~“悟る”とはどのようなことを言うのか〜 「○○を悟った」「悟りの境地」といった具合に、この世の物事の全てを理解知りつくした状態を表現する言葉として“悟り(さとり)”を認識していませんか?“悟り”とは単に全てを知り尽くした状態のことを言うのではありません。人間社会の喜怒哀楽愛憎怨良悪による出来事や社会現象や自然現象の源因となっている大元の理由を全て解ってしまった末の不動の心で、一切を冷静な目で見ることが出来る、いつも心が平穏な状態でいられることを“さとり”と言います。“さとりの境地”に至るには、天文学的数字の多くの人生経験と苦行を乗り越えてなければなれませんし、その苦行も生やさしいものではありません。“さとる”程の境地に達するだけの困難や苦行は、何度も生まれ変わった人生修行の最上級生にしか与えられないので、一般の人間はそう簡単には悟りの境地に至ることはできません。でも遠いとおい未来には人は皆その悟りを得ることが約束されているのです。頑張りましょうね。
2016年09月05日~愚かな風潮に染まってはなりません〜 恋愛に限らずあらゆる面で言えることですが、「自分に正直に生きる」「自分にウソをつかない」といった言葉で、何でも全て自分の都合よくやるのが正義だとする愚かな風潮に染まってはなりません。近年は若い子からお年寄りまでこの小ずるい風潮に染まった人々が多くなりました。欲望のままに突っ走るのはケダモノです。また、欲をかけば必ず最後にツケが回ってくるのもこの世の法則です。まっとうな人間は、自分の欲望に関して、理性や良心である程度ブレーキを掛ける。そのブレーキの元となるものが人としてのたしなみ、自制心常識です。それで、規制・束縛・制限するからこそ、何とかしようと人は工夫したり考えたり試行錯誤して、欲望や様々な壁を征服する、その達成感が自信や実力になり人は成長するのです。好き勝手にやるより、自分をコントロール出来る楽しさを知った方が人生は何十倍も充実、楽しいものになります。
2016年08月15日~黒い糸は赤い糸にはならない!〜 結婚をした後に、お互いの本性を知ったとたん「こんなはずではなかった」と後悔することはよくあります。しかし、それでも結婚は現実だからと腹を据えて覚悟を決めれば長続きし、そのうちお互いに良きパートナーとなったりします。ですが、それ以上にやっかいなのが、本当は“黒い糸”なのに“赤い糸”と無理矢理思い込んだ結果、恐ろしい負を背負い込む事になるのは、焦って結婚することだけに固執した結果、黒も赤く見えるのです。この場合は、人生修業と諦めて、最後まで負を背負って生きていく覚悟を決めるか、早く別れるか2つに1つしかありません。きっと良い方向に向くかもなどと中途半端に希望を持つと、お互い傷が深くなるだけ。黒い糸は赤い糸にはならないのです。ただ、負を背負い生きていくと非常に強い人間になり、別の意味で大きなプラスになることもあります。相手ばかりに欠点があるわけではないのですから。
2016年08月09日~必ずしも思いは成就しませんが、それでも…〜 「本当に愛した人なら、想い続ければ必ず成就する」などとは迷惑な話で、世の中は相手が居ることなので、そう巧く都合よく出来ていません。「見返りなどいらない」とか、「彼(彼女)への無償の愛」と言っても、それはそんな簡単なたやすいことではありません。大方、相手が振り向いてくれなければ怨んだり不貞腐れたり、悩んだり、そのくせ時間が経つと想いは薄れていく、これが普通です。でも、恋愛が上手く行かないからと言って誰かや何かを愛することを止めてはいけません。何も愛は恋愛だけではなく、親子、兄弟、師弟、隣人愛、ペットなど至るところに愛をそそぐ相手はいますし、趣味や仕事を愛し、慈しみ、育てて行く生き甲斐もまた愛の対象です。文化の中にそれはあります。作品に愛を注げば、その愛は人間と違って、必ずいつかどこかで大きな愛になってあなたに戻ってきます。「人は愛した分だけ、愛されるもの」、これは「文化に限って」と云うことなのです。
2016年08月08日~恋のはじめに意識する大切なこと〜 繰り返しになりますが、すべて自分本位の欲望が恋、すべて相手本位の思いやりが愛、恋愛とは恋から愛へと昇華させることです。恋が成熟して愛になり、愛が成長して無償の愛に至る、これが愛の道筋です。恋のはじめというのは、相手の気持ちなどおかまいなく自分勝手に好きになり、相手にも自分を好きになって欲しいと一方的に望みます。性欲の押し売りです。ただ、自分本位の想いから、上手く行かないと、不貞腐れたり、相手を悪く思ったり怨み憎しみさえ持つこともあります。でも、そんなことは最低の人間で、恋は成就しないどころか、恋愛の素晴らしさや楽しさを知らずに空しく終わってしまいます。恋は思案の外と言って、理性が働かなくなり周りや自分が見えなくなります。そこは努力して冷静に相手をよく観察する。相手が望む人間のタイプを調べ、そこに近づける努力をし、あなた自身とは違うモノでも全て受け入れ身につける準備をする。これが恋愛の初めに意識する大切な第一歩です。
