ニューバランス(New Balance)とジェイデン・スミス(Jaden Smith)のコラボレーションによるユニセックススニーカー「ミスフィッツ ゼロ ポイント ゼロ ワン (MSFTSrep 0.01 )」の新色が登場。2024年4月26日(金)より、ティーハウス ニューバランス(T-HOUSE New Balance)ほかにて発売される“分割ソール”のコラボスニーカーに新色が登場2023年11月に登場した「ミスフィッツ ゼロ ポイント ゼロ ワン」は、テニスやバスケットボールにおいて使用されていた、ニューバランスのクラシックなアーカイブスニーカーに着想。両者のコラボレーションを代表する「ビジョンレーサー」にオマージュを捧げた、分割されたかのような“スプリットミッドソール”が特徴的な1足だ。モノトーンカラー&ヴィンテージ加工を施したグレー今回、新色として登場するのは、洗練された佇まいのブラック/ホワイトと、グレーの2色。グレーのミッドソールには、履き古したような味わいが魅力のヴィンテージ加工を施している。アッパーは、シンセティックレザーとシンセティックスエード、メッシュで構成。アッパーの“NBロゴ刺繍をはじめ、シュータンやサイドパネルにはアイコニックな“NBロゴをあしらった。詳細「ニューバランス× ジェイデン スミス ミスフィッツ ゼロ ポイント ゼロ ワン ブラック&グレー」発売日:2024年4月26日(金)販売店舗:ティーハウス ニューバランス、その他一部のニューバランス取り扱い店舗、ニューバランス公式オンラインストアサイズ:D/23.0~29.0cm価格:18,700円【問い合わせ先】ニューバランスジャパン お客様相談室TEL:0120-85-7120
2024年04月25日ミュージカル『CROSS ROAD ~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』の初日前囲み取材が21日に東京・日比谷シャンテで行われ、中川晃教、相葉裕樹、木内健人、山寺宏一、畠中洋、春野寿美礼が登場した。同作は、シアタークリエ・帝国劇場・全国の大劇場で例年上演を続けている音楽朗読劇VOICARIONシリーズで原作・脚本・演出を手掛けている藤沢文翁による朗読劇のミュージカル化作。2022年に初演を迎え、今回が2年ぶりの再演となる。19世紀ヨーロッパの華麗なる音楽黄金期を舞台に、天才ヴァイオリニスト・ニコロ・パガニーニ()が悪魔・アムドゥスキアスと血の契約を結び、100万曲の名曲の演奏と引き換えに、命をすり減らし世界を熱狂させてゆく姿を描く。○■ミュージカル『CROSS ROAD ~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』に出演する山寺宏一初演に引き続き出演する山寺は「出演者の中で最年長なんです。でもミュージカル経験はもっとも少ないんですよ。だから1番ドキドキしていると思います。前にもやったのに」と苦笑する。「朗読でこの作品やったことあるんですけど、本当に素晴らしくて、ミュージカルや映画になるようなすごい作品じゃないかと思ってたんですが、2年前にミュージカルになって、まさか自分が出るとは思わなかったんですけども。本当に歴史に残るような、100年先も続くようなすごい作品だと思います。これが本当に日本のオリジナルなのかとびっくりするような内容だと思いますので、ぜひ劇場に足を運んでください」とアピールした。楽曲についても「作曲家の村中俊之さんとは朗読劇でご一緒させていただいて、ミュージカルの曲は初めてなのにこんなに名曲の数々を」と絶賛する山寺。「もうすぐ開演しますけど、もしその前に見たい方は、東宝チャンネルの方で何曲か動画で見ることもできますので、予習してから見ても感動できると思います。ぜひYouTubeをご覧ください」と宣伝トークで場を盛り上げていた。
2024年04月21日俳優の山寺宏一、畠中洋が21日、東京・日比谷シャンテで行われたミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』の取材会に参加した。藤沢文翁が原作・脚本・演出を手掛けている音楽朗読劇VOICARIONヴォイサリオンシリーズは、「歌わないミュージカル」と評されてきた。藤沢のオリジナル作品の1つで、東宝初の朗読劇として2012年にシアタークリエで上演した『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』。2022年にミュージカル化され、壮大な世界観と、思わず口ずさみたくなる多彩でダイナミックな音楽で観客を魅了し大きな反響を呼んだ。今回は、その再演となる。舞台は、音楽に魅了された19世紀。数多の音楽家が誕生し、人々はその才能を愛で、その美しい調べに酔いしれ、音楽が世界を支配した時代に、突如として音楽史に登場し、音楽の世界を支配した漆黒のヴァイオリニストがいた。ニコロ・パガニーニ。パガニーニには、常にあるうわさがつきまとった。悪魔と契約し、魂と引き換えに音楽を手に入れた…と。街外れの十字路で悪魔・アムドゥスキアスと血の契約を結んだパガニーニは、100万曲の名曲の演奏と引き換えに、命をすり減らしてゆくことになる。パガニーニに仕える執事のアルマンドをWキャストで山寺、畠中が演じる。初演から引き続き参加となる山寺は「出演者の中で最年長です。でもミュージカル経験は最も少ない。だから1番ドキドキしてると思います。前にもやったのに」と苦笑い。それでも「かつて朗読でこの作品やったことあった。本当に素晴らしい作品で、ミュージカルとか映画とかになるすごい作品じゃないかと思っていた。2年前にミュージカルになって、まさかそれに自分が出るとは思わなかった。本当に歴史に残るような、100年先も続くような、すごい作品だと思います。これが本当に日本のオリジナルなのかと皆さんびっくりするような内容。ぜひ劇場に足を運んでください。よろしくお願いします」とメッセージを送った。一方、畠中は初演から役が変わってアルマンド役になった。「2年前の初演の時は違う役で出させていただいておりました。今回、アルマンドということで、天下の山寺さんとWキャストで臨まさせていただきます。未だに、どうしていいかわからないみたいなところもあるんですけれども、山寺さんとはまた違ったアルマンドをお見せできればいいなと思っております」と力強く語る。「本当に素晴らしい作品で、素晴らしいキャストに囲まれて、けいこから幸せな時間を送らせていただきました。明日、爆発したいと思います」と宣言した。取材会には、中川晃教、相葉裕樹、木内健人、春野寿美礼も参加した。『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』は、あす22日から5月12日までシアタークリエで上演。日比谷シャンテではパネル展を開催している。東京公演後は、大阪公演、福岡公演を行う。
2024年04月21日山寺宏一・水島裕・谷山紀章・細谷佳正・大塚明夫 出演オリジナル楽曲や効果音も生演奏で贈る究極の【音楽朗読劇】ノサカラボ『TASTE OF SOUND WAVE Reading with Live music Sherlock Holmes4』が2024年7月13 日(土)~7月14日(日)に大手町三井ホール(東京都千代田区大手町1丁目2-1 Otemachi One 3F)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売予定です。カンフェティにて後日チケット発売 公演公式ホームページ ノサカラボ (左上から)山寺宏一、水島裕(下段)谷山紀章、細谷佳正、大塚明夫世界の名探偵アーサー・コナン・ドイルが生み出した名探偵・シャーロックホームズシリーズは世界中で読み継がれる名作です。登場人物、ストーリー、事件内容、作品世界観など、全てが魅力的であり、何年経っても色褪せることなく、全ての世代を引き込みます。ホームズと友人ワトスンが織り成す冒険物語は100年を超える期間、世界のカルチャーにおける人気者として存在しつづけ、演劇、映画、テレビなど様々なジャンルに登場してきました。ノサカラボでも 2021 年 8 月からシャーロック・ホームズシリーズとして、毎年上演してきました。今まで数多くの人気公演を手掛けてきた演出家 野坂実が世界で最も有名な名探偵を、素晴らしいキャストと共に皆さまにお届けいたします。この公演のために作られた楽曲の生演奏に加え、2023年からは効果音の生演奏も導入。新たにTASTE OF SOUND WAVE Reading with Live music として生まれ変わりました。音の波を味わう…究極の【音楽朗読劇】体験をお楽しみください。上演作品について今回は「シャーロック・ホームズの冒険」から色に纏わる3作をお届けいたします。【作品候補】●赤毛組合●質屋の店主ジェイベズ・ウィルスン氏は雇ったばかりの従業員ヴィンセント・スポールディングから赤毛組合の話を聞き、組合に入る。その後、ジェイベズは順調に仕事していたのだが、2カ月経ったある日突然、事務所が閉鎖され、赤毛組合は解散してしまう。当然、ウィルスンの仕事も途中で終わってしまった。そんな奇妙な体験をしたシャーロック・ホームズに相談するのだった。ホームズはジョーンズ警部と調査を開始。すると・・・。●青いガーネット●ホームズのもとに便利屋のピータースンによって、一羽の鵞鳥とボロボロのフェルト帽が届けられる。クリスマスの早朝に男達が与太者と揉め て逃げる際に投げ捨てていったものだった。帽子から持ち主の特徴を推理していると、ピータスンが駆け込んでくる。なんと鵞鳥のえぶくろから、数日前に盗まれた宝石「青い紅玉」が発見されたのである。調査を開始する中で卸売屋ブリッキンリッジから重要な情報を得るのだった。●オレンジの種五つ●ホームズの元にジョン・オープンショーという依頼人が訪れる。ジョンの伯父イライアスは若い頃にアメリカに渡り成功して財産を築いた。南北戦争後にイギリスに戻り生活していたある日、オレンジの種が五つ入っていだけの手紙が届く。イライアスは封筒の裏に書かれている文字を見て叫び声を上げる。数週間後、イライアスは遺体となって発見された。このままではジョンも危険がおよぶかもしれないと不安になり、相談に来たのだった。はたして・・・。出演者からのコメント山寺宏一 コメント記念すべき4回目です。このシリーズのおかげでしょうか、昨年Eテレの「100分de名著シャーロック・ホームズスペシャル」で朗読を担当させて頂きました。ホームズ愛は深まるばかりです。今回は、是非とも共演したいと思っていた谷山紀章さんと細谷佳正さんが初参戦。嬉しい限りです!常連の大塚明夫さん、相棒(?)の水島裕さん、私と、オール男性キャスト。どんなミステリーになるのか乞うご期待!水島裕 コメントまた今年も、あの豊かな空間を味わうことが出来ます。引き込まれる脚本。見事な演出。豊かな生演奏。驚きの生効果音。そして、気持ち良いセリフのやり取り。