Fablicはこのほど、「2015年ファッショントレンド」に関する調査結果を運営する「FRIL lab」で発表した。調査は3月1日~12月10日、同社が運営するフリマアプリ「フリル」内で検索されたワード、および、同ユーザー1,021名を対象に行われたアンケート結果を元に集計された。○今年流行のファッションキーワード1位は「セットアップ」調査ではまず、同社が運営するフリマアプリ「フリル」内で検索されたワードの中から、ファッショントレンドに関連した単語を抽出し、カテゴリごとに分類したうえでランキングを作成した。その結果、「2015年流行したファッションキーワードランキング」1位に輝いたのは「セットアップ」だった。「今年、フリルやお店でセットアップアイテムを買った人は、そのアイテムの感想を教えてください」というアンケートを行ったところ、「グレーのニットのセットアップを購入しました。単体でも使えるアイテムなのでとても優秀で、コーデの幅が広がります」、「セットアップされているとセンスがいいので、服選びに時間がかからなくて良い」など、着回し力の高さを評価する声のほか、形状がワンピースに近く、フォーマルにも見えるため、さまざまなTPOに対応できるという意見も多く見受けられた。2位となったのは「ドレス」。ハロウィンやフェス、パーティーなど、イベントごとが盛んだった2015年は、「ドレス」や「ミニドレス」「パーティードレス」などの単語が検索ランキング上位に。「夏のフェスで花冠を付けて3つ子ちゃんになりました♡♡」「遊園地へ全身キャラクターコーデで行きました。友達も一緒だったのでとても目立ちました」といったコメントが寄せられ、友達とおそろいでパーティーファッションを着ることに楽しみを感じている様子がうかがえた。続く3位には、子供向けのおもちゃだけでなく、ウエアやランジェリーなどのアパレル領域においても人気を集めた「セーラームーン」がランクイン。4位の「ヴィンテージ」では、誰ともかぶらない一点ものを求める若者の消費行動が見受けられる結果に。また、人物名で唯一ランクインとなった女優の「石原さとみ(7位)」に関しては、「今年、ドラマで女優が着用しているアイテムが欲しくなることはありましたか? あった場合はそのドラマと女優の名前、アイテムを教えてください」と質問したところ、「石原さとみさん、『マイストラーダ』のチェスターコート。『月9』で着たものはよく見えます」「『月9』の石原さとみさんの『snidel』のワンピを定価以上で購入しました! それくらいフリルの中でも戦いになりました!」といった回答が寄せられ、憧れの女優がドラマで着用したアイテムに対する人気の高さがうかがえた。○ボトムスは「ガウチョ」、トップスは「ニット」「2015年流行したファッションアイテム編 ボトムス部門」では、裾が広がった七分丈のパンツ「ガウチョ」が1位に選ばれた。ユーザーのコメントからは、素材やデザインが豊富であり、季節に応じて買うものを選べるうえ、普段着にも仕事着にも着られることなどが人気の理由であることが読み取れた。また、部門全体の特徴としては、今年の人気のボトムスは「ハイウエスト(2位)」や「タイトスカート(4位)」のように、シルエットで検索されやすいことが挙げられた。一方、「トップス部門」では、1位「ニット」、2位「パーカー」と、ベーシックなカジュアルアイテムが上位にランクイン。また、「オフショル」(= オフショルダーの略。肩口が広く開いている)や「ビスチェ」(= 肩ひもが付いているチューブトップ状のアイテム)など、春から夏にかけて流行したアイテムの人気も高く、全体として、高級感やフォーマル感のあるアイテムよりも、ゆるさや「抜け感」があるアイテムが人気と言える結果となった。○色は白、素材は花柄、小物やアウターのトレンドは?調査ではほかにも、さまざまなカテゴリでランキングを作成。「小物部門」では、「厚底」やシューズブランド「ニューバランス」など、靴に関する単語が上位に並んだ。また、飾り房を意味する「フリンジ」が3位、「PRADA」のトートバッグ「カナパ」が4位、輪っか状になったマフラーのことを指す「スヌード」が5位にランクインとなった。「素材部門」では、「レース」や「オーガンジー」、「チュール」など、柔らかく透けて見える生地が上位を占めた。1位の「花柄」も、透け素材との相性がいいことが選ばれた要因の一つと考えられる結果に。また、「カラー部門」では「白/ホワイト」が1位に。3位以降は「グレー」「カーキ」「キャメル」など、暗めの淡い色がランクイン。また、「あなたのなかでヒットしたファッション」に対する回答のなかにも、「ワントーンコーデ」「オールホワイトコーデ」などの意見が見られ、同系色のアイテムを組み合わせるコーディネートが流行したことがわかる結果となった。最後に「アウター部門」を集計した結果、「Aライン」など従来の定番アイテムではなく、「チェスターコート」や「ロングカーディガン/コーディガン」など、新しい定番といえるアイテムが上位に並んだ。
2015年12月14日ドコモ・ヘルスケアはこのほど、からだと食生活に関する調査・分析の結果を発表した。調査は同社が運営する「からだの時計 WM」内にある「管理栄養士相談サービス」の利用実態をもとに行ったもの。2015年3月~10月末の期間、のべ785名の利用データおよび利用者から投稿された食事の写真を分析した。調査では、BMIが18.5未満を「やせ過ぎ・やせ気味」、18.5以上25未満を「普通」、25以上30未満を「太り気味」、30以上を「肥満」と分類し、結果を分析した。はじめに夕食の食事時刻を分析すると、「太り気味」の人の食事時刻が遅い傾向にあることがわかった。特に22時以降の食事が最も多く、夜型の食生活をしていることが伺える。次に、夕食の食事内容を分析したところ、「太り気味」の人が最も頻繁に揚げ物を食べているという結果が出た。「太り気味」の人は月に3~4回程度揚げ物を食べていて、「肥満」の人の2倍の頻度となっている。さらに、「太り気味」の人の揚げ物の摂食傾向を調べると、特に金曜日と日曜日の摂食率が高くなっていた。金曜日と日曜日は全体の平均に比べて1.5倍の頻度で揚げ物を食べている。これらの結果を受けて、同社は「全体を通して『太り気味』の人の方が、『肥満』の人よりも健康課題を意識しておらず、食生活が乱れがちなようです」とコメントしている。管理栄養士の小島美和子氏は「夜は脂質の代謝が落ちるので、胃腸に負担がかかり体脂肪に変わりやすくなります」と指摘。その上で、「遅い時間の飲み会に参加する場合は、油脂の多いつまみ(肉類や揚げ物など)は控えるようにしましょう」とアドバイスしている。
2015年12月10日マルハニチロはこのほど、「旅ごはんに関する調査」の結果を発表した。調査は11月2日~6日、年に1回以上旅行に行く20歳~59歳の男女を対象にインターネットで行われ、1,000名(男女各年代125名)の有効回答サンプルを集計した。○友達となら「B級」、デート旅行では「雰囲気が味わえる」お店へ調査によると、旅行に行ったときの楽しみは「食事・グルメ(86.0%)」がトップ。そこで、旅行先で夕食をとる際、どのようなお店で食べたいと思うか聞いたところ、『友だちとの旅行』では、「値ごろなお店(46.5%)」や「現地のB級グルメが味わえるお店(45.6%)」と回答した人が多く、次いで「現地ならではの食材を提供しているお店(43.5%)」「現地の雰囲気が味わえるお店(40.1%)」と続き、"旅行先ならではのごはん"や"旅行先ならではの雰囲気"を味わえることを重視していることがわかった。一方、『パートナー(恋人・配偶者)と二人きりでの旅行』の場合では、「現地ならではの食材を提供しているお店(49.8%)」や「伝統的な現地の料理が味わえるお店(47.8%)」、「現地の雰囲気が味わえるお店(46.7%)」がTOP3に。"旅行先ならでは"は、デート旅行でも外せないよう。そのほか、「隠れ家的なお店(31.4%)」は『友だちとの旅行』よりも高く、デート旅行では雰囲気の良い"特別感"のあるお店選びも重要であることがうかがえた。○思い出の旅ごはんに「沖縄そば」「アメリカのステーキ」次に、「国内旅行をした際の食事で思い出に残っている料理」を教えてもらったところ、沖縄県民の"ソウルフード"とも称される「沖縄そば(沖縄県)」が1位となった。次いで「ジンギスカン(北海道)」「かに料理(北海道)」「海鮮丼(北海道)」「うに料理/うに丼(北海道)」と続き、旅行先で食べる海鮮料理の人気の高さがうかがえた。