女優の斉藤由貴が24日、東京・有楽町のニッポン放送で第42回『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』のスタート直前会見を行った。1975年から放送がスタートした同番組は、目の不自由な人を支援するチャリティ番組の草分け的な番組。毎年12月24日から25日にわたって生放送される。42回目を迎えた今年は、斉藤由貴がパーソナティを務めることになり、24日12時からの放送直前に、報道陣向けの会見に臨んだ。同番組のメインパーソナリティは、1991年に東山紀之と務めて以来、25年ぶり2回目となる斉藤。「25年前は、右も左も分からない状態でしたが、たくさんの方々にご協力をいただきながら24時間を走り抜けました。その時から倍の月日を生きてきた訳ですが、目が不自由な方への音が出る信号機設置を目的に、リスナーの皆さんに募金を呼びかけていきたいと思っています」と意気込み、「前回はまだ25歳でピチピチの時でしたから乗り切れました。今回は見当もつかないのが正直なところです(笑)。たくさんの方々が差し入れを持っていくと仰ってくださったので、そういうものに元気をもらって乗り切りたいですね。眠りづらくなる飲み物やサプリがいいです(笑)」とリクエストした。クリスマスイブの正午から24時間、同番組のメインパーソナリティということで、クリスマスという大切なイベントに家族と過ごせないことになるが、「今朝、家を出る時に子どもたちが寝ていました。長女は布団の中から手を振りながら『メリークリスマスイブ!』と声がけをしてくれ、次女は『マミーがいないとヤダ』と泣いていました。でも大ママと一緒に見に行くと言ってくれたので、応援してくれると思います」と心配はない様子だった。
2016年12月24日SMAPの中居正広が司会を務めるフジテレビ系単発番組『たまっチ!』(30日8:30~9:50)に、長嶋茂雄・王貞治・高橋由伸という新旧巨人監督が共演を果たすことが18日、明らかになった。中居は、9連覇を達成した長嶋・王の"ON時代"や、長嶋監督(当時)のもとで高橋現監督が選手として活躍していた時代など、その頃に選手としてどのような心境だったのかなどを質問。さらに、"二刀流"大谷翔平選手の話題では、長嶋氏が「今度会ったら169、170キロを目指せと言いますよ」とメッセージを送った。また、来シーズンで2年目を迎える高橋監督について、長嶋氏「来年はまってろよ!て感じがあるよ」、王氏も「思い切って爆発するくらいにやってほしい」とエール。高橋監督は「補強していただいた選手たちでどう戦うかはまだこれからですが、うまく使っていけたら。お2人みたいな選手がいてくれたらいいのですが」と来期への決意を語る。中居は、この夢の共演を目の当たりにして「(3人には)もっとテレビに出ていただきたい! こうやって長嶋さん王さん由伸監督の言葉を聞きたい人がたくさんいますので」と、満面で要望していた。聞き手は、中居のほか、元木大介と宮澤智アナウンサー。スタジオには、徳光和夫、篠塚和典、佐藤隆太をゲストに迎える。なお、SMAPは31日の『NHK紅白歌合戦』に出場するか、現時点では未定となっているが、出演しない場合、年内で解散するSMAPのメンバーとしてのテレビ出演は、これが最後となる可能性がある。
2016年12月18日10月26日から1週間、伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区では「瀬戸内国際芸術祭」と三越伊勢丹によるコラボレーションエキシビションが開催され、会期中の10月27日には、瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラム氏と、ベネッセアートサイト直島や瀬戸内国際芸術祭でも多く作品を残す現代美術家の大竹伸朗氏によるトークイベントが行われた。●2009年の作品、直島銭湯「I湯」について、制作した経緯などを教えてください。大竹:2009年に直島の宮浦港のすぐ傍にオープンした銭湯です。その2年前に福武さんから「銭湯に興味はあるか?」と連絡をいただき、自分が子どもの頃、友だちと銭湯に入り浸っていた思い出があったのでお引き受けしました。以前は駐車場だった場所に、昔から島にあったように見える銭湯を新しく作り、外観だけではなく湯船の中にも作品を埋め込み、タイルやカランのパーツなどもすべてオリジナルで作りました。観光客はもちろん島の人たちも使う銭湯で、直島町の観光協会が運営を委託されています。僕が子どもの頃の銭湯は、地元の人たちの情報交換の場所で、そういう馴染みのある“寄合の地”を作りたいと思い制作しました。大竹伸朗直島銭湯「I湯」(2009)写真:渡邉修●直島銭湯「I湯」の男湯と女湯の境にある象のオブジェや、家プロジェクトの「はいしゃ」の中にある自由の女神像はどこから見つけてきたのでしょうか。大竹:象のオブジェは北海道の定山渓の秘宝館入口にあった物です。直島銭湯「I湯」の制作から遡ること12年前、当時の僕は、敷居が高くておしゃれな現代アート界が毛嫌いする場所、恥だと思うような場所をテーマにして作品を作っていました。当時ベネッセの前身である福武書店から出ていた月刊誌「海燕」から日本をテーマに連載の依頼を受けました。その連載では、そういう現代アート界が見向きもしない、潰れたゴルフ場や廃墟になったラブホテルなどをテーマにすることにし、取材中にその象のオブジェに出会いました。それを見た瞬間にひと目惚れし、いつか手に入れたいと思いました。銭湯を作るからには象は絶対に必要だ、という想いが制作当初からありました。同じく直島にある「はいしゃ」《舌上夢/ボッコン覗》という作品は、かつては歯医者さんだった場所を利用して新たな空間を作り、その中の一部に女神像「女神の自由」を置きました。あの女神像は、地方の国道沿いに忽然と現れる「自由の女神」像とか「サモトラケのニケ」像が以前から不思議で、なぜ日本人はあれを建てるのかなと気になっていたところから始まっています。元は貸しビデオ店の看板か何かに使われていた物でしたが、ある時、急に廃品になると連絡が入り手に入れました。手に入れたもののなかなか出番がなくて、10年くらい作業場脇に放置していましたが、ようやく「はいしゃ」の中に納めることが出来ました。他にも街中に立っているボーリング場の巨大なピンや謎の鉄柱や煙突とかを見るとほしくなるものがあります。昔の建物は、磨りガラス1枚でも今と全然違う。お宝は街のいたるところにあるのに、それを見ようとする価値観がない。新たに物を作らなくたって、解体したビルから持ってきた物だけでも作品は十分に作れると思います。家プロジェクト「はいしゃ」 大竹伸朗 " 舌上夢/ボッコン覗 "写真:鈴木研一●ファッション業界にも大竹さんのファンは多いですが、「ニューシャネル」のTシャツのデザインはどのようにして作られたのでしょうか。大竹:あれは、もともと展覧会に来てくださった方に配るために10分くらいでデザインしたTシャツです。「ニューシャネル」は宇和島にあったスナック名から取ったものです(笑)。日本語のTシャツはダサい、という価値観があったので、逆にダサいTシャツを作ろうと思いました。そんな思いつきのような逆の発想が、無責任に作った物が受け入れられた、という感じですね。美術のプロの人たちが嫌悪感を抱くようなところを突き進めば未知の新しさに行き着くことがあります。欧米で流行っている物を追いかけるより、日本のローカルにある物の中に新たな価値観を見出すことが重要なのです。それには長く時間がかかりますが。●美術館の中ではなく、島でアートを見ることについてどう思われますか?大竹:美術館の中にしか美術作品はないという価値観はもう古いと思っています。街中の煙突とか既にそこにあるものの中にも重要な物はたくさんあるのです。やっぱり日本は、アートに対してマニュアル的な意識が強いので、色々な視点が生まれて来るといいですね。北川:たとえば瀬戸芸を観に島へ行くとしても、パックツアーではなくてマニュアルのない“素”の状態で、海の香りや波の音に触れ、感覚の赴くまま、次に行く場所を決めたらいいと思うのです。僕のおすすめは、女木島にある依田洋一朗さんの「ISLAND THEATRE MEGI『女木島名画座』」というインスタレーション作品。これはマンハッタンの古い映画館を手作りで再現した物なのですが、36席しかない小さな劇場の中で昔の映画を見ること自体が、すごく独特の体験になるはず。ぜひ足を運んで、実物を観て欲しいです。※「シップヤードワークス」(ベネッセハウスミュージアム)、家プロジェクト「はいしゃ」、直島銭湯「I湯」(以上直島)、「針工場」(豊島)は常設展示されています。休館情報等は下記でご確認ください。※「女根/めこん」、「ISLAND THEATRE MEGI」(いずれも女木島)については、芸術祭終了後(2016年11月7日以降)の開館は未定です。下記でご確認ください。前編「北川フラム×大竹伸朗、“瀬戸芸”を通じ出会った両氏の“現代アート界”に対する率直な想い」へ戻る。
