専門家・プロ:野﨑誠第4回風邪をひいたら湿疹が悪くなるってホント?さて、秋の湿疹のお話は最終回の4回目になりました。今回は風邪のお話です。もちろん、皮膚科では直接風邪の治療はしませんよ。でも皮膚科は風邪に振り回される所ではあるのです。今回はそんなお話をしていきます。風邪と湿疹の関係性風邪をひくと湿疹が悪くなる。そんなことを聞いたことはありますか?教科書や本を見てもそのような文章にはなかなかお目にかかれません。が、外来で患者さんをみているとそのように実感することが多々あります。とくに秋など変わりゆく季節には結構な頻度で見られます。風邪をひきやすい季節は、湿疹が悪くなりやすい季節?どうも両者には関係がありそうです。このように湿疹と風邪の間には、教科書に載っているような「証明された関係」はありません。「医者の直感としては関係があるよ、でもなぜかははっきりしないよ」という「なんとなくな関係」です。「なんとなくな関係」止まりではあるものの、両者が関係していることをにおわせる理由がいくつか考えられるのです。そのあたりから話を進めていきましょう。風邪という「炎症」が湿疹を悪くする?どこかに感染が起きたとき、そこは外からやってきた微生物たちとの戦いの場となります。その反応をまとめて「炎症」と呼びます。炎症が起きているとき、体はいろいろな化学物質を出して、微生物からの攻撃を押さえ、自分たちの体を守ろうとしています。けれども体を守るための化学物質が、湿疹を悪化させている可能性があります。そう考えられる理由はいくつかあります。のどの風邪や鼻の風邪をひいたときは、お腹の風邪をひいたときに比べて顔に湿疹ができるようにみえること予防接種(人為的に病原体を体に入れて抗体をつくるため、その過程で炎症が起こります)のあとには湿疹ができやすいこと予防接種のあとの湿疹と風邪をひいたあとの湿疹の形が似ていること。などです鼻水、よだれで湿疹が悪化する鼻風邪をひいたあとには鼻と口の間に湿疹ができることがよくあります。同様によだれのせいで口の周り、とくにあごにかけて湿疹ができることもよくあります。これは鼻水・よだれそのものの刺激に伴い皮膚が炎症を起こすためでしょう。もちろん、それらを洋服でこすったり、ティッシュでかんだりするという子どもたちの行為も皮膚への刺激になって、湿疹を悪化させる場合もあるでしょう。涙によって目の周りに湿疹ができることもあります。ひょっとすると鼻水、よだれ、涙の成分は外に排出されることで、皮膚に対して刺激の強いものに変化している可能性もあります。風邪をひくとスキンケアの量と質が変わってしまうから、湿疹が悪化する風邪に伴うスキンケア、とくにシャワーや入浴習慣の変化は湿疹を悪化させることになるでしょう。とくに熱を出したとき、日本人は入浴やシャワーの回数を減らします。すると、汗などの刺激物が皮膚に対して、より長時間接触することになり、結果として湿疹を悪化させることになってしまいます。熱が上がれば当然発汗の量が増えますので、皮膚科の立場で言えば、発熱があまり強くなくて本人に元気があれば短時間で良いので入浴したり、シャワーでざっと汗を流したりしてほしいところです。石鹸は使わなくてかまいません。保湿剤についても、熱を出している子に元気なときと同じ回数塗ることは難しいですから、湿疹悪化の一因といえそうです。ストレス・寝不足も湿疹を悪化させる最後に体調を悪化させるような生活の変化そのものも湿疹を悪化させるというお話をします。たとえば夜、よく眠れないだけでも湿疹がひどくなるというのは、大人のアトピー性皮膚炎では頻繁に起きる話です。大人の湿疹もこの季節に悪化することが多いのですが、これは気候の変化によるものだけではなく、お盆に休んで溜まった仕事をなんとかしようと無理をしてしまうのことも1つの原因です。子どもたちも同様に、風邪のためによく眠れない、ずっと体調が悪くてストレスをためてしまうというのも湿疹を悪化させる1つの原因となってしまうのでしょう。このように細かく考えると、風邪と湿疹との密接な関係が十分に考えられるのです。ではなぜ知られていないのか。それは証明が非常に難しいから。証明するためには風邪をひいた子どもたちを集めて、いろいろと調査し、条件を変えて研究をして・・・さすがに難しいですよね。難しいことはいろいろありますが、知っておくべきことは1つだけ。「風邪をひくと湿疹が悪化する可(・)能(・)性(・)が(・)あ(・)る(・)」――それさえ押さえておけば十分に対処できます。子どもが風邪をひいたときには湿疹が悪くなることを想定して、いつもよりもしっかりと薬や保湿剤を塗ってあげる、体調の良い時間を見計らってシャワーをしてあげる、こまめに体を拭いて洋服を替えてあげる。