ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。2022年5月3日、山下智久が主演を務めるNHKドラマ『正直不動産』の第5話が放送された。ライバル会社であるミネルヴァ不動産との全面対決に、スパイの正体発覚と、これまでと違って少し不穏な空気の漂う『正直不動産』。しかし、見ている間も不思議と安心感があるのはなぜだろう。怪しい、危ない、そんな状況下でも絶対的な安心をくれる理由は、紛れもなく主人公・永瀬にあった。5話で見えてきた山下智久演じる永瀬の魅力を紐解く。安心をくれる永瀬の魅力ピンチの時、すぐに自分より前に出てきてくれる上司がいたら、きっと心強い。場合によっては、自分だけでは対処できない時もあるだろう。永瀬はきっと、そんな時にすぐさま最前線へと出てきてくれるタイプだ。開始早々、受付嬢から店の前に不審な人物がいるとの報告を受けた永瀬。すぐさま「私が対応しましょう」と店前で怪しい行動を取る男性に声をかける。ナチュラルなトーンで「物件をお探しですか?」と切り出し、客ではないことを察すると、単刀直入に社員が怖がっていることを伝える。堂々とし、冷静に対処する様子はまさにスマートそのもの。もし何かあってもこの人なら守ってくれそう、彼のたたずまいはそんな安心感をくれた。後方から見ていた受付嬢もきっとホッとしたに違いない。不審な男は、月下を訪ねてきたということで店内へ通し、部下である月下咲良(福原遥)と対面。ここでも永瀬はしっかりと部下を守る。「咲良」と言いながら近寄ろうとする男との間にすぐさま入り「近づかないでください」と一喝。そして続けて「後輩が嫌がっています。警察呼びます」と徹底防衛。これまたイケメンすぎる対応。月下の動揺に気付く察しの良さと、即座に部下を守る姿勢は尊敬に値する。不安がる社員を守る真摯な対応に、心を掴まれた視聴者も多いのではないだろうか。これは経験を積んでいるからこそ見せる冷静さ、それに加え、山下智久が持つ、クールで淡白な印象が掛け合わされ生まれているものだと思う。頼れる男性の象徴だと言える永瀬。この何があっても動じない態度と守ってくれる姿勢が、ドラマ全体に絶対的な安心感を与えてくれていたのである。月下が父親についた「優しい嘘」第4話では、月下がメインのストーリーとなっており、彼女の優しさ溢れる数々の場面も今作の見どころとなった。悪徳不動産に無謀なローンを組まされ、両親が離婚した過去を持つ月下。不審な男の正体は当時、家族を置いて蒸発した父親だった。最初は動揺するも、月下は父親を問い詰めることもなく、「自分もずっと会いたかった」と胸の内を伝える。その後、数年来のわだかまりも解け、月下は父親のため、物件を探すことに。父親の「3LDKで広いキッチンがいい」という要望を聞いて、彼女はどこか嬉しそうな表情を見せていた。いつにも増して懸命になっていたのは、また家族3人で過ごせるのではという淡い期待があったからなのかもしれない。月下の紹介を待っている間、ミネルヴァ不動産から強引な営業を掛けられた父親はまんまと契約させられそうになる。しかし、そこは築5年でリノベーションされているという疑わしいタワーマンションだった。永瀬と月下の介入のおかげで、第三者によるホームインスペクション(建物状況調査)を受けることになったが、永瀬の読み通り、欠陥住宅だということが発覚する。改めて月下が家を探そうとするも、何か言いたそうな素振りを見せる父親。それは自身の再婚についてだった。新しい家族と住む家を娘に探させることに申し訳なさを感じていたのである。なかなか言い出せない彼に代わって永瀬がそのことを伝えると、淡い期待を抱いていただけに月下は動揺を隠せない様子。しかし、父親に私たちのことは気にせず幸せになってほしいという想いから目を潤ませながらも「(再婚のこと)知ってたよ」と告げた。これが月下がついた『優しい嘘』である。「正直」と向き合うはずのドラマが、時には相手を傷つけないための優しい嘘も必要なのだと教えてくれた瞬間だった。月下の優しい嘘に気付いた永瀬は声を掛けるも、強がる彼女を優しい目で見つめている。部下と上司の関係にすぎないが、確実に二人の間に強固な信頼関係が築かれていることを噛み締めるラストとなった。信頼でき、頼れる上司がいれば、部下もきっとたくましく成長するだろう。スパイの正体も明らかになり、ドラマに不穏な空気が立ち込める。しかし、私たちには永瀬がついている。まだ見ぬ次回も、どんな展開になろうと永瀬がいればきっと大丈夫。そんな約束をしてくれたような第5話に思えた。[文・構成/grape編集部]
2022年05月09日小芝風花主演の「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」第4話が4月30日放送。妖怪たちの“闇落ち”に対し「現代社会のストレスは妖怪にもストレスってこと?」など考察する声多数。澪を助ける妖怪たちの優しさに触れる声も数多く投稿されている。男性に騙されすべてを失いボロボロのどん底に陥っていた主人公が、シェアハウスで暮らす妖怪たちに助けられ、妖怪たちと暮らしながらトラブルや悪い奴らを成敗、成長していく姿を描く異色のホラーコメディとして人気を博した前作から2年、再び帰ってきた本作。キャストは再びシェアハウスの妖怪たちの世話になる目黒澪役の小芝さんをはじめ、人間界では弁護士兼経営コンサルをしているぬらりひょん=沼田飛世に大倉孝二。こちらも人間界ではナースをしているお岩さん=四谷伊和に松本まりか。人間界ではオークション会社勤務の酒呑童子=酒井涼に毎熊克哉。シェアハウスの寮母でもある座敷童子=和良部詩子に池谷のぶえ。またシェアハウスの引っ越し先である閻魔寺の住職・生臭和尚=佐藤周に池田成志。その息子で澪を何かと気にかけ心配する交番の巡査・佐藤満に豊田裕大といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。澪は外資系IT企業で働く小暮梢(武田梨奈)を助けたことがきっかけで彼女の会社に雇われるが、配属先である出版部門の編集長・上竜樹(安井順平)は、以前澪が小説を売り込んだ際にろくに読まずに酷評、原稿を目の前でゴミ箱に捨てた男だった。その出来事がショックで澪はそれ以来角が生えず、原稿を書こうとしても紫の“何か”が手を覆って書けなくなっていた。編集者の小豆沢流(岩崎う大)が優しい印象だったことに安堵する澪。翌日、上が小豆沢にAIをテーマにした記事のライターへの発注を澪に手伝わせたらと提案。それを聞いた澪が自ら書くことを志願、妖怪たちの力を借りて記事を書き上げるが、その記事が作家の機嫌を損ねたと上が激昂、小豆沢と澪にクビを宣告する…というのが4話のストーリー。すると小豆沢が“豹変”、妖怪の姿へと変化。自分が貯めて数えていた小銭を投げつける。その小銭は書類棚に突き刺さるほどの勢いで…「小豆洗いが小銭洗いに闇落ちか…?」「闇落ちして小豆じゃなくて小銭数えるよーになってしまったのかな」などの声が上がるとともに、「今期は皆基本的には無害な妖怪なんね。でもそれが現代社会に揉まれて闇堕ちして人間を呪い出すという 現代社会のストレスは妖怪にもストレスってこと?」「"闇落ち"は、意図的に何かを仕掛けられるのではなく…「他者の悪意」や「ストレス」で変貌するってこと!?」など“闇落ち”について考察する投稿も。また安井順平演じる上に「じゃあ、あんたが書けよパワハラ上司めー」など怒りの声も多数。一方で呪いで原稿が書けなくなった澪の代わりに口述筆記で手伝ったり、目を引くタイトルを考えるなど、澪を手助けする妖怪たちには「それにしても妖怪のみんなほんとに優しい。澪の背中を押すのんべさん!!!」「妖怪さんたち皆んな優しすぎて澪が羨ましいなぁ」などの感想も寄せられている。(笠緒)
2022年05月01日今年のゴールデンウィークは最大10連休。そんな長期休暇に観たい恋愛ドラマを紹介していきたい。「彼とオオカミちゃんには騙されない」まずはABEMAの恋愛番組から「オオカミ」シリーズの最新作「彼とオオカミちゃんには騙されない」。今シーズンは2年ぶりに女性側に恋をしない“オオカミ”が潜むオオカミちゃんシリーズが復活。さらに今回初めて導入された新ルールでは、男子メンバーの中から選ばれた1名の“彼”にオオカミちゃんの正体が告知され、オオカミちゃんの秘密を最終告白が終了するまで守り抜くというあまりに責任重大な使命を託される。もしもオオカミちゃんの秘密を明かしてしまえば、“彼”はその時点で失格となる。この「彼」ルールの導入により、恋愛心理戦はさらに加速し、考察もこれまでのシーズン以上に白熱している。そして今シーズン、多くの視聴者のハートを鷲掴みにしているのがレオ(松本怜生)からゆなへの真っ直ぐで一途な想いだろう。ゆながサスケ(SASUKE)を誘った月LINEで何があったのか、どんな会話が交わされたのか、そろそろ明かされる頃だろうか。視聴者からのオオカミちゃん投票の結果、脱落してしまったまゆ(北澤舞悠)が復活できるのかどうかと合わせて、この四角関係の行方を見守りたい。「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」続いて、同じくABEMAの恋愛番組で楽しみなのが「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」。“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか?”をテーマに、若手俳優が毎話キスシーンのあるドラマの撮影をしながら、そのリアルな恋愛模様も追いかける。今作でも引き続きドラマパートのストーリーを公募して、脚本化。「おとぎ話」がテーマということで、また女性の憧れがギュッと詰まったキスシーンが見られそうだ。今シーズン初導入の気になるルールは、男性メンバーと女性メンバー別々の共同生活。男女が顔を合わせられるのは稽古やオーディション、ドラマ撮影などの限られた時間という制約付き。制約やハードルがある方が、恋は燃えやすいと言うが、メンバーたちはどうやって距離を縮め、自分の想いを伝えアプローチしていくのか。さらに、ドラマのオーディションにも新しいルールが盛り込まれているようで、豪華出演者によるこれまでとは一味違う「ドラ恋」劇場が堪能できそう。放送開始の5月15日(日)がいまから楽しみだ。「恋なんて、本気でやってどうするの?」連ドラからは「恋なんて、本気でやってどうするの?」(カンテレ・フジテレビ系)。仕事と趣味に生き、恋愛不要論者のヒロイン・純(広瀬アリス)と、刹那的恋愛主義者、つまり“本気の恋愛”不要論者の柊磨(松村北斗)という“傷つきたくない者同士”のお試し恋愛が幕を開けた。広瀬アリスさん演じる等身大のヒロインは視聴者が自分自身を投影しやすく、また松村北斗さん扮するその恋の相手・柊磨のスマートで女性が欲しい言葉をサラッと言えてしまう様は憎いほど魅力的だ。そしてまた恋愛に本気になれない柊磨側が抱える心の内を松村さんがどんな憂いを持ってして表現してくれるのかも必見だ。純だけでなく、籠の鳥のように守られているが刺激もなく、夫からも対等には見られていない夫婦生活に不満を抱える専業主婦・響子(西野七瀬)や、恋愛に心かき乱されたくないからこそ、互いに綺麗な都合の良いところしか見せ合わない相手との不倫関係に甘んじているアリサ(飯豊まりえ)に訪れる新たな恋の予感にも期待が高まる。第3話あらすじ大津(戸塚純貴)に気持ちを見透かされ、初体験に失敗した純(広瀬アリス)は、勢いにまかせて柊磨(松村北斗)の部屋を訪ね、「やってやろうじゃない、お試し恋愛!」と息巻く。シャワーを浴びて半裸の柊磨とベッドに並んで座った純は…。翌朝、目を覚ました純は、柊磨を訪ねてきた意外な人物と鉢合わせ、柊磨の思わぬ一面を知ることに。会社では、島(星田英利)から展示会に出すデザイン案の模型が上がってくるが、めぐみ(安藤ニコ)の斬新なアイディアに比べ、自分の案は型通りでオリジナリティーに欠けると、納得がいかない純。結局、時間がないなか、もう一度考えて新しい案を出そうと決意する。そんななか、柊磨から突然デートに誘われた純は、アリサ(飯豊まりえ)と克巳(岡山天音)を巻き込んでダブルデートをすることに。柊磨のエスコートに、「恋なんていらない」という思いとは裏腹にドキドキとキュンが止まらない純。そんなダブルデートが純の仕事にも思わぬ影響をもたらす…。一方、夫との間に不協和音が生じ始めた響子(西野七瀬)は、ひょんなことからサリューで要(藤木直人)と二人になり――。「やんごとなき一族」また、同じくthe王道な恋愛ものという訳ではないものの、その確立された世界観がクセになるのが「やんごとなき一族」(フジテレビ系)。主人公・佐都(土屋太鳳)への深山健太(松下洸平)からのプロポーズで幕開けし、ほのぼのとした多幸感に包まれた第1話前半から打って変わって、物語は早くも全く異なる様相を呈する。健太の実家である400年以上続く由緒正しき名家・深山家の愛憎渦巻くドロドロな内情をこれでもかというほど見せつけられるが、その中にあっても純粋に相手を想い合う佐都と健太の健気さは唯一の救いだろう。これまで恋に奥手だったり、成就しない恋心を抱えた役どころが多かった松下洸平さんの幸せいっぱいで積極的な愛情表現の数々に、多くの人が心射抜かれてしまうのではないだろうか。裕福ではなくとも両親から沢山の愛情を受けて育った佐都と、お金に群がる人間の醜さばかり突きつけられ“普通の家族”に憧れを抱く健太は、深山家の魑魅魍魎な人間関係に飲み込まれず、“彼ららしさ”を貫けるのか、見ものだ。映画『哀愁しんでれら』ではスマートな王子様と結婚したはずが、悲惨な運命を辿る小春役を熱演した土屋さんはこの苦難をどうやって乗り越えるのか。気になった作品はこの機会に過去放送分も含め見直してみるのをおすすめしたい。(佳香(かこ))
