終戦70年を迎える今年8月15日「終戦の日」に、フジテレビは戦争を知らない世代の代表として、小栗旬、松坂桃李、福士蒼汰、有村架純、広瀬すずを迎え、戦争を学ぶドキュメンタリー番組「私たちに戦争を教えてください~いま、会っておかなければいけない人がいる今日、聞いておかなければいけない声がある~」を放送することが決定した。終戦時に10歳以上だった、戦争の記憶がある世代の人口は、この15年でほぼ半減。(2000年時の65歳以上人口は2,204万人、2015年現在の80歳以上人口は1,013万人)これら生き証人の世代が減少し、対照的に戦争を知らない世代が増加、もはや親、子、孫の3世代に渡って戦争を知らない家庭も少なくない。そんな現代だからこそ、戦争を知らない若者5人が、自分と同じ年頃を戦争のまっただ中で過ごした戦争体験者に会い、自分の言葉で問いかけ、戦争とは何かを学んでいく番組だ。小栗さん、松坂さん、福士さん、有村さん、広瀬さんといま最も影響力のある5人は「私たちに戦争を教えてください」と、それぞれのテーマに向きあい、日本全国へ、さらにはハワイ・パールハーバー、ペリリュー島などへと飛ぶ。取材は6月初めからスタート。小栗さんは、ハワイと長野に行き、真珠湾攻撃に参加した元ゼロ戦「天才」パイロット・原田要さんと、パールハーバーで攻撃を受け沈められた米海軍戦艦アリゾナの元乗組員などに話を聞く。小栗さんは「戦争が人にいったい何を与えるのか?想像はできても実態として体験していないものなので理解することができない。あの真珠湾攻撃を実際に体験した方から直接お話を聞くことができ、本当に貴重な体験をさせていただいたと思います。ぼくたちは戦争というものを体験したくはないし、世界からも争いがなくなってほしいと強く強く思う」と語った。パラオ・ペリリュー島に取材へ行った松坂さんは、1万人の日本兵のうち、生存者わずか446名というパラオの激戦地で生存者のうちのひとりとなった元日本軍兵士に話を聞く。取材を終えた松坂さんは「近寄れば近寄るほど本当に自分は戦時中の日本のことを何も知らなかったんだと思いました。忘れられる怖さを強く感じました」と語っている。福士さんは神風特攻隊の生存者、千玄室さんに出会う。千さんは、生き残ったものの、多くの友人を無くした喪失感をいまだに抱き続けているという。「今も仲間の声が聞こえる、顔が思い浮かぶ」という千さんの言葉に涙が止まらない福士さんは「自分には信じ難く、イメージしづらいことでした」と語る。有村さんは国内最大の地上戦の舞台、沖縄に飛び、悲惨な地上戦の中を生き抜いたひとりの女性と出会う。激戦地で逃亡の途中、家族とはぐれ、たった一人で戦場をさまようことになった幼い少女が見た光景、それはあまりに壮絶なものだったという。「現代では子どもが、死ぬということ、自分の死に方なんて考えないはずです。でもそういうことをその歳で考えさせてしまう戦争という環境はすごく残酷だなと強く感じました。戦争には世間で語られていることよりも、もっともっと計り知れない重いものがあると思います」と話した。最後に広瀬さんは、目の前に死が迫る中で生まれた恋を追体験する。福島の原町陸軍飛行場近くにあった牛乳店の看板娘、当時15歳の加藤美喜子さんは、特攻隊員と恋をし、文通していた。加藤さんのもとを訪ね、特効隊員たちが書き残した言葉を目にし、テープに録音された当時の肉声を聞く。広瀬さんは「10代の私達からすると学校の授業でしか戦争について考えた事がありませんでした。自分の知らない世界や想像もできないことがそこにはいっぱいあるんだろうな、と思います」。残酷な戦争という現実と向き合っていた戦争体験者たちが語る言葉を耳にし、どのような変化が生まれるのか。この5人の若き俳優、女優たちの姿を通して、若い世代にも“戦争”について考えるきっかけになるはずだ。終戦70年ドキュメンタリー企画「私たちに戦争を教えてください~いま、会っておかなければいけない人がいる今日、聞いておかなければいけない声がある~」は8月15日(土)、フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月21日三池崇史監督の最新作『極道大戦争』が北米をはじめ、世界21カ国で公開されることが決定した。6月20日に東京・TOHOシネマズ新宿で行われた初日舞台あいさつで発表された。第68回カンヌ国際映画祭“監督週間”で旋風を巻き起こした本作が、さらなる国際的な飛躍を遂げることになった。『極道大戦争』初日舞台あいさつ/その他の写真三池監督が原点回帰と位置づけ、「ヤクザヴァンパイアに噛まれたら、誰もがヤクザになってしまう」という唯一無二の完全オリジナルストーリーを映画化。新作撮影中の三池監督は初日舞台あいさつを欠席したが、主演の市原隼人をはじめ、共演する成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴らキャスト陣が勢ぞろいした。市原は「ボーダーラインを壊す怪物的な破壊力。ぜひ世界中の人たちに楽しんでほしい」と海外配給に胸を高鳴らせ、本作の奇抜な設定については、「クレイジーでぶっ飛んでいる。オリジナルストーリーが難しい時代に、すべてがオリジナルというは本当にすごい」と熱弁した。共演陣も「何が何やら、すごく混乱しましたが、この祭りに参加したいと思った」(成海)、「まさか本当に公開されるなんて」(リリー)、「よく、わからない…でも面白い」(高島)、「深く考えるのは、やめようと思った」(青柳)、「台本を読んで、これ準備稿だろと思った」(でんでん)、「刺激が強い絵本みたい」(坂口)と思い思いに、“三池ワールド”の魅力を語った。『極道大戦争』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年06月20日「V6」岡田准一を主演に、有川浩による人気シリーズ小説を実写化し大ヒットとなった映画『図書館戦争』。この度、続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』の公開に加え、ドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」含めた“図書館戦争プロジェクト”が6月19日(金)にオールアップを迎え、岡田さんを始めヒロインの榮倉奈々、岡田さん扮する堂上のバディ役を務めた田中圭からコメントが到着した。