NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『わろてんか』をはじめ、ドラマに映画に大活躍中の個性派俳優・松尾諭が、草なぎ剛とともに戯曲家エンダ・ウォルシュによる『バリーターク』の舞台に出演。松尾は草なぎ演じる男1と日常生活を送る男2の役で、バリータークという村の話をひたすら語り続け、奇妙な共同生活を送っているという、ある種特異な物語だ。「もともと端のほうでギャーギャー言っているほうが性に合っている」と自己分析する松尾だが、今回は草なぎとのほぼ二人芝居というメインキャスト。数々の映画や朝ドラ効果について「でも、いまきている感はないですね(笑)」と謙遜するが、引く手あまたとなった人気俳優に、今回の舞台ことや今後の活動のことなど、俳優としての今に迫った。○高橋一生から聞いていた白井晃演出――今回の舞台『バリーターク』ですが、最初の感想はいかがでしたか?最初、わけわからんと思いました(笑)。ただ、演出の白井さんとは一度仕事をしてみたいと思っていて、白井さんの舞台に出てみたいともかねてから思っていました。高橋一生君と仲が良くて、彼がよく白井さんの舞台に出ていて。一生君の舞台を観に行くと白井さんの舞台ということが多く、彼からも白井さんのことはよく聞いていて、そういう意味でも楽しみなことが多かったですね。――具体的には?セリフがすごく多かったり、その意味が難解だということも含めて、楽しみだなということが最初の印象ですかね。いろいろな人に出ることを言いたかったけれど、発表するまで待たなくてはいけなかったので、待っている間誰にも言えなかったことがストレスでした(笑)。人に言いたくてしょうがなかったのですが。――今作も難解そうですが、そういうタイプの作品が好みですか?そうですね。以前出たドイツの劇作家の舞台も難解で、デヴィッド・リンチの映画も難解で、そういう作品が好きなんだと思います。答えはないだろうけれど、余白が多いので、そのスキマをこっちで埋めていくという作業が好き。今回もそれに近そうなイメージです。最初、白井さんに会って話を聞いた時に、デヴィッド・ボウイが原作のエンダ・ウォルシュと親交があったと聞いて、デヴィッド・ボウイはリンチの大ファンで作品にも出ているくらいですから、彼が好きだったと思いながら読み進めると入りやすくなった。確かに世界観などが共通していそうで、最初はわけがわからないと思っていた台本が、興味を持って読めるようになりましたね。――高橋一生さんのアドバイスはありましたか?「白井さんは俳優にとってとてもいいよ」と。「すごく好きだし、体育会系だから松尾君と合うと思う」と。その意味がいまいちよくわからなかったのですが(笑)、稽古が始まってわかったんですけど、白井さんは休憩をまったく取らない。一生君なりにオブラートに包みながら言ったことが、体育会という表現だったのかと。先日、野間口徹さんに会った時にも、「白井さんでしょ? 休憩全然取らないでしょ?」と言われて、そういうことかと。でも、白井さんもよく言われるみたいで、気をつけるようにはしていると言っていました。僕ももともと体育会系なので、楽しみながらやっています(笑)。○新鮮な中心人物を演じてみて――以前の会見で「もともと端のほうでギャーギャー言っているほうが性に合っている」と言われていましたが、こういうメインを務めることで何か思うことはありますか?最初、真ん中に出て行くほどセリフが多くなるので大変だなと思いましたけど、方法論が違うだけで、人様に見せるという意味ではやっていることは同じなんですよね。相手に対してセリフを投げるなど、根本的なことも一緒ですよね。端っこでギャーギャー言っていることも、内側でギャーギャー言っていることも、そうは変わらない。「こんな番手で無理です」ということもなかった。「おっしゃ、やったるで!」という意気込みも、端っこでも思っていることなので同じでしたね。――なるほど。来てみたら同じだったと。まあ何年も前であれば、もうちょっとビビっていたかもしれないですけど、いまはこういう機会を与えていただいて、十分楽しめるようになりましたね。幕が上がってみないとわからないですけど、すごく面白くなるんじゃないかなという期待も多いです。今回、小林勝也さんもいらして、3人で面白いものができればいいなと思っています。ちょっときれいごと言っていますけど(笑)。○朝ドラでの成長と反響――ところで、いまのご活躍ですが、二期連続で朝ドラにも出られて、朝ドラ効果も感じているところでしょうか。それはまったくないです(笑)。大阪で撮影していたので信号待ちなどをしていて、大阪のおばちゃんは見かけるとすぐ声をかけてくれることはありましたが、街中を歩いていてすぐ話しかけられるほどの反響はないですよ。ただ、『わろてんか』では広瀬アリスちゃんとふたりで漫才をやっていたので、今回も草なぎさんとのふたりの会話劇があって。どこか漫才ではないけれど、かけあいみたいなことがあったほうがいいみたいな話になった時に、直前まで『わろてんか』をやっていたので、同じ流れでできそうだなとは思いました。あのテンポ感はやっていてよかったなと思いました。――『シン・ゴジラ』の時は、「まずは君が落ち着け」がブームになりました(笑)。街中でペットボトルを渡されて、いきなり頼まれたことはありましたけど(笑)。だいたい僕のほうが落ち着いていないので、なんなら僕にやってほしいくらいです(笑)。『シン・ゴジラ』の時は現象としても凄かったので、そういう反響はありましたね。でも、今でも多いのは、実は『SP』なんです。10年くらい経っていますけど、『SP』のことを言われることは多いんです。人によってイメージが違うんですよね。――大注目されて、意識も変わったのではないでしょうか?仮に自分が主演ならと思うこともありますが、朝ドラの主演は無理です。負担がすごい。毎日膨大なセリフの量で、それを10カ月続けるなど無理(笑)。ちょっと無責任なほうがいいというか、もちろん責任をもって仕事をしていますが、主演は全然違う。『わろてんか』の葵わかなちゃんを見ていて、19歳なのにすごいですよ。守ってあげたいなとも思いつつ、10カ月も。僕42歳ですが無理ですね(笑)。――また、俳優としての経験値については、朝ドラを経て思うところはありますか?今まできれいな女優さんとの距離が近い役どころがなかったんですけど、仮にあっても「僕みたいなものが見つめてすみません」みたいなコンプレックスがひどくて、でも今回はアリスちゃんで免疫がつきましたね。性格的に合ったということもあって、ついに美人に慣れたなあと。後は大阪の美味い店をさらに知ることができてよかったです(笑)。○草なぎと役柄チェンジで再演希望――『バリーターク』を経て、今後、どういう作品に挑戦したいですか?僕は作っている過程が好きで、ひとつの作品をじっくりと時間をかけて作り込みする作業は舞台ならではで、大好きです。舞台はライブ感ってよく言いますが、作り込みに惹かれます。ただ、舞台をやりたいとは思っていますが、実際時間がかかるし、稽古前にストレッチをよくするので、健康的にやせていくんですよね。あまりやせると不都合というか、イケメンと競合してしまうじゃないですか(笑)。――そんな心配が(笑)。いえ(笑)。作品は、いろいろな喜劇、シェイクスピアなども挑戦してみたい。この舞台を経て好評だったらアイルランドでも公演してみたいですし、草なぎさんの役柄とチェンジして再演もしてみたい。見えている世界が変わるような気がするんです。草なぎさんの視点になると、またセットも作品も違って見えそうで。本当に対照的なふたりなんですよ。機会があれば、僕の役柄を演じている草なぎさんの姿をみてみたいですね。舞台『バリーターク』は、4月14日から5月6日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、5月12日から6月3日まで東京・シアタートラム、6月16・17日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。■プロフィール松尾諭1975年生まれ、兵庫県尼崎市出身。2001年、映画『忘れられぬ人々』で俳優デビュー。2007年、フジテレビ系列のテレビドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で主要SP役の人、山本巡査部長役に抜擢され、大きな注目を集め、以降、映画『テルマエ・ロマエ』(12)、『進撃の巨人』(15)、『シン・ゴジラ』(16)など、多数の映画・ドラマで存在感ある脇役として活躍中。NHKの連続テレビ小説には、2017年前期『ひよっこ』、2017年後期『わろてんか』と二期連続で出演。お茶の間にも強烈な印象を残す。現在、文春オンラインにて、「拾われた男」を好評連載中。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀
2018年04月19日NHK連続テレビ小説『ひよっこ』『わろてんか』をはじめ、ドラマに映画に大活躍中の個性派俳優・松尾諭が、戯曲家エンダ・ウォルシュによる『バリーターク』の舞台で草なぎ剛と共演。松尾は草なぎ演じる男1と日常生活を送る男2の役で、バリータークという村の話をひたすら語り続け、奇妙な共同生活を送っているという、ある種特異な物語だ。「これは男が同棲している話です(笑)」と語るように草なぎとの共同作業がメインの作風で、実際草なぎの存在に「助けられています」と語る松尾。共同作業を経て輪郭がはっきりしてきた作品のこと、そして草なぎとの共演の感想を聞く。○草なぎの声の魅力を発見――まず本作に出ると決まった時、率直に何を思いましたか?僕にとっては5~6年ぶりの舞台だったので、まずそれがうれしかったですね。内容を知る前にテンションが上がりましたが、次に内容を聞いて草なぎさんとほぼ二人芝居だと知って「え!?」って、びっくりしました。僕は端っこのほうでわーわー言っているほうが性に合っていると思っていたので、衝撃は大きかったですね。舞台のチラシを見ていただいてわかるように、ほぼ真ん中にいますので(笑)。――草なぎさんとほぼ二人でメインを務めることについては、いかがでしたか?以前、ちょっとだけ仕事をしたことがあるのですが、それは本当にちょっとだけで、しかも草なぎさんは覚えていなくて、「初めまして」と言っていました(笑)。のちのち「そういえばあの時に(笑)」みたいな話にはなりましたが。以前、草なぎさんの舞台を観に行ったことがあって、すごく魅力があるお芝居をする方だなという印象が強かったですね。ご本人自体に魅力がある人だなという印象も含めて。――実際、今回の稽古などを通じて、それまでのイメージと違う点などありましたか?以前拝見した舞台では、男らしさもありながら、ちょっと中性的な役柄で、その感じがすごく素敵だったんです。でも今回、ご一緒していて、声がすごく印象的だと思いました。だからひとりで活字の台本を読んでいるのと、人の声を通して聞くのとでは全然違いますが、「ああそういうことか」と。草なぎさんも僕としても完全には物語を解釈してはいないですけれど、解釈とかそういうことではなく、男1として草なぎさんがしゃべっている姿を見ているだけで、話の世界にグッと近く入っていけた。それはすごく発見でしたし、びっくりしましたね。――向こうのほうから、歩み寄って来てくれている?どうでしょうか。「僕に歩み寄っていますか?」などと聞いたことないのですが(笑)。ただ、ここをこうしよう、ああしようとか、そういう会話はまったくしていないんです。そもそも、ふたりしてべちゃくちゃしゃべったりもしていないんですけど、立ちだしたら自然ですね。抽象的な台本なのでちょっとした動きの違いで、やっぱりセリフも変わってくるから、試そうと思って違う動きを毎回するのですが、草なぎさんもするんです。僕がすれば草なぎさんもついてきてくれるし、その逆もある。そういうことがスッとできるって、草なぎさんだからなのかなと。もしかすると、歩み寄って来てくれているのかもしれないですね(笑)。○草なぎの独特な感性と柔らかさ――『バリーターク』は、これという答えがないタイプの作品ですよね。ここがこうなってこうみたいなわかりやすい作品が多いなか、それとはまったく逆のタイプの作品で、ここにふたりの男がいて、もう一人男が来ます、あとはご自由に、みたいな感じですよね。観る側の人もちゃんと感じることができる作品なので、漫画よりも小説よりも文芸に近い作品かもしれないです。でも僕はすごく世界観が好き。僕は漫画も好きですが、どこかジョジョっぽかったりもするんです。そこまで小難しい話ではなくて、すごく通っているものが普遍的だったりもするんですけど、頭だけで考えるとわけがわからないかもしれない。ガチガチにならず、草なぎさんと僕が変なことしてしゃべっていると思えば、ラクに観られる。考えるよりは感じたほうがいい感じの作品だと思いますね。――お話をうかがっていると、草なぎさんとは相性が良さそうですね。草なぎさんはどう思っているかわからないですが、いままでに会ったことがないタイプの人ではありますね。感性も普通の人とは違う。僕はけっこうディスカッションなどが好きなので、演出の白井さんにもバカなふりをしていろいろと言うんですけど、草なぎさんは黙って聞いていて、あまり自分から言い出すことはないんです。でも先日、めずらしく、「これって実はこの人とこの人がグルなんじゃないですか?」って。そんなこと誰も考えたことがなかったのに、ああ意外にそうかもと。着眼点がまるで違うんです。考え方も柔軟ですし、芝居の対応もやわらかい。僕のほうが年上の役柄ですけど、草なぎさんのほうが年上でキャリアも上ですから、僕はもう安心して心の中ではお兄ちゃんと(笑)。でも、幕が上がるとギスギスするかもしれないですけどね(笑)。――休憩中など、どういう会話を?「それはどこのお茶なの?」とか「何を読んでいたんですか?」とか、わりと普通ですかね。球を投げたらパッと返ってきてすぐ終わり、みたいな感じで。おいおいもっと話すようにしようかなとは思いますが、かといってどういう話をするかはわからないですけどね。すごく優しいんです。もうちょい、プライベートに食い込んでみたいですね。――そういうほぼ二人だけのお芝居を経て、何か新たな発見はありましたか?これがひとりの芝居であれば、あわあわしていたかもしれないですね。でも逃げの発言じゃないけれど、全部ひとりで背負いこまなくていいんです。共有していける。草なぎさんもスッとそこに立っていて、そこも僕にはありがたい。やってみると、意外に気を使わずにやれているんです。でも始まったら、緊張でぐちゃぐちゃになるかもしれないですけれど(笑)。○「男たちが同棲している話です(笑)」――最後にうかがいますが、『バリーターク』は、どういうお話だと個人的に受け止めていますか?男たちが同棲している話です(笑)。でも、そうなんです。そこで生が死がと言い出すとややこしくなるんですけど、本当にふたりの男が一つの部屋で生活して、毎日を営んでいるところに、ある日波風が立つ。その生活を壊すことが幸せなのか、続けることが幸せなのか、そう考えると難しくなるんですけど。兄弟でもない、他人でもない、血もつながっていない、友情みたいなものは、もちろんあると思いますが。――人生で時に起こる大きな変化を受け入れる、というお話かもしれませんね。二人だけの生活を何十年もやってきたけど、他人ですからいつしか破たんがくる。日々同じように暮らしていることが幸せなのか、変化を求めてたとえば仕事を辞めることが幸せなのか、会社に骨を埋めるか転職するか、みたいなことですかね。そういう意味だと、普遍的なところもあって、難しい話ではない。ちょっと言葉の端々を捕まえて考えると、世界観が広まっていくとは思います。最初はゆるく観始めて、観終わった後に、いろいろと考えてほしい。そのほうが面白いと思う。描写がちょっと変わっているだけで、ごくごくありふれた人たちと、その男たちをとりまく話ですから。舞台『バリーターク』は、4月14日から5月6日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、5月12日から6月3日まで東京・シアタートラム、6月16・17日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。■プロフィール松尾諭1975年生まれ、兵庫県尼崎市出身。2001年、映画『忘れられぬ人々』で俳優デビュー。2007年、フジテレビ系列のテレビドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で主要SP役の人、山本巡査部長役に抜擢され、大きな注目を集め、以降、映画『テルマエ・ロマエ』(12)、『進撃の巨人』(15)、『シン・ゴジラ』(16)など、多数の映画・ドラマで存在感ある脇役として活躍中。NHKの連続テレビ小説には、2017年前期『ひよっこ』、2017年後期『わろてんか』と二期連続で出演。お茶の間にも強烈な印象を残す。現在、文春オンラインにて、「拾われた男」を好評連載中。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀
2018年04月18日地上高60メートル、白銀の森の上を飛ぶ福井県池田町にある日本最大級の冒険の森「Tree Picnic Adventure IKEDA」では、2018年1月20日(土)よりウィンターシーズンが始まります。米どころ自慢のお餅をおしゃれなソースで食べる「Tree Picnic Adventure IKEDA」は、「木」や「森」とふれあうことができる施設です。施設では、季節毎に楽しむことができるアトラクションやイベントを行っています。ウィンターシーズンは、2018年1月20日〜3月4日(土日のみ営業、平日は団体のみ)の期間で開催され冬だからこそ楽しめるアトラクションを提供しています。また期間中には、米どころである池田町自慢のお餅を使った冬メニューも登場。お餅に添えるのは、町内自慢のやまびこ味噌やトマトソース、町内産のあずき、きな粉のソースです。お洒落すぎるお餅にビックリ!季節を感じるアトラクションを楽しむ期間中は、山の尾根間に張られた全長約1kmのワイヤーケーブルで最高地上高60mの森の上空を飛ぶ「スノージップライン」、スノーシューをはいて、施設内の森の中を散策する「スノーピクニック」を楽しくことができます。どちらのイベントも初めての人も安心して参加することができます。入場料は、無料。料金は、プログラム毎に有料となり、スノーシップ(90分)で4,500円(税込)、スノーピクニック・スノーシュー体験(2時間程度)、小人3,000円、中学生以上4,000円となります。(画像はプレスリリースより)【参考】株式会社まちUPいけだプレスリリース※「Tree Picnic Adventure IKEDA(ツリーピクニックアドベンチャー いけだ)」
2018年01月18日SIMPLICITY代表・緒方慎一郎とプラントアーティスト・川本諭による共著『拈華(ねんげ)』が刊行される。本書は2016年4月、緒方 慎一郎が亭主を務める八雲茶寮において開催した緒方 慎一郎と川本 諭による二人展の作品を「静と動」の視点で写真に収めたもの。「現代における日本の文化創造」をコンセプトに、様々なかたちで日本の表現を試みる緒方 慎一郎が、川本 諭とともに挑んだ生け花でもフラワーアレンジメントでもない現代の花の軌跡である。ねん - げ【拈華】「拈華微笑(ねんげみしょう)」の故事より引用。霊鷲山で説法をした釈迦が花を拈って大衆に示したところ、摩訶迦葉だけがその意を悟って微笑し、仏教の真理が無言のうちに伝授されたことをいう。以心伝心で法を体得する妙を示す。【書籍情報】『拈華 - nenge -』著者:緒方慎一郎/川本 諭写真:池田裕一/小松原英介アートディレクション:緒方慎一郎出版社:株式会社青幻舎208ページ/B5価格:4,000円発売:2017年10月初旬(全国書店にて)
2017年10月18日冬の軽井沢を舞台に弦楽四重奏団を組んで共同生活を送る4人の男女が繰り広げる、大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンスで話題のドラマ「カルテット」(火曜22時~)も3月21日が最終回。今回は、2017年大ブレイク間違いなしの俳優、高橋一生さんの演じる家森諭高(いえもりゆたか)に焦点を当て、バツイチ子持ちパパの恋愛について考察してみました。高橋さん演じる家森は離婚を経験し、そして淡い恋心を抱いていることが分かりました。しかし、離婚をしているからこそ、次の恋愛に行くための一歩がなかなか踏み出せない彼の心の揺れと一緒に、離婚した人が新しく恋するための方法もご紹介します。恋は当たって砕けない高橋さん演じる家森諭高(以下、家森)は、満島ひかり演じる世吹すずめ(以下、すずめ)に片思いをしていることが分かりました。しかし、それは決して「当たって砕ける恋愛」をしないために、堂々と自分の気持ちをないものにしようとしています。その象徴ともいえるセリフが「僕は女性を好きにならないようにしている」「向こうが僕を好きになる確率が極めて低いからです」彼の相手への想いが切ないほど伝わる言葉です。というのも、自分の片思いの相手は別の人に恋心を抱いており、その気持ちをストレートに伝えられている家森にとってみれば、当たって砕けてもいいから、この気持ちを相手に知ってもらおうとは決して思っていないのです。好きだからこそ、自分は身を引く。でも、ただ「あきらめよう」とアッサリしているものではなく、好きがあふれそうな気持を精一杯引き留めていると言った感じです。離婚をした人にとって、次の恋愛は失敗したくない恋愛です。そして、つらい離婚があった後に好きだと思える相手、大切に大切にしたいと思ってしまう気持ちも分かりますよね。砕くのではなく、溶かしていく離婚を経験した人にとって、新しい恋愛に進むことはとても勇気のいることです。離婚した自分に負い目を感じてしまう人も少なくありません。離婚した人が、こんなことを言っていました。「とても大切な人と一緒になりたい。でも、僕はバツイチだから、そんな僕を選んだことで、彼女が周りの人から「バツイチを選ぶ女」とみられることがつらい」と。離婚をしている男性は、とても繊細に恋愛を進めるようになります。大切だからこそ、もっともっと大切に扱おうとしてうまくいかないケースも少なくありません。離婚を経験した人たちの恋愛にとって大切なことは、砕けることではなく、好きになった人の凍った心を溶かす温かさ。今、自分の好きな人が別の人を好きでも、当たって砕ける必要なんてなにもありません。どんなときも、傍にいる。何があっても味方でいる。そんな人がいると分かったとき、恋心が生まれるようになります。諦めるのではなく、無理に奪おうとするのではない。愛情をもって接していくことで、相手の心が溶かしていくことで、自分自身のつらい過去も溶けていくのではないでしょうか。最終話、各自の片思いの行方、そして嘘はどのようになって1年後を迎えるのでしょうか。
2017年03月21日作詞家の森浩美氏が、14日放送のフジテレビ系情報番組『ノンストップ!』(毎週月~金9:50~11:25)の電話インタビューに応じ、年内で解散するSMAPの名曲に込めた思いや制作秘話を明かした。SMAPのデビュー曲「Can’t Stop!! -LOVING-」や、「オリジナル スマイル」、「青いイナズマ」、「SHAKE」など数々のヒット曲の作詞を手掛けた森氏。ファンからのリクエストによって選ばれた上位50曲を収録するベストアルバム『SMAP 25 YEARS』(12月21日発売)には、森氏が作詞を担当した楽曲が8曲入っている。森氏は「ファン投票というところもあってうれしかった」とアルバムに自身が手掛けた楽曲が多く選ばれたことを喜び、ヒット曲の法則について「ヒットする作品は早くできる。たいがい1晩か2晩か、あっという間」と告白。「SHAKE」は「お風呂で30分で書いた」と明かし、「最速!」と笑った。デビュー曲「Can’t Stop!! -LOVING-」の歌詞には、これからのSMAPに対する期待を込め、名刺代わりにSMAPというグループ名も入れ込んだそう。この楽曲の2年前にSMAPと対面し、「かわいくてフレッシュ」というそのときのイメージを歌詞にしたという。レコーディングは、放課後の部活動のように和気あいあいとやっていたのが印象的だったと振り返った。「オリジナル スマイル」は、デビューから4年、森氏から見てSMAPが苦戦しているなと感じ、頑張っているSMAPにいい歌詞を書いてあげたいと応援の気持ちで歌詞を書いたそう。また、この楽曲をSMAPのライブで5万人が熱唱している光景を見て、「曲や歌詞が人に影響を与えられる」と初めて感じたという。そして、「20年以上前の曲が今も愛されているのはSMAPがずっと歌い続けてくれるから。これからもSMAPと一緒に楽曲も愛してほしい」と思いを伝えた。