2022年04月29日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年4月スタートのテレビドラマ『正直不動産』(NHK)の見どころや考察を連載していきます。今、春ドラマの中でも特に注目を集めているといっても過言ではない『正直不動産』。スカッとする展開と、テンポの良い会話劇はCMなしの45分間もあっという間に感じさせるパワーを持つ。第3話は新人・月下(福原遥)の過去が明らかになり、主人公・永瀬財地(山下智久)との信頼関係がより深まった重要な回となった。また、山下智久という素晴らしい俳優が持ち合わせるクールでドライな顔と優しくソフトな顔の二面性が、このドラマにさらなる深みを与えていることを確信した回でもあった。山下智久といえば、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(フジテレビ系)などが有名だが、クールで感情表現が少ない役の印象が強い。当ドラマの主人公・永瀬財地も同様に、クールでスマートな不動産営業マンである。喜びや怒りが全面に出ないシンプルな役柄だからこそ、一つひとつの仕草やちょっとした表情に心情の変化が宿る。これはとても難しい役柄に違いないが、山下智久はそんな役をも器用にこなして見せる。『正直不動産』では特に皮肉めいた毒舌が視聴者の笑いを誘うのだが、そんな毒舌キャラに時折見せる厳しくも頼れる上司の顔、お客様を想う優しい表情が掛け合わさることで素晴らしい相乗効果を発揮する。これが山下智久が演じてこそ生まれた『正直不動産』の強みだと思う。毒舌なのに愛おしい、永瀬の本音が与える魅力とある謎の祠(ほこら)を破壊してしまったことで嘘がつけなくなる祟(たた)りに遭ってしまった永瀬は、商談中だろうと契約が吹っ飛んでしまうようなデメリットや本心が口から溢れ出てしまう。しかも丁寧な接客とは一変、心の声はいつも毒舌である。第3話では夫の退職金で商店街に駄菓子店を開こうとする夫婦が登場。しかし、希望あふれる二人に永瀬の水を差す一言が…。「甘い。甘すぎます。駄菓子屋で買った水あめに練乳かけたくらい甘すぎます。そんな年寄りのノスタルジーだけでお店の経営ができると思ってるんですか?」正直不動産ーより引用どストレートすぎる…!確かに駄菓子店は客単価も低い。今の時代、「都会で経営は厳しいのでは…」と誰しもが思うだろうが、客となればはっきりと言えないことの方が多い。それを何のオブラートにも包まず、放ってしまうのが当ドラマの見どころでもある。客だろうと上司だろうと、この祟りは止まらない。永瀬の恋愛事情に切り込むシーンでは、彼女は作らないという永瀬に月下が「そうなんですか?えっ、でも永瀬先輩、めっちゃモテそうなのに」と上手にヨイショする。いつもなら謙虚にかわすはずの永瀬だが、ここでも祟りの力が発揮されてしまう。「いや、そんな全然もうモテ…て、モテてしょうがねえわ。誰に向かって言ってんだ、おい」正直不動産ーより引用おっしゃる通りだ。誰もが認める国宝級イケメンにこんなことまで言わせてしまうのだから、このドラマは素晴らしい。毒舌なのに何だかとても愛おしく、嫌味に聞こえないトーンもまた山下智久の魅力である。このような随所にあふれるコミカルなシーンに、気付けば誰しもが魅了されているのだった。信頼できる部下の存在、永瀬の心の変化嘘がつけていた頃は金を稼ぐことにしか興味がなかった永瀬だが、カスタマーファーストにこだわる新人の月下と接することで、少しずつ心境に変化が起こっていた。先述した商店街に駄菓子店を開きたい夫婦だが、月下は商店街を活性化させるためにも良い案だと前向きに捉えていた。彼女は駄菓子店を子供が気軽に通えて、仕事で家にいない親たちが安心できる場所にしたいと語る。そんな月下とは対照に市原隼人演じる桐山は、荻窪の喫茶店を契約後、上司に、もし店が潰れてもすぐに次の借主を見つけ、これを続ければ仲介手数料を延々と稼げると話していた。両者の話を聞いていた永瀬はなんだか腑に落ちない表情を浮かべる。そこに言葉はなかったが「不動産を売る」という意義を自らに問いかけているようにも見えた。契約時の利益だけを目的に、後先を考えていない営業は果たして善と言えるのか。これまで部下の指導でも、どこか億劫な一面が見られた永瀬だが、最後に月下に投げかけた言葉は視聴者の心をグッと掴んだ。「今度は一人で行ってきな」正直不動産ーより引用これはカスタマーファーストで見事に気難しいオーナーの心を掴んだ月下へ送る、永瀬なりの愛情表現である。トゲのある言葉から一変、柔らかく優しい演技で第3話のラストを包み込んでくれた山下智久の演技に私たちがどっぷりとハマっているのはこれで明らかとなった。信頼できるパートナー・月下と共に奮闘する姿をこれからも見守っていきたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年04月25日“恋愛ドラマでの共演をきっかけに恋は生まれるのか?”を追うオリジナル恋愛番組のシリーズ9作目「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」が、5月15日(日)22時より放送決定。「ドラ恋」過去作の近距離シーンがつまった“おとぎ話”風ティザー映像が公開された。今シーズンで9作目となる本シリーズは、若手俳優と女優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける。番組内で放送される恋愛ドラマで主役を演じられるのは、選ばれた男女1組だけ。役を勝ち取るために相手役と稽古を重ねながら、台本に用意されている様々なキスシーンを演じていく。演技から、本気の恋へと発展していく様子が反響を集め、通称「ドラ恋」は「ABEMA」の数ある恋愛番組の中でも20代30代女性視聴者から人気を得ている。新シーズンのティザー映像では、机に置かれた1冊の本をめくると、過去の「ドラ恋」で出演者がハグを交わしたり、キスシーンに挑む近距離シーンが次々と出てきて、最後にはおとぎ話「シンデレラ」の象徴“ガラスの靴”を履かせる場面が!番組のサブタイトルにも「princess」という言葉がある通り、今シーズンは“おとぎ話”が重要なポイントとなりそうだ。ABEMAオリジナルシリーズ恋愛番組「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~」5月15日(日)22時~ABEMA SPECIALチャンネルにて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年04月10日映画やドラマのような大恋愛って憧れますよね。一度でいいからそんな恋をしてみたいもの。今回は、運命や恋愛傾向が表れる干支から、「大恋愛するカップル」を占ってみました。10位~6位に引き続き、5位~1位のご紹介です。■ 5位…亥(いのしし)年の男性×未(ひつじ)年の女性好きになったらまっしぐらの亥(いのしし)年男性が、気立てがよい未(ひつじ)年女性に一目惚れすることが多め。彼の熱くて積極的なアプローチにほだされ、恋がスタートします。交際後は、積極的に見えて意外にピュアな亥年男性に、むしろ未年女性のほうがメロメロになりそう。■ 4位…申(さる)年の男性×巳(へび)年の女性社交家で明るい申(さる)年男性と、一途でマジメな巳(へび)年女性。ばらばらの雰囲気と恋愛傾向を持つふたりですが、ギャップがあるからこそ強烈に惹かれあうことになります。お互いの違いや知らなかった一面に気づくたび、メラメラと恋の炎が燃え上がっていくでしょう。■ 3位…辰(たつ)年の男性×酉(とり)年の女性最初は上司と部下、先輩と後輩といった関係で知り合うふたり。お互いへのリスペクトが激しい愛に変わるのも、あっという間みたいです。気づいたときは、公私どちらでもベストパートナーになるでしょう。お互いプライドが高いために衝突することもあるけれど、ケンカするほどラブラブに。■ 2位…寅(とら)年の男性×亥(いのしし)の女性驚くほどトントン拍子に深まっていくのが、このふたりの関係。どちらも細かいことは気にしないし、好きになったらまっしぐらな性格です。そのため、出会ったその日に結ばれて……なんてこともありえます。一度恋心に火がついたら誰にも止められない……それが寅(とら)年男性と亥(いのしし)年女性の大恋愛です。■ 1位午(うま)年の男性×午(うま)年の女性同じ午(うま)年生まれのふたりは、どちらも情熱的で、激情型の恋愛パワーの持ち主。出会ってすぐに激しい恋に落ち、交際後はまさに映画のようなドラマティックな大恋愛へと発展しそうです。予想外のアクシデントやトラブルさえ、ふたりにとっては恋を盛り上げるスパイスになるでしょう。■ 大恋愛がしたい♡映画のような大恋愛は、夢の世界の話ではなく、意外と身近にあるもの。運命の相手とは恋の炎も燃え上がるのでしょう。そんな映画のヒーローになってくれるようステキな彼を見つけ出してくださいね。(涼月くじら/占い師)(恋愛メディア・愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年03月21日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第8話では、ついに今作最大の謎であった鍵のありかと瀬能(横浜流星)の父親について明らかに。そこには海上保安官となった瀬能の原点がありました。どんな時も頼もしい真子さん極秘捜査のため、新婚旅行を装い、総合レジャー施設へとやってきた新名(阿部寛)。事情を知らない妻・真子(市川実日子)は夫の粋な計らいに疑いながらも大喜びしていました。しかし、事態は一変。新名が施設の支配人・戸塚明男(田辺誠一)に接触した直後、これ以上詮索されたくなかった戸塚は新名を殺害しようと温泉に硫黄を使用します。狙われたのは新名のはずでしたが、捜査で一人現地入りしていた西野がその被害に遭ってしまったのです。なんとか一命を取り留めましたが、ここで出てきたのは真子。「ちゃんと説明して」明らかに何かを隠している夫、何故かここにいる副隊長・西野(高橋光臣)、そして殺人未遂事件まで。真子が怒るのも当然です。だってこれは新婚旅行のはずなのに…。新名は渋々事情を説明。そして警察は呼ばず、真子にこの事件の立証を頼みます。「夫の命が狙われたってのに黙ってろって…」真子が怒っていたのは、捜査を隠していたことよりも新名の命が狙われたことでした。彼女は恋人であった成合(吉川晃司)を失ったことが一つのトラウマになっていたのです。もう大切な人を失いたくない、そんな想いから溢れた怒りだったのでしょう。しかし、さすが真子さん。切り替えは早かったです。「とりあえずお湯採取してくる」そう言って早速、捜査を開始します。これまで新婚旅行気分で楽しんでいたのに、目つきは一気にお仕事モード。危険な事件にも関わらず、夫のために即行動してくれます。これまで、新名夫婦の日常を見ることはありましたが、今回は特に二人の絆と、妻であり、仕事のパートナーである真子さんの頼もしさを見ることができました。自分の過去と向き合う瀬能新名から鍵を受け取った瀬能は、鍵のありかを探すため、父の思い出を探しに行きます。これまでドラマ内で瀬能のプライベートはさほど扱われてきませんでしたが、今回は実家が登場。これまで瀬能情報は少なかっただけに、なんだか実家というのも新鮮で、幼い頃の家族写真など、瀬能というキャラクターが歩んできた人生を垣間見ることができました。そして、数々の父との思い出に触れる中、彼はある日の事を思い出します。それは父親が頑張ったご褒美にプール帽子をくれた日でした。幼い瀬能はそのプール帽子を宝物入れにしまっていたのです。そして瀬能の父は生前、こんな言葉を残していました。「とても大切なものをお前の宝物入れにしまっておく。だからその時が来たら、お前が一番信頼できる人に渡すんだぞ。」これまでずっと謎に包まれていた鍵の場所が、ついに明らかになりました。瀬能の宝物入れ、そこには瀬能の父親が残した大切なフロッピーディスクがありました。今まで誰を信じればいいのか分からなくなっていた瀬能は一体誰にこのデータを渡すのか?この瞬間は今回一番の盛り上がりで視聴者を沸かせました。そして瀬能が最終的に選んだ相手は、やはり新名だったのです。父との思い出を巡る中、自分に泳ぎを教えてくれ、海上保安官という夢を与えてくれた新名との記憶も蘇った瀬能。彼は自分の原点を見出してくれた新名を信じることにしたのです。「海上保安官になるという夢を与えてくれたのは隊長です。今まで疑って、さんざんなこと言ってホントすみませんでした」瀬能の言葉で、ようやくわだかまりが解けた二人。これまで彼らの衝突や事件での助け合いを見守っていた視聴者には、とても目頭が熱くなるシーン。ここは本当によかった…!次回ついに最終回!瀬能の父親はテロリストではなかったことが判明しましたが、残る謎は、やはりテロリストと通じる内通者と成合についてです。内通者は一体誰なのか。なぜ成合は『ブラック・バタフライ』の一員になってしまったのか。ラストならではのダイナミックな演出にも期待。ハラハラドキドキな最終回は3月20日(日)夜9時から。是非、リアルタイムで結末を見届けましょう!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月19日女優の波瑠が17日、東京・中央区で実施された主演ドラマ『恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~』(Amazon Prime Video、3月18日配信)の配信開始記念イベントに出席。役作りや現場でのやり取りなどを語り、イベントを盛り上げた。同作は、シリーズ累計部数450万部を記録する『夢をかなえるゾウ』の水野敬也氏による著書『運命の恋をかなえるスタンダール』(文響社)が原作。恋に臆病な図書館員の岡部聡子(波瑠)が、フランス文学「恋愛論」の作者“スタンダール”だと名乗る男(小日向文世)に恋愛の手ほどきを受け、成長する様を描く。波瑠は、自身が演じた主人公、恋に臆病な図書館員・岡部聡子について「誰にでもコンプレックスとか苦手意識とか感じる場面はある。私も、私のコンプレックスと向き合わないと聡子の気持ちにはたどり着けないと思った。自分の嫌な部分や自信がない部分を掘り起こして聡子を作っていた。シュンとしながら役作りをしていました」と明かした。作中では、瀬戸康史演じる優しく紳士的な男性・鈴木涼介、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)演じる後輩の図書館員・村石琢磨と三角関係になる。イケメン2人に挟まれる設定に関して「村石くんが、聡子を『いいな』と思ってくれたことに、人間だからちょっと甘えてしまうんですよ。話を聞いてくれるから。なんか……その……女ってズルいですよね」と言い、登壇者らを笑わせた。次いで「でもどっちも本当に魅力的。ミステリアスな涼介さんと、癒やされる村石くんで、すごくバランスのとれたイケメン」とほほ笑んだ。撮影合間の過ごし方について、佐藤が「プライベートなことを話していた。あと波瑠さんが回してくれていたんですよ」と明かすと、波瑠は「やめてよ、恥ずかしいから!」と照れ笑い。それでも佐藤がとまらず「すごいおしとやかなイメージがあったんですけど、皆を盛り上げてくれた」と言えば、瀬戸が「MCみたいなことしてた」とニヤリ。波瑠は「(現場が)けっこう大変だったんですよ。図書館員の女の子たちには負担をかけている撮影所だったということもあって、できるだけ待ち時間は楽しくおしゃべりしてほしい気持ちもあって。あとは純粋に楽しくて。いっぱい喋りかけちゃいました」と弁明しつつ、佐藤と瀬戸を見て「やめてよ」と釘をさしていた。また、片思いに悩むおひとりさま女子への恋愛アドバイスを求められると「その恋愛をしている自分を大好きだと思える恋愛をしてほしい。この人といるときの自分が好きだとか、自信がなくなるような、不安になるような恋ではなく、自分が幸せというか、自信を持てる恋愛してほしい。それができないなら、幸せなお一人様でもいいのでは」と持論を語った。イベントには小日向文世、原作者の水野敬也氏も出席した。
