■前回のあらすじ反抗期の娘との関係に悩んだ楓は、塾の室長に相談することに。「受験期の反抗期にもいいことはある」とアドバイスをもらったものの、自分の中にあるイライラをどう処理すればいいのか、そして、娘のためには何をすべきなのかかわからなくて…。 >>1話目を見る 塾の室長からのアドバイスを参考に、私は娘の“できないこと”ではなく“できたこと”に目を向けるように意識しようと心がけていました。でも、そううまくはいかなくて…。私はもちろん娘のことを思っているし、娘だってきっと受験のことをちゃんと考えているはず。それなのに、どうしても面と向かうとトゲのある会話になってしまうのです。どうすればお互いの本音が話せるのか、どうすれば前向きに話ができるのか。私は、そればかりを考えていました。そんなとき息子の毅が話しかけてきて…。気づくとため息ばかりついていた私は、息子に心配をかけてしまったうえに、「優とどう話せばいいのか」と、悩みまで相談してしまったのです。優と毅は性格も違い、優は私が声をかけなければ自ら勉強するとも思えず…。そう簡単にはいかないよ…と思いながらも、息子の意見には納得できるところもあったのも、また事実。そこで私は、少しでも気分転換になればと思い、優をカフェに誘ってみることにしました。しばらくふたりでお出かけなんてしていなかったので、「行かない」と言われるかも?とドキドキでしたが、思いがけず娘は大喜び。その無邪気な姿を見て、たしかにこの年齢の時に「勉強しなさい」と言われたら、私も「今やろうと思ってた!」と言っていただろうな…と思うようになりました。うまくいかないことだらけで私もカリカリしていたけれど、娘はまだ小学5年生。たったそれだけのことで、なんとなく娘との距離が近づいたような気がしました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月14日■前回のあらすじ思春期を迎え、ことあるごとに反抗的な態度を取る娘。とくに勉強の話になると、ピリピリしてばかり…。何を言っても口答えする上、まったく勉強に集中しない娘の態度に、楓はストレスが溜まっていく。 >>1話目を見る 勉強の話になると、すぐにカッとなってしまう娘。私は私で、娘とどう接していいのかわからず、お互いに距離を感じながら悶々とした日々を過ごしていました。そんなある日…。「私の苦しみがわかってない」「うざい」などと書かれたノートの裏表紙には、吐き出せずにいる娘の本音が詰まっているような気がして、ショックで胸が張り裂けそうでした。受験のストレスなの? それとも、私がそんなにうるさく言っていた…?反抗期と、受験のストレス。きっとそれらを同時に迎えているであろう娘に、どう声をかければいいのかわからず、私はますます悩んでしまいました。高校生の兄・毅は勉強が得意なタイプで、わかりやすい反抗期もなかったため、ここまで苦労することがありませんでした。そんな中やってきた、娘のどストレートな反抗期。ちょっとのことでスイッチが入ったように怒るので、一体どこに地雷があるかがわからず…。何か言えば反抗的な態度を取るけれど、受験のためには勉強をしないで済ませるというわけにもいかず…。そもそも、親が娘の態度にビクビクしながら過ごすってどうなの?と、私の中で堂々巡りをしていました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月11日■有馬家のこれまでの話発達に偏りがある娘・優は、公立中学校に進学した場合の内申が気がかりだったことをきっかけに、私立中学の受験を決めたのですが…。個別指導塾に通うようになると、伸び悩む成績や塾との関係に悩まされることもありながら、少しずつ娘のやる気もアップ。それに伴い、成績も徐々に伸びてきました。でも、小5の娘は思春期を迎えていて…。計算問題を解いたら、丸付けをして、間違えたところはすぐにやり直すこと。これは、前々から娘に言い続けてきたことでした。これまでは、ぶつぶつ言いながらもその約束を守っていた娘ですが、この日は私に強い言葉を投げかけたまま自分の部屋にこもってしまい…。気にはなりましたが、この時は「学校や個別教室で嫌なことがあったのかな」くらいにしか考えていませんでした。しかし、その日から娘の態度が少しずつ変わり始めていったのです。塾のテスト直前だというのに、まったくやる気のない娘にこちらもストレスが溜まるばかり。それにしても、ついこの前まで「ママ大好き」と言ってくれていたのに、この変わりようって…?次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年12月10日生きていれば、失敗の1つや2つぐらい、あって当たり前。失敗せずに生きてきた人は、ほぼいないでしょう。しかし、失敗した時に多少なりとも落ち込んでしまうのも、当然のこと。それが仕事など、自分の失敗でほかの人にまで影響を与えてしまう状況では、より一層気分が沈んでしまいます。上司の『ひと言』に救われた心仕事でミスをしてしまい、落ち込んでいた1人の女性。上司から「なぜ仕事で失敗してしまうのか」と問われた女性は、自分の能力の至らなさをあげ、再び落ち込んでしまいます。【漫画】上司に「なんで仕事で失敗するかわかってる?」と聞かれて答えたら、意外な展開に…(2/2) #勤労感謝の日 pic.twitter.com/tOm94qMiQ7 — もず✒︎週末漫画家 (@mo_x_2) November 23, 2021 『そもそも仕事をしていなければ、失敗することもない』という上司の極論に、女性は戸惑いを隠せません。しかし、上司はこうも続けます。失敗上等。仕事をしている証拠。あなたは、よく仕事をしている。どんなに頑張っても、思うような成果につなげられず、時には空回って失敗してしまうこともあるでしょう。しかし、ちゃんとその努力を見てくれている人がいます。上司の『ひと言』を嬉しく感じた女性は、きっとまた失敗を恐れず再び努力していけるはず。もず(@mo_x_2)さんが描いた漫画は反響を呼び、「今の自分の心にしみる言葉…」とコメントが寄せられるなど、多くの人に勇気を与えたようです。もちろん、同じ失敗を繰り返さないための対策は必要でしょう。しかし、それはそれとして、ちゃんと目標に向かって歩んでいる自分自身を認めてあげたいですね。成功に失敗はつきものなのですから。[文・構成/grape編集部]
2021年11月25日どんなに完ぺきだと思える人にも、失敗の経験があるもの。女性の前ではかっこよくありたいと思う男性はとくに、失敗したときには悔しい思いをするよう。そんなときにどんなフォローができるかで、男性からの印象が変わってくるかもしれません。今回は、男性がされるとうれしい「失敗したときの対応」をご紹介します。■ にこやかに受け入れる男性が失敗したときには、怒らないようにしましょう。わざと失敗したり、反省していなかったりする男性は少ないはず。まずは男性の気持ちを責めずに、にこやかに受け入れましょう。失敗したときには、誰もが動揺するもの。その気持ちを落ち着けるためにも、笑顔で受け入れてあげるといいかもしれませんよ。■ 笑いで和ませる「ちょっとしたミスなら、笑ってくれたほうが楽!」という男性も。失敗の程度や彼の性格にもよりますが、笑い話にするのも一つの手段です。状況に合わせて、いじったり笑ったりするといいかもしれません。■ 気に留めない失敗したときには、まわりがどんなに許してくれたとしても、自分では気にせずにはいられませんよね。そんなときだからこそ、「気にしなくていいよ」と言葉で伝えてあげるといいでしょう。話を変えたり、場所を移動したりして気分を一新するのもあり。気に留めていない姿をみせるのがポイントです。