由薫(読み:ゆうか)が、東京・名古屋・大阪をまわるツアー『由薫 1st TOUR 2023』を開催することを発表し、併せてチケットの一般発売がスタートした。現在放送中のテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』の主題歌に起用された「星月夜」が数々のチャートで1位を獲得し、MVは公開から1週間で100万回再生を達成するなど話題となっている由薫。かねてより出演するラジオなどで「今年はワンマンライブをしたい!」と目標を公言していたが、デビューから約1年、思いが叶うこととなった。なお、由薫は3月にアメリカ・オースティンで行われる『SXSW MUSIC FESTIVAL 2023』への出演も決まっている。<ツアー情報>『由薫 1st TOUR 2023』5月28日(日) 大阪・南堀江 Knave16:30 開場 / 17:00 開演問合せ:サウンドクリエーター月3日(土) 東京・Spotify 0-WEST17:30 開場 / 18:00 開演問合せ:ホットスタッフ・プロモーション月11日(日) 愛知・名古屋SPADE BOX16:30 開場 / 17:00 開演問合せ:サンデーフォークプロモーション【チケット料金】3,500円(税込・ドリンク代別)※2月17日(金) 18:00より一般のみで販売開始となります。チケットはこちら:関連リンクオフィシャルサイト:::::
2023年02月17日ダウンタウンの浜田雅功(59)と、女優の小川菜摘(60)が別居していると、1月17日発売の『FLASH』が報じた。記事によると昨年12月、小川は都内の高級賃貸マンションへと帰宅。いっぽう、浜田は成城の自宅に残ったままだったという。高級マンションを生活拠点にしている理由については、「舞台活動に集中するため」といった話も。小川の所属事務所は別居を否定しなかったものの、詳細は回答しなかったという。これを受け小川はInstagramを更新。目をつぶって口を尖らせたイラストとともに、《え?(笑)んなアホな》とコメント。明言こそしなかったものの、報道を受けての発言とみられている。浜田といえば、2014年にグラビアアイドルとの別宅での不倫デートが報じられていた。その際にも小川はブログで離婚を否定し、《意気消沈ゴリラになっています》とコメント。あえてイジることで、明るく決着をつけたのだった。そこから9年。今度は妻側が別宅で生活しているようだが、興味深いのはこの“別居疑惑”報道に対して多くの人が好意的ということ。《どちらかが一緒にいると苦痛になるなら、距離をおいて別居もありだと思います》《時には、奥様も自由に自分の時間がほしいでしょう》《良い距離感だと思います》など、男女問わず“別居という選択”を支持しているのだ。この空気の変化は時代によるものなのか。恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「近年、“熟年夫婦のあり方”が変化しています。熟年夫婦が抱える問題も表面化してきており、こうした妻側の一歩もポジティブな解釈ながされるのでは」と話す。一体、どういうことなのか。話を聞いた。■離婚は面倒。でも一緒にはいたくない今回の報道は疑惑ということですが、浜田さんご夫婦に限らず最近は熟年夫婦のあり方が変化。「離婚や同居か」という二択ではなく、グラデーションが生まれてきているように感じます。これまで話を聞いた方のなかに、“建設的な家庭内別居”をしているご夫婦がいました。仲は良くないけれど、いがみあったり無言を貫いたりするほど不仲ではない。シンプルに今の生活や価値観が合わない2人だけど、離婚するほどのエネルギーは互いにない。離婚は面倒だけど、一緒にはいたくない。そんな2人が取った選択は、建設的な家庭内別居だそうです。具体的には食事だけ時間を決めて一緒に取るけれど(作るものは妻の都合)、それ以外はいっさい干渉しないとルールを決めているとのこと。そんな緩やかな取り決めで快適になるのか疑問でしたが、これが上手くいっているそうです。■熟年離婚の割合は増加傾向にある「熟年離婚」という言葉が当たり前になって久しいですが、近年は離婚件数全体における熟年離婚の割合は増加傾向にあります。離婚割合が増えているのであれば当然、水面下では離婚予備軍とでも呼ぶべき不満を抱えた夫婦がゴマンといるのは明らかです。また最近は「夫源病」と呼ばれる言葉がちょっとした流行です。夫が原因となって、妻側に健康不調が出る。これが夫源病の症状だといいます。タレントの上沼恵美子さん(66)もまさに同様の悩みを抱えた結果、今では「別居して週末だけ会う」という生活を公言しています。コロナ禍となり、夫が自宅にいる時間がさらに増えました。一般の方々の中にも、こうした症状を感じる方は多いのではないでしょうか。そうした問題が夫婦に起きたとき、金銭的な余裕がある夫婦ほど「前向きな別居をして、自分らしい人生を歩んでみよう」と考えるのは自然なことです。ちなみに別居をきっかけに関係が上手くいくケースと上手くいかないケースには、明確な違いがあります。それは、「ちゃんと話し合って決めている」ということ。どちらかが不満を抱いて“なし崩し”的に別居が始まるケースは大体、その後も上手くいきません。結局、離れ方にも“夫婦の質”のようなものが現れる。そう思いながら今回の報道を見ていくと真相こそ定かではないものの、少なくとも年末年始などは一緒に過ごしている様子。ですからなんだかんだ、この夫婦は上手くいってそうだなと個人的には思うのでした。(文・おおしまりえ)
2023年01月22日「またあの快感が味わえます!」リサイタルに、そしてオーケストラとの協奏曲に、ソリストとして幅広く活躍する小川典子が1年ぶりに歌曲に挑む『歌曲でめぐる世界~ことばと愛~』。もちろんピアニストが歌うという意味ではない。隠岐彩夏(ソプラノ)と寺田功治(バリトン)との共演でシューマン《詩人の恋》(全曲)など世界のさまざまな歌曲を演奏する。かねてからずっと歌曲のピアノを弾きたいと考えていたという彼女だが、「器楽と声楽では住む世界が違う」と、なかなか歌との接点を見つけられずにいた。念願叶って、市原愛(ソプラノ)とともにシューマン《女の愛と生涯》を中心とする歌曲リサイタルを実現したのが1年前の2月だった。「その終演後の舞台裏で、プレトークをお願いした音楽評論家の奥田佳道先生を中心にすっかり盛り上がりまして(笑)。私のピアノが声楽との共演にすごく合っているとおっしゃってくださったんです。歌に寄り添いつつ、ピアノが主張する場面でも逸脱した表現にならずに、まずまず合格だったのかなと思います。その時すでに、次は《詩人の恋》という話が出ていたんです」《詩人の恋》は通常男声が歌う歌曲集。共演者としてまっさきに名前が浮かんだのが寺田だった。初共演ではあるが、寺田はかつて、小川が教授を務める英国ギルドホール音楽院で学んでおり、旧知の仲。「直接交流があったわけではないのですが、同じ東京音大出身ということもあり、彼の存在は当時からよく知っていました。ギルドホール音楽院のオペラ科はイギリスでものすごく有名で、学内でもオペラ科の学生が歩くとみんなが振り向くぐらい注目されているんです。寺田君はその中でも目立っていましたから」そして、ぜひ華やかな女声にも歌ってもらいたいと、目下大躍進中のソプラノ隠岐の出演が決まった。彼女はシューマンの歌曲研究で博士号を取得しているスペシャリストでもある。「そうしたら彼らはすごく仲がいいということがわかって、私もうれしかったですね(※2016年の日本音楽コンクールでは二人が競い合い、隠岐が第1位に、寺田が第2位に輝いている)。隠岐さんが加わってくださったことで選曲に広がりも出て、二重唱も歌ってもらえることになりました」「ことばと愛」という公演タイトルどおり愛の歌が並ぶプログラムは、前半が寺田の《詩人の恋》。後半に隠岐が加わり、彼女のドイツ歌曲や、寺田の歌う英国のジェラルド・フィンジとラフマニノフのロシア歌曲。さらに二人のフランス歌曲や武満のソングを含む日本歌曲。最後に歌われるシューマンやメンデルスゾーンの二重唱曲を聴く機会は案外少ないから、これは貴重だ。「プログラムを決めるのは非常に大変でした。お二人ともとても喜んでくれて、特に寺田君がたくさんの曲を候補に挙げてくれたんです。『とりあえずこんな感じですかね?』と送ってもらったのが、とりあえずどころか膨大なリストで。ものすごく削ってやっと収まりました。面白かったのは寺田君が、ソロで弾いている私のことを、『単体で弾いている人』という言い方をするんですね(笑)。その“単体ピアニスト”との共演だからこそこれが歌いたいということを考えて曲選びをしてくれたので、ピアノがチームの一人として大きな役割を担わせてもらえる選曲になっていると思います」なお、先述の小川の言葉にあるように、この歌曲シリーズ第2弾が実現するきっかけを作ったとも言えるのが奥田佳道氏。今回はプレトークだけでなくコンサート本編にも出演して、曲間に作品解説を担当する予定だ。歌曲のどんな魅力がソロ・ピアニストに“快感”をもたらしているのだろう。「やはりまず言葉ですね。器楽ではありえない、直接言葉で訴える表現。器楽奏者からすると、毎日の練習から“言葉”とともに生きているというのは、もはやひとつの感動です。そこに自分の声を吹き込んでいくのはどういう感覚なのでしょうね。その言葉の流れにピアノをつけていくのは、ピアニストにとって深い喜びを得ることができる音楽作りです。このあいだ3人でZoomで打ち合わせをした時にも、寺田君と隠岐さんが言葉や発音について、実は英語の発音を歌に乗せるのが一番難しいとか、いろんな会話で盛り上がっていらして、そういうことを聞けるのも私は楽しみ。普段は聞けない声楽家同士ならではのやりとりがとても興味深いです。そして呼吸も。もちろん器楽演奏にも通じることなのですけれども、どの言葉に重きを置いてどこでブレスするのかというのは声楽特有。特にピアノは呼吸感の少ない楽器だから、歌の呼吸はすごく勉強になります。あとは、メロディの大切さをあらためて感じますね。もちろんピアニストもみんなそれはわかっているのですけれど、ピアノを勉強していると、上級クラスの難しい曲を弾くぐらいの時期から、すべての音をしっかり、はっきり弾こうと意識するあまり、結果として全部が平板になってしまうということが多々あるんです。その時に、どこにメロディがあって、どの音が伴奏なのか、バランスよく音の優先順位を理解するのには、歌曲を経験するのが一番いい勉強になる。学生や若いピアニストの皆さんも絶対に経験したほうがいいと思います」会場のミューザ川崎シンフォニーホールは1,997席の大規模ホールだが、親密さが求められる歌曲でも歌いやすいと、歌手たちに好評なのだそう。「歌っていてとても気持ちがいいと、声楽家の方々がみなさん口を揃えておっしゃいます。ミューザ独特のフレンドリー感というか、広いけれども、お客さんを近く感じることができる、独特の雰囲気を持っていると思います。やはり音響がいいということはとても大切で、声がちゃんとお客様まで届くので、そのことはあまり心配していません。バランス的にも、私があまり萎縮して小さく弾く必要はないと思います」歌曲について、声楽との共演について語る彼女は実に楽しそう。並々ならぬ“歌曲愛”を感じる。その愛の深さゆえか、仲のいい友人であるピアニストのキャサリン・ストット(ヨーヨー・マの名共演者として知られる)がソプラノ歌手と《冬の旅》を演奏すると聞いた時には、羨ましすぎて嫉妬さえ覚えたのだと笑う。「それを本人に伝えたら、あなたもやったほうがいいわよ!と言われました(笑)」歌手たちとの共演で多くのものを受け取っているという彼女。一方で、器楽奏者の視点からの歌曲へのアプローチもまた、声楽家たちにさまざまな刺激を与えているのは間違いない。公演ではその相互の化学反応が、3人の歌となって立ち上ってくる瞬間に出会えるはず。必聴だ。2022年2月に開催された『女の愛と生涯』の模様 (c) Tomoko Hidaki『歌曲でめぐる世界~ことばと愛~』2月25日(土) 14時開演ミューザ川崎シンフォニーホールバリトン:寺田功治ソプラノ:隠岐彩夏ピアノ:小川典子奥田佳道(音楽評論家)曲目・演目<ドイツ歌曲>シューマン:詩人の恋 op. 48(寺田)シューベルト:アヴェ・マリア D. 839(隠岐)モーツァルト:すみれK. 476(隠岐)ブラームス:子守歌 op. 49-4(隠岐)<英国歌曲>フィンジ:花輪を捧げようop. 18から抜粋(寺田)<ロシア歌曲>ラフマニノフ:いや、お願いだ、行かないでop. 4-1(寺田)ラフマニノフ:美しい人よ、私のために歌わないでop. 4-4(寺田)<フランス歌曲>ドビュッシー:艶なる宴Ⅰから月の光(寺田)フォーレ:秘密op. 23-3(隠岐)<日本歌曲>村下孝蔵:初恋(隠岐)武満徹:小さな空(寺田)■チケット情報文:宮本明
