福岡出身の役者陣で描く青春の終わりとゾンビの舞台『帰郷』が東京・福岡で上演される。企画・作・演出・出演の入江雅人に話を聞いた。【チケット情報はこちら】実は本作は、入江が「ずっと宿題だった」と語る作品。「芝居を観たあととかに飲みにいくと、みんな割と調子のいいことを言うでしょ(笑)。“今度このメンバーでやろうよ”とか。僕もそういうことを言っていたのですが、次の日に自己嫌悪になるんですよね。“やりもしないのに…”とか思って(笑)。それで“言ったことをやろう”と思ってプロデュース公演などをやるようになったのですが、そのなかで1番時間がかかったのがこの企画です。だから、言ったことを実現するのはこれが最後です」。話の発端は、出演者の池田成志。「成志さんと出会ったのが1990年代で、そのときから“福岡の人だけで舞台をやったら面白いと思う”という話をしていました。劇団☆新感線『レッツゴー!忍法帖』(入江・池田が出演/2003~2004年上演)の上演期間にも書いてみたりしていました。それから、いのうえひでのりさん(福岡出身)と成志さんに会うたびに“やりますからね”と言っていて。だから“やっと”という感じです」。入江は福岡弁の作品をいくつも作っているが、方言の魅力を「福岡弁って切なかったり悲しい状況でもどこかふざけたような口調になるので、より切なくなったりするんです。それにあのテンポ感はほかにない」と語り、だからこそ「本物でやりたい」と、キャストは入江、池田に加え、田口浩正、坂田聡、尾方宣久、岡本麗と福岡出身者(岡本は長崎出身の福岡育ち)が揃った。ちなみにこだわりは“福岡弁”。“博多弁”ではない。「“福岡弁”というのは強調したいですね。特に福岡公演では開幕前にアナウンスしたほうがいいんじゃないかな(笑)」脚本は、入江が続ける一人芝居企画「グレート一人芝居」で上演した同名作品を膨らませる。「『帰郷』は、20代の頃に福岡に帰省したときに、夜中に友達の車で好きな音楽をかけながら海までドライブした記憶が母体です。それ以降、青春時代に福岡で感じた思いを福岡弁でやる一人芝居を続けていて。今回はその集大成になると思います。ゾンビものもずっと書いてますから、その集大成にもなりますね」。遂に果たす約束に、入江が歩んできた道のりの集大成と、大きな作品になりそうだ。「今は早く稽古に入って、1回本読みをして安心したい(笑)。大変なぶん楽しめると思いますから」公演は2019年1月25日(金)から2月3日(日)まで東京・俳優座劇場、2月8日(金)から10日(日)まで福岡・イムズホールにて。取材・文:中川實穗
2018年11月15日畠中恵の人気小説を原作にした舞台「若様組まいる」シリーズの第3弾となる「~若様とロマン~」が10月6日に開幕。第1弾から主人公の若様・長瀬健吾を演じる入江甚儀、ヒロインの小泉沙羅を演じる宮崎香蓮に話を聞いた。【チケット情報はこちら】畠中恵の人気小説を原作とした舞台シリーズ第3弾の今作は、明治時代を舞台に、警官である「若様組」の面々がお見合いに奮闘する姿を描く。入江は「僕が演じる長瀬の、沙羅への想いは第1弾、第2弾と描かれてきたので、それがこの“お見合い”というテーマのなかでどう展開するかすごく楽しみです」と3作目ならではの見どころを語る。宮崎も「時代は違っても恋する気持ちは現代の人にも通じるものだと思います。勇気と元気を与えてくれる作品になりそうです!」と笑顔。恋模様がメインとなる今作。入江は「長瀬が不器用ながら恋に身を投じてがんばっている姿をみせられると思います。のろけ顔をどうしようかな…(笑)。前作の長瀬はずっとシャキッとしていましたし、今作ではそういう部分も見えていいんじゃないかなと思っています」、宮崎は「沙羅は明治時代にはいないタイプの、進んだ考え方の女の子。彼女のそういう部分が好きですし、今回もしっかり表現していきたいです」と構想を語る。「僕らだけではなく若様組のいろいろな恋愛模様がみられます。楽しみにしていてください!」(入江)脚本・演出は2作目に引き続き村上大樹。「基本、自由にやらせてもらってます。遊び心と基礎、その両方を大事にされる演出家さんです」(入江)、「稽古場で言われるのは役の軸の部分です」(宮崎)と、原作の軸を大切にしながらも役者それぞれの持つ力を引き出すことで、のびのびとした空気をつくりあげる。2016年上演の第1弾から共演して取材中も息ピッタリだったふたり。もしお見合いしたら?と聞いてみると、入江は「(宮崎は)守ってあげたくなると思います。この子犬拾ってあげなくちゃ、みたいな(笑)」、宮崎は「(入江は)誰にでも壁をつくらずにいける人だから、そういうところに魅力を感じると思う」とお互いの良さを語った。そんなふたりが出演し、第3弾でも「初めての方も楽しんでいただける作品です!」(入江)という舞台「若様組まいる~若様とロマン~」は、10月21日(日)まで東京・三越劇場にて上演。ドレスコード特典やアフターティーパーティーなどもあるので、ぜひチェックして明治の世界を堪能して!取材・文:中川實穗
2018年10月11日俳優・本郷奏多が、自身4作目となるカレンダー「本郷奏多カレンダー2019 -Color of Kanata-」を12月19日(水)に発売することが決定。表紙や収録カットが到着した。今年は「リピート~運命を変える10か月~」、「アカギ~鷲巣麻雀完結編~」、『いぬやしき』などに出演し、原作・脚本監修を又吉直樹が務める映画『凜』では、佐野勇斗とW主演を務める本郷さん。また、来年には戸次重幸作・演出の舞台『TEAM NACKS SOLO PROJECT 戸次重幸「MONSTER MATES」』にキャストとして加わることが決定し、唯一無二の存在としてさらに活躍の幅を広げている。この度発売が決定したカレンダーのコンセプトは、“Color of Kanata”。1か月1色、12の色をテーマに、非日常感を演出しつつ様々な彼の一面を切り取っていく。カレンダーの仕様は、A5横 リング式卓上型、15ページで構成される今回。発売に関して本郷さんは、「初の置き型で、今までにないカラフルなものになってますので楽しみにしていて下さい!」とメッセージを寄せている。そんな“今までにないカラフル”な本郷さんを少し覗ける写真も到着。「表紙カット(通常版)」では、カラフルなスモークを背景にアンニュイな雰囲気でカメラを見つめ、一方、「表紙カット(イベント限定版)」では、無防備であどけない笑顔を見せているピンク色の本郷さんが。また収録カットからは、夜のネオンに溶け込む儚げな彼の表情が幻想的な世界観を生み出す“パープル”や、ウィンクしポップな雰囲気の“オレンジ”が解禁された。そして、未公開カットのシーンも含んだメイキング映像も併せて公開。ピンク、黄、赤、白…様々な色の本郷さんを確認することができる。なお、12月22日(土)には都内で発売記念イベントの開催が決定。詳細は10月13日(土)10時にカレンダー特設サイトにて発表されるという。「本郷奏多カレンダー2019 -Color of Kanata-」は12月19日(水)発売。(cinemacafe.net)
2018年10月05日東京・表参道の岡本太郎記念館にて、10月17日から2019年2月24日まで、企画展「瞬間瞬間に生きる -岡本太郎とジャズ-」が開催される。《顔のスピーカー》1971 年岡本太郎は、生前「オレは過去も無視して、未来も無視して生きている。現在この瞬間瞬間に爆発して生きるんだから」と語っていた。そんな過去にすがらず、未来に甘えない、そんな岡本太郎の人生観を体現する音楽がジャズだ。ジャズの本質は即興と対話。ジャズには “いま” しかない。 すぐれたジャズが放射するのは情熱、スリル、そして生命力。 岡本芸術と同じである。同展では、これまでの展示とは趣向を変え、「音」を展示する。 音を媒介にした岡本絵画とジャズの邂逅。 これまでとは一味ちがう体験空間を楽しむことができる。第1展示室では、歌、声、ダンスなど「音」にまつわる絵画を展示。中心にはおよそ半世紀前に岡本太郎が自ら制作した「顔のスピーカー」(1971)が初登場。本展のために修復されたスピーカーから、名曲「枯葉」を唄う岡本の声が聞こえてくる。第2展示室では、大阪万博後の70年代に革命期を迎えた日本のジャズが大音量で流れる「音」の展示。片倉真由子会期中には、第一線で活躍するジャズ ミュージシャンを招いた「スペシャルライブ」も開催。10月25日には片倉真由子(ピアノソロ)、11月16日は市原ひかり(トランペット)&松尾由堂(ギター)のデュオ、12月21日には須川崇志(ベース・チェロ ソロ)、1月25日には井上銘(ギター)& 塩田哲嗣(ベース)のデュオの開催を予定している。各日18時45分開場、19時スタート、要予約。また、各界で活躍するジャズ好きの面々がレコードをかけたり、トークをしたりする「スペシャル “店番”」 も実施。詳しくは記念館公式サイトまで。また、ギャラリートークも開催予定。10月25日、11月15日、12月13日、1月17日、2月21日の各日14時から15分程度、予約不要で参加が可能。【イベント情報】瞬間瞬間に生きる -岡本太郎とジャズ-会期:10月17日〜2019年2月24日会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)料金:一般 620(520)円、小学生 310(210)円 ※()内は 15 人以上の団体料金
2018年09月18日神奈川の川崎市岡本太郎美術館では、「イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―」を、10月6日から2019年1月14日まで開催する。1954年 イサム・ノグチと岡本太郎 北鎌倉の夢境庵にてイサム・ノグチと岡本太郎は、1950年、日本アヴァンギャルド美術家クラブの主催により東中野のレストラン「モナミ」で開催されたイサム・ノグチの歓迎会において初めて出会った。日米の間で、自己のアイデンティティに関する葛藤と向き合い引き裂かれながらも、彫刻家として世界的に活躍したイサム・ノグチと、青年期の10年間をパリで活躍しながらも大戦の為に日本に戻り、日本の芸術界を異邦人としての眼で見ることができた岡本太郎は、それぞれに欧米で芸術家として活躍し始め、越境者として日本文化を見つめ、新たな表現活動を展開。同世代の2人の個性的な芸術家が日本の美術に触発されて制作した作品は、共に戦後の芸術界に大きな影響を及ぼした。本展は、イサム・ノグチと岡本太郎、世界的に活躍した2人に焦点をあてる展覧会としては初めて開催される。両者それぞれの絵画、彫刻、写真、資料、計約150点を展示し、越境者としての2人が見つめた「日本」をそれぞれの作品を通じて紹介する。関連イベントとして、11月4日の14時から、慶應義塾大学アート・センター教授の渡部葉子を講師に迎えた記念講演会「萬來舎とノグチ・ルーム」、11月25日の14時から、ヴェネツィア・ペギー・グッゲンハイム・コレクション美術館 学芸員のグラジナ・スベリテェを講師に迎えた記念講演会「イサム・ノグチとパリ・ユネスコ庭園(仮題)」を開催。いずれも同館 ガイダンスホールにて、定員70名、無料で行われる。イサム・ノグチと岡本太郎という個性の異なる2人の越境者の作品を通して、「日本」あるいは「日本美」とは何かについて再確認するための機会を、お見逃しなく。【展覧会情報】イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―会期:10月6日〜2019年1月14日会場:川崎市岡本太郎美術館住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜日(10月8日、12月24日、1月14日を除く)、10月10日、12月25日、12月29日~1月3日料金:一般1,000円(800円) 高校・大学生・65歳以上800円(640円) 中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金