2016年11月15日伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区では10月26日から1週間、「瀬戸内国際芸術祭」と三越伊勢丹によるコラボレーションエキシビションが開催され、会期中の10月27日には、瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラム氏と、ベネッセアートサイト直島や瀬戸内国際芸術祭でも多く作品を残す現代美術家の大竹伸朗氏によるトークイベントが行われた。会場では、両氏が瀬戸内国際芸術祭の魅力について語り、大竹氏は過去の出展作品の制作秘話を披露。“瀬戸芸”を通じて付き合いが始まった両氏が“現代アート界”に対する率直な想いを打ち明け、和やかながらも熱い一面が垣間見えた時間となった。現代美術家の大竹伸朗氏と瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラム氏●瀬戸内国際芸術祭のテーマ、「海の復権」について教えて下さい。北川:まず、日本全体は海に囲まれていて、他の国とは環境が違うということです。イギリスも島国ですが、日本はさらに暖流と寒流がぶつかるせいで、雨が多く、土が多い。そのおかげで日本の文化は、雨と土と親しむ中から生まれ育まれました。それこそが極東の島国、日本の文化的な面白さ、豊かさだと思うのです。大陸を渡って日本へやってきた民族が、それぞれ辿り着いたところに港を作り、さらに川を伝って文化が作られていく。瀬戸内海もそんなふうに穏やかな海とともに文化が発達してきた土地で、もともとは自由な海、自在な島だったのです。ところが、だんだん文明が発達するにつれて、製錬所が出来て島が荒れ、産業廃棄物が投棄され“隔離された島”のイメージが定着。人口がどんどん減ってしまった。そういう状況はとても残念だし、島の人にとっても展望がなかったのです。直島では福武總一郎氏によりベネッセハウスが建てられ、アートで島を復興させようという動きが生まれ、瀬戸芸を始めるきっかけになりました。私が直島へ初めて来たのは1998年頃、大竹さんの「シップヤードワークス」がすでにありました。●90年代初頭に宇和島へ移住し、アーティスト活動を続けていた大竹伸朗氏。瀬戸内海との出合いには、どのような経緯があったのでしょうか。大竹:今となっては現代アートの本拠地として認知されている直島ですが、僕が初めて直島に足を踏み入れたのは、直島にベネッセハウスが出来た直後でした。宇和島までベネッセの人たちが会いに来て下さって、直島へ出来たばかりの美術館を見に来て欲しいと言われました。正直「島にある美術施設」と聞いてもあまり期待していませんでした。でも、いざ直島へ行ってみたら、美術館は安藤忠雄さんの設計で、僕が高校生の頃に画集でしか見たことのなかったような作品がたくさんありました。ものすごい衝撃を受けましたね。本当に“見たことがない場所だ”と思いました。その後、野外彫刻展(Open Air ’94 Out of Bounds-海景のなかの現代美術展)に声をかけていただき、作品を作るようになりました●最初の作品、直島のビーチに設置された作品「シップヤードワークス」について教えてください。大竹:1990年の東京での個展「シップヤードワークス」展のために宇和島の造船所にあった廃材である船型を使って製作したシップヤードワークスシリーズです。船尾の木型から抜いたものにたくさんの穴を開けたり、船底を立てたり、また船の先端部分等も直島のビーチに設置しました。最初のうちは、漁師さんから漁船が座礁して壊れていると通報が入ったりしたこともありました。当時の島は、手押し車のおばあさんたちが、日向ぼっこしながらおしゃべりする姿がどこでも見られるようなのんびりしたところでした。2001年開催のグループ展「スタンダード」展には「落合商店」という作品を出品しました。それは廃業した雑貨店内にアート作品を同居させた作品だったのですが、3ヶ月の展覧会中、1万人余りの来場があり当時としてはそれは大成功の数字でした。そして数年後には年間20万人もの人たちが現代アートを見に来るようになったのです。ここ数年では、海外の旅行雑誌でも日本で行きたいところベスト20に直島が入るほどになりました。この状況の変化にはびっくりしています。●2016年の新作、豊島の「針工場」について、制作した経緯などを教えてください。大竹:豊島にある廃業したメリヤス針製造工場跡地に作品を作って欲しいと、福武總一郎氏から依頼があったのがきっかけです。それは針工場跡地の中央に宇和島の造船所に30年くらい放置されていた全長約17mの船の木型を置いた作品です。漁船を作る時は船と同寸の木型を作るのですが、船が出来た後は巨大な不要物ですから、造船所内で巨大なゴミ箱としてずっと放置されていたのです。それを作品化して運びました。僕が東京から宇和島へ移住した時、最初に興味を持ったのは造船所の不要物で、造船所に落ちている物は東京にはない物ばかりだったので、これまでにもそれらでたくさんの立体作品を作ってきました。この「針工場」は、夜になると木型内に設置した明かりが床に漏れるようになっています。大竹伸朗「針工場」写真:宮脇慎太郎●2013年の作品、女木島の「女根/めこん」について、制作した経緯などを教えてください。大竹:女木島に唯一ある小学校の中庭を使って作った作品です。ここは過疎の島で休校中の小学校です。最初に女木島に来た時に「植物がワイルドで元気だな」という印象を受けたので、「植物の生命力」とそれを象徴する“根”をテーマに作りました。この赤く立っている物は、宇和島の海岸に流れ着いたブイで、ブイの内側をくり抜いて、女木島に生えていた大きなヤシの木を花瓶のように差したのです。作品を作る際には、学校が休校中のため中庭にあった水道や電気系統用の建物をいじることが出来ず、鉄板で周りを囲ってからタイルを貼り付けたり、ネオン管を大量に取り付けました。南国の植物園のような雰囲気を意識した作品になっています。女根/めこん写真:渡邉修後編「北川フラム×大竹伸朗、銭湯やラブホテル...日本の“ローカル”に見い出す新たな価値観」へ続く。
2016年11月15日お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00~22:54)のきょう23日放送の第7話で、キーマンとなる役を演じる。このドラマは、驚異的な記憶力があり、犯罪者の心理に異常なまでの興味を持つ女刑事・藤堂比奈子(波留)の活躍を描くサスペンスで、鑑識官・三木役を演じる斉藤は、同作が連続ドラマ初レギュラー。7話では、比奈子らが事件の謎を追う中で、自殺者が書き起こしていた言葉「AID」の謎に、三木が迫っていく。斉藤は、慣れない現場に「失敗ができないというプレッシャーもありますし、正直まだ楽しいという感覚はわからないですね」というが、「顏の力が僕は強いので、表情を意識して演じています」と、特徴を生かした演技を語る。それでも、周囲からは「何もやっていないのに顔がうるさ過ぎる」と言われているそうだ。キーマンとなる7話は「台本をもらったときは、登場する場面が多くて吐きそうになりました(笑)」と言うものの、「出番をたくさんいただいているのでありがたかったですね」と感謝。「今回は攻撃的な部分もあり、新しい三木が見られると思います。濃い三木、濃い斉藤さんを堪能していただいて、皆さんに楽しんでもらえたらうれしいです」と、見どころを話している。
