ミュージカル『Red Hot and COLE』の製作発表が行われた。ミュージカル『エニシング・ゴーズ』『キス・ミー・ケイト』などで知られる作詞作曲家コール・ポーターの半生を軸に、愛妻リンダとの不思議な関係、数奇な人生、取り巻く人々が26の名曲に合わせて描かれる。【チケット情報はこちら】まずコール・ポーター役、主演の屋良朝幸が『I’m a gigolo』を情感豊かに歌唱披露。次に『Friendship』を8名のキャスト全員で歌い、心地よいハーモニーが溢れた。稽古の様子を聞かれた演出の小林香は「複数役を務めるキャストが多く、引き出しをどんどん開けてくださいとお願いしています。皆さん、与えられた枠からはみ出して、予期しない瞬間がたくさん生まれつつあります」コールポーターの曲について、屋良は「今まで経験した曲で一番難しいんじゃないかな?歌っていて気持ちよくないところもあり、そこが新しくて面白い」と評した。稽古の様子について、鈴木壮麻は「ポーターの曲はドラマチックでリズミカル、どこかもの悲しげ。緻密なコーラスワークを消化しながら、ステップを踏むという難度の高さ」と苦労を語り、彩吹真央は「宝塚歌劇団で「キス・ミー・ケイト」が上演された時からコール・ポーターのファン。彼と私は誕生日が同じで、毎日幸せ」、吉沢梨絵は「屋良くんが初めて「コーラス稽古に付き合ってくれませんか」と言うほどコーラスが難しい。毎日頑張っています」、矢田悠祐は「初めて複数役に挑戦。やりがいがあって楽しいです」、木内健人は「以前、コール・ポーターのミュージカルに出演し、音楽が背中を押してくれました」、彩乃かなみは「歌だけでなく踊りもふんだん。今戦った分、楽しい作品がお届けできるでしょう」、真瀬はるかは「数多くの人物が出てくるので、お客様は目が足りないはず。何度も見ていただきたい」と語った。囲み会見では、屋良が「今回のジャズダンスやタップダンスは、僕が得意なHIPHOPとは違うので、新しいチャレンジでもある」と意気込んだ。屋良について、鈴木「ずっと一緒にいたい…って告白みたい(笑)。一緒にものを作る上で忖度する必要がない。嬉しい出会いです」、彩吹も「5年前の共演で親子役。子供のヤラッチしか知らなかったので、台詞を合わせたら大人だ!と驚きました」と語った。最後に屋良が「皆さんの元に素晴らしいエネルギーが届く作品になるでしょう。お待ちしています」と締め括った。東京公演は、3月1日(金)から3月17日(日)まで博品館劇場にて上演。その後、大阪・森ノ宮ピロティホール、愛知・刈谷市総合文化センター 大ホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:三浦真紀
2019年02月18日女優の桜庭ななみが1日、台湾・台北市内で行われた「第58回アジア太平洋映画祭」のレッドカーペットに登場した。同映画祭はアジアの映画祭で一番長い歴史のある祭典で、過去に日本からは堺雅人、内田けんじ監督などが出席している。日韓合作映画の主演や台湾の連続ドラマでもゲスト主演を務め、中国語で演技をするなどアジア圏でも幅広く活動している桜庭は、プレゼンターとして映画祭に参加。映画祭がスタートすると、中華圏で有名な大女優リー・シュアンに認められ、彼女と腕を組みながらレッドカーペットを歩いて登場した。さらに式典では、台湾で数々のヒット作品に出演する実力俳優クー・シューユエンと共に最優秀脚本賞を発表。全て通訳も入れず、流暢な中国語を披露し、拍手喝采の中、プレゼンターを務めあげた。現在NHK大河ドラマ『西郷どん』に出演中の桜庭は、2016年アジア・太平洋の映画産業に最も貢献した映画人へ贈られるAPNアワードを、行定勲監督、俳優の浅野忠信と共に受賞。授賞式では日本語・中国語・韓国語の3か国語でスピーチで喝采を浴びた。また、ジョン・ウー監督『マン・ハント』では北京・台湾プレミアに出席し中国語で対応、映画『焼肉ドラゴン』では韓国語での演技も披露するなど、その語学力も注目されている。○桜庭ななみコメント今回、台湾の映画祭に日本の女優代表として招待していただけた事は凄く光栄で嬉しかったです。 台湾は以前留学していたり、連続ドラマの撮影もさせていただいた場所なので、その地での映画祭は特別な 気持ちになりました。また、アジアの作品が好きな私にとってスタッフ、キャストが集まる場に立つ事は大きな刺激となりました。レッドカーペットでは台湾で活躍されているリー・シュアンさんと歩かせていただき、お話しさせていただきました。中華圏の方に私の作品を見てもらえる機会も増えてきているので、今日出会えた皆さんと一緒に作品作りをしていきたいと強く感じました。
2018年09月02日今使っているマスカラも悪くはないけれど、理想は「もっともっと、長いまつげ」。そんな“まつエクなみ”の長いまつげをかなえてくれる、おすすめのマスカラをご紹介します。今使っているマスカラ自体、それほど悪いものではないけれども、「もっともっと、長いまつげを叶えてくれるマスカラはないの?」と思っている方もいるはず。メイクをすることが当たり前になって、毎日のようにメイクをしていると、「もっとこうなればいいのに」という欲望は止まらないもの。だからこそまさに、自分の理想を叶えてくれるようなマスカラを使ってメイクを楽しみたいですよね。もちろん、使用するマスカラによって、“まつエク級”になるマスカラもあります。しかしまず新しいマスカラを購入する前に、長いまつげを叶える、マスカラの使い方をおさらいしておきましょう。正しく使えてる?長いまつげを叶えるマスカラの使い方長いまつげが作れない原因がマスカラにある…。と思い込んでいませんか?もちろんマスカラによって、仕上がりが異なるものなので、自分が理想としているまつげを実現するのが難しいこともあるでしょう。まず、長いまつげを叶えるために押さえておきたいポイントをご紹介します。①ビューラーで根元から“3段階”で上げていく「ビューラーを根元から使う」ということは、ほとんどの方が知っているかもしれませんね。しかし根元から“3段階”で上げていくのがポイントです。というのも、根元からそのまま上げてしまうようなビューラーの使い方をすると、横からまつげを見た際に“カクッ”とした、角度のありすぎるまつげになり、不自然なまつげになってしまいます。大事なのは、根元→中間→まつげの先、合計3段階に分けてまつげを上げていくこと。これで横からまつげを見た際にもナチュラルなカーブを完成させることができます。②マスカラ下地を使うマスカラ下地は、ビューラーで上げたまつげを美しい状態でキープさせてくれる大事なアイテム。さらにまつげ自体を優しくコーティングしてくれ、外的刺激からまつげが傷つくのを防ぐ優れもののマスカラ下地まであります。このような点から、マスカラ下地を使うことによって、理想的な長いまつげを叶えてくれると言えるでしょう。③何度もマスカラをまつげに通さない「長いまつげが理想だから」と言って、何度も何度もマスカラをつけていませんか?こうなってしまうと、逆にマスカラ液の重みによって、まつげが下がりやすくなります。いくら長くて美しいまつげが完成したとしても、まつげが下がって見えてしまいますので、その結果、まつげが長く見えないということなのです。基本的には1度で理想的な長さのまつげを決めてから、スッとマスカラを通すのが理想的です。理想的な“長いまつげ”を叶えてくれる!おすすめのマスカラは?長いまつげを叶えてくれるおすすめアイテムを使うことで、理想的な長いまつげを実現させることができるでしょう。早速、ご紹介していきます。①ヒロインメイクロング&カールマスカラ アドバンストフィルム1,200円(税抜き)heroine make/ヒロインメイク(公式)さん(@heroinemake)がシェアした投稿 – 4月 12, 2017 at 8:58午後 PDTフィルムタイプ、ウォータープルーフタイプの良さをこの1本にギュギュッと詰め込んだアイテム。滲みやすさや、ボロボロマスカラ液が落ちていく…。なんていう心配もなく、理想的な長いまつげを叶えてくれます。 美しいまつげを長時間キープしてくれ、まつげに負担が少ないように、さまざまな美容成分も配合されています。クリニーク ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ3,500円(税抜き)クリニークさん(@cliniquejp)がシェアした投稿 – 11月 30, 2017 at 12:34午前 PSTクリニーク独自の処方によって、皮脂、汗、水、涙にも非常に強いマスカラです。さらににじむこともなく、美しいまつげが長時間持続します。長さはもちろん、まつげにも理想的なボリュームを与えてくれますので、まるで“まつエク”と思ってもおかしくないような仕上がりに。マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパンダー ロングロングロング1,200円(税抜き)マジョリカ マジョルカ MAJOLICA MAJORCAさん(@majolicamajorca.official)がシェアした投稿 – 3月 15, 2018 at 6:05午後 PDT液がするするっと伸びる処方によって、まつげがダマになる心配もなく、伸びやかにまつげに塗布することができますよ。さらにまつげを保護してくれるトリートメント効果も配合していますので、美しくまつげをキープさせたい方にもおすすめ。今使っているマスカラも悪くはないけれども、もっともっと理想的なまつげを叶えてくれるマスカラが欲しい!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2018年03月25日17日、都内で行われた映画『マンハント』(公開中)の公開記念舞台挨拶に福山雅治、桜庭ななみ、池内博之が登場。本作のために車の免許を取得したという桜庭が「(運転シーンを)カットされちゃった」と切ない想いを告白し、福山や会場を驚かせた。本作は、西村寿行の小説を高倉健主演で映画化した『君よ憤怒の河を渉れ』を、ジョン・ウー監督が再映画化したサスペンス・アクション。何者かにハメられた弁護士と、彼を追いながらも無実を確信した刑事が事件の真相に迫っていく姿を描く。壮絶なアクションシーンが話題となっており、福山は水上バイクのチェイスシーンのために免許を取得。ガンアクションに向けては「自分でも持ち慣れていない感じがあったので、撮影に入る前から銃を借りて、ずっと持ち歩いていた。家でも触ったりしていた」とクランクイン前から撮影用の銃を携帯して過ごしていたという。福山によるとウー監督の現場は「とにかくスケールが大きい」そうで、監督のひらめきによってシーンやセリフが変化していくことも多いとのこと。福山は「ものづくりの現場として純粋だと思う。僕はそういうのが結構、好きで。いつも新鮮な気持ちで現場にいられる」とコメント。「桜庭さんは2回、クランクアップしていますもんね」と予測不可能な現場について、桜庭に話を振った。桜庭は思い出し笑いをしながら、「大きな花束をいただいて『終わった、ありがとうございました!』と東京に帰ったんです。でも1カ月くらい経ってから『もう一回、岡山に来てください』と言われて。2回もクランクアップしました」と述懐。さらに桜庭は「今回、車の運転をするシーンがあったので、免許を取りに行かなければいけなくて。でもカットされちゃって…」と本作のために免許を取得したにも関わらず、バッサリとカットされてしまったことを激白。福山が「この作品のために!? 車の免許を!?」と驚くと、桜庭は「私、ブレーキを踏むと車が止まると思っていたんです。(撮影のときも)ブレーキだけ踏んで、車から出て行っちゃったんです」と天然な一面を見せて会場の笑いを誘っていた。
