モデルで女優の岡本夏美(18)が、21日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)にゲスト出演し、涙ながらにSMAPへの思いを語った。これまでコンサートに7回ほど行くなど、家族ぐるみでSMAPファンであることを公言していた岡本。今では同番組の高校生枠としておなじみになっているが、その初出演となった昨年8月9日放送回で共演したのが中居正広(44)だった。中居は岡本と積極的に絡み、スタジオには笑いも。岡本はこの収録前夜、興奮と緊張でなかなか眠ることができなかったという。解散騒動後の1月17日放送回で、ダウンタウン・松本人志(52)は「絶対に解散してはいけない」と中居正広に伝えたことを報告した。この日出演した岡本は多くを語ることはなかったが、松本の「独立するならまだしも、割れて解散は絶対にあり得ない」「誰も得しない」という主張に涙する姿が映っていた。そして今回、司会の東野幸治(49)が「『SMAP×SMAP』という番組が年内で終わるわけですけども。出たかったですよね?」と振ると、岡本は黙って何度もうなずき、「小さい頃から第一線で活躍されているグループがSMAPというイメージだったので、それが無くなるのは寂しいです」と吐露した。「私も小さい頃から家族でライブとか行かせてもらったりしていたので……」と思い返すと言葉に詰まり、目に涙を浮かべながら「やっぱり、無くなるのは寂しいですね」。東野の「お母さんも大ファンなんでしょ?」には、笑顔で「ため息が止まらなかったです」と返した。
2016年08月21日油絵で描かれた、自身の肖像画のジャケットが印象的な『THE STILL LIFE』。デビュー20周年のアニバーサリーイヤーを経た平井堅さんの、5年ぶりのオリジナルアルバムだ。「ドラマ主題歌になったシングル『告白』以降の曲をおさめたアルバムになりました。『告白』は僕の中でエポックメイキングな一曲でもあり、今まで以上に明確なビジョンを持って作り上げたので、ある意味、僕の新たなスタートだったんです」「告白」で歌われるのは、女性目線の心情。それまでの平井さんの歌にはなかったような、絶望や深い哀しみに満ちた曲だった。「最後に希望の光が一条差す、ということもなく、絶望だけで終わる曲ですが、自分としてはすごく満足のいく作品になりました。『告白』で人間の裏の部分を描いたことに引っ張られて、毒づきたい気持ちがあったんですよね。結果的に、今回のアルバムも俯瞰で見ると“陽”より“陰”や“闇”を打ち出した曲が多くなっています。ただ、全編通して聴くとダークな曲が多かったので、ラストにほっこりした曲『それでいいな』を入れています(笑)」本作の収録曲14曲は、全て平井さんの作詞。しかしご本人は、うっすら“不本意”なのだそう。「本当はあまり自分を出したくないので、自作曲へのこだわりは全くないんです。<非実力派宣言>じゃないですけど、自分は“スピーカー”だと思っています。もともと歌手志望だし、いろんな人のアイデアや美意識をもらって、歌を発するスピーカーでありたいと意識している。今回は自分の曲ばかりになってしまったので、せめてプロデュースだけは、と若手から大御所の方までいろんな方にお願いしました」『THE STILL LIFE』とは絵画の“静物画”のこと。肖像画ジャケットといい、最新の音源に反するように、それを包むパッケージからはクラシックな薫りが漂う。「僕がいまだにガラケーユーザーだからかもしれないけど、SNS経由の自分発信が溢れる今の社会とは、逆を行きたいんです。自分は発信なんてしないぞ、って。僕の仕事は発信しなければいけない側なんですけど、実はそういう意識はあまりないんです。今回のジャケットも、アンチセルフィーというか。この時代にあえて実際にモデルになって、長い時間をかけて油絵で描いてもらうことをしました」このアルバムには、今までの平井さんとは違う“裏面”が隠されている?ぜひそこを覗いてみて。◇ひらい・けん1995年『Precious Junk』でデビューし、昨年20周年を迎えた。最新シングル『魔法って言っていいかな?』(Panasonic 4KカメラTVCMソング)もヒット中。◇9th ALBUM『THE STILL LIFE』【初回限定盤CD + DVD】¥3,750DVDには新曲「魔法って言っていいかな?」など、新たに録ったスタジオライブ4曲とMUSIC VIDEO 7曲を収録。【通常盤CD】¥3,000(アリオラジャパン)※『anan』2016年7月13日号より。写真・内山めぐみ文・北條尚子
2016年07月12日7月9日(土)放送の「SWITCHインタビュー 達人達」では、アートディレクター・増田セバスチャンと歌手・平井堅が対談を果たす。増田さんは、原宿から世界に「カワイイカルチャー」を発信し続けるアートディレクター。きゃりーぱみゅぱみゅの衣装やアートワークを手掛け、ファッションに敏感な10代女子の心をわしづかみにした新進気鋭のアーティストだ。今回の対談は、増田さんが「会いたい」と平井さんを指名したことから実現。現在44歳の歌手・平井さんは、切ない歌声と抜群の歌唱力の持ち主であり、女心をくすぐる歌詞とメロディを紡ぎ出すシンガーソングライターでもある。これまで4作のアルバムがミリオンセラーを達成し、男性ソロアーティストとして歴代1位に輝く。今年、伊勢志摩サミットの応援ソングを手がけたことも記憶に新しい。まず平井さんを訪ねて増田さんがやってきたのは都内のレコーディングスタジオ。平井さんは最新アルバム「THE STILL LIFE」について、「カワイイ」をテーマにした曲で作品に“毒”をまぶしたことを告げると、増田さんは「作品性における毒の部分で共鳴できそう」といきなり大盛り上がり! 自身もほかのアーティストのビデオを手がける増田さんが一番聞きたかったのは、平井さんがインド人に扮して踊る「ソレデモシタイ」のミュージックビデオについて。道ならぬ恋に進む女性の本音を描いた歌なのに、なぜインド人? という問いに平井さんの答えはミュージックビデオの根幹に切り込む壮大な思考にあふれていた。さらに、ライブの前に必ず行う7つの儀式や「CDと同じように歌う」「作詞のカギは情景と匂い」など、平井さんの表現者としてのこだわりが明らかになる。続いて、今度は平井さんが増田さんのアトリエに。カラフルでポップな世界を生み出す増田さんのアトリエは意外にも下町に。増田さんが考える「カワイイ」とは、“欲望”の塊であり、それを反映した作品たちは、微量の“毒”をはらむがゆえの魅力にあふれているのだ。そして、現在45歳の増田さん。今回の対談では40歳の時、アーティストとして生きる覚悟と引き換えにさらけ出した壮絶な過去や、初作品を酷評されながらも、20年間初志貫徹で活動を続けてきた増田さんの強い意思がいま明かされる。同じ1995年にデビューし、共に昨年20周年を迎えた2人。互いのクリエイター魂が響きあう今回も注目だ。SWITCHインタビュー 達人達「増田セバスチャン×平井堅」は7月9日(土)22時~NHK・Eテレにて放送。(cinemacafe.net)
