女優の木村多江が、今年輝いた女性を表彰する「VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2017」に選出され24日、都内で行われた授賞式に出席した。読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『ブラックリベンジ』で主演しているほか、映画『あゝ、荒野』、『ユリゴコロ』、『望郷』などの話題作に立て続けに出演し、独特な存在感を放つ女性として地位を確立している木村。「本当に光栄でうれしく思います」と受賞を喜び、「同時に怖くもあります」と打ち明けた。そして、「私たち役者は欲望のなかで芝居をしていて、自我が突出してしまったり、ぬるま湯につかったような芝居をしてしまう怖さもあります」と"怖さ"の意味を説明。「怖さをあらためてしっかりもって芝居をしていきたい。『木村多江、芝居なめんなよ』と自分に言い聞かせていきたい」と気を引き締めた。また、衣装について「ダークヒロインみたいなイメージ。マントがかっこいいなと思い、このドレスにしました」と説明。レッドカーペットでは、ブルゾンちえみと共に活動している"with B"ことお笑いコンビ・ブリリアンのダイキにエスコートされ、「『with B』ってやりたくて、その気持ちでいっぱいでした。あとでやらせていただきます」と笑顔で話した。さまざまな分野で圧倒的な活躍をみせ、スタイル・生き方・美において『VOGUE JAPAN』読者をインスパイアした女性たちを選出する同アワード。今年は、木村のほか、ブルゾンちえみ(芸人)、吉岡里帆(女優)、コムアイ(アーティスト)、MIKIKO(演出振付家)、恩田陸(作家)、SONOYA MIZUNO(女優)、南谷真鈴(冒険家)、YOON(AMBUSHデザイナー)が選ばれた。授賞式には、SONOYA MIZUNOと南谷は欠席した。
2017年11月24日10月19日、都内で『横田早紀江さんを囲む祈りの会』が開かれた。重苦しい空気のなか、主役の横田早紀江さん(81)は、思い詰めた表情だったという――。 11月5日に来日する米国のトランプ大統領(71)との面会が発表された横田滋さん(84)、早紀江さん夫妻。9月28日の衆院解散当日に安倍首相は拉致被害者家族と面談。首相はトランプ大統領との首脳会談で拉致被害者家族と会うように要請して、大統領から快諾を得たと披露した。 だが安倍政権下では、拉致問題は一向に進展していない。トランプ大統領が北朝鮮への“先制攻撃”すらチラつかせるなか、首相も“対話”よりも“圧力”を強調し、米国支持を強く打ち出している。 早紀江さんはめぐみさんが行方知れずになった後の77年、友人の勧めで聖書研究会に通い、やがてクリスチャンになった。北朝鮮によるめぐみさんの拉致が発覚した後は支援者たちと00年から『祈りの会』を始め、いまも月に1度のペースで開かれている。 19日の会の様子を、長年、横田夫妻に寄り添って拉致問題に取り組んできた参加者の1人がこう明かす。 「会の終わり際に早紀江さんがこう話したんです。『トランプさんに会ったら、“戦争はしないでください”と言おうかな。それとも政治的発言は控えたほうがいいのかな』と……」 その瞬間、出席していた『救う会』関係者が早紀江さんの言葉をさえぎるようにこう話したという。 「政治的発言はしないほうがいい。大統領に会えるのも安倍さんのおかげなんですから」 前出の参加者はこう憤る。 「横田さん夫妻は『戦争になれば、めぐみたちも被害を受ける。絶対に北朝鮮と戦争をしてはいけない』と前々から話しておられました。トランプ大統領にその思いを伝えることは、被害者家族の気持ちを考えれば当然のことでしょう。なぜそれが“政治的発言”として止められるのでしょうか」 この日、早紀江さんの表情が晴れることはなかったという。 「戦争になったら、めぐみが死んでしまう!」 そんな悲痛な思いを胸に、早紀江さんはトランプ大統領との面談に挑む――。
2017年11月04日モデルの蛯原友里、女優の大政絢が4日、都内で行われた「AOKI レディース事業戦略発表会」に出席した。紳士服量販店のAOKIは、レディース事業の強化に伴い、蛯原友里と大政絢を起用した新CMを10月5日より全国で放映スタート。ストレッチ性やシルエット美、防シワなどの機能性を兼ね備えた女性用の「はたラク服」を着用した蛯原と大政が、「服がラクだと、"はたらく"は、もっと楽しい」をテーマに、同商品の魅力を訴求するという内容となっている。CMでも着用している「はたラク服」姿で登壇した蛯原と大政。蛯原が「『はたラク服』というだけあって、ストレッチがすごく効いていて、曲げ伸ばしもしやすいし撮影も動きやすかったです」と感想を述べれば、大政も「ご飯会にスーツを着たりして行くので、これだと気分があがりますよ。カジュアルさもあるし綺麗な形なので着てみたいですね」とすっかり気に入った様子。そんな蛯原と大政は同CMで初共演となり、大政の印象を蛯原が「CMを見ると可愛いけど、実際に会うと仕草とかも可愛いんです。大政絢ファンになった気がしますよ」と絶賛し、大政も「歩いている姿だけでさすがに蛯原さんだと思いました。10代の頃から憧れていた方なので、写真撮影の時は蛯原さんを見に行きたいと言ったら、スタッフに止められちゃいました(笑)」と憧れの眼差しだった。イベントの前日(10月3日)に37歳の誕生日を迎えたばかりの蛯原。「昨日は前日からディズニーランドの方で妹家族と私の家族で泊まって当日を迎えました」と家族のサプライズに嬉しそうで、「子どもの笑顔が見れて私も癒やされました」と母親らしい一面も。そんな蛯原にプレゼントを渡したという大政は「鳥肌が立ちました!素敵なご家庭で憧れますね」と羨ましそうで「私もいつかは頑張りたいと思います」とコメント。また、先日妊娠を発表したモデル仲間の押切もえの話題となり、蛯原は「すごい嬉しかった!とりあえずマタニティーライフを楽しんで欲しいですね。その瞬間だけなので」と先輩ママとしてエールを送った。
2017年10月05日海老澤健次と鐘ヶ江洸によるイベント『カネエビ』が今年も開催される。3度目となる今回から新たな取り組みが始まる本イベントについて、鐘ヶ江に話を聞いた。【チケット情報はこちら】これまで毎年行ってきたふたりのバースデーイベント「カネエビ祝賀会 vol.3 ~相変わらずゆるりとやるよ~」に加え、「カネエビ2人芝居 vol.1 ~役者の階段のぼる、おれらただの演劇人さ~『であい』Featuring, 菅野臣太朗&開沼豊」として2人芝居を上演する今回。菅野臣太朗と開沼豊がそれぞれ脚本・演出を務める。そもそも『カネエビ』のはじまりは「ミュージカル『忍たま乱太郎』で共演した海老澤くんと僕で、最初はただ単に仲が良くて、ふたりでイベントをやろうかっていう話になって。じゃあWバースデーイベントを、というのが発端でした」と振り返る。そんな風に始まり、ふたりで企画してきたイベントも今年で3回目。これまではトーク中心のイベント「カネエビ祝賀会」のみだったが、「さて今年はなにをしようってときに、役者としてのイベントがしたいねって話をして。じゃあお芝居をしよう、ふたりでしよう、2人芝居だ!と、こういうカタチになりました。それで、作・演出を、ミュージカル『忍たま乱太郎』の演出でお世話になった菅野さんと、(同作で)共演した豊さんにお願いして。ふたりとも“お前らがやるなら手伝うよ!”と言ってくれて、嬉しかったです」今回のテーマ『であい』。これは鐘ヶ江にとって大切な言葉なのだそう。「僕が東京に出てきて、菅野さんと出会い、ミュージカル『忍たま乱太郎』が決まり、海老澤さんとであい、豊さんとであい…『であい』がどんどんつながっていく。今の現場が次につながって仕事なので『であい』に感謝したいねって話を菅野さんとしたことがあって、それからずっと言い続けている言葉なんです。それでせっかく2人芝居をやるならまずはそこだろうってことで『であい』っていうテーマを決めました」「今までの『カネエビ』は僕らのことを知らないと来にくいイベントだったと思うのですが、2人芝居はぜひ演劇を観に来ていただけたらと思っています。ふたりが2作品同時に挑戦して、脚本や演出によってこんなに変わるんだっていうところも面白いと思いますし、僕らの想いも詰まっているので、ぜひ楽しんでほしい。そして最後は『祝賀会』で。こちらは例年通り、ダルダルのうだうだの会です(笑)。どちらもお待ちしています!」海老澤の印象を「お母さんです」と語った鐘ヶ江。性格も特技も違うというふたりが挑戦する「カネエビ2人芝居」は11月1日(水)から4日(土)、「カネエビ祝賀会」は11月5日(日)に東京・シアター代官山にて上演。取材・文:中川實穗
2017年10月03日女優・木村多江が、事実無根のスキャンダルで死に追いやられた夫の無念を果たすべく復讐劇を繰り広げる新ドラマ「ブラックリベンジ」。木村さん演じるヒロインの亡き夫役として、高橋光臣が出演することが発表されたが、続けて、DAIGOの出演が決定した。週刊誌の契約ライター・沙織(木村多江)は、身の危険も恐れずにスキャンダルを暴くために奔走している。スキャンダルに執念を燃やす彼女には、ある目的があった。将来有望な政治家だった沙織の夫は、身に覚えのないスキャンダルをでっち上げられ、それを苦に自殺。その事実を知った沙織は、スキャンダルによる復讐を決意。大胆にして情け容赦ないやり方で、夫のスキャンダルをねつ造した人物たちが隠す黒い秘密を暴いていく――。本作でDAIGOさんが演じるのは、沙織の上司である週刊誌編集部デスク・天満(平山浩行)に雇われ、沙織の身辺を探る腕利きの情報屋・城田純一。沙織の正体に迫り、彼女を脅かす不気味な存在となっていくようだ。物語のスパイスとなる重要な役どころにDAIGOさんは「僕にとって30代最後の作品になるかもしれないので、気合い入ってます。共演者のみなさんやスタッフのみなさんに力をお借りして全力で取り組んでいきたいと思っています。今回見せたいのはまさに『BD』ブラックDAIGO。ブラックな役なので、どれだけブラックな存在になれるか。一日も早く、城田という役を演じるのではなく、感じたいです」と意気込みを寄せた。さらに「『リベンジ』という言葉は、使い方によって良いイメージにもなるし、悪いイメージにもなる言葉。『ブラックリベンジ』はとてつもなく深い闇を感じる『リベンジ』だと思います。今作は、この現代に一石を投じる作品になるのではないでしょうか」と作品への期待を明かし、「木村多江さんとの共演は、とても光栄なことです。