Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年4月スタートのテレビドラマ『インビジブル』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。期待のない関係なら失望もない。いかに利用するかの駆け引きがあるだけだ。だが、互いに期待と信頼が生じ始めた時に、皮肉なことに相手の粗(あら)も見え始める。距離が縮まれば、見たくないものも目に入る。誤魔化しているところもわかる。そこが『知人以上』の最初の一線である。そこから引くか、踏み出すか。裏社会で恐れられている犯罪コーディネーターが、警察相手に協力者として指名したのは、数年前に目の前で後輩を殺されて以来、荒れた捜査を続けている無骨な刑事だった。そんな異色のバディが数々の事件に立ち向かう『インビジブル』(TBS系金曜日22時)、いよいよ中盤折り返しの5話目である。物語が始まった時から、ずっと微かな違和感があった。犯罪者たちから恐れられ、『インビジブル』と呼ばれている犯罪コーディネーターのキリコ(柴咲コウ)は確かにクレバーで、人をくったようなところがあり(志村をからかう「キレッキレじゃん」の表情の魅力的なこと)、犯罪の知識にも通じているけれども、どうも倫理観が真っ当なのである。それもまたキリコという人物の魅力に違いないのだが、本当に彼女がインビジブルなのか、あるいは彼女一人だけがインビジブルなのかは、おそらくこのドラマを楽しんでいる多くの人たちの頭の片隅に、ドラマの当初からあった疑問ではないかと思う。前回のラストで、主人公の刑事・志村貴文(高橋一生)の後輩・安野(平埜生成)が殺害された事件は、インビジブルの指示した犯罪であることが判明する。激高する志村相手に何も答えず、キリコは直後に姿を消してしまう。3年前の殺人の情報、キリコの見えない思惑、複雑な感情を抱えたまま志村はキリコを探す。その過程で志村はハッカーのラビアンローズ、通称ローズ(DAIGO)に、半ば無理矢理協力を求めるのだが、このローズのキャラクターが鮮烈でとてもいい。初回、第3話とハッカーとして少し登場していたローズだが、回を追うごとに『キャラ立ち』していくのが分かる。ジェンダーレスで派手で一見軽薄だけれども、知的好奇心に溢れている。志村が連れてきた警察の鑑識の近松(谷恭輔)に興味津々で絡みたがるが、ハッキングを始めれば知識と能力をフル稼働して仕事に没頭する。キャラクターの癖は強いが下品にならないのは、演じているDAIGO本人の持つ清潔感ゆえだと思う。この先の後半も繰り返し見たいキャラクターである。また今作では、志村を監視するキャリア監察官・猿渡紳一郎を演じる桐谷健太もまた、助演としてニュアンスのある演技を見せている。auのCMで、浦島太郎を元にした『浦ちゃん』での印象が強く、明朗な好青年のイメージで語られがちな桐谷だが、NHK連続テレビ小説『まんぷく』では敵か味方か判然としない胡散臭い男・世良勝夫を演じた。宮藤官九郎脚本の『俺の家の話』(2021年TBS系)では芸養子として主人公の家に引き取られて屈折した心情を押し殺して暮らしている青年・観山寿限無をと、内面を表に見せない複雑な役を作品のトーンに合わせて演じ分けている。今作の猿渡も真意はなかなか表に出さないが、常に志村に厳しくあたる言葉と裏腹に、無茶な捜査に走りがちな志村を案じている様子が垣間見える。その真意は志村に通じているやらいないやら、毎回絶妙なさじ加減なのが見ていて興味深い。奔走の果てに志村はキリコを見つけ合流する。そこで志村はキリコが桐島と名乗る誰かを追っていること、その為にインビジブルを装って警察に近づいたということを見抜く。そして今回の最後、二人の前に桐島つまり本来のインビジブルが現れる。本来のインビジブルであるキリヒトを演じるのは永山絢斗。登場のときから有無をいわせぬ暴力の気配をまとっているのはさすがである。更に、キリコとキリヒトが姉弟であることも明かされて5話目は終わる。ともにインビジブルを名乗る姉と弟の関係は、必ずしも良好ではなさそうである。ここまでにキリコは、志村相手に何かもの言いたげにしつつも自分の意図を語ることはなかったし、この回でも一度言いよどんで結局告げずにいる。それは弟のことまで告げてしまえば、志村を後戻りできない大きな危険に引き込むというためらいではなかったか。その一線を目の前に、志村は立ちすくむのか、踏み込むのか。物語は加速する。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年05月17日俳優の高橋一生が16日、都内で行われた「“完璧な新キリンチューハイ”お披露目発表会」に登壇。「完璧」をテーマにしたトークになると、高橋は「全く自分は完璧だと思わない」と、コミュニケーションにおける悩みを打ち明けた。同商品は、4月26日に商品名やパッケージを公表しない「ミステリー缶」として配布する「完璧な新キリンチューハイ100万本体験」をスタート。そしてきょう16日に、その正体を「キリン 氷結」であることを発表した。司会から「完璧」と振られた高橋は「完璧ではない」と恐縮。「目が無表情だと思われて、何を考えているのかわからないと思われると言われる事が多い」と悩みを打ち明け、「僕自身は心から笑っているんですけど、目が笑ってないと言われる」と嘆いていた。そこで、「そのミステリアスさに女性は引かれているんじゃないか」と聞かれると、「常に動揺しながら女性と対話してますけどね(笑)」と意外な本音を明かした。
2022年05月16日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年4月スタートのテレビドラマ『インビジブル』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。互いに大人同士であるならば、別に心の底から信用しているわけでもないけれど、ふと目の前の人の言動に小さな嘘を見つけたときに、背中がひやりとするような、なんとも言えない感覚がある。おそらく(自分も含め)大多数の人間は、自身で思うよりも、嘘というものに強い耐性がないのだと思う。過去に目の前で相棒だった後輩を殺されて、人生が変わってしまった刑事・志村貴文(高橋一生)の前に突然現れたのは、裏社会で犯罪のコーディネートを請け負う『インビジブル』と呼ばれる女・キリコ(柴咲コウ)だった。女は犯罪の情報と引き換えに、様々な事件解決のための実働役を引き受けるよう刑事に取引を持ちかける。そんな異色のバディを描くインビジブル(TBS系金曜22時)。4話では、いよいよ志村の過去の事件と現在のキリコの思惑が交錯する。今回、志村の後輩・安野(平埜生成)を殺した犯人と同じ特殊なナイフを持つ通り魔が現れ、同時期に窃盗団による名画の盗難が相次ぐ。無関係に見える二つの事件は繋がっていると教えられ、志村はキリコに連れられて闇オークションの会場に赴く。セレブリティに全く無縁な無骨者の志村が、キリコ相手に高価なタキシードをまとい、ぎこちなくマナーに悪戦苦闘する様子はロマンチックに、そしてユーモアに溢れていた。警察の作戦開始までの時間稼ぎの為に50億円を超えるオークションにおろおろしながら入札しつづける志村を、最後にキリコは「はい、おしまい。よく、できました」と囁いて制止する。志村の目をのぞき込みながらねぎらう艶のある声に、画面越しにでもぞくっとした。善悪の境界線を越えて、ごく自然に他者を『褒める』立場の人間であり、褒めるその行為一つで、相手に報われたような幸福感をもたらすことができると知らしめる。それがカリスマというものの一つの発現であるなら、柴咲コウという独特の神秘性をまとった俳優の、真骨頂のシーンだと思った。更に毎回工夫を凝らしてある、銃を持たない刑事・志村のバックヤードのアクションも、今回もまたジャケットプレイあり、皿投げありで楽しく見応えがある。この高揚感は、往年のジャッキー・チェンに代表される香港アクション映画の面白さだと思う。おそらく物語のトーンが暗くなるであろう後半でも是非継続して見てみたい。だが、絵画の盗難事件も無事終結、本来の目的の相手は逃したもののキリコと志村の信頼は更に深まったように見え、今回は楽しかったなと思っていた矢先、ラストの3分でストーリーは一気に暗転する。3年前、志村の後輩を殺害したと見られる通り魔殺人の容疑者が取り調べに応じ始め、3年前の殺人の依頼者がインビジブル、つまりキリコであると自供するのである。説明しろと、不信に揺れながら声を押し殺す志村と、ただ黙って見つめ返すキリコの場面で今回は終わる。信頼が揺らぎ、崩れようとする瞬間にこそ、これは信頼だったのだと改めて気づく。特殊なナイフを使う通り魔、キリコが手にした米国の犯罪者のリスト、記者である安野の妹の東子(大野いと)が撮影して手元に持つキリコの写真。キリコという人物の善悪自体とともに、果たして彼女は『本当に』インビジブルであるのか、そうだとして単独の存在であるのか、謎は広がっていくばかりだ。点と点を繋いでいる粗い編み目のようなそれは、果たしてこの先、志村貴文を絡め取る罠に変わるのか、あるいは落下をすくいとるセーフティーネットたりうるのか、まだ見えてこない。その編み目を満たすものが、信頼なのか利害なのかも。その答えは、これからである。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年05月10日高橋一生主演の「インビジブル」第4話が5月6日放送。タキシード姿で犯人たちと戦う志村を演じる高橋さんの演技に「魅力が尽きない」などの声が上がる一方、キリコに対して“偽者”のインビジブルなのではと疑う視聴者からの声も多数SNSに寄せられている。