あなたもぜひ、僕たちと一緒に「シャーロック︎ホームズ」の世界を味わってくださいね。大塚明夫 コメントそろそろやってまいります、シャーロックホームズの季節。今年は何故か一輪の花も咲かぬ恐ろしい夏になりそうな…。谷山、細谷両氏の若いチカラを借りて見事な花を咲かせましょう!え?二人とも若くはない?そうか!こちらが歳をとったのか!その話はやめましょう。とにかく、お楽しみに!谷山紀章 コメント声優と謳う以上声のみで表現するのが本分で、そうすると朗読なんてのは我々声優にとって、誤魔化しの効かない領分なのであります。やっぱ餅は餅屋だよなと思わせたくもあるのです。シャーロック・ホームズ。世界中に読者を持ち、日本に於いても多くのシャーロキアンと言われるコアなファン層を獲得する偉大なる古典。現在まで古今東西数多映像化もされてきたこの巨大な作品に朗読劇という手法で挑む。一声優としてこれほどの高揚感は滅多に得られないもので。本番当日は尊敬する先輩と共に、東京ベイカー街を朗読世界で闊歩浮遊したいと思います。細谷佳正 コメント大先輩の皆さんと一緒に舞台を作る機会を頂いて、今からとても楽しみにしています。先輩方の素晴らしいところを出来る限り沢山盗んで(笑)、良い時間を作れるように、頑張ります。お楽しみに!公演概要ノサカラボ『TASTE OF SOUND WAVE Reading with Live music Sherlock Holmes4』公演期間:2024年7月13日(土)~7月14日(日)会場:大手町三井ホール(東京都千代田区大手町1丁目2-1 Otemachi One 3F)■出演者山寺宏一(シャーロック・ホームズ)水島裕(ジョン・H・ワトスン)谷山紀章細谷佳正大塚明夫■スタッフ原作:アーサー・コナン・ドイル構成・演出:野坂実脚本:須貝英企画・製作:ノサカラボ■チケット料金全席指定:8000円(予定)ノサカラボノサカラボ演出家:野坂 実ミステリーを専門に舞台化をしているノサカラボの代表。『アガサ・クリスティ』や『ロベール・トマ』など、重厚かつ緻密な伏線を敷いた作品を多数手掛け、高い評価を得ている。更にシチュエーションコメディの演出も得意とし、幅広い世代から支持されている。ノサカラボの他に年間15本以上の公演で演出を務めている。また、舞台演出以外にも 2009年には劇団スーパーエキセントリックシアター30周年記念本公演『ステルスボーイ』(東京芸術劇場中ホール)の脚本に抜擢されるなど多方面で活躍。【主な受賞歴】佐藤佐吉賞 優秀脚本賞受賞(2004年)パルテノン多摩小劇場フェスティバル最優秀作品賞(2005年) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月15日雨の日に心配なことの1つが、傘の盗難。世の中には、犯罪だという自覚が薄いがゆえに、他人の傘を持って行く人が少なからずいるようです。対策として、昨今では傘の取っ手部分にマークを付ける対策が広まっています。簡単なのは、シールに盗難の抑止力となる言葉を印刷して、取っ手に貼る方法でしょう。山寺宏一が使うか悩む『傘の盗難防止シール』声優の山寺宏一さんは、2024年4月5日にX(Twitter)を更新。傘用の盗難防止シールをもらったとして、「面白いし有効だと思うけど、スタジオや稽古場に持って行く傘に貼る勇気がない」とぼやきました。せっかくもらったにもかかわらず、使用に悩むシールとは、いったいどのようなデザインなのでしょうか。コメントと一緒に投稿された写真を見ると、シールには強烈な言葉が印刷されていて…!頂いたこのシール面白いし有効だと思うけどスタジオや稽古場に持って行く傘に貼る勇気ない pic.twitter.com/0xbPSrCkeZ — 山寺宏一 (@yamachanoha) April 5, 2024 盗むならもっとカッコいい傘にしなよ私貧乏人だから根に持つタイプだよ@yamachanohaーより引用自分の傘が盗まれるのを回避するため、盗もうとする人を脅すような言葉が印刷されていたのです…。「私から盗んだら絶対に許さない」ということを、相手に理解させるタイプのシールはネット上で反響を呼びました。・これは確かに、貼るのに勇気がいるシール!・山寺さんの傘に貼ってあったら「ちょっとかっこいい」と思ってしまう。・このシールが付いた傘は、さすがに盗めないだろうな。・『呪う』や『許さん』って書いたシールを貼った傘は盗まれた。今度はこれを試すか…。・『警視庁』って貼ってある傘なら見たことがある。どっちが持って行かれないか、勝負してほしい。もちろん、誰の傘であろうと盗むのは厳禁。ですが、傘立てに1本でもこのような傘が紛れていれば、盗もうと思っていた人の気が変わるかもしれません。どれほどの効果があるのか、山寺さんにはぜひ試してみてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2024年04月06日ウィル・スミスが『Sugar Bandits』に出演することになった。プロデューサーも兼任するが、主演ではないとのこと。原作はチャック・ホーガンが書いた小説『Devils in Exile』。ボストンの麻薬取引を一掃しようとした特別捜査班が、思わぬトラブルに巻き込まれていくというストーリー。過去にはジョン・カーナハン監督がユニバーサルで映画化しようとしていた時期があるが、その企画は流れ、これはインディーズとして製作されるもの。監督は決まっていない。スミスの次回作は、現在ポストプロダクション中の『Bad Boys 4』。公開は今年6月。文=猿渡由紀
2024年02月15日2024年2月9日、声優の山寺宏一さんがX(Twitter)を更新。1枚の写真をアップし、12万件以上の『いいね』を獲得しました。山寺宏一のバレリーナ姿に反響山寺さんが公開した写真は、多くの人をクスッとさせた模様。一体、どんな1枚だったのでしょうか…。早速こちらをご覧ください!真夜中のバレリーナ pic.twitter.com/bUS9mGq8T4 — 山寺宏一 (@yamachanoha) February 9, 2024 写っているのは、バレエのポーズを披露する、山寺さんの姿。…手前にある花が『スカート』に見えるように、撮影されています!遠近法をうまく活用して、きれいに裾が広がるバレリーナのスカートを再現した様子。山寺さんの発想に、驚かされますね。突然投稿された、山寺さんのバレリーナ姿は反響を呼び、さまざまなコメントが寄せられました。・花をこういうふうに使うとは思い付かなかった。天才的な発想。・山ちゃん!夜中に何をしてるんですか!・茎の部分が、どうしても、お笑いタレントの志村けんさんの白鳥に見えてしまう…。・山寺さんのユーモアセンスが好きです。面白すぎる!ちなみに、山寺さんはこの写真を投稿するまでに「それなりに苦労した」とのこと。翌10日に投稿された写真を見れば、山寺さんの努力が、どれほどのものだったのかが分かるでしょう…!それなりに苦労したんです pic.twitter.com/rDPsTDbWgc — 山寺宏一 (@yamachanoha) February 10, 2024 めちゃくちゃ試行錯誤をして、撮影している…!長きにわたって多数のエンターテインメントに携わってきた山寺さんですから、「自分の投稿で、少しでも楽しんでもらいたい」という強い気持ちがあったのかもしれません。そのため、スマートフォンの写真フォルダが埋め尽くされてしまったのですね…!ユーモアあふれる山寺さんの投稿は、多くの人を笑顔にしたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年02月14日ポール・スミス(Paul Smith)から、2023年クリスマスのギフトにもぴったりのアイテムを紹介。カシミヤ100%の上品なロングコートアウターの注目は、カシミヤ100%のロングコートだ。上品な光沢感となめらかな肌触りのカシミヤを用いて、端正な佇まいに仕上げている。ウエストにはリボンが配されており、結び方を変えて様々な着方を楽しむことができる。内ポケットには、シグネチャーストライプをさりげなく配し、遊び心をプラスした。ふんわりフェイクファーのティペットやカラフルな革小物も冬のコーディネートに活躍する小物も充実している。ふんわりとしたフェイクファーのティペットは、首に巻くだけで華やかな印象に。トーンの異なるベージュやブラウンを組み合わせた、カラーブロックが表情豊かな仕上がりだ。また、カラフルなレザーグッズもクリスマスプレゼントにおすすめ。がま口財布には、コーラルカラーや淡いサックスブルー、アイボリーなど上品な色味のスムースレザーを採用。三つ折り部分を開くと柔らかな色彩を組み合わせた「ソフトスプレースワール」モチーフが現れるのがポイントだ。この他、同じく「スプレースワールトリム」モチーフを配した長財布や名刺入れ、パスケースなども揃う。尚、ビジュアルのモデルには蛯原友里が起用されている。【詳細】ポール・スミス 2023年冬 ウィメンズアイテム展開店舗:ポール・スミス 各店舗、公式オンラインショップ・コート 220,000円・ティペット19,800円・名刺入れ 17,600円・長財布 33,000円・がま口財布 28,600円
2023年12月17日現在、サウジアラビアで開催中の紅海国際映画祭にウィル・スミスが出席。トークセッションにて、2007年に主演し大ヒットした『アイ・アム・レジェンド』の続編製作の進捗状況について語った。※以下、『アイ・アム・レジェンド』ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。続編では、マイケル・B・ジョーダンと共演するというウィル。「明日、マイケル・B・ジョーダンと電話することになっています。ぼくらはすごく仲が良くて。ちょうど脚本が届いたばかりなんですよ」と話し、笑顔を見せたウィル。『アイ・アム・レジェンド』で演じたロバート・ネビルは最後に死んでしまったが、ウィルによれば続編は、「DVDに収録された別エンディングでは私が演じたキャラクターは生きているので、その続きが描かれます」とのことだ。映画ファンは「DVDに別エンディングがあったなんて知らなかった」「まずはそのエンディングを観てみよう」「むしろDVD版のエンディングの方を、劇場版にするべきだった」「1作目の大ファンだから、2作目にも期待しています」などの声を寄せている。『アイ・アム・レジェンド』は、リチャード・マシスンの小説「地球最後の男」を原作とした実写映画。舞台は、ウイルス感染により人口のほとんどが死滅した地球で、ウィルは荒れ果てたニューヨークで愛犬と共に暮らす主人公のロバート・ネビルを演じた。(賀来比呂美)■関連作品:アイ・アム・レジェンド 2007年12月14日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開© 2007 Warner Bros. Entertainment Inc.
