「パリに行ったときは杏さんにも会って、自宅の方にも遊びに行った」4月19日に放送されたバラエティ番組『世界くらべてみたら』(TBS系)でこう話したのは、ゲスト出演した宮沢氷魚(28)だ。この日、同番組内のパリからのリポートVTRに現在、パリに在住中の女優・杏(37)が登場。これを受けて、宮沢は今年に入って、パリに行ったことを明かし、杏が自宅で、「白身魚を魚屋さんで買って、一からすって練り物を作って」、おでんを振舞ってくれたというエピソードを披露した。海外の自宅にも訪れるとは相当に打ち解けた仲だが――。「宮沢さんと杏さんは、’19年の杏の主演ドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)で恋人役として共演して以来の仲。’20年のトーク番組で宮沢さんは、『ラブストーリーで共演者のことを好きになるか?』という問いに『好きになっちゃうほうですね』と即答し、さらに『偽装不倫』の共演でも『(杏さんを好きに)なりました』と語っていたことも」(芸能関係者)ただ、宮沢といえば、本誌が今年2月に黒島結菜(26)との熱愛を報じたばかり。杏との関係は、黒島を交えた“三角形”の交流だという。「杏さんにとって、黒島さんは’16年公開の映画『オケ老人!』での共演以来、妹のようにかわいがっている特別な存在です。杏さんのYouTubeに黒島さんが登場したことも。宮沢さんは、もともと先輩として杏さんを慕う気持ちが強かったようですが、朝ドラ『ちむどんどん』(’22年)で黒島さんと共演して仲良くなったことで、ともに杏さんの自宅に遊びに行くようになったみたいです」(前出・芸能関係者)本誌も、この3人の交流をこの1年で2度目撃している。一度目は昨年11月、二度目は宮沢と黒島の交際発覚後の今年3月。ともに杏が一時帰国し、都内の自宅でホームパーティーを開いた際、杏の家から宮沢と黒島が2人一緒に出てくるところだ。「杏さんのところへは定期的に2人で会いに行っているそうです。杏さんの子供たちも、宮沢さんと黒島さんに懐いていると聞きます」(前出・芸能関係者)杏との強い絆が、宮沢と黒島の仲も深めているようだ。
2023年04月20日福山雅治主演の新ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」第1話に、宮沢氷魚がゲスト出演することが分かった。本作は、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI特別捜査官・皆実広見(福山さん)と、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉洋)、2人が凸凹バディを組んで難事件に挑んでいく、新時代の痛快なバディドラマ。すでに第1話には、筒井真理子、草川拓弥(超特急)、関町知弘(ライス)がゲスト登場することが分かっているが、今回さらなるゲストとして、宮沢さんの出演が決定。「コウノドリ」で俳優デビューし、「偽装不倫」、連続テレビ小説「ちむどんどん」などに出演。今回初の日曜劇場への出演となる宮沢さんが演じるのは、渋谷直子(筒井真理子)の息子・英輔で、第1話のキーパーソン。病気で働けなくなった母と暮らす英輔は、過去のある出来事をきっかけに鬱屈とした日々を送っている。マイノリティ(社会的少数者)である英輔は、そのことにフラストレーションを抱え、そんな中、英輔は皆実と出会う。宮沢さんは「大泉さんは以前映画で共演したことがあり、NHKでも大河ドラマと朝ドラで同じ時期に撮影していたので、よく廊下でお会いしていました。前に共演させていただいたときからずっと変わらず面白くて、今回もゲストの僕に居心地の良さをくださいました。福山さんは初共演だったんですが、圧倒的なオーラと貫禄がありました。初日は少し緊張していたのですが、福山さんから話しかけてくださり、色々とお話しさせていただきました。常に気にかけてくださり、楽しく現場に居られました」と福山さん・大泉さんとの共演について語る。そして「たくさんの人に感動を与えられる作品になっています。楽しみにしていただけるとうれしいです」と視聴者にメッセージを寄せている。「ラストマン-全盲の捜査官-」は4月23日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(※初回25分拡大)。(cinemacafe.net)
2023年04月18日宮沢賢治と彼を支えた家族を描く門井慶喜の直木賞小説『銀河鉄道の父』が映画化され、5月5日(金・祝) に公開される。父親 政次郎役に役所広司、賢治役に菅田将暉という、現代の日本映画を代表する名優中の名優ふたりが初共演。明治から昭和初期の日本のくらしぶりや、賢治が生まれ育った岩手の商家を再現。毎年のように話題作を手がける成島出監督の心和む正統な日本映画だ。『銀河鉄道の父』宮沢賢治に好印象を持っている人は多いと思う。何よりも「雨ニモマケズ…」で始まるあの元気のでる詩の作者だし、『風の又三郎』などの童話も、子どもの頃に読んだことがあるだろう。実は、それらは生前に出版されたものの、話題にはならず、彼は37年の生涯をほぼ無名で終えた。没後、遺稿集などが刊行され、初めて高い評価を得て、教科書に載るほどの文豪となった。映画には、賢治の文学仲間や文壇、マスコミ、出版関係者はでてこない。そういう世界とは無縁の存在だったのだろう。仕事で上京した父・政次郎が神田の書店で賢治の著書が平積みされているのを見て大喜びするシーンがあるが、あとで半額の投げ売りであることに気づく。世のなかの見方がどうであれ、家族は皆、賢治の才能を信じた。没後の名声は父や弟の力によることが大きいという。この作品は、そんな、現代では断片的に伝わる宮沢賢治像をわかりやすくつないでみせてくれる。タイトルにあるように、賢治とその父、そして家族の物語。この家族が何とも愛すべき人たちなのだ。そもそも、父親の目からみた宮沢賢治像、という新たな視点をとりいれたのが原作のユニークなところ。明治29年、岩手・花巻の質屋を営む商家に、賢治は生まれる。先代の喜助が一代で築いた地方の名家だ。その商家の三代目である賢治は、およそ商人に似合わぬ性格で、心が繊細だ。質屋を「庶民いじめ」だと感じている。幼少のときから自然や鉱物に興味を持ち、商人に学問はいらない、という祖父の厳命に逆らい、盛岡高等農林学校に進学する。休みで帰省するたびに、人造宝石を作る仕事を始めたいとか、日蓮宗に改宗し宗教活動に生きたいとか…つぎつぎと見る夢が変わる賢治。その自由な発想をなんとか理解しようとする父と家族……。坂口理子の脚本は、原作に沿って、賢治の出生から亡くなるまでを順にたどっていく。時代を交錯させたり、別のエピソードを唐突に挿入したりといった、妙に派手な演出をあえてしていない。それがかえって新鮮だ。ちょっと脳内が疲れてしまう映画が多い中、安心してドラマに身を委ねることができる。加えて、ぴったり役にはまった役者たちの演技も絶妙だ。一途に夢を語り、夢に生きる賢治役の菅田将暉。彼のあの目で「おらは日本のアンデルセンになりたい」とか言われると、なんとかして叶えてあげたいと思えてしまう。菅田マジックだ。ごくたまに見せる狂気、その逆のおだやかな表情と、自由自在。その父を演じる役所広司。芯のある明治の男だが、どこかユーモラスなところもある一面が、役所の持ち味とあいまって、実に魅力的。こんな、包容力と子供を信じる力を自分は持てているのだろうか、世のお父さんは、この宮沢政次郎に我が身をを重ねて自問すると思う。賢治に作家の道をめざすことを提案する、妹トシも重要な役。『天気の子』のヒロイン(声)や、是枝裕和監督がNetflixで撮った『舞妓さんちのまかないさん』では純朴でまっすぐな主人公を演じた森七菜、彼女が扮している。女学校をでて、教師になるのだが、結核を患い療養生活に入ってしまう。そのトシのために、賢治は童話を書き、読んで聞かせたのが、作家になるきっかけ、というわけだ。賢治の祖父喜助は田中泯、母イチは坂井真紀が演じている。賢治の代わりに質屋を継ぐ弟の静六は、5月12日公開の『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』と出演作が続く豊田裕大。3月にNHKBSで『業の花びら 〜宮沢賢治 父と子の秘史〜』という番組が放送された。賢治の故郷、岩手・花巻に遺された「雨ニモマケズ」の詩碑にまつわるノンフィクション。生涯独身だった賢治の、中学時代の学友とのBL的エピソード、日蓮宗に傾倒した賢治と浄土真宗の檀家総代であった父が二人で旅した伊勢・奈良・京都の寺社巡りなど、この映画と合わせて見るとさらに賢治への興味が湧く内容だった。この番組に、政次郎の在りし日の映像もでていたが、なるほど、純朴で、芯が通ったお顔をされていて、納得した。賢治の遺した作品は、映画のなかでいくつか紹介されるが、歌もたくさんある。そのひとつ、『星めぐりの歌』というメルヘン溢れる名曲は、菅田が、独習しマスターしたというチェロを実際に弾きながら歌う。「あかいめだまのさそりひろげた鷲のつばさ…」youtubeだと、坂本美雨、遊佐未森、高畑充希、田中裕子の歌唱が見られる。耳に残るメロディーだ。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年04月17日昨今の名作といわれる作品には、必ずこの人の名前がある。あまたの監督から絶大な信頼を寄せられている、役所広司さん。宮沢賢治の父を演じた主演映画『銀河鉄道の父』について語っていただきました。平凡なサラリーマン、歴史上の人物、暴力的な刑事、更生を誓った元犯罪者など、幅広い役柄を数多く演じてきた役所広司さん。国内外から評価される高い演技力の持ち主ゆえに、役柄にリアリティがあるのは言わずもがな。その上で、善人だろうが悪人だろうが、役所さんが演じることでその役に愛らしさや切なさが加わり、“愛すべき人間らしさ”が溢れるキャラクターになる。だからこそ私たちは、役所さんが出演する作品に釘付けになるのだろう。映画『銀河鉄道の父』で演じた宮沢賢治の父・政次郎も、厳格さと優しさ、そして愛らしさを併せ持った、愛すべきキャラクターだ。「恥ずかしながら僕は、宮沢賢治のことは『銀河鉄道の夜』と『雨ニモマケズ』くらいの知識しかなく、当然父親の政次郎さんのこともまったく知りませんでした。そんな僕にこの映画の話が来たわけですが、成島(出)監督とは本当に古い仕事仲間であり友人でもあるので、久しぶりに一緒に仕事ができるのが嬉しくて、とりあえず原作を読んでみたわけです。ご存じの通り賢治と妹は病気で命を落としており、その父親の話ですから悲しい物語ではあるんですが、それも含めた家族の様子がユーモアを交えながらとても明るく書かれていて、とても楽しい本でした。これが原作なら非常に温かい映画になるのではと思ったのが、出演を決めた理由の一つ。あとやはり、賢治役の菅田将暉くんと芝居ができるということ。出演が決まったときから、現場に入るのがとても楽しみでした」葛藤し、暴走する息子と、それを見つめる父親の物語。役所さんと菅田さんは今作が初共演。映画の中では文字通り二人が正面で向き合うシーンがいくつもあり、そのいずれでも、セリフ、息遣いなど二人のテンポが驚くほどぴったり。“こういう父子、いるいる…”と、あまりの微笑ましさに思わず顔がほころんでしまう。「菅田くんは本当に、役者になるべくしてなったような才能の持ち主です。そして、これまでたくさんの役者が宮沢賢治を演じてきましたが、その中でも彼は特に、賢治を演じる役者に必要なものを持っている人だとも思う。何かになりたいけれども何にもなれないもどかしさや、父を超えたいけれど超えられないといった葛藤を抱えた青年を、切なく愛おしく、のびのびと繊細に演じています。そんな賢治に、僕が演じる政次郎はホロッとさせられたりするわけです」明治時代、質屋を営む裕福な家の長男として、家業を継いでいる政次郎。そんな政次郎と妻のイチとの間に生まれたのが、長男の賢治。政次郎は跡取りである賢治をそれはそれは大切に育てており、その溺愛ぶりは、赤痢にかかった息子を自ら甲斐甲斐しく世話をしたことにもよく表れている。「このお父さんは親の言いつけどおり質屋を継いではいますが、明治の男としてはちょっと変わった人だったらしいんです。“男は強くあれ”という価値観が当たり前、子供の世話は女の仕事、という時代の中で、病気の息子の看病をしていたことからも、それは分かります。思うに政次郎さんも、本当は、家業よりもやりたいことがあったんじゃないでしょうかね。だからこそ、家を継ぐことにノーと言い、好き勝手に思い切り生きている賢治に対し、イライラはすれどもどこか羨ましい気持ちもあり、眩しく見守っていたんじゃないのかな、と思います」しかし、親の心子知らずとはよく言ったもので、賢治は迷走を繰り返す。謎の商売を始めようとしたり、宗教に生きると言い出し家出をしたりと、なかなか道が定まらない。「この子は本当に、詐欺師にでもなっちゃうんじゃないか?と、正直心配になりましたよ(笑)。だからこそ、最終的に息子が文学の道を見つけたときは、本当に嬉しかっただろうな、と。ちなみにどうやら政次郎さんも文学が好きだったらしく、おそらく彼は息子の作る物語の良さもきちんと理解をしていたんでしょうね。息子に黙って陰でスポンサーとして支える姿には、賢治への愛が溢れていたと思います」前述の通り、子供を亡くす父親の悲しい物語ではあるものの、この作品には、真面目さの中にどこかクスッとしてしまうウィットがちりばめられている。感動と笑いのバランスが絶妙で、神妙なシーンでも思わず笑いがこみ上げてくるのがたまらない。「撮影に入る前に監督が、『やっぱりユーモアのある映画を撮りたいんだ』とおっしゃっていたんです。なので脚本を読みながら、どこにおもしろい種が潜んでいるかをみんなで探しながら、作り上げていった気がします」シリアスさと滑稽さ、あるいは喜びと悲しみ。相反する2つの価値観や感情が背中合わせになっているからこそユーモアは生まれるのであり、さらにその絶妙なバランスの上に成り立つ映画が好きだ、と役所さんは語る。「ユーモアが感じられる映画って、誰でもスッと入っていける垣根の低さがあるんだけど、でも同時に品もあるから好きなんです。そして、ユーモアにはいろんな種類がありますが、特に僕が惹かれるのは人間らしさを感じさせる笑い。僕はユーモアとは人間らしさのことだと思っていて、映画とは人間を描くものです。だからこそ、笑いが大事なんです」また一方で、この世界には完璧な人間というのはほとんどおらず、だからこそ徹底的に完璧な人間を演じると、その役の欠点、すなわち人間らしさが露呈する、とも。「もちろん、全部かっこよくいけりゃあいいんですけれど、そんなヤツいねぇだろ?とも思うわけで(笑)。さらに全てがかっこいいものばかりを見せられても、作り物みたいな感じがするじゃないですか。観ている人は完璧なかっこよさよりも、“図らずも見えてしまった人間らしさ”のような部分に、心を寄せたり共感したりするんだと思うんですよ」ちなみに政次郎はまさにそんなキャラクターで、厳格ぶっているけれども実は隙だらけの男だそう。「この映画でも、真面目な状況を突き詰めた結果、それはもはやコメディなのでは?というシーンが何か所かあります。神妙な場面ではありますが、観る方にはぜひニヤッとしていただきたいですね(笑)」『銀河鉄道の父』唯一無二の世界観で、今では世界中から愛されている作家の宮沢賢治。しかし実は賢治は生前、家業を継ぐのを拒否し、謎の商売を始めようとしたり、家出をして宗教にハマったりと、両親を振り回すダメ息子だった…!!厳しくも息子を優しく愛した父親・政次郎の視点で描かれる、宮沢家の愛ある家族の物語。出演は役所広司、菅田将暉、森七菜ほか。監督は成島出、脚本は坂口理子。5月5日より全国公開。やくしょ・こうじ1956年生まれ、長崎県出身。代表作は多数あり、最近では『すばらしき世界』(’21)でシカゴ国際映画祭最優秀演技賞などを受賞。成島監督作は『ファミリア』(’22)などに続き4作目の出演。ジャケット¥143,000シャツ¥51,700(以上エンポリオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03・6274・7070)※『anan』2023年4月19日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・安野ともこヘア&メイク・勇見勝彦(THYMON Inc.)(by anan編集部)
