大石内蔵助が実際に残した決算書を基に、討ち入り計画の実像をお金の面から描いた東大教授・山本博文による著書「『忠臣蔵』の決算書」を、堤真一と岡村隆史をW主演に迎え映画化した『決算!忠臣蔵』から、本予告映像と本ポスターが解禁となった。今回解禁された本予告映像は、阿部サダヲ演じる赤穂藩藩主・浅野内匠頭が「この間の遺恨、覚えたるか!!!」という叫びとともに、吉良上野介を斬りつけるシーンから始まる。堤さん演じる赤穂藩の筆頭家老・大石内蔵助は、殿の命日に「吉良を討つ!」と豪語するも、討ち入り資金が持たないことが発覚。予算がどんどん減っていき、大石以下赤穂浪士が右往左往する模様がコミカルに描かれる。岡村さん演じる勘定方・矢頭長助に「でくの坊」呼ばわりされ、大石が憤慨する場面も。ついには町民たちからもまだ討ち入らないのかとバカにされメンタルもボロボロ…。果たして赤穂浪士たちは予算内に討ち入りという一大プロジェクトを決算することができるのか!?史実に基づく裏話を描いた、まさにいままで観たことのないまったく新しい「忠臣蔵」に期待の高まる予告編となっている。堤さんが関西弁で「なんでやねん!」と突っ込みまくる姿も必見だ。本予告映像と同時に解禁となった本ポスターには、これから討ち入りに向かうかのように険しい表情を浮かべる浪士たちの姿が。一方で、先頭の大石には「討ち入り、やめとこか!」というコピーが添えられ、その手には空の千両箱を抱えている。浪士たちが掲げるのぼり旗をよく見ると「節約上等!」「経費削減!」「外食禁止!」などの文字が。奥には「ちゃんと仇討ちしてくれるよね?」と阿部さんが顔をひょっこり覗かせており、笑いの要素もたっぷり詰まったポスターに仕上がっている。また、第32回東京国際映画祭のオープニング・イブ作品として本作が上映されることが決定。10月28日(月)~11月5日(火)の会期前日の10月27日(日)にレッドカーペットイベントと併せてワールドプレミアが行われ、今年の東京国際映画祭を彩る。9月27日には、全国の劇場にてムビチケの発売が決定。さらに、脚本・監督の中村義洋監督が手掛ける本作のノベライズが映画と同名の「決算!忠臣蔵」として、新潮文庫より9月28日(土)に発売となる。『決算!忠臣蔵』は11月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:決算!忠臣蔵 2019年11月22日より全国にて公開(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会
2019年09月13日3人芝居『死と乙女』の最終稽古が12日に東京・シアタートラムで行われ、宮沢りえ、堤真一、段田安則、小川絵梨子(演出)がコメントを寄せた。同作はチリの劇作家アリエル・ドーフマンが、ピノチェト軍事独裁政権から実際に受けた過酷な弾圧や、見聞きした数々の悲惨な「事実」を基に執筆し、1991年に初演を迎えた。過去のいまわしい記憶の闇にのみ込まれていく3人の男女が、人間の真実、狂気と闇を浮き彫りする膨大なセリフの応酬を通し、白熱の心理戦を展開する。シューベルトの弦楽四重奏曲「死と乙女」をモチーフにした戦慄の心理サスペンス劇として、高く評価されてきた傑作となっている。小川絵梨子が演出、互いに信頼を寄せ合う宮沢&堤&段田が濃密に演技で渡り合い、手に汗を握るエンターテインメントとなった。東京公演は13日から開幕となる。○小川絵梨子 (演出) コメントこの戯曲は、サスペンス劇の醍醐味に満ちていますが、単なる犯人探しではないところが、長く全世界で上演され続けている理由だと思います。3人の登場人物は、それぞれ被害者と加害者、両方の役割を担っていますが、観る者がいつの間にか当事者側に立たされているような感覚を覚え、三者三様の葛藤が芝居が進むにつれて浮き彫りになってきます。葛藤の在りようや関係性の変化を、お客様によりクリアに感じていただける舞台にしたいと探求を続けてきました。これだけ濃密な戯曲で、宮沢さん、堤さん、段田さんという熟練の皆さんとご一緒できたことは、本当にありがたいことだとつくづく感じています。○宮沢りえ コメントポーリーナには迷いが一切ありません。意志がハッキリしていて彼女の中ではすべてが真実なんです。お客様は、何が真実なのか、振り子が揺れる中でご覧になると思いますが、その振り子を揺らし続けるにはどうしたらいいかを考えながら稽古を重ねてきました。小川さんを筆頭に、堤さん、段田さんという演劇に対して誠実な方々とご一緒で、とても心強かったです。本番を通しても、膨大なセリフに囚われず言葉を吐き出せるように、感情のエッジを常に尖らせていきたいですね。○堤真一 コメント段田さんにも、「この役、難しいよなあ」と言われたほど、最初は本当に頭を抱えていました。自分の正当性を主張し続ける能動的なポーリーナとロベルトに対し、ジェラルドは受動的な立場。彼が何を真実だと思い、その言動は何に突き動かされているのか。演出の小川さん、りえちゃん、段田さんという頼もしい人たちと一緒に探り続ける稽古でした。でも、こういう優れた戯曲というのは、悩みながら考えながら読み解いていくうちに、魂が揺さぶられる瞬間が絶対にくる。それが楽しいんですよね。○段田安則 コメントこの作品は、過酷で癒しがたい傷跡の物語であると同時に、スリリングな心理劇の側面をもっています。そんな演劇的な魅力ゆえに世界中で上演され、そのことで忘れてはならない悪政と犠牲者たちの記憶を私たちの中に刻んでいます。過ちが繰り返されないための抑止になるなら、演劇が社会に果たす役割があるというものです。お客様にも、3人の登場人物が揺れながら変わっていく様子をリアルに感じ、ご自身を見つめ直す時間にしていただけたら、と思っています。撮影:宮川舞子
2019年09月12日舞台『死と乙女』に出演する堤真一さんに、物語や役どころについて聞きました。「ある種のサスペンスとして観ていただければ」いま、堤真一さんは悩みの淵にいる。目前に控えるのは、舞台『死と乙女』。日本はもちろん世界各地で上演が繰り返される、登場人物たちの心理戦が見どころの傑作戯曲だ。「たいていどんな舞台でも、稽古が始まった段階では、まだ役を固めきれてない状態ではいるんですが、今回の役ほどどういう居方をすればいいかわからない役っていうのは、あまりないんです。稽古が停滞する時もあるかもしれないけれど、その時間も大事にしながら、役を探っていければと思います」舞台は、独裁政権が崩壊し、新たな政権が立ち上がったばかりの、とある国のとある夜。弁護士のジェラルドと妻のポーリーナが暮らす家に、ロベルトと名乗る医師が偶然立ち寄ることになる。その男の声を聞いた瞬間、ポーリーナはロベルトこそが過去に自らを監禁し凌辱した男だと確信。そして彼を監禁し、復讐を始める。堤さんは、ロベルトこそ復讐の相手だと信じて疑わない妻と、必死に潔白を訴えるロベルトとの間で右往左往するジェラルドを演じる。「どっちが本当のことを言っているかわからない。僕はその間に挟まれるわけで、ある種の謎解きのサスペンスとして観ていただくこともできると思います。ただ、僕自身がお客さん目線で悩んだままでいいのかといったら違うと思うし、台本に書かれたセリフが役の心理とも限らない。そこは演出の小川(絵梨子)さんの解釈にもよるし、相談しながらやっていくしかないのかなと」共演は、宮沢りえさんと段田安則さんという「ものすごく頼もしい人たちばかり」の鉄壁の布陣だ。「段田さんは、ひとつの役のなかでも、いろんな顔を見せてくださる方だし、りえちゃんは、折れそうな繊細さがありながら、折れないしなやかさと強い芯を持った女性を演じられる稀有な女優さん。おふたりから教わることも多いと思うので、『やりづらいことがあったら言ってください』とお願いしました」そう言いながら、「そもそも頭のいい役を、自分みたいなアホがやるのが難しい」と笑いを交ぜる。この関西人的サービス精神と謙虚さ、ピュアな生真面目さと不器用さとが、堤さんという役者の根幹にある。「僕自身、そりゃ気楽な作品の方がいいですよ(笑)。でも、こういう作品を経験しておくことで、何年後かに演じられる役というのがあるかもしれない。結局役者は、目の前のものを一生懸命やるしかないんです。それに、こういう優れた脚本って難解ではあるけれど、読んでいて楽しいんです。何も考えずに笑える作品も好きですが、考えながら読み解いていくうちに魂が揺さぶられていくような作品も必要なんです」『死と乙女』独裁政権下、反政府運動に携わったことで監禁され陵辱を受けたポーリーナ(宮沢)。その忌まわしい記憶に残る声と匂いを持つ、ロベルト(段田)が現れ、彼女は復讐を始めるが…。9月13日(金)~10月14日(月)三軒茶屋・シアタートラム作/アリエル・ドーフマン翻訳/浦辺千鶴演出/小川絵梨子出演/宮沢りえ、堤真一、段田安則全席指定8000円(税込み、当日券あり)シス・カンパニー TEL:03・5423・5906(月~金曜11:00~19:00)大阪公演あり。つつみ・しんいち1964年7月7日生まれ。兵庫県出身。主演を務める映画『決算!忠臣蔵』は11月22日公開。来年には出演する映画『一度死んでみた(仮)』の公開も控える。※『anan』2019年9月11日号より。写真・井手野下貴弘(HITOME)スタイリスト・中川原 寛(CaNN)ヘア&メイク・片桐直樹インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年09月04日女優の小野莉奈が27日、都内で行われた柳屋あんず油 新商品「髪と手肌のしっとりミルク&髪と地肌のうるおいシャワー」イメージキャラクター発表会に出席した。日本最古の化粧品メーカーでもある柳屋本店は、柳屋あんず油の新商品「髪と手肌のしっとりミルク」と「髪と地肌のうるおいシャワー」をこの日より発売。それに伴い、同商品のイメージキャラクターに、昨年初めての連続ドラマとなった『中学聖日記』(TBS系)で中学生役で出演して話題を集めた小野莉奈が選ばれた。イメージキャラクターに選ばれたことに小野は「最初に聞いた時はすごくうれしい気持ちが一番大きかったんですが、広告の撮影をしている時に商品に対しての責任感を感じました」と感想を。すでに使用したという新商品について「『しっとりミルク』は髪だけじゃなくて肌にも使えてすごく万能だなと感じました。『うるおいシャワー』の方は、私は結構髪の毛が乾燥しやすいので、お風呂上がりとかに使ったりして髪を潤わせています」と気に入った様子で、「この商品がより多くの方に知っていただけるために、自分が女優として頑張っていけたらと思います」と意欲を見せた。小野は、来年の誕生日で20歳を迎える。「自然体で自分らしく前向きな女性になれたらと思います」と20歳への抱負を語った小野は、今夏の思い出について「家族と最近旅行に行きました。温泉とか入ったりして、久しぶりに家族との時間を過ごせたことが夏の思い出です」と回答。報道陣から「どこに?」と問われ「確か伊豆?」と答えると、関係者から「金沢!」と訂正されて苦笑いを見せ「その時は覚えていたんですが、忘れがちで(笑)」と取り乱す一幕も。「天然とちょこちょこ言われたりしますが、あまりよくわかりません。実感はないですね。緊張? そういうことにしといてください(笑)」と頬を赤らめていた。