2023年12月04日声優の山寺宏一が30日、都内で行われた映画『ウィッシュ』ジャパンプレミアイベントに、生田絵梨花、福山雅治、檀れいとともに登壇した。同映画は、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念作となるアニメーション最新作。どんな願いも叶う魔法の王国の驚くべき真実をたった一人知ってしまった新ディズニー・ヒロイン・アーシャが起こす奇跡を描く。このたび日本版声優が一堂に会するジャパンプレミアイベントが開催され、本作のヒロインで願い星に選ばれた少女・アーシャ役の生田絵梨花、人々の願いを支配する史上最恐のヴィラン・マグニフィコ王役の福山雅治、アーシャの相棒・子ヤギのバレンティノ役の山寺宏一、国民思いのロサス王国の王妃・アマヤ王妃役の檀れいが登壇した。山寺は「今までたくさんのキャラクターの声を担当してきましたが、かわいい子ヤギは初めてです」と挨拶して笑いを誘い、「100周年を記念する作品ということでそれだけでも緊張するんですが、この並びに緊張しております」と話した。続けて、「福山さんのモノマネを時々させていただいたことがあり、今日怒られるんじゃないかなと思ったんですが、とっても優しく接してくださり、本当にありがとうございます」と福山に感謝すると、福山は「いつもお世話になっております。うれしいです」と笑顔を見せていた。
2023年11月30日ドラマシリーズ「Mr.&Mrs. スミス」が、Prime Videoにて来年2月2日(金)より配信スタートする。見ず知らずの孤独な2人が、謎のスパイ機関に就職し、新たな身分を手に入れるために結婚し、諜報活動をしながら、富、世界旅行、そしてマンハッタンにある夢の豪邸という輝かしい生活を手に入れる。ジョンとジェーンのスミス夫妻は、毎週非常に危険な任務をこなしながら、2人の関係に変化が起こっていく。2人の複雑な偽装工作は、互いの本音に気づいたとき、さらに複雑になる。果たして、スパイ活動と結婚、どちらが危険なのか――?本作は、映画『Mr.&Mrs. スミス』(’05)をリ・イマジネーションした全8話のドラマシリーズ。クリエイター&製作総指揮&主演のジョン・スミス役は、『スパイダーマン』シリーズのドナルド・グローヴァー。また、「アトランタ」「ファーゴ」の製作・脚本を担当したフランチェスカ・スローンも本作のクリエイター&製作総指揮を担当。共演は、「オビ=ワン・ケノービ」『ワイン・カントリー』の日系アメリカ人俳優マヤ・アースキンが、ジェーン・スミスを演じる。「Mr.&Mrs. スミス」は2024年2月2日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月19日アメリカ文学界のアウトサイダー、パトリシア・ハイスミスの知られざる素顔を紐解くドキュメンタリー『パトリシア・ハイスミスに恋して』の日本公開を記念し、新宿シネマカリテにて杉田協士(映画監督)と月永理絵(ライター/編集者)によるトークイベントが行われ、作品の見どころを掘り下げた。杉田監督は、『春原さんのうた』が国内外で注目を集め、最新作『彼方のうた』が第80回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門、第36回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門にて上映されたばかり。映画ライター、編集者として数多くの映画作品の映画評、解説を手掛ける月永氏とともに、『太陽がいっぱい』『キャロル』『見知らぬ乗客』『アメリカの友人』など映画史に残る名作の原作の数々を生み出した、パトリシア・ハイスミスの素顔を掘り下げた本作の魅力を語った。『春原さんのうた』杉田協士監督「嘘がない、誠実な作り」まず、本作の感想を聞かれると月永氏は「ハイスミスを知るための入門書のような映画だと思いました。ハイスミスという人の世界に入っていくための扉を開けてもらったような印象を受けました」とコメント。杉田監督は「自分がとても好きな映画の原作の人ということで多少知っている程度だったのですが、今日スクリーンで本作を改めて観てとても感動しました」と語り、「走っている車の中から撮られた(ハイスミスが実際に暮らした)ペンシルバニアの道や家々などの風景が心に残りました。それはエヴァ(・ヴィティヤ)監督がもう会うことのできないハイスミスのことを本当に思って、あの場所に行ってカメラを置いたんじゃないか。部屋の中で時計の針の音だけ聞こえたり…今はもう会えない人を思うことしかできないということに嘘がない、誠実な作りだなと感じました」と監督の視点から本作の魅力を掘り下げた。また月永氏は、本作に出演する証言者について「ハイスミスと恋に落ちた女性たちを中心に、良い笑顔で、親密さを込めてハイスミスとの思い出を語るかつての恋人の女性たちという映し方をしているドキュメンタリーで感動しました」と話すと、杉田監督も「隠さずに話しているのが良いですよね」と共感。さらに月永氏が「ハイスミスの作風は殺人を扱っていたりとか、常に暗いムードが漂っていて、後年は閉じこもって暮らしていたり、そういう話を聞いていたので、彼女のドキュメンタリーを作るとなるともしかしたらもっと暗い部分を暴いていくような映画にもなり得たかもしれないなと思うのですが、この作品は彼女を愛した人たちの言葉によって、彼女の光の部分を見つめようとする映画だと捉えました」とコメント。すると、杉田監督も「ハイスミスが晩年にスイスに移り住んだ家は要塞のようだったと紹介されていますが、そのあとに彼女が書斎で執筆しているモノクロ写真が出てくるんです。戸が開け放たれていて、陽が差している部屋で彼女は執筆していたというのもきちんと残しているんですよね」と続ける。本作に織り交ぜられるハイスミスが過ごした家や街の様子などを映したアーカイブ映像についても「名もなき良い作り手が撮った映像!」と絶賛した。杉田監督、月永氏のお気に入りのハイスミスの映画化作品とは――最後にハイスミスの映画化作品についての話題となると、杉田監督はハリウッドでヘイズ・コード(厳しい自主検閲)が施行されていた時代にどのように同性愛が描かれてきたかを紐解く『セルロイド・クローゼット』(95)というドキュメンタリーの中で『見知らぬ乗客』(51)が登場しない点に言及し、「ハイスミスがレズビアンであることは暗黙の了解だったと語られることがありますが、当時どこまで、もしくはどの界隈の人まで認知されていたのかは未知かもしれないと思いました」とコメント。月永氏も「確かに同性愛的な関係性はハイスミスの小説にはしばしば描かれていて、映画化する監督たちはどこまで意識していたのか改めて観直してみたくなりました」と同意する。また、一番観たくなった映画化作品に月永氏は『見知らぬ乗客』と、ラストシーンが衝撃的だったというクロード・シャブロル監督の『ふくろうの叫び』(87)を挙げると、杉田監督は「実はヴィム・ヴェンダース監督が一番最初に映画化したくて打診した作品が『ふくろうの叫び』だったらしいんですよ」と逸話を披露。しかし、すでに権利が売られていたために落ち込んでいたところ、それを聞きつけたハイスミスが直接ヴェンダース監督を呼び寄せ、出版前の「リプリーズ・ゲーム」を渡したことで『アメリカの友人』(77)が制作された、という知られざるエピソードも語り注目を集めた。来年1月5日より公開の杉田監督の最新作『彼方のうた』にも『アメリカの友人』に影響を受けたシーンが登場するという。好きな作品に『キャロル』(15)を挙げた監督は、「『キャロル』のスタッフ全員がハイスミスのことを思っているのかなっていうくらい、凄いんですよ」と語る。さらに『セルロイド・クローゼット』と同様、カーター・バーウェルが手掛けた『キャロル』の音楽や、映画史に残る名シーンであるキャロルとテレーズの出会いのシーンを細かく分析し、月永氏も「この映画を観て『キャロル』がハッピーエンドで終わるということがどれくらい大事で、革命的だったのかということがよくわかって感動しました」と語り、トークを締めくくった。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年11月09日『太陽がいっぱい』『キャロル』などを生んだ作家の知られざる素顔に迫る映画『パトリシア・ハイスミスに恋して』。パトリシア・ハイスミスはアルフレッド・ヒッチコックからルネ・クレマン、クロード・シャブロル、アンソニー・ミンゲラ、トッド・ヘインズといった映画監督たちが原作の映画化を切望してきた作家。文章を読んで広がる映像のイメージの魅力もさることながら、時には同時代の社会的モラルについて考えさせる物語がファンを魅了する。名匠ヴィム・ヴェンダース監督もその1人であり、彼の最新作となる『PERFECT DAYS』と『パトリシア・ハイスミスに恋して』から、両者をつなぐ2つの本編映像が解禁となった。まず、『パトリシア・ハイスミスに恋して』からは、本編中に引用されるヴィム・ヴェンダース監督による『アメリカの友人』(77)のワンシーンが解禁。『太陽がいっぱい』の原作である「トム・リプリー」シリーズの第3弾として発表された「アメリカの友人」の映画化では、主人公リプリーを『イージー・ライダー』のデニス・ホッパー、額縁職人ヨナタンを『ベルリン・天使の詩』のブルーノ・ガンツが演じている。デニス・ホッパーはテンガロンハットをかぶったリプリーを演じ、その意外性と共に話題となった。20作品以上の小説のほとんど全てが映画化されているハイスミス原作映画のなかでもファンの多い作品であり、アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』(60)や、ケイト・ブランシェット主演の『キャロル』(15)を凌いでベストに挙げる評者もいるという。そして、もう1つは、第36回東京国際映画祭のオープニングで上映された『PERFECT DAYS』のワンシーン。第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞(役所広司)とエキュメニカル審査員賞を受賞し、第96回米国アカデミー賞国際長編部門の日本代表にも選ばれた本作にも、実はパトリシア・ハイスミスの小説が登場している。解禁された本編映像では、役所さん演じるトイレ清掃員の平山が休日に古書店を訪れ、ハイスミスの短編集「11の物語」を手に取る場面が切り取られている。古書店主の女性が「パトリシア・ハイスミスは不安を描く天才だと思うわ。恐怖と不安が別のものだって彼女から教わったの」と平山に語るシーンも、ハイスミス作品の熱心な読者には味わい深いセリフ。『PERFECT DAYS』ではまた、平山の日常に「ある思いがけない出来事」が起こると、観客が平山に抱く謎を代弁するかのように、平山の周りの登場人物が彼に様々な問いを投げかける。『パトリシア・ハイスミスに恋して』を通じてハイスミスの人生に触れた後で観ると、ヴェンダースがここでハイスミスの小説を登場させた意図に気づくことができるかもしれない。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。『PERFECT DAYS』は12月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick FilmPERFECT DAYS 2023年12月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2023 MASTER MIND Ltd.