2022年03月17日『逃げるは恥だが役に立つ』や『着飾る恋には理由があって』、そして2022年1月から放送を開始した『ファイトソング』など、多くの恋愛ドラマをヒットさせてきたTBS。放送当時のときめきを再度味わえる、ドラマファンにとっては嬉しいイベントが、東京・赤坂にあるTBSの『THE MARKET powered by TBS』で開催中です。TBS人気作品を集めた『追いキュンいちば』が開催中現在放送中の作品、また過去の作品を集めたイベント『追いキュンいちば』。小道具やアイテムの展示、また、ここでしか買えない限定グッズの販売もあり、ドラマの世界観や『胸キュン』が楽しめる、まさに『追いキュン』がつまったイベント内容となっています。イベントで紹介されているドラマ作品は、『ファイトソング』『婚姻届に判を捺しただけですが』『この初恋はフィクションです』『着飾る恋には理由があって』『私の家政夫ナギサさん』『この恋あたためますか』『逃げるは恥だが役に立つ』の6作品。それぞれの展示内容や、限定グッズをそれぞれ見ていきましょう。ファイトソング2022年3月15日に最終回を迎える『ファイトソング』は、今回のイベントの中でも特に目立った展示品をそろえていました。主要キャストである、清原果耶さん、間宮祥太朗さん、菊池風磨さんが劇中で着用している衣装の展示はもちろん、オリジナルのキーホルダーとステッカー、さらにエプロンの販売も!衣装は同年3月16日から新しく別のものが展示されるとのことで、こちらも見逃せません。また、注目したいのは特設のフォトブース。スマホスタンドがあるのでセルフタイマーで撮影も可能ですポスタービジュアルにも登場するイラストを使った『フォトプロップス』が用意されているので、出演者になりきって記念の1枚が撮影できます。また、来場者の特典として、『ファイトソング』と『THE MARKET powered by TBS』のSNSをフォローした人にオリジナルの除菌スプレーをプレゼント中!1日100人ほどが来場する人気イベントなだけに、早めにゲットしたいところです。婚姻届けに判を押しただけですが清野菜名さんと坂口健太郎さん演じる2人の男女の、偽装結婚から始まる恋を描いた『婚姻届に判を捺しただけですが』からは、劇中に登場する本物の衣装が展示されています。清野さん演じる明葉と、坂口さん演じる百瀬が着ていた衣装を見れば、放送当時のじれったさも感じる、ムズムズするような『胸キュン』がよみがえるはず。また、秋葉の趣味『カプセルトイ』の小道具も数多く展示されています。この初恋はフィクションです飯沼愛さん、鈴鹿央士さん、さらには窪塚愛流さんなど、注目の若手俳優が集結したことでも話題を呼んだドラマ『この初恋はフィクションです』。同作からはマスコットキャラクターと劇中衣装が展示されているほか、なんと出演者たちが寄せ書きしたメガホンも見ることができます!着飾る恋には理由があって川口春奈さん演じる主人公をめぐる男女の三角関係に、毎週キュンキュンする視聴者が続出した『着飾る恋には理由があって』。主人公を取り合う男性2人を、横浜流星さんと向井理さんが演じ、女性ファンを中心に反響を呼びました。同作からは、実際に劇中で使用した貝殻のランプとスマホケースが登場。さらに番組オリジナルのエコバックも展示されています。私の家政夫ナギサさん多部未華子さん、大森南朋さんが共演した、キャリアウーマンと家政夫のハートフルコメディ『私の家政夫ナギサさん』。大森さん演じる家政夫のナギサさんセリフが視聴者の共感を呼び、『おじキュン』という言葉が生まれました。展示されているのは、試作版として作られたナギサさんのエプロンと、劇中に登場したものと同じタイプの鍋つかみ。エプロンは試作版ということもあり、ここでしか見ることのできない貴重な展示品です。この恋あたためますか『恋あた』の愛称で親しまれたドラマ『この恋あたためますか』は、中村倫也さんがドSな社長役を演じたことでも注目を集めました。今回のイベントではドラマのオープニングにも使われたスノードームと、物語の舞台となるコンビニ『ココエブリィ』のロゴが展示されており、作品の世界観を味わえるはずです!逃げるは恥だが役に立つ放送終了後も根強い人気を誇る『逃げるは恥だが役に立つ』。『恋ダンス』をはじめ、放送当時、さまざまな社会現象を巻き起こしました。また、2021年には同作で共演した新垣結衣さんと星野源さんが結婚を発表し、「ドラマが現実になった」と、再び話題に。そんな名作『逃げるは恥だが役に立つ』からは、新垣さん演じるみくりが愛用していた『もちくま』が展示されています。また、みくりと星野さん演じる平匡のキスシーンでも登場したペアのマグカップも見ることができますよ。販売中のグッズはすべてWEBでも購入可能ドラマの小道具の展示のほか、『胸キュン』をテーマにしたアイテムがそろっている『THE MARKET powered by TBS』。今回のイベントで販売されているアイテムは、すべてオンラインショップでも購入可能です。新型コロナウイルス感染症が流行し、イベント会場まで足を運べない人も、オンラインショップで期間限定のグッズをぜひ手に入れてください。TBSSHOPPING場所:THE MARKET powered by TBS(東京都港区赤坂5丁目3-1)期間:2022年2月1日~3月30日(期間限定)時間:11:00~19:00・新型コロナウイルス感染症の流行状況などにより変更となる可能性があります。[文・構成/grape編集部]
2022年03月15日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第7話では、成合(吉川晃司)と繋がる謎の女性・根岸(明日海りお)の正体が明らかに。そこには彼女の後悔と母としての苦渋の決断がありました。容赦ない『ブラックバタフライ』木見は口封じで殺害されたのか根岸がプロデュースしたリモートダイビングVRのお披露目イベントが病院で開かれました。遊びに来ていた子供たちも大興奮。しかし、事態は一変、海中のリモートカメラが乗っ取られてしまい、水上バイクが爆破されました。DCUはリモートダイビングVRを開発した人物である、東都重工海洋研究所の笠原英伍(岡田浩暉)の協力も仰ぎ、事件の解明に取り組みます。そんな中、前回の水族館殺人事件で犯人となった木見一郎(加藤雅也)が自殺したという情報が。新名と副隊長の西野(高橋光臣)はこれが何者かによる口封じであると察します。木見はダイヤの密輸にも関わっていましたが、それらは全て指示でやったと言っていました。おそらく木見の情報を知られてはまずい人物が口封じで殺したということなのでしょう。留置所にいる人物を殺害できるということは、内部の人間の可能性が高いです。そしてリモートカメラの乗っ取りと爆破は、木見の死亡を知った根岸が企てたものでした。彼女はテロリスト集団・ブラックバタフライの一員だったのです。口封じに木見が殺されたのだとしたら、次は自分の番だと恐怖に怯えた根岸は、「やられる前にやってしまおう」と自分に指示を出していた成合を事故を装って殺害しようとしました。しかし成合は爆破の寸前で水上バイクから飛び降り、生きていたのです。計画が失敗した根岸は成合との電話で「どうしてもブラックバタフライを抜けたくて…」と声を震わせながら訴えますが、それはどうも許されない様子。この時、根岸は成合を「ゴースト」と呼んでいましたが、この『ゴースト』というのは、おそらく成合が『死んだことになっている』からでしょうか。本当は『いないはずの人物』ですからね…。根岸の母親として苦悩根岸は再び、成合の殺害を企てますが、まんまと爆弾は根岸の娘のいる水族館へと向けられてしまいます。刻一刻と迫る爆破時刻にDCUが駆け回り、危機一髪のところで回避することができました。「女手ひとつであんな大金稼ぐには、こうするしかなかった」彼女がブラックバタフライに入ってしまった理由は、心臓病である最愛の娘のためだったのです。しかし、もう娘に会えないこと、自分の母親にも迷惑をかけてしまったことを涙ながら後悔するシーンは、自責の念とこれまで押しつぶされそうになっていた重圧から解放された安堵の表情も垣間見えました。子供を救いたい一心で悪事に手を染めてしまった母親の末路。そんな姿を見た新名は、ゴースト(成合)の情報を渡すことを条件にこの件をDCUで預かることを提案。「隊長、そんなことできるんですか!?」と言いたくなってしまいましたが、今回は幸い、死人も出ていないので大事にはならずに済むのかもしれません。瀬能のさりげない気遣いに涙これまでの『DCU』での横浜流星の繊細な演技には何度も魅せられてきましたが、今回もまた思わず胸がグッとなるシーンがありました。それは、根岸が逮捕された直後のシーン。手錠をかけられた彼女の前に偶然、娘が通りかかります。しかし、母親が手錠をかけられている姿なんて、まだ幼い娘には決して見られたくないはず。何もできない根岸に、すぐに状況を察知した瀬能(横浜流星)は「萌ちゃん、帰ろうか」とすぐさま子供に駆け寄り、子供から根岸の姿が見えないようにしてあげたのです。娘に駆け寄るまでの間、瀬能の台詞はありませんでしたが、視線のみですべてを表現する横浜流星と、その後ただ遠くから娘を悲しげに見つめる明日海りお、二人の演技は本当に見事でドラマに深みを与えてくれました。最大の敵であるブラックバタフライ、そして事件の核心へと徐々に近付きつつあるDCU。瀬能の父はテロリストに設計図を渡し、高額な報酬をもらっていたというのは事実なのか?また、成合は瀬能自身にその事実を確かめるよう促しますが、この真意は何なのか。ここに来てようやく新名の持っていた鍵が瀬能の手に渡りました。もしかすると鍵のありかは案外、瀬能の身近にあるものかもしれません。次回は、早くもクライマックス突入!舞台は温泉施設ということで阿部寛ゆえに映画『テルマエ・ロマエ』が頭をよぎりますが、どんな展開が待っているのか。日曜日の放送が楽しみです!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月11日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ついに成合(吉川晃司)が瀬能(横浜流星)に接触。肝となる今作最大のミステリーが本格的に動き始め、どんどん目が離せない展開になってきました!第6話の見どころと、動き出した成合の行動について考察していきたいと思います。今回の舞台は水族館DCUは水に関わる事件・事故を解決する組織ということでしたが、水=海、川、湖とは限らないのです。今回はなんと水族館!溺死した身元不明の女性の遺体が横浜の港で発見され、調べていくうちに殺害現場は、ある水族館であることが判明しました。そこで働く、魚サプライヤーの木見一郎(加藤雅也)と水族館プロデューサー・根岸那由(明日海りお)はいかにも不審な動きを見せますが、事件の証拠はどこにもなく頭を抱えるDCU。しかし、水族館のアクリル板に入っていた傷が、被害者の身に付けていた婚約指輪によってできた傷だと判明し、被害者の婚約者であった木見が犯人が逮捕となりました。指輪のダイヤが外れ、水槽の中のエイが食べてしまっていたというのは水族館ならではのトリックでしたね。水族館プロデューサー・根岸那由は何者?宝塚歌劇団の元花組トップスター・明日海りお演じる、水族館プロデューサーの根岸。凛としていながらも裏があり、ミステリアスな雰囲気を醸し出す彼女の演技は、劇中においても並々ならぬ存在感を発揮していました。根岸は新名(阿部寛)が去った後、とある人物と電話をします。その相手はなんと成合だったのです。第6話のみのゲストかと思いきや、まさかの展開!その後もバーですれ違いに成合と情報交換をしていたり、どうやら密に連絡を取り合っているようでした。瀬能の自宅に手紙が届いていたのも、成合本人がやったとは考えにくいので、彼の指示で根岸が動いていた可能性も考えられます。水族館プロデューサーとは表の顔にすぎず、姿を現せない成合に代わって活動しているのかもしれません。次回も彼女がキーパーソンとなり、ストーリーが展開されそうです。成合は悪じゃない?瀬能の信じる道とは新名(阿部寛)への不信感が拭えないまま、副隊長の西野(高橋光臣)が新名に協力し始めたこともあり、瀬能は一人モヤモヤを抱えていました。そんな彼に、ついに成合が接近します。瀬能は動揺しながらも、成合にさまざまな疑問を問いかけますが、詳細は何も答えてくれません。成合は自分を死んだことにし、15年間生きていました。そこにはきっと何か理由があります。ドラマ上、こういった場合に考えられるのは「何者かに命を狙われていた」ということです。成合は何者かに命を狙われていたため、自分を死んだことにし、身を隠していた。そう考えると成合もまた事件の黒幕を追っているのではないでしょうか。「私を信じられないのはもっともだ。だが、多くの人の命の関わることだ。今はそれしか言えない」成合が瀬能に伝えたこの言葉。多くの人の命を救うため、彼もまたテロリストと戦っている…?15年経った今、彼が動き出したのは何かまた大きな事件が起こる予兆なのかもしれません。新名が身に付けている鍵のありかに、多くの人の命に関わる重要な何かが隠されているのは確かです。瀬能は成合の言葉を信じるのか?彼の今後の行動にも要注目です!笑いが止まらない!まるでコントのようなワンシーン緊迫したシーンの多い『DCU』ですが、今回はコントのようなワンシーンが見られました。それは水中でのアクリル板での実験シーンです。証拠再現のため、交代でアクリル板に傷を入れていくのですが、水しぶきが飛んで、盛大に横浜流星の顔にかかったり、終いには指輪からダイヤモンドが無くなり、焦ってみんなで探すというもの。高額なダイヤだっただけにヒヤヒヤしていた阿部寛の表情も見ものでしたね。いつもの真面目な雰囲気とのギャップも相まって、出演者らの楽しそうな様子が伝わる、お茶目なワンシーンにほっこり。そんな意外な一面も見せてくれた『DCU』。しかし、来週はさらに大きな事件が待ち受けていそうです。今後の展開から目が離せません!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年03月04日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。ゲストに藤井流星を迎え、横浜流星との『W流星』の初共演が話題となった『DCU』第5話。今回は国土交通省副大臣の長男・木下裕司(三浦獠太)が海上で行方不明になり、DCUに捜索命令が出されました。『W流星』が魅せた、息の合った再会シーン聞き込みで立ち寄ったサーフショップにて、学生時代の先輩、中林(藤井流星)と再会した、瀬能(横浜流星)。久しぶりの再会に感動し、抱き合うシーンは「この二人、本当に初共演なの?」と思わせるような息の合った演技っぷり。また、瀬能はとても中林を慕っており、中林が営むサーフショップの店内をキラキラした目で見渡していたのが印象的でした。回想シーンこそ無かったものの、親しげに話す二人の様子は、本当に昔からの仲の良さ、部活動にて苦楽を共にしたことを感じさせます。しかし、再会に気持ちが高まり、中林の不審な行動に気が付かなかった瀬能は新名に注意されてしまいます。捜査に私情を持ち込んではいけない、これは刑事ドラマの掟ですが、瀬能は理解していながらも慕っていた先輩を疑うことすらしていませんでした。瀬能は少年マンガの主人公!中林との再会で、学生時代、部室にタバコの吸い殻が見つかった不祥事を中林が顧問に告発したことで部の結束が強まったというエピソードが出てきました。正義感の強い瀬能は、当時の中林の行動を賞賛します。当時の中林は瀬能にとってヒーローのように見えたのかもしれません。また今回、海上で行方不明になっている木下裕司。実は誘拐され、2億円の身代金を要求されていることがわかりました。裕司は危険ドラッグに手を出していたということで、麻薬取締部と公安からの要請で、DCUは捜査中止命令が下されますが、助けられる命があるのに捜査ができないもどかしさに瀬能は「命を見捨てるなんて、なんのためのDCUか分かんないっすね」と不満を漏らします。曲がったことが大嫌いな性格、真っ直ぐなゆえ、時には命令に背き、感情的になるところ。瀬能はまるで少年マンガの主人公のようなキャラクターです。助けを求めている人を見てみぬフリをすることはできません。ここでも誰よりも強い正義感を見せてくれました。瀬能がそんな王道なキャラクターだからこそ、真実を隠し、目的のためなら、どんな手段もいとわない新名は対照的で、お互いがより引き立って見えるのだと思います。新名が隠していた新事実。瀬能の父はテロリストだった?前回からコソコソと怪しい行動を見せていた副隊長・西野(高橋光臣)でしたが、今回ついに新名と衝突。15年前の事件、新名の首の鍵について、問いただします。そこで新名はついに真実を明かしました。それは瀬能の父と成合がテロリストとグルだった可能性があるということです。