3年前に同僚を殺した通り魔を追う刑事・志村の前に、都市伝説と言われていた犯罪コーディネーター“インビジブル”キリコが現れ、事件の情報を教えると取引を持ちかけてくる。警察はインビジブルを“匿って”利用しようとするが…という前代未聞犯罪エンターテインメントとなる本作。志村貴文に高橋さん。“インビジブル”キリコに柴咲コウ。監察官の猿渡紳一郎に桐谷健太。キリコの助手・マー君に板垣李光人。捜査一課の刑事・磯ヶ谷潔に有岡大貴(Hey!Say!JUMP)。捜査一課課長の犬飼彰吾に原田泰造。塚地敬一に酒向芳といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。捜査三課長の大貫(松下由樹)が一課に捜査協力を求めてくる。猿の格好をした3人組による連続絵画盗難事件の解決にキリコの力を借りたいという。桐子は窃盗団モンキーズが犯人だといい、彼らの次のターゲットが「ナンバーX」なる絵画だと告げる。しかもキリコはその「ナンバーX」を入手していた。警察はナンバーXを使ってモンキーズをおびき出そうとするも、絵画はモンキーズに奪われてしまう。しかしキリコはナンバーXに発信機を取り付けており、志村はキリコとともにナンバーXの取引が行われる闇オークション会場に潜入する…というのが4話のストーリー。キリコが見立てたタキシードに身を包みオークション会場に潜入。現れたモンキーズと激しいアクションを繰り広げる志村…そんな志村を演じる高橋さんの演技に「アクションシーンもかなりハードだし、彼はいくつも引き出しを持ってて、魅力が尽きない」「鬼気迫る演技も怒りを内に抑えた演技も穏やかな表情の演技も、、全部惹かれる」などの反応が集まる。また黒髪のカツラで変装したキリコにも「ドレスアップして黒髪の柴咲コウめちゃくちゃ綺麗だった…」「金髪ベリショと黒髪パッツンどっちも似合うの無敵すぎる」といった声が。一方、若い女性が被害者になった通り魔事件が発生、使われた凶器が3年前の事件のものと一致する。一課は犯人と思われる男を確保、自ら取り調べようとする志村に対し、猿渡は自分が取り調べると告げる。その後犯人は3年前の事件についても自供するのだが、犯人は「インビジブルに頼まれ」事件を起こしたと証言する…という展開に。このラストに「やっぱりキリコはインビジブルじゃないパターンきた??」「インビジブル」って、本当はキリコのことじゃないんじゃない?」「キリコも脅されてたり復讐のためにインビジブルやってたりとか」など、キリコが“偽者”のインビジブルなのではないかと推察する視聴者も続出している。【5話あらすじ】3年前の事件にキリコが関与しているのか…?腑に落ちない志村は「インビジブルに頼まれた」と証言した武入(鈴之助)に再び会い、ある確信を得るが、武入が検察への護送中に何者かに連れ去られてしまう。さらにキリコも民宿から行方をくらまし、二人の緊急配備が敷かれる…。「インビジブル」は毎週金曜日22時~TBS系で放送。(笠緒)
2022年05月07日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年4月スタートのテレビドラマ『インビジブル』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。どのカテゴリにも属さないということは、軽やかではあるけれど、厳しく孤独なことでもある。何かを否定しないならそれを肯定していると解釈され、何かを肯定しないならそれを否定していると解釈されて、すぐに極端にカテゴライズされがちなこの世の中で、何にも属さないでいようとすれば、誰も敵にしないつもりが、気が付けばみんな敵ということになってしまう。性別、年齢、何もかもを軽やかに飛び越えて、金髪のショートカットで美麗な服を着こなす柴咲コウを見ていて、この人が静かに受け止めている孤独について考えた。三年前に相棒だった後輩の刑事を殺されてから、その事件を追って危険な捜査を繰り返す武骨な刑事・志村隆文(高橋一生)と、闇社会の犯罪コーディネーターとしてインビジブルと呼ばれ、畏怖されているキリコと名乗る女(柴咲コウ)の異質のバディを描く『インビジブル』(TBS系金曜22時)。3話の事件では、『演出家』と呼ばれる劇場型の殺人を繰り返す犯人を、バディ二人が追う展開になった。殺人者『演出家』を演じているのは要潤で、テンションの高いエキセントリックな犯罪者タイプなのかと思いきや、意外と重苦しく粘着質な犯罪者像で、要潤の大柄な体格とも相まって、不気味で見ごたえがあった。今回の事件で興味深く感じたのが、一度は失敗した警察の捜査に、キリコがいらだちを見せて匙を投げるところを、志村が根気よくその誠実さで説得して、キリコを再び捜査に引き戻すところである。互いに何度も不信と信頼の間を揺れながら、それぞれの仕事に対する尊重が積みあがっているのが垣間見えるシーンである。続く捜査協力の中で、キリコは外出許可を取りつけて、志村と二人、事件に使われた麻薬の販売先を追って薬の売人のもとを訪れる。極彩色の派手な服をまとい、まるでステージ上のように軽やかに歩くキリコと、黒ずくめの個性もなにもない服で落ち着かない風情で歩く志村と、その対比に思わず笑ってしまう。だが、同時にキリコの美しさに、この世には沢山の美しい女優がいるけれども、こんなにも少年のように美しいひとは他にいないと感嘆させられる。その神秘性を支えているものについて考えたときに、ふと柴咲が主演をつとめたNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』最終回で、明智の遺児の命を守るために主人公直虎が、「自分は子を産んでいないからこそ、どの子も等しく愛おしい、だからこの子は渡せない」と語った場面を思い出す。誰のものでもないから誰もを愛せる。きらめく理想の言葉の下に、他者には見えない果てのない孤独がある。冬の夜の空気の中で星がひときわ輝くように、冴えた孤独のなかにこそ際立つ美しさもまたあると思う。柴咲コウの魅力は、そんな美しさの体現だと思っている。今作の面白さの一つに、普段はソフトな人物の役柄の印象が強い高橋一生の激しいアクションシーンがあるが、今作のアクションはかなり泥臭く、それが独特の面白さに繋がっている。違法捜査を繰り返す志村は、銃の所持が許可されておらず、それゆえに小麦粉を粉塵爆発させたり、プールに高圧電流を流したりして武装した犯罪者と戦うことになるのだが、とにかく転げまわり、うめき、文句を言い、知恵を絞って走り回る。いわゆる激しく打ち合うようなかっこいいアクションではないけれども、くせになりそうな面白さで、個人的には早くも3回目にしてお約束の楽しみになってきている。是非この先も銃の所持はなしで、愚痴を言いながら不憫に転げまわる志村貴文を見てみたいと思っている。そして、いよいよ次話から3年前の志村の後輩が殺された事件が因縁として動き出す様子である。2話でキリコの身の危険を案じた志村に、キリコは軽い調子で「あなたの前では死んだりしないから安心して」と返す。それは3年前の事件の因縁を考えた言葉であるのと同時に、誇り高い猫が自分の死に場所に思いをはせているようで、胸が痛んだ。犯罪に深く関わって生きてきた者が警察と絡むということの意味を一番理解しているのはキリコ自身だろう。その動機と去就、目が離せない展開が続く。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年05月02日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年4月スタートのテレビドラマ『インビジブル』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。『その人』に望む魅力とは何だろうと考える。洋菓子店に行くなら上質な甘味を。天ぷらの専門店に行くなら、からりと揚がった極上のエビやサクサクのかき揚げを私たちはごく当たり前に求めている。高橋一生という役者に私たちが求めているものはなにか。この変幻自在の俳優には、一見でそれと分かるような看板はかけられない。まるでどの国の料理がベースなのか想像もつかないが、何を頼んでも極上の一皿が現れる、路地裏にそっと開いた無国籍料理のレストランのようだ。だが一言で言い表せなくても、例えばそこに漂うスパイスの香り、シナモンであったりジンジャーであったり、高橋一生らしいと私たちが唸る何かの共通項、複雑な香りは確かにある。それは何だろうとこのドラマを見ながら考えていた。犯人逮捕の為なら違法な捜査も厭(いと)わない武闘派の刑事・志村貴文(高橋一生)と、インビジブルと呼ばれる闇社会の犯罪コーディネーター・キリコ(柴咲コウ)が、バディとなって見えざる犯罪者をあぶり出す『インビジブル』(TBS系金曜日22時)。2話では、少しずつ互いの信頼関係が強まる様子が描かれていた。今回の犯罪者は『調教師』と呼ばれる人物で、非行や家庭環境から行き場を無くした若者を取り込んで犯罪に追い込んだ上に、警察の捜査が及ぼうとすれば即座に殺して証拠を隠滅してしまう。キリコから情報を得て、志村が捜査に奔走するものの、志村自身の認識の甘さやタイミングのずれで、『調教師』に取り込まれた二人の若者を犠牲にしてしまう。このドラマで、高橋一生はこれまでにない激しいアクションシーンをいくつも演じているが、これまで捜査過程で問題ばかり起こしてきた志村は銃を持つことを許されていないという設定で、アクションは主に何かを振り回したり、椅子や家具で防御することがメインになっている。2話では武器として台所のフライパンを勢いよく振り回し、小麦粉で粉塵爆発を引き起こしてネイルガン(釘打ち銃)に対抗しており、常にアクションはキレまくってるが、同時にほんのりと可笑しみが漂っている。