2023年11月08日山寺宏一が、12月15日(金) に公開される映画『ウィッシュ』の日本版声優を務めることが発表された。ディズニー・アニメーション作品を声で支えてきた山寺が演じるのは、どんな時もヒロイン・アーシャを傍で支える可愛い相棒である子ヤギのバレンティノ。スターの魔法で人間の言葉を話せるようになったが、可愛い見た目からは想像できない低音ボイスというギャップが魅力的なキャラクターだ。山寺といえば、ドナルドダックや『美女と野獣』の野獣、『アラジン』のジーニー、『リロ・アンド・スティッチ』のスティッチなど、数多くの人気キャラクターを演じてきた。今回の声優決定について、山寺は「まず、参加することができて非常に嬉しく、光栄に感じています!100周年記念の作品が作られると聞いてから、何とかして参加したいと思っていたんですが、これまであまりに沢山の作品に参加させていただいているので、もうないかなぁと思っていたんです。ですが、非常に重要な役をいただきまして、本当にそういう意味では“願い”が叶ったという感じでございます!」と、100周年記念作品に参加が出来たことへの強い喜びを語った。自身が演じるバレンティノの魅力を聞くと、「まさに見た目の可愛さと声のギャップですね。生まれてそんなに経っていない子ヤギなので、見た目は本当に可愛いんですが、スターの魔法によって渋い声になっていて、声質だけじゃなくて喋り方も、なにか色々なことを心得たベテランというか、大御所の風格があるんです。ギャップがとても魅力的だなと思います」と、見た目と声のアンバランスさが魅力と語った。『ウィッシュ』 (C)2023 Disney. All Rights Reserved.また、これまで100年間絶えず名作を生み出してきたディズニー作品の魅力について聞かれると、「ウォルト・ディズニーさんの想いをずーっと、ディズニーに関わる方々が、見事に継承しているからだと思います。ディズニー・アニメーションに関しては圧倒的なクオリティー、それは技術的なことだけじゃなくてストーリーや、想いがとても高く、そして誰が見ても楽しめるという、そういうところじゃないかと思うんです。ウォルト・ディズニーさんは一切の妥協を許さない方だと伺っていますが、関わる方みんながこだわりにこだわって、想いを込めて作っているんじゃないかと感じます。そうでなければこんなに長い間、これだけ沢山の作品で、皆さんに夢を届けたりはできないと思うんですよね」と、100周年への熱い気持ちも明かした。併せて、山寺宏一×ディズニー・アニメーションの特別映像も公開。『シンデレラ』のジャック、『美女と野獣』の野獣(王子)、『アラジン』のジーニー、『ムーラン』のムーシュー、『リロ・アンド・スティッチ』のスティッチ、『トレジャー・プラネット』のB.E.N(ベン)、『シュガー・ラッシュ』シリーズのラルフ、そしてドナルドダックという、山寺がディズニー・アニメーションで演じてきたキャラクターの歴史を振り返ることが出来る特別映像となっている。『ウィッシュ』特別映像<作品情報>映画『ウィッシュ』12月15日(金) 公開『ウィッシュ』日本版ティザービジュアル公式サイト: Disney. All Rights Reserved.
2023年11月07日ディズニーが贈る100周年記念作品『ウィッシュ』の日本版声優に山寺宏一が決定した。『白雪姫』、『アナと雪の女王』のディズニー100年の集大成ともいえる、世紀のドラマティック・ミュージカルである本作。この度、本作のヒロイン・アーシャを傍で支える可愛い相棒、子ヤギのバレンティノ役を山寺宏一が務めることが決定。山寺さんといえば、ドナルドダックや『美女と野獣』の野獣、『アラジン』のジーニー、『リロ・アンド・スティッチ』のスティッチなど、数多くの人気キャラクターを演じ、もはやディズニー作品に欠かせない“レジェンド”的な存在となっている。先日、日本版本予告が解禁されるとSNS上では発表前にかかわらず「バレンティノの声優が山寺さんなの本当に嬉しすぎて、予告だけで泣いてしまった」、「バレンティノ、山寺さん!最高じゃん!」などと、日本版劇中歌「ウィッシュ~この願い~」とともに大きく盛り上がっていた。その本予告にも登場し話題となったのが、今回、山寺さんが演じるのはパジャマを着た愛くるしい子ヤギのバレンティノ。どんな時もヒロイン・アーシャの味方で頼りになる相棒のバレンティノは“スター”の魔法で人間の言葉を話せるようになる。その声は可愛い見た目からは想像できない低音ボイスというギャップが魅力的なキャラクターだ。山寺さんは今回の声優決定について、「まず、参加することができて非常に嬉しく、光栄に感じています!100周年記念の作品が作られると聞いてから、何とかして参加したいと思っていたんですが、これまであまりに沢山の作品に参加させていただいているので、もうないかなぁと思っていたんです。ですが、非常に重要な役をいただきまして、本当にそういう意味では“願い”が叶ったという感じでございます!」と、100周年記念作品に参加ができたことへの強い喜びを語った。自身が演じるバレンティノの魅力を聞くと、「まさに見た目の可愛さと声のギャップですね。生まれてそんなに経っていない子ヤギなので、見た目は本当に可愛いんですが、スターの魔法によって渋い声になっていて、声質だけじゃなくて喋り方も、なにか色々なことを心得たベテランというか、大御所の風格があるんです。ギャップがとても魅力的だなと思います」と、見た目と声のアンバランスさが魅力と語り、これまで数々のキャラクターを演じてきた山寺さんがバレンティノにどのように命を吹き込むのか、一層期待が高まる。また、これまで100年間絶えず名作を生み出してきたディズニー作品の魅力について聞かれると、「ウォルト・ディズニーさんの想いをずーっと、ディズニーに関わる方々が、見事に継承しているからだと思います。ディズニー・アニメーションに関しては圧倒的なクオリティー、それは技術的なことだけじゃなくてストーリーや、想いがとても高く、そして誰が見ても楽しめるという、そういうところじゃないかと思うんです」と語る。そして、「ウォルト・ディズニーさんは一切の妥協を許さない方だと伺っていますが、関わる方みんながこだわりにこだわって、想いを込めて作っているんじゃないかと感じます。そうでなければこんなに長い間、これだけ沢山の作品で、皆さんに夢を届けたりはできないと思うんですよね」と、これまで数々のディズニー・キャラクターを演じることで日本中に夢を与え、まさにウォルト・ディズニーの“想い”を継承する1人である山寺さんだからこそ語れる100周年への熱い気持ちも明かしてくれた。さらに、山寺さんのインタビュー映像とともにディズニー・アニメーションの特別映像も併せて解禁。『シンデレラ』のジャック、『美女と野獣』の野獣(王子)、『アラジン』のジーニー、『ムーラン』のムーシュー、『リロ・アンド・スティッチ』のスティッチ、『トレジャー・プラネット』のB.E.N(ベン)、『シュガー・ラッシュ』シリーズのラルフ、そしてドナルドダックといった、山寺さんがディズニー・アニメーションで演じてきたキャラクターの歴史をふり返ることができる特別映像となっている。どんな願いも叶う魔法のロサス王国で、みんなの願いを取り戻すために立ち上がるアーシャの相棒のバレンティノの活躍にも注目してほしい。『ウィッシュ』は12月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウィッシュ 12月15日(金)全国公開© 2023 Disney. All Rights Reserved.