2016年08月05日~恋愛の伝道師として最も伝えたい“愛”〜 私が“恋愛の伝道師”と言われるようになって久しいのですけれど、私が皆様に何よりも知っていただきたいのが“無償の愛”です。自分の欲求や我を捨てて、何の打算も計算もない、ひたすら相手のためだけを考える絶対的な愛がこの世には存在します。人は誰かを好きになれば心のどこかで見返りを求めます。それが普通です。見返りがないと不貞腐れたり、あるいは「可愛さ余って憎さ百倍」と愛とは間逆の怨敵として地獄に行ってしまうことがあります。「見返りを求めない愛、そんなものはない」「あっても自分には出来ない」との声が多数でしょう。しかし、私は事実これまで無償の愛を与え、与えられたことが多々あります。だから信じられるのです。“無償の愛”こそがこの世でもっとも崇高な愛の形、そして真実惚れきれば誰にでも持てるものです。そうなれない人は惚れようが足りないだけなのです。
2016年08月04日東京では2年ぶりとなる美輪明宏の「音楽会」が9月から始まる。その間、全国で歌いながら、あるいは、子ども番組などのテレビに出演しながら感じ取ってきたことが、今度のプログラムには盛り込まれる予定だ。それぞれの選曲への思いを語る美輪の根底には、人をやさしく見つめる眼差しがあった。【チケット情報はこちら】「今、各地で歌っていて感じるのは、みなさん、心の安寧を求めていらっしゃるということです。目先の欲にかられていると言われようとも、生きるために必要なことを選び取るしかない生きづらい世の中で、みんな生きることに精いっぱいなんだなと感じます。ですから、少しでもみなさんのお役に立てる、心の栄養補給になるような歌をお届けできたらと思っているんです」。2016年の音楽会について、まずそんなふうに語った美輪。ここのところずっと、“生きる”というテーマが自身のなかにあるそうで、今回は、生きる力になる歌を選んでいくつもりだ。たとえばそのひとつは、美しいメロディを持つ曲。「日本にはかつてきれいな曲がたくさんありました。そういった聴くだけで心が穏やかになるような曲を求めていらっしゃるのがわかるので、古臭いと言われても、歌っていこうと思っているんです」。今年の春から、監修を務める齋藤孝氏に請われて『にほんごであそぼ』(Eテレ)に出演していることも、その志を後押しした。「むずかしい和歌や俳句を理解する子どもたちに感心するとともに、ユーモアたっぷりの演出もすばらしいと思ったんです。そこで、昔よく歌われた明治時代の歌で、ほんわかした気持ちになっていただければなと思っています」。ほかにも、第一部には、今のお父さん・お母さんの悲哀を歌ったオリジナル曲も登場。そして、『ヨイトマケの唄』でそれでも力強く生きていこうと励ましてくれる。ラテンやシャンソンの大人の歌で愛の深淵を見せる第二部は、「悲劇の歌もたくさん出てきます。それを聴けば、つらいのは自分だけじゃないとわかるはずです。劣等感や悩み、苦しみ、痛みを持っていない人間はこの世にひとりもいません」と、こちらにも力づける歌を揃える。第二部の舞台美術には星空を用意した。「宇宙に同じ星がないように、人間もさまざまでいいんです。その自然の法則も感じていただければと思っています」。誰にも生きる価値がある。美輪明宏の歌にはそんな懐深い愛が込められている。美輪明宏/ロマンティック音楽会2016は9月10日(土)から25日(日)まで、東京・東京芸術劇場プレイハウスで上演。その後、全国を周る。取材・文:大内弓子
2016年08月02日~私が“本当の愛”を知り、教わったある出来事〜 今月は“恋愛の伝道師”に徹する前に、私の経験談をお聞きください。歌手デビュー以後は順風満帆だった人生が、仕事の方針転換や株や金銭詐欺で生活は困窮、そのどん底の時代に知り合った一人の青年。人懐っこく礼儀のある純朴な彼は私が頼んだ訳でもないのに、献身的に私の世話を焼いてくれました。しかし、当時の私は彼に甘える一方で、若さに任せて他の恋の火遊びを繰り返していました。お互い自由を束縛しないという約束もあり、彼も私を見て見ぬふりで私を責めたことはありませんでした。何年かたったある時、彼はそっといなくなりました。彼がいなくなって初めて私は溢れるような愛を与えてもらっていたことに気づきました…。そして初めて本当の愛とは“与えるもの”だと教えられた気がしました。与えっぱなしで見返りを求めない気持ち、これが本当の愛だと。だから“恋愛の伝道師”として、皆様にも“本当の愛”を伝える使命があるのです。