2016年07月09日女優の有村架純が5月23日(月)、都内で行われた『夏美のホタル』の完成披露試写会に出席。廣木隆一監督と『ストロボ・エッジ』以来のタッグを組み、「廣木さんや共演者の皆さんの愛情に包まれたような現場だった」と笑みを浮かべていた。写真家になる将来の夢と、進むべき道に思い悩む主人公・夏美(有村さん)が、父の形見のバイクで思い出の地を旅し、地元の人々や豊かな自然、大地に育まれた食に触れながら、心を解きほぐしていく姿を瑞々しく描く。映画化が決定する前から、原作のファンだったという有村さんは「台本を読み、原作の感動がよみがえりました。親子の絆や人と人のつながりがすごく心に刺さって、涙が出てしまった」と感動を新たにした様子。千葉県・鴨川市でのロケは「夏休みを過ごしているような感覚」だったそうで、「とっても優しい作品に仕上がった」と満足そうな表情だった。完成披露試写会には有村さんをはじめ、廣木監督、共演する工藤阿須加、小林薫、光石研、吉行和子、原作者の森沢明夫氏が出席。豪華なキャスティングについて、森沢氏は「皆さんの名前を見て、『いい映画になると決まったな』とプロデューサーとハイタッチしたくなった」とふり返り、「原作者なのに、2回見て、2回泣いてしまった」と太鼓判を押した。また、夏美の恋人を演じた工藤さんは、初の廣木組に「不安があった」と告白。実際、とあるシーンで「何度も何度もテイクを重ねることになり、永遠に終わらないんじゃないかと思った」というが、「その分、廣木さんがOK出してくれたものを信じることができた。いまの僕が持っているものを引き出してもらい、感謝しかない」としみじみ語っていた。『夏美のホタル』は6月11日(土)から全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月23日「津軽百年食堂」「ふしぎな岬の物語」などの著者・森沢明夫の同名小説を原作に、主演・有村架純×監督・廣木隆一と『ストロボ・エッジ』以来のタッグを組んだ『夏美のホタル』。この度、シンガー・Uruが歌う本作の主題歌が入った予告編が到着。併せて本ビジュアルも解禁された。写真家になる将来の夢と恋人の慎吾(工藤阿須加)との関係に悩んでいた夏美(有村架純)は父の形見のバイクで思い出の森へ向かう。そこで小さな商店を営んでいる、通称・地蔵さん(光石研)とヤスばあさん(吉行和子)親子に出会い、居候することに。地蔵さんの友人・雲月(小林薫)の不遜な態度を腹立たしく思いながらも、地元の子どもたちと触れ合い、自然に囲まれた地元の食を楽しみ、穏やかに過ごしていた。しかしある日、地蔵さんが別れた家族との間に埋められない溝を抱え、長い間苦しんでいることを知る。親子、夫婦、家族、友達。誰かを大切に想う事が、夏美の心を少しづつ癒していく。まるでホタルの淡い灯火のように――。大学生活最後の夏、将来の夢と進むべき道に思い悩む夏美が導かれるように向かったのは、父と過ごした思い出の場所。そこで出会った人たちとの交わりから、それぞれの人生が動き出し、心が解きほぐされていく物語だ。そんな本作に挑むのは、『ストロボ・エッジ』で話題を呼び、5月に公開を控える『オオカミ少女と黒王子』も手掛ける廣木監督。そして主人公・夏美役には有村さんが好演し、廣木監督との再タッグが実現した。そして主人公・夏美役には有村さんが好演し、廣木監督との再タッグが実現。そのほか、工藤阿須加、淵上泰史、村上虹郎、小林薫、光石研らも顔を揃えた。今回完成したのは、素顔をほとんど見せないモノトーンに統一された映像と、透き通る声が「YouTube」で注目されているシンガー・Uruさんのデビュー曲「星の中の君」が挿入された予告編。夏の美しい風景と共に、楽曲が本作に彩りを加えている。「YouTube」で数多くの動画をアップしていたUruさんは、カバー曲に加えてオリジナル曲もアップしており、初のオリジナル曲として公開していた「星の中の君」 が、映画関係者の耳に留まり、今回異例の主題歌抜擢となった。主題歌に抜擢されたUruさんは「『星の中の君』が、『夏美のホタル』という素晴らしい作品に主題歌として起用していただけることを本当に光栄に思っています」と喜びを語り、「人と人との関わりの中で感じることのできる愛や気付き、受け継がれた一つ一つの命が繋がった、『今』を生きているという尊さを感じさせてくれる作品だと思いました」と本作についてもコメントした。また楽曲を聞いた有村さんも「Uruさんの歌声は人と人とを繋げてくれる力のある歌声だと思いました」と話し、「作品自体も、心に響くものが詰まってる作品です。親心、子心、普段見落としてしまいがちな身近な人の小さな優しさという作品のメッセージが、Uruさんの歌声に乗って伝わってくれたらいいなと思います」と映画とぴったりな楽曲だと語っている。『夏美のホタル』は6月11日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月22日有村架純が廣木隆一監督と『ストロボ・エッジ』以来のタッグを組む最新作『夏美のホタル』が6月11日(土)より公開されることが決定。これに併せて、本作のティザービジュアルと特報映像が解禁となった。写真家になる将来の夢と恋人の慎吾(工藤阿須加)との関係に悩んでいた夏美(有村架純)は父の形見のバイクで思い出の森へ向かう。そこで小さな商店を営んでいる通称・地蔵さん(光石研)とヤスばあさん(吉行和子)親子に出会い、居候することに。地蔵さんの友人・雲月(小林薫)の不遜な態度を腹立たしく思いながらも、地元の子どもたちと触れ合い、自然に囲まれた地元の食を楽しみ、穏やかに過ごしていた。しかしある日、地蔵さんが別れた家族との間に埋められない溝を抱え、長い間苦しんでいることを知る。親子、夫婦、家族、友達。誰かを大切に想う事が、夏美の心を少しづつ癒していく。まるでホタルの淡い灯火のように――。原作は「津軽百年食堂」「ふしぎな岬の物語」などの著者、森沢明夫の同名小説。大学生活最後の夏、将来の夢と進むべき道に思い悩む夏美が導かれるように向かったのは、父と過ごした思い出の場所。そこで出会った人たちとの交わりから、それぞれの人生が動き出し、心が解きほぐされていくというストーリーだ。『ストロボ・エッジ』で話題を呼び、日本映画界の屋台骨を支えるだけでなく国内外問わず注目を集める廣木監督がメガホンを握り、主人公・夏美を「第58回ブルーリボン賞」主演女優賞、「第39回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞と新人俳優賞をダブル受賞した有村さんが演じる。そして、夏美と同じように将来への不安を抱える恋人・慎吾役に、『悪の教典』「八重の桜」などに出演する若手実力派としても注目の工藤阿須加、過去に事故で傷を負ってしまった心優しい小さな商店の店主・恵三とその母親・ヤスエ役には、映画業界を支える俳優の光石研と吉行和子、恵三の良き友人で無愛想で偏屈な仏師・雲月を小林薫が演じる。また、今回の発表にあたり有村さんは「この物語は、とても静かな作品です。でもじっくりと親と子の絆や、人と人は必ず繋がって生きているということに改めて気づかせてくれる作品です。それに気づかせてくれるのはやっぱり人で、人を変えられるのは人しかないのかもしれないと感じました。そんな愛情や思いやり、人の真心を持って観て下さる方の心をじんわり、じんわり、満たせたらいいなと思いながら撮影しました」と振り返った。解禁となった映像は、夏の美しい風景と共に、有村さん演じる主人公・夏美が、カメラを持ち河原を歩くシーンから始まる。同時に解禁されたビジュアルと同様、作品の見どころでもある圧倒的な原風景の美しさに、見る人の心をあたたかく豊かにしてくれる映像に仕上がっている。『ストロボ・エッジ』以来のタッグとなる廣木監督と有村さんが、人と人との出会いをテーマに、美しい自然を舞台にどのような物語を紡ぐのか期待が高まる。『夏美のホタル』は6月11日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月14日『仮面ライダー』の45周年を記念して製作された映画『仮面ライダー1号』(3月26日公開)の追加キャストが発表され、モデルで女優の岡本夏美が"おやっさん"こと立花藤兵衛の孫を演じることが明らかになった。