続いて、海外旅行の経験がある人(674名)に対し、「海外旅行をした際の食事で思い出に残っている料理」について聞いたところ、1位「ステーキ(アメリカ)」、2位「ハンバーガー(アメリカ)」と、肉中心の食事が多いと言われるアメリカ文化圏の料理が上位に。そのおいしさやボリュームなどが旅行の思い出として強く印象に残っているよう。続く3位には「スパゲッティ・パスタ(イタリア)」が選ばれた。○男性が喜ぶ海外料理の朝食1位は「中華粥」「フレンチトースト」続いて、朝ごはんでパートナー(恋人・配偶者)が作ってくれたらうれしい海外料理について聞いたところ、男性の選んだ1位は同数で「中華粥」と「フレンチトースト」、3位は「スクランブルエッグ」だった。一方、女性の1位は「パンケーキ」が断トツ! レストランやカフェ、ホテルの朝食メニューなどで目にする機会も多くなったパンケーキの人気の高さがうかがえる結果に。続く2位は「中華粥」、3位は「エッグベネディクト」という結果となった。○一緒に海外食べ歩き旅行に行きたい芸能人最後に、各国で食べ歩く世界旅行をするとしたら、一緒に行きたいと思う芸能人は誰か聞いたところ、女性が選んだ一緒に行きたい芸能人1位には、テレビ番組で多くの海外に赴いている「イモトアヤコ」が輝いた。続く2位は"まいう~"の「石塚英彦」、3位は女性フードファイターとして知られる「ギャル曽根」がランクインとなった。また、男性が選んだ一緒に行きたい芸能人は、「出川哲朗」と「石塚英彦」が同率1位に。続く3位には、同数で「新垣結衣」と「石原さとみ」が続いた。
2015年12月08日アサヒグループホールディングスのお客様生活文化研究所はこのたび、忘年会に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。同調査は、11月11日~17日の間にインターネットを用いて実施され、1,070の有効回答を得たものとなる。これによると、今年、忘年会の「参加予定がある」と人は44.5%。忘年会へ参加するかどうかを「まだ決めていない」という人も35.0%となり、全体の8割近くが忘年会への参加機会があることが明らかとなった。今年の忘年会の参加回数では、「2回」と回答した人が最も多く39.9%で、次いで「3回以上」が28.2%。参加予定者のうち、7割近くが「複数回の参加予定がある」ことが分かった。また、自身が幹事の場合、一人当たりの参加費はどのくらいに設定するか聞いたところ、「3,000~4,000円未満(30.2%)」と「4,000~5,000円未満(30.0%)」で全体の6割以上を占める結果に。お店選びで重視するポイントとしては、「個室・貸切できるお店(43.7%)」「食べ放題・飲み放題がある(40.7%)」「和食がおいしい(30.7%)」「時間制限なく、ゆったりできる(26.8%)」「座敷・掘りごたつがある(25.8%)」という声が上がった。
2015年11月26日ニールセンは25日、2015年7月から9月におけるスマートフォンアプリの利用状況調査「Mobile NetView」の結果を公開した。それによると、利用時間が最も長かったアプリは「LINE」だったという。スマートフォンの1人あたりの月間利用時間は、平均1時間49分で1年前の調査よりも約4分増加していた。アプリの利用時間は1時間28分と約6分増加し、ブラウザの利用時間は23分となり約2分の減少となった。アプリの総利用時間のシェアランキングでは、「LINE」が1位が全体の約10%を占めた。次いで「Twitter」が7.5%、3位が「Facebook」で5.7%となった。コミュニケーション系アプリをすべて合計すると、総利用時間のうち35%を占めていたという。「LINE」「Twitter」「Facebook」の時間帯別利用時間シェアでは、朝6時から夜の11時までは「LINE」の利用時間が長く、夜の0時から朝の5時までは「Twitter」が長くなっていた。
2015年11月25日ジャストシステムは25日、男女1,000名のスマートフォンユーザーを対象に行った「SIMフリー端末に関する実態調査」の結果を公開した。それによると、キャリアのスマートフォンを使っているユーザーの約7割が、SIMフリー端末に興味を持っていたという。「SIMフリー端末に関する実態調査」は、スマートフォンを利用している20歳から59歳の男女1,000名を対象に行ったもの。キャリアのスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末への興味の度合いを聞いたところ、「近い将来、SIMフリー端末にしようと決めている」と回答した人が5.9%、「時期は決めていないが次はSIMフリー端末にしようと決めている」が13.0%、「SIMフリー端末には興味はあるが悩んでいる」が49.1%となり、合計で68.0%の人がSIMフリー端末に対し興味を持っていることがわかった。スマートフォンの月額利用料金についても聞くと、SIMフリー端末ユーザーでは「3,000円未満」が最も多く46.8%だったが、キャリアのスマートフォンユーザーでは、「9,000円未満」が最も多く20.9%、次いで「8,000円未満」が20.5%となり、57.3%の人が7,000円以上の月額利用料金を支払っていた。そのほか、キャリアのスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末へ変更しない理由について質問すると、最も多かったのは「手続きが面倒くさそう」で32.7%、2番目は「どれくらい安くなるかわからない」で32.3%の人が回答していた。ジャストシステムは、変更手続きやメリットをわかりやすく提示できるかが、SIMフリー端末が普及する鍵になると指摘している。
2015年11月25日ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK Japan)は11月20日、スマートフォンの販売動向およびスマートフォンの使用実態調査の結果を発表した。スマートフォンの購入者および購入意向者を対象に実施した消費者調査によると、SIMロック解除の認知率は「名前だけは聞いたことがある」まで含めると76%に及んだ。ただし、「よく知っている/人に説明できる」は11%、「大体知っている」は29%にとどまった。SIMロック解除について「よく知っている/人に説明できる」または、「大体知っている」と回答した人に実際にSIMロック解除を行ったかを尋ねた結果、5人に1人が既にSIMロック解除を行っていることが明らかになった。また、将来的にSIMロック解除をしたいとの回答は3割に上った。なお、SIMフリースマートフォンの認知率は「名前だけは聞いたことがある」まで含めると76%と、SIMロック解除の認知率と等しかった。SIMフリースマートフォンの販売を見ると、急激な拡大は収束してきており、2015年第3四半期(7-9月)の販売台数は、前期(2015年4-6月)から横ばいとなった。2015年9月のスマートフォン販売におけるSIMフリーモデルの数量構成比は家電量販店およびインターネット専業チャネルでは7%。これらから推計すると、国内の全スマートフォン販売台数におけるSIMフリーモデルの構成比は2015年通年では2%程度と見込んでいる。SIMロック解除の影響は端末の割賦購入や2年契約などの縛りがあるため、「SIMロック解除に関するガイドライン」の開始から2年後に当たる2017年後半から本格化するという。スマートフォン全体の販売を見ると、2015年第3四半期の販売台数は前年比2%減で、2015年通年では販売台数は前年並みになることが見込まれる。こうしたスマートフォン市場の伸び悩みの背景には、スマートフォンの買い替え年数が長期化していることが挙げられる。2015年7月の消費者調査では、スマートフォン販売の58%をスマートフォンユーザーの買い替えが占めた。この値は2015年1月実施の前回調査を4%ポイント上回っており、フィーチャーフォンからの移行よりもスマートフォンの買い替えのほうが市場成長に大きく影響するという構図が強まっている。また、スマートフォンの買い替え年数は、前回調査では2.02年であったが、今回調査では2.08年へと伸びた。スマートフォン販売は2012年以降、年間2600万台前後で推移してきており、仮にスマートフォンの買い替えが0.1年伸びると30万台強の販売が翌年にずれると試算。政府や大手キャリアで検討されている2年縛りの見直しや端末値引きの縮小は直にスマートフォンの買い替えに影響を与えるため、今後の議論が一層注目される。