この事実が明らかになると、瀬能は間違いなく海保から外されます。そのため、新名は一人で極秘で捜査を進めていたのです。新名宅には捜査情報をまとめた壁がありましたが、そこには成合や瀬能・父との関係、また鍵についても、形などから何の鍵なのかを調べている痕跡がありました。新名の明かす真実に驚いた様子の西野でしたが、彼は新名を信じてみることに賭けたのです。水の中の結束力がDCUに活きるのはこれから誘拐事件の黒幕は、瀬能が慕っていた先輩・中林でした。私情を持ち込んでしまったため、中林の犯行に終始気が付かなかった瀬能は今回もまた新名に助けられる形となりました。共に新名のことを探っていた西野は瀬能にこう告げます。「俺達ダイバーは危険と常に隣り合わせだ。だから水の中にいる時、俺達の間には奇妙な結束力が生まれる。あの人(新名)は水の中の結束力をDCUでもやろうとしているのかもしれない」新名のことを信じたいけど信じることができない瀬能。西野が新名サイドについた今、このモヤモヤが晴れる日もそう遠くはないでしょう。水の中で数々の事件を解決し、結束したDCUなら15年前の事件の真相を明らかにできるかもしれません。これからの展開にますます期待です!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月27日福岡の視聴者が実際に体験した恋のエピソードを基に、オール福岡ロケで若者の恋愛を清々しく描く、KBC(九州朝日放送)制作のテレビドラマ「福岡恋愛白書」。シリーズ第17作「福岡恋愛白書17 おはようマドンナ」を、KBC、NCC(長崎文化放送)、KKB(鹿児島放送)で2022年3月18日(金)よる11時15分から放送します。さえない男子高校生と高嶺女子の恋愛を濱田龍臣×浅川梨奈で描く今作もTVer配信決定!メインビジュアル■はじめに非モテの男子高校生に濱田龍臣!学校一の美少女に浅川梨奈!物語のはじまりは、“7時40分”の下駄箱!?高嶺の花、夏希を密かにマドンナと呼ぶちょっとキモい悠がとった地味な作戦――それは、下駄箱から教室までの1分間、マドンナを独占することだった!そして、2人は本当の初恋に目覚めていく――実話を基にした、コメディーありの甘酸っぱい青春ラブストーリー主演は、子役時代から大河ドラマ『龍馬伝』や『怪物くん』などで注目を集め、16歳で史上最年少のウルトラマンとして『ウルトラマンジード』主人公に抜擢された濱田龍臣。ドラマ『モブサイコ100』主演。『花のち晴れ~花男NextSeason~』、映画『記憶にございません!』『ブレイブー群青戦記ー』『ハニーレモンソーダ』『軍艦少年』に出演するなど気鋭の俳優としてますます注目を集める。濱田は、「17歳から27歳まで、高校生から社会人までの悠を演じさせて頂き、その10年の中での悠の成長や彼が感じていること、悩みなどを真摯に受け止めて演じさせて頂きました。」とコメント。ヒロインを務めるのは、浅川梨奈。映画「かぐや様は告らせたい」シリーズでは、原作を見事に再現した演技で話題となったが、現在放送中のドラマ「ハレ婚。」にもレギュラー出演するほか、伊藤英明主演映画「KAPPEI」(3/18)の公開も控えている。浅川は、本作出演に対し「歴代色々な方が名を連ねているのを見ながらいつか私も出られたらいいな、と思っていたので出演が決まった時は本当に嬉しかったです。はじめての博多弁には苦労しましたが、本当に可愛くて生まれ変わるなら福岡出身の女の子になりたいと心から思いました。」とコメント。他にも活躍が期待される若手俳優が出演。2016年映画「怒り」の出演をオーディションで勝ち取り、第40回日本アカデミー賞新人賞を受賞し、その後も、「3年A組」やNHK連続テレビ小説「エール」に出演し、独特の存在感を発揮する佐久本宝。5人組ダンスボーカルユニット『M!LK』として活動中の山中柔太朗。2021年にメジャーデビューを果たし、ドラマ『FAKE MOTION -卓球の王将-』や舞台『暁のヨナ~烽火の祈り編~』など、俳優としても精力的に活動している。「動物戦隊ジュウオウジャー」シャーク/セラ役でデビューし、翌年、ドラマ「ふたりモノローグ」で初主演を演じた柳美稀。近年は、ドラマ「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」「24JAPAN」、タクフェス第7弾 舞台「流れ星」、Amazon Prime Videoより配信中のドラマ「賭ケグルイ 双」、映画「賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」、映画「ハニーレモンソーダ」等に出演。脇を固めるのは、実力派俳優の紺野まひる、水橋研二。番組公式サイト : (2/21(月)16:00公開)Twitter : @fukuoka_renaiTVerで見逃し配信: KBC放送終了後■あらすじ高校3年生の小林悠(濱田龍臣)は学校でのルーティンがあった。それは毎朝7時40分ジャストに下駄箱にいること。学校一の美少女で、悠が密かにマドンナと呼ぶ吉田夏希(浅川梨奈)が登校してくる時間だからだ。成績も運動も平凡で、恋愛初心者の悠が憧れの夏希と話せるのは、下駄箱から教室までの1分間だけだった。地道に作戦を続けるも、夏希がただのクラスメートの悠を意識する素振りは微塵もない。さらに、同じサッカー部主将でイケメン、翔(山中柔太朗)も夏希に好意を寄せ始める。最強のライバル出現に焦るばかりの悠。しかし、悠に訪れたある出来事をきっかけに、夏希と悠は次第にお互いを意識していく。そしてついに、夏希を花火大会に誘った悠は、親友の汰一(佐久本宝)の手も借り、なんとか告白。すると、まさかの返事が!夢のような交際がスタートし、夏希の天真爛漫な可愛さに日々悶絶する悠。しかし、あることをきっかけに2人の関係が崩れていく――さえない男子高校生と高嶺女子の物語はどんな結末を迎えるのか?場面写真(1)■キャスト主演:濱田龍臣(はまだ・たつおみ)(小林 悠 役)【コメント】17歳から27歳まで、高校生から社会人までの悠を演じさせて頂き、その10年の中での悠の成長や彼が感じていること、悩みなどを真摯に受け止めて演じさせて頂きました。素敵なキャスト、スタッフの皆さんに囲まれて完成した今作を皆さんに楽しんで頂ければ幸いです。浅川梨奈(あさかわ・なな)(吉田 夏希 役)【コメント】長く続き愛されてきたシリーズに携わらせて頂くことができて光栄です。歴代いろいろな方が名を連ねているのを見ながらいつか私も出られたらいいな、と思っていたので出演が決まった時は本当に嬉しかったです。はじめての博多弁には苦労しましたが、本当に可愛くて生まれ変わるなら福岡出身の女の子になりたいと心から思いました。福岡の素敵な景色と共に純粋で真っ白な恋愛模様を楽しんでもらえたらと思います。山中柔太朗(やまなか・じゅうたろう)(悠の同級生:中島 翔 役)【コメント】素敵なキャストの皆様、スタッフの皆様、そして監督に恵まれて伸び伸びと翔として生きることができました。小林悠と吉田さんにどう関わっていくのかはもちろん、今回サッカーのシーンもあるのでそちらもぜひ見て頂きたいです!本当に実話なのかというくらい美しくて、でもキャストの皆さんの素敵すぎるお芝居でなぜかリアリティがあって。一緒にドキドキしてくださいー!柳美稀(やなぎ・みき)(悠の恋人:西村 美桜 役)【コメント】台本を読んでみて、綺麗な物語の裏にも悲しい物語があるのか…と思いました。美桜の気持ちを考えると心が辛く、本当に悲しくなって、撮影中、濱田龍臣くんに「本当に酷いね...」と言ってました…(笑)それぐらい美桜の気持ちに寄り添って、24歳のリアルな感情を意識して演じさせて頂きました。是非細かなところも見て、いろんな感情を抱きながら楽しんで頂けたら幸いです!岩田陽菜(いわた・ひな)(後藤 杏奈 役)【コメント】この度、後藤杏奈役で歴史ある作品に少しでも関われたことをとても嬉しく思います。ドラマを撮影することは初めての経験でとても緊張していましたが、福岡恋愛白書に出演させて頂けたことを本当に光栄に思います。今回は主人公と同じ大学に通うアイドルを演じさせて頂きました!普段もアイドルとして活動しているので、いつも通りに元気よく、かわいく演じることを意識しました。■スタッフ監督:島添亮音楽:New K(FUNLETTERS)脚本:藤沢桜 島添亮■放送タイトル:福岡恋愛白書17 おはようマドンナ放送日時:2022年3月18日(金)よる11時15分~深夜0時15分(60分番組)放送局 :九州朝日放送ネット局:長崎文化放送 鹿児島放送 同時ネット熊本朝日放送 2022年3月20日(日)深夜0時30分山口朝日放送 2022年3月20日(日)深夜0時45分大分朝日放送 2022年3月20日(日)深夜1時40分琉球朝日放送 2022年3月23日(水)深夜0時45分■場面写真別途ZipFileでお送りします。※本リリースに表示している全画像について、クレジットが必要です。(C)九州朝日放送 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月21日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。隆子(中村アン)の殉職という悲劇の展開となった前回でしたが、第4話では、仲間思いなチームが犯人逮捕に総力を尽くしました。しかし、今回またも衝撃のラストを迎え、ますます続きが気になる展開となった『DCU』。解決したかのように思えた隆子の事件は、今作最大のミステリーの序章に過ぎなかったのです。今回のコラムは第4話で浮かび上がった謎をまとめました。犯人、まさか領海まで泳いで来た?隆子を殺害した犯人、それは司法解剖を行っていた医師・真鍋(角田晃広)でした。しかし、彼はあくまで実行犯に過ぎません。彼は多額の報酬のためにテロリストからの命令に従っただけだと言うのです。そして捕まった真鍋の口から、犯行の手口が明らかになりました。ドラマの視聴者の間で話題になったのが「そもそもどうやって船まで辿り着いたのか?」です。ここに関して、ドラマ内では言及がありませんでした。隆子が殺されたのは領海を超えた陸からかなり遠い場所です。まさか解剖医の真鍋が泳いで行ったということは、ないでしょう(もしそうだったら超人ですが)。この状況で考えられるのは、手を貸した人物がいるのではないかということです。犯行を指示した人物は真鍋とコインロッカーでやりとりする距離ですから、もしかすると黒幕は意外と近くにいるのかもしれません。もしそれが、海保内部の人物だったらどうでしょう?そう仮定すると、真鍋は別の船に乗ることも可能です。ロペスを殺した犯人は?まだ解決していないのは、ロペスを殺害した人物です。真鍋が船に乗り込んだとき、すでにロペスは死亡していたと言っていました。やはりロペスを殺したのは『ブラックバタフライ』というテロリストの可能性が高いと思います。彼は何らかのミスを犯し、海保にも追われていたので、トカゲの尻尾切りに遭ったと言えるでしょう。では真鍋同様、ロペスを殺した人物はどうやって逃げたのか?犯人はずっと船に隠れていて、隆子が乗ってきた船で逃げたということは考えられないでしょうか。あえて隆子の船は映っていなかったようにも思えます。また考えられるのは、ロペスはもっと早い段階で殺害され、船に死体として乗せられていたということです。隆子が追っている最中、異様に船のスピードが遅かったのもこれだと納得がいきます。怪しい西野(高橋光臣)、その目的は?幸せなムードに包まれていた新名の結婚パーティーの合間、陰でコソコソと連絡を取っている西野がいました。その電話の相手は早川次長(春風亭昇太)です。西野は早川次長から何らかの指示を受けており、その報告の電話のようでした。そして、新名に恐ろしい眼差しを向けながら「実はもう次の手を考えてあります。」と次長に告げます。この『次の手』とは、一体なんなのか…。チームでは新名とよく衝突する西野。彼は少なからずDCUから新名を外したいと考えているのでしょう。隊長に相応しいのは自分と考えているのですから。前回、新名は隊長から外されたものの、上からの指示で今回再び捜査に関わることができました。この『次の手』というのは新名を退けるための一手かもしれません。しかし、隆子の件で仲間思いな一面も見せてくれた西野。彼が新名の敵であることは、できればあってほしくないというのが本音です。成合(吉川晃司)は生きていた?第4話、最も衝撃を受けたのはラストです。隆子の遺品であるスマホにはなんと、死んだはずの成合の写真が入っていました。『DCU』の初回で一部が明らかになった15年前の水難事件。これは、このドラマ最大のミステリーとなっています。成合は当時、殉職したはずでした。しかも新名の目の前で。亡くなったはずの人物が生きていた…。隆子は最期にこの事実を伝えたかったのでしょう。今まで隠れて生きていた理由、死んだことにされた理由、ここが最も気になるところです。隆子の写真はロペスのスマホを撮影したものでした。もし成合を撮ったのがロペスだとすれば、成合とロペスは繋がっていたことになります。やはり黒幕は内部に…?成合は黒幕の指示で、死んだことにされ、隠れて生きていたのかもしれません。あの水難事故は海保が関わった事件ですから、死亡を隠蔽できるのはやはり内部の人間ではないかと思います。隆子が残してくれたヒントを鍵に物語が一気に動き出しそうな予感。今回はドラマであえて描かれていない部分について考察してみました。ますます謎が深まる縦軸のストーリーに、これから要注目です!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月18日主演・波瑠、瀬戸康史、小日向文世の豪華キャストで贈るPrime Videoドラマ「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」が、3月18日(金)よりプライム会員向けに独占配信が決定。キャストからコメントが到着した。自分に自信が持てず、30歳で恋愛経験ゼロの図書館員である主人公・聡子は、優しく紳士的な涼介と出会い一瞬で恋に落ちる。自分を変えたいと願う毎日を過ごす中、聡子の前に、突如フランス文学「恋愛論」作者“スタンダール”だと名乗る男が現れる。恋に悩みすぎて目の前に妄想が現れたと驚く聡子だったが、どうやら害はないらしい。それどころか、涼介との恋を実らせるため恋愛のノウハウで聡子を導き、徐々に生まれ変わらせていくスタンダール!そして次第に接近する聡子と涼介。しかし、聡子には誰にも知られたくない、“ある過去の秘密”があり…。恋に臆病な図書館員の岡部聡子役を演じるのは波瑠さん。初めての恋に揺れる30歳の女性をリアルに等身大で演じている。また、聡子が出会う紳士的な男性・鈴木涼介役を演じるのは瀬戸さん、聡子の前に突如現れたフランスの作家・“スタンダール”役には小日向さん。瀬戸さんは、甘いルックスで、少し謎めいたところがある魅力的な青年を、そして小日向さんは、コミカルかつ愛らしい(?)唯一無二のスタンダール像を作り上げる。波瑠原作は、シリーズ累計部数450万部を記録する「夢をかなえるゾウ」水野敬也による著書「運命の恋をかなえるスタンダール」(文響社)。監督は、『こんな夜更けにバナナかよ』(18)を手掛け、昨年は『そして、バトンは渡された』『老後の資金がありません!』と観客に感動と笑いを届け、3作品続けて興収10億円超えのヒット。いま最も次回作が期待されている前田哲が務める。<主演・波瑠(岡部聡子役)コメント>劣等感やコンプレックスに苦しみながらも幸せになろうと頑張る聡子を演じて、私もたくさん勇気をもらいました。