東芝ライフスタイルは10月10日、冷凍冷蔵庫の新製品「マジック大容量 GR-H610FV」の発売時期を変更すると発表した。製品発表時には10月としていた発売を、11月中旬に変更する。「マジック大容量 GR-H610FV」は、2014年8月21日に発表された冷凍冷蔵庫の新製品。製品発表時には10月の発売とされていたが、このたび11月中旬に延期されることとなった。同社は延期の理由を、生産日程の遅延としている。また、GR-H610FVと同時に発表された「GR-H560FV」は10月下旬、「GR-H510FV」と「GR-H460FV」は11月中旬に発売することが明らかになった。
2014年10月10日ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンは10月9日、統合脅威管理(UTM)/次世代ファイアウォール(NGFW)の新製品「WatchGuard Firebox M440」および新料金体系「Pay-By-Pointプログラム」を発表した。Firebox M440は、ネットワークセグメントの作成、トラフィックのマッピング、セグメント単位のトラフィックに基づくカスタムポリシーの作成などを備えたUTM。VLANなどの複雑な構成を排除し、複数のネットワークセグメントにわたるトラフィックのポリシーを適用した。また、同社のリアルタイム可視化ツール「WatchGuard Dimension」と連携することで、セグメントごとのトラフィックに適用されている各ポリシーの効果を一元管理できるようになった。インタフェースは、1Gbイーサネットが25ポート、PoE(Power over Ethernet)が8ポート、10Gb SFP+が2ポート。ファイアウォールのスループットは6.7Gbps。Pay-By-Pointプログラムは、UTM/NGFWアプライアンス(もしくは仮想アプライアンス)を利用した分だけユーザー企業が料金を支払う。端末の購入代金がなくなるため、初期費用を抑えられることが大きなメリットだ。一方、MSSP事業者にとっては、コストモデルを容易に算出できるほか、ユーザーからのサービス解約のリスクを軽減できるとしている。
2014年10月10日●難しい局面にあるのは確かだが、チャンスもある富士通は10月9日、法人・個人向けのパソコンおよびタブレットの新製品として、4シリーズ8機種を発表した。都内で行われた製品発表会見では、同社のユビキタスプロダクトビジネスの取り組みや、NTTドコモ向けのスマートフォンおよびタブレットの新モデルも紹介した。○ユビキタスビジネスグループの総力戦富士通 ユビキタスプロダクトビジネスグループ長の齋藤邦彰 執行役員常務は、「今日はユビキタスビジネスグループの全製品を並べた総力戦。富士通はひと味もふた味も違うな、相変わらず元気だなと思ってもらいたい」と切り出した。齋藤氏は、クラウドサービスの広がりに加え、ウェアラブル製品やクルマの市場など新たなIoT領域の製品が登場している中、「やらなくてはならないことがたくさんある。難しい局面にあるのは確かだが、チャンスもある」と、ユビキタスプロダクトを取り巻く環境を説明した。続けて、「富士通にとって、ユビキタスプロダクトは新たなデバイスや新規領域の開拓を行うための事業であり、これによって市場を活性化させ、ワークスタイルやライフスタイルの変革を生んでいく」と、ユビキタスプロダクトをイノベーションの原動力として位置づけた。さらに、ユビキタスプロダクトの展開について、既存領域、イノベーション領域、ソーシャルイノベーション領域の3つの活用領域に分類し、中でもソーシャルイノベーション領域について、「実証実験などを通じて、新たな分野に対して、新たなデバイスを投入する挑戦になる」とした。また、「これらの3つの領域は基本的には法人需要の取り組みが中心になるが、コンシューマ向けにも力を注ぐ。コンシューマユーザーはイノベーションに敏感であり、貴重で、大切な先生である。富士通が開発したHCE(ヒューマン・セントリック・エンジン)を利用し、新たな価値を提供する」と述べた。一方、ソニーによるVAIOの売却、米ヒューレット・パッカードによるPC事業の分社化といった動向については、「これらの動きは、機動力を増すための戦略であると捉えている。しかし、富士通は設計から製造まで速いディシジョンでビジネスをまわす体制がすでに構築できている。分社化の必要がない」と、同社が追随することを明確に否定した。●魅力あるコンシューマPCづくりを継続する○魅力あるコンシューマPCづくりを継続するPCの具体的な製品戦略については、富士通 パーソナルビジネス本部長の竹田弘康 執行役員が説明した。竹田氏はまず、10.1型の法人向けタブレット「ARROWS Tab Q555」シリーズを紹介。指紋センサーなどによる本人認証システムなどセキュリティ面での安心感、ハンドストラップやスリムキーボードなどのオプションによる操作性の向上を特徴とした。また、法人向け8型タブレット「ARROWS Tab Q335/K」では、業務に対応するための各種カスタマイズを準備していることを強調。「横幅は126mmであり、片手でもホールドできる。また、システム手帳並の約390gを実現している」とその長所を説明した。コンシューマ向けのWHシリーズは、23型の大画面を備えた液晶一体型PC。用途にあわせてディスプレイの角度を調整できるアジャストスライダー機能が特徴で、ペン操作やタッチ操作を行いやすくしている。「3ウェイスタイルでの利用が可能。表示部の重量は4.8kgあるが、アジャストスライダー機能により、子供でも簡単に操作できる」という。WHシリーズでは、上位モデルのWH77/SがIntel RealSenseを世界で初めて搭載。ペン使用時に液晶表示を紙に近い色調に自動変更するなどのペンスタイルでの使いやすさも追求している。竹田執行役員はPC市場の現状について、「PCメーカー各社が法人市場へとシフトする姿勢をみせており、この分野が激化することになりそうだ」と言及。その中で、「富士通の強みは幅広い顧客基盤を持ち、垂直統合による総合力を発揮することができる点にある。顧客満足度でも高い評価を得ている。カスタマイズも強みであり、ユーザーが求めることを、誰よりも早く実現したいと考えている」とした。コンシューマPCについても、「コンシューマPC市場の出荷台数は減少するが、稼働台数は大きく減少することはないと考えている。魅力あるコンシューマ製品づくりを継続する。ニーズの多様化にあわせて女性向けやアクティブシニア向けといったライフスタイルにあわせた製品を投入していきたい」と述べた。また、「ますます多様化する要望に対して、誰よりも早く実現することが富士通の使命。そのためには、新たなものを提案し続けていくことになる。新たなデバイスは、従来型のような形をしていないかもしれない」と将来の見通しにも触れた。●スマホはスペック重視から使いやすさ重視の時代に○スマホはスペック重視から使いやすさ重視の時代に富士通 モバイルフォン事業本部長の高田克美 執行役員は、NTTドコモ向けに提供するモバイル製品について説明した。「従来のITは、企業での利用が進化を牽引してきたが、スマホはコンシューマが牽引している。また、従来はスペックが先行しがちだったが、いまは、使いやすさが中心になってきた」と現状を分析。「富士通はヒューマンセントリックテクノロジーにより、使いやすさを実現していくことが特徴。セキュリティ技術を例にとれば、生体認証の指紋センサーやパスワードマネージャーなどがあり、安心、安全の課題を解決できる」とした。また、「開発力や開発スピードを磨き、成長領域へと取り組んでいく。これにより、幅広い顧客が心地よく使える商品、サービスを提供しつづける」と語り、具体的な例として、10数年にわたって築き上げてきたらくらくホンシリーズによる安心、安全で楽しい利用シーンの実現を挙げた。スマートフォン新製品については、高精細WQHDディスプレイ、高速ダウンロード対応、長時間の電池駆動、ATOKによる日本語変換といった機能の搭載。タブレット新製品ついては世界最軽量の実現や、屋外でもきれいに見える有機ELディプレイを紹介し、「コンシューマビジネスにおいてベースになるのは、高い品質の製品を投入すること」とした。
2014年10月10日三菱電機は9日、新製品となる「パーソナル保湿機 SH-JX1」を発表した。同日、報道関係者向けに発表会を開催。快適な睡眠をサポートするパーソナル保湿機で「新保湿スタイル」を提案する。同製品は、就寝中に人の顔周りにスチームを噴射し、睡眠中の肌やのど・鼻の乾燥を防ぐことを主な目的とした製品。いわゆる"加湿機"が部屋全体を加湿することを目的としているのに対して、パーソナル保湿機は顔周りを集中して加湿する。顔周りを保湿するというと、美容系のスチーム・ミスト家電を思い浮かべるが、そういった製品が10~20分程度の短時間で集中ケアを行う専用機であるのに対して、パーソナル保湿機は連続8時間の運転が可能。パーソナル保湿機は、加湿機とも美容系のスチーム・ミスト家電とも異なる位置付けの新カテゴリーとなる。技術面での最大の特徴は、スチームを水平方向に75cm先まで吹き出せる点。高温のスチームは真上に向かう性質があり、そのままだと水平方向に送ることができない。それをスチーム吹き出し口の上に設けたもう1つの吹き出し口によって解消。ノズルのように伸びるもう1つの吹き出し口から常温風を吹き出して、スチームと混合させることにより、水平方向にスチームを届けることができる。また、約90度のスチームが常温風と混ざることで約45度まで温度が下がり、安全な低温スチームとして噴出できるというメリットもある。スチーム式の加湿機で、よく問題とされるいくつかのポイントがある。一例が消費電力だ。本製品の定格消費電力は210Wと一般的なスチーム式加湿機の半分程度。さらに、湿度が70%以上になると自動で運転を止めるセンサーを搭載しており、間欠運転を行う。これらによって、電気代は8時間で21円と従来機種の1/5に抑えられる。本製品の1時間あたりのスチーム発生量は210ml。他の製品に比べると数値が小さいものの、これは用途を顔周りに限定しているためだ。そのため1晩を8時間とした場合、必要な給水量も少なくて済むことから、給水タンク量は970mlと従来の1/4の体積に小型化。そのほか、一般的なスチーム式加湿機に比べて結露が発生しにくいこと、運転音が27dB(ささやき声が30dB程度)と気化式加湿機に比べて静かであることなどもメリットだ。三菱電機ホーム機器 代表取締役社長の田代正登氏は「従来の加湿機に満足をしている人は多くない。そこで新しいジャンルを開拓したい、と"睡眠中の保湿"をテーマに女性が中心になり、2010年から開発を開始した」と新製品の発売に至る経緯を説明。製品化にあたっては、独自のスチーム搬送技術を含め、採用されている12の技術が特許出願中だと明かした。
2014年10月09日ドスパラはこのほど、東京・秋葉原のドスパラパーツ館と大阪・日本橋のドスパラ大阪なんば店にて、NVIDIAとGIGABYTEによるグラフィックスカード新製品の発売記念イベント「NVIDIA × GIGABYTE Roadshow in Autumn」の開催を発表した。秋葉原では10月11日の13時からと16時から、日本橋では10月18日の13時からと16時からイベントを行う。イベントではNVIDIAのGeForceシリーズに搭載する最新技術の解説や、GeForce搭載のGIGABYTE製グラフィックスカードの紹介を行う。イベント後アンケートに答えた参加者にはもれなくGIGABYTEの特製ノベルティグッズをプレゼントするほか、賞品を用意したじゃんけん大会も予定している。このほか、秋葉原のドスパラパーツ館でのイベント詳細はこちら、日本橋のドスパラ大阪なんば店でのイベント詳細はこちらを参照してほしい。