更に志村本人は常に眉間にしわを寄せ、一言一言の声音は荒んでいるけれども、どこか本来の甘さや生真面目さを隠しきれない瞬間があって、見ていてつい頬が緩んでしまう。そして今回の白眉は、やはり『調教師』の犯行を止められない上に志村との間に信頼関係が得られないことに落胆しつつ、紅茶を飲もうとするキリコを制して「調教師は必ず捕まえる。だからお前も力を貸せ」と目を見ながら語りかけるシーンだろう。キリコがカップを持とうとする手をそっと制する仕草に、「ああ、高橋一生の演技だな、それっぽいな」と思う。敵のように振る舞いながら幼なじみの領主を守る選択(NHKの大河ドラマ『おんな城主直虎』)も、レモンを搾ることに無造作になれない青年(TBS系のドラマ『カルテット』)も、面倒くさがりつつ怪異から編集者を守る漫画家(NHKのドラマ『岸辺露伴は動かない』)も、連続殺人犯に見せながら必死に着地点を探り続ける青年実業家(TBS系のドラマ『天国と地獄〜サイコな2人〜』)も、セクシュアルマイノリティとして人生を妥協せずに生きる青年(NHKの『恋せぬふたり』)も…。高橋一生の演技の魅力は『柔らかなその本音を包み隠す、面倒くささとの答え合わせ』にあると思う。複雑で分かりにくい分、更に目をこらして魅力的に見える。いったん捕らわれれば、その底深い魅力、本当に罪深いと思う。そして今回、インビジブルのキリコは、自らの偽名を中国人の名前で『聶小倩(シッ・シウシン)』と名乗っている。これは中国の古典短編集『聊斎志異(りょうさいしい)』に出てくる幽霊の女であり、悪い妖怪に捕らわれ、人の魂を吸い取る悪事に無理矢理荷担させられている悲しくも美しい幽霊である。幽霊の女は物語の中で、実直な男の真心と苦闘によって最後には解放される。『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』として映画化されたこの短い文芸作品は、『聊斎志異』の本編と映画で実はラストシーンが違う。もしもキリコ自身が選んで名乗っているこの偽名にインビジブル、つまりゴーストという意味以上の何かが込められているのなら、彼女はどんな道を選びたいのか、その道に志村貴文はどう絡んでいるのか。そんなことを感慨深く思う2話だった。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年04月26日俳優の高橋英樹が23日に自身のアメブロを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻らとの家族ショットを公開した。この日、高橋は「夕方のひととき」と切り出し「どう見ても幸せなジイジですなあ(笑)」と孫を後ろから見つめる自身の姿を公開。「天気も良いし今日はやっぱりいい日ですなあ」と満足そうにつづった。続けて更新したブログでは「仕事終わりで揃いご飯」と家族で食事をしたことを明かし、家族ショットを公開。「ご近所のヌキテパさんにて」「こちらはデザート二種」と堪能したデザートの写真も公開し「その他は後程に、、」とコメントした。この投稿に読者からは「素敵なお写真」「ご家族揃っていいですね」「笑顔が最高です」などのコメントが寄せられている。
2022年04月24日パルコ・プロデュース2022『2020』に出演する高橋一生が、企画から携わる本作への想いを語った。芥川賞作家・上田岳弘が作を、白井晃が構成・演出を手がける本作は、「2020年」を起点に人類の歴史や世界の終わりを綴る、高橋の一人舞台。上田文学の魅力を「同じテーマを書き続ける小説家の方が好きな僕にとって“人類の個と全を、過去と未来にわたって描く”作風がドンピシャでした」と述べる高橋は、デビュー作『太陽』(2013年)から彼の小説を愛読している。「人間の行き着く先はどこか、行き止まりになってしまうとしたらどんな状況か、まるで予言するかのような作品を上田さんは書いているんです」──。自身が共鳴する上田文学のおもしろさを「日ごろ小説を読まない方にも知って欲しい」と感じた高橋は、『4 four』(2012年)、『マーキュリー・ファー』(2015 年)、『レディエント・バーミン』(2016年)などで一緒に作品を立ち上げた白井であれば「僕の気持ちをわかってくださりそう」と信頼を寄せ、二人を引き合わせた。「作品が現実とリンクしていくさまを目の当たりにして、予言めいたタイミングで上演された『マーキュリー・ファー』のようなことがまた起きるのかもしれません、今回のタイトルからして」と笑う。劇中で、高橋は「クロマニヨン人」「赤ちゃん工場の工場主」「最高製品を売る男」「最後の人間」といった登場人物に扮する。自身の役どころを「お客さんと、人類の過去と未来を繋ぐようなキャラクター」と紹介しつつ、「打ち合わせで僕が上田さんにお話しした言葉が台本に盛り込まれていたので“高橋一生そのまま”と思ってもらってよいかもしれません」「役と自分、どちらかわからなくなってしまう瞬間を皆さんの前でお見せすることになりそう」と言及した。さらに「劇場にお客さんを入れるところからお芝居が始まっていて、アトラクション的に“体感”できる作品」と続き、「そのアトラクションを楽しむように観てもらい、たとえ局所的であったとしても皆さんの中に少しでも残り続けるものになったら、つくり手として励みになります」「そのために、まずは自分たちがおもしろいと思える作品をつくれたら」とコメントした。公演は、7月7日(木)~31日(日)に東京・PARCO劇場にて。その後、8月6日(土)・7日(日)に福岡・キャナルシティ劇場、11日(木・祝)に京都・京都劇場、18日(木)〜21日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールと巡演する。東京公演のチケットは、5月14日(土)より一般発売。取材・文:岡山朋代
2022年04月22日俳優の高橋一生が主演を務める、TBS系金曜ドラマ『インビジブル』(毎週金曜後10:00)の公式インスタグラムが、22日までに更新。主人公・志村貴文(高橋)と、第1話でキーパーソンを演じたラビアンローズ役のDAIGOとのオフショットを公開した。普段目にする事故や事件には未解決となってしまうものも多々あるが、実はその中には警察すら存在を知らない凶悪犯、通称“クリミナルズ”によって行われている犯罪がある。この物語は、そんなクリミナルズを捕らえるため、刑事・志村貴文(高橋)と犯罪コーディネーター・キリコ(柴咲コウ)という絶対に相容れないはずの2人が異色のバディを組む前代未聞の犯罪エンターテインメント。DAIGOが演じるのは、優秀なハッカーのラビアンローズ。高度なセキュリティに守られている秘匿情報をいとも簡単に入手する高度なハッキングスキルを持ち、犯罪コーディネーターのキリコも一目置く存在。第1話では、上半身裸で頭にサウナハットを被り“オネエ言葉”全開で登場し、視聴者の度肝を抜いたローズ。渋谷の駅前で発生した爆破事件の犯人逮捕につながるヒントを得るべく、志村はキリコに連れられ、ラビアンローズを訪ね、爆破事件解決の重要なカギを握るキーパーソンを務めた。インスタグラムでは、第1話で描かれた志村とローズの“サウナシーン”のオフショットを公開。DAIGOの胸元を隠すような“乙女な仕草”にファンからは「素敵なオフショットありがとうございます!志村とローズの会話がもっと見たかったです」「このDAIGO、最高」「DAIGOさんのオネェ言葉最高でした」などの声が寄せられている。
2022年04月22日俳優の柴咲コウが出演する、TBS系金曜ドラマ『インビジブル』(毎週金曜後10:00)。このほどオンラインインタビューに応じ“異色バディ”を組む高橋一生への印象や、共演秘話を語ってくれた。普段目にする事故や事件には未解決事件となってしまうものも多々あるが、実はその中には警察すら存在を知らない凶悪犯、通称“クリミナルズ”によって行われている犯罪がある。この物語は、そんなクリミナルズを捕らえるため、刑事・志村貴文(高橋)と犯罪コーディネーター・キリコ(柴咲)という絶対に相容れないはずの2人が異色のバディを組む前代未聞の犯罪エンターテインメント。柴咲が演じるキリコは、犯罪コーディネーターとして表に出てくることはなく、この世のあらゆる凶悪犯罪の裏で必要な凶悪犯たちを紹介・斡旋している。警察内でも一部の人間しか知らず、その実像は、誰も見たことがないことから“インビジブル”と呼ばれている。これまでの役柄とは、ひと味違うキャラクターに「企画書をいただいたときにワクワク、ドキドキして、こんなにすてきで面白そうなお話の中でこんなキャラクターを演じたいと純粋に思えた」と柴咲。しかし、ストーリーについて踏み込んだ質問が投げかけられると「謎な感じで登場するので説明が難しい…」と笑いながら「両者の正義というものがぶつかりあったときに、どのようなケミストリー(化学反応)が起こるのか…。現段階ではここまでしか言えないです(笑)」と言葉を選びつつ、アピールした。また、共演の高橋について話題が及ぶと「お芝居に関して圧倒的な信頼感があります。間も絶妙ですし一緒に演じていて心地がいい。余計なことを考えずにお芝居に没頭させて下さるので、今も集中して撮影に臨むことができている。それはとてもハッピーなことなんです」とリスペクトの思いを熱弁し「高橋さんや、スタッフのみなさんと一緒にこのオリジナル脚本というものを最後まで完走したい」と力強く語る。ストーリーは、同局系『ROOKIES』(2008年)、『南極大陸』(11年)、『クロコーチ』(13年)などを手掛けたいずみ吉紘氏のオリジナル脚本で展開される。柴咲は、視聴者に向けて「善悪や法律はもちろんありますが、正義というのはそれぞれの心にある。それがぶつかったときにどうなるのか。逆に思いが強すぎると狂気的になってしまい『それって本当に正義なのかな?』と思わされることもあります。『正義って何だんだろう?』と考えさせられるドラマになってくれたらいいなと思います」とメッセージを送った。
