歌舞伎俳優の市川海老蔵が12日、自身のブログを更新し、結婚を発表したアイドルグループ・嵐の二宮和也を祝福した。海老蔵は「えーーー!二宮さん結婚!?」と題してブログを更新し、「驚いた!ほんとう?本当ならおめでとうございます」と祝福。2人は2014年放送の日本テレビ系ドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』で共演したが、海老蔵は「ドラマで共演した時 懐かしい」と振り返り、「結婚かぁ、末永くお幸せに」とメッセージを送った。二宮は同日、所属するジャニーズ事務所を通じて、かねてより交際していた一般女性との結婚を発表した。
2019年11月13日今や歌舞伎の劇場には、ひと昔前には見られなかった若い世代の観客も多くなった。アニメなどを原作とした新作歌舞伎の話題性や花形役者の台頭などさまざまあるが、この人の貢献も大きいだろう。“現代のかぶき者”十一代目市川海老蔵。2013年、海老蔵が初めて企画・製作を行った『ABKAI』は、歌舞伎を縁遠く感じている若者や舞台を観る機会が少ない人にも気軽に楽しんでほしいと立ち上げられたものだ。これまで日本昔話など馴染みのある題材を扱ってきたが、今回は以前から海老蔵が構想を温めていた『源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)』より『実盛物語』を主軸に新たに創り上げた『SANEMORI』を上演する。平安末期の武将・斎藤実盛と言えば、敵方の遺児・駒王丸の殺害を命じられるも密かに逃がし、その後、源平の合戦で成長した駒王丸(木曽義仲)の家来・手塚光盛に討たれて最期を遂げるという、平家物語に残されたエピソードが有名だ。これを基にした『源平布引滝・実盛物語』は、若かりし日の実盛が駒王丸と光盛に出会い、将来、光盛に討たれることを予見させるというストーリー。この古典の名作を、海老蔵が團栗(どんぐり)という俳名で初めて本格的に演出も担う。出演には、舞台を中心に活躍するジャニーズJr.のユニットSnow Manの宮舘涼太と阿部亮平が参加。『滝沢歌舞伎』で培ったスキルで、どんな表現を見せてくれるのか期待だ。さらに歌舞伎界からは2017年に引き続き市川右團次、ほか中村児太郎、中村梅花、大谷廣松、市川九團次が出演し、芝居を彩る。来年5月に十三代目市川團十郎白猿の襲名を控え、海老蔵としてはこれが最後となる『ABKAI』。いよいよ本日11月5日に、東京・シアターコクーンで幕を開ける。文:伊藤由紀子
2019年11月05日歌舞伎役者の市川海老蔵(41)が11月28日に東京都内で「スター・ウォーズ歌舞伎」を上演すると発表された。本作は海老蔵が監修・主演を務め、映像技術と歌舞伎を融合させた特別パフォーマンスだという。この意外なコラボレーションが、ネットで反響を呼んでいる。《スターウォーズ歌舞伎、海老蔵さんがカイロレンやるのもびっくりだし、タイトルが『煉之介光刃三本』なのも良いな…… レン之介》《スター・ウォーズ歌舞伎?面白そうじゃないか。 元々、スターウォーズは日本の影響受けているというし、相性良さそう》《スターウォーズ歌舞伎めっちゃくちゃ面白そうだな……》海老蔵が演じるのは祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者になった「カイロ・レン」。ハン・ソロを父親に、ルーク・スカイウォーカーを師に持つ正義と悪の狭間で揺れ動くキャラクターだ。本作はシリーズ第7、8作目のポイントとなった3シーンを中心に、「家族の愛と喪失」をテーマに3部構成で上演するという。そんな海老蔵は4日にブログを更新し、本作を上演することを報告した。《この度私、スターウォーズさんから白羽の矢が立ちまして、シリーズ完結編の公開記念にスターウォーズ歌舞伎つとめる事になりました。私自身 監修 主演を仰せつかり身の引き締まる思いです。是非見に来てくださいませ》海老蔵といえば、スター・ウォーズファンとしても広く知られている。また海老蔵は、父・團十郎さん(享年66)と初めて映画館で観た作品が本シリーズ1作目だったという。さらに、18年に公開された「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」では、日本語吹替版に声優でのカメオ出演も果たした。このような新たな試みに期待が高まるいっぽうで、本作は12月20日公開予定のシリーズ完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の公開を記念した1日限りのパフォーマンスだ。そのためにこんな声も上がっている。《1日だけ!?もったいないー!》《観たい。でも1日限りではチケットも到底手に入るまい》《スターウォーズ歌舞伎って1日だけなんか!激レアすぎるな!》
2019年11月04日歌舞伎俳優の市川海老蔵が4日、都内で行われた第五回自主公演『ABKAI 2019~第一章FINAL~』の公開舞台稽古に、ジャニーズJr.内ユニット・Snow Manの宮舘涼太と阿部亮平らとともに参加した。“現代のかぶき者”十一代目市川海老蔵が、“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”を融合させた舞台を目指し、2013年夏、初めて自らが企画・製作を行った『ABKAI』。5回目、そして十一代目市川海老蔵として最後となる今回、以前より海老蔵が構想を温めていた「源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)」より、「実盛物語」を主軸に『SANEMORI』と題し、新たな歌舞伎の舞台を創り上げた。若かりし日の実盛が駒王丸(源義仲)と光盛に出会い、将来、光盛に討たれることを予見させるというストーリーをもとに生まれ変わった『SANEMORI』。海老蔵は、源頼朝の霊、頼朝の弟・先生義賢、実盛の3役を演じる。義賢が大勢の敵に囲まれる場面では、襖も使ったダイナミックな立ち回りと最後の力を振り絞る迫真の演技を披露。また、実盛としては若き日から年老いた白髪姿まで演じ、馬に乗った堂々とした姿も見どころとなっている。なお、宮舘は源義仲、阿部は義仲の片腕・手塚太郎光盛を演じる。海老蔵は「源平布引滝『実盛物語』が古典歌舞伎としてこれまで長く愛されてきた所以は、やはり物語の根底に流れる当時の日本人が持っていた信念や思いに多くの人が共感し感銘を受けてきてからではないかと思います。『SANEMORI』では、その伝統をより多くの人にお楽しみいただけるよう、私なりに企画・演出をさせていただきました」と、同作の魅力に言及。そして、「Snow Manからご出演の宮舘さん、阿部さんには、歌舞伎の所作事など非常に熱心にお稽古いただき、これから約1カ月間共に舞台を作り上げるのがとても楽しみです」と宮舘と阿部に期待を寄せ、「市川海老蔵としては最後の『ABKAI』となりますので、ぜひ皆さまにはこの機会に歌舞伎の魅力を劇場でお楽しみいただければと思います」と呼びかけている。市川海老蔵 第五回自主公演「ABKAI 2019~第一章FINAL~『SANEMORI』」は、11月5日から25日まで東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて上演。