2023年01月12日2000年生まれのシンガーソングライター・由薫の新曲「星月夜」の一部が初解禁された。「星月夜」は、1月17日(火) 21時よりスタートするテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』の主題歌。由薫のデビュー曲「lullaby」と同じくToru(ONE OK ROCK)がプロデュースを手がけており、ドラマのタイトルでもある《星降る夜に》というサビのフレーズが印象に残るラブソングに仕上がっている。主題歌は本日公開された同ドラマの最新PR動画で聞くことができる。『星降る夜に』は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村匠海)によるヒューマン・ラブストーリー。併せて「星月夜」について、吉高由里子からのコメントが到着した。■吉高由里子 コメント息を吸うとツンとするような冷たい冬の空気感のあるメロディーと、温もりを探すような、由薫さんの寂しげで人恋しい歌声がすごく印象的でした。このドラマのラブストーリーに彩りを与えてくれること、そしてどのようなシーンでこの曲が流れてくるのか、今から楽しみにしたいと思います。ドラマ『星降る夜に』PR映像<リリース情報>由薫「星月夜」2月リリース予定<番組情報>テレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』1月17日(火) 21:00スタート番組HP:<ライブ情報>2023 SXSW Music Festival3月10日(金) ~19日(日) アメリカ・オースティン(テキサス州)※現地時間 / 出演時間未定イベント公式サイト:関連リンクオフィシャルサイト
2023年01月10日由薫の新曲「gold」が、Amazon Prime VideoのCMソングに決定。併せて本日12月19日(月) に配信リリースされた。由薫は、幼少期をアメリカ、スイスで過ごした2000年生まれのシンガーソングライター。今年11月には、J-WAVEの11月度「SONAR TRAX」、FM802の11月度「HEAVY ROTATION」に選出された楽曲「No Stars」がリリースされ、J-WAVEでは「TOKIO HOT 100」で最高位2位、FM802では「OSAKAN HOT 100 WEEKLY CHART」で最高位7位を記録した。「gold」は、1980年代のインディーロックを彷彿とさせるバンドサウンドが印象的な楽曲。多様性を大切にし、一人ひとりの全てを肯定しているかのような歌詞は、海外での生活が長く、様々な音楽のジャンルや経験に裏打ちされた彼女だからこそ表現できる世界観となっている。また、同曲のリリックビデオが公開された。■由薫 コメント自分の殻をひとつ破ってみたい、という気持ちで作った曲で、自分自身を信じる真っ直ぐさをそのままストレートなメッセージとサウンドで表現できた気がします。私たちみんなそれぞれ持っている違いや想いを、しっかり見つけて磨いて、かけがえのない唯一無二の“gold”として輝かせていけたら、素敵だなと思います。由薫「gold」リリックビデオ『はじめよう、プライムビデオ。』プライムビデオTVCM<リリース情報>由薫 デジタルシングル「gold」Now On Sale由薫「gold」ジャケット作詞・作曲:由薫編曲:高慶"CO-K"卓史配信リンク:<ライブ情報>2023 SXSW Music Festival2023年3月13日(月) ~18日(土) アメリカ・オースティン(テキサス州)※現地時間 / 出演時間未定イベント公式サイト:関連リンクオフィシャルサイト
2022年12月19日FIFA ワールドカップ カタール2022が絶賛開催中です。日本代表のキーマンのひとり、三笘薫選手がこれまで答えてくれたインタビューの模様をご紹介。自身の性格や恋愛観など、三笘選手の素顔が丸わかり!?【W杯】サッカー日本代表のキーマン・三笘薫選手の素顔に迫る川崎フロンターレから海外へ飛び立ち、さらなる成長を遂げ、2022年日本代表としてワールドカップカタール大会にて大注目されている三笘薫選手。ひとたびボールに触れれば「何かをしてくれそう!」と観る者の心を揺さぶる、華麗でエキセントリックなドリブルが持ち味だ。一瞬にしてピッチ上の空気を自分色に染めてしまうほどの強い存在感を放つ三笘選手とは、いったい“何者”なのか。過去にananに登場し語ってくれた言葉から、彼の素顔を紐解きます。まずは、「サッカープレーヤー・三笘薫」について。悔いのない人生を。僕のモチベーションはそこにある周囲の期待やプレッシャーの対処法を、「毎試合の反省点を練習に落とし込んで次に活かす。それを積み重ねていくしかない」と即答。ほかにも、プロ2年目のジンクスについては「より実力を求められると思いますし、各クラブ、僕に対する対策もいろいろとしてくると思います。そのうえでも、それを上回る活躍をしたい」と語り、抱負をたずねると「自分のステータス、実力を1日1日伸ばしていきたい」とコメント。どれも間髪入れずに答えが返ってきて、その速さは、次の質問を考えるのにこちらが困ってしまうほど。ーーピッチ上で魅せるプレーのように、迷いのない答え方をされますね。どれも前から心に決めていたような。大学時代から、プロになってからのことをイメージしていました。自分のパフォーマンスを最大限に活かすには、どのような準備をすればいいのかをずっと考えていたんです。いざプロになり、観客数やプレーヤーとしての見られ方も違うので、最初の頃は見極めながらやっていましたけれど、4年間、自分を客観的に見つめられる時間をもらえたおかげで、こういった考えに辿り着けましたし、ブレずにやってこれているのだと思います。ーーこうお話を聞いていると、三笘選手は周りに流されず、自分で考えて決めたことを実行に移すタイプ、と思えます。そうですね、どちらかというと、自分の世界を持っているほうです。また、例えば試合があるとして、そこから逆算してやるべきことを計画していくので、ルーティーンもけっこうありますね。前日の過ごし方や食事の摂り方をパフォーマンスに結びつけて、今回よかったからこれを続けようとか、逆に悪かったからこうしてみようとか、いろいろ積み重ねて自分なりにベストを導き出すようにしています。ーー流されないといえば、昨シーズンに多かった途中出場でも、ピッチ上の空気をすぐにご自分のものにされていた印象があります。よく冷静と言ってもらえる状況判断やプレーは、動じない性格が影響しているかもしれないですね。ピッチに入る前はドキドキしますけれど、一度ボールに触れれば練習と同じ感覚になれます。そこからは自信があるので、いつも通りの動きができますね。ーー感情的になったりすることは?カッとなる時はもちろんありますよ。絶対に得点できる位置に自分がいるのに、ボールが来なかった時などはそうなりますね。でも、私生活同様多くは主張しません(笑)。「次、見ておいてね」と自分の存在をアピールするくらいにしています。とはいえ、自分自身をどう評価しているかといったら、どのプレーも極められていません。シュートはまだ課題があるし、ドリブルも奪われるので、むしろ満足できる部分はひとつもなく、伸びしろだらけだと思っています。ーー特に、弱みを挙げるとしたら?言えないので、全部、と言っておきます(笑)。ーー三笘選手の原動力は?僕のモチベーションは「サッカー人生も残りの人生も悔いなく終えたい」、そこにあるのかなと思います。人生は1度きりというのが心に大きくあって、だから、やるからには上に行きたいんですよね。そして、引退したときに功績なり、人間性なりを残せられたらと思います。※2021年4月17日配信「普段の僕は悪い男です」ーーそして、気になるプライベート、「素顔の三笘薫」について。普段の僕は、あまりしゃべらないほうで、いじるでもなくいじられるでもなく、そのやり取りを端っこで見ているような悪いタイプ(笑)。休日は、部屋で好きな音楽を流しながらゆっくり過ごすことが多くて、あとはサッカーの動画や映画を観たり…。目的を持って生活したいとは思いますが、プライベートは地味な毎日を送っていますね(笑)。ーーさらに、恋愛面のことを尋ねると…。何でも言い合えて、尊敬や刺激もし合える関係性が理想です。とはいえ基本的に女性を前にすると緊張するので、アプローチするとしても一気に仕掛けず、様子を窺いながら徐々に間合いを詰めていきます(笑)。僕のアピールポイントといえば聞き上手。ずっと話を聞いていられるし、共感もできるからそこが魅力と思ってくれたらいいのですが、どちらかというと鈍感で、相手の変化に気づけないんですよ。サッカーでは自信を持っている“状況判断”に失敗して、試合に負けています(笑)。攻める(=気づく)ことがなかなかできないので、相手に合わせてディフェンスするしかないですね。サッカーの練習同様に、反省しながら修正していきたいです(笑)。※『anan』2021年3月31日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)スタイリスト・中根美和子取材、文・伊藤順子(by anan編集部)※2021年3月27日配信。田中碧、三笘薫、旗手怜央「僕らは三兄弟」強い絆の関係性最後に、三笘選手が川崎フロンターレ在籍時代に、田中碧選手、旗手怜央選手と三人で登場していただいた時の座談会より。ーーお二人から見た三笘選手について。田中とにかく薫さんは、ドリブルがすごい。それに、足がめちゃくちゃ速いよね。旗手普通は、ドリブルで人を抜くなんてなかなかできないのに、簡単に抜いていっちゃう。あのドリブルのテクは謎レベル。私生活も謎だけど(笑)。三笘オフはひとりでいるのが好きなんだよ(笑)。ドリブルは、ボールを持ってからの仕掛けとともに僕のストロングポイント。そうはっきりと言える自信をつけられたのは、プロ入り1年目だった昨シーズンの経験がとても大きいと思う。――具体的には?三笘昨年の6月頃までは試合にも出られないことが多かったのですが、7月にやっと初ゴールできて、そこから5試合連続で点を決められたんです。そこで初めて、勝利に貢献できたと思えました。また同時に、チームから認められたという実感が湧き、自信につながったんですよね。結果を出すことの重要性を理解することができました。※『anan』2021年8月4日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)Getty ImagesAFLOSPORTスタイリスト・壽村太一インタビュー、文・伊藤順子取材協力・Jリーグ川崎フロンターレ(by anan編集部)憧れの選手はいるけど、大切なのは自分らしさその座談会では、三笘選手が憧れのプレーヤーや、日本代表に対する思いもコメント。――憧れの選手を挙げるなら? また、彼らを乗り越えるには…。僕の憧れは、ブラジル代表のネイマール選手(パリ・サンジェルマンFC所属)です。彼がボールを持つと、サポーターはみな、どんなパフォーマンスを披露してくれるのだろうと、ワクワクしますよね。僕も、ボールを持ったら「何をするかわからない」と思われるようなプレーヤーになりたいです。とはいえ、碧と同じく自分にフォーカスしているので、憧れの選手や先輩たちを超えるといった意識はしていないですね。――国を背負うことについてはどうお考えですか?日本代表になってW杯に出たい気持ちは、小さな頃から持っていました。僕には、後世に語り継がれる選手になるという目標があります。誰もが僕の名前を見ただけで、どんな選手だったのか、思い浮かぶような存在になりたいんです。それには、W杯で活躍することが必要なので、世界の大舞台で戦って勝てる選手になるために、一日一日を大切に頑張っています。それはこれからもずっと変わらないと思います。※『anan』2021年8月4日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)Getty ImagesAFLOSPORTスタイリスト・壽村太一インタビュー、文・伊藤順子取材協力・Jリーグ川崎フロンターレ(by anan編集部)三笘薫選手の飛躍はまだまだこれから!どんなプレーを魅せてくれるのか、想像を超えるステージへ連れていってもらいましょう!まとめ構成・伊藤順子