2016年08月02日~一人一人の心の文化が!〜 美意識を世に広めたいと美声と警句で奮闘した歌手・淡谷のり子さん。確固たる美学を持ち、戦時中、特攻隊への慰問で訪れた先で「国の為に死にゆく兵隊さんを見送るのに汚い格好は失礼!美しい衣装で唄う日本の美しい歌を聴いて旅立って頂きたい!」と軍刀を突き付けられても決してモンペを履かなかった反骨精神と覚悟。彼女は、戦争中だろうが何だろうが、どんな時でも人間には心に文化や美意識は必要という強烈なメッセージと心意気を貫き通しました。日本は戦後復興の頃と同じ位の国難と呼ばれる苦しい時を過ごしてまいりました。震災当初は""生きていくため""の事が最優先で、文化は後回しにされました。しかし。淡谷さんが命掛けで示した心意気を政財官界を含め国民も今もう一度再認識しましょう。大人は常に心に文化を持つべきもの。一人一人の心の栄養、文化が結局は国全体の為になるのです。by:美輪明宏麗人だより
2016年07月28日~俯瞰してその次に大切な"心眼"で見る〜 世の中や物事を俯瞰しただけでは、真実や真理、本質は見えてきません。その内面の二重三重構造の奥底をも""心眼""で見る必要があります。人間は肉眼で見えるものしか信じようとしません。しかし、目では見えないところに真理や真実、本質本性はあります。それらを見抜くためには、心の眼で観ることです。具体的に言えば、物事を表面だけではなく、その背景や根本の原因、逆の見方など視点を変えて観察する。もし人の場合は、年齢・性別・容姿服装・肩書きなど見た目だけで判断せず、その人の生まれてこれまでの家庭環境や人生のトラウマの背景や環境などを観ることなどです。表面の現象だけで物事を判断するのではなく、冷静に思いやりを持って見えていない深い部分を観て考察することが必要です。それが心眼で観るということです。追伸…焦って直ぐに結論を出すと間違った判断が多いのです。
2016年07月25日~魂(霊魂)はエネルギー体!?〜 ダイヤは原石をカットして磨き上げ、その眩い光を輝かせるには大変な日数と労力を要します。ダイヤもピンからキリまであり、霊魂もまた同じです。魂を純度の高い上質な美しい純粋なエネルギー体にするには人生学校の中で精製練磨する厳しい精神修行が必要なのです。これには大変な時間と手間がかかります。あの純粋エネルギー体そのものであるお釈迦様でさえ、生まれ代わり、死に代わりを繰り返しとても長い時間がかかっております。地球上の人間の霊魂は人間でいえば小学校レベルの修行です。この世の人生学校を卒業できなければ落第生と同じで何度も何度も生まれ変わって修行のやり直しとなるのです。そうやってあらゆるパターンの喜怒哀楽を勉強し霊魂は磨かれ純粋なエネルギー体となってようやく今度は中学生レベルの霊界での修行となるのです。ダイヤも霊魂も、美しい光を輝き放つまでには大変な時間と労力がかかるのです!
2016年07月21日~日本を救うのは言葉、言葉の力を信じて…〜 日本の豊かな言葉は強い力を持っています。これまで日本人は言葉や様々なモノを変化、発展進化させ生き延びてきました。漢字がひらがな、カタカナに発展し、更にローマ字も加わり4種類の多様な言葉を持ち、その多様な言葉の紡ぎ合わせがより美しい言葉に昇華し、日本人の繊細で洗練された感性を培ってきました。戦後は欧米文化に毒され、YESかNOかはっきりさせることが正義でデリケートなあいまいさは悪徳のように非難されてきましたが、これからの微妙な世界情勢の中で、外交や厳しい経済情勢のかけひきの社会生活では、この微妙な表現こそ力を発揮します。現に、米国をはじめYES/NOハッキリしたがる欧米各国が国際会議では終始あいまいな表現に終始しているでしょう?日本人は今こそ、日本語の洗練された表現や言葉の力を信じ、国語力の向上を図りましょう。若者のはやり言葉だけでは困りますよねぇ。
2016年07月11日~織姫と彦星の年に1度のロマンスに乾杯〜 どんなに愛し合っている恋人同士でも節度ある距離は保つべきです。熱愛中のカップルは「親しき仲にも礼儀あり」なんてフッ飛ばしてついつい無遠慮になってしまうもの。時にはケダモノになって人間の理性を壊す力を持つのも恋愛のパワーです。しかし、“遠距離恋愛”はそれが出来ません。その代わりに、遠距離恋愛は簡単に会えないからこそ逆にお互い想いを募らせ、それが切なくやるせない素敵な恋愛になります。その遠距離恋愛の代表が、今宵夜空に輝きを放ちます。そう、7月7日、本日は七夕、織姫と彦星が1年に1度デートを許される日です。素敵なロマン溢れる物語、古の日本人が味わってきた夏の風情です。「あぁ、恋や恋、ただなかぞらになすな恋」、今宵は夜風にはためく笹の葉に願いを込めた七色の短冊を結び、織姫と彦星の永遠のロマンに自分たちをなぞらえてみるのも一興です。しばし、物語の主人公になって時を過ごしましょう。
2016年07月07日~"責任"のもてる人間は幼少からが勝負!〜 責任をしっかり持てる人間への第一歩は、子供の頃からしっかりと「あなた自身を育てるのは、あなた自身です」と叩きこむことです。責任の所在を子供の頃から明らかにしておき、親や学校の先生はただ成長の手助けをするだけで、どんな時でも自分の行動には自分に責任があるのだとわからせておくのです。武家社会では、15歳前後で元服をさせて自立することを早くから教えていました。現在では、親はいつまでもペットのように子供を可愛がり過保護すぎるあまり、子供がいつになっても赤ん坊のままで自立せず、何かにつけて責任を他人や他のことになすりつけ、結果自分にも仕事にも社会にもすべて責任を持てない大人が増えました。しっかりと自立し、責任感が強く自分にも社会にも責任を持てる立派な大人に育てるには、幼少からしっかりと「自分を、自分の人生を育てるのは自分だ」と意識させることが肝要です。