2018年09月05日展覧会「イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―」が、神奈川・川崎市岡本太郎美術館で2018年10月6日(土)から2019年1月14日(月祝)まで開催される。イサム・ノグチ&岡本太郎、越境者の視点日米の間で自己の国籍、アイデンティティに関する葛藤と向き合いながらも彫刻家として活躍を見せたイサム・ノグチと、青年期の10年間をパリで過ごした後に大戦の為に日本に戻った岡本太郎は、それぞれ欧米で活躍し、越境者として日本文化を客観的に見つめたアーティスト。日本美術に触発され2人がそれぞれ制作した作品は、いずれも新しく個性的な表現で、戦後の芸術界に大きな影響を与えた。「イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―」では、異なる個性を持った越境者であるイサム・ノグチと岡本太郎、2人の作品など合計約150点の資料を通じて、彼らが捉えた“日本”や“日本美”に迫る。2人を同時に紹介する展覧会は初の試みだ。縄文土器や土偶に着目1950年に出会ったイサム・ノグチと岡本太郎。海外の視点を持ち、日本へ深い関心を持った2人はすぐに打ち解けたという。1950年代当時、2人は異なる日本古来の文化に注目。岡本太郎は従来美的な対象とされていなかった縄文土器に、自身の「縄文土器論」において着目し、イサム・ノグチは古墳時代の埴輪、雪舟、茶道具、そして日本石器時代の土偶に関心を持った。各々の作品から見てとれる、「日本」観の相違を紹介する。芸術と生活両名とも、1950年代初めには芸術と人々の生活の関係について考え、作品を残している。イサム・ノグチは、岐阜提灯の造形に魅了されて奔放なフォルムが目に留まる《あかり》シリーズを生み出し、剣持勇との協働による《コーヒー・テーブル》《スツール》を制作。北大路魯山人の陶房では、様々な陶の作品も作っている。岡本太郎も陶による作品制作に着手し、《坐ることを拒否する椅子》や《ひもの椅子》、《光る彫刻》、《顔のグラス》などの作品を残した。1950年代中頃に発生した「伝統論争」を経て、1960年代には新たな表現形式の「日本美」を作り出していく。岡本太郎の《明日の神話》や、《愛》といった強烈な個性を放つ作品も、1960年代に作られたものだ。芸術の破壊と保存また、イサム・ノグチが建築家・谷口吉郎と協働で制作した慶應義塾大学構内のスペース萬來舎(ノグチ・ルーム)を、新校舎建設に伴い移設した事例と、岡本太郎による旧東京都庁《日の壁》の陶板壁画の取り壊しの事例を紹介。作り手や鑑賞者の意図に反し、作品が損なわれた事例を通して、芸術の保存と破壊について考察する。“芸術と人と場”空間の創出さらに、2人に共通して重要な創作上のテーマだったといえる、“芸術と人と場”にもフォーカス。イサム・ノグチは、彫刻と人間とを包み込む場としての庭、あるいはプレイグラウンドに興味を持ち、庭や空間の設計も行う。抽象芸術と身体の関係の重要性に気付いた岡本太郎は、作品の中に人が入っていく場として、《マミ会館》や《太陽の塔》などの総合的芸術空間を創出した。開催概要イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―会期:2018年10月6日(土)~2019年1月14日(月祝)会場:川崎市岡本太郎美術館住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5時間:9:30~17:00(入館16:30まで)休館日:月曜日(10月8日、12月24日、1月14日を除く)、10月10日(水)、12月25日(火)、12月29日(土)~2019年1月3日(木)観覧料:一般 1,000(800)円、高校・大学生・65歳以上 800(640)円※中学生以下無料、()内は20名以上の団体料金
2018年09月03日映画音楽の作曲家として活躍する岩代太郎が、企画・原作・音楽を担当し、全編音楽を書き下ろした、奏劇「『ライフ・コンチェルト』ある教誨師の物語~死刑執行までのカウントダウン」が東京・紀伊國屋ホールにて8月29日に開幕した。プレビュー公演前のゲネプロに潜入した。【チケット情報はこちら】死刑囚たちが刑の執行までの残された日々と向き合い、死を語り合うという役目を担う教誨師(きょうかいし)。國村隼演じるベテラン教誨師(きょうかいし)の牧師・元村由紀夫が、自分の後任に、高田翔(ジャニーズJr.)演じる塩野智嗣を選ぶところからはじまる本作。最初こそ死刑囚とのやり取りもぎこちなかった塩野だが、大森博史演じる死刑囚・古戸健治、また長谷川京子演じる死刑囚・大島玲子との交流を重ねることで、教誨師という役割の難しさに気づいていく。そして元村、塩野が出会う、黒川智花演じる死刑囚・大島の娘である瑠璃。大島玲子と瑠璃が抱えるある秘密が、元村、そして塩野の人生についての根幹を揺るがしていく。國村演じる元村は終始静かな口調ながら、塩野、死刑囚ら、瑠璃に語りかけるセリフには、現行の死刑制度、そして自身の死生観までをも考えさせられる。その國村演じる元村から、教誨師の後任に選ばれる塩野という難しい役割を与えられた高田は、演出の深作健太から話し方やタイミング、目線についても細かい指導を受け、体を動かしながら確認し、自身が演じる塩野に落とし込もうとする姿が印象的だった。またこの日、原作の代弁者という立場の語り役を担ったのは、舞台を中心に多岐に活躍する染谷俊之。客席と舞台上をつなぐナビゲーターとしての役割に真摯に取り組んでいた。本作、「奏劇」は今までに無い舞台創造のかたちへの挑戦として岩代が提案する、演奏と演劇を合わせたスタイル。舞台上にはグランドピアノ、また東京フィルハーモニー交響楽団のメンバーによるカルテット(弦楽四重奏団)がシーンにあわせて豊かな音色を響かせるのも見所だ。公演は9月3日(月)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。語り役は、8月30日、31日、9月3日(月)を染谷俊之、9月1日(土)13時30分、2日(日)13時30分を伊東健人、9月1日(土)17時30分を石川界人が務める。チケットぴあでは各公演の前日23時59分まで当日引換え券を発売中。
2018年08月31日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はモデルの岡本莉音さんです。可愛すぎる自撮りで芸能界入り。常に目標に向かって突き進む!小さい頃からの「モデルになる」という夢を叶えた岡本さん。「セルフィーオーディション2016」でグランプリに輝き、一躍話題に。「自撮りに自信があったわけでもなく、しかもオーディション前日にてりやきピザを食べて顔がむくんでしまって(笑)。でも、出るからには頑張ろう!と挑みました。自撮り、今はもっと上達しましたよ」。今後は「モデルをしつつ、女優もやりたい。演技レッスンを受けてすごく楽しかったんです♪」。今年の目標は「ドラマ出演と、痩せること。達成感を味わいたい!」。色々なデザインのイヤリングを集め中!友達からプレゼントでもらうことも。洋服に合わせて替えています一緒に映画を観に行く映画友達もいますDVDを借りたり、映画館に行ったり。最近は『万引き家族』に感動~!半年前から一眼レフにハマっています。空や山などの自然や、インスタ用のコーディネートをよく撮ります♪おかもと・りおん2001年生まれ。雑誌『セブンティーン』の専属モデルとして活躍中。Instagram(@rion051228)にはプライベートやオフショットが満載!※『anan』2018年8月29日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣
2018年08月28日奏劇「ライフ・コンチェルト」ある教誨師の物語~死刑執行までのカウントダウンが8月29日(水)に開幕する。その稽古初日に潜入した。【チケット情報はこちら】映画音楽の作曲家として国内外で活躍する岩代太郎が企画・原作・音楽を手掛ける舞台。稽古にあたり岩代は「舞台における音楽のあり方にもう一歩挑戦したい。今回、“演奏”と“演劇”で『奏劇(そうげき)』という言葉をつくりました。新たな可能性を探ります」と挨拶した。書き下ろしの音楽と生演奏、そして俳優たちが紡ぐ言葉で構成される本作。描かれるのは、教誨師(きょうかいし)の物語だ。教誨師とは、死刑囚が執行までの日々で、向き合い語り合う役割を担う人物。本作では、國村隼がベテラン教誨師、高田翔(ジャニーズJr.)が新人教誨師、黒川智花が死刑囚を母に持つ大学生、大森博史が高田演じる教誨師が初めて担当する死刑囚、長谷川京子が黒川演じる女性の母親でマスコミでも大きく取り上げられた猟奇的な殺人事件を起こした死刑囚を演じる。そして“語り”として染谷俊之、伊東健人、石川界人が日替わりで出演する。脚本は土城温美、演出は深作健太、演奏は岩代と東京フィルハーモニー交響楽団のメンバー。舞台でまず口を開くのは“語り”(この日は染谷が演じた)。“語り”はいわばナビゲーター的な存在なのだが、すべてが説明台詞で長台詞となる。内容を観客に届くように読むだけでも大変そうだが、深作から「ドラマを見つめる作家が語るイメージで」とのリクエストを受け、染谷は距離感を調整しながらつくりあげていく。本編に入ると、國村の最初の台詞で一気に物語に引き込まれる。彼が演じる教誨師は、我々にはあまり馴染みのない存在。しかし、國村の深い声、包み込むような語りに、どのようなことを行っている人物かが自然と理解できる。そこに新人として登場する高田は、國村とはまた違う存在感。座って読んでいるのに目の前で動いているかのような鮮やかな生命力に、役柄の持つ希望を感じられた。死刑囚を演じる大森と長谷川は、心に抱えたものを大森はストレートに、長谷川は厚いフィルターを通し、台詞に滲ませる。特に長谷川の役柄が抱えるものは難解で、ひとつひとつの言葉を深作と理解を共有しながら進めていた。さらにその娘である女子大生(黒川)もまた複雑。黒川は、時が止まったような幼い語り口のなかに、ふと背筋が冷たくなるようなねじれを見せつけた。初日でこれだけの完成度を見せたカンパニー。これから稽古が進み、さらに音楽が加わるとどうなるのだろうかと、期待が高まる稽古初日だった。公演は、8月29日(水)から9月3日(月)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演。取材・文:中川實穗
2018年08月27日合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとの「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」にまつわるスペシャル対談をお届けします。最終回は、良い出会いを引き寄せるための、具体的なアドバイスをお届けします。どれもすぐに始められることばかりなので、試してみる価値あり!ステキな出会いをググッと手繰り寄せちゃいましょう。■第一印象ならぬ、第二印象で好感度を上げるには?――初対面で好印象を持たれなかった場合、挽回する方法はありますか?入江:第一印象は悪かったけど、後から仲良くなる奴って結構いますよ。そういう奴はちゃんと話してみたら、実はいい奴だとわかるってことなんですよね。初対面で「好印象を持たれなかったな」と感じたときは、時間をかけて距離を縮めたほうがいいかもしれません。大人って、時間かけることが少ないでしょ?もっと時間をかければ、仕事相手も男性も口説けると思うんです。相手が根負けするんじゃないかな。例えば、狙ってる男性が飲食店を経営してる人だったら、ずっと通い続ければ、絶対に気になるはずです。あれ、あの子、ここに来るために時間をかけてるし、エネルギーも使ってるよなって。僕は先輩に怒られたときは、絶対に直接謝りに行くんですけど、時間をかけて、あえて一番遠い所まで行きます。地方ロケとか、先輩の収録場所の中で一番遠い所まで行けば、わざわざ来た感が出るじゃないですか。そうすると、向こうにも想いは伝わりますよね。そういう意味で時間をかけるのは大事かな。木原:完全に豊臣秀吉の作戦ですね(笑)。入江:あはは。後輩にも、先輩に謝るときはLINEや電話で済ませるのは絶対にやめろって、言ってます。先輩にキレられたら現場に行けと。妥協したらすべて終わりますからね。木原:妥協しちゃダメですよね。入江:時間がもったいないって思ったら、そこでおしまいです。チャンスは行動した人のもとに来る入江:恋愛も同じですよ。恋人に「誕生日、何が欲しい?」って聞くより、1年間一緒に過ごして、何をプレゼントしたら喜ぶかを探ってあげたほうがいいと思うんです。この前、鈴木おさむさんから「プレゼントは、時間をかけて探すからいいものなんだ。値段じゃないんだ」って話を聞いたとき、「確かにそうだな。みんな時間をケチってるだけじゃん。めんどくさいから聞くんだよな」って思いました。あと、言われて納得したのは「やろうとした奴とやった奴の間には川が流れてる」という言葉。「先にやられたんですよ~」なんて言う奴は何もやってませんからね。やってから言えって感じです。読者の方も「変わろうとしたんだよね」じゃなくて、変わってみろよと思います。すべてはそこからじゃないですか。例えば、流行りの場所に全部行ってみるとか。片っ端からいろんなことを試したら、だいぶ状況が変わると思うんですよ。いろいろやってみればチャンスが巡ってくるんじゃないですかね。読者さんへのメッセージ――最後に「出会いがない」と言いつつ、なかなか行動に移せずにいる女性たちに向けて、メッセージをお願いします。入江:“精神論の「PPAP」” というのをつくったんです。僕自身がくじけそうになったとき、「こう思おう」と心に決めてることですね。P=ポジティブP=パッションA=アクションP=ピースフル【P=ポジティブ】ポジティブに過ごしてないと、何事もうまくいかなくなります。僕、芸歴23年なんですけど、周りに売れない芸人がいっぱいいる中で、後輩から「仕事がないんすよ」って言われると、こっちまで暗い気分になるんですよね。