2022年12月02日株式会社フーミー(本社:東京都台東区、代表取締役:鈴木 創介)は、2022年12月1日から文藝評論家で日本文化サロン主宰者・小川榮太郎氏のウェブマガジン「小川榮太郎の大放談『炎上御免!』」の配信を開始いたします。小川榮太郎氏は、文藝評論家として作品制作を行う傍ら、安倍晋三総理、菅義偉総理、岸田文雄総理と歴代総理大臣のご意見番を務めています。大放談「炎上御免!」本ウェブマガジンでは、(1) 政権中枢と日々連携して日本を正常化するディープなやり取りを、時に実名を入れつつ臨場感溢れる一次情報としてお届けします。(2) 安倍晋三元総理との思い出。お元気であれば、総理の政界引退後まで公表するつもりのなかった安倍総理との緊迫した政局上のやりとりを、現時点で差し支えない範囲で綴ってまいります。(3) 反日勢力との戦いの実況中継の場にもなります。(4) 中国、アメリカ、自衛隊などの独自な一次情報を国家安全保障上の啓蒙効果のある範囲でお届けします。(5) 全国各地で大きな反響を呼ぶ「小川榮太郎講演会」の講演草稿からエッセンスをご紹介します。(6) 時に、文藝や音楽、紀行文などのエッセーもお届けします。など、ここでしか読むことができない記事を配信していきます。■小川榮太郎の大放談「炎上御免!」(2022年12月1日創刊)月額購読料:880円(税込)配信頻度 :隔日→購読のお申し込みは ■小川榮太郎氏プロフィール文藝評論家。一般社団法人日本平和学研究所理事長。昭和42(1967)年生まれ。大阪大学文学部卒業、埼玉大学院修了。専門は近代日本文学、十九世紀ドイツ音楽。著書に『約束の日 安倍晋三試論』『小林秀雄の後の二十一章』(以上幻冬舎)『徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社)『一気に読める戦争の昭和史』(扶桑社新書)、『平成記』(青林堂)、『フルトヴェングラーとカラヤン』(啓文堂)、『保守主義者宣言』(育鵬社)、『作家の値うち』(飛鳥新社)など多数。フジサンケイグループ主催第十八回正論新風賞、アパグループ第一回日本再興大賞特別賞などを受賞。令和3年に日本文化サロンを創設し、日本文化の維持発展にも力を注いでいる。Twitter : Facebook: ■会社概要会社名: 株式会社フーミー所在地: 110-0005 東京都台東区上野6-1-6 御徒町グリーンハイツ1005号室代表 : 代表取締役 鈴木 創介設立 : 2010年3月資本金: 10,000,000円URL : Mail : support@foomii.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月01日由薫が、1stデジタルシングル「No Stars」を11月4日(金) に配信リリースすることを発表した。今年6月、映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』の主題歌「lullaby」でデビューした次世代の新人アーティスト由薫。10月9日には、大阪で開催された『FM802 MINAMI WHEEL 2022』に出演し、「No Stars」をギターの弾き語りスタイルで披露。MCでは同曲の配信リリースが決定したことをステージ上で自ら発表し、「“No Stars”は、例えば普段ギターを背負って電車に乗っているような、等身大の私を楽曲に落とし込みたい……そんな気持ちでToruさんと共作させていただきました。」と思いを伝え、楽曲の披露後には「こうして皆様にお届けすることができて嬉しいです。リリースされるのを楽しみにしていてください。」とその喜びを語った。「No Stars」は、デビュー曲「lullaby」に続きONE OK ROCKのToruがプロデュースしているが、今回は由薫とToruの共作で、〝例え夜道を照らす星の光がなくとも、自分自身が星の輝きを放って道を照らし、強く生きる〟という、等身大で反骨精神を表現。由薫が口ずさむイントロが流れたあと、軽快なベース音と共に歌が始まり、サビに差し掛かると切なくてキュンとするようなポイント音が感じられ、一度耳にしたら聴く人をグッと引き込む作品となっている。由薫のTikTokアカウントでは、配信前に「No Stars」の弾き語りなどが公開される予定だ。■由薫 コメント前向きなメッセージを、と思って何度も書き直しているうちにたどり着いた歌詞は、“世界は明るい”ではなく、むしろこの『No Stars』でした。暗闇の中にいても、光を求める私たちは強く輝けると信じています。<配信情報>1st Digital Single「No Stars」2022年11月4日(金) 配信リリースLyrics:由薫 / Toru / Jamil KazmiMusic:ToruProduced by Toru由薫 関連リンクオフィシャルサイト
2022年10月11日9月中旬~下旬にかけて見頃を迎える『彼岸花』。愛知県豊田市南西部を流れる逢妻女川は、彼岸花の群生地として有名で、秋になると圧巻の光景が広がります。Ryogo Urata(@Ryogo_Urata)さんは、そんな逢妻女川の彼岸花を撮影し、Twitterに投稿しました。現実とは思えない幻想的な光景に、きっと誰もが息をのむことでしょう…。愛知県の小川に咲く彼岸花がえぐい! pic.twitter.com/YzANE0wYeT — Ryogo Urata (@Ryogo_Urata) September 12, 2022 彼岸花は、法華経などの仏典に由来し、別名『曼殊沙華(まんじゅしゃげ)』ともいわれ『天界に咲く花』という意味があります。あたり一面、彼岸花で真っ赤に染まった光景は、まるで天界に来てしまったかのような錯覚すら覚えるほど。【ネットの声】・きれいと毒々しさの間に美しさがある。・彼岸の先って、こんな感じなのかもしれない。・三途の川に見える…。毒がある彼岸花は、昔は害獣よけとして、墓地などによく埋められていたといわれています。その印象が今も強いためか、時には「不吉な花」といわれてしまうことも。しかし、そんな妖しさもまた、彼岸花が美しく感じられてしまう理由の1つなのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2022年09月13日約14年ぶりに寺脇康文さん演じる亀山薫が復帰することが話題を呼んだ、テレビドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)のシーズン21。新たに、亀山の妻・亀山美和子役の鈴木砂羽さんもまた、『相棒』シーズン21で復帰することが2022年8月2日、発表されました。【 #相棒 追加キャスト解禁‼️】新シーズンに #亀山薫 の妻、 #亀山美和子 役の #鈴木砂羽 さん登場✨元新聞記者の美和子はサルウィンに渡る決意をした薫と日本を去りました✈️果たしてどんなストーリーが待ち受けているのか✨ #aibou #美和子さん #10月スタート pic.twitter.com/D6dXwzHTvG — 相棒 (@AibouNow) August 1, 2022 『相棒』シーズン7で、「子供たちに正義を教えたい」という志を胸に警視庁を辞め、海外へ渡る決意をした薫。美和子もまた、夫である薫とともに、日本を去っていました。その後も2人の夫婦関係は継続されており、薫の帰国にともない美和子も日本へやってきたものの、事件に巻き込まれてしまいます。鈴木砂羽「奇跡のよう」『相棒』シーズン21での復帰を受け、テレビ朝日の公式サイトで、鈴木さんは胸の内を語っています。満を持しての発表に「またこうしてみな様にお会いできる日がくるなんて、奇跡のようですね」と鈴木。テレ朝POSTーより引用今回の発表に『相棒』ファンからは喜びの声があがりました。・やはり薫ちゃんの隣には美和子さんがいなくては!嬉しい発表!・懐かしの『相棒』が帰ってくる~!・おかえりなさい!今から放送が楽しみで仕方がない。初代相棒・亀山薫の復帰だけでなく、妻・亀山美和子も再登場するということで、ますますファンの期待が高まる『相棒』シーズン21。放送は2022年10月スタートです。[文・構成/grape編集部]
2022年08月02日次世代のシンガーソングライター・由薫の新曲「lullaby」が、本日6月10日に配信リリースされた。2000年生まれの由薫は幼少期をアメリカとスイスで過ごした経験があり、英語と日本語をマルチに操るバイリンガル。彼女によって生み出される音楽は、アコースティックなものからロックテイストな楽曲までジャンルは多岐にわたり、経験からくるグローバルなセンスも魅力のひとつとなっている。6月15日のメジャーデビューシングル発売に先駆け配信がスタートした「lullaby」は、6月17日公開の映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』の主題歌で、ONE OK ROCKのToruがプロデュースを担当。新人としては驚異的となる全国ラジオ37局のパワープレイが決定している。また同曲のMusic Videoが本日20時に公開されることが決定。映像監督は数々のハイブランドやファッション誌などのファッション、アートを中心に映像、ディレクション、グラフィックに到るまでワールドワイドに幅広く活動中のクリエイティブ集団、Kidzfrmnowhere.のYUANNが担当。宇宙を浮遊しているようなシングルのジャケットのシーンからスタートするMVは、楽曲の良さが際立つ内容に仕上がっている。さらに同曲を対象のストアでダウンロードした人の中から抽選で20名に、映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』ノベルティーグッズの“ブランケット”が当たる「lullaby」ダウンロードキャンペーンがスタートした。■由薫「lullaby」MV※6月10日(金) 22:00公開視聴URL:<配信情報>由薫「lullaby」Now On Sale※映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』主題歌配信リンク:ダウンロードキャンペーンの詳細はこちら:<リリース情報>由薫 メジャーデビューシングル『lullaby』2022年6月15日(水) リリース価格:1,100円(税込)由薫『lullaby』ジャケット【CD収録内容】01. lullaby02. lullaby -movie ver.-03. lullaby -inst-04. my friend05. my friend -inst-予約リンク:<作品情報>『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』6月17日(金) 公開出演:ディーン・フジオカ / 岩田剛典 / 新木優子 / 広末涼子 / 村上虹郎 / 渋川清彦 / 西村まさ彦 / 山田真歩 / 佐々木蔵之介 / 小泉孝太郎 / 稲森いずみ / 椎名桔平『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』特報関連リンクオフィシャルサイト::::::
