人気の秘密は、ボリュームたっぷりの料理と肩ひじを張らずに過ごせる居心地のよさ。シェアしながら楽しむスタイルは女子会や仲間同士、デートにもオススメで、丁寧な接客も評判です。料理人プロフィール:加藤木裕さん1982年、茨城県生まれ。調理師学校卒業後、都内のビストロ数店で修業を積み、2013年【Aux delices de dodine】をオープン。現在はフランス料理に特化した2号店【Les pif et dodine】、野菜に力を入れた3号店【Les jardin des dodine】を経営。3店とも2017年から2020年にかけて「ミシュラン東京」に掲載。Aux delices de dodine【エリア】浜松町/大門【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】大門駅 徒歩1分
2021年07月20日ドクターX『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)、『Night Doctor』(フジテレビ系)と、この夏も医療ドラマが「熱い」予感!でも、どこまで肉薄しているものなの?実際の医師たちに、思い出の医療ドラマ、すごいと思った医療ドラマをおうかがいしました。ドラマの見方が変わるかもしれませんよ!今夏のラインナップにも2作品があるように、ドラマの黎明(れいめい)期からたえ間なく制作され、根強い人気を誇る医療ドラマ。しかし、手術シーンや心理描写など、本物のお医者さんたちは、それらの作品をどういう思いで見ているのだろうか?■医療の道へ進むきっかけになった“派閥医療ドラマ”の傑作『白い巨塔』は、多くの若者に医療の道へ進むきっかけを与えた名作だ。愛知県名古屋市「ちくさ病院」副院長で総合内科医、在宅医の近藤千種さんは「大学病院の闇を描いた濃密なストーリーは何度見ても面白い」と、このドラマを絶賛する。「医師を目指すよりも前に見た作品でしたが、主人公・財前五郎が見せる人間の野心、醜さ、強さに引き込まれ、この職業を意識するきっかけになりました」近藤さん以外にも、同作に影響を受けた医師は多い。「ドラマを見ていたころはまだ幼かったのでその後医師を志すとは思っていなかったのですが、後々、外科医のカッコよさに惹かれるきっかけになったと思います」(金沢市「eクリニック」院長で美容外科医の円戸望さん)さらに、「埼玉みらいクリニック」院長で内科医、皮膚科医の岡本宗史さんが興味深い話を明かしてくれた。「このドラマの舞台となった浪速大学は大阪大学がモデルです。私の父も大阪大学の病院に勤めていたので、登場人物のモデルになったドクターについて以前から聞かされていました。例えば、財前五郎のモデルは第二外科の神前五郎先生で、原作者の山崎豊子さんはもともと、神前先生が主治医だったんです。神前先生は財前のように欲にまみれておらず、医療にまっすぐな人格者ですが、そうした背景を知りながら見る『白い巨塔』は非常に面白かった。また、財前のライバルの里見脩二という内科医は人情深くて中立で優れた医師というイメージですが、医者になってからドラマを見返すと彼に対する印象が180度変わります。劇中で亡くなった患者さん(佐々木庸平)は内科からの紹介で外科に移りましたが、外科に行ってからも里見は診療に口出ししてくるんですね。ほかの科に投げておいて後から意見を言ってくるなんて、われわれの世界では絶対にありえません。あと、里見が患者の家に勝手に訪問する場面もありましたが、これは公私混同になってしまうので絶対にやってはいけない行為。だから、本当に危ないのは財前より里見のほうなんですね(笑)。そういう目線で見ることができるし、面白い作品だなと思います」『白い巨塔』以外にも、医師を目指す若者の背中を押した医療ドラマは少なくない。「医者になるきっかけといえば、『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)が印象深いです。織田裕二と石黒賢の対立や権力争いが描かれているので、『こういう世界なのか』と思わされました」(福岡県みやま市「工藤内科」副院長で糖尿病内科医の工藤孝文さん)「椎名桔平さんが主演を務めた『破裂』(NHK)は中学時代に原作小説を読み、子どもながらに医療経済について考えるきっかけになりました。医療経済を潤すために人口を意図的に減らすというストーリーにはいろいろと考えさせられましたね」(円戸さん)■大門未知子は多くの医師の憧れ 『白い巨塔』と並び、現役医師たちに人気なのは「私、失敗しないので」の決めゼリフでおなじみ『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)である。「腕一本で渡り歩く医師の姿が魅力的です。現実的ではないかもしれませんが各話の結末は痛快。患者さんを思い、大人の事情に振り回されず腕を振るう姿には今でも憧れます」(円戸さん)「『私、失敗しないので』は、私も日々つぶやいている言葉です。