でも、「この前、仕事が休みだったから旅行してきたんです」だったら、ポジティブな話だから楽しいわけです。どっちにしろ仕事はなくても、旅行の話を聞けるから、こっちも明るい気持ちになれます。イヤなことがあっても笑いのネタにするとか、すべてポジティブに変換していったほうがいいと思うんですよ。読者の方も「彼氏がいない」「結婚できてない」って悩んでるんだったら、家でウジウジしてないで、その時間をポジティブに使ってほしいです。例えばカメラを買って写真を撮りに行くとか。そういうほうが趣味もできるし、話のネタにもなるし、出会いだってあるかもしれないし…いろんな意味で未来があるじゃないですか。【P=パッション】熱量ですね。最近、意識してるのが握手。芸人の中では僕だけかもしれないけど、会った人と握手するようにしてるんです。「よろしくお願いします」とか「おひさしぶりです」とかね。「気持ち悪い」って言われそうですが、熱量は伝わるんじゃないかなと。木原:やってることがほとんど政治家ですよ、それ(笑)。でも、すごくいいですね!入江:何か温度を感じたいんですよ。LINEもそうだけど、「俺、おまえのこと、こんなに好きだぞ」って伝えたいから熱くなるんです。温度の伝え方はいろいろあるので、悩んでる女子たちも工夫してほしいですね。例えば、狙ってる相手が若手芸人だったら、頻繁にライブを観に行くとか。何かしら時間を使って温度を伝えると、だいぶ状況が変わると思うので、ぜひ試してください。【A=アクション】基本的に、動かなきゃ何も始まらないですよね。休日、家にいて「お金がない」って言ってるより、思い切って出かけたほうがいいです。とりあえず動いてみるのが大事!【P=ピースフル】いろいろ大変なことはあるだろうけど、平和にいきましょう!誰かのせいにして、文句ばかり言ってても意味がありません。怒りをパワーに変えるのを1回やめたら、だいぶ変わるんじゃないかな。僕は自分がキレて喧嘩したときのことを考えると、必ず「キレなきゃよかったな」と感じます。大人として、もっと我慢できたなって。悩んだときは「PPAP」って自分に言い聞かせてるので、読者さんもやってみてほしいですね。中でも一番伝えたいのは「アクション」です。さっき話したLINEが長い女の子だって、僕に電話してきたからこそグループLINEを作れたわけで。それだけで1個つながりができたんですよね。みなさんも、人生が滞ってると感じるなら動きましょう。動かなきゃ本当、何も始まらないですから。木原: “精神論の「PPAP」”かぁ。いや~面白いですね。入江:ありがとうございます。しかも覚えやすいでしょ?一度きりの人生、楽しんだ者勝ちなので、みなさん、明るく前向きに生きていってもらえたらなと思ってます。入江慎也お笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当。芸人界にとどまらず、アーティスト、俳優、相撲界など交友関係が広いことで知られ、その社交性を活かし、『後輩力』『人脈力』等、人間関係をテーマにした書籍も多数出版。現在は、お笑いコンビとしての活動に加え、誰とでも良好な人間関係を築けるコミュニケーションやその能力を活かした営業術についての講演などで広く活躍中。著書に『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)、『夢をかなえる営業力』(国際語学社)、『社長が落ちる接待力』(双葉社)などがある。カラテカ入江の合コン用語辞典(日之出出版)■新刊情報入江式のしあがる力(ちから。)(ゴマブックス)木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)『47都道府県格差』(幻冬舎新書)
2018年07月04日映画『あゝ、荒野』などの映画音楽の作曲家として活躍する岩代太郎が、企画・原作・音楽を担当し、全編音楽を書き下ろした、奏劇「『ライフ・コンチェルト』ある教誨師の物語~死刑執行までのカウントダウン」の上演が決定した。【チケット情報はこちら】今までに無い舞台創造のかたちへの挑戦となる、演奏と演劇を合わせた「奏劇」。岩代は「多くのサウンドトラックを手掛けながら、時には台詞よりも雄弁に語る音楽の有様を知り、新しい音楽の可能性を探求したいとの衝動を抱きました。台詞のように奏でられる旋律、旋律のように語られる台詞。かつて「オペラ」の新しい可能性を探求した先に「楽劇」があったように、「演奏」と「演劇」の挟間で新しい可能性を探求したい。その想いから生まれた新しい舞台芸術のカタチを私は「奏劇(そうげき)」と名付けました。どうぞ新しいクリエーションの息吹をご覧下さい」と、コメントを寄せた。ストーリーは、ベテラン教誨師(きょうかいし)の牧師・元村由紀夫が、自分の後任に、屈折した少年期を元村に支えられ現在は牧師の塩野智嗣を選ぶところからはじまる。死刑宣告後もいつ執行されるのかを知らされることはない死刑囚たち。その執行までの残された日々に向き合い、死を語り合うという役目を担うのが教誨師(きょうかいし)だ。自身も病に犯されながら、全身全霊で死刑囚への教誨に向き合う牧師・元村役には岩代たっての希望で出演が実現した國村隼。屈折していた過去を持ちながら、元村の意思を継ぎ教誨師の道へ足を踏み入れることになった塩野役には高田翔(ジャニーズJr.)が選ばれた。元村と塩野が向き合うふたりの死刑囚・古戸健治役には大森博史、大島玲子役に長谷川京子、そして大きくストーリーを動かすことになる死刑囚 大島の娘・瑠璃役には黒川智花と、映画・ドラマや舞台で活躍する役者が揃った。さらに音楽は岩代が信頼する東京フィルハーモニー交響楽団のメンバーによるカルテット(弦楽四重奏団)の生演奏と、演劇×演奏の豪華な共演が実現。また指揮・ピアノは岩代太郎が務め、語りとして染谷俊之の出演が決定している。演劇と音楽の新しい形を作り出す奏劇「『ライフ・コンチェルト』ある教誨師の物語~死刑執行までのカウントダウン」は8月29日(水)から9月3日(月)まで、東京・紀伊國屋ホールにて。チケットの一般発売に先駆けて、ぴあではチケット先行予約を実施中。受付は7月9日(月)午後11時59分まで。
2018年07月03日合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとの「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」にまつわるスペシャル対談をお届けします。第5弾はズバリ“いい男”を見抜く方法について。入江さん&木原さんから見た“いい男”の条件や、入江さんが編み出したオリジナルの「LINEアイコン診断」もご紹介。さて、あなたはどのタイプ?“いい男”ってどんな人?入江:やっぱり、「ごはん屋さんに詳しい」方ですかね。デキる男は、日頃からいろいろな人とご飯に行ってるはずなので。ご飯屋さんにすごく詳しいのはかっこいいし、“いい男”だなって思います。「金払いがいい、細かくない」っていうのもかっこいいですよね。それと、「その場で全部決めようとしない、勝負しようとしない」のも、“いい男”だと思います。飲み会の後、とりあえず女の子をお持ち帰りしようとはしないとか。ガツガツしてなくて、余裕を感じる人は“いい男”ですね。行動、言葉から推測できる“いい男”入江:“いい男”は話を聞くのが上手いですよね。ボケとツッコミだったら、ツッコミのほうがモテるイメージがあります。人の話を聞いて広げていくので。木原:なるほど。僕の思う“いい男”は、断定的な発言をする人です。「こうだね」って短い文節で言えて、会話もできる人。入江:“いい男”というか、モテる男の話ですけど、彼らは「ごはん行くけど、何系が好き?」ってごはんに行く前提で聞いてますね。そうしたら相手は断れないじゃないですか。で、「和食?じゃあ、お寿司と焼き鳥だったら、どっち?」って、どんどん迫ります。そういうテクニックを巧みに使うなと。木原:行かないって選択肢がないわけですね?入江:ええ。「ごはん行きません?」ではなく「何系が好き?」だったら、YesかNoかを答える余地がないですから。あと、モテる男はもの知りですよね。スマホに面白いアプリがいっぱい入ってたりとか。とにかく楽しませてくれます。それはデカイですね。入江さんのLINEアイコン診断入江:僕、LINEの友達が5000人いるんです。5000人がマックスらしいんですけどね。その5000人を見てるうちに、どんなアイコンを選ぶかで、その人はどういうタイプなのか、っていうのがわかってきたんです。こじらせてる女の子は、だいたいラテアートとか、ひまわりとか空とか…。木原:あー(笑)。入江:基本的に自分の顔は出さないですね。モデルさんとかキラキラしてる人は、海外のアーティストが多いかな。そういう子は、会うとだいたいかわいいです。木原:それはデータを取らねば。でも、間違いないと思います。入江:あとね、海に向かってジャンプしている女の子は、押せばだいたいイケます(笑)。木原:(爆笑)入江:甥っ子、姪っ子の写真をアイコンにしてるのは、だいたい、かまってほしい人ですね。「かわいい~」って言われたい人。卒業旅行とか、昔の写真をアップしてる人は、現状に満足してないことが多いです。木原:過去回想か。それわかります。入江:昔はよかったけど、今は楽しくねーぞ、みたいな。木原:入江さん、ディグラム研究員になりましょう(笑)。それだけの情報でそんなにわかるってすごいことですよ!入江:ありがとうございます。成功してる経営者は、僕の知る限り全員、自分の顔写真を使ってます。堀江(貴文)さんとかサイバーエージェントの藤田(晋)さんとか。売れてる方もだいたい自分の顔ですね。結局、そういう人は自分に自信があって、恥ずかしさが微塵もないんですよ。僕は集合写真を使ってます。自己分析すると、めちゃくちゃ寂しがり屋…。周りを人に囲まれてないと不安になっちゃうんです。木原:人のことだけじゃなくて、自分のこともよくわかってるんですね。“いい男”のアイコンは?入江:顔写真と言っても、真っ正面ではない印象がありますね。わざと陰影を作ったり。あと、全部は見せねーぞ、みたいな感じ。木原:わかる気がします。それは「ACボトム型」っていう波形に多いタイプなんですよ。経営者に多い波形で、「自分はこうである」っていうのをちゃんと持っている性格です。モテる性格としても一番の波形だと思いますね。ただ、モテるんだけど、自分だけモテるようにはしないタイプ。いいことがあると周囲にシェアするので、男性からも女性からも人気があります。人としてモテるから、結果的に女性にもモテるんです。努力家だし、「俺はこうだからさ!」という感じではなく、会話や知識も含めて、幸せの輪を膨らませられる人なのかなと思います。それが「ACボトム型」の性格ですね。まあ、兄貴分と呼ばれる方です。入江:面白いですね。アイコンの話に戻りますが、女の子も、自分の顔写真をアップしてる子は、かわいかったり、ブランディングが上手かったりする印象です。逆に顔出しできない子は、外側から「いいな~」「自分と住む世界違うから」って言ってる感じの方が多いと思います。なので僕は、モテたい人には「アイコンから変えていきましょう」って言ってます。木原:それいいですね!入江:すぐにでもできることなんで。「アイコンが暗いなら明るくしましょう」ってすすめてるんです。木原:アイコンでタイプを診断できちゃうって、本当に興味深いですね。これ、突き詰めて研究したら、本を出せますよ!アイコンから明るくする!これって本当にすぐにできることですよね。SNSのアイコンが暗めの人は、さっそくチェンジしちゃいましょう!次回はいよいよ最終回。入江さんからありがた~いメッセージをいただいています。その名も「精神のPPAP」。いったいどんな内容なのでしょう。お楽しみに!入江慎也お笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当。芸人界にとどまらず、アーティスト、俳優、相撲界など交友関係が広いことで知られ、その社交性を活かし、『後輩力』『人脈力』等、人間関係をテーマにした書籍も多数出版。現在は、お笑いコンビとしての活動に加え、誰とでも良好な人間関係を築けるコミュニケーションやその能力を活かした営業術についての講演などで広く活躍中。著書に『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)、『夢をかなえる営業力』(国際語学社)、『社長が落ちる接待力』(双葉社)などがある。カラテカ入江の合コン用語辞典(日之出出版)■新刊情報入江式のしあがる力(ちから。)(ゴマブックス)木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)■オフィシャルサイト「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)・『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)・『47都道府県格差』(幻冬舎新書)