本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。主人公・堂上篤を演じた岡田さんを筆頭に、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明など豪華キャストが出演した映画『図書館戦争』の続編『図書館戦争 THE LAST MISSION』に加えこの秋、TBSにて放送されることが明らかになった「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」。この“図書館戦争プロジェクト”は続編を望むファンの熱い想いによって始動した。昨年12月から始まり約半年で撮影を終えた『LAST MISSION』。映画と同じく主要キャストが勢ぞろいしたなか、新たな豪華キャストに松坂桃李・中村蒼・土屋太鳳が加わった。ドラマスペシャルでは、郁の両親が関東図書基地を訪れることにより、堂上との関係性にも変化が…。純朴な2人の心の距離に注目だ。そして、堂上の同期・小牧幹久(田中さん)と小牧の幼馴染・中澤毬江(土屋さん)の繊細かつ純粋な恋愛模様も堪能することができる。さらには柴崎麻子(栗山さん)に急接近する朝比奈修二(中村さん)、そしてそれを複雑な心持ちで見守る手塚光(福士さん)。こちらの三角関係も気になるところ。ただの恋愛ドラマに囚われない、「図書館戦争」ならではのテーマが存在しているところが、ドラマスペシャルでも一番の魅力となっているという。<オールアップしたキャスト陣コメント>■岡田准一(堂上篤役)今回の現場では、前作から役柄の関係性と共に榮倉さんとの距離感が変わり、前作より更にコミュニケーションが深まったと思います。田中さんとは何年も仕事をご一緒してきたので、まさに“堂上と小牧”のように信頼しながらバディとして自然にいられました。佐藤組は特殊な空気が流れている現場で、「撮りきれるのか」という撮影をスタッフ・キャストが一丸になって、まさに戦いながら撮影を行っていきました。そういう意味でも、本当にチームワークが良く、一緒に乗り越えていけたと思っています。■榮倉奈々(笠原郁役)撮影最後のシーンでリペリングに挑戦したのですが、楽しかったです。下を見てしまうと怖くなりましたが、キャスト・スタッフのみなさんが必死に頑張っている姿を見て来たので、これだけはスタントなしでやりたいとお願いしました。特に仙台での撮影はいままで以上に激しく長いアクションシーンがあり、記憶が薄れたほどでした。どんなシーンだったか覚えていないくらいなので、作品の完成が楽しみです(笑)。タスクフォースのみんながいたので撮影を乗り越えていけました。■田中圭(小牧幹久役)とても楽しい現場でした。でも遂に終わってしまったとすごく寂しい気持ちです。小牧は堂上の同期であり、バディ、友達、上司…様々な思いで「堂上」と名前を呼んでいたなとふり返って懐かしく思います。小牧という役は、自分で演じた役の中では珍しく分かりやすいヒーローのようなキャラクターでした。そのため、回を重ねるごとに新鮮で、ただただ楽しかったです。そして遂にドラマの方では土屋太鳳さん演じる“毬江”が登場し、“小牧”という人物像が色濃く現れたと思いますので楽しみにしていてください。前作よりもはるかにスケールアップした2つの「図書館戦争」。ますます期待で胸が高鳴る「図書館戦争プロジェクト」から今後も目が離せない。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は10月10日(土)より全国にて公開。「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」は2015年秋、TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月20日本を読む自由を守るため銃器を手にしてまで抵抗する、図書館員の熱き姿を描いた有川浩原作「図書館戦争」シリーズ(角川文庫刊)。映画化となる『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』(10月10日公開)とドラマスペシャル「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」のロケ地のひとつ新潟県十日町市にある十日町情報館での撮影がこのほどすべて終了し、撮影で使用していた「図書館の自由に関する宣言」パネルを十日町情報館に贈呈するイベントが行われた。岡田准一演じる堂上篤、榮倉奈々演じる笠原郁らが働く武蔵野第一図書館の一部として劇中に登場する十日町情報館は、書架が階段状になっており、非常に開放感がある造り。文字通りこの「図書館戦争」シリーズの“顔”となる図書館として、劇中で象徴的な役割を果たしている。そこに掲げられた「図書館の自由に関する宣言」は、パート1の映画撮影時(2012年)に撮影用に制作したもので、パート2の映画およびスペシャルドラマ撮影時にもそのまま使用された。「図書館の自由に関する宣言」とは、あらゆる図書館が守られるべき自立的規範として、日本図書館協会が採択したもの。全国の図書館にポスターで掲げられているものだ。このたび、十日町市民、ロケ応援団、十日町情報館関係者らによる手厚い撮影協力へのお礼として劇中で使用したこのパネルを贈呈することとなり、佐藤信介監督、主演の岡田さん、榮倉さんが目録を関係者に手渡した。佐藤監督は「ここにある文言は、日本各地の図書館にポスターとして貼ってある文言です。それを有川浩先生が見て、この『図書館戦争』という小説が生まれたという逸話のある重要なものです。劇中では、この文言をポスターではなく金属プレートのパネルにするということで、検閲から本や図書館の自由を守るという強い思いを表しました。ぜひ受け取っていただきたいと思います」と語った。