■ ポジティブに変換男性が失敗したときにはただ安心させるだけでなく、解決案を提示できると、男性からの信頼度が高まるでしょう。たとえば、道を間違えたときには「じゃあ寄り道しようよ」や「この辺に気になるお店あるんだ」とポジティブにとらえるなど……。楽しみや正解は一つじゃないので、その状況に応じた楽しみ方を探せると、男性は「この子とならどんなことでも乗り越えられそう」と思うはず。日ごろからポジティブな思考を意識しましょう。■ 男性の心をつかむ対応を失敗をするのは、誰にでもあること。楽しいときだけじゃなく、そんな瞬間をともにした相手とは、信頼度が増すはず。彼の失敗にうまく対応することで、2人の仲がさらに深まるでしょう。(白藤 やよ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年10月23日恋愛で失敗続きな人ほど、自分に自信がない傾向があります。その自信のなさが、次の恋愛が失敗する原因に……なんて悪循環になることも。今回は、自信がない女性が陥りやすい恋愛の失敗3パターンをご紹介します。自分の恋愛を思い返しながら、チェックしてみてくださいね。■ 1:ダメ男に引っかかる自分に自信がない女性は、自分を頼りにしてくれる男性が表れると、「この人しかいない!」と考えがちです。自信がない女性に漬け込むのは、ダメ男である場合がほとんど。「なにやっても許してくれそう」や「俺の言うことなんでも聞いてくれる」と思われているかもしれません。そんな女性は、「恋愛は自分で選ぶ権利がある」「不幸にしてくる男性ならいらない」とく考えをもつといいでしょう。考えを変えるのは難しいですが、今のままでは幸せな恋愛なんて一生できない可能性も。幸せな恋愛をすることで、少しずつ自信がつくはずですよ。■ 2:アプローチできない自信がない女性は、自分からアプローチすることができない傾向があります。「私なんかに好きって思われても……」と思うかもしれませんが、アプローチしなければ相手の気持ちはわかりません。好意を示すことではじめてわかる相手の気持ちがあるはず。うまくいくだけが恋愛ではないので、アプローチしてみてダメそうなら次に切り替えやすくなるでしょう。アプローチせず、ずっと悩んで苦しんでいるだけではなにも変わりません。できることから始めてみましょう。■ 3:出会いのチャンスを逃す自信がない人は、「私なんかが……」と考える傾向があるので、出会いのチャンスを逃しがちです。私なんかが合コンに、マッチングアプリなんて……と思っているままでは、出会いは一生来るはずもないでしょう。恋愛している人たちは、そういったことを経験しています。「私なんか」と恥じる必要は全くありません。一歩踏み出せれば、自然と勇気が湧いてくるはずですよ。■ ときには根拠のない自信が大切なにもしなくても男性にモテモテなじょせいなんて、ごく一部の人だけです。それ以外の人はみんな、努力したり、勇気を出したりして恋愛を楽しんでいるはず。周囲の人に協力してもらいながら、少しずつ前進していけるといいですね。(オルカ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年10月21日現在、小学校では35人学級や教科担任制の導入など、大きな転換期を迎えており、多くの都道府県で小学校教員が不足している状況があります。また、2000年前後は、採用倍率が12倍と高い水準だったのに対し、年々倍率は下がっていき、現在は3倍を下回っています。本学は、より良い教員養成を行い、すぐに現場で活躍できる実践力のある教員を輩出したいと考えおります。本セミナーでは、小学校の校長経験もある本学教員の大隅心平教授から、今求められる能力や教員像、そして本学の教員養成についてお話しします。本学には、毎年多くの小学校教諭免許状取得希望者が入学されており、その授業内容やレポートの添削指導は、学生アンケートにて多くの高評価をいただいております。学生と教員との距離が近く、学生に近づいていく星槎大学での学びの検討材料としてぜひご参加ください。■日時2021年10月23日(土) 14:00~15:30■対象小学校の先生を目指したい高校生・大学生・社会人の方など■講師大隅心平 (星槎大学大学院教授)専門分野:学校・学級経営/特別活動/道徳教育/現代社会におけるこども論担当科目:道徳の理論・指導法(初等)/生徒・進路指導論(初等)■参加費用無料■参加方法【STEP1】以下のURLまたはQRコードより申込フォームにアクセスして必要事項を入力して送信。登録されたメールアドレスに案内メールが届きます。申込フォームURL: 【STEP2】メールに記載された「参加URL」をクリック。「Zoom」アプリのインストールができます。詳細はメールにご案内いたします。※すでにインストール済みの方は不要です。【STEP3】参加日当日に「参加URL」を再度クリック。続いての画面で、名前(ニックネーム可)を入力し、「ミーティングに参加」をクリック。その後、音声確認の画面が出るので、「オーディオに接続して参加する」をクリック。これで、受講準備完了です!■星槎大学について本学は2004年に文部科学省の認可を受け開学した通信制大学です。学部は共生科学部のみで、学部内には共生科学、初等教育、福祉、スポーツ身体表現、グローカルコミュニケーションの5専攻を開設しています。「人と人との共生」「人と自然との共生」「国と国との共生」の観点から分野の枠を超えて教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現などの専門科目を横断的に学ぶことが可能です。また、学生は全国に在籍し、年齢層も幅広く10代から90代の方が共に学んでいます。科目総数は300科目以上で、ライフスタイルに合わせて学び方を自由にカスタマイズできるので、自分らしく学び続けることが可能です。■充実した学修サポート体制以下のように皆さんが安心して学べるようにさまざまな学修サポートを実施しています。また、各学生に合った個別の相談ができる環境を整えています。●専門のカウンセラー等が教職員と連携「総合キャリア支援センター」●教員養成に関わる相談・サポート「教職総合支援センター」●一人ひとりに各教員がつく担任制「マンツーマン指導員」●通信での学び方や学修の進め方を案内「学修相談会」●1対1で相談「個別履修相談(学修相談)」●オンラインで教員や学生同士が繋がる「LMS(学修管理システム)」●一人でも学修がすすめられる科目ごとの攻略本(学修指導書)■目指せる教員免許状・資格●幼稚園教諭免許状●小学校教諭免許状●中学校教諭免許状(社会・保健体育・英語)●高等学校教諭免許状(地理歴史・公民・保健体育・英語)●特別支援学校教諭免許状○社会福祉士国家試験受験資格○社会福祉主事(任用資格)○支援教育専門士(履修証明プログラム)○福祉スポーツ指導員(履修証明プログラム)○ピアヘルパー/教育カウンセラー○自閉症スペクトラムサポーター○小学校外国語活動指導者○日本語教師○児童指導員(任用資格)■お問い合わせ2021年10月生としてご出願受付中。入学前のご相談は、随時受け付けております。問い合わせ先星槎大学 横浜事務局 広報部TEL:045-979-0261E-mail: info@seisa.ac.jp 星槎大学HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月02日■前回のあらすじ受験にかかる膨大なお金に不安を感じていた遥。まわりの動きに合わせるのではなく、子どもの状況に応じて、取捨選択していけばいいのだと分かり…。 >>1話目を見る 最近、仲良しだった友だちが塾を辞めたこと、家庭のトラブルを聞かされたことなどがあって、あまり明るく塾から帰ってくることがなかった輝。しかし久しぶりに明るい笑顔で帰ってきました。輝が受験をどう考えているのかいまひとつわからなかったのですが、塾の友だちの影響で少しずつ輝も考え始めたようです。公立中高一貫校については、費用面を考えると確かにかなり魅力的でした。授業内容も、かなり個性があって面白そうで、私も学校についてもあらためて勉強しないといけないんだなと感じています。私立の学費も学校によって大きく異なりますが、それでも中学受験はお金がかかります…。やはり始める前にある程度の覚悟は持っておくべきだと、いまさらながらに痛感しています。中学受験をどういった受験にしたいのか、どこまでお金をかけられるのかは、夫婦で共通の認識が大事だと思いました。次回は、中学受験に反抗期が重なってしまった家族のお話です。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月20日■前回のあらすじ受験が近づき足りない偏差値がみえてくると、我が子を志望校に入れるために親の熱意も増してくる。そして家庭教師や個別指導を頼む親たちがいると先輩ママから聞かされて…。 >>1話目を見る 塾代だけでも高いと思っていた私でしたが、中学受験でお金がかかるのは塾だけではないという話を知り、ただただ驚くばかり。中学受験開始する前には「入れるところが一番縁のあるところ」と思っていましたが、始めてしまうと「やっぱり少しでも良い学校に」といった気持ちになることがあります。実際のところ輝自体の成績は、塾でも一番下のクラス。「あと偏差値が10高かったらこの学校も志望校になるのにな」と思うことがあり、ママたちがお金を注ぎ込んでも子どもに期待したくなる気持ちはすごくわかります。だからこそ、そんな気持ちがより強くなるだろう来年。輝が6年生になったときに私自身がどう変化していくのかが少し怖くなってきました。次回に続く(全8話)毎日8時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月18日■前回のあらすじ息子と同じ塾の友だちが、高額な塾代に憤慨した自分の父の姿を見てしまい、悩んでいると知った遥。同じようにお金のやりくりに不安を感じている遥には共感できる部分もあり…。 >>1話目を見る 輝と同じ塾に通う子のトラブルを聞いて、夫の和也は「聡くんの家は、何を大事にしたいのか夫婦で話し合えるといいけどな…」と言っていました。そして私は…聡くんの家の問題は「私自身にも問いかけられたような気持ち」に。しかし翌日の会社帰りに、今年中学受験を終えたばかりの同じ会社の美咲さんから中学受験にかかるさらなる実態を聞かされることに…。「我が子を志望校に合格させてあげたい」中学受験する親のみんなの願いです。でも親がしてあげられることなんて本当に少なくて、そのひとつがお金に関すること。だから美咲さんから話が出た個別指導や家庭教師も気にならないといえばウソでした。親が子を追い詰めないためにもクッションとしての役割で家庭教師を頼むこともいい気がすると話す美咲さん。でもその金額は驚きのもので…。次回に続く(全8話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月17日■前回のあらすじ中学受験する場合の3年間の塾代が約200万円かかると知り、家計は大丈夫なのかと急に不安を感じ始めた遥。家計管理もしっかりしている夫に任せ、安易に中学受験を始め過ぎたと後悔しそうになり…。 >>1話目を見る 「年収2,000万円あっても中学受験はできない家庭がある」と夫は言うけれど、それだけの年収があれば学費には困らないのではと思うのですが…。確かに、それぞれの家庭によって支出額は大きく違う気がします。海外旅行に年数回行くという家庭もあれば、バレエ、ピアノ、英会話と習い事をいくつも掛け持ちしている人もいます。あれもこれもやりながら、さらに「私立中学」と考えるのは、家庭によっては大変になるかもしれません。でも「学費に重点を置く」と決め、お金がかかる趣味がない我が家は、私立中学という選択肢はそこまで無謀な考えではないのかも…!?それでも教育費の考え方については、夫婦の意思疎通が大事だということを私たちもこの後思い知らされることになるのですが…。あまり趣味にお金をかけない夫が唯一購入するのが漫画。そして夫に影響されて、輝もこっそりと読んでいるのを知っていた私は、この漫画を輝の勉強に役立てていました。仲が良かった樹くんが塾を辞めることで落ち込んでいた輝。私は、理科の成績がダントツに良かった樹くんが、なぜ中学受験から撤退するのか気になりました。と同時に、一度はじめた受験を“途中で辞める”という選択もあるのだと、初めて実感することになったのです。次回に続く(全8話)毎日8時更新!樹くんの話は コチラ <子どもを追い詰める親・由井家の場合>原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月15日■前回のあらすじ中学受験を決めた息子のために、週に3回「塾弁」を作るようになり、一緒に食事をとれないことに寂しさを感じる遥。そんななか、高額な夏期講習の料金表を突きつけられ…。 >>1話目を見る 夫は、息子を自分の母校に行かせたいと思って準備していただけあって、中学受験システムのことはしっかり理解しているようでした。そして我が家の家計管理は夫に任せていたので、夫が大丈夫というのであれば…と、私はお金の心配をしてなかったのです。でも、毎月の塾代だってかなりの金額がかかり、さらに季節講習の金額を考えると、深く考えずに中学受験に賛成してしまったのではないかと後悔しそうになります。ネットでも「中学受験するならどれくらいの年収が必要か」などが話題にのぼっていますが、夫は年収はあまり関係ないと言い始めて…。次回に続く(全8話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月14日私は自分が公立中学だったため、中学受験は考えてなかったのですが、夫・和也の「息子を母校に入れたい」という言葉をきっかけに、ゲーム漬けだった息子・輝が、私立中学を目指すことになりました。小学4年生から、夫と相談して決めた中学受験塾の「桜咲アカデミー」に入塾。今は小学5年生になり、週に3回、お弁当持参で塾通いをしています。夫が率先して始めることになった中学受験。私も賛成したのですが、まさか夜お弁当を持ってまで塾通いするとは思ってもおらず…。小学生が家庭で夕飯を食べられず、遅くまで塾で勉強するなんて、私にはまったく未知の世界でした。そんな、ある日の朝…。結局、その日は輝はコンビニでお弁当を買うことに。私は塾で勉強を頑張る息子にお弁当を作れなかったことに罪悪感がいっぱいだったのですが…。料理が好きで我が家でも料理担当でもある私は、栄養バランスのある食事を子どもには摂らせてあげたい。家族一緒で楽しく食事したい。そんな風に思っていました。だからこそ「塾でのお弁当はかわいそう」と思いこんでいました。でも夫や息子の話を聞くと、どうやら楽しみの時間のようで、勝手な思い込みを反省しました。ただ家族みんなでご飯を食べられないのは寂しいことには変わりなく、これまで以上に家族一緒の食事時間は楽しみの時間となりました。そして、夏期講習の料金が予想以上の高さに衝撃を受けてしまい…!次回に続く(全8話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年09月13日大人気マンガシリーズ、今回はくずゆ@カップルエッセイ(@_kuzuyu_)さんの投稿をご紹介! 