2023年04月16日宮沢賢治の父・政次郎を役所広司、長男・賢治を菅田将暉が演じることで話題の『銀河鉄道の父』。この度、宮沢賢治の妹・トシ役を演じた森七菜の新たな魅力と存在感溢れる場面写真が解禁された。宮沢賢治が「ダメ息子だった!」という大胆な視点から、歴史のスポットライトの陰にいた賢治の家族への丹念なリサーチを実らせ、「見たこともない賢治の物語」「深い愛に涙が止まらない」と絶賛された第158回直木賞を受賞した傑作小説を映画化。本作で妹・トシを演じた森さんは、菅田さんと共演したドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です」や映画『ラストレター』で注目を浴び、Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」では“まかない飯”を作る少女・キヨが話題に。本作では女子には勉学は必要ないと言われることが多かった時代に父親を説得して進学し、賢治の創作の原動力にもなった聡明な妹・トシを溌剌と演じている。この度解禁されたのは、凛とした表情をみせるトシをはじめ、父・政次郎(役所さん)と笑顔で話すカットや颯爽と自転車に乗る姿、そして女学校から帰宅し家族との会話を楽しむ様子が切り取られた計4点。本作で役所さんと初共演を果たすことができた森さんは「一緒にお芝居していて、すごく楽しかったです。お父さんとの要所となる2つのシーンでは、トシを演じる私にとってターニングポイントとなりました。役所さんの力をとても感じ、助けていただいたことを思い出しながら毎日帰っていました」と役所さんへの感謝を語る。そして菅田さんとの約3年ぶりの共演については「以前は人質に取られる役回りだったので最初はギャップを感じました」と戸惑ったそうだが、「菅田さんとのシーンを重ねていくうちに、撮影前に読んだ数多くの賢治の本が腑に落ち、賢治の言葉に説得力を感じることができた」と菅田さんから大きな刺激を受けた様子。いまもなお唯一無二の詩や物語で、世界中から愛されている宮沢賢治。賢治が高い評価を得るようになったのは、無名だった彼の才能を信じて支え続けた家族の存在があってこそ。その中でも賢治の一番の心の支えとなっていたのが、妹・トシの存在。家族への愛が溢れ、短いながらも力強く生きたトシを演じ、新たな魅力を開花させた森さんの姿に注目だ。『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年04月14日俳優の古田新太、宮沢氷魚が13日、東京・新宿で行われた「東急歌舞伎町タワー開業前日セレモニー」に出席した。14日に開業する同施設から隣接するシネシティ広場にかけて、歌舞伎町の文化に根ざす「水」をモチーフにした鮮やかなブルーカーペットを設置。そのブルーカーペットに同施設で予定されている公演に出演するゲストが登場した。古田と宮沢は、同施設にオープンする新劇場「THEATER MILANO-Za」で上演される舞台『パラサイト』に出演。ソン・ガンホが主演を務めた映画『パラサイト 半地下の家族』を日本で舞台化する本作で、物語の中心となる金田一家の主・金田文平を古田、身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・純平を宮沢が演じる。“日本のソン・ガンホ”と呼ばれている古田は「あいつのほうが1個下だからね。あいつが“韓国の古田新太”だから」と言って笑いを誘い、「舞台化されたらやりたいなと思っていた。日本には半地下の文化がないのでどうするのかなと思っていたけど、うまい具合にやっています」と話した。また、息子役の宮沢について「絶対、俺からこんなの生まれないから」と発言。文平の妻を江口のりこが務めるが、「俺と江口のりこからは絶対に生まれない」と強調し、宮沢は「突然変異というか、隔世遺伝とかもありますから」と笑っていた。セレモニーには、『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』に出演する窪田正孝、石橋静河、「Zepp Shinjuku (TOKYO) OPENING SPECIAL 4DAYS!」に出演する渋谷龍太(SUPER BEAVER)、東京スカパラダイスオーケストラ、西川貴教、Little Glee Monsterも出席した。
2023年04月13日カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞、米アカデミー賞作品賞を受賞するなど、世界的に高い評価を受けた映画『パラサイト 半地下の家族』が舞台化される。裕福な家庭に寄生してゆく親子を演じる古田新太さんと宮沢氷魚さんが、作品への期待を語る。――世界中で大ヒットした映画の舞台化となりますね。古田新太:映画は面白かったですけど、なんてせせこましい話なんだ、と(笑)。じつはその時から、狭い世界で展開される話だから舞台に向いてるなって思ってたんです。そしたら鄭(義信)さん演出で舞台化の話があって、「古田さん、ソン・ガンホの役やらないかな」と言ってると。鄭さんの舞台『焼肉ドラゴン』が大好きで、以前から一緒にやりたいと思いながらタイミングが合わずにいたんで、今回こそは何としても合わせようと。宮沢氷魚:映画が公開された当時、僕が世間的に盛り上がっているものに乗っかりたくないっていう時期で…(笑)。あえて観なかったんですよ、映画館で。でもちょっと時間が経ってから観たら面白かったです。衝撃的だし韓国の話ではあるけれど、なんかすごく近いものを感じて共感したんです。それはなぜなんだろうって考えたら、僕が生まれたアメリカ西海岸が似たような環境だったんですよね。サンフランシスコはシリコンバレーで儲けた裕福な方々が住んでいる地域なのに、そこから橋を渡ってすぐのオークランドは貧しい地域だったんです。たぶん映画が世界的にヒットしたのは、国は違えど、誰もが見てきた世界が、作品の中に描かれていたからだと思うんですよね。古田:韓国ではそれが半地下という場所に象徴されているんだけど、今回、物語の舞台を関西に移すにあたって、日本でこの半地下をどう表現するんだろうと思ったら、鄭さんがいい作戦を考えていて…。宮沢:あれは面白いですよね。古田:あと悲惨な話ではあるんだけど、ユーモアもある。鄭さんが笑いを大事にする演出家だし、キャストも、よくぞ集めたってくらい“オモシロ小劇場”が集まってるんで期待してる。宮沢:僕も楽しみで仕方がないです。僕はこれまで稽古前にしっかり準備して稽古初日に臨んでいたんですが、それが若干苦しくなってきていたところで…。今回のキャストのみなさんは、たぶんすごく自由に演じられるだろうから、そこに僕もうまくのっかって自由にやれたらと思っているんです。古田:今回、鄭さんが演出だし、(山内)圭哉とかみのすけみたいな意地の悪い(笑)先輩たちがいっぱいいるから面白いと思うよ。宮沢:(笑)。楽しみです。周りから「古田さんとの共演は楽しい」っていう話を聞いてましたから。古田:みんなオイラをピッチャータイプだと思ってるけど、じつはポジション的にはキャッチャーなんだよ。どんな球も全部拾うし、その作業が好き。だから安心して投げてください、と。宮沢:すごく心強いです。みなさん、どんな球でも応えてくださる方だろうから、僕はその時の感情に則った言葉を伝えられればと思うし、その逆もあるだろうから、そこを純粋に楽しみたいです。――演出の鄭さんは、映画化もされた『焼肉ドラゴン』を筆頭に、在日コリアン3世という出自をルーツにした作品を多く手がけています。おふたりは鄭作品の魅力をどこに感じていますか?古田:人間くさいんですよね。偏った人間のどうしようもなさをちゃんと見せてくれるっていうか。そこの作り方がうまいし、かっこいいなと思っています。宮沢:作品の中に、貧困問題のような社会的なテーマを織り交ぜながらも、鄭さんは重たくせずに、それすら笑いに変えていく。敢えて真逆な演出で見せることで、その問題なりテーマと真正面から向き合えるし、観劇後、「悲しい」じゃなく「面白かった」って、前向きに考えられる。今回の『パラサイト』もそうなると思います。古田:あと、鄭さんって“オモシロ”に対してしつこい演出家だって聞いていて。自分が信用している演出家たちは、幕が開いてからもつねにもっと面白くすることを考えていて、毎日のようにダメ出ししてくるような人たちばっかりだから、そこは信用できるな、と。宮沢:本番をやっていくうちにわかってくるものもありますしね。千秋楽に向けて、どんどん面白くしていけるのも楽しみです。――おふたりは堤防の下にある集落に住む貧困家庭の父親と長男という役柄。裕福な家族の娘の家庭教師になった長男が、家人の信頼を巧みに利用して、自分の家族をその家の使用人に送り込み、徐々に寄生してゆく物語です。ご自身の役はどう思われていますか?古田:うちの家族は、お兄ちゃんにしろ妹くん(伊藤沙莉)にしろお母さん(江口のりこ)にしろ、全員が我が強いというか、前に前にってタイプ。お父さん的には、みんなに振り回されて、ついていったらとんでもないことになっちゃったみたいな感じ。基本的にオイラは、周りの芝居に合わせるし、演出家の言うことにも素直に従うタイプなんで、そのスタンスでやります。周りに振り回されて流されて、悲惨な目に遭えば面白いんじゃないかと。宮沢:僕が演じる役は、とにかく戦略的で頭が良くて先が読めてる青年です。ただ、そこを意識しすぎると、僕自身も真面目に考えすぎてしまう可能性もあるんで、稽古場ではフラットでいたいです。THEATER MIRANO-Zaオープニングシリーズ COCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』さまざまな映画賞を受賞し、世界を席巻した映画『パラサイト 半地下の家族』を、’90年代の関西に置き換えて舞台化。裕福な一家に入り込み、いつしか寄生していく家族の物語。6月5日(月)~7月2日(日)新宿・THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6F)原作/映画『パラサイト 半地下の家族』台本・演出/鄭義信出演/古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、キムラ緑子、みのすけ、山内圭哉、恒松祐里、真木よう子ほかS席1万2000円A席9500円Bunkamuraチケットセンター TEL:03・3477・9999(10:00~17:00)大阪公演あり。ふるた・あらた1965年12月3日生まれ、兵庫県出身。所属する劇団新感線のほか、野田秀樹などさまざまな演出家の舞台や映像作品で活躍。ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)に出演。シャツ¥16,280(VANSON LEATHERS)キャップ¥5,170(BETTY BOOP) 共にネバーマインド TEL:03・3829・2130Tシャツ¥4,400(ハードコアチョコレート TEL:03・3360・2020)その他はスタイリスト私物みやざわ・ひお1994年4月24日生まれ、アメリカ出身。モデルとして活動をスタートし2017年俳優デビュー。ドラマ『ドラフトキング』(WOWOW)に出演中。主演映画『はざまに生きる、春』は5月26日公開。シャツ¥35,200(ウィーウィル TEL:03・6264・4445)Tシャツ(2枚入り)¥19,800(A.P.C./A.P.C. CUSTOMER SERVICE TEL:0120・500・990)パンツはスタイリスト私物台本、演出・鄭 義信さんチョン・ウィシン兵庫県出身。舞台『ザ・寺山』の脚本で岸田國士戯曲賞、映画『愛を乞うひと』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。近作に舞台『てなもんや三文オペラ』などがある。※『anan』2023年4月19日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・渡邉圭祐(古田さん)庄 将司(宮沢さん)ヘア&メイク・NATSUKI TANAKA(古田さん)Taro Yoshida(W/宮沢さん)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年04月13日古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉らが出演する舞台「パラサイト」よりスポット映像が解禁された。本作は、アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』を90年代の関西を舞台に描く日本版「パラサイト」。物語の中心となる一家の父親を古田新太。身分を偽り、高台の豪邸で家庭教師としてアルバイトを始める息子を宮沢氷魚、その妹を伊藤沙莉、家政婦として雇われる妻を、江口のりこが務める。今回解禁されたスポット映像では、ビジュアル撮影時の様子もとらえ、メインキャストそれぞれのソロカットにクローズアップ。どこかノワール感も漂う雰囲気たっぷりの映像に仕上がっている。本スポット映像はBunkamura、レプロエンタテインメント公式Youtubeチャンネルなどで展開される予定だ。COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」は6月5日(月)~7月2日(日)THEATER MILANO-Za、7月7日(金)~17日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にて上演。(text:cinemacafe.net)
2023年04月11日未来のスター選手獲得に奮闘するプロ球団の剛腕スカウトを主人公に、スポーツの裏側の熾烈な争いと濃厚な人間ドラマを描く、連続ドラマW-30『ドラフトキング』の放送・配信が4月8日よりWOWOWでスタートした。本作において、作中に登場するプロ野球チーム「横浜ベイゴールズ」が横浜DeNAベイスターズをモチーフにしている縁で、4月8日(土) に行われた横浜DeNAベイスターズ対中日ドラゴンズ『OPENING SERIES 2023』のゲストとして、横浜市出身のムロツヨシと宮沢氷魚が登場した。試合開始前にはセレモニアルピッチを実施。「ムロツヨシさんです!」という場内アナウンスの呼び込みとともに、ベイスターズのユニホームに身を包んだムロがグラウンドに登場すると観客は大歓声。「ようこそ、横浜スタジアムへ!横浜生まれ、横浜育ち、役者をやっております、ムロツヨシです!」とあいさつしたムロは、1塁側スタンド、3塁側スタンド、外野席と、すべての観客にアピールするように「ムロツヨシです!ムロツヨシです!ムロツヨシです!」と、まるで選挙演説のように名前を連呼。さらにはベイスターズの選手が行うパフォーマンスの「デスターシャ」も披露し、会場を大いに盛り上げた。その後はあらためて対戦相手である中日ドラゴンズのファンに向けてもあいさつ。「はじめまして、豊臣秀吉です」と大河ドラマで演じている役柄をふまえて切り出すと、「秀吉が今日、セレモニアルピッチをやらせていただきます。どうか皆さま、温かい目でよろしくお願いします」と呼びかけた。「皆さんにお伝えしたいことがあります。WOWOWで、ドラマ『ドラフトキング』がはじまります!実は今日はその宣伝でございます!」とぶっちゃけて会場を沸かせたムロは、「今日はもうひとり、サプライズゲストをお呼びさせていただきました。『ドラフトキング』で共演した宮沢氷魚くんです!」と観客に告げると、会場は大盛り上がり。ムロが率先して「今日は声出しオッケーですからね。氷魚!氷魚!」と促すと、客席が一体となって氷魚コール。そんな様子に「ムロさん、恥ずかしい!」と笑った宮沢だったが、大勢の観客を前に「うわぁ、すごい」と興奮した様子だった。その後はこの日のために描き下ろされた、原作者クロマツテツロウによるオリジナルイラストが大型ビジョンに映し出されると、会場からは「おお!」と感嘆の声が。宮沢も「すごいですね。漫画の世界に、ベイスターズを代表する選手が並んでいて。すごい感慨深いですね」と感激の表情。そんな実際の野球選手たちと一緒の空間に立ち、「夢のようですね」としみじみ語る2人だった。『ドラフトキング』原作者クロマツテツロウによるオリジナルイラストそして、「絶対にプレイボールの時間は遅らせてはいけないんです。しゃべりすぎるなと言われております。ムロツヨシです!」と語ったムロが、いよいよセレモニアルピッチを実施することに。今回はベイスターズの佐野選手がキャッチャーを、山崎選手がバッターを、そして宮沢が審判をそれぞれ務めることとなった。マウンドに立ったムロが客席に向かって「ムロコール」を要求すると、会場は大きな拍手とムロコールで応援。そんなファンの声援を一身に受けたムロが投げた球はノーバウンドでキャッチャーミットに。はじめてのセレモニアルピッチで見事、成功をおさめた。また、この日は二回裏終了時にイニング間イベントの「ズッバーン!NICE PITCHING」を実施し、宮沢も参加することに。ムロが氷魚コールで会場を盛り上げる中、外野グラウンドに登場するビッグなキャッチャーミットを目がけ、宮沢がピッチングを披露すると、3球ともキャッチャーミットにおさめ、チャレンジは大成功。さらに三回裏終了後には「三菱電機 presents ドッカーン!FLYCATCH」にも参加。選手がプレイするグラウンドでフライキャッチにチャレンジした宮沢は、一度目こそキャッチならずだったが、二度目のチャレンジで見事成功。会場からも喝采を浴びていた。<作品情報>連続ドラマ W-30『ドラフトキング』※毎週土曜日22:00 WOWOWにて放送・配信(全10話)原作:『ドラフトキング』クロマツテツロウ(集英社『グランドジャンプ』連載)監督:山本透(第1~2話、第5~10話)、吉川祐太(第3~4話)脚本:鈴木謙一音楽:櫻井美希【出演】ムロツヨシ、宮沢氷魚、平山祐介、藤間爽子、川久保拓司、阪田マサノブ/上地雄輔、伊武雅刀/でんでん■登場回順大鷹明良、生田俊平、増永樹/町田啓太、田中要次/高橋努、仙道敦子、中山翔貴、木戸大聖/きたろう、モロ師岡、須藤理彩、阿部亮平、兵頭功海、福松凜、八木将康、高品雄基特設サイト:
2023年04月09日今回、ご紹介するのは、『ドラフトキング』。未来のスター選手獲得に奮闘するプロ野球球団の剛腕スカウトを主人公に、スポーツの裏側の熾烈な争いと濃厚な人間ドラマを描いた作品です。主人公・郷原眼力(ごうはらオーラ)を演じたムロツヨシさんと、元プロ野球選手で新米スカウトの神木良輔を演じた宮沢氷魚さんにお話をうかがいました。「こういう視点のドラマが出てきたことを喜んでいただけると思います」左から、宮沢氷魚さん、ムロツヨシさん【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 136『ドラフトキング』の原作は、野球漫画の名手・クロマツテツロウ氏による同名漫画。プロ野球の剛腕スカウトを主人公とし、その年のNo.1選手となる“ドラフトキング”の獲得を目指すスカウトたちの熱き戦いに迫る物語です。プロ野球球団・横浜ベイゴールズのスカウト・郷原眼力は、並外れた“眼”を武器に全国から埋もれた原石を発掘。一見、独善的で毒舌家の郷原ですが、選手たちの人生に寄り添い、彼らの葛藤や苦悩を分かち合うなど、スカウト活動の裏側に潜む人間ドラマが展開されます。主人公・郷原役を務めるのは、ムロツヨシさん。特徴的な髪型や表情など細部にまでこだわった再現度で郷原役を演じています。共演は、宮沢氷魚さん、平山祐介さん、藤間爽子さん、川久保拓司さん、阪田マサノブさん、上地雄輔さん、伊武雅刀さん、でんでんさんら。厳しいオーディションで選ばれた、野球経験者の俳優たちによるスカウト対象となる選手役の、こだわり抜いた野球シーンも見どころです。ーー本作が初共演だと伺いました。お互いの第一印象について教えてください。ムロツヨシさん氷魚くんとお会いしたことはなかったのですが、もちろんビジュアルは見ていて。このビジュアルでひねくれていたら、最高だなと思っていたのですが、予想外の好青年で。野球経験を通しているからこそのしっかりとした礼儀正しさがあり、僕がいろんな話をしてもちゃんと聞いてくれ、さらに、僕の想像をはるかに超えていたのが、酒の強さでした。ーームロさんもお強いのでしょうか?ムロツヨシさん僕は好きなだけで、これまでにいろんな強い方と会ってきましたが、かなりトップクラスです。すっごい強いです(笑)。宮沢さんお酒は好きです(笑)。ムロツヨシさんこの酒の強さは信用できます。ーー飲んでも変わらないタイプですか?宮沢さんその場にいることが楽しくて仕方がないので、気がついたら止まらずに飲んでしまうんです。ただ、楽しくないお酒の場だとすぐ酔ってダメになります。ーームロさんと飲んで、いかがでしたか?宮沢さん僕は野球が大好きなので、世間一般ではあまり知られていないような野球の深い話をたくさんさせていただきました。撮影の前に、たくさんの方から“ムロさんとお仕事すると楽しいよ”“大先輩だけど、すぐに友達のような関係になれるよ”と聞いていて。何の心配もなくクランクインを迎えることができました。ーーこのドラマは、オフシーズンに本物の球場を借りたり、野球のオーディションでキャストを選んだりしたと聞きました。撮影中、スタッフの野球に対するこだわりを感じたところは?ムロツヨシさん選手役の方々は、野球経験者であるだけでなく、某チームのレギュラーだったり、高校時代にプロ入り寸前までいったような、ハイレベルな方々が集まっていたので、説得力が違いました。エキストラの方々まで本当に野球が上手で、このレベルで人数をそろえるのは大変だっただろうなと思いました。上地くんは本物ですからね。松坂大輔さんの球を受けていて、ケガがなければ、プロに行っているような方ですからね。宮沢さん僕は18年間野球をやっていたのですが、ちょっとブランクがあるとなかなか当時の野球のレベルに戻れないんです。今回、出演してくださった方々はギャップを一切感じないくらい、現役さながらのレベルで準備をされていました。球が本当に速くて変化球も切れていて。ムロツヨシさんあいつは速かったなぁ~。宮沢さん中山くん(人気タレント・中山秀征さんの長男で俳優の中山翔貴さん。青山学院大学硬式野球部出身)ですね。ムロツヨシさん中山くんのスライダーは本当にすごくて。“お前、本物じゃないかよ!”と思いました。ーー元プロ野球選手の里崎智也さんも出演されていましたね。ムロツヨシさん里崎さんとは控室で、ここで話せないような、プロ野球界の裏話をたくさんしました。宮沢さんちょうどそのとき、クライマックスシリーズの、横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース戦を見ていて。ムロツヨシさんそうだった、思い出しちゃった。宮沢さん僕らが予想していなかったエンディングを迎えて、その日の残りの撮影がちょっとグロッキーになりました(笑)。ムロツヨシさんびっくりしました。僕が撮影を終えたら、試合も終わっていましたからね。“あれ、さっきまで満塁だったじゃない、なんで!?”って。宮沢さん内野ゴロで終わるとは思わなかったな。ムロツヨシさん伊武さんに慰められました。ーー劇中、伊武さんはおふたりに対して、コワモテな演技を披露されていますが、優しい方なんですね。ムロツヨシさん素顔はめちゃめちゃかっこいい方なんです。ああなりたいなと思います。すごくおしゃれなんですよ。ーー撮影中、ムロさんはいろんなアイデアを出されたそうですね。ムロツヨシさん漫画からそぎ落としたものを復活させてほしいといったことをご提案させていただきました。漫画は残酷なもので、カット割りから何からすべて出来上がっているんです。僕らが映像化する意味、どう肉付けするかということが僕らに与えられている絶対条件だと思うんです。僕はこの漫画のファンなので、忘れてはいけない部分と敢えて漫画に近づけながらも映像化して良かったと思わせる何かをつける勝負をしたかったんです。監督は辟易したと思いますよ。“またあいつが原作本持って近づいてきた!”って(笑)。郷原と神木の出会いのシーンは当初は敬語だったんですが、氷魚くんとも相談して夢を見た青年のほうが良いと思って表現を変えました。ーー最後に、本作の見どころをお願いいたします。ムロツヨシさん野球ファンや野球経験者の皆さんが観たら、こういう視点のドラマが出てきたことを間違いなく喜んでいただけると思います。野球ファンではない方でも、夢を追いかける、夢をあきらめる、夢との距離感を置くといったところを描いているので、いろんな方に観ていただきたいですし、期待していただけたら嬉しいです。宮沢さん過去に、野球選手の視点からの物語はあったと思うのですが、裏方であるスカウトの目線から物語が繰り広げられる作品というのはおそらく初めてだと思うので、この作品を観ることによってまた違った野球の楽しみ方ができますし、スポットライトがあたる選手たちを支えるチームがあるということをぜひ知っていただきたいと思います。インタビューのこぼれ話おふたりとも相当な野球ファン。特にムロさんは横浜DeNAベイスターズの大ファン。「この作品に登場する球団のモチーフにもなっているところにも縁を感じます」(ムロツヨシさん)。劇中、凛々しいユニフォーム姿を披露している宮沢さん。「僕はこのお仕事を始めた頃から、野球に関わる作品に出演したいという大きな夢を持っていました。第一話では自分が野球をするシーンもあって、このタイミングでこの作品に出演できたことが本当に嬉しかったです」(宮沢さん)。Information連続ドラマW-30『ドラフトキング』4月8日(土)より、PLAY BALL!毎週土曜日午後10時放送・配信(全10話)原作:『ドラフトキング』クロマツテツロウ(集英社『グランドジャンプ』連載)監督:山本透(第1~2話、第5~10話)、吉川祐太(第3~4話)脚本:鈴木謙一音楽:櫻井美希出演:ムロツヨシ 宮沢氷魚 平山祐介 藤間爽子 川久保拓司 阪田マサノブ / 上地雄輔 伊武雅刀 / でんでん制作協力:ROBOT製作著作:WOWOWWOWOW公式YouTubeチャンネルにて第1話無料配信中!衣装提供:宮沢氷魚さんジャケット ¥55,000&Tシャツ ¥14,300(ともにエイチ ビューティ&ユース03-6438-5230)、ジーンズ ¥30,800(アンスクリア フォー エイチ ビューティ&ユース/エイチ ビューティ&ユース)、靴 ¥77,000(クロケット&ジョーンズ/グリフィンインターナショナル03-5754-3561)、ベルトはスタイリスト私物写真・幸喜ひかり文・田嶋真理 ヘアメイク・池田真希(ムロツヨシさん)、吉田太郎(W/宮沢氷魚さん)スタイリスト・森川雅代(ムロツヨシさん)、庄将司(宮沢氷魚さん)写真・幸喜ひかり 文・田嶋真理 ヘアメイク・池田真希(ムロツヨシさん)、吉田太郎(W/宮沢氷魚さん) スタイリスト・森川雅代(ムロツヨシさん)、庄将司(宮沢氷魚さん)
2023年04月07日WBCの優勝で日本中が湧いたが、煌びやかな舞台に立つことができる限られた選手たちも元を辿ればスカウトマンの“眼”に見出された存在である。クロマツテツロウによる漫画を原作として4月8日から放送・配信されるWOWOWの連続ドラマW-30『ドラフトキング』は、そんなスカウトマンにスポットを当てた作品だ。剛腕スカウトとして独自の視点で原石を見出す主人公・郷原眼力をムロツヨシが演じ、郷原に困惑しながらも成長していく新米スカウト・神木良輔を宮沢氷魚が演じる本作。選手役には野球経験のある役者たちが“野球オーディション”も経たうえで起用されただけあり、現場には若いエネルギーが満ち溢れていたという。郷原の考え方は、プロの役者である自分にも通じるものがある──ムロさんは原作の11巻まで読んだ次の日に本作のオファーの話を聞いたとのこと。本作に「“いっちょ噛み”したい」と思っていたとコメントされていましたが、原作を読んでいるときはどの役をイメージしていたのでしょうか?ムロ面白い作品に出会ったときって「どの役でもいいから絡みたい!この世界にいたい!」って思うんですよね。だから「特にこの役をやりたい」というのはなくて。でも、まさか主役のオファーをいただくとは思ってもいませんでした。「どこのチームの監督役だろう?楽しみだな~」ってね(笑)。──それほど原作に魅了された理由とは?ムロこれまで読んできた野球漫画には描かれていなかった“スカウトマンの視点”というのがとても新鮮でした。これだけ多くの野球漫画がある中で、「まさか40代になって初めて出会うような、新しいアプローチがあるんだ!」と驚きましたし、僕もそこに関わることができるのが嬉しかったです。──ムロさん演じる主人公の郷原眼力(ごうはら・おーら)は、並外れた“眼”で隠れた原石を見出す剛腕スカウトです。そんな彼を演じることになったときに感じた、郷原というキャラクターと役者・ムロツヨシの親和性は?ムロプロのスカウトマンとしての郷原の考え方は、プロの役者である自分にも通じるものがあるんじゃないかと思いました。プロの役者を目指し始めた頃の自分も「プロになるとはどういうことか」を考えましたし、これまでもプロとして自分なりの答えを見つけて試行錯誤を繰り返してきましたから……今回郷原を演じさせていただいたときに、そういった自分とも繋がっていることを感じて嬉しかったですし、一層やりがいが増しました。──宮沢さん演じる神木良輔は、高卒で横浜ベイゴールズ(郷原や神木がスカウトを務めるプロ野球球団)に入団するも通用せず、引退後に転身した新米スカウトマンです。宮沢さんご自身も野球をずっとやっていたとのことですが?宮沢大学までの18年間、大好きな野球をずっとやっていました。中学生くらいまでは本気でプロになりたかったんですが、怪我などもあって道が途絶えてしまったので……僕の中には神木とすごくリンクするところがありました。プロに入って夢をかなえたと思いきや、試合に出場できず結果を残すことなく引退する彼のもどかしさや、自分が思っているレベルまでパフォーマンスを上げられない、成し遂げたいことを成し遂げられないフラストレーションもよく分かります。──そんな神木が新米スカウトマンとしていろいろなことを新鮮に感じ取っていく姿も印象的でした。宮沢郷原をはじめ、先輩のスカウトマンたちにキツいことを言われて普通だったら心が折れてしまうかもしれないのに、彼はどんどん前向きに進んでいく。その姿を見て「神木は本当に野球が大好きなんだな」と思いましたし、僕自身も今は野球をやっていませんが、大好きな気持ちは変わらないので……神木が思っていることややりたいことが僕自身とリンクして、彼に対する理解がより深まりました。撮影初日のムロさんの言葉で気づきを得ることができた──今作のように漫画原作がある作品で役を演じる際に意識することとは何でしょうか?ムロすでに漫画で描かれているからこその“やりがい”と“プレッシャー”があります。大好きな原作で大好きなキャラクターですが……映像化するにあたってまったく同じようにやろうとすると塗り絵になってしまいます。原作で描かれている、例えば郷原の姿勢や指の使い方などは忠実に再現しつつも、「自分が演じる理由とは何だろう?」と考えながらプラスアルファの要素を加えていくことを意識しました。原作を真似するのではなく、自分が演じる意味を作っていく。一番気をつけたことですし、忘れてはいけないことだと思っています。宮沢僕が演じた神木は、漫画だともう少し表情や雰囲気がデフォルメされているんですよね。でも、映像化したときにそれをなぞってしまうと、ちょっと浮いてしまう可能性もあって。神木が生活している日常にリアリティを持たせるうえで、漫画のベースはおさえながらも周りから浮かないように。そのあたりの微調整は特に意識しました。ただ、神木の内面が垣間見える瞬間……例えば何か言われてイラっとする感じとかは、普段自分がやっているお芝居よりもオーバーに表現したつもりです。──神木は“心の声”で突っ込むことも多い役でしたね。宮沢そうなんです。これまで出演した作品の中で一番モノローグが多くて、かなり試行錯誤しました。モノローグで神木がコミカルに突っ込んだりするんですが、その度合いが難しくて……何パターンも録って、最終的に監督がいいと思ったものが採用されています。神木のモノローグは時にスパイスとなって物語に効いてくるので、とても重要な要素でもあるんですよね。あれだけの量のモノローグは初挑戦でしたが、自分なりに考えてバランスに気をつけながら収録しました。