雑誌セブンティーンの専属モデルを務めるほか、トーク番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)の「ワイドナ現役高校生」としても活躍中の岡本。オーディションでは、監督はじめ製作陣の満場一致でキャスティングが決定したという。岡本が演じるのは、かつて本郷猛/仮面ライダー1号の支援者として、ともにショッカーと戦った立花藤兵衛の孫である立花麻由。「いつも傍にいる」と約束した本郷が3年前、海外での新たな戦いのために去って行ったことに対し、複雑な感情を抱く役どころになるという。撮影にあたって岡本は、「『仮面ライダー』ファンの皆さんにがっかりされないよう、立花麻由ちゃんの心や、気持ちの移り変わりを意識して作品に挑みました。45周年記念作品のヒロインというすごく幸せな環境に、ワクワクとドキドキでいっぱいでした!」とコメント。さらに「少しアクションにも挑戦しています! そこも注目していただけたらうれしいです」と見どころに触れた。映画『仮面ライダー1号』では、長年にわたり、海外で悪と戦ってきた本郷猛が、一人の少女の危機を知り、急遽帰国する。実は、少女の存在が、かつての最高幹部・地獄大使を復活させるための重要な鍵となっていた。ショッカーが少女を狙う理由を探っていた天空寺タケル/仮面ライダーゴーストや、その仲間たちと出会う猛。すでに限界へと近づいている体を顧みず、少女の危機、そして新たな組織・ノバショッカーがもたらす日本の最大の危機に、伝説の戦士・仮面ライダー1号が立ち上がる。(C)「仮面ライダー1号」製作委員会(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2016年02月02日●「緊張」より先に「楽しさ」松本人志の印象を「番組の支配者」と表現して爆笑をさらったのが、モデルで女優の岡本夏美(17)。昨年夏、人気トーク番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に「ワイドナ現役高校生」という特別枠が設けられ、初登場時から"結果"を残した岡本は、その後の出演でも等身大の素直な意見で存在感を示していく。程なくツイッターフォロワー数が急増するなどの反響を呼び、同枠では最多出演を記録するほど欠かせない存在に。こうしたきっかけで、一躍注目される存在になった。業界の内外から熱い視線を集める岡本が、1月16日公開の『ボクソール★ライドショー』で映画初主演を飾る。同作は4DX専用の体感型アクションホラーで、メガホンを取るのは、数々のホラー映画を世に送り出してきた白石晃士監督。岡本は女子高生3人組の一人として本人役で出演し、廃校を舞台に繰り広げられる「狂気の番人」の追跡から、必死で逃れようとする。『ワイドナショー』では絶対に見せることのない、絶叫に次ぐ絶叫。その現場エピソードから、彼女の意外なルーツが見えてくる。――先ほど4DXを体験しました。座席が揺れたり、風や雨にさらされたり、シャボン玉が降ってきたり。ちょっと甘くみていました。まさにテーマパークのアトラクションですよね! 迫力は予想以上でした。ちなみに、私が手に持っている人形は、劇中で追いかけられる「狂気の番人」のマスコットです。こうして見るとかわいいですが、撮影中は驚かされて、結構リアルな悲鳴を上げています(笑)。――本作は、フィクションがドキュメンタータッチで展開していく「モキュメンタリー」作品です。かなりハイレベルな演技力が求められそうですね。実は中学1年生の頃、『カルト』(13年)という作品で白石監督にお世話になったことがありまして、その時もモキュメンタリーでした。初めてのお芝居がモキュメンタリーだったんです(笑)。でも、その時は苦労というよりも、セリフを自分が好きなように崩す作業が楽しかったのを覚えています。台本っぽくならないように、セリフや演技を自由に変えてもいいと言われていて、「今回もそれで頼むよ!」とご指示いただきました。――確かに「いかにもホラー映画」みたいなリアクションはあまり感じませんでした。台本には一応のセリフとして「キャー!」とか書いてありますが、私だったら言わないかもしれないと思ったところは相談させてもらいました。だからこそ、生々しいリアクションのセリフは自然に出てきた言葉なんです。――とにかく走って走って走って、そして逃げ回った撮影だったそうですね。本当にひたすら走っていました! カットがかかるまで走っていても、息使いとかは前後のつながりを考えないといけないので、ある場面では無理やり呼吸を荒くして、それで酸欠状態になったり(笑)。その上、撮影は8月。ロケ地の熱海は日光がすごく強くて、たくさん汗もかきました。――そんな過酷な状況下にもかかわらず、スタッフの評判がすごくよかったみたいですよ! 早朝からでもかなりハイテンションだったと(笑)。うれしいです。何事もすっごく楽しんでしまうタイプで、いつも「緊張」より先に「楽しさ」を感じてしまいます。朝が早い撮影の日は朝日がめちゃくちゃきれいで、そっちに感動して夢中で写真を撮ってしまったり、逆に夜遅くまでの撮影でも、終わって入れる温泉が待ち遠しかったり(笑)。――仕事に関して負担を感じることがあっても、それを補う部分を自然に見つけてられるわけですね。そうですね、基本的にプラスに考えることが多いんだと思います。「大変」よりも「結果的に楽しかった」と感じることがほとんど。保育園のころから、例えば劇をやることになった時に「はい! 主役やります!」というタイプなので、最近ではお母さんから「この仕事に巡り合えてよかったね」と言われるようになりました(笑)。――共演した渡辺恵伶奈さん、松本妃代さんは年上ですが、二人とも岡本さんのことを「しっかり者」と言っていましたよ。全然そんなことありません! プールに飛び込むシーンが怖すぎて、最初は行きづらいなと思っていたら、妃代ちゃんが先に行ってくれて。恵伶奈ちゃんも次に行くよと続いてくれたので、そういうところとかお姉さんに助けられたと実感します。それから、朝起きるのも恵伶奈ちゃんに頼りっ放しで……。全部起こしてもらったんです(笑)。――互いの距離が近い証拠ですね。初対面でもすぐに仲良くなれるタイプですか。はい! 人見知りをまったくしないので、初めて会った時から、積極的にしゃべっていました。――今まで『ラブベリー』、『nicola』、『seventeen』の3誌でモデルをやられていて、その経験が生かされているのでは?仕事上の経験というよりは、もっと幼い頃から人見知りをまったくしないんです。本当に騒がしい子どもだったんみたいですよ(笑)。目立ちたがり屋で、友だち大好きみたいな。知らないおじさんにホイホイついていっちゃうくらい、全く人見知りしませんでした。――それはやめてください(笑)!はい(笑)! 今回の撮影は特に構えることもなく、とにかく皆さんと一緒に楽しく撮影できればなと思って臨みました。●『ワイドナショー』は「とんでもない番組」――最近は『ワイドナショー』の出演でも話題になっていますね。こうしてお話しすると、また印象が違いますね(笑)。『ワイドナショー』は、私としては珍しいくらい緊張しています。出演者の方々が大御所の方ばかりの中、そこで発言させていただけることにまず緊張しますし、どんな話題を振られるのかも分からないので、それもすごくドキドキします。最初の収録は涙目になるぐらい緊張していましたが、最近は緊張しつつもちゃんとゲラゲラ笑えるぐらい、楽しめるようになりました。――いつも冷静に、落ち着いて話しているように感じていました。あれでも結構舞い上がっています(笑)。初回の前日は興奮状態でもあったのか、あまり眠れませんでした。