2019年08月27日女優の生駒里奈、タレントのDAIGO、声優の小野賢章が2日、都内で行われた世界的大ベストセラー『ハリー・ポッター』シリーズを題材にした位置情報ゲーム『ハリー・ポッター:魔法同盟』リリース記念発表会に出席した。同ゲームは、位置データを基盤としたAR(拡張現実)技術を活用し「ポケモンGO」を開発したナイアンティックと、ワーナー・ブラザース傘下のWB Games San Franciscoが手がけたスマートフォン向けゲーム。6月21日にアメリカやイギリスなど、世界20ヶ国以上の国と地域ですでに配信されているが、日本でも今日から提供を開始した。舞台は、非魔法族であるマグルの世界。マグルの世界に、魔法界の道具や生物などがあふれてしまう大災厄が起こるところから物語は始まる。主人公(プレイヤー)は、魔法省と国際魔法使い連盟によって設立された「国際機密保持法特別部隊」の新人となって、災厄の謎を解き明かすために冒険をする設定だ。『ハリー・ポッター』シリーズの小説もすべて読んでいるという生駒は、呪文のかけ声をお願いされる無茶ぶりに「小野さんの前では言えないです……」と、主人公・ハリー・ポッターの吹き替えを担当していた“本物”を前に恐縮気味。それでも「エクスペクトパトローナム」と呪文を唱えると、小野から「エクペクトパトローナム!」と生声で呪文のアドバイスをもらうと「違うね生だと」とDAIGOと共に興奮していた。
2019年07月02日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける「行列のできる法律相談所」の6月16日(日)放送回に、俳優の堤真一と山田裕貴をはじめ「SHISHAMO」宮崎朝子、WWEのプロレスラー・中邑真輔ら豪華ゲストが出演する。今夜は「あの人と友達になりたい」スペシャルと題し、MCを東野幸治が、アシスタントを日本テレビアナウンサーの市來玲奈が担当。パネラーには堤さん、山田さん、宮崎さん、中邑さんのほか磯野貴理子、後藤輝基、宮迫博之、渡部建らお馴染みの面々が顔を揃える。堤さんに“塩対応”したという「超有名メダリストS」は、その真相を明かし、お詫びに「ほかとは全く違う」卵かけご飯を持ってくる。ほかと全く違うとはどういう意味なのか!?また朝ドラも好評の山田さんは「世界的俳優G」と友達になりたいという。その願いに世界の渡部が動く!?さらに本番組のためだけに緊急来日してくれたWWEの大人気レスラー・中邑さんは憧れ続けた「芸人I」と夢の共演を果たすほか、「SHISHAMO」の宮崎さんが会いたかったというタレントのゆうこすも登場、モテしぐさ動画で人気のゆうこすさんが離婚後の磯野さんに伝授したとっておきモテ技に注目だ。今夜のゲスト、堤さんが主演する映画『泣くな赤鬼』は現在大ヒット公開中。ベストセラー作家・重松清の短編を『キセキ-あの日のソビト-』の兼重淳監督がメガホンを取って映像化。かつて“赤鬼”と呼ばれた高校野球の監督・小渕隆役に堤さん。かつての“赤鬼”の教え子で“ゴルゴ”の愛称で呼ばれた斎藤智之役に柳楽優弥、“ゴルゴ”の妻・雪乃役に川栄李奈といったキャストが揃う。かつての教え子であるゴルゴが末期がんで余命半年であることを知った“赤鬼”が、ゴルゴのためかつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合をしようとする物語が繰り広げられる。山田さんはこの夏クールのドラマ「HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O」に出演。こちらは男たちの友情と熱き闘いをメディアミックスで描く「HiGH&LOW」シリーズと、高橋ヒロシ原作の不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」とのクロスオーバーが実現した映画『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)の“序章”を描くもので、「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」のボーカル、川村壱馬と吉野北人が演じる花岡楓士雄&高城司の物語を中心に男たちの熱い友情を描くもの。山田さんは鬼邪高校の番長・村山良樹役でドラマ、そして秋公開の映画にも出演する。「行列のできる法律相談所」は6月16日(日)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月16日6月9日(日)放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」に、俳優の堤真一がゲスト出演。愛娘へのラブラブパパぶりをはじめ、俳優仲間の高橋克実によるプライベート暴露から、芸人・ヒロシらキャンプ芸人仲間も登場してのキャンプ話など、堤さんの素顔が明らかになる。80年代から舞台で活動、ドラマ「やまとなでしこ」などへの出演で知名度を上げると、2005年公開の『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など数々の映画賞を獲得。同作の続編『ALWAYS 続・三丁目の夕日』や『舞妓Haaaan!!!』でも日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞すると『クライマーズ・ハイ』、『容疑者Xの献身』など数々の作品に出演。『海街diary』『海賊とよばれた男』『銀魂2 掟は破るためにこそある』など出演作がいずれも大きなヒットとなっている堤さん。今回はそんな堤さんの知られざる家庭生活を公開。家では娘ふたりを溺愛するパパである堤さん、“死ぬまで一緒にお風呂に入りたい”“幼稚園の運動会で大号泣”などの愛娘とのエピソードのほか、最近飼い始めた愛犬も紹介。さらに過去に多数の共演歴のある高橋さんがプライベートの素顔を暴露するほか、ヒロシさんらキャンプ芸人仲間も登場。スタジオで最先端の焚き火を体験するほか、親友が学生時代のスーパーヒーロー伝説も紹介してくれる。堤さんが柳楽優弥と出演する映画『泣くな赤鬼』が6月14日(金)より全国にて公開される。同作はベストセラー作家・重松清の短編を映画化する作品で、かつて“赤鬼”と呼ばれた高校野球の監督・小渕隆を堤さんが演じ、柳楽さん演じる“ゴルゴ”の愛称で呼ばれたかつての教え子・斎藤智之が末期がんで余命半年であることを知った“赤鬼”が、ゴルゴのためかつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する…という物語。“ゴルゴ”の妻・雪乃役に川栄李奈、監督には『キセキ-あの日のソビト-』の兼重淳を迎える。「おしゃれイズム」は6月9日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年06月09日俳優・大森南朋(47)と女優・小野ゆり子(29)夫妻が14日、双方の公式サイトを通じて、14日に第1子が誕生したことを発表した。2人は連名のコメントを公式サイトに掲載。「この度、本日5月14日に第一子が誕生しました。おかげさまで母子共に健康です」と報告し、「新しい家族を迎えられたことを、かけがえのない喜びと感じております。同時に親としての責任を感じております」と心境をつづった。さらに、「支えてくださった全ての皆様に心より感謝申し上げます」と周囲への思いも伝え、「これからも気を引き締めて、なにごとにも精進してまいります。今後とも、変わらぬご指導の程よろしくお願い致します」と結んでいる。2人は2012年3月に結婚。今月9日、一部で第一子の妊娠が報じられていた。
2019年05月14日堤真一と時代劇初挑戦の岡村隆史がW主演を務め、妻夫木聡、竹内結子ら豪華キャストも出演する映画『決算!忠臣蔵』から、本編映像初解禁となる特報映像が公開された。“忠臣蔵”にまつわる映像作品はこれまで数多く制作されてきたが、「討ち入りするのに実は、超、お金がかかる」…ということを描いた作品は、今作が史上初!そんな討ち入り費用の上限予算は9500万。瑤泉院から預かったお金と、お城の余り金を必死でかき集めたものだ。赤穂浪士たちの真のミッションは、“予算内に討ち入ること”だが、到着した特報映像でも映し出されているように、討ち入りするための武具が人数分必要(フル装備×47人分で1230万)だったり、藩士たちの日々の生活費だったりでお金はどんどん出ていくばかり。映像では、「予算全部使うたのか!」と内蔵助(堤さん)が憤る姿、そして内蔵助に豪華キャスト陣が怒ったり呆れたり、「銭の勘定できん侍は何をさせても“でくのぼう”」と非難するシーンも登場している。さらに、特報映像と併せて、意気込む内蔵助に対し、どこか冷めた表情の長助(岡村さん)の姿も捉えたティザービジュアルも到着した。『決算!忠臣蔵』は11月22日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:決算!忠臣蔵 2019年11月22日より全国にて公開(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会