2023年11月07日レズビアンであることを隠しながら活動を続けたアメリカの作家パトリシア・ハイスミスの知られざる素顔に迫るドキュメンタリー『パトリシア・ハイスミスに恋して』が、ついに公開。本作を手掛けた、スイスの映画監督エヴァ・ヴィティヤ監督が、犯罪小説の裏に隠されたハイスミスの素顔について語る特別インタビューが到着した。日本でも近年、トッド・ヘインズ監督による映画『キャロル』(15)が大ヒットした一方、原作者のパトリシア・ハイスミスその人についてはあまり知られていない。ハイスミスの世界的な評価について監督は、「ヨーロッパでは有名ではあるのですが、あくまでも犯罪小説の作家として有名です。彼女はフランスで長い間暮らしていたので、彼女の作品が最も読まれているのはフランスです」と話す。「それは出版社との関係も作用していると思います」と明かし、「例えばドイツやフランスでは彼女と長年の付き合いのある出版社がいくつかあったのですが、アメリカでは頻繁に出版社が変わっていて、彼女を理解して長期的にサポートしようとした会社はありませんでした」と、アメリカ文学界のアウトサイダーとしてのハイスミスの作家人生を解説。もともとハイスミスのファンだったという監督だが、本作のリサーチを重ねるなかでハイスミス作品に対する印象も変化したと語る。「ハイスミスの人生を深く知ることで、より小説への理解が深まりました。彼女の小説は『罪』がテーマになっていますが、それは実は彼女のセクシュアリティからくる罪の意識というものが大きく影響していると私は思っています。メディアは彼女の人格と彼女の作品を直接結びつけて、彼女を残酷な人間とみなすことが多かったのですが、実際は人格ではなく彼女の抱える問題が背景となって、それが極端で残酷な行動となって表れているのです」と、作家として大きな成功を収めながらも、レズビアンであることを隠すしかないまま活動を続けたハイスミスの苦悩を考察する。さらに、監督はお気に入りのハイスミス作品に「愛しすぎた男」を挙げ、「これは彼女の日記にも通じますが、書くことと愛の関係性がよく表れていると思います。本作で彼女の小説ではなく日記を中心に取り上げたのは、日記には彼女の生活の断片的な感覚や感情というようなものが何の制限もなく自由に書かれているからなのです」と語った。本作から浮かび上がるのは、クールな仮面の下に隠された、惚れっぽく、傷つきやすく、どうしようもなく愛を求め続けた女性の姿。「日本ではまだ知られていないハイスミスの一面を新しく知ることができると思います。私自身もこの映画を撮るまで知らなかった姿を知ることができました。また本作を機にハイスミスの作品も改めて読んでみてほしいです」と、ヴィティヤ監督は日本の観客にメッセージを送った。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は11月3日(金・祝)より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年11月04日ポール・スミス(Paul Smith)と、イギリスのロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」のコラボレーションによるTシャツ&限定盤レコードが登場。2023年11月3日(金・祝)より、ポール・スミス渋谷店ほかで数量限定で発売される。ポール・スミス×ザ・ローリング・ストーンズポール・スミスと、イギリスの伝説的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」とのコラボレーションが実現。ザ・ローリング・ストーンズの18年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『ハックニー・ダイアモンズ』の発売に合わせて、コラボレーションTシャツと限定盤レコードを展開する。シグネチャーストライプ柄の“Lips and Tongue”ロゴコラボレーションTシャツは、2型を用意。中でも、ザ・ローリング・ストーンズを象徴する“Lips and Tongue”ロゴをあしらったTシャツに注目だ。舌部分をポール・スミスのシグネチャーストライプ柄にアレンジし、コラボレーションならではのデザインに仕上げた。また、限定盤レコードのアートワークを施したTシャツもラインナップ。アートワークは、『ハックニー・ダイアモンズ』がロンドンイーストエンドのスラングで「割れたガラス」を意味することから、フォトグラフィックプリントにて表現したものとなっている。限定盤レコードも特別なデザインでさらに、限定盤のレコードスリーブには、バンドのシグネチャーカラーである赤と、ポール・スミスの特徴的な手書きの文字でバンド名とトラックリストを記載。レコード本体には“Lips and Tongue”のロゴに、ポール・スミスのシグネチャーストライプを組み合わせたステッカーが付属する。【詳細】ポール・スミス×ザ・ローリング・ストーンズ発売日:2023年11月3日(金・祝)展開店舗:ポール・スミス渋谷店、ポール・スミス公式オンラインショップ※限定盤レコードはポール・スミス渋谷店のみの展開。※数量限定につき、無くなり次第終了。価格:・シグネチャーストライプ Tongue Logo Tシャツ 17,600円・“ハックニー・ダイアモンズ”Tシャツ 17,600円
2023年11月03日『太陽がいっぱい』『キャロル』『アメリカの友人』を生んだ名作家に迫る『パトリシア・ハイスミスに恋して』より本編映像が解禁された。アメリカの作家パトリシア・ハイスミスの、生誕100周年を経て発表された秘密の日記やノート、貴重な本人映像やインタビュー音声、元恋人たちや家族によるインタビュー映像を通して、人気作家の知られざる人生を追うドキュメンタリー。この度解禁された本編映像では、1950年代当時のレズビアンにとってバイブルであり、ハイスミスの自伝的要素のある名作「キャロル」(52/初版の題名は「The Price of Salt」)の誕生秘話が紐解かれている。映像は、ハイスミスの元恋人であり、レズビアン・パルプ・フィクションと呼ばれるジャンルを確立した小説家のマリジェーン・ミーカーが当時のレズビアン・カルチャーを解説。ハイスミス自身の貴重なアーカイブ音声を引用しながら、トッド・ヘインズによる映画化作品『キャロル』(15)の名シーンに、小説の一節を読み上げるグウェンドリン・クリスティー(「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ)のナレーションが重なる。「キャロル」は1950年代で初めてハッピーエンドを迎えたレズビアン小説であったが、ハイスミスはクレア・モーガンという偽名で出版しなければならず、90年になって初めてハイスミス名義で再版された。2021年になってようやく発表されたハイスミスの膨大な日記やノートの引用や、元々ハイスミスのファンだったために本作の出演が実現したというグウェンドリン・クリスティーによるナレーションも見どころだ。また本作について各界著名人から、「矛盾だらけの世界で小説の中だけが、彼女の永遠だったのかもしれない」(玉城ティナ)、「この映画を観て、さらに『キャロル』という物語のことを深く愛した」(児玉美月/映画文筆家)、「強く愛を求め、たくさんの恋をしながらも、孤独でなくては書いて=生きていけない創作者の業に胸を抉られた」(小説家・王谷晶)といった絶賛コメントが寄せられている。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は11月3日(金・祝)より新宿シネマカリテ、Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年10月27日作家パトリシア・ハイスミスの素顔に迫るドキュメンタリー『パトリシア・ハイスミスに恋して』の公開記念トークイベントが10月25日、都内で行われ、翻訳家の柿沼瑛子氏が出席。コラムニストの山崎まどか氏を聞き手に、ハイスミスにまつわる秘話を語った。欧米ではアガサ・クリスティーと並ぶ人気を誇る、サスペンス・ミステリー作家、パトリシア・ハイスミス(1921-1995)。多くの著書が映画化もされたが、中でも当時偽名で発表した『キャロル』は自伝的小説であり、1950年代のアメリカでハッピーエンドを迎えた初のレズビアン小説だった。しかし、ハイスミス自身は、女性たちとの旺盛な恋愛活動を家族や世間に隠す二重生活を余儀なくされていた。『キャロル』や『水の墓碑銘』といったハイスミスの著作を翻訳されてきた柿沼氏。この日は、晩年のハイスミスと、映画版『キャロル』の脚本を手がけたフィリス・ナジーとの深い関わりについて、「生前から火葬に興味があり、火葬場の取材をすることになったハイスミスを、アテンドしたのが若き日のフィリス・ナジーだったんです」とエピソードを紹介。当初、ハイスミスは、ナジーと言葉を交わすことはほとんどなかったといい、ナジー本人も「嫌われているんじゃないか」と不安に思ったのだとか。ところが、取材のアテンドを終えると、ハイスミスから感謝の手紙が届いたといい、脚本家志望のナジーを大いに励ましたそうだ。「いつか私の小説を脚本化していいわよとも言っていたそうで、それが結実したのが映画版『キャロル』だった。ぜひ、ハイスミスにも観てほしかった」(柿沼さん)小説『キャロル』は1952年、クレア・モーガン名義で“The Price Of Salt”の題名で発表された、後の90年にハイスミス名義にて『キャロル』に改題された。自身の性的指向が反映された同作の逸話に、柿沼さんは「ハイスミスは、小説のジャンルも自分自身のこともカテゴライズされることを嫌っていた」とその背景を説明していた。ハイスミスの生涯を、生誕100周年を経て発表された秘密の日記やノート、貴重な本人映像やインタビュー音声、家族による証言、そしてアルフレッド・ヒッチコック(『見知らぬ乗客』)やトッド・ヘインズ(『キャロル』)、ヴィム・ヴェンダース(『アメリカの友人』)らによる映画化作品の抜粋映像を織り交ぜながら、彼女の謎に包まれた人生と著作に新たな光を当てるドキュメンタリー。さらにウルリケ・オッティンガー『アル中女の肖像』(79)の主演・衣装で知られるタベア・ブルーメンシャインや、作家のマリジェーン・ミーカーなど、ハイスミスの元恋人たちによる貴重なインタビューは、多くの女性から愛されたハイスミスの謎に包まれた魅力を紐解くと同時に、当時のレズビアンカルチャーを知る貴重な証言となっている。監督・脚本はドキュメンタリー監督、脚本家として活躍するスイスの映画監督、エヴァ・ヴィティヤ。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は11月3日(金・祝)より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年10月26日10月17日に回顧録「Worthy(原題)」を発売するジェイダ・ピンケット・スミスが、米NBCのニュース番組「トゥデイ」に出演し、取材に応じた。インタビュアーのホーダ・コトビーが、「Worthy」を読んで最も驚いたこととして、ジェイダが2016年に夫と別れたことを挙げた。「2016年、あなたとウィルはまったく別々の人生を歩むことを決めました。ペーパー上では離婚していないけれど、“夫婦関係を解消”ということなんですよね?」とホーダが聞くと、ジェイダは「その通りです」と認めた。ジェイダとウィルは1997年に結婚し、ジェイデン(25)とウィロー(22)の2人の子どもをもうけた。ジェイダによると、ウィルとは別居しているとのことだが、現在もビジネスパートナーであり、子どもたちの親としてのパートナーの関係は続けている。2016年以降も、2人はたびたびイベントやレッドカーペットで仲睦まじい姿を見せていた。2022年3月、アカデミー賞授賞式で司会のクリス・ロックがジェイダの無毛症をジョークのネタにし、ウィルがクリスにビンタしたあの事件の日にも。なお、ビンタ事件についてはつい最近「People」誌のインタビューで、「スキット(余興の寸劇)だと思ったんです。ウィルが彼(クリス)を叩くわけがないと。ウィルが椅子に戻ってくる時にスキットではないんだと気付きました」と語っている。(賀来比呂美)