2019年11月04日『スター・ウォーズ』完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の大ヒットを祈願して、シリーズファンの市川海老蔵主演「スター・ウォーズ歌舞伎」が開催されることが決定した。『スター・ウォーズ』と同い年の海老蔵さんが、主演だけでなく監修も務める「スター・ウォーズ歌舞伎」は、「スター・ウォーズ」の世界観を最先端の映像技術と歌舞伎とで融合させた1日限りのスペシャルパフォーマンスで、映画シリーズの根幹をなす“家族の愛と喪失”をテーマに展開される。主演の海老蔵さんが演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から登場し、ダース・ベイダーを祖父に持ち、正義と悪の狭間で揺れ動くカイロ・レン。最新作『スカイウォーカーの夜明け』では、世代を超えて描かれてきた“光と闇”の戦いがカイロ・レン、そしてレイへと引き継がれていく。今回の「スター・ウォーズ歌舞伎」では、『フォースの覚醒』と『最後のジェダイ』のポイントとなる3シーンを3部構成で描くという。市川海老蔵コメント皆様、こんにちは。市川海老蔵です。この度、シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を記念して、スター・ウォーズ歌舞伎を開催いたします。スター・ウォーズ歌舞伎で描かれるのは、40年以上に渡るスカイウォーカー家の愛と喪失の物語です。スター・ウォーズが好きな方も、歌舞伎が好きな方も、お楽しみいただける舞台になってます。是非、お越しください。「スター・ウォーズ歌舞伎」は11月28日(木)都内某所にて開催予定。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 2019年12月20日より日米同時公開©2019 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年11月04日「スター・ウォーズ」シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日日米同時公開)の公開を記念し、芸能界屈指のスター・ウォーズファンとして知られる歌舞伎俳優・市川海老蔵主演による「スター・ウォーズ歌舞伎」が11月28日に開催されることがこのほど、明らかになった。「スター・ウォーズ歌舞伎」とは、海老蔵が監修・主演を務め、「スター・ウォーズ」の世界観を最先端の映像技術と、日本の伝統芸能である歌舞伎を融合させた1日限りのスペシャルパフォーマンス。映画シリーズの根幹をなす「家族の愛と喪失」をテーマに描かれる。海老蔵が演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から登場し、祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となった“カイロ・レン”。カイロ・レンは、父親であるハン・ソロとの親子関係に葛藤し、上司であるスノークとの確執、そして唯一無二のジェダイマスターにして師でもあるルーク・スカイウォーカーとの関係に悩み、正義と悪の狭間で揺れ動くキャラクター。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では、世代を超えて描かれてきた“光と闇”の戦いが、カイロ・レン、そして類まれなフォースを覚醒させたレイへと引き継がれていく。「スター・ウォーズ歌舞伎」では、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のポイントとなる3シーンを3部構成で演じる。大の「スター・ウォーズ」ファンとしても知られる海老蔵は、「スター・ウォーズ」と“同い年”である1977年生まれ(シリーズ第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』は全米で1977年に公開)。また、父である市川團十郎さんと初めて映画館で観た作品が「スター・ウォーズ」であったこと、さらに海老蔵自身も父親という立場であるなど、父から子へ世代を超えて受け継がれる「スター・ウォーズ」との深い縁を感じさせる。海老蔵は「皆様、こんにちは。市川海老蔵です。この度、シリーズ完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を記念して、スター・ウォーズ歌舞伎を開催いたします。スター・ウォーズ歌舞伎で描かれるのは、40年以上に渡るスカイウォーカー家の愛と喪失の物語です。スター・ウォーズが好きな方も、歌舞伎が好きな方も、お楽しみいただける舞台になってます。ぜひ、お越しください」とコメントを寄せている。同公演は 11月28日に都内某所にて開催予定。また、11月5日よりスター・ウォーズ公式サイトもしくは公式Twitterにて応募概要の掲載を予定している。(C)2019 ILM and Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2019年11月04日11月5日(火)から25日(月)までBunkamuraシアターコクーンにて、市川海老蔵第五回自主公演「ABKAI 2019~第一章FINAL~『SANEMORI』」が上演される。その製作発表会見に十一代目市川海老蔵が登壇した。【チケット情報はこちら】「ABKAI(えびかい)」は、海老蔵が“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”の融合を目指し、2013年夏に初めて自らが企画・製作を行った舞台。歌舞伎を縁遠く感じていたり、舞台を観る機会の少ない方々でも、気軽に足を運んで歌舞伎を楽しめるよう、日本昔話や古事記など、幅広い世代に馴染みのある題材を扱ってきた。十一代目市川海老蔵として最後の「ABKAI」となる今回は、『SANEMORI』と題し、「源平布引滝 (げんぺいぬのびきのたき)」より「実盛物語」を主軸とした、新たな歌舞伎の舞台を創り上げる。「実盛物語」は、平家に仕えながらも源氏に忠を尽くさんとする斎藤実盛の生き様や、ドラマ性があふれる、時代ものの名作と称される作品だ。舞台を中心に活躍するジャニーズJr.の人気急上昇中ユニット「Snow Man」から宮館涼太と阿部亮平が出演するのも見どころのひとつ。若い世代にも歌舞伎の楽しさや醍醐味を感じてもらう狙いがある。FINALの演目として「実盛物語」を選んだことについて海老蔵は、「源平の戦いの中での白旗の重み、それを守るために命を懸ける人々の様をクローズアップした作品。歌舞伎の良さが詰まった作品だが、その面白さがなかなか分かりづらく、もっと分かりやすい演目に仕立てたいと以前から考えていた」とその理由を語った。真剣に見どころを語る一方で、「『ABKAI』という名前は海老蔵だからではなく、自分自身がAB型であることが由来で、市川團十郎を襲名しても『ABKAI』は続く」と発言し、会場の笑いを誘う場面も。共演する「Snow Man」の宮館、阿部については、「立ち回り、動きの面での活躍を楽しみにしている。彼らから学ぶことが沢山あると思っている」と、期待を滲ませた。最後は、「多くのお客様に来ていただけるよう努力をしながら、古典を継承していくことが歌舞伎界にとって1番大事。また、弟子たちが活躍できるような公演を企画することで、若手にも希望のもてる歌舞伎界にしていきたい」と公演の意義を語り、会見を締めくくった。チケットぴあでは、9月8日(日)から一般販売が開始される。取材・文:松崎 優美子