2014年10月09日富士通は9日、2014年秋冬のPC新製品を発表した。タブレット「ARROWS Tab」が2モデル、ノートPC「LIFEBOOK」が3モデル、デスクトップPC「ESPRIMO」が3モデル、これら計6モデルが新たなラインナップとなる。価格はすべてオープンで、10月17日より順次発売する。○ARROWS Tab QH33/S「ARROWS Tab QH33/S」は、個人ユーザー向けとしては同社初となる8型のWindows 8.1タブレット。本体幅が126mmとスリムで、片手でも持ちやすいことが特徴だ。Microsoft Office Home & Business 2013が付属する。発売は11月下旬で、店頭予想価格は税別60,000円前後。○ARROWS Tab QH55/S「ARROWS Tab QH55/S」は10.1型のWindows 8.1タブレット。スリムキーボードが標準で付属し、ノートPCのようなスタイルでも利用できる。ディスプレイの解像度は1,920×1,200ドット。1,024階調対応の専用スタイラスペン、Microsoft Office Home & Business 2013が付属する。防水・防塵には非対応となった。発売は12月中旬で、店頭予想価格は税別110,000円強。○ESPRIMO WH77/M、ESPRIMO WH53/S「ESPRIMO WH77/S」は23型液晶を搭載した一体型デスクトップPC。同機専用のスタイラスペンが標準で付属しており、ディスプレイ部を手前に引き出して画面の角度にラクに調整できる。Intel RealSense テクノロジーに国内で初めて対応している。発売は11月21日で、店頭予想価格は220,000円強。姉妹機として「ESPRIMO WH53/S」も同時に発売する。店頭予想価格は税別190,000円前後。こちらはIntel RealSense テクノロジー非対応。両機ともMicrosoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。○LIFEBOOK AH77/S、LIFEBOOK AH53/S、LIFEBOOK AH42/S15.6型ノートPC「LIFEBOOK AH77/S」と「LIFEBOOK AH53/S」、「LIFEBOOK AH42/S」は、いずれもMicrosoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。ハードウェアの仕様は前モデルを踏襲している。AH77/Sは11月21日発売で、店頭予想価格は210,000円前後。AH53/Sは11月21日発売で、店頭予想価格は180,000円強。AH42/Sは10月17日発売で、店頭予想価格は130,000円前後。○ESPRIMO FH52/S「ESPRIMO FH52/S」はエントリー向けの液晶一体型モデル。21.5型のディスプレイもノンタッチ仕様となっている。Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスが付属する。発売は10月17日で、店頭予想価格は150,000円強。○継続販売モデル以下の製品は、現行モデルが継続販売される。GRANNOTE (LIFEBOOK AH90/P)、LIFEBOOK SH90/M、Floral Kiss (LIFEBOOK CH75/R)、ESPRIMO FH78/RD。
2014年10月09日日本ヒューレット・パッカードは10月9日、ワークステーション「HP Z Workstation」シリーズの最新版5機種を発表した。10月下旬に順次発売を開始する。今回発表したのは、「HP Zデスクトップワークステーション」3機種と「HP ZBookモバイルワークステーション」の2機種。同社の直販サイトHP Directplusの価格は、HP Zデスクトップワークステーションが13万8500円~、HP ZBookモバイルワークステーションが21万6000円~。HP Zデスクトップワークステーションは、「HP Z840 Workstation」「HP Z640 Workstation」、および「HP Z440 Workstation」の製品名で展開する。同シリーズは、大容量ファイル転送時などのスループット改善のためにThunderbolt 2 PCIeカード、SATAのスループットのボトルネックを解消したPCIe接続のSSDである「HP Z Turbo Drive」、システム監視と使用環境に適した最適なチューニングを行う「HP Performance Advisor」、グラフィックを多用するアプリケーションを遠隔操作する「HP Remote Graphics Software」を搭載。Windows 7/8.1に加え、Ubuntuを含むLinuxにも対応する。3機種すべて、ツール不要でサービス可能なシャーシ、安全に持ち運ぶために本体に組み込まれたハンドル、ケーブル配線不要の設計を備える。ワークステーションにはモバイル機器用の急速充電機能付きのUSB3.0ポート、アプリケーションのパフォーマンスを改善する14%高速化されたDDR4メモリ、セキュリティを強化するBIOSの改善が組み込まれてる。HP ZBookモバイルワークステーションは、「HP ZBook 17 G2 Mobile Workstation」と「HP ZBook 15 G2 Mobile Workstation」の2機種をラインアップ。ツールを使用することなく取り外し可能なハードドライブを備えるほか、「Z Turbo Drive」などの新しいドライブオプションやThunderbolt 2による高速伝送を実現している。
2014年10月09日●新スマホ2機種をアピールサムスン電子ジャパンは8日、同社製の新端末発表イベント「GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO」を都内で開催。同イベントでは、曲面型ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「GALAXY Note Edge」など5製品のプレゼンテーションが行われた。「GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO」は、2014年9月にドイツ・ベルリンで行われた家電見本市「IFA 2014」にて発表された同社製の新製品説明イベント。NTTドコモとKDDIより発売される、Androidスマートフォン「GALAXY Note Edge」、Androidタブレット「GALAXY Tab S」、腕時計型端末「Gear S」のほか、KDDIより発売されるイヤフォン「Gear Circle」、ドコモより発売されるAndroidスマートフォン「GALAXY S5 ACTIVE」の計5機種をアピールした。サムスン電子ジャパンプロダクトチーム大越一博氏、ギャラクシーマスター2名(増田夏恋さん、山下早紀さん)が登壇し、各機種の説明やデモを行った。○「GALAXY Note Edge」「GALAXY Note Edge」は、ドコモ(10月下旬)、KDDI(10月23日)より発売が予定されている5.6インチAndroidスマートフォン。スマートフォン史上初めて「エッジスクリーン」と呼ばれる曲面型ディスプレイが搭載されている。同機種の最大の特徴である「エッジスクリーン」は、メインディスプレイとは別に独立して動作。アプリの切り替えや、ニュースや天気などの情報表示が可能となっている。イベントでは、「エッジスクリーン」のほか、2つのアプリを同時に使える「マルチスクリーン」機能、2倍の感度に強化された「Sペン」、より広角に自分撮りがしやすくなった「インカメラ」などを紹介した。なお、「GALAXY Note Edge」については、後日レビュー記事を掲載予定。○「GALAXY S5 ACTIVE」「GALAXY S5 ACTIVE」は、ドコモより発売中の5.1インチAndroidスマートフォン。米国国防総省の軍事規格、MILスペックに準拠した耐衝撃性能を備える。また、IPX5/7相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能を搭載するなど、タフさが特徴で、アウトドア派のユーザーでも安心して使える仕様になっている。イベントでは、実際に胸の高さから落下させ、同機種の頑丈さをアピールした。●その他機種をアピール○「Gear S」「Gear S」は、ドコモ、KDDIから10月下旬に発売が予定されている音声通話対応の腕時計型デバイス。3G通信とWi-Fi通信(IEEE 802.11 b/g/n)に対応し、SIMカードを挿入すれば「Gear S」自体が電話番号を持つことができる。また、そのデザインについて大越氏は、「カジュアル、ビジネス、フォーマルとシーンを選ばず使っていただける」と話した。「Gear S」自体が電話番号を持つため、「ジョギングなどの際、スマホを持ち歩かずこれだけで十分」(増田さん)とのこと。また、メール機能ではこれまで定型文のみ送信可能だったが、自由文を入力することができるようになったという。○「Gear Circle」、「GALAXY Tab S」「Gear Circle」は、KDDIより10月下旬に発売が予定されているBluetoothヘッドセット。イヤフォン部分にはマグネットが内蔵されており、くっつけることでネックレスのように装着することができる。また、スマートフォンにかかってきた電話を受けることも可能。イベントでは、実際に電話をかけるデモが行われた。「GALAXY Tab S」は、ドコモ、KDDIから12月上旬に発売が予定されているAndroidタブレット。ドコモ版では8.4インチ、KDDI版では10.5インチモデルとなっている。イベント後は、フォトセッションの時間が設けられた。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年10月08日●カスペルスキー 2015の新機能・機能強化カスペルスキーは、新バージョンとなる「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発表した。本稿では、都内で開かれた記者発表会における製品説明の内容をレポートする。○IT上の脅威から世界を守る最初に登壇したのは、代表取締役社長の川合林太郎氏である。「Save the World」の実現のために、カスペルスキーが取り組む項目などを紹介した。単に製品の品質だけでなく、取締機関との協力により、サイバー犯罪を撲滅する活動なども紹介した。かねてより、カスペルスキー製品は、高度な検知力などで定評が高かった。最近、国内では、オンラインの不正送金が猛威をふるっている。それに対し、カスペルスキーは、Effitasのオンライン取引の安全認定などでも好成績であったことが報告された。また、今後のコンシューマ製品のロードマップとして、図4を披露した。年内に、iOS向けのセキュリティブラウザ、来年にはパスワード管理ツールが予定されている。アカウントリスト攻撃などのように、ID・パスワードの使い回しによる被害も急増している。その意味では、順当ともいえる製品のリリースとなるだろう。○カスペルスキー 2015の新機能・機能強化次いで、製品本部プロダクトマーケティング部コンシューマープロダクトマーケティングマネージャーの井手さとみ氏が新機能などを紹介した(図5)。まずは、Webカメラののぞき見防止機能である。いずれかのプログラムがWebカメラにアクセスを行うと、ポップアップ通知が行われる(図6)。米国では、Webカメラを悪用した、私生活の暴露などが行われている。こういった危険を防ぐことができる。もう1つの新機能は、無線LAN安全診断である(図7)。公共施設などでは、無料で利用可能は無線LANのアクセスポイントが用意されていることが多くなった。その一方で、暗号化が十分でなかったりすることもある。具体的には、パスワードが平文で送られてしまうといったこともある。便利かもしれないが、実際に使用して大丈夫かは、外見からは判断できない。そんなときに自動的に判定してくれる機能である。その他の強化機能として、以下がある。システムウォッチャー(クリプトマルウェア対策)未知のフィッシングサイトをコンテンツベースで検知ネット決済保護(クリップボード内ののぞき見防止)Mac/Androidに強固なプロテクションユーザービリティの向上(新ユーザーインターフェイス、図8)さらなる高速化・最適化また、販売形態も一新した。パッケージ版では、以下が提供される(価格はいずれも税込)。