2023年10月12日ポール・スミス(Paul Smith)は、ブランドの代名詞である「シグネチャーストライプ」をフィーチャーした展覧会「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」を2023年10月5日(木)から10月15日(日)まで東京・原宿のバンク ギャラリー(BANK GALLERY)で開催する。入場は無料だ。ポール・スミスの「シグネチャーストライプ」の魅力に迫る展覧会ポール・スミスの「シグネチャーストライプ」は、70年代に最初のショップをオープンして以来、“classic with a twist (ひねりのあるクラシック)”というポール・スミスの哲学を体現するアイコンとして現在まで親しまれてきた。一見シンプルなストライプだが、実際はデザインと制作の両面で非常に複雑な工程を経て製品化されている。プレミアムな素材やクラシックなアイテムに趣向を凝らした手法で取り入れられ、ポール・スミスが誇るクリエイティブのイノベーションとオリジナリティを象徴している。「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」では、「シグネチャーストライプ」の過去と現在を紐解く様々なインスタレーションを用意。アーカイブピースや、イギリスとアメリカを旅してきた「シグネチャーストライプ」の気球の展示に加えて、デザイナー本人が登場する映像の上映、「シグネチャーストライプ」を体感できるフォトブースなどを設置する。併設ショップでは、数量限定アイテムや2023年秋冬の新作を発売地下1階のショップでは、会場先行発売となる数量限定アイテムを発売。さらに、「シグネチャーストライプ」があしらわれた2023年秋冬コレクションのメンズ、ウィメンズアイテムを多彩に揃える。【詳細】「ポール・スミス ストライプを紐解く ーSTRIPE, UNFOLDED」※予約制会場:東京都渋谷区神宮前6-14-5 バンク ギャラリー期間:2023年10月5日(木)~10月15日(日)営業時間:11:00~20:00(19:30最終入場)※5日(木)は12:00~20:00(19:30最終入場)、15日(日)は11:00~16:00(15:00最終入場)※入場無料来場予約:ポール・スミスLINE公式アカウントにて受付
2023年10月08日『太陽がいっぱい』や『キャロル』などの原作者の素顔に迫るドキュメンタリー『パトリシア・ハイスミスに恋して』から、若かりし日のハイスミスのカットやハイスミスの元恋人たちの場面写真9点が解禁となった。本作は、アメリカの人気作家パトリシア・ハイスミスの生誕100周年を経て発表された秘密の日記やノート、貴重な本人映像やインタビュー音声、元恋人たちや家族によるインタビュー映像を通して、彼女の人生と著作に新たな光を当てるドキュメンタリー。この度、解禁となった場面写真から、長編デビュー小説「見知らぬ乗客」(50)が翌年ヒッチコック監督により映画化されるなど、若くしてキャリアの成功を手にした裏で、当時深くアンダーグラウンドに潜っていたLGBTQ+コミュニティで多くの女性たちから愛されたハイスミスの知られざる素顔を垣間見ることができる。また、人気作家として名を馳せ、魅力あふれる若かりし日のハイスミスの写真をはじめ、本作に大きな貢献を果たしたハイスミスの元恋人たちによる貴重なインタビュー写真が到着。はじめに登場するマリジェーン・ミーカーは、ハイスミスと同様アメリカの作家。ジャンルごとに様々なペンネームを使い分け、「Spring Fire」(52)でレズビアン・パルプ・フィクションと呼ばれるジャンルを確立した一方、推理小説や犯罪小説でも成功を収めた。ミーカーはノンフィクションの回想録「Highsmith:A Romance of the 1950s」でハイスミスとの日々を綴っている。マリジェーン・ミーカー次に登場するフランス人の元英語教師、翻訳家のモニーク・ビュフェは1978年にハイスミスと出会い、恋愛関係に。ハイスミスは「リプリーをまねた少年」(80)の中でモニークに献辞を捧げており、ハイスミスが亡くなるまで友好的な関係を保ち続けた。モニーク・ビュフェさらに70~80年代にかけて、西ベルリンの映画・アートシーンで活躍し、ウルリケ・オッティンガー監督『アル中女の肖像』(79)の主演・衣装デザイナーなどで知られるタベア・ブルーメンシャインの貴重な証言も収録。タベア・ブルーメンシャイン日本でも「ウルリケ・オッティンガーベルリン三部作」より『アル中女の肖像』『タブロイド紙が映したドリアン・グレイ』(84)が8月19日より劇場初公開されるなど、世界的に再注目が高まるタベア・ブルーメンシャイン。彼女が2020年に亡くなる直前に本作に語った、ハイスミスとの知られざる愛の軌跡も劇中には収められている。ハイスミスの生まれ故郷であるテキサス州からハイスミスの親戚のインタビューも収録、ハイスミスのアイデンティティの葛藤や長年にわたる母親との確執、孤独を浮かび上がらせる。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は11月3日(金・祝)より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:パトリシア・ハイスミスに恋して 2023年11月3日より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 Ensemble Film / Lichtblick Film
2023年09月17日ポール・スミス(Paul Smith)は、東京・原宿のバンク ギャラリー(BANK GALLERY)にて、期間限定イベント「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE,UNFOLDED」を、2023年10月5日(木)から10月15日(日)まで開催する。「シグネチャーストライプ」に着目した期間限定イベントポール・スミスのマルチカラーが目を惹く「シグネチャーストライプ」は、デザイナーのポール・スミスが70年代に最初のショップをオープンして以来、ポール・スミスの代名詞であり、“ひねりのあるクラシック(classic with twist)”というポール・スミスの哲学を体現するアイコンとして親しまれている。現在では、よりプレミアムな素材やクラシックなアイテムに、意外性のあるディテールとして用いられており、職人技を駆使した幅広いアイテムを彩っている。「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE,UNFOLDED」は、そんな一見シンプルなストライプでありながら、デザインと制作の両面で複雑な工程を経て製品化される「シグネチャーストライプ」にフォーカスした期間限定イベント。会場では、様々なインスタレーションを通して「シグネチャーストライプ」の過去と現在を紐解くことができる。また、アーカイブピースやデザイナー本人が登場する動画に加えて、イギリス、アメリカを旅してきた「シグネチャーストライプ」の気球や、「シグネチャーストライプ」を体感できるフォトブースなど、「シグネチャーストライプ」を余すことなく堪能できるイベントとなっている。併設ショップでは先行発売の限定&23年秋冬新作アイテム販売なお、B1階に併設するショップでは、会場先行発売となる数量限定アイテムのほか、「シグネチャーストライプ」をあしらった2023年秋冬シーズンのメンズ、ウィメンズアイテムを多彩なラインナップで販売する。【詳細】「ポール・スミス ストライプを紐解く ー STRIPE, UNFOLDED」期間:2023年10月5日(木)~10月15日(日)会場:バンクギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前6-14-5営業時間:11:00~20:00(19:30最終入場)※10月5日(木)のみ12:00~20:00(19:30最終入場)※10月15日(日)は11:00~16:00(15:00最終入場)入場料:無料※来場の予約は9月22日(金)よりポール・スミスLINE公式アカウントにて受付開始
2023年09月07日マルベリー(MULBERRY)とポール・スミス(Paul Smith)が初のコラボレーション。限定バッグ10点が、2023年9月4日(月)より全国のマルベリー店舗、ポール・スミス一部店舗ほかにて発売される。マルベリーとポール・スミスが初のコラボレーション2023年秋冬メンズコレクションにて発表された、マルベリーとポール・スミスによる初のコラボレーションコレクション。マルベリーを象徴する「アントニー」モデルの限定ザインや、ミニサイズのクロスボディバッグ、トートバッグなど、ユニセックスの限定バッグ計10点がラインナップする。鮮やかカラーブロックの「アントニー」モデル注目は、なめらかなスムースカーフに大胆なカラーブロッキングをあしらい、ポール・スミスの代名詞である“シャドーストライプ”モチーフを表現したアイテムたち。ヴィヴィッドオレンジが存在感を放つ「アントニー」のほか、上品なアイスブルーの「スモール アントニー」、ライムイエローの「ミニ アントニー」が揃う。クラシカルな洗練ブラックレザークラシカルな黒のヘビーグレインレザーが主役のバッグも見逃せない。洗練された佇まいのボディにシャドーストライプのウェビングストラップを合わせ、遊び心を加えた。こちらも「アントニー」モデルから3サイズを用意する。ミニサイズのクロスボディ&トートバッグもさらに、コラボレーション限定モデルもお目見え。横長のフォルムにポストマンズロックの金具を合わせたコンパクトなショルダーバッグ「アントニー クリップ」や、エレガントなルックと実用性を兼ね備えたトートバッグ「アントニー トート」が並ぶ。【詳細】マルベリー×ポール・スミス コラボレーションバッグ発売日:2023年9月4日(月)取扱店舗:全国のマルベリー店舗、ポール・スミス一部店舗(銀座、丸の内、大阪、渋谷、福岡、阪急メンズ大阪、うめだ阪急、伊勢丹新宿店メンズ館、伊勢丹新宿店、ジェイアール名古屋タカシマヤ)、マルベリー公式オンラインストア、ポール・スミス公式オンラインショップ商品例:・PS Antony Clip Bag 89,650円・PS Antony 137,500円・PS Antony 128,150円【問い合わせ先】マルベリージャパンTEL:0120-097-428