2018年06月20日合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとの「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」にまつわるスペシャル対談をお届けします。第4弾は、合コンで見たすごいモテテクや修羅場、“合コンあるある”などをお聞きしました。入江さんが最近経験した、モテない女の典型的な行動に一同納得!?その気になる内容とは?■合コンで見た女性のモテテク!入江:超ベタですけど、太ももをうまいタイミングで触る女性はモテるなって思います。「ちょっとトイレに行ってきます」と言いつつ、さりげなくタッチするとか。ああいうのはモテますね。男は意外と露骨なのに弱いから。木原:それについてはデータがあります。実は、太ももを触ってもらうとうれしい男性と、肩を触ってもらうとうれしい男性とでは、性格の傾向が違うんですよ。太もも派の人は自分で何か事業をやってるような人とか、直接的なコミュニケーションを好む人。肩派や腕派の人は間接的なコミュニケーションを好んで、あまり自分を出さない人。入江さんとの合わせ技で言えば、社会的に成功している男性は、太ももを触るほうが、落とせる確率が高くなるかもしれませんね。――面白いですね。他に参考になりそうなテクはありますか?入江:男性の名前を覚える人もモテますね。あと、お酒が飲めなくても、最初はアルコールを頼む子。1杯目からウーロン茶は頼まないほうがいいですよ。いきなりウーロン茶って冷めちゃうんですよね。ビールに口をつけるだけでもいいから、乾杯のときはアルコールを頼んで欲しいなって思います。知識量が豊富で、いいタイミングで質問できる子も魅力的です。それと、遊んでいる感を出さないことも大事じゃないですか。来たことがある店でも、言わない子のほうがいいなと思います。モテない女はLINEが長い入江:最近、講演をしたりすると、一般の方から「グループLINEに入ってください」ってオファーされることが多いんです。この間も、介護職の女性に「行動しなきゃだめだから、入江さん、連絡先を教えてください」って言われたんですね。だから番号を教えたら、本当に電話がかかってきて、その子たちのグループLINEに入ったんですよ。たぶん、彼女たちもこじらせ系の女子だと思うんですけど(笑)。木原:間違いないですね。入江:その子たち、LINEの文章がめちゃくちゃ長いんです!木原:わかる(笑)!入江:それがモテないんだよ!みたいな。なんで俺に、こんなに長い自己紹介をしてくるの?って思いました。読むのにすごい時間がかかっちゃうから!「おっと、ここで私も入りま~す」って感じの子もいて。「ゆずが好きなんで、ゆずゆずって覚えてください」とか、すげー長いんすよ。モテない理由はこれだよ!講演会で「熱量とか、温度が高いのが大切」って言ったら、温度が高いイコールLINEの文章が長いことだと思ったんですかね?こっちはそういう意味で言ってるんじゃないんです。趣旨が全然違うんですよって言いたいですけどね。で、「入江さん、こっちに来たとき、いつ会えますか?」とか「よく話に出て来るお店で待ち伏せしたら会えますか?」とか。そういうことじゃない。その子たちは元気だし、草食ではないと思うんですけど、今まで会ったことがないジャンルなので、びっくりしました。木原:僕もたまに「グループLINEに入ってください」って言われます。「やり取りを見ててくれ」って感じで。監査役みたいな扱い(笑)。入江:もう、ビジネスですね。木原:お金をもらってもいいかもしれませんね。これ、データはとってないけど、LINEの文章が長い女性…いつも5行以上の人は、ほぼモテないと思います。入江:ですよね。自分の彼女だったらいいんですよ。でも、よく知らない子たちなのに…。今度出す本に「イケメンは文章が短い」って書いてるんですけど、イケメンのLINEって本当、2行くらいなんです。俺は温度が高いから短いのはイヤですが。あと、ブサイクな芸人のLINEが2行っていうのはムカつきますね(笑)。とりあえず、LINEの文章が長い女性はモテないから、やめたほうがいいですよ。たぶん、周りの男性も「なげー」って思ってるんじゃないかな。木原:あとは、業務報告・日報系ですね。毎日、同じような「今日疲れた~」とか「お昼はこれ食べた~」みたいなLINEを送る人は、だいたいモテません。入江:長いのが来ても、全部、読んでますけどね。モテる女の子はLINEが短いんですよ。ポップでスピードが速いですね。合コンでの修羅場は?入江:修羅場はいっぱいありますよ。例えば、先輩の彼女が来て「彼氏はいない」って言い放つとか。木原:それは修羅場ですね!入江:ガッツリ、目を見て「はじめまして」って言われても、こっちは会った覚えがあるし…。そういうときは修羅場だなって感じます。――合コンでイヤだなと思う女性のタイプは?入江:とりあえず、テーブルの上にスマホを出してる女性は好きじゃないですね。何度もLINEが来て、本人は「大丈夫」と言うんですけど、こっちが大丈夫じゃねーよ!っていう。あと、権力者がトイレに行った瞬間にLINE打ち出す子とか。興味ある人がいなくなったら露骨に態度を変えるとか。ヤダなと思いますね。木原:そういうのってありますよね。合コンあるあるは?入江:住んでる所を盛るっていうのは“あるある”ですね。「どこに住んでるの?」って聞くと池袋のほう」って答えるけど、実は赤羽に住んでる、とか。見栄を張るのは結構あるあるかもしれません。あと、「ちょっと早めに帰るね」って布石を打っときながら、結局帰らない子。楽しかったら残るけど…っていう保険をかけるのは、女子のあるあるですよね。盛り上がって、気づいたら終電を越えてるってことも多いから、その発言いらなくない?って思います。木原:なるほど。僕の知る限り、2017・18年の合コンは、何も盛り上がらないまま終わる、というパターンが多いですね。引っかかりがないものが増えてるんです。特に20代後半や30代前半の人は、ドカンといく飲み会を好まないようで。今の世の中、刺激的なものを求めない風潮があるので、あまり盛り上がらないんだと思います。僕が広告代理店にいた頃は、いかに女性を楽しませるかとか、先回りしてもてなすってことばかり考えてたんですけど、たぶんそういう文化ではなくなってきたんでしょうね。でも出会いたくないわけではなくて、その中での細かい引っかかりを求めたりしてるみたいです。さっき入江さんが「武器を持て」って仰いましたが、料理とかゲームとか何でもいいから共通の趣味を見つけるといいと思います。そのうち、3つ4つ合ってればOKなんじゃないですか?共通点が多くて内面がわかってる同士だとマッチ率は高くなりますね。最近の合コンは、刺激的ではない普通の食事会です。いわゆる合コンではなく食事会。これはデータじゃなくて肌感ですけど。入江:王様ゲームもしませんね。もう死語に近いかな。「王様ゲームしよう」って、まず聞かないですから。木原:第一印象ゲームは?入江:僕はやりますけど、昔やってたゲームもほとんどしなくなりました。10円玉をひっくり返したら好き?嫌い?みたいなのとかも。そういう時代なんでしょうね。あと、居酒屋で合コンする人を見なくなりました。だから居酒屋がどんどんつぶれていってるって話です。今の子たちには、合コンって文化がないんですよ。「合コン」という言葉自体、使わないし。出会いの場は食事会だったり、マッチングアプリだったりに移行してるんですよね。木原:アプリもどんどん増えて、いろんなタイプのものが出てますし。入江:相席屋も多いですしね。「飲み会しない?」って言ったら、居酒屋ではなく「じゃあ相席屋行こうよ」とか、そんな時代ですね。あなたもLINEの文章がムダに長くなっていたりしませんか?「モテる女はLINEが短い」、これって名言かも!短くポップなLINEを心がけたいものです。次回は「入江流アイコン診断」なるものが登場!あなたはどのタイプ?入江慎也お笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当。芸人界にとどまらず、アーティスト、俳優、相撲界など交友関係が広いことで知られ、その社交性を活かし、『後輩力』『人脈力』等、人間関係をテーマにした書籍も多数出版。現在は、お笑いコンビとしての活動に加え、誰とでも良好な人間関係を築けるコミュニケーションやその能力を活かした営業術についての講演などで広く活躍中。著書に『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)、『夢をかなえる営業力』(国際語学社)、『社長が落ちる接待力』(双葉社)などがある。カラテカ入江の合コン用語辞典(日之出出版)■新刊情報入江式のしあがる力(ちから。)(ゴマブックス)木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)■オフィシャルサイト木原誠太郎のディグラム診断「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)『47都道府県格差』(幻冬舎新書)
2018年06月06日「街の中の岡本太郎パブリックアートの世界」展が、2018年7月14日(土)から9月24日(月)まで神奈川・川崎市岡本太郎美術館にて開催される。《太陽の塔》で知られる芸術家・岡本太郎。彼は作品が個人の所有物になることを、アーティスト人生を通して拒みつづけていたといわれる。そんな岡本太郎が好んだのが、公園や学校など公共の空間で創作した作品。大阪・千里の《太陽の塔》、東京・渋谷の《明日の神話》をはじめ、140点以上の岡本作品が全国70ヶ所に設けられている。「街の中の岡本太郎パブリックアートの世界」展では、岡本が手掛けたパブリックアートにフォーカス。原型、原画、スケッチ、写真、彫刻、図面などあらゆる観点から焦点を当て、作品に込められた想いと社会に打ち出したメッセージを紐解く。会場には《太陽の塔》《明日の神話》だけでなく、初期のモザイクタイルを使った作品、制作に励む岡本太郎の動画などが集結する。「芸術のための芸術」ではなく、芸術が日常空間にあって社会とつなげる不可欠な存在であることを追い求めた岡本太郎の姿を体感することができる展覧会となるはずだ。【詳細】街の中の岡本太郎パブリックアートの世界会期:2018年7月14日(土)~9月24日(月)休館日:月曜日(7月16日、9月17日、9月24日を除く)、7月17日、9月18日時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)会場:川崎市岡本太郎美術館企画展示室住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7丁目1-5観覧料:一般900(720)円、高・大学生・65歳以上700(560)円、中学生以下は無料※()内は20名以上の団体料金※常設展もあわせて鑑賞可能。
2018年06月02日2009年の『ヘンリー六世』に始まり、『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と鵜山仁の演出で、浦井健治、岡本健一らを迎えシェイクスピアの歴史劇を上演してきた新国立劇場。その集大成とも言える『ヘンリー五世』がまもなく幕を開ける。【チケット情報はこちら】前作『ヘンリー四世』(2016年)では、浦井はハル王子として、放蕩三昧の暮らしを送ったかと思えば、あっさり悪い仲間たちと手を切り、戴冠しヘンリー五世に即位した。本作では冒頭から、王子時代の若気など一切感じさせぬ、怜悧かつ威厳に溢れた王の姿を体現。ハル王子時代はヘッドフォンを首から下げ、ハイテンションの芝居が印象的だったが、今回は王冠に王笏、ローブという“王道”スタイルで、目は据わり、セリフ回しにもどっしりと重みが感じられる。仏王の挑発を落ち着いて受け止め、裏切り者の諸侯を苛烈に処断し、戦争となれば、先頭に立って躍動し、勇ましく兵たちを率いていく。『ヘンリー四世』でタイトルロール、つまりハル王子の父親を演じたのは、昨年、急逝した中嶋しゅう。演出の鵜山は「このシリーズはいわば、浦井健治がいろんなものを食べて、成長していくという話。しゅうさんのことも含めて、いろんな“エコー”を背負って、吸収し、変化していくのを感じる」と浦井が背負うドラマに言及する。そんな王が象徴する「国家」と相反する「個」を象徴する存在として描かれるのが、王にとっては王子時代の悪友であるピストル。前作に続き、岡本が演じているが、こちらは子どもがそのまま大きくなったかのような悪童ぶり。言葉遣いは乱暴で酒好き。欲張りで器が小っちゃく、勇ましいことは言いつつも戦には及び腰、しかし仲間の命のために奔走する情の厚さも持つ男を岡本は人間臭く、魅力的に演じている。鵜山はこのピストルを「大義名分よりも個の幸せや欲望。大陸を巻き込んだグローバルに対するローカルを象徴している」と評す。浦井と岡本は過去のシリーズでは、様々な関係性で一騎打ちを見せてきたが、本作では直接やりあうシーンはない。