そんなちょっとしたケアで湿疹をしっかりと抑えてあげることができるのです。子どもが風邪をひいたとき、このお話をぜひ思い出してくださいね。野﨑誠(のざきまこと)わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市・皮膚科、小児皮膚科)院長。国立成育医療センター(小児皮膚科)、東京都立東大和療育センター(皮膚科)勤務。2001年山形大学医学部卒業山形大学医学部皮膚科入局山形県公立置賜病院(山形県長井市)、国立成育医療センター(東京都世田谷区)、はせがわ小児科医院(東京都武蔵野市)などの皮膚科・小児皮膚科を経て、2013年、わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市)開院。院長を務めるかたわら、専門家向け、一般向け、教育機関(保育園、幼稚園、小学校、中学校など)向けの各種講演会、勉強会を精力的にこなす。雑誌他執筆多数。広い年齢層の皮膚病、あざの治療やスキンケアに携わる。わかばひふ科クリニックWebサイト
2018年10月23日専門家・プロ:野﨑誠第1回夏の戻りが湿疹を呼ぶ楽しかった夏休みも終わり、秋がやってきました。しかし、今年の夏は少し変でしたね。梅雨はあっという間に終わり、その直後から熱波が襲来。8月には毎週のように台風がやってくるという慌ただしい夏休みでした。そして待ちに待った秋があっという間にやってきた印象がありますね。道端の朝顔が今頃になって咲いているのを見るとなんともはや。過ごしやすく活動的になる秋ですが、一般に湿疹が悪化する傾向があるとされています。実際に外来でも湿疹が悪くなって受診される患者さんが結構いるのも事実です。一体なぜでしょうか。今回はそのお話を数回に分けてしていきたいと思います。1回目は夏の戻りについての話です。夏が戻ってきた?要注意だ!三寒四温というように、日々の温度の変化が大きいのも秋の季節の特徴です。まず気をつけたいのが、しばらく涼しかったのがある日突然暑くなる、いわゆる夏の戻りです。もう少し先の季節だと小春日和のときも同じことがいえるでしょう。そのあとに湿疹が悪化する子が非常に多くなります。どちらかというと男の子が多いような気がします。なぜでしょう。原因は・・・汗?その原因は汗です。涼しくなって徐々に厚着をしていく途中にやってきた暑い日。そのときに前の日と同じような格好で外に出たら、当然汗をかきますよね。その汗が原因となり湿疹を作ることが十分に予想されるのです。そうです、夏のあせもや汗かぶれの再来です。そのまわりを引っ掻いているうちに、だんだん湿疹の範囲が広がってしまう。そして湿疹の季節の冬に突入というパターンが秋に多く見られる特徴です。そう考えると、男の子に多く発生するのもうなずけます。だって彼ら、どんなに暑くっても洋服をぬがないんですもの。横着というかなんというか・・・そういう女の子もときには見かけますが。だからシャワーは必要なんだ対策はどのようにすればよいのでしょうか。最も良い対策方法はしっかりとシャワーを浴びることです。学校帰り、外出帰りにはしっかりと浴びたいところですし、できれば朝にもしっかりと浴びたいです。学校が始まってなんとなく朝のシャワーの習慣がなくなった。その後、湿疹が悪くなったということはありませんか?夏の湿疹の、しっかり洗う、しっかり流すという原則はこの時期も有効です。できれば最高気温が20度を下回るくらいまではしっかりと流してあげたいところですね。湿疹の治療もお早めにそんなわけで冬になる前から湿疹を作ってしまう子が増えてくるのがこの季節です。予防はスキンケア・シャワーで汗や汚れを上手に落とせばなんとかなりますが、痒みが出てしまうともうそれだけでは抑えることはできません。早めに薬を使って湿疹を抑えていきたいところですね。子どもがひっかく動作をするようだったら皮膚科・小児科の受診を考えたいです。今回は秋の最初のお話ということで夏の残り香について話を進めていきました。次は冬の先触れをテーマにお話をすることにしましょう。野﨑誠(のざきまこと)わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市・皮膚科、小児皮膚科)院長。国立成育医療センター(小児皮膚科)、東京都立東大和療育センター(皮膚科)勤務。2001年山形大学医学部卒業山形大学医学部皮膚科入局山形県公立置賜病院(山形県長井市)、国立成育医療センター(東京都世田谷区)、はせがわ小児科医院(東京都武蔵野市)などの皮膚科・小児皮膚科を経て、2013年、わかばひふ科クリニック(東京都武蔵野市)開院。院長を務めるかたわら、専門家向け、一般向け、教育機関(保育園、幼稚園、小学校、中学校など)向けの各種講演会、勉強会を精力的にこなす。雑誌他執筆多数。広い年齢層の皮膚病、あざの治療やスキンケアに携わる。わかばひふ科クリニックWebサイト