――このように取材の機会で聞かれることも増えたと思いますが、反響はどのように伝わってきていますか。数字として明らかに分かった変化がツイッターでした。今はフォロワーが11万人ぐらいなんですが(1月時点で12万人突破)、『ワイドナショー』に出演させていただいてからすごく増えて。たしか、初回の出演で5,000人以上は増えたと思います。回数を重ねるごとにケタ違いに増えていくんです! そういうところでも、「とんでもない番組」であることをいつも感じています。それから、私に関連のことをつぶやいてくださる方がすごく多くなりました。――ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんともツイッター上でやりとりなさっていますが、それは『ワイドナショー』つながり?あれは何がきっかけだったんでしたっけ……たしか番組でご一緒させていただく前にフォローしてくださったのがきっかけだと思います。『ワイドナショー』の収録があったことを報告した時には、「いいなー」みたいにコメントをくださって(笑)。「今度ご一緒できるようにがんばります」という話をさせていただいてたんですが、その後の『ワイドナショー』でご一緒させていただきました。こんなペーペーに気を使っていただいて、うれしいです。――初めて出演した時、松本人志さんの印象を「番組の支配者」と表現して、スタジオが盛り上がりましたね。リアルタイムで見て爆笑してしまいました(笑)。あんなに笑っていただけると思っていなくて(笑)。結構素で答えたんです。――その後の共演を経て、松本さんの印象は変わりましたか?いえ、私の中では変わらず「支配者」です(笑)。緊張してなかなかお話しする機会もありませんが、オンエアで使われることのないオープニングトークでも話題を振ってもらって、すごく気を使っていただいています。あとは、「『痛快TVスカッとジャパン』のドラマに出てたよね?」とか言ってくださったり、そうやって私のことを覚えて気にかけてくださることがすごく幸せです。――ただ、その振られたチャンスでしっかり素直な意見を言えていることが、何度も呼ばれている理由だと思います。例えば学校でも、率先して意見するタイプですか。そうですね。私のクラスは発言する子が多くて、みんな積極的に手を挙げています。あとは話し合いの場でも自分の意見を言う子は多いです。私は中学生の時に学級委員をやったこともあって、もともとみんなで話し合うことが好きだったんです。そういうところでも、とにかくでしゃばり(笑)。「何かあればやらせてください」みたいなタイプです。――本当に天職ですね。どうでしょう(笑)。お母さんは全く逆のタイプなので、時々「本当に私の子?」「なんでそんなにグイグイいけるの?」と心配されます(笑)。――親がそういうタイプでもないとなると……一体何が原因なんでしょうか。どうしちゃったんでしょう(笑)。でも、おばあちゃんがボランティアや司会をやる姿を見ていたので、そういう血を受け継いでいるのかもしれません。――なるほど。こうして多方面で活躍されていますが、それぞれに力を注いでいくというスタンスですか。そうですね。今は経験させていただけることがあれば、全部やりたいです。それがちょっとでも武器になったり、経験になっていけたらなと思います。――そういう気合のもと、今回の作品にも挑まれたわけですね。はい! 普通の映画館で見るのとは違っていろいろな仕掛けがありますので、きっと楽しんでいただけると思います。そんな作品のスクリーンに自分の顔が映し出されるなんて……何よりもそれをすごく幸せなことだと感じています。■プロフィール岡本夏美(おかもと・なつみ)1998年7月1日生まれ。神奈川県出身。身長160センチ。2011年に『ラブベリー』(徳間書店)のモデルオーディションでグランプリを受賞し、芸能界デビュー。その後、『nicola』(新潮社)を経て、現在は『seventeen』(集英社)の専属モデルを務めている。これまで映画『カルト』(13年)のほか、TBS系『夜行観覧車』(13年)、フジテレビ系『GTO』(14年)、日本テレビ系『地獄先生ぬ~べ~』(14年)などのドラマに出演。(C)「ボクソール★ライドショー」製作委員会
2016年01月17日●4K HDRやハイレゾ製品で魅せたイノベーションソニーの平井一夫社長が、米ラスベガスで開催されたCES 2016の会場でインタビューに応じた。「今年は驚きがないCESだったかもしれないが」と切り出しつつ、「ソニーはコンシューマーにイノベーションを提案し続ける企業である」というメッセージを改めて強調した。また、4Kテレビに関しても「参考展示したBlacklight Master Driveでは、既存製品のイノベーションを示した」と述べた。平井社長にCES 2016の総括に加え、同社のテレビ事業、モバイル事業、オーディオ事業などの取り組みについて聞いた。―― CES 2016における、ソニーブースのポイントは?平井氏:テレビに関しては「HDR」により、コンテンツの魅力をさらに引き出せる4K BRAVIAの新製品「X93D」を発表した。また、超高輝度、高コントラストを実現する「Blacklight Master Drive」を参考展示した。オーディオはハイレゾ製品をさらに強化。ファッショナブルな「h.ear」シリーズの新カテゴリーとして、ワイヤレススピーカーとワイヤレスヘッドホンを投入した。注目を集めているレコードプレーヤーも発表した。また、「Life Space UX」の新製品を日本と米国で発売することも明らかにした。CES 2016のソニーブースでは、こうしたコンシューマ製品におけるイノベーションや考え方、我々の進化を見てもらえるだろう。SAP(Seed Acceleration Program)によって生まれた新たな製品も展示している。ソニーはこれからもイノベーションを積極的に推し進め、それを商品化していくことにもリスクをとって取り組んでいく。―― CES 2016は、ソニーだけでなく、出展したエレクトロニクス企業全体に大きな目玉がなく、次の旗頭が見えない印象を受けます。平井氏:驚きがないCESだったといえば、そうなるかもしれない。ビジネスの転換期が訪れているのは確かである。主催元がCTAに名称を変え、自動車メーカーが参加し、エレクトロニス業界と自動車業界の接点が増えてきた。BtoBへとシフトしていることを感じるなかで、ソニーがどう変わっていくのかを考えさせられたCESであった。そのなかで、我々はコンシューマーにフォーカスした展示を行った。ソニーはこの部分にコミットするんだ、というメッセージを強く発信できたと考えている。ソニーは、BtoBを重要なビジネスであると見ているが、コンシューマーに対して商品のイノベーションを提案し続ける企業でありたいと考えている。BtoCをやっていくことを明確にしたかった。「テレビはまだイノベーションがあるのか」という質問を受けるが、私は確実にあると思う。たとえば、今回参考展示した「Blacklight Master Drive」は、ユーザーに明確な違いがわかってもらえる技術であり、既存の商品分野においても、イノベーションを続けていくという強いメッセージを発信できたと考えている。「KANDO:感動」を提案するためには、やることはまだまだある。そこにソニーのDNAがある。今、注目を集めている商品のひとつに「PlayStation VR」があるが、これをCES 2016では見せなかった。その理由は、PlayStation VRはゲーム中心のイノベーションであり、それに最適な場で発表するべきと考えたためだ。年間を通じて、見ていただくことでソニーらしさを感じてもらえるだろう。