「母の母役がうんざりなので娘をやめることにしました。」第9話です。自立への第一歩!として大学を目指すくずゆさん。受験勉強が本格的になってきたようですが…?本格的に受験勉強を…出典:instagramストレス発散法は?出典:instagramひたすら勉強漬けの日々…出典:instagram受験勉強に励む間もお母さんの愚痴は相変わらず。とうとう試験1週間前に…。毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@_kuzuyu_)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年08月27日なかなか恋愛がうまくいかない……とお悩みのあなた。もしかしたら、あなたに足りないのは「恋愛の失敗」かもしれません。恋愛は失敗から学ぶことがたくさんあるのです。今回は、20代で済ませておきたい恋の失敗について、女性の体験談をもとに紹介します。■ 素直になれなくて…「自分から告白するのが苦手な私。会社に好きな人がいたんですが、好きだという気持ちを知られたくなくて、わざと冷たくすることもありました。すると、そんな彼に後輩が猛アタック!後日、彼は私のことを好きだったけど、『脈がないから』と諦めて、アプローチしてきた後輩と付き合うことにしたそう。恋愛は自分の気持ちに素直になったもの勝ち、なんですね」(27歳女性/営業)恋愛は、自分の気持ちを言動にして表すことが大切なのです。とはいえ、なかなか素直になれない意地っ張りさんには少し難しいかもしれません。早いうちに、「素直になれないと、どんな痛い目に合うのか」を、身をもって体験しておいた方がよいでしょう。■ 「好き」の気持ちが強すぎて…「とにかく彼のことが大好きだった私。毎日声を聞かないと気が済まなかったし、彼の予定を全部把握しておきたかった。アポなしで彼の家を訪れたことも1度や2度ではありません。その結果、彼から『ちょっと重い。もっとひとりを楽しみたい』と言ってフラれる羽目に。彼といい関係を続けたいのなら、お互いの時間も尊重するべきだったと学びました」(28歳女性/会社員)1分1秒も離れたくない。できれば一緒に暮らしたい……。彼への思いが強すぎて、そんなふうに思うのはよくわかります。しかし、いくら好きでも「いつでもどこでも一心同体」はお互いに息が詰まってしまうもの。20代のうちに「ちょうどいい『好き』の度合い」を学んでおけば、男性に「居心地のいい女性だな」と思ってもらえるはずですよ。■ なんでも言うこと聞きすぎて…「とにかく彼のことが大好きで、彼になんでもしてあげたかったし、彼の願いは全部聞くよう努力していました。すると、彼がだんだん図に乗ってきて、部屋の掃除や洗濯を命令してきたり、給料日前にはお小遣いを要求したり、とエスカレート。最終的に浮気されて別れました。好きだからって相手の言いなりになってしまうと、上下関係ができてしまうんだなと痛感しました」(26歳女性/美容師)「自分のことはどうでもいいの。好きな人の気持ちが一番大切!好きな人の望みはなんでも叶えてあげたい」というあなた。それは、夢見る少女のセリフです。恋愛とは「相手を幸せにしてあげる」ことでも「相手に幸せにしてもらうこと」でもなく、「一緒に幸せになること」です。「自分を犠牲にして彼に尽くす私って、健気で愛おしい」そう思っているのは自分だけ。「いい恋愛に自己犠牲の精神は不要である」という真実は、なるべく早いうちに学んでおきましょう。■ 失敗があなたを「いい女」にしてくれる色々な失敗を経験し、そこから学んでいくことで、あなたにとって「最高の恋愛とはなにか」が見えてくるのです。恋愛で失敗をしたときは、「またいい女に近づいた」とポジティブに考えましょう!「恋愛上手」とは「失敗上手」のことなのですから。今回ご紹介した内容を参考にして、あなたの恋愛を上手に進めてくださいね。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年08月18日こんにちは、エェコです。お子さんが何かを失敗して泣いちゃうことってありませんか?ウチの娘も泣いてしまうのですが…今回は「失敗しても泣かなくていいんだよ」と娘にお話しした出来事です。■失敗すると泣いてしまう娘、失敗が悔しい?どうやら私の考えていた理由とは違うような気がする…。そこで本人に聞いてみました。なんと! 失敗=怒られると思っていた娘。そういえば「失敗して泣く」のは家のお手伝いをしてくれている時がほとんどだった気がする。私を助けたかったのに失敗によって私の仕事を増やしてしまい、怒られると思ったのかな?なんて思いやりのある娘なんだ…!■失敗は、成功するための勉強!私は即、否定しました。「ママだってよく失敗してるでしょ?」って言ったら「うん」と即答されました(笑)よく「失敗は成功の母」ってよく言いますが、まさにその通りだと思います。失敗から学べばいいんです。誰だって失敗はする! 反省は大事だけど泣かなくていい!…ということを娘に言ったらわかってくれたようで失敗しても「ごめんなさい」と反省するだけで泣かなくなりました。怒られると思うと恐怖が生まれます。そしてその恐怖からできないことにチャレンジしなくなる子になってしまうのが怖いです。この先、失敗して怒る人が必ずいると思うのですが…私の言葉を思い出してなんでも再チャレンジするような子に育ってほしいな~と思う母なのでした。
2021年08月15日■前回のあらすじひとりで抱え込んでいた中学受験の問題を夫と相談することに。そして私は、悩んだ末に出した結論「中学受験を辞めようと思っている」と夫に伝えたのですが…。 >>1話目を見る それまで私は、夫が小学校から私立に通っていたものだと思い込んでいました。そして、このタイミングでようやく、夫は高校までは公立で、大学から私立であるOK大学に入学したという事実を知ったのです。つまり、私の勝手な思い込みと義母の独りよがりの結果が、樹を私立中学受験へと駆り立ててしまったことに…。「だったらもっと早く教えてよ!」と夫をうらむ気持ちと、夫と話し合うことを避け続けた自分の変なプライドの高さにげんなりしました。何より息子のことなのに夫婦できちんとコミュニケーションが取れていなかった私たちが、結果的に息子を苦しめてしまったという事実に二人とも反省しました。そして、一番大事な樹との話し合いでは…。私は樹の笑顔を久しぶりに見た気がしました。中学受験については、夫が樹と話し、正式に辞めることに。こうして我が家は中学受験のレールから外れることを選びました。受験のための勉強より、今は樹のワクワクを大事にすることに決めたのです。正直、「これまでの頑張りは何だったんだろう」という気持ちはあります。でも、息子にとって、そして私自身にとっても、今、大切にすべきことに気づけてよかったと思っています。最近では、夫がノリノリで樹に海外の昆虫の図鑑を渡したり、2人で昆虫博物館に行ったりしています。義母のプレッシャーの理由は、夫が子どもだった頃、お金がなく学校でもトップクラスの成績だったのに満足な勉強をさせてあげられなかったことを悔やんだ経験から「孫だけはそんな思いをさせたくない」と思ったことが原因だったそう。私と義母はどちらも自分の悔いを子どもに託そうとしていた…。これこそあの公園で知り合った彼女に言われた「私の問題」だったんです。義母については、夫から話したことで、多少プレッシャーは減ると思っています(それでも孫に期待をかける気持ちは止められないかもしれませんが…)。今後は義母の件は、全面的に夫にお任せ。そして私自身がもし今後また方向性にグラグラと悩んだ時には、夫や息子に相談しながら決めていきたいと思います。