2018年09月27日彼のそっけない態度が続くと「もしかして浮気?」と疑問を持ち始めて、悶々とした日々を過ごしてしまいますよね。確信がないまま意地悪な質問をしたり彼のスマホをチェックしたりして…。度が過ぎる「疑い行為」はお互いの関係を悪くしてしまいます。そこで今回は、どうしても彼のことを疑ってしまう人に、大切な彼を失わないための秘訣を伝授していきます。女性はまるで監視カメラのような存在?女性は男性に比べて人を観察するのが得意なので、彼のウソを見抜くのは「朝めし前」です。当たり前のように彼のしぐさや行動を念入りにチェックして、事実を見逃さない能力にすぐれています。彼に電話をかけて「出ないのは浮気かも!」と疑いの思考が間違った方向に向いてしまえば、「証拠探し」に行動が移ってしまうわけです。気が付いたら彼と修復不可能になってしまう行動「愛情表現が足りない」とか「今日は記念日なのに…」と彼の愛情表現不足に不満を募らせるのはいつも女性ばかりですよね。だからと言って常に彼の行動をチェックしていませんか?彼の行動を念入りにすればするほど、あなたの「思い込み」も激しくなっていきます。 一度、行動に疑問を持ち始めると、お互いの関係はどんどん悪化していきます。「GPSで居場所を確認」「1日の行動をチェック」などの、行動がエスカレートしてしまえば彼の気持ちも限界になるでしょう。自分優先のために彼を傷つけるのは卒業思い通りいかなくて、彼の気持ちが分からなくて、時に「不安定」になることはだれでもあります。ですがエスカレートしてしまう場合は、自信のない女性、余裕のない女性ほど、彼の自信を奪う行動をとっていきます。「疑う」ことにエネルギーを使ってしまうと、彼も疲れてしまうわけです。相手のためを思うなら、彼を信用して疑うことを改めてみましょう。大切な人を失わないために彼が電話に出ない…どこにいるか分からない…だれかと一緒なの?と…疑心暗鬼になって辛い人は、あなたの思考を一度「リセット」しましょう。彼はお風呂に入っていたかもしれないし、寝ている場合もあります。たまたま携帯を忘れたかもしれないですよね?疑うとことを改めればきっと彼の愛情表現も豊かになるかもしれませんよ。
2018年02月24日大好きなあの人と楽しく連絡が取れるLINE、とっても便利ですよね。でも便利だからこそよく考えずにやってしまうあの行為、もしかしたら危険かも…。LINEのせいでせっかくの仲に亀裂が…なんてことにならないように、チェックしてみてくださいね。修復出来ないすれ違いに発展も…「感情が入った話」意外とみんなが気軽にやりがちな、LINEで自分の気持ちを伝えようとする行為。これはダメ。絶対にダメです。文字から人の感情を読み取るのは、実はすごくハードルが高いのです。スタンプや絵文字で多少マシにはなりますが、それでも「自分が伝えたかった事」が100%伝わる事はまずなく、良くて50%といった所。ちょっとかわいく拗ねるつもりが相手に真剣に取られ過ぎてしまい、別れ話に発展したカップル、私は知っています。「自分や相手の気持ちがからむ話題はせめて通話で」を徹底してくださいね。その話、俺にする必要ある?「ネガティブな話」たまにならいいけど、相手に関係ないネガティブな話題は、出来る限り避けるべきです。ネガティブな話って聞くだけで気が滅入りますし、自分に関係のない話題ならなおさら、ただただめんどくさいもの。『話題がめんどくさい』→『この子めんどくさい』に変わってしまうのも時間の問題。そんなの悲しいですよね。読むのが面倒…「頻繁な長文」女子のメールは長くなりがちです。「あれも言いたい、これも言いたい…」と気付いたら画面いっぱい文字だらけ!なんてことに。もちろん相手にもよりますが、基本的に男性は簡潔な短文を好みます。長文OKな相手かどうかの見極めは、相手の返信の速さと長さで行いましょう。送って24時間以内にコンスタントが返って来るならセーフですが、それ以上の時間がかかることが頻繁にあるのなら、相手にとって負担になっている可能性があります。『スマホ画面に出る通知の「…」にウンザリ、あなたにもウンザリ…』なんてならないように、相手に合った長さのLINEを心がけましょう。LINEのNG3つのご紹介でした。ちょっとドキッとしたあなた、改善は今日からでも遅くありませんよ。
