「新納慎也」について知りたいことや今話題の「新納慎也」についての記事をチェック! (1/3)
元プロ野球選手で野球解説者の宮本慎也が12日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】上原浩治、ゴルフ対決を報告!「我ら野球人」で宮本慎也と熱戦!「今日は…PL学園聖友会硬式野球部懇親会へ行ってきました^_^」と綴り、複数枚の写真をアップ。続けて「桑田OB会長はじめ、加藤正樹さん(近鉄)、岩田徹さん(阪神)、片岡さん(前中日HC)、野村さん(横浜)、入来(現横浜コーチ)のプロOB、中村監督、西山コーチ、井元先生…沢山の先輩後輩達と交流しました^_^」と充実した交流を振り返った。さらに「最後の校歌はいつも歌いながら鳥肌が立ちます」と感動を伝え、「PL教団、PL学園、硬式野球部とお世話になり、今があります。」と感謝の思いを語った。最後に「現状見守る事しか出来ないですが…みんなの思いは同じです!微力ながら力になれればと思っています!」と力強く締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「学園の現状は正直ヤバいですがマスターズの応援を体感したので女子野球部も取り入れて生徒数部員数増やして欲しいですね⚾️」「PL学園の校歌は全部歌えます!野球部是非復活してほしいですね‼️」といったコメントが寄せられている。
2025年01月13日元プロ野球選手で解説者の鶴岡慎也が31日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】感動の北海道食材ロケ!鶴岡信也が語る学生たちの情熱今年最後の投稿で「皆様、今年も1年間ありがとうございました。2025年もよろしくお願いします」と感謝の言葉を綴り、充実した一年を振り返った。現役引退後も野球解説やイベントでファンとの交流を続け、プロ野球界で存在感を放つ鶴岡。シンプルながら誠実なメッセージが印象的だ。 この投稿をInstagramで見る 鶴岡 慎也 Shinya Tsuruoka(@shinya_tsuruoka)がシェアした投稿 ファンからは、「2025年も鶴ちゃんの解説で野球を見るの楽しみにしてます」「黄金キャッチャー鶴ちゃん!!」といった応援の声が多数寄せられた。また、「来年もGAORAの解説お願いします!」など、引き続き解説者としての活躍を期待する声も多い。鶴岡の温かい人柄と確かな解説力に支えられ、2025年もファンとの絆がさらに深まりそうだ。
2024年12月31日元ヤクルトスワローズの宮本慎也が22日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】宮本慎也、キャッチボール教室を開催!将来の野球選手に熱血指導「野球してくれるといいな」「野球いっかんファンミin東京」の模様をSNSで報告。このイベントでは金村暁の卒業式が行われ、荒木雅博、英智、ゲストの川上憲伸など豪華メンバーが集結。宮本は「ファンの皆様のおかげで毎回満足感でいっぱいのイベント。金村頑張れ!」と温かいメッセージを添えた。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 ファンからは、「大阪から参加しました!最高の時間でした」「次回も絶対参加します!」「お約束しっかり守ります!」などのコメントが殺到。YouTube視聴者からの初参加報告も多く、「もっと話を聞きたかったけど楽しかった!」という声が上がり、大盛況だったことが伺える。
2024年12月22日元プロ野球選手の宮本慎也が15日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「みんな元気だなー」宮本慎也、プロ野球界のレジェンドたちとの4ショットを披露!「朝日新聞キャッチボール教室」と綴り、複数枚の写真をアップした。快晴の下、低学年を中心に開催された教室に大勢の人数が募った。宮本は一人一人丁寧に指導をしながらキャッチボールの指導と醍醐味を伝えた。その後は、サイン会も開催して宮本のヤクルトスワローズのレプリカユニホームにサインを求めている少年の写真も投稿されていた。「野球してくれると良いなー」と綴り、将来野球をしてくれる子供を待ち望んだ。最後に「手伝ってくれた大学生ありがと」と綴り、当日手伝いをしてくれた大学生に感謝の言葉を語った。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「宮本選手が指導した子供がプロの世界で活躍してほしいですね!」のコメントが寄せられていた。
2024年12月15日元プロ野球選手の宮本慎也が12日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】宮本慎也 父として迎えた特別な日!笑顔いっぱいの愛娘の結婚披露宴「今日は…名球会総会で伊豆へ総会前に幸雄さん、シゲ、ベンちゃんとラウンド⛳️」と綴り、1枚の写真をアップ。宮本といえば野球界でも屈指のゴルフ好きとして知られているが、他のメンバーも全員50歳を超えていながら今でもゴルフを楽しんでいる姿が想像できる投稿となった。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「全員、年中やけに日焼けしている……。」「楽しそう〜☺️」といったコメントが寄せられている。
2024年12月13日元プロ野球選手で野球解説者の宮本慎也が11日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】宮本慎也が野球殿堂入りパーティーに出席「今はゴルフ仲間」と語る野球界のレジェンドとは?「今日は…3代目J Soul Brothersドームツアーへ東京ドーム!」とつづり、3枚の写真をアップ。「JSBカックイイなー」と最後の締めくくりライブを楽しんだ様子を投稿した。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「ライブ最高ね」「かっこいい」「同じ空間にいました〜」など多くのコメントが寄せられている。
2024年12月13日元プロ野球選手で野球解説者の宮本慎也が7日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】上原浩治、焼肉トラジで宮本慎也らとのYouTubeの動画撮影!「今日は…宮本家最大のイベント!長女の結婚披露宴^_^」と綴り、2枚の写真をアップ。宮本は、この日結婚式を挙げた、長女夫婦とのショットを公開した。続けて「最近の披露宴は昔と全然違う!楽しそーな雰囲気…良い結婚披露宴でした!新郎大希くん、新婦陽菜…素敵でした新婦の父には涙なし」と幸せな時間を振り返った。そして「お二人幸せに❤️」と添えて、最後に「出席して頂いた皆様、高輪プリンスホテルの皆様、本当にありがとうございました」と綴り、この投稿を締めくくった。この日式場となった高輪プリンスホテルを営業している「プリンスホテル」は、宮本がプロ野球選手になる前に在籍していた社会人野球チームを運営していた。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「おめでとうございます新婦の父に涙なし!宮本さんらしいですね」「娘さんご結婚おめでとうございます家族が増えるって素敵ですね末永くお幸せに」といったコメントが寄せられている。
2024年12月08日元プロ野球選手で野球解説者の宮本慎也が28日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】宮本慎也人気急上昇?!野球いっかんアシスタント齊藤七夏瑚とのツーショット「昨日は…トラジマスターズ2025参加してきました⛳️」と綴り、3枚の写真をアップ。宮本は、この日、焼肉トラジが主催するゴルフ大会に参加した選手達とのショットを公開した。続けて「著名人ばっか愛の不時着…オ・マンソクさんとパチリ」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「お疲れさまです!!マンソクさんや!!!豪華ですね✨✨」といったコメントが寄せられている。
2024年11月29日元プロ野球選手で野球解説者の宮本慎也が15日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】宮本慎也『ミズノ未来チャレンジ』に水泳・寺川、星と柔道・谷本らと参加「今日は…ゴルフダイジェスト社スクランブル選手権予選姉ヶ崎カントリークラブ」と綴り、2枚の写真をアップ。宮本は、一緒に回ったチームメイトとゴルフ場でのショットと前日の焼き肉屋の店前でのショットを公開した。続けて「名球会Aチーム野村謙二郎さん、谷繁元信、和田一浩、私苦しみながらも通過来年1月の決勝に進みます⛳️」と綴った。最後に「前夜はベンちゃんの慰労会兼ねて決起集会!千葉県市原の焼肉大同園でめちゃくちゃ美味かった〜」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「決勝進出おめでとうございます❣️決勝は結構先なんですね。何回か合宿をなさるのでしょうか?」「みんないい笑顔です!でもやっぱり慎也さんカッコいい!」といったコメントが寄せられている。
2024年11月16日元プロ野球選手で野球解説者の宮本慎也は26日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】宮本慎也CS後に解説者とリゾート風ゴルフ場爽やかショット!「今日は…野球いっかん撮って来ましたー」と綴り、2枚の写真をアップ。宮本は、YouTubeチャンネル「野球いっかん!」で共演した齊藤七夏瑚とのツーショットを公開した。続けて「ななちゃんとパチリ」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「慎也さん❤️、ヘッドコーチに為って欲しかったです私、慎也さん❤️の解説と人柄が好きで応援して居ます✊」「慎也さんのななちゃんの笑顔のツーショット、仲良くそうで、素敵ですねえー!」といったコメントが寄せられている。
2024年10月27日元プロ野球選手で野球解説者の宮本慎也は11日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】宮本慎也 2024年度9・10月度JERAセリーグAWARD に出演読売ジャイアンツ戸郷に決定「今日は…名球会チャリティスクランブル2024ニュー南総ゴルフ倶楽部行ってきました⛳️」と綴り、3枚の写真をアップ。宮本は、プロ野球のレジェンドたちの集まる「名球会」が行ったチャリティゴルフイベントに参加した際のショットを公開した。続けて「みんな楽しんで頂けたかなー遠くてわからない写真ですが…順不同古田さん、東尾さん、田中幸雄さん、谷繁、和田、上原、松井稼頭央、福留、内川、参加でした^_^」と綴って参加者の紹介をした。最後に「そして…お疲れ様ベンちゃん^_^パチリ!」と綴り、3枚目に和田とのツーショット写真を公開して、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「和田さーん」「3枚目の宮本さん素敵すぎます」「⛳️❤️」といったコメントが寄せられている。
2024年10月12日元プロ野球選手で野球解説者・宮本慎也が7日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元ヤクルト宮本慎也「2730本かー すげ〜な」青木の偉大な成績を讃える「今日は…ウィルオブワークのウェビナー「挑戦」が未来を変える!プロから学ぶ成功への道筋話させて頂きました!」と綴り、写真をアップ。宮本は、スーツ姿でウィルオブワークのスタッフとの3ショットを公開した。続けて「担当して頂いた和田誠さん、岡本彩さんありがとうございました」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 宮本慎也(@shinya_miyamoto1105)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「スーツ姿もかっこいいですね」「ウェビナー楽しかったですよw」といったコメントが寄せられている。