2019年09月04日歌舞伎俳優の市川海老蔵が3日、都内で行われた第五回自主公演『ABKAI 2019~第一章FINAL~』の製作発表会見に出席。今回、初参加するジャニーズJr.のユニット・Snow Manの宮舘涼太と阿部亮平への期待を語った。今年、V6の三宅健とも六本木歌舞伎第三弾『羅生門』で共演した海老蔵。Snow Manの宮舘と阿部の起用理由を聞かれると、「いろんなご縁。三宅さんとか様々な方とご一緒して、こういうのがありますけどどうですかってお話したらぜひということだったので、ご縁の中でさせていただいてます」と説明した。そして、「DVDは見ていますね。滝沢(秀明)さんが今頑張っていらっしゃって、ぜひ参加していただきたいという気持ちがあって、いろんなことを学ばれてお帰りされたいでしょうし、我々も彼らを見て学ぶことがたくさんある」と語った。今回、演出も務める海老蔵。宮舘と阿部については「立ち回りの中で我々が学ぶべきことはたくさんあると思います。動きの面で活躍していただけたらうれしいなと考えています」と期待を寄せ、「最初に活躍していただけるところから始まったらいいなと思っています」と構想を明かした。第5回自主公演『ABKAI 2019~第一章 FINAL~』は、11月5日から25日まで東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて上演。
2019年09月03日「海外のエージェントから海老蔵さんのもとに『来春、ニューヨークで歌舞伎の公演をやりませんか?』というオファーが来たそうです。海老蔵さんはこれまでも『勸玄といっしょに海外公演を実現させたい』と言っていました。そのため、今回のオファーは彼にとって重要な意味を持っていると思います」(海老蔵を知る芸能関係者)来年5月に十三代目・市川團十郎を襲名する市川海老蔵(41)。長男・勸玄くん(6)も八代目・市川新之助となり、親子同時襲名披露公演に挑む。そんななか、海老蔵のもとにNY公演のオファーが届いていたという。海外公演といえば、04年に父・市川團十郎さん(享年66)が海老蔵の襲名披露公演をパリで行っている。以降も親子で、海外の舞台に立っていた。「團十郎さんは、07年3月にもパリのオペラ座で海老蔵さんと親子公演を開催しています。オペラ座としては初の試みで、大盛況となりました。ただ海外での公演は日本での公演と違い、莫大な費用がかかるのです。しかし海老蔵さんは『リスクを負ってでも海外に!』と主張し続けてきたのです」(前出・海老蔵を知る芸能関係者)海老蔵が思い描く夢。その中心にはもちろん、長男・勸玄くんの存在があるという。「海老蔵さんが父と07年にパリ公演で演じたのは、『勧進帳』。成田屋のお家芸で、彼にとって思い入れの深い演目。そして実は、勸玄くんの“勸”の字は『勧進帳』から取ったものです。團十郎さんは勸玄くんが誕生する約1カ月前に亡くなりました。海老蔵さんは『亡き父の思いを受け継いでほしい』と願って名付けたのだと思います」(梨園関係者)勸玄くんは、そんな父の期待以上に成長している。「先日行われた七月大歌舞伎では、『外郎売』に挑戦。6歳にして、4分間に及ぶ早口言葉をみごと成功させました。また公演期間中には海老蔵さんが急性咽頭炎のため休演しましたが、その間も彼が舞台を立派に務めあげたのです。練習中には演技に納得がいかず、悔し涙を流す一面もあったといいます。そんなストイックな姿勢に、周囲も『もう立派な歌舞伎役者だ』と言って絶賛しています」(前出・梨園関係者)親子で舞台に立った“思い出のパリ公演”から15年――。團十郎さんから海老蔵へ、そして勸玄くんへと思いは受け継がれている。「海老蔵さんのスケジュールは、2年先までほとんど埋まっています。しかも来春は襲名披露公演を控えているほか、東京五輪での歌舞伎披露も行うとみられています。今回のNY公演オファーを実現させることは現実的に難しかったようで、5月になって松竹側が断ったと聞きました。しかし五輪で歌舞伎が披露されれば、海外からの注目度も増えるはず。そうなると、再びオファーがくる可能性も高いと思います。海老蔵さんとしても、近いうちに“リベンジ”を考えていることでしょう」(前出・海老蔵を知る芸能関係者)
2019年08月30日「團十郎さんは、07年3月にもパリのオペラ座で海老蔵さんと親子公演を開催しています。ただ海外での公演は日本での公演と違い、莫大な費用がかかります。それでも海老蔵さんは『リスクを負ってでも海外に!』と主張し続けてきたのです」(海老蔵を知る芸能関係者)来年5月に十三代目・市川團十郎を襲名する市川海老蔵(41)。長男・勸玄くん(6)も八代目・市川新之助となり、親子同時襲名披露公演に挑む。そんななか、海老蔵のもとにNY公演のオファーが届いていたという。海外公演といえば、04年に父・市川團十郎さん(享年66)が海老蔵の襲名披露公演をパリで行っている。以降も親子で、海外の舞台に立っていた。「海老蔵さんのスケジュールは、2年先までほとんど埋まっています。今回のNY公演オファーを実現させることは現実的に難しかったようで、5月になって松竹側が断ったと聞きました。ただ海老蔵さんはこれまでも『ゆくゆくは勸玄といっしょに海外公演を実現させたい』と言っていました」(海老蔵を知る芸能関係者)いったいなぜ、海老蔵はそこまでして海外進出にこだわっているのだろうか。「歌舞伎を世界に広めていくこと、それは亡き團十郎さんの悲願でもありました――」そう語るのは、成田屋を見続けてきた梨園関係者だ。「團十郎さんは『このままだと歌舞伎は日本だけの伝統芸能として衰退していくかもしれない』と危惧していました。そのため、早い段階から海外への道を模索していたのです。團十郎さんは04年5月に白血病で倒れましたが、その後も世界中を飛び回ってきました。07年には、フランス芸術文化勲章のコマンドゥール受章も果たしています。09年9月には、親子でのモナコ公演にも挑戦しました。そんな父の姿を見続けてきた海老蔵さんだからこそ、海外での公演に対して並々ならぬ熱意をみせているのです」実際、海老蔵は海外公演についての具体的なプランも温めているようだ。別の梨園関係者がこう明かす。「歌舞伎座に足を運ぶ外国人も増えていますが、公演開始から10分ほどで寝てしまう人もまだまだいるといいます。歌舞伎は日本人でもわからないセリフがありますし、外国人だとなおさら難しいのでしょう。そこで、海老蔵さんは『外国人でも楽しめる歌舞伎を作ろう!』と宣言したそうです。中村芝翫さん(53)などの現役世代と連携し、枠にとらわれない“新たな歌舞伎”を作ろうとしているのです。16年にはNYのカーネギーホールで初となる、能と狂言と歌舞伎を披露する一大公演を行いました。さらに今後は『歌舞伎だけの公演で外国人を驚かせたい!』とも考えているようです。海老蔵さんが團十郎となり勸玄くんが新之助となれば、話題性は十分。その夢は、きっとかなうと思います」NYでの『勧進帳』に、観客がスタンディングオベーションを送る――。そんな“親子三代の悲願”に向けて、海老蔵はすでに動きだしていた。