2018年01月12日サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「腸内環境を悪化させるライフスタイルとは? 」を公開した。腸内環境は、全身の健康や免疫力に関与するほか、アレルギー、太りやすいといった体質までをも左右しているということが近年の研究により明らかになっている。腸内環境は、ライフスタイルや食生活によって大きく異なるという。腸は、栄養の消化吸収を行い有害なものを排出する器官だが、およそ100~500種、100兆個にも及ぶ腸内細菌が存在していると考えられているとのこと。このような菌群は腸内フローラ(腸内細菌叢:ちょうないさいきんそう)と呼ばれ、人によって菌のバランスは異なるとのこと。生活習慣や年齢、ストレスなどによっても変化するという。代表的な腸内細菌は作用によって大きく3種類に分類される。「善玉菌」は、ビフィズス菌や乳酸菌などで、ビタミンの合成、消化吸収の補佐、免疫刺激、悪玉菌の増殖を抑えるなどの働きがある。「悪玉菌」は、腸内腐敗、細菌毒素の発生、発ガン物質の産生、ガスの発生などを引き起こす。また、肌荒れや病気の原因、老化を促進させるという。「日和見菌(ひよりみきん)」は、健康時は活動が少ないが、体が弱っていると悪玉菌と同じような働きをする性質を持っているとのこと。健康な人の腸は、善玉菌が悪玉菌を押さえており、バランスが保たれているが、さまざまな原因で菌のバランスが悪玉菌優勢になると腸内環境が悪化するという。腸内環境が悪化しているサインとしては、「臭いオナラや便」「お腹の張り」「肌荒れ」「口臭」「体臭」「風邪をひきやすい」などが挙げられる。悪玉菌を増やす要因はさまざまだが、その中のひとつに「肉の食べ過ぎ」がある。肉類は消化が悪いため、腸で悪玉菌の餌となり有毒物質を放出するという。腸内環境を悪化させずに肉を食べるためには、肉の2倍量の野菜・きのこ類・海藻類を食べることが大切とのこと。また、善玉菌の餌となる食物繊維が多く含まれる野菜・きのこ類・海藻類を食べる量、頻度が少ないことも、腸内環境を悪化させる原因となる。これらの食品を毎日食べ、主食を麦ご飯や玄米にすることで、食物繊維を十分に摂(と)ることができるという。単発的にではなく、日常的に摂取するのを心がけるのが効果的とのこと。ストレスは自律神経を乱すことが知られており、その影響は腸にも及ぶという。食べ物だけでなく、ストレスも悪玉菌が増える原因となるため、「運動をする」「湯船に浸かる」「リラックス系の音楽を聴く」「睡眠時間を確保する」などの方法で、ストレスをためないように工夫することが大切とのこと。そのほか、腸内環境を悪化させる要因として「加齢」がある。しかし、食物繊維をたっぷり摂取し、発酵食品を常食する健康・長寿の人の便には善玉菌が多いというデータがあることから、食べ物は重要であるという。適度な運動、野菜、発酵食品を毎日食べる習慣は、年齢を重ねた時の腸内環境の悪化を防ぐことにもつながるとのこと。詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「腸内環境を悪化させるライフスタイルとは? 」で、解説している。
2017年06月07日さまざまな原因で発症するアトピー性皮膚炎の因子のひとつに肌の乾燥が考えられますが、予防や改善、悪化を防ぐためにも肌の保湿は重要だといわれます。アトピー性皮膚炎を悪化させないための保湿について、詳しく解説します。アトピーになる原因アトピー性皮膚炎は多因子性疾患だといわれるようにさまざまな原因があり、ほこりやダニ、室内環境などの住環境や、気候や大気汚染、花粉などの自然環境、食事やストレス、体質などの生活習慣や遺伝にかかわるもの、その他にもペットや植物などの日常生活の中のさまざまな因子の影響が考えられます。生活環境の中にあるたくさんの因子から影響を受けてアトピー性皮膚炎は発症や悪化をするといわれるため、ひとつの因子に絞って対策をしてもアトピー性皮膚炎の改善には繋がらないことが多いとされています。現実に、ストレスを受けた場合にアトピー性皮膚炎が発症したり、特定の食品を食べて悪化したりということもありますが、その場合は積み重なったたくさんの因子のいちばんうえに新しい因子が付加されて症状が引き起こされた現象ともいえます。同じ刺激でも、時によって症状が出たり出なかったりするのは、そのような理由が考えられます。アトピー性皮膚炎は単一の原因で発症するのではなく、多因子性の疾患であることへの理解が大切です。アトピーが悪化する原因アトピー性皮膚炎が発症する原因がさまざまにあるように、悪化する原因も数多くあり無意識に症状を悪化させている場合も考えられるため注意が必要です。汗をかいたままにして肌を不潔にしたり、かゆみに対して掻きむしったり、シャンプーや石けん、化粧品や洗剤などが刺激物となって症状が悪化することも考えられます。