中学受験はここで区切りとなりましたが、私たちが今の息子の笑顔を失わないことを選んだことは後悔しないと思います。次回は、中学受験のお金についてのお話です。原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月05日■前回のあらすじ「子どもの人生は子どものもの」と話す見ず知らずの女性。不安を漏らす私に「好きなものに熱中できる息子を育てたから自信もっていい」と言ってくれて…。 >>1話目を見る 中学受験塾に通っても成績が上がらないどころか、勉強にまったく興味を示さない息子。そんな状況にずっとイライラしていた私。でも偶然公園で立ち話をした初対面の先輩ママと話をしたことで、気持ちが落ち着き、私が考えなければいけないことが見えてきました。樹を傷つける発言をしてしまった私。何度も塾の宿題やテスト勉強をさせようと、衝突を繰り返してきました。その度に、うまく樹を導けない自分に落ち込み、そしてまったく勉強にやる気をもってくれない息子にガッカリしていました。自分が息子の教育に失敗したかのような気持ちになっていて夫にも相談できなかったのですが、ようやくこの抱えきれない問題を夫と話し合おうと決意しました。もともとは私から「樹を私立中学に行かせたい」と言って始めた中学受験でした。その時も夫は反対はせずに、「ムリするな」と言いました。しかし私は、「大丈夫!絶対、樹を合格させてみせるし、樹にも受験してよかったと思えるように頑張る」と宣言してしまっていました。その後も夫は「『勉強って楽しい』と思えれば伸びていくから」と、樹があまり宿題しないことも気にしている風はなく、そんな姿に私はどちらかというと「あなたが協力的じゃないから樹がやる気を出さない!」と憤慨してしました。私たち、家族が出す結論は…!?次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月04日■前回のあらすじケンカして家を飛び出した息子を追いかけて行った公園で見ず知らずの女性と話すことに。彼女から「公立中学もいいですよ」と言われたのですが…。 >>1話目を見る 私立中学に入れたいけれど、現段階では塾には身が入らず、宿題もほとんど手をつけられない息子。そんな息子に対して、勉強をさせようと四苦八苦するけれど、成績を上げるどころか、ヤル気すら引き出すことができない私。本当は夫に相談すべきと思いつつ、自分の能力の低さを暴露するようで、何もできずにいました。そんなときに公園で出会っただけの見知らぬ女性との会話で、これまで誰にも相談できなかったことがどうしてか口をついて出てきました。公立中学の魅力というと、思い浮かぶのは、「多様性がある」、「通学が楽」、「学費があまりかからない」などがあります。ただ我が家のように進学を重視して考えた場合、どうしても私立中学が優位に思えてしまう。周りの子が私立中学という良い大学に入るためのルートを確保したときに、うちの子どもだけがそのルートを確保できなかったとしたら、それはすごく損をしたことになると思っていました。少しでも確率が高いルートを親としては用意してあげなければいけない…そう考えてきた私に、彼女からの言葉は思ってもみなかったことでした。勉強ができない息子のことを考えると、つい「これ以上失敗しないで」と思ってしまうときがあります。しかし何より、そんな息子の勉強を見てあげられない、やる気も出してあげられない私自身が「失敗」しているのだということを感じていました。そんな風に自虐的になる私に対して、公園で知り合った彼女は、「子どもを想う親は失敗ばかり」と言ってくれて…。私立中学に行けば、子どもの将来が約束されるわけではない。いつの間に私は、希望の私立中学に入れれば「成功」で、公立中学に行くことは「失敗」と決めつけてしまっていたのだろう。子どもがどんなルートを通っても失敗なんてことはないのに…。樹が塾の勉強ができないことも、宿題をやらないことも全部私のせい。そうずっと思っていた私。でも、私に話しかけれくれた女性は、最後まで私のことを何一つ否定せず、ずっと寄り添ってくれました。その心地よさに公園に着いたときに感じていた焦燥感はすっかりと消えていました。暑い日も毎日水筒を持って公園に行った日々、ズボンのなかいっぱいにダンゴムシを詰め込んで帰って悲鳴を上げた日、誕生日に買ってあげた図鑑を抱きしめながら眠った樹の寝顔…。そんな小さな頃の樹を思い浮かべながら、樹を見つめていました。中学受験は誰のために、どうしてするんだろう?次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月03日■前回のあらすじ塾の宿題をやらない息子・樹に「これ以上落ちこぼれてもいいの!?」と言ってしまった母。すると樹からは「どうせ僕は落ちこぼれだよ、中学受験なんてしたくない!」と言われてしまい…。 >>1話目を見る 樹に言ってはいけない言葉を浴びせてしまった私。出て行ってしまった樹を探しに外に出たのですが…。小さい頃から昆虫が大好きで、この公園には毎日のように散歩に来ていました。そしていつも私がそばにいるのも忘れるぐらい昆虫に魅入られて、何時間でもみている樹。そんな幼い頃を思い出しながら、樹のそばにあるベンチに座っていると…。これまで誰にも相談したことがなかった中学受験。塾とのかかわり方、家庭学習の方法、何より子どもたちを親はどうフォローすればいいのか…書籍やネットからの情報収集を日々行っていました。役に立つ情報もあったし、自分の行動に反省する面もありました。でも、だからといって樹に「これぞ!」という有効なものがなく、私もまたイライラして怒ってしまうの繰り返し…。まったく見も知らぬ人に声をかけられた瞬間、私は不安や弱音を吐露する相手がいなかったのだと気がつきました。誰でもいいから話を聞いてほしいと私はずっと渇望していたのだと…。そして思わず本音がこぼれていき…。次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年08月02日■前回のあらすじ私立小学校の受験で不合格となった息子。義母のプレッシャーもあり、中学受験を進めてみるけれど、息子が興味を持つのは昆虫だけで…。夫の母校に通わせるべく、息子の樹を中学受験塾に通わせることにしました。昆虫にしか興味がない息子のために、「昆虫のことをもっと深く学べるから」と、集団塾がやっている理科の実験教室に通わせ、そのまま同じ集団塾へ。しかし5年生になっても、集団塾での成績は今ひとつ。樹の通う塾では偏差値順で3クラスに分かれているのですが、樹は一番成績が低い偏差値40台以下の「Dクラス」が定位置になっていました。まともに塾の宿題すらやらない樹は、理科以外の成績がまったく上がらず…。学校の成績はともかく、塾では一番下のクラス、全国テストでも下から数えたほうが早い順位が当たり前になっていました。そんなある日、塾で保護者会が行われたのです。保護者会で配られる資料にはクラス別の内容も含まれるため、封筒にはクラス名が書かれたシールが貼られています。たまたま座った隣の席の方の前には最上位の「選抜クラス」のシールが貼られた封筒が…。私は、子どもが「Dクラス」であることを知られたくなくて、思わず自分の封筒のシールを隠してしまいました…。5年生からは塾に通う日も、宿題の量もドッと増えました。さらに内容も難しくて、正直に言えば私自身息子の問題を解くことができない状態だったのです。親すら解けない問題を子どもに取り組ませる…中学受験の勉強の幅の広さと深さに、今さらながら衝撃を受けました。そして私にとってもう一つの悩みなのが…。次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年07月31日私は、小学5年生の息子・樹を育てる華。