2015年11月24日トレンドマイクロは11月19日、2015年第3四半期における日本国内および海外のセキュリティ動向を分析した報告書「2015年第3四半期セキュリティラウンドアップ:見ただけで感染する『正規サイト汚染』の脅威」を公開した。報告書によると、第3四半期は「汚染された正規サイト」を経由する国内向けの攻撃が多数確認された。日本国内からのアクセスを確認した42件の脆弱性攻撃サイトのうち、86%が正規サイトの改ざんや不正広告が表示された正規サイトを経由するものだった。また、脆弱性攻撃サイトから侵入する不正プログラムの6割以上が、オンライン銀行詐欺ツールやランサムウェア)身代金要求型不正プログラム)など金銭目的の攻撃であった。脆弱性攻撃サイトへユーザーが誘導される件数は、全世界的に増加傾向にあり、2014年第3四半期と比較して約9倍の約380万件に増加。そのうち、日本国内からのアクセスは約170万件となり、約45%を占めた。また、脆弱性攻撃用のツールにエクスプロイトキットが数多く利用された。エクスプロイトキットとは、攻撃対象PCのOSやソフトウェアに存在する脆弱性を探して攻撃を行う脆弱性攻撃ツール。期間中に確認された2件のAdobe Flash Payerの脆弱性は、メーカーが更新プログラムを公開する1~3日前にその脆弱性を狙う攻撃コードがエクスプロイトキットに追加されていた。ユーザーは、普段から閲覧している正規サイトを表示しただけで攻撃にさらされる危険性があることから、同社ではセキュリティ製品で不正なWebサイトへのアクセスを防止するほか、更新プログラムが公開され場合は早期に適用することを推奨している。ほかにも、国内のオンライン銀行詐欺ツールの検出台数が増加し、対前四半期比約2倍となった。脆弱性攻撃サイト経由で配布される「ZBOT)ゼットボット)」が最も多く検出されたほか、不正メール経由で流通する「WERDLOD)ワードロッド)」も増加し、対前四半期比6.4倍となった。また、バックドア型不正プログラム「SHIZ」も多く確認され、多くのネットバンキング利用者が標的となった。
2015年11月20日IDC Japanは11月11日、国内ストレージチャネル調査結果を発表した。調査結果によると、2014年の国内外付型ディスクストレージシステム売上額のチャネルタイプ別比率は、直接販売45.9%、間接販売54.1%、また、間接販売ではベンダーの系列チャネル9.6%、ベンダーから独立したオープンチャネル44.4%。国内外付型ディスクストレージシステム市場に占める間接販売比率は一貫して上昇しており、2011年の44.5%から2014年は54.1%になり、3年間で9.6ポイント上昇。外付型ディスクストレージシステムの間接販売比率が上昇しているのは、直接販売比率が高いシステム価格3,000万円以上の「ハイエンド市場」が縮小する一方、間接販売比率の高いシステム価格500万円~3,000万円未満の「ミッドレンジ市場」と、500万円未満の「ローエンド市場」が堅調に成長したからと、同社ではみている。2014年のオープンシステム向け外付型ディスクストレージシステムのクラス別間接販売比率は、ハイエンド31.9%、ミッドレンジ64.7%、ローエンド69.9%。また、外資系ストレージベンダーを主体に、外付型ディスクストレージシステム販売を直接販売から間接販売にシフトする動きが加速していることも、間接販売比率上昇の要因だという。同社がチャネルパートナーに対して行った、ストレージベンダーの満足度と評価についての直接インタビューの満足度調査(1~5の5段階評価で1に近いほど評価が高い)では、「総合満足度」の全体平均は2.43で、前回の2.55から改善している。この改善は、今回の調査からストレージの新興ベンダーに対する評価を加えたことが影響したからだという。新興ベンダーの総合満足度が2.12であるのに対し、大手ベンダーのみの総合満足度は2.50と、前回調査とほとんど変化がない。新興ベンダーの総合満足度の高さは、彼らが提供する、オールフラッシュアレイやハイブリッドフラッシュアレイなどの製品に対する評価や期待が高いためだと、同社は考察している。新興ベンダーは、国内における販売/サポート体制に未整備な部分はあるが、このように、製品に対する期待が高いことが、総合満足度につながっていると考えられる。また、今回の調査ではチャネルパートナーにおけるベンダーの扱い比率が変動し始めたことが判明した。変動の要因の一つはフラッシュデバイスのみを搭載したオールフラッシュアレイの本格的な成長が始まったことだという。2014年はチャネルパートナーの中で、新興オールフラッシュアレイベンダーの扱いが増えたが、2015年になって大手ベンダーのオールフラッシュアレイ強化に伴い、大手ベンダーでのオールフラッシュアレイの扱いも上昇している。同社は、調査結果から「ストレージ製品の多様化が進む中で、チャネルパートナーがビジネスを拡大し収益を向上させていくためには、自社のビジネスモデルに適応した製品ポートフォリオの確立が重要になる」と分析している。
2015年11月12日トレンド総研はこのほど、「ダイエット」に関する調査結果を発表した。調査は10月6~8日の期間にインターネット上で行われ、2015年にダイエットを行った20~40代の女性500名から回答を得た。はじめに、回答者のダイエットの成功率を調べたところ、「目標体重に到達し、ダイエットに成功した」人は17%とわずか1割台だった。また成功した人の中でも「リバウンドした」人は31%いた。続いて、最近チャレンジをしたダイエット方法について調査した。結果は「炭水化物抜きダイエット」(44%)という回答が最も多かった。そこで、特定の栄養素を抜く、または食事を抜くダイエットをしたことがあるか尋ねたところ、70%の人にチャレンジした経験があることがわかった。さらに、特定の栄養素または食事を抜くダイエットをしたことがあると回答した人に、感想を聞いた。最も多かった回答は「ストレスがたまりやすいと感じる」(83%)で、次いで、「食欲を我慢するのが難しいと感じる」(79%)、「集中力が低下したことがある」(58%)が続いた。そこで、理想だと思うダイエット方法を聞いた結果、1位が「無理なく続けやすい」(75%)、2位が「リバウンドしづらい」(65%)、3位「ストレスが少ない」(55%)となった。最後に、夕食約30分前にバナナ2本(可食部約80~100gのもの)を食べて、その後にお湯もしくは緑茶など、約200mlの水分をとる「夜バナナダイエット」について調査した。興味・関心を尋ねると64%の人が「興味がある」と回答。どのような人が向いているかという質問には、「1日の食事のうち、夕食の摂取カロリーが特に多い人」(47%)、「食事をつい食べ過ぎてしまう人」(39%)、「夕食を減らしたり、抜いたりすると、ストレスを感じてしまう人」(39%)と答えた人が多かった。腸に関する著書を多数執筆している医学博士の松生恒夫氏は、「夕食は、料理そのものが高カロリーであったり、朝・昼に比べて量を多く食べたり、お酒を飲んだりと、太りやすい食事パターンになりやすい」と指摘。その上で、「『夜バナナダイエット』は、腹持ちがよく、満腹感を得られ、腸にも優しく、低カロリーのバナナを夜に食べることで、自然に夕食の量を抑えられ、過食を防ぐことができます」とコメントしている。