2022年04月22日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2022年4月スタートのテレビドラマ『インビジブル』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。『きれいはきたない、きたないはきれい。飛んでいこうよ、霧と汚れた空の中』。シェイクスピアのマクベス。三人の魔女が主人公のマクベスに語りかける、あまりにも有名なこの一節。TBS系で放送される金曜22時、重めのサスペンスに定評のあるこの枠で、新しく始まったドラマ『インビジブル』(主演・高橋一生)を見ながら上記の一節を思い浮かべていた。優秀な刑事が、同僚の事故や殉職を契機にアウトローに変貌して、法を無視した捜査を始める。周囲はそれをもてあます。これは『あるある』。そこに風変わりな(往々にして主人公の刑事とは性格が逆の)パートナーが現れる。どうやら主人公の過去の事件とも因縁がありそうだ。二人はいくつかの現在進行形の事件を解決しながら、過去の事件が動き出す。これも『あるある』。今作が違うのは、現れたパートナーが裏社会の周辺いやど真ん中、闇サイト等を通じて犯罪者を連携させ支援する『犯罪コーディネーター』という謎の存在であること。そしてインビジブルと称されるその犯罪コーディネーターは、年齢も来歴も一切不明で、中性的な容姿の女性であるということ。違法な捜査に微塵も躊躇のない暴力上等の刑事・志村貴文は、高橋一生。これまでインテリやソフトな役の印象が強いが、今回は荒んだ刑事の役にうまくハマっている。そしてインビジブルと称される犯罪コーディネーター・キリコには、柴咲コウ。性別も年齢も善悪も超えた謎めいた存在を体現するのに、これ以上の配役はないと思う。そしてこの二人といえば、やはりNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』(2017年)での共演を抜きには語れないだろう。強大な外敵に翻弄されながらも小さな領地と領民を知略で守り抜いた女領主と、月の光のように命をかけて彼女を支えた家老と。柴咲コウ演じる直虎が、高橋一生演じる小野政次を槍で突き刺して殺す場面は、名作揃いの大河ドラマの中でも屈指の名場面たり得ると思っている。その二人が再びバディとして共演する。柴咲コウが演じる奔放な女に、高橋一生演じる面倒くさい男が翻弄される。もう一度そんな二人が見られる。その一点だけでも、週末の夜の時間をこのチャンネルに捧げる価値があるというものである。ドラマの魅力を詰め込む『名刺』とも言うべき初回は、志村をめぐる警察の人間関係を整理して見せつつ、都心で起きた爆発事件とボランティア団体の寄付金詐欺をめぐる顛末(てんまつ)をテンポ良く描いていた。それまで見えていた善と悪が一瞬の種明かしでオセロのように入れ替わる驚きは、他のサスペンスにはないスリルだと思う。記憶に残るサスペンスドラマは、テンポの速さや、二番底のような衝撃、らせん状の謎の開示といったその作品独特の味わいがあるもので、今作のそれは転々と転がる善悪の価値観になるのかもしれない。キリコの助言と志村の奔走で事件は解決するが、善だと思っていたものが底深い悪で、かといって悪に見えていたものも決して潔白ではない。しかし、なんともいえない後味の苦さが、今、最前線で求められているエンタテインメントなのだと思う。今作は万人受けする勧善懲悪のシンプルな味わいよりも、複雑な後味をじっくり噛みしめたい人のためのドラマになるだろう。是非安易にわかりやすい結末よりも、見た後しばらく考え込んでしまうような、自らの善悪の境界線がぐらつくようなドラマを見せてほしいと思っている。今作のように、犯罪者がその知識を供与して主人公が捜査を行うフィクションの傑作といえばアメリカのスリラー映画『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターが思い浮かぶ。ハンニバル・レクターは人の肉を食らうが、『インビジブル』のキリコはその神秘的な魅力で見る者の魂を食う。美しく謎めいた魔女、キリコに手招きされて、私たちも主人公の志村貴文の目線で『きれい』と『きたない』の混じり合う、霧の空へと飛び立つのである。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなTwitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2022年04月19日高橋一生主演の新金曜ドラマの「インビジブル」が4月15日から放送開始。SNSでは主人公を演じる高橋さんのハードなアクションに「まじ惚れた」などの声が多数。共演した柴咲コウの金髪ショートヘアにも「新鮮なビジュアル」など好反応が続出している。「ROOKIES」や「南極大陸」などを手掛けたいずみ吉紘がオリジナル脚本を手がけ、作品刑事と犯罪コーディネーターという相容れないはずの2人が異色のバディを組む、前代未聞の犯罪エンターテインメントとなる本作。キャストは元々は捜査一課の最前線で事件捜査に当たっていたが、行き過ぎた捜査がきっかけで一課から特命捜査対策班へ左遷された志村貴文に高橋さん。本名、国籍、年齢不明の犯罪コーディネーター“インビジブル”キリコに柴咲コウ。警察庁から出向してきた寡黙で冷静なキャリア監察官。規則やルールを重んじ志村の行き過ぎた捜査を問題視する猿渡紳一郎に桐谷健太。キリコの運転手兼、助手をしているマー君に板垣李光人。志村のことを敵視している磯ヶ谷潔に有岡大貴(Hey!Say!JUMP)。捜査一課の五十嵐夏樹に堀田茜。岸幸介に西村元貴。朝倉環に結城モエ。捜査一課から鑑識課に異動した近松延武に谷恭輔。特命捜査対策班の巡査・芝本菜穂に田中真琴。班長の塚地敬一に酒向芳。3年前、通り魔事件の捜査中に犯人に殺害された志村の元同僚・安野慎吾に平埜生成。その妹・安野東子に大野いと。東子の同僚のWebニュースカメラマン・野間昇太郎に村井良大。志村を左遷させた元上司で捜査一課課長の犬飼彰吾に原田泰造といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では渋谷の駅前で爆発事件が発生。さらに街頭ビジョンに謎の男の映像が流れ、次の爆破の情報と引き換えに志村の身柄を要求してくる。志村が指定された場所に行くと、待っていたのはキリコ。キリコは街頭ビジョンをジャックしたのは自分だが、爆発事件は“花火師”が実行犯で、過去に事故として処理されたいくつかの案件も花火師の仕業だと告げる。さらに彼女は志村に彼が追い続ける3年前の通り魔事件の情報を教えると言い出し…というストーリーが展開。冒頭では爆発に巻き込まれ、女の子を助けるため窓ガラスを割って部屋に突入。終盤では爆発から逃れるためビルの窓から川に落下…と、志村のハードなアクションに「高橋一生さんのビルから飛び降り脱出迫力満点アクションシーンまじ惚れた」「アクション、とは聞いていましたが思ってた以上に激しくて、まだまだお話も謎が多いし引き込まれました」「キリコ(柴咲コウ)が「トム・クルーズかよ」と言うくらい高橋一生のアクションシーンが凄かった」「怒涛の爆破とアクション、ビルから飛び降りダイハード、そして水も滴るイイ男…うおおおおお高橋一生てんこもり!」などの声多数。また謎の存在・キリコを演じる柴咲さんにも「インビジブルは柴咲コウの金髪ショートに惹かれた」「金髪ショートの柴咲コウ最強」「柴咲コウさんは今までに見たことない新鮮なビジュアルで魅力的だった!」と、その髪型を中心に多くの反応が集まっている。(笠緒)
2022年04月16日芥川賞作家・上田岳弘書下ろしによる、高橋一生のひとり芝居、パルコ・プロデュース2022『2020(ニーゼロニーゼロ)』が7月7日(木)よりPARCO劇場を皮切りに、福岡、京都、大阪公演にて上演することが決定した。本作は芥川賞作家・上田岳弘の文学に共鳴する高橋一生が、上田に書下ろしを提案した作品で、疫病があっという間に世界を覆い、東京オリンピックがなくなったあの年、2020年を起点に、はるか昔、人類の誕生から、はるか先?の世界の終わりまでを、高橋一生の声、肉体、動きを通して目撃する90分!(予定)「クロマニヨン人」「赤ちゃん工場の工場主」「最高製品を売る男」そして「最後の人間」。彼ら登場人物=高橋一生の挑発に、あなた=観客はどう応えるのか。舞台に立つひとりの男の叫びは、私たちの心の葛藤を浮き彫りにする。構成・演出は、これまで高橋一生と『4 four』(2012年)『マーキュリー・ファー』(2014年)『レディエント・バーミン』(2016年)で高い成果を見せつけてきた白井晃。6年ぶりの最強タッグ復活で、今、私たちが飲み込まれつつある現実と未来に強烈な光を当てる。映像、音楽、ダンスが彩る、高橋一生によるひとり芝居『2020』。高橋一生×上田岳弘×白井晃のトライアングルが奏でる“挑発の調べ”に期待したい。【キャスト・スタッフコメント】◆上田岳弘(作)僕がはじめて作品を発表した2013年、2020年の東京五輪が決まった。2020年、たかだか7年先のことで、普通に暮らしていれば普通にやってくるはずの近い未来。でもそこはなぜか遠く、手が届かないような感じがした。その感覚について、これまで色んな作品で触れてきた。デビューしてすぐに高橋一生さんという稀有な俳優と、白井さんの演出した舞台を通じて出会った。”