1年1台4,860円3年1台9,720円1年5台6,080円3年5台12,960円ラインナップが、すっきりしたという印象である。また、従来あったファミリー版がなくなり、プレミアムライセンス版となった(ダウンロード販売のみ)。こちらは、同一世帯のメンバーの端末を台数問わず保護する。1年プレミアライセンス6,980円2年プレミアライセンス10,800円3年プレミアライセンス13,800円●クリプトマルウェアへの対策デモ○クリプトマルウェアへの対策デモ次いで、製品管理本部プロダクトマネージャーの保科貴大氏が、デモを行った。身代金を要求するランサムウェアには、大きく分けて2種類ある。デスクトップロッカー:画面などをロックし、PCを使用不能にするクリプトマルウェア:ファイルを暗号化し、使用不能にする従来は、デスクトップロッカータイプが多かった。最近は、クリプトマルウェアが増えつつある。そして、クリプトマルウェアはこれまで以上にタチが悪い。デスクトップロッカーならば、駆除を行うことで、PCを元の状態に戻すことができた。しかし、クリプトマルウェアは、マルウェアを削除しても、暗号化されたファイルはそのままで使用不能な状態はそのまま残ってしまうからである。デモは、このクリプトマルウェアの対策であった。暗号化されたファイルを元に戻すことは、暗号レベルも上がりほぼ不可能なレベルとなった。そこで、カスペルスキーでは、システムウォッチャーを使い、ファイルの変更を監視する。もし、ユーザーファイルの暗号化(つまり変更)が行われると、バックアップを行う。その機能は、システムウォッチャーで確認できる。[悪意あるソフトウェアによる変更のロールバック]が自動実行になっている。実際に、クリプトマルウェアによる暗号化は、図11のようになる。ファイルタイプが「DONE」となり、開くことができなくなる。さらに、同じフォルダにはhow to repear.txtというテキストファイルが作成される。その中には、ファイルを元に戻したければ、送金せよといった内容が書かれている。しかし、多くの場合、送金しても意味はない。それどころか返信メールに新たなマルウェアが仕込まれている可能性すらある。システムウォッチャーが動作していると、このような変更があった場合、バックアップを作成する。そして、そのアプリケーションが、マルウェアと判定された場合、自動的にロールバックする。ユーザーには、次のように保護プロセスの進捗が表示される。このタイミングで、バックアップが作成される。さらにアプリケーションの分析が行われる。まずは、クリプトマルウェアが削除される。最終的に、このようにロールバックを行い、元の状態に戻すのである。当然であるが、カスペルスキーをインストール前に暗号化された場合には、元に戻すことはできない。また、多くの場合、クリプトマルウェアをダウンロードした時点で、マルウェアとして駆除される可能性が高いだろう。もし、ゼロディ脆弱性などを悪用し、未知のクリプトマルウェアがカスペルスキーの防御を潜り抜けたとしても、暗号化されたファイルを元に戻すことが可能となる。●最新の脅威動向と事例○最新の脅威動向と事例第2部として、国内の脅威動向などを情報セキュリティラボセキュリティリサーチャーの石丸傑氏が紹介した。マルウェアの感染経路として、Web閲覧からが多いことを指摘した。一度の感染で、3から10のマルウェアがダウンロードされる。この中には、FlashやPDF Reader、Javaなどの脆弱性を悪用するものが含まれていることが多い。こうして脆弱性を悪用し、さらにダウンロードを行う。ダウンロードされるのは、金銭を狙うトロイの木馬であったり、ランサムウェアである。最近の特徴の1つとして、1つのIPからは1回しかダウンロードできないような仕組みになっているもが多いとのことである。これはセキュリティ対策ベンダー対策と予想されるとのことだ。悪意を持った攻撃者も、虎の子のマルウェアを必死になって守っているのだろう。さらに、同じWebサイトでも、時間によってダウンロードするファイルが変化することがある。これは、従来のパターンファイルでの検知を難しくしている。トロイの木馬やランサムウェア以外にも、ダウンロードされるものにパスワードスティーラがある。これは、その名の通り、FTPなどのIDやパスワードを狙うものである。その目的は、Webの改ざんである。上述のように、マルウェアをダウンロードさせるためには、所有者の目を盗み、仕掛けを仕込む必要がある。それには、FTPなどができなくてはいけない。そこで、ID・パスワードを狙うのである。最近あった事例では、ブログ作成ツールの脆弱性を狙ったものがある。これは、検索サイトで特定の文字列を検索するだけで、ハッシュ化されたパスワードを表示してしまうものである。一般的には、ハッシュ化されたパスワードは、そのままでは不正アクセスには使えない。しかし、解析ツールなどを使うと、復号できてしまうこともある。こうして復号したパスワードには、「1234」や「8888」といった安易なパスワードが数多くあった。このような状況も、いまだに脅威が減らない原因の1つであろう。こうして、パスワードを入手した攻撃者は、Webの改ざんを行い、マルウェアをダウンロードさせるサイトに変えてしまう。カスペルスキーでは、こういった方法で、3138のWebサイトが改ざんされたことを報告したとのことである。しかし、220ほどのWebサイトが現在でも、マルウェアの強制ダウンロードなどの活動を続けているとのことである。石丸氏は、感染から、IDやパスワードなどの詐取、そしてWeb改ざんと、負の連鎖が継続していると指摘する。この連鎖が、2014年上半期だけで、18億5000万円もの不正送金被害をもたらしているのである。
2014年10月07日7日より千葉・幕張メッセでIT・エレクトロニクス展示会「CEATEC JAPAN 2014」が開催された。例年、発表されたばかりのPC新製品や未発表の秋冬モデルが並ぶこともある同展示会。本稿では、会場に展示されていたPC関連の新製品を紹介していこう。○東芝東芝ブースでは、未発表の10.1型/8型タブレットを参考展示。「紙と鉛筆のような使い心地」を意識したタブレットで、手書きシステムにワコムと共同開発した「アクティブ静電結合方式」を採用し、直線や視差の少ない手書きが可能という。手書き用アプリとして「TruNote」「TruCapture」、音声録音機能として「TruRecorder」を搭載。手書き文字の認識や写真・図版の取り込み、活字資料の写真から文字部分をテキスト化できる機能、話者による音声判別が可能な録音機能など、単なる「手書き」のみにとどまらない活用機能を搭載している。発売日や価格などは未定だが、近日中に登場するとのこと。○シャープシャープブースでは、6日に発表されたMEMS-IGZOディスプレイを搭載した7.0型Androidタブレット端末を参考展示。新開発の「MEMS-IGZOディスプレイ」は、米Qualcommの子会社、Pixtronixとの共同開発により実用化したもの。PixtronixのMEMSディスプレイ技術と、シャープのIGZO技術により、高発色・低消費電力を実現した。通常の液晶ディスプレイでは、バックライトからカラーフィルタや偏光板を通して前面に光を透過させるが、MEMS-IGZOディスプレイでは、画素の背面に開閉シャッターを搭載するため、フィルタや偏光板が不要で、液晶と比べ2~3倍の光透過効率となっている。消費電力は、一般的な7型液晶タブレットと比べ、同じものを表示した場合、約半分程度まで抑えられるという。発売時期は2015年上半期で、法人向けに販売。価格なども未定という。○富士通富士通ブースでは、9月30日にNTTドコモから発表された有機ELディスプレイ搭載10.5型タブレットや、インテルのRealSenseテクノロジーを搭載した未発表のデスクトップPCなどを参考展示していた。有機ELディスプレイ搭載10.5型タブレットはAndroid 4.4.4を搭載し、約433g(予定)の軽さで、IPX5/8の防水、IP5Xの防塵性能も備えることが特徴。発売は11月中旬。23型のデスクトップPCは、液晶角度を調節できる製品で、同社の「WH」シリーズに近い形状だ。ブースでは、本体上部にWebカメラ1基と、奥行を測定する赤外線照射部、被写体から反射した赤外線の受け取り部を備え、撮影した被写体の3Dモデル作成や、奥行き感を生かしたゲームが楽しめるデモンストレーションを実施していた。こちらも発表日などは未定となっている。
2014年10月07日ザインエレクトロニクスは10月3日、100mデジタル信号伝送が可能な独自のインタフェースであるI/OSpreaderの新製品「THCS133/134」のサンプル出荷を開始したと発表した。同製品は、V-by-One HSをはじめとする、同社の豊富な高速インタフェース技術とノウハウを活用して開発された。具体的には、I/OSpreader技術は、パラレル信号をシリアル信号に変換して伝送することにより、スイッチのON/OFF信号、LEDのON/OFF制御信号、モータ制御信号、スピーカ制御信号などの伝送の際に、従来、16本のパラレル信号が必要だったものを1本のシリアル信号のみで伝送することが可能になる。さらに、デバイスアドレスを指定したデータの送受信を行うことも可能で、最大で16個のデバイスを同時に取り扱うことができる。そして、産業機器などにおける長距離の信号伝送のニーズに対応しており、100mの長距離にわたる信号伝送時にも配線本数を削減することが可能な他、内蔵フィルタの機能により優れた強い耐ノイズ特性を実現している。これらにより、I/OSpreaderは、スイッチ、LED、モータなどを搭載し、配線コストに割くスペースや配線重量を削減することが求められている機器や、信号伝送が必要なヒンジ部・関節部を持つ機器などにおいて、電子基板間伝送での広範な使用が期待される。例えば、マシンビジョン、セキュリティカメラ、ビル関連機器、車両機器、自動券売機、銀行などの現金自動引出機(ATM)、販売時点管理システム(POS)端末、複合機、多機能電話機、産業用工作機器、ポンプ、ロボット、搬送装置、内視鏡、アミューズメント機器、スピーカー、家庭用電気製品などの市場での活用が期待されるとしている。なお、パッケージは16ビット対応の「THCS134」がQFN-20、8ビット対応の「THCS133」がDIP-20。
2014年10月07日ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)は10月6日、衣服やインテリア用品などのテキスタイル(布地)への印刷に特化したプリンタの新ブランド「Texart」の立ち上げと、その第一弾製品「RT-640」を発表した。「Texart」ブランドの第一弾製品となる「RT-640」は、テキスタイルに求められる鮮やかな発色にこだわった昇華転写方式のプリンタ。同社が培ってきたノウハウを活かしながら、製品本体、インク、インクシステム、出力用ソフトウェアをテキスタイル向けに一から設計したという。専用インク「Texart ink」は、CMYKLcLmにオレンジとバイオレットを加えることで、最大8色のインク構成で色域の拡大を実現。また、出力用ソフトウェアには、スイスのErgoSoftが専用に開発した「ErgoSoft Roland Edition」が用意された。印刷幅は最大1615mm、印刷ドット解像度は最大1440dpiとなっている。発売は欧州、北米で2014年中、その他地域では2015年を予定しており、発売後1年間で700台の販売を目指すとのこと。同社は、2013年5月に発表した中期経営計画の中で、成長戦略の1つとして「デジタル印刷技術を最大限に活用した新たなソリューションの提供」を掲げており、デジタル印刷のソリューションを活かせる分野として、テキスタイル向けの印刷市場に着目し、同分野での事業拡大を目的に、2013年10月にテキスタイル事業部を新設した。