2019年05月10日舞台出演が続く堤真一が次に臨むのは、英国劇作家トム・ストッパードの『良い子はみんなご褒美がもらえる』。戯曲を読んで、「観る側がいろいろ考えられる面白い作品になるのでは」と引き受けたそうだ。堤の心を動かしたその作品への思いを聞いてみた。【チケット情報はこちら】タイトルの原題である『Every Good Boy Deserves Favour』は、五線譜を覚えるための英語の語呂合わせ。語呂で覚えれば問題ない。良い子でいればご褒美がもらえる。二重の意味で、何かに従っていれば大丈夫だというメッセージを込めたタイトルなのである。「もちろんそれは皮肉です。みんな良い子にしてたら牢屋に入れられませんよ、そして、牢屋に入れられても出してもらえますよ、というお話ですから」と堤。物語の舞台となるのは、とある独裁国家の精神病院だ。堤が演じる誹謗罪で捕まった政治犯アレクサンドルは、自分はオーケストラを連れているという妄想に囚われた精神病患者イワノフ(橋本良亮)とともに、病院の一室に監禁されている。そこで描かれるアレクサンドルを堤はこう感じた。「“自分が間違ってました。すみません”と言えば出してもらえるのに、ハンストをして抵抗する。僕だったら普通に謝ってしまいそうですけど(笑)、そこまでするというのは単に意志が強いだけではなく、それだけ政治への怒りを持っている、人間の尊厳が脅かされていることに怒っていると思うんです」。しかも決して他人事ではないと付け加える。「今は日本でも政治批判とか自由な発言を封じられる傾向があります。今は本当に自由なのか?自由っていったい何なのかということをすごく考えさせられる作品になると思うんです」役者としての初挑戦もある。それは、35人のオーケストラと一緒に舞台に立つこと。「今回はオーケストラの演奏が物語のうえで大きな役割を持っているんです。僕は歌えなくてミュージカルはあり得ないので(笑)、こういう機会は2度とないだろうなと思うのですが、音楽の力に負けないように存在しなければいけないなと思っています」。この音楽の演出といい、ストッパード作品は、楽しく観ているうちに何かを考えさせられていくものが多い。「立ち止まって自分自身を振り返ることはとても大事で、演劇にはそういう力があると信じているから僕はやっているんだと思うんです。ゲラゲラ笑って終わる作品も大好きですけど。こういう作品で、自分が置かれている環境や自分自身を見つめる時間を、ぜひ持っていただけたらと思います」。堤のアレクサンドルが投げかけるもの、しっかり受け止めたい。チケットぴあでは明後日2月3日(日)より先着先行受付を特別サイトにて実施。取材・文:大内弓子
2019年02月01日3月17日(日)に幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホールで開催されるライブイベント「MBSアニメヒストリア-平成-」。同公演に声優の小野大輔が出演することが決定した。【チケット情報はこちら】平成にMBSで放送された350本を超えるアニメの中から、厳選された作品に出演した声優や主題歌を歌ったアーティストが登場する同イベント。今回新たな参加作品として『黒執事』、そして同作でセバスチャン・ミカエリス役を務めた小野の出演が決まった。小野は出演決定に際し「参加させてもらうたびに作品への愛、そして演じる役への思いが深まる。MBSアニメフェスはそんなイベントです。その名のとおり平成のアニメ史を統括するこのイベントに、『黒執事』が選ばれたことを誇りに思います。ただ振り返るだけでなく、作品もキャラクターもその先の未来へとつながっていく。そんなイベントになると良いなあと思っています」とコメントを寄せている。チケットの一般発売は2月2日(土)午前10時より。■「MBSアニメヒストリア-平成-」日時:3月17日(日)開場16:00 / 開演17:00(予定)※開場・開演時間は変更になる可能性がございます。会場:幕張メッセ国際展示場 9・10・11ホール(千葉県)出演者(五十音順):小野大輔 / 梶裕貴 / 中村悠一 / 宮野真守 / ほか、全15名
2019年01月25日堤真一(54)が来年冬公開の映画「決算!忠臣蔵」(中村義洋監督)で主人公の大石内蔵助を演じると、一部スポーツ紙が報じた。記事によると、映画は江戸時代研究の第一人者で東大教授の山本博文氏による著書「『忠臣蔵』の決算書」が原作。「忠臣蔵」といえば、藩主・浅野内匠頭のあだ討ちを果たすべく吉良上野介に討ち入りした赤穂藩士たちの美談として知られてきた。今作ではその討ち入りにかかった費用に焦点を当てることに。現在の価値にして8400万円もの費用をかき集め、何とか予算内で討ち入りしようとする内蔵助らをコミカルに描くという。「討ち入りまでを描いた話は数知れず。内蔵助以外の藩士にスポットを当てた話も多いですが、内蔵助が自ら金策に奔走する姿を描くのは新たな視点です。シリアスな演技からコメディーまで幅広くこなせる堤さんだけに、これまでにない内蔵助を演じてくれることでしょう」(映画業界関係者)同作もそうだが、実は江戸時代の“お金”にまつわる作品は「ヒットが確実なジャンル」として業界内で鉄板ネタ化されているというのだ。「堺雅人さん主演の『武士の家計簿』(10年)、佐々木蔵之介さんの『超高速!参勤交代』(14年、)阿部サダヲさん主演の『殿、利息でござる!』(16年)は藩の財政にスポットを当てた作品ですが、いずれもヒットしています。老若男女いずれも安心して楽しめるので集客しやすいと、映画界でも注目されています。今後も、こうした作品は増えるでしょうね」(映画担当記者)
2018年12月14日俳優・堤真一主演の映画『決算!忠臣蔵』が2019年冬に公開されることが14日、明らかになった。ナインティナインの岡村隆史が共演する。同作は山本博文による『「忠臣蔵」の決算書』をもとに実写化。赤穂藩藩主・浅野内匠頭の切腹とお家断絶により、筆頭家老・大石内蔵助(堤)は、勘定方・矢頭長助(岡村)の力を借り、リストラに励む。さらに、江戸の庶民による討入りの期待を受けるが、討入りするには8,400万の予算が必要だった。誰もがよく知る忠臣蔵の物語を、現代の会企業倒産やプロジェクトになぞらえ、『殿、利息でござる!』『忍びの国』等、時代劇でヒットを飛ばす中村義洋監督がメガホンを取る。また、岡村は『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(2014)以来の映画出演で、時代劇には初挑戦となった。関西出身の2人が、現在の兵庫県に位置する赤穂藩で、ナチュラルな関西弁の芝居を繰り広げる。○堤真一 コメント映画では初めての「忠臣蔵」、そして「大石内蔵助」役に挑みます。中村義洋監督とは初めてですが、お話をいただき、あまりにも面白い脚本ですぐお受けすることにしました。誰もが知る有名な物語ではありますが、立場によって見方は変わり、あの時代に命をかけて忠義を尽くしただけの話ではなかったのです。面白いだけではなく繊細な一面もお持ちの岡村さんと一緒に、関西弁で、誰も見たことのない「忠臣蔵」を皆さまにお届けいたします。ご期待ください。○岡村隆史 コメントまた映画に出たいとずっと思っていました。普段はなかなかお会いできない役者の皆さんとご一緒する、緊張感のあるプロフェッショナルな現場が好きです。今回僕が演じるのは、貧乏なそろばん侍。減量し、小4でやめてしまった嫌いなそろばんも頑張ります!なので、2020年の日本アカデミー賞では僕に、スピーチのリベンジをさせてください。応援よろしくお願いします!○中村義洋監督 コメントまさか自分が忠臣蔵を!? というのが最初にお話を頂いた時に思った率直なところです。かつて作られてきた映画、ドラマなど、あまたの『忠臣蔵』(三百本!?)の名に恥じぬよう、と思うとあまりのプレッシャーに脚本が一文字も書けなくなってしまったので、決して構えず、極力軽やかに、と心がけていたら、いつのまにか赤穂浪士は関西弁になり、「それ、なんぼ?」が口癖になった大石内蔵助をあの手この手で困らせることに夢中になっておりました。撮影に入っても堤さんと岡村さん演じる赤穂藩経理担当の面々を困らせ、追い込み、右往左往させていきたいと思います。これまで忠臣蔵モノをご覧になってこられた方々も、そうではない皆様も、そんな赤穂浪士を「はよ討入らんかい!」とツッコミながら応援して頂けたら嬉しいです。
2018年12月14日『殿、利息でござる!』や『忍びの国』などの監督で知られる中村義洋の最新作、『決算!忠臣蔵』の公開が2019年冬に決定。また、主演に堤真一、「ナインティナイン」岡村隆史の共演が発表された。■あらすじ元禄14(1701)年。赤穂藩藩主・浅野内匠頭は、高家である吉良上野介の悪行に堪え兼ね、江戸城松の廊下で吉良に斬りかかった。幕府は内匠頭に即日切腹を言い渡し、浅野家はお取り潰し、赤穂藩士たちは突如路頭に迷うこととなる。事態に嘆く暇もなく、筆頭家老・大石内蔵助(堤真一)は勘定方・矢頭長助(岡村隆史)とともに、藩士のリストラに励む日々。一方世間では、赤穂藩士による吉良上野介への仇討ちが熱望されていた。しかし、討入りに必要な予算はなんと8400万!果たして、大石内蔵助は“予算内”で討入りを成功させることができるのか…!?■“忠臣蔵”の裏側が描かれる!原作は東大教授でもある山本博文による話題作「『忠臣蔵』の決算書」(新潮新書)。監督は、『殿、利息でござる!』や『忍びの国』など時代劇映画を続けてヒットさせている中村義洋。本作で描かれるのは、あの誰もが知る“忠臣蔵”の裏側。これまでに“忠臣蔵”を元に数々の創作作品が生み出され、その数は映像化だけでも300を超えるという。『決算!忠臣蔵』では、いままで誰も知らなかった“忠臣蔵”の裏話が明らかとなる。■関西弁の”忠臣蔵”!?主人公である赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助を演じるのは、中村組初参加となる堤真一。日本を代表する名俳優が、新たな大石内蔵助を見せてくれるだろう。また、大石内蔵助を支える勘定方・矢頭長助をナインティナインの岡村隆史が演じる。『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(2014)以来、約5年ぶりの映画出演、初めての時代劇となる。赤穂藩は現在の兵庫県ということもあり、全編関西弁の本作。関西出身のふたりのナチュラルな関西弁も見所のひとつだ。■キャスト&スタッフからコメントも到着!大石内蔵助役・堤真一映画では初めての「忠臣蔵」、そして「大石内蔵助」役に挑みます。中村義洋監督とは初めてですが、お話をいただき、あまりにも面白い脚本ですぐお受けすることにしました。誰もが知る有名な物語ではありますが、立場によって見方は変わり、あの時代に命をかけて忠義を尽くしただけの話ではなかったのです。面白いだけではなく繊細な一面もお持ちの岡村さんと一緒に、関西弁で、誰も見たことのない「忠臣蔵」を皆さまにお届けいたします。ご期待ください。矢頭長助役・岡村隆史また映画に出たいとずっと思っていました。普段はなかなかお会いできない役者の皆さんとご一緒する、緊張感のあるプロフェッショナルな現場が好きです。今回僕が演じるのは、貧乏なそろばん侍。減量し、小4でやめてしまった嫌いなそろばんも頑張ります!なので、2020年の日本アカデミー賞では僕に、スピーチのリベンジをさせてください。応援よろしくお願いします!中村義洋監督まさか自分が忠臣蔵を!?というのが最初にお話を頂いた時に思った率直なところです。かつて作られてきた映画、ドラマなど、あまたの『忠臣蔵』(三百本!?)の名に恥じぬよう、と思うとあまりのプレッシャーに脚本が一文字も書けなくなってしまったので、決して構えず、極力軽やかに、と心がけていたら、いつのまにか赤穂浪士は関西弁になり、「それ、なんぼ?」が口癖になった大石内蔵助をあの手この手で困らせることに夢中になっておりました。撮影に入っても堤さんと岡村さん演じる赤穂藩経理担当の面々を困らせ、追い込み、右往左往させていきたいと思います。これまで忠臣蔵モノをご覧になってこられた方々も、そうではない皆様も、そんな赤穂浪士を「はよ討入らんかい!」