2015年11月11日ワタベウェディングはこのほど、「夫婦の旅」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月25日~10月9日、20~60代の既婚男女100名(男性31名、女性69名)を対象にインターネットで行われた。○8割が"夫婦ふたり旅で惚れ直した"経験アリ同調査は、10月1日より公開中の映画『岸辺の旅』とのコラボ企画で、映画の題材でもある"夫婦ふたりの旅"にかけて今回のアンケート調査を実施した。まず「夫婦ふたりで旅行に行ったことはありますか?」と尋ねた結果、「はい(80.0%)」「いいえ(20.0%)」という結果に。「はい」と回答した人に「旅行を通じて相手に惚れ直したことがありますか?」と質問したところ、79.7%が「はい」と回答。ふたりで旅行に行ったことのある夫婦のうち約8割が、旅行を通じて惚れ直した経験があることがわかった。○何かの記念日に"夫婦ふたり旅"へ……調査によると「夫婦ふたりで旅行に行きたい」という人はおよそ9割。そう思う理由について聞いたところ、約半数が「旅行が好きだから」と回答した。また、「夫婦ふたりで旅行に行くきっかけ」として最も多く挙がったのは「何かの記念日(35.6%)」で、次いで「長期休暇(26.7%)」「旅行番組などメディアを見て(20.0%)」と続いた。夫婦ふたり旅の印象深いエピソードを教えてもらったところ、「普段より頼りになる夫だった!」(40代女性)、「子供がいないと、手をつないで歩く」(40代女性)、「主人の思い出の場所に出かけ、普段見せない表情も見られて『この人と一緒になれてよかった』と思えた」(30代女性)、「暖かさを求めてクリスマスに伊豆方面へ旅行したとき、夜から雪になってしまった」(50代男性)、「ニューヨークに旅行した際、熱中症になってしまったため、半日ホテルで過ごすことになった際も優しく介抱してくれたことが今でも思い出深いですありがたい!」(30代女性)、「函館でプロポーズしたこと」(40代男性)といった思い出が多数寄せられた。○理想は年1回、3日程度の旅次に、"夫婦ふたり旅"の頻度はどれくらいが理想なのか質問したところ、「1年に1回程度(38.9%)」が最も多く、次いで「6カ月に1回程度(20.0%)」「3カ月に1回程度(16.7%)」と続いた。また、どの位の期間行きたいか尋ねたところ、「3日程度(31.0%)」が最多となった。さらに、行きたい場所について聞くと、「シティ(18.9%)」よりも「リゾート(81.1%)」、「国内(47.8%)」よりも「海外(52.2%)」という結果に。具体的には、海外は「ハワイ」が1位、国内では「沖縄」が1位となった。○「バウ・リニューアル」の認知度、12.2%最後に、夫婦が再び愛を誓い合うセレモニー「バウ・リニューアル」の認知度について調べた結果、バウ・リニューアルを知っている人は12.2%にとどまった。しかし、「夫婦でリゾート旅行に行くことになった場合、バウ・リニューアルをしたいですか?」と尋ねたところ、64.4%が「はい」と回答。機会があれば、愛を誓い直したいと考える夫婦が多くいることがわかった。
2015年11月11日大塚製薬らが協力している「ホルモンケア推進プロジェクト」はこのほど、「夫婦間における介護への意識と対策」についての調査結果を発表した。調査は9月30日~10月1日の期間にインターネット上で行われ、40~50代の男女447名から回答を得た。はじめに、自分の配偶者に将来介護が必要になる可能性があると思うか尋ねた。結果は、男性は65.8%、女性は62.3%が、「あまり高くないと思う」もしくは「全くないと思う」と回答した。次に健康診断の受診頻度を調査したところ、男性は1年に1回以上受診している人が86.0%いたが、女性は54.7%にとどまった。また、配偶者の健康診断結果を確認して話し合っている人の割合についても、男性は54.8%で、女性の67.4%と比べて低い結果となっている。男性については、「内容を確認しない」と答えた人も21.1%いた。さらに、「介護が必要になる割合は男女でどちらが多いと思うか」という質問には、47%の人が「男性」と回答していて、約半数が「介護リスクが高いのは男性」と認識していることがわかった。同プロジェクトはこれらの結果を受けて、「厚生労働省『介護給付費実態調査月報』によると、介護保険サービスの女性利用者は、男性の2倍以上にのぼります」と指摘。その上で、「女性は自分自身も家族も知らぬうちに健康リスクが高まり、介護リスクを高めている可能性が高いと考えられます」とコメントしている。
2015年11月10日MMD研究所は、20歳以上の男女2,203人を対象に行った「iPad Proへの興味度調査」の結果を公開した。iPad Proについての興味度では、「興味がある」が9.8%、「やや興味がある」が14.1%となり合わせて23.9%の人が興味を示した。また、実際にiPad Proの購入を検討しているか質問すると「購入する予定である」が5.0%、「迷っている」が18.7%となった。購入を予定している人にその理由を聞くと、最も多かったのが「iPad Proのデザインが好きだから」で62.2%、次いで「大画面に魅力を感じるから」「操作性が良さそうだから」が同率で49.5%だった。iPad Proは、Appleが今年の9月に開催したスペシャルイベントのなかで発表した新型のiPad。iPad史上、最大となる12.9インチのディスプレイを搭載する。また、専用スタイラスペン「Apple Pencil」やキーボードカバー「Smart Keyboard」を純正アクセサリとして用意している。発売は11月中の予定。
2015年11月09日IDC Japanは11月5日、2015年7月に558社の国内企業を対象に実施したマーケティング活動とIT利用に関する調査の分析結果を発表した。同社では、パーソナルデータの活用(将来的なマイナンバーの企業利用など)も視野にデジタルマーケティングのさらなる浸透と、データの分析需要が今後の国内マーケティング市場をけん引し、2014年~2019年のマーケティングソフトウェア市場の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)が10.5%になると予測している。これは同期間におけるアプリケーションソフトウェア市場全体のCAGR 3.1%(Japan Semiannual Software Tracker、2014H2)と比較して、非常に高い成長率だという。同社では今回、国内企業のマーケティング活動におけるIT利用がこれまで進んでいなかった理由が、推進役の欠如にあると仮定し、その設置率を調査した。その結果、CMO(Chief Marketing Officer:最高マーケティング責任者)の設置率は43.0%、CDO(Chief Digital Officer、Chief Data Officer:最高デジタル/データ責任者)は35.8%であり、関連する全社横断的な管理部門の設置率も45%前後と、想定を上回る結果となったという。これらの推進者を有する企業では、全社的なマーケティング活動方針の策定が進んでいるものの、実務では社内に散在するデータの一元管理やその分析に関する担当者のスキル向上などの課題を抱えており、一方で積極的なデジタルマーケティングへの取り組みが着実に進んでおり、将来的にマイナンバーも含めたパーソナルデータの企業利用に向けた準備も行われていることが明らかになったという。また今後導入したいITを確認したところ、「Web会議/チャット」「顧客管理システム」「マーケティングオートメーション」という回答を得たという。IDC Japan ソフトウェア&セキュリティ マーケットアナリストのもたい洋子氏は「CMOや部門横断的なマーケティング関連部署の設置が進んでいるが、今後のマーケティング活動における課題の解決やIT活用を進めるには、各社の事業目標と連携するマーケティング活動を俯瞰的にとらえる視点が不可欠である。コンサルティング会社や広告代理店、ベンダーなどの外部支援も積極的に活用し、経営視点でマーケティングの注力目標と実活動におけるギャップを把握した上で、将来的にマイナンバーなどのパーソナルデータ活用と、費用対効果の高い持続可能なマーケティング活動の実現に向けた体制強化を図るべきである」と述べている。