ムロ大変といえば、僕は髪型ですね(笑)。あのサイズとバランスに辿り着くまで、すごく時間がかかりました。原作の郷原みたいに面長じゃないので、ヘアメイクさんと相談しながらいろんなウィッグの毛量を調べて、地毛とのバランスを考えてフォルムを作り上げました。原作は平面だけど、実際は立体ですから、あらゆる角度から見ても違和感のないように。とてつもない時間をかけて辿り着いたことは、ぜひこの取材で言わせていただきたいです!(笑)──山本透監督のコメントに「ムロさんは現場で常にアイデアをくださった」とありますが、例えばどんなアイデアを出したのでしょうか?ムロ脚本家やプロデューサーのみなさんで作りあげてくださった台本をもちろん絶対的に信頼しているんですが、郷原を演じる人間として、また原作の1ファンとして、「原作のこのセリフは活かしたいです」といったことを相談させていただいたり、氷魚くんとふたりだけで話すシーンの距離感などをみんなで話し合いました。野球のスタンド席で話すシーンが何度かあって「この距離感って、実は人間ドラマとして今回大事になってくる部分だよね」とか……。きっと監督は僕が原作と台本を持って近づいてきたら逃げたかったと思います。「またアイツなにか言い出すぞ」って(笑)。宮沢撮影初日に郷原と神木が出会う第1話の冒頭シーンを撮ったんです。神木がまだ高校生で野球の練習をしているんですが、元々の台本だと郷原に敬語を使っていて。そのときにムロさんが、「ここはタメ口でちょっと強気に出た方が、神木のキャラクターが立つんじゃないか」とお話しされていたんですね。僕もなんとなくは思っていたんですが、台本もあがっているので「言っていいのかな?」と躊躇していた中、ムロさんが「やってみようよ!」とおっしゃってくださったのが印象的でした。「こうやって自分が思ったことや、こっちの方がいいんじゃないかと感じたことは積極的に言っていいんだ」と気づきを与えてくださいました。──おふたりは今回が初共演ということで、最初にお芝居を掛け合ったときにどんな印象を持ちましたか?ムロすごくナチュラルな部分を持っていらっしゃるなあという印象と、聞く耳をお持ちなんだなっていう……会話が成立するかどうかって、相手に自分の言葉がきちんと届くことが重要なんですよね。もちろんお芝居自体も大事ではありますが、相手の言葉をしっかりと聞くことが大事だという思いは、初めてお芝居を掛け合ったときから「一緒だな」と感じることができました。宮沢僕はもう、とにかく初日からすごく楽しかったです(笑)。ムロさんが到着された瞬間から現場がワッと明るくなる感じがあったので、その雰囲気の中で生き生きとお芝居することができました。──ちなみに、お会いするまでのお互いの印象は?ムロ僕らの世界ってきっと、どんどん印象を持たなくなるんですよね。会ってから印象が変わっちゃうのも嫌だし、あんまり決めつけていない気がします。でも、願望としては「頼むから好青年じゃないでいてくれ!」って思いました。ははは!(笑)だって、これで好青年だったら参っちゃいますから。でもやっぱり好青年だったし、一緒にお酒を飲んだらペースがまったく一緒で気が合いすぎるっていう(笑)。宮沢すっごく楽しい会でしたね。僕はお会いする前から「ムロさんはすごく楽しい人」と周りから聞いていて。ムロ全然違う(笑)。宮沢違いませんよ!「もう絶対楽しいだろう」と思って、何の不安もなく初日を迎えて。実際にお会いしたら、やっぱりすごく楽しかったんです。誰に対しても優しくフラットに接していらっしゃって、「そりゃあみんなムロさんのことを大好きになるよな」と思いました(笑)。ムロすべて計算です!宮沢ははは!(笑)ムロ僕の腹黒さですね(笑)。人の感想や評価を気にして出すお芝居は一番危ない──こうして取材していても息がぴったりのおふたりですが、バディものとしての良さを感じたところはどこでしょうか?ムロ神木の成長に対して冷たく接している郷原は、期待しているのか、期待しているようでしていないのか、よく分からない印象の繰り返しなんですよね。その中で変わっていく神木に対して、郷原が発言を促したりするやり取りは楽しかったです。そこに自分自身の役者としての経験も重ねて、氷魚くんに少し伝えたいことがあったりもしたし……まあ、郷原はずっと責め立ててたんですけど(笑)、氷魚くんとお芝居を重ねている時間は「いいなあ」と思っていました。宮沢郷原も神木も最初はお互いのことが分からずそれぞれで動いているんですが、どんどん距離が縮まっていって、神木も成長していく感じがまさにムロさんと僕の、役者同士の関係性とリンクしているなと感じていました。何よりも、撮影期間はほぼ毎日一緒にいたので。ここまで濃い密度で共演する役者さんとご一緒する現場ってなかったので……ムロさんのその日のコンディションがパッと見て全部分かるくらいになりました(笑)。ムロ前の日にちょっと飲みすぎちゃったのがバレちゃうくらいね(笑)。宮沢それくらい濃密な時間を過ごすことができました。ムロあと、バディもので今回苦労したのがふたりで並んだときのビジュアルですね。「氷魚くんとの身長差と顔の大きさのバランスがおかしい」って役者仲間から言われました(笑)。──ビジュアルのインパクトが大きい郷原ですが、「芸能人は歯が命、スカウトマンは眼が命だ」といった名言も印象的です。そういった名言を郷原として語る際に意識したことはありますか?ムロお芝居全般についてそうだと思うんですが、人の感想や評価を気にして出すものは一番危ないと思っているので……1回「麻痺させる」という言い方をしますが、忘れるんです。そうして自分を出しきることを意識します。「スカウトマンは眼が命」も印象的ですが、それ以上に僕は「裏金もってこい!」のくだりが原作を読んでいて響いたんです。だからぜひ、みなさんの感想を聞かせてほしいなあ。ポーズも原作を真似しつつ、自分の中に落とし込んで演じたつもりではいるので、すごくやりがいがありました。──本作を経て、新たに役者として手にしたものは何だったと思いますか?ムロ20代前半の方たちのお芝居に対する考えが刺激になりました。僕らの時代と変わらないものもあれば、新しい感覚も持っていらっしゃるので、役者としてそれらを取り入れられたことが大きかったと思います。「役者をこれからもやっていきたい」と思っている彼らと向き合って会話する中で、僕らができるのは「伝える」こと。今回それができていたかは分かりませんが、「彼らに何かを伝えられるような役者でありたいな」なんていう難しい目標がまたひとつできました。宮沢僕は今まで年上の方とお芝居する機会が多かったんですが、今回は先輩方だけでなく自分と歳が近かったり、もっと年下の役者さんもいて。一つひとつのセリフやお芝居に感情をすべて乗せている彼らの姿から、「何かを残すんだ!」という強い気持ちを感じることができました。そういった現場に立たせていただき、彼らのパワーに魅了されると同時に、「自分も負けないくらいエネルギーと気合を入れていかないといけないな」とあらためて感じることができました。ムロ本当にそういう感覚があったよね。その一方で、野球の話もたくさんできましたし。野球に対する思いにはジェネレーションギャップがありませんから、楽しかったですね。見てくださる方も……野球の経験者や野球ファンはもちろん、これまで野球に触れてこなかった方たちも「夢を抱く」とか「夢を諦める」といったことについて、たくさんの思いが詰まったドラマですから、ご自身に通ずるものもきっとあると思います。ぜひご覧いただき、感想を聞かせていただきたいと思います。宮沢普段テレビや球場で見ているプロ野球選手の第一歩をスタートさせるスカウトマンに注目が当たっている『ドラフトキング』は、過去にない作品になっていると思います。選手たちはもちろんですが、彼らを支えている裏方のみなさんがいるということを、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思います。取材・文:とみたまい撮影:川野結李歌ヘアメイク:池田真希(ムロツヨシ)、吉田太郎(W)(宮沢氷魚)スタイリング:森川雅代(ムロツヨシ)、庄将司(宮沢氷魚)<番組情報>連続ドラマW-30『ドラフトキング』4月8日(土)より毎週土曜日午後10時放送・配信(全10話)第1話無料放送【WOWOWプライム/WOWOW 4K】無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】連続ドラマW-30『ドラフトキング』ビジュアルぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!ぴあアプリではムロツヨシ×宮沢氷魚のアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年04月07日門井慶喜による同名小説を映画化、宮沢賢治の父・政次郎を役所広司が演じる『銀河鉄道の父』。この度、宮沢賢治を演じる菅田将暉が詩人、学生姿、チェロ演奏など様々なシーンを演じた場面写真が解禁された。菅田さんは「ミステリと言う勿れ」の原作主人公そっくりのアフロスタイルなど、出演作ごとに演じるキャラクターとビジュアルが度々話題になるが、本作でも短髪坊主姿のビジュアルが解禁されると大きな話題となった。菅田さんが演じる宮沢賢治は中学を卒業後、家業を継ぐことを断固拒否し、政次郎に頼み込んで進学するが、興味の対象がたびたび変わる青年。生活力もなく、父に金を無心するなど、いまでいう「ダメ息子」だが、病気になった妹・トシを励ますために童話を書くと、その文才に目覚めていく。この度解禁された場面写真では、少し幼さが残る着物姿やグレーの学生服、妹・トシのために一心不乱に童話を書きしたためるまさに“詩人・宮沢賢治”を象徴する1枚をはじめ、宗教に信仰した賢治が必死に法華経を唱えるカット、綺麗なスーツを身にまといチェロ演奏をするシーンなども写し出されている。勉学、人造宝石の商いや宗教、文学に農業に音楽、37年という短い生涯の中で様々なことに挑戦し、その青春と葛藤を宮沢賢治の7つの顔で表現する菅田さんの演技に心が揺さぶられる。花巻で宮沢賢治の親族にも会うことができたという菅田さんは、「話を聞いていると“やっぱり面白い人だったみたいで!”と話されていました。賢治が多面的なんでしょうね。(賢治の)色々な面のここがいいよねというところが、それぞれいっぱいあります」と宮沢賢治を演じた感想を語っている。『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年04月02日鈴木亮平と宮沢氷魚、さらに柄本明、阿川佐和子ら出演で高山真の自伝的小説を映画化した『エゴイスト』。先日、アジア全域版アカデミー賞である「第16回アジア・フィルム・アワード」(AFA)にて主演男優賞・助演男優賞・衣裳デザイン賞部門にノミネートされていた中、宮沢さんが助演男優賞を受賞したことを記念した凱旋舞台挨拶が3月27日にTOHOシネマズ 日本橋で開催。宮沢さんと松永大司監督、そしてサプライズの花束ゲストとして共演したドリアン・ロロブリジーダが出席した。アジア・フィルム・アワードを受賞した宮沢さんを直接、祝福できる機会とあって、この日のチケットは完売。ステージに宮沢さんらが登壇すると、満席の会場内からは「おめでとう!」の大合唱。その様子に「すごい!」と驚いた様子の宮沢さんは、「急きょではありましたが来てくださってうれしいです。映画公開から時間がたっていますが、またこういう形でこの映画にスポットライトが当たってくれることが嬉しくてしょうがありません」と感激の表情。実際のトロフィーを手にした宮沢さんは「見かけによらずこのトロフィーは重いんですよ。受賞した時のスピーチでも後半は手がプルプル震えちゃっていたくらいなんで」と笑顔。受賞の報があった際には祝福のメッセージが数多く届いたとのことで、「この賞は僕ひとりでとれたものではなく、この『エゴイスト』に関わってくれたすべての方と、今日みたいに『エゴイスト』を応援してくれた方のおかげでとれた賞だと思っています」と感謝を語った。松永監督は「僕らは自信をもってあそこにノミネートされたんで光栄だったんですけど、(宮沢さんの)名前を呼ばれた時は亮平と『本当にとった!本当にとった!』とずっと言い合っていて。夢見心地でした」とふり返る。そのスピーチの最中、鈴木さんが涙ぐんでいたそうで、「今日は上映前なので詳しくは言えないですが、氷魚演じる龍太がキーになるシーンがあって。そこのシーンで何テイクも重ねたんですが、あのシーンが撮れたことでこの映画がものすごく良くなった。だから(鈴木さんは)あの時の氷魚の努力を思い出して、涙したと言ってました」と明かした。また、家族の反応について質問された宮沢さんは「僕の両親と妹が家でYouTubeの配信を観ていたらしくて。受賞した最中に連絡をくれたんです。僕がそのメールをチェックできたのは次の日の朝だったんですけど、その文字からもとても伝わるものがあって。熱いものがありました」と述懐。さらに「父(宮沢和史)からもメールでひと言、おめでとうと言ってくれました。多くを語らない人なのですが、これからも頑張ってねと言ってくれました」そうで、「やはり親に感謝というか、こんなに喜んでくれる人がいるのはしあわせだなと思います」としみじみ語った。トニー・レオンに「『エゴイスト』をどうしたら観られるかなと言われて…」松永監督のもとにも多くの反響があったという。「もちろん日本のお客さんにも届いてほしいなという思いはあったんですが、僕らはみんな外国のお客さまにも届いてほしいなという思いがあった」と語る松永監督は、「僕が今までの映画人生で出会った海外の監督からも連絡があって。氷魚が英語でスピーチしてたのを見て、彼はなんであんなに英語が話せるんだというところから、すごいね、おめでとうと言ってくれた」という。「逆に言えば、それほど海外の映画人の知り合いたちも注目してくれていたということ。ノミネートされただけでもすごいけど、受賞したのはすごいことだなと思って。それはうれしいし、ありがたいことだなと思いました」としみじみ。そしてAFAのアフターパーティーの場では、AFAの主演男優賞を獲得した名優トニー・レオンとの対面も実現したという。「一生忘れられない機会になりましたね」とふり返った宮沢さんは、「会った瞬間におめでとうと言ってくれた。まだ『エゴイスト』を観ることができていないんだけど、どうしたら観られるかなと言われて。監督と一緒に観られるような環境を整えようという話をしたんですが」とコメント。さらに「トニー・レオンさんが観てくださるんだという喜びもあったし、まず目の前にいらっしゃるということが夢のようで。なんとも言えないオーラと、お話をするとものすごく物腰の柔らかい方で。僕たちの作品に興味を持ってくださることがうれしかったですね」と感激の表情を見せていた。「今日も龍太と浩輔に会いに行く」というコメントがうれしいこの日は、共演者のドリアン・ロロブリジーダが花束ゲストとしてサプライズで登場し、宮沢さんも思わずビックリ。花束を渡したドリアンは「氷魚さんがいなければ、日本だけでなく、世界で愛される作品にはならなかったと思っております」と切り出すと、「自分が少しでも関わらせていただいた作品の方がこうやって受賞するというのはこんなにもうれしいものなんだというのを初めて体感しました」と我が事のように感激した様子で、「宮沢さんは天使です!」とコメント。最後にあらためて、「AFAの時も話しましたが、『エゴイスト』の旅は始まったばかりで。まだまだいろんなところに羽ばたいていくと思っていましたが、日本でもまだまだこんなにたくさんの方に観ていただけるというのがうれしかった」と語った宮沢さんは、「Twitterを見ていると、今日も龍太と浩輔に会いに行くというコメントが多くて。そういう作品に僕が出られているということがうれしかったし、僕たちが演じたその作品世界の中にいる人物たちに会いに行ってくれるなんて、これ以上のしあわせはないなと思いました」としみじみ。その流れで、会場の観客に「これまで何回鑑賞したか?」という質問を投げると、複数回という人がほとんどで、中には43回鑑賞したという人も。それには宮沢さんも「43回はビックリですけどうれしいです」と笑顔を見せていた。『エゴイスト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年03月28日主演・宮沢氷魚、ヒロイン・小西桜子で贈る「感動シネマアワード」(主催:レプロエンタテインメント)にて大賞を受賞した映画『はざまに生きる、春』。この度、場面写真が一挙解禁となった。今回一挙解禁された場面写真は、春(小西桜子)の横顔を優しく見つめる屋内(宮沢氷魚)のカットを始め、月を見る約束をした2人が望遠鏡を前に語らう様子。そして、ガラスの花瓶を持って見つめ合うカットなど、恋の始まりのような柔らかく瑞々しい2人の様子が切り取られている。また、木の下で樹皮を手に取り夢中で見つめる屋内や、雑誌編集部で働く春が真剣な面持ちで編集長と会話する姿など2人のキャラクターが窺えるカットに加え、目に涙を浮かべる春や、真剣な面持ちで向き合う2人のカットなど、物語の展開にも期待が膨らむ場面写真となった。雑誌編集者と取材を受ける画家として出会った2人がどんな時間を共有し、どんな葛藤が生まれ、どう分かり合っていくのか。本作は、恋のすれ違いの切なさ、もどかしさ、好きな人と分かり合いたいとただ願う気持ちを描き、決して特殊ではない感情に心が動く、“人を好きになる”ことへの希望が溢れる新しい恋愛映画となっている。『はざまに生きる、春』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はざまに生きる、春 2023年5月26日より公開©2022「はざまに生きる、春」製作委員会