2019年08月30日歌舞伎俳優・市川海老蔵の第5回自主公演『ABKAI 2019~第一章 FINAL~』が、11月5日から25日まで東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演されることが27日、明らかになった。ジャニーズJr.のユニット・Snow Manから宮舘涼太と阿部亮平が初参戦することも発表された。“現代のかぶき者”十一代目市川海老蔵が、“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”を融合させた舞台を目指し、2013年夏、初めて自らが企画・製作を行った『ABKAI』も今回で5回目。この『ABKAI』は、歌舞伎を縁遠く感じている若い世代や、舞台を観る機会が少ない人たちにも、気軽に足を運んで歌舞伎を楽しんでもらいたいと企画され、日本昔話や古事記など、馴染みのあるさまざまな題材を扱ってきた。今回、十一代目市川海老蔵として最後の『ABKAI』に選んだ演目は、以前より海老蔵が構想を温めていた「源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)」より、「実盛物語」を主軸に『SANEMORI』と題し、新たな歌舞伎の舞台を創り上げる。「実盛物語」は、登場人物となる斎藤実盛は歌舞伎において「生締(なまじめ)」とも呼ばれ、分別のある武将の典型的な役柄として描かれている。扇を用いて物語る場面がみどころで、平家に仕えながらも源氏に忠を尽くさんとする実盛の生き様や、ドラマ性があふれる時代物の名作と称される。今回新たに誕生する令和時代の『SANEMORI』に注目だ。出演者には、若い人たちにも歌舞伎の楽しさや醍醐味を感じてもらうため、高い身体能力と「滝沢歌舞伎」で培った確かなスキルで舞台を中心に活躍、人気急上昇中のジャニーズJr.のユニット・Snow Manから宮舘涼太と阿部亮平が初参戦。さらに、歌舞伎界からは、市川右團次が出演し、芝居に彩りを加える。
2019年07月27日7月19日、急性咽頭炎のために歌舞伎座「七月大歌舞伎」の舞台を休演していた市川海老蔵(41)が復帰した。18日に松竹株式会社の公式サイトが、「市川海老蔵が復帰し、昼の部、夜の部ともに、通常通りの配役にて上演いたします」と発表した。本舞台は長男の堀越勸玄くん(6)との共演舞台。海老蔵が休演中も、勸玄くんは一人で舞台に立った。誰もが心配していた海老蔵の復帰に、歓喜の声があがった。《舞台復帰おめでとうございます 皆で素晴らしいお舞台 えいえいおー》《ひさしぶりに白塗りのお顔見れた 嬉しいです》《海老蔵さんお帰りなさい。適度な緊張感に包まれて楽しんでください》15日に海老蔵は、声が出なくなったことを理由に舞台を急遽休演した。その後、急性咽頭炎と病名が判明。18日に昼の部から復帰する予定だったが、病状が回復せず延期になった。17日のブログでは、《誠に申し訳ございませんが、あと一日。あと一日。お休みさせていただきます。誠に申し訳ありません。私自身の心は焦りと悔しさと行き場のない気持ちが交錯しています。が、お医者さんの意見に添いそれを理解しそうさせて頂くことにしました》とつづった。このように海老蔵は、ファンや関係者の気持ちを慮って体調の経過をこまやかにブログで報告している。19日に更新したブログでは《よろしくお願いします。みんなからはもっと休んで良いのだよと優しい言葉もらいます。有難い》と感謝の気持ちとともに、復帰の意欲をみせた。いっぽうで、依然として海老蔵を心配する声もあがっている。《無理してませんか、きっと申し訳ないという気持ちが高く少し頑張って出てませんか》《もっとゆっくり休んでいただきたい。でも、舞台の成功を心から祈っております》《もっと休んでいいんだよー 海老蔵さん責任感半端ないって》さらに歌舞伎役者の片岡孝太郎(51)も、19日に更新したブログで海老蔵を心配する気持ちをつづった。《早くないかなぁ、彼は人一倍身体や食事に気を使うにんげんですが今回の配役、本当に大変です。勿論ご自身で決めた事ですが、せめて明日から数日は夜の部だけにして頂けたらと勝手に心配しています》本公演は28日の千穐楽まで続く。一日も早く全快になることを祈るばかりだ。
2019年07月19日歌舞伎俳優の市川海老蔵が、自身のブログを更新し、9日にくも膜下出血のため亡くなったジャニーズ事務所の代表取締役社長・ジャニー喜多川さんを追悼した。海老蔵は9日夜、「ショックです。」と題してブログを更新。「ジャニーさん、心よりご冥福をお祈りします。とてもショックです」と心情をつづった。また、10日朝の投稿で、「歌舞伎は400年の時を経て伝統芸能となりました。ジャニーズの皆さんは歌って踊れて…ファンの皆さんの笑顔や熱気…まさに歌舞伎のルーツだと思います」とし、「ジャニーさんのエンターテイメントへの愛は育てられた皆さんに受け継がれ、ジャニーさんは出雲のお国のような歴史上の人物になられるでしょう」(原文ママ)と追悼。さらに「ジャニーさんが親で所属の皆さんが子どもたちという関係性…素晴らしいです。ジャニーさんに直接お会いできなかったことが本当に残念です」とつづり、「歌舞伎もエンターテイメントです。ジャニーさんが育てた子どもたちとエンターテイメント界の灯火を絶やさないように私も舞台人としてこれからも頑張っていきたいと思います」と決意を記した。
2019年07月10日「市川ぼたんとして、私の團十郎襲名公演に出たいようです」そう顔をほころばせたのは、市川海老蔵(41)。5月12日、長女・麗禾ちゃん(7)が、日本舞踊市川流の四代目・市川ぼたんを今年8月に襲名することを発表した。壇上で目標を聞かれた麗禾ちゃんは、照れて父に耳打ち。冒頭のように海老蔵が代弁したのだった。「麗禾ちゃんは見るのも演じるのも大好きな生粋の歌舞伎ファン。デッキが壊れてしまうくらい何度も公演のDVDを見たり、自宅では弟の勸玄くん(6)と歌舞伎ごっこをして遊んでいます。でも麗禾ちゃんが歌舞伎にのめり込むほど、海老蔵さんの悩みは深くなっているようです。なぜなら、女性は子役としてしか舞台に立つことができないから。慣習的には初潮が来るまでとされているので、近い将来、麗禾ちゃんは大好きな歌舞伎の舞台から去らなくてはいけないのです」(歌舞伎関係者)市川家の知人によると、麗禾ちゃんは「私もいつかパパのような歌舞伎役者になりたい。でも女の子は駄目なの?」と父に尋ねたことがあったという。梨園の伝統に苦しんだ女性は麗禾ちゃんだけではない。十八代目中村勘三郎(享年57)夫人の波野好江さん(60)は、女性として梨園に生まれてきた苦悩を自伝『三人桃太郎』でこう綴っている。《私は歌舞伎役者・七世中村芝翫の次女として生まれました。父はもちろんのこと、母やまわりの誰もが“今度こそ、きっと男の子を”と待ち望んでいたでしょうに、周囲の期待を裏切って、この世に産声を上げてしまったのです》こうした女性たちの悲痛な声を子どものころから聞いていた海老蔵は、17年2月に主演を務めた実験的な舞台・六本木歌舞伎「座頭市」に、尾上菊五郎(76)の長女の寺島しのぶ(46)を相手役で出演させ“女性の歌舞伎役者”への門戸を開いたのだった。「しのぶさん自身、弟が6歳で歌舞伎の初舞台を踏むと、家の中で自分だけが歌舞伎の会話に入っていけず、寂しい思いをしていたと告白しています。『男だったら音羽屋を継げたのに!』と。その思いを幼なじみである海老蔵さんはだれよりも理解していました。歌舞伎座では難しいものの、自身の自主公演に出演させるというかたちで、しのぶさんの長年の夢を叶えてあげたのです」(別の歌舞伎関係者)記者会見で寺島は「まさか自分が歌舞伎に出演するとは」と嬉しさのあまり目に涙をためていた。そのとき、海老蔵は歌舞伎と女性についてこう語っている。「歌舞伎が今のかたちになってから200~300年という年月が経って、そろそろ考え直す時期にきている。(中略)性別を理由に女性が歌舞伎をできないことが、僕にはわからなかった」そこで、海老蔵が愛する娘のために練った“一世一代の秘策”とは――。「93年、当時16歳だった松たか子さん(41)が、舞台『文七元結』のお久という役で歌舞伎座デビューを果たしました。つまり、この年齢でも歌舞伎座に立てたという前例があるのです。今は子役として通用する麗禾ちゃんのために新たな演目まで作って積極的に歌舞伎の舞台に立たせている海老蔵さんですが、次の手として、高校卒業後にこのお久役を演じさてあげたいと検討しているようです。そして、ゆくゆくは『麗禾を女性初の歌舞伎役者に!』という野望を抱いているといいます」(前出・歌舞伎関係者)そんな“梨園への反逆”を海老蔵に決意させたのは、麻央さん(享年34)とのある約束だった。「いまの梨園ではやはり、長男である勸玄くんが何かと優遇されます。でも、麻央さんと海老蔵さんは『できるかぎり平等に育ててあげたい』という教育方針を持っていました。病床の麻央さんは、勸玄くんのデビューをうらやましがる麗禾ちゃんを見て『同じように舞台に立たせてあげたいな』と海老蔵さんに漏らしていたそうです。海老蔵さんはこの約束を果たすべく、麗禾ちゃんの英才教育に励んでいます。市川ぼたん襲名も、その一歩でしょう」(前出・知人)来年5月から歌舞伎座で始まる、十三代目市川團十郎白猿襲名興行。その口上には市川ぼたんとなった麗禾ちゃんも連座し、“女性歌舞伎役者への道”がまたひとつ拓けることだろう――。