2015年11月06日パロアルトネットワークスは11月2日、攻撃的な「CryptoWallランサムウェア」の進化に関する調査レポートを公開した。このレポートは、サイバー脅威アライアンス(Cyber Threat Alliance:CTA)の共同創設者であるFortinetとIntel Security、Symantec、および同社によってまとめられた。ランサムウェアは、サイバー犯罪者が被害者のデータを暗号化して身代金目的でそのデータを保持することができるマルウェア。通常は電子通貨を使用して被害者が支払いを行うと、サイバー犯罪者からデータのロックを解除する鍵を受け取ることができるが、支払わない場合、バックアップしていないデータが失われてしまう。今回のレポートは、3億2500万ドル以上もの被害をもたらした高収益ランサムウェア群の攻撃ライフサイクルに関する考察と、予防や攻撃緩和に関する推奨事項をまとめている。調査によると、被害者がファイルを復号しアクセスできるようにするための身代金を含めて、攻撃者側に3億2500万ドルの収益をもたらしたことがわかった。ランサムウェアであるCryptoWallの感染試行回数が40万6887件に達しており、4046件のマルウェアサンプルが同アライアンスによって回収されている。また、監視によって、サイバー犯罪者によるコマンド送信・データ受信に使用された839件のサーバ用コマンド・アンド・コントロールURLが特定され、これらの分析から、全世界で数億ドルの損害と数十万人の被害者がいることが判明している。レポート内の主な調査結果とインテリジェンスは、いずれもCTAメンバー各社が所有するCryptoWallバージョン3の脅威に関する可視化情報に基づいており、今回収集したデータの範囲外で、影響が拡大することもありうるという。CTAは同レポートで、CryptoWallバージョン3やその他の高度なマルウェアの被害に遭っていないユーザーや組織の参考となる、4つの推奨対策を提案している。OS、アプリケーション、ファームウェアが最新バージョンに更新されているかを確認する知らないメールアドレスからのメールや、特定ファイル種別の添付ファイルといった典型的なフィッシング詐欺の手口に注意するWebブラウザを最新に保つ。JavaやFlashなどのブラウザ・プラグインが自動的に実行される設定を無効にする企業ネットワーク内のアクセス・ポリシーやセキュリティ・ポリシーを再検討し、不必要なシステムやユーザーから重要なインフラへのアクセスを制限する
2015年11月05日カスペルスキーはこのほど、安全にインターネットを活用する上で必要な、知識レベルの測定と理解を促すための調査とその結果を発表した。同社のKaspersky Labでは毎年、インターネットユーザーを対象に「Consumer Security Risks Survey」を実施。2015年は世界16カ国の18歳以上のインターネットユーザー1万8000人から回答を得た。テストの結果から、サイバー脅威への不安やデバイスに保存する個人情報が増える一方で、警戒心は強めていないという傾向が見られた。テストでは、WebサイトやSNSの閲覧、ファイルのダウンロードなど、インターネット上の日常的な行動の中で危険をはらむ状況についての29の設問と、それに対する回答の選択肢が用意。各選択肢には、安全度に応じた点数が割り当てられている。満点は150点で、テスト終了後、得点とともに4段階の判定結果と全正解が表示される。平均点は95点で、ユーザーは直面し得るサイバー脅威の約半分しか識別できないことがわかった。最高得点はドイツの100点で、日本は92点。これは、マレーシアと並び、16カ国中最も低い結果となった。具体的な内容では、よく知らないWebサイトに個人情報や金融関連のデータを入力する人が31%いたほか、「自分はサイバー被害に遭わない」と考えている人は46%だった。また、フィッシングの偽ページを見分ける項目では、正規のページを選択できたユーザーは24%にとどまり、正規ページと誤認させて認証情報を窃取するフィッシングサイトのみを選択してしまったユーザーは58%に達した。ほかにも、10人に1人が不審なメールを受信しても確認せずに添付ファイルを開いていた。これは多くの場合、「悪意あるプログラムを自らの手で起動するのに等しい行為」とカスペルスキーは忠告している。また、セキュリティ製品が危険と判定して、プログラムのインストールを停止した場合、19%のユーザーがインストールを続行するためにセキュリティ機能を無効にするとしていた。Kaspersky Lab プリンシパルセキュリティリサーチャーのデイヴィッド・エム(David Emm)氏は、「自己防衛本能は生存に関わる重要な能力です。現実世界では、金銭や所有物の盗難リスクを減らす方法を誰もが子供の頃から学び理解し、常にリスクを警戒していますが、インターネット上では自己防衛本能が鈍るようです。今では私生活、知的財産、金銭をはじめ、あらゆるものがデジタル化されています。オンラインで犯した過ちの代償も、現実世界と同じくらい大きなものになり得ます。だからこそ、インターネットを利用するユーザーも技術とともに進化し、ITの知識レベルを高めていってほしいと思う」と述べている。
2015年11月05日ホシケミカルズはこのほど、20~40代の大人ニキビに悩む女性を対象に実施した「大人ニキビができている際のメイク事情」についてのアンケート調査結果を発表した。まず、「大人ニキビの上に直接メイクすることに抵抗がありますか?」と質問したところ、大人ニキビに悩む女性の34.1%が「非常にある」と回答。残り53.9%の女性も「少しある」と回答しており、大人ニキビに悩む約9割(88%)の女性が、抵抗を感じながらも日々メイクを行っている現状が明らかになった。次に、「大人ニキビの上からメイクした際、経験したこと」を聞いたところ、「ニキビの部分だけ浮いてしまう」が71.8%と最も多く、ついで49.4%が「きれいにメイクができず余計に目立った」と回答している。「メイクでうまく隠せていると思いますか? 」という質問には、「あまりうまく隠せていない」(51.8%)、「隠せていない」(15.3%)との回答が多く、大人ニキビに悩む女性の約7割(67.1%)が、ニキビを隠そうとメイクをしているにもかかわらず、満足のいく仕上がりになっていないと自覚していることが分かった。同社は「大人ニキビを隠すことを意識したメイクは、理想と現実の間にギャップが発生していると言えそうだ」とコメントしている。最後に「大人ニキビができる原因は何だと思いますか?」という質問すると、74.0%の女性が「ストレスがたまっているため」と回答し、次いで「ホルモンバランスの乱れ」が67.0%という結果になった。また、51.0%と過半数以上の女性が「偏った食生活をしているため」と考えている。同社は、「仕事に限らずプライベートや日々の人間関係など、日常生活にはさまざまなストレス要因が潜んでおり、環境を大きく変えない限りは、常に大人ニキビができるリスクと隣り合わせの現状がある。つまり、大人だからこそ原因を完全に取り除くことが難しく、大人ニキビが治りにくいという悪循環に陥っている可能性が考えられる」と考察している。同調査は、貼った上から美しくメイクができるカバー&リフトアップ「アシムテープ」のOEM情報ページ開設を記念して行われたもので、20~40代の女性600名を対象とし、8月7日~10日の期間にインターネットリサーチによって実施された。
2015年10月28日楽天リサーチは21日、全国の20代~60代の男女1000人を対象に実施した「電子書籍に関する調査」を公表した。調査結果から、直近1年で電子書籍を購読した人は4人に1人で、40代~60代よりも、20代~30代がより多く電子書籍を読むという利用実態が見えてきた。直近1年間の読書について調査したところ、紙の本(漫画・雑誌を含む)を読んだと回答したのは全体の8割に達した。内訳は紙のみが57.2%、紙も電子書籍も両方が21.8%だった。一方、電子書籍を読んだ人は24.2%で、内訳は電子書籍のみが2.4%、紙も電子書籍も両方が21.8%だった。世代別に直近1年間で電子書籍を読んだ人を見た場合、20代~30代が平均34%だったのに対して、40代~60代では平均17.7%と20代から30代の約半数にとどまった。電子書籍を最もよく読む性別・年代は20代女性で44%だった。内訳は電子書籍のみが2%、紙も電子書籍も両方が42%となり、他の性別・年代とは10ポイント以上の差があった。電子書籍を読む際に最もよく利用するデバイスは、スマートフォンと回答した人が最多で43.4%、タブレットが25.2%、ノートパソコンが12.4%と続いた。世代別では20代~50代がスマートフォンで平均45.5%だった。60代はタブレットで29.4%だった。
2015年10月21日MMD研究所は20日、15歳以上の男女6128人を対象に実施した「2015年10月携帯端末購入に関する定点調査」の結果を公表した。調査結果では、格安SIMの利用者は3.9%にとどまった。メインで利用している携帯電話端末のキャリアを調べたところ、トップはdocomoで38.9%、auが32.7%、SoftBankが21.4%となり、格安SIM各社は3.9%にとどまった。2014年10月の調査では、格安SIMの利用が1.6%だったことから、1年を経て、徐々に格安SIMの利用が広がっていることがわかるが、"普及した"と言えるのはまだまだ先のこととなりそうだ。また、スマートフォンでの格安SIM利用者を対象に、格安SIMを挿しているスマートフォンの入手経路について聞いたところ、「SIMフリーのスマートフォンを新品で個別に購入」が最多で34.6%だった。次いで「格安SIMとセット販売で購入」が22.1%、「以前から使っていたAndroidスマートフォン」が16.1%という結果となった。