「この場所が大好きで、すばらしい図書館だなと思っています」と話す岡田さんは「映画やドラマの大事なシーンをいつもここで撮影しました。この宣言のプレートの前で郁(榮倉さん)の頭をなでるというデレッとしたシーンを撮るんです(笑)。前作のラストシーンもここですし、僕にとっても思い出深い場所です」とコメント。さらに榮倉さんも「この図書館ではキーポイントとなるシーンを毎回撮らせてもらっていますし、ここから見渡せる館内の景色もやっぱりすばらしいと思います。知っている人はもちろん、初めて『図書館戦争』を見る人にもこの作品の世界観を伝えるためには大切な場所だと思います」と取材地への熱い思いを語った。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は10月10日(土)より全国にて公開。「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」は2015年秋、TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日スズキヒサシによるライトノベルで2014年にはTVアニメも放送された『魔法戦争』に登場する「四条桃花」が、FREEingよりフィギュア化され、2015年10月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は18,333円(税込)。四条桃花はすばる魔法学院の最強学院長で、今回は小説7巻表紙のイラストをベースにフィギュア用にアレンジし、アニメテイストも盛り込んでフィギュア化。武器のコンパスの鎖は金属を使用し、より重量感あふれる仕上がり。サイズは1/8スケール、全高約250mmで、原型制作は梓零が担当している。商品価格は18,333円(税込)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年5月27日21:00。商品の発売および発送は、2015年10月を予定している。(C)スズキヒサシ/株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊/すばる魔法学院
2015年05月07日シリーズ累計570万部を突破した有川浩の大人気小説を原作に、主演に岡田准一&榮倉奈々を迎えて2013年に実写化された『図書館戦争』。その続編となる『図書館戦争 THE LAST MISSION』の、ファン待望の本編映像が“図書館記念日”である本日、解禁となった。熾烈を極めた小田原の攻防戦から1年半、メディア規制の圧力は強まるばかり。不当な検閲に対抗できる唯一の組織・図書隊に所属する笠原郁(榮倉奈々)は、防衛部の精鋭集団・図書特殊部隊の中で、上官の堂上篤(岡田准一)からの厳しい訓練指導にも耐え、堂上班の一角を担う存在となっていた。そんな中、堂上、笠原が所属する関東図書基地に警備の依頼が入る。それは、図書隊に唯一残されたある一冊の本を守ること。やがて図書隊の存続を揺るがす事件へと発展する…。いま「図書館戦争」史上、最大の戦い【LAST MISSION】が始まる!前作は、興行収入17.2億円、初日に実施したアンケートでは驚異の満足度98.2%という記録を叩き出した大ヒット作。原作の魅力でもある“ラブ要素”と“アクション要素”が絶妙なバランスで描き出され、公開後から早くも続編を熱望する声が上がっていた。そんなファン待望の続編となる本作では、「実写化する際の希望キャスト」アンケートで1位に選ばれたベストキャスティングの岡田さんと榮倉さんはもちろん、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二ら今をときめく豪華キャスト&スタッフが再結集!今回、公式サイトにて解禁となった本編映像でも、お馴染みのキャストたちの熱演ぶりが映し出され、前作に引き続き展開が気になる笠原と堂上教官の胸キュンシーンや、本格的なアクションシーンが満載。前作よりハードでキュンとして、さらにドラマチックな恋のツンデレ・エンターテインメントになること間違いなしの本作を、いち早く本編映像で楽しんでみて。『図書館戦争 THE LAST MISSION』は2015年10月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:図書館戦争 2013年4月27日より全国東宝系にて公開(C) “Library Wars” Movie Project
2015年04月30日市原隼人が主演を務める三池崇史監督の最新作『極道大戦争』に出演するリリー・フランキーとピエール瀧の撮影終了直後のオフショット写真と、場面写真が解禁された。リリー・フランキーの出演シーンは、ほとんどがアクションシーンだったといい、「今回はすごく爽快感がありましたし、撮影が終わったあとも高揚している感じでした」と大興奮した撮影を振り返りコメントを寄せた。その他の画像映画は、伝説のヤクザ・神浦に噛みつかれ、ヤクザヴァンパイアになった舎弟の影山亜喜良(市原)が壮絶な抗争に身を投じる姿を描いたアクション大作。リリー・フランキーは本作で、最強伝説をもつヤクザヴァンパイアの組長・神浦を演じており、冒頭から、対立する極道の組長・羅漢(ピエール瀧)との激しい抗争シーンが登場するという。リリー・フランキーは「アクションシーンを演じること自体が初めてだったので、分からないことばかりだったのですが、撮影はとても楽しかったです。これまでは、自然体な感じの役で呼んでいただくことが多かったので、汗を流すとか、身体を動かすということを、ほとんど経験したことがなくて。そういう意味でも、今回はすごく爽快感がありましたし、撮影が終わったあとも高揚している感じでした」とコメント。ピエール瀧とは公私ともに親交が深く、『凶悪』以来の共演となるが、「今回、瀧を斬るシーンがあったんですが、瀧だったら刀が当たってもいいかなと(笑)。なので、やりやすかったです」と語った。一方、ピエール瀧は、「リリーさんにバッサリ斬られるところのアクションシーンは、リリーさんのことを一切信用していませんでした。ずっと、これ当たるんじゃないかと思ってました」と本音を明かした。劇中で組長・神浦(リリー・フランキー)は、敵対する羅漢(ピエール瀧)との抗争の後、何者かに殺されてしまい、その神浦の遺志を受け継いだ影山(市原)が、敵討ちの刺客と戦いながらヤクザヴァンパイアとして覚醒していく姿が描かれる。『極道大戦争』6月20日(土) TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