2018年02月17日●『マンハント』大抜てきを経て成長事務所スタッフが「鹿児島に美少女がいる」という噂を聞きつけてスカウトし、2008年にデビューした桜庭ななみ。10年の時を経て25歳になった桜庭は、中学生から大人への外見的な変化だけでなく、女優として大きな転機に差し掛かっているとも言えるだろう。ジョン・ウー監督作の映画『マンハント』に大抜てきされたのだ。高倉健主演でも映画化された西村寿行の小説『君よ憤怒の河を渉れ』を、日本映画ファンのウー監督が再び映画化した本作。何者かにはめられて殺人事件の被疑者となったドゥ・チウ(チャン・ハンユー)と、彼を追いながら無実を確信した大阪府警の刑事・矢村(福山雅治)が、事件の真相に立ち向かっていく様を描く。桜庭は、矢村の部下で新人刑事の里香を演じる。桜庭は2013年に台湾の映画『あの頃、君を追いかけた』を観たことがきっかけで中国語に興味を持ち、2015年に台湾へ短期留学。2016年には台湾ドラマ『戀愛沙塵暴』で全編中国語のセリフに挑み、最近も『マンハント』の海外プレミアで通訳なしの取材に応じるなど、今の魅力は「鹿児島の美少女」には収まらない。取材をしてみると、並々ならぬ強い意志と覚悟がその原動力になっていることが分かる。○ジョン・ウー監督は「夢の夢の夢」――日本で撮ったとは思えないスケールの映画でした。そうですね。日本での撮影でしたが、アジアのいろいろなスタッフの方々が集まって下さっているおかげで、日本だけでは実現できないような迫力やアクションのキレにつながっているんだと思います。――ブログを見てきたんですが、結構前に撮り終わっているんですね。ありがとうございます(笑)。撮影は2年前になります。――ジョン・ウー監督作に出演することについて、「夢の夢の夢」と書いてありました。それほどの感激だったんですね。そうですね。それまでもジョン・ウー監督の作品はたくさん観ていたんですが、男らしい物語が多い中でも、女性が輝いているように見えて。監督が描くその「女性の輝き」がすごく好きで、次第に「いつか参加したい」という気持ちが強くなっていきました。――監督とは撮影後も映画祭などで再会したそうですね。映画祭のほかにも、先日北京でイベントがあって、そこでもお話させていただきました。お会いする前は作品の世界観に引っ張られていた印象だったのですが、現場ではすごく穏やかで優しくて。俳優のお芝居の意見を尊重してくださるようなすごく優しい方です。――実際にそういうシーンがあったんですか?終盤にアクションシーンがあるんですが、福山(雅治)さん演じる矢村さんの単独行動だったので部下である里香がそこにいるのはおかしいという話になって。でも、里香は矢村さんを支えたくて、任務を全うしたいとも思っている。だから、「里香がそこにいないのはちょっとさびしいです」と監督にお話したら、その意見を受け入れてくださいました。現場に入ると他の俳優さんもそうなんですが、監督と話し合う時間が設けられていました。――自分の考えや思いを相手の国の言葉伝えられるメリットは役者としてもありそうですね。監督だけではなくて、中国スタッフの方々とも会話できたのは楽しかったですし、コミュニケーションを取ることができて、現場も明るい雰囲気になったのかなと思います。○「武器」を探しに台湾留学――北京のプレミア試写会出席後、ブログには「景色が違いました」という感想がつづられていました。以前の北京と比べてどのような違いを感じたんですか?6年前、2泊3日の仕事で北京に行く機会がありました。その時は中国のことをあまり知らなかったんですが、それからの6年間で中国のことを勉強したり、文化を学んでから実際に北京に行くと、たくさん発見があってすごくキラキラして見えたんです。本当に「景色」が変わって見えました。――最近は語学力が話題になっています。好きな台湾ドラマがきっかけで留学したそうですね。決断力がすごい。時間を無駄にしないように、「武器になるもの」「自信になるもの」を身に着けたかったんです。そう思うようになったのは、実は最近のことで。この世界に入ったばかりの頃は、台本をもらって楽しくセリフを覚えて現場に行くというような感じだったんですけど、周りの俳優さんを見ているとそれぞれの「武器」に感動することがたくさんあって。私も、ただただセリフを覚えて現場に行くだけじゃなくて、自分の強みを見つけないといけないと感じるようになりました。事務所の方々も応援してくれたので、がんばることができたんだと思います。●『西郷どん』『かぞくいろ』地元への思い――台湾の留学はトータルで約6カ月と聞きました。親日家が多いと聞きますが、肌身で感じた国民性はいかがでしたか?「みんなが家族」のような距離感でした。初対面でもすぐに友達になったり、そういう温かさが台湾にはありました。行ったばかりの頃は中国語も全然できなかったので不安もあったんですが、台湾の方々のそういう「優しさ」に引き込まれて、すごく居心地が良い空間でした。それまでは人見知りで壁を作ってしまうこともあったんですが、台湾ではそういうことが全くなかったので不思議ですね。――日本に戻ってきてもそれは続いたんですか?いろいろな人とコミュニケーションを取ろうという気持ちにはなりました。ご飯を食べに行ったりとか。それまでは家で一人でいることが多かったんですが、今は以前よりは外に出るようになりました(笑)。――「仕事の武器」を作ることが目的だったはずが、内面も磨かれていたと。そうなっていればいいです(笑)。○中国語・韓国語の習得法――映画では「友情」も大きなテーマでした。留学中でそんなことを感じる人物はいましたか?ホームステイ先の方とは、台湾に留学して初めてお会いしました。親戚でもなければもともと知り合いでもない関係性だったわけですが、1つ1つすごく丁寧に説明してくださったり、言葉が分からない映画を観ている時でも分かりやすく教えてくださったり、そういうところからも優しさを感じました。「人情」というんですかね? 「心の底から優しい」というのは、こういう人のことを指すんだと実感しました。――事前の勉強や現地での交流で覚えたんですか?ホームステイ先や友達になった方とお話しながら、覚えていきました。まだまだ知らない単語もありますので、これからも勉強していきたいです。――今後も語学力を磨くとして、それを踏まえてどのような将来像を思い浮かべていらっしゃるんですか?海外作品に出演できるように引き続き学んでいきたいです。それから、日本の作品も大好きなんです。小さい時から日本のドラマや映画を見て育ちました。日本の作品にもさくたん出演できるように頑張ります。――出身地である鹿児島を舞台にした大河ドラマ『西郷どん』にも出演中ですね。はい。今は鹿児島が舞台の映画『かぞくいろ』の撮影もしています。――今年は鹿児島と縁がある一年ですね。地元のスターじゃないですか!いえいえ! そう言ってもらえるように頑張ります。■プロフィール桜庭ななみ1992年10月17日生まれ。鹿児島県出身。身長162.5センチ。O型。特技は中国語と韓国語。2008年に映画『天国のバス』でデビュー。2009年にはNHKドラマ『ふたつのスピカ』で主演を務め、劇場アニメ『サマーウォーズ』では初めて声優に挑戦した。その後、2010年の『最後の忠臣蔵』で第35回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、映画新人賞を総なめ。現在、NHK大河ドラマ『西郷どん』に出演中。鄭義信監督の映画『焼肉ドラゴン』(18年初夏公開)、「RAILWAYS」シリーズ最新作で鹿児島を舞台にした『かぞくいろ』(18年公開予定)に出演。
2018年02月17日ジョン・ウー監督の映画『マンハント』(2月9日公開)に出演する女優・桜庭ななみの新たな場面写真が10日、公開された。『マンハント』に出演する桜庭ななみ高倉健主演の『君よ憤怒の河を渉れ』(1976年)を、日本映画ファンのウー監督が再び映画化。何者かにはめられて殺人事件の被疑者となったドゥ・チウ(チャン・ハンユー)と、彼を追いながら無実を確信した大阪府警の刑事・矢村(福山雅治)が、事件の真相に立ち向かっていく様を描く。。桜庭が演じるのは、矢村の部下・百田里香。今回公開された場面写真は、助手として捜査のアシスタントを務める重要なシーンを捉えたもので、キリリとした表情からも新人刑事として悪戦苦闘しながら徐々に矢村の信頼を得ていく姿が浮かび上がる。「ジョン・ウー監督とご一緒することは一生の宝になると思う。本当に幸せな時間だった」と語る桜庭。中国語と韓国語を得意とし、日本とアジアの100人以上の映画プロデューサーが制定する「APNアワード2016」を受賞するなど、海外に向けても活躍の場を広げている。(C)2017 Media Asia Film Production Limited All Rights Reserved.