スキルが高く、患者さん思いで命に向き合う姿勢は医者の理想。群れを嫌う一匹狼のところもカッコいいです。クリスチャンルブタンの赤底のハイヒールで闊歩する姿は女性としても憧れですね」(大阪府堺市「小児科林医院」院長で小児科医の林かおるさん)フリーランスの口腔外科医として活動する長崎理佳さんは、同じフリーランスの大門未知子にシンパシーを感じているようだ。「私も自己紹介をすると『失敗しないんでしょ?』とよく言われます(笑)。ただ、あの決めゼリフは現実味がないんです。医療ミスでなければ基本的に失敗というものはないし、そもそも失敗するなんてあってはいけないことです。だけど、『失敗しない』と公言できるのはカッコいいですよね(笑)。あと、彼女は手術の報酬が非常に高いですが、安売りせずそれだけの価値が自分にはあると思えるということは、それだけ勉強もしているはず。フリーランスの医師として目指すところです」一方、リアリティーという面で多くの医師を納得させたのは山下智久主演『コード・ブルー』(フジテレビ系)だ。どこに現実味があったかというと、心理描写である。「このドラマが放送されているころ、私は救急車が年間5000台来るような救急病院で働いていました。当時の私は研修医になったばかりで、救急車が来ることに怖さを感じていたほど。処置をしてもしなくても患者さんが亡くなることはあるし、『自分の処置は正しかったのか?』と悩むことも多かったので、自分を重ね合わせながらドラマを見ていました」(工藤さん)「この作品あたりから『ドクターヘリ』など一般にあまり知られていなかった言葉が劇中で飛び交うようになりました。現役のドクターが監修という立場で関わっているからでしょう。事実、医者の世界でもドクターヘリの内情はそれまであまり知られていなかったですからね」(岡本さん)ドクターヘリという存在を周知させた『コード・ブルー』のように、あまり知られていない情報を広く普及させるという役割が医療ドラマにはある。そういう意味で岡本さんが推薦するのは、長瀬智也が主演を務めた『フラジャイル』(フジテレビ系)だ。病理医を主人公に据えたドラマである。「僕らの世界で病理というのは本当に大切です。例えば、しこりがあるとそれががんなのかどうかの最終的な判断を下すのは病理医の仕事。患者さんと実際に向き合う機会はあまりないですが、“縁の下の力持ち”というより医療の根幹を担う医師です。私の父も病理医でしたが、初めて病理にフォーカスし、スポットライトを当てたという意味でも有意義なドラマだった。もちろん、一般の方も病理医の存在は知っておいたほうがいいと思います」また、リアリティーという面で『コード・ブルー』とともに名前が挙がったのは、綾野剛主演の『コウノドリ』(TBS系)だ。「リアリティーでいえば、医療ドラマでナンバーワン。まず赤ちゃんがリアルで、どうやって生まれたての赤ちゃんをキャスティングできているのか不思議でした。未受診妊婦や未成年の妊娠など実際にありそうな問題をうまく取り入れており、医学の不確実性が描かれているところにもリアリティーを感じました」(近藤さん)■ドラマの設定は出尽くしたかも!?もちろん、純粋ないち視聴者として現役医師を満足させる医療ドラマも少なくない。「医療ドラマでは『JIN-仁-』(TBS系)がいちばん好きです。時代を跨(また)ぐという設定がほかのドラマと差別化されているし、ありえないストーリーだけど面白かったです」(工藤さん)「『医龍-Team Medical Dragon』(フジテレビ系)が大好きでした。坂口憲二さん演じる天才心臓外科医の無双っぷりがカッコよすぎて。オペシーンを盛り上げる音楽とスピード感、社会問題を織り交ぜた厚みのあるストーリーなど、どこをとっても最高。私も救急対応など緊張感がある場面に直面すると、頭の中で『医龍』のテーマソングが聴こえることがあります」(近藤さん)とはいえ、医療ドラマもすでにさまざまな設定が出尽くした感がある。そんな中、本物の医師が「こういうドラマなら見てみたい」と思う設定はまだ残っているのだろうか?「美容外科がメインのドラマって今まであまりないですよね。かなり普及してきたので、ブームに乗っかって流行るんじゃないかと思います」(長崎さん)「『いのちの停車場』など在宅医療をテーマとした映画が公開されたので、テレビでも在宅医が主人公のドラマをやってほしいです。エンターテイメント性のあるカッコいい姿もよいけれど、患者の背景が大変な症例に医師が向き合う人間くさいドラマを見たいです」(近藤さん)「最近の小児科は病気だけでなく虐待や不登校などの社会的問題にも関わり、保護者や行政とのつながりも大切になってきています。子育て支援が重要視される今後、そのあたりに切り込んだドラマが必要とされるはず。演じる女優さんは、美しくて聡明な沢口靖子さんがいいと思いますね」(林さん)今後、実現するだろうか?期待したいもの!答えてくれたのは……近藤千種さん ●愛知県名古屋市「ちくさ病院」副院長。