2015年03月19日「SMAP」の草なぎ剛が主演を務めるドラマ「銭の戦争」(関西テレビ・フジテレビ系)の撮影が全て終了し、このほどそのクランクアップの様子、さらに主演の草なぎさんを始め、ヒロインを演じた大島優子、木村文乃が撮影をふり返った。元エリート・白石富生(草なぎ剛)が身を持ち崩し転落…自分をどん底に陥れた闇金の世界で復讐を果たそうと奮闘する姿を描いた本作。先週放送された第10話では、赤松(渡部篤郎)から奪った20億円を倍に増やそうとするも、未央(大島優子)の良心に救われ、金の亡者になる寸前で踏みとどまった富生。最終話では、その20億円をめぐって赤松との熾烈なバトルを繰り広げることとなる。草なぎさんと共にクランクアップを迎えた、富生の相手・未央役の大島さんは、国民的アイドルグループ「AKB48」卒業後、初の連続ドラマとなったが「卒業後初のドラマがこの作品で本当に良かったなと思います」と語る。「とてもいい現場で、現場に来るのがとってもとっても好きでした。なにより笑顔が多い現場だったので、リラックスして挑むことができました」と挨拶した。大島さんから「本当にお世話になりました」と一礼された草なぎさんは「とんでもありません。じゃあ、これあげます!」と、スタッフから託された花束をそのまま渡そうとして、「スタッフのご厚意を!」(大島さん)とツッコまれるなど、最後まで富生と未央さながらのコンビ感を見せていた。一方、もうひとりのヒロイン・梢役を熱演した木村さん。クランクアップ時には草なぎさんから「すごく楽しかったです。未央とは違う立ち位置で、大人っぽくてとても素敵でした。梢を文乃さんが演じてくれて、僕もすごくやりやすかったです。セリフで『怪物だ』とか言ってすみませんでした」と謝罪の言葉を贈られたが、木村さんは「最後の最後まですっごく楽しい撮影でした!草なぎさんやジュディ(・オング)さんたちに支えられて、時々かまっても下さって、ありがとうございます(笑)」とはにかみながら感謝の言葉で応えた。2人がハグを交わしていると、その場にいたジュディさんが「ダメよ、触れたら(笑)!」と、梢の母・早和子としての“厳重注意”をしスタッフを爆笑させていた。2人のヒロインを始め共演キャストやスタッフたちの苦労を労った草なぎさんは、演じた富生という役をふり返り、「こんなにも一つの役を通していろんな感情が芽生えたのは初めてでした。人に対して優しくなったり、憎たらしくなったり、人に対する色んな思いやりのあり方を感じる事ができました。復讐劇とはいいながら、様々な感情が絡み合ったドラマだと思います」と思い入れたっぷりの様子。そして改めて「皆さん本当にお疲れさまでした。今、胸がいっぱいで何を言っていいか分からないんですけど…本当に楽しかったです!」と目に少し涙を浮かべながら、「いい作品といい役に巡り合えてすごく勉強になりましたし、ドラマってたくさんの可能性を秘めているんだということを改めて実感できた作品でした。今後も皆さんと一緒にいいドラマを作っていきたいと思います」と熱い思いを語っていた。「銭の戦争」最終回は、3月17日(火)22時~15分拡大SPで関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日「V6」岡田准一と榮倉奈々を迎えて、有川浩による人気シリーズ小説を実写化した映画『図書館戦争』。その続編となる『図書館戦争-THE LAST MISSION-』の製作が決定し、昨年12月からクランクイン、日本各地でのロケを敢行してきた本作だが、遂に3月2日(月)にオールアップ。この度、主演の岡田さんと榮倉さんからコメントが到着した。図書防衛の戦闘“小田原・情報歴史図書館攻防戦”から1年半後。昭和から正化の世となって33年。あらゆるメディアを取り締まる法律「メディア良化法」が施行されて以来、武力も厭わぬ検閲によって公序良俗を乱す表現を取り締まろうとする“メディア良化委員会”と、読書・表現の自由を守るために検閲に対抗する図書館の自衛組織“図書隊”の抗争は、より激しいものとなっていた。不当な検閲から図書を守るため、日夜厳しい訓練と、戦いの中に身を置く、関東図書隊のタスクフォースに所属する堂上篤(岡田准一)と笠原郁(榮倉奈々)の2人の知らぬ間に、図書隊にとって過去最大の戦闘が開始されようとしていた…。前作の監督も務めた佐藤信介がメガホンをとる本作。主人公の堂上篤役には、『永遠の0』で日本アカデミー賞2冠という快挙を成し遂げた岡田准一。ヒロインであり、タスク・フォース唯一の女子隊員・笠原郁役には、『娚の一生』で話題を呼んだ榮倉奈々。スタッフ・キャスト一丸となって約3か月間の撮影を駆け抜けた。過酷な日程の中、撮影を終え「寂しい」と語る岡田さん。「大変なシーンの連続でしたけど、“これが『図書館戦争』”ということをみんなで合言葉にして、笑顔で乗り切ることができました。朝の5時に市街地を走るアクションシーンでアップしましたが、いかにも『図書館戦争』だなと思いました(笑)」とコメント。役柄についても前作と変化があったようで「前作とは堂上のキャラクターのスタンスを変えて、より等身大の人間として演じました。上官として、役柄とリアリティを追求するために、榮倉さん、田中くん、福士くんら、タスクフォースのメンバーと密にコミュニケーションを取りながら、コンビネーションが重視される芝居を、みんなで自然に出来るよう頑張りました」と語った。榮倉さんは、「実に『図書館戦争』らしいハードな現場の日々でしたが、前作の終了時から身体作りを始めて、いつ続編があっても良いように準備していたので乗り切ることができました。トレーニングの効果が映像に出ているといいなと思っています」と続編に力を入れていたことを明かす。