2018年02月10日《台所のスポンジは大便なみに汚い――》。そんな衝撃的な研究結果がイギリスの科学誌『Scientific Reports』(電子版)に掲載された。 台所用のスポンジは毎回、洗剤をつけて洗うため、除菌されているイメージがある。きちょうめんな人は、熱湯につけたり、電子レンジで加熱したりして除菌しているが、あまり効果は期待できないというのだ。 ドイツ・フルトヴァンゲン大学の微生物学者らは、家庭から集めたスポンジ14個を用意し、スポンジ内を検証した。その結果、362種類の細菌を発見。髄膜炎や肺炎、敗血症を引き起こす病原菌も見つかったという。 なかには、1インチ(2.54センチ)に820億個もの細菌が存在するスポンジもあったため、「人間の大便の密度に匹敵します。毎週交換してください」と、警鐘を鳴らしているのだ。 衝撃の汚染度について、東京医科大学の中村明子兼任教授(微生物学)に解説してもらった。 「台所用スポンジは食器やフライパン、鍋など、1個でいろいろなものを洗います。また、スポンジ内は温かく湿った状態で、食べカスが残っているため、菌が育つのには最適な環境です」(中村教授・以下同) たとえ熱湯や電子レンジで加熱して消毒しても、生き残る菌がいて、それがスポンジ内ですぐに繁殖するという。さらに、洗剤で消毒しても死滅しない菌もいる。抵抗力の弱いお年寄りや子どもがいる家庭は、注意が必要だ。 そこで、中村教授がおすすめする「スポンジのお手入れ」の仕方を紹介したい。 【1】スポンジを内部まで乾燥させる 「洗剤とスポンジを同じラックに入れている方も多いと思いますが、湿った状態で置いておくと菌が繁殖しやすいです。スポンジの内部まで乾燥させるように洗濯バサミでつるして、乾いたものを使うようにしましょう」 電子レンジでの加熱や熱湯消毒は、劣化を招くのでやめたほうがよいのだとか。 【2】スポンジを“用途別”に複数用意する 1個のスポンジで全てを洗おうとせず、食器用、鍋・フライパン用などと、用途別に分けて使うのも手だ。この際、よく使う食器用のスポンジなどは、2個用意して交互に使うとよいという。 また、中村教授が文部科学省監修「調理場における洗浄・消毒マニュアル」作成するため「スポンジ除菌試験」を行ったところ、塩素系漂白剤を組み合わせた使い方で、菌は死滅したという。 試験では、菌で汚染させたスポンジを、中性洗剤を400倍に薄めた液でもみ洗いした後、(A)水ですすぐだけ、(B)台所用の塩素系漂白剤のもとになる「次亜塩素酸ナトリウム」を250倍に希釈した液に15分間つけてから、十分洗い流す――の2通りの除菌を行った。 この2つを比較した結果、(B)の方法で微生物(菌)は検出されなかったという。 「ドイツの大学の研究では、1週間に1度、スポンジを交換するよう呼びかけています。乾いたスポンジを交互に使用するなら、1カ月に1度でもよいと思います」 スポンジが変色したり、よれたりして、ボロボロになるまで交換しない、という人は気をつけよう。「もったいないから、最後まで使いきりたい」という人は、台所用のスポンジを浴室や洗面所の掃除に使い回す方法もある。 しぶとい細菌から家庭を守るためには、さまざまな工夫が必要なのだ。
2017年11月01日9月26日(火)今夜放送される「セブンルール」に、渡辺直美、柳原可奈子、横澤夏子らを手がける人気スタイリストの大瀧彩乃が登場。アイドルグループ「チェキッ娘」からスタイリストに転身した彼女の「セブンルール」に番組が迫る。本番組は俳優の青木崇高と芥川賞作家の本谷有希子、タレントのYOUと「オードリー」若林正恭という4人がMCを務め、“いま輝いている女性”“いま見たい女性”に密着する新感覚ドキュメント大瀧さんは“ぽっちゃり系”タレントを中心に衣装のスタイリングを手がけており、多くのインスタフォロワーを持ちいまや世界のポップアイコンとなった渡辺さんをはじめ、柳原さん、横澤さんなど現在12組のタレントを担当している。彼女のタレントの体型を活かしてその魅力を引き出すスタイリングテクニックが評判を呼び、タレントのスタイリングだけでなくテレビ、雑誌、ファッションショーなどから仕事の依頼が絶えない。さらにこの5月には自身のテクニックを紹介した「ぽっちゃり女子向けのファッションbook」も出版した。幼い頃からファッションが大好きだった大瀧さんは10代の頃アイドルグループ「チェキッ娘」のメンバーとして活動していた頃、スタイリストという仕事を知り、引退後、アシスタントとして働き始めたという。番組では衣装の買い付けからリース、返却、事務作業と多忙を極める大瀧さんに密着。ほかとカブらないスタイリングをするため韓国を訪問し、日本にはないデザインや素材を求めてソウルの街を夜中まで歩き回るその仕事ぶりや、大切にしているのは愛犬と家族と過ごす時間だという彼女の休日のリフレッシュ法などを紹介。タレントを支えるスタイリストとしての想いとその「セブンルール」を紐解いていく。またスタジオではMC陣による“スタイリストの裏側”トークも。YOUさんがスタイリストに頼まず自前の衣装を着ている意外な理由や、若林さんのガールズバー通いをスタイリストのアシスタントが「ハライチ」澤部佑にバラした理由。“若林流オシャレ”ルールにほかの3人が揃ってダメ出しするなど今回も4人がゆる~い脱線トークを展開。こちらもお楽しみに。「セブンルール」は9月26日(火)23時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2017年09月26日シンガーソングライターのななみが、ボーカリスト名義の“naNami”としてリリースしたカバーアルバム『この歌がいつか誰かの決心になりますように』のレコ発ライブを、6月18日、東京・二子玉川KIWAで開催。単なるレコ発ではない趣向を凝らした内容で、ファンを驚かせた。【チケット情報はこちら】アルバム『この歌がいつか誰かの決心になりますように』は、『炎のたからもの(『ルパン三世 カリオストロの城』主題歌)』や『ロマンティックあげるよ(『ドラゴンボール』EDテーマ)』、『想い出がいっぱい(『みゆき』EDテーマ)』など、全10曲のアニメソングのカバーを収録した作品。昼と夜の2ステージに収録曲を振り分けると思いきや、フタを開ければ未発表の新曲が盛りだくさんの展開が待っていた。夜のライブは、『はじめてのチュウ(『キテレツ大百科』EDテーマ)』でスタート。ピアニストのにしのえみを迎えた2人編成により、心に染み込むようなウィスパーボイスでしっとりと聴かせた。続いて演奏したのは、打って変わってアップテンポの耳馴染みのない新曲。会場は一気に盛り上がった。「『はじめてのチュウ』にちなんで、キスをテーマにした『いけない口づけ』という新曲です。今日のライブは、ボーカリストとシンガーソングライターのななみを楽しんでください」と挨拶。その後も、『世界が終るまでは…(『SLAM DUNK』EDテーマ)』のあとには“世界の終わり”をテーマにしたバラード曲、『secret base ~君がくれたもの~(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』EDテーマ)』を披露。さらにそのあとには『secret base ~君がくれたもの~』の歌詞“最高の思い出を”にちなみ、自身を救ってくれた“音楽”について歌った楽曲を披露した。「自分が作った曲じゃない曲を歌うことで、より自分の曲を心地よく感じるようになりました。だから、みんなにも聴いてもらいたいと思って、今日は新曲をたくさん持ってきました」と改めて説明したななみ。本編最後は、そのきっかけにもなった『Next 2 U(『機動戦士ガンダムUC RE:0096』EDテーマ)』を披露した。今後ななみは、弾き語りライブ「ギターなんて大嫌い~vol.3」(1st Stage“笑顔のrequiem”と2nd Stage“涙のrequiem”の2公演ずつ)を、8月26日(土)東京・二子玉川KIWA、27日(日)大阪・南堀江knaveにておこなう。こちらは、シンガーソングライターとしてのステージで楽しませてくれそうだ。チケット発売中。取材・文:門 宏