とツッコミながら応援して頂けたら嬉しいです。池田史嗣プロデューサー今も昔も、予算は大事。誰もが知る忠臣蔵の、誰も知らないお金の話を良質なコメディとして描けるのは「殿、利息でござる!」でご一緒した中村義洋監督しかいないと思い立ち、そのオファーに応えてくれた監督が自ら書き上げた面白過ぎる脚本のもと、堤真一さん、岡村隆史さんという理想的な芸達者お二人が揃いました。共に関西出身の二人による凸凹コンビぶりは爆笑必至。女好きでボンボン育ちの大石内蔵助、ワーキングプアで神経質な矢頭長助。全くキャラの違う二人の丁々発止の掛け合いが、この作品の肝になります。このチームなら、新しい国民的エンターテイメントとして“誰も見たことがない忠臣蔵“を皆様にお届けできるはず。どうぞご期待くださいませ。『決算!忠臣蔵』は2019年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年12月14日俳優の堤真一と、アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮が、俳優とオーケストラのための戯曲『良い子はみんなご褒美がもらえる』に出演することが14日、明らかになった。同作は舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『アルカディア』、映画『恋に落ちたシェイクスピア』等で、日本でも多くのファンを持つ英国劇作家の巨匠トム・ストッパードが、俳優とオーケストラの為に書き下ろした異色作。独裁国家の精神病院で誹謗罪でつかまった政治犯のアレクサンドル・イワノフ(堤)と、自分はオーケストラを連れていると主張する妄想に囚われたアレクサンドル・イワノフ(橋本)が同室となり、想像することの自由と言論の自由を主張する2人を通して、「自由な世界」が故に他人と異なることへの「不自由さ」を感じる現代社会の皮肉を描いていく。原題の「Every Good Boy Deserves Favour」は、五線譜を覚えるための英語の語呂合わせであり、例えるならルート2を「ひとよひとよにひとみごろ」などと覚えるような言葉だという。「とにかくそういうものだから、覚えれば良いのだ」と言われ、確かに他人との共通の正解を共有することも可能にする"語呂合わせ"だが、一個人の思いや考え、好きなもの、嫌いなものまでこの語呂合わせのように正解を求められたら、どうなってしまうのか……という問いかけも込められている。演出には英国ロイヤルバレエを中心に世界的に活躍、2014年R.オリヴィエ賞受賞のウィル・タケットを迎え、35人のオーケストラが参加する。東京公演はTBS赤坂ACTシアターにて2019年4月20日~5月7日、大阪公演は大阪フェスティバルホールにて2019年5月11日~5月12日。○堤真一 コメントトム・ストッパードの作品は2年前の『アルカディア』に続いて2度目となります。今回はストッパードならではの知的な台詞に加えてオーケストラが奏でる音楽とともに表現していきます。僕にとってもオーケストラと一緒に芝居をするのは初めての挑戦となります。「アレクサンドル」は政治犯にも関わらず精神病院に収監されてしまいます。「社会の常識」から外れているとレッテルを貼られてしまった男がどのように自由を手にするのか、ストッパードが皮肉も込めてつくったこの作品をぜひ堪能してもらえたら嬉しいです。○橋本良亮 コメント35人のオーケストラと舞台上で同じ空間に存在するというのがどんな感じになるのか、まだ想像があまりつかないですが、凄い事だなって思うし、嬉しい気持ちと緊張感が非常にあります。舞台でオーケストラというと、どうしてもオーケストラピットでの演奏や伴奏をイメージしますが、この戯曲はそうではなく、芝居に参加している感じ。要するに役者とオーケストラのメンバーのみんなが主役なんだと思います。僕が演じるのは、堤さんが演じる「アレクサンドル」と同じ精神病棟に収容され、自分の目の前に常にオーケストラが存在し、演奏していると妄想する「イワノフ」という役で、とても起伏の激しい役柄です。今回、大先輩である堤真一さんとご一緒できることは非常に光栄で楽しみで仕方ありません。難しい題材ではありますが、堤さんの胸を借りて良い芝居が出来るように、自分を信じて頑張りたいと思います。ぜひ多くの皆さんに劇場でこの舞台をお楽しみいただきたいと思います。○ウィル・タケット(演出) コメント今は『Every Good Boy Deserves Favour』を上演するのにパーフェクトな時ではないかと思います。われわれが信頼を置くべき当局が、ますますわれわれが真実ではないと分かっていることを受け入れ、信じろと言い、権力者とわれわれの間の関係はますます張り詰めたものになっています。今日の政治状況は、この芝居が書かれた1970年代の状況とは非常に異なるものかもしれませんが、われわれと真実との間の関係、われわれ個人としての自由、自由であるという感覚は、これまでになく複雑になってきています。ストッパードの辛辣なウィットと、プレヴィンの親しみやすいが曲想的には難解な音楽の組み合わせが複雑な雰囲気を醸し出し、演劇構造の中で音楽とテキストが同じ重みをもって絡み合っています。本作の設定は架空の、典型的な絶対主義国家ですが、自由のためにわれわれは何を放棄する心の準備があるのかについて、場所と時間の間を揺れさまよいながらじっくりと考えることができます。
2018年12月14日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の小野莉奈さんです。切ない恋心を抱く女子高生役に共感する人が続出中!小学校のお遊戯会がきっかけで演技に興味を持ったという小野さん。「高2のときに親に内緒で事務所に書類を送りました。体重も5kg落として、死ぬ気で頑張りました!」。現在は連続ドラマに出演中。切ない片思いをする岩崎るな役を演じている。「るなはピュアで自分に正直な女の子。私と違って、提出物を期限内に出すようなしっかりした性格は見習いたい(笑)」。今後演じてみたい役は「ハッピーな恋をする女の子。今まで報われない恋をする役が多いので(笑)。両思いでキュンキュンする役に憧れます」。学校の授業で華道を習っています!ルールがいっぱいあって難しいけど、心を無にして集中できます…!むぅちゃんとの出合いは雨の日の公園です。野良猫だったのを保護。ツンデレな性格で、これは奇跡の一枚です(笑)。食べることが好きで、料理にもハマり中。家で親友のお誕生日会をしたときのサプライズ♪目分量で作っちゃいます。おの・りな2000年生まれ。‘17年、LINEのWeb動画で片思いをする女子高生役の演技が話題に。『中学聖日記』で連続ドラマ初レギュラー出演を果たし、岩崎るな役を熱演中。※『anan』2018年10月31日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花
2018年10月24日女優の広瀬すずが、澤本嘉光によるオリジナル脚本映画『一度死んでみた(仮)』(2020年公開)に主演することが10日、明らかになった。堤真一、吉沢亮が共演する。同作は、ソフトバンク「ホワイト家族」シリーズなどを手がけ数々の賞を受賞、映画『ジャッジ!』で脚本も務めた澤本のオリジナル作。大学4年生の野畑七瀬(広瀬)は、製薬会社の社長である父親の計(堤)と二人暮らしだが、ある日「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲み、会社乗っ取り計画の犯人を炙り出そうとする計が七瀬の前におばけとなって現れる。七瀬は計、そして計の会社の社員で、”ゴースト”と呼ばれている存在感の薄い松岡(吉沢)とともに事態の解決に乗り出し、思いもよらぬ展開になってしまう。今回がコメディ初出演となった広瀬。父・計のことが嫌いすぎて、計の似顔絵を描いたサンドバッグを「クソオヤジ!」と日々殴り、「臭い!」と言っては計の顔面に消臭スプレーを吹きかけるなど、これまでに見たことのない、テンション高く毒を吐きまくるハジけたキャラクター・七瀬を演じる。また七瀬の父親で、製薬会社を経営する計役の堤は、同作が広瀬との初共演作に。さらに松岡役の吉沢は、「歩く彫刻」とも呼ばれる美貌で今波に乗りまくっている俳優だが、持ち前の存在感を可能な限り薄くして松岡役に挑む。脚本の澤本は「広瀬すずさんは過去にCMの仕事でご一緒した時に、演技力とともに実は天性のコメディエンヌのセンスを持った方だと思ったので、まさに今の彼女でなければできない、笑えるけど泣けてそれでいてちょっとポップな映画を作れたらと思いました」とキャスティング理由を明かした。さらに澤本は「堤さん、吉沢くんをはじめとする想像以上の実力派キャストの方に参加いただけて、脚本の数倍良くなりそうです」と期待。「よく『構想5年!』とか予告編で言っているのを見て『また大げさだな』……と思っていましたが、実際5年かかるもんなんですね」と語った。また、今回初監督を務めるのはau/KDDI「au三太郎」、日野自動車「ヒノノニトン」、家庭教師のトライ「教えてトライさん」シリーズ等話題のCMを数々手掛け、広告賞も多数獲得している浜崎慎治。広告業界からも注目が集まる作品となっている。○広瀬すず コメントコメディ作品にずっと憧れがあったので、今回挑戦させて頂けると聞いて楽しみではありますが、面白くできるかどうか、楽しめる余裕があるか不安です。キャストの皆様もとにかく濃厚な方ばかりですし、もう、必死についていきたいと思います。七瀬役の決めポーズとして、人差し指を立てる仕草があるのですが、普段、中々自分自身で人差し指を立てることがないので、役作りとして、毎日撮影前に人差指を立て、気持ちをあげる練習をしたいと思います(笑)この七瀬役を満喫したいと思います。きっともの凄くファンキーな映画になると思いますので、ぜひお楽しみに!!○堤真一 コメント今回お話をいただいて、まず脚本を拝読したのですが、とにかく面白かった!“一度死んでみる”という奇抜な設定、軽快なテンポの会話劇、笑えて泣ける父娘のドラマ。野畑計という男を演じるなら? と想像しながら読み入ってしまいました。そしてTVCMでご一緒してきた浜崎監督の初映画監督作と知って、出演させていただくことを決めました。独特の世界観をおもちの浜崎監督と、どんな父親像をつくれるか、是非ご期待ください!!○吉沢亮 コメント台本を読んで、テンポの良いユーモアあふれるセリフと、愛情の示し方を知らない親子の不器用さに引き込まれました。僕の役は存在感が無く、隣に居るのに気づいてももらえない可哀想な男ですが、個人的には存在感バリバリのキラキラした男より、こういったみんなから無視されるような、ザコキャラのほうが性に合っているので、撮影が今から楽しみです。この作品で、浜崎監督に気に入ってもらい、CMにも呼んでもらえるように頑張ります!!