2016年08月23日お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二が、波瑠主演の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(7月12日スタート、毎週火曜22:00~22:54 ※初回は21:00~2時間SP)で、初の連続ドラマレギュラー出演を果たした。このドラマは、内藤了の猟奇犯罪ミステリー「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズが原作。波瑠演じる新人刑事・藤堂比奈子は、驚異的な記憶力と、殺人犯への異常な探究心で、次々と起こる不可解な猟奇殺人事件の捜査に当たっていく。この中で斉藤が演じるのは、"オタク鑑識官"と呼ばれる敏腕鑑識官・三木健だ。もともと俳優志望で、文学座の研究生だった斉藤。今回のオファーに「僕で大丈夫ですかね(笑)。まだなんか信じられないんですよね」と興奮しながら、「演技のお仕事ができるのが、うれしくてしょうがないですね」と喜びを語る。衣装合わせでは、予想以上のスタッフの多さに「え、オーディション!?」と思ったほど。今回は"異常犯罪"を扱う作品で、怖いシーンも多い中、コミカルなキャラクターを演じることに「ひとつクッションになるような役をいただけてありがたいです」と感謝し、「大げさで、少し気持ち悪い部分を出せたらいいかなと思って演じます」と、意気込みを示している。
2016年06月25日大切な人と来たくなる、安らぎの銭湯日暮里駅から徒歩3分。下町情緒ある賑やかな路地を一本入ったところに、「斉藤湯」があります。80年以上前から、地元の人々に親しまれる老舗銭湯は、2015年にリニューアルオープンされました。手入れの行き届いたキレイな店内手入れの行き届いたキレイな店内は、女性一人でも気兼ねなく立ち寄れるようにと、3代目店主である斉藤勝輝さんのこだわりが随所に感じられます。実際、改装前は男女比9:1だったところが、6:4ほどまでに女性客が増えたそう。中に入るとフロントの壁には、愛湯家である著名人のサインがずらり。実は、斉藤湯では、年に数回”銭湯寄席”を開催。週末の営業時間前に、子供からお年寄りまで30~40人ほどがロビーに集い、落語を楽しみます。終了後は、お客さんも総出で片付けて、開店の準備。終わったら、みんなでお風呂に入ってから帰る。他にはない、下町のアットホームな雰囲気が味わえる瞬間です。湯上りには樽生ビールをそしてここ「斉藤湯」で見逃せないのが、バーカウンター風なフロントで飲める樽生ビール。ビールマイスターの資格を持つ店長のボブさんが、こだわりの一杯を注いでくれます。「居酒屋で飲むよりウマい!」と評判で、多い時は1日80杯ほど売れることもあるとか。グラスのサイズも4種類、ミニ(200円)、小(300円)、中(400円)、メガ(900円)揃っています。ちょっとだけ飲みたくなる、女ゴコロをくすぐるサイズ展開。湯上りの美味しいビール片手に、おしゃべりに花が咲いて、つい時間を忘れて長居してしまいそう。店舗情報店名:斉藤湯TEL・予約:03-3801-4022住所:東京都荒川区東日暮里6-59-2アクセス:日暮里駅から徒歩3分営業時間:14:00~23:30定休日:金曜日
2016年05月19日現代美術家の大竹伸朗が、15年から連続刊行しているカタログシリーズ『SO X TN』から新たに2タイトルを発売。あわせてこれまでのカタログを集積する『SO X TN: #1』も限定250部で発売し、5月15日から6月26日まで東京・渋谷のNADiff a /p/a/r/tでこれを記念した展覧会「SO X TN: #1」を開催する。『SO X TN』は、大竹伸朗の展覧会やフェアなどのプロジェクトが行われる度に、東京・東麻布のギャラリー・Take Ninagawaが販売してきたカタログシリーズ。08年に開催された一番最初の展覧会である3部シリーズ『貼、貼貼、貼貼貼』を除くすべての個展プロジェクトが収録されている。5月には、これまでの4種に、新たに『時憶』と『網膜』の2タイトルが加わり、計6タイトルのカタログがラインアップ。これらのカタログを集積する『SO X TN: #1』も限定250部で発売される。なお、見返し部分には大竹伸朗手書きの限定ナンバー入り。今回開催される展示会では、この『SO X TN: #1』の豊富なバリエーションの中から約100点を展示販売。絵画でもあり、彫刻でもある、重厚、膜厚な大竹伸朗ならではのユニークなピースの数々が展開される。5月15日の18時30分から20時までは、トークイベント「大竹伸朗を囲む初夏の夕べ」も開催。5月14日から6月30日までは、Take Ninagawaにて展覧会『時憶』も同時開催される。また、『SO X TN: #1』の購入者には、慶応義塾大学アート・センター企画のShow-Case Project No.3として大竹伸朗が個展を開催した際に制作された、他で手に入らない未販売のカタログ『時憶 / フィードバック』をプレゼント。デザインは同カタログシリーズと同様、Edit.35の小関学が手掛けた。【展覧会情報】「SO X TN: #1」会場:NADiff a /p/a/r/t住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4期間:5月15日~6月26日定休日:月曜日【書籍情報】『SO X TN: #1』著者:大竹伸朗310×240×40発刊:2016年価格:3万5,000円
2016年05月01日斉藤和義が2年ぶりにニューアルバム『風の果てまで』をリリースする。キャリア初のLAレコーディングを敢行し、気心の知れた在米のミュージシャンたちと共に、リラックスしたハウススタジオで、素晴らしいアルバムを作り上げた。「LAといっても東京でいうなら、阿佐ヶ谷みたいな場所に滞在していたので、あんまりカリフォルニアに行った感はないんです。ビーチに行ったのも最終日だったし(笑)。ドラムのチャーリー・ドレイトンとは10数年来の友人ですが、昨年のツアーに参加してくれて、その感触が良かったので、彼と一緒にアルバムを作りたいと思いました。チャーリーは日本語分かるんじゃないの、と思うほど歌いやすいドラムを叩いてくれました。彼が連れてきた他のミュージシャンも素晴らしかったですね」収録曲は現在ヒット中の「攻めていこーぜ!」や大人の女の哀しい本音?を歌う新曲「シンデレラ」など、ぐいぐい来る名曲ぞろい。「『シンデレラ』の女性像は、30代になったら合コンに誘われなくなった、とかそのあたりの年齢ですね。楽しいことばっかりじゃないよ、と(笑)。女性目線の曲は、自分の理想の女性像として書いています」デビューから20年以上経った現在も、ロングランツアーを行うなど、“攻め”の姿勢を崩さない斉藤さん。そして彼の音楽には彼しか作れない、歌えない独特のムードがある。「最近は曲を作るというより、歌を書こう、という意識でやっています。20年以上やっていると、自分のクセや、なじみのコード進行がどうしても出てきてしまう。それを無理に拒絶するのもな、と考えていました。同世代の友人と飲んでいるとき、真心ブラザーズのYO‐KINGが、『オレは手グセ上等!でやってるよ』と言っていて、救われました。普段は下ネタか、肩が痛いとか体の話題しか出ないんだけど(笑)。たとえ昔使ったコード進行でも、自分にとって新しい、というものが入っていればOK、という感じですね」11月からは、半年に及ぶ全都道府県を巡るツアーがスタートする。「旅をしながら回るというのは、演奏家のいちばんベーシックな姿だし、ライブをしているときが、いちばん幸せです。CDはできたけど、それを演奏すると、また曲が育っていく。それを見届けて初めて、アルバムが完成する、と思うんですよね」◇さいとう・かずよし 1993年デビュー。『歩いて帰ろう』や『やさしくなりたい』など多くのヒットを放つ。11月から来年5月まで全都道府県を回る長期ツアーがスタート。◇18th Album『風の果てまで』【初回限定盤A(2CD+DVD)】¥4,400 DVDには最新曲「攻めていこーぜ!」まで全15曲のMVを収録。【初回限定盤B(2CD)】¥3,500【通常盤CD】¥3,000(SPEEDSTAR RECORDS)10月28日発売。※『anan』2015年10月28日号より。文・北條尚子