夫は一流大学を卒業し、現在は大学の准教授をしていますが、私は短大出身。夫とは、夫が務める大学に事務職で働いていた時に、出会いました。そんな夫は、息子の進学について何も言いません。でも、義母や友人からは、樹が赤ちゃんの頃から何かとプレッシャーをかけられ続けてきました。夫の大翔はOK出身。だからか義母からはOK小学校入学を薦められました。あまり勉強が得意ではなく、学歴コンプレックスを抱えていた私は、「男の子は母親似」とよくいわれる言葉が気にかかっていました。「あの頃もっと勉強しておけばよかった…」と就職活動では何度も悔やみ苦労した経験は、樹にはさせたくない。でも、もし私に似ていたら…。その不安から、私は、小学校受験について夫に相談することに。私立小学校への受験は、義母の勧めもあり受験に強いという教室に通わせましたが、合格とはなりませんでした。義母から嫌味を言われましたが、樹自身はあまり落ち込むことがなく、深い傷を負わせなくて本当によかったと思っていました。しかし、樹が小学生になると、またも義母から「中学はOK中学受けるんでしょ?」とプレッシャーをかけられるように…。ただ、私自身が短大出身で就職に苦労した経験があることから、息子には同じ思いをさせたくないという気持ちが強くありました。だからこそ私立中学でリベンジを果たしたいと私も思っていたのです。しかし小さな頃から昆虫が大好きな樹は、蟻がエサを運ぶ様子を1日中眺めていたり、蝉の羽化する瞬間を見るために夏休み中早起きしたり…。自分の好きなことに集中する力はすごいのですが、興味のないことにはまったく意識が向かないので、教科によって成績の差が激しくて…。もちろん、昆虫に興味があるのは悪いことではないとはわかっています。ですが、受験のことを思うと、そうも言っていられませんでした。次回に続く(全7話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年07月30日■前回のあらすじ絵に描いたような優等生だった母。娘の教育に対する意識も高く、幼稚園の入園が決まってからも、まるで難関校の受験生のような生活が続いたが…。みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。今回は、前回から時が進み、私の小学校編をお送りいたします。■ゲームの話は友だち作りに大いに役立ったつらかった小学校受験期を終え、どうにか母の希望通りの小学校へと進学することになった私。母の希望に添うことはできましたが、依然として私と母とゲームの関係性に変化はありませんでした。しかし、まだゲーム全盛期だった小学校時代。ゲームの話は友だち作りのきっかけに大変役立ちました。それまでA君とはクラスが違ったので、関わりがありませんでした。ですが、いざ会話をしてみると非常に大人っぽい子で、彼と話すきっかけになったゲームのことは今でも忘れません。そこから再び時は流れて、小学校の卒業式での出来事。ここで母と私に転機が訪れます。 ■A君のお母様から感謝された卒業式の合間に、私の母とA君のお母さんが初めて対面しました。A君のお母さんは、A君と私がゲームのおかげで意気投合して友だちになり、卒業まで仲良くしていたことに、とても感謝してくださりました。今思い返すと、A君はクールな一匹狼タイプで、ギャーギャー大騒ぎする子どもっぽい私とは真逆のタイプでした。A君は遠足や学校のイベントも一人で過ごすことが多かったように思います。A君のお母様が涙ぐみながら、母にお礼を言ったことで、母の「ゲームなんて悪いものだ!」という意識は、ここから徐々に変わっていきます。次回に続く(全6話)毎日14時更新!
2021年07月18日天明麻衣子さんは東京大学文学部を卒業後、NHK仙台放送局契約キャスターとして活躍。スペインに1年弱移住しながら、一般企業勤務を経て2014年に結婚。帰国後はフリーアナウンサーとして幅広い活躍をおこなっています。また、2021年の4月からは東京大学の大学院に入学し、現在は第一子を妊娠中。7月にご出産を控えています。前回は、ご自身の妊娠や不妊治療について伺いました。今回はコロナ禍の妊娠についてや、妊娠中に東大の大学院院を受験したときのお話などを取材させていただいています。また、現在妊娠中でありながら、大学院に通っているという天明さん。コロナ禍のリモート大学院生活についても、いろいろとお話ししてくださいました! コロナ禍の妊娠は、思ったほどデメリットはないと感じた画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー妊娠が分かってから、気を付けていたことは何かありますか? 天明さん:朝早い番組を担当していたこともあり、睡眠時間がわりと短くていつも5時間くらいしか寝られていなかったんですけど、なるべく6時間弱くらいは寝られるように工夫したりしていました。あとは、年末年始の時期だったので、食べすぎて体重を増やしすぎないように気を付けていました(笑)。 ー妊娠が分かってから、パパがサポートしてくれていると感じることは何かありましたか? 天明さん:重い物を持ってくれたり、家事をやってくれたりとか。あとは、私自身が結構階段とかで転びやすいんですけど、一緒にいるときには注意を促してくれたりするなど、物理的な面でサポートしてくれています。 ー天明さんご自身は妊娠してから、心境の変化などはありましたか? 天明さん:安定期に入るまでは、健診のペースとかも間隔が空いていたりとかして、普段あんまり意識することはなかったですね。ただ、安定期に入ってくると健診のペースも短くなったりとか、おなかのなかで赤ちゃんが動いたりすると、「あぁ、自分のなかに赤ちゃんがいるんだな」と実感するようになりました。 ー天明さんの場合ですが、不妊治療をされていたタイミングがコロナ禍と重なったという認識で合っていますか? 天明さん:そうですね。自分の年齢を考えて治療に取り組んでいたタイミングが、たまたまコロナ禍であったという感じです。 ー「コロナ禍だから、妊娠するのを辞めよう」と思う方もいるそうです。天明さんはコロナ禍の妊娠についてどう思いますか? 天明さん:コロナ禍であるからこそ、逆に周りも気を付けていて、よっぽど例年より衛生面にみんなが気を付けている気がします。私はどちらかというと、コロナ禍だからどうせ出歩けないし、妊娠してもいいかなぁとは思いましたね。 ーそれではコロナ禍の妊娠は、不安や葛藤は特になかった感じでしょうか? 天明さん:はい。私は思ったほどデメリットもなかったかなという感じでした。 ーそうでしたか。とはいえ、初めての妊娠ということで、メンタル的につらかったことなどはなかったでしょうか? 天明さん:安定期に入るまでは、妊娠したことを言わないほうがいいのかなぁというのがあって、言いたいのに言えないという時期がつらいなと感じました。例えば、ほかの人の妊娠や子育ての話のときに「実は、私も妊娠しているんです」と言いたいのに言えないというか、まだタイミング的に言わないほうがいいよなと思ったり……。その時期は歯がゆいなと感じましたね。うちの親とかにも言わず、妊娠のことは夫と私だけで共有していました。 妊娠中に受験! 合間に健診へ行き、さらにお仕事と多忙な日々画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー今年の4月から、東大の大学院の東大の公共政策学教育部に入学されたのですよね。妊娠しながら受験勉強をして、さらにお仕事もされ、クリニックにも通い……となると、かなり多忙な印象なのですが、当時を振り返るといかがでしたか? 天明さん:そうですね。