2014年10月06日米Appleが今月にも新iPadを発表すると噂されるが、お披露目イベントが現地16日木曜に開催されるかもしれない。米re/codeが関係者の話として報じた。re/codeによると、新iPadのイベント開催日は、DailyDotが報じた現地21日火曜ではなく、16日木曜になるという。発表内容は、新iPadと新iMac、Mac OS X Yosemiteとし、イベントの開催場所は、Town Hallと呼ばれる米カリフォルニア州にあるApple本社講堂とする。イベントの開催場所の収容人数などから推測して、Apple Watchなどを発表した9月のイベントよりもおっとりしたものになると予測している。Appleが開催するスペシャルイベントは火曜に開催されるイメージが強い。Apple Watchを発表した9月のイベントしかり、iPad関連イベントも過去2年連続して、10月第4週の火曜日に開催されている。その流れからいけばDailyDotの報道も無視はできない。一方、過去5回、木曜日に開催されたiPad関連イベントはない。ただし、今回の件について報じたのは、re/codeのJohn Paczkowski氏。同氏はiPhone 6の発表イベント開催日を正確に当てた人物として知られており、情報ソースの正確さをとるのであれば、同氏の報道も同様に無視はできないだろう。Appleからの正式発表が待たれるところだ。
2014年10月04日ユニスターは3日、Asustor製NAS新製品の取り扱いを開始した。価格はオープンで、店頭予想価格は税別184,250円から。合わせて、東京・秋葉原のPCショップ「オリオスペック」でAsustorのイベントを開催する。イベント参加は無料。今回取り扱いを開始する新製品は、エンタープライズ向けに設計されたAsustor製NASの最新モデル「AS7008T」および「AS7010T」。いずれもIntel Core i3-4330(3.5GHz)を搭載し、通信はデュアルGigabitイーサネットや、10Gigabitイーサネット対応ネットワークカード拡張スロットなどを備える。AS7008Tの主な仕様は、メモリが2GB SO-DIMM DDR3、ドライブベイ数が8、ネットワークがGigabitイーサネット×2(10Gigabitイーサネット拡張スロット×1)、拡張インタフェースがUSB 3.0×3、USB 2.0×2、eSATA×2など。AS7010Tでは、ドライブベイ数が10となる。AS7008Tの本体サイズと重量はW293×D230×H215.5mm、7.2kg。AS7010TではH215.5×W293×D230mm、7.4kgとなる。この「AS7」シリーズの発売を記念し、2014年10月4日14時からオリオスペックにて、「AsustorAS7」シリーズの紹介と、設定の方法などを解説するイベント「Asustor・オリオスペック NAS講座」を開催する。会場は東京・秋葉原のオリオスペック(〒101-0021東京都千代田区外神田2-3-6 成田ビル2階)。当日は参加者向けのプレゼントや、当日限りの購入特典も用意される予定。
2014年10月03日パイオニアは、同社のカーエレクトロニクス製品を体験できるイベント「カロッツェリア エクスペリエンス 2014」を東京都・目黒雅叙園にて10月8日に開催する。予約不要で、入場は無料だ。カロッツェリア エクスペリエンス 2014は、一般ユーザー向けのカーエレクトロニクス製品体験会。同社のカーナビ・車載用AV機器「カロッツェリア」シリーズの最新製品を展示する。デモカーを使用した体験も可能だ。開催日時は2014年10月8日の19時から21時。会場は東京都・目黒雅叙園の「Villa di grazia」。ウェルカムドリンクとオリジナルグッズのプレゼントも用意する。
2014年10月03日SteelSeriesは30日(デンマーク時間)、同社のヘッドセット「Siberia」シリーズの新製品4モデルを、グローバル市場向けに発表した。日本での発売と価格は未定。ラインナップと価格は、ハイエンドの「SteelSeries Siberia Elite Prism」が199.99ドル、「SteelSeries Siberia v3 Prism」が139.99ドル、「SteelSeries Siberia v3」が99.99ドル、エントリーの「SteelSeries Siberia RAW Prism」が59.99ドル。○SteelSeries Siberia Elite PrismSiberiaシリーズのハイエンドモデル「Siberia Elite」をベースに、マイクとサウンドカードをアップグレードした製品。7.1chサラウンドに対応するDolby HeadphoneとDolby Pro Logic IIx技術を搭載する。本体のイルミネーションはカスタマイズ可能。他モデルと同様、WindowsやMac、PlayStation 4、Android、iOSなどに対応するケーブルが付属する。ヘッドホン周波数特性は16Hz~28000Hz、マイクの周波数特性は100Hz~10000Hz。○SteelSeries Siberia v3 Prismイヤーカップ部分のイルミネーションを1,680万のカラーから設定できる、「Siberia v3」を踏襲した新モデル。機器の設定や構成、マクロなどをクラウド上に保存できる「SteelSeries CloudSync」にも対応し、マイクノイズ抑制機能、自動マイク圧縮技術も備える。ヘッドホン周波数特性は20Hz~20000Hz、マイクの周波数特性は50Hz~16000Hz。○SteelSeries Siberia v3シリーズのミドルモデル「Siberia v3」は、再設計したオーディオドライバを採用し、ノイズ低減や低音の強化を図った。また、遮音性を高めたイヤークッションも採用する。ヘッドホン周波数特性は20Hz~20000Hz、マイクの周波数特性は100Hz~10000Hz。○SteelSeries Siberia RAW Prism「SteelSeries Siberia RAW Prism」は、価格を抑えたシリーズのエントリーモデル。他モデルと同様、設定したプロファイルにアクセス・保存できる「SteelSeries Engine 3」への対応や、イルミネーションのカラー設定などが行える。左側のイヤーカップにマイクを収納し、ダイヤルの回転でオンオフ操作が行える。ヘッドホン周波数特性は20Hz~20000Hz、マイクの周波数特性は50Hz~16000Hz。
2014年10月03日●"ウエアラブル・エプソン"エプソンは2日、ウエアラブルデバイス3機種を発表した。同日に発表会を開催し、高精度な脈拍計測によって多彩な機能を実現した腕時計型の2機種「PULSENSE」「WristableGPS」と、ゴルフスイング解析システム「M-Tracer For Golf」の新モデル「MT500GII」をお披露目した。○1日を脈でまるごと可視化する「PULSENSE PS-500B」PS-500Bは、加速度センサーに加えて、独自の高精度脈拍センサーを搭載した腕時計型ウエアラブルデバイス。加速度センサーだけでは体の動きしか計測できず、運動強度や消費カロリーを正確に計測することが難しい。しかし、あわせて脈拍の計測をすることで、体にどのくらいの負荷がかかっているか、という運動強度や消費カロリーをより正確に計測できる。脈拍を計測することで、睡眠の状態と心の状態をモニタリングする付加機能を実現した。睡眠判定機能では、眠っている間の脈拍推移をモニタリングして、睡眠状態を「浅い」「深い」で判定。脈拍と活動量から睡眠に入ったことを検知して、自動で睡眠モードに切り替える。心の状態を計測する「こころバランス」では、非運動時の脈拍の推移を見て、特に脈拍が高かったところを「エキサイト」、低かったところを「リラックス」として記録。1日の状態を可視化する。計測データはスマートフォン用アプリ「PULSENSE View」から確認可能だ。アプリでは活動時間や歩数、移動距離、カロリー収支、睡眠状態、こころバランスを管理できる。また、「エキサイト」と判定された時刻、場所、心拍数が自動で保存されるので、その時何があったかなどの詳細をユーザーが後から書き足せるようになっている。本体サイズはW35×D14×H45mm、重量は44g。対応する腕回りサイズは140-190mm。バッテリーは容量75mAhのリチウムイオン電池で、充電は付属のクレードルで行う。脈拍連続計測時間は約36時間となっている。防水性能として、3気圧防水を備える。メモリを内蔵しており、480時間分のデータを記録可能だ。対応OSはAndroid 4.4以上、iOS 7.1以上、およびWindows Vista/7/8/8.1。また、PS-500Bのほかに、本体の液晶モニターとパソコンとの連携機能を省略した「PS-100」シリーズも用意する。カラーはブラックとターコイズブルー。両モデルとも発売は11月6日だ。価格はオープンで、エプソンダイレクトショップでの販売価格は「PS-500B」が税別19,800円、「PS-100」シリーズが税別14,800円となっている。○胸ベルトいらずで心拍トレーニング - 「WristableGPS SF-810」SF-810シリーズは、GPSと独自の高精度脈拍センサーを搭載した腕時計型のウエアラブルデバイス。心拍トレーニングでの使用を想定している。従来モデルでは、心拍数を計測するために胸ベルトを巻く必要があったが、このたびのSF-810シリーズでは脈拍センサーの精度を高めることで、胸ベルトの装着が必要なくなった。計測データは、パソコンやスマートフォンからアクセスするWebアプリ「NeoRun」で管理できる。本体の厚みは14.2mm、重量は52g。防水性能として5気圧防水を備える。GPS信号測位と毎秒ごとの脈拍計測を同時に行った場合、連続で20時間動作可能だ。メモリを内蔵しており、約70時間分のデータを記録できる。NeoRunの推奨ブラウザはFirefox、Google Chrome、Safariの最新版、Internet Explorer 9以上だ。カラーはブラックとバイオレット。発売は10月17日。価格はオープンで、エプソンダイレクトショップでの販売価格は税別37,800円となっている。○ゴルフスイング解析システム「M-Tracer For Golf」の新モデル「MT500GII」MT500GIIはゴルフクラブのグリップ部分に取り付けるセンサー。専用ソフトウェアと使用することでユーザーは自分のスイングを解析できる。従来モデルからスイッチボタンの操作性を向上。アプリ、Webサービスともに機能を充実させるなどのブラッシュアップが図られた。発売は10月8日。価格はオープンで、エプソンダイレクトショップでの販売価格は税込29,800円となっている。次ページでは、製品コンセプトやテクノロジー、販売戦略についての発表会レポートをお届けする。●なりたい自分は「脈拍」でコントロール○なぜ"今"ウエアラブルなのかはじめに登壇したのはエプソン販売 取締役 販売推進本部長 鈴村文徳氏。鈴村氏は、エプソンがウエアラブルデバイスに"今"注力することの意義について説明した。エプソンはこれまでにも数多くのウエアラブル機器を世に送り出している。クオーツウオッチをはじめ、腕時計型の「テレビウオッチ」(1982年)、「リストコンピューター」(1984年)など。時代を先取りしすぎて、当時は受け入れられなかったと鈴村氏は語る。しかし、現在はスマートフォンなどの普及も手伝って、いつでもどこでも情報を入手したい、という風潮が生まれてきている。そのため、腕時計型に限らずウエアラブルデバイスは市場拡大が進んでおり、注目を集めている分野でもある。腕時計型の他社製品が多く発売されている中で、エプソンは"脈拍"に注目。詳しくは後述するが、高い技術力でオリジナリティあふれるデバイスを作り出したという。それが前ページで紹介した腕時計型の「PULSENSE」と「WristableGPS」、ゴルフスイング解析システム「M-Tracer For Golf」だ。エプソンは腕時計型のほかにも、メガネ型の「MOVERIO」などの多彩なウエアラブルデバイスを発売している。今後は、ジャンルをまたいで展開しているエプソンのウエアラブルデバイスを「つけて、つかう、ウエアラブル・エプソン」というキーワードでまとめる。○精度の高い脈拍センサー続いて、セイコーエプソン 業務執行役員 センシングシステム事業部長 森山佳行氏が、新製品の技術説明を行った。腕時計型の「PULSENSE」と「WristableGPS」には共通して脈拍センサーを搭載。手首の動脈に光を当てて、脈拍をモニタリングする。激しい運動をすると正しい心拍数を計測しにくいが、加速度センサーによって体の動きを検知してアルゴリズムでノイズを除去するため、より正確な脈拍計測が可能となった。また、前モデルでは3つのICに分かれていたものを1つに統合した専用ICを開発。実装面積で従来比50%以下の小型化を実現した。健康管理向けの「PULSENSE」、ランニング向けの「WristableGPS」と用途が異なるため、それぞれ脈の取り方もちがう。「PULSENSE」はシングルセンサーで、4秒ごとに脈を取る。一方で「WristableGPS」はダブルセンサーで、毎秒脈を計測する。また、ゴルフスイング解析システム「M-Tracer For Golf」の新モデル「MT500GII」は、センサー部分の性能は前モデルのものを踏襲しているが、より使いやすく機能を向上させた。○脈拍センサーで他社と差別化できた続いて、販売戦略について、エプソン販売 新事業推進部長 西岡茂樹氏が説明した。西岡氏は、加速度センサーに加えて脈拍センサーを搭載したことで他社と差別化できた、と自信を持って語った。西岡氏によれば、「WristableGPS」はGPS機能付きスポーツウオッチのジャンルで2013年度市場シェアNo.1を獲得(エプソン調べ)。また、従来モデル「SF-710S」は2014年度上半期のAmazon.co.jpの"腕時計"ランキングでNo.1だったという。スポーツウオッチといった特定のジャンルではなく腕時計という広いジャンルでNo.1を獲得したという結果をうけて、西岡氏は「社内でも驚きの声が多かった」と語った。