総合内科医、在宅医。円戸望さん ●石川県金沢市「eクリニック」院長。美容外科医。岡本宗史さん ●埼玉県上尾市「埼玉みらいクリニック」院長。内科医、皮膚科医。工藤孝文さん ●福岡県みやま市「工藤内科」副院長。糖尿病内科医。林かおるさん ●大阪府堺市「小児科林医院」院長。小児科医。長崎理佳さん ●フリーランスの口腔外科医として活動中。【過去のおもな医療ドラマ】【タイトル】白い巨塔・佐藤版:NETテレビ(テレビ朝日)系/1967年・田宮版:フジテレビ系/1978年・村上版:テレビ朝日系/1990年・唐沢版:フジテレビ系/2003年・岡田版:テレビ朝日系/2019年【主演】佐藤慶田宮二郎村上弘明唐沢寿明岡田准一派閥医療ドラマの傑作。外科医としての自信と野望に燃える財前五郎が、頂点に上り詰めるまでの過程と没落が描かれている。【タイトル】白い影・田宮版:TBS系/1973年・中居版:TBS系/2001年【主演】田宮二郎中居正広ある個人病院を舞台に優秀な外科医・直江庸介と看護師・志村倫子との恋愛、そして医療に対する考え方を異にする医師との対立を描く。【タイトル】いのち NHK/1986年【主演】三田佳子橋田壽賀子脚本のNHK大河ドラマ。戦後40年の歩みを時代背景に、津軽で医療に人生を捧げた女医・岩田未希(三田佳子)の人生を描き上げた。【タイトル】外科医・有森冴子 日本テレビ系・1期(1990年)・2期(1992年)【主演】三田佳子人間味溢れる女性外科医・有森冴子(三田佳子)の活躍を通して、人間の心、生き方、命の大切さを描いていくヒューマンストーリー。【タイトル】振り返れば奴がいるフジテレビ系/1993年【主演】石黒賢織田裕二生真面目な医師・石川玄(石黒賢)と、冷酷で天才的な医師・司馬江太郎(織田裕二)という2人の医師の対立や、権力争い、医療の現場を描いている。【タイトル】ええにょぼNHK/1993年【主演】戸田菜穂新婚早々、舞鶴の病院に赴任した新人女医、宇佐美悠希(戸田菜穂)。別居婚などの試練にもまれながら、医師として、人間として、「ええにょぼ」(内面外面の美しさを備えた美人)に成長していく。【タイトル】外科医柊又三郎 テレビ朝日系/1995年【主演】萩原健一アメリカ帰りの外科医・柊又三郎(萩原健一)は西郷総合病院に赴任するが、早々に同じ外科医の斉門(保阪尚輝)らと急患の診断をめぐり対立、しかし的確な診断とスピーディーな手術で患者を救う。【タイトル】ナースのお仕事フジテレビ系・1期(1996年)・2期(1997年)・3期(2000年)・4期(2002年)【主演】観月ありさドジな新米ナースの朝倉いずみ( 観月ありさ)が、笑いあり、涙ありの経験を重ねて一人前のナースになっていく物語。【タイトル】心療内科医・涼子日本テレビ系/1997年【主演】室井滋新人研修医の飯島武(河相我聞)は、大学病院の心療内科に配属される。そこで出会った心療医・望月涼子(室井滋)は、治療のためには規則も破る熱血女医だった。【タイトル】きらきらひかるフジテレビ系/1998年【主演】深津絵里監察医見習い・天野ひかる(深津絵里)の目を通して、周囲の出来事や人間像が浮き彫りにされていく群像劇。【タイトル】救命病棟24時フジテレビ系・1期(1999年)・2期(2001年)・3期(2005年)・4期(2009年)・5期(2013年)【主演】江口洋介、松嶋菜々子日本の人気医療ドラマの代表作。孤高の外科医・進藤一生(江口洋介)を中心に救命救急を支える医療の現場を描いた人気シリーズ。【タイトル】ハンドク!!!TBS系/2001年【主演】長瀬智也ブラック・ジ ャックに憧れる型破りな研修医・間一番(長瀬智也)が、規律化 された病院で様々な患者や事件と出会いながら成長していく姿を描く。【タイトル】ナースマン日本テレビ系/2002年【主演】松岡昌宏ドジな男性看護師の高沢裕次郎(松岡昌宏)が、先輩看護師や患者とのふれあいの中で成長していく物語。【タイトル】ブラックジャックによろしくTBS系/2003年【主演】妻夫木聡研修医の斎藤(妻夫木)は研修中の病院とは別の病院で夜間の当直のアルバイトをするが、そこで日本の大学病院や医療現場の現状を目の当たりにする。【タイトル】Dr.コトー診療所フジテレビ系・1期(2003年)・2期(2006年)【主演】吉岡秀隆都会からはるか離れた離島に、やってきた元凄腕外科医の五島健助(吉岡秀隆)が、離島医療という厳しい現実に向きあっていく。【タイトル】1リットルの涙フジテレビ系/2005年【主演】沢尻エリカ15歳で脊髄小脳変性症という難病にかかりながらも、ひたむきに生きていく少女・木藤亜也(沢尻エリカ)の姿を描いたヒューマンドラマ。【タイトル】タイヨウのうたTBS系/2006年【主演】山田孝之、沢尻エリカ人生の目的を見つけられずにいる藤代孝治(山田孝之)と、XPという難病を抱えながら前向きに生きる歌手志望の雨音薫(沢尻エリカ)。二人が出会ったことから始まる、ひと夏の物語を描く。