以前、多江さんが出演されていたドラマに僕も出たのですが、一緒のシーンがなかったのが悔しかったので、今作でリベンジできます!」と、気合い十分!物語を一層盛り上げる注目のキャラクターを魅力的に演じそうだ。「ブラックリベンジ」は10月5日より毎週木曜日23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月19日最愛の人を無実のスキャンダルで奪われたヒロインが、憎むべき相手のスキャンダルを暴いて復讐を果たしていく、木村多江主演の新ドラマ「ブラックリベンジ」。この度、本作で木村さん演じるヒロインの亡き夫役として、高橋光臣が出演することが決定した。週刊誌の契約ライター・沙織(木村多江)は、身の危険も恐れずにスキャンダルを暴くために奔走している。スキャンダルに執念を燃やす彼女には、ある目的があった。将来有望な政治家だった沙織の夫は、身に覚えのないスキャンダルをでっち上げられ、それを苦に自殺。その事実を知った沙織は、スキャンダルによる復讐を決意。大胆にして情け容赦ないやり方で、夫のスキャンダルをねつ造した人物たちが隠す黒い秘密を暴いていく――。「科捜研の女」、「下町ロケット」、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などに出演する高橋さんが今回演じるのは、ヒロイン・沙織の亡き夫・寺田圭吾。5年前、将来を嘱望されながら身に覚えのないスキャンダルが報じられ、自ら命を絶った政治家だ。彼は死の直前に、自分を陥れた3人の人物について告白する動画を残している。そんな彼の怨念が、沙織を復讐に向かわせるきっかけとなる。さらには、物語が進むにつれて沙織も知らなかった圭吾の“秘密”が明かされていくことに…!?高橋さんは「死に際に、最後の足掻き(復讐)を、最愛の人に託す。そんな歪んだ愛を、怨みの坩堝の中で表現したい」と話し、共演の木村さんについては「大人の静かな色気に品があってとても美しい方。いつも気さくに話してくださって、とても楽しい時間を過ごさせていただいています。作品の内容的に今後、重く、つらいシーンが多くなってきますが、多江さんとのワンシーン、ワンカットを、存分に楽しみたいと思っています」とコメントしている。「ブラックリベンジ」は10月5日より毎週木曜日23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月16日女優・木村多江が、数々のスキャンダルで世間を翻弄する“週刊誌”の世界に挑むジェットコースター復讐劇「ブラックリベンジ」が、10月5日(木)よりスタートすることが決定。木村さんは本作で民放の連続ドラマ初主演を果たすことになった。週刊誌の契約ライター・沙織(木村多江)は、身の危険も恐れずにスキャンダルを暴くために奔走している。スキャンダルに執念を燃やす彼女には、ある目的があった。将来有望な政治家だった沙織の夫は、身に覚えのないスキャンダルをでっち上げられ、それを苦に自殺。その事実を知った沙織は、スキャンダルによる復讐を決意。大胆にして情け容赦ないやり方で、夫のスキャンダルをねつ造した人物たちが隠す黒い秘密を暴いていく――。本作のテーマは、スキャンダル。不倫議員、ハニートラップ、罵倒音声など、いままさに世間を騒がせているスキャンダルのエッセンスを取り入れ、生々しくゲスな人間の本性を赤裸々に描き出す。かつて夫をスキャンダルによって死に追いやられた過去を持つ敏腕記者・沙織が、世の中の裏に巣くうスキャンダルに迫り、夫を陥れた人間を次々と追い詰めていく痛快な復讐劇となり、それだけにはとどまらない予測不可能なジェットコースターストーリーも展開していく。薄幸の女性を演じたら右に出る者はいない、といわれる木村さんが、今回は亡き夫のために“復讐の鬼”と化し、新境地ともいえる“カッコいい悪女”ぶりを披露。元「週刊文春」のエース記者として知られるジャーナリスト・中村竜太郎氏が監修を務めるだけあり、スキャンダルの裏側をリアルに活写。劇中では、スクープ獲得のために記者が駆使する驚くべきテクニックが披露され、視聴者の興味を引く内容が盛り込まれていく。週刊誌編集部の編集部員たちをはじめ、沙織をめぐる登場人物もすべてがクセ者ぞろい。そのキャストには佐藤二朗、平山浩行、堀井新太、岡野真也、中村映里子、 鈴木砂羽らが決定。木村さん演じる沙織と個性的なキャラクターたちの関係性も、ストーリーを盛り上げる。今回の“スキャンダルで復讐をする悪女”・沙織について、木村さんは「怒りを内包する役はあるけれど、怒りをあらわにする役はあまりないので、『私には、新たな挑戦だ』と思いました」とコメント。「けんかのシーンなど、赤裸々な台詞の激しさにびっくりし、人間の怖さを感じるドキドキする台本でした」と、台本を目にしたときの興奮を語りながら、そんな沙織を「深い悲しみと狂気、弱さ、人間の様々な部分が見えるように演じたいです」と意気込んでいる。さらに、「最後に毎回、決め台詞があるので、沙織という人がどんな風に決め台詞を言うのか楽しみ」と明かす。その決め台詞とは、「骨の髄まで炎上しなさい」。木村さんは「闘う女を、そして、最後の決め台詞をぜひ真似して、楽しんでいただきたいです」とアピール。ご自身で「私って悪女だな」と思う瞬間は、「見た目も良く全て揃っていて、何も欠点がなさそうな人がいると、この人は、絶対に足が臭いはず、と妄想して安心するとき(笑)」と笑顔で語った。また、本作のプロデューサーは、昨今の予想だにしないスキャンダルについて、「そのスキャンダルの裏には常に、愛とか憎しみといった人間の生々しい感情がくっついているからだと思います。『ブラックリベンジ』は、そんなスキャンダルに潜む“ドス黒い”人間模様をとことん描いていきます」と言う。「そんな世の中のゲスたちに復讐する主人公は、どん底の不幸の果てに最強の悪女に変貌します。そんな主人公を、本当に念願だった木村多江さんに演じていただけるので、今回、日本一不幸な役が似合う女優の日本一怖い悪女をお見せすることをお約束します」と、自信たっぷりに語っている。「ブラックリベンジ」は10月5日より毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月30日「Oisix」では、Oisixの「ビューティーベジタブルアンバサダー」であり、モデルの蛯原友里さん監修の「Kit Oisixサラダ」を7月20日より販売開始しました。メニューは2週間ごとに変わり、実施は8月末まで。蛯原さん監修のサラダは、昨年11月の販売に引き続き第二弾。”食べて内側からキレイに“というコンセプトはそのままに、今回は夏野菜をメインに、蛯原さんならではの見た目の華やかさと食材の組み合わせで、食卓を華やかにしてくれるメニューを順次販売していきます。■食べてキレイを応援!夏にぴったりのサラダ「ケールの雑穀サラダ 柑橘ソースで」7月20日から販売をスタートした蛯原友里さん監修の「Kit Oisixサラダ」は、「ケールの雑穀サラダ 柑橘ソースで」。“葉野菜の女王”と呼ばれるほど栄養価の高いケールに、食物繊維豊富なひじき、雑穀をあえた“内側からキレイを応援する”美容サラダ。ネーブルを丸ごとサラダにもドレッシングにも活用し、色鮮やかで、さっぱりとした味わいをお楽しみいただけます。刻んだクルミがアクセントに、たっぷりのケールを使用しボリュームも満点の一品。食べ応えと栄養バランスを兼ね備えた、夏にぴったりのサラダです。■蛯原友里さん コメントたっぷりのケールとミネラル豊富なひじき、雑穀が入った、まさに“食べてキレイになれる”サラダ。美容成分たっぷりで体型の気になるこれからの季節に嬉しいですよね。刻んだネーブルが見た目も可愛く、食卓を華やかにしてくれますよ。■商品概要商品名:Kit Oisix「蛯原友里ケールの雑穀サラダ 柑橘ソースで」金額:1040円(税抜)/ 2人前販売期間:7月20日~8月3日■8月3日以降は、蛯原さん監修の新しいサラダメニューが順次販売をスタート8月3日からはグリルしたアスパラがメインのリッチ感のあるサラダ「ハーブ香るアスパラのロースト」、8月20日からは、ジューシーなネクタリンを使ったデザートサラダ「ビーツのネクタリンのデザートサラダ」を順次販売予定です。(お問い合わせ先)フリーダイヤルTEL 0120-366-016
2017年07月21日●母と東京に来た時にスカウトされる蛯原友里、押切もえらが所属する芸能事務所・パールに昨年、期待の新人モデルが所属した。名前はレイモンド愛華。日本人の母、カナダ人の父を持ち、大阪生まれの大阪育ちの14歳・バイリンガルガルだ。今年3月9日売りのスポーツ紙『スポーツ報知』では「14歳の股下81センチモデル」、ファッション系ニュースサイト『モデルプレス』でも「注目の人物」として取り上げられるなど、早くもマスコミから熱い視線が注がれている。すでに「超十代」など大型ファッションイベントにも出演。緊張するそぶりを見せず、その場を楽しむように颯爽とランウエイを歩いた。目の前の芸能界の荒波は、彼女の瞳にどのように映っているのか? デビューから現在、未来に向けての言葉を記録した。――大阪在住と聞きました。はい。今日、新幹線で来ました!――スカウトされたことがきっかけで、この業界に入ったそうですね。お母さんと東京に遊びに来た時、109辺りでスカウトされました。スカウトされたのは初めてではなかったんですが、「さすが東京やなぁ」と(笑)。芸能は、そこまで憧れていたわけでもないんです。ファッション誌もあまり読んだことがないくらいで、お母さんから勧められて事務所に入りました。――勧められていたのはスカウトされる前から?はい。モデルスクールもお母さんの勧めで通っていて、そんな時に東京に遊びに行くことになって。モデルスクールは習い事みたいなイメージでした。事務所に入ったのも、楽しそうやなぁと思ったくらいで(笑)。はじめるきっかけは、そんな軽い感じでした。スクールではウォーキングやメイク、演技を習っていました。楽しさは感じてはいましたが、実際に芸能人になりたいとまでは思いませんでした。――スカウトされた後、お母さんからはどのように説得されたんですか?半分は「どうする?」、もう半分は「やりなさいよ!」みたいな感じです(笑)。「あんた、勉強できないでしょ!」って(笑)。写真を撮ってもらったりするのも楽しかったし、やってみようかなと思いました。――お母さんが日本人で、お父さんがカナダ人。生まれてからは、ずっと大阪ですか?生まれも育ちも大阪です。お兄ちゃん2人と弟1人の四人兄弟です。