●4Kやハイレゾの普及に向けて―― ハイレゾオーディオの世界展開の状況はどうでしょうか。平井氏:ハイレゾのような新しいプラットフォームを浸透させることは、米国市場では難しいと考えていたが、Best Buyが本格的に扱いはじめており、今回のCES 2016においても、Best Buyの幹部と議論する機会を得た。米国でもビジネスとして、ハイレゾオーディオを考えてもらえる状況に入りつつあると認識している。まだ日本のようにはいかないが、いい音に対する機運が高まってきており、普及に向けた入口にきたと考えている。欧州では、国によって状況は違うが、Qobuzがサービスを開始するなど、徐々にハイレゾオーディオが認知されはじめている。かつてのMDのように、日本では盛り上がっているにも関わらず、海外ではまったく……という状況にはならないと考えている。全世界的な展開は、しっかりと時間をかけていくつもりだ。ソニーが目指している感性価値を訴求するには、店頭で体験していただくことが大切。ハイレゾオーディオも4K HDRも、体験してもらうことが一番。ネットでの販売強化も大切だが、店頭で体験してもらうことの価値をこの1、2年で改めて感じている。―― 4K配信サービスの「ULTRA」を米国市場で展開するという発表をしましたが、日本においてはどうなりますか。平井氏:今は日本で自社サービスとして展開することは考えていない。NETFLIXをはじめ4K映像配信サービス会社に対して、コンテンツを提供する側にまわることになる。かつては、配信サービスを自前で持つことが、ハードウェアを広げるための方策であったが、今の時代は、国や地域の状況の違いを捉えながら、コンテンツビジネスが成り立つのか考えなくてはならない。ソニー・ネットワークエンタテインメントに赤字覚悟でビジネスをやってくれとはいえない。時期を見て考えたい。―― 2015年度は、モバイル事業の再建が重要な経営課題でしたが、その進捗はどうですか。平井氏:ソニーモバイルコミュニケーションズの構造改革は予定通りの進捗である。日本の市場では、Xperiaシリーズが高い評価を得ているが、引き続きハイエンド領域において、ソニーらしさを出した製品を出すことで、事業環境の変化にも対応していきたい。スマホは全世界でマーケットシェアを取りに行くのではなく、ビジネスとして成立する市場に力を注いでいる。北米、中国ではビジネスを縮小しているのはそのためで、赤字覚悟でやるということは考えていない。ただ、ずっとこのままでいいというわけではなく、足下が強くなったところで、北米、中国市場に改めて出ていく。スマホは大切な商品であり、スマホの次の世界をどう描くかという点でも、今の世代で技術を蓄積する必要がある。モバイル事業は、次の成長シナリオが描けるフェーズに入れるかどうかが課題である。バラ色のシナリオを描いているわけではない。縮小市場があったり、買い替えサイクルが伸びているという状況もあり、慎重にみている。●ウェアラブルやIoTへの取り組みは?―― 昨年のCESでは、ウェアラブルデバイスの展示が多かったのですが、今年はこれが縮小しています。BtoCでは難しいという判断が働いたのですか。平井氏:ウェアラブルデバイスでは、第2世代のLifelogを投入するなど、商品は着実に進化している。飛躍的な進化を遂げる製品がないため、華やかさには欠けているかもしれないが、重要な製品であるとの位置づけは変わらない。ソニーモバイルコミュニケーションズが中心になって、今後も広げていきたい。―― 新たなアイデアを新規ビジネスへとつなげる「SAP」の取り組みはどうですか。平井氏:SAPに対する社内の参加率があがっている。2014年4月~2015年9月までに、5回のオーディションを行い、約500件、1300人の社員が応募している。こうしたものを始めると、多くの場合は、「また経営層がお祭り騒ぎをやっている。3カ月もすれば忘れられてしまうだろう」ということになりがちであるが(笑)、私は頑固おやじなので、やると決めたら最後までやる。SAPを通じて、ソニー不動産という新たなビジネスを立ち上げたり、wena wristでは、1億円以上の支援額をクラウドファンディングで集めたりといった成果もあがっている。今年も時期を見計らって新しいものを紹介したい。―― ソニーはIoTに対して、どう取り組んでいくのですか。平井氏:IoTはビジネスの可能性があり、「KANDO:感動」していただける商品を作る上でも重要だ。IoTプラットフォームを構築する上では、イメージセンサー群の技術を、自社のみならず他社にどう提案できるかが鍵になる。商品+デバイスで提案していく。―― BtoBでは、自動車関連ビジネスへの取り組みを昨年のCESで発表しましたが、今年はそこにまったく触れられませんでした。平井氏:このビジネスに向けては、着実に歩みを進めている。自動車向けのエンターテインメントシステムよりも、センサーなどを活用して自動車業界とどんなコラボレーションができるのかといった取り組みが大半を占める。ソニーのイメージセンサーは、かなり差異化されている。ノイズが少ない、感度を飛躍的に上げられる、といったソニーならではの特徴がある。これによって、技術的リーダーとして高い評価を得ている。だが、スマホやデジカメと違って、自動車業界では、5年間同じスペックで安定的に供給することが優先される。さらに人命に関わってくること、利用される数量が違うといったように、これまでやってきたイメージセンサーのビジネスモデルとはまったく違うものである。自動車メーカーと信頼関係を構築するためには、長い時間をかける必要がある。
2016年01月12日先日、『貞子vs伽椰子』を手がけることも発表された白石晃士監督が、Twitterフォロワー数10万人を超える女子高生女優の岡本夏美を始め、渡辺恵伶奈、松本妃代といった旬の若手とともに贈る “4DX専用”ホラー『ボクソール★ライドショー恐怖の廃校脱出!』。このほど、1月の公開に先駆け、日本初の試みとなる本作の見どころを凝縮したミニ特番映像が到着した。新人アイドルのナツミ、エレナ、キヨ。プライベートでも仲の良い女子高生3人組が、ある日、番組ロケにやってきたのは山の中にある薄暗い廃校。夜な夜な女のすすり泣きが聞こえるというウワサの場所だった。「私達、これから肝試しをしまーす!」「こわーい!」。TVディレクターの田代がカメラを回し生中継するという、この肝試し企画は、よくあるバラエティになるはずだったが――。本作は、シートが動き、衝撃が伝わり、匂いが香り、ときには嵐や雪さえも襲ってくる4DX上映専用ムービー。これまでの4DXといえば、『ジュラシック・ワールド』など既存の作品を“4DX版”として上映していたが、本作は生まれながらの4DX仕様。座席のムーブ、風、香り、水など、9つのアクションを最大限に体感できる映像体験が可能となっている。今回、その題材として選ばれたのが、脱出ホラー!脚本・撮影・出演をJホラーの鬼才といわれる白石監督が手がけ、ヒロインの女子高生3人組を岡本さんと、渡辺さん、松本さんが体当たりで熱演する。届いたミニ特番映像は、先日行われた先行上映会の模様を中心に、ただ観るだけではなく“体感する”本作の魅力を紹介。光、音、動き、煙など、もはやアトラクションといっても過言ではない上映の模様はワクワク、ゾクゾクの連続。また、映像中には、今回初公開となる廃校での撮影の模様や、監督、ヒロイン3人からのコメントも収録。岡本さんも「臨場感たっぷり」と明かす、驚愕のライド感とリアル過ぎる恐怖と興奮を、ぜひ、あなたも体感してみて。『ボクソール★ライドショー恐怖の廃校脱出!』