さらにアクションシーンについても「続編では岡田さんとのアクションシーンが多くありましたが、岡田さんにアドバイスをもらいながら撮影に臨むことができました。(岡田さんは格闘技の)師範の資格を持っている方に間近で相談できて、しかも分かり易く指導を頂けたので、とても恰好いいシーンになっていると思います」と自信をみせる。本作では、小牧幹久役に田中圭、笠原と同期の手塚光役に福士蒼汰、笠原と同部屋でよき理解者・柴崎麻子役に栗山千明ら前作からの最強チームが集結し、図書館内での戦闘シーンなどにも挑み、1作目で作り上げた作品世界に、さらなるリアリティを加えているという。『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』は2015年10月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月04日6月公開の映画『極道大戦争』の最新画像が公開になった。本作は“ヤクザヴァンパイアに噛みつかれるとヤクザ化してしまう”という設定を盛り込んだエンターテインメント大作で、市原隼人が主演を、三池崇史が監督を務める。その他の画像本作は、伝説のヤクザ・神浦に噛みつかれ、ヤクザヴァンパイアになった舎弟の影山亜喜良(市原)が壮絶な抗争に身を投じる姿を描いたアクション大作。成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでんらが出演する。このほど公開された画像は、主人公の影山亜喜良ら登場人物たちがズラリと並び、鋭い視線をこちらに投げかけている姿をとらえたもの。画像の隅にはなぜかカエルの姿があり、右下には牛乳瓶がデザインされている。三池監督はこれまでの作品でも、任侠もの、アクション、ラブストーリー、人間ドラマ、コメディなど様々なジャンルの“定番”をおさえつつ、観客が油断したところで“アッと驚く仕掛けや展開”を盛り込み、観客を楽しませてきた。本作は“噛みつかれるとヤクザになる”という飛び道具的な設定が用意されているが、このほど公開された画像から推測すると、観客をさらに驚かせ、熱くさせる展開が待ち構えているようだ。『極道大戦争』6月20日(土) TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
2015年02月19日市原隼人が主演を、三池崇史が監督を務める映画『極道大戦争』に、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでんらが出演することが発表された。本作は“ヤクザヴァンパイアに噛みつかれるとヤクザ化してしまう”という設定を盛り込んだエンターテインメント大作で、特報映像も公開になった。特報映像本作は、伝説のヤクザ・神浦(リリー・フランキー)に噛みつかれ、ヤクザヴァンパイアになった舎弟の影山亜喜良(市原)が壮絶な抗争に身を投じる姿を描いたアクション大作。成海は影山を支えるヒロインの杏子を、高島は神浦組の若頭を、青柳、渋川、瀧は極道ものを、優希はヤクザヴァンパイアに変身する高校生を演じる。本作はヤクザ映画、アクション映画など様々な要素を凝縮した作品で、かつてVシネマ、低予算映画で観客の度肝を抜く作品を連発してきた三池監督が“原点回帰”を掲げて挑む大作だ。三池監督は「観客の皆さんには、自分の物差しで計算できるものだけでなく、こういう映画もあっていいんだと、おもいっきりこの作品を楽しんでもらいたいなと思います」と語っており、観客の“予想”を遥かに超える作品になりそうだ。『極道大戦争』6月20日(土) TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
2015年02月03日ある程度、男子といろいろ付き合ってみたことのある女子なら一度は「ケンカしないで平和に過ごせる彼氏がほしいなぁ」と思ったことはあるはずです。すごくわかります! ケンカって疲れるし凹むし、そろそろ大人になってきたら子供みたいにケンカばっかりしてる恋愛からは卒業したいですよね。では、いったいどうしたらそんな相手を見つけられるのでしょうか?今回は、30代女性30人に「ケンカせずに済む彼氏の見つけ方」について教えてもらいました。■1.ちょっと意地悪してみる「もちろん、相性がいいかどうかは実際にじっくり話してみて決めるべき。で、そのときにやっておくべきなのは、ちょっとこれを言ったら意地悪かなーって思うことをさりげなく言ってみて反応を見ること。これで彼のストレス耐性がわかる(笑)!」(経理/31才)「その帽子変じゃない?」とか言ってみて、「は、ふざっけんなコレ◯◯のブランドだぞ?」って怒ってくるかそれとも「ええ、マジでー?」とか言って笑ってくれるか、ここは一つのポイントですね。短気じゃないかを見極められます。■2.元カノに聞く「徹底的にやるなら、話して見るくらいだと不十分だよね。私は念には念を入れて、元カノに聞くよ。『あの人、どう?』って。付き合ってからわかる本性ってあるしさ」(美容師/30才)これはものすごく大事。だって、今までさんざん「優しそうだったのに、彼女にはこんな態度!?」って目に遭ってきたじゃない(笑)!ここは少しプライドを捨てて、元カノにリサーチを入れるのが大切でしょうね。■3.自分恋愛史を振り返る「自分が今まで付き合ってきた人で、ケンカが多かった人。その人の特徴をリストアップしてみるといいと思う。せっかちな性格でゆっくりな自分にいつもイライラしていた、とかそういう性格の部分でのミスマッチを防ぐことが大事」(受付事務/31才)大学受験とおんなじで、とにかく過去問分析は超重要。自分の過去の失敗の原因がわかれば、きっとベターな彼氏を見分けることができるようになります。■4.「物足りない」って思わない?「平和な感じの人と付き合いたい子に言っておきたいのは『暇だけど、大丈夫!?』ってこと(笑)。はっきりいって、最初はいいけど、言い合いにならないってそれはそれですごく退屈だよ。その辺しっかり考えてからにすべき」(フリーター/32才)そしていよいよ、「この人いいかも」な人を見つけても一歩立ち止まって考えましょう。じつは、「ケンカばっかりの恋もそれはそれで楽しいんだよなぁ」なんて思う気持ちが少しでもあれば、まだあなたは「平和な恋」には向いていないかも?■おわりにどうでしたか?ケンカをしないで、いつも笑顔でいられる彼氏。こんな素敵な存在に憧れる人はぜひこれらを参考にしてみてくださいね。ちなみに私は、結婚相手ならこういう人がいいけど、付き合うならもうちょっと刺激的な人がいいかな(笑)。(遣水あかり/ハウコレ)