2017年06月27日俳優・鈴木亮平が主人公・西郷隆盛を演じる、2018年放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」。この度、本作の出演者会見が行われ、瑛太、黒木華、桜庭ななみ、松坂慶子ら豪華キャストが発表された。西郷吉之助(隆盛)は、薩摩(鹿児島)の貧しい下級武士の家に育った。家計を補うため役人の補佐として働くが、困った人を見ると放っておけず、自分の給金も弁当も全部与えてしまう始末。西郷家はますます貧乏になり、家族はあきれかえるが、西郷は空腹を笑い飛ばす。盟友・大久保一蔵(利通)との深い友情や反目、生涯の師・島津斉彬との出会い、篤姫との淡い恋、3度の結婚、2度の島流し…波乱の生涯の中で、唯一無二の揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく――。「不機嫌な果実」「anego」など様々な著書が映像化される林真理子の「西郷どん!」を原作に、「ハケンの品格」や「花子とアン」の中園ミホが脚本を担当する本作。有名な上野の銅像や、世間がイメージする太った無口な男ではなく、エネルギーみなぎる全く新しい“西郷どん”を描く。今回発表されたのは、西郷家ゆかりの人々。西郷の生涯の盟友でありライバルの大久保利通役に瑛太さん。西郷と同じ城下に住む武家の娘で、幼い頃から西郷どんにひそかに思いを寄せ、一度は心ならずも他家へ嫁ぐが、紆余曲折の末西郷3人目の妻となる運命の女性・岩山糸役に黒木さん。西郷家の長女で吉之助の妹・琴役を、大河ドラマ初出演となる桜庭さん。貧乏に追い込まれる西郷家を、兄に成り代わり一家の大黒柱として支える西郷家の次男・西郷吉二郎役に渡部豪太が扮する。さらに、西郷の父・吉兵衛役を風間杜夫、母・満佐子役を松坂さん、大久保の父・次右衛門役に平田満、西郷家に親子代々で仕え、生涯西郷に尽くす熊吉役を塚地武雅が演じる。大河ドラマ「西郷どん」は2018年1月よりNHKにて放送予定(全50回)。(cinemacafe.net)
2017年03月27日シンガーソングライターのななみが、弾き語りLIVE“ギターなんて大嫌い”の第2弾を南青山MANDARAで開催。今回は、ななみの曲の中でも温かい曲を集めた“愛歌”と、哀しい愛を歌った曲を集めた“哀歌”をテーマに、2ステージおこなった。【チケット情報はこちら】ピアノとアコースティックギターというシンプルなセットながら、聴きごたえは十分。ささやくように歌うななみのウィスパーボイスがすっと心に染み込んでいくと、またたくまに観客は引き込まれていった。1stステージの“愛歌”では、最新アルバム『Light in the Darkness』に収録の『これを愛として』や、ファンのリクエストナンバー1になった『僕らの糸』、ライブには欠かせない人気のナンバー『I live for love』などを熱唱。また、小田和正の『ラブ・ストーリーは突然に』などカバー曲も歌い上げた。昨年、naNami名義で『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』のエンディングテーマ『Next 2 U』を担当したななみは、「この曲のおかげで“新しい自分”を見つけることができた」とMCで振り返った。それは、ヴォーカリストとして“声”を求められることが多くなってきたということ。今年1月に上演された人気ライトノベルの舞台『デルフィニア戦記』では、イメージソングも担当している。デビューから曲の色に合わせて歌い方を変化させてきた彼女。いろんな歌声を披露することで、その卓越した歌声がみごと花開いたのである。この日のライブでも、美しく透き通った歌声や、どこまでも深く響く歌声、ドキリとするような力強い歌声など、実にさまざまな声で観客を楽しませた。そんな彼女が本領を発揮するように、4月26日には初のカバーアルバム『この歌がいつか誰かの決心になりますように』をリリースすることを発表した。『はじめてのチュウ』『ロマンティックあげるよ』『secret base~君がくれたもの~』など、アニメソングばかりが収録される。誰もが知っている名曲を、どんなカラフルな歌声で聴かせてくれるのか、今から楽しみだ。取材・文:門 宏
2017年03月09日現在放送中のTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)の原作者で漫画家の海野つなみが19日、NHK朝の情報番組『あさイチ』(毎週月~金 8:15~)に"顔出しNG"で出演した。この日は、年末SP「オンナ×働く」モヤモヤ大特集として「女性活躍」「輝く女性」と叫ばれる中、女性が仕事を続ける上で現れる様々な壁について闊達な議論を展開。コメンテーターとしてほかに、女優・長野里美、作家・本谷有希子、『日経DUAL』編集長・羽生祥子が出演した。近所に漫画家だと明かしていないという海野は、擦りガラスを前に立てつつも、自由に議論に参加した。職場での独身女性と子育て中女性の助け合いに話が及ぶと、同局 有働由美子アナウンサーが独身女性の立場として「時間あるし、都合つくんだからやったらいいと思うんですけど、結局女同士の中で解決させようとする」と経営側の努力不足を語った。有働アナが「あんまり女が文句を言って『やっぱり男を雇うか』とならないように、女性みんなで頑張ろうぜみたいな」と全体の雰囲気を語ると、その場にいた女性たちも一斉に同意。有働アナは「本当に男女50%50%で雇ってみてほしい」と提案した。海野は「こんなことを言いたくないけど、都合よく使われてしまう人って皆都合よく使われてしまう。だって便利だから」と問題点を指摘。海野は、自分のアシスタントが「スキルがあるので、時給は高いです」と言っていることから「『私はこの安い給料では働きません』言えるのが、搾取されないためには、大事なのかな」と、"使われる側"から抜け出すスキルを磨く必要を説いた。これに対して、Twitterでは「海野さん、本質をついた」「激アツな叫び」「胸が痛い」と様々な反応が。スタジオは同意しつつも、有働アナは「そこにいけるまでね」、井ノ原快彦は「『とりあえず明日を迎えなきゃ』という人には、『何でもやります』ということもあるでしょうね」と構造的な問題に対して理解を示した。
2016年12月19日繊維産業が盛んであり、世界的な有名ブランドに生地を供給することでも知られる広島県・備後地方の尾道市で、“デニム”をドレスコードに自転車で「瀬戸内しまなみ街道」を駆けるイベント「DENIM RUN Onomichi」が11月23日に開催される。「DENIM RUN Onomichi」は、ツイードを着こなし、街を自転車で楽しく走るイベント「TWEED RUN TOKYO」と連携したイベント。ロンドンで始まったツイードランは世界各地に広まり、現在日本では「TWEED RUN TOKYO」が開催されている。尾道のデニムランでは、ドレスコードをツイードではなくデニムに設定。ジャケットやパンツ・小物にデニム素材を使ったファッションを身にまとい、サイクリングを楽しむイベントとなっている。「DENIM RUN Onomichi」の舞台は、サイクリストの聖地として知られ国内外から多くのサイクリストが集まる、広島県尾道市を通る「瀬戸内しまなみ街道」。ONOMICHI U2をスタート・ゴールに、デニムを身にまとい、デニムの名産地である尾道でのグループライドを楽しめる。また、イベント後にはONOMICHI U2のThe RESTAURANTでティーパーティー等も開催される。参加資格は18歳以上で日常的に自転車に乗っている人。参加費は無料だが自転車保険(保険料1,000円)への加入が必要。エントリーに関する詳細は「DENIM RUN Onomichi」公式HP()にて。※荒天時はライド中止、別の企画が実施される。
2016年10月31日「デニムラン尾道 2016」が広島県尾道市のしまなみ海道で2016年11月23日(水・祝)に開催。ファッションプレスでは、画像ギャラリーで開催模様を公開中。英国で始まった、ツイードを着こなし、街を自転車で楽しく走ることを目的とした「ツイードラン」。今回、ドレスコードを“デニム”として初開催される「デニムラン」は、ジャケットやパンツ・小物など、デニム素材を使ったファッションを楽しみながら、ONOMICHI U2をスタート・ゴールにグループライドを楽しむイベントだ。会場の瀬戸内しまなみ海道は、国内外から多くのサイクリストが訪れるスポット。また、尾道市が位置する広島県・備後地方は繊維産業が盛んで、世界的な有名ブランドに生地を供給するなど、品質の高いデニムの産地としても知られている。ライド後は、ONOMICHI U2のレストランにおいて、ティーパーティーなども開催予定だそう。瀬戸内の景色と味覚を本イベントで楽しんでみてはいかがだろう。※イベントは2016年11月26日に終了。【詳細】<終了>デニムラン尾道 2016開催日程:2016年11月23日(水・祝)※荒天時はライド中止。別の企画を準備する。開催場所:広島県尾道市・しまなみ海道スタート・ゴール:ONOMICHI U2※ショートコースとロングコースあり。※コース詳細は参加者にのみに通知。ドレスコード:ジャケット・パンツ・ベストなど、デニム素材のアイテム着用参加資格:18歳以上(エントリー時に、身分証明書を提出)日常的に自転車に乗っていること(街乗りに慣れているレベル) 自転車を違法改造していないこと料金:無料。但し、自転車保険(保険料 1,000円)に加入。