また、脂っこい食事やチョコレート、香辛料、スナック菓子などの食品や、たばこやアルコールなどの嗜好品などを摂取することもアレルゲンを取り入れている可能性があり、悪化の原因となることがあります。ダニや花粉、ハウスダスト、カビ、ペットの毛などのアレルゲンが多い住環境での暮らしも、アトピー性皮膚炎を悪化させてしまうことが考えられます。定期的な掃除で部屋を清潔に保つことや、ダニの繁殖を防ぐために室内の湿度を下げて空気の入れ替えなどをすることが大切です。アトピーと保湿の関係乾燥肌がアトピー性皮膚炎を誘発するといわれ、皮膚のうるおいを保つことがアトピー性皮膚炎の予防や改善にとって重要です。皮膚のうるおいを保つには、皮脂や角質細胞間脂質、天然保湿因子が必要といわれますが、アトピー性皮膚炎が発症した皮膚にはこれらの物質が不足していることが報告されています。そのような理由によって、肌の外から不足した物質を補うためのスキンケアが大切です。スキンケアとは、皮膚を清潔に保ち保湿をすることですが、治療ではなく皮膚をケアすることで、バリア機能を高めて正常に保つことが目的と考えられます。アトピー性皮膚炎の皮膚の特徴アトピー性皮膚炎が発症した肌は角質層に問題があることが多く、水分の保持力が弱いため乾燥しやすく、外部からの刺激や異物を防ぐ役割を担うバリア機能が衰えているため炎症を生じやすいといわれます。水分保持力とバリア機能の低下アトピー性皮膚炎が発症した皮膚の角質層は、細胞間脂質の主成分のセラミドが健康な皮膚よりも減少している傾向があります。肌のバリア機能や水分保持力は、セラミドが主成分の細胞間脂質がおよそ80%を担っており、NMFと呼ばれる天然保湿因子がおよそ18%、残りの約2%は皮脂といわれます。そのような理由から、セラミドが不足すれば乾燥しやすく異物や刺激に弱い皮膚になると考えられます。皮膚を保湿することは、アトピー性皮膚炎の症状の緩和や改善、予防にとって重要な要素だといえます。肌の保湿のしかたアトピー性皮膚炎を起こしている肌には保湿が必要と考えられますが、大きく分けて2通りの保湿方法があります。皮膚の表面の保護アトピー性皮膚炎の肌に必要な保湿として、しっかりと皮膚の表面を保護するタイプの保湿剤の使用が考えられます。このような保湿剤には、皮脂膜のように肌の表面を覆って異物の侵入や水分の蒸発を防ぎます。肌の表面を保護する代表的な保湿剤に白ワセリンがあります。ローションタイプやクリームタイプなどさまざまにあり、医療機関の処方に限らず市販のものを使用することでも同じ効果が得られます。高価なものを少量ずつ使うよりも、肌に合うものを惜しまず多めに使うことが必要な場合もあります。皮膚の水分を保持アトピー性皮膚炎の肌は乾燥しやすく水分量が低下しているため、肌に水分を与えて保持する保湿が必要です。このタイプの保湿剤は以下のように3つに分類されます。<外気の水分の吸着>外気に存在する水分を吸着して保湿する成分を配合した保湿剤ですが、湿度の低い場合には保湿力が発揮できないことがあります。代表的な成分にグリセリンやアミノ酸類があります。<水分を抱えこむ>角質層や肌の表面で水分を抱えこんで保湿を促す保湿成分ですが、代表的な成分にヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどがあります。<水分をはさみ込む>角質層の細胞間脂質の層の間に水分はさみ込んで保湿する成分で、強い保湿力を持つといわれます。代表的な成分にセラミドや水素添加大豆レシチン、スフィンゴ脂質などがあります。この中でもアトピー性皮膚炎に有効な保湿成分はセラミドと考えられますが、セラミド配合のスキンケア剤を選ぶ場合には、「ヒト型セラミド」や「天然セラミド」などのヒトの皮膚にあるセラミドと同じ構造をもつセラミドが配合されたものを選択しましょう。監修:大久保真
2017年04月23日質問:雪道でお尻から転んでしまいました。病院では何科で診てもらうのがいいでしょうか?20代女性です。先日雪道で足をすべらせてしまい、お尻から転んでしまいました。もともと子育てで、抱っこや腰をかがめるような低い姿勢になることが多く、以前より腰痛があったのですが、それ以降ひどくなってしまいました。自分で湿布などを貼ってはいるのですが、なかなかよくなりません。病院にかかる際は、何科で診てもらうのがいいでしょうか?福岡県:やまあゆさん(25)回答:子育て世代の腰痛についてお答えします。――整形外科を受診しましょう雪道で転倒してお尻から転んでしまったことにより、腰痛がひどくなってしまったとのこと、おつらいですね。確かに小さなお子さんがいると、おむつを替えたりするときも腰をかがめるような動きが多いですし、話をするときにも目線を合わせるために腰を曲げたりして、腰に負担のかかる動きが多いですよね。