英語はちょっとだけしゃべることができます。お父さんとは英語で、兄弟やお母さんとは日本語。お父さんとお母さんは英語で会話しています。お父さん、何年も日本に住んでいるのに、まだ日本語しゃべれないんです(笑)。――食卓を囲む時は何語?パパとは英語で、それ以外は日本語です。――お父さんが家族に説教する時はもちろん英語。英語です。何を言ってるのか分からなくても、すごく怒っているのは雰囲気で分かります。料理はお父さんの方がうまくて、いつも作ってくれます。一品料理が多いです。――芸能界に入ることに関して何か言われましたか?お父さんは「どっちでもいいんじゃない?」みたいな感じです。事務所に入ってからお父さんの態度は変わっていませんが、お母さんは「すごいやん! おめでとう!」って大はしゃぎ(笑)。――先日、ファッションショー「神戸コレクション」にも出演されましたね。いかがでしたか?「神戸コレクション」で初めてのランウェイを歩きました。ちょっと緊張していたんですけど、後ろの子に「緊張するね」と話し掛けてみたら、「大丈夫! 自分がいちばんだと信じて!」とすごく励まされました。その子も初めてだったみたいなんですけど(笑)。本番よりも、オーディションで緊張するタイプです。本番は「わー! すごい!」「こんなところ歩くんだ!」 みたいに楽しくなりますが、オーディションは……。よくお母さんが勝手に事務所に書類を送って、オーディションを受けることが多かったです。――オーディションは慣れないものですか?慣れないです……。――ファッションショーの方が緊張しそうですが(笑)。ランウェイを歩いている時はどんなことを考えてたんですか。スクリーンに映すためのカメラがたくさんあるなぁ、とか。●NMB48・植村梓に救われる――結構冷静ですね。でも、終わってから「ヤバイ! どうしよう!」って慌てちゃいました。あとで興奮するタイプなのかもしれません。こけなくてホッとしました。――新川優愛さんとツーショット写真を撮られていましたが、会場にはそのほかにもたくさんの人気モデルが集結しています。本当にすごいなと思いました。みなさん、スタイル抜群。――さすがに「私も負けてない」とは思えなかった?ならなかったです(笑)。とにかく興奮して、キョロキョロしちゃいました。――現場で仲良くなった人もいたそうですね。リハでたまたまなんですけど、NMB48の植村梓ちゃんと話して仲良くなりました。知り合いを作ろうと思って思い切って「初めてですか?」と話し掛けたら、「初めてです」と答えてくれて、「仲間や!」と。LINEも交換してもらえました。○先生から「LINEニュースに載ったやろ?」――3月からは、ファッション誌『ラブベリー』のレギュラーモデルを務めています。撮影現場はいかがですか?雑誌は前から知っていたんですが、そこに出られると聞いてびっくりしました。私服を持っていって、メイクしてもらって、スナップみたいな感じで外で撮りました。オーディションの時は緊張していたんですが、撮ってもらっているうちにだんだん緊張が無くなりました。――写真撮られるのは、もともと好きだったんですか?ランウェイよりも、写真撮影の方が安心できます。コケても怒られないし。――さっきから転ぶのをすごく気にしていますね。コケやすいんです。ヒールとかはいているとクネッとなります。――気をつけてくださいね(笑)。芸能界入りして、周囲の反応は?この前、先生に「レイモンド!」と呼び出されたことがありました。「お前、LINEニュースに載ったやろ?」「暇で携帯見てたら、お前そっくりなやつがおった」と(笑)。――あまり周りには言ってなかったんですか。はい。友だちから「ニュース載ってるけど、これホンマ?」と聞かれたので、「うん、ホンマ!」と答えました(笑)。○小学生時代は『コロコロ』――これまでのインタビューを読んできたんですが、演技にも興味あるそうですね。そうなんです。お父さんとよく海外ドラマを観ていています。――家では何をして過ごしていることが多いですか?よく本を読んでいます。マンガも小説も大好きです。表紙見て、かわいいなと思ったら買います。お母さんからは小説を読むようにうるさく言われてきたんですけど、お兄ちゃんがマンガ大好きで、よく『コロコロコミック』を読んでいました。小学6年生になってから単行本を買いはじめて、今では本棚がいっぱいです。最近は小説を読んでいます。漫画かなと思って買った本が小説だったこともあったんですが、お金がもったいないからちゃんと読みました。――文章を読むのがお好きなんですね。得意科目は国語?国語は好きですけど、文法が苦手です。何かよく分からない。――でも英語は無敵ですよね。書くのが苦手なんです。――バランス悪い(笑)。漢字と英語は書くのが苦手なんです。一度、1ページ分、単語を書いてみたことがあったんです。でも、覚えられなかった……。●センチメンタルサーカスと涙――そのほか、油絵がお好きだと聞きました。お母さんが家で英語教室の先生をしているんですけど、生徒さんが絵を習っているのを知って、「あんた好きでしょ?」と。幼稚園の時は水彩画、小学3年生くらいから油絵です。――何を書いてるんですか?鳥とか描いてます。毎年、カナダのおばあちゃんからカレンダーが送られてきて、それを見て描こうと思って。その絵はおばあちゃんにプレゼントしました。――そんなに頻繁に会えないですもんね。3年に1回くらいです。○今でも忘れられない涙――センチメンタルサーカス(※サンエックスのキャラクター=夜になってこっそり抜け出したぬいぐるみたちが結成した秘密のサーカス団)が好きだそうですね。何がきっかけで好きになったんですか。昔、お父さんが誕生日の日に何色も入っているボールペンをくれて、それから集め始めました。5年くらい前です。――詩的なメッセージがいいですよね。そうなんです。見た目がかわいくて、中身が深い。――調べてみたら「思い出涙 こびん」というシリーズがありました。最近のシリーズです!――忘れられたガラクタたちが、こっそり流した涙がたまる涙こびん。やがてそれは宝石へと変わる……すごくすてきな世界観だと思います。女優さんになると、仕事でいろいろな涙を流すこともあると思います。仕事以外でも、うれし涙や悔し涙も。今まで、思い出に残っている涙はありますか。あります。カナダでは、女の子に代々指輪をプレゼントしていく文化があります。それをお父さんが持っていて、愛華が大人になったらくれるそうなんです。それをパパが自分の寝室に置いていて、愛華がその袋が床に落ちているのに気づいて、中身を見ても何も入ってなかったから置きっぱなしにしてたんですよ。そしたら「盗っただろ」と言われて。盗ってないと言っても全然信じてくれなくて、泣きわめきました。この話は1時間ぐらい話せます(笑)。お母さんが帰ってきて、「ママが持ってるよ」と言われて。パパから「ごめんね」と抱きつかれたので、イラッとしたのを覚えています。――それほど大事なものだったんですね。そうみたいです。どちらかというとファザコンなので、疑われてすごくショックでした。――その指輪は二十歳ぐらいに授かるものですか?たぶん、そうだと思います。でも……あまり深く知りたくないです。――悔しさというか、悲しい涙ですね(笑)。はい(笑)。よく、笑い泣きはしますよ。笑いのツボが浅くて。友だちの中でも一人だけ笑ってて、一人で泣きはじめます。○これからのこと――デビューから2カ月ほど。芸能ニュースを見ていると、いろいろな人がいることが分かります。スターになっていく人もいれば、スキャンダルが発覚して謝る人、知らない間に辞めている人も。現時点で、未来に対してどのような気持ちですか?考えたことなかったです(笑)。なるようになるかなって。まだ起こってもいないことを考えてもしょうがないですし、消える時は消えるんだろうなと思っています。■プロフィールレイモンド愛華(れいもんど・あいか)2002年7月5日生まれ。大阪府出身。身長165センチ。O型。昨年10月、蛯原友里、押切もえらが所属する芸能事務所・パールに所属。今年3月発売のティーン向けファッション誌『LOVE berry』で雑誌デビューを飾ったほか、「神戸コレクション」「超十代 -ULTRA TEENS FES-」などのイベントにも出演。同月9日売りのスポーツ紙「スポーツ報知」で、「14歳の股下81センチモデル」として大々的に取り上げられた。
2017年05月04日東急プラザ銀座の開業1周年記念イベント「BLOOM PARTY」が24日(金)に同所で開催されるにあたり、モデルの蛯原友里がイベント直前の囲み取材に出席した。この日、デザインシャツとボタニカル柄&シトラスカラーのロングスカートという最新ファッションに身を包んで現れた蛯原さん。銀座ではショッピングやグルメを楽しんでいるようで、人気HIPHOPグループ「RIP SLYME」のメンバーで夫のILMARIや1歳になる息子と食事をするときは、「周りに迷惑をかけないように個室(がある飲食店)を探したり…」とすっかり板についたママの顔ものぞかせた。また、これからはじまる花見については、「(桜を)見に行くことはあるんですけど、その場でゆっくりご飯を食べたりお酒を飲んだりする機会がいままであまりなかったので、今年は挑戦したい」と意気込むと、「千鳥ヶ淵の皇居の周りのしだれ桜を、家族でボートに乗って見てみたい」と声を弾ませた。蛯原さんは、CanCamモデル時代に黄金コンビとして人気を博した、パートナーの押切もえとプロ野球・千葉ロッテマリーンズの涌井秀章投手との結婚についても言及。結婚後の押切さんと会ったことがあることを明かすと、「『幸せでしょ?』と聞いたら『うん、メチャクチャ幸せ』と言っていました」と仲間の近況をうれしそうに報告した。この日は、同じくモデルの矢野未希子も、ジャケットにグリーンのハイウエストのパンツを合わせ、格好いい女性をイメージした“こなれた”衣装で登場。フォトセッションでは蛯原さんと楽し気にポーズをキメていた。(text:cinemacafe.net)