2022年06月10日女優、ダンサー、振付家として幅広く活躍する原田薫によるソロ公演『DARAHA ORUKA〜ダラハオルカ〜』が2022年5月5日(木)から浅草九劇で上演される。原田薫にとって『モノクローム』(2014)に続き、2回目のソロ公演。原田は「8年前に初めてソロ公演をやったときもなかなか踏み切れなくて。それから定期的にやる予定ではいたのですが、結果、8年も経ってしまいました」と振り返りつつ、劇団ぼるぼっちょを主宰する安倍康律が作・演出を引き受けたことで「リハーサルをしていたときの緊張感やワクワク感、大変さが蘇ってきて、すごくやりがいを感じています。楽しんでおります」。タッグを組む安倍は、原田の魅力を「素晴らしいスキルを持っているのに、全然おごらないところ」と話す。「薫さんよりも圧倒的にダンスがヘタクソな僕なんかの提案も、聞いてくれるんです。よく笑いますしね。そういう薫さんの人の良さが表現にも出ているんでしょう。最高です」。今回はリサイタルのような公演をイメージしているといい、原田のダンスはもちろん、芝居も歌もたっぷり詰め込んだ公演になりそうだ。原田は「初めてのソロ公演から8年。この間で、歌や芝居のみで役をいただく機会が増えました。今できること、自分が経験してきたことを入れたいなと思って。とはいえ、(安倍さんの書いた脚本は)想像以上のセリフ量。これも挑戦です」と笑う。そして、「観に来てくださる人のために、常に新しい自分でいたい。ワクワクや感動を与えられる存在でいたい。自分の積み上げてきたものもあるんですが、それにプラスして、新しいことに挑戦してみたいと思っています」。原田が今注目しているダンサーである松出直也とKosukeも出演。原田は「それぞれがしっかりと自分のスタイルを持っている。踊りもとても魅力的だし、作品の雰囲気に合うと思った。パッと顔が浮かびました」という。ちなみに、公演のタイトルは「ハラダカオル」を入れ替えたもの。安倍が試行錯誤の末、思いついたものといい、安倍は「薫さんの魅力を余すところなく伝えたいと思って。それにネットで検索しても、他に出てこないタイトル。唯一無二なところがいいでしょう」と話していた。観客へのメッセージを尋ねると、安倍は「言わずもがなダンスがすごいです。それにプラスして新たな薫さんの魅力が見つかると思う。半世紀を越えた原田薫の魅力を感じにきてください。生で見ると、本当にすごいですから」と話し、原田は「劇場という空間にこだわってずっとやってきました。今の私にできることを、顔を赤くして、必死になってやっています。皆様に楽しんでいただけるように精一杯頑張りますので、ぜひ劇場に足を運んでいただきたいです」と呼びかけた。上演時間は1時間15分(予定)。公演は5月15日(日)まで。取材・文:五月女菜穂
2022年04月27日京都発の老舗・お香専門店「薫玉堂」が、2022年4月24日(日)京都・寺町二条界隈に路面店をオープンする。日本最古のお香の専門店「薫玉堂」「薫玉堂」は、1594年に京都西本願寺前で創業以来、428年に渡って“香り”を作り続けてきた、日本最古の御香調進所だ。現在は、京都の時間や季節、情景などをテーマに、古都の様々な表情を感じられるような香りなどを提案している。京都イメージの線香や和のフレグランス香りは、代々伝わる調香帳(レシピ)をもとに、天然の原料にこだわりながら制作。コロンとした形が愛らしい「印香」や、和のフレグランスとして楽しめる「塗香」、京都の情景をイメージした「紙箱線香」などのお香に加えて、フレグランスオイルやディフューザー、ハンドクリーム、ソリッドソープなど、コスメや雑貨なども展開している。“香りが選べる”線香セット&限定のお香も新店舗「薫玉堂寺町店」は、“こころを癒やす香りを誂える”がコンセプト。好みの香りを選べて詰め合わせにできる線香セットや、寺町二条界隈の町並みをイメージした限定品の線香「寺町705」などを販売する。香袋ワークショップも体験OKまた、体験型イベントとして、自分だけの香りを調合できる香袋ワークショップも実施。ハーブやお香をブレンドしてオリジナルの香袋が作れる、ユニークなイベントとなる。【詳細】薫玉堂寺町店オープン日:2022年4月24日(日)営業時間:10:00~18:00住所:京都市中京区寺町通二条上ル西側要法寺前町 705–2TEL:075–222–5860<薫玉堂寺町店 限定品>・線香寺町 20g 1,980円■ワークショップ・香袋ワークショップ 2,200円・香木のたき方ワークショップ 3,300円※開催日程と予約方法は都度ホームページにて案内。■ノベルティオープン日より、3,300円(税込)以上購入者に数量限定で、香木の香りを愉しむための道具をモチーフにした限定の栞をプレゼント。
2022年04月14日勝てば、FIFA ワールドカップ カタール2022への出場決定となる、アジア最終予選オーストラリア戦で、終了間際に途中出場し、見事2点を決めた三笘薫選手。「世界に自分の名が知られるような活躍をしたい」と語った2021年のインタビューの模様をお届けします。三笘薫「僕は自分の世界を持っている」今シーズンもサッカー界の注目を集める川崎フロンターレ(※)・三笘薫選手。『anan』2021年3月31日発売号の「色気の在りか。」特集では、アスリートの色気ページにご登場いただき、精悍な眼差しのグラビアが大反響を呼びました。そこで今回は、誌面の都合上泣く泣くカットした三笘選手の独占インタビューの模様をお届け!誌面ではほんの少ししかお載せできなかった、「サッカー選手としての三笘薫」をたっぷりとご紹介します。※2022年現在はジュピラー・プロ・リーグ・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)にレンタル移籍中。悔いのない人生を。僕のモチベーションはそこにある周囲の期待やプレッシャーの対処法を、誌面にあるように「毎試合の反省点を練習に落とし込んで次に活かす。それを積み重ねていくしかない」と即答した三笘薫選手。ほかにも、2年目のジンクスについては「今季はより実力を求められると思いますし、各クラブ、僕に対する対策もいろいろとしてくると思います。そのうえでも、それを上回る活躍をしたい」と語り、抱負をたずねると「自分のステータス、実力を1日1日伸ばしていきたい」とコメント。どれも間髪入れずに答えが返ってきて、その速さは、次の質問を考えるのにこちらが困ってしまうほど。ーーピッチ上で魅せるプレーのように、迷いのない答え方をされますね。どれも前から心に決めていたような。大学時代から、プロになってからのことをイメージしていました。自分のパフォーマンスを最大限に活かすには、どのような準備をすればいいのかをずっと考えていたんです。いざプロになり、観客数やプレーヤーとしての見られ方も違うので、最初の頃は見極めながらやっていましたけれど、4年間、自分を客観的に見つめられる時間をもらえたおかげで、こういった考えに辿り着けましたし、ブレずにやってこれているのだと思います。ーー若くして海外に挑戦する選手が目立つなか、あえて大学進学を選んだ理由にもつながりそうですね。どちらがいいか悪いかというのではなく、プロに行く時期は自分の成長に合わせて選べばいいと思っていて、それが僕にとっては大学卒業後のタイミングだったんですね。僕にとって大学の4年間は、プロへの心構えができただけでなく、サッカー以外の活動や勉強にも取り組むことができました。そして、いまのサッカーに専念できる環境をとてもありがたいとも思える。すごく大きなメリットだったと思っています。ーーでも、サッカー以外のことに時間を費やせるということは、誘惑も多々あり、だったのでは?大学に限らず、高卒からプロになるケースでも言えると思いますし、それは自分を律していくしかないです。遊んでしまえば、当然プロになれないですから、覚悟を決めて過ごしていました。ーーこうお話を聞いていると、三笘選手は周りに流されず、自分で考えて決めたことを実行に移すタイプ、と思えます。そうですね、どちらかというと、自分の世界を持っているほうです。また、例えば試合があるとして、そこから逆算してやるべきことを計画していくので、ルーティーンもけっこうありますね。前日の過ごし方や食事の摂り方をパフォーマンスに結びつけて、今回よかったからこれを続けようとか、逆に悪かったからこうしてみようとか、いろいろ積み重ねて自分なりにベストを導き出すようにしています。ーー流されないといえば、昨シーズンに多かった途中出場でも、ピッチ上の空気をすぐにご自分のものにされていた印象があります。よく冷静と言ってもらえる状況判断やプレーは、動じない性格が影響しているかもしれないですね。ピッチに入る前はドキドキしますけれど、一度ボールに触れれば練習と同じ感覚になれます。そこからは自信があるので、いつも通りの動きができますね。ーー感情的になったりすることは?カッとなる時はもちろんありますよ。絶対に得点できる位置に自分がいるのに、ボールが来なかった時などはそうなりますね。でも、私生活同様多くは主張しません(笑)。「次、見ておいてね」と自分の存在をアピールするくらいにしています。とはいえ、自分自身をどう評価しているかといったら、どのプレーも極められていません。シュートはまだ課題があるし、ドリブルも奪われるので、むしろ満足できる部分はひとつもなく、伸びしろだらけだと思っています。ーー特に、弱みを挙げるとしたら?言えないので、全部、と言っておきます(笑)。ーー(笑)。では、具体的な目標を教えてください。目標というよりも、日々の練習から到達できるものとして、怪我をしないで全試合出場、タイトル獲得に貢献、日本代表に選出、ワールドカップに出場、などを挙げたいですね。成長の指針をどんどん伸ばして、去年以上に自分はやれるという自信がほしいですし、去年より成長したと思えるような一年にしたい。そして、日本に限らず世界に自分の名が知られるような活躍をしたいです。そのためにも練習では、1対1の勝負で相手を抜き切ることや動き出しで相手の裏をとること、トラップやスルーパスの技術を高めることを課題にしています。また、チームでのポジションを明確にして、オン・ザ・ボールでも、オフ・ザ・ボールでも(ボールを持っていてもいなくても)チームに貢献し、幅広いプレーをしていきたいです。ーーそのあたりが、三笘選手の原動力になっているのでしょうか。それはまた別の話かもしれないですね。僕のモチベーションは「サッカー人生も残りの人生も悔いなく終えたい」、そこにあるのかなと思います。人生は1度きりというのが心に大きくあって、だから、やるからには上に行きたいんですよね。そして、引退したときに功績なり、人間性なりを残せられたらと思います。ーー最後に、観戦だけでなくイベントといった交流面でも、いろいろな制限があるコロナ禍において、三笘選手を応援するみなさんにひと言をお願いします。スタジアムでは声を出して応援できないなか、足を運んでくださるサポーターの方々にはとても感謝しています。常に支えられていると感じているので、みなさんの気持ちに応える行動をお見せしたいと思っていますし、試合に限らずSNSなどでサポーターや地域の方々が盛り上がる告知などをやっていきたいと思っています。もちろん、プレーや結果を残すことで認めてもらいたいので、オン、オフどちらも頑張ります!それと川崎フロンターレの選手は何かとキャラ付けされますけど、僕はひとつのキャラに定着したくないのでご理解をお願いします(笑)。ーー三笘選手の高みを目指す道はまだまだ続きます。その過程に映し出される、さまざまな景色を私たちもともに見ていきたいですね。どんどん逞しくなっていく背中を追い続けましょう!みとま・かおる1997年5月20日生まれ、神奈川県出身。筑波大学卒。ポジションはMF。2020シーズンJリーグベストイレブン。「今年は“2年目のジンクス”なんて言われないような活躍をしてみせます!」。※2021年4月17日配信写真・岡本俊(まきうらオフィス)、文・伊藤順子