腰痛でお悩みのお母さんもたくさんいらっしゃるようです。特に、子育て世代の腰痛は、妊娠・出産による骨盤のゆがみに引き続いて起きることもあり、対策に苦慮しますよね。ご相談者さまがしていらっしゃるように、市販の湿布薬などで治りがよくない場合は、やはり医療機関にかかるのがよいと思います。骨や筋肉の痛みや違和感は、整形外科が専門になります。単なる腰痛だと思っていても、実は何らかの骨折などほかの原因がある場合もありますから、痛みが続いているなら一度は診察を受けておくのがよいでしょう。診察上、特にほかの病気などがなければ、おそらく痛み止めの内服や湿布薬の処方といった対症療法的なケアになることが多いかと思います。<腰痛を悪化させないための注意点>次に、腰痛をこれ以上ひどくしないための日常生活上の注意点を挙げておきます。子どもを抱っこしたり、床に落ちている玩具を拾い集めたりするとき、私たちはどうしても上半身を前に倒して、かがみこむような体勢をとりがちです。いってみれば田植えのような格好になります。膝を伸ばしたままのこの姿勢は非常に腰に負担がかかりやすいので、できればその都度、膝を曲げ、腰を落として抱き上げたり、ものを拾ったりするとだいぶん腰に対する負担は軽くなります。それから、意外と腰痛を悪化させる原因として多いのが、冷房の効き過ぎなどによる“冷え”です。子どもは身体の体温調節がまだ完全ではないですから、暑がりで汗かきなことが多く、特に夏場はあせもや熱中症の心配から、冷房が効いた室内などにお母さんとともにこもりがちではないでしょうか。そのような場合は、お母さんの腰痛を悪化させないように、夏場でも膝かけなどを使用し、冷えを防止するのがよいでしょう。加えて、抱っこひもを使うことが多い場合は、使用中、知らず知らずのうちに腰が反り返っていませんか?もし思い当たるようであれば、赤ちゃんがちょうどお腹のあたりに来るように、ひもの長さを調節することで腰に対する負担を軽減することができます。つらい腰痛、あまり無理せずにお身体大切にしてくださいね。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が10日、自身のブログを更新。放射線の副作用に苦しんでいることを打ち明けるも、全身の検査で大きな悪化がなかったことに安堵した。麻央はこの日、昼に更新したブログで「想像以上に放射線の副作用が強く、すこぶる体調が悪い」と告白。「喉の痛み、背中の痛み、放射線の副作用だとは教えてもらえず、不安が強すぎた。それが精神的に、かなりの打撃だった」と打ち明けた。ネット上では心配の声が上がっていたが、夜に更新したブログで、「今日は全身の検査をしました。大きな悪化はなく安心しました」と報告。「主治医の先生とお話して心も落ちつきました。先生のお人柄に心癒されます。素晴らしい先生です」とつづった。さらに、「今夜、子供達は、主人の母と妹のぼたんさんにクリスマスパーティに連れて行ってもらっています!」と長女の麗禾ちゃんと長男の勸玄くんの写真をアップし、「楽しそう」とハートマーク付きでコメントした。
2016年12月10日デスクワークの人を中心に腰痛に悩む人は多い。改善したいと思う一方で、知らず知らずのうちに腰痛を悪化させるような姿勢をしてはいないだろうか。今回はライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんに、腰痛が悪化してしまう姿勢とはどのようなものかを教えてもらった。○スマホ姿勢は腰痛の元!電車などでスマートフォンを見て移動時間をつぶしているときに、背中を丸めてうつむいて操作していることに気づくことはないだろうか。腰痛の原因にはさまざまなものがあるが、このような普段の姿勢や動作が原因になる場合も多いという。「スマートフォンを使っているとどうしても前のめりの姿勢になりがちですが、これは背中や腰に大きな負担になります。背骨の生理的カーブを崩すような姿勢は腰痛の原因になるんです」と山岸さん。スマートフォンの利用世代から考えると、腰痛は若い世代でも気をつけたい症状だ。実際にライオンのアンケート調査(2014年)によると、20代から70代以上までの幅広い世代で腰痛の自覚があることがわかった。特に30・40代のワーキング世代で腰痛に悩む人は多く、仕事や家事、子育てなどハードな日常が腰に負担をかけていることがうかがえる。このほか、デスクワークや運転などで同じ姿勢を続けてしまうことが腰痛を悪化させてしまうという。「PCに向かうとつい長時間同じ姿勢を続けてしまいますが、1時間に1回くらいを目安に、伸びをしたり、ストレッチをしたりするとよいでしょう」。さらに、運動もポイントに。