2019年05月23日V6の三宅健が、1日に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm 毎週月曜24:00~24:30)で、歌舞伎俳優の市川海老蔵との楽屋エピソードを披露した。先月、千秋楽を迎えた六本木歌舞伎第三弾『羅生門』で、海老蔵と共演していた三宅。公演中は、海老蔵が毎日のように三宅の楽屋に遊びに来ていたそうで、「グラサンして黒いフードを被った坊主の人が、メイク中に後ろから忍び寄って驚かせに来る。そして、僕が驚いてることに、ギャハギャハ大爆笑しながら帰っていくわけ。小学生かよ!」と楽しそうに話した。そんな三宅は、仕返しを目論んだそうだが、「カーテンの陰に隠れて足をバッとつかんだら、『ちょっと何?今仕事の話してんだけど』って全然驚かないの……」としょんぼり。その日の本番中に、「真っ暗闇の階段の隙間から手が出てきて。海老蔵さんがスタンバイする場所はそこじゃないんですよ。こっち芝居してんのに、何考えてんの?」と“仕返しのお返し”をされたようで、「本当、あの人子供だよ。散々、僕が滝沢とかにやってきたことを、今全部されてる」と苦笑しながら話した。また、札幌公演の前には、一緒に温泉旅行を楽しんだことも明かした三宅。海老蔵の長男・勸玄(かんげん)くんが、3月22日に5歳の誕生日を迎えるにあたり、旅行前はプレゼント探しに奔走したようで、「結局、ちょっとおしゃれなものにしたんですけど、もしかしたらお気に召さないかもしれない……。『何これ?いらないんだけど』って、ポイってされるかもしれない……。ちょっとドキドキしてんだよ。喜んでもらえるといいけどなー」と心境を吐露していた。
2019年04月03日V6の三宅健が、18日に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm/毎週月曜24:00~24:30)で、歌舞伎俳優・市川海老蔵の長男・勸玄くんとの交流エピソードを明かした。現在公演中の六本木歌舞伎第三弾『羅生門』で、海老蔵と共演している三宅。歌舞伎ならではの化粧について、「海老蔵さんは5分もかからないけど、僕がやると50分くらいかかる」と難しさを吐露しつつ、「自分でやるとメイクダウンになるけど、(共演者の)市川九團次さんにやってもらうと男前になる。いつもお世話になってます!」と周囲の手助けに感謝していることを語った。本番中の楽屋には、海老蔵の長男・勸玄くんや長女・麗禾ちゃんが遊びに来るそうで、化粧中の姿を見た勸玄くんに、「なんで大人なのにお化粧してもらってるの?」とツッコまれたそう。「僕もかんかんと同い年だよ。大人じゃないから、人にやってもらってるんだよ」とジョークで返した三宅は、「本当に5歳なの? こんな大きい5歳は見たことがない……」と半信半疑で訴えられたという、勸玄くんの可愛らしいエピソードを披露した。また、「子供が大好きですぐに仲良くなるタイプ」だと公言する三宅は、勸玄くんと麗禾ちゃんに会うのを楽しみにしていたそうで、「あんな天使が2人もやって来たら、ファ~ってなっちゃう」とメロメロの様子。続けて、「海老蔵さんは、ちょっとでも時間があるとすぐに家に帰って、子供たちの面倒をみたり、遊んだり、すごいパパしてんの。子供たちが来た時も、本当に良い顔、優しい顔をするんだよね。歌舞伎の現場での厳しい顔とは全く違う」とも明かし、海老蔵のパパっぷりに感心しきりだった。さらに、番組内では、ジャニーズアイランド社長の滝沢秀明氏とV6の坂本昌行が、内緒で観覧に来たことにも言及。「楽屋の廊下にいたら、僕の方に紺色のスーツでめかし込んだ超絶イケメンが来て、『滝沢じゃん!』って感じだったんですよ。片や、その後ろに全身真っ白でスター感出してる坂本くんがいて、『改めて、健がすごい舞台に出てるんだなって思ったよ』と一言残して帰っていきました」と振り返りつつ、「観に来てくれるってうれしいなと、今一度思いましたね」と感謝の気持ちを語っていた。
2019年03月20日3月14日、歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が自身のブログを更新。長男の勸玄くん(6)が幼稚園を卒園したことを報告し、ファンから祝福の声が殺到している。海老蔵は、『最後の幼稚園』という題名でブログを更新。制服姿の勸玄くんの写真を公開し、「最後だね、参加したかったよ」とコメント。「君が初めて幼稚園に行った日の事 覚えてる(中略)行ってらっしゃい」と呼びかけた。さらに、『卒園おめでとう』という題名のブログを更新。「今日は卒園式です」という報告とともに、ピースサインをする勸玄くんの写真を公開。続けて「四月は入学式。麗禾の入学式は参加できなく悲しかったですが今年の入学式は参加できそうで嬉しいです」とし、最後に「とにかく、卒園おめでとう」とメッセージを送った。この投稿には1万を超えるいいね!と700近いコメントが殺到している。ファンは「卒園おめでとうございます。まおさんも見てますね。いや、そばにいますよね」「ご卒園おめでとうございます!こんなに大きくなって!」と勸玄くんへのお祝いコメントが寄せられている。
2019年03月14日歌舞伎俳優の市川海老蔵とV6の三宅健が出演する六本木歌舞伎第三弾『羅生門』の公開舞台稽古が22日、東京・EXシアター六本木で行われた。初めて歌舞伎を見る人でも楽しめる仕掛けが散りばめられた舞台に、報道陣からも何度も笑いが起こった。六本木歌舞伎は、海老蔵の新しい歌舞伎を作っていきたい思いから2015年に始まった。第3弾となる今回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池崇史監督が演出し、海老蔵に加え、歌舞伎初挑戦の三宅が出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた文学作品が、新たな解釈でよみがえる。相次ぐ天変地異で人々は飢え、生きるためには手段を選ばぬ世の中。ある日、行き場をなくした下人(三宅)が羅生門の楼上に登る。そこで下人が目にしたものは、折り重なる死体の中、死人の髪を抜く老婆(海老蔵)の姿であった。聞けば、髪を抜いて金にするという。下人もまた生きるために、老婆の衣を剥いで駆け出すが、そこに鬼=茨城童子(市川右團次)が現れ、切り捨てられてしまう。その後、海老蔵が本人役で登場し、下人に声をかける。「市川海老蔵です。歌舞伎俳優です」などと話しかけて下人を混乱させるユニークな掛け合いの中、海老蔵は下人に、渡辺綱(海老蔵)の家臣・宇源太として別の人生を生きてみることを提案。舞台上に消し幕が現れ、三宅は下人から宇源太となり見得を切り、花道も使って渡辺綱の行方を追っていく…といった展開だ。海老蔵は渡辺綱、老婆、市川海老蔵(本人役)、三升屋兵庫之助三久の4役、三宅は下人、宇源太の2役に挑戦し、それぞれの役になりきって迫真の演技を披露。海老蔵は、全く異なるキャラクターを見事な演じ分け、三宅は習得した見得のほか、宇源太を演じている場面では、茨城童子らとの刀を使った立ち回りの見せ場も。六本木歌舞伎ではお馴染みになりつつある海老蔵の本人役の登場シーンでは、三宅とのユーモアあふれる掛け合いに報道陣からも笑いが。海老蔵に促されて三宅がモノマネを披露する場面もあり、毎回違ったやりとりが繰り広げられそうだ。そのほかにも、出演者が役を演じながらわかりやすく解説するシーンや、三宅のキャラクターを生かしたシーンなどもあり、歌舞伎初心者や三宅のファンが楽しめる工夫が施されている。六本木歌舞伎第三弾『羅生門』は、東京公演はEXシアター六本木にて2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日~17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日~24日。