2016年11月14日お笑い芸人・明石家さんまがMCを務める関西テレビ・フジテレビ系トーク番組『さんまのまんま』は、レギュラー放送最後のゲストに、さんまと旧知の仲である歌手・森昌子を迎える。関西テレビは24日(13:56~14:25)、フジテレビは25日(13:00~13:30)に放送される。昔からの知り合いとあって、さんまが「うるさいオバちゃんですね」と言うと、森が「オジちゃんにオバちゃんって言われたくない(笑)」と切り返す。さんまは今でも森のデビュー曲「せんせい」を口ずさんでしまうといい、「今でも僕らが歌えるってすごいですよ。森さんの曲は全部歌えます」と絶賛するが、森が「中学三年生」をリクエストすると、さんまの記憶があいまいなことが判明する。現在は独身の森は「さんまさんのような友達がいたら楽しいだろうな」「家に遊びに来てほしい」と誘うものの、さんまが手料理をおねだりすると、「料理は、さんまさんが作ってください!」と拒否。さんまは「家に行ったら友達だけじゃ終わりませんよ」と、森の自宅での出来事を妄想し始め、呆れられてしまう。また、長男でロックバンド・ONE OK ROCKのボーカルTAKAの話題にもなり、森は「なるべく芸能に行かないようにしていたのに、中学の終わりくらいに急に『歌いたい!』と言い出して…」と、当初は芸能界入りに反対していたことを告白。しかし、その後は「親だから言いにくいんですけど、歌も英語も上手いんです」と、自慢をし始める。この放送で、31年半続いてきたレギュラーが終了。以降は年数回ペースのスペシャル番組として放送されることになっており、10月7日(21:00~22:52)の特番では、ゲストに古舘伊知郎、吉田沙保里、土性沙羅、栄和人らを迎える。
2016年09月17日静岡県のリゾート施設「星野リゾート リゾナーレ熱海」は10月1日(土)~10月31日(月)の期間中、「くすくすの森ハロウィン」を開催します。「くすくすの森ハロウィン」は、リゾナーレ熱海に隣接する「森の空中基地くすくす」をフル活用したハロウィンイベント。樹齢300年のくすのきを拠点に、期間限定プロジェクトを多数展開します。キュートで本格的なハロウィンイベントに参加しましょう!イベントがおこなわれる「リゾナーレ熱海」とは?リゾナーレ熱海は、全国に高級リゾート施設を展開する「星野リゾート」のリゾートホテルです。山上にあり、熱海の市街と海を一望できる最高のロケーション。広々した部屋とビュッフェ、クライミングウォールやブックス&カフェ、キッズルームなどを備えた、星野リゾートの中ではファミリー向けのホテルです。隣接する「くすくすの森」は宿泊者専用の施設。森を丸ごと使い、アスレチックやさまざまなアクティビティで遊べます。今回のハロウィンイベントは、くすくすの森のシンボルである樹齢300年のくすのきを拠点に繰り広げられます。くすのきの上に、何と魔女の家が現れますよ!魔女の家を訪ねてみませんか?●多彩なイベント内容をチェック!子どもだけでなく大人も楽しめるのが「くすくすの森ハロウィン」。参加すればお菓子がもらえるイベントもあります。イベントごとに内容と開催日時をチェックしましょう。●魔女のクローゼット無料のレンタル衣装で魔女に変身しましょう!衣装がギッシリ詰まった魔女のクローゼットで、女の子はスカート・ポンチョ・メガネ、男の子はローブ・メガネなどを使って仮装を楽しめます。ホウキにまたがり、魔女気分で記念撮影。・期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)の毎日・時間:平日9:00~17:00、土日祝9:00~17:00・19:00~20:30・料金:無料●魔女のクラフト工房2本のバラとドライフラワー、木の実を使ったコサージュ作りにチャレンジ。使うバラは、色が変わる不思議なバラです。紫色や白色のバラに魔法の水をひと垂らしすれば、赤・緑・ピンク・青色に変わります。色を変える魔法を使ってみませんか。・期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)の毎日・時間:14:00~17:00(30分毎受付)・料金:1,500円/1作品●ハロウィンライトアップくすのき樹上に建てられた魔女の家に明かりがともり、暗い森に浮かび上がります。昼間とは違う雰囲気を楽しみましょう。かぼちゃやランタンもぼんやり光り、本物の魔女が出てきそうな雰囲気です。・期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)の土日・時間:19:00~20:30・料金:無料●魔女のナイトウォークラリークロスワードに挑戦して謎を解く、子ども向けのプログラムです。ミッションは「名前を忘れてしまった魔女に、名前を教えてあげること」。夜になると浮かび上がるヒントを集め、ミッションをクリアしてください。クリアした人には、魔女からお菓子のプレゼントがあるかも!?・期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)の土日・時間:19:00~20:30・料金:500円/1人●ハロウィンピクニック1日1組限定の特別なランチピクニックに出かけませんか。メニューは、きのこのソテーやりんごとおいものジャムなど好きな具材を組み合わせて作るオープンサンドウィッチ、サラダ、パンプキンスープ。ハロウィンらしいメニューでお腹いっぱいですよ。・期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)の平日・時間:12:15~13:30・料金:9,000円/1組2名、3名以上追加3,000円/1名●ツリーハウスティータイムホットコーヒーやホットココア、りんごジュースなどのドリンクに、大麦を炒って粉末にした“麦こがし”を使った熱海のお菓子「こがしリング」や「福こがし」でゆったりティータイム。ツリーハウスでのティータイムが、ハロウィン期間中は「魔女の家」でのティータイムに。木々をわたる秋の風がさわやかです。・期間:2016年9月1日(木)~11月30日(水)・時間:9:00~17:00(30分毎受付)・料金:2,500円/1組6名までどれも魅力的なプログラムがそろっていますね。くすくすの森だけでなく、館内でもハロウィンを楽しめるそうです。今年のハロウィンは「星野リゾート リゾナーレ熱海」で過ごしませんか?■イベント概要名称:「くすくすの森ハロウィン」開催期間:2016年10月1日(土)~10月31日(月)場所:星野リゾート リゾナーレ熱海住所:静岡県熱海市水口町2-13-1アクセス:JR「熱海駅」から無料送迎バスで約20分電話番号:0570‐073‐055公式サイト:
2016年08月14日東京・目黒の八雲茶寮で定期的に行われているサロン企画展において、4月11日から16日まで、GREEN FINGERS代表のプラントアーティスト川本諭による二人展「拈華(ねんげ)」が開催される。八雲茶寮は、シンプリシティ(SIMPLICITY)の代表を務める緒方慎一郎が、食、空間、器のすべてを手掛ける和食料理店。今回のサロン企画展「拈華」では、「八雲茶寮という『場』に草木花をどう設えるか」という緒方慎一郎の問いかけに対し、川本諭が伝統的な型にはまることなく独自の美意識で応えた作品の数々が展示される。なお、同展のタイトルでもある“拈華”は、花をひねるという意で、華は“草木花”の総称を指している。草木花を介して心から心へと伝えるものを感じてもらいたいという緒方慎一郎の思いから、以心伝心で法を体得する妙を示す禅語「拈華微笑」よりとって名付けられた。【イベント情報】「拈華(ねんげ)」会場:八雲茶寮住所:東京都目黒区八雲3-4-7会期:4月11日~16日時間:9:00~17:00※4月11日は、9:00~16:00まで一般公開。茶房・楳心果・昼懐石はお休みとし、全館見学可能。※4月12日~16日は、9:00~17:00まで見学可能。茶房・楳心果・昼懐石は通常通り営業。