2015年10月22日10月23日公開の映画『ヴィジット』の公開記念イベントが20日、都内で行われ、モデルの藤田ニコルとお笑いコンビ、トレンディエンジェルの斉藤司、須藤敬志が出席した。本作は、『シックスセンス』のM・ナイト・シャマラン監督が7年ぶりに自身のルーツである"スリラー映画"へと原点回帰した作品。休暇を利用して田舎の祖父母の家に訪れた姉弟だが、楽しい時間を過ごすためにと奇妙な「3つの約束」が伝えられることで事態が急展開する、というストーリーとなっている。藤田は「1人で見たんですけど、めっちゃ怖い! もうチビリそうでした…」と感想を語り、「弟と一緒に祖父母の家に行って物語の恐怖があったら?」という質問に「逃げ足だけはマジで早いから弟抱っこして逃げますよ。50m7秒台だから行けます!」と自信を見せた。イベント途中からはトレンディエンジェルの斉藤司と須藤敬志が物語と同じ不気味な祖父おじぃちゃんと祖母おばぁちゃんに扮装して登壇。カツラを脱いで自慢の薄毛を披露した斉藤に対して藤田は「見た目じゃないし中身! 顔が可愛いしイケメンだから、ウィッグとか被せたら付き合うかも」と好印象も、写真撮影時にパンツを見られた須藤には「パンツみたからヤダ!」と拒否反応。その藤田だが、現在は恋人がいないようで「クリスマスがあるから(彼氏を)作りたい。ヤンキーは下ネタ話しているから嫌だし、同業者はいいけどイケメンとか困っちゃうから普通の人がいい」と話していた。映画『ヴィジット』は、10月23日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開。
2015年10月21日斉藤和義が、11月21日(土) 千葉・市川市文化会館 大ホールより全国ツアー「KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR 2015-2016」を開催する。【チケット情報はこちら】同ツアーは来年5月15日(日)大阪・大阪城ホールまで、半年にわたって全都道府県で60公演を行う。斉藤和義は、同ツアーの開催に先がけて、9月2日(水)に2年ぶりとなるニューシングル『攻めていこーぜ!/傷口』をリリース。同作は『ウコンの力』TVCMソング『攻めていこーぜ!』と、現在放送中の日本テレビ系ドラマ『婚活刑事』の主題歌『傷口』を収録した両A面シングル。チケットぴあでは、プレイガイド最速で下記関東公演の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は7月30日(木)午後11時59分まで。■シングル『攻めていこーぜ!/傷口』9月2日(水)発売【初回限定盤(CD+ピック)】価格:1,850円+税※斉藤和義仕様スペシャルピック10個入り特製紙ジャケット【通常盤(CD)】価格:1,250円+税■全国ツアー「KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR 2015-2016」(ツアー全日程は公式サイトを参照)11月21日(土)市川市文化会館大ホール (千葉県)11月22日(日)市川市文化会館大ホール (千葉県)11月26日(木)神奈川県民ホール大ホール (神奈川県)11月28日(土)栃木県総合文化センターメインホール (栃木県)11月29日(日)大宮ソニックシティ大ホール (埼玉県)2016年2月21日(日)よこすか芸術劇場 (神奈川県)
2015年07月29日エーアイは6月9日、東京都北区議会議員の斉藤りえ氏が、同社の提供する音声読み上げソフト「AITalk 3 声の職人」を採用したと発表した。斉藤氏は聴覚に障害を持ち、常のコミュニケーションや、議員としての活動、議会発言の際の音声として、同製品を利用。 筆談を生かした接客で「筆談ホステス」として話題を呼び、セミナー講師や執筆活動を行うなか、現在は東京都北区議会議員として、バリアフリー社会の実現を目指す取り組みを行っている。同氏は、6月24日から行われる聴覚障害者向けのITコミュニケーションツールを導入した東京都北区議会の第2回定例会にて、「AITalk 3 声の職人」を利用した一般質問を行う予定となっている。
2015年06月10日どうやら最近、恋人とラブラブな動画をネットに投稿するのが女子高生のあいだで流行っているらしい。10秒動画アプリ「MixChannel」(ミックスチャンネル)には、高校生を中心としたカップル動画が多数投稿されている。カップルたちが動画の中で抱き合ったりキスしたり……「こんなの公開してもいいの!?」と筆者(30歳)には少々びっくりするような内容もある。彼女たちのあいだで、一体何が起こっているのだろうか。MixChannelを運営する、Donutsの執行役員・Web事業部 部長の斉藤伸樹さんとディレクターの勝原直樹さんに話を聞いた(以下敬称略)。MixChannelは、スマートフォンで簡単に10秒の短編動画を撮影・編集できるアプリ。動画や画像を読み込んで編集したり、作成した動画に音楽や声をつけたりすることもできる。2013年12月のリリース後、現在アプリが約300万ダウンロード、月間訪問者数は約380万人、月間動画再生数は約5億4,000万回にものぼる(アプリとWebの合計値/2015年3月末時点)。○月間5億再生、人気はカップル動画――現在、月間動画再生数が5億回だそうですね。人気に火がついたのって、何がポイントだったのでしょうか?斉藤: 「LOVEカテゴリ」に投稿されているカップル動画がすごく人気です。投稿者は中高生が中心で、つき合ってる1週年記念であったり、週末のデートの様子だったり、内容も幅広い。ミックスチャンネルって、中高生の学校みたいな感じなんですよね。学校の中で目立ちたい人が「人気者になりたい」ってどんどん出てくる。その学校のクラスメイトが380万人いるっていうイメージです。その中でいかに目立つかというところでしょうか。勝原: ミックスチェンネルはコンテンツメディアなので、いいコンテンツがあればそれだけ人を呼んでこられるっていうところが大きいですね。カップル動画がキラーコンテンツとして、最初に世の中に広まっていきました。昨年のちょうど夏休みくらいに、カップル動画をつくる子たちが増え始めたんです。私も見ながら泣いちゃったりするくらい感動するので、これはすごく人気になるだろうなと思いました。そのコンテンツを使ってプロモーションを行って相乗効果で出していったところ、ぐんと伸びたという経緯があります。――泣ける……? 泣けるカップル動画があるんですか?勝原: あります! ほぼすべてが泣けるカップル動画です。出会いから今までの話だとか、遠距離恋愛している彼氏にサプライズを仕掛けたらこんな反応だったとか。歌に合わせて、ページをめくるように流れるんです。結婚式のスライドに近いですね。○友達が多くて彼氏もいる"リア充"のメディア――どんな人たちが使ってるんですか?勝原: 10代が8割、そのうちの8割は女子が使っているという感じです。ほぼ女子中高生ですね。アプリ内でとったアンケートによると、SNSを含めて100人以上友達がいるっていう子が半分以上だったんですよ。彼氏がいる子も6割以上。友達が多くてかつ彼氏もいるっていう子が多いので、"リア充メディア"と言えると思います。使われている地域分布としては関東が最多ですが、他のサービスに比べると関西の割合も高いです。私たちの中でもこれっていう理由はわかっていないんですけど、自己主張をする層が関西は多いのかなと。――その中でも人気の投稿者ってどんな特徴がありますか?勝原: 「LOVEカテゴリ」には、文化として"有名カップル"っていうのがあるんですよ。ミックスチャンネルができる前からツイッターでフォロワー数5万人くらいいるようなカップルアカウントがあって、そういう子たちがミックスチャンネルを始めて有名になって人気になるってパターンが多いですね。――そういう有名カップルって、やっぱり「かわいい」とか「かっこいい」とか、ルックスがいい子たちなんですか?勝原: もちろん美男美女でもすごく人気になるんですが、「関係性がとても素敵」みたいなところも重要です。イケメンとは言えない丸坊主の野球部の男の子が彼氏っていう動画も、すごく人気になったことがあります。カップルで踊りをしている様子がかわいいとか、遠距離恋愛でサプライズをしてくれる"彼氏力"がかっこいいとか、そういうふたりの関係性にあこがれてファンになっているっていう子が多いんじゃないでしょうか。