2024年10月08日渋谷区倫理法人会(会長:小林創)は、2024年8月22日(木)に渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで開催する『渋谷ピースコンサート』にミュージシャン 喜納昌吉さんの出演が決定したことをお知らせいたします。すべての武器を楽器に【喜納昌吉&吟子】イベント詳細: ■「渋谷ピースコンサート」開催の背景2019年に渋谷区は「平和・国際都市渋谷の日の条例」を制定、同年8月に平和への願いを音楽に託し『渋谷ピースコンサート』を初開催いたしましたが、新型感染症の影響を受けその後は中止を余儀なくされていました。2025年(終戦80年)の節目を前に、本年クラウドファンディングで広く支援を募り、地元の諸団体や企業の協力のもと、ようやく再開の準備が整い渋谷ピースコンサートは再出発できる運びとなりました。■「喜納昌吉」(きなしょうきち)沖縄県出身のミュージシャン、平和活動家。1977年に発表した代表曲「花~すべての人の心に花を~」は、世界中で愛され、平和の象徴として知られる。彼の音楽は、沖縄の伝統文化と平和へのメッセージを融合させた独自のスタイルを持つ。音楽活動に加え、平和活動家としても精力的に活動し、世界各地で公演を行いながら、平和と共生の大切さを訴え続けている。「花~すべての人の心に花を~」喜納昌吉さんが1977年に発表した「花~すべての人の心に花を~」は、沖縄の豊かな自然と人々の心の平和を象徴する名曲です。この曲は、世界60カ国で3,000万枚以上を売り上げ、多くのアーティストにカバーされるなど、国境を超えて愛されています。平和と共生のメッセージをシンプルなメロディと深い歌詞で表現し、文化庁によって「日本の歌百選」にも選定されました。戦争や紛争が続く世界において、今なお多くの人々の心に響き続けるこの楽曲は、平和への願いを音楽で伝える力強い作品です。平和を願うアーティスト【喜納昌吉】■開催概要『渋谷ピースコンサート2024』開催概要日時 :2024年8月22日(木) 18:00開演(21時終了予定)会場 :「渋谷区文化総合センター大和田」さくらホール(〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21)参加費:3,000円(一般)、2,000円(大学生、専門生)、1,000円(中高生)小学生以下無料※料金は税込みです主催 :渋谷ピースコンサート実行委員会共催 :渋谷区倫理法人会 渋谷区中央倫理法人会協力 :日本ヴァイオリン 一般財団法人Classic for Japan株式会社サンコミュニケーションズ後援 :渋谷区/渋谷区教育委員会/NPO法人明日の神話保全継承機構/渋谷駅前共栄会/一般財団法人渋谷区観光協会/一般社団法人渋谷未来デザイン/渋谷のラジオ/fmGIG TOKYO 渋谷ステーション/渋谷クロスFM/渋谷新聞/NAYUTAS 渋谷校/東京渋谷ロータリークラブ/一般社団法人日本ゆめ教育協会/NPO法人渋谷さくら育樹の会/東京都倫理法人会/BNI 東京渋谷リージョン/命をつなぐ木魂(こだま)の会/日本経済大学/渋谷桜丘周辺地区まちづくり協議会 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年08月20日今回のお悩み「学生時代に猶予してもらった国民年金の支払い、30歳までに追納すべき?」大学生の頃、国民年金は「学生納付特例制度」を利用して支払いの猶予を受けていました。しかし、猶予期間は10年で、それまでに追納しないと将来もらえる年金の額も減ってしまうことを知りました。20歳の時の分は30歳のうちに追納しないといけないのですが、支払った方がいいのでしょうか?(20代後半・技術職)■そもそも「学生納付特例制度」って何?20歳以上の方は、原則として毎月、国民年金保険料を納めることが義務となります。現時点(令和5年度)だと月に1万6,590円、年間で19万9,080円を支払う必要があるのです。ただし、働いていないもしくは前年の所得が一定以下の学生の方(家族の方の所得は問いません)の場合、学生の間は「学生納付特例制度」を申請することで、在学中の保険料の納付が猶予されます。学生納付特例の承認を受けた期間は年金の受給取得期間として扱われますが、年金額には反映されないため保険料を納付した場合より将来の老齢基礎年金額は少なくなります。そのため年金額を増やす手段として、猶予を受けてから10年以内であれば保険料を追納することができるのです。また、「学生納付特例制度」を利用せずに支払わないと、それは未納の扱いになります。受給取得期間としては認められません。そして、相談者さんのように「学生納付特例制度」を利用すると、大学卒業から10年以内の追納を促すハガキが毎年届くようになります。3年分の追納をする場合、金額はトータル55万円ほど。アラサーで収入も増えてきたので追納できないわけではないけれど、そもそも追納するべきなのか?追納しないとどうなるのか?追納せずにiDeCoやNISAなどで投資を始めたほうが得なのではないか?など悩んでしまいますよね。■10年以内に追納する・しないとどうなるの?◇10年以内に追納した場合追納は社会保険料控除の対象となり、所得税・住民税が軽減されます。年収が300万円の新卒時代に40万円追納をした場合、所得税・住民税が最大約8年軽減されますが、年収が600万円になった10年後に55万円まとめて追納すればさらに節税効果が高くなります。タイミングを見てもいいかもしれません。追納の注意事項としては、「学生納付特例制度」の承認を受けた期間の翌年度から数えて、3年度目以降に保険料を追納する場合は、承認を受けた当時の保険料額に経過期間に応じた加算額が上乗せされてしまうので気をつけましょう。◇10年以内に追納しなかった場合追納しないと、その分の老齢基礎年金部分の年金額が少なくなります。だいたいの人は20〜22歳までの3年間分だと思いますが、大学院に進学した方はさらに少なくなります。将来の基礎年金額を減らしたくないのであれば、追納した方がいいでしょう。■今、追納することが本当に得なのか?ハガキが届くと追納を催促されている気持ちになりますが、急ぐ必要はありません。昇給して年収が上がり、生活に余裕ができたらでもいいと思います。もちろん将来の年金額も大切ですが、まとまった金額を追納することで、家計が立ちいかなくなるのであれば、身も蓋もありませんので、その場合は今の生活を優先しましょう。年金を損得で考えるものではありませんが、追納しないからといって、罰則等があるわけではありません。あくまでも追納をすると基礎年金部分の減額部分がなくなるという話であって、それ以外にiDeCo(個人型確定拠出年金)で年金を自分で運用する方法もあります。iDeCoは全額所得控除ですので、所得税・住民税が軽減されるのもメリットと言えます。他にも運用益は非課税で再投資されるため利益が出やすいですし、年金受け取り時にも税制優遇を受けることができます。NISAは、NISA口座内で投資をして得た利益に対する税金が非課税となるので、長期・積立・分散投資に向いています。iDeCoとは違い、全額所得控除にはなりませんが、保有資産を売却することで、現金化が可能です。年齢的に若く年金に上乗せさせたいのであれば、iDeCoがおすすめです。ただし、iDeCoは、原則60歳まで資産を引き出すことができない点に注意しましょう。追納をすることは望ましいことですが、それだけが減額分の年金を補う方法というわけではありません。いろんな選択肢から選んでみましょう。令和のマネーハック93追納はタイミングやメリットを考えて。iDeCoなどいろんな選択肢を比較して、自分に合った将来資金設計をしよう(監修:丸山晴美、取材・文:高橋千里、イラスト:itabamoe)
2024年02月19日舞台『ビロクシー・ブルース』の公開ゲネプロが3日に東京・日比谷シアタークリエにて行われ、濱田龍臣、宮崎秋人、松田凌、鳥越裕貴、新納慎也が取材に応じた。同作は喜劇作家ニール・サイモンの自伝的戯曲であり、青春グラフィティの傑作。第二次世界大戦中の新兵訓練所を舞台に若者たちが繰り広げる、笑いとエネルギー、そして少しのほろ苦さとたっぷりのユーモアに彩られた青春ドラマとなる。○■舞台『ビロクシー・ブルース』主人公のユジーンを演じる濱田は「自分のことを回顧録に記しているというところで、彼がノートを開いて振り返っていくところから始まるんですけど、作品全体がユジーンの主観で広がっていくような、すごく知的だけどかわいらしい部分があるようなキャラクターになっています」と表す。また軍曹役の新納は「“ニーロ・サイモン”としては、ニール・サイモンをしばきたくなるくらい長台詞のオンパレード」と周囲を笑わせる。「通してみると意外と出番が少ないんだなと思ったんですけど、出てくるととにかくしゃべる。ただね、これは役者のエゴなんですが、長台詞が多い役で『よくセリフを覚えたね』と言われるのが1番恥ずかしいんです。だから言われないように一生懸命稽古してたんですけど、稽古を重ねていくうちに『そんなにいっぱいしゃべってるように見えないよ』と言っていただいて、こんなに一生懸命覚えたのに」と苦笑。「役者としては狙ってたんですけど、一生懸命頑張って覚えたんです、というジレンマの今日を迎えております」と心境を吐露した。稽古について、濱田が「テンポ感は結構探りました。読み合わせの時から比べると、会話のテンポが上がったなというのは感じていて、言葉の持っているパワーというか表現力があるからこそだと感じられる。通しを始めてから、『ここか』みたいなところを見つけられたなと思いました」と振り返ると、キャスト陣も同意。新納は「僕は軍曹で、みんなは若い役なんです。で、実際、みんなはそんなに若くないんです。でも通し稽古を重ねるにつれ、会話のテンポで若さがなんとか出てきて、うまいこと誤魔化せてると思います」と、18〜19歳の役を演じるキャスト陣に太鼓判を押した。作品については、松田が「役割がはっきりしているかもしれないですね。時代であったり、ニール・サイモンさんが産んでくれた作品が立体化していくのを、稽古の中で感じていました」と明かす。また宮崎は「印象的だったのは新納さんが出てきてしゃべるシーンで、お客さんは新納さんが喋っている時の、僕らのリアクションを見てるだろうから、なんてコスパが悪い役なんだろうなと……」といじる。新納は「そうなんですよ。BGMでしょ。すごく悲しいです」と苦笑しつつ、「全部掻っ攫ってやるわ」と宣言し、松田は「さすがです」と感心。鳥越は「僕はほんまにあほやから、やりながら分かってくる感じやったんですけど、お客さんにも、僕みたいな人が絶対いる。何回観ても伏線がどこにもあるからず、まだ探りながら頑張ってます。お客さんが先に見つける可能性もあります」と語った。公演は東京・日比谷シアタークリエにて11月3日〜19日。