【タイトル】Ns’あおいフジテレビ系/2006年【主演】石原さとみ看護とは何かを考えさせられるドラマ。真面目で有能な看護師・美空あおい(石原さとみ)が、疑問を抱えつつ医療の現場に関わっていく。【タイトル】医龍-Team Medical Dragon-フジテレビ系・1期(2006年)・2期(2007年)・3期(2010年)・4期(2014年)【主演】坂口憲二大学病院の権威主義から一歩引き、患者のために全力でチーム医療に挑む朝田龍太郎(坂口憲二)。優秀なメンバーを集めた彼はリーダーとしてバチスタ手術の成功を目指す。【タイトル】コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-フジテレビ系・1期(2008年)・2期(2010年)・3期(2017年)【主演】山下智久たった1つのミスが命に直結する救命救急の現場を舞台に、医療ドラマで初めて“ドクターヘリ”を題材にした作品。【タイトル】チーム・バチスタシリーズフジテレビ系・1期(2008年)・2期(2010年)・3期(2011年)・4期(2014年)【主演】伊藤淳史、仲村トオル心療内科医の田口公平(伊藤淳史)と厚生労働省官僚の白鳥圭輔(仲村トオル)が、医療現場の謎に迫る。原作は現役医師の海堂尊。【タイトル】風のガーデンフジテレビ系/2008年【主演】中井貴一麻酔医の白鳥貞美(中井貴一)が故郷の富良野で人生の終末を迎える物語 。終末医療、緩和医療を通して人生のあり方を考えるという重たいテーマに、脚本家・倉本聰の温かい視点が光る。【タイトル】JIN-仁-TBS系・1期(2009年)・2期(2011年)【主演】大沢たかお脳外科医の南方仁(大沢たかお)が、幕末の江戸にタイムスリップし、医師として苦悩しつつも患者を救っていく医療ドラマ。【タイトル】獣医ドリトルTBS系/2010年【主演】小栗旬「獣医はビジネス」が口癖 で、口が悪くお金と飼い主にめっぽう厳しい鳥取健一(通称・ドリトル/小栗旬)が、患畜たちを病気やケガから救い、時に飼い主の心をも救う人間ドラマ。【タイトル】DOCTORS〜最強の名医〜テレビ朝日系・1期(2011年)・2期(2013年)・3期(2015年)【主演】沢村一樹優しく親しみやすい顔と、残酷な決断を下す顔、二面性のある顔を持つ医師・相良浩介(沢村一樹)が、冴えわたるメスさばきで患者を救う。【タイトル】ドクターX~外科医・大門未知子テレビ朝日系・1期(2012年)・2期(2013年)・3期(2014年)・4期(2016年)・5期(2017年)・6期(2019年)【主演】米倉涼子フリーランスの外科医・大門未知子が 困難な手術 に立ち向かっていく医療ドラマ。一匹狼の大門が「 私、失敗しないので」の決め台詞と叩き上げのスキルを武器に患者の命に向き合う姿が描かれた。【タイトル】37歳で医者になった僕~研修医純情物語~フジテレビ系/2012年【主演】草なぎ剛サラリーマンを辞めて37歳にして研修医となった紺野祐太( 草なぎ剛 )が、時に年下の上司に否定され、時に教授と対立しながらも、患者が本当に求める医療を模索していく。【タイトル】梅ちゃん先生NHK/2012年【主演】堀北真希終戦直後、焼け野原と化した東京・蒲田。医師である父・下村建造(高橋克実)の末っ子として生まれた梅子(堀北真希)は、父の姿を見て医師を志す。【タイトル】海の上の診療所フジテレビ系/2013年【主演】松田翔太瀬戸内海を巡る診療船“海診丸”に乗り込んだ医師・瀬崎航太(松田翔太)は優秀な医師だが、唯一の欠点はホレっぽいところ。島でマドンナに恋をし、医療問題を解決するために彼は奔走する。【タイトル】Dr.倫太郎日本テレビ系/2015年【主演】堺雅人日野倫太郎(堺雅人)は類いまれな観察力で相手の心を解きほぐす敏腕精神科医 だが、一方でどうしてもコントロールできない心を持つ芸者・夢乃(蒼井優)が現れ、彼の人生に狂いが生じていく。【タイトル】破裂NHK/2015年【主演】椎名桔平外科医・香村鷹一郎(椎名桔平)は心臓を若返らせる研究に没頭するも、その治療法には心臓が破裂する副作用が。官僚の佐久間和尚(滝藤賢一)はその副作用に目をつけ、高齢者人口を減らそうと企む。【タイトル】コウノドリTBS系・1期(2015年)・2期(2017年)【主演】綾野剛児童養護施設で育った産婦人科医の鴻鳥サクラ(綾野剛)が「生むこと」の背景にある深刻な問題に直面しながら、全力で赤ちゃんとその家族を支える。【タイトル】フラジャイルフジテレビ系/2016年【主演】長瀬智也イケメンで確かな技術を持ちながら偏屈で毒舌、誰にでも突っかかる病理医・ 岸京一郎(長瀬智也)。彼の行動や言動は全て患者最優先の信念から来ており、迷うことなく己を貫く。【タイトル】A LIFE〜愛しき人〜TBS系/2017年【主演】木村拓哉アメリカ・シアトルから古巣である東京の総合病院に戻ってきた外科医の沖田一 光(木村拓哉)。