○カップル動画を投稿する・見る心理――ところで、そもそもカップル動画を投稿するのってどんな心理からだと思いますか?勝原: 私も最初は全然わからなかったんですけど、「応援してもらえる」「みんなに承認してもらえる」ということがモチベーションになっているんだと思います。「自分たちはこういう付き合いをしている」や「こういう場所に行った」といったことを発表する場所として、ミックスチャンネルで1つ動画を投稿する。そうすると「Like」(見ている人が「いいね!」と思ったとき押すボタン) が、多い子だと5万とか10万とか押されるんです。「私もそういうふうになりたいです」「あこがれてます」「がんばってください」なんてコメントも、多いと1,000くらいつくんですね。そこをモチベーションにして自分のプライド形成をしているのではないでしょうか。――別れてしまったらどうするんでしょうか?斉藤: それはそれで、「別れました」みたいな記念動画を投稿するユーザーもいるっていう感じですね。これが最後ってけじめをつけるような。勝原: 動画を消してすべてを消し去りたいという子もいるんですけど、「今までの恋にありがとう」って動画をずっと残しておくような子もいます。――なるほど。逆に見る側にとっては、カップル動画って何がいいんでしょうか?勝原: ミックスチャンネルに投稿されている動画がツイッターに投稿されることってけっこうあるんですけど、そのコメントで多いのが「見てこのカップル。超よくない?」っていうものです。「こういう関係性すごくあこがれるし、いいよね」「見ててほっこりする」って楽しんでるんです。「人の幸せを見てたのしいのか」「見ててつらい」って大人は思うかもしれないんですけど、そういう価値観は実は若者にはないみたいです。ちょっとテレビと似てると思います。"プチテラスハウス"を見てるような感じです。○ポイントは簡単にスマホで投稿できること――ほんとに新しい文化って感じですね。もともと2013年12月にサービスを立ち上げられたときには、どんな人がどんな使い方をする狙いがあったんですか?勝原: スマホアプリのかたちでサービスをつくることを試みていたので、大人よりもアプリの保有率がすごく高い中高生向けのサービスにしようかなっていう構想はありました。でも現状多いような女子高生向けといったはっきりした狙いはなかったですね。――こういう動画が投稿されるだろうっていう想定はあったんですか?勝原: 海外だとvineのような動画サービスが流行っていたんですけど、日本の若者たちは海外よりも写真を撮ることが多いだろうなと思っていました。たとえば渋谷で若者にインタビューしてスマホのカメラロールの中身を見せてもらうと、1万枚とかけっこう写真が入ってたりするんですよね。これは特徴的だ、と。動画を撮るだけではなくていろいろ組み合わせて編集するような機能を考えていたので、「思い出の動画をスライドショーでつくる」というような動画が増えるだろうなと思っていました。――機能面では、ミックスチャンネルにはどんな特徴がありますか?勝原: 他の動画サービスメディアに比べて、スマホで動画の作成ができるっていうところが大きいですね。他の動画サイトってスマホでも見られるんですけど動画の作成自体はPCからがメインになるので、投稿者と閲覧者がはっきり分かれてると思うんですね。ミックスチャンネルは簡単に作成できて簡単に投稿できるというところまでができるから、スマホを持ってる若い中高生にウケているんだと思います。斉藤: 閲覧者が動画にコメントできるほか、見ている人が「いいね!」と思ったとき押す「Like」というボタンがあります。そのLikeって連打できるようになってるんですよ。それでさらに投稿者のモチベーションが上がりるのではないでしょうか。――カップル動画の他にはどんなものがありますか?勝原: ミックスチャンネルには今3つの柱があって、これまでお話ししてきたカップル動画の「LOVEカテゴリ」のほかに、「おもしろカテゴリ」「やってみたカテゴリ」などもあります。おもしろカテゴリには、顔を出して一発芸をするようなものや、学校でどっきりを仕掛けてみたなんていう内容が投稿されています。学校で起こる日々のできごとを映したものなど、クリエイティブというよりは一般的な笑いを誘うものが多いような気がします。やってみたチャンネルというのは、ダンスやポッキーのCMのまねなど、高校生っぽいチャンネルです。今すごく流行っているのが、女の子2人組で「共同アカウント」を立てて自分たちでものづくりをして発信していくというやり方。この歌に合わせてこういうダンスを考えてみました、といったものです。――今後はどんなサービスにしていきたいと考えていますか?勝原: カップルが使うメディアとしてはブランディングできてきていると思うので、10代全員が使う"10代メディア"としてブランディングしていきたいなと思います。斉藤: チャンスがある国に対しては海外展開もしていきたいですね。――ありがとうございました。※イメージ写真は本文と関係ありません
2015年05月22日TVアニメ『生徒会の一存』の紅葉知弦役などで知られる声優の斉藤佑圭(28)が20日、自身のブログを更新し、『SLAM DUNK』の桜木花道や『ドラゴンボール』シリーズのトランクスなどを演じた声優の草尾毅(49)と入籍したことを報告した。斉藤は、20日付のエントリーで「皆様へ」と題して「私事で恐縮なのですが、お世話になっている皆様へご報告いたします」と投稿。続けて、「私、斉藤佑圭は先日、同じ事務所の草尾毅さんと入籍いたしました」と報告した。さらにファンに向けて、「驚いた方もたくさんいらっしゃると思いますが、私自身もこの素敵な御縁に驚いております。人生何が起こるかわかりませんね」と心境をつづりながら、「皆様にこうしてお伝えすること、家と家がつながるということ、とにかく初めてのことばかりで、不安なこともたくさんあります」と素直な気持ちを吐露している。斉藤と草尾は、ともに大手声優プロダクションの青二プロダクション所属。年齢も20歳ほど離れているが、「優しくてお茶目な彼の人柄と、広く大きな心に何度も助けられ、そのたびに自分がまだまだ未熟な人間であることに気付かされました。役者として、人として、本当に尊敬できる方です」と、その年上ゆえの余裕にも惹かれたようだ。そして斉藤は、「そんな方と人生を共に歩み、側で支えていけるというのは、本当に本当に幸せなことだと思います」と喜びを語った。今後については、「お仕事は変わらず続けていきますので、あたたかく見守っていただけると幸いです」と、声優として活動を続けることを名言。「なんだか長々と硬い文章になってしまいましたが! 最後までお読みいただきありがとうございました」と結んでいる。ブログにコメント欄は設けてないものの、ブログのURLが貼られた公式Twitterの投稿は6,000件以上もリツイートされ、多くの祝福メッセージが贈られた。斉藤も、20日15時頃の投稿でこれに応え、「たくさんのお祝いメッセージありがとうございます。直接連絡をくださった方もいたりして、私は本当にあたたかい皆さんに支えられているなぁと嬉しくなってしまいますね。関係者の皆様もお忙しい中ありがとうございます」と感謝を述べた。報告を受け、同じく青二プロダクション所属の声優・永島由子は「ビックリしたー!おめでとう(≧∇≦)お幸せに(^^)」と投稿。声優の佐藤聡美は「わー!!お二人共おめでとうございます(^o^)ゆかちゃん、お幸せにね!!」とコメントするなど、声優仲間たちから驚きと祝福の声が寄せられている。