2023年11月03日2024年2月~3月に東京・シアタートラムで上演される舞台『う蝕』のキャスト6人が31日に発表され、坂東龍汰、近藤公園、綱啓永、正名僕蔵、新納慎也、相島一之の出演が明らかになった。立場や事情の異なる人々の葛藤を対話中心に描き出す作劇に定評のある横山拓也氏と、公共劇場から商業演劇まで幅広く活動し今最も勢いのある劇作家・演出家のうちの一人である瀬戸山美咲氏の強力タッグが実現。フランツ・カフカ、サミュエル・ベケット、別役実の作品をモチーフの参考として濃密な会話劇を練り上げ、実力派俳優人が、荒れ果てた町で遺体の身元確認のため集められた歯科医師たちをめぐる不条理劇を創出する。「う蝕」とは虫歯のこと。荒れ果てた町で、歯のカルテを使い遺体の照合をするために集められた歯科医師と役人が、ひたすらその場に集められたこと、その目的をみんなで探りあっていき、ストーリーは展開していく。なお、シアタートラムでの上演に加え、兵庫・愛知にてツアー公演あり。作家・演出家・出演者のコメントは以下の通り。○■作・横山拓也起筆の準備は孤独な作業だと思っていたので、今回、演出の瀬戸山さん、芸術監督の白井さんと作品のスタート地点を決める会議を繰り返し行ったことがとても新鮮で、作劇の共犯関係を築くようなゾクゾクする時間でした。それが「不条理」になったことも意外で、これまで書いてきたものとは全然違うことをやっていいんだよと、お墨付きをもらった気分です。そういえば、大学1年生のときに対話文の小説を書いて授業で発表したときに、同級生から「別役実みたいだ!」と言われたことを思い出しました。あの頃の自分の手つきなんて何も覚えていないけど、書くことをシンプルに楽しんでいた記憶はあって、今、改めて創作の原点に戻ったようでもあります。『う蝕』がどんな不条理劇になるのか、僕自身も楽しみたいと思います。○■演出・瀬戸山美咲とっても魅力的な6人の俳優さんたちと、横山さんが描くおかしくて奇妙な物語に挑戦します。先日、みなさんと横山さんの過去の台本を読んでやってみるワークショップを開催したのですが、スリリングでありながら、ずっと笑いの絶えない刺激的な時間でした。真剣なのか、ふざけているのか。絶妙なライン上を飄々と歩ける素晴らしい俳優さんたちです。ひとりひとりの個性が際立っていて、誰と誰が組んでも新鮮な驚きがあり、稽古がとても楽しみになりました。6人の混沌の中にみなさんをご案内いたします。どうぞ、ご期待ください。○■坂東龍汰僕自身5年ぶり、2回目の舞台なので今から緊張してますが思い切り頑張りたいと思います。劇作の横山さんと演出の瀬戸山さんとは初めてご一緒させていただきます。一度全キャスト揃ってワークショップをしたのですが、もうみなさんのお芝居が面白くて面白くて…! もうすでにどんな台本が上がるのか、皆さんとどんな舞台を創っていけるのか、とてもワクワクしています。同世代の綱くんとは2度目の共演なので彼とのお芝居も楽しみです。大先輩方の中で飲み込まれないように精一杯挑みたいですし、純粋に楽しみたいと思います。皆様、来年までお楽しみに!○■近藤公園昔から、少人数の男だけの芝居に惹かれます。プレハブ小屋で、缶ジュースと煙草の煙と、ほんのり汗臭くて、そしていつも途方に暮れる。はっきり言って気楽だ。いつもより躊躇なく、ささっと恥を捨てられそうな気がする。先日行われたワークショップでは、横山拓也さんの書く台詞の応酬が本当に面白く、不条理な世界観での台詞劇をこれから当て書きして頂けるとの事で、本当に贅沢で楽しみです。そして、それぞれの場所で活動してきた男子たち(過半数が中年&親子ほどの年齢差もさておき)の戯れを、素敵なセンスをお持ちの瀬戸山美咲さんがどのように見守り、導いてくれるのか。今からワクワクしています。○■綱啓永今回、舞台「う蝕」に出演させて頂くことになりました! 久しぶりの舞台出演ということで既に緊張していますが、楽しみな気持ちでいっぱいです。周りのキャスト陣には実力派の先輩方がいらっしゃって、一度この公演のワークショップの際に皆様にお会いしたのですが、本当に優しくて気さくで、自分にとっては贅沢な環境に身を置けるので、ここで沢山の事を吸収しつつしっかり自分の色も乗せていけたらいいなと思っています。舞台は何度も稽古を重ねて、仕上げて、それを直接お客様に魅せられるのが1番の魅力だと思っています。画面越しでは伝えられない、生だからこそ伝えられるものがあると思うので、努力と熱量で素敵な舞台期間にしたいです。又、二度目の共演となる(坂東)龍汰君とまたお芝居できるのも本当に嬉しいです。是非お楽しみに!○■正名僕蔵“う蝕”とは医療用語で虫歯のことだそうです。私はてっきりこの作品のための造語かと思っていました。そう勘違いしたまま、“う蝕”という文字を眺めていると、ひらがなの“う”が得体の知れない不穏な生き物のように見えてきて、“う”に人が蝕まれる光景などをこわごわ思い描いたりしましたが、れっきとした医療用語だと知り、筋立てに則した題名だったんだと腑に落ちました。とはいえ、“う”の不穏さはいまだ消えずにいます。『う蝕』、どこか怖い題名です。そして題名にすでに、横山さん&瀬戸山さんの目論見が仕掛けられているわけですから、そこに気づくとまた怖い。どんな舞台になるのでしょう。お楽しみに。○■新納慎也この作品のオファーをいただいた時はまだ何も決まっていませんでした。ただ「横山拓也さん作、瀬戸山美咲さん演出、男6人、トラム」これだけでした。全く内容も役柄もわからない状態でしたが、僕の中で食指が動いた気がしてすぐにお話をお受けしました。その後“ワークショップ”と名付けられた会合がありました。作家、演出家、俳優6人が集まって短い台本を演じてみる。恐らくこれは作家と演出家が作品を描いていくにあたり俳優の性質等を見るためのもの。とても丁寧に作品を創り始めている様に思えました。そしてこの6人での化学反応がその数時間ですでにとても面白かった! 穏やかだけどクセの強い6人です(笑)。ゲラゲラ笑っている間に終わりましたが、これで横山さんには何が見えたんだろう? 瀬戸山さんの脳内にはどんな世界が広がったのだろう? 当て書きに近い方法で作品が創られて行くのだと思います。今の段階ではいったいどんな作品が出来上がるのか想像も出来ませんが、前述した僕の「食指」は最近性能が良いんです!(笑)きっと素敵な作品をお届け出来ると思います! 是非劇場にお越しくださいね!○■相島一之男6名だけの芝居。しかも気がつけば曲者だらけとなってしまった。1度この6名でワークショップをやったのだが、その面白いこと。その男たちで横山拓也さんの新作戯曲に挑戦できる。なんと当て書きである! 役者として当て書きほど名誉なことはない。それを瀬戸山美咲さんが演出してくださる。ワークショップの時もケラケラと笑いながら鋭く厳しいお言葉で我ら俳優を導いてくださっていた。そもそも『う蝕』なんてタイトルがまず謎だ。怖い話なんだろうか。笑える話なんだろうか。ああ、どんな舞台になるのだろう。お客さまよりもまずあいじまが楽しみで慄いている。
2023年08月31日本日2月3日(金) に公開された映画『スクロール』の主題歌「怪物たちよ」を書き下ろしたSaucy Dog石原慎也(Vo/Gt)のインタビューが公開された。清水康彦が監督を務める本作は、YOASOBIのヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝が2017年に発表したデビュー小説『スクロール』を原作とした実写映画。北村匠海と中川大志がダブル主演を務めるほか、松岡茉優、古川琴音らがキャストとして名を連ねている。石原は今回主題歌のオファーが来たときは率直にとても嬉しかったそうで、「まずどのような作品なのかを理解したくて、原作も映画もしっかり見させて頂きました。そしてこの作品の主題歌としてエンディングで何を伝えられるか、を考えました」と曲がエンディングで流れているところを想像しながら作り上げていったという。本作を観てまず「これは俺の物語か?と錯覚するほど広く誰にでも当てはまり心に突き刺してくれる映画だと感じました」とコメント。続けて「今でこそバンドを始めて明るく振るまえるようになりましたが、本来は<僕>(北村)に近い性格だと思います。どちらかと言われれば根暗で冴えない人生でした。ただ<私>(古川)の様に曲がったことが嫌いだったり、菜穂(松岡)みたいに見栄っ張りで依存心が強かったり、誰が観ても共感出来る部分があるそんな映画でした」と各キャラクターに共感できるポイントが散りばめられた本作を自分に重ねて歌に昇華していったとのこと。その中で「ほとんど共感できるキャラクターの部分で書かせて頂いていますが、死にたい瞬間なんて誰にでもあるんだろうと思いました」と感じたそうで、「例えば一言で命を救えたり殺したりできる世の中、生きてこそ輝けるし生きているせいで苦しんでいるんだろうと思います。ここに書いてるのはほんの一部ですが、自分も含めてみんなが例外なく心に怪物を飼っている。良い怪物も悪い怪物も。そんな誰もが見えていない当たり前を書きました」と曲に込めたメッセージとともに、主題歌のタイトル「怪物たちよ」の由来についても語った。また、以前この主題歌について「今までになくかなり攻めた歌詞」とコメントしており、特に「あなたの一言で簡単に人は死ぬんだよ。という意味で『言葉はピストル〜』の部分を書かせていただいていたり、『麻ロープで首を括り手にする自由』という部分は自分的にそこまで生々しく歌詞を書いた事がなかったので、今までになく攻めた歌詞になっているのかな?と思っています」とこれまでとは一味違うSaucy Dogの楽曲であることを明かした。印象的なシーンを聞くと「ユウスケ(中川)が森の母親に抗議しているシーンは僕もかっこいいなと思いました」と回答。ユウスケの友人・森の葬式に集まった報道陣に社会のあり方を訴える森の母親に対して、テレビ局員として「自分もその社会の中に入ってませんか?」と矛盾点に鋭く切り込んだシーンを挙げた。そんな石原も特に印象に残ったという本編映像が公開された。映画『スクロール』本編映像<作品情報>『スクロール』公開中監督・脚本・編集:清水康彦脚本:金沢知樹 木乃江祐希原作:橋爪駿輝『スクロール』(講談社文庫)主題歌:Saucy Dog「怪物たちよ」(A-Sketch)出演:北村匠海 中川大志 松岡茉優 古川琴音水橋研二 莉子 三河悠冴/MEGUMI 金子ノブアキ/忍成修吾/相田翔子<リリース情報>Saucy Dog「怪物たちよ」配信中Saucy Dog「怪物たちよ」MV配信リンク:関連リンク公式HP:::
2023年02月03日現在放映中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。俳優たちのハマり具合に加え、回を追うごとにディープさを増す展開、そして三谷幸喜の脚本の巧みさが話題になっているが、このドラマの中で視聴者の癒しポイントとなっていたのが、頼朝の異母弟・阿野全成。残念ながら8月中の放送で壮絶な最期を遂げたが、その全成を演じていたのが新納慎也だ。これまでにも数々の三谷作品に出演し、三谷の信頼も厚い彼が、大河ドラマに続き舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』に出演する。『ショウ・マスト・ゴー・オン』は三谷が率いる劇団、東京サンシャインボーイズが1991年に初演した傑作舞台。大物俳優が主演するシェイクスピア劇の舞台裏で起こる大小さまざまな事件を時に解決し、時に強引に片付け、時に一層大事件を引き起こしてしまったりしながらも、なんとか無事に公演を続行させようとする舞台スタッフたちの騒動を描くバックステージものだ。今回は最後の上演(1994年)から数えてなんと28年ぶりに、三谷自ら手掛けるリニューアル版として上演される。キャストは新納を含め鈴木京香、尾上松也、ウエンツ瑛士、シルビア・グラブ、浅野和之ら、豪華俳優16名。『ショウ・マスト・ゴー・オン』への出演を控える新納に、この作品の魅力はもちろん、『鎌倉殿の13人』について、三谷幸喜との仕事について、そしてコロナ禍でショウをゴー・オンすることに対する思いについて、話を聞いた。『鎌倉殿の13人』全成の反響は予想の倍以上! 今も可能な限りリアルタイムで観ています――全成さんの最期は圧倒されました。大きな話題にもなっていましたね。大河ドラマへのご出演は3回目ですが、今回の『鎌倉殿の13人』の反響をご自身ではどう感じていますか。『真田丸』(2016年)の時の方が、反響という意味では跳ね方は凄かったのですが、あの時は「あの俳優、誰?」というのも含め、話題にしていただいたと思うんです。