2018年09月10日ディズニーの名曲を、小野賢章、羽多野渉、花江夏樹ら男性声優が歌唱する「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Selection」が9月にリリースされる。この度、本作のために撮り下ろしたキャストビジュアルと全収録楽曲が視聴できる映像が公開された。本作は、ディズニーの名曲をトップレベルのボイスキャストが歌唱する夢のカバーアルバム、「Disney 声の王子様」シリーズの5年ぶりとなる最新作。今回参加のキャストは、「アイドリッシュセブン」「ダイヤのA」の羽多野渉、「東京喰種トーキョーグール」(金木研役)の花江夏樹、声優だけでなく俳優としても活躍する「黒子のバスケ」(黒子テツヤ役)の小野賢章をはじめ、石川界人、上村祐翔、江口拓也、佐藤拓也、武内駿輔、畠中祐、日野聡、前野智昭、山下大輝と、人気声優計12名のシリーズ最多で贈る。撮り下ろしされたビジュアルでは、カジュアルな衣装に身を包んだ12名のキャストがズラリ。また、解禁となった衣装のアナザーカットは、アルバム内のブックレットにも掲載される予定だ。公開された試聴映像では、石川さんが歌う「君のようになりたい」(ジャングル・ブック)をはじめ、「美女と野獣」「リトル・マーメイド」「アラジン」といったディズニー王道の楽曲から、「モンスターズ・インク」「トイ・ストーリー2」「リメンバー・ミー」といったピクサーの比較的新しい楽曲まで、全13曲の一部を聴くことができ、RockやJazzyなど、サプライズに富んだ楽しい内容を体感することができる。なお、来年6月には今回参加した12名が出演するイベント「声の王子様 Disney Voice Stars Dream Live 2019」の実施が決定。このシリーズ初のライブイベントにも注目だ。「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Selection」は9月19日(水)リリース予定。「Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live 2019」は2019年6月9日(日)幕張メッセイベントホールにて開催。(cinemacafe.net)
2018年08月08日脚本・池田純矢×演出・岡村俊一のオリジナル舞台「LADY OUT LAW!」が9月より上演される。主演の矢島舞美、味方良介、小野健斗に話を聞いた。【チケット情報はこちら】脚本は俳優でありながら作・演出としても活躍する池田の書き下ろし、演出はつかこうへい作品や舞台『あずみ』、少年隊ミュージカル『PLAYZONE』などを手掛けた岡村という、新たなタッグで生まれる本作。平和な宇宙ステーションに突如現れた半身が機械仕掛けの少女が、なぜ世界を破滅に導こうとするのかが描かれる。本作で主演を務める矢島は「すごく嬉しいです」と笑顔をみせ、「苦しくなるようなシーンもありますが、すごくいろんなことを考えさせられる作品で。もし自分が観たら“いろんなものを得られた”と嬉しさを感じるだろうなと思いました。皆さんにもそれをお届けしたいです」と意気込む。円形舞台を宇宙船に見立て、最新映像技術を駆使し、その中でハードなアクションを繰り広げる“映像宇宙アクション”。それについて味方は「未知ですよね。新しいものがつくれる予感がしているので楽しみです」と期待を寄せ、これまで3度タッグを組んでいる演出の岡村は「わからないところを逃さずに教えてくれる方です。それによって言葉(台詞)に嘘がなくなる。それは演劇をやるうえで大切なことだと思います」と印象を語る。小野が「味方と(鈴木)勝吾が出演して、純矢が脚本というのを聞いて、嬉しかったです」と言うように、小野・味方・鈴木・池田は以前ミュージカル『薄桜鬼』シリーズで共演したメンバー。そんな池田が手掛けた脚本に「池田純矢すげーな!と思いました。頭の中どうなってるんだ、と。面白かったです。普段の彼とかけ離れているので、池田純矢という人に興味が湧きましたね」と嬉しそうに語る。味方と小野は当時のお互いの印象について「(味方は)元気だな!と思ったんですけど(笑)、作品に対して想い、表現したいことに対してストイックなんですよ。それ、すごい尊敬しています」、「(小野は)器用さがすごいんですよ。なんでもすぐに覚えるし、芯も捉えているし。久しぶりの共演なので、僕も経験してきたものをぶつけたいです」アクションシーンも見どころだが、矢島は5年ぶりのアクション。「もともと身体を動かすのは好きなのですが、アクションは難しかった記憶がありますし、今回もしっかり体力をつけて挑みたいです。私が演じる役はカッコいい女性ですし、がんばります!」「観るたびに気付くことがある作品だと思うので、何度でも観ていただきたいです」(矢島)という本作は、9月14日(金)から24日(月・祝)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて上演。チケットぴあでは7月29日(日)午後11時59分までプリセール先着先行を実施中。取材・文:中川實穗
2018年07月23日小栗旬主演映画『銀魂2掟は破るためにこそある』から、ついに最後のキャスト情報が到着。堤真一、勝地涼、夏菜が出演することが決定し、3人それぞれのキャラクタービジュアルも到着した。続投キャストに新キャスト、それぞれのキャラビジュアルが続々と発表され、その度に大きな話題となり、公開に近づくにつれファンの期待が高まっている本作。先日、エピソード&タイトル発表と共に、“新キャラ”たちのシルエットビジュアルが公開され、誰が演じるのか、ネット上では多くの予想が飛び交っていた。また、そのシルエットビジュアルに写る5名のうち、2名は三浦春馬(伊東鴨太郎役)、窪田正孝(河上万斉役)ということがすでに発表されている。そんな中今回残りの3名、堤真一が松平片栗虎役、勝地涼が徳川茂茂役、夏菜が猿飛あやめ役を演じることが発表!■堤真一、警察組織の頂点であり夜の帝王に!数々の作品に出演し、現在、シス・カンパニー舞台「お蘭、登場」に出演中の堤さんが演じる松平片栗虎は、警察組織の頂点に君臨する超重要人物でありながら、キャバクラで豪遊する夜の帝王としても君臨する人物。また、真選組を私用で使い走らせるが、私用であることを全く気にしない、図太い神経の持ち主だ。堤さんの出演の話が持ち上がったのは、なんと前作の撮影時だったそうで、「実は前作の撮影が行われている時に、僕は別作品の撮影で撮影所が一緒でした。挨拶にみんなが来てくれた時に“またくっだらねぇ、映画撮ってんなぁ~(笑)”と話していたら、監督から“もしも、2本目があったら堤さん出て下さいよ”と言われて。“あるならね”と答えたら本当に出演が決まってしまいました」と出演経緯を明かしている。■“将ちゃん”は勝地涼! 「とりあえず体を鍛えました」映画やドラマ、舞台のほかにも、アニメ作品で声の演技にも挑戦するなど幅広く活躍する勝地さんが演じるのは、若き江戸幕府第14代征夷大将軍・徳川茂茂。片栗虎からは“将ちゃん”と呼ばれ、庶民の暮らしを知るためと、共に城下にお忍びで現れるが、その度にトラブルに巻き込まれ、なぜかあられもない姿に…。「前作の『銀魂』が面白かったのでどんな役でも出たいと思っていました」という勝地さんは、監督からの連絡に“やりたいです”と即答したそう。またこの将軍は、前作の撮影時・宣伝期間中に、小栗さんを始めとするキャストたちから、続編があれば将軍と遊びたいと、登場を熱望されていたキャラクター。しかし、自身の出演を小栗さんに伝えた際には、勝地さんはことの大きさを理解していなかったそうで、「漫画を読み、アニメを観た後に、“自分で、大丈夫?”と心配になってしまいました(笑)。なので、とりあえず体を鍛えました。原作ファンの方々の将軍の好きな所が体現出来ているかは分かりませんが、僕なりの将軍をやったつもりです。漫画とアニメの“将ちゃん”を愛している方々には “勝地の将ちゃん”も愛してほしいなと思っています」とコメントを寄せている。■夏菜、過激な衣装や顔芸も! 「原作に忠実に」そして、『君に届け』や『GANTZ』、4月期ドラマ「デイジー・ラック」に出演した夏菜さんが演じるのは、元幕府お抱えのエリート忍者ながら、現在は悪徳商人を成敗する始末屋としての裏稼業をこなす猿飛あやめ。とあることをきっかけに銀時に惚れ込み、ストーカーまがいに追いかけるものの、銀時にぞんざいにあしらわれるが、彼女はそれを楽しむドM。「出演出来ることが本当に嬉しい」と喜びを語る夏菜さんは、あやめを演じるにあたって、劇中では過激な衣装や顔芸にもチャレンジ!「出来る限り、原作に忠実に演じようと思って努力しました。動きや仕草、そういうのを沢山研究して演じました。もし違ったとしても怒らないで下さい(笑)」と呼びかけており、ますます期待が膨らむ。さらに、「パート1を観た方は分かると思うのですが、パート2はさらにさらにパワーアップした『銀魂』になって帰ってきます。是非、完成を楽しみに待っていて下さい」とコメントしている。『銀魂2掟は破るためにこそある』は8月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:銀魂2掟は破るためにこそある 2018年8月17日より全国にて公開©空知英秋/集英社 ©2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月04日映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』(8月17日公開)の追加キャストが4日、明らかになった。堤真一、勝地涼、夏菜が新たに同作に出演する。同作は、漫画家・空知が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンをとる。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は、最終興行収入38.4億円、2017年の実写邦画ではNo.1の成績を記録した。今回は原作でも人気の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」のハイブリッド作であることが明かされた同作。菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、キムラ緑子、佐藤二朗、中村勘九郎、堂本剛、三浦春馬、窪田正孝と、前作から続投のキャスト、新キャストが続々と発表されている。堤が演じるのは警察組織の頂点に君臨する超重要人物・松平片栗虎。片栗虎は近藤(勘九郎)が率いる真選組を私用で使い走らせるが、私用であることをまったく気にしない図太い神経を持ち、キャバクラで豪遊する夜の帝王としても君臨する。さらに勝地は、若き江戸幕府第14代征夷大将軍の“徳川茂茂(しげしげ)役に。国の最高位に居るにも関わらず片栗虎からは“将ちゃん”との愛称で呼ばれ、庶民の暮らしを知るためと、片栗虎と共に城下にお忍びで現れるが、その度にトラブルに巻き込まれ、なぜかあられもない姿になる。夏菜が演じるのは、くノ一の猿飛あやめ。元幕府お抱えのエリート忍者ながら、現在は悪徳商人を成敗する始末屋としての裏稼業をこなす。とあることをきっかけに銀時に惚れ込み、ストーカーまがいに追いかけるものの、銀時にぞんざいにあしらわれるが、彼女はそれを楽しむドMと言う設定だ。過激な衣装や顔芸にもチャレンジした。14日に、5人のキャラクターシルエットが発表され、キャストの予想が飛び交った同作だが、ここで三浦、窪田、堤、勝地、夏菜と判明。すでに場面写真も公開されているキムラも加えた新キャスト陣と、前作からおなじみのメンバーで、新たな『銀魂』に期待を持たせた。○堤真一コメント実は前作の撮影が行われている時に、僕は別作品の撮影で撮影所が一緒でした。挨拶にみんなが来てくれた時に“またくっだらねぇ、映画撮ってんなぁ~(笑)”と話していたら、監督から“もしも、2本目があったら堤さん出て下さいよ”と言われて。“あるならね”と答えたら本当に出演が決まってしまいました。原作ファンの方々も、そうでない方々も、今回も福田さんがめちゃくちゃ面白い映画を作っています。劇場に足を運んでください。○勝地涼コメント前作の『銀魂』が面白かったのでどんな役でも出たいと思っていました。なので、監督から連絡をもらった際は“やりたいです”と即答しました。旬君に“将軍役っぽいんだけど”と言ったら、すごいテンションで喜んでくれたのですが、その時点では事の大きさをまだ理解していなくて。漫画を読み、アニメを観た後に、“自分で、大丈夫?”と心配になってしまいました(笑)。なので、とりあえず体を鍛えました。原作ファンの方々の将軍の好きな所が体現出来ているかは分かりませんが、僕なりの将軍をやったつもりです。漫画とアニメの“将ちゃん”を愛している方々には “勝地の将ちゃん”も愛してほしいなと思っています。是非、楽しんでいただけたらと思います。○夏菜コメント出演出来ることが本当に嬉しいです。お話を頂いて“絶対にやりたい!”と言いました。不安より、思いっきりやりたいという楽しみの方が大きかったです。出来る限り、原作に忠実に演じようと思って努力しました。動きや仕草、そういうのを沢山研究して演じました。もし違ったとしても怒らないで下さい(笑)。パート1を観た方は分かると思うのですが、パート2はさらにさらにパワーアップした『銀魂』になって帰ってきます。是非、完成を楽しみに待っていて下さい。宜しくお願いします。(C)空知英秋/集英社 (C)2018 映画「銀魂2」製作委員会
2018年07月04日俳優の堤真一、綾野剛、女優の高畑充希が16日、都内で行われたNTTドコモ「2018夏 新サービス・新商品発表会に出席した。NTTドコモ「2018夏 新サービス・新商品発表会」に出席した綾野剛、高畑充希、堤真一(左から)この日行われたNTTドコモの新サービス・新商品発表会では、新商品11機種とAIエージェントサービス「my daiz」の提供開始、そしてdポイントによるポイント投資サービス及びロボアドバイザーによる資産運用サービス「THEO+docomo」のサービススタートを発表。発表会後にはCMキャラクターでもある堤真一らが登壇し、トークショーが開かれた。舞台裏で発表会の内容を聞いていた3人。綾野が「今回はカメラ機能のすごい新商品が多いですね」と興味津々で、中でもライカトリプルカメラが搭載されているHUAWEIのP20 PROがお気に入りのようで、「風景や食べ物もいいですが、人物を撮りたいですね。ぼかし機能もありますから革新的なスマートフォンですね」と絶賛。一方の堤は「僕はイマイチ分からなかったりしますが、投資を始めようとする人にはとてもいいんじゃないんですかね」とポイント投資サービスなどに興味を示していた。トークショー後半では、3人がAIエージェントサービス「my daiz」を体験するコーナーも。高畑がスマフォに向けて「my daiz!私のこと好き?」と話し掛けると、my daizが「もちろん好きです。みっちゃん!」と反応し、それを聞いた堤が「みっちゃんみちみち…」と歌い始めるも、場所をわきまえて途中で歌を止めて会場は大爆笑。横で聞いていた高畑は「小さい頃言われたな。それ(笑)」と苦笑いを浮かべていた。また、「Galaxy S9」で写真を撮ってアバター制作にも挑戦した3人それぞれのアバターを披露。堤から「もし俺がこれを送ったら嫌われないかな?」と問われた高畑は「『おっさん何やってんねん!』って送りますよ(笑)」と回答していた。
2018年05月16日恋愛を応援するクリエイター・ハジメ☆ファンタジー氏とロックバンド・KEYTALKの小野武正が、11日にKing Japan Youtubeチャンネルでライブ配信される番組『Candy OR Crush!?キャンクラ恋愛相談室』に出演する。KEYTALKの小野武正King Japanは、スマートフォン向けパズルゲーム『キャンディークラッシュ』の公式ツイッターアカウントで、バレンタイン企画「キャンクラ恋愛相談室」を実施。SNSに出会いや悩み解決を求める年齢層が増えていることを受け、Twitter上で悩みを募集し、2人が「Candy(甘口)かCrush(辛口)」のジャッジをしながらや恋愛相談に応じる様子が11日にライブ配信される。Twitterでの悩み投稿は、キャンディークラッシュ公式Twitterアカウント(@candycrush)をフォロー、「#キャンクラ恋愛相談」をつけてつぶやくと受け付けられる(11日の配信終了まで)。番組は2部構成で、1部(21~22時)は「ハジメ☆ファンタジーと愉快な仲間達による、ゆるくて暖かい恋愛座談会」、2部(22~23時)では応募された相談に2人が真剣回答する。
2018年02月09日女優でタレントの小野真弓が3日、東京・神保町の書泉グランデで写真集『赤い花』(発売中 3,500円税込 講談社刊)の発売記念イベントを行った。写真集『赤い花』の発売記念イベントを行った小野真弓1999年のデビューし、20歳の時に出演したアコムのCMで一躍知名度を上げた小野真弓。2011年に発表した写真集『Switch』を最後にグラビア活動を休止していたが、約7年ぶりとなる同写真集でグラビア復活を果たした。昨年末に東京近郊で撮影された同写真集は、36歳のリアルな小野を映し出したもので、身体に何も付けてないセミヌードの写真も掲載されるなど、セクシーさを全面に押し出した意欲作となっている。タイトルにもなっている「赤い花」柄のワンピース姿で報道陣の前に現れた小野は「若い時とはまた違った本が出せたと思います。今までの写真集は南の島に行って夢の世界のような感じでしたが、良くも悪くもそのままの私が映っています」と同写真集を説明し、セクシーなショットをバスルームで撮影したセミヌードの写真をあげて「これは本当に何も付けずに撮影しました。点数を付けたら100点。ヌードではありません!」とアピールした。また、同写真集では、彼女が日頃考えている思いを文章も綴っているが、「毎日真面目そうな顔をして過ごしているけれど、私だって結構エロいことも考えている」という文章を指摘された小野は「エロいこと、と言うのは、皆さんが思うようなエロいことを(笑)。しょっちゅうですよ。人間だもの、とか言って(笑)。エロさが作品にも入っていると思います」と臆せず自分の思いを報道陣に明かしていた。その小野は3月12日の誕生日で37歳。気になる恋愛事情について問われ「本当に何も気配がなくて(笑)。いい歳ですしあった方がいいんですけど、何もないので今年はそういう人を見つけたいですね」と恋活に意欲。タイプとしては「優しくて一緒にいて楽しくて、あとは自分の筋をちゃんと持っている人。こだわりは段々なくなりました。でも来る者は拒まず、ではありません(笑)」と条件をあげていた。
2018年02月04日声優陣も大注目のアニメ『文豪ストレイドッグス』。キャラクターに命を吹き込むために、どんなことを意識しているのか?メインキャストを務めた小野賢章に役との向き合い方を伺いました。僕が考える一歩先に、芥川はいましたね声優だけでなく、歌手・俳優としても活躍する小野賢章さん。本作では主人公・中島敦のライバル、芥川龍之介を熱演。憧れの師に認めてもらうべく戦い続ける芥川は、小野さんにとっても演じがいのあるキャラクターだったという。「基本的に役作りをする時はキャラクターの第一印象を大切にしているのですが、芥川のように登場時から強い役というのはあまり演じたことがなくてすごく苦労しました。“あまり強そうに聞こえないな!”というダメ出しからのスタートで…。それに芥川はただ強いというわけでもなく、すごく気難しい人。心の奥深くに抱えている憎悪がにじみ出る時やそれを押し殺している時もあって」複雑な役と出合った時こそ、周りの意見を聞き、役の輪郭を掴むようにしているという小野さん。「芥川に“違和感”を付けたい、という若林音響監督からの指導は印象に残っていますね。ある戦闘中、芥川はすごく必死な表情を見せているのだけど、“声の演技は楽しそうに”と言われて。見たものをそのまま受け取るのが基本だと思うのですが、芥川はそうさせてくれなかった。僕が考える一歩先に、芥川はいましたね」演技中は何を一番意識する?「芥川自身の気持ち、ですね。例えば、敦に対するフラストレーションをぶつける時は、思いっきりぶつけてあげないと。やっぱり誰よりも芥川に愛情を持っていないと、とは思います」他の声優さんの演技で、特に印象に残っているのは?「諏訪部順一さんが演じた織田作之助ですかね。すごく切ない気持ちにさせられました。他のみなさんも個性的な方が多くて、声の感じでどういうキャラクターか一発でわかるじゃないですか。僕自身、声の重要性を再確認しましたね」『文豪ストレイドッグス』中島敦、太宰治、芥川龍之介など実在した文豪がキャラクター化され、彼らが著作にちなんだ異能力を用いて、架空の都市・ヨコハマという街を舞台にバトルを繰り広げる。荒事を解決する〈武装探偵社〉と、凶悪な集団〈ポートマフィア〉。対立する両組織の戦いと、次々と起こるミステリアスな事件。シリアスな雰囲気の中に洒脱なギャグが織り込まれた作品は、’16年にTV アニメが2 クールにわたって放送され、大ブレイクした。おの・けんしょう1989年10月5日生まれ。子役時代から、舞台・映画とジャンルを問わず幅広く活躍。来年放送のTVアニメ『覇穹 封神演義』『アイドリッシュセブン』『博多豚骨ラーメンズ』に出演予定。ニット¥39,000パンツ¥21,000(共にカズユキ クマガイ/アタッチメントTEL:03・3770・5090)その他はスタイリスト私物※『anan』2017年12 月6日号より。写真・岡本 俊スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・shibuya(vitamins)(by anan編集部)