愛や欲望、嫉妬やプライドが渦巻く中、 職業外科医として一途に患者と向き合 っていく。【タイトル】アンナチュラルTBS系/2018年【主演】石原さとみ不自然死究明研究所の解剖医・三澄ミコト(石原さとみ)が“不自然な死”を遂げた遺体の死因を次々究明し、真実を暴いてゆく法医学ミステリー。【タイトル】グッド・ドクターフジテレビ系/2018年【主演】山崎賢人サヴァン症候群と自閉症を持つ新堂湊(山崎賢人)は小児外科の研修医。彼は超人的な記憶力を持つ一方でコミュニケ ーション能力に欠け、周囲から煙たがられていたが、現場を通じて成長していく。【タイトル】透明なゆりかごNHK/2018年【主演】清原果耶母の勧めで街の小さな産婦人科「由比産婦人科」の見習い看護師として働くことになった青田アオイ(清原果耶)が、感性豊かな彼女の目を通して命の重みに ついて感じとっていくドラマ。【タイトル】ブラックペアンTBS系/2018年【主演】二宮和也外科医・渡海征司郎(二宮和也)はその冷酷さから「オペ室の悪魔」と呼ばれ、天才的な技術で患者を救っていく一方で病院の癒着問題やさまざまな不正などを暴いていく。【タイトル】監察医 朝顔フジテレビ系・1期(2019年)・2期(2020年)【主演】上野樹里東日本大震災で母親が行方不明になってしまった過去から法医学者になった万木朝顔(上野樹里)は日々運ばれてくる遺体に向き合い、その人の「生きた証」を探していく。【タイトル】ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜フジテレビ系・1期(2019年)・2期(2021年予定)【主演】窪田正孝五十嵐唯織(窪田正孝)は、写真には必ず“真実”が写ると信じている診療放射線技師。アメリカで権威ある放射線科医から認められた後、甘春杏(本田翼)が勤務する甘春総合病院で働き始めることに。【タイトル】恋はつづくよどこまでもTBS系/2020年【主演】上白石萌音超ドSドクター・天堂浬(佐藤健)に一目ぼれしたことをきっかけにナースとなった佐倉七瀬(上白石萌音)が無謀ながらまっすぐに思いを伝えつづける胸キュンラブストーリー。【タイトル】ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜NHK/2020年【主演】貫地谷しほり現役内科医による同名小説を映像化 。モンスター・ペイシェント(医師に理不尽なクレームを繰り返す患者や家族)につきまとわれる女性医師や医療訴訟を抱える女医らの成長と挫折を描き出す。〈取材・文/寺西ジャジューカ〉
2021年07月18日「昨年4月に独立してから1年が経過しましたが、あまりにも忙ししすぎてストレスがたまっているそうです。やはり自分で全部決めなければならないため、大きな負担を感じているのでしょう。仕事関係者にも、『社長って、本当に辛いんだね……』と漏らしていました」(芸能関係者)米倉涼子(45)が主演を務める大人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。その2年ぶりとなる新シリーズが今年10月からスタートすると報じられたことで、話題を呼んでいる。早くも意欲を燃やしている米倉だが、そのいっぽうで苦悩も抱えているという。「米倉さんは今年4月、個人事務所設立1周年記念のディナーショーを自ら企画。そこには同じく個人事務所を切り盛りする鈴木京香さん(53)もゲスト出演していたのですが、米倉さんはいろいろとアドバイスをもらっていました。またトークでは経営者になることについて、『こんなにも大変なんだと実感しています』と話す場面もありました。実際、独立してからはとにかく事務作業に忙殺されてきたといいます。従業員の給料や事務所の家賃といったお金の管理はもちろん、ギャラ交渉だって他人任せというわけにはいきません。またパソコンもほとんど使ったことがなかったのに、一から操作を覚えることになって大変だったそうです。『独立前は事務所の人たちがこんなにも大変なことをしてくれていたかと思うと、改めて頭が下がる』と振り返っていました」(前出・芸能関係者)■「ドラマとかやれるのかな」と不安も……慣れない仕事の連続に悪戦苦闘の日々。さらに女優業の仕事が舞い込んだことで、一抹の不安も抱えているという。「米倉さんが独立後に出演したドラマは、Netflixで配信予定の『新聞記者』のみ。そのときの撮影では知らないスタッフばかりだったため、かなり苦労も多かったといいます。そういう意味では、今回の『ドクターX』は気心の知れたスタッフや出演者がそろっています。ただ社長業が大変なこともあって、『ドラマとかやれるのかな』と不安も漏らしていたそうです」(テレビ局関係者)だが、そんななかでも米倉はすでに前を向き始めているという。「もともと米倉さんが独立したのは、『これからは自分らしく生きていきたい』と考えたから。たしかに社長業と女優業の両立は大変かもしれませんが、夢をかなえるために必要なことです。