2019年02月22日2月8日、2018年に最も注目されたブロガーに贈る「BLOG of the year 2018」が発表され、最優秀賞を市川海老蔵(41)が受賞した。「BLOG of the year 2018」は、著名人から一般人まで、アメーバブログの中で2018年に最も注目されたブログを表彰するもの。「BLOG of the year 2018」特設サイトによると、今年度は、最優秀賞を海老蔵が受賞。2013年4月からブログを開始し、初代「MVB(モスト・バリュアブル・ブロガー)」に認定され、累計投稿数は5万件以上。家族への思いがたくさん詰まった温かいブログは、現在も多くの人に読まれ続けている。今回の受賞について海老蔵は、「私のブログを通して歌舞伎に興味を持っていただき、初めて劇場に足を運んでくださった方も多いようで大変嬉しく思っています」と喜び、「舞台のこと、家族のことなど日々感じたことを気のむくままに綴ってまいりますので、これからも宜しくお願い致します」とコメント。さらにこの日、自身のブログを更新し、都内で行われた表彰式の様子を報告。壇上で挨拶する姿や、表彰される様子を写真を投稿し、最後に「ありがとう御座いまする」とつづった。この投稿には5,000を超えるいいね!が付き、コメント欄には「最優秀賞おめでとうございます~そして毎日素敵なブログをありがとうございます」「最優秀賞おめでとうございます!私もうれしいでーーす」と祝福のコメントが寄せられた。また優秀賞は、稲垣吾郎(45)、岡田結実(18)、ドラマ「今日から俺は!!」、工藤遥(19)、杉浦太陽(37)、NMB48、桃(33)の7組に贈られた。
2019年02月08日歌舞伎俳優の市川海老蔵が、2018年に注目されたブログに贈られる「BLOG of the year 2018」の最優秀賞に選出され8日、都内ホテルで行われた授賞式に登壇。2017年6月に乳がんで亡くなった妻・小林麻央さんも「BLOG of the year 2016」の最優秀賞を受賞しており、「妻と同じ賞をいただけたことは本当にうれしいことだと思います」と喜んだ。海老蔵は、受け取った金のトロフィーを見ながら、「実はもう1個あるんですよ。妻が受賞していたのでうちに1個あり、とった気でいました」と話し、「並べて家に飾れることが一番うれしいです」と笑顔を見せた。そして、ブログについて「日々何気なく自分のことや子供たちのこととか、思いをつづらせていただいていて、一番大事だなと感じているのは、書いたものが将来残っていく。私が何十年後かにいなくなっても、子供や家族が、私がどういう生活を送っていたのか、どんなことを考えていたのか、後にもわかるのことが続けている価値があるのではないかと感じています」と続ける意味を熱く説明。「今日はこのような賞を、私も妻と同じ賞をいただけたことは本当にうれしいことだと思います」と語った。「BLOG of the year」は、著名人から一般の方まで、「Ameba」の中でその年に最も注目されたブログを表彰するアワード。2006年に日本記念日協会から認定を受け、2月6日を“ブログの日”に制定し、その年より2月6日“ブログの日”の前後に受賞者を発表してる。2018年度は、最優秀賞は市川海老蔵、優秀賞は俳優の稲垣吾郎、タレントで女優の岡田結実、日本テレビ系ドラマ『今日から俺は!!』、元モーニング娘。の工藤遥、タレントの杉浦太陽、アイドルグループ・NMB48、元『あいのり』出演者でブロガーの桃の7組が選出され、『今日から俺は!!』は代表して鈴木伸之、NMB48は代表して川上千尋、川上礼奈、谷川愛梨が授賞式に登壇した。司会はお笑いコンビのニッチェが務めた。
2019年02月08日歌舞伎俳優の市川海老蔵、V6の三宅健が4日、都内で行われた六本木歌舞伎第三弾『羅生門』製作発表会見に出席した。六本木歌舞伎は、海老蔵の新しい歌舞伎を作っていきたい思いから2015年に始まった。第3弾となる今回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池崇史監督が演出し、海老蔵に加え、歌舞伎初挑戦の三宅が出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた文学作品が、新たな解釈でよみがえる。歌舞伎初挑戦の三宅は「人生の中でまさか歌舞伎に出演させていただくことになるとは考えもしなかった」と言い、海老蔵との共演について「同じ舞台に立たせていただけることは生涯のうちで一度あるかないかのことだと思っているので、これが最初で最後のつもりで、そのくらい捨て身で、無我夢中の境地で挑みたいと思います」と引き締まった表情でコメント。「これをきっかけに、ジャニーズファンの方が本物の歌舞伎に触れてもらえるというのはすごく素敵なことだと思っているので、いろんな方に見ていただきたいです」と期待し、和装姿についても「なかなかこういった正装をすることはないので、紋付き袴を着られてうれしいです。まだ現実を受け入れがたいです」と感想を述べた。三宅はまた、「テレビでやっている海老蔵さんのドキュメントを毎年欠かさず見ている」と明かし、「テレビの中の歌舞伎役者の方という印象。体も常に鍛えていてストイックな方という印象」と海老蔵の印象を告白。「そんな方とご一緒できることをうれしく思っています」と喜んだ。一方の海老蔵は、「V6でデビューされたときに誰が一番かっこいいかなと思ったときに、この人一番かっこいいなと思ったのは三宅さんでした。この人はモテるんだろうなという第一印象です」と明かし、三宅は「大変恐縮です。ありがとうございます」「うれしかったです」と照れ笑い。さらに、海老蔵が初めて歌舞伎を見る三宅のファンへの鑑賞のアドバイスを求められ、「基本的に三宅さんを見ていればいいんじゃないでしょうか。その中で歌舞伎に興味をもっていただければ」と話すと、三宅は「ダメですよ。海老蔵さんを見なきゃ」と笑っていた。なお、東京公演はEXシアター六本木にて2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日~17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日~24日。この日の会見には、海老蔵、三宅のほか、演出の三池崇史監督、松竹副社長/演劇本部長の安孫子正氏も登壇した。