2016年10月30日シンガーソングライターのななみが、全国ツアー“ななみ 2016 tour「白と黒の世界」”を開催中。9月17日には、東京で初ワンマンを行った原宿アストロホールに約2年ぶりに登場し、シンガーソングライターとして成長した姿を見せ付けた。【チケット情報はこちら】本ツアーは、黒(陰)と白(陽)をコンセプトにした2ndフルアルバム『Light in the Darkness』を引っさげた、バンドセットによるワンマンライブツアー。赤いライトに警告音が鳴り響く中、“黒いななみ”による“黒の世界”のステージからスタートした。挑発するように、セクシーな黒のドレスを着たななみが、『サイレン』や『通りゃんせ』などを、荒々しく披露。狂気を帯びた目、切なく哀しげな表情で歌い、観客を圧倒した。中盤からは、天使のような純白のドレスを身にまとった“白いななみ”による“白の世界”に。『only lonely』など、優しく柔らかな表情で歌い上げ、浄化されていくようなステージを展開。さらに、「夢が叶った希望の曲」と語る『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』のエンディングテーマ『Next 2 U 』(自らのアルバムでカバーしたVer)を笑顔で熱唱し、会場を盛り上げた。「このステージで初めて東京でワンマンライブをやったときは、楽しい音楽ができてなかったと思います。楽屋に戻ってから、“これでいいのかな?”と考えたり。今日は、ちゃんと楽しいライブができてます」と語ったななみ。当時の自分に向かって歌うように、『今日も大丈夫。』を歌い上げた。このライブでいろんな異なる彼女を演じてきたななみ。最後は、「最近の私は、私が私でいられることを、心がけています」と、引きこもっていた10代の頃を歌った自己紹介の曲を披露し、本当の自分をあらためて表現した。感謝を込めておじぎする彼女に、観客の拍手は鳴り止まなかった。全国ツアーは残すところ、10月1日(土)大分・BRICK BLOCKでの凱旋ライブのみ。チケット発売中。また、12月1日(木)・2日(金)には東京・下北沢440で弾き語りライブを開催することを発表した。取材・文:門 宏
2016年09月21日公開初日を迎えた映画『絶壁の上のトランペット』の舞台あいさつが17日、東京・新宿 シネマート新宿で行われ、桜庭ななみ、L.Joe(TEENTOP)、辰巳琢郎、久保田悠来、ハン・サンヒ監督が出席した。沖縄の石垣島を舞台に、女子大生のアオイ(桜庭ななみ)とトランペットを奏でる神秘的な青年ジオ(L.Joe)が織りなす感動のラブストーリーを、日韓合作に意欲的な韓国のハン・サンヒ監督が繊細なタッチで描いた本作。公開初日となったこの日は、主演の桜庭ななみをはじめとするキャスト陣とハン・サンヒ監督が登壇して舞台あいさつを行った。繊細な女の子・アオイを演じた桜庭は「何か1つ欠けているというか、寂しいものがある女の子だったので、演じることは難しかったですが、魅力的な女の子を演じられて嬉しかったです。本当に繊細な性格だったので、微妙な感じを監督と相談しながら演じました」とコメント。台本を読んだ時の印象を「なかなか人に思いを伝えられないところは似ているかなと思いました」と自身との共通点を挙げていた。桜庭の相手役を務めたL.Joeは、本作で日本語の演技に挑戦。冒頭のあいさつでは「公開を迎えてワクワクしています。今日来てくれてありがとうございます」と流暢な日本語であいさつすると、熱い韓流ファンから黄色い声援が飛んで照れ笑いを浮かべるも「当然のことながら日本語での演技は難しかったです。何が何でも日本語をしっかりと覚えて撮影に臨もうと思いました。辛うじて無事撮影を終えることができました」と安堵の表情。これに桜庭は「L.Joeさんが一生懸命演じて下さって素敵な演技で助けていただきました」と感謝しながら、L.Joeがお気に入りだという2人で自転車に乗ったシーンについて「本当に景色もキレイで空気も美味しく、運転も上手だったので乗り心地がよかったです」と好印象の様子。最後には「短い撮影期間でしたが、温かい作品を作って下さった監督にも感謝しています。たくさんの方に届くといいなと思います」とアピールしていた。
2016年09月18日9月17日公開の映画『絶壁の上のトランペット』の完成披露上映会舞台あいさつが17日、東京・お台場シネマメディアージュで行われ、桜庭ななみ、L.Joe(TEENTOP)、辰巳琢郎、ハン・サンヒ監督が出席した。沖縄の石垣島を舞台に、女子大生のアオイ(桜庭ななみ)とトランペットを奏でる神秘的な青年ジオ(L.Joe)が織りなす感動のラブストーリーを、日韓合作に意欲的な韓国のハン・サンヒ監督が繊細なタッチで描いた本作。そんな本作の舞台あいさつに、主演の桜庭ななみをはじめ、桜庭の相手役を務めたL.Joe、アオイの叔父を演じた辰巳琢郎、そしてハン・サンヒ監督が登壇した。主演の桜庭は「この日を迎えることができて本当にうれしいです。1年前に撮影したんですが、ようやく皆さんの目に留まることになると思うと胸がいっぱいです」と感慨深げで、「この映画は大切な人との時間を大切にしようと考えられる映画です。皆さんも今日見終わったら、大切な人と大切な時間をお過ごしください」とアピール。演じたアオイというキャラクターについて「台本を読んだ時は明るくて元気なイメージでしたが、監督から温かくて優しい女の子を演じて欲しいと言われたので、その点を考えながら一つの切なさを持って演じました」と明かした。そんな桜庭をハン・サンヒ監督は「桜庭さんは考えていたよりも考え方とかが深い女優さん。現場ではどこから元気が出るのかと思うくらいいつも元気で、芝居も完璧でしたね」と褒めていた。また、相手役のL.Joeについて桜庭は「一緒に写真を撮ったことがあったんですが、L.Joeさんが私の顔を見て『クレヨンしんちゃんのしんちゃんに似ている』と言ったんです。初めてしんちゃん似と言われ、それは喜んでいいのかと(笑)。だからこの場をお借りしてお聞きしたいんです」と迫ると、L.Joeは戦々恐々としながらも「僕はしんちゃんが大好き。しんちゃんに似ていたのですごく嬉しかったんですよ」と説明していた。映画『絶壁の上のトランペット』は、9月17日より順次全国公開。
2016年08月18日『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』のエンディングテーマ『Next 2 U -eUC-』を歌うななみが、2ndフルアルバム『Light in the Darkness』を引っさげ、8月26日(金)大阪より全国ツアー“ななみ 2016 tour「白と黒の世界」”をスタートする。ライブは文字通り“白”と“黒”のななみが観られるステージになりそうだ。【チケット情報はこちら】本作でななみは、陰と陽、ネガティブとポジティブなどを黒と白の曲で表現。前半6曲が黒で、後半6曲が白に分かれている。ななみは、「いろんな歌い方をするのが好きなので、どの曲もかぶらないように歌っています。黒い曲で一番好きなのは6曲目の『SaRieL』、白は7曲目の『only lonely』。黒からだんだん白に浄化されていくようなイメージのアルバムです」と紹介した。アルバムの8曲目には、『機動戦士ガンダムUC』1stエンディングテーマの別バージョン『Next 2 U』を収録。8月13日(土)、14日(日)には『機動戦士ガンダムUC』スペシャルライブイベント「RE:UnChild」、11月3日(木)には「澤野弘之 LIVE [nZk]004」に出演し、「澤野さんのライブのステージに立ちたい」という夢も叶える。全国ツアーのステージでは、「ライブも白と黒に分けようと思ってます」というななみ。「キャラが違い過ぎるって言われても、そこは世界が違いますので、白と黒の自分を演じ分けようと。私の中にいる10代の頃の自分を引きずり出してやりたいなと思います」と意気込み十分。さらに、4月から6月にかけて行った“生きる”をテーマにした自主企画ライブ「ALIVE」でいろんな空気を感じ取ったようで、「ライブを観てくれている人は笑顔でいるより、涙を流しているほうが嬉しい。作り笑顔はできるけど、泣くのは難しいと思うんです」とななみ。「イベントで私が登場するのはいつも最後。他の方が作った空気感にあわせたライブをいつも考えていました。だからツアーも会場によって、自分の空気を作り出していこうと思います」と意気込みを語った。全国ツアーは、8月26日(金)大阪・umeda AKASO、9月11日(日)福岡・Gate’s7、9月17日(土)東京・原宿アストロホールは一般発売中。10月1日(土)大分・BRICK BLOCKの一般発売は8月13日(土)。取材・文:門 宏