2014年10月02日エプソンは2日、ゴルフスイング解析システム「M-Tracer For Golf」の新モデル「MT500G II」を発表した。クラブへの着脱性やアプリの機能強化など使い勝手を改善。10月8日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は2万円台後半(税別)。「M-Tracer For Golf」は、自社開発の小型センサーをゴルフクラブのグリップにアタッチメントを使って装着し、スイングすることでスイングのインパクト、スピード、シャフト回転、テンポなどのデータを計測するシステム。計測データはスマートフォン/タブレットにBluetooth転送してグラフや画像で自分のスイング状態を把握できるとともに、プロによる理想のスイングと比較したりと、改善ポイントを分かりやすく明示してくれる。新製品では、センサー本体をアタッチメントから取り外しやすくするとともに、誤操作防止のために電源ボタンの形状を変更するなど、使い勝手を改善した。今回、専用ソフトウエアもバージョンアップ。チェック機能の強化として、従来の「Vゾーン」に加え「ハーフウェイバック(HWB)」と「トップ(TOP)」表示を追加。ゴルフクラブを3DCG表示にすることでフェース状態の視認性も向上した。10月中旬公開予定のWebサービス「M-Tracer View For Golf」ベータ版にも、新機能を追加する。「M-Tracer For Golf」の計測データをクラウドサービスに最大2,000件までアップロードし、PCの大きな画面でスイングデータを見ることができるものだ。新たに「ダッシュボード機能」を搭載することで、フェース角の安定度などスイングの数値データを表示するほか、複数のグラフを並べて分析できる。さらに、過去データとの比較や、1日/1カ月/1年などに行ったスイング数、使用したゴルフクラブの割合も把握できる。主な仕様は、通信方式がBluetooth 2.1+EDR、通信距離は約10m、リチウムポリマー二次電池内蔵で動作時間は約4時間、充電時間は約2時間、USBバスパワー充電に対応。本体サイズはW50×D27×H16mm、重量は約15g。アタッチメント(L/M/Sサイズ各1個)、MicroUSBケーブル、ストラップを同梱。
2014年10月02日ミックスネットワークは10月2日、Webサイト運営プラットフォーム「SITE PUBLIS(サイト パブリス)」シリーズの最新版となる「SITE PUBLIS 4」を12月8日より提供開始すると発表した。SITE PUBLISシリーズとは、Webページを構成する要素をブロックとして管理する「ブロック方式」を採用し、コンテンツ管理のほか、Webサイトのビジネス利用に必要となるさまざまな機能の実装を短期間に実現する「Webサイト構築・運営ミドルウェア」。Webシステムにかかるコストの削減や、マーケティング効果の最大化、Web施策の実行をサポートする。同社が今回提供開始するSITE PUBLIS 4では、主に、ユーザーインタフェースの刷新と、Webシステム開発機能の強化を行い、「従来のWebサイト構築工数の約30%削減を実現した」という。アップデートにより追加・刷新した機能は、プレビューとコンテンツ編集をシームレスに行うことができるCMS機能や、METAタグやスクリプトまでマルチデバイスに最適化する「headブロックマスタ」、GUIやコードなどスキルレベルに応じた自由な編集が可能な「スタイルエディタ」、複雑なページ公開スケジュールをサポートする「マルチスケジューリング設定」、Webシステムの分散開発を実現する「独立Webアプリケーションフレームワーク」などとなる。同製品のライセンス体系とその価格は、サーバ数無制限のマルチサイトライセンスが2780万円(税別)、1ドメインあたり10サーバ利用可能なエンタープライズライセンスが1280万円(税別)、1ドメイン2サーバまで可能なアドバンストライセンスが480万円(税別)、1ドメイン1サーバのスタンダードライセンスが128万円(税別)。「PUBLIS4 Cloud on Microsoft Azure」と「PUBLIS4 Cloud on IIJ GIO」は、個別見積もりとなる。同社は今後、同製品の売上を3年間で30億円としたい考えだ。
2014年10月02日東京・六本木の「メルセデス・ベンツ コネクション」で1日、メルセデス・ベンツおよびIWCシャフハウゼンの新商品発表会が開催され、F1ドライバーのニコ・ロズベルグ選手が特別ゲストで登壇した。ニコ・ロズベルグ選手は、「メルセデスAMGペトロナス フォーミュラ・ワン チーム」を代表するドライバーのひとり。同チームはスイス高級時計メーカー、IWCシャフハウゼンとパートナーシップ契約を締結しており、ニコ・ロズベルグ選手はIWCのブランドアンバサダーも務めている。F1日本グランプリ開幕直前に開催された今回の新商品発表会では、メルセデス・ベンツの新型「Cクラス ステーションワゴン」、IWCの特別モデル「インヂュニア・クロノグラフ "ニコ・ロズベルグ"」が披露され、F1マシン「W04」(2013年モデル)のレプリカも展示。ニコ・ロズベルグ選手を招いてのトークセッションも行われた。「インヂュニア・クロノグラフ "ニコ・ロズベルグ"」の最初のデザイン考案にも携ったという同選手は、「IWCで自分の時計を設計する機会をいただき、非常にエキサイティングな出来事でした。でき上がりにも満足しています」とコメント。F1でメルセデス車を操縦することについては、「大変誇りに感じています。『シルバーアロー』(メルセデスのF1マシン)はF1の歴史で伝説となっているだけに、同じドイツ人として、メルセデスのマシンに乗れることに感動しています」と述べた。メルセデス・ベンツの魅力を聞かれると、「すごくクールでかっこいい。SLSのロードスターもいただいたので、モナコで楽しく運転しています。友人たちからも、『すごい! 乗せてほしい』と言われるんですよ」とニコ・ロズベルグ選手。三重県・鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリを前に、「今年はベストな状態のレーシングカーで鈴鹿に臨めます。ぜひポールポジションを取って、レースで優勝したい。楽しみたいですね」と語っていた。
2014年10月02日日本マイクロソフトは1日、日本市場向けオフィススイート「Office」の新製品を発表する「New Office Press Briefing」を開催。プレインストール版とサブスクリプション制度を融合させた新しい提供形態などを明らかにした。関連記事■Core i3版「Surface Pro 3」、10月17日にOffice 365付きで発売■日本マイクロソフト、サブスクリプション版含む日本市場向け新Officeを発表■日本マイクロソフト、iPad用Officeアプリを2014年内に国内発売かつて日本マイクロソフトが、日本国内・個人向けOffice 365を初めて公にしたのは、2014年7月に開催した新年度経営方針記者会見だった。日本マイクロソフト 代表執行役 社長の樋口泰行氏は、大手企業や教育機関などがOffice 365を採用しつつあることをアピールしながら、「日本市場に最適化した『Office 365 for Consumer』を2014年内にリリースする」と発言。担当役員であるコンシューマー&パートナーグループ オフィスプレインストール事業統括本部長の宗像淳氏も「国内はプレインストール版Officeが多いため、パートナーと培ってきた関係性を維持しつつ、Office 365 for Consumerの発売を目指す」と語っていた。それから3カ月。10月1日に「New Office Press Briefing」と題した記者会見を行い、日本市場向けOffice 365を発表した。概要を説明する前に、まずはOffice 365の立ち位置から解説しよう。Office 365が発表されたのは2010年10月。デスクトップアプリのMicrosoft Officeスイートを月額課金で使用可能にするエディションと、Exchange ServerやSharePoint Serverなどのサーバープランも同時に提供するエディションが複雑に絡み合っているため、正直分かりにくい。今回発表されたのは、米国のMicrosoft本社が提供している個人向けOffice 365とは異なり、日本独自の構成を採用した。○日本市場に最適化したOffice 365日本国内での名称は「Office PremiumプラスOffice 365サービス」(以下、Office Premium)」と、「Office 365 Solo」である。米国とはまったく異なる日本独自のエディションなので、はじめに概要を紹介しておく。今回の新Officeは、従来と提供形態が変わっただけで、少なくとも発表時点では機能的な強化点はないとのことだ(現行のOffice 2013と同等)。Office Premiumプラス Office 365サービスOffice 365 SoloOffice Premiumは「永続的に使用できるデスクトップアプリ+1年間のOffice 365サブスクリプション(購読)」。Office 365 Solo は「デスクトップアプリ+Office 365サブスクリプション、いずれも1年間」、と述べると分かりやすいだろう。今までのパッケージ版を使ってきたユーザーは違和感を覚えるかもしれないが、プレインストール版ユーザーの場合、1年間のOffice 365サービスが付いてくる。細かい計算は飛ばして、OneDriveのディスク容量プランを1TB追加すると22,800円/年、Skypeの通常回線通話料金は1時間135.6円のため、年間では約1,627円の無料使用権が付属する仕組みだ。(2年目以降は有料と言いつつも)お得なサービスと言えるだろう。米国のOffice 365と構成が異なる理由として、日本マイクロソフト 代表執行役 社長 樋口泰行氏は「(同社の調査によれば)日本市場は約94パーセントのPCにOfficeがインストールされている。だが、米国のOfficeユーザーは30パーセント以上がサブスクリプションを選択し、毎四半期で100万人以上が移行中。そして米国本社との連携や日本市場を踏まえた上で、独自の構成を用意した」と述べた。なお、Office Premiumのエディション構成は下記のとおり。Office 365 SoloのPC版はOffice Personal Premiumと同等の構成となり、Mac版はOffice for Mac 2011と同じWord/Excel/PowerPoint/Outlookが含まれる。