2022年03月24日【2022年3月3日】ヒルトン小田原リゾート&スパ(神奈川県小田原市根府川)は2022年3月1日付で、小川和子(おがわかずこ)が総支配人に就任したことをお知らせいたします。1989年にヒルトン名古屋でのアルバイトからキャリアをスタートさせた小川は、その後、宿泊予約やフロントなどを経て、国内のヒルトンホテル初となるホテルベースのレベニューマネージャーに就任。名古屋に続き、ヒルトン東京ベイでもレベニューマネージャーを務めました。2007年にヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区初のリージョナル・ディレクター・オブ・レベニューに着任、地区内すべてのヒルトンのグループホテルのレベニューを統括する役割を担いました。そして、2012年には国内ヒルトンの旗艦ホテルであるヒルトン東京の副総支配人営業推進担当に、2015年にはヒルトンのラグジュアリーブランドであるコンラッド東京の同職を歴任。多岐にわたる豊富な経験とそこから得た深い知識で多くの実績をあげてきた小川は、2019年、ヒルトン初の日本人女性総支配人として、ヒルトン沖縄北谷リゾートおよびダブルツリーby ヒルトン沖縄北谷リゾートの統括総支配人となり、感染症拡大で難しい舵取りを迫られる中でも、両ホテルの運営を成功に導いてきました。今後は客室数163、敷地面積5万2千坪の国内有数のレジャー・スポーツ施設とスパを有するヒルトン小田原リゾート&スパの総支配人として、ホテルの運営を統括してまいります。今回の就任にあたり、小川は次のように述べています。「この度、ヒルトン小田原リゾート&スパの総支配人として着任できますことをとても嬉しく思っています。近年、私たちは多くの困難に直面してきました。しかし、近い将来、状況は回復に向かうと確信しています。豊かな自然に囲まれ、類をみない充実した施設を有するこのリゾートで、ホテルのチームメンバーとともに多くのお客様との出会いを楽しみにしております。また、小田原市や観光協会、その他観光業に携わる地元の方々とも協力しながら、小田原そしてヒルトンの魅力を感じていただけるよう、上質のサービスとおもてなしを提供し続けてまいります。」ヒルトン小田原リゾート&スパについて2004年4月、日本初のヒルトン・ワールドワイド・リゾートとして開業。箱根の連なる山々と豊潤な海に囲まれた小田原に位置し、都心から僅か60分、大阪からも約2時間と日本の二大ビジネス都市にもアクセスしやすいロケーションです。四季折々の自然が楽しめる広大な敷地には、オーシャンビューの客室163室、10種類の屋内外プール、サウナ、天然温泉大浴場、岩盤浴施設、スパトリートメントサロンなど、リラックス&ウェルネス施設を完備。また、18ホールのパターゴルフコース、ゴルフ練習場、屋内外のテニスコート、フィットネスセンター、ボウリング場などスポーツ・レジャー施設も充実しています。館内には相模湾で獲れた旬の魚介や新鮮な地元食材をお楽しみいただけるレストランを含む2つの料飲施設を有します。大小19室の宴会場ではビジネスとレジャーを理想的に融合したミーティング・イベントもご提案することができます。2010年から通算11年にわたりワールド・トラベル・アワードの『ジャパン・リーディング・リゾート賞』を受賞しています。ヒルトン小田原リゾート&スパに関しましては をご参照ください。また、フェイスブックwww.facebook.com/hiltonodawara/やツイッターwww.twitter.com/hiltonodawaraco インスタグラム www.instagram.com/hiltonodawara/でも情報を発信しております。ヒルトン・ホテルズ&リゾーツについてヒルトン・ホテルズ&リゾーツは、ホスピタリティの手本となるべく、進化し続けるお客様のニーズに応えるような革新的な商品・サービスを提供し続けています。ヒルトン・ホテルズ&リゾーツは、宿泊先にこだわるお客様に、世界6大陸の人気の滞在先で約600軒のホテルを展開しています。ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのご予約は、公式サイト( )または業界をリードするヒルトン・オナーズのモバイルアプリから。ヒルトンの公認予約チャネル経由で直接予約したヒルトン・オナーズ会員には、すぐに利用できる特典をご用意しています。最新の情報はこちらをご覧ください。newsroom.hilton.com/hhr, www.twitter.com/HiltonHotels, www.instagram.com/hiltonhotels/ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月03日映画監督で女優の小川紗良が主演するドラマ『湯あがりスケッチ』(全8話 毎週木曜22:00~)が、2月3日からひかりTVで独占配信される。同作は、建築の図法(アイソメトリック)を用いて銭湯の建物内部を精密な俯瞰図で描いた『銭湯図解』著者・塩谷歩波氏の人生を原案としたドラマ。『銭湯図解』をきっかけにおかしくも愛らしい人々との出会いが生まれていくストーリーで、実際に営業している都内の銭湯とエピソードのカギとなる8人の女性が各話に登場する。銭湯というどこか懐かしい場所を舞台に、「現代を生きる女性たちのリアル」を描く。主役の澤井穂波を演じるのは、映画監督や執筆家などマルチに活動している小川。今作で連続ドラマ初主演となる小川が魅せる表情、そして銭湯を通じて出会う人々との対話や生き方、その葛藤も見どころだ。また、今作の監督・脚本は『四月の永い夢』でモスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国内外から注目を集める中川龍太郎氏が務める。コメントは以下の通り。■小川紗良――主演が決定した際の気持ちは?ドラマ初主演なので驚くとともに、以前から作品を観ていた中川監督の世界で演じられることがとても嬉しかったです。脚本を読んだ時点から、胸がいっぱいでした。監督や原案の塩谷さんと、クランクインまでにたくさん思いを共有し、銭湯にも通って、湯あがりのようにあたたかい時間を過ごしました。――本作で注目してほしいポイントは?やっぱり一番は、銭湯という場所の素晴らしさを味わっていただきたいです。浴室を飾る鮮やかな富士山、脱衣所の高い天井、待合室で飲むコーヒー牛乳……そして何よりそこで生まれる人々の緩やかなつながり、ふうっと一息つけるような、日常の中の非日常がそこにあります。――本作の主人公・澤井穂波について。おしゃべりな人たちが多いこのドラマの中で、穂波はほとんど唯一の「聞く」人です。聞くことができる人は、一見受け身なようでいて、実はとても豊かに人と関わり合う力を持っているのだと思います。穂波は人の声に耳を傾け、彼女なりに受け止めて、前向きな力に換えられる素敵な人です。■塩谷歩波氏――制作が決定した際の気持ちは?まさか自分の人生がモデルにドラマが作られるなんて…まだ夢なんじゃないかとちょっと疑っています(笑)。――主演・小川紗良さんについて。無理に背伸びをしたり理想の自分を作ったりせず、等身大の自分らしい強さを芯に持っている方だなあと思いました。最初にメイン舞台となる銭湯で少しお話をしたのですが、言葉の端々から小川さん自身の言葉で話していらっしゃるなと感じ、この方なら銭湯の”自分らしく無理をしなくてもいい”空気感を表現できると感じられました。――本作の主人公・澤井穂波について。私でいて、私でないような……親戚の子を見ているような気持ちでしょうか。物語はフィクションの部分が多いながらも、私が銭湯に転職して感じたことが本作のベースにあるんですよね。だから、同じ目線で感じてしまうこともありながらも、違う人物の物語とも思えるので、親戚の子ぐらいな気持ちで見守っています。■中川龍太郎監督――制作が決定したときの気持ちは?以前より、即興演技も交えた伸び伸びとしたライブのような作品を作りたいと考えていたので、銭湯を舞台にそのコンセプトで8話撮れることが嬉しかったです。――主演・小川紗良さんについて。紗良さんとは撮影前も撮影中も沢山話しながら一緒に作っていきました。監督もやられている紗良さんとだからこそ話せる部分もあったような気がします。撮影中に映画のDVDを貸しあって感想を語り合ったのが特に印象的でした。――本作で注目してほしいポイントは?とにかくタイプの違う俳優さんが生き生きとお芝居していることです! 即興演技も含めてライブのような瑞々しさに溢れていると思います。
2022年01月13日ソリストとして活躍するピアノの小川典子が、ずっと温めてきたという歌曲公演のプランを、ホールアドバイザーを務めるミューザ川崎で実現する(2022年2月26日(土))。歌うのはソプラノの市原愛。公式には初共演のふたり。しかし実はプライベートで一曲だけ合わせたことがある。11年前のミュンヘン。留学生だった市原が、ミュンヘン国際コンクールの審査員を務めた小川を訪ねた際、小川が誘ってR.シュトラウス〈献呈〉を歌った。今回演奏するのもドイツ歌曲プロ。シューマン《女の愛と生涯》を軸に、もちろんふたりの出会いの〈献呈〉も。小川「溌剌とした声がとても印象に残っています。音楽的にも人間的にも波長が合わないと共演はできませんから、今回は、ぜひ市原愛さんと!とピンポイントでお願いしました」市原「コンサートを全部ドイツ歌曲で構成させてもらえることはなかなかないんです。特に大ホールで歌曲を歌うのはドイツでもあまりない機会。《女の愛と生涯》はソプラノにはちょっと低い音域なので、テンポなどもその広い空間で中音域をうまく響かせることに注意しながら曲作りしていきたいと思います」小川「高い声をお持ちの愛さんが、その“秘密兵器”を出すことなく、低めの声でずっと歌っていくわけですね。私はクラリネットとのデュオをずっとやっていて、シューマンは《幻想小曲集》など、音色をくぐもらせるために、華やかなB♭管の楽器でなく、わざわざA管を使うことが多いんです。それと似ていますね」市原「はい。シューマンはドラマティックな声の美しさより、しゃべるのに近いニュアンスで、歌詞を率直に聴かせたかったのではないでしょうか」小川は歌曲の魅力を、「声楽とピアノが頬を寄せ合うような息づかい」と語る。小川「そこが器楽の共演とは決定的に違うところです。しかも息が直接言葉になるのは声楽ならでは。ズキン!とするような大切な言葉がメロディのどこに来るのかとか、そのドラマの一部に私も一緒にいられる、一緒に旅をすることができるのが醍醐味です」市原「典子さんは外国語にも精通していて、言葉の流れを敏感に感じ取ってくださるので、歌手としてはありがたい存在です」公演では、歌詞訳や曲紹介の朗読(江原陽子)も入って聴衆をフォローしてくれる。ぜひプログラムの対訳から目を上げて、舞台上の二人の息づかいを感じながら、ピアニスト小川典子が魅せられた歌曲の世界を共有したい。(宮本明)ホールアドバイザー小川典子企画女の愛と生涯2022年2月26日(土) 14時開演13:20~13:40プレトーク出演ソプラノ:市原 愛ピアノ:小川典子朗読:江原陽子プレトーク出演:奥田佳道(音楽評論家)チケット情報
2021年12月30日ソリストとして活躍するピアノの小川典子が、ずっと温めてきたという歌曲公演のプランを、ホールアドバイザーを務めるミューザ川崎で実現する[2022年2月26日(土)]。歌うのはソプラノの市原愛。「ホールアドバイザー小川典子企画女の愛と生涯」のチケット情報はこちら公式には初共演の二人。しかし実はプライベートで一曲だけ合わせたことがある。11年前のミュンヘン。留学生だった市原が、ミュンヘン国際コンクールの審査員を務めた小川を訪ねた際、小川が誘ってシューマン〈献呈〉を歌った。今回演奏するのも、シューマン《女の愛と生涯》を軸にしたドイツ歌曲プロ。小川「溌剌とした声がとても印象に残っています。音楽的にも人間的にも波長が合わないと共演はできませんから、今回は、ぜひ市原愛さんと!とピンポイントでお願いしました」市原「コンサートを全部ドイツ歌曲で構成させてもらえることはなかなかないんです。特に大ホールで歌曲を歌うのはドイツでもあまりない機会。《女の愛と生涯》はソプラノにはちょっと低い音域なので、テンポなどもその広い空間で中音域をうまく響かせることに注意しながら曲作りしていきたいと思います」小川「高い声をお持ちの愛さんが、その〝秘密兵器〟を出すことなく、低めの声でずっと歌っていくわけですね。私はクラリネットとのデュオをずっとやっていて、シューマンは《幻想小曲集》など、音色をくぐもらせるために、華やかなB♭管の楽器でなく、わざわざA管を使うことが多いんです。それと似ていますね」市原「はい。シューマンはドラマティックな声の美しさより、しゃべるのに近いニュアンスで、歌詞を率直に聴かせたかったのではないでしょうか」小川は歌曲の魅力を、「声楽とピアノが頬を寄せ合うような息づかい」と語る。小川「そこが器楽の共演とは決定的に違うところです。しかも息が直接言葉になるのは声楽ならでは。ズキン!とするような大切な言葉がメロディのどこに来るのかとか、そのドラマの一部に私も一緒にいられる、一緒に旅をすることができるのが醍醐味です」市原「典子さんは外国語にも精通していて、言葉の流れを敏感に感じ取ってくださるので、歌手としてはありがたい存在です」公演では、歌詞訳や曲紹介の朗読(江原陽子)も入って聴衆をフォローしてくれる。ぜひプログラムの対訳から目を上げて、舞台上の二人の息づかいを感じながら、ピアニスト小川典子が魅せられた歌曲の世界を共有したい。(取材・文:宮本明)■ホールアドバイザー小川典子企画 女の愛と生涯日程:2022年2月26日(土) 14:00開演会場:ミューザ川崎シンフォニーホール (神奈川県)