彼女はちゃんとそのことを理解しているので、むしろ今の過酷な状況も楽しんでいます。『ドクターX』は、今年でシリーズ10年目に突入。米倉さんも独立1周年を迎えました。より成長した大門未知子の姿を見せてくれるのではないかと、現場からも期待の声が上がっていますね」(別の芸能関係者)『ドクターX』HPのインタビューで、彼女はこう語っている。《以前は周りの皆さんが作り上げてくださった棚の上に乗るだけだったのが、今はそれこそショーのライティングや楽曲選びなど、打ち合わせの段階から参加させていただくようになったんです。頭は毎日休まらないですけど(笑)、ゼロから作り上げる楽しさを覚えました!》独立してから初となる代表作の復活。米倉の挑戦が今、始まる――。
2021年06月01日米倉涼子(45)主演の大人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)。その2年ぶりとなる新シリーズが今年10月から始まると報じられたことで、早くも話題を呼んでいる。昨年4月に独立してから1年、社長業と女優業の両立に揺れているという米倉。そんな彼女を支えているのは、新たな“家族”だった。「実は米倉さん、最近になって新たに犬を飼い始めたんです。もともと芸能人になる前はトリマーになりたくて、専門学校への進学も考えていたほどの犬好き。独立して“ストレスMAX”な生活を送るなか、ワンちゃんが癒しの存在になっていると聞きました」(前出・テレビ局関係者)そんな愛犬との生活を、本誌は目撃していた。5月下旬のお昼前、都内の住宅街に米倉の姿があった。黒のキャップを深々とかぶり、マスクで顔を覆っている。腕に抱えていたのは、小柄な黒のミニチュアシュナウザーだ。すぐ後に続くのは、パートナーのアルゼンチン人ダンサーだ。2人と1匹は、そのまま大通りのほうへ歩いていく。向かった先は、都内にある動物病院だった。「一般的なワクチンや健康診断といった予防医療だけでなく、専門的な医療機器などを使った高度医療などにも対応している有名動物病院です。院長は年間2千400件以上の外科手術を請け負う動物医療グループで活躍してきたという、“超一流の外科医”。今でも提携病院に呼ばれて執刀することもあるほどのスゴ腕です。主に整形や神経外科を専門としていますが、一般治療やがんなどの知識も相当なものだそうです。まさに、獣医版のドクターXですね」(医療関係者)■パートナー男性が励ますように背中をポン菓子折り持参で病院を訪れた米倉はこの日、そのまま愛犬を預けることになった。病院から出てきた彼女の背中を、パートナー男性が励ますようにポンとたたく。米倉はうなずくと、2人で帰路についた。「今回の『ドクターX』は新型コロナウイルスの影響で、いまだにロケ場所探しが難航していると聞いています。また主要キャスト1人のスケジュールも、なかなか調整できないみたいです。しかし、米倉さんは『こんなときだからこそ、ドクターXをやるべき!』と言って並々ならぬ熱意で今回のドラマに臨んでいます。だからこそワンちゃんの健康不安も今のうちに解消しておきたいと考えて、信頼できる先生のもとを訪れたそうです」(前出・テレビ局関係者)“もう1人のドクターX”にすがったことで、吹っ切れた米倉。作品作りにも、ますます磨きがかかりそうだ。
2021年06月01日「5月23日に放送された『ネメシス』(日本テレビ系)第7話では、“天才すぎる助手”美神アンナの“秘密”も明かされました。これから物語はクライマックスに向かいます」(テレビ局関係者)広瀬すず(22)が演じている美神アンナは、インドの古武術「カラリパヤット」の使い手という設定などもあり、非常に個性的なキャラクター。その役作りにあたって、広瀬は“意外な女優”を参考にしていたという。「実は米倉涼子さん(45)なんです。すずさんは美神アンナを、“『ドクターX』の天才外科医・大門未知子や『リーガルV』の弁護士・小鳥遊翔子のような、個性的でクセの強いキャラクターとして演じたい”と、言っていました」(ドラマ製作関係者)女優デビューから8年になる広瀬だが、これまでは米倉との共演歴はない。それなのになぜ、彼女は米倉をそこまでリスペクトしているのだろうか?「芸能界デビュー前から米倉涼子さんが出演するドラマはかなり見ていたそうです。もともと“ファン”だったわけですが、それに拍車をかけたのが、’13年に放送された『35歳の高校生』での米倉さんと姉の広瀬アリスさんの共演でした。2人は年の離れたクラスメートを演じ、それ以来、アリスさんは米倉さんを“よねさん”と呼んで慕っています。お姉さんから“よねさん”のプロ意識の高さや共演者やスタッフへの気遣いの濃やかさを聞かされていたすずさんは、いつしか米倉さんを“目標とする女優”として尊敬する気持ちを強めていったのです」(前出・ドラマ製作関係者)現在は視聴率的には苦戦している『ネメシス』。ヒロインのキャラづくりに参考にされたという高視聴率女優にあやかってのV字回復はなるか?
