いつの時代も恋に悩める男女は多いもの。ここでは、弊誌人気連載「理系のための恋愛論」の酒井冬雪先生が、皆さんの恋愛に関する悩みにお答えします。恋愛に悩んでいる人、まずは先生に相談してみましょう!酒井先生のファンで、理系のための恋愛論をいつも読んでいる35歳男性会社員です。私は「恋愛勝ち組になる! 」27回目に出ていた女性の条件も軽くクリアできるスペックの持ち主です。外見に関しては主観にはなりますが、飲み会に行っても女性にちやほやされるのでそれなりだと判断しています。最近、飲み会に行っても私の身なりを見て擦り寄ってきて、会社名がわかると猫なで声で甘えてくる女性ばかりで辟易です。少し付き合ってみると「結婚、結婚」としつこくいわれ、「僕はキミに安定した生活を提供できるけど、キミは僕に何を提供できるの? 」と聞くと、毎日の食事といった家事や子供、安らげる家庭、との返答がどの女性に聞いても多いです。家事なら家政婦にお願いすれば、完璧な状態に仕上げてくれます。子供に関しては、あまりほしいと思わないのでメリットになりません。安らげる家庭というのは抽象的で、私は「寂しい」という感情が欠如しているらしく、別に1人暮らしの今の家に帰ってきても好きなものに囲まれたこの空間で安らげますし、結婚してこの空間を荒らされることのほうがストレスです。最近、「女と結婚するくらいなら犬でも飼う」と友人に言うと、「お前、大丈夫か?」と本気で心配されました。こういう思考、ヤバいですかね。先生、判断してください。はじめまして、こんにちは。いつもご愛読いただいてありがとうございます。個人的には、別に結婚しなくても1人でじゅうぶん幸せならそれでいいと思っているタイプです。世の中、なかなかうまくいかなくて、個人の資質がどちらかに大幅に片寄っている場合が多いものです。例えば、ものすごく頭がいいんだけど、容姿は異性に好まれないとか。とってもやさしくて愛情深くマメなんだけど、甲斐性がないとか。誰からも好かれる得な外見をしているんだけど、中身は冷酷な性格とか。ずばぬけた長所がある人に限って、長所でカバーできるかどうか際どいような大きな欠点がある気がします。そういう人と結婚して危ない橋を渡るより、女1人でいたほうが気楽だよね、と思わないでもありません。それでは、何事にも普通、凡な人がいいかというと、それじゃ満足できない。欠点があっても、長所がドカーンとしている男に惹かれてしまうのが、女心の複雑なところなんですけどね。というわけで、男性でも女性でも「結婚したくない」という人は結構いると思いますが、結婚するくらいなら犬を飼う……これを実現できるのは女性だけです。常日頃、男性がこういうことを言っても、私はまったく信じないことにしています。というのも、こういったことを言う男性の100%が、40才を過ぎると途端に前言撤回して、バタバタと結婚し、一度も「結婚なんか」と言ったことがないような顔でニコニコしているからです。「まさか、あんたまで……」と、コイツだけは絶対に結婚しないだろうと思っていた同世代の友人までもができちゃった婚したのを見て、結婚しないという男のことばは信じないことにしました。女性は、しないと言ったらしない人が多いんですけど、不思議ですね。何でも男性は40才を過ぎると、急にさみしくなったり、自分の子どもを見たくなったりするみたいです。で、どんなに几帳面でキレイ好きな男性でも、趣味人間で身勝手な人でも、バッタバッタと結婚して、「家の中が散らかって~、最近趣味に時間が取れなくて~」とノロケています。男性って、心の表面に意地っ張りで頑固な男の子の部分が残っているのかもしれませんが、心の奥には寛容でやさしく大きい、でもさみしがりやな男がいるのだと思います。結婚は男の子ではなく、心の奥の「男」な部分が表に出てくれないとうまくいかないものです。相談者さんだけでなく、結婚したくないと友だちに言っている男性も、できれば早いうちに開き直って、40才ではなく、20代、30代のうちに結婚したほうがいいと思いますよ。結婚の条件として、若いほうが有利なのは男性も同じですから。相談者さんは多分、賢い上に容姿にも恵まれ、努力し続けてきた結果に伴う地位も身につけた男性なのだと思います。