今回は「『真田丸』で豊臣秀次をやっていた新納さんね」とわかって観てくださる方も多いだろうから、前回ほど話題にはならないだろうと思っていたのですが……自分の想像の倍ではきかないくらいの反響をいただき嬉しい限りです。全成の最期の回ではまた“全成ロス”なんてことも言っていただいて、本当にありがたいですね。――全成さん、可愛らしかったです。なんだかずっと、“あわわ、あわわ”していましたね(笑)。――秀次も全成も、歴史上のキャラクターとしてはどちらかというと黒いイメージの人ですが、ずいぶんチャーミングに描かれていました。三谷さんの中の新納さんのイメージが“優しい人”なのかな、新納さんが演じるからこそこういう描かれ方になったのかなと思ったのですが。ははは(笑)。三谷さんも最初は、全成さんは腹黒いタイプの男として考えていたようなんです。でも、そうじゃない方に勝手に筆が進んでいったと三谷さんがコラムで書かれていて。新納さんがやっている全成を見ているとこっちの方向ではないなと、思っていたのとは違う方向に新納さんが連れていってくれたとおっしゃってくださいました。僕も最初は色々と企みも張り巡らすタイプの男だと説明受けていたし、「秀次とは真逆のイメージ」と言われていたのに、来る台本来る台本、どんどんコメディみたいになっていくんです(笑)。「おいおい三谷さん、聞いていたのと違うぞ(笑)」と思ったのですが、三谷さん曰く「そういう風になっちゃった」だそうです。ただ、全成さんが眠るお墓がある静岡県の大泉寺の住職さんがその記事を読んで、「もしかしたら本物の全成さんが、僕は世で言われているような悪い人じゃないんだと、三谷さんと僕を“真実の阿野全成像”に導いたのではないか」とおっしゃっていて、そうだったら素敵だなと思っています。――宮澤エマさん演じる実衣さんとのご夫婦像も印象的でした。宮澤さんとはそれ以前から舞台共演もありますが、どんな相手役さんですか。三谷さんの『日本の歴史』で兄妹の役を演じています。昨年再演もありましたが、この初演(2018年)がエマちゃんとの初共演。この作品を初演から一緒に作り上げた、同志というか戦友。彼女には絶大な信頼を持っています。そんな間柄だから、夫婦と言われて照れくさいなと思ったのは最初の1シーン目くらいだけですね。相談せずとも「こういう夫婦像だよね」と方向性がバシっと見えたのは、長らく舞台を一緒にやってきたからこそだな、と思っています。今回の現場が初共演だったら、あの空気感は出せなかったんじゃないかな。――ちなみに今、『鎌倉殿の13人』はご覧になっている?観てます、観てます。可能な限りリアルタイム視聴していますよ!――どんな心境で、実衣さんのことを見ているのですか?ドラマ全体的には、もう一視聴者として見ているんです。全成退場後の台本ももらっていないから、話の展開も知らないですし。でも実衣ちゃんに関しては自分の妻だと思って見ています(笑)。まさにあの世から下界を見守っている心境。「赤が似合うね」「赤を着てくれ」と言ったけれど、そんな血みたいな赤じゃないんだよな~とか、そんな怖い顔しないで~「誰も恨んじゃいけないよ」って言ったでしょ、とか。「ちょっと、実衣ちゃーん!」って、ハラハラ心配しています(笑)。――素敵なエピソードです! そして新納さんは、三谷作品が続きます。次回出演舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』は脚本・演出ともに三谷さん。東京サンシャインボーイズの名作として知られていますが、作品はご存じでしたか。僕、たぶん28年前に観ている……と思います。ただこの作品、テレビで劇場中継をしているんですよね。だからテレビで観た記憶を劇場で観たと勘違いしている可能性もなきにしもあらずですが……でも観ているのは確かです。宝物のように大事にしている三谷幸喜からの言葉――28年前って、新納さんは何をされていた時期ですか。大学生でした。僕は演劇科だったので、芝居を観に行くことは今以上にしていたんです。当時は第三次くらいの小劇場ブームで、演劇好きとしては三谷さんの作品や東京サンシャインボーイズは絶対観たいものだった。大学は大阪なのですが、たしか仕事でちょうどその時期に東京に行く予定があったから、チケットを取った記憶もうっすらある。でもそれは別の記憶とごっちゃになっていて実はテレビで観たのかも、そのへんの記憶は曖昧ですが(笑)、でもわりと中身は覚えていて、ずっと笑い続けていたな、という印象です。――その作品を28年ぶりにリニューアル上演しますと出演のオファーがあった時の心境は。「まじですか、やったぜ!」ですね(笑)。あの作品に僕が出ていいの!? という感じ。自分が何役なのかといったことも考えずに、ただ嬉しかったです。――そして新納さんが演じるのが……。初演で梶原善さんが演じていた、小道具作りの名人です。梶原さんの役だというのは、すごいプレッシャーです。僕も一演劇好きとして、大好きだった前回上演を観た記憶を塗り替えたくない! と思うこともよくあるんですよ。だからそう思う方もいらっしゃるだろうなというのはよくわかりますし、比べられてしまうことは、仕方ないですね。ただ、とにかく参加できることが嬉しいので、「やらせていただけるんですか、ラッキー!」という気持ちです。――三谷さんとは、何か話をされていますか?していないです……あ、ちょこっとだけメールはいただきました。「次、『ショウ・マスト・ゴー・オン』よろしくお願いします。あ、梶原善さんがやっていた役ですよ」とだけメールが来て。「はい、知っています」で会話が終わりました(笑)。ドラマの時は「あの時のあの役のような感じで」とか「新納さんのこういう部分を出してほしい」というざっくりした情報はくださるのですが、舞台はわりといつも事前情報は“無”ですね。別の方が監督するドラマと違って、舞台は現場に三谷さんがいらっしゃるので、稽古に入ったら好きなだけディスカッションもできますから。――新納さんから見た三谷さんは、どういう方ですか。僕が今までやってきた演出家さんの中でも、穏やか度ではかなり上位に入ります。三谷さんの現場はいつも穏やかで笑いが絶えなくて楽しい。あと、三谷さんが選ぶ役者さんって、性格がいい人が多いんです(笑)。だから現場で揉めたりすることもなく、穏やかに時間が過ぎていく。でも三谷さんご本人は、もちろんとても頭がいい方なのですが……お葬式で笑い出しちゃう人っているじゃないですか。そういう方だと思います(笑)。頭の中でずっと、やっちゃいけないこと、言っちゃいけないことを考えていて、自分の中で可笑しくなっちゃう人なんだろうなと感じます。楽しい方なんですが、ちょっとブラックなところもある楽しさなんです。――三谷作品への最初の出演は舞台『恐れを知らぬ川上音二郎一座』(2007年)でした。この時からご自身が三谷さんに「ハマった」自覚はあったのでしょうか。ないです! まったくありませんでした。三谷さんが僕の芝居を見て爆笑しているようなこともあまりなかったし、僕もそこまでの手応えはなかった。千秋楽の日に「三谷さんの作品に出るのはこれが最初で最後だろうな」と思った記憶があります。実際、そういう方もいっぱいいるでしょ、1回出て次がない俳優さん(笑)。自分もそういう感じだと思っていました。でも2回目、3回目と呼んでいただいて。何作目かで初めて「僕のどこを評価してくださっているんですか?」とお聞きしました。それも恐れ多くてなかなかお聞きできなかったんです、ずっと「たまたま続いて呼んでもらっただけかも」と思って。――三谷さんは何と?「僕は新納さんの中にある悲しみが好きなんです。あなたの悲しみを抱えた感じと、繊細さが好きなんです」と言っていただいて。嬉しかったですね。僕はよく悪役やエキセントリックな役、女装する役柄を振られがちなんですが、三谷さんは「新納さんを飛び道具みたいにだけ使う演出家やプロデューサーは、あまり信用しない方がいいよ」とおっしゃっていた(笑)。「本当の新納慎也を見ている人は、悲しみを表現する役を回すはずだ」とおっしゃってくれた言葉を、僕は宝物のように抱きしめています。――それがあの、全成像に繋がっていくんですね。……さて『ショウ・マスト・ゴー・オン』ですが、この言葉は演劇人にとってはとても大切な言葉であり、さらにこのコロナ禍の数年は、多くの演劇人がこの言葉について考えた期間でもあったかと思います。この時期に、このタイトルの作品を上演すること自体にメッセージがあるようにも感じました。僕もまさに、最初に『ショウ・マスト・ゴー・オン』をやると主催のシス・カンパニーさんからご連絡いただいた時に「この時期だし、すごくいいと思う!!」と言いました!3つの“ショウ・マスト・ゴー・オン”『ショウ・マスト・ゴー・オン』チラシ――“ショウ・マスト・ゴー・オン”という言葉について新納さんが思うことを教えてください。今、3つの“ショウ・マスト・ゴー・オン”があると思っています。この劇中で言う“ショウ・マスト・ゴー・オン”は、幕が開いたら絶対に途中で下ろしてはいけないということ。これは僕らは演劇を始めた第一歩から叩き込まれたことです。“ショウ・マスト・ゴー・オン”は何があっても死守するというのが当たり前にあります。それから、当たり前だったこの言葉に改めて向き合った最初の出来事は3.11の東日本大震災。この時は地震があり津波があり、1・2日ですが劇場をいったん閉じざるをえなかった。その後も電力の問題などがあり様々な葛藤がある中でも演劇界は「こんな時こそ、今こそエンターテインメントをやらなければ」と“ショウ・マスト・ゴー・オン”という言葉を合言葉のようにみんなが口にしたし、この言葉の意味を深く感じていました。そしてこのコロナ禍では、この言葉はまた少し違う意味合いを持ってきています。こんな時こそエンタメの力を……という気持ちはもちろんあるんだけれど、人を集めてはいけない、人が集まることが害になるという状況になり、“ショウ・マスト・ゴー・オン”とは言っていられなくなってしまった。その無力感を僕たちは経験した。今は2020年の緊急事態宣言下のような状況よりは緩和されて劇場は動いていますが、それでも現在の第七波ではバタバタと公演が中止になっていて、まともに予定通りの形で上演できる舞台の方が少ないくらいです。それでも必死で僕たちは幕を開けようと、1カ月半とかの稽古をする。実際に一回も上演できずに終わる舞台もたくさんあるのに、“ショウ・マスト・ゴー・オン”の気持ちで次から次へと作品を作っている。その“演劇への愛”みたいなものを、この言葉に重ね合わせています。舞台人が舞台にかける思いを痛感している今だからこそ、この物語で描かれている「幕を降ろさないために演劇人たちがどんなに必死に舞台を作っているか」は、お客さまにもリアルなものとして伝わるのではないでしょうか。それに、ここで描かれているエピソードはめちゃくちゃなことなんだけど、意外とありえないことじゃないんですよ。実際、盆が止まらなくなってぐるぐる回り続けた俳優さんも僕は知っている(笑)。まだ劇場では声を出すことは控えていただいている状況ですが、でも少しずつ世の中も、屋外だったらマスクを外していいんじゃないかとか、コロナ対策を見直す方向になってきていますよね。声を出して劇場で笑える時期も近付いてきていると思う。すべてにおいてこの『ショウ・マスト・ゴー・オン』の上演がピタッとはまるタイミングなんじゃないかな、と思います。取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己ヘアメイク=田中エミ(Rapport81)スタイリスト=津野真吾(impiger)衣装=ジャケット 価格未定(ZARNY / ZARNY.K.K TEL 03-4577-8515)・その他(スタイリスト私物)ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★新納慎也さんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!★10月10日(月・祝)よりチケット一般発売開始!