2016年03月13日グリーン&雑貨ショップなどを展開するグリーン・フィンガーズ(Green Fingers)代表で、プラントアーティストの川本諭の初の大型エキシビジョン「川本諭展『HERE AND THERE』」が、11月19日から23日まで東京・原宿のラフォーレミュージアム原宿で開催される。ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)やビームス(BEAMS)、ギャップ(GAP)などの有名ブランドの空間演出などを手掛けてきた川本諭による初の大型エキシビジョンとなる同展。植物を主役に、インテリアのスタイリングやドローイングとともに展示されるインスタレーション空間で、世界中の様々なブランドやデザイナーとのコラボレーションにより培ってきた独自の世界観が表現される。また期間中は、11月18日発売予定の最新書籍『Deco Room with Plants -here and there』を記念して、グリーン・フィンガーズによるポップアップショップもオープン。人気商品や書籍などが販売される。【イベント情報】「川本諭展『HERE AND THERE』」会場:ラフォーレミュージアム原宿住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階会期:11月19日~23日入場無料
2015年09月26日俳優の松尾諭、女優の桜庭ななみ、樋口真嗣監督らが21日、都内で行われた映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前編8月1日、後編9月19日公開)のジャパンプレミアに出席した。舞台あいさつでは、高い所が苦手で長階段を降りてくる演出に気が気でなかったという樋口監督と、4,000人の観客を目の前に緊張する桜庭の間に並んだ松尾。「こんなたくさんの人の前で、しかも両サイドがすごい緊張してるんで、僕も緊張します」と緊張がうつってしまったようで、あいさつもやや早口気味に。続けて「この作品をやっとみなさんにお見せできるということで、武者震いをしております」と力強く語り、「みなさん期待もあれば不安もあると思うんですけれども…」と前置きしながら「安心してください。めちゃくちゃおもしろいです!」と発言。このコメントがお笑いタレント・とにかく明るい安村のギャグに似ていたことに気づいたようで、「『はいてます!』とかじゃないですよ」とフォローし、笑いを誘っていた。撮影時のエピソードを聞かれると、「衣装合わせの時に、監督から太ってほしいと言われたので、役作りのために10キロぐらい増やしました」と明かす。さらに、役の設定が20代前半だったことから、「僕今年で40歳なんですけど、こんなに若い人たちと同級生としてがれきの山を駆けずり回って、しかも話し方も若い感じにしなければならなかった」など苦労も多かったという。だが、結果として「長谷川(博己)君は僕よりちょっと年下(38歳)なんですけど、みんなが『長谷川さんが松尾さんより年下なんて信じられない』って言ってくれたんで、まあ、成功だったかな」と役作りと若返りがうまくいったことを喜んだ。この日は3人のほか、三浦春馬、水原希子、本郷奏多、長谷川博己、三浦貴大、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼が出席した。コミックの累計発行部数が5,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山創氏の監修のもと、樋口監督をはじめとした日本映画界、アニメ界、特撮界が誇る各分野最高峰のスタッフが集結して制作。巨人のいる世界とその世界にあらがう若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画版として新たなキャラクター、新たな強敵を盛り込んだストーリーを構築している。映画は、日本以外にも63の国と地域で上映されることが決定している。
2015年07月22日カメラと写真映像の情報イベント「CP+2015」が、今年もパシフィコ横浜で開催。マウスコンピューターのブースでは、写真家向けの高性能デスクトップPC「MDV For Photo」を展示していた。「MDV For Photo」は、"カメラには詳しいが、PCには詳しくない"ユーザー層に向けた製品で、写真家の可能性を広げる最適な構成を提供してくれるというもの。特徴としてはまず、高性能パーツによる処理速度の速さだ。搭載されているカードリーダーはUSB3.0に対応しており、転送速度は従来のUSB2.0に比べて最大10倍以上違うので取り込みにかかる時間が飛躍的に短縮される。スタンダードモデル「MDV-GZ7000S-DP」では、CPUにIntel Core i7-4790K (4.0GHz)、メモリにPC3-12800 32GBを採用しており、負荷のかかるRAW現像も短時間で処理することが可能だ。また、ストレージは高速SSDと大容量HDDを組み合わせることで、軽快な動作と日々蓄積されていく膨大な写真データの保存を両立させている。大容量HDDは本体前面にリムーバブルドライブとして搭載されているので、PCケースを開けずに簡単交換できるところもポイントだ。もうひとつ、写真家にとってもっとも悩むのがプリントにおける色再現だ。色再現のズレをなくしてしっかりとカラーマッチングできるよう、Adobe RGBキャリブレーションに対応したEIZO製24.1型ディスプレイ「EIZO CX241-CNX」、広色域印刷に対応したキヤノン製プリンタ「PIXUS PRO-10」とのセットプランも用意されている。ブースでは「MDV-GZ7000S-DP」が展示されており、約3年前の旧型PCと比較して操作を体験することができる。
2015年02月13日●建築家としての板坂氏が考える「残るデザイン」とは?UX(ユーザーエクスペリエンス)やUI(ユーザーインタフェース)のデザインやソフトウェアの企画・開発などを事業とするZEPPELIN(ツェッペリン)は、毎回迎えるゲストの専門分野やデザイン/UXとの関わりなどを、同社代表の鳥越康平氏と語るトークセッション「ZEP NIGHT」を不定期で開催している。ここでは、去る1月30日に開催された、建築家・プロダクトデザイナー板坂諭氏(the design labo代表取締役)をゲストに迎え、「残るデザイン」をテーマに語った「ZEP NIGHT vol.4」の模様をレポートする。○「魂に響く体験」をデザインする「ZEP NIGHT vol.4」は、ZEPPELIN代表取締役社長・鳥越康平氏の挨拶で幕を開けた。同社は、NTTドコモの「しゃべってコンシェル」をはじめとする、数々の美しいUIやUXのデザインを世に送り出してきた企業だ。冒頭に鳥越氏は「便利さや豊かさは確かに重要」だとしながらも、「われわれZEPPELINのテーマは、"美しさ"を追い求めること」と説明。高速道路を例に「日本中を張り巡らせている高速道路は確かに早くて便利だが、今後もわれわれはそんな豊かさや便利さを追い求めていくのか。それでわれわれの今後の幸せは来るのか」といった疑問を投げかけた上で、「"美しさ"を追求することで世界を変えたい」と強調した。同社が考える"美しさ"とは、見た目がキレイというものではなく、「魂に響く体験をデザインする」ことだという。一般道を走っているときに鳥越氏が出くわした、見渡す限りに広がる美しい小麦畑の写真をスクリーンに映し出し、小麦が風に揺れるシーンに感動した様子を伝え、「まさに魂に響く体験だった」と振り返りながら、「こんな体験をデザインしていきたい」と同社の方向性を伝えた。