愛したり、愛されたりして人は成長するのだと思える心温まる物語です。観てくださった皆さんの、心のお守りになったらいいなと願ってます。<瀬戸康史(鈴木涼介役)コメント>変わりたい、このモヤモヤした状況からどうにか抜け出したい。人生で何度もこのような事にぶつかっては乗り越えてきました。この作品で僕が演じる涼介のテーマもこれでした。やはり、立ち止まっていては何も前に進まないですね。少しでもいいから勇気を持って行動に移すことで、たとえそれが失敗だったとしても何かが変わる。そう思います。現在のモヤモヤとした世の中...この作品が皆さんの中で何かが変わるきっかけになって、それが幸せのエネルギーとなって世の中に広がったら嬉しいです。<小日向文世(スタンダール役)コメント>お話の中でスタンダールが絡む相手は唯一、聡子さんだけでした。その聡子さんを演じる波瑠さんとは初めての共演でしたが、とても楽しく撮影に挑む事が出来ました。前田哲監督ともこの作品が初めてでしたが、かなり大胆な芝居を要求され台詞と闘いながらスタンダールを作りました。是非最終話まで観て頂きたいと思っております。<前田哲監督 コメント>このドラマの登場人物たちは、まるで「家族」のような関係です。容赦ない言葉を投げつけてしまうのに、すごく相手のことを気にかけていて、心配したり、迷惑をかけたり、自分の気持ちを差し置いて助けあったり…、相手を思いやるが故に、互いに傷つけたり、傷つけられたりしています。コロナ禍という状況の中、人と人との関係をこれほどまでに考えさせられた事はありません。だからこそ、登場人物たちのそれぞれの「思い」に、共感してもらえると思っています。また1話ごとに、いろんな「遊び」や「仕掛け」を組み込んであるので、楽しんで鑑賞してもらえたら嬉しいです。観れば観るほど心がすっきりする、心のデトックスを思う存分してもらいたい!と、切に願っています。<原作:水野敬也 コメント>序盤で爆笑し、ラスト、号泣しました。僕が号泣する隣で妻も号泣していました。全・水野家が泣きました。最初に脚本を読んだときは面白すぎて嫉妬していたのですが、実際の映像を観るとそんな感情すら抱けないくらい素晴らしかったです。キャストの皆様、制作スタッフの皆様、本当に本当にありがとうございました。まだ観てない人は2話の最後まで見てください。次に気づいたとき、最終話を観ながら号泣しているはずです。「恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~」は3月18日(金)よりPrime Videoにて配信(10話一挙配信)。(text:cinemacafe.net)
2022年02月15日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。事件の重要な証拠品をロドリゴ・サンチェスによって奪われたところから始まった『DCU』第3話。今日こそ事件解決に導かれるかと思いきや、予想もしなかった衝撃の結末に視聴者は唖然。DCU唯一の華、隆子(中村アン)のまさかの退場。「まだ3話目ですが!?」と、そのショックを大きくさせたのは、隆子の人物像を作り上げた数々の伏線にありました。歳の差の恋を予感させた中村アン&横浜流星職場の先輩・後輩であり、水難事故で殉職した成合の妹であった隆子と、その事件に関わっている瀬能(横浜流星)の関係は、他より少し特別なものだったのかもしれません。「自分のせいで成合・兄(吉川晃司)は命を落としてしまった」そう責任を感じていた瀬能は、成合の妹である隆子に申し訳ない想いを打ち明けていました。しかし、「そんな責任を感じる必要はない」と笑顔で瀬能を励ます隆子。彼女の人としての優しさに瀬能はさぞかし救われたことでしょう。これをきっかけに二人の距離は縮まります。サンチェスの件で捜査から外された隆子を、やたら気にかける瀬能。二人きりの職場で笑い合い、彼女に差し入れを持って行く場面は、緊迫するドラマで唯一、頬が緩む瞬間でした。ちなみに劇中だけでなく、番組の公式SNSにも中村アンと横浜流星の仲睦まじい2ショットが掲載されており、二人の関係にドキドキした方もきっと少なくないでしょう。この急激に発展した関係と見事な演出は、完全なる『死亡フラグ』だったのです。瀬能に死体を発見させた『鬼脚本』サンチェスを逃した隆子は、責任を感じ、挽回しようと必死でした。もともと隊長・新名(阿部寛)に恩返しがしたいと言っていた彼女ですから、自分が足を引っ張ってしまったことに、ひどく負い目を感じていたのかもしれません。捜査を外されてもなお、上司の命令を無視し、空回りする始末。そしてその暴走はついに度を超えてしまいました。そこまでするのかと驚かされたのは領海侵犯。危険だとわかりきっている敵陣の船に丸腰で乗り込む。どれも絶対にアウトです。案の定、隆子は何者かによって殺害されてしまいました。さらにむごいのはここからです。船に乗り込み、彼女を最初に発見したのは、瀬能。途端に目から涙が溢れ、パニックに陥る横浜流星の演技が緊迫した状況に拍車をかけます。これまで二人の微笑ましいシーンを見せられてきた成れの果てがこれです。他の隊員ではなく、何故よりによって瀬能に…。正直やられたと思いました。二人の距離が縮まる様子を見ていたからこそ、あまりに残酷すぎる伏線回収。第2話から少しずつ作り上げられた私たちの淡い期待は見事に裏切られました。あの『匂わせ』がこんな形で回収されるなんて、容赦なさすぎる脚本。こちらも瀬能に感情移入してしまっていたため、かなりのダメージを受けることになりました。それと同時に日曜劇場の視聴者には、過去のあるトラウマが蘇ります。日曜劇場のトラウマは『TOKYO MER』にあり日曜劇場では、過去にも『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年放送)にて主人公・喜多見(鈴木亮平)が最愛の妹・涼香(佐藤栞里)を突然の爆破テロで亡くすという異例の展開で視聴者に衝撃をあたえました。愛されキャラである涼香のまさかの退場に、視聴者は放心状態。妹の死を目の当たりにした鈴木亮平の泣きじゃくる演技がさらに涙を誘いました。あまりにむごく、メンタルをえぐるそのシナリオは「鬼脚本」と言われ、SNSでも悲しみにくれる視聴者が続出。この鬼脚本によってもたらされる視聴者への心のダメージは計り知れません。ましてや多くの人が明日から仕事始めである日曜日の夜に、こんな壮絶な展開を作り上げる制作陣の方々、お願いなので手加減してください…ほんの少しでいいので…!しかも『TOKYO MER』はまだしも『DCU』はまだ3話目です。このペースで行くと、その他の隊員まで殉職してしまうのではないか?むしろ生き残るのは誰?といったデスレースになるかもしれません。ましてやテロリストまで絡んできましたから、ただのミステリーでは収まらないでしょう。感情でぶつかり合う男同士の職場で、良い仕切り役だった隆子の死により、DCUはどう変化するのか。責任をとる形でDCU隊長から外されることになった新名。『DCU』はこれからまだまだ怒涛の展開が待ち受けていそうです!DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年02月05日実力ある顔ぶれが主演にそろった冬ドラマ。何を見たらいいの?という疑問に、本誌ドラマウオッチャーたちがお答えします!題して、「ドラマ大好き本誌女性記者による女性のための2022冬ドラマ座談会」。考察はかどる謎解きドラマが豊作ですーー!■強烈主人公が真実に迫る!20代編集K(以下、K):今年の冬ドラマは『DCU』(TBS系・日曜21時〜)が2話までの平均視聴率15%超と好発進です。30代記者S(以下、S):『DCU』は、海上保安庁でも水中事件や事故を捜査するチームの話。刑事モノの面白さと、海を潜るシーンのスケール感があって見応えあります。40代記者H(以下、H):阿部寛演じる隊長の不敵な感じは期待どおり。横浜流星の抜群の身体能力が生かされる作品がついに来た!って感じ。S:いい感じで着替えのシーンがあるのもうれしい(笑)。K:吉川晃司を殉職させたのは阿部寛なのか?という謎があるし、ミステリー要素もありますよね。S:視聴率2桁をキープ中の『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系・月曜21時〜)や『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系・月曜22時〜)など、今期はミステリー作品が多いですよ。『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』(フジテレビ系・木曜22時〜)の黒木華にも隠された秘密がありそう。K:『ミステリと言う勿れ』は原作の漫画を読んでいたんですよ。菅田将暉の、役が憑依したかのような演技はさすがだなあと思いました。H:伊藤沙莉は、ふだんの押しの強いキャラクターと違ってかわいらしい。脇役も盤石な感じがするね。S:永山瑛太が出てきたとき、彼だと全く気付かなくて(笑)。今後、物語のキーマンになると思うんですけど、菅田将暉との演技合戦が楽しみ。K:今期は特に、クセの強い主人公が真実に迫る!みたいな作品が多い気がします。『ドクターホワイト』の浜辺美波は、医療知識以外の記憶を失ったという役どころ。首をかしげる仕草とかロボットっぽくて、かわいいですよね。S:非現実的な感じがマッチしてますよね。浜辺美波の演技に説得力があるから不思議と納得しちゃう(笑)。K:私は、浜辺美波に優しい柄本佑にキュンとしました。自販機の前にいる彼女に、「好きなものを買ってあげるよ」って言うところとか!H:『ゴシップ』は伏線回収の面白さがあるね。黒木華のニュースサイト編集長役はクセが強くて、頭の回転の速い変人っていう意味では菅田将暉と2強だね(笑)。K:黒木華って、クセのある役がやっぱり上手ですよね。彼女が「見つけた」って言うときの表情の変わり方とかすごく好きです。S:私は、安藤政信がすごく気になっているんですよ。彼の存在自体がミステリーだし、安藤政信がやるからには、絶対いい人のままでは終わらないはずだ!と思って(笑)。■ラブストーリー好きには演技派ぞろいのこの2作!K:恋愛ドラマは少ないですけど、『ファイトソング』(TBS系・火曜22時〜)はどうですか?S:恋愛初心者の清原果耶と間宮祥太朗が頑張っている感じがほんわかしていていいなあって思って。清原果耶の、泣くシーンも美しかった!H:菊池風磨も、チャラいけど一途な感じがハマってる。K:私、間宮祥太朗が、歌がうまくてビックリしました。あの歌を彼が歌ってるって気付くまでしばらくかかったくらい(笑)。S:暗さはあるけど、その控えめな感じがカッコいい。4月に主演ドラマも決まったし、間宮祥太朗、今年ブレークするんじゃないかなあ。H:ラブストーリーといっては変化球だけど、『妻、小学生になる。』(TBS系・金曜22時〜)の10歳の少女と50代のおじさんとの愛情いっぱいの物語も注目よ。K:堤真一の、妻が生きているときの若々しい感じと、妻が亡くなった後の落ちぶれた感じの演じ分けがすごいですよね(笑)。H:生まれ変わった妻を演じる、毎田暖乃ちゃんの演技が素晴らしいんだから!堤真一を叱咤する姿も、違和感なく見られる。■“家族ドラマ”は丁寧な脚本に目が離せない!K:ファミリードラマも良作ぞろいですね。『となりのチカラ』(テレビ朝日系・木曜21時〜)の、優柔不断な父親役の松本潤は、新境地を開いた感があります。S:ああいうダメ男を演じるのは、すごく挑戦的だし新鮮ですよね。しっかり者の妻を演じる上戸彩との掛け合いもいい。K:遊川和彦の脚本だから絶対面白くなるんだろうなあって。1話だけでもたくさん謎がちりばめられていたので、これからそれがどう絡み合っていくのか楽しみです。S:また、『恋せぬふたり』(NHK・月曜22時45分〜)は、新しい形の“家族ドラマ”ですね。H:私、「アロマンティック」(他者に恋愛感情を持たない人)と「アセクシュアル」(他者に性的感情を抱かない人)というセクシュアリティがあること自体、今回初めて知りました。K:岸井ゆきのと高橋一生が、恋愛感情抜きに支え合って“家族”として生活を営んでいこうとする過程がとても丁寧に描かれているんですよね。人と人はなぜ生活を共にするかみたいなところに共感ができて、胸に刺さりました。S:2人の演技も安定感あります。主演が演技派ぞろいの今期は、腰を据えて見たい作品が充実してますね。■各記者のBEST320代編集K:1位『DCU』/2位『恋せぬふたり』/3位『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』30代記者S:1位『ミステリと言う勿れ』/2位『ファイトソング』/3位『DCU』40代記者H:1位『妻、小学生になる。』/2位『DCU』/3位『ミステリと言う勿れ』
2022年02月05日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。「この人、悪い人じゃないな」と、一緒にいてそう思わされる相手っていませんか?言動に気遣いがある人、どことなく雰囲気が良い人、周囲からの信頼が厚い人。無意識に入ってくる情報で人への印象が決まることがあります。新名(阿部寛)を見ていると、そのような人に出会った時と同じような感覚に陥りました。15年前の事故の真相を巡り、激突した前回でしたが、第2話では、新名の様々な一面を目の当たりにした瀬能陽生(横浜流星)の表情に注目します。瀬能の心を動かす新名の人間性瀬能は事故の記憶が蘇り、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、水に入ると当時の記憶がフラッシュバックし、恐怖で身動きが取れなくなります。早くもそれに気付いた新名は、焦る瀬能に自分も同じ過去があったことを告白。瀬能のダイバー生命が絶たれることがないよう、彼を潜水業務から外します。新名が水を恐れたのは15年前の事件の後でした。これは彼にとってあの日が『トラウマ』であることを示しています。やはり事件の黒幕ではないのか?そう思わされる一言に瀬能もかなり驚いた表情でした。また、成合隆子(中村アン)との会話で、瀬能はまたしも新名への厚い信頼を目の当たりにします。隆子は亡くなった兄が作りたかった組織『DCU』を実現してくれた新名に恩返しがしたいと語りました。自身の複雑な心境とは対照的な隆子。スパイ(悪者)かもしれないと思っている相手に、ここまで尽くそうとしている人もいる。瀬能のその表情には葛藤が感じられました。第2話では、海で発見された変死体の犯行現場や遺留品を探すことになります。捜査の中で、私たちは『DCU』のスペックの高さに驚かされました。潜水の技術だけでも長けているのに、刑事としての勘や捜査能力、海流・海洋生物の豊富な知識まで持ち合わせているのです。今回の漁師殺害事件の共犯者は警察関係者でした。逮捕後、瀬能は新名に、いつから刑事の怪しさに気付いていたのか問います。それは死亡推定日を7~10日だと伝えた冒頭部分の時でした。サンチェスの供述で7日前まで被害者は生きていたとわかっているはず。なのに刑事はあえて日数を濁したのです。初見でそれに気付いた新名の洞察力を、瀬能も認めたことでしょう。日曜劇場では、よく巨大な組織との対立があります。そして裏切り者は内部にいたりもします。現時点でまだ動きはないものの、15年前の真相に近づくに連れ、海上保安庁や警察内部にきっと黒幕が浮かび上がってくるでしょう。身内であろうと疑う。今回の事件で、新名の「先入観にとらわれず、真実を見つけ出す力」を知ることができました。