2016年07月06日~実はふくよかな、恵比須顔の方がモテるんです!〜 スタイルが良く、痩せて小顔の男女が持て囃されます。ファッション誌などに出てくるモデルさんに憧れ、自分もスタイル良くなりたいと相変わらずのダイエットブームです。しかし、実際はスタイルが良くどんな服も似合うモデルのような方よりも、えびす顔でがっしり、それでいてニコヤカな男性や、ふくよかで母性本能の溢れるお母さんタイプの女性の方が、現実にははるかにモテます。何故かというと、痩せてスタイルが良く、頬がこけている人は貧乏神の容姿で、福運に遠く、人が寄りつきたくない暗いマイナスオーラを出しているので、意外に孤独です。一方でふくよかで丸顔の人は、人相がニコヤカ、大黒様・恵比寿様お多福の容姿で、金運にも恵まれ精神的にも余裕のある方が多く、陽のオーラが漂っているので、何か良い事がありそうと自然に人が寄ってきます。可哀想でもスタイルの方が良いか、スタイルは良くなくても余裕のえびす顔で運に恵まれる方が良いか、どちらを選ぶかはあなた次第です。
2016年07月05日~長く誰からも愛される作品とは○○っぽい…〜 音楽やお芝居、小説や絵画など芸術全般において、“通俗的”という言葉が使われます。わかりやすく言えば、「俗っぽい」とか「ありふれている」と言ってその作品に対する否定的な感想が込められたもの。しかし、全く逆な見方をすれば、「一般的でわかりやすい」「王道で誰からでも愛される」という肯定的な評価になります。そもそも「俗っぽい」とは、エセインテリや知識人かぶれの卑しい根性の愚か者が格好つけインテリぶるために使う言葉に過ぎません。俯瞰して冷静に見てください、昔から名作や傑作と言われる作品は、わかりやすく誰でも知っていて楽しめ感動できるものばかりです。だから長きにわたり大衆の支持と賛美で愛され続けているのです。わかりやすいからこそ、何十年たっても多くの方から支持を得ているのです。「俗っぽい」、実は結構な言葉なんですよねえ!
2016年07月04日~変化なきものが人間を狂わせる〜 正負の法則と並ぶ地球上の法則が「変化」です。地球上ではものにしても人間にしても全てのものは変化します。人間の一生も、初めてこの世に生まれ、初めて学校に行き、初恋も初めて、働くことも、セックスに目覚めることも、失恋をすることも、親になること、お爺ちゃんお婆ちゃんになることも全てが変化して変化して初めての経験を積みながらカルチャーショックの連続で死んで行くのが人間。つまり基本は「変化」なんです。それに逆らい変化がないと人間はおかしくなります。例えば、無機質で変化のない建物、変化を拒み権力と立場にしがみつく老害政治家、メロディーも単調でリズムの強弱も同じの現代音楽など、変化がない=地球上の法則に合わないものは物事も人もおかしくなります。時代の流れを読み、変化することが当然と思い、どんな変化も楽しめる人になってください。
2016年07月04日~水商売を甘く見ていませんか?〜 世間一般では、何故か“水商売”“玄人”を見下す風潮があります。特にサラリーマンや世の男性などは、恩恵を授かっているにも関わらずその傾向が強い。中にはお店で「いつまでもこんなことしていてはダメだよ」などと説教する輩も…余計なお世話です!水商売の人間は誰よりも精神力が強く心身共にタフです。しかも、毎日異なる年代・職種・性癖・趣味趣向の人間を接客し観察しているから人を見る眼が養われている。お酒が入れば人間は本性や欲望をむき出しにしてきます。だから、世の中の誰よりも人間をわかっていて、夜な夜な繰り広げられる様々な人種の人間模様から、素人の誰よりも世間というものをわかっている。世の中の景気や動向、その裏まで水商売に携わる人間は不思議と見透かしているものです。水商売は自分が強くなければできないし、そもそも仕事に上下優劣などないのですから、おかしな偏見は捨てましょう。
2016年07月04日~言葉はあなたの人柄です!〜 この世に生きていれば、思い通りにいかないこと、理不尽なことに直面し、不平不満や愚痴を言いたくなることもあるのは当たり前です。特に嫉妬や妬みから来る不平不満はタチが悪い。そんな時は人より、自分を振り返り、自分の過去、現在を考えましょう。羨望の眼で見られる人や人並み以上に頭一つ出ている人は、他人の何倍も働き、頭脳労働、肉体労働などいろいろな面で努力の限りをつくし苦しい思いをしています。逆に、自分の好きな楽なことばかりやってロクに努力せず、グダグダ生きている人は貧乏で恵まれなくて当たり前です。他人に嫉妬して不平不満や悪口を言う暇があるのなら、自分を振り返り、反省し、「あの人は自分より何倍も努力している。人生はやった者勝ち、自分も負けてられない」と奮起して頑張りましょう。懸命にガムシャラに頑張ってさえいれば、周りなど眼に入らず、当然不平不満愚痴を言っている暇はありません。そしてやがて、それを云う必要のない恵まれた状況の自分になっていることに気がつくでしょう。目出度し、目出度し~。