2019年02月04日《この角度、麻央かな?とふと思う。楽屋入りでございます》新春、長女・麗禾ちゃん(7)の後ろ姿をブログで公開してこうつぶやいた市川海老蔵(41)。現在、海老蔵は東京・新橋演舞場『初春歌舞伎公演』に、麗禾ちゃんと長男・勸玄くん(5)とともに親子3人で初共演している。麗禾ちゃんは小学1年生だ。「舞台の稽古で多忙でしたが、冬休みの宿題も遅れることなく提出していました。平日は学校に通ってから劇場に来ています。麻央さんに似て、学校の成績も優秀なんです」(後援会関係者)公演中の海老蔵一家が特に気を配っているのは2点。風邪をひかないこと、そして怪我しないこと。「公演時の海老蔵さんには“定番”メニューがあります。朝はステーキ、サーモンに山盛りサラダ。昼は鶏だんご鍋。毎日『風邪の予防にはねぎがいいから!』と、山ほど鍋に入れて楽屋で子供たちと一緒に食べています。 子供たちが出番を終えてひと足先に自宅に帰ると、麗禾ちゃんが手料理を用意してくれる日もあるようです。卵焼きを作ったり、料理は本当に好きみたいですよ。“少しでも麻央さんの代わりを”という意思があるんだと思います」(歌舞伎関係者)海老蔵は親子3人で同じ舞台に立つことに感無量だという。「子供たちは2人とも本当にお芝居が大好き。ほかの人のせりふも自然に体に入っていて、帰宅後も海老蔵さんの前で“歌舞伎ごっこ”をしています。麗禾ちゃんが勸玄くんのせりふを言って、役を交代して演じる日もあるそうです」(前出・歌舞伎関係者)海老蔵の今の悩みは勸玄くんの体力。昼の部を終えて食事をした勸玄くんが昼寝をして、そのまま熟睡して起きない日があるという。「弟子たちが必死で『坊ちゃん、坊ちゃん!』と起こしています。勸玄くんの目の下のクマが消えないようで、海老蔵さんも“さすがに疲れているのかな”と心配していました」(前出・後援会関係者)海老蔵は子供2人の歌舞伎の実力を認め、“自分の幼少期をもう超えている”と感じているそうだ。「初日に衣装をまとった子供たちを見た海老蔵さんは“つくづく麻央さんに見せたかったな”と感じ入っていたそうです。初日を終えた勸玄くんも『ママもお空で見てたよね!』とほほ笑んでいました。楽屋の床の間には麻央さんの笑顔の写真が飾られており、子供たちは、お母さんの見守るなか、鏡台を仲よく並べて一緒に支度をしています」(前出・歌舞伎関係者)麻央さんの遺影が、親子3人共演の最大の活力源のようだ――。
2019年01月16日1月14日、歌舞伎俳優の市川海老蔵(41)が、東京・歌舞伎座で会見を行った。そこで、’20年に「市川團十郎」を十三代目として襲名することを発表した。また長男の堀越勸玄くん(5)が、八代目「市川新之助」を襲名することを発表。”親子W襲名”を知らせる会見を終え、海老蔵がブログで心境を告白した。会見では、「歌舞伎界におきまして大きな名跡でございます。この上は己の命の限り、懸命に歌舞伎に生きてまいりたい所存でございます」と語った。また、勸玄君は「このたび、父も名乗っておりました市川新之助の名跡を八代目として相続いたします。どうぞよろしくお願いいたします」とあいさつした。海老蔵は会見終了後、『なんとか』と題したブログを更新。「発表、なんとか、無事に終わりました」と発表を終えたことを報告。続いて「皆様ありがとう御座います。そしてよろしくお願い致します」と呼びかけた。また、朝の情報番組では生放送で会見を放送され、海老蔵は各番組の会見画像をキャプチャーし、ブログに投稿していた。これには1万5千を超えるいいね!と700を近いコメントが寄せられた。ファンは「襲名発表おめでとうございます」「麻央さんも喜んでるでしょう」という祝福のコメントや、「カンカンて呼べないくらい素敵なご挨拶でした」「かんかんとても凛々しく堂々としていて涙が出てきてしまいました」と勸玄くんへの称賛の声もみられた。
2019年01月14日市川海老蔵(41)が41歳の誕生日を迎えた12月6日の午後5時半ごろ。長女の麗禾ちゃん(7)、長男の勸玄くん(5)と海老蔵の3人がビル内のステーキハウスに入店するやいなや、「お誕生日おめでとう!」という歓声が店外まで聞こえてくる――。この日、終日オフだった海老蔵は、子どもたちから“帰宅禁止令”を言い渡されたという。「子どもたちがサプライズパーティを計画していたんです。2人の子どもたちは“お仕事で忙しいパパを祝ってあげたい”とおばあちゃんに相談。お店やプレゼントの手配をしてもらいながら、当日は麗禾ちゃんからはケーキを、勸玄くんからはバースデーソングのプレゼントをしてあげたといいます」(市川家の知人)宴もたけなわになったころ、海老蔵は20人余りの参加者にむけて、「これからも麗禾、勸玄共々よろしくお願いいたします」と挨拶をしていた。約3時間の誕生日会を終えて店から出てきた海老蔵は、目に涙をためていた。そんな一家は、1月3日から東京・新橋演舞場で行われる「初春歌舞伎公演」で親子3人の初共演を控えているが――。「麗禾ちゃんはデッキが壊れてしまうほど公演のDVDを何度も見ていました。それほど歌舞伎に憧れているんです。ただし、女性は歌舞伎役者になれません。昨年7月の公演で、弟の勸玄くんが海老蔵さんと一緒に“宙乗り”を披露しました。それを見た麗禾ちゃんは『今度は私も一緒に出たい!』と舞台への思いを強くしたといいます」(梨園関係者)そこで海老蔵は、子どもたちが出演できる舞台を演目選びから必死で考え、準備してきたという。「女性でも子役なら舞台にあがれますからね。過去には波乃久里子さん(73)や松たか子さん(41)も歌舞伎の舞台に立ちました。梨園ではやはり、長男の勸玄くんが何かと優遇されます。でも、海老蔵さんは父親として『2人を平等に育てたい』と考えています。それは、小林麻央さん(享年34)と共に築いてきた教育方針だそうです。だからこそ麗禾が出られるうちに、もっと舞台に出してあげたいのでしょう。2人はいま、猛稽古中だといいます」(前出・梨園関係者)天国の母への思いを胸に、麗禾ちゃんが立つ貴重な舞台――。今度は海老蔵がデッキを壊すほど繰り返し見ることになるだろう。
2018年12月12日市川海老蔵(40)が織田裕二(50)主演のフジテレビ系月9ドラマ「SUITS/スーツ」で12月10・17日放送分に出演することを、各スポーツ紙が報じた。海老蔵が現代ドラマに出演するのは、2014年以来4年ぶり。月9への出演はら今回が初めてとなる。各紙によると海老蔵が演じるのは、最高検察庁のエリート検事。織田演じる弁護士・甲斐正午の検事時代の後輩で、ある秘密を調べるため甲斐に近づくキーパーソンとなるという。海老蔵の検事役も今回が初めてだ。もともと海老蔵が同ドラマに出演するきっかけとなったのは今年10月、ドラマの初回放送のブログへの書き込み。海老蔵が〈織田裕二さんと鈴木保奈美さんの御二方が我々世代にはたまらない、通行人でも出たいな〉とつづったところ、プロデューサーの目に留まり出演が決定したというのだ。「ここ数年、月9は視聴率が芳しくありません。そのため役者陣の“月9離れ”が進み、出演オファーも簡単ではなくなっています。そこへ話題性たっぷりの海老蔵から“逆オファー”があっとなっては、出演させない理由はありませんよ。海老蔵さんならブログでたっぷりと宣伝もしてくれるでしょうし」(フジテレビ関係者)初回の平均視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でスタート。第6話と第7話が連続して1ケタに落ち込んだものの、第8話は10.5%で2ケタに戻した。「このところ、フジは年間視聴率4位が“定位置”になってしまいました。当面の目標は3位のTBSを抜くこと。今年はまだ全日帯なら3位の可能性があるので、視聴率でテコ入れできる番組があるか精査しています。そこで『SUITS/スーツ』に目を付け、海老蔵さんを“起爆剤”として投入したのでしょう」(放送担当記者)海老蔵投入の効果や、いかに?