いつか”一緒になにかをやろうと話し合った、その”いつか”が叶った今「とにかく好きに書いて欲しい」と言われ、その場で浮かんだタイトルがこれだった。白井さんの構成・演出で、高橋一生の一人舞台として具現化する舞台。ぜひご期待ください。僕も、楽しみでしかたがない。◆白井晃(構成・演出)この作品は、俳優・高橋一生と作家・上田岳弘、私との密談から生まれた作品です。2020年以降の私たちを語ること。それは、大衆が大衆の機能を無くしていく世界。他者が他者として成り立たなくなっていく世界を描くこと。私たちが過去を語るのは、今の私たちが幸福だから。未来を語るのは、今が不安で恐ろしいから。この脅威に対して身を挺して挑む、これは、高橋一生史上、最も危険で、最も幸福なステージです。おそらくそれは上田さんにとっても、私にとっても同じことが言えそうです。◆高橋一生(出演)渋谷のPARCO劇場というある意味、発信地となっている場所で舞台をやらせていただけることは、とてもありがたいです。気心が知れた上田岳弘さん、白井晃さんと何度も何度もお話をさせていただいた上で創っていく作品なので、僕自身も期待が強くあります。公演を楽しみにされているお客様は、舞台の内容を事前に知りたくなるかもしれませんが、そういった気持ちからは解放されて、実際に劇場で観て、感じて、劇場に入る前と出た後で、1週間くらいして何かが少し変わったと気づくような体験をしていただきたいと思っています。そんな体験をしていただけるように、僕らもお芝居を作っていきます。公演概要パルコ・プロデュース2022『2020』作:上田岳弘構成・演出:白井晃出演:高橋一生DANCER:橋本ロマンス公式サイト: 【東京公演】公演日程=2022年7月7日(木)~7月31日(日)会場=PARCO劇場(渋谷PARCO8F)入場料金(全席指定・税込)=¥11,000全席指定グッドプライス¥10,000※未就学児入場不可U-25チケット=¥6,000(観劇時25歳以下対象、要身分証明書(コピー・画像不可、原本のみ有効)、当日指定席券引換/「パルステ!」、チケットぴあにて前売販売のみの取扱い)東京公演一般発売日=2022年5月14日(土)■お問合せ=パルコステージ03-3477-5858(時間短縮営業中)【福岡公演】公演日程=2022年8月6日(土)~8月7日(日)会場=キャナルシティ劇場入場料金(全席指定・税込)=¥10,000U 25チケット¥5.000(当日座席指定、要身分証明)※未就学児入場不可■お問合せ=ピクニックチケットセンター050-3539-8330(平日12:00~15:00)【京都公演】公演日程=2022年8月11日(木祝)会場=京都劇場入場料金(全席指定・税込)=S席¥11,500A席¥10,500※未就学児入場不可■お問合せ=キョードーインフォメーション0570-200-888[11:00~16:00/日祝休業]【大阪公演】公演日程=2022年8月18日(木)~8月21日(日)会場=森ノ宮ピロティホール入場料金(全席指定・税込)=S席¥11,500A席¥10,500※未就学児入場不可■お問合せ=キョードーインフォメーション0570-200-888[11:00~16:00/日祝休業]
2022年04月07日高橋一生主演の新ドラマ「インビジブル」に、現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」京都編に出演する平埜生成が登場することが分かった。本作は、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相容れないはずの2人が、異色のバディを組む前代未聞の犯罪エンターテインメントドラマ。舞台を中心にドラマや映画などで幅広く活動し、まもなく最終回を迎える朝ドラでは、ヒロインが働く映画村の職員役で登場、爽やかで紳士的な物腰の演技が話題を呼んだ平埜さん。今作で演じるのは、主人公・志村(高橋さん)の刑事人生を大きく揺るがせる“三年前の事件”で殉職した、志村の元同僚・安野慎吾。志村が捜査一課時代にバディを組んでいた刑事であり、周囲の人間から時として危険視される志村が、信頼を寄せる数少ない相手。しかし、通り魔殺害事件の捜査中に犯人に襲われて殉職。安野を目の前で斬殺された志村は、以後、その犯人逮捕に執着するように。その行き過ぎた捜査行動が問題視され、捜査一課から特命捜査対策班へ左遷されてしまうが、異動してからも、安野を殺害した犯人を執拗に追いかける志村。そしてあるとき、犯罪コーディネーターのキリコが現れる。果たして、志村はキリコとバディを組むことで、その犯人を逮捕することができるのか、注目だ。「インビジブル」は4月15日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2022年04月05日2022年3月26日、東京都の豊洲にある劇場『IHIステージアラウンド東京』で、TBSの春ドラマ3作品の合同制作発表が開催されました。登壇したのは、同月10日スタートの日曜劇場『マイファミリー』から二宮和也さん、多部未華子さん、賀来賢人さん、濱田岳さん。同月15日スタートの金曜ドラマ『インビジブル』から高橋一生さん、柴咲コウさん、有岡大貴さん、桐谷健太さん。同月19日スタートの火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』から上野樹里さん、田中圭さん、磯村勇斗さん、松重豊さん。総勢12名の豪華キャストがそろいました。ドラマの合同会見をするのは初の試みで、作品の枠を超えたクロストークも見られたといいます。日曜劇場『マイファミリー』で主演を務める二宮さんは、合同制作発表ならではのコメントを送りました。「こういう機会は僕も初めて。横のつながりもできたので、皆で一緒に4月スタートのドラマを盛り上げていきたいです」また、金曜ドラマ『インビジブル』で主演を務める高橋さんは、このようにメッセージを送っています。「各ラインアップ、それぞれ毛色の違うエンターテインメントなドラマだと思いました。僕たちは、見てくださる方々が毎週楽しみになるような娯楽性のある作品を作っていきたいと思っています」火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』で主演を務める上野さんは、TBSで放送されるドラマ全体に意気込みを語りました。「この場に参加したことによって、より一層モチベーションも上がりました。皆さんと一緒にTBSドラマを盛り上げていけたらいいなと思います」このイベントの模様は、TBSのYouTubeチャンネル『YouTuboo』で見ることができます。これから始まるドラマを前に、合同記者会見の様子もチェックしたいですね![文・構成/grape編集部]
2022年04月04日(左から)二宮和也、高橋一生、上野樹里「みんなで一緒になって、TBSの4月ドラマを盛り上げられたらなと思います」3月26日に行われた『TBS DRAMA COLLECTION 2022 Spring!!』で意気込みを語ったのは、4月10日からスタートする日曜劇場『マイファミリー』で主演を務める嵐の二宮和也。「TBSで放送される4月期のドラマ3作品が、合同で制作発表を行いました。これは同局史上初めてのことで、各ドラマの主要キャストたちが作品の垣根を超えたトークを披露し、会場を盛り上げました」(スポーツ紙記者)“異例”イベントの裏事情娘の誘拐事件で試される夫婦の絆を描く『マイファミリー』(日曜午後9時)からは、主演の二宮のほか多部未華子、賀来賢人、濱田岳が登壇。刑事と犯罪コーディネーターの異色の関係が軸の刑事サスペンス『インビジブル』(金曜午後10時)からは、主演の高橋一生、柴咲コウ、有岡大貴、桐谷健太が出席。娘と父がダブル婚活を始めるラブストーリー『持続可能な恋ですか?父と娘の結婚行進曲』(火曜午後10時)からは、主演の上野樹里、松重豊、田中圭、磯村勇斗が登壇した。12人もの豪華なキャストが勢ぞろいしたイベントは各所で話題となっているが、これは近年では“異例”とも言える試みだった。「新型コロナウイルスの影響を受けて、このところは制作発表もオンラインで行うケースがしばしばありました。時代に合わせた流れなんでしょうけど、メディア側からしたら出演者の話をその場で直接聞くチャンスがなくなることで、思うような取材ができないことも。そんな中で行われた今回のイベントは、多くのキャストの話が生で聞ける貴重な場でしたから、各方面でこぞって報じられたのでしょう」(TBS関係者)マスコミにとっても絶好の機会だった合同での制作発表。大きな注目を集めることに成功したが、その裏にはこんな事情も……。「通常であれば、これほど豪華な俳優たちを12人も集めるのはスケジュール的にもなかなか厳しいものです。出演作が異なるとなれば、なおさら。ただ、この日はTBSで『オールスター感謝祭’22春』の放送がありました。イベントに登壇した方のほとんどはそのまま番組にも出演していますから、併せてスケジュールを確保していたのだと思います」(芸能プロ関係者)多忙を極める俳優陣が一堂に会する機会を、フルに活用したTBS。これは新たな“発明”ともいえる。「『感謝祭』は毎年春と秋に放送される特別番組。ちょうど番組の改編期にあたることからこれまでも新ドラマのキャストが出演してきましたが、今後は今回のようにドラマの制作発表も同日に“合同”という形で行っていくのではないでしょうか。各所にとって好都合ですし、合理的な選択だと思いますよ」(同・芸能プロ関係者)新たな試みは“アンサーチェック”の結果、最適解だったようだ。豪華な“オールスター”が勢ぞろいした4月期の3作品にも期待!