2017年12月03日堤真一と岡田将生が共演し、人気放送作家・鈴木おさむの小説を新たなヒューマン・サスペンスとしてドラマ化するWOWOW「連続ドラマW 名刺ゲーム」。この度、堤さんと岡田さんの緊張感あふれるシーンを含む場面写真が到着した。見知らぬ地下のボイラー室で、人気クイズ番組のプロデューサーでヒットメーカーの神田達也(堤真一)は目覚める。首には謎の首輪がはめられていた。 床には大量の名刺が散乱し、壁には同じ首輪をはめられた娘・美奈(大友花恋)が貼り付けられている。2人は密室に捕らわれてしまったのだ。そんな中、神田の前に突如として謎の男X(岡田将生)が現われる。Xが神田に仕掛けるのはタイムリミット2時間の“名刺ゲーム”。ルールは自分がもらった名刺を捜し当て、その持ち主に“正しく返す”こと。もし持ち主を間違えれば、自分か娘の首輪が爆発し、命を落とすという過酷なゲームだった。完全な密室で美奈を救うために“名刺ゲーム”に挑む神田。だがゲームが進むにつれて、彼が犯した数々の非情な行ないと真の人間性が次第に暴かれていく。そして、その“名刺ゲーム”には驚くべき秘密が隠されていた――。本作は、華々しいテレビ業界・芸能界の反面、番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路といった“闇”に焦点を当てた衝撃作。「名刺ゲーム」を通じて露わになるのは、“勝者と敗者/強者と弱者の関係”という、エンタメ業界に限らない、“日本のビジネス社会の縮図”。年齢も性別も境遇も異なる登場人物たちが追いつめられる極限のサスペンスは究極のヒューマンドラマとなり、そして衝撃的なクライマックスへ向かっていくのだ。到着した場面写真は、堤さん演じるテレビ局の敏腕プロデューサー・神田達也と岡田さん演じる謎の男Xが「名刺ゲーム」で対峙する緊迫したシーン。さらにほかの場面写真には、ドラマを彩るゲスト陣の姿が。数々の作品に出演し、俳優だけでなく放送作家・映画監督など様々な肩書を持つ堀部圭亮。「ナニワ金融道」シリーズや「家売るオンナ」などに出演する梶原善。「痛快TV スカッとジャパン」でお馴染みの木下ほうか。そして、元「でんぱ組.inc」最上もがなど、個性豊かなキャストの出演が決定した。「連続ドラマW 名刺ゲーム」は12月2日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全4話・第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年11月16日人気声優の神谷浩史と小野大輔がパーソナリティを務めるラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」(通称:DGS)の劇場用映画第3弾『Dear Girl~Stories~THE MOVIE3the United Kingdom of KOCHI』が、初の前後編二部作で公開されることが決定。あわせて2人が写るポスタ―ビジュアルも到着した。ある日、今年の小野大輔聖誕祭を「海外ロケ」で行うと言われて、パスポートも持たないままに神谷浩史に連れ出された小野大輔。飛行機に乗ってたどりついた先は「KOCHI RYOMA AIRPORT」。海外にやってきたと言う神谷に対し、高知は海外じゃないと言い張る小野。意見の一致をみないままに、高知龍馬空港のイミグレーション(入国審査)を龍馬パスポートと、片言の高知語(土佐弁)で無事通過した2人は、真実を明らかにすべく、ロケバスに乗って高知シティーに向かうのであった――。2007年4月に放送スタートしたラジオ番組「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」は、「ラジオの前のたったひとりの<アナタ>のために」をコンセプトに、様々なストーリーを携帯サイト「アニメロミックスDear Girl」と連動して展開。またこれまでにも多彩なメディアミックスを展開し、番組発のコミック化、ノベル化、ゲーム化、お菓子メーカーとのコラボレーションなどを行っており、2014年の「第9回声優アワード」において「パーソナリティ賞」に神谷さん、小野さんの両名が選ばれたほか、番組としては2016年の「第2回アニラジアワード」で「RADIO OF THE YEAR 最優秀ラジオ大賞」「BEST MALE RADIO 最優秀男性ラジオ賞」を受賞している。映画化においては、ラジオ番組ロケの模様をリスナーみんなで見る=“劇場版ラジオ”として、2010年に第1弾『Dear Girl~Stories~THE MOVIE』が公開され、茨城県・牛久市で行われた番組初の外ロケ「小野大輔聖誕祭in牛久」の模様を収録。また、2014年には第2弾『Dear Girl~Stories~THE MOVIE2ACE OF ASIA』が公開。番組の海外進出の第一歩として、香港を舞台に番組から生まれた6ピースエアバンド「MASOCHISTIC ONO BAND」(通称・MOB)の新曲PV撮影を敢行し、新曲PV撮影のほか、香港観光を行うDGS一行の珍道中を完全収録。国外でも上映された。そして劇場版第3弾となる今作では、香港に続く海外ロケ(?)として小野さんの誕生日を祝うために、「the United Kingdom of KOCHI」こと小野さんの故郷・高知国(?)に向かった番組パーソナリティの2人の旅の模様収録!羽田空港から飛び立ち、「KOCHI RYOMA AIRPORT」に降り立ったところから始まる2日間に渡る高知国漫遊記。今回は10周年記念として初の前後編となっており、前編は「六人の龍馬編」、後編は「蒼の継承編」というサブタイトルに決定。果たして、「六人の龍馬編」の意味とは?これまでラジオでも明かされなかった謎に満ちた高知の旅の全てが明らかになる。『Dear Girl~Stories~THE MOVIE3the United Kingdom of KOCHI』前編「六人の龍馬編」は11月25日(土)、後編「蒼の継承編」は2018年1月6日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月04日9月中旬の朝8時半頃、都内にある有名私立幼稚園に、堤真一(53)の姿を目撃した。堤が運転する車で、長女(3)を送ってきたようだ。堤と長女に続いて車から降りたったのは、13年に結婚した16歳年下の美人妻。なんと、彼女は生後間もない赤ちゃんを抱いていた。 「まだ公表されていませんが、2人目のお子さんが生まれたそうです。たしか、性別は女の子で、今年の春ごろだったと思いますよ」(堤の知人) 第2子誕生を機に、最近引っ越しもしたという。 「以前は月々の家賃が100万円近くする、賃貸の豪邸に住まわれていました。4LDKもあって、お庭も広々。堤さんはこの家をかなり気に入っていましたが、別のところに引っ越されたみたいです」(近所の住人) この日、幼稚園に長女を送り届けた堤夫妻は次女を連れ、都内のデパートに向かった。地下駐車場からエレベーターに乗り込むと、堤は次女の顔を覗き込み「よく泣きまちゅねー」と、にこやかに赤ちゃん言葉で話しかけた。生まれたばかりの愛娘が、可愛くて仕方ないのだろう。 子供服売り場にやってきた彼らは、意見を交わしながら、あれこれと子供服を手にしては吟味していく。1時間の買い物を済ませた一行は、大きな紙袋を下げて、近くのカフェに移動。ランチデートを楽しんだ後、赤ちゃんと一緒に車に戻り、堤の運転で幼稚園へ長女を迎えに行った。 幸せいっぱいの“4人家族の休日”には間違いないのだが――。 「堤さんは第2子誕生を公にしていません。長女が生まれたときは、所属事務所のHPですぐに正式発表されていたんですけどね」(マスコミ関係者) 後日、本人に話を聞いてみようと、本誌は再び堤の自宅を訪れた。午後2時ごろ、自宅から出てきた堤夫妻は車で近所のスーパーへ。妻子を店内に残し、1人で先に駐車場へ戻って来た堤に、記者が声をかけた。 ――赤ちゃんのご誕生おめでとうございます。 「ありがとうございます」 次女については言葉少なだった堤。やがて荷物を抱えた妻と娘たちを出迎え、車に乗せて帰宅の途に就いた――。 「第2子妊娠がわかったのは、逆算すると昨年の秋前後。ちょうど堤さんが“NHK大河ドラマ『西郷どん』の主演オファーを辞退した”という報道があった時期と重なるんです。辞退の理由は“本人の意向”としか報じられていませんが、赤ちゃんのこともあったのでしょう。『西郷どん』のロケ地は九州がメインなので、生れたばかりの次女と産後すぐの妻を残して長期間自宅を離れることになってしまいますからね」(前出・芸能関係者) 大河の主役を断ってまで子育てを優先したのも、妻と2人の娘を何よりも大切に思うからこそ。そんな束の間の“育休”を楽しんだ堤だが、今月以降は仕事が立て込んでいる。 「映画『鎌倉ものがたり』に、連続ドラマ『名刺ゲーム』(WOWOW)、さらに舞台『近松心中物語』と、スケジュールはびっしり埋まっています」(前出・城下さん) 子育ても仕事も全力投球の堤パパから、今後も目が離せない!