「現代人は慢性的に運動不足の傾向があり、中でも肥満の方は腰痛になりやすいといわれます。適度に運動をして、筋肉をつけることも腰痛の予防になります」。○正しい姿勢が腰痛解消の近道それでは、腰痛を予防できるような正しい姿勢とはどのようなものだろうか。まずは、正しい「立ち方」ができているかどうかをチェックしてみてほしい。立ち姿は、横から見たときに、耳・肩・股関節・膝・くるぶしを結んだ線が直線になっていればOKだという。「背骨を横から見たときに、ゆるやかなS字になっているのが正しい姿勢になります。横から見るのは難しいので、目安としては壁を背にして立ったときに、後頭部、背中、おしり、かかとが軽く触れているような感じで壁についているとよいでしょう」。座り姿勢でも、この背骨の形を維持することが大切だ。基本姿勢として、イスには深く腰掛け、背筋を伸ばしてお腹を少し引き締め、軽くあごを引いて座る。膝がおしりよりもわずかに高くなるのが理想的とのこと。もしイスが高すぎる場合は、足元に台を置くなどして調整し、うつむくような姿勢にならないようにPCモニターなどの高さも変えるとよいという。「普段のクセで座りながら足を組む人も多いと思いますが、背骨のカーブを崩してしまうので注意しましょう」。また、床や畳などに座るときは、背筋を伸ばして座ることができる正座がベスト。あぐらや足を投げ出して座る姿勢は腰に負担をかけてしまうので注意だ。ただし、膝に痛みがある人は無理をしないこと。「正座は膝に負担がかかるので、痛みがある場合は避けて、正座イスを使うなど工夫をしてみましょう」。つらい腰痛を解消するには、普段の姿勢を正しくするのが一番。腰が痛くなるような姿勢になっていないか、日常の動作から気をつけてみてほしい。○取材協力: ライオン ヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんボディーソープほか、スキンケア商品の開発に長年携わった後、現在のヘルスケアマイスターとなる。商品開発の経験を生かし、主にライオン快適生活研究所にて健康で快適な暮らしのための情報発信に尽力している。
2015年11月03日恋人に愛されているかどうか、ふとしたきっかけで気になることはあるもの。しかし、だからといって相手を試すようなことをすれば、愛を確められるどころか関係が悪化する可能性も。今回は、女性に急にされて不安を感じた男性の話を元に、4つのNG行動を紹介します。■1.恋人からの連絡にわざと出ない「連絡がとりにくくなったら、俺への気持ちが冷めたのかと思う」(30代/クリエイティブ系)「なにか不機嫌にさせてしまったのか、どうしてなにも言わないのか気になる」(20代/会社員)普段から連絡を取っていたのに、急に連絡が取れなくなった場合はただ男性を不安にさせてしまいます。男性が「どうして連絡を取らなかったか?」心配そうに聞いてきたら、女性側は満足するかもしれません。しかし、男性が不安そうにしなければ、結局「やっぱり私のことを愛してないのかな・・・」とネガティブに捉えてしまい、余計に雲行きを怪しくしてしまいがちです。さらに、女性が不満そうにしていれば、男性は「俺が悪いことしたのかな・・・」と、おたがいが余計な不安を抱く結果につながります。■2.言い寄られている話をする「なんのつもりか分からない。そいつのことが気になってると言いたいのか?」(20代/アパレル)「単純に不安になる」(20代/学生)男性が嫉妬している姿を見て安心したいという心理からの行動。しかし、男性はプライドが高く、なかなか弱みを見せたがらない傾向にあります。そのため、男性が「へぇ、楽しかったの?」と素っ気ない風を装って、嫉妬している気持ちを隠すこともあるでしょう。女性から見れば「私に嫉妬するどころか、気にも留めてないんだ・・・」と不安感はますます募り、要らぬケンカの原因にもなりかねません。■3.ワガママをどれだけ聞くか確かめる「そんなキャラじゃなかったのに、急にワガママになったときは違和感を感じた」(30代/会社員)「俺のことが嫌いになったのかなと思った」(20代/SE)普段からワガママを言う女性で、そのワガママな性格が好きだという男性であれば別として、ふだんは言わないのに急に女性がワガママになりだしたら男性は驚きます。女性に知らないうちに鬱憤を溜めてしまっていたのかと男性は自信をなくし、たがいの関係の亀裂のきっかけになりかねません。しかもワガママを言うこと自体が男性の気分を悪くしやすいので、男性を余計に混乱させてしまいます。■4.ほかの男性と二人きりで会った話をする「俺と別れたいアピールか?」(20代/美容師)「無神経なのか、ほかの男と平気で会えるヤツなのか・・・平気で浮気するんじゃないか?」