○「建築」も「UX/UI」もデザインの考え方は共通続いて、今回のゲストである板坂諭氏と鳥越氏との対話形式によるトークセッションへと移行した。板坂氏は、サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)のパーマネントコレクションとして収蔵されている、核兵器撤廃を願うメッセージの込められたランプ「Mushroom Lamp(マッシュルームランプ)」を手がけるなど、建築や家具などを題材としてそのものに込めたメッセージをもとに生まれる二次的なコミュニケーションをデザインすることを得意とする建築家であり、プロダクトデザイナーだ。最初に鳥越氏は、今回の「ZEP NIGHT」に板坂氏をゲストとして招いた理由として「"建築"と"UX/UI"は全く異なるものであると思われがちだが、"デザイン"という軸で考えれば、手法や技術の違いはあれどデザインの考え方においては共通項が多い」と説明し、「建築家の方と話をするとデザインの勉強になるし、とても参考になる」と語った。●"千年残る建築"とは?○建築家として板坂氏が考える「残るデザイン」続いて、板坂氏がこれまでに手がけてきた仕事などを簡単に紹介したのち、今回のトークセッションのテーマである「残るデザイン」についての話となった。同氏は「聖路加には古くて良い住宅が残っているが、先日お気に入りの古民家が解体されてしまった。材料もぜいたくだが、銀座から徒歩圏内にそんな住宅が残っていることがとてもぜいたくだ」としながらも、建築知識が浸透していない人たちによってそれが壊されてしまうことに衝撃を受け、「できればリノベーションして、海外のゲストを迎えたりしたかった」と惜しんだ。小学生の頃から建築に興味を抱いていたという板坂氏が「残るデザイン」に興味を抱いたのは、スペインの"サグラダファミリア教会"が、専任建築家であるアントニ・ガウディが死去して100年経つにも関わらず、なお建築が続いていることをテレビ番組で観たことがきっかけだという。その時に「残ること」の大切さを感じるとともに「建築ならそれを実現できる」と感じたという。続いて、「進化」と「残る」とではどちらが大切かというテーマでは、「コレクションは残るものとして好きだが、進化して残る方が好き」だとし、「建築は進化するもので、完成したら終わりというものではなく、夏は鉄が延びるし冬はガラスが割れたりするように、建築も"新陳代謝"させていくことが必要だ」と述べた。また、これまで手がけてきたプロダクトに関しては、「使ってくれる人とコミュニケーションをするために作っている」とし、それぞれの作品にメッセージが込められていることを明かした。鳥越氏は板坂氏が手がけた「マッシュルームランプ」について、「この作品が作られたのは震災前であり、民衆の意識の中に原発というものが今ほどなかった時期でありながらも、板坂さんはそこに意識を向けた」と説明。さらに、「ブランドは、精神が込められているとその価値があがる」と述べ、「デザインには精神を注入するのが重要で、形状や生産性ばかりを主目的にすると間違った方向に進んでしまう。建築であろうと机であろうと椅子であろうと"精神を注入する"ことが必要だ」と強調した。ここで言う「精神」とは、具体的には「おもてなし」を指しているとし、「使う人の気持ちになって考えることであり、UI/UXはまさにそれかもしれません」と語った。○百年残る建築は「ザハ」、千年残るのは「伊勢神宮」続いて、一般参加者からの質問コーナーにシフトした。「"千年残る建築"と"百年残る建築"の違いは何か?」という質問に対し板坂氏は「私が思う美しいデザインとは"自然"と"思いやり"のふたつ」だと前置きした上で、"百年残る建築"は「人間が頑張ってまねた自然のデザインで建築で言えば"ザハ・ハディド"」と回答した。一方の"千年残る建築"については「神様に対する思いが形となった"伊勢神宮"」とし、「ザハの建築は千年は残らないと思う」と述べた。ふたつ目の質問として「"進化"と"残る"はどちらが幸せか?」を取り上げ、「"進化"に興味がある」と即答。「"進化"も残っているから進化するのであって"残る"に含まれるが、どちらかを選ぶのなら"進化"です。人の体も変わっているのは進化が影響しているし、進化しつつ残るほうに興味があります」と答えた。ただし、これは建築における考えで、プロダクトに関しては「残る」ほうに重きを置いているという。また、「気になっている建築スポット」についての質問には、「建築家のフランク・ゲーリーが作ったフランスの新しい美術館」だという。ここはルイ・ヴィトンファウンデーションがコレクションしているアイテムが展示される美術館とのことだが、板坂氏が惹かれた理由として挙げたのが、「パッと見て理解できない」、「図面化できない」、「見る角度で全然違う」、「色んな線が重なって絵にできない」ことだという。航空機の設計技術やCADが建築にも取り入れられたことで線が自由になったとし、これを活用してるのがフランク・ゲーリーだという。さらに、「自分から手をあげても作ってみたいもの」については「多くの建築家が終着点と目指している"美術館"」と回答するなど、いくつかの質問に対し建築家ならではの視点で答え、トークセッションの幕を閉じた。なお、板坂氏は1978年生まれ。大学卒業後、設計事務所にて建築の作り方を徹底的に学ぶ。2010年にデザインユニット「h220430」を立ち上げ、社会へのメッセージを込めたデザイン活動を開始し、2012年に「the design labo(ザ デザインラボ)」を設立。2011年に中国メディア主催のMedia Awardで「Annual Original Products Design Award」、2012年に「Mushroom Lamp」が米国サンフランシスコMOMAのパーマネントコレクションとして収蔵。2013年にはイタリアの「A’Design Award」において「Baby,Kids and Children’s Products Design Category銀賞」を受賞するなど、日本のみならず海外でも高い評価を獲得。2014年には、4月に開催されたミラノサローネでは新作プロダクト「Balloon Chair」を出展したほか、同年8月にはこれまで手掛けてきたプロダクトデザインの作品集「New Made In Japan The works of h220430」を出版するなど、海外を中心に幅広く活動している。
2015年02月02日【相談者:20代女性】高学歴な男性と付き合いたいのですが、どうしたらいいでしょうか?●A. 高学歴男子の欠点を受け入れられるかどうか。こんにちは。彼氏つくり専門家の菊乃です。高学歴と言っても、どの辺から高学歴なのかわかりかねるため、『東京大学』卒で会社員から弁護士になったKさんにインタビューを申し出ました。Kさんにお願いしようと思ったのにはもう1つ理由があって、イケメンなのです。多忙なKさんですが、お仕事の都合上、プロフィールを出さないことを条件に、下世話な好奇心に快く応じて取材をOKしてくれました。高学歴な人に共通するのは、生活の全てを勉強に費やした数年間があるということ。その数年間が、良くも悪くも人格形成に影響を及ぼしています。Kさんの周りの高学歴男性は大きく3つに分類されるそうです。●(1)努力型のこじらせ男「オレが勉強していたときに遊んでいたヤツは許せない」と考えるタイプだ。友達とカラオケに行って遊んだとか、そんな楽しんだ思い出がないことがコンプレックスになっている。それと引き換えに、努力して高学歴を手に入れたのだからそれでいいような気もするのだが、学歴以外に価値がないと思い込んでいて、けっこう自己評価が低いのだ。だから、学歴、経歴、会社名で寄ってくる女性が大嫌い。「頭いいね」「すごい大学出ているね」「仕事できるね」と褒めても逆効果だ。彼らは学歴以外のところを見て欲しいと思っている。そうなると、褒めるところは性格かルックス。「メガネとったらかっこいいね」など、褒められたことがない意外なところを褒められると喜びやすい。