2014年12月26日有川浩の同名小説を岡田准一と榮倉奈々の共演で実写化した『図書館戦争』の続編となる『図書館戦争-THE LAST MISSION-』の製作が決定し、ふたりのコメントが公開された。本作は岡田、榮倉のほか田中圭、福士蒼汰ら前作の主要キャストが続投し、来年10月に公開される。その他の画像映画『図書館戦争』は、国家によるメディア検閲が横行する近未来を舞台に、読書・表現の自由を守るために図書館が組織した自衛組織“図書隊”と、国家権力のバトルを、ハードなアクションや青春ラブコメディの要素を絡めて描いたエンターテインメント作品。『…-THE LAST MISSION-』では、前作で描かれた図書防衛の戦闘“小田原・情報歴史図書館攻防戦”から1年半後を舞台に、過去最大の難敵に立ち向かう堂上篤(岡田)と笠原郁(榮倉)ら図書隊の姿が描かれる。岡田は「続編をやらせていただけることをうれしく思います。また『図書館戦争』の世界に入ることができるのが今から楽しみです。前回を超えるスケールを目指し、前作同様のスタッフ、キャストの皆様とともに頑張っていきたいと思っています」と意気込みを語り、榮倉は「前回の撮影から1年半、ついに来たかという感じです。台本をいただいて、前作で岡田さんからしごかれた思い出がよみがえりました(笑)。個人的に郁ちゃんの成長した部分を披露したいと思っていたので続編と聞いてうれしく思っています。みなさん成長した郁の姿を楽しみにしていてください」とコメント。前作に引き続きメガホンを執る佐藤信介監督は、「前作から続編を望む声が多く、その声に押されて実際に取り組むことができて、スタッフはもちろん、キャストも喜んでくれています。近未来とはいえ、現実の日本で起こる戦争を題材にした作品は他にないと思いますし、そこに恋愛ドラマも入っている映画は無いと思っています」といい、「続編は、1作目より人間ドラマもアクションも、さらにパワーアップをさせて、他のどの作品でも味わえない見たこともない世界を作り上げていきたい。一度、戦いを終えた仲間でもあるので、実現できると思います」と語っている。原作者・有川氏は「続編がこんな形で叶ったのは、『図書館戦争』を愛してくださった方々の起こした奇跡です。奇跡をスクリーンで見届けるのを心待ちにしています。皆さんもぜひご一緒に!」とコメントを寄せている。『…-THE LAST MISSION-』には、岡田、榮倉、田中、福士のほか、西田尚美、橋本じゅん、栗山千明、石坂浩二が出演することが発表されており、12月中旬にクランクインを迎える予定。『図書館戦争-THE LAST MISSION-』2015年10月公開
2014年12月04日在日スイス大使館は、赤十字国際委員会(ICRC)の協力と公益財団法人広島文化センターの後援を受け、広島平和記念公園の平和記念資料館東館前芝生エリアで野外写真展「僕たちが見た戦争」を11月26日から12月27日まで開催する。ジュネーブ条約誕生と日本・スイス国交樹立150周年を記念し、本展ではスイスの人道支援の歴史を顧みると共にジュネーブ諸条約の守護者・番人と言われるICRCの現場での活動を紹介。元ICRC職員で写真家のジャン・モア(Jean Mohr)が、戦地に暮らす人々の目線から戦争の実態を伝える。モアはICRCや国連機関の職員として戦時下で自由を奪われた人々と接する中で、個々の生活にドラマがあることを見出し人道写真家に転じた。今回はカメラのレンズ越しに戦禍の人々の日常をとらえ、人道支援の大切さを訴える。企画・監修はスイス・ローザンヌのエリゼ写真美術館が担当した。
2014年11月04日アンジェリーナ・ジョリーとの結婚後初となる1年3か月振り、10度目の来日が決まったブラッド・ピットが、主演と製作総指揮を兼ねた戦争アクション大作『フューリー』。本作でブラッド演じるリーダー、ウォーダディーのチームに配属された新人兵士を演じているのが、ハリウッド期待の若手ローガン・ラーマンだ。このほど、ローガンが名実共に師匠と仰ぐブラッドとともに熱演を見せた劇中ビジュアルが解禁。彼の鮮烈な演技が、戦争の悲惨さを浮き彫りにさせていることが分かった。1945年4月、第二次世界大戦下のヨーロッパ戦線――。副操縦手を失った戦車“フューリー”のチームに、新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置されてくる。もともとは事務担当のタイピストで、前線での戦闘経験は全くないノーマン。彼は、自分がこれから対峙せねばならない戦況すら理解できぬまま、戦車長のウォーダディー(ブラッド・ピット)、冷静沈着なバイブル(シャイア・ラブーフ)、切れ者のゴルド(マイケル・ペーニャ)、ムードメーカーのクーンアス(ジョン・バーンサル)という部隊の一員となる。“新人”として与えられた最初の仕事は、自分がこれから身を置くこととなる持ち場の掃除。戦車内で命を落とした前任者の副操縦手が座っていた血痕をぬぐう作業に、思わず嘔吐してしまうノーマン。軍の手違いで戦車部隊に配置されたと疑問を抱く彼は、混乱を抱えたまま戦場へと向かうことに…。全米で10月17日(現地時間)に公開された『フューリー』は、初登場No.1の大ヒットスタートを記録。製作総指揮を務め渾身で本作に臨んだブラッドにとって、昨年賞レースを席巻した『それでも夜は明ける』に続く、本年度アカデミー賞の有力作品といわれている。そんな本作でローガンが演じたのは、軍事訓練をほとんど受けていない“戦争未経験”の新兵ノーマン・エリソン。彼は劇場で映画を観る観客に最も近い存在となり、観客は彼の視点を通して、ブラッド演じるウォーダディーの姿や過酷で凄惨な戦争の現実などを追体験していく。