相談内容にその点はふれていませんが、たぶん、運動神経も悪くはないはずです。私は、自分の周囲にもいるこういった恵まれた男性には、「家族も頼れる人もいない、不幸な人生を送ってきた女性を探して結婚して、その人の重荷を半分背負い、幸せにしてあげればいい。男なら」と言うことにしてます。1人の人間に、あまりあるほどの資質を持っているのでしたら、それを誰かに分けてあげてほしい。恵まれた男性は、女性から何かを受け取るのではなく、ただひたすら何かしてあげる発想に切り替えてほしいなと思うのです。相談者さんも、ぜひ結婚して男として新たな境地を見出し、ますますいい男になって、娘が生まれたら、「パパと結婚するもん」と言わせてみる。そんなステキな男性になってほしいです。というわけで、ぜひ、結婚をおすすめします。健闘を祈ります。イラスト: のでこ【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日ぐるなびウエディングはこのほど、「牛レバ刺し」 が7月1日から食品衛生法に基づき提供が禁止されることに関連し、レバ刺し好きの人の恋愛観・結婚観について調査を実施し発表した。調査期間は6月23日~6月24日、調査対象は10代~40代までのぐるなび会員の男女で、男性565名、女性592名。今回の調査では、全体の半数近い45.8%の人がレバ刺しを「かなり好き」「好き」と回答。この”レバ刺し好き派”を”アンチレバ刺し派”と比較し、レバ刺し好きの人の特徴や恋愛観・結婚観を考察している。まず食事に関する質問で、レバ刺しを「かなり好き」と答えたレバ刺し大好き派では、お酒好きの割合が71%と突出して高かった。アンチレバ刺し派は41%だったので30%も多い結果に。また、居酒屋から高級フレンチまで、あらゆる分野の飲食店で食事をする機会もアンチレバ刺し派に比べ多く、「女子会」や「男子会」といった同性との飲み会に出席する率も52%とアンチレバ刺し派の35%に比べ高かった。美味しいものへの探求心にあふれ、「人との交流」と「美味しいものを食べること」を大事にするライフスタイルがうかがえると分析している。次に恋愛体質に関する質問で、これまでに付き合った人数を聞いたところ、「これまで付き合ったことがない」という人はアンチレバ刺し派の8.3%に比べてレバ刺し大好き派は2.8%と少なく「5~9人と付き合った」(31.5%)、「10人以上と付き合った」(16.5%)と アンチレバ刺し派に比べて多くの恋を経験していることがわかった。また、「もしレバ刺しが食べられるとしたら、レバ刺しと○○、どちらを優先させるか」という質問では、約50%が「仕事の飲み会よりはレバ刺し優先」と回答したのに対し、「お目当ての異性からのデートの誘い」があれば大好きなレバ刺しを我慢してもいいと回答した人が87%に上り、恋愛を優先する恋愛体質であることがわかったという。結婚願望に関する質問においても、「絶対に結婚したい」「できれば結婚したい」と前向きな回答がレバ刺し大好き派で76.7%、アンチレバ刺し派は59.7%と差が見られた。レバ刺し大好き派は結婚にも積極的な傾向が見られるとしている。次に「大好きな人と別れなくてはならなくなったら?」との質問では、アンチレバ刺し派の人には「しばらく恋愛しない」と答えた人が41.8%と多かったのに対し、レバ刺し大好き派は28.2%だった。逆に「諦めて別の相手を探す」は55.3%とアンチレバ刺し派の42.2%より多く、たとえ大好きだった人との恋でも引きずらずあっさりしているようだと分析している。さらに女性の回答者に男性の好みについて聞いたところ、少数派ではあるものの「草食系男子」についてレバ刺し大好き派の女性はアンチレバ刺しの女性に比べ「好み」だと答える人の割合が約2倍だった。また、レバ刺し大好き派の女性は自分を「肉食系」だと認識している割合が78%と高い、という結果も。調査結果から同サイトでは「社交的で情熱的。恋愛・結婚に積極的。友達も大事にし、食費は惜しまない…。レバ刺し好きは、明るい人間関係や、活発な経済を担っている人たちと言えるかもしれません」と分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日