2017年03月24日元SKE48の宮澤佐江、声優の坂本千夏、伊藤美紀が25日、都内のスタジオで行われた海外ドラマ『フラーハウス』のアフレコチャレンジイベントに出席した。動画配信サービスのNetflixは現在、海外ドラマ『フラーハウス』を配信中。同ドラマは、大人気ドラマ『フルハウス』の家族たちのその後を描いたもので、20年ぶりにオリジナル版のキャストが再結集するなど、世代や国の垣根を超えて大きな話題を集めている。そんな同ドラマの日本語版吹替を担当しているD.J.役の坂本千夏、キミー役の伊藤美紀が登場したイベントに、大の『フルハウス』ファンだという宮澤佐江が登壇。「おふたりと一緒のステージに立てられてすごいうれしいです! さっき楽屋で坂本さんとお会いした時に思わず『D.J.だ!』と言っちゃいました(笑)」とすっかりファン目線の宮澤は「私の小学校の頃に『フルハウス』をやっていて、夕方家に帰ったら2人の兄とお母さんと一緒にテレビを見ながら毎日楽しませてもらいました。本当に大好きな作品なので、こういうイベントに参加できて嬉しく思っています」と満足げ。『フルハウス』の続編となる『フラーハウス』については「出ている方々も一緒で声優の皆さんも変わってないので、昔を思い出させるというか、懐かしさを感じさせてもらいました」と話していた。イベント後半には同ドラマのアフレコに宮澤がチャレンジするというコーナーも。ベテラン声優を前にして緊張した面持ちの宮澤は「軽く20回やりました(笑)」という練習の成果もあって、チャレンジしたD.J.役とキミー役を見事に成功させた。坂本から「思い切りの良さはさすが。10年間トップアイドルだっただけのことはありますね」とべた褒めされた宮澤は「緊張したけれど、それを通り越して本当に楽しかったです!」と満面の笑みを浮かべていた。
2016年04月26日●「こわいと思われても仕方がない」ベッキー、川谷絵音、ショーンK氏(ショーン・マクアドール川上氏)、甘利明大臣(当時)、宮崎謙介議員(当時)、読売巨人軍の笠原将生・松本竜也・高木京介選手(いずれも当時)……彼らに共通するのは「それまでひた隠しにしてきた"秘密"が『週刊文春』によって白日の下にさらされ、人生が激変した人」である。文春砲、文春無双、センテンススプリング……異名が増え続ける約55人の精鋭部隊を引っ張るのが、2012年から編集長に就任した新谷学(51)という人物。「なぜスクープ連発?」などの取材が殺到したことから、すでにご存知の方も多いはず。しかし、個人的に気になっていたのはその「人柄」である。きっと能面のごとく心理状態を明かさないような、とんでもなく不気味なオーラをまとった人物に違いない。衝撃的なスクープの数々に引っ張られ、記事を読むたびにあらぬ妄想が膨らんだ。実像を確かめるべくアポを取ったところ、その先入観はあっさり覆されてしまう。そして、その「人柄」こそが「スクープ連発」の原動力につながっていたと知ることに。注目を集める人物に会いに行き、その人柄と言葉に触れるインタビュー連載「話題の人」の第1回。以下は当初の予定を超えてまで語った(最後は立ち上がりながら、去り際のギリギリまで話してくれた)、約1時間15分、約9,000字の記録である。※本記事に収まりきらなかった内容は後日、約7,000字の特別編として掲載。――取材が殺到していますね(Yahoo!ニュース特集、ダイヤモンド・オンライン、編集会議、AERA、IT mediaなど)。英国のエコノミストや米国のウォールストリート・ジャーナルからも来ました。同じ話を何回もしているので、今日は新鮮で面白い話をできるといいんですが。――過去にここまで注目されたことは?いえ。取材を受けたことは何回かありますが、1月からこれだけ立て続けなのは初めてです。――「来る者拒まず」ですか?すべて受けているわけではないですが、『週刊文春』のことを今まで知らなかった方にも知っていただけるチャンスではありますからね。「思ったよりも真面目に作っている」ということも含めて、週刊誌に対する偏見を取り除いて、本来の姿を伝えるチャンス。みんなが注目してくれている今は貴重な機会でもあるので、生かすべきだと思っています。――編集長就任が2012年。どのあたりから風向きが変わった印象ですか。今年の1月3日に復帰したんですが、劇的な変化を感じているのはそれ以降です(※休養の経緯は後述)。編集方針は大きくは変わっていないんだけれども、それまでは一進一退というか、スクープで売れることもあれば、思ったより売れないこともある。いずれにしても部数が徐々に下降している状況でした。他誌も同じですが、昨年は落ち幅が大きかったのでかなり危機感を抱いていました。それが1月になってこんなふうに転換できるとは思ってもみなかった。今はもちろんいい。大切なのは、「これをどこまで持続させて行けるか」です。○警戒されることの長所と短所――『週刊文春』の影響力に注目が集まっています。周囲の警戒心も高まっているのでは?確かに警戒されますね。それには良い面と悪い面があって。「文春には正直に話さないとマズイ」という空気が出てきているので、そういった意味で雑誌のクリエイティビティは上がりました。でも、近寄りがたい存在になってしまうとなると話は変わってきます。そうならないように、なるべく皆さんに親しんでいただける媒体でありたい。こういうインタビューを受けるのは、その一環でもあるんです。編集長ってどんな人間なんだろう。みなさん、きっと思われると思います。「人権を無視し、首狩り族のように次々といろんな人の人生をめちゃくちゃにして、金儲けして喜んでいる人間」だと。私自身はそんな人間ではないつもりなんですが。――正直に言います。こうしてお会いする前は、そういう近寄りがたいようなイメージでした。ですよね(笑)? やっていることだけ見ると、こわいと思われても仕方がないのかもしれません。――そんな編集長でも、人付き合いの中から生まれた仕事は?ジブリの鈴木(敏夫)さん、ドワンゴの川上(量生)さんと食事に行った時のことです。当時の局長が鈴木さんと仲が良くて、私も連れて行ってもらいました。すごく面白い方々だったので、一緒に組むと何か面白いことができるんじゃないかなと何となく感じて。特に川上さんは感覚が編集者っぽいというか、「逆張り」を意識されている。みんなが「右」という時にあえて「左」を見ようとするのは編集者にとってすごく大事なセンスだと思っているんですが、そういう「常識のウソ」に囚われない方と感じたので、こういう人と組むと面白いかもなという印象が漠然とありました。食事の後にすぐに連絡して、2人の時間を作ってもらって、その場で連載を打診しました。「考えてみます」とおっしゃっていたんですが、編集部に戻ったらすでにメールが届いて「1回分書いてみました」と(笑)。それですぐに連載をはじめたことがありました。川上さんとはデジタル展開についても話をして、当時はじまったばかりの「ブロマガ」で「週刊文春デジタル」をスタートしました。『週刊文春』のコア読者とドワンゴ会員は両極というか、年齢層が全然かぶらないところにもすごく可能性を感じたんです。もともとの週刊文春読者の会員も今はかなり増えましたが、ドワンゴの読者が中心だったころは、AKBやジャニーズなどアイドル系のものを取り上げると一気に入会が増える。コア読者とは全然違うリアクションが、すごく面白かったですね。乃木坂の時とか特にすごかった。乃木坂目当てで読んだ人が、他の記事を読んで「意外と面白いな」と思ってくれる。そんな流れを少しずつ積み上げていければ、というかなり先行投資的な試みでした。――どちらも決断が早いですね。その点でいうと川上さんはすごいですよ。佐村河内さんのゴーストライター問題を取り上げた後、新垣(隆)さんがよく編集部に来ていたことがありました。新垣さん、うちに来てよく出前とか食べてたんですよ(笑)。彼はすごく親しみやすい人なんです。その頃、周りに「新垣さんに文春のテーマ曲を作ってもらいたいなぁ」「曲名は『交響曲HARIKOMI』」と冗談っぽく言っていて(笑)。川上さんと会った時も同じようなことを話したら、「それいいですね! うちでやらせてください!」と興味を持ってくれて。ドワンゴの23時間テレビの目玉企画にしたいと言われて、オーケストラの費用も持ってくれると。即決だったので、私も急いで佐村河内さんばりの"指示書"を書きました。「張り込みをしている記者の焦燥感と高揚感を表すような超絶かっこいい曲を」というイメージを伝え、映画『仁義なき戦い』のサントラと一緒に新垣さんに渡しました(笑)。完成したのはそれから2週間後。イメージ以上に素晴らしい曲でした。すごい再生数だったみたいですよ。「交響曲HARIKOMI」(笑)。●部下と飲まない信頼関係――出会いって大切ですね(笑)。毎日誰かに会うようにされているんですか。無理に心掛けなくても、日々いろいろな方から誘っていただいています。やっぱり、人と会うのが面倒くさくなると、編集者としては失格でしょうね。「未知の人と会うこと」を面白がれないと。人と会うことが億劫になったらダメです。――最近はいろいろな方が近づいてくるんじゃないですか? 怪しい方含め。まぁ……いろいろ来てます(笑)。でも、なるべく門戸は閉ざしたくない。幅広い人と付き合うようには心がけています。情報は人から人にもたらされるものなので、人が寄ってくれば情報が集まってくる。そういう求心力は、意識しています。個人としてもそうありたい。花田紀凱さん(元『週刊文春』記者で現在は月刊『WiLL』編集長)も『週刊文春』をよく「磁石のような雑誌」とおっしゃってましたが、かくありたい。「一緒にいると面白いことができそう」と思ってもらえることが大事です。○復帰3号目の完売で涙――編集部内の空気はいかがですか。毎週木曜日に次号のプラン会議が行われていると聞きました。今まで以上に盛り上がっているのでは?やっぱり明るいですね。雑誌って分かりやすくて、売れていると当然活気が出てくる。やっぱり売れ行きは最高の燃料です。現場がいちばん盛り上がるのは、やっぱり自分たちが作った雑誌が世の中に評価してもらうこと。そして、たくさん売れること。これ以上にうれしいことはないです。――こうした反響は、社内でどのように共有されているんですか。例えば、「完売」は編集長自ら発表を?そうですね。デスク陣には数字は共有していますが、現場の記者にはデスクから伝わったりとか。完売すると営業部の担当者が、墨で「完売御礼」と書いた紙を持って来きます。「平成」の発表みたいに、「完売になりました!」と私が声を張り上げると、みんな「おー!」と拍手をして盛り上がります(笑)。――2年ぶりの完売でしたよね(1月28日号 甘利大臣の金銭授受疑惑)。そうです。それは盛り上がりますよ。正直言って涙が出ました。2年4カ月ぶりの完売。復帰してから3号目での完売だったので、思わず涙が出た。本当にうれしかった。今まで苦労をかけた現場の仲間と一緒に、もう一度、世の中に評価してもらえる雑誌を作れた。その喜びは言葉にできませんでした。――つまらない質問で申し訳ないのですが、「完売」打ち上げみたいなものは?特にないですが、編集局長賞はもらっています。