(30代/会社員)相手を試すように伝えるのであれば、もちろん言い方にも悪い意味で反映されてしまいます。つまり、男性の様子をうかがいながら、別の男性との二人きりの話をするのですから感じがいいわけがありません。ただでさえ二人きりで会った話など聞きたくもないのに、反応をチラチラ見るように言われれば「コイツ俺がイヤになったのか」と捉えられてもおかしくありません。しかも、平気で別の男性と会うということは、恋人の男性に対しての配慮も感じられないため、恋人からの信頼度を下げる可能性もあるのです。■おわりにふとしたきっかけで恋人の気持ちに疑問を感じたからといって、相手を試すような態度は好転のきっかけにはなりにくいです。なぜなら、そうやって試す際は「男性が女性を愛していない前提で見てしまいがち」なので、男性が女性を愛していても曲解して捉えてしまいやすいからです。しかも、試されていると感じた男性は疑われている事実にショックを受け、本当に女性への愛がなくなりかねません。試したくなったときは、相手を試すというのが一体どういうことなのか、冷静になって一旦じっくり考えてください。(大西薫/ハウコレ)
2014年09月16日肩こりが悪化する時期というと、肩に力が入り体が縮まる「冬」をイメージされるかもしれませんが、「夏」に肩こりが強まるというケースがあります。夏に肩こりが強まる原因として、夏の気温上昇があります。もともと低血圧症の方は、気温上昇で血管が広がり、血液の流れる力が弱くなり、結果、血流が滞り肩こり悪化へとつながりやすくなるのです。また、血流が滞ると、疲労物質が流されにくく、栄養・酸素が体の必要なところへ運ばれ難い状態になります。そのため、肩こりも治りにくく、疲労感が抜けないと感じます。では、どう対処したら良いのでしょうか?血流をよくする次のことを実践してみましょう。・暑さで食欲が落ちるかもしれませんが、少量でもバランスの良い食事は基本です。・仕事帰りに一駅分歩いてみたり、テレビを見ながら足踏みをしてみたりと、簡単な運動を生活の中に取り入れてみましょう。・体調がいまひとつ…と感じた時は、入浴では温まり過ぎずに軽く済ませましょう。・なるべく心身リラックスできるように、横になりゆっくりと深呼吸をしながら伸びをしたり、好きな音楽を聴いたりとリラックスタイムを設けましょう。また、下記のようなエクササイズも血流をよくするには効果的です。体調が良い時に行いましょう。1あおむけに横になります。2左ひざを立てて、右ひざは伸ばしたまま70度くらい拳上しストップし、その位置で脚で小さな円を空中にゆっくり3回描きましょう。3拳上したままつま先を、手前(ふくらはぎが気持ちよく伸ばされる程度)⇔床方向へ数回動かします。4同様に左側も行います。5最後に両下肢、両腕をバンザイし、大きく深呼吸を3回繰り返します。(文/檜垣暁子)■著者プロフィール檜垣 暁子(ひがき あきこ)オールアバウト肩こり・腰痛ガイドカイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。
2012年09月09日カカクコムは、同社が運営する購買支援サイト「価格.com」で、今夏のボーナスに関するアンケートを実施。その結果、平均推定支給額は悪化の見込みであることや、ボーナスを消費行動にまわす人が減っている傾向にあることがわかった。同調査は「夏のボーナス2012-今年はズバリ!上がる?下がる?-」と題し、5月22日~5月28日にサイトユーザー6,135人を対象としてWebアンケート調査で行われた。この結果によれば、夏のボーナスの平均推定支給額は54万9,000円で、前年比プラス7,000円だった。しかし「ボーナス支給なし」と回答した人も3.0ポイント上昇。推定支給額の総体としては悪化傾向にあり、「40代・子供のいる家庭」は特に厳しいと予想されるという。また、自由に使える金額のトップは「5~10万円(20.1%)」で、これも全体的に減少傾向。約半数が「不満」と答えている。使い道とその金額については、「貯金」がトップで73.1%(平均17万897円)。「商品購入(平均6万7,465円)」の割合は、前年比マイナス7.9ポイントの大幅減。全体的にみて、夏のボーナスを消費に回す割合は、昨年よりも確実に下がっていると言える。購入したい商品では「洋服・ファッション関連」が最も多かった。家電では、昨年までの主力だった「薄型テレビ」や「ブルーレイレコーダー」は軒並み順位を下げ、「スマートフォン」「タブレット端末」が人気を集めている。調査結果の詳細は同サイト上で公開中。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日