2015年05月20日4月19日(日)大阪・ROCKTOWN、5月4日(月・祝)東京・CLUB QUATTROでライブを開催する俳優・歌手の斉藤秀翼がぴあのインタビューに答えた。【チケット情報はこちら】斉藤秀翼はテレビ朝日スーパー戦隊シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』でのキョウリュウブラック/イアン・ヨークランド役などで知られる。そうした俳優活動の傍ら、今年の2月にミニアルバム『PARTY!』でCDデビュー。「音楽活動は念願だったので、凄く嬉しかったです。色々な巡り合わせが良い方向に重なった結果ですね。自分の性格的に長期的な計算とかができるタイプではないので、その場その場で人との縁というのを大切にしているんですが、それが様々な方が参加してくれたこの作品に出ているかなと思います」と話した。リリースして1か月経った同作の印象について聞くと「CDを出すというのが初めてだったので、何もかも勉強になりました。その点は次の作品に活かそうと考えています。この作品を出して何度かライブをやったのですが、そこで気づいたのは“自分はライブをやりたかったんだ!”ということ。戦隊のショーをやっている時も思っていたのですが、その空間はその時しか感じられないものだし、そこに来て下さるお客さんと共有できるのが楽しい。今の時代にCDを出せるという喜びはもちろん噛みしめつつ、ライブは1回1回大事にしていきたいし、これからもっと上手くなりたいですね」と語った。今後については「芸能活動をはじめてすぐ位の話なんですけど、僕の叔父がボソッと僕に“今は自分で自分を作っていく時期だ。ある程度まで行ったらそこからは周りが作って行ってくれるから”って言ってくれたのが印象に残っていて。ファンの方や多くのスタッフの方の力をお借りしたという意味で、今回の音楽活動はまさにそれだなって。ただそこに甘えず、例えばCDについては作曲であったり、プロデュースであったりとかもっと自分の占める割合を増やせていければと思っています。あと、東京以外でライブをやるのは4月の大阪が初めてになるので、これから先はもっと違う地域にもライブをやりにいけたらなって思います」と意気込んだ。斉藤秀翼のライブは4月19日(日)大阪・ROCKTOWN、5月4日(月・祝)東京・CLUB QUATTROで開催。チケットは発売中。
2015年03月23日NECパーソナルコンピュータは2日、4月1日付の新人事にて、現在NECパーソナルコンピュータで取締役執行役員常務、レノボ・ジャパンで執行役員専務を務める留目真伸氏が、NECパーソナルコンピュータの代表取締役執行役員社長および、レノボ・ジャパンの代表取締役社長に就任すると発表した。現職のロードリック・ラピン氏は既報の通り、4月1日付でアジアパシフィック地域のプレジデントに就任する。ラピン氏は引き続き拠点を日本に置き、NECパーソナルコンピュータおよび、レノボ・ジャパン両社の取締役、両社の持ち株会社Lenovo NEC Holdings B.V.のCEO、およびレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ代表取締役社長に留任する。留目氏は2006年にレノボ・ジャパンに入社。常務執行役員として戦略・オペレーション・製品事業・営業部門統括を歴任し、2011年からNECパーソナルコンピュータの取締役を兼任。012年6月よりLenovo Group米国本社戦略担当部門に赴任後、2013年4月よりレノボ、NEC両ブランドのコンシューマ事業を統括している。
2015年03月02日公開中の映画『アップルシード アルファ』の大ヒットを記念して2月7日に新宿バルト9で、荒牧伸志監督、小松由佳(デュナン役)、諏訪部順一(ブリアレオス役)、原作担当編集の小笠原成彦、ブリアレオスが登壇するトークイベントが開催された。その他の写真映画は非核大戦が終結し、廃墟となったニューヨークを舞台に、主人公の女性兵士デュナンとサイボーグのブリアレオスが、人類の理想郷として築かれた都市オリュンポスに至るまでの“始まりの物語”を描いたシリーズ最新作。ちょうどこの2月で原作の発売から30周年を迎える『アップルシード アルファ』。原作の発売元である青心社の小笠原は、当時を振り返り「最初は社長が『ブラックマジック』を持ってきたのがきっかけなんですが、まず驚いたのが原稿の完成度の高さ。また発売日からしばらく、書店から注文の電話が鳴り続けてたのを覚えています。その作品が30年を迎えて、こうして映画にもなって、多くのファンが集まる。そのことは“原作の面白さ”を証明し続けているんだなと思います」と語った。小松と諏訪部は、一読者として原作に触れた当時の印象について「同人誌の色が濃かったところが面白かったんですよね。あと、ファッションがオシャレ。メカと同じくらいに、ファッションにもこだわりを感じました」(小松)、「衝撃的でしたね。当時はまだ少年誌の漫画を主に楽しんでいたような時期だったので、ちょっと“難しい”と感じましたが、何度も繰り返し読むうちにそれが読みごたえに変わっていったんですよ」(諏訪部)とコメント。トークショーでは荒牧監督が、士郎正宗氏とのやり取りについて明かす場面もあった。「士郎先生はすごく大胆でアグレッシブ。映画は新しい作品なので、どんどん変えてしまっていい、とおっしゃるんです。それこそ『ブリアレオスに顔があってもいいんじゃないか』とか(笑)。そうしたやり取りも含めて、とても刺激的でした。私自身も、もしチャンスがあれば続きが観てみたいなと思えたくらい、手応えを感じた作品。みなさんもぜひ、応援よろしくお願いします」とPRした。『アップルシード アルファ』公開中Blu-ray劇場限定版発売中Blu-ray完全生産限定版2月18日(水)発売発売元:アニプレックス
2015年02月09日1月17日(土)より公開となる3DCGアニメーション『アップルシード アルファ』の公開を記念し、本作を含め劇場版『アップルシード』3作の監督を務めた荒牧伸志氏と、アニメーションプロデューサーのジョセフ・チョウ氏によるCGメイキングセミナーが開催され、濃密なトークを繰り広げた。その他の写真今回会場となったのは、IT関連及びデジタルコンテンツの人材育成スクールのデジタルハリウッド。講義では本学学長の杉山知之氏がファシリテーターを務め、荒牧監督より本作品の特徴とも言える“スーパーフォトリアル”なCG表現について言及。スタッフ全員に早い段階で監督の中にあるイメージを共有することが近道、と監督独自の作業効率アップの”裏技”も披露された。『アバター』のジェームズ・キャメロンをして「これはもはや新次元の領域に達している」と言わしめたそのクオリティの高さで世界からも注目されている本作だが、杉山学長はその制作人数の少なさに驚きを隠せなかったと語る。「『ホビット』制作当時マックスで1,000人に対し、本作はお聞きしたら40名程度という。まるで洋画を見ているようなクオリティをその人数で表現するのはただただ驚きです。本作は日本で作って世界に勝負していくというひとつの形だと思います」かつてワーナー・ブラザーズで『アニマトリックス』などを手がけたこともあるジョセフ・チョウ氏は、『アップルシード』の海外での人気ぶりについて触れ、作品が持っている職人芸的な日本人特有のタッチや雰囲気が影響していると分析。「彼らしか作れない、独自の雰囲気というものが日本の作品にはある。そして、制作費を聞いてまた驚かされました。日本にはすごい職人たちが集まっているとすごさを感じました」と語った。また、日米合作について「従来の日本のモーションキャプチャ俳優で日本で作成したものを英語版に変えて作成すると、やはり外人からみると不自然に思えるところがある」という懸念があったそうで、「フォトリアルでリアルさを詰めていく作品ではその“違和感”から改善しようと脚本もセリフのかっこいい方にプロットを渡して作成してもらった」と解説した。最後に荒牧監督は、若い頃にやった日米合作の仕事を振り返り、「当時書いてたスケッチとかスタジオの人たちに見せると明日から来い、みたいな勢いだったので、垣根はないのかなと思いました。なので全然構えなくて良いと思う。思ってるほど壁はない。どんどんチャレンジしていって欲しい。私もメカデザイナーだけど、コンテやりたいといってやってきたもので、いろんなことを貪欲にやってほしいですね」と未来のトップクリエイターたちへエールを送った。『アップルシード アルファ』1月17日(土) 新宿バルト9ほか全国ロードショーBlu-ray劇場限定版発売中Blu-ray完全生産限定版2月18日(水)発売発売元:アニプレックス