2016年07月01日~口から毒を入れれば病気になる〜 現代の子供が昔の子供に比べて虚弱体質になったと言われて久しいですが、これは食生活の変化が大きく影響しています。人間の細胞の基は食生活にあります。子供の頃から、お水やお茶ではなく、炭酸飲料や人工飲料などを飲み、ジャンクフードやインスタント食品などの不健康極まりない食品や栄養の偏った美味しいものばかりを食していたら丈夫な身体になる筈がありません。大袈裟でも何でもなく、口から毒を入れているのですから、病気や虚弱体質になって当然。子供にはしっかりとした栄養バランスのあるものを食べさせて、ジャンクフードや人工飲料を過剰に与えない。大人も同じく、健康で若く美しく長生きしたいのなら、腹八分目である程度粗食に徹し、フルコースや喫煙を含め、食欲をコントロールできる強い意志が必要です。また、身体に良い物は“良薬口に苦し”と言って、決して美味しくはないけれど、日常的に食していれば健康で長生きができます。苦あれば楽あり、これも正負の法則なのです。
2016年06月30日アイドルグループ・関ジャニ∞が、テレビ東京系大型音楽番組『テレ東音楽祭(3)』(29日18:25~22:48)で、歌手・俳優の美輪明宏とコラボすることがわかった。同番組は2014年に『テレ東音楽祭(初)』として放送、今年で3年目の放送となる。総合司会は3年連続でTOKIO 国分太一が務め、テーマは「思わず歌いたくなる! 最強ヒットソング100連発」。テレビ東京の人気番組とのコラボレーションを多数企画している。関ジャニ∞は、出演するバラエティ番組『ありえへん∞世界』(毎週火曜19:00~)の企画として、美輪明宏と歌のコラボを行う。また、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(毎週金曜21:00~)では、清水ミチコがものまねメドレーを披露する。『THE★カラオケバトル』(毎週水曜18:55~)の企画では、歌手の城南海が生放送でカラオケ採点に挑戦。『世界ナゼそこに? 日本人~知られざる波乱万丈伝~』(毎週月曜21:00~)からはユースケ・サンタマリアが登場し、世界で最も歌われている日本の歌を紹介する。さらに、『出没! アド街ック天国』(毎週土曜21:00~)からは薬丸裕英とV6・井ノ原快彦が登場。『テレ東音楽祭(3)』総合司会のTOKIO・国分太一と3人で、薬丸が28年前に在籍していたジャニーズのアイドルグループ・シブがき隊の楽曲「100%…SOかもね!」を歌うことが決定している。■発表済みの出演アーティストTOKIO、KinKi Kids、V6、NEWS、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、EXILE THE SECOND、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、E-girls、GENERATIONS from EXILE TRIBE、AKB48、SKE48、NMB48、乃木坂46、欅坂 46、髙橋真梨子、平井堅、 globe(小室哲哉&Marc Panther)×神田沙也加(TRUSTRICK)、華原朋美、PUFFY、鈴木 亜美、Kiroro、コブクロ、一青窈、ORANGE RANGE、スキマスイッチ、DAIGO、西野カナ、 城南海、SEKAI NO OWARI、モーニング娘。’16、きゃりーぱみゅぱみゅ、大原櫻子(順不同)
2016年06月25日~恋上手な人間は手品師と同じ自分を見せない〜携帯メール、ブログ、twitterなど自分発信できるメディアが隆盛です。特に若い方は、「これからご飯」「きょうは暇ナウ」など、自分の行動をいちいち発信する習慣ができています。自分を知って欲しいという心の底にある寂しさからなのでしょう。しかし、人間は見えない想像する部分、ミステリアスな部分に魅かれるもの。手品の箱と同じで恋上手な人間は、相手に決してすべては見せない。会うたびに新しい一面を見せて、次々繰り出す魅力やギャップで、相手を虜にしていくのです。もちろん、“魅力ある一面”という引き出しを増やす努力が必要です。少なくとも、自分の行動をいちいちつぶやく、日常を開けっ広げにすることは手品の種明かしをして、手の内を相手にすべて見せること。「なあんだ」と相手に引かれることも早い。恋をしている時は、簡単に自分をさらけ出してはなりません。