2021年12月21日小川紗良の初のフォトエッセイ『猫にまたたび』が、12月1日に発売されることが決定した。小川紗良は、朝ドラ『まんぷく』、映画『ビューティフル・ドリーマー』など、俳優としての活躍のほか、初長編監督作品『海辺の金魚』が本年6月に公開、小説版『海辺の金魚』も発売するなど、幅広い活躍を見せているクリエイター。本書には、映画、アニメ、ハロプロなど彼女を形作ったカルチャーたちへの愛、思春期の葛藤を赤裸々に書き記したエッセイを50ページ超収録されるほか、初長編監督作『海辺の金魚』の“メイキング”というべき描き下ろし特別絵日記、写真家・増田彩来とのふたり旅(「SARA OGAWA × SARA MASUDA 海辺のふたり旅 in 阿久根」)でさらけ出した素顔を記録した写真、恩師・是枝裕和監督の対談と、25歳を迎えた小川紗良の魅力がたっぷりと詰まった一冊となっている。■書籍情報『猫にまたたび』著者:小川紗良発売日:12月1日予定
2021年11月10日「まだまだその辺にいるような気がして、亡くなった実感が今でも湧いてきません」こう語るのは原田純一さん。40年間にわたって八千草薫さん(享年88)のマネージャーを務めた人物だ。’19年10月24日に八千草さんが天国に旅立ってから丸2年。思慮深く、つつましい性格で多くの共演俳優から慕われた八千草さんだが、三回忌法要もしめやかに行われたようだ。「法要はごくごく少人数で行いました。時節柄、食事もせず、お坊さんに来てもらってお経をあげてもらいました」(原田さん)16歳で宝塚歌劇団に入団し、“永遠のマドンナ”として70年以上にわたる女優生活を送った八千草さん。’57年には19歳年上の映画監督・谷口千吉さんと結ばれるが、谷口さんは’07年に帰らぬ人に。その数年後、80歳を過ぎたころに八千草さんはある決断をする。“人生の終わり”を見据え、遺言書を書き始めたのだ。一度は断念したというが、晩年に八千草さんは手記でこうつづっている。《最近になって改めて決心して、遺言状をちゃんと作成しました。独り身なので、身支度を整えておかないと周りの人に迷惑をかけることになってしまうでしょう。それだけは絶対に避けたかったのです》(『文藝春秋』’19年8月号)“人に迷惑をかけたくない”、その一心で始めた八千草さんの終活。晩年に出版したエッセイ『まあまあふうふう。』でも《自分でも呆れるくらい、ものを捨てないんです》とつづっていたように、身の回り品を大切にしていた。自分の死後の思い出の品々のことも考え、生前から託す準備をしていたと、原田さんは明かす。■ペットは生前から引き取り先を「彼女は“形見分け”として、友人や知人一人ひとりに相談していました。彼女のお洋服やバッグ、アクセサリー。家のソファやテーブルといった家具もですね。もう皆さんにお渡しできたのですが、人数が多すぎて整理だけで1年半かかりました(笑)」夫の死後、一人で生活する八千草さんを支えた“家族”が、シェットランド・シープドッグのヴェルディと元野良猫のフィオリだ。ヴェルディは八千草さんにとって12匹目の愛犬となるなど、動物に愛情を注ぎ続けた彼女は、2匹の“その後”もきちんと見据え、生前から引取り先を決めていた。「ヴェルディとフィオリはそれぞれ彼女がペットを通じて仲よくなった一般の友人に託しました」順調に生前整理を進めていた八千草さんだったが、一つだけかなわなかった願いが。それは夫との思い出が詰まった東京都世田谷区にある自宅だ。’66年から亡くなるまで住み続けた“終の棲家”への思い入れは相当なものだったようだ。「非常に家が好きな方で、最後まで“死んだあとも家を残したい”と言っていました。でも残すとなると、相続税なども大変なことになる。彼女も税理士やいろんな方と話をした結果、本人も納得して“誰かに迷惑をかけてもしょうがないからお願いします”と残すことを諦めていました」結局、遺言状に“家を遺す”と書かれることはなく、土地は八千草さんの遠戚2人と所属事務所社長の3人に3等分する形で遺贈。そして、昨年9月に不動産会社に売却され、自宅はすでに取り壊されている。家を遺すことはかなわなかったが、実は有名人に売却するという話もあったという。「何人かの女優さんや映画監督が家を欲しいと名乗り出てこられました。女優さんの名前は秘密にさせてください(笑)」■専門家は「お手本のような終活」ペットから自宅まできれいに生前整理を終えていた八千草さん。終活カウンセラー協会で代表理事を務める武藤頼胡さんは「お手本のような終活」と絶賛する。「死んだ後に自分はこの世にいないので、終活は独りよがりになってはいけない。残された人がどう思うかが非常に大事なんです。その点、迷惑をかけないやり方で生前に整理をしていた八千草さんは本当にすごいと思います」武藤さんは八千草さんをお手本にしたうえで、“迷惑をかけない終活”で大切な3カ条を指摘する。1つ目は自分の死後も生きるペットについて。「最近ではペット信託サービスもありますが、親しい人に引き取ってもらったほうがうれしいですよね。ですから、まず“何かあったときにお願いね”と頼めるペット仲間を作ることです」2点目は八千草さんも苦心した自宅の遺贈について。生前に価値を把握しておくことが肝要だそう。「不動産を残したいという人は多いのですが、売れるかどうかわからないし、かえって迷惑になることもあります。ですから、いち早く自分の土地にどれくらい価値があるのかを知っておくといいでしょう。専門家に依頼しなくても、毎年7月に国税庁が発表する路線価や固定資産税から土地の評価額を計算することもできます。もめないためにもまず“知る”ことが大切です」最後に何よりも、生前から“対話”を重ねることが重要だと、武藤さんは説く。「遺言書も大切ですが、まず子供や友人など引き継ぐ人ときちんと話をして、自分の思いを伝えておくことです。八千草さんはペットや形見分けにしても引き継ぐ人のことを常に考え、みんなが納得いくように話をしていた。これはなかなかできることではありません」八千草さんが遺したペットの近況について原田さんは笑いながら言う。「ペットを引き取った方からたまに写真が送られてくるのですが、2匹とも元気です。八千草は今、自分で作った谷口先生のお墓で夫婦一緒にひっそりと眠っています」八千草さんの美しい人生の仕舞い方は“指針”となってこれからも多くの人を導いていくーー。
2021年10月27日新国立劇場のフルオーディション企画として11月に上演される『イロアセル』の取材会が行われ、作・演出を務める倉持裕と新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子が出席。フルオーディション企画の意義、10年前に書き上げた本作がいまなお持つ“現代性”などについて語り合った。小川の芸術監督就任と共に始まったフルオーディション企画の第4弾となる本作。1835人の応募者から、数回の選考会の後、男性役6名、女性役4名が決まった。倉持自身、オファーが来る以前に新国立劇場にてフルオーディションで上演された『かもめ』を観て、「役を役者に寄せるのではなく、役者が役に寄っていく作り方をしているのを感じました。フラットに余計なことを考えず作品を観られて。普段、有名な役者の芝居を観ることが多いけど、(作品そのものではなく)役者を見ていたということに気づきました」と明かす。小川芸術監督は、まさに倉持が口にしたような“フラット”な空気を過去のフルオーディション企画作品の稽古場でも感じたようで、「気後れや遠慮といったものがなく、風通しがいいんですね。いいチーム感がすぐに立ち上がって、贅沢で豊かな創造性の高い現場を作れていることを体感しています」と手応えを口にする。役者の知名度に依ることなくキャスティングをするということは、集客という点では難しさを抱えることにもなるが、小川は「作品の良さで伸びていくことを信じています。作品で来ていただき、観てみたら面白かったと思っていただけるよう、フルオーディション企画を続けていくことが大事」と語り、倉持は「『フルオーディション=知名度のない役者のチャンス』となってもつまらない。結果的に誰もが知っている人になってもいいし、むしろそうなってくれたらいい。時間がずいぶんかかるし大変でしょうけど」と、この取り組みが、日本の演劇界におけるオーディションの概念そのものを変えることになればと期待を口にした。本作は、インターネット上の匿名の発言が抱える“特異性”がテーマだ。倉持が10年前に書き上げ、鵜山仁が演出を手掛けた作品を、今回は倉持自らの演出で上演する。10年前は東日本大震災が起きた年だったが、倉持は「10年経って読み返したら面白かったです。いまはコロナもあって匿名の言葉が塊になって一方向に進んでいくし、偏りもすごい。敵を見つけたら、そこを攻めていくという現象も激しくなっている。権力もその匿名の言葉の塊を利用するようになっていると肌で感じます。いま、これをやることで感じることがあるんじゃないかと思う」と語った。
2021年09月29日●50歳で舞台に復帰「死ぬほど頑張らないと」「50歳を過ぎてから、必死になれることがあるって本当に幸せなこと」。こう語るのは近年、舞台活動を精力的に行なっている女優、タレントの小川菜摘。1989年にダウンタウンの浜田雅功と結婚してからは、家事と育児のために舞台の仕事を意識的に休んでいたというが、今月は宮下今日子や藤井隆と共演する朗読劇『ドウキの…』に出演するなど、充実のセカンドキャリアを歩んでいる。年齢を重ねてからのチャレンジへと背中を押したのは、舞台や役者業への情熱と家族のサポートだったという。本作は、小川、宮下今日子、藤井隆というメンバーに加え、守谷日和、フクシノブキといった個性豊かなキャスト陣が顔をそろえた朗読劇。同窓会に集まった面々が、「老けた」「太った」「幸せ」「不幸」だと会話を繰り広げる中、かつて起きた“事件”の背景をそれぞれが語り始めるさまを描く。劇団「空晴」の岡部尚子が脚本・演出を務める。「藤井くんと会うといつも話が止まらない。くだらないことから仕事のことまで、話題が尽きない」のだとか。気心の知れたメンバーとの掛け合いが大きな見どころとなりそうだが、「座組の中では私が年上なんですが、いつも藤井くんには『お姉さんしっかりしてくださいよ」と怒られています(笑)。藤井くんは周囲がよく見えているし、気遣いもできて、本当に魅力的な人。とりわけ笑いに関しては絶大な信頼を置いています。いろいろな表情を持っているし、ものすごく頼りにしています」とうれしい共演となった様子。“役者・藤井”とは初めて一緒に舞台に立つことになるという。「これだけ長く一緒にいても、バラエティでしか共演したことがなくて。“役者・藤井隆”の一面が見られるなんて、ものすごく楽しみ。でも最初は、照れくさくもあるかも!」と笑顔を浮かべ、「脚本・演出の岡部さんは、当て書きが上手な方なんです。『いつもの菜摘さんと藤井さんの雰囲気を出したい』とおっしゃっていたので、どんな舞台になるのか私自身とても楽しみです」と期待を寄せる。「生のお客さんのリアクションって、たまらないものがある」と舞台に魅了されている小川。1978年にスタートした中村雅俊主演の学園ドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』で女優デビューしたのち、「お芝居の基礎をきちんと学びたいと思って、文学座に研究生として入って。もともと、“舞台をやりたい”という気持ちが強いんです」と舞台は自身の原点とも言える場所だ。「今回の舞台はオンライン配信もあります。私も最近は、オンラインで舞台を観ることもあるのですが、客席の後ろの方からではわからなかった役者の表情がアップで見られたりと、新鮮で、新しい楽しみ方もできるものだなと思っています」と新しいエンタメの届け方にも魅力を感じながら、「オンラインであっても、役者は『演じている先には、お客さんが観てくださっているんだ』とその先を感じながらやることが大事だと思っています」と力強く語る。舞台への愛情をあふれさせる小川だが、1989年に結婚してから26年間は、舞台活動を休止していた。「お稽古期間もあるし、地方巡業があったりと、舞台の大変さは身に染みています。