2015年10月20日トレンドマイクロは10月13日、日本に関連したアンダーグラウンドサイトの実態調査レポートをセキュリティブログで公開した。今回のレポートでは、Torネットワーク上で11ドメイン、2,224サイトを調査。明らかになった主なサイトや情報は以下の通り。日本語で情報がやりとりされているサイト「Onionちゃんねる」:「Tor」ネットワーク内に設置された最大のアンダーグラウンド掲示板。「Tor 2ちゃんねる」の通称でも知られている。密売・密輸のサービスや薬物取引等、法律で禁止された行為(薬物のやり取り、マネーミュールなど)に関するトピックが中心。「恒心教サイバー部」:「0chiaki」という名称で活動していたハッカーが運営していたとされる会員制サイト。調査では、窃取されたアカウント情報やハッキング関連情報などがメンバー間で共有されていることを確認した。「JPON EXTREME」:電話帳検索サイトで1993年以降の延べ6億以上の電話番号の検索が可能であると説明している。情報の入手元は不明であるものの、 電子通信会社から入手されたものとは考えにくい。「マジカルオニオン」:児童ポルノに関するコンテンツ取引を行う専門サイト。ユーザーは、自身のアカウントを作成後「マジカルポイント」を購入する必要がある。「トリップde私書箱」:匿名での情報交換を可能にするバーチャル私書箱サービスを提供するサイト。英語などで日本に関する情報がやりとりされているサイト「Orda Project」:個人情報や窃取済みアカウント情報等が提供されているサイト。このサイト内の各種フォーラムでは、クレジットカード情報、PayPalアカウント情報、Secure Shell(SSH)アカウント情報等が、さまざまな価格で提示されている。掲示板上では、窃取したクレジットカードが有効かどうかを確認するための検証ツールも非合法で提供されている。「FAKE PASSPORT.ONION」:日本を含む12カ国の偽造パスポートを販売するとするサイト。日本のパスポートは700米ドル(米国は1000米ドル、英国は900米ドル)。この他、Torネットワーク上ではないが、You TubeやTwitter上で、日本語でDDoS攻撃ツールを売買しているアカウントも確認(1000円~3000円分のプレイステーションストアカードを要求)。調査の結果、国内のアンダーグラウンドサイトの多くは、個人のハッカーによる情報交換が主であり、マーケットとしての機能はほとんど確認できなかった。アンダーグラウンドサイトの特徴として「匿名性」「排他性」があるという。ただ、日本国内のユーザーから窃取/詐取された情報が、実際に世界のアンダーグラウンドマーケットで売買されている実態もあった。日本のクレジットカード情報の平均売価60ドルは、米国などの他国と比べても最高値となっていたという。日本のサイバー犯罪者は、不正プログラム作成に必要なノウハウは不十分であるようだが、他の地域のアンダーグラウンドから不正プログラム作成ツールを購入するなど、こうした不正活動に大きな関心があることが伺え、日本人によるサイバー犯罪が今後活発化することが予想されるという。
2015年10月14日アクトインディが運営する「子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』」はこのほど、「親子連れのハロウィーンに関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月7~30日の期間にインターネット上で行われ、0~9歳の子どもを持つ親522名から回答を得た。はじめにハロウィーンに家族でイベントなどを行う予定があるか尋ねたところ、81%の人がイベントなどを行うと回答した。中でも多かったのは「仮装する(子ども)」(47%)で、次いで「家の中を装飾する」(33%)、「家でパーティーをする」(28%)が続いた。次にハロウィーンにイベントなどを行うと答えた人に、予算を聞いた。結果は「1,000円以上~3,000円未満」(44%)が最も多かった。また、2014年の同調査※と比較すると「1円以上~1,000円未満」と答えた人の割合が9%から18%に増えていた。最後に仮装の人気キャラクターを調査すると、男の子は「海賊、船長」(16%)、女の子は「魔女」(25%)が1位となった。2014年時と比較すると、男の子に関しては「海賊、船長」の人気がポイント数で約3倍、「ヒーロー」の人気は4倍に増えている。女の子の仮装については、2位の「エルサ」(11%)と4位の「アナ」(7%)の数値を合算するとアナと雪の女王のキャラクターの数値が18%となり、同社は「人気の仮装として定着している様子がうかがえる」と分析している。※2014年7月31日~9月1日の期間に行われたインターネット調査で、子育て中の親460名から回答を得たもの
2015年10月13日オールアバウトとドクターシーラボはこのほど、「美白」に関する調査結果を発表した。調査は20代~30代の独身女性と40代~50代の女性を対象にインターネット上で行われ、8月14日~17日の期間に2,367人から回答を得た。はじめに、年間の紫外線対策と美白ケアについて20代~30代の女性(1,267人)に聞いた。結果は「UVケア・美白ケアを行う」(42.0%)、「UVケアのみ行う」(42.0%)が同率1位となり、あわせて約8割がUVケアを行っていることがわかった。一方で美白ケアを行っている人は、「UVケア・美白ケアを行う(42.0%)」「美白のみ行う(2.0%)」を合わせて半数以下にとどまった。次に、20代~30代の独身女性のうち、美白ケアをしていると回答した人(565人)を対象に季節別の美白に対する意識の変化を調査した。すると、夏(6~8月)は「非常に高い」(44.0%)と「高い」(43.0%)をあわせると約9割が「意識が高い」と回答。一方、秋にはその割合が約6割と約20ポイント低下していることがわかった。加えて、20代の頃に美白意識が高かった40代~50代の女性(263人)にも調査を実施。現状の肌への満足度についてたずねたところ、38.0%が「想像していたより悪い」と答え、「想像していたよりとても悪い」と答えた人も9.1%いた。その主な理由としては、紫外線による肌の老化「光老化」が原因のひとつである「シミ」(48.3%)、「たるみ」(44.9%)、「シワ」(41.1%)が上位を占めた。結果を受けて、美容ライターの夏目円氏は、「40代~50代の女性の悩みの多くは光老化が一因であることから、十分に美白の効果が得られていないことがわかる」と指摘。その上で「美白を成功させるには、紫外線が強い時期に肌を守りケアするだけでなく、受けたダメージをしっかりリセットすることが大事」とコメントした。続けて、「秋こそ意識高く美白ケアを行う必要がある」としている。
2015年10月07日日本生活協同組合連合会は10月6日、「小中学生のお手伝いに関する調査」の結果を発表した。調査は8月28~31日の期間にインターネット上で行われ、小中学生の長女もしくは長男を持つ20~50代の女性1,000人から回答を得た。はじめに、子どもがお手伝いをする頻度を聞いた。すると、「ほぼ毎日」が24.8%、「週に3~4日」が25.7%で、約半数の回答者の子どもが週に3~4日以上お手伝いをしていることがわかった。手伝いの内容については「食後の食器下げ」(65.1%)が1位となり、次いで「食事の準備」(37.0%)、「弟・妹の世話」(29.0%)、「ゴミ出し」(25.4%)と続いた。次に、お手伝いをしたときにおこづかいをあげている人の割合を調べたところ、19.1%であった。そこで、おこづかいをあげていると回答した人に1回のお手伝いあたりの金額を尋ねたところ、約半数が10円以下で、平均額は114円となった。さらに料理のお手伝いについて、将来の恋愛や結婚にいかされることを期待しているかについても調査した。結果は「将来モテる」という項目について「非常に効果がある」もしくは「やや効果がある」と回答した割合が62.8%となった。また、「将来パートナーとしてふさわしい人を見る目が養われる」という項目では、58.2%の人が「非常に効果がある」もしくは「やや効果がある」と回答する結果になった。同連合会は「パートナーと仲良く過ごすには、料理のお手伝いをさせておくことは大事だと考える親が多数派である」と分析している。アンケートでは、お手伝いに関するエピソードも自由回答で尋ねていて「初めてガスの番をお願いした時、ママー、フライパン見ているけど焦げているよと言っていた」などの慣れないお手伝いに関する面白い回答がみられた。一方、「スムージー作りを手伝ってもらったら、自らを『スムージー大臣』と名乗り始めた」など、お手伝いを楽しんでいるエピソードもあがった。「キャンプ先で泥酔した夫の世話をしたこと」という回答もあり、酔った大人の介抱までしてしまう、実にしっかりした子どもがいることもわかった。