は2016年1月16日(土)よりユナイテッド・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日『ワイドナショー』(フジテレビ系)で注目を集めているモデルで女優の岡本夏美(17)らが1日、東京・豊島園で行われた4DX映画『ボクソール★ライドショー』(2016年1月16日公開)のプレミア試写会に出席し、舞台あいさつを行った。日本初の4DX専用映画として制作された本作は、『シロメ』(10年)などで知られる白石晃士監督がメガホンを取った体感型アクションホラー。岡本のほか、渡辺恵伶奈、松本妃代が本人役の女子高生3人組を演じ、白石監督もディレクター・田代役で出演。4人は廃校でバラエティ番組の生中継を行うはずが、狂気の番人の登場により恐怖のどん底へと突き落とされていく。岡本といえば、ファッション雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルを務め、ツイッターのフォロワーを約11万人かかえるなど、人気沸騰中の17歳。『GTO』(14年・フジテレビ系)、『地獄先生ぬ~べ~』(14年・日本テレビ系)などのドラマで女優としても活躍する一方、今年8月からはダウンタウン・松本人志らの人気トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)に"ワイドナ現役高校生"として度々出演し、端麗な容姿と共に落ち着いた素直な発言で注目される存在となっている。そんな岡本にとっての初主演映画となる本作。この日は、共演の2人も登壇し、舞台あいさつの後には報道陣の取材に応じた。岡本は、初出演映画が白石監督の『カルト』(12年)であることに触れ、「初主演でもお世話になるという、そのご縁がすごくありがたい」と感謝。さらに、「すごく楽しい現場で、スタッフさんともワイワイ撮影することができました。本当に良い現場で主演をやらせていただけてよかったと思います」と重ねて謝意を示した。渡辺は18歳、松本は20歳で岡本より"お姉さん"だが、その存在を「しっかり者」と太鼓判。テンションを上げることが難しい早朝からの撮影でも、岡本は現場の盛り上げ役となっていたようで、渡辺は「年下と思えないくらいしっかりしてて明るい」、松本は「すごく周りも見えてて」「2人ともしっかりしててすごいなと思うことばかりでした」とそれぞれ絶賛の言葉を送った。4DXシアターは、座席が大きく振動したり、雨が降ったり、香りが漂ったり、風が吹き付けたりとさまざまな特殊効果が特徴の体感型上映システム。観客の心をつかむためには演技の臨場感も肝となるが、岡本は「本当に体を張りました」と胸を張る。そんな岡本の姿を目の当たりにしたスタッフも、「周りを気遣い、現場を盛り上げようとするまさしく主演女優の存在感」とたたえている。
2015年12月01日平井理央さんの『楽しく、走る。』は、平井さん初の著書であり、ニューヨークシティマラソンに挑戦するための1年を振り返った体験記だ。実は、局アナ時代に番組内の企画で東京マラソンを経験したことがある平井さん。「そのときは、ちょっといいところも見せたい一心でトレーニングに打ち込み、終わった途端に燃え尽きたようになってしまった。けれど、『走るのは楽しかったな』という記憶だけは残っていました。それなら今度は、“世界一の市民マラソン”と称されるニューヨークシティマラソン(NYCM)を、記録を気にせず、マイペースで楽しく完走することを目標にトライしてみたいな、と思ったんです」市民ランナーなら誰でも憧れると いうNYCM。その理由は、時間制限の足きりがないことや、ニューヨーク市の5区すべてを回る観光的なコース設計になっていること、熱狂的な声援を受けられることなど、アガる要素が山盛りだかららしい。「ランナーも沿道の観客も、それぞれのスタイルで楽しんでいて、みな自分が主役なんですよね。チャレンジすることに意味がある、というラフな関わり方が文化だし、いい意味でゆる~く楽しめる大会なんです」NYCMに挑むに際して平井さんが決めたマイルールというのも「無理しない」「ごほうびを作る」「だれかと走る」とかなり甘い(感じがする)。だが、それが「マラソンなんて自分には無理」という思い込みを払拭してくれる。しかもその3か条は、人生を楽しくサバイブするための知恵ともいえそうだ。本書で多くページが割かれているのは、走ることはもちろん、その周辺についての楽しさだ。旅行や出張ついでの“旅ラン”や、親しい人と会話しながら走る“友ラン”など、むしろマラソンからイメージされるストイックさとは無縁の世界。ラン未経験者であっても思わず始めてみたくなるような、タイトルそのままのハッピーさが伝わってくる。「走るとこんな楽しいことがあるよ、と脳にごほうび感をインプットするのがコツ。いま狙っているのは、ブルゴーニュマラソン。青空の下でワインを楽しみつつ走るなんて最高じゃないですか(笑)」◇ひらい・りお1982年生まれ。2005年にフジテレビ入社。『すぽると!』などスポーツ報道に携わる。2012年9月にフジテレビを退社。2013年1月よりフリーで活動中。◇NYCM参加を目標にした、ゆるゆるトレーニングと大会当日までの記録。最低限の練習のコツや装備の注意点など、実際のランのためのアドバイスもしっかり。新潮社1300円※『anan』2015年6月24日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・カワサキ タカフミ(MILD)ヘア&メイク・吉田智絵インタビュー、文・三浦天紗子
2015年06月22日ソニーは11月18日、投資家やアナリスト向けに経営の取り組みを説明する「Sony IR Day 2014」を開催。オープニングスピーチで代表執行役の平井一夫社長兼CEOが登壇し、エレクトロニクス事業の構造改革の進捗状況などを語った。平井社長はまず、モバイル・コミュニケーション(MC)分野における営業権の減損により、2014年度第2四半期(2014年7月1日~9月30日)で△1,360億円の四半期純損失(四半期単独)を計上したことを株主に謝罪するとともに、「長年続けてきた配当を無配とすることは大変重く受け止めている」と、早期の復配を目指す姿勢を改めて強調した。平井社長は2014年5月の経営方針説明会において、自身の就任3年目であり第一次中期計画最終年となる今年度(2014年度:2014年4月1日~2015年3月31日)を「構造改革をやり切る年」と声高に宣言したが、今回もその姿勢を改めて強調。「財務体質を改善して2015年度からの3年間に成長フェーズに移行し、持続的に収益を上げられる企業に変容するために、問題を先送りしないことを社内に徹底してきた」と、PC事業の終息、テレビ事業の分社化、本社および販売会社のコスト削減などに取り組んできた点をアピールした。また、「期初に計画した施策については順調に進捗している」と、構造改革により次の成長を可能にする体質に変わってきていることについても理解を求めた。MC分野では営業権の減損により△1,747億円という巨額の営業損失(セグメント単独のもの)を計上した一方で、他のセグメントを含めてみていくと「MC分野とその他分野以外では、前年同期比で全セグメントが収益改善している」とコメント。なお、その他分野の営業損失は、PC事業(VAIO)の終息に伴う費用を計上したことによるものだ。ただし、平井社長は「改善しているとはいえ、エレクトロニクス事業の利益レベルはまだまだ低い」と、いっそうの構造改革を進める姿勢を示した。不振が懸念されるMC分野については、11月16日付でソニーモバイルコミュニケーションズの代表取締役社長兼CEOに十時裕樹氏が就任したことを紹介。「新経営体制で収益構造の安定化のため、変革にスピード感を持って取り組む」と新社長の手腕に期待を寄せた。また、モバイル事業がソニーにとって最大規模の事業であり、「リスクをコントロールして安定的な収益基盤を構築することが喫緊の経営課題だ」ともコメント。モバイル事業できっちりと利益を獲得できる体制作りに意欲を見せた。平井社長は最後に、「ソニーのミッションは、商品やコンテンツ、サービスを通じてお客様に感動してもらうことだ」との言葉で締めくくった。