生半可な気持ちでできるものではないと思っていました」とその道の厳しさを明かし、「結婚して子どもが生まれてからは、もし私が舞台をやるとなったら、家のことに手が回らなくなるのは目に見えていました。家のこと、舞台、どちらも中途半端になってしまう気がして、そうするとすごく自分のことがイヤになってしまうだろうなと。自分が、そんなに器用な人間じゃないのもわかっていますしね。それだったら、舞台は我慢しようと思っていました」と述懐。舞台に復帰したのは、50歳のとき。「2人の子どもたちも自分でご飯を作れるようになって、母親が何日かいなくても手のかからない年齢になっていた」という頃に、俳優の渡辺いっけいから「舞台はやらないの? 今度こういう舞台があるんだけど」と声をかけられ、「舞台、大好きなんです! やらせてください!」と思わず前のめりになったという。「すぐに主人にも相談して、『ええんちゃうん、もう子どもも大きいし』と賛成してくれました」劇団500歳の会 旗揚げ公演 『いつか見た男達~ジェネシス~』で復帰がかない、「渡辺いっけいさんや、池田成志さん、山西惇さんなど、“演劇お化け”みたいなものすごいメンバーの方々が出演する舞台で、復帰してしまって。そんな中で、みなさんが『菜摘ちゃん、大丈夫だよ。なにがあっても、俺たちが全部サポートするから』と言ってくださった。その言葉が今でも心に残っています。恩人だし、やっぱり舞台っていいものだなとひしひしと感じさせてくださった」と感謝しきり。「そのときに26年のブランクも感じたし自分の実力が伴っていないこともわかったし、これは死ぬほどここから頑張らないと、とにかく場数を踏まなければいけないと思って。それからは、年に4、5本はやらせていただくようになりました」と心に火がついたと話す。復帰後は、芝居へのスタンスも変化したという。「劇団研究生だったころは演出家の方の言う通り、一言一句、間違えないよう必死にやっていました。もちろんそれも大切な事ですが、今は、とにかくがむしゃらにいろいろと自分なりに考えたものをお稽古場で披露するようにしている」という。「“こうやってみよう”と考えて持っていったものを、お稽古場でみんなが笑ってくれたり、演出家の方が『それいいね! 採用しよう!』と言ってくれたときは、最高ですよ!もちろん、『それは違う』と言われるときもあります。そういった積み重ねで作品が出来上がっていくのが、とても楽しいです」と大きな笑顔を見せ、「舞台に出ると、すごいお手本が周りにたくさんいますからね。ステキなところを盗んで、吸収していかないといけないと思っています。私は歳ばかりとっているけれど、気持ちはまだまだ新人女優。これからもどんどん、新しいことにチャレンジしていきたいです」となんとも意欲的だ。●夫婦円満の秘訣は「リスペクトすること」「“やりたい”という気持ちがあれば、年齢なんて関係ないんだなと思っています。50歳を過ぎてから必死になれることがあるって、本当に幸せなこと。だから今、とても楽しいんです」としみじみ。セカンドキャリアへ踏み出せた理由は、まず「“舞台をやりたい”という気持ちは、ずっと持ち続けていました。そのためにも、“引退した人だよね”となってしまったらイヤだなと。いつか舞台に呼んでいただけるよう、バラエティやドラマに出演させていただきながら、お仕事を続けていました」と情熱を持ち続けること。同時に、これまで家事、育児に全力を注いできたからこそ、思い切って復帰できたと続ける。「子どもが小さなときは、主人の休みの日には絶対に仕事を入れないようにしていましたし、なによりも家庭優先でスケジュールを組んでもらっていました。私自身も子どもの成長を間近で見たかったというのもありますし、子どもが小さな頃に、家を空けてあちこち飛び回っていたら、家庭が崩壊していたかもしれない。私なりに、子育てや家のことをやってきて、それを家族は見てくれていた。だからこそ今、主人も『やりたいことがあるんやったら、やったらええやん』と応援してくれているんだと思います」と思いを巡らせ、「今では私が家を空けるときは、安心して主人に家のことを任せています」と話す。ダウンタウンの浜田は、小川にとって頼もしい夫であり、芸能界を生きる同業者でもある。「刺激を受けることもたくさんある」といい、「彼は、役者としてもすごくステキだと思うんです。嫁だから言っているのではなく、客観的に見ても『うまいなあ』と思う」「彼はお笑いをメインに活動をしていますが、役者として呼ばれたときには『役者の世界に芸人がお世話になるんだから、生半可な気持ちでやってはいけないんだ』と言っています。だからこそきちんとセリフを覚えていくし、台本を見ながら現場に立つことはしないそうです。『俺は芸人やし、しかも主役をやらせてもらうとしたら、そんなことやったら絶対あかんやろ』って。もし自分より若手の芸人さんも出演しているとしたら、『俺がセリフを覚えていたら、あいつらも覚えないわけにあかんやろ(笑)』と言っていますね。そういった責任感はすごいなと思うし、尊敬しています」と夫の努力家の一面を語り、「私が舞台で笑いを取らなければいけないようなシーンがあると、主人に相談したりもするんです」と明かす。夫婦円満の秘訣を聞いてみると「なにをもって円満というのかは、難しいですけどね」と照れ笑いを浮かべながら、「昔も今もずっと変わらないのは、リスペクトすることかな。それはきっと向こうも、同じように思ってくれていると感じています。尊敬していたら、この人のためおいしいご飯を作りたい、なにかしたいと思いますよね」と回答。来年には還暦を迎えるが、どこまでもパワフルな小川。「今の目標は、どんな小さな役でもいいからずっと舞台に立っていたいということ。これからも作品に呼んでいただけるよう、健康でもいなければいけないし、たくさん努力していきたいなと思っています。努力は絶対に裏切らないので」と語った。リーディングアクト『ドウキの…』は、9月20、21日に東京・よしもと有楽町シアターにて上演。■小川菜摘東京都出身。78年、日本テレビ『ゆうひが丘の総理大臣』でデビュー後、文学座演劇研究所入団。以降、数々のテレビドラマや映画に出演。2012年に『いつかみた男達~ジェネシス~』で舞台復帰。以降、『泣いたらアカンで通天閣』(18)、『梅沢富美男 特別公演』(18)、『私のホストちゃん THE PREMIUM』(19)、御園座三月特別公演『水戸黄門~春に咲く花』(21)などに多数出演。KADOKAWAよりライフスタイル本「LOVE BLOG 美味しくて楽しくてちょっとおしゃれな暮らしのこと」発売中。
2021年09月19日俳優の小林薫、女優の山田杏奈が、日本マクドナルドの新CM「月見バーガー・濃厚とろ〜り月見『父編』」(7日〜)、「月見マックシェイク・月見パイ『娘編』」(7日〜) 、「月見マックシェイク・月見パイ・月見マックフルーリー『娘篇』」(14日〜)に出演する。新CMは、絢香が歌う楽曲「三日月」にのせて、遠く離れて暮らす父親と娘が思い合い、月を通じてつながることに喜びを感じる姿が描かれ、父親役を小林、娘役を山田が演じる。「父編」では父親が「無理をするなよ」と娘を心配し、「娘編」では娘が「私がいないとさみしいでしょ」と少しからかうように父親を気遣っている。また、本日1日より、マクドナルド公式YouTubeチャンネルにて、小林と山田が出演するSpecial 月見 Movie「父と娘編」も公開中。
2021年09月01日1989年に発表されて以来、多くの人に愛されてきた北村薫さんのミステリー小説「円紫さんと私」シリーズ。物語の語り手である文学部の大学生〈私〉と、落語家の春桜亭円紫(しゅんおうていえんし)による鮮やかな謎解きを楽しめるのだが、その第1作『空飛ぶ馬』が、タナカミホさんの手でマンガとして新たに生まれ変わった。日常こそ不可解でスリリング。マンガで蘇る記念碑的ミステリー。「担当編集さんと新連載の相談をしていて、原作ものだったら日常系のミステリーが私の作風に合うのでは、と提案してくださったのがこの作品でした。読んでみたら30年も前の作品とは思えないほど、今と通じるような心理描写が素晴らしくて。心理だけでなく情景も、光と影の印象的なシーンが絵として浮かび、ぜひマンガにしてみたいと思いました」本作を「日常系ミステリー」と称しているのは、推理小説でありながら人が一切死なないから。日常のふとした場面で違和感を覚えたり、疑問に思ったこと、もっと言えば多くの人は不思議に思ったとしても「まあいっか」と流してしまいそうなことから物語が立ち上がってくる。たとえば、まったく知らない人や出来事を夢で見てしまう「織部の霊」、喫茶店で紅茶に砂糖を入れ続ける女性たちを目撃する「砂糖合戦」、幼稚園の園庭に設置された木馬が一晩だけ消えてしまう「空飛ぶ馬」など。謎を探ることで〈私〉は時に、見たくない現実とも向き合うことに。「20歳手前の〈私〉ちゃんが、謎解きを通して成長していく過程を一話ずつ丁寧に描きたいと思いました。自分も身に覚えがあるのですが、10代の頃って大人は“ちゃんとした人”というイメージがあるじゃないですか。だけど利己的だったり自分を守るのに必死だったりして、現実的な姿が見えてくると、こんなもんかと思ってしまう。〈私〉ちゃんの場合は大人に対する失望が、女性性の嫌悪として表れるのです」原作ファンが多いだけでもプレッシャーだろうが、シリーズの装画を一貫して手がけてきたのは、多くのマンガ家にとっても憧れの存在といえる高野文子さん。そんななかでタナカさんは、円紫さんと〈私〉が生き生きと動く、美しくもどこか切ない深淵な世界観を創り上げている。「小説とマンガでは構成の文脈が違うので、マンガ用に再構築していかないと読者が飽きてしまうのでは、という意識がありました。原作にある複合的なテーマの見せ方は難しかったですが、マンガ流の構成を考えていくところにオリジナリティを出せる楽しさがありました。『マンガが面白かったから、原作を読んでみよう』と言っていただけると、すごく嬉しいですね」原作 北村 薫、漫画 タナカミホ『空飛ぶ馬』本格推理小説であり、女性が大人になっていく成長を描いた青春物語でもある、北村薫のデビュー作をマンガ化。日常の光と影を捉え、静かな感動へと導く5編。リイド社990円タナカミホ/リイド社タナカミホマンガ家。講談社『ITAN』にて第5回スーパーキャラクターコミック大賞、優秀賞を受賞してデビュー。『いないボクは蛍町にいる』(全2巻)発売中。※『anan』2021年7月7日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年07月04日『NEWS23』(TBS系)のキャスター・小川彩佳アナ(36)の夫・豊田剛一郎氏(37)が「今からなら、遊んでも慰謝料は増えないかな」などと話していたと6月22日、『文春オンライン』によって報じられた。ネットでは、厳しい声が相次いでいる。さかのぼること19年2月、小川アナは豊田氏との結婚を発表。そして昨年7月に第一子が誕生したが今年2月、『文春オンライン』で豊田氏の不倫が報じられた。「当時、『NEWSポストセブン』に豊田氏の不倫相手であるAさんが登場。そこでAさんは、豊田氏が結婚したことで関係を終わらせようとしたものの、『終わりにしたくない』と引き留められたと明かしています。また不倫が発覚した際、『結婚後に肉体関係はない』との“口裏合わせ”を彼から要求されたとも告白。そして今月2日、同サイトは夫妻が離婚協議入りしたと伝えました」(芸能関係者)そんななか22日の『文春オンライン』は、豊田氏の知人の証言を紹介。知人は豊田氏について「子どもに会えてないそうですが、寂しげな様子はあまりなかった」といい、彼が「今からなら、遊んでも慰謝料は増えないかな」と話していたとコメント。さらに豊田氏は、婚姻期間が短かったため保有している株を財産分与しなくていいと主張しているという。小川アナと子供をないがしろにするような豊田氏。ネットでは、彼の言動を疑問視する声がこう上がっている。《なんで結婚して子供作ったんだ、、?ずっと自由でいれば良かったじゃん》《何を目的に結婚したんだろうと思う》《トロフィーワイフ目的だったのかも》《女性を馬鹿にしすぎ》