2023年03月24日オールナイトニッポン55周年記念公演 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より『たぶんこれ銀河鉄道の夜』が東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演中だ。<オールナイトニッポン55周年記念公演 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」より『たぶんこれ銀河鉄道の夜』> 公演情報はこちら主人公のナオ(久保田紗友)はとある地方に住む美容師アシスタント。美容師のナツキ(藤谷理子)の指導は厳しく、なかなか仕事がうまくいかないことに悩んでいた。おまけに、カットの練習会でライブへも行けない......。「銀河ステーション、銀河ステーション」。気がつくと、ナオは列車の中にいた。ナオの親友のレナ(田村真佑)やナツキのほか、YouTuberのざきしょー(鈴木仁)、アルバイトのシゲフミ(戸塚純貴)、スタートアップの社長の側近のコスガ(石田剛太)、田舎住まいの教師のヤザワ(岩崎う大)らも列車に乗っていた。そしてみんなが口にする。『たぶんこれ銀河鉄道の夜』とーー。脚本・演出を手がけるのは、ヨーロッパ企画の上田誠。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を音楽劇にしようということから本作の構想が生まれたといい、「ローファイ・ヒップホップっぽいトラックに乗せて、プロジェクションマッピングのような映像とともに『銀河鉄道の夜』を現在に接続するようなつもりで作ったんですけど、気がつけばデスゲームの要素もかなり入っていて、ちょっと信じられない気持ち」と笑う。そして「約90年前に書かれていますが、今も時代を超えて走っているすごい作品。どんなアレンジにも揺るがないような重力を持った作品ですが、僕らもその重力に引っ張られすぎずに、なるべく自由に、楽しく、大胆に取り組みました」と話した。ナオ役の久保田紗友は「宮沢賢治先生の『銀河鉄道の夜』がここまで具現化されている舞台はそうそうない。この機会に楽しい銀河の旅をぜひ一緒に過ごしていただけたらなと思います。たくさんの方に観ていただきたいです」とコメント。レナ役の田村真佑(乃木坂46)も「原作は難しくて、読んだことがないという方がいるかもしれないですが、この舞台はすごくポップに描かれていて、分かりやすくて、くすっと笑ってしまうような内容になっていると思いますし、たくさんの方に愛していただける舞台になっています。たくさんの方に観に来ていただきたいなと思います」と語った。上演時間は約2時間5分(途中休憩なし)。基本的にバラエティ番組を見ているかのようなコメディ要素満載の舞台だが、今のご時世を映し出す、なかなかシニカルな内容に。原作を知らなくても十分楽しめるが、原作の知識があった方が細かいところまでより楽しめる。東京公演は4月2日(日)まで。そのほか、愛知、高知、大阪公演が予定されている。ぜひお見逃しなく!取材・文・撮影:五月女菜穂
2023年03月22日アンドデザイン株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役:宮沢 哲)は、「LIFEWORKPRODUCTS」(ライフワークプロダクツ)ブランドとして、「LWP006 Grand Chair」(グランドチェア)と「LWP007 Shelf Container Fabric Ver.」(シェルフコンテナファブリックバージョン)の2アイテムを、2023年3月29日オンラインストアにて発売します。本2アイテムは、アンドデザイン株式会社がブランドディレクション、および、製品デザインを手掛けるアウトドアブランド「IKIKI」と「LIFEWORKPRODUCTS」のコラボレーション製品です。●LIFEWORKPRODUCTSオンラインストアサイトURL: (LIFEWORKPRODUCTSとは: )●IKIKIブランドサイトURL: 【1】LWP006 Grand Chair(Oak/Walnut)[グランドチェア]■製品概要“家でも外でも心地よく。ゆったり座れる幅広の木製チェア”片手で持ち上げられるほど軽量で、たっぷりとした幅広の座面が心地よい木製アウトドアチェアです。工具を使わず簡単に組立・分解しコンパクトに持ち運べるため、家でもアウトドアでも好きな場所でお使いいただけます。本製品はアウトドアブランドIKIKI(R)とLIFEWORKPRODUCTS(R)のコラボレーション製品です。家のなかで使いやすいカラーを新たにご用意しました。■製品特長(1)「家でも心地よく」座面が低いので、ゆったりとくつろげます。また、あぐらをかけるほどの幅広のサイズに、しっかりとした厚手のコットン生地を組み合わせました。アウトドアはもちろん、リビングや庭など普段の心地よい場所でお使いいただけます。LWP006(1)LWP006(2)(2)「驚きの軽量設計」ねじ込み式の本体フレーム構造*のため、約4.2kgと持ち運びしやすい軽さです。心地よい大きな座面を持ち、安定感のある見た目ながら、持ち上げると驚くほど軽量です。*意匠権取得済LWP006(3)LWP006(4)(3)「楕円形の肘掛けの理由」横から見ると楕円形が印象的な肘掛け。立ち座りの際に手を置く支えとして活躍し、家具メーカーが仕上げる、なめらかな曲面の手触りは、くつろぎのひとときをより豊かにしてくれます。また、組立・分解しやすいシンプルな構造と、普段使いに求められる強度の要としても機能しています。LWP006(5)LWP006(6)(4)「工具なしで組立・分解」ねじ込むことですべてのパーツをつなげられ、工具を一切使わず簡単に組立・分解できます。使わないときは簡単に片づけられるほか、万が一破損した場合でもパーツを交換して長くお使いいただけます。また、分解した各パーツをコンパクトにまとめられる、便利な専用布製収納ケースもご用意しました。LWP006(7)LWP006(8)(5)「家のなかで使いやすいLIFEWORKPRODUCTS Edition カラー」「Oakフレーム×Navyファブリック」と「Walnutフレーム×Brownファブリック」の2つから選べます。インテリアにもなじむキャンバス地のファブリックカバータイプ。LWP007 Shelf Container Fabric Ver.と同じファブリックカラーなので、セットでお使いいただけます。IKIKIとLIFEWORKPRODUCTSのロゴが入っています。LWP006(9)LWP006(10)■製品仕様カラー :オーク(LWP006-OAK)/ウォルナット(LWP006-WAL)サイズ :(組立時)約735×740×765mm シート高さ320mm(収納時)約750×350×120mm重量 :約4.2kg材質 :オーク/ウォルナット(本体)・コットン(シート)・ステンレス仕上げ :オイルフィニッシュ製造会社 :株式会社ミキモク販売予定価格:LWP006-OAK 56,100円(税込)/LWP006-WAL 67,100円(税込)備考 :組み立て式製品【2】LWP007 Shelf Container Fabric Ver.(Oak/Walnut)[シェルコンテナファブリックバージョン]■製品概要“家でも外でも機能的に。収納箱や棚として使える木製シェルフコンテナ”サイドパネルを自由につけ外しできる木製コンテナです。コンテナとして使えるだけでなく、積み重ね、横から物を出し入れできるシェルフとしても使えます。本製品はアウトドアブランドIKIKI(R)とLIFEWORKPRODUCTS(R)のコラボレーション製品です。サイドパネルがキャンバス生地になっており、家のなかで使いやすい2色をご用意しました。※本製品に上蓋天板は含まれていません。IKIKIオンラインストアよりトップパネル(Mサイズ)をお買い求めいただけます。■製品特長(1)「コンテナとシェルフ」サイドパネルを付け外しできるので、上からだけでなく横からも物を出し入れできるコンテナとしてお使いいただけます。また4台積み重ねても壊れない堅牢性のあるフレーム構造*により、シェルフとしても活躍します。*本体フレームおよびハンドル部について意匠権取得済LWP007(1)LWP007(2)(2)「レイアウト自由」最大4台*までスタッキング可能。サイドパネルを外してお気に入りの道具をディスプレイしたり、一部は隠したりなど、自由にレイアウトできる部屋のインテリアとしても活躍します。*設置する床面が水平であること、荷重に対して耐えられることをご確認ください。LWP007(3)LWP007(4)(3)「軽く感じる理由」直径25mmの幅広でなめらかな大型ハンドル。重さに応じて持ちやすい位置をしっかり握れるので、実際の重さよりも軽く感じられます。LWP007(5)LWP007(6)(4)「家のなかで使いやすいLIFEWORKPRODUCTS Edition」「Oakフレーム×Navyファブリック」「Walnutフレーム×Brownファブリック」の2つから選べます。パネルはインテリアにもなじむキャンバス地のファブリックカバータイプ。LWP006 Grand Chairと同じファブリックカラーなので、セットでお使いいただけます。また、IKIKIとLIFEWORKPRODUCTSのロゴが入っています。LWP007(7)LWP007(8)■製品仕様カラー :オーク(LWP007-OAK)/ウォルナット(LWP007-WAL)サイズ :(外寸)約715×360×335mm(内寸)約460×300×290mm重量 :オーク 約5.95kg/ウォルナット 約5.75kg容量 :約46L耐荷重 :20kg材質 :オーク/ウォルナット(本体)・コットン(カバー)仕上げ :オイルフィニッシュ製造会社 :株式会社ミキモク販売予定価格:LWP007-OAK 39,600円(税込)/LWP007-WAL 50,600円(税込)【会社概要】アンドデザイン株式会社所在地 : 〒105-0023 東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル2F代表 : 代表取締役 宮沢 哲事業内容 : プロダクトデザインURL : 問合わせ担当者: 南出 圭一※photo by Goichi Kondo。※「IKIKI」は株式会社ミキモクの登録商標です。※「LIFEWORKPRODUCTS」はアンドデザイン株式会社の登録商標です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月22日都内にある女優の杏(36)の豪邸から楽しそうな笑い声が聞こえてきたのは、3月のある晩のこと。昨年フランスに移住した杏だが、一時帰国をしていたこの日、気の置けない友人たちを誘ってホームパーティを開いたようだ。盛り上がったのだろう、散会は24時を回るころだった。杏の家から出てきた男女カップルが駐車スペースに止められていた車に乗り込む。先に運転席に乗り込んだのは女優の黒島結菜(25)、助手席に座ったのは俳優の宮沢氷魚(28)だ――。NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(’22年)で夫婦役を演じたこの2人の実生活での熱愛は、本誌が2月にスクープしたばかり。撮影時から「結菜ちゃん」「氷魚くん」と呼び合い仲むつまじい様子だった2人。それぞれが共演を通じて親交が深かった先輩・杏の存在もあって、心の距離はみるみるうちに縮まっていったという。本誌は昨年11月にも、杏の自宅から、宮沢と黒島が肩を並べて出てくるのを目撃している。「杏さんは黒島さんを妹のようにかわいがっています。一方で、氷魚くんのことも『ピュアでいいコ』と気に入っているようです。自分が好きな2人の交際に杏さんも喜んでいるでしょう」(芸能関係者)冒頭のホームパーティは、本誌熱愛報道から4日後。交際が明るみに出た2人に、杏からの励ましや助言もあったのかもしれない。杏の家を出た2人は、黒島の自宅マンションへ帰っていった。「多忙な2人ですが、仕事の合間を縫って会えるときには黒島さんの自宅で時間を過ごすことが多いようです」(前出・芸能関係者)■黒島の愛犬たちも宮沢に懐いていて…本誌が目撃した“お泊まり”の翌日は、穏やかな陽気の日曜日。朝10時を過ぎたころ、散歩をする2人の姿があった。ラフな装いで連れていたのは、黒島の愛犬コハダとシャディ。黒島が保護施設から引き取った元保護犬だ。1匹を黒島が、もう1匹を宮沢が連れているが、犬たちも宮沢に懐いているようで、散歩も手慣れた様子に見える。「氷魚くんも犬好き。実家でも飼っていて仕事の合間に会いに帰るほどだそう」(前出・芸能関係者)堂々ぶりゆえか、芸能人カップルと気が付いて振り向く人もいない。朝の街に溶け込んでいた2人はゆっくりと30分ほど散歩を続け、マンションに帰っていった。なんとも爽やかな交際報道後初ツーショットを見せてくれた2人。双方の所属事務所に交際について問い合わせると、ともに「プライベートは本人に任せております」という回答があった。黒島は、犬の散歩の後に朝食を食べる、と話していたことがある。この日も散歩後、宮沢とともに“ちむどんどん”な食卓を囲んだのだろうか。