後半、ふたりが顔を合わせるシーンでは、ピストルは目の前の相手が王でかつての悪友であることを認識せぬまま、王に対する評価を口にする。「直接、ぶつからないのが厄介(笑)。このすれ違いを掘り下げていくと何か見えるんじゃないか」(鵜山)。もうひとり、物語…というよりも歴史の歯車を大きく回すことになるのが、中嶋朋子が演じるフランス王女でヘンリー五世に嫁ぐことになるキャサリン。英語の会話もままならぬ状態で、“戦果”として英国に渡ることになるが、彼女の存在が『ヘンリー六世』、そして『リチャード三世』へと繋がっていくことを想像しながら見ていると、英語を必死で練習し、片言で受け答えをするコミカルなやり取りがどこか恐ろしく感じられる。『ヘンリー五世』は5月17日(木)より東京・新国立劇場中劇場で上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2018年05月16日合コン3000回以上、数々の男女の出会いに立ち会ってきたお笑い芸人のカラテカ・入江慎也さんをお招きし、ディグラム・キハラこと木原誠太郎さんとの「大人の恋愛の始め方、良い出会いを引き寄せる方法」にまつわるスペシャル対談をお届けします。第1弾は、お二人の出会いやお二人が手がけた恋活イベントについてお聞きしました。入江さんのディグラム診断の結果も明らかに!■木原さんと出会ったきっかけは?入江:僕が以前出した本のライターの女性が、面白い方がいるからと木原さんを紹介してくれて。そこから、いっしょにイベントをやらせていただいたんですね。その後、しばらくお会いしてなかったのですが、先日、あるパーティーに行ったときに、木原さんが来られてて。久々ですね~って。木原:いやー、びっくりしました。入江:そのときに、つながるもんだな。木原さんも僕も人脈広いんだな、って実感しましたね。木原さんと最初に会ったときは30代だったけど、今はもう40歳。初めて会ったのって3年くらい前でしたっけ?木原:いや、2013年だから5年前です。入江:そんなに経つんですね。そのときと今とでは、状況がだいぶ違うかな、と思います。ビジネスを始めようとか、いろんな会社の社長さんといっしょに仕事をしていこうとかいう感覚は、当時はなかったので。入江さんのディグラム波形診断入江:前に何度か、観ていただきましたよね。木原:以前は「M型」でしたね。でも、性格って結構、変わるんです。診断してみましょう。入江:ありがとうございます。前回は経営者の波形って言われました。木原:そうそう、会う度に変わってて。最初は「M型」だったのが、最後は経営者の波形、僕と同じ「ACボトム型」になったんですよね。あれから設問も変わったんですよ。精度もだいぶ上がりました。(入江さん、診断中)木原:あ、変わった!「Aボトム型」という性格です。極めて論理性だけが低い性格になってますね。つまり、物事を直感的に捉えて、厳しさもあり、優しさもあって、子どもっぽさもある。協調性が高い。ちょっと人見知りですね。いろいろな人格が入り混じってる状態です。一言で言うと多重人格。その場所・場所で自分を使い分けてます。入江:なんだか疲れることが超増えました。木原:たぶん、環境が変わったからだと思います。入江:プライベートで飲みに行くことが減りましたね。どこからどこまでがプライベートかわからないんです。木原:今度、飲みに行きましょうよ(笑)!このタイプだと、公私混同になりがちです。やりたいことが仕事にもなるし、プライベートにもなる状態だと思います。自分の自信が若干、喪失している状態でもあるでしょう。入江:確かに、いろんな人格が混じってるのはすごいわかります。今、迷いがあるのかもしれませんね。――ディグラム波形の診断結果について、ご自身の性格と一致している部分はありましたか?入江:完全に当たってます。木原さんと出会った5年前とは、仕事における演者と裏方の比率が確実に変わってて。当時の割合は9:1くらいだったけど、今は5:5くらいですね。自分の会社のことも考えなきゃいけないし、いろんな意見を聞く必要があるし。一人で判断できないことがたくさんあるんですよ。周りに、今田(耕司)さんとか(鈴木)おさむさんみたいなメジャーリーガーがいっぱいいるので。そういうトップの人たちから「こうしなよ」「こうしたほうがいいよ」といろんな意見をもらうんですね。それは本当にありがたいのですが、どんどん迷いが出てきちゃって。多重人格というよりか…。木原:見せる顔を使い分けてるんですよね。入江:そうですね。あと、会う人の振り幅がすごいんです。めちゃくちゃ悪い人と飲むこともあれば、めちゃいい人とも飲むので、このときの会話はこのモードにしよう、こっちはこうしようって切り替えてて。それをしながら、意見を聞いたり、判断したり…。木原:最初にお会いした頃は、純粋に「合コンやってます」って感じでしたもんね。今も、もちろん合コンの幹事は得意だと思いますが、今の入江さんは立場的にファシリテーター、幹事という雰囲気ではなく、中間管理職なんですよね。入江:昔だったら、こんなこと起きなかったのに…ということが最近、多いですね。木原:たぶん、めちゃめちゃストレスが溜まってますよ。合コンを入社試験に!入江:僕、合コンを新入社員の試験に入れたいんですよ。前からずっと、いろんな企業にそう提案してます。「隠しカメラを入れてモニタリングしてください。そうしたら、仕事ができる奴かどうかわかりますよ」って。木原:それいいですね。素の状態が出ますもんね。入江:出ます、出ます。周りを見る奴もいるし、メニューでセンスが問われたりもするので。あと、店選びから、道案内から、エスコートもそうだし。合コンは深いですよ。木原:確かに。ひとつ面白いデータがあります。合コンって認知率が下がってるんですけど、今の合コンの成功率って何%くらいだと思いますか?成功って言うのは、お付き合いに至る確率です。入江:20%くらいですか?木原:さすがですね。だいたい100回やって20回ぐらいは、なんとなくこの人いいなって相手とマッチするんです。正確には18.9%くらいで。マッチングアプリだと、もうちょっと精度が上がります。そういう意味で言うと、会う機会は増えてるので、もうちょっと確率を上げられるんですね。ただ入江さん、合コンじゃなくてマッチングイベントだったら、たぶんもうちょっと、2倍くらいは行くと思うんですよね。僕らがやったイベントのマッチング率はすごかったですよね。入江:あのときは、めちゃくちゃカップルが生まれましたよね。木原:8割くらいかな?今、出会いの市場は確かに変わってきています。アプリとかね。僕らも性格のエンジンを積んだ恋活アプリを開発しました。「あなたはこの人と相性がいいですよ」って、お互いに写真が表示されたりするんですけど。入江:なるほど。ディグラムのアプリだったら、信頼できますね。木原:ありがとうございます。それにしても入江さん、すごいですよね。経験則でいろいろなケースを知ってて、それがある意味、度を越えて、今では経営者になってるわけですから。男女のマッチングだけでなく、人と人のマッチングもしてるじゃないですか。入江さんはそういったものへの知見や感覚がある方で、一方、僕はデータの人間だから、馬が合ったのかなと思います。入江:そうかもしれません。僕はデータとかわからないので、ひたすら今までの経験を語ってますからね。■お二人のコラボイベントとは?木原:イベント名を思い出しました。「カラテカ入江&ディグラム木原のバレンタイン直前!お台場コミュコン♪」という長いタイトルでした。入江:そうでしたね。木原:男性30対女性30くらいで。入江:木原さんがそれぞれの方の波形を調べて、合いそうな人同士を近くに座らせるんですよ。そして、僕が「合うんじゃないっすか」と促すんです。そうすると、男女がだんだん「そうかもしれない」って空気になって。「顔面はタイプじゃないとしても、心がつながってるからうまくいくんじゃないですか?」とか言うと、最終的にカップルになっていく、みたいな。木原:その頃も相性エンジンというのを作ってて。当時は27波形あって、27×27波形の700パターンくらいありました。その中で20%の人はうまくいくんですけど、逆を返せば、80%の人はうまくいってないってことなんですよ。その不器用な人たちを救いたいという企画だったんですね。日本人の6~7割はコミュニケーションがうまくないんですよ。世の中の出会いたい人とか、合コンしたい人で、自己紹介して面白いことを言う人ってあんまりいないわけですよね。だから僕がデータで先に自己紹介の内容を教えて、入江さんや後輩の入江軍団のみなさんが盛り上げてくれるっていうパッケージイベントだったんです。そうすると、実際、明るい人よりも、そんなに明るくない人のほうが、青い炎じゃないですけどね…。入江:そうですね。内に秘めていた炎がメラメラと(笑)。木原:その企画は、もともと1回で終わるつもりだったんですけど、ものすごく好評で、もう1回って言われて、お忙しい中、入江さんにお願いしたという経緯があります。入江:そうでしたね。木原:2回目のタイトルも「カラテカ入江とディグラム木原 presents 大好評だったのでアンコール開催決定しちゃいました!お台場ディグラムコン ~出会いの春スペシャル!!~」って長かった…(笑)。入江:またやりたいですね。今度は結婚してない富裕層向けのイベントをやりたいです。木原:ぜひ、やりましょう!おかわりの声がかかるほどの人気恋活イベントを手がけたお二人。もし、今後イベントが開催されるなら、行ってみたいですよね。次回は昨今の合コン事情が明らかになります!入江慎也お笑いコンビ「カラテカ」のツッコミ担当。芸人界にとどまらず、アーティスト、俳優、相撲界など交友関係が広いことで知られ、その社交性を活かし、『後輩力』『人脈力』等、人間関係をテーマにした書籍も多数出版。現在は、お笑いコンビとしての活動に加え、誰とでも良好な人間関係を築けるコミュニケーションやその能力を活かした営業術についての講演などで広く活躍中。著書に『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)、『夢をかなえる営業力』(国際語学社)、『社長が落ちる接待力』(双葉社)などがある。■著書・『カラテカ入江の合コン用語辞典』(日之出出版)■新刊情報・『入江式のしあがる力(ちから。)』(ゴマブックス)木原誠太郎(ディグラム・ラボ所長)「ディグラム・ラボ」代表。電通やミクシィでマーケティング部門を担当したのちに2013年に独立。心理学と統計学をもとにした性格診断ツール「ディグラム」は、1400万人のデータなどをもとに独自に開発されたプログラムで、これを用いたカウンセリングには、専門家からの評価も高い。最近では、テレビ出演や書籍の出版、企業とのコラボレーションなど幅広く活動を行っている。■著書・『1400万人の新ディグラム性格診断』(ポプラ社)・『ディグラム性格診断〜本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社)・『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる!―ディグラム分析でわかる恋愛・結婚の法則』(朝日新聞出版)・『占いを科学する!!! 完全版 最強のエレメント占い』(主婦の友社刊)・『47都道府県格差』(幻冬舎新書)
2018年04月25日佐野勇斗と本郷奏多が、映画『凜』(2018年公開)でW主演を務めることが20日、わかった。同作は、芥川賞作家・又吉直樹が書き下ろした初の長編で、2007年12月に神保町花月で公演した舞台作品を映画化。「100年に一度、村から子供が消える」 という伝説のある村で、真面目でどこか達観している現代っ子の高校生・野田耕太(佐野)と、不思議な転校生・天童(本郷)が、"仲間が消える"という現象に脅かされる。又吉にとっては、『火花』以来2作目の自作の映画化。さらに同作は吉本興業がテレビ放送局とタッグを組んで制作する『島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭』のTV DIRECTOR’S MOVIE部門作品となり、TBSテレビと共同で制作される。監督は、『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』(15)、『せいせいするほど、愛してる』(16)、『小さな巨人』(17)などで演出を手掛けてきた池田克彦が担当する。また、全国公開に先立ち、4月19日〜22日に沖縄県内各所で開催される『島ぜんぶでお ーきな祭 第10回沖縄国際映画祭』での上映を予定している。○佐野勇斗コメント今回、映画『凜』で野田耕太役を演じさせていただく事になりました佐野勇斗です。この作品は、芥川賞作家・又吉直樹さんが原作を務められているということですごく楽しみにし ていたのですが、台本を読ませていただいて、とてつもなく面白かったです!まだまだ未熟な僕です が、事務所の先輩である本郷奏多さんをはじめとする素晴らしいキャストの皆様からたくさんのこと を学ばせていただきながら、作品にいい味付けができるよう精一杯演じたいと思います。耕太が、 観ていただいた方にとって一番近くに感じていただける登場人物になれるように頑張ります。公開までお楽しみにしていてください!○本郷奏多コメントこの度、映画「凛」で天童役を演じさせていただく事になりました本郷奏多です。 又吉さんの原作で読んでみたらすごくひき込まれる内容で面白い作品でした。 作品に出演することができて非常に嬉しいです。 天童は、謎が多くひき込まれる役かと思いますので、楽しみにしていてください。