2014年11月18日中谷美紀を主演に迎え、講談社「ハツキス」にて連載中の人気漫画を実写映画化した『繕い裁つ人』。先日、主題歌をシンガーの平井堅が務めることが発表されたが、このほど本作のメガホンを握る気鋭の女性監督・三島有紀子がその起用への想いを明かしたコメントが到着した。本作の舞台は、頑固でこだわり深い仕立て屋によって“人生で一番自分に似合った服”に出会える、町の仕立て屋・南洋裁店。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江(中谷美紀)が、古びたミシンで作るオーダーメイド服は大人気。しかし職人スタイルを貫くため量産は出来ず、百貨店の営業マン・藤井(三浦貴大)からのブランド化の依頼も断り続けている。市江はその人だけの服を繕う日々で十分だったのが――。今回、平井さんが歌う主題歌は、今年5月にリリースされたコンセプトカバーアルバム「Ken’s BarIII」に収録された、70年代に発表された財津和夫の超名曲をジャズ・テイストにアレンジした楽曲「切手のないおくりもの」。三島監督自らがこの楽曲に惚れこみ、「主題歌はこの曲しかない!」と熱烈にオファーしての実現となったそうだが、そこに込めた想いを監督自身はこんな言葉で綴っている。「口笛で始まり、包み込むような大人の男性の歌声が聞こえてきて、やがてスキップしたくなる…そんな、映画の最後に流れる音楽をずっと探していました。財津和夫さんの『切手のないおくりもの』は、小さい頃から大好きで歌詞がとても素敵です。“夢のないあなたに、この歌を届けよう愛することの喜びを知る魔法仕掛けのこの歌を”映画の主人公・市江もこんな気持ちで一着一着その人のために仕立てていますし、自分もこんな気持ちで映画をお届けしたいと思っていたとき、平井堅さんの歌うこの曲を見つけました。かすかに聞こえる口笛から始まって、平井堅さんの温かく切なくくるおしいまでに力強い歌声に包まれる。そして大橋トリオさんのアレンジで展開されるjazzy(ジャジー)でブラスバンドな世界は、ラストに向けて確実に心にウキウキ感というHAPPYをくれる。『これだ!』と、ひとり興奮してこの楽曲を抱きしめたくなったのを覚えています。舞台となった神戸はジャズの街ですし、平井さんも関西出身です。すべてがこの映画につながっている、まさに運命の出会いに思えて仕方ありません」。そう三島監督も語るように、歌詞に登場する様々な「あなた」に歌を届ける「私」と、依頼主の心に寄り添う洋服を作り続ける、中谷さん演じる主人公・市江の生き方がぴったりリンクしており、まさにこの作品のためのに生まれた楽曲かのように感じられるはずだ。主題歌に決定したことについて、平井さんは「今回、僕がカバーした『切手のないおくりもの』が、この映画の主題歌に起用して頂けると聞いて、驚きと共にとても嬉しく思っています。大切な気持ちを伝え送るこの歌が、最後に映画をふんわり包み込んでくれる事を願っております。一針一針心を込めて仕立てる誰かの為の一生の一着。歌手として、僕もそんな歌を一曲でも多く作れたら最高に幸せだなと思いました」と、劇中で見せる市江の“まごころ”に共感を寄せている。大泉洋・主演の『ぶどうのなみだ』も大ヒット中の三島監督。独特の空気感と優しさが漂うその世界観は、作品を形作る一つ一つに対するこだわりから生み出されていると言われているが、本作での平井さんの歌声はまさにその重要なピースの一つとなっているようだ。『繕い裁つ人』は2015年1月31日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。<リリース情報>■平井堅/CONCEPT COVER ALBUM「Ken’s BarIII」・価格:3000円+税・発売中★「Ken’s BarIII」が装いも新たにギフト仕様のウィンターパッケージとして冬季限定出荷が決定。(2014年11月末~2015年2月まで)さらに店頭購入者特典として映画『繕い裁つ人』の本アルバム限定ポストカードを対象店舗にてプレゼント!※対象店舗に関しては後日、平井堅の公式サイトにて。※特典は先着となります。無くなり次第終了となりますのでご了承ください。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日歌手の平井堅が、中谷美紀主演の映画『繕い裁つ人』(2015年1月31日公開)の主題歌を担当することが10日、明らかになった。合わせて、映画の予告編とポスターも公開された。同映画は、漫画家・池辺葵が漫画雑誌『ハツキス』(講談社)で連載中の『繕い裁つ人』が原作。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江を、女優の中谷美紀が演じる。2015年にデビュー20周年を迎える平井堅。主題歌に決まった「切手のないおくりもの」は、コンセプトカバーアルバム『Ken’s Bar III』に収録されており、70年代に発表された財津和夫の名曲を平井がジャズのテイストでカバーしたもの。歌詞に登場する様々な"あなた"に歌を届ける「私」と、依頼主の心に寄り添う洋服を作り続ける「市江」の生き様がリンクし、作品の世界観を広げる。同曲が主題歌に決まったことを受け、平井は「驚きと共にとても嬉しく思っています」と喜び、「大切な気持ちを伝え送るこの歌が、最後に映画をふんわり包み込んでくれる事を願っております。一針一針心を込めて仕立てる誰かの為の一生の一着。歌手として、僕もそんな歌を一曲でも多く作れたら最高に幸せだなと思いました」とコメントを寄せた。また、今回公開された予告編では、中谷美紀演じる市江が見事な手つきでミシンを使いこなし、色鮮やかな洋服を仕立てる姿が映し出されている。"人生で一番似合う服"を作り続ける市江と、周囲の人間とのかけあいにも注目。三浦貴大、片桐はいり、杉咲花、中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子らキャスト陣がどのように物語に関わってくるのかにも期待が高まる内容となっている。ポスターにも"こだわり"があり、縫い針のイラストがあしらわれたタイトルロゴは手編みの刺しゅうで制作。水色の生地のデザインも、劇中で市江が仕立てる洋服のテキスタイルで、市江の洋服さながらの温かみを持ったポスターとなっている。(C)2015池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会
2014年10月10日WOWOWでは2014年2月にミュージシャン・平井堅のコンセプトライブ「Ken’s Bar」の最終公演となる横浜アリーナでのライブを収めた映像を『平井堅 Ken’s Bar 15th Anniversary Special!』と題し、独占放送する。「Ken’s Bar」は「グラスを傾けながら、平井堅の歌声に耳を傾ける」というコンセプトのもと、1998年に"開店"した今年で15周年を迎えるスペシャルライブ。今年も東京・日本武道館、沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場で趣向を凝らしたステージが繰り広げられて来た。今回オンエアされるのは、全国5カ所、全8ステージで行われるアリーナ公園の最終日である12月24日(火)の神奈川・横浜アリーナのライブ。マスターである平井堅の甘い歌声と、通常のライブとは異なるアコースティック・サウンドに彩られたオリジナル曲、カバー曲が絶妙に絡み合うカラフルなメニューの数々。プレミアム感と遊び心が満載のひとときを、ぜひマイルームでじっくりと堪能してはいかがだろう。