自身も海兵隊員だったデヴィッド・エアー監督の脚本は、彼が軍人として生き残るために、避けきれない多くの死に直面させ、否が応でも成長せざるを得ない状況へと追い込んでいく。しかも成長を遂げているのは、物語の中のノーマンだけではない。複雑なキャラクターを演じることに惹かれたというローガンも同様で、「俳優で僕の年齢だと平面的な役なら沢山あるが、ノーマンはとても複雑で、いろいろ考えるだけでもストレスがたまるタイプの役柄で、とてもチャレンジングだった。素晴らしいキャラクターとストーリーに、ブラッド・ピットを始めとする尊敬する大勢の人と一緒に働くチャンスでもあった」と明かしている。また、撮影では何度もリハーサルを行い、題材のことや人間関係、それぞれの人物が意図すること、シーンへのアプローチ法の話し合いが設けられるなど、キャスト同士と監督との間で徹底した議論が交わされていたという。「特にこの作品では人物が中心となるから、登場人物について話し合うことが重要だった」とも語るローガン。当時は、劇中のノーマン同様、ろくに訓練も受けていない青年たちがいきなり前線に立たされるのは珍しいことではなかった。特に大戦末期は米軍も人員不足が深刻だったため、3~4週間程度の戦闘訓練でいきなり戦地に送り込まれた兵士も数多くいたという。本作では、史実に忠実な作品作りをするため、製作陣・キャストと退役軍人との座談会も開催。実際に1945年の春に21歳で戦車の副操縦手として任務につき、ノーマンと似た状況下にいたレイ・スチュアートにも話を聞いている。レイは「隊員が4人おり、新入りは私ひとり。車長に試されている感じがした。最善は尽くしたよ」と当時をふり返る。戦車が撃破されたら、次の戦車へと乗り込まなければならない。その移動は怖くないのかと尋ねられると、彼は「行くしかない。外へ出て乗り込むのみ」と肩をすくめた。こうした当時の戦車部隊隊員たちの体験談が、本作ではスクリーンに蘇る。「100%やりきったからこそ、特別な思いだ」と10月15日(現地時間)に行われたワシントン・プレミアでの発言からも、ローガンが過酷で困難な役作りに挑み、見事に達成できたことに対する自信が伺える。彼が本作で挑んだ新境地を、劇中ビジュアルからも確かめてみて。『フューリー』は11月28日(金)より TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月31日レオナルド・ディカプリオが「国連平和大使」として、地球の気候変動問題を広める役目を担うことになった。国連の潘基文事務総長は、1998年に環境や野生動物の保護を支援する「レオナルド・ディカプリオ財団」を設立して活動を続けるレオについて、「世界有数のスター俳優であるだけではなく、長いスパンで環境問題に関わる」と任命の理由を語った。レオは今年2月に海洋保護のために300万ドル(約3億円)を寄付、その後も2年間で700万ドル(約7億円)の寄付する予定と宣言している。レオは今回の任命について、「我々が直面する重要な問題の1つ(気候変動問題)に取り組む事務総長のお手伝いをできるのは光栄なことです。人類の歴史上、重要なこの時期に発言をする道義的な責任を感じています。いまこそ行動のときです。今後の数年間で気候の危機にどう対応するかで、人類と地球の運命が決まります」と声明を発表した。国連の平和大使には、これまでにマイケル・ダグラス、ジョージ・クルーニー、エドワード・ノートンやシャーリーズ・セロンなどが任命されている。レオは23日(現地時間)に国連本部で開催される気候変動問題サミットで開幕演説をする予定。その2日前の21日に行なわれるクリントン財団のパーティでもレオの表彰を予定しているという。(text:Yuki Tominaga)
2014年09月18日サラ・ジェシカ・パーカーとジェラルド・バトラーが、第19回ノーベル平和賞コンサートの司会に抜擢された。その年のノーベル平和賞受賞者を前にノルウェーのオスロで行われる同コンサートには、先日シールとジェニファー・ハドソンがパフォーマンスを行うことが発表されたばかりだが、今回サラとジェラルドの2人が今年の司会に起用されることが発表された。これまでに同コンサートの司会はリーアム・ニーソンやメリル・ストリープ、トム・クルーズ、オプラ・ウィンフリーなどが務めており、昨年はヘレン・ミレンとロザリオ・ドーソンがショーを進行している。今年は欧州連合(EU)がその平和活動や人権問題への取り組みが評価され、同賞を受賞することになっている。第19回ノーベル平和賞コンサートは、12月11日(現地時間)に開催される。■関連作品:SEX and the CITY/セックス・アンド・ザ・シティ [海外TVドラマ]
2012年11月21日シリーズ累計280万部を突破した有川浩の人気小説『図書館戦争』が、岡田准一、榮倉奈々の初共演で実写映画化されることが決定した。その他の情報『図書館戦争』は、人権を侵害する表現を取り締まるための検閲が法律によって認められ、武力行使が許される近未来の日本を舞台に、不当な検閲から“本”を守る、自衛組織“図書隊”の隊員たちによる奮闘や恋愛を描いたヒューマンドラマ。『砂時計』『GANTZ』2部作などを手がけた佐藤信介が監督を務める。物語は、岡田演じる図書隊員の鬼教官・堂上篤と、榮倉演じる新米女性隊員の笠原郁を軸に、ふたりの恋愛模様やアクションシーンも繰り広げられるという。ふたりの配役について原作者の有川は、「『ダ・ヴィンチ』の読者アンケートでも一位になったキャスティング」だといい、「映像化の企画段階のイメージキャストは複数の役者さんが挙げられるものですが、堂上と郁は最初期からこのおふたりしか挙がっておらず、お任せしたいと思いました」とコメントを寄せている。岡田は「原作者の有川さんの世界を壊すことなく、映像を通じてリアルな世界を作り上げていけるよう、撮影に臨みたいと思います」といい、榮倉は「原作を読ませていただきました。SFファンタジーの中で描かれる登場人物の細やかな心情の動きに、ページをめくる手が止まりませんでした。ファンの方がたくさんいらっしゃる作品に出演させてもらえるのは、大変ありがたいと思っています。同時に責任を感じながら、撮影を頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。また、佐藤監督は「本を守るという、特別な使命を持った“図書隊”の過酷なバトルがある一方で、コミカルで瑞々しいラブストーリーでもある。それが『図書館戦争』の魅力であり、多くのファンを生んだ秘密ではないかと思いました。有川先生の生み出された、他では決して味わえないこの世界を、映画化できることにとても興奮しています」とコメントしている。撮影は10月にクランクインし、2013年のゴールデンウイークに公開される。『図書館戦争』2013年GW 全国東宝系にて公開