局長のポケットマネーです。今年に入って、ベッキー取材班、甘利取材班、野球賭博取材班が表彰されました。それで取材班ごとに、飲みに行ったりご飯を食べに行ったりしています。これだけ立て続けに受賞したことは今までないですね。ASKAさん、佐村河内さんのスクープでももらいましたが。――ほかのインタビューを読むと、とても部員や記者のモチベーションを重視なさっていると感じます。スクープをとった人がそのまま書き手になるそうですね。経験の浅い新人でもですか?そうですね。経験が浅いとスクープをとれないのが現実なんですけど。ただ、そのルールは崩したくないんですよね。やっぱり「自分たちが何で飯を食っているのか」ということを肌身で感じてほしい。とっておきの良いネタをとってくれば、原稿を書くことができる。話題性がありそうな話であれば、優秀な取材班を自分の下につけてもらえる。それで4ページ以上、右トップ、左トップを書くことができる(広告・中吊りなどで左右にある見出しのことで、その号の目玉となる記事)。うちは社員と特派記者と分かれてるんですが、共存関係です。特派記者の場合は、固定給とは別に、スクープを書いたら原稿料を極力多めに出します。それもモチベーションになりますよね。社員は人事異動で3~4年で変わりますが、特派の場合は専属契約。毎年私と契約更改するわけです。そこで一年間の働きについて意見交換した上で、昇給とか現状維持とか、そういう話をします。そこでは1対1で、率直に具体的にその記者に対して、どこを評価しているのか、さらに何を期待しているのかを話します。最近よく聞かれる質問が「文春はなぜスクープをとれるのか」。ほかのインタビューでも答えていますが、それは「狙っているから」です。スクープは狙わないとなかなかとれないものなんです。うちの記者たちはみんな野心をもって、情報のアンテナを高く掲げて日々走り回っています。――総合週刊誌で実売部数11年連続1位を走り続けています。現場のモチベーションがその原動力になっていると思いますが、なぜこれだけトップの座を維持できていると思いますか。たぶん、うちが一番「戦い方」を変えてないんだと思います。私が記者として原稿を書いていた頃、あるいはデスクの頃と基本的には変わっていません。私が編集長になって急にスクープ路線になったわけではないんです。体制をより強固にしたとは言えると思いますが。他誌はヘアヌードブームに乗って一気に上がって、下がっていった。『ポスト』と『現代』は「死ぬまでセックス」という高齢層をターゲットとした企画で盛り返しましたが、それも一時的。企画もの、頭で考えたプランは、どうしてもそういう波ができてしまう。うちの場合はスクープ路線なので、常に目の前の生ネタを追い続け、それをフルスイングしてうまくジャストミートすればホームランになる。そんな戦い方を続けています。○部下を差別せず、現場とネタにフェア――編集長になられたのが2012年。編集部に入ったのはいつですか。1995年、地下鉄サリン事件があった年でした。普通、新入社員は『週刊文春』に配属されることが多いんですが、私はスポーツ雑誌『Number』に4年間在籍しました。大学の時にヨットをやっていたんですが、スポーツ経験者は『Number』に配属されることが多かったんです。その後は『マルコポーロ』という雑誌に2年間。入社7年目、30歳で『週刊文春』に入りました。だから、すごく遅い週刊誌デビューだったんです。『週刊文春』に配属されて思ったのは、「編集者」と「記者」の違い。週刊誌でもデスクや編集長になると「編集者」的な仕事になってきますが、デスクになるのは36~7歳ぐらい。それまでは一記者なので、編集者としての仕事とは全く違いました。とにかく目の前の相手にどうすれば話してもらえるか、の連続です。――『週刊文春』で初めて編集長を経験されたわけですね。編集長として心がけていることは何ですか?1つはとにかく「明るい」こと。編集長が暗くなると、編集部が暗くなる。売れようが売れまいが、仕事がうまくいこうがいくまいが、常に明るくすることが大事。レッツポジティブです。編集長は明るくないとダメなんです。疲れ切って暗い顔した上司なんか嫌だと思いませんか? 編集長は常に明るく、門戸を開いて。だから、できるだけ席にいるようにして、みんなが気軽に話せる雰囲気作りを心がけています。それからもう1つは、現場に対してフェアであること。ネタをとった人間が記事を書くというのは分かりやすい例ですが、人間の好き嫌い、キャリアが長いとか短いとか、性格が良いとか悪いとか、そういうことに目を向けるよりも、ネタに対してフェアであるべき。特定の人間ばかりを重用することもありません。特定の人間とばかりご飯に行ったり、飲みに行ったりとか。そういうことは一切しないと決めています。だから、特別なことがない限り、現場の人間とは食事に行きません。1人と行ったら、ほかとも行かないといけなくなるので。ただ、社員とは、入社年次ごとや異動の時期に1人最低1回は食事に行きます。全部同じ店と決めていますが。特派の記者に関しては「特派会」という懇親会が年に最低でも1回はあるので、そこには必ず顔を出して、なるべく多くの人間と話をします。毎年の契約更改時には、1人最低でも30分は話します。そうやって、信頼関係を築く努力をしています。編集長は大きな力を与えてもらっているわけです。編集長が「行け」と言えば、どこまでも行くのがうちの武器。そういう権限を持っている人間が恣意的な、組織を私物化しているような動きをすることは絶対に許されないと思うし、そういう風な疑いを持たれることだけでもダメだと思う。そこにはすごく気を使います。55人もいますからね。偏ったところがあると、不満分子が生まれる原因にもなります。●"かわいい仲間"のもとに「必ず戻ってやる」――足並みが揃わなくなると雑誌にも影響が出始めると。ええ。やっぱり、疑心暗鬼になるじゃないですか。私の周りを固めてくれているデスク陣にも、差が出ないように気をつけます。うちのデスクはみんな優秀。そして、これは全員に言えることですが、みんな僕にとっては本当に「かわいい」存在。人として大好きです。だからこそ、差があると思われるようなことはしたくない。――それは歴代編集長のカラーなんですかね。どうでしょうか。今の話は、私の考えです。デスクになった時に考えていたのは、どうしたら、いいデスクになれるか。現場から力の入った報告があったら、薄い反応は絶対にせず、「おー!そうか!」と明るく返す。そうしたらきっとみんなうれしいですよね? よく書けている原稿には、「今週はいいぞ!」と褒める。もちろんなんでもかんでも「いいぞ!」ではバカになってしまいますから、ダメな時はきちんと「ここがダメだ」と指摘する。原稿に対して、真剣勝負してくれるデスク。自分が記者だった頃も、本腰を入れて向き合ってくれるデスクは好きでした。自分の中での理想のデスク像、編集長像というのがあって、できるだけそこに近づきたいと思っています。――"明るさ"を心がけているとのことですが、新谷編集長の仕事、やっぱり楽しいものですか(笑)?もちろん楽しいですよ(笑)。仕事は楽しくないとダメですよ。やらされ仕事ほど辛いものはないので。「なんで俺はこんなことをやっているんだ」と思いながらやる仕事はつらくてしょうがないですよ。張り込みでも、そこには大きな意味があってやっているわけですから。現場のモチベーションを重視しているのは、まさにそこ。一人ひとりが当事者意識を持って、雑誌づくりに参加することがすごく大事です。そのもととなるのは、私はきめ細かいコミュニケーションしかないと思っている。デスクにできるだけ具体的に、記事のテーマ、ポイント、報じる意義をしっかり分かりやすく伝えて、デスクは原稿を書く"カキ"に伝える。カキは、サポート役となる"アシ"に。指先まで神経が行き届いているような指揮命令系統が、大事なんです。ついでに言うと、私がデスクを越えて現場の人間に指示するのは絶対にNG。デスクがカキを飛び越えてアシに指示するのもダメです。重要な指示を飛び越えてするのは、絶対にやってはいけないことです。少なくとも、自分はデスクの頃から肝に銘じていました。それが崩れてしまうと、デスクの言うことを現場が聞かなくなって、「編集長に直接言えば話が早い」となってしまいますからね。――例えが正しいのか分かりませんが、新選組もそんな感じでしたよね。そうですそうです。戦闘集団であればあるほど、そこは大切だと思います。昔、新選組を研究したことがありました。戦闘集団はどのように指揮すれば機能するのか。デスク時代、新しい編集長が来た時に「お前を中心にやる」と言われたことがあって、自分が期待されているのが「土方歳三なのか、沖田総司なのか」と聞いたら「両方だ」と言われたことがありました。現場を引き締めた上で、ネタをとってくるのかと(笑)。それを全うできたか自分では分かりませんが、新選組という組織は参考になりました。『週刊文春』の55人を指揮するというのは、やっぱり大変なんです。フェアじゃなければならないとか、指揮命令系統を崩してはいけないとか、そういう破ってはいけないルールが自分の中にはあるんです。これは突然思いついたようなことではなくて、この仕事をしていると、「ここは犯すべからず」という部分が自然と分かってきます。○休養を経て気づいたこと――『AERA』(3月7日号)のインタビューに「3カ月の休養で心身ともにリフレッシュできました」と書いてありました。休養の前後で心境の変化は?※『週刊文春』10月8日号で6ページにわたって春画を掲載。文藝春秋は「編集上の配慮を欠いた点があり、読者の信頼を裏切ることになった」として、新谷編集長に3カ月の休養を取らせた。現役編集長への「休養」命令は異例のことで、新聞など多くのメディアが取り上げた。いちばん変わったのは、ものすごく元気になったということ(笑)。もともと元気だったのに、3カ月も休んだらものすごく元気になりますよ。一切仕事はせず、人と会ってばかりいました。旅行は一度一人で行きました。熊野三山。熊野詣は楽しかったなぁ。みんな心配して連絡くれたんですよね。200人近く会ったのかな。新聞に名前が載ったりしたので、仕事関係の人以外にも小学校、中学校、大学、友達、恩師、野球部の監督、バイト先の仲間。懐かしい人も含めて、すごくいっぱい連絡くれたんですよ! 「今は時間があるだろうから会おう」みたいな人がたくさん(笑)。一人でも多くの人に会いました。それはすごく楽しくて、リフレッシュにもなった。今、私は51歳です。働きざかりの年齢でこれだけ休めることはなかなかありません。