2021年05月29日米倉涼子(45)主演ドラマ『ドクターX 外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)のシリーズ第7弾が、今年10月に放送されると発表された。昨年3月31日付で、前所属事務所「オスカープロモーション」を退社した米倉。「ドクターX」の新シリーズは、独立後初の地上波主演作品となる。番組公式サイトによれば、シリーズ誕生から今年で10年目を迎えた米倉は「絶対に前作を超えるものを作りたい!」と意欲を見せているという。しかし当初はフリーランスの外科医・大門未知子へのイメージが定着し過ぎていたことで、負担を感じていた。「確かに、米倉さんにとって当たり役となった代表作です。いっぽうで大門未知子という役に愛着を抱きつつも、イメージが着きすぎてしまうことを懸念していたようです」(テレビ局関係者)米倉は新シリーズ発表のコメントのなかでも、“イメージの定着”についてこう分析している。《よくよく考えたら、『ドクターX』第一シリーズの未知子って、もっと無口で、今より落ち着きがあったんですよね。セリフも昔は少なくて、基本的に口を開けば『私、失敗しないので』と『いたしません』。それがインパクトにつながって、大門未知子のイメージが定着したと思うんです》そのうえで、《今回の最新シリーズでは原点に戻って、少し落ち着きを取り戻したいなと。この10年の経験を経て、もっと自信を持って、大人になって帰ってきた未知子でありたいなと思っています》とキャラクターの刷新を掲げている。■シリーズが続くほど、女優としての格が上がる’04年以降ほぼ毎年、連続ドラマの主演を重ねていた米倉。しかし’19年10月期の『ドクターXシーズン6』以降、地上波での主演作品はない。独立後に決まった主演作は、今年配信予定のNetflixオリジナルシリーズ『新聞記者』のみとなっていた。そんな米倉は、今年4月26日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演。日々のモチベーションを上げるために実践しているという「悔しい探し」の対象として、綾瀬はるか(36)を挙げる一幕があった。「綾瀬さんが 3月に出演した『しゃべくり』のオンエアを見て、“自分のトーク力の方が劣っている”と感じたそうです。綾瀬さんといえば、今年1月期に放送された『天国と地獄』(TBS系)で主演女優として大成功を収めました。そんな綾瀬さんに、米倉さんは刺激を受けているようです」(前出・テレビ局関係)そして心機一転で出演を決意した米倉。その判断は、将来的にもプラスに動きそうだ。「米倉さんは独立後、渡米してミュージカルの勉強などをする予定だったといいます。ですがパンデミックが直撃したことで、白紙となってしまいました。いっぽうで米倉さんが『ドクターX』に再び挑戦することは、今後、海外で“日本の大女優”として高く評価される材料となるでしょう。アメリカではドラマのシリーズが続くほど、女優としての格が上がるといいますから。また新シリーズには、内田有紀さん(45)や岸部一徳さん(74)、勝村政信さん(57)といった旧知の仲間たちが集結しています。米倉さんは日本に滞在する間は、『今できることを柔軟にやっていこう』とポジティブにとらえているようです」(舞台関係者)大門未知子の帰還を、多くの視聴者は心待ちにしている。
2021年05月20日2021年5月19日、人気テレビドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)の新シリーズがが同年10月から放送されることが発表されました。シリーズが誕生して10年目となる『ドクターX』。2年ぶりに、俳優の米倉涼子さんが演じる外科医・大門未知子が戻ってくるとして話題となっています。\情報解禁/どんな困難の中でも「私、失敗しないので」『 #ドクターX 』誕生から10年目の今年、待望の新シリーズが放送決定‼️“異色・孤高・反骨の天才外科医”がこの秋、2年ぶりに復活✨10月より毎週木曜よる9時スタート❗️早速 #米倉涼子 さんからのコメントが届きました❗️ pic.twitter.com/uxSNi0JyDI — テレビ朝日宣伝部 (@tv_asahi_PR) May 18, 2021 大門未知子の「私、失敗しないので」という決め台詞は、多くの人が真似るほど反響が上がりました。シリーズの平均視聴率20%超えという注目度の高い、本作品。米倉さんは、出演にあたりこのようにコメントをしています。そんな『ドクターX』も今年ついに、シリーズ誕生から通算10年目に突入!「この10年は自分自身の歴史をものすごく振り返られる時間。まさか大門未知子という1人の女性の歴史が10年続くなんて…! 私の人生設計になかったことなので、ありがたい限りです」と、しみじみ振り返る米倉が大門未知子とふたたび一体化。木曜ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』ーより引用ネット上では、新シリーズに歓喜の声が上がっていました。・大門先生、おかえりなさい!楽しみです!・新シリーズのお知らせ、嬉しいです。今日はこ幸せだ!・10月が待ち遠しい!楽しみすぎる。新シリーズにも、これまで出演していた常連俳優たちが再集合するとのこと。舞台は、100年に一度のパンデミックによって世界中で医療崩壊が起こる中での、日本最高峰の大学病院。