2022年10月01日Saucy Dogの石原慎也(Vo,G)が、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」第160回に登場することが決定した。今回が同チャンネル初登場となる石原は、2017年にリリースされたSaucy Dogの1stミニアルバム『カントリーロード』に収録されている「いつか」をTHE FIRST TAKEのために特別なピアノとストリングスのアレンジで披露しており、石原のエモーショナルな歌声が染み渡るような映像となっている。「THE FIRST TAKE」第160回は本日10月15日22時にプレミア公開される。■石原慎也 コメント今回は待ちに待ったファーストテイク、お呼び頂きありがとうございました!!ピアノとストリングスを迎えて挑戦させて頂き、本当にしっかり一発勝負で正直悔しいところもありましたがとても楽しく歌わせて頂きました!!たくさん聴いてください!!Saucy Dog「いつか」THE FIRST TAKE※10月15日(金) 22:00プレミア公開YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」チャンネルトップページ■「THE FIRST TAKE」SNSOfficial Site■「THE FIRST TAKE STAGE」SNSOfficial Site一発撮りオーディションプログラム「THE FIRST TAKE STAGE」麗奈「僕だけを」THE FIRST TAKE「僕だけを - From THE FIRST TAKE」配信リンク:■Podcast「THE FIRST TAKE MUSIC」「THE FIRST TAKE」に出演したアーティストをゲストに迎え、撮影の舞台裏やエピソードを公開中LiSA×Uru「再会 (produced by Ayase)」配信リンク:×Uru「再会 (produced by Ayase)」/ THE FIRST TAKEYouTube関連リンクSaucy Dog オフィシャルサイト: Dog YouTube: Dog Twitter: Dog Instagram: Dog Facebook: Dog TikTok:
2021年10月15日著名作家の遺稿の所有権をめぐって、実際にイスラエルで起こった裁判をモチーフに描かれた法廷劇『HOPE』。韓国の国立芸術大学、韓国芸術総合学校の卒業制作として誕生し、2019年に韓国初演を迎えるや、観客の熱烈な支持を得た小劇場ミュージカルの話題作だ。その日本初演が10月1日、本多劇場にて開幕する。遺稿を自分のものだと主張する主人公ホープ役に高橋惠子が扮し、その遺稿の擬人化となる“K”役は永田崇人と小林亮太がWキャストで担う。ほか清水くるみ、白羽ゆり、上山竜治、大沢健など個性豊かな面々が揃うなかで、演出として舵を取るのが俳優の新納慎也である。本作で演出家デビューを果たし、上演台本と訳詞も手掛けている新納に、開幕直前の舞台への思いを聞いた。アイデンティティを手放す選択と直面するホープの状況が、今の現実と重なる――まもなく開幕ですね。演出家として、現時点での手応えはいかがですか?いい状態だと思います。だいたい日本初演の舞台って「初めて通してやれたのがゲネプロ」なんて話をよく聞くんですけど、それに比べるともう通し稽古も4、5回やっているので、仕上がりも早かったなと。――今回が演出家デビューとは思えない頼もしい言葉!この『HOPE』は韓国芸術総合学校の卒業制作として生まれ、本公演に上がって大ヒットした小劇場ミュージカルです。戯曲に初めて触れた時の印象から教えてください。最初に「演出をやりませんか」とお話をいただいた時には3作ほど候補があって、すべてプロットの状態でしたが、僕がこの『HOPE』を選びました。この作品の主人公ホープは、ある作家の遺した原稿にずっと執着しています。それをはたして彼女は手放すことになるのかどうか……といった物語が、今コロナ禍において生活が変わり、考え方、生き方を変えていかなきゃいけない僕らの現状とすごく似ているなと感じたんですね。執着して大事に持っていたもの、それはある種、個人のアイデンティティのようなものだと。例えば僕の場合だと、自己紹介をするなら「新納慎也です。俳優です」と言うと思います。この「俳優です」は、長年俳優として生きてきた僕のプライドであり、アイデンティティでもある。それを手放すなんて考えたこともなかったけど、ホープはそういったことに直面するわけです。僕がもし俳優を辞めると想像してみたら……、え、結構すごく自由な、楽しそうな生活が待っているんじゃないか?ってちょっとワクワクしちゃって(笑)。もちろん一生俳優を続けていきたいと思っていますが、そうじゃない人生を考えた時、それはそれでまた楽しいかも、と。そんなある種の希望がテーマとなっている作品なので、興味を持ったんですよね。――アイデンティティのような大事なものに固執し、懸命に守ろうとする物語かなと勝手にイメージしていましたが、今のお話だとまた少し違うようですね。そう、僕も最初はそう思っていましたが、どんどん台本を読み進めて、演出を進めていくと、テーマはそれだけじゃないなと。戦争、人種差別、貧困問題、それに裁判制度への疑問……、人が人を裁くことの残酷さとか、さまざまなテーマが積み重なっているんです。あらゆる年代の方に観ていただきたいけれど、とくに日本のミュージカルファンの中心層となる、大人の女性の方に共感していただけるお話かなと思います。――ミュージカルの主人公が“老女”と呼ばれる年齢の女性であることも特異ですよね。そうですね。まあ本質は、女性であるとか年齢がどうとかではなく、人としてどう生きるか、だと思います。例えばこのコロナ禍においては、高学歴や高収入であってもコロナにかかって死んでしまう人はいるわけです。「自分がやりたいことをやって生きなくちゃ。じゃあ本当に自分のやりたいこととは?」と、皆が生きることを考え直した時期だと思うんですね。そんな今の状況にとても響くテーマだと感じています。稽古場では毎日泣いている?!――主演の高橋惠子さんはミュージカル初挑戦だとか。稽古初日からここまで、きっといろいろな進化を見せてくださっているのではと推察します。それはもう!ホープを演じる俳優は、哀しみや強さ、孤独感や生きるエネルギーを持ち、人としての美しさ……見た目ではなく内面の美しさが溢れ出る人じゃないと出来ない。僕はそう考えていて、高橋惠子さんは、まさにそのすべてを兼ね備えている人です。『HOPE』ビジュアル(高橋惠子×永田崇人バージョン)稽古初日から「そこにホープがいる」という感じでしたね。猛烈な努力家であり、すごくチャーミングな人。惠子さんがいるだけでカンパニー全体がほわ〜っと暖かくなるほど、お人柄が最高です。誰よりも早く台詞を入れたし、声も力強い。だから今、通し稽古で若い俳優たちに「なんでそんなにちっちゃい声なんだ!」って指摘してます(笑)。初ミュージカルだから歌はもちろん苦労されているけれど、これだけ実績を積まれてなお、あのご年齢で新たなことに挑戦する、その一歩が素晴らしいことだし。稽古場では恥も外聞も捨てて、皆の前でダメ出しをされながらも日々進化されている姿を見ると、生きるって素晴らしいなあ!とつくづく思わされて。――稽古場での指摘やダメ出しなど、厳しいほうですか?いや、厳しくはないと思います。僕としては厳しい演出家も好きで、それはそれでいいのではと思っていますけど。怒鳴りつけるのは簡単だけど、それで役者が萎縮してしまっては残念ですよね。できるだけ自由に、解放された芝居をして欲しい。怒るのではなくて、リクエストですね。「その状態では、プロの俳優としてのレベルにつけません」というようなことはきっちり言いますね。――稽古場で日々、演出家が泣いているという噂も(笑)。毎日泣いています。何なんだ演出家という仕事は!?って感じですね。単純に作品に感動しているのもあるんですが、3割くらいは役者に対する親心で。ああ〜こんなに出来るようになった! とか、お前、そんなに繊細な心を持っていたのか!とか(笑)。そういうのも含めて毎日楽しいです。『HOPE』ビジュアル(高橋惠子×小林亮太バージョン)自分の手中にあった作品が巣立っていった感覚――新納さんは出身の大阪芸術大学で演出も学んでいて、その志はずっと持っていらしたんですね。そうですね、別に俳優を辞めて演出家になりたいなんて思っていませんけど、こうして長年演劇に関わっていると、どうしても「自分だったらこうしたいな」というのが出て来るので。俳優によって憑依型とかいろんな人がいますけど、僕はかなり客観的に作品全体を見るタイプだったので、そういう意味では、演出という仕事をどこか視野に入れていたんでしょうね。――いいタイミングを待っていた?いいタイミングなのかな!?コロナ禍でなかなか大変ですけど(笑)。ただ、10年くらい前から「演出しませんか?」といった話をいただいていたんですが、もし10年前にやっていたら、周りの俳優さんへの説得力という意味では若過ぎたのかなという気がしますね。――まさしく。演出デビューで失礼ながらアタフタされているかと思いきや、とても落ち着いていらっしゃいます。いや、この2,3日前に、あ〜こんなことになるんだ! という出来事があって。今回、僕は上演台本と歌詞も書いているので、作者ではないけれどある意味、この作品は自分の手中にあったわけです。役者やスタッフに、作品について自分のモノのように説明していたんですね。ところが3日くらい前に突然、パア〜ッて僕の元から巣立った気がして。あとはもう、通し稽古を繰り返して精度を上げていく段階になったなと。俳優の皆さんにも「たぶん僕より皆さんのほうが役に詳しいので、皆さんのやることが正解だと思います」と言いました。ちょっと寂しいけど『HOPE』が離れていっちゃった……みたいな感覚なんですよ。――素敵な手応えなのではないでしょうか。上演台本について、オリジナルとは違う、新納さんが新たに加えた味わいなどを教えてください。やっぱり文化の違いで、韓国の人はわりと「悲しい」とか「悔しい」など、はっきり言葉に出すんですけど、日本の場合は、とくに演劇においてはそこを観客に想像してもらうほうが美しいと思って、そのへんをカットしたりはしています。ホープという役も、日本のお客さんがより感情移入しやすい人物像になっていると思います。俳優さんは皆、演出をしたらいいと思う――稽古をしていて、俳優としての欲が湧いてきたりしませんか?この役をやってみたい……とか。よく「出たくならないの?」って聞かれますね。僕としては、ホープの役にしても、彼女を見守る“K”という原稿を擬人化した役にしても、絶対に俺、上手く出来るな〜とか思うんですよ(笑)。出たいというよりも、役者としてすごくやり甲斐のある役なんだな、といった魅力は感じます。ただ真逆のことを言いますと、演出と俳優って全然脳ミソが違うんですよ。こうも作品への取り組み方、空間の見方が違うんだなって不思議に思うくらいです。いや〜本当に、俳優さんは皆、演出をしたらいいと思うんですよね。今稽古場で、「なんでそっちを向いちゃうんだよ!?」「その感情はおかしいだろ!?」とかエラそうに言わせてもらっているんですけど、なぜこれが、自分が俳優としてやる時に分からないんだろう!?演出する側からはこんなに見えるんだ〜と思って。今後の自分の俳優活動においても、とてもいい経験をさせてもらっていると感じますね。――新納さんや高橋さん、ほか多くの方の挑戦が結実した劇世界を、ぜひ本多劇場で目撃したいと思います。今回3人の女性が登場しますが、おそらくこの3人が一番メイクもせず、ボロボロの服を着て、貧相な状態で舞台に立っています。でもこの3人が今、とても美しいんですよ。女性ってなんて美しいんだろう……というのが見える作品だなと。女性というか、人としての美しさですよね。そのほかにも、人間って愚かだな、悲しいな、でも愛くるしいな……、そういったいろんな感情が混ざって涙が止まらなくなる瞬間が4、5回訪れると思います。僕が目指したのは、そういった心が浄化されるような美しい舞台です。ただ、9割くらいは観ていて猛烈に苦しいです。僕も毎日心がヒリヒリと張り裂けそうになり、メンタルが崩壊しそうになっているんですけど、それでも一筋の希望があればこんなにも浄化されるんだ……、そんな良い作品になっていると思います。本多劇場は舞台と客席の距離が近いので、強制的に物語に没入して(笑)楽しんでいただけるかと。僕も今のところ、出来るだけ劇場に行こうと思っていますので、ロビーで見かけたら2メートル以上離れて手を振ってください(笑)。たぶん一番泣いているのは僕かもしれません。取材・文:上野紀子ミュージカル『HOPE』2021年10月1日(金)~2021年10月17日(日)会場:東京・本多劇場