そんな機会ができたことで、自分の人生を見つめ直すことができた。いろいろな懐かしい人も含めて会うことによって、自分がどんな人間なのか、昔から私のことを知る人たちの話を通して自分がどのような存在なのか客観的に見られるようになります。それにくわえて、彼らの目に『週刊文春』がどのように映っているのか。よく読んでくれている人、そうではない人も含めて話を聞くことで、どんな雑誌と思われていて、何を期待されているのかを知ることができました。マスコミ業界外の目を通して『週刊文春』と「自分」を見つめなおす。そういう意味での"リフレッシュ"でもありました。――そして、復帰早々の完売。ええ。元気になって戻ってきたら『週刊文春』のかわいい仲間たちが迎えてくれた。このメンバーと一緒にバッターボックスに入ってまたフルスイングできる。それはうれしくてしょうがなかった。絶好球が来たら打つぞ! って(笑)。完売になってますます元気になるし、ますます情報提供は増える! それはイケイケどんどんになりますよ(笑)。――報道で休養を知った人もいたとはいえ、わざわざ連絡をくれるのは、そういう人間関係が築けていたということじゃないんですか?いやぁ。ただ、面白がってくれてるだけですよ(笑)。何が起こったんだろうって。僕はすごくポジティブな人間なんです。3カ月暗くなってても、つまらないじゃないですか。せっかくだから今しかできないことをやろうと。あとは「必ず戻ってやる」と。やっぱり現場に対して、すごく申し訳ないという思いがありました。去年は現場が特につらかっただろうから。本当につらい戦いだった。そういう時期に現場を放り出す形で、自分一人だけ戦線から退いてしまう。3カ月後に絶対戻るからそれまでなんとか耐えてくれ。その思いはずっと抱き続けていました。――休養中、『週刊文春』は読んでいたんですか。もちろん読んでいました(笑)。
2016年04月14日モデルの蛯原友里(36)と高垣麗子(36)が、専属モデルを務めるファッション誌『AneCan』を卒業することが、同誌の公式サイト内で5日、発表された。サイトでは、「日本のアラサー女性のおしゃれをリードしてきたふたりの人気モデルが、AneCanを卒業します」と発表。蛯原は5月7日発売の6月号、高垣は6月7日発売の7月号で卒業し、どちらも「卒業スペシャル」と題してそれぞれの大特集を掲載するという。また、4月7日発売の5月号で、公私ともに仲のいい2人の最後の2ショットを披露する。2008年2月号から専属モデルを務めた高垣は「こんなにも長く一誌の専属モデルを続けたのは、AneCanが初めて」と振り返り、蛯原は「気がつけば、AneCanモデルになってもう…7年。卒業は正直さみしいけれど、これからも読者の力になれる存在でありたい」と話している。
2016年04月05日2016年1月29日に発売される『BRIGADOON まりんとメラン Blu-ray BOX 特装限定版』のウェブCM完全版とロロ役の新谷真弓のインタビューが公開された。『BRIGADOON まりんとメラン』は、2000年7月~2001年2月までWOWOWスクランブル枠で放送されていたTVアニメーション(全26話)。誰もが知っている過去とは違う、1969年の東京を舞台に、主人公の浅葱まりんが、紺碧の銃剣士メラン・ブルーとの出会いをきっかけに、モノマキアと呼ばれるさまざまな刺客たちとの戦いに身を投じていく姿を描く。11月20日より先行公開されているウェブCMは、米たにヨシトモ監督がナレーション原稿を担当。さらに、当時次回予告を担当していたロロ役の新谷真弓がナレーションを務めている。本CMは、12月より地上波版が放映予定となっている。また、アニメの公式サイトでは、新谷真弓のインタビューを掲載。インタビューで新谷は、本作は"あなたの力でBD化プロジェクト=BDA(ブルーレイ・ディスク・アソシエーション)"の投票では1位を取ったことがなく、「Blu-ray BOXにならないと思っていた」と告白。「作品の根底にあるのは"愛情"」と前置きしつつ、「愛情の裏側には憎しみとか恨みとか、愛情と対になっている感情もありつつ、誰でも体験するような思いとか生きててぶつかる壁みたいなものも作品中で描かれている」と力説している。続けて新谷は、「途中でまりんはすごく悲惨な目にあったりとかもするんだけど、結局誰かの愛情に助けられる所が印象的で、見ていて辛いこともあるけど、でも、やっぱり見ちゃう!」と作品が持つ魅力に触れる。今回のCMで15年ぶりにロロの声を演じたことについては、「ファンの皆様をがっかりさせてはいけないな」と迷っていたことを明かし、「でも、やっぱり演じられてうれしいです」と喜びを語った。そして今回、BD-BOXの裏面イラストも初公開された。イラストは、本作でアクションマスターを務めたまさひろ山根氏の描き下ろし。さらに、米たにヨシトモ監督編集による新規PV2バージョン「風の蒼、海の翠【full size】~碧き銃剣士の記録~」「出逢いをア・リ・ガ・ト・ウ…。【full size】~にじいろ少女の日記~」(各約1分30秒)のほか、放送当時に制作された「店頭上映用作品紹介PV」(約16分)が映像特典として収録される。加えて、「サンライズフェスティバル2015」で展示された色紙をイラストカードにした「祝15周年!お祝いイラストカードセット(木村貴宏、まさひろ山根、中谷誠一、西田亜沙子、糸島雅彦、阿部宗孝、寺岡巌)」(全7枚)が新規追加特典として封入されることが発表された。『BRIGADOON まりんとメランBlu-ray BOX特装限定版』は2016年1月29日にバンダイビジュアルより発売。価格は36,720円(税込)となる。なお、本商品は、「Amazon」とバンダイビジュアル公式通販サイト「バンダイビジュアルクラブ」のみで販売となる。(C)サンライズ
2015年11月22日モデルの蛯原友里と実母の蛯原真由美さんが7月23日(木)、都内で行われた資生堂「ベネフィーク」の新シリーズ発表会に出席。今年6月の第一子妊娠発表後初の公の場となった友里さんのお腹はふっくらしていた。お腹の赤ちゃんの性別について友里さんは「あえて知らないでおこうというか、生まれてくる時の楽しみに取っておきたい。聞かないでおこうとしています」と待望の第一子誕生にワクワク顔。「夫婦のどんなところを受け継いでほしいか?」との質問には「主人の芸術的センスもそうだし、私の明るく前向きな性格も受け継いでほしい」と期待を込めて答えていた。またこの日は、母親の真由美さんとイベント初共演。友里さんは真由美さんについて「明るくて、どんなに辛い時でも弱みを見せなくてハツラツとしている頼もしさがある。私もそういう女性でいたいし、似ていると思う部分もある」と分析すると、真由美さんも「芯が強くてやりたいと思った事は最後までやり遂げるところが似ている」とお互いの顔を見ながら笑い合っていた。友里さんは「母と共演することは貴重な事なので嬉しかった。楽屋では母が緊張すると言っていたので、“楽しもうね!”って言いました」と共演を楽しんだ様子。真由美さんも「こういった所に2人で立つのは初めてなので、とても緊張しています」と照れ笑いを浮かべながら、友里さんのお子さん誕生については「実感は、姿を見るまではまだ…。でも立派なおばあちゃんになります」と待ち望んでいた。(text:cinemacafe.net)
2015年07月23日テキスタイルデザイナーでアーティストの氷室友里の個展「TREASURE HUNT」が、5月8日~12日まで原宿のギャラリー「ロケット(ROCKET)」で開催される。氷室友里は遊び心の詰まった作品を展開するテキスタイルデザイナー。芝生を表現したテキスタイルでは、緑の芝部分を刈るように表面をハサミで切ると、中から動物が現れる。冬の情景が描かれた作品では、角度を変えて見ることで、雪が積もる前と後の絵柄に変化するなど、ユニークな仕掛けを施したテキスタイルを制作している。ウィメンズ向けのハンカチブランド「スイミー(swimmie)」とのコラボレーションでは、柄が透けて見え隠れするプリントハンカチシリーズも発売した。同展では“TREASURE HUNT”をテーマに、氷室友里ならではの不思議なテキスタイルを用いたアイテムを展示。ラグマットやハンカチなどの新作は受注販売が行われ、アーカイブアイテムはその場ですぐに購入して持ち帰ることも出来る。また、今回のために制作した巨大なラグも展示。その他、パネルサイズと柄位置が選べるファブリックパネルのセミオーダーも実施予定だ。また、ギャラリー1階はクリエーションチーム、mimosaが空間演出を担当。氷室友里とmimosaによるコラボレーションで、ドライフラワーにもなるブーケ(2,500円)を発売する。なお、ブーケは先着40名までウェブサイトにて予約を受け付ける。更に、9、10日にはmimosaが母の日のギフトにぴったりなラッピングを用意して、“出張お花屋さん”を実施。初日に開催するオープニングパーティーでは、山フーズによる展示内容に合わせたスナックやドリンクが展開される。【イベント情報】「TREASURE HUNT」■会場:ロケット■住所:東京都渋谷区神宮前6-9-6■会期:5月8日~12日まで■時間:12:00から20:00まで
2015年05月04日モデルの蛯原友里さんがハーバルセラピストを取り、ハーブ本を出版したのをご存知ですか?ハーブを生活に取り入れてから、デトックス効果や美容効果があり、体調管理に役立っているそうです。ファミレスやスーパーでもハーブティーの取り扱いが増え、手に入りやすくなりましたが、中でも美容に良いハーブティーを覚えておきましょう。■ハーブティー共通の美容効果ハーブはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富。抗酸化作用、老化防止の効果があるだけでなく、有害ミネラルを体外へ排出する効果があります。そのため代謝もよくなり、美容・デトックス効果があるといわれています。不足しがちな栄養素も取れるし、毎日の生活にハーブティーを加えるだけで良いことづくしなんです。ハーブにはそれぞれ効果がありますが、中でも美容効果が高い3つをご紹介します。■ハイビスカスティー少し酸味があるハイビスカスティーはクエン酸が含まれ、疲れた時に飲むとすっきりします。こちらも肌荒れに効果あり。カリウムを多く含むので、お酒を飲み過ぎた翌日やむくんでいるときには利尿作用ですっきりします。■ローズヒップティービタミンCがレモンの20倍含まれ、肌荒れに効果があります。生理痛の時や目が疲れている時にもお薦めです。トマトと同じリコピエンという成分が便通や利尿を促進します。■ローズマリーティーローズマリーは若返りのハーブと呼ばれるもの。アンチエイジング効果があり、血行を促進し、頭もすっきり。仕事や勉強をするときなど、集中力を高めたいときにもお薦めです。低血圧で朝がつらい人は、目覚めのコーヒーよりもローズマリーにするとすっきりしますよ。カフェでお茶をするときやお家でお茶を飲むときなど、いつものコーヒーや紅茶を1杯ハーブティーに替えるだけで、心身キレイになれそうです。是非参考にしてくださいね。