2022年04月01日俳優の高橋英樹が29日に自身のアメブロを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻や自身とは違う孫の様子を明かした。この日、高橋は「暗くなってきておやつが食べたい」と切り出し、菓子を手にする自身の姿を公開。一方で、孫について「欲しいものしか食べない」と明かし「信じられない!」とコメントした。続けて「真麻の子供!私の孫!何でも食べたがり屋では無い!!」と説明。最後に「子供番組をじっと観て」とテレビを見る孫の写真も公開し「そのそばで食べたがり屋のジイシはおやつでした(笑)」(原文ママ)とお茶目につづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「可愛いなぁ」「孫ちゃん、意外ですね」「不思議です」などのコメントが寄せられている。
2022年03月30日高橋一生主演の新ドラマ「インビジブル」のポスタービジュアル2種類が完成した。本作は、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相容れないはずの2人が異色のバディを組み、闇に隠れる凶悪犯を追う異色の刑事サスペンスドラマ。公開されたビジュアルでは、事件解決のためならどんなグレーな手でも使い、“悪”を許してはならないという執念にも近い正義感を持つ、高橋さん演じる刑事・志村が、犯罪コーディネーターのキリコ(柴咲コウ)に取り込まれるかのような奇妙な関係を表現。“正義”を代表する真剣な面持ちの志村と、“悪”の代表である不敵な笑みを見せるキリコ、正反対の2人の表情が印象的だ。そしてもう一枚のポスターは、2人に加え、キャリア官僚の監察官・猿渡紳一郎(桐谷健太)、捜査一課課長・犬飼彰吾(原田泰造)、捜査一課所属の若手刑事・磯ヶ谷潔(有岡大貴/Hey! Say! JUMP)、五十嵐夏樹(堀田茜)と警視庁の面々も集結。凶悪犯罪者たちを捕らえるべくバディを組んだ志村とキリコを見守り、見届けるかのような構図となっている。今回のポスターのデザインは、ファッション関連の広告をメインとし、近年ではドラマなどのビジュアルも手掛けているizumiが担当。「交わらないはずの正義と悪が、融合はしていくものの完全には混ざり合わないマーブルのようなテクスチャーをポスタービジュアルで表現したいと思いながら、イメージしデザインしました。ポスターから視線を感じ、振り返って見て、どんなドラマなんだろうと興味をもってもらえたらうれしいと思っています」とコメントしている。「インビジブル」は4月15日より毎週金曜日22時~TBSにて放送(※初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2022年03月26日高橋一生主演、柴咲コウが共演する4月放送開始の新ドラマ「インビジブル」より、新キャストが発表された。本作は、事件解決のためなら手段を選ばない刑事・志村(高橋一生)と、犯罪をコーディネートするしたたかな女犯罪者・キリコ(柴咲コウ)がバディを組んで凶悪事件に挑む、異色の犯罪エンターテインメント。この度、個性的な新キャストが発表となった。警視庁捜査一課の面々とともに事故や事件現場に臨場する鑑識課の鑑識員・近松延武(ちかまつ・たけし)役に、舞台やドラマを中心に活動する谷恭輔が決定。主演の高橋さんとは今回で3度目の共演となる。「天国と地獄~サイコな2人~」では、高橋さん演じる容疑者を追いかけるという対立関係にある刑事役を演じたが、本作では一転、事件の解決をサポートする鑑識員役に挑む。そして、柴咲さん演じる女犯罪者“インビジブル”のキリコと深い関わりのある沢渡万太郎(さわたり・まんたろう)役には若手注目俳優、板垣李光人が決定。「青天を衝け」「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」などで高い演技力が話題となった板垣さんが演じる、キリコの片腕“マー君”に注目したい。また、志村が所属する警視庁・特命捜査対策班の班長・塚地敬一(つかじ・けいいち)役には、ドラマや映画に引っ張りだこのバイプレイヤー・酒向芳。警視庁管内で起きた未解決事件に関する記述内容に熟知しており、志村の捜査を後押しする心優しき班長役だ。そして同じく、特命捜査対策班の刑事・芝本菜穂(しばもと・なお)役を、モデル・女優としてキャリアを重ねる田中真琴、捜査一課の若手刑事で、原田泰造演じる捜査一課課長・犬飼の補佐的な立ち回りも多い岸幸介(きし・こうすけ)役に西村元貴、同じく捜査一課の刑事・朝倉環(あさくら・たまき)役には、「ドクターX ~外科医・大門未知子~」での妖艶な秘書役が話題を集めた結城モエ。さらに、捜査一課が追いかける事件や事故を発信するWEBニュースの記者・安野東子(あんの・とうこ)役に、女優・モデルとして活躍する大野いと。志村を“貴ちゃん”と呼び、親しげな雰囲気を醸し出す東子と志村の関係も気になるところ。そして、東子と共に事件を追いかけるWEBニュースのカメラマン・野間昇太郎(のま・しょうたろう)役には、舞台を中心に活躍している実力派俳優の村井良大が演じる。彼らが凶悪犯の巻き起こす様々な事件にどう関わり立ち向かっていくのか?そして志村とキリコにどんな影響を与えていくのか注目だ。「インビジブル」は4月15日(金)より毎週金曜日22時~TBSにて放送開始(初回は15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2022年03月22日岸井ゆきの&高橋一生W主演「恋せぬふたり」の最終回が3月21日放送。最後の咲子のセリフに「最後に聞けてよかった」「思わず涙が溢れた」などの反応が続出。高橋の“人生の選択”にも「二人は本当の意味の家族になった」などの声が多数寄せられている。他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」であり、他者に性的に惹かれない「アセクシュアル」という双方の面を持つ「アロマンティック・アセクシュアル」の2人が同居生活をはじめ、それが友人、同僚、家族らに影響を与えていくというストーリーが展開してきた。“恋愛”を前提としたコミュニケーションに馴染めず暮らすなか、高橋と出会ったことで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識する咲子を岸井さんが。咲子がキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会い“恋愛抜きの家族”として同居することになったが、かつての“恋人”と再会することになる高橋を高橋さんがそれぞれ演じる。また高橋の元恋人で現在はイノファーム社長をしている猪塚遥には菊池亜希子。咲子の同僚で元交際相手でもある松岡一には濱正悟。咲子の母・兒玉さくらには西田尚美。咲子の妹で出産したばかりの石川みのりには北香那といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。遥から「もっと自由に生きて欲しい」と、今の家を出て地方で野菜を育てる仕事を提案された高橋だが、祖母と暮らしてきた実家を守りたいと申し出を断る。さらにやりたい仕事をやってみたらどうかという咲子の提案にも、“家族”を解消することになると猛反対。遥の提案は魅力的だが、今の生活が変わることへの怖さが勝ったと話す高橋。咲子との“家族(仮)”生活が終わり1人に戻ることを恐れる高橋に、咲子は自分がこの家で暮らし続け、高橋が地方で野菜作りをすればいいと返す。別々に暮らしたら自分たちの関係が終わりになると言う高橋だが、咲子の別々に暮らしても自分たちは家族のままだという言葉で、考えが変わる…というのが最終回のストーリー。1年後、笑顔でキャベツを収穫しながら「生まれて初めて思ってる。こんな人生も悪くない」と思う高橋と、高橋の家で暮らしながら「私の人生に何か言っていいのは私だけ。私のしあわせを決めるのは私だけ」と思う咲子の姿が映し出され、放送は終了した。最後の咲子のセリフに「今日運転しながら買い物しながら幸せについて考えてもやもやしてたからこれ最後に聞けてよかった」「咲子の言葉が見事に的を射ていて。モヤモヤがスッとなくなり、思わず涙が溢れた」「誰とどんな風に生きるか。恋愛をしようがしまいが、一緒に住もうが住むまいが、自分がよりよく生きることが大切だな」などの反応が続々と集まる。また実家を出て新たな仕事を始めた高橋の“人生の選択”にも「意外なラストでしたが、羽さんの笑顔から、ベストな選択だったのだなと感じました」「畑で作業してる高橋さんの笑顔が幸せそうでよかった」「咲子が帰る場所になったことで本当に自分のやりたかったことに踏み出せた高橋距離は離れていても他愛もない会話を電話でする二人 二人は本当の意味の家族になったんだと思う」といった声が送られている。(笠緒)