2015年01月16日読売巨人軍の高橋由伸選手と後輩の大田泰示選手が12月4日、子どもの治療に付き添う家族のための施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」東大ハウスを訪問。ふたりは、巨人軍がチャリティーオークションなどで集めた寄付金をチームの代表として届けた。○入院している子どもと家族のための「第2のわが家」子どもが病気を患ったら、親としては最善の治療を受けさせたいもの。だが、もしその治療が自宅から遠く離れた場所でなければ受けられないとしたら、家族にとっては心理的や肉体的な面はもちろん、経済的にも大きな負担となる。「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、そんな治療に付き添う家族のための滞在施設で、安価に利用できることが特徴だ。施設は、まるで自宅のように過ごせる「第2のわが家」となるように配慮。キッチンやリビング、ダイニング、ランドリーなどを完備し、プライバシーを守れるベッドルームも用意されている。費用は1人1日1,000円と、家族の負担を考慮した価格になっている。○今後も50年、60年と支援を続ける日本では「公益財団法人 ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」が、全国9カ所の「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を設立・運営しており、寄付とボランティアによって支えられている。1974年にアメリカで誕生したこの取り組みは、今年で誕生40周年を迎えた。アメリカンフットボール選手の子どもが白血病で入院することになったとき、病院近くにあったマクドナルドのオーナーらが募金を始めたことが設立のきっかけだったという。その思いは、今や世界30カ国300カ所以上の施設に広がっている。「ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」事務局の山本実香子さんは、ハウスについて「まずは、お母さんやお父さんが笑顔になれるように」と話す。「わが家のように過ごせる環境をサポートして、ご家族が元気になってくれることで、ご病気のお子さんにもその元気を伝えていきたい。その運営も、地域のボランティアさんが行うことで、社会が医療を手助けする形になっているんです」と、家族の元気が子どもたちの元気にもつながると話した。そして、「一度始めたチャリティーですから、これからもずっと続くようにしていきたい。世界でもどんどん広がっていますし、日本でも来年10ハウス目のハウスがオープンします。ですが、まだまだサポートのニーズはあります。これからも広げていって、全国各地で支援できれば」と、この先50年、60年と続けていく大切さを語った。○スポーツを介したチャリティー文化の根付き今年3月にも同ハウスを訪問している高橋選手は、今回後輩の大田選手とともに訪問。2014年シーズンに集まった寄付金や募金などを、チーム代表として手渡した。その後、スタッフの案内で施設設備を見学。足音が響かないように床はじゅうたんになっていることや、「ご家族に部屋に閉じこもってほしくない」という思いからベッドルームにはテレビを置いていないことなどを真剣な表情で聞き入っていた。施設見学を終えると、大田選手はサンタ衣装に身を包み子どもたちの前に登場。一人ひとりにプレゼントを手渡しすると、子どもたちは笑顔で受け取った。読売巨人軍のマスコット・ジャビットも登場し、高橋選手らも含めてクリスマスツリーの飾りつけをみんなで行うなど、一足早いクリスマスのひとときを楽しんだ。ハウスにはこれまでも多くの著名人が訪問しているが、近年はJリーグの中村憲剛選手(川崎フロンターレ)や高橋秀人選手(FC東京)、元プロ野球選手の古田敦也さんなど、スポーツ選手の訪問が目立つ。また、今年2月にチャリティーランナーとして東京マラソンに出場して見事完走した元サッカー選手・北澤豪さんは、2015年も「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を募金先として出場することが決まっている。ハンバーガーでおなじみの「マクドナルド」を展開する「日本マクドナルド」は、各店舗のレジ横に募金箱を設置するなど、いろいろな形でハウスのサポートを続けてきた。近年では、スポーツを通じたチャリティーを実施。スポーツを通じて楽しみながら関わっていくことで、チャリティー文化をよりたくさんの人に広げていくねらいだ。○先輩から後輩へ、受け継がれるスポーツ選手としての責務読売巨人軍も、ホームラン1本につき、一定の金額を「ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン」に寄付するなどし、その活動をサポートしている。高橋選手は、「少しでも力になれたら。野球で何かできることが一番なので、ますます頑張って、貢献したい。僕以外の選手からも、1本でも多くホームランを出していきたい」と、来季より選手と打撃コーチ兼任となった意気込みも含めて語った。大田選手は、「今後もこのような活動が続けばと思うし、自分も積極的に参加して貢献したい。今日、目の当たりにしたことをしっかり受け継いでいきたいです」と、先輩の背中を見て支援の継続を強く決意していた。病気に苦しむ人やその家族を助けていこうとするチャリティーの心は、先輩から後輩へ、そしてその後輩からまた次の世代へと、ずっと受け継がれていくはずだ。
2014年12月08日三谷幸喜の作・演出、長澤まさみと斉藤由貴による二人芝居「紫式部ダイアリー」の開幕を前に10月31日(金)、記者会見が開催され、ゲネプロの模様が報道陣に公開された。三谷さんが“作家”をテーマに書き上げた本作。現代を舞台に、ある文学賞の選考会の前夜、売れっ子若手作家の紫式部と人気エッセイストの清少納言が女の熱い戦いを繰り広げる。三谷さんは自分と同じ作家という仕事をテーマにしたことについて「いつか自分に近い登場人物の話をやってみたかった。あまりに近いと生々しくなってしまいますが、女性にすれば素直に書けるかと思ってやってみました。いままでで一番、自分を投影した登場人物になっていると思います」と語る。劇中、若さでノリノリで、言いたい放題の紫式部、年下の若い才能に恐れと嫉妬を抱きつつも平静を装う清少納言が登場するが「いまの僕は清少納言に重なるし、20年前の自分は紫式部に投影しています」と明かした。現代を舞台にしているが、単に女流作家2人ではなく、あくまで清少納言と紫式部ということで「どこかに平安時代の雰囲気を出したかった」と衣裳でワダエミを起用。衣裳のプランニングをする時点で台本が出来ていなかったそうだが「だいたいの話を伝えたら『マドンナとレディガガの話ですね』と仰っていただき、逆にワダさんの衣裳からキャラクターを作っていった部分もありました」とも。長澤さんと斉藤さんとの稽古現場の空気について、三谷さんは「稽古場で2人の仲が悪くてピリピリした張り詰めた感じで…」と語り笑いを誘ったが、実際はかなり打ち解けた空気だったようで「休憩になって話が盛り上がって、なかなか始まらない。始まりそうになったら長澤さんがカップ麺にお湯を入れたり、斉藤さんが子どもにメールしたり…」と苦笑しつつ明かした。長澤さんにとって、舞台で三谷さんの作品に出演するのは初めて。「丁寧でイヤになるほど細かい(苦笑)」と演出について語りつつ、「コメディはその場の空気や流れで笑いが生まれると思っていたところかあったけど、三谷さんと仕事をしてみて、ノリではなく丁寧に積み重ねることで笑いになると勉強になりました」と語る。斉藤さんは長澤さんとは同じ事務所で「まさみちゃんがランドセルを背負ってる頃から知ってる」とのこと。「こんな素敵な女性になったまさみちゃんと一緒に仕事が出来るのは光栄だし、素敵な時間だと思います」と喜びを口にする。斉藤さんにとっては1995年、97年に上演された舞台「君となら」以来となる三谷作品。「来年で女優を始めて30年になりますが、三谷作品に出られるのは役者として特別でかけがえのないこと。ハードルが高く、ワクワクする2か月になると思います」と意気込みを口にした。改めて三谷さんは、長澤さんの起用について「長澤さんと舞台をやりたいというのが始まり。舞台に立った長澤さんを見て、キレイで『この人はもっと舞台に立ってほしい』と思った」とふり返る。そして「相手役は上手なベテラン女優が良いと思いました。去年の今頃、ある音楽番組で久々にお会いして、そこで歌われた『卒業』がステキで、シビれまくって鳥肌が立ち、長澤さんの相手役はこの人しかにないと思いました。前作でも思いましたが、日本一のコメディエンヌだと思います」と称賛の言葉を並べた。「紫式部ダイアリー」はパルコ劇場にて11月1日(土)より開幕。(text:cinemacafe.net)