2021年10月01日Musical『HOPE』が、下北沢・本多劇場にて10月1日(金)~17日(日)に上演されることが決定。この度、演出の新納慎也、主演の高橋惠子のコメントが公開された。『HOPE』は、著名作家の遺稿の所有権をめぐって、実際にイスラエルで起こった裁判をモチーフに描いた法廷劇。韓国芸術総合学校の卒業制作として2017年に発表され、その完成度の高さから、2019年に初演されると大きな話題を呼び、第4回韓国ミュージカルアワードにて大賞、脚本賞など数多くの賞を受賞するなど高い評価を得た。さらに韓国で2020年にふたたび再演されるなど、注目度が高待っている。本舞台は、主人公ホープの過去と現在が交錯しながら、もうひとりの主人公で原稿の擬人化である「K」、クラインの才能を守ろうとするベルト、ホープの母でありベルトの恋人マリー、過去のホープ、戦争を逃れてきた難民カデル、そして男性アンサンブル4名で、ホープの数奇な運命を辿る。この日本初演版を演出するのは、個性派俳優として活躍する新納慎也。本作が演出家デビューとなり、さらに上演台本・訳詞にも取り組む。主人公のHOPEは、女優デビューから51年目にして初ミュージカル主演に挑む高橋が務め、共演には、永田崇人・小林亮太(K役/Wキャスト)、清水くるみ(過去のHOPE役)、白羽ゆり(マリー役)、中山昇、縄田晋、染谷洸太、木暮真一郎、そして上山竜治(カデル役)、大沢健(ベルト役)と、個性豊かなキャストが顔を揃えた。■新納慎也 コメント「あなたの宝物は?こだわりは?執着しているものは?囚われているものは?それを手放すことを考えたことがありますか?Musical『HOPE』は“存在意義”という心の藁に縋ってしまう人間の性を扱う、ひとりの老婆の物語……ミュージカル『HOPE』日本版の誕生です!実在の裁判をモチーフに創られた、この作品の舞台も裁判所。裁判とは時に残酷で無情で、また演劇的でもあります。ホープの裁判の傍聴人として、ホープと共に心の琴線に触れる人生の旅を送っていただけたらと思います。そんなホープを今回、ミュージカル初挑戦になる高橋惠子さんにお願いしました。高橋惠子さんの繊細でチャーミングなお人柄溢れるお芝居は、きっと魅力的なホープを生み出してくださると期待しています。かく言う僕も、初演出となります。学生の頃に芝居と同時に演出も学んで以来「いつか演出をしてみたい」という願望はあり、幾度となく「演出してみませんか?」というお誘いを頂いたりはしていたのですが実現には至らず、この度、満を持して初演出をさせていただくこととなりました。劇団やグループに属さず、ずっとプロデュース公演のみで舞台に立ち続けてきた僕は、お陰で様々な名だたる演出家の方の作品に出演させていただいてきました。その演出家の皆様のDNAと俳優としての経験、そして何より演劇を愛する心で新納慎也らしい演出が出来たらと思っております。心許ないひよっこ演出家ですが、素晴らしい才能のキャストの皆さんと信頼できるスタッフ陣のお力をお借りして、この作品の身を抉るようなヒリヒリする素敵なHOPEの世界をお客様にお伝えしたいと思います。ぜひ、劇場で様々な「初」が誕生する瞬間を御覧ください」■高橋惠子コメント「エヴァ・ホープを演じさせていただきます高橋惠子です。新納慎也さんの演出も楽しみです!老婆を演じます。この作品に出会えたことに感謝しています。私の歩んできた時間も重ねながら、HOPEの孤独と執着と最後の希望を演じたいと思います」Musical『HOPE』下北沢・本多劇場にて10月1日(金)~17日(日)上演チケット発売日 2021年8月7日(土)予定チケット料金 9,800円(全席指定・税込)公式サイト
2021年07月05日4月1日(木)に東京芸術劇場シアターウエストで開幕し、5月2日(日)まで予定されていた東京公演形17公演が中止となったミュージカル「スリル・ミー」。この度、田代万里生、新納慎也、成河、福士誠治、松岡広大、山崎大輝ら全出演者が登場する特別トークショーの開催が急遽決定した。5月1日(土)12:00より行われる特別トークショーでは、演劇ライターの上野紀子が聞き手となり、出演者がミュージカルに関するトークを展開。稽古場でも一堂に会すことはなかったという6人が集まるこのイベントで何が起こるのか。すでに「スリル・ミー」を観劇した方、中止に伴い公演を観ることができなくなった方、これから群馬、愛知、大阪での公演に参加予定の方も、ぜひキャストたちのミュージカルにかける思いに耳を傾けてほしい。■主催社よりコメント東京都に発出された緊急事態宣言に伴い、悔しくも4月24日がミュージカル『スリル・ミー』の東京公演千穐楽となりました。当初予定していた5月2日までの17公演が中止となったことから、「劇場でお会いする機会を失ってしまったお客様のために何かできないか」と出演者からも提案をうけ、急遽この企画を決定いたしました。作品をご覧いただけなくなってしまった方や、群馬、愛知、大阪での観劇を予定している方、既に東京公演をご観劇頂いた方、皆様により公演を楽しんで頂けるように、作品への思いなどをお伝えできればと考えております。稽古場でもキャスト6人が一堂に会すことはありませんでしたので、何が飛び出すか予測不能な“スペシャルトーク“をこの機会にぜひお楽しみください。【トークショー ライブ配信詳細】出演:田代万里生、新納慎也、成河、福士誠治、松岡広大、山崎大輝 / 聞き手:上野紀子(演劇ライター)日程:5月1日(土)12:00~12:45アーカイブ視聴期間:〜5月2日(日) 12:00視聴券価格:1,800円(税込)※視聴券をご購入頂いた方はどなたでもご視聴頂けます。視聴券発売日:4月29日(木・祝) 10:00〜視聴券発売URL: ※ご利用には「e+(イープラス)」への会員登録が必要となります(入会金・年会費は必要ありません)配信メディア:イープラス「Streaming+」※利用方法・推奨環境・動作チェック視聴券に関する問い合わせ先:Streaming+視聴者ご利用ガイド※ホリプロステージでのご回答はできかねます。ご了承下さい。【ツアー公演】●群馬公演期間:2021年5月4日(火)・5日(水)ー5月4日(火)16:30(田代×新納)ー5月5日(水)12:30(成河×福士)/ 16:30(松岡×山崎)会場:高崎芸術劇場 スタジオシアター主催:高崎芸術劇場お問い合わせ:高崎芸術劇場チケットセンターTEL:027-321-3900(10:00~18:00【年中無休】)●愛知公演期間:2021年5月15日(土)・16日(日)ー5月15日(土)15:00(成河×福士)/ 18:30(成河×福士)ー5月16日(日)12:30(松岡×山崎)/ 16:30(田代×新納)会場:ウインクあいち大ホール主催:メ~テレ/ メ~テレ事業お問い合せ:メ~テレ事業TEL:052-331-9966(祝日を除く月〜金 10:00~18:00)●大阪公演期間:2021年5月19日(水)~23日(日)ー5月19日(水)13:30(松岡×山崎)/ 18:30(成河×福士)ー5月20日(木)13:30(成河×福士)/ 18:30(松岡×山崎)ー5月21日(金)18:30(田代×新納)ー5月22日(土)13:30(成河×福士)/ 18:30(田代×新納)ー5月23日(日)13:30(田代×新納)会場:サンケイホールブリーゼ主催:サンケイホールブリーゼお問い合わせ:ブリーゼチケットセンターTEL:06-6341-8888(11:00~15:00)公式HP:
2021年04月27日アメリカのシカゴで実際に起こった殺人事件を題材にしたミュージカル『スリル・ミー』が東京芸術劇場ウエストで上演中だ。舞台は、監獄の仮釈放審議委員会。収監者である「私」の5回目の審議が始まり、34年前、19歳の「私」と幼なじみの「彼」が犯した罪が静かに語られていく。舞台上にあるのは、1台のピアノと少しばかりの小道具。ヒリヒリとした緊張感と美しいピアノの旋律が流れるなか、明かされる真実。たった2人の俳優が、100分間、ノンストップで展開する衝撃作だ。2005年にニューヨークのオフ・ブロードウェイで初演されて以降、世界中で上演されている本作。日本版初演は、11年に栗山民也が演出を手掛け、田代万里生×新納慎也、松下洸平×柿澤勇人のペアで上演。その後、キャストを替えて再演を重ねてきた。今回は、日本初演10周年を記念した公演で、初演以来のタッグである田代×新納ペア、18〜19年公演で初登場して大反響だった成河×福士誠治ペア、そして、オーディションで選ばれて、初めて本作に挑戦する松岡広大×山崎大輝ペアの3組が出演する。松岡×山崎ペアのゲネプロ(総通し舞台稽古)を見た。ニーチェの信奉者で、自らを“超人”として犯罪を犯すことに快感を得る「彼」を山崎が、「彼」を愛していた「私」を松岡が演じた。実年齢が23歳の松岡と25歳の山崎が、等身大に演じる「私」と「彼」は、いい意味で若さを味方につけた。若さゆえの狂気や暴走っぷりが感じられて、妙な説得力があった。本作に出演してきた歴代の俳優陣と比べると、舞台のキャリアが浅いため、きっとプレッシャーに感じた部分もあっただろうが、周囲に流されることなく、「私」と「彼」の物語に新風を吹き込んだと感じた。初日の幕が開き、松岡は「個人的には本当に色々とまだまだだな、と思うこともありますが、本日出来る限りのことをお客様に向けて、そして『彼』に向けて存分に演じられたらと思います。これからも慢心せず、慢心していきたいと思います」とコメント。山崎は「今までで一番緊張する作品でした。今回、やれる限りのことは出来ましたが、もっと詰めていくことはたくさんあるので、今作ったものをさらに突き詰めていきたいと思います。ここから約1ヶ月以上ありますが、どのような風に僕たちのペアが進んでいくのか、ぜひ皆さま気にしてくださると嬉しいなと思います」と話している。それぞれのペアで全く印象が異なる三者三様の『スリル・ミー』。東京公演は5月2日まで。5月4、5日は群馬・高崎芸術劇場スタジオシアター。5月15、16日は愛知・ウインクあいち大ホール。5月19〜23日は大阪・サンケイホールブリーゼで上演予定。ぜひお見逃しなく。取材・文:五月女菜穂
2021年04月07日ミュージカル『スリル・ミー』がこのほど、東京芸術劇場シアターウエストにて開幕した。出演は田代万里生、新納慎也、成河、福士誠治、松岡広大、山崎大輝。同作は1920年代に世界中を震撼させたアメリカ・シカゴで実際に起きた事件を基に作られた究極の心理劇ミュージカルで、2005年のニューヨーク、オフ・ブロードウェイで開幕以降、 世界中で上演され続けている。日本では2011年に100名の小劇場からスタートし、「私」と「彼」、男2人だけの空間を覗き見るような劇場体験は、1度観たら虜になる衝撃のミュージカルとして、これまでに6度の上演を重ね、日本初演から10年目の今年、更なる進化を遂げて開幕した。今回は、3組のペアで上演。日本初演から10年を記念して9年ぶりのペア復活となる、成熟した表現でありながら醸し出される純粋さが魅力の田代万里生(私)と新納慎也(彼)。卓越した技術と人間の深層心理までをも掘り起こすような、2018年公演から引き続きの出演となる成河(私)と福士誠治(彼)。そして、演出の栗山民也によってオーディションで選ばれた、若さ故の脆さ、危うさ、未知なる進化を予感させる松岡広大(私)と山崎大輝(彼)。それぞれ三者三様の魅力を見せる。東京公演は東京芸術劇場シアターウエストにて5月2日まで行われ、5月4日〜5日に群馬・高崎芸術劇場スタジオシアター、5月15日〜16日に愛知・ウインクあいち大ホール、5月19日~23日に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。東京公演当日券は各公演、開演時間までホリプロステージにて販売し、劇場窓口での当日券の販売はなし。○演出栗山民也 コメントあぁ、10年続いたんだ老朽化で取り壊しになる寸前の麻布にあった「アトリエ・フォンテーヌ」、その100席ほどの何もない空間が、私たちの初演の劇場でした。ピアノが一台、とにかく二人の俳優とピアノを弾く音楽家だけで、とても豊かでとても危険な世界が創れると勇んではじめた作品です。あっという間に10年が経ちました。そして本日、3組それぞれの公演の初日が無事開きました。