2023年03月14日アジア全域版アカデミー賞といえる「第16回アジア・フィルム・アワード(以下AFA)」の授賞式が開催され、日本作品の『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)が最優秀作品賞・編集賞・音楽賞(石橋英子)のトリプル受賞。『エゴイスト』にて宮沢氷魚が最優秀助演男優賞、是枝裕和監督が韓国作品『ベイビー・ブローカー』で最優秀監督賞に選ばれるなど日本人の受賞が続いた。AFAは、東京国際映画祭(TIFF)が香港国際映画祭、釜山国際映画祭とともに共催するアジア全域版アカデミー賞。授賞式は2020年、2021年とコロナ禍の2年、オンラインそしてリアルで韓国・釜山で開催してきたが、4年ぶりに香港に戻り、大規模で豪華なレッドカーペットと授賞式を開催。『ドライブ・マイ・カー』『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊と岡田将生が、また『エゴイスト』の鈴木亮平と宮沢さんがプレゼンターを務めたほか、特別功労賞を受賞したサモ・ハン・キンポー、アジア映画貢献賞を受賞したトニー・レオンなど、アジア全域よりスターが集まる華やかな式典となった。阿部寛今回、俳優・阿部寛もアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える「Excellence in Asian Cinema Award」のほか、授賞式当日レッドカーペットを歩いた参加者から選ばれる「AFA X STI ベスト・ドレッサー・アワード」にも選ばれた。主な受賞者一覧最優秀作品賞『ドライブ・マイ・カー』(日本)最優秀監督賞是枝裕和『ベイビー・ブローカー』(韓国)最優秀主演男優賞トニー・レオン『Where the Wind Blows』(香港)最優秀主演女優賞タン・ウェイ『別れる決心』(韓国)最優秀助演男優賞宮沢氷魚『エゴイスト』(日本)最優秀助演女優賞キム・ソジン『非常宣言』(韓国)最優秀脚本賞チョン・ソギョン、パク・チャヌク『別れる決心』(韓国)最優秀編集賞山崎梓『ドライブ・マイ・カー』(日本)最優秀音楽賞石橋英子『ドライブ・マイ・カー』(日本)Excellence in Asian Cinema Award阿部寛特別功労賞(Lifetime Achievement Award)サモ・ハン・キンポーアジア映画貢献賞(Asian Film Contribution Award)トニー・レオンAFA Next Generation Awardチ・チャンウク日本人受賞コメント阿部寛(英語で挨拶:和訳)皆さん、こんばんは。Excellence in Asian Cinema Awardの受賞、そして多くの素晴らしい才能を持った方々の一員になれたことを大変光栄に思います。私たちをつなぎ合わせてくれたAFAアカデミーに感謝したいと思います。何十年にもわたる私の俳優としての仕事を認めていただき、感謝しています。昔、子供のころに好きだったアニメの役のオファーを受けたのが、映画の魔法の世界への入り口でした。タイムスリップしてお風呂をデザインできたり、ロマンチックでありながら結婚できなかったり等々、たくさんのキャラクターに挑戦してきました。多くの国で、多くの才能ある人たちと、様々な役柄を演じることは、素晴らしい冒険でした。しかし、その中でも香港は特に私の心に残っています。それは、ここで映画を作った良い思い出があるからです。私の旅を支えてくれたすべての人に、感謝とお礼を言いたいです。懐かしさと感謝の気持ちを込めて、この賞を受け取ります。本当にありがとうございました。濱口竜介監督大家好(ダージャーハオ)。Thank you very much.(授賞式に香港入境しているスタッフ、キャストを全てステージに呼び込む)ここに来られなかったたくさんのキャスト、スタッフもおります。その人たちの力で、『ドライブ・マイ・カー』という映画が出来上がりました。この場を借りて、その原作、素晴らしい物語を与えていただいた村上春樹さんにも感謝を申し上げます。思っているのは、もちろんプロデューサー、スタッフの力があって出来ているものではあるのですが、特に、私がこの場で称えたいのはキャストです。西島秀俊さん、岡田将生さんに来ていただいていますが、三浦透子さん、霧島れいかさん、パク・ユリムさん、ジン・デヨンさん、アン・フィテさん、ペリー・ディゾン、アジアから本当にたくさんの俳優の皆さんに来ていただいて、皆さんが本当に信じられるような感情というものをスクリーンの中で、撮影現場で見せてくれたから、今こうして、我々こうしていられると思っています。俳優が本当に何かを感じているから、観客も何かを感じることができるんだというシンプルな原則を私自身は信じています。そういうことがこれからも起こせるように、もちろんとてもいい仕事ができたと思ってはいますが、できなかったことにもちゃんとフォーカスをして、またここにいる皆さんと一緒にお仕事ができたらと思っています。そして今、この場にいる皆さまともいつかお仕事する機会があればと思っています。本当にありがとうございます。宮沢氷魚(英語で挨拶:和訳)皆さん、こんばんは。このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思っています。スピーチは全部考えていたのですが、忘れてしまいました。(用意した紙が)ポケットの中にあるのですが、出すのはやめておきます。最初に、このような素晴らしい才能を持つ皆さまの前に立つことができて、これ以上ないほど幸せです。そして、この映画を愛し、私たちの愛する映画『エゴイスト』に手を差し伸べてくださった皆さんに感謝します。松永大司監督、主演の鈴木亮平さんにも感謝を伝えたいと思います。この映画は、映画だけでなく、新しい人生の形、人の捉え方、接し方など、様々な扉を開いてくれると信じています。誰もが幸せに、快適に暮らせる日。この映画は、まだ世界中を旅し始めたばかりです。そして、この映画には、私たちの想像を超えて、人々に働きかけるチャンスと力があると信じています。また、ここに戻ってくるのを楽しみにしています。ありがとうございました。是枝裕和監督コメントサモ・ハン・キンポーさんとか、トニー・レオンさんとか、阿部寛さんと同じ場所にいられるだけで、今回は幸せな時間を過ごしておりました。僕は韓国で楽しい時間を過ごしただけなので、今日一緒に来ている福間美由紀プロデューサーが多分一番大変だったと思います。韓国の素晴らしいスタッフ、キャストと一緒にこの映画を作ることができて、本当に幸せでした。多分これからもこういう国際共同制作のような、文化とか言語を超えた映画作りを続けて行けという激励だと思いますので、頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。山崎梓コメントThank you for a great prize.(素敵な賞をありがとうございます。)とても驚いており、何を言っていいのかわからないのですが、この映画が本当にたくさんの国で上映されていることを今実感していて、とても誇らしい気持ちにまたなっています。ありがとうございました。石橋英子(英語で挨拶:和訳)本当にありがとうございます。素晴らしい作曲家の方々の中にいることに感謝しています。『ドライブ・マイ・カー』のキャスト、スタッフの皆さんに感謝します。ありがとうございました。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ドライバー 2017年8月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年03月13日映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)の学生向けティーチインイベントが4日に都内で行われ、宮沢氷魚、大友啓史監督、井元隆佑プロデューサーが登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。オファーをもらった時の感想について、宮沢は「これまで若い人が明智光秀を演じた作品がなかったので、ハードルがあった」という一方で、「大友監督の作品ということもあり、新しい解釈がされて、素晴らしい明智になるのではと前向きな気持ちになりました」と振り返る。自身の身長が184cmあることから「時代劇に出られるとは思っていなかった」という宮沢に、大友監督も「リアルに再現しようと思うとできないことが多い」と同意しつつ、「“温故知新”、真似をするのではなく、取り入れたものを違うものとして吐き出すことが大事」「“見目麗しい光秀”という脚本を読んだ時に、宮沢さんしか思い浮かばなかった」と、熱烈なオファーだったことを明かした。イベントは「新しい時代劇を若い人にも届けたい」「これからの映像業界の未来を担う若い世代と映画の話がしたい」という大友の強い思いから実現に至ったそうで、客席には多くの学生が集まった。専門学生からは「日本の映画は国内向けに作られることが多いのが現状だが、今後海外に向けて作品を発信する意味で、どのように働きかけていきたいか」という質問が上がり、宮沢は「クリエイションをしている身としては、日本だけではなく世界的に伝わるものを常に作りたいと思っている」という一方で、「遠い人に気を向けていると、一番近い人に届かない」「いいものを作るだけ」と自身の志を述べる。また「配役を決める上で一番重視している点」を聞かれると、「自分を純化できる俳優が好き」と大友監督。「他人の人生を生きることは大変」「役に対する献身さ」を重視すると説明した。そしてこの日、客席には、映画を鑑賞しイベントに参加しに来ていた俳優・鈴木福の姿も。「“温故知新”という言葉の通り、色々な名作を勉強しつつ、これから新しい俳優になっていかないといけないということは常に感じています。新しいものを作る上で、取捨選択とその判断基準を教えてください」という俳優ならではの質問が投げられた。井元プロデューサーは「やったことのないことに対して、怖いけど向かって行くというのが大事」、大友監督は「他人からどう見られるのではなく、自分がどう思うかが大事」「今の時代に目を向けて、自分に正直になること」、宮沢は「その瞬間瞬間をその役として生きていれば、自然と評価が追いついてくる」と、それぞれの立場から回答した。そして最後の質問として「映画館で映画を観ることのメリット」というテーマが飛び出すと、「同じ空間で一つの物を体験できることは映画館でしかしえない、それも思い出として残る」と井元プロデューサー。宮沢は、「自分と作品の繋がりだけを楽しむことができるのが映画館」と述べ、大友監督は「映画が一番人間の感情が見えるメディア。まだ見ぬ感情を大スクリーンを通して“追体験”できるし、訴求力が強い」と、映画館という場所の強みをそれぞれアピールした。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年03月04日スポーツの裏側で繰り広げられる、スカウトマンたちによる熱きスポーツビジネスエンターテインメント譚、ムロツヨシ主演連続ドラマW-30「ドラフトキング」の特報映像が公開。併せて、17名のゲストキャストも発表された。ムロさんが主人公・郷原眼力に扮し、郷原に散々振り回されながらも、時には行動を共にするバディでもある新米スカウト・神木良輔を宮沢氷魚が演じる本作。公開された映像では、「俺が必ず獲る」という郷原の力強い宣言で幕を開け、臨場感溢れる野球シーンやスカウト部の熱いやり取りが続き、「お前が1億補填しろ!」「てめぇ、それでもスカウトマンか」など一筋縄ではいかない、スカウトならではのぶつかり合いや葛藤も垣間見える。そして、郷原や神木が発掘する選手らゲストも発表。ドラフト会議に向けて、誰も見向きもしない控え投手の獲得を進言する「2番目の男」編(第1、2話)では、花崎徳丸高校野球部の監督・佐々木達雄役で大鷹明良。控え投手・桂木康生役で生田俊平。エース投手・東条大貴役で増永樹。郷原が絡んだ過去の因縁が徐々に明らかになる「社会人(ノンプロ)のスペシャリスト」編(第3、4話)では、野球部員・阿比留一成役で町田啓太、監督・猪俣繁役で田中要次。第5、6話の「1億円の男」編では、横浜ベイゴールズ2軍ヘッドコーチ・宗野努役で高橋努のほか、仙道敦子、中山翔貴、木戸大聖が出演。監督、両親、スカウト、それぞれの思惑が激突する「それぞれの選手ファースト」編(第7話~最終話)では、監督役できたろうとモロ師岡。ほかにも阿部亮平、須藤理彩、兵頭功海、に福松凜、八木将康、高品雄基が登場する。選手役を演じるキャストらは、3日間におよぶ大規模な野球オーディションを経て出演に至っており、熱い本格的なプレーも注目となっている。連続ドラマW-30「ドラフトキング」は4月8日より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送・配信(全10話)。(cinemacafe.net)
2023年03月03日’22年前期の連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合)で共演した黒島結菜(25)と宮沢氷魚(28)。2人が朝ドラを経て“真剣交際”していることを2月28日に本誌が報じ、SNSを中心に話題となっている。もともと『ちむどんどん』で共演するまで会ったことすらなかった2人。しかし同作の撮影を通し「結菜ちゃん」「氷魚くん」と呼び合う仲に。人見知りで共演俳優ともあまり現場で話さないという黒島も、宮沢に心を開いていったという。カメラに料理、犬好きといった共通点も手伝い距離を縮めて、夫婦役から実生活でも恋人に。2人を結び付けた『ちむどんどん』だが、放送序盤から唐突な展開が続いたことで「#ちむどんどん反省会」というハッシュタグが毎回のようにTwitterでトレンド入り。さらに放送中、元農林水産副大臣の礒崎陽輔氏(65)がTwitterで《脚本の論理性が崩壊しています。私自身沖縄振興の関係者として残念であり、既に手後れかもしれませんがNHKは猛省する必要があります》と苦言を呈するなど史上稀にみる“迷朝ドラ”として話題を呼んでいた。「黒島さん演じるヒロインの暢子は視聴者が共感できない幼稚な行動を繰り返したため、SNS上では『応援できない』『こんなヒロイン初めて』といった声が上がることに。また宮沢さん演じる和彦が婚約者を“ポイ捨て”して暢子と結婚するなどの“迷シーン”が最終回まで続き、視聴者は最後までSNSでドラマにダメ出しを連発していました。『ちむどんどん』の影響で、黒島さんはその後に出演したドラマ『クロサギ』(TBS系)でも『暢子にしか見えない』といわれるほどネガティブなイメージをひきずることになってしまったのです」(テレビ局関係者)そんな逆境のなかでも、心を通わせることのできるパートナーと出会った黒島。そのため、ネットでは祝福の声がこう上がっている。《良んでないかい。ドラマボロクソ言われてたようだから、せめてヒロインにはhappyなことないと救われん》《暢子と正反対の(笑)控え目で真面目そうな黒島結菜ちゃんにとって、このドラマが辛い思い出だけじゃないのならいいな》《ドラマで叩かれてもイケメン彼氏を手に入れたのでプラマイゼロ!》
2023年03月01日昨年9月に放送終了したNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。本誌は2月28日発売号で、ヒロイン・暢子を演じた黒島結菜(25)とその夫・和彦を演じた宮沢氷魚(28)の熱愛を報じた。本作で初共演した2人は劇中で、幼なじみから恋人、そして夫婦の関係へと発展していった。約1年に及ぶ撮影期間は一緒にいる時間も長く、絆も芽生えたようだ。「現場では、“結菜ちゃん”“氷魚くん”と呼び合っていて、カメラが止まっていてもよく一緒にいましたね。食べ物をつまみながら休憩していたり、お互いの写真を撮り合ったりもしていました。2人とも現場が楽しかったようです」(映像制作関係者)そんな2人は、昨年7月25日に公開されたNHK出版デジタルマガジン『本がひらく』の対談で、互いの“意外な第一印象”を明かしていた。黒島:「初対面は氷魚くんの撮影初日でした」「初めて会う氷魚くんはとてもキラキラしていて、少し戸惑いました」宮沢:「見学したときに強烈に印象に残ったのは、スキップする暢子(笑)」「初対面のときの結菜ちゃんはクールで落ち着いたイメージだったので、意外だなって」戸惑いながらも徐々に打ち解け合った2人だが、宮沢にとって黒島は理想的な女性だったのかもしれない。かつて宮沢はファッション誌のインタビューに、「好きな女性のタイプ」をこう語っていた。《しっかりしてる人、判断力のある人、精神年齢が僕より高い人。実年齢は僕と同じでも下でもいいんですけど、大人っぽい人が好き》(『VOGUE GIRL』2018年2月13日)「物静かな性格の黒島さんは、天真爛漫な暢子を演じたことで『人見知りがなくなった』と明かしていました。一方で、彼女と共演した同世代の上白石萌歌さんや平野紫耀さんは、口を揃えて『冷静』『しっかりしている』と評しています。宮沢さんも同じように、『しっかりとしたビジョンを持っていて、自分の気持ちをコントロールしながら演技をされている印象』と別のインタビューで語っていました。黒島さんは撮影現場でも共演者やスタッフに細やかな気配りを欠かさず、座長としてチームを引っ張ってきました。宮沢さんは自分のことを“不器用”と言うだけあって、しっかり者の彼女に惹かれたのかもしれません」(芸能関係者)前出の映像制作関係者によると、2人は共通点も多いという。「趣味が合うようで、カメラに料理、犬好きという共通点もありますね。雰囲気も似ていて、2人ともまじめでチャラついたところがないんです。宮沢さんは合コンにも行ったことがないんだとか」硬派な朝ドラカップルに今後の活躍を期待したい!