ちょうどOffice Personal PremiumとOffice Home&Business Premiumの中間に位置する内容だ。「Office 365 Home」の最大ユーザーは5人だが、Office 365 Soloは2台に制限されている。この点について質問があがると、日本マイクロソフトの担当者は「日本の場合、5台も使うユーザーは少ない。1人が使うデバイスとして2台が最適と考えている」と回答した。○米MicrosoftのCEOも登壇。エコシステムをアピール今回の発表会はOffice 365が主役だが、もう1つの目玉がSatya Nadella氏の訪日だ。筆者の記憶が確かなら、同氏が訪日し、メディアに登場したのは今回が初めてである。登壇したNadella氏は、CEO就任以来掲げている「モバイルファースト、クラウドファースト」について語った。その内容は過去の寄稿記事と重複するため割愛するが、Nadella氏は「日本はOfficeがもっとも活用されている国の1つ」と評価しつつ、「Office for iPad」の日本語版を2014年内にリリースすることを明らかにした。会場ではOffice for iPadのデモンストレーションも披露。基本的には2014年3月にリリースしたものと変わらないが、日本語版UIや利用シナリオに応じて厳選したリボンを表示する仕組みをアピールしていた。なお、文書ファイルの閲覧は無料だが、編集時はOffice Premiere/Office 365 Soloのサブスクリプションライセンスが必要となる点も同じである。Nadella氏がスピーチした「モバイルファースト、クラウドファースト」は文字どおり、iPadやWindowsタブレット、およびクラウドとインフラが欠かせない。マルチプラットフォーム化を目指すMicrosoftにとって、サブスクリプションタイプのOffice 365とOffice for iPadの存在は大きいはず。そのため、今月(2014年10月)の17日とかなり早いタイミングでリリースするのだろう。なお、日本マイクロソフトのSurfaceや各社Windows PC/タブレットのプレインストール版Officeも、同日から順次Office Premiumに切り替わる。樋口氏やNadella氏が言うように、Officeのシェア率が高い日本国内において、Office Premium/Office 365 Soloが浸透するか否か…。これは「最初から全部入りが好まれる」日本という地域で、サブスクリプションに対する理解度をいかに高められるかと、そのための継続的かつ丁寧な説明が求められる。阿久津良和(Cactus)
2014年10月01日●コンシューマ事業は2桁レベルで成長マカフィーは、2015年版の個人向けのセキュリティ製品を発表した。その折に、さまざまな脅威分析や調査結果なども発表された。その内容の一部を紹介したい。まず、登壇したのは、コンシューマ事業統括取締役専務執行役員の田中辰夫氏である(図3)。挨拶とともに、今回の発表会の概要を紹介した。また、コンシューマ事業が2桁レベルで成長を続けているとのことである。また、新しいブランド戦略として、コンシューマ事業の大きな柱となるのが、インテルセキュリティである。この1年は、非常に重要な1年になるだろうと抱負を語っていた。次いで登壇したのは、米国McAfee Inc.チーフコンシューマセキュリティエバンジェリストのギャリー・デイビス氏である。まず指摘したのは、モバイルデバイスの急増である。それに伴い、それらを標的とした攻撃も急増している。なかでもAndroidを標的としたもが多い。図5は、その一例であるが、Flappy Birdという人気のアプリである。人気が高まると登場するのが、模倣品である。調査によれば、この79%にマルウェアが仕込まれていた。その活動であるが、ユーザーの許可なくSMSの送受信、さらには、ルート権限を奪取し、デバイスをコントロールするといったものである。ラボの分析によれば、不正な動作として、以下があるとのことだ。デバイスIDから通信事業者を取得位置情報を取得カレンダーにアクセスメールなどの連絡先にアクセスこれらは、アプリの脆弱性を悪用することが多い。また、日本を狙った攻撃として、トロイの木馬であるゼウスを紹介した。これは、金融機関を対象とし、ユーザーのID・パスワードを盗み出し、送金してしまうというものだ。日本での感染数がもっとも多い。また他にも、人気アプリであるLINEのクレデンシャルの脆弱性をつき、知人を装い、タップをさせてマルウェアを感染させた例もあった。次は、IoT(Internet of Things)についてである。一言でいえば、ネットに繋がるデバイスのすべてである。ガートナーの予測によれば、2020年までに260億台がネットに接続するようになる(現時点のモバイルデバイスは73億台)。比較にならないほどの脅威となるだろうと指摘する。これらのデバイスもまた、脆弱性の危険性を伴うからである。すでに子供の監視のためのネットワークカメラなども、被害に遭っている。個人情報の漏えいも大きな問題となっている。2014年第1四半期だけでも、1億7,600万件もの個人情報が漏えいしている。デイビス氏は、2014年は情報漏えいがもっとも多かった年になるだろうと断言する。そして、信頼の問題が発生している。図6は、オンラインの個人情報の保護に信頼できるかの調査を行ったものである。銀行がトップになったが、45%でしかない。モバイルアプリやウェブサイトなどは、もはや信頼たるものではない。こういった企業などが信頼されるどうかは、IoTの普及に大きな影響を与えるだろうと指摘する。次に興味深い調査結果が報告された。2025年のテクノロジーとセキュリティに関するアンケート調査である。まずは、テクノロジーであるが、図7の結果となった。いずれも、日本では低い結果となった。ウェアラブル端末は、AppleのiWatchなどの普及も予想され、また意識も変わってくる可能性もある。その一方で、セキュリティに対しては、図8のようになった。指紋認証による支払いは日本が低い結果となったが、それ以外は同じような結果となった。日本でも、そのような方向に進むと考えているユーザーが多い。モバイル、IoT、そして個人情報やプライバシー、セキュリティに求められるニーズは多岐にわたる。それに応えるのが、インテルセキュリティであると、デイビス氏は語る。実際にすでに実装されている技術を紹介しよう。まず、アイデンティティーを守るのが、Personal Lockerである。声や顔の認証を使い、クラウドの安全な場所にアクセスする。生体認証で安全なアイデンティティーを担保する。IoTに関しては、北米最大のホームセキュリティ会社ADTと協業関係を結んだ。これにより、物理的なデジタルセキュリティを提供可能になる。また、IntelからはIntel Device Protection Technologyが発表された。このセキュリティ機能は、Intelチップに内蔵されるもので、最低限のリソースでセキュリティが実現できる。今後も、幅広い領域に対応可能な統合セキュリティを提供していくとのことである。●2015年版のセキュリティ製品○2015年版のセキュリティ製品最後に登壇したのは、マカフィーCMSB事業本部コンシューママーケティング本部PMマネジャーの小川禎紹氏である。今回の製品ラインナップなどが紹介された(詳しくは、こちらの発表記事を参照していただきたい)。やはり気になるのは、新機能・強化点であろう。今後、主力製品となるマカフィーリブセーフでは、図11のようになる。注目したいのは、次の3点であろう。メールから簡単にインストールiOS向けセキュリティの強化(紛失・盗難対策)Android向けWi-Fiセキュリティ対策(パスワードのないWi-Fiネットワークへの接続を警告)また、Windows向けの製品では、マルウェア検出エンジンの強化も行われた。どのくらい高速になったかというと、図12のようになる。「大幅に改善」は10%以上、「改善」は10%未満の高速化とのことである。以上、発表会から、いくつかのトピックを取り上げてみた。製品の発売は10月17日である。
2014年10月01日キヤノンITソリューションズは10月1日、法人向けゲートウェイ製品「ESET Web Security for Linux」を発売すると発表した。「ESET Web Security for Linux」は、HTTPとFTPの通信経路上でプロキシサーバーとして動作し、既知および未知のウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェアなどのインターネットの脅威からユーザーを守るソフトウェア製品。「ウイルス・スパイウェア対策」機能に特化したシンプルなプログラム構成により、安定稼動を実現するほか、ESET社のヒューリスティック技術を実装している。主な機能には、「ウイルス・スパイウェア対策」、「IPアドレスごとのポリシー設定」、「ESET製品管理プログラムとの連携」、「用途に応じた複数の設定方法」、「検査プロトコル」などを備えている。価格(すべて税別)は、ライセンス数50-99の場合、企業向けライセンスが1ライセンスにつき2360円、更新価格は1650円、教育機関向けライセンスが1180円、更新価格が825円、官公庁向けライセンスが1770円、更新価格1235円となっている。
2014年10月01日MSY株式会社は、Razer製ゲーミングデバイスの新モデルとして、マルチライティング機能「Chroma」を搭載したキーボードやマウスを発表した。10月31日より発売を開始する。これに伴い都内で記者説明会を開催し、新製品の概要を解説した。ゲーミングデバイスの雄として、日本国内でも愛用者の多いRazerのデバイスだが、今回発表となったのは、先に開催された東京ゲームショウ 2014でも注目を集めていたメカニカル・ゲーミングキーボード「Razer BlackWidow Chroma」に加え、ゲーミングマウスDeathAdderシリーズの最新モデル「Razer DeathAdder 2015 Chroma」と、サラウンドサウンドゲーミングヘッドセットKrakenシリーズの最新モデル「Razer Kraken 7.1 Chroma」といったモデルだ。○Razer BlackWidow Chroma「Razer BlackWidow Chroma」は、独自の「Razer メカニカルスイッチ」や、長時間におよぶゲームプレイも快適に行えるエルゴノミクスデザイン、6,000万回のキーストロークにも耐えうる設計といった特徴はそのままに、鮮やかな1,680万色からキーボードのバックライトを発光させることができる「BlackWidow Chroma スペクトラム」機能を搭載した。単純にキーボードを発光させるだけでなく、バックライトがレインボーカラーの色彩で流れるように発光する「ウェーブ」、全体の色彩がゆっくりと移ろいゆく「スペクトラムサイクル」、ゆっくりと息づかいするかのように任意の2色が変化していく「ブリージング」、タイピングしたキーのみ発光させる「リアクティブ」、スペクトラムの発光状態を固定しておける「静止」など、多種多様な光彩を楽しむことが可能となっている。また、FPSやMMO、MOBAやRTS等のプレイするゲームジャンルに合わせてよく使用するキーのみ発光させる機能や、人気作「Counter-Strike: Global Offensive」や「League of Legends」等のように特定のゲームタイトルで使用するキーのみを発光させることも可能だ。このほか、デバイスの設定をクラウド上に保存可能なサービス「Razer Synapse 2.0」にも対応しており、いつでもどこでも自分だけの設定を瞬時に再現することが可能となっている。○Razer DeathAdder 2015 Chromaゲーミングマウス「Razer DeathAdder」シリーズの最新作となる「Razer DeathAdder 2015 Chroma」は、10,000dpiへと進化した4G光学オプティカルセンサーを搭載し、最大認識速度や転送速度、応答速度にさらに磨きが掛けられている。マウスホイールやRazerブランドを象徴する蛇をあしらったロゴは「Razer BlackWidow Chroma」と同様に1,680万色から自由に発光色を選択することが可能となっている。また、自由にマクロが登録可能なボタン「Hyperesponse ボタン」を5つ搭載し、効率的なゲームプレイをサポートする。キーボードと同様に、「Razer Synapse 2.0」にも対応しているので出先でのゲームプレイ時に好みのセッティングをカンタンに再現することができるのは嬉しい。○Razer Kraken 7.1 Chroma「Razer Kraken 7.1 Chroma」は、ほかの「Chroma」ラインナップ同様1,680万色から自由に発光色を選択することが可能なのはもちろん、7.1chのバーチャルサラウンドサウンドエンジンを搭載しており音響面でも臨場感溢れるゲーム体験を提供する。40mmのネオジムドライバを搭載し、ゲーム世界への没入感をより一層高めてくれることだろう。また、左側のイヤーカップに収納可能な全方向性デジタルマイクには、Razerのノウハウが詰め込まれたアルゴリズムによって最適化されており、アナログマイクでは実現し得なかった高い品質の音を可能としている。各デバイスの基本的なスペックは、既存製品からそれほど変化しているわけではないが、ゲーミングデバイスのライティングに関しては今後大きなトレンドとなっていく可能性がある。そこにいち早く製品を投入してきたということで、コアなゲームファンやプレイヤーはもちろん、PC周りに彩りを取り入れたい人にも注目してもらいたいアイテムといえるだろう。