瀬能は、これらを通して前回の衝突から少しだけ新名を見る目が変わったように思えます。絶妙に変化する心情を、横浜流星は1時間強のドラマの中で見事に演じて魅せました。『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)、『あなたの番です』(日本テレビ系)、『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)、『着飾る恋には理由があって』(TBS系)等、これまで数々のヒット作に出演している彼ですが、『DCU』でもその存在感は抜群です。新名・瀬能バディの衝突は私たちの不安を煽りましたが、お守りを渡し、自信がなかった森田七雄(岡崎体育)に活躍の場を与えるなど、今回、視聴者も感じたであろう新名に対する「この人、悪い人じゃないな」という感覚はおそらく間違いではないでしょう。瀬能のモヤモヤがなくなる日も近いのではないかと思います。伏線を見逃さない!サスペンスドラマの見方事件は解決したかのように思えたラストで衝撃の展開が待っていました。それは釈放されたサンチェスが事件の証拠品であるスマートフォンを持って逃亡したのです。彼はなぜ逃げたのか?殺害された漁師・島田への想いや外国人としての偏見に苦しむサンチェスに終盤は視聴者も同情してしまう程でしたが、見事に裏切られました。おそらく関わっているのは、サンチェスの病室にいた外国人女性でしょう。捜査の段階で島田のスマートフォンには、密漁業者の写真が入っていると言っていました。外国人女性は何らかの形で密漁に関わっており、その証拠が警察に渡るのをサンチェスは恐れたのではないかと思います。第2話もさまざまな伏線が散りばめられていました。サスペンスドラマを楽しむ要素は、伏線を見つけることも一つです。登場人物の何気ない行動や言葉に何かヒントが隠れています。このシーン必要ある?そんな場面が後に回収されたりするのです。また、瀬能と隆子の他愛もない会話からも、どこか恋愛に発展しそうな雰囲気は視聴者に淡い期待を持たせます。巧妙な物語の作りを見ながら、3話以降もぜひ『DCU』を楽しんでみてください。DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年01月29日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年1月スタートのテレビドラマ『DCU』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。水をテーマにしたドラマはこれまでにもありました。パッと思い浮かぶのは、かの有名な『海猿』。海上保安庁の潜水士が題材となったレスキューものです。しかし、TBS系で2022年1月から放送を開始した『DCU』と『海猿』が決定的に異なる点。それは、本作が水中の事件や事故を捜査する、水中を舞台としたサスペンスドラマだということ。これは、今まで数多くのドラマを見てきたであろう視聴者に「まだ未踏のジャンルがあったのか…!」と衝撃を走らせました。さらに映像を見ればその凄さがわかるはず。TBSがハリウッドの大手制作プロダクションと共同制作し、海外展開も見据えた気合いの入りようです。『DCU』とは、『Deep Crime Unit』の略称で、海に限らず河川や湖など、あらゆる水中の捜査に特化したスペシャリスト集団を指します。水中事件の予想もできないトリックに今からワクワクが止まりません!ダークヒーローな阿部寛と忠犬のような横浜流星日曜劇場の主人公と言えば、信念を持ち、仲間を鼓舞しながら、熱く弁論する姿をイメージさせられますが、本作の主人公、阿部寛演じる新名正義(にいな・まさよし)は「目的を達成するためなら手段は選ばない」と傲慢な態度で、時に警察やチーム仲間との対立も辞さない姿勢が印象的です。そして、そんなワンマンタイプの新名を慕うのが、横浜流星演じる瀬能陽生(せのう・はるき)。彼が新名を慕うのには、特別な理由がありました。15年前、瀬能は水難事故で新名に命を救われたのです。命の恩人である新名の背中を追い、海上保安庁(以下、海保)に入り、キラキラした目で業務を全うする瀬能。新名を慕うその様子は、生き生きとし誠実で、過去に悲惨な事故に遭ったとは微塵も思わせない姿でした。瀬能は、海保でもエリートと言われる副隊長・西野(高橋光臣)ですら、おじけずいてしまう危険な水深120メートルの捜査にも率先して手を挙げるほど。「俺が行きます!俺に行かせてください!」こんな頼もしい部下がいてくれたら…そう思わされるほどの、威勢の良さでした。冒頭の15年前と瀬能の記憶の異なる点記念すべき初回は、群馬県のダムが舞台となり、25分拡大スペシャルな上に、目まぐるしい展開と随所に散りばめられた伏線に、終始、目が離せない回となりました。海外逃亡を図ろうとする犯人を、離陸寸前で逮捕するまでの一連の流れは手に汗握るものでした。さらに、このドラマには縦軸となる最大のストーリーが存在します。それは、15年前の水難事故を巡る謎。番組冒頭で流れたのは、新名は海上で幼い瀬能を救い、成合(なりあい)と呼ばれる男と、ある鍵を巡って争うシーン。この『ある鍵』というのは、瀬能の父が残したものでした。「そうか、お前がスパイだったのか」荒波の中、新名は成合に、間違いなくこう言い放ちました。その瞬間、船のコードが足に絡まり、成合は新名の助けも虚しく、暗い海の底へと沈んで行くのです。ここまでが冒頭のシーンでした。当時、幼かった瀬能は事故の記憶がありません。それなのにラストの思いがけないタイミングで、すべての記憶が蘇ります。曖昧だった景色が、少しずつ鮮明になり、その輪郭がはっきりとした瞬間、瀬能は全てを悟りました。しかし、その記憶はなんと、冒頭のシーンと真逆の構造になっていたのです。記憶の中で彼を救助してくれた相手は、驚くことに新名ではなく成合にすり替わっていました。「まさか、お前がスパイだったのか!」という意味深な台詞も、成合から新名に向けて放たれるものとなっています。新名がスパイ…?なぜこのように記憶が改ざんされてしまったのか、おそらく鮮明に見えて、瀬能の記憶はまだ曖昧なのかもしれません。15年間、自分の思い込んでいた事実が間違いだったと気付いた瀬能は、命の恩人だった新名に突然、牙を剥きます。自分にとってヒーローのような存在だった相手に裏切られ、ショックが大きいのは当然です。それと同時に父親の形見を奪い、成合を海に沈めた新名を『裏切り者(スパイ)』であると考えた彼は、怒りの感情で震えていました。これまでキラキラとしていた瀬能の瞳は一変し、もの凄い形相で新名を睨みつけ、声を荒げます。このときの横浜流星の一瞬にしてドラマの空気を変えてしまう演技には、思わず息を忘れて見入ってしまう程でした。1話はここで終了します。本編も濃い内容だったうえに、これ以上ない掴み。その他キャストも、クセはあるが頼れる刑事・清水健治(山崎育三郎)や男気あふれる成合隆子(中村アン)など個性的なキャラクターが勢揃いです!瀬能の記憶と、15年前の事故の真相は一体何なのか。「真実は必ず水の中にある」という、このドラマの名言通り、最大のミステリーはこれからDCUとともに徐々に明らかになっていくのでしょう。DCU/TBS系で毎週日曜・夜10時~放送ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2022年01月22日松本まりか×鈴木おさむのタッグにより、“最低で、最高のクリスマス”を共にした男たちとの恋愛ドラマを作り上げる「松本まりかクリスマス24時間生テレビ ~24時間で恋愛ドラマは完成できるのか!?~」。この度、本作に板垣瑞生、尾上松也、小池徹平、田中圭、野村周平が出演することが決定した。同番組は、24時間で恋愛ドラマ制作にチャレンジする特別番組。ドラマ撮影の様子を生放送で密着するほか、普段の素顔も覗くことができる。今回発表された男性キャスト5名が演じるのは、松本さん演じる赤井雪が、過去15年間のクリスマスを共に過ごした人物。板垣さんは、雪が33歳のときに一緒にクリスマスを過ごした理想的な彼氏。松也さんは、雪が31歳のときの彼氏で、浮気相手とクリスマスを過ごそうとする柳田羊太。小池さんは、雪の元婚約者・花宮誠司。田中さんは、雪の学生時代からの友人で、25歳のときから流れでクリスマスを一緒に過ごす修平。野村さんは、クリスマス・イヴに雪とオフィスに閉じ込められてしまう会社の後輩・遠藤悠斗を演じる。これまで雪は、男性たちとどんなクリスマスを過ごしていたのか?思いもよらない結末や、キュンとする結末など、ラストが気になってしまうクリスマスの恋愛ドラマを配信予定。ほかにも、MEGUMI、松井愛莉らも出演し、物語に彩りを加える。「松本まりかクリスマス24時間生テレビ ~24時間で恋愛ドラマは完成できるのか!?~」は12月24日(金)21時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年12月20日女優・松本まりかが、24時間で恋愛ドラマ制作にチャレンジするABEMAオリジナル特別番組「松本まりかクリスマス24時間生テレビ ~24時間で恋愛ドラマは完成できるのか!?~」の配信が決定した。同番組では、ドラマ撮影密着のほか、合間には松本さんと関係の深い人たちとの特別企画も実施。松本さんの女優としての一面から普段の素顔まで、余すところなく楽しめる番組となっている。そして、番組内で撮影する恋愛ドラマは、松本さんが赤井雪という女性に扮し、「赤井雪と6人の男たちとのクリスマス」をテーマに、彼女と6人の男性たちによる約15年間におよぶ恋愛模様を追いかけるストーリー。時間内にドラマを撮りきり、番組の最後に完成したドラマを配信する。番組の企画・演出は鈴木おさむ。恋愛ドラマパートは、鈴木さんと共に、「大豆田とわ子と三人の元夫」の演出に加わった池田千尋のほか、今泉力哉、小林勇貴、ふくだももこらが参加。番組クリエイティブはアーティストの清川あさみが担当することも決定。今回の企画に「無茶だ!出来るわけない!!」と一度断ったと明かす松本さんは、「おさむさんからの力強い魔法の言葉を私は信じてみたくなったのです」と挑む決意をしたそう。また「きっと人生で最も過酷なクリスマスになるでしょう。24時間生放送でドラマを撮り続ける。撮っていく過程もNGもハプニングもメイク直しもあられもない姿も、その裏側も全てを見せるという俳優、いや、女優としてあるまじき前代未聞感。一生に一度の挑戦です。腹をくくって挑みます」と意気込み、「こんなクリスマスを過ごせる私は幸せ者です。素晴らしいスタッフさんと規格外の企画はおさむさんからいただいた人生最高のクリスマスプレゼントになりそうです」とコメントしている。そして鈴木さんは「クリスマスイブからクリスマスの日に、こんなことに挑む女優さんとたくさんの大人たちの奮闘ぶりを楽しんでください!」とメッセージを寄せた。▼あらすじ赤井雪(松本まりか)は、東京のホテルの一室で23歳からのクリスマスを過ごした男たちを思い出している。 クリスマスの数だけ思い出がある。最高のクリスマスがあれば、最低のクリスマスもある。 有名俳優との脆くて儚い恋愛のつらさ、幼なじみとのすれ違いの恋、浮気されて暴れまわったこと、永続的に続くと思っていたが突如消えた恋もある。女友達と過ごしたクリスマスやレンタル彼氏に頼ったクリスマスも…。最高のクリスマスと言っても、結局、幸せな結末に至っていないので悲しい思い出である。赤井雪にとってのサンタクロースは現れるのだろうか。そんな赤井雪の約15年におよぶ “最低であり、最高のクリスマス”が今年、ついに結末が出る――。「松本まりかクリスマス24時間生テレビ ~24時間で恋愛ドラマは完成できるのか!?~」は12月24日(金)21時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年12月15日女優の松本まりかが24時間で恋愛ドラマ制作にチャレンジするABEMA特別番組『松本まりかクリスマス24時間生テレビ ~24時間で恋愛ドラマは完成できるのか!?~』(以下、『松本まりか24時間生テレビ』)が24日21時より24時間生配信されることが15日、発表された。番組では、ドラマ撮影密着のほか、合間には松本と関係の深い人たちとの特別企画も実施し、松本さんの女優としての一面から普段の素顔まで、余すところなく堪能できる。番組内で撮影する恋愛ドラマは、松本が赤井雪(あかい・ゆき)というひとりの女性に扮し、「赤井雪と6人の男たちとのクリスマス」をテーマに、彼女と6人の男性たちによる約15年間におよぶ恋愛模様を追いかけるストーリー。24時間以内に恋愛ドラマをすべて撮りきり、番組の最後に完成したドラマを届ける。同番組の企画・演出には、『M 愛すべき人がいて』や『奪い愛、冬』など数々の話題ドラマを手掛ける鈴木おさむ氏が務めるほか、恋愛ドラマパートには、鈴木おさむ氏とともに、ドラマ『大豆田とわ子と3人の元夫』の演出を務めた池田千尋氏ほか、今泉力哉氏、小林勇貴氏、ふくだももこ氏らが参加し、一夜限りのオリジナルドラマを盛り上げる。また、同番組のクリエイティブはアーティストの清川あさみ氏が務める。今回、自身初となる24時間生配信への挑戦に際し、松本は「きっと人生で最も過酷なクリスマスになるでしょう」と当日を予想しつつも、「一生に一度の挑戦です。腹をくくって挑みます」と覚悟が見えるコメントと共に「素晴らしいスタッフさんと規格外の企画は、おさむさんからいただいた人生最高のクリスマスプレゼントになりそうです」と期待。また、鈴木氏は「クリスマスイブからクリスマスの日に、こんなことに挑む女優さんとたくさんの大人たちの奮闘ぶりを楽しんでください!」と呼びかけている。○■松本まりかコメント無茶だ!出来るわけない!!こんな贅沢な企画を前に、あろうことか、初めてお話いただいた時に一度お断りをさせていただいたお仕事です。自分の名前のついた冠番組。クリスマスに24時間生放送。桁違いの予算。数百人のスタッフさんがこの1日のために動く労力。関わる全ての方のクリスマスをいただくわけです。なんという罪深さ!全てにおいて予想外、規格外。…だったわけですが、おさむさんからの力強い魔法の言葉を私は信じてみたくなったのです。田中圭くんの24時間テレビから3年。スタッフさんは口を揃えて、大変すぎて2度目はやれない、やりたくないと言います。でもまた動き出しているのはその時間が苦しさ以上に素晴らしい体験になったのだからだと思います。重圧が重くのしかかります。なんという大そうな仕事をお引き受けしたのだろう。きっと人生で最も過酷なクリスマスになるでしょう。24時間生放送でドラマを撮り続ける。撮っていく過程もNGもハプニングもメイク直しもあられもない姿も、その裏側も全てを見せるという俳優、いや、女優としてあるまじき前代未聞感。一生に一度の挑戦です。腹をくくって挑みます。そしてこの特別な日を共に過ごす数百人のスタッフさん、池田千尋監督、今泉力哉監督、小林勇貴監督、ふくだももこ監督が、こんなにもこの企画に尽力してくださっているのがひしひしと伝わる感動の毎日です。こんなクリスマスを過ごせる私は幸せ者です。素晴らしいスタッフさんと規格外の企画はおさむさんからいただいた人生最高のクリスマスプレゼントになりそうです。○■鈴木おさむコメント田中圭24時間テレビから3年。今度は松本まりかで24時間でドラマ作り!今度こそ時間内に完成するのかな?クリスマスイブからクリスマスの日に、こんなことに挑む女優さんとたくさんの大人たちの奮闘ぶりを楽しんでください!最後に幸せの鐘は鳴るのだろうか?