2015年10月07日ジャストシステムは10月6日、セルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用して行った「SNSの利用実態調査」の結果を発表した。同調査は、事前の調査で「プライベートでスマートフォンを利用し、SNSを使っている」と回答した15~59歳の男女550名に対して2015年9月25日~9月27日に実施されたもの。現在利用しているSNSサービスについては、「LINE」が最も多く74.5%。続いて「Twitter」(43.1%)、「Facebook」(42.7%)、「Instagram」(15.9%)という結果になった。2015年3月時のLINE利用率と比較すると、30代は67.0%から73.3%、40代は60.7%から65.0%、50代は57.9%から67.9%と、いずれの世代でも利用率が伸びていることがわかった。LINEの「タイムライン」を機能を使う人のうち、「毎日1回以上チェックする」人は85.8%と、利用者にとってタイムラインの確認は日常化していることが伺える。また、タイムラインの企業投稿に対して、利用者は「バナーやURLをクリックした」(43.8%)、「『いいね』をした」(42.6%)、「LINEクーポンを利用した」(39.5%)、「企業投稿から、実際に店舗に行った」(26.5%)などの行動をとっており、企業サイトへの誘導や、購買につながる販促施策としてLINEは有効なツールであることがわかった。
2015年10月06日どんなダイエットをしてる?ダイエットサポートドリンク『コバラサポート』を販売する大正製薬株式会社が、20~50代の女性を対象にした「ダイエットの実態調査」を実施。ダイエットに伴う悩みや苦労が垣間見える、赤裸々な調査結果を公開している。この調査は、2014年9月~2015年8月の1年間でダイエットに挑戦した女性449人を対象に行われた。どんなダイエットを実施したかを尋ねる質問では、最もベーシックといえる「食事の制限」を挙げた人が64.1%にも及んだ。次点に「間食をしない」(40.1%)「カロリー制限」(37.0%)と続いたことからも、何らかの食事制限を行うことで体重を落とそうと考える女性が多いことがわかった。リバウンドだけじゃない!ダイエットの弊害しかし、おいしいものを我慢するのはつらいもの。「ダイエット中にあった良くない影響」として「イライラすることが多くなった(19.8%)」「イライラして身近な人に当たってしまった」(14.0%)と、強いストレスを感じたことを明らかにした女性が多かった。また、「食事制限をしていたら、食事に誘われなくなった」(7.1%)、「性格がきつくなったなど、性格の変化を周囲に指摘された」(5.3%)と、その影響が人間関係にまで及んだという意見も多かった。あなたもしっかり見られてます!そして、9割近い回答者が「周囲の女性の体型を見て気になる部位がある」と答えている。特に意見が多かったのは、「お腹」(41.0%)、「お尻」(13.6%)、「脚」(10.7%)。サイズダウンさせたい部位は、他人のサイズまで気になってしまうということだろう。美に敏感な女性たちは、他人にも厳しい目を持っていることがわかった。(画像はプレスリリースより)【参考】・大正製薬株式会社プレスリリース/PR TIMES
2015年10月02日F5ネットワークスジャパンは10月1日、 顧客アンケート調査に基づく「2015年におけるアプリケーション配信の状況」レポートと、 サマリーを発表した。今回実施したアンケート調査は、 これらのアプリケーション サービスが実際にどれだけ活用されているのか、 IT担当者がどのサービスを重視しているのかを明確にすると共に、 新たなトレンドや技術が将来のアプリケーション サービスにどのようなインパクトを与えるのかを、 顧客の視点から導き出すことを目的としているという。このレポートはアプリケーション サービスの利用状況や問題意識を評価するため、北米地域の銀行、 金融サービス、 通信事業者、 公共団体、 消費財業界などの業界を対象に、300を超える企業・組織のIT担当者に、 2014年4月から7月の期間、 F5が初めて独自にアンケート調査を行い、 その結果をまとめたもの。それによると、ITマネージャの最優先事項は「アプリケーションの可用性」であることがわかったという。 回答者に「 なしでアプリケーションを展開することなど考えられない」という文を提示し、 空欄部分を埋めてもらった結果、 「可用性」と答えた回答者が40%で、 「セキュリティ」の33%を上回ったという。ただ、セキュリティの重要性も強く意識されており、回答者の半数以上が、 プライベート クラウドとモバイルアプリケーションが今後5年間の最優先事項であるが、 これらを安心して受け入れるには、 セキュリティの問題を解決する必要があると認識しているという。そのほか、ビジネスの俊敏性を実現するには、 プログラマビリティも重要になることが明らかになり、回答者の71%は、 製品開発時間を削減するためにSDNを展開するには、 API対応インフラストラクチャが「重要」あるいは「非常に重要」であると考えているという。F5では、「プログラマビリティは、DevOpsやSDN、さらにはクラウド コンピューティングにおいても、 キーとなる要素です。 ネットワーク基盤に対する各種のプログラム技術や機能が重要だとみなされているということは、 組織をまたいだネットワーク サービスの自動化やオーケストレーションの採用に向けた動きが、 着実に進んでいることを示しています」と分析している。また、回答者の2/3以上がSDNを展開する理由として「運用コストの削減」を挙げているという。
2015年10月01日矯正歯科治療を提供するアライン・テクノロジー・ジャパンはこのほど、20~50歳代の男女48名に実施した「歯並びと笑顔の関係」の調査結果を明らかにした。調査時期は2015年6月。今回行ったのは、人が「どこを」「なにを」「どれだけ」見ているかを測定するアイトラッキング(視線追跡)調査。アイトラッキングの技術を持つトビー・テクノロジーの協力のもと実施した。まず「無表情」「ほほ笑み(歯並び悪い)」「ほほ笑み(歯並び良い)」「大笑い(歯並び悪い)」「大笑い(歯並び良い)」の5つの女性の写真を対象者に見せ、それぞれ7秒間の視線の動きを調査した。一般的に無表情の場合、目は口元の約2倍視線が集まることがわかっているが(先行研究論文から)、同調査でも同等の結果が得られた。口元は0.68秒に対し、目は1.49秒となっている。次に、「無表情」、歯並びが良い状態の「ほほ笑み」と「大笑い」の、口元や歯に対する視線の滞在時間を比較した。すると7秒間中「無表情」は平均0.68秒、「ほほ笑み」は0.82秒、「大笑い」は1.75秒と、笑いが大きいほど、口元や歯はよく見られる傾向にあることがわかった。「無表情」に比べ「大笑い」は2.57倍、口元や歯への視線の滞在時間が長くなっている。「大笑い」の表情の中でも、歯並びが悪い状態と良い状態の口元や歯への視線の滞在時間を比較すると、歯並びが悪い状態は平均2.47秒、歯並びが良い状態は1.75秒と、歯並びが悪い状態は1.41倍、視線の滞在時間が長いことがわかった。さらに歯並びが悪い「大笑い」における口元や歯に対する男女の視線の動きを比較したところ、女性が最初に口元や歯を見るまでの平均時間は0.42秒、男性は0.80秒で、女性の方が男性より歯並びが悪い状態の口元へ最初に視線が向かうまでに要する時間が約2倍早くなっている。調査後、「歯並びが良いほほ笑み」と「歯並びが悪いほほ笑み」に対して、「初対面時」「一緒に仕事をする時」「親しい関係になる時」の3場面での印象に関するアンケートを行った。「初対面時」では、「歯並びが良いほほ笑み」に対しては96%が「きれい」「清潔感がある」などプラスの印象を持ったのに対し、「歯並びが悪いほほ笑み」には「ガサツ」「自分勝手さがありそう」「歯並びに視線がいってしまう」など、マイナスな印象を持つ人が21%いた。「一緒の仕事をする時」では、「歯並びが良いほほ笑み」に対して「安心して仕事を任せられる」「まじめに仕事をやってもらえそう」など好意的な意見がすべてだったのに対し、「歯並びが悪いほほ笑み」には「ミスをしそう」「わがまま」など仕事に対して心配をするコメントが40%みられた。「親しい関係になる時」では、「歯並びが悪いほほ笑み」に対しては「品がない」「話が合わなさそう」「適当に相づちや返事をされそう」など、悪印象が35%だった。