2014年10月01日テクトロニクス社は、Picosecond Pulse Labs(PSPL)の製品を日本国内において販売を開始すると発表した。今回、米Techtronixが2014年1月16日(米国時間)に発表したPSPLの買収に関するすべての準備が完了したのに伴い、全製品の本格的な販売をテクトロニクス、およびテクトロニクス販売特約店で開始することになった。PSPLは、超高速パターンジェネレータ、高速パルスジェネレータ、広帯域サンプラモジュール、その他高周波アクセサリなどの製品を提供しており、特に高速アプリケーションに強みを持っている。PSPLの製品とテクトロニクスのオシロスコープやスペクトラムアナライザなどの計測器を組み合わせることで、高速データ通信、光通信、その他の高速アプリケーションに向けたソリューションが大幅に強化される。製品価格についても、他のテクトロニクス製品と同様のグローバル価格設定により、多くの製品で従来よりも低価格で提供される予定という。PSPL製品のうち、「PatternPro」シリーズは高速パターンジェネレータとエラーディテクタのファミリで、データ通信、光通信向けに高速のビットエラーレートテストソリューションを提供する。ジッタ印加対応製品としては40Gbpsのデータレートに対応した「PPG4001型/PED4001型」、マルチレベルのPAM4に対応した最高32Gbpsの「PPG3204型/PED3202型」などがラインアップされており、特に400G/100Gデータ通信分野に向けたソリューションを強化している。さらに、もう1つの主要製品にDCブロック、バイアスティーなどの高周波アクセサリがある。性能と信頼性において従来から定評があり、PSPLのアクセサリが標準品になっているアプリケーションも数多く存在し、高速、高周波の計測システムや高周波設計には欠かせない存在になっている。この他、高速パルスジェネレータや広帯域サンプラも世界の大学、研究所で使用されている。また、これまで日本でのPSPL製品の販売とサポートは、主に岩通計測が行ってきたが、今後はすべてテクトロニクスが行う。すでに、販売されたPSPL製品の保証ならびにカスタマサポート業務についてもテクトロニクスが引き継ぐことになるという。なお、代表的な製品と価格は、32Gbpsプログラマブルパターンジェネレータ「PPG3201型」が1430万円(税抜き)、16V DCブロックが「PSPL5508」3万9700円(税抜き)、50GHz 16Vバイアス・ティーが「PSPL5542」が19万8000円(税抜き)、15GHzリニアアンプ「PSPL5867」が39万8000円(税抜き)となっている。
2014年09月29日東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(千葉県浦安市)の2015年度のスケジュールが25日、発表され、季節イベントや新イベント、新アトラクションの日程、そして、各プログラムの内容などが明らかになった。2015年度は、春の「ディズニー・イースター」を東京ディズニーシーでも開催。秋の「ディズニー・ハロウィーン」では、東京ディズニーシーで"ヴィランズ一色のクールで怪しいハロウィーン"にテーマを一新する。また、「マーメイドラグーンシアター」、「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」のリニューアルや、新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」の登場、さらに、『アナと雪の女王』をテーマにしたスペシャルイベントと、盛りだくさんの1年となる。○2015年4月2日~6月23日「ディズニー・イースター」(東京ディズニーランド/東京ディズニーシー)春のイースターイベントを、今回は東京ディズニーシーも加えた両パークで展開。東京ディズニーランドでは、"秘密のイースターガーデン"で繰り広げられる"ヘンテコ楽しい"イースターイベントを開催し、メインパレードには、ミッキーとミニーが新コスチュームで登場するほか、ゲスト参加のパートも新しくなる。イースター初開催となる東京ディズニーシーでは、花やタマゴ、ボンネットで飾られた、異国情緒あふれるスタイリッシュなイースターを開催。メディテレ―ニアンハーバーで公演されるメインショーでは、ディズニーの仲間たちが自慢のイースターファッションを披露する。○2015年4月24日~「マーメイドラグーンシアター」リニューアル、新ミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」スタート(東京ディズニーシー)マーメイドラグーンシアター内にスクリーンを設置するほか、ステージや照明などの舞台装置を一新し、ディズニー映画『リトル・マーメイド』の世界を舞台にした新しいミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」を公演する。トリトン王が、アリエル、フランダー、セバスチャンといったおなじみのキャラクターたちと開催する音楽コンサートをテーマに、歌や音楽、パフォーマンスで美しい海底の世界を表現する。○2015年6月24日~7月7日「ディズニー七夕デイズ」(東京ディズニーランド/東京ディズニーシー)東京ディズニーランドでは、ワールドバザールに、笹や吹き流し、願い事を書いたウィッシングカード(短冊)を飾り付けるウィッシングプレイスを設置するほか、彦星と織姫に扮したミッキーとミニーがパレードルートをグリーティングする。東京ディズニーシーでは、アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアに、ウィッシングプレイスや笹飾りなどを飾るほか、メディテレ―ニアンハーバーで、彦星と織姫に扮したミッキーやミニーによるグリーティングショーが行われる。○2015年7月9日~8月31日「ディズニー夏祭り」(東京ディズニーランド)、「ディズニー・サマーフェスティバル」(東京ディズニーシー)東京ディズニーランドでは、暑い夏を楽しむ"夏祭り"を開催。シンデレラ城前のプラザは、バナーやちょうちんなどが飾られるほか、祭りグッズや飲み物などを販売する店が並ぶ。メインショーでは、水しぶきを浴びながら一緒に踊って盛り上がる群舞を開催する。東京ディズニーシーでは、フルーツいっぱい、トロピカルでラテンなノリの"真夏のフェスティバル"を開催。メディテレ―ニアンハーバーは、トロピカルフルーツなどが飾られ、南国に様変わりする。大量の水が放出されるなかで一緒に歌って踊る、ミニーが主役のメインショーのほか、ロストリバーデルタでも、フルーツの大豊作を祝うプログラム「フルータ! フルータ! フィエルタ!」を実施する。○2015年7月9日~「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」リニューアル(東京ディズニーランド)ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の主人公ラプンツェルやフリン・ライダーが乗ったフロートが初登場。同フロートは、映画の中で印象的なランタンが空を飛ぶシーンや、黄金に輝くラプンツェルの髪、花などがデザインされる。また、ピーターパンの海賊船など7台のフロートがリニューアルされる。○2015年夏~新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」(東京ディズニーランド)トゥモローランドに、ディズニー映画『リロ&スティッチ』を題材にした、シアタータイプのアトラクションがオープン。主役はスティッチとゲストで、ゲストは、シアター内の大きなスクリーンに登場するスティッチとの"交信"を通じて、ユーモアと驚きあふれる時間を楽しめる。○2015年9月8日~11月1日「ディズニー・ハロウィーン」(東京ディズニーランド/東京ディズニーシー)毎年恒例の秋の人気イベント「ディズニー・ハロウィーン」を、2015年も両パークで開催。東京ディズニーランドでは、ディズニーの仲間と陽気なおばけたちによるハロウィーン・フェアを実施する。ミッキーたちは、仮装コスチュームでパレードに登場し、パンプキンやおばけたちと、はちゃめちゃにフェアを盛り上げる。東京ディズニーシーでは、"ヴィランズ一色のクールで怪しいハロウィーン"にテーマを一新。怪しげな異空間に変貌したパークで、ミッキーや仲間たちとヴィランズが、華やかでスタイリッシュなハロウィーンを繰り広げる。そして、メディテレ―ニアンハーバーでは、ヴィランズ流のハロウィーンを楽しむハーバーショーを公演する。○2015年11月9日~12月25日「クリスマス・ファンタジー」(東京ディズニーランド)、「クリスマス・ウィッシュ」(東京ディズニーシー)東京ディズニーランドでは、ワールドバザールの中心に高さ約15メートルのクリスマスツリーが設置され、各テーマランドにもフォトロケーションやガーランドなどが飾られる。また、今回は、ミッキーをはじめとするディズニーの仲間たちや、この季節にしか会うことのできないキャラクターたちが出演する新しいパレードを公演する。東京ディズニーシーでは、各テーマポートに、ディズニーの仲間たちの願いが込められたクリスマスツリーやオブジェが飾られる。そして、メディテレ―ニアンハーバーで昼のショーを新たに公演するほか、水上のクリスマスツリーが光り輝く夜のショーや、アメリカンウォーターフロントでのさまざまなエンターテインメントなどが楽しめる。○2016年1月1日~1月5日お正月のプログラム(東京ディズニーランド/東京ディズニーシー)それぞれのパークのエントランスに、門松などを飾り付けるほか、干支にちなんだグッズや、お雑煮、おせち料理などが登場する。ディズニーのキャラクターたちも、華やかな正月の衣装であいさつに登場する。○2016年1月12日~3月18日「アナとエルサのフローズンファンタジー」(東京ディズニーランド)大ヒット映画『アナと雪の女王』をテーマにしたスペシャルイベントを開催。エンターテインメントプログラムに加え、氷や雪の結晶をモチーフにしたデコレーションなど、パークが『アナと雪の女王』の世界に様変わりする。○2016年1月12日~3月18日「ディズニープリンセス~ようこそ、リトルプリンセス~」(東京ディズニーランド)憧れのディズニープリンセスたちと出会い、プリンセスになりきり、プリンセスの世界に浸れるさまざまなプログラムを展開する。○2016年1月12日~3月18日「スウィート・ダッフィー」(東京ディズニーシー)かわいらしいデザインのグッズやスウィーツの販売や、とっておきの記念写真が撮れるフォトスポットが登場するなど、ダッフィーのほのぼのとして心温まる世界を満喫できるプログラムを実施する。(C)Disney