2021年12月15日2021年10月から毎週金曜に放送されているテレビドラマ『最愛』(TBS系)。スリリングで衝撃的な展開の連続に、ネット上では考察が盛り上がっています。grapeでも、Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さんがコラムを連載中。独自の視点からの考察に反響が上がっています。過去の『最愛』ドラマコラムはコチラから同月29日に第3話を迎える『最愛』。このドラマは、殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央(吉高由里子さん)と、彼女を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平さん)、彼女を支える弁護士・加瀬賢一郎(井浦新さん)の3人を中心に、15年前のとある失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリーです。放送終了後は、毎回Twitterのトレンドワードに入るほど人気を見せる『最愛』ですが、スペシャル座談会の配信が決定!同日21時30分~、お笑いコンビ『フルーツポンチ』の村上健志さんと、同じくお笑いコンビ『3時のヒロイン』のかなでさんが、TBSの公式YouTubeチャンネルで『最愛』について語るスペシャル座談会が配信されます。2人がこれまでの『最愛』を分かりやすく紹介し、さらに考察も展開するのだとか。また、第3話の放送終了後の同日22時54分から、ドラマ好きには嬉しい企画を実施します。Twitterで『#最愛ドラマ』のハッシュタグを付けてドラマに関する疑問を投稿すると、本作のプロデューサーである新井順子さんが返信してくれるかもしれません!返信は同日23時30分まで行われるといいます。『最愛』第3話の放送、そして2人の考察を含むスペシャル座談会が楽しみですね!【『最愛』第3話あらすじ】大輝(松下洸平さん)から「友達として話をしたい」と言われた梨央(吉高由里子さん)は、近所の馴染みの鉄板焼き店へ。ぎこちないながらも昔のような空気が2人の間に流れ、梨央は事件当夜に昭(酒向芳さん)に会ったことや、遺留品のお守りに見覚えがあることを打ち明ける。署に戻った大輝は、梨央の足取りを付近の防犯カメラで確認。彼女の話に矛盾はなく、相棒の桑田(佐久間由衣さん)も梨央は犯人ではないと感じるが、同時にどこか煮え切らない大輝の態度がひっかかる。そんな折、『真田ウェルネス』に一通の脅迫メールが届く。後藤(及川光博さん)は事業説明会の中止を進言するが、新薬開発をなんとしても成功させたい梨央は「中止はしない」と断言。説明会がアナリストやメディアに評価されて新薬が承認されれば、自分の前から突然姿を消した弟の優が戻ってきてくれるかもしれないという思いもあった。物々しい警備体制のなか、事業説明会が始まる…。[文・構成/grape編集部]
2021年10月29日昨年、視聴者を巻き込み“考察合戦”を白熱させた「あなたの番です」の制作スタッフが再び仕掛けるノンストップ考察ミステリーや、ドラマ「リバース」のスタッフが再結集したサスペンスラブストーリー、テレビ朝日×ABEMA共同制作による地上波初の禁断のホラーなど、この秋、完全オリジナルのサスペンスやホラードラマが目白押し。恐怖の根源は何なのか、真実は一体どこにあるのか、眠れない夜にオススメの作品をピックアップした。西島秀俊のかつてない姿が見られる!?「真犯人フラグ」企画・原案は秋元康、「あなたの番です」スタッフが新たに贈る、“2クール”半年間のノンストップ考察ミステリー。西島秀俊を主演、宮沢りえ、芳根京子、佐野勇斗、田中哲司、桜井ユキ、生駒里奈、柄本時生ら各世代のクセ者キャストたちが集結。ある日突然、妻(宮沢さん)と2人の子どもが失踪した主人公・相良凌介(西島さん)は、当初の“悲劇の夫”から一転、SNSをきっかけに「家庭崩壊」「DV夫」「サイコパス説」などあらぬ噂が立ち、“疑惑の夫”へ。社会的に追い詰められながらも真実に迫っていく。部下の二宮瑞穂(芳根さん)、週刊誌編集長の河村俊夫(田中さん)、YouTuber・ぷろびん/徳竹肇(柄本さん)ら劇中の登場人物たちと一緒に考察合戦に参加してみてほしい。■日曜ドラマ「真犯人フラグ」は毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送中。吉高由里子×松下洸平×井浦新のラブサスペンス「最愛」吉高由里子が演じる殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央と、初恋の人でありながら彼女を追う刑事(松下洸平)、彼女を支える法務部の弁護士(井浦新)の3人を中心に、15年前の失踪事件から現在の連続殺人事件へと繋がる謎に迫る、完全オリジナルドラマ。大ヒット作「アンナチュラル」「MIU404」などのプロデューサー・新井順子と演出・塚原あゆ子、そして2人と2017年の「リバース」でタッグを組んだ奥寺佐渡子と清水友佳子が脚本、主題歌は宇多田ヒカルと“ハズレなし”の要素ばかり。物語と宇多田さんによる主題歌「君に夢中」がシンクロし、心に響く瞬間は見逃せない。■金曜ドラマ「最愛」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。言葉が現実に!女性限定アパートで起こる恐怖…西野七瀬主演「言霊荘」テレビ朝日×ABEMA共同制作で贈る本作は、とある女性限定アパートで放った言葉が現実となり、“言霊”という“人ならざる者”に住人たちが次々と苛まれていく、かつてないホラードラマ。西野七瀬が演じる主人公・コトハの周りでは“言霊”によって奇怪な出来事が次々に起こり、コトハと自称・霊能者の中目零至(永山絢斗)、作詞家の阿木紗香(三吉彩花)、議員私設秘書・丸山栞(中村ゆりか)、フリーアナウンサー・小宮山綾子(堀田真由)、医師・菊川麻美(森田望智)、小学校教師・林原早紀(石井杏奈)、編集者・渡邊瞳(内田理央)が恐怖に巻き込まれていく。なお、ABEMAではドラマ本編とは別視点で、住人女性たちに毎回フォーカスを当てたオリジナルドラマ「ある視点~もう一つの言霊荘~」が独占配信されている。西野さんが「地上波ドラマのエピソードとエピソードの間をつなぐストーリーで、ドラマと2層になってより楽しめる」と語っていたが、確実に本編よりも恐ろしい。■土曜ナイトドラマ「言霊荘」は毎週土曜23時~テレビ朝日系24局にて放送、毎週日曜21時~ABEMA SPECIALチャンネルにて配信中。■「ある視点もう一つの言霊荘」は地上波放送終了後からABEMAにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年10月22日ドラマをこよなく愛する作家・柚木麻子さん。毎クール、注目ドラマをピックアップし、鋭い考察を加えて魅力を深読みします。オードリー・ヘップバーンから小芝風花まで。残念な女子の描き方にも時代の変化が…?“ダサい”設定のヒロインを小芝風花が丁寧に好演。『彼女はキレイだった』(以下かのキレ)は昔はみんなの憧れのまとだったが、今ではすっかり冴えなくなったヒロインを小芝風花が好演した。本家の韓国ドラマに忠実にふわふわヘアーにしてはいるが、髪型ふくめ冴えない要素はとくに見当たらない。しかし、小芝は実写版『魔女の宅急便』を受けて立った演技力で「この人は冴えないってことになってんだなあ」と視聴者に呑み込ませることに成功している。常にテンパっていて、人から舐められそうな律儀さを醸し出しているのだ。五話では髪はストレートに、メイクやファッションも「大変身」を遂げた。単に「CANMAKE」の小芝風花に戻っただけであるが、成長していく描写を丁寧に積み重ねていたので、視聴者も素直に拍手を送るだろう。あと、特筆すべきは「ダサい」とからかわれるものの、容姿そのものに関する言及は巧妙に避けられている。残念なのはあくまでも「センスがない」という理由付けがされているところに時代性を感じる。この潮流は『プラダを着た悪魔』(‘06年公開)からか。香里奈が変身を遂げる日本版『プラダ』こと『リアル・クローズ』(‘09)でも、上司の黒木瞳が批判したのは彼女の容姿ではなくセンスである。『かのキレ』の舞台もまた、センスが重要視されるファッション誌だ。今回は「冴えないということになっている」設定の歴史を振り返ってみたいと思うが、オードリー・ヘップバーンぬきに語れないだろう。シンデレラストーリーを得意とするオードリーは最初「冴えない」女子として登場することが多い。もちろん地味といわれる服装さえスタイリッシュに着こなしているのだが、観客はスクリーンの世界を楽しみたいあまり「このオードリーは冴えないということになっているんだなあ」と呑み込んできた。しかし、映画が唯一の娯楽ではなくなるにつれ、製作陣のリアリティへの甘えがちょっとでも見えるなり、観客はそっぽを向くようになった。近年のハリウッドでは様々な人種、容姿、体型、年齢の俳優を積極的に主役にし、社会問題にも向き合いながら、ラブコメルールを日々アップデートし続けている。しかし、見る目が養われつつあるのは、日本ドラマの視聴者だって同じなのだ。なにしろ、『ひと夏のプロポーズ』(‘96)の頃は、あの坂井真紀が「ブ」と罵倒されていたのだから。記号的な「冴えないとされるアイテム」(‘90年代は国内外問わずメガネが主流)を身につけているわけでさえなかった。確か、視聴者からも「坂井真紀を冴えないとするには無理がある」という声が多かったと記憶している。そんな無茶を成立させるために、本ドラマが使用したのは、突然の夏の土砂降りである。坂井真紀がずぶ濡れでしょんぼり歩いている場面は印象的だった。いつからか、残念キャラには転倒とずぶ濡れがセットになった。「ブ」という罵倒がドラマで多用される時代はその後、長いこと続く。なにしろあの『ブスの瞳に恋してる』が流行ったのは‘00年代である。森三中の大島美幸との出会いや結婚生活を夫・鈴木おさむが描いたこのエッセイは大人気で、同じく森三中の村上知子、稲垣吾郎というキャストでドラマ化されたほどだ。村上知子演じる「美幸」は努力家で魅力もあるが、ルッキズムにとらわれた人々から貶められる。そんな彼女に手を差し伸べる稲垣吾郎演じる「おさむ」をまるで王子様のように描くのに、激しい違和感があった。あれは鈴木おさむの中での自分像なのか?妻へのひどい扱いを「世間はそういうもの」としていったん消化してエンタメ化し、自分に一番良いポジションを与えたあたり、森三中ファンとしては怒りを覚える。にもかかわらず、最後まで観てしまったのは美幸の背中を押す室井滋など女性たちとの関係がすばらしいのと、倖田來未「恋のつぼみ」がめちゃくちゃ好きやったからである。悔しいことに、リメイク版『ブスの瞳に恋してる2019』まで放送されている。こっちはミソジニーまでひどい。怒りながらまたもや最後まで観てしまったのは富田望生の名演技と、Dream Amiがカバーした「恋のつぼみ」もめちゃくちゃ名曲やったからである。鈴木おさむ、どこまでも女性に救われているな。このように「冴えないということになっている」設定はルッキズムと直結することが多い。しかし、ベッキー主演金曜ナイトドラマ『アンナさんのおまめ』だけは一風変わったやり方でこれを切り抜けている。奇しくも『ブス恋』無印と同じ2006年放送だ。美人のアンナさんへの誘いや羨望をすべて自分に向けられたものとする親友・リリの勘違いを描いた、鈴木由美子の漫画原作コメディである。リリに浴びせられる「勘違いス」にひっかかりは感じるものの、そこは鈴木由美子の世界観で、リリは漫画にしかできない方法でキュートでファニーな小動物のように表現されているし、アンナとリリの男たちからの分断をはね返すシスターフッドは痛快だった。だから、リリ役があのベッキーと聞いた時、不安しかなかった。ベッキーといえば太陽のような魅力の持ち主で、当時は演技畑ではなかった。リリの役はただでさえ難しい。「冴えないということになっている」容姿ではあるが、彼女自身は自分を「冴えないとは思っていない」。リリはいつも自信満々で完璧なおしゃれをしている。一体どんなふうにして映像化するのか、固唾を飲んで見守ったのだが、ベッキーはやってくれた!漫画チックなくねくねした動きとオーバーな顔芸で周りをドン引かせ、アンナ役の杏さゆりが男に口説かれるたびに、ものすごい早さで割って入って「アンタは私のタイプじゃないからァ!」と肩をそびやかしてつっぱねる。異性全員が自分に好意があると勝手に悩み、一人でブツブツつぶやき、激しくもだえる。「冴えないということになっている」人間が自信満々だからイタくて面白い、というより、単に「ぶっ飛びすぎていて常人には理解できない」愉快な女性像を生み出した。原作の根幹を変えることなく、親友との信頼関係、勘違いからくる笑いまですべて成功に導いた。しかし、このドラマの視聴率は深夜帯ということもあってか振るわなかった。私は今こそベッキーの振り切れた演技を地上波でもっと観たい。ラブコメにつきものの「冴えないということになっている」設定、振り返れば少しずつ進化してきたことはわかるが、容姿差別が論外なのはもちろんのこと、センスが悪かろうが、そもそも冴えなかろうが、周囲に不当に貶められない世界が描かれればそれが最高だ。自信を身につけた瞬間、ヒロインはパワーを持つ。私たちが見たいのは結局のところ、その輝きだけなのだから。『彼女はキレイだった』は、フジテレビ系にて今年7月~9月、毎週火曜21時~放送された。原作:チョ・ソンヒ脚本:清水友佳子、三浦希紗出演:中島健人、小芝風花、赤楚衛二、佐久間由衣ほか『ひと夏のプロポーズ』(‘96年・TBS系)誰もが羨む“3高”男性との結婚が破談となり、ショックのあまり会社も辞めてしまった恵(坂井真紀)。再就職もうまくいかず、踏んだり蹴ったりの恵は夕立に降られる。雨宿りする彼女の前に、ある男(保阪尚輝)が現れ、新しい生活と恋のバトルが始まる。インターネットを通じて視聴者参加型の形をとるなど、新しい試みに挑戦したドラマ。脚本:鈴木貴子出演:坂井真紀、保阪尚輝、稲森いずみ、仲村トオル、高岡早紀、野際陽子ほか『ブスの瞳に恋してる』(‘06年・フジテレビ系)バラエティ番組などを手掛ける売れっ子放送作家の主人公・山口おさむ(稲垣吾郎)。担当する番組は次々と高視聴率を叩き出し、超美人モデルの蛯原友美(蛯原友里)と付き合うなど、絶好調の日々を送る。そんなある日、おさむは群馬県から上京してきた女優の卵・太田美幸(村上知子)に一目惚れしてしまい…。原作:鈴木おさむ脚本:マギー出演:稲垣吾郎、村上知子、蛯原友里、大森南朋、MEGUMIほか『アンナさんのおまめ』(‘06年・テレビ朝日系)自分のことを美人でモテモテと信じ切るポジティブ人間、桃山リリ(ベッキー)。親友であり、皆が認める美人の西園寺アンナ(杏さゆり)の彼氏、坂上恭太郎(柏原収史)の行動がすべて自分への恋のアタックだと勘違いし、その陽気でぶっ飛んだ性格と言動で、周囲に大騒動を巻き起こす。原作:鈴木由美子脚本:高山直也、深沢正樹、福島治子出演:ベッキー、杏さゆり、柏原収史、徳井義実、滝沢沙織、高橋ひとみ、草刈正雄ほかゆずき・あさこ1981年、東京都生まれ。2008年、「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞受賞。小学館webきららにて「らんたん」連載中。※『anan』2021年9月29日号より。イラスト・サイトウユウスケ(by anan編集部)