2013年12月08日タレントの木下優樹菜、山本梓、菜々緒らを輩出してきた『三愛水着イメージガール』のお披露目会見が13日、都内で行われ、『JJ』モデルとして活躍する夏美(23)が12代目イメージガールに選ばれた。夏美は「安室奈美恵さんが好きなのでいつか共演したい。歌が好きなので歌手としても活躍したい」と元気よく意気込み。それでも「趣味はUFO探し。絶対にいます!」と不思議ちゃん発言で会場の笑いを誘った。【写真】ナイスプロポーションで魅了身長167cm、バスト82、ウエスト58、ヒップ86のスレンダーボディが魅力的な夏美。「名前の通り、夏と海が大好きで、水着が大好きなので誇りに思う」とチャームポイントの笑顔をはじけさせた。同イメージガール就任で「夢が一つ叶った」と声を弾ませた夏美は、歴代イメージガールを「抜けるように頑張る」と気合十分。将来的にバラエティにも興味があると明かした大阪出身の浪花娘は「(ダウンタウンの)浜ちゃんが大好き。恐いけど突っ込まれたい」と強心臓ぶりものぞかせた。冒頭で、自身の晴れ舞台に「緊張します」と語っていたものの、「歌手は来年デビューが目標?」との質問に「今年中にしたい。あ、紅白もいいですね」と楽観的に答え、超常現象にも興味があるのか「UFO、空見て探してます。あと、地球の中が空洞説というのがあって、いつかそこに行ってみたい」と語るなど、独自の世界観をあらわにしていた。お披露目会には2012年のイメージキャラクターを務めた宮原華音も駆け祝福。夏美は、今シーズンの水着キャンペーンポスターやCM、水着ショーなどに出演する。
2012年11月13日『ROCK MUSICAL BLEACH』の日番谷冬獅郎役も記憶に新しい木戸邑弥と、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で今秋ジュリエット役を務め話題を呼んだ昆夏美。このフレッシュな若手俳優が主演する舞台『有毒少年』の公開稽古が、11月15日(火)の初日に先駆け、東京・CBGKシブゲキ!!にて14日行われた。本作は元惑星ピスタチオで関西を拠点とする演劇ユニット、ピースピットの末満健一が2003年に上演した自身の代表作。今年初め、故・今敏監督のアニメ映画『千年女優』の舞台版再演も好評を博した末満が、東京の俳優と組んで自らの自信作を放つ。『有毒少年』のチケット情報はこちら舞台はティム・バートン監督の世界を彷彿とさせるような直球のファンタジー。汚染された世界で唯一人間の住める街・ヘブンズパレスでは、15年前、人の“名前”が失われ、皆が異形のものと化した。その街の地下水路に長年住み、有毒な環境でしか生きられない有毒少年(木戸)が怪盗・蝙蝠(姜暢雄)の導きで地上へと出る。様々な異形の人との出会いを経て、彼は無菌室で育てられた噂の無毒少女(昆)に、また無毒少女も有毒少年の存在を知り会いたいと願う。交わることのない孤独なふたりの出会いが、やがてこの街の隠された秘密を暴くこととなり……。末満の詩的なセリフと和田俊輔のオリジナル楽曲、多彩な照明がバランス良くマッチして、ドラマチックな世界観の中にも登場人物の心にある光と影を映し出している。また幻想的な物語ながらも、時間や物語の経過を極力人間の肉体を使って見せるのも何とも末満らしい。ダンスシーンやミュージカル風のシーンもあり、キャストは皆、大忙しなのだが、物語の核となる主演ふたりもイノセントな魅力を垣間見せた。孤独な状況下で生きてきた有毒少年役の木戸は、地上に出て人に会えることの喜びを素直に表現。また毒を持つが故に、仲良くなった人を危めてしまう切なさを体現した。一方、昆は閉じ込められて育った環境から生じる外部への衝動をまっすぐに演じ、魔女役のシルビア・グラブとのシーンでも自身の歌唱力をしっかりと見せつけた。キャストは小劇場界で活躍する俳優から主演の昆やシルビア・グラブといったミュージカル界の面々まで、バラエティに富んだ布陣も見どころ。それぞれのキャラクターに見合った怪しい役を演じているのも面白い。東京公演は11月26日(土)まで同劇場、大阪公演は11月29日(火)・30日(水)まで梅田芸術劇場シアター ドラマシティにて上演される。チケットはいずれも発売中。
2011年11月15日平井堅が歌う、映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』の主題歌「アイシテル」のミュージック・ビデオの一部画像が到着!なんと、こちらビデオの中で平井さんは死者となって棺桶に納まっているというのだが…。デビュー15周年を記念した、2010年第1弾となるシングル「Sing Forever」を今月13日(水)にリリースしたばかりの平井さんだが、来月10日(水)には2か月連続となる通産33枚目のシングル「アイシテル」と初のカップリングアルバム「裏 歌バカ」がリリースされる。その「アイシテル」のミュージック・ビデオとCDのジャケット写真がこのほど完成したが、その中で平井さんが演じているのは“死者”!ジャケット写真では目を閉じて棺桶に横たわる平井さんの姿が写っている。「われらが堅を死なせるなんて…」とお嘆きのファンのみなさま、案ずるなかれ!ビデオ内で、平井さんは棺桶からしっかりと起き上がり、美声を響かせている。これは、映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』の「死してなお、大切な人を守り、愛し続ける」というテーマを表現したもので、いわば映画のアナザー・ストーリーとして展開している作品。このミュージック・ビデオの演出を担当したのは、宮崎あおい、高良健吾らが出演した『ソラニン』で映画監督デビューを果たし、これまでにYUI、いきものがかり、木村カエラなど名だたるアーティストのビデオを手掛けてきた三木孝浩。「平井堅を棺桶に入れてみたい」というひと言を監督が発し、平井さんがこれを快諾した。ちなみにこのビデオでは、“ゴースト”たちによる5つのストーリーが展開。平井さんの歌声とあいまって、胸を締めつけられるような涙必至の切なく、悲しく、そして温かい物語が描かれている。平井さんは今回のミュージック・ビデオについて「一度、自分の作品の中で死者を演じてみたいと思っていました。ビデオの中では、亡くなった方を天国にいざなったり、棺桶の中から起き上がって歌うという、不思議な役どころでした。愛する人を失う痛みと、その人を想い続ける温かさが表現された素敵なビデオとなっています」と語っている。ちなみに、こちらに登場する棺桶は、183センチと長身の平井さんに合わせた特注の品だとか。歌声、物語、そして棺桶も要チェック!「アイシテル」は11月10日(水)発売。『ゴーストもういちど抱きしめたい』は11月13日(土)より全国にて公開。■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:松嶋菜々子アジア版『ゴースト』にろくろシーン「あります」シネマカフェ創刊13周年記念!『ゴースト もういちど抱きしめたい』独占試写会に35組70名様ご招待ソン・スンホン来日ファンミーティングに1万人熱狂!松嶋菜々子からメッセージもキャスト、スタッフ来場!『ゴースト』完成披露試写会に10組20名様ご招待ソン・スンホン&松嶋菜々子キスシーンで「お腹が鳴ってしまった」
2010年10月26日