2015年03月16日江ノ島電鉄と夢現舎は2月13日、iBeaconを活用した情報発信アプリ・サービス「江ノ電なび」の試験運用を5日より開始したと発表した。ユニティベル、芳和システムデザイン、アウリスの3社の協力のもと運用している。アプリでは、江の島・鎌倉方面にくる人に向けて、便利な情報を提供する。駅や直営店舗、江の島シーキャンドルなどの施設に近づくと、アプリが音と共に関連情報を一覧表示。ユーザーはその中から見たい情報をタップすることで、時刻表や観光・イベント情報 などの情報を入手できる。アプリを利用したイベント情報提供の第一弾として、2月1日~3月1日の期間で開催している「江ノ電バレンタインスイーツラリー」に関する情報を発信している。期間中はスイーツラリー参加店舗でも情報配信を行うという。
2015年02月15日「スタードラフト会議」にそろって出演決定人気ファッションモデルで、現在も幅広く活躍している“エビちゃん”こと蛯原友里。彼女には、そっくりな双子の妹・蛯原英里がいることが知られているが、なんと今回初めて2人がテレビで共演することとなったそうだ。2人が共演するのは、日本テレビ系バラエティ番組の「スター☆ドラフト会議」(毎週火曜22:00~22:54)。同番組の2時間に拡大されたスペシャル番組が8日21:00~22:48で予定されているが、この会に出演しているという。妹・英里の“スゴイ才能”とは??以前からときおり紹介され、姉にひけをとらない美人ぶりが有名な妹の蛯原英里。だが、こうしてテレビで双子共演が実現するのは、初めてのこととなり、注目されるところだ。番組はテレビ界からのスター発掘を目的としたオーディション番組で、一般視聴者他、新たな才能でのブレイクを目指す有名人・芸能人も登場する。5日の蛯原友里のオフィシャルブログには、2人で取材を受けている様子やツーショットが掲載されている。さすがに妹の英里はやや表情もかたく、緊張気味のようだが、姉の友里はそんな妹を心配しながらも、とても楽しげ。番組内では妹・英里の“スゴイ才能”が披露されることとなっており、どんな才能をみせてくれるのか、そして美人双子姉妹の共演ぶりは……といずれも気になるところだ。当日のオンエアが待たれる。元の記事を読む
2013年01月07日おそろい姿を公開し話題に人気ファッションモデルの蛯原友里が9日、自身のオフィシャルブログで、妹と姉妹で富士急ハイランドへ行ったことを報告、写真でその様子を公開した。蛯原は、自身に容姿そっくりな双子の妹をもつことで知られているが、この日はそんな2人で、おそろいのコーディネートを試してみたといい、それぞれグレーのパーカーを羽織った姿で2ショット撮影したアップ写真を掲載している。そっくりすぎる美人姉妹!!よくよく見ればどちらが蛯原かわかるが、さすがに双子姉妹とあって、同じカラー&スタイルのコーディネートだと、なおさらよく似てみえる。妹も姉に負けないキュートな美人だ。朝6時起きで富士急ハイランドに足を運び、絶叫マシンアトラクションの「ええじゃないか」に乗ったことも報告するなど、テンションもアゲアゲで姉妹水入らず、楽しいひと時を過ごしたようだ。この記事をうけブログ読者のファンらからは「二人ともそっくりで可愛い」「二人並んでいると、わからないな~」「まぁぢそっくり、美人すぎるっ」「どっちがえびちゃんか分からなかった(笑)二人とも可愛い」など、そのそっくりすぎる姿と二人の美人度の高さに、驚きのコメントが多数寄せられている。元の記事を読む
2012年11月13日エビちゃんが韓国ツアーでキャビンアテンダントに挑戦!19日、モデルの蛯原友里(32)が200名が搭乗するJAL機内でキャビンアテンダントに挑戦した。エビちゃんがキャビンアテンダントに挑戦したのはJALとファッションブランド「サマンサタバサ」とのコラボ企画「サマンサジェット」。成田発ソウル行きチャーター便「サマンサジェット」には、『エビちゃんとサマンサジェットで行く韓国1泊日の旅』」と題したツアーで、招待された200名が搭乗。1960年代風のレトロなミニスカートのキャビンアテンダントに扮したエビちゃんは、成田で招待者を出迎え、機内ではマイクを片手に、「ソウルまでのフライトをお楽しみください」と、アテンドしたという。高度1万メートルのウオーキングも機内の通路を、ランウェイに見立てて高度1万メートルのウオーキングも披露して殆どが女性ファンの乗客たちをもてなし、韓国に着いてからは、韓国のファン100名とも合流しトークショーなどで交流した。元の記事を読む
2012年05月21日「神戸コレクション」の上海進出公演人気モデルとして幅広く活躍する蛯原友里が21日、中国、上海で開催されたファッションショー「上海ランウェイ」に登場し、堂々としたウォーキングをみせた。彼女にとっては、日本国内以外でランウェイを歩くのは、今回が初だったとのことだが、そんな緊張やプレッシャーなどは微塵も感じさせない輝きで、会場を華やかにわかせていた。「上海ランウェイ」はリアルクローズイベントとして誕生し、大ヒットとなった「神戸コレクション」の上海進出版。神戸コレクション政策委員会が毎年現地で開催してきたが、6年目となった今年、ネーミングを「上海ランウェイ」に変更し、リニューアルして盛大に催された。いつもとは違ったヘアメイクも蛯原のオフィシャルブログにアップされた画像では、ヘアチェンジとして、おでこを完全に出し、リーゼント風に、マニッシュにきりりとまとめたアップスタイルの彼女が写しだされている。眉も強め、目力も強く、さらに赤いリップで引き締めた印象は、ランウェイトップモデルの風格十分だ。モデルの長谷川潤がトップで登場し、幕を開けたショー。ほかにも藤井リナや加藤夏希、中国人の人気モデルも含め、多数の美女が、この日のイベントを彩った。会場に詰めかけたファンも熱い声援と視線を送っていたようだ。元の記事を読む
2012年04月23日話題の樫木先生のレッスンで人気モデルとして幅広く活躍する蛯原友里。ファッション雑誌はもちろん、CMやイベントなどでもその姿を目にすることは多く、長くファッション界を牽引してきている存在といえる。そんな彼女がボディラインが崩れていると指摘され、怒られたとか。抜群に見える彼女のスタイルに、そんなことを言えるなんて……と思ってしまうが、指摘したのはカーヴィーダンスですっかりおなじみとなった樫木裕実氏だそうだ。レッスンルームでの画像とともに、30日夜のオフィシャルブログで報告している。各種仕事やパーティで忙しかった??仕事やイベント、冬、春のパーティーシーズン明けということもあって、公私とも忙しかったのか、最近トレーニングをさぼり気味だったという蛯原。自分ではそれほど崩れていないかなと思っていたそうだが、樫木氏には崩れすぎと怒られたとか。定期的なメンテナンス、トレーニングを持続することの大切さをあらためて感じているようだ。画像で見る限りでは、十分に美しいボディラインのように見受けられるが、体軸をまっすぐに整える指導を受けているようなので、見る人が見ればわかる歪みがあらわれてきていたのかも。「美しい身体つくりって、楽しいね!」ともコメントし、これからも努力を続けていくと誓っている彼女。美意識を高くもち、楽しみながら続けることが、その輝きの秘訣なのかもしれない。元の記事を読む
2012年04月02日サマンサタバサ、新ゴルフブランド発表会に登場人気モデルとして、幅広く活躍する蛯原友里。“エビちゃん”の愛称でもおなじみの彼女が、25日、東京都内で開催されたサマンサタバサの新ゴルフブランド発表会に登場した。サマンサタバサのミューズも務めている彼女。今回はそのサマンサの展開する、ゴルフブランドのイメージモデルとして、イベントに出席した。近年、ゴルフ女子も増加中で、おしゃれなウエアやアイテムも多数扱われるようになっている。サマンサタバサでもトラベル&ゴルフグッズを扱うブランド「Samantha Thavasa Resort GOLF AND TRAVEL」がすでに既存ブランドとしてあるが、今回、新たなゴルフラインとして「U25 Samantha Thavasa」をデビューさせることとなった。まだ初心者だけど頑張ります!新ブランドは、プレイ中でもおしゃれを楽しみ、キラキラした女子でいたい、そんな願いをもつスポーツガールズを応援するというコンセプトで生み出されており、普段でも身につけたくなるようなキュートなアイテムがたくさん!なかでもゴルフウエアの代名詞的存在のポロシャツは豊富なラインナップで取り揃えられている。イベントでは、蛯原もブランドのポロシャツとスカート風キュロットを身につけ、その魅力をアピール。本人はゴルフ初心者だそうだが、ブランドオープンを記念して開催される、3月26日のイベントトーナメントにも出場するそうだ。家族で遊び程度には体験したことがあるものの、本格的にコースにチャレンジするのは初めてだとか。練習にも励みたいが、腕が太くなるのは怖いので、そこはほどほどにやりたいともコメント。たしかに、そこは美ゴルファーならではの悩みかも。とはいえエクササイズにも、気分リフレッシュにも最適なゴルフ。美しく、楽しく、チャレンジしてみたいものだ。元の記事を読む
2012年02月27日「江~姫たちの戦国~」で注目の上野樹里2011年1月27日、オリックス生命保険株式会社は、イメージキャラクターの上野樹里さんを起用した「医療保険CURE[キュア]」の新テレビCMを2月7日から放送を開始することを明らかにした。上野樹里さんは、NHK大河ドラマ50作目にあたる「江(ごう)~姫たちの戦国~」の主人公の江を演じている今年注目の女優。9日に第1回が放送されたが視聴率も良く、今年の大河ドラマは好調な滑り出しである。わかりやすくリーズナブル「医療保険CURE」新CMは「わかりづらいことが多い時代、せめて保険はわかりやすく」をコンセプトにしている。生命保険は「わかりにくい」と言われることが多く、顧客の視点に立った、わかりやすい商品を提供することが求められている。「医療保険CURE」は、「シンプルでわかりやすいこと」「合理的な保障をリーズナブルな保険料でご提供すること」をコンセプトに開発された。「医療保険CURE」の良さを知ってもらいたいという願いを込めて、新CMは制作されたという。2月7日から、ホームページに新テレビCMとメイキング映像を公開する予定である。今年、注目度アップの上野樹里さんの新CMは話題を集めそうだ。