2018年03月20日歌手の岡本真夜と松室政哉がきょう16日に放送される文化放送の音楽番組『楽器楽園~ガキパラ~for all music-lovers』(毎週金曜 22:00~)にゲスト出演する。この番組は、タレントでサックスプレイヤーの武田真治と“美人すぎるバイオリニスト”岡部磨知がレギュラー出演する音楽番組。きょうの放送では、スタジオを飛び出して文化放送のイベントホールから生放送で、ライブハウスさながらのパフォーマンスが行われる。岡本は代表曲の1つである「そのままの君でいて」を武田、岡部と生セッションする。さらにピアニストとしてリリースした2ndアルバム『Good Time』の制作秘話を語るほか、その収録曲をグランドピアノで弾き語りをする。そして山崎まさよし・秦基博ら豪華アーティストによるスペシャルユニット「福耳」に昨年仲間入りを果たした松室は、メジャーデビュー曲「毎秒、君に恋してる」を武田、岡部と生セッションし、歌だけではない松室のパーソナルな魅力に迫っていく予定だ。
2018年03月16日映画『いぬやしき』の舞台となっている新宿歌舞伎町にて3月11日(日)、プレミアムイベントが開催。主演の木梨憲武をはじめ、佐藤健、二階堂ふみ、本郷奏多、三吉彩花、佐藤信介監督が来場した。『GANTZ』シリーズの原作・奥浩哉×佐藤監督の再タッグによる本作。ある日突然、ロボットの肉体と超人的な能力を手に入れたサエない初老の男・犬屋敷壱郎が、彼と同様に超人的能力を手に入れ、それによって破壊的な殺戮を繰り返す高校生・獅子神と世界を守るために戦いを繰り広げる。■木梨憲武、空を飛んで歌舞伎町に到着!?映画の中で、獅子神が西武新宿駅前の大型ビジョンを通じて人々に“戦争”を宣言するシーンがあり、さらに新宿上空で犬屋敷と獅子神が激しいバトルを繰り広げることから、この日のイベントが開催!木梨さんは、犬屋敷のように空を飛んで会場に現れるという演出で、スモークが焚かれる中、ステージ上のビジョンの上にピョンと登場したが、木梨さんは「(ステージの裏で)2~3人に押してもらいました!」といきなり、演出を無視して仕掛けを暴露し、若い女性で埋まった客席に「もうすぐ健くん、出ますんで」と語り笑いを誘う。16年ぶりの映画主演となった木梨さんだが、人気漫画原作の主人公ということで「僕は漫画を読んでなかったんですが、子どもたちが『うそでしょ?パパがやるの?』と言われました。そこから読んで引き込まれたんですが、犬屋敷も50代後半なので、その年代でよかったです。全国のジジイ選抜で、同じ世代の中から選手に選ばれた気持ちで取り組みました。中井貴一さんが同い年なんですけど、『いぬやしき』に出るという話をしたら、犬の映画だと思ってるらしく、昨日も会ったら『犬の映画できた?』と言われました(笑)。まだこの映画の存在を知らないようなので、早く見せたいです!」と語った。■初の悪役で魅せる! 佐藤健の獅子神役に共演陣からも大絶賛!佐藤さんは、原作を読んで、悪役の獅子神に魅力を感じていたそうだが「(獅子神は)高校生なので、実写化となっても自分じゃないだろうと思ってたところで話をいただき『僕でいいんですか?』と聞きました。実際、28歳ですので『高校生は厳しいんじゃね?』と言われたらぐうの音も出ないんですが(苦笑)、獅子神はロボットになっていろいろ悟って、10歳老けたって解釈で見ていただけたら…(笑)」と呼びかけた。だが、共演陣は佐藤さんの獅子神役を絶賛!本郷さんは「まさに獅子神って感じで漫画から飛び出してきたような低い体温で、内側に冷たい情熱を持っている感じ。高校生でした。日本で『いぬやしき』をやるなら、健さんしかいない!」と熱く語り、二階堂さんも「高校生に見えましたよ。見えない瞬間もあったけど(笑)、でもやっぱり見えました」と太鼓判。佐藤さんはそんな二階堂さんに「ありがとうございます。二階堂さんも(役柄上は)同級生ですからね。制服がお似合いでしたよ」と返し、二階堂さんは「健先輩よりヤンガーなので、まだイケるかなって(笑)」と語り、会場は笑いに包まれていた。■木梨憲武はモーガン・フリーマン!?佐藤さんは、木梨さんとの共演について「ものすごくナチュラルでびっくりしました。ちょっとお笑いの要素を出してこられるかと思ったら、一切なくて、何十年も俳優として生きてますって方の佇まいでした」と俳優・木梨憲武の佇まいに驚いた様子で「このへん(近い距離)から見ると、モーガン・フリーマンかと思いました」と手放しで大絶賛!木梨さんは佐藤さんからの称賛に「あとで5千円上げるから」とニンマリ。お返しとばかり、初めて悪役を演じた佐藤さんについて「まあカッコいい!!映画を見ると悪役に見えないですから」とそのカッコよさを称えた。■演じた木梨さんもCGと自身の区別がつかない? 圧倒的な映像クオリティ!『GANTZ』シリーズに『アイアムアヒーロー』など、映像化不可能と言われる原作で次々と新たな映像表現に挑戦してきた佐藤監督は「日本映画としてマックスの映像を作れたと思います。世界にはいろんなヒーローものがありますけど、どこの国でも作られなかった魅力的な作品ができたと思います」と自信をうかがわせる。特に本作ならではのチャレンジについて「ロボットを映像化するということで、人間がロボットになってます。要は、CGで人間を作るということをやってます。日本映画でここまでは初めてのこと」と胸を張る。木梨さんは「自分で見ても僕がやったのかCGなのか境目がわからないくらい」と語り、佐藤さんも「日本映画のVFXここまで来たかと思ってもらえる圧倒的なクオリティ」と力強く語っていた。『いぬやしき』は4月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いぬやしき 2018年4月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018「いぬやしき」製作委員会
2018年03月11日東京・南青山にある岡本太郎記念館では、企画展「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」の第2期を、2月21日から5月27日まで開催する。「地底の太陽 原寸スチロール原型」プロデューサーとして大阪万博に参画した1967年から、塔内が再生される2018年まで半世紀におよぶ足跡を振り返り、岡本太郎がテーマ館/太陽の塔に込めた思いをすくいあげる。フィギュア界のチャンピオン・海洋堂の全面協力のもと、大阪万博テーマ館のミニチュア立体化を敢行。これまで写真でしか見ることができなかった、芸術的な展示空間を3次元で追体験する過去にも例のない試みだ。第2期では実際に塔内再生工事で使われた原型や模型などを通して、再生の軌跡を生々しく辿っていく。復元される《地底の太陽》の原型も登場。再生プロジェクトの舞台裏に触れることができる。【展覧会情報】太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー会期:2月21日〜5月27日(第1期 2017年10月13日~2月18日)会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19時間:10:00~18:00(最終入館は17:30まで)料金:一般620円 小学生310円休館日:火曜日、2月19日
2018年01月30日本郷奏多(27)がドラマ「リピート~運命を変える10か月~」(日本テレビ系)に出演。本郷の彼女役である島崎遥香(23)との“共通点”を1月8日、毎日新聞によるインタビューで明かしている。 本郷といえば「潔癖症」発言で話題を呼んでいる。昨年12月「メレンゲの気持ち」(日本テレビ系)に出演した際も、エレベーターのボタンは「スマホか肩で押す」と明かした。これには、スタジオからどよめきが起こったほど。 本作の撮影時、本郷は島崎が手を使わずにお菓子を食べている姿を見たという。そして「『あ、分かってるな』って(笑)」と共感したエピソードを語っている。 本郷は写真集やカレンダーを発売するたびに、握手会を開催している。潔癖症というイメージから握手は嫌がりそうだが、Twitterで本郷のファンは――。 《潔癖症と言いつつ、握手会ではガッチリ握手してくれた……》《奏多くん潔癖症なのに握手会して大丈夫なのかなって思ってたけど笑顔で神対応ってすごすぎない?》《潔癖症よりも握手会で神対応をする本郷奏多さんについてもっとテレビは触れるべきだと思います》 本郷を知る雑誌記者はこう語る。 「本郷さんの『神対応』ぶりはよく聞きます。握手会では指を絡めるいわゆる”恋人つなぎ”とか、指相撲までしてくれたとか。すべて笑顔でこなしてくれる『ファン思い』のひとなんですよね。また握手だけではありません。ファンが『好きって言って!』とお願いすると『好き!』と言ってくれたそうです。直後、慌てて『思ってないからね、言っただけだからね!』と素の姿を見せた。ファンはその素直さに、さらにキュンとしたそうですよ」 クールな見た目に「神対応」というギャップが、ファンに愛される理由のようだ。
2018年01月12日俳優・高岡奏輔(35)が27日、自身のインスタグラムに「人がみる印象なんて何でもいい、皆さんは自由に思う権利がある」の書き出しでメッセージを投稿。ファンからは感動の声も寄せられている。高岡奏輔メッセージはハッシュタグとの組み合わせで構成され、「人がみる印象なんて何でもいい、皆さんは自由に思う権利がある」「#自分は変わらず俳優として自分と向き合いたい」「#これからもただそれだけ」「#誰とも戦わない」「結果自分とだけ最後まで戦い続けますそれしかありませんので皆さんと同じです」との訴えからはじまる。「#もう相手にしない」「#街中の喧嘩や」「#チューチュー言われる作文も」「#悪く書こうと追っかける人や」と周囲の状況に惑わされないことを宣言し、「けど本当に。好きなように書いてください」「皆さんもご心配かけてごめんなさいね自分はスーパー元気なので、なんも心配しないでくださいねせっかく日常がふんわりしてたのに、ご心配おかけしましたこんなんも本意じゃないけど、通らなきゃいけない道だったですからね過去だから変えようもなく、どうしようもできないこんな機会だから少しお伝えしときました皆さんに救われております、ありがとうこれからも宜しくです」と支えてくれるファンに感謝しながら、投稿の意図を説明。宛名は記さず、「皆さん寒いので体調崩さず」「#新幹線の中からは雪が見えた」「#頑張れな」「#俺も頑張る」「#必ず幸せになれ」「#守るべき家族」「#共に歩く道」「#困難は乗り越えられる」「#ありがとう」「俺も今が一番幸せだよ」と正直な思いをつづっている。高岡は2007年に女優・宮崎あおい(32)と結婚し、2011年に離婚。今月24日、宮崎はV6・岡田准一(37)との結婚を発表した。高岡の言葉を受けとめたファンからは、「男気に涙がでました」「文章を読んで涙が出ました」「高岡さんも幸せになってください」「人の幸せを願えるのは簡単なことじゃない」「すごく男気あるれる文章で感動」「自分の言葉で伝えてくれるので嬉しい」「活躍期待しています」などの温かいメッセージが寄せられている。