2023年09月07日『太陽がいっぱい』『見知らぬ乗客』そして『キャロル』の原作者として知られる作家パトリシア・ハイスミスの知られざる素顔に迫るドキュメンタリー『Loving Highsmith』(原題)が邦題『パトリシア・ハイスミスに恋して』として11月3日(金・祝)より公開決定、日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁された。欧米ではアガサ・クリスティーと並ぶ人気を誇る、サスペンス・ミステリー作家、パトリシア・ハイスミス(1921-1995)。トルーマン・カポーティに才能を認められ、『見知らぬ乗客』(51)、『太陽がいっぱい』(60)、『アメリカの友人』(77)、『キャロル』(15)などの映画史に残る名作の原作の数々を生みだした。中でも、当時偽名で発表した『キャロル』は自伝的小説であり、1950年代のアメリカでハッピーエンドを迎えた初のレズビアン小説だった。しかし、ハイスミス自身は、女性たちとの旺盛な恋愛活動を家族や世間に隠す二重生活を余儀なくされていた。本作は、ハイスミスの生涯を、生誕100周年を経て発表された秘密の日記やノート、貴重な本人映像やインタビュー音声、家族による証言、そしてアルフレッド・ヒッチコックやトッド・ヘインズ、ヴィム・ヴェンダースらによる映画化作品の抜粋映像を織り交ぜながら、彼女の謎に包まれた人生と著作に新たな光を当てるドキュメンタリー。さらに8月19日(金)より公開中のウルリケ・オッティンガー『アル中女の肖像』(79)の主演・衣装で知られるタベア・ブルーメンシャインや、作家のマリジェーン・ミーカーなど、ハイスミスの元恋人たちによる貴重なインタビューは、多くの女性から愛されたハイスミスの謎に包まれた魅力を紐解くと同時に、当時のレズビアンカルチャーを知る貴重な証言となっている。監督・脚本はドキュメンタリー監督、脚本家として活躍するスイスの映画監督、エヴァ・ヴィティヤ。「未発表の日記を読み始めるうちに、彼女自身に恋をしてしまった」と監督が語るように、本作はハイスミスの生誕100周年である2021年に刊行された、彼女の恋愛生活を赤裸々に綴った日記を基に制作されている。ナレーションを担当するのは、大ヒットドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」、Netflixドラマシリーズ「ウェンズデー」で知られるグウェンドリン・クリスティー。そしてフランスのギタリスト、ノエル・アクショテが書き下ろし、ビル・フリゼールとメアリー・ハルヴォーソンが演奏に参加した楽曲に導かれ、現代ますます再評価の高まる女性作家の仮面の下に隠された、惚れっぽく、傷つきやすく、愛を渇望し続けた、知られざる素顔が明かされる。予告編映像は、グウェンドリンが朗読するハイスミスの日記の一節から幕を開け、彼女の日記やノートの一部、そして元恋人のマリジェーン・ミーカーやモニーク・ビュフェ、家族の貴重なインタビュー映像を垣間見ることができる。日本版ポスタービジュアルでは、多くの女性たちから愛された若かりし日のハイスミスの姿に、彼女の作家人生を表現する「彼女が望んだもうひとつの人生は小説の中にあった」というキャッチコピー、そして彼女が愛した猫やカタツムリなどのモチーフに彩られている。『パトリシア・ハイスミスに恋して』は11月3日(金・祝)より新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月27日特徴的な声と演技力、演じ分けの能力を生かし、さまざまなキャラクターを演じるのが、声優の仕事。数えきれないほどの声優が存在する2023年現在ですが、山寺宏一さんは『生きるレジェンド』として、声優界を代表する1人です。山寺さんがそこまで世間で評価される理由は、高い演技力に加えて、演じ分けのレパートリーが豊富な点。ダンディな中年男性から、コミカルなマスコットキャラクターまで幅広く演じられるため、1つの作品で複数のキャラクターを演じることも珍しくありません。花火を見た山寺宏一の行動に「これが声優の本気か!」同年8月6日、山寺さんはSNSを更新し、1本の動画を投稿しました。知人の家を訪れた山寺さんは、ベランダから花火大会が行われているのを目にした模様。しかし、派手な花火は見えるものの、距離が離れているためか音は聞こえなかったのだとか。視覚的に楽しむことはできても、『ヒュー』という打ち上げの音と、その直後に聞こえる『ドォン』という爆発音がないと、なんだかさびしさを感じるもの。そこで山寺さんは、自らのスキルを活用して、補完をすることにしたのだそうです。昨夜知人宅から見えた花火遠すぎて音が聞こえなかったので自分の口でやってみたオナラじゃないよ pic.twitter.com/nLbE63EA2d — 山寺宏一 (@yamachanoha) August 6, 2023 前述したように、山寺さんがいた位置からは、花火の音を聞くことができません。しかし、不思議なことに動画には花火の音が入っているではありませんか。カメラの性能が非常によかったわけでも、場所を移動したわけでもありません。…そう、山寺さんは声優のスキルを生かし、花火のアテレコをしたのです!自らの声をうまく使ってモノマネをしたり、映像に合わせて声を入れたりするのは、まさに声優の仕事。さすがは『声優界の生きるレジェンド』、生き物以外も見事に演じられるようです。山寺さん演じる『花火役』は拡散され、「さすがすぎる」「面白くて何度も見ちゃった」といった声が相次ぎました。また、山寺さんが「オナラの音じゃないよ」と発言したせいか、中にはそうにしか聴こえなくなってしまった人も。これを「さすが、声優の本気だ!」と称賛するか、「才能の無駄遣いだ!」とツッコミを入れるかは、あなた次第です…![文・構成/grape編集部]
2023年08月07日多彩な声色を使い分け、今やディズニー作品を語るのに欠かせない声優となった山寺宏一さん。約40年近くのキャリアの中で思い出に残る作品を貴重な裏話とともに振り返ってもらった。共に歩んできた思い出深い作品。――タレント、声優・山寺宏一さん「初めてディズニー作品に参加したのは、1992年日本公開の『美女と野獣』。その1年ほど前に野獣役のオーディションがあったんです。当時、僕はまだ若手でしたし、ベテランの声優さんたちが数多くエントリーしていたから、ダメ元で受けてみたんですよ。野獣は低くて野太い声ですし、迫力も必要。何度も練習しましたね。合格の連絡をいただいた時は『まさか自分が!』と。野獣の声はほぼ加工なしで自分の声をそのまま使ってもらっているんです。映画を観た先輩から『山ちゃん、野獣の声とってもよかったよ』と感想をいただけたのも嬉しかった。この時、声優として自信がついた気がしました。そしたら、次にドナルドダックのオーディションがあると聞いて。それまで日本ではいろんな声優さんがドナルド役を演じていましたが、僕、友達にやり方を習ったことがあって、ダックボイスができたんですよ。それをオーディションで披露したら『すごい!じゃあダックボイスでセリフをしゃべってみて』と。いやいや、無理だろうと思ったけど(笑)、『あなたができなかったら日本でする人いないから』って言われて。本国から発声マニュアルをいただいて、3か月くらい徹底的に練習しました。その甲斐あって、ウォルト・ディズニー・カンパニー本社からお墨付きをいただいて、30年近くやらせてもらっています。長くやっていてもドナルド役は毎回苦労する難役ですね。ディズニー作品には人間以外の個性的なキャラクターが数多くいますから、発声方法もアプローチも変わってきます。例えば『リロ&スティッチ』に出てくるエイリアンのスティッチ。彼の場合も独特の発声をマスターするのに苦労しました。スティッチは特に日本での人気が高く、沖縄を舞台にした『スティッチ!』というテレビシリーズも作られたんです。チャレンジという意味では『ロジャー・ラビット』のロジャー・ラビット役も。声もテンションも高いので冒頭のシーンだけで声がかれそうに(笑)。また、ミュージカル映画『メリー・ポピンズ』は、歌のハードルが高かった作品。僕が演じたバートの歌『チム・チム・チェリー』は、キャラクターソングとは違って正統派で歌い上げないといけない名曲で必死に練習しました。“スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス”の早口は、今では歌えないかも(笑)。こうしてさまざまな役を演じさせていただいたおかげで自分の役幅が広がったと思っています」そして、山寺さんとディズニー作品を語る上で忘れてはならないのが、『アラジン』に登場するランプの魔人ジーニー。「ユーモアに富んだ口調でジョーク好き。さらに、子どもから老人、女性などさまざまな声色を駆使するエンターテイナーなジーニーは、本当に魅力的な役。僕、声優になる前はものまねタレントになりたいと思っていましたから、この役こそ自分の力を120%発揮できると思ってオーディションに臨んだんです。ジーニーは天才コメディアンで俳優のロビン・ウィリアムズに当て書きして作られた役ということもあってファンが多い。吹き替え版でその魅力が半減しないよう、ロビン・ウィリアムズに負けないぞという気持ちでやってます。ディズニー作品は本国の声優陣がアカデミー賞俳優ということも少なくなく、吹き替えの声優にも高い表現力や演技力を求められます。『ムーラン』の守護神ムーシューは、エディ・マーフィが声を担当していますから豪華ですよね。実写版『アラジン』はウィル・スミスがジーニーを演じたことで話題になりました。この作品の日本公開をきっかけにウィル・スミスとイベントで共演したのもいい思い出です。そうそう、僕はコンサートなどでジーニーの十八番『フレンド・ライク・ミー』を歌わせていただくことが多いのですが、『アラジン/ジャファーの逆襲』『アラジン完結編/盗賊王の伝説』など、スピンオフ作品にも隠れた名曲が多いのでぜひ聴いてみてほしいです。ディズニー作品に携わっていると、ジーニーのように長い付き合いになるキャラクターも少なくない。過去の自分に負けないよう、表現力を磨き続けようと思えるのもディズニー作品のおかげですね」こうして役と向き合いながら、力をもらっているという山寺さん。「『シュガー・ラッシュ』はゲームの中の悪役にスポットライトを当てた珍しいストーリー。不器用だけど心優しいラルフが仲間はずれの少女ヴァネロペと出会い、友情を築き上げる。演じていてすごく心が温まります。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は、はみ出し者たちがそれぞれの弱さを補い合いながら、銀河を守るために戦う姿に勇気をもらえる。失敗ばかりの僕も誰かの役に立てるかもしれない。ディズニーやマーベル・シネマティック・ユニバースなどのキャラクターを演じているとそういうふうに前向きな気持ちになるんです」【Disney】『アラジン』(1992)陽気な魔人ジーニーを魅力たっぷりに演じた当たり役。砂漠の国アグラバーに暮らす貧しい青年アラジンは洞窟の奥に眠るランプの魔人ジーニーと出会う。ランプの力を使い、悪名高い魔法使いジャファーと戦いながら、ジャスミン王女の心を射止めようとする。2019年には実写版も公開。© 2023 Disney【Disney】『美女と野獣』(1991)ハンサムな王子のイケボと、野獣の唸り声が聞きどころ。魔女の魔法で恐ろしい野獣の姿にされてしまった美しい王子。人を愛し、愛されなければ永遠に獣のまま。心を閉ざし、絶望の日々を送っていた野獣に光を与えたのは、聡明で美しい女性ベル。二人の出会いが互いの運命を変えていく。© 2023 Disney【Disney】『ダックテイルズ』(2017~2020)ドナルドダックのかわいい甥っ子たちが大活躍!ドナルドダッグの伯父スクルージ・マクダックと3つ子の甥っ子ヒューイ、デューイ、ルーイが主人公のテレビアニメシリーズのリブート版。オリジナルは1987年に放送開始。山寺さんは30年にわたってドナルドダックを担当。© 2023 Disney【Disney】『リロ&スティッチ』(2002)不思議なスティッチ語がクセになるハートフルな作品。ハワイ・カウアイ島に暮らすリロは両親を亡くした孤独な少女。ある日宇宙からの逃亡者であるエイリアンのスティッチと出会い、一緒に暮らし始める。