2022年03月22日「恋せぬふたり」の7話が3月14日放送。婚約指輪を遥の指にはめようとするが手が震えてしまう高橋の姿に「痛くて切ない」「辛すぎた」などの声が。また高橋さんの演技にも「手元のお芝居が本当にすごい」など絶賛の声が上がっている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を手がけ、恋愛感情を抱かず、他社に惹かれないアロマンティック・アセクシュアルの2人と、2人が周囲の人々に様々な影響を与えていく姿を描く本作。スーパーまるまる本社に勤務し、店員の高橋と出会ったことで自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識する咲子に岸井ゆきの。咲子から同居しないかと提案され、最初は乗り気ではなかったが“恋愛抜きの家族”としての生活をはじめる高橋に高橋一生。過去に高橋と何かあったらしい猪塚遥には菊池亜希子。過去に咲子と同じアイドルが好きだったことから交際していたことがある松岡一には濱正悟。妊娠中に夫が浮気した咲子の妹・石川みのりには北香那といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。みのりの赤ちゃんを見て「かわいいですね」とつぶやいた高橋。その言葉が気になる咲子だが、高橋との今後について話し合おうとするもなかなか切り出せないでした。そんなある日、会社の企画のため高橋から野菜の雑誌を借りた咲子は、そこに載っていたイノファームの社長・遥に会いに行く。たくさんの野菜をもらって帰ってきた咲子が高橋にイノファームのパンフレットを見せると、高橋は表情をこわばらせる。そんな高橋は同僚が結婚した余波で野菜と関わる機会の減る店長代理に昇進することに。咲子はいっそ転職してはと提案するが、高橋は亡くなった祖母の家を守りたいから働き続けると強く主張し…。咲子は高橋と遥の関係が気になり遥に質問する。すると遥は高橋と過去に付き合っていたことを認め、高橋の祖母が元気か聞く。咲子が高橋の祖母が亡くなったことを伝えると、遥は線香をあげにいきたいと言う…というのが今回のおはなし。高橋の祖母が遥に「いずれはあなたのものになるのよ」と渡した指輪を、遥の指にはめようとするが直前で手が震え、「あの…自分でつけてもらうわけには…ごめんなさい」と絞り出すように声を出す高橋。その姿に「期待を込めて突き出された指輪を待つ彼女の指 それは鋭いナイフのようでなんて無邪気でなんて残酷な凶器なんだろう」「指輪を待つ手に触れそうで触れない…届きそうで届かない距離感。指を持つ手の震え。2人の本当の距離みたいで観ていてジリジリしたよ…痛くて切ない」「指環を持つ手指が強張って震えている様も遥さんが差し出した手を引いた様も辛すぎた」といった声が次々と上がる。また「高橋さんが遥さんの指に指輪をはめようとする時の手元のお芝居が本当にすごい」など、高橋さんの演技に触れたコメントも多数寄せられている。(笠緒)
2022年03月15日俳優の高橋英樹が8日に自身のアメブロを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻から貰ったものを紹介した。この日、高橋は「真麻からのプレゼント」というタイトルでブログを更新。「真麻からもらった熟成肉のエキスです」と述べ、真麻から貰った品を公開した。続けて「まだ使っていませんがとても肉が美味しくなるそうです」と説明し「料理に使うのが楽しみですなあ」とコメント。最後に「今日も素敵なことが待っています」とつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月08日岸井ゆきのと高橋一生がW主演した「恋せぬふたり」の6話が2月28日放送。みのりの赤ちゃんを見つめる高橋の表情と、回想シーンで描かれた高橋の過去に「今までで一番切なかった」「高橋さんがツラそう」などの声が殺到している。他者に恋愛感情を抱かず性的にも惹かれないアロマンティック・アセクシュアルと呼ばれる2人が同居生活をはじめていく姿を描いてきた本作。自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識して、高橋と“恋愛抜きの家族”になろうと同居をはじめるなか、親友だと思っていた千鶴から“恋愛的に好き”だったことを告白された咲子に岸井さん。咲子がキャンペーン商品を見に行ったスーパーで出会った男性で、祖母が亡くなってから近所のおせっかいが激しくなり、それを回避する思惑もあって咲子と同居をはじめた高橋に高橋さん。咲子と高橋の関係を尊重するようになった松岡一には濱正悟。咲子は親友だと思っていたが、実は咲子に恋愛感情を抱いていた門脇千鶴に小島藤子。咲子の妹・石川みのりには北香那。みのりの夫・大輔にはアベラヒデノブ。咲子の母・兒玉さくらには西田尚美。咲子の父・博実には小市慢太郎。高橋の同僚の浜岡には猫背椿。同じく高橋の同僚の豊玉には西川可奈子といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。新年を迎えアロマンティック・アセクシュアルのイベントに参加した咲子は、そこで自分たちの将来について考えてなかったことに気付かされる。帰宅すると一にくわえ、みのりとその娘までが高橋家に遊びに来ていた。第2子を妊娠中のみのりだが、夫の大輔に浮気が発覚。離婚を考えているという。咲子の話にみのりはいら立ちを募らせ「誰かを好きにならないってことはさ、こういう苦しみとも無縁なわけでしょ。人生楽だよね」と言い、咲子の生き方に対し「なんもない人生」と言い放つ……というのが今回のおはなし。この言葉を聞いた一は「みのりちゃん、今のは言い過ぎだよ」とみのりをたしなめる。そんな一の姿に「カズくんが最初は不快で仕方なかった でもだんだん良さが分かってきた」「カズくんへの好感度がめきめきと上がっていく」「咲子の気持ちを代弁してくれてカズくんがあの場に居てくれて良かったとすら思う」などの反応が。その後みのりのもとに大輔がやってくる。娘を前に怒鳴り合いのケンカを繰り広げるみのりと大輔を高橋が止めるが、その直後みのりが破水。無事出産するがみのりは大輔に子どもを会わせないと言い、博実に促され大輔は病院から帰る。その後みのりの赤ちゃんを抱く咲子と両親、みのりを見つめ、その後赤ちゃんを見ながら「かわいいですね」とつぶやく高橋。そしてラスト、雨が降り庭の鉢を屋内にしまいながら、高橋は遥(菊池亜希子)との過去を思い出す。「今までで一番切なかったかもしれない…高橋さんの赤ちゃんを見る表情がさ…」「高橋さんがツラそうな回でしたね。いろいろ思い出してしまう過去があったのですね」「子どもを持ちたいと思った、そのチャンスがあった過去を感じさせる展開」「後半の高橋さん、どんな思いで赤ちゃんを見てたんだろう。高橋さんの過去に何があったのか…」など、今後明かされていくであろう高橋の過去についても多くの視聴者が思いを巡らせていた。(笠緒)
2022年03月01日俳優の高橋英樹が25日に自身のアメブロを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻の夫から貰った誕生日プレゼントを公開した。この日、高橋は「先日の私のバースデーに真麻の旦那さんから可愛いドライヤーをもらいました」と報告。ドライヤーをプレゼントしてくれた理由について「真麻が私がドライヤーをさがしていると耳打ちしたそうです(笑)」と明かした。続けて、ドライヤーを使用する自身の姿を公開し「小さくて可愛いです」とコメント。「そして軽い!」と利点も述べ「しばらくロケーションのお供になりそうです」と気に入った様子でつづった。最後に「どんどん新しい商品が開発されているんだなあ」とコメント。「明日の収録にもお供しそうです(笑)」と嬉しそうにつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「素敵なプレゼント」「感謝ですね」「可愛らしいドライヤーですね!!」などのコメントが寄せられている。
2022年02月25日岸井ゆきの、高橋一生がW主演する「恋せぬふたり」の5話が2月21日放送。千鶴が咲子と突如距離を置いた理由に視聴者からは「泣いてしまった」「しかたなくても辛い」などの声が。両手にカニを持った高橋には「癒された」などの反応も続々寄せられている。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「声春っ!」などの吉田恵里香がオリジナル脚本を担当する本作は、恋愛感情を抱かず、他社に惹かれないアロマンティック・アセクシュアルの2人と、2人が周囲の人々に様々な影響を与えていく姿を描く作品。スーパーまるまる本社勤務、高橋と出会い自分がアロマンティック・アセクシュアルだと認識。高橋と同居を始めるが“元カレ”が彼をケガさせたことでなぜか3人で同居することになった咲子に岸井ゆきの。1話で咲子から同居しないかと提案され、最初は乗り気ではなかったが同居を始めるなかで、咲子の元カレ・一にケガを負わされてしまった高橋に高橋さん。咲子と同じアイドルが好きだったことから交際、その後距離を置くが咲子が高橋と付き合ってると思い込んだ結果、高橋にケガを負わせてしまった松岡一には濱正悟。当初は咲子と一緒に暮らそうと言っていたが急遽キャンセルした親友の美容師・門脇千鶴に小島藤子といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「恋愛抜きの家族になるの、俺でよくね?」と言う一。戸惑う咲子は千鶴に相談しようとするが電話がつながらない。千鶴はいつの間にか電話番号も職場も住む場所も変えていた。高橋と一は落ち込む咲子を気にかけ、三人は旅行もかねて千鶴のいる小田原へと向かう…というのが今回のおはなし。咲子と再会した千鶴は連絡を絶ち距離を置いた理由を“咲子を恋愛的に好き”だと気づいたからだと告白。一緒に暮らす部屋を見に行って咲子を抱きかかえたときに急にわかったと語る千鶴は、恋愛に興味がない咲子に、自分の想いを黙ったまま一緒にいることはできないと感じ、咲子と離れることにしたのだという。「千鶴やっぱそやったんか…初回で考察してた人居たな…嬉しくてしんどいって…離れるしかなかったのね」「千鶴が告白するシーン泣いてしまったー。苦しいよねえ」「同じ思いの「好き」を返してもらえないのて、しかたなくても辛いよね」などの反応が上がる。その後、一との関係も“解散”した咲子は、先に帰京していた高橋の家に戻る。すると手のケガが治りつつあった高橋は帰り道で北海道フェアをやっていたからと言って、購入したカニを両手に持って咲子を出迎える。「傷つけ傷つけられる咲子がしんどい回だったけど、蟹を構える高橋さんが視聴者を癒してくれたわ」「蟹でニコニコの高橋さん可愛すぎ 自分が好きなのもあるだろうけどフザけた感じは咲子に明るく接しようとしてかな」「高橋さんの蟹をほぐす姿に癒された月曜日」など、辛いエピソードが続いた最後に映された、カニを持った高橋の姿に多くの視聴者が癒されていた模様だ。(笠緒)