2017年12月28日貫地谷しほり、本郷奏多、「ガレッジセール」ゴリが主演を務める、“タイムスリップ” ミステリー「リピート~運命を変える10か月~」。本作の追加キャストとして、安達祐実が決定した。映画化もされた「イニシエーション・ラブ」の乾くるみ作品の初のTVドラマ化としても話題の本作。より良い人生を手に入れるために10か月前にタイムスリップした男女が、思いもよらない運命に翻弄されていくサスペンスミステリー。人生をやり直したい後悔を抱える鮎美役に貫地谷さん、同じく圭介役に本郷さん、天童役にゴリさんが発表されており、彼ら計8人の男女が謎の男・風間(六角精児)に導かれて10か月前の過去に戻れるタイムスリップ“リピート”に参加。しかし、彼らはリピートをきっかけに、予想もしなかった危機的状況に追い詰められていく…。そんな個性豊かなキャストが揃う本作に、園子温監督のAmazonオリジナル「東京ヴァンパイアホテル」や、「女囚セブン」(テレビ朝日)、「男の操」(NHK BSプレミアム)など、今年ドラマで活躍した安達祐実も参戦。安達さんが演じるのは、鮎美たちとともにリピートに参加する8人のメンバーの1人・大森知恵。食品化学関係の研究者として働くクールな“理系女子”の彼女は、当初は非科学的なリピートに懐疑的だったものの、結局、ある動機から参加することを決意。リピーターたちに次々と降りかかる不可解な事件に、冷静沈着な分析力と勘で立ち向かっていくという役どころで、波乱に満ちたストーリーの中でも目の離せない存在となりそう。安達さんは本作について、「ミステリアスで壮大なストーリーなのに、なぜか身近に感じられる、人間らしさがあって面白いドラマ」とコメント、“理系女子”という自身の役柄も「クールであるがゆえに本心が見えてこない印象があります。それがどう変わっていくのか、今後の展開が楽しみです」と、期待を込めて語っている。あらすじ「いまから1時間後の6時45分に地震が起きます」という謎の電話が、図書館司書の篠崎鮎美にかかってきた。ただのいたずらかと思ったが、電話が切れた1時間後、身体に小さな揺れを感じる。テレビをつけると、時刻も震源地も的中していた。そんな、まさか!その後、先ほどの男から再び電話がかかってきた。男は「風間」と名乗り、未来から過去のある地点へと戻って人生をやり直しているので未来に起きることをすでに知っているのだと言う。風間はその時間旅行を“リピート”と呼び、鮎美をゲストに招きたいと誘う。リピートで戻れるのは、10か月前。10か月前には誰も知らない“未来の記憶”を駆使して、一度犯してしまった失敗を回避したり、金儲けしたりができるという。リピートに参加することになったのは、鮎美のほか、キャバクラのボーイ・毛利圭介(本郷さん)、カフェオーナーの天童太郎(ゴリ)ら8人の男女。8人はそれぞれ、過去に後悔を抱えていた。リピートして、2度目の人生で幸せな未来を選択しようとする鮎美、圭介、天童。しかし、3人をはじめリピートしたメンバーには、不穏な出来事が次々と起こる。さらに、思いもよらない危機が迫り、鮎美たちは次第に追い込まれていく――。木曜ドラマF 「リピート~運命を変える10か月~」は2018年1月11日(木)より毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月20日「イニシエーション・ラブ」がベストセラーとなり、映画化もされて話題を呼んだミステリー作家・乾くるみの傑作長編を、貫地谷しほり、本郷奏多、ゴリ(ガレッジセール)という異色の組み合わせでドラマ化。「リピート~運命を変える10か月~」として、2018年1月11日(木)より放送されることになった。タイムスリップで過去に戻って人生をやり直す“リピート”の機会を得た人々が、運命の歯車を狂わされていくサスペンスミステリーとなる本作。乾くるみ作品のTVドラマ化は、今回が初めて。主演は、竹内結子が初の女性版ホームズを演じる「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」で相棒・“和都さん”役を務めることも発表された貫地谷さん。公開中の映画『鋼の錬金術師』も話題の本郷さん。朝ドラ「ちゅらさん」をはじめ確かな演技力で定評のあるゴリさん。主演の3人は、“リピート”を通じて出会い、やがて協力し合いながら、その謎に迫っていくという役どころ。個性あふれる3人のアンサンブルにも注目だ。あらすじ「いまから1時間後の6時45分に地震が起きます」という謎の電話が、図書館司書の篠崎鮎美にかかってきた。ただのいたずらかと思ったが、電話が切れた1時間後、身体に小さな揺れを感じる。テレビをつけると、時刻も震源地も的中していた。そんな、まさか!その後、先ほどの男から再び電話がかかってきた。男は「風間」と名乗り、未来から過去のある地点へと戻って人生をやり直しているので未来に起きることをすでに知っているのだと言う。風間はその時間旅行を“リピート”と呼び、鮎美をゲストに招きたいと誘う。リピートで戻れるのは、10か月前。10か月前には誰も知らない“未来の記憶”を駆使して、一度犯してしまった失敗を回避したり、金儲けしたりができるという。リピートに参加することになったのは、鮎美のほか、キャバクラのボーイ・毛利圭介(本郷さん)、カフェオーナーの天童太郎(ゴリ)ら8人の男女。8人はそれぞれ、過去に後悔を抱えていた。リピートして、2度目の人生で幸せな未来を選択しようとする鮎美、圭介、天童。しかし、3人をはじめリピートしたメンバーには、不穏な出来事が次々と起こる。さらに、思いもよらない危機が迫り、鮎美たちは次第に追い込まれていく――。極限状態の中で貫地谷しほりと本郷奏多に恋も!?毎回、視聴者の想像を超える衝撃的な大どんでん返しが連続するという本作。怒涛の展開において、貫地谷さん演じる鮎美と本郷さん演じる圭介が、反発しあいながらも徐々に恋が芽生えていくことになるというから目が離せない。また、カギを握る風間と、リピートに参加するメンバー役のほかのキャストは後日発表される予定だ。貫地谷さんは、「最初お聞きしたとき、過去に戻れる話と聞いてワクワクしました。話を読み進めると意外な急展開にソワソワというかゾワゾワしました」とコメント、自身の役どころは「とても普通の人の役で、どちらかというと地味目な印象です。その女の子がリピートを通して、どう人生を切り拓いていくのか楽しみ」と語りながら「リピートをすることでどんな変化が起こっていくのか」をドキドキしながら見てもらいたいと言う。また、本郷さんは「非常に気合いが入っています」と意気込みを語り、「謎が多く、毎週続きが気になるドラマになると思います。僕の役はクールですが人間味のある役です」とキャラクターについて言及。そして、ゴリさんも演じる天童との共通点は「フランクな性格」だと語り、「でも天童はプラス芯の強さとクレバーな部分を兼ね備えているので、そこは自分とは似ていないところかもしれません。僕はそこまで頭が切れないし芯もフニャフニャです」とコメント。「仕事柄なかなかサスペンスを演じないので楽しみしかない」と、期待を込めて語っている。木曜ドラマF 「リピート~運命を変える10か月~」は2018年1月11日(木)より毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月05日監督の忠実なる“操り人形”であること――。本郷奏多は俳優としての第一義をそう考える。ここ数年、いや数年どころではない。10代のキャリアの初期の頃からこれまで数々の人気漫画原作の実写化作品に参加してきた。なぜ本郷奏多が求められるのか?なぜ“最も厳しい批評家”でもある原作ファンもこぞって本郷奏多ならば受け入れ、称賛を贈るのか?そのヒントの一端が、冒頭に挙げた彼のこの俳優としてのスタイルに隠されているような気がする。まもなく公開となる映画『鋼の錬金術師』もまた、人気漫画が原作であり、累計発行部数は全世界シリーズ累計7000万部超!間違いなく、日本映画界における人気漫画の実写映画化プロジェクトの中でも、過去最大級のスケールの挑戦である。錬金術師としての禁忌を犯した代償として左脚と右腕を失ったエドと身体全てを失い、空っぽの鎧に魂を定着させて生きることになったアルの兄弟。彼らの失った身体を取り戻すための旅路と戦いを描く本作で、本郷さんは、兄弟たちの前に立ちはだかる謎の敵・ホムンクルス(人造人間)のエンヴィーを演じている。「僕がやりそうなキャラクターだなって(笑)。『ハガレン(=鋼の錬金術師)』で自分がどの役っぽいか?って言われたらエンヴィーなのかな…」と笑う本郷さん。だが、それはもちろん、演じるのが簡単という意味ではない。というか、エンヴィーは、衣装などの見た目も含め、登場人物たちの中でも最も“漫画的”なキャラクターのひとり。同じホムンクルスの“暴食”グラトニー(内山信二)などもそうしたキャラだが、グラトニーがCGによる加工がなされているのと違い、エンヴィーは人造人間とは言え、あくまで生身の人間的な造形のキャラであり、これを具現化するのはかなり何度が高かったはずだ。「実写化する上での難しさでは1位、2位を争うんじゃないですかね?そもそも設定として人間ではなく、単純にわかりやすい敵――こいつらを倒せば終わりって物語でもないし、立ち位置という意味でも簡単ではなかったです。ビジュアルに関しても、あの衣装と長い髪をどうするか?5~6回は話し合って丁寧に作っていきました。セリフ回しなどは、アニメーションの方も見ていたので参考にしつつ、小生意気な感じを出せればと考えていました」。元々、本郷さんは原作漫画の熱心なファン。「ハガレン」はなぜここまで熱い人気を獲得しているのか?その魅力についてこう語る。「錬金術という魔法みたいなものを使って戦うというバトル漫画と思いきや、戦い自体がテーマではないんですよね。もっと深い部分、例えば“等価交換”だったり、哲学的、倫理的な部分が面白い。エドとアルの兄弟の絆、人間ドラマの深さも魅力だと思います」。そんな本郷さんから見た、“ガチ原作ファン”目線での今回の実写版の面白さや、原作へのリスペクトを感じる部分は?「リスペクトは役者さんひとりひとりのキャラクターづくり、演技からも感じましたし、カット割りなどの細かい部分も含めて、人体錬成や戦いのシーンなど、大切なシーンは原作をそのまま再現しているところも多いんですよね。ただ、僕が原作ファンの立場で最もビビっと来たのは“真理の扉(※禁断の人体錬成に失敗したエドがたどり着く異空間)”の描写ですね。すごかったですね。“真理くん”って呼んでるんですけど、あの“中の人”が原作だと、ただ黒バックに人型の白いシルエットで描かれてたと思いますが、映画でどう表現するのかな?と思っていたんです。台本にはそこまで書いてないし、完成した映画で初めて見たんですけど、あの表現はすごいなって。そういう発想か!と。あそこに関しては、完全に原作でのイメージを超えてきたって感じました」。本作に限らず、『進撃の巨人』に『GANTZ』、今年、本郷さんのキャリア初となる主演作の続編が製作されたドラマ「ラブホの上野さん」「アカギ」も漫画原作である。人気漫画の実写化に関して、製作発表時から否定的な声は常について回るもの。本作も決して例外ではなく、楽しみにしている熱烈なファンがいる一方で、果たして原作の世界観が壊されていないか?陳腐なものになっていないか?と不安を覚えるファンがいるのも事実だ。その矛先が役者に向かうことも決して少なくないが、そんな中、本郷さんは、いずれの作品でも多くの原作ファンが出演を好意的に受け止めるという稀有な存在と言える。本作でも出演決定時、さらにエンヴィーのビジュアルが初めて発表時と普段は辛辣なネット上も“歓喜”の声があふれた。本郷奏多と漫画原作のこの異常なまでの親和性の高さは何でだろうか…?「僕自身、漫画原作に出演させていただくとき、その原作が好きで既に読んでいるってことが多いんですよね。だから、その作品が実写化されるとなったとき、どう作ってほしいのか?ファンの間である種の“共通認識”みたいな部分、通じる考えがあると思うんです。反対されがちな実写化で何が求められるかを理解しやすいところはあるのかと思います。具体的にはやはり、原作を逸脱してオリジナルの解釈で違うものを作られるのを嫌がるファンは多いですよね。少なくともいまの日本では、原作を忠実に再現することが最善の方法とされる部分が大きいのかなと」。冒頭の“操り人形”というのは、この会話の流れで出てきたもの。俳優によっては、役柄に様々な解釈を加え、脚本の何倍にも膨らませてどんどん新しいものを作っていく者もいれば、自らを監督にとっての操り人形と解し、求められることを徹底する者もいる。「自分は完全に後者です」と本郷さんはうなずく。「いろんな考え方の人がいるけど、僕は役者って映画という作品のひとつのパーツだと思ってますし、監督が言うことが基本的に一番“正しい”と思っています。もちろん、自分なりに考えるし、納得できない部分は質問もディスカッションもしますが、最終的には言われたこと、脚本に書かれていることをやるまでだなって」。そうしたスタイルは昔から?もしくは様々な作品に参加しながら獲得した考えなのだろうか?「どうでしょう…。いろんな現場に行くと、いろんな俳優さんがいらして、もちろん我の強い方もいらっしゃいます。この仕事、それが必要な部分もあると思います。そこで、監督と話し合い、最後まで自分の意見を突き通す人もいるんです。客観的に見ていて、それが正しいと感じる場合もあるし、監督が正しいと感じることもあります。ただ、俳優ってどうしても周囲から気を遣われる立場だと思うんです。だから一歩引いて全体を見れないと、それが時に暴走になってしまうこともあると思います。それを周りが止められないこともあるでしょう。監督の言うことを正しいこととして従う方が、結果的に作品で見たとき、正しい場合が多いと思うんですよね」。「俳優は気を遣われる立場」――。サラッとこの言葉が出てきたが、ローティーンの頃からこの世界に身を置いて生きていて、“客観性”を常に持つことを意識できるというのは、決して誰でもできることではないだろう。「うーん…でも絶対、その方がいいと思うんですよ。僕は、映画やドラマに関わる人たちの中で、役者って一番“偉くない”存在だって思います。原作もので言うなら人気のある素晴らしい原作を作った漫画家さんや作家さんがいて、それを映画にしようと企画する人や脚本家、監督がいて、そのための美術や衣装を準備してくれるスタッフさんがいる。