破壊することしか知らなかった暴れん坊のスティッチはリロとの交流で人を思う心を知る。© 2023 Disney【MARVEL】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)チャーミングな悪役ヒーロー、ピーター・クイルの魅力が炸裂。Marvel’s Guardians Of The Galaxy..Peter Quill/Star-Lord (Chris Pratt)..Ph: Jay Maidment..©Marvel 2014幼い頃に地球から誘拐され、宇宙のトレジャーハンターとなったピーター・クイル。刑務所に収容されたピーターは4人の凶悪犯たちと銀河の危機を救うため立ち上がる。はみ出し者たちがヒーローになる冒険活劇。© 2023 MARVEL【Disney】『シュガー・ラッシュ』(2012)厄介者扱いされてしまう悪役の知られざる一面を描いた傑作。悪役に嫌気がさし、自分のゲームを飛び出したラルフ。ヒーローとして活躍できるゲームを探して、お菓子の国のレースゲーム「シュガー・ラッシュ」へ忍び込む。そこで仲間はずれにされていた少女ヴァネロペと出会い、友情を深めていく。© 2023 Disney【Disney】『ロジャー・ラビット』(1988)笑わせることが生きがいの映画スターが名探偵と駆け回る!舞台はアニメーションと実写が交錯する街トゥーンタウン。殺人の容疑者になったロジャー・ラビットは、追っ手から逃れた先にいた探偵エディと共に、真犯人を捜すことに。実写とアニメーションをCGで合成した画期的な作品。© 2023 Disney【Disney】『メリー・ポピンズ』(1964)名曲揃いで楽しい気持ちにさせてくれるミュージカル映画。ジョージ&ウィニフレッド夫妻のやんちゃな子どもたちの元にやってきた不思議な力を持つ家庭教師メリー・ポピンズ。山寺さんが吹き替えを担当したバートはメリーの昔からの友達。彼が歌う「チム・チム・チェリー」はアカデミー賞歌曲賞を受賞。© 2023 Disney【Disney】『ムーラン』(1998)ムーランを陰で支える守護神、ムーシューの活躍から目が離せない。ファ家の一人娘ムーランは父の身代わりとなり、男性と偽って国の命運を左右する戦いに身を投じていく。山寺さんが声を吹き込んだムーシューは茶目っ気いっぱいの赤竜でムーランの守護神。アメリカではエディ・マーフィが声を担当。© 2023 Disney掲載作品は、すべてディズニープラスで配信中視聴には、月額990円、年額9900円の2プランがあり。詳しくはKoichi Yamadera1961年、宮城県生まれ。幅広い声色を使い分け、「七色の声を持つ男」といわれる。’85年のデビュー後、アニメの吹き替えのほか、エディ・マーフィなど多数のスターに声を当ててきた。ディズニーの名曲で構成された『フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート』にも出演。※『anan』2023年7月26日号より。取材、文・浦本真梨子構成・野尻和代(by anan編集部)
2023年07月22日声優の山寺宏一が6月14日、都内で行われたDC最新映画『ザ・フラッシュ』の日本語版ジャパンプレミアに出席。本作の主人公であるフラッシュことバリー・アレンの吹き替え声優を担当した細谷佳正の演技を「悔しいほど素晴らしかった」と絶賛した。「今日は主役の“ほそやん”がいないので、その分も頑張ります」と挨拶した山寺さんは、「今回は2人のバリーが出てくるので、もう細谷ショーですね。出ずっぱりで大変だったと思います。細谷くんの頑張りに比べたら、僕なんて」と労をねぎらった。そして「さすが、僕に憧れて声優になっただけはある!ここだけ切り取ると、イヤな奴に聞こえますけど(笑)、悔しいほど素晴らしかった」と愛すべき後輩に対し、賞賛の声を送っていた。DCコミックス原作のヒーローが集結した『ジャスティス・リーグ』で本格的にスクリーンに登場した地上最速のヒーロー、フラッシュことバリー・アレン(エズラ・ミラー)が運命と抗い、奮闘するアクションエンターテインメント。山寺さんは、フラッシュを先導するベテランヒーローとして登場する“2人のバットマン”のうち、マイケル・キートン演じるバットマンの吹き替えを担当した。『バットマン』(1989)『バットマン リターンズ』(1992)以来、キートンが約30年ぶりに同役に復帰。山寺さんも、両作品に加えて、『レゴバットマン ザ・ムービー』『ニンジャバットマン』など、さまざまな作品でバットマンを演じてきた。「ご縁でお声をかけていただいた。マイケル・キートンさんもお年を召して、僕も当たり前に年をとっている」(山寺さん)。本作については、トム・クルーズや作家のスティーブン・キング、米DCスタジオのトップに就任したジェームズ・ガンらがすでに大絶賛しており、山寺さんも「大好きなガン監督も『この作品からDCは変わる』と言っていて、まさにその通り。とんでもないエンターテインメントで、すごいところに連れて行ってくれる作品」と惚れ惚れしていた。ジャパンプレミアには、女性ヒーローのスーパーガール(サッシャ・ガジェ)役で実写映画の吹き替えに初挑戦した橋本愛も駆けつけ、「ヒーロー映画の概念を覆された。深く突き刺さるメッセージが込められている」。17日に62歳の誕生日を迎える山寺さんに、橋本さんからサプライズで、バースデーケーキがプレゼントされる場面もあった。『ザ・フラッシュ』は6月16日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年06月14日DC最新作『ザ・フラッシュ』には、マイケル・キートン、ベン・アフレック演じる歴代のバットマンも登場する。この度、バットマンの吹き替えを担当する山寺宏一と小原雅人がその魅力について語った。すでに“最高傑作”との呼び声高い本作は、現在・過去2人のフラッシュとスーパーガール、そしてバットマンといった、人気ヒーローが時空を超えて活躍する姿が描かれる。主人公フラッシュを先導するベテランヒーローとして登場するのは、ベン・アフレックとマイケル・キートン演じる“2人のバットマン”。フラッシュが亡き母を救うため過去を変えたことで、歪みが生じた世界に現れたマイケル・キートン演じる“伝説のヒーロー”バットマンの声優を務める山寺宏一は、「スーパーパワーは無いものの『復讐心』『莫大な富』『身体能力』『知性』を武器に悪と戦う元祖ダークヒーロー!この設定がとっても魅力的だと思います。二面性あるヒーローは他にもいると思いますが『金持ちなのに孤独』というのはバットマンならではかも」と、その魅力についてコメント。バットマンといえば、スーパーマンと並んでDCを代表する大人気ヒーローの一人。ヒーローチーム“ジャスティス・リーグ”の中で唯一スーパーパワーを持たないヒーローだが、常人には到底到達できないほど極限まで自らを鍛え上げ、その身体能力と格闘術、そして卓越した探偵術を使いこなし犯罪者たちを制圧していく。さらに、スーパーマンをはじめ、ワンダーウーマンやアクアマンといった生まれも育ちも全く異なる個性豊かなヒーローたちを束ねる“ジャスティス・リーグ”の中核的存在でもある。またバットマンのファンであるという山寺さんは、「バットモービルを代表するメカも大きな魅力でしょう。個人的にはコスチュームを始めアイテムが全て黒ベースなところも大好きです!」と、熱烈に解説。特別な能力を持たないバットマンが敵と戦うために乗りこなす数々のハイテクメカや、そのひとつひとつのダークなフォルムもほかのヒーローにはない魅力の一部だと熱く語った。本作には『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)、『ジャスティス・リーグ』(17)でヒーローチーム“ジャスティス・リーグ”のリーダーとして活躍してきたベン・アフレック演じるバットマンも登場。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』からベン・アフレックのバットマン役を担当してきた小原雅人は、「スーパーヒーローとは趣きを異にするダークヒーロー」とバットマンを形容し、「ストイックが過ぎる常人離れした肉体、そして繊細さと葛藤が内包して自虐要素も満載だが、逆にそこが魅力であり、モテ要素なのかもしれない」と、常人離れしたストイックさと、人間らしい葛藤を持ち合わせるところにファンから愛される理由があると解説している。史上最速ヒーロー、フラッシュと元祖ダークヒーロー、バットマンが見せる本作での活躍に注目してほしい。『ザ・フラッシュ』は6月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・フラッシュ 2023年6月16日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved © & TM DC
2023年06月11日時空を超えてDCヒーローたちが交錯する超速タイムループ・アドベンチャー『ザ・フラッシュ』。この度、本作の日本語吹き替え版に細谷佳正、山寺宏一、小原雅人が参加することが分かった。本作は、現在と過去2人のフラッシュ、スーパーガール、バットマンなど、DC版アベンジャーズとも言える豪華ヒーローが集結。主人公は、地上最速ヒーローフラッシュ。スピードを武器に時間も世界も超えるフラッシュは、ジャスティス・リーグの一員で、その性格はお茶目で少し天然。幼い頃に亡くした母と無実の罪を着せられた父を救うべく、タイムループして運命を変えるために、過去を改編する。その中で出会うのが、家族3人で幸せに暮らしてきた、能天気でただただ明るいもう一人のフラッシュ。見た目はそっくりでも、性格や雰囲気は正反対なフラッシュの声を務めるのは、『ジャスティス・リーグ』に引き続き演じる細谷さん。細谷さんは、「フラッシュは、明るく人間味あふれるヒーローでは…ないですよね(笑)家族の問題や、それによって形作られた性格は決して明るくないというか、彼に影を落としていると感じています。その暗さや影を、他人に対して表したらメンドクサイ人になってしまうので、そうならないようにひょうきんに振舞っている人です。それなのにフラッシュ=閃光という名前があって、強い光は濃い影を同時に生み出すのだなと、そこを面白く感じています」とコメントしている。また、『ジャスティス・リーグ』でフラッシュをヒーローにスカウトしたバットマン(ベン・アフレック)と、『バットマン』『バットマン リターンズ』ぶりにDCユニバース(DCU)にカムバックする“伝説”のバットマン(マイケル・キートン)の2人が登場する。そんな2人のバットマンの吹き替えは、小原さん(ベン・アフレック版)と山寺さん(マイケル・キートン版)がそれぞれ続投。小原さんは「本作の見どころはやはり、過去を変えてしまったことによる時空の歪みが生じてからの展開と、30年ぶりに復活するキートン バッツらの奮闘、そしてエズラ・ミラー演ずる過去と現在の2人のバリーが対峙した時の絵面(エヅラ)ミラー(鏡)ではないでしょうか。私はこの“絵面”を推していきたいと思います。『ザ・フラッシュ』、期待しかありません」とコメント。山寺さんも「映画史に残るとてつもない作品が出来たようです!大スクリーンで観ないと後悔するであろうこと間違い無し!熟年バットマンの活躍にも期待して下さい!!」と熱く語っている。『ザ・フラッシュ』は6月16日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・フラッシュ 2023年6月16日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved © & TM DC
2023年05月12日