2022年02月22日フリーアナウンサーの高橋真麻が19日と20日に自身のアメブロを更新。父で俳優の高橋英樹のファンから貰ったプレゼントを公開した。19日のブログで、真麻は「父のファンの方が娘にアンパンマンの手編みのニット帽とワンピース、ひざ掛けをプレゼントして下さいました」と述べ、英樹のファンからアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)の手編みのアイテムをプレゼントされたことを報告した。続けて『アンパンマン』のキャラクターがあしらわれたニット帽やワンピースの写真を複数枚公開し「これは唯一無二世界にひとつ」と感激した様子でコメント。「娘も大喜び!!」と反応を明かし「ありがとうございました」と感謝をつづった。また、20日には「大喜び」というタイトルでブログを更新。「アンパンマンの帽子をかぶってひざ掛けで遊んでおります」と娘の様子を写真とともに報告し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「素敵ですね」「凄いクオリティ」「とっても可愛い」「売り物みたい」などのコメントが寄せられている。
2022年02月21日俳優の高橋英樹が19日に自身のアメブロを更新。娘でフリーアナウンサーの高橋真麻夫婦へのお土産に購入した品を紹介した。この日、英樹は「お土産パンぱん」というタイトルでブログを更新し、購入したパンを手にする自身の姿を公開。「私はフランスパンのカリカリが大好き」とフランスパンを堪能する様子も公開した。続けて「すぐに売り切れるという塩クッキーです」と写真とともに紹介。味について「チーズ山椒カレーなど甘くないクッキーでワインにも合うのです」と説明した。また「これは真麻夫婦へのお土産でした!!」と真麻夫婦へのお土産に購入したことを報告。最後に「孫ちゃんには安納芋パンでした(笑)」と愛情たっぷりにつづり、ブログを締めくくった。
2022年02月20日2022年4月から放送をスタートするTBSの新テレビドラマ『インビジブル』で、高橋一生さんが主演を務めることが発表されました。高橋一生がTBS連続ドラマ初主演高橋さんにとって、TBSの連続ドラマ初主演作となる『インビジブル』は、刑事と犯罪コーディネーターという異色の2人がバディを組む犯罪エンターテインメントドラマ。主人公・刑事の志村貴文(しむら・たかふみ)役を高橋さん、そして志村とタッグを組む犯罪コーディネーターを柴咲コウさんが演じます。『インビジブル』で4度目の共演となる、高橋さんと柴咲さん。コメントでは、お互いに対する信頼感ものぞかせています。高橋一生さんコメント僕が演じさせていただく志村は、捜査畑を歩んできたものの、行き過ぎた捜査手法で独断専行をしてしまうことが多いので問題となり、左遷という形で警視庁管内の未解決事件の継続捜査をする部署に異動させられた刑事です。台本を読ませていただいて、今までに僕が演じたことのないキャラクターで、作品に対するワクワク感と共に志村を演じることがとても楽しみだと思いました。今回、アクションシーンにも挑戦するのですが、僕41歳なんですけれどというぐらいのアクションになってくると思うので、とにかく体を壊さないように頑張りたいと思っています。柴咲さんとは何度も共演させていただいていて、お芝居で会話ができる方なのでとても心強いです。柴咲さん演じる犯罪コーディネーターと刑事の志村は今後どういった関係になっていくのか…皆さんが毎週楽しみになるようなアクションあり、心理戦ありのおもしろい作品になると思っていますので、是非注目して見ていただけたらと思っています。柴咲コウさんコメント私が演じるのは、“インビジブル”と呼ばれる犯罪コーディネーター役です。原作のない作品で、オリジナルのキャラクターなので、スタッフの方と意見を交わしながら、どういうキャラクターなのか、1から構築していくのが大変でもあり楽しいですね。まずはビジュアルからと思い色々と試行錯誤を繰り返していますが、相手の演技やお芝居のぶつかり合いでもどんどん変わっていく。その感覚をキャラクターに落とし込んでいけたらなと思っています。一生さんとは久しぶりの共演になりますが、佇まいや演技の間合いが天才的な方なので、とても安心しています。これからの撮影がとても楽しみです。一般的に“正義と悪”っていうのは、白と黒で分けられることが多いと思うんですけど、時には白と黒が入れ替わることもあると思うし、本質では真逆だったりすることもあると思うんですよね。この作品で描かれる“正義と悪”ではそういう部分が見え隠れしてくると思うので、その人間模様も楽しんでもらえたらうれしいです。脚本を手掛けるのは、テレビドラマ『ROOKIES』(TBS系)をはじめ、シリアスな世界観や特殊なジャンルの人々を扱う作品を得意とする、いずみ吉紘さん。数々のヒット作を生み出してきたTBSが仕掛ける、これまでにない犯罪エンターテインメント作『インビジブル』は、2022年4月、金曜の夜10時からスタートです。TBS新ドラマ『インビジブル』あらすじ裏社会を牛耳り、あらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する犯罪コーディネーター『インビジブル』。その存在は警察内部でも一部の人間しか知らず、しかもその実像に迫ったことがないゆえに、都市伝説とささやかれていた。そんなインビジブルが突如、自身が関わってきた未解決事件や凶悪犯罪者の情報を提供し、犯人逮捕に協力すると警察に申し出る。条件はたった1つだけ。捜査一課から左遷された刑事・志村貴文を担当にすることだった。異色のバディが相対するのは、個性的すぎる犯罪のプロフェッショナルたち。悪を誰よりも憎む刑事の志村と、悪を誰よりも熟知したインビジブルが闇に隠れていた凶悪犯たちをあぶりだす!やがて2人に芽生える絆は、信頼か、友情か、それとも…。[文・構成/grape編集部]
2022年02月09日今春スタートのTBS新金曜ドラマは、高橋一生主演の「インビジブル」を放送。“刑事×犯罪コーディネーター”という異色のバディを描く。裏社会を牛耳り、あらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する犯罪コーディネーター“インビジブル”。その存在は警察内部でも一部の人間しか知らず、その実像に迫ったことがないゆえに、都市伝説とささやかれていた。そんなインビジブルが突如、自身が関わってきた未解決事件や凶悪犯罪者の情報を提供し、犯人逮捕に協力すると警察に申し出る。その条件はたった一つ。捜査一課から左遷された刑事・志村貴文を担当にすること――。警察すら存在を知らない凶悪犯、通称“クリミナルズ”によって行われている犯罪がある。本作は、そんなクリミナルズを捕らえるため、刑事と犯罪コーディネーターという相容れないはずの2人が異色のバディを組む、前代未聞の犯罪エンターテインメント。「ROOKIES」や「南極大陸」などを手掛けたいずみ吉紘オリジナル脚本作品となっている。「岸辺露伴は動かない」「天国と地獄~サイコな2人~」「スパイの妻」などが近年話題となり、今回TBS連続ドラマ初主演となる高橋さんが演じるのは、事件解決のためにはどんなグレーな手でも使う刑事の志村貴文。警視庁管内で起きた未解決事件の継続捜査を行う、特命捜査対策班所属の刑事で、元々は捜査一課の最前線で事件捜査に当たっており、犯人逮捕への熱意は捜査一課の中でもひときわ強かった。しかし、その行き過ぎた捜査がきっかけで、一課から特命捜査対策班へ左遷されたのだ。台本を読み「今までに僕が演じたことのないキャラクターで、作品に対するワクワク感と共に志村を演じることがとても楽しみだと思いました」と語る高橋さんは、「アクションシーンにも挑戦するのですが、僕41歳なんですけれどというぐらいのアクションになってくると思うので、とにかく体を壊さないように頑張りたいと思っています」と意気込む。そして「皆さんが毎週楽しみになるようなアクションあり、心理戦ありのおもしろい作品になると思っていますので、是非注目して見ていただけたらと思っています」とメッセージを寄せている。そんな志村が手を組むことになる、“悪の代表”犯罪コーディネーター役には、高橋さんとは大河ドラマ「おんな城主 直虎」や『世界の中心で、愛をさけぶ』などで共演し、今回4度目の共演となる柴咲コウ。“インビジブル”と呼ばれる彼女は、突如、キリコと名乗り、犯人逮捕に協力すると警察に申し出、条件として志村を担当に指名。警察組織がまだその存在すら掴んでいないクリミナルズの情報に精通しており、志村が追う数多の未解決事件を解決する鍵を握っているようだが…。柴咲さんは「一生さんとは久しぶりの共演になりますが、佇まいや演技の間合いが天才的な方なので、とても安心しています。これからの撮影がとても楽しみです」と心境を明かし、「一般的に“正義と悪”っていうのは、白と黒で分けられることが多いと思うんですけど、時には白と黒が入れ替わることもあると思うし、本質では真逆だったりすることもあると思うんですよね。この作品で描かれる“正義と悪”ではそういう部分が見え隠れしてくると思うので、その人間模様も楽しんでもらえたらうれしいです」とコメントしている。金曜ドラマ「インビジブル」は4月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年02月09日俳優の高橋一生が出演する、キリンビール「氷結 無糖レモン」シリーズの新CM「氷結 無糖レモン 心の声・本音編」が1日より放送される。新CMでは、美しい海と青空を背景にした爽快な世界観のなか、高橋が登場。チューハイを口にし「あぁ〜、サイコー!」と思わず声を漏らすと、偶然にも隣の女性客と声が揃ってしまい、高橋が「あ……どうも……」と恥ずかしそうに苦笑いを浮かべる。CM撮影について、高橋は「今回初めての屋外でしたが、海の間近で撮影できたので最高でした」とコメント。「スタッフの皆さんの顔も、心なしか爽やかさを感じましたね」と感想を述べた。またCMの内容にちなみ「最近経験した『最高な出来事』」を聞かれると、「この間、餃子を皮から作って食べたときは『サイコーだな』と一人で漏らしていました」と回想。続けて「餃子と一緒に『氷結 無糖レモン』……これは本当に『あぁ〜、サイコー!』って思います」と、CM中に登場した自身のセリフを用いてみせた。
2022年02月01日