2014年09月26日キヤノンは9月16日、都内でデジタルカメラ新製品発表会を開催。同発表会では、新製品に関するプレゼンテーションのほか、プロの写真家によるトークセッションも行われた。トークセッションでは、キヤノンが満を持して発表した「EOS 7D Mark II」の広告やカタログの写真を撮影した13人のプロ写真家が登壇。各々が自らの作品を紹介するとともに、7D Mark IIの性能について熱く語った。関連記事プロ向け機に迫る技術を惜しみなく投入した中級一眼レフ「EOS 7D Mark II」 - キヤノン デジタルカメラ新製品発表会レポート(2014年9月16日)キヤノン、10コマ/秒連写・撮像面位相差AFの中級一眼「EOS 7D Mark II」(2014年9月16日)キヤノン、65倍ズームでどんな被写体も捉えるカメラ「PowerShot SX60 HS」(2014年9月16日)キヤノン、F1.8レンズと1型CMOSを搭載するコンデジ「PowerShot G7 X」(2014年9月16日)○プロ写真家が評価する「EOS 7D Mark II」の機能とは?今回トークセッションに参加したのは、戸塚学氏(野鳥写真)、長根広和氏(鉄道写真)、中西祐介氏(スポーツ写真)、ルーク・オザワ氏(飛行機写真)の4ジャンル、4人のプロ写真家。司会進行役は、アイ・イメージングフラッグ代表の石田立雄氏だ。まずは、多くのユーザーが関心を寄せていると思われるAF性能について語られた。司会の石田氏いわく、AF性能はこのカメラの「キモ」だという。今回、新幹線E7系を撮影した長根氏は、7D Mark IIのAF性能について、次のように説明する。「(今回撮影した鉄道写真を指し)こういったカタログチックな写真を撮るときは、従来は置きピンにしてワンショットAFで連写していました。理由は、測距点がファインダーの左右端にないため、電車の顔に測距点を合わせてAIサーボを使う、ということができなかったんです。でも、7D Mark IIの65点AFは、ファインダーの左右端にも測距点があってピントが合う!それならと、今回は欲張って65点自動AFを使ってみました。連写した全コマ、見事、運転席にピントが合っていましたよ」続いて、バスケットボールの試合を撮影した中西氏が解説。「今までのAFは、黒いユニホームと白いユニホームが混在する試合では、白い方を追いかけることが多かったんです。ですが7D Mark IIのAFは、黒いユニホームにも同じように食いついてくれる。AF速度も、普段使っている1DXとの違和感を感じさせませんし、長根さんも仰るように、測距点が左右端にまであるのがいい。フルサイズだと、どうしても(測距点が)中央付近に固まってしまいますから」と7D Mark IIのAF性能を評価する。AF性能の話題がひと段落すると、話題は秒間8コマから、秒間10コマへと高速化した連写性能へ。「秒間8コマも10コマもそんなに違わないじゃないか、と思う人もいるでしょう」という石田氏の”フリ”に、「いやいやいやいや」「全然違いますよ!」と写真家の皆さんが突っ込む。飛行機写真家のルーク氏は、夜の空港での撮影シーンを例に7D Mark IIの連写性能について解説する。「空港は夜景がキレイなんです。誘導灯とか、飛行機の衝突防止灯などが光っていて。でも、移動する機体を、不定期に点滅する衝突防止灯が光った状態で写すのは非常に難しい。ところが、7D Mark IIなら簡単に写せるんです。秒2コマの差は大きいですよ! 」戸塚氏もルーク氏の言葉に大きく頷いて、こう語る。「私は普段5D Mark IIIを使っています。連写能力は秒6コマなので、鳥の羽ばたきを撮ると、すべて羽が下の状態だったりするんですよ。今回、無謀にも縦位置で鳥の羽ばたきを撮ったのですが、まるでコマ撮りしたかのように綺麗な羽ばたきが撮れました。しかもRAWで31コマも連写できるので、バッファも一杯にならずに済む。それに、連写時のシャッター音もいいですね」7D Mark IIのシャッター音については、ステージ上の全員が非常に気に入っていると述べていた。話題は、これまた気になる高感度撮影性能へと移る。戸塚氏は感激してこう述べる。「5年前、従来機7DのISO6400で撮影をしたときも、ローライトで撮ったシマフクロウがしっかりと写っていて、驚いたものでした。しかし7D Mark IIは、なんと最高ISO16000でしょ。ならばとISO16000で撮ってみたんです。ほぼ真っ暗に近かったので、さすがに手ぶれもありました。が、ブレのない写真は、ピントがカッチリ来ている。狙い通り、これは面白い写真になりました」一方でルーク氏は「高感度撮影で航空写真の世界が広がった」と語る。ISO6400がためらいなく使えてしまう。おかげで、夜の空港で100-400mm F5.6なんていうレンズが使えるんです。こんなの、少し前まではあり得ない撮影でしたよ」そして最後は、7D Mark IIならではのフリッカーレス機能について。中西氏が自身が撮影したフリッカーレス機能をオンにした連続写真とオフにした連続写真を例に解説した。オン状態の連続写真は、どのコマも一定の見た目を保っているのに対し、オフ状態の連続写真は、コマごとの色と明るさが、明らかに違ってしまっている、という作例だ。中西氏「(オフ状態の連続写真を指し)こちらは、体育館の水銀灯のチラツキによる露出やホワイトバランスの変化をカメラが写してしまっているからです。これは写真家の技術ではどうにもならないので、私たちは仕方がないことと、長年諦めてきたんですよ。それが、機能をオンにするだけですべて解決されてしまう。まさかカメラが解決してくれるとは!」ちなみに中西氏によれば、フリッカーレス機能は、一般の人が電灯の下でカスタムホワイトバランスを使う際にも有効とのことだ。「ホワイトバランスを取るときに使うグレーボードにも、実は電灯の光の点滅が写り込みます。したがって、グレーボードが赤くなったり緑になったりして、正確なホワイトバランスが取れない。でも、7D Mark IIなら、フリッカーレス機能を使うことで、この悩みが解消されます。これ、記事に書いておくと良いですよ(笑)」7D Mark IIの魅力、写真の楽しさを熱く、楽しそうに語る石田氏と写真家の方々。トークショーの時間は30分間だったが、皆まだまだ語り尽くせないといった表情だった。そんな4人をはじめ、13人の写真家が心血を注いだ7D Mark IIのカタログ、そして広告映像の数々。今回、キヤノンは7D Mark IIのカタログを「鳥」「電車」「スポーツ」「モータースポーツ」「動物」「飛行機」「総合」の計7種用意した。ぜひ店頭で、すべてコンプリートしていただきたい。
2014年09月16日(画像はメディキュットHPより)メディキュットから「あたたかい」新製品レキットベンキーザー・ジャパン株式会社は、フット&レッグケアの専門ブランド「ドクター・ショール」メディキュットの「寝ながらシリーズ」に新たなアイテムを追加します。今回、2014年9月1日(月)に発売されたのは、「寝ながらメディキュット ロング ずっとあったか」。「寝ながらメディキュット」シリーズは、寝ている状態に合わせて足首・ふくらはぎ・ひざ上と段階的に圧力を変えた「圧力設計」で美しい脚をサポートする圧着靴下のシリーズです。独自の圧力設計はそのままに、やわらかさ、あたたかさをプラス「寒い季節に着圧ソックスに求めること」について調査を行ったところ、1位は「引き締め効果があること」、次いで多かった意見が「履いていて快適であること」「脚が冷えないこと」という結果に。「寝ながらメディキュット ロング ずっとあったか」は、従来品の圧力設計はそのままに、特徴となるのはその素材です。ソックス全体には「カシミヤ混合素材」を、太ももとつま先リブにはアンゴラ素材を使用しており、「あたたかさ」を重視。レギュラー品の「寝ながらメディキュット ロング」に比べて70%増のあたたかさと、ふんわりとした肌触りを実現しました。これから寒くなる季節、女性にとって「冷え」は大敵。「寝ながらメディキュット ロング ずっとあったか」は、冷え予防をしながら美脚ケアをしたい女性にお勧めの製品です。【参考】・レキットベンキーザー・ジャパン株式会社 プレスリリース/PR TIMES・メディキュット公式サイト
2014年09月04日●冷凍庫にいっぱい収納できる「メガフリーザー」シャープは3日、プラズマクラスター冷凍冷蔵庫7機種を発表した。都内で開催した新製品発表会では、大容量冷凍庫「メガフリーザー」を採用した「SJ-GT50A」と「SJ-GT47A」を中心に紹介。新製品の特長、開発の背景などの説明があった。○大容量の冷凍庫「メガフリーザー」誕生製品の特長について、シャープ 健康・環境システム事業本部 冷蔵システム事業部 国内商品企画部 山本愛子氏が説明した。容量501LのSJ-GT50Aおよび容量474LのSJ-GT47Aでは、冷凍室のレイアウトを一新。両モデルとも冷凍室の容量は173Lと、600Lクラスの冷凍庫と同程度の容量になった。2013年度モデルの冷凍室からは42Lの増量となった。容量が増えただけではなく、食品を上手に整理するための「4切り(しきり)名人」も搭載。従来の冷凍室では食品が"地層"のように積み重なって、古い食材は取り出しにくくなっていたが、「4切り名人」によって食材を立てて収納することでこうした悩みから解放される。食材を長期冷凍保存しておくと、乾燥によって「冷凍やけ」を起こす。そこで冷凍室には冷凍やけを抑える「新鮮極み冷凍」を搭載。上段冷凍室は「冷凍やけガード」によって食品の水分を保ち、下段冷凍室は温度をなるべく一定に保つことで食品への霜つきを防ぐ。大容量の冷凍室「メガフリーザー」はなぜ誕生したのか、ユーザーの不満の解消という視点から説明があった。次ページでは誕生の背景についてお届けする。●おうちの冷凍室、足りてますか?○「冷凍室はいつもパンパン! 」という不満製品の開発背景について語ってくれたのは、シャープ 健康・環境システム事業本部 冷蔵システム事業部長 野間繁雄氏。冷蔵庫の実態調査を行った結果、冷凍室はいっぱいいっぱいに食品が詰め込まれているのに対して、野菜室は案外スカスカでペットボトルなど野菜以外のものが収納されているケースも多かったという。こういった冷凍室の容量不足と、冷凍食品の国内消費量の増加を受けて、大容量の「メガフリーザー」が誕生した。また、容量だけでなく「整理整頓できない」といった不満も。それを解決するために、パッと食材を見つけて取り出せる「4切り名人」を搭載した。食材を劣化させてしまう冷凍やけについては、「新鮮極み冷凍」を搭載することで防ぐ。消費増税の駆け込み需要の反動で、売り上げ台数は前年を大きく下回っていたが、7月頃から徐々に回復してきているという。今後は「メガフリーザー」シリーズの投入で大型冷蔵庫の需要を掘り起こし、2015年度は二桁伸長を目指すとしている。
2014年09月03日(画像はプレスリリースより)無添加ケアブランドから新製品株式会社伊勢半の無添加ケアブランド「Mommy!(マミー!)」から、濃厚保湿リップ「マミーリップバームスティック」が2014年8月8日(金)に発売します。赤ちゃんの可愛らしいパッケージでお馴染みの「Mommy!」は、無添加・低刺激・弱酸性のケア製品のブランドで、親子で安心して使えるハンドクリームやリップクリーム、日やけ止めなどを展開しています。濃厚なリップバームは食品成分100%今回新しく発売されるのは、濃厚保湿の「リップバームスティック」。食品成分100%で作られたリップバームは、アボカドオイル・マカデミアナッツオイルなどの5種類の天然保湿オイルと美容成分が配合されており、唇にとろりとした濃厚なうるおいを与えます。当製品も、もちろん無着色・無香料・防腐剤フリー。皮フ刺激テスト・アレルギーテスト・スティンギングテストが実施済みなのも安心ですね。赤ちゃんやお子様にも使って頂けるほか、敏感肌の大人の方にも使って頂ける製品です。<商品特長>マミーリップバームスティック648円(税込)(引用:プレスリリースより)【参考】・株式会社伊勢半 プレスリリース/PR TIMES
2014年07月25日