2017年09月19日男性社会のイメージが強い能楽には、実はさまざまな想いを抱えた女性が多く登場しています。能楽イベントを運営する「和の会」が主催するトークイベント「能楽カフェ」では、能楽評論家の金子直樹先生が現代女性のお悩みに能楽のエピソードでお答え。能楽に描かれた女性像を追いながら、心の在り方、そして人生について考えてみましょう。■今回のお悩み:年を重ねても自分らしく生きていくにはどうしたら?年齢を重ねるにつれ、その年齢にふさわしい振る舞いが求められ、それが自分の実像と乖離するように感じています。「自分らしさ」を保ちながら年を重ねていくにはどうしたらいいのでしょうか。(20代後半)■絶世の美女・小野小町の伝説に学べ!周りから求められる姿についつい応えようとして、時に人間関係までが負担に感じてしまう方は多いのではないでしょうか。そんな「自分のなかのブレと戦う女性たち」に向けて、金子先生が能楽から選んだ題材は、日本史上、絶世の美女と名高い小野小町のエピソード。どんな男性のアプローチにも靡かなかったという彼女にまつわるエピソードは数多く存在し、その内容や小町の年齢に応じて能も数曲*つくられているのだとか。今回は、小野小町の若い頃を描いた「草紙洗小町(そうしあらいこまち)」と、晩年を描いた「卒都婆小町(そとばこまち)」というふたつの曲を比較することで、小町イズムを紐解いていきましょう。*曲……能楽の演目のこと■小町は平安版キャリアウーマン!「草紙洗小町」一曲目は小町の最も華やかな時代を描いた曲「草紙洗小町」。歌人として宮中で活躍していた頃を描きます。「草紙洗小町」あらすじ登場人物は小野小町と、歌人・大伴黒主(おおとものくろぬし)。両者とも優れた歌人でライバルでもあります。宮中の歌合せ(和歌の優劣を競う遊戯)で、相手となった小町の詠む歌を聞いてしまった大伴黒主は、これでは勝ち目がないとある策を弄します。盗み聞いた小町の和歌を『万葉集』に書き入れ、歌合せの当日、「小町は既存の古歌を詠んだ」と責めるのです。この小細工により小町は窮地に立たされますが、すぐに黒主の仕業だと見抜き、咄嗟の機転で身の潔白を証明します。すべてが露見した大伴黒主は自害しようとしますが、小町の取りなしによって、ことなきを得るのでした。「草紙洗小町」みどころ金子先生「六歌仙のひとりである大伴黒主の描かれ方が少々可哀相ですが、ここでの小町は和歌の実力もさることながら、黒主の目論見を見抜く観察眼、身の潔白を証明するまでの頭の回転の速さ等、いわゆる「デキる女」として描かれています。それだけではなく、自らを陥れようとした黒主を許すという懐の深さも見て取れる。小町は仕事面で優秀だっただけでなく、人格を兼ね備えていた人物だということがわかりますね」■齢99歳の世捨て人となっても変わらない知恵と誇り。「卒都婆小町」一方、若い頃の小町と対比して紹介されたのは、「卒都婆小町」という99歳(!)の小町を描いた曲。この曲のなかで描かれる小町には、すでに美しかった頃の面影はなく、定住しない生活をあえて選ぶ物乞い(世捨て人)となっています。現代では一般的に、追善供養のために、お墓の後ろに立てる塔の形をした木片のことを言う「卒塔婆」。中世には聖地への道しるべとして建てられることもあった。「卒都婆小町」あらすじ舞台は旅の僧侶が、朽木の卒都婆*に腰かけている老婆に出会うことから始まります。実はその老婆は、かつて絶世の美女として数々の浮名を流した小野小町が物乞いとなった姿でした。*卒都婆(卒塔婆)…もとは釈迦の遺骨を納めた聖なる塚のこと。仏教の広まった各地で、これをかたどった塔(同じく卒都婆と呼称)が作られるようになり、仏の体を表すものとして、礼拝の対象となる。後に墓標、死者を供養する塔としても用いられるようになる。また高野山など、聖地への道しるべとしても建てられ、この曲の卒都婆はこちらを指すとみられる。出典:僧は本来敬うべきはずの卒都婆に腰かける老婆を見咎めて、立ち退かせようとします。しかし、老婆は仏の慈悲はそんなものではない、と逆に僧を言い負かしてしまうのでした。老婆の叡智に驚いた僧に、小町は自らの正体を明かします。正体を明かした小町はかつての美貌を懐かしんだかと思えば、老いた今の境遇を嘆き、狂乱状態に陥ります。かつて小町に恋心を抱くも成就せず、無念のまま亡くなった深草少将の怨霊がとりついたのです。深草少将の百夜通い*の様子を再現すると、小町はやがて狂乱状態から醒めて、後世の成仏を願い、悟りの道へ入ろうと志すのでした。*深草少将の百夜通い……深草少将の小町への恋心を表した逸話。小町に恋をした深草少将は自らの想いを打ち明けますが、小町から「百夜私のもとに通い続けることができたならば、あなたの想いを受け入れましょう」という試練を課せられます。深草少将は九十九夜まで通い続けましたが、最後の一夜の前に死んでしまい、ついぞ想いを遂げることはできなかったのでした。「卒都婆小町」みどころ金子先生「特に見ていただきたいのは、前半の僧との問答です。小町はその身が華やかさからかけ離れた物乞いとなっても、かつての才気はそのままに、自分を教え諭そうとやってきた僧侶を逆に言い負かしてしまいます。たとえ姿は変わっても、芯がぶれることなく進んでいく小町の強さが描かれています。そこには、『草紙洗小町』で自ら窮地を脱したときと変わらない、彼女の知恵と誇りを読み取ることができます」■不確かな「自分らしさ」にとらわれない生き方を年齢を重ねていけば、当然自分の中でも変わっていくものと変わらないものがあります。金子先生「”自分らしさ”にこだわりすぎず、人生のなかで蓄積されていくものを取り入れ、時に昇華させていく。そういったあらがわない生きかたもあるのではないでしょうか」現代に生きる私たちには、職場や家族、友人や恋人、親戚付き合いに、近所付き合い、さらにはSNSなどネットの世界での人間関係……自分ではそうと気づかぬうちに、たくさんの人間関係にがんじがらめになっているのかもしれません。所属するコミュニティで求められることや場の空気に応えようとするあまり、心をすり減らし、「自分らしく生きることができていない」という苦しみにつながっていくのかもしれません。ただ、「自分らしさ」というのは形のない不確かなものです。目に見えぬ「自分らしさ」にこだわりすぎては、自らを縛りつけているのと同じこと。人と交わるなかで変容していく部分を柔らかく受け止め、変わらない部分を見つけたらそれを大切に抱えながら、しなやかに生きていきたいものですね。願わくば小町のように能楽に表現される小野小町のように、姿・立場・環境が変わってもぶれずに生きていくということは難しいかもしれません。しかし、室町時代からこのような女性像が描かれていたというのは新鮮な驚きがあります。自分のブレが不安になったときは、小町センパイの姿を思い出し、強く歩んでいきましょう!■この方にお話を伺いました金子直樹さん能楽評論家。高校のときに能「阿漕」を観て、能楽が持つテーマの現代人に通じる普遍的情念に感動し、能楽の研究・評論を行う。国立能楽堂開場以来のプログラム執筆や、「能楽タイムズ」「花もよ」の評論執筆をはじめ、解説、評論等で活躍。楽劇学会、能楽学会会員。日本芸術文化振興会プログラムオフィサー(伝統芸能・大衆芸能分野)。著作に『能鑑賞二百一番』『狂言鑑賞二百一番』(淡交社)。
2017年09月18日人気放送作家・鈴木おさむがエンタメ業界の裏側を描いた「名刺ゲーム」が、主演に堤真一、共演に岡田将生を迎えてWOWOWで実写ドラマ化。3人からコメントが到着した。人気クイズ番組のプロデューサーで、ヒットメーカーの神田(堤真一)が目覚めると、そこは地下のボイラー室。自分の首に謎の首輪がはめられていることに気づく。床には大量の名刺が散乱し、壁には同じ首輪をはめられ磔にされた娘(大友花恋)が…。2人は密室に囚われていた。そして、神田の前に突如として謎の男X(岡田将生)が現れる。男が神田に仕掛けるのはタイムリミット2時間の“名刺ゲーム”。ルールは自分がもらった名刺を探し当て、その持ち主に「正しく返す」こと。もし持ち主を間違えれば、自分か娘の首が爆破されるという。神田は娘を救うために、完全なる密室で“名刺ゲーム”に挑むが、そこには驚くべき秘密が隠されていた――。世間を賑わす事件・騒動の舞台ともなりうるテレビ業界や芸能界の番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路といった“闇”に焦点を当てた本作。エンタメ業界の第一線で活躍する鈴木さんにしか描けないリアリティある衝撃作を、地上波では困難なスキャンダル性のある表現で限界まで挑んでいく。敏腕プロデューサーの主人公・神田達也役を演じるのは、WOWOWドラマ初出演・初主演となる堤さん。家庭を顧みず仕事に忙殺されながら、人気クイズ番組のプロデューサーまで登りつめるものの、“名刺ゲーム”を通して彼の数々の不品行と人間性が暴かれていく。また、神田を監禁し“名刺ゲーム”を仕掛けるキーパーソン、謎の男Xを演じるのは、『銀魂』から『伊藤くん A to E』まで演じ分ける岡田さん。さらに“名刺ゲーム”の参加者として、大木真琴役に河井青葉、松永累役に落合モトキ、山本司役に夏菜。さらに神田と一緒に監禁される娘・神田美奈役に大友花恋。神田のクイズ番組に出演するグラビアアイドル・大原マイカ役に柳ゆり菜。神田の番組を制作する有能なディレクター・片山章二役に田口トモロヲなど実力派俳優が集結する。残酷な“名刺ゲーム”を通じてあらわになるのは、“勝者と敗者/強者と弱者の関係”というエンタメ業界だけではない、“日本のビジネス社会の縮図“。年齢も性別も境遇も異なる登場人物たちが追いつめられる極限のサスペンスは、やがて究極のヒューマンドラマへと変貌していくという。堤さんは、「僕たちは仕事しているときにたくさんの名刺をいただきますが、全部は覚えられていない。どんなに記憶をたどっても思い出せそうにない“名刺”というものが生死をかけるゲームの題材となることは、ものすごく恐ろしい」と、脚本を読んで感じたという。「今回演じるTV番組の敏腕プロデューサー・神田という役は、マスコミ業界で生きていくという競争の中で、どういう風に人間は変化してしまうのかという過程が描かれた人物です。普通であれば非情で嫌な人間として描かれる役だと思いますが、ある意味すごく人間らしい人であると感じています。人間は場面ごとに役割があって、ある場面では良い人として努力していたりするけれど、ある場面では人が傷つくような態度をとってしまったりする。状況によって神田という人間が大きく変わってしまう姿をしっかり演じていきたいと思います」と、意気込んでいる。岡田さんとは久しぶりの共演となるそうだが、「彼は真面目な人なので、本番ではしっかり演じて、休憩のときは一緒に遊びたいと思います。何時飲みに行こうとかといまから楽しみです(笑)」とコメント。初タッグとなる原作の鈴木さんについては「マルチな才能を持たれている方」と印象を語りつつ、「鈴木さんだからこそ書ける物作りに対する、ある警鐘もこのドラマで描かれています。まさか、ご一緒できると思っていなかったのでとても嬉しいです」と述べた。また、岡田さんにとって脚本は「最後の最後まで良い意味で裏切られた」そうで、「『あ、なるほど。そういうことだったのか』という驚きの連続でした。僕自身がテレビ業界を知っているから、より感じるのかもしれませんが、僕が演じる謎の男Xのような人間は結構いるのかもしれないと思います」と不穏な発言。「主演の堤真一さんとは、プライベートの関係性と立場が逆転しますので、堤さんのみじめな顔をどんどん引き出せるように芝居をしていきたいです。堤さんは、いつもどーんと真ん中で立ってくださる方なので、胸を借りる気持ちで徹底的にやりたいなと思います」と決意を明かし、初タッグとなる鈴木さんが描いた本作には「とてもリアリティを感じました。堤さんが演じる神田役はじめキャラクターがクレイジーな人ばかりですし、エンターテインメントとして面白い作品になると思いますので僕自身も楽しみにしています」と期待を込めている。その鈴木さんは、「名刺ゲームが映像化されることは絶対にないだろうと思っていました」と明かす。「テレビをずっと作ってきた僕が、ある意味、テレビを作る人たちの膿みの部分を晒しているところもあるから」と語りながらも、「この物語は一見、ファンタジーなパッケージに包まれていますが、そこから滲み出てくる人間物語は、皆さんの近くにもあるかもしれない物語。この冬、あなたもこのゲームに参加して、汗をかいていただきたい」と、自信たっぷりにコメントを寄せている。「連続ドラマW 名刺ゲーム」は12月2日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全4話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年09月14日