2023年02月28日2月28日に本誌が報じた黒島結菜(25)と宮沢氷魚(28)の熱愛。昨年9月に放送終了した連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK)で夫婦役を好演した2人だが、現実でも愛を育んでいたようだ。本作のクランクアップ時、「大変な時期もありましたが、撮影現場に行きたくないと思う朝は一度も無くて、毎日ここに来て作品を作ることがとても楽しかったです」とコメントしていた黒島。Twitterでは「#ちむどんどん反省会」のハッシュタグで、ツッコミが相次ぐといった異例の事態にも見舞われた。昨年9月9日に放送された『あさイチ』(NHK)では、ゲストで出演した黒島の様子を心配する声も上がっていた。そんな時、空気を変えたのが宮沢の登場だった。「番組開始時、表情が固い黒島さんに視聴者から心配の声が上がっていました。ですが途中から宮沢さんが加わると、少しホッとしたような表情に。宮沢さんが自ら演じた和彦が恋人を振ったことを『本当に申し訳ない』と謝ると、黒島さんも大爆笑。4角関係が物議を醸した恋愛編は、黒島さんも『一番難しかった』と振り返っていました」(テレビ誌ライター)本作が初共演ながらも、約1年間にわたる撮影期間中に距離を縮めたという2人。映像制作関係者は本誌の取材に、こう証言していた。「特に撮影期間の後半は一緒にいる時間も長く、仲を深めていました。現場では、“結菜ちゃん”“氷魚くん”と呼び合っていて、カメラが止まっていてもよく一緒にいましたね。食べ物をつまみながら休憩していたり、お互いの写真を撮り合ったりもしていました。2人とも現場が楽しかったようです」そんな2人は、プライベートでも共通点が多いようだ。「2人ともお酒好きで、黒島さんはビアボール、宮沢さんはオリオンビールのイメージキャラクターに起用されました。黒島さんは日頃から濃いお酒を好んで飲んでいるそうで、宮沢さんも仕事終わりのビールが楽しみだとか。散歩も共通の趣味のようです。建物を見ることが好きな宮沢さんは、オフの日には1〜2時間も歩くことがあるそうです。犬を飼っている黒島さんも朝夕と1日に2回散歩に出ることで、リラックスできる時間を大切にしているといいます。宮沢さんも実家では犬を飼っており、Instagramでたびたび愛犬の成長を報告しています」(芸能関係者)前出の映像制作関係者は「クランクアップのころはまだ交際していなかったと思う」と語っていたが、その2カ月後に本誌は2ショットを目撃していた。昨年11月上旬の午後9時ごろ、黒島と宮沢が親しげに談笑しながら出てきたのは都内の一軒家。実は、ここは共通の知人である女優の杏(36)の家だった。昨年8月にフランスへ移住した杏だが一時帰国しており、この日は5歳になった杏の長男の誕生パーティが行われていた。杏は2人とそぞれ確かな信頼関係を築いていた。「2016年の映画『オケ老人!』で初共演した際、杏さんは当時女優経験が浅く緊張していた黒島さんを気遣い、積極的に話しかけて打ち解けるように。以来、プライベートでも会うようになり、黒島さんが杏さんの自宅でご飯をごちそうになることもしばしば。黒島さんは現在2匹の保護犬を飼っていますが、それも杏さんと当時結婚していた東出昌大からの影響だといいます。杏さんが黒島さんに朝ドラでの座長としての心得などを教えたこともあったそうです。宮沢さんとは2019年のドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)での共演以来、交流が続いているそうです。宮沢さんにとって、杏さんは俳優だけでなく、二世芸能人としての先輩でもあります。杏さんはデビュー以来、ほとんど父である渡辺謙さんとは一定の距離をとって、父の力を頼らずに今のキャリアを築きました。そんな杏さんを宮沢さんはとても尊敬して、“姉”のように慕っているといいます。杏さんは仲良くなった後輩を自宅によく招くことで知られていて、杏さんのお子さんたちも宮沢さんと黒島さんともに懐いているそうです。そこで、揃ってパーティーに招かれたそうです」(テレビ局関係者)手振りを加えながら話す黒島に、真剣に耳を傾けていた宮沢。そのまま近くの駐車場に入って行くと、同じ車に乗り込んで去っていった。朝ドラで芽生えた愛情は、公私共に強い絆になることだろう。
2023年02月28日「『ちむどんどん』の撮影中から“仲がいいな”と黒島さんと宮沢さんの関係をほほ笑ましく思っていましたが……。最近になって、2人が恋人同士として真剣に交際を始めている、という話が耳に入ってきたのです」(映像制作関係者)朝ドラ発のビッグカップルの誕生だ――。冒頭の関係者が話す“2人”とは、昨年9月まで放送されていたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で、ヒロインを演じていた黒島結菜(25)と、同作で共演していた宮沢氷魚(28)。「初共演で、それまでは会ったこともなかったそうです。朝ドラは1年ほど撮影が続きますが、黒島さんと宮沢さんとは劇中で結ばれて夫婦となっていますから、特に撮影期間の後半は一緒にいる時間も長く、仲を深めていました。現場では、“結菜ちゃん”“氷魚くん”と呼び合っていて、カメラが止まっていてもよく一緒にいましたね。食べ物をつまみながら休憩していたり、お互いの写真を撮り合ったりもしていました。2人とも現場が楽しかったようです」(前出・映像制作関係者)撮影当時、この現場の様子を聞いて意外に思ったという芸能関係者の話も聞こえてきた。「黒島さんは、淡々としているというか……。人見知りな性格もあるせいか、共演した俳優とあまり雑談したりはしない印象でした。まだ彼女が10代のころですが、ある恋愛系の作品で、相手役の俳優と休憩中に話しているのをほとんど見なかった、という現場の逸話を聞いたこともありますから」だが、そんな黒島が宮沢相手には――。「人見知りの彼女が宮沢さんには特に心を開いているようだと聞いて、よっぽど波長が合うんだろうと思いました」(前出・芸能関係者)2人は共通点も多いという。「趣味が合うようで、カメラに料理、犬好きという共通点もありますね。雰囲気も似ていて、2人ともまじめでチャラついたところがないんです。宮沢さんは合コンにも行ったことがないんだとか」(前出・映像制作関係者)■俳優恋人と別れた後、間近で見守り続け…黒島には朝ドラの期間中、いくつか“つらい経験”があった。まず恋人との別れ。「’22年春ごろに高良健吾さん(35)と破局したと報道されています。高良さんとは’20年に交際が発覚しました。NHK大河ドラマ『花燃ゆ』(’15年)で夫婦役で共演したことが交際のきっかけでした。2人は近所に住んでいて、一緒に犬の散歩をしている姿も報じられましたが、黒島さんの朝ドラの撮影が始まったことで、多忙によるすれ違いのために別れてしまったようです」(スポーツ紙記者)もう1つ、黒島の負担になっていたのが『ちむどんどん』の評判。「評判が芳しくなく、放送のたびにツイッターでは“#ちむどんどん反省会”というハッシュタグがトレンド入り。黒島さんが気にしているのではないかと周囲は気遣っていました」(テレビ局関係者)’22年8月31日に『ちむどんどん』はクランクアップ。そこまでのつらい時期をいちばん近くで見守っていたのが宮沢だったのだ。前出の映像制作関係者は「クランクアップのころはまだ交際していなかったと思う」と語るが、この前後には黒島から宮沢への好意を感じるこんなエピソードが――。「朝ドラではないある現場で、スタッフの一人が宮沢さんの話を振ったら、それまで物静かにしていた黒島さんが、意外なほど楽しそうに話題に入ってきてくれたそうです」(前出・芸能関係者)『ちむどんどん』後、仕事で会うことがなくなった2人は、プライベートの時間をともにするように。クランクアップの約2カ月後、本誌は2ショットを目撃している。昨年11月上旬の夜9時ごろ、2人が出てきたのは都内の一軒家。共通の知人・杏(36)の家だった。「その日は杏さんが、移住したパリから一時的に帰国しており、3人の子供のうちの長男の誕生日パーティを開いたのです。気のおけない友人を数人、招待したようです」(杏の知人)黒島にとって、杏は’16年の映画共演以来の仲で、「東京に来ていちばん長い友人」というほど。一方、宮沢は’19年のドラマ『偽装不倫』(日本テレビ系)で共演以来、杏と親交がある。「恋人役だったこともあり、“杏さんと氷魚くんがいい仲なのでは”という声も上がっていましたが、彼にとって、杏さんは“俳優の先輩”として慕う存在。恋愛の相手は別でしょう」(宮沢の知人)むしろ2人の“キューピッド”が杏のようだ。杏の知人が話す。「杏さんは、黒島さんの恋愛の話も聞いていたんじゃないかな。杏さんのお子さんたちは2人に懐いているんです。杏さんが近しい人に“うちの子供たちが、『黒ちゃん(黒島)と氷魚くんがお似合いだ』と言っていた”と笑って話していたそう。子供って鋭いですよねぇ(笑)」本誌が目撃した日、杏の家から出てきた2人は、自然な距離感。親しげに交わす会話は止まることがなかった。近くの駐車場へ入っていくと、同じ車に乗り込んで、その場を去っていった――。「お互いに朝ドラ後、撮影があったり、海外の仕事が入ったりと多忙。でも交際を始めてからは、隙間を見つけて会っているようですよ。お互いの作品を見たらLINEで報告し合っているそうです」(前出・映像制作関係者)2人の恋の行方は朝ドラ以上に私たちを“ちむどんどん”させてくれそうだ。
2023年02月28日COCOON PRODUCTION 2023/DISCOVER WORLD THEATRE vol.13『アンナ・カレーニナ』が、本日2月24日(金) に東京・Bunkamura シアターコクーンで開幕した。ロシアを代表する文豪レフ・トルストイが1800年代後半に書き上げた長編小説『アンナ・カレーニナ』は、世界中から称賛され、「芸術上の完璧であって、現代、ヨーロッパの文学中、なに一つこれに比肩することのできないような作品」と言わしめたロシア文学の金字塔。今回はイギリスの気鋭の演出家フィリップ・ブリーンが新解釈で戯曲化し、演出する。タイトルロールとなるアンナ・カレーニナを演じるのは宮沢りえ。さらに、コンスタンチン・リョーヴィンを浅香航大、アレクセイ・ヴロンスキー役を渡邊圭祐、エカテリーナ・シチェルバツカヤ(キティ)役を土居志央梨、ダーリャ・オブロンスカヤ(ドリー)役を大空ゆうひ、シチェルバツカヤ公爵夫人役を梅沢昌代、ステパン・オブロンスキー役を梶原善、アレクセイ・カレーニンを小日向文世が務める。併せて、宮沢、浅香、渡邊、小日向からのコメントが到着した。■宮沢りえ コメントチェーホフやイプセンの経験はありますが、シェイクスピアもギリシャ悲劇も経験がなく、いわゆる“ヒロイン”的な役柄はほぼ初めてです。膨大な小説を凝縮させたフィリップのタフな台本にどれだけ高い密度で参加出来ているのか。都会の第一線で作品を作り続けているフィリップが、あの村の場面を大事に丁寧に描こうとしているのは、人間として生きるとはどういうことなのか、という投げかけだと思います。でもそんな理想の生き方を誰もが出来るわけではなくて。自由とは、同時に孤独でもあるということを考えさせられます。今回の舞台では特に息子セリョージャの目線が鍵になっていて、彼はずっと大人たちのことを見ているんです。次の時代を作っていく子供たちが何を見て大人になっていくのか、その危機感や期待がフィリップの中にあるんではないかと感じます。私自身も、子供が成人するまでにどれだけ生きる力を与えられるのか、どんなものを見て、どんなことを感じていけば豊かな人間になれるのか、考えさせられますね。全ての台詞が心に響いてくる素敵なエピローグのためにも、密度の濃いアンナを生き切りたいと思います。■浅香航大 コメントリョーヴィンは、中身はとても繊細で、常に様々なことを考えている人間なんです。真面目で頭が固くユーモアもないけれど、口下手な僕が言葉にするとその良さが薄れるのではないかと思うほど、魅力ある人間です。物語の構造としては、アンナとリョーヴィンの対照的な生き方が対として描かれていますが、あえて対のように演じるのではなく、リョーヴィンが経験し影響を受けたことが、結果、対に見えたらいいなと思うんです。フィリップさんが最初に仰ったのは、これはリョーヴィンの目線から語られているということでした。ですから、アンナたち登場人物に起こることを受け止め、その変化を感じていくということも意識しています。そして、そこで受けたものを全て、最後のシーンで表現できればなと。最後はリョーヴィンが大事なことを語りますが、それは、リョーヴィンが自分自身に語っているのと同時に、今を生きる人たちへのメッセージになっているのではないかと思うんです。さらに言えば、これからを生きていく子供たちへの。稽古の中で吸収したもの全てを込めて、そのシーンに臨みたいと思います。■渡邊圭祐 コメント一昨年に続き、二度目の舞台出演です。今回は世界で傑作と認められた小説が原作。共演も舞台経験豊富な先輩ばかりで、恵まれた環境で続けて演劇に関われたことに、心から感謝しています。役について悩み、考えるため十分に時間をかけられるのも舞台の醍醐味。日々稽古を積み重ねられる舞台だからできる、自分にとっての新たな挑戦。演劇や俳優という仕事についても改めて考えることができて、ありがたく充実した毎日を過ごしています。舞台上で作品や役を「生きる」だけでも大変なのに、ヴロンスキーは幕が開くごとにアンナに恋し、恋の終わりまでを毎回体験することになる。