2011年01月31日男ばかり23人、助けの来ない無人島にひょいと木村多江を放り込んだら何が起こるか?「案外強さを発揮するかもしれない…。そういう自覚はありますよ」。いたずらっぽい笑顔を浮かべ、彼女はあっけらかんと答えた。映画『東京島』で彼女が演じたのは男たちの間を渡り歩きしぶとく生き延びようとする、美しく、見苦しく、勇ましく、弱々しく、そして何よりタフな女・清子。“タフ”という点においては木村多江は間違いなくタフな女優である。「薄幸な役が似合う女優」――彼女が演じてきた役柄のイメージを勝手に重ね合わせ、ひとは彼女をそう呼ぶ。演技力の高さゆえにまとわりついたそんなイメージについて他人事のようにクスクスと笑いつつ、こう続ける。「私、撮影の間中、わりといつも役柄を引きずってしまうんです(苦笑)」。これがタフでなくてなんなのか!そんな木村さんにいま一度、東京島でのサバイバルな日々をふり返ってもらった。劇中の清子は、男たちにちやほやされたかと思えば、島を脱出しようと意気込んだり、男たちに軽蔑の目で見られ屈辱を味わったりとその表情の変化、テンションの上下動はまさにジェットコースター。木村さん自身、40日以上に及んだ沖永良部島と徳之島での撮影の中でどのように気持ちを作り、テンションを維持していったのか?「最初の1週間くらいはとにかく不安で、シーンを撮り終えるたびに『これでいいのかな?』という感じだったんですが、少しずつ自分が解き放たれていきましたね。ある時点で気づいたんです。必ずしも全シーンで“同じ人”じゃなくてもいいんだって。人間って多面的じゃないですか。一人の人間として繋がっていなくても、そのとき出てきたのが清子なんだと感じるようになり、お芝居を論理的に繋げようと思わなくなって…だんだん、私が考えているのか、清子が考えているのか分からなくなってきたんです(笑)。そうしたら、撮影以外の時間でも結構、孤独を感じるようになってきたんですよ、もちろん周りにはみなさんいるのに。部屋に住み着いてるヤモリに『おはよう』って声をかけるようになったり(笑)」。島にたどり着くまでの清子は、ごく平凡な主婦。そんな彼女が島では男たちの間を渡り歩き、裏切り、見苦しいまでに生きて、生きて、生き抜こうと強さを発揮する。清子とは何者なのか?そんな疑問をぶつけると、木村さんは自身を重ね合わせながらこんな言葉を…。「最初は私も彼女の行動が突拍子もないものに見えて、『私は清子にはなれない』って思ってました。同じ状況でも私はグチグチとネガティブに悩み、何も決められないだろうって。でも、演じる上でセリフを言わなくちゃいけない。そこで、スパッと決定的なセリフや、決意を口にするじゃないですか。そうすると、気持ちが一気にそっちに向かっていくんですよ。実は、そうやって物事を一歩前に進める潜在能力って誰にでもあるんだなぁって。誰でも自分を自由にする力を持っている。それが具現化したのが清子なんですね。だからいまでも、ちょっと落ち込んだりしたら(清子のセリフである)『何がハッピーエンドかは、自分で決めるわ』って口に出して言って自分を奮い立たせたりしています(笑)」。では木村さんがもし無人島にたどり着いたとしても…。「蛇を料理するシーンについて、男性のインタビュアーの方から必ずと言っていいほど『あのシーンどうでした?』って聞かれるんですが、何も意識せずに、普通に料理する感覚で皮を剥いて串に刺してました(笑)。だから『実際にそうなっても、蛇の皮を剥けちゃう女なんだな、私…』って(苦笑)。きっと撮影を通じてそういう自分に目覚めたんですね!」改めて、今回演じた役柄について。「これまでの作品とはアプローチが違った」という木村さん。今回の特殊性について“自分の感情”をポイントに挙げる。「私自身に近いというか…絶対的に自分の感情を大切にして演じた役なんですね。例えばあるシーンで、本番前に途中まではテストで動いてみるんですが、(篠崎誠)監督が『この先は自分で好きにしていいよ』って仰って。だから、自分の中にある感情が反映されていて、どの役よりも“嘘”がないというのは感じますね」。監督が木村さんをこの役に選んだ理由は何か?「極限状態における私の中にある強さ、タフさを監督は見抜いていたのかもしれないですね」と木村さん。では、ごく日常の中での木村さんはどんな人間?「薄幸じゃないですよ!どちらかというとノホホンとしてて、のんびり屋で…すごくオッチョコチョイです(苦笑)。映画の中で清子がコケるシーンがありますが、あれはまさに私なんです」。この作品を経て、女優・木村多江はどこへ向かうのか――?本人曰く「今回演じてみて『私、コメディ下手だなぁ』って実感したので、もっとコメディをやりたい」とか。まだまだこの先、隠された(?)いろいろな表情を見せてくれそうだ。(photo:Toru Hiraiwa)■関連作品:東京島 2010年8月28日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開© 2010東京島フィルムパートナーズ■関連記事:衝撃!木村多江が豪快に蛇の皮を剥く『東京島』本編特別映像が到着現代のサバイバル、間もなく公開!『東京島』行楽シートを3名様プレゼント窪塚洋介がナマであなたの質問に回答!『東京島』公開記念、ネット上の生番組に出演木村多江のヘビ料理に窪塚洋介ら男性陣苦笑シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第5回)一緒に無人島に流れ着きたい俳優は?
2010年08月26日都会の喧騒から少しだけ離れた場所に立つ、かつては中学校だった建物の中の教室のひとつを改築した場所に彼女はいた。『eatrip』監督・野村友里。彼女自身「10年前だったらこんな肩書きもなかった」と語る“フードディレクター”という肩書きで、様々な“食”の場を提供してきた彼女が、映画監督として人と食の関係を描き出した。食の安全、自給率、食育などなど“食”に関するニュースを聞かない日はないと言える現代。彼女は何を伝えようとしているのか――?食から空間や人のつながりを考えるまず、フードディレクターとして食を職とするに至ったきっかけを尋ねると、「実は、そもそも食を生業にしようとは思ってなかったんです」と少し照れくさそうに笑った。「母がおもてなし教室を開いていた関係で、食に近いところにいたことは確かですし、好きでもあったんですが、仕事にしようという強い意思が存在したという訳ではなく…。何かひとつ自分にできることがないと何も広がらない、と思ってイギリスに留学したときも実は、写真学校に通ったりもしていたんです。でも、料理をしていると、他人の家に呼ばれたり世界が広がるんです。帰国後に就職した会社はインテリア会社だったんですが、“ライフスタイルを売る”という考え方で『どんな空間に家具を置くか?』、『どんな人が使うのか?』といったその人の哲学の部分から考えるんです。それって実は食も同じなんですね。そこで、食から空間や人のつながり、広がりを考える、という感じで、食からやりたいことが見えてきたんです」。その食について、今回、映画という表現方法をとるに当たって「自分なりの視点を伝える以上、責任が生じるし、趣味の延長では失礼」と考えた彼女が相談した中に、俳優の浅野忠信さんがいた。「浅野さんは相談したその日の内に、5つくらい話を書いてきてくれたんです。久々に会っても、そうやって食という要素はすぐに人を繋いでくれるものなんだなと改めて感じました。その上で、監督という大きな仕事は、(企画を)最初に言い出した人間、ビジョンを持ってる人間がやるべきだ、と。浅野さんを含め、周囲の方々に後押ししていただき、私が監督することになったんです」。先にも述べたように、新聞で、TVで、雑誌で“食”についてのニュースを聞かない日はない。だが、この映画で描かれるのは「○○が危ない」という食の安全情報でも「○○は体に良い」という健康のススメでもなく、もっと根源的な“食”を介しての人と人のつながりである。「食への関心が高まること自体は素晴らしいことだと思います。自分に降りかかってくる問題ですので。でも、悪いことばかりをつつきあっても仕方ないし、どんなにいいものでも『本当にそれが食べたい』と思えなくちゃ身にならない。そういう意味で私は、もっと本質的な食欲…“食べる意志”を伝えたかったんです」。監督にとっての「おいしい」とは?映画でも「食とは?」という問いが描かれるが、監督自身にとって「おいしい」とはどういうことなのだろうか?「口の中から広がっていく、“満たされる”という感覚、白いものが赤く染まっていくような感覚ですね。例えカップラーメンであっても、それを食べて『生き延びたー』って気持ちになることもあるだろうし、受け入れる側の感覚が何より大切なのかな、と思います」。監督の話を聞きながら、『崖の上のポニョ』で主人公のお母さんが作るラーメンを思い出した。インスタントなのになぜかすごくおいしそうで…。「肉がおいしそうですよね(笑)。それが食欲なんだなって思います。私自身、食を仕事にしてても決して美食家ではないし、『こういう食事がいい』とか言いたいわけではないんです。逆に、生命として『食べたくない』って言葉ほど悲しいことってないと思います」。もちろん、この映画の中で映し出される数々の食卓、料理のシーンも魅力的だ。監督、そして出演者たちの食に対する喜びや愛情があふれている。「実は食事の撮影が自分にとっては一番楽でした。映画という知らない世界の中で、料理のことは常日頃からやっていることなので迷いがなかったです。観ている人が、自分が料理している気分になればいいなと思って撮らせていただきました!」■関連作品:eatrip (イートリップ) 2009年10月10日より恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開© 2009スタイルジャム■関連記事:監督・野村友里トークショー付き『eatrip』試写会に10組20名様をご招待引き続き秋も…もりもり食べてvol.3待望の韓流延期作も登場!ファッション小噺vol.98「あなたにとって、食べることとは?」
2009年10月07日