2016年06月23日~今一度考えたい、「結婚=幸せ」なのか?〜 本日は「今一度考えたい」がポイント。日本が豊かになり女性が自由と独立を得て結婚をしたがらなくなった時代を経て、不況や不安定な時代になったことで女性の意識が又結婚に向かうことは良い事でしょうか?女性が結婚して子供を産むことは日本にとっては良い事です。特に少子化、少子化と叫ばれていますから。ただ、女性が子供を持ち育児をしながら働ける環境が整っていません。慢性的な不況で夫の給料だけでは厳しく、女性も働かなければ一家は食べていけない位厳しい時代、女性の社会進出も盛んな時代、国は「産めよ、増やせよ」という割には、保育所の問題や現実離れした産休・育休制度など何もせず、俯瞰して冷静に見れば結婚・出産しても大変なのが現状でしょう。外的環境が「結婚=問題山積み」です。そこを今一度考えましょう。
2016年06月20日~男性の純粋無垢に惚れてこそ…〜フランスの女優ジャンヌ・モローは、「あなたは男性に何を求めますか?知性、名誉、財力、どれを持つ人が?」と記者に聞かれ「いいえ、そんなものは私が全部持っています。殿方はただセクシーで美しければそれだけで結構」と答えました。お見事、これぞ一流の女です。女性は見かけの職業や地位、学歴、収入などに惑わされます。しかし、本当に成熟したカッコイイ女はそんな見せかけに惑わされません。肉体労働で自分の身体でコツコツと稼いでいる男性や、華やかではないが一途で真面目に働いている、純粋無垢な男に魅かれるもの。男の純粋さだけを愛おしく感じられるようになってこそ、成熟した女になった証です。モローの「殿方はただセクシーで美しければ」とは、男性の純粋な部分をにユーモラスに表現したもの。カッコイイ洗練された女性はちょっと違いますねぇ!※美輪明宏公式サイト「美輪明宏 麗人だより」より
2016年06月18日~簡単に結果が出るはずがありません〜 Q…「本日の言葉」のアドバイスを出来るだけ実践することを心掛けていますが、本当に身についているという実感も持てません。焦りも出てきます。これでいいのでしょうか?A…何事も簡単に結果なんて出ません!日常生活の中でほんの少しづつでも「本日の言葉」を実践することを意識し何度も上達と失敗や諦めを反復していれば、そのうち自然と身についてきます。焦りは禁物です! <解説>…現代ではタイムイズマネーで何事もせっかちに結果を急ぎ過ぎます。スポーツ、芸能、職人技、誰もが初めから名人になるわけはありません。赤ちゃんの歩行訓練のようにあせらず、知識と教養の日々の積み重ねが大切です。徐々にレベルを上げて行き、それに見合う器が出来て、結果や成果が実感できるのです。それには時間が掛かって当然です。人生修行の結果に至ってはもっと時間と辛抱が大切です。むしろ、死ぬ間際に天界人と魔界人の割合が6対4くらいになっていれば上出来なくらいです。焦ることはありません。どんな聖人や偉人もそれで悩んだのですから。
2016年06月09日お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が、30日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグ』(毎週月曜19:00~19:57)に出演し、美人女医・川村優希の色気にノックアウトされる。医者チームとして初出演の川村は、出題される難問でプレッシャーからパニック状態に。インテリ芸人チームの田中は、この姿を見て興奮しだし、「川村さんにいいところを見せてやりますよ!!」と意気込んで、難関高校入試問題をスラスラ解答する。しかしその後、田中の解答場面で、川村は色気全開で「私のために間違えてください!」と誘惑。芸人チームの光浦靖子から「恋愛をとるのか、仕事(チームの勝利)をとるのか?」と迫られるも、田中は結局"恋愛"を選択してしまい、ネプチューンの名倉潤の怒りを買ってしまう。このほか、医者チームとして、堀内健、おおたわ史絵、川村優希、友利新、森田豊。インテリ芸人チームとして、原田泰造、向井慧(パンサー)が出演する。
2016年05月27日~文句があるならまずは自分を振り返る!〜 世の中や社会や他人に文句や愚痴や悪口を言いたい人は大勢いるでしょう。ただし、その前に「自分を振り返って、自分の性格、能力、知識、教養、技術を考えた上でものを言うべし、妬むべし、ひがむべし!」。怠惰、愉快・快楽に溺れてばかりいる人は飛躍もなければ一生悲運のままです。一生懸命まじめに働いている人は一応人並みの生活ができる。人並み以上に働いている人は、やった者勝ちで頑張った分だけ恵まれる。“全ての平等は不平等”と言い、苦労と努力をした人は報われる、努力もしない人が努力をした人と同じだなんて正直者がバカを見る世の中ではありません。さて、あなたは自分を振り返っていかがですか?まだまだ努力をして頑張らなければとお思いですか?悪意で嫉み妬みひがみで文句や愚痴を言っている暇はないのです。他人の10倍努力して、やっと頭一つ分抜きん出ることが出来るのです。そう「働かざる者食うべからず」なのです。※美輪明宏公式サイトより