2016年08月12日3か月連続で開催しているシンガーソングライターななみの主催イベント“nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」”が、6月23日(木)に最終回を迎える。本公演に出演するななみ、金木和也、NIKIIE、小林未郁が都内某所に集まり、イベントに向けて語り合った。【チケット情報はこちら】“生きる”をテーマにシンガーソングライターたちが命がけのライブを届ける本イベント。その世界観を支持するファンが回を追うごとに増え、盛り上がりを見せている。ななみは、「過去2回、出演者全員が精神的な部分に訴えかけるステージでした。今回のみなさんも音楽とともに生きている方たちですので、ありのままにやっていただきたいです」とリクエストを伝えた。それを受けて、金木は、「曲を書くときもそうなんですけど、リアルをテーマにしていて。だからライブもそのままリアルでやろうと思います。見ている方には、感じたいように感じてもらえたら」と意気込みを語った。NIKIIEは、「自分を表現するすべが音楽で、ライブでは自分も生きる活力をもらっています。リアルタイムで感じている“生きること”をしっかりと表現して、楽しんでやりたいです」と意欲を見せた。小林は、「私の曲は、死を感じることによって、より生きることを求めていくような歌。みなさんの音楽も受けて、いつも通りどこまでも落ちていく感じで、ヒリヒリした部分を担当できたら」と抱負を語った。イベントの最後には出演者全員による恒例のセッションを予定している。「曲はまだ決まってないんですが、誰もが知っているような洋楽の曲がいいかなと思っています。小林さんには木魚で参加してほしいです(笑)」とななみが言うと、「鳥の形をした木魚を持っているんです。見た目もかわいいですよ」と小林。「ななみちゃんは声が低いのでブラックっぽい曲もいいかもと思ったんですけど……、木魚も聴きたい(笑)」(NIKIIE)との意見も。イベントのラストを飾る楽曲にも期待してほしい。最後にななみは、「歌っているこっちよりもお客さんがライブしてるんじゃないか、というくらいにお客さんの表情がいつも生き生きとしていて、すごく生きてるっていうことが伝わってきます。これが最終回なので、私自身も生きていてよかったと思えるライブにしたいです」と締めくくった。本公演は6月23日(木)に東京b・shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年06月16日シンガーソングライターのななみが、5月12日に対バン形式の主催ライブ“nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」”の第2回を東京・shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催。“シンガーソングライターの命がけのライブを届ける”をテーマにした本イベント。この日は出演者すべてが女性となり、華やかさも加わったステージとなった。トップを飾ったのは、音楽レーベル“unBORDE”からデビューが決まった、あいみょん。ドキリとするような刺激的、かつユーモアを含んだ歌詞が魅力的で、想いを吐き出すように歌う姿が観客を釘付けにした。2番手はカヨコが登場し、1曲目からアコースティックギターを力強くかき鳴らしながら熱唱。カヨコの今の決意を綴った新曲『夢を見ろ』などパワフルなステージで魅了した。続いて登場したいであやかは、会場の熱気を優しく冷ましていくように、鍵盤の弾き語りでしっとりと歌い上げていった。母親のことを歌ったバラード『ひだり手』などを歌い上げ、会場を感動に包み込んだ。そして、イベントのトリに、ななみが登場。今年3月にリリースしたミニアルバム『桜』に収録された『勝利』からスタート。自身に歌詞を染みこませるように目を閉じたまま歌い上げ、穏やかな空気感の中にありながら、情熱的な歌を響かせた。そして、「報告がある」と切り出したななみは、2ndフルアルバム『Light in the Darkness』を7月6日(水)にリリースすることを発表。アルバムの新曲『only lonely』を披露し、「なんだかすごく幸せです。音楽が私の価値を高めてくれています」と、ステージで歌うことへの喜びをコメント。最後はイベントのタイトル曲『ALIVE』で締めくくった。アンコールには、「一緒に歌いたい方に出演してもらっているので、今回も一緒にやりたいと思います」とななみが3人をステージへ呼び込み、「勇気をもらっている曲」というケルティック・ウーマンの『ユー・レイズ・ミー・アップ』をセッション。4人の美しい歌声とハーモニーで観客を感動させた。3か月連続で行ってきた同イベントの最終回は、NIKIIE、小林未郁、金木和也を迎え、6月23日(木)に東京・shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催。チケット発売中。また、東京、大阪、福岡で開催する全国ツアー“ななみ 2016 tour「白と黒の世界」”の先行を実施中。受付は5月26日(木)23:59まで。取材・文:門 宏
2016年05月25日シンガーソングライターのななみが、主催イベント「ALIVE 2016」の第2回を5月12日(木)に東京・duo MUSIC EXCHANGEにて開催。このイベントに出演が決まった、いであやか、あいみょん、カヨコとともにイベントに向けて初めての座談会を行った。【チケット情報はこちら】本イベントは、“シンガーソングライターたちの命がけのライブを届けたい”と考えたななみが「ALIVE」と銘打って企画した3か月連続の対バンライブ。4月1日に同会場で開催した第1回では、「ライブの定番の流れをとっぱらって、“音楽があるから生きてるのか、生きてるから音楽をしてるのか”、それをステージで表したい。盛り上げようとしなくていいから。魂のままがいい」と出演者とテーマを共有して行われた。第2回目は、ななみが“好きだから”という理由で選んだ、「ALIVE」唯一の女性だけの日。「私の中では一番熱い日です。でも、たぶん中身は男っぽい方ばかり(笑)」というななみに、3人も笑顔で同意した。イベントのテーマを聞いたカヨコは、「年々“人生”について歌う歌が増えているので、“生きる”というしっかりとした軸があるこのイベントでは、テーマに沿いながら自分らしく歌えそう」とアーティストの意志が感じられるイベントへの出演に賛同。いでは、「自分の曲の中にある“生きる”っていうテーマの曲を見つめ直せるし、そのテーマの中で自分がライブをするといままで見つけられなかった自分に出会えるかなっていう楽しみがある」と新しいことへの挑戦に喜びを表した。あいみょんは、「私の歌は“死ぬこと”と“生きること”っていうテーマが強いので、自由にやらせてもらえそう。女性のシンガーソングライターさんと一緒にやるのも久しぶりですので、楽しみ」と抱負を語った。第1回同様に、今回もイベントの最後に出演者によるセッションを行う。「3人からセッションしたい曲のリクエストをいただいたので、何を演奏するかちょっと考え中です。今回も洋楽にしようと思っていて、女性らしい、しなやかな曲を演奏できたら」と明かしたななみ。今後は4人でスタジオに入り、しっかり詰めていくとのこと。セッション曲はイベント当日までのお楽しみ。“nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」vol.2”は5月12日(木)東京・duo MUSIC EXCHANGEで開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年04月27日シンガーソングライターのななみが、対バン形式の主催イベント“nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」”を3か月連続で開催。4月1日(金)に開催される第1回に出演が決まった戸渡陽太を迎え、イベントの打ち合わせを兼ねて対談を行った。【チケット情報はこちら】“人生について魂を込めて歌う方とご一緒できたらと”というななみの思いから、“生と唄”をコンセプトに対バンイベントを企画。“好きなアーティストと対バンする”こともテーマのひとつで、男性アーティストで一番最初に挙がったのが戸渡だった。大分県出身のななみは2014年10月に『愛が叫んでる』でデビュー。戸渡は福岡県出身で同年11月に『プリズムの起点』をリリースした。出身地、デビューも近い同世代のふたりは、3年前に大分で開かれたイベントで初対面。その後、各地のイベント会場ですれ違うことはあっても、面と向かって話をするのはこれが初めてだという。「すごくいい声だなと。歌もうまいし、いろんな声を使われている」という戸渡に、ななみも「アルバム2枚とも聴いています。声がステキです」と、お互いの魅力的な歌声を認め合っていた。対バン形式のイベントには、思い入れがあるふたり。たったひとりで全国各地を回る“武者修行ライブ”を行ったななみは、「イベントの色や他の出演者に捉われることも多かったけど、精神的にもアーティスト的にも鍛えられた」という。