その過程の大いなる悩みや葛藤をどう表現するか、飛躍する場面の時間経過を自分の身体にいかに流すか、などの演技はカロリー消費がものすごく高いと感じています。臆して当然の大舞台。でも、逃げ腰で臨むには勿体ないほど貴重な機会なのも事実です。経験値が少ない分、怖いもの知らずな飛び込み方もできるはず。全てを自分の糧にできるよう、作品に挑み続けたいと思っています。■小日向文世 コメントこの作品、タイトルからしてアンナを中心とした話かと思いきや、実はアンナを巡る世代が違う三組の物語が同時進行していくんです。フィリップの台本はその展開をとてもわかりやすく描いていて、こうした男と女のドロドロしたお話、俯瞰すると哀れで滑稽で笑っちゃうんだけど愛おしくなりますね。フィリップは登場人物をフルに使っていろんな光景を生み出し、飽きさせない。その盛りだくさんの見せ方は、さすがだなと。さらにつねに生音があって出演者がハミングしたりと、非常にエンターテインメントな舞台が作られています。最後まで離婚を認めなかったカレーニンは、本当に彼女を愛していたのか、それとも意地があったのか。僕は何か別の思いがあったのだと感じていて。男と女が出会って、恋をして、その後のことはやっぱり難しくて、だからこそ面白い。本当の幸福というものは、非常にささやかで、お互いの信頼関係があって成立するということをフィリップは言いたいのだろうなと思っています。撮影:細野晋司<公演情報>COCOON PRODUCTION 2023/DISCOVER WORLD THEATRE vol.13『アンナ・カレーニナ』原作:レフ・トルストイ上演台本・演出:フィリップ・ブリーン翻訳:木内宏昌美術:マックス・ジョーンズ【出演】宮沢りえ浅香航大渡邊圭祐土居志央梨西尾まり菅原永二深見由真金子岳憲井上夏葉高間智子片岡正二郎真那胡敬二大空ゆうひ梅沢昌代梶原善小日向文世ほか【東京公演】2月24日(金)~3月19日(日) Bunkamuraシアターコクーン【チケット料金】S席:11,000円A席:9,000円コクーンシート:5,500円(税込・全席指定・未就学児童入場不可)U25(25歳以下当日引換券):3,500円(税込・未就学児童入場不可)チケットに関するお問い合わせ:BunkamuraチケットセンターTEL:03-3477-9999(10:00~17:00)公演に関するお問い合わせ:BunkamuraTEL:03-3477-3244(10:00~18:00)【大阪公演】3月25日(土)~27日(月) 森ノ宮ピロティホール【チケット料金】全席指定:12,000円立見:10,000円(税込・未就学児童入場不可)お問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00/日曜・祝日は休業)
2023年02月24日第16回「アジア・フィルム・アワード」にて鈴木亮平が主演男優賞、宮沢氷魚が助演男優賞にノミネートされていることでも話題の映画『エゴイスト』。公開後も感動の声や絶賛の声が数多く飛び交い、リピーターも増え続けているという本作から、「キャストに聞く共演者の魅力」についてのインタビューとメイキングを収めた特別映像が解禁となった。今回の映像では、恋人同士である浩輔役の鈴木さんと龍太役の宮沢さん。そして龍太の母・妙子役の阿川佐和子。お互いが恋人同士や家族であったりと、親密な関係を演じた共演者の魅力について語られている。さらには撮影現場での鈴木さんの存在について、宮沢さんが「作品との向き合い方が超一流」と語ると、鈴木さんからアドバイスを受けたという阿川さんは「なんて優しいんだろう」と感激したことも明かしている。『エゴイスト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年02月21日役所広司主演、菅田将暉、森七菜共演で直木賞受賞小説を映画化した『銀河鉄道の父』より、本予告と本ポスターが解禁された。門井慶喜による同名小説を映画化した本作。宮沢賢治とその父にスポットを当て、究極の家族愛を描く。この度解禁となったのは、宮沢賢治を最後まで支え続けた父・政次郎とその家族の深い愛に涙があふれる本予告映像。待望の長男誕生に喜ぶ父・政次郎。家業の質屋の跡取りとして期待していたが、賢治は家業を継ぐことを拒否し、農業学校への進学、人造宝石、宗教と我が道を進む。そんな賢治に政次郎は遂に激昂。賢治も「できねぇ! 俺はもう何も出来ねぇ」と泣き叫び、2人は対立していく。父子の距離がどんどん離れていく中、賢治が物語を書くことを楽しみにしていた妹・トシが病に倒れる。賢治は「風の又三郎」と題した童話を読んで励ますが、願いむなしく、トシは旅立ってしまう。心の支えを失った賢治は「俺はもう何も書けねえのす」と慟哭。そんな賢治に再び筆を執らせたのは、「私が宮沢賢治の一番の読者になるじゃ! だから書け、物語を書け!」という政次郎の叫びだった。こうして賢治が紡ぐ物語の一番のファンになっていく政次郎や母・イチら家族が見守る中、賢治は自分の道を歩き始める。だがその矢先、賢治はトシと同じ病に襲われてしまう…。「どんな人生を歩もうと信じ続ける」「あなたは私たちの希望だからー」というメッセージと、どんな困難があっても宮沢賢治を信じ続けた家族の物語に、胸が熱くなる予告編となっている。併せて、宮沢家の家族集合写真を配置した本ポスターも解禁。上段には、トシが兄の賢治に「約束したでねえか、おっきくなったらもっともっといっぺぇお話つくってくれるって」と話す仲睦まじいシーン、下段には宮沢賢治の書籍を手にする父・政次郎の写真が映し出された印象的なポスターとなっている。『銀河鉄道の父』は5月5日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:銀河鉄道の父 2023年5月5日より全国にて公開©2022「銀河鉄道の父」製作委員会
2023年02月21日愛と毒のある切り口で知られる高山真の自伝的小説を映画化した『エゴイスト』に出演する鈴木亮平、宮沢氷魚、阿川佐和子が、2月19日放送のテレビ番組「ボクらの時代」に出演。これまで語られなかったエピソードを披露した。冒頭は、鈴木さんが「この映画は『ごめんなさい』と謝るセリフが多いですよね」という話からスタート。高校時代にアメリカに留学した際、駅の階段で転けてしまい、つい「すみません!」と謝ってしまったという日本人特有の「あやまってしまう」エピソードを披露。宮沢さんも生まれがアメリカであることから、海外と日本の文化の違いに言及した。さらに鈴木さんが俳優になりたかったのは子どもの頃からのあこがれで、「芝居をしている時が一番生きている実感がある」と、俳優という仕事への思いを打ち明ける。俳優になるために、プロダクションや制作会社にかたっぱしから直接行って電話をするなど苦労した時代を明かす鈴木さん。阿川さんは、家を出るため結婚を目的としてたくさんのお見合いをしたことを明かした。宮沢さんは、俳優として飛躍していく一方で、「今の自分はどういう状態なんだろう」とふり返る時間がないことや、「人に言えないようなコンプレックスもある」と話す。そのなかで「たとえば、現場では絶対に失敗したくないんです」という宮沢さんに対し、鈴木さんは「20代のころはたくさん失敗しました。ひとりよがりな演技をしたりしたもしましたし、でもそういう恥をかいたから今はもう大丈夫と思えることもあります。失敗するなら前のめりに倒れたい」と、当時の自身の経験がいまに活かされていることを伝えた。「いつでも凹んでます」という鈴木亮平「今のでOKでちゃった…」阿川さんから「俳優を続けている理由」を聞かれると、宮沢さんは「考えたり悩んだり、つらいことが多くて仕事がずっと続くのだろうか、と不安になったりするのですが、人に届いた時に『やっててよかった』とすべてが払拭されるんです」と語る。「いつかになったら不安がなくなって絶対的に自信がつくことってあるのかしら。100歳近い画家さんも今まで描いた作品にまだ満足していないとおっしゃいますし、私も含めてみんなそういう不安を抱えているのかもしれないですね」と阿川さんが語ると、「ぼくもいつでも凹んでます」と鈴木さん。「『カット!OK!』とかかった時に『今のでOKでちゃった』って思ったりします。昔友人に『亮平は終わったシーンをずっと練習してるよね』と言われたこともあり、ずっと悩んでしまう癖があるので、どこかで区切りをつけられるようになりました。それ寝る時ですが笑」と答えた。また、鈴木さんは部類の歴史好きであり、忙しい時には「世界遺産のYouTubeを見ています。雄大さを見て自分を俯瞰でみることでちっぽけで一瞬にして消える存在で、いかに素晴らしい仕事をしても2、300年先の人には関係ないと思える」と歴史に想いを馳せることで息抜きをしていると明かす。宮沢さんは「長いときで1~2時間散歩している」と明かす。「その間、いろんな建物を見て、このドアが好き、この窓が好き、というふうに理想の家を作り上げているんです」と、理想の家があることを話した。そんな宮沢さんは、最後に海外作品への興味を示す様子も。鈴木さんも「海外と日本では演技一つをとっても評価軸が違うと思います。僕自身は日本が大好きですし、そういった匙加減みたいなこともできる俳優になりたい」と、これからの俳優人生に意欲を見せていた。『エゴイスト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年02月20日映画『はざまに生きる、春』が2023年5月26日(金)に公開される。主演は宮沢氷魚。“好きな人と分かり合いたい”気持ちを描く恋愛映画映画『はざまに生きる、春』は、発達障害を持つ画家・透と、出版社に勤務する編集者・春の恋模様を描く純愛映画。恋のすれ違いの切なさ・もどかしさ、好きな人と分かり合いたいとただ願う気持ちを軸に、“人を好きになる”ことへの希望に満ちたストーリーが紡がれる。主演は宮沢氷魚、ヒロインは小西桜子主人公の画家、屋内透を演じたのは、映画『レジェンド&バタフライ』や『エゴイスト』など話題作への出演が続く宮沢氷魚。屋内に恋するヒロインの小向春は、映画『初恋』をはじめ映画・ドラマで活躍する小西桜子が演じる。屋内透…宮沢氷魚発達障害を持つ画家。「青い絵しか描かない」ことで知られている。誰かの気持ちを汲み取ることが難しく、感情を隠したり、嘘をついたりせずストレートに行動する。宮沢氷魚は屋内を演じるにあたり、監督と共に発達障害の人々への取材を重ね、医療監修者のアドバイスも受けながら入念な役作りに臨んだという。小向春…小西桜子出版社で働く雑誌編集者。優柔不断で自己肯定感の低いヒロイン。屋内の絵に惹かれつつも、そのストレートな言動や行動に最初は戸惑っていたが、徐々に恋心が芽生えていく。監督は葛里華監督は、『はざまに生きる、春』が初のオリジナル長編作品となる若手監督の葛里華。出版社で漫画編集者として働く一方で、自主映画を制作し2016年に公開された短編映画『テラリウムロッカー』が「カナザワ映画祭 2019」にて新人監督部門に入選を果たすなど注目を集めている。〈映画『はざまに生きる、春』あらすじ〉雑誌編集者として働く春は仕事も恋もうまくいかない日々を送っていたが、ある日、取材で“青だけを描く画家”屋内透に出会う。屋内の描く絵に惹かれる一方で、ストレートな言葉や嘘のつけない屋内の行動に最初は戸惑う春。しかし、次第に空気ばかり読んで生きてきた自分とは違う屋内のまっすぐな姿が新鮮に映り、恋心を抱くようになっていく。徐々に屋内との距離が近づいていると思っていた春だったが、屋内は「人の気持ちを汲み取る」ことが難しく、思い悩んでしまう。【詳細】映画『はざまに生きる、春』公開日:2023年5月26日(金)出演:宮沢氷魚、小西桜子、細田善彦、平井亜門、葉丸あすか、芦那すみれ、田中穂先、鈴木浩文、タカハシシンノスケ、椎名香織、黒川大聖、斉藤千穂、小倉百代、渡辺潤、ボブ鈴木、戸田昌宏監督・脚本:葛里華エグゼクティブプロデューサー:本間憲、倉田奏補、古賀俊輔企画・プロデュース:菊地陽介、かなりかピクチャープロデューサー:吉澤貴洋 新野安行 松田佳奈2022年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/103 分
2023年02月20日主演・鈴木亮平、共演・宮沢氷魚が紡ぐ独りよがりな愛の献身映画『エゴイスト』。早くも話題を呼んでいる本作から、今回はキャストが語る作品への思い・撮影秘話が語られた特別映像が解禁された。鈴木さんは、旧知の仲である松永大司監督の撮影方法や役者への接し方について語り、宮沢さんは龍太という役に出会えたことを本当によかったと話し、本作を経て「真実だけを表現しよう」という境地に思い至ったと語る。そして阿川佐和子は本作の魅力を“優しさ”と表現、本作への思いや撮影時のエピソードについて語り、映像の最後、クランクアップの際に涙を浮かべる鈴木さんの姿まで、キャストそれぞれの思いが詰まったインタビュー動画となっている。2月21日(火)には「キャストに聞く共演者の魅力」の特別映像が解禁となる。『エゴイスト』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エゴイスト(2023) 2023年2月10日より全国にて公開© 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
2023年02月19日