クリニックにiPadとか持って行って、待ち時間に勉強したりはしていました。肉体的にはレポート書かなきゃいけなかったりとか、いろいろ大変だったのですが、複数のことを同時進行でおこなうことで気が紛れていたというか……。気持ちが分散していたという面ではラクだったなと思います。 ー 複数のことを同時進行にとなると、いっぱいいっぱいになってしまいそうに思うのですが……? 天明さん:妊活のことばっかりを考えるのも、個人的にはしんどいかなと思っていたので、ほかに意識が向けられるものがあって良かったと思っています。また、今回はコロナ禍ということもあり、大学院の入学試験もオンラインに変わったりとか、その場に行かなくて良かったので、時間の調整とかもしやすくて助かりました。 ー受験勉強をしながら、お仕事もされて、合間に通院していたときのスケジュールってどんな感じだったのでしょうか? 天明さん:朝の番組を担当していたのですが、それが朝9時くらいに終わるので、その後病院に行ってすき間時間に勉強をしているという感じでした。仕事のメインが朝の時間帯だったので、病院の時間帯と重ならなかったので、良かったなと思います。 ー4月から大学院生活が始まったと思うのですが、いかがでしょうか? 天明さん:コマ数的には結構取っているんですけど、私が取っている授業は全部オンライン授業なので、家で講義を受けられるのは助かっています。 画像出典:天明麻衣子さんのInstagramより ー実際に大学院の講義を受けられてみていかがでしょうか? 天明さん:一緒に講義を受けている人と友達になるというのはなかなか難しいんですけど、スラックというSNSでグループを作って、課題で分からないことがあったら相談したりすることはできています。ほかには、海外の交換留学的な感じで、インドや中国など海外の大学の方も参加しているので、そういう人たちが受講できるのはメリットがあるのではと思いました。 ーリモート講義を受けていて、問題はない感じですか? 天明さん:そうですね。グループ作業が必要な場合は、「今週何曜日何時から空いてます」みたいなアンケートを取って、zoomでみんなでグループワークをしています。その際、Miroというオンライン上でホワイトボードに付箋を貼って作業できるツールがあるんですけど、それを使って最近はわりと作業をしている感じです。いろいろ便利なツールがあるので、結構リモートでもできちゃうじゃん! といった感じですね。 ーコロナ禍で経済政策を勉強するために大学院に入られたということですが、今学んでいることを今後どのように活かしていきたいと思いますか? 天明さん:経済番組を今仕事でやっていて、スタートアップの取材をさせてもらったりとか、経営者の方を番組に招いていたりするんですが、まだスタートアップが頑張っている領域って、規制が多かったりするんですよ。例えば仮想通貨だったり、遺伝子の研究とかだったりいろいろあるんですけど、行政の対応が遅い影響により、ほかの国が先に追い越してしまうというのがあるので、スタートアップの環境をどうやって整えていけるのか、ということを考えていけたらなと思っています。 天明さんは「圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方」など、効率を重視した書籍を出版されていますが、ご自身でも同時進行でいろいろなことにチャレンジしていて、とてもバイタリティのある方だなと思いました! さて、配信3回目となる次回は、いよいよインタビュー最終回! 血液検査で判明したという橋本病についてや、出産の方法などを伺っています。ぜひ最後までお付き合いください! PROFILE:天明麻衣子さん東京大学卒業後、NHK仙台放送局契約キャスター、大手外資系金融機関といった経歴を持つフリーアナウンサー。著書として「圧倒的な勝ち組になる効率のいい考え方と仕事の仕方」「東大・NHK・外資系金融で学んだ、ビジネスで成果を出し続ける本物の勉強法」「時短勉強術」などを出版。2021年4月から東京大学の大学院に入学。第一子を妊娠しながら大学院生活を送っている。
2021年07月09日今回は娘さんが1歳のころのお受験や習い事についてのお話です。まだ先のこと、のんびり構えていたら周りはもうすでにいろいろ考えていて、びっくりだったそうです。娘が1歳になる前後に、久々に妊娠中に知り合ったママ友たちと集まりました。話題は相変わらずほぼ育児の話。でも今までなかったトピックも出てきて……。 ママたちの会話に呆然 1歳になったとはいえ、当時私にとって娘はまだ「赤ちゃん」に毛が生えた程度のイメージ。ひどい便秘をどうするか、いつ歩くのか、託児所を利用するか……考えることといえば、そのくらいでした。 しかし、ママ友たちのあいだではもう習い事や進学についてのリサーチが始まっていて、「え! もうそんなことまで考えてるの!?」と、ものすごくびっくりしました。 同時に、少し寂しいような気もちになったのを覚えています。今までは、おむつや授乳、寝かしつけなど、みんな共通の話題があったけれど、これからは教育方針や家庭環境、子ども自身の興味や才能などで話題が変わっていくんだな、と気づかされたからです。 その後、数人が旦那さんの転勤等で遠方へ引っ越してしまい、集まることはなくなってしまいました。年賀状やメッセージのやりとりも徐々に減り、今では会う機会もありません。でも妊娠中から産後の、一番心細くてしんどかった時期に支えてもらったことは、今でも本当に感謝しています。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2021年06月23日■前回のあらすじ娘の中学受験のために家族一丸となってサポート!…となるはずでしたが、家庭での学習はまったく進まず…。>> 1話を読む 家族でサポートして中学受験に挑んだのですが、すぐに娘にイライラする毎日がしんどくなってしまいました。そこでやはり中学受験塾に通わせようと思い、偏りのある娘のようなタイプを受け入れてくれる塾を探すことから始めることに…。中学受験塾は大手・中小の集団塾、そして個別指導の塾があります。御三家や難関校に多くの生徒を合格させる塾、ある難関校への進学に顕著な実績を出す塾、中堅校に強い塾と特色があります。さらに家庭との付き合いについても、子どもが自習をどれくらいできるかが肝となる塾、面倒見がよく塾のフォローが行き届いた塾と親の負担にも違いが…。集団塾は、カリキュラムが整っているし、これまでの実績から過去の入試データや情報が豊富にあり、やはり親としては安心。そしていろいろと情報を集めた結果、もっとも惹かれたのは、発達に偏りのある子どもにも寄り添ってくれると評判の集団塾でした。そこは1週間の体験入学があり、さっそく娘も通ってみることにしたのですが…。多くの子が熱心に授業を受けるなか、ひとりだけ集中できていない優。すでにお子さんが通っているママさんには、つい「子どもが楽しく通えれば…」なんて理解ある親のような言葉を言ってしまいましたが、心の中では「どうしよう…」と思っていました。面倒見が良い集団塾ではありましたが、生徒の数も多く、ひとりひとりにまで目が行き届くのは難しそう。娘もストレスを感じるのか、勉強への理解度を深めることが難しかったようです。個別指導塾に切り替えると、以前と比べて楽しそうに勉強するようになりました。けれども、肝心の成績がまったく伸びません。そして、その原因は意外なところにあったのです。次回に続く(全5話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年06月18日■前回のあらすじ発達に偏りがある娘の中学受験を夫に打診すると「公立の方が支援が手厚いのでは?」