3組といっても、どこか違った3様のドラマですが。舞台ってライブだから何が起こるかわからないね、とはよく言われることですが、その時その場所に居合わせたことの奇跡だけを信じるしかありません。それがなんと心躍ることか。人と人が出会い、ぶつかることで起こるその時だけのスリルを、全身で体験してください。このコロナでの荒涼とした状況が続く中、人間であることを忘れないために、私たちの中に住む無数の感情だけはしっかりと動かしましょう。栗山民也○田代万里生 コメント個人的には10年前の初演から、劇中の台詞「5度目の正直」ならぬ「5度目の出演」となります。作品のモチーフは今から97年前の1924年にシカゴで起きた事件。終身刑プラス99年の懲役と判決された2人ですが、もうすぐ本当に99年を迎えるということもあり、演じていて今回はよりリアルに感じています。再び「私」として舞台に立てること、そして栗山民也さんの演出のもと、超人・新納慎也さんと再びペアを組める奇跡に感謝して、皆様に最高の『スリル・ミー』をお届けします。○新納慎也 コメント9年ぶりの僕と万里生のペア、そして日本初演10周年を迎える記念すべき『スリル・ミー』がとうとう開幕しました! まさか4回目の『スリル・ミー』が出来るなんて思っていなかったので本当にありがたく思っています。しかも相手役が初演と変わらずに万里生で、あの時を再現するかのように、そしてあの時を超えるかのように二人で日々切磋琢磨して頑張っています。僕ら二人が『スリル・ミー』を演じていることを感慨深く思って観てくださるお客様も多いと思いますが、純度100%、最初に出来た純正ver.1.0.0が僕らの『スリル・ミー』です。その後色々な方が『スリル・ミー』を演じ、ペアによって見え方違ったり、別作品に見えたりすることもこの作品の魅力ではあるのですが、これが純正品だと誇りを持っています。10年前、稽古の始めに演出 栗山民也さんが開口一番でおっしゃった「これは壮大なる愛の物語だ」という言葉を大切に、10年経っても追及し続けています。この作品ほど劇場で観られて良かったと思える作品はないと思いますので、ぜひ劇場でしか体験出来ない緊迫感を味わいに来てください。○成河 コメント待ちに待ったこの日、とうとう開幕しました。2年前に演じた時とは情勢も違いますが、お客様とどのような時間が共有できるのだろうとすごく前向きにわくわくしています。劇場内しっかり対策しているので感染症対策的には安全ですが、演劇的にはとても危険な場所を用意しましたので、人間が危険に身を置く、ということをお客様も一緒に体験していきましょう。○福士誠治 コメント2年前演じた『スリル・ミー』。今回また新しい『スリル・ミー』が出来上がったと感じております。成河くんという「戦友」とまた出会えたことはとても嬉しく財産です。3組の色々な『スリル・ミー』が繰り広げられますが、まずは自分たちの世界を作って、演劇の楽しさやお客様との一体感、『スリル・ミー』ならではの緊張感を味わっていただけたら嬉しいなと思います。○松岡広大 コメント初日、無事に開幕しました。「私」役の松岡広大です。個人的には本当に色々とまだまだだな、と思うこともありますが、本日出来る限りのことをお客様に向けて、そして「彼」に向けて存分に演じられたと思います。これからも慢心せず、邁進していきたいと思いますので、どうかどのペアも愛していただけたらと思います。○山崎大輝 コメント無事初日を終えることが出来まして、今までで一番緊張する作品でした。今回、やれる限りのことは出来ましたが、もっと詰めていくことはたくさんあるので、今作ったものをさらに突き詰めていきたいと思います。ここから約1ヶ月以上ありますが、どのような風に僕たちのペアが進んでいくのか、ぜひ皆さま気にしてくださると嬉しいなと思います。
2021年04月05日廣木隆一監督が「人を愛すること」「愛する人を守ること」の限界を描くNetflix映画『彼女』。この度、本作の追加キャストと超ティザーアートが公開された。本作は、女性2人の極限の愛憎を描いた中村珍の「羣青」の映像化。同性愛者の永澤レイは、夫から壮絶なDVを受けている篠田七恵のために、その夫を殺害する。レイに疎ましさと恐ろしさを抱く七恵と、そんな彼女を生かすため、全てを受け入れるレイ。正しいことも悪いことも、愛も憎しみも限界を超えた彼女たちの逃避行を描く。そんなレイ役の水原希子、七恵役のさとうほなみに続き、放送中の「青のSP―学校内警察・嶋田隆平―」に出演する真木よう子や、来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」への出演も決定している南沙良。また、鈴木杏、田中哲司、新納慎也、田中俊介、鳥丸せつこの出演が今回明らかになった。そして超ティザーアートには、どこか寂しげにも見えるレイの横顔が写し出されており、彼女の髪に優しく触れる手も確認できる。Netflix映画『彼女』は4月15日(木)全世界同時独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年02月13日1月7日、新宿・花園神社にて映画『さんかく窓の外側は夜』の大ヒット祈願イベントが行われ、W主演を務める岡田将生と志尊淳、平手友梨奈、森ガキ侑大監督が参加した。本作は、霊が“祓える男”・冷川(岡田)と“視える男”・三角(志尊)のふたりが「除霊」という特殊能力を使い、怪奇事件の解決に挑む新感覚除霊ミステリー。物語の鍵を握る、呪いを操れる女子高生・非浦英莉可を平手友梨奈が演じるほか、滝藤賢一、筒井道隆、マキタスポーツ、新納慎也、桜井ユキ、和久井映見といった豪華キャストが集結する。商売繁盛の利益で知られる花園神社ご祈祷を受け、集まった報道陣の前に登場した岡田、志尊、平手、森ガキの4人。岡田はちょうど1年前に行われた撮影を振り返りながら、「この作品に対しては色々な気持ちがこみあげてくる。たくさんの人にこの作品を届けたい」と作品にかける思いを熱く語った。また、そんな岡田と二人三脚で撮影に臨んだ志尊は「熱量と強い気持ちを持って撮影に臨んだ作品。元々は去年の10月に公開されるはずだった作品でもあり、この作品が公開されないと僕の中での2020年は終われない」と話す。またイベントの4日後に成人の日を控えていることから、話題は登壇者それぞれの20歳の頃の話題に。岡田は「20歳を迎える年は大学を辞めて、俳優業1本で行こうと決めた年でした」 と人生のターニングポイントを明かす。また、来年2022年に新成人となる平手は、志尊から「ハタチになったら僕たち(志尊・岡田)としたいことはありますか?」と聞かれると、「ずっと言ってるんですけど、ふたりとお出かけとかしたいですね」と回答。撮影時から岡田と志尊をお出かけに誘ったという。それに対し、志尊も「来年になって、何も気にせずお出かけに行けるようになるといいね」と笑顔で答えるなど、3人は終始仲睦まじい様子だった。さらに、新年ということで2021年の抱負を踏まえ、“今年やりたいこと“をそれぞれ漢字一文字で発表。「豊」と力強く書き下ろした岡田が「昨年は本当に心苦しいニュースが多かったので、今年は自分自身も心豊かに、そしてファンのみなさまにも幸せで心が豊かになるニュースを届けていけるように頑張っていきたい」と話すと、志尊は「昨年は自分にできることを模索しながら自分にできることをやり遂げるんだ、という気持ちで過ごしました。今年は自分自身と向き合った上で一度走るスピードを落として、一歩ずつ地に足を付けて歩いていきたい」と決意を述べ、「歩」の一文字を掲げた。続いて「未」と記した平手は、「未知の未です。この先どのような道が待っているのか、どういう選択をするかわからないのでこの漢字にしました」と答え、報道陣に10代最後の年を表す漢字を披露。森ガキ監督は、「こういう状況なので、コロナのことを気にせずに過ごせる和やかな年になってほしい」と「和」の漢字を報道陣に見せた。イベントの最後には、志尊が「撮影した映画が公開されることが当たり前じゃないんだと、公開ができることの喜びを改めて感じる機会になりました。この作品が一人でも多くの人に届いてほしい」と語り、岡田も「この映画のラストには希望が待っています。皆さんの心に少しでも希望が届けられるように、このような状況ではありますが作品を観て希望を感じてもらえたら嬉しいです」と締め括った。『さんかく窓の外側は夜』1月22日(金)公開
2021年01月08日「私」と「彼」、たったふたりの出演者が一台のピアノと共に繰り広げる100分間ノンストップのミュージカル、『スリル・ミー』。実際にあった衝撃的な殺人事件を題材にアメリカで生まれ、日本では2011年に初演された人気作が、2021年4月に2年ぶりに再演される。これまで様々なペアが演じてきた「私」と「彼」は、日本初演10周年となる今回もトリプルキャスト。3組のうち、まずは“伝説の初演”ペア、田代万里生(私)と新納慎也(彼)に話を聞いた。話し合いを繰り返して作り上げた初演──日本版オリジナルキャストのおふたりが登板するのは、2012年以来約10年ぶりになりますね。田代そうですね、その間ほかの作品でも一切共演がなかったので、僕は新納さんの“共演NG”なのかと思ってました(笑)。でもふたりとも、ずっと頭の隅に『スリル・ミー』のことはあって、たとえば僕が韓国に行った時に……新納あぁ、お土産もらった! 作品名が入ったエアポッズのカバーが、自宅のポストに入ってました(笑)。でも僕は、年齢的なこともあって「彼」役は卒業したつもりでいたので、今回のお話をいただいた時は冗談だと思ったんです(笑)。万里生が(伊礼)彼方と組んだ公演を観に行った時も、「まだやれるのに」って思っていたらすごく嫉妬しただろうけど、もう“ご隠居”みたいな気分だったから(笑)、そういうのは全くなくて。田代OBみたいな感じで観てたよね(笑)。新納そう、「良かったよ~」とか言って(笑)。だから本当、びっくりしましたね。田代僕は伊礼さんと組んだ時も、「次もしやる時は新納さんと伊礼さんの両方と組みたい!」って思ってましたけどね。どっちも大好きだから。新納いやいや…...だって19歳の役ですよ?(笑) でももちろん、またやれるのは嬉しいこと。10年近い時を経て、若い俺はこう考えてたけど今は違う、とかも出てくると思うと楽しみです。──初演時の思い出や、印象的なエピソードなどをお聞かせください。新納とにかくふたりでああでもないこうでもないって、ものっすごく色んな話をした思い出がありますね。「私」と「彼」の関係性とか価値観を共有するための話し合いを繰り返したね。田代僕は当時まだデビューして2年くらいで、分からないことだらけだったから、新納さんからいっぱいアドバイスをいただきました。新納スポンジのように、って言うのかな。万里生が短い期間でぶわ~っと色んなことを吸収して成長していって、なんてピュアな人なんだ! と思ったことを覚えています。田代あの時は僕らのほかに松下洸平君と柿澤勇人君のペアもいて、大枠の動きだけは一緒につけてもらいましたけど、そのあとは演出の栗山(民也)さんが、ずっと僕らだけを見て作ってくださったことも印象的。忘れられない“栗山語録”がいっぱいありますね。新納あるある、まずはあれだよね、稽古初日の「これは究極の愛の物語です。じゃあ始めよう」。僕はその時、「そうなの? これ愛の物語なの!?」って(笑)。田代めっちゃドSな「彼」を作って来てたのに(笑)。新納そう! 栗山さんの読みの深さに、最初から驚かされました。演出も、「ここで椅子を叩いて」とか「ここで髪をかき上げて」とか、とにかく細かくて。最初は意味が分からないんですけど、稽古するうちに、そう動かざるを得ない気持ちになっていくのが栗山演出の不思議なところ。田代本当にそう。栗山さんの言葉は、その時は理解できなくても後になって「なるほど!」ってなることがあるから、自分なりの解釈とかは加えずに、なるべくそのまま台本に書いておくようにしてるんです。それで今日、初演の台本を見返したら、1ページ目に「演劇は時間だ」と。新納……分かるような分からんような。田代僕もまだ分からない(笑)。でももしかしたら、こうやって考えてること自体がもう答えなのかもしれないなと思います。「新納さんは触ってくれない」(田代) 演じる役者によってニュアンスが変わるのも『スリル・ミー』の魅力──先ほどお話にも出た通り、田代さんは2014年に伊礼彼方さんとも組んでいますが、新納さんと伊礼さんの「彼」はやはりだいぶ違いますか?