2012年08月01日広島駅周辺の七寺社の参道や石灯籠に千本のろうそくをともし、犠牲者の冥福と世界平和を祈る「夏の夜、祈りと平和の夕べ」が七社寺会主体で開催される。「夏の夜、祈りと平和の夕べ」の開催日時は8月6日(月)、点灯時間は19:30から21:30まで。場所は広島駅周辺の饒津神社、明星院、鶴羽根神社、広島東照宮、尾長天満宮、國前寺、聖光寺だ。1945年の8月6日。テニアン島から飛び立ったアメリカ軍のB29戦略爆撃機は8:15、広島にウランを炸薬とした原子爆弾を投下。12月までの死亡者は約9万人から12万人と言われ、爆心地からほど近い場所はまさに壊滅に近い被害であった。饒津神社の被害も甚大で、建造物は爆風で全壊したり、その後発生した火災で焼失し、石灯籠や手水桶が辛うじて残るだけだったと言われている。被爆者の避難所となったが、多くの被爆者はこの地で亡くなった。明星院も原子爆弾ですべての建物を焼失したものの、赤穂浪士47体の木像は無事で、今なお堂内に安置されている。鶴羽根神社はすべての社殿が倒壊したものの火災は免れ、いち早く再建された。難を逃れた石鳥居・石ノ太鼓橋・手水舎・唐獅子・石燈籠は、昔のままの姿を見せている。いっぽう広島東照宮は全焼は免れたものの、熱風により出火し、社宝をほとんど失うという被害を受けた。聖光寺の被害も、全建造物と本尊の阿弥陀如来を焼失するものだった。また、尾長天満宮は爆風で倒壊したが火災は免れ、1947年にいち早く社殿が修復された。國前寺は倒壊、火災は免れ、被爆者の救護所として活躍した。2012年の今年、その日から67年目を迎える。「夏の夜、祈りと平和の夕べ」では会場の各寺社を自由に散策できるとともに、催し物も開催される。饒津神社では「和楽の夕べ」と題して和奏楽人による篠笛、龍笛の演奏。また、宮司の講話を聞くことができる。開催時間は20:00~20:20、20:40~21:00。尾長天満宮では「音楽の夕べ」と題して尺八演奏「平和の山河」と宮司の講話。開催時間は20:00~20:20、20:40~21:00。広島東照宮では宮司の被爆体験の講話が行われる。開催時間は20:40~21:00だ。ろうそくにともされる火は平和記念公園の「平和の灯」から採火される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月31日創立50周年を迎えた読売日本交響楽団が、世界平和を祈念する特別公演として、原爆忌に広島と長崎で「世界平和への祈り」特別演奏会」を開催する。読響50周年特別公演「世界平和への祈り」の公演情報楽団創立以来、ブリテン作曲「戦争レクイエム」、ペンデレツキ作曲「ルカ受難曲」日本初演、シュニトケ作曲のオラトリオ「長崎」や、1981年ローマ法王ヨハネ・パウロ2世を迎えた「ヤング&ホープ大会」での演奏など、平和への願いを音楽に込めてきた読売日本交響楽団。今回の演奏会は、同団常任指揮者を務めるシルヴァン・カンブルランが「広島・長崎で原爆投下の日に、亡くなられた多くの方に『レクイエム』を演奏し祈りをささげたい」と熱望して実現した。カンブルランは公演に先駆けて、今年5月に長崎市と広島市を初訪問。両市の原爆資料館の見学、長崎平和祈念像や広島原爆死没者慰霊碑への献花を行い、「子どもたちが犠牲にならない戦争はありません。平和への道を願い、祈りを捧げ、生きる希望となるような演奏を行いたい」と力を込めて語っている。読響50周年特別公演「世界平和への祈り」広島特別演奏会は8月6日(月)に上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール)で、長崎特別演奏会は8月9日(木)に長崎ブリックホールで開催。カンブルランの指揮で、4名のソリストとそれぞれの地元市民の合唱団とともにモーツァルト「レクイエム」などを演奏。広島では吉川晃司(ミュージシャン・俳優)が、長崎では白石加代子(女優)が「レクイエム」で朗読を行う。各公演ともチケットは発売中。また読売日本交響楽団は、今年10月27日(土)にサントリーホール(東京都)で行う定期演奏会で、細川俊夫作曲「ヒロシマ・声なき声」の演奏を予定している。
2012年07月30日11日、ノルウェーのオスロにあるスペクトラムでノーベル平和賞記念コンサートが行われ、デンゼル・ワシントンとアン・ハサウェイが司会を務めた。毎年開催のコンサートの司会はハリウッド・スターが務めることが多く、昨年はウィル・スミス&ジェイダ・ピンケット・スミス夫妻が起用されている。ハービー・ハンコック、ジャミロクワイ、バリー・マニロウらが出演したコンサートに先駆けて行われたノーベル平和賞授賞式にもデンゼル、アンはもちろん出席した。ポーレッタ夫人を伴い、現在中国で獄中にあり出席できなかった劉暁波氏の功績をほかの出席者と共に讃えたデンゼルは「ノーベル平和賞記念コンサートに参加できて光栄です。歴史に残るこのイベントは世界平和のメッセージを広げるものです」とコメントした。(text:Yuki Tominaga)写真はデンゼル・ワシントンとアン・ハサウェイも出席したノーベル平和賞授賞式。© AP/AFLO■関連作品:アンストッパブル 2011年1月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:オスカー有力『キングズ・スピーチ』が全米で1館あたりの平均今年No.1のスタートわずかな希望を胸に暴走列車に挑む『アンストッパブル』試写会に15組30名様ご招待
2010年12月13日