自信がなくて卑屈なゆえ、女性への憧れが無駄に強く、「そんな女は三次元にいないよ」と思うほど、理想が高いこともしばしば。有効アプローチ:「目がきれいだね」などと褒める。●(2)会社員になれない社会不適合者「KY」が褒め言葉のような、下々のものから見たら“やや変わった人”。安定した一部上場企業に勤めることが幸せと思えないタイプだ。協調性が欠落し、就職活動がスマートにできない。Kさんのように独立するか、就職したとしても自由な社風の会社に就職することが多い。“勉強しかしてこなかった人”に見られたくないと思う男性も多く、合コンなどの集団行動もこなすのだが、みんなでワイワイするのは本質的に好きではない。群れずに、自分の世界がある自分と似たような女性に惹かれる。Kさんも自称このタイプだそう。Kさんの彼女を聞いてびっくり。私も知っているちょっとした有名人でした。可愛い方ですが、その人しかできない仕事をしていて、根はかなりのストイックな方だと思う。周りからどう思われようが、流されずに夢中になれる世界を持っている女性ならば、このタイプの高学歴男性と釣り合うかも知れない(そんな自分を持っている女性は高学歴男子と付き合いたいと思わないのだろう)。だが、それ以外の周りと自分を見比べがちな女性にとって、こういう男性はしんどいだけだろう。●(3)素直で可哀相な貢ぐ男Kさんの大学時代の友人は、「彼女ができた」と言うのだが、付き合っている期間、高級ブランドをいくつかねだられたにも関わらず、手をつないだだけだったらしい。しかも、彼が友達を紹介したら、彼女は友達と浮気。その後も、学習することなく似たような可愛い外見で腹黒い女性とばかり付き合って、貢ぎ続けているのだという。私も思い当たる人が何人かいる。「海外駐在時代に、現地の女性にマンション買っちゃったことあるよ。よくある話じゃないの?」「元妻は金使いが荒くて、僕が出張の間にカードでブランド物買ってるんだよ」とケロっとした顔で話す男性は、高学歴なのだろうけれど騙されやすい自覚がない。教育熱心な家庭で育ち、進学校から一流大学に進学するため、世間知らずの箱入り息子だ。毎回、同じような女性と付き合う(引っかかる)ので、女性はそんなものだと思っているのかもしれない。女を見る目を養うことに頭脳を使えない残念な男なのだ。彼らが引っかかる女性は、キレイというよりはカワイらしくて癒し系っぽい外見の超肉食系女性。有効アプローチ:ボディタッチ、上目遣いなどの浅い小手先テクニックが通用する。ーーーーーーーーーーKさんより重みのある言葉をもらった。「人間の能力の総量は同じなので、高学歴男子は何かが欠けてますよ」高学歴男性は高収入であることも多いのでそこはメリットだが、卑屈だったり、協調性が欠けていたり、騙されやすかったりというデメリットもある。無いものねだりで高学歴男子に憧れを持つならば、自分の持つ長所を理解する釣り合う男性と付き合うほうが楽だろう。(ライタープロフィール)菊乃(彼氏づくり専門家)/28歳まで女らしいことを全くせず、手抜きを個性と勘違いしていたが、「このままだと一生独りかも」と気が付き、女磨きをスタート。その過程をブログで公開したところ、具体的で面白いと人気になり本を出版する。2011年に独立し、セミナー講師、執筆活動を行う。セミナーの受講人数はこれまで約400名。卒業生は初めて彼氏ができた方も多い。著書に『7日間でとびきり愛される方法』(かんき出版)など。
2014年11月18日東京国立近代美術館は、現代美術家・高松次郎の回顧展「高松次郎ミステリーズ」を開催する。期間は12月2日から3月1日まで。高松の作品は時期によって素材や表現方法が大きく変わり、彼の作風や意図をわかりにくいものとしていた。そこで、今回は3人のキュレーターが初期、中期、後期の作品をそれぞれ担当。美術誌などに残された言葉を引用しながら、高松という人物像とその作品をわかりやすく紐解いている。会場ではオブジェや彫刻、絵画など、約50点に及ぶ作品を展示。その他、約150点のドローイングが公開される。その中には、高松を代表する「影」シリーズの他、木や鉄を用いた立体シリーズ「単体」「複合体」なども収録。絵画へと傾倒していた晩年に発表された「異食材」シリーズも一挙公開される。会場構成はトラフ建築設計事務所が担当。「影」シリーズの仕組みを体験できる「影ラボ」や、高松の脳内世界を一望にできる「ステージ」など、様々な仕掛けを用意した。グラフィックデザイナーの菊地敦己が担当した、オリジナルタイトルロゴにも注目したい。開催期間中には12月7日を皮切りに、各キュレーターによるリレートークが全3回にわたって開催される。また、6日には、ゲストに美術評論家の高島直之などを招いての講演会「高松次郎を知る人々」を開催。12月20日にはトラフ建築設計事務所の鈴野浩一などによる座談会「展覧会をつくる」も催される。2月20日には高松の誕生日を記念したミステリーイベントも開催予定だ。【イベント情報】高松次郎ミステリーズ会場:東京国立近代美術館1階企画展ギャラリー住所:東京都千代田区北の丸公園3-1会期:12月2日から3月1日時間:10:00から17:00(金曜日は20:00まで)休館日:月曜日(1月12日は開館)、12月28日から1月1日、1月13日入場料:一般900円大学生500円
2014年11月16日ディズニー/ピクサーの最新作『メリダとおそろしの森』が21日(土) から日本公開される前に、本作のモニター試写会が行われ、実際に作品を観賞した観客の声が寄せられた。その他の写真本作は、弓と乗馬が好きなおてんばな王女メリダが、太古から続く森の魔法を目覚めさせてしまい、森の魔法によってクマに姿を変えられてしまった母親エリノアを救うため、仲間の力を借りながら森の魔法を解いていこうとする姿を描く。モニター試写会は、本作の2D字幕版を上映し、上映後に観客からアンケート用紙を回収する方法で実施。本作は、ピクサー史上初の女性の主人公で、母娘のドラマが描かれるなど、これまでのピクサー作品にはなかった要素の多い作品だが、参加者の88.1%が「作品の内容に感動した」と回答。「ストーリーとビジュアルのマッチングは歴代ピクサー映画で一番かも」「最初は自由を求める若いメリダに共感できるが、後半から親の子を見守るエリノア目線になる。見事なストーリーテリングに脱帽した」「ハラハラさせておいて最後でしっかり泣かせる」などの声も寄せられた。これまでも、玩具やロボット、妻子持ちの中年男、妻に先立たれた老人など、これまでアニメーション映画が主人公にしてこなかったキャラクターを物語の中心に据え、観客の共感と感動を呼び起こしてきたピクサー作品だけあり、本作のアンケート調査でも年齢・性別などで評価に“死角”がまったく見当たらないのが大きな特徴だ。中でも母エリノアの心情描写は、子どもと一緒に映画を観賞した親世代の観客のハートを直撃したようで「親は子供のためにどんなことでも力になって助けてくれるということを、子供に分かってもらえるような映画」「子が親を、親が子を理解するのに最適な作品」「映画を観て、子どものことを改めて考えたし、同時に母に電話したくもなった」などの声が集まった。ちなみに当日は、短編の『月と少年』のみが併映として上映されたが、こちらも圧倒的な評価を集めており、『メリダ…』だけでなく、同時上映される2本の短編も公開後に口コミで人気を集めることになりそうだ。『メリダとおそろしの森』※同時上映『ニセものバズがやって来た』『月と少年』7月21日(土) 2D/3Dロードショー