田代全っ然違います! まず僕との年齢差が違うし、おふたりのキャリアと個性ももちろん違う、だから視覚的にも、硬さ柔らかさ強さ太さも全部違う。それによって、僕の「私」も大きく変わります。具体的な例で言うと、伊礼さんはスキンシップが多くて、肩をガッてつかんで「お前!」とかがしょっちゅうあるんですけど、新納さんは触ってくれないんですよ(笑)。新納ふははは! そうだっけ?田代そう、だから「私」の「触ってください」っていうセリフの意味が変わってくる。伊礼さんだと「いつも触ってくれるのに今日はどうして」で、新納さんだと「1回でいいから触って」っていうニュアンスになるんです。新納ああ~。それはでも、栗山さんが求めるものの違いもあると思うけどね。僕は栗山さんから、「『彼』は一歩足を踏み出すことにも手を動かすことにも何か目的がある人」って言われていたから、自由に動くことなんてとてもできなかった(笑)。田代確かに。栗山さんのダメ出しからして違うくらい、演じる役者によって全然違う『スリル・ミー』になるところもまた、この作品の面白さなんでしょうね。唯一無二の個性VS醸し出される貴族感──お互いが思う、役者としての魅力を教えてください。田代何だろう、もう唯一無二すぎて(笑)。だって新納さんみたいな人って、ほかにいないじゃないですか。新納確かに、「新納さんみたいになりたい」って言われたことないね、言われたいのに(笑)。田代いや、思ってもなれないから(笑)。新納さんは個性の塊のような方。しかも、個性的すぎてカンパニーに馴染まないみたいなこともなく、むしろムードメーカーとしてみんなを引っ張っていってくださるんです。あと観客としてよく感じるのは、ここぞという時の、劇場まるごとグッて抱え込むような力。迷いなくできる勇気というか、確信を持って演じられるところは、本当にすごいなと思います。新納ええ~? ありがとう(笑)。万里生はやっぱり、醸し出される“貴族感”だよね。この人、絶対育ちがいいんだろうなって思わせるような役は、僕にはどうあがいてもできない。それは本人の人柄でもあって、この人はピュアさが隠せないんですよ(笑)。ビジュアル撮影をしていた時も、「何そのポーズ!」「面白い!」とかずっと言っていて(笑)。田代新納さんに会えて嬉しかったんです!(笑)新納僕は役者には、どんな汚れ役であっても品が必要だと思ってるんですけど、万里生にはそれが最初から備わっていると思います。あとはやっぱり、安定した歌唱力。ミュージカルでは“喋るように歌う”ことが求められることもありますけど、譜面通りに歌ったほうが得というか、伝わりやすいことも多い。万里生はさすが、そのチョイスの仕方が天才的だなと思いますね。初演時とはまた違うふたりの『スリル・ミー』を 「どうか優しい目で観てください(笑)」(新納)──そんなおふたりの今回の「私」と「彼」に、自分たちで“〇〇ペア”と名前をつけるなら…...?新納……“おっさんずラブ”ペア(笑)。田代やめてよ!(笑) 観ていただいたら、年齢は全く気にならないと思いますから。新納はい、めちゃめちゃ若作りしてやります(笑)。“おっさんずラブ”じゃないなら……まあ“出戻り”だよね。“チーム出戻り”(笑)。田代いやいやいや(笑)。“真実の愛”ペアでお願いします!──素敵です(笑)。では最後に改めて、待ちわびていたお客様にメッセージをどうぞ!新納この作品にしても『エリザベート』にしてもそうなんですけど、僕は初演を立ち上げて、その作品が“ドル箱”になった頃にはもういない、っていう目によく遭うんです(笑)。作品が有名になると、初演のメンバーって美化されていくもの。「すごかったらしい」とか聞くたびに、「そうでもないんだけど、まあ答え合わせする日は来ないだろうから、美化されておいたらよろしい」って思ってたんですけど(笑)、その日がやってきてしまった。美化されたものを越えなきゃいけない、というプレッシャーを感じているので……どうか優しい目で観てください(笑)。田代僕はそうですね、新納さんとまた組めること、“共演NG”ではなかったことが(笑)、まずはとにかく嬉しくて。僕と新納さんが出会ってからの10年間、ずっと一緒にいたわけではないけれどお互いアンテナを張り合っていたことが、幼なじみの「私」と「彼」としての関係性に滲み出たらいいなと思います。もちろん舞台上の僕らが“新納さんと万里生”に見えてほしくはないんだけど、僕らの中にしか生まれない呼吸だったりリズム、目線だったりがあると思うから、初演の時とはまた違う僕らの『スリル・ミー』を、ぜひ楽しみにしていてください!取材・文:町田麻子撮影:杉映貴子田代万里生さんと新納慎也さんのサイン入りチェキを2名様にプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=da881039-be0d-4908-bfcb-1512e9f6eb73&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。ミュージカル『スリル・ミー』原作・脚本・音楽:Stephen Dolginoff翻訳・訳詞:松田直行演出:栗山民也出演:田代万里生(私役)×新納慎也(彼役) / 成河(私役)×福士誠治(彼役) /松岡広大(私役)×山崎大輝(彼役)ピアニスト:朴勝哲落合崇史篠塚祐伴【東京公演】2021年4月1日(木)~2021年5月2日(日)会場:東京芸術劇場シアターウエスト【群馬公演】2021年5月4日(火)・5日(水)会場:高崎芸術劇場 スタジオシアター【愛知公演】2021年5月15日(土)・16日(日)会場: ウインクあいち大ホール【大阪公演】2021年5月19日(水)~2021年5月23日(日)会場:サンケイホールブリーゼ
2020年12月25日三谷幸喜が2018年末に放ったオリジナルミュージカル『日本の歴史』が、2021年7月に再演されることが分かった。近年多くの歴史ドラマや舞台を手がけ、2022年放映予定の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』も執筆する三谷が、長きにわたり、彼の作品の世界観を支えてきた作曲家・荻野清子とともに創り上げた大河ミュージカル”が帰ってくる。「卑弥呼の時代から太平洋戦争までの約1700年にわたる日本の歴史を凝縮」した本作は、60人以上にも及ぶ歴史上の人物たちや市井の人々を、たった7名の俳優陣たちが演じ、歌い、踊るという大胆な構成。その中で、キャッチーなメロディと親しみやすい歌詞に乗せ、めまぐるしく移り変わる歴史の場面が目の前で紡がれていく。そこには脈々と次世代につながっていく人間の因果のドラマが語られ、ただの歴史の出来事の羅列ではない骨太な物語が展開していく。出演は、中井貴一、香取慎吾、新納慎也、シルビア・グラブ、宮澤エマ、秋元才加の初演メンバーに、段田安則が参加。この7名が、60役以上の老若男女の登場人物たちを演じ、歌い、踊り、歴史を駆け抜けていく。公演日程等の詳細は、決定次第、公演サイトやシス・カンパニーSNSなどで明かされる予定となっている。『日本の歴史』2021年7月再演東京公演:2021年7月上旬〜中旬 新国立劇場中劇場大阪公演:2021年 7月下旬 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ作・演出:三谷幸喜音楽:荻野清子出演:中井貴一、香取慎吾、新納慎也、段田安則 / シルビア・グラブ、宮澤エマ、秋元才加
2020年12月10日三谷幸喜が作・演出を手掛け、2018年末に上演されたミュージカル『日本の歴史』が、2021年7月に再演されることが10日、明らかになった。出演は、中井貴一、香取慎吾、新納慎也、シルビア・グラブ、宮澤エマ、秋元才加の初演メンバーに、段田安則が参加。この7人が、60役以上の老若男女の登場人物たちを演じ、歌い、踊り、歴史を駆け抜ける。もともと歴史好きで知られている三谷氏は、近年多くの歴史ドラマや舞台を手がけ、2022年放送予定の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』も執筆。その独自の着眼点とアイデアで、エンターテイメントの姿を通して、改めて歴史の面白さや奥深さを伝えている。その三谷氏が手掛けたオリジナル・ミュージカル『日本の歴史』の再演が決定。長きにわたり、三谷氏の作品の世界観を支えてきた作曲家・荻野清子氏と共に創り上げ、珠玉のキャスト陣が歌い踊った壮大な“大河ミュージカル”が帰ってくる。初演以来高まってきた再演希望の声に大きな力を得て、決定したという。「卑弥呼の時代から太平洋戦争までの約1700年に亘る日本の歴史を凝縮」したこのミュージカルは、60人以上にも及ぶ歴史上の人物たちや市井の人々を、たった7人の俳優たちが演じ、歌い、踊るという大胆な構成。その中で、キャッチーなメロディーと親しみやすい歌詞に乗せて、めまぐるしく移り変わる歴史の場面が目の前で紡がれていく。脈々と次世代につながっていく人間の因果のドラマが語られ、ただの歴史の出来事の羅列ではない骨太な物語が展開される。
2020年12月10日J-CULTURE FEST presents『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』が、2021年1月2日(土)、1月3日(日)の2日間、開催されることが分かった。J-CULTURE FESTは、2017年1月の初開催以来、音楽や狂言、歌舞伎など日本古来の伝統芸能に新たな価値を見出して頂きたいとの思いから、日本が誇る各界のアーティストが出演する公演や、魅力的な「にっぽん」の文化体験空間を創出し、毎年お正月の恒例イベントとして実施されてきた。2018年『源氏物語音楽絵巻』、2019年『すめらみことの物語』に続き、2020年令和初の新春は、「令和にそよぐ風~若き歌詠みの物語~」と題し、「令和」の出典となり注目が高まる『万葉集』を題材に、音楽・舞踊・芝居、そして奈良・天平文化ならではの豪華にして色鮮やかな衣裳を融合させ、伝統芸能や宝塚、ミュージカルなど、各界気鋭の出演者を配した良質な和製ミュージカルショー「令和にそよぐ風~若き歌詠みの物語~」を展開した。そして、第4回目となる本公演『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』は、十二単や衣冠・束帯とはじめとする奈良・平安時代から現代に続く日本の装束をストーリー仕立てで紹介する絢爛豪華なファッションショーに、宝塚歌劇、ミュージカル、日本舞踊、コーラスやダンスなど、「和」と「洋」が織り成す華麗なレビューとなる。今井翼、真琴つばさをはじめ、新納慎也、愛加あゆ、日野真一郎(LE VELVETS)など、豪華な出演陣が新春の東京国際フォーラムで繰り広げる華やかなステージショーに期待が高まる。J-CULTURE FEST presents 『千年のたまゆら 〜ソング&ダンス 装束新春コレクション〜』<公演概要>■開催日時:2021 年1月2日(土) (1)16:00 開演 / 3日(日) (2)12:00 開演 (3)16:00 開演※開場は、開演時間の45分前 / 上演時間 約90分■会場:東京国際フォーラムホール B7■出演:今井翼、真琴つばさ、新納慎也、愛加あゆ、日野真一郎(LE VELVETS)吉井盛悟・花柳貴衛文華、藤間京之助・佐藤洋介、池田美佳、生島翔、松本ユキ子他■スーパーバイザー:尾上菊之丞(尾上流四代家元)■脚本・演出:大野裕之(劇作家・日本チャップリン協会会長)■音楽・演奏:大貫祐一郎(作曲家・編曲家・ピアニスト)■ダンス振付・ステージング:広崎うらん(コレオグラファー・演出家・ダンスパフォーマンスREVO主宰)■装束・衣裳:井筒(創業300年。宮廷装束の研究と製作)■チケット料金:8,800 円(税込) ※全席指定 / 未就学児入場不可■一般前売開始:2020年12月5日(土)■チケットに関するお問合せ:サンライズプロモーション東京 TEL: 0570-00-3337(平日 12:00~15:00)■主催:株式会社井筒株式会社東京国際フォーラム、株式会社サンライズプロモーション東京■企画制作:株式会社井筒企画、株式会社井筒東京■制作協力:株式会社オズエンタテイメント■公演情報サイト: ※検温、アルコール消毒液の設置など感染症対策を実施します。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、会場では必ずマスクを着用し、声を出しての応援、客席での会話はお控えください。
2020年11月11日