2016年05月26日~正負の法則を意識も、大切なことはその先です〜 "頭はクール、心はホット"と並び、お話していることは「正負の法則」の意識です。地球上の絶対の法則で、いいこともあれば悪いこともある、人生プラスマイナスはゼロ。これをわかっていれば、嫌なことがあっても動じないし、良い事があっても自分を律することが出来ます。また、正負の法則を常にすべての事態や事柄に当てはめ意識していれば、人間関係においても、他人を嫉妬したり羨んだりすることもなくなり、物事を冷静に俯瞰して見ることもでき落ち込みません。何よりも、正負の法則を意識することは、究極のプラス思考なのです。なぜなら、負を背負っても「その裏にプラスもある」と想像し、直ぐに気持ちを切り替え、発想の転換で次の正につなげることができるのですから。「良いことも悪いことも同じくらいあるのが人生」を念頭に、色んな困難にも立ち向かってください。
2016年05月23日『世界から猫が消えたなら』の主人公を、佐藤健が演じたなら…。同名のベストセラー小説の著者である一方、映画プロデューサーとしても活躍する川村元気が、自身の小説の主人公と佐藤さんを重ね合わせたのは『バクマン。』の時だという。昨年公開された『バクマン。』で、両者はプロデューサーと主演俳優の関係にあった。「佐藤健という俳優は、画面の全体を見ながらお芝居をするようなところがある。動物的な俳優が多い中、客観的な視点を持っていて、世界を立体的に見ているんですよね。それが『世界から猫が消えたなら』の主人公に似ているなと思っていました」。その主人公、「僕」は愛猫と暮らす郵便配達員。彼の名が、劇中で明かされることはない。そこにも、佐藤さんを主演に望んだ理由が関係しているそうだ。「いい意味で、だんだん透明になってくる俳優。もちろん間違いなく佐藤健がそこにいるわけなんですが、それなのに物語にすっと溶けこんでいき、観客が自分を重ね合わせられる存在になってくれるんです」。「主人公に名前がないのは、演じる上ですごく重要なことだと考えていました」と、佐藤さん。物語の中心には「僕」、さらには別れた「彼女」が存在する。「例えば、彼らがタカシくんとユミちゃんだとしますよね。でも、タカシくんとユミちゃんのラブストーリーを見て感動するのではなく、『僕』と『彼女』を通し、観ている人自身の人生を思い起こす映画になったらいいなという思いがありました。分かりやすく言うと、みんながすんなり観られる。色で言うと、透明。そうイメージし、『僕』という人を作っていきました」。そんな「僕」が脳腫瘍を患い、余命を宣告される冒頭。ショックを受ける彼の前に“悪魔”が現れ、「大切なもの1つと引き換えに、1日の命をやろう」と囁く。「僕」と同じ姿形をした悪魔を演じるにあたり、佐藤さんは「それはもう、長く険しい道のり(笑)」を歩んだそうだ。「悪魔をどう演じるのが正解か、なかなか見つけられなくて。クランクインの前に2日間ほど、『僕』と悪魔が話すシーンのリハーサルをしました。“もう少し普通に”とか、“嫌な奴っぽさをなくして”とか、監督と話し合いながら調整していきました」。こうして「僕」と悪魔を演じ分けた佐藤さんだが、川村さんは「今回の彼は1人2役と言わず、1人3役をこなしたようなもの。『僕』の芝居と悪魔の芝居とモノローグの芝居があって、大変だったでしょうね」とも。「僕」の心情が切々と語られていくモノローグも、作品に欠かせない要素だ。「長い手紙という設定上、原作は1人称の文章になっています。映画の方も、モノローグを多用していることで物語に対する親近感がより増しました」。「どの作品の時も、モノローグは超重要視しています」と佐藤さんも明かす。「大抵はアフレコで録るのですが、その日はほかに仕事を入れないようにしてもらっています。軽い気持ちではできない作業なので…と言いつつ、『天皇の料理番』のアフレコ後に、この作品のアフレコの予定が入ったことがあったんです。しかも、『天皇~』の方は妻を罵倒するシーンで。“お前みたいな女なんか、こっちからごめんだ~!”みたいな(笑)。だから、声がガラガラになってしまい、その節はご迷惑をおかけしました」。そんなハプニングはあったにせよ、「心をこめてやりました」と語る佐藤さんの言葉に納得。淡々としているようでいて、その一言一言がやるせない「僕」のモノローグが胸にぐっと迫ってくる。実は、この感動にも理由があるようだ。「“倍音”ってご存じですか?」と佐藤さんが解説し始める。「単純に言うと、人が耳にした時に心地のいい周波数というものがあるそうなんです。その周波数で話す人が一般に“いい声”とされているのですが、『僕』のモノローグでは倍音を感覚的に意識しました。どの役でもそれをやると違ってきちゃうから、逆に外さないといけない時もあるのですが」。「テクニカルですよね(笑)」と隣で脱帽する川村さん。「俳優ってエモーショナルな仕事ですけど、テクニカルな仕事でもあるんです」と続ける。「それを今回の作品で一番感じたのが、海辺のクライマックス。