自身も対バンイベント“10番勝負”を開催している戸渡は、「知り合いが主催するイベントは一緒に作り上げていく過程がいいところで、知らないアーティストばかりのイベントは新たな発見や出会いがある。そんな中での自分との闘いもおもしろいし、対バンは好きですね」と語った。第1回は、大分県出身で福岡を中心に活動していた古澤剛の出演も決定。「“大分の音楽の兄”と呼んでいる人で、すごく好きな方」というななみに、戸渡も昨年11月のイベントで対バンし、共通の知り合いもたくさんいるという気心の知れた間柄。「セッションするなら、洋楽がいいですね。お客さんがぽかんとするようなコアなジャンルもいいし、コーダライン(アイルランドのロックバンド)もいいなぁ」というななみに、戸渡は「全くジャンルの違うワールドミュージックとか。インドネシアの4行詩で韻を踏んでつくる“パントン”という詩があるんですけど、交互に書きあって曲をつくるのもおもしろいですね」とアイデアはとまらない。どんな化学反応が巻き起こるか当日のお楽しみ。第1回は4月1日(金)に東京・shibuya duo MUSIC EXCHANGEにて開催。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年02月24日シンガーソングライターのななみが4月1日(金)東京・duo MUSIC EXCHANGEより、同会場で3か月連続で対バン形式の主催イベント「~nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」~」を開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントは、4月の公演に戸渡陽太。5月の公演にいであやか。6月の公演にNIKIIE、小林未郁の出演が決定している。そのほかの出演者は公式サイトで随時発表される。チケットの一般発売に先がけて、オフィシャル先行を実施。受付は2月14日(日)午前11時から21日(日)午後11時59分まで。■ななみ「~nanami and shibuya duo presents「ALIVE 2016」~」4月1日(金)duo MUSIC EXCHANGE(東京都)開場18:30 / 開演19:00出演: 戸渡陽太 / and more5月12日(木)duo MUSIC EXCHANGE(東京都)開場18:30 / 開演19:00出演: いであやか / and more6月23日(木)duo MUSIC EXCHANGE(東京都)開場18:30 / 開演19:00出演: NIKIIE / 小林未郁 / and more料金:前売り 3,500円(税別/D別/全自由/整理番号順)
2016年02月04日宝塚歌劇団が1987年の初演より上演を重ねる人気作『ME AND MY GIRL』が、明日海りお率いる花組で今年、上演される。ロマンチックでハッピーなストーリーと、『ランベス・ウォーク』など数々の名曲で知られる、ロンドン生まれの名作ミュージカル。1月22日、その制作発表会見が都内にて開催され、出演者らが意気込みを語った。宝塚歌劇花組『ME AND MY GIRL』チケット情報物語は、1930年代のイギリスを舞台に、伯爵家の跡継ぎだと判明した下町育ちの青年・ビルが、一人前の紳士に成長するまでの過程を、恋人サリーとの恋物語を絡めて描いていくもの。これまで剣幸、天海祐希、瀬奈じゅんら、錚々たるスターたちが演じてきたビルに挑むのは、花組トップスター明日海りお。明日海は、2008年の月組公演で本作に出演しており、新人公演(公演期間中に1日のみ、入団7年目までの若手だけで本公演とほぼ同じ内容の公演を行う、宝塚伝統の上演形態)では主人公のビルを演じている。明日海はその時のことを「とてもとても、楽しかった思い出」と語り、その理由を「やはりビルという人がとても素敵で、今まで演じてきた役の中で一番理想に近い。とても温かく、芯がまっすぐで、そしてサリーへの愛がすべて。彼のふざけているようでいて、とても誠実なところが大好きだったので、また出会えることがすごく幸せ。『ME AND MY GIRL』は夢の世界ですので、お客さまに「『ME AND MY GIRL』には変わらないハッピーがあり、ハートが飛んでいるな」と感じてもらえたら」と笑顔で話した。会見では明日海をはじめ、トップ娘役の花乃まりあ、二番手男役の芹香斗亜ら花組メンバーが劇中ナンバーを歌うパフォーマンスも披露し、会見場を盛り上げた。花乃は「今日歌わせて頂いた主題歌『ミー&マイガール』の歌詞にある「ふたりの愛、ハッピー」というところが、印象的で素敵。“ふたりの愛、ハッピー”を大切に演じていきたい」と話し、ジョン卿とジェラルドというタイプの異なる二役を役替りで演じる芹香は「いままでたくさんの上級生が演じてきた役ですが、それをプレッシャーに感じず、楽しんで演じていけたら」と意気込みを。そして演出を担当する三木章雄は「今回、明日海りおという、今絶好調のスターが演じるビルが登場する。大変期待しています」と話した。公演は、4月29日(金)から6月6日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、6月24日(金)から7月31日(日)まで東京宝塚劇場にて上演される。チケットは兵庫公演が3月26日(土)、東京公演が5月22日(日)に一般発売開始予定。なお、公演に先立ち、花組出演者に加え、剣幸、こだま愛、麻乃佳世、彩乃かなみら、過去本作に出演した顔ぶれを特別ゲストを迎えて贈る『ME AND MY GIRL 前夜祭』の開催も決定。こちらは4月8日(金)に宝塚大劇場にて行われる。
2016年01月25日劇団リリパットアーミーII20周年記念のため、劇作家で演出家のわかぎゑふが手がけたゴシックホラーの名作を上演。男女入替劇に山本裕典ら実力派俳優陣が挑む。初日に先駆け、公開ゲネプロが行われた。ここにレビューを届けたい。舞台『夜の姉妹』チケット情報真紅が美しいエントランスから一歩入ると広がるのは、瀟洒で整然とした空間──ここは19世紀初頭のドイツ、バーデン大公国の深い森。新聞記者を志す女子学生のリンダ(佐藤永典)に招かれた、『椿姫』作者のアレクサンドル・デュマことアナベル(山本裕典)は秘密の婚約式に参加する。それはなんと、バーデン大公国皇太子ラインハルト(彩乃かなみ)とその子どもを授かった(!)情熱的なイタリア貴族令嬢ローザ(平野良)との誓いの場だった……しかし、この婚礼が血の悲劇を招く。謎に満ちた哀しみの物語だが登場する者たちは底抜けに楽しい!ゆえに辿り着く結末が切ない。制服姿の佐藤は理知的で愛らしく、同級生マリア役の原嶋元久がおそろしくキュート!同じく制服姿の宮下雄也はガバッとスカートをたくし上げ大暴れして場をわかし、隣の田中崇士をイジり倒す。そんな彼女たち(?)を厳しく躾けるのは仏頂面で距離感がおかしい、ヨゼファ役の黄川田将也。はしゃぐ女子学生たちにピッ!と鋭く笛を吹き鳴らし、静止させるやり取りはとてつもなく愉快だ。マルガレーテ王妃役の八代進一とアンナ・エグロシュタイン男爵夫人役の粟根まことが優雅で麗しい淑女を演じ、山本は機知に富む美人女流作家をカッコよく熱演!ローザ役の平野は、身重なのに愛するラインハルトことタカラジェンヌの彩乃を抱きかかえ熱烈なキッス……と、すかさず彩乃が「おっと、逆だよ」と粋に凛々しく、抱え直す。なんて倒錯的。一方で男爵夫人の館で働く、女中のハンナを演じる近江谷太朗はなぜか、時折アリを食べ(開場前の諸注意に注目!)慈愛に満ちた眼差しで、菊地美香演じる強がりで孤独な子ども、ビルトを見つめる。ふたりのつむぐ関係は、おそらくこの物語の救いだ。中野咲希の役についてはあえて伏せたい。しかし、その登場は見る者の心を掻き立てるだろう。「どんな子どもにも誇りはあるわ……」とハンナ。「あなたって、正しいわ」とヨゼファ。やがて、酒場で酔いどれていたアナベルは「人は本性と反対の仮面を好むものよ」という踊り子の言葉に、真実を見い出す。明かされた結末とうらはらにカーテンコールは圧巻だ。役者たちの誇らしく輝きに満ちた笑顔に魔法が解かれたようで、泣けた。本公演は12月11日(金)から20日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeX、23日(水・祝)から27日(日)まで大阪・近鉄アート館にて。取材・文/おーちようこ