2018年12月03日女優の市川紗椰(31)が、ロックバンド“BST”を絶賛したことでなぜか炎上している。マニアックに趣味を突き詰めることで知られる市川。『週刊プレイボーイ』では「ライクの森」と題したコラムを連載中だ。11月26日号のコラムでは“BST”というロックバンドの魅力を熱弁。『市川紗椰が語る“BST”の魅力「韓流アイドルグループの陰に隠れている不運なバンドです」』というタイトルでヤフーニュースにも配信された。すると、コメント欄が荒れ模様となってしまったのだ。《被爆者を嘲笑する原爆Tシャツ。日本人として絶対に許せません。ファンの若い人達は少しは歴史を学んでみたら如何かと思います》《原爆を肯定する様なTシャツを、平気で意図的に着ていた事が問題である。日本人としては到底容認出来る行為ではない》コメント欄には韓国のアイドルグループ“BTS”への非難が並んだが、市川が絶賛したのは‘60~70年代に活躍したアメリカのロックバンド“Blood,Sweat&Tears”。略して“BST”だ。コラムでも市川自身が「防弾少年団という韓流アイドルグループの曲で同名のタイトルのものがある」「しかも、防弾少年団の略称が『BTS』だったりもするので、かなりややこしい」と、BSTとBTSが紛らわしいことも説明している。コメント欄では《かわいそうなくらいみんな勘違いしている…こっぱずかしい…》《記事を読まないでコメントしてる人多すぎ》と苦言を呈する声も上がっていた。
2018年11月24日歌舞伎俳優の市川海老蔵、長女の麗禾ちゃん、長男の勧玄くんが22日、都内で行われた新橋演舞場1月公演「初春歌舞伎公演」(2019年1月3日~27日)の記者会見に出席した。同公演では、海老蔵が5演目に出演。十一代市川團十郎生誕百十年を記念した舞踏『牡丹花十一代』では古典を再構築し、海老蔵、麗禾ちゃん、勸玄くんの親子3人共演が実現する。本興行での親子3人共演は今回が初めて。海老蔵は「父として在り方が問われる」「(2人を)両方見ないといけない。自分のこともやらないといけない。気の遣い方が3倍ではなく10倍くらいになる」と話した。また、子供たちの思いについて「麗禾は『出たい』という固い決意というか思いが強く、習い事もあるんですが『1月は歌舞伎を重視したい』という直談判もあってこういう形になった。せがれはいささかふわふわしていますが、歌舞伎をやるという意識は自分が子供の頃と比べると明快」と説明し、「私よりはやる気がある状態なのかなと」と笑った。囲み取材では、3人がそろって登場。麗禾ちゃんと勧玄くんは「このたびは新橋演舞場に立たせていただきます。よろしくお願いします」と声をそろえてあいさつし、報道陣から「かわいい!」という声が上がった。そして、2人とも共演について「ものすごくうれしい」と笑顔を見せた。また、海老蔵にやってみたらと言われて練習したという「外郎売」の長ゼリフを2人で披露すると会場から拍手が起こり、歌舞伎が好きか聞かれると2人とも「大好きです」と即答。父である海老蔵については、麗禾ちゃんは「すごいと思う」、勧玄くんは「頑張ってると思う」と言い、海老蔵は笑っていた。
2018年11月22日女優の有村架純と歌舞伎俳優の市川海老蔵が出演する「お~いお茶」の新作CM 『ぬくもりをつなぐもの』編が、10月29日よりテレビやWEBで順次放送・配信される。約3年ぶりの有村と海老蔵の共演となる新CMでは、雪が舞い散る美しい和の空間で、海老蔵が有村をお茶でおもてなし。海老蔵はお茶を淹れながら優しく語りかけ、有村はその言葉をしみじみと味わう。すると、有村が手に持つ湯呑が、いつの間にか電子レンジでチンできるお~いお茶のペットボトルに。まるで淹れたてのような味わいに、優しく微笑み合う2人が印象的なCMになっている。新CMについて、有村は「今までの伊藤園のCMと雰囲気が違う凛とした空間で新鮮でした。その雰囲気に合わせようとしたら逆にもっと元気良くするよう指示をいただき、バランスをとるのが難しかったです。空気感を楽しんで見てほしいです」とコメント。海老蔵は「お茶は会話を生んだり、人と人の間をつなぐもの。また1人で考えを巡らせるためにもお茶は良いもの。日本の文化、お茶の尊さをCMを見た人に感じてもらいたいです」とアピールする。また有村は、約3年ぶりの共演となった海老蔵について「久しぶりにお会いするので緊張しましたが、変わらない佇まいでとても素敵でした」と語り、海老蔵も「ますますきれいで可愛らしい女性になられていました。これからさらに素晴らしい女優さんになられると思います」とべた褒めした。
2018年10月26日六本木歌舞伎第三弾「羅生門」が、来年2月22日(金)のEXシアター六本木を皮切りに、大阪、札幌にて上演されることが決定。市川海老蔵と「V6」三宅健が共演する。「六本木歌舞伎」は、2015年2月、脚本:宮藤官九郎×演出:三池崇史、海老蔵さんと中村獅童共演で「地球投五郎宇宙荒事」がスタート。昨年はリリー・フランキーが新解釈で描き出した「座頭市」を三池氏演出で第二弾が上演。海老蔵さんに加え、寺島しのぶが参戦したことも話題に。そして来年上演される第三弾は、芥川龍之介の代表作「羅生門」。引き続き三池氏が演出を担当し、出演は海老蔵さんと、歌舞伎初出演となる三宅さんに決定。海老蔵さんは「人間のエゴイズムを描いた名作を、歌舞伎という舞台でいかに表現するのか。今からとても楽しみにしています」と期待を寄せ、三宅さんは「海老蔵さん、三池監督、憧れのお二人とお仕事をご一緒させていただけることを大変光栄に思います。悪と正義の存在理由。三池監督が描く羅生門の世界を追求できる喜びを噛み締めています」と心境を明かす。一方、演出を手掛ける三池氏は「芥川龍之介も驚嘆!歓喜!やっぱ歌舞伎は面白い!が私のテーマです」と言い、「芥川龍之介×市川海老蔵×三宅健!何かが起きぬワケが無い。六本木歌舞伎、ここに極まる!」と熱いコメントを寄せている。なお、本公演のチケットは、11月17日(土)10時より一般発売がスタートする。六本木歌舞伎 第三弾「羅生門」は2019年2月22日(金)~3月10日(日)EXシアター六本木、3月13日(水)~3月17日(日)オリックス劇場、3月21日(木・祝)~3月24日(日)わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて上演。(cinemacafe.net)
2018年09月19日歌舞伎役者の市川海老蔵が主演する六本木歌舞伎 第3弾『羅生門』が上演されることが17日、わかった。V6の三宅健が共演、三池崇史が演出を務める。2015年に海老蔵と中村獅童の共演、宮藤官九郎脚本、三池崇史演出により上演された『地球投五郎宇宙荒事』から始まった六本木歌舞伎。2017年には寺島しのぶ出演、リリー・フランキーが新解釈で描き出した第2弾『座頭市』が上演され、今回が第3弾となる。芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池が演出し、歌舞伎初出演となる三宅が挑戦。生きるための悪という人間のエゴイズムを見せていく。東京公演はEXシアター六本木にて2019年2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日〜17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日〜24日。○市川海老蔵コメント今回で3回目となります、六本木歌舞伎。芥川龍之介の『羅生門』に、三池監督、三宅健さんと共にチャレンジします。人間のエゴイズムを描いた名作を、歌舞伎という舞台でいかに表現するのか。今からとても楽しみにしています。日本各地で自然災害で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りいたします。○三宅健コメント海老蔵さん、三池監督、憧れのお2人とお仕事をご一緒させていただけることを大変光栄に思います。悪と正義の存在理由。三池監督が描く羅生門の世界を追求できる喜びを噛み締めています。各地での度重なる災害に胸が痛みます。皆さんの日常が一日も早く戻りますよう心よりお祈り申し上げます。○三池崇史コメント芥川龍之介も驚嘆! 歓喜! やっぱ歌舞伎は面白い! が私のテーマです。芥川龍之介×市川海老蔵×三宅健! 何かが起きぬワケが無い。六本木歌舞伎、ここに極まる!
2018年09月17日