役なのか、佐藤健自身なのか、よく分からなくなったんです。フィクションにドキュメンタリーが急に入ってきた感じがして。でも、それってテクニカルなものがしっかりしているからこそ、生み出されたエモーショナルな感動でもあると思うんです」。クライマックスに至るまでの間、「僕」は大切なものを1つずつ差し出し、その分生き永らえていく。しかし、ものが消えることで、ものを通じて知り合った大切な人たちとの関係も消失。映画ならではの恐ろしく切ない設定に、川村さんが触れる。「小説の場合、“何かが消える”って観念的でいいと思うんです。読者が頭の中で世界を作ってくれるから。でも、映画はもっと具体的なメディア。電話が消えたことで、間違い電話をきっかけに出会った『彼女』との関係が消えたように、実際に描くことでより切迫感が出ました。もがれている感じがしましたね。映画的な発明をしてくれた監督たちに感謝しています」。演じた佐藤さんも、「ものすごくショックでした」とふり返る。「撮影が始まってからも議論したんです。ものが消えて、記憶はどこまで消えるんですか?相手は忘れるけど、『僕』は覚えているんですか?って。何日もかけて熟考し、監督や僕の中で答えを統一しました。人との関係も消えるなんて、怖いし、哀しいことですよね。大事な人たちに自分のことを忘れられた瞬間を演じた時は、何だか本当に苦しい気持ちになりました」。結局、大切なものは人とのつながりを生み、逆に言えば、つながりを生むからこそ大切なものとなる。それを踏まえ、佐藤さんに聞いてみた。今、消えてしまうと困るものは?「その答えって時期によって変わるんだろうけど…。でも、やっぱり映画かな。映画が消えたら、今ここにいる人もみんないなくなっちゃうし」。(photo : Nahoko Suzuki / text : Hikaru Watanabe)
2016年05月14日昨年末、婚約を発表したタレントの川村ひかるが2月11日(祝・木)、映画『偉大なるマルグリット』トークイベントに登場!映画にちなんで理想の夫婦像や今後の入籍についてなど語った。実話をベースに製作された本作。貴族の夫人で誰よりも歌うことを愛しながら、絶望的なほど音痴なマルグリット。だが、それを知らないのは本人だけで、夫をはじめ周囲は彼女に真実を伝えず歌声に喝采を送る。気をよくした彼女はリサイタルを開くと言い出し…。日本テレビの「PON!」などにも出演する映画ライターの新谷里映さんを司会に迎えて行われた今回のトークイベント。川村さんはヴァレンティノのファーに真っ赤なケイト・スペードのワンピース姿で、シャネルのハンドバッグを携えて登場した。映画については一見、コメディのようで「ある意味、サスペンス!」と語り、マルグリットだけが自身の声の“真実”を知らない状況は「よくある女子会の感じとも似ている(笑)」とも。その上で「ひとりの女性が一つのことに情熱を傾ける姿、純粋さに久々に触れましたし、夫への深い愛情を感じました」と愛情あふれる人間ドラマと称賛する。川村さん自身、もしも自分がマルグリット、もしくはマルグリットの友人の立場だったら?という問いに「難しいし、迷うけど…友達だったら(真実を)言えないけど、自分がマルグリットだったら言ってほしいかな…?」と悩ましげに語る。一方で、彼女を支える“自信”について「リサイタルに向かう途中で車が壊れた状況で『みんなが待ってるんだから!』というセリフが出てきますが、あれだけの情熱は素晴らしいこと。現代はSNSの時代で、批判も多いし、敏感に情報が飛び交います。情報が近いからこそ、自信を持つことが難しい。その中で自信を持てるというのは財産であり、宝物だと思います」と語った。真実を伝えるべきか迷いつつも、彼女を傷つけずに守ろうとするマルグリットの夫の姿勢に関しては「それは愛情」と理解を示し「夫婦の中で大事なことだと思います」とも。自身、昨年末に婚約を発表したが、理想の夫婦像について「(互いが)一番好きで、一番の応援者、ファンであり、一番の存在でありたい。日々の小さな不満はかわいらしく注意しつつ(笑)、良きパートナー、協力者でいられたら」と微笑む。また、10年以上前に俳優の高橋英樹に尋ねたという「良き夫婦でいるコツ」を紹介。「高橋さんは『夫婦は鏡だから、自分が不満に思っていたら、相手も不満に思うし、感謝の気持ちを伝えれば返ってくる』と仰ってました。それを聞いてから、私も男性に対して素直になれるようになったと思います。ダンナさんにはなるべく感謝の気持ちを伝えたり、『いつもありがとう』と車のキーケースに手紙を入れたりしてます」と幸せオーラ全開で語っていた。気になる入籍については「2人とも、ボーっとしてて決まってないんです(苦笑)。『夏までには…』とか思いつつ、選んでると良い日付がいっぱいあって、決められない…(笑)」と語っていた。『偉大なるマルグリット』は2月27日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月11日