2012年07月20日来る5月17日は「高血圧の日」。世界の高血圧専門家で結成された高血圧を乗り切るためのキャンペーン「 Power Over Pressure(パワー・オーバー・プレッシャー)」のチームは、約4500人の高血圧患者の実態調査を行った。啓蒙活動の一環として行われた同調査は、調査会社ハリス・インタラクティブによるもの。日本を含む世界8カ国の高血圧と治療抵抗性高血圧患者が対象だ。その結果によると、日本の治療抵抗性高血圧の患者の92%が健康への悪影響を懸念しており、高血圧が精神的な負担となっていると答えた患者が86%に達した。また、85%が高血圧が気分に悪影響を、79%が仕事や作業能力に悪影響を及ぼすと感じていることが判明。高血圧により、脳卒中が引き起こされることを懸念している人は50%、死期が早まるのではないかと心配している人も38%いた。日本高血圧学会理事長の島田和幸氏(小山市民病院院長)は、「日本でも、血圧コントロールができないストレスが、患者の日常生活全般に深刻な影響を及ぼしていることがわかった」とコメント。また、治療方針に従って高血圧に立ち向かうべく努力していても改善が見られない治療抵抗性高血圧の患者の声に耳をもっと傾け、専門の医師が、各個人に適したよりきめ細やかな治療方針を決めていくことが患者のQOL向上のために必要とされていると述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月24日今夏に公開されるディズニー/ピクサーの最新作『メリダとおそろしの森』の最新予告編がこのほど公開された。『メリダとおそろしの森』予告編『メリダとおそろしの森』は、自由を求めるあまり、王家の伝統をうとましく思っている赤毛の王女メリダが、太古から続く森の呪いを目覚めさせてしまったことを機に、王国にかけられた呪いを解くために壮大な冒険を繰り広げるアドベンチャー大作。このほど公開された予告編でまず登場するのは、物語の主要な舞台となる“森”だ。ナレーションでは「森と人間たちは共存してきた」と語られるも、王女メリダが“人間は森の魔法を使ってはならない”という掟をやぶったことで、両者の共存関係に大きな問題が生じる。予告編は、森で青く光る鬼火に誘われて掟をやぶってしまうメリダと、そのことによって大混乱に陥る王国の人々、そして国を守るために過酷な試練に立ち向かい、森の謎を解き明かそうとするメリダの姿が描かれる。美しくもおそろしい森には一体、どんな秘密が隠されているのか? 予告編にはメリダの冒険と試練を想像させるカットが多く盛り込まれており、数分間の映像ながら、繰り返し何度も観たくなる内容に仕上がっている。『メリダとおそろしの森』※同時上映『ニセものバズがやって来た』7月21日(土) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2012年03月05日長野県軽井沢を拠点に森や野鳥といった自然の道先案内人をしてくれるピッキオ。冬から春にかけては、クロスカントリーやスノーシュー(西洋かんじき)で森を散策する『雪の森ハイキング』ツアーを開催している。徒歩では困難な雪の上も、クロスカントリースキーやスノーシューを使えば泳ぐようにスイスイ進める。普段は行けないような場所まで、森のことを熟知したガイドが案内してくれるので、きっと野生の生き物たちとの思いがけない出会いが待っているはず。例えば冬になると遥かシベリアからやってくるという渡り鳥。森の奥に佇む樹齢何百年という巨大なトチノキ。雪の上に残されたかわいらしいウサギの足跡。キツネの足跡を見かけることもあるらしい。『雪の森ハイキング』は小学生から参加可能なので、親子で自然に触れてみたい人には絶好の機会だ。ピッキオでは「森本来の姿を未来の森に」という理念の下、自然の不思議を解き明かすさまざまなエコツアーを行っている。日々の喧騒を離れ、冷たく澄んだ空気の中で冬の自然を満喫しよう。お問い合わせ:ピッキオ 公式サイト ~動物の足跡を追って白銀の世界へ~ 雪原ピクニック開催日:12月23日(金・祝)~2012年3月15日(木)時間:13:00~16:00 小学生~大人(小学生は保護者同伴)料金:\7,000(スキーまたはスノーシューレンタル代込)
2011年12月28日村上春樹の大ベストセラーを映画化した『ノルウェイの森』の主題歌に、タイトルの由来にもなっているザ・ビートルズの「ノルウェーの森」の原盤が使用されることが決まった。世界配給の日本映画で、ビートルズの原盤が主題歌として提供されるのは初めてのこととなる。1987年に刊行されて以来、日本のみならず世界中で出版されている村上さんの代表作を映画化した本作。原作では、学生運動が盛り上がりを見せていた時代、主人公であるワタナベと彼の死んだ親友の恋人であった直子、同じ大学に通う緑らを中心に、若者たちの喪失や再生、青春の苦悩が綴られる。デビュー作『青いパパイヤの香り』以来、常に質の高い作品を送り出しているトラン・アン・ユン監督の下、松山ケンイチ、菊地凛子、玉山鉄二といった俳優陣で映画化されることが2008年に発表され、注目を集めてきた。原作の「ノルウェイの森」というタイトルは、ザ・ビートルズが1965年に発表した名盤「ラバー・ソウル」に収められている「ノルウェーの森」に由来しており、劇中でも登場人物が同曲を弾き語りで演奏するなど、作品の中で重要な役割を果たしている。一見、同曲を主題歌で使用することは当然のことのように思えるが、さにあらず。ビートルズの楽曲の原盤をこうした形で使用するのは容易ではなく、撮影前の段階から交渉は難航。本作の小川真司プロデューサーは、一時、原盤ではなく「ノルウェーの森」のカヴァー曲を主題歌にすることも検討したというが、同曲を仮あてした編集を見て、やはり原盤以外にありえないと思い直し、1年以上の交渉を経てようやく使用許諾を得たとのこと。ビートルズのカヴァー曲が映画に使用されることは多々あるが、彼らの演奏による原盤の使用許可が出るのは非常に稀なことで、日本での窓口であるEMI MUSIC JAPANのシニアプロデューサーである藤村美智子さんも「1999年にザ・ビートルズの制作担当になって以来、様々なビートルズ楽曲使用に関するオファーをいただきましたが、実現したことも、実現に近づいたことさえもなかったので今回の主題歌使用に許諾が出たことは、正直大変驚きました」と驚きを隠さない。さらに藤村さんは「交渉を始めた時点で、(本国)EMI-UKの担当者は既に原作を読んでいたようで、“『ノルウェイの森』は素晴らしい作品だ”とコメントしていたので、村上春樹さん、そして彼の小説の素晴らしさがイギリスでも知られているのだと思ったのを記憶しています。楽曲使用の許諾にもきっと大きな影響があったのではないでしょうか?」とも語っている。トラン・アン・ユン監督は「原作における『ノルウェーの森』という曲の重要性から、原盤を起用するのは必然的な事でした。映画をご覧になった観客が、たったいま体験したドラマの余韻に浸るための空間作りが出来るように、特定の場所にこの曲を使用しました」とファンの期待をあおる。小川プロデューサーも「まだ村上さんから映画の許諾をいただく前、一番最初にトラン監督にメールを送ったときに、原作映画化の許諾と同じぐらいビートルズの原盤を使うのは難しいよ、と書いたのを覚えています。自分の中ではそれぐらい、この曲と原作が分かちがたい印象を持っていたので実現できてよかったと思っています。原作では冒頭でビートルズの曲が流れ、主人公のワタナベはそれまでの出来事の全てをふり返り、時の流れを思い起こします。映画で生のビートルズのメロディを聞くと、原作の大人になったワタナベのかき乱されるような感情を実感できると思います」と監督同様、自信をうかがわせるコメント。果たしてどのシーンでどのように使用されているのか――?そのシーンがもたらすのは寂寥感か?青春の苦味か?それとも…。映画『ノルウェイの森』は12月11日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ノルウェイの森 2010年12月11日より全国東宝系にて公開© 2010「ノルウェイの森」村上春樹/アスミック・エース、フジテレビジョン■関連記事:高良健吾初のフォトブックが発売撮影現場&箱根プライベート旅行の様子も!あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!2010年、最も活躍する俳優は?『かいじゅうたちのいるところ』Tシャツを3名様プレゼント“堕天使”ジョシュ・ハートネットが語る『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』
2010年07月14日