2015年12月16日「では、参ります」ぱん、と手を叩く、わかぎゑふの声とともに音楽が流れ、それまで笑いさざめいていた役者たちの顔が、すっと真顔になる。ここは都内スタジオ、舞台「夜の姉妹」の稽古場だ。劇団リリパットアーミーⅡ20周年記念として劇作家・演出家、わかぎゑふが作り上げたゴシックホラーの名作が、完全男女入れ替えで上演されるという。舞台『夜の姉妹』チケット情報第9場。主役の女流作家アレクサンドル・デュマを演じるのは山本裕典。ドレスに慣れるためか、腰に長い布を巻きさっそうと登場……かと思うと、いきなり床にゴロンと転がり、暴れだす。酔っ払っているのだ。そこに踊り子エバ役の田中崇士とデュマの友人リンダ役の佐藤永典が登場し、掛け合いがはじまる。やさぐれる山本の仕草がしなやかで、佇まいが美しい。慰める佐藤が愛らしい。メイクもせずに、立ち居振る舞いだけで女性に見えるのはさすが!のひと言。しかし、女役を演じるのは若手俳優ばかりではない。次の第10幕では、マルガレーテ王妃役の八代進一とエグロシュタイン男爵夫人役の粟根まことが、すばらしくたおやかな淑女っぷりを披露。そのあまりのギャップに控えていた山本が思わず吹き出し、空気が和む。もちろん女優陣も負けてはいない。元タカラジェンヌ、娘役トップの彩乃かなみが男役に挑戦。凛々しくも若き父となるラインハルト皇太子を熱演するも気持ちが入りすぎ、ぼろぼろと涙をこぼし、ついには鼻をすすってしまい……けれど両手には生まれたばかりの赤ん坊が。「いやー!もう、なんで、涙が出ちゃうの!!」と叫ぶ彩乃に、すかさず山本が「大丈夫。暗転したらぼくが拭いてあげるから、心置きなく泣いて!」とフォローし、あたたかい笑いが起こる。さすが、座長。その姿に「稽古場でうんと泣いて、舞台では客席を泣かせるまでに持って行こう」と、実にすてきな言葉をかける、わかぎ。涙でくしゃくしゃになりながらも「はい!」と答える彩乃の笑顔は最高に可愛らしく。その後の休憩では衣裳のすそさばきを聞かれ、軽やかに指先でつまんでみせ、隣には同じ動きを真面目な顔で実践するドレス姿のおじさまが………この空間はとても、真摯だ。つむがれるのは切なくも美しい、悲劇。けれど、ところどどころに笑いも織り込まれ、心躍る舞台がまさに今、ここで生まれている。最後に、出産するローザ役を演じる平野良の分娩の声が迫真の演技だったことを、ここに特筆。本公演は12月11日(金)から20日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeX、23日(水・祝)から27日(日)まで大阪・近鉄アート館にて。取材・文/おーちようこ
2015年12月09日シンガーソングライターのななみが11月11日にリリースしたミニアルバムより、『Lovin’ you』のミュージックビデオを公開した。【チケット情報はこちら】今回のMV製作にあたり、ななみは、TOYOTAと初音ミクのコラボ「COROLLA+MIKU」作品などで知られる日本のイラストレーター「ざいん」にイラストを依頼。完成したミュージックビデオは全篇にわたって使用されたざいんのイラストと、ななみの歌声が見事に合わさった作品に仕上がった。ななみは現在、初のワンマンツアー「ななみ 2015 tour “あなたが、生きますように。”」を開催中。残る公演は11月27日(金)東京・キリスト品川教会グローリア・チャペル公演と、29日(日)大阪・心斎橋JANUS公演のふたつ。チケットは発売中。■「ななみ 2015 tour “あなたが、生きますように。”」11月27日(金)キリスト品川教会グローリア・チャペル(東京都)11月29日(日)心斎橋JANUS(大阪府)
2015年11月20日藤沢周平原作の時代小説を映像化した『果し合い』の初日舞台挨拶が11月7日(土)、東京・東劇にて行われ、出演する桜庭ななみと杉田成道監督が登壇した。監督が「桜庭さんには吉永さゆりさんみたいになってほしい」と伝え、桜庭さんが照れて顔を覆うような場面も見られた。『果し合い』は、部屋住みとなった老武士・佐之助(仲代達矢)が、おいの娘・美也(桜庭さん)が思う相手に果し合いを申し込まれたことを知り、刀を手にする物語。10月30日に文化勲章を受章したばかりの仲代さんの最新作としても注目を集めている。日本が誇る名優・仲代さんとの共演について、桜庭さんは「本当に幸せなことだと思いました。本当に、本当に、本当に宝物になりました」と、感激もひとしおだった。さらに、桜庭さんが「仲代さんと原田(美枝子)さんが30年ぶりの共演だとおっしゃってて、私も何十年後とかにまた共演したい」と思いを馳せるも、監督がすかさず「もう、お墓の下ですけどもね」と鋭いつっこみを入れ、桜庭さんも思わず苦笑い。また、桜庭さんが今後どんな女優になってほしいかとMCに尋ねられた監督。即答で「吉永さゆりですね」と答えると、場内からは拍手が沸き上がり、桜庭さんは嬉しそうに顔を覆った。監督は「清楚な感じで日本っぽい。最近、洋風の顔の方が多いんですが、さゆりちゃんになってほしい。作品でも着物がなんせ似合ってびっくりしました。竹林に立っているときは『美しいな、かぐや姫の再来か』と思い…ませんでしたけども(笑)」と最後はジョークで締め、場内を賑わせた。『果し合い』は11月7日(土)~13日(金)まで東劇にて朝10時より1回上映。(cinamacafe.net)
2015年11月07日時代劇『果し合い』の劇場公開を記念した舞台あいさつが7日、東京・東銀座の東劇で行われ、桜庭ななみ、杉田成道監督が出席した。同ドラマは、10月31日にBSスカパー!で放送された仲代達矢主演の時代劇。視聴者からの好評を受け、東劇で11月7日から1週間特別上映することになり、同ドラマにヒロイン役で出演した桜庭ななみと杉田成道監督が登壇して舞台あいさつを行った。桜庭は「この作品で仲代さん演じる佐之助が美也を助けてくれます。どういう過程で佐之助が助けてくるのか、彼の過去にも注目して欲しいし、美也の恋にも注目してください」とアピール。大御所・仲代の共演については「本当に幸せなことだと思いました。今回共演できて宝物になったし、先日の舞台あいさつでご一緒した時に仲代さんから演技を褒めていただきました。それと原田美枝子さんと仲代さんが30年ぶりの共演したと聞いて、私も何十年後に共演したいと思いましたね」と願望を。すると杉田監督から「もう(仲代は)お墓ですね」という指摘に観客がどよめき、改めて桜庭は「何年後かに共演できるように私も頑張っていきたいと思います」と慌てて言い直して会場の笑いを誘った。また、桜庭について杉田監督は「(今後)吉永小百合さんになって欲しいですね。最近洋風のお顔の方が多い中、清楚な感じで日本的ですから。皆さんもしてあげてくださいね!」と観客に要望も。桜庭とは2010年公開の映画『最後の忠臣蔵』以来で「17歳の時の『最後の忠臣蔵』から5年経って、ちょっとスリムになったし着物が似合ってビックリしましたね。竹林に立っている時は本当に美しいなと。かぐや姫の再来とは思いませんでしたけどね」と笑わせると、桜庭は「思いましたよね?」と杉田監督に迫るなど、終始和やかな舞台あいさつで観客を喜ばせた。
2015年11月07日ものまねタレントの福田彩乃が5日、地元である愛知県豊田市の魅力をPRする「WE LOVE とよた スペシャルサポーター」に就任し、豊田市コンサートホールで行われた任命式に出席した。任命式は、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)の特別上映会の中で実施。太田稔彦豊田市長と共にステージに登場した福田は、得意のローラのモノマネを披露し、さらに市長のむちゃぶりに応える形で、ニワトリとボビー・オロゴンのモノマネも続け、集まった700人の観客を笑わせた。そして、市長から「日本全国に豊田市の魅力を発信してください」と任命状を受け取った福田は「豊田市出身で豊田のことが大好きなので、いろんな方に豊田市の魅力を知っていただけるように頑張っていきたい」と決意を表明。高校時代を振り返り、「友達と自転車に乗りながら田んぼ道を走って、ソフトクリームを食べながら女子トークして…。英語の先生のモノマネをしたり、いろいろやっていました」と語り、「とても温かい方が多いという印象。アットホームな場所で私の本当のふるさとです」と豊田市の魅力を語った。その後、初仕事として、舞台あいさつの進行を担当し、主人公の女の子の吹き替え声優を務めた鈴木梨央と飛行士役の津川雅彦を招いてのトークセッションを仕切った福田。イベント後に囲み取材にも応じ、「すごいうれしかった」とスペシャルサポーターの話を最初に聞いた時の心境を伝え、「まずはこちらの任命状を弊社アミューズに持ち帰り、大先輩の福山雅治さんの『TSUBAKI』のポスターの隣に堂々と飾らせていただきたい」と話した。豊田市では現在、2年後に同市に誕生するシネマコンプレックスに向けて「映画を活かしたまちづくり事業」を推進中。そのプロローグイベントとして、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』とのタイアップ企画「Toyota City Montage "ものがたり"つむぐ街」が本日5日にスタート(~12月27日)した。今回の特別上映会も、その一環として行われた。
2015年11月05日