と言われてしまう。しかし私立高校に進んだ息子の勧めもあり、娘に中学受験を打診してみると…。>> 1話を読む 「今の学区ではない中学がいい」という優の気持ちを知ると、夫も中学受験について前向きに検討するようになってくれました。そんな中、「グレーゾーンの子の進路」という勉強会が行われているとの情報を入手。夫を誘って、さっそく参加してみることにしました。勉強会に参加したことで、私も夫も、優に合った学校があるかもしれないと思うようになりました。そして…。意気込んで中学受験をスタート!!…したのはよかったのですが、すぐに勉強でつまずいてしまいました。ネットで評価の高いテキストを取り寄せても、娘はまったく解くことができず…。さらにはお気に入りの文房具を眺めたり、本の整理を始めたりと、興味があることに没頭してしまい、まったく勉強が進みません。一緒に勉強しようとしても、理解が遅かったり、集中できなかったりする娘を見ていると、私の方がイライラしてしまい、お互い感情的になるばかり。家庭学習のみでの受験を考えていましたが、早々に壁にぶつかってしまいました。親がその気にさせておいて、親の方が先にくじけてしまうなんて…。やっぱりうちの娘には中学受験は向いてないのかしら。次回に続く(全5話)毎日8時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年06月17日■前回のあらすじ「息子には俺と同じ私立中学を受験させたい」と突然宣言した夫。しかし毎日ゲーム漬けの息子には、「俺に向いてない」と一刀両断されてしまい…。夫の和也から「息子を俺の母校の私立中学へ」という突然の宣言からまだ日も経っていないある日のこと、私の職場で思いがけず中学受験が話題に…。2月に入ってすぐにお休みを取っていた同じ部署で働く美咲さんが久しぶりに出社しました。1月頃からかなりプライベートが忙しそうなことには気づいていましたが、これまで連続で休みを取ることが少なかったので、退社直前に声をかけてみると…。美咲さんの息子さんが中学受験していることを知らなかった私。そして受験するのは子どもなのに、「親に戦略が必要」という意味すらもよく理解できないし、さらに「全落ち」というあまりに怖ろしすぎる言葉が出てくることにも驚きました。まだたった12歳の子どもが受験するだけでも驚きなのに、不合格という経験まで受け止めなければいけないという事実。いつも明るい美咲さんがこれほど深刻な表情をする中学受験の世界が、私には衝撃的すぎました。しかし…。美咲さんに聞いた中学受験の情報は私の知らないことばかりでした。東京では2月1日から受験が開始されること、本命校やチャレンジ校は2月1日に受ける子が多く、また複数回受験できる学校もあること、合格発表は受けた当日にネットで発表され、不合格だった場合にはすぐ他の学校に受験出願ができることなど。そして志望校に合格できなかった子、また1校も合格できなかった子は、2月1日から3日間、4日間と連続で受験するという事実。高校受験からしか経験がない私にとって聞いたことがないほどの過酷な挑戦。「合格できなかったらどうしよう…」という不安を親も子も抱えたまま挑む日にちを想像するだけで、胃が痛くなりそうでした。さらに受験会場に付き添うために親が休むということも中学受験の特徴のひとつの気がします。今の上司は美咲さんが言うとおり理解あるけれど、働く親にとっての難題のひとつになりそう。というよりも中学受験って親の出番はどれぐらい必要なんだろう…どうしてそこまで大変な想いをして中学受験をさせるのだろう。そう思っていた私に美咲さんが言ったのは…。中学受験の成功失敗は第一志望校に合格すること、そう単純に思ってきましたが、美咲さんの話から家族にとっての成功は別のものなのかもしれないと思いました。小学生に不合格という体験を味わわせることは、正直させたくないと思ってしまう私。でも美咲さんの話す「濃い時間」という言葉が、なぜだか心の中に刺さったままでした。子どもの時期は大切と思いながらも、実際にはだらだらとした時間を過ごす輝を見て見ぬふりしてきただけなのかも。もしかしたら中学受験を考えることも、1つのきっかけになるのかもしれない。こうして美咲さんとの会話によって、私たち家族の未来も大きく変わっていくことになるのです。次回に続く(全4話)毎日18時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年05月19日私は遥、会社勤めしながら夫・和也と小学3年生の息子・輝の3人で暮らしています。最近の悩みは、輝の放課後の過ごし方。ひとりで留守番する時間が長いのをいいことに、ゲーム漬けの毎日を送っているんです。そして今日も…。去年まで通っていた学童は、「みんなやめるから」という理由で退所。長く続けていたサッカーも、高学年が受験で次々抜けてしまい、試合でもスキルアップでも盛り上がりに欠け、次第に足が遠のくように…。「このまま、放課後はゲームばかりの毎日で大丈夫なのか?」と思いつつ、自分も小学校時代はピアノを習っていたくらいで、「大して変わらなかったのかな」と思ったり。そんなときに言われた私立中学出身の夫・和也の言葉。和也は御三家と呼ばれる私立中高一貫校出身ですが、これまで自分の母校に息子を入れたいなんて聞いたことがなく、和也がそんなことを思っていたとは私には青天の霹靂でした。中学受験なんて我が家には無縁の話。そう思っていた私にとって和也の発言はかなりの衝撃でした。ただ輝の毎日を見ていると、さすがに心配にもなります。しかし輝は、私の話を聞くなり「自分には向いてない」「これ以上勉強するなんてありえない」と中学受験を断固拒否。さすがにいきなり中学受験の話をしても受け入れられないのも納得だし、私自身も公立中学でしたが特に不満もなく、積極的に受験に賛成の立場を取ることができませんでした。息子のことをよく知りもせずに勝手に中学受験を言い出した和也に正直ムッときたのですが、そんな時、会社である出来事が起きたのです。次回に続く(全4話)毎日18時更新!※この漫画はフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ふゆ
2021年05月18日春も深まり、卒業・入学シーズンに突入ですね。今回は高校受験にまつわるほっこりする話を紹介します。県外へ入学する息子を心配する母親に先生がかけた言葉今回子供が受験したときの話をInstagramにアップしていたのはy keikoさん。y keikoさんは、息子が県外の学校を受験することになって、いろいろな不安を抱えていました。そんな中、受験日に会場へ送って終わるまで待ち時間ができました。校内を散策していると、学校の先生が話しかけてくれました。先生は丁寧に悩みを聞いてくれ、このようにアドバイスをくれたのです。親御さんの心配は当然です。ですが、その心配で手を離せずにいたら子供さんの可能性を潰してしまうという事もあります。子供さんを信じて送り出すことも大切なことだと思います。心配する気持ちを汲んでくれつつも、それでも受験をして通わせるという決断をしたy keikoさんに強い後押しをしてくれる言葉でした。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る y keiko(@keh349)がシェアした投稿 あの時の息子の決断を応援できて良かったと思ってる。y keikoさんのこのひと言にすべてが詰まっているあたたかいエピソード。この春、親元を離れる子供を持つママたちにも届いたのではないでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年03月23日