2021年09月28日仕事や趣味に忙しくしていて、恋愛から遠のいているあなた。少しのきっかけで、キラキラとした恋愛が始まることもあるようです。今回は、新しい恋に一歩踏み出したくなるような、思わず憧れちゃうドラマみたいな恋愛エピソードをご紹介します。■ 最初にできた彼氏と再会「中学校の時に付き合ってた初めての彼氏と、大人になってばったり再会。しかも、違う土地に住んでたのに、旅行先でたまたま、だったんです。そんなドラマみたいなことあるのかって思うくらい運命感じました。そのあと連絡先交換して、何度かデートしてうるちに彼のほうからアプローチしてくれて。今、本当に幸せ~」(27歳/出版社)初めての彼氏は、思い出深いもの。そんな相手に大人になってから再会すると、意外と恋が再燃することも多いようです。思い出話から盛り上がり、過去と現在のギャップを感じて、お互いにまた意識し始めるなんてこともあります。久しぶりに元カレと再会したら「こんどまた遊ぼうね~」と気軽な気持ちで誘ってみると、まるで青春みたいな恋愛が始まるかもしれません♡■ モテモテの先輩から話しかけられる「大学時代に、毎日平凡すぎてつまんないな~って思ってたら、私とは住んでる世界が違うと感じるほどモテる先輩からある日突然話しかけられて、急接近。モテすぎて、私とは一生接点なんてないと思ってたけど、じつは私が好みドストライクだったそう。今ではラブラブなんです」(25歳/会社員)ある日突然、モテモテの先輩から声をかけられて、平凡な毎日がキラキラの青春時代に変わることもあります。いつどこで誰に見られているかわかりません。気が付かないうちに、素敵な男性から恋心を抱かれている可能性も。ファッションや表情などに日ごろから気を使っておくと、素敵な出会いが突然訪れるかも♡■ 憧れの店員さんと急接近♡「よく行く洋服屋さんの店員さんがかっこよくて、ずっと憧れの存在だったんです。あるとき恋愛トークで盛り上がって、友達も交えてご飯に行くことに。それだけでラッキーって思ってたんですけど、みんなで連絡先交換したら、あれよあれよという間に恋が始まって。その食事会から3か月たった今、なんとプロポーズされました♡」(27歳/エステティシャン)憧れだった男性と些細なことがきっかけで結婚にまで至ったケースもあります。憧れの人だから……と距離をおいて見ているだけではなく、思い切ってちょっとだけ踏み込んでみると、一気に恋が進展するかもしれません。憧れの男性に、好きなタイプを聞いてみたり、彼女の有り無しを聞いてみたりと、ちょっとした恋愛トークを持ち掛けてみると、明日からの人生が変わるかも!■ キラキラな恋愛が突然始まるかも♡もう大人だし……なんてキラキラした恋愛から自分から遠ざかっていると、せっかくのチャンスが消えてなくなってしまうこともあります。いくつになったって、素敵な恋愛はできるはず。ふとしたきっかけを見逃さないように、もう一度日常生活をみなおしてみてくださいね♡(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年09月18日複雑な恋愛模様・・・珠玉恋愛ドラマ開幕!「恋とか愛とか(仮)」通称コイカリは、広島ホームテレビで2015年4月にスタートした(~2021年3月まで放送)恋愛力強化バラエティ。人気の舞台は第5弾を迎える。今回は、新しい生活様式にあわせて、コイカリ初挑戦の「ライブ配信」が決定!◆あの愛憎劇・・・全国のコイカリファンに届けたい!★舞台コイカリ×ライブ配信決定!9月16日【PIALIVE STREAM】発売・チケット1,500円(1公演の料金)PIALIVE STREAM : ・9月29日まで、視聴可能です。※PIALIVE STREAMはチケットぴあの配信サービス ◆ドラマも舞台も共通する最大の魅力は、物語の分岐点で登場する「選択肢」主人公が悩む恋の行方は、その日、会場に居合わせた来場者全員で決定する・・・タイトルの(仮)は、結末が決まっていないこと。広島公演へ足を運べる方には、このスリリングな展開をぜひ生で楽しんでほしい。出演者・スタッフのマスク着用、消毒・検温の徹底、そして大きな窓も全開で練習に励んでいる稽古場を、少し覗いてみた。「声のボリュームや出演メンバーの細かな表情は、マスクを外す当日本番まで掴めない点も多い」と、マスク着用稽古ならではの大変さがあるようだ。その中で、「稽古も本番も感染防止対策を徹底することにより、安心して観劇してもらえるように努めたい」と、主演で座長のさいねい龍二さんは話す。◆物語の舞台は「恋愛をこじらせた人々」が集いあうBarとあるところに、恋愛をこじらせた人々が集いあうBarがある。そこで語られてきたのは、選りすぐりの恋愛エピソード。決断・・・いがみ合い・・・嫉妬・・・それぞれが恋愛の中で抱える葛藤とは!?■出演者さいねい龍二、長澤拓真、まつはましん、丸石大、吉田一貴AYAYA、井上恵津子、垣内明日香、椎名ユキ、藤原あずさ、松陰未羽■開催概要★公演日時:2021年9月23日(木・祝)~26日(日)①9/23 (木) ひる12時~ よる6時~③9/25 (土) ひる12時~ よる6時~②9/24 (金) よる6時30分~④9/26 (日) ひる11時~ 夕方5時~※ 開場時間は、各開演の30分前です。(受付開始は各開演の45分前)★会場・料金【会場】広島YMCA国際文化ホール(広島市中区八丁堀7-11)【料金】前売・当日券3,500円(税込)※ 全席指定(未就学児の入場不可)※ 当日券の販売については、HPで随時詳細をご案内します。◇お問い合わせ先:HOMEイベントセンターTEL082-221-7116(平日10時~17時)★チケット好評販売中!・チケットぴあ[Pコード508-079]・カルテットオンライン【脚本】田中大祐、林 賢一、中島尚樹【演出】小川貴史【主催】広島ホームテレビ※ 新型コロナ感染防止対策を行います※ 感染防止の対策については、ご来場の皆さんへ協力をお願いしています。詳しくはHPをご確認ください。公式HPはこちら : ■舞台記念グッズも続々発表!ダスティピンク左胸イラストイメージ★オリジナルTシャツ◆カラー:3色ダスティピンク(画像)他、ネイビー/ライトベージュあり◆サイズ:S/M/L※「ぽるぽるSHOP」でのご注文は受注生産です。恋とか愛とか(仮) 番組監修本★直筆サイン本をご用意します!◆ぽるぽるSHOP購入特典:犬山&西村サイン入り◆会場購入・24日来場の場合:西村真二サイン入り・25日来場の場合:犬山紙子サイン入りぽるぽるSHOPはこちら : 「12のゲス恋エピソード」や、犬山紙子さんアドバイスもたっぷり!過去放送の、ゲスい恋バナや番組MC西村真二(コットン)&犬山紙子が繰り広げたトークを収録。【内容】◇西村真二✕犬山紙子コイカリ特別対談◇12のゲス恋エピソード◇コラム「ねえ!女子」など「恋のリアル」満載!オススメの一冊!西村真二(コットン)、犬山紙子 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月15日石原さとみと綾野剛がドラマ初共演にしてW主演する「恋はDeepに」が4月14日から放送開始。石原さん演じる主人公は“人魚”なのか“乙姫”なのか、ネットで考察合戦が繰り広げられる一方、若本規夫と高山みなみの“声の出演”にもSNSが盛り上がっている。海を愛する魚オタクの海洋学者とロンドン帰りの御曹司が、巨大マリンリゾートの開発を巡って運命的な恋に落ちる…という本作。キャストは海を愛し何でも魚に例えて語り、人間の出すゴミなどで海が汚されることを嘆き、マリンリゾート開発を阻止しなければと使命感を持つ海洋学者・渚海音に石原さん。そのマリンリゾートの開発を手掛ける巨大不動産会社・蓮田トラストの御曹司で、近寄りがたい雰囲気で周囲に恐れられているが実は無邪気で純真な少年の心を持っている蓮田倫太郎に綾野さん。芝浦海洋大学鴨居研究室の特任研究員で、言いたい事はハッキリと言う性格。海音の良き相談相手でもある宮前藍花に今田美桜。芝浦海洋大学の教授で一年前、海音を研究室に迎え入れた鴨居正に橋本じゅん。YouTuberのMr.エニシに福山翔大。蓮田トラスト専務取締役で蓮田家の長男、次期社長として育てられた完璧主義の蓮田光太郎に大谷亮平。蓮田トラストの社員で蓮田家の三男、ゆるゆるとしたキャラの蓮田榮太郎に渡邊圭祐。蓮田トラスト広報部勤務、倫太郎の親友でもある鶴川優作に藤森慎吾(オリエンタルラジオ)。蓮田トラストの会長兼社長で三兄弟の父親でもある蓮田太郎に鹿賀丈史。といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は海音が星ヶ浜海岸に巨大マリンリゾートが建設されることを知り、阻止しなくてはと考えるなかで、自らが出演するTV番組をきっかけに倫太郎と対面、翌日、海音は倫太郎と対立関係にある兄・光太郎から呼び出され、リゾート開発チームに参加してほしいと頼まれる。その後、星ヶ浜の海で潜水中の倫太郎が、ボンベが岩に挟まって取れなくなり意識を失ってしまい海音に救出される。浜に横たわる倫太郎に口づけする海音。その様子をMr.エニシがこっそり撮影していた…というストーリーが展開。ラストで海音の“ヒミツ”が明かされる。それは海の生き物たちと“会話”できるというもの。その他にも鴨居との会話のなかで「匿われている」と話し、ウツボから「キミがここにいられるのはあと3か月なんだよ」と言われることなどから、SNSでは「石原さとみちゃんは人魚さんなの??」「石原さとみさんは人魚なのか!!??」と“人魚説”を唱える視聴者と、「石原さとみは竜宮城の乙姫様なのかしら…」「石原さとみは乙姫様?橋本じゅんは亀?」など“乙姫説”を唱える視聴者が現れ、海音の正体を巡り早速考察合戦が始まっている。また海音が会話するウツボの声を声優の若本規夫が、ミノカサゴとカニの声を高山みなみがそれぞれ担当。「恋はDeepにみてたら、若本さんきたwww」「若本さん、ウツボ??ウツボなの???」「ミノカサゴとカニやっておられた...我らが高山みなみかっけえ」「高山みなみさんカサゴだった笑」など、2人の出演にもSNSが盛り上がっている。(笠緒)
2021年04月15日唐沢寿明主演、全米大人気ドラマの日本版「24 JAPAN」第21話が3月5日オンエア。ラスト、釈放された美有の新たなピンチに視聴者の“内通者考察”がさらに過熱中。一方、仲間由紀恵演じる麗の秘書、秋山の動きに注目する声も多数上がっている。海外版のシーズン1をベースに、日本初の女性総理誕生の期待が高まる総選挙当日の24時間に起きる、CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班班長・獅堂現馬と総理候補暗殺を企むテロ組織との戦いを1話1時間のリアルタイムで描いてきた本作もいよいよ大詰め。キャストはCTU(テロ対策ユニット)第1支部A班班長・獅堂現馬に唐沢さん。CTUで現馬をサポートする第1支部A班チーフ・水石伊月にに栗山千明。暗号解析係長の南条巧に池内博之。凄腕ハッカーのマイロに時任勇気。CTU東京本部の第1支部長・鬼束元司に佐野史郎。CTU東京本部長の中曽根尚道に相島一之。この1日に拉致され脱出、隠匿先で襲撃され記憶喪失となりCTUに帰ってきた現馬の妻・六花に木村多江。KENのアジトに逃げ込むが麻薬取引に巻き込まれ警察に捕まる娘の美有に桜田ひより。息子の過去を告白し話題となった日本初の女性総理候補・朝倉麗に仲間さん。麗の夫・遥平に筒井道隆。2人の息子・夕太に今井悠貴。麗のスピーチライターで秘書の秋山昇に内村遥。テロ組織の指揮を執るアンドレ・林に村上淳。アンドレの弟、アレクシス・林に武田航平。テロ組織の総元締、ビクター・林に竜雷太といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。御殿場の秘密施設からビクターを移送しようとする現馬たちだが、アンドレたちは施設を停電させ中に潜入。現馬は鬼束に連絡、鬼束は応援部隊を手配し中曽根に事後承諾を求めるが、やっと連絡がついた中曽根は“ビクターは死んだことになっている。生きていることが警察やマスコミに知られたらまずい”と、現馬ごとテロ組織をせん滅するよう暗に指示する。施設では現馬を捕らえたアンドレとビクターが、応援部隊が来る前に施設から脱出を計る。外に出た所で現馬に銃を向けるビクターだが、現馬はアレクシスが生きていると明かす…。美有は留置場でチハル(傳谷英里香)と怒鳴り合いになるが、他の拘留者から無実の罪をなすりつけられそうになったチハルを助けたことで、チハルが真実を供述。釈放されCTUに移送されることになる。しかし移送中の車が襲われ、再び捕われてしまう…というのが21話のストーリー。放送後のSNSには「また誘拐?されちゃった」「美有ちゃんは逆にあのまま捕まってた方が安全だったのでは」「内通者が、娘が借りた携帯で母と通話しているのを逆探知して具体的な場所を知らせたということ?」など、美有が再度拉致されたことに対するコメントが続々。「いったい誰が内通者なのぉ?」「ctuに来るって知ってるのは水石チーフ、南条、マイロだからこの3人の誰かが内通者」「美有がCTUに向かってることを知ってるマイロが内通者?」など、CTUにいる“内通者考察”もますます過熱中。一方、総選挙で圧勝が報じられた麗には、スピーチライターの秋山が意味深な表情を見せ接近。告白とも取れるような言葉を送り、いきなり肩を揉むなどの行動に出た秋山に「秋山さん目付きも手付きも怪しい」「朝倉党首を尊敬してるだけじゃなくて好きなのかな?」などのコメントも多数投稿されている。(笠緒)
2021年03月06日「奪い愛、冬」「奪い愛、夏」「M 愛すべき人がいて」など、唯一無二のクレイジー恋愛ドラマを手掛けてきた鈴木おさむ脚本によるドラマスペシャル「殴り愛、炎」の放送が決定。山崎育三郎を迎え、新たな底なしクレイジー恋愛ドラマが開演する。2週にわたって放送される本作は、嫉妬、誘惑、復讐、裏切り――婚約者を愛し抜く主人公を中心に、いびつな愛の炎に包まれた男女5人の激愛模様が描かれる。ミュージカル界のプリンス、山崎育三郎が演じる今回の主人公は、次期院長と目される心臓外科のスーパードクターで、過去一度も人を殴ったことがない人格者・明田光男。しかし、婚約者である看護師・豊田秀実が高校時代に思いを寄せていた緒川信彦が入院してきたことで、だんだん豹変していく。秀実を手放したくない一心から、双眼鏡で監視と完全ストーカー化し、ライバルに対して愛の拳を振り上げ、想像をはるかに超えたトンデモ行動に出る…。山崎さんは「僕が演じるのは“壊れていく役どころ”であり、物語自体もすべてのエンタメが詰まった“ありそうでない作品”。台本を頂いた瞬間から『やりきろう!』と、ワクワクしました」と語り、「とにかく、光男は壊れ方がスゴいキャラクター。前後編合わせてトータル2時間という時間制限の中、怒涛の展開で壊れていきますが、その感覚自体はすごく丁寧に作っていくことができました。コミカルさと苦悩…いろんな振り幅が見せられる役なので、今までにない山崎育三郎を見ていただけるかもしれないです」とコメント。また、劇中ではここぞというポイントで山崎さんが「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」を歌うシーンも登場。「今回は“光男としての歌唱”という部分でのバランスも考え、歌いました。実は物語の中でキーポイントとなってくる歌ですので、そこも楽しみにしていただきたいです」とアピールしており、歌唱シーンにも注目だ。そして、光男と婚約しながらも、高校時代に思いを寄せていた先輩・緒川信彦に惹かれていく看護師・豊田秀実を瀧本美織。秀実を翻弄する信彦を市原隼人が演じ、光男と共に要となる恋愛バトルを繰り広げる。「奪い愛」シリーズにハマっていたと語る瀧本さんは、本作への出演を喜び、「撮影中は今までに言ったことのないようなセリフや、山崎育三郎さんや市原隼人さんのお芝居に刺激を受けると同時に、笑いが止まりませんでした!本番でも育三郎さんがセリフの語尾を伸ばしている最中についつい吹き出してしまったり…と、多大なご迷惑をおかけしてしまったんですけど、これはもう仕方ないんですよ(笑)。だって、現実ではありえないことが、この作品の中ではありえちゃうんですから。おかしな人ばっかり出てきますし、そのパワーたるやものスゴいんです!」と撮影の様子を明かす。市原さんも「いざ撮影が始まると、開けてはいけないパンドラの箱を何度も開けてしまうシチュエーションに耐えきれず、こんなにも本番中に笑ってしまった現場は初めてです(笑)」と撮影をふり返り、「お客様が見たいであろう刺激的な禁断のエンターテインメントを目指しました。『殴り愛』というタイトル通り、画面からしっとり雫がこぼれるような愛情表現、豪快な感情と肉体のぶつかり合いを、ぜひお見逃しなくお楽しみ下さい」とメッセージを寄せている。本作は、単純な三角関係だけでは終わらず、隙あらば割り込み、物語をかき乱していく人物も登場。その1人が、酒井若菜演じる光男の幼なじみ・徳重家子。元モデル、現インフルエンサー、ついでに社長令嬢という、向かうところ敵なしの家子は、愛しの光男の恋路を邪魔しようと暗躍する。さらに、光男の母親違いの兄で、弟への嫉妬心を秘めた心療内科医・鈴川倫太を永井大が演じる。秀実のことも気に入っている倫太は、とんでもない秘密を武器に、物語全体を撹乱していく。「殴り愛、炎」前編あらすじ凄腕心臓外科医・明田光男(山崎育三郎)は同じ病院に勤める看護師・豊田秀実(瀧本美織)との結婚式を1か月後に控え、幸せの絶頂にいた。そんなある日、光男は心臓発作を起こした急患・緒川信彦(市原隼人)の手術を担当。ところが、信彦に担当看護師として秀実を紹介した瞬間、運命の歯車はあらぬ方向へとめまぐるしく回りだす。なんと、信彦は秀実の高校時代の先輩だったのだ。秀実が光男と結婚すると聞き、心から祝福する信彦。だが、そのまま何事も起こらないほど、人生は甘くなかった。光男に想いを寄せる幼なじみ・徳重家子(酒井若菜)が、その会話を盗み聞き。さらには味方の顔をして秀実にすり寄り、信彦に告白するもフラれた過去を聞き出すことに成功してしまった。この状況を利用し、一気に光男を奪おうと画策した家子は、こっそり信彦に「秀実が光男のDVに悩んでいる」というデマを流したばかりか、焚きつけるように「秀実はまだ信彦のことが好きだ」と吹聴。一方、光男はふと、秀実が信彦のことを好きだったのではないかと勘ぐりはじめ…。そんな中、退院の日を迎えた信彦は、病室で2人きりになった秀実を思わず抱きしめてしまう。しかも、そこへ光男が姿を現し…。ドラマスペシャル「殴り愛、炎」前編は4月2日(金)23時15分~、後編は4月9日(金)23時15分~テレビ朝日にて放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2021年03月04日