2014年11月01日『ひとつ屋根の下』など数々のヒットドラマを手掛けた脚本家・野島伸司が、初めて舞台の脚本に挑戦。生のステージに築かれた新たな野島ワールド、『ウサニ』が開幕する。『ひとつ屋根~』で野島とタッグを組んだ演出家・永山耕三が演出を担い、テーマ音楽となるオリジナル曲を小室哲哉が書き下ろすなど、ドラマファン、音楽ファンも注目する話題の舞台だ。開幕前日の8月2日、公開リハーサルと会見が行われ、主演の溝端淳平と共演の平野綾、真野恵里菜、高岡早紀、山本耕史が登場し、本作への意気込みを語った。「ウサニ」チケット情報「23歳の僕には1回じゃ理解できない、深い愛の哲学を描いた不思議な世界」と溝端が言うように、現実と幻想の間を錯綜するストーリーは、次から次へと思いもよらぬ展開をみせる。青年コーゾー(溝端)が美味しいイチゴを作るため、アマゾンの奥地から持ち帰った伝説のへびイチゴの精霊は、ウサギに似たぬいぐるみ・ウサニ(平野と真野のWキャスト)に変身し、純真な愛をコーゾーへ注ぐ。その思いにほだされながらも謎の美女レーコ(高岡)との愛欲におぼれるコーゾー。そこにアマゾンの大蛇王スネーク(山本)が、ウサニを取り戻そうと現れる。ウサニ役の平野と真野は、愛らしい着ぐるみ姿で溝端を囲み「成立させるのが難しいほどの世界観。いろいろな視点から見ていただけたら」(平野)、「野島さんの初の舞台脚本にヒロインとして出させていただけて幸せ」(真野)とそれぞれコメント。浴衣姿の高岡が「この衣裳でわかるように、キャラクターが出て来るたびに違う世界が繰り広げられる。皆さんが今まで見たことのない世界に迷い込めるんじゃないかな」と落ち着いた自信の笑みを見せると、長い尾を持つ黄金の蛇に扮した山本も「かなり振り幅の広い世界観。いろいろなものを作り出してきた野島さんだけど、まだ新しいものが生まれるんだなと思った」と強く頷いた。ファンタジックな美術に彩られた舞台の上で展開するのは、コミカルかと思えばセクシー、はたまたスラップスティック。色合いの違うさまざまなシーンに意表を突かれる。“真実の愛とは?”“男はなぜ浮気をするのか?”といった深遠なテーマに向けて飛び交う言葉は、「見て見ぬフリが大事」「愛は使い捨てカイロのようなもの」等の野島流哲学だ。溝端が、まるでシェイクスピア悲劇を演じるかのように熱のこもった長い独白に全身全霊で挑み、健闘をみせていた。「のめり込むのが愛なのか、それとも居心地が良いのが愛なのか。そのふたつの対比が今回の舞台のカギなので、愛について考え直すきっかけになるのでは」と溝端。ファンタジーのヴェールに包まれた世界の奥で、辛辣な愛の痛みに出会う。そんな独特の魅力に満ちた舞台だ。公演は8月3日(金)から8月26日(日)まで東京・ルテアトル銀座 by PARCOにて上演。なお、限定公演日のみアフタートークイベントも開催する。取材・文:上野紀子
2012年08月03日周囲も驚く、突然の賀来千香子と宅麻伸の離婚おしどり夫婦で有名だった俳優の宅麻伸(55)と女優の賀来千香子(50)が、10日に離婚届を都内の区役所に提出した。2人は先月下旬から離婚へ向けた話し合いを始め、すぐに合意し、わずか2週間で18年の結婚生活にピリオドをうった。2人の突然の離婚に周囲は寝耳に水と驚いている。2010年に夫婦プラチナアワードに出席永遠に色褪せない夫婦として表彰されるプラチナ夫婦アワードで、宅麻と賀来の2人は第3回 プラチナ夫婦アワードを受賞、夫婦揃って出席し、おしどり夫婦ぶりを世間に見せていた。2人が婚約した1994年当時、宅間の浮気や不倫騒動といったスキャンダルに巻き込まれ、婚約破棄とも噂される中、2人はゴールインした。離婚の原因は賀来の舞台の仕事などで長期にすれ違い生活が続いたことで、何か感じるところがあったのではと言われている。また、2人の間には子供はいない。元の記事を読む
2012年02月11日視聴者の度胆を抜く展開が話題を呼び、今年放送されたドラマの中でトップの視聴率を誇る日本テレビ系の人気ドラマ『家政婦のミタ』。この主題歌となっている斉藤和義の『やさしくなりたい』がロングヒットを記録している。斉藤和義の公演情報毎回、ドラマのラストシーンで流れるこの楽曲は、その印象的なメロディと歌詞がドラマの世界観と相まって回を重ねるに連れ話題となり、毎回放送後にCDセールスと配信DL数がじわじわと上昇を続け、オリコンウィークリーチャートでは34位(12月5日付)、20位(12月12日付)を経て、本日発表となった今週12月19日付の同チャートでは13位を記録。さらにレコチョクデイリーチャートでは、11月30日放送の第8話でついに29.6%を獲得した視聴率と連動するかのように、以降2週に渡り5位以内をキープしており、12月7日付の同ウィークリーチャートでは前週の6位から浮上、最高位となる3位を獲得するなど、リリースから1ヵ月半が経過した中での異例とも言えるロングヒットで、まさにドラマとの相乗効果が見てとれる結果となった。連日その話題がテレビ・WEB上でピックアップされるなど、いまや社会現象ともなっている『家政婦のミタ』。止まらぬ勢いの“ミタ旋風”を受け、12月21日(水)の最終回が拡大放送されることも先日発表されたばかり。果たして「キミを笑わせたい」という歌詞の通り、松嶋菜々子演じる主人公・三田の笑顔が見られる日は来るのか? 今一度『やさしくなりたい』の歌詞をチェックし、その内容からドラマの結末を想像してみるのも面白いだろう。ドラマと主題歌、両者とも最後まで目が離せない展開となりそうだ。
2011年12月13日伊坂幸太郎の人気小説を映画化した『ゴールデンスランバー』で、斉藤和義が自身初の映画音楽監督を務め、主題歌であり物語の鍵を握るビートルズの名曲「Golden Slumbers」を自らカバーすることが発表された。原作は2007年に発表され、翌年の「本屋大賞」および「山本周五郎賞」を受賞したサスペンス。堺雅人、竹内結子をキャストに迎え、首相暗殺の濡れ衣を着せられた一般市民の男の逃亡劇を描く。斉藤さんは音楽監督という立場で、主題歌、エンディングテーマだけでなく劇中の全ての音楽を担当しているが、エンディングテーマの「幸福な朝食、退屈な夕食」を巡っては、伊坂さんとの“奇縁”が明らかに。伊坂さんはこの曲を聴いて、会社勤めを辞めて作家一本でやっていく決意を固めたということで、斉藤さんのファンであることを公言している。ちなみに、斉藤さんは、本作と同じく伊坂さん×中村義洋監督のコンビによる『フィッシュストーリー』でも、劇中のパンクバンドが演奏する楽曲をプロデュースしており、伊坂作品で音楽に携わるのはこれが2度目。斉藤さんは今回の音楽監督という仕事について「映画の規模も大きいと聞いてたし、出演者のみなさんも豪華だし、責任重大だって感じましたね。サントラってずっとやってみたいと思ってたことだから、声を掛けてもらったときは『いいんですか!?』って思ったけど、ぜひぜひってことでやらせていただきました。まだラフの段階の映像を見ながら、監督とイメージのすり合わせをしてスタジオに入り、一人でやってみたりバンドを集めてジャムってみたり。監督もレコーディングに立ち会ってくれて、その場でどんどん決まっていく感じですごくやりやすかったですね。なんせ、映像を見ながら演奏するってのも初めてだったので、おもしろかったっす」とコメント。主演の堺さんは「ビートルズの原盤『アビー・ロード』では、メドレーのなかの橋わたしのようなつかわれ方をしているこの曲ですが、斉藤さんの歌をきいて、独立した曲として人を感動させる力をもっているのだなとおもいました」と“斉藤版”「Golden Slumbers」の感想を語ってくれた。「黄金のまどろみ」と直訳されるこの「Golden Slumbers」、原作小説の中で描かれるスリルや郷愁といった様々な要素を見事に彩り、重要な役割を果たしているが、映画では、観客の心にどのように響きわたるのか?『ゴールデンスランバー』は1月30日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ゴールデンスランバー 2010年1月30日より全国東宝系にて公開© 2010「ゴールデンスランバー」製作委員会■関連記事:堺雅人&竹内結子、『ジェネラル・ルージュ』の次は伊坂作品で恋人役!
2009年11月11日