2015年09月17日情報処理推進機構(IPA)はこのほど、自動車や家電などのIoT製品のセーフティ設計・セキュリティ設計に関する実態調査を実施し、結果を公開した。調査では、自動車、スマートフォン、ヘルスケア、スマート家電の4分野において、「セーフティ設計」と「セキュリティ設計」の取り組み、「設計品質の見える化」の取り組み状況を調べたもの。関連するメーカーなど320社に郵送・メールによるアンケート調査を実施し、68件(有効回収率21.3%)の回答を得られた。これによると、セーフティ設計・セキュリティ設計の実施状況は、セーフティ設計の場合が、自動車分野が86.4%と最も多く、最も少ないところでもスマート家電分野の71.4%の企業が実施。セキュリティ設計の場合は、自動車分野では87.5%の企業が、自動車分野以外の3分野すべての企業がセキュリティ設計を実施していることがわかった。製品開発におけるセーフティ設計・セキュリティ設計の必要性について確認したところ、回答企業すべてにおいて「どちらか必要」または「両方とも必要」という回答を得られた。製品開発における安全性やセキュリティの方針を示す「設計に関する基本方針」の有無は、セーフティ設計の場合が64.9%、セキュリティ設計の場合が54.4%の企業で「明文化されたものはない」ということがわかった。製品開発において、遵守対象の法令や設計手法の選択などの具体的な基準となる「設計ルール」の有無は、セーフティ設計・セキュリティ設計いずれも約半数の企業が「明文化されたものはない」と回答した。さらに、設計ルールを有していない企業の半数以上が「リーダーなどの判断に任されている」と回答した。セーフティ設計・セキュリティ設計を行ううえで必要となるそれぞれの要件が発注者側から提示されているかどうかは、約3割が「提示されていない」という結果となった。セーフティ設計・セキュリティ設計の判断への経営者層の関与は、「経営層が関与」と回答した企業がセーフティ設計は26.4%、セキュリティ設計は29.8%にとどまった。IPAは、製品開発において、企業全体の基本方針や設計ルールに基づき、想定される安全性のリスクやセキュリティ上の脅威を分析したうえで、コストを踏まえた判断が必要となるが、経営層はあまり関与しておらず、開発現場の判断に依存している傾向があるとまとめている。
2015年09月17日宿泊予約サービスを提供するゆこゆこはこのほど、「年齢意識」に関する調査結果を発表した。調査は「ゆこゆこネット」のメールマガジン会員(50代~)を対象に7月31日から10日間行われ、2,458人から回答を得た。はじめに「敬老の日に『おめでとう』と言われるとどういう気持ちになるか」について調べた。孫の有無別に回答をみると「うれしい」と回答したのは、孫がいる人では全体の16.1%、いない人では全体の6.5%と、孫の有無によって約10ポイントの差があった。さらに孫のいる人でも「うれしくない」(43.2%)が「うれしい」(16.1%)を上回る結果となった。理由としては「自分は若いつもりでいるのでショック」(70代以上の女性)などがあがっている。同社は「いくつになっても"老人扱い"をされたくないというシニアの本音がうかがえる」とコメントしている。そこで「心(気持ち)は実年齢と比べてどのくらいだと思うか」聞いたところ、「実年齢より若い」(「20歳以上若い」「15歳~20歳程若い」「10歳~15歳程若い」「5歳~10歳程若い」「5歳程度若い」の合計)と回答したのは、全体の80.1%にのぼった。理由をたずねると、「心身共に元気でバリバリ仕事をしている。あと15年は現役でがんばる」(60代男性)、「子育ても終わり、これから青春時代に戻って楽しもうと思っている」(60代女性)などがあがった。また「見た目は実年齢と比べてどのくらいだと思うか」についても「実年齢より若い」(「20歳以上若い」「15歳~20歳程若い」「10歳~15歳程若い」「5歳~10歳程若い」「5歳程度若い」の合計)と回答したのが、全体の69.2%にのぼった。結果を受けて同社は、「年長者を敬う気持ちはもちろん大切ですが、シニアが求めているのは"特別扱い"ではなく、フラットなコミュニケーションなのではないでしょうか」との見解を示している。
2015年09月14日ビューズはこのほど、「眉ケアに関する実態調査」の結果を発表した。調査は6月25日~27日、20~50代の男性601名(各年代150~151名)を対象にインターネットで行われた。○20代男性の64%が「眉ケア」を実施はじめに、「現在、あなたは眉を整えていますか?」と質問したところ、「はい(46%)」「いいえ(54%)」という結果に。「はい」と回答した割合を世代別に見ると、「20代」が64%と非常に高い割合を示し、次いで「30代(48%)」「40代(41%)」「50代(32%)」と、年齢が上がるに連れて減少傾向に。若い世代ほど眉ケアを行っている割合が高いことがわかった。○直線的な"ナチュラルすっきり眉"がトレンド眉を整えている男性に「日頃から心がけている眉の仕上がり」について聞いたところ、形と角度については、「眉頭と眉尻の高低差が小さめ」の「直線的な形」の眉が56%と最も高い支持を集め、さらに「濃いめ」「太め」「毛が長め」の「眉頭から眉尻までの長さが小鼻から目尻までの延長線上」にあるような"ナチュラルすっきり眉"が人気であることがわかった。○眉ケアは「週一回、自分で、ハサミで」が主流続いて、「眉ケアの方法と頻度」について尋ねたところ、誰に眉を整えてもらっているのかを尋ねる質問では「自分で(81%)」が圧倒的多数となったが、その一方で、約20%の男性が「理容室(10%)」「美容室(4%)」といった有料の美容サービスの利用も含め、他者の手を借りて眉を整えていることが明らかに。また、ケアの頻度についても聞いた結果、「1週間に一度の頻度(36%)」で整えている人が最も多く、次いで「2週間に一度」と「3日に一度」が16%と同率で続き、道具については「ハサミ(63%)」が1位となった。多くの男性が自分で眉を整えていることがわかったところで、「眉ケアでの失敗経験の有無」について尋ねたところ、68%もの男性が「ある」と回答。男性の眉のセルフケアの難しさがうかがえる結果となった。○"ナチュラルすっきり眉"に仕上げる3つのポイント調査の結果を受けて、同社は"ナチュラルすっきり眉"に仕上げる3つのポイントについて紹介している。■1: 眉の形は「直線的」、眉頭と眉尻の高低差は「小さめ」がおすすめ直線的な形の眉は、目元にすっきりとした印象を与えるが、眉頭と眉尻の高低差が大きすぎると、眉が主張しすぎて顔になじまず不自然な印象になる恐れがある。顔になじむ自然な眉に仕上げるために、眉尻の位置を決める際は、眉頭の高さから離れすぎないよう注意が必要で、小鼻から目尻までの延長線上に配置すれば、小顔な印象にもなる。■2:「眉の下側のライン」で形を作る「眉の上側のライン」は表情を作るための"眉弓筋"があるため、カットしてしまうと、骨格に合わず不自然な仕上がりになる恐れがある。自然に仕上げるためには、「眉の下側のライン」だけをカットして形を作るよう注意が必要。眉は数ミリの太さの違いが顔の印象を大きく変えてしまう繊細なパーツであるため、カット箇所の見極めは慎重に行い、自眉を最大限に活かしカット箇所を最小限に抑えることが、自然で太めな眉への近道となる。■3: 眉頭の毛流れを活かして立体感を出す眉頭の毛の長さを短くしすぎると、薄くのっぺりとした印象の眉になる恐れがあります。濃いめで立体感のある自然な眉に仕上げるためには、眉頭を短くせずに毛流れを活かすことが重要。
2015年09月14日