役者なんて最後に参加して、脚本に書いてあることをやるだけですよ。一番偉くないのに、エンドロールでは最初に名前が表示されて、注目されたり評価されたりする。だからこそ、調子に乗っちゃいけないなと思います。自分の力だけでやらせてもらってることじゃないし、いろんな過程があってたまたまおいしいポジションにいるだけですから」。ちなみに「ハガレン」に登場するホムンクルスには“七つの大罪”がそれぞれの名前になっており、本郷さんが演じるエンヴィーが意味するのは“嫉妬”である。本郷さん自身は、他人に嫉妬を感じることは?と尋ねると、予想通り(?)「ないですね」と即答!ここから近年、TVのトークバラエティなどでも話題を呼んでいる、独特の“本郷節”が…。「嫉妬ってたぶん、感情の中でトップクラスで無駄なものだと思うし。他人をうらやんでも何も手に入らないし、時間だけ浪費することになりますから」。それでも、同世代の俳優たちやその作品から俳優として刺激を受けることはある。「やっぱり、同じ世代の俳優が出ていて、抜群にいい芝居をしていたらすごいなって思いますし刺激は受けますよ。ただそこで『こいつに勝てるか』とか『負けている』といった感情になることはないですね」。ではいま、俳優として活動する上での一番のモチベーションとなっているのは?「うーん…やっぱりお金ですかね?いろいろありますけど一番となると、やはりこの仕事一本で食べているので。いろんな作品に出て『観たよ』とか『よかった』と言われるのが嬉しいし、励みにもなるし、自分が好きな原作の作品に出させていただけるのも嬉しいです。そもそも、やりたいと思って簡単にやれる仕事ではないですから、仕事をいただけるのはありがたい立場ですけど、でもお金がもらえないならやりませんからね」。一見、ドライに見えるがその裏にあるのは、これで一生やっていくという覚悟と強いプロ意識であろう。「やっぱり、大学を卒業して学生という身分じゃなくなったことが大きいですね。どこかで半分、学生という二足のわらじで逃げていた部分もあったと思うんで、そこで“仕事”という意識が固まったと思います」。そこからさらに数年。先日、27歳の誕生日を迎えて、“アラサー”の仲間入りである。キャリア的にもすでに15年。これから徐々に与えられる役柄や立場も変わってくるだろう。ここでも、俳優としての自らに対し、冷徹な分析と批評を忘れない。「僕は“加齢”というものに対して弱い役者だと思います。いまだにいただくのは、学生役やそれこそ漫画やアニメなどの二次元作品の実写化作品が多いし、自分でもそういう役をやっているときに手応えを感じることが多いですし。いかに年相応の役柄をできるようになるか?年齢を重ねていくにつれて、確実に漫画原作で演じられる役柄は減っていくことになると思うので、どうシフトしていけるかだなと思っています」。とはいえ、不安で悩んでいるわけでもない。かといって楽観視もしていない。「どちらでもないですね。ただ、与えられたものに全力で向き合うってことに変わりはないですから」。では俳優としてではなく、ひとりの人間として、年齢を重ねていくことは楽しい?そう尋ねると、こちらもやはり即答。「いや、全然(笑)。年は取りたくないものだなぁ…って思います」。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)
2017年12月01日本郷奏多が11月18日(土)、「本郷奏多カレンダー2018-be fashionable-」の発売記念イベントに出席。27歳を迎えての目標に「現状維持」を掲げ、スタッフが用意したサプライズのプレゼントを当初「結構です」と断ろうとするなど、独特の言動で笑いを誘った。3年連続で発売となる本郷さんのカレンダーだが、過去2年同様に本郷さんの大学時代の親友でもあるカメラマンの小暮和音が撮影を担当。20代後半に差し掛かることを意識し、タイトル通りファッショナブルなショットが収められている。本郷さんは「昨年はラフな感じでしたが、今年はしっかりとキメて撮ったカットが多く、芸能人のカレンダーっぽいなと思います」と語り「家の中で一番、見える位置に飾ってほしい。(1年が)終わっても撮っておけるのがいいところなので、しっかりコレクションしてほしいです」とアピールした。自身、ファッションに関しては「一切興味がない。(普段の服装は)動きやすくて寒くなく、熱くないもの」とのことで「こういう場でしか、カッコいい格好をすることがないので、楽しみながらやってます」と笑う。先日15日に27歳の誕生日を迎えたが、抱負を問われると「もういい歳になってきているので…変わらず現状維持できれば」とローテンションな目標を掲げる。現状維持の真意を問われると「年々、フレッシュさは薄れて、新しい若い勢いのある世代が出てくるので、その中で変わらずのお仕事をいただけるようにという前向きな現状維持です」と説明する。ここで、司会者から誕生日プレゼントとして「サプライズがあります!」とアナウンスが入ったが、本郷さんは即座に「結構です」とプレゼントが何かを確認さえせずに断ろうとし、笑いを誘う。ちなみにサプライズの内容は、カメラマンの小暮氏がケーキを運んでくるというもので、カレンダーの表紙写真が飾られたケーキを前に「嬉しいです」と笑顔を見せていた。この1年で、印象深かったことを尋ねると「いろいろお仕事をさせていただきましたが、『ラブホの上野さん』(フジテレビほか)と『アカギ』(BSスカパー!)という作品は、続編を撮らせてもらいました。自分が主演で出ている作品が好評で続編ができるのは、役者人生で初めてのこと。すごく嬉しかったです」と明かした。プライベートでの来年の目標、やってみたいことを問うと、しばらく考えた末に「(カレンダーが発売され)せっかくなのでファッションを…。ファッショナブルになっていきたいと思います」と語り、すぐさま自ら「本当かな…(笑)?」とツッコミを入れていた。「本郷奏多カレンダー2018-be fashionable-」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月18日「Dlife」初のオリジナル旅番組「男子旅」が、先月より放送中。この度、入江甚儀、市川知宏、山本涼介が旅する11月10日(金)放送回から場面写真が到着した。10月からスタートしているレギュラー放送では、毎月新エピソードが2話ずつ登場。今回の放送回では、『ストロボ・エッジ』「ウチの夫は仕事ができない」などに出演する注目の若手俳優・入江さん、「美咲ナンバーワン!!」『曇天に笑う』の市川さん、「仮面ライダーゴースト」の山本さんと、「MEN ON STYLE」のメンバー3人が“浜松”を旅する。放送では、3人は“アウトドアの聖地”と言われる群馬県みなかみ町をマウンテンバイクで駆け抜け、体当たりの男子旅を決行!番組初の62mのバンジージャンプや、迫力満点の川登り、名物のこんにゃく作りやガラス細工に挑戦し、そして利根川の源流「谷川岳」を特別許可の下、自転車で目指す!バンジージャンプに挑戦した場所は、62mの高さを誇る赤谷水管橋で、周りが木々で覆われた渓谷。まず飛ぶのは、この日が誕生日だという市川さん。「行っちゃいますか」と勢いよくジャンプし、入江さんも軽々とジャンプしさらに笑顔を見せるという余裕な表情。そして最後は、命綱をつけ準備しているときから口数が少なくなってしまっていた山本さん。「絶対死なないから大丈夫」と先輩・市川さんに励まされながら準備を終えるも、「やだなあ…」「走って逃げたい」とボソり。そんな彼らのキュートな素顔に注目だ。入江甚儀&市川知宏&山本涼介出演の「男子旅」は11月10日(金)23時55分~Dlifeにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月09日俳優の本郷奏多が3日、映画『氷菓』(11月3日公開)の公開初日舞台挨拶に、山崎賢人、広瀬アリス、岡山天音、小島藤子、天野菜月、本郷奏多、安里麻里監督とともに登場した。同作は小説家・米澤穂信のデビュー作を実写化。シリーズ累計は205万部を突破し、コミックス、アニメなどのメディアミックス化も行われている。"省エネ主義"の高校一年生・折木奉太郎(山崎)が、姉の命令で入部した古典部で出会った美少女・千反田える(広瀬)と学園の謎を解き明かしていく。奉太郎の"省エネ主義”にかけて、それぞれが持つ主義を発表すると、本郷は「自他共に認める合理主義者だと思いますね。生粋の」ときっぱり。山崎が「奉太郎?」と聞くと、「奉太郎は結構無気力じゃん。なるべくいろんなことをしたくないみたいな。僕はやりたいことはしたいタイプの合理主義なので、奉太郎くんとは違います!」と語り、「いかに諸々の効率よく行うかということをしていきたいですね」と希望した。さらに本郷が「朝起きられない」という山崎に、「朝、眠いの? あのね、僕は目覚ましの時間を家を出なきゃいけない2分前に設定してるんですよ。そうすると絶対起きなきゃいけないじゃない。だから起きるの」と持論を展開すると、会場からも驚きの声があがる。「30分前とかに設定して、余裕を持たせようとするから二度寝しちゃうの」と諭し、「考える隙を与えてない。もう、最終通告!!」と説明した。また「グミ主義」と語る安里監督は、「本郷くんが現場で、すっごいグミを食べるんですよ。女性スタッフたちが現場で『本郷くんがグミしか食べてないんじゃないか』とざわついて」と様子を振り返る。安里監督が「グミを食べると本郷くんみたいにピチピチになれんるんじゃないかと流行り始めて」と、”グミ主義”になったきっかけを明かすと、本郷は照れたように顔を覆っていた
2017年11月03日南青山にある岡本太郎記念館では、企画展「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」の第1期が、10月13日から2018年2月18日まで開催中。本企画展は、これまで写真でしか見ることができなかった、大阪万博テーマ館での岡本太郎の芸術的な展示空間を3次元で追体験できるという史上初の試みを実施。大阪万博当時の塔内部を再現したモデルもあわせて展示される他、半世紀前に彼がつくりあげたメッセージ空間をフィギュア界では知らない人はいないであろう海洋堂がジオラマで再現している。また、翌2月21日から5月27日まで開催される本企画展の第2期では、展示の一部を入れ替え、太陽の塔再生プロジェクトの一端を紹介する。【展覧会情報】太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー会期:第1期 10月13日~2018年2月18日/第2期 2018年2月21日〜5月27日会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19時間:10:00~18:00(最終入館 17:30まで)料金:一般620円 小学生310円休館日:火曜日、2018年2月19日ギャラリートーク:11月16日/12月14日/2018年1月18日/2月14日/3月15日(ともに14:00から20分程度、予約不要。日程は変更する可能性あり)
2017年10月23日「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」展を、東京・岡本太郎記念館にて開催。第1期は、2017年10月13日(金)から2月18日(日)まで、第2期は2018年2月21日(水)から5月27日(日)まで。2018年3月、《太陽の塔》が完全な姿で”再生”する。今まで非公開のままになっていた太陽の塔内の耐震補強工事のついに終了し、展示施設に生まれ変わる。抽象的で真っ白な塔から1歩中に足を踏み入れると、そこにはまるで生き物の体内のような異質な空間が広がっている。無数の襞を打つ真っ赤な壁は「脳の襞」。そして中央にそびえ立つ「生命の樹」は、様々な色の枝をつけた樹木のようであり、一方で血管のようでもある。本展は、この太陽の塔の復活を記念し、「太陽の塔とはなにか」を再び今の時代に問いかける。大阪万博に参画した1967年から塔内が再生される2018年まで、半世紀にわたる岡本太郎と太陽の塔の軌跡を紹介。大阪万博テーマ館のミニチュア立体化も公開する。さらに、当時の展示空間を、”3次元”のリアルな再現で追体験できる企画も用意した。【詳細】「太陽の塔 1967 ー 2018 ー岡本太郎が問いかけたものー」展会期:・第1期 2017年10月13日(金)〜2月18日(日)・第2期 2018年2月21日(水)〜5月27日(日)※第2期では展示の一部を入れ替え、太陽の塔再生プロジェクトの一端を紹介。会場:岡本太郎記念館住所:東京都港区南青山6-1-19開館時間:10:00〜18:00 (最終入館17:30まで) 休館日:毎週火曜 ※2018年2月19日(月)は臨時休館入館料:一般 620(520)円、小学生 310(210)円 ※( )内は15人以上の団体料金【問い合わせ先】TEL:03-3406-0801
2017年09月23日