未知子がどのような活躍を見せるのか、楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2021年05月19日米倉涼子が“異色・孤高・反骨の天才外科医”大門未知子を演じる人気シリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第7弾がこの秋、放送されることが決定した。本作は、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む大門未知子の姿を描いた医療ドラマ。2012年に第1シリーズが放送され、今年ついにシリーズ誕生から通算10年目に突入。今回の第7シリーズの舞台は、100年に1度のパンデミックによって世界中で医療崩壊が起こる中、新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」。いまや感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針を採用。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭の兆しを見せていた。そんな中舞い戻った未知子は、疲弊しきった医療現場でも怯むことなく、目の前の命を救うべく邁進するのだが、彼女の前にまた “新たな敵”が立ちはだかる…。シリーズを通して未知子役を演じてきた米倉さんは、この長い年月をふり返り「『ドクターX』が始まると最初に聞いたのは、初めてブロードウェイでミュージカル『CHICAGO』に出演するため、ニューヨークに滞在していたときだったんです。そのタイミングを含めて考えると、この10年は自分自身の歴史をものすごく振り返られる時間。まさか大門未知子という1人の女性の歴史が10年続くなんて…! 私の人生設計になかったことなので、ありがたい限りです」としみじみ。新シリーズに関しては「原点に戻って、少し落ち着きを取り戻したいな、と。この10年の経験を経て、もっと自信を持って、大人になって帰ってきた未知子でありたいな、と思っています」と明かし、「セリフ、覚えられるかな(笑)?オペのシーンも視力が最近落ちたので、手元がちゃんと見えるか心配(笑)!でも、コロナ禍でおうち時間が増え、『ドクターX』を動画配信などで見返してくださった方もたくさんいらっしゃったようで、『面白かったです』と言ってもらえて、すごくうれしかったんです。今回は見てくださっている方々同様、私たち『ドクターX』ファミリーのみんなが『ぜひもう一度やりたい』と願い、実現した最新シリーズ。そのパワーが皆さんに届いたらいいな、と思います」とコメントしている。さらに、未知子のほかにも「神原名医紹介所」の仲間、内田有紀演じる城之内博美や岸部一徳演じる神原晶をはじめ、海老名敬(遠藤憲一)、加地秀樹(勝村政信)、原守(鈴木浩介)、さらに前作ラストで東帝大の院長の座を奪われた蛭間重勝(西田敏行)ら、唯一無二の常連メンバーも再結集する。「ドクターX~外科医・大門未知子~」は10月、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年05月19日米倉涼子《ディナーショーへ行ってきた。本当に最高でした》個人事務所の設立1周年を記念し、4月1日から自身初となるエンターテイメントショーを開催した米倉涼子。「1日目はヨンアさん、2日目はTBSの安住紳一郎アナとシークレットゲストも豪華でした」(参加したファン)高級ブランド『フェンディ』のジャパンブランドアンバサダーに就任するなど、独立後も順風満帆な彼女に新たな仕事が決まったという。「今秋『ドクターX』新シリーズの放送が内定しました。全シリーズを通じ、平均視聴率が20%を超えるテレビ朝日の看板ドラマです。今年に入り、レギュラー出演する俳優たちのスケジュールが続々と押さえられ始めているそうです」(スポーツ紙記者)新シリーズは、一時は幻に終わる可能性もあった。「米倉さんが“特定の役柄のイメージをつけたくない”と乗り気でなかったため、何度もシリーズ終了の噂が流れてきました。そこでテレ朝は米倉さんの意向を酌み、昨年10月期に『ドクターX』以外の主演ドラマを準備。その作品への出演と引き換えに今年秋に『ドクターX』の続編への出演を交渉していたそうです」(芸能プロ関係者)■テレ朝も続編を諦めていたが……しかし新型コロナの感染拡大で事態は一変する。「“納得のいく撮影が行えない”と、昨年春に独立する際、米倉さん側がキャンセル。それに伴い、『ドクターX』の話も一度は白紙になりました。彼女を説得できる人物もいなくなったため、テレ朝も続編を半ば諦めていたと聞きます」(同・芸能プロ関係者)そんな彼女が続編出演を決めた背景には、敏腕マネージャーの存在が大きいようだ。「前事務所で長年チーフマネージャーを務めていた男性が、今年に入り米倉さんの個人事務所に合流したんです。彼が米倉さんとテレ朝の間に入り、続編の話を進めたようです」(テレビ朝日関係者)3月27日に放送された『サワコの朝』(TBS系)にゲスト出演した際は、《最近(事務所に)助っ人の子が来てくれた》と、姉御肌な彼女にとっても頼りになる人物のようだ。再び出演を決意したのは、昨今のテレビ業界の事情も関係しているのでは?との声も。「新型コロナによる広告費の減少の影響で、ギャラの高いベテランたちがリストラされています。米倉さんもトップクラスの高額ギャラで知られていますからね。昨年に米倉さんの主演作品の代わりに放送された『七人の秘書』の最終回が16・7%と高視聴率を叩き出したことで、焦りを感じているのかもしれません」(広告代理店関係者)テレビ朝日広報部に『ドクターX』の制作が事実かを確認したが、「今後の編成に関しては、決まっておりません」大門未知子なら、失敗なんてしないよね!?
2021年04月12日