2021年06月22日身寄りのない子どもたちが暮らす家を舞台にした、女優・文筆家の小川紗良が監督を務める映画『海辺の金魚』の予告編とポスタービジュアルが公開された。到着した予告編は、花(小川未祐)と晴海(花田琉愛)の出会いからスタート。施設での日常と共に、2人の気持ちが次第に通じあっていく様子が描かれる。そして、映像でも流れる本作の主題歌は、元「チャットモンチー」の橋本絵莉子が担当。小川監督が小学生のころからファンだった橋本さんのオフィシャルサイトへ直接メールオファーしたことがきっかけで実現。楽曲「あ、そ、か」を書き下ろした橋本さんは「びっくりしましたが、ラッシュ映像をみて一瞬で引きこまれました。普段、自分が目にしない知らない世界をテーマに扱っていて、そこに自分の息子と同じくらいの子供たちが沢山いる―。どうしようもない強い衝撃を受けました。そして、私でできるかな?私でできることはあるかな?という二つの気持ちから主題歌を引き受けました」とふり返っている。また併せて公開されたポスタービジュアルには、本作のメインとなる2人の少女、花と晴海の笑顔が切り取られ、やわらかな印象の1枚に仕上がっている。なお、本作の小説版の発売も決定。表題作「海辺の金魚」のほか、「みっちゃんはね、」「星に願いを」「花びらとツバメ」の4篇を収録した連作短編集となっている。『海辺の金魚』は6月25日(金)より新宿シネマカリテほかにて公開。小説「海辺の金魚」(著者:小川紗良)は6月10日(木)発売。(cinemacafe.net)■関連作品:海辺の金魚 2021年6月25日より新宿シネマカリテほかにて公開ⓒ2021東映ビデオ
2021年04月22日相手を翻弄するドリブルにファインゴール。華麗なテクニックで、皆を虜にさせる…。Jリーグのニューヒーロー、川崎フロンターレの三笘薫選手の素顔とは。難しいプレーを簡単そうに見せる選手に“色気”を感じます。午後まで雨が残るとの予報に反して、昼前には陽光が差した撮影日のように、予想は“いい意味で裏切られる”ことがある。三笘選手の昨季の活躍がまさにそれだ。「試合に出続ける」を目標に掲げたルーキーイヤー。蓋を開ければスーパープレーで度々会場を沸かせ、13得点(新人最多タイ記録)に12アシスト(リーグ最多数)とMVP級の活躍。クラブを優勝に導いた立役者の一人に。「充実したシーズンでしたが、満足した試合はひとつもないですね。たとえ得点に結びついても、そのプレーが実力かどうかは自分で判断しています。周りの評価や期待が気になる時期もありましたが、コンディション維持に集中することが結果につながると思うので、毎試合の反省点を練習に落とし込んで次に活かす。それを積み重ねていくしかないと思っています。武器であるドリブルや、パスの精度をもっと高めて、“どうやってるの?”と不思議に思われるようなプレーを見せたいですね」間近で見るほどに揺らぎのない強い眼差しは眩しく、謙虚さと強い意志が紡ぎ出す言葉の端々からは、プロ2年目の23歳とは思えない自信と風格さえも感じさせる。そこに、別次元のドリブルを繰り出すプレーだけじゃない、三笘選手だけの“色気”、人を惹きつける輝きがある。「そう言っていただけるのは嬉しいですが、僕自身は全くないと思っています(笑)。色気を感じるのは、いやらしいプレーをする選手かな。クラブで言うなら家長昭博選手。フィジカルが強くて、難しいプレーを簡単そうに見せるのもうまいし、スペースの取り方、味方を鼓舞するところでもいろいろと引き出しが多くて勉強になります。ビジュアルもカッコいいですしね。普段の僕は、あまりしゃべらないほうで、いじるでもなくいじられるでもなく、そのやり取りを端っこで見ているような悪いタイプ(笑)。休日は、部屋で好きな音楽を流しながらゆっくり過ごすことが多くて、あとはサッカーの動画や映画を観たり…。目的を持って生活したいとは思いますが、プライベートは地味な毎日を送っていますね(笑)」さらに、気になる恋愛面のことを尋ねると…。「何でも言い合えて、尊敬や刺激もし合える関係性が理想です。とはいえ基本的に女性を前にすると緊張するので、アプローチするとしても一気に仕掛けず、様子を窺いながら徐々に間合いを詰めていきます(笑)。僕のアピールポイントといえば聞き上手。ずっと話を聞いていられるし、共感もできるからそこが魅力と思ってくれたらいいのですが、どちらかというと鈍感で、相手の変化に気づけないんですよ。サッカーでは自信を持っている“状況判断”に失敗して、試合に負けています(笑)。攻める(=気づく)ことがなかなかできないので、相手に合わせてディフェンスするしかないですね。サッカーの練習同様に、反省しながら修正していきたいです(笑)」くしゃっと笑いながら少し自信なさそうに語る、誠実で好青年な一面も。精悍で自信あふれるプレーとのギャップもまた、三笘選手ならではの色気といえそう。今季も開幕戦から大活躍。加速する煌めきに目が離せない。みとま・かおる1997年5月20日生まれ、神奈川県出身。筑波大学卒。ポジションはMF。2020シーズンJリーグベストイレブン。「今年は“2年目のジンクス”なんて言われないような活躍をしてみせます!」。©KAWASAKI FRONTALEシャツ¥14,600パンツ¥19,700(共にA│Xアルマーニ エクスチェンジ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03・6274・7070)※『anan』2021年3月31日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)スタイリスト・中根美和子取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2021年03月27日2月3日、「文春オンライン」によって夫で実業家の豊田剛一郎氏(36)に不倫交際が報じられた小川彩佳アナウンサー(35)。「豊田氏は結婚前から不倫相手のAさんと交際を続けてきました。2度目の緊急事態宣言が発令された1月8日以降も、Aさんが暮らすマンションに通っていたといいます。報道を受けて豊田氏は、医療ベンチャー『メドレー』の代表取締役を辞任。21年12月期に発生する役員報酬を返上し、無報酬での勤務に。さらに32万株分のストックオプションも放棄し、“責任”を取りました。ですが、小川アナが負った心の傷を埋めることはできないでしょう」(芸能関係者)そんななか「NEWS ポストセブン」が6日、豊田氏の不倫相手・Aさん(35)の告白インタビューを報じた。Aさんが豊田氏と出会ったのは18年12月。どちらともなく連絡を取り合い、19年2月には親密な関係になっていたという。小川アナが結婚を理由に、テレビ朝日を退社すると発表したのは同年2月8日のことだ。また記事によると豊田氏が小川アナと19年7月に入籍した際、関係を終わらせようとしたAさん。しかし、豊田氏から「終わりにしたくない」と告げられたという。それからわずか2カ月後には、“密会用”のマンションに引っ越すことに。そして今年1月下旬、「週刊文春」の取材が入ったことで妻に不倫を打ち明ける決意をしたという豊田氏。その際、Aさんに「結婚後は肉体関係はない」と口裏を合わせることを要求していたというのだ。そんなAさんは記事の中で「週間文春」で報じられた豊田氏との沖縄旅行について、「いまでも忘れられない」「素敵な夜だった」と回想している。不倫相手による激白で明るみになった“ゲス不倫”。ネットでは豊田氏とAさんに批判の声があがっている。《最低な旦那と彼女。口裏合わせるなんて》《自分が同じことをされていたらどんな気持ちになると思うのか。ナルシスト風に語らないでほしい。子育て、仕事と一生懸命頑張っている小川さんが気の毒だ》《ズルい男とズルい女。こんな2人に人生を傷つけられた小川彩佳さんが不憫でなりません。未来の自分の幸せのために、前向きな決断をしてほしいです》■家事や育児には消極的だったという豊田氏夫の不倫報道があった当日、『NEWS23』(TBS系)では気丈に振る舞っていた小川アナ。20年10月に同番組で産後復帰したが、彼女の産休はわずか3ヵ月。早くも共働きとなったが、豊田氏は家事や育児に消極的だったようだ。「夜のニュース番組を担う女性キャスターが産後復帰するという前例はあまりないことから、小川アナは『自分が挑戦することで女性活躍の一助になれば』と意欲的でした。ですがテレビ番組で『よくシャワー浴びながら泣いている』と語っていたように、家庭ではワンオペ状態。豊田氏は小川アナの不在時に子どもの面倒を見ていたそうですが、家事や育児は“自分の役割”とは思っていなかったようですね」(前出・芸能関係者)19年4月、豊田氏は「ONE CAREER」のインタビューで読者に向けてこう語っていた。「自分で自らの心に『火』を灯し、どんな環境に置かれたとしても自分から主体的にアクションを起こすことができる『自燃性』を持ってほしい」家庭には主体的でなく、彼の唱える「自然性」は不倫相手に向けられていたようだ。
2021年02月07日2月3日、微笑みながら『NEWS23』(TBS系)の放送を締めくくったのはメインキャスターを務める小川彩佳アナウンサー(35)。しかし、微笑みの裏で小川アナは“受難”していた。同日、『文春オンライン』によって小川の夫であり実業家の豊田剛一郎氏(36)が愛人女性と密会を重ねていたことが報じられたのだ。同サイトによると、豊田氏17年頃に愛人女性と出会い、小川と結婚後の19年夏に急接近。その後不倫関係に入り、2度目の緊急事態宣言が発令された今年1月8日以降も複数回にわたって愛人女性の自宅マンションを訪れていたという。報道を受け、3日夕方に医療ベンチャー「メドレー」は豊田氏が代表取締役を辞任したことを発表。小川アナも「デイリースポーツ」の取材に対して、「医療従事者などエッセンシャルワーカーの皆様をはじめ、多くの方が耐えながら過ごしていらっしゃる中で、本当に申し訳なく思っております」などと謝罪していた。19年2月に豊田氏との結婚を発表し、20年7月29日に第一子を出産した小川アナ。10月19日からは、3カ月弱で『NEWS23』にキャスターとして産後復帰していた。異例の早さで産後復帰した理由について、小川はこう語っていた。《女性にとって30代というのはいろいろなことが立て込む時期だと思うんです。妊娠・出産に向き合わざるを得ない一方で、仕事は自分でできることが増えてきて、頑張り時だったりする。その結果、駆け足になってしまったのかな》(21年1月11日『CREA WEB』)育児と仕事の両立に励む小川アナだが、困難にも直面していた。1月30日に出演した『サワコの朝』(TBS系)では、次のように吐露。「(仕事が終わり)日付が変わって、帰宅したら、仕事の続きのようなことをしながら、翌日の準備とか、読み物をしたりとか(をする)。なかなか時間が持てないので。いつの寝始めるという概念がないですね。こまごまと子供が起きてくるので。授乳に目を覚ますのを仕事をしながら待って、ミルクや母乳をあげて。あまりにも自転車操業すぎて」また同番組内では「よくシャワー浴びながら泣いてる」とも告白しており、小川アナの両立への苦悩が伺い知れる。それだけに、夫に裏切られた小川アナの心情を心配する声がSNS上では相次いだ。《小川彩佳さんが謝る事では無いですよ。これからも、一歩ずつ歩んでください。頑張らないで下さい》《小川彩佳がただただかわいそう》
2021年02月04日2021年1月2日現在、多くの芸能人が新年の挨拶をSNSやブログに投稿しています。女優やタレントとして活躍する小川菜摘さんも、自身のInstagramに1枚の写真を投稿し、ファンへ新年の挨拶を行いました。投稿された写真には、夫であり、お笑いコンビ『ダウンタウン』の浜田雅功さんも写っており、ファンからは「レアなツーショット!」「めちゃくちゃ幸せそう」などの声が上がっています。その写真がコチラ! この投稿をInstagramで見る 小川菜摘(@natsumi1230)がシェアした投稿 すごく幸せそう…!愛犬をそれぞれヒザの上に乗せ、仲睦まじい夫婦の姿を披露したのでした。『HAPPY NEW YEAR』のメガネをかけた2人の幸せそうな様子に、ほほ笑んでしまいますね!投稿には、さまざまな声が寄せられました。・あけましておめでとうございます!幸せオーラ全開で癒されました!・浜田さんが写ってる。珍しいツーショットにテンション上がった!・理想の夫婦だなあ。素敵な写真ですね。新年早々、幸せのおすそ分けをありがとうございます。写真から伝わってくる小川さんと浜田さんの仲のよさに、多くの人が癒されたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年01月02日